777投稿集

777投稿集 5315138

1 : 井上文則『軍と兵士のローマ帝国』(7)  2 : 男性急募!女子倍増中(3)  3 : 日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ(31)  4 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 東証株価指数 TOPIX(4)  5 : エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 日経平均株価(225種)(4)  6 : 負け組が老後に住めるのは苗場の 10万円で叩き売りしているスラム・マンションだけ(35)  7 : 廃墟となったリゾート地・リゾートマンション(25)  8 : 住居・移住関係投稿集(81)  9 : 撮影中にヒグマに襲われました(11)  10 : 「このクマ、どっかおかしいんじゃねえのか?」北海道で31頭の牛を殺した謎のヒグマ(16)  11 : 登山中にクマに襲われ崖から転落の男性死亡 - 奈良県上北山村の大普賢岳近く(7)  12 : ヒグマが車内のぞきこみ、ドライバーと一触即発 北海道・知床峠(14)  13 : ヒグマ“激やせ”緊迫の北海道 記録的不漁 市街地に出没相次ぐ(2023年11月2日)(7)  14 : CIA 報告書 _ ヒトラーはアルゼンチンに逃れていた。(8)  15 : 陰謀論? ヒトラーを狂人化したタヴィストック人間関係研究所の洗脳(4)  16 : バトルヒストリー _ 独ソ戦(13)  17 : 20世紀初頭以来、ポーランドは米英と手を組み、反ロシア政策を継続 (9)  18 : 米国政府は侵略の手先としてウクライナではネオナチ、コソボでは麻薬業者を使う (5)  19 : ウクライナはナチズムに支配された国になりつつある。(35)  20 : ウクライナの親衛隊はネオ・ナチ(31)  21 : 西側の有力メディアは自分たちが支援するネオナチの残虐行為を隠すため大宣伝(33)  22 : トランプ氏再選ならアメリカの政策はどうなるか(55)  23 : トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?(68)  24 : 西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉(24)  25 : 金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家は経済が全くわかっていない(33)  26 : 中国には50万人のネット監視部隊が居て、24時間国民を見張りAIによるネット監視(12)  27 : 中国の信用スコア _ ある点数を下回ると行動制限され社会システムから排除される(9)  28 : 中国の信用スコア、人々を委縮させ中国から活力を失わせた(5)  29 : 世界の旅 _ 中国(95)  30 : ご飯を食べる量を減らして、その代わりにアカシア蜂蜜を1日200g食べよう(108)  31 : テレビドラマ なかにし礼『兄弟 〜兄さん、お願いだから死んでくれ〜』(テレビ朝日 1999年)(3)  32 : ロシア・ウクライナ関係投稿集(171)  33 : 宇山卓栄の世界史・現代史講義(30)  34 : 学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』 (8)  35 : 世界史関係投稿集(101)  36 : 世界の旅 _ ロシア・ウクライナ(104)  37 : ジプシー音楽の世界(10)  38 : 民族の起源・DNA解析関係投稿集(182)  39 : トランプをピエロとして操る勢力を知ろう(24)  40 : 金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄(50)  41 : ド素人でも損しない株式投資のノウハウ(118)  42 : 新しい通貨システム _ 米国債・米ドルが暴落しているのにゴールドだけ上がっている理由(9)  43 : レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも政府債務増加で破綻する(15)  44 : アメリカ・CIA関係投稿集(203)  45 : 経済・相場関係投稿集(385)  46 : 政治関係投稿集(334)  47 : 内田樹の研究室(20)  48 : 岡田斗司夫 _ トランプの目指すアメリカ(57)  49 : イネやアワやキビの栽培は日本列島では縄文時代晩期終末をさかのぼらない(9)  50 : DNAからみた縄文人と弥生人 神澤秀明(国立科学博物館)(34)  
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井上文則『軍と兵士のローマ帝国』
1 名前:777

2023/09/02 (Sat) 14:17:02

雑記帳
2023年09月02日
井上文則『軍と兵士のローマ帝国』
https://sicambre.seesaa.net/article/202309article_2.html

https://www.amazon.co.jp/%E8%BB%8D%E3%81%A8%E5%85%B5%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%96%B0%E8%B5%A4%E7%89%88-1967-%E4%BA%95%E4%B8%8A/dp/4004319676

 岩波新書(赤版)の一冊として、岩波書店より2023年3月に刊行されました。電子書籍での購入です。本書は軍と兵士の視点からのローマ帝国史で、284年のディオクレティアヌス帝の即位以降の後期ローマ帝国軍も重視していることが特徴です。本書は、漢やパルティアやサーサーン朝など同時代の大国と比較して、職業軍人から構成される常備軍だったことがローマ帝国の軍隊の特徴だった、と指摘します。ただ、ローマ帝国の軍制が当初からそうだったわけではなく、共和政期には市民兵で、軍団は毎年編成されていました。

 しかし、ローマがイタリア半島を越えて拡大していく過程で、戦争が慢性化し、市民兵の担い手だった武装を自弁できる中小農民が没落していくなかで、半ば職業軍人化した兵士が現れます。紀元前2世紀後半のグラックス兄弟の改革の失敗後、無産市民も兵の対象とされ、兵士の大半は職業軍人となっていきます。イタリア半島外に領土(属州)が拡大していく中で、治安維持のため軍団も毎年の編成から常備軍化していきます。当初、軍団に入隊可能だったのは、原則としてローマ市民権の保持者だけでした。こうした傾向に沿って常備軍を制度化したのは、初代ローマ皇帝のアウグストゥスでした。本書は、これにより兵士と市民が分離され、両者の間に距離ができたことも指摘します。ただ本書は、ローマ帝国において軍は貧弱な行政機構を補い、兵士は軍務以外のさまざまな役割も担っていたので、兵士と一般市民との日常的な接触があったことも指摘します。

 こうして成立したローマ帝国常備軍の各軍団の司令官は、属州エジプトの駐屯軍を除いて元老院議員で、その中でもプラエトル(法務官)経験者から選ばれました。司令官の任期に厳密な規定はなかったものの、通常は3年程度でした。ローマ帝国において、皇帝は軍の支持なしに帝位を保てないので、軍の掌握に注意を払いました。ローマ帝国の軍隊は、すでに軍人皇帝時代の前から帝位継承問題に関わることが多く、その嚆矢は、カリグラ帝が暗殺され、その叔父のクラウディウスを近衛兵が皇帝として擁立したことです。このようにローマ帝国において軍が帝位継承問題に関与で来た理由として、皇帝選出の手続きが定まっていなかったことを本書は指摘します。

 帝政期のローマ軍は、五賢帝以降に変容していき、本書はマルクス・アウレリウス帝からコンスタンティヌス帝までの時代を移行期間と把握しています。転機となったのは166~167年に始まったマルコマンニ戦争で、ランゴバルド人とオビイ人がドナウ川を越えて属州パンノニアに侵入してきました。ランゴバルド人とオビイ人は属州駐留軍に撃退されましたが、170年にはマルコマンニ人とクアディ人がイタリア半島にまで侵攻してきました。マルコマンニ戦争は、マルクス・アウレリウス帝の後継者となった息子のコンモドゥス帝の代に終結しましたが、軍司令官と属州総督が、これまでの慣行に囚われず軍事的能力優先で起用されるようになります。その後、セウェルス帝の代に属州駐留軍対策でイタリア半島の軍事力が強化され、兵士の給与を増額します。

 しかし、セウェルス帝の兵士優遇策は軍を増長させ、軍人皇帝の時代を迎えます。この軍人皇帝時代に、ウァレリアヌス帝の考案による帝国の分担統治が始まり、各皇帝に直属の常設の機動軍が整備されていき、軍人皇帝の権力基盤となります。この過程で能力主義がさらに定着していき、バルカン半島出身の兵卒が軍司令官に就任するようになります。こうしてローマ軍は変容していき、軍政と民政の分離が徹底されたディオクレティアヌス帝の治世を経てコンスタンティヌス帝の代には、機動軍と辺境防衛軍から構成される後期ローマ帝国の軍制が確立します。この後期ローマ帝国の軍は、攻勢を主目的とする前期ローマ帝国の軍とは異なり、防衛を主眼とするようになった、と本書は指摘します。

 上述のようにローマ帝国では初期の頃より軍が皇帝の選出に大きな影響力を有していましたが、コンスタンティヌス帝以降、機動軍が元老院に代わって正当な皇帝を選出して承認するようになり、帝位簒奪者を産み出すこともありました。一方で、3世紀の動乱により人口が減少し、戦争が一層慢性化する中で、軍は兵士の確保に苦慮することになります。その結果、ローマ帝国は帝国外の「異民族」に兵力を頼るようになりますが、「異民族」出身者の割合が高かった、とされる機動軍でも、「異民族」の割合は41%程度だったようです。一方、辺境防衛軍の兵士はほとんどローマ人でした。上述のようにすでにディオクレティアヌス帝の治世で軍政と民政の分離が徹底されたことで、各地を移動する機動軍と市民との関わりは、おもに機動軍の移動先での民家への宿泊となり、これは機動軍における「異民族」出身兵士の割合の高さとともに軍と市民との軋轢を増加させたようです。さらに本書は、このように「異民族」出身兵士の多い軍隊の駐屯に慣れたことにより、ローマ市民は同盟部族軍の大量流入に対して大規模な抵抗を起こさなかったのだろう、と推測します。

 こうした中で、4世紀後半にいわゆる大移動が始まり、西ローマ帝国では、総軍司令官のスティリコが東方から来た征服者と西ローマ帝国の人々に考えられていたことから、西ローマ帝国の機動軍との関係が微妙で、同盟部族軍に頼るようになり、その傾向はスティリコの失脚後に一層強くなります。西ローマ帝国では、豊かなアフリカ北部の属州も失い、財政基盤が弱体化する中で機動軍を維持できなくなり、辺境防衛軍も次第に解体していきます。本書は最後に、ローマ帝国の軍制史をユーラシア史に位置づけ、ローマ帝国の常備軍を支えたのはシルクロード交易からの関税収入で(関連記事)、シルクロード交易を支えていた諸帝国によるユーラシアの政治的安定が2世紀半ば以降に崩れていき、それに伴ってローマ帝国軍もより専業化していった、と指摘します。東西のローマ帝国の運命の違いについて本書は、東ローマ帝国はその地勢から「異民族」の侵入が限定的だったことを挙げます。さらに本書は、ローマ帝国を一体の世界と把握する見解が常識とされているものの、歴史的に重要な境界線はユーフラテス川ではなく東西のローマの境だったのではないか、と指摘します。つまり、ローマ帝国東方はローマ帝国西方よりもパルティアやサーサーン朝と一体ものとして把握すべきではないか、というわけです。

https://sicambre.seesaa.net/article/202309article_2.html

3 名前:777

2024/05/19 (Sun) 09:29:09

雑記帳
2024年05月18日
宮嵜麻子『ローマ帝国の誕生』
https://sicambre.seesaa.net/article/202405article_18.html

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%AE%E5%B5%9C-%E9%BA%BB%E5%AD%90/dp/4065350220


 講談社現代新書の一冊として、講談社より2024年2月に刊行されました。電子書籍での購入です。本書はローマが帝国となっていく過程を検証し、おもにローマが大国化していく紀元前3世紀末からアウグストゥスの頃までを対象としていますが、それ以前の地中海地域の一都市国家だった時代も取り上げられています。確かに、ローマ帝国の成立において、規模や勢力の点で地中海に多数存在した都市国家と変わらなかった頃の歴史は、ローマの覇権を可能としたのが何だったのか、解明するうえで重要になると思います。

 都市国家ローマの起源は曖昧としていますが、紀元前8世紀頃に現在のローマ市の中心部にラテン人と呼ばれる人々の一部が集まり、都市の原型が建設されたのだろう、と推測されています。本書は、都市国家だった頃のローマ人にとって、精霊により守護され、神々の特別の恩寵を受けた都市こそが国の本質で、周囲の土地はそれに付随するものにすぎなかった、と指摘します。初期のローマの特徴は王が存在したことで、10人の王のうち最後の3人はラテン人とは異なるエトルリア人だった、とされています。ローマで王が追放されたのは紀元前509年と言われており、共和政が始まります。共和政の当初は、全市民が平等だったわけでも、国政に携わったわけでもなく、王政期以来の少数の貴族(パトリキ)がいました。共和政当初の貴族は、元老院の議席と政務官を独占していました。政務官の権限は行政のみならず軍事と司法と宗教行為にまで及び、とくに執政官(コンスル)と法務官(プラエトル)は戦地で軍の命令権など、絶大な権限を有していました。平民は政治決定機関の民会には出席できましたが、民会も貴族が議決を左右できました。しかし、エトルリアなど周辺勢力との戦いが相次ぎ、度々危機に陥る中で、戦力として重要な役割を果たしていた庶民が権利拡大を訴え、紀元前494年には平民の利益を代表する護民官が設置され、平民のみが参加し、護民官が主宰する平民会も設立されます。紀元前367年には、リキニウス=セクスティウス法により、二人いる執政官のうち一人は平民が就任することになります。紀元前287年のホルテンシウス法では、平民会の議決には貴族も従わねばならない、と定められました。

 こうして政治および社会的には、貴族と平民との間の格差は解消されていきましたが、経済的格差の解消はさほど進まなかったようです。本書は、都市国家時代のローマが元老院と政務官と民会の三機関の相互補完と牽制で成り立っていたことを指摘します。ただ、平民から執政官に一人選出されるとはいっても、一部の富裕な家系が独占するようになり、元老院の政務官への「助言」が実質的に「命令」になるなど、共和政とはいっても現実には寡頭政だった、と指摘されています。身分闘争後に権力を有した貴族は、旧来の貴族(パトリキ)と区別して、ノビレス(貴顕貴族)と呼ばれます。しかし、平民がこうした寡頭政に本格的に抵抗するようになるのは紀元前2世紀半ば以降でした。当時のローマ人にとって市民は全員自由で平等ではあるものの、それは能力や立場に応じて権力や権威を備えている状態と考えられていた、と本書は指摘します。これは、富裕市民が祭りや娯楽を主催したり、食料を市民に施したりといった、富裕者の義務という強い観念につながっていきます。相対的な関係において、有力者(パトロヌス)が弱者(クリエンス)を庇護するわけで、この関係はパトロネジと呼ばれ、通常は特定の二者間で結ばれ、世代を超えて継承されたようです。

 上述のように地中海の一都市国家だった共和政ローマは当初から周辺勢力と戦い、他の都市国家の併合などで領域を拡大していき、紀元前3世紀半ば頃までにはイタリア半島のほぼ全土を支配化に起いて、紀元前3世紀後半にはイタリア半島外にも支配領域を広げます。ただ本書は、この時点でのローマを帝国とは評価しておらず、ローマによる「支配」の実情を検証します。ローマに敗北した都市国家の市民が、それまでの市民としての権利を奪われた代わりに、ローマ市民権を与えられたり、戦後にローマ市民の一部が移住した都市もあったり(コロニア)、ローマに敗れるか従属した後でも、自立した国や共同体であり続けたりしました。ローマは支配化の各国と条約を締結し、同盟関係となりました。そうした国々がローマに逆らうことは難しく、その意味ではローマの支配下にあったものの、法的な意味では自立していた、というわけです。ローマが支配域を拡大していく過程で奴隷も増えたようで、そうした奴隷が解放されると、ローマ市民となり、解放奴隷には制約があったものの、その子供の世代以降にはそうした制約がありませんでした。こうした奴隷出自の人々は、実際にはさまざまな面で差別を受けやすく、比較的差別を受けにくい大都市に集まる傾向があったので、ローマでも一定の影響力を有するようになっていきます。

 こうして、ローマは支配域の拡大とともに、社会が膨張して複雑化していきました。こうした状況で、紀元前3世紀半ばに起きたのが第一次ポエニ戦争(紀元前264~紀元前241年)です。第一次ポエニ戦争は長引き、ローマもカルタゴも疲弊したものの、ローマに有利な和平条件だったことから、ローマの勝利と評価されています。ローマは第一次ポエニ戦争でシチリア島を獲得し、その後の混乱の中でコルシカ島とサルデーニャ島をカルタゴから奪い、海外支配が始まります。この海外支配は、イタリア半島の支配とは明らかに異なっており、属州とされました。属州民はローマの構成員ではあるものの、国政に参与できなかったり、ローマの裁判を受けられなかったりと、ローマ市民と同じ権利を有していないにも関わらず、納税や軍役などの義務が課せられ、税負担はローマ市民より重く、軍役では危険な任務を課せられました。属州を統治した総督はローマ市から派遣され、行政権と司法権のみならず軍権も掌握し、属州法に基づいて統治したものの、実質的に総督の裁量権はほぼ無制限でした。ただ、シチリア島のローマによる統治は当初、まだ属州法がなく、執政官も法務官もシチリア島で任務に就いていたわけではなく、後の属州の在り方とは大きく異なっていたようです。また、この時点では国内の政治体制が大きく変わったわけでもなく、本書は、ローマが本格的な帝国となっていくのは、紀元前2世紀初頭にイベリア半島に二つの属州が設置されて以降と評価しています。

 ローマの帝国化が本格的になっていく重要な契機が、第二次ポエニ戦争(紀元前218~紀元前202年)でした。紀元前216年のカンナエの戦いでローマは大敗し、当初はカルタゴの呼びかけに応じなかったローマの同盟都市の中で、カルタゴへの寝返りも見られるようになります。しかし、カルタゴ側への寝返りはイタリア半島南部以外の地域にまで広がらず、イベリア半島のカルタゴ勢力が紀元前206年に駆逐されたこともあり、カルタゴは劣勢となり、紀元前202年にザマの戦いでローマに敗れ、アフリカ外での戦争放棄およびアフリカ内でのローマの承認なしの戦争放棄や高額な賠償金など、過酷な和平条件を受け入れることになります。ただ、カルタゴは政治的にも経済的にも文化的にも自立を維持できました。第二次ポエニ戦争の結果、ローマのイベリア半島支配は確たるものになり、二つの属州が設置されますが、その直後から、先住民集団とローマとの戦いが激化します。イベリア半島の先住民は、カルタゴがイベリア半島から駆逐され、自立できると思っていたところに、ローマの強い支配下に置かれることになったので、放棄したようです。イベリア半島でのローマの属州支配は、ローマから派遣される統治官(総督)の人気がないなど、柔軟なものでしたが、それが共和政の権力構造の基盤となっていたさまざまな原則や縛りからの解放になっていたことを、本書は重視します。こうした例外的措置が常態化していくことで、共和政の骨幹が揺らいでいった、というわけです。イベリア半島での先住民とローマ側との戦いは断続的に続き、大カトのように明らかに先住民に対して優越的態度を示し、「奴隷状態に置く」ことを考えた有力者もいましたが、紀元前171年の「条約」により、「ローマ人の友」としての立場が確立します。しかし、属州総督による搾取はより体系化して強化され、こうしたイベリア半島における属州の在り様は、拡大していった帝国としてのローマの属州を先取りするものでもあったようです。

 一旦は安定したかに見えたローマのイベリア半島支配は、紀元前150年代以降、再び動揺し、先住民とローマとの間で激しい戦いが続きます。ローマは先住民側に度々敗れながらも、最終的にはイベリア半島の属州統治を確立しますが、イベリア半島には多様な先住民集団が存在し、その一部はすでにローマとの間に安定した関係を築いて、属州民としての立場を受け入れており、ローマとイベリア半島先住民との間の関係は多様だったようです。イタリア半島を境に地中海は東西に区分でき、いわゆるヘレニズム時代以降の東側はギリシア語世界圏になっていった、と言えそうですが、帝国化していくローマは、地中海東部でも勢力を拡大し、ヘレニズム諸国の君主の中にも、ローマの権威により自分たちの立場を守ろう、との動きが見られるようになります。ただ、ローマがヘレニズム世界に属州を設置したのは起源2世紀中頃以降で、イベリア半島よりかなり遅れました。本書はローマ史における転機として紀元前2世紀中頃を重視しますが、その背景として属州での経験を挙げます。属州とされたイベリア半島がローマに莫大な富をもたらしたことなどにより、ローマの対外姿勢は変化し、「国益」のため他者と戦うことを躊躇わなくなった、と本書は推測します。本書はこうした観点から、ローマ帝国の形成を紀元前2世紀中頃と評価します。

 ローマにとって明確な被支配者である属州の拡大は、ローマ社会の変容とも関わっています。ローマの社会は肥大化し、その構造は複雑化して、さまざまな立場の人々が関わるようになります。帝国となったローマを牽引する元老院は、ローマ市民だけではなく、属州の有力者などさまざまな立場の人々の利害に配慮せねばならなくなり、さらには中小農民の没落もあり、ローマ市民のさまざまな要請にも対処する必要が出てきました。さらに、戦争とその結果として設置される属州の富が膨大なものとなったため、元老院内でも権力闘争が激化していきます。これが、「内乱の一世紀」と呼ばれるローマの危機的状況の出現の前提となりました。中小農民の没落などローマ社会の変容に対して、復古を訴えるだけではなく、現実的な改革を求める政治が登場し、グラックス兄弟はとくに有名です。ただ本書は、困窮したローマ市民の救済という点では共通しつつも、兄のティベリウスとは異なり、弟のガイウスは元老院統治体制の弱体化を意図していた、と指摘します。この「内乱の一世紀」の中で、同盟市戦争の結果としてイタリア半島の全自由人がローマ市民権を獲得し、これによりローマの都市国家としての性格は焼失した、と本書は評価します。

 ローマ共和政の根幹だった元老院統治体制はこの「内乱の一世紀」の中で紀元前1世紀中頃までに揺らいでいき、単独で権力を掌握した有力者による統治へとつながり、ついには皇帝と呼ばれる単独の権力者が出現します。この過程での重要人物は、当然カエサルとオクタウィアヌスで、まずカエサルは任期が半年の独裁官をいったん辞任した後で再任し、その後はずっと在職しました。さらに、カエサルは紀元前48年以降、紀元前47年を除いて執政官にも就任し、民会と護民官の権限を縮小しました。帝国に変質したローマではもはや共和政は機能せず、ローマ市民のみならず属州と帝国周辺の広大な地域の人々の支持が帝国の統治に必要となる、とカエサルは理解していたようです。そのカエサルが殺害されたのは、それでも共和政の存続を求める人々がローマ社会の上層に少なからずいたことを示唆しているようです。

 カエサルの没後の権力闘争を勝ち抜き、「内乱の一世紀」を終結に導いたのは、カエサルから後継者に指名されたオクタウィアヌスでした。ただ、紀元前31年にオクタウィアヌスがアントニウスを破り、実質的に単独政権を樹立しても、帝政の開始はもう少し先だった、と本書は指摘します。この時点でオクタウィアヌスの権力は、公式に帝国を統治できると認められる性格のものではなかったからです。本書は、紀元前27年に、オクタウィアヌスが内戦以降に保持していた全権と軍を元老院と市民団に返上する、と宣言し、元老院と民会によりオクタウィアヌスにアウグストゥスの添え名が贈られたことを、本書は重視します。アウグストゥスは紀元前27年に全権と軍を返上すると宣言したさいに、元老院から属州統治を要請され、とくに情勢が不安定な属州の統治を引き受け、10年間の執政官格命令権を得て、後には繰り返し延長され、最終的に無期限とされました。この過程で、不安定な属州の統治との名目でローマ軍の大半を掌握し、その後、護民官職権や上級執政官格権限や大神官職を得るなどして、紀元前2年には元老院と市民団から「国父」の称号が贈られました。この結果、政治と軍事と宗教も含めてローマ帝国全域での全権をアウグストゥスは掌握することになりました。これらの権限には、新たに創設されたものはなく、全て共和政期から存在しました。オクタウィアヌスはローマ市民と最も権威ある者として「第一人者(プリンケプス)」と呼ばれ、オクタウィアヌスを「元首(プリンケプス)」、オクタウィアヌスにより始まった政治体制を元首政と言う人もいます。本書は、こうしてオクタウィアヌスにより始まった政治体制を共和政の再建とは評価していません。それは、これらの官職の条件だった任期などの制約がもはや失われていたからです。こうした帝政もしくは元首政の成立は、ローマ帝国の誕生の結果であり、その逆ではない、と本書は指摘します。
https://sicambre.seesaa.net/article/202405article_18.html

4 名前:777

2025/02/15 (Sat) 10:51:43

雑記帳
2025年02月15日
本村凌二『地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ』
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html

https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B25-%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85-%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%81%B8%E6%9B%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%A8-805/dp/4065383196


 講談社選書メチエの一冊として、2025年1月に刊行されました。電子書籍での購入です。『地中海世界の歴史』全8巻も後半に入り、いよいよ著者が専門とするローマ史となり、4巻までよりもさらに筆が乗っている感もあります。本書は、ローマの起源から第三次ポエニ戦争の終結までを対象としています。この時点ではまだローマ帝政期ではありませんが、第三次ポエニ戦争の終結時点で、ローマはすでにアッシリアやペルシアと比肩するような大国になっていました。イタリア半島の1都市国家にすぎなかったローマがこのように拡大した背景に、子弟教育の拠り所となった「父祖の遺風」があったのではないか、と本書は推測します。ローマ人にとって、父祖の遺風はあらゆる考えや行動の基準でした。ギリシア人にもそうした基準や伝統はあったものの、ローマ人の古来の伝統に固執する精神はとにかく強かった、と本書は指摘します。

 ローマの建国は曖昧な神話に彩られており、それはローマ市民の知識層も自覚していたようです。ローマの建国神話には、アエネアスを創設者とするものがありますが、これはギリシア人と交流していたエトルリア人に伝えられ、その後でローマに伝わり、他にも多くの神話が伝えられた中で、ローマ人はアエネアスの物語を選択したのだろう、と本書は推測します。初期のローマは王政で、王政後半期の王はエトルリア人だった、と伝わっています。本書はエトルリアもやや詳しく取り上げており、ローマ人がエトルリア人から多くを学んだ、と指摘しています。ただ、エトルリア人の王の支配はローマ人にとって「専制支配」と受け止められたようで、ローマ人がエトルリア人の文化の痕跡すら消し去ろうとしていたのではないか、と本書は推測します。エトルリア人は、複数の都市から構成される「エトルリア連合」を形成していたようです。エトルリアは王政から貴族政へと移行したようで、この点はローマと似ています。

 共和政ローマの特徴として本書は、ギリシア人のポリスとは異なり、貴族(パトリキ)の元老院と平民(プレブス)との間の身分の違いが堂々と明示されていることを指摘します。共和政期初期のローマでは貴族と平民の対立が激しかったようで、その「身分闘争」の中から護民官職が設置され、成文法が公開されます。こうして貴族と平民との間の妥協が進んでいきますが、ローマにとって外敵も深刻な脅威で、ローマが近隣の都市の征服に成功しつつあった期間にも、ガリア人の侵入によってローマが蹂躙されたこともあり、破壊と再興の考古学的痕跡も残っているそうです。本書は、初期ローマの多様な伝承を紹介しつつも、そうした伝承に後世の人々の思惑や潤色がある可能性も指摘します。一方で本書は、そうした伝承が古代ローマ人の心の鏡であることも指摘します。

 このようにローマは時に危機に陥りつつも勢力圏を拡大していき、紀元前3世紀前半にはイタリア半島をほぼ統一します。本書は強力な覇権主義国家である共和政期のローマを「共和政ファシズム」と呼んでいますが、ここでのファシズムとは、「強力な権力の下に結集する群衆」という程度の中立的な意味合いです。イタリア半島をほぼ統一し、さらに海を越えて拡大しようとしたローマの前に立ちはだかったのが、古くからの海洋民であるフェニキア人の中でも最大勢力だったカルタゴです。カルタゴとローマの接触は紀元前6世紀末以前にさかのぼる可能性があり、その後も紀元前4世紀半ばの両者の友好条約が伝わっていますが、条約締結の主導権はカルタゴ側にあったようです。そのローマとカルタゴの間でシチリア島をめぐって戦争(第一次ポエニ戦争)が始まったのは紀元前264年で、両者ともに疲弊し、カルタゴがローマに巨額の賠償金を支払い、シチリア島を放棄することで和平が成立します。

 第一次ポエニ戦争で敗れたカルタゴは、名将のハミルカルがイベリア半島へ渡って勢力を拡大したものの、増水した川で部下を助けようとして溺死し、その後継者となったのが息子のハンニバルで、この時18歳でした。ローマとカルタゴはイベリア半島で条約によって境界を定めていたものの、いずれの責任かはともかくこの条約は敗れ、紀元前218年、ハンニバルが率いるカルタゴ軍は、イベリア半島でローマの勢力圏への侵攻を本格的に始めます(第二次ポエニ戦争)。ハンニバルに率いられたカルタゴ軍はアルプスを越えてイタリア半島に侵入し、ローマ軍は大敗続きとなります。そこでファビウス・マクシムスが独裁官に起用され、カルタゴ軍との直接対決を避けて、その消耗を図ります。しかし、ファビウス・マクシムスではない統領2人が率いるローマ軍は、紀元前216年、兵数で上回り、地の利があったにも関わらず、カンナエの戦いでハンニバルの巧みな用兵の前に大敗します。ローマは、スキピオ兄弟をイベリア半島に派遣し、イベリア半島のカルタゴ軍とハンニバル軍の合流を阻止しようとします。スキピオ兄弟は健闘したものの、ともに討ち死にします。イタリア半島では、カンナエの戦いで圧勝したカルタゴに与する都市も現れたものの、続出したわけではなく、敵地で補給に難のあるカルタゴ軍の勢いは鈍り、イベリア半島に派遣されたスキピオ兄弟の兄であるプブリウス・スキピオの息子である、大スキピオがアフリカ北岸へと渡り、カルタゴの周辺地域を攻略すると、ハンニバルはアフリカへと帰還し、紀元前202年、ザマの戦いでローマ軍はカルタゴ軍に勝ち、カルタゴは過酷な条件を受け入れてローマに降伏します。ハンニバルは敗戦後のカルタゴの復興に努めますが、反対派強い抵抗に遭い、分裂を避けるため亡命します。本書は、カルタゴがハンニバルを受け入れられず、裏切ったのに対して、ローマはハンニバルから深く学び、それは「父祖の遺風」に学ぶローマ人の生き方そのものだった、と評価しています。

 ローマは 地中海東部への関心は当初さほど強くなかったようで、地中海東部諸国が反ローマの大勢力を築かなければそれでよかったわけですが、東方諸国が第二次ポエニ戦争に勝って地中海世界随一のローマを頼るようになると、東方で戦うことも増えていき、ローマの東方政策にとってとくに大きな転機となったのは、紀元前168年に終結した第三次マケドニア戦争で、地中海東部におけるローマの覇権が唱えられます。こうした状況で大カトーなどローマの保守派にとって問題となったのは、ローマにおけるギリシアを中心とした東方文化の浸透で、これはローマの強大化に伴う富の拡大の結果としての奢侈化もあり、大スキピオはそうした風潮の先駆けとも言える存在でした。大スキピオの政敵でもあった大カトーは、第二次ポエニ戦争における敗北後のカルタゴの急速な復興をローマにとっての脅威と考え、カルタゴを滅ぼすよう、訴え続けます。紀元前149年に始まった第三次ポエニ戦争の結果、紀元前146年、カルタゴは滅亡します。その少し後、ユーラシア東方世界では、前漢(西漢)が長く従属していた匈奴に対して優勢に立ち、ユーラシアの東西で巨大帝国が出現し、本書はこれを「帝国の古典時代」と呼んでいます。本書は最後に、地理的に近いローマとギリシアを比較し、祖国こそギリシア人も創り出せなかったローマ人の唯一の発明品ではないか、と指摘しています。
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5 名前:777

2025/05/17 (Sat) 16:53:26

雑記帳 2025年05月17日
井上文則『異教のローマ ミトラス教とその時代』
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 講談社選書メチエの一冊として、2025年2月に刊行されました。電子書籍での購入です。本書は、ローマ帝国においてキリスト教にとって宗教での競合相手として「最大の敵」だった、とも言われるミトラス教(ミトラ教、ミスラス教)に焦点を当てたローマの宗教史です。ローマの宗教史は、キリスト教の「勝利」という結果が大前提としてあるので、専門家でも歪んだ歴史像を提示してしまう危険性があるように思いますが、私のように専門家ではない人間はなおのこと、的外れな歴史観を有してしまう可能性が高い、と言えそうです。ミトラ教は、ペルシア(アーリア系)の神と考えられていたミトラ(ミスラ、ミトラス、ミフル)を崇拝する宗教で、ミトラ神はローマ帝国では太陽神と同一視され、「不意の太陽神ミトラス」とも呼ばれました。ミトラ教は、キリスト教にとって「最大の敵」だったことと共に、紀元前千年紀から千年紀のメソポタミアやイラン高原において、レヴァント(地中海東岸)発の「聖書ストーリー」の影響力がきわめて強く、宗教(信仰)は基本的に西方から東方と流入した中で、ミトラ教のみが例外だった、との指摘もあるので(関連記事)、以前から関心を抱いていました。しかし、これまでミトラ教についてはローマ史の概説などで断片的に情報を得ていただけなので、本書を読むことで少しでも体系的に理解しようと考えました。

 ローマ帝国期において東方(オリエント)起源の神々の信仰は「オリエント宗教」と呼ばれ、多くは密儀宗教の形態でした。つまり、特別の儀式を経て入信した者だけに秘密の教義が明かされるわけで、その起源は古代ギリシアにおけるエレウシスの秘儀とされています。ローマ帝国には東方世界から多くの信仰が流入し、多彩な宗教が存在しました。本書はこれらの宗教を三種類に区分し、それは、ギリシアおよびローマの伝統宗教とオリエント宗教と一神教(ユダヤ教とキリスト教)です。ミトラス教はローマ帝国において繁栄しましたが、考古学的遺物は豊富であるものの、文献はほとんど乗っていないそうです。そうした制約の中で、本書はミトラス教の全体像を復元し、キリスト教が「勝利」した理由とその意味を考察します。近代におけるミトラス教研究では当初、ミトラス教はマズダー教の一派で、小アジアに起源があり、紀元前1世紀にはローマ市に伝わっていたものの、本格的に浸透したのは紀元後1世紀後半以後と考えられていました。1970年代以降、ミトラス教は新たな段階に入り、ミトラス教とマズダー教との関係を否定し、ミトラス教はローマ世界で形成された星辰崇拝に他ならなかった、との見解が提示されます。

 本書はミトラス教の前提として、古代オリエント世界の宗教の様相を検証します。古代オリエントの神々は、都市や「民族」との結びつきの強さが特徴です。メソポタミアでは神と都市との結びつきが強かったのに対して、都市国家が発達しなかったエジプトでは神は「民族」と結びついていた、と本書は指摘します。それだけに、エジプトの神々のエジプト外への勢力伸長は限定的だったようです。アケメネス(アカイメネス、ハカーマニシュ)朝ペルシアの神々は特定の都市と結びついていない点ではエジプトに近かったものの、エジプトの神々とは異なって人格化されておらず、自然崇拝に近かったようです。それだけに、むしろメソポタミアやエジプトの神々よりも普遍的性格が強かったものの、ペルシア帝国の領域外に広まることはほぼありませんでした。その例外がミトラ神で、東方では日本まで、西方ではローマ帝国まで広がりました。平安時代~室町時代の日記の具注暦の日曜日の欄に記された「蜜」は、中世ペルシア語のソグド語のミール(太陽神ミトラ)のことでした。ミトラ神の歴史はインド・イラン語派祖語話者の頃までさかのぼるようで、ミトラ神が初めて記録に見えのるは、メソポタミア北部のミタンニ王国においてです。インドのミトラ神は紀元前1200年頃に成立した『リグ・ヴェーダ』では、ミトラ神はヴァルナ神とともに最高位でしたが、両神ともに人気は低かったようで、ヴァルナ神は後に仏教に取り入れられ、水天とされました。ミトラ神はインド経由ではなくイランを媒介として、仏教に入ったようです。イランではミトラ神の信仰は紀元前1000年頃にもたらされ、ミスラと呼ばれました。イランのミスラは契約の神であり、太陽神そのものではありませんでしたが、生命の神でもありました。アケメネス朝では、ミスラ神は王権の守護者とされました。ヘレニズム時代にもミスラ神崇拝は続きますが、まだ紀元後のミトラス教のようなミトラスを主神とした密儀宗教ではなく、多くの神々の一人にすぎませんでした。ただ、後のミトラス教のような太陽神や戦神や王家の守護者としての特徴は明確に認められます。

 ローマ市に最初に現れたオリエント宗教の神は、小アジアのキュベレおよびアッティスで、紀元前204年のことでした。続いてローマ市に入ってきたオリエント宗教の神はエジプトの女神イシスで、紀元前1世紀前半にはローマ市内に神殿があったようです。ただ、当時エジプトを支配していたのはプトレマイオス朝で、ローマと敵対することも多かったので、イシス信仰はローマ当局に何度も弾圧されました。本書は、ミトラス神の起源がオリエント世界にあるとしても、ミトラス教はローマ市で紀元後1世紀に誕生した可能性が高く、最初期の段階ですでにかなり完成されているので、時間をかけた形成ではなく、一人の教祖によって一気に創出されたのではないか、と推測します。ミトラス教の最初期の信者には、兵士や奴隷もしくは解放奴隷が多く、解放奴隷によってミトラス教が創出された可能性を本書は指摘します。兵士や奴隷や解放奴隷は移動することが多く、そうした最初期の信者によってミトラス教はローマ帝国において拡大していったようです。ただ、初期には信者数の増加は限定的だったようで、2世紀後半以降にローマ帝国全体としてミトラス教徒数の増加が確認できるようになります。五賢帝以後、太陽神を信仰するローマ皇帝がたびたび現れ、これはミトラス教に有利に作用した可能性があります。308年には、元皇帝のディオクレティアヌスと現役の皇帝であるガレリウスおよびリキニウスがパンノニア地方のカルヌントゥムでミトラス神殿を再建し、その碑文には「帝権の守護者」とありました。ただ、ローマ皇帝の守護神は公的にはユピテルとヘラクレスで、ミトラス教への敬意は局所的な意味しかなかっただろう、と本書は推測します。このようにミトラス教はローマ帝国に広がり、皇帝も認識していましたが、支配層である元老院議員や騎士や都市参事会員といった階層にはほとんど浸透しなかったようです。ミトラス教の信者の多く(約8割)を占めていたのでは兵士と奴隷もしくは解放奴隷でした。ローマ帝国内では、ミトラス教の浸透には地理的な偏りがあり、ほとんど広がらなかったのは、ガリアやイベリア半島やアフリカ北部やバルカン半島中南部やギリシアや小アジアやシリアやエジプトでした。その一因とし考えられるのは、ガリアやイベリア半島やバルカン半島中南部には軍があまり駐屯していなかったことですが、小アジア東部やシリアやエジプトにはそれなりの規模の軍が駐屯していたので、軍隊だけが原因ではないようです。ミトラス教の分布の東端はシリアのドゥラ・エウロポスで、ユーフラテス川以東に広がっていた形跡はありません。

 ミトラス教の重要な特徴は、明確に女性の信者が確認されていないことです。そのため、教義上の理由から、ミトラス教では女性が積極的に排除されていた、と考えられています。ミトラス神には母親と配偶神がいないことも、その傍証となりそうです。ミトラス教の信者には7段階の位があり、下から順にカラス→花嫁→兵士→ライオン→ペルシア人→太陽の走者→父です。これらの位階は、惑星でもある7柱の神々にそれぞれ対応していました。ミトラス教には専属の神官がおらず、この点では有力な政治家が交代で神官職に就任したローマの伝統的な宗教に近かったようです。ミトラス教の神話自体は伝えられていませんが、浮彫や壁画に残されており、ミトラス神は岩から生まれ、太陽神と争って同盟し、牡牛殺しと祝宴を経て、最後に太陽神を同伴して昇天する、と語られていたようで、つまりミトラス神はすでに存在した世界に生まれてきたのであり、世界の創造者ではなかったわけです。ミトラス教では、ギリシア神話の世界観が前提とされていたようです。

 ミトラス教のような密儀宗教の性格として、 個人の魂の救済が挙げられてきました。ローマの伝統的な宗教が個人ではなく共同体を対象としていたことと対照的だった、というわけです。ただ、密儀宗教の教義は門外不出なので、よく分からないところもあります。ミトラス教の場合、教義を記したまとまった書物は現存していませんが、教理問答書の一部と思われる文献が残っています。ミトラス教の教義の中核には死後の魂の問題が置かれていたようですが、それは少なからぬ宗教にも当てはまるでしょう。ミトラス教ではとくに奴隷や解放奴隷や兵士の割合が高かったのは、主人や元主人や上官に仕える日常の労苦と、正式に家族を持てない孤独な環境の奴隷や解放奴隷や兵士にとって、岩から生まれて親がおらず、妻子もいないミトラス神は共感できる存在だったからではないか、と本書は推測します。本書は再構築されたミトラス教の教義から、その教祖の出身地はコンマゲネで、その成立時期は1世紀後半だろう、と推測しています。

 ミトラス教にとって結果的に転機となったのは、コンスタンティヌス帝が313年にキリスト教を公認したことです。コンスタンティヌス帝はキリスト教の聖職者にさまざまな特権を与え、教会には広大な土地と多額の財産を寄付し、キリスト教を積極的に支援するとともに、「異教」の神々への供犠を禁じました。これ以降、キリスト教の勢力が拡大し、ミトラス教など「異教」は衰退していきますが、「背教者」と呼ばれたユリアヌス帝や一部の元老院議員はキリスト教化の波に抵抗し、そうした人々にはミトラス教との関わりがありました。ユリアヌスは熱心な太陽神の崇拝者だったため、同じく太陽神を主神とするミトラス教に好意的で、じっさいに入信もしています。ユリアヌス帝の戦死後、「異教」はますます苦境に追い込まれ、ついに392年にはテオドシウス帝が全面的な異教禁令を出します。こうした動きに抵抗した元老院議員もおり、「異教徒」を皇帝に擁立する動きもありましたが失敗しました。こうしたキリスト教に抵抗した「異教徒」の元老院議員の間ではミトラス教が流行しており、中には、何世代にもわたるミトラス教の信者もいました。ただ、4世紀後半の時点ですでに、ユリアヌス帝や一部の元老院議員を除いて、ミトラス教の勢いは失われていたようです。ミトラス神殿の建設は4世紀になると低調になり、4世紀半ばにはほぼ停止していました。本書は、313年のキリスト教公認がミトラス教を衰退の原因になったのではないか、と推測します。機能中のミトラス教の神殿がキリスト教徒によって破壊されたと思われる事例もあるものの、大半のミトラス神殿は、キリスト教徒の直接的暴力ではなく、度重なる「異教」禁止令やキリスト教信仰の拡大によって信者を奪われたことで維持できなくなり、放棄されたのだろう、と本書は推測します。じっさい、破壊された痕跡のないミトラス神殿も多いようです。ミトラス教は他の「異教」よりも先に衰退し、5世紀まで存続した神殿は1ヶ所だけで、中世ヨーロッパでは完全に忘れ去られた存在だった、と本書は指摘します。

 ミトラス教はローマ帝国において、共同体的な伝統的宗教を破壊し、個人的宗教を広めて、キリスト教化の地均しをした、とも言われています。しかし本書は、ローマ帝国においてオリエント宗教が広がっていた当初、ミトラス教の分布域がもっぱら西方だったのに対して、キリスト教は西方にはほとんど浸透しておらず、おもに東方に分布していたことから、そうした見解に否定的です。このようにミトラス教とキリスト教の分布域が大きくずれた要因としてまず挙げられているのが、ミトラス教はローマ市に起源があるものの、外観はペルシア風で、そもそもミトラス神の名称自体がペルシアの神名として認識されていたため、パルティアとの戦いの前線にいたローマ帝国東方の人々には抵抗感があったのではないか、との推測です。また本書は、ローマ帝国の東方世界は古代オリエントや古代ギリシア以来の伝統的な「異教」が定着しており、ミトラス教が入り込む余地は少なかったのではないか、とも指摘します。一方、ローマ帝国西方でミトラス教が受容されたのは、ペルシアとの前線から離れており、直接的な脅威を受けていなかったことや、ペルシアは東方の神秘的な英知の国と考えられていたことがあるのではないか、と推測されます。一方で、キリスト教の主要な分布域がローマ帝国の西方ではなく東方だったことについては、雑多で複雑な異教を一神教の教義で一刀両断できるキリスト教は、東方のような新旧の宗教の飽和状態でこそ「福音」として響き、宗教的には素朴だった西方ではミトラス教のような東方起源を装った神秘的宗教の方が魅力的だったのではないか、と指摘されています。キリスト教がローマ帝国において最終的に勝ち残ったことについては、コンスタンティヌス帝のキリスト教支持が大きく、それがなければ西方は長く「異教世界」のままだった、と推測されています。ミトラス教がキリスト教に代わる「世界宗教」になった可能性について、本書は否定的で、それは、キリスト教のような全人類への宣教をミトラス教は考えていなかっただろう、との推測に基づいています。ミトラス教は、キリスト教のように宣教師を各地に派遣して積極的な布教したわけではなく、その拡大は人間の自然な接触を介しており、男性にしか入信を認めていませんでした。本書は、ミトラス教に類似した存在として、キリスト教よりも近代のフリーメイソンを挙げています。
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6 名前:777

2025/06/02 (Mon) 22:32:58

雑記帳 2025年05月31日
本村凌二『地中海世界の歴史6 「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立』
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 講談社選書メチエの一冊として、2025年4月に刊行されました。電子書籍での購入です。本書の対象は、第三次ポエニ戦争の終結後から五賢帝の直前までで、著者が専門とする時代となります。まあ、だから執筆しやすいとも限らないかもしれませんが、これまでの5巻と同様に本書も興味深く読み進められました。日本でもおそらく他国でも、ローマ史で最も人気が高い時代は、本書で取り上げられる「内乱の一世紀」ではないか、とも思います。この時代の概説は日本でもかなり刊行されていますし、著者もこの時代の概説をすでに何度も執筆しています。それだけに、「地中海世界」の観点でこの人気のある時代がどう解釈されるのか、注目していました。

 ローマがなぜ世界帝国を築いたのか、古代も現代も関心が寄せられており、著者も以前の概説などで取り上げている問題です。本書では、ローマの宗教生活が特異だった、と指摘されています。ローマの国家祭儀はひじょうに厳格な形式主義で、同時代のギリシア人には奇異にさえ見えたのかもしれません。ただ本書はそこに、現代社会でもまだ残っているものの、現代もしくは前近代のある時期以降には希薄になったかもしれない心性を指摘します。それは、ローマ人は確かに神々を畏敬していたものの、その厳粛な儀式が、神々の怒りに触れることを避け、不運から逃れるためだったことです。日本でも古代には、神々はいつどのような理由で「祟り」をもたらすのか分からない「不合理な」存在で、そうした神々が平安時代には次第に「合理的」になっていきます(関連記事)。本書は、一神教のユダヤ人との対比で、律法を信仰の礎としながら、選民としての生活を実践するユダヤ人に対して、ローマ人は「父祖の遺風(モース・マヨルーム)」を行動規範として、恒久的名誉のために生きる人々だった、と把握しています。ただ、ユダヤ教の律法とは異なり、「父祖の遺風」は口承物語で柔軟に解釈できたことも指摘されています。

 第三次ポエニ戦争終結後のローマで大きな政治的動きは、グラックス兄弟の改革です。兄のティベリウス・グラックスは、元老院議員など有力者の大土地所有によって、「農耕市民の戦士共同体」であるべきローマの基盤が崩壊しつつある現状を見て、土地改革を決意します。しかし、これは大土地所有貴族の既得権を侵害するので、元老院を中心に強烈な反対があることは、容易に予想されました。それでも、ティベリウスは紀元前133年に護民官に選出され、土地改革に乗り出します。本書は、ティベリウスの土地改革案が大土地所有者にも配慮した「現実的」なものだった、と評価します。しかし、既得権益者の反発は激しく、それは、ティベリウスが元老院の前に平民会に土地改革案を提起したり、元老院に同調しそうな同僚の護民官を罷免したりといったこともあったからでした。紀元前133年、護民官の再任を企てたティベリウスは、元老院の反グラックス派に撲殺され、ティベリウス派も100人以上が殺害されたそうです。これがローマにおける「内乱の一世紀」の幕開けとなりました。グラックス兄弟の義兄である小スキピオは、ティベリウスの過激な改革を支持しなかったものの、明確に反対せず静観し、紀元前129年に休止しますが、これが何らかの陰謀なのか、今も不明です。ティベリウスの10歳下の弟であるガイウスは、騎士身分や各地の豪族と結びつき、紀元前123年、護民官に選出されます。ガイウスは兄よりも気性が激しかった、と言われており、そのためか、改革は兄以上に「過激」で、元老院支配の打破まで企図しました。しかし、ガイウスがイタリア全土の住民にもローマ市民権を付与する、と提案すると、グラックス兄弟を支持してきた民衆も大半が反対し、ガイウスは自殺に追い込まれました。

 グラックス兄弟の改革は失敗し、もはや武具を自弁できる「農耕市民の戦士共同体」の再建が難しいと明らかになりつつあった中で、新たな動向が見られます。軍人として優れており貴族出身ではないマリウスは土地を失った無産市民に着目し、じゅうらいの徴兵ではなく、志願兵を募って兵力不足に対処しました。マリウスが軍功を重ねていく中で、その配下の兵にはローマではなくマリウスに仕えるような意識が強くなります。そのマリウスに対抗できる人物として台頭してきたのが貴族のスッラで、マリウスが人望を失っていき、残酷な反対派弾圧も行なった後に独裁官に就任し、定数増加で元老院を強化し、護民官の権限を削減しました。本書は、政治的に復古派と自称していたスッラを、制度から逸脱したきわめて革新的な人物だった、と評価します。

 スッラの引退後、ローマでは優れた軍人であるポンペイウスが台頭し、ポンペイウスより年長で富豪のクラッススもローマ政界で強い影響力を有しており、二人は潜在的には対立関係にあった、とも言えるかもしれませんが、決定的には対立せず、互いを利用し合っている感がありました。ポンペイウスは退役兵の処遇で元老院というか閥族派(スッラ派)と対立し、苦境に陥っていたところで、元老院支配への帝国のためカエサルと共闘し、カエサルがクラッススを引き入れて第一回「三頭政治」が始まります。なお、カエサルはキケロも仲間に引き入れようとしたものの、キケロが応じなかったそうです。カエサルは世界史上の大英雄とされており、本書はカエサルの魅力を、借金など欠点になりかねないところや残酷な側面も含めて、じつに生き生きと描き出しています。この第一回「三頭政治」は、紀元前53年にクラッススがパルティアとの戦いで敗死して終わり、ポンペイウスとカエサルとの間の関係は悪化していきます。閥族派はポンペイウスよりもカエサルの方を危険視し、決断を迫られたカエサルは軍隊を解散せず、イタリア半島を制圧します。その後も鮮やかに反対勢力を破っていったカエサルは、独裁者のごとく元老院には見られるようになり、紀元前44年、カエサルが終身の独裁官となったことで、共和政擁護の元老院貴族はカエサルへの反感をさらに募らせ、同年3月15日、カエサルを殺害します。本書は、カエサルが権力を独占した5年ほどの短期間に、政治と秩序の基礎を築き、天才と呼ぶに相応しい人物だった、と評価しています。

 ブルトゥスなどカエサル殺害の中心人物は、共和政の「破壊者」であるカエサルを殺せば、支持が集まる、と考えていたようですが、ローマ市民はカエサルに深く同情し、反カエサル派を攻撃し始めます。カエサルが後継者として指名したのは、忠臣で功績のあるアントニウスではなく、自身の姪(姉の息子)の息子である若きオクタウィアヌス(アウグストゥス帝)でした。このオクタウィアヌスとアントニウスとカエサルの補佐役だったレピドゥスの協約によって、紀元前43年に第二回「三頭政治」が成立します。しかし、オクタウィアヌスとアントニウスの間で、エジプトや姻戚関係などをめぐって対立が激化し、ついにはオクタウィアヌスがアントニウスを攻め滅ぼし、ローマにおける最高権力者の地位を確立します。共和政末期から元首政の確立まで、2回の「三頭政治」の当事者やキケロやオクタウィアヌスの配下のアグリッパやエジプトのクレオパトラなど著名な人物が登場し、史料にも恵まれているため、歴史叙述は物語風になる傾向がありますが、本書はその背景となる構造も指摘します。共和政期のローマには元老院貴族による寡頭政支配の側面が多分にあり、とくに中期以降にはノビレス(貴顕貴族)の世襲支配が続きましたが、ノビレスはコンスル級の家系にのみ門戸が開かれていたわけではないそうです。本書はノビレスによる支配の社会的基盤として、審議よって蒸す化ける強者と弱者の自由な人間関係としての保護=庇護関係(クリエンテラ)を指摘します。これによって、少数の有力者を頂点とする勢力圏が形成されるわけです。「内乱の一世紀」と呼ばれる共和政末期において、傭兵制の採用による市民兵の私兵化がクリエンテラ関係に転化していき、クリエンテラはイタリア半島のみならず属州各地にまで拡大していきます。ただ、こうしたクリエンテラ論に対しては、広場における民衆の自由な行動を軽視している、との批判もあるそうです。

 オクタウィアヌスはローマ「帝国」の「初代皇帝」と一般的には言われていますが、就任した公職は共和政期からのものですし、あくまでもローマ市民における「第一人者(プリンケプス、元首)」で、元老院議員名簿の最初に挙げられるだけでした。それ故に、オクタウィアヌスが確立した体制は「元首政」と呼ばれています。オクタウィアヌスはカエサルの「失敗」を教訓として慎重になっていたのか、共和政の復興を建前として、元老院を尊重し、紀元前27年には全権の返還を申し出ています。オクタウィアヌスが確立した「元首政」は、共和政の国制をほとんど変えず、独裁政を黙認させるものでした。「元首政」は実質的には、「帝政」と呼べます。地中海世界のみならずヨーロッパ内陸部にまで版図を広げたローマには多くの属州がありましたが、それは元老院の管轄と元首の直轄に分割されました。豊かで安全な地中海沿岸部の属州はおおむね元老院が管轄し、国境地帯はおおむね元首の直轄でした。オクタウィアヌスの治世には、ローマの改造も進みました。本書は、「元首政」の確立によって、保護者たる元首と庇護民である兵士および国民との間にクリエンテラ関係が刻まれていく、と指摘します。

 オクタウィアヌスの死後、養子のティベリウスが即位し、ここからネロまでの皇帝(元首)はユリウス・クラウディウス朝と呼ばれています。ユリウス・クラウディウス朝の政治的陰謀は読んでいて陰鬱になりますが、「内乱の一世紀」の陰謀も大概だったのに、そこまで陰鬱な印象を受けませんでしたから、この印象の違いは何かと考えると、大規模な軍事衝突の有無でしょうか。「内乱の一世紀」は、ある意味で「堂々と」戦っていたので、「潔さ」も感じられるわけですが、これは私の特異な感想かもしれません。ともかく、問題のある人物が即位しているにも関わらず、大規模な内戦に至らなかったのは、それだけオクタウィアヌスの制度設計が優れていたことを反映しているのでしょうか。ネロのキリスト教迫害については、当時まだローマにおいてキリスト教は浸透しておらず、ネロがわざわざ迫害の対象に選んだ可能性は低い、と本書は推測します。
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7 名前: Rubenuricy

2025/06/03 (Tue) 02:50:45

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2025/06/02 (Mon) 14:23:19

こんにちは〜!
男女の出会いクラブを作ろうと思ってます!
女性100人、男性50人の割合で募集中。
男性のみなさん、これはチャンスですよ!女性が倍以上いますからね(笑)
参加希望の方は早めに連絡ください。
名額は早い者勝ち、遅れたら「満席」で泣くかも?
みんな疲れて出会い探すの大変そうだから、
ここでサクッと知り合って、楽しく遊びましょう!
気になる人はぜひ連絡待ってます〜!
Gleezy:top7340

2 名前: Rubenuricy

2025/06/02 (Mon) 19:43:17

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3 名前: Rubenuricy

2025/06/02 (Mon) 23:20:30

РТНС from TOR and FREENET

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4ty.me/ibhi7c #or# tt.vg/URoSx
-----------------
-----------------

  • 名前: E-mail(省略可):
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
1 名前:777

2023/01/21 (Sat) 05:48:40

経済・相場関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314

ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324

▲△▽▼

一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
https://jewri.org/corporate-imformation/

日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%89%E5%B7%9D%E5%92%8C%E5%B9%B8&sp=CAI%253D


▲△▽▼


エリオット波動分析で波動のカウントに使う月足・週足・日足・分足 片対数チャート


日経225 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/

S&P500 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/

ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

日本株 銘柄別チャート
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/

業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/

高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/

最も活発に取引されている日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-active/

大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/

値上がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-gainers/

値下がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-losers/

上場来高値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-ath/

上場来安値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-atl/


▲△▽▼


ドル円が反転急落するのはいつなのか/有川和幸さん【キラメキの発想 8月28日】
https://www.youtube.com/watch?v=49SslXn7XyA

アメリカ株指数の反発は「もはや、これまで」という可能性アリ/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=V6XlbsPtzHA

日経平均上昇の鍵はS&P500(SPX)とドル円/有川和幸さん【キラメキの発想 6月26日】
https://www.youtube.com/watch?v=mmm3OU-nio8&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2&t=245s

ダブルスリーの真実 エリオット波動で分析する日経平均/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=mH9geuSAJM4

日米株価は下落の第2章のC波に突入したか マーケットの坑道のカナリアは警告する /実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=1H9hGkW01sg


▲△▽▼


一方、こっちが嘘八百のデタラメなエリオット波動分析

エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/43833/top

宮田直彦 エリオット波動 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%AE%E7%94%B0%E7%9B%B4%E5%BD%A6+%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E6%B3%A2%E5%8B%95&sp=CAI%253D

【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR



エリオット波動でみると日経平均は2050年まで上昇 _ 宮田直彦 日本株はもうすぐ大暴騰する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14031612

エリオット波動 宮田直彦 半導体株の出直り期待と日経平均の強気保ち合い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056708

宮田直彦 「エリオットView」ドル高の終わり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062433

40年間続いた「円高の時代」は既に2011年10月に「円安の時代」へとパラダイム・シフトしていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004475


テクニカル分析 - 宮田直彦 レポート 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

【エリオット】宮田氏を語る 【休載砲最強】©2ch.net
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%91%E5%AE%AE%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B29%E3%80%90%E4%BC%91%E8%BC%89%E7%A0%B2%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%80%91%C2%A9&lr=lang_ja&rlz=&gws_rd=ssl#lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&q=%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%91%E5%AE%AE%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B+%E3%80%90%E4%BC%91%E8%BC%89%E7%A0%B2%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%80%91


【エリオット】宮田氏を語る20【母和子に捧ぐ】
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1403183680/

【エリオット】宮田氏を語る21【休載砲最強】
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1410141753/

【エリオット】宮田氏を語る22【休載砲最強】©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1414769064/

【エリオット】宮田氏を語る23【休載砲最強】©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/stock/1418138299/


宮田直彦(みやた・なおひこ)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券エクイティリサーチ部チーフテクニカルアナリスト。2011年の経済紙のアナリストランキングでは第2位。
海外での講演も豊富な日本を代表するエリオット分析の第一人者


宮田 直彦 Facebook
https://ja-jp.facebook.com/naohiko.miyata

FXドリームチームが教える為替の鉄則 2013/2/1 宮田 直彦 他(著)
https://www.amazon.co.jp/FX%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B%E7%82%BA%E6%9B%BF%E3%81%AE%E9%89%84%E5%89%87-%E5%90%89%E7%94%B0-%E6%81%92/dp/4594067670/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1473404241&sr=8-2&keywords=%E5%AE%AE%E7%94%B0+%E7%9B%B4%E5%BD%A6

日本株スーパーサイクル投資 2014/4/12 宮田 直彦 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A0%AA%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87-%E5%AE%AE%E7%94%B0-%E7%9B%B4%E5%BD%A6/dp/4594070108/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1473404241&sr=8-1&keywords=%E5%AE%AE%E7%94%B0+%E7%9B%B4%E5%BD%A6


△▽


宮田直彦さんのエリオット波動分析を信じた投資家は全員大損している:


宮田直彦 かすりもしない 2015-05-27

927 名前:山師さん[] 投稿日:2015/05/27(水) 20:33:37.44 ID:rBCYHx+i

「○○円割ったら次は○○円が目処」とかそんな事はどうだっていいんだよ!

いつ下げて上げて、どこまで下がるか上がるかが知りたいのにまるでかすりもしない。

エリオットは役立たずのゴミ理論だと自ら証明している




日本株スーパーサイクル投資 2014/4/12 宮田 直彦 (著) のカスタマーレビュー

・思いっきり外している 投稿者Amazon Customer 2014年4月14日

全然当たってない。

コロコロと予想を変えるのはこの人の常套です。
宮田氏の本は買わない方がいいと思います。

・当たったためしなし 投稿者HIRO 2015年12月11日

この方の予想は2014年初めから常に見ていましたが、まったく当たらない。

今後100円をきる円高になるだろうと予想→結果:125円

節目である105円を超える円安の動きになっていっているにも関わらず頑なに円高を連呼。
しかし、一直線に円安になるのでした(笑)

その後の予想もまったくあたらず。
エリオット関連の本を読むのはやめましょう。

・次々に新種のサイクル 投稿者gqm 2015年10月3日

現在、彼のHPではダウ40年半サイクルや、日経平均31四半期(93ヶ月)サイクルという「新種」のサイクルで相場を説明している。

わずか1年前に出版されたこの本には、この2種類のサイクルの説明は無い。
そして2014年が最後の買場だと書いてある。

彼が予測の誤りをどこかで謝罪しているなら良いが、過去を忘れ、口をぬぐって、新種のサイクルで読者を惑わすなら、所属会社が一流であるからこそ、その罪は大きい。

・主観性の強い記述 投稿者 lotus321jp 2014年6月21日

かなり主観性の強い記述です。

何かの理屈に依拠し、都合の良い場面を都合の良いデータで照らし合わせれば、こういう本が誰でも1冊はできるでしょう。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4594070108/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=recent#RFI8M8HII52HN

使えない第一人者 2013-09-29 | アナリストの穴(3軍)
宮田直彦を穴のメンバーにしましたけど全然ブログねたになってないです。

彼はシナリオを2~3用意しておいて、上げても下げても当たるように(外れないように)しているので今のところ評価対象外にしかなってません


最近のレポートだと

ユーロドル、3年以内にパリティに
1.3711を抜けない限りは売りでっていうことになりますが

3年以内にパリティは長過ぎるし
1.3711を抜けないというのは大雑把すぎて
繊細さの欠片もないという感じです。

ユーロ円ドル円だと

ユーロ円は第5波に入っている、140円を目指す

ドル円は第5波に入っている、103~105円を目指す


もうひとつのシナリオとして
ドル円は4-E波である、97円が下限になるだろう
ドル円が5波終わると急落して90円を割れる

という解釈になります。


ユーロドルを弱気予想でユーロ円140円を目指す
では、無理があると思います

それに「ドル円が5波なのか4波なのか分からないなら分からないと言ってくれ」と思うし
時々、3つ目のシナリオとしてジグザグ波動による調整波でのターゲット91円もだしてきたりするんですね

宮田直彦さんはエリオット波動の第一人者ということになっていますが

ブログねたにもならない第一人者ってどーよっ!?

って、感じだし

同じエリオット使いの陳が外しまくってるのを考えると日本にはエリオット波動を使いこなせる人は一人もいないと結論付けるしかなさそうです
(陳は日本人じゃないが、日本で金儲けしてるアナリストです)
http://blog.goo.ne.jp/life1966/e/e489f53a3cb47da5896f3c52c1f28aa0


宮田直彦さんの場合は


エリオット波動のカウントをする際の厳守事項

1.チャートは縦軸の株価スケールが対数目盛のものを用いる

2.円表示ではなくドル表示のチャートを見て判断する。

3.米国株と日本株のカウントをなるべく合わせる


をすべて無視しているのが問題なんですね。


因みに、宮田さんのカウントが当たった事は過去一度も無いという噂です。

昔は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の上司の指示通りに、エリオット波動の言葉を使ってインチキ・カウントをでっち上げていたみたいですね。


▲△▽▼


エリオット波動
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html

株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993

株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html

27 名前:777

2024/10/31 (Thu) 20:33:51

あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
ベテラン度: ★★☆
一般社団法人日本エリオット波動研究所
パンローリング 2024年10月発売
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基礎からトレード戦略まで網羅したエリオット波動の教科書
波形のルールやガイドラインについての最新の知見のほか、 エリオット波動原理を使った、より実践的なトレード戦略を大量追加!

◆多くの方に支持され、増刷を繰り返した本書の改訂版(深化版)が登場
エリオット波動に関する資料や書籍を入手可能な限り集めて読み込み、10年近くに及ぶ独自の研究の成果を加えて体系的・網羅的に知識・ノウハウをまとめた本書は「日本初の本格的なエリオット波動のテキスト」として、多くの方々に支持されてきました。事実、8回の増刷を繰り返し、初版の8倍近くまで販売部数が拡大しました。

その本書も、現時点(2024年)で発行から7年近く経過しました。その間にも研究が進み、研究成果も大きく蓄積しましたので、ここで新しい知見やノウハウを加えた改訂版を発行することになりました。

◎ルールやガイドラインのひとつひとつが実際のチャートと照らし合わせて有効なものなのか。
◎どこまで厳密性を担保して波動をカウントすべきなのか。
◎エリオット波動原理が当てはまるチャートと当てはまらないチャートの違いはどこにあるのか。
◎チャートにエリオット波動原理で規定された波形が現れるのはどうしてか。

エリオット波動原理について新たに気づいたことを中心に、研究を重ねた成果を詰め込み、初版の深化版として生まれ変わりました。

◆既存のテキストでは勉強するのに苦労するという理由で誕生した本書
エリオット波動原理については、発祥地のアメリカでは本格的なテキストが何冊かありますし、その翻訳本もすでに何冊か出ています。日本人によって書かれた解説や関連本などもいくつかあります。

にもかかわらず、エリオット波動に関するテキストを改めて作成したかというと、著者である私たち自身がそれらのテキストや著作物によってエリオット波動の知識体系の習得をするのに相当に苦労したという経緯があるからです。

現存の日本語のテキストや翻訳本には、元の理論や用語をあまりよく理解せずに不正確で不十分に記述されている箇所がしばしば見受けられます。まじめに勉強しようとすると混乱してしまうことが多々あります。一番基本となる用語の定義が間違っていることもしばしばありますし、驚くべことに原書のテキストとは真逆の説明がなされていることもあります。これではまじめに勉強しようとする人たちほど混乱して心折れてしまいます。

◆日本人投資家・日本人トレーダーのために書いた初めての本格的なテキスト
そこで、既存の日本語のテキストで勉強して苦労した私たちは、主なテキストの英語の原書を読み込むことにしました。まずは、もともとの理論体系を正確に理解する必要があるからです。

そうした観察・研究の結果、原書のテキストとはやや異なる独自の見解や新しい見解を得た面もあります。それらの独自の見解についても本書では盛り込んでいます。 このように、本書はもともとの理論を正確に記述しつつ、それを日経平均やドル円相場に当てはめて観察・研究した結果得られた新しい見解も付け加えた独自のテキストなのです。

その意味で、日本のエリオット波動研究者が、日本株やドル円などの事例を使い、日本人投資家・日本人トレーダーのために書いた初めての本格的なテキストといえると思います。

◆エリオット波動を役立ててください
エリオット波動原理を学ぶことで得られるのは、「今の株価が波動のどの位置にいるのか(上昇波動や下落波動の序盤か中盤か終盤か)」「今後どちらの方向に動くのか(上昇か下落か)」「どの地点まで動くのか(上昇や下落の目標)」という問題に対する判断能力です。

エリオット波動原理によって、これまでの株価の動きを分析し、さらに今後の株価の進路のメインシナリオとサブシナリオを描くことで、それらに基づいた「効率良いリスク管理に優れたトレード戦略」を探ることができます。

初版よりもさらに深みを増した本書(改訂版)で、エリオット波動の基本、そして実践的なトレード戦略をしっかり理解して習得してください。

本書の特徴
エリオット波動の正しい知識が身につく
エリオット波動には「3つの基本コンセプトがあること」がわかる
エリオット波動には「5つの基本波形(インパルス、ダイアゴナル、ジグザグ、フラット、トライアングル)があること」がわかる
エリオット波動のルール(ほぼ守られる基本原則)とガイドライン(必ずとは言えないがそうなることが多い習性)がわかる
実例(日経平均、ドル円、NYダウ)を参考にした、エリオット波動のカウントの仕方が学べる
エリオット波動によるトレード戦略(インパルスやダイアゴナルにおける戦略、ジグザグやフラット、トライアングルにおける戦略)が学べる
独自の見解も盛り込んでいる
波形のルールやガイドラインについて、初版からさらに研究を重ねた最新の知見を紹介
第6章の第10節に「戦略的なポジションの実践例」を追加。エリオット波動原理を使ったより実践的なトレード戦略を解説
目次
改訂版(2版)の発行にあたって
プロローグ

第1章 波動の基本構造―アクション波とリアクション波、波の階層、5つの基本波形(概要)
第1節 エリオット波動を学ぶ前提事項
第2節 エリオット波動の基本1 ~5波動で推進し、3波動で修正する~
第3節 エリオット波動の基本2 ~フラクタル構造~
第4節 エリオット波動の基本3

コラム:インパルスについて
コラム:2章以降をスムーズに読み進めるためのQ&A

第2章 5つの基本波形(詳細)――インパルス、ダイアゴナル、ジグザグ、フラット、トライアングル
第1節 エリオット波動の基本波形について ~推進波と修正波~
第2節 基本波形1 インパルス(衝撃波)
第3節 基本波形2 ダイアゴナル
第4節 基本波形3 ジグザグ
第5節 基本波形4 フラット
第6節 基本波形5 トライアングル
第7節 複合修正波(コンビネーション)

章末資料 各波形の副次波の図解

第3章 8つの「ガイドライン」
第1節 エリオット波動の主な8つのガイドライン
第2節 ガイドライン1 波の延長
第3節 ガイドライン2 波の均等性
第4節 ガイドライン3 オルタネーション
第5節 ガイドライン4 チャネリング
第6節 ガイドライン5 出来高
第7節 ガイドライン6 比率関係
第8節 ガイドライン7 修正波の深さ
第9節 ガイドライン8 波の個性

第4章 エリオット波動のカウントの事例研究――日経平均、ドル円、NYダウを分析する 第1節 カウントの手順
第2節 実際にカウントしてみよう ~ナスダック100を例に~
第3節 戦後の日経平均の動きを見てみよう
第4節 バブル崩壊以降の日経平均をカウントする
第5節 為替、商品、個別株のエリオット波動
第6節 ドル円相場のエリオット波動
第7節 NYダウの長期のカウント

第5章 問題形式で考える「シナリオ想定」の基本
第1節 上昇(1)波に続いて5-3-5の下落波が出現したら
第2節 上昇(3)波に続いて5-3-5の下落波が出現したら
第3節 上昇(5)波に続いて5-3-5の下落波が出現したら
第4節 1-2-3波か、AーBーC波か
第5節 ダイアゴナルに続く波動を想定する
第6節 トライアングルに続く想定
第7節 さらに実践力を磨く2つのケーススタディ
第5章まとめ

(コラム) 著者の本音のエリオット波動論
「基本5波形」というけれど……、圧倒的に大切なのはインパルス

第6章 エリオット波動によるトレード戦略
第1節 インパルスにおけるトレード戦略
第2節 有効な投資戦略とリスク管理の考え方
第3節 ダイアゴナルにおけるトレード戦略
第4節 トレンド発生を示唆するインパルス
第5節 ジグザグにおけるトレード戦略
第6節 フラットにおけるトレード戦略
第7節 ダブルジグザグにおけるトレード戦略
第8節 トライアングルのトレード戦略
第9節 インパルスの利食いポイント
第10節 戦略的ポジションの実践例

コラム 著者の本音のエリオット波動論
カウントするうえで一番大事な視点は波の形(Form)

第7章 エリオット波動の源流を探る―ダウ理論、フィボナッチ数列、景気サイクル
第1節 改めてエリオット波動を研究する意義について
第2節 エリオット波動の源流1 ~ダウ理論~
第3節 エリオット波動の源流2 ~フィボナッチ数列~
第4節 エリオット波動の源流3 ~景気サイクル~

用語集
改訂版に寄せて

28 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:34:59

【2025年4月28日】米ドル/円は下げ一服  中期的には130円割れ?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=pbQCq4rEHn8

29 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:41:30

エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)

株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo

0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
   (講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
  (講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
  (講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
  (講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
  (講師 西山氏、津田、八代、髙尾)

★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生

30 名前:777

2025/05/19 (Mon) 23:55:10

【2025年5月19日】 米国債格下げ トリプル安再燃?(宮田直彦)
MONEY SQUARE 2025/05/19
https://www.youtube.com/watch?v=6LvuBEZY_xA

31 名前:777

2025/06/02 (Mon) 23:17:41

【2025年6月2日】 TOPIX再評価 「ドル離れ」が呼び水?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CVHVzUSfVKA 


宮田直彦のエリオット波動分析【2025年5月26日】 米ドル/円 下げ再開か 「安全通貨」の復活?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CYR5UPNV0PY

  • 名前: E-mail(省略可):
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 東証株価指数 TOPIX
1 名前:777

2025/04/03 (Thu) 11:43:58

東証株価指数 TOPIX


この元スレはFC掲示板の管理人の言論弾圧によって削除されてしまいました。どの引用文にクレームが付いたのかは全くわかりません。

完成したら阿修羅掲示板の近代史板に移動しますが、阿修羅掲示板ではコメント編集ができないので、完成まではここで編集作業を行います。

▲△▽▼


東証株価指数 TOPIX — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-TOPIX/

TOPIX Futures つなぎ足 TOPIX1! Osaka Exchange — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/OSE-TOPIX1!/

チャートで通貨を JPY(日本円)から USD(米ドル) に変えるとドル換算 東証株価指数 TOPIX になる。


Yen Denominated TOPIX Futures つなぎ足 TPY1! CME — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/CME-TPY1!/

USD Denominated TOPIX Index Futures つなぎ足 TPD1! CME — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/CME-TPD1!/




Iシェアーズ・コア TOPIX ETF 1475 Tokyo Stock Exchange — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1475/

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(iSTPX)【1475】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=1475

iシェアーズ・コア TOPIX ETF【1475】の掲示板 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1835900/f09c865d60ffd669228ae847fbdb340e

2 名前:777

2025/04/11 (Fri) 18:01:03

ああ

3 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:42:32

エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)

株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo

0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
   (講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
  (講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
  (講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
  (講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
  (講師 西山氏、津田、八代、髙尾)

★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役 ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生

4 名前:777

2025/06/02 (Mon) 23:17:28

【2025年6月2日】 TOPIX再評価  「ドル離れ」が呼び水?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CVHVzUSfVKA 


宮田直彦のエリオット波動分析【2025年5月26日】米ドル/円 下げ再開か 「安全通貨」の復活?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CYR5UPNV0PY

  • 名前: E-mail(省略可):
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 日経平均株価(225種)
1 名前:777

2025/04/03 (Thu) 11:43:41

Japan 225 インデックス


この元スレはFC掲示板の管理人の言論弾圧によって削除されてしまいました。どの引用文にクレームが付いたのかは全くわかりません。

完成したら阿修羅掲示板の近代史板に移動しますが、阿修羅掲示板ではコメント編集ができないので、完成まではここで編集作業を行います。

▲△▽▼

Japan 225 インデックス — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/


Nikkei 225 Futures つなぎ足 NK2251! Osaka Exchange — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/OSE-NK2251!/

チャートで通貨を JPY(日本円)から USD(米ドル) に変えるとドル換算日経平均株価に変わる


Nikkei/Yen Futures つなぎ足 NIY1! CME — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/CME-NIY1!/

Nikkei/USD Futures つなぎ足 NKD1! CME — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/CME-NKD1!/



Iシェアーズ・コア 日経225 ET 1329 Tokyo Stock Exchange — TradingView
https://jp.tradingview.com/symbols/TSE-1329/

iシェアーズ・コア 日経225 ETF(iS日経)【1329】の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001329/1329

iシェアーズ・コア 日経225ETF【1329】の掲示板 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001329/1329


▲△▽▼


ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570


日経平均上昇の鍵はS&P500(SPX)とドル円/有川和幸さん【キラメキの発想 6月26日】
https://www.youtube.com/watch?v=mmm3OU-nio8&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2&t=245s

11:08 ドル建て日経平均はSPXと同じ動き


日経平均が大相場入りならドル円は300円か/実践!エリオット波動 有川和幸さん
パンローリングチャンネル 2023年7月3日
https://www.youtube.com/watch?v=GWBxPoQ6wk8

01:13 ナスダック100はドル建て日経平均(日経平均÷ドル円)と相関


ドル建て日経平均と円建て日経平均とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=nikkei

ドル建て日経平均とS&P500とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=sp500


日経平均株価 超長期月足チャート|1949年5月算出開始から現在まで Base Views
http://baseviews.com/chart/nk225-j.html

ドル建て日経平均 (日経平均 ドル換算)
https://sheet.zoho.com/sheet/publicgraphs/b92a9d815da445e2a9da6d2116d4c2041732152142345752
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
https://www.traders.co.jp/index/0102

ドルベースで見たときの日経平均1950-2010 NightWalker's Investment Blog
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2011/01/1950-2010-2994.html

ドル建て日経平均の長期推移(1970年以降の長期チャート)
2024年1月14日
https://finance-gfp.com/?p=12627

2 名前:777

2025/04/11 (Fri) 17:56:17

aあ

3 名前:777

2025/04/29 (Tue) 03:42:14

エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)

株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo

0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
   (講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
  (講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
  (講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
  (講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
  (講師  西山氏、津田、八代、髙尾)

★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生

4 名前:777

2025/06/02 (Mon) 23:16:40

【2025年6月2日】 TOPIX再評価 「ドル離れ」が呼び水?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CVHVzUSfVKA 


宮田直彦のエリオット波動分析【2025年5月26日】米ドル/円 下げ再開か 「安全通貨」の復活?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=CYR5UPNV0PY

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