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クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー

1:777 :

2023/04/15 (Sat) 13:50:18

ジャズを一番いい音で鳴らせるのは仏スプラヴォックスのフィールド型スピーカーとサウンドパーツの 300B プッシュプルアンプの組み合わせ


真空管アンプ、励磁スピーカーショップ サウンドパーツ訪問
2021/05/29
https://www.youtube.com/watch?v=HHh7Z-QyaPw&t=6s

長野県にあるオーディオショップサウンドパーツ

半年くらい前から気になりやっとゆくことができました。オーナーさんから写真や動画のアップの了承をいただいております。

スピーカーは3wayではなく2wayになります。訂正いたします。




サウンドパーツ HP
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html

サウンドパーツ/SOUND & PARTS
390-1702 長野県松本市梓川梓856-7
TEL 0263(78)5206

サウンドパーツ 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html  


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仏 Supravox (field type 2way system)扱い特約販売店

サウンドパーツ
〒390-1702 長野県松本市梓川梓856-7
  Tel: 0263(78)5206/fax0263(78)5207
HP:http://www.soundparts.server-shared.com/


Supravox History
https://soundbox.co.jp/Supravox/history.htm



Cafe Arvo (今年から閉店)

北海道 空知郡 南富良野町 字東鹿越

かなやま湖を臨む小高い丘の上の音楽・オーディオ喫茶です。

英米仏各国の趣の異なる大型スピーカーで、クラッシックやジャズをお楽しみください。


仏 Supravox (field type 2way system)

米JBL Everest DD66000

英Vitavox CN191(original model)
http://www.minamifurano.jp/eat.drink.gift.arubo.html
http://cafearvo.com/

Cafe Arvo Speaker Systems

仏 Supravox (field type 2way system)

現在では珍しいfield type (励磁型) スピーカーです。

長野県松本市のアンプ工房 サウンドパーツがアッセンブルしたway平面バッフルを壁に埋め込んでいます。

クラシックもジャズもこなすオールマイティーのシステムです。ジャズでは歯切れのいいリズム、クラシックでは艶やかなヴァイオリン、特に室内オーケストラでは軽く漂うような通奏低音が魅力です。

Supravox純正のTw ・TG1の調整がほぼ終わりました。おもにヴァイオリンがうまくなるように調整したのですが、すると声楽もよくなり、今ではこのシステムを聴く時間が一番長くなりました。

米JBL Everest DD66000

どちらかというとジャズ向きのシステムで、古いモノラール録音のものから最新のSACDまで楽しく聴かせてくれます。
一方、クラシックでもピアノやオルガン曲は得意分野です。

英Vitavox CN191(original model)

本来2wayのスピーカーですが現在のソースに対しては帯域が狭いので高域にはALE1750DE、低域はエレクトロヴォイス30Wを足して4wayマルチチャンネル、すべて真空管アンプで駆動しています。

主に大編成の管弦楽曲を鳴らしています。
http://cafearvo.com/ArvoSpeakerSystems.html



November 2013
先日、学生時代に同じ室内オケで演奏していた仲間が遊びに来ました。当時の楽器はヴァイオリンが二人、ヴィオラ、クラリネットが各一人。(このヴィオラとクラは部内恋愛で結婚しました)皆それぞれ仕事が忙しく楽器からは遠ざかっているのですが、このヴィオラの友人だけはいまだに頑張っていて地元の市民オケで演奏を続けています。またこの男、諏訪内晶子の熱烈なファンで全国津々浦々彼女の追っかけをしています。それで彼が最初に希望した曲が諏訪内のブルッフの協奏曲でした。

なんでも諏訪内の音がディミニエンドしてオケに溶け込んでいくところが自分の装置ではうまく出ないんだそうです。それでヴァイタヴォックスで聴かせたところ「なるほど大きな装置ではこういう風に聞えるのか」と満足していました。

一方ヴァイオリンの内の一人の友人はジャズが好きで、三つの装置でいろいろ聴いた後、

「ヴァイタヴォックスは音に風格がある。
JBLはさすがというゴージャスな音がする。
しかし一番ジャズぽいのはスプラヴォックスだ」

とサウンドパーツの水谷さんが聞いたら大喜びしそうなコメントを残しました。

 それでも、みなが最後に口をそろえて言ったのは「結局は部屋がすべてだ、自分たちの住んでいる都会ではとてもこんな音量では聴かれないものな」ということでした。

ここは本当に音を出すには恵まれた環境だと思います。最初に設計に当たった時に音響コンサルタントの方が「遮音はどうしましょうか」と言ったときに「それは一切考慮しなくて結構です、大きな音で迷惑するのは熊、鹿、キツネくらいですから」と応えたものです。

 この季節、低い太陽の暖かい光が差し込む午後はブラームスの室内楽が聴きたくなります。
http://cafearvo.com/2013November.html


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Supravox/スープラボックス社はフィールド型スピーカー
http://soundparts.server-shared.com/fieldsupeker.html

オーディオと音楽鑑賞はつまるところスピーカーです
アンプ製作者からみれば「音質チェックの最終センサー」であり
リスナーの立場ではまさにオーディオの『全て』なのです



スピーカーの原点は…高効率で≪音的には白地≫であること
音楽再生の場面で「ジャズ向け」とか「クラシック向け」などと云う分類が誤っています
楽器や声に音楽ジャンルの差はなく、スピーカーが『個性』を持つのはメーカーの作為に基づきます
あなたご自身、音楽をお聴きになって臨場感・感情の発露…と云う要素を味わっておられますか?
淡々とリズムが流れるだけなら高級ラジカセと同じ、「感性」に一生触れることのない音楽鑑賞に意味があるのでしょうか
「名器」と語られるシステムの保有は自己満足を満たすかもしれません
でもココロに在る不満…どこか自分の想いとは違うなら<Supravox>を一度聴いてください


30年以上まえ、創業から数年で既にWEのフィールド(励磁)型スピーカーに関わり
バブル期にはJBL初期のアイコニック(A7前身の815ウーハ+801ドライバー/いずれもフィールド型)を数組販売
その後もLansing 287(288前身のフィールド型)や415(515前身のフィールド・同系に15XS・IPCのU1010などもある)も扱ってきました
WE555(W)は一時期店内の主力システムでしたし、4181・4151にも多く関わってきました
一方ドイツSachsenwerkなど戦前のラジオ用8~9インチフィールド型は2010年頃までに数百個を扱い、その魅力を多くの方に知って頂きました
米国製とは明らかに異なる音楽性がソコにはありました

あるとき、ザクセンウェルクを高域に2個・低域にアルニコの38㌢ウーハを用いた2ウェイシステムを製作
これが大失敗! 決して大袈裟ではなく、本当に気分が悪くなり5分も音楽は聴けない状況に唖然としました
パーマネント=永久磁石のウーハの音は明らかにフィールドのユニットに比べて脳が混乱する程度の微妙な差で遅れるのです
この差を聴いてしまうと当然処理スピードの速いユニットこそ本当の『音楽再生機』と考えて当然です
もう戻れない世界です


Supravox≪100H≫シリーズ
≪遺産シリーズ245EXCウーハ≫採用の2Way
システム完成から20日を経てクラシック/JAZZを問わずご来客の全ての方が絶賛
オペラからトッカータとフーガ・ツァラツストラも
JAZZドラムスの超ハイスピード再生も抜群
EXC245ユニットはSupravoxに2017年秋に就任した新オーナーとスタッフが同社の旧い資料から設計図を見つけ出し
クルトミューラー社製コーン紙とEXC285ウーハの磁器回路と組み合わせたもの
ボイスコイルは現代メーカーがほとんど採用する抵抗線を廃し高効率を実現しています
エッジやダンパーもクロス製でやや硬質なコーン紙も、自然感を重要視したヴィンテージ時代を思わせる素晴らしいユニットです
中型の床面積を取らないエンクロージャーは30ミリ厚ロシアンバーチ製の強固な作り
<偶然>か長い経験の<直感>かエンクロージャーとのマッチングは抜群です

<100Hエンクロジャー>入り
TG-1チタンツィーター+Supravox新開発EXC245ウーハ
⇒⇒電源付き1組(2台) 788000円(税込・送別)
チョーク出力の『スペシャル電源』付きは825000円
マホガニー>ウレタン塗装
現在の納期は約2週間です
ヘリテージ215フルレンジを使った2Wayは⇒⇒ノーマル電源付き1組(2台) 864000円(税込・送別)
<TG-1ツィーター>無しのヘリテージ215単発システムもお作りします

EXC245は仏Supravox社の新シリーズ≪EXCヘリテッジ≫1号機⇒ミドルウーハです
https://www.supravox.fr/en/categorie-produit/drive-units/heritage-series/

深絞りのカーブドコーンでコーン紙の厚さ・エッジ・ダンパーもややハードな古典ユニットを思わせるEXC245
(ユニット単体をご購入の方は、励磁型ユニットには空気が対流するようにご注意ください)
ネオジム/チタンドームツィーター<TG-1>と4.5kHzでクロスさせています
供給電圧で音の変化が確認できるのが励磁型の良さ⇒永久磁石では逆立ちしてもできないワザです
しかもこのスピード感と生々しさは励磁型とクルトミューラー社製コーンだけのもの
十分にメインシステムとしてお使い頂けるコンパクトなシステムの完成です
このシステムは佐川急便「ラージ宅急便」で全国どこでもお届けします


仏スープラボックス社製ユニット使用のサウンドパーツ『100Hシステム』2Wayには<215>と新製品<245>があります
ツィーターにはチタンドーム/ネオジム磁石の<TG-1>を採用
ツィーター無しのバージョンもございます
主ユニットに
繊細表現の上手い同社最上級のフルレンジユニットEXC215を用いたタイプと
新登場のミドルウーハシステムEXC245を組み合わせたタイプです
両タイプともスピード感と楽器と声の表現が抜群
現在の高級スピーカーが失いつつある『音楽を聴く喜び』に溢れています
ベース部 410W×300D×1030H(本体 400W×220D)約36kgのコンパクトなサイズからは想像できない低域再生があります
ロシアンバーチ(蒲合板)30㍉厚で構成しているシステムは例がありません

 
左215EXC/右245EXC


スープラボックス・フィールド型『120H』スピーカーシステム
2019年末にて受注を終えました 

Supravoxフィールド型スピーカーのご成約が相次いでいます
「生涯のスピーカーを…」とご来店の方を圧倒する魅力で惹きつけてしまいます
在来のシステムとの差に愕然!…声も楽器も肉迫して生演奏に限りなく近い印象はナニモノにも代えがたいもの
音に混濁感が無く一音一音がキレイなのはスピードが速い証拠、余韻の美しさと声楽の良さに圧倒されます
予想もしなかったご経験の無い世界が目前に現出する…

今までのオーディオはいったいナンだったのか、音楽を聴く方にとって従来のスピーカー概念が変わる瞬間です

フィールド型スピーカーは「電磁石によるマグネット」を持つ…と云うだけで
反応の速さではアルニコやフェライトなどのパーマネント型の比でなく、聴くとその説得力が心に残ります
ピアノ・ドラムのアタック音は実際に限りなく近く音に滲みが無くてエコー成分の美しさにも惚れ惚れします
紙臭さやユニット独特の色付けは皆無…目を閉じればスピーカーの存在を忘れることが出来ます

そんなフィールド型ユニットの現行製品がフランスSupravox社のユニットです

Supravox History
https://soundbox.co.jp/Supravox/history.htm


本当に良いモノは良い食材や自然の花に似て、そのままが美味しく美しいもの…Supravoxのユニットがそうです
寿命の短いウレタンエッジではなく布エッジにビスコロイド塗付、コーンもクルトミューラー社製の「紙」で
何よりもピアノと声が抜群でサックスなどリード楽器・バイオリン等の弦楽器・トランペットでもホーン+ドライバ―より秀逸です

ことスピーカーに関しては或る程度の『投資』は避けられません
でも良いもの・一生もの…を保有すれば音楽人生を後悔せずに済みます
今後はどのスピーカーを聴いてもSupravoxフィールド型をなかなか超えてくれない…ことを確認されるだけになります
それが本当かどうか…はご来店でのご試聴か、お信じ頂くしか無いのですが
サウンドパーツ製のドイツ戦前ユニット・システムとスープラボックスの多くのオーナー様からは絶大のご支持を頂いているのが「実績」です

フランスSUPRAVOX社のフラッグシップモデル≪215EX≫
ボイスコイル/4Ω フィールドコイル/4Ω推奨電圧12V 

マグネット部分はウーハ400EXCと似ていますがより丁寧に作られています

仏SPRAVOXの最高級フルレンジ215EXフィールド型ユニットの画像です
同社の全製品中でウーハすら超える最も高価なコダワリのユニット
その構造を見て納得…構造の多くの部分で30年代のユニット構造の形式を守っています
コーン紙は欧州著名ユニットのコーン紙製造のほとんどを手掛けるクルトミューラー社製でプリーツエッジにビスコロイド塗布と云うオーソドックス手法
画像のダンパーを支えるプレートの下部のクリアランスからはボイスコイル外周が見えます
かって世界で最もチェロの音が優れる…と絶賛された『シグネィチャー』ユニットの現代版なのです


 ≪家庭で音楽を愉しむスピーカーに望ましい構造的な要素は次に要約されます≫
どれほど優れた構造と特性を謳う製品であっても
結論は「ヒアリング重視」に尽きます
現代ユニットの開発者はエレクトロニクスの専門家がほとんど…つまり電気製品なのであり、音楽性の何たるか…を知りません
下記に自己流の音の良いユニットの見極め方の一部を述べますが、お奨めするフィールドユニットは無論この条件を満たしています

・銅かアルミのボイスコイル巻線…現代スピーカーは耐入力優先で「抵抗線ボイスコイル」を採用しています
例えば、口径20センチのユニットのボイスコイルを巻くボビンの直径はせいぜい直径数センチです
直径数センチのボビンに8Ωの銅線を巻くには細い線を使うのでどうしても大きなパワーは入りません
大パワー用ユニットのボイスはその対策に抵抗線を巻いています…信号は熱としてパワーアンプの出力を「浪費」します
結果として能率は落ち反応は鈍くなって、情報量の欠如を生じます
銅線かアルミ線のボイスが最良、能率は良くなり音も当然良いのです

・ダンパーを絶妙に…大入力に耐える硬過ぎるダンパーを使う現代ユニットは動作が鈍いのです
「ダンパー」とはコーン紙中心のボイスコイルのボビンをフレームとの間で支える部分です
大入力に耐えるにはボイスコイルが磁界中心から前後にハミ出ないよう硬い材質のダンパーを使います
最大パワーで使用しない家庭ではダンパーの硬さは微小信号には反応せず、情報量が落ちます
音質を優先して柔軟さを併せ持つダンパーは中心部を正確に保持しつつ微信号でも敏感に動き
しっかりしたエッジと併せて振動部の質量を支えますので情報量の欠落はわずかです
ダンパーは試行錯誤と経験値を要するノーハウなので単に入力パワーだけを重視する設計は音質をスポイルします

・軽い振動板と布/紙のエッジ…ウレタンエッジの初期性能は10年程度、そしてコーンは紙が優れます
一時は紙以外の素材が流行ったコーンも今ではほとんどが「紙」に戻りました
鼻をつまんだような音がしないのは「紙」、結局紙に勝る振動板は無いのです
重い振動板は誰が考えても動きは鈍く、周辺のエッジも適度にフラ付きを抑える硬さも得られる布か紙がベストです

・歴史上優れるユニットは6.5インチ以上…低域に“口径”は必用…小口径に余りメリットはありません
小口径ユニットは前後ストロークだけで低域を出そうとするもの、反動としてエッジの負担が大きくなり寿命に関わります
低域のために口径の小ささをテクニックで補うのはムリ、結果として固有のクセと「ポンスカ音」っぽくなります
「適当」な面積…165~230φのユニットはフルレンジとしても絶妙で過去の名器には小口径ユニットはありません
単純に口径20センチのユニットは口径12センチの3個分の振動板面積ですから優れたものが作り易いのです
10インチ/25φよりも口径が大きいと高域が伸びなくてフルレンジの要素はやや失なわれます

以上の条件に適うユニットでコーン紙の形状さえ良ければフィールドでなくてもかなり良い音がします
スープラボックス社<215RTF64Bic>もそのひとつです

フィールド型はボイスを動作させる磁力の供給方法が根本的に違うのです
コーン紙中心に位置するポールピースや周囲のヨーク、ボイスコイル外周のプレートが透磁率に優れた純鉄
決定的なのは永久磁石の代りにコイルを巻いて電磁力を与えると云う<励磁構造>
それぞれユニットに規定の電圧はありますが、自身で好きな電圧=磁力の強弱が変化できます
磁力を強めると良いか…と云えばそれは全く違います
電磁石だと強力な磁気を生じるのがメリットと思われていますがそれは誤りで「適度な磁力」なのです
磁石の強さがピッタリだと音としてとても美味しい領域が生じます…しかも常にエネルギーを与え続けます
フツーの永久磁石のスピーカーはメーカーが着磁した磁力の強さを変えようがありません
一方で経年変化で「適当」に減磁してしまったTANNOYレッドやWE755が名器と喜ばれます…偶然の産物です
スピーカーの振動系や磁気回路、箱の構造など多くの要素にマッチする磁力を決めることができる…
⇒これこそフィールド型スピーカーの最大の良さです

サウンドパーツは「壁崩壊」から数年後にいち早く
独1930年代フィールド型ユニットに着目し、それらを輸入して試行錯誤の上でメンテ方法を確立、システムとして販売しました
それまでにも主に米国の古典フィールドユニットは扱いましたが、ドイツのユニットは『目からウロコ』でした
戦前のドイツのラジオ用は原理に忠実で、耳を信じて作られただけにリアルさが素晴らしいものでした
それが製作するアンプのヒアリング・チェックに欠かせないと直感しました
音質重視主義の行き着くトコロ…それがドイツの戦前スピーカーユニットでした
無論WE/Lansing/Klangfilmなど多くの励磁型を体験済みですが、今は入手が難しく高価でリッチなマニア向けです
ドイツの戦前ユニットの魅力はその後多くで語られ、「永久磁石」のシステムには戻れない方も急増しています
最近はその流れの先にフランス/スープラボックス社が今も作り続けるフィールド型が存在していること嬉しく思っています
全ての「音質に優れる」要素が30年代のフィールドユニットと大差なく保証も万全なのです

サウンドパーツはフィールド型システムで豊富なノーハウを有しています

   
この画像は400XCの初入荷時に40㍉厚のバッフル板に取り付けて低音の出具合などのチェックをしたものです

Supravox/スープラボックス社はフィールド型スピーカーユニットを今も作り続けるメーカーです
fo=23Hzの超低域まで再生しMax120Wなのに96dB…ちょっと信じられないスペックです
1個のユニットに必ず2種のフィールド電圧別測定データを付けてくる良心あるメーカーです
米国Lansing/JensenやKlangfilmのフィールド型とスピード感は同じで低域はグンと伸びるのに5kHzまでも伸びる中高域
試聴した方全員が『良いツィーターだけあればコレだけでもイインじゃない』とのご意見
http://soundparts.server-shared.com/fieldsupeker.html


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サウンドパーツ 300Bアンプ
http://soundparts.server-shared.com/index.html

Sound & Partsは創業時こそ真空管と関連パーツの販売をしていましたが現在はアンプ製作工房です
一個人として60年を越えるAUDIO歴がありますが、音質の追求に妥協も終焉もありません
間もなく製作アンプ総数1700台に達する予定です


サウンドパーツ Push-Pullパワーアンプは市販品に溢れる<ビンテージ期の著名アンプ>のコピーとは一線を画し
初段から出力段まで完璧なPush-Pullの<ダブルプッシュプル>構成の最も優れた理想的な方式です

ダブルプッシュのアンプはWE社やKlangufilm/Telwfunken社に多くの例がありますが
市販のアンプは安直にNFBに性能依存するリークムラード型がほとんどで、メーカーの特色もありません
300Bシングルアンプではご好評の大型カットコア出力トランスとプッシュで培った強力ドライバー段
堂々たる音の再生があります
サウンドパーツのプリとパワーアンプの組み合わせは
『自然に音量をあげたくなる』気持ちになり、音楽が本当に愉しくなります

※将来のメンテは既に提携先が決まっているのみならず真空管の在庫でもご不安は有りません



復活! 300Bシングルステレオアンプ

長く受注品としていましたがご希望が多いことから製品に加えました
サウンドパーツは300Bの本数換算で軽く1000本を越えるシングルとプッシュの製作実績

シングルで考えられる最良のゴージャスな構成
全段3極管構成/100VA大型カットコア出力トランス/300Bグリッドチョーク結合の高信頼構造
6SN7/6BX7/JJ300B/5U4
税送込み 395,000円

※写真は入力切替・ボリューム付きの特注仕様ですが
表定価格はシンプルなパワーアンプです
300B無し 税送込み 355,000円



ところで
音声の収録から再生に莫大な投資をしたのはトーキー黎明期のWEやKlangfilm 社などです

Western Electric社が12Aホーンの試作300台につぎ込んだ金額は当時の日本の国家予算…と言う逸話があるくらいです

その根本は徹底した『試聴重視』…俳優の声や名演奏の生々しい再現のための機器開発に腐心のアトが見えます
俳優から「私の声じゃない」・ミュージシャンから「俺の音じゃない」と言われたら「失格」です
「ヒアリング重視」は今もAUDIOの原点です
<音楽が好きなヒト>が作ったものを信じて欲しいのです

サウンドパーツも創業から10年ほどはマランツ・マッキン・WE等の機器を多数扱い、そのメンテで多くを学びました
1950~60年ビンテージ期のAUDIO製品には独特の魅力はありますが
音質は映画時代の機材の方が遥かにナマナマしいのです
でもそれはフツーの音楽ファンと別の世界、仮に入手してもそのまま使えるシロモノではありません
一方、真空管オーディオは、50年代から70年を経ても大きな進歩はありません
つまり多くの真空管アンプは50年代の回路をそのまま真似し
安いコストでほとんど研究などせずに外観をだけは新しく見せて売っています
ただ…
映画界のアンプ等に範を得ると言っても、それらの機器を礼賛し骨董的高価格で売るビジネスはやりたくありません
それらには今となっては古すぎ・ナローレンジでウルサイだけの駄物も一杯存在します
当然、現代は1950年代よりも遥かに<伝達係数的>に優秀で信頼度も高く音の良いモノが一杯在ります
中でも最も大きな変化はパワーアンプの出力トランスで今のものがハッキリ優れています

サウンドパーツは映画全盛時代の音に学んでモノつくりをしています
俳優の声と演奏家の楽器の音色の再現に凄い努力投資をしていたからです


―パワーアンプ―

Push-Pull構成の真空管アンプでは最重要な出力トランスに
日立金属製/ファインメット・コアを世界唯一製品に採用してから10年以上
今やアマチュア製作者に最も人気のあるコア材料のトランスとして浸透・・・その端緒を作りました
伝達ロスが極端に少ない出力トランスは在来品よりも音楽情報の再生を限界まで高め、クセの無い優れた音質です
そして基本とする回路構成は

WE<133A>・Telefunken<V69A>・英国<Decca/Decola旧型>で使われた≪ダブルプッシュプル≫

それはビンテージ時代にコスト高を理由に消えてしまった『全段Pushi-Pull』という理想の方式でした
切れのある低域再生・低歪率で混濁感の無い楽器の音色そのものの高域・・・他方式と品位も大きく違います
サウンドパーツのプッシュプルアンプの全ては『全段完全バランス・プッシュプル』構成で
出る音はアンプの存在すら感じさせない…音楽に浸れる心地よさです

性能ばかりを優先し「人肌」の感触を「マネキン肌」にしてしまうNFB多用アンプに『音楽性』はありません
聴き始めてボリュームを上げたくなるのは良いアンプ…ボリュームを下げてしまうのは身体が拒否しているアンプです

<300Bリミテッド/MONO構成>

1台につき490W×200D(本体)×240H/18kg

サウンドパーツの技術提携先で
独クラングフィルム社の研究でも知られる<Klang-Kunst>
と共同で開発した究極の300Bプッシュプルアンプです
電源部はゆっくり電圧上昇する安定電源
初段には音質最高のE80cc(ご希望で6SN7)を採用
出力トランスは100Wクラスのファインメット・コアを専用に開発しました
強力ドライバー段6BX7には世界で初めて≪専用プッシュプルプレートチョーク≫を配し
在来のドライバ―トランス固有の「低域の鈍さ」を完全に克服しています
良質の金属箔コンデンサーを使うことで全体のスッキリ感も抜群です
在来の300Bプッシュアンプの印象とは大きく異なるエネルギッシュな低域と鮮やかさを両立しています
『ツァラストラ…』や大フーガからJAZZスネアの小気味良さを全くストレス無しに再現します

2022年製造のWE制300B装備をご希望の場合は
国内販売店から直接ご購入の上でお使い下さい
JJ300B付き
税送込み 900,000円/ペア
300B球なし 税送込み 820,000円/ペア


どうしても300Bプッシュを聴きたい方への超お買い得アンプ
300Bプッシュプル/ステレオアンプ
<300Bリミテッド>とほぼ同じ内容/構成ながら
手作り・手塗装・ボンネット無し…と性能以外のコストを極限に抑えたC/P抜群アンプ 

初段/6SN7・ドライバー段/6BX7
JJ300B付き 税送込み570,000円
300B球なし⇒490,000円
http://soundparts.server-shared.com/index.html


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Love Three プッシュプル ステレオアンプ 

サウンドパーツのプッシュプルアンプは<Love Threeシリーズ>として3種があります

KR製 PX25
Tungsram  E130L
Svetlana EL34WC

の搭載機を選べます

Love Threeパワーアンプ/E130L 税送込み480,000円

音質面で多極管が古典三極管に劣る…と云うのは専門誌や多くの盲信から出た根拠のない説・流言で、サウンドパーツでは淡泊で美しいことに終始しがちな直熱三極管の音に「豊穣さ」や「色気」を加えた感じを得ています。

素性の良い多極管をUL/ウルトラリニア接続で使うと麻薬的に魅了される音が出るものがあります
その証明が欧州で真空管時代の終末期に登場した<E130L>です
その音質は『豊穣』としか表現できないもの
ともすれば直熱三極管ばかりがもてはやされる中で絶妙の色気というか何とも言えない香気がありそれは多数のオーナーが手放すことなくご愛用されることで証明されます。まさに「虜」になってしまう不思議な魅力です
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html
https://blog.goo.ne.jp/marucha/e/dba0b1c9d2953a1fbea9366d30b80fe0



パワーアンプ
パワーアンプなので当然セパレートアンプである。セパレートアンプになってから17年ほど経つ。一体型のプリメインアンプは20年ほど使用したが、セパレート型となった今では一体型には限界があったなあと感じてしまう。ただ、一体型アンプはいずれも半導体アンプであったので真空管アンプの場合は分からないが・・・。初めてのセパレート型はプリアンプが半導体でパワーアンプが真空管であった。本当はプリアンプも真空管にしたかったのだが当時は良いモノが見当たらなかったのと、SNという点で半導体に劣る真空管でプリはどうなんだろう・・・、という疑念があったのだった。その後のプリアンプについては以前書いたのでそちらを参考にしていただきたい。さて、パワーアンプでなぜ真空管なのかといえば、「圧倒的に自然でリアルであるから」に他ならない。横の広がりはもちろんのこと、深い奥行きは真空管ならではである。ただ、ここで注意していただきたいのだが、一般的に販売されている真空管アンプすべてに共通するわけではないのでご理解いただきたい。真空管のアンプではOTL回路で無いかぎり出力トランスが必要となるが、市販のメーカー品ではこれがプアであるのだ。プアで無い場合は巻き線技術が伴っていないのだ。最高のトランス技術とシンプルな回路、熟練を要する手配線による組み立て。これらすべてが整って最高の真空管アンプが完成する。

「E130L」これがこのアンプの製品名である。使用している真空管の名を取って、そのまま名前にしているのである。長野県にあるガレージメーカー、サウンドパーツのオリジナルである。画像右に見える立方体に注目していただきた。これが出力トランスである。左の電源トランスと同じ大きさである。125mm四方で高さが150mmもあるのである。これが、購入当時御歳78という職人による手巻きなのである。私は本当に良いものは大量生産できないという心情から、この出力トランスにもその職人技を感じずにはいられないのである。コンピューター巻きによるトランスは大量生産には向く。しかし、極めて高い性能を追求することは出来ない。手仕事だからこそできる職人技なのだ。このトランスと、サウンドパーツオリジナル回路。しかもこの回路、いまどきまったく新しい回路でたったの2段構成というこれ以上ないシンプルさ。そのため部品点数は極めて少なく、純度の高い増幅が期待できるのである。果たして出てきた音は、これ以上ない自然でリアルなモノ。上から下までしっかりと伸びた音は真空管でいわれるナローレンジでは全く無い。音場は広大で奥行き深く展開する。そのリアルな音にはオーディオにまったく興味の無い方でも魅了する音楽を聞かせるのである。私は今でもこれ以上のアンプを聞いたことが無い。本当に出会ってよかったパワーアンプである。

これがトッププレートの出力管であるが真空管の寿命を長く伸ばすため、真空管ラジエターを使用している。真空管ラジエター(放熱フィン)については「オーディオアクセサリー」コラムを参照いただきたい。このE130Lという真空管は300B同様の高信頼管でメーカー保証10,000時間である。これを定格の70%以下で使用しているので20,000時間以上は持つでしょうとのこと。実際、20年以上使用されている方もいるようだがノントラブルだそうだ。私も15年以上使用している。もちろんノントラブルで真空管の交換も無い。真空管下部のメタリック部分は素材を長持ちさせるアルミ箔テープである。このテープについてはまたいつか記述したい。ということで、さて今日は何を聞こうか・・・。
https://omsound.exblog.jp/15516730/



E130Lパワーアンプ
 私が現在使用しているE130Lというパワーアンプはサウンドパーツというガレージメーカー製だ。本当に良いものは大量生産できないという持論からたどり着いた逸品である。職人による手巻きトランス、手配線による組み立ては今やメーカーでは絶対に出来ないクオリティである。真空管アンプの音を決めると言っても過言ではないトランスは大量生産品には無い、広がり奥行き、広いダイナミックレンジ、分解能、繊細感など、挙げればきりがないほどすべてが凌駕している。1日に1つしか巻けないトランスは、まさに熟練の職人による“作品”なのである。また、部品に至ってはコストを心配することなく選べるわけで、抵抗はデール社製の無誘導メタルクラッド、カップリングコンデンサはInfini-Cap(インフィニ・キャップ)、配線材はベルデン軍用テフロン線、綿巻き線を場所により使い分けている。

写真中央円筒形のグリーンに見える部品はコンデンサにグリーンカーボランダムのテープを巻いているのだ。これは私が後から巻いた。グリーンカーボランダムとは炭化ケイ素と呼ばれる半導体で、手短なものでは紙ヤスリのグリーンのあれである。実はこれ、電磁波を吸収し熱に変換する力を持っている。決していい加減なものではなく、かつて[無線と実験]という本の中で、実際に使用した場合としなかった場合でオシロスコープにて波形をチェックして効果が確かめられているものである。使用する場所はコンデンサが良いようである。電解コンデンサの頭にくっ付けると良いようだ。このE130Lには電源部の電解コンデンサを除くと、電解コンデンサは僅か2個しか使用されていない。しかし私はこの電解コンデンサには別のテープを貼り付けている。実は、フィルムコンデンサ6個にも貼り付けている。さらに言うと、回路のいたる所に同じ素材が貼り付けてあるのだ。それは、以前紹介した、AVALON-LSやインシュレーターでおなじみのライフサウンド製のアルミ箔テープである。現在は販売していないようだが、原理はAVALON-LSやインシュレーターと同じで、振動モードを整える加工がしてあるテープである。電子の流れが効率良くなることに比例して部品の寿命も圧倒的に延びるのである。現在この商品はM3Aシリーズとして引き継がれているので、ぜひともお薦めする。

 さて、内部写真を見ていただくとお分かりかと思うが、いたってシンプルである。まさに、シンプル・イズ・ベストで、回路で言うと僅か2段構成である。おそらく、世にある真空管アンプの中で最もシンプル回路であろう。部品点数も極めて少ない。上画面左中央(下拡大写真参照)の電源部周りのシルバーやブルーのコンデンサ類は後から私が付けたので、本来はこの部分ももっとスッキリとしている。このコンデンサは、交流の高域におけるノイズを除去させるため付けてある。いずれも超高周波用だ。

もともと真空管アンプは半導体のアンプに比べて部品点数は圧倒的に少ない。真空管アンプの値段のほとんどは外に見えている部分なのである。メーカー品などで、たまに数百万円等というアンプもあるが、そのようなアンプは部品代以外のところが大きいということだ。ゴールドムンドのように筺体をロレックスの筺体を製作している工場で作れば高価になるのである。オーディオは趣味の世界でもあるのであえて否定はしないが・・・。私には必要ない。ちなみにこのアンプは40万円である。良心的な値段である。合計8個のトランスの製作費だけでも仕入れで30万円近くするのである。もしメーカーなら150万円は下らないだろう。さらに、これにまともなケースを付ければおのずと値段はどこまでも高くなるのである。もちろん、外見は良いに越したことはない。ただ、パワーアンプは黒子で良いと思っている。なので、特別気にもならないのである。
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E130L パワーアンプ その2
 当ブログで最もページビューの多いE130L関連。今日はこのパワーアンプについてもう少し詳しく話したい。

 長野県は松本にあるサウンドパーツが販売しているE130Lとは、真空管の名称で、その真空管の名前がそのまま製品名になっている。現在は「Love Three」と名前を変え、若干の変更が加えられている。出力トランスもE130Lのアモルファスからファインメット(最高級バージョン)へ変更されている。ファインメットといっても、市販されているファインメットとはクオリティが全く違うものなので早計な判断はしないようにしていただきたい。

 私の使用しているアモルファスの出力トランスは職人による手巻きで、当時日本に数名しかいないとされていた逸品であったが、17,8年前で77歳だったことを考えると、もう巻けなくなってしまったのかもしれない。ただ、ファインメットもとてもそれなりの手間が掛っているものなので甲乙付け難い。

 回路内容は2段構成の完全バランスプッシュプルである。現状のモノは完全バランスによる入力も可能だ。徹底的に無駄を省いたそのオリジナル回路は数個の発振防止のための抵抗とカソード抵抗、コンデンサは電源部を入れてもステレオで16個しか使われていない。ここまでシンプルなアンプは無いであろう。E130Lは1960年代のオーディオ用NOS管で、メーカーの保証は10,000時間である。これはWE(ウエスタンエレクトリック)の300Bと同等である。これを定格の80%(改良前は50%だった)で駆動している。セオリーで言えば倍近く持つ。1日3時間コンスタントに聞いて約18年は持つ計算だ。最近交換しているので、まだ15年以上は問題ない。ちなみにミニチュア管はE80CCである。これもメーカー保証で10,000時間は持つ。使用されている真空管は出力管4本、電圧増幅管2本(いずれもステレオで)の計6本である。これで、25W×25Wの出力をたたきだす。前にも当ブログで申し上げたが、十分すぎるくらいの出力だ。ハムノイズなどは100dbのスピーカーで聞いても気にならない。高出力半導体アンプのヒスノイズと比べても少ないだろう。

 シンプルな回路にはクオリティの高い部品が必要だ。100W以上のトランス類に抵抗はデールの無誘導メタルクラッド、フィルムコンデンサはインフィニキャップ(現状はミュージキャップ)スイッチはEAO、RCAインレットは真鍮削り出しである。ガレージメーカならではのこだわりである。いずれも信頼性と音質の高さは最善にして最良のものである。

 ちなみに、このアンプのように同じ出力管を購入する際、「マッチドペア」なるものを購入されるオーディオファイルは多いだろう。これは、プレート電流値のあったものを言っているのだが、使う電圧、出力トランスで変化してしまうものなので大した意味を持たない。このE130Lのアンプは出力トランスの抵抗値を利用して電流値がチェックできるようになっているので、本当の「ペア」が分かるのである。

 音質はとにかくナチュラルの一言に尽きる。広がり奥行きは申し分ない。自然な低域高域に加え、定位の安定性は“・・・らしさ”の究極である。アコースティックギターの繊細な響きは類を見ない。

 何度も言うことになるが、本当に良いものは大量生産できない。シンプルな回路であるが、制作段階で各所非常に手間暇かけて作られている。「モノ作り日本」を代表するものであるが、非常に価格が安いのである。ここは、非常に申し訳ないと思っているし、大変ありがたいことであると思っている。これも、日本の職人の良いところだ。

 本当に早い段階で良いものに巡り合えてよかった。
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E130L改良 その4
さて、すっかりお馴染となったE130Lアンプであるが、すべてが完璧なわけではない。といっても、本来のオーディオの重要性の部分ではない気がするが・・・。つまり、それは何かというと、「熱」なのである。

 改良する前は真空管能力の約50%程度の余裕を持って駆動していたらしい。まあ、これは制作当時(18年程度前)の考えでそうしたというわけなのだが、これではあまりにも少なかったというわけで、今回の改良にあたって、これを80%近くまで引き上げてもらったのだった。その結果、音楽全体がより立体感を伴ってきた。具体的に言うと、一番メインとなる音がスピーカーの前に出てきたのである。奥行きの距離感についてはあまり差が出ていないと思うが、スピーカーより前部分の表現が充実してきたのである。一般的に、能率の高いスピーカーは音が前面に出てくる傾向にある。能率が低いと、スピーカーより奥で音場が展開する傾向にある。私のシステムである、このE130Lとフィールドスピーカーの組み合わせでは、音場がすべて奥で展開するということはなかったが、手前に大きく出てくるということも無かった。それが、今回の改良で、その部分においても顕著な変化が見られたのだった。もっとも、能力を80%まで引き上げたからといって、それがすべてではないのは確かだ。それよりももっと重要な改良を施しているからである。この部分は前述の項目を参照願いたい。

 話はそれたが、「熱」である。つまり、この熱量が増した感じなのである。いや、確実に熱くなるようになったのである。店主にお聞きしたところ、電源トランスの温度は60℃位までは上昇するというものだった。もちろんそれよりも熱くなるのは、真空管であるが・・・。しかし、改良前の電源トランスは手でしばらく触れる程度であったが、改良後は数秒くらいしか触れないほどの熱である。ちょっと心配になり、ヒートシンクでも乗せようかと思ったくらいである。しかし、心配ないということであったのでそのままにしてあるが、熱はここだけではなかったのである。部屋全体にまで及ぼしていたのである。もっとも、今年も猛暑で外の気温は恐らく40℃以上にもなっていただろうから、その影響もあるのだろう。これは、いかんともしがたい問題である。

 半導体アンプで、完全A級動作のハイパワーアンプをお使いのオーディオファイルは、結構な熱量があるだろう。しかし、一般的な半導体アンプでは、それほどでもないだろう。熱なんか考えたことも無い、という諸氏がほとんどだろう。だから、一般的に真空管アンプを購入するにあたり、そんなところまでは考えも及ばないという諸氏がほとんどであると思う。ところが実際にそこそこ面積、体積共に大きい真空管アンプはちょっと注意されたいところである。特に馬鹿デカイ845等の送信管を使っているようなアンプは、電源電圧も500V以上というものもざらであるので、その熱量は半端ではないのである。ちょっとした小さなストーブである。冬ならば一石二鳥となるが、夏場においては百害あって一利も無いのである。

 結論であるが、今から真空管アンプを買おうとしているオーディオファイルは、かなり大きな熱源となることを注意した方が良い。
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▲△▽▼


サウンドパーツ ≪プリアンプ/Love Five≫
http://soundparts.server-shared.com/index.html

世の中、真空管アンプはプリもパワーアンプも星の数ほど製品がありますが
サウンドパーツでは真空管の原理を極め、人真似ではなく独自で必要最小限のシンプルな回路で製作
その数量は1700台に達します
プリのフォノイコライザー部は世界でも稀で「最高峰」と言われる高度なコイル製作技術が必要な<LCR型>を採用
ライン系バランス入力と出力にもRCAアンバランス/XLRバランスを備える多機能さが自慢です


プリアンプは<音の源流>です
特にアナログ盤再生においてはカートリッジから送られた信号をそのまま大切に大切に増幅しなければなりません
伝説的マランツ7/マッキンC22は、1950年代当時は国内に匹敵するプリが無かったことから
信仰的に今も支持されますが、実はフォノ入力から出力まで6つもの結合コンデンサーを通り
さらに音の劣化が避けられない「カソードフォロワー」という回路を2度も通過します
たとえば透き通ったガラスも6枚重ねると幾ら透明でもその存在は明らかで、ベールで覆われたように透明度は損なわれます
これらに採用されるNFB型フォノイコライザーは生産性・コスト重視、微細な表現力では劣ります
歌手や楽器は横一列に並んでいる印象で『サシスセソ』が強め‥リスナーはそれをフツーだと思っています
著名ではあっても音質面で<標準プリ>というほどのものではありません
もっと残念なのは信号系の重用なコンデンサーが日本固有の湿気が原因で劣化や数値変化があり
オリジナル部品にコダワルとレコ―ド再生では低域が十分出ず、真空管の動作もやや狂っています
それらは40年以上前から知られているのですがビジネスとして不都合ゆえに『名機』扱いされています
レコ―ド盤に入っている情報は7割も再現されていないと言えるでしょう

ビンテージアンプのメンテを多く心がけ
WE・Westrex・Telefunken・Klangufilmのラインアンプの復刻を多数扱ってきたサウンドパーツが
創業当初から最も力を注いできたのがオーディオ再生で最も重要なプリアンプです
多くの試作を重ね名職人の手になるラインアウトトランスを開発、半導体を含めどんなパワーアンプにも接続できます
最も重視するアナログ再生では極めて劣化が少なく豊富な情報量を誇る『LCR型イコライザー』を標準で搭載
WE618Bライントランスに学んで多くの試作を重ねたMCトランスはアナログ盤の持つ多大な情報を逃しません
「音質に責任を持ちたい」との想いからMCトランスをも内蔵する多くのノーハウを詰め込む異例のプリとなりました
真空管アンプでは稀少な正規バランス入力だけでなく
出力もXLRバランス/RCAアンバランス出力を備えています
世界でも他に例が無い多機能と情報ロスの無さで歴代750台を超える実績があります
ほとんどのオーナーがずっとご愛用になっています

Love Fiveプリのライン部にはロシア<6H6n>を1本使っています
この度新たに100本が在庫に加わり通計で200本近くの在庫を保有しています
イコライザー部には<Ecc85>を使っていて十分在庫があるほか、欧州から潤沢に入荷できます

本体寸法 390W×230D×92H(脚部+16)㍉ フルバージョン重量約9kg
ゴールド梨地仕上げのフロントパネルは色合いが実物とやや差があります

★フルバージョン=MCトランス内蔵/LCR型フォノイコライザー搭載
ノーマルボリューム<alps RK27>税送込み 445,000円
<RK501ボリューム>付き⇒税送込み500,000円

★フルバージョン+LP/NAB(50~60年代アナログ対応)
ノーマルボリューム 税送込み 488,000円
<RK501ボリューム>付き⇒税送込み 543,000円

★デジタル優先でも時にアナログも愉しみたい方<CR型イコライザー搭載>
MCトランス内蔵/税送込み 365,000円
<RK501ボリューム付き>⇒税送込み 420,000円

★アナログ再生は必要無くデジタルソースをより良く聴きたい方対応ライン専用プリ
ノーマルボリューム税送込み 300,000円
<RK501ボリューム付き税送込み 355,000円>

alps<RK27>ボリュームは国産プリのほとんどが採用しています
内蔵MCトランス不要⇒▼4万円 2アーム仕様5000円高
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タヌキ親父の部屋

プリアンプ or アッテネーター
https://omsound.exblog.jp/15682572/

プリアンプ
https://omsound.exblog.jp/15329300/

プリアンプ 2
https://omsound.exblog.jp/15338905/

プリアンプ 3 “ボリューム”
https://omsound.exblog.jp/15842087/

プリアンプ 4
https://omsound.exblog.jp/15982507/



サウンドパーツ製プリアンプ LIVE5

私は、プリアンプもパワーアンプも真空管アンプを使用している。
大手メーカー製ではなく、サウンドパーツというガレージメーカーのものだ。

簡単にいえば腕のある職人が一つ一つ手作りしたものである。
トランスも、特注の完全手巻きによるもの。
配線は見事な手配線によるもので、回路も完全オリジナルである。

本当に良いモノは大量生産できないのである。

現在使用している真空管はプリアンプが6本(4本がフォノイコライザー部で、2本がプリ部)、パワーアンプが4本(2本が電圧増幅管、2本が出力管)である。

パワーアンプの真空管の少なさは驚きだろう。これ以上シンプルに出来ない2段構成なのである。
しかも完全プッシュプルで完全バランス回路である。

出力25wのアンプに100wクラスのアモルファス出力トランスを使用した大変贅沢なものである。
しかも、このトランスが完全手巻きによるものだ。
https://omsound.exblog.jp/15803511/


サウンドパーツ製プリアンプ LIVE5 内臓のフォノイコライザー

 今日はアナログレコードに関わるお話し。若い貴兄はフォノイコライザーと言ってもお分かりにならないかもしれない。簡単に説明すると、アンプ等のようにコンポーネントで揃えるとなるとアナログレコードを聴く際に必要となる場合があるもので、カートリッジから取り出した極微小信号をプリアンプで増幅可能なレベルまで引き上げるものである。ただし、プリアンプにphono端子がある場合は取り立てて必要は無い。それでも、さらに良い音で聞きたい、という場合にはフォノイコライザーを使用してプリアンプのAUX端子等に接続して聞くといったことも可能である。

 さて、ではなぜこのフォノイコライザーが必要か。一つは、アナログレコード特有の音声カーブ(RIAA)を自然な音声カーブに戻すことと、カートリッジから取り出した音声信号をプリアンプやパワーアンプに必要である音声信号に増幅するためである。ちなみに、1950年以前は各レコード会社によってその音声カーブは異なっていた。これを統一するために出来たのがRIAAカーブである。そのため、このRIAAカーブ統一以前のレコードを再生するには各レコード会社に合ったイコライザーを使用する必要がある。さすがに現在市販品ではこれに対応するものは見当たらないが、ガレージメーカーで製作してくださるところもあるようなので特注でお願いするしかない。ちなみにRIAAカーブとは、簡単に言えば高音部の音波は大きな振幅とし、低音部の音波は小さな振幅とすることでレコードに音波を刻むことを可能としたものである。そして、このカーブの特性を統一したものがRIAAカーブである。
 
 私の使用しているフォノイコライザーはサウンドパーツ製プリアンプLIVE5に内蔵されている。現在は多少部品等が変更され「Love Five」となっている。昔はサウンドパーツでもフォノイコライザーを単体で販売していたこともあったが今はしていないようだ。下記画像は以前プリアンプ2でも紹介したLIVE5の内部である。

 白ラインで囲まれた部分、上部4本の真空管(茶色の真空管ラジエターが付いている)と、左に見える4つの銀色円筒形と、その右上の2つの円筒形部分がフォノイコライザー部分である。回路はLCR型である。

 ここでLCR型の説明をば・・・。一般的に市販のフォノイコライザーはNF型もしくはCR型である。中でもNF型がほとんどで、おそらく99%以上であろう。NF型とはNFつまり、ネガティブフィードバックのことで、パワーアンプで言われるNFBのことである。つまり、よく言われる通り、ノイズが出にくく、容易にカーブ特性が出せるなどの如何にも市販に向いた回路なのである。しかし、私はどうしてもネガティブフィードバックが掛ったものは綺麗な音になりすぎるきらいがありやはり好きになれない。

 ではCR型はというと、C(コンデンサ)とR(抵抗)でカーブ特性を作る非常にシンプルな回路である。非常にシンプルゆえ使う部品のクオリティがとても重要になってくるのである。つまり、部品の選別が肝である。NF型とは違い電気信号が一度しか通らないので各パーツ選びが重要なのである。一般的に自作派やガレージメーカーの製品に多く見られる回路である。私としてはNF型より好きである。

 さて、最後にLCR型であるが、LCR型はCR型にプラスしてコイルを使用する回路である。LCR型は定インピーダンス回路となるためノイズにとって有利となり最も自然な増幅を可能とする。では、なぜメーカーはLCR型を採用しないのか。理由は簡単である。製造コストに難があるのである。

1.イコライザーの前後段増幅において非常に小レベルなノズの増幅器が必要となる。
2.L素子(インダクター)のクオリティが重要となる。
3.電磁シールドが必要となる。

特に、良いインダクターを作れるところが無いのである。まあ、全体がNF型やCR型に比べコストが掛るうえに技術(ノウハウ)が必要となってくるので、頭が良いだけでは出来ないのである。私が知る限るで、一般市販品でこのLCR型を採用しているものがあるのはコニサーだけだ。コニサー製品のすべてが採用しているかは定かでないが、LCR型を採用している型番は失念した。たしか数100万円はした。しかし、コニサーは確か半導体とハイブリッドだったと思う。コニサーに関してはネットでも情報が極めて少ないので、聞いたことがあるオーディオファイルもすくないに違い無い。私は聞いたことがあるが、確かに良い音だった記憶がある。しかし、いかんせん価格が高すぎるのである。その試聴時は、アンプとフォノイコライザーだけで1千万円を軽~く超えていた。これでは、頭の片隅にも置けない。

 私の使用しているフォノイコライザーはプリアンプ部と含めて40万円である。一般的なハイエンドフォノイコライザーとしてはプリも含まれるので破格の値段だ。しかし、単純に値段で判断しないでもらいたい。職人の技(わざ)は値段だけでは判断できないものである。聞いて、耳で判断してもらいたい。数100万円のフォノイコライザーが霞むであろう。私はFMアコースティックの「FM222MKII」400万円弱のものと比較したが、気配の再現性でこのLIVE5に軍配を上げた。これは衝撃としか言いようが無い。しかしこれが、会社と屋号の違いである。職人の技なのである。これは作品である。

 本当に良いものは大量生産できない。改めて感じるLCR型フォノイコライザーの驚異である。
http://omsound.exblog.jp/17980826/

2:777 :

2023/04/16 (Sun) 17:27:58

300Bアンプやウェスタン・エレクトリック系のスピーカー(アルテック、JBL)はジャズ・ロック向き


ジャズで伝説になっているスピーカー

アルテック 612A(銀箱)
https://ameblo.jp/507576/theme-10115619300.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/YS-605P-new-jp.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html

Western Electric 755A
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1190.html

PARMEKO (パルメコ)LS/1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/945.html

ヴァイタボックス VITAVOX191 コーナーホーン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html

UREI 813B
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1210.html

マッキントッシュ McIntosh XRT20
https://audio-heritage.jp/MCINTOSH/speaker/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1209.html

ゴトウユニット
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/963.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1234.html




JBL ハーツフィールド
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html

JBL パラゴン
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html

JBL オリンパス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1123.html

JBL 375 ドライバーユニット
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html

JBL D130
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1101.html

史上最強のウーファー JBL 150-4C
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1105.html

JBL 075 ホーンツイーター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1100.html

JBL Project K2/S9500
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html

ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html




ジャズで今お薦めのスピーカー

JBL|禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

スピーカーシステム - ケンリックサウンド(KENRICK SOUND) - JBLスピーカー 43XXシリーズ 大型 中古ヴィンテージ専門店
http://jbl43.com/?mode=cate&cbid=91717&csid=0

G.I.P Laboratory _ Western Electric スピーカーシステムのレプリカ製造・販売
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/964.html

G.I.P Laboratory _ Western Electric 20cm フィックスドエッジ・フィールド型フルレンジスピーカーユニット TA-4189
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/971.html

Supravox/スープラボックス フィールド型スピーカー
http://soundparts.server-shared.com/fieldsupeker.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/863.html#c1


Klipschorn AK6、La Scala AL5
https://kojomotohisa1958.seesaa.net/article/499796557.html
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1445156.html
https://e.ippinkan.com/shopbrand/BC024800
https://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=731&pdf_so=p2


プロケーブル社長が激賞している超高能率プロ用スピーカー
エレクトロボイス TOUR-X(TX1152) 2個セット(ステレオ)234,800円
https://procable.jp/etc/ev_tour_x.html




ジャズで伝説になっているアンプ

ウェスタン・エレクトリックで一番いい音のアンプはどれか?
https://ameblo.jp/507576/theme-10107229909.html
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14031381

Western electric 124 パワーアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12406190311.html?frm=theme
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14060052
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html

Western Electric 86C パワーアンプ
https://westernlabo.net/?pid=172200166

Western Electric 91B パワーアンプ
https://westernlabo.net/?pid=170955535



プリアンプ マランツ #7 伝説の音の秘密
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004544

マッキントッシュ プリアンプ C-22 + パワーアンプ MC-275
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html

JBL プリアンプ SG520 + パワーアンプ SE460
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1158.html

マークレビンソン
https://ameblo.jp/507576/theme-10043815384.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1178.html

チェロ プリアンプ AUDIO SUITE + パワーアンプ Performance
https://ameblo.jp/507576/theme-10043815384.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1032.html

ゴールドムンド プリアンプ MIMESIS 2 + パワーアンプ Mimesis 8.2
https://ameblo.jp/507576/theme-10082924104.html
https://ameblo.jp/507576/entry-11889987808.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html

カウンターポイント プリアンプ SA-5000 + パワーアンプ SA4
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864426.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1033.html

コンラッド - ジョンソン プレミヤ・セブン プリアンプ・アニバーサリー・リファレンス・三極管・プリアンプ
https://soundbox.co.jp/conradjohnson/history.htm
https://soundbox.co.jp/conradjohnson/top.htm

プリアンプ CONNOISSEUR 3.0
https://ameblo.jp/507576/entry-12310930166.html?frm=theme
https://ameblo.jp/507576/entry-12321636726.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/651.html

EAR プリアンプ EAR912 + パワーアンプ EAR 509Ⅱ
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/912/
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/ear-509/
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html

FM ACOUSTICS プリアンプ FM155 + パワーアンプ FM411
https://audio-heritage.jp/FMACOUSTICS/amp/fm155.html
https://audio-heritage.jp/FMACOUSTICS/amp/fm411.html
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/fm-acoustics/
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html
https://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/79ed8cfc02d002ead920b1c98ba1f454
https://audio-kaitori.jp/colum/fm-acoustics-fm155



ジャズで今お薦めのアンプ


ドイツ製パワーアンプ thomann S-75mk2
29,300円(税込、一年保証付き)
https://procable.jp/crown
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030497
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html


真空管アンプ「カトレア」シンプルバッファーアンプ
149,000円
http://www.cattlea.jp/product/?no=80
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073822






Western Labo WE 124型 パワーアンプ 球無 2台 [22644]
1,760,000円
https://ameblo.jp/507576/entry-12406190311.html?frm=theme
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14060052
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html

Western Electric 86C パワーアンプ レプリカ品 2台 [29610]
1,430,000円
https://westernlabo.net/?pid=172200166

Western Electric 91B パワーアンプ レプリカ品 2台 [29164]
1,980,000円
https://westernlabo.net/?pid=170955535




サウンドパーツ パワーアンプ 300Bシングルステレオアンプ
税送込み 395,000円
300B無し 税送込み 355,000円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004441

サウンドパーツ パワーアンプ 300Bリミテッド/MONO構成
JJ300B付き 税送込み 900,000円/ペア
300B球なし 税送込み 820,000円/ペア

サウンドパーツ パワーアンプ 300Bプッシュプル/ステレオアンプ
JJ300B付き 税送込み570,000円
300B球なし⇒490,000円
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html

サウンドパーツ パワーアンプ Love Threeシリーズ/E130 Lプッシュプル>
税送込み480,000円
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html
https://blog.goo.ne.jp/marucha/e/dba0b1c9d2953a1fbea9366d30b80fe0
https://omsound.exblog.jp/16614722/
https://omsound.exblog.jp/17484529/
https://omsound.exblog.jp/17494860/
https://omsound.exblog.jp/17524431/
https://omsound.exblog.jp/17937352/
https://omsound.exblog.jp/19004108/

サウンドパーツ プリアンプ Love Five ライン専用プリ
ノーマルボリューム税送込み 300,000円
<RK501ボリューム付き税送込み 355,000円>
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html
https://omsound.exblog.jp/15682572/
https://omsound.exblog.jp/15329300/
https://omsound.exblog.jp/15338905/
https://omsound.exblog.jp/15842087/
https://omsound.exblog.jp/15982507/
https://omsound.exblog.jp/15803511/
http://omsound.exblog.jp/17980826/


EAR 509Ⅱ 管球式モノラルパワーアンプペア 税込2,079,000円
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/ear-509/

EAR V12 管球式プリメインアンプ 税込1,320,000円
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/v12/

プリアンプ EAR 912 2,640,000円(税込)
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/912/
https://www.ippinkan.com/ear_912.htm
https://kusunoki.jp/audio/ListeningReport/ListeningReport20131203.html

プリアンプ EAR868L (ラインのみ) 1,056,000円(税込)
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/868/
https://www.maestrogarage.com/product/347

https://www.dynamicaudio.jp/TC-2F/sinokaidoku2ampcd.html
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004541




FM ACOUSTICS プリアンプ FM155 MkII,MkIIR (税込)¥3,465,000
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/pre-amplifier/fm155mk2mk2r/
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html
https://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/79ed8cfc02d002ead920b1c98ba1f454
https://audio-kaitori.jp/colum/fm-acoustics-fm155
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html


Burmester
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1028.html
https://ameblo.jp/507576/entry-12391723150.html?frm=theme
 

△▽


PX4・PX25・DA30アンプやロンドン・ウェスタン系のスピーカー(グッドマン、ワーフェデール、パルメコ、ヴァイタボックス、ローサー)はクラシック向き


クラシックで伝説になっているスピーカー

手回し蓄音機 ビクトローラ クレデンザ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305

HMV と EMG の手回し蓄音機
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/477.html

電蓄 デッカ・デコラ
http://more.main.jp/zakkichou03.html
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/587.html

タンノイ 同軸型スピーカーユニット モニター ブラック・モニター シルバー
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/594.html

グッドマン MAXIM、フルレンジ スピーカーユニット Axiom80
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/591.html

ワーフェデール SFB/3、エアデール
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/592.html

LOWTHER TP-1
https://audioagent.wordpress.com/2006/06/04/lowther-tp-1/
https://audio-heritage.jp/LOWTHER/speaker/index.html
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html
https://shinkuukan2.web.fc2.com/speaker/Speaker.html
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/593.html

QUAD静電型スピーカー ESL57、ESL63
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004090

アシダボックス フルレンジ スピーカーユニット 6P-HF1・8P-HF1
https://801a-4242a.blog.ss-blog.jp/2014-05-26
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html

ジョーダンワッツ STEREOLA DSP-100
https://rasenkan.blog.ss-blog.jp/2004-11-28
https://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html

KEF LS5/1A ・ セレッション ツイーター HF1300
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1176.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1077.html
https://nack-audio.com/wordpress/kef-model-51ac/

スペンドール BCⅡ ・ セレッション ツイーター HF1300
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1176.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1077.html

ハーベス 初代 HLコンパクト・オーダックスのツィーター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html
http://www.maronieaudio.com/item/spdrv/audax.html
https://mx-spk.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1298325

スタックス静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

ソナスファベール 初代エレクタ・アマトール、ガルネリ・オマージュ、ストラディヴァリ・オマージュ
https://ameblo.jp/507576/theme-10072642411.html
https://www.kusunoki.jp/audio/Sonus_Faber/Sonus_Faber_Stradivari/Sonus_Faber_Stradivari.html
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004281



クラシックで今 お薦めのスピーカー

モニターオーディオ Platinum Series II
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1194.html

German Physiks HRS-130
https://www.taktstock.co.jp/products/german-physiks/hrs-130/
https://www.phileweb.com/news/audio/202206/08/23403.html
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14065123
https://tannoy.exblog.jp/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1036.html

LOWTHER
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html
https://audio-heritage.jp/LOWTHER/speaker/index.html

ドイツ QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/japanese_magazine-_interview.pdf
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm
https://www.quad-musik.de/index.php/en/products


最高の音質で一番安くスピーカーユニット

AUDAX|マロニエオーディオ
http://www.maronieaudio.com/item/spdrv/audax.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/863.html#c6

天才 E.J.JORDAN のメタルコーン ユニットを引き継いだスウェーデン EAD社のドライバー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1000.html




クラシックで伝説になっているパワーアンプ

Lowther(ローサー、ラウザー)の真空管アンプ
http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12406190311.html?frm=theme
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14060052

QUADⅡ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html
https://vintage-audio.jp/?p=499

LEAK の真空管アンプ
https://vintage-audio.jp/?cat=12


マークレビンソン ML-2L
https://audio-heritage.jp/MARK_LEVINSON/amp/ml-2l.html
https://ameblo.jp/507576/theme-10043815384.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1178.html

ゴールドムンド パワーアンプ Mimesis 8.2
https://ameblo.jp/507576/theme-10082924104.html
https://ameblo.jp/507576/entry-11889987808.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html


EAR の真空管アンプ
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html




過去に評価が非常に高かったプリアンプ


マランツ #7 伝説の音の秘密
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004544


Mark levinson JC-2 プリアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12594938476.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1178.html


Mark Levinson ML-10A
https://ameblo.jp/507576/entry-11979617495.html?frm=theme


チェロ プリアンプ AUDIO SUITE
https://ameblo.jp/507576/entry-11506081212.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1032.html


Cello Encore 1MΩL
https://ameblo.jp/507576/entry-11908884215.html?frm=theme
https://ameblo.jp/507576/entry-11895616286.html?frm=theme


Cello Palette Preamp
https://ameblo.jp/507576/entry-11481379936.html


VIOLA SOLO プリアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12436652336.html?frm=theme


ゴールドムンド プリアンプ MIMESIS 2
https://ameblo.jp/507576/theme-10082924104.html
https://ameblo.jp/507576/entry-11889987808.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/948.html


YBA1αpreamp mm プリアンプ
https://ameblo.jp/507576/entry-12243994549.html?frm=theme
https://ameblo.jp/507576/entry-12243161564.html?frm=theme
https://ameblo.jp/507576/entry-12250113805.html?frm=theme
http://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/203ef8cd31de93aa2bb23318002b81ed


カウンターポイント プリアンプ SA-5000
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864426.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1033.html


オーディオテクネ TFA-9501PCS ステレオフラットアンプ
http://www.audiotekne.com/f_amp.html
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/123.html


コンラッド - ジョンソン プレミヤ・セブン プリアンプ・アニバーサリー・リファレンス・三極管・プリアンプ
https://soundbox.co.jp/conradjohnson/history.htm
https://soundbox.co.jp/conradjohnson/top.htm


Convergent Audio Technology SL-1 Ultimate
https://ameblo.jp/507576/entry-12073474022.html
https://ameblo.jp/507576/entry-12807484670.html


EAR912
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/912/
https://kusunoki.jp/audio/ListeningReport/ListeningReport20131203.html


ベルエア― 真空管プリアンプ SX-710
https://ameblo.jp/507576/entry-12452874979.html?frm=theme


プリアンプ CONNOISSEUR 3.0
https://ameblo.jp/507576/entry-12310930166.html?frm=theme
https://ameblo.jp/507576/entry-12321636726.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/651.html


FM ACOUSTICS プリアンプ FM155
https://audio-heritage.jp/FMACOUSTICS/amp/fm155.html
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/fm-acoustics/
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html
https://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/79ed8cfc02d002ead920b1c98ba1f454
https://audio-kaitori.jp/colum/fm-acoustics-fm155


クラシック音楽の場合はプリアンプとケーブルで音色や雰囲気はすべて決まってしまいます。 60年も前のマランツ #7 やボッタクリで悪名高い FM ACOUSTICS のプリアンプが滅茶苦茶な高額でも売れているのは、オーディオの音はプリアンプとケーブルで殆ど決まってしまうからです。

スピーカーやパワーアンプや DAC に金をかけるより、プリアンプに金をかけた方が絶対にいいです。


プリアンプに金をかけなさい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1027.html

激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/153.html

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004468




クラシックで今お薦めのアンプ

真空管アンプ「カトレア」 パワーアンプ KR PX-25「the・ヨーロッパ Ⅲ」390,000円
http://www.cattlea.jp/product/?no=11
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030285

真空管アンプ「カトレア」 パワーアンプ PX-4  495,000円
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=161
http://www.cattlea.jp/product/?no=58
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029910

真空管アンプ「カトレア」 パワーアンプ VT-52 「薔薇 Ⅲ」 348,000円
http://www.cattlea.jp/product/?no=61
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030305

真空管アンプ「カトレア」 プリアンプ ドイツの直熱三極管Bas「プルメリア」 200,000円
http://www.cattlea.jp/product/?no=64

https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073803
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073822




山本音響工芸
ドイツ球 A-06-3 AD1/AD-1M シングルステレオ パワーアンプ ¥575,000
https://exclusive-audio.jp/products/a06-3?variant=43096468422913

https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html
https://userweb.117.ne.jp/y-s/index-j.html




チューブ オーディオ ラボ

ドイツ球 テレフンケンRS289プッシュプルステレオ パワ-アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html#c29
https://www.arisan58.com/pro_01.html

ドイツ球 テレフンケンRES664Dシングルモノブロック パワ-アンプ
https://www.arisan58.com/pro_04.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/487.html





サウンドパーツ

Love Three プッシュプル ステレオアンプ 

出力管は 3種があります

KR製 PX25
Tungsram  E130L
Svetlana EL34WC

Love Threeパワーアンプ/E130L 税送込み480,000円
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html

https://blog.goo.ne.jp/marucha/e/dba0b1c9d2953a1fbea9366d30b80fe0
https://omsound.exblog.jp/16614722/
https://omsound.exblog.jp/17484529/
https://omsound.exblog.jp/17494860/
https://omsound.exblog.jp/17524431/
https://omsound.exblog.jp/17937352/
https://omsound.exblog.jp/19004108/





Western Labo WE 124型 パワーアンプ 球無 2台 [22644]
1,760,000円
https://ameblo.jp/507576/entry-12406190311.html?frm=theme
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14060052
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html

Western Electric 86C パワーアンプ レプリカ品 2台 [29610]
1,430,000円
https://westernlabo.net/?pid=172200166

Western Electric 91B パワーアンプ レプリカ品 2台 [29164]
1,980,000円
https://westernlabo.net/?pid=170955535



EAR 509Ⅱ 管球式モノラルパワーアンプペア 税込2,079,000円
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/ear-509/

EAR V12 管球式プリメインアンプ 税込1,320,000円
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/v12/

プリアンプ EAR 912 2,640,000円(税込)
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/912/
https://www.ippinkan.com/ear_912.htm
https://kusunoki.jp/audio/ListeningReport/ListeningReport20131203.html

プリアンプ EAR868L (ラインのみ) 1,056,000円(税込)
https://www.yoshinotrading.jp/ear-yoshino-page/868/
https://www.maestrogarage.com/product/347

https://www.dynamicaudio.jp/TC-2F/sinokaidoku2ampcd.html
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004541




FM ACOUSTICS プリアンプ FM155 MkII,MkIIR (税込)¥3,465,000
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/pre-amplifier/fm155mk2mk2r/
https://ameblo.jp/507576/theme-10078694024.html
https://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/79ed8cfc02d002ead920b1c98ba1f454
https://audio-kaitori.jp/colum/fm-acoustics-fm155
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html



ジャズでも JBL やアルテックより 仏スプラヴォックス や英国 パルメコ、ヴァイタボックスの方がいい音で鳴る。

JBL 最初期のハーツーフィールド、パラゴンは一応クラシックも鳴らせたが、デッカ・デコラやグッドマン、ワーフェデールには全く敵わなかった。

最近のJBLやタンノイの高級機はクラシックもジャズも両方鳴らせるが、昔のオーラが完全に消えて味も密度も薄くなってしまった。


▲△▽▼


名曲喫茶に行こう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004006

ジャズ喫茶 _ 魔境の旅
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004011

ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004149

情熱のオーディオ ウエスタンエレクトリック病棟
http://mikami.a.la9.jp/audio/western_electric.htm
http://mikami.a.la9.jp/audio/audio.htm    

晴耕雨聴
https://91683924.at.webry.info/

ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004441

ウェスタン・エレクトリック最高の出力管 VT52 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030305

欧州最高の出力管 PX4 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029910

イギリスの大出力三極管 PX25・DA30 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030285

昔の軽量高能率スピーカーにはドライブ力が強い最新のトランジスタアンプは合わない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1102

最近のSPには管球アンプは勧めない 2017年02月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/37cb77933bb6b3980bbb211bdb87fe3d

マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html

3万円のドイツ製プロ用パワーアンプ thomann S-75mk2 と数百万円のハイエンドアンプとでは電源ケーブルを変えた位の差しか出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030497
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html

Thomannアンプ|猫大好きのブログ
https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/theme-10112486359.html



アメリカのスピーカーはスカッと抜けきっていて、人生バラ色、悩みなんて一切ありません。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004096

ドイツのスピーカーは田舎臭く鈍重、いかにもドイツ臭く、リズム音痴
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004083

イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004079

ロンドン・ウエスタンの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1074.html

ブリティッシュサウンドとは HMV蓄音機とロンドンウェスタンの音の事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/477.html

Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio

B&W のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004028

タンノイのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004027

能率 95dB 以下の低能率スピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004063

口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004040

ウレタンエッジのコーン型ユニットを使ったスピーカーは買ってはいけない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004076

ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html

スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html

オーディオ空間 幸せ日記:SSブログ
https://801a-4242a.blog.ss-blog.jp/archive/c2304761631-1  

平面バッフル実験工房
平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤。
https://ameblo.jp/iserim/  



▲△▽▼


アルテックの軽快そのものの音には驚いた。スカッと抜けきっていて、単純明快で隠し事のない音。人生バラ色、悩みなんて一切ありませんという印象がしてまさに典型的に陽気なアメリカ人を思わせる。


「音楽&オーディオ」の小部屋~フルレンジSPユニットの聴き比べ~
2011年10月28日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/12f18fe300c6b753750512890609680d

オーディオは「スピーカーに始まってスピーカーに終わる」、そして「スピーカーはフルレンジに始まって、フルレンジに終わる」。

と、言いたいところだが、いくらフルレンジの音が気に入ったからといっても、後者については異論続出といったところで「贔屓の引き倒し」になりそうだ。

さて、そのフルレンジSPユニットだがいつぞやのブログに記載したとおり、現在4種類のユニットを持っている。

☆ アキシオム80(16Ω:口径20cm)

☆ リチャードアレン(8Ω:口径18cm)

☆ ジェンセンP8P(16Ω:口径18cm)

☆ アルテック403A(8Ω:口径18cm)

このうちリチャードアレンについては専用のボックスを作って聴いてみたところ想像以上に良かったものだから、調子に乗ってすべてのユニットを入れ替えて聴いてみようと思い立った。

10月25日(火)のことだった。

利用するボックスは以前に作ってもらった北海道産の「楢」材を利用した厚さ5cmのがっちりしたツクリのもので絶対に”箱鳴り”を許さないタイプ。

このボックスは現在、第一システム用としてアキシオム80を片チャンネル2発使用しているもののうちの一つだが、この際、2発使用をアッサリあきらめて流用するもの。置き場所がないので、これもやむなくウェストミンスターの上に載せた。

まずリチャードアレン(写真右側)とアルテック403A(写真左側)から試聴。

ちなみに試聴用機器は、CDトランスポート「ワディア270」、DAコンバーター「ワディア27ixVer3.0」、「真空管2A3シングル・ステレオ/パワーアンプ」。

        

リチャードアレンの音は日頃聴きなれているので、アルテックの方をはじめに鳴らしてみた。

音を目方で表現するのも何だが、実に軽快そのものの音には驚いた。スカッと抜けきっていて、単純明快で隠し事のない音。人生バラ色、悩みなんて一切ありませんという印象がしてまさに典型的に陽気なアメリカ人を思わせる。

これはこれでいいんだろうが、もっと陰影が欲しい気もする。好き嫌いがはっきり分かれそうな音だ。

これに比べるとリチャードアレンはまったく正反対でひとひねりも、ふたひねりもした音。音に適度の湿り気があって陰影がそこはかとなく漂ってくる。人生を慎み深く、そして思慮深く生きていくイギリス人という感じ。

こういう音でないと表現できない音楽もたしかにある。

次に「アキシオム80」(イギリス:グッドマン社)

期待したほどではなかった。中高域の澄んだ音は相変わらずgoodだが、中域から低域にかけてのふっくらとした充実感がもっと欲しい。「アキシオム80」はボックスとアンプを選ぶと聞いていたが、このボックスの形状と5cm厚の材ではうまく鳴らすのは無理のようだ。

イギリス系のユニットは総じてボックスを適度に共振させてやる方がいいと体験的に理解できた。それと「背圧の逃がし方」にもひと工夫が必要で、やはりオリジナルボックス(イギリス製)の域には到底追いつけないようだ。

今後、我が家の第一システムのスペアとして保管しておくことに決めた。

最後にジェンセン(アメリカ)の「P8P」。

1954年製造のビンテージ・ジェンセンで2年ほど前にオークションで購入したもの。そのときの商品説明には「強力なアルニコマグネット、固めのコーン紙とフェノールのセンターキャップによる張りのある中音」とあり、値段の方もかなりした記憶がある。

一聴して驚いた。何という「光り輝く音」なんだろう。

低音とか高音が”どうのこうの”という次元ではなくて、張りがあってスピード感豊かな中音に圧倒的に魅せられた。「もう、これで十分」が口癖になりそうで、まさに「ベスト&ブライテスト」(ハルバースタム著)。

このユニットで「ちあき なおみ」を聴くと「あぁ~」とため息が出るほどいい。ヴォーカル系には絶対的な強みを持っており、改めて中音がしっかり鳴ってくれることが一番だと再認識した。

以前、オーディオ仲間のM崎さんが、「中音がしっかり出ていたら、ツィーターの必要性は感じないはず」とおっしゃっていたが、その時は半信半疑だったがやっとその意味が実感できた。

とにかくオーディオを長年やってきたが、こんなに”痺れまくった”のは久しぶり。スピーカー技術は50年以上も前にすでに完成していたんだと嫌でも納得させられた。

ふと、こんなに凄いのだったら第一システムの中高域専用に使っている「アキシオム80」と入れ替えてみたらどうなるんだろうという誘惑に駆られてしまった。

2時間もあれば入れ替えが出来るわけだが、さ~てどうしようか・・・。

P・S(2011.10.28.16:20記)

このブログを読んだ知人のMさんから早速メールが入った。Mさんは海外からの輸入物を中心に古典管など広くビンテージ機器を扱っている方だが「ジェンセンの”P8P”は往年の名器であるウェスタン社の755A(口径20cm)に匹敵するほどの評価」だそうだ。

フルレンジSPユニットの王者とされるウェスタン社のユニットと同列に論じられるなんて、今更ながら「P8P」の高い実力を思い知らされた。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/12f18fe300c6b753750512890609680d



「音楽&オーディオ」の小部屋
黄金の組み合わせ
2018年03月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/32dbdc93ac28ca05dc04a9cfc6d96235

タイトルの「黄金の組み合わせ」と聞いてピンとくる方はきっと年配のオーディオ愛好家に違いない。

50年ほど前のオーディオ専門誌「ステレオサウンド」で見かけた言葉だが、スピーカーが「タンノイⅢLZ」、アンプは「ラックスの38F」アンプの組み合わせがそうだった。たしか、五味康介さんがこの組み合わせを強力に後押しされていたと記憶している。

当時は大のタンノイ・ファンだったので、我が家でもこの組み合わせを導入して大いに楽しませてもらったが、そのうち「あさはか」にもオーディオ評論家の口車に乗せられて「ⅢLZ」(イン・オリジナル・キャビネット)を下取りに出しヤマハの「1000モニター」を購入してしまった。

今となっては、とんでもないことを仕出かしたわけだが、これはいまだに後悔していることの一つである。

たとえば、昨年(2017年)の12月にオークションに出品されていた「ⅢLZ」(箱付きのモニターレッド)は落札価格が35万円前後だったが、片や「1000モニター」の今の相場は2万円前後だから月とスッポンだ(笑)。

振り返ってみるとタンノイの中ではこの「ⅢLZ」(口径25センチ)が一番バランスが取れていた。

その後、口径38センチに換えてから、あのスピード感のない「ぼんやりした低音域」が嫌になって、いつのまにか「タンノイ嫌い」になってしまったが、もしかしてあのまま「ⅢLZ」を使っていたら、こうも迷路を彷徨しなかったかもしれない。

さて、いたずらに過去を嘆いても仕方がないので我が家の「黄金の組み合わせ」に移ろう。

JBLの「175」ドライバーが我が家に来てから早3週間あまり。

仲間から使い方をいろいろ教わりながら、どうにか満足できるレベルになって今では我が家の「旗艦モデル」にしてもいいくらいの存在感があり期待以上の効果をもたらしてくれた。

しかし、「またぞろ好奇心の虫が・・」(笑)。

これで十分だと思うものの、愛情が増せば増すほど「もっと良くなるかもしれない」という誘惑にはとても抗しがたいものがある。

現在「LCネットワーク」を使ってクロスオーバー1000ヘルツの2ウェイ方式で鳴らしているのはこれまで記述したとおり。

「LCネットワーク」というのは一言でいえばコイル(L)とコンデンサー(C)を使って周波数帯域を分けるやり方で1台のアンプで駆動するのが特徴。

ところが、我が家には「チャンネルディヴァイダー」(以下「チャンデバ」)が3台あって、クロスオーヴァーが「500ヘルツ仕様」「1000ヘルツ仕様」そして「5000ヘルツ仕様」とがあるんですよねえ~。

まさに「猫に鰹節」、使わない手はない(笑)。

「チャンデバって何?」という方はネットで調べていただくといいが、平たく言えばスピーカー毎にアンプをあてがうやり方である。たとえば2ウェイともなると低音域用と高音域用にアンプをそれぞれ1台使う。

古来「LCネットワーク派 VS チャンデバ派」の「どちらがいい、悪い」の論争は尽きないが、まあ、それぞれに一長一短で、こればかりは好き好きといえよう。

ちなみに周辺のオーディオ機器との関連も大いにありで、どちらかといえばレコード派は前者に属し、デジタル派は後者の色合いが濃いように思える。

さて、今回のチャンデバ使用にあたって一番の魅力は「175」の駆動に「371Aシングルアンプをあてがうことができる」点に尽きる。

質の良い小出力の真空管アンプで高能率(110db前後、通常は95db前後)のユニットを鳴らすのはすこぶる快感で、まさに「黄金の組み合わせ」といえるのではなかろうか!

「シンプル イズ ベスト」の持ち味が一番発揮されるように思えるのがその理由。

いったん、思い立つと矢も楯もたまらなくなり即実行へ。な~に作業時間はものの1時間もあれば十分だろう。時間だけはたっぷりあるんだし、悪ければ元に戻せばいいだけの話(笑)~。

   

上側が「371Aシングル」アンプで下側の機器がチャンデバだが、二つのつまみはダミーで用をなしておらずボリューム調整なしの代物である。したがってパワーアンプ側でのボリューム調整が必要となる。

システムの概要はクロスオーバー1000ヘルツの2ウェイ・マルチ方式で、1000ヘルツ(12db/oct)以下はJBLのD130(イン・ウェストミンスター)、同以上は同じくJBLの「175」。

実験1

はじめにD130には「TRアンプ」、「175」には真空管アンプ「371Aシングル」で鳴らしてみたところ、これはあきまへん(笑)。

TRアンプの冷徹な音色と真空管アンプの暖かい音色が折り合わずひどい音になった。

以前、クロス500ヘルツで聴いていた時(500ヘルツ以上は復刻版のAXIOM80)は、両者の違和感はほとんどなかったのだが、耳にとってより敏感な帯域となる1000ヘルツでクロスさせると違和感が顕在化してしまった。

実験2

そこで、D130に次の3台の真空管アンプをあてがって実験。

「371Aプッシュプル」、「2A3シングル」、「300Bシングル」(モノ×2台)

この中でベストだったのは「2A3シングル」で、低音域が一番豊かだったのが決め手だが、加えて都合よく「フル・ボリューム」で使えるのが大きな利点だった。

これで十分だと思ったが、しばらく聴いているとどうもD130の中央の出っ張ったアルミの部分の音が気になってきた。ジャズ向きならこの輝きもいいんだろうが、クラシック向きとなるともっと落ち着いた音の方がいい。

そこで、久しぶりにウェストミンスターにサランネットを被せて刺激的な音をマスキングしてみたところ、予想以上の効果が上がった。見てくれの方も「クラシックを聴ける雰囲気」になったみたいな気がする(笑)。

   

何はともあれ、ジャズ向きのユニットをクラシック向きに強引に調教した感は否めないが、あの伝説のオーディオ評論家「瀬川冬樹」さんも「AXIOM80」から「JBL」へ転進されたわけで、きっとこういう音でクラシックを聴かれていたのではなかろうかと勝手に想像している今日この頃(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/32dbdc93ac28ca05dc04a9cfc6d96235




「音楽&オーディオ」の小部屋
なんてたって「AXIOM80」
2018年04月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d410c4533971470a3a3600f861cd9b3d

つい最近のブログに搭載したように我が家の「黄金の組み合わせ」が完成したことに伴い近くのオーディオ仲間のYさんに来ていただいて試聴してもらうことになった。

Yさんはこのほど新たな「50」真空管アンプを購入されてルンルンの毎日である。次回は我が家に持ってきてもらって試聴させてもらうことになっているが、「50」といえば周知のとおり戦前の古典管が通り相場だが、Yさんは近代管を使ってある。

「良質の古典管を手に入れるのなら、当てがあるので紹介しますよ。」と、わざわざアドバイスしていたのに聞いてもらえなかったのが残念。どうやら我が家でいつもお聴きになっている「古典管」の印象がお気に召さないらしい(笑)。

まあ、それはともかく試聴日はようやく春爛漫の気配が漂い、近くのウォーキングコースに佇む大好きな「紫木蓮」が満開気味の3月某日のことだった。

    

はじめにハイライトの「黄金の組み合わせ」(JBL/D130+175)を聴いていただいたのだが、どうも反応がイマイチだった(笑)。

そのうち、とうとうたまりかねたように「AXIOM80にしていただけませんか・・・」と注文が付いた。

そう、Yさんは「AXIOM80」で聴かないと絶対に満足しない方だったのだ!

なんてたって「AXIOM80」。

丁度持参されたCDが「ヴァイオリン協奏曲」(モーツァルト)だったので、それを試聴盤にして組み合わせるアンプの方は「WE300B(1951年製)」シングルで聴いていただいた。

「これこれ!水も滴るようなヴァイオリンの音色とはこういうことを言うんでしょうねえ。やっぱりこのコンビがベストですよ。」

悲しいことに金属のダイヤフラムではどうしても濡れたようなヴァイオリンの音色を出すのは無理であることを認めざるを得ない。その代わり「金管楽器の咆哮」は持ってこいなので、どんなユニットでも得手不得手があることに改めて気付かされる。

したがって「いいシステムならジャズもクラシックも両方いける」なんて通説は、まるっきりの嘘っぱちだと思うけどなあ(笑)。

それはともかくこう述べた。

「たしかに、このコンビが音がいいのは認めますがアンプの方がちょっと気になってます。実は随分古い1951年製のWE300Bですから、ややヘタリ気味のような気がするし、いつオシャカになっても不思議ではないのでちょっと不安なんですよねえ。

WE300Bは北国の真空管博士によるとプレート電圧を300V以上にすると歪みが増すそうですが、このアンプは250Vにしてあります。したがって負担は少ないはずですが、何しろ67年前の球ですからねえ・・・。」

そこでYさんと阿吽の呼吸で、手元のロシア製と中国製の300Bで代替できるかどうか、実験に入った。

システムはCDトラポとDACは「dCS」のコンビで、プリアンプはクリスキットの「マークⅥ」、スピーカーは「AXIOM80」(最初期版)というメンバーだ。

すると両者とも、音がパサパサしていてまったく聴けたものではなくアウト(笑)~。

「AXIOM80で聴くと極端にその差を出しますね。ほかのスピーカーならそこそこ聴けるのでしょうが」と、Yさんがあきれ返っていたほどだった。

「これまでオリジナル以外の300Bをいろいろ聴かせてもらいましたが、STCを除くと所詮五十歩百歩ですよ。」と、返しておいた。

それでもまだ収穫があって、格落ちの両者の間でも差があり中国製の方がロシア製よりも低音域に厚みがあってまだマシだった。

さあ、ここからアンプの玉突き衝突の始まり~。

これまで300Bシングル(モノ×2台)に差し込んでいたロシア製を抜いて中国製に交換しJBLシステムの低音域担当の「D130」に当て込むことにした。すると、弾き出された「2A3」アンプは「175」担当へと急遽年度末の小異動と相成った。

これでしばらく様子を見ることにしよう。2ウェイマルチ方式は使用するアンプが2台になるので「音遊び」にはもってこいだなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d410c4533971470a3a3600f861cd9b3d




「音楽&オーディオ」の小部屋
「いい音」の決め手は「品格」でいこう
2019年09月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/08e7068d12a70ffb3b900ad608a30430
     

1週間前のことだった。「アレっ、AXIOM80がありませんね!」と、部屋に入るなりオーディオ仲間が残念そうに呟いた。

「ええ、そうなんです。ときどきあの独特の神経質さが”鼻につく”ことがあってこのところ休養させています。そもそも(本格的な)低音が出ないスピーカーなんですが、それでもお好きなんですか?」と、わざと詰め寄ってみせた(笑)。

「いや、低音が出なくてもあの濡れたようなヴァイオリンの音色はちょっと捨て難いですよ」と、強く抗弁する仲間。

軌道修正を図るうえでも、やっぱり耳のいい仲間の応援はありがたいもんですな(笑)。

この日は、冒頭の画像のように久しぶりにAXIOM80から入れ替えた同じグッドマン製の「トライアクショム」(口径30センチ:同軸3ウェイ)とJBL「D123」(口径30センチ)の2ウェイを比較試聴していただいた。

試聴盤は名花シュワルツコップの「4つの最後の歌」(R・シュトラウス)。

    

稀代のクラシック通の作家「百田尚樹」さんの「人生を変えた名曲」のうち堂々と「ベスト1」に輝いた曲目である。

「ヨーロッパ音楽が最後に行き着いた至高の名曲」だそうで、「さすが百田さんだ」と思わず唸った。

けっして上から目線で言うのではなく、「クラシックを心から愛し、十分に聴き込んだ人にだけわかる良さがある」とだけ言っておこう。

さて、本題に戻って、この名曲をじっくりと両方のスピーカーで聴き比べた結果、軍配は「トライアクショム」に上がった。

「JBLもいいんですが、音の品格がまるで違いますね。まさに貴婦人が歌っている感じです」と、仲間。

ウ~ム、やっぱりそうですか・・・。

オーディオ・サウンドの最後の決め手は「音の品格」だといつも思っている。

「品格って何?」と問われても困るが、具体的に言葉では表現できない「佇まいのようなもの」としか言いようがない。まあ、雰囲気というか・・。

ほら、人間の品格についても言葉では具体的に言い表せない「人品骨柄卑しからぬ人」という抽象的な表現があるじゃないですか。

いずれにしても「恐るべし、トライアクショム!」

同軸3ウェイによる周波数レンジと音像定位が一体となった見事さは実際に聴いた人じゃないと分からないと思う。とりわけボーカルでは無類の強さを発揮するようで歌手の口元の開き具合が手に取るように分かるんだから~。いや、けっして大袈裟じゃなく・・(笑)。

2時間ほどあれやこれや聴いていただいたが、これが本日一番の収穫だった。

仲間が去ってから、”まんじり”ともせずにしばし沈思黙考に入った。

テーマは「AXIOM80の復活」と「トライアクショムの活用」について。

翌日は早朝からごそごそと動き回った。SPユニットの入れ替え作業である。ほんとに好きだねえ(笑)。

2時間ほどで済むはずの予定が、バッフルとユニットのネジ穴が合わないハプニングがあったりして、とうとう半日ほどかかった。

   

これで「AXIOM80」の復活、そしてJBLの「D123」から「トライアクショム」への入れ替えが成就した。年内ぐらいは「D123」を持たせるつもりだったが突然の計画変更でまことに申し訳ないと、心の中でそっと謝った(笑)。

そして、グッドマンの指定箱(オリジナルのARU付き)に入った「トライアクショム」がさらに真価を発揮したのは言うまでもないが、「1.5センチの薄板」に容れていたときよりも明らかにボンつきが減ったのには驚いた。

「薄板」の許容範囲となると、AXIOM80並の口径25センチくらいかな~。

なお、相性の良いアンプの実験では「6098/6AR6シングル」で決着。

    

これは「黄金の組み合わせ」かもですねえ、しばらくはこれで行くとしよう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/08e7068d12a70ffb3b900ad608a30430


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2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。

アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。

最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。

前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2


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アメリカのスピーカーでクラシックも聴けるのは

手廻し蓄音機 ビクトローラ クレデンザ
ウェスタン・エレクトリックの PA用スピーカー
JBL ハーツーフィールド、パラゴン

くらいでしょうか。

しかし、そのウェスタン・エレクトリックですらこのレベルなのですね:


ウェスタン・エレクトリックは味のない食パンを食べているようなサウンド

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036


WEスピーカーはやたら古めかしかったり、厳めしい音で魅惑的な音がする
ALTECと違って正直良くないんですね。みんながWEの盛名の威光でありがたがり、
良い物だと信じ切っている、つまりWE信仰。日本人の右に倣えだとか、
所有欲だとか、やはり骨董品なんですよ。実物は良くない。
古いクラシックの重量盤しか合わない。聴いてみれば分かります。
ただし、WEのアンプ群は本当に素晴らしく最高のものが存在する。
あとはWE755A や ミラフォニックシステムも良い。
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html?frm=theme
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/16 (Sun) 17:47:21

「音楽&オーディオ」の小部屋
「ヴァイオリン」と「シンバル」の両方をうまく鳴らしたい
2020年08月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a2552f487e33dcc662884426f078ff84

オーディオは下手に欲張るととんでもない苦労をするというのが相場である。まあ、苦労というよりは楽しみかもしれませんがね(笑)。

具体的な事例を挙げてみよう。

我が家には4系統のスピーカーがあって、図体の大きい順から勝手に長男から四男までと振り分けているが、長男といえば3個のユニットをいずれも「ワーフェデール」(英国:赤帯マグネット)で占めている「ウェストミンスター」(改)になるわけだが、どちらかといえば「総領の甚六」とでもいうのだろうか。



「総領の甚六」とは、ご存知のように「長子は大事に育てられるので、その弟妹よりもおっとりしていたり、世間知らずであったりする」という。

「賢弟愚兄」という別の呼称もあるほどだが、ちなみに自分は四人兄弟の末っ子なのでこんなことが拘りなく言える立場だ(笑)。

どうも我が家の長兄さんは図体は大きいのだが、小回りが利かないところがあって「のんびり屋」さんの趣があるのは確かだ。

大編成の曲目には無類の強さを発揮するものの、ボーカルや小編成の曲目となると、もうちょっと肌理の細かさが欲しくなる。

それに連動してジャズを聴くときにシンバルの輝きがもっと欲しいなあと思うことが再々だ。

まあ、欲を言うとキリが無いのだが、せめて長男なんだから「クラシックもジャズも両方うまく鳴って欲しい」という宿命をはじめから背負わされている存在といっていい。

言い換えると「専門医」よりも「総合医」を全うしてほしい気持ち。

そこで、満を持して登場するのがJBLの「075」ツィーターである。

「110db」とメチャ能率が高いせいか下手なアンプを使うと音が暴れるなど、一つ間違うと「じゃじゃ馬」になるが、こと「シンバル」の輝きの再生となるとこれ以上のツィーターはちょっと見当たらない。

何しろシンバルがチャリ~ンとうまく響いてくれないとジャズは聴けないが、その一方クラシックの雄ともいえるヴァイオリンにとっては大敵で、耳をふさぎたくなるような響きを出すことがあったりして、まるで刑務所の塀の上を歩くようなもので一つ間違うと内側に落ち込んでしまう恐れが多分にある(笑)。

「擦る楽器」と「叩く楽器」の両者が共存できる「すれすれの接点」を探るのが難しいので、ウェストミンスターにはこれまで「075」を持ってくることを敬遠してきたのだが、「クラシックもジャズも」と欲張ると、重い腰を上げざるを得ない。暑い盛りの中だがめげずに頑張ってみようかな。



箱の中に容れているのは「スーパー12」(ワーフェデール:赤帯マグネット)で300ヘルツ以下(-6db/oct)を「300Bシングルアンプ」で駆動している。

箱の上に載せている「スーパー10」(ワーフェデール:赤帯マグネット)はフルレンジで鳴らし、最高音域を付け足す感じで「075ツィーター」の出番というわけ。

駆動するアンプは「PX25シングル」だが、ポイントはどういうコンデンサーでローカットするかが生命線となる。

いわば江戸時代の農業施策のように「(百姓は)生かさず殺さず」で、その無情ともいえる冷徹な施策を行使する道具がこれ。



左がウェスタン製のオイルコンデンサー「1μF(マイクロファラッド)」、真ん中がスプラグ製の「0.39μF」一番右側が同じスプラグ製の「0.22μF」である。

これらを順次SPコードのプラス線に挿入して聴き比べをしたところ、一番小さな値のビタミンQと称される「0.22μF」でも「075」が強すぎるのには驚いた。ヴァイオリンが時折り嫌な悲鳴を上げるのには参った。



そこで仕方なくマイカコンデンサー「0.075μF」を、片チャンネル2個でパラってみたところ、ようやく落ち着いた。

ちなみに、シンバルのテスト盤は「サキコロ」(ソニー・ロリンズ)の1曲目の冒頭の一撃(マックス・ローチ)である。

フ~ッ・・、これがヴァイオリンとシンバルがどうにか両立できる接点だろう。

まったく冷や汗ものでこの「灼熱地獄」の中、「心頭滅却すれば火もまた涼し」でした(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a2552f487e33dcc662884426f078ff84






「音楽&オーディオ」の小部屋
JBLの「175ドライバー」 VS 「075ツィーター」
2018年09月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b978f9f74daa7caaf6d9dc6b73a0f694

散々遍歴を重ねてきたSPユニットも「トライアクショム」(グッドマン)の出現でどうやら一段落し、このところ関心は専ら大型スピーカーのウェストミンスターへ。

有名メーカーの既製品にもかかわらず中身をメチャ弄り回しているので誰もが想像できない音質のスピーカーに変身しているが、それをいいことに「書きたい放題」なのでこのくらい楽なことはない(笑)。

ブログのネタとして大助かりだが、今回はウェストミンスターの5000ヘルツ以上のツィーターを受け持つ機器をどれにするかで、JBLの「175ドライバー」と「075ツィーター」の一騎打ちを取り上げてみよう。

これまで何度も試しきた月並みな対決だが今回はちょっと事情が違う。駆動する真空管アンプに最適のものが見つかったのである!

それでは、経緯を追ってみよう。

つい先日、「トライアクショム」(グッドマン)と相性のいいベストアンプ探しをオーディオ仲間とトライしてみた。

4台の真空管アンプをとっかえひっかえしながら、3時間にわたって熱戦を繰り広げたところ「どれもこれも似たりよったりで、ほとんど差がつきませんね。」で一致を見たが、その中でひときわ仲間がゾッコンだったのが「6SN7アンプ」だった。

「このアンプが一番元気が良くてスピード感がありますね。」

     

「エッ、こんなアンプ持ってましたっけ?」と疑問の方もいるかもしれない(笑)。

実は知人に貸していたものをこのほどTRアンプと交換して回収してきたアンプである。概要を記しておこう。

前段管はSTCの「CV-569」(=ECC35=6SL7)、出力管はレイセオンの「6SN7」、整流管はムラードの「GZ32」、出力トランスは名門「TRIAD」(トライアッド:アメリカ)

偶然手に入れた「TRIAD」のトランスを生かしたいばかりにアンプ製作歴50年のKさん(大分市)に頼んで作ってもらったものである。

このアンプの特徴はすべてにわたって「小型」に尽きるが、そのおかげで音声信号に対する応答性は抜群でこれほどとは思わなかったので取り返して正解だった。逆にいえば真価に気付くのが遅かった(笑)。

ちなみに、いたずらに馬齢を重ねるばかりの50年近いオーディオ人生だが、原音に近づく要諦の第一は「音のスピード感」(音の立ち上がり、立下り)にあり、「間延びした低音は百害あって一利なし」とだけ申し添えておこう。

また、ついでの話だがこのアンプの製作にかかった経費は「WE300Bシングル」アンプ(銅板シャーシ)の1/7くらいなのでまったく言葉を失ってしまう(笑)。             

このアンプをそのまま「トライアクショム」に使用してもいいのだが、スピード感を最大限に生かすにはやはり5000ヘルツ以上を受け持たせるのがベストだろう。

          

そういうわけで、このアンプのもとに「175」と「075」を相互に交換しながら試聴した結果は次のとおり。

☆ 175ドライバー

低音域(D130 )との繋がりはこちらの方がずっといい。シンバルの輝きが075に比べるとちょっと物足りないが厚みがあるのでそのマイナス部分を補って余りある。ヴァイオリンは075よりもずっと落ち着いた響きなのでクラシックを主体に聴くのであればこちらをとる。

☆ 075ツィーター

ジャズを聴くのならこれが一番。シンバルの輝きに焦点を絞れば075の右に出るツィーターはおそらくあるまい。ただし、弦楽器はちょっと金属的な響きになって苦しい。やはり075は3ウェイにして7000ヘルツくらいから受け持たせた方がよさそうだ。

以上のとおりで、当方は大の「モーツァルトファン」なので「175ドライバー」で決まり(笑)。

それにしても、たかだか5000ヘルツ以上を受け持つだけなのにアンプの選択次第でこれほど全体の響き具合が変わるのかと空恐ろしくなった。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b978f9f74daa7caaf6d9dc6b73a0f694




「音楽&オーディオ」の小部屋
光り輝くような「シンバルの響き」を求めて
2021年01月28日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1fd6a890db1738f19886884f8f4f143a

徒に馬齢を重ねるばかりの、およそ50年近くになるオーディオ人生だが「オーディオの楽しさっていったい何だろう」と思うことがときどきある。

もちろん「自分の好きなサウンドを求めてそのアプローチと結果を楽しむことに尽きる」とは思うが、その肝心の「自分の好きなサウンド」というのがどうも判然としないのである(笑)。

たとえば、雄大で深々とした低音、楽器本来の音色と相互の位置関係がはっきり分かるような明瞭で繊細な響き、すっきりと伸びきった高音域と透明感、そしていかにも臨場感を醸し出すステージの存在感などいずれも欠かせない要素だし、これらが微妙に絡み合って好きなサウンドに仕立て上げるわけだが、現実的には「これこそ望んでいたサウンドだ!」と、たった一つに絞るのは無理のような気がしている。

つまり、「これもいいけど、あれもいいなあ」と果つることなく目移り(耳移り?)していくのは自分だけだろうか(笑)。

と、弁解じみた前置きはこのくらいにしてこのところ「低音病」ともいうべき状態だったので、久しぶりに鬱陶しい冬の天気を吹き飛ばすかのように「高音病」に罹ってみることにした。

新型コロナに罹るよりはマシだと思うよ(笑)。

ちなみに、あれほど内外の観光客が押し寄せる日本一の温泉都市「別府(人口約12万人)」だが、これまで大規模なクラスターが発生していないし、患者数も少なく多いときでも1日当たり10人を上回ることがないのが不思議。

もしかして、大気中に広範に漂う温泉の湯気成分が効果があるのではないかという説が地元の一部にはある。ほかの熱海などをはじめとする温泉地はどうなんだろう。

それはさておきオーディオの話に戻って玄関前に勢揃いさせた我が家の「ツィーター」(高音専用のユニット)群をご覧いただこう。



現在、ウェストミンスター(改)で活躍中のJBL「075」は除いている。

順次紹介すると、右側上からJBL「175ドライバー」、次が「JESEN」のホーン・ツィーター、デッカのリボン・ツィーター、そして左側上からワーフェデールの「スーパー3」(赤帯マグネット&大型マグネット)。

さっそくこれらの試聴実験に取り掛かったがその前にシステムの概要を述べておくと、

低中音域は「AXIOM150マークⅡ」(以下「マークⅡ」)を、いっさいコイルとかコンデンサーを使わずフルレンジで鳴らす。駆動するアンプは「WE300Bシングル」。

この「マークⅡ」の公称の周波数帯域は「30~15000ヘルツ」と、フルレンジでも十分なのだが、周波数特性を見ると5000ヘルツあたりから急激にガクンと下がっている。

したがって、ツィーターの方も5000ヘルツ以上からの帯域で鳴らしてみることにした。

ローカット用の道具はウェスタン製のオイル・コンデンサー「ブラック型2.5μF+1.0μF=3.5μF」となる。

我が家のモットーである「200ヘルツ~4000ヘルツまでの間にマグネットの違うSPユニットを混ぜ合わせない」を遵守していることになるのでまずはひと安心(笑)。

はじめにデッカから実験。

ウ~ン、素性がいいので悪くは無いんだけど・・。マークⅡとのハモリ具合がイマイチで、そもそもリボン型ツィーターを5000ヘルツから受け持たせるのはちょっと無理みたい。せいぜい7000ヘルツ以上がいい感じかな、というわけで再びお蔵入り。

次に「JENSEN」の登場。3年ほど前に「北国の真空管博士」から次のようなコメント付きで譲ってもらったものだ。

「Jensenの小型ホーンツイーター入手しました。Jensen得意のフォノリック・ダイヤフラムです。

金属ダイヤフラムのツイーターよりもペーパーコーンスピーカーとの音の繋がりは良いかもしれません。インピーダンスが8Ωなので使いやすいと思います。

帯域は2Khz-18Khz程度と思うのですが詳しいデータが無いので使ってみないと何とも言えません。2ウェイ方式の高音域用に使われていたものです。アルニコマグネットでホーンはアルミダイキャストのようです。興味があればお送りします。」

試聴結果だが、さすがに「フォノリック・ダイヤフラム」を使っているだけあって、マークⅡとの繋がりが違和感なくとても良かった。

もうこれで決まりだと、半ば思いながら次の登場はJBL「175」だ。我が家では半年おきくらい、もう忘れたころに登場してくる代物である(笑)。

この「175」は1000ヘルツあたりから対応できるのでこれまでずっとその辺りの周波数から使用してきたが、今回は5000ヘルツ(-6db/oct)からなのでどのように変化するか見ものではある。



さしたる期待もしていなかったのだが、実際に鳴らしてみると光り輝くような「シンバルの響き」に思わず陶然となってしまった。

シンバルがうまく鳴ったときの爽快感は筆舌に尽くしがたいものがありますなあ。

これこそ自分が追い求めてきた「シンバル」の響きかもしれない!

「175」をクロス1000ヘルツで使っているときはアンプのボリュームを上げると喧しくなるので控えていたのだが、5000ヘルツ以上となるとボリュームをぐんと上げてもうるさくないしシンバルの低い方の響きから高い方まで過不足なく出してくれる印象だ。

ちょっと形容が難しいが、あの「075」がチャリ~ンと軽快に鳴るとすれば、この「175」は「ガシ~ン」と重厚な響きを伴って鳴ってくれる感じで、好き好きだがどちらかといえば自分は後者の方が好き。

よしっ、今回の実験は175で決まりだね!

というわけで以後のワーフェデールのツィーターは実験中止に追い込まれた(笑)。

コーン型ツィーターではどうしても「光り輝くようなシンバル」の響きは無理だろう・・・。ただし弦楽器との繋がりは175より上とは思うが。

なお、「110db」近くもある高能率の「175」を駆動するアンプは「71Aシングル」アンプに限るようだ。



前段管は「A411」(ヴァルボ:バリウム昇華型フィラメント)、出力管は「71A」(レイセオン)、整流管は「OK-X213」(メッシュプレート)という組み合わせ。

出力はせいぜい1ワットくらいだが、高能率のJBLツィーターを鳴らすにはもってこいで、高音域の清澄感ともなると雲一つない澄み切った青空を連想させるほどだ。71系のアンプはもう1台あって、どちらを使ってもOK。

今回の実験の感想だが、クロス5000ヘルツで「グッドマン+JBL」という「クラシック向き」と「ジャズ向き」が混然一体となった異色の組み合わせは弦楽器もジャズもボーカルもジャンルを問わず何でもこなせそうなので当分の間、このスタイルで行くとしよう。

まあ、人智を越えて神頼みの部分もあるのですがね(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
「シンバルの響き」が聴きたいばかりに
2022年11月28日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b2f51aabdd3cfaf6fd4236c7ed6fde88

ようやく「山の頂に近づけたかな」と自惚れるほどの、(このところ)絶好調のオーディオ。

その立役者はこの「3本柱」。



左側は自作の薄板(1.5cm)の箱に容れた「TRIAXIOM」(グッドマン)で、口径30cmの極薄のコーン紙による同軸3ウェイユニットで「ハーモニー」を楽しむ。正しい「音像定位」は美しいハーモニーの源である。

また、これまで「茶色系のコーン紙」で失望したことが一度もないことも特記すべきこと。

右側はこれまた自作の薄板(1.2cm)の二つの箱に容れたグッドマンのコンビ「AXIOM80」(フルレンジ)と「AXIOM150マークⅡ」(低音専用)で「緻密で繊細な再生」を楽しむ。


そして奥にある「ウェストミンスター+ツィーター」(ユニットはともにワーフェデール)のコンビで深々とした低音域のもとにスケール感豊かな音楽再生を楽しむ。

この3本柱でもう「鬼に金棒だね」と悦に入っていたところ、そのうち「何か忘れちゃいませんか」と脳裡の片隅で秘かにささやく奴がいる(笑)。

そうなんです、ときどき無性に「シンバル」の響きを堪能したくなるんですよねえ。

ジャズはめったに聴かないので、これら3本柱とは無縁の存在だが、一つぐらいは「ジャズ向き」のシステムも用意しておこうか・・。

というわけで、思い立ったが吉日とばかりグッドマン指定の4cmもある板厚のエンクロージャーにJBLのユニットを組み込んでみた。

力に任せて動かした方がいい傾向にあるアメリカ系のユニットはイギリス系と違って逆に「板厚」が厚い箱の方がいいみたい。



使ったユニットは「D123」(口径30cm)で、これをフルレンジで鳴らす、そして高音域(6000ヘルツ~)を補足するために「075」(ツィーター)の出番である。

超重量級の「ステンレス削り出しホーン」に組み込まれた「075」はシンバルの再生にうってつけで、生の音は別にしておそらく世界中でこれに勝るシンバルの音は聴けないのではないかと勝手に自惚れるほど。

下世話だがこのホーンのお値段は「AXIOM80」(オリジナル)並みだった・・。

で、実際に聴いてみるとシンバルはもちろんだがクラシックでもなかなか「いい線」を行っているじゃないか・・(笑)。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b2f51aabdd3cfaf6fd4236c7ed6fde88



久しぶりの「JBLサウンド」
2022年11月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/69d5acca9586e345c6974e4e69526f8d

前々回の「シンバルの響きが聴きたいばかりに」の続きです。



いつもイギリス系のSPユニットを聴いていると、お国柄を反映しているのか、いかにも思慮深い「紳士=ゼントルマン」という印象を受けるが、たまには「カリフォルニアの晴れ渡った青空」のように明るくて陽性なサウンドも聴きたくなる。

カリフォルニアには行ったことがないが「JBLサウンドの形容詞」としてよく使われているので、つい・・(笑)。

方向性としては二つある。

JBLとはいいながら「クラシックも聴ける和洋折衷したような音」が一つ、もう一つは「ジャズの方により比重がかかった音」

前者のケースはこれ。

1 「D123(フルレンジ)+075ツィーター」の組み合わせ

後者のケースはこれ。

2 「D123(~1000ヘルツ)+175ドライバー(2000ヘルツ~)の組み合わせ

まず、1から取り組んでみた。

グッドマン指定の「ARU」(背圧調整器)が付いた箱に内蔵する「D123」というだけでも興味が湧きませんか?(笑)

で、どの真空管アンプと組み合わせるかさっそくチャレンジ開始。

アンプとスピーカーのマッチングはオーディオ最大の課題であり、楽しみでもある。

この際はあえて日頃から出番の少ないアンプにチャンスを与えることにした。言い換えるとイギリス系のSPに一敗地にまみれた「敗者復活戦」ともいえる。

まあ、ジャズ系の音の再生は何でもありだし、もったいない精神も当然ある・・(笑)。

で、最終的に「D123」用のアンプは「6FQ7プッシュプル接続」で決まり。



ご覧のとおり中央の整流管「5V4G=GZ32」(RCA)を除いて「ミニチュア管」のオンパレードである。出力もせいぜい1ワットクラスだと思うがこんなアンプで大丈夫なの?

ところが力強い低音も含めて堂々たる音が出るんですよねえ。もう信じられないほど。イギリス系のユニットでは激しいアタック音のときにパワー不足でクリップしていたのに~。

一因として「D123」の能率が100db前後と高いこと、それにプッシュプルアンプなので「トルク」が強いこと、かなと推測している。

ちなみにミニチュア管の紹介をしておくと上段の「出力管」が「6FQ7」(クリアトップ:RCA)、下段の「前段管」が「13D9」(BRIMAR=STC」という構成。出力トランス(プッシュプル用)はアメリカの名門「TRIAD」である。

次にツィーターの「075」を駆動するアンプは「71Aシングル」。


このアンプを改造していただいたNさん(大分市)から「電源トランスの容量が小さいので、前段管(AC/HL)の能力を十分発揮できません」と、冷たい宣告をされたアンプだが、ツィーターの「075」の能率が「110db」とメチャ高いのでようやく出番がやってきた。

このコンビで聴いてみると、やはりイギリス系のサウンドとは違和感があって、最初は戸惑ったがそのうち慣れてきた。

「D123」のコーン紙のカーブが浅いのでタメがなくストレートに音が出てくる感じ。「原音再生」というポリシーを持つ方なら、こちらの方に軍配を上げるかもしれない。

いずれにしてもシンバルの響きは予想通りで、まったく見事としか言いようがない。

イギリス系の音が「湿り気のある情緒系のサウンド」としたら、JBLは「乾いた気質のサウンド」ともいえるが、やはりこれはこれなりの良さがありますね。

次に2へ行こう。道具立てはそろっている。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/69d5acca9586e345c6974e4e69526f8d


気に入った! JBLの「175ドライバー」
2022年12月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/3bad043d678d1d073cc5d1cf48c0131d

前々回の「久しぶりのJBLサウンド」の続きです。

どうやら「脳はマンネリズムを嫌う」ようで、日頃聴いてるイギリス系のスピーカーにはない、引き締まった「JBLサウンド」に一時的なフィーバー状態になっている。これまでの言動からして面目ない限り(笑)。

さて、JBLのユニット「075」ツィーターでシンバルの響きを堪能したわけだが、その一方「D123」(口径30cm)をフルレンジで鳴らすのは「ちょっと物足りない」気もするなあ、一工夫してみようかと思い至った。

せっかく「道具立て」が揃っているので実験したくなる。

チャレンジするシステムの概要を述べておこう。

★ 「D123」を1000ヘルツあたりでハイカットする。その道具は「1.2mh(ミリヘンリー)」の銅箔コイル。バナナプラグを挿し込むSPターミナルを使いたいので先端部分を細工している。

★ 「175ドライバー」を2000ヘルツあたりでローカットする。その道具は「ウェスタン」製の「10μF(マイクロファラッド)」のオイルコンデンサー。

30分ほどで組み立て完了。

それにしても「JBL」を鳴らそうと思ったら、やたらにコイルやコンデンサーの出番が増えるので倉庫の中を調べるのがたいへん(笑)。


駆動するアンプは従前どおりで「D123」には「6FQ7プッシュプル」、「175」(109db)には「71Aシングル」を充てた。

最初は2台のアンプのボリューム調整がちょっと厄介だったがどうにか落ち着いた。

肝心のサウンドについては、まあ可もなし不可もなしといったところでボチボチかなあと、思っていたところ、ふと東海地方の「T」さんからのアドバイス「JBLは逆相ですよ!」を思い出した。

さっそく、「175」のSPターミナルのプラスとマイナスを入れ替えて試聴したところ、あっと驚くほどの変わりよう。

澄み切った青空のような音響空間が目の前いっぱいに広がった。

これは素晴らしい!

もう夢中になって、あらゆる音楽ソースを聴きまくった。特筆すべきは懸念していたヴァイオリンが「AXIOM80」ほどではないが、そこそこ「いける」ことだった。

「金属のダイヤフラムを使ったドライバーでは弦楽器の鑑賞は無理」の先入観が見事に打ち砕かれた(笑)。

シンバルや管楽器に至ってはもう言わずもがなの仕上がり。

ウ~ン、参ったなあ・・、イギリス系SPの愛好家としては微妙な心境である。

そういえば「瀬川冬樹」さん(故人:オーディオ評論家)でさえ、「AXIOM80」から「JBL」へ鞍替えされたくらいだから、あまり突っ込まないでほしい(笑)。

それにしても(71Aシングルアンプで駆動する)「175」って掛け値なしにいいなあ。

ずっと以前に「375」や「LE85」も使ってみたがこれらにはない良さがあるように思う。

ちなみに、JBLにはヴィンテージ・システムとして「ランサー101」がある。クロスオーヴァーが1000ヘルツでウーファーは「LE14」(口径35.5cm)、ドライバーは今回と同じく「175」なので似たようなものかもしれない。

しかも、こちらの方がアンプ2台で駆動できる2ウェイ・マルチ方式なのでサウンドの自由度は高いはず。

そして翌朝(1日)のこと、急に寒くなったので寝床の中でぐずぐずしていたところ、いきなりアイデアが閃いた。

「そうだ、ウェストミンスターの上に175を載せたらどうなんだろう」


寝床の中のアイデアは成功率が高いので、もう止まらない(笑)。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/3bad043d678d1d073cc5d1cf48c0131d


4年サイクルの「フィーバー」で終わらせたくない
2022年12月04日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9416fe59853e4a365cdc50d9e7d2d0f0

前々回のブログ「気に入った!JBL・・」からの続きです。

「本格的なシンバルの音を聴きたい」ばかりに、JBLの「075」ツィーターを起用したところ、だんだんエスカレートしていって「175ドライバー」を動員する破目に~。

ところが、一昨日の過去記事ランキングに4年前の記事「JBLの175ドライバー VS 075ツィーター」が登場していた。

一読してみると、な~んだ、4年前にも同じようなことやっていたんだ!。

どうやら「4年おきのサイクル」で沸き起こる「フィーバー(熱病)」のようだ(笑)。

しかし、当時とはオーディオ環境が違っていますぞ。

真空管アンプの「プリ・パワー」ともに凄く精度が上がっているし、しかも高音域用のSPケーブルが極めて抵抗の少ない「LANケーブル」になっているのも大きい。

と、自分なりに言い訳しながら、懲りもせず「夢よもう一度」と「175」をウェストミンスターの上に載っけてみた。



大型スピーカーの登場ともなると自然に気合が入ってコイルやコンデンサーも大型化する。

まず、画像の「175」の横に据え付けている、まるで弁当箱のような大型のコンデンサーは、高圧電力を使う現場で使用されるもので、たしか20年以上前に四国の人だったと思うがご厚意で譲っていただいたもの。


容量は「22μF(マイクロ・ファラッド)」もあって、周波数レンジで換算すると「900ヘルツ」(-6db/oct)あたりでローカットできる。

肝心の音もメチャ良くて「10μF」を2個パラってやるよりもはるかにいい。

そして、ウーファーにあたる「スーパー12」(口径30cm:赤帯マグネット)の方は「1.7mh(ミリ・ヘンリー)」の銅箔コイルで、およそ「750ヘルツ」あたりでハイカットした。



と、ここで考察。

学術的な研究ともなると「仮説 → 実験 → 検証」という過程をたどるのが定石となる。

オーディオだってむやみやたらに「いきなり実験」とくると味気ないので、多少なりとも真似事をしてみよう(笑)。

<仮説>

☆ ウェストミンスターにもともと入っていたユニットはクロスオーヴァーが1000ヘルツの同軸2ウェイユニットだった。したがってフロントのショート・ホーンも1000ヘルツ用として機能していたはずなので今回の目論見と適合するはず。

☆ また、1000ヘルツ以上についても(同軸2ウェイの中の)金属のダイヤフラムを使って音を出しているので、それも同じ。

☆ ホーンを使った音を近めの距離で聴くと耳に突き刺さってくるようで長時間だと疲れてくる。今回のケースでは距離や高さともにリスナーから離れるので多少は聴きやすくなるはず。

☆ ただし、イギリス系ユニット「スーパー12」とJBL「175」の音色の折り合いがつくかどうか一抹の不安が残る。

と、いったところかなあ。

さあ、ワクワクドキドキしながら音出しだ。

<実験>

駆動するアンプについては750ヘルツ以下を受け持つ「スーパー12」には「WE300Bシングル」を充てた。大型SP用としてようやく出番がやってきた感じ(笑)。

そして900ヘルツ以上を受け持つ「175」には不動の「71Aシングル」を充てこんだ。

そして、音出ししながら慎重に両方のアンプのボリュームの位置を調整した。

<検証>

一聴するなり「これは豊かな音だなあ・・」、クロスオーヴァーを「900ヘルツ」あたりに設定した効果が十分に出ている感じ。

家庭オーディオでオーケストラやオペラの「豊かさ」が堪能できれば、もうそれで十分なのかもしれないと思わせるほどのたっぷりした音響空間が広がった。

ただし、使いこなしとしてクラシックを聴くときは「175」を控えめにする、つまり「71Aアンプ」のボリュームを落とし気味にする、そしてジャズやポピュラーを聴くときはやや上げ気味というのがコツのようだ。

懸念していた両方のユニットの折り合いもいいようで、いやあ、満足、満足・・。

これ以上、弄るところはいっさい無し、と言いたいところだが、こうなると欲が出てきて、いったん捨て去った「口径38cm」の音も聴いてみたい気もする。

もちろんJBLの「D130」と「タンノイ」のユニットは、たっぷり失敗経験があるので、それ以外のユニットで・・。

というわけで、幸か不幸かウェストミンスターに「TRIAXIOM」(グッドマン)を内蔵させる目論見がだんだん遠くなっていく~。

最後に、「JBL」の登場について今回ばかりは4年サイクルの「フィーバー」で終わらせたくない気が充満している、今のところは・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9416fe59853e4a365cdc50d9e7d2d0f0
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/16 (Sun) 20:12:32

「音楽&オーディオ」の小部屋
たかがヴァイオリン、されどヴァイオリン
2023年01月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/4a097a26735970cb27e40ff455e96383

このところ、サブウーファーを「後ろ向きに使う」シリーズを延々と展開しているが、前々回のブログで紹介した最終形は次のとおりだった。



とうとうグッドマンの「TRIAXIOM」まで動員する騒動になったわけだが、ここで参考のために我が家の6系統のスピーカーを「大中小」の視点から分類しておくと、

<大型スピーカー>

ウェストミンスター+175ドライバー(JBL)

<中型スピーカー>

「TRIAXIOM」、JBLコンビ(D123+075ツィーター)

<小型スピーカー>

「PL-100」(モニターオーディオ)、「AXIOM80」、「スーパー10」(ワーフェデール)

以上のとおりだが、「小型スピーカー」の実験がひととおり終えて、「TRIAXIOM」の登場とくれば同じ中型の「JBLコンビ」も登場させたくなる。

というわけで、「同軸3ウェイの見事なハーモニー」に大いに後ろ髪を引かれながらも「JBLコンビ」へと移行。



今回はそれぞれのユニットに真空管アンプを3台使う変則的な3ウェイマルチシステムの編成となった。

ちなみに、「D123」と「075」はクロスオーヴァーを7000ヘルツ(-6db/oct)あたりに設定している。また、サブウーファーは70ヘルツあたりでハイカット。

そして、全体的にスッキリとした爽やかなサウンドに思わず小躍りして、「ええなあ! やっぱりおいらはJBLが好きなんだよなあ・・。075ツィーターは最高だね~」。

ところが、大好きな「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K364」(モーツァルト)に移った途端に、何じゃこれは~。



「まるで蒸留水のような味も素っ気もないヴァイオリンだな、きれいな音は出すんだけど・・」。

「ピアノ、管楽器、ボーカル」についてはJBLコンビの方がすこぶるよろし、細かい音もよく拾うし総合的には上だが、ことヴァイオリンにかけては英国系ユニット独特の翳りある「いぶし銀」のような響きに一日の長がある。

もちろん個人的な感想ですよ~。

たかがヴァイオリン、されどヴァイオリン・・。

クラシック音楽はヴァイオリンの響きが生命線であることを今更ながら思い知らされた。

結局、こうして「TRIAXIOM」か「JBLコンビ」の二者択一を迫られてしまったわけだが、当面は「JBLコンビ」の方が楽器の適用範囲が広いので、何とかヴィオリンの「妖しい響き」を出す方向に傾注したいところ。

となると、必然的に駆動するアンプに目を向けざるを得ない。

まずは、プリアンプの交換といこう。

「マランツ7」型から「安井式」へ。これで随分と印象が変わってヴァイオリンの肉付きが少しばかり良くなった。しめしめ~。

次に「D123」(口径30cm)を駆動していた「WE300B」アンプのレンジが広すぎて、「075」ツィーターとの被りが多すぎるように思えたので、音の重心が少しばかり下がった「2A3シングル」へと変更。

この二段構え作戦でヴァイオリンの響きがかなり好みに近づいてきたのはありがたい。

当面はこれで推移するとしても、ほかに手立てはないかなあ。

あっ、3台のDACの使い分けも考えなくては・・。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
「JBLとヴァイオリン」 は 「水と油」ではなかった
2023年01月17日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/8294151d1e079994cde5864a70d362c1

このところすっかりのめりこんでいる「JBL」システム。

どうせ1週間もすれば別のスピーカーへ交替させるのが我が家のパタ~ンだが、どうやらその気配もなさそうで喜ばしい限り(笑)。



日頃、イギリス系のスピーカーばかり聴いているので、物珍しさも手伝って一時的なフィーバーというのも考えられるが、どうもそればかりでもなさそうである。

何よりも音の解像力がいい。実に細かい音を拾うし、スピード感も抜群で歯切れも申し分なし。そして、まるで炊き上がったばかりの「ご飯」のような「粒立ち」の良さを感じさせる。

「D123」(口径30cm)と箱とのマッチング、075ツィーター(削り出しのステンレス・ホーン付き)などの相乗効果によるものだろう。

そして「サブウーファー」(口径20cm)を後ろ向きにして「100ヘルツ以下」の量感を稼いでいることも無視できない。

ここで、なぜ「100ヘルツ以下」の量感が欲しいのか、ちょっと言及してみよう。

通常、3ウェイ構成のJBLシステムの場合、クロスオーヴァーを500ヘルツあたりに設定すると、こういうサブウーファーなんて要らないほどの量感が得られる。

ただし、マイナス面もあって人間の耳にとって敏感な「200~1000ヘルツ」の帯域でマグネットが違うユニットをクロスさせると相互のユニットが繋がる周波数帯で「濁り」(響きと音色の両面で)が発生するので、それを避けるために我が家では現状のようなサブウーファー方式にしている。

これは聴感上というよりも「気のせい」かもしれない、それほど優れた耳を持っているわけでもないし~(笑)。

しかし、そういう先入観があるのでどうしても気になる。

もちろん、いいとか悪いとかいう話ではなくて、気になるかならないかだけの問題なので、ご本人がそれでよければそれでよろし。

かくして、サブウーファーの課題が解決し(我が家のJBLに)最後に求めるのは前々回のブログ「たかがヴァイオリン、されどヴァイオリン」で述べたように、ヴァイオリンの「いぶし銀」のような響き。

まあ、無いものねだりだろうが「いぶし銀」とまではいかないまでも、気にならない程度までには攻めたいところ。

対策その1



「D123」と「075」のクロスをこれまで「コイルとコンデンサー」を使って「7000ヘルツ」(-6db/oct)に設定していたのだが、ふと以前使っていた「小道具」を思い出した。

「8000ヘルツ」の「ローパスフィルター」で「肩落ち」が「-12db/oct」というのが気に入った。それだけ双方のユニットの干渉が少なくなるから。

右チャンネルだけこのフィルターを使い、左チャンネルは従前のままで試聴すると、明らかに右チャンネルの方が爽やかな響きがしたので、左チャンネルも交換。

対策その2

「D123」を駆動するアンプをいろいろ試してみた。「WE300Bシングル」「2A3シングル」「6AR6シングル」(三極管接続)、いずれも甲乙付け難しだったが、とうとう決め手がないまま最後には「PX25シングル」の出番となった。

昨年(2022年)の11月にオーディオ仲間(福岡)がお見えになったが、その時以来の出番になる。

 

出力管に「PP5/400」(英国マツダ)を使ってもいいのだが「D123」を「8000ヘルツ」でハイカットしているので、弟分の「PX25」で十分だろう。

そして、このアンプでヴァイオリンに耳を澄ませたところ、あっと驚いた。透明感、艶、色気・・、十分揃っているじゃないか!

さすがはイギリスの真空管で、陽気で開放的なJBLを思慮深い内向型へと手なずけた感じがしたが、最初からこのアンプにしておけばよかったなあ(笑)。

対策その3

「押してもだめなら引いてみな」で、逆に自分の耳をJBLサウンドに馴染ませることにした。



バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ」では最高峰とされる「ヘンリク・シェリング」の演奏で、このソナタをリピート再生にして延々と繰り返し耳に叩き込んだ。

一段落したら、次は「みどりアンコール」に移ってこれもリピート再生でじっくり聴きこんだ。

こういう涙ぐましい努力のもと、 「JBLとヴァイオリン」はけっして「水と油」でなかったと思えるようになりましたよ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/8294151d1e079994cde5864a70d362c1




「音楽&オーディオ」の小部屋
「低音の鳴らし方」雑考
2023年04月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aa386a4f78f5d271237bfe31108726c

タイトルにある「雑考」とは、「系統立っていない考察や考証のこと(広辞苑)」とある。

「お前のブログはいつも系統立っていないからわざわざことわらなくていい」と突っ込まれそうだが、今回はひときわ独善的な様相を帯びているような気がするので始めから予防線を張っておくとしよう(笑)。

以下、すべて私見なので念のため、そして気を悪くする人がいたらゴメンね~。

さて、長年、馬齢を重ねてきたオーディオだけど一番難しいのは「低音の鳴らし方」ではないかと常々思っている。

「低音」というのは、手元の資料によると「最低音域=30~60ヘルツ」、「低音域=60~100ヘルツ」、「中低音域=100~200ヘルツ」とあり、およそ200ヘルツ以下を総称して「低音」と言っても大きな間違いではなかろう。

そして、この200ヘルツ以下というのがたいへんな曲者で、たとえば音域を「ピラミッド型」だとすると、この底辺の過不足次第で音全体がガラッと変わってしまう怖ろしさをどなたでも経験済みのことだろう。

そして今もってどういう鳴らし方がいいのか「ストレイ・シープ」の状態が続いている・・。

具体例をあげてみよう。

実はここ1か月ほどのうちで、2軒のお宅をご訪問させてもらって独自の工夫による渾身(こんしん)の力作(システム)を拝聴する機会をいただいた。

いずれもジャズ愛好家で、片方は「JBL」、片方は「アルテック」の本格的なシステムで、低音用のユニット(ウーファー)はいずれも口径38cm!

ところが・・。

堂々たる音なんだけど、どうも音声信号に対する反応のスピードがイマイチというか、かったるく感じてどうしようもなかった。もちろん、自分の耳の方がおかしいのかもしれない。

というのも、日頃から口径「25~30cm」のユニットしか愛用していないので、ことさら違和感が増した可能性が大いにある。

で、その一方「相手方」からすると、当然のごとく我が家の音を聴いた途端に「低音の迫力が物足りない」と、きっと感じるに違いない。

彼我(ひが)のどうしようもない違いについて、いったいどう考えたらいんだろう~。

オーディオは自分で満足さえしていれば、別に他人に迷惑をかけるでもなし、それで成り立つ趣味だが視点を「好きか、嫌いか」から「正しいか、正しくないか」に移すと話が違ってくる。

もちろん個別事情もある。口径38cmといったって、励磁型もあるだろうし、コーン紙の厚さも重さも違うだろう。

たとえば「アルテック」の方が「JBL」よりも軽いという話もある。そして、駆動するアンプによっても変わってくるし、さらには嗜好がクラシック派かジャズ派かにもよる。

そういう諸々の状況も踏まえての話なんだけど、その辺は先日の「ハイエンドオーディオフェア」(福岡市)が一つのヒントになる。

試聴用として展示されていたスピーカーのうち口径38cmのユニットがやたらに少なくなっており、まあ、今に始まったことではないけれど、せいぜい「JBL」か「タンノイ」ぐらいで、あとは押しなべて口径20~25cmのユニットが2発」といった具合。

たとえば、現代を代表するスピーカー「B&W」(594万円)がそうだった。



幾多の研究を積み重ねたメーカーが「口径38cm」を起用しない理由がきっとあるに違いないとは思いませんか~。

もうひとつ身近な具体例を挙げてみよう。やや手前勝手な実例だが(笑)。

一昨日(4月1日)にオーディオ仲間がお見えになったので「ウェストミンスター」(改)を聴いていただいた。



ゲリー・カーのコントラバスとオルガンを聴いていただいたところ、地を這うような重低音に驚かれていた。

「これまでいろんなお宅のシステムを聴かせていただきましたが、こういう重低音が聴けたのは初めてです。オリジナルのタンノイの38cmのユニットですか?」

「いいえ~。我が家では38cmは反応が鈍いので使わない主義です。口径30cmのワーフェデールのユニットが入ってます。ただし、赤帯のマグネット付きですけどね」

「タンノイの技術者にぜひ聴かせてやりたいですね。口径30cmでもこれだけの低音が出るんですから・・」

「まあ、たまたまユニットと箱のツクリの相性が良かったのでしょう。それにしても低音の鳴らし方を主としてユニットの能力に頼るのか、それとも箱に頼るのか、運命の分かれ目でしょう。

前者がアメリカ系で、後者が英国系といえます。私は圧倒的に箱に頼る方に与(くみ)する人間ですが、未だにどれが正解かは分からないってとこですけどね~」

結局、根源的なところではリスナーが周波数レンジに拘らない「教養ある耳の持ち主」になることが一番なんでしょうが(笑)。

皆様はこの「低音論争」について、いかが考えられますか~。 「一家言」(いっかげん)ある方が多いと思うんだけどなあ・・。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aa386a4f78f5d271237bfe31108726c


「音楽&オーディオ」の小部屋
二兎を追う者は一兎をも得ず 2022年05月31日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f4b63eda85bb44ec9cb0ee8df9ed10e6


早朝に、いつも拝読しているのが「T」さんと「I」さんのブログで、いずれも東海地方在住の熱烈なオーディオ愛好家さん。

参考になることが多いので、とても重宝しているがつい先日の「I」さんの「ジャズとテニスの雑記帳」の記事が「JAZZ遺言状」についてだった。



著者の寺島靖国さんといえば、かってはジャズ喫茶「メグ」の経営者であり、熱烈なジャズ愛好家として知られ著書も多数だ。今年で84歳になられるがまだ立派な現役だそう。

ぜひ見習いたい(笑)。

で、本書の中の一節が紹介してあった。無断引用お許しくださいね。

「最近開業したジャズ喫茶のオーナーはどうだろう。穏やかなものである。(中略)今頃の人はたいてい定年退職後に店を開く。何十年も会社に仕えてきたのである。人間が練りに練られているのである。人当たりが良くなって当然だ。

 それに比べ、昔のオーナーは殆どの人が会社勤めをしたことがない。社会に出ず、いきなり店を始めた人もいる。いじめられたことがない。いじめられてはじめて人は人になるのに、その経験がないから出来損ないができる。」

(2014年8月)

アハハ、「出来損ない」とは会社勤めをしたことがないご本人の自嘲を込めてのコメントだろうか(笑)。

たしかに、長年組織に属して飼い慣らされてしまうと自然に「協調」人間になってしまうが、その一方で大切な「覇気」が失われてくるようで。

一長一短ですかね・・。

で、この「JZZZ遺言状」を読みたくなったのでさっそく図書館に急行したところ、惜しいことに在庫が無かったのでしかたなくほかの著作を借りてきた。

「JAZZオーディオ快楽地獄ガイド」



一言でいえば「JAZZ」と「オーディオ」が見事に一体化した本でその根気と熱意に圧倒された。

やはり最後に人の心を打つのは「根気と熱意」ですね!

そういえば、文豪「夏目漱石」は若かりし日の「芥川龍之介」に対してこう諭した。

「世間は才能の前には頭を下げないが、根気に対しては頭を下げる。才能をひけらすことなく、牛になったつもりで根気よく進みなさい。」

このブログも内容はともかく「根気」だけは負けないつもり、そしてオーディオに対する熱意も(笑)。

それはさておき、本書ではベースとシンバルの音へのこだわりから「レイオーディオ」(表紙の画像:400万円のスピーカー)を購入するいきさつなんてすごく面白かった。

ただし、JAZZとクラシックではオーディオに対するアプローチがまったく違うことにも驚かされた。

一言でいえばクラシックで追及するのは「ハーモニー」だが、JAZZでは「個別の楽器の音」になっている。

道理で、JAZZ愛好家の方がときどき我が家に試聴にお見えになるが、大半の方々が試聴後に首を傾げて帰られるはずだ。

まったく基本的に思想が違うんですよねえ。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」なので、これからも精進してクラシックだけに邁進することにしよう(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
面白うて やがて悲しき オーディオかな
2023年03月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882

芥川賞作家にしてクラシックに造詣の深かった「五味康佑」(ごみ こうすけ)さん(故人)が著作の中でいみじくもこう述べられていたことが脳裡の片隅に残っている。

「どんな長編小説も俳聖・芭蕉の一句に及ばないことがあります」

その代表的な名句・・

「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」 「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」 「象潟(きさがた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」 、そして「面白うて やがて悲しき 鵜舟かな」・・

詩情豊かなイメージに思わずウットリしませんかね(笑)。

この25日(土)に「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきました。開催地は福岡市の中心部「国際会議場」で、大分県内各地からオーディオの勇士が6名集っての道行でクルマの持ち出しと運転は「Y」さん。

主催は「マックス・オーディオ」(本社:北九州市)さんで、「社長の大橋さんという人はとてもオーディオ熱心でユニークな人ですよ」(Yさん)とのことで、九州の田舎者にこういう機会を与えていただいて大いに感謝です~。

このフェアはコロナ禍で長いこと中断していたが、たしか3~4年ほど前にも訪れたことがあり、何といっても高級なスピーカーが聴けるのが楽しみの一つ。

そして、今回のハイライトは「1485万円」のスピーカーが聴けたこと!


「AUDIONEC」(フランス:オーディオネック)の「EVO3」

で、肝心の音なんだけど・・。

広大な周波数レンジ、力強い音というのは間違いないが、「それがどうした」という気になるのはこちらの僻みかな~(笑)。

重量は110Kgなので「ウェストミンスター」級で大したことはないが、家庭で音楽を聴くとなると「どれだけ繊細な音が出るか」がポイントになりそう。

「デジタル機器に比べてスピーカーの進歩は遅々としている」と、されているが、いろいろと工夫の跡が見られるのでこういう最新のSPを一度でも聴けて良かった。

いずれにしても、この程度の音に1500万円も出す気にはさらさらならないが、「ステータス」の側面からアラブの石油王、世界のIT長者あたりに狙いを定めているのだろうか。

ほかにも、

「B&W」の「801 D4/B」も聴いてみた。お値段の方は「594万円」

そして「ウィルソン・オーディオ」のスピーカー。


これが「858万円」・・、何だか金銭感覚が麻痺してきますね(笑)。

いずれも似たような音に感じて、どこがどう違うの~。

「ELAC」(ドイツ:エラック)のスピーカーは独自の工夫がしてあって「コーン」型の表面にクリスタルカットを施して表面積を増やす工夫をしていたので感心したが、音の方もとても良かった!

お値段は「165万円」(スタンド込み)。

各ブースを回りながらYさんが「どれもこれも似たような音がしますね・・。あなたの家でAXIOM80を聴かせてもらう方がよっぽど面白いくらいですよ」と、呟かれた。

夢を与えてくれる高級オーディオをけっして否定するわけではないが、乏しいお金を捻出して創意と工夫にあふれたオーディオもまた良きかな~。

で、最後に一句。

「面白うて やがて悲しき  オーディオかな」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/187fbcd1d967f4255ff6261009bf5882



エンクロージャーをメーカー任せにする方が圧倒的に多いが、そういう方々はオーディオの「真髄」を味わえないまま(オーディオ)人生を終えることになるわけで実にもったいない話だと思う。

メーカー製は第一「見てくれ」がいいし、信頼したくなるのもわからないではないが、所詮は一定の規格に縛られた「建売住宅」のようなもので、個人の嗜好やそれぞれのオーディオ環境に配慮した代物ではない。それに所詮は企業なんだから儲けを念頭に置いた「コスト」第一主義であることを忘れてはいけない。

その点、薄い板厚にしたときのエンクロージャーによる表現力の多彩さ、背圧の逃がし方、音像定位のためのユニット同士の振動板の位置合わせ、吸音材の選び方、詰め方などまさに「宝の山」だと思うんだけどなあ~。

このうち特に「薄い板厚」(1~1.5cm) にしたときのエンクロージャーは響きの面でクラシック鑑賞には試してみる価値が大いにある。とにかく市販の製品は板が厚すぎて余韻が物足りない!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d7ec5a8bfedd613ef6ccfd5ad54555c7
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 01:15:46

スピーカー史上の最高傑作 QUAD ESL57 は大音量を出すとエレメントが破損するのでジャズ・ロックは聴けない


Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん
最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん

クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57 は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ~~)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751


▲△▽▼


QUAD ESL63 は残響3秒のロイヤル アルバート ホールの音を再現したスピーカーだが、スピーカー間の角度と位置を mm単位で調整しないとホールトーンが出ない。ホールトーンを上手く再現すると ESL57 より遥かに良い音になる。

ESL57 と違い大音量は出せるが、真空管アンプで小音量で聴かないと普通のスピーカーと同じ様な音になってしまうので、ジャズ・ロックには向かない。

因みに、ESL57 やモニタースピーカー ESL63pro ではホールトーンは出せない。

3年でエレメントが緩んで音質劣化してしまう。
エレメント交換にペアで 60万円かかる。
ヤフオクで 20万円程度で手に入るが、本来の音とは全く違う。


禁断のKRELL
QUAD ESL63
2014年01月12日
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html

QUAD ESL63はイギリス音響界の偉人、ピーター・ウォーカーが開発した英国製の歴史的銘機、コンデンサー(静電型)スピーカーであり、通常のダイナミック型スピーカーとの使用上の違いは、ESL63ペアそれぞれ電源コンセントから給電して使用する。

コンデンサー型スピーカーは完全な平面状が多いのだが、ESL63は
ダイナミック型スピーカーと同じ球面上となっており、立体的な音像構築を
実現している点が最大の特徴である。音楽信号は独自開発のディレイ(遅延)回路を経由することで均衡の取れたスムーズな球面波状の音楽エネルギー解放を実現している。


特徴としては「美音」の素晴らしさが広く知られており、音楽ジャンルで言うとクラシック愛好家の専用機として大変有名である。とにかく非常に美しい音が最大の特徴である。

しかし、「色合い」が付けられた音ではなく、無色透明だが高品位で繊細なサウンドが持ち味であり、聴き手に強く訴えかけるというよりは、落ち着いた静謐な佇まいを持つ、したがってダイナミクスという点には欠けるので、迫ってくるような迫力を求める向きにはダブルスタックでの使用が推奨される。マークレビンソンが1970年代に自宅で QUAD ESLをスタックしてハートレイ製61cmウーファー、デッカ製リボントゥイーターを追加した「H.Q.D」という巨大システムとして使用していた。CELLOとの相性は抜群に良い。
「美音」にこだわる方には絶対に避けて通れない、一度は使うべきスピーカーである。

スローバラードの女性ヴォーカルが見事であり、フルオーケストラにはやや難渋するが、やはり室内楽の再現性が大変素晴らしい。一般家庭のリスニング環境においてクオリティーの高い再生を目指す方に向いている。耐入力は50Wまで、ESL63からは保護回路が入っており、過入力の場合は音が歪むが、ユニットは保護されるようになっている。ESL57は過大入力をするとすぐに振動版を破損してしまう。


透徹繊細という言葉が、ESL63の枕詞に相応しいだろう。史上もっとも色付けが少ないスピーカーである、スタジオモニター用途のPRO63とは違い、家庭用での音楽再生の最高峰を目指して作られた製品である。モデル名の63とは開発が始まった1963年から由来している。そして18年という歳月を掛けて1981年に発売された。プロ用機とは違い、本機はホールトーンの再生を最大の特徴としており、内振りにした近接ニアフィールドセッティングでは部屋の影響は少ないのに、大変豊かな「残響音」を聴かせてくれる。

ただの無彩色なソッけない音を連想してはいけない。その再生音は非常に濃厚で、
バラード曲ではヴォーカル音像の濃密さに驚くだろう。この後で聴いた
JBLの大型モニターの音が「随分スッキリして聴こえる」と感じられるほどの濃厚なヴォーカルだ。白熱灯を本機に当てて使うとネットの内側が透けて見えるのだが、僅か数ミクロンという薄い振動版が激しく振動している姿が薄明りに照らしだされる。

パーカッションの微細信号の再生では、パルシブな反応性の高さ、
繊細な表現力はダイナミック型の比ではない。家庭用として常識的な音量の
制限下では現代でも通用する魅力的な再生を聴かせてくれる。声楽や弦楽の小編成の再生は白眉で、熱烈なファンを世界中に多数生み出した。反面、低音のみならず、大音量・大編成になるほど厳しいと感じるのは正直な感想である。背面からは前面と同じ音が出ているから壁から最低50cmの空間が必要である。もっとも背面の処理はネットではなく透過性はあるが厚い布地だ。 低音の再現性はやはり厳しく、どうしても不満はついて回るだろう。低音感にはそれほど不満はないのだが、15インチウーファーとは音の質感に歴然とした差がある。やはり振動版が薄いのでどうも低音が軽く物足りないのだ。ESL63の低音はこりゃヒドイナア(´・ω・`)という感じ・・・・・
ジャズやロックの再現性?JBLの大型スピーカーの味を知っている人からするとキツイ。

音像の実体感に関しては不満はなく、非常に確かな存在感で鳴らすことができ、
やはり課題は低音だろうと感じた。イギリス本国のみで流通していた専用スタンドで
聴いたが、これで耳の高さは椅子に座ったリスニングでも問題ない。

そのままでは安定性に欠けるので専用スタンドは出来れば使いたい。
狭い部屋でも鳴らせるものの、場所を取る大きなスピーカーなので、メインとして使うつもりでなければ導入は難しいだろう。機器やシステムを
増やすと音は間違いなく悪くなる。寸法はしっかりチェックして導入前にシュミレーションが必要だ。やはり最終的には機器としての脆弱さが気にかかる。オーディオ機器は安定して長期使用できるのがなによりも大切な要素であり、故障が頻発したGASの製品は音質は優れていたのにアッという間に市場から淘汰されたのがそれを証明している。

古い製品ですし、故障頻度はダイナミック型の比ではないでしょう。
かなり大きいので頻繁に修理に出す際も大変ですね。
ただし、ESL63は音は他では得られない素晴らしいものです、
集合住宅で周囲に気を使いながらのリスニングでヴォーカル再生を追求したい方に強く推奨したいと思います。個人的には機器のリライアビリティを重視しているので、今からの購入は慎重に検討する必要があると思っています。しかしながら、この"ホールトーン"が生み出す音色の暖かさ、柔らかさ、艶やかさと比類ない透明感が見事に併立した世界は、他では得られないものだと思います。


Q:   なぜ、エレクトロスタティック型なのでしょうか?

A:   それは一番よく聞かれる質問の一つです。理由は簡単です。
音は空気の振動ですね。空気はとても軽い。軽い空気を動かす
スピーカーの振動版は、軽ければ空気とのマッチングが良い。
軽い振動版を駆動する方法はエレクトロスタティックです。
これが理由です。ただし開発は大変でした。振動版となるフィルムが
安定しないのです。ピンと張ってもやがて伸びてたるんでしまう。
小さなESL(エレクトロスタティック・ラウドスピーカー)を作ってはどんどん
大きくしていき、ESLの最初の製品化一号機に至るまでに、50年から55年
までの試行錯誤が必要でした。エレクトロスタティックの動作原理は簡単
です。しかし、原理と製品化との間には大きな壁がありました。


回答、ピーター・ウォーカー

発売が1981年製の年代物のため、メーカーの仕様ではスピーカー端子は
バネ式で、細いケーブルしか使用できない。端子交換品が良い。


スピーカー固有の指向性の問題でフラットセッティングではなく若干の内振りが必要になる。


背面からも前面と同じ音が出ているので、後ろ側は最低50㎝の空間が必要になる。
故朝沼予史宏氏による記述では1mとある。ライブ感を生かしたいならあまり吸音処理を
しないほうが良いようだ。

湿気の多い日本では除湿器が必要とも云われている、製造国イギリスはいつも
雨ばかり振っている土地柄だが、体感の湿気は低く、日本より過ごしやすく感じる。

ESL57 「これこそがQUADだ!」 と言う意見のQUADファンも方もいる。若干振動膜が
厚い構造であり、高域の指向性で劣っている。具体的にはリスニングポイントが
限定される度合が強く、高域が聴こえるサービスエリアが狭い。
取扱いはよりデリケートで過大入力をすると即座に振動版を損傷してしまう。


ESL63 茶色 スピーカーとしての洗練度を高めた歴史的傑作モデル。一説には
ホールトーンが再生できる、これこそが家庭用スピーカーの最高峰という意見がある。
ホコリに対して神経質であり、お部屋の掃除を欠かさないことが
肝要なのだそうだ。ホコリが入る状態だと、電極のついた空気清浄機と同じで
お部屋のホコリを集めてしまうことになる。ブラックユニットのものが高価となっている。
(ユニットが黒いだけで外観は全て茶色)


ESL63PRO 黒色 63から若干の仕様変更がある。スタジオモニター用途として
制作されたモデル。ヘヴィ―デューティーな使用下にも耐えうるモデル。


使用上の注意点はあまり頻繁な移動は厳禁で、デリケートな扱いが求められる。
二人で筐体にひねりを加えないように扱うのが良いそうです。
注意点は再生音に異常が出たら即座に使用を中止して修理工房に連絡すること、
これだと修理代は2万~3万程度で済む、「音は出ているから、そのうち直るだろう」
とそのまま使い続けると致命的な故障に発展し、高額な費用がかかることになる。
したがって、何十年も放置していたものは大抵の場合修理費用がかさむわけである。
「正しく使い続ければメンテナンスフリーで使い続けられるのか?」と問われますと、
そういうわけにはいかず、内部の接着剤の剥離などの小さな補修が必要である。
10年間単位でみると、途中で1回前後、2~3万円程度の補修(片側)が必要になる
だろうという目安です。


クォードESL63と63PROの修理価格ですが、過去の修理歴とかノイズが
出だしてからの使用状況等により様々のようです。ESLの取り扱いに力を入れている
サウンドポイント55さんでお聞きしたところ、過去に依頼された修理品の平均という事
で言いますと、大体ペアーで10万から12万円位というのが一番多いそうです。
ですから、単純に片方ですと5~6万という事になるようです。
最大となりますとまず無いケースですが、多分片方15万円位という事に
なると思います。サウンドポイントさんでレストアした物であれば
ノイズが出だして直ぐに連絡すれば、普通掛かっても2~3万円以内で
直るものと言っておられました。先の見積もりはあくまで放ったらかし、
または過去幾度かのメーカー修理の場合のケースなのだそうです。


寒い時期に移送した場合、到着後暖かい部屋で直ぐにスイッチを入れると
結露で壊れる可能性があるので、冬場は機械が冷え切って届くと思うので、
部屋の温度に馴染んでからの電源投入を厳守すること。
これが使用に当たっての唯一の注意点です。
部屋の寒いところに放置されがちな日本では急な部屋の暖気による
結露が一番ESLには問題となります。冬場のご使用にだけ御注意下さい。
それからESL-63はESL57と違いSWオンですぐに最大音圧が得られます。
通電時5000V掛かっていますので、空気清浄機の如く部屋の埃を吸い寄せます。
試聴中以外の通電は百害有って一理無しとご理解下さい。



Q:   ESL63ですが、連続通電24時間で壊れると聞きましたが、連続通電時間は
何時間程度までがよろしいですか?また、長時間の連続通電後は、何時間休ませれば、
再度の使用がスピーカーに負担なく可能ですか?


A:   連続通電24時間で壊れるというのは全くのデタラメです。
24時間通電(常時点けっぱなし)だと壊れるというのが間違って伝えられてる
だけだと思います。人によっては数年点けっ放しでお使いの方も居られます。
でもそういう使い方だと空気清浄機として働いて部屋の埃を吸い寄せ続ける
ので内部に埃が入ってスポット放電し振動板を破るリスクが上がるという事です。
電気的には点けっ放しでも何ら問題ないです。消費電力も5Wほどです。
ダストカバーは付いておりますが、63の場合完全密閉というわけではないので
多少空気の行き来はありますのでリスクが上がるわけです。
(57はテープによるユニットごとの完全密閉です)
何らかのショックや経年でダストカバーが破れたり隙間が出来た時には
よりそのリスクは上がります。そういった事もあり常時通電は避け、
鳴らす時だけ通電して下さいという事を申し上げている次第です。
当方でも普通に2~3日の点けっ放しはしょっちゅう致しております。
ですから、再度の使用もいつでも出来ます。SPに負担など一切ありません。

本体の高さは92.5cm、日本には輸入されなかった鉄フレームの専用台は
高さが21.5cmある。ネジ止めで強固にセッティングが可能であり、転倒防止にもなる。
合計すると全高は114cmとなり椅子に座った状態でリスニングに最適な高さが得られる。

文中のノウハウは「サウンドポイント55」の三村さんからアドバイスを頂きました。
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html


▲△▽▼


因みに、QUAD ESL57 はインピーダンスも能率も非常に高いので、15Ωにも対応できる真空管アンプなら出力 4Wのアンプでも大音量が出て、低音も 40Hzまで鳴ります。
但し、QUAD606 の様な 8Ω専用のアンプでは低音が全く出なくなります。


「40ヘルツの低音」・・。

人間の可聴帯域は周知のとおり「20~2万ヘルツ」とされているが、40ヘルツという「かなりの低音」を出せるシステムの割合はどのくらいかという話。

おそらく「二つのシステムに一つくらい」の5割程度じゃないかな~。ちなみに我が家の「AXIOM80」の場合、単独では到底無理である。

そして、これが30ヘルツあたりまでになると、ぐっと下がって「五つに一つ」の2割程度になり、さらには20ヘルツとなると「百に一つ」の1%ぐらいになるというのが自分の大まかな見立てである。

つまり、満足できる高音域を出すよりも十全な低音域を出す方がはるかに難しい、それはいわば「血(お金)と汗と涙」に如実に比例するというのが、50年以上にわたる拙い経験の偽らざる感想である。

ちなみに、我が家のウェストミンスターの低音はせいぜい30ヘルツあたりまで伸びていれば上出来という感じ、かな~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi


QUAD ESL63 はインピーダンス 8Ω、出力音圧レベル 86dB/W/m なので、出力 15W 以上の真空管アンプが必要です。


▲△▽▼


ESL63・ESL57 のリスニングポジションについては色々な見当外れの設置法が拡散されていますが、目の前、至近距離に置いて、かぶりつきでヘッドフォン的に聴かないと音からオーラが消えてしまいます。


1. ESL63 をモニタースピーカーとして使う場合の設置法、音楽を愉しむのには使えない

ESL63 のリスニングポジションは本来は二等辺三角形ではなく正三角形に設置して内向きに振るのがメーカー指定の聴き方です。

リスニングポジションとスピーカーを正三角形の位置になるようにし
かなり内振りにして、リスナーの耳辺りを狙う感じにセットする。
リスニング姿勢は、椅子に座って俯瞰するよりも、カーペットに座った状態が良い

スピーカーの面積が大きいので、2枚の衝立の目の前に座るような感じだ。
そして、再生すると、2本のスピーカーの間に音像が立ち並ぶ感じになる。
微少信号が極めて正確に再現されるので、ステージかぶり付きで聴いている聴衆の感じになって、雰囲気が最高に味わえる。
音像は極めてホログラフィックで、ボーカルは自然な口、人肌の感じが素晴らしい。
音が詰まった感じになるときは、微妙にリスニングポジションを前後にずらし、
またスピーカーの内振りの角度を微調整すると、抜けのよい良い音になる。
https://vt52.blogspot.com/2008/09/quad-esl-63-pro.html



2. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 1

平面波が出るESL57は平行配置が原則です。
ディレー回路内蔵のESL63は内振り、出来れば45度も可能ですが、57は厳密に平行法で使うのが、良い結果を生みます。これはほとんどの方が、試されていません。

そして、SPから3〜4メートルぐらい離れて聴くと、音が波打ち際にいるようにどんどんと押し寄せてきます。
https://tannoy.exblog.jp/13780879/
https://tannoy.exblog.jp/13799252/



3. ESL57 のオーラが消えてしまう設置法 _ 2

ESL57を対向に置くと三次元的なホログラフィな音が出る
https://tannoy.exblog.jp/26492781/


△▽


ESL63・ESL57 の正しい聴き方

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングを ESL63・ESL57で」・・

が基本になります。


ESL63・ESL57 の聴き方は やはり鳴らすのが極端に難しい JBLパラゴンに準じます。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない

「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。

※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。

なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。

よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。

憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。


△▽


パラゴンはどんな狭い部屋でも前面の音響パネルから至近距離で聴けばいい音になります。 ヴァイオリンを狭い部屋で弾くのと同じですね。
パラゴンは元々センタースピーカーとして設計されたので、ステレオ感とか位相とか定位とか周波数特性は完全に無視しているのですね。


Whistle Stop Cafe Ⅱ パラゴン 5 2018-02-25
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500257119.html

前回 「理論的には部屋のどの位置で聴いてもバランスのとれたステレオ再生が可能になるというのが、ステレオ時代に誕生したパラゴンのセールスポイントで、究極のステレオ再生専用装置なる評価が与えられた」と記したが、

パラゴンは友人宅で聴いた際、聴取場所を変えて座ったり、立ってみたり、寝転んでみたり、行儀の悪い格好で試し聴きしてみた。

左右のスピーカー2本の時よりは、首を動かしても音像が移動しない、しかし、リフレクターから遠く離れたり、極度に左右どちらかへ移動した場合はやはり、バランスのとれたステレオ再生にはほど遠い事が分かった。

故・岩崎千明氏が生前直接語ってくれたパラゴンの聴き方の中で、パラゴンはなるべくスピーカーに近づいてあの湾曲した反射板と「にらめっこ」して聴くのが最良であると。

それを確かめる為に、やはり友人宅のパラゴンで持参したジャズのレコードで
リフレクターから2m位の位置から徐々に近づいていき、目の前は木目しか見えない状態になった時こそ、ステレオ再生のバランスと生のような臨場感を体感できる事への確証をもったのだ。

メトロゴンも同じだが、ステレオ音像のバランスやリアルなジャズ再生となれば
あのリフレクターにどんどん近づいていってしまう。結果、岩崎氏の言うように、
パラゴンの真ん前で正座し「にらめっこ」して聴くのが私もベストと思う。


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詳細は

QUAD の静電型スピーカーを超えるスピーカーはまだ存在しない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004090
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 01:41:32

ダイナミック型スピーカーユニットの最高傑作 GOODMANS Axiom80 は低音が出ないのでジャズ・ロックは聴けない


Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生
第35回 GOODMANS AXIOM-80を鳴らす。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035

 このコラムももう35回目になりました、35回の節目としてマニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われているGOODMANS社のAXIOM-80フルレンジスピーカーを取り上げます。

 今回ご紹介するユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。

巷ではAXIOM-80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しましたので興味がおありの方は最後までお付き合いください。

1950年前後の超レアなユニット、状態も大変よくコーン紙の補修もありません。

AXIOM-80


 AXIOM-80をネットで検索しますと色々な方が評価していますからあえて私が詳しく述べる必要はないのとAXIOM-80に関して自分はそれ程詳しくはありませんが使われた方のコメントを読みますとAXIOM-80は大変気難しく簡単には鳴らないと云われている、

 私のコラムでも以前に書きましたが故瀬川冬樹氏がこのユニットを使っていたと紹介しましたが

このユニットはオリジナルと復刻(レプリカ)があり

その今はないヒノオーディオでヒノ製のボックスに入ったレプリカのAXIM-80を聴いたことがあります。

その時の印象として大変指向性が強よくて高域は耳に付くきつい音でこれが噂のAXIOM-80の音かとがっかりした覚えがある。

 皆さんもAXIOM-80を聴かれた方はオーディオショップがほとんどと思われますがショップの場合は適当にセッティングして展示してあるアンプを繋いでの音出しがほとんどですから本来の実力は見えてこないのとこのような簡易的な鳴らし方ではAXIOM-80が可哀そうに思える。

ショップで鳴らすAXIOM-80は魅力が乏しく他のスピーカーのが良く聴こえて来る。

残念ながら適当に接続してセッティングしたAXIOM80は本来の音とは程遠いサウンドでこれがAXIOM-80の実力かと思われるとこのユニットは哀れである。

AXIOM-80のオリジナルBOXは存在しない!


 色んな方のAXIOM-80のコラムを読みますとAXIOM-80をオリジナルボックスに入れて楽しんでいる方が沢山いますが、GOODMANS社はユニットを装着したオリジナルボックスは存在しません。

当時GOODMANSはシュロリ貿易が輸入元でこのユニットをヤマハがGOODMANS社からライセンスを受けて製作されたと聞いています。

 ヤマハボックスはAXIOM-80の図面を元に後面がコーナーになっていて前面にARUを取り付けて販売されていた、

時々写真で見るオリジナルボックスはすべてヤマハが製作したものですがこのボックスは評判が悪く本来のAXIOM-80の良さが出ないボックスと云われている、


もう一度はっきり云わせて頂くと

AXIOM-80のオリジナルボックスは存在しません。

仮にオリジナルと称して本国からユニットを装着した物が入荷したのであれば英国の箱屋が作ってユニットを入れたものと思われる。

 タンノイの様なオリジナルボックス付きの場合100%失敗はしないがグッドマンズ社の場合はユニットだけの販売では一部マニアでしか使えない欠点がある。

 私が高校生の頃名古屋の納屋橋にありましたヤマハビルのオーディオ売り場にこのAXIOM80がヤマハボックスに収納されて展示してあったのを覚えています。

またシュロリ貿易が出していたGOODMANSの総合カタログがありこれを目に通すと一風変わったユニットが載っていました、これが現代でも幻の名器と云われるAXIOM80で真っ赤なマグネットを装備した見た目にも高級感があったのを覚えています。

当時の販売価格は1本26,000円ぐらいだったと記憶しています。またこのユニットを装着したヤマハボックスに入れたのを聴いていますが当時の耳のレベルでは凄いとは思わなかったが国産品しか知らない私でしたから外国製と云うことで魅力はありました。

センターのサブコーンは薄いベークライトのような素材を使ってあるのが本来のオリジナルになります。

AXIOM-80のレプリカ


 オリジナルとレプリカ、確か真空管の名器でマッキントッシュのC-22、マランツ#7もレプリカがありましたね、良質なオリジナルが無い為やむを得ずレプリカを購入された方が沢山いますが、ルックスは同じでも音質的にオリジナルとは似ても似つかない音ですがこれは仕方がないかも知れません。

 AXIOM-80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが、今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、

ヤフオクで時々AXIOM-80が出品されていますが、ユニット単体で30~40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で、外観はAXIOM-80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM-80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。

AXIOM-80の使いこなし


 今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたが、スピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたが、フルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM-80の使いこなしになりますが、良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、

ヤマハが販売したGOODMANSの指定箱では正直低域の量感が乏しくバランスがすべて上に行ってしまい高域がきつく疲れる傾向の音になってしまう、

 また解決策として低域の量感を増やす為ウーファを追加して2Wayでやられている方がいますが、理論的には正しいのですがウーファとAXIOM-80の繋がりに問題があるはずです。

AXIOM-80はフルレンジですからこのユニットを低域のみカットして使えば何処かの部分でディップが生じるのと音色が同じでない為不自然になってしまう、

では同じGOODMANSのユニットを低域で使用すれば解決するのかと云えばこれは難しくカット&トライで挑戦するしかない、GOODMANSでもAXIOM-80は特別な音色を持ち合わせていますから音色は一致しない、

 今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

他の方が書かれたブログを読みますと

AXIOM-80はバスレフ、バックロードではスピード感がなく付帯音がくっ付いて鳴らない

と書いてありましたがそれは本当なのか実証してみたいと思いますが、その辺はカット&トライでやって見たいと考えています。

マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM-80音出し


 早速このユニットを実装しての音出しですが、取りあえずユニットのみ裸の状態で音出ししてみました、

最初に出てきた音はどこにでもある特別な音ではなかったがこれをボックスに実装したらどんな音になるのか胸がわくわくしてくるのがわかる。

世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、

ここで片側の左側はAXIOM80を装着し右側をVITAVOXのDU-120コアキシャルを取り付けての比較試聴なら私の様な阿呆耳でもはっきりわかるはずだが未知の体験であるがため試聴には慎重にならないといい加減なレポートでは参考にならないとお叱りを受ける。

またこのAXIOM80は真空管アンプを選ぶらしいがWE-300Bを使えばきっと鳴るはずだが果たしてどうなのか、

早速であるが巷では最高の球と云われているWE-300Bシングルで試聴開始した、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハGT-1000
トンアーム GRACE G-565ロングアーム
カートリッジ オルトフォンSPU-GとSL-15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE-300Bシングルアンプ、メトロアンプ

試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他


以上のシステムでの試聴になります。


全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。

シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかも
これは300Bアンプが悪いとは思えない、


 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが、中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。

特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。


 次にVAITAVOXのDU-120に切り換えると、中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25㎝ユニットでは難しいかも知れないが、AXIOM80はVAITAVOXに劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするがジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、

ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、

またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。


サブバッフルを取り付けての試聴


メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE-300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だが、このユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うが、プッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは

米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランス

を使った自分では最高のアンプと思っているが、AXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT-66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE-300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、

やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、


多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、

AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですがこのメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後VAITAVOXに切り換えて試聴したが、好みとしてはVAITAVOXのが自分には合うように思えるのとVAITAVOXのDU-120は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味AXIOM80より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらがVAITAかAXIOM80かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、


 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには

容積の大きなボックスで

材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い

吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、


またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来のAXIOM80の良さが出てくるような気がしますが

国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単にならないことをご報告しよう、

名ばかりの国産のトランスではAXIOM80の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。

あとがき


 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのと、このユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うがAXIOM80に恋こがれた方なら価格の問題ではない、

AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035




「音楽&オーディオ」の小部屋
2022年02月09日

スピーカー(以下「SP」)群の中で我が家の顔ともいえる「AXIOM80」。

グッドマン社(英国)はユニットを製作し販売したが、タンノイのように箱を作らなかった。日本国内で販売されているのはグッドマン社の指定を受けたヤマハ製の箱だと聞いている。

この箱でもいいんだろうが自分には満足できなかった。点数で行けば70点くらい。補助バッフルをつけてウェストミンスターの箱にも取り付けて鳴らしてみたがうまくいくはずもなかった。今となってみると当時はまったくわかってなかったですね。

で、次に取り組んだのが専門誌「管球王国」の記事に刺激されて薄い板厚(1.5cm)の箱を自作したところようやく80点ぐらいに到達。

そして、先日の「AXIOM150マークⅡ」を「重石代わり」と「ドロンコーン」を兼ねて箱に取り付け、「ARU」にちょっとした工夫をすることでようやく90点レベルぐらいに行けたかなあ・・。

あくまでも自己採点ですよ~(笑)。

そして残り1割の「伸び代」となると、さらに大きめの板厚の薄い箱に容れるしかないかなあと思っている。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/71603d595de8f0d95493b07ec57c8e67


詳細は


オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html

オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html

「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa

「AXIOM80」へのアプローチ・2021年版~エンクロージャー編~ - 「音楽&オーディオ」の小部屋
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2fd193621fd534c9da006479d07bf8d8

酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html
7:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 01:56:30

ブックシェルフ型スピーカーの最高傑作 スペンドールBC-Ⅱ は大音量を出せないのでジャズ・ロックは聴けない


SPENDOR BC-II(BC-2)の仕様 スペンドール
使用ユニット 低域用:20cmコーン型
高域用:3.8cmドーム型(HF-1300)
超高域用:ドーム型(4001G)
https://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/bc-ii.html

audio identity (designing) 宮﨑勝己 ふりかえってみると、好きな音色のスピーカーにはセレッション HF1300が使われていた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1176.html


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スペンドールBC-Ⅱの思い出 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年11月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1d584876ef29aebc6b332484f332b038

「枯れた音のする名品」と云われたスペンドールBC-Ⅱスピーカー。


ユニット構成は20㎝ウーハーとの2ウェイ+スーパーツィーターの構成。スーパーツィーターの対入力が小さいので大音量再生は無理。スーパーツィーターがクリッピングします。


ミニ管球アンプのシステムで柔らかく静かに奏でるように鳴らすと絶品でした。

最初の「内部配線交換」したときの配線(化け物シリーズ)。最終的にはこの上のグレードの配線に変えて完成させました。出てくる音は「音楽」が聴けました。


専用のSPスタンドに設置して妥協しないようにして鳴らしていました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1d584876ef29aebc6b332484f332b038



数年前までのサブSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年04月29日

数年前までスペンドール BC-ⅡをサブSPに使っていました。(10年近く保有)内部配線は当然交換して使っていました。音のバランスや質感が良かったですね。ただ「音量」をもう少し・・・と望むと頭打ちでした。

こちらはハーベスのモニターMKⅢです。(5年近く保有)こちらも当然内部配線を交換して使っていました。音のバランスも良く音量もこのサイズのSPにしては良く出ていました。ジャンルは何でもOKな感じでした。まさにモニター。しかし、20㎝口径のウーハーですので「空気を震わす」様なサウンドは望めません。

まだ他にもタンノイⅢLZやALTEC 408-16、JBL LE8T等も使って遊んでいました。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b407f53e5585f6c8b1ddb0f267706595



サウンドトレール Trail仕様 スペンドールBC‐Ⅱ
サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010/07/20
Trail仕様(内部配線ルシファー)のSPの販売をします。
対象機種はALTEC#620AとスペンドールBC‐Ⅱになります。SPのみです。

スペンドールBC‐Ⅱはオリジナルでは「くぐもった様な音」で「枯れた音」とたとえられていますが、それは内部配線が「伝送ロスの塊」で有ったからで、エネルギー感の少ないサウンドでした。内部配線を「ルシファー化」して見ますと、JBLのモニターSP並みにエネルギーが出て来て音が前にも飛び出して来ます。

このSPの特徴は「弦楽器」の質感に有ると思います。全体のエネルギー感を上げた上でボーカルや弦楽器の質感が「さざめく」様に出て来ます。 価格はお問い合わせください。セットで5万円ほどです。

SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換。
このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますとサブスピーカーではなくなります。
38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。
http://soundtrail.co.jp/p04.html

スペンドール BC‐Ⅱと云うSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月14日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

私は大きいスピーカーも好きだけど、20㎝ウーハーを使った小型スピーカーも好きです。メインのオリンパスシステムが有っても常に小型のスピーカーを合わせて持っていました。現在でもJBL#D208システムをそばに置いています。ウーハーが20㎝以下になると低域の再現で物足りなくなるので20㎝以上にしています。8㎝、10㎝、12㎝、16㎝のSPも自作して使って見ましたが、あくまでも「おもちゃ」ですね。

10年以上前から「スペンドール:BC‐Ⅱ」と云うスピーカーを使っていた。他にはタンノイ#ⅢLZ(25㎝モニターゴールド)自作箱や、ALTEC#408自作箱・サンスイ:SP-LE8T ハーベスHL-MK3等と色々なSPを集めては、聴き比べて楽しんでいました。小型のブックシェルフサイズのSPを好んで使います。あくまでもサブ用として・・・。

サブSPとしてこの10年で一番長く手元に置いていたSPがBC-Ⅱで有った。クラシックの弦楽合奏を小音量で夜中に楽しむ為に使っていました。ヴォーカルも非常に良かったですね。音色的に「艶やかな」質感をユニットが出してくれる処が気に入っていました。ユニット自体は「セレッション社」のユニットでしたが・・・。

特に気に入っていたのが「音楽が聴ける」と云う点です。もっともメーカーオリジナルの状態では個人的に使い物にならないので、内部配線をグレードの高い配線に交換していました。最終ヴァージョンではないが、下記の様な極太配線で鳴らしていた時も有ります。

この配線は、一般に「ブラックスーナー」と呼ばれているモノですが、半田材やSP端子をグレードの高いモノに交換して使っていました。この状態でも非常に良いサウンドを出してくれていました。完実電機の福岡営業所の所長さんが昔販売していた事の有るSPらしくて、私の処のBC-Ⅱを聴かれて、「これ本当にBC-Ⅱですか?」と云われた事を思い出します。メーカーオリジナルの状態では、内部配線がショボすぎて音が前に出て来ませんが、私のBC-Ⅱは音が前に出て来るし、音数が全く違うSPくらいに多いのでビックリされていました。その後もっとグレードの高い配線を開発したのでそちらに内部配線を交換しておりました。

ただこのSPは「耐入力」が低いので「中音量」までしか出ません。サトリのミニアンプで鳴らしてもボリューム10時の方向でツィーターがクリップしてしまいます。いざ本気になって聴こうとするとどうしても「音量不足」で力不足を感じました。

現在当該SPは東北大震災で大型SPや超高級システムを無くされた方が、貸出試聴でこのSPを自宅で聴かれて、「音楽が聴ける」と喜ばれそのまま帰って来ませんでした。


コメント
コメント日が
私の原点です (SEED)2016-08-15 09:08:50
私の原点のスピーカーです
素晴らしいスピーカーですね~
いまこの音に回帰してシステムを構築しています♪


BC-Ⅱ (しき(トレイル))2016-08-15 09:23:25
「枯淡の音」として有名なSPですね。でもオリジナルでは物足りません。
自分仕様に作り上げて見ると良いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

HARBETH H.L.MONITOR MK3 とスペンドールBC-Ⅱ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月15日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408

先日のスペンドールBC-Ⅱに続き、英国製のハーベス(HARBETH) H.L.MONITOR MK3と云うSPの思い出話。

20㎝ウーハーがスケルトンで透けて見えます。
箱の作りは非常に丁寧に良い材料で作られています。この辺はBC-Ⅱと遜色有りません。

内部の作りは上述の写真の様になっています。内部配線はオリジナル状態です。
BC-Ⅱも似たような内部配線でした。
ネットワークも丁寧に作って有り、CRパーツが整然と並んでいました。この写真を撮ってから内部配線とSP端子を交換しました。

オリジナルの状態では、内部配線がこの細さですから音数的にはまったく満足できませんでした。しかし、バランスの良いサウンドで、2ウェイながら高域が良く伸びていました。

BC-Ⅱに比べると、パワーが結構ぶち込めて結構な音量で楽しむことが出来ます。
生演奏の雰囲気はこのサイズですから難しいですが、国産の30㎝3ウェイのSPシステムよりまともな音がしていました。

オーディオを始めたばかりの方は、SPのウーハーサイズが大きい方が良い、2ウェイより3ウェイが良いと思いがちですが、「音楽性」と云う観点で選べば、国産の30㎝ウーハーを持ったシステムより、はるかに高い性能を持っています。聴いて見れば納得できます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408


2007/06/21
アンプとSPが入荷しました。VT-62PP(10W)モノーラル×2台とスペンドールBC-ⅡSPです。
オリジナルの状態(素材)でヒアリングして見ました。

まずSP-Ⅱのサウンド。「枯れた音」とか表現されていますが、情報量が足りません。SP内部で相当音が「伝送ロス」しているようです。フォステクスの10cmユニット1発(Trail仕様品)に負けています。

音色は艶やかそうで良い感じです。穏かな音にも聴こえますがこのままでは私は欲求不満になってしまいます
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ae44e0fd5ab6bbc3160fe3ea21b2668c


スペンドールBC-Ⅱは、古い雑誌で「枯淡のサウンドの名機」と言われていたのを記憶していて、どんなサウンドかと大変期待していましたが、オリジナルの状態で出てきたサウンドは「ショボイ」サウンドで何処が名機なのかサッパリ判らないのが感想です。 国産の10万円クラスの「どうでも良い」サウンドと殆ど変わらない。このサウンドを「名機」と読んだ評論家はどんな耳をしているんだろう。

外観の作りは確かに上品なつくりで良い感じはする。ユニットの作りも良さそうに見える。リアバッフルを開けて中を見たとたん

「なんだこの極細配線は・・・」。

ネットワークも整然と綺麗なつくりでは有るが、ぎぼしの様な差込式の接続、ボイスコイルへの配線の劣悪なこと。
正直言って「まやかしのSP」だと思う。こんなSPでも自分の技術で何とか1級品のサウンドに出来ないかと、部品と配線を交換してみたが、わずかに改善が見られただけ・・・。どうしようもないSPは対策してもどうしようもないサウンドにしかならない。

JBLのLE8Tやアルテック409、タンノイⅢLZは素晴らしい潜在能力で、「激変」とも云える変化をして1級品のサウンドに化けてくれましたが、このBC-Ⅱはユニットにもたいした潜在能力は無いようです。 自宅でDVD再生専用に使おうかと考えて購入しましたが、サイズ以外は「不合格」でとても私が満足できるレベルでは有りません。音質的にはⅢLZを持って来たいのだが、スペース的に入らないのです。困った???。
どんなに良い「音質改善」の技術を持ってしても、ユニット自体の再生能力が無い物はどうしようもないことが理解できました。良い勉強になりました。 良いSPの基本は「良いSPユニット」を使って有るシステムでないと良くはならないということです。サウンドの決め手はやはりSPですね。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0183620edf067fc84144165017ee3a8f


2007/07/24
現在のBC-Ⅱの音を聴くたびに「不満」が噴出す。音数が圧倒的に足りないのだ。

メインの
マッキンC40+自作EL34pp(ムラード球)
+707J箱+D130(16Ω)
+375+H5039
+175DLH
+2405+デッカリボン(#3160+#3105)

の自宅メインシステムと比較してはいけないけれど、私の耳が「メインシステム」の音を基準に判断するので、どうしても「不満」な点が多い。BC-Ⅱも自分なりにオリジナルより遙か上のサウンドが出るように手を加えているのだがまだ足りない。

本当はSP内配線に「化け物ケーブル」を使いたかったのだが、端子類が弱くSK-5のクラスしか使えなかったのだ。今回「化け物クラス」のケーブルが使えるように工夫をして見たい。また現状手を付けていないネットワークにも手を付けてみたいと考えている。


BC-Ⅱからもっと「音数」と「こもりのないサウンド」(詰まった様に感じるのだ)を排除したい。

現在組み合わせているアンプ(サトリのプリ+パワー)も含め手持ちの管球アンプをヒアリングして使ってみようと思案している。どんなにあがいてもメインのシステムには適わないのは判っているが「同傾向」のサウンドに出来ないか(BC-Ⅱの可能性を引き出す)にトライしてみたいと思う。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fc49b67192d4fa8cc9dd75c8dac194b7

2007/06/22
昨日来たスペンドールBC-Ⅱを本日じっくりと聴き込んでいます。

全くのオリジナル状態での試聴です。昨日着いたばかりの頃のサウンドは音数が少なくてチョッと物足りなかったのですが、1日中鳴らしっぱなしにして聴いていますと、かなりの情報量と独特の質感が有ります。特にクラシックのオーケストラ(モーツァルトのシンフォニー)はなかなか聴かせてくれます。

全く刺激的な音がしなくて弦のさえずりが心地良く つい うとうとしてしまいます。「枯れた音」の意味が少しづつ判ってきました。この質感でこれだけ出せれば通常のマニアの方は充分でしょうね。前のオーナーが大切に使っていたんでしょう。1日鳴らしこんだだけでこんなにも歌いだすんですから。

昨日SPBOXの裏バッフルを開けて内部配線やユニットの作り、ネットワーク、吸音材等をチェックしていまして、何処をどうすればもっと良くなるかは判っていますが、あえてしばらくはオリジナルにこだわって鳴らしたいと思います。SPボックス内の配線の何と細いこと、これでコンだけのサウンドを出しているんですから驚き。またSP端子の貧弱な事が将来の改善対象になります。


このSPにはミニアンプシステムが似合います。肩肘張らずにスーッと「音楽」を聴く事には入れますね。聴き疲れしないことが良いですね。それでいて物足りなさが少ない。それこそ1日中聴き続けられるサウンドです。分解能や活きの良さではフォステクスの10cmフルレンジが上ですが、サイズ的にどうしても物足りませんがこれならかなり満足できます。

このSPももう25年以上立つのですね。古いけどいいSPです。当時1台¥112000円もしていました。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/966f34e4517a9025821931b48bd2ad0f

BC-Ⅱの鳴らし込み 2007/06/29


昨日までは散々BC-Ⅱの不出来を感じていましたが、本日自宅にセットして鳴らし込みに入っています。スペース的なことも有ったのですが、自宅にセットして良かったと思います。

このSPにはJBLやアルテックのSPに求めるサウンドと同一の物を求めてはいけないのだと思います。聴きやすく耽美な音色はこれはこれで良いと感じ始めています。原音再生とは違いますがなかなか品位が高く、鳴らしこむにつれ音数も増えてきています。

BC-Ⅱの音の世界も一つのオーディオの世界です。じっくりとこのSPの良さを引き出して使いこなしたいと思いはじめました。全ての音の角が取れてまろやかに響く様は私にとって新鮮な世界に見えます。くつろいでゆったりと音楽に浸れそうです。自宅のサブ機としてメインとは正反対のサウンドを楽しみたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6afbdd1baea9aa041afa4a497d3d1e2d


BC-Ⅱをひたすら鳴らし続けています。非常に面白い音の出方をするSPだと思う。中音のみが抜け出ているんですね。人の声は飛び出してくるんですが上下の音は奥の方にに引っ込んでいます。
BGMとしては抜群ですね。まず嫌な音がしません。しかしどこか詰まったような感覚はいただけませんがボーカルは良いですよ。
まだ鳴らし始めて3日目ですので音質の評価をするのは早計かもしれません。 メインSPと比較すると能力的には到底及びませんが、及ばないところが良いと云う不思議なサウンドです。矛盾しているようで矛盾しない音の世界です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9a2e135c4b467a9183fdd9975c83eb5b

不思議な魅力のSP BC-Ⅱ 2007/08/03


スペンドールのBC-Ⅱを自宅で使い始めて約1ヶ月。不思議な魅力のSPだと思う。

ワイドレンジでもなくレスポンスも早い訳でもなく、音数も・・・・と不満な所がいっぱいなのに、ついつい「まーいいか・・」と聴きこんでしまう。

このSPは「なんともいえない甘い音色」(この手の音色に私は弱いのだ)といい加減なソースをかけてもうまく鳴らしてしまう点だ。メインSPで「録音が悪い」と片隅に追いやったCDがそれなりに聞けてしまう。なんとも不思議なSPだ。

こんなSPは喫茶店なんかに使ったらとても活きるのではないだろうか?
嫌な音を出さないから「お客に優しい」SPだと思う。


BC-Ⅱの最終チェーンナップ 2007/08/08

BC-Ⅱの雰囲気の良いサウンドに浸りながら不満鬱々たる気分を一掃すべく、中途半端なチェーンナップを最終系のチェーンナップに変更した。ネットワークの端子類の強度が心配で大きく重いケーブルを使うことを躊躇っていたのです。しかし、どうしても我慢できなくて行き着くところまでやりました。現在に処これ以上の対策は有りません。

さて、出てきたサウンドは・・・・!!!!。にっこりです。

BC-Ⅱの潜在能力をほぼ引き出しているでしょう。SPの外側に大きく音場が広がります。低音も鈍いながらレンジも伸びて弾みます。中域・高域も充分にのびやかに歌います。詰まった感じがなくなりました。

おかげでヘレンメリルは歌っているスタジオの空気感も感じられるようになりました。また最新録音のソースをかけると「音数」が素晴らしいです。低音の量感を除けばJBL4343が負けてしまいそうです。専用の新型トレールに設置していますので使い勝手も音質も申し分有りません。

それでも自宅メインのSP-707Jシステムの足元にも及びませんが気楽に音楽が楽しめます。707Jシステムは聴く側にも「真剣に聴く」事を要求するような所があります。気力が充実している時はそれでも良いのですが毎日となるとそう云う訳にはいきません。うるささはまったく無いのですが、演奏家と面と向かい合って聴いているような錯覚になるリアリティが有りますので・・・。

その点BC-Ⅱは気楽に聴けます。それでJBL4343と同等以上のサウンドですから。

多分このプログを呼んでいる人は「まさか???」の3連発でしょうが事実です。そもそもオーディオの進化の中でおざなりにされてきた箇所が有ります。しかもその箇所が「音質」の最重要なキーパーソンなんです。SPは50年前に完成の域に有ります。アンプも30年前に達しています。ADやCDPも20年前に達しています。

完成の域に有る商品に手を加えるのは「コストダウン」と「見てくれデザイン」で使い勝手を上げる事くらいです。

私が実施しているのは「基礎技術」の見直しです。「本当にこれでいいのか?」と云う素朴な疑問を検証して行った中で発見したものです。目先を変えた技術(音を追加する装置等)や開発途上の商品には興味は有りません。根本的な「基礎技術」のリファイン(常識が間違っていた)をしているのです。ですから「革新的」な変化をします。

BCⅡにこの革新的な技術を適用しました。


Mr.トレイルのオーディオ回り道 6
BC-Ⅱのその後 2007/08/13


最終系チェーンナップを完了して馴染んできたみたいです。音数もメインと比較しても聴き劣りしなくなりました。低音から高音までシームレスに繋がっています。反応の早さもいい感じです。

段々メインを聴かなくなりつつ有ります。メインはダイナミックレンジや周波数レンジが広いので使い方を選びます。いつも夜中の11時から12時・1時と聞きますので「ささやくような」音量で聴く時が有ります。こんな時はどうしてもボリュームを絞りますのでメインSPでは小さい音が聴き取りにくくなります。

こんな時はBC-Ⅱの出番です。小さい音量にしても「演奏の姿」が崩れずに聴けます。BBCモニターを手がけていたスペンドールですのでこの辺はさすがです。アンプ等のシステムもサトリのプリ+パワーですので小型で場所も取らずイージーに扱えます。本当に気軽に高性能なサウンドが聴けます。

実際にこのBC-Ⅱのサウンドを聴かれたら一瞬固まってしまうのでは・・・?

BC-Ⅱを過去に使ったことのある方に今度聴いて頂きます。果たしてどんな反応が来るのでしょう?

BC-Ⅱの「音質改善」対策完了 2007/08/31

スペンドールBC-Ⅱの「音質改善対策」が完了しました。 外観はほとんど変わりません。SP端子を大きい物に交換したくらいです。最後まで残っていたウーハーへの対策を完了しました。

さて、出てきたサウンドはと言うと、「低音から高音まで質感と情報量」がそろいました。今までは「低音の鈍さ」が若干気になっていたのですが、ほぼ解消したようです。伸びも良くなっています。

BC-Ⅱの持つ良いところ・・・「バランスの良さと刺激音のないサウンド」はそのままに、「眠たくなるような薄目を開けたサウンド」から「目をパッチリ開いたサウンド」に変わりました。これならLE8Tと遜色ないサウンドです。別の言い方をしますと「厚いベールを被った音からベールが無くなった音」へ変わっています。

これくらい出てきますと私のBGM用に使えると思います。下手なマニアの手の届かないレベルのサウンドになるでしょうか。

何をしたかは秘密です。サウンドを聴いていただくだけです。BC-Ⅱを過去に使った事のある方なら「愕然」とするはずです。「なんで?・・・」と。それくらい良い音が出ています。

私はメーカーを神様の様には考えていません。メーカーに足りない物が判ります。少し手を加えてあげるだけで「激変」します。

サンバレーの「樽アンプ」です。キットを組んで作成しました。ただオリジナルでは低音が膨らみおまけに情報量が足りません。そこで、当社の技術を注入して有ります。サウンドは「別物」クラスに上がっています。

このアンプはプリメインアンプですので「伝送ロス対策」には理想的な形をしています。欲を言えばプリアンプ部も管球式にして欲しかったんですが・・・。

現在樽アンプとBC-Ⅱの組み合わせにSD-9200でセットを組み鳴らしていますがとても品位が高く緻密な情報量と空間再現性をもって朗々と鳴っています。BC-Ⅱで朗々となどとは普通では考えられないでしょうが現実に目の前でなっています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200708


スペンドール BC-ⅡTrail仕様  2007/09/12

スペンドールBC-Ⅱの為にサウンドトレール第6番目のパテントを具現化しました。

チョッと細身のスタンドなので(LS5/3Aを想定したデザイン)BC-Ⅱのサイズまでが限界のようです。低音はSTM型に負けますが、他は変わらない程度に出してくれます。

現在自宅にはサンスイSP707Jシステム(Trail仕様)とBC-Ⅱの二つのシステムが有りますが、2つのシステム共に同じように2つの新製品を投入して有ります。おかげでBC-Ⅱの出番が多くなっています。アンプもサトリで充分いけます。取り扱いがイージーで気楽に超高音質が堪能できます。メインシステムに聴き劣りしません。

が・・これが有ればメインは要らない?・・・と言う訳には行きません。表現の次元が違います。
メインには圧倒的な緻密な情報量と音色が有ります、スケール感も桁違いですから・・・。

BC-Ⅱからメイン、メインからBC-Ⅱと切り替えるとその差が判りますが、単体で聴くとBC-Ⅱの方が普通の方には判り易いかも知れません。そんな訳でもっぱらBC-Ⅱにべったりです。でも音量をいくらでも上げれる訳では有りません。意外とボリュームの位置に制限が有ります。ユニットの能力がJBLのユニットには及びません。

ドーム型のユニットを使ったシステムで、小音量で音楽を楽しむように設計されているようですので「真夜中」の小音量再生に力を発揮します。音量を絞っても音痩せしませんし、音色が妙なる音色ですので聴き疲れしません。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200709

BC-ⅡのSP端子交換 2009/03/17

スペンドールBC-ⅡのSP端子をフルテックの音質改善品に交換しました。本当はアンプの方も一緒にやりたかったのですが、長さが合わず断念。来月に持ち越し。交換前と交換後では「別物」くらいにパワー感や音数が違います。たった20㎝クラスの低音とは思えないほど「ズン」と響きます。

音の広がり感も非常に拡大しています。オリンパスに挟まれて中央に固まった位置ですが、音の広がりは前面いっぱいに広がります。まるでHL88の所から音が出ている様に感じます。アンプへの対策が完了すればこれで結構遊べそうです。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200903/1

BC-Ⅱシステムの電源強化 2009/05/11

オリンパスシステムの中にセットしているスペンドールBC-Ⅱシステムで歌謡曲やクラシックの小編成ものを楽しんでいますが、オリンパスやRCA箱システム、D130システムと比べると「音質差」を感じましたので「電源の強化」をして見ました。

内容はすべて「化け物シリーズ」のケーブルですが、機器に接続するのはSCE-43にしていましたが、今日は壁コン~タップまでのケーブルを旧SCE-44(レビトンL型)からSCE-43にグレードアップしたのと電源タップをオヤイデのR1を使い内部配線を「ルシファー仕様」にした物に交換しました。

結果はてき面で、BC-Ⅱとは信じられない「重低音」と「音の厚み」を獲得しました。これなら安心して聴けるかと思います。普通の家庭(マニア以外)ではメインシステムとして使えます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200905/2


BC-Ⅱシステムの仕上げ 2009/05/12


BC-Ⅱシステムは

CDP + SD-9200 + 自作マランツタイプ2球プリ + 6L6Gシングルパワーアンプ +BC‐Ⅱ 

で出来ています。 今日はパワーアンプのSPターミナルをフルテックのFP-800B(R)に交換しました。これでパーツ類の交換も完了です。既に内部配線やRCA・XLRソケットはTrail仕様です。ノイズは聴き取れません。


音のキレ・ヌケや音数が格段に上がっていますね。寺島JAZZをかけていますがシンバルのキレや音の伸び等今までこのSPから聴いた事のないサウンドが出ています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200905/2


2010/04/02

今一番のビックリサウンドは「スペンドール BC‐Ⅱ」(Trail仕様)です。

このSPのオリジナル状態でのサウンドを知っている方がいたら、現在鳴っているサウンドを聴いたら「信じられない!!!」と思われるでしょう。となりの「RCA箱システム」が鳴っていると錯覚します。

20cm口径の低域ユニットとは信じられない程の低音と、コンプレッションドライバーでないと出ない様なシンバルの質感が出ています。それも小音量ではなく「爆音クラス」の音量で使えてしまいます。ケーブル類はCDP・アンプ周りはルシファー系を使っていますが、SPケーブルはWEの14GAです。自分でもちょっと信じられないサウンドです。ここまでこのSPの潜在能力が有ったのかと感心しています。JBL顔負けの低音と音が前に出て来ます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/201004/3


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詳細は

ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html

スペンドール BCIIに使われているツイーター セレッション HF1300
セレッションのスピーカー史上最高のツイーター HF1300
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1077.html  

Mr.トレイルのオーディオ回り道
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/314.html

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004468

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014
8:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 02:27:39

JBL ハーツフィールドはクラシックも鳴らせるが、デッカ デコラには全く敵わない

はじめて聞くオールホーンシステム(ハーツフィールド)でしたが、最も印象に残ったのは、カザルスのベートーヴェンです(Philips; ホルショフスキーとやった1958年の録音)。 このCDは普通に聞くと録音がなんとも薄い音で、カザルスの音が針金のように聞こえます。

一言でいうと、音色の表現力が物凄いです。はっきり言って、このCDがこんな音で鳴るとは、完全に想像の範囲外の音でした。カザルスは凄い演奏家だと思っていましたが、このシステムで聞いたカザルスの凄さというのは言葉で表現するのは不可能です。迫力ではなく、音の表現力の幅です。

市販のハイエンドスピーカーには、クラシック向けと称する、小奇麗な音を出すしか能のないようなスピーカーがたくさんありますが、私の印象では、このホーンシステムこそクラシック向きです。バイオリン協奏曲を聞きましたが、バイオリンの音は、奏者の力量を裸にするようなシビアな(正確な)再生だと思いました。

本来、ホールの演奏では、奏者は裸になってしまうものです。以前から、(普通のシステムで)録音-再生という過程を経ると、なにか生でしか伝わらない音楽的な何かが欠落してしまうと感じていましたが、そういう欠落しやすい部分を再生する印象でした。また、ボーカル物を聞くと、歌手がマイクを通じて歌っているということが、はっきり伝わります。

さらに、どれを聞いても感じましたが、f(フォルテ)から、p(ピアノ)に変化したとき、pが本当にpらしく聞こえます。pになっても音が途切れず、浸透力がある感じです。


生とオーディオの感動

これは知り合いの楽器職人の方に聞いた話ですが、その職人さんの知人に尋常ならざるLPマニア兼オーディオマニアの方がいらっしゃるそうです。シゲティのLPを求めてヨーロッパにまで足を運ぶような方です。オーディオにかけた金額も1000万円を超えており、その職人さんはことあるごとに「うちの家で聞いてください」と誘われて困っていたというお話でした。

で、あるとき、そのマニアの方が職人さんの工房に訪れたらしいのです。そのときはちょうどヴァイオリニストが工房で楽器を試奏しているところでした。それを聞いたマニアの方が曰く、

「うわあー、ヴァイオリンって、こんな音がするんだ。初めて生で聞きました」

上に述べたハーツフィールドを聞く前は、正直言って、オーディオ再生で感動を求めるということに何か屈折したものを感じていました。 感覚的に言えば、オーディオで聞く音楽で別に感動はいらない、オーディオは既に世の中にいない歴史的演奏家の一端を「知る」ための手段にすぎないということです。

が、ハーツフィールドで、カザルスに非常に感動したのですが、絶対に実像のわからない過去の演奏家の、原寸大での「真実らしきもの」を追究し、結果として聞いていて、つまらない音になるぐらいだったら、多少の癖があろうとも、あるいは仮に実像より誇張されたものである可能性があっても、音楽的な感動を伴うシステムのほうがよほど価値があるという気がしました。


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当時のJBLのスピーカーはどれも業務用に開発された強力なユニットを美しいモダンアートのエンクロージャーに入れた物が多いです。
私はJBLが好きで(WE、アルテック、タンノイ他も好きですが)C31、ハーツフィールド、パラゴン、メトロゴン、ミニゴン、オリンパス、C37、LE8T、PA用システム、を使って来ました。どれも結局は最初期型が音が素直で、鳴らすのも簡単なので今残っているのは最初期のユニットが入ったオリジナルです。
古いユニットは最初は音が詰っていても、2年位毎日鳴らすと良い音になる事が多いです。メトロゴンも最初我が家に来た時は音が飛ばない鳴らないスピーカーでした。かがり火に持って行って毎日BGMで鳴らしていたら2年目位から鮮やかな音が出る様になり今では吃驚する位伸びのある美音を奏でています。

眠っていた物を呼び覚ますには時間が必要です。焦っては駄目ですね。


パラゴンでもハーツでも鳴らすのが難しいと思っている方が多い様ですが、それは間違いです。先日横浜の三上さんもパラゴン欲しいけど鳴らすのが難しいから・・と仰っていました。あの三上さんでも勘違いされています。

パラゴン鳴らすの難しい説が出来たのはSS誌の記事だと思います。理由は中・後期型のパラゴンが鳴らすのが難しいのであって、初期型は簡単に良い音で鳴ります。

元々初期型の150-4Cと375,075でチューニングして作った箱です。ユニット変えるとバランスは当然崩れます。中期、後期に行くに従ってハイファイにはなりますが、それだけ鈍いユニットを使っています。その鈍さが鳴らし難さにつながります。

初期型はパラゴンでもハーツでもメトロゴンでも部屋の壁に押しつけて置いてアンプをつなげば良い音で鳴る様に出来ています。能率も高いので2~3Wの真空管アンプでも十分良い音でなります。

150-4CやA130、375や175、075は他に変わる物が無い名機です。

素直な美音を奏でます。クラシックもジャズも綺麗に再生します。


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先日横須賀の三上邸で音を沢山聴かせて頂いて、その時話題に出たのですが,

「JBLはジャズ向き??」

と言う話です。


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JBLはジャズ向き、タンノイはクラシック向き
と日本では言われていますが、それって嘘でしょ!そんな事無いよねと言う話です。

実際にクラシックのモニターにも多くのJBLが使われて来ましたし、米国でJBLをお使いの方はクラシックを聴かれている方が多いのです。

ハーツ・フィールドでもパラゴンでもクラシックは綺麗になります。

何処でジャズ向きと言われる様になったのか、有名なジャズ喫茶の店がJBLを使ったから、有名なオーディオ評論家の方が、ジャズがお好きだったから・・・色々理由はあるとは思います。

実際にJBLのD130と言うユニットはややジャズ向き、アコースティックな音より、PA的な音向きだとは思います。

でも175や375 150-4Cや130Aは非常にニュートラルなユニットで癖の無い音を出します。

JBLもLEシリーズになると鈍いコーン紙になってアンプのパワーも必要で鳴らし難くなりますが、初期のJBLは素直で感度の高い音を出します。

アルテックと比べると暗い、渋い音だとも言える位です。

まあタンノイもクラシック向きではなく、良い音でジャズを聴けます。特にシルバーの30cmは癖が無く、バスレフ箱で聴くと、良い響きでジャズを聴く事が出来ます。

初期のユニットは癖が無いので、使い方で何でも鳴ると思うのですが・・・・
http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/201004060000/


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JBL ハーツフィールドはクラシックも鳴らせるが、デッカ デコラには全く敵わない


デッカ デコラ vs. ハーツフィールド

モアさんに「隠れ家」繋がりでお邪魔した。ただ置いてあるだけとはいうものの、6セットのスピーカーはいつでも音が出せるようにスタンバっていた。

中でもひときわ異彩を放って目を惹かれたのがデッカ デコラ。
数ある機器の中でも孤高の存在感がある。

いろいろとオーディオ遍歴を重ねて来られたモアさんが、

「クラッシック音楽を聴くにはもうこれ一台あれば何もいらない」

と思わしめたしろもの。かつて五味康祐氏が、その著書の中で

「デコラの上にオーケストラが展開している」

とその驚きを書き記した。日本には当時3台しか輸入されなかったという幻のコンソール。

正に拝聴という言葉が似合うが如く、鎮座して耳を傾けた。品位がある音とはこういう音のことを言うのだろう。そこはかとなく味わい深い飴色の響が綺麗に漂っている。コンソールの廻りを中心に波紋のように音が広がっていく。完結したシステムから流れ出る音楽は確かな一つの世界を構築している。モアさんが「上がり」を宣言したお気持ちが理解できる。

もともとは広いホールに置いてゆったりと音楽を楽しむために作られたものと思われるが、様々な設置環境でもその美しいホールトーンを満喫できると思った。少し高めの椅子に座って聴くと、コンサートホールの2階席最前列に座った様にフルオーケストラが展開する。座して聴くとコンソール中央の箱の中に人が立って演奏している様なリアリティがある。

部屋のどこで聴いても音の広がりを体感でき、その音色が変わらない。不思議に思っていると、モアさんがスピーカーのサランネットを外して中を見せてくれた。おお!まるでボーズではないか。モアさん曰く「BOSEのスピーカーの原型ですよ、これは」  仰る通り’60年代前半ステレオ黎明期に既に音の反射を計算して臨場感と広がりを出す技術が確立していたとは驚きである。

デコラとは違う意味で、古くて新しい音に耳が反応した。JBLのハーツフィールド。

実力の半分も出し切っていないとのこと。以前自宅ではぶ厚い土壁でできた部屋のコーナーにぴったりとくっつけて置いていたそうだ。その時の目の覚めるような鮮烈な音はここでは聴くことができないと仰る。

確かにここは倉庫代わりに使っているので、ハーツフィールドの実力は出し切れていないのかもしれない。しかし私の耳には亡くなる直前のチェット・ベイカーの奏でる憂いに満ちた深く柔らかな音色が耳から離れなかった。音楽の表現力は今もって一流である。ハーツフィールドの実力の片鱗を垣間見た。
http://www.shu-ks.com/nikki/2005/nikki8-1.html


オーディオ雑記帳 _ 「モアさんの隠れ家」

今、僕の朝はNHKの朝のバロックから始まる。そして夜、時間があればNHKのクラシック・ライブをなるべく聴くようにしているというか楽しみでもある。

マランツ10b → マランツ#7 → マランツ#9 → ハーツフィールド

から流れるクラシックが、また非常に良い。(いつの時代からJBLはジャズ向きだと言われるようになったのだろう?)

marantz#7, #9, Hartsfild のラインは基本的にケーブルも含めて長い間変わらない。良い悪いという不安感も無く、ここがこうなったらという不満感も無い。
音質で欲しい物が何も無く、そういう意味では完成されたアンプだと思う。しかし40年以上の前のアンプがそんな音がするとは信じられない人も多いはずだ
http://more.main.jp/zakkichou01.html


ハーツフィールドはプレーヤーにガラードとフィアチャイルドのカートを持ってきて以来、気持ちよく「歌う」ようになった。借り部屋なのでハーツにパワーを入れられないが、小~中音量でこれほど「歌う」ハーツは経験がない。

コンクリートに囲まれて部屋的には条件が悪いと思うが、それでも「歌う」「奏でる」ヴィンテージ機器は面白い。音質的には最新機器の方が圧倒的に凄いのだが表現での何かが欠けている?と思うのはヴィンテージ機器を使っている誰でもが感じていることかもしれない(8/18)
http://more.main.jp/zakkichou04.html

もう一つのハーツフィールド

Shuksさんがハーツフィールドを入れた!という噂を耳にした。他人の音に殆ど興味がない僕が、初めて聞いてみたいと言う衝動に駆られShuksさんの友人であるA氏から連絡を取ってもらい、多忙のShuksさんに時間を空けてもらった。

非常に良い個体であり、前の4348とは存在感がまるで違う。そして出てきた音は375を中心としたハーツの音で僕にとっては聞き慣れた音・・・全くと言っていいほど違和感がない・・・少し前まで低音が出ないと悩んでいたみたいだが、わずかの期間で解決したみたいで全く問題が無い。

以前、Shuksさん宅で聞かせていただいた4348はどうしても好きになれなかったが、4348の低音などはハーツに比べて偽物?のような感じがする。

設置してから2ヶ月という間で良くここまで・・・僕でも数年かかったのに・・・Shuksさんのオーディオに対する情熱は凄い!!

しかし気になる点も。Shuksさんも仰っていたが確かに部屋の影響が大きく感じる。中域が少し膨らむと言うか被ると言うか、どうも壁が鳴っているようだ。この点を解決すれば素晴らしい音になること間違いがないと思う。しかもLNPにMC240という組み合わせにも驚いたがもう少し吟味すれば恐ろしい世界に入ることとなる。完全に調整(バランス)がとれるまでShuksさんだったら1年もかからないだろう。

もしも調整が終わり満足した音になったらShuksさんとハーツフィールド同好会でも作ろうかな?と二人で笑っていた。きっと、このスピーカーの前では音質がどうのこうの音源がどうのこうの・・・と言うようなオーディオマニアのような話は出ず、音楽を楽しんだり、酒や女?の話で盛り上がる同好会になるだろうな(11/15)

PROJECT K2 S9500

S9500はすごいスピーカーで古いレコードから最近のCDまで不満なく再生してくれ、その潜在力は計り知れない。9500にはLNPの1番を繋いでいるが相性の良さはピカイチで友人も驚いたと同時に大変に気に入ってくれたみたいだ。

友人が帰った後これだけ鳴るのだったら本格的に鳴らそうとCelloのオーディオ・パレットを追加して微妙なニュアンスを付加してみた。これは期待以上の効果で、メインである

Marantz#7、#2+Hartsfield

に迫る迫力。やはりオーディオは愛情を注がないと上手く鳴らないらしい。(2008/11/21)
http://more.main.jp/zakkichou06.html


僕が一番好きなオーディオ・・・

スピーカーではL-300(フロアー型)、LS-5/9(ブックシェルフ)、
アンプではマランツ#7(プリ)、EAR681(パワー)

となるけど、これらを組み合わせても好きな音にはならないのはSS誌のベストバイと同じ、不思議なモノである。

さて、PROJECT K2のその後であるが、このスピーカー僕の好きな

JBL L-300
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/l300.html


と並ぶことの出来る唯一のスピーカーかも知れない。それほど魅力的なスピーカーは久々で、ほぼ毎日12時間以上事務所で歌い続けている。

もちろんハーツなどのヴィンテージなどは時として軽くこれらのスピーカーを追い抜くが、安定度が違う。こちらの体調にかかわらず、いつも同じように歌ってくれる。音質安定度でいうとD-66000が一番かも知れないが、まるで日の丸写真で面白みに欠ける。そう言う意味ではJBL的な最後の魅力あるスピーカーであろう。

さて、最初はなかなか歌ってくれなく苦労したが、まず周りに吸収板を並べ低音の調整につづき、調子を見るためにLNPの前にML-6Lと2Lで・・・非常に音が堅くEAR681で駆動すると、まるで別世界の色気が出てきて、しばらくプリは6Lでと決めたは良いが、さらに欲が出てきて、どうしてもパワーアンプをラックに収めたい・・・と言うことでCELLOのパワーを持ってきた次第。ところが色気が無くなり困っているがCELLOの高域の細かな滑らかさは独特の魅力でもあり、本気で聞くときには681につなぎ換えて、ということになりそう。(2008/3/17)
http://more.main.jp/zakkichou05.html

事務所に設置してあるオーディオ機器をレビンソンに戻した。Celloは約2年間頑張ってきたつもりだけれども、

LNP ~ Cello encore power ~ JBL S9500

で鳴るジャズは

EMT927 ~ marantz ~ ハーツフィールド

で鳴らすジャズとは別物だけど高い次元で別世界を魅せてくれる。

1年以上前から初期型LNPを聴きたいと人に頼まれていて、ようやくCelloを片付けLNPを聞きなおすと素晴らしい。聞いた人しかわからないが、今の機器では絶対に表現できないジャズの音がある。この音質が聴ける限り、何も触りたくない、というかケーブルさえも替えたくなくなるが、毎週のようにケーブルを交換しているオーディオマニアの人たちは一体どんな音で満足するのか?(ほとんどの人が、もっと良い音になるに違いないと思って交換するのだろうけど、自分では気づかないうちに今の音に不満があるからだと僕は思っている)僕には理解できない。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html

2005/1/24
活躍の場がなかなか無いメトロゴン。どうにか音だししてやろうと、

STUDER A730 → JBL SG520 → SE460

で気軽にCDを聞けるように組んでみた。ねらい通りBGM的な?音が出来上がったがメトロゴンのためと言うよりもアンプを壊さないために組んだのかもしれない
しかし、SG520のデザインは今見ても古さは感じさせない。なぜこんなにJBLのスピーカーにマッチするのだろう?
http://more.main.jp/zakkichou03.html

2005/1/15
僕の隠れ家にはこれ以上オーディオ機器が入らないのに「モアさん、聞いてみます?」との誘惑に負け、浅はかにもその人物の思惑通り、購入を決めてしまった(幻の機器)DECCA デコラ。

そして、今日、デコラが運ばれてきた。ポンと置いただけなのに、僕はこのデコラの音を文章に書けない・・・いや、表現する能力がない・・・

まるで色とりどりの宝石のような音としか表現できないし、デコラ自体まるで(音を聞いた後には)宝石箱のように感じる


デコラをハーツのような表現で言うと「奏でる」で、この言葉がデコラの全てを表現している。最新の機器は綺麗な音、美しい音、凄い音で鳴るのは認めているが「歌う」や「奏でる」という表現はうまく出せない気がする


デコラが来て以来、僕のオーディオ感が全く変わってしまった・・・
長年付き合ってきたオーディオたちの音が全てモノトーンに感じられる。オーディオでこんな衝撃的な経験は今まで無いので戸惑っている

デコラを聞いた後レビンソンもマランツもBBCもJBLも困ったことにモノトーンになってしまった
使いこなしとかケーブルとか今までの努力は???自分がバカに思えて笑いがこみ上げてくる
もう少し早く会えば音楽だけを楽しめたのに・・・でも、出会えたことに感謝しなければ
今はデコラにあった書斎が欲しい


デコラは僕に言う

僕と付き合うのなら、音楽は僕が聞かせてあげるから、僕の側でもっと知性を付けなさいと

2005/1/18
デコラについてもう少し・・・

オーディオ雑誌のようにオーディオ評論は聞いてもいないのに誰か有名な人が絶賛すると如何にもよい音が出ていると感じてしまうものだ。デコラも例外ではなく古い雑誌での評価は高い。しかし他のオーディオ機器でも同じだが、所有者のみなさんが(全ての音楽を)最高の音で聞けるわけではない。

それには電蓄といえどもノウハウが必要で、長年にわたっての経験がありデッカ・カートリッジの性格やこれに合うレコードを一瞬でチョイスできる事が出来なければ簡単にはこの音質を手に入れられない。アナログレコードを表面でしか知らない人やデッカ・カートリッジの激しい性格を熟知していない人がポンと置いても(そよ風のような、空気のような)空間に漂う音楽を得ることは難しいと思う。

僕のデコラがデッカのアームではなくデコラの高級仕様のガラードのターンテーブル・アームが付いていたならば購入したかどうか分からない。音楽を鳴らす自信がないからだ。

デコラのネットにはグリーンとブラウンがあり発売当時チョイスできたのか分からないがグリーンネットは初期型に使用されたものではないか?と言う人もいる。シリアルは101×で1001からの製造番号だと1×番目となるが詳しくは分からない。この他AUX 端子もあるのでCDも聞けるが何か場違いな感じがして繋ぐ気にならない。

またツィーター用の外部補助端子も付いているが高音に関しては全く不満を感じないし、使用するとかえって音質を悪くするような気がしてならない。チューナーの音質は音楽観賞用としては多少不満がのこるが立派なもの。電源はこの頃のイギリス仕様らしく世界で使用可能な100~240V


「生きている!」

そう、デコラは生きている! と書いて殆どの人が笑うであろう。しかし、そのように書く以外書きようがないのだ。

まるでこちらの気持ちを知っているようにデコラは音楽を奏でてくれる。オーディオ機器がその日の気分、天気、湿度によって音質の感じ方が違う経験を持っている人も多いと思うが、デコラにはそれがないのだ。こちらの気持ちに合わせて最良の音質を聞かせてくれる。

面白いことに同じ感じ方をしている人が同じようなことをSS誌別冊「サウンド・コニサー」に書いている。・・・まさか「生きている」とはさすがに書けなかっただろうが、僕が著者と同じ感覚を持ったことはほぼ間違えがないと思う。ここに書いてあることはデコラを所有した今、頷くこと以外僕には出来ない。デコラを知らなかったら笑いながら読むだけだっただろう。

デコラを言葉でなにか慎重に選ぶとすると、「風景」という言葉を使いたいですね。ぼくは聴いていて「風景」が見えるような感じがするんですよ。

---中略 ---

冬に聴いていますと、夜など、雪がしんしんと降り積もっている様子が頭にうかびます。夏に聴けば、風がすーっと川面をわたっていくような感じ、春に聴けば春うららっていうような感じ。自分の気持ちのもちようとか四季のうつりかわりに、わりに反応するような気がする。池田圭氏も夏に聴きにこられて「庭をあけてたら景色とよく合う、こんなのはめずらしい」といわれてましたんで、ぼくだけがそう感じるというのじゃないと思います。レコードを聴きながら、いつも風景を見させてもらっている。逆にいうと音から季節感のようなものが感じとれる、それがデコラのよさでしょうね。

---中略 ---

「風景がみえる」というのが、やはりぼくは最もふさわしい表現だと思います。

最後にSS誌別冊「サウンド・コニサー」写真の説明文がデコラの全てを語っている

これぞ幻の名器、デッカ・デコラ。伝統的な英国家具調の仕上げは優美そのものである。ずば抜けて深みのある再生音は、英国の叡智の結晶とも称すべきもの
http://more.main.jp/zakkichou03.html

自宅では1日中デコラを鳴らしている。蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Macに繋げてエンドレスで流している。

最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。

SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。

Mac → AirExpres s→ CELLO DAC → DECOLA・・・

この音は麻薬的な音である
(2008/10/21)

再びデコラ

ムラードの真空管EL34が逝ってしまった。2、3日前から電源を入れるとバキバキといやな音。そう、真空管が駄目になるときの特有の音。

購入してから2年間もの間、逆に言うとよく持ったものである。購入したときに確認したが、このムラード後どのくらい使えるのだろう?と思いつつも2年間過酷な使用によく耐えた。しかし現在では良質のムラードを4本集めるのは至難の業。きっとそれだけで数年費やしてしまうだろう。

EL34はある時期の東欧テレフンケンの音が気に入って同ロットを一気に70本購入し在庫してあるが、ムラードのような音はでない。きりっと締まったデコラから優しい音のデコラに変わってしまった。残念であるが、これはこれで母も気に入ってくれているので今後デコラを所有する限り、この音で聞くこととなる。

まぁゆっくりと探して良質のムラードが手に入ったならばもう一度デコラを蘇らせることも出来るので、それまではオーディオは引退できないかもしれない。(2008/11/19)
http://more.main.jp/zakkichou06.html

自宅にいる時には8割くらいはデコラが鳴っている。しかもデコラから流れるのはバロック音楽。

Macmini ~ USB ~ NU FORCE Icon uDAC~ 同軸 ~ Cello DAC

に流していて、これらをiPadで遠隔操作している。デコラできくレコードのように100%満足するわけではないけれど、かなり心地よい音が常時部屋を充満するあたり、便利な世の中になったものだ。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html


僕が考える理想のオーディオ部屋

ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。

オーディオ評論家が音を伝えられない文章を書き始めたのも同時期のような気がする。評論の総括は決まって曖昧な和製英語で語られ、結局何を読者に伝いたいのか?

しばらくして、一流のオーディオ専門誌が二流のオーディオ広告雑誌にみごとに変貌を遂げた。それからというものオーディオ評論家と名刺でも出されると大笑いしてしまう自分がいる

僕は一枚の写真・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・

それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。

再開発の話が出たときにチャンスだと思った。そしてまだまだ家具などは揃わないが、時間を忘れられるような部屋が出来つつある。先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。

そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。(2012/12/10)
http://more.main.jp/zakkichou08.html


詳細は

JBL ハーツフィールド レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html
9:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 03:31:29

JBL の最新機 DD66000・DD67000 はクラシックもそこそこ鳴るが、ジャズの音が出なくなった


「DD66000」  2007/11/17

昨年から今年にかけてのオーディオシーンを独占している感があるのが、JBL創立60周年記念モデルのDD66000である。

全国各地で賞賛の雨あられ、下手にケチをつけようものなら、貧乏人のやっかみ扱いである。

菅野さんも菅原さんも賞賛しているのだから、いいスピーカーではあるのだろう。しかし、私はまだ自分の耳で確かめていないので評価を下すことは控えたい。

それに、評論家も店の人もジャズ喫茶のオヤジもこぞって賞賛していることに違和感を覚えるのである。

あらゆる音楽を、時には美しく、時には荒々しく、聴き手の思うような音で奏でてくれるスピーカーは理想的である。

しかし、各メーカーのエンジニアが、それを求め続けていながら、未だにスピーカーの個性はなくならない。

私はそれで良いと思っている。大体、現代スピーカーのツルツルピカピカの音が、批判され、ヴィンテージスピーカーの個性豊かな音楽性(人によってはどうしようもない癖)が見直されていたはずである。

私もエジンバラHWのエンクロージュアの響きの載った豊かな再生音楽の愛好者として、その個性を尊重しつつ、クラシックからジャズやポップスまで楽しんでいるが、その中でもシンバルはJBLに叶わないとか、スピード感はアルテックに及ばないことを承知の上で聴いている。

叶わないものはどうしようもない、しかし、自分の好みにはピタリと合わせよう、というのがスピーカーの使いこなしではなかっただろうか?

そうDD66000の賞賛の嵐の中で、そこが見えないのである。万能スピーカーなど有り得ないことを承知の面々が手放しで礼讃することに私は違和感を覚えるのだ。

このブログをリンクしてくださっているきんどーさんは、その点を極めて冷静に判断されているようである。

世の中貴重な少数意見をバッサリ切り捨ててはいけないと思うが、いかがであろうか?
http://ivory.ap.teacup.com/tannoy-edinburgh/84.html


きんどーちゃん・怒りの鉄拳

2007年6月5日(火)

何故、「オーディオ武者修行の旅」に2泊3日で行ったかなんだけれども、先ず第1に、それはきんどーちゃんのマルチ・アンプ駆動によるJBLシステムが正しい方向に行っているかどうか確認する為で、第2に、そのJBLシステムに「現代性」をちょっぴり加えたかったから。

375や075を使用しているのだが、それらをただのヴィンテージ・サウンドに
仕上げるのなら比較的容易なのだけれども(オリジナルMC275を買い375
に付け、MC240を075に付けるとか)、以前の日記で、きんどーちゃんのJB
Lシステムを「現代のスピーカーに対するアンチテーゼに育てたい」旨、書
いたと記憶しているが、その為には現代スピーカーの「使用できる要素」が
あれば取り入れたいと思った訳。

それで首都圏の6つのオーディオ店に、スピーカーを中心にいろいろ聴きに行った、という次第。

では、何故、そう思ったか、何だけれども・・・・・・。

キーワードは、「現代スピーカーに対するアンチテーゼ」。

ネットを含むメディアで誰も言っていないから、きんどーちゃんがハッキリ言おう。


JBL・DD66000は空前の「駄作」である!


そうしたことからきんどーちゃんのJBLシステムを「DD66000に対するアンチテ
ーゼ」に育てたかった訳。それがホンネ。

その為にも、きんどーちゃんのJBLシステムにちょっぴり現代性を加味させたかったのだ。

んで、きんどーちゃんが何故、4ウェイ・マルチアンプ駆動の4344から、今
のJBLシステムに変えたかの理由なんだけれど、第1に、何度か書いてい
るようにアーデンのアルニコ・サウンドに惹きつけられたこと、第2に375と
075が大好きであることに気づき、Wウーファーにチャレンジしたくなった
為。

そして、実はもう1つ、第3の理由がある。

それは、昨年11月に地元の某オーディオ店がDD66000の試聴会を行い、初めてDD66000を聴いたときの事。

きんどーちゃんは、眼を白黒させてしまった。

音場重視で音像は奥に引っ込み、音はキレイキレイで、また、躍動感が著しく欠け、しかも375のように歌いまくらないコンプレッション・ドライバー。。

その時は、「DD66000が梱包から出されたばかりだから・・・・」とも思った。

そして、DD66000の素性を確かめるべく11月下旬に東京まで行き、2件のオーディオ店でDD66000を聴いた。

したら、印象は変わらなかった。

しかも、ジャズやレッド・ツェッペリンをかけると、見事におとなしい。

クラシック専用機のJBL。。

これはエージングの問題ではなく、機器の素性の問題だ。

きんどーちゃんがよく言うことに、

「高額機器には音はあれど音楽なしのものが多い」

というのがあるけれど、JBLもそうなってしまった。。

それが60周年記念モデルで、また フラグシップ機。。

それで、DD66000に腹が立ったこともあって、JBLのスピーカーを「先祖返
り」させたのだ。

そして、それから今日まで、15回は DD66000を聴いているが、聴く度にDD66000を嫌いになってゆく。

嫌いだ。

嫌いだ。

嫌いだ。

大っ嫌いだー!


それで、

「本来のJBLはこうあるべきだ!」

ということで、きんどーちゃんの闘いが始まった次第。


まぁ、悪口ばっかり書いていると、精神衛生上よろしくないので、DD66000 についてはこれまでとする。


でも、2泊3日の旅で、いろいろ感心したこととかあったよ。

埼玉の或るオーディオ店で、ブルメスターの808・MK5というプリ・アンプを聴いたけれど、1音1音の彫りが深くて、音楽をキッチリ描写する。

現代アンプにありがちな冷たさもない。

ボルダーの2010より凄いと思ったよ。

また、マッキントッシュのプリ・アンプ、C1000はやはり素晴らしいプリ・アン
プだった。

昨年の4月に名古屋のオーディオ店でC1000の増幅部が真空管のものを聴いたけれど、今回はトランジスター。

何れにせよ優秀なプリ・アンプだ。

雑誌で余り騒がれず、冷遇されているけれど、ハッキリ言ってマーク・レビ
ンソンのNO32Lより上(32Lが登場したときの雑誌での扱いは異常なほど
凄かった)。

マーク・レビンソンはプリがNO38SL以降、パワーが33シリーズ以降は、音に躍動感が無いんだよね。

マーク・レビンソンは2桁NOで終わった。


その日の夜は吉祥寺のとあるジャズ喫茶にパラゴンを聴きに行ったけれども、ここに来る度に思うのだが、ここのパラゴンは鳴ってねえ!

大体が、MC352をパラゴンの上に乗せていること自体が誤り。
箱鳴りを変に抑えるから。

ガッツのないパラゴン。

これなら、同じ吉祥寺でもY・Tさんのやっている○○の方が、ガッツがある
ってもんだ。

ああ、可哀想なパラゴン。。

あと、翌日、或るオーディオ店でとんでもないものを聴いた。

DD66000をゴールドムンドのSACDプレーヤーをトランスポートにして、同
社のDAC・ミメイシス20MEに繋いで、プリはボルダーの2010、パワーはゴ
ールドムンドのテロス600で鳴らしたもの。

もう、「音はあれど音楽なし」の世界。

あれだけ、パサパサに乾いた無味乾燥のマイルス・デイヴィスの「タイム・
アフター・タイム」を聴いたのは初めてだ。

それを聴いて「俺のまだ攻略の入り口に立てていないJBLシステム(アン
プ・プレーヤー含む)の方が勝っている!」という妙な自信をもたせてくれた
(- -;)。

また、その日、TADのR-1を聴いたが、キレイキレイで、音楽性がゼロだ
と思ったよ。

何か思うに、日本人ってスピーカーをつくるのにふさわしくねえ人種なんじゃね
えか?

キレイキレイなら、ソナスファーベルやアコースティック・ラボくらいの「楽器」のようなスピーカーをつくってみろ!

もう国産スピーカーなど全滅した方がいい。


んで、翌日。

アキュフェーズのDP800・DC801とエソテリックのP-03・D-03の比較試聴。
双方を別々な場所で何度も聴いているけれど、同一場所での比較試聴は
初めて。。

スピーカーは耳に馴染んだB&Wの802Dを選択。

アンプはマッキンもあったが、リファレンスに使えて何度も聴いているアキュ
フェーズのC2810とA60を選択。

先ず、エソのシステムは
「彫りが深く、音がドーン!と来て、躍動感たっぷり」、しかし、音質が少々淡泊。


次にアキュのシステムは
「空気感があって、繊細さもあり、ほのかな情緒感がある」

というものだ。

双方の良いとこどりした一体型のプレーヤーはないもんかね。。
はぅ。。(´0`)=3  100万円くらいで。。


しかし、福島に帰ってきて、馴染みのオーディオ店2件のそれぞれの店主
に、きんどーちゃんのJBLシステムに合うのはどちらだ?と訊いたら、2人
とも「エソテリック」と言った(やはりな~・・・・)。


でも、ここでは書けなかったけれども、良い刺激をいっぱい受けて有意義な
旅だったよ。

それを、今後、うまく活かし、JBLシステム攻略の入り口に立つことだ(未だ
人様には聴かせられん音だ)。

にゃんばるぞ~!!


2007年6月24日(日)

昨日、所用があって東京に日帰りで行ったのですが、某所で、JBL・DD66000とTAD・R-1の比較試聴をしました。

そしたら、R-1って結構イケるスピーカーでした。
ハッキリ言って、DD66000より上。

M-1に比べて、中高域を同軸ユニット一発にしたため、音の密度感が高く、低域とのつながりも良く、音像・音場感も申し分なかった。でも、ジャズを聴いても、身体の芯が熱くならない、というのは困ったものだが。まぁ、その辺は、スピーカーという「楽器」をつくるのに不得手な日本人の製品だからやむなし(実際は多国籍軍でつくられたが)。ただ、パイオニアは本当によく頑張って良いスピーカーをつくったよ、ホント。

あ、あと、6/5の日記で、「DD66000は駄作だ」と書いたことには、予想どおり結構な反響があり、「よくぞ言った、きんどーちゃん」という方、16名、「いや、DD66000は素晴らしい」という方、15名から、メールを頂きました。

そして、それらの皆様方、31名に

「ご使用されているスピーカーは何ですか? 一番お好きな音楽は何ですか?」

とアンケートをとったところ、

DD66000肯定派の方々はアヴァロン、ティール、ウィルソン・オーディオ、B&W等々をご使用されており、即ち、音場重視派であること、また一番好きな音楽はクラシックであること、

DD66000否定派の方々は、従来のJBLをご使用されている方がほとんどで、即ち、音像重視派で、一番好きな音楽はジャズ、ということでした。

まぁ、何にしても、JBLのスピーカーだから、こういう風にいろいろ話題になるんだね。そうした点から考えると、やはりJBLは凄いんだな~、と改めて思いました。


2007年10月29日(月)
あ~あ、言っちゃった。。

過日、秋晴れの爽やかな日差しが降り注ぐ東京の都心部。

そのなかで、きんどーちゃんは某オーディオ店にいた。

JBL・DD66000を聴いていて、それを買うかどうか迷っているお客さんが1名、そして、「買えよ、買えよ」と眼をギラギラさせている店員さんが1名。

きんどーちゃんは黙って、2人の成り行きに注視していた。

かかっているアルバムはソニー・ロリンズの「ワーク・タイム」。

そして、その客は首を傾げ、

「なんか・・・・、今使っているS9800SEの方が、音が前に来ていますね」

と言った。

すると店員は、DD66000の優秀性を誇示する発言をした。それでも客は

「あ、でも、S9800SEと違いこれは音場感の陰に音像が隠れてしまっている感じがします」

と言った。そして、店員は、事もあろうか、客に

「貴方はオーディオを解っていない」

的なことを婉曲的に言った。

ここで、きんどーちゃんはキレた。。そして、その客に、

「このDD66000はAV用のスピーカーとして開発され、本国アメリカではAV用のスピーカーとして販売されているんですよ。現在のAVのサラウンド効果を巧みに演出する音づくりがなされているんです。

従って音場感過重視という貴方の言葉は正確なんです。アジア市場向けに“音楽鑑賞”中心につくられたS9800とは、血統が異なるんです。

あとですね、このDD66000、商社を経由せず並行輸入で買おうものならば、お値段は300万円前後です」


と言った。

ら。

(/゜□゜;)/「お客さん(←きんどーちゃん)!

そんな本当なことを言わないで下さい!!」

と慌てふためき、きんどーちゃんの腕を捕まえてきんどーちゃんをその場から外した。

しかし何だね、ピュア・オーディオ専用、AV専用のスピーカーという区分けはアメリカでも日本でも明確になされていない訳だけれども、少なくともアメリカ・ヨーロッパでは、例えば、ウィルソン・システム8とかアヴァロン・アイシスやダイヤモンドとかは、“音楽鑑賞”用のスピーカーとして開発・販売されている。

や、それらのスピーカーを本国で使用されている人々も、ジャズ・ロックのライブ、オペラ等のDVDを観る際には、AV用のスピーカーとして使用するけれども、メインは“音楽鑑賞”用、即ち、ピュア・オーディオ用、とし使用ている。

だけどDD66000は、本国では、サラウンド効果をギッチリ表現するようなAV中心用のスピーカーとして開発され、市場投入されているのが現実。

そう考えると、皆さん、「あれっ?」と思うでしょ?

日本では、

DD66000は“ピュア・オーディオ・スピーカーの最高峰”

と喧伝されて、あろうことかピュア・オーディオの総本山「ステレオサウンド」で異常に高く評価され、そしてあろうことか、

嘗て、AV用のオーディオと識別する為に“ピュア・オーディオ”という言葉を創りだしたオーディオ評論家
(←皆さん、解りますよね、10年ほど前までパイプをくわえ、「レコード演奏家」なるアホな戯れ言を振りかざし、貴族趣味にこだわる変態ジジイ)

が高く評価するという、この事態。

こう考えると、日本では正統な“オーディオ・ジャーナリズム”は永久につくられないでしょうな。


2007年10月31日(水)
10月も終わりだにゃ~。。
それは、10/6のインターナショナル・オーディオショーでの出来事であった。

大場商事でのブースで、きんどーちゃんはアヴァロン・アイシスが奏でるサウンドに身を委ねていた。

「す、すげえ、まるでコンプレッション・ドライバー&ホーンのようなトランジェント感の良さ、音像の強さ、音の芯の強さ、これはS9500、M9500が正常進化していったら、こういう音になっていただろう・・・・」

と感心していた。すると、隣に俯き加減に、あらゆる苦難を受け入れ茨の道を歩むことを決意したシオニストのような青年(中年?)が1人。

それで、その青年が離席し、ブースの外に出るのを追って、きんどーちゃんも外に出た。そして、その苦難のシオニストに話しかけた、

「アイシス、どうでした?」と。

すると、その苦難のシオニストは、「あ、いや・・・・」と口ごもった。

「何か、JBLがS9500、M9500を正常進化させたら、DD66000ではなく、アイシスのような音にさせたでしょうね」

とその苦難のシオニストに話した。すると、その苦難のシオニストは、

「ああ! そう! そうですねえ! そう思います!」

と頬を紅潮させ、そう言った。それからすかさず、その苦難のシオニストは

「私はM9500を、マッキントッシュのMC2000をドライバーに、MC1000をウーファーに、MC275をS・ツイーターに使用してマルチ・アンプをやっているんです。プリはLNP-2Lです」

と語った。

「おお!兄弟よ!\(⌒▽⌒)/」

と心で叫んだきんどーちゃん。

「私、実は何度聴いてもDD66000に馴染めず、ですがあのアイシスには惹かれるものがあったのですが、貴方の言葉からその理由が解りました!」

とその苦難のシオニストは言った。そして、暫し雑談。

「ところで、“JBL SOULTRAIN”ってHP知っていますか?」とその苦難のシオニストはきんどーちゃんに訊いてきた。

「ハイ!(^▽^)/」

ときんどーちゃん。

「あれ、いいサイトですよね」

とその苦難のシオニスト。

「そうですかあ?(*^ ^*)」ときんどーちゃん。

「ところで、最近、あの日記、更新されていませんけれど、あの管理人さん本当にボケてますね」

「(殴)!!」


という訳で、日記を更新したぞ、M9500使いの君。
http://homepage3.nifty.com/penny-lane-12/homepage/diary0710.html


2007年11月12日(月)
こういう理由なんですよ
や、今夜、hotmailを覗いたら、

「管理人さんは、7月下旬に、DD66000を使用している人の自宅に伺ってDD66000を聴いたのに、“off meeting”にアップしないのは、そんなにDD66000が嫌いだからですか?」

というメールがとうとう10件になったので、サイトにアップしない理由を書きます。

つか、アップしたくとも、できないんですよ、旦那さん。

7月下旬のとある日に、横浜のオーディオ・ファイルの叔父&従兄、共通の友人(68歳)の方がDD66000を導入したというので、その方の住む東京都内まですっ飛びましたでやんす。

やっぱ、オーディオ店で聴いただけじゃ、その全貌は解らないですから。

それで、叔父&従兄と一緒に、その方のお宅へお邪魔しました、デジカメ持参で。

そうしたら、リスニング・ルームが凄いの!(/゜△゜)/

広さ、約22畳、完全防音なのだが、ストイックなオーディオ・ルームではなく、書斎兼用なんです。

それで、ドーン!と構えるDD66000。

また、その方はAVも凝っていらして、リヤ・スピーカーにはS・ツイーター付きのS5500。

その方はピュア・オーディオ用のアンプには、マーク・レビンソンのNO32LとマッキントッシュのMC1201で駆動し、面倒ながらも、AV使用の際にはパイオニアのAVセンターにクレルの6chパワー・アンプに繋ぎ変える、という徹底ぶり。

それで、私たちは先ず最初に当然のことながら、ピュア・オーディオとしてDD66000を聴かせて頂きました。

ここで驚いたことは、ピークもなければディップもない、ということで、短期間でDD66000をここまで調教したその方の凄腕に脱帽しました。

かかっているレコードは、ハンク・モブレーの「ワーク・アウト」。

その方は、大変なジャズ好きで、聴く音楽の8割がジャズ、2割がクラシック、とのこと。

きんどーちゃんは、DD66000より、その方の凄腕ぶりにまずは感心しました、というより敬服しました。

しかし、その方の眼が虚ろなのを私たちはすぐに察知しました。

そして、その方は、深い溜息をつかれました。

「こんなにDD66000を鳴らして、まだ不満があるのかな?」

と思ったのですが、その後すぐにその方は、

「ジャズが鳴らないでしょう?ハンク・モブレーが何処にもいないでしょう?」

と口にされた。

「以前まで使っていた、S9500の方が遙かに良かった、全然良かった・・・・・・」

と仰った。

「オーディオ店で聴いたときには、鳴らし方だ、と思い、思い切って買ったのですが、オーディオ店の人間と雑誌や評論家に騙された気がします」

とも仰った。落胆しているその方。

そりゃそうだ、DD66000ではハンク・モブレーが白人になってしまっている。。(--;)

ジャズ再生なら、S9500の方が100%勝っている、と思いました。

「AVにしてみます?」

とその方は映画“プラトーン”のDVDをかけてくれたのです。

いや~、そうしたらDD66000の迫力の凄いこと、凄いこと、きんどーちゃんと叔父と従兄は仰天しました。

そして、その方は、続けて“ルパン3世・カリオストロの城”のDVDをかけてくれました。

もう、DD66000のサラウンド表現にはびっくりしました。

そして、その方は

「ジャズが鳴らないこんなスピーカー、買うんじゃなかった」

と仰いました、虚ろな眼と深い溜息とともに。

\(⌒▽⌒;)
「DD66000を売って、S9500を再度手に入れられては如何ですか?」

ときんどーちゃんはその方に提案しました。したら、

「孫がこれで“ルパン3世”を鑑賞するのが気に入ってしまったもので・・・・、S9500の買い直しは息子夫婦にも反対されているんですよ~」(深~い溜息)


こういう理由で“off meeting”にアップ出来なかったのです。皆さん。

あ、S9500でジャズを聴きたくなってきた。。
http://homepage3.nifty.com/penny-lane-12/diary0706.html


~オーディオ随想録~
2007年、インターナショナル・オーディオショー

去る10/6(土)に、「07年、インターナショナル・オーディオショー」行ってきました。以下に、写真と雑感を記した簡単な文章を掲載致します

先ず最初に、ハーマン・インターナショナルのブース。
ここには、新しいマーク・レビンソンのタワー型のモノ・アンプが出品されていると思い、音が聴けるのかな、と期待して行ったのですが、「参考出品」だけでした(怒!)。

下の写真でも解るでしょうか?
「MarkLevinson」のロゴが変わっていました。

私は、マーク・レビンソン・アンプに関して、NO32LはたいへんOKですが、それ以外のアンプ(パワー・アンプ含む)は、21世紀に入ってから迷走している感じがしてなりません。

「マドリガル」から「ハーマン」に開発・製造が移管されたので、この辺で地に足をつけた製品を出して欲しいと心から願っています。

また、32Lの登場から8年(26SLから32Lの登場まで8年)が経つので、新しいリファレンス・プリが登場するのかな?と思っていましたが、今暫くは32Lで行くようです。

そして、ハーマンのブースでのJBL・DD66000は本当に酷い音で鳴っていました。
プリ・アンプがNO32L、パワー・アンプがハルクロだったのですが、何か音が「ボコボコ」していて、聴くに耐えませんでした。

しかし、ハーマンさん、DD66000の内部構造を示すことはよした方がいいですよ。
箱がMDF材で作られているのがモロ・バレです。

「MDF材で作っていて、定価600万円はないでしょう、しっかりボッタくってますね♪」

ということが簡単に解ります。

「60周年記念だから600万円♪」

という安易な考えで価格設定をしたのでは?と思ってしまいますよ。
とにかく、ハーマンのブースはつまりませんでした。


3番目にはアキュフェーズのブースに行きました。

アキュフェーズの社員はいつも紳士的で、丁寧に製品の説明をしてくれます。しかし、敢えて冒頭で苦言を呈したいのですが、高松重治氏の様な、本当に解りやすい説明をしてくれる人材は若手社員のなかにはいません。従いまして、人材育成を上手にしてほしいと切に願います。

ところで皆さん、アキュフェーズはやってくれましたよ。

DF45を使っての、DD66000のマルチアンプ・ドライブ(>▽()。

新製品のSACDプレーヤー、「DP700」をDG38を通してC2810を経由して、A60を2台、BTLでウーファーに、A45を中高域に使用していました!

私はかねがね、DD66000のマルチアンプ・ドライブ・サウンドを聴きたいと願っていましたが、この日、その希望が叶いました!

音の純度は格段に増し、音が“相応に”前に来て、立体音場感、音の奥行きも増していました。
そして、児玉麻里のSACD「熱情」を聴きましたが、正直に「良い!」と思いました。
但し、「クラシックならば」と。

ジャズをかけると、相も変わらず、見事に線がか細く、か弱く聴こえる為、クラシックを中心に音楽を聴かれる方に対してなら、DD66000はお薦めできると思いました。

但し、DF45を使用して、アキュフェーズのアンプでマルチアンプ駆動してほしく願います。

DD66000は20数回聴いていますが(実は7月下旬に、横浜の叔父の友人がDD66000を導入したというので聴きに行きました。その方はNO32LとMC1201で鳴らされていました)、DD66000のベスト・マッチ・アンプはアキュフェーズだと思います(や、ホブランドも試してみたいが)。

DD66000の音が脆弱な為、アキュフェーズの“切れ味の鋭さ”を加えるのです。
そして、クラシックを中心に音楽を聴く。
これなら、ハーマンに600万円をボッタくられても、満足できる世界だと思います。


但し、敢えて言うなら、

「DD66000、マルチアンプ・ドライブしてもこの程度か、なら、S9800SEをマルチアンプ・ドライブした方がいいな、よりガーン!と音がエネルギッシュに前に出てくるから」

と感じました。


それで、7番目、アッカのブース。
ここで私は強烈な体験をしました。

YGアコースティックのアナットリファレンス(のニュー・モデルらしい?)。
ホブランドのHP200とストラトスでドライブされていたのですが(←これもいつ聴いても本当に良いアンプだ!)、ブース全体に「音楽」が雄大に拡がっていたのです。
「音」ではありません、「音楽」です。

虚飾に彩られない、鮮明で躍動感のある「音楽」があったのです。
まるで、コンサート・ホールにいるような錯覚を覚えました。

最初に女性ヴォーカルのブルースがかけられていたのですが、そのヴォーカルの質感やアコギの質感といった表現を拒否する、ただただ素晴らしい「音楽」の世界です。
オートグラフが正常進化したら(実は、私はウエストミンスターをオートグラフの後継機とは考えていない)、21世紀の現代において、こんな音楽表現をしただろう、と思いました。

私が信頼しているオーディオ評論家の和田博巳さんを虜にした理由が解った気がします。
これ、買える人がいたら買った方がいいですよ、幸せになれますから。
本当にすごい体験でした。


8番目は、ノアのブース。

ここでは、ストラリディヴァリ・オマージュがブルメスターの808MK5と911MK3でドライブされていましたが、これは何度聴いても吟醸の組合せ♪
ストラリディヴァリ・オマージュは、巧みに箱を振動させ、その箱鳴りを巧く音楽に同化させているのが特徴ですね。

オーケストラ、ヴァイオリン、ピアノ、その何れの音も巧みに演出し、音楽に没頭させてくれる「楽器」です。

何度聴いても素晴らしいスピーカー、否、楽器です。


それと、ブルメスターの808MK5。
これは、何度聴いても本当に凄いプリ・アンプです。

一音一音の克明な描写、隈取りの仕方は、他の追随を許さず、その上、「音」ではなく「音楽」を聴かせるのに長けたプリです。

私は本当はこの808MK5が欲しかったのですが、マッキントッシュのパワー・アンプ群とは相性が悪いと思い、泣く泣く断念した製品です(←ん?なんかプリ・アンプを買ったのですか?きんどーちゃん?)。


9番目は、ナスペックのブース。

このダールジールのアンプは本当に素性の良いアンプです。
何度も聴いていますが、本当にそう思います。
躍動感に溢れ、活き活きと音楽を活写するのです。

あ、そうそう、JBL・S9800SEをこのダールジールのアンプで鳴らしているのを聴いたときには、その際に私は時間を忘れ、約2時間、音楽を聴き込んでいました。


11番目に、ティアック・エソテリックのブース。

また、アヴァンギャルド・・・・・・。
このメーカーのスピーカーは各種モデルを数多く色んな場所で聴いていますが、

「ジャズを鳴らしても全然スウィングしない、こんなアヴァンギャルドの何がいいんだ?!

評論家と有名人と雑誌と悪徳オーディオ店による洗脳から早く解放されよ!諸君!」

と悪態を付き、すぐに退散しました(笑)。


13番目には、今井商事のブース。

私は、コンパージェント・テクノロジーの「SL1・アルティメット」も欲しかったのですが、何故か、最終的には候補から外してしまったのです。
そうしたら何と、上位機種の「SL1・レジェンド」が出品されていました!

「す、すげえ!音が生きている!生命力みなぎる実在感のある音、否、音楽が鳴っている!!」

と驚嘆しました。
嗚呼、これをもっと早く出していてくれたならば・・・・・・(号泣)。

これで、私の好きなプリ・アンプ、ベスト5は、

1位、コンパージェント・テクノロジー・SL1・レジェンド、
2位、ブルメスター・808MK5、
3位、ボルダー・2010、
4位、マーク・レビンソンNO32L、
5位、マッキントッシュ・C1000T/C、

といったところか。


そして、最後、大場商事のブース。
ここで私はすごいものを聴いてしまいました。
それは、アヴァロンのアイシスです。

私は、「!!!!!」となってしまいました。

「こ、これは、JBLが、S9500、M9500から正常進化していたなら、こんな音になっていたろう!」

という鮮烈な音でした。

ヴィンテージJBLにある「音楽をかぶりつくように聴く」、というそれが、このアイシスにはありました。

私が使用しているJBLシステムが正常進化していったなら、2007年現在、JBLのフラグシップ機はこういう音を出していただろう、と思いました。

箱鳴りが巧みに音楽に同化され、引き締まった音像が全面で定位し、その背後に雄大な音場感が拡がる・・・・・・、そして生命力溢れる強靱なサウンド。

まさに、嘗てのJBL(※私はS9800SEは好きだし、認めています)が得意としていた要素が、このアイシスにはあった!

JBLの本流・血脈は、DD66000ではなく、アヴァロン・アイシスに流れ込んだ模様です。
私は唸ってしまいました。

「せ、せめて、このアイシスの半分の音を、我が家のJBLで出したい・・・・・・」、私は驚くと同時に、新たな目標を見つけました。

アヴァロン・アイシス、YGアコースティック・アナットリファレンスともども、私が近年聴いたスピーカーのなかでも傑作中の傑作です!

と、以上、駆け足で、ショーの印象を記してきましたが、現代オーディオ(特にスピーカー)に批判的な私をアイシスとアナットリファレンスは大いに魅了させてくれました。

こうして新鮮な驚きとともに私はショーを後にしました。
そして向かうはアキバの「ヒノ・オーディオ」・・・・・・。

ここの“ヒューガー・オートグラフ”を聴くのは、今回で4度目ですが、

「やはり、オートグラフ最高!!」

となりました。。

カラヤン/BPOの「ベト7」、クレーメル&アルゲリッチの「クロイツェル」をかけてもらいましたが、自然な楽器の質感は素晴らしく、目の前にステージが現れました!

オートグラフ万歳!!(←結局、これがオチかい?きんどーちゃん?)

と、まあ、有意義な1日でした。

07年10月8日・記
http://homepage3.nifty.com/penny-lane-12/homepage/audioessay12.html


▲△▽▼


詳細は

買ってはいけない JBL Project EVEREST DD66000・DD67000
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1115.html

楠 薫のオーディオ三昧 JBL DD66000
https://www.kusunoki.jp/audio/JBL/JBL_DD66000/JBL_DD66000.htm

禁断のKRELL JBL Project EVEREST DD66000
https://ameblo.jp/507576/entry-12494423549.html?frm=theme

どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html

JBL Project K2/S9500
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1096.html

JBL ハーツフィールド レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1095.html

JBL パラゴン レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html

JBL オリンパス レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1123.html

JBL 375 ドライバーユニット
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1106.html

史上最強のウーファー JBL 150-4C
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1105.html

JBL 075 ホーンツイーター
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1100.html

JBLのスピーカーのネットワークの使い方
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1215.html



禁断のKRELL

JBLの記事(12件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864446.html

JBLスピーカーの買い方
https://ameblo.jp/507576/entry-12002432560.html?frm=theme

JBLスピーカー各世代の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-12165448678.html?frm=theme

JBL スタジオモニターとK2の比較
https://ameblo.jp/507576/entry-11081116051.html?frm=theme

JBL Project K2 S9800SE
https://ameblo.jp/507576/entry-12443662717.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 恐ろしい子!
https://ameblo.jp/507576/entry-12230495770.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 導入編
https://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html?frm=theme

JBL Project K2 S9500 JBL 1400NDのエッジ交換
https://ameblo.jp/507576/entry-12234884892.html?frm=theme

JBL K2 S5500
https://ameblo.jp/507576/entry-11758592135.html?frm=theme

JBL S3100
https://ameblo.jp/507576/entry-12444002949.html?frm=theme



10:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 08:47:18

今のタンノイはジャズも鳴らせるがクラシックの音が出なくなった
最初期のモニターブラックとモニターシルバー以外のタンノイは聴く価値がない


2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月19日

去る15日(日)、「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」(会場:福岡市、「マックス・オーデイオ」主催)に行ってきた。

         

昨年に続いて2回目の訪問だが、九州の片田舎では日ごろ聴けない高級機が一堂に会する得難い機会なのでオーディオ仲間(4名)で押し掛けた。

10か所ほどのブースを聴いて回ったが、機器の「エージング不足」を割り引く必要があるし、我が家の旧式な音と比較しての個人的な感想なのでどうか「真に受けないようにね」とお断りして、腹蔵のない意見を述べてみよう。

何しろ他人のシステムを云々するときとは違って、いくら貶(けな)してもいっこうに構わないのがとてもいい(笑)。

まず個別のスピーカーごとの感想からいこう。

   

JBLの「エベレスト」(648万円)だが、妙に低音域が膨らんでいて嫌な音だった。2本のウーファーのうち1本はサブウーファーの役割とのことだが、「コルトレーン&ハートマン」(レコード)では音像(歌手の口元)がやたらに大きくなってとても聴けたものではなかった。

同行の仲間曰く「カートリッジの選択ミスですね。昔のレコードをこんなところで鳴らすものではありません。」

「成る程、スピーカー側の一方的な責任ではないかもしれませんがそれにしてもねえ。こんなスピーカーならただでくれるといっても願い下げですよ。」(笑)。

    

アバロン(580万円)というスピーカーだったが、もう弦の音が固くて硬くて・・・。このスピーカーの存在価値がどうもよく分からない。

     

タンノイさんの「カンタベリー」(356万円)だが、これも感心できなかった。やたらに高音域がうるさく何だか金属的な響きがするし、低音域の沈み込みも明らかに足りない。

昔のタンノイは良くも悪くも「いぶし銀のような音」に特徴があったのだが、まさに隔世の感がある。

クラシック再生に限らずジャズの再生も併せて狙ったような音だったがどうも周波数レンジを広げ過ぎて音の密度を薄くしたような印象で、このスピーカーもただでくれるといっても要らない。

   

モニターオーディオ(イギリス)の「PLー300Ⅱ」(160万円)だが、これが一番気に入った。日本のイギリス大使館に収めてあるそうだが、とてもバランスが良く品のいい音で感心した。

低音域の沈み込み、独特のツィーターによる高音域の自然な佇まいなど非の打ちどころがなく、これは欲しいなあ、一瞬、我が家のウェストミンスターを叩き売ろうかと思ったほど(笑)。

ただし、仲間に「モニターオーディオが一番良かった!」と言っても皆さん「?」だったが、それぞれが個別に回ったので聴く機会がなかったのかもしれない。

    

これは大きな真空管ですねえ!「CSーport」のシングルアンプ(5、378千円)だそうで、見かけに応じてどうせ大味な音だろうと思ったがそうでもなかった。

しかし、こういう大型管を使う必然性とメリットについては短い試聴時間ではどうもよくわからなかった。

以上のとおりだったが、総合的な所感は次のとおり。

☆ 総じて周波数レンジが広くてよく言えばブライト、悪く言えばギラギラした音が多かった。こういう音は「ちょっと聴き」はいいのだろうが長時間聴くとなると耳が疲れそうで、ついていけない気がした。少なくとも静謐感のもとでクラシック音楽に浸れる音ではない。まあ、瞬間風速向けのデモ用に調整された音なのかもしれないが。

☆ オーディオはどんなに高価な機器でも必ずしも「気に入った音は出ない」ことを改めて感じた。「パワーとお金は、かければかけるほど音が悪くなる」という通説は一面の真実ではありますなあ。

いずれにしても今回のフェアを通じてアンプにしろスピーカーにしろ昔と比べて進歩したのだろうかという思いが沸き起こったが、一方では自分の耳がガラパゴス化した可能性もありそうだ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab



オーディオ仙人の枯れた夢 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月22日

ここ10年ほどはたっぷりある自由時間をフルに活用し、明けても暮れても「音楽&オーディオ」三昧だったのはこのブログでもご覧のとおりだが、実はこれでもう十分「夢」をかなえた気がしている。

もし「お前は明日死ぬ」と宣告されたとしても「ハイ、わかりました。もう思い残すことはありません。」と従容(しょうよう)として死を受け容れてもいいほど楽しませてもらった(笑)。

まるで達観したような物言いだが、実は先日(15日)の「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」の影響もこういう気持ちの背景のどこかにある。

なぜかというと、アンプもスピーカーも数百万円もする高級機器群が期待以上の音を出してくれないことにガッカリしてしまった。お値段が高い機器はそれなりの実力を発揮してくれないと困る。もう「夢」がぶち壊し~。

つくづく「お金」だけではカタがつかないオーディオの限界を思い知らされたわけだが、「夢をもらう」積りで出かけたオーディオ・フェアが逆に「夢を断ち切る」方向に作用したのだからほんとうに困ったことです(笑)。

現実に高級機が期待できないなら自分の価値観に基づいて新たに発掘するしかないが、近年身の回りでどうしても手に入れたいという真空管やオーディオ機器がとみに少なくなってきたのも事実。

現状の音にほぼ満足しているし、いろいろやってみてもこれ以上のドラスティックな改善は望むべくもなく、所詮は五十歩百歩という気配がより一層濃厚になった気がする。

これが進歩か退歩かよく分からないが、オーディオは音に満足した時点で進歩が止まるのが通例で、その代わり音楽の方に専念できるという別の魅力的な世界が開けてくる。

「好きな音楽さえ気持ちよく鳴ってくれれば細かい音質の差なんかどうでもいい」という「オーディオ仙人の枯れた夢」に到達できればそれで良しとしたいが、はたしてこれからどうなることやら(笑)。

旅に病んで 夢は枯野を かけめぐる(芭蕉)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5cee74ef0be8f335e96748602da3f0c8


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キット屋コラム「私のオーディオ人生」第28回 オーディオのパラレルワールド
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

 今回はオーディオのパラレルワールドになります。テレビで大人気であったドラマ「仁」の中で南方医師が江戸にタイムスリップして現代に戻って来た時にパラレルワールドと云うセリフが出てきました、パラレルワールドとは今の世界と平行したもう一つの世界をパラレルワールドと云います。

オーディオで云うならば皆さんが使っているアルテック、タンノイ、JBLや現代の代表的なスピーカーは一般的な(A)の世界の音ですが(B)の世界はこのようなスピーカーとは隔絶したもう一つの世界の音である。


 私が聴いた限り上手く鳴らされていたウェスタンエレクトリックのカールホーンを使ったホーンシステム、オイロダインやロンドンウェスタン及び直系の音こそ現代のサウンドとは異なる次元の違う(B)の世界と云えよう、

では私が体験したもう一つのパラレルワールドの音の世界をご紹介します。
 

ウェスタン13B 隣りにあるのはウェスタンの25Aホーンシステム

ウェスタン15Bシステムと25Aホーンシステム

正面に設置してあるのが有名なシーメンスオイロダインシステム、

このサウンドもWEやロンドンウェスタンとは少し系統が違うが見事なサウンドを聴かせて頂いた、


三上先生宅のウェスタン15Bサウンド

 今迄沢山のウェスタンシステムを拝聴させて頂きましたがすべてウェスタンだから良い音とは云えない酷い音も沢山ありますが三上先生宅で聴くウェスタンのシステムは石川県小松市にお住まいの中さんと双璧のお見事としか云いようの無いパラレルワールドの音がしている。

勿論スピーカーだけでこのようなサウンドが出るのではない、15Bを鳴らすアンプはWE-300BPPウェスタンの86Bのオリジナルと昇圧トランスは618Bがこの音作りに寄与しているのは云うまでも無い、

 私は人様のシステムの音を褒めるタイプではないが三上先生宅で聴かせて頂いたチェロの響きと音色は実態感を伴った電気臭くなく木の香りが漂う素晴らしいの一言に尽きる、このサウンドをじっくり聴くと低域がどうだとか高域がどうだとか講釈を垂れる音ではない、また大型のホーンシステムなのに音像は大きくならずホーン臭さも無い、最近のテカテカした派手な喧しいサウンドとは違いこれぞ大人のサウンドと云える。多分低域用のユニットがエルタスの4181を使用しているからこそこのようなバランスの取れたサウンドになるのではないか、

 ウェスタンを上手く鳴らすにはやはり4181を使わないとその良さが出てこないのではないだろうか、このウェスタンを試聴すると現代のサウンドは電気臭い音が蔓延していて何となく人工サウンドに聞こえてくる。

 三上先生宅へは沢山のオーディオ評論家が訪れたり雑誌の取材で紹介されたりもしているがこの音作りこそ三上先生のご自身の「自分の音」と思うがただ高価な機器を接続しただけではこのような音にはならない、暗中模索で大変苦労をされたのではないだろうか、 

正面に鎮座しているWE-15Bホーン

で聴くチェロは現代のサウンドとは全く異なるこれこそパラレルワールドのサウンドであった、

ウェスタン25Aホーン+4181スピーカー

 二つ目のウェスタンは25Aホーンシステムで低域用は4181になります。先程の15Bとは多少音が異なるのがわかる。音は勿論ウェスタンサウンドであるが音の抜けを比較すると好みとしては15Bのが好きかも、このホーンシステムは福井県の万月氏や石川県小松市の中さん宅でいつも聴いていますからそれ程ビックリしないがパラレルワールドのAの世界の音しか知らないマニアが聴けばおそらく言葉が出なく度肝を抜かれびっくりするだろう、25Aホーンを聴くと大変浸透力のある心地よいサウンドだ、

 特に素晴らしかったのは女性ボーカルの歌声が目の前で歌っているような錯覚に捉われた、この25Aの音は小松の中さんと良い音での双璧であるがこのシステムも低域用の4181が寄与している、

 贅沢な注文であるが私の好みからすると後ほど聴かせて頂いたロンドンウェスタンが好みに合うのとこのようなシステムは一般家庭では置けないのが残念だがこの25Aのサウンドもパラレルワールドの音である。


 
タンノイブラック

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。

 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるがこの音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば私の云っていることが理解できると思う、

 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うがユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、 

手前に見えるのがタンノイのモニターブラック


で後方のシステムは珍しいテレフンケンの085aモニタースピーカーでこのシステムは私も始めて見るシステムで音質、音色はカチッと締まった大変心地よいサウンドであった、
 
タンノイブラックのボックス内部の写真



でユニット自体も大変状態の良いもので強力なアルニコマグネットを採用した初代ディアルコンセットリックスピーカーになる。タンノイファンなら一度は聴く価値はある。

 

家庭用のシステムに収めたロンドンウェスタン2080A、2090Aの2Wayシステム

でこの音を聴くと米国ウェスタンとはベクトルが若干異なるが貴賓と渋さがプラスされた品位の高い音である。音質は一言で云うならば巷でよく耳にする枯れたサウンドとはこの音である。
 

 

ロンドンウェスタンの2080A、2090Aボックス内部の写真でスピーカーは強力なアルニコマグネットが使われている。ボックス内部と可愛いワンちゃんのツーショット写真


ロンドンウェスタン2080A、2090A

 最後に拝聴させて頂いたのは幻のスピーカーシステムでロンドンウェスタンだ、私が持参したいつもリファレンスで聴いているビバルディのヴァイオリンソナタのレコードが果たして私のシステムの音とどう違うのか本家の音とはどのような音なのだろうか、不安と期待が入り混じっていたのは間違いない、

 自分のシステムと比較した場合まったく異質な音であれば私のユニットはニセモノになってしまうか上手く鳴らせない力量不足になってしまう、

 早速聴かせて頂くと先程聴いたウェスタンの音とは多少音色も異なるのとスケール感も違う、目を瞑ってビバルディのヴァイオリンソナタをじっくりと聴くと音質、音色が同じイメージに重なり自分の家で聴いているような錯覚を覚えた、このロンドンウェスタンの音は言葉では云えない一種独特のサウンドで現代の一般的なHiFiサウンドとは異なりこれこそパラレルワールドの音だ、

 ヴァイオリンの響きは電気臭くない木の香りすら漂ってくるのがわかる。オーディオを追求していくと最後はこの音に魅了されるのは私だけではないはず、

    このロンドンウェスタンのサウンドを聴くと現代のHiFiサウンドは申し訳ないが長く聴いていると時間の経過と共につまらなくなり飽きが来てしまうがロンドンウェスタン系はオーディオマニア、音楽マニアを引き付ける魅力たっぷりのスピーカーと云えよう、ただこのような音を出すには相当レベルの高いアンプと高度なテクニックと肥えた耳を持っていないと上手く鳴らないのではないか、
 

三上先生に想う

 今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くとオーディオ観も音楽観も変わるような気がする。私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、

 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。

 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、

 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。

 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。
 


あとがき

 三上先生宅で特に良かったのは可愛い3匹のワンちゃんが私になつき傍で音楽を聴きながら居眠りをしていたのが音よりも印象に残りました、ワンちゃんも良い音はわかるんですね、

 今回はオーディオのパラレルワールドを題材にしましたが皆さんも是非このパラレルワールドのサウンドを体験されると面白い、

 ヴィンテージショップなどでウェスタンやその他ヴィンテージスピーカーを鳴らして店主は能書きばかりでまともに良い音で鳴っていないのが多いのとすべてヴィンテージスピーカーだからパラレルワールドのサウンドと思ったら大間違いである。やはりマニア宅で上手く鳴らされているのを聴くのがベスト、「百聞は一聴にしかず!」

 確かにオーディオは進歩しているが最終的に判断するのは聴く人の感性と鳴らし方ではなかろうか、またパラレルワールドのサウンドは装置を忘れてじっくりと音楽が聴ける。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028


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詳細は


ウェストミンスター・ロイヤルが聴ける店 _ 岩手県 一関市 _ ジャズ喫茶 ROYCE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/212.html

LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html

タンノイで まともな音が出るのはモニターシルバーを入れた小型システムだけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1085.html

頭が逝かれた信者が多いダメスピーカー タンノイ オートグラフ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1107.html

本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html

楠 薫のオーディオ三昧
http://www.kusunoki.jp/audio/audioindex.html

楠 薫のオーディオ三昧 タンノイ・スピーカーシステム
https://www.kusunoki.jp/audio/TANNOY/TANNOY.html
11:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/17 (Mon) 20:54:44

ジャズでも JBL やアルテックより 仏スプラヴォックス や英国 パルメコ、ヴァイタボックスの方がいい音で鳴る



ジャズを聴くなら JBL よりパルメコの方が遥かに上
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/945.html  


オレのガマンもこれまでだ「身の丈再生音って、ナニ?」の巻

オーディオシステムの再生音は使用する人の可聴帯域に則ったものであるべきだと、気付かせてくれたのは友人のお店で聴いたパルメコのスピーカーでした。 

1950年代に英国BBCの検聴用として用いられたもので、その再生音は全帯域に亘ってフラットでありながら、その音の内側に入れば信号に含まれたあらゆる音を聴き分けることが出来るのです。 その音を、全て聴き分ける事の出来る人がどれだけいるのか。 若く、恐ろしく耳の良い人でなければ、このパルメコの再生音の真の力を聴きとることは困難であり、音楽な暖かさとか、そういうものは期待するほうが野暮という完全プなロ仕様です。 

高価でもありますが、正直いって聴覚的に無理が伴います。 私自身の耳は全くついて行けず、ただ聴くしかありませんでした。 

その音は嘗ての JBL4350、4343等と似ていますが、それよりずっと上質で、JBL のスピーカーが時々聴かせる無機質感は微塵もなく、人間的な響きと格調高く涼やかな音です。 

IMG_0161真のモニタースピーカーの再生レンジは、聴覚能力の高い人が使ってこそ、真価が生かされる事にも気付かせてくれました。 検聴用のスタジオモータースピーカーを使っているユーザーで、実際に最低音域と最高音域を聴きとる事が出来るのは本当にわずかな人にすぎないと思います。 個人の聴覚レベルに合っていれば身の丈再生音こそ大切で、欲張りは避けるべきでしょう。 以上T氏
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51620721.html


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ジャズでも JBL やアルテックより 仏スプラヴォックス や英国 パルメコ、ヴァイタボックスの方がいい音で鳴る


ヴァイタボックスを使っているジャズ喫茶

中野 ジャズ喫茶 ジニアス _ ヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/414.html

赤坂見附 BAR 真空管
http://barshinkukan.com/kizai.html
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=83

群馬県 コーヒーハウス むじか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html

名古屋 名曲喫茶フィガロ(廃業) と ジャズ喫茶 Days
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html

名古屋 ジャズ喫茶 Days _ ヴァイタボックス クリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/660.html

京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA _ ヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/426.html

日本一の音楽喫茶 阿蘇 オーディオ道場
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/713.html  


小布施のジャズ喫茶 BUD
♪日々好音の穀蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪
http://bud-jazz.dreamlog.jp/

アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 長野県 _ JAZZ喫茶 BUD
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/209.html  


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「音楽&オーディオ」の小部屋
どうしても忘れられない音
2020年07月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/8a4f74de93a9e33d094beae074704d73

オーディオ愛好家にとって、誰しもが「あのときに聴いた音は素晴らしかった!」という記憶の一つや二つは持っているはず。

まあ、どうしても忘れられない初恋の思い出みたいなものですかね。

自分の場合でいえば、もう40年ほど前になるだろうか。

その頃は小さな地方都市とはいえオーディオ専門店がそこそこあった時代である。たしか仕事を終えてバスの待ち時間の調整だったと思うが、何気なしに、とあるオーディオ店に入ったときのこと。チェンバロが実にいい音色で鳴り響いていた。

そのお店の一番の売りは以前から置いてあったヴァイタボックス(イギリス)の「191コーナーホーン」だった。

                        

これまで、ときどき他人が試聴していたのを「そば聴き」していたのだが、たしかに音の品位の高さや佇まいは図抜けていたが、所詮は薄給のサラリーマンにとって手の届くような代物ではないし、諦めも半分手伝って、どうしても手に入れたいというほどの思いではなかった。

しかし、その日に聴いた印象はまったく桁外れで、チェンバロの音がまさに光り輝かんばかりにきらきらと広い店内(総合電機店)の音響空間を舞っていた。

このスピーカーの周波数帯域はたしか上限が1万6千ヘルツだったと記憶していたので、けっして高域方向に欲張ってはいないのに「こんな得(え)も言われぬ響きがどうして出るのか」と心底から驚いたことだった。

(記憶とは時間の経過とともに次第に美化されるものなのだろうか。今でもその時の音を思い出すと胸が震えるのである!)

とにかく従来の(この店で)聴き慣れた音とはまったく違っていたので、当然のごとく駆動するアンプを代えているはずだと推察した。

いったい何を使っているんだろうと、興味津々で接続先を調べてみると当時、評判だったパイオニアの「ExclusiveM5(モノ×2台)」だった。

クラスA方式で、このA方式とは生半可な知識で恐縮だが、出力素子はトランジスターでありながら真空管の音を出すという触れ込みだったと記憶している。

とにかくアンプが変わるだけで、こんなに音は良くなるのか、そして「M5」は凄いアンプだとこの時に頭にしっかりとインプットした。

同時に当時、オーディオ御三家と言われていた「パイオニア、トリオ、サンスイ」の中でパイオニアの実力に大いに括目した。とりわけ高級品の分野ではまさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」とでもいうべき存在感を誇っていた。

そして、爾来、40年このかた、このM5が頭の片隅にずっと存在していて、オークションなどでもちょくちょく見かけるたびに「隙あらば」と意気込むのだが、価格が折り合わず、それに真空管アンプも幾つも持っているので「まあ、急ぐこともあるまい」とつい買いそびれてきた。

そして、このほどまたもや発見。M5ではないが、それに次ぐ存在だったM4がオークションに登場。すぐに「ウォッチリスト」に登録して追跡することにした。

             

解説を読んでみると、1974年当時で定価35万円、出力30Wで中古品ながら程度は極上。もちろんクラスAタイプでステレオ方式なので1台のみ。

毎日、少なくとも1度は「ウォッチリスト」を眺めつつ、とうとう落札当日になってしまった。

夕方現在で入札件数36件、価格は3万3千円。まるっきり手が出ない価格ではないが、こういう素性がいい機器は落札寸前になって叩き合いになることが多い。

興味深いことに「出品者への質問」で「修理履歴はありますでしょうか」に対して「分かりません」と出品者からの回答がなされていた。

この出品者は個人ではなく、中古専門のリサイクルセンターなので、おそらく個別の商品の念入りなケアまでに手が回らないのだろうが、こんなに昔の製品をオークションに出すからには出来ることなら修理履歴を確認しておいてほしいなあ。

(修理履歴が)有っても無くても入札参加者にとっては選択のしようがないが、その事実だけははっきりし伝えてもらうと随分助かる。

とはいえ、それはこちらの勝手な言い分で、そういう確認をしていないからこそオークションで「1円スタート」なのだろうが。

これまでの経験から言わせてもらえれば、こういう30年以上も前の製品は修理履歴があった方が断然いい。なぜなら修理の都度、不具合となった部品を交換しながら全体的なメンテをしている可能性が高いから。

そういうわけで、入札しようか、しまいか、ここは思案のしどころだが、難点が四つほどある。

一つは消費電力が320Wもあること。ちょっとこの省エネの時代に逆行しているのが気がかり。

二点目はAクラスにつきものの(アンプ内蔵の)空冷ファンの音が家庭内でどのくらいのノイズになるのか気になること。

三点目は故障したときに、部品の補充を含めてまだ修理先があるかどうか。

そして最後に「夢=ロマン」が「現実」に堕ちてしまうことへの恐れ。誰しも初恋の人がお婆ちゃんになった姿を見たくないだろう(笑)。

というわけで、結局「思い切り」がつかなかったが、最終的な落札価格は65,000円だった。

ウ~ン・・・。ま、いっか(笑)

最後に読者の皆様へ呼びかけです。

「初恋の音」への原稿募集です。応募していただきましたら投稿(匿名可)させていただきます。メールのあて先は「smcgr544@ybb.ne.jp」です。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/8a4f74de93a9e33d094beae074704d73


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我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで
終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007


40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年~60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20~50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5


△▽


本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html

ペンション すももの木 _ 真空管アンプ「カトレア」
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/306.html

我が、蹉跌のオーディオファイル
http://audio-file.jugem.jp/  

Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio    
12:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/18 (Tue) 08:32:14

ALTEC 612A はケーブルを超高級品に変えればクラシックも鳴らせる


Trail仕様 ALTEC#612A
Mr.トレイルのオーディオ回り道
昨夜は定例のオフ会 2010年05月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/97e2c521b47d8299abc82dd7d9c3e568


昨夜は30年来のオーディオ仲間の例会を私の事務所で行いました。出来たばかりのTrail仕様ALTEC#612Aのお披露目を致しました。

612a1

仲間の方の印象はすこぶる「好印象」だったようで皆さん興味津々だった様です。以前612Cを使われた方もいらっしゃいますので「ALTECでこんなサウンドも出るのか?」と驚かれていました。また初めてALTECのサウンドも聴かれた方も「ALTECとはこんな音も出せるのか!!」と驚いていらっしゃいました。

612a2

軽く反応する低音とキラ星の様な輝きと艶の有る高音のサウンドが出ますので、他のシステムを聴かせても612Aに戻してくれとの要望で、612Aオンリーのオフ会になりました。チョッと今までにない反応で皆さん#612Aにクギ付けになられた様でした。

小音量から大音量まで楽々とこなしてくれます。クラシックの弦楽合奏も聴いていただきましたがタンノイのサウンドを軽く超えています。音の粒立ちや音数の多さ、艶やかな質感等タンノイでは出せていない弦楽器のしなやかさまで出して来ます。Trail仕様ですので小音量にしてもほとんど「音痩せ」が有りませんので安心して使えます。いつになく「ALTEC談義」まで出て来ました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/97e2c521b47d8299abc82dd7d9c3e568





Mr.トレイルのオーディオ回り道
ALTEC 612Aでクラシック音楽を聴いて見る 2010年05月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b8170394b2b1cb1f426cc6bac6cb027c

#612Aがほぼ完成し、テストCDとして澤野工房のJAZZCDをメインに今まで聴いて来ました。今朝は初めてクラシックの「弦楽合奏」を聴いています。

612a2

ALTECのSPでは「クラシックは聴けない」、「弦楽器のゴーイングが不得手」とか雑誌では書かれていますが「Trail仕様のALTEC」ではその様な事は有りません。瑞々しく艶やかな音色で鳴ってくれます。イタリア合奏団の「コレルリ:弦楽合奏協奏曲」をかけていますが音のヌケやキレが素晴らしい上に艶やかな弦楽器に響きを出しています。

クラシックはタンノイ、弦楽器の再現はタンノイが良いと云われていますが、私はタンノイのSPは避ける様にしています。ALTECの同軸とタンノイの同軸は双璧の様に云われていますが、個人的にタンノイも使って来ましたが「潜在能力を引き出す」と云う点ではALTECに軍配を上げます。タンノイのユニットはコーン紙をホーンの延長に使っていますので「コーン紙の強度」がネックとなって来る点(コーン裏面にリブを取り付けている点)で大音量再生しますと「モタツキ」や不要共振を発生する構造になっている事が私の選択から外れます。またユニットへの接続で4Pソケットを使っている事やネットワーク基板の強度のない事も興味の対象から外れます。タンノイはイニシャル時点でそれなりのグレードで聴かせてくれますが私の望む音質には届かないユニットなのです。

その点アルテックの同軸ユニットは低域と高域が完全に分離していますし、SP端子も別個に有り、高域のダイアフラムにも手を入れる事が出来ます。30年前の販売時点で無かった技術をALTEC同軸のユニットに手を入れますとその「潜在能力の高さ」に驚かされます。

個人的には「最強のフルレンジユニット」だと思っています。とにかくヌケ切ってなっているサウンドにご機嫌で幸せな気分になれます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b8170394b2b1cb1f426cc6bac6cb027c



Mr.トレイルのオーディオ回り道
残して置きたかったスピーカー ALTEC #620A 2016年03月13日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ca8bbc5e2cb3759b358d12281286e254

置き場所がなくなる事が予想できた為に、泣く泣く手放してしまったスピーカーが有った。ALTEC #620A(16Ω仕様)。上述の写真のスピーカー。

ALTECの家庭用で使えるSPの中で最高の出来栄えのSPだと思う。販売当時はJBLの「43シリーズ」スタジオモニターに押されて、目立つような事がなくあまり知られないで消えていった。

ALTECの604系の同軸ユニットは「芸術的」な造形をしていた。その中でも「604E」と「604-8G」は最高の出来だと思う。今でもユニットの写真を見るとワクワクする。その後出て来た620Bや604-8H以降は「コストダウン」化されて、604の名前を冠しているけど別物ぐらいにレベルダウンしていた。その後会社自体が消滅してしまった。

上述写真の620Aは、「自分が使う事」を前提に、内部配線やネットワークに手を入れていた。出て来たサウンドはALTECオリジナルの状態の時に比べて、再生帯域が上下に広がり、音数が別物ぐらいに増えて、非常に良いバランスで鳴っていた。612A(604E)も使った事が有るが、この620Aには到底及ばなかった。(低域の再現性が違い過ぎた)クラシックもJAZZも「眼前で演奏している」雰囲気が有った。JBL#4343では到達できなかったグレードでした。

以下に「音質対策」した内容を記します。

上の写真はALTECオリジナルの「内部配線」。JBLもあまり変わらない。日本のメーカーのSPはもっと性能の低い内部配線が多い。

交換した「当方オリジナルの配線」。材質も太さ(断面積)も格段のグレードです。(ALTECオリジナル配線も比較の為)

オリジナルのSP端子。JBLのSP端子は片穴ですが、ALTECは貫通しています。どちらが良いか?・・・言わずもがな・・・ALTECに軍配。ケーブルの固定化力が違います。

当方が採用したSP端子。「伝送ロス」に拘ったフルテック製のロジウムメッキ仕様のしっかりしたSP端子です。セットで軽く1万円は超えます。

他にも「伝送ロス対策」を出来る所はすべて対策しています。見た目は殆ど変わりません。オリジナルの状態を出来るだけ残して「さりげなく高音質」を目指していました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ca8bbc5e2cb3759b358d12281286e254



Mr.トレイルのオーディオ回り道
モニタースピーカーと音楽を楽しむスピーカーとは? 2016年03月10日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb87edffe1c2019b5c1c0e8afbeac402

1960年代のレコード制作スタジオにはALTEC #612A(604E)が殆ど設置されていました。#612Aを爆音に近い音量でモニタリングされていたそうです。私が思うに、低音が出難い箱なので、低域を出そうとしてして音量が上がっていたのではないだろうか?

1970年代はJBLの#43シリーズが#612Aに取って代わる様な普及を始めます。#4311のコンパクトモニターや#4320、4331、4333、4343,4345,4350等の非常に大きなバリエーションンが出来ました。”612Aとの大きな違いは、「低域側への周波数帯域の拡大」(より低音が出るようになる)だと思います。その分SPユニットの能率が100dbから90db代に下がりました。

1980年代には、ウーレイモニターやATC等、モニターSP全盛時代になり、各社モニターSPを出して来ます。YAMAHAのNS-1000Mやリファレンスコントロール3A等の小型のSPも出て来ました。

モニタースピーカーは「プロ用」で有る事が、「耐久性・音質」等で優秀だと勘違いされて一般ユーザーに浸透して行った様に思う。1970年代の国産SP達は、チョッと入力を入れすぎると「ツィーターが飛ぶ」故障が多かった。その為「故障しない」丈夫なSPが優秀なのだと勘違いしていた処が有った様に今思うと感じる。実際。自分もその頃は「壊れないSP」としてJBLのL-100を選択した。

「丈夫で壊れなく、高音質」であるとして「モニターSP」礼讃の風潮が出来た様に感じる。しかし、モニターSPにアレルギーを起こすベテランのマニアがいたことも事実である。自分もこの年(60歳以上)になって、「モニターSP」はもう要らないと思う様になった。それよりも「音楽を楽しませてくれる」SPの方が良いと思う様になって来た。

つづく。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fb87edffe1c2019b5c1c0e8afbeac402


モニタースピーカーと音楽を楽しむスピーカーとは?(つづき)2016年03月11日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/01d370a4ae4875e5166d5ac7340d2510

4年前までは、事務所を開いていたので38㎝ウーハーを使ったシステムを常時5セット程置いていた。小型・中型SPも合わせると10セットくらいは置いていた。現在事情が有って、現在の「音楽部屋」のお守(庭の草取り・立木の選定等)をしなければならなくなったので、JBL3大ホーンシステム以外は処分した。(現在でも3セット所有)

私は長い間(27年間)JBL#4343Aを自宅のメインすシステムとして使ってきた。云わずと知れた「モニターSP」である。その前がタンノイアーデン、その前がJBL L-100で有り、アーデンやL-100に比べれば#4343の低域の下の方の伸びが「ドスン」と響き渡る広帯域型になった。その低域の響きのおかげで「音楽表現の幅」が広がったのを実感していた。

JBL#4343とほぼ同時期に発売されていたALTEC#620Aは、当時のJBLブームで殆ど選択肢に入らなかったが、常に気にかかる存在だったので、自分で鳴らして見たくて購入した。この時感じたのは、「しまった!!!・・・」(雑誌の影響を受けすぎた)と云う事。最初からこちらの620Aを選択しておれば、アンプ代も安く済んだし、第一「鳴り」が違う。実に音楽的になってくれるのだ。#4343を鳴らすのに苦労していたのが馬鹿らしくなる。同軸2ウェイのSPなので「触る処がない」状態で非常にまともな音がする。誰だ、JBLやALTECはJAZZ向きだなんて固定観念を植え付けたのは・・・。クラシックのオーケストラも室内楽もケーブルやアンプを選べば、何でもこなしてくれる。

本題に戻って、「聴く人がモニターSPだと思えばどんなSPでもモニターSPになれる」と云う事。カラヤンやマイルス・デイビスがAR#3Aを自宅で使っていたとか・・・。

上の写真は自分が使っていたスペンドールBC-Ⅱだが、耐入力が低いので大音量は望めないが、実に音楽的な表現をする。自分の場合「SP内部配線交換」をして使っていたが、このBC-Ⅱを販売されていた完実電気の福岡営業所長さんが来られてこのSPの音を聴いて、「これがBC-Ⅱの音ですか? 音の質感・ヌケやキレ・ノビが大幅に改善されて別物のSPに聴こえる」と云われました。現在は手放したが、嫁入り先に「貸出」をしましたら、「音楽が聴ける」との事でえらく喜んでいただき帰って来ませんでした

こちらはハーベスのマークⅢ。こちらも「SP箱内配線交換」したモノですが、クラシックはもちろんJAZZも楽しく聴けるシステムになりました。これくらいのサイズのSPで音楽を楽しく聴く事が出来ます。こちらも試聴していただき嫁入りしました。

モニタースピーカーは仕事で使うために「コンパクト」な作りになっている事が要求される。ただ使う場所や設置場所によりどんなSPでもモニターSPになれる。だた、自分は、このメーカー作り付けのユニットやユニット配置、数ですべてが片付くとは考えていない。

今までのオーディオの「固定観念」は雑誌が意図的に作り上げた節が有る。根本的な処に疑問が有る。自分の求める音や音楽表現の為には、自分でアセンブリーして「自分専用」(世界に一つ)のSPを作り出す事が必要ではないかと思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/01d370a4ae4875e5166d5ac7340d2510



ALTEC#620Aでクラシック 2010年08月14日
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100814/20073/

ALTEC#620Aでは今まで主にJAZZを楽しんでいましたが、クラシック、特に「弦楽器」はどれくらいの再生をしてくれるだろうかと思って、今朝はクラウディオ・シモーネ指揮/イ・ソリスティ・ベネティでコレルリやトレルリの合奏協奏曲を聴いています。

非常に艶やかな質感でキレが有り音が弾み、雰囲気もしっとりして良い感じで鳴ってくれています。

このCDは分解能の悪い装置で聴くと、音の線が細くヒステリックな音になり易いのですが、線の太さも丁度良いくらいで、弦楽器の艶やかさがALTECとは信じられないくらいの質感で鳴っています。

ユニットの外観は604-8Gですが、コーン紙とダイアフラム・ネットワークは16Ω仕様になっていて、604Eに近い仕様になっています。基本的にユニット以外では「内部配線」のケーブルを「ルシファーケーブル」に交換しただけのもので、「伝送ロス」対策と「音変換ロス」対策を兼ねています。

620Aオリジナルではかすれた様なサウンドしかしませんが「Trail仕様」にしますと、ユニットの基本性能はそのままに「潜在能力」を引き出して来ます。これ1台有ればどんな音楽も「合格点」を出せる再生をしてくれます。

見方を変えれば、「フルレンジ1発」でこの様な事が出来るユニットは他には見当たりません。

レス一覧


オリジナルの620A良いですね^^
 16Ωには興味深々ですね~

まだ 当方も新しい目の620Bなんですが、色々実験しながら
  楽しい日々を過ごしております。

 JAZZを良く聴いていますが、そつなく広いジャンルで
   以外に鳴らしてくれるので毎日が発見です。

bySUMI蔵 at2010-08-14 23:32

SUMI蔵 さん レスありがとうございます。

このALTEC#620Aは604系としては6セット目、620Aとしては4件目になります。

ALTECオリジナルではとても使えませんので「音質アップ」の手を加えています。
現在605A、605B、604Eとこの604E仕様604-8Gを持っています。

ユニットを見るとその造形美に惚れ惚れします。
手元に1セットは残しておきたいSPの一つです。
現在、この620Aと612Aを持っています。

604Eは620A箱に取り付けることは出来ません。(フレームの補強リブが裏付け専用になります)604Eは#612Aに組み込んでいます。

604-8H以後になりますと6セルをマンタレーホーンにして有ります。このマンタレーホーンはパワーを加えると「ホーン鳴き」をしますので避けています。後期型になるほど「コストダウン」をされていますので出来れば604-8G以前のユニットがお勧めです。

ご不満がなければそのままお使いでかまわないと思います。
1Wで100dbの音圧がありますので私は20Wクラスの特製管球アンプでドライブしています。管球アンプの方が「音のつや」が出て好ましい「音色」になるようです。しかし、管球アンプはある程度「管球アンプ」を勉強した人でないとお勧めしません。

このSPは内部配線が「伝送ロス」を激しくしますので、良いケーブルで再配線をお勧めします。また接続がオリジナルでは「ギボシ」に似たような安直な接続ですのでここも出来れば半田付けが理想です。

何セットも620Aを聴いていますとその音の良さがわかりますが中高音のホーン部分の音が「飛んで」来ますので、ユニットのパラレル化をすると聴きやすくなるでしょう。

もっともこの620Aは私の装置の中ではサブSP具合でしかありません。JBLの3大ホーンシステム(8SPユニっト仕様)に比べればおもちゃみたいな物です。620Aはそれでも最新のSPに比べたら「音楽性」とユニットの優秀性は抜群です。

byしき at2010-08-15 01:29

しきさん、こんばんは。

私は604Cのフィックスド・エッジのユニットが大好きなのですが604E仕様の604-8Gって初めて聞きました。

凄く興味があります。

何時かお邪魔したときには、聴かせて下さいね。

byhidetarou at2010-08-15 21:36

ひでたろうさん レスありがとうございます。

前オーナーさんがコーン紙とダイアフラム、ネットワークを604E仕様にしたと言って有りました。16Ω仕様になっています。

604Cも狙っていますが、604Aの最初期型は
JBLさんの設計と聞いていますので
是非試して見たいと思います。

620Aは人気が高いので嫁に出す前においでください。

byしき at2010-08-15 22:12

しきさん おはようございます。

アルテック604系で弦楽器が艶やかに鳴ってしまう。
うーん。。。 なかなか想像がつかない世界です。
イメージとしてはやや硬質になりそうな気がしますが、
そこはしきさんの腕の見せ所なんでしょうね。

しきさんが言われるようにユニットのポテンシャルが高ければ、
あとはユーザーのつめかた次第で「~が鳴らない」ということは
ないのかな と感じています。

byたくみ@深川 at2010-08-16 05:39

たくみさん レスありがとうございます。

従来のオーディオ評論では「決め付け」られていた事が多すぎる様に思います。

SPの場合、「内部配線」で音質グレード・音色が決まっていたようです。
アンプの場合は「電源ケーブル」で音質グレードが決まります。

それらの「前提条件」が変われば当然出てくるサウンドも大幅に変化します。

私の場合、機器の「潜在能力を100%引き出して使いたい」と考えていますので、その機器のネックポイントを聴き分けて対処します。

機器の試聴で「良い・悪い」は誰でもしますが、「なぜこんな音になるのだろうか?」とその原因を追及されている方は少ないのではないでしょうか?

byしき at2010-08-16 10:09
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20100814/20073/


▲△▽▼


神戸市 アルテックの館を再訪問 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html?frm=theme

2020年07月24日(金)
神戸のアルテックの館を再訪問しました。

金田式WE300Bプッシュプルパワーアンプ。ステレオ機だが直熱三極管アンプに共通した印象で

音離れがよく音場感が非常に広大で透明感と強靭な切れがある。しっかりと甘さもあり、音は綺麗で

上品。やはりヴィンテージと比較すると歴然と洗練された音である。音の濃さは間違いなく薄くなるが、
瑞々しい美しい音色。 通常ステレオアンプよりモノーラルアンプの方がセパレーションが優れているので

音場感が良くなるのだが、色付けや個性はヴィンテージのビーム管アンプより少ないのは間違いない。

強烈な華を振りまくという感じではないが、やはりWE300Bは間違いなく王者の風格がある。

OPトランスはTAMURA。LUXMAN MQ-300を思い浮かべると、ラックスも随分と現代的になったが、

MQ-300の方が固有の世界があり、金田式の方が素肌美人だと思う。

この300Bアンプは出色の出来である。ただ金田式は自作アンプなのでパーツの指定こそあるものの、

白金田、黒金田、非似金田と色々あるのだそうだ。

Western electric 300B のフィラメントは海底ケーブル用や電話局用の真空管のために開発したもので
40,000時間の寿命がある。(24時間付けっぱなしで4年間) 一本、一本、シリアルナンバーを
振って管理している。6c33cがロシアを代表する名球でWE300Bがアメリカを代表する名球。


アルテックの館で使っているWE300Bは1988年製の最終生産のもの。
以降はすべて再生産である。1988年は大量にWE300Bが作られており
OEMで他のところで作られたものも混じっており注意が必要なのだそうだ。


金田さんは個人的には6c33cとWE421Aの球アンプで聴いているのではないか?と伺いました。

ALTEC 604E は大変な傑作機で、音軸が揃い位相特性の精度が高いため音場感が出る。

華麗な音色である。アルティックトーンをしっかり残しながらハイファイになっている。Cタイプと

比べると切れがあり現代的な音になっている。同軸で音像定位がよく空気感をよく表現できる。

ALTECの超大型システムのように雑にならず歴然と締まった音の印象。現代にも通用する。

天井が高く空間が広いのでプラネタリウムを見ているような広大な音場空間が出現します。

ホーンも上向きになっていて、音場の高さがよく出ていた。実演のエネルギー感と熱気がある。

音のまとまり感も他のALTECのスピーカーより歴然と優れていて驚異的な性能だと思う。

音圧は100dBくらいでしんどくなるらしいが、十分なハイエナジー&ハイプレッシャーサウンド。
後ろに従えている巨大な二機は120dBを涼しい顔で歪みなく再生してしまう。
ただ以前は120dBまで上げていたが真空管でドライブすると85dBでも満足できる音が出ているという。
評価の高いシリーズ機ではもっともロングランの製品で、1975年当時全米のレコーディングスタジオで

アンケートを取ったところスタジオ使用率全米一位の実績を持つモニタースピーカーだった。

月日が流れて現在になって、性能的には過去の物になったかというと、
そうだとは言いかねるものがある。604はベークスパイダー(蝶)ダンパーとフィックスドエッジの

古いタイプは現代録音だとかパイプオルガンを再生するとアッという間にダンパーがへし折れる。

その時点でオリジナル喪失します。エレクトリの営業でALTECのプロでも515を折っている。

注意が必要である。1967年に製造開始した製品だが世代を重ねて性能も向上しており

シンセサイザーで作ったエレクトリック音源にも完全に対応している。オリジナルコーンの威力で

低域もスパッとキレがある。主はオリジナルコーンの重要さを力説されていたが、

確かにこれは重要だと感じさせられた。従来機より明らかに空間表現が向上している。

全体的に平坦化されたウェルバランスなハイファイ・トーンで鋭く立ち上がる音が改善されており、

現代物ソースばかり聴く人にはこちらがベストだろう。シルバーのハンマートーン塗装の下は

木製キャビネットだがコツコツと叩いてみると質感は金属の箱にやや近い。

オリジナルコーンでオリジナルキャビネット。箱が大変綺麗で素晴らしい。

604なのに高域が耳に刺さらないがアッテネーターが背面にありドライバーの音を絞っている。

6畳間だと、本当にほんっっとに605Aか605Bにしておいた方がいい(笑)

604は高域がきつく耳がおかしくなる(笑)

実は他の有名なヴィンテージの銘機と呼ばれるものは大抵このモデルの足元にも及ばない。

ALTECの一大傑作でまさに決定版ですね!

でもみんなALTECならA5とかA7とか大きい方に行ってしまう。共振が大きく音が汚れるし、

大雑把な音なのに。

ALTECの館ではスピーカーの間隔はかなり広く取られていた。

「セッティングの正解は二等辺三角形ではなく正三角形なんです」


ALTEC A5 の515ウーファーと288コンプレッションドライバー(ニイパッパッ)だとホーン311と

上手く合わないのではないか?A7の511Bホーンなら良いが、ダブルウーファーだと

エネルギー感がマッチするので世間では低く言われているが817Aでシステムを

組んでいるのです。というお話しを伺いました。


ALTECは現代スピーカーと比べると音楽の表情が断然に魅力的なんです!表現力がある!
現代のスピーカーは無表情に感じられるのですね。

原材料のコバルトの主な産出国だったコンゴ共和国が内乱に突入して供給が途絶えた。

アルニコ磁石から急遽フェライト磁石に切り替わったが「音が良くない」 とみんな一斉に離れた。

ただ古いスピーカーはコーン紙が綺麗でもボケた眠い音のものが非常に多い。

減磁が主な原因だが再着磁は基本的に良くない。

後はネットワーク部品が劣化してる。


よく中古ショップでALTECの大型は眠いボンヤリした音で鳴っているが

減磁とネットワークCの劣化が原因。

緑色のライト付きのPC用の冷却ファン。6c33cOTLアンプの強制空冷用だが両サイドに

二個付いている。風は両方とも右から左に流れているのが特徴だ。左側は真空管の方では

なく逆を向いている。12Vの電源が刺さっているのはクーラーマスターという商品。

12V〜100Vに変換するスイッチ付きアダプターで制御。PCファンは静音ファンで

動作音は無音。クーラーマスターは日本で一店舗でしか売ってなかったような

ニッチな製品で入手難。現在はAmazonでUSBファンとUSB電源を買えば良いだろう。

ファンは両面テープで止まっているが痕も残らず綺麗に剥がすことが出来る。

左のリンゴ・スターの後ろにあるスピーカーは EMI REDD.36 で 右のジョージ・ハリスン

の後ろの銀箱に入っているスピーカーはALTEC 605Aだとのこと。


ALTEC LANSING 405 A オールアルミコーンのユニットミニフロントローディング。

見事なアルティックトーン。これはサブの小型モニター用スピーカーなのだが、

ずっとこれだけ聞いていた時期があるそうだ。WE755 A とかには敵わないとのこと。

何でも聴く人に取ってはスピーカーは最低二セットは必要になる。一種類のスピーカーで

全てのジャンルの音楽が十全に鳴ることはない。その上で音を監視するために

モニタースピーカーが必要。とくにマルチをする人は低音がお化けみたいになったり、

おかしな音にならないようにこうした小型のモニターなどを持っておく必要がある。


金田式電流伝送DCパワーアンプ。通常は電流から電圧に変えているのですが、

そのまま伝送でプリからパワーに流している。余計な回路がないので高音質で濁りがない。

金田式はモガミ2497の内部配線を使っている。色付けが少なくハイファイでクリアー。

300Bとは音がかなり違います。604Eが締まったタイトな音で鳴る。出力は16w。

金田式の半導体アンプはクラシック向けでやや暗めでしっとりした音だと思う。

スピーカーケーブルは全て大栄電線のVVF単線を使っているそうだ。

もうひとつ。WEスピーカーはやたら古めかしかったり、厳めしい音で魅惑的な音がする
ALTECと違って正直良くないんですね。みんながWEの盛名の威光でありがたがり、
良い物だと信じ切っている、つまりWE信仰。日本人の右に倣えだとか、
所有欲だとか、やはり骨董品なんですよ。実物は良くない。
古いクラシックの重量盤しか合わない。聴いてみれば分かります。
ただし、WEのアンプ群は本当に素晴らしく最高のものが存在する。
あとはWE755A や ミラフォニックシステムも良い。


音場感に優れたスピーカーにとって広大な専用部屋の絶大なメリットを改めて
痛感した訪問でした。天井高は傾斜が付けられており場所により異なるが、
最大で4.1m。これ以上の高さは必要ないと思うほどのエアボリュウム。
神戸のYAMAHAの技術者と大工さん泣かせの難しい施工だったとの事。


今回も大変に勉強になりました_(._.)_ 貴重な体験をありがとうございました。


青文字はオーナー様のご意見を書いています。
https://ameblo.jp/507576/entry-12613158406.html?frm=theme


▲△▽▼


詳細は


Mr.トレイルのオーディオ回り道
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/314.html

オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004468

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014

史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html

禁断のKRELL ALTEC LANSINGの記事(8件)
https://ameblo.jp/507576/theme-10115619300.html

絶対に買ってはいけない アルテック VOICE OF THE THEATER A5・A7
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1071.html

ジェームス・B・ランシング(James Bullough Lansing、1902〜1949) が設計したスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1103.html

アルテックの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1070.html

ALTEC と WE 755シリーズについて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1190.html
13:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/18 (Tue) 12:34:37

クラシックファンに大人気だったハーベス HLコンパクトが売れなくなった理由


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 07:16:24 ID:gbNp/kwW

初代の HLコンパクトをショップできいたことがあります。

ほんとにいいセッティングでじっくりと。もう15年くらい前なのかな・・・
お金もないのにアポジー、K2、タンノイ、トーレンス、レビンソン、クレル、球アンプ、スチューダー・・・

雑誌でしか見たことがないものを半日かけて聞かせてもらった良い思い出があります。

100万とかのSPも聞きましたが、なぜか一番気に入ったのはHLコンパクトでした。
50年代のジャズボーカルもののレコードを聞きました。トーレンスのプレーヤーとアンプは・・・なんだったんだろう?

目の前に3Dのようにステージが出来上がり感動しました。 私の安システム PM-80、DP-7010、自作スワンでこんなホログラムのような立体感は聞いたことがなく・・・・

買うならこれが良いなと思いながらも、学生の私に手は出ませんでした。
現在生産品で当時のHLコンパクトに近い雰囲気のSP(ハーベスに限らず)ないでしょうか?

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 16:41:11 ID:C/CNK8uI

ハーベスにはないね残念ながら...。

126 :123:2007/09/30(日) 06:33:49 ID:jovtb4bj
>124
そうですか・・・ 現行品は初代とは別物って言うのは本当なんですね。

オーディオは一切やめていました。初代HLコンパクトで聞いた音が再現できず、中途半端な音を聞くとひどくガッカリしてしまったからです。 当時、ショップで聞いたシステムがあまりに高額だったため(SP以外で100万を軽く越えていました。)

とてもこんなシステムは組めないと諦めたのです。 部屋も6畳一間のアパートなんかではとてもあの豊かな音場は鳴らせないと・・・
ここにいる皆さんなら気持ちがわかっていただけるのではないかと思いますが、一度、すばらしい音を聞いてしまうと、もうそれ以下では満足できないんですよね。

だから中途半端なものを持つのはやめて、スッパリ、オーディオを忘れていました。 それから時は流れて、自分も家を持つ余裕ができ、HLコンパクトのことを思い出したというわけです。

でもそれはもう手に入らないようですね。綺麗な思い出としてとっておきます。


▲△▽▼


宇野功芳
『サウンド・トップス』のスピーカー試聴で最も気に入ったのはイギリスのハーベスHLコンパクトで、ぼくは何人の人にこの製品をすすめたか分からないが、買った人はみな大絶讃だ。
音は生々しく、硬くなく、中音の充実感満点、前記ダリのMenuetをさらに良くしたような音質だったが、その後、マイナー・チェンジして音質改良。そこまでは良かったが、現在は今流行の音に変えてしまったようで、まことに残念。

今流行の音というのは高音から低音までムラのない透明な音で、中音が張り出していないため、厚みのある充実感が出ない。その友人は必死になって昔のハーベスを探しているが、なかなか見つからないらしい。


宇野功芳の音盤棚
unauの無能日記⑨
https://www.kinginternational.co.jp/uno/000024.shtml

 2006年7月、キングインターナショナルから、ぼくの唯一の弟子である有山麻衣子の「幻のコンサート」(KDC6001)が発売されたが、この無名のソプラノ歌手のCDが売れに売れ、2007年3月には4000枚を超えたとの報が入った。4000枚。これはおどろくべき数字である。CDの帯には《女神が導いたかのような天使の歌声》というキャッチ・フレーズが書かれているが、今の世にヴィブラートのないピュアな声が受けたのかもしれないし、昔の文部省唱歌やなつかしい童謡の数々が心を癒したのかもしれない。もう一つ、インフラノイズによる超高音質録音も大きな力になったのであろう。

 あまりのフィーバーぶりに2007年には2枚目のCDが企画された。有山麻衣子はぼくが跡見学園女子大学合唱団の常任指揮者をつとめていた頃の学生で、4年間指導したが、類稀れな美声の持主なので、卒業後はぼくが歌謡曲シリーズをつづけているプロの女声アンサンブル、フィオレッティに賛助出演させることにした。そして2度目の「幻のコンサート」録音ではフィオレッティの若手メンバー2人を加え、トレフォリーネという女声三重唱団を結成、それをメインに有山のソロ8曲を入れて1枚のCDに仕上げようと考えたのである。インフラノイズの録音も有山の独唱も前回以上にすばらしく、トレフォリーネもなかなかの出来ばえだったので発売できると喜んでいたのだが、三重唱のCD化は時期尚早という強い意見がメンバーから出てボツになってしまった。トリオはともかく、そのことによって有山麻衣子の名唱「さくら」「嬉しい雛まつり」「かもめの水兵さん」「みかんの花咲く丘」「めんこい仔馬」「夜のルムバ」「森の水車」「想兄譜」が日の目を見ずに消え去ってしまったのは実に心残りの極みである。

 ところで前回の「幻のコンサート」がCD化されたとき、有山はまともな再生装置を持っていなかった。自分のCDが出るというのにそれでは仕方がない、というので、ぼくはオーディオに詳しい友人と秋葉原を歩きまわり、彼女のためのスピーカーとアンプを探し求めた。値段が手頃で音質の良い品というのはなかなか見つからなかったが、その友人がすすめてくれたデンマークのダリというメ-カーの超小型スピーカー「Menuet」と、マランツのプリ・メイン・アンプPM6100を求めることにした。ぼくはもともとマランツのアンプの音がクラシック向きで好きだし、ダリは初めて耳にしたが、手のひらに乗るような小型スピーカーなのに、ヴォリュームを上げても音が割れず、中音が充実、低音も大きく張り出し、高音の透明感も十分に満足できる。すごい世の中になったものだ、と感心した。しかし友人がいうには、こういう小型で安価なスピーカーのグレードは驚異的に進歩したが、自分のようにもっと高級な品を求めようとすると、昔に比べてずいぶん音質が悪く、スピーカーが買えなくて困っているという。
eeb7e4b96b28a0e12244c344914e3ca7_m※画像はイメージです。
 それはともかく、秋葉原で選んだアンプと2台のスピーカーは全部で15万円ぐらいだったと思う。有山の部屋で鳴らしたが、「第九」のコーラスのフォルティッシモがオーケストラを伴って部屋全体を満たしたときは本当にびっくりした。ピアノのソロもすばらしい。彼女もすごいですね、と大満足。もちろん「幻のコンサート」も上々。これで1、2ヶ月エイジングをすればスピーカーも柔軟性を増していっそう良くなるはずだ。ちなみに、プレーヤーはぼくが予備に持っていたラックスマンのD500X'sを貸すことにした。ぼくが必要になったときは、前記マランツのアンプと対になったCDM1を買えばよい。この組み合わせは安価なわりに音質が優秀で、大いにおすすめしたい。もっともラックスマンは高級品なので音はやや落ちるだろうが、なんといっても再生装置の音を決めるのはスピーカーである。

 ぼくは1990年前後にオーディオ誌『サウンド・トップス』にオーディオの試聴記を連載していた。曰く、「音楽家が聴く最新オーディオ製品」。毎月、同社の試聴室に足を運び、新製品の聴き比べをするのだが、ラックスマンのプレーヤーもその試聴時、いちばん気に入ったので購入したのだ(その後、このD500X'sはD7に改良され、今はそれを使っているが、現在ではもう手に入らない)。

『サウンド・トップス』のスピーカー試聴で最も気に入ったのはイギリスのハーベスHLコンパクトで、ぼくは何人の人にこの製品をすすめたか分からないが、買った人はみな大絶讃だ。音は生々しく、硬くなく、中音の充実感満点、前記ダリのMenuetをさらに良くしたような音質だったが、その後、マイナー・チェンジして音質改良。そこまでは良かったが、現在は今流行の音に変えてしまったようで、まことに残念。今流行の音というのは高音から低音までムラのない透明な音で、中音が張り出していないため、厚みのある充実感が出ない。その友人は必死になって昔のハーベスを探しているが、なかなか見つからないらしい。彼は仕方がないからB&WかJBLの高級機にしようか、といっているが、ぼくは懸命になって、あわてるなと説得しているのである。

2007年11月記 [宇野功芳]
2018年5月30日

https://www.kinginternational.co.jp/uno/000024.shtml


▲△▽▼


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/24(火) 11:57:53 ID:MzZVE+sQ

厳選木材を十分枯れさせた板を使えば、綺麗に箱を鳴らすことができると思いますがそれも簡単な事ではないでしょう。コストもかかります。 また温度湿度や個体差等のクオリティー・コントロール上も問題がのこります。

それが、箱を鳴らすスピーカーが昔に比べ減ってきた原因だと思います。 宣伝文句も都合に合わせ「忠実なトランスデューサー」を前面に「正確な音」を売り物に今までの「楽器のようなSP」はソースにない音が出ますが、それを「ノイズ」扱いしたり

初期のハーベスは薄い合板を使用し箱を鳴らしていますが適度にダンプしています。

この「適度のダンプ」がハーベスの命。私はHL-Compact、HL-5が傑作だと思っています。(多くの人に受け入れられるの意)
それ以前は鳴らしすぎで古いジャズ位は聞けたがロックやフュージョンは無理。
構造も前面バッフルがネジ止めに変更されTWもハードドームに。(アランの提案でしょうか?)

でも「適度のダンプ」は伝統の延長でした。
それ以降はアラン独自の「適度のダンプ」で低迷期を迎えた。

音だけに限ると、HL-Compact と HL-Compact7 は全く共通点のない別物にしか聞こえません。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 16:39:52 ID:aYjXzOHm

HL-Compact7が悪いと言ってるわけじゃないよ。 普通のスピーカーだよ

皆が期待していた音と大きく違った。

何の理由で路線変更???
案の定売れなかった 初代の10分の1も売れてないだろう

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 17:24:49 ID:yKnU0z8N

無印から7と使ってるけど、7もいいよ。
無印の方が味わい深く何にも変えられない魅力があるけど(癖強い)、聞けるジャンル結構限定されません?
7だとより幅広いジャンル聞けるようになるよ。

どっちがいいって言われてたら、個性豊かな無印、味わい弱まったけど幅広く聞ける7。


どっちもどっちで箱を鳴らして心地いいの両方変わらない。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 17:45:11 ID:aYjXzOHm

HL-Compact はある意味麻薬みたいなもの、長年こればっかり聴いてると他のスピーカーの音が味気なく感じてしまう恐れがある。

HL-Compact7 よりもHL-K6のほうが HL-Compact との共通点を感じられると思う。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 19:13:43 ID:V5EJC0ER

どこのメーカーも、新型になるほど味が薄くなる。
変換器としては、それでよいけど、、。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 19:35:46 ID:D6QoF4jN

初代以外も良いとは思うんだが
いかんせん。 俺は初代コンパクトが好きだ。 この「好き」というのは 説明しにくいし どうしようもない。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 14:50:04 ID:qZCPxzGj

現行品のES3 ってそんなにひどいの?

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 16:53:23 ID:4aa8xlwQ

初代のイメージとはかけ離れているだけ
「悪い」とか「ひどい」ではなく、確実に性能的には優れているが...。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 18:28:04 ID:2LL6Zllr

古えのブリティッシュサウンドを期待すると裏切られるという意味でしょ。
ダドリー・ハーウッド引退後のHLコンパクトES以降レスポンスのよさという点では格段に進歩してきている。

そのぶんある種のノスタルジックな味わいは失われた。

267 名前: MONMON 投稿日: 01/11/04 01:12

私はそれなりに調整されたHLコンパクトとHL5、同時試聴したことがありますが、その時は「勝負あった」という感じでした。今考えれば、HL5の方が調整に面倒があるので その分の差が出たということもあるのでしょうが、HLコンパクトの方がずっと「濃い」音色でなっていました。

調整云々という問題を抜きにして今までに耳にした両者の音の体験だけを比較すればHLコンパクトの方が強烈でした。

8 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/09/14(木) 01:12

昔は、フランスのAUDAXのユニットだった。

AUDAXがHarmanの傘下にはいって、Harbeth用のユニットを供給してくれなくなってから、ユニットの選択がかわったね。

100 名前: ちさと 投稿日: 2001/08/16(木) 17:27

ハ-べスはHLモニターが一番いいのさ。
2代目より初代設計者のが一番色艶があった。2代目も最初のころの製品は頑張ってるが、最近は魅力半減です。設計者として、独り立ちできなかったのだなあ。残念。

ショウの作品とハーウッドのとを聞き比べればよくわかるはずだが。

128 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/15 23:17

HL-Compactが生産中止になったのはツィーターが生産中止になったため
作りたくても作れなくなったから、

後継機のCompact7ではあの魅力的な中高域が変わってしまっていた、そのあたりからあの会社の名前は聞かなくなったな

子供のころ店で聞いた、ハーベスの異彩を放った美音に感激したときから、いつかは買ってやろうと思って、高校生でバイト代をためて買ったのが、HL-4でした。ですから、はじめに聞いたのは、Mk3以前のモデルだと思います。

私が特異体質なせいか、素晴らしい音からは、本当ににおいが感じられるんです。いや素晴らしくなくても、感じることがあるのですが、ハーベスを聞いて、初めてそのことに気づいたのでした。素晴らしく良い花の香り、それもちょっときつめのゆり系の花粉のにおいも混じった、薫風が、このスピーカーの音から初めて感じられた時は、正直びっくりしました。

ただ、他では全く感じられなかった経験だったので、感激するとともに、「これだ!」と、文句なく、心に決めていました。
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/pav/1185054185/  


▲△▽▼


AUDAX 13LB25AL(13センチ)・・・ここからスタート。

フランスの伝説のブランド。
黒ペーパーコーンで、音色はまさに古色蒼然、カラヤンのフィルハーモニア時代、モノラル録音のよさがはじめてわかった。

能率も極めて高く、真空管があればもっとよかった。一方で、新しい録音への対応はやや違和感が。
ある段階から、妙に違和感が出たので、下記のE100HDに取り換えることを繰り返した。

ユニット取り付け穴の都合で、キャビへの取付を2つのネジでやる等、試行錯誤していたので、かわいそうな条件だった。108Solからまったく音が変わってオオと思った、コスパはすごく高いユニット。
コメント

mixiユーザー2019年09月15日 22:04
思い出しました確かに退院直後に読ませて頂きました。面白そう!古風というのが気に入りました! 17cmと合わせて手に入れたいです!!(笑)。


mixiユーザー2019年09月16日 00:26
> mixiユーザー
 
AUDAXはおもしろいです。キャラがあります。年がら年中フルトヴェングラーとかワルターとかオールドジャズを聴いている人には至福じゃないか。ハイ落ちなのでツィーターもコンデンサーのみでつながります。ここまできたら真空管使うしかないという音です。やっぱり時代ですね。

mixiユーザー2019年09月16日 00:5295dB
以下はスピーカーユニットじゃねえ!!みたいな(笑)。こう言うの好きです!!。今時96dBでぶちのめす!!いいんじゃない的な(笑)。割り切ってるところがすごい!!。ハイ落ちでますます今風じゃないなんて!!。本当時代が来てますね!!(笑)。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972716104


AUDAXが復活。デジタルプリのイコライザー調整で、サブウーファーとも-24デシベル/octの80Hzクロス設定でも、まあまともになることが判明。意外なことに、低音足りな過ぎ問題は深刻ではなくなった。

中低域の量は谷になって少ないはずなのだが、音色としてはそこにアクセントがあり、ペーパーのあいまいさ、あたたかみというか、古風な艶消しの美音を聴かせる。タンノイに似ている。

3万円台のAUDAXが刺客になったが、クールなジャズとポップ系、弦独奏中心ならメタルコーン系だろう。現代ハイエンド調の音色で追い込むならEikona。今回は、フルトヴェングラー以降の古典クラシック再生を好み、LP時代の雰囲気を疑似的に再現したい、黒大好きという、個人的な嗜好が強い。

値段ではなく、いろいろ鳴らしてみてよかった。
古風で高能率で黒いコーンの方向に進めばいいとわかった。
パワーアンプもファーストワット(疑似真空管?)だし。

重量路線でAudioNirvanaのClassic5と、高級路線でEMS社のLB5とLB6を試す。
その前にユニット処分しないと・・・ FE108solは大人気なので心配ないのだが、日本にほとんど存在しないユニットは、価値がわかる人がいるかどうか。。
新鮮味に欠けるので、今日また、E100HDにつけかえて、売れるまではそれで行こうかなと思いたった。それだけ思い入れのあるユニットなのだ。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971417544?org_id=1971402262

▲△▽▼

EMSの LB6 は AUDAX みたいに1940から1970年代みたいな感じでもなく、ハイエンド、ハイレゾの鮮明カラフルというのでもない。

メーカーは、リッチで分析的と謳っているが、確かにタンノイや AUDAX のようにリッチではあるが、溺れる感じではなく現代的な性能も感じる。

静かというのは、余計な音が出ていないというか、スピーカー周りのドロドロ感がなくて、空間にスッと音像ができている感じで、これはトランジェントのよさだろう。

性別でいうと、108Solは、長岡先生と連携してつくってきた「やんちゃな男の子」という感じ。Solは大人になったが、昔やんちゃだった男性。

AUDAX は野人の男性という感じ。昔ベルリンフィルやウィーンフィルに女性楽員がいなかったような。

E100HDはどちらともいえる。

LB5は気品があるが、機敏なので、育ちのいい少年少女か。

LB6は、高貴な女性を思わせる。いざとなれば芯の強さを見せるが、やたら主張してくる音ではない。やはりヴァイオリンソナタが綺麗。静かに花開くよう。

ただ、LB5の印象と違い、振動板のドライな感触が、FEほどではないが残るようだ。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972720173?org_id=1972716661

▲△▽▼

そして宴の後 2019年05月06日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971422117?org_id=1971417544


AUDAX しっかり調整して、悪くないが、もうわかってしまった音で、ワクワクしない。これからフルトヴェングラーばかり聴くならこれでいいが。
E100HDmk2を再登場させた。

以前は、ユニット交換・調整なんか1か月がかりのイメージだったが、繰り返しなので、1時間でできる。

ファストン端子は、金メッキのは抜き差しはそんなに手間ではないが、ケーブルとの圧着がけっこう大変で、抜けてしまったのを再装着で手間取る。

イコライザーは、部屋の特性として、50Hzをとにかく落とす、左チャンネルの315Hzを落とす、というのが絶対で、あとは微調整なので暇なときにやればよい。
今回、サブウーファーのみで50Hzを落とす方法を初めて発見した。何をやってたんだというところだが、まあ、実際は聴感的に愕然とするほどの差はなく、精神衛生上の感じだが。

CLASSEのデジタルプリCP800の機能に頼りきりで、CLASSEはB&W社と関係切られた?とか社長が亡くなった?とか、読んだ気がして、気が気ではない。

音は、やはりたちまち金属の感じになる。
それが潔いというか、楽しい。ずっと聴かねばならないなら改善策を必死で考えるが、個性を楽しむ状況にあるのだ。

オークションは取り下げで、最低2週間ぐらいは聴いてみよう。これがGWの結論の音。
ツィーターの調整やリアがやや大きいなどもあるが、オーディオはやや未完成ぐらいのときがいちばん楽しい。

それにしても、工作と調整で疲れた。
GWを楽しみにして、いろんな工具を買っていた。モノタロウという業者さん向けのネットショップに目を付けられ、分厚いカタログが2冊オマケでついてきたりした。

頭を悩ませたのが、画像のリング裏部分のところで、もともと木工業者さんがつけてくれていた鬼目ナットのサポートみたいなやつが3か所壊れたため(AUDAXの無理な仮留めのせいか)、精神衛生的にも裏側から締め付ける方法を考えた。
しかし、窪みにあるので難しい。

で、六角レンチと長ナットを組み合わせ、歯付き座金ワッシャをかませて対応。
まあまあうまくいったが、ユニットをつけてしまうと、当然裏からの締め付けは不可。AUDAXは結局リングに2か所留めとなっていてよくはない。また送り返して穴のない位置に開けてもらうか・・・
他人にはどうでもいい話だが、1週間ぐらい通勤電車のスマホで案を練り続けた。

使わなかった材料もたくさん。数百円だが、重なるとそこそこ。
そもそもユニット自体が、すぐに処分なのだから無駄が多い。
でもまあ、いちどこういうのをやってみたかったし、こういう無駄が豊かさなのだと思う。
コスパのために生きているのではない。
今回、思いがけないネジやコンデンサーを採用する結果になることが本当に多かった。
Yラグ(1個10円以下)工作がうまくハマると楽しい。マトリックスサラウンドのつけ外しが実に気軽になった。

よくないパターンとしては、いちばん高いEikonaだけ買う、それに合わせて自分を変える、みたいな。
いくつか候補を試して、合うものを残すのが合理的でもある。

旅行も、計画を立てているときがいちばん楽しい。
最中は必死で落ち着かず、無限と思っていたら、あれもう終わりかと。
GWは、やりたいことの3分の1もした感じがない。

しばらくは、ボルトもナットもレンチもファストン端子もみたくはない。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971422117?org_id=1971417544

2019年04月23日 JX92Sの亡霊
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971235422?org_id=1971150041

アルミリングが届いた。

AUDAXが再調整で見違える音と測定結果になったが、黄金のバランスは一日でさようなら。メタルコーン系が使えるのだかどうだか、GWを前に、どうにも気になる。

E.J.Jordanの伝説フルレンジJX92Sを、スウェーデンのメーカーとScanSpeakが共同で再設計した、2017年あたり発売の最新ハイエンドフルレンジ。
とはいえ、MG130HRはもちろん、FE138ESRより安い。。

とりあえず鳴らして測定したらこの結果。
FOSTEXのFE限定フルレンジや、AUDAXでは考えられない結果。
とはいえ、低音の質には期待できないため、デジタルプリで潔くカットしてサブウーファーとつなげてしまう。

工作と設定で疲れた。
感想はおいおい。


コメント


mixiユーザー2019年04月24日 02:09

このユニットはポチの夢さん宅で聴いたことがありますが、エンクロージャーが違うので全く鳴り方は違うのだろうと思います。それにしてもフルレンジ1発でこのF特は驚異的ですね。
低域カットしてサブウーファにつなぐのも良いですが、フルレンジのまま置き場所を変えることで低域のクセを解消させるという方向も面白いと思います。


mixiユーザー2019年04月25日 01:44

> mixiユーザー 
AUDAXのカマボコ型とまったく違うのでビックリしました。
音場の追求だけでいうと、フルレンジだけでメリットのあるユニットですね。
ヤンセンのブリテン、デッカの新しい録音で、フルレンジ+サブウーファーのみで、サラウンドとツィーターなしで新鮮な感覚がありました。
とはいえ、寂しくなっていろいろ追加注文してしまいます。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971235422?org_id=1971150041


旧フランスからの刺客 AUDAX(1) mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年04月01日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1970959293?org_id=1971047789
私のオーディオは、弱い部屋との戦いであった。
ただただ翻弄されるばかりで、高音の強い小口径フルレンジに走ったのは、部屋を揺らすほどの低音が出にくいということがあったかもしれない。

年がたち、ベテランのアドヴァイスを受けたりもして、スペアナ、デジタルグライコ付きプリアンプ、サブウーファーで低音分散、といったところで、部屋を制圧。
ある日、ステサンを読んでいると、柳沢先生が、-96デシベル/octでのクロスを推奨しておられ、真似して限界値の-24を試すと、サブウーファーではこれはよかった。ますます部屋の影響と思われる低音の雑味が減った。

リフォームで床もやや良くなっており、FE108Solによるスワンのマトリックスサラウンドで、ほとんど不満のない状況が得られた。

ひどい状況を年を重ねて克服するというのは、ハンデが少ない人・頭のいい人なら1週間でできた程度のことかもしれないが、それでも立派なことだと自分に言ってやりたい。

スタートのひどい状況は自分の責任ではないし、失敗を経験し、なんとかしようと考察し、先達の意見を受け止めないと、なかなか変えることはできない。

これでめでたしめでたしというところだが、ちょうど、この音に関心がなくなってしまった。
音楽ファンでもあるが、やはりオーディオマニア。

おもいついたのがポチの夢プラン。

いろんなフルレンジユニットを集めて、対決させ、気に入ったもの、部屋やキャビネットと相性のいいものを残す。

かつて2年で10種類以上の高級ヘッドフォンを購入し、Audezeを残したことがあった。

そのときの経験で、どのメーカーも「原音・音楽に寄り添う」的なことを言っており、「ヒップホップだけを聴いてくれYO!」「クラシックに適しておりますがロックの低音は薄い可能性がございます」などと言ってはいない。しかしながら、音はまったく違うものなのである。

それぞれの人や文化によって、「原音」と感じて聞こえているものが違うのだとよくわかった。オーディオは、高価なもの1機種に縛られるのではなく、自分と相性のいいものを複数から選ぶべきだ。スピーカーではなかなかできないのだが。。。

ただただ向上というのではなく、個性を楽しむという面もある。

久々にネッシーMIDのキャビネットをメインに据え、5インチとか13センチフルレンジと呼ばれる(呼び方に幅あり)もので取り付けられるものを調べまくり、最終的に5つのユニットが採用されそうだ。
既に3つ手元にある。

ダークホース(バード)として、スワン用の高級ユニットも発見している。

苦労しているのがアダプターバッフル(リング)で、かつてお世話になった業者さんと連絡つかず、木工業者さんには断られ、見積もりを出すといったまま音沙汰なしのところ、等。

個人の趣味で他人様を細かく動かそうと思ってもこんなものだなと嘆息し、撤退せざるを得ないのかとすら思った。
しかし、ネット検索で金属加工は意外とあるもので、ヘタな手書き図面でなんとか伝達。砲金がいいのだが、高いし、過去に経験もあるので、最近ハイエンドスピーカではやりのアルミニウム、アルマイト黒色加工というものにした。
高い位置なので、やたら重くしたくないというのもある。
真鍮と違い、モダンなデザインになるのも期待。
インターネットに乾杯。

それはGWまでに届くので、そこまでは、無理やり2つのねじで取り付けた、フランスはオーダックスの13LB25ALというフルレンジ。
ペア3万6000円定価ぐらいのものだ。
しかし紙面と時間が尽きた・・・

コメント


mixiユーザー2019年04月01日 08:08

なるほど、アルミ板をサブパッフルとして数種類のユニットを取り付けておき、メインパッフルに対してサブパッフルごと入れ替えるという訳ですね。
ユニバーサルトーンアームに対してヘッドシェル付きのカートリッジをいろいろ入れ替えるのと似ていますね。

ただ、新しいユニットを手に入れるたびにアルミ板に穴を開けたりネジ穴を切らなくてはならないという手間がかかりますが・・・。

mixiユーザー2019年04月02日 01:34

> mixiユーザー 

ご心配なく。ネジ穴を2タイプあけていて、これで今回の5種はとりつくはずなんです。ほかも聴きたいですが・・・、足るを知らないといけないのかもしれません。

mixiユーザー2019年04月07日 13:38

そういえば、28日日曜にポチの夢宅の恒例フルレンジ大会がありますね。どうされますか。

mixiユーザー2019年04月07日 20:07

> mixiユーザー 
参加したいです。ユニットをもっていけるほどですが・・・
時間等お知らせお願いいたします。

mixiユーザー2019年04月08日 06:15

> mixiユーザー 

恐らく前と同じように11時頃に集まって例の大盛りそばを食べてから始まると思います。

詳しくはポチの夢さんにメッセージをいれて確かめてください。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970603718&owner_id=17399344

私も聞いてみます。

mixiユーザー2019年04月08日 12:38

> mixiユーザー
 
ありがとうございます。今回は、10~13センチフルレンジの世界にそうとう詳しくなったので、意義が大きそうです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1970959293?org_id=1971047789


旧フランスからの刺客 AUDAX(2) mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年04月07日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971047789

Audaxはまったく知らなかったが、ハーベスの初号機のツィーターがオーダックスだという。

ハーベスは長年のあこがれで、使う日も来ないだろうと思っていたが、軽い縁ができたのには驚いた。

もう廃業しているようだが、今回入手できたのは、ダイヤトーン的になにか復刻の動きがあるのだろうか。


13LB25AL
能率 96デシベル
Q0 0.24
m0 3.90
1.5キロ
ペーパーコーン
国籍:フランス
価格 ペア3万~3万8000円


とにかくオールドタイプの設計。低出力真空管アンプ用に能率は猛烈に高い。
アルテックなども含め、業務用の拡声器としての使用が想定された時代の影響か、中音重視が潔い。

測定データは、サブウーファーとスーパーツィーターをつけたもの。
共鳴管のせいもあり、あまりにも低音が出ないので、125Hzまでサブウーファーに頼り切っている。さすがにこれはよくない。

高域も、3.15キロあたりから右肩下がり。しかし、これに関しては、スーパーツィーターが1μで取り付けられ、干渉少なくつながるので好都合。
谷はできているが。

スーパーツィーターはFOSTEXのT90A-EXで7万5000円ぐらいする。Audaxの2倍を超えるのである。ただ通常では、高域が喧嘩して真価を発揮しないことが多い。

音はどうか。

最初は「壊れかけのラジオ」、レンジの狭い音で、高音も割れる。
1940年代かという音。

しかしこれは、アンプの設定もスワン仕様だったり、セッティングや鳴らしこみや取り付けなどの問題があるのだ。

アルミリングが届くまでは、ネジ穴二つの仮留めに近いので、完成ではないが、それ以外は調整した。

スピーカーケーブルは、プロケーブル推奨のベルデン黒白ケーブルで4mペアで2千円台。これで、京都人さんがかつて強く推奨されたユニット直結を実現。安全性は意外とまったく問題なし。

ファストン端子で取り外しを重視。

マトリックスサラウンドがしばらくなしの状況だったので、この機会にモノラルソースを積極的にかける。

カラヤンとフィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン全集。ハイレゾで2000円ぐらいだった?ので興味本位で持っていたが、なんのとりえもない無残な音質で、ベルリンフィルの全集があればゴミかと思っていた。
が、なんとこれがイキイキと鳴ったので驚いた。

若きカラヤンがフルトヴェングラーの死の前後あたりに録音しており、なぜ帝王交代できたかがわかるような、新しい時代の演奏だ。
スタイリッシュでバランスが良くて、スムーズに流れていく。後年のクセっぽさも少ない。
これを聴くとフルトヴェングラーの録音はぶきっちょで音も悪く、レコードとしては完成度が低いと感じられてもおかしくはない。

他には、ビートルズモノ。これもそれらしく鳴る。
おそらく、現代ハイエンドスピーカーより合っている。
リヒターのマタイ受難曲は、モノではないが、いつになく胸に迫る。
こうなると、パワーアンプはファーストワットのJ2で、真空管アンプに最も近いものといえるが、しょせん真空管アンプではないので、真空管で鳴らしたくなる。
オリタアンプは残念ながら壊れてしまったが、手元にあれば使っていただろう。

タンノイにも似ているが、ペーパーコーンの質が近いのだろう。
ラバープラグの影響か、中低域に独特の渋い艶があって、懐かしいような古典的な味を出している。
10センチと較べると、空気を動かす量が多いというか、クラシックコンサートに近づく気がする。フルレンジは、このあたりがよいバランスなのでは。

スペックだけ見るとフォスのFEという感じだが、音は全然違い、高域の張り出しはない。クラッセプリのイコライザー機能が不要になってしまった。
かつて税抜きペア8万円の138ES-Rとか10万円のMG130HRとかを鳴らしていたキャビネットだが、まさに、ハイエンド8Nの極太ケーブルと、ウエスタンエレクトリックの素朴なケーブルとの違いといえるだろう。
また、長岡系の音というより海外の音になった。

トップバッターでもっとも安価だが、高域の落ち方(スーパーツィーターの活躍)と、古いクラシックが胸に迫る感じでいうと、最後に残すのはこれになる可能性も十分に感じる。

欠点は、中低域がホワッとするというか、湿った感じになる。
これはユニットではなく、のっぺりした長身キャビネットの音というのと、取り付けが甘いということがある。
アルミリングをガッチリ取り付けるようナットやレンチを準備しているが、これでキャビとどれぐらい絶縁できるかが死活問題になる。


5 3

コメント


mixiユーザー2019年04月08日 19:41

オーダックスというと、SpendorのSA-1を思い出します。
当時、SpendorのBCⅡに憧れて、BBCモニター系の製品をいろいろ聴き比べていました。

さすがにBCⅡともなると価格も一流で学生にはなかなか手が出ません。
その点、SA-1は小型2ウェイで価格も安く、音が良ければ候補の一つとなりえます。
小型では、有名なLS3/5Aをはじめ、Jim RogersのJR-149、B&WのDM-4Ⅱなどがライバルでした。

それらのライバルがKEFやCelestionのユニットを使っていたのに対し、SA-1はオーダックスのユニットを使っていました。

音を聴くと、SA-1だけがBBCモニター系とは違う感触の少し張り出してくる音に聴こえたために私の選択から外れました。これがオーダックスの特徴だったのかもしれません。

結局コストなどを考えてDM-4Ⅱを買い込むことになりましたが、音だけでいうとLS3/5Aが最も気に入りました。

mixiユーザー2019年04月08日 20:15

> mixiユーザー 

なるほど、ブリティッシュな格調高い節度とは違う感じがしますね。
帯域バランスは違いますが、長岡系の軽く飛び出してくるところはあるかなと。スワンのマトリックスサラウンドを付け加えましたが、キャラクター的に違和感ありませんでした。


mixiユーザー2019年04月09日 01:00
> mixiユーザー 

安い、速い、と、フランスの長岡鉄男だったのかもしれません。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1971047789



詳細は

ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html
14:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/18 (Tue) 12:59:45

伝説のジャズ喫茶「ベイシー」の音の秘密 _ ジャズは何故大音量で聴かないといけないのか?


ジャズ喫茶 ベイシーの音
http://www.youtube.com/watch?v=bHTc93lmuQY&feature=player_embedded

ジャズ喫茶 ベイシー - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E5%96%AB%E8%8C%B6++%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%BC

菅原正二 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%8F%85%E5%8E%9F%E6%AD%A3%E4%BA%8C

ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html


▲△▽▼


ベイシー (BASIE) は、岩手県一関市に所在する、菅原正二がオーナーをつとめる音が良いことで有名なジャズ喫茶。

店名の由来はカウント・ベイシーに因んでおり、実際にベイシー本人も、ここを何度も訪れている。学研刊『ジャズの教科書』では、「日本一のジャズ喫茶」と紹介され、「日本一音の良い喫茶店」として知られている。店内は、薄暗い空間にオーディオ・システムが置かれ、常に大音量でジャズのLPレコードを再生する。

国内のみならず、海外からも多数のジャズ愛好家が訪れ、ファンの間では、「ジャズの聖地」と呼ばれている。アメリカのJBL本社からは、社長やエンジニア達がその音を聴くために訪れた。著名なジャズ・ミュージシャンによるコンサートもたびたび開催されている。


△▽


ジャズファンから「伝説のジャズ喫茶」と呼ばれ、オーディオファンからは「聖地」とさえ讃えられるスポットがある。

 岩手県一関市、ジャズ喫茶「ベイシー」のことである。

 とりわけ、ハイエンドのオーディオファンは、全国津々浦々からまるで巡礼者のように集まり、そして散っていく。ここ20年、その列は絶えることはなく、近年、音楽誌やオーディオ誌に限らず、「ベイシー」の名に出会うことは、さほど困難なことではない。

 2006年秋、「ベイシー」のJBL・オーディオ・システムの素晴しさを象徴するような出来事があった。

オーディオ100年の歴史の中で、ウエスタン・エレクトリック以来の伝統の本流である、オーディオ・メーカーJBLが、60周年モデルとしてDD66000、エベレストを世界規模で発表した。それは、まさに21世紀オーディオのフラッグシップ、誕生した瞬間からすでに伝説たりえる程の完成度を誇る銘機である。日本では、東京の帝国ホテルに日本の音楽、音響関係のほとんどが、JBLからは、社長、設計家、デザイナーのトップ一同が会し、ビック・レセプションが行なわれた。

 そして、つとに噂の「ベイシー」を訪ねてみたいと、JBL首脳陣全員がみちのくに足を運んだのである。結果は、すでに日本中のオーディオファイルも御存知の通り、想像を超える彼等の驚きと賛嘆に終始する。それは、我々オーディオファイルにとっては、痛快さを突き抜けた後の静かなる感動であった。

 何よりもJBLのトップが驚嘆したことは、40年前の古いJBLシステムと21世紀の最高度、最先端のテクノロジーを駆使し、JBLの威信をかけて取り組んだエベレストの音が、まったくの共通のコンセプトのもと、まるで昨日生まれたばかりの如くの、新鮮で非常に音楽的な音を再現したことである。店主菅原正二氏のローテクで構築されたJBLと、ハイテクで創られたJBLサウンドの見事な等質性の一致は、JBLのプロ集団ならずとも、オーディオファイルに、世界一のオーディオ・スポットの感を強くした。

 そして、全国のジャズファンが、最初に「ベイシー」を意識した出来事は、1980年代、スイングジャーナル誌に、大きな赤いリンゴに“Basie”と白く浮き彫りにされた「ベイシー・リンゴ」を手に微笑えむ、カウント・ベイシーの表紙であった。カウント・ベイシー・オーケストラをみちのくへと、県民一丸となって実現させたそのジャズへの愛故に、日本中のジャズファンは、その核にあったジャズ喫茶「ベイシー」に当時、羨望のまなざしと同時に感動を憶えたものである。

 そして、デューク・エリトンと並ぶジャズ史上最も偉大なカウント・ベイシー・オーケストラは、世界中にそのファン・クラブ、熱烈なファンが存在し、勿論日本にも、ファン組織があり交歓を持つ人も多いが、ベイシー本人から直接、ニックネームを授かったのは、「ベイシー」店主、スウィフティ・菅原以外いないのではないか。

 菅原氏の米国本場の多くのジャズメンとの交流は、すでにファンの知る所であるが、特に、巨人エルビン・ジョーンズとのその最期までのそれは、つとに有名である。毎年暮、東京に乗り込む前に、「ベイシー」でライブを敢行したのである。私には、2000年のミレニアム、12月31日から1月1日の世紀の変り目、外は深閑として凍てつき、内は熱狂の渦に燃え上がる、深夜のエルビン・ジョーンズのジャズマシーンのライブ、それは、永遠なるものの具現として、生涯の憶い出となった。

 しかし、何故「ベイシー」は、多くの音楽家、人が集まり例外なく最高の演奏が生まれ、感動の場となるのか。その答は、私には、実にシンプルである。この百年を越える土蔵で、毎日40年間、40万枚以上のLPが再生され続けていること、そして、幾多のジャズ・プレイヤーが、魂をおいていったからに他ならない。つまり、このジャズ・スポットは、音霊の棲家なのである。それも、ギッシリつまった。

 「ベイシー」は異郷なのである。東京からもニューヨークからも等距離の。中央に対し、みちのく平泉に藤原京があったが如く、世界の異郷なのである。いや、一関市にあっても異郷なのである。この「ベイシー」という異界は、今日もその不滅なる音の魂、音霊の満つるところとして、音楽を愛する、哀しき子羊達を、決して裏切ることのない聖地なのである。



△▽


ベイシーはね あの、蔵作りの空間が最高なんだよ
音がさわやかなんだ、もちろん音量はでかい
そこらの、ちまちましたジャズ喫茶では、窮屈な音しか出ない

あの大きな蔵、その蔵の4分の1ぐらいしか客席に使っていない。
二階は音抜きのため

そこらの個人がマンションの一室で聴く音とはまるで違う
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1107743693/


91 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/06(火) 22:01:10 ID:mc4oQRP3 [1/1回発言]

連休中、都内から初ベイシー詣でに出かけました。

とにかく管楽器のリアルさが印象的でした。
厚み、輝き、押し出し……
などと要素別にほめる必要がないくらいサックスもトランペットも本物っぽい。
こんな音がスピーカーから出るのかと驚きました。

都内のジャズ喫茶の音もそんなに悪くないと思っていたのですが ここはまるでレベルが違いますね。


最新ハイエンドオーディオと比べても古いジャズなら負けないと思うのですが。。。
JBLのDD66000のベイシー試聴会を体験された方、どうでしょう?

92 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/07(水) 00:08:06 ID:x4Pywl8T [1/1回発言]
>>91
ここの音を聴いて、JBLのグレッグ・ティンバース氏が驚いたのも無理はないと思ったよ。

93 : 91 : 2008/05/07(水) 02:57:14 ID:hSTYFn4B [1/1回発言]
>>92
ティンバース氏をはじめとする現在のJBLの重鎮が来店したようですね。
私もこれまで聞いたどのパラゴン、ハーツフィールド、D55000よりもよいと思いましたよ!

101 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/08(木) 10:31:53 ID:Mowy7sr5 [1/2回発言]

ベイシーはやはり格が違う。。。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1202347123/


△▽


日本一音がいい ジャズ喫茶『べイシー』 のシステム


レコード・プレーヤー  リン ソンデックLP12(最初期型)+SME3009impカートリッジ       シュアーV15タイプⅢ 

プリアンプ   JBLーSG520

パワーアンプ  JBLーSE400S×4台

エレクトロニック・クロスオーバー・ネットワーク JBL 5230×2

クロスオーバー周波数500Hz/7kHz(-12dB/oct.)

スピーカーシステム   
ウーファー JBL2220B片チャンネル2本
            ミッドレンジ JBL375+537‐512
            トゥイーター JBL075 
エンクロージャー 底面開放型


audi1356さん曰く、

「(一ノ関の)ベイシーの音はJBLのアンプの音だと言ってもいいかも知れない。
もちろん他の要素も多分にあるんだけど、JBLのアンプなくしてあの音は出ないと思う。」

ふ~む。確かにこうやってSA600の音を聴くと、とっても納得。それから

「ドラマーの音だ」

ともおっしゃっていた。そこはやっぱり感受性(感性)の一番強いころにずっと楽器をやっていた人ならではの感覚なんだろうな。
http://d.hatena.ne.jp/kenmihokenmiho/20070503



321:RW-2 2012/10/06(土) 11:52:31

アンプでもスピーカーでも特性だ、歪率だ、高調波だ、ナンだカンだと特性を上げていけばいくほど音楽を聴いたときの感動が薄い。心情を擽らない。引き込まれない。

古いJBLにSA600あたりを繋いだ音は、今のハイクラスオーディオから見たら擬音、騒音発生機でしかないでしょが、再生音楽のドツボとハマッてる方々も多い。やはりオーディオとは科学ではないのでしょう。

球シングルで10~12㌅の高能率フルレンジを朗々と鳴らす。このシンプルさが案外
オーディオのひとつの終着点でしょう。ドッカ~ン バッシャ~ンやってた輩も歳を
取ると積上機排除、平面バフルにフルレンジと大昔に逆戻り。退化なのか進歩なのかhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1228416161/69n-

写真は上左プリアンプSG520。その下がSE400S。
右の3枚はSG520、SE400新旧二台。

未だに愛好者が居るが、これは多くのヴィンテージアンプと違いトランジスタ式である。

当初のエナジャイザー(内蔵用パワーアンプのことを JBLではこう称した)に採用されたTサーキット特許は、バート・N・ロカンシーの考案で、彼は LE15A や 075 の設計者でもある。

未だに真空管が良いとかトランジスタが良いという話が出てくるけれど、素子の違いなどはさしたる問題ではないと、これらのアンプが教えてくれる。それほど JBLアンプは良い音がした。

1963年にSE401型パワーアンプを作った時からシリコンを使ったソリッドステート式トランジスタアンプだった。コンデンサーを使っていないOCLとして、画期的な製品だった。これ以前の他社アンプは、シリコンではなく、旧式なゲルマニュウムを使っていたという時代の話だから、いかに先見性が有ったかを物語る。

また、ここに掲載したプリアンプのSG520型などは、インダストリアルデザインの点でも一級品である。これらのアンプデザインは、パラゴンをデザインしたアーノルド・ウォルフによるものである。ランシング亡き後、JBL社を引き継いだ社長のウィリアム・H・トーマス氏と、アーノルド氏のコンビは、スピーカーだけではなくアンプデザインにおいても抜群のセンスを持っていたのである。

プリアンプに比べると、JBLのパワーアンプはビルトイン方式を前提に製造されているので、デザイン的に眼を引くものではないが、写真掲載しておく次第。ロゴマークのバッジのデザインは、上の写真右中と右下の別筐体を見比べると、スピーカーと同様に新旧によって違っているのが、お解りになるだろう。

こちらはプリメインアンプでSA600型。シンプルで美しいデザインです。これまた当時、音の良さで評判を呼んだけれども、上記のセパレートアンプと同様に、当時の貧しかった日本では、とても普通の人々が買えるような値段ではなかった。

マニア達はマッキントッシュアンプとの違いをアータラコータラと語り合ってはいたが、実物を見たことさえない人達が、雑誌の記事だけを読んで、凄いらしいと言っているだけのことであった。現在のように、普通の人でも、少々無理をすれば、こういう製品を買えるということはなく、完全に不可能な時代であった。
http://fukuroo3.com/jbl14.html

827 :テンプレつくった:2011/12/22(木) 20:49:40.46 ID:X3k5oaZy

ジャズ喫茶BASIE JBL Pre/プリアンプ SG520

JBL SG520 プリアンプはその音もさることながら、オーデイオデザインの面からも最高傑作と称されています。JBL SG520をJBL社はプリアンプと言わずグラフィックコントローラーと呼んでいました。 各スイッチが、いまどの位置でどこを示しているのかが一目瞭然で機能美も鐘合わせた見事なデザインは、フロントパネルのデザインが先に出来、その後で強引に中の機構を作ったのではないか、とも言われています。

内部構造が非常に複雑でメインテナンス性が非常に悪いことが、こう言われる所以でもあります。ボリュームに代表されるような回転系のスイッチは一切使わずリニアスライドボリューム式です。 普通はロータリースイッチを用いるソースセレクター等も全て自照式のプッシュボタンになっています。また、普段あまり使わないスィッチ類はSG520フロントパネル下のヒンジドパネル内に収められています。

この、ヒンジドパネルにも細かい配慮がなされ、テープモニタースイッチなどはパネルを閉じると、自動的に(パネル側突起物により機械的に)モニタースイッチがオフになる仕掛けがされています。 このJBL SG520はデザイナー アーノルド・ウォルフの最高傑作で、氏はスイッチや調整用ノブに人間工学的要素を如何に取り入れるかに最大限気を使ったと述べています。音量調整とイコライザーは垂直方向にスライドし、 上下のスライド位置がそれぞれの増減に一致対応していました。また、プッシュ式のセレクトボタンはロータリー式のように途中のステップを経由せずに、ダイレクトに選択出来る利便性を持っていました。 プッシュ式の自照セレクトボタンは視覚的にポジションの確認を容易にしています。

1kHzのテストトーン発振器を内蔵し、F22バランスリレーとの組み合わせで、Aural Null Balancing Systemと呼ぶステレオ音量バランスコントロールを行う事が可能でした。

非常に優れたデザインと音質の両面から、発表当時大反響をよびました。1965年に、ウェスタン・エレクトロニック・ショウ・アンド・コンベンションのインダストリアル・デザインで、エクセレンス賞を受賞し、パサデナ美術館に展示されました。 JBL SG520にはパワーアンプSE400Sに仕上げと色をゴールドにしたJBL 520G、輸出用モデルで電源電圧の切替えが可能なJBL SE520E等もありました。

JBL Pre/プリアンプ SG520(初期型・後期型の違い)

JBL プリアンプSG520は機種型番が変更されずに初期型と後期型の2種類が存在します。初期型はPNP型ゲルマニウムトランジスターが使われ、後期型とはかなり音が違うといわれいます。 この音質の違いから初期型SG520のファンが多くいますが、ゲルマニウムトランジスターは耐久性がなく、電源スイッチを入れる時の電流ショック程度でも、破損する恐れがあります。 ゲルマニウムトランジスターは希少品で現在入手が困難で、実質的に修理は不可能です。このことから、古くからのJBLアンプファンはSG520に限らず複数台数同一機を所有しトラブルに備えています。

また、SG520は初期に10台の試作モデルが作られ、その中には前記したゴールド仕上げ以外にも仕上げの違うものがあったと言われています。


JBL プリアンプ SG520音質的傾向

JBL プリアンプSG520はしっかりとした骨格の明るい、これぞJBLサウンドといった音を聴かせてくれます。一点の曇りもなく低域の見事な切れ込みに始まり、高域まで綺麗に抜ける音は見事です。 JBL パワーアンプSE400Sとの純正の組み合わせは、これに一層の磨きが掛かり説得力のある音が何処までも音楽的に迫ってくるようです。

http://jbl-amp.digi2.jp/jbl_pre_amp_sg520.html


JBL PowerAmp/パワーアンプ SE460

JBLSE460パワーアンプは1965年に発売したSE400S(408S)の出力を40W+40Wから60W+60Wに増強し、1971年に登場したパワーアンプです。 SE408Sのようにエンクロージャーに組み込むエナジャイザータイプのものではなく、一般的なパワーアンプと同じボンネットが付いたタイプです。 パワーの増強以外の基本スペックはSE401と全く同一です。

また、同時にFMチューナーST860を発売しますが、この2機種をもって JBLは民生用エレクトロニックス製品から撤退します。これはJBL Amp Historyにあるように、JBLの親会社となったハーマンインターナショナルよりの強い意向でした。

1980年に、JBLブランドとしてプリアンプ JBL SG620とパワーアンプ JBL SA640を発売しますが、音・デザインともにこれまでのような高い評価を得られませんでした。 JBL アンプのファンにとっては、このSE460が実質的に最後の製品といえます。

JBL パワーアンプ SE460S音質的傾向

JBL SE400S/SE408Sと同一です。


■型式 ステレオパワーアンプ
●実行出力:60W+60W(8Ω)
●外形寸法:w378 × H110 × D160(mm)

http://jbl-amp.digi2.jp/jbl_pow_amp_se460.html


▲△▽▼
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ベイシーのこと 2007/06/24

3月末 ついに一ノ関のジャズ喫茶ベイシーを尋ねた

耳鳴りがする爆音

実物さながらのキックドラム
アルトサックスのリアルさ
確かに、素晴らしい

が、女性ボーカルの口元が巨大な唇に聞こえる

トイレから聞くと、生演奏中かとも思えるリアルさ
素人は、ころっとだまされるかも・・

CDとLPを交互に演奏していたが、LPはさすがにスクラッチノイズが聞こえる。

タバコの煙で燻製され、1時間くらいしか集中できない。

とにかく、空気が悪い。最悪・・
音楽聞くのに、これではと 思ってしまう。

リタイアして、自分でこういう趣味の音楽喫茶を作ろうと思っているが、絶対禁煙だ!!

コーヒーは800円で、美味しかったが お替り自由なら・・

仙台から、往復割引切符で6,000円は 安いか高いか?
百聞は一見にしかずだから もう一度くらいは行こう。

仙台までの航空券は、仕事でタダだからまあいいか。

MartyPaich

ベーシーでかかっていた曲のこと。

Broadway bit という 通称 ’踊り子’のCD
が演奏されていたので、購入してみた。

我が家の ジムランのLE8Tシステムでも、結構
楽しめた。

6月の初旬、もう一度 訪ねてみようと、計画中。
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/24829/24417/8107762
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/24829/24417/8975344


6月23日再訪す。

今回は、近所のオーディオマニア K.Sさんと訪問。

朝ゆっくりの9:40発のANA便で 仙台へ。
時間があるので、仙台駅で 利休にて牛タン定食を食す。

旅費をけちり、鈍行で1時間40分で 一ノ関
車内はがらがらで、終点まで爆睡。

暑い中、薬局で喫煙対策のウェットマスクを購入。
店内に入り、お姉さんに今回は先にお土産を渡す。

菅原さんが、席まで来てくれて 少々歓談。
3時間ほどで、最後に くだんのMartyPaichを聞いて退店 。

菅原さんが、追いかけてきて 店の玄関でしばしオーディオ談義を立ち話。

今度出す本で、このマルチ3ウェイシステムを全否定するとのこと。
フルレンジが一番だって・・
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/24829/24417/9866224

半年に一度の真空管アンプ製作友の会。

富士山麓の山中湖の湖畔、ペンションすももの木。
前日、羽田から新宿泊。

朝、8時10分新宿発の高速バスで 山中湖へ向かう。
10時半ころ到着、もう世話人の方が準備中。

小型の5881WXTSEPPのアンプをハンドキャリーで持参。
普段の出張と違い、キャスターバックが乗り換えにこんなに大変とは 思わなかった。

13時には、総勢20名が集まり、15台の視聴が始まった。
課題曲と、持参のお勧め曲とうことで 15分の持ち時間。

コメントは、好意的でよかったあ・・

リタイアした年配者が多いが、14年も持続。
みんな、それぞれこだわりがあって、面白い。
非日常の極みである。


ベイシーの報告をしたら、菅原さんは難聴になっていないか?

訪問した人が、耳を痛めて帰ってくるという噂。
そりゃあ、スピーカのまん前で聞いたら、耳壊れるさあ・・

菅原さんのホームポジションでは、会話できるくらいの音量
だから、聴く方が 場所を選ぶべしと思う。
http://eichan-hts.cocolog-nifty.com/himitu/2007/07/post_c112.html


▲△▽▼


大音量とジャズの魅力  2011/7/31(日)

ついこの間のことなのですが,人間の”聴覚”というものについて,かなりショックな事実を聴いた。

 人間の内耳の”蝸牛”には細くて弱々しい毛がギッシリと生えていて,音の入り口に位置する毛たちは高音に反応し,末の出口の方は低音に反応してソヨソヨそよぐという。しかも,その毛たちは”大音量”にそよぎ続けているうちにだんだんと老化して磨り減っていくというのだから,なかなか怖い話ではあった。

 いやほんとうに,このままでは難聴になってしまうのでは?と心配になるような大音量で,サックスの甲高いスウイングが耳から蝸牛に遠慮なしに飛び込んでくる経験をした。

 この土曜の午後,数年ぶりに訪れた一関市の名高いジャズ喫茶「ベイシー」にたどり着いて腰を下ろし,ホッと一息というタイミングのことだった。

『ベイシーはこんなに大きな音量だったかなあ・・・』

という思いがフッと胸をよぎる。

 もちろんアナログの練りに練られた分厚い音響なので,馴れてくれば耳に優しく心地好ささえ感じるようになる実に芳醇で音楽的なサウンドである。

 久しぶりに味わうジャズの大音量に耳が慣れてくると,唸るようなベースとビブラフォンの饗宴に陶然としながら聞き入る。あれはミルト・ジャクソンか誰かだったのか。 

 そして,かぶりつきで味わうジャズの気持ちいい音のシャワーに眠くなりウトウトし始めた頃に不図目を覚まして心を奪われたのは,清らかな胸に染み入るピアノの響き。

 それは提示されていたジャケットが見えているのに,思わず席を立ってスタッフに確かめに行ったほどであった。 

 その正体はトミー・フラナガンの清冽なピアニズムであった。こんなに夢中になってジャズピアノのスウイングを追いかけたのは,あのセロニアス・モンク以来のこと。

 『ジャズという音楽の深い森には,まだまだ佳人や巨人たちがワンサカ隠れているらしいからもう一度聴いてみるべき』

と,そのように再び思い直した充実感あふれる真夏の休日の午後ではあった。


 
 こんな素晴らしいピアニスト(人間)に出会えた喜びをしみじみ味わいながら帰途に就いた。

 連れの3人と愉快なトークを交わしつつ,東北道を鼻歌交じりの幸福な気分で仙台に直走るというこの上ない休日となった。
http://blogs.yahoo.co.jp/hageyama5518/64963128.html



5人中1人に難聴の症状、大音量の音楽が一因に 米調査2011.11.15


 米国では12歳以上の5人中1人に当たる4800万人以上が片耳または両耳に難聴の症状を持つという調査結果が米国の医学誌に発表された。イヤホンなどを使って大音量で音楽を聴くことが原因の1つとして指摘されている。

研究を主導したジョンズ・ホプキンズ大学医学校のフランク・リン准教授は「加齢や遺伝的要因に加え、過度に大きな音で音楽を聴くといった環境的要因も、長期的に聴力が損なわれる原因になり得ることが分かった」と解説する。

イヤホンなどで音楽を聴くと、耳から入った音波が耳の穴を伝って内耳にある有毛細胞に到達する。有毛細胞は音響エネルギーを電気信号に変換して脳に伝達する役割を果たしているが、ボリュームが大きすぎるとこの細胞が損傷を受け、回復できなくなるという。

リン氏によると、大音響を原因とする難聴は何年もたってから気付く場合がほとんどで、聞こえにくくなったと気付いた時には手遅れになっているという。ボリュームが大きいほど聴力が損なわれるまでの期間が短いことも判明した。

携帯音楽プレーヤーでボリュームを最大にした時の音量は平均115デシベル。米耳鼻咽喉学会によれば、100デシベルの音量で15分間音楽を聴き続けると難聴になる可能性がある。85デシベルで長時間繰り返し聞き続けても聴力が損なわれることがあるという。

難聴にならないためには音楽プレーヤーのボリュームを下げ、耳に差し込む形状のイヤホンではなく耳に当てる形状のヘッドホンを選んだ方がいいとされている。
http://sansaku.livedoor.biz/archives/1688680.html


つまり、ジャズというのは音楽ではなく、トランス状態に入る為のツールなんですね。


いい音 = トランス状態に入り易い音


だと思った方が良いです。

菅原先生は既にもう向こうの世界へ行ってしまっているのですね。



▲△▽▼



トランス状態になる方法 テーマ:脳ミソ研究
今日は、「トランス状態になるほど集中する方法」


集中さえできれば、作業スピードは上がるし

脳をフル回転できるし

作業自体のクオリティーも上がる


だけど、周りの音だったり、環境だったりで、
なかなか集中するというのはできないと思います。


そこで、今回のトランス状態になるほど集中する方法が使えます。

トランス状態になるほど集中するのに必要なものは、

「音」です。


音楽ではなく、音です。

一度、このトランス状態を味わってみて下さい。
http://ameblo.jp/lreport/entry-10262101980.html

DJしながら催眠術

音楽によるトランス。

催眠音声によるトランス。

これは、共通点というものではなく、まったく同質のものであると言えます。


まず、そもそもトランスとは何か。

音楽のジャンルの名称ともなっている「トランス=TRANCE」いわゆる「トランス状態」を表す言葉です。Tranceという英語は性転換を意味するトランスセクシャル、変形するトランスフォーマー、電圧変圧器であるトランスなど「変化する」という意味の「Trans」が元になっています。

では何が音楽や催眠音声でいわれるトランスでは、何が変化するのでしょうか。
その答えは、Tranceの日本語訳である「変性意識状態」という言葉に表れてきます。

つまり、日常生活を送る上で思考・認知・判断を行っている表層意識から、なんらかの外的要因により変性する。表層意識レベルを低下させて、なんらかの通常ではない意識状態に変化する。これが変性意識状態=トランス状態です。

催眠では、施術者とのラポール形成ののち、導入・誘導によって変性意識状態へと導かれます。その手法としては、深呼吸による呼吸同調、凝視法、漸進的筋弛緩法、自立訓練応用法など、歴史的に経験的に体系化されさまざまあり、施術者が被験者に合わせてた誘導法を選択します。催眠音声では、施術者が被験者に対面することができないため、スクリプトに誘導要素を含ませて声優さんの声で語りかけることで、表層意識レベルを低下させてリスナーをトランス状態=変性意識状態に導きます。

トランス状態となったリスナーは、言葉による暗示が無意識に届くようになり、卑猥な行為やシチュエーションをあたかも自身が体験しているかのようなリアリティとともに、疑うことなく脳の中に届くことで、普段動画や写真を見ている時には体験できないような感覚を味わうことができるのです。



かたや音楽によるトランスはどうでしょうか。

単調なリズムと複合されたメロディは催眠誘導における音響法と同じ効果で表層意識に働きかけます。聴覚を完全に支配する大音響と体全身を振るわせる極低音、音響と合わせて視覚を支配する暗闇と照明、そしてビジュアル。

繰り返し要素で構築されたプリミティブな音楽という存在が日常生活で味わうことのできない環境で感覚への入力の大部分の領域を占めることにより、身体的な波長がリズムと同調し、音楽と一体化する。周囲にあふれた人と同じリズム、同じサウンドで全体支配的に同調する。

普段電車の中でイヤホンで気軽に聞いている時と、大音響満員のクラブで爆音で浴びた時。同じ楽曲でも体の中に入り込んできて、自然に体が動き、楽曲の次の展開が頭の中にねじ込まれて広がって、一体化するかのような感覚。

目を閉じればギラギラした世界が広がり、自分が今ここにいるのかいないのか分からないような存在が不明確となり、自分と自分以外の境界が曖昧になり、自分自身が音楽そのものになったかのような快感が得られるのです。

そしてその感覚を同じ価値観を持った沢山の人たちと共有できているという一体感が人間が本質的に持つ同調から生まれる多幸感を感じ、感動してしまうのです。

催眠音声は変性意識状態の脳に対して言葉の暗示を入れていくことを、日常では得がたい快感を生み出します。一説によると変性意識状態で放出されるドーパミンの量は通常意識下で行うセックスと比べて100倍といわれると、その快感は計り知れないものがあります。

これは、催眠音声でトランスに入って気持ちよくなったことがある方ならご理解いただけると思います。全身が性感帯となり、暗示に言われるがままになり、欲望のままに変態行為に没頭してしまう快感。この快感を得るための変性意識状態、トランスなのです。



音楽によるトランスは変性意識状態の脳に対して音そのものと、その音で支配された場の空間そのものが、変性意識状態になった脳にダイレクトに入力されることで、空気の振動、音の波が物質となって脳から全身に広がり、日常では得がたい音楽と一体になる感覚、同じ音楽を大音量で一緒に享受するという連帯感が多幸感を味わうことができるのです。これこそが

「クラブ(ライブ)って最高!!!」

という気持ちを生み出しています。Ustreamでは味わえないクラブで得られる快感がそこには確実に存在するのです。この快感を生み出しているのが、音楽によって導かれた変性意識状態、トランスなのです。

この変性意識状態は、まだ正確に科学的に解明されたものではありませんが、メスメルによる発見以来過去数百年にわたる催眠の歴史が作り上げてきた人間心理へのアプローチによって経験的に体系化されてきた人間の英知です。
http://m.theinterviews.jp/djsharpnel/2268834


somurienokokoroさん
Q: クラブミュージックとか、そういったものは人間のどのような欲求を満たすのでしょう?

オーケストラであったり、クラシックであったりは、「癒し」てきなものを脳に分泌させるのかなぁなんて想像はつきますが、クラブミュージックみたいなものは、なぜこぞって聞く人間がいるのでしょう?

ベストアンサーに選ばれた回答
melancholic_typeさん

テクノやトランスを集団で聞きながら踊る事によりトランス状態になります。

トランス状態とは強い恍惚感や至福感

それがもっと強くなると宇宙との一体感を感じられます。

トランス状態を大脳生理学的に説明すると

「視聴覚器官を通して脳内神経が刺激され、脳内麻薬物質(エンドルフィン)が作用し
ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を多量に放出された状態」になるのです。

分かり易い説明をすると

「目や耳などを通して刺激を受け、日常的に働いている自意識や自己防衛の働き
すなわち理性が沈静化し、本能が突出した状態」のことです。

つまり、(ケミカル)ドラッグを使用した状態に近づけます。

テクノやトランスのような音楽(一般には騒音と思われている音楽)を集団で聞いて踊ると言うような行為は現代に始まった訳ではなく世界各地の民族儀式として古来から行われてきた事です。

暗い中火を焚いて、特別な衣装を着て、金属楽器や太鼓を用い単調かつ一定のリズムで演奏し、集団でそれに没頭する・・・

すると彼らは儀式上でトランス状態に陥るわけです。

クラブと様子は似ています。

クラブも暗い中、人工的照明を用い、オシャレをして行き4つ打ちの単調な音楽を流し、集団で酒を飲みながら踊る。

ちなみにトランス状態になるには非日常性が大切らしく家で聞いても効果が薄れるので、テクノやトランスはクラブに行ってこそという音楽です。

あとは騒音で単純に思われるテクノにも芸術性がありますしね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1120999466
15:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/19 (Wed) 01:10:35

音楽がわからないアホがジャズやロックに熱狂する理由


プロテスタントのある宣教師は、クリスチャンに改宗した原住民たちにロックを聞かせてみたところ

「これは悪霊を呼び出す音楽である」

と言ったといいます。

彼らは、以前、自分たちが暗闇の悪魔的霊界と接触するときに使ったサイキックな刺激と同じものをロック・ミュージックの中に感じ取ったというのです。


 一般的にロックというと、その衣装・風体は実に異常であり異様です。これは何に通じるかというと、サタン、つまりサタニズムに通じるのです。そして、このサタニズムとドラッグは、昔から密接に結びついているのです。

 マヤ文明では、ペヨーテなどの幻覚剤を使って、生け贄を捧げる宗教的儀式を行っていたのです。また、古代の神官たちは、ドクニンジン、ヒヨス、アヘン、ベラドンナなどの麻薬の恍惚感のうちに霊との交信を行って“神託”を述べ、ときとして身体を傷つけたりしています。

 ロックのコンサートは、この神官の儀式に非常に似ているところがあるのです。ですから、これとドラッグが結びつき、そこに悪霊が入り込んできても少しも不思議はないのです。

 聖書には「魔術」ということばがよく出てきます。これは原典のギリシャ語では「フェルマキア」英語の「ファーマシイ」「薬局」の語源はこれなのです。つまり「魔術」とはドラッグを意味し、魔術とドラッグは同意語であり、つねに表裏一体の関係にあるのです。ですから、ロックがドラッグと結びつき、それがサタニズムと関連を深めても何ら不思議はないのです。


 ビートルズでは、全員がドラッグを使っていたそうですが、とくにジョン・レノンが多く使っており、生き延びるために不可欠だったとの証言もあります。このように、1960年代後半、ドラッグはビートルズが先導役となって、ロックの世界に浸透し、ヒッピー運動とともに若者の間に広がっていったのです。


ロック・フェスティバルでは、何が行われているのでしょうか。それは、とても音楽のコンサートとは思えないほど異常なものです。

 ロックは、心臓の鼓動の持つ自然なリズムと全く逆のリズムをとるため、聴く者の内蔵を打ち、繰り返しの反復によって脳にそれが叩き込まれるのです。 人間が苦痛を感ずる音量は約100デジベルからであるといわれます。ロックコンサートにおけるエレキギターの音は約190デジベルもあるので、苦痛に感ずるほどうるさい音なのです。

 絶えず激しく律動するビートは、高いボリュームで長時間続けられると、いつしか催眠術的な効果が生じてきます。どうしてかというと、神経組織が高音で繰り返し襲われるので、通常の聴覚がマヒしてしまうからです。そうすると超越瞑想のようになって、音楽が醸し出すイメージと歌詞のメッセージに対する深い被暗示性が生まれてくるのです。

 こういう状態になると、音楽という催眠術がかかりやすくなるので、人々は音楽の持つメッセージとイメージをまともに受け入れてしまいます。その場に、目もくらむようなレーザー光線やスクリーンに映し出されるデモーニッシュな映像があれば、乾いた土が水をまたたく間に吸収するように心の中にしみ込んでしまうのです。

 ここにサタニズムが入り込んでくるのです。ロック・ミュージシャンのあの異様な服装や行動は、こういうことと無関係ではありません。ロック・グループの中には、公然とサタン礼拝を打ち出しているものもあるのです。
 

 1970年2月13日の金曜日にハード・ロックのブラック・サパスというグループがデビューし、アルバム「黒い安息日」を発表して、魔術を曲の中に打ち出してきたのです。これと同時期に、ブラック・ウイドウズというグループが「サクリファイス」(生贄)というアルバムを発表したのですが、この頃にはドラッグと黒魔術は強く合体し、ハード・ロックの世界に定着していったのです。

このブラック・サパスとブラック・ウイドウズはともに黒魔術を曲の中に取り入れたのですが、前者は精神的なものとして取り入れたのに対し、後者はイメージカラー的な演出面で黒魔術を活用したのです。


 このようにして、ハードロックの世界に悪魔主義は完全に入り込み、その精神を受け継ぐディープ・パープル、イーグルス、ジューダス・プリースト、シン・リジィ、スコーピオンズといったグループが次々と誕生してきたのです。

 この1970年代を過ぎて1980年代に入ると、ハード・ロックは、ヘビー・メタルに移行していきます。しかし、その間の一時期に「パンク・ロック」というのが流行します。 パンク・ロックというのは、体制に反発する音楽イデオロギーのことをいうのですが伝統の崩壊、秩序の破壊、既成社会への反抗の叫びをヒステリックに主張し、日常の欲求不満をすべて音楽にぶつけたものをいうのです。

 セックス・ピストルズ、クラッシュ、ダムド、チェルシーなどは、パンク・ロックグループですが、彼らはきわめて異常な風体をしていたのです。世紀末風のファッション鋲つきの皮ジャンにチェーン、髪は逆立てて極彩色に染め、死人のような青ざめたマスカラの隈どりといえば、ピンとくると思います。

 しかし、彼らに決定的に欠けていたのは演奏力であり、長時間のコンサートには耐えられなかったのです。時代の異端児としては注目されたものの、演奏レベルの低さに人気は長続きせず、当然の帰結として、出現の瞬発力と同じスピードで姿を消してしまうのです。しかし、あの奇妙な風体だけは、若干姿を変えて次のヘビー・メタルに受け継がれることになります。

 さて、ヘビー・メタルとは何でしょうか。

 ヘビー・メタルとは、そのサウンドを表現するものです。どういうことかというと、ギター・コードの激しく鳴り響く音がデトロイトの自動車工場で、鋼鉄から車の部品をプレスする流れ作業場の、耳をつんざくような騒音と似ているところから、そう命名されたのです。

 その特徴はといえば、研ぎすまされた粗野でストレートな表現力、他の追随を許さぬスピード感にあるといえます。そして、当然のことながら、より悪魔主義と一体になっていきます。

 アイアン・メディアン(鉄の少女)というグループは、悪魔の数字といわれる666を前面に打ち出した曲「獣を野に放て、666、ナンバー・オブ・ビースト」という曲を演奏し、悪魔主義運動を起こし、ヘビー・メタルの先頭に立ちます。

 そして、ヴェノム、サタン、デーモン、ウィッチファンド、エンジェルウィツチなどのバンドが誕生するのです。まるで、地下教団的な秘密組織みたいですね。こういうヘビー・メタルのファンの56%は17歳以下の青少年なのです。・・・
http://intec-j.seesaa.net/category/4751327-1.html

新時代の寵児オノ・ヨーコ 『某業界情報紙』(一九九一年 十月 発行)より転載。


 オノ・ヨーコ は、一流銀行家の娘である。子供の頃から、学習院や三井アカデミーなどブルジョア学校で学び、皇族の一人とも親交を結んだ。

 一九五二年、二度目の渡米生活の時、ニューヨークのサラ・ローレンス大学に入学し、勃興しつつあったアバンギャルドの「ビートニック」の洗礼を受けた。大学時代に麻薬を覚え、何回かの中絶をするなど乱れた男女関係を経た後、一柳俊というニューヨークのジュリアード音楽院の学生と結婚した。

二人は麻薬の巣窟、グリニッジ・ビレッジのジャズ界に入り浸りとなった。

その結婚生活もヨーコが、自殺未遂で精神病院から退院したばかりのホモの作家といい仲になったことから破局を迎えた。


 一九六二年になって、ヨーコの家族は娘をこのすさんだ生活から救おうとして日本に呼び戻したが、ヨーコはまたもや自殺をはかり、東京の精神病院に収容された。その精神病院からヨーコの脱出の手助けをしたのが、もう一つ輪をかけた悪のトニー・コックスというアメリカの麻薬売人である。コックスは、とある●●ヤ教司祭の息子と手を結んで麻薬の製造と密売を行った男で、ニューヨークにおけるLSD-25の売人第一号である。ヨーコの友人にも手広くLSDを売りさばき、FBIとマフィアの追及から逃れて日本に渡ってきた時、ヨーコと再開し結婚する。

 その時点で法的には、ヨーコは未だに最初の夫の妻だったにもかかわらずである。ニューヨークに舞い戻った二人は、幻覚症状を催す麻薬とアバンギャルド芸術の世界に憂き身をやつすことになる。

 トニーとヨーコは赤貧洗うがごとき生活を送り、夫婦喧嘩も絶えなかった。一九六六年にはロンドンに行き、アバンギャルド会議に出席した後、一年ほど滞在し、麻薬とロックとセックスの裏文化の中にどっぷりつかることになった。

当時の裏文化のメッカはインディカ・ギャラリーのかいわいであり、このインディカ・ギャラリーと称するカフェ兼アート・センターを始めたのが、ジョン・ダンパーとその妻のロック・スター歌手のマリアン・フェイスフル、およびビートルズのメンバーのポール・マッカートニーであった。

 そこでヨーコはジョン・レノンに紹介される。その数ヶ月後、ロンドンのあたりでレノンと遊び回るうちに、ヨーコはすでに妻子ある身のこの花形ロック・スターをまるめ込んでしまう。レノンはヨーコとつきあう以前からすでにLSD-25の常用者だった。ヨーコと一緒になったレノンはローリング・ストーンズなどのロック・ミュージシャンを巻き込んで手当り次第にいろいろな麻薬を試すようになった。当然のことながら、レノンもヨーコも麻薬中毒患者に転落した。

 その頃になると、ヨーコはオカルトに夢中になり、専属のタロット占い師を雇うまでになった。七〇年代後半には、コロンビアのカルタヘナ島に行き占い師の会社、リナ・ザ・ウィッチ【←おや?】に一週間通った。

 長年における麻薬とオカルトへの異常な関心の結果、一九八〇年のジョン・レノン暗殺事件の当時は、ヨーコは新時代の退廃的な哲学に夢中になっていた。相変わらず手の施しようもない麻薬中毒であった。進んで麻薬・ロック・セックスの裏文化に入り、今やその道にかけては世界的に有数な伝道者とも言える人物になっている。ヨーコこそ、まさに日本の新時代の寵児と言えよう。
http://asyura.com/sora/bd11/msg/26.html

▲△▽▼

要するに、ジャズやロックは音楽というよりこういうものに近いと考えた方がいいのですね:

仏教タントラではブラフマン(創造神)とアートマン(真我)の合一を体験することをサマジー(三昧耶)・・・暝想の極致という。

ダンマ(真理)に接近しこれと合一する(即身成仏)ことを目的にした、究極的な高度で、深い暝想のはてに、浄化がある。


○想像力は目にみえないものを見させる

 ハワイのフラダンスは、もともと神に奉げれていた神舞であった。フラの巫女には、女神ペレのマナ(霊力)が感応してくる。ハワイ語でマナとはスピリチャル・パワーのことだという。そこで、もともとフラは神霊との交流の儀式であった。

 始めに、詔(みことなり)や、リズムと歌で、神々しい雰囲気と聖なる場を整える。「真如」の導入である。

次に、フラのダンサーは、そのリズムで踊りながら陶酔し、やがて「没我」となる。そこに、神霊が「感応」する。恍惚が踊り手を支配する。すると、神からの返答が現れ、「天恵」が現象化する。

こうしたプロセスをもつ古代儀式は、世界中に普遍的にある。ダンスがそもそも交霊術であることを示してくれる明確な例はスーフィのダンス、鎌倉時代に起きた一遍の「踊念仏」などが上げられよう。不乱の舞は、「没我」に至るには欠かせなかったのだろう。


 古代的な交霊は、表面的にしか物事を見ない人々には理解できない。エンタテインメント化されたショウとしてのフラよりも、マナ(スピリチャル・パワー)と一体になったフラは偉大で神聖である。ハワイ島では、古代と同じ”のり”で女神ペレへの感謝のフラが、今でも行われている。これが奇跡なのだろう。

 なんであれ、音楽とダンスとは一体であり、それは神楽(かぐら)だった。日本の祭の神輿(みこし)の”のり”が、それなのだろうか。洸惚感、あの陶酔感は、御輿(御神体)を担ぐことによって、はじめて感じることができる。神輿を担ぐことは、スピリチャル・ダンスだった。

真の芸能には、「真如」「天応」「没我」「天恵」の4つのプロセスが必ず組み込まれている。だからこそ喜びと生きる力を与えていた。現代では、真のイベントは少なく、その一部か、残り物だけとなってしまっている。それは、大音響のロックの陶酔感とはあきらかに違うものである。
http://hwbb.gyao.ne.jp/akione-pg/Japanese/008.html

ぞくぞくっとするような。あのチベット密教の寺院にこだまする読経の声こそ深くこの世の世界から天界へと意識をトリップさせるためのマントラのパワフル極まりないエネルギーに満ちたものだった。

そのことは僕が実際に女性とのセックスをしたときにBGMがチベット密教の寺院で読経された音源だったからこの身をもって体感した。
http://sexbody.exblog.jp/8834718/

密教には 仏教には存在しない多くの呪法が数多く存在する。

それらは タントリズム行者たちが執り行った呪法をそのまま採用したものが大部分であり 硬直法・隠身法・招入法・恫喝法・粉砕法・呪殺法・解毒法・治病法といったこれら呪法は 本来仏教とは無縁ではある。

しかし実際仏教タントリズムが誕生する以前の初期仏教において呪法への依存から人々を遠ざけようとしたこと自体 密教時代 俗信・呪法が仏教の中に流れ込んでいた証拠と考えられる。

呪法自体はタントリズム以前の初期密教の時代から存在するものであり 遙か太古に遡る原始的心性に基づくシャーマニズムだ。

それら過去における禁止された呪法は 仏教タントリズム展開の過程で世間的・実践的重要な部分に値し 大衆の要求に合致したタントラ密教の思想の下敷きであることは間違いない。

こうして タントラ密教は 俗信や白魔術・黒魔術的な呪法を取り入れた新たな組かえと編集により変化してゆく。

密教には 仏教には存在しない多くの呪法が数多く存在する。

それらは タントリズム行者たちが執り行った呪法をそのまま採用したものが大部分であり 硬直法・隠身法・招入法・恫喝法・粉砕法・呪殺法・解毒法・治病法といったこれら呪法は 本来仏教とは無縁ではある。

しかし実際仏教タントリズムが誕生する以前の初期仏教において呪法への依存から人々を遠ざけようとしたこと自体 密教時代 俗信・呪法が仏教の中に流れ込んでいた証拠と考えられる。

呪法自体はタントリズム以前の初期密教の時代から存在するものであり 遙か太古に遡る原始的心性に基づくシャーマニズムだ。

それら過去における禁止された呪法は 仏教タントリズム展開の過程で世間的・実践的重要な部分に値し 大衆の要求に合致したタントラ密教の思想の下敷きであることは間違いない。

こうして タントラ密教は 俗信や白魔術・黒魔術的な呪法を取り入れた新たな組かえと編集により変化してゆく。


ガナ曼荼羅は,定まった日 ある特定の場所を選んで行なわれる集会(儀礼)である。

八人の瑜伽(ヨーガ)女と釈尊の役を演じる阿闍梨の合計九名が最少必要人員とされ現実態としての曼荼羅を実践する。

入檀希望の新たな弟子との飲食と性の饗宴をもってその実態とする。

動員される八人の女性はヘーヴァジュラ曼荼羅の八女尊に相応する生身の瑜伽女である。


阿闍梨が弟子を曼荼羅に引き入れ目を布で覆う。

次に弟子に曼荼羅を見ることが許される。

ガナ曼荼羅では 弟子は金剛阿闍梨によって受認される。


▼人身供犠

ところで中世インド社会では特異な儀礼内容の集会を行う瑜伽(ヨーガ)女たちの魔女集団が存在した。

へーヴァジュラの徒、瑜伽女たちは 節会をもち人身供犠を行う儀礼の集会日を月の満ち欠けによってを定めた。

ヘーヴァージュラ瑜伽女集団にとって人身供犠 つまり人間の殺害儀礼において 輪廻転生を前提とする仏教タントリストの論法により 「犠牲の合意のもと」集会へ招待する。

自己犠牲となったものから提供される丸薬は成仏の因として扱われ犠牲となった者は 輪廻転生から逃れ最終解脱を果たす。


また人身供犠の犠牲七生人(7回目の輪廻転生)の選別では 男女問わず話す声が麗しく 切れ長の眼に濁りなく麝香か樟脳のごとき芳香を持ち 同様に大いなるオーラの具え 影が7つとして存在するものである。

これを七生人と印づけ 吟味した上で丸薬を作りそれを食することで「虚空行」を果たす。(虚空行=空中飛翔)これらの儀礼は、ヨーロッパ古代ギリシア ローマへ入ったオリエントの密儀宗教の崇拝を想起させる。

瑜伽女たちの集会が人身供犠を伴うことは仏教徒外部からの影響と考えられるのではないだろうか。

以上後期密教としてのタントラ密教は その後ヒンドゥー教の隠された異端によって受け継がれていく。
http://d.hatena.ne.jp/mminazuki/20050619/1119188314

中期密教ではヒンドゥー教の隆盛に対抗できなくなると、理論より実践を重視した後期密教が誕生した。
後期密教では仏性の原理の追求が図られた。

ヒンドゥー教シャークタ派のタントラやシャクティ(性力)信仰から影響を受けて、男性原理(精神・智・方便・金剛界)と女性原理(肉体・感・般若・胎蔵界)との合体(性交)を修行する無上瑜伽も後期密教の特徴であり、男尊(男性原理)と女尊(女性原理)が性交する歓喜仏も多数登場した。

ヨーガ・タントラの修行方法が探究されるにつれて、下半身のチャクラからプラーナを頭頂に導くこと(ジョル)が最上とされ、性交がその最も効果的な方法とされた。

しかし男性僧侶が在家女性信者に我が身を捧げる無上の供養としてセックスを強要したため、仏教徒の間には後期密教を離れて戒律を重視する部派仏教(上座部仏教)への回帰もみられた。

また僧侶の破戒に対する批判を受けて、無上瑜伽も実際の性行為ではなくクンダリニー・ヨーガによる性的な瞑想へと移行する動きも生じた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%86%E6%95%99

中世のインドでは、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教という宗教の枠を超えて、性を重要なテーマとする宗教「タントリズム」が爆発的に流行した。

つまり後期密教がこの方向に走ったのは時代の潮流がその背景にあったということだ。


性的ヨーガ

仏教徒が輪廻からの解脱を実現する方法として、努力して少しずつ煩悩を排除してゆくという一般的方法をあえて採らず、ある秘密の技法によって一気に解脱に達しようとする方法が性的ヨーガ。

タントラとは、密教経典、とくに性的ヨーガの実践を主張する経典のこと。
それはつまり、「無上瑜伽タントラ」のことだ。

ある高名なタントラの成就者は、タントラの道について、それは選ばれた者だけが知ることができるのであって、余人に知らしめてはならぬという意味の文を書き残したそうだ。

「無上瑜伽タントラ」は「父(ふ)タントラ」「母(も)タントラ」「双入不二タントラ」に分けられ、それぞれにまた複数のタントラが存在する。

父タントラには敵を調伏する修法が多く、母タントラは性的ヨーガの実践に積極的だった。

双入不二タントラは父・母両タントラを統合止揚しようとするもの。

後期密教では、人間の体の中に「霊的な器官」があると思われていた。


身体論を導入したものとして大日経の「五字厳身観」がある。
これは、地水火風空を象徴するア・ヴァ・ラ・ハ・カの5字を身体の5箇所に観想する。

この5字に加持された行者の身体は大日如来の五輪塔となり、清浄な仏の身体に転化する。

このような身体の中の特別な場所は、後期密教ではチャクラと呼ばれるようになる。

「ヘーヴァジュラ・タントラ」では4つのチャクラが説かれ、それらは身体の臍・心臓・喉・頭頂にあり、そのうちの3つが如来の応身・法身・報身に対応する。
チャクラは蓮華の形をしていて、花弁の数はチャクラによって異なる。

また身体にはチャクラの他に脈管がある。
脊髄のそばに1本、その左右に各1本。

並行して走るこの3本は、上端・下端とチャクラの部分でだけ接合している。
これが当時のインドの生理学説で、「四輪三脈」説という。
脈管の中はそれぞれ精液、血液、その混合物が通る。

母タントラでは精液が「世俗の菩提心」と呼ばれ重視された。
精液は快感の源であり、これを脈管の下端から次第に上のチャクラへと送る。

それぞれのチャクラで得られる快感には名前が付けられ、4つ目の「倶生歓喜」を成就することが生理学的ヨーガの課題とされた。

前述のように精液は菩提心なので、射精は菩提心の放棄でありタブーだった。
行者は睡眠中の夢精すら許されなかった。

なお、上述の快感が下から上へ行く説の他に、上から下へ降りるとする説もあった。

一番下のチャクラは会陰部にあり、これはまだ性的な力にすぎない。
この力を順次上のチャクラに送り、次第に浄化し、頭頂にある最上のチャクラに送ると修行者は解脱するという。

現代では実際に性的な行為をするのでなく、観想によって精神的に修行するそうだ。

しかし8-10世紀頃のインドでは修行者が実際に女性と性交することでヨーガを実践していたらしい。


後期密教の灌頂はそれ以前のものよりも複雑になっている。
それは4つに分かれていて、まず瓶灌頂は、瓶から香水を取り出し受者の頭頂に灌ぐのでこの名が付いている。
この瓶灌頂では受者の本尊も決める。
またそれ以外にも複雑な儀礼が付加されている。

瓶灌頂は中期密教の灌頂の内容を継承したものになっており、もともと国王の即位式を真似たものだった。
そういえばキリスト教の洗礼ともどこか似ている。ここまでなら私にも納得できる。

ところが後期密教は、この国王の即位式を真似た最高の儀礼であるはずの瓶灌頂を格下げして灌頂の第1段階とし、その先におぞましいものを持ってきた。

第2の灌頂である秘密灌頂から先は、後期密教になって付け加えられた灌頂だ。


秘密灌頂では受者が阿闍梨に女性を献ずる。

あるいは阿闍梨が瞑想に入り女性を観想する。

阿闍梨はこの女性と交わり、「金剛杖の中の菩提心」つまり精液を取り出し、指でつまんで受者の口に入れる。

これで「菩提心を授けた」ことになる。

なお、精液だけでなく赤白二滴(経血と精液の混合物)を授けるとする文献もある。

次の般若智灌頂では、こんどは受者は阿闍梨から与えられた女性と交わる。

女性と交わりつつ受者はヤブユムの本尊の境界を悟る。

受者は射精を我慢して究竟次第の4つの歓喜を体験しなければならない。

そして受者が射精を我慢できなくなった時は女性の体内に菩提心を放出し、赤白二滴(経血と精液の混合物)を服用する。

最後の第4灌頂は、阿闍梨が受者に「言葉によって」大切な教えを授ける。


人は死ぬと「中有」になる。 最大で四十九日間。

中有はやがて未来の父母の性行為の場面に遭遇する。

それを見て失神し、赤白二滴(経血と精液)の中に吸着される。

父母の性行為をまのあたりにして
父に愛欲を起こして母に嫉妬すると中有は女になり、
母に愛欲を起こして父に嫉妬すると男になる。
http://blueclouds.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300688127-1

[3.85 射精し終わるや、ゆっくりと、適正に精液を吸い上げることを習熟すべし。

男性はもちろん、女性でもヴァジローリーに熟達することができる。]
(『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』より。)


ヴァジローリー(性器による吸引)に関しては「実際見せてもらったことがある」というスナックのママさんの話を聞いたことがあります。

曰く、温泉場で同伴した長年ヨーガを実践している女性が性器から湯を吸い上げたり、吐き出したりすることを自在にやって見せたそうです。

私は当時沖正広師の著作を読んでいたので、周囲の人ほど驚くこともなく聞いていましたが、ほとんどの人は話そのものを信じていない様子でした。

ただし、この女性はおそらくこれを「性技」として活用しているのだと思われました。

私の考えでは、ヴァジローリーとは、修練すれば性器でさえ自在にコントロールすることができる証しなのだと思うわけです。

もう少し突っ込んでいうなら、交接時に「受け身」である女性は性器を巧みに絞ったりゆるめたりすることで、男性の射精を適宜操ることができるのです。そしてこれは「女性の修行法」に相当します。


[3.88 ヨーガの道を心得た人は、かようにしてビンドゥを保全して、死を克服する。ビンドゥを漏らすことによって死があり、ビンドゥを保全することによって生がある。]

[3.90 人間の精液は心に依存し、生命は精液に依存する。それ故に、精液と心の保全につとめなければならない。]


「ビンドゥ」は精液と同義のようです。

「接して漏らさず」的な考え方がここにも表れています。


[3.98 ヨーギニー:男子が適正な行法を巧みに行なってビンドゥを回収した時、婦人がヴァジローリーをもってラジャスを保全するならば、彼女はヨーギニー(女行者)である。]


「ラジャスとは、ここでは交接時の女性の分泌物であろう」

との佐保田師の解説があります。

3.101には「ラジャスを回収し保全するならば、空中を歩むことができる」という記述もあります。

そしてこの部分も「女性の修行法」に相当すると思われます。

これはこの著作の際だって特異な記述です。

つまり、ヴァジローリーはともかくとして、女性も男性同様に「もらさない(下世話にいえば、イカナイ。多量の愛液をもらさない)」ことが健康法レベルでの禁欲的な実践になるのでしょう。

そしてヴァジローリーができない限りは、「絶頂感」は男女ともに慎んでおくべきなのです。
http://redsnake.seesaa.net/article/94566521.html

▲△▽▼

かつてドラッグは神に近づくための道具だった。
「源氏物語」に、アヘンの吸引を暗示する場面が出てくるのを、ご存じだろうか。

「葵」の巻で、出産を控えた光源氏の妻・葵の上が、物の怪に取り憑かれる場面である。苦しむ葵を救おうと、光源氏は祈祷師を呼ぶ。場面変わって、離れた場所にいる源氏のかつての恋人・六条御息所は、葵を苦しめている霊が、自分の生霊であることを知る。髪を洗っても着物を替えても、体から芥子の匂いが消えないからだ。それは、祈祷師が護摩を焚く炎に投じた芥子の匂いだった。

当時、密教僧が祈祷の際に護摩焚きの炎に芥子や胡麻などの「焼供」を投じる習慣があったことは知られている。この芥子の実とは、何を隠そうアヘンやヘロイン、モルヒネの原料である。

かつての祈祷師たちは、アヘンの煙を吸って恍惚状態になり、病気治療に超人的な「霊力」を発揮したのではないか。国際日本文化研究センターの山折哲雄教授(宗教学)は、そんな仮説を持つ。

「幻覚剤の使用は、世界の宗教に普遍的に見られる現象です」

山折教授はそう説明する。

「古来、幻覚剤は神や天国に近づくための手段だった。ところが科学が発達して神の存在が否定され、幻覚剤は快楽のためだけの『悪魔の薬』になってしまった」

インド最古の神話「リグ・ベーダ」には、祭礼参加者が飲む幻覚剤「ソーマ」が出てくる。このソーマの正体には、大麻、幻覚キノコなど諸説がある。中南米では、幻覚キノコや幻覚サボテンが祭礼に使われた。

十六世紀にメキシコのアステカ王国を侵略したスペインの従軍僧サワグンは、ペヨーテというサボテンや、テオナナカトルというキノコを食べると「ものすごい色のついた幻覚に襲われる」と記している。先住民族は、これらを死地に赴く兵士や、神への生け贄に捧げる人間に与えたという。

民族薬理学者で、名古屋学院大学教授だった石川元助氏(故人)は、六五年にメキシコ先住民の「聖なるキノコの祭典」で幻覚キノコを食べた時の様子を次のように記している。

「私は完全に意識を失い、色彩だけのあの世へ行った。金、銀、赤、オレンジ、ブルー、緑、黒など美しい七色が、渦を巻いたり滝のように流れたりした…」

先住民族は「神の声を聞くために」このキノコを使っていた。

日本文化にも似た現象はある。「今昔物語」には、山中でキノコを食べ、恍惚と歌い踊る尼僧たちの話が出てくる。このキノコは、食べると幻覚に陥り、踊り狂うので「マイタケ」と呼ばれたが、今では「ベニテングタケ」らしいことが分かっている。 北欧ラップランドやカムチャッカ半島の先住民族にも、ベニテングタケを宗教儀式に使った形跡があるそうだ。

ドラッグが文学に残した貢献も計り知れない。ギリシア時代の詩人ホメロスの「オデッセイア」には「すべての苦しみ、怒り、悲しみを忘れさせる」アヘンらしき陶酔剤が歌われている。
http://ugaya.com/private/repo_32.html


脳にはA10と呼ばれる神経があります。 医学的には、恍惚神経とか快楽神経と呼ばれているそうです。 動物のA10神経はとても貧弱ですが、人間はこれがものすごく発達していて強力です。 わくわくしたり楽しくなったりするときには、この神経が興奮します。

実は麻薬でもこの神経が興奮することが知られています。 麻薬でこの神経が興奮して「意識の拡大」という色々な神秘的な現象が起きます。 でも、麻薬を使用し続けると、神経がボロボロになってだんだん楽しくなくなり、やがて廃人になってしまいます。

瞑想を行うと、脳内麻薬物質がこの神経の周りに分泌されます。
20種類以上ある脳内麻薬物質のうち、「β-エンドルフィン」は、なかでも非常に強力で、鎮痛作用はモルヒネの6.5倍もあるそうです。 「β-エンドルフィン」は死ぬときにも分泌され、おそらく苦痛を和らげるために出るのではないかと言われています。

ランナーズハイでも分泌され、マラソン選手が走っていて突然苦しさがなくなり恍惚とした状態になる・・・というのは、脳内麻薬物質が分泌されているからです。

麻薬は分解されませんが、脳内麻薬物質は完全に分解されるので一切害はありません。 脳内麻薬物質は普段大量に分泌されることはありません。 死ぬときとか、マラソンですごく苦しかったときに分泌されるのですが、それ以外で大量に分泌されるのが瞑想です。 瞑想をして修行が進むと大量に分泌され、とても気持ちがよくなるそうです。

でも、もっと修行が進むと、前回お話したように、鬼が出てきたり、悪魔が幻覚として出てきたりして、怖い目に逢うことがあるようです。 逆に、神様や天使、精霊などに逢うこともあります。 幻覚の中で、神様や仏様に出会って会話をしたりすると、けっこうまともな会話になったりするそうです。 現実の生活の悩みが解決されることもあるそうです。

ここで気をつけなければいけないのが、「自分はすごいレベルまで到達した!」とか「ついに「悟り」を開いた」と思ってしまうことです。 修行を極めた方々が一様に言うことは、「幻覚が出てきて神様や悪魔に会うという状況は、まだまだものすごく低いレベルの話で、「悟り」などよりはるかに遠いレベルだ」ということです。 それを知らない人は、「悟り」を開いたと錯覚して舞い上がってしまうのだそうです。

本格的に舞い上がってしまうと、そのまま精神病になってしまうことがあります。 ですから、それは脳内麻薬物質による幻覚なのですから、冷静に落ち着いて映画でも見るような気分でグッドトリップを楽しむ必要があるのです。

瞑想法、呼吸法、座禅などのごく普通の修行法も、やり方を間違えると大変危険なのだそうです。 やり方を間違えて、廃人や精神病になった例は数多く報告されています。 ですから、これらの東洋的な修行法は、必ずしっかりとした指導法にもとづいて、確かな指導者について十分注意して実行することが必要だと思います。

気功法では、このような危険な障害を「偏差」というそうです。禅では、幻覚の中で悪魔が出てきたり鬼が出てきたりすることがあるようですが、これらを「魔境に入る」という呼び方をしています。 ですから、これらの偏差を体験したり、魔境に入ったことを、精神的なものではなく、神秘体験だと錯覚する方も多いようです。
http://72.14.235.104/search?q=cache:awrxoWDLDRYJ:clover.h555.net/u/stone-field/%3Fy%3D2006%26m%3D2%26d%3D%26ca1%3D+%E9%AD%94%E5%A2%83+%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85&hl=ja&ct=clnk&cd=10&gl=jp


幻覚剤を服用することで自我への執着が喪失して、全体的な共有感が醸成されるという。そうすることで癌患者のうつ、強迫神経症、寿命末期不安、外傷後ストレス症候群とドラッグかアルコール依存症を治療することができるという。

ブッダが悟りを開いた瞬間はまさしく幻覚状態であった。宗教の根源にやはり幻覚が存在することのこれは証である。後世神学者が宗教に神学的要素を加えてわけのわからないぼやけた状態にしたが、初期の宗教は明らかに幻覚から誕生していた。

個人としての絶対的自由と真理を得る理想は、ヨガにより体験できるとし、家族から去り、悟りを求めて全ての社会的絆と責務を放棄し、隠遁生活に入ることであった。紀元前538年頃シッダッタ ゴータマという青年は、ベナレスの北160kmにあるカピラヴァストゥにある豪奢な屋敷や美しい妻や息子を捨てて、托鉢行者になった。煩悩の惨状に驚愕しながら、彼の周囲の全てに見ることができる苦痛の存在を終わらせることができる方法を必死に探し求めた。

6年間ヒンズー僧達を訪問し、贖罪に身を置いたが、得るものは何もなかった。高僧の教義も彼に訴えるものがなく、苦行は絶望をもたらすだけであった。ある夜 実行すべき方法がすっかりなくなり、自立心を捨て無我の状態になっていたら、忽然と悟りの境地が見えてきた。

それは全宇宙が退けられ、地球が揺れ動き、天国から花々が落下し、何とも言えぬ芳香が漂い、天国にいる仏達が歓喜している世界だった。それは仏達と自然と人類が大慈悲によって一体になった世界であった。

これは煩悩からの解放に対する新たな希望であり、涅槃への到達による煩悩からの解脱であった。そしてゴータマはブッダになった。
http://meimai.cocolog-nifty.com/twgt/2010/04/post-bf1b.html

仏教の創始者であるブッダは菩提樹の下で命がけの座禅をした。 何日も何日も断食をし、不眠不休の座禅。彼は精神と肉体を極限まで追い込んでいた。 それもこれも悟りを開き、人類を救済しようという大義のためだけに。

座禅瞑想の果てにブッタは遂に魔境にたどり着いた。 そこには魔羅というとてつもない力を持つ魔界の王が居たのである。

実はブッタは悟りを開く前に魔境の支配者である魔羅(マーラー)と戦っている。 一説によれば魔羅はブッタの闇の部分と言われているが彼は見事に魔羅に勝利し己の闇を克服した。 そしてブッタは深い瞑想状態から覚醒し、見事に悟りを開いたのである。 このように悟りを開こうとするものは己の中にいる魔物と戦わなければならない。

精神分析者のユングは己の中にいる魔物をシャドー(影)と言っていた。 つまり涅槃の境地を体得したいのであれば己の中に潜む魔を退治しなければならないのである。
http://religion.dot.thebbs.jp/1070291638.html


鈴木秀子さん (国際文学療法学会会長。文学博士。)が1977年不慮の事故で臨死体験をした時の描写です。 鈴木秀子さんは 愛の極致と至福感に包まれながら 生きた光からメッセージを受け取ります。

一瞬のうちに高さの極みに飛翔し、私は今まで見たことのないような美しい光に包み込まれました。白っぽい金色の輝きに満ちた、一面光の世界にいたのです。まばゆい輝きでしたが、まぶしすぎるとは感じませんでした。

それは人格を持つ命そのものの光であり、深い部分で、自分とつながり、交流している生きた光なのでした。これが至福なのだ、完全に自由なのだ、と私は感じていました。
http://blog.livedoor.jp/seitai227/archives/51655830.html
http://blog.livedoor.jp/seitai227/archives/51656333.html


臨死体験=脳内現象説

 臨死体験=脳内現象説は、臨死体験は死ぬ間際の人間が脳の作用によってみるただの幻覚の一種だという主張です。 これに関して、1920~1940年代にアメリカの脳神経学者ペンフィールドが行った興味深い実験があります。

ペンフィールドはてんかん患者を治療するために頭蓋骨を切り開き、どこの部位を切除すれば機能が回復するかをテストしようとしました。 このとき、ペンフィールドは電気で側頭葉を刺激すると、患者が「自分の体が浮かび上がっているように感じる」 などということに気がつきました。これを聞いて学術的興味深々のペンフィールドさん。「面白いオモチャを見つけた」とばかりに患者の脳をいじくりまくります。

ぐりぐりぐりぐり。 てんかんの治療はどうしたんでしょうか?

 まず、側頭葉のある部位を刺激すると、「浮遊体験」が感じられ、別の部位を刺激すると、「自分の魂が体から離れていっている」という感覚に襲われることが判明しました。もしかしたらこの患者だけなのかもしれないので、念のためとばかりにペンフィールドは、同様の実験を他の患者にも試し、脳をぐりぐりぐりぐり。 同じような言動をすることを確認。

 また、側頭葉のシルヴィス溝を刺激された者の中には対外離脱だけではなく、神に逢ったと主張する者もいました。

 そういえば、日本で「悪魔を祓うために体を清める」と称し、いとこを殺害して体を塩で清めたという悪魔祓い殺人事件では、側頭葉てんかんを持った男が「神の声を聴いた」と主張したのが始まりでした。 側頭葉には神様が住んでいるのかもしれません。

 臨死体験=脳内現象説の理論はこれだけではありません。 もしあなたが自転車に乗っていたら、ドカンと車にぶつかってみましょう。 あなたの人生が一瞬にして早送りで再生されるはずです。

そうです、走馬灯です。

 この別名「映画フィルム式思考」と呼ばれる、死に直前で自分の一生が一瞬で思い出されるという体験は、クスリの服用でも体験できます。 クスリの名前はセントロフェノキシンという、スマートドラッグとしてアメリカでかなり出回っている代物。 これを服用すると、突然数十年前の思い出が鮮明に甦ってくることがあるのです。

 他には、LSDなどの麻薬で体験する幻覚には、


長いトンネルの映像、
まばゆい光、
別世界の住人、
生死を問わず様々な友人や家族


が登場します。  いくつかの薬物が臨死体験に酷似した幻覚を生み出すことは以前から指摘されていました。

臨死体験が脳内物質や脳内現象による幻覚であると仮定するならば、それと同様の薬物を投与することで臨死体験と同様の体験ができ、そのメカニズムと解明されることになります。

 1980年の時点で既に、精神薬理学者のロナルド・シーゲルにより、臨死体験と薬物による幻覚の類似性が指摘され、亜酸化窒素やエーテル、ケタミン、フェンシクリジン(PCP)、ヘロインなどの薬物の名が挙げられています。

 さらに、オークランド大学のイェンセン教授は、

「人間が死に瀕したとき、脳内の神経細胞を酸欠状態から防ぐために、エンドサイコシンという物質が大量に放出される。 これが臨死体験を引き起こすのだろう」

という説を発表した。

この説はあくまでも仮説であり確証はありませんが、人間が極限状態に陥ると、脳内麻薬が発生することは昔から知られていました。 死の直前というのは究極の極限状態ですから、脳内麻薬が大量に発生し、それが脳内に幻覚を生み出すのは十分に考えられます。

 大脳酸素欠乏症説というのもあります。

 肉体が危篤状態になったり、ほんの一瞬でも心臓が止まると、大脳の酸素が欠乏します。 この大脳酸素欠乏は、短時間であっても重大な損害を脳に与えます。

 この大脳酸素欠乏状態に陥ったとき、最初に幸福感や全能感がやってきて、
さらに酸素欠乏が進むと現実判断能力が失われ幻覚が生じます。  日本の武道の場合、柔道の絞め技などで「おちる」瞬間は非常に気持ちいいと言われています。

 これらは、直接 臨死体験=あの世 を否定するわけではありませんが、人間の脳に刺激を与えたり、ドラッグを服用することで擬似的な臨死体験をすることができるのは事実です。
http://psychology.jugem.cc/?eid=19

ドラッグの場合、幻覚にすぎないと本人も自覚していますが、「瞑想」の場合には、自分が「悟り」を開いた、と勘違いをして舞い上がってしまう人がおおぜいいます。
・・・・・・これは、とても危険な状態です。・・・・・・

 本格的に舞い上がってしまうと、そのまま精神病になってしまうことがあります。  新興宗教の教祖には、この程度のレベルで徹底的に舞い上がって、しかも精神がおかしくなっている人がおおぜいいます。

そんな教祖でもそれなりにカリスマ性があり、常人より「超能力」が高く、たとえば「手かざし治療」ができたりしますが、入信した人はえらい目にあうのがオチでしょう。

 ユングは、この危険性について、次のように述べております。

――― 人間が「無意識」を経験することは、本当に素晴らしいことなのですが、そこにはひとつの大きな危険性が立ちはだかっております。

 ヨーガの修行が進むと、人はいろいろと不思議な体験をします。こういった体験を自己と一体化するのを避けて、あたかも人間領域の外側にあるかのように扱うのが賢明でしょう。 もし同一化すると、あなたは魂の膨張(一種のエクスタシー的昂揚状態)に陥り、まったく道を誤ってしまうでしょう。 膨張というのは、まさしく小さな形の狂気、狂気の緩和された形なのです。

 そして、もしあなたが、完全な膨張状態まで燃え上がってしまうと、精神分裂病になります。瞑想によって見えるものも、また霊能力によって見えるものも、その見えたものに固執することはとても危険なことである。
http://sakuragainouta13.seesaa.net/archives/20060819-1.html

脳を分析しても”真我(アートマン)”の実体(実態)は出てこない。 出てくるのはせいぜい脳の一部の刺激によって記憶が消えたり(”私(自我)”という記憶が消えたり)現われたり、色や音を感じたり、幻想を見たり、怒ったり、泣いたり、不愉快になったり、快楽を感じたり、等、生命の個々の属性が現われたり消えたりするだけだ。

瞑想や荒行、座禅、護摩、加持祈祷、他力、等で”悟り”といわれるもののほとんどはこの手合いで事前に本や教科書や先輩や師匠などから吹き込まれた段階的な”悟り” と称するイメージを幻想として見て、”私(自我)”も悟ったと錯覚しそれをまた後輩に吹き込むということを繰り返して広まってゆく。

特にこれらで得られる快感は脳に対する無理で不自然な刺激よるので薬や催眠の中毒と同じように慢性化し (癖になり)、特定の音楽を聴いたり特定の匂いや視覚やしぐさ等で容易にはまり込んでしまうし、その快感を求めて再びはまり込みたくなってしまう (常習化する)。

極端になるとヨガ等の経典に出てくる空中遊泳とか物体の素通りだとか透明になるとかのいわゆる荒唐無稽な”通力”を本当に信じこむようになり極度のトランス状態(脳の痙攣)にまでなって、飛び跳ねたり手足をバタバタさせて、はたから見ると異常だが当人にとっては快感となっている。

この快感は極度の運動 (祭りやスポーツ等)などで得られるもの(いわゆる”真っ白になる”)と何ら変らないものだが、極度のトランス状態のもとでは脳に対する無理な作用、不自然な刺激によるものなので薬物と同様、後遺症、精神的副作用(人格、精神異常、意識障害等)などを伴う。

__________


何処までが正気でどこまでが狂気なのか、この判断はむずかしい。

まるでメビウスの輪のように、正気と思って走っているうちにいつのまにか、狂気になっていたり、狂気な行動が後世に正気として評価されたりするからだ。

狂気を演出する、これは正気でなければできない。

正気と思いつつも、いつのまにか狂気の世界に入り込んでしまうこともある。一般大衆の思考から離れてしまう。

それが、100年先の考えであれば天才であり、単に少し離れただけなら変わり者か変態で終わるが、接点が無くなるほど離れてしまい一般大衆と永遠に交われなくなれば、人はその人を狂人と呼ぶ。

信仰というのは怖いもので、最初正気ではじめたのが信仰がすすむにつれていつしか強信ならず狂信の世界に突入する。

やがて拝んでいるうちに祈祷性精神病になる。


真言密教の坊主には頭の狂ったのが圧倒的に多いがその理由は不思議な超能力を身につけるべく行う、求聞持聡明法・日輪観・月輪観・加持祈祷などにある。祈りをかけて祈りを叶えようとすると、祈りが叶えばそれでよいが、もし叶わざる場合には自分が壊れてしまうのだ。


熱心に祈り続けると、あるとき突然にお客様が”おいで”になる、

そうすると一人で泣き出す者、飛び跳ねる者、にやにや笑い出す者、

もうあっちの世界に飛んでしまったのだ。

こっちの世界にそれでも、もどれる者もいるが戻れなくなる者もいる。


禅の修業でも勝手に座禅などやると、現実と空想の区別がつかなくなり、あっちとこっちの世界の間に彷徨うことになる。これを空病という。

導師とはこのことを良く知り、現実に引き戻してやるための存在なのだ。
現実に戻さないでさらに背中を押してあっちの世界に追いやるのが悪の宗教であり、邪教なのだ
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/53904826.html

124:名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 17:52:41 ID:otuwJkA3

気功やヨガは自己流でやるのは本当に危険だ。

私は脳波の研究で、健常者や精神分裂病、気功前と気功後の脳波の違いを比較する作業を行っていた
(苦痛で1年でやめたけどね)

禅病(瞑想時の魔境)にかかっている人の脳波は、精神病患者の脳波に限りなく近くなっている。

指導者が偏差や禅病の知識と対処法を教えることが必要だ。
ヨガにいたっても同じこと。

身体と精神面での準備が出来ていない状況でクンダリニーが上がってしまうと着実に精神異常をきたすよ。
http://2chnull.info/r/kampo/1149962009/101-200


つまり、幻覚剤や宗教やジャズ・ロックには深入りしない方がいいという事ですね。

クラシックでもそうですが、大音量でクラシックを聴く事自体が音楽の事を理解していない証拠なのです。 間違ってもジャズ喫茶で使っている様なスピーカーは家庭に持ち込んではいけないのですね。

居間で38cmウーハーのスピーカーなんか使っているのはアホだけでしょう。 あの凄まじいフォルティッシモで有名なフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュもカラヤンやバーンスタインやショルティよりはずっと小さな音しか出さなかったんですね。 演奏の凄まじさや壮大さと音量とは全く関係が無いという事です。

一方、ジャズやロックは耳を劈く大音量で聴かないとジャズやロックになりません。 トランス状態に入るのを目的とする音楽だから仕方無いですね。
16:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/19 (Wed) 02:03:22

クラシックの作曲家はアル中、ジャズ・ロックのミュージシャンは全員麻薬中毒


信じがたい数の「偉大な作曲家」が飲んだくれだった
https://gigazine.net/news/20161225-great-composer-was-drunk/

「Mozart and Liszt(モーツァルトとリスト)」あるいは「Brahms and Liszt(ブラームスとリスト)」という言葉は、英語圏では「酔っぱらい」の意味で使われます。この言葉通り、表だっては語られないものの、現代において「偉大だ」と言われている作曲家の多くが飲んだくれであり、誰がどう飲んだくれていたのかや醜態の様子がThe Spectatorに記されています。

A surprising number of great composers were fond of the bottle – but can you hear it?
http://www.spectator.co.uk/2016/12/a-surprising-number-of-great-composers-were-fond-of-the-bottle-but-can-you-hear-it/

「偉大な作曲家たちは飲んだくれだった」という話はあまり聞きませんが、ある時、ジャーナリストのダミアン・トンプソン氏は作家のオリバー・ヒルムズ氏の書いたリストに関する文書を読んでいたところ、「晩年のフランツ・リストのぞっとするような酔っぱらいエピソード」を目にしたとのこと。このことから作曲家たちの飲酒癖に興味を持ったヒルムズ氏は調査を開始。調べてみたところリストのバイオグラフィーは音楽学者のアラン・ウォーカー氏なども書いているのですが、ウォーカー氏の著作にはリストの飲酒癖について書かれていません。ウォーカー氏はリストが1日1瓶のコニャック、あるいは1日2本のワインを飲んでいたことを認めていますが、リストがアルコール中毒だっとは考えていない様子。一方で、リストの弟子であるフェリックス・ワインガルトナーはリストについて「確実にアル中」と述べていたそうです。

ブラームスは、バイシュン宿やパブでピアノをよく演奏していました。多くの記事ではブラームスがバイシュン宿などで演奏していた理由について「お金のため」と書かれていますが、実際には、バイシュン婦にとって魅力的なブラームスは、サービスを利用することも多々あったようです。そして、あるパーティーにおけるブラームスの素行について、「酔った彼は、全ての女性たちに衝撃的な言葉を浴びせて、場をめちゃくちゃにした」という言葉も残されています。


by Joseph Morris

上記の2つから見るに、「ブラームスとリスト」という言葉は、意味のない比喩ではななく、史実を踏まえて作られたと言えそうです。

酔っぱらいエピソードが残されているのは、リストやブラームスだけに留まりません。シューベルトは若い頃からお酒を好み、「品行方正な家族のプライベートな宴会に招かれた時の嘆かわしく恥ずべき振る舞い」が複数の文書に記録されています。またベートーベンもシューベルトと同じような感じで、街路をふらふらとした足取りで歩いていたことが記録されています。また、シューマンは1830年に行われたドイツ南西部にあるハイデルベルクのカーニバルで「ラムの飲み過ぎで意識が混乱し道ばたで転倒、宿の女主人のスカートの下をまさぐる」という素行が確認されているとのこと。

このほか、モーツァルト、ヘンデル、ムソルグスキー、チャイコフスキー、シベリウスというそうそうたる面々が「酔っぱらいリスト」に入っていますが、バッハについては「飲んだくれていた」という報告がありません。ただ、2週間の旅路で支払ったビール代金がビール8ガロン(30リットル)分に相当するのでは?という指摘がされています。ベルリオーズとワーグナーはアルコールよりもアヘンを好んでいたようです。

作曲家たちの音楽にアルコールの影響を見いだすことができるかどうかは難しいところですが、ムソルグスキーの「死の歌と踊り」はアルコール中毒に苦しむ中で書かれた曲であり、作曲家の置かれた状況が不穏なハーモニーに反映されていると言えるとのこと。また、酔っ払った状態で正確な作曲活動を行うのは難しいため、シベリウスは人生の最後の30年において曲を完成させることがありませんでした。


by Brandon Giesbrecht

しかし一方で、聴覚を失い最悪の二日酔いに悩まされながらも、ベートーベンは言葉では言い表せないほどに荘厳な楽曲を創り上げました。ベートーベンはベッドで死の淵にいながらも、ドイツのラインランド州から送られてくるワインを楽しみにしていたのですが、ワインが到着して来た時にはほとんど意識がなく、ベートーベンは「なんて残念だ。遅すぎた」とささやき意識を失ったそうです。

一方のブラームスは、死の直前までお酒を楽しむことができました。ブラームスは何とかワインの入ったグラスを口元に持っていき、「おいしい」という言葉を残して亡くなったとのことです。
https://gigazine.net/news/20161225-great-composer-was-drunk/

因みに、クラシックの作曲家の殆どはアル中でしたが
ジャズやロックのミュージシャンはアル中ではなく麻薬中毒でした。


ジャズやロックは元々、マリファナや覚醒剤とセットになっているんです。
ジョン・レノンやポール・マッカートニーも重度の麻薬中毒者でした:

射殺、転落死…薬物に溺れた「ジャズの巨人」たちの悲劇 2016.03.08

 日本でも芸能界、スポーツ界のスーパースターたちの薬物汚染のニュースが世間を賑わせているが、そんなのはまだまだ「超絶甘い!!」といいたくなるような人々がいた。“ジャズの巨人”たちである!

 ジャズ界のスーパープレイヤーたちの歴史を紐解けば、ドラッグに溺れに溺れたとんでもない巨人たちがワンサと登場してくるのだ! いやもうその状況は『ジャズの巨人』というよりも『シャブの巨人』といってもいいくらいの壮絶なラインナップ!!

 しかも、彼らは決してドラッグの力で音楽を創造していたわけでもなんでもない。ほとんどのミュージシャンが、栄光の後にドラッグの泥沼に引きずり込まれ、往年のプレイは影をひそめ、あまりにも悲惨な結末を迎えている。

 以下、小学館の隔週刊CD付きマガジン『ジャズの巨人』に記されている、そんな彼らの生きざまである。

 あまりにもクスリをやり過ぎるので、あのジョン・コルトレーンがマイルス・デイヴィス・グループをクビになったのはつとに有名な話。そもそも当のマイルスもクスリで複数回逮捕されており、そのマイルスにクスリでクビにされるって、どんだけ大量にやってんだよ、って話。

“モダンジャズ創造主”といわれたサックス奏者のチャーリー・パーカーは、ドラッグで精神錯乱を起こし、療養施設に入所しカムバックを目指すが、35才の若さで死去。

 夭折の天才トランペッター、リー・モーガンはドラック治療に1年を費やすも、34才で亡くなる。死因はなんと内縁の妻からの射殺だ! しかも楽屋で!! 更にその場には本妻もいた!!!

 アート・ペッバー。このアルトサックス奏者は、ドラッグ所持による逮捕と収監を何度となく繰り返し、しまいには体がボロボロになって脾臓破裂! どうにか一命は取り止めた後、3年にも及ぶ矯正施設でのリハビリを行い、奇跡的なカムバックを果たすが、56才の時に脳溢血死。

 一番とんでもないのは、トランペッターのチェット・ベッカー。母国アメリカでドラッグ所持で逮捕された後、レコーディングで訪れたイタリアでも逮捕。出所直後に今度はイギリスでも逮捕され国外退去。かと思いきや、ギャングに襲われトラッペッターの命ともいえる前歯を折られるトラブルにまで巻き込まれる。

 そして最終的には、58才でアムステルダムのホテルから転落死。それもホテルの2階からの転落である。もう一度書く。ただの2階からの転落で死亡!! どれだけ骨が、内臓が、そして全身が、それどころか精神までもがボロッボロだったかわかるようなエンディングである。

 薬物というものが、どれだけ恐ろしく人間を蝕んでいくかわかるような巨人たちの悲劇である。巨人に憧れた番長への警鐘でもある。
https://www.news-postseven.com/archives/20160308_392240.html?PAGE=1

そもそも、ジャズ・ロックは原始民族が集団でトランス状態に入る為に行う儀式で奏する音楽そのものです。

毒キノコ、マリファナや LSD の様な 幻覚剤を飲んで、音楽と踊りで異世界に入っていくのです。


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酒好きな作曲家ランキング【大作曲家は飲んだくればかり!】
kojiii 更新日:2020年06月21日
https://otomamire.com/drunkard-composer/

酒好き 作曲家
面白い事にクラシック作曲家と言えばみんな個性的な人物ばかりです。ですから百年以上経った今でも彼らの逸話が語り継がれてきたわけです。なかでも酒にまつわる話は数多く、作曲家が如何に酒好きが多かったかを物語っています。そして酒癖の悪かった人物も結構いるのです。

英語のスラングで「Mozart and Liszt」または「Brahms and Liszt」というと「酔っ払い」を意味します。モーツァルト、ブラームス、リストが酔っ払いだった事から来たものだと思われます。音楽史に名を残す偉大な作曲家の中で一番の大酒のみは誰だったのでしょうか。

残っている資料が少ないところで判定するのですから順位の違いこそ出るかもしれませんが、酒好き作曲家を集めて勝手にランキングしてみました。周りに迷惑を掛けた人物もいましたし、いくら飲んでもそんな事は何にもなかった人物もいます。

第10位 ベートーヴェン
beethoven
マイペースな酒好き

「駱駝」という飲み屋が行きつけの店でした。日常的によく飲んでいたのは赤ワイン。時にはハンガリー産の白ワインを飲む時もあったと言われています。主に新聞を読むついでにワインを嗜んでいたようです。来客の時にはビールも口にしたようですが、深酒をする方ではなかったようです。

ベートーヴェンが酒好きだった逸話が残っています。1827年、死の床にあった彼の所に、とある出版社からライン産のワインが届けられました。それを見たベートーヴェンは「残念、残念だ、遅すぎた」と言ったと伝えられています。ワインをこよなく愛していた事が分かります。

第9位 モーツァルト
モーツァルトの青年期
みんなとワイワイ騒ぐ酒好き

モーツァルトはビール党でした。行きつけのビアホール「銀の蛇」でビールを飲むことが好きだったようです。体調の良く無い時でもその店に立ち寄っていたと言いますから、よほど好きだったのでしょう。前文に書いたように「Mozart and Liszt」という言葉が作られるぐらいですからね。

映画『アマデウス』の中で描かれたモーツァルトのように、実際でも仲間とワイワイやりながら飲み騒いでいたようです。そんな中で生まれた音楽がここでは書けないようなタイトルの楽曲だったのでしょう。下品な事をみんなで言い合いながら飲んでいる光景が目に浮かぶようです。

第8位 シューベルト
フランツ・シューベルト
仲間と飲むのが好きな酒好き

教師を辞めてからのシューベルトは朝6時半から昼過ぎまで作曲をして、その後は必ず居酒屋へ出かけていたようです。このパターンが日課になっていました。シューベルトもビール党だったようです。シューベルトの音楽の良き理解者たちと気の置けない話をするのが楽しみでした。

シューベルティアーデと呼ばれる集まりで、彼の仲間たちはシューベルトの新作を聴き、ワインを片手に文学や芸術を語り合ったりしていました。友人たちのグループの中に何時間も留まっていることがシューベルトにとっては最大の喜びであったと親友が語っています。

第7位 シベリウス
シベリウス
生活費まで飲食につぎ込むほどの酒好き

シベリウスと言えば今でこそフィンランドの英雄ですが、彼の私生活はとても品行方正とはいかず家族を悲しませる事も多かったようです。恐らくシベリウスはアルコールが入ると我を忘れる様なタイプだったのでしょう。シャンパンにどれだけの金額を投じたか分からない程です。

彼は浴びるように酒を飲んでいました。それと煙草。これによって彼は喉にガンができ手術をします。しかし、その後も生活費は自分の飲食のために使い果たす日々が続きました。最後の作品を書き終えた後30年も作曲しなかったのは、アルコール中毒の影響かも知れません。

第6位 バッハ
バッハの生涯
あくまでも真面目な酒飲み

バッハはかなりの酒好きでした。彼はワイン党です。その事は給料以外にワインも現物支給品として貰っていた事からも分かります。しかし、どの資料にもバッハが酒の席での失敗した事など載ってはいません。吞兵衛でしたが誰にも迷惑を掛けずに飲んでいたと思われます。

バッハが酒好きだという資料は数々残っていて、バッハが旅行の際に残した領収書にも、かなりの量のワイン代が記されています。酒は飲んでも飲まれるなの諺を実践した作曲家でした。彼の作品同様、自分に対しても厳しい人物だったのですね。バッハらしいです。

第5位 ブラームス
ブラームス
タチの悪い酒好き

ブラームスはウィスキー党です。売れない時代は酒場やダンスホールでピアノ演奏のバイトをしていましたから、そこで酒を覚えたのでしょう。酔うと他人に迷惑を掛ける様な事を平気でしていたようです。友人もなく孤独な人物であったため、酒で憂さを晴らしていたのでしょう。

グラスからテーブルにこぼれたウィスキーを勿体ないと言って舐めたなどの話は日常茶飯事だったようです。今の時代でも酔った人でそんな振る舞いをする方がいますよね。酒好きの人って洋の東西問わず同じなんですね。独身中年の悲哀が感じられて、ブラームスっぽいです。

第4位 ブルックナー
ブルックナー
浴びるようにビールを飲んでいた酒好き

ブルックナーはビール党でした。彼も行きつけのビアホールがあり、ジョッキで注文するのですが、大抵は10杯を超えたそうです。ジョッキの大きさが文献には載っていませんが、ほどほどの大きさでしょうから、かなりの酒好きだった事は間違いありません。

彼が慕っていたR・ワーグナーに招かれた時、彼は不覚にも飲み過ぎてしまい、朝まで寝てしまいました。あろうことか、自作の演奏に対してのアドバイスを聞きに行ったはずなのにその内容まで忘れてしまいます。しょうがないので彼はワーグナーに手紙でその内容を確認したそうです。

第3位 リスト
リスト
飲んでも乱れない酒好き

前文で紹介した「Mozart and Liszt」、「Brahms and Liszt」という英語の表現ですが、どちらもリストが入っているところを見るとかなりの酒好きだった事が予想されます。その酒量が半端ありません。リストは1日1瓶のコニャックまたは2本のワインを飲んでいたようです。

酔っ払いを意味する「Mozart and Liszt」、「Brahms and Liszt」という表現が出来た事も頷けます。しかし、リストが酔って無作法をした事など文献で紹介されていませんので、酒量は多かったけれど楽しく酔っていただけと推測できます。酒飲みはこうありたいものです。

第2位 グルック
グルック
酒で命まで落とした酒好き

グルックはブランデー党でした。飲み過ぎでアルコール中毒にまでなっていたようです。酒の影響かどうか判断はつきかねますが、彼は軽い脳卒中で倒れ、療養生活に入りました。医者からは当分禁酒を命じられました。しかし、彼はどうしても飲みたくなって家の中を探し回ります。

その甲斐あってついにブランデーを見つけたのです。喜び勇んで口にしましたが、飲んだ途端倒れてそのまま帰らぬ人となってしまいました。我慢できない程の中毒になっていたのですね。大好きなブランデーを口にして亡くなったのですから、本人にすれば満足だったのかも・・・。

第1位 ムソルグスキー
ムソルグスキー
幼い頃からの酒飲み

ムソルグスキーはロシア人であるため恐らくウォッカをメインに飲んでいたと思われます。近衛士官学校時代(13~17歳)から飲み始めたと言いますから、相当なものです。一度倒れましたが助かり、医者から禁酒宣言が出されました。本人も療養に専念していました。

彼の肖像画が残っていますが、完全にアブナイ状態と分かる物です。療養中、ムソルグスキーの誕生日に友人がプレゼントとしてブランデーを差し入れました。喜んだ彼はさっそくブランデーを口にします。案の定容態が急変し、残念にも誕生日の朝に彼は亡くなってしまいました。

まとめ
ムソルグスキーとグルックはアルコールのために悲惨な最後を遂げました。創作活動を行う作曲家という職業はかなりのストレスを伴うでしょうから、酒に走る人は多いようです。楽しい酒ならいいですけど命を縮めるまでになってしまうと大変です。何事もほどほどがいいという事ですね。
https://otomamire.com/drunkard-composer/


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ビートルズと薬 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3011883

新時代の寵児オノ・ヨーコ 『某業界情報紙』(一九九一年 十月 発行)より転載。

 当編集局は、ソニーがコロンビア映画を、松下電器がMCAを買収した際にも、このままでは日本が邪悪な親イ●●エ●・マフィアの牛耳るハリウッドの「文化産業」に取り込まれてしまうと警告した。今や、ソフトコアポルノ・ロックのスター歌手、マドンナが日本のテレビで大もてである。彼女のミュージック・ビデオはキリスト教への冒涜であるとひんしゅくを買った代物であり、日本の若者たちの憧れの対象となる資格は持ち合わせていない。マドンナに輪をかけた悪が、日本の尻軽女、オノ・ヨーコだ。

 当年とって五十八才のヨーコは、一流銀行家の娘である。子供の頃から、学習院や三井アカデミーなどブルジョア学校で学び、皇族の一人とも親交を結んだ。

 一九五二年、二度目の渡米生活の時、ニューヨークのサラ・ローレンス大学に入学し、勃興しつつあったアバンギャルドの「ビートニック」の洗礼を受けた。大学時代に麻薬を覚え、何回かの中絶をするなど乱れた男女関係を経た後、一柳俊というニューヨークのジュリアード音楽院の学生と結婚した。二人は麻薬の巣窟、グリニッジ・ビレッジのジャズ界に入り浸りとなった。その結婚生活もヨーコが、自殺未遂で精神病院から退院したばかりのホモの作家といい仲になったことから破局を迎えた。

 一九六二年になって、ヨーコの家族は娘をこのすさんだ生活から救おうとして日本に呼び戻したが、ヨーコはまたもや自殺をはかり、東京の精神病院に収容された。その精神病院からヨーコの脱出の手助けをしたのが、もう一つ輪をかけた悪のトニー・コックスというアメリカの麻薬売人である。コックスは、とある●●ヤ教司祭の息子と手を結んで麻薬の製造と密売を行った男で、ニューヨークにおけるLSD-25の売人第一号である。ヨーコの友人にも手広くLSDを売りさばき、FBIとマフィアの追及から逃れて日本に渡ってきた時、ヨーコと再開し結婚する。

 その時点で法的には、ヨーコは未だに最初の夫の妻だったにもかかわらずである。ニューヨークに舞い戻った二人は、幻覚症状を催す麻薬とアバンギャルド芸術の世界に憂き身をやつすことになる。

 日本を発つ直前に、ヨーコは「グレープフルーツ」と題する詩集を出版した。その中に次のような一節がある。

「愛した男のすべてを殺せ。遺骨は箱に詰め、花を付けて海に流せ」

【英文(これ、英国調ですか?)では:


"Kill all the men you have slept with / Put the bones in a box and sent it out to sea in a box with flowers"】


 トニーとヨーコは赤貧洗うがごとき生活を送り、夫婦喧嘩も絶えなかった。一九六六年にはロンドンに行き、アバンギャルド会議に出席した後、一年ほど滞在し、麻薬とロックとセックスの裏文化の中にどっぷりつかることになった。当時の裏文化のメッカはインディカ・ギャラリーのかいわいであり、このインディカ・ギャラリーと称するカフェ兼アート・センターを始めたのが、ジョン・ダンパーとその妻のロック・スター歌手のマリアン・フェイスフル、およびビートルズのメンバーのポール・マッカートニーであった。

 そこでヨーコはジョン・レノンに紹介される。その数ヶ月後、ロンドンのあたりでレノンと遊び回るうちに、ヨーコはすでに妻子ある身のこの花形ロック・スターをまるめ込んでしまう。レノンはヨーコとつきあう以前からすでにLSD-25の常用者だった。ヨーコと一緒になったレノンはローリング・ストーンズなどのロック・ミュージシャンを巻き込んで手当り次第にいろいろな麻薬を試すようになった。当然のことながら、レノンもヨーコも麻薬中毒患者に転落した。

 その頃になると、ヨーコはオカルトに夢中になり、専属のタロット占い師を雇うまでになった。七〇年代後半には、コロンビアのカルタヘナ島に行き占い師の会社、リナ・ザ・ウィッチ【←おや?】に一週間通った。

 長年における麻薬とオカルトへの異常な関心の結果、一九八〇年のジョン・レノン暗殺事件の当時は、ヨーコは新時代の退廃的な哲学に夢中になっていた。相変わらず手の施しようもない麻薬中毒であった。進んで麻薬・ロック・セックスの裏文化に入り、今やその道にかけては世界的に有数な伝道者とも言える人物になっている。ヨーコこそ、まさに日本の新時代の寵児と言えよう。


★ジョン・レノンが、最初に絵の展示会でオノ・ヨーコの絵を見て「ひらめいた」のだそうで、それは麻薬の幻覚に由来しているのではないか、なんて思っていますけど。

「この絵を描いた女は、オレと同じ幻覚を見ている、」っていうか。

LSD中毒患者の博物館には、自分たちが使ったお気に入りの麻薬や注射器が展示してないって?

博物館の売店には、LSD-25錠剤やらの「ドラックお試し詰め合わせセット」を置いてないって?

博物館までの路上では、得体の知れない外国人がやたらにアクセサリ類を売っていないって?

上の話がウソかどうか、本人に血液や毛髪検査したらたちどころにわかるって?

LSD中毒患者が大勢集まってきそうな埼玉新都心って、きっと麻薬と乱交パーティの楽園になるのかな。

ワクp(^ー^ )qワク

http://asyura.com/sora/bd11/msg/26.html


「60年代には僕にとってひどいことがたくさんあったが,

僕らは-まあいつも麻薬をやってたからだろうが

-ベッドに横になっては一体どうなるんだろうかと考え,偏執狂的にくよくよしたりしたもんだ。

そんなある晩,僕は母親の夢を見た。 彼女は僕が14歳のとき死んだから,彼女の声は長いことぜんぜん聞いていなかった,だからとってもうれしかった。それで僕は力が湧いてきて

『僕が一番みじめなときにメアリー母さんが僕のところへ来てくれた』

って文句が思いうかんだ。僕はジョンやパパが出てくる夢も見るが,不思議なことだ。まるで魔法みたいだ。もちろん,彼らに会っているわけじゃなくて自分自身かそれとも何かほかのものに出会っているんだけれどね…」

(『ブラックバード ポール・マッカートニーの真実』ジェフリー・ジュリアノ著 伊吹 徹訳 音楽の友社刊 p141-142 より)


詳細は

イリーナ・スルツカヤ _ Let it be
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/551.html
17:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/19 (Wed) 02:18:58

ジャズの名曲
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003986

哀愁のヨーロピアン・ジャズ
ヨーロピアン・ジャズ スイングル・シンガーズ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/577.html

チャーリー・パーカー の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1026.html

ジョン・コルトレーン 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/260.html

カウント・ベイシー 名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/261.html

現代最高のジャズピアニスト・・・ フレッド・ハーシュ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14109153

ヘレン・メリル 『You'd be so nice to come home to』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/628.html

エラ・フィッツジェラルド & ルイ アームストロング
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1718.html

ジュリー・ロンドン 『いるかに乗った少年』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/474.html

ジュリー・ロンドン 『酒と薔薇の日々』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1653.html

ヘイリー・ロレン 名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/267.html

ノーラ・ジョーンズ 名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/266.html

ダイアナ・クラール 名唱集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/265.html

日本のミュージシャンたちの多くが「ジャズ」に傾倒していった理由とは?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14050485


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ポピュラー音楽関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009090

音楽は女性ヴォーカル以外は必要ない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/575.html

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099

日本の軍歌は世界で断然 NO.1、日本人には軍人が一番似合っている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003096



クラシック音楽 _ バロックと古典派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009420

クラシック音楽 _ ロマン派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009578

クラシック音楽 _ 世紀末の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009494

クラシック音楽 _ 20世紀の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009496

チャイコフスキーとロシア音楽の名曲
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003591

モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14085052


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良い音とはどういう音の事か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14119056

最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003094

原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083149

この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030753
18:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/28 (Fri) 20:52:32

日曜の午後は優雅にJAZZなど聞きながら・・・最新技術でレトロを再現するオーディオ
2011-10-16
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/e/96c22cabc382ceab72816559e8699657 


■ デジタルオーディオの薦め ■

80年代、90年代に青春時代を過ごした男子ならば、
オーディオセットに大枚を叩いた経験があるでしょう。
かつて日本のオーディオ機器は、世界を席捲しました。

AKAI
AIWA
Aurex(東芝)
DENON
DIATONE(三菱)
KENWOOD
Lo-D(日立)
MARANTZ
Nakamichi
ONKYO
PIONEER
SANSUI
SONY
TEAC
Technics(松下)
YAMAHA
Victor

さらに
OTTO(サンヨー)
OPTONICA(シャープ)


こんな小さな国に、結構規模の大きなオーディオ・ブランドが
ひしめいていたのです。

■ プラザ合意と日本製品 ■

日本のオーディオーメーカーが世界ブランドになったのは
1970年代後半からではないかと思いますが、
これは、日本車が世界市場に受け入れられていく時期と重なるかと思います。

かつて1ドル360円だった為替レートは、
1971年のニクソンショック以来円高になり、
1985年プラザ合意で、240円から一気に120円となりました。
そして、現在は1ドル80円代が当たり前の時代となりました。

1) 360円時代・・・戦後、繊維産業が輸出産業として外貨を稼ぐ
2) 240円時代・・・1970年代前半までは、鉄鋼・造船・化学が輸出産業として成長
3) 120円時代・・・自動車、電機産業が輸出を延ばす
4)  80円時代・・・材料・部品 (円建て輸出も多い)

これはイギリスやアメリカの経済成長の歴史ともリンクしますし、
現在のアジアの経済成長の姿とも被ります。

■ 戦後は米英、その後は日本、そしてアジアへ・・ ■

プラザ合意後で日本のオーディオと自動車は明暗を分けます。
自動車は実用品的価値を持つので、ある意味、
コストバリューが適当であれば、売れます。

アメリカではプラザ合意後の日本車は、決して安い車ではありませんでした。
サニーやカローラーだって、アメリカでは外車です。
それでも故障の少ない日本車は、アメリカで人気がありました。

大柄のアメリカ人が、体を畳む様にして、
ちょっと年代物の日本車に乗っている光景を良く目にしました。


一方、オーディオは嗜好品でありステータスシンボルです。
ライフスタイルの変化と共に、オーディオの需要は変化をします。
かつては大型のオーディオセットを所有する事は男のロマンでしたが、
現在はiPodやiPhonにその座を奪われてしまいました。
或いは、大型TVとホームシアターに変化したとも言えます。

戦後の経済成長で、最初にオーディオを楽しむ余裕が生まれたのは米欧でした。
アメリカにもヨーロッパにも色々なオーディオメーカーが誕生しましたが、
ガレージメーカーが多いので、新旧のメーカーが目まぐるしく入れ替わりながら、
全体のパイとしては、どんどん縮小しています。

日本はさらに衰退が激しく、80年代に全盛を極めた大手メーカーは、
今ではラジカセかホームシアターシステムをメインに生産しています。
(一部高級オーディオも残っていますが、趣味みたいな規模です)

一方、新興国では、ちょっとしたオーディオブームが発生している様です。
シンガポールでちょっとオーディオ店を覗いてみましたが、
BOSEと並んで、アジアの名前は知らないけれども、
デザインも造りも悪く無いシステムが販売されていました。
(もしかすると、欧米でデザインしてアジアで生産かも知れません)

■ 「質より量」が生きている新興国市場 ■

SONYはアフリカやインドなどの市場に力を入れている様で、
それらの国では圧倒的なブランド力を維持しています。

それらの国では未だに「質より量」の文化レベルなので、
スピーカーユニットが沢山付いていて、低音がガンガン出るシステムが売れる様です。
ちょっと大型のミニコンポを想像すると良いかも知れません。

■ オーディオ機器からPCへ ■

一昔前なら、コンピューターのデータを再生するデジタルオーディオは
オーディオファンからは冷たい目で見られていました。
デジタルノイズだらけのPCからは、良い音は得られないと思われていたのです。

ところが、1千万円もする高級オーディオに
iPodを繋いでみた人が現れました(外人)
マークレビンソンというメーカーの数百万円するCDシステムと聞き比べると・・・
何と、iPodの方が音が良いように感じてしまったのです。

このオーディオ記者のレポートがサイトに載ってから、
ジワリ、ジワリと、PCを音源にするデジタルオーディオが浸透し始めました。

■ 高音質を再現できなかったCDプレーヤー ■

CDは1980年代のオーディオ全盛期に、
高音質を売り物に、華々しくデビューします。

それまでレコードしか聞いた事が無かった人々は、
針音のしない「無音の曲間」や、「クッキリした音」にビックリしました。
「これがデジタルの音なんだ・・・」と。

ところが、アナログレコードのマニアは根強く残りました。
彼らは「CDの音は何か変だ」と主張します。
「サンプリングレートが44KHzなので、
20KHz以上の可聴域以上の音が再生出来ないのが原因だろう」
そうオーディオメーカーの開発者も考えました。

ところが、サンプリングレートを高くした高音質CDも
やはり「何かが違った」のです。

アナログレコードの音を追い求めて、
CDの読み取り部分ーとDAコンバータ部分を別々の機材に分けたり、
CD読み取り部を鉄の塊で固めて防振を徹底するなど、
だんだんとアナロぐレコードの様なアプローチが試みられるようになり、
最後には100万を軽々と越える鉄の塊の様なCDプレーヤーまで出現しました。

■ ジッターというデジタル揺らぎ ■

一方で「ジッターと呼ばれるデジタル特有の時間的な揺らぎが音を濁す」と主張する人も居ました。

CDプレーヤーのピックアップ(光学読み取り部)は、
振動などの外乱に抗してサーボ(調整)を掛けながら、
微細な音楽信号(ピット)を読み取るっていきます。
この時、サーボによる電圧変動がCDのクロック信号を乱す為に、
クロックのタイミングに微細な時間変動が生じる事が確認されています。
クロックのタイミングの揺らぎは、ジッターと呼ばれ、
音質に影響を与えると考えられています。

現在でも、測定すらも難しい微細なデジタルの時間変動が、
どうして音質に影響するのかは、正確には解明されていません。

■ ローテクでジッターを減らしていたフィリップス ■

CDの開発者はフィリップスとソニーです。

直系12cmのCDを東京ドームのグラウンドの大きさにすると、
CDのピックアップがデジタル信号の溝(ピット)をトレースするスピードは、
マッハ4の速度で砂粒を数え上げる事に等しいと言われています。

ちょっとの揺れでも、ピックアップは砂粒の列を見失ってしまいます。
その為にCDプレーヤーは絶えず溝の真ん中にピックアップが来る様に、
ピックアップを制御し続けています。

SONYなど日本のメーカーは技術力が高かったので、
ピットの真ん中と左右をトレースする3本のレーザービームの反射光の出力差を
サーボ回路に瞬時にフィードバックしてモターを駆動し、
ピックアップが絶えずピットの中心をトレースするという技術を生み出しました。

一方、フィリップスは3ビームの技術が開発出来なかったので、
何とレコードプレーヤーのアームの様なスイングする機構の先端に、
ちょっと「おもり」を付けたピックアップを搭載しました。
何と、外的振動を重さで吸収してしまおうというローテク作戦だったのです。

さらに初期のフィリップスのDAコンバーターは、
CDの16Bitのうち14Bitしか処理で出来ませんでした。

ところが明らかに技術的に劣るフィリップスのCDプレーヤーは音が良かったのです。
日本のメーカーがデンドン、シャリシャリと今思えば拷問の様な音を出していたのに対して、
フィリップスのCDプレーヤーの音は「まろやか」で「弾力に富み」
それでいて「絹の様な肌合い」の音を出していました。

永年アナログレコードに慣れ親しんだ、耳の肥えたファン達は、
フィリップスのメカニズムが搭載されたCDを買いました。

日本のメーカーはスペック重視ですから、
エラーの発生率をピックアップの優劣と考えていました。
ですから強力にサーボを効かせてトレース精度を高めていましたが、
その結果、サーボによる電圧変化が電源からクロック信号に周り込んで、
悲惨な音を作り出していたのです。

一方フリップスはレコードメーカーでもあったので、
徹底した視聴でCDプレーヤーを作り上げたのでしょう。
その結果、トレース制度が落ちてもサーボが弱い方が音が良い事に気付いたのでしょう。
そこで彼らは「重り」という慣性重量をサーボの変わりに用いたのでしょう。

■ iPodは音が良かった ■

CDの音を汚すのは「ジッター」の存在では無いかと気付いた海外の技術者達は、
実にスマートな方法でジッタを解決していきました。

元々、レコーディングスタジオでは、デジタル機器間のクロックの同期を取る為に
精度の高い外部クロックを使用していました。
正確なクロックが機器の誤動作を防ぎ、音質向上に繋がる事は常識でした。

これらの事実を知る技術者達が、クロックとバッファーメモリーを搭載した
小さなDAコンバーターを開発し始めました。

CDからのデジタル信号を、一旦バッファーメモリーに貯め、
メモリーの読みだ出しと、DACのチップを同じクロックで動作させたのです。

2000年頃、日本の若いオーディオファンは住宅事情もあって、
高級ヘッドホンで音楽を楽しんでいました。
DAコンバーターとヘッドホンアンプを合体させたヘッドホンアンプは、
「音が良い」と評判になり、若者達に浸透して行きます。


■ 光ケーブルこそが音質を損なっていた ■

ところが、私はどうもこれらの製品の音も馴染めませんでした。
なんだか、音がクッキリし過ぎてウソクサイ・・・。

これらの機器の音楽信号はPCから取り出す場合が多かったので、
多くの機器では同軸ケーブルか、光ケーブルでDACとPCを繋いでいました。

光ゲーブルは、PCとオーディオ機器との間のアースを切り離せるので、
PCのデジタルノイズがアース経由でオーディオに混入する事を防げる為、
オーディオ的には最適と考えられていました。
・・・しかし、「光ケーブルは音が悪い」と言うオーディオマニアは沢山いました。

これは光ケーブルの内部の乱反射によって、クロックのタイミングがズレル事が原因とも、
「電気 - 光」、「光 - 電気」という複雑な変換が原因とも言われています。
「電気 - 光」、「光 - 電気」でデータにエーラーが生じては、光通信は成り立ちませんので、
私は原因は前者のクロックの揺らぎにあると思っています。
光ファイバーの内部反射で、デジタル信号のエッジが鈍るので
ちょっとした電圧の変動でも、時間的揺らぎは大きくなってしまうのでしょう。
要は、光ケーブル接続は「ジッター」が大量に発生するのです。

■ さらにUSBケーブルでも音質は劣化していた ■

最近のデジタルオーディオ機器にはUSBケーブルを用いる物が多いのですが、
実は最近になってUSBケーブルは70cmを超える長さになるとエラーが増える事が分かって来ました。
ハードディスクやプリンターの接続に便利なUSBケーブルですが、
コンピューターの接続では、エラーチェックを常時しながら、
信号がやり取りされますので、
ケーブルの長さによるエラーの増大は、通信時間の差となって表れますが、
データーに損傷は起こりません。

ところが、オーディオフォーマットのUSBケーブル転送では、
PCはデータを送りっぱなしという方式を取られています。
USBケーブルは70cm程度まではエラーが少ないそうですが、
それを過ぎると、エラーの発生率が増大します。

CDの書き込みデータは、非常にエラーに強い変換方法が採用されていますが、
PCから出力される音楽データは時系列のデータですから、
エラーには弱くなっています。
当然、補完によるエラー訂正が頻発する事が予想されます。

■ ジッター解決の最適解であった、iPod ■

ここで先に紹介した「iPodは数百万のCDプレーヤーよりも音が良かった」に戻ります。

iPodはPCからデータ通信で、内臓HDか内蔵メモリーにデータを転送します。
この転送は当然コンピューター間のデータ転送ですからエラー訂正され、
iPodには正確なデジタルデータが転送されます。

次にiPodは携帯プレーヤーですからHDのデータは随時メモリーに記憶され、
そこから再生する事で、振動などによるHDの読み込みエラーを防止します。

バッファーメモリーの吸い上げられたデータは、DAコンバーターに送られますが、
メモリー駆動用のクロックと、DAコンバーター動作用のクロックは同一です。
さらに、iPodは小さいので、クロックとメモリーやDAC間の配線は最短の長さです。
ですから、外的要因による時間揺らぎは、ほぼ発生しません。

この様な理由から、何とiPodは理想的なCDPの要件を満たしていたので音が良かったのです。

■ 昔のAppleには音の分かるエンジニアが居た ■

しかしiPodの素晴らしいのはそれだけではありません。

ヘッドホン出力用のアナログ回路の音が良いのです。

国産のMP3プレーヤーはドンドン・シャリシャリという音がしていましたが、
iPodの音は「ふくよか」で「弾力に富」、「なめらか」な音でした。
専用イヤホンも、帯域を欲張らずに、中域を厚く再生します。

これは生演奏の音を良く知っている技術者が開発に携わっていたからだと言われています。

■ iTunesこそが最高のプレーヤーだった ■

iPodは音が良くないと言われる方の多くは、
iTunesにCDなどの音源を録音する際に、データを圧縮して取り込んでいます。
その方が、iPodに大量の音楽が入るからです。

ところが、iPodに取り込む時、非圧縮のWAVデータやACCデータで取り込むと、
iPodから聞こえる音は激変します。
特にクラシックなどでは情報量が圧倒的に増えて、弦が滑らかに再生されます。
(ロックやポップスでは圧縮音源の方が、低音の輪郭がはっきりしてノリが良いです)

しかし非圧縮データはデータサイズが大きいので、
iPodに大量のデータを格納する事が出来ません。

そこで、PCのiTunesから、直接音楽信号を取り出そうとする試みが為されました。
PCのサウンドボードかUSB音楽プレーヤーを使用するのが一般的です。

Appleから「Airmac exples」という小型の無線LANのターミナルが発売されています。
何と、このAirmacにはDAコンバーターが内臓されるのです。
PCから無線LANで音楽信号を飛ばし、Airmacで受信した部屋で好きなように音楽が聴ける
そんな目的で造られた商品ですが、これが思いの他、便利だったのです。

AirmacにはUSB入力とLANケーブルの入力もあります。
さらに、ヘッドホンジャック(ミニピンジャック)と光デジタル出力まで付いています。

始めにAirmacに注目した人達は、無線LANと光出力で、
PCとオーディオの間のアース回路を完全に分離出来る事に着目しました。
PCからのデジタルノイズを、オーディオ機器と分離する手段としたのです。
彼らはAirmacの光出力を、高額なDACのデジタル入力として活用しました。

ところが、Airmacのミニピンジャックの出力を、直接オーディオに繋いで見ると、
iPodよりも、厚い音がして、アナログファンを唸らせてしまった。

さらに、無線LNAでは無く、LANケーブルでPCと繋いで、
接続の設定をちょっと細工してあげると、
データ転送エラーは発生しない事が分かってきました。

(Airmacの表示LEDを緑色点灯さる事がミソ。

 1) AirmacとPCをLANケーブルd接続する
 2) Airmacの管理ソフトを立ち上げる
 3) 無線LNAをオフにする
 4) AirmacのIPアドレスを手動で入力する
    IPアドレスは、管理ソフト立ち上げ時に表示しあれたアドレス。
 5) IPアドレスの自動取得をオフにする。 
 この手順で、Airmacの「緑色点灯」が確立出来ます。)


■ Airmac Expres は高音質なのでは無く、低音質だから良い ■

ここまで読むと、Airmac Expres は高音質だと思われるでしょう。

実は逆です。
Airmac Expresは実は音質が悪いのです。
先ず、上限のレンジが狭い。
さらに、左右のチャンネルのクロストーク(音の混入)が多いのです。

「なんだ、全然ダメダメじゃん」とお思いでしょう・・・。

いえいえ、これこそがアナログの音なのです。
アナログレコードは1本の溝に左右の信号を刻んでいます。
当然、左右のチャンルは音が混ざり合います。(これをクロストークと呼びます)

さらに、レコード針が樹脂のレコードに溝を引っかきながら音を再生するので、
歪みを低減する事は、根本的に困難です。
ところが、レコードの音は、人の耳には自然に聞こえます。
これは「生音」と同じ肌合いの音・・・そう言い変える事も出来ます。
ですから生のコンサートに足を運ぶ人程、レコードファンが多いのです。
(1/f揺らぎが自然な歪みだとか、
 偶数次の歪みは、人間を心地よくさせるという説があります)

私も経験的に、イギリスの小型アンプなど、クロストークの多いアンプは、
充実した音がする事を知っています。
さらに、左右のスピーカーを重ねて設置すると、
ステレオの音場こそ消失しますが、
生の演奏会に近い音の勢いが得られる事も経験していました。

ですから、Airmac Expresの音の良さは、
アナログ的な歪みの多さと、クロストークによるものでは無いかと思っています。

さらにはジッターという、人間の聴覚ではどうしても不自然に感じる
ノイズ元が無い事も大きいでしょう。

■ 崩壊する録音環境 ■

オーディオマニアはイコライザーの使用を嫌います。

「レコードやCDには生の音源が入っているのだから、手を加えるのは言語同断」という
原音至上主義の方達が多くいらっしゃいます。
最高の録音であれば、良い音源は優れた再生音を生み出してくれます。

ところが実際には「録音」は千差万別です。
クラシックでも酷い録音は存在しますが、それでもバランスは取れています。

これが、80年代以降のロックやポップスやJ-POPSでは悲惨な録音状態です。
CDの登場によってオーディオ機器は小型化し、ラジカセ全盛の時代になりました。

CDを購入する多くの人々が、ラジカセで音楽を聴くので、
当然、録音スタジオではラジカセで格好良く聞こえる様な録音をする様になります。

ミキシングスタジオから大型スピーカーが消え、
YAMAHAの10Mという、白いウーファーの小型スピーカーが大増殖して行きました。
ラジカセは大型スピーカーの様には低音が出ませんので、
ミキシング時に低音を思い切り持ち上げて録音される様になりました。
さらには、小型スピーカーではあまり聞こえない重低音は、
管理されていないような録音も現れ始めました。

80年代前半のアナログレコードに時代までは、
それでも多くの人が大型のオーディオスピーカーを使用していたので、
録音はそれを考慮して、まともなバランスを保っています。

しかし、90年代以降はPOPSやROCKはそれこそ「悲惨」な状況です。

■ 曲毎、アルバム毎にイコライザーカーブをプリセットできるiTunse ■

イコライザーを使用すれば、部屋の音響特性と録音バランスを補正できるのですが、
録音バランスの違うCDにあわせてその都度イコライザーを操作するのは面倒です。

しかし、iTunseには、曲毎にイコライザーを設定する機能が付いています。
iTunesにプリセットされているイコライザーは、派手な演出でクソですが、
iTunseはバンド数が少ないながらも、自分で複数のイコライザーカーブを作って登録できます。

もう、これを使ってしまったら、病み付きになります。
古いジャズも、最新のロックも、最適なバランスに調整する事が出来ます。

■ ルームアコースティックを機材で調整する愚 ■

私は先日、コンクリートにクロス直貼りのマンションから、
ボード貼りのマンションに引越しました。

コンクリートにクロス直貼りの部屋では、低音がだぶ付いて始末に負えませんでした。
iTunseのイコライザーが無ければ、大型スピーカーは絶対に使えません。
ところが、ボード貼りの部屋では、ボードが丁度良いアンバイに低音を吸収してくれます。

これが、木造の和室では、今度は低音が不足するかも知れません。

このようなルーム・アコースティックの違いを機材で調整する事は至難の業ですが、
イコライザーでは比較的容易に調整できます。

■ 大型スピーカーの衰退 ■

AMラジオの様なフルレンジの小型スピーカーは
高音も低音も出ませんが、ストレスの無い聞きやすい音がします。

今な無き長岡鉄夫というオーディオ評論家は、
小さなフルレンジユニットを使って、高効率の自作スピーカーを発表し続け、
一部のオーディオマニアから神的な扱いを受けていました。

長岡鉄夫のファンはらはオーディオマニアと言うよりは、音楽マニアが多く、
高効率のスピーカーからは、生きた音楽が聞こえる来る事を知っていました。

一方、所謂オーディオマニアはJBLのマルチユニットのモニタースピーカーなどに嵌りますが、
これは上手く鳴らす事が非常に難しいシステムで、まともに鳴らした人は少ないでしょう。

大型のマルチユニットではユニット間の繋がりで、周波数特性が乱れ、
さらには日本人はタンスの様な巨大スピーカーを6畳間に押し込んだりしていましたから、
ユニット間の音が混じる事も無く、音場再生などという概念もハナから無視していました。

一時期、録音のワイドレンジ化に伴って導入されたJBLのマルチモニターは、
その後、UREIの同軸2ウェイユニットにその座を奪われます。
ホーン先端の青色のスポンジも鮮やかなUREIのモニターは、
同軸2ウェイ故に、音の繋がりも良く、大型ながら音場再現にも優れていました。

JBLはその後、2ウェイのモニターシステムに移行すると同時に、
UREIを買収して、UREIモニターを市場から消し去りました。(アメリカ人の発想ですね)

ところが、時代はラジカセの時代になり、
大型モニターは少なくなり(当然、楽器個々の録音確認には使用されますが)、
YAMAHAの10Mが大増殖し行きます。

■ 小型スピーカーブーム ■

1985年頃だと思いますが、イギリスのセレッションというメーカーが
SL600という小型密閉方スピーカーを発売します。
(マーシャルのギーターアンプのスピーカはセレッション製です)

SL6という、中級スピーカーのユニットはそのままに、
箱の共振を抑える為に、航空機に用いられていたアルミのハニカム材を
エンクロージャーに用い、レーザー解析で振動を最適化するという
現代的スピーカー設計の原型とも言える製品でした。

SL600は鳴らし難いスピーカーとして名を馳せました。
非力なアンプでは全く鳴らないのです。
ところが、マークレビンソンなどアメリカの純A級のパワーのあるアンプで鳴らすと豹変しました。

スピーカーの存在が消え、そこであたかも演奏していうかの様な空間が生まれたのです。

■ 地獄の一丁目、小型低能率ワイドレンジ・スピーカー ■

SL600の登場までは、スピーカーの効率は90dB以上はありました。
ところがSL600以降は、80dB程度の効率しか無いスピーカーが続々と登場します。

低音が出難い小型のスピーカーなので、
低音の効率に、システムの効率を揃える事で、帯域のバランスを確保したのです。

さらに小型スピーカーで低音を得る為に、ウーファーのユニットは重くなり、
さらに強力な磁気回路の中に設置されました。

これでは、非力なアンプでは、ウーファーから逆流する電流に押されて
まともな再生が出来ません。

さらに、ハイパワーでウーァーを叩き出さなければ、音に勢いが生まれません。

NFBを最小に抑えながらも、出力インピーダンスを小さくして駆動力を稼ぐ為に、
現代の高級アンプは、出力段のトランシスターを多数並列にして、
スピーカーの駆動力を確保しながら、低インピーダンスに対応しました。

小型低能率スピーカーの登場は、アンプの巨大化と高価格化をもたらしましたが、
住宅事情から、大音量の出せない日本のオーディオマニアの多くは、
結局、スピーカーとアンプの実力を出す事なく、買い替えを繰り返していきました。

(この時代のパワーアンプの最高傑作が、初期型KRELLのKSA50やKSA100でしょう。
 2Ωまでを楽々と駆動しながら、繊細で力強く、さらにマッタリとクリーミーな味わい。
 しかしながら、陽炎が立つ程の発熱と、月の電気代が3000円アップに耐えなければなりません。
 エコを目指し、クラーの無い我が家では、半年で売りに出されました。

 でも、人生で最後に聞きたい音を挙げろと言われたら、
 私は間違い無く「初期型のKSA50の音を聞きたい」と答えます。
 スピーカーは・・・SL600・・・いや、APOGEEのフルリボンか・・・)

■ 小型スピーカーが悪いわけでは無い ■

小型スピーカーの先鞭を付けたセレッションですが、
SL3という非常に鳴らしやすい小型スピーカーを発売していました。
今でも実家で使っていますが、FMラジオを聞き流すには最適なスピーカーです。

SL3の上位機種の、SL600の原型であるSL6も素晴らしいスピーカーでした。
小型密閉型のスピーカーですが、低音も結構出たので、
これをどう料理するかが、鳴らす人の腕の見せ所でもありあました。
LINNの黒箱に繋いで鳴らすと、弦楽器は張りがあって、艶やか、躍動感一杯に鳴ります。
又、この組み合わせの、ビートルズは絶品でした。
アメリカのスピーカーでは鳴らし難いビートルズですが、
イギリスのスピーカーとアンプの組み合わせでは、生き生きと鳴ります。

最近ではKEFFのiQ3などは、とても良く出来たスピーカーです。
DALLIのロイヤル・メヌエットも、音楽がとても楽しく聞こえるスピーカーです。

これらの小型スピーカーを使っている内は、オーディオマニアも幸せで居られます。
高音がどうの、低音がどうのと、細かい事も気になりません。

■ 38cm小型2ウェイという選択肢 ■

ご存知の方も多いと思いますが、名古屋のProcableという通販ショップが、
iPodやiTuneのオーディオ活用に一役買いました。

ホームページが強烈なので、アンチ・プロケーブルを量産しましたが、
そこに書かれている事は、技術的には間違いも多いのですが、
結構、従来の常識を外れると、楽しいオーディオライフが返って来る事を証明しています。

先ず、高効率スピーカーを使う事。
問題はほとんどコレで解決します。
生き生きとした音楽が聞こえてきます。

38cmのPAスピーカーを推奨しているので、
私もエレクトロボイスの「Foce i」という比較的小さなPAスピーカーと、
クラウンの25Wの小型アンプD45を購入してみました。

これが意外と素性が良いのですが、
38cmと言えども箱が小さいので低音が出ない。
小型スピーカーよりも低音は少ないのでは無いでしょうか?

ただ、103dBという高効率スピーカーなので、
25Wのアンプで軽快に鳴ります。
とにかく、ドラムなどの音の立下りは早い。
ロックのドラムが、パッシっと決まるのは快感です。

低音を出す秘訣は・・・
私はスピーカーケーブルをステージ用の端子を用いずに
スピーカーのネットワークに直接半田付けしたら、低音のバランスが取れました。

ネットワークとユニットの間も、スピーカーケーブルと同じケーブルで半田付け。
多分、半田の適度な抵抗が、スピーカーに丁度良い負荷になったのではと考えています。
(某サイトでは、電線(Fケーブル)を何百メートルも使ってバランスを取る人も居ましたが、
 単に、それって抵抗じゃなイカ?)
昔からJBLなどの大型SPに抵抗を繋ぐと鳴らしやすいというウワサは聞きます。

因みにスピーカーケーブルはウェスタンエレクトリック社の14Gという錫メッキ線です。
高域が適度にシャラシャラして、ホーンのキツサを抑えてくれます。
クラシックまで聞こうとするならば、錫メッキ線は便利です。

ALLEN&HEATHというイギリスのDJミキサーをプリアンプ変わりに使うと、
帯域を程よく真ん中に集めてくれて、さらにALLENマジックとも言える
独特の艶と響きが加わって、ちょっと手放せなくなります。

使いこなしのミソは、とにかくミキサーで音を絞らずに、
パワーアンプのボリュームで絞る事。
ミキサーのLEDインジケーターはオレンジがチョコチョコ点滅するくらいが、
音が生き生きします。

結局、一般のオーディオでは、パワーアンプに入力する前で
音楽信号を絞ってしまうので、SN比も落ちてしまいますし、
微小信号を扱うプリアンプが、理想的な動作範囲で再生出来ていない事が良く分かります。

■ iTunseはVer7.6 , Windows Xp はSp2 がベスト ■

さて、なんでオーディオの話を長々と書いたかと言うと、
一昨日、出来心で、iTunseのバーションを10.3に上げてしまったのです。

色々なバージョンを試した結果、Ver7.6以降は、中域が薄く、
CDプレーヤーの様なすっきりした音になるのは分かっていましたが、
Appleがあまりに執拗にバージョンアップを薦め、
とうとうiTunseストアーにも入れななくなり、
iTunseの操作画面の下半分もバージョンアップの広告に占拠されるという
Appleのイヤガラセに、とうとう根負けしてのバージョンアップでした。

ところが、何と今度はXPのサービスパック2ではiTunesの10.3は外部スピーカーに音だし出来ない。
XPのサービスパック3は、やはりスカスカの音になるので、
オーディオ用のPCは、苦労してSP3をSP2に戻していました。

結局、HDを一台買い足して、オーディオ用にXPのSP2環境とiTunseのver7.6を再構築する事に。
これが、バックアップファイルを流すだけでは上手く行かず、
結局一晩かけて、ようやく先程、アナログの様なふくよかな音が戻って来ました。

その感動が、ここまで長文を書かせる原動力でしたが・・・そろそろ指が痛いです。
では、秋の夜長を、ビルエバンスの枯葉でも聞きながら・・・。
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/e/96c22cabc382ceab72816559e8699657


▲△▽▼


最強のオーディオ・・・iTunes - 人力でGO
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/e/657a0f7651ee2e2394da13d4503c7da6

iPodを侮るなかれ - 人力でGO
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/e/e653857ba3e320f7c422ba985590987c

i-Podオーディオの決定版 - 人力でGO
https://blog.goo.ne.jp/ponpoko2022/e/65b44dd331df2c917a4e327416a4d3d2


プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014
19:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 00:30:26

プロケーブル社長が激賞している超高能率プロ用スピーカー

- 最強のスピーカー -
現代における最強の38センチ、ツーウェイ、EV (エレクトロボイス) TOUR-X(TX1152)
2個セット(ステレオ)234,800円
https://procable.jp/etc/ev_tour_x.html


これぞ最強! 能率100dB!!
プロ用38cmウーファーとコンプレッションドライバーの伝統的な2wayスピーカー!


★特別ビッグニュース!(2020/01/08)

今回、とんでもないコメントをいただきました。ZLX15と、TOUR Xとでは、雲泥の差があるというコメントです。
それは事実です。値段の差=音の差です。が、TOUR Xというのは、セッティング次第で、アルテックの銀箱やA7、A5ともみまごうほどの音を出す能力があります。同じプロ用の音の標準のスピーカーですので、当然と言えば、当然の事なのです。

注:)大阪店の試聴室のTOUR Xの音を聞かれたかたは、嫌というほど、それを理解されていると思います。
ということは「目から鱗!」なのですから、東京や九州などの遠方からでも、大阪店の試聴室には、行くだけの価値があるという事です!!

ただ、一つ記憶しておいていただきたいのは、下から上は、衝撃を受けます。とんでもない音だ!と、驚きます。
しかし、その逆の、上から下は、それほど驚きません。TOUR Xの音を一年も聞いてから、ZLX15に戻した場合には、これもありなのかな?という程度の感覚になってしまいます。その意味では、最初にZLX15でもいいのです。

JBL社の、JRX215にも、同様の事が言えると思います。JRX215から、TOUR Xへの急上昇は、衝撃的なほどに、違いを感じると思います。それほど、根本的な性能が違い過ぎます。が、逆はそれほど感じないというのも、真です。

この凄いほどのコメントをくださったかたは、もちろん今まで、ZLX15を使っていたかたです。このコメントをいただいたおかげで、当店も、今まで知られざる、スピーカーの奥義を、公開することができました。

22番さんのコメント(このページの下のほうにあります)が、それです!



★ビッグニュース その1
Yoshii9というスピーカー、及び、そのまがいものの音響理論めいた記述が皆さんを惑わしていたことは、以前から分かっていました。

たかだか10センチにも満たないフルレンジスピーカーと、38センチウーファー+ホーンドライバーの、コンサートなどでも使われる本格的な製品を比較する事自体がナンセンスな事ですが、この Yoshii9 というスピーカーの、催眠術的な側面は、多くの皆さんを惑わしてきたと思います。それは、確かに音響のある種のものを使っています。が、そんなことは、とうの昔に証明済みの事ばかりなのです。

それを斬新な事のように宣伝するのは、全くの違法でしょう。これには厳重に注意されて下さい。今回、11番さんのコメントで、その正体が暴露されました。詳しくは、11番さんのコメントをご参考下さい。



★ビッグニュース その2
ONKYO D-312E はゴミだったのか!? 12番さんのコメントがそれを明らかにする!


★ビッグニュース その3
PA用スピーカーがオーディオ用として劣るだの、高域が鳴らないだのというネット上の書き込みが、真っ赤なデタラメだった事が暴露されました! 詳しくは、14番さんのコメントをご覧下さい。



■さらなる最強の音を得るために・・・
こちらのEV(エレクトロボイス)のTOUR X(TX1152)の場合に音響スタンドで「結界」を張る時の足の位置と高さは、大阪店に置いてある位置から割り出した図を下のほうに掲載しておきますので、音響までこだわられるかたは、ぜひともご参考ください。約90センチ×90センチの板の上での設置の場合の図になります。

さらなる注意点としましては、オリジナルはホーンドライバーが縦向きになっております。これは一般的なオーディオに使う場合には、横向きのほうが良好な結果になりますので、横向きに変更してください。この写真も掲載しておきます。なお、この変更だけは保証の対象になると、エレクトロボイスさんから聞いております。

家庭で使える現代最強の38センチウーファースピーカーと思われる、EV(エレクトロボイス)の新製品、TOUR X(TX1152)です。


■EV(エレクトロボイス)TOUR X(TX1152)の仕様
形式:2ウェイ フルレンジシステム
保護回路:高域
周波数特性:55-20kHz(-3dB)
出力音圧レベル:100dB (1m/1W)
最大音圧レベル:133dB
許容入力:500W(連続) 2000W(ピーク)
指向性:水平 60°×垂直 40°※ホーンローテション可能
低域:15インチ(38cm)ウーファー SMX2151
高域:1.25インチ(32mm)ダイヤフラムドライバー DH3
クロスオーバー周波数:1.65kHz
インピーダンス:8Ω
入力コネクタ:Neutrik Speakon NL4×2パラレル
キャビネット/仕上げ:人工合板/EVCoat(TM)
吊りポイント:両側面各2箇所、背面2箇所
適合スタンド:TSP-1、TSS-1
寸法:高さ 77.6cm × 横幅 44.6cm × 奥行き 44.6cm
本体重量:27.8kg(1個)


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これより先は、「お客様の声」とします。
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1番さんのコメント: TOUR X(TX1152)は素晴らしい音であった!

procableさま
現在の報告です。

お世話になっております。引っ越してから二カ月弱となりました。
ようやく落ち着いてまいりました。
リビングに装置を設置してからは一月少々です。

現在は1500wダウンアイソレーショントランス、アレン、D45、重鉄タップ、TOURx(TX1152) 
結界スタンド
ソルボセイン、銅単線0.9mm37メートル、macはまだ封印しており、普通のcdプレー
ヤー、です。
素晴らしい音です。

音は硬めですが質がいいためか聴ける音です。今はアレンのイコライザーを強めに使って
バランスを取っております。
アレンの各ボリュームは全開状態でD45で調節しています。
しかしながらさら高みを目指してクロスオーヴァー導入予定です。楽しみです。どうぞよ
ろしくお願いします。
アレンにシアターケーブルにした時には、フェーダー、ヴォリューム全開での硬さがとれ
まして驚きました。
TOURx(TX1152)の下には21ミリのべニアを敷いておりましたが、「コンクリートが最高」のアッ
プがされる前日に黒御影石900x900を
敷いてしまいました。70キロありますのでこれを生かしたいと思いますが、この上にコ
ンクリートを乗せるのがよりのか、薄いものでもよいのか・・・・
と考えあぐねております。ご教示ください。大阪の店を拝見したいなあと思っています。

プロケーブル注:)このかたには、床の耐荷重が耐えれるのであれば、御影石の上にコン
クリートを敷けばよろしいでしょうと返答しています。床が耐えられないのであれば、
御影石を取り除いてコンクリートに変更するのがベストですと返答しております。なお、
コンクリートの場合には、結局下にタオル等も引かなくともいけるであろうとも、TOUR X
(TX1152)の場合はいけるであろうと、返答しております。



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2番さんのコメント: EV TOUR X(TX1152)をクロスオーバー化した音は最高であった!

「クロスオーバー化の説明書」を参考にやってみました。
配線がきちんと繋がっているかチェックするためケーブル線だけ仮
つなぎして音だしすると!なんとその時点での音でForce-iと
は全くレベルの違う音がするではありませんか!
更に両方の作業を終え、音響スタンドで結界を張り、出てきた音は
全くレベルの違う素晴らしい音です。
当初はForce-iで凌げないかと考えていましたが・、TourX(TX1152)
の換えて大正解です!この音はクロスオーバーをいくら弄っても出
てくる気配すらありませんでした。
なんと言うか、高域と低域のつながりが自然で違和感が全くなくまた
Force-iとはそれぞれのユニットもエントリーモデルではなく、かな
りレベルの高いものであり情報量も大変のものになってますね。
しかしForce-iがおとっている訳ではなく、この価格と重量で
考えれば十分納得のいくお買い得なものである事は間違いありません。
良い商品をご紹介いただきありがとうございました。

追記:「説明書」ありがとうございます、おかげさまでスムーズに
クロスオーバー化できました。Force-iはウーファー側を外し
てそこから作業しましたがTourxは逆にドライバー側を外す事
を前提に作られていますね!(よく考えるとドライバーの縦、横の
変更の可能性を考えればばるほど合理的です)でも予めこれは知 っ
ておかないとウーファーを外そうとするところでした。
このクラスのユニットになるとウーファー端子も直接繋げるコスト
の掛かったものになっているしまた作りも頑丈になっていてキチン
と仕事しているなぁ!と感心します。外見ばかりにコストをかけて
いる?(ふりだけ?)のハイエンドオーディオは見習ってほしいも
のです)

プロケーブル注:)TOUR X(TX1152)は特にクロスオーバー化する
のに向いている事から、クロスオーバー化の手順を購入されたかたに
メールではありますが、お送りしております。

なお、誤解を招くといけない事は、ケーブル長だけで調整するのであ
れば、FORCE i も、ほぼではありますが(若干はサイズに余裕のあ
るTOUR X(TX1152)のほうが良い可能性もありますが)、同レベル
と考えたほうが良いだろうと思います。


——————————————————–

3番さんのコメント: オーディオゾンビだった(過去形)かたから驚異のコメントが入りました!!

Subject: プロケーブル様 、はじめまして。

 突然のメール失礼致します。
私、山形県在住の ○○と申します。HPいつも楽しく拝見させて頂いております。

私はオーディオ地獄に片足を突っ込んだような状態でおり、自分としてはかなり投資したシステムに全く満足出来ずに、
半ば諦めながらこれ以はお金をかけられない、でもいつかは○○○を購入して良い音を出そう、と考えておりました。

というのも、「○○○」さんというオーディオ屋さんに勧められて購入したエレクトロヴォイスの「○○○○○○○○○○-○○○(おそらく民生用)」という
7インチ程のウーファーとツィーターのツーウェイバスレフ型SPが、モコモコして、息が詰まりそうな音しか鳴らず、我慢しながら使用し続け、
暫くして「○○○○○○○○○○○」さんに勧められた○○の教授が手作りしている「○○○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○ ○○○○○○○」というトールボーイ型で
5〜6インチ位のウーファーに金属製のツィーターが八つ縦に付いているというSP(今考えれば物凄く怪しいですね。しかも高い!)を購入しました。

EVとは違う傾向の音(プロケーブル様からはただの癖のある音 、ボロい音と言われそうですが)で、
お店では良い音に聴こえたものですから、自分の家、システムでは多少不満が残ったものの、自分にはこれでいいのだと言い聞かせながら
何年かそのシステムを使用しておりました(CDPは○○○○○・アンプは○○○○)。

現在EVは、売るのももったいないと思い、新たにセンター、サブウーファー 、SR用に民生用○○○のSP、
また○○○○○のAVアンプを購入しホームシアター用として、これもまた不満を持ちながら使用しおります。

ところが、友人の家で○○○、○○○○○805の音を聴かせてもらう機会があり、聴き慣れたCDを鳴らしてもらうと、
それは私のシステムよりも断然、圧倒的によい音を鳴らしたのです!しかもその友人のシステムは、○○教授のSPよりも安い○○○、
アンプは○○○○、CDPは○○○○○で共に私が使用している機種よりも、 グレードがツーランクも下位の機種でした!

さすがにガッックリしました。良いと勧められ、その時は良いと思い購入したSPが全くダメな、ボロいSPだったのだと(私のアンプ・CDPは
友人のものよりツーランク上位の機種でしたのでその時はSPだけが大問題なのだと思い込んでいました)。

それからは、やはり有名な品物を買わなければダメなんだという気持ちと、SPを何とかしたいという思い、
特に○○○に対する憧れが強くなり、いつかは、と思いながら生活をしていました。

それから職も変わり、結婚もした為、自由にお金が使えなくなったこともあり、購入する予定もなかったのですが、
何か良いスピーカーはないものかとネットを見ておりましたら、御社のHPに辿り着きました。

最初は、「鬼門」の二文字から怪しげな宗教のページかと半信半疑で読んでおりましたが、すぐさまその内容に引き込まれ、
驚嘆し、自分が業界に躍らせれている全く無知なオーディオゾンビなのだと気付かされました。

「鬼門」とはオーディオ業界の裏側(真実)、洗脳、デタラメに対する比喩だったのですね。
今では時間があれば、御社のHPを拝見しては日々勉強させて頂いております。

現在は、○○教授のSPと○○○○のアンプは実家に置いてあり、全く使っていないので、そのアンプと○○○○○のラインケーブル、○○○○○のSPケーブル、
ついでに現システム(ホームシアター)として使用中の○○○のラインケーブル、○○○○社のSPケーブルを思い切って売りに出しました。
ケーブル、電源類には 、御社の商品よりは多少高価ですが、まださほど、投資していなかったことが不幸中の幸いと思えます。

○○教授のSPは放置したままですが、現システムの○○○○○のAVアンプと民生用EV、同じく民生用〇〇Lを、だいぶ前に近所の電気屋さんで
購入して家に置いてあった、なんでもないラインケーブルと、赤黒の被覆で芯線がメッキされていない銅線のSPケーブル(50円/m)で繋ぎ直しました。

するとモヤモヤしていた音が少しス ッキリし、細かい音が以前よりも聴きやすくなり、音に広がりを感じるようになりました。
焦点合わせなどは、全く行っていないのですが明らかに良い方向に音が変わりました。

何ということでしょう、プロケーブル様の仰ることは全く正しいのだ、と確信致しました。

また暫くして、「音響の最終回答」の理論の一部をほんの少しだけ試してみようと思い立ち、EVの左右の角度を調整して、
SPの横の面の延長線を部屋の角に合わせるようにセッティングし、「低音が床に喰われている」という御社HPの記述から、
百円ショップで耐震マットを購入してきてSPの下に敷いてみました。

そうして鳴らしてみると同じEVとは思えないほど素晴らしい音が出てくるではありませんか!

音が張り付いたかのように鳴っていたSPから、音が見事に離れるようになり、ヴォーカルが生き生きとし、各楽器が解放され、
定位もハッキリして今まで聴こえていなかった細かい音までが存在感をもって聴こえてくるようになり ました。

激変です!嬉しくなって、色々なCDをとっかえひっかえ聴いてしまいました。またしてもプロケーブル様の正しさを思い知りました。
プロケーブル様のSPスタンドを使用してセッティングしきったら、もっともっと凄い音になるのでしょうね。想像がつきません。

今の状態で、以前友人の家で聴いた○○○と同等くらいの鳴り方です。私が今までいかにヒドイ音を聴いていたのか、身に染みて感じました。

SPや機材の性能云々のレベルの問題ではなかったのですね。ある程度の民生用のオーディオは、高価、安価にかかわらず、
妙なケーブル類を使わず、しっかりセッティングするだ けで、これ以上の音は無理なのかもしれませんが、今の私の状態(○○○)あたりまでは
鳴らせるということなのでしょうね(非常に低いレベルの話かもしれませんが)。

プロケーブル様の推奨されている機材、機器を導入していけば、私のEVは、民生用の壁はあるにせよ、友人の○○○を軽く超えていくことと想像しております 。
楽しみでなりません。また、試すのはだいぶ先になってしまうと思いますが、○○教授のSPもどのように鳴ってくれるのか今から楽しみです。

今にして思えば、私の人生の中のどこかで○○○を購入してしまっていたら、セッティング次第でどんなシステムにも鳴らすことのできる音、
業界の裏側に侵されている音に満足してしまい(満足出来れば、それはそれで良いのかも知れませんが)、本当の事、民生用では鳴らせないプロの音、
というものを知る機会を得 ることが、永遠になかったかもしれません。

ですから私は、首を傾げながらしか聴くことのできなかった民生用のEVにも○○教授のSPにも感謝しています。
それらがなければ、御社のHPに辿り着くことはなかったのですから。

前述致しましたように、生活環境が変わってしまった為、また妻との共通の趣味を優先しなくてはいけないこともあり、
簡単に資金を準備する事は出来ませんが、少しずつ御社の商品を、必ず購入したいと考えております。

プロケーブル様推薦の品物で今のSP達を使い切って、そしていつかはプロ用のEVを、と夢を持っております。

お忙しい中、長文失礼致しました。あまりの音の激変に、その真実に感動致しまして、メールをさせて頂きました。
まだ顧客にもなっておりませんが、私のような迷える子羊、オーディオゾンビを救って下さるHPを立ち上げて下さって、有り難うございました。

プロケーブル様には本当に感謝しております。

御社の益々のご発展を心より願っております。


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4番さんのコメント: オーディオゾンビにでも分かったTOUR X(TX1152)とD45の凄さ!

Subject: 耳(頭)のエージング

こんばんは、○○です。

今日は初心者が陥りやすい点が具体的に体感できました。客観的に見れたので面白かったです。

今日友人を家に招き食事をした後、SACDが聞きたいと言うのでついでにBSデジタルのAACとAirMacも聞いてもらいました。
この人は、音響機器の違いが若干分かるらしいのでどうなるか楽しみでした。

セリーヌ・ディオンのライブ(AAC)とCD(AirMac)の違いは相当な物と感じたらしく全然別物と感じたらしいです。実際、拍手なんか全然違います。
一方、浜崎あゆみのCAROLはSACD(DVDP)とCD(AirMac)ではSACD(DVDP)が上と判断していました。
自分も久しぶりにSACDを聞いたのですが、CD(AirMac)の方が上と判断しました。

この違いはやはり「日ごろどんな音で音楽に触れているか?」ということが影響してると思われます。変な音で音楽を聴いていると耳がそれに慣れてしまいます。
また、音の濃さではなく「どれだけ音が沢山聞こえるか?」ということを狙った聞き方をしている為に間違った判断をしてしまいますね。
この聞き方はメッキをかけた音の方が良く聞こえる感覚と似ています。「SACDの方が何kHzから上が良く出ている」と判断するようで「頭のイメージで聴いている」
ともいえます。
私が「AirMacの方がいいよね」と言うのが腑に落ちないようでした。これがまさにプロケーブルさんのおっしゃる「木を見て森を見ず」と言う状態でしょう。
私は一番の違いはボーカルの存在感(音の濃さ)で感じますが、友人は「SACDの方が背景の音がよく聴こえた」と言ってるので間違いないと思います。
まあ、友人は納得されませんでしたが私のPCも古いので仕方がないと感じました。
自分もそうでしたが初めのうちはこような落とし穴に陥りやすいです。何度も聴き比べる(耳を正常に戻してくる)と自然と分かってきます。
自分も一度経験しているので、今回の件で多くの人がどんな頭で音楽(正確には音)を聴いているのかよく分かりました。

でも、友人は「小音量であんな綺麗な音が出るのは凄い」と、EVとD-45の凄さを語ってました。ま、当然ですね。


プロケーブル注:)これが最新のマックのノートパソコンや最新のフラッシュメモリーものの
iPodだったりすると、耳(頭)のエージング以前の問題で、誰が聞いても(それがゾンビでも)
「大幅な差で」決着が付くのだろうと想像しています。

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5番さんのコメント: EV TOUR-X(TX1152)と、結界音響(結界スタンド)の威力!

プロケーブル様

東京都大田区の○○です。

EV Tour-Xでの結界スタンドによるセットアップ完了しました。 

まだ微調整はこれからですが、既に驚異的な音響に驚愕しています。

部屋のどこにいても同じように聞こえてきます。
本当に驚異的ですね。

タンノイなど全く歯が立たないという印象です。売却を決めました。

アンプのボリュームもこれまでよりも4目盛り以上少ない状態で十分な音量が得られています。

100dBの威力にひたすら感服しております。

これから徐々に追いつめてゆきたいと思いますのでこれからもよろしくお願い致します。

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6番さんのコメント: TOUR X(TX1152)は、FORCE i と比べても、クロスオーバーには完璧なスピーカーだった!

Subject: 完璧と言っていいスピーカー

お久しぶりです。高知の○○です。

【TOUR X(TX1152)がセッティング終了しまして数日経過しましたので感想を…】

TOUR X(TX1152)がFORCE iよりクロスオーバーに向いていると言う事が実際にやってみてよくわかりました。

作業はFORCE iよりも簡単ではんだいらずなので楽でした。なにより音が素晴らしいです。

FORCE iでは中低域にピーク?らしきものがあるのかCDを選ぶケースがありましたがTOUR X(TX1152)にはそれがありません。超フラットです。

あと焦点から1クリックくらいずれていても結構聴けます。懐が深いというか守備範囲が広いというか^^つまりは完璧なスピーカーと言えます。

これでFORCE iをリヤにまわし、埃かぶっているS3100を処分できますw

【高知のオーディオショップ】

高知には現在オーディオ店が1件しかありません。かなり大型の店ではあります。時々自分の耳を確認するために足を運ぶのです。
そしてショップの音のレベルの低さを確認しますw

他のお客さんがハイエンドオーディオを聴いていていい音だな〜と言っていました。自分には音はスピーカーに張り付いているし、
機械が演奏の真似事をしているようにしか聞こえないし、なによりメッキの音ひでーと思いました^^(口には出しませんでしたがw)
あんな音が最高峰だと洗脳されるのは不幸ですね><店の入り口でなっていたミニコンポのほうがよっぽど聴きやすかったです。

【MacBook Pro】

去年の夏頃導入。HDD仕様の13インチですがメモリは8GBにしてます。凄く自然な音ですね。
MacBook Proを100点とすると自作PC+AirMac Expressは87点。2009年型iPod touchは89点くらいでしょうか…
自作PCで音楽を聞くことは亡くなりましたw

【WATTGATE電源ケーブル】

何本か導入していますがクロスオーバーが一番変化しました。マリンコよりも透明になります。クロスオーバーには必須かと。

長文失礼しました。今後とも宜しくお願いします。

プロケーブル注:)TOUR X(TX1152)が、FORCE i より優れているというのは、
クロスオーバーをする時の事と限定します。確かにTOUR X(TX1152)は一回り大きいだけ、
少々の余裕はあるのでしょうが、FORCE iの実力もクロスオーバーさえしなければ相当であり、
TOUR X(TX1152)のほうが勝っていたとしても、ごくわずか、若干だと思われるのです。
それがクロスオーバーにした途端、TOUR X(TX1152)は、その持てる力を全開して、「鬼」と化すのです。

なお、このかたの送っていただいたメールの一部分は、太字になっておりましたので、
その部分は太字で再現しております(色は当店で付けております)。

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7番さんのコメント: プロケーブル大阪店の音は、愕然とする程凄かった!

仕事の都合で2ケ月程大阪に行っていたので1月の中旬頃に大阪店に行って試聴室で聞かせて頂きました。
予想はしていましたが、凄い音ですね。 まさにウデの良いPAエンジニアがセッティングしたライブそのものですね

その為のスピーカなので当り前といえばそれまでなのですが、あまりの情報量に愕然としました

大阪の仕事が急な話で、充分な準備出来なかった為、家に大量のCDがある70年代前半録音の歌謡曲を聴けなかったのが残念で仕方ありません

家のSP〇ン〇ョー〇〇7FXは2000HZ以上をアルミ製ショートホーンツイータ、エッジが布で20年を経過しても
柔軟さを確保している等598クラスではかなりの『当たり』製品なのですが、あまりの実力差に唖然としました。

当時知っていれば絶対これTX1152(TOUR-X)を買っていました

中低域の情報量が10倍違います、聞き慣れた荒井由美の
「優しさにつつまれたなら」が別の曲に聞こえました

まさに各楽器、特にドラムスが「見えます」

我が家のスピーカが小形スピーカの音の延長線上のものであるようにさえ感じました
(それでも小形スピーカとは歴然としたスケール感の違い、音に包まれる感じにはとても満足していました)

試聴後は「小さな日本家屋でこの音を鳴らすのはいかがなものか?」、
「他の部屋にも響き渡って、ボリュームを上げられないのでは?」、と戸惑いさえ感じました。

ところが2月になって家に帰りステレオを鳴らしたところ、今までであれば久々に聞く我が家の装置の音の良さに
感動さえ覚えていたのに、僅か10分余りの試聴後(それも2週間以上前)私の耳はレベルアップしてしまっており
大いにもの足りなさを感じてしまうのです、これは予想外でした

今では、いつか予算が出来ればぜひ導入したいと思っています。

プロケーブル注:)大阪店の試聴室のスピーカーは、まさにこのページの、EV(エレクトロボイス)の、TOUR X(TX1152)です。

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8番さんのコメント: 最初から美音が聴けたTOUR X(TX1152)!

プロケーブル様

お世話になっております。

エレクトロボイス受け取りました。いやーかっこいいです。
早速、設置致しまして音だししております。
配達に追加料金も発生せず、一人で設置できてしまう
15インチ、ドライバー付きのスピーカーとは、本当に凄い事です。

先に ほとんどの要所を御社のものにして、脅威的なレベルでしたので、
床から50cm程あげて音だしと軽くセッティングをしました。

出てくる音は、5分程で安定し、つながりもよくとてもいいです。
まだまだ、これからですが、、LP再生の音質は、往年のパトリシアンに似ている感じで
最初からゆったり 美音が聴けますね。

いつも本当に良いものをありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

◯◯ ◯◯

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8番さん 再登場!

プロケーブル様

いつもたいへんお世話になっております。

本日は、昨日届きました EV TOUR-X(TX1152)のセッティング
でホーンドライバーを横向きに付け替えたりして音だしをしており
ました。
ホーンを横にすると左右の音のつながりがとてもスムーズになり、
グンと良くなりました。

海底2万マイル いや 4万マイルだったわたしですので、
(実際、ノーチラスにも乗ってました、、し、。)
地上5mでも別世界です。EV TOUR-X(TX1152)と D45 の音楽の
描かれ方には、身体が慣れるのにかなり時間がかかりそうです。
音楽を聞きながら作業していたのですが、本当に素晴しい表現力で
音楽に引き込まれます。

やはり、潜水装備で地上を歩くのは、重過ぎです。i-Phoneから直結
してみました。。。。。。。
当たり前の事だったでしょうが、プリアンプは、、ボロでした。。。
潜水装備は、これですべて無くなりました。。
近いうちにアレン&ヒースをお願いしようと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

◯◯ ◯◯

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9番さんのコメント: 今までに味わったことのない生々しい音!

プロケーブル様 / ◯◯

8/19にエレクトロボイスTOUR X(TX1152) 届きました。
完全ではないものの、結界を張り音出ししてみたところ、今までに味わったことのない生々しい音が
出ているではないか、ずいぶんEV導入に迷っていましたが、JBL等の比較のコメントをプロケーブル
から頂き導入に踏み切れたことを感謝しています。

KEFのQ900も繊細で良いスピーカーだと思っていましたが、EV-TOUR X(TX1152)の音を聞いてしまうと、
もう戻れません。 しかも音の焦点合わせしていません、KEFの時のケーブルの長さのままです。
値段はと言うと、2台で12万を切る安さです。 今は余分な出費に後悔しています。
これで、CDデッキ以外全てプロケーブルで購入し大正解でした。感謝、感謝です。

最近購入した話題のCDで、佐渡さんが初のベルリンフィルを振ったショスタコーヴィッチの交響曲5番
革命ライブを視聴しました。 金管、木管、弦楽、打楽器セクションも申し分なく鳴りきっていました。
と言うよりライブに近い感覚で、佐渡さんの迫真のタクトがまぶたに浮かんできます。
それだけ、濃い情報が部屋じゅうに充満しているかの様です。音楽とライブの素晴らしさを感じることが
やっと出来ました。 正に信じてよかったプロケーブルです。

余談ですが、EVスピーカーがスタンドにのっかっている姿が、スターウォーズに出てくるR2−D2の
ロボットに何だか似ていると息子が言って、見返すとやっぱり似ています。子供の感性は凄いですね。
部屋のオブゼとしても結構いけてます。 子供と一緒に音楽を楽しんでいます。

又、何か気になることがあった時には、気軽に相談に乗って下さい。

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10番さんのコメント: カルチャーショックを起こすTOUR X(TX1152)とスピーカースタンドの組み合わせ!!

プロケーブル 御中

兵庫県の○○です。
先般は、EV TOUR X(TX1152)、スピーカースタンド、ソルボセイン等
有難うございました。
まず、TOUR X(TX1152)を結界スタンドの配置通りに位置、高さを合
わせて設置いたしました。(但し、部屋の構造の関係でポンと置いただけ
ですが)
一通りの作業を終えていよいよ音出しということで音楽を聴いてみました。 
TOUR X(TX1152)から出てきた音を聴いて・・・・・!!
えらいことです・・・  大変な事が起こりました。
これはまさにカルチャーショックです。

D−45のボリュームは今までの8クリックから4クリックに下がりました。
ボリュームを下げても音痩せもなく、細かい音まで聴かせてくれます。
ベルデン8460も1970mmから1965mmに再調整しました。
遠近感、臨場感があり部屋全体を包み込む様な広がりを出してくれました。
音の解像度や情報量も満足のいくものです。
まさにミニコンサートホールです。
「フラットになりますと、とたんに生き生きと音楽が目前で鳴り出します。
『音の輪郭をカチッと形づくる成分』音のリアル度、生々しさなどに
係わっている要素・・・・・倍音成分と考えていいかと思います。(プロケーブル引用)」

TOUR X(TX1152)は残響音や微音の楽器の音が明瞭に聴こえるようにな
りました。
左右のスピーカーから出てくる音のバランスが絶妙で音楽の流れがスムーズで
スローテンポに感じるためリラックスして疲れることなく音楽を楽しめます。
ピアノのペダルを踏む音やギターの弦を指ですべらす音が聴こえ、
ピアノ、バイオリン、ギター、サックスなどなどとてもリアルです。
まさに目の前で演奏しているかのようです。
今まで問題になっていた低音にはキレがあり、締まりのある心地よい音です。
ボーカルは声のバイブレーションや口中音(し、す、ち、つ)が明確に聴こえ、
声に曇りもベールもなくクリアーで歌詞も聞きやすくなりました。 生歌です。
今までは、これ本人の声か・・・?? と疑うくらいでした。
あらためてTOUR X(TX1152)のすごさを体感いたしました。

SPスタンドは、一般に売られているものはどれもこれも一脚タイプです。
これだと、どんなに良い素材を使ったスタンドでも振動は必ず伝わります。
このスタンドは独立四脚。 ということはスピーカーの重量を4箇所に分散し、
振動も分散されて床には伝わらない。
しかも、音がスピーカーの周りにへばりつかないで放射される。
「スピーカーの下部を横切るものは、何も存在してはなりません。(プロケーブル引用)」
角度も高さも自由自在に調整できます。こんなスタンドあったでしょうか?
しかも、とどめにソルボセインで全ての振動を吸収するため、床への振動は
皆無となりました。
コンサートを聴きに行って、音楽を身体で体感する。 そんな感じです。
これは画期的な発明といえます。
懸念していた荷重も振動も一挙に解決しました。
「床に低音を食われている。 ソルボセインによる実に顕著な効果としては
ソルボセインで振動をカットすると、低域がハッキリとダイナミックに
「スピーカーそのもの」から出てくるという現象を起こします。
低音がしっかりすることによって、全域がクリアーで透明になり、さらに
生音に近づけます。(プロケーブル引用)」

昼は少々ボリュームを上げ、夜はボリュームを下げ音楽を楽しんでいこうと
思います。理想のオーディオルーム(マイホール)の実現に感謝いたします。
アドバイス頂いたスタッフさんに感謝いたします。
本当に有難うございました。
また次のステップではよろしくお願いいたします。

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11番さんのコメント: ○○○○○i9とTOUR X(TX1152)の決定的な違い!


プロケーブル様

TOUR-X(TX1152)届きました。
すばらしい音で夜遅くまで聞き入っていました。

スピコン到着後仮置で音出し動作確認後にホーンの向きを変えましたが
ホーンがなかなか外れませんでした。しっかり造ってあります。

設置は以前相談させて頂きながら描いた図面の場所、和室6畳の長手方向に設置しました。

スタンドは予算の都合でまだ購入していませんので、畳の上に欅の板を敷き、
TOUR-X(TX1152)の下にソルボセインを敷き、前面が少し上がるように板をかましただけです。

結界は天井のベニヤ板の簡易結界と、TOUR-X(TX1152)のサイドと背面の2点だけで結界をつくりました。
2点は、部屋のコーナーと和室の3番さんの4点目の結界を参考にして壁から90cm内側に板を立てました。

ケーブルの焦点合わせは○○○○○i9で使っていたTIVF約100mを使用し、高音がきついので
Xone:02のイコライザーで高音を絞って仮調整しています。

仮置で音を出した時には低音がかなりこもっていましたが、
簡易+2点結界で普通に生音になりました。

(大阪店の)試聴室の標高8000mのすごい音を聞いていなければ、
充分満足出来る音です。

聞きながら部屋の整理をしている時に、楽器のソロが始まり、
思わぬ場所から音が飛び出して一瞬びっくりして振り向いてしまいました。

○○○○○i9との違いは、試聴室では帰りの時間で記憶が薄れていたようですが、
自分の部屋で聞くとはっきり分ります。

違いと言うより別物で、土俵が違うのが良く分りました。

これからいろいろな音楽を聞くのが楽しみです。
スタンドやクロスオーバー化もゆっくり取り組みます。
すばらしい音を楽しめます。ありがとうございました。



プロケーブル注:)このかたのように、TOURX(TX1152)ともなると、全ての情報を出してくるため、
高域がきつくなることも電源が最高であり、さらには音源も最高であった場合には、
往々にしてあると思いますが、クロスオーバー化していない時は、アレン&ヒースなどの、
優れたミキサー類のイコライザーで適度な音にするのは、大いにありだと思います。

ミキサー類のイコライザーは、非常に優れています。
なお、○○○○○i9というスピーカーを使ってみえるかたに限って、それが最高であるかのような錯覚に
陥っておられるケースが多々見受けられます。

その音響の陳腐な使い古されたものについては、私は熟知しておりますし、単なるボーズ理論の真似であるため、
音響理論と呼べるようなものではありません。このかたも、当初は、その一人でしたが、
大阪店の音を聞いていただいて、事実を知っていただいたものです。

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12番さんのコメント: TOUR X(TX1152)の真の威力とは!?

○○です。
いつもお世話になります。
凄い結果で、是非お伝えしたくメールしました。

本日、Tour-X(TX1152)が届きドライバーのローテー
ション、スピコンの接続がやっと終わり、音出しして
います。
ドライバーローテーションちょっと大変でした、
ホーンの裏面が両面テープで固定されていまして、
ネジを外しても取り外せなかったので諦めようかと
思いましたが、なんとか外せてホットしました!!

置き方は木製台車(2台をドッキング)の上に厚めの板
レンガ、ソルボセインを置き、その上に取り敢えず
セッティングしてます。台車にしたのは、過去の震災
を教訓に倒れ防止にと考え使用しました。

で肝心の音ですが・・・エライことになりました!!
Tour-X(TX1152)『と・り・は・だ』ものです!!
今まで私は何を聴いていたのか。
○312Eはゴミ、とは言いませんが・・・おもちゃでした。
Tour-X(TX1152)、これぞ等身大の音、想像を遥かに
こえていました!!
民生用に使用していたベルデン8470 16GA(3.895m)、
そのまま接続し、まだ焦点合わせをしていないのですが
出て来る音の次元が違います。なんか怖いくらいの
リアルさと言うか生演奏の感じです。凄過ぎる!!
D-45・Xone:02が激変しました、本当の姿を現した感じです。

『見映え重視の民生用』が身をもってよく理解できました。
プロ・ケーブルさん推薦の機器は『素晴らしい!!』
今後、焦点あわせとセッティングを進めて参ります。
今後もアドヴァイス宜しくお願いします。
それでは失礼致します。

プロケーブル注:)このかたは見栄え重視と遠慮気味に書かれていますが、
もっときつく言いますと「見栄え、だ・け・の、民生用」
でしょう。


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13番さんのコメント: 泣いたかたが久々に登場!!

先日は有難うございました。
松本市の○○と申します
スピーカーコードの、焦点合わせも25センチ切ったところでオケーでした。
ミキサーの導入を考えています。
62かS2とおもっています。将来的にはpcオーデオにしたいと思います。
d−45とTOUR X(TX1152)のコンビは素晴らしいです。
特にジャズボーカルはあまりのリアル感に不覚にも涙が出て来てしまいました。
有難うございました。


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14番さんのコメント: PAスピーカーが鳴らないというネット上の書き込みは大ウソだった!!

こんばんは。

チャンネルデバイダ、D45X2、WE16GA、EV TourX(TX1152)、バイタルケーブル、
88760ケーブル、電源ケーブル、等おせわになっております。
○○です(もしウェブに載せていただけるなら伏字でお願いします)

本日チャンデバの使い方を電話でいただいて、「さらに」つめてセッティングしなおしました。

アンプ側のボリュームの使い方が「みそ」と教えていただき感謝し、またしても、「音が激変」したので
嬉しくてお礼のメールを入れさせていただきました。

TourXをチャンデバ側だけで操作してもここまで激変するのには無理があったような気がします。
恐るべし「D45」と言った感じです。

肝心の音ですが、よくネットで「PAスピーカーはつまらない」だの「Highが出ない」だの吹聴している輩がいるようですが、

「まったくそんなことありません!!!」

むしろこの生音の感激と言ったら、背筋に鳥肌が立っております!
ほんとに音が見えるんです。

解像度もそんじょそこらの海外製のハイエンドなんか、敵ではありません。
私も初心者ながらここまでくるのにいろんな海外ハイエンドスピーカーを試してみたんですが、
そんなのおもちゃでした。

上記にあるような御社の機材をただポン付けだけでも素晴らしい音なのですが、
「チューニング」といいますか。セッティングをしっかりすると音が「化けるのが」すっごいよくわかりました。
要するにトータルでセッティングすると本領発揮といいますか・・・・・・・。

約150万で揃えていた(過去形)機材はオークション行き決定です!!!
あんなゴミいりません。

本来ならばWE16GAの長さ調整で音の焦点を合わせればいいかと思っておりましたが、私の場合「foobar2000」をメインで音楽を聴いたり、
iPhoneを音源として音楽を聴くので、セッティングが変わってくるので、やはりチャンデバは必要かと思いました。

今回メールさせていただいたのは、セッティング次第で機材は標高8000mにもなるし、ゴミにもなりかねなく、
ギブアップしてしまう人がいるので、もったいないと思いメールさせていただきました。

この鳥肌がおさまらないのでメールさせていただきました。すみません(笑)。

今後も御社の機材で音楽制作を(小生音楽制作&プレーヤーのゴミですが)し、絶対成功しようと「この音を聴いて」励まされました。

ありがとうございました。

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15番さんのコメント: モニタースピーカーとしてTOUR Xは使えるのか!?


お世話様です。

TX1152確かに受け取りました。



音聞きながらメールしていますが、素晴らしいです。

本当のモニタースピーカーですね。



一生大切に聞かせていただきます。

いい商品紹介頂き有難うございました。



また今後とも宜しくお願い致します。



○○


プロケーブル注:)さすがに驚きましたがこのかたは、モニタースピーカーという言葉で、
TOUR Xを表現されました。実はそうなんです。民生用のバカ高いモニタースピーカー
よりも、TOURXのほうが、圧倒的にモニターとして優秀なのです。
ですから、スタジオさんも、本格的なモニターを必要とされている、自宅録音のかた
も、これは本物ですから、ぜひともモニターとして、お使い下さい。


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16番さんのコメント: 音の焦点合わせを知らなければ・・・

○○です TOUR-X他、有難うございました!

プロケーブル様

東京都台東区の○○です

いつもお世話になっております

TOUR-X使用開始より約1ヶ月、とても心地よい日々を送ってます

御社にしてみれば散々聞き飽きた内容でしょうが
自宅で現実に今の音を体験した感動と
それを実現へと導いて下さった御社への感謝の念を抑えきれず
駄文を送らせていただきます

随分前に楽器店で現物を見てて予想はしてましたが
いざ届いたTOUR-Xを見ると確かにデカイ!
箱から出すのも一仕事でした

しかし解かりました。
一般家庭ではなかなか無いボリュームの物というだけで
設置に困るという程の大きさではないですね
フロントグリルを外し、ホーンを90°回転
両面テープで接着してありましたが薄手のマイナスドライバーを使ったら
思いのほか簡単に外せました

それまで使っていた25cmウーファーのSR用スピーカーと入れ替え、
高さ30cm程の台の上にソルボセインをかませ、
TOUR-Xの側面が壁と平行にならない様、内振りに置き
(音響スタンドの設置方法を参考にして・・・)
早速音出し・・・

思わず「おぉ〜!」と声を上げてしまいました
何とも柔らかくふくよかで厚みのある自然な音です
これです!この感じを求めていたのです!

しかし暫く聴いていると、平板な音である事に気づきました
そう、スピーカーケーブルを切り過ぎた時の音です
前のスピーカーは癖はあっても(切り過ぎても高音がキツいまま)、もっと生っぽい音でした
(本来のSR用の使い方の場合には必要なのかもしれませんが)
そこで以前の焦点合わせの際に切ったBELDEN8470を継ぎ足した(18cm程)所、
高音がハッキリし、メリハリのある元気な音が出てきました!

その後2週間ほど経った頃、TOUR-Xが馴染んできたのか高音がキツクなってきたので
4.5cm短くした所で様子を見ています
ウーファーはもちろんですが高音用ドライバーも多少のエージングがあるのでしょうかね?
(自分の耳の慣れも含まれるとは思いますが)

今までの経験上、器材の性能が向上すると音の焦点が近くなっていたので
これは意外でした
(38cmウーファーだとドライブに必要な電流量が増える為とか?)

確かに38cmSR用スピーカーは繊細なようで
まだ焦点・セッティングを合わせきれていない感じです
ですがスピーカー自体に癖が無い為かさほど気にならずに聴いていられます!
ひとまず現状で様子見です

当方、映像鑑賞がメインですが街の雑踏の音、風の音、雨音、鳥のさえずり等の
効果音がとても良く聴こえ、たまに現実の音と区別がつかない時があります(笑)
まだ2chですが思い描いていた理想の音に確実に近づいて来ています
あと、音楽鑑賞の比率が上がりました♪

それにしても改めて音の焦点合わせの重要さを感じました
もし焦点合わせを知らなければ
「SR用スピーカーは高音が出ない」
とか言っている連中の仲間になっていたかも知れません

御社と出会えて約1年、暇さえあれば御社HPで勉強しつつ
ケーブル類、電源タップ、クラウンのアンプ、EVのスピーカーと揃え
やっと基本構成が整ったという感じです
この先、自分のセッティング技術も含め
徐々にグレードアップしていきたいと思います

素晴らしい商品と貴重で大切な情報に本当に感謝します!

これからもよろしくお願いいたします

2013/05/18 ○○


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16番さん再登場!: TOUR X の力で、肩の力が抜けて、音楽という本来の娯楽を取り戻す事が出来た!

プロケーブル様

○○です

お世話になっております
先日は私のコメントのHPへの掲載、ありがとうございました
実は今朝、意外な事に気づきました
それは、「音質」を全く意識せずに音楽や映像自体に集中している自分がいたことです

先日もお伝えした通り、まだセッティング不完全で
「こういう音の時は変な響き方するなぁ」
「こういう音の時はちょっとこもるなぁ」etc…
と感じる部分があるにもかかわらずです

肩の力が抜けた、という感じでしょうか

若いころにオーディオに興味を持ったことはありますが
今の私が音質向上を意識し始めたのは
3年前の夏に地デジ対策を含めテレビを買い替えた時からです
新しいテレビの音が古いテレビに比べあまりにも薄っぺらでひどい音だった事が
そもそもの始まりでした

それ以来、音質向上には何が必要か、常に頭の片隅に引っかかっていたのが
今ではすっかり薄れてしまってます

確かに200V化や音響スタンド等を導入すれば
間違いなく今よりも素晴らしい音になるでしょう
でもそれらのことに対して

「可能な限り早く導入しなきゃ!」

という焦りの気持ちから

「まぁ、のんびりゆっくり徐々にいけばいいかな」

と思えるようになりました

約3年間、ずっとあったストレスが解消したんです
気分がものすごく軽くなりました!

これは大変な収穫です

成る程、私なんかよりも何百倍も何千倍もストレスを抱え続けてこられた諸先輩方が
ストレスから解放されれば

「救われた」とか「涙がでた」という表現になるのも当然ですね

本来、音楽を聴いたり映像作品を鑑賞したりするのは娯楽です
その娯楽でリラックスするどころかストレスがたまるなんて
なんという本末転倒!

おかげさまで「娯楽」を取り戻せました

あらためて申し上げます
ありがとうございました

2013/05/21 ○○


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17番さんのコメント: エレクトロボイスの実力とは!?

タイトル:Re: 素晴らしい製品をありがとうございました。

お世話になっております、○○です。

先日、父親に送ったエレクトロボイスのスピーカーをやっと設置したとの連絡が
入りました。

メールで送っていただいたクロスオーバー化にも挑戦したようで、
その未体験の音に子供のように興奮して喜んでおりました。

毎度の事ながら本当に素晴らしい商品を紹介していただき有難うございます。

実は機種はよく分からないのですが、一つの箱にスピーカーが
五つか六つ程?付いている〇〇Lのスピーカーをこっそり買っていたようで、
そのこともあってエレクトロボイスの方にはまだ手をつけていなかったようです。

父はアンプに関しては真空管派の古いマニアですが、
前に送ったthomannのアンプが素晴らしく気に入っていたようで、
そのアンプを紹介されていたプロケーブルさんから買ったと教えたら設置する気
になったようです。

私の説明不足から設置が遅れたのですが、その分〇〇Lとの違いを
はっきりと感じる事が出来たようで、オーディオ誌に散々毒された感のある
父親も考えを改めざるを得なかったようです。

プロケーブルさんに紹介された製品にはこれまで偽りも間違いも無く、
これ程喜んでもらえた製品も他にはございませんでした。

少しずつではございますが、父親の意識改革、革命?も進んでおりますので、
今後も本物と呼べる良い製品のご紹介を宜しくお願いいたします。

この度は有難うございました。

プロケーブル注:)実は〇〇Lの民生用スピーカーには、ろくなものがありません。
皆さん、〇〇L,〇〇Lと、得意になって言われるのですが、本当にろくなものが
無いのです。
一体全体、あの会社はどうなっているのか、はた目から見ていても、訳が分かりま
せん。プロ用の〇〇Lならまだしも(それにしてもエレクトロボイスのほうが優れ
ていますが)、皆さん、ブランドに対して、体質が弱すぎるのではないかと、日々、
感じております。

勿論、趣味のものと割り切れば〇〇Lはありです。趣味のものと割り切って〇〇L
には、接して下さい。趣味としてのオーディオもあっていいからです。

しかし、本当に良いもの、生音を出せるレベルのものを選びたければ、〇〇Lは避
けるべし!、と、心得ておいて下さい。


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18番さんのコメント: ポン置きでもの凄い音が出てきたTOUR X!

タイトル:茨城の、○○○です / TOUR-X お礼メール

プロケーブル様

お世話になります、茨城の、○○○です。

先日、 TOUR-X を拝領いたしました。

早速、ぽんと置いてセッティングしました。
20本入りビールの箱の上に ROUR-X を置いて、部屋の隅に設置。
内振りに、45度くらい傾けました。
ドライバーはサイトのアドバイスのとおり、横向きにしました。

これだけで、まだ結界音響を導入していませんが、
大変な音です。

今まで精密に BIC DV62si をセットしていましたが、
ポン置きの TOUR-X に、軽くやられてしまいました。

高能率のスピーカーは、セッティングがシビアと聞き及んでいましたが、
ポン置きでも十分に聞けますね。(プロケーブル注:これには同意しかねます。
このかたは、偶然が重なっただけの事だと思いますので、入手されるかたは、こんなに簡
単に事が済むものとは思えませんので、注意して下さい。)

90dB と 100dB の違い、数字の上では 10倍でしょうけれど、
数字だけでは測れない違いが、確かにあるように感じられます。

TOUR-X は音は滑らかで、DV-62si よりも、
あの音はどこで鳴っているのかなどと神経質にならずに聞けます。

数日間聞いて、音源によっては少々きつく感じられるものもあります。
実はまだ音の焦点を合わせていませんから、AE 線が届いたら、合わせてみるつもりです。

また、折を見て、結界音響のほう、購入したいと思います。

それでは、今後とも、よろしくお願いいたします。

○○○ ○○


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18番さん再登場!: PA用スピーカーの高音についてのデマが発覚!

茨城の、○○○です / TOUR-X お礼メール 2

プロケーブル様

お世話になります、茨城の、○○○です。

AE線を拝領し、音の焦点を合わせました。
Tour X も、微妙に位置や角度を調整し、また、少し上向きに傾け、
大体焦点は合ったかな?という状態です。

もともと Tour X は音が非常に良いものですから、
38cm ウーファー初心者のセッティングでも、
美音で聴けます。

確かに、ヴォーカルは、壁の中央から聞こえますね。

これ以上の細かいセッティングは、むしろ、
結界音響導入後になると思います。

音が柔らかく、それでいて、細部まできちんと聴こえますね。
聴き疲れがほとんどないのは、うれしいことです。

ほかの方も述べていますが、PA 用スピーカーは高音が出ない、などと、
よくもまあ、そんなデマを撒き散らす連中がいたものだと思います。

低音がどうとか高音がどうとか言うのもあほらしいですが、
きちんと高音は出ていますよ!
しかも美しい音で!

また、音とは関係のないことですが、スピーカーのデザイン(?)も良く、
部屋のオブジェとしても良い感じです。

プロケーブル様のサイトにめぐり合って、
すばらしい音楽ライフが営めています。

改めて、御礼を申し上げます。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

○○○ ○○

プロケーブル注:)PA用スピーカーは高音が出ないというのは、高額なスピーカー
ばかり売りたがっている業者がまき散らした、完全なるデマですので、
厳重に注意してください!!

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以下 省略

詳細は

プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014
20:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:11:31

JBL パラゴンをまともな音で鳴らす方法

JBL paragon-パラゴン&オーディオ-fukuroo3.com
http://fukuroo3.com/

あれほど鳴らすのが難しいと言われ続け、どこで聞いても良い音で鳴っていたためしがなかったパラゴンが、私の場合は、我が家に到着した第一声で、恐ろしいほどの美声を放ったのだ。私は相当に驚き、我を忘れてうろたえるほどであった。

単にオーディオ的に良い音という低次元の話ではなくて、より根元的で、なんだか、その音は生々しくて妖艶に聞こえた。恐ろしくセクシーな音でもあったから、いたたまれないような気分にもさせられた。若い頃のハリウッド映画に、ウィンク一つで男を悩殺する、というフレーズがあったが、まさにそういう過激な音との出会いだった。

あまりに美しいブロンド美人を前にして、我を忘れ、出会った途端に悩殺ウィンクまでくらってしまい、とても音の姿を正視できない状態であったのだ。パラゴンの最初のウィンクで私はコロッと恋に落ちたのだった。単に良い音がしただけであれば、うろたえることなどなかったが、パラゴンのセクシーさに悩殺された私は、平静を失ったのだ。


ブロンド美人にも随分と格差があるものだと思う。最初のJBLとの出会いからすれば、もはや隔世の感がありました。JBLパラゴンは、それほど凄くて、恐ろしいほどの美女でした。

高貴なお姫様が、それも信じがたいほどの金髪グラマー美人が、何を思ったのか、気まぐれなのか、斜に構えたと思ったら、私に青い眼の悩殺ウィンクをしたのだ。

後に気付くことだが、パラゴンというスピーカーは、人を選ぶスピーカーだと思う。つまり、この時、私は選ばれたのだ。パラゴンを批評して

「これは姿は美しいが、音響的には失敗作」

という人達の場合は、最初の出会いで、パラゴンに選ばれることはないだろう。ドキドキやワクワクも無かろう。また、せっかく手に入れても、上手く鳴らせない多くのパラゴンオーナーも、パラゴンに嫌われた人達だと思う。

お姫様が相手に求める条件は、家柄も社会的地位も無関係だろう。なにせ姫自身が最高位だから、世の男どもは全員それ以下なんだろうし。資産や才能の有無も無関係だ。そして不思議なことに、部屋の大きさも無関係だと断言しておく。

ある評論家が、パラゴンは広くて立派な部屋が相応しいと言ったけれど、それはパラゴンと結婚しない人の言うことだ。そこそこの貴族階級か、お金持ちのお嬢さんなら、結婚相手に資産の有無やら、立派な邸宅を望むかもしれないが、そんなものに無頓着なほどまでに高貴なお姫様ともなれば、粗末な兎小屋住まいを面白がるのだ。

最初にパラゴンと組み合わせたパワーアンプはMC2300という巨大なマッキンのトランジスタ・パワーアンプで、グラマラスな音がするパワーアンプであった。だから、余計に悩殺度が高かったのだと思うけれど、私は最初から彼女のセクシーさにノックアウトされてしまった。その後の四半世紀を、パラゴン姫のしもべとして仕える事になったのは、むべなるかな・・であった。

パラゴンとの新婚当時も現在も、こうして我がボロ屋に鎮座ましましているパラゴン姫は、当初に比べて遥かに音も良くなったし、まだ先がありそうだ。

こうして、JBLパラゴンとの長い蜜月が始まった。パラゴン姫はこの世の中の、どんなスピーカーとも違う孤高のスピーカーでもあった。出会ったブロンド美人の中でも、JBLパラゴンは、他とは比較にならぬほど、凄味さえ帯びた美女であった。気難しい事もまた、最上級であったけれども、それはやむを得ない。

特有の低音ホーン泣きにしたところで、お姫様は生まれついてのグラマーなのだから、そのセクシーなお尻が問題と言われても、お姫様としては困るだけです。
ツィーターのコントロールが難しいというのも、生まれつき凄味のあるセクシーなオメメをしてらっしゃるのだから、今さら目つきが鋭いと言われても、お姫様が困るだけです。

JBLパラゴンと暮らして23年ほどになります。現在の音はどう変わったかというと、23年前と比べて迫力倍増に変貌しました。姿が大きくなった、という表現が相応しいでしょう。音場感が大きくなったのです。
セクシーな美しさも益々凄味を増していく一方で、しもべの私が、年々年老いてヨボヨボになっていくのに、姫君は年々美しさを増し、年々声が良くなっていくのです。なぜそうなるのかは解りませんが、JBLパラゴンは、箱鳴りを利用している楽器型スピーカーだからなのかもしれません。

あるいは、僅か1ワットで大音量になる高能率型スピーカーだからか。木製であるが故に乾燥も関係し、長い年月を鳴らしていることで音質向上が実現するのだろうか。近年の低能率型スピーカーでも同様の現象は起きるのだろうか?
木製のスピーカーではない近代スピーカーであれば、ひたすら劣化するだけと思えるのだが。

ヴァイオリンの名器も博物館に飾ったままでは、音が悪くなってしまうので、時々プロの演奏家に弾いてもらうようにしているそうだ。パラゴンも同様かと思う。

では、どれくらい鳴らし込めば良い音になるのかということですが、これは、皆さんの想像を越えて、長い年月を長時間鳴らさないといけないと、私の経験上から思います。というのは、私が早期リタイヤしてから、朝から夜まで毎日10時間以上鳴らすようになって、十年ほど経った頃に、急速に心地良く響くようになったからです。

勤めをしていた時期は、毎日聞いていても一日4~5時間ほどが限度でした。この年代では、何年経っても、急速に音が良くなったとは感じなかったのです。リタイヤ後は12時間は鳴っている。そして、近年は、一時間程度の留守中なら、鳴らし続けていますから一日に15時間は鳴らし続けています。

ですから、一般の会社勤めの方々のように、帰宅後にパラゴンを鳴らして居る程度では、一生涯かかっても極上の音にはならないのかもしれない。鳴らすトータル時間で決まるのであれば、子供の時代が無理なら、孫の時代になってようやく、良い音になるのかもしれません。

でも、一日24時間の中での、絶対時間数が不足という事であれば、普通の使用状態では、永遠に良い音にならないという事も考えられます。

対策として、どこぞのオーディオ・マニアがやるように、留守中にエージングを早める目的でノイズ成分を出しっ放しにするような、姑息な手段は、パラゴンには無意味だと思います。博物館所蔵のヴァイオリンとて、機械で弓を動かすのではなく、プロの演奏家が高音から低音まで、まんべんなく音を響かせることによって、音色維持を図るのと同様に、オーナー自らがパラゴンと対峙して音を楽しみ、相思相愛という状況が最良と思います。

私はスピーカーは部屋と共に、呼吸するものだと考えています。
そんなことを言っても、仕事をしないでパラゴンを聞いていられないって?
でもね、相手のパラゴンは貴族のお姫様ですから、労働はしません。お姫様とお付き合いするのに必要なのは時間です。 高等遊民でないと、パラゴン姫には付き合いきれないということでしょう。
お金があれば、パラゴン姫の身体は得られても、愛を勝ち取れるわけもなし。姫君にとっては、オーナーの地位やら金持ちであることなど、なんの魅力にもならないのでしょうね。自分のお気に入りのオーナーが、自分と長時間一緒に遊んでくれるかどうかが、関心事なのでしょう。
23年間をJBLパラゴンと暮らして、様々な不可思議な体験をしたので、単なるオーディオ・スピーカーとは思えなくなっている。

パラゴンの中には魔物が住む。正気を失わせるものが棲み付いているように思いながら、毎日パラゴンが歌う声を聴いている。パラゴンの音にはそういう狂気を呼ぶものが存在する。

とにかく、伝説に彩られたスピーカーだけに不可思議な現象が有ると思っている。近年、クレル社のダゴスティーノ氏が完成させたLAT1というスピーカーは、メタルキャビネットで寸分の隙無く出来上がった工業製品だが、そのLAT1であれば私のパラゴンのような現象は起きないのではないかと推測する。超合金製の最新技術製品には、怪奇現象はおきそうもない。

第一、この手の新設計の高額スピーカーというのは、何処のメーカーでも当初は注目を浴びるが、長生きしない。数年すれば、直ぐに上位機種に置き換わって色褪せるのだ。

パラゴンは手作りの木工製工芸品と言える楽器型スピーカーですから、そのような最新工業製品的なスピーカーとは対極に位置する。JBLパラゴンくらいに完成されたスピーカーであれば、上位機種が発売されることもない。

最新型JBL K2 - S9800 は素晴らしい音がするけれど、エンクロージュアは人の憧れを誘うようなものではない。著名な評論家達は、ここら辺を物足りないと評している。物として人を魅了するには何かが足らないと言い、その顕著な実例としてあげられるのはパラゴンである。人を魅了するデザインというのは簡単には生まれない。

オペラ歌手が身体全体を使って歌い上げるように、パラゴンは全身を震わせて歌うスピーカーシステムなのだ。
http://fukuroo3.com/paragon55.html

パラゴンこそ近接聴が可能なスピーカーの代表

パラゴンに関する記事を検索したら、以下の記事が眼に付いた。曰く、

「そういや、四畳半にパラゴンいれて聴いているアホが居ったなあ~」

というこの人は、基本は部屋だという持論の人です。勿論、アホなのはこの人で、己の未熟さを知らず、己がモノを知らなさすぎることを知らないのです。

部屋の影響を少なくするにはニアフィールドで聞く事で、有る程度解決できます。多くの日本人がウサギ小屋的な狭い小部屋でパラゴンを使う理由は近接位置で聴けるからです。どんな小型スピーカーよりも近接して聴けるのがパラゴンなのは、このSPを使った人ならば誰でも発見することです。

広い部屋で聴くとすれば、50畳ほどの石造りのお城のようなところがふさわしいと思う。たかだか20畳程度の部屋で聞く場合を想定すると、やはり狭い部屋と同様に近接位置がベストリスニングポイントになってしまうだろうと推測します。

私がパラゴンを買う時に店員に聞いた話では、日本人が好んでパラゴンを買うので、JBLは製造中止したいのを取りやめて作り続けているのだ、ということであった。つまり、パラゴンこそはニアフィールドリスニングにもっとも適したSPのひとつなのだ。言い換えれば日本のウサギ小屋住宅御用達スピーカーとも言える。

長年オーディオ誌を読んでパラゴンを使っている人の記事を読むと、私だけではなくて狭い部屋で使っている人が多かった。

ニアフィールドというのなら、古今東西パラゴンを最右翼にあげなくてはならない。なにせスピーカーとの距離がゼロセンチでも聴けるスピーカーなんてパラゴンを置いて他にはなかなか見あたらない。

パラゴンの使い方は様々な使い方があるけれど、前面の音響パネルにピタリと額を付けて聴くという人もいるのだ。故瀬川氏の報告によれば、その方のパラゴンには前面音響放射パネルに額の油染みが出来ているという。 これを読んだフクロウさんは、なにやら魑魅魍魎が跋扈する不気味なパラゴンの世界を覗き見た思いがしたものだ。

それにしても強力な375(376)ドライバーによる中音ホーンでダイレクトに鼓膜を振動させるのであるから、なんと過激な聴き方であろうか。でも、麻薬みたいなもので、これは病み付きになるのかも知れない


「SPとの距離ゼロで激聴! 麻薬的ニアフィールドリスニングをパラゴンで」・・

ウ、これは危ないな。

※そこまで過激にならなくても、フクロウさんのパラゴンのベストリスニングポジションを計ったら145センチだった。床面から耳の位置までの高さは90センチである。そんなに都合の良い椅子など存在しないから、家具作りが得意なフクロウさんの自作である。私の場合、自分にパラゴンを合わせる事は諦めて、私がパラゴンに合わせるようにしたのです。その結果が専用椅子作製となった訳だ。

なお、パラゴンを高いステージに乗せるというのはパラゴン使いなら誰でも考えつくのだが、私の場合は見事にパラゴン嬢にはねつけられた。素人の妻でさえ、台に乗せたら随分ひどい音になった、と言ったのだから、その酷さは並大抵のものではなかった。

よく喫茶店とか、公共の場等では台の上に乗せて鳴らしているパラゴンを写真で見るのだけれど、あの状態でマトモな音になっているのだろうかと不思議だ。店だから単なるBGM的な使い方でも良いのか?。

憑かれたようにSPに額を密着させて聞くという人には及ばないけれど、私は8畳間前方壁からの距離が140センチほどの場所で聞く。私も、かなりのニアフィールドリスニングだと思います。これは部屋の四隅に置かれたサラウンドSPとの兼ね合いのせいですから、通常の2チャンネルステレオとしてパラゴンを聴くのなら、さらに近接位置になるでしょう。

また、SPの50センチ前であぐらをかいて座って聴くボーカルもまた麻薬的効能があります。

従って店ではなくて個人所有のパラゴン使いの方々の大多数は、近接位置で聴いていると思います。こうすることで最新のモニターSPに負けない解像度の高い音が聴ける。パラゴンから一メートル以内に近づいて、その悪魔的魅力の美音をじっくりと聞いたことがない人は、パラゴンを聴いたことにはなりません。

パラゴンというスピーカーは巨大な外観と裏腹に、ニアフィールドリスニングにより威力を発揮する類希なSPなのです。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html


○JBL社において、最後の1人となったparagon制作職人「Mr. fred kato」こと、フレッド・加藤氏に敬意と感謝を表し、制作中の御姿をトップページに飾らせていただく。シロフクロウさんの愛機も加藤氏制作である。

○少なくとも1978年には、Mr. fred kato氏が、ただ一人残った職人であったことが、菅野氏によって報告されている。

パラゴンは、加藤氏がリタイヤする1983年まで製造されていた。また、この写真を見ても解るように、工場生産ラインに乗らないパラゴンは、日本の宮大工のような木工職人の手作り制作であった。まさに大型楽器工房による特注楽器ともいうべきスピーカーがJBLパラゴンであり、JBL工房において一台ずつ手作りされたのである。この希有なスピーカーの製作技術は誰でも出来るわけではなく、製造と組み立てが出来る職人が居なくなれば消滅する運命にあった。

○JBLパラゴンは、その誕生秘話から推測されるように、史上最強のホームシアター用センタースピーカーとして使える事に、どれだけの人が気付いているのだろうか?
パラゴンの伝説を紐解けば、有意義な使い方を再発見できる。


○パラゴンは1957年に開発され、JBL社において最初の3ウェイ機でした。当時はほとんどが2ウェイの時代でしたから、画期的な製品だった。

第1号のparagonモデルが完成したのは1957年8月のことでした。しかし、実際に発売されたのは1958年の春からです。1983年まで製造されて、カタログには1988年まで残っていました。
昔の雑誌による1988年まで30年間ほどに渡って製造というのは間違いです。カタログに残っていただけのこと。製造期間は1957年~1983年で正味25年間ほどです。

※余談ですが、高音用075ツィーターは、パラゴンが発売される前年の1957年に発表されています。この経緯から、075無しの2ウェイパラゴンが売られたという噂は、単なる憶測と思われます。設計開発時点では2ウェイであったことは確かです。


○内部構造が解るように色分けした図です。

パラゴンは一目見ただけで、低音がどうやって出てくるのかを理解しがたい。
なにせ、パラゴンはあまりにも特異な構造なので、図面を初めて見る人にとって、低音ホーンはどこからどこまでなのか理解できないと思います。
図の青色部分が、S字型の低音ホーンとなっていて、この低音ホーン構造自体が、筐体本体そのものであり、極めてユニークな作りになっている。

○パラゴンの内部には、グラスウールの類は一切使われておらず、ウーファのバックキャビティにも入っていません。
私はこれを、恐竜型と呼んでいるが、
一般的なグラウール入りのスピーカーシステムは、毛の生えた哺乳類であるという認識で、対比させているからです。

オールホーン形式では、アバンギャルド社のトリオ・システムもあるが、ユニット毎にバラバラになっています。
3ウェイオールホーン形式は希有な存在であり、左右が一体型となったステレオ用オールホーンスピーカーというのは、古今東西パラゴンだけです。
なお、タンノイやクリプシュのスピーカーに採用されている低音ホーンはフォールデッド(折り曲げ)ホーンという種類で、手作りSPで有名な長岡式ホーンもフォールデッドホーン形式です。
http://fukuroo3.com/paragon1.html

○JBLパラゴンは、流麗なデザインで、見る者を圧倒する。
この曲線と直線が彩なす見事なデザインの美しさは、たとえようがない。
人間が音楽を愛でる道具として、これほどの美しい光彩を放つ製品が二つとあろうか。


○インダストリアル・デザインという分野に限っても、これほど見事に、機能美と外観の美しさを兼ね備えた製品を私は知らない。
正面の湾曲パネルの役目は、放射された音を拡散させるレフレクターの役目も果たしている。前足を支える足はまた、筐体全体を支える役目を兼ね、かつ中音ホーンを支えている。どこにも無駄が無い見事さは、素晴らしいの一言に尽きる。

JBLパラゴンのサイズや重量に関しては、手作り故に全て同じではないが、パラゴンの寸法を、カタログ値と私の所有するものを並記しておくので、参考にされたい。

横2630(私のは2640)高さ900(私のは880)奥行き610(私のは620)で私のパラゴンが少し大きい。
(高さは前面の湾曲パネルの最上端までのサイズなので、内容積とは無関係です)
初期型と中期型のJBL Paragon =型番はD44000=重量 316kg
後期型のJBL Paragon=型番はD44000WXA=重量 318.4kg


○中音ホーンのH5038ホーン周辺の写真。
楕円のホーン開口部や376ドライバー周辺のフォルムは、女性の肉体美の極致を連想させ、細長い脚と共に相まって、300キロという巨体にもかかわらず、繊細な印象を与えている。まるで、軽やかなステップで、ダンスをしているようだ。


○この角度から見た美しさから、私はパラゴンを女性に例えるようになった。
オーディオ・ファンは、自分の愛機を女性に例えたがるものだが、美麗なパラゴンの姿は女性美以外のなにものでもない。美しい姫君が、華麗なドレスを着こなして歌い踊る姿を連想させるのだ。私にとっては永遠の恋人であり、愛人で有り続ける。だから、毎日眺めていても飽きることは無い。

○オーディオルーム左後方からの写真。自作ラックの天板に設置した機器と、パラゴンの最上部との高さが横一列なので、部屋が狭く感じないようになっている。
オーディオを趣味とする人は、多少の木工制作技術が有った方が、自分の装置と部屋に合うラックが出来ます。
お金持ちなら、腕の良い建具屋に依頼すれば良いことだけれど、このような7センチ前後の厚さの無垢板を使ったものは高額で、安くても50万、少し幅広の材木だと150万くらいはする。自作なら材料費だけなので、1/3くらいの費用で済みます。
http://fukuroo3.com/paragon2.html


○まず最初は376ドライバーの分解写真です。左が後方部、中はダイヤフラム構造、右が前方のホーン取付部。

パラゴンの音は376ドライバーによる中音域が主体で、これに上と下の帯域がプラスされている。
よって、この376の調整が第一歩。基本はMID位置。

1980年からパラゴンにはフェライト磁石の376ドライバーが採用された。
それ以前の中期型パラゴンのドライバーは、アルニコ磁石の375型でした。性能的には376が優れている。
当時最新型の376の改良点は、ダイヤフラムが、それまでのロールエッジから新開発のダイヤモンドエッジが採用され、また、同時にダイヤフラム素材もアルミ合金からチタンに変更になり、高域が拡張されている。


○こちらは実際にハーツフィールドに使われていた375ドライバーです。

後期型パラゴンになる以前のパラゴンには、全て375ドライバーが使われていると書きましたけれど、単純な外見上比較で見分ける376との相違点は、375がゴールドの金属バンドで、376がシルバーの金属バンドが巻かれている事で見分けられます。
なお、単体ユニットとしては、この限りではなく、古い時代のロゴ入りの375には、白バンドの375もあります。

○075の外見が解る写真が左側です。
私の075と違いまして、古い時代の075なのでJBLロゴマークが175DLH型をしています。
パラゴンの使いこなしの第一歩は、075の調整にあることは、テキスト記事のパラゴン情報に書いたとおりです。

右側写真は、075と、それをコントロールする、ディバイディング・ネットワークのN7000。
クロスオーバー周波数は7000Hzです。

なお、中音の376(375)は別にLX5(次ページに写真有り)によってクロスオーバー周波数500Hzに分けられる。
つまり、ネットワークは計4個。

※私の使用している後期型パラゴンに使われている376中音ドライバーは1980年から採用された。

中期型以前のパラゴンに使われている375ドライバーは、1954年に発表されたもので、1957年に発表された075ツィーターよりも古いユニットです。
http://fukuroo3.com/paragon3.html

○中期型の中でも、16Ω仕様と8Ω仕様があるし、また、背面の裏蓋にエナジャイザー用裏蓋が無いものがある。

上記のものは、中音用ドライバーが376ドライバーではなく、375なので中期型に分類されるけれども、中期型としては比較的新しいもので、後年になって製造されたJBLパラゴンの特徴を備えています。

すなわち、ユニットは8Ω仕様であり、背面の裏蓋にエナジャイザー用裏蓋が無い中期型の見本といえるものです。

○上のパラゴンとは違うもので、こちらも中期型ですが、より古い形式なので、エナジャイザー用のメクラ蓋がある。

左写真は左チャンネルの裏側。375ドライバーとLE15Aを搭載した16オーム時代の中期型パラゴンの写真です。

二つ見えるネットワークは左が中音用のLX-5、右が高音用N7000です。
配線はオリジナルの状態なので、この下の写真でfukuroo3の後期型パラゴンに施した独自配線との違いが解ります。

右の写真は、レフレクターパネルを引き上げる前と引き上げた後で、蝶型ジョイントが3個見えますが、裏側も同様のジョイント金具があり、これを取り外して3分割されて運搬されます。


○右のネッワーク4個の写真は、私のパラゴンの物ではなく、別の個体のものです。左写真は私のパラゴンの裏側です。

2002年7月17日現在の、私のパラゴンの内部配線状況で、fukuroo3のオリジナル配線になっています。

376と075ユニットには、それぞれ、別々に独立した配線をしている。この方が、オリジナルよりも理想的だ。

私はケーブルに凝ることは無いが、8Nのケーブルです。これは非常に堅い3本の銅線が入っており、芯線3本束ねて2ミリ以下という細さなので、JBLオリジナルのバネ端子の穴にラクラクと入ります。

ネットワーク配線も、このケーブルの外皮をカッターで切り割り、内部の細い赤黒ケーブル2本を取り出し、内部配線としました。

☆この細くて堅いケーブルを使うと音が堅めに変化しますが、こと、パラゴンに関しては自由自在に音を創れるフクロウ仙人なので、ケーブルによって音が堅くなろうが柔らかくなろうが、全く頓着しません。後でなんとでも出来ますから。

それから、JBLのバネ式端子は細いケーブルしか入りませんが、365日24時間締め付けている状態になるので、緩みとは無縁という長所があります。

私は高能率型のパラゴンに、近年の太いケーブルは必要とは思わないので端子を取り換えていません。どうしても太いケーブルを使いたければ、ケーブル先端だけを細くすれば良いことで、 バネ端子のままで使うことをお薦めする。

近年の締め付け式大型端子は緩みやすい欠点がある。


○右写真のネットワークはパラゴンにビルトインされているLX-5とN7000(旧型)。各帯域をこの二種類で振り分ける。


○上左↑の写真は前回のLE15Hウーファのコーン紙張り替え修理後です。
パラゴン天板上に、まだ取り付け前の左チャンネルLE15Hが乗っています。
右は古い時代の375ドライバーと075ツィーターで、私のものではありませんが、参考までに掲載。


○LE15Hはウレタンエッジなので、10年ほどでコーン紙を張り替えます。
少々面倒ですが、10年に一度くらいなら、たいした手間ではない。
ウレタンエッジによる軽量ウーファコーンが、軽やかに動作するメリットは大きく、音質面から言えば古い150-4CやLE15Aよりも、LE15Hの方が良いと思う。

ハーマン・インターナショナルでも、耐久性を重視するのならプロ用ユニットにも使われている普通のエッジを採用するが、音質第一のアマチュア用としてはウレタン・エッジが良いとの話でした。

私のようにアンプ出力が僅か0.5ワットで大音量になってしまう環境では、大出力用耐久性をエッジに求めることは不要で、ウレタンエッジが相応しい。
パラゴンは現代の大飯くらいのスピーカーと違い、僅か0.1ワットで充分過ぎるほどの音量が出る高能率型です。
http://fukuroo3.com/paragon4.html


○シロフクロウさんの愛機、後期型パラゴン設置状況です。オーディオルーム正面に横一列並びとなっています。

部屋の左にパラゴン、その右にオーディオラックに収納された機器。
樺と栃の無垢材使用のラックの大きさは、横160センチ・奥行き50~60センチ・高さ78センチ。超重量級のラックです。


○パラゴンは、花飾りの置き台としても一級品です。パラゴンの右側は押入を取り払った収納場所になっている。
LPのソフトとオーディオラック、そしてスーパーウーファも元の押入部分に入っている。
33インチテレビは床の間を取り払った内部に収納し、外見上は壁掛けテレビ(笑)。


○パラゴンはバラの花が好き!
これは2004年9月11日に秋バラを咲かせるために、剪定した後の写真。
http://fukuroo3.com/paragon5.html

○ウーファユニットの変遷について=初期型は150-4Cで、1964年にLE15Aに換えられたが、1980年にはJBL社の全てのバスドライバーのマグネットがアルニコ磁石から、前年開発されたフェライト磁石に変えられた。

それに伴い、パラゴンのウーファも1979年にLE15Aからフェライト磁石のLE15Hに変えられ、翌年1980年には、375も最新型の376に換えられた。
後期型では、エナジャイザーのメクラ蓋は無くなっているのが特徴で、一目で判別できます。

エナジャイザー用のメクラ蓋がある後期型ユニット入りは、どこかでユニットを入れ替えられた疑いが有り、パラゴン筐体本体は1979年以前の製造と思われます。

○150-4Cウーファは、元をただせば、モノラル時代のハーツフィールドシステムにも使われていたユニットです。

パラゴンの初期型に、少数だが採用された。しかし、1959年に発表された新型ウーファLE15Aが登場すると、1964年になってLE15Aに入れ替えられた。
ですから、150-4Cをビルトインしたパラゴンは、1957年から1964年末までの、7年ほどの期間に製造された。

当時の日本人にとり、一般的に買える値段ではなかったので、日本人初代オーナーは、ごく数人と思われます。

150-4Cは、アルティック時代の名残をとどめる業務用ユニットの性格を残している。
JBLの出発点が劇場用ユニットであったからだ。JBLがアルティックから独立した原因の一つが、創設者ランシングが美しいコンシュマー用スピーカーを目指したことにある。

よって、アルティック時代の名残を残す150-4Cが、パラゴン用に設計されたものではないし、後年、新設計されたLE15Aがパラゴンに搭載された経緯は、当然の成り行きであった。

未だに初期型のパラゴンが良いという方の理由は150-4Cが使われているからだという。
LE15Hのようにウレタンエッジ張り替えが不要だから150-4Cが良いという人も居た。
10年一度の手間と費用を惜しむなら、パラゴンを使うな!。

私の考えでは中期型ならばLE15Aで良いのだし、そもそも、150-4Cが単体で銘器という事は一度も見聞しない。

150-4Cは半世紀前のユニットですからメンテナンス後に使うこと。
そして、口を酸っぱくして言っているように、ウーファユニットの止めネジが緩んだままの使用は駄目です。

要するにパラゴンの低音の良し悪しは、使いこなしによる要因が大きくて、ユニットの種類とは無関係と言い切れます。

そういう事から、初期型パラゴンが中期型や後期型より音が良いということはありません。
単に古いものが良いという一部の販売店による宣伝と、数が少ないという憧れによるものでしょう。

○150-4Cのコーン紙が見える写真と、マグネットカバーのプレート表示です。

150-4CというネーミングのCというのは、16Ω仕様であることを示し、150-4という名前であれば、32Ω仕様であり業務に使われた製品と思われます。
ちなみに、現代のスピーカーはほとんど8Ω仕様で、私のパラゴンも8Ωです。


○さて、一部で喧伝されるホーン用として150-4Cが設計された、ということですが、それは違います。

JBL社創建初期は、アルティックから分離独立して間もなく、オリジナルのユニットが少なかったので、ハーツフィールドに使用していた150-4Cをパラゴンにも流用しただけのこと。

さらに、元をただせば元々劇場用として、ウェスタンに供給されていたT510A型というユニットが、民生用として採用された時に名称を150-4Cと変えた。

つまり、原型はハーツフィールド以前の古い業務用設計です。ハーツフィールドに使われた頃には、コーン紙が大振幅に耐えられるものに改良されたが、基本的には同じ設計。

○この写真のLE15Aは長期間使われて馴染み深いウーファユニットです。比較と参考までに、ここに掲載しておく。

このユニットは長い年月の間に、様々なエッジの種類があるので、LE15Aだからといって全部が同じものではない。

比較的古い中期型は16Ω仕様で、新しい時代の中期型は8Ω仕様です。

中期型paragonは96%以上のシェアと予想しているので、これから皆様が手に入れられる中古パラゴンは、圧倒的に中期型が多いと思われるが、パラゴンを手に入れたら、まずはウーファのLE15Aの吟味をして適切なコーン紙に張り替えすることを勧める。

左写真は、黄ばんで硬化したゴムエッジを持つLE15A。私見だがホーン形式のスピーカーシステムには出来るだけ軽量のコーン紙が有利だと思うので、選べる範囲内で軽量のものに張り替えると良いと思う。

ゴムエッジ採用のLE15Aでは特に、近年のLE15A用コーン紙に張り替える事により、低音の質感が向上するでしょう。


○このパラゴンはeBayに売りに出されたもので、一例として掲載します。
この写真を掲載するのは、レフレクターパネルの張り合わせ状態が、良く見えるからで、こういうのも有るという実例。

また、このエンクロージュアは、裏蓋がフラットで、エナジャイザー用のメクラ蓋が無いものです。

アメリカ人は、JBLパラゴンについて、ほとんど知識がない人が多くて、シリアルナンバーだけが記載されていました。

シリアルナンバーというのは、保証書との整合性で必要なだけであり、製造した年とか、各個体の識別には役立たない。

この写真のparagonは、最も大事な前足木部の製造番号刻印も不明で、本体エンクロージュア刻印も報告されていない。
さらには、ユニットの種類さえ明記されていませんので、この写真のパラゴンに関しては、詳細が皆目解りません。


○別のJBLパラゴンも見て頂きます。中期型でも、比較的新しい時期のJBLパラゴンで、8Ω仕様のJBLパラゴン。

裏蓋がフラットで、エナジャイザー用のメクラ蓋が無いものです。
JBLパラゴンの個体差は、裏側に様々な謎解き情報が有り、表側の写真は、さほど意味を持たない。

強いて言えば、レフレクターパネルの木目模様と、左スピーカーのJBLエンブレムバッジのデザインの違いくらい。
http://fukuroo3.com/paragon6.html


1966年製のオリジナル状態を残すパラゴンと、1961年製の改造の痕跡がみられるパラゴンの対比。

○↑2006年7月に、中期型パラゴンの見事な標本ともいうべき、手を加えた痕跡がないオリジナルparagonが見られた。
このパラゴンの写真を見れば、オリジナルのパラゴンとは、どういう状態のものかを、ハッキリと見ることが出来ます。ネット上で

「これはオリジナルのままで、全く当時のままだ」

と主張するJBLパラゴンの多くは、そうではないものが多くて、信用がおけない場合が、多々見受ける。だが、この1966年製 paragonは梱包箱から出された当時のままで、今日まで残っている珍しい例です。ちなみに、私のバラゴンは完全な新品で購入し、このような状態でしたが、その後の配置換えなどで、カタログや取り説入りの袋は取れ、近年は内部配線も取り換えたので、このようなオリジナル状態ではなくなっている。


○2枚目の写真で見て欲しいのは、左のJBLエンブレムです。
近年の横長のJBLバッジと違いまして、縦型のシグネチュア・タイプの古い型なのに気付きます。

右写真のはオリジナル配線の状態を見ることができるし、配線の色からベルデン製のオリジナルのものだと解ります。
製造された1966年当時のparagonの面影を、完全な形で見ることが出来る数少ない例です。

○3枚目左は、075ツイーターのラベルのデザインに注目。シグネチュアマークです。
右写真は、075と375の配線分岐地点の様子が解ります。

○最後の4枚目は、左上がエナジャイザー用メクラ蓋に貼られたラベルです。
上右写真にそのラベルが貼られたエナジャイザー用メクラ蓋の状態と、取扱説明書とカタログ入り袋が、ホッチキスで取り付けられている様子が解ります。

このような状態のチップボード製裏蓋になっていないものは、後年になって裏蓋が壊れたために、合板製の裏蓋に取り換えられていると推測されます。

その場合は、たいていは、エナジャイザー用メクラ蓋までは再現されないので、フラットな裏蓋になっています。

どうせ使わないパワーアンプ内蔵用のメクラ蓋など、元通りにする必要はないし、穴ぼこを作るのは面倒だから、タダのフラットな合板板を使ったのです。

○ パラゴンに限らず、当時のJBL製エンクロージュアは裏板もチップボード製であり、合板などは採用していません。

チップボード製のフラットな裏蓋を使っているのは、最後期型のパラゴンです。

下左↑は、1966年当時の初期型LE15Aです。エッジの材質が違うことに注目してください。
また、フレームの色合いも後年のものとは違います。下右はホッチキス止めされた紙袋のアップ写真です。

○↑こちらは、改造されたバラゴンの例です。最初に紹介したオリジナルJBLパラゴンとの違いが際立ちます。

2005年8月に、珍しい初期時代のパラゴンをネット上で見ることが出来たので、真偽はともかく、写真紹介解説します。
ネットワークのN7000に1961年9月8日の日付があるので、1961年製造と確認された初期型のパラゴンです。

この一台によってもたらされる大切な情報は、使われているウーファユニットの型番です。
下の写真に見られるLE15Bがそれです。原文には( LE15B woofer serial #18087)とある。
このパラゴン用LE15Bは、150-4CウーファからLE15Aに至るまでの、ごく僅かな期間に採用されたものと思われる【JBLオリジナルだとしての話しですが】


○ 1958年から1964年あたりまでは150-4C入りが本来の構成です。

この写真のパラゴンが、本物のオリジナルで、LE15B入りだとすると、1961年あたりの、ごく僅かな数ヶ月の間だけ、LE15B入りのパラゴンが数台のみ製造されたと見て良いでしょう。私はこの製造番号が知りたい!。

製造番号が解れば真偽を判定できるのだが・・。
当時、ウーファユニットを150-4CからLE15Aに変更した理由は、音質改善を計ったものです。


○ 繰り返して申し述べることになるが、ご存じのように、LE15Aはparagonの94%前後に使われ、最も良く知られたパラゴンのウーファユニットです。LE15Aは歴史が長いので、コーン紙の材料も様々なタイプが有るが、その中でプロ用の頑丈で重いコーン紙が使われたLE15Aの採用例では、パラゴンの楽器的な良さを損なっていたと、私は考えています。

※重要点は、パラゴンのウーファユニットは従来、LE15Hを含めて3種類が使われていたと考えられていた。
しかし、この一台が現存することによって、LE15Bも使われた可能性が出てきました。
その場合、4種類のウーファ・ユニットがオリジナル・パラゴンに使われていた事になる。
この形式は私の分類上からは、初期型としてパラゴン情報に記録しておくことにします。

※注記→勿論、このパラゴンは改造が施されているので、LE15Bユニットが後付である可能性は否定できないです。


○さて、読者はこの一台のパラゴンの裏蓋を見て、ネットワークの LX-5とN7000が縦並びで取り付けられていることに目を留めたと思います。

珍しいパラゴンだと思われたかも知れない。150-4Cウーファ入り入りの初期型には、二個のネットワークが縦並びのものがあるにしても、その場合はLX-5は古い形式のもので、ハーツフィールド時代の名残をとどめているものです。これはLX-5を取り換えていると思われる。

よって私は、このパラゴンの裏蓋はオリジナルでは無いと思います。
fukuroo3は航空機体整備士にして、今は木工家具製作を趣味としており、塗装にも一家言を持っていますが、この裏蓋はJBLのオリジナルではない。

アチコチに塗装ムラや塗料垂れ落ちが見られ、写真のツィーター右横にも塗料が流れた痕跡がある。つまり、プロの仕事ではなく、素人の塗装です。そしてまた、黒く塗りつぶされてはいるものの、この裏蓋には板目模様が見てとれるので、安価で加工しやすい合板を使用して、壊れた裏蓋の代替品を作ったと思われます。

私のパラゴン情報に推測として書いた裏蓋事情が、図らずもここで証明された形となった。

また、ネットワークのネジ止めも少しいい加減なところがある。
左側のスピーカーのJBLエンブレムバッジが取れているが、これは別購入して後付が出来る。
ただ、新旧のエンブレムの違いがあるので、オリジナル当時のシグネチュアタイプのバッジは手に入りにくい。
http://fukuroo3.com/paragon7.html

○シロフクロウさんはJBL製045Beスーパーツィーターを2002年12月21日から使い始めました。
パラゴンの上に乗せて4ウェイオールホーンとしてパラゴンを使っています。 045Beの効果は絶大ですが、安易にスーパーツィーターを導入すべきではなく、3ウェイとしてのパラゴンをキッチリと使いこなした上で使って欲しい。

適当なところで妥協してスーパーツィーターを加えても、劇的な効果は望めないと思う。
045Beの調整そのものは、075の調整ほどは難しくありません。

4ウェイパラゴンは、最新型スピーカーを蹴散らすほどの能力が有って、凄味を帯びた鳴らし方から、柔らかな音で優雅な鳴らし方まで、オーナーの力量によって、応変可能です。近年の異常に高価なアンプを必要としないのも、高能率型スピーカーの特徴で、アンプの能力に依存する度合いが低い。


○右はJBL製スーパーツィーターUT025。

当初はこのドーム型スーパーツィーターを使い、その効果を確かめた後で、ホーン型のUT045Beに取り換えた。
取り外したUT025は、現在、サラウンド側で余生をおくっている。

○部屋を長手方向に使い、パラゴンは部屋の左端に設置。その右横に1メートル60センチのオーディオラックを並べた配置。

和室8畳の押入を取り払った部屋なので、部屋の長さは4メートル50センチ有る。私は木工家具を作る趣味があるので、木場から購入した広葉樹の無垢一枚板を使ってラックを自作した。自作ラックの高さは、パラゴンより少し低い程度にしました。

右端はスーパーウーファのベロダイン製HGS-18で、押入の改造部分に入っている。
45センチウーファユニット入りで、内蔵アンプは1250ワットです。強力すぎるほどの低域再生能力がある。

私のパラゴンは充分過ぎるほど低音が出ているので、低域不足のために導入したわけではない。基本的には映画用です。
相当に控えめに、さりげない音量で使用。当家は古屋なので、音量を上げると家鳴りがして危険。家屋が倒壊しそうになる。

これは導入当初から、映画用だけではなく、ピュアオーディオでポップス音楽再生にも使う事を考えていた。


○ウーファの下敷きは、マイクロ製SX8000シリーズのアナログプレーヤー・フルシステムの置き台を再利用。

SX8000 はLP吸着付きで、ハイスピード・イナーシャ採用という超弩級製品だったが、役立たずの度合いも超弩級であり、回転が安定しなかった。マイクロのメーカー修理屋が何度やっても直せなかった。結局、製鉄所のゴミに捨てました。


○左写真=メイン音楽ソースCDは、天板上左端のDENON製DP-S1(CDトランスポート)
とWADIA-15(DAコンバーター)との組み合わせです。アナログの説明は後回しにします。

○右写真=上段は2列6機、下段は1列3機なので、三段に3機ずつ陳列、ということにして説明します。

1/3=★YAMAHA=DSP-3000(2008年5月故障撤去)★ MCINTOSH=C-40★ MCINTOSH=C-29★
2/3=★MCINTOSH=MCD-7009★ WADIA-15★MCINTOSH=MCD-7005★
3/3=★MCINTOSH=MC-7270★ MCINTOSH=MC-2500★ MCINTOSH=MC-7270★

という具合の並び順です。 WADIA-15(DAコンバーター)には、DP-S1と MCD-7009の、二台のCDPからデジタル入力されています。

MCINTOSH=MCD-7005は一体型CDPとして使用。パラゴン駆動はMCINTOSH=MC-2500で、サラウンドスピーカー4本はB&O製ベオラブペンタです。これをMCINTOSH製MC-7270の2台で駆動。


○銘木を使ったオーディオラックは、木工家具製作を趣味とするシロフクロウさん自身の手作りで音への影響力が大きい。

○ついでに、今では、ほとんど使わなくなったアナログ系の紹介もします。
左写真は天板右端置きのTHORENS-TD521が2台。左にはトーンアーム=SME3012R、右にはSME-3010Rを装着。

アームは以前に使用していた超弩級役立たずLPプレーヤーのマイクロ製SX8000から取り外したものを再利用。

SX8000は何度もメーカー修理をしたが回転数が安定せず、製鉄所のゴミ捨て場行きとなって溶かされた。

○アナログのカートリッジはMC型三機種。ケース入りがEMT-TSD-15 。手前左がTHORENS-MCH2で、右がブライヤー。

☆3機種のMCカートリッジは、昇圧トランス2機種を使用。DENON製=AU340とUESUGI製=U-BROS-5。


○↑2006年7月21日に写真撮影、最新のオーディオラック内機器の様子。↑
音飛びがするDENON製DP-S1を撤去して、新製品のエソテリック製X-03SEを、2006年4月7日より使用中です 。

この頃、マッキントッシュ製の機器を、次々に修理やオーバーホールしています。
数ヶ月前にMC2500オーバーホール完了、続いてマッキントッシュのCDプレーヤー2台の修理も完了した。

2006年7月21日にはC-29も修理。これは予備のプリアンプなので、チューナーとデッキの接続をしている。

各機器修理完了直後に、ネット注文していたオルトフォン製の2メートル長RCAケーブルが配達された。

これで、以前から考えていた、ラック内配置換が可能になり、写真のように、CDプレーヤー3台を左端に集めた。

使いやすくなったけれど、この作業は、かなり面倒だった。ラックとサブウーファの間の狭いところに身体を押し込んで、熱い白熱灯照明を顔の近くで点灯させるから嫌な仕事だ。夏の雨の日、家の内外を何往復もするから、雨と汗でグチョグチョになり、蚊に刺され、もうやりたくない!

ともあれ、ラック内の機器を配置換えしてホッとしまして、ついでに記念撮影をして、ここに掲載致します。
http://fukuroo3.com/paragon8.html


上がパラゴンの原型となったものだとされるスピーカー写真です。解りやすいように、下にパラゴンを並べます。

世界初のステレオLPが出た1957年に、アーノルド・ウォルフ氏によって、パラゴンのデザインが決定されているので、これはそれ以前のデザインということになる。ちなみにステレオ録音そのものは、1954年に行われています。

当時既に、ステレオ用のハードウェアの開発が行われていたのは間違いない。ソフトより先に発売することは無くてもだ。

原型低音ホーンの写真を見ると、パラゴン用というより、最新ホーンスピーカーのアバンギャルドのデザインに似ている。

原型とされるものと、実際に発売されたJBLパラゴンとを比較すると、どう見ても、二つの関連性は高くは無い。

原型のデザインはステレオ用というより、モノラル時代からのデザインの伝統を受け継いでいるように見える。

それだけ、アーノルド・ウォルフのインダストリアルデザインが、斬新なものであったということだろう。

また、原型のホーン構造では、巨大ではあるが、パラゴン特有の【バックロードホーン的な効果】は望めない。

パラゴン・プロトタイプに比べると、完成したパラゴンの構造は、恐ろしいくらいにコンパクト化されたのが解る。


銀ケーブル使用半年後のレポートを追加記事として書き込みます。

私の装置には、以前から、一部分だけだが各機器接続ケーブルに、銀を含有したケーブルを使い始めていた。
本格的に導入したのは、2006年9月からのCHORD社製ケーブルが発端で、RCAピンケーブルに[ CHORD 社製] CHORUSを、スピーカーケーブルにも同社EPIC TWIN を2006年9月10日より使用。約半年を費やして、変化量が大きかったスピーカーケーブルも落ち着いてきたので、この記事を書くに至りました。

私より遥かに以前から、近頃のオーディオマニア達のあいだでは、銀を含有、あるいは純銀製のケーブルが使われるようになっていた。

それぞれにメーカーごと特徴があるし、高額故に全てを試してはおらず、いっぱひとからげには決めつけられないのだけれど、それでも、ある程度の傾向というものはあって、高音域が強調されたり、きらびやかになったりすることは良く知られている。
ナロー系のサウンドで鳴らしている人が、これらの銀ケーブルを使って、欣喜雀躍する様子も良く見聞する。

それは、いわば、割れ鍋に綴じ蓋的な要素があって、銀を使ったケーブルだから音が良いということでは無かろう。

個人的には銀ケーブルは好きでは無いのだけれど、現状に甘んじていては進歩が無いのだし、面倒なことになりそうだという予感は有ったけれども、徐々に銀ケーブルを一部分に取り入れてきました。

★写真左はスピーカーケーブルEPIC TWINの2組・パラゴン用は長いケーブル、短いのはスーパーツィーター用★

右写真はJBLパラゴンを駆動するパワーアンプMC2500に繋いだ様子。黒いのが EPIC TWINで、白ケーブルはST用のネットワークに繋がれており、ネットワーク経由でスーパーツィーター045Beに接続。

私の使うケーブルは、芯線全部でも2ミリ程度の細いものが多くて、極太のケーブルは滅多に使わない。

私のオーディオはパラゴンを使っているとはいえ、既に広帯域再生が出来ているので、銀ケーブルに替える度に、スピーカー側ではツィータースピーカーレベルを、下げる必要が出る。

それだけでは足らないほど、音バランスが変化するのが、スピーカーケーブルに銀含有ケーブルを使った場合だ。
プリアンプのトーンコントロールと両方を使って、高音域を下げなくてはならない。これが結構面倒だから、嫌いなのだ。

さらに面倒なことは、銀ケーブルは3ヶ月とか半年か経つと、徐々に音がこなれてくるので、その都度、微調整が必要だ。
採用当初は高音域が上がり、華やかな音が出るが、落ち着いてきたときの変化量は、銅製ケーブルの比ではない。

それに対応して少しずつツィーターレベルとトーンコントロールを元に戻すというか、上げていく必要性が生じる。
毎週ごとに、パラゴンの後に手を回してボリュウムを動かしたり、アンプの5バンドボリュウムで調整するのだ。

そして最終的には、最初に書いたような状況となって、変化量が落ち着いて音楽を聞ける状態になった次第。

CHORD社製ケーブル導入後約半年で、昔の銅製ケーブルを使用していた頃のボリュウム位置にもどったのだ。

毎日朝から晩まで聴く私でこの有様だから、一般の人なら3年間ほどかけて、変化に対応しなくてはならないだろう。

重要なポイントを書いておくが、【昔の銅製ケーブルを使用していた頃のボリュウム位置にもどった】と書いたが、それはバーンイン完了後だからこそ、昔の銅製ケーブルと今の銀ケーブルとが入れ替わったと言える。

機器ボリュウム位置の外見は昔と同じだから、今の現状こそが【純然たるケーブルの音質差】なのだとも言える。

だから当初の、高音が出る出ないとか、ビールの味みたいにキレが有るとか言う、初歩的な低次元の話ではない。

銀ケーブルに交換したら高音や低音がどうしたなど、一月も経たないのに解ったようなことを言うのは、いかがなものか。

小学生が聴いても解る程度の【音の物量差】のことを、いい大人になっても言うんじゃありません!。


私のマッキントッシュ製プリアンプは分割トーンコントロールが使えるので、銀ケーブル交換変化に対処出来るが、なんのコントロールも出来ないプリアンプを使っている人は、かなり多いと思われる。彼等はどうしているのだろう?

CDプレーヤーからパワーアンプに繋ぐようなピュアリズム信奉者は、銀ケーブルに替えたときはどうしているのか?

もし、キチンと広帯域再生が出来ている装置に銀製ケーブルを使うと、当初、大きくバランスが崩れて直せないだろうに。

現代のケーブルでは、経年による変化を【バーンイン】と呼ぶらしい。


昔は新品スピーカーを買うと、エージング(早く言ってしまえば劣化による高音域減衰)が必要と言われていた。ケーブルのバーンインは、年月というものが介在するけれども、同じ経年変化ではあっても、スピーカーエージングとはまた違うものらしいと、今までの経験から感じています。

★写真左上が短いEPIC TWINを使って、スーパーツィーター045Be・ネットワーク間に繋いだところ。
他の3枚は CHORD社製のCHORUS【RCAピンケーブル】の写真です。★

次いでの話しだけれど、
RCAピンケーブルに比べてXLRバランスケーブル接続が良いというのは、理屈の上での話である。

私のように自分で聴いて判断するという立場からすると、接続方法の差は、実用上では些少なことに過ぎない。
線の材質が違う製品比較では、XLRバランス接続が劣る逆事例は、私にも経験済みだ。
実用試聴経験から導かれる結論は、実際のケーブルの優劣とは、個々のケーブル商品の絶対評価で良い。

つまり、メーカー試聴室でもない我々のような実際の音響現場においては、接続方式による差より製品差が大事。

これは、部品による音質差を論じても実用上は役に立たないということに、良く似ています。

一例では、アンプの音質を決定する要因として、各部品の優劣を個別に批評することは別次元、ということに似ている。
勿論、真空管のように品質が安定していない部品などは、この範疇にさえ入らない事柄で、人間の個人差と似ている。

最後に、たかがケーブル、されどケーブルという事柄を、申し述べておきます。
それなりのケーブルを使えば、ケーブルによる音の変化は大きいので、有用ではあるのです。

ただ、そこには高額ケーブルだからといって、良い成果が得られるとは限らない現実が有るし、ケーブルに頼って音響構築をするのは、あくまで補助的であることを、良く認識する必要があります。
http://fukuroo3.com/paragon9.html

JBLパラゴン _ その歴史と伝説

◎解りやすくする為に各ユニット変遷によって、時代毎に大分類しておく事にする。分類基準の基本はウーファユニットによる。それぞれウーファ(低音域)、スコーカー(中音域)、ツイーター(高音域)の三種類組み合わせによって分類する。

☆初期型=150-4C、375、075 = 1957年8月に一号機完成・1958年春から発売され、1964年まで製造。
☆中期型=LE15A、375、075  =1964年から1979年まで製造された。
☆後期型=LE15H、376、075 = 1979年から1983年まで製造された。


※中期型は最も数が多く、古い16Ω仕様のものと、その後の8Ω仕様のものがある。
製造番号が930番あたり以降は8Ωで、750番あたりより古い製造番号は16Ωだったことは解っている。

この中間に170台ほどのパラゴンが存在し、その中のどれか2台が、16Ω時代と8Ω時代の分かれ目になっている。

※注=2005年8月にインターネット上にウーファユニットにLE15Bを使った一台を見た。
これは1961年あたりの僅かな時期に生産されている。私の分類では初期型としておきます。
ただ、これは裏蓋が改造されており、LE15Bが後付である可能性が有る。


製作年代別の分類方法は、ウーファ以外にも考えられるが、年代特定が難しく、煩雑すぎるので単純にウーファユニットによる大分類のみとした。
なぜならば、ウーファユニットのみが、生物学で言うところの「標準化石」になりうる年代測定要因だからです。

注=エンクロージュアのみの型番はC44で、これにユニットシステムが組み合わされて箱形式がD44000という形式名となった。


◎最初に元社長のアーノルド・ウォルフ氏の話から紹介する。

「スピーカーの歴史上でも、D44000パラゴンほど神秘的伝説に包まれ、切望され続けたスピーカは無かった。ユニークなデザイン方針に基づいた画期的な製品であり、JBLが製造した他のい
21:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:13:17

JBL パラゴンをまともな音で鳴らす方法 続き

◎最初に元社長のアーノルド・ウォルフ氏の話から紹介する。

「スピーカーの歴史上でも、D44000パラゴンほど神秘的伝説に包まれ、切望され続けたスピーカは無かった。ユニークなデザイン方針に基づいた画期的な製品であり、JBLが製造した他のいかなるスピーカーシステムより長い期間製造され続けた。パラゴンは1957年から1983年まで、25年間の長きに渡ってJBLの生産ラインに残り続け、約1000台が生産された」

以上が アーノルド・ウォルフ氏による証言と解説です。


私見=日本の記事では1988年まで31年間製造とされているが、販売カタログに残っていたのが1988年までと言うことであり、アーノルド元社長の証言通りに、実際の生産そのものは1983年で終わっている。製造期間は約25年である。
その後の1988年までの5年間は、在庫一掃までの期間です。

最後期型は350万円の値段をつけて販売しても赤字だったので、JBL社としては早く生産をうち切りたかったようだ。しかし、アーノルド・ウォルフ社長が若い頃JBLに入社する時のプロジェクトがパラゴンであったし、長く、同社の最高級フラッグシップモデルでもあったから、赤字でも作らざるを得なかった事情もあろう。

価格の推移も書き留めておく。後期型パラゴンの定価は350万円だが、最後期前のパラゴンは長い間220万円で推移していた。

最も古い初期型は168万円、1970年頃には1736000円、1974年1552700円等と、ドルと円との相場による変動があった。

30年~50年ほども前の価格であるから、現代の貨幣価値と置き換えて考えるべきで、当時は途方もない高額品であったのだ。

解りやすく言うと、当時の一般人給料税込み3万円で116ヶ月ぶん。現代人給料は丁度10倍の30万円だから、現在価値置き換え3500万。

勿論パラゴンの他に、相応しいアンプやプレーヤーも必要だし、なにより一軒家が必要だ。頑張っても一般人には買えなかった。

価格推移例の一覧・後期のWXA表示品は搭載SPユニットが違う

JBL Paragon D44000=  \1,552,700【1973年頃】 \1,600,000【1980年頃】
JBL Paragon D44000WXA=  \2,200,000【1982年頃頃】 \2,800,000【1983年頃】 \3,500,000【1985年頃】


◎パラゴンの基本設計者であるリチャード・レィンジャーの事も明記しなくてはならない。

マーク・ガンダー氏とジョン・イーグル氏の語るところによれば、リチャード・レィンジャーがJBL社に来た経緯は良く解っていないというが、近年、その経緯は明らかになってきた、

彼はLBL社に来る前は、映画の録音再生技術開発をしていた【レインジャートーン・コーポレーション】のオーナーだった。ブロードウェーの劇場で使われた最初のアンプ音響装置を、リチャード・レィンジャー が設置した事が知られている。

リチャード・レィンジャーは、パラゴンの基本設計を持って、リチャード氏がJBL社を訪れて、ビル・トーマス社長に逢い、反射パネルを用いたシアター用システム設計を、家庭用のスピーカーに応用することを提案した。

パラゴン誕生の始まりであった。

リチャード・レインジャーの設計だけで、パラゴンが完成したのではない。日本では、いとも簡単に、リチャード・レインジャーの設計によってパラゴンが出来たと書かれていることがあるが、机上の設計だけで製品が出来上がる訳もなく、特に最も難しい低音ホーン形状に関しては、未完成の部分が多かった筈だ。

リチャード・レィンジャーの専門的技術によって、単独システムによる拡散方式がJBL社にもたらされた事が、パラゴン誕生のきっかけとなったことは間違いないのだが、忘れてはならないことは、paragon誕生を実現させるには、天才的デザイナーのアーノルド・ウォルフ氏の登場を待たなければならなかったということだ。


◎ あまり知られていない事だが、その開発当初は、075ツィーター抜きの2ウェイスピーカーとして設計されていた。アーノルド・ウォルフ氏によって、1957年の8月に四週間かけてパラゴンのデザインが決定され、完成したモデルは3ウェイであった。完成する前年に、075ツィーターが開発発表されていたので、パラゴンはJBL最初の3ウェイスピーカー・システムとなったのだ。

また、パラゴンはハーツフィールドタイプのコーナースピーカーの間に置かれるセンターチャンネルスピーカーとして考案されたものだった。つまり、現代のAVホームシアター用センターSPに相当する訳だが、この考えの技術的なコンセプトは1930年代ベル研究所によって行われた研究調査に基づいており、最も安定したステレオイメージはセンターチャンネルスピーカーの設置によってもたらされるという考えに基づいている。

私が思うには、現代の5.1 映画サラウンドでも、ホームシアター映画のセリフを明瞭にする為にセンタースピーカーは必須とされているけれど、元をただせばベル研究所が発信元なのか!なんという先見性!

この考えは1930年に既に存在していることに驚かされるが、この事からもスピーカーというのは進歩が極めて少ないオーディオパーツだと思う。
AV用センタースピーカーとして家庭でパラゴンを使うのは費用からもスペースも大それたものだったから、結局は独立型スピーカーシステムとして世に出る事になった。
フクロウさんはホームシアター用としてパラゴンを使っているが、自ずとセンタースピーカーとなっている。


◎パラゴンの製造プロジェクトは、どのような経過をたどったかを、私の調べに基づいて、補足をまとめておきます。

リチャード・レィンジャーの基本設計を元にして、デザイナーだったアーノルド・ウォルフによって開発が行われた。

初代社長であり天才技術者だったジェームズ・バロー・ランシング氏(本名はジェームズ・マーティニ)の死後に会社を受け継いだウィリアム・H・トーマスは、当初はコンサルタントとしてアーノルド・ウォルフを1957年に雇って、パラゴン製造開発プロジェクトチームを発足させた。

なお、このチームには銘器ハーツフィールドを世に出したウィリアム・ハーツフィールドも加わっていた。そしてアーノルド氏はパラゴンを世に送り出した衝撃的なインダストリアル・デザイナーとして有名になった。

この経緯から、パラゴンを生み出したのはアーノルド・ウォルフ氏ということができよう。なぜならば、基本的アイディアはリチャード・レインジャー氏によるものだが、工業製品としての具現化には、机上の理論だけでは不足で、具体的な設計とユニットビルトイン、総合的なデザイン等に負うところが大きいからだ。

A・ウォルフはその後1969年にJBL社長に就任した。1979年に来日した後でJBL社を退職するまで約9年間、社長を務めた。彼の退職後三年でパラゴンは終焉を迎える。


○パラゴンは組み立てが非常に複雑なシステムで、困難な手作業によって作られた。
1960年代では一台のシステムを完了するために一人で112時間が必要と見積もっていた。多くがキャビネット仕上げに費やされていた。粗組み立てが終わると、約8時間をかけてエンクロージャー全体に磨きかけた。そして次に別の人の手でオイルのシングル・コーティングをして、ひと晩乾燥させた。

その翌日、オイルフィニッシュを2度行い、さらにその後6時間かけて最終の仕上げをした。まだ終わりではなく、最終仕上げの後ワトコオイルによるコーティングは更にもう一度かけられて、手で磨かれた。

(※明記しておきますが、このドン・マクリッチー氏が詳細な取材をした記事には、米松(ベイマツ)がパラゴンに使われたという文章は無い)

パラゴンの仕上げには知られているワトコオイル仕上げの他に、1960年代前半までは、ウォルナット、トーニィ・ウォルナット、マホガニー、及びエボニィの四種類の仕上げが選べた。そして、値段は高くなるが特別オーダーとしてピアノラッカー仕上げも注文できた。


○パラゴンの業務用機種が存在した。

マークガンダー氏とジョンイーグル氏の語るところによると、パラゴンのオリジナル構造では2つの150-4Cバスドライバーが別々に正面のホーンに装填されていました。
2つの375コンプレッション・ドライバーはH5038P - 100楕円形ホーンに装着され、それぞれがカーブしたパネルの一面に向いていました。

又、2つの075リング・ラジエーターはキャビネットの後部にマウントされていてセンターのリスニングポジションに向いていました。

ドライバーは500hz と 7000hz にクロスオーバーしていました。

パラゴンの家庭用機種が導入された頃と同じ時期に、スタジオモニタリングとステレオ映画音再生のようにビルトインで使う目的の業務用機種がありました。しかしながら、このような需要はそれほど大きいものではなく、業務用変形機種は間もなくラインアップから消えた。

☆ パラゴンの変遷についての詳細

ドライバーは何年もの間様々な変更がなされ、細かい部分の経緯は現在は不明な点が多い。
当初のウーファユニット150-4Cは、ハーツフィールドにも使われていたものだが、1959年にLE15Aが新たに開発され、1964年にはウーファーがLE15Aに変更された。

また当初、1963年に開発されたスピーカー内蔵用パワー鞍部の、SE401後のSE408S型)がキャビネットにビルトイン出来るようになった。
注文時点で、最初からパラゴンにパワーアンプ付加システムを買えるオプションが導入されていた。

しかし、このパワーアンプ付加オプションは70年代までには行われなくなった。


◎ウーファユニットLE15Aを使用したパラゴンを中期型と分類したが、この中期型は長い年月に渡って作られ続けた事もあり、全製造機の95パーセントほどと推定される。2%ほどが初期型、残り3パーセントが最後期型に分類されると、私なりに推測している。

後期型パラゴンは1980年以降となるが、それはスピーカーユニットが1979年に開発されたフェライト磁石採用ユニットによつて、かつてない大変化を遂げる事による。1980年に、JBL社の全てのバスドライバーのマグネットがアルニコ磁石からフェライト磁石に変えられたのだ。その変化に伴い、1979年にはパラゴンのウーファが、LE15Aからフェライト磁石のLE15Hに変えられ、翌年の1980年には、中音ドライバーユニットの375も最新型の376に入れ替えられた。

こうしてパラゴンの再生音は大きく変わった。
私の所有する最後期型には遺物のごとく残っていたビルトインパワーアンプ用のメクラ蓋は姿を消している。

このメクラ蓋が無くウーファユニットにLE15Hが入っているパラゴンは、完全なる最後期型の証明になると私は思っています。

古いパラゴンのメクラ蓋は、8Ω仕様になった比較的新しいパラゴンでは作られなくなり、フラットな裏蓋になっていますが、このメクラ蓋の用途は、JBLではエナジャイザーと称している、ビルトイン用パワーアンプの為のものです。
このパワーアンプは、オブションで注文が有れば取り付けられ、スピーカーシステム毎に特有のカードが差しまれる形式のものです。

つまり、パラゴンにはパラゴン専用カードが刺し込まれたビルトインパワーアンプが用意されました。
エナジャイザーは、当初はSE401E型で、その後はSE402E型。後にSE408E型がある。


○追記で、面白いエピソードを紹介しておきます。

この頃の日本では。アルニコ神話が囁かれていた時期で、頑固なアルニコ信奉者が「昔は良かった」と、発言していた。日本のステレオサウンド誌にパラゴンを所有しているオーディオ・ファイルグループの記事が掲載され、その発言の要点は、

「みんなアルニコが良いと言っているが、ことパラゴンに関する限りはアルニコよりもフェライトを使ったLE15Hの方が良い。だからパラゴンをパラゴンに買い換えた」

というものだった。私のような貧乏人は一回パラゴンを買うのに苦労したが、この方々はLE15Hを採用したパラゴンの音の変化を、ただごとではない大変革と聞き分けたが故に、アルニコのパラゴンをフェライトウーファ入りのパラゴンに買い換えたと推測する。

JBLパラゴンについて☆その歴史と伝説=No2

1978年のステレオサウンド記事に、菅野氏の話しが対談形式で次のように報告されている。氏の報告は信頼できます。

菅野氏がJBL社を訪れた時、日系二世の加藤さんが、たった一人でパラゴンのエンクロージュアをコツコツと作っていたと報告している。また、加藤氏が居なくなればパラゴン製造はできないだろう、という事も話しておられた。

加藤氏の父親は一世で指物師であった。加藤氏はその技術を受け継いでいたが為にJBL社に雇われていたのである。後期型のパラゴン製造時期は1980年以降であり、その前年の1978年にはフレッド・加藤氏がただ一人残ったパラゴン製造職人となっていた。よって後期型であれば加藤氏が一人で作り上げた製品と断言できる。

フクロウさんも自分のパラゴンのどこかに加藤氏の銘が刻まれていないものか、と、捜してみたけれど何も無かった。しかし、刻まれていなくても間違いなく私のパラゴンは加藤翁製作である。少なくとも1978年以降は加藤氏の単独製作だったのだから。

ここで忘れてならないのはユニットは工業製品でも、独特の低音ホーンを持つ特殊エンクロージュアは特注楽器製作そのものです。パラゴンのような楽器型スピーカーという製品は「箱」であるエンクロージュアで音の善し悪しが決定することも、忘れてはならない。
最後期型ドライバユニット入りは1980年からとされるが、一ヶ月に1台か2台のペースになっていた。最後期型は1979年から1983年の約三年間ほどしか作られなかったのだが、世界に冠たるJBLのフラッグシップモデルのパラゴンが、日系二世のご老人が一人で作っていた事は驚くべき事だ。

製作職人は既にご高齢だった加藤翁ただ一人なのだから、三ヶ月に二台のペースとするのは多すぎるかも知れない。1982年頃には売れなくなっていた事も知っているので、平均製造ペースは最後期になると減少した筈です。市場原理が働きますので、売れなくなったパラゴンは製造台数は減少する。製作職人が1人だけになったのは、注文が減ったからです。

これで計算すると年間8台がやっとだろう。三年半で28台だ。加藤ご老人が一人でこんなに作れたのかは疑問ではある。だから最後期型は全世界に40台程度と思われる。全体の3%と私が推測する根拠はここにある。

1980年以降は日本向けだけに製造されたのでは無いと思われるので、現在日本に最後期型パラゴンは何台存在するのだろう?。

追記=2002年の8月に、予想として後期型はほとんどが日本に輸入されたように思った。欲しがる人が日本人に多かったからです。
また、ユニットを入れ替えて後期型として並行輸入された偽の後期型が多数存在すると思われるふしがある事は別記に記す。

追記=2006年8月に製造番号刻印039の後期型パラゴンが報告され、どうやら45台ほどの後期型が有ると推測されました。

JBLパラゴンについて☆その歴史と伝説=No3

◎ステレオサウンドNo60=1981年の秋号によれば、同誌の評論家達によるパラゴン視聴は後期型で行われたが、試聴記によると、いつも酷く悪い音で鳴っているパラゴンばかりをあちこちで聞かされていた評論家達が多かったようだ。鳴らし込むのに大変な努力を必要とする事は、前期・中期・後期型を問わず、同様に難しい。


岡氏「上手く聞こえたためしがなかったが、非常に認識不足だった」

菅野氏「今日、ここで聞いたパラゴンの音は、大変素晴らしかった」

瀬川氏「パラゴンを鳴らすのは並大抵のことではない。本当はもっともっと凄い音がするのだが、今日は54畳の空間の有る部屋のせいか、まぁまぁの音が出た」


瀬川氏だけは、何人かの個人宅で、良い音で鳴っているパラゴンに出会っている。

ここでは明確に書かれていないが、評論家諸氏が以前に聞き馴染んでいた初期&中期型のパラゴンと違い、この試聴記で使用したパラゴンが後期型だった為に、意外なほど良かったと思われるふしがあるのだ。私が自宅で始めて鳴らした時に、予想外に良かった事を覚えている。

購入前には私自身も、どこで聞いても良く鳴っていないパラゴンばかりであった。購入先の店員もパラゴンを鳴らすのは至難の業だと、念をおされた上で買ったのだ。だから、初音出しでは、さぞヒドイ音だろうと思ったのに、意外にまともな音が出たので、まぁこれならこの先なんとかイケる!と大変嬉しかったのを覚えている。

さて、話を戻すと、ウーファにLE15Hを使い、スコーカードライバを376に替えた最後期型は1983年に製造中止になるまで生産されたが、その生産数は40台程度と、ごく僅かだったろうと予想される事は既に述べた。
パラゴンの再生音は、いよいよ高みに上り詰めていったのだが、生産はそれと逆行して減少の一途をたどる。

あまりに複雑な製造工程と完全手作り製品ゆえに、世界の工業需要から離れて行ったのだ。採算性が悪い事も生産打ち切りの原因だろう。


JBLパラゴンについて☆その歴史と伝説=No4

◎ パラゴンをビンテージ・スピーカーとして購入希望者が未だに居ますので、パラゴンを手に入れたい人の為に、私からのアドバイス。

日本では喫茶店等を開店するにあたり、中古のパラゴンを買い求める人もいる。姿があまりに美しいからだ。時々、ステレオサウンド誌で地方のオーディオ店から出物が有ります。

輸送料はかかりますが、確実なのはアメリカ中古市場から買い求める事です。
2001年当時には、LE-15Aを使用した中期型が、アメリカのコレクター市場で二万ドル(270万)以上の値で売られていました。

日本でも中古を250万円前後で売られていると思うが、ほとんどは製造台数の多い中期型です。

初期型はユニットが劣化し過ぎたものも有るので勧められない。半世紀前の製品となると、箱の保存状態の良いものは少なくなるのが道理。

音が出なくても、飾り棚代わりに欲しいという人も居るので、そういう方なら初期型でも良い。気持は解る。

もし最後期型中古を安値で売っている店が有ったら、その店は価値を知らない訳でビッグチャンスです。良く乾燥したエンクロージュアの後期型パラゴンを中古で入手するのは至難と思うが、もし存在すれば、この世のパラゴン中で僅か3%の当選くじとも言えるので稀少価値が有ると思っています。

湿気で音質が劣化しているパラゴンは安くても買ってはいけない。

長年オーディオファイルとして過ごして来た夢追い人の行き着く先が、このスピーカーなのかも知れない。四十代まで最新型スピーカーを変遷したオーディオファイルが懐古型スピーカーに辿り着く、という話は良く聞くことだ。


◎ パラゴンの製造に関しては他にも面白い事がある。まぁ、伝説になるくらいだからエピソードに事欠かない。

それは完全な設計図というものが存在しないことです。設計図はパラゴン製造工場の職人の頭の中にだけ存在しました。

また、興味深いことは、家庭でスピーカーを制作してみよう、という腕に覚えのある人向けに、JBL社から各パーツの寸法などが書かれた設計図が、1960年代に販売されていた。ユニットはJBL社から買い足して取り付ける、ということだが、家具製作者なら出来たかもしれない。

その設計図はJBL本社においても、今では消失してしまっているという。これまた正に伝説と化した所以だ。


☆追加記事=2003年に、アメリカの市場でこの設計図が売りに出されました。
それは片側だけの設計ですまされており、細部については、制作者の技術にゆだねられる性質のもののようです。

やはり、伝説どおり、パラゴンの設計図は熟練した職人の頭の中にだけ存在し、設計図があれば誰でも製造できるというものではない。ですから、パラゴン職人は日本の神社仏閣を造る宮大工のようなものだと思えば良い訳です。


☆追加記事=2006年では、CD-ROMにより、paragonや他のエンクロージュアの設計図が、ネット販売されているのを見ました。

日本のメーカーがパラゴンのレプリカを作っているが、聞いた人の話では異口同音に、まったくオリジナルとは違う音がしているとの話でした。


○パラゴンは、一台ずつ、微妙な違いがあります。
勿論、アーノルド・ウォルフの設計は存在しますが、実際の製作現場においては、一台のパラゴンから別のパラゴンにそのキャビネットパーツを代用するのは不可能だったのです。同じ製造職人であっても、一台一台が、それぞれに微妙に形状が異なっているのです。

この事からも解るようにパラゴンとは、木工職人が世界に一台のみのカスタムメイドとして作ったスピーカーなのです。勿論木目模様は一台一台違うし、塗装の色合いも一台一台が独自の色合いを持っているのは、このためです。
ちなみにフクロウさん所有のパラゴンは、やや赤みを帯びています。足材の紫檀が塗装時点で赤みを帯びる木材だったので、その色に全体を合わせたのではないかと思われる。

現代でも手作業によるスピーカー製作は行われているが、ここまでクラフツマンシップに満ちた製品はスピーカー史上に無い。


JBLパラゴンについて☆風評に惑わされず本質を見極めよう=No5

○さて、パラゴンという名前の由来から、話しましょう。

パラゴンというのは直訳すれぱ「規範」ですが「極上の品、逸品、完全なるダイヤモンド」という意味合いから名付けられたニックネームです。

○良く知りもしない「知ったかぶり」の人達は、パラゴンは既に過去の遺物だとか、良い音がするわけが無いとか、構造上からステレオセパレーションが取れないとか、定位がどうのこうのとか、本当にまぁよくもこれだけ、と、思われるくらいに様々な事を述べている。

実際のパラゴンは近代の広帯域ソースを楽々と再生するし、最新のスピーカー群を凌駕すると断言できる。さらにスーパーツィーター045Beを加えて4ウェイとすれば、超近代型システムとなる。

だから所有しても居ない人々が、パラゴンは過去の遺物みたいな物言いをするのは、完全に間違っている。困った無知蒙昧の輩である。これらは実際に所有して、キチンと使いこなした人の意見ではないし、稚拙な技術論を振りかざしただけの、実践無き空論です。完全調整されたパラゴンの音を聞いた事が無い、頭でっかちの軽薄な輩の言う事などは、無視して構いません。

店やペンションの飾り物として使われたり、人寄せの為に店に置かれているパラゴンが実力を出しているとは到底思えない。馬鹿とハサミは使いようと言うが、パラゴンは使い難いオーディオSPのなかでも、難しさは最右翼と言われるほど使いにくいスピーカーなのだ。

つまり、パラゴンは購入しても使いこなせない場合が多いという事例が多いスピーカーですから、オーディオファイルの方々であっても、良い音で鳴っているパラゴンを実際に聞いた経験を持っている人は、とても少ないと思われます。 絶対数からして少ないので、朗々と鳴るパラゴンに出会う幸運など、滅多に有ることでは無い事を知っておく必要が有る。

ジャズ喫茶とか、お店に置いてあるパラゴンが、如何にヒドイ音で鳴っているかは、今は亡き評論家の岩崎氏も慨嘆していたし、ステレオ・サウンドの評論家諸氏も、公共の場において、良い音で鳴っているパラゴンは極めて希だと言っておられる。ましてや、一般の人々の場合は、良く使いこなされて素晴らしい音が出ているパラゴンに出会うことは至難であろう。

私も経験があるが、店の飾りとして置かれたJBLパラゴンならば、外見を眺めて、貧相な音を聞くことくらいは出来る。


○ハイエンドクラスのオーディオは車などとは違う機械であり、使う人の文化程度が問われる機械なのは、言うまでもないことだ。世界の銘器と言われるものほど、使い方によっては普及品機器に劣る音を出す恐れが有るのを忘れてはならない。例えて言うと、これから絵を初めて描く人が顔料や絵筆を買い求めれば、それだけで優れた絵が描けるわけでもないだろう。プロカメラマンが使う最高級カメラを買ったからと言って良い写真が写せるとも思わない筈だ。

なのに、なぜかオーディオだけは一千万も出したから良い音だろう、などと阿呆な事が平然と言われるのだろうか?不思議でならない。一千万出したのか、それじゃあ~さぞかし苦労するだろうねぇ、この先の音創りが大変だね、というのが本当の話しなのである。

つまりハイエンドオーディオという世界は、使い手の技量、知識、文化芸術性が問われる趣味なのである。物を買って少々いじれば完了するような安易な世界では無い。お金持ちの道楽として買われたパラゴンが、使いこなされずに放置されているのを、多々見聞する。そういう不幸なパラゴンがなくなることを祈って止まない。


JBLパラゴンについて☆要は使いこなし次第=No6

○300万円程度の初心者クラスでは、費用と音が比例して良くなるという幸福な世界だが、その初心者オーディオを囓ったくらいでは、奥深いハイエンドオーディオの世界を知るはずも無かろう。40年前ならいざしらず、現在ではは貨幣価値が変わっている。何事も、時代を無視して並列視は出来ない。大人が生涯続ける趣味が、たかだか乗用車一台分だなんて、とても言えたものでは無い。貧相過ぎる。

○昔の銘器と言われるスピーカーは中身のユニットよりも、箱に桁違いの製造コストをかけていました。
タンノイのオートグラフも、中のスピーカーよりも箱が十倍もした。未だにビンティージものSPを欲しがる方々は、この箱鳴りの響きの美しさに惚れたからです。いわゆる、これらが楽器型のスピーカーと言われる所以です。

パラゴンをクラシック専用みたいに思ったり、昔のジャズ喫茶で使われていた記憶から、ジャズ向きだと勘違いしている人も居ますが、このクラスになれば、あらゆる音楽をパラゴン流に料理して聞かせてくれます。 使う人の、人となりに応じた歌い方で鳴らし込めば、十二分に期待に応えてくれるでしょう。

フクロウさんは主にカントリー&ウェスタンの女性ボーカルを聞いており、以前に良く聞いていたクラシックよりも比率が高くなりました。私の場合は、パラゴンで聞くボーカルは魅力的で、歌手が歌っているというより、パラゴンが歌っているという言い方も出来るほどです。つまりパラゴンは、箱であるエンクロージュアの造りの良さからきているたっぷりとした低音域と、ふくよかな美音が魅力なので、女性ボーカルが、特に魅惑的に聞こえるのだと思います。

昨今のスピーカーは、こういう箱鳴りを排除して音作りを目指しているものが多いが、それは逆に見れば、そういう良い音がする箱はお金がかかりすぎて作れなくなったから、という要因も有ると思う。

こういう経緯と観察から、パラゴンはオーディオ的な拘りが強いジャズ愛好者には向いていないと思うのだが、音響創りは人様々で良いでしょう。

閑話休題、ユニットそのもので音が決まるシステムは作りやすいのだ。大量生産して利益を上げるには工場ラインに乗る形式が都合が良いのだし。つまり、単に製造メーカー側の面倒すぎるからという理由で、優れた箱作りスピーカーを断念したにすぎないと、私は推測します。何故かと言うとパラゴンが造られなくなった要因は、このエンクロージュア製造コストにあったからです。

人間の声が声帯のみであれば深みのある声にはならないように、パラゴンは箱鳴りする共鳴部分がかなりの要素を占める。そこがパラゴンの長所でもあり、短所でもあるのだが、わざわざ、このようなたいそうな箱を採用するには、それなりの理由がある。複雑なエンクロージュアであればあるほど、使いにくい面もあるが、独自の効果もあるわけだから、長所を伸ばすことだ。

こういう方向が嫌いな人は、同じJBLでもモニター系の、4343から4344、そして4350等の一連のプロシリーズから選択すべきだろう。スタジオモニターシリーズ・スピーカーは大嫌いで、私自身は絶対に使いたくないスピーカー・シリーズであるけれども。

日本で人気のモニター系のスピーカーは楽器型と反対の音が特徴だが、私にはこれが家庭用として音楽を楽しむシステムと思えない。ジャズしか聞かない人なら構わないだろうけれど。家庭においてモニター系のスピーカーが、これほど使われているのは日本人だけの特徴らしい。


○私はパラゴンよりさらに古い時代に家庭用として製造された蓄音機のクレデンザとか、アンテイークな大型のオルゴールの音もまた、素晴らしいと思う。新しい古いで物の価値が決まる筈も無いし、真の価値を見極める眼は、何時の時代も変わりはしない。

機械測定に優れた成績を示すスピーカーは、人間が音楽を楽しむ製品として落第するものも多い。


○上杉研究所の上杉氏くらいになれば別だが、素人の自己満足に近いアンプ制作者は多い筈だ。そういうアンプ等を自作できる人の中には

「高級オーディオ機器と言うのは安物部品を使って高額な値段を付けて売っているのはけしからん、私ならこれを1/10以下の値段で、もっと良い音のするものを作れる」

といったことを言う人は、昔から沢山居た。

「海外ブランドなんて、こんな性能の悪い部品を使ってイモハンダ付けをしてる」

とか技術的な面だけで判断するのも大間違いだ。これらは、なまじハンダゴテを握れる人が陥りやすい低次元の話しである。アンプもスピーカーも絵で言えば、絵の具や絵筆等の道具に過ぎない。アンプが作れるという事は、絵筆が作れるという次元の話しである。プロの絵描きの書いた絵が、絵の具代金や無地キャンバスの値で価値が決められる訳では無かろう。アンプは作れても、たいした音は創れない人達は、大概こう言って逃れる。

「それは、この部屋が良くないからだ。部屋さえキチンとした所ならねぇ~・・。
そういうオーディオルームを作るには一千万はかかるだろうし」

などと言う。私はこの手の言い訳は聞き飽きた。部屋は大事だが、恵まれない部屋の問題くらいは乗り越えなくてどうする!。そんな腕では、オーディオの熟達者とは言えまい。


JBLパラゴンについて☆続・要は使いこなし次第=No7

○「良い音で鳴らすには最終的には部屋です。でも、その費用は一千万はかかるでしょうねぇ~」

と、うそぶく人達は300万程度の初心者くらいの装置を使用しているのか?

オーディオは悲しい事に機械が無くては始まらない趣味で、お金のことを持ち出すのは本意ではないが、どんなに貧乏でも情熱が有れば、自然に費用はかかってしまうものなのだ。オーディオに対しての努力の有りようは様々だろう。自作スピーカーをコツコツ作るとか、ハンダゴテで真空管アンプを作るとかだけが努力では無い。自作派の方々の装置はホビーとしての楽しみが大事であって、究極の美音を創るアプローチでは無い。似て非なる趣味です。

自作するよりは、耐久性とかメンテナンスの面倒をみてくれるメーカー製の機器が良い。オーディオの天才技術者では無い一般人は、ハイエンド・オーディオへの近道は労働対価で装置を購う方が絶対に早いのである。部屋が最後と言う方達には、部屋の費用とやらの半分の500万円でも使って、メーカー製のSPを買えば、貴方の作ったガラクタアンプに頼るよりも、良い音を作る可能性が出てくる筈である。と、明言する。


○フクロウさんの場合は、部屋よりも装置である。というより部屋なんぞにお金をかけるくらいなら、装置にお金を使わざるを得ないほどの貧乏人だからだ。

装置に1400万かけるのが精一杯で、部屋の改造で何をしたかと言えば、300キロはあろうというパラゴンの重みで床が抜けないように自分で床下の補強工事をしたくらいだ。私の部屋は何の音響補正もされてない部屋であるが、充分に良く鳴っている。

ステレオサウンド誌の菅野氏のレポートによると、立派なオーディオ専用部屋はかえって良くない音になりやすいという。菅野氏の自宅は、いろいろなものが置かれた居間で音を出しておられる。また、最近のステレオ・サウンド142号では、オーディオテクニカ会長の松下氏のオーディオルームが紹介されているが、趣味の陶器が雑然と置かれており、それが適当な音の拡散をして効果的だと菅野氏が言っている。これらの事からも、最初に言った「最終的には部屋です」という方達の意見は信用できないのだ 。

頭の中だけでオーディオをやりたい人は、スピーカーから音を出す事なく、アンプの段階で作業を中止するが良い。SPを使って部屋の中に音を出した途端に、彼等の音響理論は音を立てて崩れ去ってしまうからだ。SPを使わず、オッシロスコープの波形だけで満足しておれば良い。

JBLパラゴンについて☆パラゴンを使いこなす=No8

一人一人に対して一人一人の為のオリジナルパラゴンが存在すべきであって、唯一万能なパラゴンの使い方はこの世にあり得ません。他人の調整したオーディオというものは、ハイエンド・オーディオにはあってはならないものです。

[パラゴンは育ちのよいお姫様だと思いなさい。
貴方の思うような女にはなりません。教育しようなどと思わない事です]

私の所にやってきたパラゴンは、当初は良い音で鳴りました。買い求めたベテラン店員もパラゴンを鳴らすのは大変な事だよ、と、忠告してくれましたし、ステレオサウンド誌を読んでも、これほど使いこなしの難しいSPは無いとオーディオ界の誰もが口を揃えて言っていました。私自身も良い音で鳴っているパラゴンに一度も出会っていません。 全てがヒドイ音で鳴っていました。

輸入元の山水電気のショールームが新宿の宝ビルに有りましたが、ショールームで常時鳴っているのはオリンパスで、お客さんもオリンパスの方を聞きたがりました。私も二回ほどパラゴンで音を出して頂きましたし、他のお客さんのリクエストで鳴るのも試聴しました。本当に聞くに堪えない音で、このショールームのパラゴンは楽音を奏でる装置には思えなかった。同じJBL傾向の音ながら、オリンパスの方がマシな音でした。

本家のショールームでもこの有様ですから、他所でも

「パラゴンは姿は良いけれど、音の悪いスピーカー」

と酷評されているものばかりでした。


○にも関わらず、1982年の早春に私の所にやって来たパラゴンから初めて音が出た時、それまで使っていたJBL=L200型とは比べようもない可能性を明らかに見せたのです。良い音だったとは言っても、今と比べると完成度は雲泥の差でしたが、最初から「これはただ者では無いわい」と思いました。

私の入力系は当時のマイクロ製トップエンド機でLPデスク吸着も出来るもので、アンプ系はずっと昔からオールマッキントッシュでしたからパラゴンとの相性は良かったのです。最初の幸せな出会いでした。

これでは私も張り切らざるを得ません。長年培ってきたオーディオ・テクニックの全てを注ぎ込んで、素晴らしい音にしてやろう、と次から次へと対策を施しました。ところが、一進一退はするものの、大きく改善する様子も無く、悪くなっただけじゃ無いかと思える事も有ったのです。今までのオーディオで有効だったテクニックがパラゴンには通用しない事に途方にくれました。

対策で一番の大仕事はパラゴンのステージ作りでした。大抵のパラゴンは置き台の上に置かれていますが、ツイータの位置が低い事を解決する為に誰もが考える事です。皆さんが見たパラゴンは大抵ステージに乗っている事でしょう。

私は木工家具を自作していますので、完全乾燥した古い木造家屋に使われていた分厚い太い梁を使い、長さ三メートル奥行き80センチの巨大なステージを作ったのです。石のステージよりは木の響きが私は好みでしたから、木材を使ったのです。しかし、この大仕事も徒労に終わりました。


JBLパラゴンについて☆続・パラゴンを使いこなす=No9

○様々な対策を試みて三ヶ月経とうとしていた頃、ふと、パラゴンは生物で言うと別の生き物なのでは、と思い当たったのでした。これは今までの箱形SPでは無いし、中にグラスウールも詰まってなさそうだし、今までのSPが毛の生えたほ乳類ならばパラゴンは恐竜なのだろう。

振り返ってみると、数々の対策が全て悪い方向に行った訳ではなかった。
改善効果の有った対策の一群は、一定の方向性を指し示していた。それは例えば音を解放するようにと考えた対策などでした。反対に音を締めようとか、コントロールしようとかの意思をもって施した対策は、ことごとくはねつけられたのです。
ここでようやく私はパラゴンの正体の一端を見たのでした。

「そうか、これは育ちの良いお嬢様タイプなんだ。それもとびっきりの貴族かも。いや、お城住まいのお姫様クラスか?」

ううむ、誇り高いお姫様か、そういうことならば、私の言うことなんぞ聞いてくれそうも無いではないか。

そうなのだ、彼女の歌いやすいように歌わせれば良いのだ。何の制約も無くして、パラゴン自身が歌いたいように歌わせるのだ!

せっかく掃き溜めのような我が家に、美しい鶴が舞い降りたのだから、JBLパラゴンを歓迎しなくてはならない。


○今まで施した対策のほとんどを取り外しました。ステージ等も全て取り外して畳の上に薄いラワンの板きれを置いただけにしました。方向性としては、パラゴンを空中に浮かせたようにしてやる事でした。300キロも有るものは空中には浮かばないが、とにかく自由で解放された音にする方向性を貫く事だ。

そして、心機一転してセッティングをやりなおした直後に、歌い始めたパラゴンの音の素晴らしさに呆然として声も無かったのです。今までの三ヶ月ほどの苦労は何だったのだ。たった一日にして本来の姿を現した一瞬でした。

私はパラゴンに謝らなくてはならない。すまなかった・・間違った事ばかりを貴女に押しつけていたのだから。


解りやすく例えて言えば、パラゴンは青い眼をした金髪のグラマー美人なんですね。オッパイもFカップだろうし。それなのに音を押さえたりコントロールしょうとして日本女性サイズのAカップ下着を着せようと思っても、どだい無理だったのだ。胸がこれならお尻の方はもっと窮屈な思いをしたに違いない。歌うどころでは無かった筈だ。すみませんでした、パラゴン嬢・・。

そういう事ですから、楚々とした柳腰の日本女性がお好みの日本男子は決してパラゴンと暮らしてはいけません。この日から青い眼をしたグラマー美人は、お城のお姫様暮らしからフクロウの巣穴に同居するようになりました。育ちの良い姫君は、好きなように歌わせてくれさえすれば、ボロ屋でも全然気にしないみたいです。

ステレオ・サウンド誌の評論家は

「素晴らしい部屋でパラゴンを鳴らせば」

と、おっしゃっております。そういう方向のパラゴン再生もあるのでしょうね。贅沢指向の極みでJBLパラゴンを鳴らすというのも良いでしょう。この試聴は、日本の元貴族の豪邸という40畳はあろうという部屋でパラゴンを鳴らした時の報告でしたが、評論家の中にはこの40畳の部屋でも不足だ、と言う方も居ました。つまり、西洋の石造りのお城なら、もっとパラゴンが歌うのかもしれません。キリのない贅沢指向ですね。

そういうお城のような場所で暮らすパラゴンは、きっと厚手のシルクの豪華な衣装を着ているのでしょうね。でもフクロウ仙人の巣穴で全裸状態で身を寄せ合っているお姫様も、結構幸せそうに暮らしていますよ。


○20年以上、パラゴンを使っていますが、もう私はナンタラカンタラと押しつけがましい事はしていません。オーディオ通がフクロウ喫茶を訪ねて来て

「ちょっと低音が出過ぎなんじゃないですか?」

などと言っても全然気にしない。多くの日本の男には、このグラマラスなオッパイとお尻の良さがワカランのだ。そういう国産娘崇拝をする奴は、ほおっておけ。胸も尻もない日本型スピーカーと暮らしておれば良い、と思っている。

JBLパラゴンについて☆付録・パラゴンを使いこなす=No10

☆音響対策の最終仕上げについて

○美麗なパラゴンのアンヨにふさわしいようにと、銘木のカリンの木を靴として履かせました。巨体に似合わない長さ14センチほどの小さな赤い靴です。彼女は六本足なので後ろ足の四本には、これまた南洋材の赤いパドックの木を履かせました。木工家具を作れるフクロウさんにはお手のものでした。
彼女はこの赤い靴のプレゼントが大のお気に入りで、歌って踊れるミュージカルスター気取りで歌ってくれました。22年後の現在も赤い靴を履いて手放しません。

近年の大きな出来事は、2002年12月21日からJBL製045Beスーパーツィーターを追加しました。いわば、美しい裸身を飾る宝石ですね。パラゴンは即刻その場で身につけて気に入ってくれました。きらびやかな宝石もパラゴンには良く似合ってるようです。

同時にプレゼントしたのはスーパーウーファのベロダイン製HGS-18です。こちらは例えて言うとセクシーな下着なので、お姫様はためらいがちでした。なかなか宝石のように直ぐには身につけてくれず、何日もパラゴンを説得しまして、なんとかお願いして身につけて頂きました。ふぅ~、やれやれ。

でも、このセクシー下着は本人の方が私より気に入ってるみたいです。本音で言うと宝石よりもずっとお気に入りみたいよ。元々からセクシーなのが自分の魅力なのは良く知っているので、自分がさらにセクシーに見える事にナルシズムを満足させているようです。
その証拠に、近頃のパラゴンの歌いぶりはセクシー度がグッと高まりました。う~む、青い眼のブロンド美人は何を身につけても似合うらしい。

JBLパラゴンについて=私のスピーカー以外の使用機器に関して=No12

日本製の機械は、すべからく官能美というものが希薄だ。股間に何物も持たない性別不肖の人造人間とでも言うべきか。日本製のアンプはその傾向があり、どんなに優秀なアンプでも、綺麗な音がするだけで、めくるめく官能の世界とは無縁の機械が多い。
私が国産のアンプを使わないのは、そういう理由があるからだ。下世話に喩えて言うと、国産アンプの音には勃起しないのだ。早い話が、女はセクシーじゃないと女ではないし、セクシーじゃないアンプは嫌いなのだ。

性能が良いとか、綺麗な音だとか、分解能だとか、それがどーした!


オーディオを女性に例えて言えば容貌とスタイル等の外見的要素はスピーカーで決定する。その女性をどんな性格にしたいかはアンプが決定的な要素となる。そして、どんな衣装やアクセサリーで装うかは、プレーヤーの役割と私は考えている。

近年になって、やたらと高価なアンプが増えているのは、低能率スピーカーばかりになったのが原因だと思う。大出力アンプで能率が悪いスピーカーを駆動した音と、JBLパラゴンのような高能率スピーカーの音の出方は、明らかに別物だ。近年、スピーカー以外の所に、様々な贅沢投資を要求するようになったのは、低能率スピーカーのせいではないかと思う。

私の考えでは、オーディオ黄金期のように、高能率なスピーカーであれば、低価格高性能アンプで済むし、理想的だと考える。近年のスピーカーは大飯ばかり食っているだけで、働きの悪い製品ばかりになった。現代はアンプに頼りすぎの時代である。


ヤマハのDSP3000型を使って6チャンネルとし、パラゴンだけでは無くて全体の音響コントロールをしている事も私の音の特徴です。私はヤマハの最初のDSPモデルであったDSP-1から音場プロセッサーを使い続けています。

ちなみに使っている四本のサラウンドSPはBANG&OLUFSEN社のベオペンタというトーテムポール型SPで、これはマッキンのパワーアンプMC7270二台で駆動している。なお、パラゴンはDSPを通すことなく、C-40プリアンプ経由MC2500に直接接続の通常2チャンネル再生です。

販売店あたりで聞くところによればヤマハのDSPは買っても使いこなせずに放り出している人が多い機器のようだ。あれは駄目だと直ぐに放り出す人も多かった機器。だが、私の装置には昔から欠かせない。アンプ内蔵機は無用の長物だが、2008年5月DSP-3000 故障後、代用品が無いのでやむを得ずAVアンプのDSPプロセッサ部を使用中。

この他に超高域用SツィーターはJBL=UT025を経て2002年の年末からJBL製UT-045Beを使用。

サブウーファはVELODYNE(ベロダイン)社のHGS-18、45センチウーファ入りで 、当初シアター用に導入したが、ピュアオーディオにも使うようになった。

入力系は近年 エソテリックりX-03SEを導入。気に入ってはいないが、他に選択肢がなかった。

以前はワディアのDAコンバーターとデンオンDP-S1・トランスポートを使っていた。
今は、マッキントッシュMCD7009のデジタル出力をワディア15に入れてサブのCDプレーヤーシステムとし、メインのCDプレーヤーは、前述の エソテリックりX-03SEを使用しています。

パラゴンの他にサラウンド四本とスーパーツィータにサブウーファと多数のスピーカーを使っているので、パラゴン自体の音が希薄にならないかと考える向きもいるだろうが、それは全く無い。パラゴン以外のスピーカーは小音量で使っている。
何よりの証拠をあげると、たまにパラゴンの音が悪くなると全体の音が一変して悪化しまうことからも、フクロウさんのパラゴンが、全ての音響を支配している事は、疑いの余地が無い。

パラゴン単独でも充分良い音なのに、サラウンドを足し、Sツィータを足し、サブウーファを足していった。その都度、感動が大きくなっていくのであるから、贅沢というのはキリが無いものだと、我ながら呆れる。

JBLパラゴンについて=パラゴン修理完了後の初音出し

○ 今は修理完了したパラゴンのみで音を出しながら、この記事を打っている。
ケーブルはアンプからネットワーク配線まで、全てが最新の8Nケーブルに変えたのだから、どこが変わったのかが非常に気になる。僅かに高音が出るようになったので、アンプで少し高音域を下げると、あっけなく修理する前のパラゴンの音になってしまった。

日本人がモニタースピーカーのような刺身が好きなのは解るが、パラゴンのような楽器型スピーカーは、フランス料理で持ち味が出ます。

高音域から調整開始をしたのだが、あらかじめパラゴンのネットワーク側で、レベルを下げておいた。しかし、調整しているうちに、修理する前の音に戻ってしまった。聞き慣れた音バランスに自然に戻ってしまうものだ。ケーブル以外には、ウーファユニットをコーン紙張り替えたのが、一番音に変化を与えているのは当然である。全部が良くなったとは言えない。元気になったウーファでホーン泣きが酷くなってしまったのは困りものである。

その点、劣化したウーファの時がホーン鳴きは抑えられていたように思う。得た物があったが、失ったものも確かに存在したのだ。これも楽器型オーディオ製品の面白いところである。それだから、全てがピッカピカの、高音から低音まで鮮度の良い音が最高という人間を、私は評価しない。


○ウーファユニットのコーン紙張り替えによる変化だが、ユニットの音が直接リスナーに届く訳では無い。これまたパラゴン特有の長大な低音ホーン構造による音決め要素が大きいから、全体的印象はそれほど変わらない。腐っても鯛という言葉があるが、パラゴンの低音はユニットが劣化しても、やはりパラゴンの低音なのだ。
ここらへんが、楽器型スピーカーの面目躍如というものであり、現在の日本で多用されているモニター系のスピーカーとは一線を画す特徴である。
モニター系のシステムは、ユニットが劣化すれば、そこまでである。しかし楽器型SPはさらにまた聞けてしまう。
モニター系ならケーブルや電源に凝るとか、マルチアンプにチャレンジするとか、それならではの使いこなしもあろう。しかし楽器型の使いこなしというのは、それらの事も念頭に置かなくてはならないが、それ以前に良く箱を鳴らす事だ。

良く箱を鳴らす、というのは、私のように年中エアコンをかけて徹底的に箱を乾燥させるというような、およそオーディオ誌では取り上げられない類の「使いこなし」であったりする訳だ。
そしてまた、楽器型のスピーカーでは、マルチアンプ駆動を必要としない、と、私は思っている。

JBLパラゴンについて=偽装工作した最後期型パラゴンの疑い。No20。

私のパラゴン情報に最後期型が30台と予測したが、それにしてはアチコチで後期型所有者が居るのは不可解なので、この疑念がわいた。また、私の見たところ、この疑念を抱かせる後期型パラゴンは、100パーセントが並行輸入された非正規輸入品であった事が、裏付け証拠となってはしまいか?。
パラゴンの裏にエナジャイザー(JBLではSP内蔵パワーアンプのことを、こう呼んだ)用のメクラ蓋があるのに、ユニットだけは後期型のLA15Hと376ドライバー入りのものが存在するから、疑念が湧いたのだ。

どうして、そういう事が起こりうるかというと、パラゴンの定価変動が大きかったからです。

後期型パラゴンの定価は350万円で、それ以前のパラゴンは220万円でした。
(初期は168万円だった)だから、売れ残った中期型のパラゴンのユニットを入れ替えて、後期型として売れば、差額を儲けられるし、取り外した375ドライバーとウーファのLE15Aを売りさばけば、二度美味しい商法が可能だからだ。当時の日本は正にバブル経済であったし、こういう商法が行われていたと考えるのは、意外に当を得ているかもしれない。

そういうことで、この記事を読む諸氏が

「自分のパラゴンは正規輸入品か?」

という疑問が出ると思う。それは、皆さんの家にパラゴンが配達された時に、山水社の社員が組み立てに立ち会ったかどうかで解ります。

正規輸入ならば、店の担当者と共に山水社の社員が立ち会い、パラゴン用のワトコの塗料一缶を置いて

「これを塗ってセッセとパラゴンを磨いて下さい」

と、言った筈です。

そうではなく、販売店の担当者とアルバイトの男の子だけが来て組み立てた場合、99パーセントは偽物の後期型パラゴンと思って良い。

また、最も確実に最後期型のパラゴンである、と断言出来るのは、ビルトインパワーアンプ用のメクラ蓋が無い事。このメクラ蓋が無いパラゴンは、完全なる最後期型の証明になると私は思っています。

メクラ蓋が有るのに、ウーファがLE15Hで、スコーカードライバーが376のものは偽装の可能性があります。偽物ではないけれど、パラゴン筐体本体と、ユニットの製造年月日が一致していないと考えます。これは、メーカーや販売店サイドではやってなくても、中古であれば前オーナーがユニットを入れ替えしている可能性もあります。これらは山水社による正規輸入品ではなく、並行輸入された非正規輸入バラゴンだけに見られるようです。

JBLパラゴンについて=パラゴンは極力乾燥させて使うこと。No21。


○パラゴンは特に湿気を嫌うスピーカーで、オーディオの基本的な使いこなし以前の問題として、購入者は常日頃から、エンクロージュアの乾燥を心がけるように、と、常々から説いている。

○パラゴンを置いてある喫茶店を訪ねた事があるが、エアコンは使っていたものの、パラゴン本体の箱が湿気で膨らんだ痕跡が明瞭であった。
ですから、単純な考えで、自分はエアコンを使っているから大丈夫だ、とは言い切れません。エアコンの使い方も人それぞれですから。
日本ではエアコン無しで音楽を聞く人も多いのだから。


そういう現実から想像すれば、日本に来たパラゴンの相当数が、日本特有の湿気で腐ったことは間違いなさそうです。エアコンを使いたがらない貧乏くさい日本人がパラゴンを買って、相当数のJBLパラゴンを腐らせている筈です。実際、日本の販売店の倉庫に、売れないままで長期間置かれたパラゴンは、湿気でエンクロージュアがふくれてしまい、組み立て不能となるものも有ったようだ。

私が訪れた著名な喫茶店のパラゴンも、除湿器が有ったのに、湿気のために突き板が膨らんでいた。

湿気対策をしない所有者宅では、引っ越しの時にトラックの上で壊れたパラゴンもあったと聞く。ふやけてブヨブヨになったエンクロージュアは、自身の重みによって壊れても不思議は無い。


○私の場合は人が部屋に居ないときでも、有る程度、除湿を心がけています。
特に梅雨時が肝心で、パラゴンのある部屋だけは常時エアコン使用を心がけてます。パラゴンの使いこなしの第一歩は「乾燥」に他ならないのです。

湿気ったパラゴンなど、箱を鳴らして音楽を奏でる楽器型のスピーカーの代表であるパラゴンにとって言語道断といえます。

現代のスピーカーは楽器型と言えるものが少なくて、工場で大量生産されるスタジオモニター系の設計が多い。木工工芸品的な楽器型スピーカーは製造コストが高くつくし、工場生産には向かない。スピーカーの歴史は退化の一途をたどっていると言われる所以です。そういう訳で、中古品パラゴンを買う際は、箱に価値があることを忘れずに、完全乾燥して箱全体が良く鳴るものを求める事です。

JBLエンクロージュアの基本はチップボードが本来の箱ですから、カリフォルニア気候仕様なんですね。そして、あの柔らかい材質がユニットのエネルギークッションになっているのだと、私は想像しています。パラゴンは一般的なスピーカーと違いまして、エンクロージュアの内部にグラスウールの類は一切入ってません。その音響コントロールは、柔らかいチップボードによってなされているのだと思います。

日本でパラゴンのレプリカを作っているところでは、非
22:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:15:10

JBL パラゴンをまともな音で鳴らす方法 続き2

JBLエンクロージュアの基本はチップボードが本来の箱ですから、カリフォルニア気候仕様なんですね。そして、あの柔らかい材質がユニットのエネルギークッションになっているのだと、私は想像しています。パラゴンは一般的なスピーカーと違いまして、エンクロージュアの内部にグラスウールの類は一切入ってません。その音響コントロールは、柔らかいチップボードによってなされているのだと思います。

日本でパラゴンのレプリカを作っているところでは、非常に頑丈に出来ており、ガチガチに作られているそうです。そういう立派な?作りのエンクロージュアは、オリジナルパラゴンのような箱鳴りはしないという話を聞きました。

また、日本では、裏蓋に米松板を使用した中期型パラゴンが、湿気に影響されにくいので好評を得ているという記事も見られました。

しかしながら、JBLパラゴンの本来のエンクロージュアはチップボードであって、保存状態が良ければチップボード製が本来の音を出します。これは同時期のJBL製の別モデルのスピーカーのほとんどが、チップボードによる、つき板仕上げである事実が証明しています。

JBLパラゴンについて=パラゴンのエンクロージュア(特に裏蓋)について。No22。

※ここで、明記しておかなくてはならないのは、米松合板の使用例報告は、あくまで裏蓋だけに使われているという事です。
パラゴンの箱全体がベイマツ製のものが有ると思っている人がいますが、一部の初期型を除き、存在しない筈です。アルティック業務用のA7みたいなパラゴンは存在しない。また、全てがベイマツ合板では、複雑な形状のパラゴンは作れないでしょう。

重要なことですが、パラゴンにベイマツが使われているという記事は日本の記事情報だけで、アメリカの情報では、見あたりません。また、そういう記事の多くは中古で手に入れた方で、新品では無いようです。新品購入したオーナーが、自分のパラゴンの裏蓋にベイマツが使われていた、という報告例は、未だに無いのです。
そこで、後付けであろうという予測が出てきます。

私は、JBL社の製造工程で、裏蓋のみ米松材を使う必然性は無いと、常々疑問に思っていました。ですから、私個人の予測では、ウーファの取り付け取り外しで、裏蓋を壊してしまった為に、間に合わせとして、安い合板材料で裏蓋を作った可能性が有るのです。

私も裏蓋を取り外しますが、JBLのチップボードは音質第一で、堅牢性は重視されておらず、ポロポロと崩れます。不必要に裏蓋外しを繰り返せば、たやすく壊れます。遠慮せずに言うと、湿気で腐らせたり、頻繁な裏蓋外しで破損した!そのなれの果てが、裏蓋ベイマツ材の付け替えだと、私は考えているのです。
それによって、良い音になったのであれば、それで結構な事です。率先してオリジナルをベイマツに取り替える方も居て構わない。


次ぎに、ウーファユニットについて、少し述べます。
初期型に使用されている150-4Cは、モノラル時代のハーツフィールドに使われていたユニットで、創業間もないJBLには選ぶほどウーファユニット種類が無かった為に、パラゴンにも使われた。1964年には、当時の新製品であるLE15Aに早々に入れ替わった。

ですから150-4Cはパラゴン用として作られたわけではないことは知っておくべきで、低音ホーン用の設計ということはない。D130のように銘器という評価もない。

さらに、150-4Cの元をただせば、元来劇場用として、ウェスタンに供給されていたT510A型というユニットが、民生用として採用された時に名称を150-4Cと変えた。つまり、原型はハーツフィールド以前の古い設計なのです。

ハーツフィールドには、コーン紙が大振幅に耐えられる改良型150-4Cが採用されたが、基本的には同じ設計。


JBLパラゴンについて=パラゴンの音調整から導かれること。No23。

パラゴンの075ツィータの調整位置は、ボリュウムに刻まれたレベル最上部から少し離れた位置に一カ所、そしてそこからさらに遙か上にボリュウムを上げた位置に一カ所と、二カ所にベストポジションがあることを説明しました。
なぜそうなるかということは、私には解らないのです。実践した結果なのです。

○パラゴン使いの方々で熟達者の方は、この重要なポイントに気付いていると思われます。なぜ、こういう二カ所のベストポジションが存在するのかを説明する為に、スーパーツィーターを引き合いに出します。

可聴帯域より遙かに高い音で、55才の私には聞こえないであろうという超高域が下の帯域に大きな影響を及ぼしていることに、私自身も含めて誰しもが気付きます。私が独断で「スーパーツィータ効果」と呼んでいる現象です。簡単に言うと

スーパーツィーターの025音域が通常ツィータの075音域に作用しているという事になります。聞こえない音域なのにです。

この現象を、別のユニット間に応用して説明しましょう。
話を075と376の関係に戻して丁寧に説明すると、075のレベル調整をするという行為は、ただ075だけに変化をもたらすのではなく、376の音域に大きな影響をもたらしている、とフクロウさんは考えているのです。そして、結果的に優れた音響としてブレンドされると考えるのです。これが事実とすれば、075と376の関係においても、「スーパーツィータ的な効果」が有って、075の音域が376に少なからず作用しているという事も成り立つと考えています。


○一般のスピーカーシステムでは、パラゴンのように、極めて大きな範囲のボリュウムコントロールが出来ないし、最近のSPシステムは、そもそも、あらかじめ出荷時点で音決めがなされていて、ユーザー領域での可変範囲が小さいのです。ですから、こういう「スーパーツィータ効果」を体験できるユーザーは、おそらくパラゴン所有者だけだと思っています。

さて、075の場合は、スーパーツィータ045Beのように、全帯域に影響を及ぼさないのはなぜかというと、ユニットが受け持つ帯域が、可聴帯域たる高域だからです。075は部屋の音をかき混ぜるという類の用具として小振りなのだと推測します。
超高域になるほど、用具が大きくなって沢山かき混ぜることが出来るのだろう。
つまりかき混ぜる用具の大小は、扱う周波数帯域によって決定される。そういう考え方です。そしてかき混ぜられる時、その角度や混ぜ具合がサインウェーブを描いて変化する。このために、聴感上のベストポイントが、レベルコントローラー上では、分散されてしまい、大きく離れた位置に2カ所存在していると推理したのです。そう考えないと、大きく動かせるツィータレベルボリュウムの、おそろしく離れた位置の二点のベストポイントの間には、明確なベストポイントが存在しないということの説明がつかないからです。


○本当のことを言うと、スーパーツィータの効果は、ツィータ音域だけではなくて、全音域の臨場感に影響を与えていると思われますが、そうなると、説明が複雑になるだけなので、解りやすい部分だけを取りだして、説明する必要がありました。つまり、話を解りやすくする為に、超高域は高域に、高域は中域に、という説明の仕方をさせてもらいましたが、スーパーツィータ効果というものは、全帯域に影響があります。

ともあれ、スピーカーシステムの各ユニットの音は、部屋の空気中で互いに影響を与え有っているのだと、フクロウさんは考えています。
では、中域ユニットが低域に対して、どの程度の音波干渉力があるのかは、私にはまだ確認出来ていません。このスーパーツィータ効果理論(スミマセン、勝手な理屈で手前味噌ですが)は、下の帯域になるほど効果は薄れるというか、失われていくという性質を持っているのではないか、と、推論しています。

聞こえない超高域が、全体の音響に影響しているという事実は、現代の音響理論とか技術がまだ解明しきっていないのでしょう。もっともらしく「倍音成分が影響し合って」などと、という説明で証明しきっているとは思えないのである。

なのに、実際の製品であるスーパーツィータが市場に販路を拡げているという現実が有るのです。


一般のオーディオ・ファンにとって、偉い先生方の講釈よりは、市場でスーパーツィータがもてはやされているという現実の方が説得力を持つ。

考え直してみると、今時の音響科学というのは、各ユニットから出た音波が空気中で混じって互いに干渉し合い、揺れ動く様までは解明していないのだと思います。ユニット単体の音分析をしても、全体の音響を捉えていないのではないかと疑っています。1/100くらいは測定しているだろうが、未知の部分が沢山有るように思うのです。ですから、どんなに優秀な測定器をもってしても、人間の耳には及ばないのです。

JBLパラゴンについて=パラゴンにJBL製UT-045Beを追加使用した報告。No24。

○JBL製045Beスーパーツィーターを2002年12月21日から使い始めました。
○メーカーの能書きによれば、50kHzまでの超高域を水平60°垂直30°の広いエリアに均一に放射するバイラジアル・ホーン採用。指向性の軸を垂直方向に-2度まで微調整できるチルト機構付きということになっている。

このチルト調整は、ほぼ水平位置にしました。60°30°というのは、スーパーツィータとしては広いし、微調整は必要だが面倒な事ではない。
私の場合はパラゴンの075ツィーターが内向きにセットされている関係で、UT-045Beも075とほぼ同じ角度に内向きとなった。

○もうヒトツの調整機構は、専用ネットワークによる3段階のクロスオーバー切り替えとアッテネーションスイッチだが、16kzと20 kzと24kzの三種類が選べるのだけれど、20 kzに決定しました。
音を聞いて選択したのであって、技術的根拠皆無の私に質問しても無駄です。
出力レベル(能率)調節スイッチの方は102dbと100dbと98dbの三種類ですが、これはメインスピーカーがパラゴンですから、当然102dbです。
UT-045Beを追加した後のパラゴンの音の変化を報告します。
ちなみに評論家は「メインスピーカーの音を一変させ、音場感が豊かになる」と評していました。


☆フクロウさんのUT-045Be使用レポートです。

◎何より音が鮮烈に生まれ変わることに驚く。高音は言うに及ばず、中音も低音も良く弾んで引き締まる。
既存システムの全帯域に影響が及ぶことは、以前に使っていた025スーパーツィーターでも経験済みだが、045Beの効き方は段違いで、危険度さえ感じるほどだ。
025が道具とすれば、045Beは兵器である。正にオーディオ界のリーサル・ウェポンと言っても過言ではない。
当然の帰趨として音のたたずまいに静謐感が漂うので、品位が高い音になる。
025と比べると精密度に段違いの差があって、それが音にも反映されている。
楽器で言うとパーカッションの鮮烈さが際だつ、ブラスの音色が輝きを増す。
ギター等の発弦楽器の音離れが良くなり、ピィイーン!と弾けるような音色に変わる。
今まで、大して良くないと思ったCDが、俄然楽しく聞けたりする。昨今、何十万円もする電源ケーブルやSPケーブルが喧伝されているけれど、それらに比べると僅か50万円の045Beの出費が、如何に能率的かと思う。

今までスーパーツィータを使ったことが無くて、懐疑的な人に申し上げます。貴男の(3000人に一人くらいの貴女も)危惧は無用!
心とお金にゆとりが有るならば、貴方のシステムに適合したスーパーツィーター導入は急ぐべきです。躊躇無用、サッサと買いたまえ!
特にJBLのホーン・スピーカーを中高域に使っている人には天与の製品です。
行き着くところまで行って、もはや、やることが無くなった人はスーパーツィーター導入を検討すべきでしょう。出来の悪い未完成システムでもスーパーツィータ効果は有るが、出来れば最終兵器として、最後の切り札にしていただきたい。

JBLパラゴンについて=パラゴンの裏蓋外しと、ウーファの取り付けに関しての注意事項。No25。

◎バールなどを使って、無理に裏蓋外しをすると、柔らかいチップボード製の板が、簡単に破壊されますから、くれぐれも注意のこと。
基本は、垂木等を短く切った小切れを、裏蓋の四辺の小口部分にあてがいまして、ハンマーで気長に叩きながら、本体と裏蓋に隙間を作るようにします。
決して直接ハンマーで裏蓋を叩かないようにします。木切れを介在して間接的に叩くのが肝要。
金属のハンマーで直接叩けば、柔らかいチップボードが粉砕されます。叩く角度は裏蓋を上下左右にずらすようにします。水平方向に叩いても、板を破砕するだけで、意味はありませんから注意。
私の場合、当初は日曜大工用のカナヅチを使いましたが、ラチが明かずに、土木用の片手で振れるハンマーを使いました。上手くいけば、これだけで取れますが、徹底的に叩いても取れない場合は、最後はバールを隙間に入れて少しずつ剥がします。一度に取ろうと思わず、四隅を少しずつ丁寧に行うのが肝要。
ウーファを外すときも、張り付いて取れない場合は、同様にアルミフレームに小切れを当てがい、カナヅチを直接金属部に当てないように。この時、マグネット部分は叩かないようにします。結果的に、裏蓋や本体のチップが少し剥がれますが、多少のことは大丈夫です。それよりも取り付けには、より一層注意が必要なのです。

手締めではオハナシになりません。ホームセンターでインパクト電動ドリルを買い求めて、徹底的に締めるようにします。「おかべっかむ」さんは、私の指示どうりに締め直した結果、次のような報告が来ました。

「ふくろうさんのアドバイス通り、電気ドライバーを購入してきつくウーハーを締め上げた結果、いっぱい出ていた低音(というより洞窟で鳴っていたような低音)が絞まりとてもクリアーになりました」

パラゴンを使っている方の中にも、ネジ止めを手回しドライバーで締めた程度で鳴らしている方も多いと思います。手締めではしっかりとやったつもりでも、一週間も経てば緩んでしまい、ドローンとした締まりのない低音になる原因になるのです。

自分の使い方が悪いのに、パラゴンは音が悪いと言ったりする人も居るのを知っています。情けないことだ。こういう方にかぎって、パラゴンをマルチアンプで駆動して、ユニットの限界性能を引き出すのだ!などと標榜しているのを見かけます。高価なパワーアンプを三台も買って取り付けているヒマがあるなら、ウーファのネジを電動インパクトドライパーで締めたまえ!

そのほうが、遙かに効果があります。
フクロウさんは、沢山のマッキントッシュパワーアンプを所有しているけれど、今まで一度もマルチアンプ駆動をする必要性は感じていません。試してもいません。スピーカーで音の良し悪しの7割は決定するというのに、基本的な事が解っていないオーディオマニアというのは結構多いのです。

JBLパラゴンについて=販売店の良識ある対応を望む。No26。

非正規輸入品の中には、ユニットを入れ替えたものが有ることを、バラゴン情報に書いたのだけれども、またしても、この類の怪しいパラゴンを見た。内部ユニットが古い形式なのに、変に新しいように見せかけているものだ。
裏に張り付けられたネームプレートが中期型でも古いタイプのネームプレートなのに気付いた後。おや?、と疑問がわいた。さっき前面のJBLバッジを見た時は、比較的新しい時代のJBLバッジだったのだ。

良く見ると、ご丁寧にも、正しい位置からずれた位置にバッジが張り付けられているのが、ご愛敬ではあった。前面がこれだから裏をもう一度良く見直したら、やはり非正規輸入品のパラゴンである事が確認できた。375ドライバーを付け直した痕跡やら、裏の塗装が新しくなってたり、相当に改造を施したパラゴンであった。

フクロウさんのような正規輸入代理店を通して新品を買った初代オーナーであれば、一目裏を見れば即座に気付く様々なことも、普通のオーディオファンなら気付かない。今は伝説のスピーカーとなってしまったパラゴンの、本来の姿を覚えている人は少ないし、一般のオーディオファンであれば、ほとんど何も気付かないだろう。非正規輸入品パラゴンが、全て怪しい製品だとは言わないが、怪しげな品物が混じっているという事は確かです。

改造が悪いとは言わない。必要な場合もあろう。しかし、そういう訳有りのパラゴンを売る販売店は、購入者にその点などをキチンと説明して売っているのでしょうか?店側も何も解らないままで売ってるのか?


○ 並行輸入したパラゴンについて、再度記載します。
1980年前後は、オーディオ製品だけではなくて、あらゆる分野の高額製品が「並行輸入」された時代であった。いわゆるバブルの時代で、悪徳商法も良く行われた時代です。当時は非正規輸入パラゴンの全盛期であったろう。私の見たパラゴンは、非正規輸入品の方が、正規品よりも多かったという事実が、それを裏付けているように思う。

日本の雑誌に紹介されたパラゴンの写真を、虫眼鏡で詳細に検証すると、これまた山水社をとおさずに並行輸入されたパラゴンであると推察出来ました。後期型パラゴンは350万円で、それ以前のパラゴンは220万円だから、ユニットを入れ替えれば、差額を儲けられるし、取り外した375ドライバーとLE15Aウーファを売りさばけば、二度美味しい商法が可能だからだ。こんな状況だから、正規輸入代理店の山水社は、さぞ困ったことだろうと推察する。


○音質面を考慮したが故に、内部配線を取り替えたり、SP端子を大きいものに取り替えて、太いケーブルが入るようにするなどの対策は良く見かけるけれど、そういうことなら一向に構わない。私も内部配線を古いケーブルのまま、使い続けたくなかったので、新しいケーブルに取り替えています。

ただし、端子だけは、古いオリジナルJBLのバネ式端子が長所が多いと考えているので、そのまま使用しています。

ともあれ、音を良くするための改造は許せるのだけれど、見てくれを新しく見せるための小細工などは良くないと思う。
そういう代物は中身のユニットも疑いの眼を向けたくなるではありませんか。
例えば、左右ユニットの製造番号が離れていて、左右の音が揃っていないのではないか、などと余計な心配をしてしまいます。

JBLパラゴンについて=2代目や3代目オーナーになられた方へのアドバイス。No28。

オーディオに無関心な方が、何かの縁でパラゴンを手に入れた場合のアドバイスを記しておきます。中古で手に入れた方々へのアドバイスとして、次ぎのことを確認するように言っています。

15年以上メンテナンスをしていないと、ネットワークとウーファエッジの劣化が出ます。この二つの修理はバラゴンを使う上で必須です。

ウーファエッジは、裏蓋を開けた時に、手で触ってみて、劣化の程度を良く見極めること。
最も多い中期型(全製造数、約1000台のうち、94%程度は中期型です)を例に取ると、ウーファ・ユニットはLE15Aといわれるユニットですが、製造後25年から43年は経ているでしょう。LE15Aは製造された年代により、年代別にエッジの種類が何種類か存在し、コーン紙も四半世紀の間に少し変わっていると思われるので、それぞれに特徴があります。オーディオをやっていない人が、判断に迷う時は、JBLのユニットに詳しい方に、ウーファエッジの劣化の程度を判断してもらうことです。

なお、ウレタンエッジを採用しているウーファユニットは10年未満で、自然劣化してボロボロになるのですが、パラゴンの低音ホーンには、ウレタンエッジが望ましいと、私は考えています。できるだけ軽量のコーン紙とエッジを採用した方が良い結果を生むでしょう。ウレタンエッジ以外のものを使うときには、その辺を考えた上で使うようにしてください。


もうヒトツ、ネットワークの件ですが、年数が経つと、コンデンサーなどが劣化してきます。この劣化の程度は、ひどくなるとコントロール・ボリュウムにガリオーム現象が出て、音を出しているときにボリュウムを回すと、ガリガリというような音がします。そこまで劣化していなくても、ネットワーク劣化によって高域が出なくなります。初期の音と比べると、著しく中音域と高音域に変化があると判断される時は、修理が必要です。

この判断は、私のように初代オーナーで、新品のパラゴンの音を知っている方に聞いてもらうのが一番。あるいは、有る程度のオーディオの使い手であれば、ネットワーク劣化を判定できます。

ハーマン・インターナショナル社に、取り外したネットワークを送ると、内部部品のほとんどが取り替えられて、送り返されてきます。 配線も新しくしたい方は、ご自分でケーブルを調達して取り替えるということになります。

最後に大事な事を、バラゴンはキチンと整備すれば、現在の最新型のスピーカーなど、足下にも及ばない音が出せます。中古で手に入れて、劣化したままの音を聞き、

「これがパラゴンの音だ。高域も低域も出ないが、流石にビンティージ・スピーカーだな」

などと見当外れな事を言ってはいけません。ウェスタンやアルティックの劇場用スピーカーなら、いざ知らず、こと、パラゴンに限っていえば、どんな最新型スピーカーにも負けない広帯域再生が可能です。最新の広帯域録音CD再生を、らくらくとこなします。測定上、低域が出なくても、体感上は、なんら不足を感じない豊かな低音再生が可能です。

高域は、ネットワークさえ劣化していなければ、075だけでも充分の高域再生が出来る筈です。どうしても不足なら、JBL製UT-045Beスーパーツィーターを加えますが、これはまた、全く別の効果をもたらす変化が大きくて、単に高域帯を拡げるアイテムではありません。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html
23:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:20:18

JBL パラゴンをまともな音で鳴らす方法 続き3

パラゴンで聞くボーカルは魅力的で、歌手が歌っているというより、パラゴンが歌っているようです。つまりパラゴンは、箱であるエンクロージュアの造りの良さからきているたっぷりとした低音域と、ふくよかな美音が魅力なので、女性ボーカルが、特に魅惑的に聞こえるのだと思います。
昨今のスピーカーは、こういう箱鳴りを排除して音作りを目指しているものが多いが、それは逆に見れば、そういう良い音がする箱はお金がかかりすぎて作れなくなったから、という要因も有ると思う。

ユニットそのもので音が決まるシステムは作りやすいのだ。大量生産して利益を上げるには工場ラインに乗る形式が都合が良いのだし。つまり、単に製造メーカー側の面倒すぎるからという理由で、優れた箱作りスピーカーを断念したにすぎないと、私は推測します。何故かと言うとパラゴンが造られなくなった要因は、このエンクロージュア製造コストにあったからです。

人間の声が声帯のみであれば深みのある声にはならないように、パラゴンは箱鳴りする共鳴部分がかなりの要素を占める。そこがパラゴンの長所でもあり、短所でもあるのだが、わざわざ、このようなたいそうな箱を採用するには、それなりの理由がある。複雑なエンクロージュアであればあるほど、使いにくい面もあるが、独自の効果もあるわけだから、長所を伸ばすことだ。

こういう方向が嫌いな人は、同じJBLでもモニター系の、4343から4344、そして4350等の一連のプロシリーズから選択すべきだろう。スタジオモニターシリーズ・スピーカーは大嫌いで、私自身は絶対に使いたくないスピーカー・シリーズであるけれども。

日本で人気のモニター系のスピーカーは楽器型と反対の音が特徴だが、私にはこれが家庭用として音楽を楽しむシステムとは思えない。ジャズしか聞かない人なら構わないだろうけれど。家庭においてモニター系のスピーカーが、これほど使われているのは日本人だけの特徴らしい。

日本人がモニタースピーカーのような刺身が好きなのは解るが、パラゴンのような楽器型スピーカーは、フランス料理で持ち味が出ます。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html

fukuroo3が20代の頃、私ほどに音キチガイになれない若者は、このLE-8Tを国産の山水社の箱に入れたものを使っていた。それでも一ヶ月分の給料では買えなかった。だから一般のオーディオ・ファンはランサー77にも手が届かず、私が購入したランサー101など夢物語でした。
一般社会人給与の15ヶ月分以上だったから、一年分の給与をはたいてもランサー101は買えない時代だった。

パラゴンの1736000円に至っては70ヶ月分を超えており、とても庶民が買うようなものではなかった。

当時の国産SPは既に3ウェイでユニットが高音中音低音と、三個のユニットが並んでいて、大きなユニット入りだから見かけは良かった。ところが、このJBL製16センチユニット一個だけのLE-8Tの音質に及ばなかったのだ。当時の日本製SPは見かけ倒しの安物が多かった。
http://fukuroo3.com/jbl7.html

後期型パラゴンの定価は350万円だが、最後期前のパラゴンは長い間220万円で推移していた。

最も古い初期型は168万円、1970年頃には1736000円、1974年1552700円等と、ドルと円との相場による変動があった。

30年~50年ほども前の価格であるから、現代の貨幣価値と置き換えて考えるべきで、当時は途方もない高額品であったのだ。

解りやすく言うと、当時の一般人給料税込み3万円で116ヶ月ぶん。現代人給料は丁度10倍の30万円だから、現在価値置き換え3500万。

勿論パラゴンの他に、相応しいアンプやプレーヤーも必要だし、なにより一軒家が必要だ。頑張っても一般人には買えなかった。


価格推移例の一覧・後期のWXA表示品は搭載SPユニットが違う

JBL Paragon D44000=  \1,552,700【1973年頃】 \1,600,000【1980年頃】
JBL Paragon D44000WXA=  \2,200,000【1982年頃頃】 \2,800,000【1983年頃】 \3,500,000【1985年頃】
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html


パラゴンはハーツフィールドタイプのコーナースピーカーの間に置かれるセンターチャンネルスピーカーとして考案されたものだった。つまり、現代のAVホームシアター用センターSPに相当する訳だが、この考えの技術的なコンセプトは1930年代ベル研究所によって行われた研究調査に基づいており、最も安定したステレオイメージはセンターチャンネルスピーカーの設置によってもたらされるという考えに基づいている。
AV用センタースピーカーとして家庭でパラゴンを使うのは費用からもスペースも大それたものだったから、結局は独立型スピーカーシステムとして世に出る事になった。

フクロウさんはホームシアター用としてパラゴンを使っているが、自ずとセンタースピーカーとなっている。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html


▲△▽▼


パラゴンをビンテージ・スピーカーとして購入希望者が未だに居ますので、パラゴンを手に入れたい人の為に、私からのアドバイス。
日本では喫茶店等を開店するにあたり、中古のパラゴンを買い求める人もいる。姿があまりに美しいからだ。

時々、ステレオサウンド誌で地方のオーディオ店から出物が有ります。
輸送料はかかりますが、確実なのはアメリカ中古市場から買い求める事です。
2001年当時には、LE-15Aを使用した中期型が、アメリカのコレクター市場で二万ドル(270万)以上の値で売られていました。

日本でも中古を250万円前後で売られていると思うが、ほとんどは製造台数の多い中期型です。

初期型はユニットが劣化し過ぎたものも有るので勧められない。半世紀前の製品となると、箱の保存状態の良いものは少なくなるのが道理。
音が出なくても、飾り棚代わりに欲しいという人も居るので、そういう方なら初期型でも良い。気持は解る。

もし最後期型中古を安値で売っている店が有ったら、その店は価値を知らない訳でビッグチャンスです。

良く乾燥したエンクロージュアの後期型パラゴンを中古で入手するのは至難と思うが、もし存在すれば、この世のパラゴン中で僅か3%の当選くじとも言えるので稀少価値が有ると思っています。

湿気で音質が劣化しているパラゴンは安くても買ってはいけない。
長年オーディオファイルとして過ごして来た夢追い人の行き着く先が、このスピーカーなのかも知れない。

四十代まで最新型スピーカーを変遷したオーディオファイルが懐古型スピーカーに辿り着く、という話は良く聞くことだ。


◎ パラゴンの製造に関しては他にも面白い事がある。まぁ、伝説になるくらいだからエピソードに事欠かない。

それは完全な設計図というものが存在しないことです。設計図はパラゴン製造工場の職人の頭の中にだけ存在しました。

また、興味深いことは、家庭でスピーカーを制作してみよう、という腕に覚えのある人向けに、JBL社から各パーツの寸法などが書かれた設計図が、1960年代に販売されていた。

ユニットはJBL社から買い足して取り付ける、ということだが、家具製作者なら出来たかもしれない。

その設計図はJBL本社においても、今では消失してしまっているという。これまた正に伝説と化した所以だ。

☆追加記事=2003年に、アメリカの市場でこの設計図が売りに出されました。
それは片側だけの設計ですまされており、細部については、制作者の技術にゆだねられる性質のもののようです。

やはり、伝説どおり、パラゴンの設計図は熟練した職人の頭の中にだけ存在し、設計図があれば誰でも製造できるというものではない。

ですから、パラゴン職人は日本の神社仏閣を造る宮大工のようなものだと思えば良い訳です。

☆追加記事=2006年では、CD-ROMにより、paragonや他のエンクロージュアの設計図が、ネット販売されているのを見ました。

日本のメーカーがパラゴンのレプリカを作っているが、聞いた人の話では異口同音に、まったくオリジナルとは違う音がしているとの話でした。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html


>日本のメーカーがパラゴンのレプリカを作っているが

というのは 最近倒産した ヒノ・オーディオの事でしょうね:


オイラが時々聴きに行っているパラゴンは、オリジナル・パラゴンではありません。秋葉原の老舗オーディオ専門店「ヒノオーディオ」の「HyuGer PARAGON」。カナダから輸入した米松合板天然木を使用した、限りなくオリジナルに近い復刻版。ヒノオーディオ・チューニング。

ヒノオーディオのオヤジさん(社長)、日向野さん曰く。

「JBLの本社のお偉いさんが来て、よくここまでオリジナルに忠実に再現できたものだ。今じゃアメリカでは作れないよ」

と云っていたと、自慢気に話していました。

「パラゴンは楽器と同じ、日本の木工技術は世界一だからね。木材さえ手に入れば、オリジナルよりいいものを作るよ。オリジナルをバラして図面に間違いがないか、何度も検証しているから」

とも云っていました。


その"スピーカー命"のオヤジさんも、今年の1月4日に亡くなられたそうです。昨年、「スティーヴンス・トゥルーソニックの同軸型ユニット206AXAが手に入ったから聴きに来い」と云われ、ジャズ友3人でお会いしたのが最後になってしまいました。ご冥福をお祈りします。

オイラの思うパラゴンは、その芸術的フォルムとは印象が違う。一見、優雅で気品のあるスピーカーのように感じるが、実際のパラゴンの音は品のない音である(笑)。ジャズの再生に限り、とにかく骨太で、ライブハウスを自宅に再現してくれる、豪快なスピーカーだと思っている。「臨場感が素晴らしい!」に尽きる。オイラはそんなパラゴンが好きなのだ。

これは、パラゴンの一面にしかすぎない聴き方だと思っている。「パラゴンを鳴らすには10年かかる」と、多くのパラゴンの所有者が云うのは、それだけいろんな顔を持ったスピーカーなんだろうね。

オイラの4530BKバックロードホーンは、そのパラゴンの下品で臨場感のある部分を追っかけている(笑)。だから「打倒!パラゴン」なのだ。

今度、実際にオリジナル・パラゴンを所有している音無館さんに、パラゴンの話を聞きたいと思う。音無館のオリジナル・パラゴンいいなぁ~、聴きたいな~ぁ。
http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-10478128654.html


Axiom80で有名なヒノオーディオでしたが、ヒノのエンクロージャ入りの Axiom80 もダメでした。


>日本のメーカーがパラゴンのレプリカを作っているが、聞いた人の話では異口同音に、まったくオリジナルとは違う音がしているとの話でした。
ヒノオーディオの精巧なレプリカがオリジナルと全く違う音になる原因は明らかです:


JBLエンクロージュアの基本はチップボードが本来の箱ですから、カリフォルニア気候仕様なんですね。そして、あの柔らかい材質がユニットのエネルギークッションになっているのだと、私は想像しています。

パラゴンは一般的なスピーカーと違いまして、エンクロージュアの内部にグラスウールの類は一切入ってません。その音響コントロールは、柔らかいチップボードによってなされているのだと思います。

日本でパラゴンのレプリカを作っているところでは、非常に頑丈に出来ており、ガチガチに作られているそうです。そういう立派な?作りのエンクロージュアは、オリジナルパラゴンのような箱鳴りはしないという話を聞きました。

しかしながら、JBLパラゴンの本来のエンクロージュアはチップボードであって、保存状態が良ければチップボード製が本来の音を出します。これは同時期のJBL製の別モデルのスピーカーのほとんどが、チップボードによる、つき板仕上げである事実が証明しています。

JBLのチップボードは音質第一で、堅牢性は重視されておらず、ポロポロと崩れます。
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html


日本人は真面目なので、何でもきっちりした物を作りたがるという事でしょうね。


詳細は

JBL パラゴン レプリカ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1094.html
24:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:30:25

超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のフルレンジ スピーカーユニット アシダボックス 6P-HF1・8P-HF1


i氏山荘オーディオ訪遊記
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1

i氏山荘のオーディオ部屋の出来事を中心に綴ります。16cmや20cmのSPユニットを取り付けた平面バッフルの音場感、自然な広がり感、臨場感、目の前で演(や)ってる感など、再現される音響空間が感動的です。

頼りない感じの16cmから、耳を圧する大音量が飛び出すことに驚き、それでも破綻しない再生音の品位に感激です。平面バッフルのすばらしさを、さらに追求していきます。


(1)i氏山荘オーディオ訪遊記(第1話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14
   **激安ダイドーボイス16cmSPのよさを発見**

(2)i氏山荘オーディオ訪遊記(第2話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1
   **箱型では得難い平面バッフルの感動的な音場**。

(3)i氏山荘(第3話)改造! 背面開放型ウーハー http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19
   **密閉型ウーハーの大胆改造**

(4)i氏山荘(4)755E、Golden8T新設、訪問雪解け待ち編 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28  **往年の20cmSP、755E・New Golden 8T・8P-HF1が加わり、高まる期待**

(5)i氏山荘(5)圧巻ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26 **「美濃和紙」の超軽量コーンASHIDAVOX 20cmが往年の内外著名SPを圧倒**

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1


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20cmコーン型フルレンジユニット ASHIDAVOX(アシダボックス)8P-HF1。
「ダイナミック型フルレンジスピーカーの世界的傑作」程度の賞賛では、とても足りない。

まさに「超」を付けるべき傑作と見た(いや、この耳で確かに聴いた)。

今回の試聴において、ASHIDAVOXの前に、各種著名ビンテージ・スピーカーは色を失った。

それぞれのユニットの、いい点・悪い点などを比較して・・、などと比べている状況ではなかった。

今日の日記の冒頭に、品の悪い言葉ではあるが、と断った「ぶっちぎり」であり、その他のユニットの評価や比較など意味がないほどの圧巻であった。

冒頭の繰り返しになるが、なぜこれほどのユニットが埋もれているのか。

まちがいなく、この手の20cm前後のビンテージスピーカーでは、世界の超一級品であり、真のオーディオファンには、きっと高く評価されるに違いないユニットである。


なぜこのASHIDAVOXが「マイナーな傑作」で終わったのか。
高く評価したオーディオ評論家はいた。

しかしそれがなぜ、「幻の傑作」などと言われる経過を辿ったのか。
数量が出なかったのか、生産が間に合わなかったのか?

発売は1957年、その頃はまだ日本のオーディオ環境は貧しく未成熟であった。
早く生まれすぎたのかもしれない。

しかし、かなりの長期間、市場にあったはずである。

当時のオーディオ・ジャーナリズムは、どのような反応をしたのだろうか。

ダイナミック型フルレンジの「音質世界一」のユニットがどこかにあるとしよう。
ASHIDAVOX 8P-HF1は、それに勝るとも劣ることは決してないだろう。

Made in Japan。

使われているのは、コーンの最適素材を追い求めて辿り着いた日本古来の美濃紙。
この純日本madeの「世界に冠たる」はずであったスピーカーユニットが、なぜ埋もれたのか。

なぜ埋もれさせたのか。
まったく残念であり不可解である。

しかしASHIDAVOX 20cmフルレンジが、山荘に用意されたいくつかの錚々たる「世界の名器」を、下品な表現ではあるが「ぶっちぎり」の差で圧倒した事実。
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26

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ASHIDAVOX 8P-HF1

フルレンジスピーカーのお手本のようなアシダボックスの20cmユニットです。コアキシャルや巨大マグネットのユニットに隠れて発売当時はあまり人気がなかったようです。今では、高能率で真空管アンプにぴったりのユニットですが、中古品でもめったにお目にかかれません。軽量コーンでフィックスドエッジです。


型式 20cmコーン型フルレンジユニット

インピーダンス 8Ω

最低共振周波数 50Hz
再生周波数特性 fo~14000Hz

出力レベル 96dB
最大入力 8W

マグネット アルニコ
重量 1.5kg
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/8phf1.htm


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i氏山荘オーディオ訪遊記(第1話) [i氏山荘オーディオ訪遊記]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14


恐るべし平面バッフルとP-610

■序

場所はi氏山荘のオーディオルーム
夜も更けて日付が変わった午前1時すぎ。

二人の大人がもう何時間も、ああだこうだとやっている。
ガタガタ、ゴトゴト、それにキュルキュルと電動ドリルの音もする。
期待と予想を遥かに超えるいい感じになってきたのでやめられない。

16cmSPユニット平面バッフルの音場感、その自然な広がり感、臨場感、目の前で演(や)ってる感など、音響空間がすばらしく感動的である。

16cmのこんな柔なもので、耳を圧する大音量が飛び出すことに驚き、それでも破綻しない再生音の品位に感激する。

三菱ダイヤトーンP-610DB。
竹集成材平面バッフル。

ただしこのスピーカーシステムは構築途上であり、まだ数段は向上するだろう。
今回ようやく「基本形はこれでいける」と確信が得られた状況にある。

取りあえずのバラック設置であるが、それでも音源をとっかえひっかえ聴きまくるほど音楽が楽しい。
オーナーも私も、聴くのが嬉しくてしょうがない状態であった。
おそらくこの時、氏の脳裏には次のステップがイメージされ、耳にはその音が響いていたに違いない。

簡単に工作できるなら、今すぐ試みたい改造箇所もあったが、さすがにそれは明日やろう、ということになった。


深夜

静寂が支配する深い雑木林。
木の精の眠りを妨げる不逞な輩の、やかましい騒ぎもようやく収まる。
灯りを消した山荘の天窓から、黒々とした枝葉を縫って、ちらちらと星が見えていた。

「i氏山荘オーディオ訪遊記」は、この山荘の音空間の出来事を中心に綴ろうと思う。
山荘が舞台なので、たまにしか更新できないがお許し願いたい。

私がブログを開設するのはこれが最初であり、そのファーストライト (first light)の対象をi氏山荘に向けさせていただいた。

氏の勧めと、ブログや各種の発信・コミュニケーションツールの薀蓄(うんちく)を聞かせてもらい、ようやく決心した次第である。

ちなみにfirst lightとは、氏の第一の道楽(天文と望遠鏡)に敬意を払ったもので、天文台などで新望遠鏡が完成したときの、最初の試験観測のことである。

■山荘の音空間

広葉樹に囲まれた山荘のベランダに出て、梢を渡る風の囁きに耳を澄ます。
コンコンコンと遠くに啄木鳥(きつつき)の木を打つ音が、僅かなエコーを伴って聞こえる。
他に音はない。

時折、あちらこちらから、ポトッとか、カサッとか、突発的な単発音が届く。
落ち葉の上には沢山の団栗(どんぐり)が撒かれている。
自然に落ちた茶色玉の中に、先日の台風で吹き飛ばされたのか、青い玉が新鮮な色合いを添える。

もう9月も下旬。
「今まで経験したことのない」豪雨や猛暑の夏も、ようやく衰えた2013年の初秋である。

余談であるが、屋根のひさしの裏側の板に啄木鳥が穴を開け、その中に大きな蜂が巣を作ったとのこと。
穴は2階屋根の非常に高い位置にあり、それをいかなる方法で塞いだか、氏の苦労話がおかしかった。


こういった雰囲気の山荘の2階、間仕切りを開け放った40畳ほどのフロアの半分をオーディオルームが占めている。

この空間なら、音も好き勝手に飛び回ることができるだろう。


今回の訪問の目的は、氏が数年前から構築中のスピーカーシステムの試聴である。


i氏山荘SP全景
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14

<写真1:山荘のスピーカーシステム>

**今回山荘に到着した時点の、あれこれ変更する前のbefore状態。
今回この配置等を少し変更し「これでいける」感を共有**

■進化の原点

もう1年以上にもなるが、前回訪問した時の話を少しさせていただきたい。

この部屋で、ああだこうだ言いながら、大小何種類かの箱型スピーカーを聴いた。
密閉、バスレフ、大小、いろいろある。

箱型以外にも、氏は以前から平面バッフル型のよさを語っており、いくつかの試作品があちこちに置かれている。

その中で「なにこれ」と、思わず口を衝いて出るようなものが大容量密閉箱30cmウーハーの天板の上に乗っていた。

ちょとした悪戯で作ってみたような「板切れバッフル16cm4連スピーカ」である(写真1のウーハーの箱の上に片側だけ見える)。

幅30cmもない板に、スピーカ穴を4つ一列に開けただけのもの。

ユニットは16cmダブルコーン、作りはシンプルの極みであり、コーン紙を指先て触れると、いかにも薄く軽量であることが分かる。

DS-16F(写真2)。

ユニットにメーカー名は記されていないが「ダイドーボイス」らしい。

単価はえらく安い。
普通に考えれば、オーディオファイルが相手にするようなものではない。
どんな音が出るのかお楽しみ、の感覚で音を出してみる。

「板切れ」の置き方などあれこれ試みながら、大容量密閉箱30cmウーハーとの2Wayとして聴く。

自身の不覚と反省をこめて、「オーディオを探求する者、形や価格、風評など、あらゆる偏見に囚われてはならない」。

なんとその板切れからは、実に新鮮、活き生きとして明瞭自然な音場がワッと広がった。

音楽を楽しむ装置として、ここにあるスピーカーシステムの中では、この板切れ平面バッフルが「No.1」である。

多少耳につく音域はあるが、いっぱいに広がる音場間は何にも勝る。

先に聴いた箱型には、大汗をかいた労作や、少なからず散財したもの、定評のユニットを装着したものなど、氏のいろいろな思い入れがあるに違いない。
でもやはり「激安16cmユニットの板切れ」がベストである。

氏が平面バッフルを基本形にしよう、と決めたのはこの時らしく、それが今回の訪問で聴く竹集成材平面バッフル実現のきっかけとなっている。


ダイドーボイス16cmと団栗

<写真2:ダイドーボイス16cmダブルコーンSPユニット>
**i氏山荘のスピーカーシステムの基本形を決めるきっかけとなったSPユニット**

(第1話 おわり)

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14



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i氏山荘オーディオ訪遊記(第2話) [i氏山荘オーディオ訪遊記]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1

平面バッフルの音空間とSTAX ELS-8Xの音空間


■竹集成材平面バッフル

i氏山荘の現状のスピーカーシステムの基本構成は「竹集成材の平面バッフル3Way+大容量密閉箱ウーハー」である。

氏の描く基本形は、この平面バッフルを主放射源とするものである。
低域を補完するウーハーの最終形態は今後の課題としている。


これらは氏のオリジナルな自作であり、特に平面バッフルに竹集成材を採用したことや、その工作の巧みさは、今まで他に製作例がないと思われる。

またそのセッティングには、日常の家庭生活を考慮する必要のない山荘の「自分だけスペース」ならではの豪快さがある。

スピーカーの背壁は、急勾配の2階屋根に沿って傾斜した板張り。

その最奥に大容量密閉箱型ウーハが置かれ、その1mほど手前に平面バッフル型3Wayスピーカーシステムが、床と天井の梁との間に設けた強固な支柱に取り付けられている(第1話の写真1)。

i氏山荘SP全景
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14

この「1mほど手前」の間隔が問題を起こしているのであるが、その解決はのちほど。

上下が固定された丈夫な太い支柱に、バッフルをがっちりと取り付けた構造が、このスピーカーシステム全体の音響を左右する大きな要素の一つになっているのだろう。

いずれにしてもこのスピーカーシステムが感動的な音場を形成する要因は、音の主放射源の平面バッフル方式にあると思われる。

平面バッフル方式のよさを評価する先達は大勢おられるが、ここの場合はそれが顕著に現れた好例だろう。


この平面バッフルスピーカーにはつぎの特徴がある。

・バッフルの材料に竹の集成材を採用した3Way方式。
構成はツイーター1、16cmフルレンジ1、16cmウーハー2。

・スピーカー開口部のエッジに滑らかな R付け加工。

・表側全面のニス塗装。


穴あけ加工等、すべて自作である。
木工の腕は本職跣(はだし)であり、プロの指物師(さしものし)や大工の見習いとして即決採用かもしれない。
オーディオ道楽だけでなく、年中次々と発生する山荘の補修等の大工仕事を、各種の電動工具を揃えてやっているらしい。


i氏山荘SP平面バッフルのアップ
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1

<写真1:竹集成材平面バッフル3Wayシステム>

**構成は上からツイーター1、16cmフルレンジ1、16cmウーハー2。
この写真の16cmフルレンジは DS-16F が付いている。SPの穴の周囲のみごとなR加工**


■「箱」では得難いこの感動はなにか


山荘訪問初日、ああだのこうだの、CDをとっかえひっかえしながら配置を工夫した。

どうも位相的な微妙な違和感が付きまとうように聞こえる。

ウーハーと平面バッフルとの前後の間隔が1m強ある。
どうやらウーハーの直接音が、平面バッフルの背面放射と干渉しているのではないかと見当をつけ、とりあえずの荒仕事で位置を変える。

平面バッフルを上下逆さまにして、ウーハーの箱の天板の高さに持ち上げる。
そしてウーハーを平面バッフルと同じ面まで前に出す。

フルレンジユニットはDS-16Fから三菱ダイヤトーンP-610DBに取り替えた。

さて、この取って付けの仮配置で音を出す。

この時の感激は、当訪遊記(第1話)の冒頭「序」のとおりである。
このような音の空間に入った時が、音楽好きオーディオファイルの至福の瞬間である。

聴き慣れた音源から発見される新たな音響的感動、それによって初めて感じ取ることができた音楽的感動が次々と出現し、涙腺を刺激する。

ああ、このステージはこうだったのか。
この演奏はこういう響きだったのか。
この楽器はそこで鳴っていたのか。
この歌手は、この演奏家は、ここまで微妙・精妙な表現をしていたのか。

その時、氏もこの境地にいたと思う。
あれはどうか、これはどうだろうと、次々とCDを取り替えては聴いている。

いやー、すばらしい。
これほどの音場感が出るシステムは本当に稀である。
お金を掛ければ実現できるものでもない。

この音響はどこから、どういう理屈で出てくるのだろう。
やはり平面バッフルに何らかの要因があるのだろう。


i氏山荘SP全景 after
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1

<写真2:第1話の写真1の配置では微妙な違和感があったので、このような応急処置をして音を出してみる>

**さてbefore→after の結果は・・。

竹集成材平面バッフルのフルレンジユニットは、三菱ダイヤトーン P-610DB に取り替えてある**


■STAX ELS-8Xとの共通点

今回の山荘訪問は、都合で氏に送り迎えしてもらった。

山荘に向かう前に、拙宅の修復成ったSTAXの大型コンデンサースピーカーELS-8Xの試聴をしてもらう目的もあった。

20数年ほど前から、氏はこの8Xを何度か聴いているのであるが、オーディオ道楽に染まってからは聴いていない。
8Xは片側に8個の発音ユニットがあるが(写真2)、ここ10年来、その半数近くの能率が下がり、使用できなくなった。
いつの日にか、なんとかしようと、納戸の小部屋に押し込めてあった。


8Xの代替機はALTECのMODEL 19を選んだ。
大型であるが、家庭に設置するタイプとして音響的に最高の器の一つだろう。
8Xとの音の質感の違いは当然ながら大きいが、これはこれで「大したものだ」と思う。

8Xを製造したSTAX工業株式会社はその後会社の形態が変わり、今後とも8Xが修理を受けられる可能性は完全に断たれている。
でもいつの日か、耳の聞こえるうちに、目がなんとか利くうちに、手先が自由に動くうちに、そして気力があるうちに修復したいと思っていた。
そうこうしているうちに自適生活に入り、怠惰な日々を2年も送っていたが、今年になってあるスピーカーを聴くにおよび、8X修復への「緊急決起ボタン」が押された。

この話は当ブログの別テーマ、「甦れSTAX ELS-8X」で綴ろうと思うが、かなりオーバーに言えば4・5ヶ月の寝食を忘れた苦楽の結果、3ミクロン厚のポリエステルフィルムを使った振動膜の張り替えに成功した。

オリジナル8Xは、ツイータ4ミクロン厚、フルレンジとウーハーは6ミクロン厚である。
それをすべて3ミクロン厚で張替えた。

その3ミクロン厚の超軽量振動膜の威力だと思うが、長年の8Xオーナーである自分が腰を抜かすほどの音響空間が再現されるようになった。
これを氏に聴いてもらった。


さて、氏は8Xの前に立つや、「これ平面バッフルですよね」、と一言。

「あっ!」。
迂闊であった。

発音原理や形がまったく異なるため、コーン型SPユニットを取り付けた平面バッフルと同一であることの意識が希薄であった。
氏の言うとおりである。

8Xは畳1畳ほどの木材の分厚いバッフルに、8個のSPを取り付けた平面バッフル型スピーカーそのものだ。

私は修復成った8Xから、今まで体験したことがないすばらしい音場の広がりと明確な定位が再現されることを知ったが、氏の山荘の音場も、これと類似の効果なのだと思っている。


「逆相になるが背面からも前面と同じ音が放射される」。

「背圧がかからないため、ダイアフラム(振動板)がもっとも自由に動く形態」。


事実としてこの平面バッフルの効果を、どのように理論づければいいのか分からないが、音場の再現や音響の品質に極めて有効に働いているに違いない。

余談であるが修復成った8Xを聴いた「蛙の子」の息子が、その音に驚いて、すぐさま同じ8Xを手に入れた。
ちょうどその時期、奇跡的タイミングで売りに出たらしく、二度とない幸運にめぐり合ったといえる。

片側の音が小さいという不具合がある出物だったが、私の8Xと比べられないほどの美品であり、不具合の原因だった高電圧発生部を修理して完動している。
よほど環境のよい部屋で、大切に使われていたのであろう。


この8Xも氏に聴いてもらった。

すべての発音ユニットが、これもまた奇跡的に健全な状態を保っており、オリジナル8Xの音が聴ける。

氏は一言、「これはこれでアリですね。少し力強いかな」。

部屋も置き方もアンプも異なるが、確かに3ミクロン厚の音と少し違う。


新旧2組の8XDSC_6847
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1

<写真3:修復作業がほぼ終わった8Xの裏側と(左寄り)、息子が入手した同じ8X(右寄り)>

**左右それぞれ8個の発音ユニットから成る平面バッフル型であることが分かる。

上下シンメトリー。
内側から外側に向かって高域ユニット×2、全域ユニット×2、低域ユニット×4の3Way構成**


8X振動膜張り

<写真4:8Xの発音ユニットの振動膜の張替え作業>

**3ミクロン厚のポリエステルフィルムを、かなり強い張力をかけた状態で、ユニットのフレームに貼り付ける工程**


■山荘SPシステムの次のステ―ジ余談が長くなったが、山荘2日目の朝は早起きし、朝食も早々に音を出した。
昨日と同じく、本当にすばらしい音響と音場感である。
音楽に深く入り込める至福の再生音だと思う。

しかし少し気になる。
ウーハーの箱の天板が音を反射し、どうもその悪影響があるような感じがする。

天板の上に布団などを重ねて置くと、かなり改善されるので多分そうだろう。
ほんの僅かな違和感であるが、これがなくなれば良い方向の相乗効果で、格段の向上があるかもしれない。

とりあえずの実験としてウーハーの箱を分解し、前面パネルだけの平面バッフルの形で音を出してみよう、ということになった。

電動ドライバーを片手に、氏は箱と格闘を始めた。

しかし「大工見習いもどき」の氏の手に成る箱は、頑丈に作りすぎて簡単には分解できないことが分かった。

薄手の長袖の上着が必要な山荘の朝であるが、30分ほど汗をかいて、とりあえずの実験は諦めた。

さてこの課題を氏はどう解決するだろうか。
来年の春頃かな。

冬の氷点下で冷凍庫と化した山荘でも厭わない。
そのときは次のステージにグレードアップされた、さらにすばらしい音響空間に浸ることができるだろう。

(第2話 おわり)
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1



▲△▽▼
i氏山荘(第3話)改造! 背面開放型ウーハー [i氏山荘オーディオ訪遊記]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19


■密閉箱を背面開放型ウーハーに大胆改造

豪快というか、大胆というか、ウーハーの大容量密閉箱を、水平に切断し、上半分・下半分に分けてしまった。

「大工見習いもどき」のi氏に電動工具を持たせたら、何をやらかすか分からない。

私の提案は、ウーハーの大容量密閉箱の前面パネルを取り外し、平面バッフルのウーハーとして、どんな音が出るか聴いてみよう、ということだった。

ところが氏は、「前面パネルをどうしても外すことができなかった」、「だから考えたあげく、水平に半分に切断した」、という。

もちろんウーハー本体は取り外しての工作であるが、内部の補強材や吸音材に阻まれて、大変な作業だったらしい。。

私はこの衝撃的な方法を発想することができなかった。
なんと乱暴な、いやいや実にみごとな発想の転換。
このアイデアごっこは、完全に私が負けた。


2つに分けられた長細い箱。

その2つを左右に分けて立て、背面開放箱とする。
その後の余計な工作の手間がかからない、一石二鳥の方法である。

つまり片側は以前の天板が前面パネル、反対側は底板が前面パネルになるわけだ。
なんと合理的な方法だろうか。
平面バッフルとは少し異なるが、まあ試してみる価値は大いにある。


10月の3連休、i氏は山荘に篭った。
最終日に写真付きのメールが来た。

「結論から先に言うと、やって大成功でした!」から始まる文面から、氏の喜びと興奮が直に伝わってくる。
全文を公開したいほどであるが、氏の体面とイメージが損なわれそうなのでやめます。

低音の量感が見違えるように増し、深みも加わって分解能も大きく向上した、とのこと。
CDにこんな低音が入っていたのかと驚いた、ともある。

どんな音場が展開されたのか、だいたい見当がつくが、そうこなくてはいけない。
次のステージに上る階段がしっかり出来上がったようだ。
本当によかった。


i氏山荘SP全景
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14

**第1話の写真1の転載。

前回、氏の山荘を訪問した際の最初の状態。平面バッフルから1mほど後方の密閉箱ウーハー。その「1mほど後方」が音響的問題の発生源であった**

i氏山荘SP全景 after
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1

**第2話の写真2の転載。

山荘に滞在中に配置を変更した。ウーハーの箱を平面バッフルの面まで前に出す。問題点が大きく改善された。しかしまだウーハーの天板による反射(?)が少し気になる**

I氏山荘3ステップ目の全景写真
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19

<写真1:10月の3連休に作業したという、氏のアイデアによるウーハー密閉箱の大胆改造>

**大変な喜びと興奮。大成功だったらしい**

(第3話 おわり)

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19



▲△▽▼

i氏山荘(4)755E、Golden8T新設、訪問雪解け待ち編 [i氏山荘オーディオ訪遊記]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28


前回、i氏山荘を訪ねたのは昨年の秋であった。
冬に向かう山は、季節の訪れが都会にくらべてかなり早い。
あたり一面に敷き詰められた枯葉が、そこ、ここ、と、落ちてくる団栗(どんぐり)をやさしく受け止める。

梢の高みには、そよぐ風があるのだろう。
その団栗の音がポツン、コソッ、カサッっと微かに聞こえ、遠くから啄木鳥(きつつき)のコンコンコンコンという連打が、残響を伴って落葉樹の林の中を響きわたる。

10月2日の山荘は、そのような風景であった。


豪雪

今年の冬は、全国の広い範囲で過去に記録が無いほどの豪雪となり、大きな被害が出た。
特に2月の大雪は、i氏山荘方面も地元の人が経験したことがない積雪となり、山荘付近の山あいでは2mに迫るほどであったという。

山荘に通じる山道は除雪もできず、人が踏み入ることが不可能となり、長期にわたり完全に遮断されていた。


屋根は、オーディオルームは、大丈夫か

お気の毒ではあるが、i氏はたぶん、2mの雪が屋根を押し潰し、2階のオーディオルームをペシャンコにしている悪夢を見たかもしれない。
私なら夢どころではなく、胃がおかしくなっていたと思う。

あの不思議なほどに、音場や響きの具合がいいオーディオ部屋を失うのは、いかにももったいない。
豪雪以来、私も気になっていたが、確認する方法がないという。


雪に埋もれた山荘へのアタック決行

心配していても始まらない。
3月後半の連休の前に、「何とか登れるかもしれない」、という情報を得て、i氏夫妻はついに山荘へのアタックを決行するに至った。

車高が高く悪路に強い4WDも出番はなく、数100m下のベースキャンプに置き、足元はアイゼン、いや「かんじき」で固めた出で(いで)立ちで、山腹を目指して登攀を開始した。


「かんじき」の効果は抜群

どこで調達したのか聞きそびれたが、わりあい小さな「かんじき」が、未踏の雪中を歩くのに、抜群の威力を発揮するらしい。

夫妻揃って「かんじき」の効能に、感激しきりであったという。


山荘は目立った被害なし

とのことで、そのときの写真を数枚いただいた。

この雪が融けて車で登れるようになるのは、いつ頃になるだろう。
この写真からも、日に日に力を増してきた太陽の光を感じる。

草も木も、あらゆるものがいっせいに芽吹き、山全体が萌黄色(もえぎいろ)に染まるのも間近だろう。


*雪山荘初アタック

<写真1:大雪もだいぶ融け、ようやく辿り着いた山荘の無事を確認>

あれれ! ビンテージもののスピーカーが付いている
いただいた写真から、i氏山荘の現時点のスピーカーシステムは写真2のようになっている。

ご無沙汰している間に、いろいろやっていたようである。

「i氏山荘(第3回)」からの変更個所は、中央寄り上部に取り付けられた新設の平面バッフル3連の20cmSPである(作りはバラックとのこと)。

また、両脇のウーハーが、以前のテスト用バラックの背面開放型から、きちんと作ったパイン集成材の平面バッフルに取り替えられている。


*14年3月時点SP 2014-03-23
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8A14E5B9B4EFBC93E69C88E69982E782B9SP202014-03-23201020212036.jpg


<写真2:現時点のi氏山荘スピーカーシステムの様子>

新設の20cm3連の平面バッフルは「テスト用のバラック」であり、穴の細工も「いいかげん」ということです。

そのことでオーナーは、この写真をお見せするのをイヤがっていたことを、読者の方々にお伝えしておきたいと思います。 (^ ^;


新しく加わった20cmスピーカーは、上から順に、

・CD408-8B Altec (同軸2Way)
・New Golden 8T  Richard Allan (ダブルコーン)
・755E Altec (パンケーキ型)

その下段は、前回の日記で紹介した竹集成材の平面バッフル16cmスピーカーであり、上から順に

・P-610DB ダイヤトーン
・DS-16F ダイドーボイス
・FE166 フォステックス

である。


ビンテージSPがこの場所でどのように鳴るか

新規参入の CD408-8B と 755E は、本来、館内・構内におけるアナウンス放送が目的のスピーカーであり、人の声の明瞭度に重きを置いて設計されているはずである。

一方のNew Golden 8T はオーディオ用のハイファイ目的のスピーカーである。
これらの実際の音の対比はとても興味がある。

さて、新規参入組のスピーカーは、いずれも古い時代のものであるが、i氏山荘のオーディオルームの平面バッフルから、i氏の耳に、そして私に、どのように響くのだろうか。
これはかなり面白い試聴になると思う。


昨年10月からのi氏山荘スピーカーシステムの変遷

参考までに「i氏山荘」(1)~(3)で紹介したスピーカーシステムの変遷を、写真でざっと追ってみたいと思う。


*SP変遷1
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8ASPE5A489E981B7EFBC91_12-08-18201520202054.jpg

*SP変遷2
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8ASPE5A489E981B7EFBC93_PA142159.jpg

                       
<写真3:Ver.0 と Ver.1>

一番最初のVer.0では、平面バッフルとウーハーの音の放射面の距離が離れており、再生音も位相的に問題があると思われるため、Ver.1のように配置換えを行った。


*SP変遷3
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8A14E5B9B4EFBC93E69C88E69982E782B9SP202014-03-23201020212036.jpg
                      
<写真4:Ver.2 と 現時点Ver.3>

Ver.1のウーハーBoxの天板が、音を反射して悪影響があるように思われ、大胆にもウーハーBoxを水平真半分に「ぶった切り」、両サイドに立てた。
Ver.1の天板と底板が正面になる背面開放型の箱としてテスト的に使用。
写真右は先の写真2と同じ現時点の状態。


さてさて、改めてこれらの変遷写真を見ると、このステージ上の大勢のスピーカーたちを、どのように整理し、うまくまとめていくか、いろいろと「楽しみが多すぎる」状況になっている様子である。

さて何から、と言っても、まずは聴かなければ。


往年のRichard Allanやパンケーキが待っている。
古い時代の傑作スピーカーが、現代に、どんな音を響かせるか。

さあ、雪が融け、i氏山荘を訪問できる「山の春」はいつ訪れるのだろう。


(「i氏山荘(4)755E、Golden 8T新SP増設、雪解け訪遊予告編」 おわり)


コメント 8


I氏山荘無事で良かったです!
ガーデンテーブルが埋まっている写真には驚きました
この先どう進化されるのか目が離せませんね。
自分はビンテージと真逆の方向ですが(^^;;;
by いちあい (2014-03-29 11:48)

i氏山荘の音を聴くと、SPユニットやアンプなどの個々の音の違い以前に、部屋そのものが勝手に作り出してくれる音響が、いい方向に作用しているように感じます。

アハハ、確かにRichard Allanとは真逆ですね。でも、超最新鋭JOB225(255?)で、けっこう曲者のRichard Allanを鳴らしてみたいですね。
by AudioSpatial (2014-03-29 17:42)

実はつい最近、アシダボックスの 8P-HF1 という日本のビンテージSPを1本だけ手に入れました。

自宅の簡易バッフルでの視聴ですが、とにかくやさしく澄んだ音にびっくりです。
コーンSPに関しては、時代は進化ではなく退化してきたんだと思えます。
こうご期待。
by I氏 (2014-03-30 13:01)

I氏さん、ASHIDAVOX の 20cmを入手されたとのこと。
「とにかくやさしく澄んだ音」との感想は、「やはりそうか」、と思いました。

あのユニットの第一の特徴は、コーン紙が軽いことですよね。
その軽さの効能ですね。
「ダイヤフラムは極力軽くあるべし」が、いいスピーカーの「お約束」だと思います。

いやいや、試聴の楽しみがさらに増えましたよ。
by AudioSpatial (2014-03-30 17:32)

コーン紙は美濃紙で作られていて、質量は1.3gしかないそうです。
by I氏 (2014-03-30 20:30)


I氏さん、美濃紙で1.3g。これも「やっぱり」ですね。

軽いことは覚えていたのですが、美濃紙で1.3gは知りませんでした。
SPのコーン用に、現地で特別に作らせたんでしょうね。
そうなると、コーン紙の張替えは、おそらく絶望ですね。

ASHIDAVOX のヘッドフォンは、昔、現場で使ってたんですよ。今もそうかも、です。
by AudioSpatial (2014-03-30 22:18)


1.3gは16cm(6P-HF1)のほうで、8P-HF1(20cm)は2.7gでした。
それでもすごく軽いですが。
by I氏 (2014-04-01 05:52)

往年の20cmSPで、「超軽量」と言われているコーンが 5g程度。
現代SPの軽量クラスが10g程度らしいので、ダントツに軽いですね。
さて、その音は・・・期待が高まる。
by AudioSpatial (2014-04-01 12:57)

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28
25:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/29 (Sat) 08:31:50


i氏山荘(5)圧巻 ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒 [i氏山荘オーディオ訪遊記]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26


ASHIDAVOX(アシダボックス)8P-HF1。

「ダイナミック型フルレンジスピーカーの世界的傑作」程度の賞賛では、とても足りない。
まさに「超」を付けるべき傑作と見た(いや、この耳で確かに聴いた)。

i氏山荘のオーディオ部屋の、平面バッフルに取り付けたいくつかの著名ビンテージ・スピーカー。

この試聴環境において、ASHIDAVOX 8P-HF1は圧巻であり、他のすべてを圧倒した。

なぜこのASHIDAVOXが「マイナーな傑作」で終わったのか。


高く評価したオーディオ評論家はいた。
しかしそれがなぜ、「幻の傑作」などと言われる経過を辿ったのか。
数量が出なかったのか、生産が間に合わなかったのか?

発売は1957年、その頃はまだ日本のオーディオ環境は貧しく未成熟であった。
早く生まれすぎたのかもしれない。
しかし、かなりの長期間、市場にあったはずである。
当時のオーディオ・ジャーナリズムは、どのような反応をしたのだろうか。

ダイナミック型フルレンジの「音質世界一」のユニットがどこかにあるとしよう。
ASHIDAVOX 8P-HF1 は、それに勝るとも劣ることは決してないだろう。


Made in Japan。

使われているのは、コーンの最適素材を追い求めて辿り着いた日本古来の美濃紙。

この純日本 made の「世界に冠たる」はずであったスピーカーユニットが、なぜ埋もれたのか。
なぜ埋もれさせたのか。
まったく残念であり不可解である。


しかし ASHIDAVOX 20cmフルレンジが、山荘に用意されたいくつかの錚々たる「世界の名器」を、下品な表現ではあるが「ぶっちぎり」の差で圧倒した事実。

そして、このスピーカーの素晴らしさをよく知っている方々が、現在、少数ながらも厳として存在すること知り、多少は溜飲を下げた次第である。

いまだからこそ、オーディオ環境が整った現代であるからこそ、聴く人にこのスピーカーユニットの秀逸さが分かるのかもしれない。


感動の幕開けは満天の星

ゴールデンウイークに入った4月の末、夜9時前。
道は思ったより順調で、予定より早く山荘到着。
助手席から枯れた芝に降り立ち、反って背を伸ばす。

おお!すごい。
視界には、思わず息を呑む光景が私たちを出迎えてくれた。

満天の星ぼし。
林に囲まれ、頭上の一角だけが開けた天空は、白い微細な粒子を撒き散らしたような星屑で埋め尽くされていた。
無数の星というより、もはや白い粉が薄く撒かれているように見える。
このような光景を見たのは何十年ぶりであろうか。

そして天頂を少し下ったあたりに、驚くほど赤く輝く火星があった。
赤い!
火星って、こんなにも赤いのか。
都心を離れた郊外でも、火星の赤みは誰にもよく分かる。
しかし、このような赤い色に見えることはない。

標高1,100mほどのi氏山荘の空。
無窮をゆびさす北斗の針が天高く舞い上がり、感動の天体ショーが今回の訪問の幕開けであった。


前回訪問時の興奮、まず三菱ダイヤトーンP-610DBを聴く

コーヒーとお菓子でドライブ疲れを癒すのもそこそこに、2階のオーディオ部屋に上がった。

今回の2階は、写真のように、前回の日記「i氏山荘(4)」の状況よりもバッフルが増えて、取り付けられているスピーカーユニットの数も増えている。

どうやらi氏は、近頃、内外のビンテージの20cmをいくつか集め、なにやら思案している様子である。


              
<写真1:今回の各ユニット試聴用の平面バッフルの配置>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AEFBC91DSC_9970EFBC88E69687E5AD97EFBC89.jpg