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| 40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない | ■↑▼ |
2022/06/01 (Wed) 08:41:58
【前編】増え続ける借金、リセットしないと継続不可能?!/石原順さん&大里希世さん
2025/07/29
https://www.youtube.com/watch?v=HBJVMX9Y99I
【金子勝】「トランプ政権の1カ月 フェイクファシズム時代の危険性」
日刊ゲンダイ 2025/03/14
https://www.youtube.com/watch?v=66wRsWdVYxQ
トランプ政権が発足してから1カ月がたったが、予想を超えた無軌道ぶりだ。領土問題も関税も自分の意のままになることを見せようとしている。結果、欧州との亀裂が深まり、米国はインフレ退治どころか、インフレ加速が間違いなく、国際秩序だけでなく、世界経済も破壊されようとしているが、もう一つの問題は、トランプ流のフェイクファシズムが横行し、民主主義の機能が壊れる懸念だ、と金子勝氏は指摘する。
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485
【大西つねき氏 豈プロジェクト特別講演】経営者が絶対に知るべき、財政金融の真実。
国債発行を政府紙幣発行に変えないとハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=zR3wC3vwp9k
大西つねきがやろうとしていること(第49回衆議院選挙に向けて)
国債発行を政府紙幣発行に変えないとハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=Z0aesmYcl0U
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40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性
2022年6月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
引き続き、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを率いたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏のSohn Conferenceにおけるインタビューである。
今回はアメリカ屈指のファンドマネージャーが米国株の長期見通しについて語っている部分を紹介しよう。
金融引き締めと株価暴落
アメリカの物価高騰で中央銀行が強力な金融引き締めを行ない、結果として株価が下落している。
5月FOMC結果、2018年世界同時株安時の2倍の規模の量的引き締め開始
筆者を含め、ファンドマネージャーらはこれを事前に予想し空売りを行なって利益を上げた。ドラッケンミラー氏もその1人である。
ドラッケンミラー氏、株式と債券を大量空売りに成功 株安は続く
十分な利益を上げたため、彼は今空売りを一旦休止しているが、あくまでこれは下落相場の踊り場に過ぎない。筆者は天井から大底まで付き合うつもりだが、ドラッケンミラー氏は美味しいところだけを取るつもりらしい。
ドラッケンミラー氏: 株価が上昇したら空売りを再開する
これは好みの問題である。投資家は自分が取れる部分だけを市場から取って行けば良い。
巨大緩和バブル崩壊の結果
しかし筆者もドラッケンミラー氏も、1980年に始まった金融緩和がインフレによって終わりを告げ、40年来の巨大緩和バブルが崩壊する今の状況が、この程度の株安で終わるとはまったく思っていない。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
風船から多くの空気が抜けたとはいえ、このバブルは大きすぎる。だからバブルの崩壊がどういう結果をもたらすかついてはあらゆる可能性を考慮しなければならない。
あらゆる結果が考えられる。株価の崩壊が景気後退とデフレをもたらし、中央銀行は再び緩和するのか? あるいは株価が下落してもインフレは収まらないのだろうか。
過去の大暴落
ドラッケンミラー氏は次のように語る。
この後どうなるだろうか? 中央銀行がまた紙幣を印刷するだろうか? 酷いスタグフレーションになるのだろうか? あるいはデフレになるのだろうか?
筆者がこれまでメインシナリオとして語ってきたのは、株価暴落で景気後退に陥り、中央銀行が緩和を再開することで今より酷いインフレ第2波へ突入してゆくというシナリオである。
サマーズ氏: 現在のアメリカの物価高騰はインフレ第1波に過ぎない
だがドラッケンミラー氏はもっと視野を広げるべきだと言う。彼は次のように続ける。
デフレとはどういうことかと人々に聞かれる。これまで金利がゼロ以下にならなかったためにインフレにはならなかった。
だがすべてのデフレは資産バブルの後に発生している。そして、今、中央銀行は最大の資産バブルを作り上げた。
彼が指摘するのは、インフレ第2波に至らず、一発でデフレから抜け出せなくなるほどの大恐慌に陥る可能性である。
それは過去に事例がある。彼は次のように述べる。
そうなると言っているわけではないが、資産バブルが崩壊した後の1930年代のことを考えてみるといい。消費者の購買力は完全に破壊された。
1930年代とは、1929年の世界恐慌に続く経済停滞の時代である。
1929年は恐らくここ100年で最大の世界的なバブル崩壊だろう。その後経済と金融市場は長らく回復しなかった。この頃のダウ平均のチャートを掲載しよう。
1929年の下落幅は80%である。筆者の想定しているインフレ第2波シナリオであれば想定されるのは1974年のような50%下落だが、一発でデフレまで行く1929年のモデルの場合、下落幅はもっと酷くなる可能性がある。
ポズサー氏: 米国株暴落でコロナ株安時の底値に逆戻りする可能性
1929年に400ドル近くの大天井を付けたダウ平均は40ドル近辺まで80%ほど暴落し、1954年までその高値を再び奪還することはなかった。つまりは米国株はこの25年間含み損を出し続けたということになる。
しかもこの期間は第2次世界大戦のインフレ期を含んでおり、つまり物価上昇を考慮した実質ベースで考えると、米国株保有者は25年経っても損をしたままだったということになる。
米国株が上昇しない時代は普通に存在する
これまで100年ほどの金融の歴史を真面目に勉強すれば分かることだが(勉強したくないからインデックスに投資している人々は誰も勉強しないだろうが)、米国株を含む株式が何十年も赤字になったままになる期間は、普通に存在する。
ドラッケンミラー氏は他にも例を挙げる。
ここ100年のあいだで酷かったのは1920年代のアメリカと、1989年の日本だ。日本などは今でも苦しんでいる。
そして100年の金融史を真面目に勉強すれば見えてくるのは、日本経済の失われた30年は日本特有の現象ではなく、緩和バブル崩壊後、緩和を行わないか、あるいは行えない場合に普通に起こる現象だということである。
日経平均の長期チャートを見てみると、1989年以来株価は下がり続け、アベノミクスで緩和が始まった2012年から上昇を再開していることが分かる。
無論、人々が忘れているのは、緩和バブルがなければそもそも30年は失われていないということである。そして歴史は繰り返す。
こうした事例は1929年以外にもアメリカに存在する。ドラッケンミラー氏は別の例を挙げる。
今回のバブル崩壊の結果はどうなるだろうか。1966年から1982年のような、15年から20年ほど株価が低迷する時代か、あるいは日本のようなもっと酷い状態か。
1966年から1982年は、まさに現在のような物価高騰がアメリカを襲った時期である。
そしてその時期のS&P 500はこうなっている。
このチャートには筆者が2022年のメインシナリオと見なしている1974年の50%暴落が含まれている。
そして更に重要なのは、このチャートにはインフレによる、年率15%にも及ぶ実質的なドル紙幣の価値暴落が考慮されていないということである。チャートは横ばいだが米国株保有者の保有する価値はまったく横ばいではない。むしろ暴落している。
株式はインフレに弱いのである。
世界最大のヘッジファンド: 現金はゴミ、株式はもっとゴミ
結局、それを考慮すれば1974年の50%暴落も、1929年の80%暴落も、結果は変わらなかったということが言える。実質ベースでは結局それだけの下落を受け入れなければならない。ツケは支払わなければならないのである。
ガンドラック氏の景気後退予想: 現金給付のツケを払うことになる
結論
それが金融緩和の結果であり、リフレ政策の当然の帰結である。
ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
1980年から40年間、米国株は上がり続けてきた。それは1980年にようやく物価高騰がピークを付け、低金利政策を始められるようになったからである。
その低金利政策は40年続き、株価を支え続けてきた。アメリカの政策金利は以下のように推移してきた。
そしてそれはもう終わったのだ。これからはドラッケンミラー氏が指摘しているような別の期間に入る。
5月FOMC結果、2018年世界同時株安時の2倍の規模の量的引き締め開始
だから、ここ40年の米国株のチャートを見て、米国株が上がり続けると思っている人を見ると何とも言えない気持ちになる。彼らは自分が何を見ているのかさえ分かっていない。
だがどうしようもない。金融市場では誰でも自分の選択に責任を持たなければならない。
この大天井で素人に投資を奨め始めた金融庁に直接文句を言うべきだろう。彼らのウェブサイトにはこう書いてある。
悪質な投資・預金の勧誘等にご注意ください!
2022年インフレ株価暴落は個人投資家が全員退場するまで続く
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
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40年続いた米国株強気相場が崩壊する
サマーズ氏: 経済へのダメージなしでインフレ抑制はできない
2022年5月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24778
アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏が、Bloombergのインタビューでアメリカのインフレと実体経済について語っている。
株安と金融政策
米国株は年始から下落が続いているが、それはインフレ対策でFed(連邦準備制度)が行なっている利上げと量的引き締めが原因である。
5月FOMC結果、2018年世界同時株安時の2倍の規模の量的引き締め開始
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24032
低金利政策と量的緩和の逆をやっているのだから、これまで金融緩和で市場と経済に注ぎ込まれた資金が流出するのは当たり前の帰結である。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24577
それが大まかな構図だが、具体的にはどうなっているだろうか。Fedはこれまで2回利上げを行い、1回目は0.25%、2回目は0.5%だったので、現在政策金利は0.75%まで上がっている。
今後、Fedは6月と7月のFOMC会合でそれぞれ0.5%の利上げをすると言っている。そしてその後ある程度手を緩めて様子を見ると言っている会合参加者も出てきている。
サマーズ氏はこの状況について次のように述べている。
Fedが柔軟に対応すると言っているのは良いことだ。長年習慣となっていた(訳注:今後の見通しをはっきり示す)フォーワードガイダンスの強調よりよほど良いだろう。
金融政策に関して謙虚さは正しい姿勢だ。
パウエル議長はそもそも長らく「インフレを短期的」と言い張り、物価が高騰する中で量的緩和を続けてきた。(※5/28誤記を修正しました)
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/14522
長らく中央銀行を観察している人間にとって、中央銀行がほぼ常に間違っているというのは経験的事実であり、したがってFedが自分の間違った見通しにそって利上げ方針を示すより、状況によって対応を変えると表明する方が危険が少ない。
一方で、「状況によって対応を変える」というのは要するに2年物国債の金利に織り込まれた市場の金利予想に従って利上げを決めるということである。だが、それならばそもそも政策金利を市場に任せて自由変動させれば良いのであり、結局は以下のジェフリー・ガンドラック氏の主張に帰着する。
ガンドラック氏: 12才児よりも愚かな中央銀行の存在意義が分からない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/18701
はっきり言ってFedがある意味が分からない。Fedは2年物国債の金利で代替可能なのではないか?
景気見通し
だが利上げ動向自体は一番本質的な問題ではない。結局すべてはインフレ率と経済成長率に左右されて決まるからである。
そしてそれら2つの重要指標についてはサマーズ氏は次のように述べる。
ある程度の規模の経済への逆風がなければインフレは落ち着かないというのがわたしの意見だ。例えば失業率は上がらなければならない。
アメリカのインフレの大きな原因の1つが、賃金の高騰である。だからインフレが抑制されるには賃金が抑制されなければならない。
賃金が抑制されれば消費が減るだろう。消費が経ればGDPも企業利益も減り、株価は下がらざるを得ない。
痛みなしにインフレは解決しないという当たり前の論理である。以下の記事で書いたように、それはパウエル議長も暗に認めている。
ガンドラック氏: アメリカ金融引き締めでソフトランディングは無理
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24193
結論
メディアの完全に間違った妄想に慣れてしまった人がどう思っているかは知らないが、そもそも現在の物価高騰の原因は現金給付と量的緩和と脱炭素政策なのだから、今の経済では人災しか起きていない。
サマーズ氏: エネルギー価格を高騰させる脱炭素政策は健全ではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/16442
したがって大抵の問題は中央銀行家と政治家を首にするだけで解決することになる。
世界最大のヘッジファンド: 政府が金融危機から守ってくれると思うな
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10473
だがこうした理屈に頭では同意しながら、選挙日には12歳児よりも頭が足りない政治家に投票に行く馬鹿たちのお陰で経済はもう駄目だろう。
サマーズ氏は次のように纏める。
引き続きソフトランディングは想定しづらい未来だというのがわたしの意見だ。ソフトランディングを可能だと考えている人には根拠がない。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24778
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898632
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トランプ戦略・世界情勢 - YouTube
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レイ・ダリオ氏の考察 - YouTube
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レイ・ダリオ氏、国家はいかに破産へ至る - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500OTSZzwHmTrEMD-_327ulAY
silver-journal
https://silver-journal.com/
silver-journal ニュース
https://silver-journal.com/category/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/
silver-journal 世界経済
https://silver-journal.com/category/%e7%b5%8c%e6%b8%88%e5%b4%a9%e5%a3%8a/
silver-journal 金銀価格予想
https://silver-journal.com/category/%e9%87%91%e9%8a%80%e4%be%a1%e6%a0%bc%e4%ba%88%e6%83%b3/
2023/09/06 (Wed) 22:39:21
アメリカ銀行危機の次の危機が株価を下落させる
2023年9月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39630
2023年3月のシリコンバレー銀行破綻からほぼ半年が過ぎ、市場は平静を取り戻した。だが市場が平静を取り戻したことは必ずしも良いことばかりではない。
米国のマネタリーベース
筆者がそう思ったのは、アメリカのマネタリーベースのチャートを眺めた時である。アメリカのマネタリーベースのチャートは次のようになっている。
リーマンショック以後、そして近年ではコロナショック以後の量的緩和によって膨らんだアメリカのマネタリーベースは、2021年以降のインフレを受けて縮小されていた。
だがマネタリーベースは2023年3月に再び上昇に転じているのが分かる。シリコンバレー銀行などの破綻を受け、Fed(連邦準備制度)が紙幣印刷によって破綻した銀行の債務を買い取ったからである。だがそれが最新7月のデータでは再び下落に転じているのがお分かりだろうか。
マネタリーベースの下落再開
債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏などは、銀行危機後の一時的な紙幣印刷によってインフレ再発を懸念していた。銀行危機に対するFedの措置は事実上の量的緩和だからである。ガンドラック氏はこう述べていた。
ガンドラック氏、シリコンバレー銀行破綻でインフレ悪化予想
インフレ政策が戻ってきている。Fedは資金の貸出制度を通じて銀行システムに資金を注入している。去年の8月か9月からのパウエル議長のインフレ打倒の決意はもう何処かへ行ってしまったようだ。
実際、それはアメリカの金利を一定期間押さえつけていたのかもしれない。最近の長期金利の上昇は、3月以降の金利下落が元に戻っただけだと言うことも出来るからである。
銀行危機は落ち着いたかのように見える。そして金利は元に戻り、インフレ抑制のために行われている量的引き締め(つまりマネタリーベースの減少政策)が再開され、マネタリーベースも下落を再開し始めた。
銀行危機の原因
ここでそもそも何故シリコンバレー銀行などの銀行が破綻したのか、その原因をもう一度思い出してほしい。
銀行危機の原因は利上げと量的引き締めによる金利高騰である。金利高騰によってシリコンバレー銀行の主な顧客であったシリコンバレーの赤字企業はお金が借りられなくなり、シリコンバレー銀行の保有していた長期国債の価格が下落した。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
そして今や銀行危機は解決されたと誰もが思っている。もう一度長期金利のチャートを見てみよう。
一体何が解決したのだろうか。原因はまだそのまま残っている。
結論
市場の楽観は債券市場の状況を引き締める。金利は上がり、中央銀行の支援策は終わる。マネタリーベースと長期金利のチャートはそれを示している。
危機を通り抜けた結果、長期金利は変わっていないが、変わったものが1つある。人々の楽観である。
元々高金利に怯えていた人々が、実際には何も解決していないにもかかわらず、もう問題がないと思い始める。そしてより高い金利、より強い引き締めを受け入れるようになる。
そしていずれはマネタリーベースの減少が引き起こした2018年の世界同時株安の天井のような状況が訪れる。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
危機は徐々に大きくなってゆく。2008年のリーマンショックでは、ベアスターンズが破綻した後、リーマンブラザーズが破綻した。
何故危機は大きくなるのか。何故ベアスターンズが破綻した時に問題を根本的に解決できなかったのか。その原因は、危機の原因が継続しているにもかかわらず、危機を通り抜けるたびに人々の楽観が強くなるからである。何故か原因の継続には誰も注意を払わない。
米国株はなかなか天井を超えられない。それも当たり前である。 米国株の長期上昇トレンドは終わったのだ。
米国株の長期上昇トレンドは1980年から2020年までの40年にわたる金利低下トレンドに支えられていた。だからそれはインフレで金利を上げなければならなくなった2022年に終わったのである。だが人々はそれを無視している。誰も原因と結果を考えない。
ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
稀代のファンドマネージャー、ジョージ・ソロス氏は著書『ソロスの錬金術』で次のように言っていた。
強気相場は小爆発にときおり見舞われながら続いていく。そうしているうちに、だれも小爆発を恐れなくなる。このときこそ、大暴落の条件が整ったときなのである。
銀行危機を引き起こした高金利が帰ってきている。誰もそれを気にしていない。だがすぐに気にせざるを得なくなるだろう。原因が存在し続ける限り、危機も起こり続けるからである。
この楽観は誰もが本当に悲観しなければならないような状況が起こるまで止まらないだろう。歴史上いつもそうなのである。
金利高騰による株価下落で米国経済ハードランディングの確率高まる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39630
2023/09/07 (Thu) 23:08:07
米国株が完全に割高である理由と株価の推移予想
2023年9月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39671
アメリカで長期金利が上がっている。誰も大して気にしていないことだが、前回の記事でも言ったように、高金利こそが今年前半の銀行危機を引き起こしたのである。
アメリカ銀行危機の次の危機が株価を下落させる
それは銀行危機の継続を意味しているのに、誰も気にしていない。だが今回の記事では株式のファンダメンタルズについて話してみよう。
米国株の動向
米国株は2022年に下落し、その後上昇に転じた。S&P 500のチャートは次のようになっている。
下落の原因は前回の記事で説明したように長期金利の上昇である。
株安の原因となった長期金利が2022年の高値近辺にあるのに、株価が回復しているところに注目したい。
前回の記事で説明したように、これだけ見れば2022年の高金利で下落した株価が、今長期金利が同じ水準まで戻っているのに高値で推移していることは不合理に見える。
企業利益の推移
だが、株価に影響するもう1つの主な要因がある。企業利益である。こちらも考えなければ株価の動向は見えてこない。
そこで、S&P 500の1株当たり純利益を並べてみると次のようになっている。
2022年3月: 197.91ドル
2022年6月: 192.26ドル
2022年9月: 187.08ドル
2022年12月: 172.75ドル
2023年3月: 175.17ドル
2023年6月: 181.17ドル(予想値含む)
2023年9月: 187.59ドル(予想値)
2023年12月: 200.52ドル(予想値)
これは未来の数字を含んでいるので、当然予想値が含まれている。筆者の感覚では、直近2023年9月の数字はそれほど大きな誤差はなく大体当たるが、数ヶ月後の12月の数字はそれほどはあてにはならない。
だが最近の株価上昇は、金利は上昇しているのだから、1株当たり純利益の予想値が回復していること(及び株式投資家の楽観)に起因している。
企業利益の動向予想
だが企業利益はそれほど都合よく回復するだろうか。そもそも2022年から2023年にかけてS&P 500の企業利益が下落した理由は何だっただろうか。
企業利益が下落した原因は、これもまた高金利である。マクロ経済学的には、GDPの構成要素のうち企業利益に直結するのは投資と純輸出であって、例えば消費は企業利益と直接の関係性はない。
つまり、直感に反するかもしれないが、消費が増えてもそれだけでは企業利益は増えないのである。
また、投資と純輸出を比べると、規模で言えば投資の方が圧倒的に大きいので、基本的に投資が企業利益を決めるということになる。
そして例えば企業が設備投資を行なう場合、多くのケースではお金を借りて投資を行なうことになる。よって金利が高いか低いかが企業の投資意欲を大きく左右する。だから投資は金利で決まる。そして企業利益は投資で決まるので、高金利こそがそもそも企業利益が2022年に減少を始めた理由である。
上で数字を挙げたように、企業利益は回復の兆しを見せている。だがそれは、最近減速の気配を見せた住宅価格と同じではないのか。
米国の住宅価格が再び上昇、インフレは止まらないのか?
住宅価格も金利上昇によって下落に転じた後、一度金利が下がったことで再上昇したが、最新のデータでは最近の高金利によって減速している。
それは金利の推移に沿った動きである。金利はまた以前の水準まで上がっている。
だから、足元の企業利益の回復が、金利が一時的に低下したことによる回復なのだとしたら、金利はまた上がっているのだから、住宅価格のようにまた減速に転じると考えるのが妥当だろう。
また、米国企業の海外の売上や資産についても、金利上昇によるドル高にマイナスの影響を受けるはずである。
結論
だから、金利上昇は株価にとって2つの意味で重荷となる。1つには、安全資産とされる10年物国債の金利が4%を超える中、リスク資産である米国株はそれを超えるリターンを10年間出し続けなければ投資家にとって魅力を失う。
そしてもう1つが、今回の記事で説明した高金利の企業利益への影響である。こちらについても、金利は同じように上がっているのだから、企業利益もまた下がると考えるのが自然だろう。
だが仮にそうならないとしよう。アナリスト予想のようにS&P 500の1株当たり純利益は200ドルに向けて回復してゆくとしよう。その場合、株価の下落前と下落後における長期金利と1株当たり純利益はどうなっているか。
株価: 4,800ドル -> 4.500ドル(やや下落)
1株当たり純利益: 197.91ドル -> 200.52ドル(ほぼ変わらず)
長期金利: 1.5% -> 4.2%(大幅上昇)
おかしいではないか。誰も疑問に思わないのか? 誰がこの水準を妥当だと説明できるだろうか。そしてそもそも、上記の考察では1株当たり純利益が回復するという前提さえあやしいのである。だから実際には米国株は上記の数字で見て感じる以上に割高だということになる。
投資家は楽観を続けられるかもしれないが、今年の後半から来年の前半にかけて、アメリカ経済は減速を始める。失業率や住宅価格にその兆候が表れ始めている。
8月雇用統計は遂に失業率の上昇開始、インフレ後の大量失業の始まり
そして何より、銀行危機を引き起こした水準まで金利が再び上がっているのだから、その水準の高金利が来年前半まで続けば、高確率で銀行危機のような新たな危機が何処かのセクターで起きるだろう。
アメリカ銀行危機の次の危機が株価を下落させる
何度も言うが、米国株の長期上昇トレンドはもう終わった話である。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
米国株は今年の後半から来年の前半に2回目のピークを迎える。それは先月の高値がピークであった可能性を排除しないが、アメリカ経済の減速は緩慢だから、また高値を更新する可能性もある。だが、結局重要なのは長期的見通しである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39671
2023/09/11 (Mon) 15:10:26
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気はそろそろ終わり、米国経済は減速する
2023年9月10日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39733
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がFOX Businessのインタビューで、アメリカ経済の現状と今後の見通しについて語っている。
銀行危機後の米国経済
前にも書いたが、アメリカ経済はFed(連邦準備制度)の利上げによく耐えている。今年の前半には高金利が原因でシリコンバレー銀行などの地方銀行がいくつか破綻したが、Fedが急遽紙幣印刷をして救済措置を行なったことで、その後もう何ヶ月も銀行破綻は起きていない。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
そのことについてガンドラック氏は次のように述べている。
更なる銀行破綻があるのではないかと思ったが、2ヶ月の混乱のあと、問題はかなり落ち着いたようだ。
そうなった理由はと言えば、上に書いた紙幣印刷である。Fedは元々インフレ打倒のために量的緩和で膨らんだマネタリーベースを縮小する量的引き締めを行なっていたが、預金者救済のために大量の紙幣印刷を同時に行なったため、マネタリーベースは一時増加に転じていた。
マネタリーベースの増加は即ち量的緩和である。Fedは銀行救済のために実質的に量的緩和を行わなければならなくなった。それが恐らく、ここ数ヶ月の株高の理由でもあったかもしれない。当時、ガンドラック氏は次のように述べていた。
ガンドラック氏、シリコンバレー銀行破綻でインフレ悪化予想 (2023/3/18)
これはインフレ政策だ。そしてそれはもしかすると短期的にリスク資産にプラスかもしれない。リスク資産はインフレ政策と中央銀行のバランスシート拡大が大好きだからだ。後者はもう長い間選択肢になかったものだ。
そして実際、米国株は上がっている。この時のガンドラック氏の指摘は正しかったのだろう。
だが米国株にとって悪い知らせは、マネタリーベースの増加は銀行危機の収束によって終了し、最新データでは再び減少に転じているということである。
終了する緩和マネー
ガンドラック氏は次のように言う。
アメリカ経済は転換期に来ていると思う。
何故か。ガンドラック氏は、アメリカ経済が利上げにもかかわらずここまでもった理由に言及する。それは市中に存在する預金と現金の総量であるマネーサプライである。マネーサプライ(M2)は次のように推移している。
ガンドラック氏はこのチャートについて次のようにコメントしている。
M2は1年前に比べると減少している。多くのマネタリストたちはそれを理由に今年の第2四半期までには景気後退しているはずだと考えた。だがM2は1年前よりも減少しているが、2、3年前と比較すると大きく増加している。
これは元々クォンタム・ファンド出身のスタンレー・ドラッケンミラー氏が以下の記事で指摘していたことである。
ドラッケンミラー氏: リーマンショックより酷くなる可能性は否定できない (2023/5/14)
だがこのマネーサプライも来年前半にかけてコロナ前の水準まで戻ってゆく。資金は引き揚げられて行っているのである。
余剰貯蓄
また、ガンドラック氏は他の指標にも言及する。
1月前半に「余剰貯蓄」のことを笑いの種にした。人々は「余剰貯蓄」はまだ多く残っていると言っていたが、「余剰貯蓄」とは何だ? 貯蓄とは何が違う?
余剰貯蓄というのは、コロナ禍の現金給付などの政策によって積み上げられた家計の貯蓄のことである。Fedなどがそれを分析するレポートを発表している。
アメリカ経済が利上げにもかかわらずここまでもったのは、マネーサプライなどでも分かるように現金給付などによる政府の資金供給が、2023年になった今でもまだ経済のなかに残っているからである。
だがガンドラック氏によれば、そのお金も消え去りつつある。彼はこう続けている。
だが経済統計は大きく変化した。多くのデータがここ数ヶ月で急速に変化している。「余剰貯蓄」も遂にマイナスになろうとしている。だからコロナ後の緩和はもう完全になくなろうとしているということだ。
コロナ後に経済に注入された馬鹿げた金はもう消え去っている。
出来上がったのは危険なカクテルだ。
危険なカクテルとは、政府による資金注入によって甘やかされた消費者の振る舞いと、緩和マネーが消え去りつつあるという事実の組み合わせである。ドラッケンミラー氏がリーマンショック以来の金融緩和を振り返って次のように述べていたことを思い出したい。
ドラッケンミラー氏: あと半年でハードランディング、米国経済に死体が積み上がる
資金があふれかえると人々は馬鹿げたことをする。資金が11年もあふれかえると人々は本当に馬鹿げたことをする。
ガンドラック氏はこう説明する。
コロナ後、人々は「賃料を払う必要はない」「奨学金を返済する必要はない」「政府からお金が受け取れる」と言われた。そして生活習慣をその状況に適応させた。
そして今、政府から供給されていた資金は底を尽きた。だから今度は彼らは借金を増やしている。
クレジットカード経由の借金はここ数ヶ月でかなり増えている。
アメリカ人はクレジットカードの支払い残高をためるのが大好きである。筆者は何の理由もなくクレジットカードをリボ払いにしていたアメリカ人を知っている。彼女曰く、「今払わなくても良いならその方が良いじゃない」だそうである。
コロナ禍における政府の緩和や支払い猶予がなくなっても、クレジットカードが馬鹿騒ぎを延長した。そして今や祭りが終わろうとしている。
ガンドラック氏はこう続ける。
家賃を支払わなくて良かった期間、彼らは恐らく浮いたお金を生活水準をアップグレードするために使った。
そして政府から来た資金が尽きた時、彼らは家賃を払わなければならなくなるが、自分が大量に借金していることにも気付くことになる。
そして家賃の支払いだけではなく、クレジットカードの支払いに金利を乗せなければならなくなる。
税金の支払いも再開される。わたしの住むカリフォルニア州では2022年の税金をまだ払わなくて良いことになっているが、その期限が10月15日に来る。
ニューヨーク州などの他の州では2022年の税金を収める期限が最近来た。
人々は突然お金がないことに気付くだろう。
結論
馬鹿騒ぎもそろそろ終わりである。筆者はマネーサプライの推移から、景気後退は来年前半にかけてだと予想し続けている。ガンドラック氏も同じくらいのタイムフレームを考えているらしい。彼はこう述べている。
アメリカ経済はここから6ヶ月から8ヶ月ほどで壁にぶつかるだろう。そして各種金利の支払いのために消費者の活動が止まる。
米国株はどうなるか? 株価の推移については以下の記事で既に解説しているので、 そちらを参考にしてもらいたい。
アメリカ銀行危機の次の危機が株価を下落させる
米国株が完全に割高である理由と株価の推移予想
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39733
2023/09/12 (Tue) 02:58:42
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
2023年9月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39722
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のFOX Businessによるインタビューである。
下落したインフレ率
前回の記事ではコロナ後に現金給付などによりアメリカ経済にばら撒かれた資金がそろそろ底を尽きかけているとガンドラック氏は説明した。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気はそろそろ終わり、米国経済は減速する
ではそれに伴い金融政策はどうなってゆくのだろうか? それが今回の話題である。
まずはインフレ率だが、Fed(連邦準備制度)の金融引き締めによって、CPI(消費者物価指数)のインフレ率は9%から3%ほどにまで下がった。
7月の米国インフレ率はほぼ横ばい、サービスと住宅のインフレが加速
それは良いことにように思える。日銀の植田総裁が言ったように、経済にとってもっとも効率の良いインフレ率はゼロである。誰かが2%だと言い、誰もがその出鱈目を無批判に信じたのだが、その件については以下の記事における白川元総裁の見解が参考になるだろう。
日銀の白川元総裁が経済学者サマーズ氏の講演で非常に興味深い質問をしていた
だがガンドラック氏にとっては、Fedがインフレ率を更に下げたいことがむしろ問題なのである。彼は次のように言う。
ジャクソンホール会議でパウエル氏はややタカ派だったように見えた。過去12ヶ月、インフレを2%まで下げるという彼の決心は堅いままだ。
CPIが2.98%に下がったところまでは良かったが、彼らはインフレ率を更に下げたいようだ。
何故それが問題なのだろうか。1つの疑問は、彼らはインフレ率が実際に2%になってから引き締めを止めるつもりだろうかということである。
だが金融政策が実体経済に届くまでには時差がある。2022年初頭に開始された金融引き締めによって、インフレ率は2022年秋にようやく下落を開始した。
であれば、インフレ率が2%の時に引き締めを止めれば、その政策変更が実際にインフレ率の下落を止められる時には、インフレ率は何処まで下がっているだろうかということである。ガンドラック氏は以前次のように言っていた。
ガンドラック氏: 中央銀行のインフレ率予想は人間が想像可能な中で一番馬鹿げた経済予想
インフレ率が9%が2%まで極めて急速に下落するならば、下方向に行き過ぎると考えない理由が何かあるだろうか?
何故2%で止まるのか? そこに何か魔法でもあるのか?
Fedは恐らくやり過ぎる
去年からのインフレ率下落を的確に予想したガンドラック氏は、インフレ率の下落がこのまま底を突き破ってしまうと言う。
インフレ率を2%に向けて下げることに熱心なFedは、恐らくやり過ぎてしまうだろう。2021年や2022年前半にインフレ率を2%以上に、わたしの推測では4%以上にしようとしていたFedは、インフレ率を4%どころか9%まで上げてしまった。
インフレ率は今や9%から3%まで下がっている。CPIはそこから少し再上昇しているが、それはFedの決意を強めるかもしれない。
だが、前回の記事でガンドラック氏が言っていたのは、コロナ後にばら撒かれた現金給付の残金や、家賃や奨学金返済、税金などの支払い猶予がなくなろうとしているということである。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気はそろそろ終わり、米国経済は減速する
ガンドラック氏はこう続ける。
しかし税金や賃料、奨学金の支払いや、クレジットカードの支払いの増加などが重なり、わたしの予想通り経済が減速すれば、インフレは最終的には2%に下がるだろうが、そのまま一時的にデフレまで行ってしまうだろう。そしてそれが極めてインフレ的なFedの対応を引き起こす。
ガンドラック氏は筆者と同じ予想をしているらしい。つまり、Fedは一度インフレ打倒に成功し、インフレ率は目標水準まで下がるが、インフレ率を下落させた金融引き締めは経済成長率をも下落させるだろう。
そしてハイエク氏の言うように、インフレ政策で無理矢理雇用を生み出した後にお決まりの大量失業が発生し、Fedは慌てて緩和を再開する。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
そして現在より酷いインフレ第2波に繋がってゆくのである。インフレ第2波は今や多くの識者が予想しているが、コロナ後にこれを予想したのは筆者の知る限り以下の筆者の記事が最初である。
現在のアメリカの物価高騰はインフレ第1波に過ぎない (2021/12/6)
次の緩和では金利が高騰する
さて、ここから面白いのはガンドラック氏が次の金融緩和によって金利上昇を予想していることである。
最近、金融市場では金利が再び上がっている。厳密に言えば長期金利が上がっている。アメリカの長期金利は次のように推移している。
これは米国債からの長期的な資金流出の始まりだという意見もある。
米国株下落の原因: 利下げ織り込みでも止まらない長期金利急騰
だが、ガンドラック氏はやや違う見方をしているらしい。彼はむしろ、本格的な金利上昇が始まるのはこれから始まる景気後退の後だと言う。彼はこう述べている。
債券市場の長期下落相場は次に起こることではないかもしれない。だが景気後退が起こった後の経済政策は非常にインフレ的なものになり、その結果として債券の長期下落相場は起こるかもしれない。
次の景気後退では、景気後退が深まるにつれて、過剰な紙幣印刷と金融緩和によってむしろ債券の金利が上がるというややこしい状況になるだろう。
景気後退で金利が下がる。恐らくその段階では、市場予想より大きくなる景気後退の方に投資家の注意と悲観は行っているだろう。
だがそこから回復するにつれ、政府と中央銀行がまたしても緩和をやり過ぎたということに市場は気付くだろう。そうしてインフレと金利高騰の第2波が始まる。
ドラッケンミラー氏、アメリカ経済のハードランディングとインフレ第2波を予想
だがまずは来年の景気後退である。それもそろそろだろう。 ヘッジファンドの空売りも始まっている。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気
ソロスファンド、株高で米国株を空売り
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39722
2023/09/13 (Wed) 09:03:27
アメリカ株指数の反発は 「もはや、これまで」という可能性アリ/実践!エリオット波動 有川和幸さん
収録日:2023年9月11日
https://www.youtube.com/watch?v=V6XlbsPtzHA
2023/09/14 (Thu) 03:18:22
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
2023年9月13日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39797
アメリカではインフレ率が9%から3%まで下落している一方で、米国株は前年の高値を超えられずに足踏みしている。今回の記事ではその理由について考えたい。
米国株と金利
米国株は2022年にFed(連邦準備制度)によるインフレ対策の利上げと量的引き締めによって下落したが、その後2022年秋にアメリカのインフレ率が9%の高みから下落を始めると、S&P 500は下落前の天井近くまで反発している。
だが去年の下落前の高値は超えられないまま足踏みしている。
それは何故か。何が米国株の上値を押さえつけているのか。それは金利である。アメリカでは去年の秋以来、インフレ率低下によって金利が一度下がったが、その後また高値水準まで再上昇している。アメリカの長期金利は次のように推移している。
実質金利とインフレ率
だが株価にとって(そして実体経済にとっても)より重要なのは、金利から期待インフレ率を差し引いた期待実質金利である。そのチャートは次のようになっている。
実質金利の上昇の勾配は長期金利よりも急である。何故か? 期待インフレ率が下がっているからである。期待インフレ率のチャートは次のようになっている。
実質金利の計算式は以下の通りである。
実質金利 = 金利 – インフレ率
株安と金利上昇があった2022年の半ばに比べ、引き締め政策の結果期待インフレ率が下がっているので、式を見て分かる通り、その分実質金利が上がるというわけである。
継続する高金利政策
よって、金利が変わらなくとも期待インフレ率の低下によって実質金利はどんどん上がってゆく。
Fedのパウエル議長は利上げを停止し政策金利を5%台に据え置くことで引き締め水準を維持しているつもりだろうが、実際にはインフレ率が下がっているにもかかわらず名目金利を据え置いていることで、実質金利の継続的上昇に貢献しているのである。
パウエル議長は1970年代の物価高騰時代を終わらせたポール・ボルカー議長(当時)に憧れているようだ。
ポール・ボルカー氏、1980年のインフレ打倒がどれだけ厳しかったかを語る
だがパウエル氏が勘違いしていることが1つある。強力な引き締めを続けたボルカー氏でさえ、政策金利を高い水準で停止させるような強烈過ぎる引き締めはやったことがないということである。当時のインフレ率と政策金利と並べると次のようになる。
当時、インフレは3回の波となってやってきた。第3波を抑制したのがボルカー氏だが、彼の時代においてさえ、インフレ率の低下にともなって政策金利は下落している。
このグラフを見れば分かるように、ボルカー氏がやったのは、政策金利とインフレ率の差である実質金利を高い水準で維持したということである。上のグラフでは第3波においてのみ、政策金利がインフレ率を大きく上回ったまま推移している。
だがパウエル氏はこれを、政策金利を高い水準で維持することだと勘違いしている。彼は2021年において何の根拠もなく「インフレは一時的」と主張したマクロ経済学の素人なのだから、それぐらいの間違いはあって当たり前だが、投資家までそれに乗って踊る必要はない。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
ガンドラック氏: 12才児よりも愚かな中央銀行の存在意義が分からない (2022/1/14)
結論
だが株式市場は実質金利が去年の水準より高く跳ね上がっているにもかかわらず、株価を去年の高値水準にまで上げている。
去年、株価は金利上昇によって下がったはずである。金利は名目値で見ても去年の高値水準にあり、より重要な実質値で見れば去年の高値水準を大幅に超えている。
だが誰も気にしない。面白い状況ではないか。ウォーレン・バフェット氏の言う、「波が引いて始めて、誰が裸で泳いでいたのかが分かる」という言葉にふさわしい状況がそこにはある。
「だが株価にはもう1つの決定要因がある」「1株当たり利益は来年にかけて上昇する、株価はそれを織り込んでいる」という声があるかもしれない。
筆者はそうは思わない。理由については以下の記事で説明してある。
米国株が完全に割高である理由と株価の推移予想
筆者は、米国株は今年の後半から来年の始めにかけて第2天井を迎える(あるいは既に迎えている)と予想している。
株式の買い方は、 自分がいまどういう状況で株を買っているのかを考えた方が良いだろう。あるいはそんなことは誰も考えないのだろうが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39797
2023/09/17 (Sun) 11:34:02
世界最大のヘッジファンド、米国債からの資金流出を警告
2023年9月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
世界最大のヘッジファンドBridgewaterの創業者レイ・ダリオ氏が、Milken Instituteの会議で金利と投資について語っているので紹介したい。
2023年の金融市場
2023年、金融市場は微妙な状況だ。株価は去年の下落から回復したものの上値を抑えられている。金利は株価と同じように下落して上昇した。
以下の記事で指摘したように、2022年の下落が金利上昇によるものだったのだから、金利が上昇して株価も上昇する状況はおかしいのだが、少なくとも今のところは誰も気にしていないようだ。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
ほとんどの株式投資家が金利と株価の関係をまともに考えないのはいつものことだが、明らかに金利上昇を気にしている人がいる。ダリオ氏である。
債券と金利
アメリカでは2021年から始まったインフレによって金利が大きく上がった。Fed(連邦準備制度)は政策金利をゼロから5.25%まで大幅上昇させた。
金利が上がったということは、お金を借りにくくなったということである。また、これまで既に借金していた人も、借り換えの時期が来れば高い金利を払わなければならなくなる。実際、シリコンバレー銀行の顧客はそれでお金がなくなり、預金が流出してシリコンバレー銀行は破綻した。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
お金の借り手が苦しい状況に置かれている。この状況は貸す側、つまり投資家にとってはどうなのか。ダリオ氏は次のようにコメントしている。
債務を保有したくない。債券などのことだ。
債券はいわばお金を貸した証明書である。国にお金を貸せば国債、会社にお金を貸せば社債となる。ダリオ氏は次のように続ける。
個人的には債券は長期的には良い投資ではないと考えている。
何故か。今の金融市場では、アメリカの長期金利が上がっていることが話題になっている。アメリカの長期金利は次のように推移している。
筆者は以下の記事で、この長期金利の上昇の原因が米国債からの資金流出であると指摘しておいた。
米国株下落の原因: 利下げ織り込みでも止まらない長期金利急騰
米国債の需給問題
この問題を事前に指摘していた人物がいる。それがダリオ氏である。
米国債には元々、米国政府による国債の大量発行という問題が指摘されていた。債務上限問題が解決されて以来、米国政府は債務上限のために発行できていなかった分の国債を大量発行する必要がある。
世界最大のヘッジファンド: アメリカの債務危機は終わっていない
国債が発行されれば、当然それを誰かが買う必要がある。そうならなければ、米国債は市場にあふれて、価格が下落する。
だがダリオ氏が指摘していた問題はそれだけではなかった。これまで量的緩和で国債を購入していたFedが量的引き締めで国債保有を減らしており、シリコンバレー銀行が長期国債の価格下落によって苦しめられたこともあり銀行も長期国債保有をためらっている。
そしてウクライナ情勢以後、ドルを使った経済制裁を恐れた中国などがドル資産の保有を減らしている。
サマーズ氏: BRICSの台頭はアメリカが失敗する兆候
もうほとんど誰も米国債を買える状況ではないのである。では米国債を誰が買うのかという問題を、ダリオ氏は長らく指摘してきた。そして最近の国債市場の動向を見ると、ダリオ氏の懸念が当たりつつあるように思える。
今後アメリカ経済がインフレ継続かデフレかという問題もあるが、それとは別に米国債自体が嫌われるリスクを考えなければならない状況になってきた。
米国債が嫌われれば、ドル建ての他の債券も当然その分下落する。ダリオ氏が債券を避けているのはそれが理由だろう。ダリオ氏はこう述べている。
債券の需給の問題は単に新規発行される債券の量の問題ではない。「あなたは債券を売りたいと思いますか?」という問題なのだ。
現金こそがインフレ回避の道
では何を保有すれば良いのか。ダリオ氏は次のように言っている。
現在一時的にだが、現金は良い投資だと思う。金利が良い。その金利が長続きするとは思わないが。
ダリオ氏は利上げが始まる前、インフレが来ていたにもかかわらず金利がゼロだった時に、「現金はゴミ」と発言して話題になった。
だが金利が上がるとダリオ氏は一転して現金を賞賛している。
金融について何も知らない金融庁が主導する愚かなNISAブームにおいてよく言われるのが、インフレを避けたければ株式を買えというフレーズである。
そもそも政府と日銀がインフレを引き起こしておいて、あたかもそれが空から降ってきたかのように言っているのもあまりに酷いところだが、そもそも金融の歴史を少しでも勉強していれば、こうした理屈は完全に馬鹿げていると分かる。
何故か。以下の記事で説明したように、アメリカが物価高騰に襲われた1970年代において、株式のリターンは酷いものだったからである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
インフレで株式を買えというのは素人による酷い冗談だが、ではどうすれば良いのか。
インフレの時代に一般人にも可能な最高の投資は、皮肉でも預金であることを筆者は指摘しておいた。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
しかし条件が2つある。政策金利に近い金利を提供してくれるまともな銀行口座や証券口座を持つこと、そしてインフレ対策のために利上げをするまともな中央銀行を持つことである。
そうすればどうなるか。1970年代のアメリカにおいて、インフレ率と政策金利を並べればこうなる。
金利はインフレ率にほぼ沿っている。つまり、インフレのせいで現金の価値が目減りしても、中央銀行が利上げさえ行えば、国民は単に預金しているだけでインフレにおける預金の減価を利息という形で補填できるのである。
ちなみに日本人は日銀のせいでこの条件を満たすことができない。その理由については以下の記事を参考にしてほしい。
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
多額の税金を日本政府に搾取されながら、長期的に株高になるデフレと金融緩和の時代に預金を積み上げ、株式のパフォーマンスが落ちるインフレの時代に政府に言われてそれを株式に転換するのだから、鴨とはまさに彼らのことである。
結論
だがアメリカでは中央銀行はもう少しまともである。政策金利が5.25%に達している今、預金は有効だということをダリオ氏は指摘している。
しかしその状況が長続きしないと言っているところが今回のポイントではないか。ダリオ氏は政策金利が下がると考えているようである。恐らくその理由は、これから来るアメリカの景気後退だろう。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
そして今回、債券を保有したくないと言ったダリオ氏だったが、 株式には言及しなかった。
だがダリオ氏は、最近の株価下落の前から株価に弱気だったことが報道されている。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気
ダリオ氏に限らず、株式市場に弱気になるファンドマネージャーが増えてきている。
ソロスファンド、株高で米国株を空売り
金利上昇を舐めてはならない。2018年にもそう言っておいた。それだけ付け足しておく。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
2023/09/18 (Mon) 06:16:26
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、CNBCのインタビューでアメリカにおける金利の長期トレンドと、それが株価やデフォルト率に与えてきた影響について語っている。
コロナ後の経済サイクル
ガンドラック氏はこのインタビューで様々な議題について話しているが、どの議題について話すにしても、重要なのはコロナ以降、金融市場の環境が一変したということである。
そこでガンドラック氏は次のように問いかける。
これからの経済サイクルで起こることと、われわれの常識はどう違うだろうか?
「これからの経済サイクル」とは何か? ここの読者であれば言わなくとも分かるだろう。インフレによって金利が上がった後の経済サイクルという意味である。
金利低下時の金融市場と、金利上昇時の金融市場はまったく違う。ガンドラック氏はこう続けている。
われわれは金利がどう動くか知っていると思い込んでいる。マネーサプライの経済への影響について知っていると思い込んでいる。Fed(連邦準備制度)の金融政策について知っていると思い込んでいる。
だが1980年代前半から2020年代前半まで、われわれは低金利の環境下にあったのではなかったか? その期間金利はずっと下がっていなかったか? 勿論上がったり下がったりはしたが、長期的には金利は明らかに下がり続けた。
アメリカの政策金利は1980年にピークとなり、コロナ後の現金給付によってインフレが引き起こされるまで一貫した低下トレンドにあった。長期チャートを持ち出すと次のようになっている。
重要なのは、1980年から40年間金利は下がり続けたということである。そして投資家であれば誰でも知っているが、金利低下は株価にも経済にも大きな影響を及ぼす。
そして問題は、われわれのほとんどは金利低下の環境しか知らず、われわれの常識は金利低下の環境下における常識だということである。
だからガンドラック氏は次のように言う。
デフォルト率や企業が負債をどう扱うかについてのわれわれの常識は、時代錯誤の偏見ではないのか。
金利上昇と金利低下
ガンドラック氏は次のように言う。
金利上昇の環境は、金利低下の環境とは違う。
具体的にはどういうことか。例えば今のように金利が大幅に上がれば、お金を借りていた企業はどうなるか。
ガンドラック氏は次のように説明する。
米国企業は債務の期限を長期にして金利を非常に低く抑えた。だが期限が来て借り換えなければならなくなればどうなる? その時に金利が4%ではなく9%だったらどうなる?
小規模事業者にとって金利は現在その水準だ。3年前、小規模事業者にとって金利は4%だった。今では9%だ。Fedが更に利上げすれば更に高くなる。
Fedは2021年にインフレの脅威を無視した後、2022年に金利を急速に上げた。
経済に対する利上げの効果は強力である。だがその後、アメリカにはまだ景気後退は来ていない。だがその理由の1つは債務の乗り換えがまだ完了していないということだろう。
だが来年には多くの企業にとっての債務の期限が到来し、借金を借り換えなければならなくなる。その時に多くの企業が金利上昇の効果に直面することになる。
Fedのパウエル議長は金利を5%台の水準に長らく据え置くと表明している。だがそんなことが出来るだろうか。その馬鹿らしさについては以下の記事で既に指摘している。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
だがパウエル氏にはそれが分からない。しかしガンドラック氏の上記の議論を読めば、それがどういう意味か分かるはずである。ガンドラック氏は次のように続けている。
Fedがこれから数年金利を5%か6%に保ったままにすれば、この国のすべてが倒産するだろう。
金利上昇と株式市場
そして金利低下が金利上昇になったことは、当然ながら株式市場にも影響を与える。ガンドラック氏は次のように述べている。
株式市場は1982年に底打ちし、2022年にピークを打ったように見える。この期間に金利が14%から0%になったことと関係があるだろう。
世の中にはインフレ対策で株式を買えという馬鹿げた議論もあるようだが、1970年代の物価高騰時代、米国株がどのような酷いことになったのかについては以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
逆にその後の1980年から40年間の金利低下局面で米国株がどうなったかについても、多くの人が知っているだろう。
何故金利低下で株価が上がるのか。例えば米国債の金利が10%ならば、国債は無リスク資産と考えられているので、株式はそれを超えるパフォーマンスを出さなければ投資家を集めることが出来ない。逆に金利がゼロならば、投資家は少しでも値上がりを期待できそうな株式に殺到する。
だから他の条件が同じならば、金利低下はそのまま株高を意味し、金利上昇はそのまま株安を意味する。
株式市場はしばしばそれを無視する。2018年の金利上昇局面でも同じことが起きた。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
だがそれは長期的には続かない。長期的には、1980年から2020年まで金利低下によって米国株が上昇したこととまさに反対のことが、金利上昇局面においては起きるだろう。
結論
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金利が上がれば株式にとって競争は激しくなる。債券と株式のリスクプレミアムを比べれば、株式のバリュエーションは現在、われわれの生きている間で一番高くなっている。
これは2024年には問題となるだろう。
世の中では金融庁にそそのかされ、金利低下局面で株式を買わなかった人が金利上昇局面で株式を買い始めている。それがどういう面白い状況か、この記事を読んだ人ならば分かるだろう。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
また、金融庁の資料に過去20年の株式や債券のパフォーマンスが乗せられ、それを根拠に投資が推奨されていることがどれだけ可笑しいことであるかも、この記事を読んだ人には分かるはずである。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」 という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが誰も気にしていない。
何故なのか。短期的には金利上昇を誰も気にしていないこととまったく同じように、金融庁の職員の多くは投資を仕事にしたこともない資産運用の素人であり、NISAは銀行・証券業界に手数料を落とす目的で出来上がったのだが、ガンドラック氏ら専門家の見解の真逆を行く彼らの見解を鵜呑みにすることに誰も何の疑問も抱かない。そもそも金融庁職員は多くの資産への投資を禁じられているため、もしかすれば自分よりも投資経験がないかもしれない彼らの投資推奨を人々は有難く聞いている。
基本的に人々は何も気にせずに生きている。だが金融市場は彼らに相応の結果を与える。来年の前半にはすべては終わっているだろう。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
2023/09/19 (Tue) 03:10:22
レイ・ダリオ氏、投資で最悪の間違いは何かを語る
2023年9月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40002
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、Milken Institute主催の会議で投資における最悪の間違いについて語っている。
多くの投資家の最大の間違い
多くの投資家が犯す最大の間違いは何か。この会議でダリオ氏は様々な議題について語っているが、いくつか簡潔な質問を並べられた中にあった質問がこれである。
読者ならどういう間違いを思い浮かべるだろうか。例えばNISAブームにそそのかされて投資を始めることだろうか。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
ダリオ氏は次のように答えている。
これまで良いパフォーマンスを出している投資を、割高だと考えずに良い投資だと思いこむこと。
良いパフォーマンスを出しているということは、価格が上がっているということである。
恐らくそのデータの受け取り方は、素人とプロで違う。多くの人は、これまで価格が上がっているのだから良い投資なのだと考えるだろう。だが実際には、他の条件が同じならば、価格の上昇は資産としての魅力が下がったこと以外の何物でもない。
価格上昇の意味
これは確かウォーレン・バフェット氏が言っていたことだと思うが、多くの人々は1ドルのりんごが2ドルになれば割高になったと考えるが、1ドルの株式が2ドルになれば買いたいと思い始める。
この冗談には多くの真理が含まれている。投資家もスーパーで野菜や果物を買う人の心理で投資に向き合うべきなのである。投資とは同じものを安く買って高く売ることである。高いものを買っても良いことなどない。
1ドルのものが2ドルになったならば、他の条件が同じならば、それは単に割高になったのである。
だが多くの投資家はそのようには考えられない。その典型的な例が金融庁の職員である。金融庁が素人に投資を推奨している「基礎から学べる金融ガイド」には、次のようなチャートが掲載されている。
過去20年間のパフォーマンスが誇らしげに載せられている。
だが、ここには資産運用を仕事にする人間であれば誰でも知っている事実が見逃されている。過去のパフォーマンスは、将来のパフォーマンスを占う上で何の役にも立たないということである。過去のパフォーマンスを見て良い投資が見分けられるならば、誰でもファンドマネージャーである。だが資産運用業はそれほど甘くない。
過去のパフォーマンスを押し出して素人に将来のパフォーマンスを夢想させるというのは、例えば銀行が何も知らない老人たちに投資信託(プロは決して買わないが素人は良く買う)を買わせるためによくやる手だが、だから彼らは老人しか騙せないのであって、まあ金融庁にも似たような人材しか居ないからこういう理屈で投資を薦めるのだろう。
過去のパフォーマンスの意味するところ
だが過去40年の株式の上昇相場は、1980年に始まる金利の長期下落が原因だということはここでは何度も指摘しておいた。DoubleLine Capialのジェフリー・ガンドラック氏も指摘している通りである。
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
そして低金利はもうない。インフレが始まり、金利を上げなければならなくなったからである。金利低下時における株式市場のパフォーマンスは、コロナ以後のインフレ・金利上昇時における株式市場のパフォーマンスとは何の関係もない。
そして1970年代の物価高騰時代における米国株のパフォーマンスは、以下の記事で説明した通り酷いものである。これがインフレ・金利上昇時における株式のパフォーマンスである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
だが、それでは過去のパフォーマンスは投資をする上で何の意味もないのだろうか。ファンドマネージャーは過去の株価チャートを見ないのだろうか?
当然過去のチャートを見る。だが、それが将来のパフォーマンスを決めるとは思っていない。では何のために見るのか? その資産がどういう時に上がり、どういう時に下がるのかを調べるためである。
その資産は1970年代のインフレ・金利高騰時代には上がったのか、下がったのか? その後の1980年から2021年までのデフレ・金融緩和時代にはどう動いたのか?
戦争があればどういう資産が上がり、どういう資産が下がるのか? パンデミックが起これば資産価格はどのように動くのか?
それを調べるための資料が過去の価格チャートである。そして例えば、これからインフレ・高金利の時代が来るならば、デフレ・金融緩和で上がった銘柄ではなく、インフレ・高金利の時代に上がった銘柄を買うべきなのである。
結論
ということで、過去の価格チャートはその資産がどういう性質を持っているのかを調べるためのもので、今後のパフォーマンスが良いか悪いかとは何も関係がない。
金融庁の投資推奨がどれだけ馬鹿げたものか、この記事を読めば誰でも分かるだろう。また、金融庁が推奨しているもう1つの方針である「分散投資」については、世界最高のファンドマネージャーの1人であるスタンレー・ドラッケンミラー氏が次のように言っている。
ドラッケンミラー氏、個人投資家の投資スタイルを酷評
彼らは分散投資をすれば、集中投資をするよりリスクが低くなると言う。それが正しいとはまったく思わない。
金融庁の投資指南は控え目に言っても天才的である。彼らは本物の資産運用家の逆を行くことに関して稀有な才能を発揮しているので、是非読んでみてもらいたい。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の 「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40002
2023/09/22 (Fri) 04:50:31
暴落に備える5つのポイントと 1つの禁止事項
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/09/21
https://www.youtube.com/watch?v=oihofeIlydE
2023/09/22 (Fri) 10:33:13
9月FOMC会合結果はタカ派、引き締めを止めるべきタイミングを理解していないパウエル議長
2023年9月21日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40115
米国時間9月20日、アメリカの中央銀行Fed(連邦準備制度)は金融政策決定会合であるFOMC会合の結果を発表し、政策金利の維持を決定した。
金利の維持は市場の予想通りであり、今回より重要なのはドットプロットとパウエル議長の記者会見だろう。
9月のFOMC会合結果
会合の後に毎回公表される声明文については、ほとんど言うべきことがない。前回の会合のものをほとんどそのまま載せただけで、ほとんど変わっていないからである。
注目されるのはパウエル議長の記者会見だが、しかし彼はいつも同じことを繰り返すだけで、インフレ統計を後追いしているだけの彼の言葉にどれだけ意味があるかは怪しい。
だから、彼の言葉をそのまま受け取るのではなく、彼の言葉から今後の金融政策を予想することが必要だろう。
パウエル議長の記者会見
会合参加者の利上げ見通しをプロットしたドットプロットによれば、Fedは今年あと1回の利上げを想定している。つまり、Fedはまだ利上げを止めたわけではない(少なくとも自分ではそう主張している)ということである。
また、ドットプロットによれば来年の利下げ回数も、前回の4回から2回に引き下げられた。今回の会合はタカ派だったと言えるだろう。
これを説明する記者会見におけるパウエル議長のコメントは次の通りである。
インフレが適切な水準になったという本当に説得力のある証拠が欲しい。それに向けて進展していることは喜ばしいことだ。だが結論に達するまでには更なる進展が必要となる。
ではインフレ率はどうなっているか。アメリカのインフレ率が長らく下落トレンドにあることは周知の事実なので、ここでは最近になってようやく下がり始めたコアインフレ率のチャートを掲載しておこう。
加速した8月の米国インフレ率、原油価格上昇で物価上昇リスク
物価が上昇するにも順序があったように、インフレが収まるにも順序がある。まず金融市場で原油などのコモディティ価格が下がり始め、次にインフレ率が下がり、次にコアインフレ率が下がり、そして最後に金融引き締めの影響を一番受けにくい労働市場が減速して、失業率が上がり始める。
だがパウエル氏は何処で引き締めを止めるのか。インフレ目標が2%ならば、2%になったら止めるのか。だがジェフリー・ガンドラック氏は次のように言っていた。
ガンドラック氏: 中央銀行のインフレ率予想は人間が想像可能な中で一番馬鹿げた経済予想
インフレ率が9%が2%まで極めて急速に下落するならば、下方向に行き過ぎると考えない理由が何かあるだろうか?
何故2%で止まるのか? そこに何か魔法でもあるのか?
引き締めを何処で止めるのか
だからインフレ目標が目標に達してから利上げを止め、金利を下げるのでは明らかに遅すぎる。では何処で引き締めを止めるのか? パウエル氏の問題点は何処で引き締めを止めるのかをはっきりさせていないこと、もっと言えば、彼自身何処で引き締めを止めれば良いのかを分かっていないことである。
パウエル氏は引き締めを止めるのが早すぎて、インフレが帰ってくるリスクを警告する。彼は次のように述べている。
最悪の結果は物価の安定を取り戻せないことだ。歴史を見ればそれは明らかだ。物価の安定が戻らなければ、インフレが帰ってくる。
そうすれば経済が非常に不安定な状況が長期間続き、経済成長など様々なことに影響する。
だが、では何処で引き締めを止めるのか。パウエル氏は失業率について次のように述べている。
失業率が上昇しないまま、労働市場の状況が再編されていっているのは良いことだ。
だが、では失業率が上がれば利下げに転換するのか?
マクロ経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が説明しているように、インフレ政策で引き起こされたインフレが抑制された後に多くの失業が出ることは避けられない。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
だから失業率はこれから上がる。先月のデータは明らかにその兆候である。
8月雇用統計は遂に失業率の上昇開始、インフレ後の大量失業の始まり
しかしパウエル氏は失業率が上がってから利下げを始めるつもりなのか? だが失業率の上昇は、上で述べた通りインフレ率低下のサイクルの中で一番最後に起こるイベントである。
つまり、失業率が上がり、アメリカ経済が失業者であふれるようになった段階では、すでに金融引き締めの効果はアメリカ経済全体に行き渡っており、そこから利下げに転じても手遅れである。そしてガンドラック氏が予想している状況が発生する。
ガンドラック氏、米国の急速な利下げとドルの下落を予想
Fedは階段を使って利上げをし、エレベーターを使って利下げをする
結論
インフレ発生の過程では、2020年にコロナ後の緩和によってコモディティ市場でインフレの萌芽が発生し、2021年にアメリカで物価が高騰した。
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
つまり、緩和がインフレを引き起こすには1年かかった。よってFedが2024年に利下げ転換するならば、2025年にはそれも実体経済に効くだろうが、2024年のアメリカ経済は酷いことになるだろう。
パウエル議長は結局何が起これば利下げ転換するつもりなのか? それだけが今回の会合から読み取るべき情報である。そしてそれが分かれば、アメリカ経済がこれからどうなるかが分かるだろう。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40115
2023/09/25 (Mon) 21:50:40
サマーズ氏: インフレはもう収まったと言っている人間は何も理解していない
2023年9月25日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40172
アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏が、All-in Summitでアメリカのインフレについて語っている。
再婚とソフトランディング
サマーズ氏は珍しくも話を大喜利から始めている。彼は次のように言っている。
ソフトランディング期待については、サミュエル・ジョンソンが再婚について言ったことと同じことが言える。両方とも希望的観測が経験に押し勝っている。
ほとんどブラックジョークだが、人々は希望にすがりたがるものである。だがサマーズ氏は以下に紹介したBloombergのインタビューで、景気後退の前には「ソフトランディング」の文字が入った記事が急増し、しかも景気後退は避けられた試しがないというデータを掲載していた。
サマーズ氏、米国のスタグフレーションの可能性を示唆
何故そう言えるのか。サマーズ氏は次のように説明している。
インフレ率が4%より高く、失業率が4%より低い状態で、米国経済が景気後退にならなかったことはない。
インフレは失業率より先に推移する。インフレが高く、失業率が低い状態から金融引き締めでインフレを下げようと思えば、経済を弱めて失業率を上げるしかないのである。この点についてはフリードリヒ・フォン・ハイエク氏が説明している。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
ソフトランディングはあるか
だが、「しかし実際にインフレ率は下がって経済はそれほど減速していないではないか」と人々は言うだろう。
しかしそういう人々に対してサマーズ氏はこう言う。
「もう大丈夫だ、インフレはもう心配する必要がない、インフレ率は9%だった、今は3%半ばだ、インフレは制御できた、無事解決だ」と言う人々は、自分が何を喋っているのかさえ理解していない。
何故そう言えるのか。サマーズ氏の目から見れば、インフレはそもそも大して変わっていないのである。サマーズ氏はこう説明している。
インフレ率は元々、変動の大きい要素を除けば8%や9%になったことなどなかった。元々5%程度だった。中古車や航空券やガソリンなどの変動の激しい要素によって一時的に押し上げられただけだ。
そうした要素が急速に値上がりして、インフレは基調としては5%程度だったが全体では8%になった。そしてそれらの要素の価格が下落して、基調は4%か5%に留まる一方で今全体のインフレ率はそれよりも低くなっている。
現在、アメリカのインフレ率は3.7%である。
加速した8月の米国インフレ率、原油価格上昇で物価上昇リスク
結論
だから、サマーズ氏によればインフレ率はまだ大して下がっていない。原油や中古車などの価格などが上がって下がったことが趨勢に大きく影響している。そしてより悪いことに、原油価格が上がっている。
サマーズ氏によれば、まだインフレ退治は何も終わっていない。サマーズ氏はこう述べている。
インフレの基調が実際どうなっているかを計ると、基調としては多少、0.5%か1%ほどは下がったかもしれない。それはわたしの予想よりも大きい下落幅で、間違いなく良いニュースだ。だがここからソフトランディングまでは長い距離がある。
筆者はサマーズ氏とは多少異なる見方をしているが、結論は同じである。インフレは収まりつつあるが、景気後退が始まるのはインフレが終わってからである。ハイエク氏の説明している通りである。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
また、原油価格の上昇は現在ほぼ唯一のインフレ的要素だが、ヘッジ可能である。
ガンドラック氏: 原油価格上昇はインフレを押し上げる
原油価格については追加で記事を書くべきことがあるだろう。
また、最初の大喜利についても付け足しておく情報がある。サマーズ氏は再婚している。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40172
2023/09/29 (Fri) 04:10:19
ガンドラック氏も米国のスタグフレーションを予想
2023年9月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40227
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が自社のウェブキャストでインフレと景気後退が同時に起こるスタグフレーションの可能性について語っている。
パウエル議長のインフレ退治
ガンドラック氏は2024年前半にアメリカ経済が景気後退入りすると予想している。コロナ後の緩和効果による好景気が終わり始める兆候が見られているからである。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気はそろそろ終わり、米国経済は減速する
問題は、次に景気後退が起こった時、Fed(連邦準備制度)のパウエル議長がどうするかである。
パウエル氏自身は、インフレ退治をやり切ると主張している。だが、一部の専門家はパウエル氏の決意を疑っている。
ドラッケンミラー氏: 経済が強い時に引き締めを続けるのは簡単だが
サマーズ氏: パウエル議長のインフレ退治が本気かどうか疑う理由
インフレ退治には痛みを伴う。そして痛みを伴うのはインフレが収まった後である。それが2024年に訪れようとしている。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
景気後退と金利予想
現在既にアメリカの失業率は上がり始めているが、問題は失業率が更に上がった後のパウエル氏の対応である。
8月雇用統計は遂に失業率の上昇開始、インフレ後の大量失業の始まり
景気後退の前後に金利はどうなるのか。ガンドラック氏は次のように述べている。
景気後退が起これば、通常債券の金利は下がると予想する。
実際、これから景気後退になれば金利はまず下がると予想しているが、景気後退に対する政府の対応が、ここ数十年の景気後退でそう有り続けているように過激なものになるのではないかと考えている。そしてそれがインフレを引き起こす。景気後退と同時にインフレになる。
それはスタグフレーションである。サマーズ氏に続き、ガンドラック氏も同じ予想をしている。
サマーズ氏、米国のスタグフレーションの可能性を示唆
スタグフレーションにおける金融政策
中央銀行はこれから難しい舵取りを強いられる。2024年に景気後退が待ち受けている中、原油価格が上がっている。
インフレ率はそれほど下がらないが失業率が急増する場合、中央銀行は引き締めを続けてインフレ退治を継続するのか、それとも緩和をして失業率を押し下げるのか? しかし緩和をするとインフレは酷くなる。
ガンドラック氏は次のように述べる。
インフレが戻ってくるリスクが間違いなくある。 わたしが予想するように債券が上昇(訳注:金利は低下)した後、景気後退が始まる頃に、インフレと景気後退が同時に起こり、金利が上昇するという見慣れない状況を見ることになるかもしれない。政府の政策のお陰だ。
リーマンショック以後の緩和が2018年の金融引き締めで弾けかけたために、アメリカは金融正常化が出来なかった。バブルは継続し、その土壌の上でコロナ後の現金給付を行なったためについに物価が高騰した。
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
政府の緩和のお陰で状況は段階的に悪くなっている。それでも人々は政府から現金が降ってくることを願う。
もうどうしようもないのである。行き着く所まで行く以外に結末は有り得ない。最終的に紙幣ではものは買えなくなり、為替レートは下がって自国民には厳しいが外国人観光客には優しい国の出来上がりである。
世界最大のヘッジファンド: 無節操に支出し続けるメンタリティのお陰でスタグフレーションへ
日本もそうなりつつある。日本国民が自分で当選させた政治家のもたらした結末である。
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40227
2023/09/29 (Fri) 21:05:47
世界最大のヘッジファンド: 米国の消費の落ち込みは止まらない
2023年9月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40247
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、自社の動画配信でアメリカ経済の見通しと金利との関係について語っているので紹介したい。
最近の債券安
アメリカでは金利が上がっている。アメリカの長期金利は次のように推移している。
国債の金利が上がっているということは価格が下がっているということであり、ダリオ氏も多くの債券(国や企業の借金)が出回っている一方で、買い手が十分にいない可能性を以前より危惧していた。
最近の金利上昇(債券価格下落)は、ダリオ氏の予想が的中していると言える。それが株式市場にも影響を与えている。
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
金利上昇と実体経済
ダリオ氏によれば、債券の需給バランスが壊れ、債券が下落し続ける(金利が上がり続ける)のが経済サイクル末期の症状である。
それはアメリカの実体経済にどのような影響をもたらすのか。ダリオ氏は次のように説明している。
まず債務の支払いが消費を侵食し始める。債務が収入に比べて大きくなり、金利が上がれば、債務の支払いが増加する。そして消費が鈍り始める。そしてある時点からそれは自己強化的に加速し始める。
これは消費者にも政府にも言えることである。金利が上がったことにより、政府の利払いも急増している。米国政府のGDP比の利払いのグラフは次のようになっている。
世の中に存在する膨大な国債の金利が軒並み上がっているのだから当たり前である。
一方で、消費者は政府よりもより良い状態にあった。現金給付で消費者の借金を政府が肩代わりしたのだから当然だろう。この点についてはSoros Fund ManagementのCEOドーン・フィッツパトリック氏が去年から指摘していた。
2022年のフィッツパトリック氏の経済予想が完全に当たっている
だが、失業率が上がり始めれば話は別である。
8月雇用統計は遂に失業率の上昇開始、インフレ後の大量失業の始まり
2022年に始まった金融引き締めで先ずダメージを受けたのは消費者ではなかった。ローンとは関係の薄い消費はあまり減速せず、借金を利用することの多い企業の設備投資は大きく減速した。
だが企業が苦しめば結局は労働者も苦しむことになる。失業率の上昇は、次は消費者が苦しむ番であることを示している。
債務不履行のスパイラル
経済学者ラリー・サマーズ氏も以下の記事で、クレジットカードなどのローンの滞納率が増加していることを指摘していた。
サマーズ氏、米国のスタグフレーションの可能性を示唆
これまでコロナ後の現金給付の余韻で羽振りがよかったアメリカの消費者に限界が見え始めている。
ダリオ氏はこれから消費が減速することを予想し、しかもその減速は自己強化的であると言っている。
何故か。滞納や債務不履行が増えれば、金利が上がる。しかし金利が上がれば消費者はますますローンを返せなくなる。
ダリオ氏は次のように続ける。
本当の問題が起きるのはそれからだ。より大きな問題は、債務の保有者がこの問題に気付き、中央銀行が紙幣印刷で収拾を付けなければ大きな損失となる。そして債券の保有者が債券を売り始める。
2008年以降、債務があまりに増えすぎたので中央銀行が紙幣印刷で債券を買い始めた。それが量的緩和である。
だがコロナ後の現金給付によってインフレが起こり、中央銀行は債券の保有量を増やすのではなく減らさなければならなくなった。それが量的引き締めである。
中央銀行が買わず、銀行もシリコンバレー銀行の破綻に見られるように、コロナ後に下落した債券の大量保有で既にかなり傷ついている。では誰が米国債を買うのかとダリオ氏は以前から言っているのである。
それで債券価格は下落している。 債券が下落すると金利が上がるので、それで株価も落ちる。金利と株価の関係については、以下の記事で説明している通りである。
米国株が完全に割高である理由と株価の推移予想
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40247
2023/10/01 (Sun) 20:58:55
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
2023年10月1日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40275
2024年、アメリカには景気後退が迫っている。コロナ後の現金給付の余韻が消え始め、インフレ後の金融引き締めが効き始めているからである。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
では、米国経済が景気後退に陥れば、米国株はどうなるのか? 今回の記事では株価の目標値を簡単に計算してみたい。
米国株の現状
まずは現在の米国株の問題を再び纏めてみよう。米国の主要株価指数S&P 500は以下のように推移している。
コロナ後に上昇した米国株は2022年に下落した後、やや反発している。
米国株が2022年に下落した原因は、2021年に始まったインフレとその後の利上げによる長期金利の上昇である。
金利が高くなれば、投資家は下落リスクのある株式ではなくリスクの少ない国債などを持とうとする。だから米国株は下落したのだが、その後株価はある程度回復している。
株価水準と金利
米国株が回復したのは、元々は2022年秋頃からアメリカでインフレ率が低下し、それに伴って長期金利も低下したからである。
株価は今も高い水準にあるので、長期金利はそのまま低下していっているはずだと論理的な人であれば考えるだろう。だがアメリカの長期金利はそうなってはいない。高いままである。むしろ株安のあった2022年より高くなっている。
株式市場にとっての問題が解決していないどころか悪化しているのに、株価は高値に戻っている。それが米国株の問題であり、金利と比べて現在の株価水準が歴史上稀に見るほどに割高であることは、何人かのファンドマネージャーらが指摘している。
ガンドラック氏: 米国株の株価は来年の景気後退を織り込んでいない
米国株の株価水準
現在の米国株の水準は、現在の1株当たり利益では正当化されない。だから将来利益が上がるという期待が株価を押し上げている。
だがもし本当に景気後退になれば、企業利益は上がるどころかむしろ下がるだろう。景気後退の直前まで株式投資家が楽観しているのは、バブル崩壊前夜においてはいつものことなのだが。
しかし米国株は利益に対する楽観を差し引いてもやはりかなり割高なのである。そこで、とりあえずこの企業利益に対する楽観をそのままにして、割高な株価水準を例えばコロナ前の2019年後半のバリュエーションにまで戻すと、筆者の計算ではそれだけでS&P 500の株価は3,300ドルにまで下落する。
現在の株価は4,326ドルなので、それだけで株価はほぼ25%下落することになる。株価チャートをもう一度掲載しよう。
それでほぼコロナ直前の株価水準に一致する。
だがそれでもまだ企業利益に対する楽観を修正できていない。では企業利益上がらず、現在の水準に留まると仮定するとどうなるか。株価は3,000ドルまで下落する。それで現在の水準から30%の下げ幅である。
しかし景気後退時には、実際には企業利益は横ばいにはならずむしろ大きく下落する。例えば景気後退が企業利益の見通しに10%の下方圧力を加えると仮定すれば、株価もそのまま10%下がるので、株価は2,700ドルということになる。
これでいよいよ2020年前半のコロナ危機における最安値に近づいてきた。最後に、景気後退時には投資家は悲観的になるので、株価のバリュエーションは企業利益の実際の減少よりも低くなる。現在は投資家の楽観が織り込まれているが、景気後退が明らかになった時には逆に悲観が織り込まれるわけである。
上では、株式投資家の楽観による株価上昇効果を25%と見積もった。なので悲観による下落効果を同じく25%と見積もれば、株価は2,700ドルから2,000ドル台に下落する。
結論
つまり、2024年に景気後退が完全なものとなれば、株価は理論的に2020年のコロナ危機における最安値を下回ることになる。
これはあくまで理論的な試算に過ぎない。上で計算した複数の株価下落要素のうち、何処までがどれだけ実現するかを厳密に予想することもできない。あくまで2,000ドルは最大の下落幅だった場合の株価である。
また、金利と株価を比べるにも色々な方法がある。ジェフリー・ガンドラック氏も同じことを考えているが、筆者とは計算方法が恐らく多少異なっている。
ガンドラック氏: 米国株の株価は来年の景気後退を織り込んでいない
そしてより大切なのは景気後退のタイミングである。それについてはマネーサプライや雇用統計などリアルタイムのデータを見ながら逐次アップデートしてゆくほかない。現状では景気後退は2024年前半だと考えているが、タイミングは逐次修正される。実際、景気後退はドーン・フィッツパトリック氏を除く多くのファンドマネージャーの推測よりも遅れている。
2022年のフィッツパトリック氏の経済予想が完全に当たっている
だが、この記事で言いたいのは、米国株がどういう水準にあるのかを考えてトレードする必要があるということである。
多くの株式投資家は、金利と株価水準を比べることさえしていない。今年の株価反発で米国株が2022年の高値を超えられずがっかりしている投資家もあるかもしれないが、米国株が上値を抑えられているのは当たり前である。
筆者の考えでは、結局米国株は2022年から始まった長期ダウントレンドの中にいる。ただ、コロナ後の莫大な現金給付とその後の大規模な金融引き締めというトレンドが大きすぎて緩やかにしか状況が進まないだけである。一喜一憂している人々は楽しそうだが、状況は2年前から何1つ変わっていない。
だが、長期的には米国株は以下の記事で説明した1970年代のインフレ相場の繰り返しか、 あるいはそれよりも悪くなるだろう。長期的トレンドからは逃れられないのである。状況はますます当時に似てきている。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40275
2023/10/03 (Tue) 10:13:41
2023年の米国経済がインフレ減速と経済成長の年だった分だけ、2024年はインフレ再燃と景気後退の年になる
2023年10月2日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40302
2023年のアメリカ経済は好調である。ここで取り上げている経済指標にも出ている通り、もちろん減速の兆候は出ているのだが、政策金利を5%も上げてまだ経済成長を確保できているのだから、上出来だと評するほかない。
だが重要なのはその理由である。そして2023年が好調だった原因を詳細に考えれば考えるほど、2024年の米国経済が違った姿に見えてくる。
アメリカ経済の現状
現状のアメリカ経済の実質経済成長率は修正後の数字で2.4%である。
景気後退懸念のなか加速した第2四半期アメリカGDP成長率
この数字は上出来である。コロナ後の現金給付のお陰で2021年に発生した物価高騰に対処するため、アメリカでは政策金利がゼロから5%台まで大幅に上げられたが、高金利にも負けず、アメリカ経済は十分な成長を確保している。
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
2008年のリーマンショック以来、低金利に依存してきたアメリカ経済は5%もの高金利には耐えられないとの声が専門家から上がっていたし、今でも上がっている。
だがアメリカ経済はまだ強い。アメリカ経済はこのまま何の問題もなく高金利を乗り越えてゆくのか? だがポンド危機におけるポンド空売りで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏は次のように述べていた。
ドラッケンミラー氏: それでも米国経済はハードランディングする
景気後退がまだ始まっていないという事実が、ハードランディングかソフトランディングかという確率を変えることはない。
むしろ、景気後退が来るまでにこれほど時間がかかってしまったために、政策金利はより高く上がることになり、インフレは経済に馴染むことになってしまった。それはハードランディングの確率を上げることはあっても、下げることはない。
アメリカ経済とインフレ
実際にはどうなのか。インフレ政策で遂にインフレになってしまった今、重要なのはインフレの推移である。
まずはそもそもインフレになった経緯について考えてみたい。物価高騰を2022年のウクライナ情勢のせいだと考えている人もいまだに居るのかもしれないが、コロナ後のインフレについてここで一番最初に言及したのは2020年の以下の記事である。
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)
アメリカではコロナ後に日本の何倍もの規模で行われた現金給付によって、莫大な資金量が世界経済に流れ込んだ。
だが流れ込んだ資金は実体経済のあらゆる部分に均等に流れ込んでゆくわけではない。
資金の流れ方には順序がある。資金はまず金融市場に流れ込んでゆく。2020年にばら撒かれた資金は、まず金融市場で取引されている原油や貴金属、農作物のようなコモディティ銘柄に流れ込んだ。
その時点では実体経済にはほとんど影響を与えていない。だが筆者が2020年に懸念したように、金融市場で生じたエネルギー資源や農作物の価格高騰は時間差で実体経済に波及し、2021年にはアメリカで物価高騰が始まった。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ
金融引き締めと実体経済
中央銀行は2021年の内はインフレを無視していたが、2022年になって慌てて金融引き締めを行ない始めた。
緩和がまず金融市場に効いたように、引き締めもまず金融市場に効く。原油価格は2022年には下がり始め、同じように時間差で2023年には実体経済のインフレ率も下がっていった。原油価格は次のように推移している。
アメリカのインフレ率は次のように推移している。
だがこの時間差が問題である。2023年には、実体経済において金利上昇の影響を受けやすい所ではインフレが収まっていたものの、例えば賃金のように金利が上がったからすぐに影響を受けるわけではない品目については、インフレが収まっていなかった。
実体経済の中でも金融政策の波及には時間差があるのである。
それは2023年におけるアメリカの好景気にも繋がっている。賃金上昇の抑制が遅れていたことが、当然ながら消費の好調に繋がっている。それが「インフレは収まったがGDPは減速しない2023年のアメリカ経済」を生み出した。Soros Fund Managementのドーン・フィッツパトリック氏はそれを予想していた。
2022年のフィッツパトリック氏の経済予想が完全に当たっている
2024年における経済サイクル
これを踏まえて2024年がどういう経済サイクルになるかを考える必要がある。まず金融引き締めの効果が遂に労働市場にも波及しつつある。失業率が上がり始めている。それは遂に賃金が減速する経済サイクルの局面が来ていることを意味している。
8月雇用統計は遂に失業率の上昇開始、インフレ後の大量失業の始まり
一方で、2022年には既に下落を開始していた原油価格が次にどういうサイクルになるのかを考える必要がある。原油価格のチャートをもう一度掲載しよう。
2022年に下がっていた原油価格が下落サイクルを終えている。
簡単に言えば、2023年は原油価格下落によるインフレ抑制と賃金上昇の年だったとすれば、まさにそのために2024年はインフレ再燃と賃金減速の年になる。
賃金減速による消費の減速により2024年が景気後退の年になれば、原油価格も短期的な下落を免れないと筆者は予想しているが、市場がインフレ再燃を懸念すれば、1970年代に短期的な下落を含みながらも長期的には20倍になった金価格のように、原油価格は通常の景気後退時ほどは短期的にも下がらないか、下がってもすぐに急上昇を開始する可能性がある。
結論
2023年はサイクルの巡り合わせが良かった。全体のインフレ率が下がったものの、減速は賃金にまで波及せず、結果として消費は堅調で、経済成長率も保たれた。
しかし、良い要素を2023年に詰め込んでしまったが故に、2024年はサイクル的には最悪である。現在の原油価格の反発は2024年のインフレ率に悪影響を与えるだろう。一方で賃金の減速が始まっているために、消費は否応なしに減速してくる。
実体経済は弱まってくるがインフレはそれほど落ち込まない、それはまさにスタグフレーションである。
サマーズ氏、米国のスタグフレーションの可能性を示唆
ガンドラック氏も米国のスタグフレーションを予想
それを踏まえた上で前回の記事を読んでもらいたい。 どういう投資判断をするかは読者の自由である。鵜呑みせず自分の頭で考えてもらいたい。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40302
2023/10/03 (Tue) 20:42:37
世界最大のヘッジファンド: 株安の原因となっている長期金利上昇には大幅な上昇余地がある
2023年10月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40328
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログでアメリカの長期金利について語っているので紹介したい。
長期金利上昇
アメリカでは長期金利が上昇している。それが株安の原因になってもいる。アメリカの長期金利は次のように推移している。
金利が上がれば上がるほど株式には不利になる。国債を買えば理論上無リスクで4%台の金利が得られるのだから、株式はそれ以上の魅力を提供しなければ買い手を集められない。
リーマンショック以後ゼロ金利に慣れてしまった金融市場には4%台の金利は高い。だがダリオ氏はそれでも低すぎると考えているようだ。彼は次のように述べている。
長期の国債については、インフレ率の見通しよりも1.5%から2%高い金利が欲しい。インフレ率見通しは、わたしはおよそ3.5%だと考えている。
市場の期待インフレ率は2.4%だから、ダリオ氏はそれよりも高いインフレ見通しを考えているようだ。
これらの数字を足し算すれば、ダリオ氏が要求する長期金利の水準が得られる。ダリオ氏はこう続ける。
だからそうした要因だけ考えれば、わたしが国債を保有したいと思えるためには5%台前半の金利が必要だ。だが残念ながら要因は他にもある。
更に上昇余地のある長期金利
インフレ率とそれを考慮した金利水準を考えれば、5%台前半の金利が必要だとダリオ氏は言う。
上記のチャートを見て分かる通り、それは株価下落の原因になっている現在の長期金利の水準よりもかなり高い。
だがダリオ氏はそれでも足りないと言う。彼は理由について次のように述べている。
政府の財政赤字が大きいために米国債の供給量の見通しは多く、一方で需要の見通しは低い。
ダリオ氏は長らく国債市場の需給問題に言及していた。莫大な(日本に比べれば少量の)借金を抱えたアメリカ政府が国債を大量発行しなければならない一方で、これまで買い手だった中央銀行は国債の保有量を減らす量的引き締め政策を行なっている。
では米国債を誰が買うのかという問題である。国債の価格下落は金利上昇を意味するので、十分な買い手がいなければ金利は上がってゆく。
ダリオ氏は次のように続ける。
海外の銀行や中央銀行やその他の買い手は米国債で酷い損失を抱えており、しかも彼らはアメリカで政治的、社会的、経済的に何が起こるのかを懸念している。
インフレで金利が上がったため、言い換えれば国債の価格は大幅に下がったのである。例えば国債を大量に抱えていたシリコンバレー銀行は、保有国債の価格下落が一因となって倒産した。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
だがそれはシリコンバレー銀行だけの話ではない。米国債を抱える世界中の銀行が同じ状況に陥っている。そしてそれは中央銀行でさえも例外ではない。ダリオ氏は金利上昇で中央銀行さえも破綻の可能性があるということを以下の記事で説明していた。
世界最大のヘッジファンド: 中央銀行でもインフレで破綻する可能性
米国債から逃避する海外勢
だが、国債の保有者が抱える含み損だけが、投資家を米国債から遠ざけている要因ではない。ダリオ氏はアメリカ国外の投資家や中央銀行が米国債を避けている政治的理由を指摘している。
一部の海外の米国債保有者は「制裁」されるのではないか、つまり米国債を彼らが使用できる別の通貨に両替できなくなるのではないかということを心配している。
何故か。ウクライナ情勢以降、米国がドルを使った経済制裁を武器として振り回し始めたからである。
制裁を受けたロシア自身がドル資産を避けるのは当たり前の話だが、問題は米国が対ロシア経済制裁に賛同しなかった中立国に制裁をちらつかせて対ロシア戦争に参加させようとしたことである。
中国やインドやブラジルやハンガリー、あるいはアフリカ諸国など、アメリカとは無関係の国々はウクライナを代理とした欧米とロシアの戦争になど関わりたくなかった。
日本人の多くはウクライナ戦争は2022年に突然始まったと思っている。だが戦争は突然始まるものではない。メディアの言うことを鵜呑みせず、そこで何かがおかしいと思わなければならない。
ウクライナの歴史を何も知らない日本人とは違い、これまでの経緯を知っている中立の国々にとっては、この問題は2014年にウクライナで欧米の支持した暴力デモ隊が当時の親露政権を追い出したことから始まっている。
ジム・ロジャーズ氏: 米国のウクライナ支援はロシアが米国直下のメキシコの反米を煽るようなもの
その後、ウクライナ政権はアメリカの補助金漬けとなった。
ロシアのウクライナ侵攻でバイデン大統領が犯した一番の間違い
だから無関係の国々は日本人のように、アメリカの補助金漬けとなって何年も反ロシアキャンペーンを行ないロシアとの無用な対立を引き起こした挙げ句、何の罪もないウクライナ国民をアメリカの都合で対ロシア用の尖兵として強制動員しているウクライナ政権が善だなどとは一切考えていない。
それはもはや欧米でも主流派となりつつある。近隣のポーランドの首相は最近「ウクライナに武器供与しない」と発言して西洋の政治界を騒がせた。ちなみにポーランドはウクライナにミサイルを落とされている。
ハンガリー、ポーランドにミサイルを落としてしらを切るウクライナを批判
スロバキアではウクライナへの軍事支援に反対する政党が支持率首位となっている。
それはウクライナの政治家の支援国に対する態度の結果でもある。何も気付かずにメディアの偏向報道を鵜呑みにしているのは日本人くらいである。
ウクライナ、ドイツ首相を「すねたレバーソーセージ」呼ばわりする
ここまで書けば、対ロシア戦争に協力しないならドル資産を凍結すると言われた時の中立国の対応は、もう言わなくとも分かるだろう。
結論
そうした事情が米国債の価格を下げ、金利を上げている。
ダリオ氏と同じように、筆者も今回の米国債下落と長期金利上昇は根が深いものだと考えている。以下の記事では株価と関連して説明している。
米国株下落の原因: 利下げ織り込みでも止まらない長期金利急騰
そして金利上昇は株価を下落させるだろう。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
ちなみにダリオ氏が米国株をどうしているかと言えば、 これについても既に報じているのでそちらを参考にしてもらいたい。しかしダリオ氏の言うように、長期金利が5%や6%になれば株価はどうなってしまうだろうか。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40328
2023/10/06 (Fri) 00:09:46
ガンドラック氏: 景気後退が急激に近づいたことを警告する長短金利差の急変化
2023年10月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40384
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が最近の金融市場の動向がアメリカ経済の景気後退の到来を示唆しているとTwitterで指摘している。
長短金利の逆転
ガンドラック氏は次のように言っている。
長短金利の逆転が急激に解消されつつある。
長短金利の逆転とは、アメリカで2年物国債の金利が10年物国債の金利よりも高くなっていることを指す。
通常、債券は期間が長いほど金利が高くなる。だから長期金利から短期金利を引いた長短金利差はプラスになっているのが普通である。
だが強すぎる利上げにより将来的に景気後退が来ると債券市場が織り込むと、政策金利に左右されやすい短期金利は高いままだが、将来の景気に左右されやすい長期の金利がそれよりも低くなる。そして長短金利差がマイナスになる。
長短金利の逆転は、歴史上ほとんど例外なく景気後退の前触れとなってきた。そして今どうなっているかと言えば、アメリカで長短金利は逆転している。ガンドラック氏は次のように述べている。
長短金利差は数ヶ月前まで-1.08%だった。今は-0.35%だ。
長短金利逆転の解消
ガンドラック氏が今指摘しているのは、長らくマイナスとなっていた長短金利差が上昇に転じていることである。長短金利差のチャートは次のようになっている。
長短金利差がマイナスになれば、その後ほぼ例外なく景気後退が起きる。だが実際には、過去の例では景気後退が起きるのは長短金利差がマイナスになり、そしてプラスに戻った後である。
例えば2008年のリーマンショックにおいては長短金利差のチャートは次のようになっている。灰色の期間が景気後退である。
以下は2001年のインターネットバブル崩壊時の長短金利差である。
両方とも長短金利差がマイナスである間は景気後退にならず、それが解消された後に景気後退になっている。
結論
ということで、長らくマイナスになっていた長短金利差がプラスに近付きつつあることは、景気後退が本当に近づいたサインなのである。ガンドラック氏は次のように述べている。
これは景気後退に気をつけ始めるシグナルどころか、景気後退に向けての直接的な警告だ。
もうすぐ雇用統計も発表される。遂に上昇トレンドに乗りつつある失業率について、ガンドラック氏は次のように述べている。
失業率があと0.2%か0.3%ほどでも上がれば、それも景気後退の警告だ。
シートベルトを締めておくことだ。
失業率のチャートは次のようになっている。
だが、長短金利差については筆者は最近、 1970年代の物価高騰時代において長短金利差がマイナスのまま景気後退に突入していることが気にかかっている。
それは当時、景気後退に突入してもなおインフレ退治のために政策金利を高く保たなければならなかった(だから連動する短期金利が長期金利に比べて高いままとなった)ことを意味している。
そうなれば、最近下落している株式市場にとっては更に悪いニュースである。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
株式市場の方の予想はそれほど難しくない。だが債券市場の方はガンドラック氏が言うよりも複雑なことになるかもしれない。
インフレ政策が引き起こした40年来のインフレ相場であり、中央銀行も破綻しかねない状況なのだから、より多くの可能性に備えておくべきだろう。
世界最大のヘッジファンド: 中央銀行でもインフレで破綻する可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40384
2023/10/08 (Sun) 11:24:19
9月雇用統計は賃金減速、移民流入を消化しきれていないアメリカ経済
2023年10月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40447#more-40447
さて、インフレが起こって以来最重要指標とも言える最新9月のアメリカ雇用統計が発表された。順番に数字を紹介していこう。
底打ちする失業率
まず失業率は3.8%で、前月と同じだった。
緩やかにだが、底打ちして徐々に上方向に上がっていっているのが分かる。
ジェフリー・ガンドラック氏によれば、コロナ後にばら撒かれた資金が徐々に目減りしてきていることによって、経済の減速が始まっている。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
ばら撒かれた資金が金融引き締めによって回収され、インフレ政策によって無理矢理押し下げられた失業率が本来の水準に戻ろうとしている。失業率は、アメリカ経済の実体を今一番よく表している数字だと言える。
賃金減速
次は賃金だが、平均時給は前月比年率(以下同じ)で2.5%となり、前月の2.9%から更に減速した。
賃金はサービス業にとって直接の費用となるので、インフレを予測する上では失業率よりもこちらの方が重要である。
その賃金は減速を続けている。明らかにデフレを示唆する数字である。
さて、物価に影響するのは1人当たりの1時間の賃金である平均時給だが、労働市場に費やされた資金全体はどうなったのか。平均時給に平均労働時間と全労働者数を掛ければ、全労働者に支払われた賃金の総額がおおよそ得られる。
賃金総額の成長率は次のようになっている。
労働市場全体に支払われた金額もやや減速している。
この賃金総額は移民によって労働者の数が増えている影響で、平均時給よりは減速していない。だがそれは逆に言えば、移民によって労働者の供給が増えていることで労働の価格(つまり賃金)が減速しているとも言える。
アメリカ経済を占う上では人口は非常に重要な要素なので、移民についてもう少し述べてみたい。
移民による労働者増加
平均時給が減速する一方で、労働者数は今回特に増えた。その原因はそもそも生産年齢人口(15歳から64歳)が増えていることであり、生産年齢人口のグラフは次のようになっている。
2020年までのトランプ政権とコロナ後のロックダウンが抑えていた移民流入数がバイデン氏の政策によって激増している様子が分かる。
アメリカでは国境付近のテキサスやフロリダで移民が溢れかえり、移民に反対する国境付近の州が移民政策に賛成する与党民主党が強いニューヨークや首都ワシントンなどに移民を送りつけるなどの騒ぎになっている。
バイデン氏は移民問題で責められたことで、トランプ政権時代に予算が割り当てられた通称「トランプの壁」の建設を再開することになった。
移民の多くはアメリカに来て仕事を探すことになるので、それが労働者増加に寄与しているのである。
結論
そうして労働者が増えたことで全体の時給が下がっている。金融市場は労働者の増加を経済が強い証拠と見て株高で反応したが、もし経済が強かったならば、平均時給は減速しなかっただろう。
アメリカ経済は移民流入を消化できていない。むしろ、元々居たアメリカ人と移民との間で職の奪い合いが発生している。
労働者の増加は確かに株価にはプラスである。平均時給が抑えられれば、時給を受け取る国民にはマイナスだが支払う方の企業にはプラスである。ユニクロの柳井氏などが移民賛成派である理由がそこにある。
だが時給は減速している。そうすれば消費もいずれ減速し、回り回って企業は更に増加する労働者をすべて雇うことが難しくなる。そうして失業率が上がってゆく。経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏の予想した状況が実現しつつある。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
今回の雇用統計は明らかにデフレ寄りである。だが移民の流入が時給を押し下げていることには政治的な意味もある。
来年の大統領選挙はこのまま行けばトランプ氏とバイデン氏になりそうだが、 雇用統計は移民流入を抑えようとしたトランプ氏的な政策が人気を得る土壌が出来上がっていることを示している。
そろそろ来年の大統領選挙がどうなるかも考えて動かなければならない時期が近づいている。タイムライン的に、選挙のある11月には景気後退が既に起こっているだろうと推測している。
2023年の米国経済がインフレ減速と経済成長の年だった分だけ、2024年はインフレ再燃と景気後退の年になる
その景気後退にどう対応するのかが大統領選挙で決まることになりそうである。
ドラッケンミラー氏、アメリカ経済のハードランディングとインフレ第2波を予想
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40447#more-40447
2023/10/12 (Thu) 02:04:45
ガンドラック氏: 最近の株価下落の原因と景気後退時の米国株予想
2023年10月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40528
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がFox Businessnのインタビューで最近の米国株の下落の理由と今後の見通しについて語っている。
近づく決算シーズン
9月が終わり、次第に第3四半期の決算が発表される時期となる。株式市場にとっては言うまでもなく重要な期間なのだが、それについてガンドラック氏は次のように述べている。
決算シーズンを通過するにつれて、市場のムードがどうなってゆくかを観察するのは有益だ。
いつものことだが、決算シーズンになると途端に皆が「金利が高いから」「エネルギー価格が高いから」と言い始める。
高金利の問題も原油価格上昇の問題も元々あったのだが、決算シーズンに悪い決算が出てくると、いきなり人々は元々あった悪材料に注目し始める。
だが悪材料は元々あったものだ。だから決算が悪いと、株価には二重で悪材料になる。1株当たり純利益が下がること自体が悪材料である上に、株式市場がこれまで平然と無視していた悪材料(例えば金利上昇)を何故かいきなり織り込み始めるからだ。
これは2021年にインフレの脅威を何の根拠もなく無視し続けたFed(連邦準備制度)のパウエル議長に似ている。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
だがパウエル氏も株式投資家も知能の水準は同じようなものなのである。だから見ようと思えばずっと目の前にあったはずの脅威を無視し、危険が本当に差し迫って始めて騒ぎ始める。
2018年に金利が高騰した時の株式市場もまったく同じだったことは、ここでは何度も言及している。当時も株式市場は高金利の脅威を一定期間無視していた。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
だから株式市場のムードを見ておくことは重要である。そしてガンドラック氏は現在の市場について次のように述べている。
人々のムードは落ち込みつつあるように感じる。そしてそれが空高く上がっている株式のバリュエーションとぶつかる。
株式市場が揺らいでいる理由
決算シーズンがまだだというのに、株式市場のムードは悪くなっている。
それは何故か。ガンドラック氏はまず、株価が何故現在の水準まで上がったのかを説明する。
だがバリュエーションが空高く上がることができたのは、金利がゼロだったからだ。だがゼロ金利はもうない。
今や企業はローンに対して3倍か4倍の金利を支払っている。あるいは銀行危機のせいでもはやローンを受けられない企業もある。クレジットカードの金利も上がっている。
株価は以下の計算式で計算される。
株価 = 1株当たり利益 x 株価収益率
低金利によって企業利益も底上げされることに加え、低金利の時代には株価収益率が上がる。低金利時代の株高はこの式によって肯定される。
だが、何度も言っているが、低金利はもうない。ジョージ・ソロス氏が著書『ソロスは警告する』でリーマンショック前に次のように書いたのと同じ状況である。
住宅価格が下がりはじめているにもかかわらず、ゲームの終了が読み取れない参加者が、まだ大勢残っている段階だ。
当時の言葉で言えば、住宅バブルは終わっていた。今の言葉で言えば、低金利バブルはもう終わっている。だが人々はまだ踊っている。
金利上昇が経済にもたらす影響
金利は実際、どのようにして実体経済に影響を及ぼすのか。
一番分かりやすいのは利払いの増加である。そして実体経済に一番大きな影響を及ぼすのは、発行残高が一番巨額な国債だろう。
だがそれは金利を5%台まで上げたからと言って、急に実体経済に影響を与えるわけではない。コロナ前の低金利の時代に発行された低金利の債券については、今でも低い金利を支払うだけだからである。
だが、借金にはいずれ期限が来る。そして借り手は今の高い金利で借り換えることになる。ガンドラック氏は次のように説明している。
3年物国債や5年物国債のように、3年以上前に行われた借り入れは、0.5%かそれよりも低いような金利のままいまだに存在している。それが借り換えの時には5.5%になる。5%の金利上昇だ。
高金利を十分に続ければ、33兆ドルの国債に対して利払いは1.7兆ドル増える。年間1.7兆ドルだ。これは物凄い数字だ。
アメリカのGDPは27兆ドルなので、1.7兆ドルはGDPの6%である。これは利払いの増加分だ。すべての国債が今の高金利で置き換えられれば、それだけでリーマンショックの倍ほどのダメージをアメリカ経済に与える。
半分でもリーマンショックと同じ規模である。それが5%台の金利の意味である。
そして利払いが消費を侵食してゆく。ガンドラック氏はこう続けている。
金利が今の水準に保たれ続ければ、利払いなど不可避の支払いの他にはもはや資金が何も残っていない状況にいずれなるだろう。
株価下落の理由
ただ、この借り換えは徐々に行われてゆく。債券には3年物や5年物など様々な期間があり、期限が来たものから借り換えられてゆく。
ガンドラック氏は次のように補足している。
これには人々が思うよりも長い時間がかかる。だがもう金融引き締めが1年半続いており、もうすぐ2年になるが、Fedは6月や7月に見られたような株式市場の緩和転換期待には応えないという決意を何度も明確に表明している。それで株式市場はバリュエーションの見直しを迫られている。
ガンドラック氏によれば、それが最近の株価下落の理由だということだ。米国株は次のように推移している。
米国株は今後どうなるか。株価の計算式をもう一度掲載しよう。
株価 = 1株当たり利益 x 株価収益率
ガンドラック氏は次のように予想する。
景気後退になれば、現在のような株価収益率を保つことは極めて難しくなるだろうし、利益も恐らく下がるだろう。
利益と株価収益率が下がれば株価はどうなるか。もう少し具体的な計算については以下の記事で行なっているので、そちらも参考にしてもらいたい。
2024年の米国株予想 : 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40528
2023/10/14 (Sat) 20:35:38
チューダー・ジョーンズ氏: 今は米国株に投資をするのが非常に困難
2023年10月14日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40597
引き続き、CNBCによるポール・チューダー・ジョーンズ氏のインタビューである。今回は米国株について述べている部分を紹介する。
米国株の2つの問題
ジョーンズ氏は米国株について次のように言う。
今は米国株に投資するのが本当に難しい時期だ。本当に難しい。
何故か? まず地政学リスクだが、これはある程度我慢できる。だがすべての状況が、突発的な事態に発展する潜在性を持っている。
だが同じくらい問題なのが、政府の財政問題だ。
地政学リスクについては以下の記事で解説している。
チューダー・ジョーンズ氏: 金融市場はイスラエルリスクを過小評価している
ハマスとイスラエルの対立にイラクが参戦すれば世界大戦になりかねない。それだけでもリスクだが、ジョーンズ氏はアメリカの財政問題は米国株にとってそれと同じくらい大きなリスクだと言う。
アメリカの政府債務
アメリカの政府債務はGDPの100%を超え、しかもインフレ対策の利上げによって国債の金利が高騰しているため、利払いが急増している。ジョーンズ氏は次のように説明している。
利払い費用がかさむにつれて、負のスパイラルが発生する。
高金利が借金するための費用を増加させ、それが借金を増加させる。国債を更に発行することになり、国債の供給が増える。それが金利を更に上げることになり、そのスパイラルがアメリカをどうしようもない財政状況へと追い込む。
米国政府のGDP比の利払い費用は次のように推移している。
ジョーンズ氏は次のように続ける。
利払い費用はもうすぐ防衛費を上回ることになる。あと数年だ。
ところで、利上げは5%台で今のところ止まっているのだが、利払い費用の方は上のように増え続けている。
何故か? 金利が上がる前に発行された国債については、利払いは少ないままだからである。新しく発行された国債については、高い金利を払わなければならない。
だがアメリカ政府が赤字を垂れ流し続ける限り、発行済みの国債はいずれ満期が来て借り換えが起こる。国債には様々な期間のものがあり、期限の来たものから順に借り換えになるので、少しずつ高金利の国債に変わってゆく。
だから利上げが止まっても高金利が維持される限り利払いは増え続け、経済にはマイナスなのである。
株式市場への影響
ジョーンズ氏はこう続ける。
何とかしなければ、あなたたちの税金の恐らく20%近くが政府の利払い費用で消えることになる。
彼はこの状況がイスラエルの問題と同じくらい株式市場にとって問題だと言った。何故か? これまで株式市場を支えてきた要因の1つが、政府の財政支出だからである。世界的なインフレを引き起こした現金給付も、政府による支出である。
だが利払い費用がこのまま膨らめば、政府は支出する分の資金を利払いに取られてゆく。これまでリーマンショックでもコロナ危機でも財政支出に頼ってきたのに、その財政支出が出来なくなる。
インフレと株価
そうでなくとも、単にインフレと高金利だというだけで株式にとっては大きなマイナスなのである。
以下の記事で説明したように、1970年代の物価高騰時代には、米国株の価値は実質3分の1まで下落した。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
その理由は、デフレの時代に株価を支えていた低金利が、インフレの時代にはなくなるからである。
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
金利については今も状況は同じである。だから米国株は長期的には基本的に1970年代と似たパフォーマンスになると筆者は考えている。
だが当時と今とでは違う点もある。当時のアメリカの負債は今よりも大幅に少なかった。今回の金利上昇は、莫大な規模に膨らんだ政府債務との組み合わせでアメリカ経済に襲いかかることになる。ジェフリー・ガンドラック氏は年間の利払い費用が最大でリーマンショックの2倍の規模まで膨らむ可能性があると指摘している。
ガンドラック氏: 最近の株価下落の原因と景気後退時の米国株予想
結論
ジョーンズ氏はそれを心配しているのだろう。最近になって政府の利払いの増加と、その結果としての負のスパイラルを警告する声が大きくなっている。レイ・ダリオ氏などはその結果中央銀行でも破綻する可能性があると言っている。
世界最大のヘッジファンド: 中央銀行でもインフレで破綻する可能性
とても面白い状況になってきた。政府赤字を平気で増やし、インフレをわざわざ引き起こそうとしたインフレ政策の当然の結果が米国株に襲いかかろうとしている。
インフレ政策の結果はインフレである。何故分からなかったのか。 その結果株価がどうなるかくらいは、分かってほしいものである。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40597
2023/10/16 (Mon) 11:18:01
チューダー・ジョーンズ氏: 大統領選挙のアメリカ経済への影響
2023年10月15日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40639
引き続き、CNBCによるポール・チューダー・ジョーンズ氏のインタビューである。今回は来年のアメリカ大統領選挙と米国株およびインフレについて語っている部分を紹介したい。
米国株と政府債務
前回の記事では、ジョーンズ氏は今米国株に投資するのは難しいと語った。その理由は、莫大な国債の発行残高に対する利払いが金利上昇によって急増しており、その支払いのためにこれまで株価を支えてきた財政支出が不可能になるからである。
チューダー・ジョーンズ氏: 今は米国株に投資をするのが非常に困難
ジョーンズ氏はこう語っていた。
このままでは、あなたたちが支払う税金の恐らく20%近くがただ国債の利払いのために消えてしまうだろう。
GDPの100%を超える政府債務に対する金利が、ほとんどゼロに近かった状態から5%まで上がろうというのだから、それがどれだけの利払い増加になるのかはすぐに想像できる。
それがジョーンズ氏が米国株に弱気な理由である。そしてだからこそ彼はこう続ける。
だから政府債務は来年の大統領選挙の主な論点になるべきだ。
大統領選挙と政府債務
しかし来年の大統領選挙と、政府債務の問題について少し考えてほしい。筆者の言いたいことが、分かった人はもう分かったのではないか。大統領選挙の結果にはどういう可能性があり、その結果政府債務はどうなるだろうか。
ジョーンズ氏は半笑いで次のように言う。
だが、問題なのは、大統領としてわれわれが選ぶ選択肢が、まさにわれわれをこの状況に追い込んだ張本人2人だということだ。
債券市場は予備選挙が近づくほどにそれを織り込んでゆくと思う。
高金利はインフレ抑制のための措置であり、ではインフレを引き起こしたのが誰かといえば、まさにバイデン大統領とトランプ前大統領である。
彼らの行った莫大な現金給付がインフレを引き起こした。2022年のウクライナ情勢が2021年から始まっていたインフレの原因であるというマスコミによる完全なデマを信じている人でも、現金給付によって急増した可処分所得のグラフをインフレ率と並べて表示すれば、誰がインフレを引き起こしたのか一目で分かるだろう。
2020年初頭の所得急増と、2020年末の比較的小幅な所得増加がトランプ政権によるもの、その真横の2021年初頭の大幅な所得増加がバイデン政権によるものである。
結論
だからジョーンズ氏はこう述べる。
アインシュタインはこう言った。問題を生み出した人物は、 それを解決する人物ではない。
だがこのまま行くと、バイデン氏とトランプ氏が両党の候補者になりそうだ。
それは金融市場にとってどういう意味を持つのか。大方の予想通り2024年に景気後退になれば、中央銀行のトップであるパウエル議長がどう対応するかについては複数の専門家が予想を出している。
サマーズ氏: パウエル議長のインフレ退治が本気かどうか疑う理由
ドラッケンミラー氏: 経済が強い時に引き締めを続けるのは簡単だが
だが投資家が考えなければならないことがもう1つある。来年の大統領選挙の結果、財政政策がどうなるかである。
そしてそれは、景気後退後のパウエル氏の対応よりもむしろ読みやすいのではないか。
ドラッケンミラー氏、アメリカ経済のハードランディングとインフレ第2波を予想
景気後退になれば様々なものが下落するだろうが、その後の財政・金融政策がどうなるかによって、その時に底値買いすべきものが決まる。楽しみに待ちたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40639
2023/10/17 (Tue) 23:50:16
チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大量発行で金利はまだまだ上がる
2023年10月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40679
1987年のブラックマンデーを予想したことで有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏が、CNBCのインタビューで米国債の発行量と金利の見通しについて語っている。
長期金利の上昇
アメリカでは長期金利が上昇している。そしてそれが実体経済と米国株の両方にとって重しになっている。
ジョーンズ氏は次のように述べている。
恐らくだが、アメリカ経済は来年の第1四半期に景気後退に陥るだろう。債券市場の需要と供給の問題だけを考えても金利は上がるからだ。
債券市場、特に米国債の需給問題を気にする投資家が増えている。Bridgewaterのレイ・ダリオ氏などは、かなり前から米国債の供給量が多過ぎる一方で、買い手が見つからないと指摘していた。
世界最大のヘッジファンド、米国債からの資金流出を警告
コロナ以後、アメリカでは財政赤字が拡大したことから国債の発行量が増えており、しかもこれまで量的緩和で国債の買い手となっていたFed(連邦準備制度)は量的引き締めによって国債の保有量を減らしている。
だから銀行など民間部門の買い手が市場にあふれる米国債を引き受けることになる。
だが多くの銀行は利上げによる保有国債の価格下落で満身創痍である。いくらかの銀行は今年の前半に潰れた。
世界最大のヘッジファンド: 銀行危機は悪化しインフレは止まらずスタグフレーションになる
だから銀行もそれほど多くの国債を買い支えられるわけではない。
米国債の下落
ではどうなったか? 債券市場に国債が大量にあふれており、しかも十分に買い手がいない場合、導き出される結果は1つしかない。価格の下落である。
債券にとって価格下落は金利上昇を意味するので、長期金利は上がったのである。アメリカの長期金利は次のように推移している。
ジョーンズ氏はこう説明している。
債券市場はこう言っている。今年、民間部門は2.3兆ドルの資金を供給しなければならなかった。それは1%の金利上昇をもたらした。
2024年にアメリカの民間部門が供給しなければならない資金は2.7兆ドルになる。2.7兆ドルだ。
結論
だから、ジョーンズ氏は仮にFedがこのまま利上げを停止したとしても、金利が上がり続けると予想しているのである。
そしてそれは実体経済と株価の両方にとって重しになる。以下の記事における株価の推定は金利が変化しない前提で書いているが、金利が更に上がる場合、株式市場は筆者の推定よりも更に酷い状況になることになる。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
インフレ政策でインフレが起こった後のクライマックスがようやく見えてきた。読者にはポートフォリオを万全にして楽しみにしてもらいたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40679
2023/10/19 (Thu) 20:42:57
ガンドラック氏: アメリカの景気後退でドルは暴落する
2023年10月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40751
引き続き、Fox BusinessによるDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のインタビューである。今回はドルについて語っている部分を紹介する。
まだ強いドル
ドルの先行きには様々な議論があるが、今のところドルは高値水準で推移していると言って良いだろう。ガンドラック氏は次のように述べている。
ドル指数は、対ユーロの影響は強いが、115から100まで下がったものの、再び上昇している。ドルはまだ弱くない。
ユーロドルのチャートを掲載してみよう。下方向がドル高ユーロ安である。
2022年にはFed(連邦準備制度)の利上げによってドル高になった。だが2022年秋頃にアメリカのインフレ減速が明らかになると、ドルは下落(ユーロドル上昇)に転じたが、最近ではまたドル高になりつつある。
ドル高の原因
ドル高の理由は何だろうか。ガンドラック氏はこう語っている。
大部分はFedが理由だ。Fedは世界でもっともタカ派の中央銀行となっている。
ドル高の原因の1つは、FedがECB(欧州中央銀行)や日銀よりもタカ派であることである。日銀は徐々に実質利上げを行なっているが、それでもFedの利上げ幅には及ばない。
日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 (2023/3/2)
ECBも同様である。
だが、最近のドル安に関してはそれだけが原因ではない。何故ならば、Fedは現在利上げを停止しているにもかかわらず、アメリカの長期金利は上がっているからである。
政策金利は上がっていないのに長期金利だけが上がっている。それが最近のドル高の原因となっている。
その理由は米国債の量が多過ぎるからである。Fedが国債の買い入れを止めているにもかかわらず、アメリカ政府は大量の国債を発行しているので、買い手がおらず米国債が暴落している。
債券にとって価格下落は金利上昇を意味するので、それで10年物国債の金利である長期金利が上がっているのである。ポール・チューダー・ジョーンズ氏などは長期金利はまだまだ上がると言っている。
チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大量発行で金利はまだまだ上がる
ドル相場の今後の見通し
ではドルはこのまま上がってゆくのか。ガンドラック氏は次のように述べている。
だが景気後退が来ればドルは下落することになる。最安値を更新することになるだろう。
国債の買い手不足という問題はあるが、それでも景気後退になれば投資家は株式などのリスク資産を捨てて国債を買おうとするだろう。そうすれば金利が下がり、ドルは下落することになる。
ドルはこれまでかなりの無茶を通してきた。コロナ後の現金給付によってアメリカは10%近いインフレになった。インフレとはドル紙幣の価値が下がり、ドルでものが買えなくなる状況のことである。
にもかかわらず、為替相場ではドルはむしろ上がった。それはドルが基軸通貨だからである。ドルをどれだけばら撒いても、そのドルを欲しがる人が世界中にいる。イギリスが同じようなばら撒きをしようとしたが、ポンドと英国債が急落して撤回を余儀なくされた。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
ドルはいくら印刷されてばら撒かれても価値が落ちないのか? この問題はファンドマネージャーのレイ・ダリオ氏と経済学者のラリー・サマーズ氏が討論していた問題である。
ダリオ氏とサマーズ氏のドル下落に関する論争
結論を言えば、紙幣印刷によるドルの下落は起きなかったのではなく、延期されただけである。景気後退と同じである。
ドラッケンミラー氏: それでも米国経済はハードランディングする
だからタイミングが問題となる。ガンドラック氏もドルの下落を待っている。彼は景気後退を来年前半と予想しているから、ドル下落もそれくらいかその前ということだろう。
ドルの下落については2018年の世界同時株安の事例が恐らく参考になる。 またそれについても記事を書くべきだろう。
ドル円、予想通り急落 (2018/12/21)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40751
2023/10/19 (Thu) 20:48:47
日本のGDPや収入は現在の2倍の価値がある
2023.10.18
https://www.thutmosev.com/archives/303633d.html
為替は循環するものなので、こういうのを比較しても本質は見えてこない
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1078808 1人当たりGDP 日本20位 21年 0.5%減少 _ 沖縄タイムス+プラス
日本は安い国になったか?
空前の円安と日本以外でインフレが進んでいる影響で日本の物価は外国より安く日本人の時給や給料はスイスやアメリカの半額、地価や家賃もおよそ半額にまでなっています
これを悲観的に考えて日本は落ちぶれてしまった、日本はもうだめだ終わったという人が多い気がするがこの手の事は循環的なものでやがて解消します
2011年の日本は1ドル75円の超円高で苦しんでいてハイパーデフレ不況に陥って、安倍首相は金融緩和(つまり円安)を公約に華々しく復帰した
金融緩和は日銀がお金の量を増やす事なので、円が増えてドルが同じなら1ドルに対して増えた円は円安へと推移していきます
今も日銀は「まだインフレが足りない」と言って金融緩和を続けているので、続けている限り円安は続き円は安くなり続けるでしょう
でもこれには終わりがあり永遠に金融緩和を続ければハイパーインフレになり1ドルは1万円にもなり日本はジンバブエのようになります
日銀は「インフレ率2%に達したら金融緩和を辞める」と言っているので、このペースだと今年いっぱいとか来年前半にも方向転換します
日銀が金融緩和を続ける理由はデフレ脱却と経済成長で、安倍首相と黒田総裁が言っていた2%成長と2%インフレ目標がそれでした
2つの目標を達成し金融緩和を修正すると今度はドル安円高に動き始め、過去の法則からは10年から15年かけて「1ドル100円以下」になっています
こういう場合快適水温で止まる事は絶対になく、円安でも円高でも死人が大勢出るまでは絶対に為替の動きは止まりません
自分の予想では10年から15年後に1ドル75円を割り込み、もしかしたら1ドル60円台への突入もあり得ると考えます
その時日本のGDPは今の為替レートの2倍に膨らむわけで軽く10兆ドル以上、という驚くべき数字になっています
1995年は阪神大震災で幕を開け1ドル79円まで円高が進んだ「円高のターン」だった。こういう時は何をしても円高になります
https://www.youtube.com/watch?v=rTqH75f1d30
今は円安のターン
円がドルに対して2倍になると東京都NYの地価や家賃は同額程度になり、日本とアメリカの給与水準もハンバーガーの値段も同じくらいになります
まさにバブル再来というわけで日本人はまたゴッホの絵を買ったりマンハッタンの一等地を購入するのかも知れません
荒唐無稽に思えても為替相場は高くなったり安くなったりするもので、 ドル円の場合は2倍程度幅で高い安いを15年以内の周期で繰り返しています
日本はずっと経常黒字でアメリカはずっと経常赤字なので、長期的にはお金は「アメリカから日本」に移動しドルが安く円が高くなります
だが貿易などでドルを得たトヨタなどの日本企業はアメリカや中国や新興国に投資するので、日本円に交換せず日本に戻っては来ません
だが2008年世界経済危機や巨大地震で本社の経営がひっ迫すると、日本企業が一斉にドルから円に資金移動するので円高になります
もう一つの要因は日本は他の世界より常に低金利なので、日本で金を借りて外国に投資する「円キャリー」と呼ぶお金の流れがあります
円キャリーは円安ドル高の圧力ですが世界経済危機が起きると投資機関は投資を解消して借金を返済し、ドルから円に一斉に交換します
なので巨大地震や世界経済危機が発生すると円安だった為替相場は一気に円高に振れ、円の価値が短期間に2倍にもなる事が多い
次にそうなるのがいつか分かったら大金持ちですが、世界大戦か金融危機か中国の消滅か新型ウイルスかも知れません
今は円安の時代なので日本のあらゆる価値は「本来の半額」になっているが、円高時代になればあらゆる日本の価値が2倍になります
なので現在の日本人の給料がアメリカの半額でも悲観する必要はなく、そういうターンが来ていて10年ごとにターンが入れ替わると考えれば良いです
https://www.thutmosev.com/archives/303633d.html
2023/10/21 (Sat) 12:22:43
ガンドラック氏: この状況で米国株を買う理由は一切ない
2023年10月20日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40781
引き続き、Fox BusinessによるDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のインタビューである。今回はリスク資産としての米国株の魅力について語っている部分を取り上げたい。
金利高騰と株価水準
コロナ後の現金給付によって引き起こされたインフレにより、アメリカでは金融緩和を撤回し金融引き締めを行わなければならなくなった。
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
アメリカでは利上げは今のところ停止されているが、量的緩和で買い入れた国債保有を減らす量的引き締めはまだ行われており、これまで中央銀行が買っていた米国債に買い手がいなくなったことで長期金利の高騰が起きている。
チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大量発行で金利はまだまだ上がる
国債の金利が上がったということは、投資家は無リスク資産とされる国債を買っていれば高い金利を得られるということである。
それは米国株にとって脅威である。株式には下落リスクがある。だが国債はデフォルトしない限り想定された金利と元本がきっちり返ってくる。
ここで投資家にとっての問題は、下落リスクを取ってまで株式を買う魅力が株式に存在するだろうかということである。
ガンドラック氏は次のように述べている。
量的引き締めと現在の金利水準を考慮すれば、株式の代わりになる資産はいくらでもある。
株価収益率が23倍のS&P 500から何が得られるだろうか? 長期リターンはどうなるだろうか?
株価収益率が23倍ということは、1株当たり利益と株価が変わらなければ、その株式が投資額と同じ金額の利益を積み重ねるまで23年かかるということである。
だが、例えば長期債の金利が5%ならば、20年で元本と同じ金利が得られる。(現在、20年物米国債の金利はまさに5%に近い。)
それはつまり、現状のファンダメンタルズでは米国株を買う意味は皆無だということになる。国債よりもリターンが悪いリスク資産を誰が買うだろうか?
企業利益の見通し
だから株式を買う理由があるとすれば、市場は1株当たり利益の上昇を見込んでいるからだと言うほかない。だが企業利益の見通しについてガンドラック氏は次のように言っている。
来年の1株当たり利益をどう予想する? コンセンサス予想は11%の上昇だ。それは自分には非常に楽観的に見える。
2024年には景気後退が控えている。2022年の時点でSoros Fund Managementのドーン・フィッツパトリック氏が予想していた通りである。
2022年のフィッツパトリック氏の経済予想が完全に当たっている
景気後退が来て企業利益が増加するという見通しはかなり無理があるだろう。景気後退が来ないか、企業利益のコンセンサス予想が間違っているかどちらかである。そして筆者の意見では、コンセンサス予想が間違っているのである。
企業利益が上がらない理由については以下の記事で詳しく説明しているので、そちらを参考にしてもらいたい。
米国株が完全に割高である理由と株価の推移予想
株式は債券に勝てるか
米国株は米国債に対してかなり分の悪い勝負をしているが、米国株の競争相手は国債だけではない。債券市場には国債よりもリスクはあるが金利も高い債券が数多く存在している。
債券の専門家であるガンドラック氏は次のように述べている。
株価収益率はいまだ20倍を超えている。より安全でボラティリティの低い資産を保有して8%や9%の金利を得る方がよほど良い。債券市場では大きなリスクを取らずにそれが出来る。大きなリスクなしで8%だ。
ガンドラック氏は住宅価格上昇で財政状況の良い家主の住宅ローンなど、金利はかなり高いがデフォルトリスクが少ないとガンドラック氏が考える債券を推奨している。景気後退になればデフォルトリスクは上がるが、その中から良い債券を選ぶのは債券投資家の本領だろう。
あるいはガンドラック氏は更にリスクの少ない債券投資を挙げる。
わたしの会社には保有債券の100%がAAA格付けの債券ファンドで平均残存期間が1年、変動金利が7.5%のものがある。それで何の問題がある?
これから当面の間、株式市場から8%以上の年率リターンを得ることは難しいだろう。7.5%の金利が得られることを知っていながら、サイコロを振って祈る理由があるだろうか。
米国株にとっての問題は、こうした選択肢が存在する中で投資家の資金を引きつけ続けることができるのかという問題である。
まあ無理だろう。これから起きることはこうである。景気後退が明らかになるにつれ、企業利益が来年大きく上昇するという株式市場の幻想が徐々に剥がれてゆく。そして景気後退になれば、企業利益だけではなく株価収益率も下がってゆく。
その結果、株価がどのような水準になるのかということについては、 以下の記事で試算している。参考にしてもらいたい。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40781
2023/10/26 (Thu) 04:54:01
2024年の米国株下落と景気後退: コロナ後の緩和資金が尽きるのはいつか
2023年10月25日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40997
2022年から行われてきたアメリカの金融引き締めの悪影響が様々な経済統計にようやく出始めているが、アメリカ経済が景気後退になるのはいつだろうか。
2024年の景気後退
コロナ後の現金給付による物価高騰で、アメリカは金利上昇を余儀なくされた。政策金利はゼロから5%台まで上がり、リーマンショック以降ゼロ金利に慣れきった実体経済が5%の金利に耐えられないことは明らかだった。
だからアメリカ経済には早くから景気後退の予想が出ていた。しかしその時期を的確に予想できていたのは、Soros Fund Managementのドーン・フィッツパトリック氏くらいだろう。
2022年のフィッツパトリック氏の経済予想が完全に当たっている
フィッツパトリック氏は去年の段階でアメリカの景気後退が2023年には起こらず、2024年までずれ込むことを予想していた。それは多くの専門家の予想よりも遅かった。景気後退が延期された理由は、コロナ後にばら撒かれた現金給付の資金が実体経済の中にまだ残っているからである。
アメリカでは日本よりも多額の現金給付が複数回行われた。その資金は一部は消費に回され、一部は借金返済に使われ、一部は預金に回っただろうが、使われようとも貯蓄されようとも経済の何処かには資金は残っている。
アメリカのマネーサプライ
現金給付によって資金がどれだけ増加し、今どれだけ残っているのかを考えるためには、やはり市中の現金と預金の総量であるマネーサプライのグラフを見なければならないだろう。アメリカの実質マネーサプライのグラフは次のようになっている。
マネーサプライのグラフはここではお馴染みだが、最新の9月の数字が出たので、それを共有しておきたかったのである。
マネーサプライは現金給付で急増し、その後インフレ対策の金融引き締めで下落に転じているが、グラフをよく見るとマネーサプライは最近半年ほどやや停滞した後、ここ1、2ヶ月で下落トレンドを再開していることが分かる。
何が起こったかと言えば、恐らくは今年3月に始まった銀行危機で、預金者救済のために中央銀行が資金供給を行なったことが原因ではないか。ジェフリー・ガンドラック氏はこれをインフレ政策と呼び、短期的にはリスク資産にプラスとしていた。
ガンドラック氏、シリコンバレー銀行破綻でインフレ悪化予想 (2023/3/18)
それは恐らく正しかっただろう。この資金注入は金利を押し下げ、株価の一時的な上昇をもたらした。
恐らくはそれがマネーサプライにも出ているのではないか。だが銀行危機は忘れ去られ、マネーサプライも下落が再開している。
緩和資金がなくなるのはいつか
現金給付で急増したマネーサプライがコロナ前の水準まで戻った時が、緩和資金が経済から完全に消え去る時である。
もう一度マネーサプライのグラフを掲載してみよう。
下落再開後のマネーサプライは1ヶ月でおよそ500億ドルのペースで減少している。現在のマネーサプライはおよそ6兆8,000億ドルであり、コロナ前の水準はおよそ6兆ドルなので、マネーサプライがコロナ前の水準まで下落するにはおよそ1年4ヶ月かかることになる。
結論
はっきり言ってこの数字は銀行危機後の預金者救済で延長された数字であると言える。それが原因でマネーサプライは半年近く足踏みしていたので、その分下落は止まり、結果としてアメリカの景気後退も先延ばしにされた。
銀行危機のようなプチクラッシュが再び起きてマネーサプライの減少がまた延期されるような可能性も考えられるが、仮に現在のペースで行くとマネーサプライがコロナ前の水準まで下がるのは2025年の初めということになる。
勿論、マネーサプライがそこまで吸い取られている頃には景気後退はほぼ確実であり、実際にはそれより前に景気後退となる確率が高い。
だが、マネーサプライの推移を考えると、景気後退はもしかしたら2024年第3四半期かもしれない。勿論第2四半期かもしれないが、第3四半期である場合、それが発表されるのは第4四半期となるため、景気後退が確定するのはかなり先ということになる。
株価の下落はもちろん景気後退よりも先である。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
だが、景気後退がいつかをタイムフレームに入れた上で、株価下落のタイミングを考える必要があるかもしれない。米国株は次のように推移している。
長期的見通しはいずれにしても変わらないのだが、 投資家は景気後退の延期から利益を得られるようなトレードをすべきだろう。それについてもまた記事を書きたいと思っている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40997
2023/10/27 (Fri) 21:19:30
レイ・ダリオ氏: 金利を上げた米国でも低金利を続ける日本でも債務危機は生じる
2023年10月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41082
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、サウジアラビアで行われたFuture Investment Initiativeで高金利と世界経済について語っている。
買い手のいない米国債
アメリカで米国債の買い手不足が問題となっている。
アメリカではコロナ後に債務が膨らみ、しかも金利が上がったことで国債に対する利払いも増えたので、アメリカ政府は資金調達のため大量の国債を発行している。
だが買い手が見当たらない。これまで国債を買い支えていたFed(連邦準備制度)は量的引き締めで国債の保有量を減らしている。銀行も国債の価格下落で苦しんでいる状態で、国債を買い支える余裕がない。
ダリオ氏は次のように述べている。
債務が大きくなるとき、債券を売らなければならないが、誰が買ってくれるのかを理解しておかなければならない。買い手が十分に集まらないとき、買い手は思った値段で買ってくれず債券を投げ売りしなければならなくなる。
債券にとって価格下落は金利上昇を意味するので、それで長期金利が急騰している。それが米国株の下落の原因となっている。
世界最大のヘッジファンド: 株安の原因となっている長期金利上昇には大幅な上昇余地がある
巨額の債務がついに金利上昇という形で問題となっている。政府債務の増加は問題ないと言っていた馬鹿は誰だったか。
ユーロ圏の債務問題
だがそれはアメリカに限った問題ではない。ダリオ氏はヨーロッパについてもコメントする。
ヨーロッパで起きていることを例に取ってみよう。
利上げをしなければならないとき、イタリアの債務の利払いには何が起こるだろうか?
ユーロ圏でもインフレと利上げが起こっているが、ユーロ圏はそれに加えて独自の問題を抱えている。
共通通貨ユーロを持つユーロ圏では、各国が独自の金融政策を取ることができない。政策金利はECB(欧州中央銀行)によって一律で決められる。
しかしユーロ圏の国々のインフレ率はまったく異なっている。例えばオーストリアではインフレ率は7.4%と高いが、オランダでは0.2%とほとんどデフレに落ちかかっている。
この状況で、オーストリアにもオランダにも適切な政策金利など存在しない。低インフレ国に金利を合わせれば高インフレ国には低すぎ、高インフレ国に金利を合わせれば低インフレ国には高過ぎる。
この状況は無茶苦茶である。ユーロ圏はインフレとその後の景気後退でほとんど空中分解するだろう。
ここまでは筆者がこれまで指摘してきたユーロ圏の問題だが、ダリオ氏はイタリアの利払いに言及している。利上げの影響が各国の債務残高によって違うことに言及したいのだと思う。
例えば、政府債務がGDPの50%の国で金利が1%上がれば、年間の利払いは50%の1%なのでGDPの0.5%分だけ金利の支払いが増えることになるが、政府債務がGDPの100%の国で金利が1%上がれば利払いの増加はGDPの1%分である。
具体的に言えば、ドイツの政府債務はGDPの67%だが、イタリアの政府債務は145%である。ちなみにギリシャは177%である。債務残高の多い国ほど利払いの増加に苦しむことになる。
ユーロ加盟国の経済格差はインフレと利上げによってますます深刻化するだろう。このトレンドに賭けるため、筆者は超長期でユーロスイスフランを空売りしている。これは筆者のポジションの中でもっとも長期のものである。
日本の債務問題
一方で、インフレに対して金利をほとんど上げていない国がある。日本である。
ダリオ氏は次のように述べている。
日本の金融政策はどうなっているだろうか。完全に異なる金融政策だ。しかしそれもトレードオフだ。
人々が長年望んできたインフレは起きた。不思議な話だが、それで人々は慌てている。インフレに良いも悪いも存在しない。インフレと経済成長は無関係である。金本位制でゼロインフレでも産業革命は起こったではないか。当たり前の話なのだが誰も気付かない。
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
だがどちらにしてもインフレは起きた。アメリカのように利上げで対応する国もあれば、日本のような国もある。自由にすれば良い。ダリオ氏によれば、どちらもトレードオフなのだから。
何故トレードオフなのか。利上げを行なった国では金利高騰と景気後退が起きる。行わなかった国では通貨が暴落する。
ダリオ氏は国債保有者の観点から次のように述べている。
それは国債自体の価格下落で国債の価値がなくなるのか、通貨の下落によって国債の価値がなくなるのかの問題だ。だが、どちらにしても価値は下がらなければならない。
海外の投資家の観点から考えてもらいたい。アメリカのように利上げで国債の価格が下落しても、日本のように国債の価格下落を抑える代わりに日本円の価値が暴落しても、日本国債を保有する海外の投資家にとっては同じことである。
結論
ほとんどの日本人は円建てでしかものを考えることが出来ないので、日本円で価値が下落していなければ価値が下落していないと思いこむ。
だが現実は迫ってくる。IMFの見通しでは日本のGDPは円安で減価したことによってドイツに抜かれ世界4位になるという。個人的には更なる凋落は近いと考えている。
もっと身近な話で言えば、インフレで日本人がものを買えなくなる中、円安で日本は安い国だと感じる外国人旅行客が自由に日本のものを買い漁っている。日本人が東南アジアの国々を安い国だと思っていたのと同じである。日本はそういう国になりつつある。
一方で日本人は日本円を持っていても海外からものを買うことができない。自国民に厳しく、外国人に優しいのが円安政策である。通貨安政策は完全な自殺行為だということを以下の記事で分かりやすく説明したにもかかわらず、日本人の大半は未だに理解していない。
日銀がYCC変更で長期金利の上昇を許容、日本も金利上昇による景気後退へ
アメリカのように利上げで国債が暴落しようが、日本のように低金利で通貨が暴落しようが、同じことである。
元々の元凶であるインフレ政策を行なってしまった時点で、対価を支払うことは決まっている。自分の選択の結果なのだから、好きな方の結果を受け入れれば良いだろう。
世界最大のヘッジファンド: 無節操に支出し続けるメンタリティのお陰でスタグフレーションへ
ポールソン氏: 成功は紙幣印刷ではなく教育と勤勉さから生まれる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41082
2023/10/30 (Mon) 00:41:50
レイ・ダリオ氏、来年の世界経済に悲観的
2023年10月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41176
引き続き、Bridgewater創業者のレイ・ダリオ氏のFuture Investment Initiativeにおけるインタビューである。今回はダリオ氏が来年の世界経済について語っている部分を紹介する。
来年の世界経済の見通し
来年の世界経済はどうなるだろうか。株式市場の意見を聞いてみるならば、米国株は最近下落しているとはいえまだまだ高い水準で推移している。
楽観のなかに不安が生じ始めているといったところだろうか。
だがダリオ氏は異なる意見を持っているようだ。ダリオ氏は来年の世界経済について楽観的か悲観的かと聞かれ、次のように答えた。
悲観的だ。
ダリオ氏は理由について以下のように説明している。
現在の環境には政治の問題があり、金融政策の問題があり、紛争の問題がある。
政治の問題は、アメリカで言えば来年には大統領選挙が控えている。そしてポール・チューダー・ジョーンズ氏は以下の記事で、民主党と共和党、どちらが勝ってもアメリカ経済は詰んでいると分析していた。
チューダー・ジョーンズ氏: 大統領選挙のアメリカ経済への影響
そして一番重要なのは金融政策の問題である。ジェフリー・ガンドラック氏は、2021年にアメリカのインフレ率が既に高騰していた中でFed(連邦準備制度)が緩和をやり過ぎたように、現在では実体経済は既に沈んでいるのに引き締めをやり過ぎていると主張している。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
ただでさえ金利は高過ぎるが、更なる問題は大量に発行されている米国債に買い手がいないことである。
チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大量発行で金利はまだまだ上がる
Fed自体はしばらく利上げをしていないのだが、アメリカの長期金利は国債の買い手不足で急上昇している。
国債の金利が上がれば投資家はリスクのある株式よりも安全な国債を選ぼうとするので、金利上昇は株安の原因となる。最近の株価下落はそれが原因である。
金利は常に金融市場にとって最重要事項である。だから高い長期金利はそれだけで来年の経済に悲観的になる十分な理由になる。
だがそれに加えてハマス・イスラエル戦争がどのように転ぶか分からない。
レイ・ダリオ氏: ハマスとイスラエルの戦争が他の国を巻き込まない可能性は低い
もしこの戦争がイランを巻き込めば、この戦争は実質的にアメリカ(イスラエル)とイラン(ハマス)の代理戦争に発展する。ウクライナも考えれば、アメリカは間接的にロシアとイランの両方を相手にすることになる。
ただ、それでもアメリカ本土が戦場とならない限り、戦争が株価に直接及ぼす影響は限定的だろう。だが原油価格が上がる可能性はある。
そしてタイミングが最悪である。高金利で既にアメリカ経済が景気後退に向かっており、来年には利下げで対応しなければならない可能性が高いのに、その状況で原油価格が上昇しインフレになれば、インフレ対策で金利が下げられなくなる。そうなればアメリカ経済はインフレと景気後退が同時に来るスタグフレーションに陥るだろう。
サマーズ氏、米国のスタグフレーションの可能性を示唆
ガンドラック氏も米国のスタグフレーションを予想
結論
ダリオ氏は、将来に向けて楽観的な要素も挙げ、次のように述べている。だがそれも2024年の世界経済を救うには十分ではないという。
一方で、ここで議論されたような素晴らしい技術革新もある。それにはリスクもあるが、素晴らしいものを作り出す潜在力がある。
だがこれからの時系列を考えれば、これからの金融政策などが世界経済により大きな影響を及ぼすだろう。
来年について楽観的になるのは難しい。
ダリオ氏のポジションが実際にどうなっているのかと言えば、筆者の知っている最新の情報では、ダリオ氏は最近の株価下落の前に株式に対して弱気だったという。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気 (2023/8/23)
ダリオ氏の株価への見通し自体は、以下の記事で取り上げている。
世界最大のヘッジファンド: 米国株と米国債は両方とも更に大幅下落する
来月半ばには機関投資家のポジションを開示するForm 13Fも発表される。ダリオ氏のポートフォリオがどうなっているだろうか。そちらも報じるつもりなので、楽しみにしていてもらいたい。
レイ・ダリオ氏: 世界経済のドミノ倒しはもう始まっている、最初に飛ぶのはジャンク債
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41176
2023/11/04 (Sat) 06:46:07
ドラッケンミラー氏: 米国株は金利上昇の圧力で崩壊する
2023年11月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41312
ジョージ・ソロス氏のSoros Fund Managementを長年運用していたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏がRobin Hood財団主催のインタビューで米国株の見通しについて語っている。
インフレと金利高騰
ドラッケンミラー氏は2021年から物価高騰を警告し、その後の金利高騰による株式市場と実体経済への悪影響を予想し続けてきた著名投資家の1人である。
そしてアメリカの長期金利は、Fedがもう数ヶ月も利上げを停止しているにもかかわらず、構わず上昇してきた。
それが米国株の重しとなっている。米国株は次のように推移している。
何故株価が下落しているのか? 長期金利が上昇すれば、投資家はリスクを取って株式を保有しなくとも単に長期国債を保有すれば十分な金利が得られるからである。
ドラッケンミラー氏の個別株戦略
さて、ドラッケンミラー氏はこの状況で米国株をどう見ているか。
バイデン政権の行なっている景気刺激は的が非常に絞られている。ほとんどはグリーンエネルギー向けだ。
それが株式市場で投資機会を生むかもしれない。
いわゆる「国策に売りなし」である。政府が国民から徴収した税金を特定の企業にばら撒くとき、その企業の株価は上がる。
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
また、ドラッケンミラー氏は以前から推してきたAI銘柄にも焦点を当てている。彼は次のように述べている。
AI業界では大きなことが起こっている。そこに投資機会があるかもしれない。
ドラッケンミラー氏は以前よりNVIDIAやMicrosoftなどのAI関連銘柄を推している。
ドラッケンミラー氏、AI関連の米国株を怒涛の買い増し
ドラッケンミラー氏はアメリカ経済の景気後退入りを予想しているが、それでも優れた銘柄はそれほど影響を受けないのではないかと踏んでいる。
NVIDIAについては以下の記事でも取り上げている。
米国の景気後退の遅れから利益を得るトレードを紹介する NVIDIA株を例に
ドラッケンミラー氏の米国株見通し
ここまでがドラッケンミラー氏の個別株に対する見方である。では米国株全体に関してはどうか。
ドラッケンミラー氏は米国株について次のように言っている。
可能性は低いかもしれないが、世界大戦が起こる危険もあり、株価収益率が20倍から30倍もの米国株に喜んで投資をするような状況ではない。
ここから半年はどうなるだろうか? 少なくとも最近の下落で高いバリュエーションのいくらかは吐き出された。
米国株の現在の問題は金利上昇である。金利が高ければ株式市場から金利の高い国債に資金が流出する。
そして金利が上がっている原因は、大量に発行された米国債に十分な買い手がいないことである。
チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大量発行で金利はまだまだ上がる
そして一部の企業が恩恵を受ける景気刺激はこの問題を悪化させる。何故ならば、借金だらけの米国政府が景気刺激をするには、買い手のいない米国債を更に発行して投資家に買ってもらわなければならないからである。
そうすれば金利は更に上がることになる。ドラッケンミラー氏は次のように言っている。
だがまさにその景気刺激が金利の上昇圧力を与え、株式市場における他のすべてのものを崩壊させる。
金利と株価の問題は非常に単純である。国債の金利が5%前後で推移している時に、誰が下落のリスクを負って株式を買うだろうか?
多くの著名投資家が同じように考えている。
ガンドラック氏: この状況で米国株を買う理由は一切ない
チューダー・ジョーンズ氏: 今は米国株に投資をするのが非常に困難
ちなみにチューダー・ジョーンズ氏はこのインタビューで司会をやっており、ドラッケンミラー氏の聞き手に回っている。何とも贅沢なジョーンズ氏の使い方である。
筆者の意見は以下の記事を参考にしてもらいたい。金利と株価の関係について論理的な反論があれば聞いてみたいものである。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41312
2023/11/05 (Sun) 07:32:10
米国の10月雇用統計、来年の景気後退に向け経済急降下
2023年11月4日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41335
さて、インフレの見通しを示し、来年のアメリカの景気後退へのカウントダウンとなるべき最新10月分の米国雇用統計が発表された。結論から言えば、筆者が予想する来年の景気後退に向けてまっしぐらの数字だったと言える。
遂に上昇始めた失業率
まず失業率だが、10月の失業率は3.9%となり、前月の3.8%から上昇した。グラフを見れば失業率がついに離陸しつつあることが分かる。
最近のこの上昇トレンドが長期的なものであることは、アメリカ経済の状態を見れば分かる。アメリカは物価高騰を利上げで抑え込んだが、インフレ率が下落した一方で実体経済へのダメージはまだ軽微である。
しかし20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が指摘したように、インフレを利上げで抑え込んだ後の失業増加は避けられない。
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
だからその大量失業がそろそろ来始めているのである。そしてそれは平均時給の数字にも表れている。
失速する平均時給
10月の平均時給の上昇率は前月比年率(以下同じ)で2.5%となり、前月の4.0%から失速した。
遂に失業率は上がり、平均時給は失速してゆく。多くの著名投資家が来年の景気後退を予想している。
ガンドラック氏: アメリカの景気後退でドルは暴落する
レイ・ダリオ氏: 世界経済のドミノ倒しはもう始まっている、最初に飛ぶのはジャンク債
同じく失速する労働市場
さて、この平均時給に週当たりの平均労働時間と全労働者数を掛けることで、労働者全員に支払われた金額の総額をおおむね知ることができる。
時給はいわば単価なので、人件費が主なコストとなるサービス業の物価などの先行きを知るには有用だが、アメリカ経済全体を見るには労働市場で支払われた総額を考えるべきだろう。
そしてその賃金総額の10月の上昇率は0.1%となり、前月の6.4%から大きく減速した。
ほとんどゼロ成長である。つまり、アメリカの労働市場は拡大をほとんど止めている。
結論
今回のアメリカ雇用統計は筆者が色々解説するまでもなく悪く、来年の景気後退に向けての着実な一歩となっている。
何故アメリカ経済は減速しているのか? 原因は金利上昇だが、金利上昇がアメリカ経済から資金を徐々に吸い上げている様子を見たい人は以下の記事を参考にすると良いだろう。
2024年の米国株下落と景気後退: コロナ後の緩和資金が尽きるのはいつか
この状況で米国の株式市場は来年の企業利益増加を前提に推移している。 それは無理筋だろう。その幻想が壊れるときが米国株の終わりである。
2024年の米国株予想: 株価は最大で50%下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41335
2023/11/07 (Tue) 16:19:37
オニールとエリオットが教えるナスダック100 空売りの好機/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=GhJaBk7144c
<チャプター>
00:00 オニールとエリオットが教えるナスダック100 空売りの好機
00:20 ナスダック100と日経平均は似た動きをする
01:07 リーマンショック後安値以降のナスダック100 (1)(週足)
01:52 リーマンショック後安値以降のナスダック100 (2)(週足)
02:35 リーマンショック後安値以降のナスダック100 (3)(週足)
04:00 (B)以降のカウント詳細(2時間足)
05:26 7月19日からのダイアゴナル完成か?(日足)
12:36 免責事項
2023/11/08 (Wed) 02:17:42
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
2023年11月7日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmaあcroresearch.org/jp/archives/41359
引き続き、ジョージ・ソロス氏のSoros Fund Managementを長年運用していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏の、Robin Hoodにおけるインタビューである。
今回は株式市場の長期的な見通しについて語っている部分を紹介したい。
ドラッケンミラー氏の相場観
ドラッケンミラー氏はアメリカ経済はこれから景気後退入りすると予想している。株価は景気後退の半年ほど前に下落するので、そのタイミング予想は株価の下落タイミングの予想とも関連している。
ドラッケンミラー氏が予想するアメリカ景気後退のタイミング
ドラッケンミラー氏: 米国株は金利上昇の圧力で崩壊する
タイミングについては専門家の間でも割れている。だがより長期的な株価の見通しについては、専門家の予想に誤差が少なくなる。
ではドラッケンミラー氏は米国株が長期的にどうなると考えているのか。彼は次のように述べている。
より重要なのは長期的な展望で、アメリカでは株価は長期的には常に上昇するという信仰がある。
信仰(原文:belief)という言葉を使っている。それはその考えに根拠がないということを暗に言っているのである。
米国株の長期的な株価上昇
実際、その考えには根拠がない。米国株を買って寝ていれば長期的には儲かるという考えの人々の根拠は精々、ここ数十年米国株は長期的に上昇してきたという程度のものだ。だがその程度の考えで投資で儲かるならばファンドマネジャーは苦労しない。
本職のヘッジファンドマネージャーが投資で利益を出すために多くの優秀なアナリストを大金で雇い、毎日出社して経済を分析しなければ利益を出せないと考えているのに、素人は米国株の長期チャートを一度眺めただけで株式市場で儲けられると信じている。その時点で何かがおかしいことが分かりそうなものだが、多くの人がそれに気づけない。
何がおかしいのか。1980年からほぼ40年間米国株が長期的には上昇してきた理由は、1980年からコロナ後のインフレのあった2021年まで、長期的には一貫して金利が下がり続けてきたからである。
アメリカの政策金利は次のようになっている。
金利が高い間は投資家は株式ではなく国債などを買って金利収入を得ることを好む。逆に金利が下がると国債の魅力が下がるので、リスクを取ってでも株式に賭けようとする人が増え、金利が下がるたびに株式市場に資金が流れるのである。
利下げと量的緩和で40年間金利を下げ続けて、金利が下がるたびに株式市場を持ち上げてきた。だがもう金利はこれ以上下がらなくなり、コロナ後の現金給付によってインフレが起きた。
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
そして今ではインフレを抑制するために金利を上げなければならなくなっている。それが今の株式市場の問題である。
インフレの時代における株価の推移
ドラッケンミラー氏は次のように言っている。
量的緩和によるバブルの期間が10年続いたのだから、ファンダメンタル的にも株価水準的にもその分の調整が来なければならない。
何度も言うように、40年間株価が上がってきたのは、40年間金利を下げ続けてその度に株価を押し上げてきたからである。
ドラッケンミラー氏はこう続ける。
量的緩和が起こる前の世界では、株価収益率は15倍だった。今では20倍だ。
株価の計算式を持ち出そう。株価は次の式によって計算できる。
株価 = 1株当たり利益 x 株価収益率
ドラッケンミラー氏は、量的緩和が1株当たり利益と株価収益率の両方を押し上げたことを指摘しているのである。
量的緩和で金利が下がったことで、実体経済では多くの人がお金を借りてものを買った。それと同時に、上述したように金利低下で株式の魅力は増す。それは株価収益率が上がるという意味である。
だが40年続いた金利低下によるこれらの押し上げ効果はもうなくなった。それどころか金利はインフレで上がっている。
それでも米国株は企業利益が増え続けることを前提に推移している。だがそのアナリスト予想に対してドラッケンミラー氏は次のように言う。
それは1株当たり利益に関するわれわれの今年の見通しとは一致しているが、来年も増益になるとは思えない。良くて横ばいだ。
金利上昇がようやく失業率上昇に表れてきたように、企業利益にも表れざるを得ない。高金利がついにアメリカ経済に忍び寄っている。
米国の10月雇用統計、来年の景気後退に向け経済急降下
だがドラッケンミラー氏が言いたいのは今から次の景気後退までの中期的な話ではない。過去40年がデフレの時代であったならば、これからはインフレの期間となる。
デフレと金融緩和の期間においては株式は長期的に上昇する。それは事実である。だが、インフレと高金利の時代には逆のことが起きる。
実際にインフレの時代に株価はどうなったか? 1970年代の物価高騰時代の米国株のパフォーマンスについては以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
1970年代の前後15年ほどの間、米国株は長期的には横ばいだった。その中にはインフレと高金利で株価が半値にまで暴落した1974年の出来事も含まれているのだが、ともかく期間の最初と最後の株価を見れば、米国株はほぼ横ばいだった。
そして今もインフレの時代となった。ドラッケンミラー氏は当時の再現を予想している。だから彼は次のように言う。
数年前に、米国株は10年後にも同じ水準で推移しているかもしれないと話したが、今でもそれを信じている。当時S&P 500は4,500ドル付近で、今も大体同じ水準だ。
インフレ時代における米国株
長期的に横ばいになり、かつその間に半値にまで暴落することもある資産を保有する意味があるのかどうかは定かではない。
だが株式投資家の悲劇はそれだけではない。この「横ばい」とは、インフレによって価値が大幅に下落したドルで考えて「横ばい」なのである。
だから実質的には米国株の価値はインフレ分下落している。そしてインフレ分の下落がどれくらいかと言えば、過去のインフレ時代におけるドルの価値を消費者物価指数をもとに計算すれば、次のようになる。
これがインフレ時代における米国株の実質的なパフォーマンスである。ほぼ3分の1になっている。その間、預金をしていた人はインフレでドルの価値は目減りしたものの、高金利によって大きな金利収入を得ている。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
結論
ということで、米国株の数十年分の株価チャートを眺めるだけで米国株の長期見通しを予想でき、株式市場で利益を得られるなどという有り得ない考え方は今すぐ捨てるべきである。
多くの人は金融庁の妄言を信じたのだろうが、 金融庁の職員の多くは新卒入社でずっと金融庁で働いており、しかも彼らは規定で一部を除く株取引を禁止されているので、資産運用を仕事にしたことがないどころか、個人で投資した経験ももしかしたらあなたより少ないかもしれないド素人である。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
いつも言っているが、他人の意見を鵜呑みにする人はその考え方の価値に応じた報酬を受け取ることになる。金融市場では常に自分に相応しい報酬が返ってくる。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/41359
2023/12/14 (Thu) 11:48:56
ペトロダラーの仕組み
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829944
ペトロダラーシステム
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/822.html
ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403
人民元決済が拡大!中国が目論む米ドル基軸体制打破
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111332
米ドル凋落の始まりか。ユーロが首位 10月の国際決済通貨シェア 2020年12月7日
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1213.html
ドルが下落したらアメリカは終わり
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1074.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド : 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
2023/12/21 (Thu) 18:42:10
円高は、いつまで続き、 いくらになるのか?エリオット波動原理の視点/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=B410mp3CBsM
<チャプター>
00:00 2011年ボトムからのジグザグが完成したか?
01:30 エリオット波動ではジグザグ完成後の動きは確定できない
02:59 8月15日の動画ではダイアゴナル進行中と説明
03:52 ダイアゴナル完成後に起きる急反転の動きを警告
04:29 12月5日の動画ではダイアゴナル完成の可能性ありと説明
05:20 コロナ安値以降、ドル円は日米の金利差に相関
09:19 日本の長期金利はコロナ安値以降、上昇中
10:30 日本の長期金利(コロナ安値以降、日足)
11:04 米国の長期金利はコロナ安値からインパルスが進行中か
12:20 それともジグザグが完成か?
13:58 下向きのジグザグ複合形か?
14:58 ダブルジグザグでの進行想定例
15:45 下向きのインパルスか?
https://www.youtube.com/watch?v=B410mp3CBsM
2023/12/22 (Fri) 21:48:07
レイ・ダリオ氏、投資にグローバルマクロ戦略が必要な理由を語る
2023年12月22日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がFinimizeのインタビューで、普通の株式投資家からグローバルマクロ戦略のヘッジファンドマネージャーとなった理由と経緯について語っている。
グローバルマクロ戦略
ダリオ氏は世界中の株式、債券、為替、コモディティなどあらゆる銘柄に投資し、レバレッジをかけ買いも空売りもやるというグローバルマクロ戦略のファンドマネージャーとして現役もっとも有名な人物である。
このグローバルマクロ戦略はジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドが始めたものである。ソロス氏は自著『ソロスの錬金術』でその戦略について丁寧に説明している。
だがダリオ氏は最初からグローバルマクロの投資家だったわけではない。あらゆる資産クラスに関する知識が求められるグローバルマクロ戦略を最初から出来る人などいない。
だから誰でも何らかの資産クラスから始めなければならない。ダリオ氏が最初に投資したのは株式だったそうだ。彼は最初の投資経験について次のように述べている。
12歳の時だった。
ゴルフのキャディーをして、バッグ1つにつき6ドルを得た。バッグを2つ持って12ドルで、50ドル貯まる度に株式市場に投資した。
最初に買った株は当時わたしが知っていた唯一の銘柄で、株価は5ドルより低かった。たくさん買って値上がりすれば大儲けできると思った。
勿論それは馬鹿げた戦略なのだが、当時のわたしはそれを理解していなかった。
誰でも何も知らないところから始める。12歳のダリオ氏はその後大学に行き、そしてウォール街で働き始めた。最初のキャリアではコモディティを担当していたらしい。その辺りのことは以下の記事で報じている。
レイ・ダリオ氏、上司を殴って会社を辞めた時のことを語る
株式の買い持ちだけでは勝てない時
様々な資産クラスを見るなかで、ダリオ氏は株式市場を予想するためにも他の市場の知識が必要だということに気付くようになる。
多くの個人投資家は単に株式を買い持ちにするだけだろうが、例えばそれは株式全体が長期的に下がる相場では長期的に損失を出すトレードとなってしまう。
例えばダリオ氏は次のように言っている。
1966年から1984年まで米国株の実質リターンはマイナスだった。
1966年(の下げ相場)が1970年の景気後退を引き起こし、それによってアメリカ政府がドル紙幣とゴールドの交換の約束を反故にしなければならなくなった。通貨の減価だ。
それが1970年代の経済状況の原因となった。資産価格は下がり、1973年から1974年の下落相場やオイルショックなどが起こった。
これは1966年から始まり、1970年から1980年にかけてピークを迎えたアメリカのインフレ相場のことである。詳しくは以下の記事で説明しているが、物価の高騰と厳しい利上げによって米国株は実質的にほとんど3分の1の価値になった。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
株価を動かすマクロ要因
当たり前だが物価高騰には原油価格の上昇など様々な要因が絡んでいた。株式会社の業績だけではなく、コモディティなど様々な市場や為替要因、インフレ率やGDPなどマクロ経済の状況を考えなければ当時のインフレ相場を生き抜くことは出来なかった。
ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創業したジム・ロジャーズ氏は、著名投資家のインタビュー集『マーケットの魔術師』のなかで次のように言っている。
インドネシアのパーム油がどうなっているかを知らずに アメリカの製鉄株にどうやって投資できるだろうか?
ダリオ氏はこう続けている。
そのときわたしは株価にとってマクロが非常に大きな意味を持つことに気づいた。マクロ要因を理解することが必要だった。
それで株をいつでも買い持ちにするのではなく、空売りもする必要があると学んだ。それがマクロの投資家になった理由だ。マクロの要因がすべてを動かすからだ。
個人投資家には空売りを危険だと思う人が多いかもしれない。だがグローバルマクロの投資家から言わせれば、空売りをしない方が危険である。下げ相場でも勝てる投資家にとっては、買いオンリーという下げ相場でほぼ確実に負ける戦略を取ることは考えられない。長期の下落相場を買い持ちにすることはほとんど死を意味する。
ダリオ氏が言っているのはそういうことである。そして今の投資家にとっての問題は、1970年代の米国株の推移が実証したように、インフレ相場での株式のパフォーマンスは非常に悪いということである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
NISA界隈の人々が株式はインフレに強いと言っているのを目にするが事実に反する完全な出鱈目である。1970年代の相場も勉強したことがないのだろう。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
2023/12/23 (Sat) 22:38:30
米国株相場予想、株価が長期的に上がり続けることは有り得ない
2023年12月23日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42784
米国株は最近調子が良い。株価はFed(連邦準備制度)の利下げを織り込みながら再上昇している。しかしこういう時だからこそ、米国株の長期的見通しについて再確認しておくことが必要だろう。
米国株の長期展望
アメリカの主要株価指数S&P 500は、高金利による株安から反発し、史上最高値付近で推移している。
だがより長期の視点で見てみれば、ここ2年間米国株は何処にも行っていない。上に行くのか下に行くのか結論を出せていない。
そして結論から言えば、この状態がこれから少なくとも10年間続くだろう米国株の長期トレンドなのである。
低金利から高金利へ
これが新たな米国株のトレンドである。1980年からの40年、米国株は長期の上昇トレンドにあった。その理由は長期的な金利低下である。アメリカの政策金利は次のように推移している。
1980年まではインフレと高金利の時代だった。それを当時のポール・ボルカー議長が強烈な金融引き締めで終わらせ、そこから2020年まではデフレと低金利の時代となった。
ポール・ボルカー氏、1980年のインフレ打倒がどれだけ厳しかったかを語る
金利低下は基本的にそのまま株価にとって押し上げ要因となる。金利が下がり続ければ、当然それは株価を押し上げ続ける。
上のチャートを見れば分かるように、それが40年続いたのである。それが米国株は無条件で上がり続けると主張する人が言及しない、米国株が過去40年間長期的な上げ相場だった理由である。
インフレと高金利における米国株
だが米国株はインフレと高金利の時代にも同じように推移するわけではない。長期的な金利低下が長期的に株価の押し上げ要因になるならば、インフレの期間における長期的な金利上昇は長期的な株価の押し下げ要因になるはずだからである。
前回の記事でレイ・ダリオ氏が次のように言っていたことを思い出そう。
レイ・ダリオ氏、投資にグローバルマクロ戦略が必要な理由を語る
1966年から1984年まで米国株の実質リターンはマイナスだった。
この時期のS&P 500のチャートを見ると、長期的な横ばいを続けている。
だが実際にはこのチャートは横ばいではない。何故ならば、1970年代の物価高騰の時代にはドルの価値が激減しているからである。
以下の記事で検証したように、この時期にドルの価値はインフレによって3分の1になっている。だからこの時期に米国株の保有者は実際には大損しており、同じ期間に元本に加えて高金利を受け取った預金者に対してもリターンで大きく負けているのである。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
コロナ後の米国株
ここで現在の米国株に話を戻そう。何が言いたいかと言えば、インフレによって金利が上がった2020年以降の米国株は、まさに上記のインフレ相場における米国株の値動きに移行しているということである。もう一度現在のチャートを見てもらおう。
だから金利が上がった2022年以降米国株が頭を押さえつけられているのは当然なのである。米国株は長期的に1970年代のチャートになってゆく。
筆者が言いたいのは、既に実際にそのようになっているということである。スタンレー・ドラッケンミラー氏がそれを去年の段階で予想していた。
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性 (2022/6/27)
結論
来年の米国株がどうなるかと言えば、ダブルトップを形成して落ちてゆくことになるだろう。
2023年の米国株は2018年世界同時株安のダブルトップに似ている
現在は上のチャートにおける2回目のトップを形成している最中である。
ここの記事ではマネーサプライの推移などを利用して2回目のトップのタイミングを出来る限り予想しようとしている。
2024年の米国株下落と景気後退: コロナ後の緩和資金が尽きるのはいつか
だがはっきり言ってタイミング予想は水ものである。そしてファンドマネージャーが気にするような、2回目のトップは1回目より高いのか低いのか、来年の前半にあるのか後半にあるのかなどということは、多くの個人投資家にとって重要ではないはずだ。
だからこの記事ではもう一度米国株の長期見通しを確認しておいた。デフレと低金利の時代がインフレと高金利の時代になった以上、米国株を待っているのは1970年代のチャートである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
そしてそこにはドルの大幅な減価が襲いかかる。
投資家はどうすれば良いのか? 世界屈指のファンドマネージャーであるドラッケンミラー氏が名案を出してくれているので、そちらを掲載しておこう。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42784
2024/01/09 (Tue) 19:34:06
みんなが楽観的なときほど気を引き締めよ! リスクを洗い出し
つばめ投資顧問の長期投資大学
2024/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=Sepv5xQ8PAA&t=81s
2024/01/09 (Tue) 19:38:06
2024年、株式市場が嵐に見舞われる可能性 /実践!エリオット波動 有川和幸さん
収録日:2024年1月8日
https://www.youtube.com/watch?v=kk4vI5Bt3jA
2024/01/16 (Tue) 20:56:24
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
大規模なリセットがやってくる!?【前編】/石原順さん
2024/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=KIz9y6vHu_w
<チャプター>
00:00 大規模なリセットがやってくる!?【前編】
01:42 トップリスク2024
02:15 ユーラシアグループの2024年予測
07:15 米国政府債務急増し34兆ドルに
08:52 偽旗の世界
12:00 今の疑問は、投資家が2024年に何を期待できるかだ。
12:33 ポンド/ドル(週足)
17:40 世界の通貨供給量
19:00 ゴールドマンサックスの来年のS&P500予想
19:55 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
米国株は利下げで-50%の暴落へ!?(2024.01.09収録)【後編】
2024/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=zuCigrBvQa0
<チャプター>
00:00 米国株は利下げで-50%の暴落へ!?【後編】
00:19 景気後退期には株価が大きく下落する
02:44 ねずみ講経済の終焉
07:25 今の世の中は4thターニング
08:29 4thターニング理論とは?
09:57 レイ・ダリオのビッグサイクル
11:17 エリートの生産過剰、 大衆の貧困、国家財政の危機が社会政治の不安定性を招く
13:09 S&P実質価格(黒)とサイコロジカル・サイクル(赤)1980~現在
15:10 現在のS&P500のバブルとシンメトリー(死の舞踏!?)
日経平均大暴騰!バブル最高値更新後に急落の可能性も?【前編】/石原順さん
https://www.youtube.com/watch?v=ckiPpdr4mgE
<チャプター>
00:00 日経平均が大暴騰!【前編】
00:50 世界の政策金利とインフレ率
02:06 日本10年国債金利(日足)
05:22 ドル/円(日足)
05:50 日経平均CFD(日足)
08:50 日経平均CFD(週足)
10:34 日経平均(週足)と国家管理相場
日経平均上昇に死角はないか!?最悪のシナリオとは【後編】
https://www.youtube.com/watch?v=mV_aAfaWGdY
<チャプター>
00:00 日経平均上昇に死角はないか!?最悪のシナリオとは【後編】
00:34 日経平均(月足)最高値更新か!?
13:48 マグニフィセント・セブンの時価総額は、米国を除くどの国の株式市場全体よりも大きい
25:20 ナスダック100CFD(日足)
26:16 S&P500CFD(日足)
28:25 米国株のCTAロングポジション
29:17 利下げは株式市場にとって強気ではない!
45:03 日本株がバブルして資産インフレが起きれば、日銀は利上げに追い込まれる。
2024/01/17 (Wed) 05:39:17
2024年の相場は激変か!?【前編】/石原順さん
2023/12/26
https://www.youtube.com/watch?v=sazlLPFB-AA&t=0s
<チャプター>
00:00 2024年の相場は激変か!?【前編】
01:18 ドル/円(日足)
06:05 ドル/円(週足)
07:24 ユーロ/ドル(日足)
08:55 ユーロ/ドル(週足)
11:53 ポンド/ドル(日足)
12:33 ポンド/ドル(週足)
14:15 S&P500CFD(日足)
14:58 S&P500CFD(週足)
16:44 ナスダック100CFD(日足)
17:03 ナスダック100CFD(週足)
17:42 NYダウCFD(日足)
18:45 NYダウCFD(週足)
19:38 日経平均CFD(日足)
20:33 日経平均CFD(週足)
21:37 米10年国債金利(月足)(緑:金利上昇シグナル・赤:金利低下シグナル)
利下げが暴落の引き金を引く!?(2023.12.26収録)【後編】
2023/12/26
https://www.youtube.com/watch?v=5laDek-GLgw
<チャプター>
00:00 利下げが暴落の引き金を引く!?
00:18 ゴールドマンサックスの来年のS&P500予想
03:57 米10年国債金利(週足)(青:金利上昇トレンド・赤:金利低下トレンド)
08:12 利下げまでの米国株の上昇は「死の舞踏」か!?
09:16 政策金利の上限値と平坦域 (利上げ停止期間)
11:17 FRBのインフレファイトと景気後退
12:35 S&P実質価格(黒)とサイコロジカル・サイクル(赤)1980~現在
14:25 WeWorkの興亡
15:15 NYダウ(月足)と1966年から1982年の横ばい相場
2024/01/28 (Sun) 18:38:18
ガンドラック氏: インド株は30年前の中国株と同じ状況、買って放置しておけ
2024年1月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、自社主催の座談会で新興国株式、特にインド株について語っている。
米国株の長期上昇トレンド
米国株は過去40年間素晴らしいリターンを上げてきた。それは長期の上げ相場だった。
その上げ相場は1980年に始まった。何故ならば、1970年代のインフレ相場の後、長期的に上昇していた金利が1980年に遂にピークに達し、金利はそこから下落したからである。
その後40年に渡ってアメリカの金利は長期的に下がり続け、米国株を支え続けた。一方で日本ではバブル崩壊後に金利がゼロに達し、それ以上金利低下が得られなかったために株式市場は30年近く停滞した。
このように、金利の上下は株式市場に大きな影響を持っている。そして問題は、インフレによってアメリカでも金利の低下が終わり、むしろ金利を上げなければならなくなったことである。
そのような状況にある米国株について、ガンドラック氏は次のように述べている。
米国株は長らく他の国の株式、特に新興国株式よりも良いパフォーマンスを発揮してきた。それは長いトレンドだった。だがそのトレンドは壊れたようだ。
スタンレー・ドラッケンミラー氏も金利を理由に米国株の長期上昇トレンドは終わったと判断している。
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
逆に言えば、幸いなのはインフレがそれほど酷くなかったためにアメリカほどの利上げが必要ではなかった国々である。
アメリカでは莫大な現金給付によってインフレ率は2%程度から9%まで上がった。だがそれほどのばら撒きを行わなかったためにインフレがそれほど酷くない国もある。
また、アメリカでは金利上昇は莫大な政府債務への利払いが増加することを意味するが、政府債務が少ない国では利上げの悪影響も小さい。
何処の国に投資するべきか
だからガンドラック氏はアメリカ以外の国の株式を推している。だが具体的にどの国が良いのか。ガンドラック氏は次のように続けている。
これは毎年言っていることだが、現在はこれまで以上に確信している。
孫の大学の教育費のような長期的の話ならば、インド株式ETFを買ってただ放置しておけ。
最近、著名投資家の中でインド株が話題である。Bridgewaterのレイ・ダリオ氏もインド株を推奨していた。
レイ・ダリオ氏: インドにもっと投資できれば良いのだが
何故か。ガンドラック氏は次のように説明している。
インド株は上がる。10倍になる。インドは30年、35年前の中国とまったく同じ状況にある。
30年前、中国は地方から都市部への人口流入によって労働力が急増し、それに対応するために変化が起こらなければならなかった。それが今のインドの状況だ。
結論
多くの個人投資家が、ただ買って放置しておけば儲かると思って米国株をつみたてNISAに詰め込んでいる。だがプロの視点から見れば、現在は米国株を証券口座に詰め込むタイミングとしては最悪である。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
だがガンドラック氏から彼らに朗報がある。ガンドラック氏は次のように言っている。
インド株だけがわたしの今のお気に入りだ。株価の動きを見ることさえない。何ヶ月も気にしていない。これは長期のシナリオだからだ。
ガンドラック氏によれば、インド株はただ買って何十年も放置できる銘柄だそうだ。
金利を理由に米国株に見切りをつけている著名投資家は多く、彼らは米国株の代わりを探している。ジョン・ポールソン氏はギリシャ株を推していた。
ポールソン氏: 奇跡の復活を遂げたギリシャ株はまだまだ上がり続ける
だがここに個人投資家にとっての問題がある。 過去40年の米国株のようなパフォーマンスが欲しければ、過去40年の金利低下によって株価が上がったがその株高の原因がもはやなくなっている米国株を選ぶのではなく、過去40年の米国株と同じようなパフォーマンスに今後40年なるような国を自分で選ばなければならないということである。
結局、将来を予想できなければ投資で利益を得ることはできない。それだけの話なのである。それだけの話が分かる人間だけが利益を得、そうでない人間は損をするだろう。簡単な話ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
2024/01/29 (Mon) 21:35:43
ローゼンバーグ氏: 今のソフトランディング期待はリーマンショック前のソフトランディング期待と同じ
2024年1月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43803
さて、前回までジェフリー・ガンドラック氏のDoubleLine Capital主催の座談会の内容を報じてきたが、今回はその座談会に出席しているRosenberg Researchのデイビッド・ローゼンバーグ氏の発言が興味深かったのでそちらを紹介しよう。
アメリカの景気後退
コロナ後にアメリカで行われた莫大な現金給付が物価高騰を引き起こし、アメリカはそれを大幅な利上げで抑え込もうとしている。
結果、インフレ率は3%台まで何とか下がり、一方でアメリカ経済はそれほどの高金利にもかかわらず大きな減速とはなっていない。
インフレ加速を示唆する12月米インフレ率
だから多くのエコノミストが景気後退について喋らなくなった。景気後退の可能性は消えたのか? だがローゼンバーグ氏は次のように言っている。
景気後退は遅れている。だがなくなったわけではない。
ウォール街のエコノミストはいまや皆、景気後退の可能性を除外している。景気後退がまだ来ていないことが理由だ。
だが景気後退がまだ起こっていないからこれからも起こらないと主張するのは、トロント在住のわたしが「12月に雪が降らなかったから冬はもう来ない」と主張するようなものだ。
誰がそんなことを言うだろうか? こういう主張は馬鹿げている。
ソフトランディング期待の根拠
議論においていつも重要なのは主張の根拠である。そして景気後退が来ないと言う人々の根拠は、今景気後退が来ていないということだけである。だが問題は、景気後退がまだ来ていなければ、定義上経済状況は悪くない。それは同語反復なのである。
もう少し細かく考えてみよう。インフレ率はかなり下がっている。だがGDP成長率はそれほど下がっていない。しかしそれは、インフレ統計が先行指標でGDPが遅行指標だからだ。
そしてガンドラック氏もよく言っているが、先行指標はすべて悪化している。例えばクレジットカードなどの返済遅延率は以下の記事で取り上げたが悪化が始まっている。消費者は借金を返せなくなっている。
サマーズ氏、米国経済にハードランディングが起こっていない理由について語る
だから景気後退は近づいて来ている。問題はその速度なのであって、景気後退が除外された兆候は先行指標には一切現れていない。
だが景気後退を除外する人々はこの現実をすべて無視する。何故か。彼らにとって、過去に起こったことだけがこれから起こることの根拠だからである。
景気後退は来ない。何故ならば、まだ来ていないからだ。米国株は今後40年上がり続ける。何故ならば、過去40年上がり続けたからだ。
しかし彼らは景気後退がまだ来ていない理由も、米国株が1980年から40年上がり続けた理由も理解しないし、理解しようともしない。
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
ドル預金は良いものだ。何故ならば、過去3年ドル高になっているからだ。人間の理性とはその程度のものなのである。
景気後退前のソフトランディング期待
景気後退前にはいつも同じことが起きる。ソフトランディングへの期待である。
先行指標が悪化し、だが遅行指標が悪化していない状況のことを人々はソフトランディングと呼ぶ。だがローゼンバーグ氏は景気後退前に起こるこの現象のことを次のように解説している。
ソフトランディングとは景気拡大期から景気縮小期への橋渡し、移行期のことだ。
1979年はソフトランディングだった。1980年は景気後退だ。1989年はソフトランディングだった。1990年は景気後退だ。2000年はソフトランディングだった。2001年は景気後退だ。2007年はソフトランディングだった。2008年は景気後退だ。
経済とはこういうサイクルなのだ。
リーマンショックの事例
だから景気後退が遅れるという予想と、景気後退が来ないという予想はまったく違う。スタンレー・ドラッケンミラー氏も次のように言っていた。
ドラッケンミラー氏: それでも米国経済はハードランディングする
景気後退がまだ始まっていないという事実が、ハードランディングかソフトランディングかという確率を変えることはない。
だがそのドラッケンミラー氏も年内の景気後退はメインシナリオとはしていない。
ドラッケンミラー氏が予想するアメリカ景気後退のタイミング
ローゼンバーグ氏は次のように述べている。
景気後退の遅れは長くなっている。メリル・リンチに居た頃に、2006年から2007年までわたしが愚かな道化と思われてたのと同じだ。「景気後退はまだなのか?」だが2008年には皆が悲鳴を上げた。
リーマンショックの時も一部の著名投資家が金融危機を警告する中で、大多数の人々がそれを無視する期間が2年ほど続いた。
ジョージ・ソロス氏が著書『ソロスは警告する』に書いている、リーマンショックの1年半前の以下の警告が思い出される。
2007年春、ついに終わりのはじまりがやって来る。住宅ローン大手のニュー・センチュリー・ファイナンシャル社が、サブプライム問題が原因で倒産したのだ。
そこから先は、私のバブルのモデルでいう「黄昏の期間」である。住宅価格が下がりはじめているにもかかわらず、ゲームの終了が読み取れない参加者が、まだ大勢残っている段階だ。
そしてリーマンショックは2008年9月だった。
結論
ソロス氏や筆者のように、マクロの投資家は常に弱気予想をしていると言われるが、それは経済の横に崖が存在していることを認識しているからである。
経済の横に崖があることと、経済がすぐ崖に落ちることはイコールではない。景気後退のタイミングと株価の下落開始のタイミングも別ものである。
だが存在する崖を認識していないことを良しとするのか、崖を認識した上で経済が崖から落ちるタイミングを測り続けるのか、読者は好きな方を選べば良いだろう。
何故ならば、経済が崖から落ちれば株式市場には都合の悪いことが起きるからである。ローゼンバーグ氏は次のように述べている。
景気後退時には1株当たり利益は20%か30%下落する。今のアナリスト予想は11%の増益だ。
これは景気後退になれば、企業利益の修正だけを考えても株価が31%から41%下落することを意味している。
それが遠からず起きるということは、今米国株を買うことは、景気後退までに株価がそれ以上上がらなければ割に合わないということである。さて投資家はどうするべきだろうか。
レイ・ダリオ氏: 2024年の金融市場で投資家はどうすべきか
ソロスは警告する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43803
2024/02/06 (Tue) 10:59:06
まずは中規模の下落があった後、本当の暴落は2030年以降に訪れると考える理由/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=1VKpjo9ThQE
隔週でエリオット波動原理による進行想定をお伝えします♪
収録日:2024年2月5日
出演者:一般社団法人日本エリオット波動研究所 代表理事 有川和幸さん
2024/02/09 (Fri) 12:10:59
中国の縮小と入れ替わるようにアメリカの株価は過去最高を更新しているが、日経によると中国衰退から資金を避難させた投資家が米株に投資する流れが起きていた
世界企業のドル換算時価総額で、米国企業合計は51兆ドル(約7600兆円)となり、 世界全体時価総額の48.1%を占め20年ぶりの高さとなった
中国から日本への資本移動も起きていて、これが最近の日経平均株価上昇につながりバブル最高値まであと2000円ほどに迫っている
トランプ前大統領が2月初め、当選すれば中国製品に対し60%以上の関税を適用すべきと発言し恐らく政治アピールだと思うがバイデン批判に利用する
前回の選挙時にトランプは「バイデンは中国のスパイで便宜を図っている」と言っていたので、今回もバイデンが中国を「のさばらせている」のように訴えるでしょう
するとバイデンは有権者にアピールするため中国にはより一層強硬策をとるようになり、中国には不利に働くと思われます
実際に中国を制裁するほど資本家はアメリカに資金を移しているので、制裁強化するほどアメリカは利益を得た事になり制裁を後押しする
https://www.thutmosev.com/archives/33111.html
2024/03/03 (Sun) 08:11:27
世界経済は危険な状態!?信用できぬエコノミスト 【朝香豊の日本再興チャンネル】
2024/03/02
https://www.youtube.com/watch?v=8iOoIjC2HqU
円を捨てて株を上げる!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=aVtKO-uwl5c
<チャプター>
00:00 円を捨て株を上げる!?
00:08 投資戦略フェアについて
02:00 世界の政策金利とインフレ率
05:37 日本は金融抑圧によって国民の富が政府に移転していく。
08:35 投資戦略フェア2024について
11:33 日経平均と日銀のバランスシート
14:11 日銀の3月の金融政策決定会合について
16:55 円安によるバーゲンセール
21:24 日経平均CFD(日足)
23:00 日経平均CFD(週足)
23:33 ドル円(日足)
25:08 ユーロドル(日足)
25:53 ユーロ円(日足)
27:39 日銀の政策について
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
2024/03/17 (Sun) 12:13:46
インフレであっても経済が無事で中央銀行が利上げをしている局面では為替レートは上昇する
ドラッケンミラー氏: 誰もソロス氏の為替理論を理解していない
2024年3月15日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45869
引き続き、スタンレー・ドラッケンミラー氏のHow Leaders Leadによるインタビューである。今回はドラッケンミラー氏がかつての上司ジョージ・ソロス氏の為替理論について語っている部分を紹介したい。
ソロスの錬金術
ドラッケンミラー氏はジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用し、1992年のポンド危機におけるポンド空売りなど有名なトレードを成し遂げたことで知られるが、前回の記事でドラッケンミラー氏はソロス氏を初めて知った時のことを次のように述べていた。
ドラッケンミラー氏、ソロス氏のクォンタム・ファンドに採用された時のことを語る
彼の本を読んだんだ。誰もこの本を理解していないようだが、この本の中に為替相場に関する章があり、わたしはそれに夢中になった。
彼の本とは、ソロス氏の著書『ソロスの錬金術』のことである。この本はソロス氏が自分の投資理論を自分で詳細に説明したもので、当時のポートフォリオをリアルタイムで記録した投資日記まで付いているにもかかわらず、金融業界でも読む人がほとんどいない。
そんな本が数千円で手に入るにもかかわらず何故誰も読まないのかと言えば、ドラッケンミラー氏の言うようにその内容を「誰も理解していない」からである。
ソロス氏の為替理論
だが筆者やドラッケンミラー氏にとってこの本は宝の山である。ということで、今回は『ソロスの錬金術』に書かれたソロス氏の為替理論について、ドラッケンミラー氏の実際のトレードに沿って説明してゆきたい。
ドラッケンミラー氏が話しているのはベルリンの壁崩壊時にドイツの通貨だったドイツマルクをトレードした時のことである。ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
ベルリンの壁が崩壊したとき、ドイツマルクが数日急落した。共産主義者による東ドイツの通貨、オストマルクがドイツマルクと統合され、伝統的な考えでは通貨の価値を毀損すると思われたからだ。
当時、共産圏だった東ドイツは西ドイツに吸収される形で統合された。西ドイツの通貨だったドイツマルクは、より質の悪い東ドイツの通貨を吸収することで為替レートが下がると想定されていた。
だが統合後のドイツ経済を思い浮かべたドラッケンミラー氏は別の考えを持っていた。彼は次のように述べている。
だがわたしの見通しは、東ドイツからの労働力の供給によって経済は大きく成長するが、恐らく大幅にインフレになるというものだった。
貧しい東ドイツを吸収するのだから物資が足りなくなる。それで物価が高騰するわけである。
インフレと金利と為替相場
インフレは、それ自体は通貨にとって下落要因である。インフレとはものに対して通貨の価値が落ちることだからである。
だが、コロナ後のドル相場がそうだったように、インフレになればすぐに為替レートが下落するわけではない。ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
わたしはワイマール共和政がハイパーインフレに進んでいった過程を興味深く研究していた。
ドイツ連邦銀行がインフレを許さないことは分かっていた。
ワイマール共和政は第1次世界大戦後のドイツのことで、敗戦して賠償金を払えなくなったドイツはハイパーインフレを引き起こして借金をなかったことにした。円安を引き起こして政府債務をなかったことにしようとしている日本政府に似ている。
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
だが借金はなくなった一方でドイツ国民はインフレがトラウマになったので、ドイツ人はインフレが嫌いなのである。
だとすれば、ドイツはインフレを打倒するために金利を上げるはずである。金利高は為替レートにとってプラスに働く。
通貨にとってインフレはマイナスだが、金利高はプラスである。では為替レートはどうなるのか。ドラッケンミラー氏は次のように述べる。
そしてこれはその何年も前に読んでいたソロス氏の著書にもあったことだが、経済が強く、なおかつ中央銀行がインフレを退治するために金利を急激に上げる時には、その国の通貨は上昇する。
金利と財政赤字
ソロス氏の理論では、インフレがあっても経済が無事で中央銀行が利上げをしている局面では為替レートは上昇するという。それはコロナ後のドル相場にまったく当てはまる。
しかしそれは何故なのか。『ソロスの錬金術』を読むと、もう1つの要点が財政赤字であることが分かる。
この本では、財政赤字が金利上昇をもたらし、金利上昇が為替レートを上昇させる様子が説明されている。
政府は財政赤字を補填するために国債を発行しなければならないが、国債の大量発行が国債価格を下落させる。債券にとって価格下落は金利上昇を意味するので、財政赤字で金利が上昇するのである。コロナ後のアメリカも同じような状況にある。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
結局のところ、財政赤字と利上げによる為替レートへのプラスが、短期的にはインフレによるマイナスを上回ることになる。だからインフレと財政赤字と利上げで為替レートは上昇するのである。
結論
よって当時のドイツマルクは、コロナ後のドル相場と同じように上昇していったわけである。ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
だからドイツマルクは数日の間投げ売りされたが、わたしはドイツマルクを買い続けた。それは明らかに上手く行った投資となった。
だがソロス氏の為替理論で重要なのは、インフレ初期の通貨上昇が一連の経済サイクルの一部に過ぎないということである。つまり、この話には続きがある。
この話の中で財政赤字が他に重要なのは、実体経済が強い間だけ利上げを続けることが出来るということである。財政赤字は短期的には経済を支えることができる。だから経済活動を抑制する利上げを行なっても一定期間は持ちこたえられ、通貨高は続く。これもコロナ後のアメリカ経済と一致している。
だがソロス氏は『ソロスの錬金術』において、その後経済が減速して高金利を続けられなくなり、通貨高に惹かれた外国からの資金流入が途絶えたとき、上記の通貨高トレンドは逆転すると述べている。
インフレ・財政赤字・高金利のサイクルが終わるとき、ドルはどうなるのだろうか。楽しみに待ちたい。
ガンドラック氏: ドルは基軸通貨の地位を失って暴落する
チューダー・ジョーンズ氏: アメリカは25年以内にデフォルトしドルは基軸通貨でなくなる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45869
ソロス氏: インフレと財政赤字で高騰したドルは景気後退時に自由落下する
2024年3月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45949
前回の記事では、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用していたスタンレー・ドラッケンミラー氏が、ソロス氏の為替理論を用いてベルリンの壁崩壊後のドイツマルクをトレードした話を紹介した。
ドラッケンミラー氏: 誰もソロス氏の為替理論を理解していない
今回はこのソロス氏の為替理論をコロナ後のドル相場に適用しながら説明してみたい。
ソロス氏が解説するドルの値動き
この為替理論は、ヘッジファンドという概念を作ったと言っても良いファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏が、自分の投資理論を解説した著書『ソロスの錬金術』で公開しているものである。
この為替理論では、インフレと財政赤字、そして中央銀行の利上げが組み合わさると、インフレ(つまり紙幣の価値下落)にもかかわらず為替相場では為替レートが上昇するとされている。
ソロス氏はそれを1980年代のドル相場をもとに説明しているが、ポール・ボルカー議長が1970年代のインフレを終わらせるために金利を上げ、ドルが上昇した当時の状況は、コロナ後のドル相場とそっくりである。
1980年代のドル相場
だからソロス氏の説明を現在のドル相場と比較しながら読んでゆきたい。ソロス氏はまずこう言っている。
為替市場では価格決定においてファンダメンタルズは株式市場においてほど重要ではないように見える。理由を見つけるのはそれほど難しくない。それは投機的な資金の動きが相対的に重要だからだ。
ソロス氏は為替相場は株式市場よりも投機的だという。だが投機的なトレーダーを引き寄せるためには何らかのファンダメンタルズ的要因が必要である。
最初にも述べたが、1980年代の相場ではアメリカはインフレを退治するために利上げを行なった。中央銀行は金利を上昇させ、インフレ率は次第に下がっていった。
ソロス氏は次のように説明している。
ドルは強くなり、上昇する為替レートと高い金利差がドルの魅力を抗しがたいものにした。強いドルが輸入を促進し、多過ぎる需要を満たして物価を押し下げるのに貢献した。
そうして自己強化するトレンドが始まった。強い経済、強いドル、大きな財政赤字、大きな貿易赤字が互いに強化し合ってインフレのない成長を実現した。
インフレは利上げによって抑制されたが、その副作用である実体経済の減速は、政府の財政出動によって補われた。これもコロナ後のアメリカ経済と同じ状況である。当時の大統領はロナルド・レーガン氏であり、レーガノミクスでは利上げと財政出動が同時に行われた。
為替相場における投機的な資金の流れ
そして高い金利に惹かれて集まってくるのが投機的な資金である。日本でもドル預金が人気だそうだが、ドル預金に手を出す人の動機のほとんどは、単に直近数年でドル円が上昇したからである。
そうした資金のことを投機的な資金と呼ぶ。だがソロス氏は、(アメリカから見て)海外からの投機的な資金は短期的にはドルを持ち上げるが、長期的にはドル安の原因になると言う。
彼は次のように説明している。
投機的な資金流入は短期的には自己強化トレンドに貢献するが、それは将来の利払いと償還義務をも生むため、累積して逆の方向にも作用する。
海外投資家の本拠地は海外である。最終的には海外投資家は貯蓄したドルを自分の国の通貨に替えてから消費に回すことになる。また、ドルが高金利であるということは、アメリカはドルを買った海外の投資家に高金利を払わなければならないということでもある。
だから投機的な資金はそれ自体が長期的にはドル安の原因となるのである。
重しとなる財政赤字
さて、しかしそれはまだまだ先の話である。ソロス氏はこう続けている。
高い金利が海外から資金を引き寄せている間は問題は隠されている。外国人の貯蓄のおかげで国内経済は生産量以上に消費できるのである。
アメリカ人は国債を外国人に買わせることで財政赤字に基づいた消費を続けることができる。ドル高が輸入物価の下落をもたらしてインフレも収まるので、一時的にはインフレが収まり、経済成長も悪くない「ソフトランディング」の状況が作り出される。
まさに今のアメリカの状況である。だがソロス氏はこう続けている。
しかし資金流入が財政赤字を補えなくなったとき、問題は深刻化する。財政赤字を補うため、金利を上げて国内の貯蓄を引き寄せなければならないが、貯蓄の増加により消費が減速し景気が落ち込む。
そして外国人にとってドル資産を保有する魅力が減ることになる。
ドル高トレンドの転換
状況を整理しよう。先ず第一に、金利が十分に高ければインフレが抑制されてくるので、いずれは金利が下がることになる。だがそれは投機的な資金にとってドルの魅力が減ることを意味する。
また、ドル高の期間が長ければ長いほど、累積するドル安要因があったことを思い出したい。アメリカは外国人に国債を買わせていたわけだから、利払いや元本の償還を行わなければならない。そしてそれはドル高が長引くほど多く累積することになる。
実際、アメリカではドルへの資金流入が国債を買い支えられなくなっている兆候が見られる。ポール・チューダー・ジョーンズ氏などが国債の買い手不足を懸念している。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
つまり、ドル高の裏で進行していた潜在的なドル安要因が、アメリカ経済が弱くなった途端に顕在化してくるのである。
ソロス氏は次のように分析している。
これは弱い経済と大きな財政赤字の組み合わせが高金利と弱いドルを呼ぶという「崩壊のシナリオ」に発展する危険性がある。
ドル下落のタイミング
だが読者にも分かるように、これは長いトレンドである。ソロス氏は次のように続ける。
この好循環を永遠に続けられないことは明らかだった。しかしトレンドが続く間は、それに歯向かった為替トレーダーは手痛い代償を払わなければならなかったのである。
だから、ドル高トレンドがどのように転換点を迎えるのか、投機的な資金の流れとファンダメンタルズを分け、順序立てて考える必要がある。
ソロス氏は次のように説明している。
第一に、為替相場における投機的な動きの相対的重要性はこの自己強化的なトレンドが続くにつれて増加する。
第二に、支配的なバイアスはトレンドに追従するので、トレンドが長く続くほどバイアスは強くなる。
第三に、ひとたびトレンドが形成されるとそれは行き着くところまで行かなければならないが、最終的には転換点が来て今度は逆方向に自己強化的なトレンドを開始する。
転換点は、アメリカ経済が弱まり、利払い義務が重しになってくるタイミングである。
ソロス氏は次のように続けている。
最終的には投機的な資金の流入が貿易赤字と利払い義務の増加に勝てなくなり、当局の介入がなくとも転換点に達する。
そしてトレンドは逆転する。支配的なバイアスはトレンド追従型なので、投機的な資金は今度は逆の方向に動くだろう。
ひとたびそれが起こると、トレンドの逆転は簡単に自由落下へと加速してゆく。1つの理由は、そのときには投機的な資金とファンダメンタルズが同じ方向に動くからである。
結論
ということで、今回は『ソロスの錬金術』に書かれている為替理論を使って、現在のドル高トレンドがドル安に転換し、ソロス氏の言葉を借りれば「自由落下」してゆく様子を説明してみた。
現在のアメリカ経済の状況と照らし合わせれば、いくつかの条件は整いつつあるように見える。国債市場では買い手の不足が問題になりつつあり、経済の減速は失業率の上昇などに見られている。
失業率上昇で米国の景気後退が見えてきた2月の雇用統計
株式市場もそうだが、ドル相場の転換点も今年なのではないか。 それはアメリカの景気後退のタイミングによる。だがそうなれば為替ヘッジなしで米国株を買っている日本の投資家は本当に死ぬことになる。
ちなみに『ソロスの錬金術』では為替相場だけではなく、株式市場や他の経済トレンドについても同じように解説されている。筆者から見れば知恵の宝庫なのだが、スタンレー・ドラッケンミラー氏が「誰もこの本を理解していないようだ」と言っているように、知恵の宝庫を読む人は少ない。ほとんどの人はソロス氏の著書ではなく、経済を何も予測できないその辺の銀行員やインフルエンサーの言葉を有難がるからである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45949
2024/04/04 (Thu) 08:44:37
金価格上昇の理由と今後の見通し
2024年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812
ここ1ヶ月ほど金相場が高騰しているので、久々にゴールドを話題に取り上げたい。
金価格上昇の原因
金価格が急上昇している。コロナ初期に急騰してから長らく横ばいが続いていたゴールドだが、ようやく再上昇を開始したという感じである。金価格のチャートは次のように推移している。
金相場のバリュエーションを測る伝統的な指標に注目していた投資家にはこの上昇は驚きかもしれない。何故ならば、金価格に影響を与えるはずの金利と期待インフレ率はそれほど動いているわけではないからである。
金相場を動かす指標
金属や農作物などのコモディティ市場では、価格は基本的に需要と供給で決まる。例えばコロナでロックダウンがあった時に原油価格がマイナスまで暴落したのは、経済が動かなくなり原油の需要がなくなったからである。
アイカーン氏: 原油をマイナス30ドルで買った (2022/2/22)
だがゴールドには実際の需要はほとんどない。宝飾品として使われるぐらいだが、売買される理由のほとんどは金融資産としてのものである。
だから金相場を動かす基本的な要因は金利とインフレ率である。ドル建てで取引されているゴールドは、ドルの金利が高くなれば投資家をドルに取られるが、ドルの金利が低くなり期待インフレ率が高まると、インフレによるドルの減価を恐れた投資家の資金が金相場に集まる。
だから3月からの金価格上昇を見た投資家は、まず金利が下がったか期待インフレ率が上がったと考えるだろう。
だが金融市場を見れば金利も期待インフレ率もそれほど変わっていないのである。アメリカの実質金利(の市場予想)は次のように推移している。
3月以降、それほど変わった気配はない。
期待インフレ率は次のようになっている。
多少上がっているが0.05%程度の違いである。
ドルを避けたい諸外国のゴールド買い
では金相場は何故上昇したのか。
原因は主に2つあるだろう。まず1つ目はドルの保有を避けたい諸外国政府の買いである。
アメリカがロシアに経済制裁を行い、ロシア人のドル資産を凍結したりドルを利用した決済網からロシアを除外したりした結果、BRICS諸国や中東の国々などは、ドル資産を持っていればアメリカの政治的都合で資産を凍結されかねないと考え、ドルの保有やドル決済を避けようとしている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
そしてドルを避けた資金が実際に金相場に流入している。最近の統計で言えば、中国は外貨準備にゴールドを増やしている。中国の立場からすればドル資産を持ちたくないのは当然だろう。インドも同じように考えるはずである。そうした動きが金相場にとってプラスになる。
インフレ相場におけるゴールドバブル
そして2つ目の原因は長期的なインフレ相場の継続である。
以前からの読者は読んでいると思うが、インフレ相場において金価格は金利とインフレ率の理屈を外れた大きな上昇を見せるということを以下の記事で解説しておいた。
1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
この記事によれば1970年代のアメリカのインフレ時代において、貴金属以外のコモディティ市場では物価上昇率から見て妥当な価格上昇となった一方で、ゴールドやシルバーはドルからの資産逃避を受けて物価上昇率を大きく上回るバブルになっている。
だから今回のインフレ相場でもインフレが退治されない限り、インフレ率の上昇速度だけでは説明できない金相場のバブルは続くだろうと書いておいた。
そして実際、Fed(連邦準備制度)のパウエル議長はインフレを無視してマネタリーベースの拡大を続け、利下げの断行を宣言している。
3月FOMC会合結果: インフレ無視でハト派のパウエル議長
だから株式市場の上昇も続いているし、金相場も金利とインフレ率に連動する通常モードではなく、1970年代のようなインフレ相場のモードで動いているわけである。
結論
ということで、パウエル議長のインフレ退治が本当にインフレを退治してしまわない限り、金相場は今後もこのような合理的上昇幅を超えた上昇相場を続けることになるだろう。
金相場にとって警戒するべきなのはパウエル議長のインフレ退治がインフレを退治してしまうことだが、今のところ彼がインフレを本気で退治しようとしている気配はない。
サマーズ氏: パウエル議長は利下げをやりたくてたまらないようだ
ガンドラック氏: インフレ無視のパウエル議長のお陰でアメリカのインフレ率は下がらない
3%台で横ばいとなっているインフレ率が本当に上がり始めればパウエル氏も態度を変えるかもしれないが、アメリカ経済は少なくともあと半年ほどは景気後退にはなりそうにない状況であり、金相場への脅威は少なくとも差し迫ってはいないように見える。
1970年代のインフレバブルを分析した以下の記事は今の金相場を考える上で重要なので参考にしてもらいたい。
1970年代の物価高騰時代における貴金属や 農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812
2024/04/20 (Sat) 18:06:33
誰も知らないアメリカの財政赤字、いったいいくら在るのか
2024.04.20
https://www.thutmosev.com/archives/357854fghjm.html
アメリカの巨額財政赤字
アメリカの好景気はコロナの期間中も継続し2010年から14年続いていて、リーマンショックの3年間を一時的なものと考えれば1990年代後半から成長期が続いている
その始まりを見ると1995年の阪神大震災や1997年のアジア通貨危機で日本の衰退が決定的になった頃から、入れ替わりにアメリカが好景気期間に突入していました
アメリカ株やアメリカの成長率が上昇するほど日本株や日本の成長率が低迷する負の相関関係が続くようになり、今もどちらかと言えばアメリカは好調で日本はやっとデフレから抜け出しつつあるところです
ところで有史以来あらゆる好景気はいつか終わっていて永遠の好景気というものはなく、せいぜい人間の1世代30年程度で攻守が入れ替わっている
アメリカは20年以上続いた好景気の間に問題も積みあがっていて高すぎる株価やIT産業に依存した経済、いくらあるのか分からない公的債務などです
アメリカの公的債務残高の総額は2023年に34兆10億ドルつまり5100兆円でGDP比136%だがこれは「連邦政府債務」だけで州や様々な財団や法人や民間企業につけかえられている分を含まない
今ではアメリカの高速道路などは民間団体が建設運営しているあらゆる病院や福祉団体や刑務所まで民間経営なので、膨大な隠し債務あるとみられている
国際通貨基金(IMF)は4月16日、先進国でも高成長な米経済は持続不可能な財政政策によってもたらされていると指摘、遠からず財政危機に陥ると予告した
「米国経済の好調さは長期的な財政の持続可能性を逸脱した財政スタンスによるもの」で米政府の過剰支出はインフレを再燃させ世界経済をも損なうと分析した
結論としてIMFは何かをあきらめなければならないと警告していて、財政支出を減らして成長率とインフレ率を低下させる必要があると示唆している
米議会予算局(CBO)によると、政府債務残高は2033年までに45兆7000億ドルになるが、例によって連邦債務以外の負債は含まれていない
しかもこれはブルームバーグによれば「バラ色の未来予想」で、2034年にアメリカ財政は破綻したギリシャやイタリアと同じ水準になる
どんな好景気も終わりがくる
一番の問題は最も問題意識を持つ人でさえアメリカ全体の公的債務を把握していない事で、2008年頃にブッシュ大統領は当時のGDPの2倍程度という数字を挙げていた
冷戦時代ソ連に弱みを見せないという意図で米国全体の公的債務は国家機密とされていて、今も連邦政府は連邦債務だけしか把握していない
カリフォルニア州はカリフォルニア州の債務しか把握せず、様々な団体に付け替えられた分は誰も把握していない
たとえばアメリカ軍の予算は80兆円から100兆円だが軍事専門家は「退役した兵士の福利厚生分が含まれていない」とし実際には遥かに多いと指摘していた
そうした物はなになに財団のような団体の借金になっている筈で、ブッシュ大統領の口ぶりでは大統領すら詳細を把握していませんでした
債務に依存した拡大が続かないなら支出を削減するべきだが、支出を減らすとバブル崩壊した日本のようにGDPが縮小してもっと税収が減りもっと財政赤字が拡大します
一旦バブルが破綻したら、90年代から2000年代前半の日本が経験したように多くの人が失業して路頭に迷う事態が避けられないように思います
経済諮問委員会(CEA)の委員長を務めたハーバート・スタインは「何かが永遠に続かないなら、それは止まるだろう」と述べ、ルービン元米財務長官は「財政赤字はひどい状況」と指摘している
ルービンは増税を主張していて増税は消費税のように景気を悪化させるが、もし増税も支出削減もしなかった場合「現実から乖離した時激しい修正」が起こると予想している
1920年代のアメリカは2000年代以降のアメリカのようにあらゆる経済が絶好調で経済専門家は「アメリカは不況を克服した。不況とは古い時代の経済である」とまで言っていた
ところが頂点に達した株価は1929年に大暴落しあらゆる経済が一瞬で崩壊し数百万人が路頭にまよい、回復は結局第二次世界大戦の無限大の生産まで待たなくてはならなかった
米投資会社のJPモルガンもルービンと同じ予想をしていて、 「ある日突然襲い来る」かもしれない「フラッシュクラッシュ(瞬間暴落)」に備える必要があると顧客に警告した
こういう警告は常に誰かが口にしているが外れる事の方が多く笑いものになるのだが、歴史はどんな好景気も「ある日突然終わる」と予告している
https://www.thutmosev.com/archives/357854fghjm.html
2024/04/23 (Tue) 10:38:53
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
2024/05/06 (Mon) 17:58:18
歴史の必然としての円安崩壊、そしてまた円高へ
2024.05.03
https://www.thutmosev.com/archives/34887.html
この人はサンフランシスコで「パッタイ」という要するに焼きそばとドリンクで28ドル、+チップを15%から20%払えと請求されています。これは2016年の出来事なので現在はもう何割か物価が上昇しています
ちなみに王将の焼きそばと餃子で800円、水は無料です
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/2179499/ 感謝の気持ちは含まれていた!?チップ計算式@レストラン _ 地球の歩き方
円安とデフレが日米の物価差を拡大した
ドル円レートは24年4月29日に一時1ドル160円を付けるなど急騰しましたが、このように「超円高、超円安」になり激しく変動しながら加速するのはその相場の終わりが近いサインとされています
2011年に1ドル75円をつけた時も1995年に1ドル79円を付けた時も、リーマンショックで90円や100円を割り込んだ時もそうでした
これらはすべて円高の時でしたが話をひっくり返すと今の円安の同じ話で、為替は一方が急騰したらもう一方の通貨が急落しています
日本の通貨が極端に安くなるとアメリカの通貨が極端に高くなっているので、日米双方で利益を得る人と損をする人が現れます
通貨高で利益を得るのは輸入や国内市場の関係者で損をするのは輸出関連の人、通貨安ではこれの裏返しになります
今日本は円安で輸出が絶好調で輸入は絶不振なのでトヨタは空前の利益を上げているがダイソーなど輸入が多い企業は苦戦している
アメリカはドル高なので輸出不振で自動車メーカーはまた倒産寸前、でも輸入と国内市場が好調でインフレだが富裕層は資産バブルで何も困っていない
異様な様相を見せているのは両国の物価の差で東京では牛丼並が430円だがニューヨークでランチは2000円以上に成っている
令和3年の調査ですが日本のサラリーマンランチだ平均は640円でアメリカは1650円、同時に中国は1020円だったそうです
当時より現在は円安が進んでいるので日米ランチ格差は3倍以上、600円台対2000円以上になっていると思います
これほどの価格差(物価差)が先進国同士であるのは異常なことで、2007年リーマンショック前や80年代のバブル崩壊前なども価格差が非常に大きかった
もっと言えば1985年のプラザ合意前や1941年の真珠湾攻撃前など、向かい合った日米のような国で価格差が極限まで大きくなるのでは「大きな出来事」が起きる前兆と言えます
大きな価格差は世界経済ショックで解消する
より具体的に言えば2007年から2010年まで世界を襲ったリーマンショック直前の日本では「北欧では水のペットボトルが1000円」「イギリスでは電車初乗り500円」が話題になり、ビッグマック価格も日本が安かった
まったく同じニュースを去年か今年見た人が多いと思いますが、先進国同士で物価が2倍違ったらだいたい高い方の国の経済が耐えきれず崩壊し始めます
その一つは1990年頃の日本のバブル崩壊で世界一好景気だった日本は平均年収や1人当たりGDPも主要国で世界一、物価も世界一になっていた
このような価格差はいずれ衝撃的な出来事で修正させることに成っていて、運が良ければただの為替変動で済むが悪くすると世界大戦が発生しています
第二次大戦前のドイツは英仏が背負わせた莫大な賠償金のせいで超絶不況に陥っていて、英仏は自国に住んでいたユダヤ系移民もドイツに押し付けて「面倒を見ろ」と言った
この不均衡がナチスの台頭を許しヒトラーが登場し、英仏への恨みを晴らすべく世界大戦に突き進んでいきました
今アメリカは好景気だがそれはベゾスやゲイツやマスクの年収が数兆円もあるからで、平均以下の人は「収入は前と同じなのに物価だけ高騰」しています
また平均的な人は貧困層のような優遇措置がないので収入より支出が遥かに多く、例えば自動車の強制保険はアメリカ40万円に対して日本の自賠責は年1万2000円からです
医療保険は日本の国民健康保険は収入の10%程度が多いが、アメリカは”収入に関係なく”単身者10万円ファミリー25万円のようになっている(月額で)
アメリカは好景気でありながら富裕層以外は超絶不況と同じことになっていて、むしろ収入が半額の日本人の生活のほうが「豊か」なほどです
先日のニュースでベルギーのレストランで水が千円で平均的な料理代が3000円以上というのがあり、良く調べたら千円は小さいペットボトルの水でコップ1杯だと450円くらいだという話でした
料理を食べると喉が渇き水は有料なのでコップでおかわりするよりペットボトルの方が安く、水と料理を運ぶウェイターには料金の20%程度を払うという地獄のような料金体系になっています
こうした料金はフランスも 同じくらいだがパリは先日SUVなど車体が重い車の駐車料金が3倍になり、1時間6€の車は18€になった
調べたらプリウスがぎりぎり1時間1000円なのに対しテスラや多くの背が高い車種は1時間3000円、パリのレストランに車で行って料理を食べると6000千円以上を払う事になります
日本のファミレスもかなり高級志向になりましたが、駐車料金込みで2千円払えばパリで6000円払うより良い料理を食べれます
https://www.thutmosev.com/archives/34887.html
2024/06/10 (Mon) 19:02:14
「投資の神様」らがこぞって株を大量売却している…政府がゴリ押しする新NISAに潜む"違和感の正体"
6/10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=1
政府は「資産運用立国」を掲げ、新NISAを推進している。これに乗るべきなのか。国際ジャーナリストの堤未果氏は「日本が資産投資・運用に乗り出すなか、米国の『投資の神々』は株を大量に手放していた。いま新NISAに飛びつくのは危うい」という――。
本稿は、堤未果『国民の違和感は9割正しい』(PHP研究所)から一部を再編集したものです。
■わざわざ外資を儲けさせる新NISAは誰のものか
日・ウクライナ経済復興推進会議で〈金融力〉という言葉を使った岸田総理は、2023年4月の経済財政諮問会議で、こんな発言をしていました。
〈家計金融資産2100兆円を解放し、成長し続ける「資産運用立国」を実現します〉
2100兆円のうち約半分の1100兆円は、私たち国民の預貯金です。
この話をした時、前述したロンドンの金融アナリストが、ヒューッと口笛を吹いたことが忘れられません。
「ゆうちょ、年金ときて、次は1100兆円という巨大な預貯金が市場に流れてくるわけか。1%でも110兆円、外国人投資家連中は、聞いただけで目がギラギラ輝くな」
2024年1月。日本政府や年金機構に投資の助言をしている米投資銀行ゴールドマン・サックスが主催したアジア最大の金融イベント「グローバル・マクロ・カンファレンス」で、岸田総理が投資家向けに出したメッセージにも、大きな期待が寄せられていました。
日本を〈資産運用立国〉にするために、家計金融資産の運用業と、アセットマネージャー(本人の代わりに資産運用をする人)の規制改革を進めるというのです。
政府はそのために、国民が預貯金で資産運用しやすくなるよう、新NISA制度を、2024年1月から開始しました。株で得た利益にかかる約2割の税金を一定範囲で非課税にするNISA制度をさらに優遇し、大々的キャンペーンを展開し始めたのです。
その一方で、東京、大阪、福岡、札幌の4都市を「金融・資産運用特区」にし、海外からアセットマネージャーや金融のプロをどんどん呼び込み、彼らの家族の住居や子供の学校を準備し、短期滞在ですぐ永住権が取れるよう、法律をゆるめるというおもてなしぶりでした。
経済アナリスト故山崎元氏は、岸田総理が2023年9月に米国で、投資家達にこの特区構想をアピールした時点で抱いた違和感を、自身のコラムでこう指摘していました。
〈なぜ海外の運用会社を、優遇措置を与えてまで誘致したいのかだ。日本株に対する運用ビジネスの動きを活発化させたいなら、まず日本の運用会社がビジネスをしやすい環境をつくることが先決ではないか〉(2023年9月27日『週刊ダイヤモンド』)
わざわざ外資を儲けさせる環境を作り、国民の預貯金を投資させるのは誰のためでしょう?
■宣伝はマイナカード、五輪事業のパソナにお任せ
岸田総理の〈聞く力〉は、もっぱら財界に向けて固定されているようです。金融庁が旗を振り、一般国民に新NISAを知ってもらい、預貯金をどしどし投資してもらえるよう、手始めに吉本興業とコラボした新NISA大キャンペーンを開始。
タンス預金が趣味のおじいちゃんおばあちゃんにも、現金を投資に回すやり方を、芸人さんが笑いを交えてわかりやすく伝えてくれます。
また、銀行や金融機関には、お客様に新NISAの良さをどんどん宣伝してもらわねばなりません。
人手不足でなかなか手が回らない? 心配ご無用! こういう時に頼りになるのが、マイナカード事業やオリンピックのボランティア派遣、ワクチンコールセンターなど、政府プロジェクト下請として大活躍中のパソナグループです。
オリンピック事業では、9割というダイナミックな中抜き率で、公金から巨額の利益をあげたことがばれて叩かれていましたが、2013年からは、企業向け〈NISAサポートデスク〉を開始、専従スタッフの派遣に加え、テレマーケティングによる顧客獲得や社員向け教育研修まで、パッケージで提供してくれます。
その結果、開始から1カ月で、新NISA口座は全国で2136万口座と、20%増加、買われた株は1位が米国株、2位が世界株(6割は米国株)の投資信託、日本株は3位という、アメリカ万歳の結果でした。
■「年金で足りない分の老後資金を増やしましょう」
優れたアセットマネージャーの人材を自国内で育てるのでなく、なぜかおもてなしを尽くして外国からじゃんじゃん呼び込むほど、国民の預貯金で外国株を買い支え、外国人の運用業者に手数料が入る〈外資ファースト〉の構図が拡大してゆくでしょう。
2024年2月22日。日経平均株価は1989年以来の最高値39098円を記録、金融庁を筆頭に、日本全国の金融機関や銀行、マスコミは「今こそ新NISAの買い時だ!」と煽(あお)り煽りのオンパレード、新NISA説明会には1万7800人もの人が参加し大盛況、証券会社のコールセンターに買い注文が殺到しているところを見ると、買っているのは、ネットより電話を使う高齢者が中心なのでしょう。
コールセンターに電話したら、こう言われたという人もいます。
〈60代でも70代でも、今から世界に追いつくために、投資を学べるチャンスです〉
でも、本当にそうでしょうか?
新NISAは、株価が上がっている時は税金もかからず良いのですが、あくまでも利益が出ている時に優遇される制度なので、損した時の対処法はありません。
「資産運用立国」とはすなわち、将来年金が不足しても、老後資金は政府の責任でなく国民の自己責任。マイナ保険証の利用率が低い高齢者のマイナンバーも、新NISAでしっかり銀行口座と紐づけられます。
年金で足りない分の老後資金を増やしましょう! とメリットばかり並べられても慎重になったほうが良いでしょう。
長期で塩漬けにしておくつもりなら別ですが、日経平均株価だって、持ち直すまで30年以上かかったことを考えると、政府のメインターゲットである高齢の方々は、実は悠長にしていられないのです。
■泥舟から逃げ出す投資の神々
もちろん株はいつか下がるもの、でも今のバブルに乗っかるチャンスを、逃さないほうが良いですよ! と銀行で言われたのですが、と、この間多くの問い合わせを頂きましたが、問題は、その「いつか」です。
本家本元のアメリカを見てみましょう。
2023年の国内企業倒産件数は、金融危機の余波を受けた2010年に次ぐ高水準、大手銀行も次々に消えています。
「投資の神様」の別名を持つウォーレン・バフェットや、投機によってアジア危機の原因を作ったと言われるジョージ・ソロス、メタ(旧フェイスブック)創業者のマーク・ザッカーバーグに、アマゾンのジェフ・ベソス、マイクロソフトのビル・ゲイツなど、まるで泥舟からいち早く逃げ出すかのように、今、みなさん揃って何十兆円相当もの株を大量に手放しています。
特に、18年間一度も自社株を売らなかったJPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏までが、ついに1億5000万ドルの株式を手放した時には業界に激震が走り、不穏な噂は止まる気配がありません。
この実態と対照的に、 マイナカードポイントキャンペーンの時と同じに、メリットばかりを強調し、「さあさあみなさん、今すぐ新NISAを買いましょう!」と、四方八方から国民が煽られる日本。
■政府のゴリ押しに違和感を覚えたら問いかける言葉
そもそもマイナ保険証やワクチンで、メリットばかり連呼した挙句に、都合が悪くなると相手をブロックし「そんなこと言ってません」とすっとぼける大臣や、中抜き祭りの公金プロジェクト、絶対捕まらない裏金七人衆、虚偽の収支報告書に批判が飛ぶ中、「納税は本人の自由です」などといってのける財務大臣、そして、相手によって耳が閉じたり開いたりする総理の〈聞く力〉。
昨今の体たらくを見ていると、政府がゴリ押ししてくるものには、反射的にざわっとするのです、という人は、少なくありません。
心の中にそうした違和感が浮かんできたら決して無視せずに、どんなにメリットを並べられても、心の中でそっと、自分に問いかけてみてください。
〈でも、本当にそうだろうか?〉
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堤 未果(つつみ・みか)
国際ジャーナリスト
東京生まれ。NY市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、アムネスティ・インターナショナルNY支局員、米国野村証券を経て現職。日米を行き来し、各種メディアで発言、執筆・講演活動を続ける。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞、『貧困大国アメリカ』(3部作、岩波新書)で日本エッセイストクラブ賞、新書大賞受賞。多数の著書は海外でも翻訳されている。近著に『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=3
2024/06/13 (Thu) 22:03:22
【緊急ライブ】ドル崩壊カウントダウン…サウジ,ロシア,中国の ドル排除が加速(マックス×石田和靖)
https://www.youtube.com/watch?v=64CjeaZVVug
2024/06/14 (Fri) 23:20:11
特番「山中泉氏と語る!露ウク戦争で一気に進んだ脱ドル化で米単独覇権から多極化に動く世界」松田政策研究所代表 松田学 × 一般社団法人IFA代表理事 ファウンテン倶楽部創業者 山中泉氏
https://www.youtube.com/watch?v=EeCei8bjmW0
<目次>
<前半:無料パート>
〇露ウク戦争とで一気に進む脱ドル化の動き
〇欧州議会選挙でEUグローバリスト側大きく後退、 右派”極右”勢力が台頭
〇欧州ではグローバリスト勢力の代表であるEUの進める過激な環境政策、移民政策に各国の草の根国民たちがノー
〇マスコミがよく使いたがる”極右”とは極右ではなく、自国第一の愛国者政党が多い現実
2024/06/17 (Mon) 20:40:32
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
2024年6月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50057
Citadel創業者のケン・グリフィン氏がBloombergのインタビューでアメリカの債務問題の深刻さを警告しているので紹介したい。
アメリカの債務問題
米国株も上昇を続け、今年の金融市場は上手く行っているように見えるが、機関投資家たちは年始から口を揃えて同じ問題について話し続けている。アメリカの政府債務の問題である。
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
アメリカはGDP比122%の政府債務を抱えている。コロナ禍に行われた莫大な現金給付で急増したのは事実だが、コロナ以前から政府債務は100%を超えていた。
では何故それが今年問題になっているのか。それはコロナ後のインフレと金利上昇によって、その莫大な国債に利払いが発生しているからである。米国政府の国債利払い(GDP比)は以下のように急増している。
だが米国政府にはお金がない。だから国債を発行して国債の利払いを行おうとするのだが、そうすると更に利払いを持った国債が増えてしまうという借金のスパイラルに追い込まれている。
ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
アメリカの債務危機
著名投資家以外は誰も気にしていないが、これはかなりマズい状況である。ポール・チューダー・ジョーンズ氏は早くも2月に国債の供給過多による国債暴落の可能性を懸念していた。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
そしてグリフィン氏も同じことを懸念しているようである。彼は次のように述べている。
何がきっかけになるのかは分からない。国債の入札が上手くいかなくなるのか、市場が急落するのか。
金融市場は通常、レールを踏み外して破滅に向かう直前まで調子が良いものだ。大惨事が起こるまでに十分な警告があるとは限らない。
これは金融市場ではよく言われる冗談だが、相場は下がり始めるまで上がり続ける。だが事前に警告があったにもかかわらず誰も気にせず危機まで突き進む場合もあれば、何の予兆もない場合もある。
突如起こったブラックマンデー
グリフィン氏は1987年のブラックマンデーを引き合いに出し次のように述べている。
1987年の暴落は良い教訓になる。
あの日の朝、その日がアメリカの金融市場の破滅になると予期させるような大きなニュースは何もなかった。
あの日のニュースの話題は、特にどういう結果も生まなかった中東での小競り合いと、ナンシー・レーガン大統領夫人の健康問題だった。
だがその日の終わりには株式市場は20%以上暴落していて、多くのアメリカの金融機関が瀕死になっていた。
それがたった1日で起きた。1日だ。
ブラックマンデー前後のS&P 500のチャートを掲載すると次のようになる。
2024年の債務危機
グリフィン氏は今回も同じようになるのではないかと懸念している。彼は次のように続ける。
今回の債務危機が同じようなシナリオになるのではないかと懸念している。例えば国債の入札が上手く行かず、そこから国債市場がパニックに陷る。
問題はFedの介入がどれくらい早いか、そしてそれがどういう結果をもたらすかだ。何故ならば、政府が無理に状況を解決しようとすればパニックは悪化することが多い。
そうなれば世界中の米国債保有者が国債を手放そうとするのではないか?
結論
アメリカの債務問題は遅かれ早かれ大きな問題になる。それは筆者や多くの著名投資家が同意するところである。
ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
グリフィン氏はそれがいつになるかは分からないと言う。
だが1987年のブラックマンデーも予想した人物が実は存在する。ポール・チューダー・ジョーンズ氏である。スタンレー・ドラッケンミラー氏はブラックマンデー直前にジョーンズ氏の株価下落予想をジョージ・ソロス氏から見せられた件について『新マーケットの魔術師』のインタビューで語っている。
そしてそのジョーンズ氏は、今回の債務危機が11月の大統領選挙をきっかけに起きる可能性を警告していた。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
何の問題もない相場が長らく続いているが、そろそろ投資家は リスクシナリオについて本気で考えなければならないだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50057
2024/06/19 (Wed) 01:39:54
米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mJAuyVjfX10
<チャプター>
00:00 米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
02:08 米国10年国債金利(月足)
08:00 米国の負債総額
11:25 インフレ調整後の連邦赤字
13:39 S&P500(月足)
16:54 日経平均(月足)1960年~2024年
19:15 日経平均と日銀のバランスシート
20:29 ドル/円(月足)
23:12 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
25:22 経済の仕組み(FRBの後始末戦略)
29:26 ナスダック100と米国2年国債の推移 (1996年~2010年)
31:04 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
2024/06/23 (Sun) 02:11:32
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
2024年6月22日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221
引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏の、The Prof G Showによるインタビューである。
日本の債務問題
前回の記事でダリオ氏は先進国の債務問題に警鐘を鳴らしていた。コロナ後の金利上昇で莫大な政府債務に巨額の利払いが生じ始めているからである。
レイ・ダリオ氏: 米国債が投げ売りされて次の経済危機が始まる
ダリオ氏はその結果起こることは国債の下落と通貨安だと予想していた。
今回はその続きだが、こうした問題でいつも話題に登るのは読者もご存知のあの国である。ダリオ氏は次のように述べている。
日本は最悪だ。日本では大量の紙幣印刷が行われ、結果として日本円は下落した。
日本国債の保有者は自分の資産の購買力を8割方失ったことになる。
これはアベノミクス以来の円安に金利上昇による長期国債の価格下落を足した計算なのだと思う。日本円で物事を考えない海外の投資家から見れば、日本の資産は今そういう状況にあるわけである。
国債下落と通貨安はアメリカではこれからの問題だが、日本ではそれは既に起きている。
日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 (2023/3/2)
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り (2023/5/2)
アメリカの債務問題
さて、日本では既に起こっている問題だが、アメリカではこれからの問題である。
ダリオ氏は次のように続けている。
アメリカでも債務が支出を圧迫してゆくだろう。国債に対する政府の利払いが増加しているからだ。しかも借金自体も増えている。
そうして政府には支出の余地がなくなってゆく。金額が決まっている年金の支払いと歳入との差が縮まっている。
だがダリオ氏によれば国債利払いの増加そのものは経済危機ではなく、アメリカ経済の緩やかな減速をもたらす。ダリオ氏はこれを早くも去年11月から予想しており、現在までその予想は当たっている。
レイ・ダリオ氏: 米国経済は緩やかにしか減速せず、大きな金融緩和はない (2023/11/29)
債務問題から債務危機へ
しかし米国政府は国債利払いのために国債を発行しているため、国債の発行量はねずみ算式に増えてゆく。
年金の支払いの問題についてはジェフリー・ガンドラック氏はあと4年だと計算している。
ガンドラック氏: 米国の年金はインフレ高金利であと4年で破綻する
だからこの問題は遠からず臨界点に到達する。
ダリオ氏は次のように述べている。
だが本当の問題は国債が本格的に売られ始めた時だ。
赤信号が灯るのは、Fedや他の中央銀行が量的緩和を再開する時だろう。
次に景気後退になるタイミングが一番リスクが高い時期ということになる。
結論
それはいつなのか。ダリオ氏は次のように見積もっている。
もっとも可能性が高いのは今後5年以内か、それくらいだろう。
今の相場では、争点が徐々に11月の大統領選挙に移りつつある。
アメリカ経済は減速しているが、新大統領がそれをそのままにするとは考えづらいから、少なくとも筆者の中では当面の景気後退シナリオは消えつつある。
グリフィン氏: バイデン大統領再選ならトランプ氏復活よりインフレ的
ダリオ氏は5年と言っているから、今年や来年には景気後退は起きず、新大統領がもたらすインフレ相場が次に落ち着いたくらいのタイミングを考えているということだろう。
一方で、新大統領がもたらす国債の大量発行が国債暴落の直接のトリガーになると考えている著名投資家もいる。ポール・チューダー・ジョーンズ氏である。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
いずれにしても米国債の危機を予想する機関投資家が増えている。それは今年だろうか、5年後だろうか。
いずれにしても政治家が何十年も行なってきた財政出動のツケを国民が払うタイミングが近づいているということである。
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221
2024/07/05 (Fri) 22:10:51
アメリカの公的な借金、1京円を超え返済不能になっている
2024.07.05
https://www.thutmosev.com/archives/35884.html
連邦債務だけでこれ、連邦債務以外にいくらあるのか集計もしていない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-18/S2Q4XST0G1KW01 ウォール街、膨張する米国債務を懸念-FRBを窮地に追い込む恐れも – Bloomberg
国も個人も火だるま
アメリカ合衆国の債務残価は現在35兆ドル(5600兆円)でGDPは約28兆円(4500兆円)なのでGDP比125%になります
ただしこれは「アメリカ合衆国」である連邦政府が直接発行した国債残高だけで、その他の「アメリカの債務」は不明だし公表もされていない
日本では中央政府が直接発行し中央政府が返済する義務がある国債残高は、発行額1200兆円の半額の600兆円、ほぼ日本のGDPと同じです
建設国債は高速道路の通行料金やガソリンの税金で払うので政府の借金ではなく、地方自治体の肩代わりや予算を回すための短期債権などすべて含めています
アメリカはこれら全てを「国の借金ではない」と言い、年金や保険関連も「個人の借金で国の借金ではない」と言って除外しています
たとえば米退役軍人への年金や福祉支出は年間数十兆円に達していますが、それらも予算を民間団体に付け替えたりして「民間の借金」のようにみせかけています
民間に付け替えたり連邦政府ではなく地方予算になっている分をすべて合計すると、米国の公的債務は2倍の70兆ドル(1京1200兆円)になっているというのは個人的な意見です
仮にかなり低い1.5倍で52.5兆ドル(8400兆円)と想定してもかなりの金額で、果たして返済できるのか疑問に思います
だがアメリカでは日本の財務省のように「借金を返せず破産する。大増税が必要だ」という意見はまったくなく、誰も心配してません
これは過去100年以上大丈夫だったからこれからも大丈夫だということで、昔の配管洗浄剤のCMで「見なかった事にしよう」というのと同じだと思います
アメリカは基軸通貨のドルを発行できるから借金を返さなくて良いというのは、つまるところ「日本は国内で借金してるので返さなくて良い」のと同じ議論です
日本国債の50%以上を日銀が保有しているので日銀が金庫の中にしまっておけば返さなくて良いが、「正常化」と言ってせっかく買った国債を(満期で)手放しています
アメリカだけは借金を返さなくて良い?
現実的な日本国債の返し方は高インフレ低金利で借金を実質目減りさせると、大きな痛みを感じずに対GDP比で目減りすることができます
この場合は一見誰も借金を払っていないようですが実は全国民が「豊かさ」を少し犠牲にすることで、毎年少しずつ過去の借金を支払います
アメリカは8000兆円とか1京円以上の政府債務があるわけですが国民にはその自覚がなく、アメリカは好景気で消費は衰えていません
アメリカの富裕層は有り余るお金で消費しているが中間以下(7割以上の人)は所得の増加をインフレ率が上回っています
という事は皆借金をしてお金を使っていて、アメリカで良く見る大きな自動車などは借金の塊が走っています
調査によると2023年に米新車価格5万364ドル(743万円)、中古車価格は平均3万1030ドル(458万円)、日本で軽を含む新車平均価格は約170万円で軽を除くと300万円、中古車はカーセンサー調査で「総支払額」が157万円(22年)なので車両価格は130万円台だった
アメリカの自動車価格は日本の3倍から4倍だが自動車の強制保険は日本は自賠責で1万2000円から、アメリカは年40万円くらいになっています
アメリカの都市部家賃はワンルーム40万円ファミリー向け80万円のようになっていて、医療保険も単身者年120万円ファミリー400万円くらいします
合計すると家族で年1500万円以上かかってしまうので「年収が日本の2倍」程度では支払えず、アメリカ人はどんどん借金を増やしている
アメリカの家計債務は24年1-3月(第1四半期)に17兆7000億ドル(約2769兆5200億円)でニューヨーク連銀によると債務残高の3.2%が何らかの返済遅延状態にある
また6人に1人は与信枠(借金の限度額)の90%以上を既に借りていて、新たな借金が出来ない状態にある
家計債務で最も多いのは住宅ローンで、全体の70%以上を占め、自動車ローンの2.8%近くが90日以上遅延している
アメリカ政府もアメリカの個人も 借金をしまくってもう借金ができない水準に近づき、それでいて過去の返済を迫られる状況が近づいている
果たして世界でアメリカだけは「基軸通貨だから借金を返さなくて良い」のだろうか?
https://www.thutmosev.com/archives/35884.html
2024/07/10 (Wed) 18:41:02
新NISAに須田慎一郎と山口敬之が疑念!狙われるタンス預金と円の海外流出か?
2024/07/10
https://www.youtube.com/watch?v=8TTWpFllRDA
山口×佐波【山口インテリジェンスアイ】7/10
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://www.youtube.com/watch?v=cKVeEeFfS98
【山口インテリジェンスアイ】山口敬之×佐波 2024/07/04
岸田文雄がゴリ押しする新NISAの闇
https://www.youtube.com/watch?v=RYJf1sXDfEQ&t=22s
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14115542
過去数十年の上昇相場を前提に今後数十年の投資をしてはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091142
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
バブルは11月の米大統領選挙までか!?
石原順チャンネル 2024/06/04
https://www.youtube.com/watch?v=XCJ70uQbkuU
<チャプター>
00:00 最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
09:03 米国の負債総額
10:16 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しようとはしない
11:55 米国の利息は年末までに1.6兆ドルに達し、米国政府の最大の支出になる
12:51 米商業銀行が保有する未実現損益の推移
14:35 バブル延命は11月の米大統領選挙までか!?
20:28 過去の利下げサイクル
22:22 米国のFF金利の推移と景気後退期
24:10 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
24:45 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
27:40 米国株式市場における弱気相場の歴史(S&P500)
29:25 市場は再び衝撃に見舞われるだろう
米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mJAuyVjfX10
<チャプター>
00:00 米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
02:08 米国10年国債金利(月足)
08:00 米国の負債総額
11:25 インフレ調整後の連邦赤字
13:39 S&P500(月足)
16:54 日経平均(月足)1960年~2024年
19:15 日経平均と日銀のバランスシート
20:29 ドル/円(月足)
23:12 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
25:22 経済の仕組み(FRBの後始末戦略)
29:26 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
31:04 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
株、不動産・・・円安バーゲンセールで全てが上昇!インフレヘッジを急げ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=M8zVWY7c0S8
<チャプター>
00:00 インフレヘッジを急げ!?
00:38 日経平均CFD(日足)
02:05 円は2012年以降50%下落
05:25 インフレ不況は?
12:00 ドル/円(日足)円安大バーゲンセール
13:40 ユーロ/円(日足)
15:40 ポンド/円(日足)
16:25 インフレ調整後の連邦赤字
21:25 S&P500CFD(日足)
24:40 もうひとつのアメリカ帝国のサイクル(今、⑮)
25:07 ナスダック100 (月足)
26:41 失業率の上昇
27:36 景気循環と株式市場の循環
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
2024/07/23 (Tue) 06:54:44
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧と それぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
2024/07/24 (Wed) 10:17:11
FRBの利下げで米国株急落へ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=gfIpIUfnPFk
<チャプター>
00:00 FRBの利下げで米国株急落へ!?
01:22 FF金利先物によるFF金利予測 (2024年7月~2026年7月)
02:35 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2000年~2001年)
03:02 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2024年7月23日現在)
05:43 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移 株価暴落後の2002年と2009年
10:47 歴史は「利上げから利下げへのピボット」が本当の急落の引き金になることを示している
11:52 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
16:20 逆イールドはリセッション(景気後退)が始まる直前に解消される傾向がある?
18:40 FRBと金融危機と長期金利
20:33 米国の負債総額
22:33 ベルリン
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
米国の長短金利差-1%の意味
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093815
政策金利
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1603.html
長期金利を左右するもの
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1558.html
国債の長短金利差を見て景気後退を判断する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1761.html
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
2024/07/27 (Sat) 08:09:32
サマーズ氏: 米国に株安・ドル安・金利高騰が一気に来る可能性
2024年7月26日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51655
アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで11月の大統領選挙後の金融市場について語っているので紹介したい。
11月のアメリカ大統領選挙
11月のアメリカ大統領選挙が近づいているが、現職のジョー・バイデン大統領が自身の年齢問題からようやく出馬撤回を表明したことによって、民主党では副大統領のカマラ・ハリス氏の名前が上がっている。
バイデン大統領が出馬撤回、後任のハリス副大統領の世論調査まとめ
いずれにしてもトランプ氏も民主党も有権者の興味を惹くために必死である。アルゼンチンのミレイ大統領を除いて、政治家は選挙の前後にばら撒きをやりたがるだろう。
ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている
アメリカの財政赤字
コロナ前まではどれだけばら撒いても問題がないように見えた。だがコロナ後の現金給付によって物価が高騰して以来、識者たちは新大統領の政策がインフレを再燃させることを心配している。
サマーズ氏は大統領選挙後の政策について次のように述べている。
財政政策のリスクを甘く見ている兆候が政治家たちの間で見られる。民主党も共和党もそうだが、特に共和党の方に深刻な楽観が見られる。
防衛費であれ減税であれ、共和党は財政赤字を増やす政策ばかり議論している。そして財政規律を示唆するような話は一切出てこない。
サマーズ氏はクリントン政権で財務長官も務めた民主党の支持者だから、それは差し引いて考えなければならない。
特に現在のインフレに関してバイデン氏とその前職のトランプ氏のどちらに責任があるかと言えば、以下の記事で検証したが7:3でバイデン氏だろう。
トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
だがトランプ氏が減税を公約にしているのは事実である。金利を上げてインフレを抑えるという考えも、トランプ氏には無いようだ。
トランプ前大統領: 金利を下げてインフレも下げる
忍び寄る米国債の危機
サマーズ氏を含む多くの識者が今年に入ってから財政問題を非常に気にしていることには理由がある。
それはコロナ後の金利上昇によって莫大なアメリカの政府債務に利払いが発生していることである。
これまではほぼゼロ金利だったので、借金がどれだけあっても利払いはほとんど生じなかった。だが今では4%台の金利が米国債には付いてしまっている。
結果、アメリカ政府の利払い費用(GDP比)は次のように急増している。
だからアメリカ政府は今、借金の利払いのために借金を増やさなければならない状況である。
米国債の下落
それで多くの著名投資家が懸念しているのは、新大統領が新たな借金を伴う政策を発表したとき、国債市場が臨界点に達するのではないかということである。
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
米国債が破綻するまでレイ・ダリオ氏は5年、ポール・チューダー・ジョーンズ氏は年内という予想をしている。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
ドルの下落と米国債
だからそれ自体は新しい話ではない。だが今回サマーズ氏は、トランプ氏がドルを下落させる政策に言及したことに反応している。
トランプ前大統領: ドル円は下落すべきだ
サマーズ氏は次のように言っている。
彼らは同時にドルの為替レートを下げるような話もしているが、アメリカはそれによって国債を売ることが難しくなるだろう。
そうした政策はアメリカをリズ・トラス氏の状況に追いやるための下準備だと言える。
サマーズ氏は、トランプ氏がドル安政策を実行すれば、それが同時に米国債を下落させてしまう可能性に言及している。
リズ・トラス氏は少し前のイギリスの首相で、ばら撒き政策を宣言したことでポンドと英国債と英国株を軒並み急落させ、短期間で辞任に追いやられた人物である。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
アメリカもそうなってしまうのだろうか。
結論
日本にもドル高と高金利に惹かれてドル預金を考えた投資家がいるだろう。預金は最終的には国債市場に投資されているから、もしドル相場が反転するとき、それは国債市場からも資金が流出することを意味する。
もし米国債が下落すれば、国債の価格下落は金利上昇を意味するので、それは株式市場にとってもマイナスとなる。
そうすればドルと米国債と米国株の同時安が実現してしまうことになる。それはドルの強さを当てにしてアメリカに投資していた日本の投資家にとっては最悪のシナリオだろう。
ちなみに ドルと米国債の関係についてはゾルタン・ポジャール氏の記事に詳しいので、そちらも参考にしてもらいたい。
ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51655
2024/07/27 (Sat) 10:26:39
ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
2024年7月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
Ex Uno Plures創業者のゾルタン・ポジャール氏のBudabest Eurasia Forumにおける2023年11月のインタビューを見逃していたので紹介したい。
金利と通貨のスペシャリストであるポジャール氏がドルとアメリカの財政について面白いことを語っている。
世界的なドル離れ
基軸通貨ドルの衰退をメインテーマとしたリサーチ企業を創業したポジャール氏が今回語っているのはやはり世界的なドル離れである。
金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業
だがポジャール氏が言う「ドル離れ」とは必ずしもドル下落のことではない。
どういうことか。ポジャール氏はドルの現状について次のように語っている。
元々は資源の売買や貿易にはアメリカのドルが独占的に使われていた。インドと中国、インドとブラジル、中国とブラジルのような、ドルとは一切関係のない2国間の取引でもドルで決済が行われていた。
だがそれは変わろうとしている。しかもその変化は急速だ。
きっかけはウクライナ戦争だった。米国はロシアに対してドル資産凍結などの経済制裁を行い、インドなど対露制裁に協力的でない無関係の国々に対しても制裁をちらつかせて協力を強要しようとした。
結果として欧米以外の国々はこぞってドルの保有を避けようとしている。BRICSはこれまでドルが使われていた貿易の決済に自国通貨を使うよう呼びかけており、中東では遂に比較的親米なサウジアラビアまでも原油取引のドル決済を減らす動きを見せている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
こうして西側と東側の経済分離が進んでいる。欧米諸国がロシアの資源を輸入したがらない一方で、その他の国々はドルを避けている。
ポジャール氏は次のように言っている。
西側諸国が東側の実体経済や資源の供給網から身を引こうとしている一方で、東側諸国は西側の金融システムから身を引こうとしている。
それがドルの役割を変えようとしている。
ドル離れがどういう結果を生むか
その結果どうなるか。多くの人々が考える次のシナリオはドルの下落だ。しかしポジャール氏の考えはそうではない。ポジャール氏は次のように述べている。
世界はドルやユーロの次へと移行しようとしている。人民元やインドルピーやアラブ首長国連邦のディルハムの役割がもっと大きくなってくる。
こうした状況の結果として一番重要なのは、米国の資金調達が困難になるということだ。
ドルの利用が減ると何故アメリカが資金調達できなくなるのか? そこが国債や金利のエキスパートであるポジャール氏の観点である。
ポジャール氏は次のように説明している。
これまでアメリカの財政赤字には上限がなかった。誰もが米ドルで決済していたため、ドルの預金を積み上げている人々が常にいた。そしてその資金は最終的に米国債へと流れていった。
この変化について投資家が十分に熟慮しているかどうかは微妙だ。誰もがドル離れという現象をユーロや円に対する為替レートがどうなるかという意味で考えがちだが、それは間違った考え方だ。
ドル離れの最終的な結果は決済や精算に関するものだ。そして決算や精算の方法が変わるということは、政府の資金繰りに影響が及ぶということだ。
アメリカはコロナ後に世界的なインフレを引き起こすような規模の現金給付を行なった。
世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由
それほどの規模でドルをばら撒いたのだが、ドルは下落しなかった。アメリカはそんなことができた唯一の国である。同じ規模のばら撒きをしようとしたイギリスのトラス元首相は、ほとんど首相に就任しただけでポンドと英国債を暴落させ辞任した。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
また、インフレになった後も量的緩和というインフレ政策を続けている日本では通貨が暴落している。
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
だがアメリカだけはドルを暴落させずにばら撒きを行なうことができた。それはこれまでドルをどれだけ刷ってもドルを買おうとする人々が世界中に居たからである。
ドル離れとアメリカの財政問題
しかしアメリカは自分でそうした人々を追い払ってしまった。そしてBRICS諸国や中東諸国では急速にドル離れが進んでいる。
だがポジャール氏によれば、問題の本質は人々がドルを買わなくなることではない。
これまで諸外国によって買われたドルは当然銀行に預けられ、銀行はそのドルで国債を買っていた。だからドルを買うというのは米国債を買うことと同じである。
ここに問題の本質がある。ドルを買う人がいなくなるということは、米国債を買う人がいなくなるということなのである。
ドル離れで米国債が暴落する
米国債の買い手不足はまさに今年に入って多くの機関投資家が警告していることである。
レイ・ダリオ氏: 米国債が投げ売りされて次の経済危機が始まる
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
何故ならば、インフレによる金利上昇から米国債にこれまでほぼゼロだった利払いが発生しており、米国政府は借金の利払いのために借金をしなければならなくなっているが、それは市場に大量の米国債がばら撒かれることを意味する。
そこで大量に発行される米国債に対して、十分な買い手がいるのかということを機関投資家は懸念しているのである。
とはいえ中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れればインフレが再燃する。
米国債は買い手が見つからず暴落してしまうのか? ポジャール氏によればその兆候は既に見られているという。ポジャール氏は以下のように述べている。
アメリカの金利市場を注視している人なら誰でも、アメリカの長期国債の発行が上手く行っていないことに気づくはずだ。それでアメリカは長期国債ではなく短期国債で資金調達することを強いられている。
国債のオークションに参加する機関投資家は既に長期国債には手を出さず、すぐに逃げられる短期国債にシフトし始めているらしい。期間の長い国債ほど困難に直面しやすくなるだろう。
結論
米国債の問題を指摘したこの手の警告で一番早かったのはポール・チューダー・ジョーンズ氏の2月の警告である。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
だがこのポジャール氏のインタビューは去年11月なので、それよりも早いことになる。さすがは金利市場の天才といったところだろうか。
さて、米国債はいつ暴落するのか。タイミングについてはレイ・ダリオ氏が5年以内とする一方で、ジョーンズ氏は今年11月のアメリカ大統領選挙がきっかけとなる可能性を指摘している。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
サマーズ氏: トランプ氏が大統領選挙勝利ならインフレ悪化で金利上昇
いずれにしてもあまり良い話ではない。 筆者は超長期米国債の空売りを既に始めている。投資家は経済危機になっても利益を得られる唯一の職業である。
トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
2024/08/01 (Thu) 15:33:43
長期投資の落とし穴!
石原順チャンネル 2024/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=KGdRPnmj-fk
<チャプター>
00:00 長期投資の落とし穴!
01:50 投資家行動と株式市場
06:50 インフレ調整後の連邦赤字
10:54 米国の負債が35兆ドルに到達
12:45 10年後のリターン
16:50 日本から米国へ過剰流動性の提供
22:52 CAPEレシオ(Shiller PE Ratio)
26:12 S&P500:仮説と実際の パフォーマンス(2009年~2024年)
28:12 ナスダック100(月足)
29:43 実質S&P500と実質利益の累積変化量
34:51S&P500実質価格(黒)とサイコロジカルサイクル(赤)1980~現在
2024/08/01 (Thu) 17:47:11
【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
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シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
シラーPER(通称:CAPEレシオ)は、長期の平均利益を用いて計算したPER(株価収益率)です。株価や株式市場の割高・割安を判断するための指標として用いられています。
「シラーの循環調整PER」や「PE10」と呼ばれることもあります。
シラーPERを生み出したロバート・シラー教授は、サブプライム問題やリーマンショックなどの米国住宅バブルの崩壊でも注目されていた「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の生みの親でもあります。
ノーベル賞経済学賞を受賞しており、投機バブルなどの研究に精通している人物です。
日本では「CAPEレシオ」と呼ばれることが多いのですが、本記事では「シラーPER」と呼びます。(どちらも同一の指標です)
シラーPERは主に米国株式指標で用いられるものですが、今回はその計算方法や日本株に応用したケースも含めて説明したいと思います。
シラーPERの計算方法
シラーPERの計算方法についてまとめます。
▼PER(株価収益率)の計算方法
PER = 現在の株価 ÷ 1株あたり純利益
▼シラーPER(CAPEレシオ)の計算方法
シラーPER = 現在の株価 ÷ 過去10年間の1株あたり純利益の平均値
※シラーPERは、純利益のインフレ補正(インフレ率での調整)が必要
この計算方法を知っていれば、株式投資の初心者でもデータさえ集めることができれば、シラーPERを計算できると思います。
個別株にも用いることができますが、一般的には「TOPIX(東証株価指数)」や「S&P500」と言った株価指数に対して、シラーPERを使うことが多いです。
シラーPERの特徴は、(インフレ補正済みの)過去10年間の1株あたり純利益の平均値を用いることです。
これが何を意味するのかというと、まず「インフレ補正」することによって、通常のPERとの比較が可能となり、また10年間の1株あたり純利益の平均値を使うことで一時的な要因を排除できるという利点があります。
一般的にはシラーPERが25倍以上になると割高と言われます。
10年間という長い期間の平均収益で見ているので、長期的なスパンで「過熱感が高まっている」ことが判断できます。
シラー教授は次のように言っています。
遠い未来を予想するより、近い未来を予想する方が易しいと思われるかもしれないが、データはそのような直感的な見方とは逆になっている
極端に言えば、株式市場のPERが300倍という超絶なバブルの状態にあった場合、まだバブルが続いて株価が上がるのか、それとも明日バブルが崩壊して暴落するのか、短期的には誰にもわかりません。
しかし、PER300倍という異常な状態でも、30年間という長期的な視点で見れば、誰がみても割高な状態であり、投資すべきタイミングではないことは明らかだということです。
個別株投資でよく使われる一般的なPERの説明は下記の記事でおこなっています。あわせてご覧ください。
あわせて読みたい:
PER(株価収益率)のやさしい説明、3分でわかる投資の基礎
https://oneinvest.jp/per/
シラーPERを使った投資手法
今回参考にした書籍(後ほど紹介します)では、シラーPERを活用した投資手法が紹介されていました。
▼PERモメンタム手法
シラーPERの15倍で投資を行い、24倍で売却する投資手法
具体的な手順は以下の通りです。
1.毎月1回、シラーPERを確認する
2.シラーPERが15倍を下回ったら、毎月その数値をメモする
3.その後、株価指数が6%以上上昇したら株式インデックスファンドに投資する
4.以降は、新規投資を継続し、配当金や分配金なども含めて再投資に回す
5.シラーPERが24倍を上回ったら、毎月その数値をメモする
6.その後、株価指数が6%以上下落したら株式インデックスファンドを売却し、債券など安全資産に乗り換える
7.再びシラーPERが15倍を下回るまで数年かかるが、債券で運用しながらじっくりと待つ
私はこの方法を実際に試したわけではありませんが、とても合理的な考え方だと思います。
(少し画像が汚いですが)下記が、「PERモメンタム方式」と「持ち切り方式」のリターン比較です。
「持ち切り方式」というのは、最初に株式インデックスファンドに投資をして放置する戦略です。
シラーPERを使った投資手法のリターン
過去のS&P500の例では、この投資手法によって圧倒的なリターンが得られたことがわかりますね。
上記の手法をそのまま実践せずとも、シラーPER15倍以下で割安の判断、24倍以上で割高の投資判断をするという参考指標としても使えると思います。
シラーPERの推移をチャートで見る
S&P500のシラーPER
上記のチャートは、S&P500(アメリカの主要株価指数)のシラーPERの推移です。1881年1月~2018年2月までの137年間のデータとなっています。
このチャートは
Shiller PE Ratio
https://www.multpl.com/shiller-pe
で閲覧できるものです。
記事執筆時点(2018年2月)の情報となりますが、
平均:16.83倍
中央値:16.15倍
最小値:4.78倍(1920年12月)
最大値:44.19倍(1999年12月)
となっています。
歴史上、最も高いシラーPERが44倍であり、平均値・中央値は16倍です。
現在のS&P500 シラーPERが32.83倍になっていることからも、すでに米国の株式市場は割高水準へ突入していると考えられます。(あくまでもシラーPERのみで判断した場合)
また、個人的に興味深いと思ったのは、歴史上最も低い4.78倍という数字。
1920年12月に、シラーPERが4.78倍という超割安な水準に達しているわけですが、そこから急速に株価が上昇し、その9年後には1929年の世界恐慌が起こっています。
1929年の世界恐慌が起こる直前のシラーPERは約30倍であったことからも、「歴史上極めて割安な水準から急激に株価がリバウンドし、その9年後には行き過ぎにより割高となって、大暴落を引き起こしている」ことがわかります。
歴史に学ぶとすれば、2009年にリーマンショックが起こり、株式市場が割安になったところから急速に株価がリバウンドし、2018年現在にシラーPERが32.83倍を迎えてるという状況は、決して楽観視すべきではない水準のように感じます。
もちろん、過去にシラーPERが44倍まで達している歴史もあるので、まだまだ上昇の余地は十分あると考えることもできます。
株価上昇がいつ終わるかは誰にもわからないものなので、あえて「こうだ」という意見は口にしませんが、投資家自身がこの状況について深く考えてみる価値はありそうです。
一方で、先ほど紹介した手法では「シラーPERが15倍以下で割安と判断して株式に投資」と述べました。
平均値・中央値が16倍台であることからも、「シラーPERが15倍以下なら割安」という考え方は的を得ていいます。
しかし、過去を振り返るとシラーPERが5倍以下の水準になることもあるということも得られる学びとしては大きいです。
日本のシラーPERをチャートで確認する
シラーPERの比較
出典:The CAPE hanging over share markets – Firstlinks
日本のシラーPERですが、データの入手が難しかったため、上記のサイトを参考にしました。
各国のシラーPERを比較したものでソース元はバークレイズ(イギリスの著名投資銀行)となっています。
国別に比較してみると、米国に続いて日本のシラーPERが高まっていることがわかります。これは、金融緩和の影響が大きいと考えます。
siblisresearch.com
https://siblisresearch.com/data/japan-nikkei-pe-cape/
では、日経平均株価のシラーPERの数値データが確認できます。
また、日本のシラーPERに関する情報として、NIKKEI STYLEでも記事が取り上げられていました。
上記の記事では、岡三証券の阿部健児チーフストラテジストのコメントとして「18倍以上なら株価は割高、10倍以下なら割安と考えられる」とのことでした。
しかし、NIKKEI STYLEに記載されているのは、東証一部全体の営業利益をベースとして算出したシラーPERなので、前述のバークレイズ出典のものとは根本的に違うものであることに注意が必要です。
長期投資家は割高な時の投資を避けるべき
著名な投資家の意見を見ていても、
割高な時の投資は避けたほうがいい
株価水準に限らず良い株は買うべき(なぜなら市況の割高・割安は予測できないから)
と意見はさまざまです。
個人的には、どちらも正しい言い分だと思うのですが、明らかに言えることは「株価水準が割高になるほど、利回りは低くなる」ということです。
私が今回この記事を書こうと思ったのは
「科学で勝負の先を読む」
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E8%B2%A0%E3%81%AE%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80-%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%9F%E3%82%81%E3%83%BB%E8%AA%AD%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/479176840X
という本を読んだことがきっかけです。
本書によると、2013年代半ばのS&P500のシラーPERは23倍に達しており、この水準は過去20年間において3%以下の利回りしか実現できていないとのことです。
仮に利益が出たとしても、取れる利幅が3%以下と小さくなってしまい、長期的には(安全である)債券投資と同じレベルの利回りしか得られない可能性があります。(つまり、リスクリターンがあわない)
リスクをとって株式に投資するのであれば、長期的に見て割安になっている状態(わかりやすく言えば市場が悲観的になっているタイミング)で投資した方が、利回りを最大化できます。
シラー教授が言うように、「シラーPERが低くなるほど投資家が今後20年間に株式から利益を上げる可能性が高くなる」のです。
高いPERは、糖分の多い飲み物と同じようにあなたには良くないが、そのことが明らかになるのには何十年かかかる。
出典:科学で勝負の先を読む
50年以上前からバリュー投資に活用されていた
一方で、「割安になるのを待っていたらいつまで経っても良い株は買えない」という意見も正しいと思います。
株式市場の割高・割安や金利の変化は誰にも予測できないのだから、「市況に関係なく割安な株を買いなさい」と言っているのが著名投資家のベンジャミン・グレアムであり、「市況に関係なく高い成長が期待できる良い株を買いなさい」と言っているのが、同じく著名投資家のフィリップ・フィッシャーです。
いずれも、アメリカを代表する投資家「ウォーレン・バフェット」が敬愛する人物たちですね。
「シラーPERが割高だから」という理由で投資機会を待っていると、それこそ買うタイミングを逸してしまうかもしれません。
私としては、シラーPERが割高な水準にあるからと言って、株式市場への投資を完全にやめてしまうのではなく、債券比率を高めるなどしながら防御の体制を取りつつ、株価上昇についていくことも大切だと思っています。
ネットの情報を見ていると、シラーPERの信憑性に対して疑問視する声も見られました。
しかし、この手法は「シラーPER」として世の中に存在する以前から、バリュー投資家の手法として使われていました。
シラーPERは1988年に発表された考え方ですが、前述のベンジャミン・グレアムは1934年の時点で「PER計算では5年から10年の収益を使うべき」と述べています。
ベンジャミン・グレアムは主に個別株に対して言及しており、シラーPERは株式市況の割高水準を測る指標として発表されていますが、長期的な収益でPERを見ることの重要性については両者の意見が合致しています。
このような理由から、投資判断を下す上での1つの指標として、活用メリットは十分あると考えます。
次の記事は「21世紀の資本をわかりやすく解説、「r > g」はお金持ちの原則だ」です。
ベストセラーとなった書籍
「21世紀の資本」
https://oneinvest.jp/le-capital/
はとても難解な内容となっており、理解するのが難しいと言われています。
しかし、著者が言いたいことは至ってシンプルであり、未来の歴史も過去の歴史と変わらないという事実です。
https://oneinvest.jp/shiller-per/
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CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
CAPEレシオの概要(S&P500)
CAPEレシオの現在の値(リアルタイム速報・毎営業日の日次データ)と、過去140年の推移を全て掲載したページです。S&P500やFRBのバランスシートとの比較チャートも掲載。
CAPEレシオは、”シラーPER”とも呼ばれるPER(株価収益率)の一種で、実質的な株価の割高・割安を計れるバリュエーション指標です。単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けないのが特徴の指標です。歴史的に株価の暴落・急落の前兆を示してきた指標のため、注目度が高いです。標準偏差+1σ超は要注意です。
CAPEレシオとは?
CAPEレシオ(CAPE RATIO)とは、ノーベル経済学賞を受賞した米国(アメリカ)のロバート・シラー氏(Robert James Shiller)が考案したPER(株価収益率)の一種で、株価の割高・割安を計るバリュエーション指標です。シラー氏が考案したことから「シラーPER(Shiller PER)」とも呼ばれています。CAPEレシオは、過去10年間の実績利益の平均値に物価変動を加味して計算されます。
CAPEレシオ(シラーPER)で何がわかる?PERの違い
株価の割高・割安のバリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る株価指標としては「PER(株価収益率)」が有名です。PERは当期純利益を基に計算するEPS(1株当たり利益)を用いて算出されますが、単年度に変動が大きくなることがあります。
一方、CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間の実績利益の平均値に物価を加味した1株あたり利益を基に計算する指標であるため、単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けず、実質的な株価の割高・割安を計れる指標です。
株式投資に最適な時期を正確に示したCAPEレシオ(シラーPER)
通常のPERは、S&P500構成銘柄の過去12カ月の利益を用いて算出されます。景気拡大局面は企業は高い利益率と収益を上げますのでPERは低くなり、不況(不景気)の局面はその逆で低利益率・低収益でPERは高くなります。過去PERは、リーマンショック時の2009年に123倍を付けました。過去の平均が15倍程度ですので、それをはるかに上回る数値です。PER123倍は超割高ですので、これを見ていると株式の購入時期ではありませんが、歴史的にこの時期は最適な株式投資の時期でした。一方、CAPEレシオ(シラーPER)は同時期に13.3倍程度で過去数十年の最低水準をつけており、株式投資に最適な時期であったことを正確に示していました。
CAPEレシオはバフェット指標に似ている?
CAPEレシオ(シラーPER)は景気循環中の利益変動を排除した指標で、PERより合理的な市場評価の指標として捉えられており、これはGDPに対する総時価総額の比率で市場評価をする指標「バフェット指標」に似ています。米国のバフェット指標(S&P500)は、以下のページで掲載していますので参考にしてください。
バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ
https://stock-marketdata.com/buffet-indicator.html
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が注目している「バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ」のチャートと時系列です(速報)。FRBのバランスシートを考慮したバフェット指標も掲載。毎営業日の値(現在)も掲載。水準や目安など解説も掲載。
CAPEレシオの計算
CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間のS&P500構成銘柄の年間の実績利益と消費者物価指数(CPI)を使用してインフレによる過去の利益を調整して計算されています(ドルベース)。過去10年の調整値を平均して算出され、CAPEレシオはこの平均値に対するS&P500の比率に等しくなります。
株価急落・暴落の前兆シグナル!CAPEレシオの目安と水準
CAPEレシオ(シラーPER)は、株価の暴落・急落の前兆を示す指標として注目されています。非常に注目度の高い指標です。過去の傾向から見た目安と水準を以下に記載します。
CAPEレシオ(シラーPER)の過去平均
CAPEレシオ(シラーPER)は、1881年から2020年までの推移から取得される平均の標準偏差+1σから-1σの間で概ね推移しやすい傾向があります。CAPEレシオが標準偏差+1σを超えて推移した後は、大恐慌やITバブルの崩壊、リーマンショックなどが起こって株価が暴落した歴史があります。2020年のコロナショック前も標準偏差+1σを超えて推移していました。
標準偏差+1σの水準はどれぐらい?
CAPEレシオの標準偏差+1σ水準は2023年6月時点で、概ね24倍程度です。ゆえに、CAPEレシオが24倍を超えてきた場合は警戒水準と見られやすいです。CAPEレシオの標準偏差-1σ水準は、概ね10倍程度です。標準偏差の値はデータ更新毎に変わりますが、以下のCAPEレシオのチャートは最新のCAPEレシオの標準偏差±1σのデータが反映されています。
FRBのバランスシートとCAPEレシオの相関性
CAPEレシオ(シラーPER)は上記の解説の通り、標準偏差+1σ以上で過熱感を示す指標です。+1σに近付けば過熱感が意識され、+1σ以上は警戒水準と見るのが一般的です。ただし、CAPEレシオ(シラーPER)は、FRBのバランスシート(総資産)と正の相関性が認められる傾向があり、FRBがバランスシートを拡大している局面ではCAPEレシオ(シラーPER)の過熱の水準も切り上がるとの見方があります。下の”チャート”の欄に、CAPEレシオ(シラーPER)とFRBのバランスシートの比較チャートを掲載していますので参考にしてください。
FRBのバランスシートの推移と解説は、当サイトの以下のページで掲載しています。
FRBのバランスシート(総資産)
https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html
米国(アメリカ)のFRBのバランスシート(総資産)のチャート・グラフと時系列です(速報)。名目GDP比のチャートやFF金利・長期金利(10年国債利回り)、株価(ナスダックやS&P500)との比較チャートも掲載。バランスシート拡大・縮小局面の傾向。
リスクプレミアムとCAPEレシオ(シラーPER)の関係
CAPEレシオ(シラーPER)は、米国のリスクプレミアムと比較して見ることも多いです。パウエルFRB議長は、CAPEレシオ(シラーPER)とリスクプレミアムを比較して株式がバブルであるかどうか、2021年1月のFOMC後の会見で発言していました。リスクプレミアムは、株式益利回りから米国10年国債利回りを差し引いたものですが、リスクプレミアムが低水準であればPERのある程度の上昇は割高ではないとの見方を示しました。
米国のリスクプレミアムの推移はこちら
米国(アメリカ)のリスクプレミアムの推移(リスクプレミアムのわかりやすい解説も掲載)は、以下のページで掲載しています。
リスクプレミアム(米国)
https://stock-marketdata.com/riskpremium.html
米国(アメリカ)のリスクプレミアムのチャートと時系列です(速報)。リスクプレミアムとは?水準や目安、計算方法、求め方、リスクプレミアムがマイナスの意味、株のバブルの見分け方、長期金利との関係、FRBの融資による影響などわかりやすい解説も掲載。
S&P500の予想PERと実績PERの推移はこちら
通常、一般的に見られているS&P500のPER(予想PERと実績PER)の推移は、以下のページで掲載しています。当ページで掲載しているCAPEレシオと併せてご利用ください。
PER(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)
https://stock-marketdata.com/per-nasdaq.html
ナスダック100(NASDAQ100)・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)のチャートと時系列です(速報)。実績PERと現在の予想PERと長期金利(米国10年国債利回り)と実質金利との比較チャート、平均PERの水準と目安も掲載。
当サイト「株式マーケットデータ」では、S&P500のPERの他に、S&P500のEPS(1株当たり利益)や配当利回り、株式益利回り、PBRなど各種バリュエーション指標も掲載していますのでご利用ください(すべて解説付き)。
超過CAPE利回りの推移はこちら
ロバート・シラー氏は、CAPEレシオをベースとした株式益利回りと米国債の実質利回りから算出される「超過CAPE利回り」も株式の割高・割安の指標として用いています。その超過CAPE利回りの推移と解説は以下のページで掲載しています。
超過CAPE利回り
https://stock-marketdata.com/excess-cape-yield
ロバートシラー氏が考案した超過CAPE利回り(ECY:Excess CAPE Yield)のチャートと時系列です。現在のリアルタイムの日次データも掲載。CAPEレシオ(シラーPER)ベースの株式益利回りと10年物国債実質利回りから算出される指標です。
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER) の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
2024/08/03 (Sat) 05:41:28
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
2024/04/18
https://www.youtube.com/watch?v=hpHDV3IaRVQ
新NISA導入や株高を受け、投資ブームの様相を見せる日本経済。「お金と投資」についての著書がベストセラーとなっている田内学氏と後藤達也氏は、この流れをどう見るのか。じっくり語り合ってもらった。
前編の今回は国内経済の注目トピックス、アメリカ経済のポイントリスクなどについて議論する。
【タイムテーブル】
00:00~ 本編開始
00:47~ 株高にあおられた「投資ブーム」の是非
02:55~ 最近の経済トピックス:為替レートに注目
04:09~ 日本が「新興国化」している
06:00~ 新NISAが日本にもたらす影響
07:21~ アメリカ経済のここに注目
「含み益が吹き飛んだ」日銀利上げ砲0.25%の衝撃 わずかな利上げで「1ドル150円割り込み」のなぜ
8/2(金) 9:02配信
7月31日、日本銀行が政策金利を0.25%に引き上げることを決め、外国為替市場では一時1ドル150円を割り込んだ。
1カ月前まで160円を軽く超えて推移していたドル円相場がここまで動くとは、誰が予想しただろうか。
この急速な円高にSNS上の反応はさまざま。物価高が収まるとの声がある一方、「NISAで積み上げた含み益が消えてしまった」という投稿も目立った。
消費者からも投資家からも、ドル円への注目は高まっている。
食料やエネルギーなどの大部分を外国からの輸入に頼る日本では、近年の円安が大幅な物価高をもたらしており、消費者の財布を直撃している。
また、今年から始まった新NISA枠を利用して「オルカン」などの外貨投資をはじめる人も増えている。1月時点では141円だったドルは、半年で161円まで上がり続けたので、1月から外貨投資を始めた人にとっては、居心地のいい相場だった。ところが、150円を割り込んだことで、投資を始めたタイミングによっては、含み益がすべて吹き飛んだ人もいる。
今回、これだけ大きく為替が動いているのは、0.25%への利上げだけではなく、その裏側にある政府や日銀の円安退治への強い姿勢がうかがえたからだろう。
■金利が為替レートに影響を与えるしくみ
ご存じの方は読み飛ばしてもらってかまわないが、金利は為替レートと密接な関係がある。簡単な例で説明するために、日本の金利を0%、アメリカの金利を5%とし、1ドルが160円とする。
いま、あなたは160万円を持っている。それをドルで保有するか、円で保有するか。ドルを選んだ場合、160万円は1万ドルに交換されて、1年後には利息込みで1.05万ドルになる。一方で、円は160万円のまま。
1ドル160円と言われると高そうだが、1年後に1ドルが152.4円(160万÷1.05万=152.4)よりも高ければ、ドルを選んだほうがよかったことになる(実際の為替市場でも1年後決済でドルを購入できる。その場合のレートは通常のレートに比べると金利差の分だけ安く購入できる)。
つまりアメリカと日本の金利差が大きい場合はドルが魅力的に見えるのだが、その差が縮まるとドルは買いにくくなる。
アメリカでは、9月にドルの金利が下げられるとの見方が強い。そして、一方の円金利においては、日本銀行が利上げを決めた。
為替市場への影響が強かったのは、この0.25%への利上げが予想外だったうえに、植田日銀総裁が「(0.5%の壁を)特に意識していない」と述べ、利上げに対して積極的な姿勢を見せたからだ。7月には5兆~6兆円規模で円買いの覆面介入が行われていたと見られており、政府日銀の円安退治への本気具合がうかがえる。
外貨投資を始めたばかりの人々にとって、この急速な円高は為替リスクの現実を突きつけるものとなった。1月から6月までに6兆円以上という大量の資金が外貨投資に回っている。
これまでの円安局面では「外貨投資をしないと損」かのような風潮があり、「オルカン」という言葉が当たり前のように使われるようになった。しかし、外貨投資は必ず儲かるものではなく、大きな為替リスクをとっていることを認識したほうがいい。
あくまでインフレへの備えとして外貨を保有していると考えたほうがいいだろう。日本ではGDPに対する輸入額が20%程度だから、単純計算すると年間支出が500万円の家では食料やエネルギーなど100万円程度輸入に頼っている。10%円安になれば10万円ほど出費が増える。外貨資産を保有していれば、その値上げ利益によって出費を補填できるという考えだ。
さきほど、外貨投資で円安に備えられると書いた。新NISAは岸田政権が掲げる「資産所得倍増プラン」の一環だが、それだけでは資金に余裕がある人しか救われない。
また、新NISAによって上半期だけで 6兆円以上の資金が外貨投資に回っているわけだが、それ自体が円安を進めている一面もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c83a6df9171dc70819b10a47476b5aecccb201?page=1
2024/08/06 (Tue) 02:31:35
一般社団法人日本エリオット波動研究所 代表理事 有川和幸さん
金CFD(米ドル/オンス)・米国債10年物利回り のエリオット波動分析
ゴールドが今年天井をつけた後に世界が震撼するようなことが起きる可能性
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年3月11日
https://www.youtube.com/watch?v=GxkAiqcrn6Y&t=129s
JAPAN 225 CFD のエリオット波動分析
日経平均はこのまま上がり続けるのか?それとも、この後大きく下げるのか?
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月17日
https://www.youtube.com/watch?v=saWDfG8u5Tw&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2
S&P500の超長期チャートのエリオット波動分析
まずは中規模の下落があった後、本当の暴落は2030年以降に訪れると考える理由
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月5日
https://www.youtube.com/watch?v=1VKpjo9ThQE&t=101s
米ドル/円 のエリオット波動分析
円高は、いつまで続き、いくらになるのか?エリオット波動原理の視点
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2023年12月18日
https://www.youtube.com/watch?v=B410mp3CBsM&t=7s
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
2024/08/06 (Tue) 09:46:35
バブル経験者は語る
自分の投資法を持たれ、成果を上げられている方はほんのわずかです。ほとんどの方は損をしています。
今回はそんな中から極端な例をご紹介します。
その方は相場の経験は浅くと言うか、ほとんどど素人同然でした。元々資産家で商品先物に手を出したのも、ほんの「お遊び」だったようです。
最初、50万円から始められたそうですが、あれよあれよと言う間に儲かって行きました。その時の投資基準は「勘と第六感と度胸」とでも言うのでしょう。儲かった利益をそのまま次の取引に載せていったそうです。
バブル時の長期上昇トレンドに乗った物だと思います。
話を聞いただけで恐ろしくなりますが、素人は怖いもの知らず。1年足らずで資金は2億に届く所まで来たそうです。
そうなるともう怖いもの知らずの行け行けドンドン! 一気に登った坂道を登り詰めると、今度は全力で駆け下りるようだったと聞きます。
気が付いた時にはプラス2億がマイナス2億へ・・・となっていました。
本来、資産家ですからこの程度(!)のマイナスなら持ち応えられたらしいのですが、悪い事は続く物です。 知り合いの建設業者に頼まれてなった保証人。その建築業者が失踪、借金取りが押し寄せて来たそうです。
http://www.harvestchart.com/tonpei/tonppei.htm
暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。
言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。
だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。
暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・
そんな状況を総じて”暴落”というのです。
仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。
そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。
ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。
ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。
_________________
暴落時に空売れると思っている人間が多いよね。
S安貼り付きに売りで並ぶつもりなのだろうか。
本格的な下げか、押し目か判断してから参加するとか言っている人間は一番ダメだな。 暴落の一番オイシイ所を逃すばかりか、押し目だった場合、大底で空売るハメになる。
または「まだ早い、ただの押し目だ」と言い続けて売り遅れ涙目になるのがオチ。
暴落始まったら損切りしたくてもできない。 売れないから。
今現在、株トレードにおいて自分が勝ち組だと思ってるやつも大半はやがて自分も負け組であることを実感する時が来る。 有名なアナリストも株相場はトランプのババ抜きみたいなものといっているくらいだから利益確定してさっさと勝ち逃げするのが賢明
___________________
ビルに飛行機がつっこんだ。
東証は臨時に値幅制限を半分に。当然のようにS安連発。
自分の持ち株はマーケットメークだったので、1日で確か20%ぐらい下げた。
当時はまだ優良企業であると信じられていた某ソニー。
自分も期待しながらわずか200株だけだけど買ってました。
糞決算発表。確かその翌日は比例配分すらできないような大幅な売りを浴びてS安。その次の日も比例配分のS安。 一応国際優良株と言われ馬鹿でかい規模、こんな株が2日連続でS安っていう衝撃はあまりにもでかかった。
一番すごかったのはメガバンの売られっぷりだけどね。 100万ぐらいしてたのが1年もたたないうちに5万台まで売られた。
そのとき買っとけばよかったじゃんと言うかもしれないけど、とてもじゃないけど買える雰囲気じゃなかった。 某ドイツ証券の人が「東証を閉鎖せよ」っとまじで言ってるのw
自分はみずほ5万台で買ったのが自慢。だけど1株だけな。あのとき100株とか買えるような人がいたら天才か大ばか者のどっちかだな。
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90年バブルの方はブラックマンデー以降も2年くらいは好景気で株式相場も活況だった。逃げる気になれば逃げられた。もつとも当時は株と土地は長期的に下がることはないと思われていたから「逃げる」と言う感覚がなかった。
ITバブルの方は本当にバブル。一気にはじけた。あれは逃げるのが難しかった。
それでも全銘柄が急落したわけではない。逆張りでオールドエコノミーといわれたセクターに投資した人(バフェットもその一人)はむしろ儲けた。
87年に起こった、ブラックマンデー・ショック直前に、持ち株全部処分してノーポジを自慢してた香具師もいたが、その後の相場にはしっかり乗り遅れた。
現在のような、13年の長きにわたる下げ相場だと、弱気になるのも無理からぬことではある。
弱気筋も、売った持ち株が 更に上伸していくさまを何度も見せ付けられて徐々に強気に変わっていくのさ。
そして、誰もが強気を唱えるようになるとき・・・
「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 ようになる。
2024/08/06 (Tue) 11:50:30
日経平均暴落、NISAで株式投資を始めた初心者が見逃していた長期投資の問題点
2024年8月5日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
8月5日、日本の株式市場が大幅下落した。日経平均は1日で12.4%の下落となり、近年稀に見る株価の下落幅となった。
株価暴落の理由
日経平均は次のようなチャートになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-chart.png
なかなかの急降下である。7月の史上最高値から見ると25%程度の急落となっている。
株価下落の原因は何かと言えば、それは世間で言われているように日銀植田総裁の利上げではない。0.25%の利上げに株価を暴落させる力はない上に、長期金利はそもそも上がってすらいないからである。だから金利が株価下落の原因だという議論は有り得ない。
では何が原因かと言えば、以下の記事で既に説明しておいたのでそちらを読んでもらいたい。
日経平均急落の原因は日銀植田総裁の利上げではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51874
NISAで投資を始めた初心者たち
だから今回の記事で議論したいのは、株価下落の根本的な原因のことではなく、株価が下がった時に群れをなして売ろうとした人が多かったことである。投資家として暴落相場を何度も見てきた筆者が見ても、下落が下落を呼ぶ速度が早かったように思う。
恐らく株式市場についてほとんど何も知らずにNISAがブームだと聞いて投資を始めた人が株式市場にあふれていたのだろう。彼らが株式を買った理由は株価が上昇していたことだったから、株価が下落に転じればそれがそのまま株式を投げ売りする理由になる。だから下落が下落を呼ぶ。
ここ数年ほど、筆者は主婦や普通の会社員など金融業界とは無縁の人々にNISAについて尋ねられることが多かった。そうした人々の多くは実際には客観的なアドバイスなど求めていなかった。「買って放置すれば金が儲かる」という売り文句に吸い込まれた自分の背中を筆者のような金融業界の人間に後押ししてほしかっただけなのである。
一番酷い場合には、NISAを貯金の代わりか何かだと勘違いしていた人もいる。その人は、株式投資のリスクを淡々と説明した筆者に対し、不満そうな顔をしながら「儲からなくても、損しなければ良いと思ってるので」と答えた。「株価は下がるものですが」と言う筆者に対してその人は不思議そうな顔をしていた。
今回の下落では、そうした人々が想像もしなかった(筆者は説明した)下落に対して大急ぎで逃げ出したのだろう。
株式の長期投資
さて、もう少し賢明な人々は、NISAが長期投資であることを理解していただろう。だがそうした人々に対する試練はこれからである。何故ならば、そうした人々はまだ株式を売っていないだろうからである。
筆者は以前から説明しているが、NISAの一番の問題点は、株式の長期投資がまるで必ず儲かるものであるかのように説明されていたことである。
株式投資は短期的には上下することもあるが、長期的には安定して儲かるものである。それが上述の初心者よりも少し賢い投資初心者が株式長期投資に対して持っている理解である。
だが残念ながらそれは間違っている。日経平均が30年ぶりに史上最高値を更新したというニュースが流れたとき、大半の人は喜んだが、少数の賢明な初心者の頭には不安がよぎったはずだ。何故ならば、それは日本株に30年投資しても損しか出ていなかったことを意味するからである。
それが恐らく投資初心者に気づきの機会が与えられた一番最初だっただろう。株価は長期的に必ず上がるわけではないのか?
株価の長期的な動向
その問いに対する答えは、筆者はここの記事で既に書いている。ここの読者には言うまでもないことだが、株価の動向に対して正しい原則はこうである。
株価は「金融緩和が行われている状況下では」常に長期的に上がってゆく。
だから日本株はバブル崩壊後、金利がゼロに近づいて十分に利下げできなかった期間は下がり続けて、2013年のアベノミクスで量的緩和が始まると上昇トレンドに転じたのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-long-term-chart.png
分かりやすいチャートではないか。
米国株の長期的動向
そしてその原則は日本株のみならず、米国株を含むあらゆる国の株価に対して当てはまる。
NISAで米国株に投資している人の論理はこうである。米国株は過去数十年上がり続けている。だからこれからも数十年上がり続ける。
だが上の原則を知った人はこう訂正するだろう。米国株は金融緩和によって過去数十年上がり続けた。だから、「もしこれからも金融緩和が続けば」、数十年上がり続けるだろう。
実際、アメリカでは1980年から2021年まで41年間長期的に金利が低下していた。アメリカの政策金利は次のようになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-federal-funds-rate-chart.png
だから過去40年間の米国株の上昇は、この金利低下(そしてその後の量的緩和)が原因なのである。
アメリカが40年も金利を下げ続けられたのは、それがデフレの時代だったからである。しかしコロナ後のインフレによってアメリカは金利を上げなければならなくなった。
過去数十年の米国株のチャートしか知らない人々は、金融緩和時における米国株の推移しか知らないわけである。
ではインフレ・金利上昇の時代に株価はどうなるか。1980年より前、アメリカは物価高騰の時代だった。そして上のチャートを見れば分かるように、金利は上がり続けていた。
そしてその時の米国株のパフォーマンスは、以下の記事で検証したように長期的に酷かったのである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に (2022/9/20)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
結論
そして今、相場はどちらなのか。デフレと金融緩和の時代なのか、インフレと金利上昇の時代なのか。投資家はそれを考えなければならない。
日本株がそうだったように、株式の長期投資で損失が出る国もある。世界には無数に国があり、株価が上がる国もあれば下がる国もある。
そしてアメリカが過去40年金融緩和のトレンドにあったからと言って、今後40年そうなる保証はまったくない。というか現状アメリカ経済はその逆を行っている。
だから短期投資でも長期投資でも、投資家は結局正しい投資先(株価インデックスを買う場合には国)を自分で見つけなければ利益を得られない。金融政策の状態から言って株価が長期的に上がる状態にある国もあれば、株価が長期的に下がる状態にある国もあるからである。
そしてその国の株価が過去数十年上がり続けていることは、今後数十年の株価動向に何の意味も持たない。ここまで読んだ読者ならばそれは分かるだろう。国の経済にはサイクルがあり、アメリカはデフレと金融緩和のサイクルを通り抜けただけである。
アメリカが次にどういうサイクルを通り抜けるのかは、長期的な話ならばレイ・ダリオ氏の『世界秩序の変化に対処するための原則』に書かれている。ダリオ氏は日本株の暴落を予想していた。
レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性 (2024/6/5)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49622
日本とアメリカの経済に関する短期的な話ならば、以下の記事に書いてあるので参考にしてもらいたい。
今のドル円下落は円相場崩壊前の最後の円高サイクル
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51917
だから結局、投資家は予想を立てなければならない。株価 インデックスに長期投資するのであれば、その国の今後数十年の金融政策を予想しなければならないのである。
買って寝ていれば儲かる投資など存在しない。本当に存在するのであれば、プロのファンドマネージャーは毎日出社して世界経済をリサーチなどしていない。そんな当たり前のことに、ほとんどの投資家は暴落を経験しなければ気づけないのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
2024/08/28 (Wed) 10:37:30
100年に1回のバブル
石原順チャンネル 2024/08/28
https://www.youtube.com/watch?v=5Z313Lxt-zM
<チャプター>
きょうのあらすじ
インフレ調整済住宅価格
日経平均(月足)
セブンアイHD(週足)日本にM&Aファンド72社が参入中!
ドル/円(月足)
1998年のロシア危機とLTCMショックによる円キャリーの巻き戻し
ナスダック100CFD(月足)
インフレ調整後の連邦赤字 大恐慌時のような経済政策
バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
デュケーヌ・ファミリーオフィスのAI関連株保有株数の推移(単位:株)
ドラッケンミラーいわく
ナシーム・タレブいわく
米国の失業率とバフェット指標
エヌビディア(週足)
経済の 仕組み
2024/08/30 (Fri) 08:44:30
韓国は次の世界経済危機で破綻する可能性が高い
2024.08.30
https://www.thutmosev.com/archives/36609.html
前回の経済危機ではリーマンブラザースが破綻した
価値の無いものを高値で売りつけていた国や企業が破綻する
水増し経済の末路はこうなる
世界では10年あるいは遅くとも20年ごとにリーマンショック級の経済危機が起きていて、前回は2010年で終息したので14年目の現在は世界恐慌が起きてもおかしくないタイミングです
世界恐慌や世界経済危機がなぜ起きるかは実は単純なことで、高すぎるものの値段が下がり、今まで安すぎたものの価値が高くなる現象です
2007年から2010年まで世界を巻き込んだ米国発経済危機のリーマンショックでは、その名の通り米銀行のリーマンブラザースが倒産して消えた
危機の始まりは2007年夏にサブプライム住宅ローンが破綻したことで、『サブプライム』は日本語では「サラ金」「消費者金融」が最も語感が近いと思います
アメリカでは信用度が高い人はプライムローンを低金利で組み、信用が無い人はサブプライムローンを高金利で組みます
当時のサブプライム住宅ローンは本当に酷いものでビルクリントンという大統領が無一文の難民やホームレスに無担保で数千万円の住宅ローンを貸す制度を始めた
その辺で寝転んでいるホームレスを捕まえて数千万円を融資し家を建ててやり、投資家には高利回りな投資商品だと言って売りつけていた
当然ながらホームレスや難民たちは住宅ローンを返済できなくなったというのがサブプライムショックで、その不払いが大銀行を破綻させたのがリーマンショックでした
リーマンショック以前は円安と日本のデフレによって、日本とアメリカや欧州諸国の見かけのGDPや物価や所得の格差が大きかった
北欧では水が1本1000円、アメリカではビッグマックが日本の2倍、ロンドン地下鉄料金は東京の数倍、欧米諸国の給料も日本より多かった
マスコミは面白がって「貧困日本と金持ち〇〇」という特集をしていたが、これを経済の目で見れば日本は安すぎ欧米は高すぎるので修正する必要があった
修正は国連がやってくれるのではなく『神の見えざる手』によって強制的になされ、例えれば地震によって地中の圧力が解放されるのに近い
ゴミの斧を金の斧に見せかける国々
世界経済危機が終息して14年目になったが、当時と同じく円安が進み日本と欧米の物価や所得などが非常識なほど乖離している
たとえば1人当たりGDPで世界2位はアイルランド、4位はノルウェー、7位アイスランド、10位デンマーク、11位オーストラリアとなっています
これらの国の主要産業は漁業や林業や農業や地下資源採掘といった物ですが、木こりや漁師の平均年収が1000万円を超えていたりします
こういうのを不当な価格と言い、彼らの財産は一度の経済危機で吹き飛んで無一文に近い状態になるかも知れません
実際これらの国々は2008年の経済ショックで国家破産の危機に陥ったり、莫大な借金を抱えて困窮する人が多く居た
韓国はどうかというと2008年の経済危機では頭の足りない麻生総理が10兆円の通貨スワップを韓国と結んだため、経済危機に陥る事はなかった
だが1997年のアジア通貨危機で韓国は経済破綻していて、原因は実力以上に経済や通貨価値を高く見せかけていたのが破綻したからでした
経済危機が起きると『高すぎるものは安くなる』という法則ですべてが動き、日本は不当に安いので世界経済危機が起きれば円高になります
韓国はIMF破産後にまた経済の極大化のようなことをやり、見たところ真の実力の2倍も自国の価値を大きく見せかけている
もし韓国の真の価値が公表値より小さいなら「神の見えざる手」は容赦なく韓国に襲い掛かって来るでしょう
中国もGDP水増しの常習犯と言われているが、次の経済危機で格好の標的になり 中国は投機筋の売り浴びせで撃沈する可能性がある
欧州の変な国々もそうだがゴミ同然の物を「これは金の斧です」と言っていたら最後にどうなるか、童話でも読み返したらいい
https://www.thutmosev.com/archives/36609.html
2024/09/13 (Fri) 05:55:45
一生に一度の売り場か!?
石原順チャンネル 2024/09/10
https://www.youtube.com/watch?v=nD_xhGqonNM&t=721s
<チャプター>
00:00 一生に一度の売り場か!?
09:50 クレジットカードの負債総額は過去最高、個人貯蓄率は過去最低
12:45 平均所得に対する住宅価格が史上最高水準に到達!
16:00 貧富の格差や富の偏在が起こると
17:35 日経平均(月足)
20:50 史上最長の利回り曲線の逆転
22:05 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2000年~2001年)
23:25 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2006年~2007年)
24:35 1955年以降のFF金利と今後3年間のFF金利予測
25:13 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2024年9月9日現在)
26:40 S&P500、10年・2年イールドカーブ、 FFレートの推移
28:49 急増するウォーレン・バフェットの現金の山
35:44 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
42:28 米国の失業率とバフェット指標(ウイルシャー5000の時価総額÷GDP)
2024/09/18 (Wed) 06:22:02
法人税と譲渡益税をあげると株価は大暴落する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16869879
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
低金利の間に大量生産されたゾンビ企業は高金利にして一掃しないといけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852548
倒産する企業はそのまま倒産させるのが正しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033162
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
2024/09/22 (Sun) 06:55:05
ガンドラック氏: 米国経済の景気後退は確実、猶予はあと4ヶ月だ
2024年9月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53792
コロナ後の物価高騰とその後のインフレ率下落を予想したDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、自社配信動画でアメリカ経済と景気後退について語っている。
インフレ率下落と利下げ開始
コロナ後の現金給付で高騰したアメリカのインフレ率はようやく2%台まで下落し、今週Fed(連邦準備制度)はようやく利下げを開始した。
FOMC会合でソフトランディングを楽観するパウエル議長「超低金利はもう戻って来ない」
FOMC会合ではパウエル議長は金利を5.25%まで上げてもアメリカの景気が悪くなっていないことを誇り、ソフトランディングの達成に自信を持っていた。
だが一方で、パウエル議長とはまったく違った経済見通しを持っている人物がいる。パウエル氏が2021年に「インフレは一時的」と主張していた時に物価が高騰すると予想し的中させたガンドラック氏である。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
その後、ガンドラック氏はインフレの減速を予想していた。そこまではパウエル議長と同じである。
だがガンドラック氏がパウエル氏と違うのは、パウエル氏はインフレ率だけが下落して経済成長率は犠牲にならないと予想している一方で、ガンドラック氏はそんな都合の良いことは起こらないと予想しているところである。
景気後退を示唆する長短金利差
ガンドラック氏は強力な根拠を2つ挙げている。1つ目は長短金利差である。
10年物国債の金利から2年物国債の金利を引いた長短金利差は、金融関係者の間では景気後退を示す指標として有名である。
通常、債券の金利は期間が長いほど高いため、長短金利差はプラスになるが、市場が景気後退を予想すると景気に左右されやすい長期の金利が大きく下がり、長短金利差がマイナスに転換する。
だから長短金利の逆転は景気後退の前触れとして知られているのだが、過去の相場を調べると、より厳密には景気後退が来るのは長短金利差がマイナスになった時ではなく、一度マイナスになってからプラスに転換した直後である。
ガンドラック氏は次のように述べている。
長短金利差は景気後退の前に上昇する。
1984年まで遡っても、長短金利差はすべての景気後退の前にプラスに転換している。
長短金利差の長期チャートは次のようになっている。灰色の部分が景気後退の期間である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/09/2024-9-21-us-10-year-treasury-yield-minus-2-year-treasury-yield-chart.png
そして最近、この長短金利差がゼロを大きく上に飛び抜け、現在の数字では0.18%になっているのである。
プラスへの転換が景気後退のタイミングである理由は、景気後退の直前にはFedが流石に何かマズいことに気付いて利下げを始め、長短金利差が拡大するからである。ガンドラック氏はそれがまさに今の状況だと主張している。
FOMC会合でソフトランディングを楽観するパウエル議長「超低金利はもう戻って来ない」
ガンドラック氏は次のように述べている。
歴史的には、一度プラスに転換した長短金利差はそのまま大きく上昇している。
止まらない失業率上昇
更に、ガンドラック氏は景気後退を示唆するもう1つの指標を指摘している。失業率である。
失業率は筆者も長らく指摘している重要指標であり、他の経済指標が好調な間も徐々に上がり続けていた。
そして失業率は結局上がり続け、今や景気後退が避けられない水準まで高くなっている。労働市場は金利の影響をあまり受けないため、利下げが効きにくく、一度上がり始めるとどんどん上がり続け、景気後退に繋がるのである。
失業率のチャートをやや長めで見ると次のようになっている。灰色の部分が景気後退の期間である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/09/2024-aug-us-unemployment-rate-middle-term-chart.png
ガンドラック氏は次のように述べている。
過去3回の景気後退を見るといい。失業率の上昇はほとんど完璧な景気後退のサインだ。
そして今も同じようになっている。拡大する必要もない。明らかだ。
失業率は底から0.5%上がっただけではない。36ヶ月移動平均線からも0.5%の上昇となりつつある。実質的に景気後退を保証するサインだ。
また、ガンドラック氏は失業率の上がり方と景気後退のタイミングを比べたデータを見ながら次のように予想している。
このデータに基づけば、アメリカ経済は景気後退まであと4ヶ月だ。
結論
ということで、失業率と長短金利差という2つの指標に着目し続けているガンドラック氏が、その両方が景気後退が間近であることを示す水準に突入していると警告している。
そして経済が景気後退に陥るとき、株価がどうなるのかについては既に説明しておいた。
景気後退になれば株価は必ず下落するのか?
それはソフトランディングを楽観視するパウエル議長とは真逆の意見である。ガンドラック氏は次のように述べている。
これは労働市場の需給が今のままで落ち着いてほしいFedにとってはまったく好ましくない状況だ。
ちなみにFedはリーマンショックの直前にも、サブプライムローン問題は不動産市場の局所的な問題であり、アメリカ経済に大きな影響を与えることはないと言い続けていたのである。(何かがマズいとは察していたので利下げをし続けていたが、バブル崩壊は止まらなかった。)
ジョン・ポールソン氏、サブプライムローンの空売りで大儲けした時のことを語る
それはコロナ後の現金給付とその後の物価高騰の総決算である。大体、20世紀最大の経済学者であるフリードリヒ・フォン・ハイエク氏の著書『貨幣論集』にインフレ政策の弊害について次のように書いてあるではないか。
失業はインフレが加速をやめたときに、過去の誤った政策の帰結として、非常に残念だが不可避の結果として出現せざるをえない。
これはもう何十年も前に書かれたインフレとその後の景気後退についての本である。当然だが誰でも買えるし誰でも読める。
価値のあるものがその辺に転がっているのに、何故誰も読まないのか。 それでいてNISAのようなものには誰もが飛びつくのである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53792
2024/09/23 (Mon) 22:40:15
ガンドラック氏: 米国経済は景気後退に陥り、しかも金利は高騰する
2024年9月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53847
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の自社配信動画である。今回は財政赤字と国債の金利について語っている部分を紹介したい。
アメリカの経済見通し
前回の記事では、ガンドラック氏はアメリカ経済はあと4ヶ月で景気後退に突入すると予想していた。
ガンドラック氏: 米国経済の景気後退は確実、猶予はあと4ヶ月だ
その理由の1つとして、ガンドラック氏は失業率のトレンドが景気後退前の状態と一致していることを挙げていた。
そして次にガンドラック氏が指摘するのは、失業率が上がって景気後退が来る時には財政赤字がどうなるかということである。
ガンドラック氏は次のように述べている。
この失業率のトレンドが続けば、財政赤字は今よりも悪化すると考えるのが普通だろう。
何故ならば、景気が悪くなり失業者が増えると政府は財政支出をして雇用を増やそうとするからである。
アメリカの財政赤字
財政支出の何が悪いのか。人々が財政支出を問題だと思わないのは、これまで財政支出が大した問題にならなかったからである。例えばリーマンショックなどの後にも大規模な財政支出が行われたが、特に問題はなかったと多くの人は思っているはずだ。
財政赤字は景気後退を和らげ、しかも何の副作用ももたらさなかった。だがアメリカや日本のように一文無しの国が財政赤字を増やすと国債を大量に発行する必要がある。
それでも問題が起こらなかったのは、その国債を大量に買い込んでくれる誰かが居たからである。中央銀行である。
普通、国債を大量発行すると金利は上昇する。国債の需要と供給のバランスが崩れ、供給過多で国債の価格は下がり、国債の価格下落は金利上昇を意味するからである。
だがリーマンショック以降、アメリカも日本も量的緩和で中央銀行に大量の国債を買わせてきた。だから財政赤字が増えても国債の価格は下落せず、金利も低いままだった。
だから日本でも財政赤字を増大させてもせいぜいドル円が100円から150円になり、輸入物価が50%上がっただけで済んだのである。
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
それで幸いだったと考えるかどうかはさておき、本来来るはずの国債暴落は起こらなかった。
しかしコロナ以降のインフレによって、アメリカでは量的緩和どころか利上げを行わなければならなくなり、遂には日本でも量的緩和が停止されることになった。
日銀、利上げとテーパリング決定、記者会見での植田総裁の発言まとめ
この状況で財政赤字を増やさなければならなくなればどうなるかである。
次の景気後退とアメリカの債務危機
問題は、アメリカの財政赤字が既に悪いということである。コロナ禍を乗り切ったにもかかわらず、アメリカの財政赤字はコロナ前の水準に戻っていない。
これはバイデン政権がやっていることであり、11月の大統領選挙で後任のハリス副大統領が勝てば財政赤字が悪化すると人々が懸念している理由である。
ポールソン氏: トランプ前大統領が敗北なら財政赤字拡大、金価格上昇へ
トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
ガンドラック氏は次のように述べている。
財政赤字は既にGDPの5.5%でかなり悪いが、今の失業率は4.2%で、景気後退はまだ来ていないということになっている。
だからこの後どうなるか。景気後退が来れば、財政赤字は悪化するのが普通だ。
財政赤字は既にかなり悪化しているのに、ガンドラック氏はここからアメリカ経済が景気後退に突入することを予想している。
国債の下落が始まる
そうなれば財政赤字は更に増加し、市場に大量の国債が放出されることになる。だがそれを買ってくれる中央銀行はもういない。
ガンドラック氏は次のように述べている。
財政赤字が悪化すれば債券の需要と供給に大きな問題が生じる。
国債の需給に問題が生じればどうなるか? 国債は発行時には入札で買い手を募るが、その入札に買い手が集まらなくなる。
ガンドラック氏はこう続けている。
国債の入札が不調に終わればどうなるか?
その状況は好ましくない。そうなれば次の景気後退で金利が上がるという兆候になる。
国債の入札に異変が起きるとき、債券市場の投資家たちは米国債の需給崩壊が始まっていることに気付き始めるだろう。
反転するアメリカの長期金利
景気後退になれば金利は下がるのが普通である。ガンドラック氏も金利はまず下がると予想している。
彼は次のように述べている。
そうなるのは金利がまず下がってからだが、金利の下落は既に起こっている。10年物国債の金利は去年の10月に5.02%の高値になってから1年足らずで3.65%まで下落している。
10年物米国債の金利は次のように推移している。
何故金利が下がっているかと言えば、景気後退による財政赤字の急増はまだ起こっていないからである。
だがガンドラック氏の予想通り景気後退が起こり、財政赤字が実際に増え始めたとき、すべては変わるとガンドラック氏は予想する。彼は次のように言っている。
財政赤字で国債が乱発されても金利低下は続くか? そうは思わない。だから財政赤字に注目しておくことが非常に重要なのだ。
アメリカの債務危機
アメリカの債務危機は新しい話ではない。 米国債の需給に問題が生じるというのは、今年の初めにポール・チューダー・ジョーンズ氏が指摘していたシナリオである。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
だが投資家によってタイミングの予想は微妙に異なる。ジョーンズ氏は今年の大統領選挙、ガンドラック氏は次の景気後退、レイ・ダリオ氏は5年以内と予想している。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
いずれにせよアメリカの政府債務の問題が大枠でどういう道筋をたどるかということでは全員の意見が一致している。詳しくはダリオ氏の『世界秩序の変化に対処するための原則』を参考にしてもらいたい。
世界秩序の変化に対処するための原則
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%87%A6%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87-%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AF%E8%88%88%E4%BA%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA/dp/4296116185?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=TDM09MVBZJYL&dib=eyJ2IjoiMSJ9.2qGKODN6BuEkRGN66w2lk5c7tiDRWnjw8QLPf8q8a4_lBi1_BZsYeLlqKq40XOphncuWPFl1F2t9xsgXoBkP3KJZtXtzyxctA4LTs9rv921NiLX1BPDxa4TnhoMsscmhn6UucyuTZ6A4qham6cIM8w07-1Xo4QFNrXd-0FQDD5mKyIStvOhbFihdu6RlizxhM_0XBGrfr47Mn_Gvh615MpmzvZiEFocTDRK2vOyaUGU.JUyDI1IllWDpBrm9koD1ocXqqBMm8byeXtcgoOzKRro&dib_tag=se&keywords=%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA&qid=1711598966&rnid=2321267051&s=books&sprefix=%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA,aps,173&sr=1-1&linkCode=sl1&tag=globalmacrore-22&linkId=d4a908bef2263415ca7a8de1463662c1&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/53847
2024/10/25 (Fri) 00:21:26
ヘイコック氏: アメリカの財政問題はもう長くはもたない
2024年10月16日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55152
引き続き、Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏のSFO Continuityによるインタビューである。今回は金相場とアメリカの財政問題について語っている部分を紹介したい。
ゴールドと米国の債務問題
金価格が上昇している。前回の記事では、ヘイコック氏はその理由に世界中の中央銀行、特に東側諸国の中央銀行がゴールドを買っていることを挙げていた。
ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
では何故ゴールドを買っているのか。ヘイコック氏はその問題をアメリカの債務問題が迫っていることと結びつけて次のように言っている。
皇帝は裸だ。皇帝が裸だということが知れ渡ってしまっている。勿論アメリカのことだ。だから東側諸国の中央銀行は動いている。
ヘイコック氏はゴールドの外貨準備増加をアメリカの問題からの諸外国の逃避だと考えているのである。
アメリカの債務問題
ではアメリカの問題とは何か。ヘイコック氏は次のように言っている。
問題は2つある。1つは持続不能な債務だ。
アメリカではコロナ禍に行われた莫大な現金給付で政府債務が大幅に増加した上に、その現金給付がインフレを引き起こしたので金利が上がり、莫大な政府債務に多額の利払いが発生している。
アメリカの利払い費用をGDP比で見ると次のようになっている。
米国政府は今、この国債の利払いのために新たな国債を発行するという自転車操業を行なっている。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
ドルを使った経済制裁
ヘイコック氏によれば、アメリカの問題はもう1つある。ヘイコック氏は次のように述べている。
もう1つはウクライナ侵攻以後のロシアに対する経済制裁だ。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、アメリカはロシアに対してドルを使った経済制裁を課した。ロシア関連のドル資産を凍結し、ロシアが国際的な決済を出来ないようにしたのである。
それだけならまだ良かったのだが、アメリカは当時ロシア制裁に協力的ではない無関係の国に対しても制裁をちらつかせながらロシア制裁に加担するように迫った。
それを受けて無関係の国々はこう思ったに違いない。ドルを持っていればアメリカの事情でいつでも資産を没収されかねない。
ヘイコック氏は次のように続けている。
それが意味するのは、アメリカはその気になれば誰の金でも盗めるということだ。だから当然東側諸国の中央銀行はドル建ての資産をゴールドに置き換えている。
事実、中国やインドなどのBRICS諸国やサウジアラビアなどの中東諸国はドルでの決済を減らしていっている。
そうすればこうした国々はドルを保有する必要がなくなる。ヘイコック氏によれば、それがドルからゴールドへの逃避に繋がっている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
ドルからの逃避とアメリカの債務危機
このドルからの逃避の問題とアメリカの債務問題は別々のものではない。何故ならば、ゾルタン・ポジャール氏が言うように、ドル離れは米国債離れを意味し、米国債の価格下落に繋がるからである。
ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
ドル離れが債務問題を悪化させ、債務問題の悪化がドル離れを生む。これはジョージ・ソロス氏が『ソロスの錬金術』が説明している再帰性によるバブル崩壊の図式である。
ソロス氏によれば、再帰的な(自己強化的な)トレンドは自らを強化しながら、その資産が逆に売られすぎの水準になるまで突き進んでゆく。
加速するアメリカの債務問題
現在のアメリカの状況についてヘイコック氏は次のように言っている。
優れた歴史家のナイル・ファーガソン氏の最近の発言だが、歴史を振り返れば、大国において負債への利払いが国防費を上回るとき、もうその国は長くはもたない。
そしてそれが今のアメリカの状況だ。
そしてヘイコック氏によれば、それこそが金価格が異常に上がっている理由だという。金価格は次のように推移している。
ヘイコック氏は次のように説明している。
金利が上がっているのに、金相場はそれでも上がり続けている。金相場は金利が下がる時に調子が良いはずなのにだ。だが今回はそうなっていない。
金価格はコロナ後のインフレで上がったが、その後金利が上がってインフレが減速する局面においてもそれほど下がらず、すぐに上昇トレンドを取り戻した。
ヘイコック氏はこう続けている。
それがどうしてか考えなければいけない。そしてその理由は、債券市場がアメリカは本当の問題を抱えていると気付いたからだ。GDPの7%の財政赤字、125%の債務、それは持続不能だ。
東側諸国の中央銀行はそれに気付いた。そして自分がゴールドの外貨準備を持っていないことに気付いた。だから彼らは猛烈な勢いでゴールドを買っているのだ。
ゴールドについては以下の記事も参考にしてもらいたい。
ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる 資産を紹介、ゴールドよりシルバーが良い
サマーズ氏: 紙幣が価値を失うとき資金はゴールドに逃避する
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55152
2024/10/25 (Fri) 00:23:28
ヘイコック氏: インフレは最終的にスタグフレーションになり、中央銀行は金利を制御できなくなる
2024年10月18日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55265
引き続き、Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏のSFO Continuityによるインタビューである。
今回は低金利政策が何処まで続けられるのかについて話している部分を紹介したい。
アメリカの財政問題と基軸通貨ドル
これまでの記事では、ヘイコック氏はアメリカの財政問題を懸念していた。
アメリカではコロナ後の金利上昇により莫大な政府債務に多額の利払いが発生しており、米国政府は国債の利払いを新たな国債発行で賄うという自転車操業に陥っている。
ヘイコック氏: アメリカの財政問題はもう長くはもたない
アメリカがそれでも持ちこたえているのは、ドルが基軸通貨だからである。米国債を大量発行しても諸外国が買ってくれたし、債務負担を抑えるために金利を下げてドルが下落してもドルを買ってくれる国が世界中にあり、他の国ほどは通貨が下落しないのである。
アメリカ以外におけるインフレ政策
だが他の国は違う。ヘイコック氏は次のように説明している。
超短命だったことで有名な2022年のイギリスのトラス政権を例に取ろう。
リズ・トラス氏はインフレが酷かった2022年にインフレ対策という名のばら撒き政策を発表し、イギリスの通貨ポンドと英国債の両方を即座に下落させ、イギリス史上最短で辞任に追い込まれたイギリスの元首相である。
サマーズ氏: イギリス新政権のインフレ対策で暴落したポンドは更に下落へ (2022/9/26)
ヘイコック氏は次のように述べている。
当時の保守党政権は財源のない減税を発表した。それでイギリスの国債市場はどうなったか。債券市場は「そんな予算は通らない、無理だ」と言った。そして途方もない速さで下落していった。
そしてほとんど一夜にして年金ファンドがバランスシートの悪化により財政危機に陥った。
これが、自国通貨が基軸通貨ではない場合、自国の通貨や国債を諸外国が買ってくれない場合の市場の反応である。
イギリスの中央銀行は緊急措置として国債買い入れを行おうとしたが、それはつまりインフレ時における量的緩和ということになるので、今度はポンドの価値が危うくなってしまう。それで中央銀行は自分が緊急措置を取っている間にトラス政権に政策転換をするように迫ったのである。
そしてトラス氏は政策を撤回し、辞任することになった。
ヘイコック氏は次のように言う。
それが中央銀行が金利を操作できなくなる瞬間だ。
インフレ政策の結末
特に、国債価格の下落によって国債を大量に保有する年金ファンドが危機に陥った点を強調したい。
アメリカでもインフレ期に同じようなプチ危機が起きている。シリコンバレー銀行などの大型地方銀行が保有する国債の価格下落によって倒産したことである。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する (2023/3/13)
このように、国債には保有者がいるので、国債の危機とは政府の財務危機であるだけでなく、預金者や年金にとっても危機なのである。
コロナ後にこうした事態が少しずつ明るみに出ていることに注目するべきである。トラス氏は辞任し、アメリカでも銀行危機は全国規模の銀行には派生していないので、まだ致命的な事態にはなっていない。
だが筆者の意見では、致命的な事態になっていないことが将来の致命的な事態を呼ぶことになるだろう。人々はコロナ後の現金給付をどうとも思っていない。それがインフレの原因となったことを理解している人でさえ社会全体で見れば少数派である。
トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
だから、次の経済危機が起こった時には何のためらいもなくより大きな緩和政策に頼るはずだ。今でさえアメリカの財政赤字が増え続けていることがその証明である。
結論
次の経済危機ではどういうことが起きるか。例えばアメリカの銀行危機は大手銀行にまで波及し、2022年に債務危機と通貨危機の瀬戸際で踏みとどまったイギリスは実際に危機に陥るだろう。
具体的な危機を予想するわけではない。しかし事態は確実にエスカレートして、それに似たような何かしらの危機が起きるだろうという意味である。
アメリカではインフレが減速したので利下げを開始している。だが利下げをすればインフレになると警告する論者もいる。
レイ・ダリオ氏: 米国はそれほど利下げ出来ない、景気後退よりインフレ再加速がリスク
サマーズ氏: 米国はこのまま利下げすればインフレが再燃する
ヘイコック氏はアメリカの利下げについて不吉な言葉を残している。
金利を下げればインフレがどうなるか、それが持続可能なのか見てみよう。個人的な予想はスタグフレーションだが、まあ利下げをやってみることだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55265
2024/10/25 (Fri) 00:57:36
ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
2024年10月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55076
Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏がSFO Continuityによるインタビューで、アメリカのインフレ率低下にもかかわらず上昇し続けている金相場と各国の中央銀行との関係について語っている。
止まらない金価格上昇
コロナ後の現金給付による物価高騰で金価格が高騰したのは当たり前の話だが、アメリカのインフレ率はその後2%台まで下がってきているのに、驚くべきことに金価格は上昇を続けている。
金価格のチャートは次のように推移している。
通常、金相場に影響を与えるのはインフレ率と金利だが、この現象はそのどちらでも完全には説明できない。インフレ率は下がってきているし、金利は一時の高い水準からは下がったが、コロナ前の水準に戻ったわけでは全然ないからである。
金相場と中央銀行
ではゴールドは何故上昇しているのか? 理由としてよく挙げられるのは中央銀行の外貨準備である。
ヘイコック氏は司会者にこのことについて聞かれ、次のように答えている。
すべての中央銀行が現在ゴールドを外貨準備として増やしているわけではない。増やしているのは東側諸国の中央銀行だ。
これはわたしが強調したい重要なポイントだ。今日の話の一貫しているテーマは、西側から東側への権力の移行なのだ。
中国、ロシア、インド、ブラジル、トルコ、これらは一部で、西側の国もある。だがゴールドを買っている中央銀行の多数派は東側の中央銀行だ。それは西側から東側への権力の移行なのだ。
国家の盛衰とゴールドの保有
ヘイコック氏はゴールドの保有は権力そのものだと言う。
その話はレイ・ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明している、覇権国家の台頭から衰退までのモデルの話に似ている。
国家にも年齢があり、そして寿命がある。ダリオ氏によれば、若く強い国家は高い経済成長を誇り、債務もない。
そして金相場に関して言えば、第2次世界大戦後のアメリカが世界に存在するゴールドの多くを保有していたことを思い出したい。それが若く強い国家、これから成長してゆく国家の姿である。
だが国家も人と同じように年を取る。先進国となったかつての新興国は、経済成長が落ち、債務が増え、そして蓄えていたはずのゴールドを使い果たしてゆく。
そして低金利政策や紙幣印刷に依存し、インフレや通貨安を引き起こしてゆく。
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
それが国家の一生である。アメリカや日本が永遠に先進国であり続けると思っている人がいるならば言っておくが、それは有り得ない。それは歴史を見れば明らかである。
貨幣価値の下落とゴールドの保有
さて、ゴールドを持てなくなった先進国の中央銀行は、ゴールドの代わりにいくらでも刷ることの出来る各国の紙幣を持つようになった。
ヘイコック氏は次のように言っている。
1980年には、世界の中央銀行のバランスシートの74%はゴールドだった。74%だ。
しかし今では20%だ。これは大幅な下落だ。
だが現在、「東側の中央銀行は」ゴールドの保有を再び増やしている。それは多くの国でインフレが起こったからだが、日本やアメリカのようにもともと紙幣印刷をしていた国はゴールドを買うことなど出来ない。
今、ゴールドを買うことで円やドルなどの本質的価値がない紙幣から逃避しようとしている国は、それが出来る国だけである。だからヘイコック氏はゴールドの保有は国力だと言っているのである。
ゴールドから紙幣への移行によって、世界の中央銀行のゴールドの保有は74%から20%に下落した。
だがここに来て紙幣の信頼がゆらいでいる。そしてゴールドへの逃避が起きている。中央銀行も、もしこの比率を20%から74%に戻すとすればどうなるか?
結論
それは2つの意味を持つだろう。まず1つ目は、ゴールドを買うことのできる国力のある国、紙幣印刷に頼っておらず、負債もない国だけが紙幣の価値下落から逃げ出すことができる。その他の国は通貨安やインフレに見舞われるだろう。
レイ・ダリオ氏: 莫大な政府債務のせいで日本の円安とインフレは止まらない
そしてもう1つの意味は、それは金相場にとって莫大な買い圧力になるだろうということである。それは世界の中央銀行のポートフォリオの半分以上がゴールドにとって買い圧力になることを意味する。
それは現在の金価格上昇を十分に説明する。
そして恐らくは他の貴金属をも押し上げるだろう。長期見通しとしては、紙幣の価値下落は恐らく回避不能である。
ジム・ロジャーズ氏がドルの代わりになる資産を紹介、 ゴールドよりシルバーが良い
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55076
2024/10/25 (Fri) 09:54:06
ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り
2024年10月23日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55489
1987年のブラックマンデーを予想したことで有名なポール・チューダー・ジョーンズ氏がCNBCのインタビューで来月に近づいているアメリカ大統領選挙とアメリカの金利見通しについて語っている。
アメリカ大統領選挙
アメリカ大統領選挙が近づいている。米国時間の11月5日で、つまり2週間後に迫っている。
トランプ前大統領とハリス副大統領がチップに対する非課税などあらゆる有権者買収策を表明する一方で、ジョーンズ氏などの機関投資家は財政赤字拡大とその結果の金利上昇を懸念している。
ジョーンズ氏は次のように語っている。
われわれは今アメリカの歴史の中で非常に重要な瞬間にいる。要するに政府債務の見通しについて言っているのだ。
米国の政府債務は25年足らずでGDPの40%からほとんど100%まで増加した。25年で60%の増加だ。
議会予算局は政府債務は今後10年で98%から124%に増加すると言っている。これは非常に保守的な推計だ。
30年に増やせば政府債務は200%になる。
これは絶対に永遠には続かない。
今年に入り、多くの著名投資家がアメリカの政府債務について警鐘を鳴らしている。
政府の借金はこれまでも増え続けていたのだが、何故今になって大騒ぎしているのかと言えば、現金給付によるインフレのために金利が上昇し、これまでほとんどゼロ金利だった国債に多額の利払いが発生しているからである。
米国政府の利払い費用(GDP比)は次のようになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/07/2024-2q-us-federal-government-interest-payment-to-gdp-chart.png
それでアメリカは国債の利払いを国債発行で返済する自転車操業に追い込まれているのである。それが多くの著名投資家を心配させている。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221
トランプ氏とハリス氏
レイ・ダリオ氏などはアメリカの財政は5年もたないと予想しているが、ジョーンズ氏はもっと早いタイムフレームを予想している。つまりは来月の大統領選挙が危機の引き金になると考えているのである。
ジョーンズ氏はトランプ氏と、現職のバイデン氏を引き継ぐハリス氏について次のように述べている。
トランプ政権が始まった2016年に財政赤字は3%だった。2019年には5%近くまで増えていた。コロナ前の話だ。
そしてバイデン大統領がやってきてトランプ氏がやっていたことを見、インフレ再燃法でそれを更に酷くしたことで今の状況がある。
トランプ氏とハリス氏は恐らく大統領の仕事にもっとも向かない2人の候補だ。
両候補とも、著名投資家が一斉に警鐘を鳴らしている債務問題について、真剣に考えている気配はない。
ジョーンズ氏はアメリカの債務問題の今の状況について次のように述べている。
崖を歩いているヤギを見たことがあるか?
大統領選挙後の金融市場
ジョーンズ氏は次のように続ける。
両候補があらゆる減税や政府支出を約束している。チップから何から何まで減税される。2人の公約は狂気の沙汰だ。
トランプ氏なら財政赤字は年間5,000億ドル増加する。ハリス氏ならそれよりも更に6,000億ドル増える。
では、大統領がどちらかに決まった時、何が起きるのか? ジョーンズ氏はこれらの政策はそもそも実行されないと予想している。ジョーンズ氏は次のように予想している。
これらの政策がすべて実行される可能性はゼロだ。
国債市場はそれを許容しない。
実際にはこうなるだろう。どちらかが勝つ。公約した減税を行なう。国債価格が暴落して、金融市場が大統領に政策撤回を迫る。
それはつまり、イギリスでばら撒き政策によりポンドと英国債を暴落させ、2ヶ月ほどで辞任させられたトラス元首相と同じ運命である。
奇しくもジョニー・ヘイコック氏が最近、トラス元首相を例に出して国債暴落の可能性を仄めかしていた。
ヘイコック氏: インフレは最終的にスタグフレーションになり、中央銀行は金利を制御できなくなる
投資家であるジョーンズ氏はどうするのか。答えは簡単である。ジョーンズ氏は次のように述べている。
わたしは間違いなく債券を一切保有しないだろうし、長期債を空売りするだろう。債券価格は完全に間違っているからだ。
スタンレー・ドラッケンミラー氏と同じトレードを選んだようである。ドラッケンミラー氏の相場観は以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは 10%を超えて再燃する可能性
ドラッケンミラー氏: 米国のインフレが再加速すると予想する理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55489
2024/10/27 (Sun) 01:35:45
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
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ついに始まる世界金融恐慌
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40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
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すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
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世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
シルビオ・ゲゼルの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/922.html
ミヒャエル・エンデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/846.html
大西つねきの世界
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/162.html
れいわ新選組 大西つねき
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/793.html
大西つねきがやろうとしていること(第49回衆議院選挙に向けて)
https://www.youtube.com/watch?v=Z0aesmYcl0U
大西つねき : 資本主義がダメな理由
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/766.html
大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/658.html
「銀行が潰れる理由」大西つねきのパイレーツラジオ2.0(Live配信2023/03/20)
https://www.youtube.com/watch?v=9r5yYTN9yoY
「大西つねきはMMT派ではない」大西つねきのパイレーツラジオ2.0(Live配信2023/04/10)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108096
大西つねき : MMTは詭弁、赤字国債大量発行は貧富の差を拡大し階級社会を完成させる
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/711.html
大西つねき : 政府通貨の疑問に答える
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/764.html
政府紙幣発行政策の誤解 経済コラムマガジン
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1106.html
大西つねき :日本一まともな年金の話
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/712.html
大西つねき :正しいベーシックインカム
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/765.html
大西つねき : 日本の戦後について
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/767.html
大西つねきが三橋貴明の間違いを正確に指摘しています。政府がいくら財政出動しても絶対にデフレから脱却できません。
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/135.html
2024/10/30 (Wed) 10:22:26
大波乱の7年がやってくる!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mzMKDDFy1G0
<チャプター>
00:00 生き残る為のゴールド投資
03:27 すべての道はインフレに通じる
08:10 CPI 1970年代 vs 2020年代
11:58 巨大な債務の壁と米国債の償還
14:33 ゴールドCFD(日足)
19:51 ゴールドCFD(週足)
20:13 ゴールドCFD(月足)
25:34 米国の財政赤字の推移
26:55 ビットコイン/ドル(週足)
24:08 S&P500CFD(日足)
34:00 信用拡大は限界に達しているのか!?
38:30 カマラ・ハリスが勝てば市民戦争及びWorld War 3 の確率が格段に上がるだろう。
40:52 レイ・ダリオのビッグサイクル
2024/11/02 (Sat) 16:05:39
ネイピア氏: 金利上昇の新時代では投資家はS&P 500と米国債を避けよ
2024年10月30日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55762
The Solid Ground Newsletterを発行しているアナリストのラッセル・ネイピア氏が、Skagen Funds主催の講演会で金利上昇後の資産運用について語っている。
世界経済は変わったのか
世界経済はコロナ前の低金利・低インフレ経済から、コロナ後の高金利・高インフレ経済に変わった。
少なくとも一部の著名投資家は、インフレは終わっていないと予想している。
ドラッケンミラー氏が米国債空売り、アメリカのインフレは10%を超えて再燃する可能性
ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ネイピア氏もその1人のようである。彼は世界経済のトレンドが変わったと主張している。
ネイピア氏は次のような例え話から議論を始める。
ある年寄りの魚が泳いでいたら、2匹の若い魚がやってきた。
年寄りの魚は言った。いい天気ですね。今日は水の具合はどうですか?
すると若い魚のうち1匹はもう1匹に言った。水って何?
ネイピア氏が言いたいのは、ある環境に長く居すぎると、それが当たり前になってしまうということである。
そして金融市場でこそそれは危ない。多くの投資家は、これまでの金利低下・インフレ率低下のトレンドが当たり前だと思っている。
それを頭では分かっていても、今の投資家の常識はデフレの状況下で作られたものであり、当たり前のように前提としていることでもインフレの時代では通用しないことがある。
ネイピア氏は次のように述べる。
水は永遠に変わらないと言うのは簡単だが、水は変わった。
新時代の世界経済
新たな時代とは何か。例えば政府債務が莫大になっていることである。
いや、厳密に言えば莫大な政府債務に金利が付き始めたことである。これまではゼロ金利で借金がどれだけ増えても利払いはなかったが、インフレで金利が上昇したことで、莫大な政府債務に利払いが生じてしまっている。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
ジョニー・ヘイコック氏は今のアメリカの債務の状況について次のように言っていた。
ヘイコック氏: アメリカの財政問題はもう長くはもたない
歴史を振り返れば、大国において負債への利払いが国防費を上回るとき、もうその国は長くはもたない。
だから機関投資家たちは第1次世界大戦後のドイツのように、政府の借金がインフレで帳消しになるシナリオを想定している。それは日本も同じである。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏: 日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
犠牲になるのは誰か。預金者と、そして国債の保有者である。ネイピア氏は次のように言う。
債務をインフレで帳消しにしながら債券の保有者に良い実質リターンを与えることはできない。
だからネイピア氏は米国債を保有してはならないと言う。金利低下・インフレ率低下の局面では国債は最良の投資対象だった。それが過去40年の経験である。だがその時代はもう終わった。
S&P 500に投資してはならない
さて、世界は他にどう変わったか。ネイピア氏は次のように述べている。
世界が変わったもう1つの理由は、中国が自分の債務をインフレで帳消しにしなければならないことだ。
ネイピア氏は中国経済について語っているのではない。世界の金融市場における中国の役割について語っているのである。
ネイピア氏は次のように続ける。
中国では農民の都市部への大移動という人類史上最大の人口移動があり、大量の資本投資が行われ、中国は経常黒字と資本移動等黒字を計上した。資本は流れ込んできたが、出てゆくことは許されていなかったからだ。
それでどうなったか? 中国政府は中央銀行に米国債やドイツ国債やフランス国債などの国債を大量に買わせる介入を行なうことになった。
急激な経済成長を遂げながらも、資本移動を規制したことで資本が国外に出られなかった中国では外貨をもてあました。
その帳尻を合わせたのが中央銀行である。結果として中国の外貨準備は物凄い金額になっている。
ネイピア氏は次のように続ける。
中国だけでなくアジア全体が同じことをしていた。アジア諸国は5兆ドルを越える規模の西側諸国の国債を買っていた。
それは西側諸国の金利低下に大きく貢献したはずだ。
それで西側諸国では何が起きたか? S&P 500のバリュエーションは上がった。ハイテク株のバリュエーションはもっと上がった。アメリカの企業はお金を借りた。ハイテク株はもっと借りた。
つまり、これまでの世界では中国が(そしてアジア諸国が)米国債を買っていたことでアメリカの金利低下に貢献していたということである。
だが今度は中国が不動産バブル崩壊によって自国の金利を下押ししなければならない状況に陥っている。
レイ・ダリオ氏が中国の不動産バブル崩壊を説明する
中国は米国債を買っている状況ではなくなっているが、同時に買いたいとも思っていない。ウクライナ戦争以後、ドル資産を持っていればアメリカの都合で資産を取り上げられると分かったからである。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
米国債はアジア諸国による買い支えを失いつつある。それは金利上昇に繋がり、米国株にとっても下押し圧力になる。
製造業を中国に取られたアメリカ
更に、ウクライナやパレスチナの情勢は各国を貿易から遠ざけている。中国はアメリカの半導体を買えなくなった。自由貿易がこれまでのトレンドであれば、ブロック経済がこれからのトレンドである。
これまでのトレンドである自由貿易はアメリカに何をもたらしたか。ネイピア氏は次のように語っている。
米国企業は製造業から手を引いた。工場はすべて中国に行った。米国企業は最新鋭のビジネスに集中した。そしてS&P 500の季節調整済み株価収益率は34倍まで上がった。
それがこれまでわれわれが泳いでいた水がもたらした結果だ。
だがその水は変わっている。だからS&P 500には投資をしてはならないということだ。S&P 500は古いシステムから最大の利益を得た企業なのだ。
中国は半導体を買えなくなった。アメリカはそれで喜んでいるかもしれないが、それは中国が反撃をしない間だけである。
ネイピア氏は次のように語っている。
彼らは半導体チップを自分で作ろうとしている。そしてわれわれは製造業をやらなければならなくなる。
その時代の抱える問題を解決する企業に投資しなければならない。それがこれまで15年の歴史だ。では今後15年を見た場合には、今後15年の問題を解決するのはどういう企業か?
そういう銘柄は株式市場にたくさんある。だがそれらはインデックスには入っていない。当然だ。過去30年で中国の過剰投資によってほぼ完全に打ちのめされたからだ。
S&P 500は大型株インデックスである。つまり、これまで成功してきた企業しか入っていない。
それはトレンドが変わらない間は上手く行くだろう。環境が変わらない限り、これから成功する企業はこれまで成功してきた企業である。
それがS&P 500が過去40年上がり続けている理由である。
しかしそれは「環境が変わらない限り」という条件付きであり、この重要な条件をほとんどの投資家は真剣に考えていない。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
コロナ初期のロックダウンにおいて各国政府が即座に現金給付を決定した時、Bridgewaterのレイ・ダリオ氏はすぐに著書『世界秩序の変化に対処するための原則』の執筆を開始し、インフレと債務問題がどのように過去の覇権国家を衰退させたかを説明して、新たな時代はどのような時代になるかを予想した。
その後、多くの識者がダリオ氏の意見に賛同し、今や著名投資家の間では共通認識となりつつある。
S&P 500を盲目的に買っている人はそこから乗り遅れているのである。投資をするときには、その根拠をしっかり確認することだ。
世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか – 2023/9/23
レイ・ダリオ (著), 斎藤聖美 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%87%A6%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87-%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AF%E8%88%88%E4%BA%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA/dp/4296116185?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=TDM09MVBZJYL&dib=eyJ2IjoiMSJ9.2qGKODN6BuEkRGN66w2lk5c7tiDRWnjw8QLPf8q8a4_lBi1_BZsYeLlqKq40XOphncuWPFl1F2t9xsgXoBkP3KJZtXtzyxctA4LTs9rv921NiLX1BPDxa4TnhoMsscmhn6UucyuTZ6A4qham6cIM8w07-1Xo4QFNrXd-0FQDD5mKyIStvOhbFihdu6RlizxhM_0XBGrfr47Mn_Gvh615MpmzvZiEFocTDRK2vOyaUGU.JUyDI1IllWDpBrm9koD1ocXqqBMm8byeXtcgoOzKRro&dib_tag=se&keywords=%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA&qid=1711598966&rnid=2321267051&s=books&sprefix=%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA,aps,173&sr=1-1&linkCode=sl1&tag=globalmacrore-22&linkId=d4a908bef2263415ca7a8de1463662c1&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55762
ネイピア氏: 米国債はあと27年下落し続け、金利は上がり続ける
2024年11月1日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55868
引き続き、The Solid Ground Newsletterのラッセル・ネイピア氏のSkagen Funds主催の講演を紹介したい。
今回はアメリカの金利の長期トレンドについて語っている部分である。
中国のバブル崩壊と米国債
前回までの記事でネイピア氏はインフレの動向と中国による米国債購入の変化が世界の金融市場の新たなトレンドを決めると主張していた。
ネイピア氏: 金利上昇の新時代では投資家はS&P 500と米国債を避けよ
これまでの債券市場では誰もが米国債を買っていた。アメリカの中央銀行も米国債を買い入れていた。中国も貿易で稼いだ外貨をもてあまし、大量の米国債を買っていた。
だがネイピア氏によれば、そのトレンドは逆流する。
アメリカではインフレが生じたことで金利を上げなければならなくなり、中国も不動産バブル崩壊によって他国の国債を買っている状況ではなくなった。
レイ・ダリオ氏が中国の不動産バブル崩壊を説明する
それだけでなく、ウクライナ戦争以後、他の国々も米国債を避けている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
買い圧力が弱まり、米国債の価格が下落して金利が上昇すること自体が米国債の利払いを増やし、新たな国債発行によって米国債は更に下落してゆく。ジョージ・ソロス氏の『ソロスの錬金術』で解説されている投資理論で言うところの「自己強化的なトレンド」である。
米国債下落は長期トレンド
ソロス氏によれば、自己強化的なトレンドはそれを止める別の要因がなければそのままどんどん加速してゆく。そしてネイピア氏もそう思っているようである。
ネイピア氏は次のように言っている。
投資をする上での結論はこうだ。長期の国債を買わないこと。
実際、米国債がこれから下落すると予想して空売りしている機関投資家は多い。
ドラッケンミラー氏: 米国が0.5%利下げをした日に米国債を空売りした
ポール・チューダー・ジョーンズ氏、大統領選挙でインフレ再加速を予想、米国債を空売り
だがネイピア氏によれば、米国債の下落はここから来年にかけてだけの話ではない。ネイピア氏は次のように続けている。
米国債のこれまでのリターンについてのチャートを見れば、30年の上げ相場と30年の下げ相場があることに気づく。
債券相場の歴史を見れば、上げ相場も下げ相場も非常に長期にわたる傾向にある。
アメリカの長期金利は長期的には以下のように推移している。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-1-us-10-year-treasury-bond-yield-chart.png
金利は何十年もかけて上がって下がっている。金利上昇は債券の価格下落を意味するので、債券の価格は下がって上がったのである。
そしてコロナ後に金利は再び上がっている。これが30年続く新たな相場の始まりだとすれば、ネイピア氏の結論は次のようになる。
今の下げ相場は3年前に始まった。残っているのはあとたったの27年だ。
ちなみにネイピア氏は債券の価格下落が必ずしも名目のものではない可能性、つまりインフレによって名目価格ではなく実質的価値が下落する可能性にも言及している。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏などは日本の債務もアメリカの債務もそうなるしかないと予想している。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏: 日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
ネイピア氏はその可能性を踏まえて次のように結論している。
債券保有者の損失は必ずしも名目のものではない。金利を抑圧すれば名目の損失は避けられる。
金利の固定は債券価格を固定することだからだ。その場合損失は実質のものになる。だがとにかく債券は保有するな。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/55868
2024/11/25 (Mon) 05:41:30
ガンドラック氏、長期の米国債から逃避、アメリカの財政赤字拡大で
2024年11月24日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56601
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がCNBCのインタビューでアメリカの金利と債券市場についてコメントしている。
利下げで国債金利上昇
アメリカの金利はどうなっているか。パウエル議長は物価高騰後初めての利下げを開始し、金融緩和でインフレ再加速を懸念した金融市場では皮肉なことに国債の金利は上昇した。
政策金利と2年物国債の金利を並べると次のようになっている。
ガンドラック氏は次のように述べている。
2年物国債の金利は0.6%上がり、政策金利は0.75%下がった。結果として政策金利が2年物国債の金利に1.35%近づいたことで、パウエル議長はたった2回の会合によって債券市場の意見に歩み寄っている。
ガンドラック氏はインフレ率下落とアメリカ経済の減速を予想してきたから、利下げは予想通りだろう。ガンドラック氏は次のように続けている。
12月にはもう一度利下げがあるだろう。それで政策金利は2年物国債の金利の水準に一致するからだ。
利下げでも長期国債は買えない
利下げは行われており、ガンドラック氏の意見ではアメリカ経済は減速を続けている。
ガンドラック氏: アメリカのインフレ率は2.5%まで更に下落する
金利低下は債券価格の上昇を意味するから、この状況で普通ならば債券投資家は国債を買う。
だがガンドラック氏は少なくとも長期の国債は買えないという。その理由はアメリカ政府による国債の大量発行である。
ガンドラック氏は次のように説明している。
国債の発行量がやや驚異的な規模になってきている。アメリカは過去12ヶ月で2兆ドルの財政赤字を出しており、それはGDPのおよそ6%に相当する。経済成長が続いているにもかかわらずだ。
国債の利払いについてはいつも話しているが、3年前には年間3,000億ドルだった。今では年間1.3兆ドルだ。
国債が発行されるということは、国債が債券市場に供給されるということである。需要と供給の関係から、供給が急増すれば国債の価格は下落する。だから多くの識者が米国債の価格下落を警告しているのである。
ドラッケンミラー氏: 米国債が暴落するまであと1年の可能性
サマーズ氏、米国債の暴落を警告
また、もう1つの問題は、コロナ後の金利上昇によって大量の政府債務に利払いが生じていることであり、この利払いをGDP比で計算すると次のような推移になる。
GDPの3.8%程度であり、ガンドラック氏の言うように財政赤字自体が6%程度だから、アメリカの財政がかなりまずい状態だということは素人でも分かるだろう。
雪だるま式に増える政府債務
しかもガンドラック氏によれば、米国債の利払いの増加は留まるところを知らない。ガンドラック氏は次のように説明している。
しかも5年前や3年前に発行された低金利の国債が大量にあって、それらが大幅に高い今の金利で借り換えられている。
利払いは急増しているが、それでも金利が低かった時代に発行された国債の金利は今でも低いままである。
だが借金には期限がある。ここから来年にかけてかなりの米国債が期限を迎え、高くなった今の金利で借り換えられることになる。
そうすれば米国債の利払いは更に増えてゆく。アメリカの財政はかなり詰んでいると言っていい。
借金を借金で返すアメリカ
勿論米国政府には増加する利払いを行なう資金はない。どうするか? 新たに国債を発行するのである。
つまり、アメリカはどうしようもない勢いで増加している借金を、借金で返済しようとしている。債券市場には大量の米国債がばら撒かれることになる。
ガンドラック氏は次のように述べている。
それは債券市場にとって供給過剰の問題であり続ける。
この理由により、アメリカ経済は徐々に減速しているにもかかわらず、われわれは長期国債に強気ではない。国債の発行量は極めて大きな問題だ。
投資家としてはどうしているのか。ガンドラック氏は次のように続けている。
だから投資家には中期の国債に留まるように忠告している。20年物や30年物を買ってはならない。
実際、われわれの債券ファンドの多くでは、何週間か前に金利が低かった時に保有国債の期間を短くした。アメリカの財政問題に巻き込まれたくないからだ。
景気後退時の金利上昇
ここまでの話でアメリカの財政は十分に危機的なのだが、ガンドラック氏は更に最悪のシナリオを想定している。
ガンドラック氏は次のように言っている。
この問題は景気減速中の金利上昇に繋がる可能性がある。
景気後退では普通金利は低下する。しかしガンドラック氏は、景気後退による金利低下圧力よりも国債の発行過多によって国債価格が下落し、金利が上昇する可能性を指摘している。
そうなればアメリカは本当に終わりである。景気後退時に金利が上がれば、景気後退は更に酷くなってゆくだろう。
Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で、アメリカ以前の覇権国家である大英帝国やオランダ海上帝国を例に挙げ、歴史上の大国はインフレと政府債務によって衰退していったことを説明した上で、アメリカも同じ運命を辿る可能性に言及している。
コロナ後にこの本を書き始めたダリオ氏は、 現在のアメリカの状況を予想していたのである。
その状況がかなり近づいている。機関投資家たちはその準備をしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56601
2024/12/25 (Wed) 08:01:40
空前の投機ブームと世界3大バブル
石原順チャンネル 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=eQW0UD-g8GA
<チャプター>
00:00 空前の投機ブームと世界3大バブル
10:50 ドル円(日足)
13:40 ユーロドル(日足)
15:20 ユーロ円(日足)
15:30 ポンドドル(日足)
17:00 日経平均CFD(日足)
18:32 S&P500CFD(日足)
20:04 ナスダック100CFD(日足)
22:46 NYダウCFD(日足)
23:40 ゴールドCFD(日足)
24:55 NY原油CFD(日足)
27:55 アマゾン(週足)
29:45 マイクロソフト(週足)
31:06 エヌビディア(週足)
32:06 パランティア(週足)
34:30 テスラ(週足)
35:07 ビットコインドル(週足)
36:47 マイクロストラテジー(週足)
38:53 ナスダック100CFD(週足)
39:44 S&P500CFD(週足)
41:13 世界3大バブル
43:20 チューリップバブル
44:06 南海会社の株価の推移
45:12 ドットコムバブル
45:55 バフェット指標
47:10 バークシャー・ハサウェイの 総資産に占める現金ポジション の割合
【2024年12月24日】株高が進む中、注意すべき「バブルと狂気」(西山孝四郎 氏)
MONEY SQUARE 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=aNkb9gsUAws
2025/01/07 (Tue) 08:05:01
【転換点は1月20日】バイデンが残した時限爆弾とは?ほんと彼は最後の最後までヤラかしてくれます…
経済クラブ keizaiclub 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=jRiWw_rmcsI
✔︎世界の支配者が大恐慌を起こす2つの目的
✔︎大恐慌時に生き残る6つの産業
✔︎78年周期で起きている政治体制の 変化と通貨暴落
✔︎2030年までの世界大恐慌の4局面
2025/01/07 (Tue) 11:24:30
【株価ドル円大暴落】2025年に訪れる円高恐慌について過去の歴史が証明していることを森永卓郎さんと康平さん親子が議論してくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
真相深入り! 虎ノ門ニュース 2025/01/ 06
https://www.youtube.com/watch?v=jB1_FvjcUyc
2025/01/07 (Tue) 12:11:12
経済情報2025.01.06
トランプ氏の予言 我々は大恐慌に向かっている ダウ平均=バブル崩壊時の日経平均に酷似
https://golden-tamatama.com/blog-entry-trump-predict-dow-crash.html
ヒャッハー!
さて、9連休明けの今日。
わーん
会社行きたくないよ〜
今日は、そう嘆いてる皆様も多いことでしょう。
ったく。
そんなに行きたくないなら行かなきゃいいのに。
なんで皆様、そんなに真面目なんですかね。
洗脳が効きすぎて自分がすっかり養分になってるのに気づいてない。
もう2025年は最後のチャンスなのに。
会社など病欠扱いにして、空いた時間を、備蓄とか、移住準備とか、畑の準備とか
とにかくプレップに使うべきです。
どうせ年末にはあんたの会社やってないですよ。
ワタスなどは
わーい。
もういーくつ寝〜るとグレートリセット〜
ついにやってくる経済崩壊に今か今かと心を躍らせてるというのに。
まぁ、今年は大きく現実が分かれてしまう年。
もはやなにをかいわんやです。
さて、今日はワタスのようにワクワクしつつ
お尻をプリプリさせてる、ハードプレッパーさんのためにネタを一つ載せときましょう。
ぇえ?
あのトランプさんが?
はい。
今までこのような発言をした米国大統領がいるでしょうか。
以下の気になる発言をしていたようですた。
ヤフーの記事を貼っときます。
「我々は大恐慌に向かっている」トランプの“予言”は的中するのか?【2025年の株式相場を読む】
1/2(木) 9:11配信
1月20日に2度目の米大統領の座に就くトランプ氏(写真:ロイター=共同)
2025年の株式相場はどうなるのか。
鍵を握るのは、やはり米国市場の動向だろう。
時価総額で世界の半分を超える規模を誇る米国では、1月にトランプ氏が大統領に返り咲く。
「トランプラリー」と称される株高に沸いた米国だが、果たして持続力はあるのか。
■ ダウ平均の動きは、バブル崩壊時の日経平均の動きに酷似
トランプ次期米大統領は2023年9月、サウスダコタ州の遊説先で、
「我々は大恐慌に向かっている。こんなことを言ったのは初めてだ。
唯一の問題は、それがバイデンの任期中に起きるか、私の任期中に起きるのかだ。
私はフーバー(1929年に発生した大恐慌に対処した米大統領)にはなりたくない」
と述べました。
トランプ氏はそれまでも1930年代と現在の類似性について言及していました。
ところが、この1年間ほど、景気の悪化について言及することはほとんどなくなり、最近の株高についても語らなくなっています。
トランプ氏のこれまでの言動からすると、「今の株高は自分への期待の表れである」くらいなことは言ってもよさそうなのに、この話題を避けているかのようです。
筆者の推測ですが、これはおそらく、トランプ氏自身、今の株高は持続可能だと思っておらず、かつて言及した通り、自分の大統領の就任後に株価が暴落する可能性があると懸念しているからではないでしょうか。
今の米ダウ平均株価のチャートを、日本がバブルのピークとなった1989年の日経平均株価のチャートを重ねてみると、瓜二つの動きをしていることがわかります(図1)。
【グラフ】瓜二つ!ダウ平均の動きは、バブル崩壊時の日経平均の動きに酷似
同じような動きをすると、2025年1月中旬、つまりトランプ氏の大統領就任のタイミングで株価の暴落が始まるとも読めます。
1989年後半の日本株は、長期金利がジワジワ上昇(債券先物価格が下落)する中で、日経平均を構成する品薄株が買い上げられていました。
今の米国株も同じで、長期金利が上昇する中、一握りのIT関連銘柄に資金が集中し、指数が押し上げられているようです(図2)。
いやはや。
ワタスはメルマガの方では既に暴落時期の予測を出してますが。
別に当てずっぽうに言ってる訳じゃないですからね。
いろんな指標がそれを示してる。
このヤフーの記事は長いので続きは以下で。
「我々は大恐慌に向かっている」トランプの“予言”は的中するのか?【2025年の株式相場を読む】
で、長いので内容をまとめると、
知っての通り、アメリカ政府は、コロナ禍でめっちゃお金をばら撒いた。
それが2020年3月の時の話だったけど、
そのお金は2024年3月になって枯渇してしまった。
その代わりに、たった今、カードローン残高が猛烈に増えてる。
残高は1兆ドル(160兆円)もあるからこんなの持つ訳ない。
いつか弾けるでしょう。
それに民間銀行のリバースレポの残高も枯渇して来たよ。
リバースレポっていうのは、
資金が欲しい金融機関が、自分の持ってる債権を担保に差し出して資金を借りる仕組み。
逆に金利を稼ぎたい金融機関は、債権を預かって、他の金融機関に資金を貸す仕組みでもある。
でも、その市場の資金も枯渇しちまってるよ。
そのレババースレポ市場の残高が、ピーク時に2兆ドル(320兆円)もあったけど、
今で20分の1以下になってますよ。
2025年、どうすんのこれ?
というお話です。
あとは、日本の日銀がこの十数年間、大規模な量的緩和を継続した。
それが、今までアメリカの株価を押し上げてきた。
でも、1ドル=160円になったら、これ以上の円安は日本政府は許容できないでしょう。
だったらいつか為替介入や利上げをするはず。
そしたら、金利差を利用した円キャリートレードだってできなくなるでしょう。
で、それを予測して、今、日本の海外投資は頭打ちになってるよ。
だから、もうこれ以上、米国株上がらないでしょう。
それになんといっても社債。
格付けが低い会社。
Aaaが評価が一番高い。
Baaは評価が低い。
そういうBaaの会社の社債が、2020年ごろのコロナの猛烈な金融緩和で買われた。
ジャブジャブマネーがリスクの高い社債にも投資されたのでした。
でも、社債って必ず満期が来るでしょう。
大抵の米国企業の社債の償還期限が5年ですよ。
だったら2020年に借りたお金は2025年で返さなきゃらないでしょ〜
で、多くの会社が社債の借り換えをしつつある。
だから、今、Baaの格付けの社債の金利が、6%近辺までめっちゃ上昇してますよ。
うちの社債買ってくれ〜
という企業が多いので、今、金利を高くしないと買ってくれなくなってる。
企業は、利払のために、自分の持ってる株も売るでしょう。
だからこれから株が上がる訳ないんでは?
とかなんとか、まとめるとそういう記事ですた。
まぁ、ワタスから言わせると、
こんな金利がどうの、社債がどうの。
アホちゃう?
レポがどうの格付けがどうのと。
金融の細かい話を書いてるとあたかもちゃんとした生業のように思えてきますが。
こんなの詐欺師連中の内輪の取り決め用語なだけですからね。
やってることは、ただのたぬきの葉っぱ。
無価値な紙切れを、拝む宗教が終わるってことです。
あらぁ?
ポンと弾けて夢から覚めた。
みんなバカされてたことに気づいた。
あらぁ?
我々はなにをありがたがってたんだっけ。
皆、正気に戻るだけということです。
ヒャッハー!
もう今年は確実に来る。
今年だけは自信がある。
とかなんとか。
とにかくワクワク、お尻プリプリ。
今年こそはプレッパー元年 となることでしょう。
新年のめでたいプレップネタを投入しときますた。
本当にありがとうございますた。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-trump-predict-dow-crash.html
2025/01/15 (Wed) 02:14:50
最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
石原順チャンネル 2025/01/14
https://www.youtube.com/watch?v=mZQYPfs2FyM
<チャプター>
00:00 最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
07:35 ドル/円(月足)
22:13 ドル/円(日足)
2025/01/16 (Thu) 01:56:37
レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
ビットコイン相場が上がっている原因は中央銀行が紙幣を増やし続けている事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887076
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
トランプの真の敵/ ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485
2025/01/16 (Thu) 12:46:19
ドル崩壊?アメリカで起こる金融革命【アンダーワールド in Radio】
堤未果 / 月刊アンダーワールド / 公式チャンネル 2025/01/16
https://www.youtube.com/watch?v=ysUYjpJFeGc
2025/02/22 (Sat) 10:05:12
レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。
今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。
国家の衰退
ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。
国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。
前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。
レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める
ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。
だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。
通貨暴落のその後
通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。
植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。
さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。
中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。
だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。
この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。
このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。
それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。
資金の国外流出
この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。
個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。
だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。
増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。
ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。
ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている
結論
ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。
レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の 独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
2025/02/22 (Sat) 10:15:02
ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
2025年2月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がトニー・ロビンズ氏のインタビューで、2025年のアメリカの債務危機と実体経済の関係について語っている。
高金利の時代
世界経済にとって、コロナ前とコロナ後の大きな違いは金利である。コロナ前まではインフレ政策による低金利の時代だったが、コロナ後はインフレで高金利の時代になった。
ガンドラック氏は次のように述べている。
あなたのこれまでの常識は金利が低下している環境下でのみ起こったことだ。だから金利が上がり始めると、状況は完全に変わる。そしてそれが始まっている。2022年から金利は上がり始めているからだ。
そして金利はもう二度と2016年から2020年までの水準にはもう戻らないだろう。
Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は、金利は金融市場全体の屋台骨だと言っていた。だから金利のトレンドの変化は、金融市場全体に大きな影響を及ぼす。
例えばコロナ前の金利低下は米国株の何十年もの上昇トレンドを支えてきたのだから、それが逆転すれば株価はどうなるのかということである。
レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か
米国債の利払いの問題
だが金利の一番大きな影響は株価に関するものではない。それでさえも一番重要なことに比べれば些事である。
ガンドラック氏は次のように言っている。
経済が減速するとき、米国債の利払いが危機的状況になるだろう。米国債の利払いはたった3年前と比べて大きく上がっている。3年前には米国債の利払いは年間3,000億ドルだった。今では1.4兆ドルだ。
そしてその金額は、GDP比では4%に達しようとしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png
ちなみにアメリカの財政赤字はGDPの7%程度である。つまり、財政赤字の半分以上がもはや借金の利払いなのである。
アメリカの債務危機
政治家がインフレ政策によって増やし続けてきた政府債務は、低金利政策が続けられる限り何の害もないように見えたが、彼らが見逃していたのは低金利政策はいずれインフレを引き起こすということである。
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
そして金利が上がって借金の利払いを新たな借金によって支払うようになる。だがそれが更なる利払いを生む。
ちなみにガンドラック氏は、状況がここから更に悪くなると予想している。金利が低かった頃に発行された米国債に期限が来ると、米国政府は今の高金利で借り換えを行わなければならないからである。
ガンドラック氏は次のように述べている。
金利が1%だった大量の米国債に期限が来て、4.5%の新たな米国債に借り換えられようとしている。
このままでは税収のすべてが利払いで消えることになる。
コロナ前のデフレの時代ならば、中央銀行が紙幣を印刷して国債を買い入れれば良かったかもしれない。
だがインフレが起こってしまった今では、紙幣印刷をすればインフレが悪化する。何人かのファンドマネージャーはそれを懸念している。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: 米国の金利が7%まで上がる可能性
だから中央銀行がアメリカの債務危機を解決することは出来ないのである。
レイ・ダリオ氏: 中央銀行はいずれ緩和能力を失う
結論
アメリカの債務危機と書いたが、それは言いすぎだ、誰もそこまで騒いでないではないかという読者もあるかもしれない。
しかしガンドラック氏は次のように言っている。
何兆ドルものこうした米国債に期限が来るとき、アメリカ国民は議論を避けられない。現状の税制と債務状況が両立できなくなるからだ。
ガンドラック氏はこれから人々が騒ぐと言っている。インフレもそうだった。筆者が最初に物価高騰の可能性を警告したのは2020年である。
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)
だが人々がインフレを騒ぎ始めたのは2022年になってからだった。
今回も同じである。多少のラグがあるだけだ。だが安心してほしい。すぐに人々も騒ぐようになる。
特に、アメリカが次に景気後退に入る時、状況は酷くなる。
ガンドラック氏は次のように述べている。
歴史的には、景気後退時には財政赤字はGDPの4%ほど増加する。直近3回の景気後退ではコロナ禍のために9%の増加が平均だ。
次の景気後退では仮にその間の6%ほどの増加になるとしよう。財政赤字はGDPの12%か13%になる。これは危機的だ。不可能だ。
だからガンドラック氏は、米国政府が結局借金を払いきれない可能性を指摘している。ガンドラック氏は次のように言っている。
利払いに対応するために米国債が再編されることも有り得るだろう。
アメリカの財政が債務とインフレで破綻に向かってゆくこのシナリオは、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で詳しく予想しているシナリオである。
驚くべきことに、ダリオ氏はこの本をコロナ後、インフレになる前に書き始めた。各国政府が現金給付を行なった時点でそこまでのシナリオを見通していたのである。
ここまでは きっちりダリオ氏のシナリオ通りに来ている。これからもそうなるのだろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
2025/02/23 (Sun) 14:43:03
ガンドラック氏: 米国は5年以内にデフォルトの危機に陥り、年金は削減される
2025年2月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60246
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のトニー・ロビンズ氏によるインタビューである。
今回はアメリカの債務問題がどのように解決されるかについて語っている部分を紹介したい。
政府効率化省
アメリカの債務問題は、ここの読者には周知の事実である。コロナ後の金利上昇によって大量の米国債に多額の利払いが発生しているが、米国政府はそれを新たな借金によって賄っている。
レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安のリスクを考えれば政府がデフォルトするかどうかは問題ではない
トランプ政権は一応この問題を認識しており、財務長官に任命された元Soros Fund Managementのスコット・ベッセント氏は、財政赤字をGDPの3%まで下げることを目標としている。
ベッセント氏: 米国の債務問題にはアメリカの覇権がかかっている
実際に赤字を削減しようとしているのは、イーロン・マスク氏の率いるDOGE(政府効率化省)である。
DOGEは就任早々からSDGs系の補助金を凍結したり、政府職員を大量解雇したりして支出を減らそうとしている。
だがガンドラック氏はDOGEについて次のように述べている。
DOGEは、ある程度の赤字を減らせるかもしれないが、十分な金額になるとは思えない。米国債が再編される可能性のほうが高いと思う。
財政赤字の一番の問題
再編とは借金が払えないので債務を一部帳消しにしてもらおうということであり、つまりほとんどデフォルトである。前回の記事でガンドラック氏はアメリカは近い内にそこまで行くと予想していた。
ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
なぜガンドラック氏はそう予想するのか。ガンドラック氏は次のように理由を述べている。
一番の問題は、借金以外の支払い義務が220兆ドルもあることだ。GDPの6.5倍ほどに相当する。
今の税制と債務状況でこれを支払うのは無理だ。
借金以外の支払い義務とは、例えば年金のことである。ガンドラック氏は次のように続けている。
一番単純な解決策はこれらの支払いを再編することだ。
つまりアメリカの年金もやはりデフォルトするらしい。
年金の再編方法
年金はどのように再編されるのか。ガンドラック氏の注目するのは年金の支払い開始時期である。
ガンドラック氏は次のように説明する。
年金の支払い開始年齢が65歳に設定されたとき、平均寿命は65歳よりも低かった。
だが平均寿命はそれから80歳近くまで上がった。
平均寿命が63歳の時に支払い開始を65歳にしたのに、平均寿命が79歳の今、65歳から支払い開始にするのは理屈に合わない。
だからこの解決策が可能になるように動き始めるべきだ。
つまりガンドラック氏は年金の支払い開始年齢を大幅に遅らせるべきだと考えているのである。
結論
スタンレー・ドラッケンミラー氏もそうだが、高齢者に分類されるヘッジファンドマネージャーは政治的に高齢者に厳しい傾向がある。ドラッケンミラー氏も若者から老人に資金を移転する年金という制度を批判していた。
ドラッケンミラー氏、高齢者が若者から搾取する税制を痛烈批判
自分が若者から搾取することなど考えられないのだろう。
トランプ政権は今のところ、年金に手を付けないと表明している。だがガンドラック氏によれば、アメリカの財政はそんな贅沢を言っていられないところまで行く。
そのタイムスパンはどれくらいだろうか。ガンドラック氏は次のように予想している。
3年から5年だろうとは思う。5年も現状を維持できる可能性は低いが。
そうして国家の財政は徐々に 窮地に陥り、老人と若者、政府と国民はどんどん相争うようになってゆく。
それはレイ・ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で予想したディストピアである。だがそれは急速に現実に近づいている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60246
2025/03/02 (Sun) 23:41:12
ヘイコック氏: 株式は売り時、株式からゴールドへの資産逃避が始まる
2025年3月2日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60550
Von Greyerzのパートナーであるジョニー・ヘイコック氏が自社配信動画で金相場と株式について語っている。
アメリカの債務危機
2025年に入って著名投資家は誰もが語っていることが2つある。米国債の危機と、そしてゴールドである。
何故か。アメリカの財政赤字が膨張しているからである。コロナ後の金利上昇で米国債には多額の利払いが発生しており、それはGDPの4%に達しつつある。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png
米国政府はこの国債の利払いを新たな国債を売ることで賄っているが、Bridgewaterのレイ・ダリオ氏が言うように、市場が吸収できる米国債の量には限界がある。
レイ・ダリオ氏: 米国債から投資家が逃げている、アメリカ経済は金利上昇で心臓発作を起こす
ダリオ氏は最終的に、中央銀行がインフレにもかかわらず紙幣印刷をして米国債を救済しなければならないと予想している。
1970年代の物価高騰
インフレにもかかわらず、中央銀行が緩和に踏み切ればどうなるか。それは1970年代の状況である。
アメリカでは1970年代、緩和のやり過ぎでインフレが発生し、それは1980年にポール・ボルカー議長が大幅な引き締め政策をやるまで続いた。
ポール・ボルカー氏、1980年のインフレ打倒がどれだけ厳しかったかを語る
物価は15年ほどで3倍になった。つまり紙幣の価値は3分の1になった。
このインフレの時代、投資家はどうすれば資産を守れたのか。ヘイコック氏は次のように述べている。
1970年代には金価格は35ドルから850ドルに上がった。
インフレと紙幣の価値暴落で真っ先に買われるのはゴールドである。一方で、特に日本ではインフレで預金から株式に逃げようとしている人が多いが、1970年代の物価高騰時代には、米国株のパフォーマンスはゴールドどころか預金のパフォーマンスさえ大きく下回った。
以下の記事でダリオ氏が詳しく解説している。
レイ・ダリオ氏: 株式はゴールドのようなインフレヘッジにはならない
インフレ時代の資産運用
株式はデフレの時代の資産である。米国株は過去何十年も上がり続けたと人は言うが、それはデフレの時代だったからである。金利の低下が株価を長期的な上げ相場へと持っていった。
だが上で説明した通り、金利が上がるインフレの時代には資産価格はまったく違う動き方をする。だからヘイコック氏は次のように言っている。
去年は株式からゴールドに移行する最高のタイミングだった。
1年ほど前は、ゴールドに改宗した人々だけがゴールドの上げ相場を楽しむのではなく、他の人々もゴールドという資産クラスとその恩恵について知り始めるのに完璧なタイミングだった。
デフレの時代は終わった。だから人々はデフレの時代の常識(例えば株価の長期的上昇)で投資をするのではなく、インフレの時代の常識(例えば株価は預金のパフォーマンスにさえ勝てない)で投資をするべきなのである。
ゴールドは株式よりも良い
だが、実際にはデフレの時代でさえもゴールドは株式に勝っているのである。ヘイコック氏は次のように言っている。
多くの人が気付いていないことだが、今世紀に入ってからのゴールドのパフォーマンスは、既にS&P 500を凌いでいる。S&P 500が上げ相場であるにもかかわらずだ。
これに気付いている人がどれだけ居るだろうか。2000年から現在までのパフォーマンスは、S&P 500が4倍になっているのに対し、ゴールドは10倍に上がっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/03/2025-3-2-gold-chart.png
だが話はそれだけではない。ヘイコック氏が「既に」と言っているのは、ヘイコック氏がゴールドの上げ相場はむしろここからだと予想しているからだ。
ヘイコック氏: 金価格がとんでもなく上昇している理由
だからヘイコック氏は、ゴールドは疑問の余地なく株式よりも優れた資産クラスだと主張している。
だがこの事実に気付いている人は少ない。何故だろうか。ヘイコック氏は次のように続けている。
配当を再投資した場合においてもゴールドは今世紀、S&P 500を上回っているという事実に、人々はまだ気付いていない。気付く必要がなかったからだ。
人々がこれまでそのことを考えなくても良かった理由は、紙幣印刷があらゆる資産クラスをバブルにしたからだ。
インフレ相場における株式とゴールド
重要なのは、ヘイコック氏が「気付く必要がなかった」と言っていることだ。投資家が、自分の持っている資産がまずいのではないかと「気付く必要がある」瞬間とはどのような時だろうか。
それはその資産が下落する時である。そしてもしインフレが止まらなければ、ダリオ氏が分析したように、株式のパフォーマンスはインフレ相場における株式のパフォーマンスに変化する。
レイ・ダリオ氏: 株式はゴールドのようなインフレヘッジにはならない
つまり、株式のパフォーマンスはゴールドどころか預金にも勝てないということである。
だからヘイコック氏は次のように言っている。
だが人々が考え直しを迫られる時が来る。
あらゆる徴候が既に出ている。そして市場はきしみ始めている。だがメインストリームの人々は身を守るためものを持っていない。
それはゴールドだ。
1970年代の価格上昇については以下の記事で纏めているので、そちらも参考にしてもらいたい。
1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60550
2025/03/22 (Sat) 23:28:17
ガンドラック氏、米国株最強の時代が終わる理由を説明する
2025年3月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/61668
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の自社配信動画である。
今回は米国の株式市場の長期的な見通しについて述べた部分を紹介したい。
米国株の上昇と金利の低下
いまだに多くの人々が、米国株は永遠に上がると思っている。しかし1989年に日本でバブルが崩壊するまで、日本人は日本株が永遠に上がると思っていたし、中国人は数年前まで不動産は永遠に上がるものだと思っていた。
だが実際には永遠に上がる資産クラスなど存在しない。事実はと言えば、単に人々は長期上昇相場が終焉を迎えるまで、それが永遠に続くと信じ続けるというだけのことである。
米国株については何が言えるか。ガンドラック氏が以前指摘していたのは、米国株が長期的に上昇し続けるのは金利低下局面に限るという事実である。彼は次のように述べていた。
ガンドラック氏: 米国株が上がり続けた過去数十年の相場はもう帰ってこない
1980年前半から2020年までの長期金利の13%の低下をもう一度繰り返せないということは、誰でも同意するだろう。
だがそれこそが過去40年米国株が上がり続けた理由である。金利が長期的に低下する限り、米国株は上がり続ける。しかしもう金利は下がっていない。インフレが来たので下げられない。
米国の対外純資産
金利が低下できないことは米国株の長期的なパフォーマンスを支配する要因の1つである。しかし今回、ガンドラックはあるグラフを挙げてもう1つの重要な要素を指摘している。
それはアメリカの対外純資産である。
これはアメリカ人が持つ海外資産から、外国人が持つ米国資産を差し引いた数字である。
ガンドラック氏は次のように述べている。
これが米国の対外純資産だ。これは要するにアメリカに流れ込んだ投資の金額を示している。
ここには外国人のアメリカへの投資が、15年ほど前の3兆ドルから23.6兆ドルに増加したという事実が示されている。
対外純資産が大きなマイナスだということは、ドル建ての資産が外国人によって所有されているということである。
だがそれは同時に、外国人が米国にお金を注いだという意味でもある。だから対外純資産のマイナスは、アメリカへの資金の流入量なのである。
そしてガンドラック氏は、これこそが米国株をこれまで支えてきたもう1つの要素だと主張しているのである。
ガンドラック氏は次のように言っている。
20兆ドルもアメリカに資金が流れ込んだことは、明らかに米国株が他の国の株式市場を上回る原因となっている。
米国への資金流入
だが、ここで問題がある。去年からヘッジファンドマネージャーたちが話題にしているのが、ドル資産からの資金逃避だということである。
ヘイコック氏: 米国は債務危機を乗り切るためにドルを犠牲にし下落させる
一番最近の例では、ガンドラック氏が今年に入り米国株が下がる中で欧州株が上がっていることを指摘していた。
ガンドラック氏: 2025年、ドル資産からの逃避が始まった
ガンドラック氏が挙げているのはウクライナなどをめぐる国際情勢である。そもそも今欧州株が上がっているのは、トランプ政権がウクライナから手を引くことで、ヨーロッパが自国に投資し、自分で防衛力を強化しなければならなくなったからである。防衛費の増加が株高を演出している。
トランプ政権は、アメリカがこれまでベトナムや朝鮮半島やリビアやシリアに介入してきたような、そういう政治を止めようとしている。それは悪いことではないのだが、それは各国が自立し、自国に投資するということを意味する。
だから現在、米国株が下がっていて欧州株が上がっている状況は、まさに世界から米国に集まっていた資金が、それぞれの国で使われている状況を意味しているのである。アメリカも余裕がなくなったので他国から手を引くが、他国も他国でよそに投資をしている余裕がないのである。
それに加えて、ウクライナ情勢でアメリカが他国のドル資産を簡単に凍結できるということがはっきりした今、BRICS諸国や中東諸国はドル資産の保有を避けている。ジョニー・ヘイコック氏が次のように言っていた。
ヘイコック氏: アメリカの財政問題はもう長くはもたない
アメリカはその気になれば誰の金でも盗めるということだ。だから当然東側諸国の中央銀行はドル建ての資産をゴールドに置き換えている。
結論
アメリカへの資金流入は、一方通行のトレンドではない。いずれ限界に達し、対外純資産は上昇を開始する。
それはやはり結局、レイ・ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明している覇権国家の寿命と関係している。覇権国家の寿命が近づいたとき、対外純資産はマイナス幅を縮小し始める。
そしてトランプ政権やBRICS諸国などの動きは、徐々に事態が遂にその方向に動き始めていることを示している。
だがその資金流入は、金利低下と並ぶ米国株の長期上昇相場の理由だったのである。ガンドラック氏は次のように述べている。
そうした状況は、ほとんど確実にこの資金の流れが逆流することを意味している。
金利低下も対外純資産のマイナスも永遠ではない。それでも米国株 が永遠に上がり続けると言う人は、米国株が両足を失っても宙に浮くとでも言うのだろうか。
転換点が近い。投資家は自分の長期投資の根拠を再確認すべきである。特に20年や30年で米国株を考えている人は、確実にこれに巻き込まれるだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/61668
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【2025年5月19日】米国債格下げ トリプル安 再燃?(宮田直彦)
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2025/07/29 (Tue) 22:39:11
【前編】増え続ける借金、 リセットしないと継続不可能?!/石原順さん&大里希世さん
2025/07/29
https://www.youtube.com/watch?v=HBJVMX9Y99I
2026/01/18 (Sun) 10:37:50
石原順 _ インフレによって 国民の預金が政府の借金返済に充てられている
https://a777777jp.hatenablog.com/entry/2026/01/18/065408
| 中国最古の王朝 殷 | ■↑▼ |
2023/03/23 (Thu) 09:26:02
古代中国の殷・匈奴とフン族の Y-DNA は N
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007377
中国の歴史をDNAでみてみよう【DNAでみてみようシリーズ】
みどりTV 2024/08/17
https://www.youtube.com/watch?v=lneZxher0o0
今日はDNAでみてみようシリーズで、中国と東南アジアについて作成しました。黄河文明と長江文明の人々の動きが理解できると思います。
民族大移動をDNAで見てみよう!【日本人のルーツシリーズ】
みどりTV 2024/07/12
https://www.youtube.com/watch?v=mEpkwhhb7uY&t=45s
今日はDNAで気づいたN系統のヨーロッパへの大移動を、実際の古人骨のDNAの位置を250年毎に見ていきます。DNAで民族大移動を追うには、例えばマンモスを追ったアメリカへの移動などは、2万年前のDNAが多く必要となり、実際の移動を確認するのは難しいです。DNAのデータが増える4000年前以降だと、このN系統(おそらくフン族)の大移動は、かなり大規模だと思います。
3-10. Y-DNA「Q」 異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm
▲△▽▼
【ゆっくり解説】 夏王朝 史書に記された最古の王朝 二里頭王朝 【夏】
2022/10/29
https://www.youtube.com/watch?v=8kNa32srO8U
【ゆっくり解説】 殷王朝 謎に包まれた最古の王朝の成立と拡大 そして混乱(前編) 【殷】
2022/10/20
https://www.youtube.com/watch?v=0cyW8y5kH9s
中国最古の王朝、殷王朝を史書の記述と考古学的成果から、甲骨文が発見される前の殷王朝の前期・中期の時代について語ります。
【ゆっくり解説】 殷王朝 文字を生み出した呪術王朝(後編) 【殷】
2022/10/26
https://www.youtube.com/watch?v=moGKmug39v4
殷墟に都を置いた殷王朝の後期の世界を、史書の記述と考古学的成果と甲骨文から語ります。
【ゆっくり解説】 牧野の戦い 中国史上最古の決戦! 時代を変えた殷周革命 【殷 周】
2021/12/15
https://www.youtube.com/watch?v=xXH86qOZQfc&t=0s
中国の歴史上最古の決戦 殷と周の天下分け目の戦いとされる牧野の戦いに参戦者や歴史的意義について語ります。
【ゆっくり解説】 殷軍 中華最古の王朝の軍隊とは 【殷】
2023/03/22
https://www.youtube.com/watch?v=_eTAjjiHEQI
【ゆっくり歴史解説】紂王の真実【殷】ゆっくり中国古代史語り
2020/04/29
https://www.youtube.com/watch?v=mbxnV451Gqw&t=0s
殷最後の王、紂王について金文や甲骨の記述をもとに、史書の出鱈目を剥ぎ取った紂王の実態について、ゆっくり語ります。
※紂王の名は紂王で統一しています。
※畢を反殷勢力と表現しましたが、畢は周の一部としてとらえるべきであり、一つの勢力と数えることは誤りだと分かりました。訂正します。申し訳ありませんでした。
【ゆっくり歴史解説】最古の女将軍 婦好【殷】ゆっくり中国古代史語り
https://www.youtube.com/watch?v=8pKc3dECbxk
2024/08/18 (Sun) 16:10:39
ああ
2024/08/20 (Tue) 16:39:16
大陸、第3の文明『遼河文明』弥生人の故郷?【日本の古代史シリーズ 第15回 】
みどりTV 2024/01/20
https://www.youtube.com/watch?v=CQ7XWDXRI5c&t=440s
日本の古代史シリーズの第15回です。(追加・修正版)
今回は、三内丸山の時代に栄えた、大陸第3の文明『遼河文明』について語ります。遼河文明は興隆窪文化、紅山文化で大きく栄え、三内丸山と並んで環日本海交易の主役を担いました。
三内丸山の前からある文明で、円筒土器のルーツと思われます。また、気候も近く、アワの栽培と狩猟採取で成り立っている文明でした。どちらが、どちらに似ているのか、何とも言えない所です。
交易の過程でY遺伝子ハプログループNが日本にもやってきました。それもあってか青森県では7%と他の地域より高い割合でハプログループNが見られます。
またここから日本海に出る地域あたりが、将来、弥生時代くらいに渡来人のルーツになるようです。環日本海交易で来た渡来人は丹波、丹後あたりで上陸してきたと考えられます。
00:00 冒頭
01:19 遼河文明とは?
03:07 興隆窪文化(こうりゅうわぶんか)と縄文文明
07:08 遼河文明最盛期の紅山文化
08:31 良く似ている紅山文化と三内丸山
11:02 紅山文化と三内丸山の違いは?
13:08 遼河文明は『龍』信仰生誕の地?
15:19 紅山文化後、N系統の人々は南下
17:16 紅山文化は古朝鮮?
19:02 夏家店上層文化と弥生人
19:59 (まとめ)大陸第3の文明: 遼河文明
■参考書籍
・縄文時代(https://amzn.to/46jUoX3) :縄文時代の基本が、短時間で俯瞰的に学べる良書
2026/01/18 (Sun) 09:18:41
雑記帳 2026年01月15日
中原の殷代後期人類のゲノムデータ
https://sicambre.seesaa.net/article/202601article_15.html
中原の殷(商)代後期人類のゲノムデータを報告した研究(Tang et al., 2026)が公表されました。本論文は、河南省の殷代後期の遺跡で発見された人類遺骸のゲノムデータから、後期新石器時代の中原集団の直接的祖先としてモデル化できることと、社会的階層が遺伝的差異と関連していなかったことを示しています。なお、本論文の「中国」の指す範囲はよく分からず、現在の中華人民共和国の支配領域もしくはもっと狭くダイチン・グルン(大清帝国、清王朝)の18省かもしれませんが、この記事の以下の翻訳ではではとりあえず「中国」と表記します。また、当ブログでは原則として「文明」という用語を使いませんが、この記事では本論文の「civilization」を「文明」と訳します。
以下の略称は、DNA(deoxyribonucleic acid、デオキシリボ核酸)、SNP(Single Nucleotide Polymorphism、一塩基多型)、PCA(principal component analysis、主成分分析)、IBD(identity-by-descent、同祖対立遺伝子)、mtDNA(Mitochondrial DNA、ミトコンドリアDNA)、mtHg(mtDNA haplogroup、ミトコンドリアDNAハプログループ)、YHg(Y-chromosome DNA haplogroup、Y染色体DNAハプログループ)、K(kilo years ago、千年前)、UDG(uracil-DNA-glycosylase、ウラシルDNAグリコシラーゼ)、READ(Relationship Estimation from Ancient DNA、古代DNAの関係推定)、KIN(Kinship INference、親族関係の推測)、AADR(The Allen Ancient DNA Resource、アレン古代DNA情報源)、ANA(Ancient Northeast Asian、アジア北東部古代人)、CHG(Caucasus Hunter-Gatherer、コーカサス狩猟採集民)です。
以下の時代区分の略称は、N(Neolithic、新石器時代)、EN(Early Neolithic、前期新石器時代)、MN(Middle Neolithic、中期新石器時代)、LN(Late Neolithic、後期新石器時代)、EL(Eneolithic、金石併用時代)、BA(Bronze Age、青銅器時代)、LBA(Late Bronze Age、後期青銅器時代)、LBIA(Late Bronze Age to Iron Age、後期青銅器時代~鉄器時代)、IA(Iron Age、鉄器時代)です。
本論文で取り上げられる主要な人類集団と人物は、ヨルバ人(Yoruba)、オンゲ人(Onge)、アミ人(Ami)、周武王(King Wu of Zhou)です。本論文で取り上げられる主要な文化は、仰韶(Yangshao)文化、龍山(Longshan)文化、二里頭(Erlitou)文化、ボタイ(Botai)文化、良渚(Liangzhu)文化です。本論文で取り上げられる主要な中国の遺跡は、河南省の滎陽(Xingyang)市西司馬(Xisima、略してXSM)遺跡と仰韶村(Yangshaocun)遺跡と瓦店(Wadian)遺跡と焦作市の聶村(Niecun)遺跡、山東省の余庄(Yuzhuang)遺跡です。本論文で取り上げられる中国以外の地域の主要な遺跡は、ロシア極東沿岸の悪魔の門洞窟(Devil’s Gate Cave、Chertovy Vorota)遺跡、トルクメニスタンのゴヌルテペ(Gonur Tepe)遺跡です。
●要約
古代DNAと考古学的研究から、中原は古代中国の文化的および遺伝的進化に重要な役割を果たした、と示唆されています。しかし、限られたゲノム規模データのため、青銅器時代の殷王朝(紀元前1600~紀元前1046年頃)のこの地域の人口史の理解は制約されてきました。本論文は、殷王朝後期の社会的階層化の明らかな埋葬の証拠を示す遺跡である、中原の西司馬墓地の11個体のゲノム規模データを提示します。遺伝学的分析から、西司馬遺跡の全個体は、後期新石器時代中原の直接的な混合していない子孫としてモデル化できる、と明らかになります。高級墓(南北方向)と低級墓(東西方向)に埋葬された個体間で体系的な遺伝的差異は見つからず、社会階級間の遺伝的均質性が示唆されます。これらの結果から、西司馬遺跡における社会的階層化は対応する遺伝的差異なしに生じていた、と論証され、この殷王朝の共同体では顕著な遺伝的分化から社会的階層が切り離されていたことを裏づけます。
●研究史
黄河中流域の中原は農耕文明の発祥地の一つで、中国の歴史と文化において常に中心的位置を占めてきました。現時点の古代DNA研究は、中期新石器時代の仰韶文化関連祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)が、中原において新石器時代から現在まで優勢だった、との見解を裏づけています(Ning et al., 2020、Li et al., 2024、Fang et al., 2025、Ma et al., 2025)。中原関連系統はアジア東部の古代人および現代人の最も重要な遺伝的祖先で、それには黄河上流域やチベット高原や黄河下流域や中国南西部が含まれます(Tao et al., 2023、Wang et al., 2023、Du et al., 2024、Wang F et al., 2024、Xiong et al., 2024、Zhu et al., 2024、Sun et al., 2025、Shen et al., 2025)。
殷王朝は中国史の最初期の王朝で、考古学的証拠によって裏づけられています。殷は紀元前1600~紀元前1046年頃まで統治し、中国の青銅器時代を先導しました。殷王朝にさかのぼる数万点の甲骨文字は、最古の既知の中国の文字で、当時の生活や政治や宗教について伝えています。これまでに、中原の殷王朝のゲノム規模のSNPデータは、中国の河南省の焦作市の聶村遺跡の3000年前頃の2個体(Ning et al., 2020)に限られており、中原のこの期間の遺伝的混合および進化的歴史の理解を、妨げています。興味深いことに、人口構造が後期新石器時代中原(4000年前頃)で観察されてきており(Ning et al., 2020、Li et al., 2024、Fang et al., 2025)、余庄遺跡関連集団(黄河中流_余庄_龍山と分類表示されます)は中期新石器時代の仰韶文化関連集団(5K_黄河_MNと分類表示されます)の直接的子孫、瓦店遺跡関連集団(黄河_LNと分類表示されます)は80%の黄河_MNと20%のアジア東部南方関連祖先系統の混合、仰韶村遺跡関連集団(黄河_仰韶村_龍山と分類表示されます)は80%の黄河_MNと20%のANA関連祖先系統の混合でした。中原における後期新石器時代集団の遺伝的多様性は、この人口構造がその後の殷王朝集団で観察されるのかどうか、との問題も提起しました。
異なる埋葬慣行など、社会的階層化が殷王朝では明らかでした。西司馬墓地は、中原内の、中国の河南省の中央部の滎陽市のに位置します(図1a)。西司馬遺跡の年代は、殷王朝後期から西周王朝です(紀元前1300~紀元前771年頃)。文献記録によると、紀元前1046年頃、周の武王による殷の征服(克商)は、退廃した殷王朝の打倒と西周王朝の確立につながりました。西司馬墓地には2種類の墓地があり、つまりは東西方向と南北方向で、一般的にはそれぞれ低級墓と高級墓に相当します。考古学者は、これら2種類の墓が異なる二つの民族集団に属していた、と仮定しました。本論文は以前には、西司馬墓地において墓の種類と階級が遺伝学的に異なる集団に対応していたのかどうか、という年代は未解明でした。古代DNAは、遺伝的祖先についての情報を明らかにします。西司馬墓地の古代人標本の分析によって、西司馬墓地における階層の違いに体系的な遺伝的差異が伴うのかどうか、解明できます。以下は本論文の図1です。
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この研究では、西司馬墓地から51人の遺骸が収集され、11点の標本で古代ゲノムデータの生成に成功し、そのうち6個体(XSM-M85-1、XSM-M86-1、XSM-M87、05XGS-M52、XSM-M49-1、05XGS-M20)は低級墓、5個体(XSM-M12-2、XSM-M17-2、XSM-M134-1、XSM-M114-1、XSM-M128-1)は高級墓に葬られていました。本論文の目的はは、高級墓と低級墓の被葬者が遺伝的に異なる集団に属していたかどうか、また、西司馬墓地における社会階層が密接な遺伝的親族関係に影響を受けていたのかどうか、西司馬墓地個体群の片親性遺伝標識(母系のミトコンドリアと父系のY染色体)と常染色体近縁性と集団遺伝学の分析によって決定することです。さらに、西司馬墓地個体群のゲノムと中原の以前に刊行された後期新石器時代および青銅器時代個体群(たとえば、Ning et al., 2020の黄河_LNや黄河_LBIA)のゲノム遺伝的関係が調べられ、遺伝的連続性もしくは置換が、中原の千年にわたって起きたのかどうか、評価されました。本論文は、中華文明の中心地における社会的階層と文化的帰属意識と遺伝的多様性の間の相互作用に、新たな知見を提供しました。
●西司馬墓地遺跡の古代ゲノム規模データ
51点の骨格遺骸からDNAが抽出され、UDG処理なしのライブラリが生成され、この研究の最初の段階では2点標本で充分なゲノム資料の取得に成功しました。さらに、124万ヶ所の祖先情報をもたらすSNPにおいて、ヒト内在性DNAを濃縮するために、23点の標本で溶液内濃縮実施要綱が適用されました。同じ個体に由来する標本からのゲノムデータは統合されました。最終的に、充分なゲノム資料のある標本11点が得られ、これら11点の標本には低い割合の現代人の汚染もあり、典型的な古代DNAの損傷パターン、つまり、5’末端の最初の部位におけるシトシンからチミンへの10%超の置換率と、3’末端末端の最初の部位におけるグアニンからアデニンへの10%超の置換率を示し、古代DNAの真正性が示唆されます。30超のマッピング(多少の違いを許容しつつ、ゲノム配列内の類似性が高い処理を同定する情報処理)品質でヒト参照ゲノムにマッピングされた断片の平均長の範囲は、89.89~103.95塩基対でした。(マッピング品質得点が30超で、30塩基対超の)少なくとも1回の読み取りで網羅された124万パネルでのSNP部位の数の範囲は、28343~757949でした。124万パネルでの平均常染色体網羅率の範囲は、0.018~1.077倍でした。
●西司馬墓地の個体間の祖先系統に体系的な違いはありません
ソフトウェアREADとKINとlcMLkinを用いての常染色体データに基づいて遺伝的近縁性分析が実行され、新たに生成された西司馬墓地個体群におけるで2~3親等までの親族が特定されました。READおよびKINソフトウェアは、新たに生成された西司馬墓地標本内で2親等までの密接な親族関係を特定し、つまりは2親等の親族のXSM-M128-1とXSM-M86-1です。しかし、XSM-M128-1とXSM-M86-1との間の生物学的近縁性との推定は、利用可能な共通のSNP数が限られているため、信頼できないかもしれない、と疑われました。さらに、考古学的記録と放射性炭素年代測定の両方から、XSM-M128-1は他の個体より約1000年以上後生きていた、と示唆されます。新たに生成された西司馬個体のすべての組み合わせのうち、90%は1000ヶ所超のSNPを用いて計算され、76%は5000ヶ所超のSNPを用いて計算されました。READとKINとlcMLkinの性能は、1親等の親族関係の組み合わせ1000ヶ所のSNPでさえ正、2親等の親族では5000ヶ所のSNPでさえ確に分類でき、lcMLkinはREADとKINより高い成功率を示しました。まとめると、READとKINとlcMLkinによって推測された西司馬個体群での本論文の生物学的親族関係推定のほとんどは、相対的に信頼できました。
集団遺伝学的分析を実行するために、XSM-M128-1よりSNP数が少ないXSM-M86-1は除外されました。西司馬個体群の新たに生成されたゲノム規模データは、刊行されているアジア東部の古代および現在の個体群と共同分析されました。古代西司馬個体群における差異のゲノム規模パターンを調べるために、EIGENSOFTパッケージのsmartpcaプログラムを用いて、ゲノム規模データでPCAが実行され、36人口集団の古代人177個体が、アジア東部の60人口集団の現代人595個体の遺伝的差異に投影されました。PCA図では、すべての河南_西司馬個体はともにクラスタ化し(まとまり)、西司馬個体間の限定的な遺伝的差異が示唆されます。平均から6標準偏差以上となる遺伝的外れ値検出の標準的な基準を用いると、西司馬個体において遺伝的外れ値は見つかりませんでした。
次に、qpWaveを用いて、本論文で新たに報告された河南_西司馬の10個体が単一の供給源に由来することと一致するのかどうか、検証されました。qpWaveは「allsnps: YES」媒介変数で実行され、これは、とくに欠失データが多い場合に、用いられるSNP数を増加させ、分析精度を改善できます。qpWaveの結果は、媒介変数設定において「allsnps: YES」を用いる場合、人口集団の順序に敏感かもれないことに要注意で、それは、(1)異なる人口集団は使用できる場合とは異なる数の利用可能なSNP数があり、(2)計算に用いられるSNP数は最初の人口集団の利用可能なSNP部位の数に依存するからです。そこで、本論文のqpWave分析では、河南_西司馬の10個体について、最初の人口集団の順番が循環され、これら10通りのqpWaveモデル化が実行されました。外群として用いられた人口集団は以下の通りで、ムブティ人、オンゲ人、CHG、カザフスタン_EL_ボタイ、山東_EN、悪魔の門_N、黄河_MN、日本_縄文、福建_EN、アミ人、トルクメニスタン_ゴヌル_BA_1です。すべてのランク=0のqpWaveモデルで、0P値は0.01以上でした。これは、河南_西司馬個体群が単一供給源に由来するとモデル化できることを示唆しています。さらに、qpWave分析では、高級墓関連集団(高級墓の西司馬個体群のまとまり)と低級墓関連集団(低級墓の西司馬個体群のまとまり)は、外群と比較して遺伝的均質だったことも裏づけられました。換言すると、本論文の古代ゲノム研究は、西司馬個体群が同じ(もしくはひじょうに類似している)祖先供給源に由来した、との見解を裏づけます。
●西司馬集団は在来後期新石器時代古代人の直接的子孫でした
PCA図(図1b)では、すべての新たに生成された河南_西司馬個体は、先行研究(Ning et al., 2020)で以前に刊行された中原の、黄河_LNによって表される後期新石器時代集団と後期青銅器時代および鉄器時代の黄河_LBIA個体群の遺伝的差異内に収まった、と分かりました(図1b)。モデルに基づくクラスタ化分析のADMIXTUREを用いて、選択されたアジア東部の古代人347個体および現代人458個体の、アジア東部北方人で最大化されるクラスタ(黄色)とアジア東部南方人で最大化されるクラスタ(橙色)の2構成要素モデルが推測されました。さらに、西司馬個体群は黄河_LNおよび黄河_LBIAと類似田祖先系統パターンを示しました。外群f₃統計では、河南_西司馬集団は典型的な中原関連祖先系統を有する人口集団と、最も多くの遺伝的浮動を共有していた、と観察されました(図2a)。以下は本論文の図2です。
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河南_西司馬と黄河_LN/黄河_LBIAとの間の遺伝的差異を調べるために、f₄(ヨルバ人、X;黄河_LN/黄河_LBIA、河南_西司馬)が実行されました(図2b)。その結果、ほとんどのf₄値は有意ではなかった、と分かり、ほとんどの参照人口集団と比較して、河南_西司馬は黄河_LN/黄河_LBIAとクレード(単系統群)を形成した、と示唆されます。対でのqpWave分析では、河南_西司馬集団は、基準外群一式と比較して、遺伝的に黄河_LN/黄河_LBIAと区別できませんでした(図2c)。次に、こらの対でのqpWaveモデル化の堅牢性が、それぞれ順番に、外群一式に黄河_LN/黄河_LBIAおよび河南_西司馬のどちらかとより近い、と本論文のf₄統計から特定された人口集団の追加によって、検証されます。基準外群一式に基づく充分に適合するモデルが却下される、と分かったならば、新たに追加された人口集団は対象人口集団の一つと追加の遺伝的類似性を有しているかもしれません。その結果、qpWaveモデル化は依然として充分に適合する、と分かり、河南_西司馬集団にとって1方向の黄河_LN/黄河_LBIAの堅牢性を示唆しています。qpAdm分析でも、2方向混合を用いると、河南_西司馬と黄河_LNを黄河_MNとアジア東部南方人の混合としてモデル化できず、同様の混合割合だった、と示唆されました。
河南_西司馬の結果の堅牢性を評価するために、すべての遺跡から推測された河南_西司馬と黄河_LNとの間の遺伝的均質性が、過去の人口統計学的過程ではなく、古代DNA損傷もしくはデータ処理に起因していたのかどうか、調べられました。第一に、古代DNAの損傷パターンによってもたらされる偏りを軽減するための、古代DNA研究において標準的手法である、塩基転換(ピリミジン塩基とプリン塩基との間の置換)のSNPのみに限定して、f₄形式(ヨルバ人、X;黄河_LN、河南_西司馬)のf₄統計が計算されました。第二に、先行研究の報告では、ショットガンデータとTwistデータと124万データの共同分析のさいには、偏りの可能性が示唆されました。AADRデータセットにおけるゲノム規模の古代人のDNAの70%以上は124万データを用いて生成されたのに対して、この研究で新たに生成された西司馬個体群のゲノム規模SNPデータは、Twist古代DNA試薬を用いて生成されました。そこで、f₄統計を計算するために、先行研究によって検査されたように、そうした偏りにより低い感受性のSNPの部分集合(約46万ヶ所のSNP部位)も使用されました。その結果、塩基転換SNPと偏りに敏感ではないSNPを用いると、河南_西司馬と黄河_LNとの間の遺伝的均質性は持続した、と分かりました。したがって、これらの一貫した結果から、以前に刊行された4000~3000年前頃の中原関連祖先系統は河南_西司馬の遺伝的組成を適切に説明した、と示唆されます。
●片親性遺伝標識
片親性ハプログループ(mtHgとYHg)も分類され、西司馬集団の父系および母系の歴史に光が当てられました。西司馬遺跡の11個体のうち、7個体でmtHg、男性6個体でYHgを割り当てることができました。西司馬遺跡の全個体は典型的なアジア東部のmtHgを有しており、それはD4(3個体と)とD5(1個体)とM8(1個体)とM10(1個体)とF(1個体)で、これらはアジア東部北方古代人でも観察され、Y染色体系統は、C2b1a2(2個体)、O2a2b(2個体)、D1a1a(1個体)、N1(1個体)でした。個体M87およびM114は同じmtHg-D4b2bを共有していましたが、常染色体データに基づくと、個体M87とM114との間で2親等までの親族関係は特定されませんでした。YHg-C2b1a2は現在の漢人に高頻度で存在し、局所的連続性の常染色体の兆候と一致します。YHg-O2a2bはアジアの東部沿岸地域に広く分布しています。YHg-D1a1aは高地の派チベット・ビルマ語派話者と関連しています。YHg-N1は極東からヨーロッパまでユーラシア北部全域に広く分布しており、西遼河古代人では高頻度のYHgの1系統でした。西司馬個体群で観察された多様な片親性ハプログループの結果は、常染色体の均質性と矛盾しないことに要注意です。共通の片親性ハプログループから、これらの個体は共通の父系および母系祖先を有しており、それは何世代にもわたって持続したかもしれないものの、常染色体の近縁性は組換えのため経時的に減少した、と示唆されました。
●西司馬遺跡における社会的階層化は密接な遺伝的親族関係(2もしくは3親等以内)および顕著な遺伝的差異と関連していません
西司馬遺跡は、中原の殷王朝の社会構成の一つを表していました。以前の考古学的仮説では、西司馬遺跡における東西方向(低級墓)と南北方向(高級墓)の墓は異なる民族集団を表していた、と示唆され、これは異なる物質文化を異なる民族集団に関連づける考古学での一般的仮定です。さらに、西司馬集団の同位体研究でも、南北方向の埋葬(高級墓)は動物性タンパク質をより多く消費する傾向にある、と示唆され、異なる社会的地位の個体間の食性選択における不平等が浮き彫りになりました。多くの古代社会では、たとえばヨーロッパの青銅器時代(Mittnik et al., 2019)など、社会的階層化は生物学的近縁性と関連していました。先行研究では、西司馬墓地における同じ埋葬様式で相互と密接に埋葬された墓は、核家族もしくは拡大家族に属していたはずである、と仮定されました。対照的に、少なくとも2もしくは3親等までの密接な生物学的親族関係はないことが、西司馬遺跡の11個体で確認されました。本論文の分析における標本規模は限定的で、西司馬個体群のゲノムの不充分な常染色体網羅率によって、6親等までの生物学的近縁性を検出できる手法である、ancIBD分析が妨げられたことに要注意です。したがって、追加の家族構成員もしくはより大規模な家族単位が墓地の他の墓に散在して埋葬されていた可能性を除外できません。PCAとADMIXTUREと外群f₃統計およびf₄統計とqpWaveとqpAdmを含めて、常染色体に基づく本論文の遺伝学的分析は、異なる埋葬の墓および社会的地位の西司馬遺跡個体間の体系的な遺伝的差異を明らかにはしませんでした。しかし、同じ祖先系統の人々が必ずしも同じ文化的帰属意識を共有しているか、あるいは同じ民族集団に属しているとは限らない、と留意することは重要です。
●中原の遺伝的安定性
黄河中流域に位置する中原は、農耕文明の発祥地の一つであり、中国史において中心的位置を占めました。以前の古代ゲノム研究では、中原からチベット高原や中国南西部や黄河下流域など周辺地域への人口拡散を明らかにしました(Tao et al., 2023、Wang et al., 2023、Du et al., 2024、Wang F et al., 2024、Xiong et al., 2024、Zhu et al., 2024)。対照的に、中原自体は、過去4000年間の外部からの遺伝子流動は、限定的かありませんでした(Fang et al., 2025、Ma et al., 2025)。西司馬個体群は、西周王朝によって強制的に移住させられた、殷王朝の遺民と推測されました。考古学的観点からは、殷王朝の文化は先行する二里頭文化を継承し、黄河流域の海岱(Haidai)地域や長江流域の良渚文化を含めて、他地域からの要素を組み込みました。しかし、本論文の遺伝学的結果では、中原の殷王朝の個体群(河南_西司馬によって表されます)は長江下流域など他の文化的地域から追加の遺伝子流動を受けなかった、と示唆され、物質文化と政治の変化にも関わらず、中原における高度な遺伝的連続性が裏づけられます。この結果は、中原の後期新石器時代集団(黄河_LN)と殷王朝の後の個体群(西周王朝から春秋時代を経て現在まで)との間の遺伝的均質性を観察した、先行研究(Ma et al., 2025)の推測とも一致しました。
●この研究の限界
第一に、 西司馬遺跡からの標本抽出は依然として少ない個体に限られており、西司馬遺跡もしくは殷王朝期中原の遺伝的多様性を完全には特徴づけていないかもしれないことに要注意です。第二に、追加の家族構成員もしくはより大規模な家族単位が西司馬墓地の他の墓に散在して埋葬されていた可能性を除外できません。第三に、本論文の結果は、おもにf統計手法に基づくアレル共有に依存しています。しかし、f統計には、標本規模の増加にも関わらず、密接に関連している祖先系統を含む事象の再構築に充分な検出力が欠けていました(Speidel et al., 2025)。さらなる研究では、f統計より検出力が高いハプロタイプに基づく分析もしくは最近刊行されたTwigstats手法(Speidel et al., 2025)の実行には、アジア東部における多くの高網羅率のゲノム(これまで利用可能ではありませんでした)が必要でしょう。第四に、ゲノム規模データと同位体の証拠と人類学および考古学ぶの証拠を組み合わせることが早急に必要で、それによって、古代中国における社会的地位や継承規則や移動性の複雑さの理解が大きく深まります。
https://sicambre.seesaa.net/article/202601article_15.html
| 古代中国の殷・匈奴とフン族の Y-DNA は N | ■↑▼ |
2022/05/31 (Tue) 19:17:07
中国の歴史をDNAでみてみよう【DNAでみてみようシリーズ】
みどりTV 2024/08/17
https://www.youtube.com/watch?v=lneZxher0o0
今日はDNAでみてみようシリーズで、中国と東南アジアについて作成しました。黄河文明と長江文明の人々の動きが理解できると思います。
民族大移動をDNAで見てみよう!【日本人のルーツシリーズ】
みどりTV 2024/07/12
https://www.youtube.com/watch?v=mEpkwhhb7uY&t=45s
今日はDNAで気づいたN系統のヨーロッパへの大移動を、実際の古人骨のDNAの位置を250年毎に見ていきます。DNAで民族大移動を追うには、例えばマンモスを追ったアメリカへの移動などは、2万年前のDNAが多く必要となり、実際の移動を確認するのは難しいです。DNAのデータが増える4000年前以降だと、このN系統(おそらくフン族)の大移動は、かなり大規模だと思います。
中国最古の王朝 殷
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14097933
3-10. Y-DNA「Q」 異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm
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雑記帳
2022年05月29日
フン人とアヴァール人とハンガリー征服者の遺伝的起源
https://sicambre.seesaa.net/article/202205article_29.html
フン人とアヴァール人とハンガリー征服者の遺伝的起源に関する研究(Maróti et al., 2022)が公表されました。この研究はオンライン版での先行公開となります。アジアからヨーロッパへのフン人やアヴァール人やハンガリー人もしくはマジャール人と関連する人口移動の連続的な波は、カルパチア盆地の人口集団に永続的影響を残しました。これはハンガリー人の独特な言語と民族文化伝統において顕著で、その最も近い類例はウラル山脈の東側の人口集団で見られます。現在の科学的合意によると、これら東方とのつながりは、9世紀末にカルパチア盆地に到来した征服ハンガリー人(以下、征服者と省略されます)の最後の移住の波にのみ起因します。一方、中世ハンガリーの年代記や外国の文献やハンガリーの民俗伝統は、ハンガリー人の起源はヨーロッパのフン人にたどることができ、アヴァール人と征服者のその後の波はフン人の系統とみなされる、と主張します。
フン人とアヴァール人はともに、カルパチア盆地を中心にヨーロッパ東部で多民族帝国を創設しました。370年頃となるヨーロッパの文献におけるフン人の出現の前に、現在の中国の文献から匈奴が消えました。同様に、6世紀におけるヨーロッパでのアヴァール人の出現は、大まかには楼蘭(Rouran)帝国の崩壊と相関しています。しかし、匈奴とフン人との間の関係の可能性は、楼蘭とアヴァール人との場合と同様に、情報源の不足のため依然として大きな議論となっています。
19世紀以降に言語学者は、ハンガリー語はウラル語族の一派でウゴル諸語派に属し、マンシ(Mansis)語およびハンティ(Khanty)語と最も密接である、という合意に達しました。この言語学的根拠に基づいてハンガリーの先史時代が書き直され、征服者は仮定的なウゴル諸語祖語の人々の子孫とみなされました。同時に、以前に受け入れられていたフン人とハンガリー人の関係は、中世の年代記に対する史料批判により疑問視されました。
文献証拠と複雑な考古学的記録をつなぐものが不足しているため、古代の人口集団の起源と生物学的関係への洞察を提供するには、考古遺伝学的手法が最適です。そのために、カルパチア盆地のヨーロッパのフン人とアヴァール人と征服期個体群の全ゲノム解析が実行され、これらの集団の長く議論されてきた起源に光が当てられました。本論文の271点の古代人標本の大半は、遊牧民集団の到来の波に好適環境を提供した、ユーラシア草原地帯の最西端である大ハンガリー平原(Alföld)から収集されました。研究対象の標本の遺跡と期間の概要は図1に示され、期間と墓地と個々の標本の詳細な考古学的記述は方法論S1に示されます。研究対象標本のうち73点で、直接的な加速器質量分析法(accelerator mass spectrometry、略してAMS)放射性炭素年代が報告され、そのうち50点は本論文で初めて報告されます。以下は本論文の図1です。
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●標本
ショットガン配列決定を用いて、古代人271個体でゲノム規模データが生成されました。ゲノム網羅率の範囲は0.15~7.09倍で、平均は1.97倍です。全てのデータは、ヒト起源(HO)の60万ヶ所の一塩基多型(SNP)と124万ヶ所のSNPの全ての位置で無作為に呼び出されるSNPにより、疑似半数体化されました。関連する現代人のゲノムはHOデータセット形式でのみ利用可能だったので、ほとんどの分析はHOデータセットで行なわれました。PCAngsdソフトウェアで本論文の標本において43組の親族関係が特定され、その後の分析には親族のうち1個体だけが含められました。
新たなゲノム規模データはユーラシアの既知の古代人2364個体および現代人1397個体と統合され、共同分析されました。研究対象の標本は、カルパチア盆地への連続する歴史的に記録された主要な移住の波から考古学的に区分できる3期間を表しているので、フン人とアヴァール人と征服期標本が別々に評価されました。集団遺伝学的分析で最も類似したゲノムを分類するため、最初の50の主成分分析(PCA)次元から得られた対での遺伝的距離に従って、本論文の標本は全ての既知の古代ユーラシアのゲノムとまとめられました。
●研究対象のほとんど個体には在来のヨーロッパ祖先系統があります
新たな古代人のゲノムを現代ユーラシア個体群から計算された軸に投影することにより、PCAが実行されました(図2A)。図2Aでは、ほぼ各期間の多くの標本が現代ヨーロッパの人口集団に投影されています。さらに、これらの標本はPC2軸に沿って南北の勾配を形成し、本論文ではヨーロッパ勾配と呼ばれます。主成分50のクラスタ化は、ヨーロッパ勾配内で5つの遺伝的クラスタ(まとまり)を識別し、PC2軸に沿ってよく隔離されています。個々の遠位qpAdmに基づいて各クラスタから代表的標本が選択され、それぞれヨーロッパ中核1~5に分類されました。ヨーロッパ中核集団は複数期間の標本を含んでおり、異なる人口集団とはみなされず、むしろその後のモデル化に適した異なる局所的ゲノム種類を表しています。各ヨーロッパ勾配の構成員が、ヨーロッパ中核集団からモデル化できることも示されました。以下は本論文の図2です。
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ヨーロッパ中核1は、ハンガリーのランゴバルド人(関連記事)、イタリア半島の鉄器時代と帝政期と中世の個体群(関連記事)、ギリシアのミノア人およびミケーネ人(関連記事)とクラスタ化します。ヨーロッパ中核2・3・4は、ランゴバルド人およびハンガリーとチェコ共和国とドイツの青銅器時代標本(関連記事1および関連記事2)とクラスタ化しますが、ヨーロッパ中核5はハンガリーのスキタイ人(関連記事)とクラスタ化します。
教師なしADMIXTURE分析はヨーロッパ勾配に沿ったゲノム構成要素の勾配的な移行を明らかにし(図2B)、南方から北方にかけて、「古代北ユーラシア人(ANE)」と「ヨーロッパ西部狩猟採集民(WHG)」構成要素が増加し、「初期イラン農耕民(イランN)」と「初期ヨーロッパ農耕民(ヨーロッパN)」構成要素が減少します。ヨーロッパ勾配標本がごくわずかなアジア構成要素、つまり「ガナサン人(Nganasan)」および「漢人」構成要素を含んでいることも明らかです。
ADMIXTUREでも、ヨーロッパ中核1および5がイタリア半島の帝政期およびハンガリーの鉄器時代スキタイ人とそれぞれ類似のパターンを有しているので、同様のゲノムが民族移動時代の前にヨーロッパとカルパチア盆地において存在していた、と確証されます。ヨーロッパ勾配における中世ハンガリー人口集団の多様性は顕著です。これの集団は地元民とみなされますが、類似の人口集団は中世のポントス草原にも存在していた可能性があります。
●ヨーロッパのフン人は匈奴祖先系統を有していました
フン時代の標本が不足しているにも関わらず、東方から西方へと伸びるPC1軸(図2A)に沿って「フン勾配」を識別できます。2個体(MSG-1とVZ-12673)は勾配の最東端に投影され、現代のカルムイク人(Kalmyks)およびモンゴル人の近くに位置します。両方の墓は戦士のもので、部分的なウマ遺骸が含まれていました。主成分50クラスタ化では、MSG-1とVZ-12673はフン時代の他の2標本と密接にクラスタ化し、それはカザフスタン西部のアクトベ(Aktobe)地域のクライレイ(Kurayly)遺跡の1個体(KRY001)に代表されるクライレイ・フン380年と天山のフンの外れ値個体(DA127)です。
KRY001とDA127もqpAdmではVZ-12673個体と遺伝的クレード(単系統群)を形成するので、新たな標本が別々に分析されたものの、これら4標本(MSG-1とVZ-12673とKRY001とDA127)はフン人アジア中核の名称で分類されます(図2)。フン人アジア中核も、本論文で用いられたアヴァール人標本数点とともに、モンゴルの多くの匈奴や中世モンゴルやテュルク(関連記事)や鮮卑(関連記事)のゲノムとクラスタ化します。ADMIXTUREでは、フン人アジア中核個体群の類似性が確証され、WHGの痕跡を有さない優勢なユーラシア東部のガナサン人および漢人構成要素を示し、これらの個体がヨーロッパ人の背景を有さない移民を表している、と示唆されます。
外群f3統計はMSG-1とVZ-12673の共通祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)を示唆し、それは両個体が、初期匈奴の残りの個体群やウラーンズク(Ulaanzukh)や石板墓(Slab Grave)文化的なモンゴル関連人口集団と最高の浮動を共有しているからです。エラーバーは、ロシアの中期新石器時代(MN)ボイスマン(Boisman)やタセモラ・コルガンタス(Tasmola_ Korgantas)のような周辺地域と関連する人口集団とも重複していますが、f3統計の結果はモンゴル起源の可能性が高いことと、これらの個体群の初期匈奴との類似性を示します。
鉄器時代以前の供給源からの遠位qpAdmモデル化は、MSG-1とVZ-12673において、漢人との混合を予測する、大きなモンゴル北部のフブスグル(Khovsgol)外れ値(DSKC)と、わずかな西遼河新石器時代/黄河後期青銅器時代祖先系統を示唆しますが(図3A)、青銅器時代後の上限からの近位モデル化は、異なる2期間を表す2種類の代替的なモデルを示しました。最良のp値モデルは、大きな後期匈奴(漢人との混合を有します)とわずかなスキタイシベリア/匈奴祖先系統を示しましたが、代替モデルは、大きなカザフスタンの外れ値天山フン人もしくはクライレイ・フン380年と、わずかな匈奴/鮮卑/漢人祖先系統を示唆しました(図3A)。後者のモデルでは、VZ-12673個体は両方の刊行されたフン人アジア中核標本群とクレードを形成しました。結論として、本論文のフン人アジア中核個体群は、初期匈奴と後期フン人のゲノムから等しくモデル化できます。以下は本論文の図3です。
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他のフン時代の2標本(KMT-2785とASZK-1)はフン勾配の中間に位置するので(図2A)、ヨーロッパとアジアの祖先系統からモデル化できます。KMT-2785の最良の合格モデルは、大きな後期匈奴とわずかな在来ヨーロッパ中核を予測しましたが、代替モデルは大きなサルマティア人祖先系統とわずかな匈奴祖先系統を示しました。両モデルは、最初のモデルの後期匈奴におけるようにサルマティア人を結びつけ、サルマティア人(46~52%)とウラーンズク石板墓文化(48~54%)構成要素が予測されました。ASZK-1のゲノムはほぼ全てのモデルでサルマティア人とクレードを形成しました。フン時代の残りの標本はヨーロッパ勾配の北側半分に位置します。それにも関わらず、これらのうち2個体(SEI-1とSEI-5)は、大きなヨーロッパ中核と小さなサルマティア人構成要素でモデル化できます。フン時代の4標本における一般的なサルマティア人祖先系統は、ヨーロッパのフン人への顕著なサルマティア人の影響を示唆します(図3B)。
CSB-3は大きなヨーロッパ中核祖先系統とわずかなスキタイシベリア祖先系統でモデル化されますが、SEI-6はウクライナのチェルニャヒーウ(Chernyakhiv)文化個体(東ゲルマン/ゴート)のゲノムとクレードを形成しました。ヨーロッパ勾配の上部に位置する外れ値個体のSZLA-646は、リトアニアの古代末期およびイングランドのサクソン個体とクレードを形成しました。この2個体は、おそらくフン人と同盟を締結したゲルマン人集団に属していました。
●フン人とアヴァール人は関連する祖先系統を有していました
アヴァール人の本論文の調査対象期間標本も、特徴的なPCA「アヴァール人勾配」を形成し、ヨーロッパからアジアへと広がっています(図2A)。PC50クラスタ化は50水準で、12標本で勾配のアジアの極において単一の遺伝的クラスタを形成し、これは8ヶ所の異なる墓地に由来し、アヴァール人アジア中核と命名されます(図2)。合計でアヴァール人アジア中核の12標本のうち10点は初期アヴァール時代に割り当てられ、そのうち4点がエリートに、12点のうち9点が男性に分類されました。エリートの地位は、貴金属の付属品を備えた剣やサーベル、金の耳飾り、金で装飾された帯の付属品など、豊富に供えられた埋葬により示唆されます。
アヴァール人アジア中核は、バイカル湖地域のシャマンカ(Shamanka)文化銅器時代やロコモティフ(Lokomotiv)遺跡銅器時代標本、またモンゴルの新石器時代東方および北方(関連記事)、モンゴルのフォントノヴァ(Fofonovo)遺跡前期新石器時代(EN)、ウラーンズク石板墓、匈奴の標本とともにクラスタ化します。この結果はADMIXTUREで要約されており(図2B)、ガナサン人と漢人の構成要素がアヴァール人アジア中核では優勢で、アナトリア半島新石器時代とANEの痕跡が伴うものの、イランおよびWHGの構成要素は完全に欠落しています。そのため、アヴァール人アジア中核はアジア東部に由来し、最も可能性が高いのは現在のモンゴルです。
アヴァール人アジア中核集団内のわずかな遺伝的差異を検出するために、二次元のf4統計が実行されました。アヴァール人アジア中核個体群は、バクトリア・マルギアナ考古学複合(Bactrio Margian Archaeological Complex、以下BMAC)および草原地帯中期~後期青銅器時代(草原地帯MLBA)人口集団との類似性に基づいて分離でき(図4)、3個体はこれらの祖先系統をごくわずかな割合で有しています。草原地帯MLBA・ANEのf4統計では類似の結果が得られました。イランおよび草原地帯との最小の類似性の3個体もPCAでは明らかに分離されるので、これらはアヴァール人アジア中核1という名称で区別され、他の9点の標本はアヴァール人アジア中核2として再分類されました。以下は本論文の図4です。
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外群f3統計によると、アヴァール人アジア中核集団はともに、初期匈奴の残りの標本や、ウラーンズク遺跡標本や石板墓文化標本のような、おもに古代アジア北東部(ANA)祖先系統を有するゲノムと最高の浮動を共有しました。f3値の上位50点がある人口集団のうち、41点がフン人アジア中核と共有されていることは注目に値します。さらに、アヴァール人アジア中核1はフン人アジア中核標本の両方で上位50人口集団に位置しており、ヨーロッパのフン人とアヴァール人の共通の深い祖先系統を示します。
遠位qpAdmモデルによると、アヴァール人アジア中核はフォントノヴァENおよびモンゴル中央部青銅器時代前のゲノムとクレードを形成し(図3A)、両者はANA(83~87%)とANE(12~17%)でモデル化されました(関連記事)。全てのデータでは一貫して、アヴァール人アジア中核はひじょうに古いモンゴルの青銅器時代前のゲノムを有しており、ANA祖先系統が約90%になる、と示されます。アヴァール人アジア中核1はウスチベラヤ(UstBelaya)新石器時代(N)95%と草原地帯鉄器時代(草原地帯IA)5%で、アヴァール人アジア中核2はウスチベラヤNが80~92%と草原地帯IAが8~20%でモデル化されるので、ほとんどの遠近のqpAdmモデルは遠位供給源を保持しました。アヴァール人アジア中核1の例外的な近位モデルは、ヤナ(Yana)中世とウラーンズクを示唆しますが、アヴァール人アジア中核2では、鮮卑フン人ベレル(Berel)とカザフスタン遊牧民フンサルマティア人祖先系統を示唆します(図3A)。後者のモデルは、フン人とアヴァール人との間で共有された祖先系統も示します。
アヴァール人勾配の標本76点のうち、26点がアヴァール人アジア中核とヨーロッパ中核の単純な2方向混合としてモデル化でき(図3B)、これらは在来集団と移民の混合子孫であるものの、さらに9点の標本は追加のフン人および/もしくはイラン関連供給源を必要としました。残りの41モデルでは、フン人アジア中核および/もしくは匈奴供給源がアヴァール人アジア中核を置換しました(図3B)。アラン人(Alan)か天山フン人か天山サカ人(Saka)か黒海北岸のアナパ(Anapa)遺跡標本のような、有意なイラン祖先系統を有するスキタイ人関連供給源は、アヴァール人勾配で遍在していましたが、その低い割合を考えると、qpAdmは正確な供給源を特定できませんでした。
匈奴/フン人関連祖先系統は特定の墓地でより一般的でした。たとえば、ホルトバージ=アルクス(Hortobágy-Árkus、略してARK)やセグヴァール=オロムデュロ(Szegvár-Oromdűlő、略してSZOD)やマコ=ミコッサ=ハロム(Makó-Mikócsa-halom、略してMM)やスザヴァス=グレクサ(Szarvas-Grexa、略してSZRV)のほとんどの標本で検出されました。
●征服者はウゴル人とサルマティア人とフン人の祖先系統を有していました
征服期標本も、PCAでは特徴的な遺伝的「征服者勾配」を形成します(図2A)。征服者勾配はアヴァール人勾配の北側に位置しますが、PC1軸の中間にしか達しません。PC50クラスタ化は、9ヶ所の異なる墓地に由来する12点の標本で勾配のアジアの極において単一の遺伝的勾配を識別し、征服者アジア中核と命名されます。この遺伝的集団は男女6個体ずつで構成され、12個体のうち11個体は考古学的評価によると征服者エリートに分類されました。征服者アジア中核のPCAでの位置は、現代のバシキール人(Bashkirs)およびヴォルガ川タタール人に対応しており(図2A)、東西のスキタイ人および天山フン人の広い範囲とクラスタ化し、ADMIXTUREでも裏づけられます(図2B)。
二次元f4統計は、複数の遺伝子流動事象を通じて得られた、征服者アジア中核間のわずかな遺伝的差異を検出しました(図5)。それは、征服者アジア中核が現代中国のミャオ人(Miao)およびウラーンズク石板墓文化標本(ANA)との異なる類似性を有しているからです。これら個体群はミャオ・ANA勾配に沿って直接的に位置しており、これらの祖先系統は征服者集団で共変動するので、ともに到来した可能性があり、起源地の可能性が最も高いのは現在のモンゴルになる、と示唆されます。ミャオ人およびANAとの最高の類似性を有する4個体もPCAの位置が変化したので、この4個体は征服者アジア中核2と命名され、残りは征服者アジア中核1と命名されました(図2)。ANEとBMACの軸に沿って、これらの標本はより分散した位置を示したものの、征服者アジア中核2個体群はやや高い割合のBMAC祖先系統を示しました。以下は本論文の図5です。
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混合f3統計から、征服者アジア中核1の主要な混合供給源は古代ヨーロッパ人口集団と現代ガナサン人の祖先だった、と示唆されます。ヨーロッパ人側の最も可能性が高い直接的供給源は草原地帯MLBA人口集団だったかもしれず、それは、これらが草原地帯全体のヨーロッパ祖先系統の分散を示したからです。外群f3統計から、征服者アジア中核1は現代シベリアのウラル語族話者人口集団、つまりサモエード語派(Samoyedic)のガナサン人やセリクプ人(Selkup)やエネツ人(Enets)、ウゴル諸語のマンシ人と最高の浮動を共有しており、征服者アジア中核は現代ハンガリー人の近縁言語の進化史を共有していた、と示唆されます。
f4統計も実行され、共有された進化史が近縁言語に限定されていたのかどうか、検証されました。f4統計の結果、征服者アジア中核1はじっさいにマンシ人と最高の類似性を有しており、最も近い近縁言語はハンガリー語でしたが、サモエード語派話者集団との類似性はエニセイ語族(Yeniseian)話者のケット人(Kets)やチュクチ・カムチャツカ語族(Chukotko-Kamchatkan)話者のコリャーク人(Koryaks)と同等でした。このため、マンシ人が征服者アジア中核と共同分析されました。
鉄器時代前の供給源から、マンシ人はメゾフスカヤ文化集団とガナサン人とボタイ(Botai)文化集団から、征服者アジア中核1はメゾフスカヤ文化集団とガナサン人とアルタイMLBA 外れ値とモンゴルLBA中核西方4DからqpAdmモデル化でき、これらの集団の後期青銅器時代祖先系統を共有するものの、ガナサン人的祖先系統は、征服者アジア中核ではアルタイ山脈・モンゴル地域に由来するBMACなどスキタイシベリア的祖先系統によりほぼ置換されたことを示す、と確証されます。同じ分析ではケット人とコリャーク人について合格モデルは得られず、それらの集団が異なるゲノム史を有していた、と確証されます。
近位供給源から、征服者アジア中核1は一貫して、マンシ人(50%)と前期/後期サルマティア人(35%)とスキタイシベリア外れ値/匈奴/フン人(15%)の祖先系統でモデル化でき、征服者アジア中核2は割合が変化した同等のモデルを示しました(図3A)。これらのモデルにおける供給源は一貫性のない期間を定義しているので、混合年代を明確にするためDATES分析が実行されました。DATESから、マンシ人とサルマティア人の混合は征服者個体群の死の53世代前、つまり紀元前643~紀元前431年頃に起きた、と明らかになり、サウロマタイ(Sauromatian)/初期サルマティアに明確に相当します。マンシ人・スキタイ人とフン人関連の混合は24世代前もしくは紀元後217~315年頃と年代測定され、鉄器時代ではなく、匈奴後でフン期の前の年代と一致します(図6)。以下は本論文の図6です。
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征服者勾配のほとんどは、移民と地元民の混合子孫と証明されました。征服者勾配の標本42点のうち31点は、征服者アジア中核とヨーロッパ中核の2方向混合としてモデル化できます(図3B)。残りの標本はおもにエリートに分類され、その多くはアヴァール人勾配に投影されます(図2A)。これらのうち標本5点は、フン人とイラン人の関連する追加供給源を必要とする征服者アジア中核でモデル化できます。合計で外れ値17個体には征服者アジア中核祖先系統が欠けており、アヴァール人アジア中核もしくは匈奴/フン人関連供給源で置換されており、イラン関連の第三の供給源が伴います。
本論文のデータから、フン人関連のゲノムを有する征服者エリート個体群は特定の墓地に集まっていたようです。たとえば、セゲド=エサロム(Szeged-Öthalom、略してSEO)やナジケーレシュ=フェケーテ=デュレ(Nagykőrös-Fekete-dűlő、略してNK)やシャーンドルファルヴァ=エペルイェシュ(Sándorfalva-Eperjes、略してSE)やサレトゥドヴァリ=ポロシャロム(Sárrétudvari-Poroshalom、略してSP)の各標本は、この祖先系統を有しています。
●新石器時代とコーカサスの標本
3ヶ所の異なる墓地から、ハンガリーの新たな新石器時代標本のゲノム3点が配列されました。2個体はハンガリーのティサ(Tisza)川新石器時代文化を、1個体はハンガリーのスタルチェヴォ(Starčevo)初期新石器時代文化を表しています。他のゲノムは各遺跡から以前に刊行されており、この研究の新たなゲノムは以前に刊行された標本と同じADMIXTURE特性とPCA位置を示し(図2)、PC50クラスタ化ではアナトリア半島およびヨーロッパ農耕民ともクラスタ化します。
征服者との考古学的類似性の可能性がある、コーカサス地域に由来する標本3点(図1)も配列されました。PCAでは、アナパの個体群はコーカサスの現代人標本に投影され(図2)、コーカサスとBMAC地域の古代人標本とともにクラスタ化します。アナパ個体群のADMIXTURE特性は、イラン(33%)とヨーロッパ新石器時代(19%)とANE(8%)とアナトリア半島新石器時代(6%)とフン人(6%)とガナサン人(3%)の構成要素を示唆し、WHG構成要素を示唆しません。これらのデータは、ヨーロッパとイランと草原地帯の混合を示唆し、草原地帯標本にはANA祖先系統が含まれます。
qpAdmから、アナパ個体群はコーカサス地域に由来する古代人のゲノムを有している、と明らかになり、それは、アルメニアMBAが各モデルで主要な供給源(76~96%)だからです。単一のより低いp値のモデルでは、ロシアのサルトヴォマヤキ(SaltovoMayaki)標本は本論文のアナパ標本群とクレードを形成しましたが、この解釈は要注意で、それは、利用可能なサルトヴォマヤキの3点のゲノムの網羅率がひじょうに低いからです(0.029倍と0.04倍と0.072倍)。PCAでのサルトヴォマヤキ標本群との近接性およびそのクラスタ化から、アナパ標本群の近位供給源はサルトヴォマヤキ標本群と類似している可能性があり、それはこれらが同時代の個体群で、両者ともにハザール可汗国(Khazar Khaganate)の一部だった可能性があるからです。
●Y染色体とミトコンドリアDNAの結果
PCAの遺伝的勾配に沿っての片親性遺伝標識(母系のミトコンドリアDNAと父系のY染色体)の分布は、一般的パターンを示します。勾配のアジア側ではアジアのハプログループを有する個体群が、勾配のヨーロッパ側ではヨーロッパのハプログループを有する個体群が見つかります。アジアからヨーロッパに向かう勾配沿いに同じ傾向が広がり、アジアのハプログループの頻度が減少し、ヨーロッパのハプログループの頻度が増加します。
この法則のいくつかの例外は、ほとんどの場合混合個体群で検出されました。それにも関わらず、ヨーロッパ勾配の数個体はアジアのハプログループを有しており、遠方のアジアの祖先を証明します。これはヤノシダ=トツケルプツァ(Jánoshida-Tótkérpuszta、略してJHT)遺跡の後期アヴァールの墓地においてとくに顕著で、男性3個体のY染色体ハプログループ(YHg)は、そのヨーロッパ人ゲノムにも関わらず、アジアのR1a1a1b2a(Z94)でした。ヨーロッパ勾配では、マダラス=テグラヴェト(Madaras-Téglavető)遺跡の中期アヴァールの1個体(MT-17)もYHg-R1a1a1b2aでしたが、この墓地では、他の男性3個体は全員、アジア人のゲノムを有するYHg-N1a1a1a1a3a(F4205)でした。
フン人アジア中核の2個体(VZ-12673とMSG-1)はYHg-R1a1a1b2aで、フン人勾配の1個体(ASZK-1)も同様でした。フン人アジア中核に統合された、以前に刊行された他の2個体、つまりクライレイ・フン人380年と天山フン人のYHgはそれぞれR1a1a1b2aとQで、これらのYHgがフン人では一般的だった可能性を示唆します。刊行された匈奴後のフン時代のゲノム(フン時代遊牧民、フン・サルマティア人、天山フン人、鮮卑・フン人ベレル)全てを検討して、YHgは23個体のうち10個体がR1a1a1b2aで、9個体がQと分かり、上記の観察が裏づけられます。これらのYHgは匈奴から継承された可能性が最も高く、それは、これらのYHgが頻繁に見られるものの、フン時代の前のヨーロッパでは稀だったからです。ヨーロッパ人ゲノムを有する本論文のフン時代の標本の残りはYHg-R1a1a1b1の派生で、これはヨーロッパ北部と西部において一般的で、上述のようにこれらの標本の多くのゲルマン人との類似性と一致します。
アヴァール人アジア中核の男性9個体のうち、7個体はYHg-N1a1a1a1a3a、1個体はC2a1a1b1b、1個体は(R1a1a1b2aの可能性がひじょうに高い)R1a1a1bでした。これにより、現代のチュクチ人(Chukchis)やブリヤート人(Buryats)で最も高頻度のYHg-N1a1a1a1a3aも、以前に示されたようにアヴァール人エリート間では高頻度だった、と確証されました。YHg-N1a1a1a1a3aはアヴァール人勾配の構成員でも一般的で、特定の墓地に集まっているようです。
アルクト(Ároktő、略してACG)やフェルギョ(Felgyő、略してFU)やSZODやチェペル=カヴィスバニャ(Csepel-Kavicsbánya、略してCS)やキシュケーレシュ=ヴァゴヒディ・デュロ(Kiskőrös-Vágóhídi dűlő、略してKV)やクンペザー=フェルセペザー(Kunpeszér-Felsőpeszér、略してKFP)やソリヨスパロス=フェルセパロス(Csólyospálos-Felsőpálos、略してCSPF)やキスクンドロズマ=ケッテーシュハタール2(Kiskundorozsma-Kettőshatár II、略してKK2)やタタールゼントギョロギ―(Tatárszentgyörgy、略してTTSZ)やマダラス=テグラヴェト(Madaras-Téglavető、略してMT)のアヴァール時代墓地では、男性全員もしくは大半がYHg-N1a1a1a1a3aで、そのほとんどにはアジアの母系が伴っていました。これらの墓地は移民アヴァール人集団に属していたに違いありませんが、在来人口集団は分離していたようで、それは多くのアヴァール時代墓地がアジア人祖先系統の痕跡を示さないからです。
後者に含まれるのは、メリクト=サンクデュロ(Mélykút-Sáncdűlő、略してMS)やゼゲド=フェヘルトA(Szeged-Fehértó A、略してSZF)やゼゲド=クンドム(Szeged-Kundomb、略してSZK)やキスクンドロズマ=ケッテーシュハタール1(Kiskundorozsma-Kettőshatár I、略してKK1)やキスクンドロズマ=ダルハロム(Kiskundorozsma-Daruhalom、略してKDA)やオロシャザ=ボヌム・テグラギアル(Orosháza-Bónum Téglagyár、略してOBT)やゼックタス=カポルナデュロ(Székkutas-Kápolnadűlő、略してSZKT)やホモクメギー=ハロム(Homokmégy-Halom、略してHH)やアラッティアン=トゥラト(Alattyán-Tulát、略してALT)やキスケロス=ポヒブジュ・マッコ・デュロ(Kiskőrös-Pohibuj Mackó dűlő、略してKPM)やシュケスド=サゴッド(Sükösd-Ságod、略してSSD)で、アジア人系統は稀にしか見られません。SZKとALTとKK1とOBTとSZKTとHHとSZMの墓地では、ほとんどの男性はYHg-E1b1b1a1b1a(V13)で、これはバルカン半島において最も高い頻度となるので、これらの墓地の標本の多くはヨーロッパ中核1もしくはその近くに位置し、典型的なヨーロッパ南部人のゲノムを有していました。
アジアからの移民を表すアヴァール時代の墓地の第三の集団がありますが、遺伝的背景は異なります。MMやドゥナヴェッセ=コヴァッソス・デュロ(Dunavecse-Kovacsos dűlő、略してDK)やアルクス・ホモクバニャ(Árkus Homokbánya、略してARK)やSZRVの男性のYHgでは、R1a1a1b2aとQ1a2a1が優勢で、これらはヨーロッパのフン人で典型的に見られ、ほぼアジアの母系が伴っていました。これらアヴァール時代の人々は、アヴァールに加わったものの、別々の共同体で孤立していたフン人残党を表していたのかもしれません。これらの墓地の標本のqpAdmモデルがフン人アジア中核もしくは匈奴祖先系統の存在を示唆したように、これらの推論はゲノムデータと完全に一致しています。上述のように、フン人祖先系統はYHg-R1a1a1b2aで見られるようにいくつかの他の墓地の標本にも存在していますが、それらの墓地では、人口集団は遺伝的には均一ではありませんでした。
征服者人口集団は、フン人およびアヴァール人と比較して、より不均質なハプログループ組成を有していました。征服者アジア中核の男性6個体のYHgでは、3個体がN1a1a1a1a2、1個体がD1a1a1a1b、1個体がQ1a1a1で、一般的にアジアの母系が伴います。他の2個体はYHg-N1a1a1a1a2a1cで、征服者エリートの1個体(SO-5)と庶民の個体(PLE-95)で検出されたので、このYHgは征服者集団に固有のようです。以前の研究で示されたように(関連記事)、このYHgは明らかに征服者とマンシ人をつなぎます。別の関連するYHg-N1a1a1a1a(M2128)は、本論文の新たな征服者エリート標本2点と、以前の研究の他の征服者エリート標本2点で検出されました。このYHgは現代ヤクート人(Yakuts)において一般的で、ハンティ人(Khantys)やマンシ人やカザフ人では頻度がより低いので、マンシ人と征服者をつなげるかもしれませんが、中期アヴァール時代の1個体にも存在していました。
ヨーロッパのYHg-I2a1a2b1a1aも征服者集団、とくに以前にも示されたようにエリートにおいて固有であり、高頻度でアジアの母系が伴うことは、注目に値します。これは、YHg-I2a1a2b1a1aが在来人口集団よりも移民で一般的だった可能性を示唆します。さらに、他の2系統のYHgが征服者では顕著な頻度で見られました。YHg-R1a1a1b2aはエリート3個体と庶民2個体に存在しましたが、YHg-Qはエリート3個体で見られ、これはフン人との関係の痕跡かもしれず、ゲノム水準でも検出されました。ほぼ全てのYHg-R1a1a1b2aもしくはQの征服期男性がフン人関連祖先系統を有していたので、この結果もゲノムデータと一致します。
●考察
本論文で明らかにされたフン人とアヴァール人と征服者のゲノム史は、歴史学と考古学と人類学と言語学の典拠と一致します(図7)。本論文のデータから、ヨーロッパのフン人とアヴァール人の軍事的および社会的指導者層の少なくとも一部は、それ以前となる現在のモンゴルなどに広がっていた匈奴帝国起源の可能性が高く、フン人とアヴァール人の両集団は初期匈奴の祖先にまでさかのぼれる、と示されます。北匈奴は2世紀にモンゴルから駆逐され、その西方への移住期間に直面した最大の集団の一つがサルマティア人でした。
以前の研究では、ウラル地域におけるフン人とサルマティア人の混合文化の形成はヨーロッパにおけるフン人の出現前と推定され、これは本論文のフン人標本で検出された有意なサルマティア人祖先系統と一致しますが、この祖先系統は後期匈奴でも存在していました。したがって、本論文のデータは、複数の歴史家により主張されたように、ヨーロッパのフン人の祖先が匈奴である、という見解と一致します。本論文のフン人標本では、ゴート人もしくは他のゲルマン人のゲノムも検出され、これも歴史的な情報源と一致します。以下は本論文の図7です。
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本論文のアヴァール人アジア中核個体群のほとんどは前期アヴァール時代を表しており、「エリート」標本の半分はアヴァール人アジア中核に分類されました。他のエリート標本もこの祖先系統を高い割合で含んでおり、この祖先系統がエリートで高頻度だったものの、庶民にも存在していた可能性を示唆します。エリートは起源がよく定義されているひじょうに古いアジア東部ゲノムを保存しており、それはYHgのデータからも推測されます。
本論文のデータはアヴァール人の楼蘭起源とも一致しますが、単一の低網羅率の楼蘭標本のゲノムは、qpAdmでは適合性が不充分でした。しかし、アヴァール人勾配個体群の半分未満はアヴァール人アジア中核祖先系統を有しており、アヴァール人集団の多様な起源が示唆されます。本論文のモデルから、アヴァール人は匈奴/フン人アジア中核およびイラン関連祖先系統を有する集団を組み込み、それはおそらく以前主張されたように、ポントス・カスピ海草原(ユーラシア中央部西北からヨーロッパ東部南方までの草原地帯)におけるヨーロッパのフン人とアラン人の残党でした。フン人関連ゲノムを有する標本が別々の墓地に埋葬されたので、さまざまな遺伝的祖先系統を有する人々は区別されたようです。
アヴァール人の後にカルパチア盆地に到来した征服者は、ユーラシア西部との混合水準増加とともに、別のゲノム背景を有していました。その中核人口集団は現代のバシキール人およびタタール人とひじょうに類似したゲノムを有しており、以前の片親性遺伝標識の結果と一致します。そのゲノムはいくつかの混合事象により形成され、そのうち最も基礎的なのは後期青銅器時代の頃のメゾフスカヤ文化集団とガナサン人の混合で、「ウゴル諸語祖語」遺伝子プールの形成につながりました。これは一般的な人口統計学的過程の一部で、そこでは草原地帯MLBA人口集団がBMAC集団からの流入とともに東部フブスグル関連シベリア人からの流入を受け、ANA関連混合が東部草原地帯で遍在するようになり、スキタイシベリア人の遺伝子プールが確立されました。その結果、ウゴル諸語祖語集団はメゾフスカヤ文化領域の近くで、カザフスタン北部地域において後期青銅器時代から初期鉄器時代の初期スキタイシベリア人社会の一部になったかもしれません。
本論文のデータは、征服者とマンシ人が共通の初期の歴史を有していると予測した、言語学的モデルを裏づけます。その後、マンシ人はおそらく鉄器時代に北方へ移住し、孤立して青銅器時代のゲノムを保持しました。対照的に、征服者は草原・森林地帯に留まり、イラン語話者の初期サルマティア人と混合し、それはハンガリー語におけるイランの借用語の存在でも証明されます。この混合はサルマティア人が部族を掌握し、ポントス・カスピ海草原を占拠する前に、近隣部族を統合し始めた時に起きた可能性が高そうです。
全ての分析から一貫して示唆されるのは、征服者の祖先はさらに、ヨーロッパのフン人の祖先と特定できる漢人・ANA関連祖先系統を有するモンゴルからの集団と混合した、ということです。この混合は、フン人が370年にヴォルガ川地域に到来し、サルマティア人と征服者の祖先などウラル地域の東側の在来部族を統合した前に起きた可能性が高そうです。これらのデータは、征服者と、トランスウラル地域のウェルギ(Uyelgi)墓地のクシュナレンコヴォ・カラヤクポヴォ(Kushnarenkovo-Karayakupovo)文化個体群との間の系統発生的つながりから推測されているように(関連記事)、フン人の移動経路に沿って、初期サルマティア人の近くのウラル地域周辺の征服者の原郷と一致しています。
最近、ハンガリー人を例外として、ガナサン人的な共有されているシベリア人の遺伝的祖先系統が、全てのウラル語族話者人口集団で検出されました。本論文のデータは、ハンガリーを征服した中核人口集団が多くのガナサン人祖先系統を有していた、と示すことにより、この逆説を解決します。現代ハンガリー人でこれが無視できるという事実は、在来人口集団と比較しての移民の数のかなりの少なさに起因する可能性が高そうです。アヴァール人と征服者の両方におけるフン人アジア中核祖先系統を有する多数の遺伝的外れ値は、これらの連続する遊牧民集団がじっさいに重複する人口集団から集められたことを証明しています。なお、関連する最近の研究では、アヴァール人支配層がユーラシア東部起源だった、と示されています(関連記事)。
参考文献:
Maróti T. et al.(2022): The genetic origin of Huns, Avars, and conquering Hungarians. Current Biology.
https://doi.org/10.1016/j.cub.2022.04.093
https://sicambre.seesaa.net/article/202205article_29.html
2022/05/31 (Tue) 19:19:21
アーリア人の起源
雑記帳 2015年09月13日
青木健『アーリア人』
https://sicambre.at.webry.info/201509/article_13.html
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BA%BA-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%81%B8%E6%9B%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%A8-%E9%9D%92%E6%9C%A8-%E5%81%A5/dp/4062584387
講談社選書メチエの一冊として、講談社より2009年5月に刊行されました。著者の他の著書『古代オリエントの宗教』を以前このブログで取り上げたことがありますが(関連記事)、その後再読して改めて面白いと思ったので、本書も読んでみました。本書の定義する「アーリア人」とは、インド・ヨーロッパ語族のうちインド・イラン系を指します。本書はおもに、そのうちイラン系を取り上げています。本書はこの「イラン系アーリア人」を、さらに中央アジアを中心とする範囲の騎馬遊牧民と、中央アジアのオアシス地帯やイラン高原の定住民とに区分します。ただ本書は、「アーリア人」の意味内容は時代により異なる、と注意を喚起しています。
イラン系アーリア人のうち、騎馬遊牧民にはスキタイ人やパルティア人やサルマタイ人などが、定住民にはメディア人やペルシア人やバクトリア人やソグド人などが含まれます。本書は、これらの集団を列伝形式で概観していきます。本書も認めているように、この叙述形式だと、時代順の解説にならないこともありますし、同じ地域に存在した集団を個別に叙述してしまうことにもなります。その意味で、全体的な歴史像の把握がやや難しくなっている感もありますが、広範囲に存在したイラン系アーリア人の多様性と各集団の特徴を理解するのには適しているように思います。
本書を読むと、西アジア~中央アジアにかけても、ユーラシア東部と同じく、騎馬遊牧民と定住民との相克が長く続いたことが分かります。これは、前近代におけるユーラシア大陸の大きな歴史的動向と言えそうです。また、ペルシア帝国(クル王朝→ハカーマニシュ王朝)がメディア王国から大きな影響を受けていたことや、クル王朝・ハカーマニシュ王朝がペルシア帝国と呼ぶべき性格を強く有していたのにたいして、サーサーン王朝の方は「エーラーン(アーリア人)」帝国と呼ぶべき性格が濃厚だったことなど、興味深い論点を色々と知ることができました。
サーサーン王朝に関する見解では、興味深いものが提示されています。サーサーン王朝下では、メソポタミア平原~イラン高原の中間地帯で集中的な開墾が始まりました。これにより、紀元前3000年から続くメソポタミア平原の長い歴史のなかでも、サーサーン王朝の時代が農業生産力のピークだった、と本書では高く評価されています。しかし、6世紀からメソポタミア平原の土壌は疲弊していきます。7世紀前半にサーサーン王朝がビザンティン帝国相手に無理な戦争を仕掛け、その最中の628年にティグリス河で大氾濫が発生すると、メソポタミア平原の灌漑設備は破壊され、農業生産力は凋落の一途をたどります。これ以降現在にいたるまで、メソポタミア平原の灌漑設備は再建されなかった、と本書は評価しています。
このメソポタミア平原の灌漑設備を破壊した628年のティグリス河での大氾濫により、サーサーン王朝は実質的に滅亡した、というのが本書の見解です。中央集権体制を充実させ、オリエント史上最盛期となる農業生産力を誇ったサーサーン王朝の人口は最盛期でも1000万~1500万人程度で、ローマ帝国・ビザンティン帝国・唐と比較すると、国家としての実力はその数分の一にすぎない、と本書は指摘します。サーサーン王朝はローマ帝国やビザンティン帝国と並び立つ超大国ではなく、メソポタミア平原からの税収とイラン高原からの軍事力に依拠する脆弱な国家だったので、ティグリス河での大氾濫による灌漑設備の破壊で実質的に滅亡した、というわけです。
サーサーン王朝末期のメソポタミア平原における天災・人災による破局は、その後の西アジアの歴史を大きく変える要因になった、と本書は指摘します。テュルク系が傭兵として西アジアに進出し、やがてさまざまな王朝を樹立していく前提として、西アジアの経済的衰退がある、というわけです。イスラーム勢力の拡大、その後のテュルク系諸族の進出など、7世紀前半は西アジアの大きな転換期だった、と評価する本書は、サーサーン王朝の実質的滅亡をもって古代オリエント文明は終焉したと言えるのではないか、との見解も提示しています。
https://sicambre.at.webry.info/201509/article_13.html
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雑記帳 2018年10月07日
青銅器時代~鉄器時代のユーラシア西部草原地帯の遊牧民集団の変遷
https://sicambre.at.webry.info/201810/article_11.html
青銅器時代~鉄器時代のユーラシア西部草原地帯の遊牧民集団の変遷に関する研究(Krzewińska et al., 2018)が報道されました。本論文は、おもにポントス-カスピ海草原(中央ユーラシア西北部から東ヨーロッパ南部までの草原地帯)の青銅器時代~鉄器時代の人類集団のゲノムを解析し、ユーラシアの古代および現代の人類集団の既知のゲノムと比較しました。本論文の結論は、鉄器時代のユーラシア西部遊牧民集団の主要な起源はポントス-カスピ海草原東部にある、というものです。
ポントス-カスピ海草原には青銅器時代~鉄器時代にかけて多くの遊牧民集団が連続的に存在し、アジアとヨーロッパ双方の文化発展に大きな影響を及ぼしました。その中で最も有名なのは前期青銅器時代のヤムナヤ(Yamnaya)文化集団で、その拡大はヨーロッパにコーカサス地域の遺伝的要素をもたらしました(関連記事)。ポントス-カスピ海草原の重要性は、このヤムナヤ文化集団の拡大だけではなく、その後の紀元前1800~紀元後400年にかけての青銅器時代~鉄器時代の連続した移住と文化的変容も同様です。
紀元前1800~紀元前1200年にかけてのポントス-カスピ海草原は、スルブナヤ-アラクルスカヤ(Srubnaya-Alakulskaya)文化集団の期間で、ウラルからドニエプル流域まで小さな居住遺跡が分布しています。青銅器時代~鉄器時代の移行期となる紀元前1000年頃からは、キンメリア人を含む先スキタイ遊牧民集団がポントス-カスピ海草原西部に出現し始めます。紀元前700~紀元前300年にはスキタイ人がポントス-カスピ海草原西部を支配し、新たな軍事文化を有する遊牧民として、アルタイ地域からカルパティア山脈までその勢力が及びました。スキタイ人は、ポントス-カスピ海草原に留まらず、カザフスタン草原まで支配したわけです。
スキタイ人は紀元前300年頃に衰退し始めますが、これは西方のマケドニアと敵対していったことと、東方からのサルマティア人の侵略が大きかったようです。サルマティア人とスキタイ人は数世紀間共存したと考えられていますが、けっきょくはサルマティア人が優勢になり、スキタイ人は没落しました。サルマティア人は、類似した多くの遊牧民集団から構成されていたと考えられ、政治的にはローマ帝国東方の辺境地帯で最も政治的影響力を有しましたが、紀元後400年には、ゴート人とフン人の連続した攻撃により衰退しました。
ポントス-カスピ海草原の青銅器時代~鉄器時代の人類集団のゲノム構造はじゅうぶんには解明されていません。以前の研究では、スルブナヤ集団と後期新石器時代~青銅器時代のヨーロッパ集団との近縁性が指摘されていました。キンメリア人については、その遺伝的起源はあまり解明されていません。スキタイ人のミトコンドリアDNA(mtDNA)解析では、ユーラシア草原地帯の東西の集団の混合が指摘されていました。スキタイ人でも東方のアルタイ地域のアルディベル(Aldy-Bel)文化集団は、中央アジアの東部集団との遺伝的類似性を示しますが、西方のポントス-カスピ海草原のスキタイ人集団との関係と起源に関する理解は貧弱です。サルマティア人の起源と他集団との遺伝的近縁性もあまり知られていませんが、ゲノム解析では東部ヤムナヤ文化集団および青銅器時代のヴォルガ川中流域のポルタフカ(Poltavka)集団との類似性が指摘されています。
本論文は、後期青銅器時代~鉄器時代にかけてのポントス-カスピ海草原の古代人のゲノム解析が不充分であることから、紀元前1900~紀元後400年にかけての、ポントス-カスピ海草原の年代的に連続した異なる4文化集団の35人ゲノムを解析し、既知のユーラシアの人類集団のゲノムと比較することで、研究を前進させました。ゲノム解析の平均網羅率は0.01倍~2.9倍です。内訳は、スルブナヤ-アラクルスカヤ人が13人、キンメリア人が3人、スキタイ人が14人、サルマティア人5人です。
mtDNAハプログループでは、後期青銅器時代のスルブナヤ-アラクルスカヤ人がヨーロッパ人もしくはユーラシア西部人と関連するH・J1・K1・T2・U2・U4・U5に分類されたのにたいして、青銅器時代~鉄器時代の移行期の遊牧民集団であるキンメリア人と、鉄器時代の遊牧民集団であるスキタイ人・サルマティア人には、中央アジアおよび東アジア系集団と関連するA・C・D・Mに分類される個体がいました。より古いスルブナヤ-アラクルスカヤ人に東アジア系mtDNAハプログループが見られないのは、草原地帯の集団の東アジア系ハプログループの出現が鉄器時代の遊牧民集団と関連しており、キンメリア人に始まるからかもしれません。Y染色体DNAハプログループでは、18人の男性のうち17人が、ハプログループRに分類されました。スルブナヤ-アラクルスカヤ人は、青銅器時代に拡大したR1aに分類されました。鉄器時代の遊牧民はほとんどがR1bに分類され、これはロシア草原地帯のヤムナヤ文化集団に特徴的です。例外はキンメリア人の男性1人で、ユーラシア東方集団と関連するQ1に分類されました。
低~中網羅率ですが、ゲノム解析の結果、さまざまな新知見が得られました。スルブナヤ-アラクルスカヤ人は現代のヨーロッパ北部・北東部集団と近縁です。青銅器時代~鉄器時代移行期のキンメリア人は、遺伝的に均質ではありません。本論文でゲノム解析の対象となったスキタイ人は、スキタイの中核であるポントス草原北部の個体群で、高い集団内多様性を示します。スキタイ人は遺伝的に大きく3集団に区分され、それぞれ、ヨーロッパ北部集団・ヨーロッパ南部集団・コーカサス北部集団と近縁です。スルブナヤ-アラクルスカヤ人の1個体と、キンメリア人の最も新しい年代の個体と、サルマティア人全員も、コーカサス北部集団と近縁です。スキタイ人の1個体は、ユーラシア西部集団の遺伝的変異の範囲を超えて、東アジア人と遺伝的近縁性を示しています。
スルブナヤ-アラクルスカヤ人はユーラシア西部集団の変異内に収まり、北東部および南東部アジア集団の要素を欠いています。一方、それに続くキンメリア人は全員、東方のシベリア集団の遺伝的要素を有していました。キンメリア人の最古の個体の遺伝的構成の比率は東方のアジア系とユーラシア西部系で等しく、2番目に古いキンメリア人個体は、ユーラシア東部とアメリカ大陸先住民集団で見られるY染色体DNAハプログループQ1に分類され、この頃よりポントス-カスピ海草原の遊牧民集団に東アジア系の遺伝的要素が入ってきたようです。
スキタイ人は、上述したように遺伝的には多様で、複数の系統から構成されているため、起源の解明は困難です。東方スキタイ人がヤムナヤ文化集団と近縁な一方、西方スキタイ人は中央アジア北東部からシベリア南部のアファナシェヴォ(Afanasievo)およびアンドロノヴォ(Andronovo)文化集団と近縁です。また、西方スキタイ人には、南アジアおよび東アジア系集団の遺伝的要素が欠けており、これもスキタイ人の遺伝的多様性の一因となっています。スキタイ人は、ユーラシアの半遊牧民集団や黒海地域のギリシア人など、多様な人々を組み込んでいったのではないか、と推測されています。じっさい、異なる遺伝的背景の個体が、同じ文化様式で埋葬されていたこともありました。スキタイ人は、遺伝的に大まかに言って、その前後にポントス-カスピ海草原を支配したキンメリア人とサルマティア人とも、近い関係にはあるものの直接的な祖先-子孫関係にはない、と推測されています。
ウラル南部の個体も含むサルマティア人は草原地帯集団の変異内におおむね収まり、ウラル南部ではユーラシア西部の遊牧民集団の遺伝的構成が比較的維持された、と推測されています。サルマティア人の比較的高い遺伝的多様性については、遺伝子流動というよりも、大きな有効人口規模の結果かもしれない、と指摘されています。サルマティア人とキンメリア人の遺伝的近縁性も指摘されており、鉄器時代以降にユーラシア東部の遺伝的影響を受けつつも、ポントス-カスピ海草原においてユーラシア西部草原地帯の遺伝的要素が強く維持されてきた、と示唆されます。
古代ゲノム解析から、ポントス-カスピ海草原の青銅器時代~鉄器時代は、遊牧民集団の移動性の高い複雑な時代だった、と推測されます。青銅器時代~鉄器時代にかけてポントス-カスピ海草原を支配した人類集団は、それぞれ前後の時代の集団と主要な直接的祖先-子孫関係にあったまでは言えませんし、ユーラシア東部からの遺伝的影響を受けているものの、大まかには、ポントス-カスピ海草原とウラル南部を起源地とする集団の遺伝的構成が維持され、ユーラシア西部の遊牧民集団が形成された、と言えそうです。
ポントス-カスピ海草原の青銅器時代~鉄器時代の遊牧民集団では、とくにスキタイ人において強い傾向が見られるようですが、拡散先の在来集団を同化させて組み込んでいったようです。遊牧民集団の柔軟性は、歴史学などでも指摘されていたと思いますが、それが古代ゲノム解析でも裏づけられた、ということなのでしょう。もっとも、これにより広範な地域に及ぶ強大な勢力を短期間で築くこともできますが、出自の異なる集団の合流で形成されているだけに、史実に見えるように、崩壊する時はあっけないのでしょう。
ポントス-カスピ海草原の青銅器時代~鉄器時代の遊牧民集団は、アジアとヨーロッパに遺伝的にも文化的にも大きな影響を及ぼしました。文化面では、乗馬・戦車(チャリオット)などが挙げられます。これらは考古学的検証が可能ですが、直接的証拠は乏しいとしても、おそらくはインド・ヨーロッパ語族も、草原地帯の遊牧民集団が広めた可能性は高いと思います。ユーラシア中央部の遊牧民集団は、とくに紀元前に関しては文字記録が少ないため、あるいは過小評価される傾向にあるかもしれませんが、古代ゲノム解析の進展により、その重要性が今後広く認識されていくのではないか、と予想されます。
参考文献:
Krzewińska M. et al.(2018): Ancient genomes suggest the eastern Pontic-Caspian steppe as the source of western Iron Age nomads. Science Advances, 4, 10, eaat4457.
https://doi.org/10.1126/sciadv.aat4457
https://sicambre.at.webry.info/201810/article_11.html
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雑記帳 2008年03月02日
林俊雄『興亡の世界史02 スキタイと匈奴 遊牧の文明』
https://sicambre.at.webry.info/200803/article_6.html
講談社の『興亡の世界史』シリーズ7冊目となります(2007年6月刊行)。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%A8%E5%8C%88%E5%A5%B4-%E9%81%8A%E7%89%A7%E3%81%AE%E6%96%87%E6%98%8E-%E8%88%88%E4%BA%A1%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2-%E6%9E%97-%E4%BF%8A%E9%9B%84/dp/4062807025
遊牧社会が自身の文献記録を残すようになったのが、定住社会よりかなり遅れたということもあったため、じゅうらい、遊牧社会への一般的な関心は低かったように思われます。そのため、欧州・西アジア・中国といった記録の豊富な定住社会と比較すると、遊牧社会の重要性が低く評価されていたようですが、近年の日本では、杉山正明氏による積極的な啓蒙活動もあってか、じゅうらいよりも遊牧社会への評価が高くなっているように思われます。
その意味で、本書ではどのような遊牧社会像が描かれるのか、遊牧の文明とはどのように定義されるのか、ということに注目していましたが、巻末でも述べられているように、スキタイと匈奴に文明的要素は多くはないな、というのが正直なところです。とはいっても、本書によって明かされるユーラシア草原の騎馬遊牧社会の動きは活発で、ある種の開放感も感じさせますから、たいへん魅力的だとも言えます。騎馬遊牧民の起源については、前9世紀頃との説が提示されていて、意外に新しいのだと不勉強な私は驚かされました。
ただ、本書でも強調されているように、スキタイと匈奴自身が残した史料がないため、その社会がどのようなものだったか、いまいちはっきりと伝わってこなかったのが残念ですが、それは仕方のないことなのでしょう。それでも、匈奴については中国の史料がかなり残されているので、本書でも、考古学的成果と史料から匈奴社会の追及がなされています。『史記』や『漢書』が基本史料となりますので、私にとっては、ある意味でなじみのある匈奴像だったとも言えます。
史料の少ないスキタイについては、考古学的成果が豊富に引用され、さまざまな可能性が提示されながら、スキタイの在り様が追及されていて、ユーラシア草原東部にスキタイ文化の起源があるとの指摘は、不勉強な私にとってはなかなか興味深いものでした。スキタイ時代後期の文化は、ペルシアとギリシアから強い影響を受けていますが、この時代の遺跡からは、中国の戦国時代の鏡も出土しているとのことで、古くから草原ルートがユーラシアの東西を結びつけていたことと、人類史における騎馬遊牧民の役割の大きさを強く感じました。
https://sicambre.at.webry.info/200803/article_6.html
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雑記帳 2018年05月17日
ユーラシア草原地帯の人類集団史とB型肝炎ウイルス感染の痕跡
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_28.html
ユーラシア草原地帯における人類集団史に関する二つの研究が報道されました。一方の研究(Damgaard et al., 2018B)は、約8000 kmに及ぶハンガリーから中国北東部までの広大なユーラシア草原地帯における、青銅器時代以降の約4000年間に及ぶ137人の古代人のDNA解析結果(平均網羅率は約1倍)を報告しています。さらにこの研究は、502人の現代人に自分の祖先の出身地(中央アジア・アルタイ・シベリア・コーカサス)を自己申告させ、そのゲノムデータを解析しました。こうして得られた知見から、ユーラシア草原地帯の人類集団の歴史が明らかになりました。
鉄器時代を通してユーラシア草原地帯で優勢だったスキタイ人集団は、遺伝的には後期青銅器時代の牧畜民・ヨーロッパの農耕民・シベリア南部の狩猟採集民から構成される多様な起源を有していた、と明らかになりました。その後、スキタイ人は匈奴連合体を形成したステップ東部の遊牧民と混合し、紀元前3世紀もしくは紀元前2世紀頃に西方へ移動し、4~5世紀にはフン族の伝統を築くとともに、「ユスティニアヌスの疫病」の根源となるペストを持ち込んだ、と推測されています。これらの遊牧民はさらに、中世の複数の短い汗国の時代に東アジアの集団と混合しました。こうした歴史的事象により、ユーラシア草原地帯は、ユーラシア西部の系統が大部分であるインド・ヨーロッパ語族の居住地から、東アジア系統の、現在のおもにチュルク語を話す集団の居住地へと変遷を遂げました。
もう一方の研究(Mühlemann et al., 2018)は、ユーラシア中央部および西部の、7000~200年前頃の304人のDNA解析結果を報告しています。注目されるのは、このうち25人がB型肝炎ウイルス(HBV)に感染していたと推測されることです。現在、約2億5700万人がHBVに慢性的に感染しており、2015年には約887000人が合併症を引き起こして死亡しています。HBVには少なくとも9タイプ存在しますが、どのように進化してきたのは不明でした。これら二つの研究は、ユーラシアの古代人合計304人中25人のゲノムにHBVの証拠が見つかった、と報告しています。古代のウイルスの塩基配列が今後新たに発見されれば、HBVの正確な起源と初期の歴史が明確になり、B型肝炎の負荷と死亡率に対する自然の変化および文化的変化の寄与の解明に役立つ可能性があります。
この研究は、青銅器時代から中世にわたる、4500~800年前頃の完全あるいは部分的な古代HBVゲノム12例(現存しない遺伝子型を含みます)について報告し、ヒトHBVと非ヒト霊長類HBVの現生種と共に解析しました。れらの古代ゲノム塩基配列は、現生人類のHBVクレードまたは他の類人猿のHBVクレードの内部に、あるいはそれらの姉妹系統として位置していました。HBV系統樹の根の年代は20900~8600年前頃と推定されています。これらゲノムの特徴はおおむね、現代のHBVのものと一致しました。
複数の例で、古代の遺伝子型の地理的位置と現在の分布とが一致しませんでした。現在のアフリカおよびアジアに典型的な遺伝子型と、インドに由来する亜型(subgenotype)は、初期にユーラシアに存在していたことが明らかになりました。古代HBVと現代HBVの遺伝子型に認められる地理的パターンおよび時間的パターンは、すでに立証されている青銅器時代および鉄器時代の人類移動のパターンと一致します。この研究は、HBVの遺伝子型Aが組換えによって生じ、さらに現代HBVの遺伝子型が長期にわたりヒトと関連してきた、と明らかにしています。また、現在は存在しないかつてのヒトの遺伝子型も発見されました。こうしたデータは、現代の塩基配列のみの検討では解明できないような、HBV進化の複雑さを明らかにします。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用(引用1および引用2)です。
【ゲノミクス】古代ゲノムで見つかった人類史と肝炎に関する手掛かり
約1500~4500年前に生きていた137人のヒトのゲノム塩基配列について報告する論文と、これらのゲノムと共に青銅器時代の167人のヒトのゲノムを解析し、合計304人中25人のゲノムにB型肝炎ウイルス(HBV)の証拠が見つかったことを報告する論文が、今週掲載される。これらの新知見は、数千年間にわたって、ユーラシア全土でヒトのHBV感染があったことを示唆している。
Eske Willerslevたちは、第1の論文で、ハンガリーから中国北東部までの約8000 kmに及ぶ広大なユーラシア・ステップで生活していた137人の古代人のゲノム塩基配列を解読した結果を報告している。これらのゲノムは約4000年間を網羅している。Willerslevたちは、502人の現代人に自分の祖先の出身地(中央アジア、アルタイ、シベリア、コーカサス)を自己申告させて、そのゲノムデータを解析した。こうして得られた知見から、ユーラシア・ステップのヒト集団の歴史が明らかになり、青銅器時代のユーラシア出身の牧畜民から主に東アジア出身の騎馬兵士への移行がゆっくりと進んだことが示唆された。
また、Willerslevたちは第2の論文で、約200~7000年前に生きていた304人の中央ユーラシアと西ユーラシアの人々のDNA塩基配列を解析し、うち25人がHBVに感染しており、約4000年にわたってHBV感染があったことを示す証拠を報告している。Willerslevたちは、合計12点のHBVの完全ゲノムまたは部分ゲノム(現存しない遺伝子型を含む)を分離し、ヒトHBVと非ヒト霊長類HBVの現生種と共に解析した。その結果、現在の分布と一致しない領域に古代HBVゲノムが存在していたことと、少なくとも1つ以上の現存しない遺伝子型が明らかになった。
全世界で約2億5700万人が慢性HBV感染に苦しんでおり、2015年にはその合併症で約88万7000人が命を落としているが、HBVの起源と進化は解明されていない。古代のウイルスのゲノム塩基配列が今後新たに発見されれば、HBVの正確な起源と初期の歴史が明確になり、B型肝炎の負荷と死亡率に対する自然の変化および文化的変化の寄与の解明に役立つ可能性がある。
集団遺伝学:ユーラシアのステップ全域に由来する137例のヒト古代ゲノム
社会人類学:青銅器時代から中世の古代B型肝炎ウイルス
集団遺伝学:古代ゲノムから明らかになった人類史とヒト肝炎の手掛かり
今週号の2報の論文でE Willerslevたちは、ヒトの古代ゲノム解析により得られた、人類史と肝炎についての手掛かりについて報告している。1報目の論文では、過去4000年間にわたるユーラシアのステップ全域に由来する137例のヒト古代ゲノムについて、塩基配列の解読結果が示されている。自己申告に基づく系統が中央アジア、アルタイ、シベリア、およびコーカサスである現代人502人に関する遺伝子型を用いた解析からは、ユーラシアステップ中央部の集団史のモデルが示され、これは、例えば青銅器時代におけるユーラシア西部系統の牧畜民から東アジア系統の多い騎兵馬への漸進的な移行など、この地域についてのこれまでの歴史言語学的研究の結果と一致していた。2報目の論文では、前期青銅器時代から中世にわたるユーラシア中央部および西部のヒト骨格304体に由来する古代DNAの塩基配列を解析し、その中にB型肝炎ウイルス(HBV)の塩基配列を探索した結果が報告されている。完全または部分的に復元したHBVゲノム12例について、現代人HBVおよび非ヒト霊長類HBVの塩基配列と共に解析したところ、ユーラシア全域の人類が数千年にわたってHBVに感染していたことが示唆された。
参考文献:
Damgaard PB. et al.(2018B): 137 ancient human genomes from across the Eurasian steppes. Nature, 557, 7705, 369–374.
https://dx.doi.org/10.1038/s41586-018-0094-2
Mühlemann B. et al.(2018): Ancient hepatitis B viruses from the Bronze Age to the Medieval period. Nature, 557, 7705, 418–423.
https://dx.doi.org/10.1038/s41586-018-0097-z
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_28.html
2022/05/31 (Tue) 19:21:07
2020年08月31日
古代DNAに基づくユーラシア西部の現生人類史
https://sicambre.at.webry.info/202008/article_42.html
古代DNAに基づく近年のユーラシア西部の現生人類(Homo sapiens)史研究を整理した概説(Olalde, and Posth., 2020)が公表されました。ユーラシア西部における現生人類の遺伝的歴史は、過去10年にたいへん注目されてきた研究分野です。これまでの研究の大半は、新石器時代と青銅器時代に起きた大規模な文化的移行をより理解するため、超地域的視点に焦点を当ててきており、おもに8500~3000年前頃の個体群が対象でした。
最近では、そうした大規模な手法は学際的な小地域研究により補完されており、それは過去の社会の通時的な再構築を目指し、古代DNA研究の将来の主流の方向性となる可能性が高そうです。さらに、ユーラシア西部全域の刊行された人類ゲノムの時間的分布を考慮すると、一方の側は上部旧石器時代と中石器時代、もう一方の側は鉄器時代に広く対応しています。この期間の研究もひじょうに興味深いものの、固有の課題もあり、それは、狩猟採集民遺骸としばしば乏しい古代DNA保存という利用可能性の低さと、歴史時代の集団間の減少した遺伝的差異を含みます。本論文は、最近明らかになってきたような、ユーラシア西部の古代DNA研究における新たな動向を取り上げます。
●ユーラシア西部狩猟採集民
45000年前頃以降の大半において、ヨーロッパと近東の現生人類は狩猟採集戦略に依存していました。上部旧石器時代および中石器時代と新石器時代の一部地域では、集団の生活様式は狩猟採集でした。8500年前頃以降になって初めて、農耕が近東からヨーロッパに拡大してきました。この狩猟採集に依拠していた期間が長いにも関わらず、ヨーロッパと近東の刊行された古代ゲノムのうち、狩猟採集民個体群に由来するのは10%未満です。
ヨーロッパの狩猟採集民に関する最初の大規模なゲノム規模研究は2016年に公表され、45000~7000年前頃の50人のゲノムが分析されて、その後のいくつかの研究の基礎となりました(関連記事)。遅くとも37000年前頃以降、ヨーロッパの全個体は後のヨーロッパ人集団とある程度の遺伝的類似性を有します。しかし、その研究ではヨーロッパの現生人類のゲノムにおけるネアンデルタール人(Homo neanderthalensis)系統は経時的に減少したと推定されましたが、最近の研究では、ヨーロッパの現生人類におけるネアンデルタール人系統の割合はほぼ一定だった、と推定されています(関連記事)。
後のヨーロッパ人集団に寄与した最古のゲノムは、ロシア西部のコステンキ-ボルシェヴォ(Kostenki-Borshchevo)遺跡群の一つであるコステンキ14(Kostenki 14)遺跡で1954年に発見された37000年前頃の若い男性個体(関連記事)と、ベルギーのゴイエット(Goyet)遺跡で発見された35000年前頃の1個体(Goyet Q116-1)です。この2個体は相互に、ひじょうに異なる2系統の初期の分岐を表しており、より新しい別々の狩猟採集民集団と関連しています。
ヨーロッパ全域で観察された最初の明確な遺伝的クラスタは、チェコのドルニー・ヴェストニツェ(Dolní Věstonice)遺跡の3万年前頃の個体群に因んでヴェストニツェと命名され、チェコからベルギーとイタリア南部までの34000~26000年前頃のゲノムを含みます。これらの個体群はグラヴェティアン(Gravettian)技術複合と関連しており、コステンキ14個体およびその姉妹系統である34000年前頃のロシア西部のスンギール(Sunghir)遺跡集団と、高い遺伝的類似性を共有しています。さらに、クリミア半島からの提案されたグラヴェティアン個体もまた、ヴェストニツェ遺伝的クラスタのより新しい個体群との類似性を示し、グラヴェティアン関連遺伝的構成の西方から東方への拡大が支持されます。
最終氷期極大期(Last Glacial Maximum、略してLGM)の後、Goyet Q116-1個体で特定された遺伝的系統は、考古学的にはマグダレニアン(Magdalenian)と関連した個体群に現れ、その年代はイベリア半島では19000年前頃、ヨーロッパ中央部では15000年前頃です。15000年前頃のヨーロッパでは温暖化が起き、イタリアのヴィラブルナ(Villabruna)遺跡で発見された14000年前頃の個体に因んで命名された新たな遺伝的系統であるヴィラブルナの存在と同時に発生し、このヴィラブルナ系統は現代および古代の近東集団と有意なつながりを示します(関連記事)。このかなり均質な遺伝的構成は、イタリア(関連記事)からブリテン島(関連記事)にまたがるヨーロッパ全域に広範に拡大しました。
ヴィラブルナ系統の起源はまだ議論されていますが、近東の上部旧石器時代個体群の最近の分析では、ジョージア(グルジア)とアナトリア半島でそれぞれ26000年前頃と15000年前頃に混合したそのような系統存在が明らかになっています。しかし、近東からヨーロッパへの長期的拡大というよりもむしろ、ヨーロッパ南東部の気候的な待避所からの二重の集団拡散が、これら2地域の遺伝的な祖先構成の説明として提案されてきました。他の氷期の待避所としてイベリア半島が提案されており、そこではマグダレニアン関連系統が、広範囲のヴィラブルナ系統とともに、中石器時代まで高い割合で残存していました(関連記事)。
ヨーロッパ北東部では遅くとも8000年前頃までには、東部狩猟採集民(EHG)と命名された他の異なる遺伝的系統を有する個体群が、西部狩猟採集民(WHG)ヴィラブルナ系統と関連する個体群とともに東西に沿って遺伝的勾配を示します。スカンジナビア半島の中石器時代の狩猟採集民は、さらに東方に位置する集団と比較してずっと高い割合のEHG関連系統を有するので、この勾配の顕著な例外を表します(関連記事)。そのため、氷期後のスカンジナビア半島の定住は、北方からEHG、南方からWHGの拡大を伴っていたという二重経路で、その後で混合が起きた、と提案されています(関連記事)。
ヨーロッパのほとんどで、狩猟採集民系統はその後に、新石器時代の拡大の結果として、農耕関連遺伝的構成にほぼ置換されました。しかし、バルト海地域のようなヨーロッパ北部の周辺では、狩猟採集民の遺伝的構成が中期新石器時代の5500年前頃まで、ヨーロッパにおける農耕民到達後も3000年ほど維持されました。ロシア西部のサマラ(Samara)地域の個体群は、EHG関連系統の東限となり、ウラル山脈のすぐ東のシベリア狩猟採集民は、ユーラシア東部集団との遺伝的類似性を示します。
●鉄器時代から歴史時代
過去3000年の歴史は、現代人集団の最終的な形成の理解に重要です。人類の移動性が高まっているため、この期間の人口統計学的事象は小規模でも大規模でも豊富で、そのほとんどは歴史的な情報源で描かれています。しかし、歴史的記録の解釈は決定的ではないかもしれず、古代DNA研究には、記録にある事象の人口統計学的影響をよりよく理解するのに有益な手法となる可能性があります。じっさい、この分野の焦点はより最近の歴史に移り始めており、鉄器時代から現代までのヨーロッパと近東の遺伝的歴史を扱う研究が増加しています。
ヨーロッパ南西部では、鉄器時代のイベリア半島人が、先行する青銅器時代にヨーロッパ全域に拡大した草原地帯関連系統を有するヨーロッパ中央部および北部集団から、引き続き遺伝子移入を受けていました。これは、大きな社会文化的変容の期間で、人口統計学的転換を伴っており、究極的にはヤムナヤ(Yamnaya)文化草原地帯牧畜民と関連する集団はまずヨーロッパ東部および中央部で、後にはヨーロッパ西部で、在来集団とのかなりの混合を通じて、大きな影響を残しました(関連記事)。侵入してくる草原地帯集団は、インド・ヨーロッパ語族のヨーロッパへの導入と関連しており、鉄器時代イベリア半島の非インド・ヨーロッパ語族地域もまた、この遺伝子流動の影響を受け、過去と現在の言語境界が明確な系統区分と必ずしも相関しないことを示します(関連記事)。
ヨーロッパ北東部では、最近の研究により、ウラル語族現代人に特徴的なシベリア人関連系統の痕跡が、フェノスカンジアに遅くとも3500年前頃、バルト海地域東部には2500年前頃に到達していた、と明らかになりました(関連記事)。ポントス・カスピ海草原(中央ユーラシア西北部から東ヨーロッパ南部までの草原地帯)は、鉄器時代にはスキタイ人に支配されており、スキタイ人は広範な地域で文化要素を共有するさまざまな遊牧民部族族の連合です。これらの古代集団からのゲノムデータにより、スキタイ関連個体群は遺伝的に均質な集団ではない、と明らかになりました(関連記事)。スキタイ人は後期青銅器時代草原地帯牧畜民およびアジア東部集団と関連する系統のさまざまな割合でモデル化できます。
レヴァントでは、遺伝子流動の兆候が鉄器時代とローマ期の個体群で検出されました。これらの個体群は、青銅器時代および現代の集団と全体的には遺伝的継続性を有するにも関わらず、おそらくは早期の歴史的事象と関連するヨーロッパ人関連構成をわずかに示します(関連記事1および関連記事2)。
古代DNA研究で注目を集め始めている大きな事象は、紀元前三千年紀のギリシア人とフェニキア人の拡大です。これらの文化は長距離海上ネットワークの確立を通じて地中海沿岸に交易所を設けましたが、在来集団との統合の程度や、後の集団への遺伝的寄与といった重要な問題はさほど理解されていません。スペイン北東部のギリシア植民地の24個体のゲノム規模研究では、遺伝的に異なる2集団が報告されており、一方は在来のイベリア半島集団と、もう一方は同時代のギリシア集団との遺伝的類似性が指摘され、移民の継続的到来もしくは在来集団との限定的な交雑が示唆されます(関連記事)。
スペインのイビサ島とイタリアのサルデーニャ島のフェニキア・カルタゴ文化個体群は、ミトコンドリアDNA(mtDNA)の分析(関連記事)とゲノム規模分析(関連記事)によって、遺伝的に先住集団とは異なるところがあり、在来集団からの多様な割合の遺伝的寄与とともに、地中海東部関連系統およびアフリカ北部関連系統を有する、と明らかになっています。同様のゲノム規模データの痕跡が、イベリア半島南部で少なくともローマ期には観察されていますが、より早期の同地域のフェニキア・カルタゴ文化関連個体群にさかのぼることができるかもしれず(関連記事)、これらの文化と関連した人類の移動が、長期間持続する遺伝的影響を地中海の一部集団に残した、と示唆されます(関連記事)。
ローマは共和政確立後、ユーラシア西部で最大かつ最強の都市となりました。最近の研究では、帝政期のローマの成長は、地中海東部からの移民の影響を受けており、西方からの遺伝的影響の証拠はほとんどなかった、と明らかになっています(関連記事)。1500~1000年前頃となる中世前期には、文献に西ローマ帝国の支配地だった地域における「蛮族」集団の拡大が見え、しばしば大移動期とされます。西ゴートやランゴバルド(関連記事)やバイエルン(関連記事)やアレマン(関連記事)関連の墓地の被葬者の遺伝的構成に関する研究で一貫して明らかなのは、大規模な集団間の不均質性で、ヨーロッパ南部起源よりもむしろ、高頻度でおもにヨーロッパ中央部および北部関連系統の個体群が示されています。同様に複雑な状況はヴァイキングの拡大と関連した集団のゲノム分析でも示されるようになっており、1200~900年前頃となるヴァイキングの時代とその前には、スカンジナビア半島における人類集団の出入が文献に見えますが、それが確証されました(関連記事)。
●小地域の研究
人類の古代DNA研究の新しい重要な動向は遺跡固有の分析で、古代社会の構造を解明するために学際的手法が用いられています。大規模な研究では複数のゲノムが同じ遺跡から得られ、密接に関連した個体群(たとえば、2~3親等程度)がしばしば見つかっています。これまで、そうした親族関係にある個体群は一般的に、集団遺伝分析から除外されていました。この手法は統計的検定で関連性バイアスを回避するのに適していますが、これら近親者の関係を調べることで、対象集団に関して多くの追加の情報が得られます。こうした研究には学際的手法が必要で、ゲノム・同位体・放射性炭素年代・形態・物質(考古学)のデータが統合されることで、集団内の社会文化的動態の理解を最大化します。
そうした古代DNA分析に基づいて社会的構造を検証した研究の最初の事例が、装飾品など豪華な副葬品で有名なロシア西部のスンギール(Sunghir)遺跡です(関連記事)。スンギール遺跡の34000年前頃の4個体は遺伝的に密接な関係にない、と明らかになりました。さらに、有効人口規模の減少にも関わらず、近親交配の水準が低いことから、多くの現代狩猟採集民集団と同様に同族婚が避けられていた、と示唆されます。
後の時代の集団では、複数の新石器時代と青銅器時代の遺跡で、遺跡固有の古代DNA研究により徹底的な調査が行なわれました。その一例は、ポーランドの球状アンフォラ(Globular Amphora)文化関連墓地です(関連記事)。この墓地の全被葬者には暴力的な死の痕跡が見られ、墓地内の4核家族を伴う拡大家族を表しています。ミトコンドリアDNA(mtDNA)ハプログループ(mtHg)の高い多様性とは対照的に、Y染色体ハプログループ(YHg)の多様性が低い場合には、父方居住体系と解釈されています。
アイルランドやイギリスやスウェーデン(関連記事)やチェコやスイス(関連記事)の新石器時代の巨石埋葬遺跡文でも、社会構造が調査されました。一般的な傾向として、女性よりも男性の方が被葬者は多く、とくにブリテン島とアイルランド島とスイスの巨石墓でその傾向が見られます。さらに、YHgは経時的に維持されており、これらの巨石墓地が父系社会と関連している、と改めて示唆されました。興味深いことに、同時代の異なる遺跡に埋葬された個体群間の密接な近縁関係の事例も明らかになっています。これは、アイルランドの2ヶ所の巨石墓、エストニアの石棺墓、イングランドの鐘状ビーカー(Bell Beaker)文化の3ヶ所の遺跡で確認されており、これら複雑な埋葬構造が、選択された集団のために建てられた、と示唆されます。
考古遺伝学的研究はまた、同位体分析や放射性炭素年代測定と効率的に組わせることができ、その事例として、後期新石器時代から中期青銅器時代のドイツ南部のアウグスブルクに近い地域に焦点を当てたものがあります(関連記事1および関連記事2)。中期青銅器時代のドイツ南部では、100個体以上のゲノム比較から、関連していな個体群よりも中核的家族の方が副葬品は多く、副葬品と親族関係との間に正の相関があると明らかになり、社会的不平等の証拠が提示されました。さらに、複数世帯が同じ遺跡に同じ家系で最大5世代にわたって埋葬されており、一般的には女性外婚制と父方居住により特徴づけられます。
中世前期に関しては、上述のランゴバルドとアレマンとバイエルンという3ヶ所の小地域研究で、親族関係と社会構造が取り上げられています。ランゴバルドに関する研究(関連記事)では63個体が調査され、ハンガリーも含むパンノニアとイタリア北部のピエモンテ州の2ヶ所のランゴバルド人遺跡間および内部の比較が行なわれました。両遺跡の個体群は生物学的親族の周囲に葬られ、遺伝的にはヨーロッパ南部系統とヨーロッパ中央部および北部系統の割合はさまざまで、ヨーロッパ中央部および北部系統は墓地の豊富な副葬品と正の相関を示します。
ドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のアレマン関連墓地は、性的な偏りのある埋葬遺跡を表しており、成人も幼児も男性のみで、戦士階級集団の可能性があります(関連記事)。さらに、このうち5個体は異なる3文化の副葬品と関連しているにも関わらず、父系では関連しています。ドイツ南部のバイエルンの6ヶ所の遺跡では紀元後500年頃の36人のゲノムが分析され、男性は現代の同地域集団と類似しているのに対して、女性は遺伝的異質性が高い、と明らかになりました(関連記事)。興味深いことに、細長い頭蓋骨を有するこれらの女性は、おそらく究極的にはヨーロッパ南東部起源です。
まとめると、既知の学際的な小地域研究は、複数の証拠を通じて、ヨーロッパの過去の社会の埋葬が、しばしば父系的体系で組織されていると示唆するものの、他の地域と期間も対象とする将来の研究は、ユーラシア西部における変化する社会文化的動態のよりよい理解を、間違いなく提供するでしょう。
●まとめ
本論文は、現在注目を集めている3分野を強調することで、ヨーロッパと近東の人類古代DNA分野の可能な研究方向性を検討しました。この発展を可能にするためには、ひじょうに分解されたDNAの分離と配列の新たな分子生物学的手法を開発する必要があります。それにより、追加の狩猟採集民遺骸やより困難な環境からのゲノムデータを回収できます。
一方、ユーラシア西部集団間の遺伝的分化は広範な混合のために時代が降ると顕著に減少することが観察されており(関連記事)、伝統的なアレル(対立遺伝子)頻度に基づく手法ではしばしば検出困難な、微妙な遺伝的パターンをもたらしました。これは、歴史時代における増加する集団内の遺伝的異質性とともに、古代DNAに合わせた、より大規模な標本群の使用と、より高解像度の分析手法の開発を要求します。詳細で場合によっては自動化された血統復元を通じての地域の歴史調査の後には、学際的枠組み内の世界的傾向を識別できるよう、時空間を通じて社会的構造を比較するために、再度俯瞰する必要があるでしょう。
本論文は、近年のユーラシア西部における古代DNA研究の進展を整理するとともに、新たな研究動向と今後の方針をも提示しており、たいへん有益だと思います。ユーラシア西部、とくにヨーロッパの古代DNA研究は他地域よりもずっと進展しているため、本論文で言及された論文のうち当ブログで取り上げたものも少なくありませんが、未読の論文も多く、既読の論文の内容を改めて整理できたとともに、新たな知見も多く得られました。古代DNA研究の進展は目覚ましいので、頻繁に本論文のような概説を読んでいく必要がある、と改めて思ったものです。
本論文の提示した古代DNA研究の新たな動向は、小地域、場合によっては1遺跡での学際的な研究です。DNA分析と、同位体分析や放射性炭素年代測定や遺物分析(考古学)や遺骸分析(形態学)を組み合わせることにより、当時の社会構造が浮き彫りにされていきます。これは歴史時代にも有効な手法で、文献を補完できます。歴史学でも、今後は古代DNA研究がさらに重視されるようになっていくでしょう。日本人の私としては、日本列島でもそうした学際的研究が進展するよう、期待しています。また本論文は、そうした詳細な研究の蓄積の後には、改めて俯瞰していく必要があることも指摘しています。どの分野でも、専門化・蛸壺化が指摘されて久しく、専門的で詳細な研究の蓄積は基礎としてたいへん重要ではあるものの、広い視点でそれらを統合する必要があることも確かだと思います。
参考文献:
Olalde l, and Posth C.(2020): African population history: an ancient DNA perspective. Current Opinion in Genetics & Development, 62, 36-43.
https://doi.org/10.1016/j.gde.2020.05.021
https://sicambre.at.webry.info/202008/article_42.html
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紀元前3300年頃より始まるヤムナヤ(Yamnaya)遊牧集団の大規模な拡散はヨーロッパに大きな影響を及ぼし、多くの場所で地域的な狩猟採集民文化が置換されました。ヤムナヤ文化は、馬を飼い馬車を開発したことで、強い伝播力を有し、広範に拡散しました(関連記事)。
ヤムナヤ文化は、西は大西洋岸、東はモンゴリア、南はインドまで拡散し、これによりインド・ヨーロッパ語族の分布を説明できるのではないか、と考えられています。また、ヤムナヤ文化の拡散は、現代のヨーロッパ人とアメリカ大陸先住民との遺伝的関連も説明します。
24000年前頃の南中央シベリアのマリタ(Mal’ta)遺跡で発見された少年(MA-1)のDNA解析の結果、この少年の集団と現代ヨーロッパ人および現代アメリカ大陸先住民集団との類似性が確認され、アメリカ大陸先住民集団に見られる、西ユーラシアで見られて東アジアでは見られないミトコンドリアDNA(mtDNA)のハプログループXは、南中央シベリアの集団からアメリカ大陸へともたらされたのではないか、と推測されています(関連記事)。このマリタ集団(もしくはその近縁集団)はヤムナヤ文化集団にも遺伝的影響を及ぼしており、ヤムナヤ文化集団を通じてヨーロッパにもマリタ集団の遺伝的影響が及んでいる、と考えられます。
https://sicambre.at.webry.info/201802/article_28.html
6. 中川隆[-11536] koaQ7Jey 2020年9月02日 21:11:23 : 5hBKKhcisA : Z2ZTZFJlOEpJRlE=[10] 報告
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ヨーロッパ南西部では、鉄器時代のイベリア半島人が、先行する青銅器時代にヨーロッパ全域に拡大した草原地帯関連系統を有するヨーロッパ中央部および北部集団から、引き続き遺伝子移入を受けていました。これは、大きな社会文化的変容の期間で、人口統計学的転換を伴っており、究極的にはヤムナヤ(Yamnaya)文化草原地帯牧畜民と関連する集団はまずヨーロッパ東部および中央部で、後にはヨーロッパ西部で、在来集団とのかなりの混合を通じて、大きな影響を残しました(関連記事)。
侵入してくる草原地帯集団は、インド・ヨーロッパ語族のヨーロッパへの導入と関連しており、鉄器時代イベリア半島の非インド・ヨーロッパ語族地域もまた、この遺伝子流動の影響を受け、過去と現在の言語境界が明確な系統区分と必ずしも相関しないことを示します(関連記事)。
ヨーロッパ北東部では、最近の研究により、ウラル語族現代人に特徴的なシベリア人関連系統の痕跡が、フェノスカンジアに遅くとも3500年前頃、バルト海地域東部には2500年前頃に到達していた、と明らかになりました(関連記事)。
ポントス・カスピ海草原(中央ユーラシア西北部から東ヨーロッパ南部までの草原地帯)は、鉄器時代にはスキタイ人に支配されており、スキタイ人は広範な地域で文化要素を共有するさまざまな遊牧民部族族の連合です。これらの古代集団からのゲノムデータにより、スキタイ関連個体群は遺伝的に均質な集団ではない、と明らかになりました(関連記事)。スキタイ人は後期青銅器時代草原地帯牧畜民およびアジア東部集団と関連する系統のさまざまな割合でモデル化できます。
https://sicambre.at.webry.info/202008/article_42.html
2022/05/31 (Tue) 19:23:10
雑記帳 2019年09月08日
アジア南部の人口史とインダス文化集団の遺伝的構成
以前の研究(関連記事)では、アジア南部に草原地帯牧畜民系統をもたらしたのは直接的にはヤムナヤ文化集団ではない、と推測されていましたが、間接的にはヤムナヤ文化集団のアジア南部への遺伝的影響は一定以上あるようです。
さらに本論文は、インド・ヨーロッパ語族のサンスクリット語文献の伝統的な管理者と自任してきた司祭集団において、男系を示すY染色体においてとくに草原地帯牧畜民系統の比率が高いことからも、インド・ヨーロッパ語族が草原地帯系統集団によりもたらされた可能性が高い、と推測します。
ヨーロッパとアジア南部は、農耕開始前後にアジア南西部起源の集団が流入した後、銅器時代~青銅器時代にかけて、ユーラシア中央草原地帯起源の牧畜民が流入してきて遺伝的影響を受けたという点で、よく類似しています。しかし、更新世から存在したと考えられる狩猟採集民系統の比率が、アジア南部ではAASIとして最大60%程度になるのに対して、ヨーロッパではヨーロッパ西部狩猟採集民(WEHG)として最大で30%程度です。これは、ヨーロッパよりも強力な生態系もしくは文化の障壁がアジア南部に存在したからだろう、と本論文は推測しています。
これと関連して、草原地帯牧畜民系統の到来がアジア南部ではヨーロッパよりも500~1000年遅くて、その影響がアジア南部ではヨーロッパよりも低く、Y染色体に限定しても同様である、ということも両者の違いです。本論文は、この状況はヨーロッパ地中海地域と類似している、と指摘します。ヨーロッパでも地中海地域は、北部および中央部よりも草原地帯系統の比率はかなり低く、古典期には多くの非インド・ヨーロッパ語族系言語がまだ存在していました。
一方、アジア南部では非インド・ヨーロッパ語族系言語が今でも高い比率で使用されています。これは、やや寒冷な地域が起源の牧畜民集団にとって、より温暖な地域への拡散は難易度が高かったことを反映しているのかもしれません。
アジア南部にインド・ヨーロッパ語族をもたらしたのは紀元前二千年紀に到来した草原地帯牧畜民系統集団だろう、と推測します。
https://sicambre.at.webry.info/201909/article_23.html
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雑記帳 2018年05月11日
インド・ヨーロッパ語族の拡散の見直し
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_20.html
おもに5500~3500年前頃となる、内陸アジアとアナトリア半島の74人の古代ゲノムの解析結果と比較を報告した研究(Damgaard et al., 2018A)が報道されました。『サイエンス』のサイトには解説記事が掲載されています。この研究はオンライン版での先行公開となります。インド・ヨーロッパ語族の拡散については複数の仮説が提示されていますが、有力なのは、ポントス-カスピ海草原(中央ユーラシア西北部から東ヨーロッパ南部までの草原地帯)の遊牧民集団の拡散にともない、インド・ヨーロッパ語族祖語も広範な地域で定着していった、というものです。
この「草原仮説」においては、ヤムナヤ(Yamnaya)文化集団の拡散が、ヨーロッパから西・中央・南アジアにまで及ぶ、インド・ヨーロッパ語族の広範な定着に重要な役割を果たしたのではないか、との想定もあります(関連記事)。ヤムナヤ文化集団は5000年前頃からヨーロッパへの大規模な拡散を始め、ヨーロッパに大きな遺伝的影響を残した、と推測されています(関連記事)。ヤムナヤ文化集団がインド・ヨーロッパ語族祖語を各地に定着させ、やがて言語が多様化していったのではないか、というわけです。ヤムナヤ文化集団が初めてウマを家畜化したとの見解も提示されており、ウマの家畜化や車輪つき乗り物の開発などによる移動力・戦闘力の点での優位が、ヤムナヤ文化集団の広範な拡散と大きな遺伝的影響をもたらした、と考えられます。
しかし、ウマの家畜化については議論が続いており、カザフスタン北部のボタイ(Botai)文化集団が、初めてウマを家畜化した、との見解も提示されています(関連記事)。しかし、この研究では、現代におけるボタイ文化集団の遺伝的影響は小さく、中期~後期青銅器時代に他集団に駆逐され、置換されたと推測されています。これは、ボタイ文化の初期家畜馬は現生家畜馬に2.7%程度しか遺伝的影響を及ぼしていない、という知見(関連記事)と整合的です。ボタイ文化集団は、3人のゲノム解析結果から、ヤムナヤ文化集団とは遺伝的に近縁関係にはなく、それぞれ独自にウマを家畜化したのではないか、と推測されます。ボタイ文化集団は、近隣の集団が農耕・牧畜を採用した後も長く狩猟採集生活を維持し続けたので、孤立していたとも考えられていましたが、ウマの埋葬儀式に関しては他のアジアの文化との共通点があり、他集団との交流は一定上あったと考えられます。
ヤムナヤ文化集団がインド・ヨーロッパ語族祖語を広範な地域に拡散させた、との仮説の検証で重要なのは、インド・ヨーロッパ語族の使用が最初に確認されている、アナトリア半島を中心に繁栄した古代オリエントの強国ヒッタイトの住民と、ヤムナヤ文化集団との関係です。この研究では、アナトリア半島の住民の古代ゲノム解析の結果、古代アナトリア半島ではヤムナヤ文化集団の遺伝的影響は確認されませんでした。また、シリアの古代都市エブラ(Ebla)の記録から、インド・ヨーロッパ語族はすでにアナトリア半島で紀元前2500~2400年前頃には用いられていたのではないか、と推測されています。この研究は、インド・ヨーロッパ語族集団はヤムナヤ文化の拡大前にアナトリア半島に到達していただろう、と指摘しています。
中央・南アジアに関しても、ヤムナヤ文化集団の遺伝的影響はほとんど確認されませんでした。これまで、アジアにおけるユーラシア西部集団の遺伝的影響は、ヤムナヤ文化集団の拡散の結果と考えられ来ました。しかし、この研究は、その可能性が低いと指摘し、5300年前頃にユーラシア草原地帯の南方にいたナマズガ(Namazga)文化集団が、ヤムナヤ文化集団の大移住の前に、ユーラシア西部系住民の遺伝子をアジア人集団にもたらしたのではないか、と推測しています。
ヤムナヤ文化集団の遺伝的影響はヨーロッパにおいて大きかったものの、アジアではたいへん小さかったようです。もちろん、文化的影響は遺伝的影響を伴うとは限りませんが、この研究で報告されたゲノム解析結果と比較は、ヤムナヤ文化集団がインド・ヨーロッパ語族祖語を広範な地域に定着させ、インド・ヨーロッパ語族は各地で多様化していった、という仮説と整合的とは言えないでしょう。インド・ヨーロッパ語族の拡散に関しては、この研究のように、学際的な研究の進展が欠かせない、と言えるでしょう。その意味で、この研究の意義は大きいと思います。
参考文献:
Damgaard PB. et al.(2018A): The first horse herders and the impact of early Bronze Age steppe expansions into Asia. Science, 360, 6396, eaar7711.
http://dx.doi.org/10.1126/science.aar7711
https://sicambre.at.webry.info/201805/article_20.html
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雑記帳2021年08月04日
イタロ・ケルト語派の起源
https://sicambre.at.webry.info/202108/article_4.html
イタロ・ケルト語派の起源に関する研究(Fehér et al., 2021)が公表されました。コッホ(John T. Koch)氏とカンリッフ(Barry Cunliffe)氏が率いる過去20年のケルト研究は、長きにわたる理論「ハルシュタット(Hallstatt)鉄器時代=原ケルト文化」の妥当性に疑問を提起し、一連の「西方からのケルト」において初期ケルト大西洋青銅器時代を主張しました。ギュンドリンゲン(Gündlingen)様式の剣術は青銅器時代後期のブリテン島と低地諸国に起源があり、後に西方から東方へと拡大し、ハルシュタット・アルプス鉄器時代からさらに広がった、との議論があります。鉄器時代前のイベリア半島南西部からのタルテッソスのケルト的性質も、原ケルト人の初期大西洋起源の証拠となります。父系継承のY染色体DNAと両親から継承される常染色体の古代DNAの結果は、「西方からのケルト」をますます裏づけており、本論文はさらに進んで、北西部から到来した「イタリア・ケルト人」を論じます。
最近の考古遺伝学的研究(関連記事1および関連記事2)では、現在ヨーロッパ中央部および西部で優勢なY染色体ハプログループ(YHg)R1b1a1b(M269)が、現在のウクライナとロシア南部のポントス・カスピ海草原(ユーラシア中央部西北からヨーロッパ東部南方までの草原地帯)起源だったことを証明しました。YHg-R1b1a1b(M269)以前ではあるものの、YHg-R1b1a1a(M73)ではない系統、つまりYHg-R1b1a1(P297)からYHg-R1b1a1b(M269)へと至る祖先は、ヴォルガ川流域に位置するロシア西部のサマラ(Samara)文化の紀元前5500年頃の男性個体で見つかっています。また、クルガン(墳丘墓)を建造するヤムナヤ(Yamnaya)文化の草原地帯牧畜民と、その東方の分派でおそらくはトカラ語(Tocharian)祖語を話したアファナシェヴォ(Afanasievo)文化の男性は、おもにYHg-R1b1a1b1b(Z2103)でした。
その後の研究では、「真のアーリア人」が話していた後期インド・ヨーロッパ語族祖語は、紀元前2900~紀元前2350年頃の縄目文土器文化(Corded Ware culture、略してCWC)で話されていた可能性が最も高い、と明らかになりました。CWC集団はヤムナヤ関連の西方草原地帯牧畜民(WSH)の常染色体の祖先系統(祖先系譜、ancestry)を顕著に示し、特定の下位系統の拡大と一致する地理的下位集団を有しています。インド・ヨーロッパ語族祖語は、紀元前2900~紀元前2200年頃となるCWCのファチャノヴォ・バラノヴォ(Fatyanovo-Balanovo)文化の東側から到来した、紀元前2200~紀元前1800年頃となるシンタシュタ(Sintashta)文化に由来し、父系はほぼYHg-R1a1a1b2(Z93)です。
原バルト・スラブ語派集団は、YHg-R1a1a1b1a2(Z280)で、北方に移動して中石器時代のナルヴァ(Narva)文化を置換した、紀元前3200~紀元前2300年頃となるCWC中期のドニエプル(Dniepr)文化集団の子孫候補です。紀元前2800~紀元前2300年頃となる戦斧(Battle Axe、略してBA)文化は、スカンジナビア半島におけるCWCの分枝であり、YHg-R1a1a1b1a3a(Z284)とYHg-I1(M253)が優勢で、中石器時代の円洞尖底陶(Pitted Ware、略してPW)文化を置換しました。単葬墳(Single Grave、略してSG)文化は北ドイツ平原とデンマークの漏斗状ビーカー(Trichterbecherkultu、Funnel Beaker、略してTRB)文化を置換し、後の紀元前2500年頃以降となる鐘状ビーカー(Bell Beaker、略してしてBB)文化の祖先となり、そのYHgはR1b1a1b1a1(L11/P311)です。
●原ケルト人の故地
以前の研究(関連記事)では、YHg-R1b1a1b1a1a1(U106)およびR1b1a1b1a1a2(P312)につながるようなYHg-R1b1a1b1a1(L52)がCWC期に現在のウクライナとの国境近くのポーランド南東部に存在した一方で、ドイツからポーランド北部を経てエストニアに至るほとんどの他のCWC標本は、YHg-R1a1a1(M417)だった、と示されました。ポーランド南東部のCWC個体群も、他地域のCWC個体群よりも後の鐘状ビーカー文化個体群の方との高い遺伝的類似性を示します。この集団と関連する唯一のCWC集団は、ライン川下流およびエルベ川下流地域の単葬墳文化です。
したがって、YHg-R1b1a1b1a1(P311)の祖先は、インド・ヨーロッパ語族祖語の故地からカルパティア山脈北方のポーランド南東部を経て、紀元前2900~紀元前2500年頃に北海沿岸に向かって移動した、と確実に結論づけられます。この経路は、常染色体の研究で裏づけられており、イベリア半島(YHg-R1b1a1b1a1a2のみ)外の鐘状ビーカー文化個体群は、ヨーロッパ北部新石器時代集団とヤムナヤ関連祖先系統の混合ではあるものの、イベリア半島新石器時代集団の祖先系統との混合ではない、と結論づけられています。
CWC集団は常染色体では混合されていないインド・ヨーロッパ語族祖語の人々の起源で、イタロ・ケルト語派祖語(単葬墳文化の人々)とゲルマン祖語(戦斧文化の人々)と原バルト・スラブ語派(ドニエプル川中流)とインド・イラン語派祖語(ファチャノヴォ・バラノヴォの人々)の起源になった、と結論づけられます。常染色体の証拠から明らかなのは、Y染色体DNAでも示されているように、鐘状ビーカー文化期と戦斧文化期以降の、ブリテン諸島とオランダ北部とデンマークを含むスカンジナビア半島の完全な常染色体の連続性です。
YHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の鐘状ビーカー文化個体群が、ラインラントで紀元前2566年頃にのみ出現することにも要注意です。紀元前2800年頃となるアルザス地域のヘーゲンハイム(Hégenheim)標本には草原地帯祖先系統が欠けており、紀元前2574~紀元前2452年頃となるフランス北東部のサルソーニュ(Salsogne、CBV95)標本はほぼ100%ヤムナヤ関連祖先系統で遺伝的に構成され、ヤムナヤ文化集団で優勢なYHg-R1b1a1b1b(Z2103)に分類されます。以上の点を考慮すると、常染色体遺伝子の結果は、YHg-R1b1a1b1a1(L11/P311)がライン川下流およびエルベ川下流地域で最も多様であり、YHg-R1b1a1b1a1a1(U106)とR1b1a1b1a1a2(P312)が稀なYHg-R1b1a1b1a1a3(S1194)とR1b1a1b1a1a4(A8053)とともに、YHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の分枝が鐘状ビーカー文化の拡大を始める前の紀元前2800~紀元前2500年頃に、相互に隣り合って存在していたかもしれません。
父系で最も「ケルト的な」YHg-R1b1a1b1a1a2(P312)は、ブリテン諸島とイベリア半島のケルト地域(50%以上)で最も頻度が高く、フランス(40~50%)で顕著に見られ、ヨーロッパ中央部および東部に向かってその頻度は減少します。ブリテン諸島で典型的なYHg-R1b1a1b1a1a2c1(L21)は、最初の鐘状ビーカー文化住民で見つかりました。ケルト語祖語のカルパティア盆地とアルプス北部もしくはカルパティア盆地とイタリアという移住経路を予測するのは、YHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の頻度に基づくと合理的ではありません。これは、初期鐘状ビーカー文化標本で示されているように、常染色体DNAの証拠でも強調されており、現代人集団からの遺伝的距離が計測されました。ブリテン諸島の鐘状ビーカー文化標本は、ゲルマン語話者であれケルト語話者であれ、現代のヨーロッパ北部人口集団とクラスタ化します。ほとんどの遺伝的距離(10.00 未満)から、これら現代の人口集団が鐘状ビーカー文化集団の直接的な常染色体子孫で、混合がなく、青銅器時代および鉄器時代の遺伝子流動の北から南および西から東への方向を証明していることも注目されます。
●ライン川下流の故地からのイタロ・ケルト語派の拡大
もう一つのYHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の下位区分はYHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)で、イタリア北部およびフランスでとくに高頻度です。既知の最初のYHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)標本は、ドイツのオスターホーフェン・アルテンマルクト(Osterhofen-Altenmarkt)の紀元前2571~紀元前2341年の個体です。YHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)からYHg-R1b1a1b1a1a2b1(L2)の系統は、鐘状ビーカー文化のアルプス北部のボヘミアへの拡大とポーランドへの「逆流」に相当し、ドナウ川沿いに紀元前2500~紀元前2000年頃にブダペストへと南下しました。ボヘミアとバイエルンは鐘状ビーカー文化の起源ではなく目的地だったという間接的な主張も、この地域のYHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の均質性(YHg-R1b1a1b1a1a2b1のみ)により強調され、初期鐘状ビーカー文化のブリテン諸島人の均質性(YHg-R1b1a1b1a1a2c1のみ)を反映しています。
ボヘミアとライン川下流へのポーランド南東部からの経路沿いの停車場だったならば、YHg-R1b1a1b1a1a2b1(L2)以外のYHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の男性がもっと多くいるでしょう。ブダペストのチェペル(Csepel)地区の紀元前24世紀の鐘状ビーカー文化標本も、ハンガリーが鐘状ビーカー文化拡散の起源地ではなく終点だったことを証明しています。ここでは、「純粋なCWC由来(ケルト語派とゲルマン語派)」系統と直接的な草原地帯関連(CWCのないヤムナヤ文化)系統とラエティア・エトルリア語派系統の混合した、原イリュリア語派集団の常染色体の混合が見つかります。YHg-R1b1a1b1a1a2b1(L2)標本は、ブリテン諸島や、スカンジナビア半島とブリテン諸島の常染色体のつながりを特徴とする元のYHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)標本と比較して、「南部」集団から常染色体上の遺伝的影響を幾分受けた、と分かります。
一部のYHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)からYHg-R1b1a1b1a1a2b1(L2)の男性とほとんどのYHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)からYHg-R1b1a1b1a1a2b3(Z56)の男性は、ライン川沿いにアルプスの西側を移動して、近縁のYHg-R1b1a1b1a1a2a(DF27)とともにフランス南部に到達し、地中海沿いに紀元前2000年頃以前にイベリア半島とイタリアのリグーリア州(Liguria)に拡散しました。YHg-R1b1a1b1a1a2b(U152)が最初に、アルプス経由の代わりにリグーリア州からイタリアに拡散したことを裏づける証拠が二つあります。古代のリグーリア州の標本と初期(ローマ共和政以前)ラテン人標本は、常染色体では相互に密接で、ともにヴァスコン人エトルリア人の混合を示しますが、YHgはR1b1a1b1a1a2(P312)です。
一方、東部イタリック語派集団の子孫である可能性が最も高い帝政期ローマの標本は、顕著なスラブ化以前のバルカン人の混合(イリュリア人とギリシア人とミノア人)と、追加のラエティア・エトルリア語派集団の特徴を有しており、北東部からのイタリック語派のオスク・ウンブリア語群(ヴィッラノーヴァ人)が、後に異なる人口統計学的波で到来し、元々の西部イタリック語派集団(ラテン人や西シチリア人やおそらくはリグーリア人)よりもイタロ・ケルト語派集団との遺伝的類似性が低かったことを示唆します。
これが意味するのは、イタリック語派祖語集団がすでに、後期新石器時代のアルプスの北側の「ラエティア・エトルリア語派的」人口集団と混合し、次にアルプスの西側経路でリグーリアとラティウムとシチリアに拡散したイタリック語派集団がアクィタニア(Aquitani)・ヴァスコン人(Vascon)と混合し、カルパティア盆地に拡散したイタリック語派東部集団がエトルリア人に加えてイッリョ・トラキア人(Illyro-Thracian)と混合した、ということです。以前の研究(関連記事)では、シチリア島とサルデーニャ島の人々は草原地帯牧畜民関連の遺伝子流入を紀元前2200~紀元前2000年頃に部分的にバレアレス諸島人から受けており、それは独特な石造物で知られるヌラーゲ文化およびギリシア関連の中東からの遺伝子流入が紀元前1900年頃に到達する前のことでした。
したがって、初期カルパティア盆地のヤムナヤ文化集団のイタロ・ケルト語派の識別に関するアンソニー(David W. Anthony)の見解を改良にする必要があり、むしろイッリョ・トラキア人がバルカン半島北側に到来した可能性があり、後にブチェドル(Vucedol)文化を通じてバルカン半島北側に拡大しました。同時に、ウサトヴォ(Usatovo)およびエゼロ(Ezero)文化は、原ゲルマン人ではなく原アナトリア半島人の拡大を示しているかもしれません。イタロ・ケルト語派の故地は、Y染色体DNAと常染色体DNAの証拠に基づくと、北ドイツ平原とライン川下流地域に確実に想定できます。
●まとめ
イタロ・ケルト語派祖語話者は、父系ではYHg-R1b1a1b1a1(P311)に代表され、現在のウクライナからポーランド南東部を経てライン川下流地域に紀元前2900~紀元前2500年頃に移動し、CWCの遺構に分類される単葬墳文化により識別されます。鐘状ビーカー文化は紀元前2500年頃に現在のオランダとドイツ北西部で形成され、YHg-R1b1a1b1a1a2(P312)の男性とともに紀元前2500~紀元前2000年頃にブリテン諸島へと拡散し、後にケルト語祖語集団となり、YHgではR1b1a1b1a1a2c1(L21)に代表されます。鐘状ビーカー文化はイベリア半島とフランス南部にはYHg-R1b1a1b1a1a2a(DF27)とR1b1a1b1a1a2b3(Z56)の男性とともに、デンマークとスウェーデンのスコーネ地方にはYHg-R1b1a1b1a1a1(U106)の男性とともに(後の西ゲルマン語群集団の祖先)、アルプス北部とボヘミアとポーランドにはYHg-R1b1a1b1a1a2b1(L2)の男性(後のオスク・ウンブリア語群集団)とともに拡大しました。
常染色体DNAは、混合されていてないイタロ・ケルト語派およびゲルマン語派人口集団がCWCだった一方で、アルプス北部とカルパティア盆地では、非インド・ヨーロッパ語族の常染色体構成要素(ラエティア・エトルリア語派集団やバスク人につながるヴァスコン人)が、後期青銅器時代と前期鉄器時代にまで顕著な存在感を示していた、と証明します。「気高きスキタイ人」と言われるジェロニア人(Gelonian)は、常染色体ではカルパティア盆地とウクライナの紀元前6~紀元前3世紀のゴール人(Gaul)で、ハルシュタットC後のケルト人の広がりの最東端を示します。以前のキンメリア人とその後のサルマティア人は草原地帯牧畜民祖先系統を有しており、おもにイラン人関連祖先系統ですが、一部はコーカサスおよびテュルク人の祖先系統です。
イタリック語派はこのように一貫性がありません。西方からイタリア半島への最初の波は、リグーリア語とラテン語とおそらくはシケル語をもたらし、同時にルシタニア語(直接的にはブリテン島から)とタルテッソス語(カタルーニャ地方経由で)がイベリア半島に到来しました。その後、骨壺墓地(Urnfield)文化・ヴィラノヴァ文化(Villanovan)期にカルパティア盆地とアルプスからの第二の移住がありました。エトルリア語系話者はリグーリア人とラテン人を分断し、イリュリア語の影響を受けたオスク・ウンブリア語群集団がアドリア海沿いに拡大しました。
参考文献:
Fehér T. (2021). Celtic and Italic from the West – the Genetic Evidence. Academia Letters, Article1782.
https://doi.org/10.20935/AL1782
https://sicambre.at.webry.info/202108/article_4.html
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2022年01月18日
アジア中央部南方の現代人集団の鉄器時代以降の遺伝的連続性の検証
https://sicambre.at.webry.info/202201/article_19.html
アジア中央部南方の現代人集団の鉄器時代以降の遺伝的連続性に関する研究(Guarino-Vignon et al., 2022)が公表されました。アジア中央部は、西方のカスピ海から東方のバイカル湖にかけての、現在のタジキスタンとカザフスタンとトルクメニスタンとウズベキスタンとキルギスとアフガニスタン北部を含む広範な地域です。アジア中央部は、現生人類(Homo sapiens)がアフリカから拡散して以降、移住経路の岐路に立っており、ヒトの長期の存在と豊かな歴史と高い文化的多様性をもたらしています。
実例として、紀元前6000年頃のジェイトウン(Djeitun)文化以来の農牧共同体は、銅器時代(紀元前4800~紀元前3000年頃)により密集した村落の出現と感慨農耕の敷地に置換されました。中期青銅器時代には、バクトリア・ マルギアナ考古学複合(Bactrio Margian Archaeological Complex、以下BMAC)文化がアジア中央部南方において繁栄し、特徴的な都会的都市の雛型や強力な感慨技術や顕著な社会的階層を伴いました。
牧畜遊牧民の生活様式は、後にアジア中央部北方で紀元前3000年頃に出現し、後期青銅器時代(紀元前2400~紀元前2000年頃)にはアジア中央部南方で重要性を増しました。紀元前1800年頃となる青銅器時代末に、オクサス(Oxus)文化はその最終段階において次のような重要な変化を経ました。同じ伝統を維持しながら、物質文化は貧しくなり、一部の土器形態や工芸品は消滅しました。一部の居住地は放棄され、記念碑的建築物は消滅し、技術発展の水準は低下したようです。以前の最盛期には盛んだった「国際」交易は、アジア中央部北方の草原地帯との接触を除いて、大きく減速するか、停止さえしました。葬儀の慣行は、観念形態(イデオロギー)の発展と関連しているかもしれない、前期鉄器時代における埋葬の完全な消滅前に、新たな埋葬様式の出現とともに変わりました。
その後、紀元前1800~紀元前1500年頃に、アンドロノヴォ(Andronovo)的文化に継承され、それはヤズ(Yaz)文化の台頭まで続きました。その後アジア中央部では、シルクロードに沿って交易の中心地になる前後に、ハカーマニシュ朝やギリシアやパルティアやサーサーン朝やアラブの人々の東方への征服と、フン人や匈奴やモンゴルなどさまざまなアジアの人々の西方への移動があり、とくにサーサーン朝期とイスラム教勢力の侵略の後には移動と征服が盛んでした。
現在、アジア中央部の複雑な人口史は混合の遺伝的多様性をもたらし、現代のアジア中央部人口集団は二つの文化的に異なる集団に区分されます。一方の集団は、キルギス人やカザフ人などテュルク語族とモンゴル語族話者の半遊牧民の人口集団で、アジア東部およびシベリアの人口集団と遺伝的類似性を示します。もう一方の集団はアジア中央部南方に居住するタジク人とヤグノブ人により構成され、インド・イラン語派の言語を話し、農耕を行なって定住しており、遺伝的には現代のユーラシア西部人口集団とイラン人により類似しておりヤグノブ人は長期にわたって最近の混合の証拠がなく孤立してきた、と知られていいます(関連記事)。
現代人のDNA研究では、インド・イラン語派集団はテュルク・モンゴル集団の前に、おそらくは早くも新石器時代にはアジア中央部に存在していた、と示唆されます。テュルク・モンゴル集団は、在来のインド・イラン集団およびシベリア南部集団もしくはモンゴル集団と関連する集団間の混合の後で出現し、アジア東部祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)を約60%有する、と現代人のDNA研究では示唆されています(関連記事)。しかし、トルクメン人は、インド・イラン集団と中間的である点で遺伝的に際立っており、おそらくはほぼ支配層の主導による言語置換を通じての、最近の言語と文化の変化を示唆します。
古遺伝学的研究で確証されたのは、草原地帯人口集団が重要な役割を果たした、複数の移住の波と混合事象が、過去1万年にユーラシアで起きた、ということです(関連記事)。ヨーロッパの定住は広く研究されていますが(関連記事)、アジア中央部の人口史を調べた研究はわずかしかなく、アジア中央部南方に焦点を当てた研究はさらに少なくなります。アジア中央部北方(カザフスタンとロシア南部)については、遺伝学的研究が後期新石器時代以来の東方と西方への移動を明らかにしており(関連記事1および関連記事2)、ユーラシア西部草原地帯の遺伝的祖先系統の勾配が生じました。古代のゲノムデータのほとんどが後期新石器時代から青銅器時代にさかのぼるアジア中央部南方では、BMAC人口集団がイラン南部の古代人口集団と強く関連しており、一部の個体は追加の草原地帯祖先系統を有する、と示されました(関連記事)。
しかし、現代のインド・イラン語派話者人口集団と、アジア中央部南方の古代の人口集団との間の関係は依然として不明です。現代のインド・イラン語派話者の遺伝的起源は何ですか?人口集団の特定の言語集団では一つもしくは幾つかの異なる人口史がありますか?この物語におけるトルクメン人の役割は何ですか?古遺伝学的研究は、これら人口集団の起源調査のための手段をもたらしました。現代のインド・イラン語派話者の起源をそのテュルク語族とモンゴル語族の近隣集団との関連において調べるため、現代の16人口集団(ヤグノブ人1集団、タジク人4集団、テュルク語族とモンゴル語族のアジア中央部とモンゴル西部とシベリア南部の11民族集団)およびユーラシアとアフリカの現代人1501個体のゲノムと、ユーラシアの既知の3109個体の古代人のゲノム(そのうち126個体はアジア中央部南方で発見されました)が共同で分析されました(図1a)。以下は本論文の図1です。
画像
●現代のインド・イラン語派話者の古代人標本との遺伝的類似性
現在のアジア中央部個体群とユーラシアの古代人および現代人のゲノム多様性との間の関係を調べるため、まず1915個体の現代人のゲノムで主成分分析(Principal Component Analysis、略してPCA)が実行され、3102個体の古代人のゲノム規模データがそれに投影されました(図1b)。ユーラシア現代人の多様性について、上位3主成分(PC)はおもに現代人集団の地理的再分割に似ています。主成分1(分散の3%)はユーラシア東西間の個体群を、主成分2はアジア南部と現代ヨーロッパの個体群を、主成分3はアジア東部人のまとまりからバイカル湖集団を区別します。
アジア中央部の現代のインド・イラン語派話者は最初の3主成分でまとまりますが、テュルク・モンゴル個体群は主成分3でインド・イラン個体群のまとまり(クラスタ)からバイカル湖標本群への勾配を形成し、地理ではなく文化的分類と一致します。しかし、下位構造がインド・イラン語派集団内でユーラシア西部のまとまりに密接に収まるヤグノブ人(TJY)とともに出現する一方で、タジク人集団(TJAとTHEとTAB)はバイカル湖のまとまりに向かって伸びており、幾分の追加となるアジア東部もしくはバイカル湖狩猟採集民(BHG)との近接性を示唆します。
青銅器時代(BA)と鉄器時代(IA)と歴史時代の古代の個体群は、ヨーロッパからアジア東部の集団へと伸びる勾配上に位置します。ユーラシア西部草原地帯個体群は、ヨーロッパ人のまとまりの底と、ユーラシア西部草原地帯のまとまりからバイカル湖およびシベリアの現代人に近いオクネヴォ(Okunevo)文化青銅器時代個体群のまとまりへと広がる、ユーラシア中央部草原地帯個体群とでまとまっています。アジア中央部南方の古代の個体群(新石器時代と青銅器時代と鉄器時代)は、新石器時代(N)イラン個体群(イランN)から現代のイラン人およびヤグノブ人へと延びる勾配をたどります。
対照的に、トルクメニスタンIAとクシロフ・クシャン(Ksirov_Kushan)遺跡個体群から構成される鉄器時代標本群は、現代インド・イラン語派人口集団の近くに位置しますが、第1軸でのわずかに負の値と第3軸の正の値は、インド・イラン語派現代人におけるバイカル湖祖先系統の追加を示唆します。この主成分分析(図1c)から、古代と現代のアジア中央部のインド・イラン語派人口集団は、新石器時代イラン農耕民とアジア中央部青銅器時代個体群との間で勾配を形成しているように見え、以前の研究で観察されたように(関連記事)、青銅器時代と鉄器時代との間での草原地帯へと向かう祖先系統の明確な変化と、鉄器時代と現代との間でのアジア東部祖先系統へのより小さな変化があります。この変化は、ヤグノブ人よりもタジク人の方でより顕著です。
本論文の最初の観察結果を確認し、遺伝的構造を識別するため、主成分分析と同じデータセットでADMIXTUREを用いて教師なしクラスタ化分析が実行されました(図2)。主成分分析と一致して、全てのインド・イラン語派話者現代人で、イラン新石器時代農耕民で最大化される遺伝的構成要素(イランN、図2の濃緑色、平均値はヤグノブ人で37%、タジク人で25%)、ヨーロッパ東部狩猟採集民(EEHG)とスカンジナビア半島西部狩猟採集民(WSHG)で最大化される構成要素(図2の薄緑色、平均値はヤグノブ人で13%、タジク人で10%)、本論文のデータセットのどの人口集団でも完全には最大化されないものの、ヨーロッパ現代人とアナトリア半島新石器時代農耕民(アナトリアN)で見られる全ての第三の構成要素(図2の濃青色、平均値はヤグノブ人で36%、タジク人で29%)の存在が証明されます。
さらに、シベリアのシャマンカ(Shamanka)遺跡の前期新石器時代(EN)個体に代表されるバイカル湖狩猟採集民(BHG)で最大化され、全ての現代のテュルク・モンゴル人口集団にほとんど存在する第四の構成要素(図2の赤色、平均50%)も、現代のインド・イラン語派人口集団により低い程度で存在すると推測され、タジク人(平均値14%)よりもヤグノブ人(平均値7%)で顕著に低い割合となっています。最後に、タジク人は、アジア中央部のテュルク語族およびモンゴル語族話者人口集団の全てで存在するアジア東部現代人祖先系統(図2の桃色構成要素、漢人集団で最大化されます)の小さな割合(4%)と、現代のアジア南部人口集団で最大化される構成要素(図2の橙色、約8%)を示し、両方の祖先系統はヤグノブ人では欠けています。以下は本論文の図2です。
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ADMIXTURE分析も、古代人集団に関する主成分分析と一致します。じっさい、鉄器時代のアジア中央部南方個体群はヤグノブ人と顕著に類似した特性を示します。たとえば、トルクメニスタンIAと分類された1個体は、WSHG/EEHG構成要素を約25%、イランN構成要素を30%、アナトリア半島農耕民祖先系統構成要素を35%の割合で有していますが、BHG祖先系統は欠けています(図2)。青銅器時代ユーラシア中央部草原地帯牧畜民は、イラン祖先系統での顕著な増加を除いて同様の特性を示し、ユーラシア西部草原地帯牧畜民は、ヨーロッパ西部狩猟採集民(WEHG)で最大化される薄茶色(ベージュ)構成要素を有しており、これは現代のインド・イラン語派人口集団では欠けています。したがって、現代のインド・イラン語派話者人口集団は、トルクメニスタン鉄器時代個体群とひじょうによく似ており、アジア東部および南部集団からの流入は限定的で、ユーラシア中央部草原地帯とアジア中央部南方の青銅器時代人口集団間の中間として現れます。
●インド・イラン語派話者内の人口集団の連続性
インド・イラン語派話者人口集団の遺伝的供給源における鉄器時代アジア中央部南方個体群との遺伝的継続性およびバイカル湖関連人口集団との限定的な混合を検証するため、D統計とf3統計とqpAdmモデル化が、主成分分析およびADMIXTUREで用いられた同じデータセットと、ヤグノブ人3個体(TJY)とタジク人19個体(TJE)とトルクメン人24個体(TUR)のショットガン配列で形成されたデータセットと、70万ヶ所の一塩基多型の最終セットの古代ゲノムで形成されたデータセットで実行されました。
その結果、本論文のデータセットの全ての古代の人口集団について、D統計(ムブティ人、古代人集団;トルクメニスタンIA、インド・イラン語派現代人)の計算により、鉄器時代以降に起きた遺伝子流動が特定され、特徴づけられました(図3)。これらの統計は、遺伝子流動が古代の人口集団からインド・イラン語派現代人へと起きた場合、正になると予測されます。ヤグノブ人の場合、アジア東部人口集団に遺伝的に近いネパールのチョクホパニ(Chokhopani)遺跡の鉄器時代の1個体(2700年前頃)のみが、有意に正のD統計を示します。
タジク人個体群(TJE)はD統計が正のより多い数の古代の人口集団(41個体)を示し、これら古代の人口集団の共通の特徴は大量のBHG祖先系統を示すことで、ADMIXTURE分析と一致します(図2)。ただ、タジク人は、アジア南部とのつながりの可能性を示すインドの歴史時代の1個体(大アンダマン人)と正のD統計を示すことにも要注意です(図3)。したがって、現代のインド・イラン語派人口集団は、早くも鉄器時代のトルクメンに存在した集団と関連する集団の子孫で、BHG祖先系統と、ヤグノブ人を除いてのアジア南部人口集団からの寄与と、別のアジア東部人口集団からの寄与がありました。以下は本論文の図3です。
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次に、D統計で検出された寄与が鉄器時代以降に起きた混合事象に起因するのかどうか、検証されました。まず、f3統計(TJY/TJA/TJE/TAB;供給源1、供給源2)が計算され、インド・イラン語派人口集団が2供給源間の混合としてモデル化できるならば、負の値が予測されます。匈奴のようなアジア東部祖先系統からの人口集団と、イランNやアナトリア半島農耕民や草原地帯の祖先系統などADMIXTURE分析(図2)で見られる構成要素を表すより西方の人口集団を示唆する組み合わせのみが有意でした。これらの統計は、おそらくはイランNとBMACとアナトリア半島初期農耕民と青銅器時代草原地帯の祖先系統を示す人口集団と、BHG祖先系統との強い類似性を有する人口集団との間の、じっさいの混合存在を証明します。
ヤグノブ人集団はタジク人集団よりも負のf3統計を有する組み合わせが有意に少なく、それは恐らく長期の孤立に起因します。f3統計(TJY/TJA/TJE/TAB;古代の人口集団、トルクメニスタンIA)でも具体的に計算され、インド・イラン語派話者が鉄器時代トルクメニスタン人口集団とBHG関連人口集団の混合としてモデル化に成功できると示す、正のD統計で示唆された同じ古代の人口集団とともに、いくつかのf3統計は常に得られました。
次に、qpAdmを用いてヤグノブ人集団とタジク人集団がモデル化され、混合の割合が推定されました。どの代理の人口集団が本論文のモデルで最適なのか検証するために回転法が用いられ、p値が0.01以下の全ての組み合わせが除外されました。ヤグノブ人の場合、維持された唯一のモデルは、トルクメニスタンIA(88~93%)と匈奴祖先系統(7~12%)の混合でした。3方向モデル化では、TJYについて異なるモデルを却下できませんでした。それは、トルクメニスタンIA関連祖先系統(90%)と匈奴関連祖先系統(7%)とヨーロッパENもしくはウクライナのスキタイ人の祖先系統(3%)の混合です。
トルクメニスタンIAの起源でより古い混合を推測する、ウクライナのスキタイ人とBMACと匈奴のモデルも得られました。より多くの混合供給源について検証すると、2通りの4方向モデルと1通りの5方向モデルが得られました。興味深い一つのモデルは4方向モデルで、ウクライナのスキタイ人(17%)とトルクメニスタンIA(60%)とBMAC(14%)と匈奴(8%)の混合となり、つまり、このモデルはユーラシア西部草原地帯的な人口集団とのヤグノブ人の密接な類似性を示します。
タジク人をモデル化するために、全ての2方向混合モデルが除外され、匈奴関連祖先系統(約17%)と、トルクメニスタンIA関連祖先系統(約75%)と、アジア南部における深い祖先系統を表す100年前頃のインドの大アンダマン人1個体に代表されるアジア南部個体(8%)の混合を示唆する、1通りの3方向混合モデルが得られました。
したがって、qpAdmモデル化が示すのは、現在のインド・イラン語派話者の祖先系統の少なくとも90%は、BMACとの類似性を有するアジア中央部南方の鉄器時代個体群から継承されたとしてモデル化される、ということです。その結果、インド・イラン語派話者は、BHG祖先系統関連個体群との偶発的混合を伴う、鉄器時代以降の強い遺伝的連続性を示し、タジク人の場合、おそらくは鉄器時代後のアジア南部祖先系統関連人口集団との混合を示します。
最後に、DATESを用いて混合事象以降の世代数が推定されました。ヤグノブ人の起源におけるトルクメニスタンIAと匈奴的人口集団との間の混合については、35±15世代前との推定が得られました。1世代29年とすると、この混合事象は1019±447年前にさかのぼります。タジク人(THEとTABとTJA)の場合、ユーラシア東西の混合について、546±138年前(18.8±4.7世代前)から907±617年前(31.2±21.3世代前)の推定年代が得られました。タジク人のアジア南部人口集団との混合については、944±300年前との推定年代も得られました。
●鉄器時代トルクメニスタン人の祖先系統
以前の研究(関連記事)ですでに、トルクメニスタンIAはBMACといくつかの草原地帯人口集団との間の混合としてモデル化できる、と示されており、主成分分析(図1c)ではじっさい、トルクメニスタンIAは草原地帯勾配に位置します。しかし、草原地帯はアジア東部祖先系統の量に応じて、西部と中央部と東部というように、いくつかの集団に分割されます。ADMIXTURE分析は、赤色と薄紫色の構成要素(それぞれ、シベリア東部人口集団とアジア東部人口集団で最大化されます)の存在により草原地帯を西部と中央部の祖先系統に識別し、薄紫色の構成要素はトルクメニスタンIAでは欠けており、西部草原地帯との類似性を示唆します。
それにも関わらず要注意なのは、アンドロノヴォ(Andronovo)文化もしくはシンタシュタ(Sintashta)文化の個体群も、中央部草原地帯として分類される一方で、この構成要素を欠いていることです。したがって、中央部草原地帯集団では、ひじょうに不均質で、カラスク(Karasuk)もしくはサカ中央部のようなアジア東部祖先系統や、アンドロノヴォ文化およびシンタシュタ文化個体のような他のより多くの西部草原地帯的祖先系統を有する人口集団が集まっています。
さらに、BMAC もしくはユーラシア西部の古代の人口集団について、f3型式(ムブティ人;古代の人口集団、トルクメニスタンIA)のより高い外群f3統計が得られ、二重起源と西部との類似性が浮き彫りになります。この類似性はさらに、D統計(ムブティ人、トルクメニスタンIA;西部草原地帯、中央部草原地帯)で確証され、西部草原地帯人口集団が、サカ中央部やカラスクのようなアジア東部祖先系統を有する中央部草原地帯人口集団と対する場合、有意に負となります。
D統計(ムブティ人、トルクメニスタンIA;狩猟採集民1、狩猟採集民2)では(狩猟採集民1と狩猟採集民2はWEHGかEEHGかWSHGかBHG)、BMACと混合した草原地帯人口集団はアジア東部もしくはバイカル湖構成要素が欠けている、と証明されました(図4)。じっさい、BHGが他の狩猟採集民集団と比較される場合のみ、有意なD統計が観察されました(図4)。狩猟採集民人口集団を用いると、最近の混合からの推論を回避できます。それにも関わらず、この水準でこの期間のさまざまな草原地帯集団のほとんどを区別できませんでした。これは、トルクメニスタンIAが、早ければ青銅器時代にいくつかの中央部草原地帯集団で観察されるアジア東部祖先系統を欠いている、と示唆します。以下は本論文の図4です。
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最後に、qpAdmでトルクメニスタンIAをモデル化するために、BMACと混合したさまざまな草原地帯人口集団が検証されました。まず、西部草原地帯となるポルタフカ(Poltavka)文化およびスルブナヤ(Srubnaya)文化個体と、中央部草原地帯となるアンドロノヴォ文化と分類されたロシアの4個体で一式が構成され、D統計とf3統計で以前に浮き彫りにされたヨーロッパおよび西部草原地帯との類似性が推定されました。その結果、除外できなかった2供給源を有する1モデルだけが得られ、BMAC個体群(43%)とアンドロノヴォ文化個体群(57%)の混合が示唆され、アンドロノヴォ文化個体群は、BMAC個体群と混合して鉄器時代アジア中央部南方集団を形成した草原地帯人口集団にとって、最良の代理と提案されます。
アジアとの類似性を推定するために、アンドロノヴォ文化個体群とカラスク文化個体群(アジア東部構成要素を有する中央部草原地帯個体群)との間で最良のモデルについて検証すると、単一の適合/関連モデルが得られ、ほぼ同じ割合を有するアンドロノヴォ文化個体群が示唆されます。さらなる検証で、遺伝的に近い2人口集団であるアンドロノヴォ文化個体群とシンタシュタ文化個体群との間の最良のモデルが調べられ、唯一の有意な結果は、同じ割合でのアンドロノヴォ文化個体群とBMAC個体群とのものでした。
最終的に、アンドロノヴォ文化と分類された個体群と、アンドロノヴォ複合に分類される2つの人口集団、つまりフゥドロヴォ・ショインディコ(Fedorovo Shoindykol)とアラクル・リサコスフスキー(Alakul Lisakovskiy)との間のモデルが検証されました。再度、唯一の有効なモデルは、アンドロノヴォ文化個体群とBMAC個体群とのものでした。全体的に言えるのは、アジア中央部南方の鉄器時代人口集団は、BMAC個体群と、アジア東部との類似性を有する中央部草原地帯よりも西部草原地帯の方と類似性を有する特性を示す、アンドロノヴォ文化個体群に近い(カラスク文化個体群のような)青銅器時代人口集団との混合から生じた、ということです。
●トルクメン人の歴史
テュルク語族言語を話し、他のテュルク・モンゴル民族集団と同じ文化的習慣を有しているにも関わらず、トルクメン人は遺伝的にテュルク語族話者やモンゴル語族話者よりもインド・イラン語派話者人口集団の方と近い、と示されています。じっさい、トルクメン人(TUR)は、主成分分析ではタジク人のまとまりに収まり、テュルク語族話者やモンゴル語族話者の勾配には収まらず(図1)、ADMIXTURE分析(図2)では、トルクメン人を除いてアジア中央部の全てのテュルク語族およびモンゴル語族人口集団は、バイカル湖祖先系統(図2の赤色構成要素、平均50%)とアジア東部祖先系統(図2の桃色、漢人集団で最大化されます)の有意な高い量を示します。一方、トルクメン人は完全に異なるパターンを示し、タジク人の割合(平均15%)と近いバイカル湖構成要素(平均22%)を有していますが、アジア東部構成要素はほとんどありません。トルクメン人は、タジク人ほどには多くのアジア南部関連祖先系統を示さず、アジア南部人口集団との混合が、インド・イラン語派集団の残りからタジク人が分岐した後に起きたか、継続したことを示唆します。
外群f3統計(ムブティ人;古代の人口集団、現在の人口集団)に基づいて、最初のデータセットのトルクメン人を含むすべてのアジア中央部人口集団について、古代の人口集団との遺伝的類似性の特性が確立されました(図5)。あらゆる古代の人口集団とトルクメン人を比較する外群f3統計値は、あらゆる古代の人口集団とタジク人を比較するそれと相関します(図5A)。一方、東部草原地帯集団およびバイカル湖集団をテュルク語族およびモンゴル語族人口集団(カザフ人)と比較する外群f3統計値は、古代の人口集団とトルクメン人を比較する場合よりも高くなります(図5B)。トルクメン人は、共有されているシベリア/アジア東部祖先系統の量について、テュルク語族およびモンゴル語族人口集団よりもインド・イラン語派人口集団の方と類似しています。以下は本論文の図5です。
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最後に、トルクメン人がヤグノブ人に代表されるアジア中央部基底部祖先系統とアジア東部祖先系統の混合としてモデル化されました。トルクメン人のqpAdmモデル化では、却下されない唯一のモデルが得られ、ジョチ・ウルスのアジア人6%とタジク人(TAB)94%の混合が示唆されました。この混合事象について、DATESで687±100年前(23.7±3.4世代前)の年代が推定されました。これらの結果は、トルクメン人が比較的最近までインド・イラン語派的人口集団であり、人口集団における実質的な遺伝的変化なしに最近になって言語と文化が変わった、と明らかにします。
●考察
本論文は、アジア中央部南方で現代の人口集団が鉄器時代へとさかのぼる証拠を用いて、インド・イラン語派話者の歴史への洞察を提起します。以前の遺伝学的研究で提案され、歴史学的および考古学的証拠により裏づけられるように、インド・イラン語派話者はテュルク語族話者とモンゴル語族話者のずっと前にアジア中央部に定住した、と明らかになりました。アジア中央部南方におけるインド・イラン語派祖先系統の最下部での主要事象は、青銅器時代末と鉄器時代に在来のBMAC集団およびオクサス文化の終焉とおそらくはつながっていたアンドロノヴォ文化関連人口集団との間の混合を通じて起きました。要注意なのは、BMACと混合した草原地帯集団がアジア東部祖先系統を示さないことで、アジア東部祖先系統は中央部草原地帯中核地域に鉄器時代末になってやっと到来した、という考古学および遺伝学(関連記事)の知見と一致します。
アンドロノヴォ文化に分類される人口集団は、複雑な集団を形成します。じっさい、本論文のデータセットでアンドロノヴォと分類されて用いられている個体群を一斉検査すると、全てキトマノヴォ(Kytmanovo)という1ヶ所の遺跡に由来し、遺伝的には、東方へと移動しているものの、カスピ海の近くに拡大したシンタシュタ文化の関連個体群とひじょうに近い特性を示すことに要注意です。アンドロノヴォ複合に分類される他の文化の個体群が配列決定されましたが、全体的には中程度に不均質な遺伝的集団を形成します。
さらにいくつかの研究は、草原地帯集団が同様に分類できるかもしれないものの、遺伝的に異なるかもしれず、たとえば、スルブナヤ・アラクルスカヤ(Srubnaya Alakulskaya)文化個体群はサマラ(Samara)地域のスルブナヤ文化個体群よりもアンドロノヴォ文化個体群の方と密接です(関連記事)。青銅器時代末と鉄器時代の遊牧民人口集団は遺伝的にひじょうに不均質で、鉄器時代アジア中央部南方で見つかる西部草原地帯祖先系統はまだ標本抽出されていないかもしれない、と思われます。
草原地帯とアジア中央部南方との間の遺伝子流動が双方向だったことに注目するのは、興味深いことです(関連記事)。最近の研究では、BMACからの遺伝子流動がスキタイ人の遺伝的形成に寄与した、と強調されています(関連記事)。これらの研究と組み合わせた本論文の知見は、BMACと西部草原地帯文化以降のアジア中央部南方文化は強い文化的つながりを有していた、という考古学的証拠に基づいた仮説を強く裏づけます。
全体として本論文は、青銅器時代以来の人口移動の熱狂にも関わらず、アジア中央部南方のインド・イラン語派人口集団における鉄器時代以降の遺伝的連続性の顕著な事例を論証します。以前の研究と同様に本論文は、タジク人の言語の変化につながる最初の拡大にも関わらず、インド・イラン語派話者の遺伝的多様性について、アジア中央部におけるアラブ文化拡大の影響を示しません。タジク人における東部イラン語群言語から西部イラン語群言語への言語変化につながったペルシア文化拡大にも関わらず、イランからの遺伝子流動も見られず、ヤグノブ人は東部イラン語群言語を維持しました。
ヤグノブ人はその組み合わせについて、経時的に強い遺伝的安定性により特徴づけられ(負の混合f3統計の少ない量、より少ない有意なD統計)、長期の孤立と関連しているかもしれません。ヤグノブ人はじっさい孤立した民族言語人口集団で、ひじょうに近づきにくいヤグノブ川流域に歴史的に存在しました。証拠から示唆されるのは、ヤグノブ人とタジク人との間の分離は遅くとも1000年前頃に起きており、それは以前の研究で観察されたインド・イラン語派話者の高い遺伝的分化を説明します。興味深いことに、ヤグノブ人は、強い遺伝的浮動にも関わらず現在の遺伝的多様性につながった移住の波の前の、アジア中央部に存在した祖先系統の好適な代理を表せるかもしれない、と示唆されます。
現代のテュルク語族話者集団およびモンゴル語族話者集団との混合に起因するアジア東部祖先系統の量はタジク人でさえ低いままで、アジア中央部においてインド・イラン語派話者集団への東方から西方への侵略(フン人やモンゴル人)の小さな遺伝的影響を観察した、以前の研究の知見と一致します。一方、本論文はヤグノブ人とタジク人とトルクメン人について、1000年前頃にさかのぼるBHG祖先系統からの少量の遺伝子流動を浮き彫りにし、鉄器時代後のアルタイ山脈からの西方への移住の最近の波が示唆されます。
最近の移住の波は、以前の研究でアルタイ地域からのテュルク語族話者の祖先的集団に由来すると論証されてきた、アジア中央部南方におけるテュルク語族話者とモンゴル語族話者の起源と関連しているかもしれません。本論文で提示された混合のごく最近の年代は、以前の研究で推定された、タジク人では8000年前頃、キルギス人では2300年前頃との推定年代と顕著に異なります。ヤグノブ人と比較してのタジク人のより最近の推定混合年代は、タジク人が、ヤグノブ人の遺伝的構成を形成した最初の混合事象後に起きた、東進してくる供給源からより多くの継続的な遺伝子流動を受けた、という事実により説明できるかもしれません。じっさい、qpAdm手法はこの文脈で予測できる継続的な混合を検出できません。さらに、その祖先系統の調査は、文化的、とくに言語的違いにも関わらず、タジク人とトルクメン人における遺伝子流動のさまざまなパターンが現れる一部の遺伝的違いを伴いつつ、ヤグノブ人とタジク人とトルクメン人の内部における遺伝的均質性を確証します。
とくに、イランのトルクメン人における証拠にも関わらず、以前には記録されていなかった、タジク人集団に限定されるアジア南部からの混合事象が証明されました。以前の考古学的研究によると、アジア南部との多方向の文化交流が早くも銅器時代には起きていた、と知られています。とくに、シアルク(Sialk)文化や他のイランの文化からバローチスターン(Balochistan)文化もしくはジオクジュール(Geoksjur)文化にかけてのアフガニスタン南部への文化交流が知られています。
反対方向、つまり南方から北方へは、ムンディガクIII(Mundigak III)様式土器がアフガニスタン北部のバダフシャーン(Badakhshan)まで並行しており、アラビア海からの首飾りや腕輪に用いられた貝殻は、タジキスタンのサラズム(Sarazm)遺跡で見つかっており、長距離の商取引を示します。これら古代の人口集団は、鉄器時代も含めて人口集団間のおそらくは高頻度の交流と文化的融合を伴う移動中でした。興味深いことに、アジア中央部南方とアジア南部の集団間の遺伝的近接性は、すでにBMAC標本群で示唆されており(関連記事)、この遺伝子流動の時期に関する問題を提起します。
この問題について、二つのモデルが考えられます。一方のモデルは、ヤグノブ人で現在観察されるように均質な基底部インド・イラン語派集団の背景の形成と、アジア南部人口集団からの最近の遺伝子流動を仮定します。もう一方のモデルは、一部の青銅器時代BMAC標本におけるアジア南部祖先系統の存在を認識し、タジク人とヤグノブ人は異なるBMAC人口集団に由来し、アジア南部祖先系統との混合が、タジク人ではあり、ヤグノブ人ではなく、共にアンドロノヴォ文化集団的な草原地帯人口集団と鉄器時代に別々に混合し、その後でBHG祖先系統を有する東部遊牧民集団と混合したかもしれない、と提案されます。
タジク人のゲノムにおけるア
2022/05/31 (Tue) 19:23:44
この問題について、二つのモデルが考えられます。一方のモデルは、ヤグノブ人で現在観察されるように均質な基底部インド・イラン語派集団の背景の形成と、アジア南部人口集団からの最近の遺伝子流動を仮定します。もう一方のモデルは、一部の青銅器時代BMAC標本におけるアジア南部祖先系統の存在を認識し、タジク人とヤグノブ人は異なるBMAC人口集団に由来し、アジア南部祖先系統との混合が、タジク人ではあり、ヤグノブ人ではなく、共にアンドロノヴォ文化集団的な草原地帯人口集団と鉄器時代に別々に混合し、その後でBHG祖先系統を有する東部遊牧民集団と混合したかもしれない、と提案されます。
タジク人のゲノムにおけるアジア南部人口集団からの遺伝子流動の年代が比較的最近なので、データは前者の仮説を支持しますが、混合(1回なのか複数回なのか)のモデルについていの不確実性は、青銅器時代以降の継続的な遺伝子流動と一致するかもしれません。さらに、本論文における最近の推定混合年代は、1500年前頃のペルシアの拡大と関連したタジク人における東部イラン語群言語から西部イラン語群言語への変化と同じように、アジア南部祖先系統の到来と一致します。
最後に、トルクメン人は、遺伝的祖先系統の実質的な変化なしに言語と文化的慣行が変化した人口集団の顕著な事例です。じっさい、ユーラシア全体で見つかるテュルク語族話者は、いくつかの遊牧民の移住の結果で、アジア中央部を通ってシベリアからヨーロッパ東部と中東まで広がり、紀元後5~16世紀と広範な期間に起きました。アジア中央部以外の地域では、いくつかの研究において、テュルク語族話者は遺伝的に地理的近隣集団と類似しており、両者を区別する遺伝的兆候はない、と示されています。これは、テュルク語族の拡大に伴う言語置換について、人口拡散ではなく、支配層の優位によるモデルを裏づけます。
トルクメン人はこの世界的モデルに当てはまりますが、この地域では例外的です。じっさい、キルギス人もしくはカザフ人など他のテュルク語族話者人口集団は、明確に支配的なアジア東部およびバイカル湖構成要素があるさまざまな遺伝的特性を示し、紀元後10~14世紀頃となる、シベリア南部とモンゴルからの遊牧民とのより顕著な混合を証明します。トルクメン人におけるアジア東部祖先系統の少ない量は、紀元後15世紀頃の混合と関連しており、アジア中央部における最初の混合よりもわずかに後で、これらテュルク語族話者集団およびモンゴル語族話者集団との遺伝子流動に由来するかもしれません。
インド・ヨーロッパ語族の拡散の問題は、近年では白熱した話題になっています(関連記事)。言語学的分析は、インド・ヨーロッパ語族の起源地として、アナトリア半島もしくはポントス・カスピ海草原(ユーラシア中央部西北からヨーロッパ東部南方までの草原地帯)を示します。ヤムナヤ(Yamnaya)文化関連人口集団の、後期新石器時代における西方への拡大と青銅器時代における東方への拡大は、アンドロノヴォ文化集団の移住を通じて、ヤムナヤ文化関連集団がインド・ヨーロッパ語族話者だった、と提案します。
興味深いことに、アジア中央部のインド・ヨーロッパ語族話者で見つかる祖先系統パターンは、他のインド・ヨーロッパ語族話者人口集団、つまりイランのペルシア人では見つかりません。この民族集団は、青銅器時代以来のイランの古代人との遺伝的連続性を示し、中央部もしくは東部草原地帯からの遺伝子流動は限定的です。さらに、トルクメン人集団についての本論文の知見は、言語学と遺伝学が一致しない別の事例を提示し、人口移動を用いて言語置換を推測する見解に疑問を呈します。以前の研究で見られた現代のユーラシア西部人口集団へのトルクメン人集団の遺伝的帰属は、共通の草原地帯祖先系統に起因します。
●まとめ
本論文の結果は、インド・イラン語派話者について、遺伝的および言語的な連続性と非連続性のさまざまなパターンが経時的に共存していた、と明らかにしました。アジア中央部南方では、じっさいのインド・イラン語派話者は、他のユーラシア集団からの最近の移住の波はごくわずかで、鉄器時代以降の長期の連続性の結果だった、と示されます。本論文の結果は、アジア中央部南方の人口動態が複雑で、完全に理解するには、本論文のような小規模な研究が必要になる、というさらなる証拠を提供します。
この観点から、これら移動の波の正確な時期は、草原地帯文化複合に分類されない鉄器時代と歴史時代の標本から、より多くのデータが得られるまで解決できません。言語と遺伝子の関係は複雑で(関連記事)、トルクメン人の事例とは逆にバヌアツでは、遺伝的に大きな変化が起きたにも関わらず、言語は変わらなかった可能性が示唆されています(関連記事)。言語と遺伝子の関係は、古代DNA研究の進展により、今後より深く解明されていくのではないか、と期待されます。
参考文献:
Guarino-Vignon P. et al.(2022): Genetic continuity of Indo-Iranian speakers since the Iron Age in southern Central Asia. Scientific Reports, 12, 733.
https://doi.org/10.1038/s41598-021-04144-4
https://sicambre.at.webry.info/202201/article_19.html
2022/05/31 (Tue) 20:00:55
日本人のガラパゴス的民族性の起源
1-1. Y-DNAハプロタイプ 2019年6月版 最新ツリー
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm
2-1. mtDNA ハプロタイプ 2019年5月21日取得 最新ツリー改訂版
http://garapagos.hotcom-cafe.com/2-1.htm
1-5. Y-DNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#1-5
1-5. Y-DNA/mtDNA ハプロタイプの意義と拡散
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-5,2-2.htm#2-2
0-2. 日本人の源流考
http://garapagos.hotcom-cafe.com/0-2,0-5,15-28,18-2.htm#0-2
1-18. 多民族国家 インドのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-18.htm
1-16. 多民族国家 中国のY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-16.htm
▲△▽▼
ヨーロッパY-DNA遺伝子調査報告
3-1. Y-DNA調査によるヨーロッパ民族
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-1.htm
3-2. Y-DNA「I」 ノルマン度・バルカン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-2.htm
3-3. Y-DNA「R1b」 ケルト度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-3.htm
3-4. Y-DNA「R1a」 スラブ度・インドアーリアン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-4.htm
3-5. Y-DNA「N1c」 ウラル度・シベリア度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-5.htm
3-6. Y-DNA「E1b1b」 ラテン度(地中海度) 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-6.htm
3-7. Y-DNA「J」 セム度・メソポタミア農耕民度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-7.htm
3-8. Y-DNA「G」 コーカサス度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-8.htm
15-4. アイスマンのY-DNAはスターリンと同じコーカサス遺伝子の「G2a」
http://garapagos.hotcom-cafe.com/15-4.htm
3-9. Y-DNA「T」 ジェファーソン度 調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-9.htm
3-10. Y-DNA「Q」 異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm
1-11. ユダヤ人のY-DNA遺伝子は日本列島の構成成分となっているのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-11.htm
1-15. コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-15.htm
1-14. ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島の遺伝子は?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-14.htm
1-13. 中央アジアの標準言語テュルク語民族の遺伝子構成はどうなのか?
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-13.htm
1-17. 多民族国家 ロシアのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-17.htm
1-9. 多民族国家 アメリカのY-DNA遺伝子調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-9.htm
2023/04/19 (Wed) 16:18:42
ウランズークおよび石板墓文化と関連する2個体(BUL002、I6365)を除く男性は全員YHg-Qに、AR_鮮卑_IAの男性3個体は全員YHg-Cに、匈奴の男性はYHg-QおよびCの両方に分類されます。
3-10. Y-DNA「Q」 異民族の侵入者フン族の痕跡調査
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-10.htm
雑記帳
2023年04月19日
匈奴の人口構造
https://sicambre.seesaa.net/article/202304article_19.html
匈奴(Xiongnu)西部辺境地の墓地で発見された個体のゲノムデータを報告した研究(Lee et al., 2023)が公表されました。匈奴などユーラシア内陸部の遊牧民勢力についても、近年の古代ゲノム研究の進展は目覚ましく、たとえばアヴァールについて、社会的地位による遺伝的構成要素の違いがあり、支配層において200年間ほど起源地のユーラシア東部に由来する遺伝的構成要素の割合が高かった、と推測されています(関連記事)。遊牧民勢力はユーラシアでも比較的高緯度を主要な拠点としており、DNAの保存には比較的適していると考えられるので、遊牧民勢力の古代ゲノム研究が今後ますます進展し、歴史学や考古学では確認しづらい遊牧民勢力の様相が解明されていくのではないか、と期待されます。
●要約
匈奴は最初の遊牧帝国権力で、紀元前200~紀元後100年頃まで、ユーラシア東部草原地帯を支配しました。最近の考古遺伝学的研究は、匈奴帝国全体のきわめて高水準の遺伝的多様性を証明しており、匈奴帝国が多民族的だったとする歴史的記録を裏づけています。しかし、この多様性が局所的共同体において、もしくは社会政治的地位によりどのように構造化されていたのか、不明なままです。本論文はこの問題に取り組むため、匈奴帝国の西部辺境の貴族および地域エリートの墓地を調べました。18個体のゲノム規模データの分析により、これら共同体内の遺伝的多様性は匈奴帝国全体と匹敵し、高い多様性は拡大家族内でも観察された、と示されます。遺伝的不均質は最低の地位の個体群で最も高く、多様な起源が示唆されますが、より高い地位の個体群は遺伝的多様性が低く、エリートの地位と権力はより広範な匈奴集団の特定の部分集合内に集中していた、と示唆されます。
●研究史
匈奴帝国は、ユーラシアにおいて勃興した多くの歴史的に記録された多くの草原地帯帝国の最初であり、その形成は、千年後に日本海【原文では「東海(East Sea)」表記】からカルパチア山脈までに及んだモンゴル帝国を含む、その後の遊牧帝国権力の台頭の前兆となりました。現在のモンゴルの領土を中心とする匈奴帝国は、ユーラシア東部草原地帯と現在の中国北部やシベリア南部やアジア中央部の周辺地域を、紀元前209年頃に始まり、紀元後1世紀後半における最終的な崩壊まで、約3世紀にわたって支配しました。匈奴はその最盛期には、アジアの中央部と内陸部と東部の政治経済に大きな影響を与え、中華帝国の主要な政治的競合相手となり、匈奴帝国の中心部へと深く入り込んだ、ローマのガラス、ペルシアの織物、エジプトのファイアンス焼き、ギリシアの銀、中国の銅や絹や漆器を輸入した、遠隔交易網を確立しました。
匈奴は完全に新たな種類の政治的実体を表しており、ユーラシア東部草原地帯から西方はアルタイ山脈に至る異質な遊牧民および定住民集団を、単一の権威の下で組み入れました。匈奴はモンゴル中央部および東部のその中核から拡大するにつれて、多くの近隣集団を征服して統合しました。匈奴は中国北部で決定的勝利を収めながら、モンゴル西部およびバイカル湖の南部地域への拡大に成功しました。しかし、匈奴は征服のための騎兵隊の動員において専門家以上の存在でした。匈奴は、アジア中央部の絹の道(シルクロード)の諸王国にかなりの影響を及ぼした抜け目のない交易相手でもあり、匈奴後期(紀元前50~紀元後100年頃)においてユーラシアの交流網により大きな影響さ及ぼしました。それにも関わらず、匈奴内部の社会的および政治的組織に関する詳細な理解は欠けています。
匈奴の歴史物語はほぼその漢人【という分類を匈奴が存在した頃に用いてよいのか、疑問は残りますが】の政治的競合相手の著したものであり、そこでは、匈奴の政治形態が遊牧民エリートの「単純な組織体」として繰り返し軽蔑的に特徴づけられました。匈奴の社会政治組織について現在知られていることのほとんどは、アジア内陸部全体の遺跡の増加とともに、文献証拠から収集されてきました。葬儀記録から、匈奴には社会経済的階層があり、埋葬様式や建設への投資や供物の観点で個体間に明確な違いがある、と示唆されています。後期匈奴のほとんどの特定されている墓は、表面の厚い石輪の下にある立坑です。これらの目立つ埋葬は匈奴社会の地域的および局所的エリートの広範なつながりを表していますが、一般人は目立たない積石の下もしくは人目につかない穴に埋葬された可能性が高そうです。
匈奴帝国の最上位の貴族支配エリートは大規模な方形墓に埋葬され、より低い地位の個体の従者の埋葬が連接し、埋葬複合を形成します。方形墓と大型円形墓のエリートは豊富な副葬品を伴う場合が多く、通常は装飾された厚い木板の棺に葬られ、「外国」の高級品、金や金箔の物、ウマや他の貴重な家畜の犠牲が伴います。匈奴帝国の象徴である太陽と月を表す金属製の円盤と三日月形も、そうしたエリートの墓で頻繁に見つかります。その富と景観上の目立つ外観のため、多くの匈奴の墓は古代から略奪されてきましたが、それにも関わらず、墓の形態の違いは明確な社会的段階を表しており、匈奴帝国内の排他的な政治的派閥として方形墓があります。
以前の考古遺伝学的研究は、匈奴を構成した人々の特定を試みており、匈奴帝国全体のひじょうに高水準の遺伝的多様性を明らかにしてきました。最近、匈奴の27ヶ所の遺跡の60個体のゲノム規模研究(関連記事)では、この多様性はまずモンゴルにおける2つの遺伝的に異なる牧畜民人口集団のとういつにより形成された、と分かりました。一方は、西方の鹿石キリグスール(Deerstone Khirigsuur)文化およびムンクハイルハン(Mönkhkhairkhan)文化およびサグリ・ウユク(Sagly/Uyuk)文化と関連する集団の子孫で、もう一方は、東方のサグリ・ウユク(Sagly/Uyuk)文化およびウランズーク(Ulaanzuukh)文化および石板墓(Slab Grave)文化の子孫で、他地域からの追加の人口流入が続き、その可能性が最も高いのはサルマティア(現在のウクライナの近く)と中華帝国です。
しかし、この証拠は、匈奴帝国は多民族で多文化で多言語の実体だった可能性が高い、との以前の主張を裏づけますが、これまで、そうした多様性が局所的に均質な共同体の異質な寄せ集めだったのか、局所的共同体自体も内部は多様だったのかどうか、判断できませんでした。さらに、匈奴の政治的地盤の多くの側面は、方形墓の帝国のエリート被葬者を誰が攻勢したのか、精巧な複合墓内の従者墓に埋葬された個体を含む、より低い地位の個体群との関係はどうだったのかなど、依然として不明です。高位の方形墓のエリートと標準的な円形墓の地元のエリートが匈奴人口集団の同じ区分に由来するのかどうか、あるいは、帝国の形成と関連する人口統計学的過程地位と起源により階層化されていたかもしれないことを示唆する、地元のエリートは侵入してきた匈奴帝国のエリートよりも以前の地元の人口集団と遺伝的に類似している可能性がより高いのかどうかも不明なままです。
これらの問題に取り組むため、モンゴルの現在のホブド(Khovd)州における、匈奴帝国の最西端辺境地に位置する、タヒルティン・ホトゴル(Takhiltyn Khotgor、略してTAK)遺跡の貴族エリート墓地とショムブージン・ベルチル(Shombuuzyn Belchir、略してSBB)遺跡の地元のエリート墓地の一連の埋葬が詳細に遺伝的に調べられます。高位と低位の18個体のゲノム規模データの分析により、両共同体は匈奴帝国全体に匹敵する高水準の遺伝的多様性を有していた、と示されます。高い遺伝的多様性は個々の複合墓と埋葬クラスタ(まとまり)とさらには拡大家族内で反映されています。したがって、広範な規模で遺伝的に多様な帝国を生み出した同じ社会政治的過程が最小規模でも機能し、わずか数世代の間でひじょうに多様な局所的共同体を生み出した、と分かりました。
TAKとSBBにおける社会および政治的地位に関して、識別可能な遺伝的パターンもあり、最低の地位の個体群(墓の形態と遺骸に基づきます)は最高水準の遺伝的異質性を有しています。対照的に、高位の個体群は遺伝的にさほど多様ではなく、高水準のユーラシア東部祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)を有しています。これはさらに、匈奴帝国における上流階級の存在と、エリートの地位と権力がより広範な人口集団の特定の部分集合内に集中していたことを示唆します。
●匈奴の貴族エリートと地元のエリートと従属者のゲノム規模データの生成
この研究の前に、2つの考古遺伝学的研究がエグ川(Egyin Gol)とタミル・ウラーン・コーシュー(Tamir Ulaan Khoshuu、略してTUH)遺跡で匈奴帝国の政治的中核にある匈奴期の墓地を集中的に調査しましたが、これらの研究はゲノム規模データを生成しなかったので、個体の祖先系統と関係を追跡する能力は限定的でした。他の研究はゲノム規模データの作成に焦点を当ててきましたが(関連記事1および関連記事2および関連記事3)、遺跡ごとの分析された個体数は少なく、匈奴の共同体もしくは社会政治的地位との関連の可能性内での遺伝的多様性を調べるには充分ではありません。
この問題に取り組むため、2ヶ所の匈奴の墓地の考古遺伝学的調査が実行されました。それは、アルタイ山脈の匈奴帝国の最西端の辺境地に位置する、TAKの貴族エリート墓地とSBBの地元のエリート墓地です。これらの墓地には、広範な方形墓から標準的な円形墓や貧弱な穴状墓まで、個体の完全な社会的範囲が含まれています。このデータセットは、匈奴帝国の社会的および空間的末端の共同体におけるエリートと従属者の遺伝的多様性と異質性と関係をより深く理解するのに役立ちます。次に、これら辺境地の匈奴共同体が、モンゴル全域の追加の29ヶ所の匈奴遺跡の以前に刊行された考古遺伝学的データと比較されました(図1A)。以下は本論文の図1です。
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これらの墓の多くに隣接するのは低位の「平民」の墓で、それは石棺もしくは土の穴の埋葬の上の単純な石積で構成されます。これらの方形墓と従者墓がともに、拡張埋葬複合を形成します。TAKでは、2基の完全な方形墓埋葬複合が発掘され、THL-82とTHL-64と第三の複合であるTHL-25が部分的に発掘されました。THL-82は東西に2基の従者墓が隣接する、大きな中央のエリート方形墓で構成されます(図1B)。THL-82は成人女性1個体(TAK001)を含んでおり、この女性個体は装飾された木板の棺に埋葬され、6頭のウマと中国の青銅製の戦車(チャリオット)の破片と青銅製の噴出口のある壺が伴っていました。木板の棺の使用は、エリートの匈奴の政治的文化と儀式を厳守して、この辺境地の状況ではとくに注目に値し、それは、大きなカラマツ材の木製板はこのほぼ気がないアルタイ山脈地域への多大な労力と対価で輸入されたに違いないからです。この従者墓はそれぞれ、土坑埋葬で成人男性1個体を含んでおり(TAK008とTAK009)、その一方(TAK008)はうつ伏せ(顔が下側)の位置で埋葬され、より一般的な匈奴の埋葬である仰向け(顔が上側)の位置とは異なります。
THL-64は、東側に2基の従者墓がある、大きな中心にあるエリートの方形墓で構成されています(図1B)。THL-82のように、THL-64も女性1個体の遺骸(TAK002)を含んでおり、TAK002は木製板の棺に、1頭のウマ、4頭のヤギ亜科(ヒツジもしくはヤギ)、太陽と月を表す黄金の円盤および三日月形とともに埋葬されていました。従者墓はそれぞれ、半屈曲状態で単純な石棺に埋葬された思春期の男性個体(TAK003とTAK004)を含んでおり、これはモンゴル西部において長期間続いた歔欷所的な埋葬伝統と一致する姿勢です。
複合墓THL-25は、従者墓のみがこれまでに発掘されており、東側に3基の従者墓が隣接する大きな中心の方形墓で構成されています(図1B)。3基の従者墓は、小さな石積だけが目印となっている単純な土坑埋葬で構成されており、子供1個体(TAK005)と成人男性2個体(TAK006とTAK007)が含まれています。合計で、TAK墓地では8個体が遺伝的に調べられ、そのうち本論文で新たに提示されたのは7個体で、1個体(TAK001)は先行研究(関連記事)で報告されていました。
TAKの南西約50kmに位置するSBBの地元エリート墓地は、戦略的な高い峠に沿って位置し、その期間は紀元前50年~紀元後210年頃にまたがります。他の地元のエリートの匈奴墓地と一致して、TAKは成人の男女両方と子供の遺骸を含む円形墓でおもに構成されています。33基の墓のうち15基がこれまでに発掘されており、そのうち11基はこの研究で遺伝的に検査され、11基のうち10基はゲノム規模分析に充分なほど保存されていました(図1C)。分析された個体は、装飾された木板の棺と精巧な副葬品のある大きな石で囲まれた墓の個体から小さな石棺で構成される粗末な埋葬まで、明白な社会的地位の全範囲に及びます。
分析された墓のうち5基(12・13・14・15・18号墓)は1クラスタに配置されていますが、他の墓は空間的に分散しており、墓地の残りの代表的な標本として選択されました(2・7・8・19・26・29号墓)。7・8・15・19号墓はこの研究で分析された最高位の墓で、各墓は石輪で囲まれた木板の棺に埋葬された成人女性1個体で構成されます。7号墓は年長の成人女性1個体(SBB002)の遺骸を含んでおり、木製の手押し車、青銅製の大釜、土器の調理鍋、木板の棺に釘付けされた金の太陽の円盤と月の三日月形が共伴します。8号墓は年長の成人女性1個体(SBB003)の遺骸を含んでおり、この個体は四葉の装飾された棺に埋葬され、金色のガラス玉、中国の鏡の断片、少なくとも12頭のヤギ科(ヒツジもしくはヤギ)で構成される家畜の供物の大きな堆積が共伴します。
15号墓には成人女性1個体(SBB007)の遺骸が含まれ、この個体は木製の手押し車の断片、乗馬用の鋲、金箔の鉄製の帯留め具、漢王朝(Han Dynasty)の漆塗り杯とともに置かれた装飾された木板の棺に埋葬されています。19号墓は明らかに出産時に死亡した若い成人女性1個体(SBB008)の遺骸を含んでおり、この女性個体は乳児とともに埋葬され、子供の保護と関連するエジプトの神であるBesの男根を描いた、ファイアンス焼きの玉を含む玉で作られた首飾りを身に着けていました。SBB003と同様に、SBB008も中国の鏡の断片とともに埋葬されていました。
残りの墓はより単純で、小さな石棺もしくは石棺の上の石積で構成されます。13号墓は中年の男性1個体(SBB001)で構成され、弓や矢や槍が共伴します。12号墓に埋葬された思春期の1個体(SBB011)も弓や矢や槍とともに埋葬されており、26号墓に埋葬された子供1個体(SBB009)は子供の大きさの弓とともに埋葬されました。さらに3人の子供が14号墓(SBB005)と18号墓(SBB006)と29号墓(SBB004)に埋葬されており、副葬品は14および18号墓ではさまざまなガラス玉で構成されていますが、29号墓の子供は絹や革やフェルトとともに埋葬されていました。最後に、2号墓は年長の成人男性1個体(SBB010)を含んでおり、鉄製の太陽の円盤および三日月形とともに埋葬されていました。埋葬堆積物の検査により、全てのSBB埋葬で絹の衣類の痕跡が回収されました。
この研究では、TAKとSBBの19個体で新たなゲノム規模データが生成され、そのうち17個体には分析に充分なヒトDNA(0.1%超)が含まれており、これらのDNAライブラリが、溶液内DNA捕獲手法を用いて、1233013の祖先系統の情報をもたらす一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism、略してSNP)の「124万」パネルで、さらに濃縮されました。濃縮および配列決定後、11950~659982のSNPが、各個体で少なくとも1つの高品質の読み取りによる網羅に成功しました。内在性DNA保存が30%を超える6個体(SBB003、SBB007、SBB010、TAK002、TAK006、TAK008)について、0.7~2.5倍の網羅率で全ゲノムショットガン配列決定データも生成されました。全てのライブラリは古代DNA損傷の特徴的パターンを示し、短い断片長と末端におけるシトシンの脱アミノ化が含まれます。
17個体すべてで遺伝的性別が決定され、全個体でのミトコンドリアDNA(mtDNA)と男性10個体でのX染色体を用いて推定されたように、すべての個体は低い汚染率(6%)を示しました。下流集団遺伝学的分析については、疑似半数体遺伝子型呼び出しが実行され、この研究の新たな遺伝子型データがTAK001について以前に刊行された遺伝子型データおよび他の古代と現在の個体群と連結されました。各個体について片親性遺伝標識(母系のmtDNAと父系のY染色体)ハプログループの割り当ても試みられ、17個体でmtDNAハプログループ(mtHg)が、男性10個体のうち6個体でY染色体ハプログループ(YHg)の決定に成功しました。TAKとSBBと以前に報告された遺跡の個体間の遺伝的近縁性が推定されました。2組の遺伝的親族がSBBで特定されました。一方は2親等の親族(SBB005とSBB007)で、もう一方は2親等かより遠い関係の親族でした(SBB001とSBB005)。
●匈奴祖先系統のモデル化
TAKおよびSBB遺跡、およびより一般的に匈奴人口集団のより詳細な遺伝的分析に進む前に、まず匈奴祖先系統のモデル化が改良および更新され、モンゴル中央部および東部の先行する後期青銅器時代(Late Bronze Age 、略してLBA)および前期鉄器時代(Early Iron Age、略してEIA)期間の新たな利用可能なゲノム規模データ(関連記事)が組み込まれました。先行研究では、初期匈奴の個体群が、EIA(紀元前900~紀元前300年頃)のモンゴルに存在した2つの異なる遺伝的集団の混合としてモデル化されました。つまり、チャンドマン(Chandman)文化集団(チャンドマン_IA)と石板墓文化集団(石板墓)です。
チャンドマン_IAは、シベリアおよびカザフスタンのサグリ・ウユク(Sagly/Uyuk)文化(紀元前500~紀元前200年頃)やサカ(Saka)文化(紀元前900~紀元前200年頃)やパジリク(Pazyryk)文化(紀元前500~紀元前200年頃)の集団と関連する、モンゴル西端の人々の代表でした。「石板墓」は、石板墓文化(紀元前1000~紀元前300年頃)の埋葬遺跡と関連するモンゴル東部および中央部の人々の代表です(関連記事)。モンゴル東部においてLBAのウランズーク文化(紀元前1450~紀元前1150年頃)から生じた可能性が高い石板墓文化集団はモンゴル中央部および北部へ、北方ではバイカル湖地域にまで拡大しました。
全体的に、ウランズークおよび石板墓文化の個体群は均質な遺伝的特性を示しており、それはこの地域に深い起源があり、古代アジア北東部人(Ancient Northeast Asian、略してANA)と呼ばれます。ウランズークおよび石板墓文化個体群の追加のゲノム規模データの最近の刊行(関連記事)は、より広範な地理的分布にわたる石板墓文化個体群の調査と、改より改良一般的に匈奴の形成の遺伝的モデル化改良の機会を提供しました。qpAdmプログラムを用いて、ウランズークおよび石板墓文化個体群の混合モデル化が更新されました。
まず、先行する青銅器時代の前とLBAウランズーク文化の個体(13個体)間のモンゴル東部における微妙な遺伝的変化が検出されました(図2A)。モンゴルで最北端のフブスグル(Khovsgol、Khövsgöl)県で見つかった個体(フブスグル_LBA)など、モンゴル北部の近隣のLBA人口集団からの遺伝子流動として、この違いがモデル化されました。全体的に、ウランズーク文化個体群はフブスグル_LBAからの24.5%の寄与を有するものとして適切にモデル化され個体水準では、フブスグル_LBAからの13.9~33.4%の寄与がある同じモデルにもほとんど適合し、例外は以上に高いフブスグル_LBAからの寄与(63.5%)がある1個体(ULN005)です。混合モデル化の結果に基づくと、ウランズーク文化の13個体のうち12個体は、ずっと高いフブスグル_LBA との類似性の点で、ULN005を除いて1分析単位(ウランズーク1)としてまとめられ(ULN005はウランズーク2として別に分析されました)、これはウランズーク文化個体群の遺伝子プールの代表として用いられます。以下は本論文の図2です。
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鉄器時代(IA)石板墓文化個体群(16個体)の遺伝的構成をより深く理解するため、その遺伝的特性が先行するウランズーク文化個体群と比較されました。新たに刊行された11個体(関連記事)のデータを組み入れて、先行研究(関連記事)では検出されなかった微妙な遺伝的異質性が確認されました。16個体のうち11個体がウランズーク1とクレード(単系統群)を構成する一方で、残りの3個体は追加のフブスグル_LBA祖先系統を必要とします(図2)。とくに、石板墓文化の3個体(I6359、I6369、DAR001)は、フブスグル_LBA祖先系統の高い割合(42.6~79.7%)により他の個体とは顕著に異なります。
ほとんどの石板墓文化個体が遺伝的に均質な一方で、一部がフブスグル_LBA的遺伝子プールに由来する大きくて異質な祖先系統割合を有しているこのパターンは、近い過去の人口集団の混合に起因する可能性が高そうで、石板墓文化がモンゴルの中央部および北部に拡大し、この地域で在来の住民を低水準の混合で置換した、という考古学的証拠と一致します。集団に基づく下流分析での使用のため、個体の祖先系統モデル化に基づいて、石板墓文化の大半の個体(16個体のうち13個体)が単一の集団「石板墓1」に分類されましたが、集高い割合のフブスグル_LBA祖先系統を有する残りの3個体は別集団「石板墓2」に分類されました。
本論文で提示された新たな匈奴期個体群の遺伝的特性を特徴づけるため、qpAdmを用いてTAKおよびSBBの個体群の祖先系統構成がモデル化されました(図2)。ほとんどの個体(18個体のうち15個体)は、ユーラシア東部供給源としてウランズーク/石板墓と漢人_2000年前を用いた、匈奴の個体群に以前に適用された混合モデルにより、適切にモデル化されました。15個体のうち8個体は、石板墓1とチャンドマン_IAという2つの祖先系統でモデル化されました。5個体(SBB001、SBB002、SBB006、SBB008、SBB009)は石板墓1とチャンドマン_IAの間の混合で(石板墓1からは32~91%)、1個体(TAK005)はチャンドマン_IAと区別できず、2個体(SBB004とTAK004)は石板墓1と区別できません。さらに5個体が、ANAとは異なる追加のアジア東部祖先系統を用いてモデル化され、それは漢人_2000年前により表されます。3個体(SBB003、SBB005、SBB007)は石板墓1(28~77%)とチャンドマン_IA(11~52%)と漢人_2000年前(12~19%)の混合としてモデル化され、2個体(TAK002、TAK006)は石板墓1(48~74%)と漢人_2000年前(26~52%)の混合としてモデル化されます。
最後に、2個体はアジア中央部のゴヌル(Gonur)遺跡の青銅器時代(BA)個体群(ゴヌル1_BA)により表されるイラン/アジア中央部祖先系統を必要とします。一方の個体(SBB010)は石板墓1(39%)とチャンドマン_IA(48%)とゴヌル1_BA(13%)の混合として、もう一方の個体(TAK003)はチャンドマン_IA(72%)とゴヌル1_BA(28%)の混合としてモデル化されます。TAK003は同じ祖先系統の寄与がある以前に記載された初期匈奴個体群(前期匈奴_西部)よりもゴヌル1_BA関連祖先系統の割合が高く、匈奴の前期と後期の間におけるアジア中央部からの継続的な遺伝子流動を報告した以前の研究(関連記事)が裏づけられます。
石板墓1が鉄器時代の鮮卑(Xianbei)の状況に属するモンゴル南部(中華人民共和国内モンゴル自治区)のアムール川流域の個体(AR_鮮卑_IA)に置き換えられると、全てのqpAdm混合モデルが等しく適合することに要注意です。ウランズークおよび石板墓文化と関連する2個体(BUL002、I6365)を除く男性は全員YHg-Qに、AR_鮮卑_IAの男性3個体は全員YHg-Cに、匈奴の男性はYHg-QおよびCの両方に分類されます。決定的ではありませんが、これは、匈奴期の個体群のANA祖先系統供給源が石板墓文化のみさかのぼるのではなく、鮮卑など類似のANA遺伝的特性がある近隣集団も含んでいるかもしれない、と示唆します。
18個体のうち残りの3個体は同じ埋葬複合THL-82から発掘され、異なるユーラシア東部祖先構成要素を必要とします。従者墓の2個体(TAK008、TAK009)は高い割合のユーラシア西部祖先系統を有していますが、チャンドマン_IAもしくは前期匈奴_西部のどちらかとの姉妹クレードとしてモデル化されません。次に、その遺伝的特性が世界規模の古代および現在の人口集団一式でf4(ムブティ人、世界規模の比較対象;TAK008/TAK009、前期匈奴_西部)の計算により比較されました。前期匈奴_西部との有意な余分の類似性を示す人口集団はありませんが、いくつかの人口集団はTAK008/TAK009と余分な類似性を示します。
TAK009については、上位の兆候はほぼアジア東部の古代の個体群/人口集団です。これと一致して、TAK009は前期匈奴_西部とさまざまなアジア東部人口集団の混合として適切にモデル化され、その中にはフブスグル_LBAや石板墓1や漢人_2000年前が含まれます。TAK008については、全体的な類似の傾向が観察されますが、古代北ユーラシア人(Ancient North Eurasian、略してANE)との高い類似性を有する人口集団が見つかり、上位の兆候では、たとえば、バイカル湖に近いウスチ・キャフタ3(Ust-Kyakhta-3)遺跡の14000年前頃の個体(UKY)や、現在のアメリカ大陸先住民のミヘー人(Mixe)とケチュア人(Quechua)です。
これと一致して、TAK008はフブスグル_LBAもしくはUKY)からの10%以下の寄与で適切にモデル化されるものの、石板墓1や漢人_2000年前などANEとの類似性のない他のアジア東部人の代理では適切にモデル化されません。方形墓で発見された以前に刊行された女性個体であるTAK001は、TAK008およびTAK009とおなじモデルで適切に説明されるものの、混合割合はさまざまです。TAK001の祖先系統は、90.7%がフブスグル_LBAに、残りは前期匈奴_西部に由来します。
匈奴期において、石板墓祖先系統と関連しない形態でのフブスグル_LBA祖先系統の存在が観察されることはかなり予想外で、それは、EIAのモンゴルにおいてフブスグル_LBA祖先系統は石板墓祖先系統にほぼ置換されたからです。フブスグル_LBA祖先系統はモンゴル期のハルザン・ホシュー(Khalzan Khoshuu)遺跡からも報告されており、この遺跡はTAK遺跡からわずか95km離れているだけです。LBA後のフブスグル_LBA祖先系統の時空間的分布、とくにアルタイ地域の分布の理解には、さらなる標本抽出が必要です。
●匈奴共同体内および匈奴帝国全域での高い遺伝的多様性
TAKとSBB、および匈奴帝国全体での匈奴の遺伝的多様性の空間的パターンを調べるため、先行研究で記載された手法に従って主成分分析(principal component analysi、略してPCA)が実行され(図3)、アフィメトリクス社アクシオムゲノム規模ヒト起源1(Affymetrix Affymetrix Axiom Genome-Wide Human Origins 1、略してHO)配列で遺伝子型決定された現在の個体群の遺伝子型データセットに、古代の個体群が投影されました。全ての新たな匈奴の個体は、匈奴について以前に報告された遺伝的特性(関連記事)の多様性範囲内に収まり、ユーラシア人の東西間で主成分1(PC1)に沿って広く分散します。このパターンから、全体的に匈奴で観察された顕著な遺伝的異質性は、匈奴帝国中核から遠い西方辺境地に沿った遺跡にも存在する、と示唆されます。以下は本論文の図3です。
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次に、各遺跡内の遺伝的異質性の水準が定量化され、モンゴル内の全体的な匈奴の遺伝的多様性と比較されました(図4)。各個体のPC1座標が分析の主要な変数として用いられました。それは、PC1は一般的に匈奴とユーラシア人両方の内部における遺伝的差異の主軸を把握しているからです。高低のPC1値は、それぞれ東部と西部のユーラシア人との高い遺伝的類似性を表しています。以下は本論文の図4です。
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PC1軸に沿ったSBBとTAKの個体群の広範な分布に基づいて、各遺跡はひじょうに不均一だと分かりました。各遺跡と匈奴全体(全匈奴)の遺伝的多様性を統計的に比較するため、2集団が同等のPC1偏差を有する、という帰無仮説についてブラウン・フォーサイス検定が適用されました。TAKは全ての匈奴個体の偏差と区別できない水準でひじょうに不均一ですが、SBBは全匈奴よりも低い多様性を示します。少なくとも5個体が標本抽出された、以前に刊行された匈奴の遺跡の遺伝的多様性も比較されました。モンゴル北部の前期匈奴のサルキティン・アム(Salkhityn Am、略してSKT)遺跡(11個体)は、全匈奴と類似した高水準の不均一性を示します。さらに東方に位置する後期匈奴のウグウムル・ウウル(Uguumur Uul、略してUGU)遺跡(5個体)は、ユーラシア西部祖先系統のより高い寄与があるより中間的な水準の多様性を示しますが、統計的には依然として全匈奴に匹敵します。しかし、この遺跡の標本規模が小さいことから、統計的解像度は限定的です。
UGUは依然として、先行するEIA集団(石板墓およびチャンドマン_IA)よりもずっと高い多様性を示します。対照的に、さらに北東に位置する別の後期匈奴となるイルモヴァヤ・パッド(Il’movaya Pad、略してIMA)遺跡(8個体)は、おもにユーラシア東部祖先系統を有しています。その遺伝的多様性は全匈奴よりずっと低く、先行するEIA集団(石板墓およびチャンドマン_IA)と匹敵します(図4)。IMA遺跡における低い遺伝的多様性は、偏った標本抽出の歪みかもしれないことに要注意です。それは、わずか8個体が遺跡の300ヶ所の円形墓と方形墓で分析されたからです。10000のSNPに低解像度処理された各個体について100回PC座標の計算を繰り返すと、結果は低網羅率の個体群におけるPC座標のより高い不確実性に影響を受けない、と分かりました。
広く匈奴の全個体と局所的共同体の遺伝的多様性の同等水準から、ひじょうに不均一な匈奴帝国に寄与した動的な人口統計学的過程は局所的規模でも起きた、と示唆されます。TAKとSBBとUGUの墓地内の高い遺伝的多様性は、単一の局所的共同体内の多様な遺伝的背景のある個体群の共存と、これが匈奴の政治的形成の数世紀後となる後期匈奴においてさえ継続したことと、前期匈奴の初期においてすでに進行していた遺伝的混合の関連する人口統計学的過程を確証します。全体的に、全ての期間における教示で見られる高い遺伝的多様性は、「代表的な」匈奴の遺伝的特性の定義の意味のある試みを妨げます。それは代わりに、匈奴帝国を最も特徴づけるユーラシアの遺伝的多様性のほぼ全体にまたがる人口集団水準の遺伝的不均一性だからです。
●社会的地位の遺伝的多様性と考古学的意味
匈奴の遺伝的多様性が社会的地位もしくは社会的集団への帰属によりどのように構造化されていたかもしれないのか、より深く理解するため、TAKの貴族エリート墓地(図3D)とSBBの地元エリート墓地(図3E)の考古遺伝学的データが調べられました。TAKでは、2基の完全な方形墓複合が発掘されており(THL-82、THL-64)、個別の埋葬単位内の遺伝的多様性の調査が可能になります。年長の成人女性1個体(TAK001)が成人男性(TAK008、TAK009)の2基の従者墓に隣接する方形墓に埋葬されている、最も豊かな複合墓であるTHL-82については、3個体間で遺伝的近縁性は確認されませんでした。高位女性の遺伝的特性が低位男性2個体とは強く異なっていた一方で、低位男性2個体は相互に遺伝的に類似しており、ずっと高水準のユーラシア西部祖先系統を有していました(図2B)。つまり、これら男性2個体がまとめて前期匈奴_西部祖先系統86.8%でモデル化される一方で、TAK001はこの祖先系統構成要素を9.3%しか必要としません。低位男性の高い割合のユーラシア西部祖先系統とは対照的に、高位女性(TAK001)は、石板墓1ではなくフブスグル_LBAにより表される高水準のユーラシア東部祖先系統を示します。
思春期個体の従者墓2基とともに方形墓に埋葬された成人女性1個体(TAK002)を含むもう一方の方形墓複合であるTHL-64については、思春期の両個体は男性と判断されました。しかし、THL-82とは異なり、帝位の若い男性は遺伝的に類似しておらず(図2B)、一方の個体(TAK003)はひじょうに高水準のユーラシア西部祖先系統(チャンドマン_IA、ゴヌル1_BA)を有しており、もう一方の個体(TAK004)は高水準のユーラシア東部祖先系統(石板墓1)を有しています。同様に高位女性は、2供給源(石板墓1、漢人_2000年前)に由来する高水準のユーラシア東部祖先系統(図3D)を有しています。
最後に、方形墓が発掘されていない、THL-25と関連する従者墓3基が分析されました。3個体のうち2個体(子供のTAK005と成人男性のTAK006)から分析に充分なDNAが得られました。この両個体は親族関係にない男性で、遺伝的にはひじょうに似ていない、と判断されました。子供の方(TAK005)がひじょうに高水準のユーラシア西部祖先系統(チャンドマン_IA)を有している一方で、成人男性の方(TAK006)はTAK遺跡で観察された最高のユーラシア東部祖先系統(石板墓1、漢人_2000年前)を有しています。
したがって、TAK墓地の個々の複合墓内でのひじょうに高い遺伝的多様性が見つかりました。高位の女性両個体(TAK001、TAK002)は比較的高水準のユーラシア東部祖先系統を有していますが、低位の従者墓の男性は、ひじょうに高水準のユーラシア西部祖先系統からひじょうに高水準のユーラシア東部祖先系統まで、ひじょうに高い遺伝的不均一性を示しました。低位男性が高位女性の家臣もしくは使用人だったならば、低位男性は匈奴帝国の多様な地域および匈奴帝国外の出自だったかもしれない、と示唆されます。
SBB遺跡では、より低い全体的な遺伝的多様性が見つかり、とくに、ひじょうに高水準のユーラシア西部祖先系統を有する個体は見つかりませんでした(図3E)。しかし、ユーラシア西部祖先系統を最高水準で有するのは成人男性2個体(SBB001とSBB010)であるものの、この2個体のユーラシア西部祖先系統はわずかに異なる供給源に由来します(SBB001はチャンドマン_IA、SBB010はチャンドマン_IAとゴヌル1_BA)。TAKでは、最高位の墓は女性で(SBB002、SBB003、SBB007、SBB008)、これらの女性全員のモデル化された祖先系統は石板墓1を含んでおり、他のわずかな祖先系統の寄与があります。SBB007が女性との遺伝的判断はとくに注目されます。それは、この墓が乗馬用具や金箔の鉄製の帯留め具や漢王朝の漆塗り杯を含んでおり、それらの副葬品は別の文脈では男性の騎乗戦士と関連した従装具と想定されているからです。同様に、成人男性であるSBB010は鉄製の針が入った骨製管箱とともに埋葬されており、報歳道具が女性だけと関連していたわけではなかったことを示唆しています。
【解剖学的に】性別が不確かだった、子供3個体(SBB004、SBB005、SBB006)と思春期1個体(SBB009)の遺伝的性別も決定されました。SBB005とSBB006は女性でしたが、SBB004とSBB009は男性でした。SBB009は、11~12歳の思春期男性成人男性SBB001および年長の思春期個体SBB011とともに埋葬されていた弓と似ている、子供用の大きさの弓とともに埋葬されており、若い時に弓の使用を習っていた、という匈奴社会の男性の説明を裏づけます。これはSBB009の事例のように10代前半の若い男性には当てはまる可能性が高そうですが、幼い子供期には当てはまらない可能性が高そうで、それは、4~6歳の子供であるSBB004の墓にそうした装具がないことにより証明されています。
SBBにおける埋葬の空間的関係を調べると、空間的近接性と遺伝的祖先系統特性との間に有意な相関は見つかりませんでした(図3E)。2個体の遺伝的祖先系統特性の類似性を表すため、上位2主成分(PC)の空間で定義された2点間のユークリッド距離が用いられました。マンテル検定で提供されたP値は0.146で、2つの埋葬と遺伝的距離との間の空間的近接性が無関係である、という帰無仮説を却下できませんでした。SBBの5基の墓クラスタの個体(SBB001とSBB005とSBB006とSBB007で構成され、SBB011からは分析可能なゲノム規模データが得られませんでした)が他者よりもその遺伝的特性において類似している、という仮説も裏づけることができませんでした。これを判断するため、各個体の組み合わせの地理的距離が、クラスタ内の組み合わせでは1、他の組み合わせでは0に置換されました。しかし、相互に隣に埋葬された親族関係のある個体2組(SBB001とSBB005、およびSBB005とSBB007)に基づいて、親族は相互と有意により密接に配置されている、と分かりました。SBBもしくはTAKにおいて親族関係のある個体はこれらだけでした。
成人男性SBB001と子供の女性SBB005は2親等の親族でしたが、遺伝的には相互に似ておらず、成人男性SBB001はずっと高水準のユーラシア西部祖先系統(チャンドマン_IA)を有しています。子供の女性SBB005はSBB007の2親等の親族でもあり、SBB007は金箔の帯留め具や漢王朝の漆塗りとともに埋葬された高位女性でした。SBB005とSBB007の両女性個体は、漢人_2000年前としてモデル化されるわずかな祖先系統構成要素を共有しています。匈奴におけるゲノム規模の遺伝的近縁性に関する以前の調査は、親族関係の組み合わせの10事例を特定しました(関連記事)。
これらのうち全ての組み合わせは、同じ場所内もしくはひじょうに近い場所に埋葬されており、ほとんどの組み合わせは遺伝的に類似しています。しかし、モンゴル北部中央のタミル・ウラーン・コーシュー遺跡の2親等の母系で関連する男性1組(タミル・ウラーン・コーシュー001とTUH002)は同様に、比較的高水準の遺伝的非類似性を示し、一方の男性はもう一方よりかなり多いユーラシア西部祖先系統を有していますが、SBB001とSBB005との間ほど違いは大きくありませんでした。より高水準の遺伝的多様性を含むそうした拡大家族は、匈奴では比較的一般的だったかもしれませんが、その確認には墓地のより密な標本抽出が必要でしょう。
遺伝的近縁性の検出だけではなく、同型接合連続領域(runs of homozygosity、略してROH)の塊も調べられました。SBB005は合計で55.1 cM(センチモルガン)になる長いROHの塊を有しており、差異著の塊は40.7 cMに及ぶ、と分かり、SBB005は2親等の親族の夫婦の子供と示唆されます。近親婚は遺伝的近縁性の推定を歪める可能性があるので、SBB005とSBB001とSBB007との間の遺伝的近縁性の程度は、わずかに過大評価されるかもしれません。それにも関わらず、SBBにおける遺伝的多様性と不均一性遺伝的近縁性の全体的なパターンから、一部の地元エリート家族は遺伝的にひじょうに多様で、婚姻は遺伝的に異質な個体間で起き、拡大親族関係の複雑な交流を作った、と示唆されます。
●匈奴エリートの遺伝的動態
まとめると、TAKとSBBのエリート遺跡において高水準の遺伝的不均一性および多様性が観察され、最高の遺伝的不均一性は最も低い地位の個体間で観察されました。対照的に、貴族および地元のエリート女性であるこの研究における最高位の個体群は、より高水準のユーラシア東部祖先系統を有しており、多様性が低い傾向にある、と分かりました。ユーラシア東部祖先系統はより高いPC1値により表され、高位個体群のPC1の平均は、低位の個体群よりも有意に大きくなります。これは、エリートの地位と権力が、先行するEIA石板墓文化集団に祖先系統がさかのぼる個体に不釣り合いに集中していたことを示唆します。エリート女性6個体のうち3個体、低位の子供の女性1個体、低位の男性1個体は、漢人_2000年前と一致するわずかな祖先系統寄与を有しており、漢王朝の集団との地域間のつながりが、以前に理解されていたよりも大きくて複雑だったかもしれない、と示唆されます。
この研究の前には、エリートの方形墓の1個体のみが、ゲノム規模の方法で分析されました。それは、モンゴル中央部北方の匈奴帝国のエリート遺跡であるゴル・モド2(Gol Mod 2)遺跡の1号墓で発見されたDA39です。この成人男性はこれまでに発掘された最大の方形墓複合の一つに埋葬されており、少なくとも27個体の従者の埋葬に囲まれており、ローマのガラス製鉢など稀な外来物を含んでいて、匈奴帝国の単于(chanyu)もしくは支配者だった可能性が高そうです。西方辺境地のエリート女性と同様に、DA39もひじょうに高い割合のユーラシア東部祖先系統(石板墓1から39.3%、漢人_2000年前から51.9%、残りはチャンドマン_IA)を有しており、THL-64墓のTAK002と遺伝的に類似していました。地位と権力の指標により階層化された祖先系統のそうしたパターンは、匈奴の政治的形成の性質と、匈奴帝国の多様な政治的行為者の相対的な権力動態に関する手がかりを提供します。
最後に、これら辺境地共同体の女性における富の集中とエリートの地位は、さらに注目されます。匈奴帝国の周辺地域における女性の墓は、とくに豊かで高位である傾向にある、と以前に指摘されました。TAKとSBBにおけるエリート女性墓は、匈奴社会における上位個人に相応しい流儀と一致します。社会的地位と生物学的性別との間の関連は統計的に有意で、フィッシャーの正確検定のP値は0.002です。木板の棺に入念に埋葬されていない唯一の女性は子供でした。TAKとSBBにおける匈奴の女性の顕著な地位は、匈奴帝国における女性の強力な役割、および新たな領域や領土の拡大と統合の戦略において重要な立場だった可能性が高いことを物語っています。
●考察
このゲノム規模の考古遺伝学的研究では、匈奴帝国の西方辺境地に沿って位置する2ヶ所の墓地における、後期匈奴の個体群の高い遺伝的不均一性が見つかりました。全体的に、遺伝的不均一性はより低い地位の個体間で最高である、と分かりました。とくに、TAKにおけるエリートの方形墓を囲んでいる従者墓はきょくたんな水準の遺伝的不均一性を示しており、低位の家臣である可能性が高いこれらの個体は、匈奴帝国の多様な地域に由来した、と示唆されます。対照的に、TAKとSBBにおける最高位の個体群は、より低い遺伝的多様性と、EIA石板墓文化集団に由来する祖先系統を高い割合で有している傾向にあり、これらの集団は匈奴帝国の形成期に支配エリートに不相応に貢献した、と示唆されます。
それにも関わらず、TAKの辺境地墓地における貴族エリートの埋葬パターンは、匈奴帝国の中核内に位置するずっと巨大な方形墓の墓地とは対照的で、そうした匈奴帝国の中核では、ゴル・モド2遺跡1号墓のような埋葬複合はエリートの円形墓の従者埋葬に隣接しており、従者の埋葬の扱いと墓の備品から、そうした従者はTAKの家臣よりもずっと高い社会的地位だった、と示唆されます。したがって、TAKで観察された従者墓内のきょくたんな遺伝的不均一性は辺境地の状況により特徴的だったかもしれませんが、匈奴帝国中核の墓地におけるさらなる研究が、これらの動態の理解に必要です。
遺伝的多様性と地位に関連する一般的傾向にも関わらず、SBBおよびTUH遺跡における匈奴の家族も特定され、その拡大親族網は遺伝的に多様で、匈奴の遺伝的多様性を形成した混合過程の概観を提供します。注目すべきは、そうした結婚が匈奴の初期形成段階に限定されておらず、後期匈奴にも続いたことです。匈奴の墓地に関するいくつかの以前の調査とは対照的に、墓地内で密接な(1親等)親族は特定されず、幾何の位置と遺伝的特性の類似性との間の強い相関も観察されませんでした。しかし、SBB遺跡において相互に近くに埋葬された2親等親族の2事例が観察されました。匈奴帝国の墓地のより包括的な標本抽出のある将来の研究が、密接な親族がさまざまな埋葬文脈内でどのようにどこで埋葬されたのか、解決するのに必要です。
最後に、本論文の調査結果から、この研究における最高クラスの個体群が女性だったことも確証され、匈奴の女性は匈奴帝国の辺境地に沿って新たな領土の拡大と統合においてとくに顕著な役割を果たした、という以前の観察を裏づけます。この研究に基づいて、匈奴帝国全体の大規模で広範に発掘された匈奴墓地における密な標本抽出とゲノム規模の考古遺伝学的分析が、匈奴の中核から広範な辺境地までの匈奴社会の複雑な構造を高解像度で解明する、と期待されます。
参考文献:
Lee J. et al.(2023): Genetic population structure of the Xiongnu Empire at imperial and local scales. Science Advances, 9, 15, eadf3904.
https://doi.org/10.1126/sciadv.adf3904
https://sicambre.seesaa.net/article/202304article_19.html
2024/07/29 (Mon) 15:36:34
民族大移動をDNAで見てみよう! 【日本人のルーツシリーズ】
みどりTV 2024/07/12
https://www.youtube.com/watch?v=mEpkwhhb7uY&t=45s
今日はDNAで気づいたN系統のヨーロッパへの大移動を、実際の古人骨のDNAの位置を250年毎に見ていきます。DNAで民族大移動を追うには、例えばマンモスを追ったアメリカへの移動などは、2万年前のDNAが多く必要となり、実際の移動を確認するのは難しいです。DNAのデータが増える4000年前以降だと、このN系統(おそらくフン族)の大移動は、かなり大規模だと思います。
2024/08/17 (Sat) 12:08:10
中国の歴史をDNAでみてみよう【DNAでみてみようシリーズ】
みどりTV 2024/08/17
https://www.youtube.com/watch?v=lneZxher0o0
今日はDNAでみてみようシリーズで、中国と東南アジアについて作成しました。黄河文明と長江文明の人々の動きが理解できると思います。
■参考書籍
・篠田 謙一 新版「日本人になった祖先たち」DNAが解明する多元的構造 NHKブックス:https://amzn.to/4cS5Qg0
・篠田 謙一 「DNAで語る 日本人起源論」 (岩波現代全書):https://amzn.to/3y8ptkW
・斎藤成也「最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生」:https://amzn.to/3Wx3g9K
・斎藤成也「DNAから見た日本人 (ちくま新書)」:https://amzn.to/3LzM5Os
・安本美典「日本語の成立」:https://amzn.to/3SQInnu
2024/08/18 (Sun) 16:06:21
aああ
2024/08/20 (Tue) 16:39:40
大陸、第3の文明『遼河文明』弥生人の故郷?【日本の古代史シリーズ 第15回 】
みどりTV 2024/01/20
https://www.youtube.com/watch?v=CQ7XWDXRI5c&t=440s
日本の古代史シリーズの第15回です。(追加・修正版)
今回は、三内丸山の時代に栄えた、大陸第3の文明『遼河文明』について語ります。遼河文明は興隆窪文化、紅山文化で大きく栄え、三内丸山と並んで環日本海交易の主役を担いました。
三内丸山の前からある文明で、円筒土器のルーツと思われます。また、気候も近く、アワの栽培と狩猟採取で成り立っている文明でした。どちらが、どちらに似ているのか、何とも言えない所です。
交易の過程でY遺伝子ハプログループNが日本にもやってきました。それもあってか青森県では7%と他の地域より高い割合でハプログループNが見られます。
またここから日本海に出る地域あたりが、将来、弥生時代くらいに渡来人のルーツになるようです。環日本海交易で来た渡来人は丹波、丹後あたりで上陸してきたと考えられます。
00:00 冒頭
01:19 遼河文明とは?
03:07 興隆窪文化(こうりゅうわぶんか)と縄文文明
07:08 遼河文明最盛期の紅山文化
08:31 良く似ている紅山文化と三内丸山
11:02 紅山文化と三内丸山の違いは?
13:08 遼河文明は『龍』信仰生誕の地?
15:19 紅山文化後、N系統の人々は南下
17:16 紅山文化は古朝鮮?
19:02 夏家店上層文化と 弥生人
19:59 (まとめ)大陸第3の文明:遼河文明
■参考書籍
・縄文時代(https://amzn.to/46jUoX3) :縄文時代の基本が、短時間で俯瞰的に学べる良書
2024/09/18 (Wed) 11:09:51
雑記帳
2024年09月18日
中原の周代の人類のゲノムデータ
https://sicambre.seesaa.net/article/202409article_18.html
中原の周代の人類のゲノムデータを報告した研究(Wu et al., 2024)が公表されました。本論文は、中華人民共和国河南省滎陽(Xingyang)市高村(Gaocun)郷の官荘(Guanzhuang)遺跡で発見された周代の人類11個体のゲノムデータを報告しています。この11個体は黄河流域新石器時代人類集団との顕著な遺伝的連続性を示していますが、前期新石器時代華南人類集団的な遺伝的構成要素もより低い割合ながら見られ、完新世における華北と華南との双方向の遺伝子流動(Ning et al., 2020)が改めて示唆されます。また、官荘遺跡個体群における、ごくわずかなユーラシア草原地帯集団的な遺伝的構成要素も示されました。
さらに、外れ値(outlier、略してo)個体では、完新世アムール川(Amur River、略してAR)流域人類集団的な遺伝的構成要素も示されました。周代の中原には、アムール川流域などアジア北東部(Ancient Northeast Asia、略してANA)の完新世人類集団的な遺伝的構成要素を有する個体も存在したのでしょうが、散発的だったのかもしれません。また、とくに魏晋南北朝時代以降の北方からの人口流入について言えるのでしょうが、中原の方がユーラシア東部北方の遊牧民的な集団よりも人口が圧倒的に多かったため、集団遺伝学的観点では、ユーラシア東部北方の遊牧民的な集団は中原の人類集団に大きな遺伝的影響を残さなかった、と考えられ、中原における後期新石器時代から現代までの遺伝的連続性が指摘されています(He et al., 2021)。周代の中原で一般的にどの程度、ANA完新世人類集団的な遺伝的構成要素が浸透していたのか、分かりませんが、人口比の大きな違いのため、現在ではその痕跡が顕著に希釈されたのでしょう。それは、官荘遺跡個体群におけるわずかなユーラシア草原地帯集団的な遺伝的構成要素にも当てはまるのかもしれません。ただ、この官荘遺跡の外れ値個体のゲノムデータは低品質なので、本論文の分析結果が将来修正される可能性もありそうです。
本論文では、官荘遺跡で発見された周代の1個体における近親交配の痕跡も確認されており、後代の同姓不婚の厳しい原則に見られるような、近親婚への強い忌避はまだなかったのかもしれませんが、近親婚への忌避は、同じ周代でも地域や年代や階層による違いが大きかった可能性も考えられ、過度な一般化は避けるべきでしょう。なお、当ブログでは原則として「文明」という用語を使わないことにしていますが、この記事では、以下の本論文の翻訳において「civilization」の訳語として「文明」を使います。また、本論文では夏王朝の存在が大前提とされているようですが、私は夏王朝の「実在」にはかなり懐疑的ですし(落合.,2023)、新石器時代から周代の頃までの歴史を「民族」の概念で語ることにも慎重であるべきではないか、と考えています。
この記事での時代区分の略称は以下の通りです。新石器時代(Neolithic、略してN)、前期新石器時代(Early Neolithic、略してEN)、中期新石器時代(Middle Neolithic、略してMN)、後期新石器時代(Late Neolithic、略してLN)、鉄器時代(Iron Age、略してIA)、青銅器時代(Bronze Age、略してBA)、後期青銅器時代(Late Bronze Age、略してLBA)、鉄器時代(Iron Age、略してIA)、後期青銅器時代~鉄器時代(Late Bronze Age to Iron Age、略してLBIA)。
●要約
周王朝期(紀元前1046~紀元前256年)の中国の中原で、頻繁な戦争や多文化および多民族統合の減少を伴いながら、社会的階層がじょじょに強固になっていきました。これらの社会的現象はまとめて、当時の人口集団の遺伝的構造に影響を及ぼしました。しかし、この期間の遺伝的歴史の理解は、古代DNA研究が限られているため、ほとんど不明なままです。この研究では、中国の中原に位置する周王朝期の官荘遺跡の古代人11個体のゲノムの取得に成功しました。その調査結果は、黄河流域新石器時代人口集団との顕著な遺伝的連続性を明らかにし、片親性遺伝標識(母系のミトコンドリアDNAと父系のY染色体)の分析による遺伝的多様性を強調しました。人口構造分析はさらに、官荘遺跡人口集団と黄河流域の古代の人口集団との間の遺伝的類似性を確証し、近隣地域の古代の人口集団との遺伝的交換を示唆しました。興味深いことに、官荘遺跡共同体内の近親交配の痕跡は、同じ姓もしくは氏族内の近親婚に対する同時代の結婚規則の厳重な強制に疑問を呈します。これらの遺骸那新事実は、古代の人口動態および社会的組織の複雑な相互作用への洞察を著しく深め、同時に中国文明の多民族の複雑な進化を見るための、遺伝学的観点を提示します。
●研究史
中原は一般的に、黄河流域の中流域と下流域を指します。中原は古代中国における農耕栽培の拠点、および古代中国分類の発祥地として機能しました。この地域では、彩陶を伴う仰韶(Yangshao)文化および黒陶を伴う龍山(Longshan)文化や、その後の夏や殷(商)や周の文明を含めて、重要な古代文化が繁栄しました。中原地域では古代社会の発展と繁栄があっただけではなく、多民族および多文化の交流および相互作用にとっても重要な地域となりました。古代DNA技術の急速な発展に伴って、研究者は古代DNAから得られた情報と考古学的発見を組み合わせることによって、中原における人口集団の遺伝的構造や移住パターンや文化的相互作用を調べてきました。たとえば、中期および後期新石器時代の中原における人口集団間のある程度の遺伝的連続性が確証されてきました(Ning et al., 2020)。一方で、中国南部およびアジア南東部(Southeast Asia、略してSEA)からの遺伝的構成要素が中期新石器時代後に増加しました(Ning et al., 2020、Gao, and Cui., 2023)。ミトコンドリアDNA(mtDNA)の証拠と考古学的研究も、中原の新石器時代人口集団と近隣人口集団との間の相互作用を浮き彫りにしてきました。しかし、中国の中原におけるさまざまな地域と時代の人口集団間の遺伝的差異、とくに青銅器時代における古代人口集団の遺伝的構造や、近隣人口集団との相互作用は、不明なままです。
周王朝期には、社会構造の大きな変化や社会階級分化の激化や王朝中心地の移行や広範な人口移動や近隣人口集団との相互作用増加がありました。これらの変化は、古代中国文明の発展にとって強固な基盤を築きました。さらに周王朝は、近親婚の有害な影響を軽減するため、同じ姓もしくは氏族の個体間の結婚を禁止した結婚制度など、厳格な儀式制度も制定しました。先行研究では、近親交配現象が中原において4000年以上前にすでに出現していた、と明らかにされてきました(Ning et al., 2021)。しかし、この近親交配現象が周王朝期における結婚への厳格な制限のため減少したのか、あるいは消滅したのかは、不明なままです。これに基づくと、周王朝期の中原における人口集団の遺伝的構造の調査は、青銅器時代における人口集団の変化と社会的構造包括的理解にとって重要です。
この研究では、中国の中原の周王朝期における重要な考古学的遺跡である、官荘遺跡から古代人11個体のゲノムの取得に成功しました。包括的な古代DNA解析および以前に刊行された中原から得られた古代ゲノムデータの統合を通じて、周王朝の人口動態史と近親婚の発生に光を当てることが目的とされます。その調査は、中原における官荘遺跡人口集団と新石器時代人口集団との間の遺伝的連続性を強調する一方で、かなりの遺伝的多様性を論証します。最後に本論文は、官荘遺跡人口集団における近親交配の遺伝的証拠を提供し、周王朝の社会的構造と結婚慣行とその潜在的結果の理解に新たな観点を提示します。
●資料と手法
官荘遺跡(北緯34度51分03秒、東経113度22分32秒)は、中華人民共和国河南省滎陽市高村郷の官荘村に位置します(図1)。2010~2014年にかけて、鄭州大学歴史学院は大規模な発掘調査を実施し、官荘遺跡が大小の都市を伴う「凸型」配置によって特徴づけられることを明らかにしました。注目すべきことに、官荘遺跡は放射性炭素(¹⁴C)年代測定に基づいて、世界最古級の貨幣鋳造工房跡と確証されており、その年代は紀元前640~紀元前550年頃にさかのぼります。2018年のさらなる発掘では、墓や土器窯や灰溝を含めて豊富な遺物が発見され、周王朝期における官荘遺跡の重要性が確認されました。古代DNA解析のため、11個体の歯と錐体骨が収集されました。以下は本論文の図1です。
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この11個体(表1)から抽出されたDNAは、汚染率や古代DNAに特徴的な損傷などによって信頼性が検証され、124万ヶ所の一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism、略してSNP)一式(Mathieson et al., 2015)からの無作為標本抽出戦略によって、遺伝子型データが生成されました。このデータは、アフィメトリクス(Affymetrix)社のヒト起源(Human Origins、略してHO)パネル(597573ヶ所のSNP)と124万パネル(1233013ヶ所のSNP)から得られた、世界中の現代人と古代人の遺伝子型データセットと統合されました。この2点のデータセットは、AADR(The Allen Ancient DNA Resource、アレン古代DNA情報源)第50.02版(Mallick et al., 2024)から得られました。以下は本論文の表1です。
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官荘遺跡個体群の遺伝的性別は、X染色体とY染色体の網羅率の比較によって判断されました。つまり、男性ならばY染色体の網羅率はX染色体とほぼ同等で、常染色体の約半分となり、女性ならば、Y染色体の網羅率ほぽゼロで、X染色体の網羅率は常染色体とほぼ同等です(Fu et al., 2016)。官荘遺跡個体群のミトコンドリアDNA(mtDNA)ハプログループ(mtHg)とY染色体ハプログループ(YHg)も決定されました。官荘遺跡個体群の親族関係も分析されましたが、1個体(GZM25-1)は網羅率がたいへん低く、mtDNAの汚染率が5%超だったので、除外されました。READ(Relationship Estimation from Ancient DNA、古代DNAの関係推定)とKINと不適正塩基対率(pairwise mismatch rate、略してPMR)の異なる3手法の適用によって、官荘遺跡の10個体の遺伝的近縁性が評価されました。近親交配水準を評価するため、hapROHを用いて同型接合連続領域(runs of homozygosity、略してROH)の分布分析が行なわれました。
HOデータセットで主成分分析(principal component analysis、略してPCA)が実行され、現在の人口集団の一式2組、つまりユーラシア人口集団とアジア東部人口集団で、主成分(PC)が計算されました。現在の人口集団で計算された最初の2主成分に、古代人標本が投影されました。1%未満の頻度のアレル(対立遺伝子)と強い連鎖不平衡のあるSNPの除去後に、ADMIXTUREで教師なし混合分析が実行されました。ADMIXTUREのK(系統構成要素数)は、2~20まで実行されました。最小交差検証誤差に基づいて、最適な実行が特定されました。
外群f3統計とf4統計の計算によって、官荘遺跡人口集団と他の古代および現代の人口集団との間の共有されている遺伝的浮動が調べられました。外群f3統計はf3形式(ムブティ人;X、官荘遺跡個体)で実行され、ムブティ人は外群人口集団、Xはユーラシア人口集団です。f4統計はf4形式(ムブティ人、A;官荘遺跡個体、B)で実行されました。AとB/官荘遺跡個体との間の追加の遺伝子流動が調べられました。ここでは、Aが古代および現代のユーラシア人口集団、Bがアジア東部のさまざまな地域の古代の人口集団です。黄河流域の古代の人口集団が官荘遺跡人口集団とより多くの祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)を共有しているのかどうか、検証するため、f4形式(ムブティ人、A;官荘遺跡個体、B)のf4統計も評価されました。標準誤差は5cM(センチモルガン)のジャックナイフによって計算されました。
PCAやf統計や以前に刊行された研究の結果に基づいて、混合モデル化のため供給源人口集団が選択されました。具体的に12の人口集団が基底外群として使用され、それは、アフリカ中央部熱帯雨林狩猟採集民であるムブティ人、アンダマン諸島のオンゲ人、アメリカ大陸先住民であるミヘー人(Mixe)、レヴァントのナトゥーフィアン(Natufian、ナトゥーフ文化)の新石器時代農耕民(イスラエル_ナトゥーフィアン)【ナトゥーフィアンは一般的には続旧石器時代とされます】、イランのガンジュ・ダレー(Ganj Dareh)遺跡の新石器時代農耕民(イラン_ガンジュダレー_N)、続旧石器時代ヨーロッパの狩猟採集民(Hunter-Gatherer、略してHG)であるイタリアのヴィッラブルーナ(Villabruna)遺跡個体(北イタリア_ヴィッラブルーナ_HG)、アナトリア半島の新石器時代農耕民(トルコ_N)、シベリア南部西方のウスチイシム(Ust’-Ishim)近郊で発見された続旧石器時代狩猟採集民(ロシア_ウスチイシム_HG)、ニューギニア先住民(パプア人)、ロシア西部のコステンキ・ボルシェヴォ(Kostenki-Borshchevo)遺跡群の一つであるコステンキ14(Kostenki 14)遺跡で発見されたヨーロッパ最古級の現生人類(Homo sapiens)個体(ロシア_コステンキ14)、アジア南東部関連祖先系統を有する台湾の漢本(Hanben)遺跡で発見された鉄器時代個体(台湾_漢本_IA)、山東半島の前期新石器時代人口集団(山東_ EN)です。競合する混合モデルを比較するため、循環戦略が採用され、基底部外群一式に供給源人口集団が一つずつ追加され、qpAdmが繰り返し実行されました。
●官荘遺跡の古代人のゲノムデータ
官荘遺跡の11個体の歯と錐体骨からDNAが抽出されました。浅いショットガン配列決定を用いて、充分な内在性ヒトDNA(3.82~79.76%)のある全個体がさらに配列決定され、0.017~0.953倍の低い常染色体網羅率が得られました(表1)。古代ゲノムの信頼性はいくつかの手法で検査されました。第一に、全標本は、古代DNAに特徴的な、死後の化学的損傷パターンを示し、短い平均断片長を有していました。第二に、ミトコンドリア汚染が推定され、個体の大半は低水準(5%未満)でしたが、例外は個体GZM25-1です(6.4%の汚染)。第三に、男性については、X染色体上の核汚染が推定され、全男性は5%未満の汚染率でした。その後、集団遺伝学的分析を容易にするため、個体GZM25-1を除く10個体のゲノムが刊行されている2点の参照データセット、つまり124万SNPおよびHOデータセットと統合されました。10個体は124万SNPパネルと重複する18857~417696ヶ所のSNPを網羅していました(表1)。
●片親性遺伝的分析
全個体でmtHgの分類に成功しました。大きな分類では合計10系統のmtHgが検出され、D(D5a2a1 + 16,172、D5b1c)やZ(Z4a1a、Z3)やG(G1c1、G3a2 + 152)やB4d2やM7b1a1やM20*やM11cが含まれており、これらはアジア東部において一般的に見られます。これらのmtHgのうち、DとGとB4とZは中国北部の古代の人口集団でも確認されたのに対して、M7b1a1は中国南部の古代広西チワン族自治区人口集団で見つかりました(Wang et al., 2021)。これらの調査結果から、官荘遺跡個体群は高水準の母系の遺伝的多様性を示す、と示唆されます。注目すべきことに、mtHg-D5a2a1・G1c1・B4d2は中原地域の仰韶分化および龍山文化の人口集団で発見されており(Ning et al., 2020)、官荘遺跡人口集団は中原地域において新石器時代以降の人口集団と母系での遺伝的関係を共有しているかもしれない、と示唆されます。
男性6個体のYHgの特定に成功し、その全系統はユーラシア東部型(Q1a1a、O2a2b、C2b1b、N1a)で、高い父系の遺伝的多様性を示します。YHg-Cはおもにアジア北東部で見つかっており、ツングース語族話者民族集団において優勢な父系です。YHg-Nはアジア東部の北部の現代の人口集団において一般的でした。一方で、YHg-Q・Oは現代の漢人集団のかなりの割合を構成しています。これらの調査結果から、官荘遺跡人口集団には複数の父系および母系起源がある、と示唆されます。
●親族関係推定と両親の近縁性
結果の精確性を保証するため、PMRとREADとKINという3通りの異なる手法を用いて、官荘遺跡の10個体の遺伝的近縁性が推定されました。その推定を通じて、官荘遺跡の10個体は遺伝的に親族関係にはなかった、と確証されました。さらに、同型接合連続領域(runs of homozygosity、略してROH)の評価が実行され、官荘遺跡個体群における近い過去での近親交配があったのかどうか、判断されました。結果の堅牢性を確保するため、ここではROH分析が、「124万」パネルと重複する10万ヶ所以上のSNPを含む標本のみに限定されました。本論文の評価から、2個体(GZW29とGZM76)が4cM超のROH断片を有している、と明らかになりました(図2)。以下は本論文の図2です。
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より具体的には、個体GZM76には全体的にごく少数のROHしかなく、20cM超の全ROH断片の合計はゼロでしたが、個体GZW29については、ROH断片(4cM超)の累積長が135cMで、長いROH断片(20cM超)の合計は86cMです。ROHの合計および長さの分布から、個体GZW29はマタイトコ同士の両親の子供だった、と示唆されます。先行研究では、近親婚の現象は、稀ではあるものの中原地域では後期新石器時代に発生した、と明らかにされてきました(Ning et al., 2021)。それにも関わらず、官荘遺跡における近親婚の継続的発生から、「周王朝期における姓もしくは氏族内の結婚禁止」の婚姻慣行が官荘遺跡では厳格に守られていなかった、と示唆されます。
●官荘遺跡人口集団の遺伝的構造
官荘遺跡個体群の遺伝的特性を特徴づけるため、まずPCAが実行されました。これには、本論文で新たに配列決定された古代人のゲノムおよび中国の中原から得られた以前に刊行された古代人のゲノムの、現代ユーラシア人口集団を含む背景の枠組みに投影されました。その結果、官荘遺跡個体群は黄河流域中流域から下流域の古代の人口集団および現代の中国北部の漢人と密接にクラスタ化する(まとまる)、と分かりました(図3)。注目すべきことに、1個体(GZM10)はこの黄河関連クラスタと比較すると、PC1上では西方集団に向かってのわずかな逸脱を示しました。以下は本論文の図3です。
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この分析をさらに改善するため、アジア東部人のゲノムに焦点を当てた追加のPCAが実行されました。これで明らかになったのは、官荘遺跡個体群は中国の中原の青銅器時代から鉄器時代の古代の人口集団(黄河_LBIA)や現代の北方漢人集団との強い遺伝的類似性を示します、ということです。対照的に、個体GZM10はこのクラスタから逸れているので、この個体は官荘_oと命名されました。さらに、本論文のモデルに基づく教師なしADMIXTURE模擬実験分析は、ユーラシアの古代人と現代人の構造の包括的県会を提供します。この分析はPCAの結果と一致するパターンを明らかにし、官荘遺跡個体群と黄河流域の古代の個体群との間の顕著な遺伝的類似性を示唆します(K=10で最小交差検証誤差)。さらに、官荘_oはアジア北東部集団と関連するより多くの遺伝的構成要素を示しました。以下は本論文の図4です。
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同様の結果は、外群f3分析(ムブティ人、検証対象;官荘遺跡個体)でも観察できます。f3統計のより大きな値から、官荘遺跡人口集団は外群であるアフリカのムブティ人との分離後に検証対象の人口集団とより多くの遺伝的浮動を共有していた、と示唆されました。官荘遺跡人口集団は黄河流域の古代の人口集団(黄河関連人口集団)や現代の漢人集団とより多くのアレル(対立遺伝子)を共有している、と分かり(図5A)、黄河関連人口集団に含まれるのは、廟子溝(Miaozigou)遺跡の中期新石器時代個体群(廟子溝_MN)、石峁(Shimao)遺跡の後期新石器時代個体群(石峁_M)、黄河_MN、黄河_LN、焦作聶村(JiaoZuoNieCun、略してJXNT)遺跡および漯河市固廂戦(Luoheguxiang、略してLG)遺跡個体群(黄河_LBIA)です。以下は本論文の図5です。
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f4形式(ムブティ人、黄河関連集団;官荘遺跡個体、ユーラシア東部古代人)のf4統計の実行によって、官荘遺跡人口集団と黄河流域の古代の人口集団との間の遺伝的関係がさらに評価されました。その結果は有意な負の値を明らかにし、これは官荘遺跡人口集団と黄河関連祖先系統との間の遺伝的類似性をさらに確証しました。要約すると、これらの調査結果から、中原地域の人口集団は長期にわたって遺伝的連続性を維持してきた、と示唆されます。
●中原のLBIA個体群における遺伝的多様性
f4形式(ムブティ人、参照;官荘遺跡個体、X)のf4統計を用いて、官荘遺跡人口集団とX人口集団との間の遺伝的相違が評価されました。「参照」集団には古代と現在の287人口集団が含まれ、X人口集団は、北方および南方地域や中原を含むアジア東部のさまざまな古代の人口集団で構成されます。官荘遺跡人口集団と選択された人口集団との間で、特定の遺伝的差異が観察されました(図5B)。たとえば、Xが黄河流域の新石器時代人口集団だった場合、官荘遺跡人口集団と、アミ人(Ami)やアタヤ人(Ataya)やカンボジア人アジア南東部人口集団との間のある程度のアレル共有があり、黄河流域人口集団と現在の中国南部およびアジア南東部の人々との間の遺伝的類似性は新石器時代後に連続的に強化されてきた、と示唆され、これは先行研究(Ning et al., 2020)の調査結果と一致します。
さらに、官荘遺跡人口集団は、中国の中原の青銅器時代~鉄器時代の以前に刊行されたゲノム(それぞれ、JXNT遺跡個体群とLG遺跡個体群によって表されます)と比較すると、カザフスタンの鉄器時代遊牧民(カザフスタン_遊牧民_IA)やロシアのタガール(Tagar)文化個体群(ロシア_タガール)やキルギスタンの天山のフン人(キルギスタン_天山_フン)など、ユーラシア草原地帯人口集団との遺伝的類似性を示す、と分かりました。これは、Z得点が−3未満のf4(ムブティ人、参照;官荘遺跡個体、JXNT/LG)の実行によって確証されました。これらの調査結果は、官荘遺跡人口集団における複雑な人口移動を明らかにしました。
次に、qpAdm手法を用いて、官荘遺跡人口集団と中国の中原の青銅器時代~鉄器時代の以前に刊行されたゲノム(JXNT遺跡個体群とLG遺跡個体群)の祖先の割合が調べられました。その調査結果では、これら全人口集団が黄河関連人口集団の1方向モデルでモデル化できる、と明らかになりました。追加の供給源としてSEA関連人口集団を組み込むことで、2方向モデルがさらに調べられました。その結果、JXNT遺跡とLG遺跡と官荘遺跡の人口集団はSEA関連人口集団と黄河関連人口集団の混合として模擬実験できる、と示されました。具体的には、官荘遺跡人口集団は黄河関連集団の77.8~91.7%の祖先系統と、残りのSEA関連集団の祖先系統でモデル化できます。さらに、3方向モデルでユーラシア草原地帯人口集団からの遺伝的影響が観察されました。官荘遺跡人口集団は、黄河関連人口集団(黄河_MNによって表されます)73~78.1%、SEA関連人口集団(アミ人によって表されます)19.3~23.6%、カザフスタンの康居(Kangju)集団(カザフスタン_康居)によって表されるユーラシア草原地帯集団2.6~3.4%で構成される、とモデル化できます(図6)。全体的に、これら最適な混合モデルはf4分析の結果と一致し、官荘遺跡人口集団が多様な祖先の起源を有している可能性を示唆しています。以下は本論文の図6です。
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最後に、官荘遺跡の外れ値個体の祖先系統の割合の推定が試みられました。その調査結果では、官荘遺跡の外れ値個体(GZM10)は1方向モデルを用いて黄河関連人口集団でモデル化できる、と明らかになりました。注目すべきことに、官荘遺跡外れ値個体におけるANA関連人口集団(アムール川流域祖先系統としても知られています)影響も観察され、第二の供給源として黄河関連人口集団を検討すると、ANA関連構成要素の43.6~51.7%の割合の寄与があります。PCAとADMIXTUREの結果を組み合わせると、官荘遺跡の外れ値個体は中国の中原の他の人口集団と比較してANA関連人口集団からの遺伝的寄与を示した、と結論づけられました。官荘遺跡の外れ値個体の低網羅率のゲノムが、本論文の調査結果において偏りもしくは疑似的関連をもたらしたかもしれないことに要注意です。この制約を緩和し、本論文の結果を補強するには、より高品質の標本での将来の研究が必要です。要約すると、本論文のデータから、官荘遺跡人口集団は中原において周王朝期に、顕著な遺伝的多様性および近隣人口集団との頻繁な相互作用を示した、と示唆されました。
●考察
紀元前1046~紀元前256年にわたる中国史における重要な期間である周王朝は西周と東周に区分され、董襲は春秋時代と戦国時代に区別されます。周の封爵制度は、家族のつながりを政治的戦略と統合し、属国に対する周王の優越性を確立しました。この時代には、顕著な政治的差異遍と大規模な人口移動があり、古代中国の歴史と文化に大きな影響を及ぼしました。重要な考古学的遺跡である官荘遺跡は、西周後期から戦国時代半ばにまたがっています。その考古学的発見から、官荘遺跡は元々西周の東虢(Eastern Guo)の一部で、後に春秋時代において鄭(Zheng)国の一部になった、と示されてきました。これは、古代ゲノム研究での地域内の社会的不安定性と人口移動の解明に重要な研究機会を提供します。
本論文の分析は、官荘遺跡人口集団と黄河流域の新石器時代人口集団との間の顕著な遺伝的連続性を示唆しました。さらに、mtDNAとY染色体DNAと常染色体ゲノムの統合結果は、官荘遺跡人口集団内の高い遺伝的多様性を明らかにし、それはアジア東部の南方地域からの遺伝的構成要素によって強化されます。これは、アジア東部の北方と南方の人口集団の混合が新石器時代後に強化されていった、との見解(Yang et al., 2020、Ning et al., 2020)をさらに裏づけます。これらの結果は、中国北方の黄河流域と中国南方の長江流域との間の明らかな文化的交流および統合を論証した、考古学的研究の調査結果とも一致します。新石器時代以降、中原の考古学的分化はしだいに長江流域に拡大し、一方で長江流域古代の人口集団は北方へと移動し、稲作や玉工芸など先進的な技術をもたらしました。この双方向の文化的相互作用および人口移動は、中原地域の文化的意味を大きく強化しました。
さらに、qpAdm分析によって示唆されるように、官荘遺跡人口集団は、草原地帯関連構成要素と関係している祖先的構成要素2.6~3.4%の、ユーラシア草原地帯人口集団とのわずかな遺伝的類似性を有しているかもしれない、と分かりました。これは、f4統計(ムブティ人、参照;官荘遺跡個体、JXNT)での有意な負のf4(つまり、Z得点が−2.5未満)によってさらに確証され、官荘遺跡人口集団は殷王朝期のJXNT遺跡人口集団とは対照的に、ユーラシア草原地帯人口集団との遺伝子流動を示す、と示唆されます。これらの調査結果は、周代の人々が中原農耕民文明と北方の草原地帯の文化にまたがる地域に、長期間居住していたことに起因するかもしれません。周文化の発展は、殷王朝の先進的な青銅器文明に大きく影響を受け、戎(Rong)や狄(Di)といった部族など、草原地帯人口集団との継続的な相互作用によっても特徴づけられました。この文化的統合現象は、本論文で発見された遺伝的多様性の証拠と組み合わされて、官荘遺跡の複雑な人口動態史を実証します。
周王朝期には、社会階層や儀式および法律の体系や結婚制度が厳格に定義されていました。『左伝(Zuo Zhuan)』や『礼記(Li Ji)』など古典的文書は、近親交配によって起きる関連危険性を軽減するため、同じ姓もしくは氏族内の近親婚の禁止を強調しました。しかし、個体GZW29のゲノム解析は、マタイトコ同士の子供での観察(Ning et al., 2021)と類似する長いROHの存在を明らかにし、近親婚慣行の存在が示唆されます。さらに、河南省の春秋時代の「Lusixi」遺跡以前に刊行された標本におけるROH分析も、1個体での近親交配の証拠を検出しました。したがって、周王朝の結婚制度がこの地域では厳格には施行されていなかったかもしれない、と仮定されます。さらに、人類学的研究では、GZW29は学童期(6~7歳から12~13歳頃)だった、と判断されており、その死因は近親婚の潜在的危険性と関連しているかもしれない、と推測したくなります。この仮説を検証するには、将来の試みは、とくにヒトの健康への近親婚の複雑な影響を包括的に解明する詳細な配列決定データの使用による、疾患関連研究を含まねばなりません。
結論として、本論文は中原の周王朝人口集団の人口動態および遺伝的動態への独特な片鱗を提供します。観察された遺伝的連続性と多様性と混合パターンは、近親交配の証拠とともに、古代中国を形成した、複雑な社会的および文化的過程への貴重な洞察を提供します。これらの調査結果は、古代の人口構造の理解を深めるだけではなく、初期中国文明における歴史的および文化的発展のより深い背景も提供します。より高い網羅率のゲノムデータとより広範な標本抽出を活用した将来の研究は、中原地域の遺伝的遺産を形成した、複雑な人口動態および歴史的過程を解明するでしょう。
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落合淳思(2023) 『古代中国 説話と真相』(筑摩書房)
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2026/01/18 (Sun) 09:18:28
雑記帳 2026年01月15日
中原の殷代後期人類のゲノムデータ
https://sicambre.seesaa.net/article/202601article_15.html
中原の殷(商)代後期人類のゲノムデータを報告した研究(Tang et al., 2026)が公表されました。本論文は、河南省の殷代後期の遺跡で発見された人類遺骸のゲノムデータから、後期新石器時代の中原集団の直接的祖先としてモデル化できることと、社会的階層が遺伝的差異と関連していなかったことを示しています。なお、本論文の「中国」の指す範囲はよく分からず、現在の中華人民共和国の支配領域もしくはもっと狭くダイチン・グルン(大清帝国、清王朝)の18省かもしれませんが、この記事の以下の翻訳ではではとりあえず「中国」と表記します。また、当ブログでは原則として「文明」という用語を使いませんが、この記事では本論文の「civilization」を「文明」と訳します。
以下の略称は、DNA(deoxyribonucleic acid、デオキシリボ核酸)、SNP(Single Nucleotide Polymorphism、一塩基多型)、PCA(principal component analysis、主成分分析)、IBD(identity-by-descent、同祖対立遺伝子)、mtDNA(Mitochondrial DNA、ミトコンドリアDNA)、mtHg(mtDNA haplogroup、ミトコンドリアDNAハプログループ)、YHg(Y-chromosome DNA haplogroup、Y染色体DNAハプログループ)、K(kilo years ago、千年前)、UDG(uracil-DNA-glycosylase、ウラシルDNAグリコシラーゼ)、READ(Relationship Estimation from Ancient DNA、古代DNAの関係推定)、KIN(Kinship INference、親族関係の推測)、AADR(The Allen Ancient DNA Resource、アレン古代DNA情報源)、ANA(Ancient Northeast Asian、アジア北東部古代人)、CHG(Caucasus Hunter-Gatherer、コーカサス狩猟採集民)です。
以下の時代区分の略称は、N(Neolithic、新石器時代)、EN(Early Neolithic、前期新石器時代)、MN(Middle Neolithic、中期新石器時代)、LN(Late Neolithic、後期新石器時代)、EL(Eneolithic、金石併用時代)、BA(Bronze Age、青銅器時代)、LBA(Late Bronze Age、後期青銅器時代)、LBIA(Late Bronze Age to Iron Age、後期青銅器時代~鉄器時代)、IA(Iron Age、鉄器時代)です。
本論文で取り上げられる主要な人類集団と人物は、ヨルバ人(Yoruba)、オンゲ人(Onge)、アミ人(Ami)、周武王(King Wu of Zhou)です。本論文で取り上げられる主要な文化は、仰韶(Yangshao)文化、龍山(Longshan)文化、二里頭(Erlitou)文化、ボタイ(Botai)文化、良渚(Liangzhu)文化です。本論文で取り上げられる主要な中国の遺跡は、河南省の滎陽(Xingyang)市西司馬(Xisima、略してXSM)遺跡と仰韶村(Yangshaocun)遺跡と瓦店(Wadian)遺跡と焦作市の聶村(Niecun)遺跡、山東省の余庄(Yuzhuang)遺跡です。本論文で取り上げられる中国以外の地域の主要な遺跡は、ロシア極東沿岸の悪魔の門洞窟(Devil’s Gate Cave、Chertovy Vorota)遺跡、トルクメニスタンのゴヌルテペ(Gonur Tepe)遺跡です。
●要約
古代DNAと考古学的研究から、中原は古代中国の文化的および遺伝的進化に重要な役割を果たした、と示唆されています。しかし、限られたゲノム規模データのため、青銅器時代の殷王朝(紀元前1600~紀元前1046年頃)のこの地域の人口史の理解は制約されてきました。本論文は、殷王朝後期の社会的階層化の明らかな埋葬の証拠を示す遺跡である、中原の西司馬墓地の11個体のゲノム規模データを提示します。遺伝学的分析から、西司馬遺跡の全個体は、後期新石器時代中原の直接的な混合していない子孫としてモデル化できる、と明らかになります。高級墓(南北方向)と低級墓(東西方向)に埋葬された個体間で体系的な遺伝的差異は見つからず、社会階級間の遺伝的均質性が示唆されます。これらの結果から、西司馬遺跡における社会的階層化は対応する遺伝的差異なしに生じていた、と論証され、この殷王朝の共同体では顕著な遺伝的分化から社会的階層が切り離されていたことを裏づけます。
●研究史
黄河中流域の中原は農耕文明の発祥地の一つで、中国の歴史と文化において常に中心的位置を占めてきました。現時点の古代DNA研究は、中期新石器時代の仰韶文化関連祖先系統(祖先系譜、祖先成分、祖先構成、ancestry)が、中原において新石器時代から現在まで優勢だった、との見解を裏づけています(Ning et al., 2020、Li et al., 2024、Fang et al., 2025、Ma et al., 2025)。中原関連系統はアジア東部の古代人および現代人の最も重要な遺伝的祖先で、それには黄河上流域やチベット高原や黄河下流域や中国南西部が含まれます(Tao et al., 2023、Wang et al., 2023、Du et al., 2024、Wang F et al., 2024、Xiong et al., 2024、Zhu et al., 2024、Sun et al., 2025、Shen et al., 2025)。
殷王朝は中国史の最初期の王朝で、考古学的証拠によって裏づけられています。殷は紀元前1600~紀元前1046年頃まで統治し、中国の青銅器時代を先導しました。殷王朝にさかのぼる数万点の甲骨文字は、最古の既知の中国の文字で、当時の生活や政治や宗教について伝えています。これまでに、中原の殷王朝のゲノム規模のSNPデータは、中国の河南省の焦作市の聶村遺跡の3000年前頃の2個体(Ning et al., 2020)に限られており、中原のこの期間の遺伝的混合および進化的歴史の理解を、妨げています。興味深いことに、人口構造が後期新石器時代中原(4000年前頃)で観察されてきており(Ning et al., 2020、Li et al., 2024、Fang et al., 2025)、余庄遺跡関連集団(黄河中流_余庄_龍山と分類表示されます)は中期新石器時代の仰韶文化関連集団(5K_黄河_MNと分類表示されます)の直接的子孫、瓦店遺跡関連集団(黄河_LNと分類表示されます)は80%の黄河_MNと20%のアジア東部南方関連祖先系統の混合、仰韶村遺跡関連集団(黄河_仰韶村_龍山と分類表示されます)は80%の黄河_MNと20%のANA関連祖先系統の混合でした。中原における後期新石器時代集団の遺伝的多様性は、この人口構造がその後の殷王朝集団で観察されるのかどうか、との問題も提起しました。
異なる埋葬慣行など、社会的階層化が殷王朝では明らかでした。西司馬墓地は、中原内の、中国の河南省の中央部の滎陽市のに位置します(図1a)。西司馬遺跡の年代は、殷王朝後期から西周王朝です(紀元前1300~紀元前771年頃)。文献記録によると、紀元前1046年頃、周の武王による殷の征服(克商)は、退廃した殷王朝の打倒と西周王朝の確立につながりました。西司馬墓地には2種類の墓地があり、つまりは東西方向と南北方向で、一般的にはそれぞれ低級墓と高級墓に相当します。考古学者は、これら2種類の墓が異なる二つの民族集団に属していた、と仮定しました。本論文は以前には、西司馬墓地において墓の種類と階級が遺伝学的に異なる集団に対応していたのかどうか、という年代は未解明でした。古代DNAは、遺伝的祖先についての情報を明らかにします。西司馬墓地の古代人標本の分析によって、西司馬墓地における階層の違いに体系的な遺伝的差異が伴うのかどうか、解明できます。以下は本論文の図1です。
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この研究では、西司馬墓地から51人の遺骸が収集され、11点の標本で古代ゲノムデータの生成に成功し、そのうち6個体(XSM-M85-1、XSM-M86-1、XSM-M87、05XGS-M52、XSM-M49-1、05XGS-M20)は低級墓、5個体(XSM-M12-2、XSM-M17-2、XSM-M134-1、XSM-M114-1、XSM-M128-1)は高級墓に葬られていました。本論文の目的はは、高級墓と低級墓の被葬者が遺伝的に異なる集団に属していたかどうか、また、西司馬墓地における社会階層が密接な遺伝的親族関係に影響を受けていたのかどうか、西司馬墓地個体群の片親性遺伝標識(母系のミトコンドリアと父系のY染色体)と常染色体近縁性と集団遺伝学の分析によって決定することです。さらに、西司馬墓地個体群のゲノムと中原の以前に刊行された後期新石器時代および青銅器時代個体群(たとえば、Ning et al., 2020の黄河_LNや黄河_LBIA)のゲノム遺伝的関係が調べられ、遺伝的連続性もしくは置換が、中原の千年にわたって起きたのかどうか、評価されました。本論文は、中華文明の中心地における社会的階層と文化的帰属意識と遺伝的多様性の間の相互作用に、新たな知見を提供しました。
●西司馬墓地遺跡の古代ゲノム規模データ
51点の骨格遺骸からDNAが抽出され、UDG処理なしのライブラリが生成され、この研究の最初の段階では2点標本で充分なゲノム資料の取得に成功しました。さらに、124万ヶ所の祖先情報をもたらすSNPにおいて、ヒト内在性DNAを濃縮するために、23点の標本で溶液内濃縮実施要綱が適用されました。同じ個体に由来する標本からのゲノムデータは統合されました。最終的に、充分なゲノム資料のある標本11点が得られ、これら11点の標本には低い割合の現代人の汚染もあり、典型的な古代DNAの損傷パターン、つまり、5’末端の最初の部位におけるシトシンからチミンへの10%超の置換率と、3’末端末端の最初の部位におけるグアニンからアデニンへの10%超の置換率を示し、古代DNAの真正性が示唆されます。30超のマッピング(多少の違いを許容しつつ、ゲノム配列内の類似性が高い処理を同定する情報処理)品質でヒト参照ゲノムにマッピングされた断片の平均長の範囲は、89.89~103.95塩基対でした。(マッピング品質得点が30超で、30塩基対超の)少なくとも1回の読み取りで網羅された124万パネルでのSNP部位の数の範囲は、28343~757949でした。124万パネルでの平均常染色体網羅率の範囲は、0.018~1.077倍でした。
●西司馬墓地の個体間の祖先系統に体系的な違いはありません
ソフトウェアREADとKINとlcMLkinを用いての常染色体データに基づいて遺伝的近縁性分析が実行され、新たに生成された西司馬墓地個体群におけるで2~3親等までの親族が特定されました。READおよびKINソフトウェアは、新たに生成された西司馬墓地標本内で2親等までの密接な親族関係を特定し、つまりは2親等の親族のXSM-M128-1とXSM-M86-1です。しかし、XSM-M128-1とXSM-M86-1との間の生物学的近縁性との推定は、利用可能な共通のSNP数が限られているため、信頼できないかもしれない、と疑われました。さらに、考古学的記録と放射性炭素年代測定の両方から、XSM-M128-1は他の個体より約1000年以上後生きていた、と示唆されます。新たに生成された西司馬個体のすべての組み合わせのうち、90%は1000ヶ所超のSNPを用いて計算され、76%は5000ヶ所超のSNPを用いて計算されました。READとKINとlcMLkinの性能は、1親等の親族関係の組み合わせ1000ヶ所のSNPでさえ正、2親等の親族では5000ヶ所のSNPでさえ確に分類でき、lcMLkinはREADとKINより高い成功率を示しました。まとめると、READとKINとlcMLkinによって推測された西司馬個体群での本論文の生物学的親族関係推定のほとんどは、相対的に信頼できました。
集団遺伝学的分析を実行するために、XSM-M128-1よりSNP数が少ないXSM-M86-1は除外されました。西司馬個体群の新たに生成されたゲノム規模データは、刊行されているアジア東部の古代および現在の個体群と共同分析されました。古代西司馬個体群における差異のゲノム規模パターンを調べるために、EIGENSOFTパッケージのsmartpcaプログラムを用いて、ゲノム規模データでPCAが実行され、36人口集団の古代人177個体が、アジア東部の60人口集団の現代人595個体の遺伝的差異に投影されました。PCA図では、すべての河南_西司馬個体はともにクラスタ化し(まとまり)、西司馬個体間の限定的な遺伝的差異が示唆されます。平均から6標準偏差以上となる遺伝的外れ値検出の標準的な基準を用いると、西司馬個体において遺伝的外れ値は見つかりませんでした。
次に、qpWaveを用いて、本論文で新たに報告された河南_西司馬の10個体が単一の供給源に由来することと一致するのかどうか、検証されました。qpWaveは「allsnps: YES」媒介変数で実行され、これは、とくに欠失データが多い場合に、用いられるSNP数を増加させ、分析精度を改善できます。qpWaveの結果は、媒介変数設定において「allsnps: YES」を用いる場合、人口集団の順序に敏感かもれないことに要注意で、それは、(1)異なる人口集団は使用できる場合とは異なる数の利用可能なSNP数があり、(2)計算に用いられるSNP数は最初の人口集団の利用可能なSNP部位の数に依存するからです。そこで、本論文のqpWave分析では、河南_西司馬の10個体について、最初の人口集団の順番が循環され、これら10通りのqpWaveモデル化が実行されました。外群として用いられた人口集団は以下の通りで、ムブティ人、オンゲ人、CHG、カザフスタン_EL_ボタイ、山東_EN、悪魔の門_N、黄河_MN、日本_縄文、福建_EN、アミ人、トルクメニスタン_ゴヌル_BA_1です。すべてのランク=0のqpWaveモデルで、0P値は0.01以上でした。これは、河南_西司馬個体群が単一供給源に由来するとモデル化できることを示唆しています。さらに、qpWave分析では、高級墓関連集団(高級墓の西司馬個体群のまとまり)と低級墓関連集団(低級墓の西司馬個体群のまとまり)は、外群と比較して遺伝的均質だったことも裏づけられました。換言すると、本論文の古代ゲノム研究は、西司馬個体群が同じ(もしくはひじょうに類似している)祖先供給源に由来した、との見解を裏づけます。
●西司馬集団は在来後期新石器時代古代人の直接的子孫でした
PCA図(図1b)では、すべての新たに生成された河南_西司馬個体は、先行研究(Ning et al., 2020)で以前に刊行された中原の、黄河_LNによって表される後期新石器時代集団と後期青銅器時代および鉄器時代の黄河_LBIA個体群の遺伝的差異内に収まった、と分かりました(図1b)。モデルに基づくクラスタ化分析のADMIXTUREを用いて、選択されたアジア東部の古代人347個体および現代人458個体の、アジア東部北方人で最大化されるクラスタ(黄色)とアジア東部南方人で最大化されるクラスタ(橙色)の2構成要素モデルが推測されました。さらに、西司馬個体群は黄河_LNおよび黄河_LBIAと類似田祖先系統パターンを示しました。外群f₃統計では、河南_西司馬集団は典型的な中原関連祖先系統を有する人口集団と、最も多くの遺伝的浮動を共有していた、と観察されました(図2a)。以下は本論文の図2です。
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河南_西司馬と黄河_LN/黄河_LBIAとの間の遺伝的差異を調べるために、f₄(ヨルバ人、X;黄河_LN/黄河_LBIA、河南_西司馬)が実行されました(図2b)。その結果、ほとんどのf₄値は有意ではなかった、と分かり、ほとんどの参照人口集団と比較して、河南_西司馬は黄河_LN/黄河_LBIAとクレード(単系統群)を形成した、と示唆されます。対でのqpWave分析では、河南_西司馬集団は、基準外群一式と比較して、遺伝的に黄河_LN/黄河_LBIAと区別できませんでした(図2c)。次に、こらの対でのqpWaveモデル化の堅牢性が、それぞれ順番に、外群一式に黄河_LN/黄河_LBIAおよび河南_西司馬のどちらかとより近い、と本論文のf₄統計から特定された人口集団の追加によって、検証されます。基準外群一式に基づく充分に適合するモデルが却下される、と分かったならば、新たに追加された人口集団は対象人口集団の一つと追加の遺伝的類似性を有しているかもしれません。その結果、qpWaveモデル化は依然として充分に適合する、と分かり、河南_西司馬集団にとって1方向の黄河_LN/黄河_LBIAの堅牢性を示唆しています。qpAdm分析でも、2方向混合を用いると、河南_西司馬と黄河_LNを黄河_MNとアジア東部南方人の混合としてモデル化できず、同様の混合割合だった、と示唆されました。
河南_西司馬の結果の堅牢性を評価するために、すべての遺跡から推測された河南_西司馬と黄河_LNとの間の遺伝的均質性が、過去の人口統計学的過程ではなく、古代DNA損傷もしくはデータ処理に起因していたのかどうか、調べられました。第一に、古代DNAの損傷パターンによってもたらされる偏りを軽減するための、古代DNA研究において標準的手法である、塩基転換(ピリミジン塩基とプリン塩基との間の置換)のSNPのみに限定して、f₄形式(ヨルバ人、X;黄河_LN、河南_西司馬)のf₄統計が計算されました。第二に、先行研究の報告では、ショットガンデータとTwistデータと124万データの共同分析のさいには、偏りの可能性が示唆されました。AADRデータセットにおけるゲノム規模の古代人のDNAの70%以上は124万データを用いて生成されたのに対して、この研究で新たに生成された西司馬個体群のゲノム規模SNPデータは、Twist古代DNA試薬を用いて生成されました。そこで、f₄統計を計算するために、先行研究によって検査されたように、そうした偏りにより低い感受性のSNPの部分集合(約46万ヶ所のSNP部位)も使用されました。その結果、塩基転換SNPと偏りに敏感ではないSNPを用いると、河南_西司馬と黄河_LNとの間の遺伝的均質性は持続した、と分かりました。したがって、これらの一貫した結果から、以前に刊行された4000~3000年前頃の中原関連祖先系統は河南_西司馬の遺伝的組成を適切に説明した、と示唆されます。
●片親性遺伝標識
片親性ハプログループ(mtHgとYHg)も分類され、西司馬集団の父系および母系の歴史に光が当てられました。西司馬遺跡の11個体のうち、7個体でmtHg、男性6個体でYHgを割り当てることができました。西司馬遺跡の全個体は典型的なアジア東部のmtHgを有しており、それはD4(3個体と)とD5(1個体)とM8(1個体)とM10(1個体)とF(1個体)で、これらはアジア東部北方古代人でも観察され、Y染色体系統は、C2b1a2(2個体)、O2a2b(2個体)、D1a1a(1個体)、N1(1個体)でした。個体M87およびM114は同じmtHg-D4b2bを共有していましたが、常染色体データに基づくと、個体M87とM114との間で2親等までの親族関係は特定されませんでした。YHg-C2b1a2は現在の漢人に高頻度で存在し、局所的連続性の常染色体の兆候と一致します。YHg-O2a2bはアジアの東部沿岸地域に広く分布しています。YHg-D1a1aは高地の派チベット・ビルマ語派話者と関連しています。YHg-N1は極東からヨーロッパまでユーラシア北部全域に広く分布しており、西遼河古代人では高頻度のYHgの1系統でした。西司馬個体群で観察された多様な片親性ハプログループの結果は、常染色体の均質性と矛盾しないことに要注意です。共通の片親性ハプログループから、これらの個体は共通の父系および母系祖先を有しており、それは何世代にもわたって持続したかもしれないものの、常染色体の近縁性は組換えのため経時的に減少した、と示唆されました。
●西司馬遺跡における社会的階層化は密接な遺伝的親族関係(2もしくは3親等以内)および顕著な遺伝的差異と関連していません
西司馬遺跡は、中原の殷王朝の社会構成の一つを表していました。以前の考古学的仮説では、西司馬遺跡における東西方向(低級墓)と南北方向(高級墓)の墓は異なる民族集団を表していた、と示唆され、これは異なる物質文化を異なる民族集団に関連づける考古学での一般的仮定です。さらに、西司馬集団の同位体研究でも、南北方向の埋葬(高級墓)は動物性タンパク質をより多く消費する傾向にある、と示唆され、異なる社会的地位の個体間の食性選択における不平等が浮き彫りになりました。多くの古代社会では、たとえばヨーロッパの青銅器時代(Mittnik et al., 2019)など、社会的階層化は生物学的近縁性と関連していました。先行研究では、西司馬墓地における同じ埋葬様式で相互と密接に埋葬された墓は、核家族もしくは拡大家族に属していたはずである、と仮定されました。対照的に、少なくとも2もしくは3親等までの密接な生物学的親族関係はないことが、西司馬遺跡の11個体で確認されました。本論文の分析における標本規模は限定的で、西司馬個体群のゲノムの不充分な常染色体網羅率によって、6親等までの生物学的近縁性を検出できる手法である、ancIBD分析が妨げられたことに要注意です。したがって、追加の家族構成員もしくはより大規模な家族単位が墓地の他の墓に散在して埋葬されていた可能性を除外できません。PCAとADMIXTUREと外群f₃統計およびf₄統計とqpWaveとqpAdmを含めて、常染色体に基づく本論文の遺伝学的分析は、異なる埋葬の墓および社会的地位の西司馬遺跡個体間の体系的な遺伝的差異を明らかにはしませんでした。しかし、同じ祖先系統の人々が必ずしも同じ文化的帰属意識を共有しているか、あるいは同じ民族集団に属しているとは限らない、と留意することは重要です。
●中原の遺伝的安定性
黄河中流域に位置する中原は、農耕文明の発祥地の一つであり、中国史において中心的位置を占めました。以前の古代ゲノム研究では、中原からチベット高原や中国南西部や黄河下流域など周辺地域への人口拡散を明らかにしました(Tao et al., 2023、Wang et al., 2023、Du et al., 2024、Wang F et al., 2024、Xiong et al., 2024、Zhu et al., 2024)。対照的に、中原自体は、過去4000年間の外部からの遺伝子流動は、限定的かありませんでした(Fang et al., 2025、Ma et al., 2025)。西司馬個体群は、西周王朝によって強制的に移住させられた、殷王朝の遺民と推測されました。考古学的観点からは、殷王朝の文化は先行する二里頭文化を継承し、黄河流域の海岱(Haidai)地域や長江流域の良渚文化を含めて、他地域からの要素を組み込みました。しかし、本論文の遺伝学的結果では、中原の殷王朝の個体群(河南_西司馬によって表されます)は長江下流域など他の文化的地域から追加の遺伝子流動を受けなかった、と示唆され、物質文化と政治の変化にも関わらず、中原における高度な遺伝的連続性が裏づけられます。この結果は、中原の後期新石器時代集団(黄河_LN)と殷王朝の後の個体群(西周王朝から春秋時代を経て現在まで)との間の遺伝的均質性を観察した、先行研究(Ma et al., 2025)の推測とも一致しました。
●この研究の限界
第一に、西司馬遺跡からの標本抽出は依然として少ない個体に限られており、西司馬遺跡もしくは殷王朝期中原の遺伝的多様性を完全には特徴づけていないかもしれないことに要注意です。第二に、追加の家族構成員もしくはより大規模な家族単位が西司馬墓地の他の墓に散在して埋葬されていた可能性を除外できません。第三に、本論文の結果は、おもにf統計手法に基づくアレル共有に依存しています。しかし、f統計には、標本規模の増加にも関わらず、密接に関連している祖先系統を含む事象の再構築に充分な検出力が欠けていました(Speidel et al., 2025)。さらなる研究では、f統計より検出力が高いハプロタイプに基づく分析もしくは最近刊行されたTwigstats手法(Speidel et al., 2025)の実行には、アジア東部における多くの高網羅率のゲノム(これまで利用可能ではありませんでした)が必要でしょう。第四に、ゲノム規模データと同位体の証拠と人類学および考古学ぶの証拠を組み合わせることが早急に必要で、それによって、古代中国における社会的地位や継承規則や移動性の複雑さの理解が大きく深まります。
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ケインズは間違っている _ 何故公共事業が長期的には失業を生むか
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1453.html
AI革命の次は「大恐慌」か「黄金時代」か? ソ連が粛清した天才経済学者コンドラチエフが暴いた「50年周期」の不気味な法則
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/04/202607
吉田繁治チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
検索: 吉田繁治 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
吉田繁治 _ ドル基軸体制は2028年に終わる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/210759
吉田繁治 _ 日米同時金融危機の予兆
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16904240
吉田繁治 _ 参議院選挙で50歳未満の世代と50歳以上の世代で明確に支持政党の分断が起こった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/22/000829
なぜインフレでも日銀は動かない?2022年冬、さらなる円安進行で中流階級の生活崩壊=吉田繁治
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1537.html
日銀はいつまで「利上げしない」と言い張るのか。物価上昇も見ないふり、迫る“ゼロ金利”政策の限界=吉田繁治
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1491.html
5年9月以降、26年3月、4月までの株価を予想する:株価の2倍バブルの崩壊になるか?■25年9月以降、26年3月、4月までの株価を予想する:株価の2倍バブルの崩壊になるか?
吉田繁治チャンネル 2025/08/09
https://www.youtube.com/watch?v=k9oqz2SoU2M&t=116s
トランプ関税後も、過剰流動性が原因で上げている株価について、2025年9月以降、26年3月、4月までの日米の株価を予想します。株価に関連するマクロ金融のデータは、いずれも、株価バブル(2倍)の崩壊を示しています。株価に有利な材料は、中央銀行による過剰流動性の増加だけです。2000年から2025年の25年間で米国株(もっとも広範囲なS&P500の指数)は、マネーサプライの増加(5倍)と比例する4.7倍(年率平均6.3%)上昇してきました。
ところが、リーマン危機のあとは、マネーサプライの増加2.7倍に対して株価は6.7倍も上がっています。これが過剰流動性の発生であって、それが株価と不動産に向かったのです。
マクロ金融の過剰流動性は、ミクロの企業では現金の過剰な増加になり、その現金が「自社株買い」に当てられて、事業のEPS(1株あたり純益)を仮想的に2倍に高めています。これが2025年のシラーP/Eが35倍(合理的な妥当値の17倍)の2倍に上がり、2020年コロナ危機以降の日米の株価が2倍に高騰した主因です。株価の長期相関分析の結果を、金価格に続く夏のセミナー第二段として公開します。
株を持っているに人、買った人からは、感情的な反発を招くでしょう。当方は、ポジショントークではなく、データ相関に基づく、私の予想です。判断は、ご自分で、自由に行ってください。
平成はデフレの時代だったので日本国債は強かった。
しかし現在はインフレの時代なので、日本国債を持っていると価値がどんどん減ってしまう。
平成バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったけど、今度の世界大恐慌で日本国債はどうなるのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/10/080914
日本の賃金実態 正規と非正規の格差は2倍 可処分所得では10倍の差
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/26/165040
大西つねき「日本は世界一のお金持ち国家なのに、なぜ国民生活は苦しいのか?」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182424
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/20/042942
金子勝 _ 消費税を廃止してはいけない理由
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/16/170814
金子勝 _ 現在の経済情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/13/010625
日米財政の最大の特徴は利権補助金が大きすぎること。 諸悪の根源は利権のバラマキ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/053709
お米券は税金ピンハネだった500円なのに440円分高市内閣でも続く政官業癒着の正体
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/01/194854
戦後80年日本対米追従本当の理由 _ トヨタやホンダが自動車をアメリカに大量に買って欲しいだけだった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/16/235733
自動車産業ファースト _ 日本政府や財務省は自動車産業の利益しか考えていない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/230154
輸出企業は低賃金長時間労働者を必要とするので、企業が成長しても国と労働者は貧しくなる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/30/165325
外国人観光業は”乞食の商売”
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/01/162917
【なぜ消える?】庶民の味方だった自動車が次々と消える理由
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/01/163216
アベノミクスとは何だったのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806
高市早苗首相で日本経済は破綻する、日中戦争が起きる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/14/074840
日本の長期不況は単なる失敗ではなく、意図的に仕組まれたものだった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/040315
郵政民営化で137兆円が消えた!? 郵政350兆円、農協150兆円。小泉親子の売国を許さない!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/09/064521
レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/23/032621
アベノミクスで日本経済を破綻させた自称 数理経済学者 高橋洋一の正体
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/01/055113
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E5%AD%9D%E5%9B%9B%E9%83%8E++MONEY+SQUARE&sp=CAI%253D
石原順 公式X(Twitter)
https://x.com/ishiharajun
石原順の日々の泡
https://ishiharajun.wpcomstaging.com/
石原順の米国株トレンド5銘柄
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順 _ インフレによって国民の預金が政府の借金返済に充てられている
https://a777777jp.hatenablog.com/entry/2026/01/18/065408
石原順(西山孝四郎) _ 現在の相場情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/151843
イギリスの世界戦略
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/022337
米国債の買い手不足問題を無視する金融市場はリーマンショック前の熱狂と同じ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/03/063054
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
松島修 記事一覧
https://real-int.jp/author/5/articles
Real Intelligence 松島修 - YouTube
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/videos
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/playlists
原田武夫 _ 明文化出来ない秘密外交?日米カツアゲ外交の真実
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/30/073018
日本に迫り来る壊滅的危機 移民問題
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/04/094512
出井康博【毎年・数千億】政治家と官僚の金脈!外国人「奴隷労働利権」のヤバすぎる正体とは!?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/09/131405
高市政権、3年で123万人の移民政策で日本破壊
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/25/153858
ロボット工場の現実…数年で仕事を奪われるのは当たり前
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/21/140520
スタンフォード大学コンピューター・サイエンス学科の新卒が AI に負けて野垂れ死に
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/31/091404
日本は人手不足ではない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/04/073116
日本が人手不足だと思い込んでいるマルクス研究で有名になった左翼アホ政治学者 白井聡は経済が全くわかっていない。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/03/094002
レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/23/032621
渡邉哲也 _ 大惨事!アメリカに潰される中国経済
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/19/003556
ずばり!トランプ関税日米合意の評価は!?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/02/151234
増田俊男 _ トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/210707
増田俊男 _ トランプ関税自業自得、トランプをピエロとして操る勢力とは
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/002444
トランプ大統領は経済が全くわかっていない _ アメリカの輸入の減少は世界中のドル資産の売却に繋がる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/28/113116
米国による「戦争の経済学」で米国貿易赤字(1.2兆ドル)はなくなっていく。「MAGA」の政策パッケージの本命がここだった。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/03/151909
トランプ大統領が日本に強要する「マールアラーゴ合意」_ 金を貸すのはリスクを負って金利を得る事、「借金は貸すほうが悪い」のが世界の常識
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/181316
吉田繁治 _ 参議院選挙で50歳未満の世代と50歳以上の世代で明確に支持政党の分断が起こった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/22/000829
アベノミクスで日本経済を破綻させた自称 数理経済学者 高橋洋一の正体
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/01/055113
金の国アメリカ 歴代大統領が中国や北朝鮮からワイロ集め
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/03/093756
アパート経営や不動産投資で儲かる人は1割しかいない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/27/223514
常温核融合が現実化 新水素暖房機は電気代30分の1
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/20/103214
原発関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038687
原発再稼働でも、電気代は下がらない理由とは?柏崎刈羽再稼働。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/27/053250
菅、枝野、北沢が妨害しなければ福島原発事故は起きなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007221
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/747.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/424.html
奈良林直 _ 放射性廃棄物の無害化に成功? _ 奈良林教授の放射性廃棄物無害化のウソ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/16/162856
世界で最も安価な電力源は太陽光エネルギー、石炭・ガス・風力よりも割安に
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/21/043402
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
北海道停電で露呈した「原発を稼働しないリスク」
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/261.html
調査報告/原子力発電所における秘密
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/363.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
放射能汚染地帯から子供たちを避難させなかった人々
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/986.html
東電福島第一原発汚染水の太平洋への放出の影響
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1630.html
エネルギー不足で脱原発を後悔するドイツ人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147366
【3.11東日本大震災】大津波や原発事故はなぜ起きた?責任はどこに?自衛隊の活躍秘話!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14150560
【福島第一原発10km圏内】立ち入り制限エリアから見た被災地の今
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16823535
杉山大志 地球温暖化は 嘘だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16844079
杉山大志_キヤノングローバル戦略研究所 - YouTube
https://www.youtube.com/@sugiyama_taishi_canon-igs/playlists
https://www.youtube.com/@sugiyama_taishi_canon-igs/videos
中国82℃の熱波で人が住めない国に!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/03/231115
世界的熱波…アメリカで、地面に転んだだけで大ヤケド『知りたいッ!』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14135861
温暖化を放置すればアメリカは100年以内に滅亡する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123730
2050年代から世界的食糧危機が起きる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14132848
地球温暖化はデマだった ?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/137.html
東京湾や千葉沖で サンゴや熱帯魚が爆発的に増殖している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14107110
2100年に温暖化でインドに住めなくなる。東京湾はサンゴと熱帯魚の楽園
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148689
ウェッブ望遠鏡1周年、息をのむ新画像をNASAが公開
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14130104
アメリカ大寒波 街は冷凍庫に あらゆるものが凍り外出危険(2022年12月26日)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14075613
農協解体は「奴隷労働」への道、アフリカと同じ末路を辿る日本の食卓の危機
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/23/054705
鈴木宣弘 農業消滅!? アメリカの国家戦略に食い荒らされる「日本の食」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14018404
鈴木宣弘 _ 迫る食料危機! 私たちの食と農を守るためにできること
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062214
日本人の病気の原因は小麦と植物油と乳製品、米価格高騰の真犯人は「日本人の胃袋に小麦を詰め込む」アメリカの政策だった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/21/185754
吉野敏明 _ 戦後アメリカに強制された洋風の食事が日本人の病気の原因
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16850855
サウジ砂漠が緑に!日本技術に王族も絶句
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/06/112814
アメリカは小麦、大豆、トウモロコシが売れなくなり、農家が次々に廃業中
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/21/185754
ロボット工場の現実…数年で仕事を奪われるのは当たり前
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/21/140520
天才も年取れば老害になる ヘンリー・フォードの場合
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/23/104635
海老原嗣生 _ 日本の大企業が50代社員をクビにせざるを得ない驚愕の理由とは?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/19/021151
『影の世界政府』_ 世界経済フォーラム、ダボス会議、ビルダーバーグ会議 が目指しているグレートリセットとは
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/26/040202
レアアース生産は環境負荷が大きいから中国しか精錬できないって本当?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/11/091441
日本の原油埋蔵量はイランと同程度だった _ 日本人が知らない日本の資源!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/25/141308
黄金の国ジパング _ 北海道で新しい金を発見! またゴールド大国日本になるかも
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/29/043149
GHQ による対日占領政策は
・1945, 46年はニューディーラーによる日本の共産主義化政策
・1947年以降はアメリカ金融資本による日本の資本主義化政策
に変わった
【GHQによって消された日本の近現代史を学ぶ】敗戦から保守合同と自民党結党までの歴史
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=QIcFkxcHskk
https://www.youtube.com/watch?v=Zc3KlnzT1Vk
内田樹 _ 日本型共産主義の伝統
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/29/084442
大東亜戦争の背景 _ 日本陸軍が共産革命を起こさない様に、八百長戦争をして米軍に日本を占領してもらった。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/11/003541
ジェームズ斉藤 : GHQ は帝政ロシアやソ連からアメリカへ亡命した極左ユダヤ人だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014859
戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/830.html
年功序列終身雇用、 民度が高くおとなしく犯罪が少なく、真面目で安全な日本型社会は戦後につくられた
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/14/094631
2024/12/25 (Wed) 02:00:24
空前の投機ブームと世界3大バブル
石原順チャンネル 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=eQW0UD-g8GA
<チャプター>
00:00 空前の投機ブームと世界3大バブル
10:50 ドル円(日足)
13:40 ユーロドル(日足)
15:20 ユーロ円(日足)
15:30 ポンドドル(日足)
17:00 日経平均CFD(日足)
18:32 S&P500CFD(日足)
20:04 ナスダック100CFD(日足)
22:46 NYダウCFD(日足)
23:40 ゴールドCFD(日足)
24:55 NY原油CFD(日足)
27:55 アマゾン(週足)
29:45 マイクロソフト(週足)
31:06 エヌビディア(週足)
32:06 パランティア(週足)
34:30 テスラ(週足)
35:07 ビットコインドル(週足)
36:47 マイクロストラテジー(週足)
38:53 ナスダック100CFD(週足)
39:44 S&P500CFD(週足)
41:13 世界3大バブル
43:20 チューリップバブル
44:06 南海会社の株価の推移
45:12 ドットコムバブル
45:55 バフェット指標
47:10 バークシャー・ハサウェイの総資産に占める現金ポジションの割合
【2024年12月24日】株高が進む中、注意すべき「バブルと狂気」(西山孝四郎 氏)
MONEY SQUARE 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=aNkb9gsUAws
2024/12/26 (Thu) 06:28:26
中野剛志 _ シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16884905
【中野剛志が語る】日本が失われた30年から抜け出せない理由
著者が語る 2024/12/25
https://www.youtube.com/watch?v=aVhv3NBRhoQ
1990年代初頭にバブルが崩壊し、日本経済は長い冬の時代に突入した。いわゆる「失われた30年」である。デフレが続き、賃金の上昇はぴたりと止まった。
なぜ日本の経済は停滞しているのか。その答えは、経済学者ヨーゼフ・シュンペーターの理論の中にある。そう語るのは『入門シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才』(PHP研究所)を上梓した中野剛志氏(評論家)である。中野氏に、日本経済の成長を阻む要因とシュンペーターの理論の関係について、話を聞いた。(聞き手:関瑶子、ライター&ビデオクリエイター)
中野剛志 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%89%9B%E5%BF%97&sp=CAI%253D
2024/12/27 (Fri) 09:06:08
【衝撃予想】都心近郊の不動産“苗場化”が現実に?2025年問題のヤバさとは
経済クラブ keizaiclub 2024/12/27
https://www.youtube.com/watch?v=M5LQi9jNH4k
【質問内容】
埼玉、千葉でアパート経営しています。
日本の不動産に弱気な横森さんに質問です。地方は駄目というのはよくわかりますが、通勤圏の都心近郊の不動産はいいと思います。いかがでしょうか?
2024/12/27 (Fri) 12:18:21
横森一輝 【大恐慌への布石?】トランプ政策が招く世界経済の末路とは
経済クラブ keizaiclub 2024/11/29
https://www.youtube.com/watch?v=xqEL2jj_hO8
【質問内容】
トランプ氏、中国に10%追加関税表明 メキシコ・カナダに25%の関税を課すと表明しました。これに対する世界経済への影響をどのように見られますか?
横森一輝 経済クラブ keizaiclub - YouTube
https://www.youtube.com/@keizaiclub/videos
https://www.youtube.com/@keizaiclub/streams
横森一輝 政治・経済・時事ニュース - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKpNYRTMy-zrWj-BbeCpfJIYXXDs5TtKi
横森一輝 世界大恐慌・財政破綻シナリオ - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKpNYRTMy-zqmtoacl2zHm9GJI1TvU2Z8
2024/12/27 (Fri) 15:04:10
『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年12月27日
https://www.youtube.com/watch?v=yHi5aGzNtcU
2024/12/28 (Sat) 16:11:19
【超危険】この一言が命取りに…税務署からの電話で注意すべき点について
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16885213
相続税の滞納がなぜ急増しているのか?何もしない人は最悪自己破産します。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16885212
2024/12/31 (Tue) 22:20:35
2025年、アメリカ経済はどうなる?(京大レジリエンスフェスティバル:経済レジリエンス 本田悦朗客員教授/元内閣官房参与 柴山桂太准教授)
藤井聡チャンネル『表現者クライテリオン』2024/12/31
https://www.youtube.com/watch?v=loqsresSVFU
2025/01/01 (Wed) 22:20:22
日本の政治家が誤解している経済観とは?(京大レジリエンスフェスティバル:経済レジリエンス鼎談 藤井聡教授 本田悦朗客員教授/元内閣官房参与 柴山桂太准教授)
藤井聡チャンネル『表現者クライテリオン』2025/01/01
https://www.youtube.com/watch?v=KNxt0nXUn5w
2025/01/07 (Tue) 07:58:52
【転換点は1月20日】バイデンが残した時限爆弾とは?ほんと彼は最後の最後までヤラかしてくれます…
経済クラブ keizaiclub 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=jRiWw_rmcsI
✔︎世界の支配者が大恐慌を起こす2つの目的
✔︎大恐慌時に生き残る6つの産業
✔︎78年周期で起きている政治体制の変化と通貨暴落
✔︎2030年までの世界大恐慌の4局面
2025/01/07 (Tue) 11:01:10
【2025年1月6日】2025年のドル安(宮田直彦)
MONEY SQUARE 2025/01/06
https://www.youtube.com/watch?v=w2Rc3UKIoEQ
2025/01/07 (Tue) 11:24:16
【株価ドル円大暴落】2025年に訪れる円高恐慌について過去の歴史が証明していることを森永卓郎さんと康平さん親子が議論してくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
真相深入り! 虎ノ門ニュース 2025/01/06
https://www.youtube.com/watch?v=jB1_FvjcUyc
2025/01/08 (Wed) 17:09:10
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
アベノミクスを徹底総括せよ!失敗を認め困難から逃げるな【金子勝の言いたい放題】2025/01/06
https://www.youtube.com/watch?v=9R5SF4MnWGk
新年から緩んだ政治に喝を入れる金子勝さん。年頭第一回は、インフレが定着しているのに、デフレ対策を維持し、日銀でさえ国債の買い入れは半額にする方針を決めたのに、まだ漫然と国債発行に頼った予算を組み政策を掲げる矛盾と無責任をキビシク指摘します。すべては、まず、アベノミクスが失敗であったことを総括するところから。誰もアベノミクスの失敗の責任を取らないなか、日本は方針がブレブレのまま漂っています。国債依存の減税ではなく、どこをターゲットにどう金をとり給付をするのか、面倒でワンフレーズにはなじまないことは重々承知で税制改革論議の必要を提起します。国が、今、金をかけるべきは、武器の買い増しなのか、教育や研究への投資なのか、そのために削るべき支出は何か、増やすべき予算は何か、税のとり方はどうしたらよいのか、じっくり考えてみませんか。まずは、現状認識から始めます。
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
アベノミクスのツケ「地銀含み損3兆円」…破綻シリコンバレー銀行とビジネスモデル酷似
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095230
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
自由貿易と輸出・インバウンドが日本経済を滅ぼす
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026948
世界最大の対外純資産に惑わされるな!国が強くならないデフレ日本の経常収支サイクル
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/989.html
訪日観光客3000万人でGDPは1円も増えなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14021350
【インバウンドの罠】日本の観光は楽しむのも稼ぐのも外国人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14119377
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
日本円と日本の物価は異常に安過ぎる _ 1ドル=50円 が適正価格
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/189.html
株式投資は企業への投資ではない _ 外資が儲けたらそれと同額だけ日本が損する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008776
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083040
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14074282
海外に行かなく(行けなく)なった日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14120769
日本人にとって海外は「超ぜいたく」になってしまうのか…ニューヨーク旅行での“衝撃”
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14107304
円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052420
“出稼ぎ”日本人…寿司職人は年収8000万円に バイトでも給料“倍以上”
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056366
何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052708
黒田日銀総裁のスゴイ所は「平気でウソをつく」ところ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009730
日銀新総裁の植田和男東大名誉教授は平凡なマクロ経済学者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087383
日本は金利高騰か通貨暴落かを選ぶことになる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062048
日本円を借りてドルを買っていた円キャリートレードの巻き戻しが始まった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14080678
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
2025/01/10 (Fri) 16:59:34
規制緩和したら金持ちは超金持ちに、中間層は貧困層になった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886879
戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/830.html
1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14144412
「物価と失業率は逆相関の関係にある」というフィリップス曲線は疑似科学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087468
公的サービスの民営化には無理があり、資本主義の競争原理になじまない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/631.html
補助金なしの価格では日本の農作物はアメリカや欧州より安く、日本の農業は欧米より効率的
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/528.html
農業補助金が収入の5割 アメリカ農業は競争社会ではない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/601.html
安くて従順な子供を、朝から晩までこき使う資本主義の裏の顔
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/413.html
グローバル経済では人間が商品として売買される
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/884.html
社会保障支出が少ない国ほど 老人の貧困率が高い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16833492
欧米は自由貿易ではない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834363
時代錯誤の「比較優位の原理」を鵜呑みにしている自称経済学者 池田信夫
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037511
年金を増額すれば税収は増える 貧困高齢問題の解決法
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/762.html
年金制度の改悪に激しく抗議するフランス人。 しかし何をされても黙っている日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103529
ベーシックインカムは社会保障費を極小にする為の新自由主義的な制度
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/632.html
“独立”する富裕層 政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/701.html
藤巻健史 _ 年収30億円富裕税で日本は平等に貧乏な国になる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14084052
政府が救済する弱者と言うのは中小企業や零細経営者の事で、 その会社の労働者は救済しない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056768
大企業が破綻すると、 一般社員は直ちに失業者となるが、経営陣は優雅な余生を過ごす。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14096504
欧米政府は「労働者」を救済するのに対し、日本では倒産しかけたダメ企業を救済
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14082503
倒産する企業はそのまま倒産させるのが正しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033162
日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083040
「日本人は生産性が低い」という都市伝説に騙されるな _ 生産性が低いというのは賃金が安いというだけの事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/198.html
藤井聡先生は 「日本人は生産性が低い」というデマを撒き散らしているデービッド・アトキンソンが完全なバカだと言い切ってくれました
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/694.html
生産性の高い社会のゆくすえ - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14089041
アメリカの富裕層の税負担が貧困層より低い理由
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1093.html
国家を亡ぼす「狂った税制」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/730.html
アメリカの闇 政治を金で買う超富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/634.html
アメリカのロビイストは政治家に「この法案を成立させたら何億ドル差し上げますよ」と働きかける
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/530.html
日本人は何時から羊より大人しくなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14088062
2025/01/11 (Sat) 15:39:00
忍び寄る不穏 徹底解説 解雇規制緩和をしたら日本はどうなる?|室伏謙一
ChGrandStrategy 2025/01/11
https://www.youtube.com/watch?v=l9wGQZnSuuU
2025/01/15 (Wed) 02:05:28
最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
石原順チャンネル 2025/01/14
https://www.youtube.com/watch?v=mZQYPfs2FyM
<チャプター>
00:00 最後の相場上昇と最悪の暴落に備える
07:35 ドル/円(月足)
22:13 ドル/円(日足)
2025/01/16 (Thu) 01:37:27
レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
ビットコイン相場が上がっている原因は中央銀行が紙幣を増やし続けている事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887076
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485
2025/01/16 (Thu) 12:46:46
ドル崩壊?アメリカで起こる金融革命【アンダーワールド in Radio】
堤未果 / 月刊アンダーワールド / 公式 チャンネル 2025/01/16
https://www.youtube.com/watch?v=ysUYjpJFeGc
2025/01/22 (Wed) 01:22:29
日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk
<チャプター>
00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
2025/01/22 (Wed) 09:38:45
特番「トランプ就任でどうなる?ズバリ!日本製鉄によるUSスチール買収経緯とは!?」 ゲスト:経済安全保障アナリスト 平井宏治氏
松田政策研究所チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=6A1WsUmB_hA
平井宏治 _ 中国の手先の日本製鉄によるUSスチール買収問題
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849394
平井宏治 _ 中国大軍拡は日本の技術の賜物
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027019
平井宏治 ~危険だらけの経済安保
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095647
【Front Japan 桜】平井宏治~新半導体戦争と日本の未来[桜R6/3/21]
https://www.youtube.com/watch?v=i2VgPPLB3is
特番「平井宏冶氏に訊く!新半導体戦争 ~日の丸半導体の復活を!~」ゲスト:経済安全保障アナリスト 平井宏治氏
2024/03/24
https://www.youtube.com/watch?v=U8hIAfWefDg
【Front Japan 桜】 平井宏治 ~ 半導体を制するものが世界を支配する[R4/12/15]
https://www.youtube.com/watch?v=x-tKZ70kEd4
2025/01/23 (Thu) 08:23:08
日本の技術を盗んで世界中に販売した結果…とんでもない数の工場が大量閉鎖+日本政府の巨額賠償に中国沈没寸前 習近平 高橋洋一 青山繁晴 #642 【LOVEジパング】
LOVEジパング 2025/01/19
https://www.youtube.com/watch?v=TPaE-Nk9QPI
00:22 【緊急速報】中国企業が日本の特許を盗用!前代未聞の大規模侵害事件
02:25 【独占スクープ】中国鉄鋼業界が大崩壊!世界の工場から転落した真実
05:57 【衝撃の勝利】日本製鉄が世界を制圧!トヨタも認めた驚異の技術力
09:11 【業界激震】世界の大手メーカーが中国撤退!日本の技術力に熱視線
12:03 【経済崩壊】中国鉄鋼業界崩壊と日本製鉄の逆転劇
14:26 高橋洋一先生が警鐟を鳴らす中国の危険性
2025/01/24 (Fri) 09:16:56
aあ
2025/01/24 (Fri) 16:41:37
『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年1月24日
https://www.youtube.com/watch?v=T2bBg0xU8Y0
2025/01/25 (Sat) 01:46:26
「トランプ時代の日本経済」【金子勝】2025年1月24日(金)【紳士交遊録】
トランプの経済政策でアメリカはハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=cPAboH_Fp2Y
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
横森一輝 【大恐慌への布石?】トランプ政策が招く世界経済の末路とは
経済クラブ keizaiclub 2024/11/29
https://www.youtube.com/watch?v=xqEL2jj_hO8
【転換点は1月20日】バイデンが残した時限爆弾とは?ほんと彼は最後の最後までヤラかしてくれます…
経済クラブ keizaiclub 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=jRiWw_rmcsI
2025/01/29 (Wed) 01:58:46
【2025年1月28日】 DeepSeekショックと円キャリートレード(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=PER56sSmEGE
DeepSeekはブラックスワンか!?
石原順チャンネル 2025年1月28日
https://www.youtube.com/watch?v=Re6xx8LP3BY
<チャプター>
00:00 DeepSeekはブラックスワンか!?
02:07 史上最速ペースの米国株買い
09:30 DeepSeekは半導体にとって脅威
14:26 DeepSeekはブラックスワンか?
18:33 中国製だがトランプは容認・孫さんの大規模
21:05 金持ちはビクともしない!
25:27 「15年間の米国例外主義」の終わり!?
27:57 2000年との既視感・・
29:40 エヌビディア:「DeepSeekは優れた進歩」
31:00 米ハイテクは裸の王様!?
32:03 AIはそこまですごくない!?
33:10 LLMはコモディティ、投資家は再評価が必要
35:21 AIより半導体の苦境
38:06 円キャリートレード2.0の崩壊に注意
42:35 ドル/円(日足)
2025/01/31 (Fri) 00:20:04
【衝撃】中国AI 「DeepSeek」使い物にならないことが発覚したうえに米国の技術不正取得の疑惑で三日天下に!【JAPAN 凄い日本と世界のニュース】
JAPAN 日本の凄いニュース 2025/01/29
https://www.youtube.com/watch?v=6brywD9J6_8
deepseekショック 早速使ってみた | 黄金の金玉を知らないか?
https://golden-tamatama.com/blog-entry-deepseek-is-useful.html
DeepSeekがOpenAIからデータを不正入手した疑い。マイクロソフトが調査中
2025.01.30 01:30
https://www.gizmodo.jp/2025/01/deepseek-improperly-obtained-openai-data.html
米Bloombergの報道によれば、Microsoftのセキュリティ研究者はDeepSeekと関連があるとみられるグループが、OpenAIのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を通じて大量のデータを不正に取得しているのを昨年秋に確認したとのこと。
不正に取得されたとするデータは、OpenAIのAIモデルの出力結果であり、DeepSeekはOpenAIの出力を利用し自社のAIモデル「R1」を開発した可能性があります。
たとえば、DeepSeekは、以下のような手法でOpenAIのデータを開発に活用した可能性があります。
API出力データを収集 →OpenAIの回答パターンを模倣
RLHF(人間のフィードバックを用いた強化学習)データを抽出 → 独自のRLHF学習に応用
プロンプトエンジニアリングによるデータ収集 → 数学的なタスクやプログラミングの質問を投げ続けることで、モデルの構造を抽出
ファインチューニングに使用→ DeepSeekの教師データとしてOpenAIのAPI応用データを活用
DeepSeekの先生はChatGPTだった?
DeepSeekの開発の一部に用いたとされる「蒸留(ディスティレーション)」という手法は、大規模なAI(教師モデル)の知識を、小型で効率的なAI(生徒モデル) に移す技術。
通常、DeepSeekレベルの性能を持つAIを開発するには、数千億円の開発費、数万台の高性能GPU、数年の研究期間が必要ですが、教師モデルのデータを使ってこの「蒸留」を行なえば、一から作るよりもはるかに低コストかつ短期間で高効率のAIを開発可能です。
今回の報道が本当なら、DeepSeekが取得したOpenAIのデータは「蒸留」の元データとして使用された可能性が高いでしょう。
トランプ米政権の人工知能(AI)・暗号資産責任者デービッド・サックス氏は、DeepSeekがOpenAIから蒸留した証拠がある、とコメント。
OpenAIはサックス氏に対応した発表文で 直接DeepSeekには触れず「中国を拠点とする企業およびその他の企業が米国のAIをリードしている企業のモデルを模倣しようとしていることを知っている」とし、
AIのトップ企業として知的財産を守るための対策に取り組んでいる。米政府と緊密に協力することが極めて重要だと考えている。
などと述べました。
2025/02/02 (Sun) 10:56:20
DeepSeek登場で気になる5つのギモン ―あの銘柄への影響は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/31
https://www.youtube.com/watch?v=7jVBV1_y0QQ
DeepSeekで半導体銘柄が気になる人集まれ!【AI・半導体ライブ】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/02/01
https://www.youtube.com/watch?v=S1rV1Npj2f4
【内容】
・ディープシークとは何か?
・ディープシークが半導体業界に与える影響
・半導体市場の未来とAIの進化
・質疑応答
2025/02/05 (Wed) 03:37:40
米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
<チャプター>
00:00 米国のXデーはいつ来る!?
04:27 米国債の償還スケジュール
11:10 連邦政府の支出(国防費:青と利払い費:赤)
13:08 2025年の債務上限危機
17:25 米国の負債処理のプラン
22:23 フォース・ターニング(第四の節目)
29:35 1973年以降の世界の株式市場のバブル
33:48 2024年~2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
35:55 バフェット指標
37:18 ウォーレン・バフェットの保有国債
2025/02/09 (Sun) 19:52:26
気付かないうちに増税されて国民負担がどんどん上がっています…手取りが増えることはありません。
脱・税理士スガワラくん 2025/02/09
https://www.youtube.com/watch?v=bAXhl46fQtU
2025/02/17 (Mon) 09:20:26
【国際問題】資本主義はもう限界!崩壊したら世界はどうなる?
世界史解体新書 2025/02/16
https://www.youtube.com/watch?v=fH8FK-l7iwM&t=96s
2025/02/18 (Tue) 11:22:05
2025-02-18 DeepSeekが世界的に注目された結果「共産党」の烙印が…
妙佛 DEEP MAX 2025/02/18
https://www.youtube.com/watch?v=tdybdrpb77g
2025/02/21 (Fri) 15:40:17
『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年2月21日
https://www.youtube.com/watch?v=RY1k20MA2BY
2025/02/28 (Fri) 04:41:38
【討論】減税で日本は幸せになる!?[桜R7/2/27]
https://www.youtube.com/watch?v=yKFcQDsu9fE
パネリスト:
会田卓司(クレディ・アグリコル証券 チーフエコノミスト)
鈴木傾城(作家・アルファブロガー)
田中秀臣(上武大学教授)
長尾たかし(自由民主党参議院比例区第九十七支部長・元衆議院議員)
藤和彦(経済産業研究所コンサルティング・フェロー)
松田学(松田政策研究所代表・元衆議院議員)
司会:水島総
2025/03/02 (Sun) 11:45:07
【日本経済が成長できなかった“本当の理由”】“主流派経済学”が世界を悪化させている|財務省と主流派経済学の関係|「失われた30年」の真実|MMTは科学ではない?|宗教化する“反積極財政”【中野剛志】
文藝春秋PLUS 公式チャンネル 2025/01/25
https://www.youtube.com/watch?v=2iZo8Jwe_6Y&t=62s
1つのテーマを分かりやすく読み解く「+ RONTEN」。今回のゲストは評論家の中野剛志さん。中野さんは新刊『政策の哲学』を1月に発表しました。なぜ世界経済は停滞し、国家政策は機能しないのか――。『政策の哲学』で、中野さんは主流派経済学を強く批判し、今、日本に求められる政策を問うています。その政策とはどのようなものなのか、中野さんに訊きました。
〈目次〉
0:00 オープニング
1:00 開始
1:39 『政策の哲学』を書いた経緯
9:05 日本の財政政策の現状をどう見るか?
19:42 “特別に訓練された直観的裁量”とは?
29:33 後編へ続く
【中野剛志が語る】主流派経済学の致命的な矛盾点とは
著者が語る 2025/03/01
https://www.youtube.com/watch?v=ueSZbGUlDlw
経済学には多様な学派が存在している。その中で、現在多くの支持を集めているのは、主流派経済学である。主流派経済学は、国家の経済政策立案の際にも用いられる非常にメジャーな学問である。
主流派経済学は現実の社会に即していない、と指摘するのは評論家の中野剛志氏である。主流派経済学の何が正しくないのか、経済学のあるべき姿とは何か——。『政策の哲学』(集英社)を上梓した中野氏に、話を聞いた。(聞き手:関瑶子、ライター&ビデオクリエイター)
政策の哲学 (集英社シリーズ・コモン) – 2025/1/24
中野 剛志 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3-%E4%B8%AD%E9%87%8E-%E5%89%9B%E5%BF%97/dp/4087370070
なぜ世界経済は停滞し、どの国でも政治の不在を嘆く声が止まず、国家政策は機能していないのか――。
その理由は政策の世界で覇権を握っている主流派経済学の似非科学的なドグマにある。不確実性に満ちた世界で、とりわけ多中心性と複雑系によって特徴づけられる複合危機の時代において、社会の実在を無視した経済学に振りまわされた政策は毒でしかない。
そうした経済学の根源的・哲学的矛盾を衝き、新たな地平を切り拓くため、異能の官僚が批判的実在論を発展させた「公共政策の実在的理論」を展開する。
2025/03/04 (Tue) 00:14:55
日本経済の現状、財務省の思惑とは? 植草一秀が解説
2025/03/03
https://www.youtube.com/watch?v=SlnzZN8-1qY
アベノミクスとは何だったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16893642
アベノミクスを徹底総括せよ!失敗を認め困難から逃げるな【金子勝の言いたい放題】20250106
https://www.youtube.com/watch?v=9R5SF4MnWGk
アベノミクスのツケ「地銀含み損3兆円」…破綻シリコンバレー銀行とビジネスモデル酷似
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095230
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14074282
円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052420
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083040
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
銀行を助けて物価高騰かインフレを退治して株価暴落か、どちらかしかない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14096858
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
インフレが起これば金融緩和が出来ないので、低金利で資産価格バブルの時代は終わる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14055430
金融緩和するとデフレになる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038579
MMTは機能しない!超緊縮論を唱える元大蔵官僚 野口悠紀雄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035472
MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321
日本は金利高騰か通貨暴落かを選ぶことになる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062048
自由貿易と輸出・インバウンドが日本経済を滅ぼす
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026948
”輸出で食べている”幻想はやめろ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093223
世界最大の対外純資産に惑わされるな!国が強くならないデフレ日本の経常収支サイクル
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/989.html
訪日観光客3000万人でGDPは1円も増えなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14021350
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本円を借りてドルを買っていた円キャリートレードの巻き戻しが始まった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14080678
アメリカが日銀に異次元金融緩和させた目的は日本の銀行と大企業の乗っ取り
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/393.html
2025/03/12 (Wed) 01:36:10
市場の暴落はなぜ起きたか?
石原順チャンネル 2025/03/11
https://www.youtube.com/watch?v=Ss8EVlHe530
<チャプター>
00:00 市場の暴落はなぜ起きたか?
03:48 この先はデトックス(解毒)の期間になる
10:30 2025年には9.2兆ドルの米国債が満期を迎える
13:00 この売りはやがて尽きるのか?
17:46 ナスダック100CFD(日足)
21:42 S&P500CFD(日足)
23:50 NYダウCFD(日足)
24:19 日経平均CFD(日足)
2025/03/14 (Fri) 15:05:24
『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年3月14日
https://www.youtube.com/watch?v=zcVeicob2Xs
2025/03/22 (Sat) 12:51:15
ゴールドは現物を買え!金需要が増大して金価格が凄いことになる!?投資家税理士が本音を語る
投資家・税理士 三本さんのお金の話 2025/03/08
https://www.youtube.com/watch?v=PBVgA_ZczfA
世界が恐れる時限爆弾!?フォートノックスに金はあるのか?50年監査されていない!?2つのシナリオを考えてみた!?
投資家・税理士 三本さんのお金の話 2025/02/28
https://www.youtube.com/watch?v=Lk9AnJRGdTg
2025/03/22 (Sat) 16:32:35
【白井聡 ニッポンの正体】日米関係を見直せ! ~米ロ中「新・帝国時代」への覚悟~
デモクラシータイムス 2025年3月16日 収録
https://www.youtube.com/watch?v=5uqoQ59j_Gg
トランプ政権が、自国ファーストの姿勢を鮮明に打ち出し、良かれ悪しかれ、国際的に影響を及ぼしてきた米国の役割を放棄、撤去、縮小しようとしています。そのインパクトは、これまで盤石だと思ってきた日米関係、日米安保にも大きな方向転換をもたらす可能性があります。いま世界では何が起きようとしているのか。日本はどう対応すればいいのか。白井さんと議論しました。
2025/03/25 (Tue) 15:45:07
【2.7%上昇】公示地価のカラクリ…日本の不動産に何が起きているのか?
経済クラブ keizaiclub 2025/03/25
https://www.youtube.com/watch?v=PxE3sG3lLRI
2025/03/25 (Tue) 21:15:27
株はドル円に聞け!?
石原順チャンネル 2025/03/25
https://www.youtube.com/watch?v=GotdaVFQKkU
<チャプター>
00:00 株はドル円に聞け!?
00:10 ドル/円(日足)
03:17 ビットコイン/ドル(日足)
04:43 テスラ(日足)
08:48 テスラが下落が落ちつく
12:57 テスラ(2時間足)
14:34 バイデン政権の世直し
16:30 2025年の世界的大不況の危険性
20:32 円安による物価
24:00 日本銀行の金融緩和は誰の為?
26:53 ドルは極めて過大評価されている
2025/03/26 (Wed) 20:40:36
【中野剛志登場】衝撃!経済学の教科書は間違っていた…ノーベル経済学者が経済学を否定する理由[三橋TV第995回] 中野剛志・三橋貴明・菅沢こゆき
三橋TV 2025/03/26
https://www.youtube.com/watch?v=AeYC7E0JNTk
2025/03/27 (Thu) 16:42:15
【日本】ブラックすぎる日本の教員の労働環境!ついに合格者の7割が辞退して新採用の平均偏差値50以下に
世界史解体新書 2025/03/26
https://www.youtube.com/watch?v=Is-V1LeOjWU&t=67s
【Front Japan 桜】山田正彦~令和農民一揆へ / トランプは 戦後グローバリズム日本を破壊する[桜R7/3/27]
https://www.youtube.com/watch?v=uuwNvqPGj6c
【討論】石破政権に一揆勃発!?日本の農業・食文化の危機[桜R7/3/17]
https://www.youtube.com/watch?v=YnTKvGDpx3c
パネリスト:
大井幸子(国際金融アナリスト・武蔵野大学客員教授・株式会社SAIL CEO)
折本龍則(千葉県議会議員)
柴田明夫(資源・食糧問題研究所 代表)
鈴木宣弘(東京大学大学院教授)※スカイプ出演
トモ(YouTubeチャンネル『トモ農園』運営)
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総
2025/03/28 (Fri) 17:49:06
「財務省の本当の狙いは何か」【金子勝】2025年3月28日(金)【紳士交遊録】
https://www.youtube.com/watch?v=q-BHkfRRBxs
2025/03/29 (Sat) 07:14:24
(3月28日収録)【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=ikT9maqpDSA
2025/04/06 (Sun) 01:10:51
silver-journal
https://silver-journal.com/
silver-journal ニュース
https://silver-journal.com/category/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/
silver-journal 世界経済
https://silver-journal.com/category/%e7%b5%8c%e6%b8%88%e5%b4%a9%e5%a3%8a/
silver-journal 金銀価格予想
https://silver-journal.com/category/%e9%87%91%e9%8a%80%e4%be%a1%e6%a0%bc%e4%ba%88%e6%83%b3/
2025/04/09 (Wed) 06:11:57
【討論】財務省の正体と解体[桜R7/4/8]
https://www.youtube.com/watch?v=rlmEzCNrmP8
パネリスト:
あんどう裕(元衆議院議員)
池戸万作(経済政策アナリスト・日本経済復活の会幹事)
大井幸子(国際金融アナリスト・武蔵野大学客員教授・株式会社SAIL CEO)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
松田学(松田政策研究所代表・元衆議院議員)
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総
2025/04/11 (Fri) 06:41:21
激震「トランプ関税」 日刊ゲンダイ小幡記者が金子勝慶大名誉教授に聞いた
日刊ゲンダイ 2025/04/10
https://www.youtube.com/watch?v=_QoqPCFpcls
各国へのトランプ関税が発動され、世界経済は大揺れ。国際社会への影響はどうなるのか。日本がとるべき行動は何か。財政学のプロに聞いた。
【京大准教授に聞く】トランプは 大恐慌を”望んでいる”〜世界経済崩壊のXデーはいつ?【トランプ関税のゆくえ】(京都大学大学院准教授 柴山桂太)
ニュースの争点 公式チャンネル 2025/04/09
https://www.youtube.com/watch?v=YOVys-SZtHA
京大准教授「今、最も危険なのは日本だ」地上波NG…トランプ外交で40年前の大事件がまた起きる? (京都大学大学院准教授 柴山桂太)【ニュースの争点】
ニュースの争点 公式チャンネル 2025/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=6M9f_RQ7ZcA
2025/04/11 (Fri) 14:42:33
『ザ・マネー』 ~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年4月11日
https://www.youtube.com/watch?v=c2GXXnHVvfo
米国の長期金利が上がったので、トランプやベッセントが青くなって、追加関税の施行を90日間遅らせたみたいだね。
トランプやベッセントは株価も景気もどうなってもいいけど、長期金利だけは上がったら困るんだ。 米国債の利払いをする金が無いので、米国の軍事費をゼロにしないとやっていけなくなるからね。
2025/04/11 (Fri) 18:52:14
【金子勝】「トランプ関税で株暴落」
日刊ゲンダイ 2025/04/11
https://www.youtube.com/watch?v=3JXXd3pJQHg
トランプ関税で株が暴落、乱高下しているが、これはニクソンショックやプラザ合意に匹敵する歴史的事件だと認識した方がいい、と金子先生は言う。それほどの歴史的転換なのである。ニクソンショックもプラザ合意も米国経済が危機を迎えて、一方的にルール変更を迫ったものだった。しかし、今回のトランプ関税は根本的に異なる。米国は戦後、民主主義をリードし、巨額の軍事費も負担して世界の警察の役割を担ってきた。だからこそ、西側陣営は米国の要求に渋々応じた。今回のトランプは民主主義を破壊し、プーチンに接近し、世界の警察の役割も放棄すると宣言し、そのうえで理不尽な関税を課したのだ。世界が納得するわけがなく、したがって、新たな秩序が生まれることはなく、歴史的な混乱が長期間続くことになる。
「一過性ではない歴史的な経済状況」【金子勝】2025年4月11日(金)【紳士交遊録】
https://www.youtube.com/watch?v=viVaxm6cTXw
4/11(金) 18:15~ ライブ(尾形の経済DB)【金子勝・トランプ関税戦争 拡大/日経平均、米ダウ急落/中国対抗125%、全面貿易戦争に 日本は?/一過性でない大きな流れ】
https://www.youtube.com/watch?v=VKwXGA26PR4
2025/04/14 (Mon) 19:11:59
エリオット波動でアメリカ株の今後のトレンドを予測
【2025年4月7日】ナスダック「弱気相場」と米ドル/円(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=y9yiv4RdH88
によると
ナスダックのスーパーサイクル波(Ⅲ)波 のカウント
サイクル波 Ⅲ波 2000年 3月 5132.52 : ITバブル
サイクル波 Ⅳ波 2002年10月 1108.49 :ITバブル崩壊
サイクル波 Ⅴ波 2024年12月 20204.58 :AIバブル
今の大暴落は スーパーサイクル波 (Ⅳ)波 サイクル波 a波
【2025年4月14日】 予想通りのドル安! そして今後の見通し(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=NQOEd6qbbSI
によると
これから世界大恐慌が起きる数年先までドルが下がり続ける。
(参考)
あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
一般社団法人日本エリオット波動研究所
税込 4,180円
https://www.amazon.co.jp/dp/4775991957
によると
NYダウのサイクル波 Ⅲ波のカウント
プライマリー波③波 2000年 3月 : ITバブル
プライマリー波④波 2009年 1月 : リーマンショック
プライマリー波⑤波 2022年 :コロナ給付金バブル
今の大暴落は サイクル波 Ⅳ波 プライマリー波 ©波
▲△▽▼
ナスダック総合指数
https://jp.tradingview.com/symbols/NASDAQ-IXIC/
ダウ工業株30種平均株価
https://jp.tradingview.com/symbols/DJ-DJI/
ディグリーとラベリングの表
http://jewri.org/standard/
スーパーサイクル波 (Ⅰ), (Ⅱ), (Ⅲ), (Ⅳ), (Ⅴ), (a), (b),(c)
サイクル波 Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ, a, b, c
プライマリー波 ①, ②, ③, ④, ⑤, Ⓐ, Ⓑ, Ⓒ
インターミーディエット波 (1), (2), (3), (4), (5), (A), (B), (C)
マイナー波 1, 2, 3, 4, 5, A, B, C
エリオット波動の規模
グランドスーパーサイクル … 100年以上
スーパーサイクル … 50年
サイクル … 10年
プライマリー … 3~5年
インターミディエット … 30週~50週
マイナー … 10週
ミニュット … 3~5週
▲△▽▼
ド素人でも損しない株式投資の ノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324
レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
2025/04/19 (Sat) 06:20:34
「今、この国が打ち出すべき4つのヴィジョン」【金子勝】2025年4月18日(金)【紳士交遊録】
【公式】大竹まこと ゴールデンラジオ! 2025/04/18
https://www.youtube.com/watch?v=doehPPsBzmg
4/18(金) 18:00~ ライブ(尾形のDB)【金子勝・日米交渉を読む/トランプ氏 日本が先頭のなぜ?/米国トリプル安と今後の世界】
https://www.youtube.com/watch?v=KmzHGXm_NJE
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
2025/04/21 (Mon) 07:00:26
田舎暮らし 農家に転職 ブラック農業の実態
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16899102
2025/04/29 (Tue) 03:40:49
エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)
株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo
0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
(講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
(講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
(講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
(講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
(講師 西山氏、津田、八代、髙尾)
★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生
2025/05/05 (Mon) 08:32:55
世界を狂わせた...極秘ネットワーク...モンペルラン協会の正体(京都大学/柴山桂太)
藤井聡チャンネル『表現者クライテリオン』2025/04/17
https://www.youtube.com/watch?v=045RBLIxSwE
モンペルラン・ソサイエティー - Wikipedia
モンペルラン・ソサイエティー(英: Mont Pelerin Society)は、自由主義を政界に広げ、共産主義と計画経済に反対することを目的とした政治団体。1947年、スイスのレマン湖東岸に位置する保養地モンペルラン(ペルラン山)に自由主義経済の重要性を唱導する経済学者たちが集まって創立された。モンペルラン協会とも呼ばれる。1962年、クノッケの集会で一切の公的活動と決議をせず、また一切の宣伝紹介を求めないと宣言した[1]。その意味で一般の学界とは目的が異なる。
思想
木内信胤の「世界経済調査会」は、事実上の日本モンペルラン協会として機能した。1970年代にハイエクが来日した際、世界経済調査会の講演で「三大消極価値」(Three Great Negative Values)という思想を発表している。
ノーベル経済学賞を受賞したメンバー
フリードリヒ・ハイエク(1974年)
ミルトン・フリードマン(1976年)
ジョージ・スティグラー(1982年)
ジェームズ・M・ブキャナン(1987年)
モーリス・アレ(1988年)
ロナルド・コース(1991年)
ゲーリー・ベッカー(1992年)
バーノン・スミス(2002年)
日本人会員
木内信胤 - ハイエク直々の誘いでアジア人初の会員となり、副会長も務めた[2]。
田中清玄
西山千明 - モンペルラン・ソサエティー議長も経験。
馬場晋一-客員会員 Mises Institute visiting scholarを経験
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC
2025/05/05 (Mon) 16:01:40
中国政府が世界の企業を支配 全ての元凶は不当な元安
髙橋洋一チャンネル 2025/05/05
https://www.youtube.com/watch?v=EqVIUwAg_A4
2025/05/06 (Tue) 00:40:33
【バフェット引退と警告】「米国財政赤字が最大の懸念だ」実は金に強気なのか?銀を大量に買っていた過去とは?
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】2025/05/05
https://www.youtube.com/watch?v=YdJ9Uk2CDqU
2025/05/13 (Tue) 07:13:19
【日本財政がヤバい…】むしろバラ撒きは逆効果?銀行“取り付け騒ぎ”の可能性あり
経済クラブ keizaiclub 2025/05/13
https://www.youtube.com/watch?v=xTtBuPYzlGs
【苦しむのは庶民】減税は名目上の救済だとお気づきですか?
経済クラブ keizaiclub 2025/05/06
https://www.youtube.com/watch?v=tg9LTx7QLrk
【最終警告】自国通貨建てなら安全の大ウソ…AIが示したMMT理論の致命的欠陥とは
経済クラブ keizaiclub 2025/04/22
https://www.youtube.com/watch?v=tR-vusDU4F0
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
2025/05/19 (Mon) 00:15:37
【ムーディーズ米国債格下げ】金価格はどうなる?過去の格下げで15%ゴールド上昇したが今回は?
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 2025/05/18
https://www.youtube.com/watch?v=7ns5JAV0nNY
【目次】----------------------------------------
1、 ムーディーズが米国債格下げした理由は? 0:00
2,2025年は米国債7兆ドル分の借り換えが必要 5:00
3,2011年米国債格下げ時、金は15%上昇した 7:00
4,基軸通貨は徐々に、そして突然暴落する?9:21
2025/05/19 (Mon) 06:32:50
※日本のコメの消滅が確定しました…日本人の皆さんは大至急見てください【三橋TV公認】
政治の今を読む 2025/05/18
https://www.youtube.com/watch?v=8dgA5iyPpKE
目次
00:00 ダイジェスト
00:37 農水省がとんでもない政策を進める...
14:48 コメ価格高騰の真相を徹底解説
31:01 まとめ
2025/05/23 (Fri) 22:05:26
【“トランプ関税”真の目的】高関税で是正したい「グローバルインバランス」とは?|「トランプだから起きた問題ではない」|アメリカがグローバル化で儲けたは“幻想”だ【中野剛志】
文藝春秋PLUS 公式チャンネル 2025年5月14日
https://www.youtube.com/watch?v=HC-Ys5YkKt4
〈目次〉
00:00 オープニング
01:00 開始
01:54 関税引き下げから見るアメリカの意図
05:11 貿易赤字の解消の動きの要因
14:17 自由貿易を推進した理由
19:38 グローバリゼーションがもたらした各国への影響
26:51 グローバルインバランスの是正の動き
2025/05/30 (Fri) 06:33:17
金のBRICS vs ドル基軸通貨の行方
銀silverゴールドch 2025/05/29
https://www.youtube.com/watch?v=mandwgT89no
BRICSが仕掛ける「金担保」通貨革命とアメリカに残された一手
世界の経済秩序が今、大きな転換点を迎えようとしています。長年、基軸通貨として君臨してきたアメリカドルに対し、BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなど)が「金」を軸とした新たな構想。これは、ドル一強体制からの脱却、いわゆる「脱ドル化」を目指す計画です。
BRICS、特に中国はなぜ「金」に注目するのか?その真の狙いとは?
金と人民元を組み合わせた「新たな通貨システム」の仕組み
ブロックチェーンやmBridge(CBDC中央銀行デジタル通貨)が果たす役割
アメリカはドル防衛のためにどんな戦略を練っているのか?
「将来の成長」をキーワードにしたアメリカの対抗策
金融制裁、インフレ、エネルギー価格…複雑に絡み合う国際情勢
金を選ぶ国、ドルを選ぶ国…世界の国々の選択と未来
「金本位制の再来?」「ドルは本当に終わるのか?」「新しい国際秩序はどうなる?」
第1部:BRICSの挑戦 – なぜ「金」なのか?
BRICSの構想①:金と人民元の連携
BRICSの構想②:分散型金保管ネットワーク
BRICSの構想③: 先端技術の活用
第2部:アメリカの対抗戦略 – ドル防衛策
アメリカの戦略①:エネルギー価格とインフレ
アメリカの戦略②:進化するペトロダラー
第3部:金 vs ドル – 未来の通貨覇権の行方
2025/06/13 (Fri) 18:47:28
【金子勝】オンライン講座「財務省の路線と消費税減税論」
日刊ゲンダイ 2025/06/13
https://www.youtube.com/watch?v=a-fW2o5m_fo
参院選に向けて、消費税減税の議論が今後、 本格化するだろうが、金子勝氏は様々な整理が必要だという。減税も財源を赤字国債に求めるのか、組み換えなのかで、全然、議論は違ってくるし、減税に賛成か反対か、という二者択一の議論は危険である。そもそも、減税反対の財務省と自民党は一体なのか。これも怪しいものだ。財務省は先に公文書改竄を巡り、俗にいう「赤木文書」を公開した。とこころが、380の文書のうち75の文書が欠落していて、欠落部分は安倍昭恵さんと秘書との絡みの部分だった。こんな文書を出せば、物議をかもすのは間違いないのに、なぜ、こんなことをしたのか。いざとなれば自民党のせいにしてシラを切る財務省の組織防衛が見え隠れする。その財務省が狙っているのがインフレ放置によるインフレ課税だ。税を巡る複雑怪奇な攻防の解説。
2025/06/20 (Fri) 05:23:45
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/20/042942
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」
日刊ゲンダイ 2025/06/19
https://www.youtube.com/watch?v=WsUp1TNreb0
世の中には財務省陰謀論、解体論、財務省はザイム真理教だなどという財務省悪玉論が溢れている。国家財政がパンクしそうだという嘘をばらまいて、減税を阻止している。彼らが日本経済の元凶という主張だが、金子氏は「カルトみたいな言説」とバッサリだ。「ザイム真理教こそフェイクファシズムだ」と断言。彼らの言説の論拠の怪しさを検証する。リフレ派もMMTも理論的に破綻した。勢い、今、財務省陰謀論を振りまいているのだ。
5/16(金) 19:15~ ライブ(尾形のDB)【金子勝・責任ある消費減税とは/森友文書の詐欺的公開/GDP 0.7%減 と トランプ関税】
https://www.youtube.com/watch?v=YmJeqx1kDbk
【20分でわかるニュース解説ショート動画】 各党が掲げる「消費税減税案」日刊ゲンダイ小幡記者が金子勝慶大名誉教授に聞いた
2025/05/15
https://www.youtube.com/watch?v=wxCeyU7pLtE
2025/06/26 (Thu) 06:12:47
史上最強の対決!ケインズvsハイエク~経済学で歴史を動かした世紀の論争#prあり
2025/06/23
https://www.youtube.com/watch?v=8CY4zexBbuc
柴山桂太准教授の新講座
『ケインズvsハイエク~世界経済を二分した世紀の大論争』
2025/07/02 (Wed) 00:22:25
金はどこまで上がるか? ゴールドはお金、他は信用(JPモルガン)その1
吉田繁治チャンネル 2025/07/01
https://www.youtube.com/watch?v=wcql0rwyWnY
2002年から2025年までに円では 16倍に上がった金価格が、2025年からの3年でどこまで上がるかを、数値的な根拠をもって、論理的に予想します。その第1回です。
株価、債券、金価格は、多くの要素との相関と複合で動いています。金価格を動かす2000年代の25年間に重要になった要素を、第1回で整理しています。要素は変化します。
ウクライナ戦争の2022年から2025年まで約2倍の1オンス3500ドル(円では1グラム1万6000円付近)に上がったのは、株式指数ではなく金だけでした。この2年で、金融市場に何が起こっていたのか?
加えて、2025年7月以降の3年で、金融当投資の全体にある価格変動約15%の幅を持ちながら、どこまで上がるのかを予想します。この第一回は、プロローブ(前文)の問題提起です。
2025/07/03 (Thu) 04:27:23
【第2弾】:金価格はどこまであがるだろうか? Goldはお金、それ以外は信用(Credit) JPモルガン (その2)
吉田繁治チャンネル 2025/07/02
https://www.youtube.com/watch?v=Z7ANIkWQX7M
これから3年の金価格について、多くの要因を整理して、数値の根拠に基づき、論理的な予想をします。結論から言えば、金価格は、2025年、26年、27年末には現在の4倍(1グラム4万6000円)にまで上がる可能性が高い。
第二弾では、金価格が長期に6倍に上がるきっかけになった、2008年のリーマン危機を、その本質から振り返ります。ここに、金価格が上がった原因があるからです。今も理解されていないデリバティブとファイナンスの理解が必須なので、その解説を、ゼロからわかるように基礎から行っています。
2025/07/18 (Fri) 02:07:23
【ニコニコ全編ライブ配信】暴露!国家財政の闇と日本政府の嘘 (大西つねき × 石田和靖)
【越境3.0チャンネル】石田和靖 2025/07/17
https://www.youtube.com/watch?v=xwtmE0slH3I
2025/07/20 (Sun) 17:47:17
資本主義はオワコン!次世代は政府不要の自立分散型社会だ! 大西つねき氏 #387
政経プラットフォーム 2025/07/16
https://www.youtube.com/watch?v=OB-iE1Bo7iE
日本政府の借金で銀行は大儲け。その儲けを奪う謎の株主の存在が? 大西つねき氏 #384
政経プラットフォーム 2025/07/13
https://www.youtube.com/watch?v=8nR95KLo004
政党政治はすでにオワコン!これからは無所属の時代だ! 大西つねき氏 #380
政経プラットフォーム 2025/07/09
https://www.youtube.com/watch?v=WIqGl5u25bY
2025/07/20 (Sun) 18:01:12
【大西つねき氏 豈プロジェクト特別講演】 経営者が絶対に知るべき、財政金融の真実。
2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=zR3wC3vwp9k
2025/07/26 (Sat) 00:11:33
「トランプ関税と石破おろし」 【金子勝】2025年7月25日(金)【紳士交遊録】
https://www.youtube.com/watch?v=BJUf-n8Bkw8
2025/07/29 (Tue) 15:26:43
吉田繁治 _ 参議院選挙で50歳未満の世代と50歳以上の世代で明確に支持政党の分断が起こった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/22/000829
これから金融所得に社会保険料がかかる様になる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/20/152646
アベノミクスとは何だったのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806
増田俊男 _ トランプ関税自業自得、トランプをピエロとして操る勢力とは
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/002444
米国による「戦争の経済学」で米国貿易赤字(1.2兆ドル)はなくなっていく。「MAGA」の政策パッケージの本命がここだった。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/03/151909
日本が人手不足だと思い込んでいるマルクス研究で有名になった左翼アホ政治学者 白井聡は経済が全くわかっていない。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/03/094002
日米関税交渉 本来の内容 / マスコミは今回の交渉の内容を全く理解していない 本来の内容は全く違った
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/02/151234
銀価格が歴史的急騰!「紙銀」崩壊で次は100ドルへ?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/28/122907
トランプ大統領は経済が全くわかっていない _ アメリカの輸入の減少は世界中のドル資産の売却に繋がる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/28/113116
レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/23/032621
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/20/042942
渡邉哲也 _ 大惨事!アメリカに潰される中国経済
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/19/003556
最新の相場情報 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/010312
これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/210759
増田俊男 _ トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/210707
大西つねき「日本は世界一のお金持ち国家なのに、なぜ国民生活は苦しいのか?」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182424
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182319
トランプ大統領が日本に強要する「マールアラーゴ合意」_ 金を貸すのはリスクを負って金利を得る事、「借金は貸すほうが悪い」のが世界の常識
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/181316
日本株の銘柄情報
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/060344
相場チャートのテクニカル分析のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/054429
アメリカ株売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/052439
金・銀のETF売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/06/025148
株式売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/06/024328
2025/07/29 (Tue) 15:40:51
国際金融ルール違反で生き延びる財政破綻国家日本(2025.4.30)増田俊男の無料インターネットセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=wA4Sf7reNmI
潜在的財政破綻国家の日本が何故買われるのか(2025.4.28)増田俊男の無料インターネットセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=tnDTpkHg4F8
増田俊男 _ トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16900132
レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898632
【祝! 第666回収録記念ライブ】日本破綻(5/21 午後6時スタート!)
経済クラブ keizaiclub 2025/05/21
https://www.youtube.com/watch?v=50sL_oxYyTQ
【日本財政がヤバい…】むしろバラ撒きは逆効果?銀行“取り付け騒ぎ”の可能性あり
経済クラブ keizaiclub 2025/05/13
https://www.youtube.com/watch?v=xTtBuPYzlGs
【苦しむのは庶民】減税は名目上の救済だとお気づきですか?
経済クラブ keizaiclub 2025/05/06
https://www.youtube.com/watch?v=tg9LTx7QLrk
【最終警告】自国通貨建てなら安全の大ウソ…AIが示したMMT理論の致命的欠陥とは
経済クラブ keizaiclub 2025/04/22
https://www.youtube.com/watch?v=tR-vusDU4F0
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182319
金子勝 _ 消費税を廃止してはいけない理由
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/180607
【20分でわかるニュース解説ショート動画】 各党が掲げる「消費税減税案」日刊ゲンダイ小幡記者が金子勝慶大名誉教授に聞いた
2025/05/15
https://www.youtube.com/watch?v=wxCeyU7pLtE
吉田繁治チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
検索: 吉田繁治 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
吉田繁治 _ 日米同時金融危機の予兆
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16904240
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
石破と野田に迫る減税包囲網 物価高対策に国民ブチ切れ!参院選は自民立憲惨敗か
SAMEJIMA TIMES 2025/04/21
https://www.youtube.com/watch?v=BQTbQauvHF4
政治家・官僚は業界から政治献金を貰ったり、大企業へ天下りしたいので、個人や農家への支援は一切しないで大企業・業界への支援だけをする
低金利の間に大量生産されたゾンビ企業は高金利にして一掃しないといけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852548
倒産する企業はそのまま倒産させるのが正しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033162
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
ハイエク: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
【苦しむのは庶民】減税は名目上の救済だとお気づきですか?
経済クラブ keizaiclub 2025/05/06
https://www.youtube.com/watch?v=tg9LTx7QLrk
消費税の恐怖! 国家と中流層を破壊する衝撃の実態 大西つねき氏
https://www.youtube.com/watch?v=AgRT1Z377l4&t=405s
JPモルガン出身、金融のプロ大西つねき氏が消費税の実態について語る。
【目次】
00:00 1. オープニング
00:40 2. 消費税は国家的な損失
04:26 3. 日本経済に寄生するアメリカ
07:52 4. 外国人株主を儲けさせる銀行
11:34 5. 意識を変えないといけない
15:04 6. お金よりもメンタル
ここから日米経済はどうなるか?
大西 つねき 2025/04/17
https://www.youtube.com/watch?v=aWbYyRTyyyo
ドル/円の為替が動き始めましたが、今後の日米経済がどうなるのか、金利、為替、政府債務、社会情勢などから多面的に読み解きます。
【共産党政権崩壊か】高橋洋一が独自解説「トランプ関税で中国が迫られる資本自由化・高まる台湾進攻のリスク」
2025/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=qLMHIY4Nquc
高橋洋一元内閣官房参与がトランプ関税の真の目的を独自解説。中国共産党が通貨政策と資本取引の自由化を迫られ、台湾進攻のリスクが高まっていることに言及します。
トランプ関税について
大西 つねき
https://www.youtube.com/watch?v=8_YdzMWcsGo
トランプ大統領が日本に24%の関税をかけると言い出しましたが、これをどう考えればいいのか、本質的な観点からお話しします。
【大西つねき氏 豈プロジェクト特別講演】経営者が絶対に知るべき、財政金融の真実。
国債発行を政府紙幣発行に変えないとハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=zR3wC3vwp9k
大西つねきがやろうとしていること(第49回衆議院選挙に向けて)
国債発行を政府紙幣発行に変えないとハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=Z0aesmYcl0U
【GWスペシャル企画】株式投資と国債と預金どれが良い?NISAの嘘
髙橋洋一チャンネル 2025/05/04
https://www.youtube.com/watch?v=1oo1-h34uwI
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相場の大転換点か?
石原順チャンネル 2025/04/01
https://www.youtube.com/watch?v=wAlN4AKPb4Y
<チャプター>
株式ブームと歴史的危機
レイ・ダリオの帝国のビッグサイクル
フォース・ターニング(80 年サイクル)
金融資本主義はリーマンショックで終わった!
連邦政府の支出
モラルハザード政策が一生に一度もみられないようなインフレ圧力を引き起こす可能性がある
S&P500指数と歴史的なイベント
投資家の約半数が金融危機について何ひとつ教訓を得ていない
ナスダック100CFD(日足)
この10年間 に大きな歴史的危機がありそう!?
【金子勝】「トランプ政権の1カ月 フェイクファシズム時代の危険性」
日刊ゲンダイ 2025/03/14
https://www.youtube.com/watch?v=66wRsWdVYxQ
トランプ政権が発足してから1カ月がたったが、予想を超えた無軌道ぶりだ。領土問題も関税も自分の意のままになることを見せようとしている。結果、欧州との亀裂が深まり、米国はインフレ退治どころか、インフレ加速が間違いなく、国際秩序だけでなく、世界経済も破壊されようとしているが、もう一つの問題は、トランプ流のフェイクファシズムが横行し、民主主義の機能が壊れる懸念だ、と金子勝氏は指摘する。
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/20/042942
【金子勝】「財務省陰謀論のカルト性」
日刊ゲンダイ 2025/06/19
https://www.youtube.com/watch?v=WsUp1TNreb0
世の中には財務省陰謀論、解体論、財務省はザイム真理教だなどという財務省悪玉論が溢れている。国家財政がパンクしそうだという嘘をばらまいて、減税を阻止している。彼らが日本経済の元凶という主張だが、金子氏は「カルトみたいな言説」とバッサリだ。「ザイム真理教こそフェイクファシズムだ」と断言。彼らの言説の論拠の怪しさを検証する。リフレ派もMMTも理論的に破綻した。勢い、今、財務省陰謀論を振りまいているのだ。
5/16(金) 19:15~ ライブ(尾形のDB)【金子勝・責任ある消費減税とは/森友文書の詐欺的公開/GDP 0.7%減 と トランプ関税】
https://www.youtube.com/watch?v=YmJeqx1kDbk
【20分でわかるニュース解説ショート動画】 各党が掲げる「消費税減税案」日刊ゲンダイ小幡記者が金子勝慶大名誉教授に聞いた
2025/05/15
https://www.youtube.com/watch?v=wxCeyU7pLtE
「トランプ時代の日本経済」【金子勝】2025年1月24日(金)【紳士交遊録】
トランプの経済政策でアメリカはハイパーインフレになる
https://www.youtube.com/watch?v=cPAboH_Fp2Y
2025年、アメリカ経済はどうなる?(京大レジリエンスフェスティバル:経済レジリエンス 本田悦朗客員教授/元内閣官房参与 柴山桂太准教授)
https://www.youtube.com/watch?v=loqsresSVFU
インフレを甘く見た政党は 選挙で敗北する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16881619
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14144412
規制緩和したら金持ちは超金持ちに、中間層は貧困層になった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886879
トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485
ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646
【Front Japan 桜】藤井聡「ディープステート論」の虚実 [桜R6/12/13]
https://www.youtube.com/watch?v=BA-IXlXf7cM
【伊藤貫】人類の支配者について~資本主義と民主主義は両立しない【チョムスキー】
https://www.youtube.com/watch?v=pADY3NeMTnI
https://www.youtube.com/watch?v=WEnv5I8Aq4I&t=0s
超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫)
https://www.youtube.com/watch?v=yvbIOYtbcV0&t=0s
伊藤貫セミナー Ito Kan Seminar (公式) - YouTube
https://www.youtube.com/@kpnews1216/videos
https://www.youtube.com/@kpnews1216/playlists
伊藤貫の真剣な雑談
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111186
マルクス経済学・共産主義関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037616
ファシズム・ネオナチ関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038706
白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html
白井聡 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%99%BD%E4%BA%95%E8%81%A1&sp=CAI%253D
白井聡 ニッポンの正体 - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828499
的場昭弘氏出演! 『恐慌・パンデミック・戦争…21世紀読み解きと世界の行方』(2024年10月3日(金)20:00~生配信)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=TI1ivRzF1SA
的場昭弘氏出演!『資本主義の世紀=20世紀の読み解き+ウクライナ戦争の世界への影響』(2023年10月19日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=Tr3cqVUobSg&t=46s
ゲスト:内田樹氏 テーマ:マルクス!(2023年7月6 日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=5qLSVIjYIgw&t=29s
金子勝 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%87%91%E5%AD%90%E5%8B%9D&sp=CAI%253D
アベノミクスを徹底総括せよ!失敗を認め困難から逃げるな【金子勝の言いたい放題】20250106
https://www.youtube.com/watch?v=9R5SF4MnWGk
植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
植草一秀 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A4%8D%E8%8D%89%E4%B8%80%E7%A7%80&sp=CAI%253D
植草一秀氏生出演!『沈む日本の4つの大罪とは?』
エアレボリューション 9月17日
https://www.youtube.com/watch?v=JCzYqzuKv3I
日本経済の現状、財務省の思惑とは? 植草一秀が解説
2025/03/03
https://www.youtube.com/watch?v=SlnzZN8-1qY
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グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
金融・経済レポート - YouTube
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/videos
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/playlists
金融・経済レポート|note
https://note.com/the_financial
【耳で掴む、マクロ経済の現在地】
ロイター、ブルームバーグ、WSJ、FTといった海外主要メディアの一次情報を中心に、複雑な金融市場の動向を整理して配信しています。
溢れかえる情報の中から「今、何が起きているのか」「なぜ市場は動いたのか」「長期的にどこが重要なのか」という本質的な - 勢い - 潮流(モメンタム)を抽出し、聞き流せるラジオ形式でお届けします。
本チャンネルの目的は、市場の現在地を把握するための「経済の地図」を提示することにあります。日々のマーケット要約に加え、特定のテーマを深掘りする解説動画も不定期で配信いたします。
毎朝のインテリジェンス・ルーティンとして、市場の深層を読み解く一助となれば幸いです。
お宝金銀プラチナ投資 - YouTube
https://www.youtube.com/@otakaragold
お宝金銀プラチナ投資の記事一覧|note(ノート)
https://note.com/otakaragold/all
近いうちにリーマン・ショック級の経済崩壊が発生するのでは、という心配から、SP500やオルカンへの投資が怖くてできない中の人。金ゴールドなら下落リスクも無いし、上がってるので、投資にいいんじゃないかな、となんとなく考えている。そのへんのことを調査分析したので、ついでに動画を作ってみた。
朝7:00超速報 米国株&日本株 戸松信博 Market Update - YouTube
https://www.youtube.com/@tomatsu7
【毎朝7:00配信】 米国株の引けから日本株の寄り付きまで。 プロ投資家・戸松信博が「今日の相場戦略」を5分で最速解説。
AI・半導体・ドル円・金利… 単なるニュースの羅列ではなく、 「そのニュースで株価はどう動くのか?」という判断に直結する視点をシェアします。
忙しい朝のインプットはこれ1本で完結。投資初心者の方からベテランの方まで、 「投資家の朝のルーティン」としてご活用ください。
銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos
銀金の価格動向 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500Mh_pGgpltEk57OZf2G3ZAs
トランプ戦略・世界情勢 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500NkQe_boEOvYOCtraN97wWN
レイ・ダリオ氏の考察 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500OOFJN_n78yxrEeNEhvoIYH
レイ・ダリオ氏、国家はいかに破産へ至る - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500OTSZzwHmTrEMD-_327ulAY
増田俊男チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/videos
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/playlists
増田俊男 _ トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16900132
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 - YouTube
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/videos
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/playlists
ぎんぎつね - YouTube
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/videos
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/playlists
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
世界の大変革を警告する80年周期説
100年に1回のバブル
石原順チャンネル 2024/08/28
https://www.youtube.com/watch?v=5Z313Lxt-zM
靴磨きの少年の相場か!?
石原順チャンネル 2025/03/04
https://www.youtube.com/watch?v=FKCF3mc1864
<チャプター>
00:00 靴磨きの少年の相場か!?
00:44 現在の状況
04:50 CAPE比率(シラーPER)
10:24 靴磨きの少年でも予想のできる株式市場
13:21 2024年~2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
14:40 ナスダック100CFD(日足)
15:23 エヌビディア(1時間足)
16:00 エヌビディア(日足)
16:23 エヌビディア(週足)
18:11 エヌビディア(月足)
19:40 1960年以降の世界の株式市場のバブル
26:55 ナスダックの時価総額/米国の名目GDP
【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
米国の長短金利差-1%の意味
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093815
政策金利
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1603.html
長期金利を左右するもの
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1558.html
国債の長短金利差を見て景気後退を判断する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1761.html
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
法人税と譲渡益税をあげると株価は大暴落する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16869879
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856196
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
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【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
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横森一輝 経済クラブ keizaiclub - YouTube
https://www.youtube.com/@keizaiclub/videos
https://www.youtube.com/@keizaiclub/streams
【大恐慌への布石?】トランプ政策が招く世界経済の末路とは
経済クラブ keizaiclub 2024/11/29
https://www.youtube.com/watch?v=xqEL2jj_hO8
【転換点は1月20日】バイデンが残した時限爆弾とは?ほんと彼は最後の最後までヤラかしてくれます…
経済クラブ keizaiclub 2025/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=jRiWw_rmcsI
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中野剛志 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%89%9B%E5%BF%97&sp=CAI%253D
中野剛志 _ シュンペーター 資本主義の未来を予見した天才
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16884905
中野剛志 「没落について」 グローバル資本主義を超えてII
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/338.html
中野剛志 _ アメリカで大論争の「現代貨幣理論」とは何か
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/314.html
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基軸通貨の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16893714
【国際社会】ドル崩壊と仮想通貨の未来!米ドルは基軸通貨という立場を守れるのか?
世界史解体新書 2025/03/03
https://www.youtube.com/watch?v=K2cgKiRn1A4
ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403
アベノミクスとは何だったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16893642
日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk
<チャプター>
00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
1999年5月4日 エンデの遺言 金融資本主義の問答。 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0oFSrTxYKHw
続エンデの遺言 坂本龍一 銀行の"未来" - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wPtV4KKhbeY
ミヒャエル・エンデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/846.html
シルビオ・ゲゼルの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/922.html
ハイエク: インフレを引き起こすインフレ政策を止めさせるには民間企業が通貨を発行すべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35579
ハイエク: 政府から通貨発行の独占権を剥奪せよ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12051
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
ハイエク: 緩やかなインフレが有益であるという幻想
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31597
ハイエク: インフレ主義は非科学的迷信
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11992
ハイエク: インフレ減速後の失業増加は避けられない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31421
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/31363
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
ハイエク: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
プライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk
大西 つねき - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E3%81%A4%E3%81%AD%E3%81%8D&sp=CAI%253D
https://www.youtube.com/@tsune0024ch/playlists
大西つねきの世界
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/162.html
「大西つねきはMMT派ではない」大西つねきのパイレーツラジオ2.0(Live配信2023/04/10)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108096
大西つねき : 資本主義がダメな理由
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/766.html
大西つねき : 資本主義の仕組みは既に破綻している
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/658.html
「銀行が潰れる理由」大西つねきのパイレーツラジオ2.0(Live配信2023/03/20)
https://www.youtube.com/watch?v=9r5yYTN9yoY
大西つねき : MMTは詭弁、赤字国債大量発行は貧富の差を拡大し階級社会を完成させる
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/711.html
大西つねき : 政府通貨の疑問に答える
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/764.html
大西つねき :日本一まともな年金の話
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/712.html
大西つねき :正しいベーシックインカム
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/765.html
大西つねき : 日本の戦後について
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/767.html
大西つねきが三橋貴明の間違いを正確に指摘しています。政府がいくら財政出動しても絶対にデフレから脱却できません。
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/135.html
れいわ新選組 大西つねき
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/793.html
政府紙幣発行政策の誤解 経済コラムマガジン
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1106.html
政府紙幣 _ アメリカで1兆ドル硬貨案が問題に
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083831
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ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324
栫井駿介 つばめ投資顧問の長期投資大学 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
栫井駿介 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E6%A0%AB%E4%BA%95%E9%A7%BF%E4%BB%8B
つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147374
【石破政権誕生】円高・金融課税・法人増税より不安なこと
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/09/28
https://www.youtube.com/watch?v=FICS4zwJUhc
株式市場の観点で自民党総裁選の候補者を分析!
つばめ投資顧問の 長期投資大学 2024/09/26
https://www.youtube.com/watch?v=xkNk1OE5qiw
つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は?つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16827489
脱・税理士スガワラくん - YouTube
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/videos
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/playlists
検索: 吉田繁治 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
1929年世界大恐慌の原因は高累進所得課税を止めた事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14144412
ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
株式投資は企業への投資ではない _ 外資が儲けたらそれと同額だけ日本が損する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008776
ガンドラック氏: ウクライナ戦争はアメリカの最高のビジネス
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40696
ガンドラック氏: 2%インフレ目標は完全に恣意的な数字
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40882
日経よく読むアホになる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14127035
「物価と失業率は逆相関の関係にある」というフィリップス曲線は疑似科学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087468
銀行のバランスシートと銀行破綻
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037261
アベノミクスのツケ「地銀含み損3兆円」…破綻シリコンバレー銀行とビジネスモデル酷似
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095230
シリコンバレー銀行(SVB)破綻の原因と株式市場への影響
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14094256
銀行を助けて物価高騰かインフレを退治して株価暴落か、どちらかしかない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14096858
1万円銀行融資すればマネーサプライは1万円増える、財政支出はマネーサプライを増やす
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035981
世代間格差は存在しない、格差は資本家階級と労働者階級の間にだけある
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017544
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一見まともに見える経済陰謀論を拡散しているネット番組
新日本文化チャンネル桜 - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCqzmfJtdV4E7itdybS_Di6w/videos
チャンネル桜 番組紹介『日本よ、今...「闘論!倒論!討論!」』
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1655
SakuraSoTV - YouTube動画
https://www.youtube.com/user/SakuraSoTV/videos
藤井聡 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%81%A1&sp=CAI%253D
【山崎行太郎チャンネル】京大教授・藤井聡は信用できるか。
https://www.youtube.com/watch?v=eqYgx-5snW0
【山崎行太郎チャンネル】『藤井聡よ。お前も、ただのネットウヨのアフォだったのか。』
https://www.youtube.com/watch?v=YffIrlWT9pM
室伏謙一 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%A4%E4%BC%8F%E8%AC%99%E4%B8%80&sp=CAI%253D
森永康平 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A3%AE%E6%B0%B8%E5%BA%B7%E5%B9%B3&sp=CAI%253D
検索: 勝又壽良 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E5%8B%9D%E5%8F%88%E5%A3%BD%E8%89%AF
鈴木傾城|note
https://note.com/keiseisuzuki
https://bllackz.com/
ブラックアジア:鈴木傾城│ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/
検索: 鈴木傾城 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%82%BE%E5%9F%8E
ChGrandStrategy - YouTube
https://www.youtube.com/@ChGrandStrategy/videos
松田政策研究所チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@user-cb2gk5dk9k/streams
https://www.youtube.com/@user-cb2gk5dk9k/videos
デイリーWiLL - YouTube
https://www.youtube.com/@Daily_WiLL/videos
WiLL増刊号 - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCLbv0iWDAqgEw60Dn2Rv5CQ/videos
「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/c/mitsuhashipress/videos
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
「新」経世済民新聞
https://38news.jp/
高橋洋一 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80
髙橋洋一チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@takahashi_yoichi/playlists
https://www.youtube.com/@takahashi_yoichi/videos
洋一の部屋 - YouTube
https://www.youtube.com/@youichinoheya/videos
https://www.youtube.com/@youichinoheya/playlists
【山崎行太郎チャンネル】高市早苗の応援団・高橋洋一の正体。
https://www.youtube.com/watch?v=fUyf_9ZbCdw
自称 数学者・経済学者の髙橋洋一は 完全なバカ か 詐欺師 のどちらかだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009765
御用学者列伝 _ 高橋洋一
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1661.html
中国政府が世界の企業を支配 全ての元凶は不当な元安
髙橋洋一チャンネル 2025/05/05
https://www.youtube.com/watch?v=EqVIUwAg_A4
髙橋洋一 スペシャルライブ「新総裁!どうなる日本経済?」「世界経済の現状と見通し」
2024/09/29
https://www.youtube.com/watch?v=8IP2PGTwhO8
【トランプほぼ確】1ドル=160円だった円安相場が今後どうなるか髙橋洋一さんが全てを話してくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
真相深入り! 虎ノ門ニュース 2024/07/18
https://www.youtube.com/watch?v=gVepCJzxa-8
高橋洋一「日本の円安はアメリカの悲劇?!」
2024/06/29
https://www.youtube.com/watch?v=owYMvyJRgWM
髙橋洋一 ひろゆきも知らない近隣窮乏化を解説
2024/06/25
https://www.youtube.com/watch?v=Gdxvp-DqIi0
円安がー!まだ日経が言う。あまりにも…
髙橋洋一チャンネル 2024/06/10
https://www.youtube.com/watch?v=8TC6-MfZxAs
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吉野敏明 _ 戦後アメリカに強制された洋風の食事が日本人の病気の原因
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16850855
60歳を過ぎてアレ食べてる人は、確実に病気になって寝たきりの人生を送ります
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16837571
今では考えられない!大正時代の日常生活!!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035362
日本人が忘れ去った能力 _ 昔のおばちゃんは、米俵60kg x 5つを持ち上げてた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16853689
猿人間のジャップには毒入り牛肉でも食わせておけ
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/516.html
トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか?
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html
終戦後、アメリカは わざと日本人を飢えさせた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14139458
アメリカの食料戦略
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/140.html
補助金なしの価格では日本の農作物はアメリカや欧州より安く、日本の農業は欧米より効率的
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/528.html
農業補助金が収入の5割 アメリカ農業は競争社会ではない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/601.html
鈴木宣弘 農業消滅!? アメリカの国家戦略に食い荒らされる「日本の食」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14018404
鈴木宣弘 _ 迫る食料危機! 私たちの食と農を守るためにできること
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062214
昭和時代の「食生活」_ 米国の食糧輸出戦略
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14036563
アメリカに逆らうと暗殺される? 農業政策から学ぶアメリカと日本の主従関係
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091466
梅干し、漬物などの生産農家の9割が廃業? 設備投資に高額な費用が… その背景は【大石が深掘り解説】
https://www.youtube.com/watch?v=0lcnqGE1rJU
猛暑で高級「佐藤錦」シワシワに…生産者の悔し涙 シャインマスカットは日焼け、実割れ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16859712
米と山 日本の根幹である米農業と林業をどうするべきなのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14090380
価値のある野菜を市場に 「スマート」農業、生命線はデータとハチ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112516
全国で5万店以上あった「魚屋」=鮮魚専門店が1万店を切った。激変する日本の水産流通
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16855206
酪農家の窮地を国は救え! 放置すれば4割廃業の危機 血の通った財政出動を
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14066863
牛を殺せば助成金 …酪農家 過去最悪レベルの「牛乳ショック」で毎日生乳廃棄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16855435
田舎暮らし 農家に転職 ブラック農業の実態
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16899102
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的場昭弘氏出演!『資本主義の世紀=20世紀の読み解き+ウクライナ戦争の世界への影響』(2023年10月19日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=Tr3cqVUobSg&t=46s
的場昭弘氏出演! 『恐慌・パンデミック・戦争…21世紀読み解きと世界の行方』(2024年10月3日(金)20:00~生配信)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=TI1ivRzF1SA
ゲスト:内田樹氏 テーマ:マルクス!(2023年7月6 日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=5qLSVIjYIgw&t=29s
経済学者・水野和夫氏出演! 「世界経済・ニッポン経済の行方と資本主義の現在」(2023年4月6日放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=7sDwOpxJ4V0
『資本主義の終焉と歴史の危機』など多数の著書がある経済学者・水野和夫氏がゲスト。
コロナ禍、ウクライナ戦争は世界経済にどんな影響を与えたのか?
シリコンバレーバンクの破綻など世界で起きている問題をどう捉えればいいのか?
日銀・黒田総裁の金融政策の評価は?後任の新総裁・植田和男氏はどうなのか?
そして、岸田総理の経済政策=新しい資本主義って結局なんなのか? それで景気は回復するのか?
そもそも…資本主義はもう終焉を迎えているのか?
ならば、私たちはどんな経済システムを選ぶべきなのか?
と、経済についてエアレボが徹底的に語ります!!
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平井宏治 _ 中国の手先の日本製鉄によるUSスチール買収問題
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849394
平井宏治 _ 中国大軍拡は日本の技術の賜物
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027019
平井宏治 ~危険だらけの経済安保
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095647
【Front Japan 桜】平井宏治~新半導体戦争と日本の未来[桜R6/3/21]
https://www.youtube.com/watch?v=i2VgPPLB3is
特番「平井宏冶氏に訊く!新半導体戦争 ~日の丸半導体の復活を!~」ゲスト:経済安全保障アナリスト 平井宏治氏
2024/03/24
https://www.youtube.com/watch?v=U8hIAfWefDg
【Front Japan 桜】 平井宏治 ~ 半導体を制するものが世界を支配する[R4/12/15]
https://www.youtube.com/watch?v=x-tKZ70kEd4
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財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16892902
日本の税制を密室で決めてきた自民党税調と財務省の闇
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16883770
森永卓郎 _ 財務真理教 信者8千万人のカルト教団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138654
財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html
大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html
日本の官僚やアメリカへの留学生はこういう手口でアメリカのエージェントにされる
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/322.html
齋藤元財務次官による「安倍回顧録」反論記事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108294
財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html
高橋洋一 最後の大物次官が安倍晋三回顧録に反論 理由は天下り
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103825
髙橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992
髙橋洋一 国家財政が破綻するの嘘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14048092
髙橋洋一 財務省の策略!防衛費増で増税 止められるか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14072610
財務省は社会保障関連費以外は三年間で1000億円しか増やせない仕組みを構築していた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019173
消費税を社会保障目的税にしているのは世界中で日本だけだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017929
藤井聡 徹底解説・インボイス ~何がそんなにヤバイのか~
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14061199
【財務省のウソ】減税をつぶした「財政収支均衡」の幻想〜税金の役割は財源確保ではない!自民党税調の宮沢洋一会長「税は理屈の世界。財源問題は切り離せない」への反論
SAMEJIMA TIMES 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=v8lKSuJaKNU
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【トランプ関税相場】1ドル120円代もありえる円高が 加速中!嘘付きに騙されない方法を髙橋洋一さんが話してくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
2025/04/21
https://www.youtube.com/watch?v=zXozj5kajIk&t=619s
髙橋洋一 _ 円安止まらないと大騒ぎ!何が悪い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992
アベノミクスとは何だったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16893642
アベノミクスを徹底総括せよ!失敗を認め困難から逃げるな【金子勝の言いたい放題】20250106
https://www.youtube.com/watch?v=9R5SF4MnWGk
アベノミクスのツケ「地銀含み損3兆円」…破綻シリコンバレー銀行とビジネスモデル酷似
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095230
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14074282
円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052420
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083040
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
銀行を助けて物価高騰かインフレを退治して株価暴落か、どちらかしかない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14096858
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
インフレが起これば金融緩和が出来ないので、低金利で資産価格バブルの時代は終わる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14055430
金融緩和するとデフレになる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038579
MMTは機能しない!超緊縮論を唱える元大蔵官僚 野口悠紀雄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035472
MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321
日本は金利高騰か通貨暴落かを選ぶことになる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14062048
自由貿易と輸出・インバウンドが日本経済を滅ぼす
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026948
”輸出で食べている”幻想はやめろ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093223
世界最大の対外純資産に惑わされるな!国が強くならないデフレ日本の経常収支サイクル
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/989.html
訪日観光客3000万人でGDPは1円も増えなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14021350
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本円を借りてドルを買っていた円キャリートレードの巻き戻しが始まった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14080678
アメリカが日銀に異次元金融緩和させた目的は日本の銀行と大企業の乗っ取り
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/393.html
2025/08/03 (Sun) 06:47:25
米国債の買い手不足問題を無視する金融市場はリーマンショック前の熱狂と同じ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/03/063054
アベノミクスで日本経済を破綻させた自称 数理経済学者 高橋洋一の正体
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/01/055113
日米財政の最大の特徴は利権補助金が大きすぎること。 諸悪の根源は利権のバラマキ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/053709
2025/08/04 (Mon) 08:56:17
日本に迫り来る壊滅的危機 移民問題
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/04/094512
日本は人手不足ではない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/04/073116
日本が人手不足だと思い込んでいるマルクス研究で有名になった左翼アホ政治学者 白井聡は経済が全くわかっていない。
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/03/094002
2025/08/07 (Thu) 05:12:02
日本の長期不況は単なる失敗ではなく、意図的に仕組まれたものだった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/040315
アベノミクスとは何だったのか? - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806
レイ・ダリオ氏の新著、日本経済を政府債務の対処に失敗した場合の事例として掲載
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/23/032621
アベノミクスで日本経済を破綻させた自称 数理経済学者 高橋洋一の正体
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/01/055113
大西つねき「日本は世界一のお金持ち国家なのに、なぜ国民生活は苦しいのか?」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182424
イギリスの世界戦略
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/022337
2025/08/07 (Thu) 23:17:50
日本政府や財務省は自動車産業の利益しか考えていない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/230154
2025/08/09 (Sat) 07:16:33
郵政民営化で137兆円が消えた!? 郵政350兆円、農協150兆円。小泉親子の売国を許さない!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/09/064521
2025/08/23 (Sat) 10:54:41
吉田繁治 _ ドル基軸体制は2028年に終わる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/210759
吉田繁治 _ 参議院選挙で50歳未満の世代と50歳以上の世代で明確に支持政党の分断が起こった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/22/000829
なぜインフレでも日銀は動かない?2022年冬、さらなる円安進行で中流階級の生活崩壊=吉田繁治
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1537.html
日銀はいつまで「利上げしない」と言い張るのか。物価上昇も見ないふり、迫る“ゼロ金利”政策の限界=吉田繁治
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1491.html
2025/08/27 (Wed) 22:41:33
アパート経営や不動産投資で儲かる人は1割しかいない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/27/223514
2025/10/19 (Sun) 02:14:07
海老原嗣生 _ 日本の大企業が50代社員をクビにせざるを得ない驚愕の理由とは?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/19/021151
2025/10/21 (Tue) 14:11:57
ロボット工場の現実…数年で仕事を奪われるのは当たり前
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/21/140520
2025/10/23 (Thu) 11:05:03
天才も年取れば老害になる ヘンリー・フォードの場合
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/23/104635
海老原嗣生 _ 日本の大企業が50代社員をクビにせざるを得ない驚愕の理由とは?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/19/021151
2025/10/26 (Sun) 04:18:34
『影の世界政府』_ 世界経済フォーラム、ダボス会議、ビルダーバーグ会議が目指しているグレートリセットとは
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/26/040202
2025/10/26 (Sun) 16:53:34
日本の賃金実態 正規と非正規の格差は2倍 可処分所得では10倍の差
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/26/165040
2025/10/27 (Mon) 03:09:28
松島修 記事一覧
https://real-int.jp/author/5/articles
Real Intelligence 松島修 - YouTube
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/videos
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/playlists
2025/11/05 (Wed) 18:50:19
GDP を増やす事に意味は無い _ GDP を増やす為に赤字国債を大量発行するとハイパーインフレになる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/05/151313
2025/11/17 (Mon) 17:40:49
ケインズは経済が理解できなかった _ ハイエクとオーストリア学派はなぜ世界大恐慌を察知できたのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/17/173849
2025/11/25 (Tue) 14:19:06
日本の原油埋蔵量はイランと同程度だった _ 日本人が知らない日本の資源!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/25/141308
黄金の国ジパング _ 北海道で新しい金を発見! またゴールド大国日本になるかも
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/29/043149
2025/11/30 (Sun) 12:53:41
桜内文城 _ 政策金利を下げても需要もマネーストックも増えない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/30/124426
2025/12/01 (Mon) 16:37:01
外国人観光業は”乞食の商売”
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/01/162917
2025/12/03 (Wed) 07:01:04
植草一秀の『知られざる真実』
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/03/064911
2025/12/07 (Sun) 09:41:15
葦原大和 DEEP MAX _ 円を買う側の理論は?日本の金利上昇で何が起きるのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/07/092851
2025/12/11 (Thu) 09:20:36
レアアース生産は環境負荷が大きいから中国しか精錬できないって本当?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/11/091441
2025/12/15 (Mon) 08:59:56
CPI(消費者物価指数)の表層と底流を読む
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/15/085026
2025/12/23 (Tue) 20:32:12
日本の財政
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/23/202917
2025/12/31 (Wed) 09:28:20
スタンフォード大学コンピューター・サイエンス学科の新卒が AI に負けて野垂れ死に
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/12/31/091404
2026/01/01 (Thu) 10:17:50
アメリカの「Genius Act(天才法)」_ 国民の預金を合法的に政府の借金穴埋めに利用する巨大な搾取システム
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/15/112155
2026/01/02 (Fri) 13:22:51
朝7:00超速報 米国株&日本株 戸松信博 Market Update - YouTube
https://www.youtube.com/@tomatsu7
【毎朝7:00配信】 米国株の引けから日本株の寄り付きまで。 プロ投資家・戸松信博が「今日の相場戦略」を5分で最速解説。
AI・半導体・ドル円・金利… 単なるニュースの羅列ではなく、 「そのニュースで株価はどう動くのか?」という判断に直結する視点をシェアします。
忙しい朝のインプットはこれ1本で完結。投資初心者の方からベテランの方まで、 「投資家の朝のルーティン」としてご活用ください。
2026/01/06 (Tue) 08:40:44
金融・経済レポート - YouTube
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/videos
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/playlists
金融・経済レポート|note
https://note.com/the_financial
【耳で掴む、マクロ経済の現在地】
ロイター、ブルームバーグ、WSJ、FTといった海外主要メディアの一次情報を中心に、複雑な金融市場の動向を整理して配信しています。
溢れかえる情報の中から「今、何が起きているのか」「なぜ市場は動いたのか」「長期的にどこが重要なのか」という本質的な - 勢い - 潮流(モメンタム)を抽出し、聞き流せるラジオ形式でお届けします。
本チャンネルの目的は、市場の現在地を把握するための「経済の地図」を提示することにあります。日々のマーケット要約に加え、特定のテーマを深掘りする解説動画も不定期で配信いたします。
毎朝のインテリジェンス・ルーティンとして、市場の深層を読み解く一助となれば幸いです。
お宝金銀プラチナ投資 - YouTube
https://www.youtube.com/@otakaragold
お宝金銀プラチナ投資の記事一覧|note(ノート)
https://note.com/otakaragold/all
近いうちにリーマン・ショック級の経済崩壊が発生するのでは、という心配から、SP500やオルカンへの投資が怖くてできない中の人。金ゴールドなら下落リスクも無いし、上がってるので、投資にいいんじゃないかな、となんとなく考えている。そのへんのことを調査分析したので、ついでに動画を作ってみた。
朝7:00超速報 米国株&日本株 戸松信博 Market Update - YouTube
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忙しい朝のインプットはこれ1本で完結。投資初心者の方からベテランの方まで、 「投資家の朝のルーティン」としてご活用ください。
2026/01/18 (Sun) 07:04:53
石原順 _ インフレによって国民の預金が政府の借金返済に充てられている
https://a777777jp.hatenablog.com/entry/2026/01/18/065408
| 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) | ■↑▼ |
2022/05/27 (Fri) 12:24:04
777投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038024
777 政治 関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038315
777 経済 関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314
777 アメリカ 関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038325
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最新の相場情報 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/010312
金子勝 _ 現在の経済情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/13/010625
吉田繁治 _ 現在の経済情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/163842
増田俊男 _ 現在の経済情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/191520
石原順(西山孝四郎) _ 現在の相場情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/151843
宮田直彦 _ エリオット波動で見た現在の相場情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/160020
Real Intelligence 松島修 _ 現在の相場情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/204657
安冨歩 _ 現在の世界情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/143952
宇山卓栄 _ 現在の 世界情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/10/094749
内田樹 _ 現在の世界情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/13/103316
伊藤貫 _ 現在の世界情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/13/112035
AI革命の次は「大恐慌」か「黄金時代」か? ソ連が粛清した天才経済学者コンドラチエフが暴いた「50年周期」の不気味な法則
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/04/202607
インフレの中で われわれにはどんな資産対策が必要か
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/20/152646
吉田繁治チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
検索: 吉田繁治 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
吉田繁治 _ バブル株価の最終局面は、AI花見酒経済
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/26/200955
吉田繁治 _ 日米同時金融危機の予兆
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16904240
25年9月以降、26年3月、4月までの株価を予想する:株価の2倍バブルの崩壊になるか?
吉田繁治チャンネル 2025/08/09
https://www.youtube.com/watch?v=k9oqz2SoU2M&t=116s
トランプ関税後も、過剰流動性が原因で上げている株価について、2025年9月以降、26年3月、4月までの日米の株価を予想します。株価に関連するマクロ金融のデータは、いずれも、株価バブル(2倍)の崩壊を示しています。株価に有利な材料は、中央銀行による過剰流動性の増加だけです。2000年から2025年の25年間で米国株(もっとも広範囲なS&P500の指数)は、マネーサプライの増加(5倍)と比例する4.7倍(年率平均6.3%)上昇してきました。
ところが、リーマン危機のあとは、マネーサプライの増加2.7倍に対して株価は6.7倍も上がっています。これが過剰流動性の発生であって、それが株価と不動産に向かったのです。
マクロ金融の過剰流動性は、ミクロの企業では現金の過剰な増加になり、その現金が「自社株買い」に当てられて、事業のEPS(1株あたり純益)を仮想的に2倍に高めています。これが2025年のシラーP/Eが35倍(合理的な妥当値の17倍)の2倍に上がり、2020年コロナ危機以降の日米の株価が2倍に高騰した主因です。株価の長期相関分析の結果を、金価格に続く夏のセミナー第二段として公開します。
株を持っているに人、買った人からは、感情的な反発を招くでしょう。当方は、ポジショントークではなく、データ相関に基づく、私の予想です。判断は、ご自分で、自由に行ってください。
平成はデフレの時代だったので日本国債は強かった。
しかし現在はインフレの時代なので、日本国債を持っていると価値がどんどん減ってしまう。
平成バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったけど、今度の世界大恐慌で日本国債はどうなるのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/10/080914
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
株式売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/06/024328
アメリカ株売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/052439
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
日本株の銘柄情報
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/060344
FX(外国為替証拠金取引)や CFD(差金決済取引)は『ネットパチンコ』
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/25/135253
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
金・銀のETF売買のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/06/025148
【警告】ゴールド(金)は1グラム10万円になるが、ETFは紙切れになる!?
伊木ヒロシの『お金の学校』 2025/10/25
https://www.youtube.com/watch?v=KJj_T5KBIpw
銀価格が歴史的急騰!「紙銀」崩壊で次は100ドルへ?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/06/28/122907
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相場チャートのテクニカル分析のノウハウ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/054429
チャート分析法 _ 200日単純移動平均線とウィリアムズ アリゲーター Williams Alligator を組み合わせたトレンドフォロー売買でゴールド、シルバー等の超長期投資をしよう
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/02/092605
チャート分析法 _ ポイント&フィギュア(P&F)の見方・使い方
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/24/073419
チャート分析法 _ 酒田新値で押し目買い・戻り売りのタイミングを判断する方法
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/30/163400
チャート分析法 _ パラボリック、ADX、DMI、ADX でトレンドの方向と強さを判断する方法
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/30/191808
チャート分析法 _ エリオット波動分析によって相場予測するのは不可能です
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/30/201636
チャート分析法 _ フィボナッチ クラスター分析は あらゆるテクニカル分析の中でも飛び抜けて優れていますが、専用ソフト無しでは解析できません
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/31/053706
MACD (Moving Average Convergence and Divergence)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/573.html
RSI (Relative Strength Index)
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/574.html
スイングトレードのやり方
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1038.html
エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/43833/top
宮田直彦 エリオット波動 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%AE%E7%94%B0%E7%9B%B4%E5%BD%A6+%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E6%B3%A2%E5%8B%95&sp=CAI%253D
【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrraBr_QvIbXzVxRJLFp87c9KAUvENWsR
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 ダウ工業株30種平均株価
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071551
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 ナスダック総合
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071526
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ アメリカ株指数 S&P500
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071509
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 日経平均株価(225種)
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071448
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 東証株価指数 TOPIX
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071448
エリオット波動で将来のトレンドを予測 _ 米ドル/円レート
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/071428
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エリオット波動分析で波動のカウントに使う月足・週足・日足・分足 片対数チャート
日経225 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/
S&P500 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/
ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
日本株 銘柄別チャート
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/
業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/
高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/
最も活発に取引されている日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-active/
大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/
値上がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-gainers/
値下がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-losers/
上場来高値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-ath/
上場来安値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-atl/
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海外投資家とその他部門の売買動向
https://karauri.net/doukou/
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
株式投資で常時監視すべき情報
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/172030
ETFの税金と確定申告について徹底解説!特定口座・一般口座・NISA口座の違いとは? | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_tax/
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マネーキーパー@40代の分散投資 貴金属投資(金/銀/プラチナ) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLpkSueALQ2r8BFFm1AbGpL-YMkDIikoXK
マネーキーパー@40代の分散投資 株式投資 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLpkSueALQ2r-KX7ox2Jp6VHmrr0Qa6WyA
ぎんぎつね - YouTube
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/videos
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/playlists
金融・経済レポート - YouTube
https://www.youtube.com/@the_financial_report/videos
https://www.youtube.com/@the_financial_report/playlists
金融・経済レポート|note
https://note.com/the_financial
お宝金銀プラチナ投資 - YouTube
https://www.youtube.com/@otakaragold
お宝金銀プラチナ投資の記事一覧|note(ノート)
https://note.com/otakaragold/all
朝7:00超速報 米国株&日本株 戸松信博 Market Update - YouTube
https://www.youtube.com/@tomatsu7
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
松島修 記事一覧
https://real-int.jp/author/5/articles
Real Intelligence 松島修 - YouTube
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/videos
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/playlists
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ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
レイ・ダリオ氏、株式銘柄の分散ではない本当の分散投資を語る
2024年6月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49671
ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876020
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
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長期投資の落とし穴!
石原順チャンネル 2024/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=KGdRPnmj-fk
<チャプター>
00:00 長期投資の落とし穴!
01:50 投資家行動と株式市場
06:50 インフレ調整後の連邦赤字
10:54 米国の負債が35兆ドルに到達
12:45 10年後のリターン
16:50 日本から米国へ過剰流動性の提供
22:52 CAPEレシオ(Shiller PE Ratio)
26:12 S&P500:仮説と実際のパフォーマンス(2009年~2024年)
28:12 ナスダック100(月足)
29:43 実質S&P500と実質利益の累積変化量
34:51S&P500実質価格(黒)とサイコロジカルサイクル(赤)1980~現在
【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す Aug. 14, 2020
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/348.html
米国の長短金利差-1%の意味
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093815
政策金利
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1603.html
長期金利を左右するもの
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1558.html
国債の長短金利差を見て景気後退を判断する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1761.html
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856196
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
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株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/
アメリカのハイテク企業は未来永劫 成長発展を続ける
ほとんどの人はまだ気づいていないが、 世界はAIで「新しい次元」に入ったのだ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=8547
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
日米に投資する【エル氏】だからこそ言える正解は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/07/17
https://www.youtube.com/watch?v=EVxzcHNBEdM
生成AI(対話型AI)関連が株式テーマの銘柄一覧
ジェネレーティブAIともいう。あらかじめ学習したデータをもとに、文章や画像、音楽などを新たに作成する人工知能(AI)の総称。会話型チャットボットの「ChatGPT」や画像生成AIツールの「DALL-E」などに使用されており、いくつかの材料を読み込ませることで自動的にコンテンツを生成してくれる。生成AIを作成する企業はもちろん、これを活用する企業にも注目が集まっている。
社会的にもChatGPTへの関心が高まっており、国産生成AIの開発への期待も高まっている。株式市場でも更に生成AIへの関心は高まりそうだ。
https://kabutan.jp/themes/?theme=%E7%94%9F%E6%88%90AI&market=1
本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27807
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
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相場の予測で参考になるサイト
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E5%AD%9D%E5%9B%9B%E9%83%8E++MONEY+SQUARE&sp=CAI%253D
石原順 公式X(Twitter)
https://x.com/ishiharajun
石原順の日々の泡
https://ishiharajun.wpcomstaging.com/
石原順の米国株トレンド5銘柄
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順 _ インフレによって国民の預金が政府の借金返済に充てられている
https://a777777jp.hatenablog.com/entry/2026/01/18/065408
石原順(西山孝四郎) _ 現在の相場情勢
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/11/15/151843
金融・経済レポート - YouTube
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/videos
https://www.youtube.com/@the_momentum_work/playlists
金融・経済レポート|note
https://note.com/the_financial
【耳で掴む、マクロ経済の現在地】
ロイター、ブルームバーグ、WSJ、FTといった海外主要メディアの一次情報を中心に、複雑な金融市場の動向を整理して配信しています。
溢れかえる情報の中から「今、何が起きているのか」「なぜ市場は動いたのか」「長期的にどこが重要なのか」という本質的な - 勢い - 潮流(モメンタム)を抽出し、聞き流せるラジオ形式でお届けします。
本チャンネルの目的は、市場の現在地を把握するための「経済の地図」を提示することにあります。日々のマーケット要約に加え、特定のテーマを深掘りする解説動画も不定期で配信いたします。
毎朝のインテリジェンス・ルーティンとして、市場の深層を読み解く一助となれば幸いです。
お宝金銀プラチナ投資 - YouTube
https://www.youtube.com/@otakaragold
お宝金銀プラチナ投資の記事一覧|note(ノート)
https://note.com/otakaragold/all
近いうちにリーマン・ショック級の経済崩壊が発生するのでは、という心配から、SP500やオルカンへの投資が怖くてできない中の人。金ゴールドなら下落リスクも無いし、上がってるので、投資にいいんじゃないかな、となんとなく考えている。そのへんのことを調査分析したので、ついでに動画を作ってみた。
朝7:00超速報 米国株&日本株 戸松信博 Market Update - YouTube
https://www.youtube.com/@tomatsu7
【毎朝7:00配信】 米国株の引けから日本株の寄り付きまで。 プロ投資家・戸松信博が「今日の相場戦略」を5分で最速解説。
AI・半導体・ドル円・金利… 単なるニュースの羅列ではなく、 「そのニュースで株価はどう動くのか?」という判断に直結する視点をシェアします。
忙しい朝のインプットはこれ1本で完結。投資初心者の方からベテランの方まで、 「投資家の朝のルーティン」としてご活用ください。
松島修 記事一覧
https://real-int.jp/author/5/articles
Real Intelligence 松島修 - YouTube
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/videos
https://www.youtube.com/@realintelligence1243/playlists
銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos
銀金の価格動向 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500Mh_pGgpltEk57OZf2G3ZAs
増田俊男チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/videos
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/playlists
トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16900132
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 - YouTube
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https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/playlists
ぎんぎつね - YouTube
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経済クラブ keizaiclub - YouTube
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世界大恐慌・財政破綻シナリオ - YouTube
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栫井駿介 つばめ投資顧問の長期投資大学 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
栫井駿介 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E6%A0%AB%E4%BA%95%E9%A7%BF%E4%BB%8B
つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147374
【石破政権誕生】円高・金融課税・法人増税より不安なこと
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/09/28
https://www.youtube.com/watch?v=FICS4zwJUhc
株式市場の観点で自民党総裁選の候補者を分析!
つばめ投資顧問の 長期投資大学 2024/09/26
https://www.youtube.com/watch?v=xkNk1OE5qiw
つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は?つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16827489
なぜ初心者は高配当株から始めるべき?上級者を目指す第一歩を投資顧問が解説
つばめ投資顧問の長期投資大学
https://www.youtube.com/watch?v=ArzWNRXE4dk
脱・税理士スガワラくん - YouTube
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/videos
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/playlists
【データのみ】高配当株を探そう!配当利回りランキング【2023年11月30日時点】 - こびと株.com
https://kobito-kabu.com/rimawari-20231130/
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
一般社団法人日本エリオット波動研究所
パンローリング 2024年10月発売
本体 3,800円 税込 4,180円 国内送料無料
https://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=17622&c=9784775991954
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【なりすまし対策】私が無料で株式のこと理論的に教えます
髙橋洋一チャンネル 2024/01/25
https://www.youtube.com/watch?v=hhngRAFfdOs
株価がバブル以来の高値!30年間上がらなかったのがおかしい
髙橋洋一チャンネル 2024/01/19
https://www.youtube.com/watch?v=PMFMtagU71U
【GWスペシャル企画】株式投資と国債と預金どれが良い?NISAの嘘
髙橋洋一チャンネル 2025/05/04
https://www.youtube.com/watch?v=1oo1-h34uwI
つばめ投資顧問 米国債の特徴とリスクについてアナリストが解説!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16823691
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
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株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
米国株は 42年間上がり続けてきた。
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
米国債利回り(10年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai10y.html
米国債利回り(2年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai2y.html
NYダウの推移(1896年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nydaw.html
ナスダックの推移(1971年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nasdaq.html
S&P500の推移(全期間・年足)
https://www.kabutore.biz/shisu/shisukikan?Submit=%E5%B9%B4%E8%B6%B3&kikan=10000&code=sp500&chart=year
10年物日本国債利回りと日経平均株価の長期推移(全期間)
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/sihyo_kokusai10.html
2年物日本国債利回りと日経平均株価の長期推移(全期間)
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/sihyo_kokusai2.html
日経平均株価の推移(1949年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nikkeiheikin.html
ドルベースの日経平均株価の推移(超長期)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_top.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=
ドル建て日経平均と円建て日経平均とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=nikkei
ドル建て日経平均とS&P500とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=sp500
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サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
2023年1月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
引き続き、アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏のBloombergによるインタビューである。
前回の記事では、サマーズ氏は2023年前半にアメリカ経済が景気後退入りする可能性について語っていた。
サマーズ氏: アメリカ景気後退の可能性は下がった
だが今回は数十年というより長期のスパンでアメリカ経済を見ている部分を紹介したい。
42年間続いた低金利の時代
話の中心は金利である。金利こそが株式市場を動かし、実体経済を動かす、投資家にとってもっとも重要な数字であり、それを気にせずに投資をするのは金融庁にそそのかされて投資を始めた人々くらいだろう。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが株式であれ債券であれ不動産であれ、投資の成否は実際には金利で決まる。長期投資ならば、金利の長期トレンドで決まる。
サマーズ氏はその金利について次のように語っている。
低金利は30年来のテーマだった。低金利の時代に入っているというのが話の中心だった。
厳密に言えば、1980年から2022年までの42年である。ここの読者ならば頭に焼き付いているチャートだろうが、アメリカの政策金利の長期チャートをもう一度引用したい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2023/01/2023-1-9-federal-funds-rate-long-term-chart.png
1970年代は今のような物価高騰の時代であり、インフレが1980年に当時のFed(連邦準備制度)の議長ポール・ボルカー氏によって抑制されると、アメリカ経済は金利低下という長い長いトレンドに入っていった。
ポール・ボルカー氏、1980年のインフレ打倒がどれだけ厳しかったかを語る
そのため低金利は多くの投資家や経済学者にとってほとんど無意識の前提のように考えられている。サマーズ氏は次のように続けている。
間違いなくコロナ前までは、それがわたしが長期停滞論とともに支持してきた考え方だった。その考え方の上に膨大な経済学的思考が築かれていた。
もう遠い昔のように感じるが、コロナ前までサマーズ氏は長期停滞論の経済学者として知られていた。彼は経済成長率の長期停滞と低金利という長期トレンドを提唱し、コロナ前までの長期にわたってそれを的中させてきた。
経済の長期停滞と低金利は、様々な結果をもたらした。1つはゾンビ企業の量産である。本来、ゼロ金利でなければとっくに倒産しているような企業でも、政府によって人工的に醸成されたゼロ金利によって自由に借金をすることで延命され続けた。
レイ・ダリオ氏はこれを共産主義になぞらえて批判していた。
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10831
こうして大量に生産されたゾンビ企業は、借金を積み上げながら誰も買わないような製品を量産し続けた。それが先進国の長期デフレ・低成長の原因である。日本政府は「デフレスパイラル」という言葉をよく使うが、それは彼らが自分で引き起こしたことである。
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
だがゼロ金利は紙幣印刷に進化し、紙幣印刷は現金給付に進化した。そしてばら撒き過ぎた資金によってデフレはインフレに転換する。デフレとインフレはコインの両面であり、酷いデフレは酷いインフレに簡単に転換する。
インフレ率自体は問題ではなく、その振れ幅が激しいということ、それが政府の政策によってもたらされているということが、問題の本質なのである。
ガンドラック氏の景気後退予想: 現金給付のツケを払うことになる
そして42年の金利低下がもたらしたもう1つのトレンドが、株価の上昇である。米国株は確かに42年間上がり続けてきた。その事実に着目する人が多い一方で、何故上がり続けてきたのかという原因を探る人はほとんど居ない。彼らは宝くじでも買うつもりで株を買っているのだから、宝くじと同じような結果になるだろう。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
低金利の時代は続くか
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
だから投資家にとってはこの金利が2023年以降どうなるかということが問題なのである。
現代最高のマクロ経済学者であるサマーズ氏はどう考えているか? 彼はこう述べている。
2023年以降、低金利の時代に戻るという考え方が、金融市場にメインシナリオとして根付いている。Fedは0.5%の実質金利を予想している。市場の予想インフレ率は2%前半だ。10年物国債の金利は3.7%程度で推移している。
そうなる可能性はある。人口動態、不平等、安価な設備といった長期停滞の力はすべて強い。
人口動態というのは少し懐かしい単語だ。コロナ前までのサマーズ氏の長期停滞論の中心に置かれていたのは、人口の減少と高齢化が先進国のGDPを減少させるというものだった。
1人あたりGDPが同じでも、人口が減れば全体のGDPは減ることになる。高齢化が進めば、労働人口の割合が少なくなり経済の生産性は落ちる。
それが経済の低成長と低金利を推進してきた。そのデフレ要素は今も存在している。短期的に見れば、アメリカのインフレ率は下落を始めている。
11月アメリカのインフレ率は急減速継続で7.1%、ドル安加速へ
このままデフレに逆戻りするのだろうか? サマーズ氏はこう予想している。
だがわたしの予想はこうだ。第2次世界大戦の時に、戦争が終われば経済は長期停滞と低金利・低成長の時代に戻ると予想した人々が間違っていたように、2023年以降も同じようになるだろう。
何故か。人口動態を強調してきたサマーズ氏でさえ認めざるを得ないように、結局はインフレは政府が一番の原因だからである。ウクライナ情勢ではなく現金給付がインフレの原因であったように、今後インフレになるかどうかは政府が資金をばら撒くかどうかにかかっている。
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
サマーズ氏は次のように続けている。
今は政府債務比率高騰の新時代だ。国防費などのために財政赤字は大きく拡大し、インフラ需要や世界中で起こっているグリーンエネルギーへの転換のために設備投資への需要が急増している。
インフレとは供給に対して需要が過剰であることである。ばら撒かれた現金で人々がものを買い漁ったことがインフレの原因だった。だがレイ・ダリオ氏は次のように言っていた。
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10831
われわれが消費をできるかどうかはわれわれが生産できるかどうかに掛かっているのであり、政府から送られてくる紙幣の量に掛かっているのではない。
紙幣は食べられない。
賭けてもいいのだが、人々は今後も生産せずに紙幣が上から降ってくるのを口を開けて待つような人生を続けるだろう。それこそがインフレの根本原因である。そして人は変わらない。
結論
2022年までの42年間はデフレ・金利低下・株価上昇の時代だった。人々はそれに慣れきっており、無意識的にそれを前提にしてものを考えている。
こうした資産バブルも、長くなれば「株式を長期保有していれば必ず儲かる」などという事実に反する幻想を持ち始める人々が出てくる。こういう人々は、低金利による長期の株価上昇トレンドが始まった42年前には決して株式を保有しようなどとは思わなかっただろう。彼らは株価が暴落するタイミングをわざわざ選んでいる。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だが株価の推移は金利次第である。
そしてサマーズ氏は次のように言う。
2023年は新たな金利動向の新たな金融時代に突入した年として記憶されるだろう。
もう一度政策金利のチャートを掲載しておこう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2023/01/2023-1-9-federal-funds-rate-long-term-chart.png
ここから高金利の時代が始まるとすれば、株式市場の長期パフォーマンスは、過去の高金利相場において株式が長期的にどうなったかを参考に考えるべきだろう。
そして高金利下における株式の(特に実質)パフォーマンスは、実際に酷いものである。以下の記事に纏めてあるので参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
▲△▽▼
中川隆 _ 相場関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/456.html
日経のウソ記事にだまされるな
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/277.html
株式投資は企業への投資ではない _ 外資が儲けたらそれと同額だけ日本が損する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008776
他人の言うことを聞くだけで儲かるほど株は甘くない _ 「S氏の相場観」
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/891.html
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html
FX(外国為替証拠金取引)や CFD(差金決済取引)は『ネットパチンコ』
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/25/135253
知らぬが仏 _ FX は『ネットパチンコ』 _ 金はすべて胴元に取られる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html
今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/893.html
FX ・ 先物取引 ・ 空売り は『ネットパチンコ』、 絶対に手を出してはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html
優良株の長期投資以外はすべてギャンブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html
資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html
年収200万円は資産1億円と同じ、資産を持つより労働収入が大事
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1041.html
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ JT 日本たばこ産業 (2914)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/976.html
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ キヤノン (7751)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1014.html
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
景気が悪くなるから株価が下がるのではなく、株価が下がるから景気が悪くなる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/996.html
バッド・ディールよりもノー・ディールの方がいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/938.html
借金は「時間を買うこと」_ 良い借金と悪い借金
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/942.html
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2025-01-28 株価大荒れの悪寒!中国AIの価格破壊が米テックを襲う #deepseek
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=MvnAc1ymgfo
2025-02-01 中国AI連続リリースはなぜ今のタイミングなのかを考察する
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=KX3tF_MdoIQ
2025-02-05 DeepSeek 騒ぎすぎ!本当に重要なのは公開されていない情報
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=6durQtOtGQU
04 (Tue) 12:44:46
福島香織 ディープシークの危険性[桜R7/2/4]
https://www.youtube.com/watch?v=jM_onVFUc3c
DeepSeek登場で気になる5つのギモン ―あの銘柄への影響は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/31
https://www.youtube.com/watch?v=7jVBV1_y0QQ
DeepSeekで半導体銘柄が気になる人集まれ!【AI・半導体ライブ】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/02/01
https://www.youtube.com/watch?v=S1rV1Npj2f4
【内容】
・ディープシークとは何か?
・ディープシークが半導体業界に与える影響
・半導体市場の未来とAIの進化
・質疑応答
【2025年1月28日】 DeepSeekショックと円キャリートレード(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=PER56sSmEGE
DeepSeekはブラックスワンか!?
石原順チャンネル 2025年1月28日
https://www.youtube.com/watch?v=Re6xx8LP3BY
<チャプター>
00:00 DeepSeekはブラックスワンか!?
02:07 史上最速ペースの米国株買い
09:30 DeepSeekは半導体にとって脅威
14:26 DeepSeekはブラックスワンか?
18:33 中国製だがトランプは容認・孫さんの大規模
21:05 金持ちはビクともしない!
25:27 「15年間の米国例外主義」の終わり!?
27:57 2000年との既視感・・
29:40 エヌビディア:「DeepSeekは優れた進歩」
31:00 米ハイテクは裸の王様!?
32:03 AIはそこまですごくない!?
33:10 LLMはコモディティ、投資家は再評価が必要
35:21 AIより半導体の苦境
38:06 円キャリートレード2.0の崩壊に注意
42:35 ドル/円(日足)
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェット銘柄選択術とは?キャッシュフローに始まり、キャッシュフローに終わる/石原順さん&分林里佳さん
石原順チャンネル 2025/12/02
https://www.youtube.com/watch?v=PEr9qCv3qbc
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
トレンドラインをローソク足チャート上に直線で引くのは間違い
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/974.html
オオカミ少年 Nevadaを斬る
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/326.html
不安を煽って儲けよう 1 _ 松藤民輔という人物
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/890.html
最も賢い億万長者 ジェームズ・シモンズ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852922
幻の柴田罫線
本物の柴田罫線は柴田秋豊先生だけしか知らない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/429.html
常勝の天才でも一回の判断ミスで人生終了
ジュリアンロバートソン率いるタイガー・マネジメント
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/432.html
アホ相場師の末路は
大物ファンドマネージャーの大転び ビクター・ニ一ダーホッファー氏の場合
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/431.html
平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html
ジョン・メリウェザーだけが同じ大失敗を何度繰り返しても再起できる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/433.html
ロシアを滅ぼそうとしているジョージ・ソロスの正体
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006933
人工知能に株価の予測はできない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16859895
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_1_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_2_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/365.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/360.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_2
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/361.html
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相場に失敗すると奥さんとお嬢さんはこういう運命が待っている
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/250.html
無痛で安らかに1分で確実にしねる『サルコー(Sarco)』と名付けられたマシンが完成した
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/794.html
投資損失でも自己破産はできる 常識は嘘だらけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1017.html
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株取引に使う証券会社は最低3社は必要
相場の常識『株価が買値より下がってもナンピンしてはいけない』は間違い
『株価が買値より下がったら証券会社を変えてナンピンする』が正しい。
最近は売買金額100万円以下は売買手数料が無料の証券会社がいくつも有るので、
株の売買注文は 7, 8社の証券会社に分けて手数料ゼロで売買した方がいいです。
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手数料が安いネット証券のランキング
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ネット証券会社が手数料を無料化したのはなぜ?大手証券会社5社を徹底比較
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14151890
楽天証券における不正アクセス事件。今の フィッシング詐欺は高度で危険なのだ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=18516
【被害者続出】楽天証券 不正ログイン事件詳細と防ぎ方
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/03/26
https://www.youtube.com/watch?v=Eqarlw_u5OY
「あなたの証券口座、大丈夫ですか?」
最近、楽天証券で発生した不正ログイン事件が話題になっています。実際、何も知らないうちに保有していた株が売られ、見知らぬ中国株が購入されるという被害が報告されています。あなたの口座も、いつ不正アクセスのターゲットになってもおかしくありません。
今回の動画では、楽天証券で実際に起きた不正ログイン事件を元に、フィッシング詐欺の手口や、自分の口座を守るために今すぐできる具体的な対策を紹介します。特に、最も効果的なセキュリティ対策である二段階認証(2FA)についても解説しますので、安心して口座を守るためにどうすれば良いかがわかります。
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米国の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/us-stock-market
ドル円 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/foreign-exchange-market/usdjpy
日本の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/japanese-stock-market
日本株個別銘柄 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stocks/japanese-stocks
商品市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets
金 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/gold
銀 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/silver
プラチナ | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/platinum
銅 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/copper
エネルギー資源 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources
原油 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/crude-oil
天然ガス | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/natural-gas
ウラン | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/uranium
小麦 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/wheat
とうもろこし | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/corn
砂糖 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/sugar
FX(外国為替証拠金取引)や CFD(差金決済取引)は『ネットパチンコ』
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/10/25/135253
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
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チャート印刷に使うプリンター
インクコスト 1枚 1.0円で A4 カラー印刷ができるキヤノン インクジェット プリンター
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14082264
【自己防衛】資産を守るために証券口座乗っ取り対策をしよう
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/05/10
https://www.youtube.com/watch?v=7BLPdRk6h7k
2022/05/27 (Fri) 12:34:20
最強の投資家は「精神異常者」 米研究
【Reuters】この度、米国で行われた調査によると、投資業に最も適した人材は"精神異常者(精神病質者/Psychopath)"であることが明らかになった。
タイムズ紙が報じた。実験では、感情表現に影響する脳の特定部野に障害がある15人を含む、平均的IQの被験者(投資家)41人によって、簡単な投資ゲームが行われた。そしてゲームの結果、脳に障害を持つ人々はそれ以外の被験者らよりも、遙かに優れているという結果が出たのである。
科学者の分析によれば、(脳に障害のない)被験者の一部の人々には感情が作用し、たとえ潜在的な利益が損失を遙かに上回る時でさえ、リスクを回避しようとする動き ― 近視眼的損失回避と呼ばれる ― が見られたという。
実験に参加したアイオワ大学神経学助教授アンティオネ・ベシャラ氏はこれらの結果から、株式市場における最も優れた投資家は言わば「機能的精神異常者」なのではないか、と話している。
また共同研究者のスタンフォード大学ビジネス大学院ババ・シヴ氏は、多くの大企業の幹部や、優れた弁護士もやはり同様の特徴を持っているようである、と話している。
「感情は意志決定を速める際に、適応力として機能します。しかしまた、慎重かつ、より潜在的に賢明な決定が成されるためには、自然な感情的反応が抑制されなければならない状況もあるわけです。」
今回行われた実験は、スタンフォード大学、カーネギーメロン大学、アイオワ大学の研究者らが共同で行い、6月の心理学論文誌に掲載される予定であるという。
http://x51.org/x/05/09/2044.php
この度、アメリカで行われた調査によると、優れた投資家は精神異常者であると発表され物議をかもしている。
日本の過去の名だたる相場師達も、その行動は病的な人が多いのも事実ですし、私は案外、的を射ている部分もあると思います。
しかし、優れた投資家と言うのを研究者がどのように認識してるかは、個人的には少々疑問があります。
この研究者の言う優れた投資家と言うのは、恐らくリスクを果敢に取りにいける人達を言うのでしょう。
正常な脳を持った普通の人なら、リスク回避行動を取る場面で、逆の行動をする人達。
これは逆張り順張りは関係ないと思います。
大暴落の最中に果敢に買いにいける人、新高値をどんどん買いあがれる人達でしょう。
日常生活で言えば、火事の家に飛び込み、高いビルに命綱なしで登って行ける人達なのかも知れません。
その行動が大きな利益を生む原泉になる訳ですが、しかし一気に破産するリスクも抱えている訳です。
昔から○○と天才は紙一重といいますが、私は一見狂気とも思える行動がプラスに作用する職業もあると思います。それは芸術家、企業経営、そして投資家(投機家)でしょう。そう言う意味ではこの実験結果は妥当なものだと思います。
しかし、この実験の最大の欠点は時間軸が無視されているところです。
日本の相場師も成功と破産を何度も繰り返しながら、最後まで勝ちきった人はごく少数しかいません。
最近のアメリカでも栄華を極めたビクター・ニーダーホッファーやジュリアン・ロバートソン、会社で言えばLTCMも破産しています。
先日亡くなった、ダイエーの中内さんも前半までは歴史に残る成功者ですが、晩年は評価を落としました。
つまり一時は大成功しても時間には勝てなかった訳です。
この実験の脳傷害がある人のリスク回避行動が欠如していると言う面は、個人的には納得できますが、それが常に上手く機能し、優れた投資家であり続けることが出来るかは、また別問題でしょう。
最後に、現役の優れたトレーダーであるラリー・ウィリアムズの講演会を聞きに言った時、彼は常に一般大衆と逆のことをやっているので、トレーダーは日常生活で精神的バランスを保つのが大変だと言っていたのが、印象に残っています。
http://psychological-jp.com/column/p3.html
▲△▽▼
2020年04月01日
投資の一流二流三流 勝つ人、限界を知る人、大言壮語する人
天下りで転職を繰り返している人も相場を教えていた
引用:http://www.gaitame.com/seminar/0805/img/23_tb_sakaki.jpg
超一流と一流の投資家
株式市場や為替市場などに大きな動きがあるとアナリストや解説者が登場し、「上昇相場だ」などの予想します。
ところでアマチュア・プロを問わず投資家にもランクがあり、最上位はやはり世界的に有名な投資家という事になる、
Wバフェット、Jソロス、Jロジャースが御三家と呼ばれていたが、3人とも高齢になり後継者は出てきていない。
「世界的な有名投資家」で検索すると分かるが、ほとんど70歳以上の高齢者で60代が「若手」50代は新人扱いで40代以下はあまり有名ではない。
人間国宝の伝統技術継承者と同じで世界的投資家の世界は高齢化が進み、若者が頼りないので引退しません。
ウォール街とかシティとか兜町でバリバリ取引しているような有能トレーダーは、彼らから見ると「小物」らしいです。
この人たちの特徴はなんだか良く分からない魔法をつかい、外部からは伺い知れないが結局は勝っている。
人間よりは妖怪や魔法使いに近いのかも知れず、彼らの投資手法を勉強しても、まったく参考にはならない。
勉強や努力や、少々の才能では近づくことができない『超一流』と定義しておきます。
次がウォール街とかシティとか兜町でバリバリ取引しているような有能トレーダー達で見るからに有能そう。
「俺は有能な人間なんだぞ」と周囲を威圧しているようなオーラさえ感じられ、バリバリ稼いでいる印象を受けます。
超一流達の何割かは若い頃は「一流」に混ざってバリバリ仕事をしていました。
二流と三流の境目
「二流」になるとだいぶ怪しくなり、証券会社のプロトレーダーなんだけど勝ったり負けたりで結局トントンみたいな人が実際には多い。
というのは証券会社や銀行の業務の大半は「取次ぎ」的なことなので、投資で勝たなくても仕事が在るからです。
だから「元プロトレーダー」「元プロディーラー」といってセミナーの講師をしている人のほとんどは、プロとして利益を挙げていないと言われます。
二流にはアマチュアの上位の人たちも入り、勝ったり負けたりだが、まあなんとなくトントンか少し利益が出ている人たちが居ます。
彼らはどちらかというと安全な投資や小額投資を好み、自分は天才ではないと自覚し、限界を知っているので大負けしない。
無茶をしないのでトータルでは小さな負けか小さな勝ちを繰り返すといったタイプです。
もちろんアマチュアには大きく儲けている人も居るので、アマチュアの一流投資家も存在するでしょう。
始末に負えないのが「三流」で、「相場が読める」「俺は投資が分かっている」「自分はベテラン投資家だ」と言いながら大きく負けているタイプです。
このタイプの人たちは二流の人のように自分の限度を知らないので、下手なのに大きく張り、突っ込んでは自爆します。
大言壮語を吐いたあげく、会社の金を使い込んだり失踪したり自己破産したり、あるいは世を儚んで去っていくのもこのタイプです。
「自分はチャートが読める」などというのが典型的な症状で、気分は超一流なんだけど実際は三流なのです。
下にはもっと下が居て最下位の「四流」も存在しています。
三流の下にも四流投資家が居る
三流と同じく「俺は天才」気分なんだけどへたくそで、しかも大手金融機関や証券会社でプロディーラーをしていたりします。
先ほど書いたように「プロディーラー」なんて言っても仕事内容は電話の取次ぎや注文のたらい回しだが、本人は大物のつもりなのです。
始末が悪いことにこの手の「大物」ほどテレビのニュースに出たがり、経済や市場解説なんかをしているのです。
「外資系証券会社」「元財務官僚」「国内有名銀行」「東京大学」とか肩書きがやたら立派で動かす金が大きいのだが、投資では負けているのです。
こうした大人物ほど講師に呼ばれて他人に教えるのが好きで、投資セミナーとかにゲストで呼ばれます。
ネットやテレビの市場解説で「またこいつか」と思うほど頻繁に出てくるのですが、そうした大物の言う事は真に受けないほうが良いです。
http://www.thutmosev.com/archives/67108328.html
2022/05/27 (Fri) 12:35:18
2020年07月06日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない
ロジャースの予言は当たらないので有名
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg
アナリストの予想は逆になる
2020年にコロナ騒動で世界の株式市場が混乱して、個人投資家や専門家を慌てさせている。
大騒ぎした割には各国の経済対策が功を奏して株価は下がらず、為替相場も変動していない。
日経平均は2万円を回復してコロナ前と変わらないし、NYダウは2万ドル半ばを保ち最高値を更新した銘柄もありました。
専門家は「経済崩壊確実」「世界は大恐慌に突入」と言っていたが、今のところそうなってはいません。
専門家の予想には法則性があり、下げた日は「崩壊だ」と叫び、上げた日は「力強い」などと言います。
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
ロジャーズは「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
2022/05/27 (Fri) 12:35:40
2020年07月26日
有名投資家は本音と逆の事を言って大衆を迷わす
証券会社や銀行の専門家は投資で負けています。
自分で勝てる人は独立してやっています
未来が分かる人は他人に教えない
多くの個人投資家は有名投資家やアナリスト、経済評論家、トレーダーやディーラーの意見を参考にしていると思います。
だがこれらの専門家の予測や意見がほとんど外れていて、当たった試しがないのも良く知っていると思います。
彼ら専門家の予測が外れるのは本当に意図せず外れる場合と、意図的にうそを言っている場合があります。
まず意図せず外れる場合ですが相場はランダムウォークと言われるように、元々予測が不可能なものです。
相場を予測できる人が勝者になるのですが、みんなが予測出来たら誰も勝てなくなってしまいます。
つまり相場を正しく予測できる人が居たら、その人は絶対に他人に答えを教えず、自分だけこっそりと正しい投資をする筈です。
ある銘柄が今は低迷しているが上昇するのが分かっているとして、それを他人に教えるより自分だけこっそり買うでしょう。
こっそり買った有名投資家氏は次に株価を吊り上げたいので、「この銘柄はトンでもなく上がるぞ」と大声で触れ回ります。
実はその時にはかなり上がっているが、マスコミで煽ったりして株価は過熱しバブルを形成します。
十分に加熱したタイミングを見計らって有名投資家氏は株を売却して利益を得て、その後で「あの銘柄は過大評価だ」などと言います。
こんな有名投資家や専門家の意見に従って投資したら、高値で買ってバブル崩壊後に手放す羽目になります。
雇われプロの実力は素人と同じ
これが意図的にうそを触れ回る専門家ですが、意図せず予測を外す専門家はもっと始末が悪い。
彼らは何も分かっていないのに「外資系金融機関チーフエコノミスト」などの肩書で予想屋商売をしている事が多い。
日本で有名な外資系ディーラーの著書には「プロディーラーの99%は負けている」と書いてあります。
彼は何千人もの新人を教育してきたが、自分の教え子で生涯通算プラスは10人も居ないとも書いていました。
「プロ」の正体はこれほど酷いもので、実際には高齢者の金を運用して減らしているだけだそうです。
金融機関や会社勤めプロは会社で養ってもらっているので、自分1人で稼げる人はとっくに独立しています。
自分でファンドを立ち上げたり個人投資家として資産を増やした人は通算で勝っているが、雇われプロは負けている人が多いという事です。
独立投資家は勝っていても絶対に本当の事を言わないし、雇われプロはそもそも負けているので予想に価値がない。
こんな理由で専門家の投資予測は必ず外れます
ジムロジャースのようなおしゃべりは自分が有利になるよう大衆を扇動しているので、利益を得るのは自分だけです。
「東大卒でXXX銀行のチーフストラテジスト」など肩書が長い奴は、まず投資で勝っていません。
http://www.thutmosev.com/archives/83518086.html
2022/05/27 (Fri) 12:36:58
投資に関する本を読んでいて、著者は昔活躍した有名な外資系ディーラーで、教え子が数千人居ると書いていました。
その投資教官は「自分の教えた中で投資で勝っているのは1人もいない」全員が負けていると書いていました。
多くのプロディーラーは自分が負けているのに客に指南したり、客に代わって投資しているが当然負けているのだそうです。
銀行や大手証券会社勤務のプロディーラーの99%は生涯トータルで負けていて、考えてみるとそれは当たり前だそうです。
自力で投資で勝てる人は外資系銀行なんかに勤めていないで、バフェットやソロスのように独立すれば数兆円稼げるのです。
勝てないあるいは勝ち負けぎりぎりの人は独立しても食えないので、銀行や証券会社に勤めているのだそうです。
自分が教わる教師を選んだ方がいい
プロ投資家やプロディーラーという肩書の人が非常に多いが、その実態は99%負けているのです。
一般に投資家は9割が人生トータルで負けるとされるが、プロの勝率が素人より低いのには理由があります。
素人つまり私は「調子悪いな」と思えば投資しなければ良いが、プロは会社から「今日のノルマ」を言い渡されます。
勝とうが負けようが投げなければいけない野球のピッチャーと同じで、負けると分かっててもやらなくてはならないから負けます。
あるいは動画サイトのユーチューブを見ていると「動画の再生数を増やす方法」などを指南してる人たちが居ます。
笑ってしまうのはそれらの動画自体のアクセス数が数十とか数百だったりして、「自分の再生数を増やしたらどうか」と思います。
ネット時代になり一般の人が簡単にブログや動画で発信できるようになり、教える人の知識や経験が生徒より未熟という例が出てきました。
パソコンのトラブルで検索したら同じ症状の人がブログを書いていて、読んだら結局自分と同レベルだったという事がありました。
最近学校の教師が色々問題を起こしていて、教師の質の低下が言われています。
今の教師が数十年前に教わった知識は古く(IT関連など)、現代では通用しない事が多いでしょう。
おまけに日本の教師は新卒採用なので全員が社会経験ゼロ、生まれてから学校の中しか知らない人達です。
学生が学生に教えているようなのが日本の学校で、これでは生徒のためにも良くないでしょう。
数年前eスポーツ(スポーツとしてpcゲームなどをする競技)の学校が創設され、入学した人が実態を報告していました。
学校は創設したものの教える人がおらず、生徒はずっと自習でスマホゲームをやらされていたそうです。
誰でも教える側になれる時代だからこそ、自分が教わる教師のレベルがどの程度なのか知る必要がある。
もし自分よりレベルの低い「教師」に当たったら人生を棒に振りかねない
http://www.thutmosev.com/archives/85706310.html
2022/08/30 (Tue) 22:12:48
株式市場は金融緩和を続けられる限り長期的に上がり続ける
日本株のバブルが1989年に崩壊し、その後低迷したのは金利がゼロになってそれ以上下げられなくなったからであり、その後株価が上昇を再開したのはアベノミクスで量的緩和という新たな緩和手段を開始した後である。
米国株でも日本株でも、「金融緩和があれば株価は長期的に上がる」。そしてこれからの相場では物価高騰が天井知らずになってしまうので金融緩和は出来ない。 米国株はこれから 30年上がらない。
▲△▽▼
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
世界的なインフレが実体経済と株式市場を襲っている。インフレについてはここでは2020年から警告し続けていたことであり、株安についても年始から予想していたことである。
しかしはっきり言うが、まだ何も始まってさえいない。ここからが物価高騰という地獄の本番である。
長期投資
そもそもインフレの何が恐ろしいのかということを復習しておきたい。前回の記事では現在のいわゆるつみたてNISAによる株式投資ブームが最悪のタイミングで始まったことを説明した。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
だが金融庁にそそのかされた素人たちはこう言うかもしれない。仮にこれから株価が暴落しても、積み立て続けていれば長期的にはプラスになるのではないか? 特に米国株はこれまで40年、長期的には上がり続けたではないか。
先ず第一に、このつみたてNISA詐欺がよく出来ているのは、自分の保有する資産の価値がどれだけ下落しても、「でもまだ40年経っていないから」という理由で常に正当化できるということである。
期限を定めない投資は定義上絶対に失敗することがない。いくら失敗していてもそれは永遠に確定しない。
だがそれで誰かが幸せになることもない。いや、彼らは金融庁から投資信託という不必要に手数料の高いものを押し付けられているのだから、銀行や証券会社はあなたがたの手数料で幸せになるのだが。
米国株の長期上昇相場
しかしそれよりも考えなければならないのは、何故米国株は40年上がり続けてきたのかということである。一方で日本株は1989年のバブルの高値をいまだ超えられていないので、30年以上利益が出ていないことになる。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2022/08/2022-8-30-nikkei-225-long-term-chart.png
よって株式投資が長期的には常に利益を出すという幻想は単純に事実に反する。日本株でなくとも長期的に下がり続ける株式はいくらでも存在する。前回の記事でも言ったが、結局は投資はいくらで買うかということであり、買うタイミングを間違えれば損をして当然である。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
一方で、米国株はここ40年長期的には上がり続けている。それが彼らの頼る根拠である。しかし致命的な問題がある。それは、彼らのほぼ全員が何故米国株が40年上がり続けてきたのかについてまったく知らないということである。
米国株が40年上がり続けた理由
統計的相関関係と因果関係を区別できない人は多いが、論理的に考えてもらいたい。「米国株は40年上がり続けたからこれからも上がる」と主張するためには、40年上がり続けた理由をまず発見し、それが今後も存在し続けることを証明しなければならない。
当たり前だろう。これが出来ていない時点でその人の投資は破綻しているのだが、誰もそれに気づいていない。
では米国株が40年上がり続けた理由は何か。そもそも何故筆者は10年や20年ではなく40年と言い続けているのか気になっている人も多いだろう。それは40年前に何かがあったからに他ならない。
それは厳密には1981年のことであり、1981年はアメリカで金融緩和が長期的に開始された年である。
金融緩和というのは、要するに金利を下げるということである。そこでアメリカの長期金利のチャートを見てみると、1981年を頂点にそこから40年下がり続けている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2022/08/2022-8-30-us-10-year-treasury-bond-yield-long-term-chart.png
何故ここが頂点になっているかというと、ここの読者には周知の事実だが、1970年代にアメリカでは物価高騰が起こり、金融引き締めを行なっていた。つまりは金利を上げ続けていたということである。
そしてインフレが1980年頃に収まったため、ようやく金利を下げることができるようになった。その後、アメリカの金利は上記のように下がり続けてきた。
金利低下と株価上昇
そしてそれが株価を40年間支え続けてきたのである。リーマンショックのような事態になっても長期的な株安にならなかったのは、即座に金融緩和を行なって株式市場をバブルにすることが出来たからである。それが長期的な経済停滞の原因になっているのだが、それはまた別の話である。
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7103
そしてようやくコロナ後のインフレの話になる。薬物と同じで金融緩和は何度も続けると効きが悪くなってくるので、回数を増すごとに過激にならざるを得ない。そしてコロナ後の現金給付は明らかにやり過ぎたのである。ついに物価高騰が起きてしまった。
サマーズ氏: インフレは政府のコロナ対策が引き起こした
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25100
40年起こっていなかったインフレ相場の到来である。このような大きな相場の転換点にいるということを、投資家は意識しなければならない。そしてある程度知識のある投資家であれば、インフレが株価にとって非常に悪いということを知っている。
何故か。金融緩和ができなくなるからである。これまではデフレだったからいくらでも緩和をして株価を上げることが出来ていたものが、今や緩和を続けるとインフレが悪化してしまう。日本ではまだましだが、アメリカやヨーロッパでは物不足は悲惨な状況になっている。これは断じてロシアのせいではない。
スペイン、脱炭素による電力不足で冷房を27度未満にすることを禁止
EU、食料価格高騰の最中、代替食品としてトノサマバッタを推奨
40年続いた金融緩和を失った株式市場
これである程度の頭のある人なら誰でも分かるはずである。株式市場が長期的に上がるというのはまったく事実ではない。これを正確に言い直せば、「株式市場は金融緩和を続けられる限り長期的に上がり続ける」である。
事実、日本株のバブルが1989年に崩壊し、その後低迷したのは金利がゼロになってそれ以上下げられなくなったからであり、その後株価が上昇を再開したのはアベノミクスで量的緩和という新たな緩和手段を開始した後である。
このように米国株でも日本株でも、「金融緩和があれば株価は長期的に上がる」という命題は普遍的に正しいように観測できる。そしてこれからの相場に金融緩和があるかどうかと言えば、ない。物価高騰が天井知らずになってしまうので金融緩和は出来ない。むしろ金利は高い水準で長期間維持されるだろう。
そういう状況下で株式市場はどうなるか。米国株は40年上昇相場を続けてきたのだから、その40年間より前の期間は長期の下げ相場だったということである。以下の記事で解説したが、米国株が数十年もの間下げ相場だった期間は普通に存在する。
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
そしてこれから始まるのは、40年の緩和バブルの後に始まるのは、そういう期間なのである。
結論
ということで、「株式投資はインデックスに長期投資していればほぼ利益が出る」という最近囁かれ始めた奇妙な幻想は完全に間違っている。
上記のように事実と因果関係をきっちり調べれば誰でも分かることなのだが、それを考えようとする人は誰もいない。要するに皆、何の努力せずにお金が儲かっていてほしいだけなのである。そういう人がつみたてNISAに吸い込まれる。そして当然の結果を持ち帰る。
株式市場は欲しいものが手に入る夢のような場所である。相場は確かに、何も考えずにインデックスに投資をするだけで儲かるかもしれないという幻想を彼らに与えてくれるだろう。
一方で株式市場は現実というおまけも彼らに与えるだろう。彼らは株価崩壊による多額の損失という対価を、その幻想のために支払うことになる。何事も手に入れるには対価が要るのであり、そして幻想は意外と高価であることを彼らは悟るだろう。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24577
米国株の今後の見通し: 企業利益激減で株価は再び暴落へ、空売り再開
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27199
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
2022/12/30 (Fri) 12:31:49
2022年12月30日
経済アナリストというカルト教祖を信じると破産します
経済専門家の予想的中率は、ナマズが地震を予知する精度と同じくらいです
信じた人を破産させる教祖たち
ブログを書く為に経済アナリストとか評論家、専門家などが書いたニュース記事を見ることが多いですが、彼らの豹変ぶりにいつも驚かされています
今もはっきり覚えているのは2008年から2011年に円高が進んでいた時、ある有名な経済専門家が「1ドル50円は通過点で1ドル30円台になる」と断言していました
ところが2012年半ばから円安になり始めアベノミクスで円安が進むと、同じ人がその件には一切触れず円安予想をしていました
安倍政権が消費増税などで失敗すると「ハイパーインフレで1ドル1000円になるだろう」と予想し、日本は破産したジンバブエのようになるとも言っていました
最近は「円安で日本は破綻しフィリピンより貧しくなる」という理論を展開し、23年も円安で日本は衰退すると言っています
賭けても良いが彼は来年1ドル110円になったら自分が円安予想したのは棚に上げて、「俺様の予想通り円高になった」と自慢するでしょう
こんなのが日本を代表する経済メディアで人気がある経済専門家で、どのテレビのニュース解説者をみてもほぼ同じようなレベルの人が解説しています
彼らは輝くほどの実績や肩書を持っていて、東大やハーバード卒は当たり前で元大蔵省財務官とか超有名な欧米銀行の部長やチーフディレクターなど、土下座したくなるほどの経歴を持っている
そういう人たちが「間違いなく円安で日本は衰退する」と言い、円高になると「ほら私が言ったとおりだ」と平然とウソをつきます
投資系の掲示板やsnsで彼らは『逆神』と呼ばれ、9割以上の確率で彼らが明言したのとは反対方向に物事は進んでいきます
9割外れるのだが外れた事は黙っていて「私が予想した通りになった」と言い、また新しく予想を展開するのです
このカルト宗教の幹部のようなのが日本で最も信頼されているアナリストや経済専門家で、政府の審議会や委員に入ったりもします
輝かしい経歴にふさわしく理論を構築して他人を説得するのが得意で、悪い事に間違った理論を人々に信じさせてしまいます
日本経済が30年もダメなのは経済関連の人材はいないからかも知れません
投資や経済は運で決まる
東大やハーバード卒で栄光のキャリアを持つ人の予想は9割外れるのだが、それには理由がありあらゆる経済予想は古来から外れています
経済では分かり難いので日経平均やダウのような相場に置き換えると、予想するのはまず不可能でランダムな動きをする事が多い
先日サッカーw杯の各国代表がPKを外しまくったが、あれも結局入る入らないは運であって誰も予想などできません
株価や為替や相場の動きも運でしかないので、「当てよう」「うまく説明しよう」とすればするほど外れるようになっています
PKが入る入らないは誰が予想しても5割しか当たらないが、相場や経済も同じで素人が予想してもプロが予想しても的中率は5割になるでしょう
アナリストや専門家は単に「上がる、下がる」だけでなく長期的な複雑な予想もするので、そのすべてが予想通りになる事はないのです
PKで次のゴールが入る入らないだけなら誰でも5割当たりますが、何対何でどちらが勝つかという予想だと的中率は1割か2割になるようなものです
22年後半は米利上げによって1ドル150円の超円安になったが、23年に利上げは止まると予想されていて、日本の利上げもありおそらく円高方向に動くでしょう
そう思われてはいるがそれも結局PKみたいなもので、予想通りになる確率自体が5割程度しかないのに輝かしい専門家は「間違いない」かのように言うのです
それを鵜呑みにして大金を投資して破産する人が毎年いるのも事実です
https://www.thutmosev.com/archives/89703130.html
2022/12/31 (Sat) 19:35:57
【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14076684
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ JT 日本たばこ産業 (2914)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/976.html
2023/01/06 (Fri) 08:11:31
株式売買は株価が 4倍、5倍になる場合しかやってはいけない。
チャートの専門家が株で儲けられないのは、チャートに基いた売買では 1割、2割の利益ですぐに売ってしまうから:
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因
2018年10月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7959
2018年10月に始まった世界同時株安について、一度纏めておこうと思う。
ここでは急落が起こる何ヶ月も前から株価が暴落する理由について詳しく説明してきたので、ここの読者には同じことの繰り返しになってしまうが、状況を整理することは必要だろう。
世界同時株安の原因は何か
さて、では株価が下落した理由は何だろうか。それは直接的にはアメリカの金融引き締めだが、本質的には2008年の金融危機以来、世界中の中央銀行が行なってきた量的緩和による金融バブルが原因だと言うべきだろう。先ずは2008年以来、米国株がどれだけ上昇してきたかをチャートで見てもらいたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2008-2018-s-and-p-500-chart.png
先ず読者に言いたいのは、このスケールで株価を見なければならないということである。一日で株価が数パーセント上下しようとも、このチャート上で見ればどうでも良くなるだろう。その感覚が大切である。2008年以来の巨大なバブルが、アメリカの金融引き締めによって崩壊するかどうかが問題だからである。
さて、アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)は2種類の金融引き締めを行なっている。先ず、政策金利を0.25%ずつ引き上げる利上げを行なっているのは多くの人にとっても既知の事実だろう。
さて、ここの読者以外の日本の個人投資家の多くはそもそも知らないのではないかと思っているのだが、アメリカの中央銀行は利上げの他に量的引き締めを行なっている。そして筆者はこちらの方が株式市場にとって重大な脅威だと考えている。
量的引き締めとは、市場から債券を買い入れることで中央銀行のバランスシートを増加させ、市場に資金を供給する量的緩和の逆回しであり、つまりは量的緩和で買い入れた債券の保有額を減少させ、市場から資金を引き揚げることである。しかもFedはこれを量的緩和でバランスシートを増加させた時と同じ速度で行なっている。つまりは、量的緩和の完全な巻き戻しが行われているということである。
完全に明らかな世界同時株安の原因
はっきりと言っておきたいのは、筆者にとってはここまでの議論で株安の原因は明らかだということである。中央銀行が量的緩和を行なった時、株価はあれほど暴騰したではないか。アベノミクスで日銀が量的緩和を開始した時、暴騰する日本株を買った読者も多いのではないか。
そうであれば、同じ規模で量的引き締めが行われる場合、同じ規模で株価が暴落しなければ理屈に合っていない。これは、量的緩和でこぞって株を買い漁った投資家自身が一番良く知っていることである。
しかし、市場はこの完全に明らかな事実をこれまでずっと無視しながら上昇相場を続けてきた。バブルとはそういうものだからである。しかしそこにはもう少し説明が必要だろう。
暴騰と暴落の違い
これは金融市場の歴史を通してそうなのだが、バブルとは同じように上がって同じように下がるものではない。株式市場は好材料は一気に織り込み、市場は上げ相場に入ってゆくが、上げ相場が長く続くと、今度は明らかな悪材料があってもそれを無視するようになる。
そうして上昇相場は悪材料を無視しながら上昇を続けてゆき、無視出来なくなったところで一気に下落相場に転じることになる。これこそが、上昇相場が通常10年前後続くのに対して、弱気相場が2年ほどで急激に下落する理由である。金融市場とは17世紀オランダのチューリップ・バブルの頃からそのようにして続いてきたのである。
市場に無視された量的引き締めの開始
アメリカの量的引き締めは、2018年のニュースではない。量的引き締めは2017年の中頃から議論され始め、同年の9月に開始された金融政策である。ここでも当然報じてある。以下の記事である。
連銀総裁ら、追加利上げとバランスシート縮小について語る (2017/8/9)
9月FOMC会合結果はバランスシート縮小決定、ドル円相場の推移見通し (2017/9/21)
しかし、金融市場はこれほど重要な決定をほとんど無視した。そして市場が無視するということも含めて、ここでは事前に予想してきた。以下の記事では次のように結論している。
米国マネタリーベース縮小で量的緩和バブルは崩壊するのか? (2017/7/28)
バブル崩壊とは投資家が株を売らなければならない状況に追い込まれ、その状況が変えられないものであることによって起こるのだが、2017年の市場はその状況にはないということである。
とはいえ、では量的緩和バブルは何の問題もないのかと言えば、そうではない。ここでの論点は、それを破裂させるために十分なトリガー(ブラックマンデーやリーマンショックの頃には存在していた不可避の原因)が、現状では見当たらないということである。
さて、では市場はいつまで量的引き締めを無視し続けるのか? 言い換えれば、バブルはいつまで続くのだろうか? それが分からなければ、バブルを空売りして儲けることは出来ない。だから去年以来、ここでは株価バブル崩壊の兆しを注意深く探し続けてきた。
バブル崩壊には順序がある
リーマンショックの2008年にもそうだったように、バブル崩壊とはすべての銘柄が一斉に下落するものではない。ここでは去年から言い続けてきたように、バブル崩壊の過程では先ず、リスクの高い資産から売られ始めることになる。
事実、2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
トルコ大統領、リラ暴落で国民に自国通貨の買い支えを推奨 (2018/8/12)
トルコのエルドアン大統領、通貨暴落で会心のギャグを飛ばす (2018/8/13)
しかし、読者も知っての通り、大半の投資家の反応は「先進国には関係がない」である。そうした反応自体が既にバブルの証拠なのである。
ただ、新興国の次に下落するのはアメリカの市場ではない。そして米国株が崩壊しなければ、日本など他の先進国の株価指数も何とか耐えてゆくだろう。
では次に下落したのは何かと言えば、米国以外の先進国の株式の内、日経平均などの株価指数に含まれていないマイナーな銘柄である。
日本の株式市場の崩壊はもう始まっている (2018/7/31)
7月の段階で既に、日経平均採用銘柄を除く日本株は弱気相場入りしていた。この記事ではマザーズやJASDAQなどの小型株指数が既にかなり下落していたことを指摘した上で、次のように書いている。
少なくとも先進国の主要な株価指数はいまだ史上最高値付近からそれほど下落しておらず、日経平均などだけを見ていると金融引き締めは問題なかったのではないかと思うかもしれないが、世界の市場を見渡してみれば暴落の日が着実に近づいていることが分かるということを、ここ最近連日書いている。
7月時点でこう書いたのだが、真剣に受け取った読者がどれだけ居ただろうか。少なくとも、世の中の大半の個人投資家はここで筆者が指摘し続けてきた暴落の兆候など気にもせず、株式や投資信託を買い続けていただろう。
さて、それでも米国の株価指数であるS&P 500や日経平均は上がり続けた。しかしここで指摘し続けた通り、世界の株式市場の中でまだ上昇相場を保っていたのは、アメリカや日本の株式市場の内、株価指数に採用されている少数の銘柄だけだったのである。
この状況を冷静に考えれば、相場が大丈夫な理由など何もないことが簡単に分かるはずである。アメリカの金融引き締めは世界の金融市場から確実に資金を引き揚げ続けており、新興国は暴落し、先進国も主要銘柄以外はすべて暴落し、最後に残されたのはS&P 500と日経平均に含まれる少数の主要銘柄くらいのものである。ここまで崖っぷちであるにもかかわらず、多くの投資家はバブル崩壊の危機に気づくことがない。筆者には逆にその理由が完全に不可解である。バブルとは面白いものではないか。
2018年9月、最後の審判
9月に日経平均が最後の暴騰を見せたのは、多くの個人投資家が知っている事実だろう。日経平均のチャートを見てみたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2018-8-27-nikkei-225-chart.png
9月の最後の急騰の間、筆者は日経平均の空売りを機械的に続けている。天井の少し前から空売りを開始したため、空売りポジションを構築する間、株価は上がり続けたが、一切気にせず売り増しを続けた。その次に何が起こるのかが分かっているのだから、やる事は一つである。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
そしてバブル崩壊の最後の兆候が現れた。遂に日本のマザーズやJASDAQだけでなく、米国の小型株までもが下げ相場入りしたのである。10月初めのことである。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
上にも書いたが、バブルではリスクの高い資産から順番に売られてゆく。先ず新興国、次に米国以外の先進国、そして米国の順番となる。つまり、世界市場では米国株は最後の砦である。
その米国の小型株にまで弱気相場が及べば、次はもう米国の主要株が下落するしかない。そして米国の主要銘柄が下落すれば、日本を含む全世界の株式が下落するしかない。だから上記の記事では次のようにはっきり書いてある。
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
それでも筆者はこうした一つ一つの兆候を順番に確認し、バブルの天井が着実に近づいていることを確認してゆく。
そして暴落は当然のように起きた。筆者はそれが10月の何日に来るということを予想していたわけではない。しかし、それが上に説明した順番で起こるということは、去年から分かっていたことである。
もう何年も同じことを言い続けているが、ここでは市場で起こることをすべて事前に説明してあるので、実際に暴落が起きたとしても、書けることは既に書いたことだけである。だから普段からの読者には面白みのない記事となってしまっただろう。
今後の相場見通しについて言えば、下落相場が長く深いものになるためには寧ろ一時的な反発が必要である。だから長期の空売り投資家として筆者は反発を望んでいる。しかし、実際にはどうなるだろうか。
いずれにしても、基準となるのは米国株である。だからS&P 500のチャートを貼っておく。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-27-s-and-p-500-chart.png
このチャートをFedが救うのか、救わないのかということが問題となる。10%下落したぐらいでは、Fedは市場救済には乗り出さないだろう。現状では10%程度の下げとなっている。
では15%ではどうか? 20%ではどうか? そのようにして次の手を考えることになる。しかし重要なのは、これが10年続いた上げ相場の総決算、バブル崩壊だということである。現状程度の下げでは、下げた内には入らないだろう。
既に長くなってしまったので、見通しの詳細については次の記事を楽しみにしてもらいたい。これほど面白い相場は、何年に一度というレベルだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7959
2023/04/02 (Sun) 15:32:36
外国人投資家の参入で株価は上がる!良い企業を見つける方法【PBR1倍割れ解消】
つばめ投資顧問
2023/04/01
https://www.youtube.com/watch?v=G7P8tCF17_M
2023/04/06 (Thu) 19:49:18
「利回り50%」も!配当成長株投資のやり方と銘柄を紹介
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14102032
2023/04/13 (Thu) 18:51:57
バフェットが使う「3つの原則」 と合致する日本株
https://www.youtube.com/watch?v=xY6APqi0T3g
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
バフェットも買った!半導体株は底を打ったのか?
つばめ投資顧問
2022/11/19
https://www.youtube.com/watch?v=qdpp4xc_Eho&t=55s
2023/05/10 (Wed) 12:10:38
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用していたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏がNBIM Annual Investment Conferenceで個人投資家に助言しているので紹介したい。
投資の秘訣
ドラッケンミラー氏と言えば、クォンタムファンド時代に1992年のポンド危機でポンド空売りをして大儲けしたことで有名である。これはソロス氏のトレードとして有名だが、実際にはこれを行なったのは当時ファンドを率いていたドラッケンミラー氏である。
だがそんなドラッケンミラー氏にとっても2023年の相場は難しいらしい。アメリカの株式や債券ではほとんど何もせず、唯一賭けているのはドルと日本国債の空売りらしい。
ドラッケンミラー氏、ドルを空売りしてゴールドを買い
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
幸いなことに今わたしは顧客を持っていない。
だから良いパフォーマンスを出さないといけないというプレッシャーを感じることはない。
ドラッケンミラー氏は2010年に顧客から預かっていた資金を返して自己資金だけを運用している。
だが何もしないということが投資の秘訣だということをどれだけの人が知っているだろうか。多くの人は、何もすべきではない時に何もしないということが出来ないのである。
それはどういうことか? ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
トレードすべきでない時にトレードせずにいれば、自分からトラブルに飛び込んでゆくことを避けられる。
投資で一番大切なことの1つは、確信が持てない時にトレードしないことだ。
投資家が投資すべき時
投資家が投資すべきなのは、高確率で勝てると分かっている場合(あるいはリスクリワード比が良い場合)だ。高確率で勝てる場合とは、例えば2022年の始めにインフレで金利が上がると分かっている時に、株価下落や金利上昇に賭けるトレードのことだ。
2022年のスタグフレーションに投資する方法 (2022/1/20)
まさにこのタイミングで逆に日本人を扇動して株価の上昇に賭けさせた金融庁はある意味で天才である。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
あるいはリスクリワード比の良いトレードとは現在の日本国債の空売りのことだ。
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
逆に言えば、そういう時以外には賭けてはならない。何故か。ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
簡単な算数だ。投資では50%の資金を失えば、取り戻すためには100%の利益を出さなければならなくなる。
どういうことかと言うと、最初の資金が100万ドルだとして、50%失うと50万ドルになる。これを100万ドルに戻すためには手持ちの50万ドルを倍にしなければならなくなる。
だから出来るだけ損失をしないことがまず大事なのである。ドラッケンミラー氏は次のように続けている。
30%の利益を何度も出したとしても、55%や60%の損失を出してしまえばかなり後退してしまう。パフォーマンスの計算とはそういうものだ。
逆に投資をすべきタイミングには大きく賭けるべきだとドラッケンミラー氏は言う。彼は次のように述べている。
長期的に良いパフォーマンスを上げるためには、打てるボールが来た時には大振りすることだ。そして打てない玉は打たないことだ。
投資とは見逃し三振のない野球のようなものだとウォーレン・バフェット氏も言っていた。だが多くの人はそれが理解できずにつみたてNISAに何でもぶち込んでしまう。彼らは賭けないということができない。それが彼らの問題である。
ソロス氏から学んだこと
賭けるべき時に大きく賭けることは、ドラッケンミラー氏がクォンタムファンド時代の上司であるソロス氏から学んだことである。
ファンドマネージャーへのインタビューを集めた『新マーケットの魔術師』にはドラッケンミラー氏のインタビューも載っているが、そこで彼は当時のことについて語っている。
ドラッケンミラー氏がクォンタムファンドでドルを空売りしていた時のことである。彼はドルの下落を確信しており、しかもそのトレードは利益を出し始めていたので、そのポジションをかなり自慢に思っていた。
そこにソロス氏がやって来て「ポジションはいくらだ?」と彼に聞いた。彼は自信満々に「10億ドルです」と答えた。
そしてソロス氏は次のように続けた。
それでポジションのつもりか?
ソロス氏はドルの空売りポジションを2倍にするようにドラッケンミラー氏に伝えたという。
『新マーケットの魔術師』には他にもソロス氏との逸話が載っているので暇があれば読んでみてほしいが、ソロス氏の言いたかったことは本当に確信しているポジションは出来る限り大きくしろということである。
ドラッケンミラー氏は賭けるべき時に大きく賭け、賭けるべきではない時に賭けずにいて損失を減らすことこそがソロス氏から学んだ一番大きいことだと言っていたことがある。
結論
その方法でドラッケンミラー氏はどのような利益を上げたのか? インタビューの司会者にこれまでのパフォーマンスを聞かれて次のように答えている。
顧客を持っていた30年間、年率30%を上回るパフォーマンスだった。最高の年には99%の利益を上げた。5%や7%の年もいくつもあった。
しかもドラッケンミラー氏には損失を出した年が存在しない。これはソロス氏でさえ成し遂げていないことである。
唯一損失を出しかけたのは、クォンタムファンドを辞める羽目になった年だろうか。この記事もなかなか面白いので是非読んでほしい。
ドラッケンミラー氏、ドットコムバブル崩壊で大損してクォンタム・ファンドを辞める羽目になった時のことを語る
どうすればドラッケンミラー氏のようなパフォーマンスを上げられるのだろうか。それは簡単な算数だ。彼は次のように個人投資家にアドバイスしている。
パフォーマンスが悪い年には利益は0%から5%程度に留めておいて、50%や60%の利益を上げられる年をいくつか混ぜておけば、長期的にはパフォーマンスは良くなるだろう。
コツは決してお金を失わないこと、そして普段の10倍くらいの大当たりをいくつか混ぜることだ。
司会者はこうコメントしている。
君のファンたちも見習えそうなアドバイスだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
2023/05/23 (Tue) 23:44:43
ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
2023年5月23日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
ジョージ・ソロス氏のクォンタムファンドを運用していたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏が、Sohn Conferenceでのインタビューで、今後10年の株式市場について語っている。
今後10年の株式市場見通し
以前にも報じたが、ドラッケンミラー氏は今後の長期的な株式市場の見通しに弱気である。今回のインタビューでも彼は次のように語っている。
株価見通しを聞かれたとき、20倍になっている株価収益率や、民間投資の縮小などの財政要因を考えると、株式市場が10年後に今より高いことは考え難いと答えた。
ドラッケンミラー氏の言う理由は単純である。株価は以下の計算式で計算できる。
株価 = 1株当たり純利益 x 株価収益率
だから純利益と株価収益率を予想できれば、株価を予想することができる。
ドラッケンミラー氏の株価収益率の話に少し付け足すと、高金利は株価収益率を下げる。株価収益率が高い状態とは投資家がリスクを取っている状態だから、高金利でリスクが取れなくなれば株価収益率は下がる。
これからがインフレで高金利の時代だとすれば、それは株価収益率にマイナスに作用するのである。
また、ドラッケンミラー氏が民間投資に言及しているのは、純利益に影響するのがGDPの要素のうち消費ではなく投資だからである。マクロ経済学的な話だが、以下の記事で説明しているので興味のある人は参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、2023年の株式市場見通しを語る
いずれにせよGDPのうち投資は急降下しており、それは純利益にとって大きなマイナスだということである。
ますます弱ってゆくアメリカGDP、2023年第1四半期は予想以上の減速
「失われた10年」の投資戦略
そもそも、米国株がこれまで40年上昇してきたのは、これまで40年間金利が下がり続けたからである。上述したのとは逆の理由で、金利が下がると株価収益率が上がる。それが米国株の長期上げ相場の正体である。以下の記事で説明している。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だからインフレの発生によって低金利の時代が終わるのであれば、それは40年間米国株を支えてきた株高トレンドの終わりを意味する。ドラッケンミラー氏の言いたいことはそういうことである。
だがドラッケンミラー氏によれば、それでも投資家は諦める必要はない。彼は次のように述べている。
株式市場が今後10年間横ばいになるとわたしが言ったからといって、投資家にとって失われた10年になる訳ではない。
何故か。ドラッケンミラー氏は、アメリカで以前物価高騰が起こった1970年代の話を持ち出して次のように言っている。
1968年から1982年の間にも、正しいタイミングで株式市場を買い持ちにし、正しい銘柄を買い持ちにすることで、投資家は大いに儲けることが出来ただろう。
1968年から1982年は、米国株が14年間高値を更新しなかった期間である。その中には1974年の株価が半分近くまで下がった大暴落を含んでいる。
ちなみにこの期間、アメリカはインフレで物価が2倍になっているので、100ドルが14年後に100ドルになったとしても、100ドルの価値がその間で半分になっているので、株式投資家は実際には横ばいではなく大損になったということは付け足しておこう。
ドラッケンミラー氏は、インフレが再び生じたことで同じことが繰り返されると懸念しているのである。
横ばいでも儲けられる
しかしこの状況でも投資家は利益を出せる。何故ならば、別に株式を常に持ち続けなければならないというルールはないからである。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
1970年から72年までに大きな上げ相場があった。
前にも言ったが、この期間に原油株や化学株などの銘柄で大儲けすることが出来ただろう。
1975年から77年にも勿論大きな上げ相場があった。
例えば、確かに1974年には株価が高値から半分に暴落したが、その後の反発で株価は50%以上上がっている。
当たり前の話だが、最初から最後までで横ばいになるとしても、その乱高下に最初から最後まで付き合わなければならない理由はない。
ドラッケンミラー氏は常に投資を続ける投資家ではない。むしろ絶好の機会があるまで投資をせず、待つことを好む投資家である。彼は同じインタビューで次のように述べている。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
長期的に良いパフォーマンスを上げるためには、打てるボールが来た時には大振りすることだ。そして打てない玉は打たないことだ。
だから株価が高い時に手を出す必要はないし、大暴落が来れば明らかに安いのに誰も株に手を出さないような状況が来るのだから、その時に買えば良いというドラッケンミラー氏の判断なのである。
タイミングを考慮しない投資は有り得ない
こう言うと、「でも自分は投資のタイミングは分からない」という投資初心者の声が聞こえてきそうだ。投資では自分が何を分からないかを理解するのは大切である。
だがはっきり言うが、タイミングを考慮しない投資は有り得ない。どういう買い方をしても、例えそれが積み立てたものであっても、買った株には買値が存在する。
そしてどれだけ優良株であったとしても買値が高すぎればその投資は損を出す。それは短期投資か長期投資かということも関係がない。むしろ長期投資は1回失敗すれば終わりの後がない投資である。
だから結局、投資家は「タイミングを考慮せずに買える投資などない」という現実を直視すべきだ。そうすれば積み立ての呪縛から自由になれる。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
そうすれば、ドラッケンミラー氏の言うように、「打てるボールが来た時にだけバットを振る投資」が出来るはずだ。
ちなみにこの投資方針はクォンタムファンドの伝統でもあるのかもしれない。クォンタムファンドにおけるドラッケンミラー氏の先輩にあたるジム・ロジャーズ氏も、『マーケットの魔術師』に載っているインタビューで次のように述べている。
私は道ばたにカネが落ちているまで待っている。私はそこへ行って、拾い上げるだけだ。
「樽の中の魚を釣る」という格言のような状況を待っているんだ。
仮に今後数十年がインフレ高金利で株式市場にとって不毛の時期となろうとも、正しいタイミングが来るまで待つことが出来る投資家は、買いだけでも問題なく利益を上げることが出来るだろう。例えば今年、少なくともコモディティ市場にはそのチャンスがあると筆者は考えている。
2023年はコモディティ底値買いの年: 原油、天然ガス、農作物、金相場の推移予想
だが、特に根拠なく株式の長期投資にこだわる人々には、彼らにふさわしい未来が待っているだろう。ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
だから10年間全体で横ばいであったとしても、投資機会はある。
ただ、今後10年、 バイアンドホールドで年率9%のリターンが得られると思ってほしくないだけだ。
より詳しいことについては以下の記事に載っているので、そちらを参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
2023/05/27 (Sat) 03:14:18
成功する人とは、 決して諦めない人のことだ。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14116443
大富豪投資家ジム・ロジャーズ氏の奇妙なコメント
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/633.html
2023/05/29 (Mon) 05:23:27
ジム・ロジャーズ氏の語る投資の始め方
2023年5月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37097
引き続き、 ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを創業したことで有名なジム・ロジャーズ氏のWorld Scholars Academyによるインタビューである。今回は投資初心者が投資を始める方法について語っている部分を紹介する。
投資の始め方
投資を始めるというのは難しい決断だ。正確に言うならば、それが難しいと知っている人間には難しい決断だ。世の中には難しいことを難しいと知らず、自分が何に首を突っ込んでいるのかさえ分からないまま何かに首を突っ込む人間が多数いる。
投資を始めるのが難しいのは、初心者は当然投資について何も知らないが、何も知らないとほぼ間違いなく投資に失敗する一方で、実際にやってみて経験を得なければ、何もしらなくない人にはなれないからだ。
虎穴に入らずんば虎子を得ずという。しかし世の中には虎穴に入らずに虎子を得たい人が大量にいる。そういう人は虎穴の外で虎穴を探すので、当たり前だが虎子ではない別のものを掴むことになる。ここの読者にはお分かりだろうが、株式への長期投資を盲目的に信仰している人のことを言っているのである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
何も知らないまま投資をすると失敗するが、投資をしなければ経験は永遠に得られない。このジレンマをどうするべきか。ロジャーズ氏は次のように語っている。
投資対象について何か理解するまでは投資を待った方が良いと思う。
投資する対象が自動車産業であれば、自動車産業について知っているべきだ。IT業界であればIT業界について知っているべきだ。
インデックス投資が何も知らなくても出来る投資だというのは素人の完全な幻想である。例えばS&P 500に投資をする時には、1株当たり利益と株価収益率が今後どのように推移するかを知っていなければ投資は出来ない。半年投資するなら今後半年の、50年投資するなら今後50年の予想が出来ていなければ、それはギャンブルになってしまう。
それを予想するためには民間総投資や輸出入の成長率、中央銀行の金融政策、インフレ率などについて知っている必要がある。インデックス投資のために必要な情報とはそういうものである。そういうものを知る必要があるとプロが思っているのに、素人がそれを省略できる理由があるだろうか? 素人はプロよりも凄いのか?
だからインデックス投資はむしろプロ向きの投資先である。一方で、自動車やITについて知っている人は、投資をしたことがない人でもいるだろう。
投資の学び方
ということで、投資を始める上では少なくとも多少なりとも投資先について知っている必要がある。自動車か、ITか、マクロ経済統計か、好きなものを選べば良いだろう。
だが1つ難しいのは、何処まで勉強すれば「自分は知っている」と言えるのかどうかだ。この点についてロジャーズ氏は次のように言う。
「わたしはこの投資対象について知っている」と思うかもしれない。その通りだ、人は自分が何かを理解していると考える、実際に理解するよりも大分前に。そして失敗することになる。
だが失敗に落ち込みすぎないことだ。そして失敗から学ぶことだけは忘れてはならない。わたしも過去に失敗したが、幸いにもそこから学ぶことができた。
この意味では、投資は絶対に失敗しないものだと言うことができる。上手く行けば利益を得られる。失敗すればそこから学び、より優れた投資家になることが出来る。どちらでも良いではないか。そしてより優れた投資家になることが出来れば将来は儲かるので、やはり損することがない。
一方で長期投資を盲信する人々の投資法は、今後数十年絶対に失敗することのない投資だと言うことができる。何故ならば数十年経たなければ結果が出ないからである。
そして結果が出なければ失敗から学ぶことがない。彼らは死んでも失敗から学びたくないのだなと思う。それは死んでも勉強したくない人の投資法である。そして彼らを待ち受けているのは、数十年後に失敗してもう一度やり直す時間は残されていないという取り返しの付かない未来である。
長期投資への盲信は失敗の先送りであり、その意味で紙幣印刷政策に似ている。明日小さな失敗をしたくない人は、数十年後に取り返しの付かない失敗をする羽目になる。世の中は本当によく出来ている。
ガンドラック氏、日銀の量的緩和を皮肉る
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37097
2023/06/05 (Mon) 15:08:20
米国が没落し日本が繁栄する「転換期」 5大総合商社をまとめ買い、バフェット氏が示した日本の可能性 国際投資アナリスト大原浩氏が緊急寄稿1/2ページ
2023.6/5
大原浩
https://www.zakzak.co.jp/article/20230605-47RH2AV3EBJU5LYAJFBTH577NE/
市場が混乱を懸念した米国の「債務上限問題」は回避されたが、米国が抱えている問題はそれだけではないと指摘するのは国際投資アナリストの大原浩氏だ。緊急寄稿で大原氏は、米国が「没落」していくのと対照的に、日本は「繁栄」に向かう転換点が来ているとの見方を示す。
米国では大統領選以来続く政治的混乱、インフレに対抗するための急速な利上げの副作用、金融機関の経営不安問題などがめじろ押しだが、本質的原因は、1971年のニクソン・ショック(金・ドル交換停止)にさかのぼる。金やその他の資産の裏付けがない、いわゆる「ペーパーマネー」を野放図に刷ってきた結果、ドルの価値が大幅に下落したのだ。
また、「借金をして自社株買い」をしたり、「(事業活動という中身がない)箱だけの会社」(SPAC=特別買収目的会社)が上場し、まだ何も活動をしていないのに巨額の資金を集めてきた。
これも、ぺーパーマネーがいくらでも刷れることから、「過大な金融緩和」が行われた結果だ。
その結果として生じたインフレに対抗するために米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大胆かつ急速な利上げを行った。それでもインフレの脅威は収まっておらず、「景気崖落ち」のリスクを背負いながらも、現状維持あるいは引き上げを行わざるを得ない状況である。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、米国の将来に対して「万年強気」であることで有名だ。だが、そのバフェット氏が「シリコンバレー銀行をはじめとする金融機関の経営」を憂慮し、「米国経済の『信じられないような時期』が終わりつつある」との趣旨の発言をした。
バフェット氏の海外への本格的な投資は2003年の中国・ペトロチャイナが初めてだが、国際的な石油大手の中の一社として割安であるから購入した。電気自動車やバッテリーを製造するBYDも、創業経営者をバフェット氏や相棒のチャーリー・マンガー氏が高く評価したから購入したのであり、決して中国への投資ではない。台湾の半導体メーカーTSMCは有望な企業だが、いわゆる「地政学リスク」の問題から購入直後に売却したと明言している。
それに対して、日本の5大総合商社の株式の購入は、明らかに「日本そのもの」を購入した事例だ。総合商社は日本の産業の川上から川下までを網羅しており、日本の将来に自信を持てなければ到底購入に踏み切れないからである。5大総合商社を「まとめ買い」したことも日本の将来に対する信頼の表れであろう。
バフェット氏はさらなる「日本企業」への投資の可能性を示唆している。個別企業ではなく、「国単位」での投資の可能性に言及するのは、母国である米国以外では初めてのことだ。バフェット氏は現在92歳だが、20~30年単位で投資判断を行うのが基本だ。彼が120歳になるまで日本は成長を続けるとの自信があると思われる。
1990年頃のバブル崩壊後「日本は駄目だ」と繰り返し洗脳され日本人は自信を失っているが、約30年ぶりに日本と米国の立場が逆転し、米国が没落し、日本が繁栄へと向かう転換点がすでにやってきているのではないだろうか。
そもそも、日本の 「失われた○○年」の原因は、直輸入の米国型経営を無理やり風土が違う日本に当てはめようとしたことにある。今後日本が発展していく中で日本型(経営)の「本当の価値」が脚光を浴びることになる。われわれも、この30年ぶりのトレンドの「大転換」に乗り遅れないようにしたいものだ。
2023/06/06 (Tue) 09:00:53
日経平均がバブル後高値なのに、 あなたの株はなぜ上がらない?
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/05
https://www.youtube.com/watch?v=6sRsTAS-PTo&t=20s
日経平均株価がバブル後高値を更新しています。一方で、自分の株だけ上がらないと感じている人は多いのではないでしょうか?その理由と今後の方針を考えます。
2023/06/17 (Sat) 10:22:15
海外投資家は「これ」を見て日本株を買っている
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/15
https://www.youtube.com/watch?v=t9VQUazP2Gs
日本株が 連日高値を更新しています。上昇を牽引しているのが外国人投資家ですが、彼らは何を考えて日本株を買っているのでしょうか?その頭の中を除いてみましょう。
2023/06/23 (Fri) 07:00:29
ガンドラック氏: 米国株はバブルの様相、S&P 500は極めて割高
2023年6月21日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37635#more-37635
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のCNBCによるインタビューである。
株価反発の理由
株式市場は反発している。米国株が今何処にいるかと言えば、2022年からの下げ幅の半分を超えたあたりである。
この動きについて、ガンドラック氏は一部の銘柄が大きく上昇したことが原因であると指摘している。
ガンドラック氏のいつもの表現だが、アメリカの株価指数S&P 500の上昇は実質的には資金が集中する7銘柄ほどの上昇であるとして、次のように言っている。
S&P 7はどう見てもバブルの動きだ。AI関連株は20%上がっている。そしてS&P 493は、最近少し上がったが、数週間前までは年始から変わらずだった。
残念ながらS&P 7のチャートもS&P 493のチャートもないのだが(そしてどの7銘柄なのかガンドラック氏が言及したわけでもないが)、アメリカに上場する株式のうち大型銘柄を除いた小型株指数であるRussell 2000のチャートをS&P 500と比べてみると状況が分かるだろう。
Russell 2000は次のように推移している。
こちらは上がっていないのである。
株式市場はバブルか?
この状況についてガンドラック氏は次のように述べている。
率直に言って、株式市場はバブルの様相を呈している。非常に限られたいくつかの銘柄が、指数全体を引っ張っている。結果としてS&P 500のバリュエーションは、Fedが利上げして長短金利が逆転していることを考えるとかなり恐ろしいことになっている。
長短金利の逆転とは、短期金利が長期金利よりも高くなっている状態のことで、歴史的にはその後かなりの確率で景気後退となる。詳しくは以下の記事を読んでもらいたい。
ガンドラック氏: アメリカはもう利上げしない、米国経済は悪化している
景気後退前にしてはバリュエーションが高過ぎるというわけである。具体的にはガンドラック氏は次のように言っている。
S&P 500の株価収益率は予想利益に基づいて19だ。だが経済が弱まり景気後退になるならば、予想利益自体がかなり楽観的な数字ということになる。
S&P 500は非常に割高だ。NVIDIAは年始から400%上がった。大きな上昇幅だ。そうした銘柄が指数を牽引している。
そして極めつけは以下のコメントである。
S&P500の動きは2022年1月4日までの雰囲気に非常に似ている。
現在の状況はバブル崩壊前に似ているか?
2022年1月と言えば、アメリカの金融引き締めが株価を下落させ始めた頃である。S&P 500のチャートをもう一度掲載しよう。
しかしガンドラック氏の指摘で筆者が思い出したのは、むしろ2018年である。現在と同じくアメリカの金融引き締めで株価が下落した2018年には、まず年始に株価が下落した後、一度大きく反発してから年末にかけてもう一度大きな下落があった。
当時からの読者は覚えているだろうが、2018年に一度下落してからの反発が本物の反発でなかったことを示す証拠は、S&P 500などの主要指数以外の指数、例えば新興国株式などが下落したままだったことである。
当時の記事にこう書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
しかしここで指摘し続けた通り、世界の株式市場の中でまだ上昇相場を保っていたのは、アメリカや日本の株式市場の内、株価指数に採用されている少数の銘柄だけだったのである。
今の相場においてどうなっているかを考えてみる必要がありそうだ。ガンドラック氏の指摘はいつも示唆に富んでいる。
また、NVIDIAについてはバブルではないというスタンレー・ドラッケンミラー氏の指摘もあるので参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏のNVIDIAの株価予想 : 暗号通貨と違ってAIは本物
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37635#more-37635
2023/09/09 (Sat) 16:53:55
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
つばめ投資顧問の長期投資大学
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
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株式投資で常時監視すべき情報
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/20/172030
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本エリオット波動研究所 _ 日経平均は本格的な上昇相場に入ったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14116908
日経平均の大相場は、残念ながら始まっていない/実践!エリオット波動 有川和幸
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14131375
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、 宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
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ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
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40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
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ついに始まる世界金融恐慌
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株価は長期金利と企業利益で決まる。
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今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
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過去数十年の上昇相場を前提に今後数十年の投資をしてはいけない
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「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
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鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
アホ個人投資家に高配当株投資が大人気
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14124805
【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
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【銀行株×高配当】ゆうちょ銀行の売出しに応じるべきか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091808
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
2023/09/17 (Sun) 12:22:53
世界最大のヘッジファンド、米国債からの資金流出を警告
2023年9月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
世界最大のヘッジファンドBridgewaterの創業者レイ・ダリオ氏が、Milken Instituteの会議で金利と投資について語っているので紹介したい。
2023年の金融市場
2023年、金融市場は微妙な状況だ。株価は去年の下落から回復したものの上値を抑えられている。金利は株価と同じように下落して上昇した。
以下の記事で指摘したように、2022年の下落が金利上昇によるものだったのだから、金利が上昇して株価も上昇する状況はおかしいのだが、少なくとも今のところは誰も気にしていないようだ。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
ほとんどの株式投資家が金利と株価の関係をまともに考えないのはいつものことだが、明らかに金利上昇を気にしている人がいる。ダリオ氏である。
債券と金利
アメリカでは2021年から始まったインフレによって金利が大きく上がった。Fed(連邦準備制度)は政策金利をゼロから5.25%まで大幅上昇させた。
金利が上がったということは、お金を借りにくくなったということである。また、これまで既に借金していた人も、借り換えの時期が来れば高い金利を払わなければならなくなる。実際、シリコンバレー銀行の顧客はそれでお金がなくなり、預金が流出してシリコンバレー銀行は破綻した。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
お金の借り手が苦しい状況に置かれている。この状況は貸す側、つまり投資家にとってはどうなのか。ダリオ氏は次のようにコメントしている。
債務を保有したくない。債券などのことだ。
債券はいわばお金を貸した証明書である。国にお金を貸せば国債、会社にお金を貸せば社債となる。ダリオ氏は次のように続ける。
個人的には債券は長期的には良い投資ではないと考えている。
何故か。今の金融市場では、アメリカの長期金利が上がっていることが話題になっている。アメリカの長期金利は次のように推移している。
筆者は以下の記事で、この長期金利の上昇の原因が米国債からの資金流出であると指摘しておいた。
米国株下落の原因: 利下げ織り込みでも止まらない長期金利急騰
米国債の需給問題
この問題を事前に指摘していた人物がいる。それがダリオ氏である。
米国債には元々、米国政府による国債の大量発行という問題が指摘されていた。債務上限問題が解決されて以来、米国政府は債務上限のために発行できていなかった分の国債を大量発行する必要がある。
世界最大のヘッジファンド: アメリカの債務危機は終わっていない
国債が発行されれば、当然それを誰かが買う必要がある。そうならなければ、米国債は市場にあふれて、価格が下落する。
だがダリオ氏が指摘していた問題はそれだけではなかった。これまで量的緩和で国債を購入していたFedが量的引き締めで国債保有を減らしており、シリコンバレー銀行が長期国債の価格下落によって苦しめられたこともあり銀行も長期国債保有をためらっている。
そしてウクライナ情勢以後、ドルを使った経済制裁を恐れた中国などがドル資産の保有を減らしている。
サマーズ氏: BRICSの台頭はアメリカが失敗する兆候
もうほとんど誰も米国債を買える状況ではないのである。では米国債を誰が買うのかという問題を、ダリオ氏は長らく指摘してきた。そして最近の国債市場の動向を見ると、ダリオ氏の懸念が当たりつつあるように思える。
今後アメリカ経済がインフレ継続かデフレかという問題もあるが、それとは別に米国債自体が嫌われるリスクを考えなければならない状況になってきた。
米国債が嫌われれば、ドル建ての他の債券も当然その分下落する。ダリオ氏が債券を避けているのはそれが理由だろう。ダリオ氏はこう述べている。
債券の需給の問題は単に新規発行される債券の量の問題ではない。「あなたは債券を売りたいと思いますか?」という問題なのだ。
現金こそがインフレ回避の道
では何を保有すれば良いのか。ダリオ氏は次のように言っている。
現在一時的にだが、現金は良い投資だと思う。金利が良い。その金利が長続きするとは思わないが。
ダリオ氏は利上げが始まる前、インフレが来ていたにもかかわらず金利がゼロだった時に、「現金はゴミ」と発言して話題になった。
だが金利が上がるとダリオ氏は一転して現金を賞賛している。
金融について何も知らない金融庁が主導する愚かなNISAブームにおいてよく言われるのが、インフレを避けたければ株式を買えというフレーズである。
そもそも政府と日銀がインフレを引き起こしておいて、あたかもそれが空から降ってきたかのように言っているのもあまりに酷いところだが、そもそも金融の歴史を少しでも勉強していれば、こうした理屈は完全に馬鹿げていると分かる。
何故か。以下の記事で説明したように、アメリカが物価高騰に襲われた1970年代において、株式のリターンは酷いものだったからである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
インフレで株式を買えというのは素人による酷い冗談だが、ではどうすれば良いのか。
インフレの時代に一般人にも可能な最高の投資は、皮肉でも預金であることを筆者は指摘しておいた。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
しかし条件が2つある。政策金利に近い金利を提供してくれるまともな銀行口座や証券口座を持つこと、そしてインフレ対策のために利上げをするまともな中央銀行を持つことである。
そうすればどうなるか。1970年代のアメリカにおいて、インフレ率と政策金利を並べればこうなる。
金利はインフレ率にほぼ沿っている。つまり、インフレのせいで現金の価値が目減りしても、中央銀行が利上げさえ行えば、国民は単に預金しているだけでインフレにおける預金の減価を利息という形で補填できるのである。
ちなみに日本人は日銀のせいでこの条件を満たすことができない。その理由については以下の記事を参考にしてほしい。
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
多額の税金を日本政府に搾取されながら、長期的に株高になるデフレと金融緩和の時代に預金を積み上げ、株式のパフォーマンスが落ちるインフレの時代に政府に言われてそれを株式に転換するのだから、鴨とはまさに彼らのことである。
結論
だがアメリカでは中央銀行はもう少しまともである。 政策金利が5.25%に達している今、預金は有効だということをダリオ氏は指摘している。
しかしその状況が長続きしないと言っているところが今回のポイントではないか。ダリオ氏は政策金利が下がると考えているようである。恐らくその理由は、これから来るアメリカの景気後退だろう。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
そして今回、債券を保有したくないと言ったダリオ氏だったが、株式には言及しなかった。
だがダリオ氏は、最近の株価下落の前から株価に弱気だったことが報道されている。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気
ダリオ氏に限らず、株式市場に弱気になるファンドマネージャーが増えてきている。
ソロスファンド、株高で米国株を空売り
金利上昇を舐めてはならない。2018年にもそう言っておいた。それだけ付け足しておく。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
2023/09/18 (Mon) 06:17:31
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、CNBCのインタビューでアメリカにおける金利の長期トレンドと、それが株価やデフォルト率に与えてきた影響について語っている。
コロナ後の経済サイクル
ガンドラック氏はこのインタビューで様々な議題について話しているが、どの議題について話すにしても、重要なのはコロナ以降、金融市場の環境が一変したということである。
そこでガンドラック氏は次のように問いかける。
これからの経済サイクルで起こることと、われわれの常識はどう違うだろうか?
「これからの経済サイクル」とは何か? ここの読者であれば言わなくとも分かるだろう。インフレによって金利が上がった後の経済サイクルという意味である。
金利低下時の金融市場と、金利上昇時の金融市場はまったく違う。ガンドラック氏はこう続けている。
われわれは金利がどう動くか知っていると思い込んでいる。マネーサプライの経済への影響について知っていると思い込んでいる。Fed(連邦準備制度)の金融政策について知っていると思い込んでいる。
だが1980年代前半から2020年代前半まで、われわれは低金利の環境下にあったのではなかったか? その期間金利はずっと下がっていなかったか? 勿論上がったり下がったりはしたが、長期的には金利は明らかに下がり続けた。
アメリカの政策金利は1980年にピークとなり、コロナ後の現金給付によってインフレが引き起こされるまで一貫した低下トレンドにあった。長期チャートを持ち出すと次のようになっている。
重要なのは、1980年から40年間金利は下がり続けたということである。そして投資家であれば誰でも知っているが、金利低下は株価にも経済にも大きな影響を及ぼす。
そして問題は、われわれのほとんどは金利低下の環境しか知らず、われわれの常識は金利低下の環境下における常識だということである。
だからガンドラック氏は次のように言う。
デフォルト率や企業が負債をどう扱うかについてのわれわれの常識は、時代錯誤の偏見ではないのか。
金利上昇と金利低下
ガンドラック氏は次のように言う。
金利上昇の環境は、金利低下の環境とは違う。
具体的にはどういうことか。例えば今のように金利が大幅に上がれば、お金を借りていた企業はどうなるか。
ガンドラック氏は次のように説明する。
米国企業は債務の期限を長期にして金利を非常に低く抑えた。だが期限が来て借り換えなければならなくなればどうなる? その時に金利が4%ではなく9%だったらどうなる?
小規模事業者にとって金利は現在その水準だ。3年前、小規模事業者にとって金利は4%だった。今では9%だ。Fedが更に利上げすれば更に高くなる。
Fedは2021年にインフレの脅威を無視した後、2022年に金利を急速に上げた。
経済に対する利上げの効果は強力である。だがその後、アメリカにはまだ景気後退は来ていない。だがその理由の1つは債務の乗り換えがまだ完了していないということだろう。
だが来年には多くの企業にとっての債務の期限が到来し、借金を借り換えなければならなくなる。その時に多くの企業が金利上昇の効果に直面することになる。
Fedのパウエル議長は金利を5%台の水準に長らく据え置くと表明している。だがそんなことが出来るだろうか。その馬鹿らしさについては以下の記事で既に指摘している。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
だがパウエル氏にはそれが分からない。しかしガンドラック氏の上記の議論を読めば、それがどういう意味か分かるはずである。ガンドラック氏は次のように続けている。
Fedがこれから数年金利を5%か6%に保ったままにすれば、この国のすべてが倒産するだろう。
金利上昇と株式市場
そして金利低下が金利上昇になったことは、当然ながら株式市場にも影響を与える。ガンドラック氏は次のように述べている。
株式市場は1982年に底打ちし、2022年にピークを打ったように見える。この期間に金利が14%から0%になったことと関係があるだろう。
世の中にはインフレ対策で株式を買えという馬鹿げた議論もあるようだが、1970年代の物価高騰時代、米国株がどのような酷いことになったのかについては以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
逆にその後の1980年から40年間の金利低下局面で米国株がどうなったかについても、多くの人が知っているだろう。
何故金利低下で株価が上がるのか。例えば米国債の金利が10%ならば、国債は無リスク資産と考えられているので、株式はそれを超えるパフォーマンスを出さなければ投資家を集めることが出来ない。逆に金利がゼロならば、投資家は少しでも値上がりを期待できそうな株式に殺到する。
だから他の条件が同じならば、金利低下はそのまま株高を意味し、金利上昇はそのまま株安を意味する。
株式市場はしばしばそれを無視する。2018年の金利上昇局面でも同じことが起きた。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
だがそれは長期的には続かない。長期的には、1980年から2020年まで金利低下によって米国株が上昇したこととまさに反対のことが、金利上昇局面においては起きるだろう。
結論
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金利が上がれば株式にとって競争は激しくなる。 債券と株式のリスクプレミアムを比べれば、株式のバリュエーションは現在、われわれの生きている間で一番高くなっている。
これは2024年には問題となるだろう。
世の中では金融庁にそそのかされ、金利低下局面で株式を買わなかった人が金利上昇局面で株式を買い始めている。それがどういう面白い状況か、この記事を読んだ人ならば分かるだろう。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
また、金融庁の資料に過去20年の株式や債券のパフォーマンスが乗せられ、それを根拠に投資が推奨されていることがどれだけ可笑しいことであるかも、この記事を読んだ人には分かるはずである。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが誰も気にしていない。
何故なのか。短期的には金利上昇を誰も気にしていないこととまったく同じように、金融庁の職員の多くは投資を仕事にしたこともない資産運用の素人であり、NISAは銀行・証券業界に手数料を落とす目的で出来上がったのだが、ガンドラック氏ら専門家の見解の真逆を行く彼らの見解を鵜呑みにすることに誰も何の疑問も抱かない。そもそも金融庁職員は多くの資産への投資を禁じられているため、もしかすれば自分よりも投資経験がないかもしれない彼らの投資推奨を人々は有難く聞いている。
基本的に人々は何も気にせずに生きている。だが金融市場は彼らに相応の結果を与える。来年の前半にはすべては終わっているだろう。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
2023/09/22 (Fri) 04:47:40
暴落に備える5つのポイントと1つの禁止事項
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/09/21
https://www.youtube.com/watch?v=oihofeIlydE
2023/10/02 (Mon) 08:07:39
ネット証券会社が手数料を無料化したのはなぜ?大手証券会社5社を徹底比較
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2023/10/11 (Wed) 00:10:56
【保存版】長期王道銘柄・5つのポイント
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/09
https://www.youtube.com/watch?v=mUp1IUl9Kko
2023/10/27 (Fri) 12:25:42
理論株価の計算方法―本格的な方法から簡易版まで
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/26
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2023/11/05 (Sun) 08:30:35
つばめ投資顧問 米国債の特徴とリスクについてアナリストが解説!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16823691
2023/11/28 (Tue) 08:48:08
つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は? つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
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検索: 栫井駿介 | マネーボイス
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つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
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【三菱UFJ】アナリストの分析手法公開!投資判断は??
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/09/04
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海外投資家は「これ」を見て日本株を買っている
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/15
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つばめ投資顧問 米国債の特徴とリスクについてアナリストが解説!
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つばめ投資顧問 _ 良いところがない中国経済、日本や米国の株価への影響は?
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バフェットも買った!半導体株は底を打ったのか?
つばめ投資顧問
2022/11/19
https://www.youtube.com/watch?v=qdpp4xc_Eho&t=55s
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
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【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
VB破綻の余波―暴落で買いたい成長株3選
つばめ投資顧問
2023/03/16
https://www.youtube.com/watch?v=wPR3Td1zU8Y
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
2023/11/28 (Tue) 18:34:55
バフェットの基準は「超」堅実。次に買う日本株を探せ!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/11/28
https://www.youtube.com/watch?v=pMTlfiVKWxQ
バフェットが円債を発行しました。これにより、 バフェットが次に何に投資するかが注目されています。まず考えられるのが、商社への追加投資です。2019年にバフェットが商社に投資してからというもの、その投資は成功し、株価は2倍以上になりました。それでは、他の銘柄へのチャンスはないのでしょうか?バフェットの投資の傾向から考えます
2023/12/03 (Sun) 16:44:20
バフェットの相棒、チャーリー・マンガー に学ぶ至極の名言15選
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/02
https://www.youtube.com/watch?v=nb0E8MUqEFE
バフェットの相棒、バークシャー・ハサウェイの副会長を務めるチャーリー・マンガー氏が99歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。彼の投資の考え方は、バフェットの成功にも大きな影響を与えました。
2023/12/05 (Tue) 19:53:01
難しい半導体銘柄はこうやって買え!<長期投資編>
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/05
https://www.youtube.com/watch?v=4cS3zUTZe5c
2023/12/08 (Fri) 21:10:57
サマーズ氏、チャーリー・マンガー氏の投資スタイルを語る
2023年12月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42303
アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで、最近亡くなったBerkshire Hathawayのチャーリー・マンガー氏についてコメントしている。
チャーリー・マンガー氏
マンガー氏は11月28日に99歳で息を引き取った。BerkshireのCEOであるウォーレン・バフェット氏は93歳であり、高齢だったトップ2人のうち1人が亡くなったことになる。
Berkshireは一般にはバリュー投資の代表格として知られている。サマーズ氏はマンガー氏のバリュー投資について次のようにコメントしている。
ウォーレンの証言によれば、チャーリーは次のような優れた洞察を持っていた。それはバリュー投資の従来の伝統的なやり方とは違った。
彼はそこそこの企業を素晴らしい安値で買う考えを嫌った。彼は素晴らしい会社をそこそこの値段で買った方が最終的には利益が大きくなると考えていた。
最良の会社を探し、高過ぎる対価は支払わないという哲学に徹することが彼にとって、そしてウォーレンにとって役に立った。
論理的には、素晴らしい会社をそこそこの価格で買っても、そこそこの会社を素晴らしい安値で買っても、最終的に株式市場がその価値判断に同意せざるを得なくなれば投資家は利益を得ることができる。
投資家の仕事は市場に新たな洞察を提供することであり、投資家が市場に同意せず、最終的に投資家の方が正しいと明らかになったとき、投資家は予想した値上がり(あるいは値下がり)によって利益を得る。つまり未来予測の対価に譲渡益をもらっている。
社会に存在する限りあるリソースのなかで、どの会社の事業にリソースが割り当てられるべきか、どう割り当てれば将来的に社会にとって利益を生む結果になるかを予想することが投資家の仕事であり、投資家の利益の源泉である。
共産主義の失敗は、この未来予想を投資家ではなく政治家が行なったことにある。(今の社会はどの事業が存続するべきかを投資家ではなく政治家が決めてはいないかと思った人は正しい。公共事業は共産主義である。政治家は資本主義の名の元に共産主義をやることを好む。)
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
マンガー氏のバリュー投資
だから極端に言えば、最悪の会社を買ったとしてもそれを補ってあまりある安値で買えば、投資家はそれでも利益を得ることができる。
だがマンガー氏のバリュー投資はそれを否定する。マンガー氏はむしろ、本当に良い会社を買うことにだけ注意を向けるべきだと言う。
それは長期投資になった場合に話が変わってくるからである。長期的な成長を見込めない企業を20%や30%安い価格で買ったとしても、利益はその差額だけにとどまる。
だが本当に素晴らしい企業を10%の割引で買ったとすれば、差額の10%を得られるだけでなく、その企業がその後10年20年にわたって高成長を遂げれば、最終的にはその投資は200%や300%の利益になって返ってくるだろう。
結論
本当に素晴らしい企業を長期的に持ち続けることの威力を知りたければ、長者番付を見れば良い。
そこに乗っている人々の大半は投資家ではなく、Microsoftのビル・ゲイツ氏に代表されるように自分の会社の株式を持ち続けた起業家である。
それが本当に素晴らしい企業の株式を持ち続けることの威力である。
ここでは優れた投資家の相場観を報じているが、Berkshire Hathawayの話は普段ほとんど載せていなかった。グローバルマクロの投資家から見ればBerkshireはロングオンリーファンド(買い持ちしかしないファンド)であり、マクロの投資家から言わせればロングオンリーファンドがロングオンリーである理由は、マクロができないからである。
だがそれでもBerkshireは優れた個別株選択だけで素晴らしいパフォーマンスを上げた。それは彼らの活動時期が米国株の長期上げ相場と見事に一致したからである。
だが米国株の長期上げ相場は終わりを迎えようとしている。 マンガー氏はそのタイミングで亡くなった。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
あまり彼らの意見を取り上げてこなかった筆者ではあるが、一時代の終わりを感じる。これからは別のタイプの投資家が活躍するだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42303
2023/12/09 (Sat) 19:23:43
なぜ初心者は高配当株から始めるべき?上級者を目指す第一歩を投資顧問が解説
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/09
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https://kobito-kabu.com/rimawari-20231130/
2023/12/12 (Tue) 21:07:11
半導体に投資するなら最低限抑えよう!
つばめ投資顧問の 長期投資大学
2023/12/12
https://www.youtube.com/watch?v=L2ijIkjyqaI
2023/12/16 (Sat) 18:52:30
つばめ投資顧問 _ あなたは知ってる?為替を動かす「本当の力」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830412
つばめ投資顧問の長期投資大学
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https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
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つばめ投資顧問の長期投資大学
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つばめ投資顧問 _ 良いところがない中国経済、日本や米国の株価への影響は?
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ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
ドル円は天井をつけたのか/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=eO-fRBQO3VY
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
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円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
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「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
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ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
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各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
FX(外国為替証拠金取引)が1京円突破! 日銀は介入で巨額利益
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髙橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
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日本円を借りてドルを買っていた円キャリートレードの巻き戻しが始まった
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これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
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ペトロダラーの仕組み
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829944
ペトロダラーシステム
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/822.html
ドルが基軸通貨ではなくなる
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人民元決済が拡大!中国が目論む米ドル基軸体制打破
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111332
米ドル凋落の始まりか。ユーロが首位 10月の国際決済通貨シェア 2020年12月7日
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1213.html
ドルが下落したらアメリカは終わり
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1074.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
2023/12/22 (Fri) 21:44:25
レイ・ダリオ氏、投資にグローバルマクロ戦略が必要な理由を語る
2023年12月22日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がFinimizeのインタビューで、普通の株式投資家からグローバルマクロ戦略のヘッジファンドマネージャーとなった理由と経緯について語っている。
グローバルマクロ戦略
ダリオ氏は世界中の株式、債券、為替、コモディティなどあらゆる銘柄に投資し、レバレッジをかけ買いも空売りもやるというグローバルマクロ戦略のファンドマネージャーとして現役もっとも有名な人物である。
このグローバルマクロ戦略はジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドが始めたものである。ソロス氏は自著『ソロスの錬金術』でその戦略について丁寧に説明している。
だがダリオ氏は最初からグローバルマクロの投資家だったわけではない。あらゆる資産クラスに関する知識が求められるグローバルマクロ戦略を最初から出来る人などいない。
だから誰でも何らかの資産クラスから始めなければならない。ダリオ氏が最初に投資したのは株式だったそうだ。彼は最初の投資経験について次のように述べている。
12歳の時だった。
ゴルフのキャディーをして、バッグ1つにつき6ドルを得た。バッグを2つ持って12ドルで、50ドル貯まる度に株式市場に投資した。
最初に買った株は当時わたしが知っていた唯一の銘柄で、株価は5ドルより低かった。たくさん買って値上がりすれば大儲けできると思った。
勿論それは馬鹿げた戦略なのだが、当時のわたしはそれを理解していなかった。
誰でも何も知らないところから始める。12歳のダリオ氏はその後大学に行き、そしてウォール街で働き始めた。最初のキャリアではコモディティを担当していたらしい。その辺りのことは以下の記事で報じている。
レイ・ダリオ氏、上司を殴って会社を辞めた時のことを語る
株式の買い持ちだけでは勝てない時
様々な資産クラスを見るなかで、ダリオ氏は株式市場を予想するためにも他の市場の知識が必要だということに気付くようになる。
多くの個人投資家は単に株式を買い持ちにするだけだろうが、例えばそれは株式全体が長期的に下がる相場では長期的に損失を出すトレードとなってしまう。
例えばダリオ氏は次のように言っている。
1966年から1984年まで米国株の実質リターンはマイナスだった。
1966年(の下げ相場)が1970年の景気後退を引き起こし、それによってアメリカ政府がドル紙幣とゴールドの交換の約束を反故にしなければならなくなった。通貨の減価だ。
それが1970年代の経済状況の原因となった。資産価格は下がり、1973年から1974年の下落相場やオイルショックなどが起こった。
これは1966年から始まり、1970年から1980年にかけてピークを迎えたアメリカのインフレ相場のことである。詳しくは以下の記事で説明しているが、物価の高騰と厳しい利上げによって米国株は実質的にほとんど3分の1の価値になった。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
株価を動かすマクロ要因
当たり前だが物価高騰には原油価格の上昇など様々な要因が絡んでいた。株式会社の業績だけではなく、コモディティなど様々な市場や為替要因、インフレ率やGDPなどマクロ経済の状況を考えなければ当時のインフレ相場を生き抜くことは出来なかった。
ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創業したジム・ロジャーズ氏は、著名投資家のインタビュー集『マーケットの魔術師』のなかで次のように言っている。
インドネシアのパーム油がどうなっているかを知らずにアメリカの製鉄株にどうやって投資できるだろうか?
ダリオ氏はこう続けている。
そのときわたしは株価にとってマクロが非常に大きな意味を持つことに気づいた。マクロ要因を理解することが必要だった。
それで株をいつでも買い持ちにするのではなく、空売りもする必要があると学んだ。それがマクロの投資家になった理由だ。マクロの要因がすべてを動かすからだ。
個人投資家には空売りを危険だと思う人が多いかもしれない。だがグローバルマクロの投資家から言わせれば、空売りをしない方が危険である。下げ相場でも勝てる投資家にとっては、買いオンリーという下げ相場でほぼ確実に負ける戦略を取ることは考えられない。長期の下落相場を買い持ちにすることはほとんど死を意味する。
ダリオ氏が言っているのはそういうことである。そして今の投資家にとっての問題は、1970年代の米国株の推移が実証したように、インフレ相場での株式のパフォーマンスは非常に悪いということである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
NISA界隈の人々が株式はインフレに強いと言っているのを目にするが事実に反する完全な出鱈目である。1970年代の相場も勉強したことがないのだろう。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
2023/12/26 (Tue) 22:13:46
投資家が描くメインシナリオと長期投資家の 「必勝ワザ」
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/26
https://www.youtube.com/watch?v=_eYZ3Nkw-ts
2024/01/02 (Tue) 18:49:37
高配当株投資はカンタン? やり方を学べば怖くない
つばめ投資顧問の長期投資大学
2024/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=PxOT7vx-ugU
2024/01/10 (Wed) 05:00:04
日銀が新NISAに合わせて株を売却していたことが発覚
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834491
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24577
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
日本政府、金融緩和終了に言及 連続利上げなら日経平均は暴落へ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32865
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人ど
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
米国株相場予想、株価が長期的に上がり続けることは有り得ない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42784
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
https://www.globalmaあcroresearch.org/jp/archives/41359
ロジャーズ氏: バブルの頂点で買い始めるのは個人投資家だけではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43232
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
2024年、株式市場が嵐に見舞われる可能性/ 実践!エリオット波動 有川和幸さん
収録日:2024年1月8日
https://www.youtube.com/watch?v=kk4vI5Bt3jA
▲△▽▼
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27807
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14074282
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32797
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36355
何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052708
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
髙橋洋一 銀行が最高益!日銀と組んでズルい方法で金儲けの仕組みをバラします
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16832535
黒田日銀総裁のスゴイ所は「平気でウソをつく」ところ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009730
日銀新総裁の植田和男東大名誉教授は平凡なマクロ経済学者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087383
日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/38378
2024/01/20 (Sat) 07:07:28
ガンドラック氏: 金融雑誌のドル買い煽りは驚くほど的確な逆指標
2024年1月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43523
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が自社ウェブキャストで金融系の雑誌のドル買い煽りを皮肉っている。
コロナ後のドル上昇
アメリカでコロナ後に行われた現金給付によって物価が高騰し、結果として金利が上がったのでドルも上昇したことはまだ読者の記憶に新しいだろう。
このことは逆説的に聞こえるかもしれない。何故ドル紙幣をばら撒いたらドル紙幣の価値が上がるのか。だがやはり為替市場は短期的には金利に左右されるので、ドルの金利が上がる以上はドルも上がるのである。
そしてコロナ後のドル高が勢いに乗っていた2022年、ドル相場を取り上げた2つの雑誌がある。BARRON’SとBloomberg Businessweekである。
ガンドラック氏は2022年10月10日のBARRON’Sの表紙と、10月3日のBloomberg Businessweekの表紙を取り上げている。
BARRON’Sの表紙には「力強いドル紙幣」と書かれている。もう一方のBloombergの表紙にはドルマーク($)が大きく書かれ、その上下に「止められない」「止まらない」と書かれている。
そして2022年10月にドル相場では何が起こったか? ドル円のチャートを掲載しよう。
ガンドラック氏はこう述べている。
ほとんど冗談だが、Bloomberg Businessweekの表紙には「Fed(連邦準備制度)はドルを暴れまわる鉄球に変えてしまった、そしてそれが止まる気配はない」と書かれている。
だがそれはまさにドル指数が天井を付けた週だった。
非常に優秀な金融雑誌
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金融系の雑誌の表紙のタイミング予想はほとんど常に完璧に間違っている。
これはアメリカの雑誌に限った話ではない。日本でもドルへの投資が少し前に流行ったはずだ。そして人々がドルに注目し始めたのがどういうタイミングだったか思い出してほしい。
何故こうなるのか。筆者は必ずしもこうした雑誌の編集者の予想が下手なのだとは思っていない。
何故ならば、彼らは別に予想をしているわけではないからだ。彼らの仕事は雑誌を売ることであり、予想を当てることではない。
そして投資の話でどのような話題を載せれば雑誌が売れるかを考えてみれば、何故こうなるのかが分かる。一般の読者が簡単に釣られそうな話題と言えば、「この銘柄は上がっている、乗り遅れるな」だろう。
だが世界最大のヘッジファンドを創業したレイ・ダリオ氏は、投資における最大の間違いについてこう語っていた。
レイ・ダリオ氏、投資で最悪の間違いは何かを語る
これまで良いパフォーマンスを出している投資を、割高だと考えずに良い投資だと思いこむこと。
それは米国株への根拠のない盲信にも同じことが言える。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だからこういう話に釣られる人に、間違っても「この銘柄は物凄く下がっている、だから買いだ」と言ってはならない。彼らは絶対に手を出さないだろう。
だがプロの投資家は安く買って高く売ることを生業としている。だから彼らの興味を引く話題とダリオ氏の意見は当然に真逆になるのである。
ガンドラック氏は個人投資家にこう助言している。
雑誌の表紙に注目することだ。驚くほど優秀な投資判断の基準になってくれるだろう。
彼らも完璧ではない。だがわたしの投資予想よりも優秀かもしれない。私の予想は70%の確率で当たる。人はわたしの予想のここが間違った云々と言うが、その通りだ。わたしの予想は30%の確率で間違う。
だがこうした雑誌はそれよりも当たるのではないか。こうした雑誌は80%以上の確率で間違うので、表紙には注目しておくべきだ。
個人投資家は金融市場における「人気」と「割高」の間に差があるのかどうかについてよく考えるべきである。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43523
2024/01/28 (Sun) 18:38:00
ガンドラック氏: インド株は30年前の中国株と同じ状況、買って放置しておけ
2024年1月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、自社主催の座談会で新興国株式、特にインド株について語っている。
米国株の長期上昇トレンド
米国株は過去40年間素晴らしいリターンを上げてきた。それは長期の上げ相場だった。
その上げ相場は1980年に始まった。何故ならば、1970年代のインフレ相場の後、長期的に上昇していた金利が1980年に遂にピークに達し、金利はそこから下落したからである。
その後40年に渡ってアメリカの金利は長期的に下がり続け、米国株を支え続けた。一方で日本ではバブル崩壊後に金利がゼロに達し、それ以上金利低下が得られなかったために株式市場は30年近く停滞した。
このように、金利の上下は株式市場に大きな影響を持っている。そして問題は、インフレによってアメリカでも金利の低下が終わり、むしろ金利を上げなければならなくなったことである。
そのような状況にある米国株について、ガンドラック氏は次のように述べている。
米国株は長らく他の国の株式、特に新興国株式よりも良いパフォーマンスを発揮してきた。それは長いトレンドだった。だがそのトレンドは壊れたようだ。
スタンレー・ドラッケンミラー氏も金利を理由に米国株の長期上昇トレンドは終わったと判断している。
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
逆に言えば、幸いなのはインフレがそれほど酷くなかったためにアメリカほどの利上げが必要ではなかった国々である。
アメリカでは莫大な現金給付によってインフレ率は2%程度から9%まで上がった。だがそれほどのばら撒きを行わなかったためにインフレがそれほど酷くない国もある。
また、アメリカでは金利上昇は莫大な政府債務への利払いが増加することを意味するが、政府債務が少ない国では利上げの悪影響も小さい。
何処の国に投資するべきか
だからガンドラック氏はアメリカ以外の国の株式を推している。だが具体的にどの国が良いのか。ガンドラック氏は次のように続けている。
これは毎年言っていることだが、現在はこれまで以上に確信している。
孫の大学の教育費のような長期的の話ならば、インド株式ETFを買ってただ放置しておけ。
最近、著名投資家の中でインド株が話題である。Bridgewaterのレイ・ダリオ氏もインド株を推奨していた。
レイ・ダリオ氏: インドにもっと投資できれば良いのだが
何故か。ガンドラック氏は次のように説明している。
インド株は上がる。10倍になる。インドは30年、35年前の中国とまったく同じ状況にある。
30年前、中国は地方から都市部への人口流入によって労働力が急増し、それに対応するために変化が起こらなければならなかった。それが今のインドの状況だ。
結論
多くの個人投資家が、ただ買って放置しておけば儲かると思って米国株をつみたてNISAに詰め込んでいる。だがプロの視点から見れば、現在は米国株を証券口座に詰め込むタイミングとしては最悪である。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
だがガンドラック氏から彼らに朗報がある。ガンドラック氏は次のように言っている。
インド株だけがわたしの今のお気に入りだ。株価の動きを見ることさえない。何ヶ月も気にしていない。これは長期のシナリオだからだ。
ガンドラック氏によれば、インド株はただ買って何十年も放置できる銘柄だそうだ。
金利を理由に米国株に見切りをつけている著名投資家は多く、彼らは米国株の代わりを探している。ジョン・ポールソン氏はギリシャ株を推していた。
ポールソン氏: 奇跡の復活を遂げたギリシャ株はまだまだ上がり続ける
だがここに個人投資家にとっての問題がある。過去40年の米国株のようなパフォーマンスが欲しければ、過去40年の金利低下によって株価が上がったがその株高の原因がもはやなくなっている米国株を選ぶのではなく、過去40年の米国株と同じようなパフォーマンスに今後40年なるような国を自分で選ばなければならないということである。
結局、将来を予想できなければ投資で利益を得ることはできない。それだけの話なのである。それだけの話が分かる人間だけが利益を得、そうでない人間は損をするだろう。簡単な話ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
2024/01/29 (Mon) 16:03:56
日本株上昇で逆張りする日本人は負けて退場する
2024.01.29
https://www.thutmosev.com/archives/32908.html
バブルから最近までの日経平均。「大きな流れ」に逆らう投資は無理
https://news.yahoo.co.jp/articles/706ca994ed2ac61fce5beb193e1d380bfe4d5b8d 【図解】「最高値更新」の声=今年の日経平均、新NISAも期待―大手証券トップ(時事通信) – Yahoo!ニュース
日本人個人投資家は大敗する
今日本の株価は上昇相場に乗っていて日経平均は史上最高値の3万8000円越えを伺い、いつ超えるのかが注目されている
だがこんな局面でも下落に賭けてショートする人が大勢いて、それはなぜか日本人の個人投資家だと言われている
各社のニュースによると日経平均を押し上げているのは海外投資家と機関投資家で、1月第2週は海外が9557億円の買い越しで翌3週も3841億円と買い越しが続いている
一方国内個人投資家は1月第2週が1兆695億円の売り越しと約10年ぶりの高い売り越し額を記録し、第3週も1854億円の売り越しと6週連続売り越しになっている
外国人投資家が日本株を買って相場を押し上げているのに対し、国内の個人や年金は利益を確定させて大量の売り注文をだしている
海外投資家は2023年春から夏にかけて日本の各種指標が改善されたのを好感して買い始め、その流れは現在も持続していると見て良い
株価上昇時に売却や空売りで売り注文を出すのを逆張りと言い、さらなる上昇を期待して買い上がるのを順張りと言いますが昔から日本人は逆張りで外国人は順張りが多かった
逆張りは「下がったから上がる」のように反動を期待しているのに対し、順張りは「無限に上昇あるいは下落する」のを予想した投資手法です
逆張りは小さな反動狙いなのに対し順張りは巨大な利益を狙うもので、投資のスケール感がかなり違ってきます
非常に残念ながらこういう場合日本人の逆張りが通用した例が少なく、大半は外国人の順張りが勝って日本人投資家は破産していました
1995年と2011年の地震では日本人はともに「円高になったから反動で円安」とか「株価が下がったので反動で上がる」のように考えて円安株高に投資する人が多かった
外国人投資家やヘッジファンドなどは「無限に円高になる」「日本株は無限に安くなる」方に賭けて円高株安に投資したが、その結果は皆さんが知っている通りです
反動に賭ける日本人投資家は今回も破産するだろう
2011年の地震の後で円売りをしたり日本株に投資した人は、それが信用取引でレバレッジをかけていたら破産して無一文になった筈です
相場が大きく動き時は何かにぶつかって相場自体が破壊されるまで、上昇あるいは下落を続けるのが欧米では常識ですが日本人は反動で小さいお金を得ようとします
これは投資スケールの違いもあり、少額ですぐロスカットや追証になる投資をしている人は長期的な投資に耐えられないので、デイトレや短期間の取引をします
デイトレはその日のうちに決済するので長期的な相場の動きは関係なく、逆張りのほうが9割勝てるので効率が良いのです
ただし相場に大きな動きが無い時は9割勝てるが暴風雨のような大きな相場変動があったら「反動」なんかなく一気に2倍になったり半額まで突き進みます
逆張りの中でも最悪の物は上昇相場の途中で空売りしたり、逆に東日本大震災後のような下げ相場で信用買いする事で、100%負けると思います
では逆張りの逆をやって順張りすれば勝てるのかという事になるが、上昇相場の中でも大きく下げる局面があってその時に個人の順張りが破綻します
2009年頃のリーマンショックで1ドル124円から1ドル79円まで円高が進んだが、途中で10円くらい円安になる局面が何度もあり余裕がない投資家が全員振り落とされました
今は2012年から株とドル円の上昇(円安株高)が進んでいるが、途中何度も大きな株安や大きく円高方向に動いた事がありました
一般的に投資はプロでも生涯9割は負けると言われていて、プロの「負け」はインフレ率や株価指数の上昇率を下回る事が負けと言われている
数字としてはプラスになっても「自分の給料も出ない程度」だったり利益率がインフレ率を下回ったり、日経平均の伸び率を下回ったら投資する意味が無かった事になります
一般の個人投資家にとっては少しでもプラスで終えられたらいい方で、「負け」は多くの場合投資した全額を失ったり追証や借金を食らって破産するのを意味します
確かに個人投資家で資産を増やした人はいるものの個人が負ける時は「全てを失う」ことが多いので、リスクとリターンが釣り合っていません
資金を2倍や数倍にする”事がある”にしても負ける時に破産するのだったら、恐らく家庭や命も失うのでが失う方が巨大すぎます
https://www.thutmosev.com/archives/32908.html
2024/01/31 (Wed) 18:21:13
つばめ投資顧問 永守重信氏、経営の功罪【Nidec(旧・日本電産)】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16837833
2024/02/20 (Tue) 03:50:42
プット・オプション買いを使ったリスクヘッジ法
プット・オプションとは証券価格が一定以下まで下落した時に、基準となる水準以下の下落分をオプションの売り手が補填してくれるという金融商品である。
つまり、その株を買っている投資家は、プット・オプションを持っている限りその水準以下の下落を気にしなくて良くなる。その代わりオプションの保有者は保有期間に準じて保険料を支払い続ける。いわば株価の下落に対する保険のようなものである。
オプションは現物を持っていなくても単体でも買えるので、その場合は単に基準以下に下がった場合にその下落分が利益になる取引となる。
ジョージ・ソロス氏、米国株を買いに転換
2024年2月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/44563
さて、機関投資家の米国株買いポジションを開示するForm 13Fの季節である。まずはジョージ・ソロス氏が保有しドーン・フィッツパトリック氏が運用するSoros Fund Managementのポートフォリオから紹介する。
ソロス氏のトレーディング
まずはソロス氏のこれまでのトレードを振り返ろう。前回、9月末時点でのポートフォリオは、プット・オプションの買い(下落に賭ける取引)と国債の買いという、非常にリスクオフなものとなっていたことを以前報じている。
ジョージ・ソロス氏、米国株の空売りと米国債の買いで景気後退トレードか (2023/11/16)
今回のポートフォリオでもプット・オプションを使ったトレードは継続されているが、まずはプット・オプションの意味から説明しよう。
プット・オプションとは証券価格が一定以下まで下落した時に、基準となる水準以下の下落分をオプションの売り手が補填してくれるという金融商品である。
つまり、その株を買っている投資家は、プット・オプションを持っている限りその水準以下の下落を気にしなくて良くなる。その代わりオプションの保有者は保有期間に準じて保険料を支払い続ける。いわば株価の下落に対する保険のようなものである。
オプションは現物を持っていなくても単体でも買えるので、その場合は単に基準以下に下がった場合にその下落分が利益になる取引となる。前回までのソロス氏のトレードはそういうものだった。
ソロス氏のポートフォリオ
だが今回公開された12月末のポートフォリオではプット・オプションに現物の買いが追加されているので、前回のポートフォリオより多少ややこしくなっている。
具体的には次のようになっている。
Nasdaq 100 ETFのプット・オプション: 2.5億ドル分
Russell 2000 ETF: 2.4億ドル
上記のプット・オプション: 3.0億ドル分
S&P 500: 0.8億ドル
上記のプット・オプション: 1.6億ドル分
Russell 2000は米国の小型株指数である。Nasdaq 100にはETFそのものの買い持ちはないが、その代わりにAlphabetやAmazon.comなどの現物株の買いポジションが存在するので、それが代わりなのだろう。
Russell 2000とS&P 500にはETFそのものの買いが付いているが、いずれの場合もプット・オプションの金額の方が大きいので、ソロス氏が引き続き株式市場の下落を警戒しているのは間違いない。
だが去年の終盤から米国株が大きく上昇した結果、このポートフォリオの今の損益がどうなっているかと言えば、恐らくプラスになっているだろう。
何故ならば、オプションは損失が出る場合にも保険料の支払いだけで済む一方で、ETFの純粋な買い持ちからの利益はそのまま貰えるからである。
S&P 500の株価チャートは次のようになっている。
オプションの使い方
米国株は歴史的な割高水準にあるので、ソロス氏も下落の可能性を警戒している一方で、株価の上昇に賭けてもいる。
それはまさに、ソロス氏がこうしたポジションを組成していた去年終盤に筆者が推奨したトレードでもある。
米国株の下落に賭けるトレードが大安売りしている (2023/11/30)
この記事ではプット・オプションの保険料が非常に安い水準であったことを指摘した。その一方で筆者はNVIDIAやウランなど、筆者が推奨してから50%以上上昇した有望な個別銘柄を買い持ちにしてきた。
NVIDIA株、筆者の推奨記事後に66%上昇
COP28、世界の原子力発電3倍を目標、ウラン投資に追い風
プット・オプションによって株価下落リスクを実質的に打ち消しながら、保険料は買い持ち銘柄の上昇が十分に支払ってくれるという安全なトレードをしていたわけである。安全とはこういうトレードのことを言うのであって、盲目的な株式長期投資のことを言うのではない。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
結論
そしてプット・オプションは今なおかなり安い水準にある。オプションの保険料は株価の上下幅(の市場予想)に比例し、上下動の激しさを反映するボラティリティ指数は次のようにいまだに低水準をさまよっているからである。つまり、オプションの大安売りは続いている。
だが保険の重要性はますます上昇している。ここ数ヶ月の株価上昇は市場の利下げ期待を前提としてきた。だが最近の統計を見れば分かる通り、インフレは再燃しかかっており利下げどころか利上げの可能性を真剣に検討すべき段階に来ている。
サマーズ氏: 米国が利上げを再開する可能性
インフレ再加速で利下げどころか利上げ再開か、1月の米国CPI
利下げを夢見ていた株式市場が利上げを織り込まなければならなくなれば、株価は大幅な修正を余儀なくされるだろう。
もう一度言っておくが、プット・オプションを買うべきである。筆者のように大きく上昇する銘柄を選択できている投資家にとっては、プット・オプションで多少大きなポジションを持っても保険料は買い持ち銘柄の上昇分が支払ってくれるだろう。
米国株の足場がどれだけぐらついているかを考えれば、単に保険というだけでなく、むしろ株価が下落した場合にプット・オプションによって十分な利益が出るほどの規模のポジションを組成すべきである。一応警告はしておいた。
ガンドラック氏: 現在の株式市場はドットコムバブル崩壊前のよう
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/44563
2024/03/05 (Tue) 18:38:10
髙橋洋一チャンネル NISAとiDECOはどっちが良いのか?
2024/03/05
https://www.youtube.com/watch?v=9v7wenm7WRc
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
▲△▽▼
iDeCo(イデコ)を絶対にやってはならない理由
今年、アメリカのヘッジファンドマネージャーたちが話している第一の話題は財政赤字と政府債務だ。何故ならば、インフレのために中央銀行が国債の買い入れを出来なくなった状態で国債を大量発行しなければならなくなりそうだからである。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
政府にお金がなくなった理由の1つは、実質的にネズミ講であるところの年金制度のせいである。しかも自分が払った年金を自分で受け取る制度であれば何の問題もなかったものを、今の高齢世代が現役時代に支払ったお金は何処かに消えてなくなっている。
それは過去の高齢世代のために支払ったからである。そしてその世代はそれよりも更に前の世代のために支払ったわけだが、では最初の世代が支払った年金は何処に消えたのか?
政治家にお金を預けるとはそういうことだ。それはiDeCo(イデコ)を絶対にやってはならない理由でもある。NISAはまだ使いようによっては辛うじて利用可能だが、iDeCoは完全なトラップである。
iDeCoこそ自分で積み立てる年金ではないのか? iDeCoでは積み立てた資金は歳を取るまで取り出せないが、取り出す時には税金がかかる。その時の日本の税率が今よりも良いと考えるのは完全に間違った希望的観測である。iDeCoは絶対にやってはならない。政治家にお金を預けてはならない。政治家は見かけ上の減税制度によって増税を可能にする生き物なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45053
2024/03/06 (Wed) 16:37:27
米国市場はカジノ的!?最新「バフェットからの手紙」を読む
つばめ投資顧問の長期投資大学
2024/03/05
https://www.youtube.com/watch?v=8lrTmk09zxI
2024/03/21 (Thu) 22:59:11
ドラッケンミラー氏: 今利益の出ている会社の株を買うな
2024年3月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46187
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用したことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏が、投資を行なうべきタイミングについてHow Leaders Leadのインタビューで語っている。
何にいつ投資すべきか
ドラッケンミラー氏のインタビューを引き続き紹介しているが、今回の話題は売買のタイミングである。
ドラッケンミラー氏は化学株を例に出して次のように語っている。
化学株を買うべきタイミングはいつか? ウォール街の常識ではその企業が大きな利益を出している時に買うべきだということになる。
だがそれは化学株を買うべきタイミングではない。何故ならば、大きな利益が出ている時には化学企業は資本を使って生産能力を拡大し、3年か4年後には供給が過剰になって損失を出しているからだ。
多くの産業にはサイクルがある。好景気の中には後の不景気に繋がる種があり、不景気の中には後の好景気に繋がる種がある。
例えば半導体などもそうだが、化学産業は非常に経済サイクルに左右されやすい産業である。景気によって需要が大きく左右される産業では、生産能力の調整が問題となる。何故ならば、需要が急に減ったり増えたりしても、生産能力は需要ほど急激には増減させられないからだ。
急に需要が増えたからと言って、設備投資は数日で済ませられるものではない。逆に急に需要が減っても作ってしまった設備は何年も使えるものなので、需要が減っている中で市場に製品があふれ価格が下がるということになってしまう。
サイクルがあることは化学企業にも分かっているのだが、サイクルを読むことは容易ではない。だから基本的には企業は好景気の時に設備投資を増やし、不景気の時に設備投資を減らす。
結果的に好景気は設備投資を呼んでその後の供給過剰の原因となってしまう。特に、それがたまたま景気後退と重なってしまった時は悲惨である。
ドラッケンミラー氏が言っているのはそういうことである。彼は数年後の供給過剰が予想される好景気に化学株を買うべきではないと言っている。
だが彼はこう続けている。
では化学企業が損失を出している時はどうか? 企業は生産能力を拡大するのを止めるので、3年か4年後には供給が落ち込んで利益率が大きく上がっているだろう。
結論
ドラッケンミラー氏が言っているのは、単に利益を出ている株を避けよということではない。「今利益が出ている」ことを理由に投資してはいけないということである。
ドラッケンミラー氏はこう纏めている。
投資家は常に18ヶ月から24ヶ月後に世界が今と比べてどうなっているかを想像しなければならない。
あらゆる投資にはサイクルがある。化学株には数年のサイクルがあり、株式市場全体には9年の上げ相場と1年の下げ相場という10年程度のサイクル(ドットコムバブル、リーマンショック、コロナショック)があり、更に金融市場全体には40年から50年のインフレとデフレのサイクルがある。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
どのような方法で投資をしても、投資家はサイクルから逃げられない。短期投資すれば短期のサイクルに、長期投資すれば長期のサイクルに左右される。どれほど長期で投資をしてもそこにはサイクルが存在するからである。
だから自分の投資をしているタイムフレームと、 そのタイムフレームに合ったサイクルを考え、自分の投資のタイムフレームと、そのサイクルにおけるタイミングが果たして合っているのかを考える必要があるのである。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46187
2024/03/28 (Thu) 20:37:58
ドラッケンミラー氏: 経済を誰よりも先読みして予想する方法
2024年3月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、How Leaders Leadのインタビューで経済を予想する方法について語っている。
経済を予想する方法
経済を予想するのは簡単なことではない。例えばFed(連邦準備制度)のパウエル議長はアメリカで物価が高騰していた2021年、インフレは一時的だと根拠なく予想して後から撤回を余儀なくされた。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
だがソロス氏やドラッケンミラー氏のようなグローバルマクロ戦略のヘッジファンドでは、経済全体を予想しその方向にお金を賭けることが仕事である。そして事実、彼らはリーマンショックを含む多くの経済危機を事前に予想してきた。
ではドラッケンミラー氏はどうやって経済を予想しているのか。彼は次のように述べている。
わたしが経済をマクロ分析する時には常に、経済の博士号を持っている人々が見るような失業率のような経済統計ではなく、個々の業界を見るようにしている。
マクロを予想するためにむしろミクロを見るということである。彼は次のように続ける。
住宅市場やトラック輸送のような先行指標や、小売業のようなリアルタイムの動向に関して経営者や経営者より1つ下のレベルの人々と話し、こうした業界が好景気だということが分かれば、経済は恐らくこれから強く好調になってゆくと分かる。
逆も同じだ。住宅やトラック輸送などの業界の調子が悪ければ、経済全体もあまり良い方向には行かないだろう。
先行指標と遅行指標
マクロ経済分析において一番重要なことは、経済指標には先行指標と遅行指標があるということである。
コロナ後に一番最初に上がったのが株価や金相場であったように、例えば金融市場は経済が好転する時には一番最初に反応する指標である。
ただ面白いことに、金融市場は経済下降時にはむしろ遅行指標となることが多い。リーマンショックの時に住宅価格が下がり始めてから株価が下落するまでにタイムラグがあったことを思い出したい。以下の記事で説明している。
リーマンショック時における米国株、政策金利、住宅価格の推移
例えばこのリーマンショックの例で言えば、住宅価格を見ていれば株価暴落を予想できたわけである。
あるいは2018年の世界同時株安で言えば、米国株より先に下落したのは新興国市場だった。当時の記事に以下のように書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
当時、新興国の株式は既に暴落していたが、アメリカなど先進国の株価だけが堅調を保っていた。
筆者はそれを株価下落の先行指標だと指摘し続けていた。そしてS&P 500の下落開始直前には、世界市場への最後のとどめとして米国の小型株指数の下落が始まったのである。以下の記事で事前に報じている。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
そしてその数日後、S&P 500の下落が始まったのである。
先行指標を見つけること
このように、市場や経済で何かが起きる時にはほとんど常に先行指標が警告してくれている。だから投資家は先行指標を見つける必要がある。
リーマンショック前でさえも、多くの人が経済には何も問題はないと考えていた。2018年にパウエル議長の金融引き締めで株価が下落した時も、筆者が警告を続けた一方、パウエル氏はこうした先行指標を無視した。
12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答 (2018/12/20)
多くの人がGDPなどのデータを見て、経済は問題ないと言う。だが例えばGDPは遅行指標なのである。GDPが落ち込んでいる時にはそれは既に景気後退になっているということであり、景気後退になってから景気後退になるかどうか考えても遅いのである。
だから多くの人が経済は順調だと思っている時に、投資家は先行指標を見て景気減速の兆候を見つけなければならない。逆に多くの人が悲観している時には、経済が好転する兆候が先行指標に現れていないかどうかを確認しなければならない。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
すべてがバラ色に見えるなら、それは既に株価に織り込まれているはずだ。
だから当たり前に見えることのうち何が間違っているのかということを常に考えなければならない。
結論
ドラッケンミラー氏は経済と金融市場のタイムラグを次のように指摘する。
株式市場が底値から上昇を開始するタイミングがほとんど常に景気が後退し企業利益が酷い状態の時だというのは偶然ではない。
そして株式市場の天井はいつも消費者の消費意欲が高いときで、低いときではない。
一番状況が悪い時が買いのタイミングで、一番状況が良い時が売りのタイミングである。
一番典型的なのはコロナショックの時だろうか。コロナが始まった2020年の始め、株価はまず暴落したが、そこから上昇に転じたのは感染者数が一番多かった時だった。
だから当時、筆者はコロナ第1波におけるアメリカとヨーロッパの感染者数の推移を報じ続け、それが増加から減少に転じるタイミングを毎日考えていた。
新型コロナ株安動向予想: 流行減速で株式市場は上昇する (2020/3/18)
2020年のコロナ相場はまさに、状況が一番悪い時が株価反転の瞬間であるという典型例である。第1波の感染者数のピークと株価の底値はほぼ一致していた。
だから株価が暴落している時にはいつ上昇に転じるのかを考えなければならないし、株価が上昇している時にはいつ下落に転じるのかを考えなければならない。
転換点は滅多に来ない。 だがそれは転換点を考えなくて良い理由にはならない。
ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
良い方向にせよ悪い方向にせよ経済がこれからどう変わるのかが分からなければ、投資家は変化に翻弄されるだけだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
2024/03/28 (Thu) 20:41:20
ドラッケンミラー氏: 投資する時にはその銘柄を分析する前に投資しろ
2024年3月26日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用したことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏がHow Leaders Leadのインタビューでポジションの始め方について語っている。
投資銘柄の分析
投資家が投資をする時、その人はまず何かの銘柄を見つける。米国株でも日本株でも良いし、NVIDIAでもトヨタでも何でも構わない。
きっかけは何かのニュース記事だったり、日常で見つけた売れ筋の商品だったりするだろう。しかしその銘柄を見つけた段階では、その銘柄の売上高も利益も知らないことが多い。
投資家はそこから銘柄の分析を始めるわけだが、何処まで詳しく分析すれば買っても良いのか。
ドラッケンミラー氏ほどの専門家であれば、入念な分析をしてから投資に踏み切るのか。しかしドラッケンミラー氏の答えはむしろ真逆である。彼は買ってから分析しろと言う。
十分に考える前に買っても良いのか。ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
これはソロス氏の受け売りだったと思う。わたしも元々そうしていたが。ソロス氏は「投資してから分析しろ」とよく言っていた。
買ってから分析する理由
何故分析を終える前に買ってしまうべきだとドラッケンミラー氏は言うのか。
1つの理由は、実際にポジションを取り始めると考えざるを得なくなるからである。これは実際に資金を賭けないデモトレードでは勉強にならない理由でもある。
実際に自分のお金がかかっているという感覚が投資家にとって重要なのである。買った銘柄が下落すればその理由を嫌でも考えざるを得ない。
だから筆者も投資初心者にはデモトレードではなく、少額でも良いから先ず始めてみることを奨めている。
また、ドラッケンミラー氏が言うには、「買った後に分析する」戦略は現代においてはより有効だという。
ドラッケンミラー氏は以下のように説明している。
それは現代では一層正しいと言える。何故ならば、わたしが金融業界に入った1975年には、わたしの大学からウォール街に就職したのはたった2人だった。
だが2000年までにはアイビーリーグの優秀な学生はほとんど金融業界に就職するようになっていた。
ソロス氏がドラッケンミラー氏に「買ってから分析する」戦略について語ったのは何十年も前の話だが、当時は金融業界は人気の職種ではなかった。
だが今では多くの人材が金融業に流れ込んでいる。そしてドラッケンミラー氏は次のように続ける。
だから市場では競争が激しくなり、情報戦も激しくなった。インターネットもあり、情報はすぐに広まる。
だから良いアイデアを思いついてから長々と2、3週間も分析していたら、多くの場合はその間に株価が動いてしまうだろう。
それでその銘柄を買えなくなる。株価が100ドルの時に見つけていたのに、150ドルになっていたらどうだろう。
中央銀行の政策決定会合やCPI統計、雇用統計などのデータは、今やアルゴリズム投資のお陰で発表から数ミリ秒で織り込まれる。そうした機械による分析は雑なものに過ぎないが、そこから数時間から数日もすれば多くの優秀な投資家が分析を終え、その結果が株価に反映されるだろう。
だから早く分析して投資をしなければ、良い情報はすぐ織り込まれて株価が上がってしまうのである。
結論
よってドラッケンミラー氏は次のように結論している。
だから何か良いアイデアを思いついた時には、わたしならまず買う。そして分析する。分析が終わり、自分が間違っていたと結論した場合にはその時にその銘柄を売るだろう。
その理由は、現代では情報が非常に早く広まり、株価に織り込まれてしまうからだ。
とはいえ、甘い考えで投資をして損をすることもあるだろう。ドラッケンミラー氏が言う「分析の前に投資する」というのは、とりあえずポジションを持ってみる程度の意味である。つまり、そのポジションの規模は大きくない。
ドラッケンミラー氏はポジションの規模に緩急をつけることの大切さについても以下の記事で語っている。そちらも参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
2024/03/31 (Sun) 22:10:38
景気後退になれば株価は必ず下落するのか?
2024年3月31日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46732
ここでは景気の良い時も景気の悪い時もGDP統計やインフレ統計や雇用統計などの経済データを紹介し、実体経済の先行きがどうなるかを考察している。
それは株価と景気が密接な関係にあるからだが、今日はその話をしたい。
景気後退ならば必ず株価下落か?
筆者はほとんど常に景気後退を気にしている。GDPが好調な時でも小売店売上やクレジットカードの返済遅延率に景気減速の兆候があれば、それがより主要な指標に広がり経済全体が景気後退に陥るかどうかを考える。
それは景気後退が株価に影響を及ぼすからである。だが景気後退になれば株価は必ず下落するのだろうか? それを考えるには過去の景気後退の時期における株価の推移を考えてみれば良いだろう。
ということで、米国株の歴史を遡りながら景気後退の時期を順に辿ってゆきたい。
2020年コロナショック
米国経済が最近景気後退に陥ったのは2020年のコロナショックである。以下は米国株(S&P 500は古いチャートが載せられなかったので今回はNASDAQで代用している)のチャートで、灰色部分が景気後退である。
コロナショックは株価の下落速度も、状況が起こってから景気後退になるまでの速度も極めて早い相場だったと言える。
だが当時の相場をトレードしていた感覚では、世界中に広がりつつあったコロナを株式市場はなかなか織り込まなかった。世界各国に感染者が確認されてから2週間ほどは株高が続いていた。筆者は航空株など明らかに影響を受ける銘柄を空売りしていたが、結局は株式市場全体が下落することとなった。
2008年リーマンショック
逆に景気後退よりも早く株価が下落を開始したのが2008年のリーマンショックである。
株価の天井は2007年11月である。景気後退は2008年第1四半期だが、第1四半期のGDPデータは4月末に公開されるので、減速がはっきりする半年前には下落が始まったということになる。
だがジョージ・ソロス氏は2007年春にはリーマンショックを予想していたようだ。リーマンショック前に書かれた著書『ソロスは警告する』でソロス氏は次のように書いている。
2007年春、ついに終わりのはじまりがやって来る。住宅ローン大手のニュー・センチュリー・ファイナンシャル社が、サブプライム問題が原因で倒産したのだ。
そこから先は、私のバブルのモデルでいう「黄昏の期間」である。住宅価格が下がりはじめているにもかかわらず、ゲームの終了が読み取れない参加者が、まだ大勢残っている段階だ。
そもそもソロス氏は2006年には住宅バブルの危険性を指摘していた。バブル崩壊が近づいたと感じたのが2007年春ということになるが、株価はそこから半年上がり続けた。
そして株価のピークから更に半年経って経済の様子がはっきりしてきたということになる。
2000年ドットコムバブル崩壊
次は2000年のドットコムバブル崩壊である。
この例ではリーマンショックとは違い、実体経済の不調を予期して株価が下がったというよりは、株式市場の下落が実体経済に影響を与えた。
この暴落は2000年前半頃までは上昇相場における一時的な調整だと考えられていた節がある。以下の記事でスタンレー・ドラッケンミラー氏が、当時下落したと思った株価が再び反発していた驚いた様子を伝えている。
ドラッケンミラー氏、ドットコムバブル崩壊で大損してクォンタム・ファンドを辞める羽目になった時のことを語る
だから人々が慌て始めたのは2000年後半からであり、中央銀行は年末に利下げを開始しているが、結局は2001年前半に景気後退となっている。
1990年オイルショック
景気後退は見事にほぼ10年間隔で起きているが、次は1990年のイラクによるクウェート侵攻を発端とするオイルショックである。
シェールオイル技術の発展によって今でこそ米国は世界有数の産油国だが、当時の原油相場はOPECに支配されていた。
中東危機によって原油価格は高騰し、アメリカなどの当時の原油輸入国はエネルギー価格高騰の影響を受けたわけである。
株式市場の下落開始はイラクのサダム・フセイン大統領がクウェートを非難した1990年7月17日である。クウェート侵攻は8月2日だった。
景気後退の開始は1990年第3四半期と株価の下落と同期間なので、このケースもコロナショックと同様の急展開である。当時の原油価格の急騰を見れば、状況が素早く発展していったことが分かる。
この辺りにしておこう。更に続けて過去50年分遡ってみたが、アメリカ経済が景気後退になって米国株が大きな下落を伴っていない期間はない。
景気後退と株価下落の前後関係については様々である。コロナショックや1990年オイルショックのように株価と経済がほぼ同時で沈んだケースもあれば、リーマンショックのように株式市場が景気後退を半年ほど先読みしたケースもあれば、ドットコムバブルのように株価の下落が景気後退の原因となったケースもある。
だが景気後退になって株価が下落しなかった事例は存在しなかった。
結論
景気後退は滅多に来るものではない。 10年に1回か2回程度のものである。
だがそれが来る時には株価も大きく下落するので、常に経済に目を向け、クレジットカード返済遅延率などGDPよりも先に下落する先行指標を監視することで景気後退が近づいているかどうかを考えておく必要があるのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46732
2024/04/06 (Sat) 14:03:20
投資の勝敗は「大恐慌で買えるか」で決まる
2024.04.06
https://www.thutmosev.com/archives/78564192mmm.html
1929年の大恐慌でも底値で買って大富豪になった人が大勢いた
e4fe7add7fc5fab9ce09568f05e8b642dd4c33a91c0f5e4058726dfac4dc9350
成功者は大恐慌で買う
世界的に有名な投資家や投資で大富豪になった人には共通のパターンがあり、好景気で株価が上昇している時はおとなしく、不況や大恐慌の時に「当たり」を引き当てる
最近の不況は2009年頃のリーマンショックと2020年の新型コロナショックだったが、こういう時に株を買った人が後に財を成しています
不況のの後の好景気で株価が値上がりする局面になると、はっきり言えば誰がどう買っても儲かった筈です
もしあらゆる株価が上昇していた期間で自分は損をしたという人は、投資をやめて真面目に働いた方が良いと思います
好景気の投資ではそんなに差は出ないものですが、不況下ではその投資の実力や才能がはっきりと現れる
資産5兆円の投資家Wバフェットはリーマンショックで「アメリカ株は買いだ」と言い、2011年の東日本大震災で「日本株が買いだ」と言っていました
これらの発言を聞いてバフェットが不謹慎だと思った人には、やはり投資の才能がないとしか言いようがない
バフェットは常々「株は肉と同じで、安ければ買う」と言っていて、リーマンショックや3.11でもそれを実行しJR東日本を買収しようとしていた
東日本大震災と超円高で日本株が割安になり、中でも最も割安に映ったのがJR東日本だったようで、同規模のBNSF鉄道を買収して利益を挙げました
1929年の大恐慌でも底値で買って巨万の富を築いた投資家が居て、この投資法は数百年前からずっと行われています
大恐慌で買う投資家は好況時にはそれほど目立たないが、いつか不況になるのを見越して好況時には資産を温存します
不況で割安になった時だけ買うハイエナ投資家も存在し、ハイエナは評判が悪いが自分で牛を倒すより倒れた牛を食べる方が合理的です
含み損があると世の中すべてが「敵」に見えてくる
定期的にビットコインのような仮想通貨が大暴落して投資家が破産したり、様々な投資で大損する人たちがいます
冷静に考えれば損失が出たら損切りすればいいだけの話で、破産するまで入れ込むのは合理的な行動ではありません
投資経験が長い人は誰でも「理性を無くす瞬間」に直面したことがあり、ある人は「冷静な人は投資なんかしない」と言い、別な人は「投資をすると頭が空っぽになる」と言いました
投資で自分の金がかかると利益が出たら天に昇るような気分になり、少し損をするとこの世の終わりのように感じます
投資は1回の掛け金が無制限なので、パチンコや競馬の何十倍も気分が高揚しアドレナリンが噴出します
野球の大谷選手の通訳はカジノ依存症だったらしいですが、それを聞いたある依存症の人は「人間負けが込むほど興奮すんだよ!」と嬉しそうに言っていた
パチンコの何十倍も興奮する投資でも依存症は起きるわけで、朝起きたらチャートをみないと手が震えるようになってきます
仕事中も投資が気になってトイレに行くふりをしてスマホでレートを確認し、このような人は立派な依存症患者で、業者に操られて金を使っています
ここで「冷静に考えれば損などしない」という言葉には、「冷静だったら投資などしない」という矛盾があるのに気づきます
冷静な人がパチンコや競馬をしないのと同じで、投資をしている時点ですでに冷静ではなく「あわよくば大当たりで大儲けしてやろう」と考えているので、心の中はパチンカーと同じです
たとえば投資で自分の資産の5%が含み損になったと仮定し、冷静に考えれば「たった5%」でしかないが、自分がその立場になると大変な苦痛を感じます
10%ともなると自分の子供が車にはねられたように感じ、含み損50%なら自分が末期がんを宣告されたように感じるでしょう
それほど投資の損失で味わう苦痛は強烈で、なんとかしてその地獄から逃れたいと考え、必ずナンピンや追加入金でその場をしのぎ含み損を損切りできません
資産の10%以上の含み損を抱えると、多くの人は夜寝れなくなり一瞬も投資のことを忘れられなくなります
こうして苦痛から逃れるために会社の金を使い込んだり親友の金を盗んだりし、破滅する人が後を絶ちません
https://www.thutmosev.com/archives/78564192mmm.html
2024/04/17 (Wed) 03:56:12
本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
企業選定ではROEが重要と言われますが、その理由を理解していない人は多いのではないでしょうか?本気の長期投資においてあるべき考え方と私が注目するテーマをお示しします。
ダメな企業の見極めでポートフォリオは大幅改善する
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/04
https://www.youtube.com/watch?v=lATkIfdF6oo&t=377s
良い企業を見つけ出すことは容易ではありません。 一方で、ダメな企業を見極めることができるだけでも、失敗を避け、あなたのポートフォリオを改善できます。見極めのポイントを紹介します。
2024/04/19 (Fri) 00:14:48
投資は損失を他の人に回すこと
2024.04.18
https://www.thutmosev.com/archives/77425588mmm.html
プロ投資家が必ずファンド運営するのは「客(カモ)に損失を負わせるため」
画像引用:https://www.etf-gateway.jp/wp-content/uploads/2016/06/dreamstime_s_11585145-1.jpg
成功者が言わないこと
成功者に投資やビジネスのコツを質問すると表向きは紳士的な答えが返ってきて、真面目に働くことや誠実さ、人脈や自分なりの成功術を披露する
だが成功者が決して口にしないのは成功は自分のものにするが、失敗を誰かのせいにして押し付けているという点です
多くの成功者は自分は成功報酬だけを受け取り、失敗した損失を誰かに回すことで成功しました
プロ投資家は負けても損をしない
ほとんどすべての成功者にこうした裏のストーリーがあり、成功の果実は受け取るが失敗したときは誰かに損失を押し付けた
世界的な投資家のジョージソロスやWバフェットは実は自分の金ではなく投資家から集めた金でファンド運営を行っている
他の人が出資した金で投資して手数料収入を得るのがソロスやバフェットのビジネスで、世間で思われているイメージとは違う
ファンド経営では投資が失敗しても手数料収入は得られるので、例え全額を失っても手数料を受け取り自分の財布は痛まない
自分の個人資産も運用しているのでその意味では損失は出るが、「損失は客に追わせて利益は自分が手にする」事をしてきた
日本のある有名なプロディーラーは著書の中で「損をしても客の金だから関係ない」と悪びれずに書いていました
多くの人は「彼らはプロなんだから責任感を持って投資している」と考えているが、多くのプロ投資家はそうではありません
証券会社にしても銀行にしてもファンドにしても、「客に損をさせても自分の給料はもらえる」制度の下でで働いています
彼らは勝ったときに歩合制で報酬が貰えるのではなく、勝っても負けても手数料収入は同じなので、損失は客に負わせて儲けは自分のものにできるのです
日本でも世界でも多くの投資ファンドがあり多くのプロ投資家が存在するが、その中で客に利益を与えているのは1割以下、もしかすると1%以下かも知れません
この「利益」とは例えば日経平均が2倍になったら投資のプロが運用するファンドは2倍より多くの利益を上げなかったらいない方がマシになります
そんなのは日経平均連動ファンドで自動運用したほうが良いのに、ほとんどのプロ投資家や彼らのファンドは日経平均やダウ平均を上回っていません
では彼らの仕事はなんなのかですが「投資の本質は他の人に損失を押し付ける事」で誰も損をしないなら誰も利益を得ず、誰かが大儲けする為には誰かに大損失を負わせないといけない
数年前に金融庁が銀行が販売した投資信託を調査したらアベノミクスで株価が上昇していたにも関わらず46%で損失が出ていて手数料を引いたら過半数が損失でした
その一方で銀行やファンドは手数料収入で利益を得ていたので、これはファンドと銀行が儲けて投資家に損失を押し付けていたと分かります
https://www.thutmosev.com/archives/77425588mmm.html
2024/04/20 (Sat) 10:37:25
【新NISA】 何から始めるべき?税理士・大河内薫さんに投資について聞きました
大人の教養TV 2024/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=C8tkioAToiM
0:00 オープニング
01:47 経歴
04:23 投資はするべき?
07:29 新NISAはどう投資するべき?
11:37 新NISAの変更点
13:28 新NISAは使った方がいい?
14:39 老後はしんどくなる?
16:13 ドントテルミー荒井の投資スタイル
21:00 老後資金の目標設定はいる?
24:41 新NISAの始め方
26:27 超新興国への投資はオススメ?
28:55 金や国債への投資は?
32:05 ビットコイン・イーサリアム
36:22 大河内さんの今後の展望は?
43:38 なぜ「成長投資枠」があるのか?
47:50 エンディング
【新NISA】本編でカットされた荒井のお金の使い方
大人の教養TV 2nd
2024/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=_WPmd5V9PPs
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
日銀が新NISAに合わせて株を売却していたことが発覚
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834491
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
2024/04/26 (Fri) 06:05:33
東エレ・SCREEN・ディスコ…日本企業の強みを知れば半導体は怖くない!
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/25
https://www.youtube.com/watch?v=aOhUByniLKk
半導体銘柄が下落し、 不安を感じている人も多いでしょう。 そこで、当社のアナリストの元村浩之さんに、半導体の実情について本気で解説してもらいました!ぜひ疑問を解消し、納得のいく投資を行ってください。
難しい半導体銘柄はこうやって買え!<長期投資編>
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/05
https://www.youtube.com/watch?v=4cS3zUTZe5c
半導体に投資するなら 最低限抑えよう!
つばめ投資顧問 の長期投資大学
2023/12/12
https://www.youtube.com/watch?v=L2ijIkjyqaI
日本の復活は半導体と共にあり。今後は半導体に国運を賭けるのが正しい戦略だ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=15843
深田萌絵さんのTSMC解説が支離滅裂すぎる!【朝香豊の日本再興チャンネル】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16847739
日本のトップ企業が終結した官民一体の半導体プロジェクトに世界が戦慄!?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14152843
半導体戦争―世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125496
【レーザーテック vs 東京エレクトロン】今投資するならどっち?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14088106
エリオット波動原理から見た 日経平均とフィラデルフィア半導体指数/有川和幸さん【キラメキの発想 10月17日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=kCf1VZ0jZ-4
https://jewri.org/news/news-3292/
アドバンテスト・イビデン・ディスコ…AI半導体で日本企業は宝の山!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14118407
中国に半導体包囲網、半導体強国の夢消える
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14117196
【Front Japan 桜】米中半導体戦争-イエレン訪中と中国レアメタル輸出規制[桜R5/7/11]
キャスター: 渡邉哲也・福島香織
https://www.youtube.com/watch?v=umG9WAfU71s
経産省が出てきた時点でアウト…「日本の半導体の凋落原因」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14113049
【Front Japan 桜】平井宏治~新半導体戦争と日本の未来[桜R6/3/21]
https://www.youtube.com/watch?v=i2VgPPLB3is
特番「平井宏冶氏に訊く!新半導体戦争 ~日の丸半導体の復活を!~」ゲスト:経済安全保障アナリスト 平井宏治氏
2024/03/24
https://www.youtube.com/watch?v=U8hIAfWefDg
【Front Japan 桜】 平井宏治 ~ 半導体を制するものが世界を支配する[R4/12/15]
https://www.youtube.com/watch?v=x-tKZ70kEd4
平井宏治 _ 中国大軍拡は日本の技術の賜物
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027019
平井宏治 ~危険だらけの経済安保
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095647
2025-01-28 株価大荒れの悪寒! 中国AIの価格破壊が米テックを襲う #deepseek
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=MvnAc1ymgfo
2025-02-01 中国AI連続リリースはなぜ今のタイミングなのかを考察する
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=KX3tF_MdoIQ
DeepSeek登場で気になる5つのギモン ―あの銘柄への影響は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/31
https://www.youtube.com/watch?v=7jVBV1_y0QQ
DeepSeekで半導体銘柄が気になる人集まれ!【AI・半導体ライブ】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/02/01
https://www.youtube.com/watch?v=S1rV1Npj2f4
【内容】
・ディープシークとは何か?
・ディープシークが半導体業界に与える影響
・半導体市場の未来とAIの進化
・質疑応答
【2025年1月28日】 DeepSeekショックと円キャリートレード(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=PER56sSmEGE
DeepSeekはブラックスワンか!?
石原順チャンネル 2025年1月28日
https://www.youtube.com/watch?v=Re6xx8LP3BY
<チャプター>
00:00 DeepSeekはブラックスワンか!?
02:07 史上最速ペースの米国株買い
09:30 DeepSeekは半導体にとって脅威
14:26 DeepSeekはブラックスワンか?
18:33 中国製だがトランプは容認・孫さんの大規模
21:05 金持ちはビクともしない!
25:27 「15年間の米国例外主義」の終わり!?
27:57 2000年との既視感・・
29:40 エヌビディア:「DeepSeekは優れた進歩」
31:00 米ハイテクは裸の王様!?
32:03 AIはそこまですごくない!?
33:10 LLMはコモディティ、投資家は再評価が必要
35:21 AIより半導体の苦境
38:06 円キャリートレード2.0の崩壊に注意
42:35 ドル/円(日足)
NY市場でエヌビディア株が急落、時価総額90兆円失う…ダウ終値は289ドル高
1/28(火) 6:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ecc346726c2b53a3e9bf93af74c94d389816929
【ニューヨーク=小林泰裕】27日のニューヨーク株式市場で、中国の新興AI(人工知能)開発企業「ディープシーク」によって米国製AIの優位性が揺らぐとの懸念が強まり、AI関連銘柄が下落した。中でも、時価総額世界首位の半導体大手エヌビディアが前週末比17%安と急落した。28日の東京市場にも影響する可能性がある。
【図解】エヌビディア業績の推移
エヌビディア以外では、グーグル親会社のアルファベットが4%安、マイクロソフトが2%安となった。ソフトウェア大手オラクルは14%安、半導体大手ブロードコムは17%安だった。
データセンターや半導体など、AIインフラに多額の投資を行っている企業を中心に値下がりした。IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は612・47ポイント安の1万9341・83だった。
24日の終値ベースで、エヌビディアの時価総額は約3兆4900億ドル(約540兆円)で世界首位だった。27日の終値は2兆9000億ドル(約450兆円)となり、世界首位から陥落した。わずか1営業日で、トヨタ自動車の時価総額(約46兆円)を上回る約90兆円が失われたことになる。
日経平均株価には半導体銘柄が多く採用されており、エヌビディアの株価や業績に大きく左右されることが知られている。日本の株価にも影響が出る恐れがある。
中国の新興AI開発企業「ディープシーク」は今月20日、新型AIモデル「R1」を発表した。R1はグーグルやオープンAIの最新モデルに匹敵する性能を持つ一方、旧型の半導体を使って開発しており、開発費用ははるかに安価だったと主張している。
ディープシークの新モデルの性能について米メディアが前週末にかけて相次いで報じたことで、米国製AIの優位性への懸念が広がった。
グーグルなどの巨大IT企業はエヌビディア製の高価な半導体をデータセンターに導入し、巨額の費用をかけてAI開発を進めてきた。ディープシークの主張通り、安価で高性能なAIの開発が可能だとすれば、巨大IT企業のAIサービスはディープシークにシェア(占有率)を奪われ、エヌビディア製半導体の需要も減少する可能性がある。
一方、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比289・33ドル高の4万4713・58ドルだった。AI向けソフトウェアのアップデートを発表したスマートフォン大手アップルやIT大手セールスフォースなどが上昇した。
エヌビディア株価や仮想通貨のAI銘柄価格が急落 中国DeepSeekに警戒感
菊谷ルイス仮想通貨情報 2025/01/28 06:05
https://coinpost.jp/?p=590743
エヌビディア急落
米国株式市場が中国発AIスタートアップDeepSeekの台頭に揺れている。米月曜日(日本時間火曜日夜)の早朝取引ではナスダック総合指数が3.5%以上急落し、ビットコイン(BTC)マイニング株やAI関連仮想通貨が連鎖的に下落する事態が発生。DeepSeekが従来の30分の1以下のコストでOpenAIのGPT-4(o1)並みの性能を持つ大規模言語モデルを開発し無料版をリリースしたことが、市場の需給見通しを一変させた。
DeepSeekの技術革新性はコスト効率に集約されるとされる。入力トークン100万当たり14セントという破格の価格設定は、OpenAIのGPT-4の同15ドルと比較して100分の1以下。廉価版NVIDIA H800チップ2,048枚を55日間稼働させるだけで学習訓練を完了したとするアプローチが、米テック企業の数十億ドル規模の設備投資戦略に根本的な疑問を投げかけた模様。これを受けNVDA株は17.16%下落し、ARMやAMDといった半導体関連株全体に売りが広がった。
DeepSeekのインパクトに反応し仮想通貨市場ではAI関連トークンが全面安となった。Virtuals Protocol が8.7%、ai16zが12.4%、Renderが10.6%下落。また、ビットコインが10万ドルを下回ったことを受け、ビットコインマイナーの株価も急落。Core ScientificとCipher Miningは一時30%超の下落幅を記録した。さらに、マイクロストラテジー8.5%下落、コインベース10%下落など、市場全体のリスク回避姿勢となっている。
アナリストの見解は二分されている。JPモルガンは「800億ドル規模の米国AI投資が過剰資本装備を示唆」と指摘する一方、シティグループは「大規模モデルの最適化には依然GPUが不可欠」と従来戦略を擁護。RedstoneのCOOは「DeepSeekモデルが仮想通貨AIプロジェクトに組み込まれるのは時間の問題」と技術融合の必然性を強調した。実際、急落後多くのAI関連トークンは反発を見せた。
さらに、著名ベンチャーキャピタリストMarc Andreessen氏は「AIのスプートニク・モーメント(旧ソ連による世界初の人工衛星打ち上げ計画)」と評し、米中技術競争の新たな段階が示唆されるとコメント。Third Seven Capitalのマーケットストラテジストは「DeepSeekの脅威が現実化するかは時間が証明するだろう。技術の実用性と欧米大手の対応・進化を巡る競争は加速していく」、「市場は第2期トランプ政権の始動を過剰に楽観視し、調整の口実を探していた。DeepSeekの衝撃はその絶好の理由となったようだ」と分析している。
2024/05/15 (Wed) 09:27:02
最も賢い億万長者 ジェームズ・シモンズ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852922
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
常勝の天才でも一回の判断ミスで人生終了
ジュリアンロバートソン率いるタイガー・マネジメント
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/432.html
アホ相場師の末路は
大物ファンドマネージャーの大転び ビクター・ニ一ダーホッファー氏の場合
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/431.html
平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html
ジョン・メリウェザーだけが同じ大失敗を何度繰り返しても再起できる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/433.html
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_1_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_2_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/365.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/360.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_2
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/361.html
幻の柴田罫線
本物の柴田罫線は柴田秋豊先生だけしか知らない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/429.html
▲△▽▼
相場の予測で参考になるサイト
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
2024/05/18 (Sat) 00:28:44
本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
なぜ長期投資家にとって「ROE(自己資本利益率)」が重要なのか。プロが買う基準と注目する4銘柄=栫井駿介
2024年4月15日
https://www.mag2.com/p/money/1436373
株式投資において、買うべきではない銘柄は割とシンプルに割り出せますが、一方で買うべき銘柄を見つけることは非常に難しいです。しかし、私も投資を行う以上、一定の基準を持って買う銘柄を決めています。今回は、私が行う長期投資において、選ぶ銘柄の特徴をまとめてみました。(『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』栫井駿介)
価値を伸ばし続ける素晴らしい企業に投資して、できる限りその企業を持ち続ける
割安なものを買ってそれが適切な株価に評価されるのを待つ方法や、景気のサイクルに合わせて買う方法など、長期投資にも様々な方法があります。
その中で、私が行っているのは、長期で価値を伸ばし続ける素晴らしい企業に投資して、できる限りその企業を持ち続けるというものです。
なぜこの方法を選んでいるかというと、素晴らしい企業を選んでいるので不安が少なく、安心して投資ができるからです。
また、基本的には一度買ったら持っていればよく、手間がかからないということもあります。
持っているだけで株価を伸ばし続けられる企業は多くあるわけではありませんが、確かに存在することも事実です。
例えばユニクロのファーストリテイリング<9983>があります。
ファーストリテイリング<9983> 月足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1436373
かつてフリースブームで大きく伸びた後、一度は萎んだものの、結果的には長期で株価を伸ばし続けることになりました。
その背景には業績の拡大があります。
https://www.mag2.com/p/money/1436373
短い期間ではアップダウンがありますが、長い期間で見るとやはり右肩上がりで伸びているということになります。
基本的にはこのように業績を伸ばし続けられる企業が価値を増やし続けられる企業ということになります。
なぜ業績を伸ばし続けられるのか
<拡大再生産>
最初に工場などに投資をして生産を行い、そこから利益が出ます。
この利益をさらに新しい工場を作ることに使うことで、生産と利益を増やすことができます。
一時的には利益を減らして工場を建設するために投資するということになりますが、将来的には利益を積み増していくことができます。
この、「資本主義の自己増殖システム」に本気で取り組んでいる企業を見つけることが、投資するべき企業を見極めることになると思います。
成長する企業かどうかを判断する数字「ROE」
成長する企業かどうかを表す数字がROEです。
ROEとは、株主資本に対して何%の利益を生み出せたのか、言い換えれば、資本が毎年どれだけ増えていくかを表す数字です。
配当を除外して考えると、例えばROEが10%の会社なら、株主資本が毎年10%ずつ増えるということになります。
この10%が複利効果になって、1年目に資本が1000円で利益が100円だったとすると、2年目は資本が1100円、利益が110円、3年目は資本が1210円、利益が121円と、毎年10%ずつ資本と利益が増えていく形となり、これが本当の意味での株式投資のリターンと言えると思います。
ウォーレン・バフェットも「ROEの高い企業を買いなさい」と言っていて、ROEが高いほど長期的に見た時に高い価値を生み、業績が上がって利益も増え、結果的には株価も上がるということです。
こうやって一定のROEを継続できる企業があったとしたら、基本的には10%のROE水準で複利的に伸びていき、最初はそこまで増えないかもしれませんが、期間が長くなるほど加速度的に伸びていくことになります。
10%の例で言うなら、7年で2倍、14年で4倍になる計算です。
これが続けられる企業を持ち続けていれば、このリターンを得られるということになります。
これがまさに「投資」というもので、株価を見る必要はなく、価値の増加さえ見ていれば良いということになります。
株価は不規則に動くので、価値の増加の通りに株価が上がるわけではありませんが、おおよそは価値の増加に伴って株価も上がります。
『株式投資は短期的には美人投票、長期的には重量計』(ベンジャミン・グレアム)
短期的には「良いと“思われる”企業」が買われるが、長期的には価値に沿って株価は動いていく。
ただ、ROE10%が継続することを前提としましたが、これがかなり難しいものです。
利益が増えるということは売上も増えるということで、それだけの市場が無ければなりません。
また、市場があったとしても競争相手がいたら収益性が落ちてしまいます。
つまり、競争相手がなるべくいなくて、なおかつ市場が大きいという夢のような市場が必要になります。
そのような理想的な市場があるかどうかは分かりませんが、それを探し続けることが「投資」であり、それを見つけた暁には大きな利益を得られるということになります。
企業を見る時には、「シェア100%」というだけでは物足りず、次にどこに市場を求めていくのかというところに着目する必要があります。
注目のテーマ
そんな中で私が注目しているテーマが3つあります。
「海外」「IT」「小型」です。
<海外>
日本で営業しているうちはどうしても規模が小さいです。
人口だけで考えても、日本国内から世界全体に広げると50倍以上になり、海外で勝てたら素晴らしいことになります。
日本独自のもので海外に負けない技術を持ったところもあると思っていて、ITの世界などでは海外で勝つのは難しいと思いますが、研究や導入に時間がかかるものは日本の得意分野で海外には真似できなかったりして、例えばトヨタのトヨタ生産方式は海外に真似できないものだったからこそ世界市場を取っていくことができました。
今は日本国内での強みでも、それが海外でも活躍できる企業であれば伸びしろは大きくなります。
<IT>
ITの世界は世界共通なので、日本のIT企業が世界に出ていっても勝つのはかなり難しいですが、一方で国内のITはガラパゴス化していて、日本の社会システムや政治システム、自治体のシステムなどが海外企業では手が付けられないものになっています。
だからこそ国内の企業に優位性があると考えています。
しかも日本のIT化は遅れていると言われていて、まだまだ芽はあると思いますし、プログラマーが足りなくなっているほどニーズもあります。
日本のIT関連の企業を見ると、営業利益率が10%くらいで業績が右肩上がりに伸び続けている企業が多くあり、それだけ市場が好調ということです。
このあたりは企業を細かく選別しなくても全体感を持っていれば良いのではないかと思っています。
今後ずっとというわけではありませんが、向こう10年くらいは今くらいの需要はあるテーマなのではないかと考えています。
<小型・ニッチ>
ただ小さいというだけではダメで、小さい中でも競争力を持っていなければなりません。
世の中の経済は発達しているので、出来たばかりの企業が高い競争力を発揮できる分野はそうありません。
ニッチな市場でトップを取れた企業なら、その市場が拡大する、あるいは同じような事業が他に応用できるようなことがあると、トップのまま市場が大きくなったり、新たな市場でトップを取れたりするのではないかと思います。
ここで1つ例を挙げると、ワークマン<7564>があります。
作業服でトップを取り、カジュアルファッションに進出しました。
ここで重要なことは市場の大きさというよりは、ニッチでもトップであるということで
東京エレクトロン<8035>
海外で強いというところでは、言わずと知れた東京エレクトロンです。
日本の半導体製造装置は半導体市場の中で無類の強さを持っていて、半導体は世界中で使われるものなので、日本で作っていても自動的に海外で売れるというかなり優位な状況にあります。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
業績もガタガタしながらも伸び続けています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
ROEも上がってきていて、直近では30%くらいとなっています。
半導体市場が勝手に拡大していくので、今の強みを維持できるのであればまだまだ伸びしろはあると思います。
ただ、東京エレクトロンは少し株価が高い部分があるので、その点は勘案する必要があります。
ヘルスケア:シスメックス<6869>
ヘルスケア市場は半導体ほど派手ではありませんが、世界的に寿命が延びていて、それに従って拡大し続けます。
その中で現時点で強みを持っている企業は将来的な成長が期待できます。
代表的な例を挙げるとシスメックス<6869>があります。
血液検査の検査装置などを作っている企業で、この分野では強いですし、一度病院に採用されればシステムがそう変わることはありませんから必然的に伸び続けることができます。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
業績は右肩上がりになっていますし、ROEも(一時異常値が出ていますが)10%以上の高いところを維持し続けています。
野村総研<4307>
国内のITでは野村総研があります。
投資信託のシステムなどを作っている企業ですが、これも一度導入したら使い続けることになりますし、日本独自の部分もあり、手堅く業績を拡大してきています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
ROEに関しても、DXブームもあり、直近はROEとしては高すぎる部分もありますが、それ以前も10%以上を維持していて、評価できます。
SHOEI<7839>
小型のニッチというところではSHOEIが挙げられます。
バイクの高級ヘルメットを作っている会社です。
「プレミアムヘルメット」の分野に限って言えば60%以上の世界シェアを誇っています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/4
出典:マネックス証券
業績は綺麗な右肩上がりで、ROEもリーマンショックで大きく落ち込んだところを除けば非常に高い水準で推移しています。
株価も10年前と比べると7倍ほどになっています。
ニッチな分野で高いシェアを持っていて、その分野を深掘りして成長してきた事例です。
市場が小さいが故に大手がなかなか参入してこないのである程度競争から守られてきたところがあります。
ただ、この分野がずっと伸び続けるかというとどこかで限界が来ると思いますが、それはまだ先の話かとも思います。
2024/05/20 (Mon) 21:05:43
円キャリートレードで 米株は最高値4万ドルまで上がった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16853755
ナスダック(NASDAQ):チャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
https://finance.yahoo.co.jp/quote/%5EIXIC/chart
https://www.msn.com/ja-jp/money/watchlist?tab=Related&id=a1ydc7&ocid=ansMSNMoney11&duration=5Y&relatedQuoteId=a1ydc7&relatedSource=MlAl&src=b_fingraph
S&P 500:チャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5ESPX/chart
https://finance.yahoo.co.jp/quote/%5EGSPC/chart
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-SPX/
ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
米国株は 42年間上がり続けてきた。
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
米国債利回り(10年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai10y.html
米国債利回り(2年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai2y.html
NYダウの推移(1896年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nydaw.html
ナスダックの推移(1971年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nasdaq.html
S&P500の推移(全期間・年足)
https://www.kabutore.biz/shisu/shisukikan?Submit=%E5%B9%B4%E8%B6%B3&kikan=10000&code=sp500&chart=year
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
2024/05/30 (Thu) 23:44:33
ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の自社配信動画でのインタビューである。
今回はガンドラック氏がこれまでのキャリアで学んだ一番大切なことについて語っている部分を紹介したい。
投資で一番大切なこと
ガンドラック氏は投資に関してこれまでに学んだ一番大切なことは何かと聞かれて、次のように答えている。
毎日の始まり、すべてのトレードの始まりに、自分の予想がいつも正しいわけではないと理解しておくことだ。
わたしの40年のキャリアを分析してみると、わたしの予想の70%ほどは正しい。
これを多いと思うだろうか、少ないと思うだろうか。ガンドラック氏は以前「予想が60%正しければ金融業界でやっていける」とも言っていた。確率が分かる人なら理解できるだろうが、60%の確率で正解できるルーレットはほぼ必勝のゲームである。
ガンドラック氏は次のように続ける。
70%は多そうに聞こえるが、40年以上のキャリアで30%間違っていれば、12年間違っていることになる。
予想が間違っている場合
何故自分の予想が常に正しいわけではないと理解することが重要なのか。ガンドラック氏は次のように説明する。
いつでも正しいわけじゃないということを理解すると、考え方が変わる。もしこの予想が間違っていた場合でも死なないようにするためにはどうすれば良いかと思うようになる。
投資の初心者は皆誤解しているが、投資において一番重要なのは予想が当たるかどうかではない。当たった場合にどうなり、当たらなかった場合にどうなるかだ。
だからファンドマネージャーのテクニックの半分以上は起こらなかったシナリオに費やされている。それは目に見えない。だからプロ以外の人には理解しにくい。
ガンドラック氏は次のように説明する。
ジャーナリストにインタビューされればよくこういう質問をされる。「あなたは金利が下がると予想して、金利は実際に2%下がりました。でもどうして30年物国債しか保有しなかったのですか?」
金利が2%下がったなら、例えばハイテク株は30年物国債よりも大きく上がっているだろう。ビットコインは更に大きく上がっているだろう。
もっとリスクの高い資産を買っていた方が良かったのではないか。だがガンドラック氏はこう続ける。
そういうのは破産する考え方だ。そのジャーナリストがお金を一切運用したことがない事実を物語るもの以外の何ものでもない。
そういう賭け方はできない。予想は間違うかもしれないからだ。そしてその場合にも生き残らなければならない。
リスクとリワード
筆者がポジションを組むとき、一番最初に考えるのはそのポジションで最悪の場合いくら損するのかである。
ポジションを大きくすればするほど最悪の場合の損も大きくなる。最悪の場合の損失額が耐えられるぎりぎりの数字になるとき、それがポジションの大きさの上限である。
世界最高峰のファンドマネージャーであるスタンレー・ドラッケンミラー氏は顧客の資産を運用した何十年もの間、毎年30%以上のリターンを出し続けた。
一方で世の中には数年で資産を数百倍にした個人FXトレーダーもいるかもしれない。
結果だけ見れば後者が勝っている。だが資産運用の分野ではそうは考えない。プロが考えるのはリスク調整後のリターンだ。つまり、ドラッケンミラー氏のように毎年安全に30%勝てる人の年率30%は、運で勝った人の年率200%に大きく勝る。
ジョージ・ソロス流のリスク管理
だからファンドマネージャーの考察の多くの時間は、起こらない可能性が高いシナリオに費やされる。それがもし起こった場合にも生き残れるようにポートフォリオを調整しておくのである。
それこそが本当に優れたファンドマネージャーの芸術的手腕である。ジョージ・ソロス氏は著書『ソロスの錬金術』でポートフォリオの組み方について次のように書いている。
一つの仮説にすべてを賭けるというのは、私にはめずらしい行為である。普通は、少なくとも部分的に矛盾する仮説に従って行動している。
原則として、妥当性を持つ仮説に基いてつくったポジションは手放さないことにしている。そして新しい仮説に基いて反対方向のポジションを追加する。
その結果、調整する必要のある微妙なバランスを適宜調整できるようになる。
ファンドマネージャーの本当の力量は予想が間違った時にこそ発揮される。
結論
例えば最近の投資ブームで資産を株式だけに放り込んでいる人が多いが、彼らは「株式は長期的に上昇する」という予想を立て、それが絶対に間違わないと考えている。
だが実際には株式は長期的に下がることもある。日本株はバブル崩壊から30年もの間上がらなかった。それは金利を下げることができなかったからだ。そして米国株に今後数十年その状況が再現される可能性は決して低くない。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
彼らはインデックスを買い、多くの株式銘柄をまとめ買いすることで分散投資できていると考えている。
だがこの記事で書いたように、分散とは銘柄の分散ではなくシナリオの分散である。複数のシナリオを想定し、メインシナリオの予想が外れた場合にもポートフォリオが耐えられるようにしておくこと。
彼らのメインシナリオが実現しなかった場合、彼らのポートフォリオはどうなるのか。すべての資産を入れたNISA口座が仕事を引退した時点で大きく下落していた場合、どうやって生活してゆくのか。
彼らは分散していると思い込みながら、正しい保証のまったくないたった1つのメインシナリオに全賭けしているのである。
それは分散ではない。シナリオを分散させない人に対し、ガンドラック氏は次のように言っている。
そういう人々は破産する。1つの予想にすべてを賭けるからだ。
あなたのポートフォリオは分散されているだろうか。
分散とは実は資産運用で一番難しい秘術なのである。以下の記事も参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
レイ・ダリオ氏、分散投資における中国投資の価値を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
2024/06/10 (Mon) 18:59:43
「投資の神様」らがこぞって株を大量売却している…政府がゴリ押しする新NISAに潜む"違和感の正体"
6/10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=1
政府は「資産運用立国」を掲げ、新NISAを推進している。これに乗るべきなのか。国際ジャーナリストの堤未果氏は「日本が資産投資・運用に乗り出すなか、米国の『投資の神々』は株を大量に手放していた。いま新NISAに飛びつくのは危うい」という――。
本稿は、堤未果『国民の違和感は9割正しい』(PHP研究所)から一部を再編集したものです。
■わざわざ外資を儲けさせる新NISAは誰のものか
日・ウクライナ経済復興推進会議で〈金融力〉という言葉を使った岸田総理は、2023年4月の経済財政諮問会議で、こんな発言をしていました。
〈家計金融資産2100兆円を解放し、成長し続ける「資産運用立国」を実現します〉
2100兆円のうち約半分の1100兆円は、私たち国民の預貯金です。
この話をした時、前述したロンドンの金融アナリストが、ヒューッと口笛を吹いたことが忘れられません。
「ゆうちょ、年金ときて、次は1100兆円という巨大な預貯金が市場に流れてくるわけか。1%でも110兆円、外国人投資家連中は、聞いただけで目がギラギラ輝くな」
2024年1月。日本政府や年金機構に投資の助言をしている米投資銀行ゴールドマン・サックスが主催したアジア最大の金融イベント「グローバル・マクロ・カンファレンス」で、岸田総理が投資家向けに出したメッセージにも、大きな期待が寄せられていました。
日本を〈資産運用立国〉にするために、家計金融資産の運用業と、アセットマネージャー(本人の代わりに資産運用をする人)の規制改革を進めるというのです。
政府はそのために、国民が預貯金で資産運用しやすくなるよう、新NISA制度を、2024年1月から開始しました。株で得た利益にかかる約2割の税金を一定範囲で非課税にするNISA制度をさらに優遇し、大々的キャンペーンを展開し始めたのです。
その一方で、東京、大阪、福岡、札幌の4都市を「金融・資産運用特区」にし、海外からアセットマネージャーや金融のプロをどんどん呼び込み、彼らの家族の住居や子供の学校を準備し、短期滞在ですぐ永住権が取れるよう、法律をゆるめるというおもてなしぶりでした。
経済アナリスト故山崎元氏は、岸田総理が2023年9月に米国で、投資家達にこの特区構想をアピールした時点で抱いた違和感を、自身のコラムでこう指摘していました。
〈なぜ海外の運用会社を、優遇措置を与えてまで誘致したいのかだ。日本株に対する運用ビジネスの動きを活発化させたいなら、まず日本の運用会社がビジネスをしやすい環境をつくることが先決ではないか〉(2023年9月27日『週刊ダイヤモンド』)
わざわざ外資を儲けさせる環境を作り、国民の預貯金を投資させるのは誰のためでしょう?
■宣伝はマイナカード、五輪事業のパソナにお任せ
岸田総理の〈聞く力〉は、もっぱら財界に向けて固定されているようです。金融庁が旗を振り、一般国民に新NISAを知ってもらい、預貯金をどしどし投資してもらえるよう、手始めに吉本興業とコラボした新NISA大キャンペーンを開始。
タンス預金が趣味のおじいちゃんおばあちゃんにも、現金を投資に回すやり方を、芸人さんが笑いを交えてわかりやすく伝えてくれます。
また、銀行や金融機関には、お客様に新NISAの良さをどんどん宣伝してもらわねばなりません。
人手不足でなかなか手が回らない? 心配ご無用! こういう時に頼りになるのが、マイナカード事業やオリンピックのボランティア派遣、ワクチンコールセンターなど、政府プロジェクト下請として大活躍中のパソナグループです。
オリンピック事業では、9割というダイナミックな中抜き率で、公金から巨額の利益をあげたことがばれて叩かれていましたが、2013年からは、企業向け〈NISAサポートデスク〉を開始、専従スタッフの派遣に加え、テレマーケティングによる顧客獲得や社員向け教育研修まで、パッケージで提供してくれます。
その結果、開始から1カ月で、新NISA口座は全国で2136万口座と、20%増加、買われた株は1位が米国株、2位が世界株(6割は米国株)の投資信託、日本株は3位という、アメリカ万歳の結果でした。
■「年金で足りない分の老後資金を増やしましょう」
優れたアセットマネージャーの人材を自国内で育てるのでなく、なぜかおもてなしを尽くして外国からじゃんじゃん呼び込むほど、国民の預貯金で外国株を買い支え、外国人の運用業者に手数料が入る〈外資ファースト〉の構図が拡大してゆくでしょう。
2024年2月22日。日経平均株価は1989年以来の最高値39098円を記録、金融庁を筆頭に、日本全国の金融機関や銀行、マスコミは「今こそ新NISAの買い時だ!」と煽(あお)り煽りのオンパレード、新NISA説明会には1万7800人もの人が参加し大盛況、証券会社のコールセンターに買い注文が殺到しているところを見ると、買っているのは、ネットより電話を使う高齢者が中心なのでしょう。
コールセンターに電話したら、こう言われたという人もいます。
〈60代でも70代でも、今から世界に追いつくために、投資を学べるチャンスです〉
でも、本当にそうでしょうか?
新NISAは、株価が上がっている時は税金もかからず良いのですが、あくまでも利益が出ている時に優遇される制度なので、損した時の対処法はありません。
「資産運用立国」とはすなわち、将来年金が不足しても、老後資金は政府の責任でなく国民の自己責任。マイナ保険証の利用率が低い高齢者のマイナンバーも、新NISAでしっかり銀行口座と紐づけられます。
年金で足りない分の老後資金を増やしましょう! とメリットばかり並べられても慎重になったほうが良いでしょう。
長期で塩漬けにしておくつもりなら別ですが、日経平均株価だって、持ち直すまで30年以上かかったことを考えると、政府のメインターゲットである高齢の方々は、実は悠長にしていられないのです。
■泥舟から逃げ出す投資の神々
もちろん株はいつか下がるもの、でも今のバブルに乗っかるチャンスを、逃さないほうが良いですよ! と銀行で言われたのですが、と、この間多くの問い合わせを頂きましたが、問題は、その「いつか」です。
本家本元のアメリカを見てみましょう。
2023年の国内企業倒産件数は、金融危機の余波を受けた2010年に次ぐ高水準、大手銀行も次々に消えています。
「投資の神様」の別名を持つウォーレン・バフェットや、投機によってアジア危機の原因を作ったと言われるジョージ・ソロス、メタ(旧フェイスブック)創業者のマーク・ザッカーバーグに、アマゾンのジェフ・ベソス、マイクロソフトのビル・ゲイツなど、まるで泥舟からいち早く逃げ出すかのように、今、みなさん揃って何十兆円相当もの株を大量に手放しています。
特に、18年間一度も自社株を売らなかったJPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏までが、ついに1億5000万ドルの株式を手放した時には業界に激震が走り、不穏な噂は止まる気配がありません。
この実態と対照的に、マイナカードポイントキャンペーンの時と同じに、メリットばかりを強調し、「さあさあみなさん、今すぐ新NISAを買いましょう!」と、四方八方から国民が煽られる日本。
■政府のゴリ押しに違和感を覚えたら問いかける言葉
そもそもマイナ保険証やワクチンで、メリットばかり連呼した挙句に、都合が悪くなると相手をブロックし「そんなこと言ってません」とすっとぼける大臣や、中抜き祭りの公金プロジェクト、絶対捕まらない裏金七人衆、虚偽の収支報告書に批判が飛ぶ中、「納税は本人の自由です」などといってのける財務大臣、そして、相手によって耳が閉じたり開いたりする総理の〈聞く力〉。
昨今の体たらくを見ていると、政府がゴリ押ししてくるものには、反射的にざわっとするのです、という人は、少なくありません。
心の中にそうした違和感が浮かんできたら決して無視せずに、どんなにメリットを並べられても、心の中でそっと、自分に問いかけてみてください。
〈でも、本当にそうだろうか?〉
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堤 未果(つつみ・みか)
国際ジャーナリスト
東京生まれ。NY市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、アムネスティ・インターナショナルNY支局員、米国野村証券を経て現職。日米を行き来し、各種メディアで発言、執筆・講演活動を続ける。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞、『貧困大国アメリカ』(3部作、岩波新書)で日本エッセイストクラブ賞、新書大賞受賞。多数の著書は海外でも翻訳されている。近著に『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=3
2024/07/09 (Tue) 19:31:44
人工知能に株価の 予測はできない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16859895
2024/07/10 (Wed) 12:18:38
ジョージ・ソロス氏: 投資の仕事は嫌いだ
2024年7月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51058
引き続き、クォンタム・ファンドを創業したことで有名なファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏の自伝的著書『ジョージ・ソロス』から、ソロス氏の考えを紹介したい。
今回はソロス氏が投資という仕事についてどう思っているかを述べている部分である。
投資の仕事
かつてジョージ・ソロス氏の元で働いていたスタンレー・ドラッケンミラー氏は、投資で儲けるためには相場について考えることが好きでなければならないと言っていた。
ドラッケンミラー氏は次のように言っている。
ドラッケンミラー氏: 優れた投資家が優れている理由
仕事を始めたまさにその日から投資の仕事が大好きだ。
わたしは週に60時間働きたい。昔はもっと多かったが。それで仕事が楽しくなかったら酷い人生だ。仕事が1週間のどれだけを占めているかを考えてみるといい。
だが『ジョージ・ソロス』によれば、その師であるソロス氏は違う考えを持っているらしい。
ソロス氏は次のように述べている。
わたしは仕事が嫌いなんだ。わたしは結論に達するために必要な、本当に最小限の仕事しかしない。
仕事を好きな多くの人がいる。彼らは決断を下すのに必要な量を大いに超えるような膨大な量の情報を集めている。そして自分がよく知っている種類の投資に固執してしまう。
わたしは違う。わたしは本質にだけ集中する。
働かなければならない時には猛烈に働く。そうしなければならないことをよく知っているからだ。だが働かなくて良い時にはわたしは働かない。
必要だから働く
ソロス氏は必要だから働くのだと言う。そしてソロス氏によれば、働かなければならない時とそうでない時には波があるという。
ソロス氏は次のように続けている。
投資の世界では、上手く行っている時ほどやらなければならない仕事の量は少なくなる。
正しい判断を下し、正しい考えを持っている時にはそれほど働く必要がない。だが自分が間違っている時、相場が自分の仮説とは異なる方向に向かっている時には何が問題なのか本気で調べなければならなくなる。
上手く行っていない時ほど状況を正すために仕事の量が増える。ポートフォリオが上手く行っている時はそれほど働かなくて良い。
ソロス氏の言葉を聞いていると、どうもソロス氏は状況に駆り立てられて仕事をしているように見える。ポジションが損失を出している時、リサーチしなければお金を失い続ける時、リサーチするのである。
ソロス氏の人生観
それはほとんど生存本能のように見える。ソロス氏はどのような時に仕事をしなければならないと感じるかについて次のように語っている。
痛みを感じるんだ。わたしは動物的な勘に大いに頼っている。自分でファンドを運用していた頃にはよく腰痛に悩まされた。
わたしは激しい痛みが始まると、ポートフォリオに何か間違いがあることのしるしだと考えていた。痛みはポートフォリオの何処がおかしいのかは教えてくれなかったが。腰なら空売りポジションが駄目だとか、左肩なら通貨だとか。
半ば信じられないようなエピソードだが、ソロス氏の逸話として有名なものである。
ソロス氏は何か不安に追われながら仕事をしているように見える。それはもしかしたらユダヤ人としてナチス・ドイツのホロコーストから逃れてきた子供時代からのソロス氏の生き方と繋がっているのではないか。
それは純粋に投資を楽しんでいるソロス氏の弟子、ドラッケンミラー氏とは違った感覚である。
ドラッケンミラー氏: 優れた投資家が優れている理由
ソロス氏は次のように述べている。
ファンドマネージャー個人のパフォーマンスにもバブルの生成と崩壊のプロセスがある。上手く行く時は非常に上手く行くのだが、そうすると調子に乗ってしまい、そのツケを払う時が来る。わたしも例外ではない。
状況は目まぐるしく変わってゆく。状況の先を行くか、状況に追いつかれるかだ。だから不安という感覚を失ってはいけない。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51058
2024/07/20 (Sat) 21:34:26
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
2024/07/25 (Thu) 18:36:23
1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
2023年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411
リーマンショックで急落した金価格、上昇した米国債
2016年10月16日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4454
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰
2020年10月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801
2022年の株式市場はインフレと金融引き締めで暴落する
2022年1月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/18367
アイカーン氏: 原油をマイナス30ドルで買った
2022年2月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20187
ウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買い
2022年3月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20954
2024年、一番割安なコモディティはどれか?
2024年1月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43150
金価格上昇の理由と今後の見通し
2024年4月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812
レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由
2024年6月4日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49576
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
2024年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49783
かなり下落してきたコモディティ銘柄、長期的には円やドルの貯金の代わりになるか?
2024年7月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51136
トランプ相場の形が少しずつ見え始めている。
トランプ前大統領: ドル円は下落すべきだ
2024年7月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51437
トランプ前大統領 : 金利を下げてインフレも下げる
2024年7月21日 GLOBALMACRORESEARCH
投資家は何らかの形で原油価格下落に恩恵を受けるポジションを持つべきである
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51483
2024/07/27 (Sat) 10:26:10
ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
2024年7月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
Ex Uno Plures創業者のゾルタン・ポジャール氏のBudabest Eurasia Forumにおける2023年11月のインタビューを見逃していたので紹介したい。
金利と通貨のスペシャリストであるポジャール氏がドルとアメリカの財政について面白いことを語っている。
世界的なドル離れ
基軸通貨ドルの衰退をメインテーマとしたリサーチ企業を創業したポジャール氏が今回語っているのはやはり世界的なドル離れである。
金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業
だがポジャール氏が言う「ドル離れ」とは必ずしもドル下落のことではない。
どういうことか。ポジャール氏はドルの現状について次のように語っている。
元々は資源の売買や貿易にはアメリカのドルが独占的に使われていた。インドと中国、インドとブラジル、中国とブラジルのような、ドルとは一切関係のない2国間の取引でもドルで決済が行われていた。
だがそれは変わろうとしている。しかもその変化は急速だ。
きっかけはウクライナ戦争だった。米国はロシアに対してドル資産凍結などの経済制裁を行い、インドなど対露制裁に協力的でない無関係の国々に対しても制裁をちらつかせて協力を強要しようとした。
結果として欧米以外の国々はこぞってドルの保有を避けようとしている。BRICSはこれまでドルが使われていた貿易の決済に自国通貨を使うよう呼びかけており、中東では遂に比較的親米なサウジアラビアまでも原油取引のドル決済を減らす動きを見せている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
こうして西側と東側の経済分離が進んでいる。欧米諸国がロシアの資源を輸入したがらない一方で、その他の国々はドルを避けている。
ポジャール氏は次のように言っている。
西側諸国が東側の実体経済や資源の供給網から身を引こうとしている一方で、東側諸国は西側の金融システムから身を引こうとしている。
それがドルの役割を変えようとしている。
ドル離れがどういう結果を生むか
その結果どうなるか。多くの人々が考える次のシナリオはドルの下落だ。しかしポジャール氏の考えはそうではない。ポジャール氏は次のように述べている。
世界はドルやユーロの次へと移行しようとしている。人民元やインドルピーやアラブ首長国連邦のディルハムの役割がもっと大きくなってくる。
こうした状況の結果として一番重要なのは、米国の資金調達が困難になるということだ。
ドルの利用が減ると何故アメリカが資金調達できなくなるのか? そこが国債や金利のエキスパートであるポジャール氏の観点である。
ポジャール氏は次のように説明している。
これまでアメリカの財政赤字には上限がなかった。誰もが米ドルで決済していたため、ドルの預金を積み上げている人々が常にいた。そしてその資金は最終的に米国債へと流れていった。
この変化について投資家が十分に熟慮しているかどうかは微妙だ。誰もがドル離れという現象をユーロや円に対する為替レートがどうなるかという意味で考えがちだが、それは間違った考え方だ。
ドル離れの最終的な結果は決済や精算に関するものだ。そして決算や精算の方法が変わるということは、政府の資金繰りに影響が及ぶということだ。
アメリカはコロナ後に世界的なインフレを引き起こすような規模の現金給付を行なった。
世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由
それほどの規模でドルをばら撒いたのだが、ドルは下落しなかった。アメリカはそんなことができた唯一の国である。同じ規模のばら撒きをしようとしたイギリスのトラス元首相は、ほとんど首相に就任しただけでポンドと英国債を暴落させ辞任した。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
また、インフレになった後も量的緩和というインフレ政策を続けている日本では通貨が暴落している。
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
だがアメリカだけはドルを暴落させずにばら撒きを行なうことができた。それはこれまでドルをどれだけ刷ってもドルを買おうとする人々が世界中に居たからである。
ドル離れとアメリカの財政問題
しかしアメリカは自分でそうした人々を追い払ってしまった。そしてBRICS諸国や中東諸国では急速にドル離れが進んでいる。
だがポジャール氏によれば、問題の本質は人々がドルを買わなくなることではない。
これまで諸外国によって買われたドルは当然銀行に預けられ、銀行はそのドルで国債を買っていた。だからドルを買うというのは米国債を買うことと同じである。
ここに問題の本質がある。ドルを買う人がいなくなるということは、米国債を買う人がいなくなるということなのである。
ドル離れで米国債が暴落する
米国債の買い手不足はまさに今年に入って多くの機関投資家が警告していることである。
レイ・ダリオ氏: 米国債が投げ売りされて次の経済危機が始まる
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
何故ならば、インフレによる金利上昇から米国債にこれまでほぼゼロだった利払いが発生しており、米国政府は借金の利払いのために借金をしなければならなくなっているが、それは市場に大量の米国債がばら撒かれることを意味する。
そこで大量に発行される米国債に対して、十分な買い手がいるのかということを機関投資家は懸念しているのである。
とはいえ中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れればインフレが再燃する。
米国債は買い手が見つからず暴落してしまうのか? ポジャール氏によればその兆候は既に見られているという。ポジャール氏は以下のように述べている。
アメリカの金利市場を注視している人なら誰でも、アメリカの長期国債の発行が上手く行っていないことに気づくはずだ。それでアメリカは長期国債ではなく短期国債で資金調達することを強いられている。
国債のオークションに参加する機関投資家は既に長期国債には手を出さず、すぐに逃げられる短期国債にシフトし始めているらしい。期間の長い国債ほど困難に直面しやすくなるだろう。
結論
米国債の問題を指摘したこの手の警告で一番早かったのはポール・チューダー・ジョーンズ氏の2月の警告である。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
だがこのポジャール氏のインタビューは去年11月なので、それよりも早いことになる。さすがは金利市場の天才といったところだろうか。
さて、米国債はいつ暴落するのか。タイミングについてはレイ・ダリオ氏が5年以内とする一方で、ジョーンズ氏は今年11月のアメリカ大統領選挙がきっかけとなる可能性を指摘している。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
サマーズ氏: トランプ氏が大統領選挙勝利ならインフレ悪化で金利上昇
いずれにしてもあまり良い話ではない。筆者は超長期米国債の空売りを既に始めている。投資家は経済危機になっても利益を得られる唯一の職業である。
トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
2024/08/01 (Thu) 17:27:38
【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
▲△▽▼
シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
シラーPER(通称:CAPEレシオ)は、長期の平均利益を用いて計算したPER(株価収益率)です。株価や株式市場の割高・割安を判断するための指標として用いられています。
「シラーの循環調整PER」や「PE10」と呼ばれることもあります。
シラーPERを生み出したロバート・シラー教授は、サブプライム問題やリーマンショックなどの米国住宅バブルの崩壊でも注目されていた「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の生みの親でもあります。
ノーベル賞経済学賞を受賞しており、投機バブルなどの研究に精通している人物です。
日本では「CAPEレシオ」と呼ばれることが多いのですが、本記事では「シラーPER」と呼びます。(どちらも同一の指標です)
シラーPERは主に米国株式指標で用いられるものですが、今回はその計算方法や日本株に応用したケースも含めて説明したいと思います。
シラーPERの計算方法
シラーPERの計算方法についてまとめます。
▼PER(株価収益率)の計算方法
PER = 現在の株価 ÷ 1株あたり純利益
▼シラーPER(CAPEレシオ)の計算方法
シラーPER = 現在の株価 ÷ 過去10年間の1株あたり純利益の平均値
※シラーPERは、純利益のインフレ補正(インフレ率での調整)が必要
この計算方法を知っていれば、株式投資の初心者でもデータさえ集めることができれば、シラーPERを計算できると思います。
個別株にも用いることができますが、一般的には「TOPIX(東証株価指数)」や「S&P500」と言った株価指数に対して、シラーPERを使うことが多いです。
シラーPERの特徴は、(インフレ補正済みの)過去10年間の1株あたり純利益の平均値を用いることです。
これが何を意味するのかというと、まず「インフレ補正」することによって、通常のPERとの比較が可能となり、また10年間の1株あたり純利益の平均値を使うことで一時的な要因を排除できるという利点があります。
一般的にはシラーPERが25倍以上になると割高と言われます。
10年間という長い期間の平均収益で見ているので、長期的なスパンで「過熱感が高まっている」ことが判断できます。
シラー教授は次のように言っています。
遠い未来を予想するより、近い未来を予想する方が易しいと思われるかもしれないが、データはそのような直感的な見方とは逆になっている
極端に言えば、株式市場のPERが300倍という超絶なバブルの状態にあった場合、まだバブルが続いて株価が上がるのか、それとも明日バブルが崩壊して暴落するのか、短期的には誰にもわかりません。
しかし、PER300倍という異常な状態でも、30年間という長期的な視点で見れば、誰がみても割高な状態であり、投資すべきタイミングではないことは明らかだということです。
個別株投資でよく使われる一般的なPERの説明は下記の記事でおこなっています。あわせてご覧ください。
あわせて読みたい:
PER(株価収益率)のやさしい説明、3分でわかる投資の基礎
https://oneinvest.jp/per/
シラーPERを使った投資手法
今回参考にした書籍(後ほど紹介します)では、シラーPERを活用した投資手法が紹介されていました。
▼PERモメンタム手法
シラーPERの15倍で投資を行い、24倍で売却する投資手法
具体的な手順は以下の通りです。
1.毎月1回、シラーPERを確認する
2.シラーPERが15倍を下回ったら、毎月その数値をメモする
3.その後、株価指数が6%以上上昇したら株式インデックスファンドに投資する
4.以降は、新規投資を継続し、配当金や分配金なども含めて再投資に回す
5.シラーPERが24倍を上回ったら、毎月その数値をメモする
6.その後、株価指数が6%以上下落したら株式インデックスファンドを売却し、債券など安全資産に乗り換える
7.再びシラーPERが15倍を下回るまで数年かかるが、債券で運用しながらじっくりと待つ
私はこの方法を実際に試したわけではありませんが、とても合理的な考え方だと思います。
(少し画像が汚いですが)下記が、「PERモメンタム方式」と「持ち切り方式」のリターン比較です。
「持ち切り方式」というのは、最初に株式インデックスファンドに投資をして放置する戦略です。
シラーPERを使った投資手法のリターン
過去のS&P500の例では、この投資手法によって圧倒的なリターンが得られたことがわかりますね。
上記の手法をそのまま実践せずとも、シラーPER15倍以下で割安の判断、24倍以上で割高の投資判断をするという参考指標としても使えると思います。
シラーPERの推移をチャートで見る
S&P500のシラーPER
上記のチャートは、S&P500(アメリカの主要株価指数)のシラーPERの推移です。1881年1月~2018年2月までの137年間のデータとなっています。
このチャートは
Shiller PE Ratio
https://www.multpl.com/shiller-pe
で閲覧できるものです。
記事執筆時点(2018年2月)の情報となりますが、
平均:16.83倍
中央値:16.15倍
最小値:4.78倍(1920年12月)
最大値:44.19倍(1999年12月)
となっています。
歴史上、最も高いシラーPERが44倍であり、平均値・中央値は16倍です。
現在のS&P500 シラーPERが32.83倍になっていることからも、すでに米国の株式市場は割高水準へ突入していると考えられます。(あくまでもシラーPERのみで判断した場合)
また、個人的に興味深いと思ったのは、歴史上最も低い4.78倍という数字。
1920年12月に、シラーPERが4.78倍という超割安な水準に達しているわけですが、そこから急速に株価が上昇し、その9年後には1929年の世界恐慌が起こっています。
1929年の世界恐慌が起こる直前のシラーPERは約30倍であったことからも、「歴史上極めて割安な水準から急激に株価がリバウンドし、その9年後には行き過ぎにより割高となって、大暴落を引き起こしている」ことがわかります。
歴史に学ぶとすれば、2009年にリーマンショックが起こり、株式市場が割安になったところから急速に株価がリバウンドし、2018年現在にシラーPERが32.83倍を迎えてるという状況は、決して楽観視すべきではない水準のように感じます。
もちろん、過去にシラーPERが44倍まで達している歴史もあるので、まだまだ上昇の余地は十分あると考えることもできます。
株価上昇がいつ終わるかは誰にもわからないものなので、あえて「こうだ」という意見は口にしませんが、投資家自身がこの状況について深く考えてみる価値はありそうです。
一方で、先ほど紹介した手法では「シラーPERが15倍以下で割安と判断して株式に投資」と述べました。
平均値・中央値が16倍台であることからも、「シラーPERが15倍以下なら割安」という考え方は的を得ていいます。
しかし、過去を振り返るとシラーPERが5倍以下の水準になることもあるということも得られる学びとしては大きいです。
日本のシラーPERをチャートで確認する
シラーPERの比較
出典:The CAPE hanging over share markets – Firstlinks
日本のシラーPERですが、データの入手が難しかったため、上記のサイトを参考にしました。
各国のシラーPERを比較したものでソース元はバークレイズ(イギリスの著名投資銀行)となっています。
国別に比較してみると、米国に続いて日本のシラーPERが高まっていることがわかります。これは、金融緩和の影響が大きいと考えます。
siblisresearch.com
https://siblisresearch.com/data/japan-nikkei-pe-cape/
では、日経平均株価のシラーPERの数値データが確認できます。
また、日本のシラーPERに関する情報として、NIKKEI STYLEでも記事が取り上げられていました。
上記の記事では、岡三証券の阿部健児チーフストラテジストのコメントとして「18倍以上なら株価は割高、10倍以下なら割安と考えられる」とのことでした。
しかし、NIKKEI STYLEに記載されているのは、東証一部全体の営業利益をベースとして算出したシラーPERなので、前述のバークレイズ出典のものとは根本的に違うものであることに注意が必要です。
長期投資家は割高な時の投資を避けるべき
著名な投資家の意見を見ていても、
割高な時の投資は避けたほうがいい
株価水準に限らず良い株は買うべき(なぜなら市況の割高・割安は予測できないから)
と意見はさまざまです。
個人的には、どちらも正しい言い分だと思うのですが、明らかに言えることは「株価水準が割高になるほど、利回りは低くなる」ということです。
私が今回この記事を書こうと思ったのは
「科学で勝負の先を読む」
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E8%B2%A0%E3%81%AE%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80-%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%9F%E3%82%81%E3%83%BB%E8%AA%AD%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/479176840X
という本を読んだことがきっかけです。
本書によると、2013年代半ばのS&P500のシラーPERは23倍に達しており、この水準は過去20年間において3%以下の利回りしか実現できていないとのことです。
仮に利益が出たとしても、取れる利幅が3%以下と小さくなってしまい、長期的には(安全である)債券投資と同じレベルの利回りしか得られない可能性があります。(つまり、リスクリターンがあわない)
リスクをとって株式に投資するのであれば、長期的に見て割安になっている状態(わかりやすく言えば市場が悲観的になっているタイミング)で投資した方が、利回りを最大化できます。
シラー教授が言うように、「シラーPERが低くなるほど投資家が今後20年間に株式から利益を上げる可能性が高くなる」のです。
高いPERは、糖分の多い飲み物と同じようにあなたには良くないが、そのことが明らかになるのには何十年かかかる。
出典:科学で勝負の先を読む
50年以上前からバリュー投資に活用されていた
一方で、「割安になるのを待っていたらいつまで経っても良い株は買えない」という意見も正しいと思います。
株式市場の割高・割安や金利の変化は誰にも予測できないのだから、「市況に関係なく割安な株を買いなさい」と言っているのが著名投資家のベンジャミン・グレアムであり、「市況に関係なく高い成長が期待できる良い株を買いなさい」と言っているのが、同じく著名投資家のフィリップ・フィッシャーです。
いずれも、アメリカを代表する投資家「ウォーレン・バフェット」が敬愛する人物たちですね。
「シラーPERが割高だから」という理由で投資機会を待っていると、それこそ買うタイミングを逸してしまうかもしれません。
私としては、シラーPERが割高な水準にあるからと言って、株式市場への投資を完全にやめてしまうのではなく、債券比率を高めるなどしながら防御の体制を取りつつ、株価上昇についていくことも大切だと思っています。
ネットの情報を見ていると、シラーPERの信憑性に対して疑問視する声も見られました。
しかし、この手法は「シラーPER」として世の中に存在する以前から、バリュー投資家の手法として使われていました。
シラーPERは1988年に発表された考え方ですが、前述のベンジャミン・グレアムは1934年の時点で「PER計算では5年から10年の収益を使うべき」と述べています。
ベンジャミン・グレアムは主に個別株に対して言及しており、シラーPERは株式市況の割高水準を測る指標として発表されていますが、長期的な収益でPERを見ることの重要性については両者の意見が合致しています。
このような理由から、投資判断を下す上での1つの指標として、活用メリットは十分あると考えます。
次の記事は「21世紀の資本をわかりやすく解説、「r > g」はお金持ちの原則だ」です。
ベストセラーとなった書籍
「21世紀の資本」
https://oneinvest.jp/le-capital/
はとても難解な内容となっており、理解するのが難しいと言われています。
しかし、著者が言いたいことは至ってシンプルであり、未来の歴史も過去の歴史と変わらないという事実です。
https://oneinvest.jp/shiller-per/
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CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
CAPEレシオの概要(S&P500)
CAPEレシオの現在の値(リアルタイム速報・毎営業日の日次データ)と、過去140年の推移を全て掲載したページです。S&P500やFRBのバランスシートとの比較チャートも掲載。
CAPEレシオは、”シラーPER”とも呼ばれるPER(株価収益率)の一種で、実質的な株価の割高・割安を計れるバリュエーション指標です。単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けないのが特徴の指標です。歴史的に株価の暴落・急落の前兆を示してきた指標のため、注目度が高いです。標準偏差+1σ超は要注意です。
CAPEレシオとは?
CAPEレシオ(CAPE RATIO)とは、ノーベル経済学賞を受賞した米国(アメリカ)のロバート・シラー氏(Robert James Shiller)が考案したPER(株価収益率)の一種で、株価の割高・割安を計るバリュエーション指標です。シラー氏が考案したことから「シラーPER(Shiller PER)」とも呼ばれています。CAPEレシオは、過去10年間の実績利益の平均値に物価変動を加味して計算されます。
CAPEレシオ(シラーPER)で何がわかる?PERの違い
株価の割高・割安のバリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る株価指標としては「PER(株価収益率)」が有名です。PERは当期純利益を基に計算するEPS(1株当たり利益)を用いて算出されますが、単年度に変動が大きくなることがあります。
一方、CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間の実績利益の平均値に物価を加味した1株あたり利益を基に計算する指標であるため、単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けず、実質的な株価の割高・割安を計れる指標です。
株式投資に最適な時期を正確に示したCAPEレシオ(シラーPER)
通常のPERは、S&P500構成銘柄の過去12カ月の利益を用いて算出されます。景気拡大局面は企業は高い利益率と収益を上げますのでPERは低くなり、不況(不景気)の局面はその逆で低利益率・低収益でPERは高くなります。過去PERは、リーマンショック時の2009年に123倍を付けました。過去の平均が15倍程度ですので、それをはるかに上回る数値です。PER123倍は超割高ですので、これを見ていると株式の購入時期ではありませんが、歴史的にこの時期は最適な株式投資の時期でした。一方、CAPEレシオ(シラーPER)は同時期に13.3倍程度で過去数十年の最低水準をつけており、株式投資に最適な時期であったことを正確に示していました。
CAPEレシオはバフェット指標に似ている?
CAPEレシオ(シラーPER)は景気循環中の利益変動を排除した指標で、PERより合理的な市場評価の指標として捉えられており、これはGDPに対する総時価総額の比率で市場評価をする指標「バフェット指標」に似ています。米国のバフェット指標(S&P500)は、以下のページで掲載していますので参考にしてください。
バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ
https://stock-marketdata.com/buffet-indicator.html
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が注目している「バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ」のチャートと時系列です(速報)。FRBのバランスシートを考慮したバフェット指標も掲載。毎営業日の値(現在)も掲載。水準や目安など解説も掲載。
CAPEレシオの計算
CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間のS&P500構成銘柄の年間の実績利益と消費者物価指数(CPI)を使用してインフレによる過去の利益を調整して計算されています(ドルベース)。過去10年の調整値を平均して算出され、CAPEレシオはこの平均値に対するS&P500の比率に等しくなります。
株価急落・暴落の前兆シグナル!CAPEレシオの目安と水準
CAPEレシオ(シラーPER)は、株価の暴落・急落の前兆を示す指標として注目されています。非常に注目度の高い指標です。過去の傾向から見た目安と水準を以下に記載します。
CAPEレシオ(シラーPER)の過去平均
CAPEレシオ(シラーPER)は、1881年から2020年までの推移から取得される平均の標準偏差+1σから-1σの間で概ね推移しやすい傾向があります。CAPEレシオが標準偏差+1σを超えて推移した後は、大恐慌やITバブルの崩壊、リーマンショックなどが起こって株価が暴落した歴史があります。2020年のコロナショック前も標準偏差+1σを超えて推移していました。
標準偏差+1σの水準はどれぐらい?
CAPEレシオの標準偏差+1σ水準は2023年6月時点で、概ね24倍程度です。ゆえに、CAPEレシオが24倍を超えてきた場合は警戒水準と見られやすいです。CAPEレシオの標準偏差-1σ水準は、概ね10倍程度です。標準偏差の値はデータ更新毎に変わりますが、以下のCAPEレシオのチャートは最新のCAPEレシオの標準偏差±1σのデータが反映されています。
FRBのバランスシートとCAPEレシオの相関性
CAPEレシオ(シラーPER)は上記の解説の通り、標準偏差+1σ以上で過熱感を示す指標です。+1σに近付けば過熱感が意識され、+1σ以上は警戒水準と見るのが一般的です。ただし、CAPEレシオ(シラーPER)は、FRBのバランスシート(総資産)と正の相関性が認められる傾向があり、FRBがバランスシートを拡大している局面ではCAPEレシオ(シラーPER)の過熱の水準も切り上がるとの見方があります。下の”チャート”の欄に、CAPEレシオ(シラーPER)とFRBのバランスシートの比較チャートを掲載していますので参考にしてください。
FRBのバランスシートの推移と解説は、当サイトの以下のページで掲載しています。
FRBのバランスシート(総資産)
https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html
米国(アメリカ)のFRBのバランスシート(総資産)のチャート・グラフと時系列です(速報)。名目GDP比のチャートやFF金利・長期金利(10年国債利回り)、株価(ナスダックやS&P500)との比較チャートも掲載。バランスシート拡大・縮小局面の傾向。
リスクプレミアムとCAPEレシオ(シラーPER)の関係
CAPEレシオ(シラーPER)は、米国のリスクプレミアムと比較して見ることも多いです。パウエルFRB議長は、CAPEレシオ(シラーPER)とリスクプレミアムを比較して株式がバブルであるかどうか、2021年1月のFOMC後の会見で発言していました。リスクプレミアムは、株式益利回りから米国10年国債利回りを差し引いたものですが、リスクプレミアムが低水準であればPERのある程度の上昇は割高ではないとの見方を示しました。
米国のリスクプレミアムの推移はこちら
米国(アメリカ)のリスクプレミアムの推移(リスクプレミアムのわかりやすい解説も掲載)は、以下のページで掲載しています。
リスクプレミアム(米国)
https://stock-marketdata.com/riskpremium.html
米国(アメリカ)のリスクプレミアムのチャートと時系列です(速報)。リスクプレミアムとは?水準や目安、計算方法、求め方、リスクプレミアムがマイナスの意味、株のバブルの見分け方、長期金利との関係、FRBの融資による影響などわかりやすい解説も掲載。
S&P500の予想PERと実績PERの推移はこちら
通常、一般的に見られているS&P500のPER(予想PERと実績PER)の推移は、以下のページで掲載しています。当ページで掲載しているCAPEレシオと併せてご利用ください。
PER(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)
https://stock-marketdata.com/per-nasdaq.html
ナスダック100(NASDAQ100)・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)のチャートと時系列です(速報)。実績PERと現在の予想PERと長期金利(米国10年国債利回り)と実質金利との比較チャート、平均PERの水準と目安も掲載。
当サイト「株式マーケットデータ」では、S&P500のPERの他に、S&P500のEPS(1株当たり利益)や配当利回り、株式益利回り、PBRなど各種バリュエーション指標も掲載していますのでご利用ください(すべて解説付き)。
超過CAPE利回りの推移はこちら
ロバート・シラー氏は、CAPEレシオをベースとした株式益利回りと米国債の実質利回りから算出される「超過CAPE利回り」も株式の割高・割安の指標として用いています。その超過CAPE利回りの推移と解説は以下のページで掲載しています。
超過CAPE利回り
https://stock-marketdata.com/excess-cape-yield
ロバートシラー氏が考案した超過CAPE利回り(ECY:Excess CAPE Yield)のチャートと時系列です。現在のリアルタイムの日次データも掲載。CAPEレシオ(シラーPER)ベースの株式益利回りと10年物国債実質利回りから算出される指標です。
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER) の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す Aug. 14, 2020
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/348.html
2024/08/03 (Sat) 05:43:22
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
2024/04/18
https://www.youtube.com/watch?v=hpHDV3IaRVQ
新NISA導入や株高を受け、投資ブームの様相を見せる日本経済。「お金と投資」についての著書がベストセラーとなっている田内学氏と後藤達也氏は、この流れをどう見るのか。じっくり語り合ってもらった。
前編の今回は国内経済の注目トピックス、アメリカ経済のポイントリスクなどについて議論する。
【タイムテーブル】
00:00~ 本編開始
00:47~ 株高にあおられた「投資ブーム」の是非
02:55~ 最近の経済トピックス:為替レートに注目
04:09~ 日本が「新興国化」している
06:00~ 新NISAが日本にもたらす影響
07:21~ アメリカ経済のここに注目
「含み益が吹き飛んだ」日銀利上げ砲0.25%の衝撃 わずかな利上げで「1ドル150円割り込み」のなぜ
8/2(金) 9:02配信
7月31日、日本銀行が政策金利を0.25%に引き上げることを決め、外国為替市場では一時1ドル150円を割り込んだ。
1カ月前まで160円を軽く超えて推移していたドル円相場がここまで動くとは、誰が予想しただろうか。
この急速な円高にSNS上の反応はさまざま。物価高が収まるとの声がある一方、「NISAで積み上げた含み益が消えてしまった」という投稿も目立った。
消費者からも投資家からも、ドル円への注目は高まっている。
食料やエネルギーなどの大部分を外国からの輸入に頼る日本では、近年の円安が大幅な物価高をもたらしており、消費者の財布を直撃している。
また、今年から始まった新NISA枠を利用して「オルカン」などの外貨投資をはじめる人も増えている。1月時点では141円だったドルは、半年で161円まで上がり続けたので、1月から外貨投資を始めた人にとっては、居心地のいい相場だった。ところが、150円を割り込んだことで、投資を始めたタイミングによっては、含み益がすべて吹き飛んだ人もいる。
今回、これだけ大きく為替が動いているのは、0.25%への利上げだけではなく、その裏側にある政府や日銀の円安退治への強い姿勢がうかがえたからだろう。
■金利が為替レートに影響を与えるしくみ
ご存じの方は読み飛ばしてもらってかまわないが、金利は為替レートと密接な関係がある。簡単な例で説明するために、日本の金利を0%、アメリカの金利を5%とし、1ドルが160円とする。
いま、あなたは160万円を持っている。それをドルで保有するか、円で保有するか。ドルを選んだ場合、160万円は1万ドルに交換されて、1年後には利息込みで1.05万ドルになる。一方で、円は160万円のまま。
1ドル160円と言われると高そうだが、1年後に1ドルが152.4円(160万÷1.05万=152.4)よりも高ければ、ドルを選んだほうがよかったことになる(実際の為替市場でも1年後決済でドルを購入できる。その場合のレートは通常のレートに比べると金利差の分だけ安く購入できる)。
つまりアメリカと日本の金利差が大きい場合はドルが魅力的に見えるのだが、その差が縮まるとドルは買いにくくなる。
アメリカでは、9月にドルの金利が下げられるとの見方が強い。そして、一方の円金利においては、日本銀行が利上げを決めた。
為替市場への影響が強かったのは、この0.25%への利上げが予想外だったうえに、植田日銀総裁が「(0.5%の壁を)特に意識していない」と述べ、利上げに対して積極的な姿勢を見せたからだ。7月には5兆~6兆円規模で円買いの覆面介入が行われていたと見られており、政府日銀の円安退治への本気具合がうかがえる。
外貨投資を始めたばかりの人々にとって、この急速な円高は為替リスクの現実を突きつけるものとなった。1月から6月までに6兆円以上という大量の資金が外貨投資に回っている。
これまでの円安局面では「外貨投資をしないと損」かのような風潮があり、「オルカン」という言葉が当たり前のように使われるようになった。しかし、外貨投資は必ず儲かるものではなく、大きな為替リスクをとっていることを認識したほうがいい。
あくまでインフレへの備えとして外貨を保有していると考えたほうがいいだろう。日本ではGDPに対する輸入額が20%程度だから、単純計算すると年間支出が500万円の家では食料やエネルギーなど100万円程度輸入に頼っている。10%円安になれば10万円ほど出費が増える。外貨資産を保有していれば、その値上げ利益によって出費を補填できるという考えだ。
さきほど、外貨投資で円安に備えられると書いた。新NISAは岸田政権が掲げる「資産所得倍増プラン」の一環だが、それだけでは資金に余裕がある人しか救われない。
また、新NISA によって上半期だけで6兆円以上の資金が外貨投資に回っているわけだが、それ自体が円安を進めている一面もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c83a6df9171dc70819b10a47476b5aecccb201?page=1
2024/08/06 (Tue) 09:48:11
バブル経験者は語る
自分の投資法を持たれ、成果を上げられている方はほんのわずかです。ほとんどの方は損をしています。
今回はそんな中から極端な例をご紹介します。
その方は相場の経験は浅くと言うか、ほとんどど素人同然でした。元々資産家で商品先物に手を出したのも、ほんの「お遊び」だったようです。
最初、50万円から始められたそうですが、あれよあれよと言う間に儲かって行きました。その時の投資基準は「勘と第六感と度胸」とでも言うのでしょう。儲かった利益をそのまま次の取引に載せていったそうです。
バブル時の長期上昇トレンドに乗った物だと思います。
話を聞いただけで恐ろしくなりますが、素人は怖いもの知らず。1年足らずで資金は2億に届く所まで来たそうです。
そうなるともう怖いもの知らずの行け行けドンドン! 一気に登った坂道を登り詰めると、今度は全力で駆け下りるようだったと聞きます。
気が付いた時にはプラス2億がマイナス2億へ・・・となっていました。
本来、資産家ですからこの程度(!)のマイナスなら持ち応えられたらしいのですが、悪い事は続く物です。 知り合いの建設業者に頼まれてなった保証人。その建築業者が失踪、借金取りが押し寄せて来たそうです。
http://www.harvestchart.com/tonpei/tonppei.htm
暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。
言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。
だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。
暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・
そんな状況を総じて”暴落”というのです。
仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。
そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。
ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。
ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。
_________________
暴落時に空売れると思っている人間が多いよね。
S安貼り付きに売りで並ぶつもりなのだろうか。
本格的な下げか、押し目か判断してから参加するとか言っている人間は一番ダメだな。 暴落の一番オイシイ所を逃すばかりか、押し目だった場合、大底で空売るハメになる。
または「まだ早い、ただの押し目だ」と言い続けて売り遅れ涙目になるのがオチ。
暴落始まったら損切りしたくてもできない。 売れないから。
今現在、株トレードにおいて自分が勝ち組だと思ってるやつも大半はやがて自分も負け組であることを実感する時が来る。 有名なアナリストも株相場はトランプのババ抜きみたいなものといっているくらいだから利益確定してさっさと勝ち逃げするのが賢明
___________________
ビルに飛行機がつっこんだ。
東証は臨時に値幅制限を半分に。当然のようにS安連発。
自分の持ち株はマーケットメークだったので、1日で確か20%ぐらい下げた。
当時はまだ優良企業であると信じられていた某ソニー。
自分も期待しながらわずか200株だけだけど買ってました。
糞決算発表。確かその翌日は比例配分すらできないような大幅な売りを浴びてS安。その次の日も比例配分のS安。 一応国際優良株と言われ馬鹿でかい規模、こんな株が2日連続でS安っていう衝撃はあまりにもでかかった。
一番すごかったのはメガバンの売られっぷりだけどね。 100万ぐらいしてたのが1年もたたないうちに5万台まで売られた。
そのとき買っとけばよかったじゃんと言うかもしれないけど、とてもじゃないけど買える雰囲気じゃなかった。 某ドイツ証券の人が「東証を閉鎖せよ」っとまじで言ってるのw
自分はみずほ5万台で買ったのが自慢。だけど1株だけな。あのとき100株とか買えるような人がいたら天才か大ばか者のどっちかだな。
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90年バブルの方はブラックマンデー以降も2年くらいは好景気で株式相場も活況だった。逃げる気になれば逃げられた。もつとも当時は株と土地は長期的に下がることはないと思われていたから「逃げる」と言う感覚がなかった。
ITバブルの方は本当にバブル。一気にはじけた。あれは逃げるのが難しかった。
それでも全銘柄が急落したわけではない。逆張りでオールドエコノミーといわれたセクターに投資した人(バフェットもその一人)はむしろ儲けた。
87年に起こった、ブラックマンデー・ショック直前に、持ち株全部処分してノーポジを自慢してた香具師もいたが、その後の相場にはしっかり乗り遅れた。
現在のような、13年の長きにわたる下げ相場だと、弱気になるのも無理からぬことではある。
弱気筋も、売った 持ち株が更に上伸していくさまを何度も見せ付けられて徐々に強気に変わっていくのさ。
そして、誰もが強気を唱えるようになるとき・・・
「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 ようになる。
2024/08/06 (Tue) 11:48:12
日経平均暴落、NISAで株式投資を始めた初心者が見逃していた長期投資の問題点
2024年8月5日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
8月5日、日本の株式市場が大幅下落した。日経平均は1日で12.4%の下落となり、近年稀に見る株価の下落幅となった。
株価暴落の理由
日経平均は次のようなチャートになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-chart.png
なかなかの急降下である。7月の史上最高値から見ると25%程度の急落となっている。
株価下落の原因は何かと言えば、それは世間で言われているように日銀植田総裁の利上げではない。0.25%の利上げに株価を暴落させる力はない上に、長期金利はそもそも上がってすらいないからである。だから金利が株価下落の原因だという議論は有り得ない。
では何が原因かと言えば、以下の記事で既に説明しておいたのでそちらを読んでもらいたい。
日経平均急落の原因は日銀植田総裁の利上げではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51874
NISAで投資を始めた初心者たち
だから今回の記事で議論したいのは、株価下落の根本的な原因のことではなく、株価が下がった時に群れをなして売ろうとした人が多かったことである。投資家として暴落相場を何度も見てきた筆者が見ても、下落が下落を呼ぶ速度が早かったように思う。
恐らく株式市場についてほとんど何も知らずにNISAがブームだと聞いて投資を始めた人が株式市場にあふれていたのだろう。彼らが株式を買った理由は株価が上昇していたことだったから、株価が下落に転じればそれがそのまま株式を投げ売りする理由になる。だから下落が下落を呼ぶ。
ここ数年ほど、筆者は主婦や普通の会社員など金融業界とは無縁の人々にNISAについて尋ねられることが多かった。そうした人々の多くは実際には客観的なアドバイスなど求めていなかった。「買って放置すれば金が儲かる」という売り文句に吸い込まれた自分の背中を筆者のような金融業界の人間に後押ししてほしかっただけなのである。
一番酷い場合には、NISAを貯金の代わりか何かだと勘違いしていた人もいる。その人は、株式投資のリスクを淡々と説明した筆者に対し、不満そうな顔をしながら「儲からなくても、損しなければ良いと思ってるので」と答えた。「株価は下がるものですが」と言う筆者に対してその人は不思議そうな顔をしていた。
今回の下落では、そうした人々が想像もしなかった(筆者は説明した)下落に対して大急ぎで逃げ出したのだろう。
株式の長期投資
さて、もう少し賢明な人々は、NISAが長期投資であることを理解していただろう。だがそうした人々に対する試練はこれからである。何故ならば、そうした人々はまだ株式を売っていないだろうからである。
筆者は以前から説明しているが、NISAの一番の問題点は、株式の長期投資がまるで必ず儲かるものであるかのように説明されていたことである。
株式投資は短期的には上下することもあるが、長期的には安定して儲かるものである。それが上述の初心者よりも少し賢い投資初心者が株式長期投資に対して持っている理解である。
だが残念ながらそれは間違っている。日経平均が30年ぶりに史上最高値を更新したというニュースが流れたとき、大半の人は喜んだが、少数の賢明な初心者の頭には不安がよぎったはずだ。何故ならば、それは日本株に30年投資しても損しか出ていなかったことを意味するからである。
それが恐らく投資初心者に気づきの機会が与えられた一番最初だっただろう。株価は長期的に必ず上がるわけではないのか?
株価の長期的な動向
その問いに対する答えは、筆者はここの記事で既に書いている。ここの読者には言うまでもないことだが、株価の動向に対して正しい原則はこうである。
株価は「金融緩和が行われている状況下では」常に長期的に上がってゆく。
だから日本株はバブル崩壊後、金利がゼロに近づいて十分に利下げできなかった期間は下がり続けて、2013年のアベノミクスで量的緩和が始まると上昇トレンドに転じたのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-long-term-chart.png
分かりやすいチャートではないか。
米国株の長期的動向
そしてその原則は日本株のみならず、米国株を含むあらゆる国の株価に対して当てはまる。
NISAで米国株に投資している人の論理はこうである。米国株は過去数十年上がり続けている。だからこれからも数十年上がり続ける。
だが上の原則を知った人はこう訂正するだろう。米国株は金融緩和によって過去数十年上がり続けた。だから、「もしこれからも金融緩和が続けば」、数十年上がり続けるだろう。
実際、アメリカでは1980年から2021年まで41年間長期的に金利が低下していた。アメリカの政策金利は次のようになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-federal-funds-rate-chart.png
だから過去40年間の米国株の上昇は、この金利低下(そしてその後の量的緩和)が原因なのである。
アメリカが40年も金利を下げ続けられたのは、それがデフレの時代だったからである。しかしコロナ後のインフレによってアメリカは金利を上げなければならなくなった。
過去数十年の米国株のチャートしか知らない人々は、金融緩和時における米国株の推移しか知らないわけである。
ではインフレ・金利上昇の時代に株価はどうなるか。1980年より前、アメリカは物価高騰の時代だった。そして上のチャートを見れば分かるように、金利は上がり続けていた。
そしてその時の米国株のパフォーマンスは、以下の記事で検証したように長期的に酷かったのである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に (2022/9/20)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
結論
そして今、相場はどちらなのか。デフレと金融緩和の時代なのか、インフレと金利上昇の時代なのか。投資家はそれを考えなければならない。
日本株がそうだったように、株式の長期投資で損失が出る国もある。世界には無数に国があり、株価が上がる国もあれば下がる国もある。
そしてアメリカが過去40年金融緩和のトレンドにあったからと言って、今後40年そうなる保証はまったくない。というか現状アメリカ経済はその逆を行っている。
だから短期投資でも長期投資でも、投資家は結局正しい投資先(株価インデックスを買う場合には国)を自分で見つけなければ利益を得られない。金融政策の状態から言って株価が長期的に上がる状態にある国もあれば、株価が長期的に下がる状態にある国もあるからである。
そしてその国の株価が過去数十年上がり続けていることは、今後数十年の株価動向に何の意味も持たない。ここまで読んだ読者ならばそれは分かるだろう。国の経済にはサイクルがあり、アメリカはデフレと金融緩和のサイクルを通り抜けただけである。
アメリカが次にどういうサイクルを通り抜けるのかは、長期的な話ならばレイ・ダリオ氏の『世界秩序の変化に対処するための原則』に書かれている。ダリオ氏は日本株の暴落を予想していた。
レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性 (2024/6/5)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49622
日本とアメリカの経済に関する短期的な話ならば、以下の記事に書いてあるので参考にしてもらいたい。
今のドル円下落は円相場崩壊前の最後の円高サイクル
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51917
だから結局、投資家は予想を立てなければならない。株価インデックスに長期投資するのであれば、その国の今後数十年の金融政策を予想しなければならないのである。
買って寝ていれば儲かる投資など存在しない。本当に存在するのであれば、プロのファンドマネージャーは毎日出社して世界経済をリサーチなどしていない。そんな当たり前のことに、ほとんどの投資家は暴落を経験しなければ気づけないのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
2024/08/06 (Tue) 21:39:21
石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
2024/08/07 (Wed) 14:31:43
2024.08.07
今日は700円高 支配者層が売り逃げてる証拠
https://golden-tamatama.com/blog-entry-evidence-elite-selling-out.html
さて、今日は700円高で、日経平均は35,800円に戻ったとさ。
奈落の底に落ちたと思ったら、
ちょっと戻して良かったですね。
それにしても、ここが絶好の買い場等。
まだ言ってる人がいるので驚くんですが。
今年の2月頃の支配者層さんは売り逃げてるでしょー
以下、その当時の達の動き載せときます。
まぁ、支配者層と言っても課長さんレベルの方々ですが。
当時、会員向けに載せて警告してたものですた。
以下は、ビル&メリンダゲイツ財団の取引履歴ですた。
アップル株 sell 100%
アドビ株 sell 100%
アマゾン株 sell 100%
・・・
等々
有名株を100%売り払ってますたね。
これ、2月20日の取引履歴ですが。
あのマークザッカーバーグさんもメタ(旧 Facebook)の株を売り払ってますた。
他にもアマゾンのジェフ・ベゾスさんが自社株を売っ払ってますたね。
2月20日ごろにスーパーリッチさん達は、売り逃げていた。
そこからいきなり暴落すると怪しまれるので、
半年後にやったってことですね。
もう支配者層の皆様が売り逃げてるのに上がる訳ないでしょ〜
ちなみにビルゲイツさん。
2020年ごろこんな警告してますたね。
英語が分かる人は見てみて下さい。
バイオ⚪︎⚪︎について語ってます。
Bill Gates: We Could See Early Results From Coronavirus Vaccine Trials This Summer
2020/04/24
https://www.youtube.com/watch?v=ipaP5zTVKKU
なるほどな〜
第2パンデミックはそれでやるのか。
ゲイツ先輩が警告する=計画がある
ってことですね。
ワタスは、近々それが起きそうだと思ってるのですが。
本当にありがとうございますた。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-evidence-elite-selling-out.html
2024/08/08 (Thu) 16:28:10
国民の金を株式市場へ大誘導、売国奴 岸田総理の大罪 日本人素人投資家は「カモ」、 外国人プロ投資家は「ボロ儲け」
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=fr88PBFjakQ
2024/09/17 (Tue) 05:11:40
全国民が影響を受ける!?来年以降、株の売却や配当に対しての税率が上がるという最悪な運用がスタートします。
脱・税理士スガワラくん 2024/09/15
https://www.youtube.com/watch?v=85LrmB_J4Kg
2024/09/18 (Wed) 06:56:48
法人税と譲渡益税をあげると 株価は大暴落する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16869879
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
低金利の間に大量生産されたゾンビ企業は高金利にして一掃しないといけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852548
倒産する企業はそのまま倒産させるのが正しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033162
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
2024/09/22 (Sun) 12:58:21
【海外の反応】ハーレーが大崩壊⁉日本のバイクに敗北! ハーレーのブランド価値が一気に崩壊した衝撃の理由とは...w
輝く日本の技術【海外の反応】2024/09/20
https://www.youtube.com/watch?v=p65dM9ENy7w
ハーレーブランドが大崩壊しました。そして、日本のバイクにシェアを奪われてしまったのです。今回の動画では、ハーレーブランの価値が一気に崩壊した衝撃の理由について解説していきます。
2024/10/28 (Mon) 05:24:46
投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876020
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
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日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
レイ・ダリオ氏、株式銘柄の分散ではない本当の分散投資を語る
2024年6月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49671
ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
バッド・ディールよりもノー・ディールの方がいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/938.html
借金は「時間を買うこと」_ 良い借金と悪い借金
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/942.html
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
優良株の長期投資以外はすべてギャンブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html
資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html
2024/11/10 (Sun) 09:53:29
投資コストを極限まで減らすと勝ちやすくなる
2024.11.10
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html
日経225は取引手数料がとても安い
info20150108-02-img-01
画像引用:楽天証券 | 日経225先物・オプション手数料を引き下げました。https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20150108-02.html
投資コストを減らすと勝ちやすくなる
投資をしていて儲からない人の行動パターンは色々ありますが、共通点としてはコストが高い投資を好んでやっている点です
投資の中にはトータルでの手数料が限りなくゼロに近いものから、一回取引しただけで1割も手数料が取られるものがあります
日経225やS&P500などに連動するフリーETFは売買手数料が信託報酬は0.2%前後なので、合計の取引コストも0.2%以下に抑えられます
このような低コストな投資だけをしている場合相場の目論見が外れて損をする事はあるが、手数料が膨らんで損をすることはありません
だが高コストな投資を好んでしていたら相場変動に加えて手数料コストとも戦わねばならず、誰も手数料に勝つことはできない
フリーETFではないアクティブ型投資には信託報酬2%以上のものがあるので、手数料はフリーETFの10倍以上になります
ETFを含む投資信託では配当を再投資して増やすことができ、利益が出ていても解約するまでは税金を支払わなくて済みます
他の短期的な投資では売買利益や配当に毎回20%課税されるので、投資信託への長期投資は長い目で見ると税金も安く済みます
投資コストを減らす事は売買利益を得るのと同じで、毎回2%投資コストを減らすと毎回2%儲けたのと同じ事に成ります
100万円で毎回手数料2%の投信を買う人は、低コストETFを買う人に比べて、最初から2万円負けてスタートしているのです
以前金融庁だったかが銀行が販売している投資信託の投資結果を調査したところ、顧客の9割以上が損失を被っていたという結果が出ていました
恐ろしいのはこの9割の人の多くは「投資では勝っていた」のに手数料で損失を出していた点で、当たり前ですが投資会社や銀行やマスコミは『手数料が高い投資を勧めて来る』のです
手数料に徹底的にこだわるべき
株の現物取引では通常、10万円取引で100円、100万円取引で500円程度の売買手数料がかかるので0.1%から0.05%になります
手数料は片道分なので購入して利益がでて売却すると、一連の取引で10万円取引なら約200円(約0.2%)の手数料がかかります。
少ないようですが気を付けたいのはこれは1回の手数料なので、取引10回なら2%、100回なら20%に相当する手数料を払う事になります
例えば年間に短期売買を100回繰り返して合計20%の投資利益を得ても、手数料も投資金額の20%で利益ゼロになっている筈です
これはレバレッジをかける取引では重要な意味を持ち、日経平均先物やFXなどでは口座金額の最大20倍の取引も可能です
日経225miniでは証拠金1万5000円から手数料40円ほどで300万円の取引ができ、往復でも0.004%の手数料しかかかりません
だがレバレッジ10倍で年100回取引すると年4%の手数料になりレバレッジ20倍で年100回だと年8%になり、取引回数が増えるほど利益を出すのは難しくなります
レバレッジを掛けて短期売買を繰り返すのは良いやり方ではないが、手数料が低いのでこの程度ならほとんどダメージを受けないでしょう
もし1往復0.4%の取引手数料で同じことをしたら、年400%から800%も手数料を支払うことになり、100%負けるでしょう
投資をするときは銘柄や配当より手数料に徹底的にこだわるべきで、投資コストを極限まで低くすると、投資で負ける確率も極限まで下がります
短期投資よりも長期投資のほうが 勝ちやすいというのも結局は手数料などの投資コストを減らせるからで、手数料を100回払うより1回しか払わない方が勝ちやすいからです
Wバフェットは「その銘柄を10年保有する気がないなら投資しない方が良い」という意味の事を言っていますが、これも「投資コストを極限まで減らせ」という事だと思います
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html
2024/11/20 (Wed) 09:13:00
なぜ玉木代表は日本を海外に売り飛ばすのか?円安・物価高に苦しむ国民を尻目に「日銀は利上げ急ぐな」の非情な経済オンチぶり
2024.11.19 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/628998
国民民主党の玉木雄一郎代表がロイターのインタビューで、「向こう半年は利上げを急ぐべきではない」と日銀に厚かましく注文をつけたのは今月1日のこと。首相にでもなったつもりで調子に乗ったのかもしれないが、この不倫男の言うとおりにしていては、日本経済は円安と物価高で本当に終わってしまう。外国人が「日本は何でも安い」と目を輝かせる一方で、日本という国を支える国民がマイホーム購入はおろか、日々の食費にすら大きな負担を感じているという矛盾。エコノミストの斎藤満氏は、日本で働き、日本円を稼いでいる自国民の生活実感を向上させるには、しょせんインフレに負ける見せかけの“賃上げ”ではなく、日銀による適切な政策金利の引き上げこそが重要と釘を刺す。(メルマガ『マンさんの経済あらかると』より)
プロフィール:斎藤満(さいとう・みつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。
いま日銀が利上げをしなければ、日本経済は“手遅れ”になる
欧米が利下げ局面に入っている中で、日銀はようやく政策金利の引き上げに動きだす「半周遅れ」にあります。
この大規模緩和を長い間続け、引き締め転換が後手に回った結果、日本経済は取り返しのつかない、大きな負担を余儀なくされています。
都内の新築マンション価格は昨年から平均で1億円を超え、バブルの様相を呈しています。
銀行の無節操なバブル融資こそ発生していませんが、長期緩和の副産物である円安を利用し、割安となった日本の不動産や株などの資産を買いあさる外国資本によって、日本の資産価格が高騰、日本人にはなかなか手が出ない価格高騰となっているのです。
また物価高を放置し、いまだにデフレ脱却を掲げる政府日銀の姿勢の中で、国民は物価高で生活が圧迫されています。これは日本だけでなく、主要国の間で物価高が政府批判となり、選挙で与党がいずれも敗れる結果となっています。
日本は賃上げを免罪符にしていますが、現実にはインフレで実質所得が減り、金融資産が目減りして将来不安を高めています。自公の過半数割れは国民の不満の表れです。
円安資産バブルに笑う外国人、泣かされつづける日本国民
都内の新築マンション価格は、昨年から平均で1億円を超えました。このマンション価格高騰の裏に、外国人マネーによる投資需要の拡大があります。
いわゆる「億ション」の買い手の多くが投資目的の外国人で、彼らにしてみれば1ドル150円超の大幅円安により、ドルベースでは日本の住宅価格が割安に見えます。
住宅や土地に限らず、日本の株価も円安で海外の投資家からは割安に見えます。カナダ資本がセブン&アイの買収提案に出た裏にも、この円安で日本企業が安く買える環境があります。
最近でこそ中国の景気対策期待で投資マネーが日本市場から中国市場にシフトする動きがありますが、日本の不動産や株、高級食材に至るまで、円安のおかげで「外人」にはバーゲンセールとなっています。
都心に住宅を持つ人が買い替える場合は、売値も高くなって億ションを買うことも可能になりますが、30代や40代の一次取得者には、都心の住宅は手の届かないものになり、郊外の物件に需要がシフト、首都圏全般の価格高につながっています。
国民が家を買えないのに、外国人向けバーゲンセールをやっている場合か?
1980年代のバブルのころは、銀行が積極的に貸し出しをしたために、買い手は容易に資金調達ができましたが、今日ではさすがに銀行も慎重で、借り手一人では返済負担が大きすぎてローンが組めない場合に、共働きの配偶者にも借金をさせる「ペアローン」のケースが増えています。
ペアローンを組んだ世帯では、二人とも長年仕事を続け、返済資力があればよいのですが、非正規雇用の場合や、生活面で子育て、親の介護などの条件変化で片方が仕事を続けられなくなるケースもあり、結果的に片方の返済負担が大きくなって生活破綻をきたすケースも報告されています。
1980年代には労働市場が「終身雇用」制で、年功序列で明日は今日より明るい希望があり、長期の借金をしても返済に困るリスクは限定的でした。
ところが、現在のように労働市場が非正規の多い不安定な状況で、住宅価格が押し上げられると、一次取得者の住宅購入が非常に厳しくなり、持ち家比率が低下する可能性があります。
一般に高齢者の借家住まいが厳しくなり、住処のない高齢者が増える懸念があります。
円安は海外の投資家にはプラスとしても、彼らが需要を押し上げ、住宅価格を押し上げた結果、円で生活する日本人が家を買えなくなる問題を引き起こしました。
しかも、政府が企業のために雇用の流動化、非正規化を進めたために、雇用の安定が維持できなくなり、それだけ借金をして家を買う条件が厳しくなりました。
かつては金利引き上げや規制強化によって住宅バブルに対処せざるを得なくなり、結果としてバブルを崩壊させ、失われた20年を経験することになりました。
今日(こんにち)は信用爆発ではなく、円安で海外マネーが住宅価格を押し上げているだけに、円安を是正して、日本の不動産の外人向けバーゲンセールをやめることが必要になります。日銀は円安につながる金融緩和の是正が急務です。
政治家が言う「賃上げ」のウソ。物価高の負担はますます深刻化
そしてもう1つ、長期にわたる異次元緩和が、企業の価格行動を変えました。従来は価格引き上げが需要減につながるとみて、価格を維持し、その分コストを圧縮してきました。これが政府日銀によるインフレ促進策によって、逆にインフレ・マインドを醸成してしまい、「赤信号、皆で渡れば怖くない」となって値上げに抵抗がなくなりました。
政府自身がコスト増分を価格転嫁するよう推進していることもあって、最近では利益拡大のための安易な値上げが広がっています。昨年までコメだけは安かったのですが、現在はコメ不足も手伝って、コメ価格が急騰、これを起点にコメを材料とする製品もこれから値上げラッシュとなります。
しかも、かつては国営のもとで価格は政府が管理していた郵便が、民営化の中で値上げが容易になり、先月からはがきや封書の郵便代金が26%から33%も上昇、郵便料金の引き上げは配送料の引き上げとともに、経済の多くの分野にコスト高となり、その分の価格転嫁、値上げを誘発します。
家計が値上げの連続にあきらめを感じ、企業にインフレ・マインドが醸成されると、日銀はインフレを抑えることが難しくなります。安定的な物価上昇ではなく、止めどのないインフレにつながるリスクがあります。
そして政府日銀は金融緩和で賃上げを支援すると言っていますが、物価高が続くと、賃上げでは生活コスト高をカバーできなくなります。今年6月、7月はボーナスの増加で実質賃金が久々にプラスになりましたが、ボーナスを除く定期収入では依然として物価をカバー出来ず、実質賃金はマイナスになっています。
しかも、日本の物価統計は実態より低く出ている可能性が高く、現実の負担感は統計以上に厳しくなっています。これは日銀の「生活意識に関するアンケート調査」に表れています。CPI統計が2%台の物価上昇を示している一方で、個人が感じる物価上昇は10%を超えています。基準のインフレ率が低いため、年金の改定も少なく、年金生活者の実質購買力は数字以上に低下しています。預貯金の目減りも進んでいます。
このため個人消費は停滞が続き、 小売店の中には値上げで売り上げが減る事態を恐れ、自社ブランドを中心に値下げに出る動きが出始めました。物価高を放置してきたため、家計が疲弊し、消費が弱くなり、却って経済にデフレ圧力をもたらします。そして生活苦を推し進めた政府に選挙で「ノー」を突きつけました。与党は選挙の敗北原因をよく吟味する必要があります。裏金問題だけではないのです。
https://www.mag2.com/p/news/628998/3
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ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
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石破総理を操る黒幕「米外交問題評議会」は新NISAをどう“利用”してきたか?日米選挙後にトレンド大転換も
2024.10.16 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/625374
米共和党・米外交問題評議会(CFR)の圧力
米国の圧力。といっても、ホワイトハウスや米財務省ではありません。
石破総理は就任直後に世界有数の投資会社ブラックストーン社の共同経営者、スティーブ・シュワルツマン氏と面談したといいます。同社は日本でも積極的な投資を行っていて、今後も投資拡大を計画しています。そこで投資家サイドからの要望があった模様です。一投資家として、投資環境を考慮して利上げに反対、ということになったのか、政治的な意図があったのかは不明です。
そもそも、シュワルツマン氏はピーター・ピーターソン氏と共同でブラックストーン社を立ち上げましたが、このピーターソン氏はCFR(外交問題評議会)の重鎮です。シュワルツマン氏も共和党系CFRの立場にあります。
CFRは日本に対し、増税を含めた緊縮型財政を求め、そのため金融政策ではある程度緩和的な状況が必要と見ています。これまでも日銀の利上げには抵抗を示していました。
また、ブラックストーン社は中国でも投資をしていて、日本の利上げが中国市場の制約になるとみて、利上げには反対の立場をとります。
昨年秋にはブラックストーンの兄弟会社、ブラックロックのトップが岸田総理と会談し、日本マネーの米国還流支援策を求めたといいます。
これらを前提として岸田総理は新NISAを推し進め、今年になって新NISA経由で大規模な日本マネーが米国株式市場に流入しています。
今回も、ブラックストーン社が米国市場への資金流入を考え、低金利維持を望んだことは想像に難くありません。
https://www.mag2.com/p/news/625374
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新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
森永卓郎氏が警鐘を鳴らす「世界恐慌の前触れ」 老後資金を失う人が続出する未来
2024年10月28日
https://the21.php.co.jp/detail/11471
ついに始まる 世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
2025/01/22 (Wed) 01:22:42
日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk
<チャプター>
00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、 「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
2025/02/22 (Sat) 10:02:40
レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。
今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。
国家の衰退
ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。
国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。
前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。
レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める
ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。
だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。
通貨暴落のその後
通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。
植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。
さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。
中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。
だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。
この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。
このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。
それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。
資金の国外流出
この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。
個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。
だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。
増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。
ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。
ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている
結論
ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。
レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
一般的な理解が不足しているために、 紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
2025/02/22 (Sat) 10:16:12
ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
2025年2月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がトニー・ロビンズ氏のインタビューで、2025年のアメリカの債務危機と実体経済の関係について語っている。
高金利の時代
世界経済にとって、コロナ前とコロナ後の大きな違いは金利である。コロナ前まではインフレ政策による低金利の時代だったが、コロナ後はインフレで高金利の時代になった。
ガンドラック氏は次のように述べている。
あなたのこれまでの常識は金利が低下している環境下でのみ起こったことだ。だから金利が上がり始めると、状況は完全に変わる。そしてそれが始まっている。2022年から金利は上がり始めているからだ。
そして金利はもう二度と2016年から2020年までの水準にはもう戻らないだろう。
Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は、金利は金融市場全体の屋台骨だと言っていた。だから金利のトレンドの変化は、金融市場全体に大きな影響を及ぼす。
例えばコロナ前の金利低下は米国株の何十年もの上昇トレンドを支えてきたのだから、それが逆転すれば株価はどうなるのかということである。
レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か
米国債の利払いの問題
だが金利の一番大きな影響は株価に関するものではない。それでさえも一番重要なことに比べれば些事である。
ガンドラック氏は次のように言っている。
経済が減速するとき、米国債の利払いが危機的状況になるだろう。米国債の利払いはたった3年前と比べて大きく上がっている。3年前には米国債の利払いは年間3,000億ドルだった。今では1.4兆ドルだ。
そしてその金額は、GDP比では4%に達しようとしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png
ちなみにアメリカの財政赤字はGDPの7%程度である。つまり、財政赤字の半分以上がもはや借金の利払いなのである。
アメリカの債務危機
政治家がインフレ政策によって増やし続けてきた政府債務は、低金利政策が続けられる限り何の害もないように見えたが、彼らが見逃していたのは低金利政策はいずれインフレを引き起こすということである。
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
そして金利が上がって借金の利払いを新たな借金によって支払うようになる。だがそれが更なる利払いを生む。
ちなみにガンドラック氏は、状況がここから更に悪くなると予想している。金利が低かった頃に発行された米国債に期限が来ると、米国政府は今の高金利で借り換えを行わなければならないからである。
ガンドラック氏は次のように述べている。
金利が1%だった大量の米国債に期限が来て、4.5%の新たな米国債に借り換えられようとしている。
このままでは税収のすべてが利払いで消えることになる。
コロナ前のデフレの時代ならば、中央銀行が紙幣を印刷して国債を買い入れれば良かったかもしれない。
だがインフレが起こってしまった今では、紙幣印刷をすればインフレが悪化する。何人かのファンドマネージャーはそれを懸念している。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: 米国の金利が7%まで上がる可能性
だから中央銀行がアメリカの債務危機を解決することは出来ないのである。
レイ・ダリオ氏: 中央銀行はいずれ緩和能力を失う
結論
アメリカの債務危機と書いたが、それは言いすぎだ、誰もそこまで騒いでないではないかという読者もあるかもしれない。
しかしガンドラック氏は次のように言っている。
何兆ドルものこうした米国債に期限が来るとき、アメリカ国民は議論を避けられない。現状の税制と債務状況が両立できなくなるからだ。
ガンドラック氏はこれから人々が騒ぐと言っている。インフレもそうだった。筆者が最初に物価高騰の可能性を警告したのは2020年である。
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)
だが人々がインフレを騒ぎ始めたのは2022年になってからだった。
今回も同じである。多少のラグがあるだけだ。だが安心してほしい。すぐに人々も騒ぐようになる。
特に、アメリカが次に景気後退に入る時、状況は酷くなる。
ガンドラック氏は次のように述べている。
歴史的には、景気後退時には財政赤字はGDPの4%ほど増加する。直近3回の景気後退ではコロナ禍のために9%の増加が平均だ。
次の景気後退では仮にその間の6%ほどの増加になるとしよう。財政赤字はGDPの12%か13%になる。これは危機的だ。不可能だ。
だからガンドラック氏は、米国政府が結局借金を払いきれない可能性を指摘している。ガンドラック氏は次のように言っている。
利払いに対応するために米国債が再編されることも有り得るだろう。
アメリカの財政が債務とインフレで破綻に向かってゆくこのシナリオは、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で詳しく予想しているシナリオである。
驚くべきことに、ダリオ氏はこの本をコロナ後、インフレになる前に書き始めた。各国政府が現金給付を行なった時点でそこまでのシナリオを見通していたのである。
ここまではきっちりダリオ氏のシナリオ通りに 来ている。これからもそうなるのだろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
2025/03/07 (Fri) 20:14:53
トランプ経済政策の「軸」|関税とエネルギー政策の行方
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/03/06
https://www.youtube.com/watch?v=TKzDxe3n8GQ
トランプ大統領が再びホワイトハウスに戻ると、市場はどう動くのか?
関税政策、エネルギー戦略、規制緩和…彼の経済政策があなたの投資にどんな影響を与えるのかを徹底解説!
関税で製造業は本当に戻るのか?
エネルギー政策は市場にプラスかマイナスか?
イーロン・マスクとトランプの対立がもたらす影響とは?
長期投資家はどう行動すべきか?
本動画では、トランプ政権の政策が短期・長期の市場に与える 影響をわかりやすく解説し、投資家としてどう対応すべきかを考えます。
政治の動きを冷静に分析し、長期投資の視点を持つことで、市場の波に振り回されない投資戦略を一緒に考えましょう!
2025/04/10 (Thu) 15:33:05
投資で負ける人は勝率が高く、勝つ人は勝率が低い
2025.04.10
https://www.thutmosev.com/archives/76523756.html
勝つ喜びより負ける苦痛は遥かに大きいので、勝率を上げて苦痛を避けようとする
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画像引用:https://moneyzine.jp/static/images/article/187037/01.gif
勝率9割でも負ける投資家とは
個人投資家の投資では意外にも負ける人は勝率が高く、継続して利益を出す人は勝率が低いといわれている
一見逆のようだが、トータルで負けてしまう人は勝率を見ると6割から9割も勝っている人が多いのです
種あかしは負けている投資家ほど負けることへの恐怖心が強いので、「決して負けまい」とします
その結果負ける投資家は損切りが出来ず、含み損に耐えて小額の利益が出たときに決済するので、やたらと勝率が高いのです
行動心理学では投資家の恐怖心が損切りをできなくすると分析しています
投資では勝った時の喜びより小額でも負けた心の痛みがはるかに大きく、両者はまったく釣りあいません
この結果投資家は勝った喜びなどすぐに忘れ、負ける心の痛みをなるべく避けようとして損失が出ていると自分では決済できなくなります
小さな損切りであっても、心の痛みは10倍の利益出しても打ち消せないほど強いので、損切りしたくないと思うのです
我慢すれば9割のケースでは相場は回復するので、心の痛みやプライドが傷つくのを避けられます
だが1割のケースでは相場は回復せず損失が拡大し、「大相場」になって大敗を喫してしまいます
こうして勝率9割なのにトータルでは投資で負けている個人投資家が多いのです
勝つ投資家は普通の人ではない?
日本語では高い勝率を追及して大きく負けるのを「こつこつドカン」と分かりやすく表現されています
勝つことはどんな勝負事でも正しいとされ投資でも正しのですが、実は投資の勝率には意味がないのです
重要なのは負けを含めたトータルで、勝率を上回る利益を出し続けることなので、”自称投資家おじさん”の高すぎる勝率は疑うべきです
例えば勝率10%でも1回の勝利で10倍にする人はそれでチャラであり、10回に一度でも10倍以上に増やせば利益がでます
反対に勝率90%でも平均して1割も利益が出ず、1回の負けで10回分の利益を負けたら、トータルでは負けになります
負ける個人投資家のほとんどは勝率が6割以上で日常的に「コツコツ」勝っているのだが、1回の負けが多いのです
逆に継続的に勝ち続けている投資家の多くは勝率は5割程度で、2回に1回は負けていると言われています
行動心理学では「負ける苦痛は勝つ喜びの数倍大きい」ので、普通の人は勝率5割以下の状況に耐えられません
心の安心を得るために無理やり勝率を上げに行くのが人間の心理だが、そうすると負けやすくなります
普通の人は安心を得るために利益は伸ばさずすぐに確定し、損失は損切りしたくないために、我慢して回復を待ちます
勝っている人の多くはこれと反対に損失は早く切ってしまい、利益は決済を我慢して大きく伸ばします。
理屈では分かっていても、人間の心理としては、中々できないと思います
2025年はトランプ大統領が関税を乱発したせいで「大相場」になっており、多くの投資家が「コツコツドカーン」の大敗を喫しています
そうしたほとんどは普段は日常的に9割以上の勝率を誇っていた筈だが、要するに損切しない必勝法で勝てていただけだと思われます
https://www.thutmosev.com/archives/76523756.html
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毎朝のインテリジェンス・ルーティンとして、市場の深層を読み解く一助となれば幸いです。
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あrr
2026/01/18 (Sun) 07:04:42
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