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2022/05/27 (Fri) 12:24:04
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777投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038024
レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650
これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16898632
【日本財政がヤバい…】むしろバラ撒きは逆効果?銀行“取り付け騒ぎ”の可能性あり
経済クラブ keizaiclub 2025/05/13
https://www.youtube.com/watch?v=xTtBuPYzlGs
【苦しむのは庶民】減税は名目上の救済だとお気づきですか?
経済クラブ keizaiclub 2025/05/06
https://www.youtube.com/watch?v=tg9LTx7QLrk
【最終警告】自国通貨建てなら安全の大ウソ…AIが示したMMT理論の致命的欠陥とは
経済クラブ keizaiclub 2025/04/22
https://www.youtube.com/watch?v=tR-vusDU4F0
金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
ハイエク: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
ビットコイン相場が上がっている原因は中央銀行が紙幣を増やし続けている事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887076
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経済・相場関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314
ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
日経平均上昇の鍵はS&P500(SPX)とドル円/有川和幸さん【キラメキの発想 6月26日】
https://www.youtube.com/watch?v=mmm3OU-nio8&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2&t=245s
11:08 ドル建て日経平均はSPXと同じ動き
日経平均が大相場入りならドル円は300円か/実践!エリオット波動 有川和幸さん
パンローリングチャンネル 2023年7月3日
https://www.youtube.com/watch?v=GWBxPoQ6wk8
01:13 ナスダック100はドル建て日経平均(日経平均÷ドル円)と相関
株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html
ETFの税金と確定申告について徹底解説!特定口座・一般口座・NISA口座の違いとは? | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_tax/
新NISA(成長投資枠)で投資すべきETFはどれ?つみたて投資枠のおすすめ銘柄も紹介! | TRADE MASTER
https://trademaster.jp/etf_newnisa/
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【トランプ関税相場】1ドル120円代もありえる円高が 加速中!嘘付きに騙されない方法を髙橋洋一さんが話してくれました(虎ノ門ニュース切り抜き)
2025/04/21
https://www.youtube.com/watch?v=zXozj5kajIk&t=619s
髙橋洋一 _ 円安止まらないと大騒ぎ!何が悪い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992
アベノミクスとは何だったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16893642
アベノミクスを徹底総括せよ!失敗を認め困難から逃げるな【金子勝の言いたい放題】20250106
https://www.youtube.com/watch?v=9R5SF4MnWGk
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グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
【セミナー動画】西山孝四郎 オンデマンドセミナー(2025年1月10日収録)
相場暴落(ブラックスワン)への傾向と対策
https://www.youtube.com/watch?v=TCkro_p3tw4
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ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
レイ・ダリオ氏、株式銘柄の分散ではない本当の分散投資を語る
2024年6月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49671
ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
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【緊急ライブ】ドル崩壊カウントダウン…サウジ,ロシア,中国のドル排除が加速(マックス×石田和靖)
https://www.youtube.com/watch?v=64CjeaZVVug
「投資の神様」らがこぞって株を大量売却している 2024/6/10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=1
フォン・グライアーツ氏: すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
2024年6月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49744
投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876020
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由
2024年6月4日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49576
金価格上昇の理由と今後の見通し
2024年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
2024年6月10日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49783
フォン・グライアーツ氏: ゴールドは押入れに仕舞えない原油やウランより良い
2024年6月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49804
リーマンショックで急落した金価格、上昇した米国債
2016年10月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4454
ドラッケンミラー氏、ドルを空売りしてゴールドを買い
2023年4月29日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36281
2024年、一番割安なコモディティはどれか?
2024年1月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43150
1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
2023年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411
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長期投資の落とし穴!
石原順チャンネル 2024/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=KGdRPnmj-fk
<チャプター>
00:00 長期投資の落とし穴!
01:50 投資家行動と株式市場
06:50 インフレ調整後の連邦赤字
10:54 米国の負債が35兆ドルに到達
12:45 10年後のリターン
16:50 日本から米国へ過剰流動性の提供
22:52 CAPEレシオ(Shiller PE Ratio)
26:12 S&P500:仮説と実際のパフォーマンス(2009年~2024年)
28:12 ナスダック100(月足)
29:43 実質S&P500と実質利益の累積変化量
34:51S&P500実質価格(黒)とサイコロジカルサイクル(赤)1980~現在
【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す Aug. 14, 2020
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/348.html
米国の長短金利差-1%の意味
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093815
政策金利
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1603.html
長期金利を左右するもの
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1558.html
国債の長短金利差を見て景気後退を判断する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1761.html
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856196
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
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株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/
アメリカのハイテク企業は未来永劫 成長発展を続ける
ほとんどの人はまだ気づいていないが、 世界はAIで「新しい次元」に入ったのだ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=8547
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
日米に投資する【エル氏】だからこそ言える正解は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/07/17
https://www.youtube.com/watch?v=EVxzcHNBEdM
生成AI(対話型AI)関連が株式テーマの銘柄一覧
ジェネレーティブAIともいう。あらかじめ学習したデータをもとに、文章や画像、音楽などを新たに作成する人工知能(AI)の総称。会話型チャットボットの「ChatGPT」や画像生成AIツールの「DALL-E」などに使用されており、いくつかの材料を読み込ませることで自動的にコンテンツを生成してくれる。生成AIを作成する企業はもちろん、これを活用する企業にも注目が集まっている。
社会的にもChatGPTへの関心が高まっており、国産生成AIの開発への期待も高まっている。株式市場でも更に生成AIへの関心は高まりそうだ。
https://kabutan.jp/themes/?theme=%E7%94%9F%E6%88%90AI&market=1
本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27807
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
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相場の予測で参考になるサイト
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
銀silverゴールドch - YouTube
https://www.youtube.com/@ag47/videos
銀金の価格動向 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500Mh_pGgpltEk57OZf2G3ZAs
トランプ戦略・世界情勢 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500NkQe_boEOvYOCtraN97wWN
レイ・ダリオ氏の考察 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500OOFJN_n78yxrEeNEhvoIYH
レイ・ダリオ氏、国家はいかに破産へ至る - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLdRA0TcQ500OTSZzwHmTrEMD-_327ulAY
増田俊男チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/videos
https://www.youtube.com/@%E5%A2%97%E7%94%B0%E4%BF%8A%E7%94%B7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB/playlists
トランプをピエロとして操る勢力を知ろう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16900132
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 - YouTube
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/videos
https://www.youtube.com/@Silvernian.Families/playlists
ぎんぎつね - YouTube
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/videos
https://www.youtube.com/@okdk-um9sm/playlists
経済クラブ keizaiclub - YouTube
https://www.youtube.com/@keizaiclub/videos
https://www.youtube.com/@keizaiclub/streams
政治・経済・時事ニュース - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKpNYRTMy-zrWj-BbeCpfJIYXXDs5TtKi
世界大恐慌・財政破綻シナリオ - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKpNYRTMy-zqmtoacl2zHm9GJI1TvU2Z8
栫井駿介 つばめ投資顧問の長期投資大学 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
栫井駿介 | マネーボイス
https://www.mag2.com/p/money/?s=%E6%A0%AB%E4%BA%95%E9%A7%BF%E4%BB%8B
つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147374
【石破政権誕生】円高・金融課税・法人増税より不安なこと
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/09/28
https://www.youtube.com/watch?v=FICS4zwJUhc
株式市場の観点で自民党総裁選の候補者を分析!
つばめ投資顧問の 長期投資大学 2024/09/26
https://www.youtube.com/watch?v=xkNk1OE5qiw
つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は?つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16827489
なぜ初心者は高配当株から始めるべき?上級者を目指す第一歩を投資顧問が解説
つばめ投資顧問の長期投資大学
https://www.youtube.com/watch?v=ArzWNRXE4dk
脱・税理士スガワラくん - YouTube
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/videos
https://www.youtube.com/@datu-sugawara/playlists
【データのみ】高配当株を探そう!配当利回りランキング【2023年11月30日時点】 - こびと株.com
https://kobito-kabu.com/rimawari-20231130/
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
あなたのトレード判断能力を大幅に鍛える エリオット波動研究 改訂版
一般社団法人日本エリオット波動研究所
パンローリング 2024年10月発売
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エリオット波動・宮田レポート(短期アップデート) |マネースクエア
https://www.m2j.co.jp/market/report/43833/top
宮田直彦 エリオット波動 - YouTube
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【月曜更新】エリオットView(宮田直彦) - YouTube
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海外投資家とその他部門の売買動向
https://karauri.net/doukou/
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html
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エリオット波動分析で波動のカウントに使う月足・週足・日足・分足 片対数チャート
日経225 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/
S&P500 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/
ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
日本株 銘柄別チャート
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/
業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/
高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/
最も活発に取引されている日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-active/
大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/
値上がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-gainers/
値下がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-losers/
上場来高値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-ath/
上場来安値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-atl/
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つばめ投資顧問 米国債の特徴とリスクについてアナリストが解説!
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「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
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株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
米国株は 42年間上がり続けてきた。
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
米国債利回り(10年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai10y.html
米国債利回り(2年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai2y.html
NYダウの推移(1896年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nydaw.html
ナスダックの推移(1971年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nasdaq.html
S&P500の推移(全期間・年足)
https://www.kabutore.biz/shisu/shisukikan?Submit=%E5%B9%B4%E8%B6%B3&kikan=10000&code=sp500&chart=year
10年物日本国債利回りと日経平均株価の長期推移(全期間)
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/sihyo_kokusai10.html
2年物日本国債利回りと日経平均株価の長期推移(全期間)
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/sihyo_kokusai2.html
日経平均株価の推移(1949年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nikkeiheikin.html
ドルベースの日経平均株価の推移(超長期)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_top.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=
ドル建て日経平均と円建て日経平均とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=nikkei
ドル建て日経平均とS&P500とのパフォーマンス比較(全期間)
https://www.kabutore.biz/shisu/dollbase_hikaku.html?Submit=%E5%85%A8%E6%9C%9F%E9%96%93&kikan=&sisu=dollnikkei&hikaku=sp500
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サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
2023年1月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
引き続き、アメリカの元財務長官でマクロ経済学者のラリー・サマーズ氏のBloombergによるインタビューである。
前回の記事では、サマーズ氏は2023年前半にアメリカ経済が景気後退入りする可能性について語っていた。
サマーズ氏: アメリカ景気後退の可能性は下がった
だが今回は数十年というより長期のスパンでアメリカ経済を見ている部分を紹介したい。
42年間続いた低金利の時代
話の中心は金利である。金利こそが株式市場を動かし、実体経済を動かす、投資家にとってもっとも重要な数字であり、それを気にせずに投資をするのは金融庁にそそのかされて投資を始めた人々くらいだろう。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが株式であれ債券であれ不動産であれ、投資の成否は実際には金利で決まる。長期投資ならば、金利の長期トレンドで決まる。
サマーズ氏はその金利について次のように語っている。
低金利は30年来のテーマだった。低金利の時代に入っているというのが話の中心だった。
厳密に言えば、1980年から2022年までの42年である。ここの読者ならば頭に焼き付いているチャートだろうが、アメリカの政策金利の長期チャートをもう一度引用したい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2023/01/2023-1-9-federal-funds-rate-long-term-chart.png
1970年代は今のような物価高騰の時代であり、インフレが1980年に当時のFed(連邦準備制度)の議長ポール・ボルカー氏によって抑制されると、アメリカ経済は金利低下という長い長いトレンドに入っていった。
ポール・ボルカー氏、1980年のインフレ打倒がどれだけ厳しかったかを語る
そのため低金利は多くの投資家や経済学者にとってほとんど無意識の前提のように考えられている。サマーズ氏は次のように続けている。
間違いなくコロナ前までは、それがわたしが長期停滞論とともに支持してきた考え方だった。その考え方の上に膨大な経済学的思考が築かれていた。
もう遠い昔のように感じるが、コロナ前までサマーズ氏は長期停滞論の経済学者として知られていた。彼は経済成長率の長期停滞と低金利という長期トレンドを提唱し、コロナ前までの長期にわたってそれを的中させてきた。
経済の長期停滞と低金利は、様々な結果をもたらした。1つはゾンビ企業の量産である。本来、ゼロ金利でなければとっくに倒産しているような企業でも、政府によって人工的に醸成されたゼロ金利によって自由に借金をすることで延命され続けた。
レイ・ダリオ氏はこれを共産主義になぞらえて批判していた。
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10831
こうして大量に生産されたゾンビ企業は、借金を積み上げながら誰も買わないような製品を量産し続けた。それが先進国の長期デフレ・低成長の原因である。日本政府は「デフレスパイラル」という言葉をよく使うが、それは彼らが自分で引き起こしたことである。
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
だがゼロ金利は紙幣印刷に進化し、紙幣印刷は現金給付に進化した。そしてばら撒き過ぎた資金によってデフレはインフレに転換する。デフレとインフレはコインの両面であり、酷いデフレは酷いインフレに簡単に転換する。
インフレ率自体は問題ではなく、その振れ幅が激しいということ、それが政府の政策によってもたらされているということが、問題の本質なのである。
ガンドラック氏の景気後退予想: 現金給付のツケを払うことになる
そして42年の金利低下がもたらしたもう1つのトレンドが、株価の上昇である。米国株は確かに42年間上がり続けてきた。その事実に着目する人が多い一方で、何故上がり続けてきたのかという原因を探る人はほとんど居ない。彼らは宝くじでも買うつもりで株を買っているのだから、宝くじと同じような結果になるだろう。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
低金利の時代は続くか
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
だから投資家にとってはこの金利が2023年以降どうなるかということが問題なのである。
現代最高のマクロ経済学者であるサマーズ氏はどう考えているか? 彼はこう述べている。
2023年以降、低金利の時代に戻るという考え方が、金融市場にメインシナリオとして根付いている。Fedは0.5%の実質金利を予想している。市場の予想インフレ率は2%前半だ。10年物国債の金利は3.7%程度で推移している。
そうなる可能性はある。人口動態、不平等、安価な設備といった長期停滞の力はすべて強い。
人口動態というのは少し懐かしい単語だ。コロナ前までのサマーズ氏の長期停滞論の中心に置かれていたのは、人口の減少と高齢化が先進国のGDPを減少させるというものだった。
1人あたりGDPが同じでも、人口が減れば全体のGDPは減ることになる。高齢化が進めば、労働人口の割合が少なくなり経済の生産性は落ちる。
それが経済の低成長と低金利を推進してきた。そのデフレ要素は今も存在している。短期的に見れば、アメリカのインフレ率は下落を始めている。
11月アメリカのインフレ率は急減速継続で7.1%、ドル安加速へ
このままデフレに逆戻りするのだろうか? サマーズ氏はこう予想している。
だがわたしの予想はこうだ。第2次世界大戦の時に、戦争が終われば経済は長期停滞と低金利・低成長の時代に戻ると予想した人々が間違っていたように、2023年以降も同じようになるだろう。
何故か。人口動態を強調してきたサマーズ氏でさえ認めざるを得ないように、結局はインフレは政府が一番の原因だからである。ウクライナ情勢ではなく現金給付がインフレの原因であったように、今後インフレになるかどうかは政府が資金をばら撒くかどうかにかかっている。
ドラッケンミラー氏: プーチン氏が引き起こしたわけではないインフレの本当の理由
サマーズ氏は次のように続けている。
今は政府債務比率高騰の新時代だ。国防費などのために財政赤字は大きく拡大し、インフラ需要や世界中で起こっているグリーンエネルギーへの転換のために設備投資への需要が急増している。
インフレとは供給に対して需要が過剰であることである。ばら撒かれた現金で人々がものを買い漁ったことがインフレの原因だった。だがレイ・ダリオ氏は次のように言っていた。
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10831
われわれが消費をできるかどうかはわれわれが生産できるかどうかに掛かっているのであり、政府から送られてくる紙幣の量に掛かっているのではない。
紙幣は食べられない。
賭けてもいいのだが、人々は今後も生産せずに紙幣が上から降ってくるのを口を開けて待つような人生を続けるだろう。それこそがインフレの根本原因である。そして人は変わらない。
結論
2022年までの42年間はデフレ・金利低下・株価上昇の時代だった。人々はそれに慣れきっており、無意識的にそれを前提にしてものを考えている。
こうした資産バブルも、長くなれば「株式を長期保有していれば必ず儲かる」などという事実に反する幻想を持ち始める人々が出てくる。こういう人々は、低金利による長期の株価上昇トレンドが始まった42年前には決して株式を保有しようなどとは思わなかっただろう。彼らは株価が暴落するタイミングをわざわざ選んでいる。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だが株価の推移は金利次第である。
そしてサマーズ氏は次のように言う。
2023年は新たな金利動向の新たな金融時代に突入した年として記憶されるだろう。
もう一度政策金利のチャートを掲載しておこう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2023/01/2023-1-9-federal-funds-rate-long-term-chart.png
ここから高金利の時代が始まるとすれば、株式市場の長期パフォーマンスは、過去の高金利相場において株式が長期的にどうなったかを参考に考えるべきだろう。
そして高金利下における株式の(特に実質)パフォーマンスは、実際に酷いものである。以下の記事に纏めてあるので参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
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中川隆 _ 相場関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/456.html
日経のウソ記事にだまされるな
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/277.html
株式投資は企業への投資ではない _ 外資が儲けたらそれと同額だけ日本が損する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008776
他人の言うことを聞くだけで儲かるほど株は甘くない _ 「S氏の相場観」
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/891.html
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html
知らぬが仏 _ FX は『ネットパチンコ』 _ 金はすべて胴元に取られる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html
今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/893.html
FX ・ 先物取引 ・ 空売り は『ネットパチンコ』、 絶対に手を出してはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html
優良株の長期投資以外はすべてギャンブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html
資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html
年収200万円は資産1億円と同じ、資産を持つより労働収入が大事
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1041.html
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ JT 日本たばこ産業 (2914)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/976.html
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ キヤノン (7751)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1014.html
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
景気が悪くなるから株価が下がるのではなく、株価が下がるから景気が悪くなる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/996.html
バッド・ディールよりもノー・ディールの方がいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/938.html
借金は「時間を買うこと」_ 良い借金と悪い借金
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/942.html
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2025-01-28 株価大荒れの悪寒!中国AIの価格破壊が米テックを襲う #deepseek
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=MvnAc1ymgfo
2025-02-01 中国AI連続リリースはなぜ今のタイミングなのかを考察する
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=KX3tF_MdoIQ
2025-02-05 DeepSeek 騒ぎすぎ!本当に重要なのは公開されていない情報
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=6durQtOtGQU
04 (Tue) 12:44:46
福島香織 ディープシークの危険性[桜R7/2/4]
https://www.youtube.com/watch?v=jM_onVFUc3c
DeepSeek登場で気になる5つのギモン ―あの銘柄への影響は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/31
https://www.youtube.com/watch?v=7jVBV1_y0QQ
DeepSeekで半導体銘柄が気になる人集まれ!【AI・半導体ライブ】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/02/01
https://www.youtube.com/watch?v=S1rV1Npj2f4
【内容】
・ディープシークとは何か?
・ディープシークが半導体業界に与える影響
・半導体市場の未来とAIの進化
・質疑応答
【2025年1月28日】 DeepSeekショックと円キャリートレード(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=PER56sSmEGE
DeepSeekはブラックスワンか!?
石原順チャンネル 2025年1月28日
https://www.youtube.com/watch?v=Re6xx8LP3BY
<チャプター>
00:00 DeepSeekはブラックスワンか!?
02:07 史上最速ペースの米国株買い
09:30 DeepSeekは半導体にとって脅威
14:26 DeepSeekはブラックスワンか?
18:33 中国製だがトランプは容認・孫さんの大規模
21:05 金持ちはビクともしない!
25:27 「15年間の米国例外主義」の終わり!?
27:57 2000年との既視感・・
29:40 エヌビディア:「DeepSeekは優れた進歩」
31:00 米ハイテクは裸の王様!?
32:03 AIはそこまですごくない!?
33:10 LLMはコモディティ、投資家は再評価が必要
35:21 AIより半導体の苦境
38:06 円キャリートレード2.0の崩壊に注意
42:35 ドル/円(日足)
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
トレンドラインをローソク足チャート上に直線で引くのは間違い
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/974.html
オオカミ少年 Nevadaを斬る
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平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3
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ロシアを滅ぼそうとしているジョージ・ソロスの正体
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米国の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/us-stock-market
ドル円 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/foreign-exchange-market/usdjpy
日本の株式市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stock-markets/japanese-stock-market
日本株個別銘柄 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/stocks/japanese-stocks
商品市場 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets
金 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/gold
銀 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
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プラチナ | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
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銅 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/copper
エネルギー資源 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources
原油 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/crude-oil
天然ガス | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/natural-gas
ウラン | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/energy-resources/uranium
小麦 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/wheat
とうもろこし | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/corn
砂糖 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/category/commodity-markets/sugar
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
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チャート印刷に使うプリンター
インクコスト 1枚 1.0円で A4 カラー印刷ができるキヤノン インクジェット プリンター
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14082264
【自己防衛】資産を守るために証券口座乗っ取り対策をしよう
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/05/10
https://www.youtube.com/watch?v=7BLPdRk6h7k
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2022/05/27 (Fri) 12:28:27
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海外でカジノをやっていて、確信することがある。強いものが勝つ。
強いかどうかの物差しは、確率に対する習熟と、1回の掛け金がどれほど当人にとって「大したことがないか」による。たとえ5億円を手元に持っていても、所詮カジノを経営する側の資金力にはまったくかなわない。だからハウスが必ず総体として勝ち、税金も払えるようになっている。
あなたがもし、100人から1万円ずつ合計100万円を集め、1等の当選金は60万円、それ以外は胴元の手数料という商売を刑法改正後に始めたら、それだけで生活が成り立つだろう。そもそも、博打(ギャンブル)には2種類ある。勝率を自ら高められるものと、そうでないものと、だ。
麻雀やブラックジャックや競馬や株は前者であり、丁半博打や宝くじは後者に属する。宝くじの当選を願って雨乞いしたり、銀座の某店で買うのが良いと本気で信じている人は小学生からやりなおすほかない。後者の勝率は常に一定なのだ。したがって、必ず一定数の勝者と敗者が出る。それだけの話なのである。
対照的に例えば麻雀が「勝率を自ら高められる」ゲームであるのは、ビギナーズラックがあっても100回勝負すれば必ずプロ的に強い人が圧勝する事実を見れば明らかだろう。引いてくる牌は人智のあずかり知らぬところ(そうでなければイカサマ)だが、より速くより高い点数でアガるのは、もっぱら確率計算の習熟度に依存する。競馬新聞もよく外れるが、あの予想は確率を高めるためのデータであり、丁半博打とは異なる。
刑法を当面度外視してあくまで論理的な例としてさらに述べておけば、月収150万円の人が5万円を、月収15万円の人が同じ額を賭けている場合、1回の掛け金に対する期待と絶望の深さは、単純に10倍以上違う。
安心して動かせる資金の「ゆとり」が多ければ多いほど、沈みにくいのである。同様に、なけなしの金を株に投じている人は、長い目で見るとほぼ確実に負ける。あたりまえだ。株もギャンブルも、波のように必ず浮き沈みがある。投下するものが「ぎりぎり」なら、波線が簡単に底辺に抵触して財産を失う。
資産運用の手法としてポートフォリオ(リスク分散)が奨励されてきたわけだが、よほど資産がある人を除いてポートフォリオもくそもない。一般人は堅実に仕事をこなし、本業で稼ぐこと、万一の倒産やリストラに備えて転職できるように自己研鑽しておくこと。これしかない。
株を経済の勉強や企業のファンクラブとしてやるなら、結構なことだ。が、小金持ち程度が株やギャンブルでマジに儲けようとするのは、ようこそカモネギチャンと思われるだけである。どうぞ勝手に沈んでいただきたい
http://asyura2.com/0601/hasan45/msg/981.html
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アナリストの予想は逆になる
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
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投資は損失を他の人に回すこと
プロ投資家が必ずファンド運営するのは「客に損失を負わせるため」
画像引用:https://www.etf-gateway.jp/wp-content/uploads/2016/06/dreamstime_s_11585145-1.jpg
成功者が言わないこと
成功者に投資のコツは、ビジネスのコツはと質問すると、表向きは紳士的な答えが返ってきます。
真面目に働くこととか誠実さ、人脈や自分なりの成功術を披露するかもしれません。
成功者が決して口にしないのは、失敗を誰かのせいにして押し付けている点です。
成功者は自分は成功報酬だけを受け取り、失敗した損失を誰かに回すことで成功しました。
たとえばビルゲイツはウィンドウズなどを発売してマイクロソフトを成功させたが、同じような試みで失敗した人は多い。
OS(オペレーションシステム)というアイディアはアポロ計画で生まれ、発展してきました。
OSが高度化してパソコンが量産商品になったとき、たまたまウィンドウズが時流に乗ったのが真相に近い。
ウィンドウズ以前にコンピュータソフトに貢献した人たちは1ドルも受け取れず、ビルゲイツは数兆円も受け取った。
ビルゲイツがお金を奪ったわけではないが、間接的に他の人に失敗を負わせて、自分は利益だけを手にした。
アップルのスティーブジョブズも同じような経緯で、ジョブズ自身は何も発明していないし、パソコンを開発してもいない。
コンピュータが開発されたのは大戦前後のアメリカまたはドイツで、やはりアポロ計画で急速に発展した。
コンピュータが個人に普及する時期に成功を手にしたのがジョブズで、それ以前の人は何も得られなかったのにジョブズは大金を手にした。
プロ投資家は負けても損をしない
ほとんどすべての成功者にこうしたストーリーがあり、失敗したときは他の誰かや何かに損失を押し付けた。
世界的な投資家のジョージソロスやWバフェットは自分の金ではなくファンド運営を行っている。
他の人が出資した金で投資して、手数料収入を得るのがソロスやバフェットのビジネスで、世間で思われているイメージとは違う。
ファンド経営では投資が失敗しても手数料収入は得られるので、自分の財布は痛まない。
自分の個人資産も運用しているのでその意味では損失は出るが、「損失は客に追わせて利益は自分が手にする」事をしてきた。
日本のある有名なプロディーラーは著書の中で「損をしても客の金だから関係ない」と悪びれずに書いていました。
多くの人は「プロなんだから責任感を持って投資している」と考えているが、そうではありません。
証券会社にしても銀行にしてもファンドにしても、「客に損をさせても自分の給料はもらえる」制度で働いています。
これらは勝ったときに歩合制で報酬が貰えるのではなく、勝っても負けても手数料収入は同じなのです。
だからプロ投資家は、損失は客に負わせて儲けは自分のものにできるのです。
http://www.thutmosev.com/archives/77425588.html
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【投資】する上で最も重要な事は短期売買を止めて長期売買に徹すると言う事が言えます。
短期売買では手数料・税金と言った経費がばかにならない金額になる事があるからです。
【株式】・【投信】・【商品先物】でも短期で売買する投資家がいますが長い目で見た場合、殆ど損失を出しています。
手数料ばかりかさむからです。
これは【現物】でも言えます。
最もポピュラーな現物である『純金』売買でも売り買いの゛差゛はばかにならない金額となっており、短期で利益をあげる事は至難の業とも言えます。
それに為替変動が絡んできます。
稀少金貨・銀貨、美術品も同じであり、最低でも5年以上保有する意志がないと現物は購入するべきではないといえるのです。
資産家と言われる一流の投資家は最低でも10年間は保有しており、もし状況に変化がなければ更に5年、10年と保有し続けます。そして莫大な利益を確保して資産を増やし続けているのです。
短気(短期)は損気 と昔から言われていますがこれは今でも勝ち組投資家の座右の銘にもなっています。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
現物資産投資(資産家・資産家になる人・消える人)
日本人が今まで現物投資をしてこなかったとよく言われますが、実際には物凄い投資を行ってきています。
その典型例が【大昭和製紙会長コレクション】です。
ゴッホ(医師ガシェの肖像) $82.5 Million(125億円)
ルノワール(ムーラン・ド・ラ・ギャレット) $78.1 Million(119億円)
世界最高の傑作と言われるこれら2点を200億円を超える金額で買った斉藤氏でしたが、日本で一回も公開せずに海外の本当のコレクターの元に戻って行ってしまったのです。
ではその価格は?
【ゴッホ】は半値以下で銀行の担保として処分され、それが$90 Million で個人画商に買い取られ、その後$120 Millionでオークション会社が引き受けそれがスイスの富豪に買い取られたと言われています。
(現在市場に登場すれば$200 Millionは下回らないと言われています)
【ルノワール】は銀行の担保処分として50億円で売却されたと言われており、その後転売が繰り返され、今や200億円以上は妥当とさえ言われています。
そのほかにも三越をはじめ貸しビル業者、不動産会社等が【ピカソ・セザンヌ・モネ】等そうそうたる作品を購入していますが、それらは今や殆どが海外に戻され、海外の本当の富豪や美術館等に買い取られています。
日本人は昔から書画骨董に慣れ親しんできた民族であり、素晴らしい現物を身近においてきた民族であり、本来なら現物投資は欧米人より歴史が深い筈なのです。
ところが、今や【現物投資】は欧米人の専売特許みたいになってきており逆転してきています。
なぜでしょうか?
金融界の戦略に見事にはまったということがあります。
資産運用は昔は本当の資産家だけのものでしたが、日本経済が発展するに従って本当の資産家ではない、『にわか資産家』が登場するようになり、この『にわか資産家』はお金は握ったものの、そのお金の本当の価値がわからず、不安にさいなまれ、とにかく増やしたい、守りたいとしてバランスを崩すことになるのです。
本当の資産家は昔から代々伝わってきた法則にのっとり、資産=忘れた資産、としてそれらの時価や運用には目もくれず、ひたすら新しい収益を求めて前に進みます。
中には何十億円という資産を完全に忘れてしまっている方も多くいますが、日々生活するには必要ないものであり時価など知る必要もないといわれる方が殆どです。
ところが『にわか資産家』は違います。
日々動きをチェックし、自分の資産が今日はこれだけ増えた、今日はこれだけ減ったと一喜一憂しています。
結果、資産が減り続けると不安になり『何か良い運用法はないかな』と動き回ります。
金融界からすれば『かも』が登場することになります。
素晴らしい宣伝文句を掲げてこれら『かも』が登場するのを待っているからです。
日本ではよく『プライベートバンク』といわれますが、本当の『プライベートバンク』とは預け入れ資産が1,000万ドル(10億円)以上の方を対象にしており、即ち、一箇所に10億円預けるということは総金融資産は100億円以上ないとできません。
これら100億円以上の金融資産を持っている方にはそれは最高の運用手法を教えてくれますが、100億円以下で数年単位であちらこちらと動き回っていることをヒアリングで掌握すれば、これら小額運用者はいずれ消えていく顧客として、銀行側に有利な金融商品を『あてがい』、収益確保に動きます。
結果、数年もしない間に資産は激減することになります。
そして更に動き回り最後には殆どの資産を失い『消えていく』ことになります。
【現物資産】をじっと保有し続けることが出来る方は資産家と同じ道を歩んでいるわけであり、金額の多寡はありますが、資産家の仲間入りをする可能性を持っていると言えます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
今後、世界的に政治の安定は終わり、激動する時期に入ります。
今までは、日銀が世界に資金を供給することで、世界的に過剰流動性を作り上げ、今の株高を演じ、これが経済の安定=政治の安定とされてきましたが、株高を煽れば煽るほど、実態が変わらない大多数の国民からすれば、不満が溜まります。
米国でもそうですし、イギリスでもそうです。
唯一日本だけが、怒る事を忘れて、平穏になっていますが・・・。
株が上がれば、株を推奨する人も多くなり、ゴールドが上がればゴールドを推奨する人が多くなり、ユーロが上がればユーロを推奨する人が多くなります。
これで、多くの投資家が右往左往する事になり、結果気がつけば、膨大な損を抱えて身動きが取れない事態に陥ることになるのは、今までの相場上昇期・下降期に見られた事です。
相場で利益をあげようと思えば、一年に一度の売買で良いと言われる程であり、いわば、勝ち逃げですが、これが出来る投資家は、100人に1人か2人しかいません。
お客様の中に、この1人がいますが、私がお奨めした銘柄をそのままじっと保有されている方がいます。
下がったら、買い増しを行い、相場が天井をつける段階で売り逃げるそうですが、この方は、そろそろ、ポートフォリオ銘柄以外は、全て売却すると言われています。
既に、持ち株の収益は、2倍以上になっているようですが、見事という他ありません。
一切雑音に耳を貸さず、大局を見て買い続け、今、最後の<売り>場を探しているようです。
そして、当分は株には手を出さないと言われています。
個人が動いてきたために、もう終わりという判断をされています。
投資とはこのようにつまらないものです。
じっとして動かないのが最も収益力が高いのですから
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_qa_fr.html
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投資は利益5%で成功 大きな利益は大きなリスクを支払う
奇跡の連勝ができるのは万人に1人もいない
引用:http://fxbinaryoption.biz/wp-content/uploads/bio.jpg
投資は何%なら成功か
政府は日本人に投資をさせたいようで、「貯蓄から投資へ」を合言葉に投資を呼びかけている。
NISAという優遇制度をつくり、年間120万円を上限に投資利益が非課税になるが、どうでも良いこと夥しい。
まず勝って始めて税金の問題が発生するので、大多数の人は心配をする必要が無い。
起業して商売を始めるのに置き換えると、商売で利益を挙げる前から税金が優遇されるから「自分は有利になった」と錯覚するようなものです。
それは実際に利益が出たら非課税は嬉しいに違いないが、どっちみち利益が出なければ税金は課されない。
そして投資をしている人の多くは、税金の心配をするほど利益なんか出せていないのです。
投資家のタイプを分けるとまず小遣いで小額投資している人は、税金を心配するほどの利益を出すことは無い。
次は大きな金額を投資するがリスクの低い投信や国債中心で、継続すれば複利効果でかなりの利益が出るかもしれない。
ダメなのは投資を「勝負事」にしている人で、元手を短期間に数倍や数百倍に増やそうとするタイプです。
ネットでは証券会社や投資業者や情報販売会社が「10万円を1億円に増やした」ような体験談を必ず掲載しています。
こうした体験談の99.999%は何の根拠もないデマで、『水素水を飲んだらガンが治った』のような類の宣伝です。
金融庁はこうした「10万円を1億円に増やした体験談」のようなものを規制しているが、違法ではないので数字の桁が変わっただけで、今も続いています。
儲かる投資ほど損をする仕組み
こうした体験談の多くは見慣れると見出しを見ただけで区別できるが、中にはストーリーや設定を良く練ってあるものがある。
「リーマンショックで大損をして人生を棒に振ったAさんだが、確実な投資で損失以上の利益を上げている」というようなものです。
ばかげた事に業者が勧める「確実な投資」がバイナリオプション(高リスク投資)だったりするので呆れてしまう。
およそどんな賭け事でも、当たったときの倍率が大きいものほど「胴元」の取り分が多くなり、プレイヤーの負けが多くなるよう設定されています。
競馬では複勝より単勝、さらに連勝より馬単と配当が大きくなるにつれてJRAの取り分が大きく、プレイヤーの負けが大きくなっています。
さらに同じ種類の馬券でも、オッズ2.0の場合よりも10.0つまり当たったら10倍になる馬券は、回収率が数分の1になるのが知られています。
これは馬券を買う人の多くがが高配当な馬の馬券を買い求める事で偏りが起こり、高配当の馬券ほど過大評価される事で起きるとされています。
いわゆる万馬券になる100倍以上の馬券を買い続けると、長期間のトータルでは購入金額の50%以下しか払い戻されないのが分かっています。
一方複勝元返しになるような馬券だけを買い続ける人は、生涯通産では少し利益が出るのが統計的に分かっています。
なぜ元返しなのに利益が出るのかは、複勝は3着までの他の馬が不人気馬ならば、組み合わせによって払戻金が増えるからです。
こうした「倍率が高いほどトータルで損失が大きい」という法則は投資でも成立します。
先ほどの「バイナリオプション」を筆頭として、元手が数倍になるような儲かる投資ほど必ず胴元の取り分が多かったり、参加者が早く損をするように設計されています。
投資は利益5%なら勝者
だが世の中には本当に「10万円を1億円に増やした」ような人が居たのは事実で、10年ほど前にBNFとかCISとかの投資家がマスコミをにぎわせました。
どちらも最初の元手は100万円程度だったのを一日に何度も短期取引を成功させる手法で増やし、数年後に100億円にしてしまったそうです。
この例で考えなくてはならないのは「BNFが増やした分は貴方が負けた」という事で、投資は参加者同士がお金を奪い合うものです。
この2人が100億円づつ資産を増やしたということは、1万人の投資家が200万円ずつ負けたのを意味しています。
しかもこうした短期取引を繰り返すと手数料の負担も大きいので、実際にはもっと多くの投資家がもっと大きく負けたでしょう。
ハイリスク取引では一人の天才のせいで数万人が数百万負けてしまうので、「貴方や私が勝者になる事は絶対にない」のです。
では堅実な投資家はどの程度のリスクを負うべきなのか、例えば今人気のマンション投資やアパート投資は年利10%の利益なら成功とされています。
年利10%は表面上の売上げなので、そこから税金や諸経費を引いたら年利5%で成功と言われています。
世の中の大半の企業の利益率を調べると5%以下で、トヨタですら10%には届いていません。
200万円のプリウスのうち、利益になるのは15万円くらいで、そこから将来への投資などもするので、ほとんど残りません。
銀行や証券会社のプロ投資家で継続して年利10%も上げたらスーパースターで業界の伝説になれるでしょう。
それどころかかなりのプロディーラーは手数料込みでは損失が出ていて、その損失を個人投資家に負わせています。
投資で毎年5%安定して勝てたら実はその人は相当投資がうまい人で、物足りないかも知れないがそういうものなのです。
http://www.thutmosev.com/archives/68355165.html
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ヘッジファンドの平均的な利回り
日本市場で運用するヘッジファンドの2014年の運用成績は5.4%でして世界平均の4.4%を上回りました。
出展:Bloomberg 日本のヘッジファンド成績より
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIGU486JIJUT01.html
米国のファンドや、香港・シンガポールに登録されている有名なヘッジファンドの年間成績の平均値は年間で15%から20%だといわれており、これが利回りの世界基準だと言われております。
http://1000万円資産運用.com/yield/
バフェットの生涯運用成績は年利 20.8%です。
これを51年続けると、1,598,284%の資産上昇をもたらします。
1965年にバークシャー株に投資していた株主は、投資資金を51年間で約15,983倍に増やしているわけです。
100万円を投資していたら、約160億円に増えている計算です。
いかにバフェットの年利20.8%という成績が凄いのかを物語っています。
バークシャーの純資産も年利19.2%のペースで増えていて、過去51年間で798,981%のリターンを得ています。
(2)の株価だけではなく(1)の純資産(株主資本)を記載している理由は、これが株価の裏付けとなっているからです。この純資産の伸び率を記すことで、バフェットは、株価は企業の利益や資産からその価値を求めることができると、暗に伝えようとしているのでしょう。
さて、いっぽうで50年前に S&P500(配当込み)に投資していた場合でも、年利9.7%のペースで資産が増加します。過去51年間では11,355%のリターンを得られます。
1965年に S&P500 に投資していた場合、2015年の終わりには資産が約114倍に増えます。
100万円を投資していた場合、約1億1400万円に増えている計算です。
バークシャーの成績と比べると、かなり見劣りはしますが、それでもかなり高い成績です。
※前回のメルマガでも触れたように、近年ではバークシャーの成績が大幅に落ちており、S&P500と良い勝負を繰り広げています。
2001~2015年の期間ではバークシャー:年利7%/S&P500:年利5%です。
http://www.mag2.com/p/money/32649
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世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で人々はリッチになったような気がする
2020年5月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10616
世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏がLinkedInでのブログ投稿で量的緩和についてこれまでより雄弁に語っている。
為替相場の終着点
ダリオ氏は現在の為替相場について次のように述べている。
ドル、ユーロ、円は債務の膨張・破裂サイクルの後期にあり、これらの通貨で債券を保有することの実質リターンは低く、新たに大量の債務が作り上げられマネタイズされてゆく。
そしてマネタイズの問題点について次のように説明する。
多くの人々は通貨を永遠に続くものと考えたり現金がもっとも安全な資産の保管場所だと思ったりするが、すべての通貨はいずれ減価するか消滅するのでそれは正しくない。
そしてそうなるときには現金と債券(それは通貨を受け取るという約束である)は減価されるかなくなるだろう。紙幣印刷と債務の減免は債務負担を減らすためのもっとも都合の良い方法だからである。
先進国はほとんどの国が巨額の債務を抱えている。ダリオ氏は債務を減らすためには以下の方法があると説明する。
緊縮財政(消費を減らすこと)
債務の不履行または減額
資金と信用の移転(増税など)
紙幣印刷と通貨の減価
最後のものは要するに量的緩和である。
ダリオ氏は次のように続ける。
この中で紙幣印刷はもっとも便利で、もっとも誤解されやすく、もっとも行われやすい債務縮小の方法である。
実際、紙幣印刷は債務の急な縮小を和らげ、この金融上の富を供給する代償として誰が富を取り上げられる被害者になるのかが分かりにくい(しかしそれは実際には通貨と債券の保有者全員である)。しかも大抵の場合資産価格が減価された通貨建てで上昇するので人々はリッチになったような気がする。
リッチになったような気がする。良いことではないか。
しかしダリオ氏は次のように続ける。
主要な準備通貨がこのように減価したり準備通貨としてのステータスを失ったりすることはわれわれが想像出来るなかで一番破滅的な経済的イベントである。
量的緩和の終着点
量的緩和と似たようなことは過去にも行われた。そして大抵の場合まともな終わり方をしなかった。ダリオ氏は次のように説明を続ける。
ほとんどの人は通貨の下落リスクに注意を払わない。ほとんどの人が心配するのは自国通貨建てで資産が増えるか減るかであって、自国通貨自体が上がるか下がるかを心配する人はほとんどいない。
1700年にはおよそ750の通貨が存在したが、今残っているものはたった20%であり、残っている通貨はそのすべてが減価している。
ドイツではグルデンやターラーが使われていた。日本には円がなく、小判や両が使われていた。イタリアでは6つの通貨のうちいくつかを使っていた。
それらの通貨の内いくらかはハイパーインフレになったり、敗戦や巨額の戦費で債務の支払いが不可能になったりして通貨が消滅し、別の通貨で置き換えられた。いくらかは別の通貨に統合された(ユーロのように)。ドルやポンドのようにいくらかは現在も残っているが価値は下落している。
ちなみに日本の両はいわゆる小判だったが、円に変わるまでの間に金の含有量が何度も減らされている。円ももともと金貨だったがついに紙切れになった。そして紙切れになっても誰も文句を言わないのである。アメリカでも同じことが起こっている。
レイ・ダリオ氏、「現金がゴミ」になったニクソンショックの経験を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/9645
何故それでも量的緩和か
ダリオ氏が挙げた債務の4つの対処法の中でいつの間にか財布の中身をなかったことにされる紙幣印刷は本質的にはもっとも不公平なのだが、面白いことに人類が負債という問題に直面した時には大抵紙幣印刷が選ばれてきたのである。ダリオ氏は次のように述べている。
こうした通貨と信用の創造に誰も文句を言っていないようだ。それどころか、政府が通貨を印刷しなければ政府は残酷だなどと悲鳴が聞こえてきそうである。政府には送り出す金などなく、しかも政府とは金持ちの誰かではなくわたしたち自身であり、それをわたしたちが支払わなければならないということを誰も理解していない。
しかしそれでも量的緩和が終わるということをダリオ氏は予想しない。彼は次のように述べている。
今の状況で政府が予算とバランスを取るために支出を減らし、国民にも同じようにするように求め、不況でもたくさんの債務の不履行や減免をそのままにしたり、あるいはお金を持っている人から直接税金によってお金を持っていない人に再分配しようとしたりした場合のことを想像してみてほしい。紙幣印刷のほうがよほど政治的に受け入れられやすい。
つまり、ダリオ氏はそれが良いから量的緩和が行われるのではなく、良し悪しにかかわらず起こりやすいことが起きると言っているのである。
良いことは起こらない。それは起こりにくいからである。ダリオ氏はこうした量的緩和の状況を以下のように例えている。
これはある意味モノポリー(訳注:人生ゲームのようなもの)でプレイヤーのほとんどが文無しになって怒り出したので銀行役の人が現金を配り始める瞬間と同じようなものだ。
政治とは子供をあやすようなものなのである。しかし政治家はあやす対象から金を十分にせしめて帰ってゆくという点が子育てとは違っている。
政治家が何の責任も取らずに帰った後にはどうなるのだろうか? どれだけ紙幣を刷っても円は下がらないだろうか? しかし同じ先進国であるヨーロッパにはその運命は近づいてきているのである。
そして米国がそうなる前に日本がそうなるだろう。
結論
ダリオ氏を含め、ほとんどの著名投資家は量的緩和について同じことを言っている。例えばコロナショックを予想したガンドラック氏である。
例えばクォンタム・ファンドでポンド危機の際にポンドの空売りをしたドラッケンミラー氏である。
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7103
筆者には彼らの理屈は当たり前のように聞こえるのだが、不思議と理解者は少ない。量的緩和を何も考えずに支持している人々はきっと彼らより深く経済を理解しているのだろう。
物事を理解できる人間は理解できない人間より大幅に少ないので、民主主義は常に間違え続けるしかない。彼らが間違えるのは勝手だが、巻き添えは遠慮をしたいものである。
幸いにも投資家は相場を使って自衛をすることが出来る。まずはユーロが量的緩和の犠牲になるだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10616
世界最大のヘッジファンド: ドルは既に紙くずになっている
2020年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645
世界最大のヘッジファンドBridgewaterを運用するレイ・ダリオ氏が引き続き政府による紙幣印刷から身を守る方法について語っている。
通貨下落への防衛手段
前回の記事ではダリオ氏がLinkedInのブログ記事で何故量的緩和は債務の解決手段として悪手であるにもかかわらず人は量的緩和に頼ってしまうのかについて説明した部分を紹介した。
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で人々はリッチになったような気がする
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10616
そして通貨の価値は破滅的に下落すると主張していた。では投資家はどうすれば良いのだろうか? 今回はダリオ氏が通貨の代用品について語った部分を紹介したい。
通貨とは獲得した富を保存するための手段である。今日手に入れた収入を来月でも来年でも使えるのは、多くの人にとっては銀行に現金を置いておけるからである。しかし現金の価値が下落する時にはどうすれば良いのか? ダリオ氏は次のように説明する。
金は時代を問わず普遍的な代替通貨としての役割を果たしてきた。
株式もまた富の貯蔵手段となりうる。
不動産や美術品なども富の貯蔵手段である。
順番に見てゆきたい。
預金 vs 金積立
まず金だが、ダリオ氏は主要な通貨が1600年以来金に対してどれほど減価したかのチャートを示している。見事にすべてゼロに近づいているのだが、実は通貨の価値は下落するものだということを理解するためには400年も遡る必要はない。
読者は金価格の長期チャートを見たことがあるだろうか。見たことのある読者も少なくないだろう。しかし本当にその意味を実感するためにはグラフの上下を逆にする必要がある。つまり、金価格がどれだけ上がったかではなく、現金の価値がどれだけ下がったかを見るのである。以下は過去50年ほどの間に金に対してドルの価値がどう推移したかのチャートである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645
50年の間にものの見事に紙くずになっている。50年ほど前のドルの価値を100%とすると、現在のドルの価値はその2.3%である。そして考えてほしいのは、この50年間ほとんどの人は資産の大部分を現金のままにしており、その資産は実際に紙くずになったということである。ダリオ氏が言っているのは、今現代人もそうなるのではないかということである。
現金が勝者だった黄金時代
しかし一方で現金のリターンがゴールドを上回った時期もある。ダリオ氏は次のように説明している。
1850年から1913年(第一次世界大戦まで)の期間では通貨(預金など短期金利による収入を含む)を保有した場合のリターンはゴールドを保有した場合のリターンよりも概して良くなっている。
この60年ほどの期間がどういう期間だったかと言えば、ほとんどの通貨は金か銀に為替レートが固定されており、しかも第二次産業革命と呼ばれるこの繁栄の時代では借金の借り手が借りた資金を収入に変え、収入が借金を返していたために貸し手は魅力的な金利を得ることが出来た。
借金で消費や自転車操業の企業を増やすのではなく生産性を増やし、その後には借金をしっかり返せていた時代があった。返せない借金をしないということがどれほど大事かということである。しかしそうでなければ通貨が紙切れになってゆく。
通貨の価値が維持され、しかも経済が成長していて借り手が金利を払える場合には誰もが問題なく良い生活を送っていた。「紙幣を印刷すると豊かになるのではないか」という「壺を買えば幸せになるのではないか」同然のまやかしで自分を騙す必要もなかったのである。この2つに何か違いがあるだろうか? 誰か教えてほしいものである。紙切れよりはむしろ壺のほうが価値があるだろう。
富の貯蔵手段としての株式
そして最後にダリオ氏が株式について語った部分を紹介しよう。
量的緩和により通貨と信用の供給が増加すると、通貨と信用の価値は減り、(その保有者は損害を受け、)債務の負担は減少することになる。
債務負担の減少によって通貨と信用が生産性と企業利益に流れ込む場合には株価の実質値(インフレによる株価上昇を差し引いた後の株価)が上昇するだろう。
まず前提となるのはインフレは株価にとってプラスだということである。インフレとは通貨の価値の下落なので、その通貨以外のすべてのものの価格が上昇する。株価も例外ではない。
ダリオ氏がここで言っているのは、創造された通貨と信用が生産性と企業利益の上昇に寄与する場合にはインフレの影響を除いても株価は上がるということである。今回のコロナショックではどうなるだろうか。そちらについても徐々に書いてゆきたいと思っている。
次のダリオ氏の更新は大英帝国とオランダがどのように基軸通貨のステータスを失ったかについての記事となるらしい。これまでの記事も再確認しながら待っておこう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10645
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金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰
2020年10月14日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801#more-11801
新型コロナウィルスへの対応のために日本やアメリカの政府は現金給付を行なっているが、金融の専門家たちはこの対応が物価の高騰を生むのではないかと心配している。
アメリカの実体経済にその気配が現れたことは先日記事にした通りである。
米国経済、個人消費が鈍化、インフレは止まらず
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11782
しかし実体経済を先読みすることの多い金融市場では状況は更に進んでいる。今回の記事では世界の金融市場がインフレをどう考えているのかを見てゆきたい。
新型コロナで企業利益が落ち込んでいるにもかかわらず、株式市場は息を吹き返した。以下は米国株のチャートである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801#more-11801
その原因は中央銀行による金融緩和と政府による現金給付にある。しかしGDPが5%も落ち込むと推計されている大不況を紙幣印刷で無理矢理支えるために金融市場に膨大な資金を流し込めば、噴き上がるのは株式だけではないはずである。
コモディティ市場の高騰
まず上がったのはゴールドである。株式はようやくコロナ前の水準まで戻ったが、金相場はコロナ前の水準を大きく超えて上昇している。
金の値段が上がったために歯科治療に大きな支障が出ている。しかしここまではまだ良いだろう。金は実用されるケースが少なく、ほとんどは投資用として保有されるだけで、歯科治療など一部の例外を除けば社会の大半には影響を与えることはないと言える。
しかし仮に5%もの景気後退(リーマン・ショック時でさえその半分程度だった)を紙幣印刷で無理矢理支えられてしまうとすれば、その資金は株式と金を噴き上がらせるだけに留まることがない。
他のコモディティも上昇開始
原油価格も回復した。金ほどの噴き上がりではないが、いまだ飛行機もほとんど飛んでいない中でここまで回復したことが奇跡と言える。
しかしこれはまだ序章である。次は銅価格のチャートである。
ここまで来ると実体経済に影響を与え始める。銅は電線や建設資材に使われるからである。ホテル業などがまだ低迷しているため不動産市況は悪化しているが、建設費用が高くなることになる。他の金属も上がっており、建設業と住宅購入者はますます厳しくなるだろう。
更に日常生活に身近なコモディティを挙げてみよう。砂糖である。
次はコーンである。
次は大豆である。
ここまで来れば投資家ではない素人でも危機感を覚えるのではないか。米国政府と日本政府による現金給付が日用品の価格を上げ始めている。株式市場のバブルが金相場だけにとどまらず、普段人々が使うような品物の価格までも上げ始めているということである。
結論
最大の問題はバブルが日用品に波及してインフレになっても人々は困窮し、バブルが崩壊して株式と日用品の価格が暴落しても人々は困窮するということである。行くも地獄、帰るも地獄ということになる。
世界最大のヘッジファンド: 政府が金融危機から守ってくれると思うな
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10473
ざっくりとした言い方になるが、2021年はかなり酷い年になるのではないか。投資家の読者のみならず、投資をしていない読者にも警戒することをお勧めしたいものである。浪費は禁物ということだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801#more-11801
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3:777
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2022/05/27 (Fri) 12:32:29
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2020年04月19日
バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったという事実
http://www.thutmosev.com/archives/68138564.html
危険を煽ってもっと危険な投資や移住を勧めると、どこかから報酬が貰えるのだろうか
引用:http://utel.jp/792-8939/blog/%E9%80%9A%E8%B2%A8%E3%81%A8%E5%9B%BD%E5%82%B5.jpg
最も「勝ち組」の投資は日本国債だった
投資をしている人は「日本国債が危ない」「国債が破綻する」「国債を買うな」という情報を、今までに数多く聞いてきたと思います。
ニュースを見れば国債破綻、投資コラムでは国債を買うなという具合で、悪い投資の筆頭に上げられることが多い。
だが現実に1990年台バブル崩壊で「1円も損をせず」「元金が7倍以上になった」のは日本国債を買った人だけだった。
バブルの頃は色々な投資がブームで、金銀、土地、ゴルフ会員権、株やピカソの絵、ハワイや湯沢の別荘が人気でした。
これらの投資はその後のバブル崩壊で全て損をした筈で、保険や年金商品ですら政府の方針でカットされていました。
そんな中で唯一バブル崩壊の影響をまったく受けなかった投資商品が「日本国債」で、日本国債が危ないという定説とは真逆の結果です。
バナナ売りみたいな投資アナリスト達は毎日毎日「あぶないよあぶないよ、さあ国債が破綻するよ」と道端で「国債が危ない」と言い続けています。
彼らがそう言っている理由は国債以外の投資商品を売って稼いでいるからで、国債が売れたら困るのです。
日経先物とかFXとか株とか土地とかピカソの絵を売って初めて「カモ」から金を取れるので、日本国債が売れたら儲からなくなるのです。
1980年に日本国債を購入した人は、30年後の2010年に7倍に増えていて、もし最初に1000万円なら7000万円、100万円でも700万円に増えていたのです。
バブル崩壊も阪神大震災も福島原発もリーマンショックもすべて無関係で、1980年台に買っていさえすれば誰でも7倍になったのです。
では日本国債を買う以外でこの30年間に投資で資産を7倍にした人がどれだけ居たか、聞くまでもなくほとんど居ないはずです。
日本国債より危険な投資に手を出す人々
「そんなのウソだ。日本国債はゼロ金利じゃないか」というもっともな意見がありますが、それでも30年間毎年金利が付くことで、5倍とか7倍に増えるのです。
考え方を変えれば本当に「金利ゼロ」だったとしても、デフレで物価が下がると実質的にお金が増えるのです。
「経済専門家は皆日本が破産すると言っている」というもっともな意見もあるが、逆に日本政府が破産した後に残る安全な物って何なんでしょう?
例えば土地は消えませんが、戦前日本最大の資産家だった本間家(ローソク足を発明した本間宗久の子孫)は敗戦でアメリカ軍に土地を没収され、ただの釣具屋になり今は中国に買収されて消滅しました。
有名企業の株を保有しても日本政府が倒産するほどの事態なら、三菱や三井やトヨタだって倒産するでしょう。
金などの貴金属は物質として目減りしませんが、あの手のものは長期的には必ず物価上昇率より価値が目減りしていきます。
日本国債がデフォルトするほどの危機なら、どんな資産も無価値になる可能性が高く、それらより危険ではありません。
例えば沖縄県知事のアホは「中国に統一してもらって日本から独立しよう」と言っていますが、中国は共産国家で個人の土地所有が認められていません。
米軍基地が中国軍基地にかわり、土地は政府の所有になり、住民は政府から借りた借地に住む事になります。(中国人民はそうしている)
日本国債より安全な投資って何?
日本国債が無効になるほどの衝撃というのはこれほどの事が起きると推測でき、こんな事を考えるよりは自衛隊に税金を払ったほうが幾らかマシです。
「日本国債がアブナイから他に投資しよう」という考えは一見合理的にみえて、相当におかしいのが分かると思います。
例えていえば「巨大隕石が地球に落下するから地球の裏側に逃げよう」みたいな話で、恐竜より頭の働きが鈍いです。
日本国債ではなく米国債など外国政府に投資しようという人も居て、こちらの方は理にかなっています。
円高が進んでも日本よりアメリカの金利が高いので、最終的に日本国債を買うよりも、数十年後に元本が増える可能性は高いです。
だがしかし日本の証券会社から米国債を買って、日本政府が倒産したときにその証券会社は存在し、銀行は投資した元本を保証してくれるのか甚だ疑問です。
日本が破産したとき自分が買った証券会社が倒産していて、資産保全しているメガバンクも倒産したら、買っておいた米国債も消滅するでしょう。
アメリカの証券会社から米国債を買うという方法もあるが、おそらく日本からだと余計なコストを取られたり不利になるかも知れません。
このように考えると「日本国債があぶない」から色々な投資を試みるのは、結局どれも日本国債そのものより危険な投資に手を出すハメになります。
http://www.thutmosev.com/archives/68138564.html
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4:777
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2022/05/27 (Fri) 12:34:20
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最強の投資家は「精神異常者」 米研究
【Reuters】この度、米国で行われた調査によると、投資業に最も適した人材は"精神異常者(精神病質者/Psychopath)"であることが明らかになった。
タイムズ紙が報じた。実験では、感情表現に影響する脳の特定部野に障害がある15人を含む、平均的IQの被験者(投資家)41人によって、簡単な投資ゲームが行われた。そしてゲームの結果、脳に障害を持つ人々はそれ以外の被験者らよりも、遙かに優れているという結果が出たのである。
科学者の分析によれば、(脳に障害のない)被験者の一部の人々には感情が作用し、たとえ潜在的な利益が損失を遙かに上回る時でさえ、リスクを回避しようとする動き ― 近視眼的損失回避と呼ばれる ― が見られたという。
実験に参加したアイオワ大学神経学助教授アンティオネ・ベシャラ氏はこれらの結果から、株式市場における最も優れた投資家は言わば「機能的精神異常者」なのではないか、と話している。
また共同研究者のスタンフォード大学ビジネス大学院ババ・シヴ氏は、多くの大企業の幹部や、優れた弁護士もやはり同様の特徴を持っているようである、と話している。
「感情は意志決定を速める際に、適応力として機能します。しかしまた、慎重かつ、より潜在的に賢明な決定が成されるためには、自然な感情的反応が抑制されなければならない状況もあるわけです。」
今回行われた実験は、スタンフォード大学、カーネギーメロン大学、アイオワ大学の研究者らが共同で行い、6月の心理学論文誌に掲載される予定であるという。
http://x51.org/x/05/09/2044.php
この度、アメリカで行われた調査によると、優れた投資家は精神異常者であると発表され物議をかもしている。
日本の過去の名だたる相場師達も、その行動は病的な人が多いのも事実ですし、私は案外、的を射ている部分もあると思います。
しかし、優れた投資家と言うのを研究者がどのように認識してるかは、個人的には少々疑問があります。
この研究者の言う優れた投資家と言うのは、恐らくリスクを果敢に取りにいける人達を言うのでしょう。
正常な脳を持った普通の人なら、リスク回避行動を取る場面で、逆の行動をする人達。
これは逆張り順張りは関係ないと思います。
大暴落の最中に果敢に買いにいける人、新高値をどんどん買いあがれる人達でしょう。
日常生活で言えば、火事の家に飛び込み、高いビルに命綱なしで登って行ける人達なのかも知れません。
その行動が大きな利益を生む原泉になる訳ですが、しかし一気に破産するリスクも抱えている訳です。
昔から○○と天才は紙一重といいますが、私は一見狂気とも思える行動がプラスに作用する職業もあると思います。それは芸術家、企業経営、そして投資家(投機家)でしょう。そう言う意味ではこの実験結果は妥当なものだと思います。
しかし、この実験の最大の欠点は時間軸が無視されているところです。
日本の相場師も成功と破産を何度も繰り返しながら、最後まで勝ちきった人はごく少数しかいません。
最近のアメリカでも栄華を極めたビクター・ニーダーホッファーやジュリアン・ロバートソン、会社で言えばLTCMも破産しています。
先日亡くなった、ダイエーの中内さんも前半までは歴史に残る成功者ですが、晩年は評価を落としました。
つまり一時は大成功しても時間には勝てなかった訳です。
この実験の脳傷害がある人のリスク回避行動が欠如していると言う面は、個人的には納得できますが、それが常に上手く機能し、優れた投資家であり続けることが出来るかは、また別問題でしょう。
最後に、現役の優れたトレーダーであるラリー・ウィリアムズの講演会を聞きに言った時、彼は常に一般大衆と逆のことをやっているので、トレーダーは日常生活で精神的バランスを保つのが大変だと言っていたのが、印象に残っています。
http://psychological-jp.com/column/p3.html
▲△▽▼
2020年04月01日
投資の一流二流三流 勝つ人、限界を知る人、大言壮語する人
天下りで転職を繰り返している人も相場を教えていた
引用:http://www.gaitame.com/seminar/0805/img/23_tb_sakaki.jpg
超一流と一流の投資家
株式市場や為替市場などに大きな動きがあるとアナリストや解説者が登場し、「上昇相場だ」などの予想します。
ところでアマチュア・プロを問わず投資家にもランクがあり、最上位はやはり世界的に有名な投資家という事になる、
Wバフェット、Jソロス、Jロジャースが御三家と呼ばれていたが、3人とも高齢になり後継者は出てきていない。
「世界的な有名投資家」で検索すると分かるが、ほとんど70歳以上の高齢者で60代が「若手」50代は新人扱いで40代以下はあまり有名ではない。
人間国宝の伝統技術継承者と同じで世界的投資家の世界は高齢化が進み、若者が頼りないので引退しません。
ウォール街とかシティとか兜町でバリバリ取引しているような有能トレーダーは、彼らから見ると「小物」らしいです。
この人たちの特徴はなんだか良く分からない魔法をつかい、外部からは伺い知れないが結局は勝っている。
人間よりは妖怪や魔法使いに近いのかも知れず、彼らの投資手法を勉強しても、まったく参考にはならない。
勉強や努力や、少々の才能では近づくことができない『超一流』と定義しておきます。
次がウォール街とかシティとか兜町でバリバリ取引しているような有能トレーダー達で見るからに有能そう。
「俺は有能な人間なんだぞ」と周囲を威圧しているようなオーラさえ感じられ、バリバリ稼いでいる印象を受けます。
超一流達の何割かは若い頃は「一流」に混ざってバリバリ仕事をしていました。
二流と三流の境目
「二流」になるとだいぶ怪しくなり、証券会社のプロトレーダーなんだけど勝ったり負けたりで結局トントンみたいな人が実際には多い。
というのは証券会社や銀行の業務の大半は「取次ぎ」的なことなので、投資で勝たなくても仕事が在るからです。
だから「元プロトレーダー」「元プロディーラー」といってセミナーの講師をしている人のほとんどは、プロとして利益を挙げていないと言われます。
二流にはアマチュアの上位の人たちも入り、勝ったり負けたりだが、まあなんとなくトントンか少し利益が出ている人たちが居ます。
彼らはどちらかというと安全な投資や小額投資を好み、自分は天才ではないと自覚し、限界を知っているので大負けしない。
無茶をしないのでトータルでは小さな負けか小さな勝ちを繰り返すといったタイプです。
もちろんアマチュアには大きく儲けている人も居るので、アマチュアの一流投資家も存在するでしょう。
始末に負えないのが「三流」で、「相場が読める」「俺は投資が分かっている」「自分はベテラン投資家だ」と言いながら大きく負けているタイプです。
このタイプの人たちは二流の人のように自分の限度を知らないので、下手なのに大きく張り、突っ込んでは自爆します。
大言壮語を吐いたあげく、会社の金を使い込んだり失踪したり自己破産したり、あるいは世を儚んで去っていくのもこのタイプです。
「自分はチャートが読める」などというのが典型的な症状で、気分は超一流なんだけど実際は三流なのです。
下にはもっと下が居て最下位の「四流」も存在しています。
三流の下にも四流投資家が居る
三流と同じく「俺は天才」気分なんだけどへたくそで、しかも大手金融機関や証券会社でプロディーラーをしていたりします。
先ほど書いたように「プロディーラー」なんて言っても仕事内容は電話の取次ぎや注文のたらい回しだが、本人は大物のつもりなのです。
始末が悪いことにこの手の「大物」ほどテレビのニュースに出たがり、経済や市場解説なんかをしているのです。
「外資系証券会社」「元財務官僚」「国内有名銀行」「東京大学」とか肩書きがやたら立派で動かす金が大きいのだが、投資では負けているのです。
こうした大人物ほど講師に呼ばれて他人に教えるのが好きで、投資セミナーとかにゲストで呼ばれます。
ネットやテレビの市場解説で「またこいつか」と思うほど頻繁に出てくるのですが、そうした大物の言う事は真に受けないほうが良いです。
http://www.thutmosev.com/archives/67108328.html
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5:777
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2022/05/27 (Fri) 12:35:18
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2020年07月06日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない
ロジャースの予言は当たらないので有名
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg
アナリストの予想は逆になる
2020年にコロナ騒動で世界の株式市場が混乱して、個人投資家や専門家を慌てさせている。
大騒ぎした割には各国の経済対策が功を奏して株価は下がらず、為替相場も変動していない。
日経平均は2万円を回復してコロナ前と変わらないし、NYダウは2万ドル半ばを保ち最高値を更新した銘柄もありました。
専門家は「経済崩壊確実」「世界は大恐慌に突入」と言っていたが、今のところそうなってはいません。
専門家の予想には法則性があり、下げた日は「崩壊だ」と叫び、上げた日は「力強い」などと言います。
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
ロジャーズは「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
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6:777
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2022/05/27 (Fri) 12:35:40
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2020年07月26日
有名投資家は本音と逆の事を言って大衆を迷わす
証券会社や銀行の専門家は投資で負けています。
自分で勝てる人は独立してやっています
未来が分かる人は他人に教えない
多くの個人投資家は有名投資家やアナリスト、経済評論家、トレーダーやディーラーの意見を参考にしていると思います。
だがこれらの専門家の予測や意見がほとんど外れていて、当たった試しがないのも良く知っていると思います。
彼ら専門家の予測が外れるのは本当に意図せず外れる場合と、意図的にうそを言っている場合があります。
まず意図せず外れる場合ですが相場はランダムウォークと言われるように、元々予測が不可能なものです。
相場を予測できる人が勝者になるのですが、みんなが予測出来たら誰も勝てなくなってしまいます。
つまり相場を正しく予測できる人が居たら、その人は絶対に他人に答えを教えず、自分だけこっそりと正しい投資をする筈です。
ある銘柄が今は低迷しているが上昇するのが分かっているとして、それを他人に教えるより自分だけこっそり買うでしょう。
こっそり買った有名投資家氏は次に株価を吊り上げたいので、「この銘柄はトンでもなく上がるぞ」と大声で触れ回ります。
実はその時にはかなり上がっているが、マスコミで煽ったりして株価は過熱しバブルを形成します。
十分に加熱したタイミングを見計らって有名投資家氏は株を売却して利益を得て、その後で「あの銘柄は過大評価だ」などと言います。
こんな有名投資家や専門家の意見に従って投資したら、高値で買ってバブル崩壊後に手放す羽目になります。
雇われプロの実力は素人と同じ
これが意図的にうそを触れ回る専門家ですが、意図せず予測を外す専門家はもっと始末が悪い。
彼らは何も分かっていないのに「外資系金融機関チーフエコノミスト」などの肩書で予想屋商売をしている事が多い。
日本で有名な外資系ディーラーの著書には「プロディーラーの99%は負けている」と書いてあります。
彼は何千人もの新人を教育してきたが、自分の教え子で生涯通算プラスは10人も居ないとも書いていました。
「プロ」の正体はこれほど酷いもので、実際には高齢者の金を運用して減らしているだけだそうです。
金融機関や会社勤めプロは会社で養ってもらっているので、自分1人で稼げる人はとっくに独立しています。
自分でファンドを立ち上げたり個人投資家として資産を増やした人は通算で勝っているが、雇われプロは負けている人が多いという事です。
独立投資家は勝っていても絶対に本当の事を言わないし、雇われプロはそもそも負けているので予想に価値がない。
こんな理由で専門家の投資予測は必ず外れます
ジムロジャースのようなおしゃべりは自分が有利になるよう大衆を扇動しているので、利益を得るのは自分だけです。
「東大卒でXXX銀行のチーフストラテジスト」など肩書が長い奴は、まず投資で勝っていません。
http://www.thutmosev.com/archives/83518086.html
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7:777
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2022/05/27 (Fri) 12:36:58
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投資に関する本を読んでいて、著者は昔活躍した有名な外資系ディーラーで、教え子が数千人居ると書いていました。
その投資教官は「自分の教えた中で投資で勝っているのは1人もいない」全員が負けていると書いていました。
多くのプロディーラーは自分が負けているのに客に指南したり、客に代わって投資しているが当然負けているのだそうです。
銀行や大手証券会社勤務のプロディーラーの99%は生涯トータルで負けていて、考えてみるとそれは当たり前だそうです。
自力で投資で勝てる人は外資系銀行なんかに勤めていないで、バフェットやソロスのように独立すれば数兆円稼げるのです。
勝てないあるいは勝ち負けぎりぎりの人は独立しても食えないので、銀行や証券会社に勤めているのだそうです。
自分が教わる教師を選んだ方がいい
プロ投資家やプロディーラーという肩書の人が非常に多いが、その実態は99%負けているのです。
一般に投資家は9割が人生トータルで負けるとされるが、プロの勝率が素人より低いのには理由があります。
素人つまり私は「調子悪いな」と思えば投資しなければ良いが、プロは会社から「今日のノルマ」を言い渡されます。
勝とうが負けようが投げなければいけない野球のピッチャーと同じで、負けると分かっててもやらなくてはならないから負けます。
あるいは動画サイトのユーチューブを見ていると「動画の再生数を増やす方法」などを指南してる人たちが居ます。
笑ってしまうのはそれらの動画自体のアクセス数が数十とか数百だったりして、「自分の再生数を増やしたらどうか」と思います。
ネット時代になり一般の人が簡単にブログや動画で発信できるようになり、教える人の知識や経験が生徒より未熟という例が出てきました。
パソコンのトラブルで検索したら同じ症状の人がブログを書いていて、読んだら結局自分と同レベルだったという事がありました。
最近学校の教師が色々問題を起こしていて、教師の質の低下が言われています。
今の教師が数十年前に教わった知識は古く(IT関連など)、現代では通用しない事が多いでしょう。
おまけに日本の教師は新卒採用なので全員が社会経験ゼロ、生まれてから学校の中しか知らない人達です。
学生が学生に教えているようなのが日本の学校で、これでは生徒のためにも良くないでしょう。
数年前eスポーツ(スポーツとしてpcゲームなどをする競技)の学校が創設され、入学した人が実態を報告していました。
学校は創設したものの教える人がおらず、生徒はずっと自習でスマホゲームをやらされていたそうです。
誰でも教える側になれる時代だからこそ、自分が教わる教師のレベルがどの程度なのか知る必要がある。
もし自分よりレベルの低い「教師」に当たったら人生を棒に振りかねない
http://www.thutmosev.com/archives/85706310.html
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8:777
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2022/08/30 (Tue) 22:12:48
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株式市場は金融緩和を続けられる限り長期的に上がり続ける
日本株のバブルが1989年に崩壊し、その後低迷したのは金利がゼロになってそれ以上下げられなくなったからであり、その後株価が上昇を再開したのはアベノミクスで量的緩和という新たな緩和手段を開始した後である。
米国株でも日本株でも、「金融緩和があれば株価は長期的に上がる」。そしてこれからの相場では物価高騰が天井知らずになってしまうので金融緩和は出来ない。 米国株はこれから 30年上がらない。
▲△▽▼
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
世界的なインフレが実体経済と株式市場を襲っている。インフレについてはここでは2020年から警告し続けていたことであり、株安についても年始から予想していたことである。
しかしはっきり言うが、まだ何も始まってさえいない。ここからが物価高騰という地獄の本番である。
長期投資
そもそもインフレの何が恐ろしいのかということを復習しておきたい。前回の記事では現在のいわゆるつみたてNISAによる株式投資ブームが最悪のタイミングで始まったことを説明した。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
だが金融庁にそそのかされた素人たちはこう言うかもしれない。仮にこれから株価が暴落しても、積み立て続けていれば長期的にはプラスになるのではないか? 特に米国株はこれまで40年、長期的には上がり続けたではないか。
先ず第一に、このつみたてNISA詐欺がよく出来ているのは、自分の保有する資産の価値がどれだけ下落しても、「でもまだ40年経っていないから」という理由で常に正当化できるということである。
期限を定めない投資は定義上絶対に失敗することがない。いくら失敗していてもそれは永遠に確定しない。
だがそれで誰かが幸せになることもない。いや、彼らは金融庁から投資信託という不必要に手数料の高いものを押し付けられているのだから、銀行や証券会社はあなたがたの手数料で幸せになるのだが。
米国株の長期上昇相場
しかしそれよりも考えなければならないのは、何故米国株は40年上がり続けてきたのかということである。一方で日本株は1989年のバブルの高値をいまだ超えられていないので、30年以上利益が出ていないことになる。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2022/08/2022-8-30-nikkei-225-long-term-chart.png
よって株式投資が長期的には常に利益を出すという幻想は単純に事実に反する。日本株でなくとも長期的に下がり続ける株式はいくらでも存在する。前回の記事でも言ったが、結局は投資はいくらで買うかということであり、買うタイミングを間違えれば損をして当然である。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
一方で、米国株はここ40年長期的には上がり続けている。それが彼らの頼る根拠である。しかし致命的な問題がある。それは、彼らのほぼ全員が何故米国株が40年上がり続けてきたのかについてまったく知らないということである。
米国株が40年上がり続けた理由
統計的相関関係と因果関係を区別できない人は多いが、論理的に考えてもらいたい。「米国株は40年上がり続けたからこれからも上がる」と主張するためには、40年上がり続けた理由をまず発見し、それが今後も存在し続けることを証明しなければならない。
当たり前だろう。これが出来ていない時点でその人の投資は破綻しているのだが、誰もそれに気づいていない。
では米国株が40年上がり続けた理由は何か。そもそも何故筆者は10年や20年ではなく40年と言い続けているのか気になっている人も多いだろう。それは40年前に何かがあったからに他ならない。
それは厳密には1981年のことであり、1981年はアメリカで金融緩和が長期的に開始された年である。
金融緩和というのは、要するに金利を下げるということである。そこでアメリカの長期金利のチャートを見てみると、1981年を頂点にそこから40年下がり続けている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2022/08/2022-8-30-us-10-year-treasury-bond-yield-long-term-chart.png
何故ここが頂点になっているかというと、ここの読者には周知の事実だが、1970年代にアメリカでは物価高騰が起こり、金融引き締めを行なっていた。つまりは金利を上げ続けていたということである。
そしてインフレが1980年頃に収まったため、ようやく金利を下げることができるようになった。その後、アメリカの金利は上記のように下がり続けてきた。
金利低下と株価上昇
そしてそれが株価を40年間支え続けてきたのである。リーマンショックのような事態になっても長期的な株安にならなかったのは、即座に金融緩和を行なって株式市場をバブルにすることが出来たからである。それが長期的な経済停滞の原因になっているのだが、それはまた別の話である。
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7103
そしてようやくコロナ後のインフレの話になる。薬物と同じで金融緩和は何度も続けると効きが悪くなってくるので、回数を増すごとに過激にならざるを得ない。そしてコロナ後の現金給付は明らかにやり過ぎたのである。ついに物価高騰が起きてしまった。
サマーズ氏: インフレは政府のコロナ対策が引き起こした
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25100
40年起こっていなかったインフレ相場の到来である。このような大きな相場の転換点にいるということを、投資家は意識しなければならない。そしてある程度知識のある投資家であれば、インフレが株価にとって非常に悪いということを知っている。
何故か。金融緩和ができなくなるからである。これまではデフレだったからいくらでも緩和をして株価を上げることが出来ていたものが、今や緩和を続けるとインフレが悪化してしまう。日本ではまだましだが、アメリカやヨーロッパでは物不足は悲惨な状況になっている。これは断じてロシアのせいではない。
スペイン、脱炭素による電力不足で冷房を27度未満にすることを禁止
EU、食料価格高騰の最中、代替食品としてトノサマバッタを推奨
40年続いた金融緩和を失った株式市場
これである程度の頭のある人なら誰でも分かるはずである。株式市場が長期的に上がるというのはまったく事実ではない。これを正確に言い直せば、「株式市場は金融緩和を続けられる限り長期的に上がり続ける」である。
事実、日本株のバブルが1989年に崩壊し、その後低迷したのは金利がゼロになってそれ以上下げられなくなったからであり、その後株価が上昇を再開したのはアベノミクスで量的緩和という新たな緩和手段を開始した後である。
このように米国株でも日本株でも、「金融緩和があれば株価は長期的に上がる」という命題は普遍的に正しいように観測できる。そしてこれからの相場に金融緩和があるかどうかと言えば、ない。物価高騰が天井知らずになってしまうので金融緩和は出来ない。むしろ金利は高い水準で長期間維持されるだろう。
そういう状況下で株式市場はどうなるか。米国株は40年上昇相場を続けてきたのだから、その40年間より前の期間は長期の下げ相場だったということである。以下の記事で解説したが、米国株が数十年もの間下げ相場だった期間は普通に存在する。
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
そしてこれから始まるのは、40年の緩和バブルの後に始まるのは、そういう期間なのである。
結論
ということで、「株式投資はインデックスに長期投資していればほぼ利益が出る」という最近囁かれ始めた奇妙な幻想は完全に間違っている。
上記のように事実と因果関係をきっちり調べれば誰でも分かることなのだが、それを考えようとする人は誰もいない。要するに皆、何の努力せずにお金が儲かっていてほしいだけなのである。そういう人がつみたてNISAに吸い込まれる。そして当然の結果を持ち帰る。
株式市場は欲しいものが手に入る夢のような場所である。相場は確かに、何も考えずにインデックスに投資をするだけで儲かるかもしれないという幻想を彼らに与えてくれるだろう。
一方で株式市場は現実というおまけも彼らに与えるだろう。彼らは株価崩壊による多額の損失という対価を、その幻想のために支払うことになる。何事も手に入れるには対価が要るのであり、そして幻想は意外と高価であることを彼らは悟るだろう。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24577
米国株の今後の見通し: 企業利益激減で株価は再び暴落へ、空売り再開
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27199
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
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9:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2022/12/30 (Fri) 12:31:49
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2022年12月30日
経済アナリストというカルト教祖を信じると破産します
経済専門家の予想的中率は、ナマズが地震を予知する精度と同じくらいです
信じた人を破産させる教祖たち
ブログを書く為に経済アナリストとか評論家、専門家などが書いたニュース記事を見ることが多いですが、彼らの豹変ぶりにいつも驚かされています
今もはっきり覚えているのは2008年から2011年に円高が進んでいた時、ある有名な経済専門家が「1ドル50円は通過点で1ドル30円台になる」と断言していました
ところが2012年半ばから円安になり始めアベノミクスで円安が進むと、同じ人がその件には一切触れず円安予想をしていました
安倍政権が消費増税などで失敗すると「ハイパーインフレで1ドル1000円になるだろう」と予想し、日本は破産したジンバブエのようになるとも言っていました
最近は「円安で日本は破綻しフィリピンより貧しくなる」という理論を展開し、23年も円安で日本は衰退すると言っています
賭けても良いが彼は来年1ドル110円になったら自分が円安予想したのは棚に上げて、「俺様の予想通り円高になった」と自慢するでしょう
こんなのが日本を代表する経済メディアで人気がある経済専門家で、どのテレビのニュース解説者をみてもほぼ同じようなレベルの人が解説しています
彼らは輝くほどの実績や肩書を持っていて、東大やハーバード卒は当たり前で元大蔵省財務官とか超有名な欧米銀行の部長やチーフディレクターなど、土下座したくなるほどの経歴を持っている
そういう人たちが「間違いなく円安で日本は衰退する」と言い、円高になると「ほら私が言ったとおりだ」と平然とウソをつきます
投資系の掲示板やsnsで彼らは『逆神』と呼ばれ、9割以上の確率で彼らが明言したのとは反対方向に物事は進んでいきます
9割外れるのだが外れた事は黙っていて「私が予想した通りになった」と言い、また新しく予想を展開するのです
このカルト宗教の幹部のようなのが日本で最も信頼されているアナリストや経済専門家で、政府の審議会や委員に入ったりもします
輝かしい経歴にふさわしく理論を構築して他人を説得するのが得意で、悪い事に間違った理論を人々に信じさせてしまいます
日本経済が30年もダメなのは経済関連の人材はいないからかも知れません
投資や経済は運で決まる
東大やハーバード卒で栄光のキャリアを持つ人の予想は9割外れるのだが、それには理由がありあらゆる経済予想は古来から外れています
経済では分かり難いので日経平均やダウのような相場に置き換えると、予想するのはまず不可能でランダムな動きをする事が多い
先日サッカーw杯の各国代表がPKを外しまくったが、あれも結局入る入らないは運であって誰も予想などできません
株価や為替や相場の動きも運でしかないので、「当てよう」「うまく説明しよう」とすればするほど外れるようになっています
PKが入る入らないは誰が予想しても5割しか当たらないが、相場や経済も同じで素人が予想してもプロが予想しても的中率は5割になるでしょう
アナリストや専門家は単に「上がる、下がる」だけでなく長期的な複雑な予想もするので、そのすべてが予想通りになる事はないのです
PKで次のゴールが入る入らないだけなら誰でも5割当たりますが、何対何でどちらが勝つかという予想だと的中率は1割か2割になるようなものです
22年後半は米利上げによって1ドル150円の超円安になったが、23年に利上げは止まると予想されていて、日本の利上げもありおそらく円高方向に動くでしょう
そう思われてはいるがそれも結局PKみたいなもので、予想通りになる確率自体が5割程度しかないのに輝かしい専門家は「間違いない」かのように言うのです
それを鵜呑みにして大金を投資して破産する人が毎年いるのも事実です
https://www.thutmosev.com/archives/89703130.html
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10:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2022/12/31 (Sat) 19:35:57
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【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14076684
高配当銘柄を買うとこういう目に遭う _ JT 日本たばこ産業 (2914)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/976.html
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11:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/01/06 (Fri) 08:11:31
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株式売買は株価が 4倍、5倍になる場合しかやってはいけない。
チャートの専門家が株で儲けられないのは、チャートに基いた売買では 1割、2割の利益ですぐに売ってしまうから:
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因
2018年10月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7959
2018年10月に始まった世界同時株安について、一度纏めておこうと思う。
ここでは急落が起こる何ヶ月も前から株価が暴落する理由について詳しく説明してきたので、ここの読者には同じことの繰り返しになってしまうが、状況を整理することは必要だろう。
世界同時株安の原因は何か
さて、では株価が下落した理由は何だろうか。それは直接的にはアメリカの金融引き締めだが、本質的には2008年の金融危機以来、世界中の中央銀行が行なってきた量的緩和による金融バブルが原因だと言うべきだろう。先ずは2008年以来、米国株がどれだけ上昇してきたかをチャートで見てもらいたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2008-2018-s-and-p-500-chart.png
先ず読者に言いたいのは、このスケールで株価を見なければならないということである。一日で株価が数パーセント上下しようとも、このチャート上で見ればどうでも良くなるだろう。その感覚が大切である。2008年以来の巨大なバブルが、アメリカの金融引き締めによって崩壊するかどうかが問題だからである。
さて、アメリカの中央銀行に相当するFed(連邦準備制度)は2種類の金融引き締めを行なっている。先ず、政策金利を0.25%ずつ引き上げる利上げを行なっているのは多くの人にとっても既知の事実だろう。
さて、ここの読者以外の日本の個人投資家の多くはそもそも知らないのではないかと思っているのだが、アメリカの中央銀行は利上げの他に量的引き締めを行なっている。そして筆者はこちらの方が株式市場にとって重大な脅威だと考えている。
量的引き締めとは、市場から債券を買い入れることで中央銀行のバランスシートを増加させ、市場に資金を供給する量的緩和の逆回しであり、つまりは量的緩和で買い入れた債券の保有額を減少させ、市場から資金を引き揚げることである。しかもFedはこれを量的緩和でバランスシートを増加させた時と同じ速度で行なっている。つまりは、量的緩和の完全な巻き戻しが行われているということである。
完全に明らかな世界同時株安の原因
はっきりと言っておきたいのは、筆者にとってはここまでの議論で株安の原因は明らかだということである。中央銀行が量的緩和を行なった時、株価はあれほど暴騰したではないか。アベノミクスで日銀が量的緩和を開始した時、暴騰する日本株を買った読者も多いのではないか。
そうであれば、同じ規模で量的引き締めが行われる場合、同じ規模で株価が暴落しなければ理屈に合っていない。これは、量的緩和でこぞって株を買い漁った投資家自身が一番良く知っていることである。
しかし、市場はこの完全に明らかな事実をこれまでずっと無視しながら上昇相場を続けてきた。バブルとはそういうものだからである。しかしそこにはもう少し説明が必要だろう。
暴騰と暴落の違い
これは金融市場の歴史を通してそうなのだが、バブルとは同じように上がって同じように下がるものではない。株式市場は好材料は一気に織り込み、市場は上げ相場に入ってゆくが、上げ相場が長く続くと、今度は明らかな悪材料があってもそれを無視するようになる。
そうして上昇相場は悪材料を無視しながら上昇を続けてゆき、無視出来なくなったところで一気に下落相場に転じることになる。これこそが、上昇相場が通常10年前後続くのに対して、弱気相場が2年ほどで急激に下落する理由である。金融市場とは17世紀オランダのチューリップ・バブルの頃からそのようにして続いてきたのである。
市場に無視された量的引き締めの開始
アメリカの量的引き締めは、2018年のニュースではない。量的引き締めは2017年の中頃から議論され始め、同年の9月に開始された金融政策である。ここでも当然報じてある。以下の記事である。
連銀総裁ら、追加利上げとバランスシート縮小について語る (2017/8/9)
9月FOMC会合結果はバランスシート縮小決定、ドル円相場の推移見通し (2017/9/21)
しかし、金融市場はこれほど重要な決定をほとんど無視した。そして市場が無視するということも含めて、ここでは事前に予想してきた。以下の記事では次のように結論している。
米国マネタリーベース縮小で量的緩和バブルは崩壊するのか? (2017/7/28)
バブル崩壊とは投資家が株を売らなければならない状況に追い込まれ、その状況が変えられないものであることによって起こるのだが、2017年の市場はその状況にはないということである。
とはいえ、では量的緩和バブルは何の問題もないのかと言えば、そうではない。ここでの論点は、それを破裂させるために十分なトリガー(ブラックマンデーやリーマンショックの頃には存在していた不可避の原因)が、現状では見当たらないということである。
さて、では市場はいつまで量的引き締めを無視し続けるのか? 言い換えれば、バブルはいつまで続くのだろうか? それが分からなければ、バブルを空売りして儲けることは出来ない。だから去年以来、ここでは株価バブル崩壊の兆しを注意深く探し続けてきた。
バブル崩壊には順序がある
リーマンショックの2008年にもそうだったように、バブル崩壊とはすべての銘柄が一斉に下落するものではない。ここでは去年から言い続けてきたように、バブル崩壊の過程では先ず、リスクの高い資産から売られ始めることになる。
事実、2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
トルコ大統領、リラ暴落で国民に自国通貨の買い支えを推奨 (2018/8/12)
トルコのエルドアン大統領、通貨暴落で会心のギャグを飛ばす (2018/8/13)
しかし、読者も知っての通り、大半の投資家の反応は「先進国には関係がない」である。そうした反応自体が既にバブルの証拠なのである。
ただ、新興国の次に下落するのはアメリカの市場ではない。そして米国株が崩壊しなければ、日本など他の先進国の株価指数も何とか耐えてゆくだろう。
では次に下落したのは何かと言えば、米国以外の先進国の株式の内、日経平均などの株価指数に含まれていないマイナーな銘柄である。
日本の株式市場の崩壊はもう始まっている (2018/7/31)
7月の段階で既に、日経平均採用銘柄を除く日本株は弱気相場入りしていた。この記事ではマザーズやJASDAQなどの小型株指数が既にかなり下落していたことを指摘した上で、次のように書いている。
少なくとも先進国の主要な株価指数はいまだ史上最高値付近からそれほど下落しておらず、日経平均などだけを見ていると金融引き締めは問題なかったのではないかと思うかもしれないが、世界の市場を見渡してみれば暴落の日が着実に近づいていることが分かるということを、ここ最近連日書いている。
7月時点でこう書いたのだが、真剣に受け取った読者がどれだけ居ただろうか。少なくとも、世の中の大半の個人投資家はここで筆者が指摘し続けてきた暴落の兆候など気にもせず、株式や投資信託を買い続けていただろう。
さて、それでも米国の株価指数であるS&P 500や日経平均は上がり続けた。しかしここで指摘し続けた通り、世界の株式市場の中でまだ上昇相場を保っていたのは、アメリカや日本の株式市場の内、株価指数に採用されている少数の銘柄だけだったのである。
この状況を冷静に考えれば、相場が大丈夫な理由など何もないことが簡単に分かるはずである。アメリカの金融引き締めは世界の金融市場から確実に資金を引き揚げ続けており、新興国は暴落し、先進国も主要銘柄以外はすべて暴落し、最後に残されたのはS&P 500と日経平均に含まれる少数の主要銘柄くらいのものである。ここまで崖っぷちであるにもかかわらず、多くの投資家はバブル崩壊の危機に気づくことがない。筆者には逆にその理由が完全に不可解である。バブルとは面白いものではないか。
2018年9月、最後の審判
9月に日経平均が最後の暴騰を見せたのは、多くの個人投資家が知っている事実だろう。日経平均のチャートを見てみたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2018-8-27-nikkei-225-chart.png
9月の最後の急騰の間、筆者は日経平均の空売りを機械的に続けている。天井の少し前から空売りを開始したため、空売りポジションを構築する間、株価は上がり続けたが、一切気にせず売り増しを続けた。その次に何が起こるのかが分かっているのだから、やる事は一つである。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
そしてバブル崩壊の最後の兆候が現れた。遂に日本のマザーズやJASDAQだけでなく、米国の小型株までもが下げ相場入りしたのである。10月初めのことである。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
上にも書いたが、バブルではリスクの高い資産から順番に売られてゆく。先ず新興国、次に米国以外の先進国、そして米国の順番となる。つまり、世界市場では米国株は最後の砦である。
その米国の小型株にまで弱気相場が及べば、次はもう米国の主要株が下落するしかない。そして米国の主要銘柄が下落すれば、日本を含む全世界の株式が下落するしかない。だから上記の記事では次のようにはっきり書いてある。
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
それでも筆者はこうした一つ一つの兆候を順番に確認し、バブルの天井が着実に近づいていることを確認してゆく。
そして暴落は当然のように起きた。筆者はそれが10月の何日に来るということを予想していたわけではない。しかし、それが上に説明した順番で起こるということは、去年から分かっていたことである。
もう何年も同じことを言い続けているが、ここでは市場で起こることをすべて事前に説明してあるので、実際に暴落が起きたとしても、書けることは既に書いたことだけである。だから普段からの読者には面白みのない記事となってしまっただろう。
今後の相場見通しについて言えば、下落相場が長く深いものになるためには寧ろ一時的な反発が必要である。だから長期の空売り投資家として筆者は反発を望んでいる。しかし、実際にはどうなるだろうか。
いずれにしても、基準となるのは米国株である。だからS&P 500のチャートを貼っておく。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2018/10/2018-10-27-s-and-p-500-chart.png
このチャートをFedが救うのか、救わないのかということが問題となる。10%下落したぐらいでは、Fedは市場救済には乗り出さないだろう。現状では10%程度の下げとなっている。
では15%ではどうか? 20%ではどうか? そのようにして次の手を考えることになる。しかし重要なのは、これが10年続いた上げ相場の総決算、バブル崩壊だということである。現状程度の下げでは、下げた内には入らないだろう。
既に長くなってしまったので、見通しの詳細については次の記事を楽しみにしてもらいたい。これほど面白い相場は、何年に一度というレベルだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7959
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12:保守保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/04/02 (Sun) 15:32:36
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外国人投資家の参入で株価は上がる!良い企業を見つける方法【PBR1倍割れ解消】
つばめ投資顧問
2023/04/01
https://www.youtube.com/watch?v=G7P8tCF17_M
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13:保守保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/04/06 (Thu) 19:49:18
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「利回り50%」も!配当成長株投資のやり方と銘柄を紹介
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14102032
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14:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/04/13 (Thu) 18:51:57
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バフェットが使う「3つの原則」 と合致する日本株
https://www.youtube.com/watch?v=xY6APqi0T3g
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
バフェットも買った!半導体株は底を打ったのか?
つばめ投資顧問
2022/11/19
https://www.youtube.com/watch?v=qdpp4xc_Eho&t=55s
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15:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/05/10 (Wed) 12:10:38
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ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用していたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏がNBIM Annual Investment Conferenceで個人投資家に助言しているので紹介したい。
投資の秘訣
ドラッケンミラー氏と言えば、クォンタムファンド時代に1992年のポンド危機でポンド空売りをして大儲けしたことで有名である。これはソロス氏のトレードとして有名だが、実際にはこれを行なったのは当時ファンドを率いていたドラッケンミラー氏である。
だがそんなドラッケンミラー氏にとっても2023年の相場は難しいらしい。アメリカの株式や債券ではほとんど何もせず、唯一賭けているのはドルと日本国債の空売りらしい。
ドラッケンミラー氏、ドルを空売りしてゴールドを買い
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
ドラッケンミラー氏は次のように述べている。
幸いなことに今わたしは顧客を持っていない。
だから良いパフォーマンスを出さないといけないというプレッシャーを感じることはない。
ドラッケンミラー氏は2010年に顧客から預かっていた資金を返して自己資金だけを運用している。
だが何もしないということが投資の秘訣だということをどれだけの人が知っているだろうか。多くの人は、何もすべきではない時に何もしないということが出来ないのである。
それはどういうことか? ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
トレードすべきでない時にトレードせずにいれば、自分からトラブルに飛び込んでゆくことを避けられる。
投資で一番大切なことの1つは、確信が持てない時にトレードしないことだ。
投資家が投資すべき時
投資家が投資すべきなのは、高確率で勝てると分かっている場合(あるいはリスクリワード比が良い場合)だ。高確率で勝てる場合とは、例えば2022年の始めにインフレで金利が上がると分かっている時に、株価下落や金利上昇に賭けるトレードのことだ。
2022年のスタグフレーションに投資する方法 (2022/1/20)
まさにこのタイミングで逆に日本人を扇動して株価の上昇に賭けさせた金融庁はある意味で天才である。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
あるいはリスクリワード比の良いトレードとは現在の日本国債の空売りのことだ。
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
逆に言えば、そういう時以外には賭けてはならない。何故か。ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
簡単な算数だ。投資では50%の資金を失えば、取り戻すためには100%の利益を出さなければならなくなる。
どういうことかと言うと、最初の資金が100万ドルだとして、50%失うと50万ドルになる。これを100万ドルに戻すためには手持ちの50万ドルを倍にしなければならなくなる。
だから出来るだけ損失をしないことがまず大事なのである。ドラッケンミラー氏は次のように続けている。
30%の利益を何度も出したとしても、55%や60%の損失を出してしまえばかなり後退してしまう。パフォーマンスの計算とはそういうものだ。
逆に投資をすべきタイミングには大きく賭けるべきだとドラッケンミラー氏は言う。彼は次のように述べている。
長期的に良いパフォーマンスを上げるためには、打てるボールが来た時には大振りすることだ。そして打てない玉は打たないことだ。
投資とは見逃し三振のない野球のようなものだとウォーレン・バフェット氏も言っていた。だが多くの人はそれが理解できずにつみたてNISAに何でもぶち込んでしまう。彼らは賭けないということができない。それが彼らの問題である。
ソロス氏から学んだこと
賭けるべき時に大きく賭けることは、ドラッケンミラー氏がクォンタムファンド時代の上司であるソロス氏から学んだことである。
ファンドマネージャーへのインタビューを集めた『新マーケットの魔術師』にはドラッケンミラー氏のインタビューも載っているが、そこで彼は当時のことについて語っている。
ドラッケンミラー氏がクォンタムファンドでドルを空売りしていた時のことである。彼はドルの下落を確信しており、しかもそのトレードは利益を出し始めていたので、そのポジションをかなり自慢に思っていた。
そこにソロス氏がやって来て「ポジションはいくらだ?」と彼に聞いた。彼は自信満々に「10億ドルです」と答えた。
そしてソロス氏は次のように続けた。
それでポジションのつもりか?
ソロス氏はドルの空売りポジションを2倍にするようにドラッケンミラー氏に伝えたという。
『新マーケットの魔術師』には他にもソロス氏との逸話が載っているので暇があれば読んでみてほしいが、ソロス氏の言いたかったことは本当に確信しているポジションは出来る限り大きくしろということである。
ドラッケンミラー氏は賭けるべき時に大きく賭け、賭けるべきではない時に賭けずにいて損失を減らすことこそがソロス氏から学んだ一番大きいことだと言っていたことがある。
結論
その方法でドラッケンミラー氏はどのような利益を上げたのか? インタビューの司会者にこれまでのパフォーマンスを聞かれて次のように答えている。
顧客を持っていた30年間、年率30%を上回るパフォーマンスだった。最高の年には99%の利益を上げた。5%や7%の年もいくつもあった。
しかもドラッケンミラー氏には損失を出した年が存在しない。これはソロス氏でさえ成し遂げていないことである。
唯一損失を出しかけたのは、クォンタムファンドを辞める羽目になった年だろうか。この記事もなかなか面白いので是非読んでほしい。
ドラッケンミラー氏、ドットコムバブル崩壊で大損してクォンタム・ファンドを辞める羽目になった時のことを語る
どうすればドラッケンミラー氏のようなパフォーマンスを上げられるのだろうか。それは簡単な算数だ。彼は次のように個人投資家にアドバイスしている。
パフォーマンスが悪い年には利益は0%から5%程度に留めておいて、50%や60%の利益を上げられる年をいくつか混ぜておけば、長期的にはパフォーマンスは良くなるだろう。
コツは決してお金を失わないこと、そして普段の10倍くらいの大当たりをいくつか混ぜることだ。
司会者はこうコメントしている。
君のファンたちも見習えそうなアドバイスだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
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16:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/05/23 (Tue) 23:44:43
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ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
2023年5月23日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
ジョージ・ソロス氏のクォンタムファンドを運用していたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏が、Sohn Conferenceでのインタビューで、今後10年の株式市場について語っている。
今後10年の株式市場見通し
以前にも報じたが、ドラッケンミラー氏は今後の長期的な株式市場の見通しに弱気である。今回のインタビューでも彼は次のように語っている。
株価見通しを聞かれたとき、20倍になっている株価収益率や、民間投資の縮小などの財政要因を考えると、株式市場が10年後に今より高いことは考え難いと答えた。
ドラッケンミラー氏の言う理由は単純である。株価は以下の計算式で計算できる。
株価 = 1株当たり純利益 x 株価収益率
だから純利益と株価収益率を予想できれば、株価を予想することができる。
ドラッケンミラー氏の株価収益率の話に少し付け足すと、高金利は株価収益率を下げる。株価収益率が高い状態とは投資家がリスクを取っている状態だから、高金利でリスクが取れなくなれば株価収益率は下がる。
これからがインフレで高金利の時代だとすれば、それは株価収益率にマイナスに作用するのである。
また、ドラッケンミラー氏が民間投資に言及しているのは、純利益に影響するのがGDPの要素のうち消費ではなく投資だからである。マクロ経済学的な話だが、以下の記事で説明しているので興味のある人は参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、2023年の株式市場見通しを語る
いずれにせよGDPのうち投資は急降下しており、それは純利益にとって大きなマイナスだということである。
ますます弱ってゆくアメリカGDP、2023年第1四半期は予想以上の減速
「失われた10年」の投資戦略
そもそも、米国株がこれまで40年上昇してきたのは、これまで40年間金利が下がり続けたからである。上述したのとは逆の理由で、金利が下がると株価収益率が上がる。それが米国株の長期上げ相場の正体である。以下の記事で説明している。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だからインフレの発生によって低金利の時代が終わるのであれば、それは40年間米国株を支えてきた株高トレンドの終わりを意味する。ドラッケンミラー氏の言いたいことはそういうことである。
だがドラッケンミラー氏によれば、それでも投資家は諦める必要はない。彼は次のように述べている。
株式市場が今後10年間横ばいになるとわたしが言ったからといって、投資家にとって失われた10年になる訳ではない。
何故か。ドラッケンミラー氏は、アメリカで以前物価高騰が起こった1970年代の話を持ち出して次のように言っている。
1968年から1982年の間にも、正しいタイミングで株式市場を買い持ちにし、正しい銘柄を買い持ちにすることで、投資家は大いに儲けることが出来ただろう。
1968年から1982年は、米国株が14年間高値を更新しなかった期間である。その中には1974年の株価が半分近くまで下がった大暴落を含んでいる。
ちなみにこの期間、アメリカはインフレで物価が2倍になっているので、100ドルが14年後に100ドルになったとしても、100ドルの価値がその間で半分になっているので、株式投資家は実際には横ばいではなく大損になったということは付け足しておこう。
ドラッケンミラー氏は、インフレが再び生じたことで同じことが繰り返されると懸念しているのである。
横ばいでも儲けられる
しかしこの状況でも投資家は利益を出せる。何故ならば、別に株式を常に持ち続けなければならないというルールはないからである。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
1970年から72年までに大きな上げ相場があった。
前にも言ったが、この期間に原油株や化学株などの銘柄で大儲けすることが出来ただろう。
1975年から77年にも勿論大きな上げ相場があった。
例えば、確かに1974年には株価が高値から半分に暴落したが、その後の反発で株価は50%以上上がっている。
当たり前の話だが、最初から最後までで横ばいになるとしても、その乱高下に最初から最後まで付き合わなければならない理由はない。
ドラッケンミラー氏は常に投資を続ける投資家ではない。むしろ絶好の機会があるまで投資をせず、待つことを好む投資家である。彼は同じインタビューで次のように述べている。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
長期的に良いパフォーマンスを上げるためには、打てるボールが来た時には大振りすることだ。そして打てない玉は打たないことだ。
だから株価が高い時に手を出す必要はないし、大暴落が来れば明らかに安いのに誰も株に手を出さないような状況が来るのだから、その時に買えば良いというドラッケンミラー氏の判断なのである。
タイミングを考慮しない投資は有り得ない
こう言うと、「でも自分は投資のタイミングは分からない」という投資初心者の声が聞こえてきそうだ。投資では自分が何を分からないかを理解するのは大切である。
だがはっきり言うが、タイミングを考慮しない投資は有り得ない。どういう買い方をしても、例えそれが積み立てたものであっても、買った株には買値が存在する。
そしてどれだけ優良株であったとしても買値が高すぎればその投資は損を出す。それは短期投資か長期投資かということも関係がない。むしろ長期投資は1回失敗すれば終わりの後がない投資である。
だから結局、投資家は「タイミングを考慮せずに買える投資などない」という現実を直視すべきだ。そうすれば積み立ての呪縛から自由になれる。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
そうすれば、ドラッケンミラー氏の言うように、「打てるボールが来た時にだけバットを振る投資」が出来るはずだ。
ちなみにこの投資方針はクォンタムファンドの伝統でもあるのかもしれない。クォンタムファンドにおけるドラッケンミラー氏の先輩にあたるジム・ロジャーズ氏も、『マーケットの魔術師』に載っているインタビューで次のように述べている。
私は道ばたにカネが落ちているまで待っている。私はそこへ行って、拾い上げるだけだ。
「樽の中の魚を釣る」という格言のような状況を待っているんだ。
仮に今後数十年がインフレ高金利で株式市場にとって不毛の時期となろうとも、正しいタイミングが来るまで待つことが出来る投資家は、買いだけでも問題なく利益を上げることが出来るだろう。例えば今年、少なくともコモディティ市場にはそのチャンスがあると筆者は考えている。
2023年はコモディティ底値買いの年: 原油、天然ガス、農作物、金相場の推移予想
だが、特に根拠なく株式の長期投資にこだわる人々には、彼らにふさわしい未来が待っているだろう。ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
だから10年間全体で横ばいであったとしても、投資機会はある。
ただ、今後10年、 バイアンドホールドで年率9%のリターンが得られると思ってほしくないだけだ。
より詳しいことについては以下の記事に載っているので、そちらを参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
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17:777
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2023/05/27 (Sat) 03:14:18
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成功する人とは、 決して諦めない人のことだ。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14116443
大富豪投資家ジム・ロジャーズ氏の奇妙なコメント
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/633.html
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18:777
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2023/05/29 (Mon) 05:23:27
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ジム・ロジャーズ氏の語る投資の始め方
2023年5月28日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37097
引き続き、 ジョージ・ソロス氏とともにクォンタムファンドを創業したことで有名なジム・ロジャーズ氏のWorld Scholars Academyによるインタビューである。今回は投資初心者が投資を始める方法について語っている部分を紹介する。
投資の始め方
投資を始めるというのは難しい決断だ。正確に言うならば、それが難しいと知っている人間には難しい決断だ。世の中には難しいことを難しいと知らず、自分が何に首を突っ込んでいるのかさえ分からないまま何かに首を突っ込む人間が多数いる。
投資を始めるのが難しいのは、初心者は当然投資について何も知らないが、何も知らないとほぼ間違いなく投資に失敗する一方で、実際にやってみて経験を得なければ、何もしらなくない人にはなれないからだ。
虎穴に入らずんば虎子を得ずという。しかし世の中には虎穴に入らずに虎子を得たい人が大量にいる。そういう人は虎穴の外で虎穴を探すので、当たり前だが虎子ではない別のものを掴むことになる。ここの読者にはお分かりだろうが、株式への長期投資を盲目的に信仰している人のことを言っているのである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
何も知らないまま投資をすると失敗するが、投資をしなければ経験は永遠に得られない。このジレンマをどうするべきか。ロジャーズ氏は次のように語っている。
投資対象について何か理解するまでは投資を待った方が良いと思う。
投資する対象が自動車産業であれば、自動車産業について知っているべきだ。IT業界であればIT業界について知っているべきだ。
インデックス投資が何も知らなくても出来る投資だというのは素人の完全な幻想である。例えばS&P 500に投資をする時には、1株当たり利益と株価収益率が今後どのように推移するかを知っていなければ投資は出来ない。半年投資するなら今後半年の、50年投資するなら今後50年の予想が出来ていなければ、それはギャンブルになってしまう。
それを予想するためには民間総投資や輸出入の成長率、中央銀行の金融政策、インフレ率などについて知っている必要がある。インデックス投資のために必要な情報とはそういうものである。そういうものを知る必要があるとプロが思っているのに、素人がそれを省略できる理由があるだろうか? 素人はプロよりも凄いのか?
だからインデックス投資はむしろプロ向きの投資先である。一方で、自動車やITについて知っている人は、投資をしたことがない人でもいるだろう。
投資の学び方
ということで、投資を始める上では少なくとも多少なりとも投資先について知っている必要がある。自動車か、ITか、マクロ経済統計か、好きなものを選べば良いだろう。
だが1つ難しいのは、何処まで勉強すれば「自分は知っている」と言えるのかどうかだ。この点についてロジャーズ氏は次のように言う。
「わたしはこの投資対象について知っている」と思うかもしれない。その通りだ、人は自分が何かを理解していると考える、実際に理解するよりも大分前に。そして失敗することになる。
だが失敗に落ち込みすぎないことだ。そして失敗から学ぶことだけは忘れてはならない。わたしも過去に失敗したが、幸いにもそこから学ぶことができた。
この意味では、投資は絶対に失敗しないものだと言うことができる。上手く行けば利益を得られる。失敗すればそこから学び、より優れた投資家になることが出来る。どちらでも良いではないか。そしてより優れた投資家になることが出来れば将来は儲かるので、やはり損することがない。
一方で長期投資を盲信する人々の投資法は、今後数十年絶対に失敗することのない投資だと言うことができる。何故ならば数十年経たなければ結果が出ないからである。
そして結果が出なければ失敗から学ぶことがない。彼らは死んでも失敗から学びたくないのだなと思う。それは死んでも勉強したくない人の投資法である。そして彼らを待ち受けているのは、数十年後に失敗してもう一度やり直す時間は残されていないという取り返しの付かない未来である。
長期投資への盲信は失敗の先送りであり、その意味で紙幣印刷政策に似ている。明日小さな失敗をしたくない人は、数十年後に取り返しの付かない失敗をする羽目になる。世の中は本当によく出来ている。
ガンドラック氏、日銀の量的緩和を皮肉る
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37097
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19:777
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2023/06/05 (Mon) 15:08:20
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米国が没落し日本が繁栄する「転換期」 5大総合商社をまとめ買い、バフェット氏が示した日本の可能性 国際投資アナリスト大原浩氏が緊急寄稿1/2ページ
2023.6/5
大原浩
https://www.zakzak.co.jp/article/20230605-47RH2AV3EBJU5LYAJFBTH577NE/
市場が混乱を懸念した米国の「債務上限問題」は回避されたが、米国が抱えている問題はそれだけではないと指摘するのは国際投資アナリストの大原浩氏だ。緊急寄稿で大原氏は、米国が「没落」していくのと対照的に、日本は「繁栄」に向かう転換点が来ているとの見方を示す。
米国では大統領選以来続く政治的混乱、インフレに対抗するための急速な利上げの副作用、金融機関の経営不安問題などがめじろ押しだが、本質的原因は、1971年のニクソン・ショック(金・ドル交換停止)にさかのぼる。金やその他の資産の裏付けがない、いわゆる「ペーパーマネー」を野放図に刷ってきた結果、ドルの価値が大幅に下落したのだ。
また、「借金をして自社株買い」をしたり、「(事業活動という中身がない)箱だけの会社」(SPAC=特別買収目的会社)が上場し、まだ何も活動をしていないのに巨額の資金を集めてきた。
これも、ぺーパーマネーがいくらでも刷れることから、「過大な金融緩和」が行われた結果だ。
その結果として生じたインフレに対抗するために米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大胆かつ急速な利上げを行った。それでもインフレの脅威は収まっておらず、「景気崖落ち」のリスクを背負いながらも、現状維持あるいは引き上げを行わざるを得ない状況である。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、米国の将来に対して「万年強気」であることで有名だ。だが、そのバフェット氏が「シリコンバレー銀行をはじめとする金融機関の経営」を憂慮し、「米国経済の『信じられないような時期』が終わりつつある」との趣旨の発言をした。
バフェット氏の海外への本格的な投資は2003年の中国・ペトロチャイナが初めてだが、国際的な石油大手の中の一社として割安であるから購入した。電気自動車やバッテリーを製造するBYDも、創業経営者をバフェット氏や相棒のチャーリー・マンガー氏が高く評価したから購入したのであり、決して中国への投資ではない。台湾の半導体メーカーTSMCは有望な企業だが、いわゆる「地政学リスク」の問題から購入直後に売却したと明言している。
それに対して、日本の5大総合商社の株式の購入は、明らかに「日本そのもの」を購入した事例だ。総合商社は日本の産業の川上から川下までを網羅しており、日本の将来に自信を持てなければ到底購入に踏み切れないからである。5大総合商社を「まとめ買い」したことも日本の将来に対する信頼の表れであろう。
バフェット氏はさらなる「日本企業」への投資の可能性を示唆している。個別企業ではなく、「国単位」での投資の可能性に言及するのは、母国である米国以外では初めてのことだ。バフェット氏は現在92歳だが、20~30年単位で投資判断を行うのが基本だ。彼が120歳になるまで日本は成長を続けるとの自信があると思われる。
1990年頃のバブル崩壊後「日本は駄目だ」と繰り返し洗脳され日本人は自信を失っているが、約30年ぶりに日本と米国の立場が逆転し、米国が没落し、日本が繁栄へと向かう転換点がすでにやってきているのではないだろうか。
そもそも、日本の 「失われた○○年」の原因は、直輸入の米国型経営を無理やり風土が違う日本に当てはめようとしたことにある。今後日本が発展していく中で日本型(経営)の「本当の価値」が脚光を浴びることになる。われわれも、この30年ぶりのトレンドの「大転換」に乗り遅れないようにしたいものだ。
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20:777
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2023/06/06 (Tue) 09:00:53
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日経平均がバブル後高値なのに、 あなたの株はなぜ上がらない?
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/05
https://www.youtube.com/watch?v=6sRsTAS-PTo&t=20s
日経平均株価がバブル後高値を更新しています。一方で、自分の株だけ上がらないと感じている人は多いのではないでしょうか?その理由と今後の方針を考えます。
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21:777
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2023/06/17 (Sat) 10:22:15
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海外投資家は「これ」を見て日本株を買っている
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/15
https://www.youtube.com/watch?v=t9VQUazP2Gs
日本株が 連日高値を更新しています。上昇を牽引しているのが外国人投資家ですが、彼らは何を考えて日本株を買っているのでしょうか?その頭の中を除いてみましょう。
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22:777
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2023/06/23 (Fri) 07:00:29
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ガンドラック氏: 米国株はバブルの様相、S&P 500は極めて割高
2023年6月21日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37635#more-37635
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏のCNBCによるインタビューである。
株価反発の理由
株式市場は反発している。米国株が今何処にいるかと言えば、2022年からの下げ幅の半分を超えたあたりである。
この動きについて、ガンドラック氏は一部の銘柄が大きく上昇したことが原因であると指摘している。
ガンドラック氏のいつもの表現だが、アメリカの株価指数S&P 500の上昇は実質的には資金が集中する7銘柄ほどの上昇であるとして、次のように言っている。
S&P 7はどう見てもバブルの動きだ。AI関連株は20%上がっている。そしてS&P 493は、最近少し上がったが、数週間前までは年始から変わらずだった。
残念ながらS&P 7のチャートもS&P 493のチャートもないのだが(そしてどの7銘柄なのかガンドラック氏が言及したわけでもないが)、アメリカに上場する株式のうち大型銘柄を除いた小型株指数であるRussell 2000のチャートをS&P 500と比べてみると状況が分かるだろう。
Russell 2000は次のように推移している。
こちらは上がっていないのである。
株式市場はバブルか?
この状況についてガンドラック氏は次のように述べている。
率直に言って、株式市場はバブルの様相を呈している。非常に限られたいくつかの銘柄が、指数全体を引っ張っている。結果としてS&P 500のバリュエーションは、Fedが利上げして長短金利が逆転していることを考えるとかなり恐ろしいことになっている。
長短金利の逆転とは、短期金利が長期金利よりも高くなっている状態のことで、歴史的にはその後かなりの確率で景気後退となる。詳しくは以下の記事を読んでもらいたい。
ガンドラック氏: アメリカはもう利上げしない、米国経済は悪化している
景気後退前にしてはバリュエーションが高過ぎるというわけである。具体的にはガンドラック氏は次のように言っている。
S&P 500の株価収益率は予想利益に基づいて19だ。だが経済が弱まり景気後退になるならば、予想利益自体がかなり楽観的な数字ということになる。
S&P 500は非常に割高だ。NVIDIAは年始から400%上がった。大きな上昇幅だ。そうした銘柄が指数を牽引している。
そして極めつけは以下のコメントである。
S&P500の動きは2022年1月4日までの雰囲気に非常に似ている。
現在の状況はバブル崩壊前に似ているか?
2022年1月と言えば、アメリカの金融引き締めが株価を下落させ始めた頃である。S&P 500のチャートをもう一度掲載しよう。
しかしガンドラック氏の指摘で筆者が思い出したのは、むしろ2018年である。現在と同じくアメリカの金融引き締めで株価が下落した2018年には、まず年始に株価が下落した後、一度大きく反発してから年末にかけてもう一度大きな下落があった。
当時からの読者は覚えているだろうが、2018年に一度下落してからの反発が本物の反発でなかったことを示す証拠は、S&P 500などの主要指数以外の指数、例えば新興国株式などが下落したままだったことである。
当時の記事にこう書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
しかしここで指摘し続けた通り、世界の株式市場の中でまだ上昇相場を保っていたのは、アメリカや日本の株式市場の内、株価指数に採用されている少数の銘柄だけだったのである。
今の相場においてどうなっているかを考えてみる必要がありそうだ。ガンドラック氏の指摘はいつも示唆に富んでいる。
また、NVIDIAについてはバブルではないというスタンレー・ドラッケンミラー氏の指摘もあるので参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏のNVIDIAの株価予想 : 暗号通貨と違ってAIは本物
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37635#more-37635
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2023/09/09 (Sat) 16:53:55
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2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
つばめ投資顧問の長期投資大学
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993
株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本エリオット波動研究所 _ 日経平均は本格的な上昇相場に入ったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14116908
日経平均の大相場は、残念ながら始まっていない/実践!エリオット波動 有川和幸
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14131375
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、 宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14115542
過去数十年の上昇相場を前提に今後数十年の投資をしてはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091142
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
アホ個人投資家に高配当株投資が大人気
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14124805
【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14076684
【銀行株×高配当】ゆうちょ銀行の売出しに応じるべきか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091808
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
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2023/09/17 (Sun) 12:22:53
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世界最大のヘッジファンド、米国債からの資金流出を警告
2023年9月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
世界最大のヘッジファンドBridgewaterの創業者レイ・ダリオ氏が、Milken Instituteの会議で金利と投資について語っているので紹介したい。
2023年の金融市場
2023年、金融市場は微妙な状況だ。株価は去年の下落から回復したものの上値を抑えられている。金利は株価と同じように下落して上昇した。
以下の記事で指摘したように、2022年の下落が金利上昇によるものだったのだから、金利が上昇して株価も上昇する状況はおかしいのだが、少なくとも今のところは誰も気にしていないようだ。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
ほとんどの株式投資家が金利と株価の関係をまともに考えないのはいつものことだが、明らかに金利上昇を気にしている人がいる。ダリオ氏である。
債券と金利
アメリカでは2021年から始まったインフレによって金利が大きく上がった。Fed(連邦準備制度)は政策金利をゼロから5.25%まで大幅上昇させた。
金利が上がったということは、お金を借りにくくなったということである。また、これまで既に借金していた人も、借り換えの時期が来れば高い金利を払わなければならなくなる。実際、シリコンバレー銀行の顧客はそれでお金がなくなり、預金が流出してシリコンバレー銀行は破綻した。
シリコンバレー銀行の決算書から破綻の理由を解説する
お金の借り手が苦しい状況に置かれている。この状況は貸す側、つまり投資家にとってはどうなのか。ダリオ氏は次のようにコメントしている。
債務を保有したくない。債券などのことだ。
債券はいわばお金を貸した証明書である。国にお金を貸せば国債、会社にお金を貸せば社債となる。ダリオ氏は次のように続ける。
個人的には債券は長期的には良い投資ではないと考えている。
何故か。今の金融市場では、アメリカの長期金利が上がっていることが話題になっている。アメリカの長期金利は次のように推移している。
筆者は以下の記事で、この長期金利の上昇の原因が米国債からの資金流出であると指摘しておいた。
米国株下落の原因: 利下げ織り込みでも止まらない長期金利急騰
米国債の需給問題
この問題を事前に指摘していた人物がいる。それがダリオ氏である。
米国債には元々、米国政府による国債の大量発行という問題が指摘されていた。債務上限問題が解決されて以来、米国政府は債務上限のために発行できていなかった分の国債を大量発行する必要がある。
世界最大のヘッジファンド: アメリカの債務危機は終わっていない
国債が発行されれば、当然それを誰かが買う必要がある。そうならなければ、米国債は市場にあふれて、価格が下落する。
だがダリオ氏が指摘していた問題はそれだけではなかった。これまで量的緩和で国債を購入していたFedが量的引き締めで国債保有を減らしており、シリコンバレー銀行が長期国債の価格下落によって苦しめられたこともあり銀行も長期国債保有をためらっている。
そしてウクライナ情勢以後、ドルを使った経済制裁を恐れた中国などがドル資産の保有を減らしている。
サマーズ氏: BRICSの台頭はアメリカが失敗する兆候
もうほとんど誰も米国債を買える状況ではないのである。では米国債を誰が買うのかという問題を、ダリオ氏は長らく指摘してきた。そして最近の国債市場の動向を見ると、ダリオ氏の懸念が当たりつつあるように思える。
今後アメリカ経済がインフレ継続かデフレかという問題もあるが、それとは別に米国債自体が嫌われるリスクを考えなければならない状況になってきた。
米国債が嫌われれば、ドル建ての他の債券も当然その分下落する。ダリオ氏が債券を避けているのはそれが理由だろう。ダリオ氏はこう述べている。
債券の需給の問題は単に新規発行される債券の量の問題ではない。「あなたは債券を売りたいと思いますか?」という問題なのだ。
現金こそがインフレ回避の道
では何を保有すれば良いのか。ダリオ氏は次のように言っている。
現在一時的にだが、現金は良い投資だと思う。金利が良い。その金利が長続きするとは思わないが。
ダリオ氏は利上げが始まる前、インフレが来ていたにもかかわらず金利がゼロだった時に、「現金はゴミ」と発言して話題になった。
だが金利が上がるとダリオ氏は一転して現金を賞賛している。
金融について何も知らない金融庁が主導する愚かなNISAブームにおいてよく言われるのが、インフレを避けたければ株式を買えというフレーズである。
そもそも政府と日銀がインフレを引き起こしておいて、あたかもそれが空から降ってきたかのように言っているのもあまりに酷いところだが、そもそも金融の歴史を少しでも勉強していれば、こうした理屈は完全に馬鹿げていると分かる。
何故か。以下の記事で説明したように、アメリカが物価高騰に襲われた1970年代において、株式のリターンは酷いものだったからである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
インフレで株式を買えというのは素人による酷い冗談だが、ではどうすれば良いのか。
インフレの時代に一般人にも可能な最高の投資は、皮肉でも預金であることを筆者は指摘しておいた。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
しかし条件が2つある。政策金利に近い金利を提供してくれるまともな銀行口座や証券口座を持つこと、そしてインフレ対策のために利上げをするまともな中央銀行を持つことである。
そうすればどうなるか。1970年代のアメリカにおいて、インフレ率と政策金利を並べればこうなる。
金利はインフレ率にほぼ沿っている。つまり、インフレのせいで現金の価値が目減りしても、中央銀行が利上げさえ行えば、国民は単に預金しているだけでインフレにおける預金の減価を利息という形で補填できるのである。
ちなみに日本人は日銀のせいでこの条件を満たすことができない。その理由については以下の記事を参考にしてほしい。
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
多額の税金を日本政府に搾取されながら、長期的に株高になるデフレと金融緩和の時代に預金を積み上げ、株式のパフォーマンスが落ちるインフレの時代に政府に言われてそれを株式に転換するのだから、鴨とはまさに彼らのことである。
結論
だがアメリカでは中央銀行はもう少しまともである。 政策金利が5.25%に達している今、預金は有効だということをダリオ氏は指摘している。
しかしその状況が長続きしないと言っているところが今回のポイントではないか。ダリオ氏は政策金利が下がると考えているようである。恐らくその理由は、これから来るアメリカの景気後退だろう。
ガンドラック氏: コロナ後の緩和による好景気は終わり、米国経済はデフレと景気後退へ
そして今回、債券を保有したくないと言ったダリオ氏だったが、株式には言及しなかった。
だがダリオ氏は、最近の株価下落の前から株価に弱気だったことが報道されている。
世界最大のヘッジファンド、株価下落の直前から米国株に弱気
ダリオ氏に限らず、株式市場に弱気になるファンドマネージャーが増えてきている。
ソロスファンド、株高で米国株を空売り
金利上昇を舐めてはならない。2018年にもそう言っておいた。それだけ付け足しておく。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39898
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25:777
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2023/09/18 (Mon) 06:17:31
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ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、CNBCのインタビューでアメリカにおける金利の長期トレンドと、それが株価やデフォルト率に与えてきた影響について語っている。
コロナ後の経済サイクル
ガンドラック氏はこのインタビューで様々な議題について話しているが、どの議題について話すにしても、重要なのはコロナ以降、金融市場の環境が一変したということである。
そこでガンドラック氏は次のように問いかける。
これからの経済サイクルで起こることと、われわれの常識はどう違うだろうか?
「これからの経済サイクル」とは何か? ここの読者であれば言わなくとも分かるだろう。インフレによって金利が上がった後の経済サイクルという意味である。
金利低下時の金融市場と、金利上昇時の金融市場はまったく違う。ガンドラック氏はこう続けている。
われわれは金利がどう動くか知っていると思い込んでいる。マネーサプライの経済への影響について知っていると思い込んでいる。Fed(連邦準備制度)の金融政策について知っていると思い込んでいる。
だが1980年代前半から2020年代前半まで、われわれは低金利の環境下にあったのではなかったか? その期間金利はずっと下がっていなかったか? 勿論上がったり下がったりはしたが、長期的には金利は明らかに下がり続けた。
アメリカの政策金利は1980年にピークとなり、コロナ後の現金給付によってインフレが引き起こされるまで一貫した低下トレンドにあった。長期チャートを持ち出すと次のようになっている。
重要なのは、1980年から40年間金利は下がり続けたということである。そして投資家であれば誰でも知っているが、金利低下は株価にも経済にも大きな影響を及ぼす。
そして問題は、われわれのほとんどは金利低下の環境しか知らず、われわれの常識は金利低下の環境下における常識だということである。
だからガンドラック氏は次のように言う。
デフォルト率や企業が負債をどう扱うかについてのわれわれの常識は、時代錯誤の偏見ではないのか。
金利上昇と金利低下
ガンドラック氏は次のように言う。
金利上昇の環境は、金利低下の環境とは違う。
具体的にはどういうことか。例えば今のように金利が大幅に上がれば、お金を借りていた企業はどうなるか。
ガンドラック氏は次のように説明する。
米国企業は債務の期限を長期にして金利を非常に低く抑えた。だが期限が来て借り換えなければならなくなればどうなる? その時に金利が4%ではなく9%だったらどうなる?
小規模事業者にとって金利は現在その水準だ。3年前、小規模事業者にとって金利は4%だった。今では9%だ。Fedが更に利上げすれば更に高くなる。
Fedは2021年にインフレの脅威を無視した後、2022年に金利を急速に上げた。
経済に対する利上げの効果は強力である。だがその後、アメリカにはまだ景気後退は来ていない。だがその理由の1つは債務の乗り換えがまだ完了していないということだろう。
だが来年には多くの企業にとっての債務の期限が到来し、借金を借り換えなければならなくなる。その時に多くの企業が金利上昇の効果に直面することになる。
Fedのパウエル議長は金利を5%台の水準に長らく据え置くと表明している。だがそんなことが出来るだろうか。その馬鹿らしさについては以下の記事で既に指摘している。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
だがパウエル氏にはそれが分からない。しかしガンドラック氏の上記の議論を読めば、それがどういう意味か分かるはずである。ガンドラック氏は次のように続けている。
Fedがこれから数年金利を5%か6%に保ったままにすれば、この国のすべてが倒産するだろう。
金利上昇と株式市場
そして金利低下が金利上昇になったことは、当然ながら株式市場にも影響を与える。ガンドラック氏は次のように述べている。
株式市場は1982年に底打ちし、2022年にピークを打ったように見える。この期間に金利が14%から0%になったことと関係があるだろう。
世の中にはインフレ対策で株式を買えという馬鹿げた議論もあるようだが、1970年代の物価高騰時代、米国株がどのような酷いことになったのかについては以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
逆にその後の1980年から40年間の金利低下局面で米国株がどうなったかについても、多くの人が知っているだろう。
何故金利低下で株価が上がるのか。例えば米国債の金利が10%ならば、国債は無リスク資産と考えられているので、株式はそれを超えるパフォーマンスを出さなければ投資家を集めることが出来ない。逆に金利がゼロならば、投資家は少しでも値上がりを期待できそうな株式に殺到する。
だから他の条件が同じならば、金利低下はそのまま株高を意味し、金利上昇はそのまま株安を意味する。
株式市場はしばしばそれを無視する。2018年の金利上昇局面でも同じことが起きた。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
だがそれは長期的には続かない。長期的には、1980年から2020年まで金利低下によって米国株が上昇したこととまさに反対のことが、金利上昇局面においては起きるだろう。
結論
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金利が上がれば株式にとって競争は激しくなる。 債券と株式のリスクプレミアムを比べれば、株式のバリュエーションは現在、われわれの生きている間で一番高くなっている。
これは2024年には問題となるだろう。
世の中では金融庁にそそのかされ、金利低下局面で株式を買わなかった人が金利上昇局面で株式を買い始めている。それがどういう面白い状況か、この記事を読んだ人ならば分かるだろう。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
また、金融庁の資料に過去20年の株式や債券のパフォーマンスが乗せられ、それを根拠に投資が推奨されていることがどれだけ可笑しいことであるかも、この記事を読んだ人には分かるはずである。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが誰も気にしていない。
何故なのか。短期的には金利上昇を誰も気にしていないこととまったく同じように、金融庁の職員の多くは投資を仕事にしたこともない資産運用の素人であり、NISAは銀行・証券業界に手数料を落とす目的で出来上がったのだが、ガンドラック氏ら専門家の見解の真逆を行く彼らの見解を鵜呑みにすることに誰も何の疑問も抱かない。そもそも金融庁職員は多くの資産への投資を禁じられているため、もしかすれば自分よりも投資経験がないかもしれない彼らの投資推奨を人々は有難く聞いている。
基本的に人々は何も気にせずに生きている。だが金融市場は彼らに相応の結果を与える。来年の前半にはすべては終わっているだろう。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
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2023/09/22 (Fri) 04:47:40
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暴落に備える5つのポイントと1つの禁止事項
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/09/21
https://www.youtube.com/watch?v=oihofeIlydE
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2023/10/02 (Mon) 08:07:39
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ネット証券会社が手数料を無料化したのはなぜ?大手証券会社5社を徹底比較
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2023/10/11 (Wed) 00:10:56
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【保存版】長期王道銘柄・5つのポイント
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/09
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2023/10/27 (Fri) 12:25:42
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理論株価の計算方法―本格的な方法から簡易版まで
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/26
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2023/11/05 (Sun) 08:30:35
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つばめ投資顧問 米国債の特徴とリスクについてアナリストが解説!
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2023/11/28 (Tue) 08:48:08
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つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は? つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
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つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
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2023/09/04
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2023/06/15
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バフェットも買った!半導体株は底を打ったのか?
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2022/11/19
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【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
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2023/10/02
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【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
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2023/08/31
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VB破綻の余波―暴落で買いたい成長株3選
つばめ投資顧問
2023/03/16
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新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
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2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
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2023/11/28 (Tue) 18:34:55
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バフェットの基準は「超」堅実。次に買う日本株を探せ!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/11/28
https://www.youtube.com/watch?v=pMTlfiVKWxQ
バフェットが円債を発行しました。これにより、 バフェットが次に何に投資するかが注目されています。まず考えられるのが、商社への追加投資です。2019年にバフェットが商社に投資してからというもの、その投資は成功し、株価は2倍以上になりました。それでは、他の銘柄へのチャンスはないのでしょうか?バフェットの投資の傾向から考えます
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2023/12/03 (Sun) 16:44:20
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バフェットの相棒、チャーリー・マンガー に学ぶ至極の名言15選
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/02
https://www.youtube.com/watch?v=nb0E8MUqEFE
バフェットの相棒、バークシャー・ハサウェイの副会長を務めるチャーリー・マンガー氏が99歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。彼の投資の考え方は、バフェットの成功にも大きな影響を与えました。
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2023/12/05 (Tue) 19:53:01
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難しい半導体銘柄はこうやって買え!<長期投資編>
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/05
https://www.youtube.com/watch?v=4cS3zUTZe5c
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2023/12/08 (Fri) 21:10:57
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サマーズ氏、チャーリー・マンガー氏の投資スタイルを語る
2023年12月8日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42303
アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がBloombergのインタビューで、最近亡くなったBerkshire Hathawayのチャーリー・マンガー氏についてコメントしている。
チャーリー・マンガー氏
マンガー氏は11月28日に99歳で息を引き取った。BerkshireのCEOであるウォーレン・バフェット氏は93歳であり、高齢だったトップ2人のうち1人が亡くなったことになる。
Berkshireは一般にはバリュー投資の代表格として知られている。サマーズ氏はマンガー氏のバリュー投資について次のようにコメントしている。
ウォーレンの証言によれば、チャーリーは次のような優れた洞察を持っていた。それはバリュー投資の従来の伝統的なやり方とは違った。
彼はそこそこの企業を素晴らしい安値で買う考えを嫌った。彼は素晴らしい会社をそこそこの値段で買った方が最終的には利益が大きくなると考えていた。
最良の会社を探し、高過ぎる対価は支払わないという哲学に徹することが彼にとって、そしてウォーレンにとって役に立った。
論理的には、素晴らしい会社をそこそこの価格で買っても、そこそこの会社を素晴らしい安値で買っても、最終的に株式市場がその価値判断に同意せざるを得なくなれば投資家は利益を得ることができる。
投資家の仕事は市場に新たな洞察を提供することであり、投資家が市場に同意せず、最終的に投資家の方が正しいと明らかになったとき、投資家は予想した値上がり(あるいは値下がり)によって利益を得る。つまり未来予測の対価に譲渡益をもらっている。
社会に存在する限りあるリソースのなかで、どの会社の事業にリソースが割り当てられるべきか、どう割り当てれば将来的に社会にとって利益を生む結果になるかを予想することが投資家の仕事であり、投資家の利益の源泉である。
共産主義の失敗は、この未来予想を投資家ではなく政治家が行なったことにある。(今の社会はどの事業が存続するべきかを投資家ではなく政治家が決めてはいないかと思った人は正しい。公共事業は共産主義である。政治家は資本主義の名の元に共産主義をやることを好む。)
世界最大のヘッジファンド: 共産主義の悪夢が資本主義にのしかかる
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
マンガー氏のバリュー投資
だから極端に言えば、最悪の会社を買ったとしてもそれを補ってあまりある安値で買えば、投資家はそれでも利益を得ることができる。
だがマンガー氏のバリュー投資はそれを否定する。マンガー氏はむしろ、本当に良い会社を買うことにだけ注意を向けるべきだと言う。
それは長期投資になった場合に話が変わってくるからである。長期的な成長を見込めない企業を20%や30%安い価格で買ったとしても、利益はその差額だけにとどまる。
だが本当に素晴らしい企業を10%の割引で買ったとすれば、差額の10%を得られるだけでなく、その企業がその後10年20年にわたって高成長を遂げれば、最終的にはその投資は200%や300%の利益になって返ってくるだろう。
結論
本当に素晴らしい企業を長期的に持ち続けることの威力を知りたければ、長者番付を見れば良い。
そこに乗っている人々の大半は投資家ではなく、Microsoftのビル・ゲイツ氏に代表されるように自分の会社の株式を持ち続けた起業家である。
それが本当に素晴らしい企業の株式を持ち続けることの威力である。
ここでは優れた投資家の相場観を報じているが、Berkshire Hathawayの話は普段ほとんど載せていなかった。グローバルマクロの投資家から見ればBerkshireはロングオンリーファンド(買い持ちしかしないファンド)であり、マクロの投資家から言わせればロングオンリーファンドがロングオンリーである理由は、マクロができないからである。
だがそれでもBerkshireは優れた個別株選択だけで素晴らしいパフォーマンスを上げた。それは彼らの活動時期が米国株の長期上げ相場と見事に一致したからである。
だが米国株の長期上げ相場は終わりを迎えようとしている。 マンガー氏はそのタイミングで亡くなった。
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
あまり彼らの意見を取り上げてこなかった筆者ではあるが、一時代の終わりを感じる。これからは別のタイプの投資家が活躍するだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42303
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2023/12/09 (Sat) 19:23:43
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なぜ初心者は高配当株から始めるべき?上級者を目指す第一歩を投資顧問が解説
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/09
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37:777
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2023/12/12 (Tue) 21:07:11
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半導体に投資するなら最低限抑えよう!
つばめ投資顧問の 長期投資大学
2023/12/12
https://www.youtube.com/watch?v=L2ijIkjyqaI
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2023/12/16 (Sat) 18:52:30
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つばめ投資顧問 _ あなたは知ってる?為替を動かす「本当の力」
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つばめ投資顧問の長期投資大学
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つばめ投資顧問 _ アナリストの分析手法公開!投資判断は??
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つばめ投資顧問 栫井駿介の経歴は? つばめ投資顧問の評判が炎上しているのはなぜ?
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なぜ初心者は高配当株から始めるべき?上級者を目指す第一歩を投資顧問が解説
つばめ投資顧問の長期投資大学
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つばめ投資顧問 _ 良いところがない中国経済、日本や米国の株価への影響は?
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ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
ドル円は天井をつけたのか/実践!エリオット波動 有川和幸さん
https://www.youtube.com/watch?v=eO-fRBQO3VY
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
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日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
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円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052420
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
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何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
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各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
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FX(外国為替証拠金取引)が1京円突破! 日銀は介入で巨額利益
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髙橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
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黒田日銀総裁のスゴイ所は「平気でウソをつく」ところ
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日本は金利高騰か通貨暴落かを選ぶことになる
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日本円を借りてドルを買っていた円キャリートレードの巻き戻しが始まった
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これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
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ペトロダラーの仕組み
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829944
ペトロダラーシステム
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/822.html
ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403
人民元決済が拡大!中国が目論む米ドル基軸体制打破
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111332
米ドル凋落の始まりか。ユーロが首位 10月の国際決済通貨シェア 2020年12月7日
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1213.html
ドルが下落したらアメリカは終わり
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1074.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
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39:777
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2023/12/22 (Fri) 21:44:25
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レイ・ダリオ氏、投資にグローバルマクロ戦略が必要な理由を語る
2023年12月22日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がFinimizeのインタビューで、普通の株式投資家からグローバルマクロ戦略のヘッジファンドマネージャーとなった理由と経緯について語っている。
グローバルマクロ戦略
ダリオ氏は世界中の株式、債券、為替、コモディティなどあらゆる銘柄に投資し、レバレッジをかけ買いも空売りもやるというグローバルマクロ戦略のファンドマネージャーとして現役もっとも有名な人物である。
このグローバルマクロ戦略はジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドが始めたものである。ソロス氏は自著『ソロスの錬金術』でその戦略について丁寧に説明している。
だがダリオ氏は最初からグローバルマクロの投資家だったわけではない。あらゆる資産クラスに関する知識が求められるグローバルマクロ戦略を最初から出来る人などいない。
だから誰でも何らかの資産クラスから始めなければならない。ダリオ氏が最初に投資したのは株式だったそうだ。彼は最初の投資経験について次のように述べている。
12歳の時だった。
ゴルフのキャディーをして、バッグ1つにつき6ドルを得た。バッグを2つ持って12ドルで、50ドル貯まる度に株式市場に投資した。
最初に買った株は当時わたしが知っていた唯一の銘柄で、株価は5ドルより低かった。たくさん買って値上がりすれば大儲けできると思った。
勿論それは馬鹿げた戦略なのだが、当時のわたしはそれを理解していなかった。
誰でも何も知らないところから始める。12歳のダリオ氏はその後大学に行き、そしてウォール街で働き始めた。最初のキャリアではコモディティを担当していたらしい。その辺りのことは以下の記事で報じている。
レイ・ダリオ氏、上司を殴って会社を辞めた時のことを語る
株式の買い持ちだけでは勝てない時
様々な資産クラスを見るなかで、ダリオ氏は株式市場を予想するためにも他の市場の知識が必要だということに気付くようになる。
多くの個人投資家は単に株式を買い持ちにするだけだろうが、例えばそれは株式全体が長期的に下がる相場では長期的に損失を出すトレードとなってしまう。
例えばダリオ氏は次のように言っている。
1966年から1984年まで米国株の実質リターンはマイナスだった。
1966年(の下げ相場)が1970年の景気後退を引き起こし、それによってアメリカ政府がドル紙幣とゴールドの交換の約束を反故にしなければならなくなった。通貨の減価だ。
それが1970年代の経済状況の原因となった。資産価格は下がり、1973年から1974年の下落相場やオイルショックなどが起こった。
これは1966年から始まり、1970年から1980年にかけてピークを迎えたアメリカのインフレ相場のことである。詳しくは以下の記事で説明しているが、物価の高騰と厳しい利上げによって米国株は実質的にほとんど3分の1の価値になった。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
株価を動かすマクロ要因
当たり前だが物価高騰には原油価格の上昇など様々な要因が絡んでいた。株式会社の業績だけではなく、コモディティなど様々な市場や為替要因、インフレ率やGDPなどマクロ経済の状況を考えなければ当時のインフレ相場を生き抜くことは出来なかった。
ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創業したジム・ロジャーズ氏は、著名投資家のインタビュー集『マーケットの魔術師』のなかで次のように言っている。
インドネシアのパーム油がどうなっているかを知らずにアメリカの製鉄株にどうやって投資できるだろうか?
ダリオ氏はこう続けている。
そのときわたしは株価にとってマクロが非常に大きな意味を持つことに気づいた。マクロ要因を理解することが必要だった。
それで株をいつでも買い持ちにするのではなく、空売りもする必要があると学んだ。それがマクロの投資家になった理由だ。マクロの要因がすべてを動かすからだ。
個人投資家には空売りを危険だと思う人が多いかもしれない。だがグローバルマクロの投資家から言わせれば、空売りをしない方が危険である。下げ相場でも勝てる投資家にとっては、買いオンリーという下げ相場でほぼ確実に負ける戦略を取ることは考えられない。長期の下落相場を買い持ちにすることはほとんど死を意味する。
ダリオ氏が言っているのはそういうことである。そして今の投資家にとっての問題は、1970年代の米国株の推移が実証したように、インフレ相場での株式のパフォーマンスは非常に悪いということである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
NISA界隈の人々が株式はインフレに強いと言っているのを目にするが事実に反する完全な出鱈目である。1970年代の相場も勉強したことがないのだろう。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
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40:777
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2023/12/26 (Tue) 22:13:46
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投資家が描くメインシナリオと長期投資家の 「必勝ワザ」
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/26
https://www.youtube.com/watch?v=_eYZ3Nkw-ts
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2024/01/02 (Tue) 18:49:37
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高配当株投資はカンタン? やり方を学べば怖くない
つばめ投資顧問の長期投資大学
2024/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=PxOT7vx-ugU
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42:777
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2024/01/10 (Wed) 05:00:04
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日銀が新NISAに合わせて株を売却していたことが発覚
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834491
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/25829
世界最大のヘッジファンド: 40年続いた米国株強気相場が崩壊する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/24577
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
日本政府、金融緩和終了に言及 連続利上げなら日経平均は暴落へ
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32865
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人ど
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
ドラッケンミラー氏: 今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/37011
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた 過去40年の低金利はもうない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
米国株相場予想、株価が長期的に上がり続けることは有り得ない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42784
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
https://www.globalmaあcroresearch.org/jp/archives/41359
ロジャーズ氏: バブルの頂点で買い始めるのは個人投資家だけではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43232
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
2024年、株式市場が嵐に見舞われる可能性/ 実践!エリオット波動 有川和幸さん
収録日:2024年1月8日
https://www.youtube.com/watch?v=kk4vI5Bt3jA
▲△▽▼
サマーズ氏: 低金利の時代は終わった、2023年からは高金利の新時代へ
42年間続いた低金利が高金利に転換するこの絶妙なタイミングで、大人どころか高校生に対してまで株式投資を奨めた金融庁と自民党の天才的なタイミング能力を筆者も見習いたいものである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32594
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27807
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
日銀金融緩和が終わった、円安は日本人にとって何の得にもならなかった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14074282
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32797
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36355
何故日銀はインフレに応じて金利を上げないのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052708
各国政府はインフレを歓迎し、むしろインフレ誘導している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078205
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
髙橋洋一 銀行が最高益!日銀と組んでズルい方法で金儲けの仕組みをバラします
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16832535
黒田日銀総裁のスゴイ所は「平気でウソをつく」ところ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009730
日銀新総裁の植田和男東大名誉教授は平凡なマクロ経済学者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087383
日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/38378
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43:777
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2024/01/20 (Sat) 07:07:28
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ガンドラック氏: 金融雑誌のドル買い煽りは驚くほど的確な逆指標
2024年1月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43523
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が自社ウェブキャストで金融系の雑誌のドル買い煽りを皮肉っている。
コロナ後のドル上昇
アメリカでコロナ後に行われた現金給付によって物価が高騰し、結果として金利が上がったのでドルも上昇したことはまだ読者の記憶に新しいだろう。
このことは逆説的に聞こえるかもしれない。何故ドル紙幣をばら撒いたらドル紙幣の価値が上がるのか。だがやはり為替市場は短期的には金利に左右されるので、ドルの金利が上がる以上はドルも上がるのである。
そしてコロナ後のドル高が勢いに乗っていた2022年、ドル相場を取り上げた2つの雑誌がある。BARRON’SとBloomberg Businessweekである。
ガンドラック氏は2022年10月10日のBARRON’Sの表紙と、10月3日のBloomberg Businessweekの表紙を取り上げている。
BARRON’Sの表紙には「力強いドル紙幣」と書かれている。もう一方のBloombergの表紙にはドルマーク($)が大きく書かれ、その上下に「止められない」「止まらない」と書かれている。
そして2022年10月にドル相場では何が起こったか? ドル円のチャートを掲載しよう。
ガンドラック氏はこう述べている。
ほとんど冗談だが、Bloomberg Businessweekの表紙には「Fed(連邦準備制度)はドルを暴れまわる鉄球に変えてしまった、そしてそれが止まる気配はない」と書かれている。
だがそれはまさにドル指数が天井を付けた週だった。
非常に優秀な金融雑誌
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金融系の雑誌の表紙のタイミング予想はほとんど常に完璧に間違っている。
これはアメリカの雑誌に限った話ではない。日本でもドルへの投資が少し前に流行ったはずだ。そして人々がドルに注目し始めたのがどういうタイミングだったか思い出してほしい。
何故こうなるのか。筆者は必ずしもこうした雑誌の編集者の予想が下手なのだとは思っていない。
何故ならば、彼らは別に予想をしているわけではないからだ。彼らの仕事は雑誌を売ることであり、予想を当てることではない。
そして投資の話でどのような話題を載せれば雑誌が売れるかを考えてみれば、何故こうなるのかが分かる。一般の読者が簡単に釣られそうな話題と言えば、「この銘柄は上がっている、乗り遅れるな」だろう。
だが世界最大のヘッジファンドを創業したレイ・ダリオ氏は、投資における最大の間違いについてこう語っていた。
レイ・ダリオ氏、投資で最悪の間違いは何かを語る
これまで良いパフォーマンスを出している投資を、割高だと考えずに良い投資だと思いこむこと。
それは米国株への根拠のない盲信にも同じことが言える。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
だからこういう話に釣られる人に、間違っても「この銘柄は物凄く下がっている、だから買いだ」と言ってはならない。彼らは絶対に手を出さないだろう。
だがプロの投資家は安く買って高く売ることを生業としている。だから彼らの興味を引く話題とダリオ氏の意見は当然に真逆になるのである。
ガンドラック氏は個人投資家にこう助言している。
雑誌の表紙に注目することだ。驚くほど優秀な投資判断の基準になってくれるだろう。
彼らも完璧ではない。だがわたしの投資予想よりも優秀かもしれない。私の予想は70%の確率で当たる。人はわたしの予想のここが間違った云々と言うが、その通りだ。わたしの予想は30%の確率で間違う。
だがこうした雑誌はそれよりも当たるのではないか。こうした雑誌は80%以上の確率で間違うので、表紙には注目しておくべきだ。
個人投資家は金融市場における「人気」と「割高」の間に差があるのかどうかについてよく考えるべきである。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43523
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44:777
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2024/01/28 (Sun) 18:38:00
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ガンドラック氏: インド株は30年前の中国株と同じ状況、買って放置しておけ
2024年1月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、自社主催の座談会で新興国株式、特にインド株について語っている。
米国株の長期上昇トレンド
米国株は過去40年間素晴らしいリターンを上げてきた。それは長期の上げ相場だった。
その上げ相場は1980年に始まった。何故ならば、1970年代のインフレ相場の後、長期的に上昇していた金利が1980年に遂にピークに達し、金利はそこから下落したからである。
その後40年に渡ってアメリカの金利は長期的に下がり続け、米国株を支え続けた。一方で日本ではバブル崩壊後に金利がゼロに達し、それ以上金利低下が得られなかったために株式市場は30年近く停滞した。
このように、金利の上下は株式市場に大きな影響を持っている。そして問題は、インフレによってアメリカでも金利の低下が終わり、むしろ金利を上げなければならなくなったことである。
そのような状況にある米国株について、ガンドラック氏は次のように述べている。
米国株は長らく他の国の株式、特に新興国株式よりも良いパフォーマンスを発揮してきた。それは長いトレンドだった。だがそのトレンドは壊れたようだ。
スタンレー・ドラッケンミラー氏も金利を理由に米国株の長期上昇トレンドは終わったと判断している。
ドラッケンミラー氏: 米国株が長期的には常に上昇するという信仰は間違い
逆に言えば、幸いなのはインフレがそれほど酷くなかったためにアメリカほどの利上げが必要ではなかった国々である。
アメリカでは莫大な現金給付によってインフレ率は2%程度から9%まで上がった。だがそれほどのばら撒きを行わなかったためにインフレがそれほど酷くない国もある。
また、アメリカでは金利上昇は莫大な政府債務への利払いが増加することを意味するが、政府債務が少ない国では利上げの悪影響も小さい。
何処の国に投資するべきか
だからガンドラック氏はアメリカ以外の国の株式を推している。だが具体的にどの国が良いのか。ガンドラック氏は次のように続けている。
これは毎年言っていることだが、現在はこれまで以上に確信している。
孫の大学の教育費のような長期的の話ならば、インド株式ETFを買ってただ放置しておけ。
最近、著名投資家の中でインド株が話題である。Bridgewaterのレイ・ダリオ氏もインド株を推奨していた。
レイ・ダリオ氏: インドにもっと投資できれば良いのだが
何故か。ガンドラック氏は次のように説明している。
インド株は上がる。10倍になる。インドは30年、35年前の中国とまったく同じ状況にある。
30年前、中国は地方から都市部への人口流入によって労働力が急増し、それに対応するために変化が起こらなければならなかった。それが今のインドの状況だ。
結論
多くの個人投資家が、ただ買って放置しておけば儲かると思って米国株をつみたてNISAに詰め込んでいる。だがプロの視点から見れば、現在は米国株を証券口座に詰め込むタイミングとしては最悪である。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
だがガンドラック氏から彼らに朗報がある。ガンドラック氏は次のように言っている。
インド株だけがわたしの今のお気に入りだ。株価の動きを見ることさえない。何ヶ月も気にしていない。これは長期のシナリオだからだ。
ガンドラック氏によれば、インド株はただ買って何十年も放置できる銘柄だそうだ。
金利を理由に米国株に見切りをつけている著名投資家は多く、彼らは米国株の代わりを探している。ジョン・ポールソン氏はギリシャ株を推していた。
ポールソン氏: 奇跡の復活を遂げたギリシャ株はまだまだ上がり続ける
だがここに個人投資家にとっての問題がある。過去40年の米国株のようなパフォーマンスが欲しければ、過去40年の金利低下によって株価が上がったがその株高の原因がもはやなくなっている米国株を選ぶのではなく、過去40年の米国株と同じようなパフォーマンスに今後40年なるような国を自分で選ばなければならないということである。
結局、将来を予想できなければ投資で利益を得ることはできない。それだけの話なのである。それだけの話が分かる人間だけが利益を得、そうでない人間は損をするだろう。簡単な話ではないか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43749
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45:777
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2024/01/29 (Mon) 16:03:56
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日本株上昇で逆張りする日本人は負けて退場する
2024.01.29
https://www.thutmosev.com/archives/32908.html
バブルから最近までの日経平均。「大きな流れ」に逆らう投資は無理
https://news.yahoo.co.jp/articles/706ca994ed2ac61fce5beb193e1d380bfe4d5b8d 【図解】「最高値更新」の声=今年の日経平均、新NISAも期待―大手証券トップ(時事通信) – Yahoo!ニュース
日本人個人投資家は大敗する
今日本の株価は上昇相場に乗っていて日経平均は史上最高値の3万8000円越えを伺い、いつ超えるのかが注目されている
だがこんな局面でも下落に賭けてショートする人が大勢いて、それはなぜか日本人の個人投資家だと言われている
各社のニュースによると日経平均を押し上げているのは海外投資家と機関投資家で、1月第2週は海外が9557億円の買い越しで翌3週も3841億円と買い越しが続いている
一方国内個人投資家は1月第2週が1兆695億円の売り越しと約10年ぶりの高い売り越し額を記録し、第3週も1854億円の売り越しと6週連続売り越しになっている
外国人投資家が日本株を買って相場を押し上げているのに対し、国内の個人や年金は利益を確定させて大量の売り注文をだしている
海外投資家は2023年春から夏にかけて日本の各種指標が改善されたのを好感して買い始め、その流れは現在も持続していると見て良い
株価上昇時に売却や空売りで売り注文を出すのを逆張りと言い、さらなる上昇を期待して買い上がるのを順張りと言いますが昔から日本人は逆張りで外国人は順張りが多かった
逆張りは「下がったから上がる」のように反動を期待しているのに対し、順張りは「無限に上昇あるいは下落する」のを予想した投資手法です
逆張りは小さな反動狙いなのに対し順張りは巨大な利益を狙うもので、投資のスケール感がかなり違ってきます
非常に残念ながらこういう場合日本人の逆張りが通用した例が少なく、大半は外国人の順張りが勝って日本人投資家は破産していました
1995年と2011年の地震では日本人はともに「円高になったから反動で円安」とか「株価が下がったので反動で上がる」のように考えて円安株高に投資する人が多かった
外国人投資家やヘッジファンドなどは「無限に円高になる」「日本株は無限に安くなる」方に賭けて円高株安に投資したが、その結果は皆さんが知っている通りです
反動に賭ける日本人投資家は今回も破産するだろう
2011年の地震の後で円売りをしたり日本株に投資した人は、それが信用取引でレバレッジをかけていたら破産して無一文になった筈です
相場が大きく動き時は何かにぶつかって相場自体が破壊されるまで、上昇あるいは下落を続けるのが欧米では常識ですが日本人は反動で小さいお金を得ようとします
これは投資スケールの違いもあり、少額ですぐロスカットや追証になる投資をしている人は長期的な投資に耐えられないので、デイトレや短期間の取引をします
デイトレはその日のうちに決済するので長期的な相場の動きは関係なく、逆張りのほうが9割勝てるので効率が良いのです
ただし相場に大きな動きが無い時は9割勝てるが暴風雨のような大きな相場変動があったら「反動」なんかなく一気に2倍になったり半額まで突き進みます
逆張りの中でも最悪の物は上昇相場の途中で空売りしたり、逆に東日本大震災後のような下げ相場で信用買いする事で、100%負けると思います
では逆張りの逆をやって順張りすれば勝てるのかという事になるが、上昇相場の中でも大きく下げる局面があってその時に個人の順張りが破綻します
2009年頃のリーマンショックで1ドル124円から1ドル79円まで円高が進んだが、途中で10円くらい円安になる局面が何度もあり余裕がない投資家が全員振り落とされました
今は2012年から株とドル円の上昇(円安株高)が進んでいるが、途中何度も大きな株安や大きく円高方向に動いた事がありました
一般的に投資はプロでも生涯9割は負けると言われていて、プロの「負け」はインフレ率や株価指数の上昇率を下回る事が負けと言われている
数字としてはプラスになっても「自分の給料も出ない程度」だったり利益率がインフレ率を下回ったり、日経平均の伸び率を下回ったら投資する意味が無かった事になります
一般の個人投資家にとっては少しでもプラスで終えられたらいい方で、「負け」は多くの場合投資した全額を失ったり追証や借金を食らって破産するのを意味します
確かに個人投資家で資産を増やした人はいるものの個人が負ける時は「全てを失う」ことが多いので、リスクとリターンが釣り合っていません
資金を2倍や数倍にする”事がある”にしても負ける時に破産するのだったら、恐らく家庭や命も失うのでが失う方が巨大すぎます
https://www.thutmosev.com/archives/32908.html
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46:777
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2024/01/31 (Wed) 18:21:13
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つばめ投資顧問 永守重信氏、経営の功罪【Nidec(旧・日本電産)】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16837833
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47:777
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2024/02/20 (Tue) 03:50:42
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プット・オプション買いを使ったリスクヘッジ法
プット・オプションとは証券価格が一定以下まで下落した時に、基準となる水準以下の下落分をオプションの売り手が補填してくれるという金融商品である。
つまり、その株を買っている投資家は、プット・オプションを持っている限りその水準以下の下落を気にしなくて良くなる。その代わりオプションの保有者は保有期間に準じて保険料を支払い続ける。いわば株価の下落に対する保険のようなものである。
オプションは現物を持っていなくても単体でも買えるので、その場合は単に基準以下に下がった場合にその下落分が利益になる取引となる。
ジョージ・ソロス氏、米国株を買いに転換
2024年2月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/44563
さて、機関投資家の米国株買いポジションを開示するForm 13Fの季節である。まずはジョージ・ソロス氏が保有しドーン・フィッツパトリック氏が運用するSoros Fund Managementのポートフォリオから紹介する。
ソロス氏のトレーディング
まずはソロス氏のこれまでのトレードを振り返ろう。前回、9月末時点でのポートフォリオは、プット・オプションの買い(下落に賭ける取引)と国債の買いという、非常にリスクオフなものとなっていたことを以前報じている。
ジョージ・ソロス氏、米国株の空売りと米国債の買いで景気後退トレードか (2023/11/16)
今回のポートフォリオでもプット・オプションを使ったトレードは継続されているが、まずはプット・オプションの意味から説明しよう。
プット・オプションとは証券価格が一定以下まで下落した時に、基準となる水準以下の下落分をオプションの売り手が補填してくれるという金融商品である。
つまり、その株を買っている投資家は、プット・オプションを持っている限りその水準以下の下落を気にしなくて良くなる。その代わりオプションの保有者は保有期間に準じて保険料を支払い続ける。いわば株価の下落に対する保険のようなものである。
オプションは現物を持っていなくても単体でも買えるので、その場合は単に基準以下に下がった場合にその下落分が利益になる取引となる。前回までのソロス氏のトレードはそういうものだった。
ソロス氏のポートフォリオ
だが今回公開された12月末のポートフォリオではプット・オプションに現物の買いが追加されているので、前回のポートフォリオより多少ややこしくなっている。
具体的には次のようになっている。
Nasdaq 100 ETFのプット・オプション: 2.5億ドル分
Russell 2000 ETF: 2.4億ドル
上記のプット・オプション: 3.0億ドル分
S&P 500: 0.8億ドル
上記のプット・オプション: 1.6億ドル分
Russell 2000は米国の小型株指数である。Nasdaq 100にはETFそのものの買い持ちはないが、その代わりにAlphabetやAmazon.comなどの現物株の買いポジションが存在するので、それが代わりなのだろう。
Russell 2000とS&P 500にはETFそのものの買いが付いているが、いずれの場合もプット・オプションの金額の方が大きいので、ソロス氏が引き続き株式市場の下落を警戒しているのは間違いない。
だが去年の終盤から米国株が大きく上昇した結果、このポートフォリオの今の損益がどうなっているかと言えば、恐らくプラスになっているだろう。
何故ならば、オプションは損失が出る場合にも保険料の支払いだけで済む一方で、ETFの純粋な買い持ちからの利益はそのまま貰えるからである。
S&P 500の株価チャートは次のようになっている。
オプションの使い方
米国株は歴史的な割高水準にあるので、ソロス氏も下落の可能性を警戒している一方で、株価の上昇に賭けてもいる。
それはまさに、ソロス氏がこうしたポジションを組成していた去年終盤に筆者が推奨したトレードでもある。
米国株の下落に賭けるトレードが大安売りしている (2023/11/30)
この記事ではプット・オプションの保険料が非常に安い水準であったことを指摘した。その一方で筆者はNVIDIAやウランなど、筆者が推奨してから50%以上上昇した有望な個別銘柄を買い持ちにしてきた。
NVIDIA株、筆者の推奨記事後に66%上昇
COP28、世界の原子力発電3倍を目標、ウラン投資に追い風
プット・オプションによって株価下落リスクを実質的に打ち消しながら、保険料は買い持ち銘柄の上昇が十分に支払ってくれるという安全なトレードをしていたわけである。安全とはこういうトレードのことを言うのであって、盲目的な株式長期投資のことを言うのではない。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
結論
そしてプット・オプションは今なおかなり安い水準にある。オプションの保険料は株価の上下幅(の市場予想)に比例し、上下動の激しさを反映するボラティリティ指数は次のようにいまだに低水準をさまよっているからである。つまり、オプションの大安売りは続いている。
だが保険の重要性はますます上昇している。ここ数ヶ月の株価上昇は市場の利下げ期待を前提としてきた。だが最近の統計を見れば分かる通り、インフレは再燃しかかっており利下げどころか利上げの可能性を真剣に検討すべき段階に来ている。
サマーズ氏: 米国が利上げを再開する可能性
インフレ再加速で利下げどころか利上げ再開か、1月の米国CPI
利下げを夢見ていた株式市場が利上げを織り込まなければならなくなれば、株価は大幅な修正を余儀なくされるだろう。
もう一度言っておくが、プット・オプションを買うべきである。筆者のように大きく上昇する銘柄を選択できている投資家にとっては、プット・オプションで多少大きなポジションを持っても保険料は買い持ち銘柄の上昇分が支払ってくれるだろう。
米国株の足場がどれだけぐらついているかを考えれば、単に保険というだけでなく、むしろ株価が下落した場合にプット・オプションによって十分な利益が出るほどの規模のポジションを組成すべきである。一応警告はしておいた。
ガンドラック氏: 現在の株式市場はドットコムバブル崩壊前のよう
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/44563
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2024/03/05 (Tue) 18:38:10
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髙橋洋一チャンネル NISAとiDECOはどっちが良いのか?
2024/03/05
https://www.youtube.com/watch?v=9v7wenm7WRc
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
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iDeCo(イデコ)を絶対にやってはならない理由
今年、アメリカのヘッジファンドマネージャーたちが話している第一の話題は財政赤字と政府債務だ。何故ならば、インフレのために中央銀行が国債の買い入れを出来なくなった状態で国債を大量発行しなければならなくなりそうだからである。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性
政府にお金がなくなった理由の1つは、実質的にネズミ講であるところの年金制度のせいである。しかも自分が払った年金を自分で受け取る制度であれば何の問題もなかったものを、今の高齢世代が現役時代に支払ったお金は何処かに消えてなくなっている。
それは過去の高齢世代のために支払ったからである。そしてその世代はそれよりも更に前の世代のために支払ったわけだが、では最初の世代が支払った年金は何処に消えたのか?
政治家にお金を預けるとはそういうことだ。それはiDeCo(イデコ)を絶対にやってはならない理由でもある。NISAはまだ使いようによっては辛うじて利用可能だが、iDeCoは完全なトラップである。
iDeCoこそ自分で積み立てる年金ではないのか? iDeCoでは積み立てた資金は歳を取るまで取り出せないが、取り出す時には税金がかかる。その時の日本の税率が今よりも良いと考えるのは完全に間違った希望的観測である。iDeCoは絶対にやってはならない。政治家にお金を預けてはならない。政治家は見かけ上の減税制度によって増税を可能にする生き物なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/45053
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2024/03/06 (Wed) 16:37:27
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米国市場はカジノ的!?最新「バフェットからの手紙」を読む
つばめ投資顧問の長期投資大学
2024/03/05
https://www.youtube.com/watch?v=8lrTmk09zxI
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2024/03/21 (Thu) 22:59:11
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ドラッケンミラー氏: 今利益の出ている会社の株を買うな
2024年3月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46187
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用したことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏が、投資を行なうべきタイミングについてHow Leaders Leadのインタビューで語っている。
何にいつ投資すべきか
ドラッケンミラー氏のインタビューを引き続き紹介しているが、今回の話題は売買のタイミングである。
ドラッケンミラー氏は化学株を例に出して次のように語っている。
化学株を買うべきタイミングはいつか? ウォール街の常識ではその企業が大きな利益を出している時に買うべきだということになる。
だがそれは化学株を買うべきタイミングではない。何故ならば、大きな利益が出ている時には化学企業は資本を使って生産能力を拡大し、3年か4年後には供給が過剰になって損失を出しているからだ。
多くの産業にはサイクルがある。好景気の中には後の不景気に繋がる種があり、不景気の中には後の好景気に繋がる種がある。
例えば半導体などもそうだが、化学産業は非常に経済サイクルに左右されやすい産業である。景気によって需要が大きく左右される産業では、生産能力の調整が問題となる。何故ならば、需要が急に減ったり増えたりしても、生産能力は需要ほど急激には増減させられないからだ。
急に需要が増えたからと言って、設備投資は数日で済ませられるものではない。逆に急に需要が減っても作ってしまった設備は何年も使えるものなので、需要が減っている中で市場に製品があふれ価格が下がるということになってしまう。
サイクルがあることは化学企業にも分かっているのだが、サイクルを読むことは容易ではない。だから基本的には企業は好景気の時に設備投資を増やし、不景気の時に設備投資を減らす。
結果的に好景気は設備投資を呼んでその後の供給過剰の原因となってしまう。特に、それがたまたま景気後退と重なってしまった時は悲惨である。
ドラッケンミラー氏が言っているのはそういうことである。彼は数年後の供給過剰が予想される好景気に化学株を買うべきではないと言っている。
だが彼はこう続けている。
では化学企業が損失を出している時はどうか? 企業は生産能力を拡大するのを止めるので、3年か4年後には供給が落ち込んで利益率が大きく上がっているだろう。
結論
ドラッケンミラー氏が言っているのは、単に利益を出ている株を避けよということではない。「今利益が出ている」ことを理由に投資してはいけないということである。
ドラッケンミラー氏はこう纏めている。
投資家は常に18ヶ月から24ヶ月後に世界が今と比べてどうなっているかを想像しなければならない。
あらゆる投資にはサイクルがある。化学株には数年のサイクルがあり、株式市場全体には9年の上げ相場と1年の下げ相場という10年程度のサイクル(ドットコムバブル、リーマンショック、コロナショック)があり、更に金融市場全体には40年から50年のインフレとデフレのサイクルがある。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
どのような方法で投資をしても、投資家はサイクルから逃げられない。短期投資すれば短期のサイクルに、長期投資すれば長期のサイクルに左右される。どれほど長期で投資をしてもそこにはサイクルが存在するからである。
だから自分の投資をしているタイムフレームと、 そのタイムフレームに合ったサイクルを考え、自分の投資のタイムフレームと、そのサイクルにおけるタイミングが果たして合っているのかを考える必要があるのである。
インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46187
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2024/03/28 (Thu) 20:37:58
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ドラッケンミラー氏: 経済を誰よりも先読みして予想する方法
2024年3月27日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを長年運用していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、How Leaders Leadのインタビューで経済を予想する方法について語っている。
経済を予想する方法
経済を予想するのは簡単なことではない。例えばFed(連邦準備制度)のパウエル議長はアメリカで物価が高騰していた2021年、インフレは一時的だと根拠なく予想して後から撤回を余儀なくされた。
ガンドラック氏: パウエル議長はただインフレが続かないように祈っているだけ (2021/7/18)
だがソロス氏やドラッケンミラー氏のようなグローバルマクロ戦略のヘッジファンドでは、経済全体を予想しその方向にお金を賭けることが仕事である。そして事実、彼らはリーマンショックを含む多くの経済危機を事前に予想してきた。
ではドラッケンミラー氏はどうやって経済を予想しているのか。彼は次のように述べている。
わたしが経済をマクロ分析する時には常に、経済の博士号を持っている人々が見るような失業率のような経済統計ではなく、個々の業界を見るようにしている。
マクロを予想するためにむしろミクロを見るということである。彼は次のように続ける。
住宅市場やトラック輸送のような先行指標や、小売業のようなリアルタイムの動向に関して経営者や経営者より1つ下のレベルの人々と話し、こうした業界が好景気だということが分かれば、経済は恐らくこれから強く好調になってゆくと分かる。
逆も同じだ。住宅やトラック輸送などの業界の調子が悪ければ、経済全体もあまり良い方向には行かないだろう。
先行指標と遅行指標
マクロ経済分析において一番重要なことは、経済指標には先行指標と遅行指標があるということである。
コロナ後に一番最初に上がったのが株価や金相場であったように、例えば金融市場は経済が好転する時には一番最初に反応する指標である。
ただ面白いことに、金融市場は経済下降時にはむしろ遅行指標となることが多い。リーマンショックの時に住宅価格が下がり始めてから株価が下落するまでにタイムラグがあったことを思い出したい。以下の記事で説明している。
リーマンショック時における米国株、政策金利、住宅価格の推移
例えばこのリーマンショックの例で言えば、住宅価格を見ていれば株価暴落を予想できたわけである。
あるいは2018年の世界同時株安で言えば、米国株より先に下落したのは新興国市場だった。当時の記事に以下のように書いてある。
世界同時株安を予想できた理由と株価下落の原因 (2018/10/28)
2018年の株式市場で一番最初に下落したのは新興国の株式である。中国やトルコ、アルゼンチンなどの株式と通貨の暴落については、ここでも報じてきた。
当時、新興国の株式は既に暴落していたが、アメリカなど先進国の株価だけが堅調を保っていた。
筆者はそれを株価下落の先行指標だと指摘し続けていた。そしてS&P 500の下落開始直前には、世界市場への最後のとどめとして米国の小型株指数の下落が始まったのである。以下の記事で事前に報じている。
遂に米国株にも減速の兆し (2018/10/8)
筆者は、これを弱気相場が遂に米国市場に到達した証拠であると見ている。
しかし、多数の投資家は、このような細かい兆候など完全に無視するだろう。新興国は暴落しており、日本株も日経平均以外は既に下がっているが、誰も気にしていない。
そしてその数日後、S&P 500の下落が始まったのである。
先行指標を見つけること
このように、市場や経済で何かが起きる時にはほとんど常に先行指標が警告してくれている。だから投資家は先行指標を見つける必要がある。
リーマンショック前でさえも、多くの人が経済には何も問題はないと考えていた。2018年にパウエル議長の金融引き締めで株価が下落した時も、筆者が警告を続けた一方、パウエル氏はこうした先行指標を無視した。
12月FOMC会合結果は空売り派への満額回答 (2018/12/20)
多くの人がGDPなどのデータを見て、経済は問題ないと言う。だが例えばGDPは遅行指標なのである。GDPが落ち込んでいる時にはそれは既に景気後退になっているということであり、景気後退になってから景気後退になるかどうか考えても遅いのである。
だから多くの人が経済は順調だと思っている時に、投資家は先行指標を見て景気減速の兆候を見つけなければならない。逆に多くの人が悲観している時には、経済が好転する兆候が先行指標に現れていないかどうかを確認しなければならない。
ドラッケンミラー氏は次のように言う。
すべてがバラ色に見えるなら、それは既に株価に織り込まれているはずだ。
だから当たり前に見えることのうち何が間違っているのかということを常に考えなければならない。
結論
ドラッケンミラー氏は経済と金融市場のタイムラグを次のように指摘する。
株式市場が底値から上昇を開始するタイミングがほとんど常に景気が後退し企業利益が酷い状態の時だというのは偶然ではない。
そして株式市場の天井はいつも消費者の消費意欲が高いときで、低いときではない。
一番状況が悪い時が買いのタイミングで、一番状況が良い時が売りのタイミングである。
一番典型的なのはコロナショックの時だろうか。コロナが始まった2020年の始め、株価はまず暴落したが、そこから上昇に転じたのは感染者数が一番多かった時だった。
だから当時、筆者はコロナ第1波におけるアメリカとヨーロッパの感染者数の推移を報じ続け、それが増加から減少に転じるタイミングを毎日考えていた。
新型コロナ株安動向予想: 流行減速で株式市場は上昇する (2020/3/18)
2020年のコロナ相場はまさに、状況が一番悪い時が株価反転の瞬間であるという典型例である。第1波の感染者数のピークと株価の底値はほぼ一致していた。
だから株価が暴落している時にはいつ上昇に転じるのかを考えなければならないし、株価が上昇している時にはいつ下落に転じるのかを考えなければならない。
転換点は滅多に来ない。 だがそれは転換点を考えなくて良い理由にはならない。
ドラッケンミラー氏は次のように纏めている。
良い方向にせよ悪い方向にせよ経済がこれからどう変わるのかが分からなければ、投資家は変化に翻弄されるだけだ。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46541
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2024/03/28 (Thu) 20:41:20
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ドラッケンミラー氏: 投資する時にはその銘柄を分析する前に投資しろ
2024年3月26日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを運用したことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏がHow Leaders Leadのインタビューでポジションの始め方について語っている。
投資銘柄の分析
投資家が投資をする時、その人はまず何かの銘柄を見つける。米国株でも日本株でも良いし、NVIDIAでもトヨタでも何でも構わない。
きっかけは何かのニュース記事だったり、日常で見つけた売れ筋の商品だったりするだろう。しかしその銘柄を見つけた段階では、その銘柄の売上高も利益も知らないことが多い。
投資家はそこから銘柄の分析を始めるわけだが、何処まで詳しく分析すれば買っても良いのか。
ドラッケンミラー氏ほどの専門家であれば、入念な分析をしてから投資に踏み切るのか。しかしドラッケンミラー氏の答えはむしろ真逆である。彼は買ってから分析しろと言う。
十分に考える前に買っても良いのか。ドラッケンミラー氏は次のように説明している。
これはソロス氏の受け売りだったと思う。わたしも元々そうしていたが。ソロス氏は「投資してから分析しろ」とよく言っていた。
買ってから分析する理由
何故分析を終える前に買ってしまうべきだとドラッケンミラー氏は言うのか。
1つの理由は、実際にポジションを取り始めると考えざるを得なくなるからである。これは実際に資金を賭けないデモトレードでは勉強にならない理由でもある。
実際に自分のお金がかかっているという感覚が投資家にとって重要なのである。買った銘柄が下落すればその理由を嫌でも考えざるを得ない。
だから筆者も投資初心者にはデモトレードではなく、少額でも良いから先ず始めてみることを奨めている。
また、ドラッケンミラー氏が言うには、「買った後に分析する」戦略は現代においてはより有効だという。
ドラッケンミラー氏は以下のように説明している。
それは現代では一層正しいと言える。何故ならば、わたしが金融業界に入った1975年には、わたしの大学からウォール街に就職したのはたった2人だった。
だが2000年までにはアイビーリーグの優秀な学生はほとんど金融業界に就職するようになっていた。
ソロス氏がドラッケンミラー氏に「買ってから分析する」戦略について語ったのは何十年も前の話だが、当時は金融業界は人気の職種ではなかった。
だが今では多くの人材が金融業に流れ込んでいる。そしてドラッケンミラー氏は次のように続ける。
だから市場では競争が激しくなり、情報戦も激しくなった。インターネットもあり、情報はすぐに広まる。
だから良いアイデアを思いついてから長々と2、3週間も分析していたら、多くの場合はその間に株価が動いてしまうだろう。
それでその銘柄を買えなくなる。株価が100ドルの時に見つけていたのに、150ドルになっていたらどうだろう。
中央銀行の政策決定会合やCPI統計、雇用統計などのデータは、今やアルゴリズム投資のお陰で発表から数ミリ秒で織り込まれる。そうした機械による分析は雑なものに過ぎないが、そこから数時間から数日もすれば多くの優秀な投資家が分析を終え、その結果が株価に反映されるだろう。
だから早く分析して投資をしなければ、良い情報はすぐ織り込まれて株価が上がってしまうのである。
結論
よってドラッケンミラー氏は次のように結論している。
だから何か良いアイデアを思いついた時には、わたしならまず買う。そして分析する。分析が終わり、自分が間違っていたと結論した場合にはその時にその銘柄を売るだろう。
その理由は、現代では情報が非常に早く広まり、株価に織り込まれてしまうからだ。
とはいえ、甘い考えで投資をして損をすることもあるだろう。ドラッケンミラー氏が言う「分析の前に投資する」というのは、とりあえずポジションを持ってみる程度の意味である。つまり、そのポジションの規模は大きくない。
ドラッケンミラー氏はポジションの規模に緩急をつけることの大切さについても以下の記事で語っている。そちらも参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46516
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2024/03/31 (Sun) 22:10:38
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景気後退になれば株価は必ず下落するのか?
2024年3月31日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46732
ここでは景気の良い時も景気の悪い時もGDP統計やインフレ統計や雇用統計などの経済データを紹介し、実体経済の先行きがどうなるかを考察している。
それは株価と景気が密接な関係にあるからだが、今日はその話をしたい。
景気後退ならば必ず株価下落か?
筆者はほとんど常に景気後退を気にしている。GDPが好調な時でも小売店売上やクレジットカードの返済遅延率に景気減速の兆候があれば、それがより主要な指標に広がり経済全体が景気後退に陥るかどうかを考える。
それは景気後退が株価に影響を及ぼすからである。だが景気後退になれば株価は必ず下落するのだろうか? それを考えるには過去の景気後退の時期における株価の推移を考えてみれば良いだろう。
ということで、米国株の歴史を遡りながら景気後退の時期を順に辿ってゆきたい。
2020年コロナショック
米国経済が最近景気後退に陥ったのは2020年のコロナショックである。以下は米国株(S&P 500は古いチャートが載せられなかったので今回はNASDAQで代用している)のチャートで、灰色部分が景気後退である。
コロナショックは株価の下落速度も、状況が起こってから景気後退になるまでの速度も極めて早い相場だったと言える。
だが当時の相場をトレードしていた感覚では、世界中に広がりつつあったコロナを株式市場はなかなか織り込まなかった。世界各国に感染者が確認されてから2週間ほどは株高が続いていた。筆者は航空株など明らかに影響を受ける銘柄を空売りしていたが、結局は株式市場全体が下落することとなった。
2008年リーマンショック
逆に景気後退よりも早く株価が下落を開始したのが2008年のリーマンショックである。
株価の天井は2007年11月である。景気後退は2008年第1四半期だが、第1四半期のGDPデータは4月末に公開されるので、減速がはっきりする半年前には下落が始まったということになる。
だがジョージ・ソロス氏は2007年春にはリーマンショックを予想していたようだ。リーマンショック前に書かれた著書『ソロスは警告する』でソロス氏は次のように書いている。
2007年春、ついに終わりのはじまりがやって来る。住宅ローン大手のニュー・センチュリー・ファイナンシャル社が、サブプライム問題が原因で倒産したのだ。
そこから先は、私のバブルのモデルでいう「黄昏の期間」である。住宅価格が下がりはじめているにもかかわらず、ゲームの終了が読み取れない参加者が、まだ大勢残っている段階だ。
そもそもソロス氏は2006年には住宅バブルの危険性を指摘していた。バブル崩壊が近づいたと感じたのが2007年春ということになるが、株価はそこから半年上がり続けた。
そして株価のピークから更に半年経って経済の様子がはっきりしてきたということになる。
2000年ドットコムバブル崩壊
次は2000年のドットコムバブル崩壊である。
この例ではリーマンショックとは違い、実体経済の不調を予期して株価が下がったというよりは、株式市場の下落が実体経済に影響を与えた。
この暴落は2000年前半頃までは上昇相場における一時的な調整だと考えられていた節がある。以下の記事でスタンレー・ドラッケンミラー氏が、当時下落したと思った株価が再び反発していた驚いた様子を伝えている。
ドラッケンミラー氏、ドットコムバブル崩壊で大損してクォンタム・ファンドを辞める羽目になった時のことを語る
だから人々が慌て始めたのは2000年後半からであり、中央銀行は年末に利下げを開始しているが、結局は2001年前半に景気後退となっている。
1990年オイルショック
景気後退は見事にほぼ10年間隔で起きているが、次は1990年のイラクによるクウェート侵攻を発端とするオイルショックである。
シェールオイル技術の発展によって今でこそ米国は世界有数の産油国だが、当時の原油相場はOPECに支配されていた。
中東危機によって原油価格は高騰し、アメリカなどの当時の原油輸入国はエネルギー価格高騰の影響を受けたわけである。
株式市場の下落開始はイラクのサダム・フセイン大統領がクウェートを非難した1990年7月17日である。クウェート侵攻は8月2日だった。
景気後退の開始は1990年第3四半期と株価の下落と同期間なので、このケースもコロナショックと同様の急展開である。当時の原油価格の急騰を見れば、状況が素早く発展していったことが分かる。
この辺りにしておこう。更に続けて過去50年分遡ってみたが、アメリカ経済が景気後退になって米国株が大きな下落を伴っていない期間はない。
景気後退と株価下落の前後関係については様々である。コロナショックや1990年オイルショックのように株価と経済がほぼ同時で沈んだケースもあれば、リーマンショックのように株式市場が景気後退を半年ほど先読みしたケースもあれば、ドットコムバブルのように株価の下落が景気後退の原因となったケースもある。
だが景気後退になって株価が下落しなかった事例は存在しなかった。
結論
景気後退は滅多に来るものではない。 10年に1回か2回程度のものである。
だがそれが来る時には株価も大きく下落するので、常に経済に目を向け、クレジットカード返済遅延率などGDPよりも先に下落する先行指標を監視することで景気後退が近づいているかどうかを考えておく必要があるのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46732
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54:777
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2024/04/06 (Sat) 14:03:20
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投資の勝敗は「大恐慌で買えるか」で決まる
2024.04.06
https://www.thutmosev.com/archives/78564192mmm.html
1929年の大恐慌でも底値で買って大富豪になった人が大勢いた
e4fe7add7fc5fab9ce09568f05e8b642dd4c33a91c0f5e4058726dfac4dc9350
成功者は大恐慌で買う
世界的に有名な投資家や投資で大富豪になった人には共通のパターンがあり、好景気で株価が上昇している時はおとなしく、不況や大恐慌の時に「当たり」を引き当てる
最近の不況は2009年頃のリーマンショックと2020年の新型コロナショックだったが、こういう時に株を買った人が後に財を成しています
不況のの後の好景気で株価が値上がりする局面になると、はっきり言えば誰がどう買っても儲かった筈です
もしあらゆる株価が上昇していた期間で自分は損をしたという人は、投資をやめて真面目に働いた方が良いと思います
好景気の投資ではそんなに差は出ないものですが、不況下ではその投資の実力や才能がはっきりと現れる
資産5兆円の投資家Wバフェットはリーマンショックで「アメリカ株は買いだ」と言い、2011年の東日本大震災で「日本株が買いだ」と言っていました
これらの発言を聞いてバフェットが不謹慎だと思った人には、やはり投資の才能がないとしか言いようがない
バフェットは常々「株は肉と同じで、安ければ買う」と言っていて、リーマンショックや3.11でもそれを実行しJR東日本を買収しようとしていた
東日本大震災と超円高で日本株が割安になり、中でも最も割安に映ったのがJR東日本だったようで、同規模のBNSF鉄道を買収して利益を挙げました
1929年の大恐慌でも底値で買って巨万の富を築いた投資家が居て、この投資法は数百年前からずっと行われています
大恐慌で買う投資家は好況時にはそれほど目立たないが、いつか不況になるのを見越して好況時には資産を温存します
不況で割安になった時だけ買うハイエナ投資家も存在し、ハイエナは評判が悪いが自分で牛を倒すより倒れた牛を食べる方が合理的です
含み損があると世の中すべてが「敵」に見えてくる
定期的にビットコインのような仮想通貨が大暴落して投資家が破産したり、様々な投資で大損する人たちがいます
冷静に考えれば損失が出たら損切りすればいいだけの話で、破産するまで入れ込むのは合理的な行動ではありません
投資経験が長い人は誰でも「理性を無くす瞬間」に直面したことがあり、ある人は「冷静な人は投資なんかしない」と言い、別な人は「投資をすると頭が空っぽになる」と言いました
投資で自分の金がかかると利益が出たら天に昇るような気分になり、少し損をするとこの世の終わりのように感じます
投資は1回の掛け金が無制限なので、パチンコや競馬の何十倍も気分が高揚しアドレナリンが噴出します
野球の大谷選手の通訳はカジノ依存症だったらしいですが、それを聞いたある依存症の人は「人間負けが込むほど興奮すんだよ!」と嬉しそうに言っていた
パチンコの何十倍も興奮する投資でも依存症は起きるわけで、朝起きたらチャートをみないと手が震えるようになってきます
仕事中も投資が気になってトイレに行くふりをしてスマホでレートを確認し、このような人は立派な依存症患者で、業者に操られて金を使っています
ここで「冷静に考えれば損などしない」という言葉には、「冷静だったら投資などしない」という矛盾があるのに気づきます
冷静な人がパチンコや競馬をしないのと同じで、投資をしている時点ですでに冷静ではなく「あわよくば大当たりで大儲けしてやろう」と考えているので、心の中はパチンカーと同じです
たとえば投資で自分の資産の5%が含み損になったと仮定し、冷静に考えれば「たった5%」でしかないが、自分がその立場になると大変な苦痛を感じます
10%ともなると自分の子供が車にはねられたように感じ、含み損50%なら自分が末期がんを宣告されたように感じるでしょう
それほど投資の損失で味わう苦痛は強烈で、なんとかしてその地獄から逃れたいと考え、必ずナンピンや追加入金でその場をしのぎ含み損を損切りできません
資産の10%以上の含み損を抱えると、多くの人は夜寝れなくなり一瞬も投資のことを忘れられなくなります
こうして苦痛から逃れるために会社の金を使い込んだり親友の金を盗んだりし、破滅する人が後を絶ちません
https://www.thutmosev.com/archives/78564192mmm.html
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55:777
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2024/04/17 (Wed) 03:56:12
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本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
企業選定ではROEが重要と言われますが、その理由を理解していない人は多いのではないでしょうか?本気の長期投資においてあるべき考え方と私が注目するテーマをお示しします。
ダメな企業の見極めでポートフォリオは大幅改善する
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/04
https://www.youtube.com/watch?v=lATkIfdF6oo&t=377s
良い企業を見つけ出すことは容易ではありません。 一方で、ダメな企業を見極めることができるだけでも、失敗を避け、あなたのポートフォリオを改善できます。見極めのポイントを紹介します。
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56:777
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2024/04/19 (Fri) 00:14:48
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投資は損失を他の人に回すこと
2024.04.18
https://www.thutmosev.com/archives/77425588mmm.html
プロ投資家が必ずファンド運営するのは「客(カモ)に損失を負わせるため」
画像引用:https://www.etf-gateway.jp/wp-content/uploads/2016/06/dreamstime_s_11585145-1.jpg
成功者が言わないこと
成功者に投資やビジネスのコツを質問すると表向きは紳士的な答えが返ってきて、真面目に働くことや誠実さ、人脈や自分なりの成功術を披露する
だが成功者が決して口にしないのは成功は自分のものにするが、失敗を誰かのせいにして押し付けているという点です
多くの成功者は自分は成功報酬だけを受け取り、失敗した損失を誰かに回すことで成功しました
プロ投資家は負けても損をしない
ほとんどすべての成功者にこうした裏のストーリーがあり、成功の果実は受け取るが失敗したときは誰かに損失を押し付けた
世界的な投資家のジョージソロスやWバフェットは実は自分の金ではなく投資家から集めた金でファンド運営を行っている
他の人が出資した金で投資して手数料収入を得るのがソロスやバフェットのビジネスで、世間で思われているイメージとは違う
ファンド経営では投資が失敗しても手数料収入は得られるので、例え全額を失っても手数料を受け取り自分の財布は痛まない
自分の個人資産も運用しているのでその意味では損失は出るが、「損失は客に追わせて利益は自分が手にする」事をしてきた
日本のある有名なプロディーラーは著書の中で「損をしても客の金だから関係ない」と悪びれずに書いていました
多くの人は「彼らはプロなんだから責任感を持って投資している」と考えているが、多くのプロ投資家はそうではありません
証券会社にしても銀行にしてもファンドにしても、「客に損をさせても自分の給料はもらえる」制度の下でで働いています
彼らは勝ったときに歩合制で報酬が貰えるのではなく、勝っても負けても手数料収入は同じなので、損失は客に負わせて儲けは自分のものにできるのです
日本でも世界でも多くの投資ファンドがあり多くのプロ投資家が存在するが、その中で客に利益を与えているのは1割以下、もしかすると1%以下かも知れません
この「利益」とは例えば日経平均が2倍になったら投資のプロが運用するファンドは2倍より多くの利益を上げなかったらいない方がマシになります
そんなのは日経平均連動ファンドで自動運用したほうが良いのに、ほとんどのプロ投資家や彼らのファンドは日経平均やダウ平均を上回っていません
では彼らの仕事はなんなのかですが「投資の本質は他の人に損失を押し付ける事」で誰も損をしないなら誰も利益を得ず、誰かが大儲けする為には誰かに大損失を負わせないといけない
数年前に金融庁が銀行が販売した投資信託を調査したらアベノミクスで株価が上昇していたにも関わらず46%で損失が出ていて手数料を引いたら過半数が損失でした
その一方で銀行やファンドは手数料収入で利益を得ていたので、これはファンドと銀行が儲けて投資家に損失を押し付けていたと分かります
https://www.thutmosev.com/archives/77425588mmm.html
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57:777
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2024/04/20 (Sat) 10:37:25
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【新NISA】 何から始めるべき?税理士・大河内薫さんに投資について聞きました
大人の教養TV 2024/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=C8tkioAToiM
0:00 オープニング
01:47 経歴
04:23 投資はするべき?
07:29 新NISAはどう投資するべき?
11:37 新NISAの変更点
13:28 新NISAは使った方がいい?
14:39 老後はしんどくなる?
16:13 ドントテルミー荒井の投資スタイル
21:00 老後資金の目標設定はいる?
24:41 新NISAの始め方
26:27 超新興国への投資はオススメ?
28:55 金や国債への投資は?
32:05 ビットコイン・イーサリアム
36:22 大河内さんの今後の展望は?
43:38 なぜ「成長投資枠」があるのか?
47:50 エンディング
【新NISA】本編でカットされた荒井のお金の使い方
大人の教養TV 2nd
2024/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=_WPmd5V9PPs
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
日銀が新NISAに合わせて株を売却していたことが発覚
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834491
【保存版】2024年新NISAの準備はOK?豊かな投資のために、今すべきこと
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/08/31
https://www.youtube.com/watch?v=zxHToxdQHvA&t=824s
【新NISA解説】口座・おすすめ商品・積立/成長・iDeCoとの違い…?私の使い方も紹介!
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/02
https://www.youtube.com/watch?v=oE7QnlJ8aI0
新NISA開始前に知っておきたい制度や投資の基本を抑える
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/23
https://www.youtube.com/watch?v=4UhSeIlc1Ys
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2024/04/26 (Fri) 06:05:33
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東エレ・SCREEN・ディスコ…日本企業の強みを知れば半導体は怖くない!
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/25
https://www.youtube.com/watch?v=aOhUByniLKk
半導体銘柄が下落し、 不安を感じている人も多いでしょう。 そこで、当社のアナリストの元村浩之さんに、半導体の実情について本気で解説してもらいました!ぜひ疑問を解消し、納得のいく投資を行ってください。
難しい半導体銘柄はこうやって買え!<長期投資編>
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/12/05
https://www.youtube.com/watch?v=4cS3zUTZe5c
半導体に投資するなら 最低限抑えよう!
つばめ投資顧問 の長期投資大学
2023/12/12
https://www.youtube.com/watch?v=L2ijIkjyqaI
日本の復活は半導体と共にあり。今後は半導体に国運を賭けるのが正しい戦略だ │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=15843
深田萌絵さんのTSMC解説が支離滅裂すぎる!【朝香豊の日本再興チャンネル】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16847739
日本のトップ企業が終結した官民一体の半導体プロジェクトに世界が戦慄!?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14152843
半導体戦争―世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125496
【レーザーテック vs 東京エレクトロン】今投資するならどっち?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14088106
エリオット波動原理から見た 日経平均とフィラデルフィア半導体指数/有川和幸さん【キラメキの発想 10月17日】 | 一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://www.youtube.com/watch?v=kCf1VZ0jZ-4
https://jewri.org/news/news-3292/
アドバンテスト・イビデン・ディスコ…AI半導体で日本企業は宝の山!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14118407
中国に半導体包囲網、半導体強国の夢消える
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14117196
【Front Japan 桜】米中半導体戦争-イエレン訪中と中国レアメタル輸出規制[桜R5/7/11]
キャスター: 渡邉哲也・福島香織
https://www.youtube.com/watch?v=umG9WAfU71s
経産省が出てきた時点でアウト…「日本の半導体の凋落原因」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14113049
【Front Japan 桜】平井宏治~新半導体戦争と日本の未来[桜R6/3/21]
https://www.youtube.com/watch?v=i2VgPPLB3is
特番「平井宏冶氏に訊く!新半導体戦争 ~日の丸半導体の復活を!~」ゲスト:経済安全保障アナリスト 平井宏治氏
2024/03/24
https://www.youtube.com/watch?v=U8hIAfWefDg
【Front Japan 桜】 平井宏治 ~ 半導体を制するものが世界を支配する[R4/12/15]
https://www.youtube.com/watch?v=x-tKZ70kEd4
平井宏治 _ 中国大軍拡は日本の技術の賜物
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027019
平井宏治 ~危険だらけの経済安保
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095647
2025-01-28 株価大荒れの悪寒! 中国AIの価格破壊が米テックを襲う #deepseek
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=MvnAc1ymgfo
2025-02-01 中国AI連続リリースはなぜ今のタイミングなのかを考察する
妙佛 DEEP MAX
https://www.youtube.com/watch?v=KX3tF_MdoIQ
DeepSeek登場で気になる5つのギモン ―あの銘柄への影響は?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/01/31
https://www.youtube.com/watch?v=7jVBV1_y0QQ
DeepSeekで半導体銘柄が気になる人集まれ!【AI・半導体ライブ】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/02/01
https://www.youtube.com/watch?v=S1rV1Npj2f4
【内容】
・ディープシークとは何か?
・ディープシークが半導体業界に与える影響
・半導体市場の未来とAIの進化
・質疑応答
【2025年1月28日】 DeepSeekショックと円キャリートレード(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=PER56sSmEGE
DeepSeekはブラックスワンか!?
石原順チャンネル 2025年1月28日
https://www.youtube.com/watch?v=Re6xx8LP3BY
<チャプター>
00:00 DeepSeekはブラックスワンか!?
02:07 史上最速ペースの米国株買い
09:30 DeepSeekは半導体にとって脅威
14:26 DeepSeekはブラックスワンか?
18:33 中国製だがトランプは容認・孫さんの大規模
21:05 金持ちはビクともしない!
25:27 「15年間の米国例外主義」の終わり!?
27:57 2000年との既視感・・
29:40 エヌビディア:「DeepSeekは優れた進歩」
31:00 米ハイテクは裸の王様!?
32:03 AIはそこまですごくない!?
33:10 LLMはコモディティ、投資家は再評価が必要
35:21 AIより半導体の苦境
38:06 円キャリートレード2.0の崩壊に注意
42:35 ドル/円(日足)
NY市場でエヌビディア株が急落、時価総額90兆円失う…ダウ終値は289ドル高
1/28(火) 6:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ecc346726c2b53a3e9bf93af74c94d389816929
【ニューヨーク=小林泰裕】27日のニューヨーク株式市場で、中国の新興AI(人工知能)開発企業「ディープシーク」によって米国製AIの優位性が揺らぐとの懸念が強まり、AI関連銘柄が下落した。中でも、時価総額世界首位の半導体大手エヌビディアが前週末比17%安と急落した。28日の東京市場にも影響する可能性がある。
【図解】エヌビディア業績の推移
エヌビディア以外では、グーグル親会社のアルファベットが4%安、マイクロソフトが2%安となった。ソフトウェア大手オラクルは14%安、半導体大手ブロードコムは17%安だった。
データセンターや半導体など、AIインフラに多額の投資を行っている企業を中心に値下がりした。IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は612・47ポイント安の1万9341・83だった。
24日の終値ベースで、エヌビディアの時価総額は約3兆4900億ドル(約540兆円)で世界首位だった。27日の終値は2兆9000億ドル(約450兆円)となり、世界首位から陥落した。わずか1営業日で、トヨタ自動車の時価総額(約46兆円)を上回る約90兆円が失われたことになる。
日経平均株価には半導体銘柄が多く採用されており、エヌビディアの株価や業績に大きく左右されることが知られている。日本の株価にも影響が出る恐れがある。
中国の新興AI開発企業「ディープシーク」は今月20日、新型AIモデル「R1」を発表した。R1はグーグルやオープンAIの最新モデルに匹敵する性能を持つ一方、旧型の半導体を使って開発しており、開発費用ははるかに安価だったと主張している。
ディープシークの新モデルの性能について米メディアが前週末にかけて相次いで報じたことで、米国製AIの優位性への懸念が広がった。
グーグルなどの巨大IT企業はエヌビディア製の高価な半導体をデータセンターに導入し、巨額の費用をかけてAI開発を進めてきた。ディープシークの主張通り、安価で高性能なAIの開発が可能だとすれば、巨大IT企業のAIサービスはディープシークにシェア(占有率)を奪われ、エヌビディア製半導体の需要も減少する可能性がある。
一方、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比289・33ドル高の4万4713・58ドルだった。AI向けソフトウェアのアップデートを発表したスマートフォン大手アップルやIT大手セールスフォースなどが上昇した。
エヌビディア株価や仮想通貨のAI銘柄価格が急落 中国DeepSeekに警戒感
菊谷ルイス仮想通貨情報 2025/01/28 06:05
https://coinpost.jp/?p=590743
エヌビディア急落
米国株式市場が中国発AIスタートアップDeepSeekの台頭に揺れている。米月曜日(日本時間火曜日夜)の早朝取引ではナスダック総合指数が3.5%以上急落し、ビットコイン(BTC)マイニング株やAI関連仮想通貨が連鎖的に下落する事態が発生。DeepSeekが従来の30分の1以下のコストでOpenAIのGPT-4(o1)並みの性能を持つ大規模言語モデルを開発し無料版をリリースしたことが、市場の需給見通しを一変させた。
DeepSeekの技術革新性はコスト効率に集約されるとされる。入力トークン100万当たり14セントという破格の価格設定は、OpenAIのGPT-4の同15ドルと比較して100分の1以下。廉価版NVIDIA H800チップ2,048枚を55日間稼働させるだけで学習訓練を完了したとするアプローチが、米テック企業の数十億ドル規模の設備投資戦略に根本的な疑問を投げかけた模様。これを受けNVDA株は17.16%下落し、ARMやAMDといった半導体関連株全体に売りが広がった。
DeepSeekのインパクトに反応し仮想通貨市場ではAI関連トークンが全面安となった。Virtuals Protocol が8.7%、ai16zが12.4%、Renderが10.6%下落。また、ビットコインが10万ドルを下回ったことを受け、ビットコインマイナーの株価も急落。Core ScientificとCipher Miningは一時30%超の下落幅を記録した。さらに、マイクロストラテジー8.5%下落、コインベース10%下落など、市場全体のリスク回避姿勢となっている。
アナリストの見解は二分されている。JPモルガンは「800億ドル規模の米国AI投資が過剰資本装備を示唆」と指摘する一方、シティグループは「大規模モデルの最適化には依然GPUが不可欠」と従来戦略を擁護。RedstoneのCOOは「DeepSeekモデルが仮想通貨AIプロジェクトに組み込まれるのは時間の問題」と技術融合の必然性を強調した。実際、急落後多くのAI関連トークンは反発を見せた。
さらに、著名ベンチャーキャピタリストMarc Andreessen氏は「AIのスプートニク・モーメント(旧ソ連による世界初の人工衛星打ち上げ計画)」と評し、米中技術競争の新たな段階が示唆されるとコメント。Third Seven Capitalのマーケットストラテジストは「DeepSeekの脅威が現実化するかは時間が証明するだろう。技術の実用性と欧米大手の対応・進化を巡る競争は加速していく」、「市場は第2期トランプ政権の始動を過剰に楽観視し、調整の口実を探していた。DeepSeekの衝撃はその絶好の理由となったようだ」と分析している。
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59:777
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2024/05/15 (Wed) 09:27:02
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最も賢い億万長者 ジェームズ・シモンズ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852922
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
常勝の天才でも一回の判断ミスで人生終了
ジュリアンロバートソン率いるタイガー・マネジメント
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/432.html
アホ相場師の末路は
大物ファンドマネージャーの大転び ビクター・ニ一ダーホッファー氏の場合
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/431.html
平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html
ジョン・メリウェザーだけが同じ大失敗を何度繰り返しても再起できる理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/433.html
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_1_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html
ゴールドマン・サックス一人勝ちの秘密教えます_2_ 勝ち組になりたかったらこれ位の努力はしようね
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/365.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/360.html
史上最強の投資銀行 ゴールドマン・サックス_その強さの秘密に迫る_2
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/361.html
幻の柴田罫線
本物の柴田罫線は柴田秋豊先生だけしか知らない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/429.html
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相場の予測で参考になるサイト
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
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60:777
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2024/05/18 (Sat) 00:28:44
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本気の長期投資で抑えるべき点~なぜROEが重要か?
つばめ投資顧問の長期投資大学 2024/04/07
https://www.youtube.com/watch?v=gNMV8Ya5-kE
なぜ長期投資家にとって「ROE(自己資本利益率)」が重要なのか。プロが買う基準と注目する4銘柄=栫井駿介
2024年4月15日
https://www.mag2.com/p/money/1436373
株式投資において、買うべきではない銘柄は割とシンプルに割り出せますが、一方で買うべき銘柄を見つけることは非常に難しいです。しかし、私も投資を行う以上、一定の基準を持って買う銘柄を決めています。今回は、私が行う長期投資において、選ぶ銘柄の特徴をまとめてみました。(『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』栫井駿介)
価値を伸ばし続ける素晴らしい企業に投資して、できる限りその企業を持ち続ける
割安なものを買ってそれが適切な株価に評価されるのを待つ方法や、景気のサイクルに合わせて買う方法など、長期投資にも様々な方法があります。
その中で、私が行っているのは、長期で価値を伸ばし続ける素晴らしい企業に投資して、できる限りその企業を持ち続けるというものです。
なぜこの方法を選んでいるかというと、素晴らしい企業を選んでいるので不安が少なく、安心して投資ができるからです。
また、基本的には一度買ったら持っていればよく、手間がかからないということもあります。
持っているだけで株価を伸ばし続けられる企業は多くあるわけではありませんが、確かに存在することも事実です。
例えばユニクロのファーストリテイリング<9983>があります。
ファーストリテイリング<9983> 月足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1436373
かつてフリースブームで大きく伸びた後、一度は萎んだものの、結果的には長期で株価を伸ばし続けることになりました。
その背景には業績の拡大があります。
https://www.mag2.com/p/money/1436373
短い期間ではアップダウンがありますが、長い期間で見るとやはり右肩上がりで伸びているということになります。
基本的にはこのように業績を伸ばし続けられる企業が価値を増やし続けられる企業ということになります。
なぜ業績を伸ばし続けられるのか
<拡大再生産>
最初に工場などに投資をして生産を行い、そこから利益が出ます。
この利益をさらに新しい工場を作ることに使うことで、生産と利益を増やすことができます。
一時的には利益を減らして工場を建設するために投資するということになりますが、将来的には利益を積み増していくことができます。
この、「資本主義の自己増殖システム」に本気で取り組んでいる企業を見つけることが、投資するべき企業を見極めることになると思います。
成長する企業かどうかを判断する数字「ROE」
成長する企業かどうかを表す数字がROEです。
ROEとは、株主資本に対して何%の利益を生み出せたのか、言い換えれば、資本が毎年どれだけ増えていくかを表す数字です。
配当を除外して考えると、例えばROEが10%の会社なら、株主資本が毎年10%ずつ増えるということになります。
この10%が複利効果になって、1年目に資本が1000円で利益が100円だったとすると、2年目は資本が1100円、利益が110円、3年目は資本が1210円、利益が121円と、毎年10%ずつ資本と利益が増えていく形となり、これが本当の意味での株式投資のリターンと言えると思います。
ウォーレン・バフェットも「ROEの高い企業を買いなさい」と言っていて、ROEが高いほど長期的に見た時に高い価値を生み、業績が上がって利益も増え、結果的には株価も上がるということです。
こうやって一定のROEを継続できる企業があったとしたら、基本的には10%のROE水準で複利的に伸びていき、最初はそこまで増えないかもしれませんが、期間が長くなるほど加速度的に伸びていくことになります。
10%の例で言うなら、7年で2倍、14年で4倍になる計算です。
これが続けられる企業を持ち続けていれば、このリターンを得られるということになります。
これがまさに「投資」というもので、株価を見る必要はなく、価値の増加さえ見ていれば良いということになります。
株価は不規則に動くので、価値の増加の通りに株価が上がるわけではありませんが、おおよそは価値の増加に伴って株価も上がります。
『株式投資は短期的には美人投票、長期的には重量計』(ベンジャミン・グレアム)
短期的には「良いと“思われる”企業」が買われるが、長期的には価値に沿って株価は動いていく。
ただ、ROE10%が継続することを前提としましたが、これがかなり難しいものです。
利益が増えるということは売上も増えるということで、それだけの市場が無ければなりません。
また、市場があったとしても競争相手がいたら収益性が落ちてしまいます。
つまり、競争相手がなるべくいなくて、なおかつ市場が大きいという夢のような市場が必要になります。
そのような理想的な市場があるかどうかは分かりませんが、それを探し続けることが「投資」であり、それを見つけた暁には大きな利益を得られるということになります。
企業を見る時には、「シェア100%」というだけでは物足りず、次にどこに市場を求めていくのかというところに着目する必要があります。
注目のテーマ
そんな中で私が注目しているテーマが3つあります。
「海外」「IT」「小型」です。
<海外>
日本で営業しているうちはどうしても規模が小さいです。
人口だけで考えても、日本国内から世界全体に広げると50倍以上になり、海外で勝てたら素晴らしいことになります。
日本独自のもので海外に負けない技術を持ったところもあると思っていて、ITの世界などでは海外で勝つのは難しいと思いますが、研究や導入に時間がかかるものは日本の得意分野で海外には真似できなかったりして、例えばトヨタのトヨタ生産方式は海外に真似できないものだったからこそ世界市場を取っていくことができました。
今は日本国内での強みでも、それが海外でも活躍できる企業であれば伸びしろは大きくなります。
<IT>
ITの世界は世界共通なので、日本のIT企業が世界に出ていっても勝つのはかなり難しいですが、一方で国内のITはガラパゴス化していて、日本の社会システムや政治システム、自治体のシステムなどが海外企業では手が付けられないものになっています。
だからこそ国内の企業に優位性があると考えています。
しかも日本のIT化は遅れていると言われていて、まだまだ芽はあると思いますし、プログラマーが足りなくなっているほどニーズもあります。
日本のIT関連の企業を見ると、営業利益率が10%くらいで業績が右肩上がりに伸び続けている企業が多くあり、それだけ市場が好調ということです。
このあたりは企業を細かく選別しなくても全体感を持っていれば良いのではないかと思っています。
今後ずっとというわけではありませんが、向こう10年くらいは今くらいの需要はあるテーマなのではないかと考えています。
<小型・ニッチ>
ただ小さいというだけではダメで、小さい中でも競争力を持っていなければなりません。
世の中の経済は発達しているので、出来たばかりの企業が高い競争力を発揮できる分野はそうありません。
ニッチな市場でトップを取れた企業なら、その市場が拡大する、あるいは同じような事業が他に応用できるようなことがあると、トップのまま市場が大きくなったり、新たな市場でトップを取れたりするのではないかと思います。
ここで1つ例を挙げると、ワークマン<7564>があります。
作業服でトップを取り、カジュアルファッションに進出しました。
ここで重要なことは市場の大きさというよりは、ニッチでもトップであるということで
東京エレクトロン<8035>
海外で強いというところでは、言わずと知れた東京エレクトロンです。
日本の半導体製造装置は半導体市場の中で無類の強さを持っていて、半導体は世界中で使われるものなので、日本で作っていても自動的に海外で売れるというかなり優位な状況にあります。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
業績もガタガタしながらも伸び続けています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
ROEも上がってきていて、直近では30%くらいとなっています。
半導体市場が勝手に拡大していくので、今の強みを維持できるのであればまだまだ伸びしろはあると思います。
ただ、東京エレクトロンは少し株価が高い部分があるので、その点は勘案する必要があります。
ヘルスケア:シスメックス<6869>
ヘルスケア市場は半導体ほど派手ではありませんが、世界的に寿命が延びていて、それに従って拡大し続けます。
その中で現時点で強みを持っている企業は将来的な成長が期待できます。
代表的な例を挙げるとシスメックス<6869>があります。
血液検査の検査装置などを作っている企業で、この分野では強いですし、一度病院に採用されればシステムがそう変わることはありませんから必然的に伸び続けることができます。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
業績は右肩上がりになっていますし、ROEも(一時異常値が出ていますが)10%以上の高いところを維持し続けています。
野村総研<4307>
国内のITでは野村総研があります。
投資信託のシステムなどを作っている企業ですが、これも一度導入したら使い続けることになりますし、日本独自の部分もあり、手堅く業績を拡大してきています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/3
出典:マネックス証券
ROEに関しても、DXブームもあり、直近はROEとしては高すぎる部分もありますが、それ以前も10%以上を維持していて、評価できます。
SHOEI<7839>
小型のニッチというところではSHOEIが挙げられます。
バイクの高級ヘルメットを作っている会社です。
「プレミアムヘルメット」の分野に限って言えば60%以上の世界シェアを誇っています。
https://www.mag2.com/p/money/1436373/4
出典:マネックス証券
業績は綺麗な右肩上がりで、ROEもリーマンショックで大きく落ち込んだところを除けば非常に高い水準で推移しています。
株価も10年前と比べると7倍ほどになっています。
ニッチな分野で高いシェアを持っていて、その分野を深掘りして成長してきた事例です。
市場が小さいが故に大手がなかなか参入してこないのである程度競争から守られてきたところがあります。
ただ、この分野がずっと伸び続けるかというとどこかで限界が来ると思いますが、それはまだ先の話かとも思います。
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61:777
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2024/05/20 (Mon) 21:05:43
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円キャリートレードで 米株は最高値4万ドルまで上がった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16853755
ナスダック(NASDAQ):チャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
https://finance.yahoo.co.jp/quote/%5EIXIC/chart
https://www.msn.com/ja-jp/money/watchlist?tab=Related&id=a1ydc7&ocid=ansMSNMoney11&duration=5Y&relatedQuoteId=a1ydc7&relatedSource=MlAl&src=b_fingraph
S&P 500:チャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5ESPX/chart
https://finance.yahoo.co.jp/quote/%5EGSPC/chart
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-SPX/
ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
米国株は 42年間上がり続けてきた。
しかし株式市場が上昇するのは、実際には「金利が低下している間」だけである。金利が上がり始めると株式市場のパフォーマンス、特にインフレを差し引いた実質のパフォーマンスは酷いことになる。それが歴史的事実である。
米国債利回り(10年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai10y.html
米国債利回り(2年物・全期間) 長期推移
https://www.kabutore.biz/keizaisihyo/us_kokusai2y.html
NYダウの推移(1896年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nydaw.html
ナスダックの推移(1971年からの長期チャート)
https://www.kabutore.biz/shisu/nasdaq.html
S&P500の推移(全期間・年足)
https://www.kabutore.biz/shisu/shisukikan?Submit=%E5%B9%B4%E8%B6%B3&kikan=10000&code=sp500&chart=year
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
日銀が 2011年から500兆円も ばら撒いたので「超円安・輸入物価高の時代」に変わった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010201
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
ドルが基軸通貨ではなくなる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14087403
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
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2024/05/30 (Thu) 23:44:33
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ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
引き続き、DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の自社配信動画でのインタビューである。
今回はガンドラック氏がこれまでのキャリアで学んだ一番大切なことについて語っている部分を紹介したい。
投資で一番大切なこと
ガンドラック氏は投資に関してこれまでに学んだ一番大切なことは何かと聞かれて、次のように答えている。
毎日の始まり、すべてのトレードの始まりに、自分の予想がいつも正しいわけではないと理解しておくことだ。
わたしの40年のキャリアを分析してみると、わたしの予想の70%ほどは正しい。
これを多いと思うだろうか、少ないと思うだろうか。ガンドラック氏は以前「予想が60%正しければ金融業界でやっていける」とも言っていた。確率が分かる人なら理解できるだろうが、60%の確率で正解できるルーレットはほぼ必勝のゲームである。
ガンドラック氏は次のように続ける。
70%は多そうに聞こえるが、40年以上のキャリアで30%間違っていれば、12年間違っていることになる。
予想が間違っている場合
何故自分の予想が常に正しいわけではないと理解することが重要なのか。ガンドラック氏は次のように説明する。
いつでも正しいわけじゃないということを理解すると、考え方が変わる。もしこの予想が間違っていた場合でも死なないようにするためにはどうすれば良いかと思うようになる。
投資の初心者は皆誤解しているが、投資において一番重要なのは予想が当たるかどうかではない。当たった場合にどうなり、当たらなかった場合にどうなるかだ。
だからファンドマネージャーのテクニックの半分以上は起こらなかったシナリオに費やされている。それは目に見えない。だからプロ以外の人には理解しにくい。
ガンドラック氏は次のように説明する。
ジャーナリストにインタビューされればよくこういう質問をされる。「あなたは金利が下がると予想して、金利は実際に2%下がりました。でもどうして30年物国債しか保有しなかったのですか?」
金利が2%下がったなら、例えばハイテク株は30年物国債よりも大きく上がっているだろう。ビットコインは更に大きく上がっているだろう。
もっとリスクの高い資産を買っていた方が良かったのではないか。だがガンドラック氏はこう続ける。
そういうのは破産する考え方だ。そのジャーナリストがお金を一切運用したことがない事実を物語るもの以外の何ものでもない。
そういう賭け方はできない。予想は間違うかもしれないからだ。そしてその場合にも生き残らなければならない。
リスクとリワード
筆者がポジションを組むとき、一番最初に考えるのはそのポジションで最悪の場合いくら損するのかである。
ポジションを大きくすればするほど最悪の場合の損も大きくなる。最悪の場合の損失額が耐えられるぎりぎりの数字になるとき、それがポジションの大きさの上限である。
世界最高峰のファンドマネージャーであるスタンレー・ドラッケンミラー氏は顧客の資産を運用した何十年もの間、毎年30%以上のリターンを出し続けた。
一方で世の中には数年で資産を数百倍にした個人FXトレーダーもいるかもしれない。
結果だけ見れば後者が勝っている。だが資産運用の分野ではそうは考えない。プロが考えるのはリスク調整後のリターンだ。つまり、ドラッケンミラー氏のように毎年安全に30%勝てる人の年率30%は、運で勝った人の年率200%に大きく勝る。
ジョージ・ソロス流のリスク管理
だからファンドマネージャーの考察の多くの時間は、起こらない可能性が高いシナリオに費やされる。それがもし起こった場合にも生き残れるようにポートフォリオを調整しておくのである。
それこそが本当に優れたファンドマネージャーの芸術的手腕である。ジョージ・ソロス氏は著書『ソロスの錬金術』でポートフォリオの組み方について次のように書いている。
一つの仮説にすべてを賭けるというのは、私にはめずらしい行為である。普通は、少なくとも部分的に矛盾する仮説に従って行動している。
原則として、妥当性を持つ仮説に基いてつくったポジションは手放さないことにしている。そして新しい仮説に基いて反対方向のポジションを追加する。
その結果、調整する必要のある微妙なバランスを適宜調整できるようになる。
ファンドマネージャーの本当の力量は予想が間違った時にこそ発揮される。
結論
例えば最近の投資ブームで資産を株式だけに放り込んでいる人が多いが、彼らは「株式は長期的に上昇する」という予想を立て、それが絶対に間違わないと考えている。
だが実際には株式は長期的に下がることもある。日本株はバブル崩壊から30年もの間上がらなかった。それは金利を下げることができなかったからだ。そして米国株に今後数十年その状況が再現される可能性は決して低くない。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
彼らはインデックスを買い、多くの株式銘柄をまとめ買いすることで分散投資できていると考えている。
だがこの記事で書いたように、分散とは銘柄の分散ではなくシナリオの分散である。複数のシナリオを想定し、メインシナリオの予想が外れた場合にもポートフォリオが耐えられるようにしておくこと。
彼らのメインシナリオが実現しなかった場合、彼らのポートフォリオはどうなるのか。すべての資産を入れたNISA口座が仕事を引退した時点で大きく下落していた場合、どうやって生活してゆくのか。
彼らは分散していると思い込みながら、正しい保証のまったくないたった1つのメインシナリオに全賭けしているのである。
それは分散ではない。シナリオを分散させない人に対し、ガンドラック氏は次のように言っている。
そういう人々は破産する。1つの予想にすべてを賭けるからだ。
あなたのポートフォリオは分散されているだろうか。
分散とは実は資産運用で一番難しい秘術なのである。以下の記事も参考にしてもらいたい。
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
レイ・ダリオ氏、分散投資における中国投資の価値を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
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63:777
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2024/06/10 (Mon) 18:59:43
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「投資の神様」らがこぞって株を大量売却している…政府がゴリ押しする新NISAに潜む"違和感の正体"
6/10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=1
政府は「資産運用立国」を掲げ、新NISAを推進している。これに乗るべきなのか。国際ジャーナリストの堤未果氏は「日本が資産投資・運用に乗り出すなか、米国の『投資の神々』は株を大量に手放していた。いま新NISAに飛びつくのは危うい」という――。
本稿は、堤未果『国民の違和感は9割正しい』(PHP研究所)から一部を再編集したものです。
■わざわざ外資を儲けさせる新NISAは誰のものか
日・ウクライナ経済復興推進会議で〈金融力〉という言葉を使った岸田総理は、2023年4月の経済財政諮問会議で、こんな発言をしていました。
〈家計金融資産2100兆円を解放し、成長し続ける「資産運用立国」を実現します〉
2100兆円のうち約半分の1100兆円は、私たち国民の預貯金です。
この話をした時、前述したロンドンの金融アナリストが、ヒューッと口笛を吹いたことが忘れられません。
「ゆうちょ、年金ときて、次は1100兆円という巨大な預貯金が市場に流れてくるわけか。1%でも110兆円、外国人投資家連中は、聞いただけで目がギラギラ輝くな」
2024年1月。日本政府や年金機構に投資の助言をしている米投資銀行ゴールドマン・サックスが主催したアジア最大の金融イベント「グローバル・マクロ・カンファレンス」で、岸田総理が投資家向けに出したメッセージにも、大きな期待が寄せられていました。
日本を〈資産運用立国〉にするために、家計金融資産の運用業と、アセットマネージャー(本人の代わりに資産運用をする人)の規制改革を進めるというのです。
政府はそのために、国民が預貯金で資産運用しやすくなるよう、新NISA制度を、2024年1月から開始しました。株で得た利益にかかる約2割の税金を一定範囲で非課税にするNISA制度をさらに優遇し、大々的キャンペーンを展開し始めたのです。
その一方で、東京、大阪、福岡、札幌の4都市を「金融・資産運用特区」にし、海外からアセットマネージャーや金融のプロをどんどん呼び込み、彼らの家族の住居や子供の学校を準備し、短期滞在ですぐ永住権が取れるよう、法律をゆるめるというおもてなしぶりでした。
経済アナリスト故山崎元氏は、岸田総理が2023年9月に米国で、投資家達にこの特区構想をアピールした時点で抱いた違和感を、自身のコラムでこう指摘していました。
〈なぜ海外の運用会社を、優遇措置を与えてまで誘致したいのかだ。日本株に対する運用ビジネスの動きを活発化させたいなら、まず日本の運用会社がビジネスをしやすい環境をつくることが先決ではないか〉(2023年9月27日『週刊ダイヤモンド』)
わざわざ外資を儲けさせる環境を作り、国民の預貯金を投資させるのは誰のためでしょう?
■宣伝はマイナカード、五輪事業のパソナにお任せ
岸田総理の〈聞く力〉は、もっぱら財界に向けて固定されているようです。金融庁が旗を振り、一般国民に新NISAを知ってもらい、預貯金をどしどし投資してもらえるよう、手始めに吉本興業とコラボした新NISA大キャンペーンを開始。
タンス預金が趣味のおじいちゃんおばあちゃんにも、現金を投資に回すやり方を、芸人さんが笑いを交えてわかりやすく伝えてくれます。
また、銀行や金融機関には、お客様に新NISAの良さをどんどん宣伝してもらわねばなりません。
人手不足でなかなか手が回らない? 心配ご無用! こういう時に頼りになるのが、マイナカード事業やオリンピックのボランティア派遣、ワクチンコールセンターなど、政府プロジェクト下請として大活躍中のパソナグループです。
オリンピック事業では、9割というダイナミックな中抜き率で、公金から巨額の利益をあげたことがばれて叩かれていましたが、2013年からは、企業向け〈NISAサポートデスク〉を開始、専従スタッフの派遣に加え、テレマーケティングによる顧客獲得や社員向け教育研修まで、パッケージで提供してくれます。
その結果、開始から1カ月で、新NISA口座は全国で2136万口座と、20%増加、買われた株は1位が米国株、2位が世界株(6割は米国株)の投資信託、日本株は3位という、アメリカ万歳の結果でした。
■「年金で足りない分の老後資金を増やしましょう」
優れたアセットマネージャーの人材を自国内で育てるのでなく、なぜかおもてなしを尽くして外国からじゃんじゃん呼び込むほど、国民の預貯金で外国株を買い支え、外国人の運用業者に手数料が入る〈外資ファースト〉の構図が拡大してゆくでしょう。
2024年2月22日。日経平均株価は1989年以来の最高値39098円を記録、金融庁を筆頭に、日本全国の金融機関や銀行、マスコミは「今こそ新NISAの買い時だ!」と煽(あお)り煽りのオンパレード、新NISA説明会には1万7800人もの人が参加し大盛況、証券会社のコールセンターに買い注文が殺到しているところを見ると、買っているのは、ネットより電話を使う高齢者が中心なのでしょう。
コールセンターに電話したら、こう言われたという人もいます。
〈60代でも70代でも、今から世界に追いつくために、投資を学べるチャンスです〉
でも、本当にそうでしょうか?
新NISAは、株価が上がっている時は税金もかからず良いのですが、あくまでも利益が出ている時に優遇される制度なので、損した時の対処法はありません。
「資産運用立国」とはすなわち、将来年金が不足しても、老後資金は政府の責任でなく国民の自己責任。マイナ保険証の利用率が低い高齢者のマイナンバーも、新NISAでしっかり銀行口座と紐づけられます。
年金で足りない分の老後資金を増やしましょう! とメリットばかり並べられても慎重になったほうが良いでしょう。
長期で塩漬けにしておくつもりなら別ですが、日経平均株価だって、持ち直すまで30年以上かかったことを考えると、政府のメインターゲットである高齢の方々は、実は悠長にしていられないのです。
■泥舟から逃げ出す投資の神々
もちろん株はいつか下がるもの、でも今のバブルに乗っかるチャンスを、逃さないほうが良いですよ! と銀行で言われたのですが、と、この間多くの問い合わせを頂きましたが、問題は、その「いつか」です。
本家本元のアメリカを見てみましょう。
2023年の国内企業倒産件数は、金融危機の余波を受けた2010年に次ぐ高水準、大手銀行も次々に消えています。
「投資の神様」の別名を持つウォーレン・バフェットや、投機によってアジア危機の原因を作ったと言われるジョージ・ソロス、メタ(旧フェイスブック)創業者のマーク・ザッカーバーグに、アマゾンのジェフ・ベソス、マイクロソフトのビル・ゲイツなど、まるで泥舟からいち早く逃げ出すかのように、今、みなさん揃って何十兆円相当もの株を大量に手放しています。
特に、18年間一度も自社株を売らなかったJPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏までが、ついに1億5000万ドルの株式を手放した時には業界に激震が走り、不穏な噂は止まる気配がありません。
この実態と対照的に、マイナカードポイントキャンペーンの時と同じに、メリットばかりを強調し、「さあさあみなさん、今すぐ新NISAを買いましょう!」と、四方八方から国民が煽られる日本。
■政府のゴリ押しに違和感を覚えたら問いかける言葉
そもそもマイナ保険証やワクチンで、メリットばかり連呼した挙句に、都合が悪くなると相手をブロックし「そんなこと言ってません」とすっとぼける大臣や、中抜き祭りの公金プロジェクト、絶対捕まらない裏金七人衆、虚偽の収支報告書に批判が飛ぶ中、「納税は本人の自由です」などといってのける財務大臣、そして、相手によって耳が閉じたり開いたりする総理の〈聞く力〉。
昨今の体たらくを見ていると、政府がゴリ押ししてくるものには、反射的にざわっとするのです、という人は、少なくありません。
心の中にそうした違和感が浮かんできたら決して無視せずに、どんなにメリットを並べられても、心の中でそっと、自分に問いかけてみてください。
〈でも、本当にそうだろうか?〉
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堤 未果(つつみ・みか)
国際ジャーナリスト
東京生まれ。NY市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、アムネスティ・インターナショナルNY支局員、米国野村証券を経て現職。日米を行き来し、各種メディアで発言、執筆・講演活動を続ける。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞、『貧困大国アメリカ』(3部作、岩波新書)で日本エッセイストクラブ賞、新書大賞受賞。多数の著書は海外でも翻訳されている。近著に『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbe1ef2fa2d9be4736789234d26cee53408bbfe?page=3
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64:777
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2024/07/09 (Tue) 19:31:44
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人工知能に株価の 予測はできない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16859895
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65:777
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2024/07/10 (Wed) 12:18:38
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ジョージ・ソロス氏: 投資の仕事は嫌いだ
2024年7月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51058
引き続き、クォンタム・ファンドを創業したことで有名なファンドマネージャーのジョージ・ソロス氏の自伝的著書『ジョージ・ソロス』から、ソロス氏の考えを紹介したい。
今回はソロス氏が投資という仕事についてどう思っているかを述べている部分である。
投資の仕事
かつてジョージ・ソロス氏の元で働いていたスタンレー・ドラッケンミラー氏は、投資で儲けるためには相場について考えることが好きでなければならないと言っていた。
ドラッケンミラー氏は次のように言っている。
ドラッケンミラー氏: 優れた投資家が優れている理由
仕事を始めたまさにその日から投資の仕事が大好きだ。
わたしは週に60時間働きたい。昔はもっと多かったが。それで仕事が楽しくなかったら酷い人生だ。仕事が1週間のどれだけを占めているかを考えてみるといい。
だが『ジョージ・ソロス』によれば、その師であるソロス氏は違う考えを持っているらしい。
ソロス氏は次のように述べている。
わたしは仕事が嫌いなんだ。わたしは結論に達するために必要な、本当に最小限の仕事しかしない。
仕事を好きな多くの人がいる。彼らは決断を下すのに必要な量を大いに超えるような膨大な量の情報を集めている。そして自分がよく知っている種類の投資に固執してしまう。
わたしは違う。わたしは本質にだけ集中する。
働かなければならない時には猛烈に働く。そうしなければならないことをよく知っているからだ。だが働かなくて良い時にはわたしは働かない。
必要だから働く
ソロス氏は必要だから働くのだと言う。そしてソロス氏によれば、働かなければならない時とそうでない時には波があるという。
ソロス氏は次のように続けている。
投資の世界では、上手く行っている時ほどやらなければならない仕事の量は少なくなる。
正しい判断を下し、正しい考えを持っている時にはそれほど働く必要がない。だが自分が間違っている時、相場が自分の仮説とは異なる方向に向かっている時には何が問題なのか本気で調べなければならなくなる。
上手く行っていない時ほど状況を正すために仕事の量が増える。ポートフォリオが上手く行っている時はそれほど働かなくて良い。
ソロス氏の言葉を聞いていると、どうもソロス氏は状況に駆り立てられて仕事をしているように見える。ポジションが損失を出している時、リサーチしなければお金を失い続ける時、リサーチするのである。
ソロス氏の人生観
それはほとんど生存本能のように見える。ソロス氏はどのような時に仕事をしなければならないと感じるかについて次のように語っている。
痛みを感じるんだ。わたしは動物的な勘に大いに頼っている。自分でファンドを運用していた頃にはよく腰痛に悩まされた。
わたしは激しい痛みが始まると、ポートフォリオに何か間違いがあることのしるしだと考えていた。痛みはポートフォリオの何処がおかしいのかは教えてくれなかったが。腰なら空売りポジションが駄目だとか、左肩なら通貨だとか。
半ば信じられないようなエピソードだが、ソロス氏の逸話として有名なものである。
ソロス氏は何か不安に追われながら仕事をしているように見える。それはもしかしたらユダヤ人としてナチス・ドイツのホロコーストから逃れてきた子供時代からのソロス氏の生き方と繋がっているのではないか。
それは純粋に投資を楽しんでいるソロス氏の弟子、ドラッケンミラー氏とは違った感覚である。
ドラッケンミラー氏: 優れた投資家が優れている理由
ソロス氏は次のように述べている。
ファンドマネージャー個人のパフォーマンスにもバブルの生成と崩壊のプロセスがある。上手く行く時は非常に上手く行くのだが、そうすると調子に乗ってしまい、そのツケを払う時が来る。わたしも例外ではない。
状況は目まぐるしく変わってゆく。状況の先を行くか、状況に追いつかれるかだ。だから不安という感覚を失ってはいけない。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51058
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2024/07/20 (Sat) 21:34:26
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グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
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2024/07/25 (Thu) 18:36:23
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1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
2023年4月3日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411
リーマンショックで急落した金価格、上昇した米国債
2016年10月16日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4454
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰
2020年10月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11801
2022年の株式市場はインフレと金融引き締めで暴落する
2022年1月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/18367
アイカーン氏: 原油をマイナス30ドルで買った
2022年2月22日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20187
ウクライナ危機でコモディティ価格高騰、小麦を一部利確してシルバー買い
2022年3月6日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/20954
2024年、一番割安なコモディティはどれか?
2024年1月5日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43150
金価格上昇の理由と今後の見通し
2024年4月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/46812
レイ・ダリオ氏: 金価格が上がっている理由
2024年6月4日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49576
フォン・グライアーツ氏: ゴールドとシルバーの本当の上げ相場はこれから
2024年6月10日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49783
かなり下落してきたコモディティ銘柄、長期的には円やドルの貯金の代わりになるか?
2024年7月11日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51136
トランプ相場の形が少しずつ見え始めている。
トランプ前大統領: ドル円は下落すべきだ
2024年7月19日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51437
トランプ前大統領 : 金利を下げてインフレも下げる
2024年7月21日 GLOBALMACRORESEARCH
投資家は何らかの形で原油価格下落に恩恵を受けるポジションを持つべきである
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51483
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2024/07/27 (Sat) 10:26:10
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ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
2024年7月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
Ex Uno Plures創業者のゾルタン・ポジャール氏のBudabest Eurasia Forumにおける2023年11月のインタビューを見逃していたので紹介したい。
金利と通貨のスペシャリストであるポジャール氏がドルとアメリカの財政について面白いことを語っている。
世界的なドル離れ
基軸通貨ドルの衰退をメインテーマとしたリサーチ企業を創業したポジャール氏が今回語っているのはやはり世界的なドル離れである。
金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業
だがポジャール氏が言う「ドル離れ」とは必ずしもドル下落のことではない。
どういうことか。ポジャール氏はドルの現状について次のように語っている。
元々は資源の売買や貿易にはアメリカのドルが独占的に使われていた。インドと中国、インドとブラジル、中国とブラジルのような、ドルとは一切関係のない2国間の取引でもドルで決済が行われていた。
だがそれは変わろうとしている。しかもその変化は急速だ。
きっかけはウクライナ戦争だった。米国はロシアに対してドル資産凍結などの経済制裁を行い、インドなど対露制裁に協力的でない無関係の国々に対しても制裁をちらつかせて協力を強要しようとした。
結果として欧米以外の国々はこぞってドルの保有を避けようとしている。BRICSはこれまでドルが使われていた貿易の決済に自国通貨を使うよう呼びかけており、中東では遂に比較的親米なサウジアラビアまでも原油取引のドル決済を減らす動きを見せている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
こうして西側と東側の経済分離が進んでいる。欧米諸国がロシアの資源を輸入したがらない一方で、その他の国々はドルを避けている。
ポジャール氏は次のように言っている。
西側諸国が東側の実体経済や資源の供給網から身を引こうとしている一方で、東側諸国は西側の金融システムから身を引こうとしている。
それがドルの役割を変えようとしている。
ドル離れがどういう結果を生むか
その結果どうなるか。多くの人々が考える次のシナリオはドルの下落だ。しかしポジャール氏の考えはそうではない。ポジャール氏は次のように述べている。
世界はドルやユーロの次へと移行しようとしている。人民元やインドルピーやアラブ首長国連邦のディルハムの役割がもっと大きくなってくる。
こうした状況の結果として一番重要なのは、米国の資金調達が困難になるということだ。
ドルの利用が減ると何故アメリカが資金調達できなくなるのか? そこが国債や金利のエキスパートであるポジャール氏の観点である。
ポジャール氏は次のように説明している。
これまでアメリカの財政赤字には上限がなかった。誰もが米ドルで決済していたため、ドルの預金を積み上げている人々が常にいた。そしてその資金は最終的に米国債へと流れていった。
この変化について投資家が十分に熟慮しているかどうかは微妙だ。誰もがドル離れという現象をユーロや円に対する為替レートがどうなるかという意味で考えがちだが、それは間違った考え方だ。
ドル離れの最終的な結果は決済や精算に関するものだ。そして決算や精算の方法が変わるということは、政府の資金繰りに影響が及ぶということだ。
アメリカはコロナ後に世界的なインフレを引き起こすような規模の現金給付を行なった。
世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由
それほどの規模でドルをばら撒いたのだが、ドルは下落しなかった。アメリカはそんなことができた唯一の国である。同じ規模のばら撒きをしようとしたイギリスのトラス元首相は、ほとんど首相に就任しただけでポンドと英国債を暴落させ辞任した。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
また、インフレになった後も量的緩和というインフレ政策を続けている日本では通貨が暴落している。
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
だがアメリカだけはドルを暴落させずにばら撒きを行なうことができた。それはこれまでドルをどれだけ刷ってもドルを買おうとする人々が世界中に居たからである。
ドル離れとアメリカの財政問題
しかしアメリカは自分でそうした人々を追い払ってしまった。そしてBRICS諸国や中東諸国では急速にドル離れが進んでいる。
だがポジャール氏によれば、問題の本質は人々がドルを買わなくなることではない。
これまで諸外国によって買われたドルは当然銀行に預けられ、銀行はそのドルで国債を買っていた。だからドルを買うというのは米国債を買うことと同じである。
ここに問題の本質がある。ドルを買う人がいなくなるということは、米国債を買う人がいなくなるということなのである。
ドル離れで米国債が暴落する
米国債の買い手不足はまさに今年に入って多くの機関投資家が警告していることである。
レイ・ダリオ氏: 米国債が投げ売りされて次の経済危機が始まる
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
何故ならば、インフレによる金利上昇から米国債にこれまでほぼゼロだった利払いが発生しており、米国政府は借金の利払いのために借金をしなければならなくなっているが、それは市場に大量の米国債がばら撒かれることを意味する。
そこで大量に発行される米国債に対して、十分な買い手がいるのかということを機関投資家は懸念しているのである。
とはいえ中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れればインフレが再燃する。
米国債は買い手が見つからず暴落してしまうのか? ポジャール氏によればその兆候は既に見られているという。ポジャール氏は以下のように述べている。
アメリカの金利市場を注視している人なら誰でも、アメリカの長期国債の発行が上手く行っていないことに気づくはずだ。それでアメリカは長期国債ではなく短期国債で資金調達することを強いられている。
国債のオークションに参加する機関投資家は既に長期国債には手を出さず、すぐに逃げられる短期国債にシフトし始めているらしい。期間の長い国債ほど困難に直面しやすくなるだろう。
結論
米国債の問題を指摘したこの手の警告で一番早かったのはポール・チューダー・ジョーンズ氏の2月の警告である。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
だがこのポジャール氏のインタビューは去年11月なので、それよりも早いことになる。さすがは金利市場の天才といったところだろうか。
さて、米国債はいつ暴落するのか。タイミングについてはレイ・ダリオ氏が5年以内とする一方で、ジョーンズ氏は今年11月のアメリカ大統領選挙がきっかけとなる可能性を指摘している。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
サマーズ氏: トランプ氏が大統領選挙勝利ならインフレ悪化で金利上昇
いずれにしてもあまり良い話ではない。筆者は超長期米国債の空売りを既に始めている。投資家は経済危機になっても利益を得られる唯一の職業である。
トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
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2024/08/01 (Thu) 17:27:38
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【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
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シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
シラーPER(通称:CAPEレシオ)は、長期の平均利益を用いて計算したPER(株価収益率)です。株価や株式市場の割高・割安を判断するための指標として用いられています。
「シラーの循環調整PER」や「PE10」と呼ばれることもあります。
シラーPERを生み出したロバート・シラー教授は、サブプライム問題やリーマンショックなどの米国住宅バブルの崩壊でも注目されていた「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の生みの親でもあります。
ノーベル賞経済学賞を受賞しており、投機バブルなどの研究に精通している人物です。
日本では「CAPEレシオ」と呼ばれることが多いのですが、本記事では「シラーPER」と呼びます。(どちらも同一の指標です)
シラーPERは主に米国株式指標で用いられるものですが、今回はその計算方法や日本株に応用したケースも含めて説明したいと思います。
シラーPERの計算方法
シラーPERの計算方法についてまとめます。
▼PER(株価収益率)の計算方法
PER = 現在の株価 ÷ 1株あたり純利益
▼シラーPER(CAPEレシオ)の計算方法
シラーPER = 現在の株価 ÷ 過去10年間の1株あたり純利益の平均値
※シラーPERは、純利益のインフレ補正(インフレ率での調整)が必要
この計算方法を知っていれば、株式投資の初心者でもデータさえ集めることができれば、シラーPERを計算できると思います。
個別株にも用いることができますが、一般的には「TOPIX(東証株価指数)」や「S&P500」と言った株価指数に対して、シラーPERを使うことが多いです。
シラーPERの特徴は、(インフレ補正済みの)過去10年間の1株あたり純利益の平均値を用いることです。
これが何を意味するのかというと、まず「インフレ補正」することによって、通常のPERとの比較が可能となり、また10年間の1株あたり純利益の平均値を使うことで一時的な要因を排除できるという利点があります。
一般的にはシラーPERが25倍以上になると割高と言われます。
10年間という長い期間の平均収益で見ているので、長期的なスパンで「過熱感が高まっている」ことが判断できます。
シラー教授は次のように言っています。
遠い未来を予想するより、近い未来を予想する方が易しいと思われるかもしれないが、データはそのような直感的な見方とは逆になっている
極端に言えば、株式市場のPERが300倍という超絶なバブルの状態にあった場合、まだバブルが続いて株価が上がるのか、それとも明日バブルが崩壊して暴落するのか、短期的には誰にもわかりません。
しかし、PER300倍という異常な状態でも、30年間という長期的な視点で見れば、誰がみても割高な状態であり、投資すべきタイミングではないことは明らかだということです。
個別株投資でよく使われる一般的なPERの説明は下記の記事でおこなっています。あわせてご覧ください。
あわせて読みたい:
PER(株価収益率)のやさしい説明、3分でわかる投資の基礎
https://oneinvest.jp/per/
シラーPERを使った投資手法
今回参考にした書籍(後ほど紹介します)では、シラーPERを活用した投資手法が紹介されていました。
▼PERモメンタム手法
シラーPERの15倍で投資を行い、24倍で売却する投資手法
具体的な手順は以下の通りです。
1.毎月1回、シラーPERを確認する
2.シラーPERが15倍を下回ったら、毎月その数値をメモする
3.その後、株価指数が6%以上上昇したら株式インデックスファンドに投資する
4.以降は、新規投資を継続し、配当金や分配金なども含めて再投資に回す
5.シラーPERが24倍を上回ったら、毎月その数値をメモする
6.その後、株価指数が6%以上下落したら株式インデックスファンドを売却し、債券など安全資産に乗り換える
7.再びシラーPERが15倍を下回るまで数年かかるが、債券で運用しながらじっくりと待つ
私はこの方法を実際に試したわけではありませんが、とても合理的な考え方だと思います。
(少し画像が汚いですが)下記が、「PERモメンタム方式」と「持ち切り方式」のリターン比較です。
「持ち切り方式」というのは、最初に株式インデックスファンドに投資をして放置する戦略です。
シラーPERを使った投資手法のリターン
過去のS&P500の例では、この投資手法によって圧倒的なリターンが得られたことがわかりますね。
上記の手法をそのまま実践せずとも、シラーPER15倍以下で割安の判断、24倍以上で割高の投資判断をするという参考指標としても使えると思います。
シラーPERの推移をチャートで見る
S&P500のシラーPER
上記のチャートは、S&P500(アメリカの主要株価指数)のシラーPERの推移です。1881年1月~2018年2月までの137年間のデータとなっています。
このチャートは
Shiller PE Ratio
https://www.multpl.com/shiller-pe
で閲覧できるものです。
記事執筆時点(2018年2月)の情報となりますが、
平均:16.83倍
中央値:16.15倍
最小値:4.78倍(1920年12月)
最大値:44.19倍(1999年12月)
となっています。
歴史上、最も高いシラーPERが44倍であり、平均値・中央値は16倍です。
現在のS&P500 シラーPERが32.83倍になっていることからも、すでに米国の株式市場は割高水準へ突入していると考えられます。(あくまでもシラーPERのみで判断した場合)
また、個人的に興味深いと思ったのは、歴史上最も低い4.78倍という数字。
1920年12月に、シラーPERが4.78倍という超割安な水準に達しているわけですが、そこから急速に株価が上昇し、その9年後には1929年の世界恐慌が起こっています。
1929年の世界恐慌が起こる直前のシラーPERは約30倍であったことからも、「歴史上極めて割安な水準から急激に株価がリバウンドし、その9年後には行き過ぎにより割高となって、大暴落を引き起こしている」ことがわかります。
歴史に学ぶとすれば、2009年にリーマンショックが起こり、株式市場が割安になったところから急速に株価がリバウンドし、2018年現在にシラーPERが32.83倍を迎えてるという状況は、決して楽観視すべきではない水準のように感じます。
もちろん、過去にシラーPERが44倍まで達している歴史もあるので、まだまだ上昇の余地は十分あると考えることもできます。
株価上昇がいつ終わるかは誰にもわからないものなので、あえて「こうだ」という意見は口にしませんが、投資家自身がこの状況について深く考えてみる価値はありそうです。
一方で、先ほど紹介した手法では「シラーPERが15倍以下で割安と判断して株式に投資」と述べました。
平均値・中央値が16倍台であることからも、「シラーPERが15倍以下なら割安」という考え方は的を得ていいます。
しかし、過去を振り返るとシラーPERが5倍以下の水準になることもあるということも得られる学びとしては大きいです。
日本のシラーPERをチャートで確認する
シラーPERの比較
出典:The CAPE hanging over share markets – Firstlinks
日本のシラーPERですが、データの入手が難しかったため、上記のサイトを参考にしました。
各国のシラーPERを比較したものでソース元はバークレイズ(イギリスの著名投資銀行)となっています。
国別に比較してみると、米国に続いて日本のシラーPERが高まっていることがわかります。これは、金融緩和の影響が大きいと考えます。
siblisresearch.com
https://siblisresearch.com/data/japan-nikkei-pe-cape/
では、日経平均株価のシラーPERの数値データが確認できます。
また、日本のシラーPERに関する情報として、NIKKEI STYLEでも記事が取り上げられていました。
上記の記事では、岡三証券の阿部健児チーフストラテジストのコメントとして「18倍以上なら株価は割高、10倍以下なら割安と考えられる」とのことでした。
しかし、NIKKEI STYLEに記載されているのは、東証一部全体の営業利益をベースとして算出したシラーPERなので、前述のバークレイズ出典のものとは根本的に違うものであることに注意が必要です。
長期投資家は割高な時の投資を避けるべき
著名な投資家の意見を見ていても、
割高な時の投資は避けたほうがいい
株価水準に限らず良い株は買うべき(なぜなら市況の割高・割安は予測できないから)
と意見はさまざまです。
個人的には、どちらも正しい言い分だと思うのですが、明らかに言えることは「株価水準が割高になるほど、利回りは低くなる」ということです。
私が今回この記事を書こうと思ったのは
「科学で勝負の先を読む」
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E8%B2%A0%E3%81%AE%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80-%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%9F%E3%82%81%E3%83%BB%E8%AA%AD%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/479176840X
という本を読んだことがきっかけです。
本書によると、2013年代半ばのS&P500のシラーPERは23倍に達しており、この水準は過去20年間において3%以下の利回りしか実現できていないとのことです。
仮に利益が出たとしても、取れる利幅が3%以下と小さくなってしまい、長期的には(安全である)債券投資と同じレベルの利回りしか得られない可能性があります。(つまり、リスクリターンがあわない)
リスクをとって株式に投資するのであれば、長期的に見て割安になっている状態(わかりやすく言えば市場が悲観的になっているタイミング)で投資した方が、利回りを最大化できます。
シラー教授が言うように、「シラーPERが低くなるほど投資家が今後20年間に株式から利益を上げる可能性が高くなる」のです。
高いPERは、糖分の多い飲み物と同じようにあなたには良くないが、そのことが明らかになるのには何十年かかかる。
出典:科学で勝負の先を読む
50年以上前からバリュー投資に活用されていた
一方で、「割安になるのを待っていたらいつまで経っても良い株は買えない」という意見も正しいと思います。
株式市場の割高・割安や金利の変化は誰にも予測できないのだから、「市況に関係なく割安な株を買いなさい」と言っているのが著名投資家のベンジャミン・グレアムであり、「市況に関係なく高い成長が期待できる良い株を買いなさい」と言っているのが、同じく著名投資家のフィリップ・フィッシャーです。
いずれも、アメリカを代表する投資家「ウォーレン・バフェット」が敬愛する人物たちですね。
「シラーPERが割高だから」という理由で投資機会を待っていると、それこそ買うタイミングを逸してしまうかもしれません。
私としては、シラーPERが割高な水準にあるからと言って、株式市場への投資を完全にやめてしまうのではなく、債券比率を高めるなどしながら防御の体制を取りつつ、株価上昇についていくことも大切だと思っています。
ネットの情報を見ていると、シラーPERの信憑性に対して疑問視する声も見られました。
しかし、この手法は「シラーPER」として世の中に存在する以前から、バリュー投資家の手法として使われていました。
シラーPERは1988年に発表された考え方ですが、前述のベンジャミン・グレアムは1934年の時点で「PER計算では5年から10年の収益を使うべき」と述べています。
ベンジャミン・グレアムは主に個別株に対して言及しており、シラーPERは株式市況の割高水準を測る指標として発表されていますが、長期的な収益でPERを見ることの重要性については両者の意見が合致しています。
このような理由から、投資判断を下す上での1つの指標として、活用メリットは十分あると考えます。
次の記事は「21世紀の資本をわかりやすく解説、「r > g」はお金持ちの原則だ」です。
ベストセラーとなった書籍
「21世紀の資本」
https://oneinvest.jp/le-capital/
はとても難解な内容となっており、理解するのが難しいと言われています。
しかし、著者が言いたいことは至ってシンプルであり、未来の歴史も過去の歴史と変わらないという事実です。
https://oneinvest.jp/shiller-per/
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CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
CAPEレシオの概要(S&P500)
CAPEレシオの現在の値(リアルタイム速報・毎営業日の日次データ)と、過去140年の推移を全て掲載したページです。S&P500やFRBのバランスシートとの比較チャートも掲載。
CAPEレシオは、”シラーPER”とも呼ばれるPER(株価収益率)の一種で、実質的な株価の割高・割安を計れるバリュエーション指標です。単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けないのが特徴の指標です。歴史的に株価の暴落・急落の前兆を示してきた指標のため、注目度が高いです。標準偏差+1σ超は要注意です。
CAPEレシオとは?
CAPEレシオ(CAPE RATIO)とは、ノーベル経済学賞を受賞した米国(アメリカ)のロバート・シラー氏(Robert James Shiller)が考案したPER(株価収益率)の一種で、株価の割高・割安を計るバリュエーション指標です。シラー氏が考案したことから「シラーPER(Shiller PER)」とも呼ばれています。CAPEレシオは、過去10年間の実績利益の平均値に物価変動を加味して計算されます。
CAPEレシオ(シラーPER)で何がわかる?PERの違い
株価の割高・割安のバリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る株価指標としては「PER(株価収益率)」が有名です。PERは当期純利益を基に計算するEPS(1株当たり利益)を用いて算出されますが、単年度に変動が大きくなることがあります。
一方、CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間の実績利益の平均値に物価を加味した1株あたり利益を基に計算する指標であるため、単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けず、実質的な株価の割高・割安を計れる指標です。
株式投資に最適な時期を正確に示したCAPEレシオ(シラーPER)
通常のPERは、S&P500構成銘柄の過去12カ月の利益を用いて算出されます。景気拡大局面は企業は高い利益率と収益を上げますのでPERは低くなり、不況(不景気)の局面はその逆で低利益率・低収益でPERは高くなります。過去PERは、リーマンショック時の2009年に123倍を付けました。過去の平均が15倍程度ですので、それをはるかに上回る数値です。PER123倍は超割高ですので、これを見ていると株式の購入時期ではありませんが、歴史的にこの時期は最適な株式投資の時期でした。一方、CAPEレシオ(シラーPER)は同時期に13.3倍程度で過去数十年の最低水準をつけており、株式投資に最適な時期であったことを正確に示していました。
CAPEレシオはバフェット指標に似ている?
CAPEレシオ(シラーPER)は景気循環中の利益変動を排除した指標で、PERより合理的な市場評価の指標として捉えられており、これはGDPに対する総時価総額の比率で市場評価をする指標「バフェット指標」に似ています。米国のバフェット指標(S&P500)は、以下のページで掲載していますので参考にしてください。
バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ
https://stock-marketdata.com/buffet-indicator.html
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が注目している「バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ」のチャートと時系列です(速報)。FRBのバランスシートを考慮したバフェット指標も掲載。毎営業日の値(現在)も掲載。水準や目安など解説も掲載。
CAPEレシオの計算
CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間のS&P500構成銘柄の年間の実績利益と消費者物価指数(CPI)を使用してインフレによる過去の利益を調整して計算されています(ドルベース)。過去10年の調整値を平均して算出され、CAPEレシオはこの平均値に対するS&P500の比率に等しくなります。
株価急落・暴落の前兆シグナル!CAPEレシオの目安と水準
CAPEレシオ(シラーPER)は、株価の暴落・急落の前兆を示す指標として注目されています。非常に注目度の高い指標です。過去の傾向から見た目安と水準を以下に記載します。
CAPEレシオ(シラーPER)の過去平均
CAPEレシオ(シラーPER)は、1881年から2020年までの推移から取得される平均の標準偏差+1σから-1σの間で概ね推移しやすい傾向があります。CAPEレシオが標準偏差+1σを超えて推移した後は、大恐慌やITバブルの崩壊、リーマンショックなどが起こって株価が暴落した歴史があります。2020年のコロナショック前も標準偏差+1σを超えて推移していました。
標準偏差+1σの水準はどれぐらい?
CAPEレシオの標準偏差+1σ水準は2023年6月時点で、概ね24倍程度です。ゆえに、CAPEレシオが24倍を超えてきた場合は警戒水準と見られやすいです。CAPEレシオの標準偏差-1σ水準は、概ね10倍程度です。標準偏差の値はデータ更新毎に変わりますが、以下のCAPEレシオのチャートは最新のCAPEレシオの標準偏差±1σのデータが反映されています。
FRBのバランスシートとCAPEレシオの相関性
CAPEレシオ(シラーPER)は上記の解説の通り、標準偏差+1σ以上で過熱感を示す指標です。+1σに近付けば過熱感が意識され、+1σ以上は警戒水準と見るのが一般的です。ただし、CAPEレシオ(シラーPER)は、FRBのバランスシート(総資産)と正の相関性が認められる傾向があり、FRBがバランスシートを拡大している局面ではCAPEレシオ(シラーPER)の過熱の水準も切り上がるとの見方があります。下の”チャート”の欄に、CAPEレシオ(シラーPER)とFRBのバランスシートの比較チャートを掲載していますので参考にしてください。
FRBのバランスシートの推移と解説は、当サイトの以下のページで掲載しています。
FRBのバランスシート(総資産)
https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html
米国(アメリカ)のFRBのバランスシート(総資産)のチャート・グラフと時系列です(速報)。名目GDP比のチャートやFF金利・長期金利(10年国債利回り)、株価(ナスダックやS&P500)との比較チャートも掲載。バランスシート拡大・縮小局面の傾向。
リスクプレミアムとCAPEレシオ(シラーPER)の関係
CAPEレシオ(シラーPER)は、米国のリスクプレミアムと比較して見ることも多いです。パウエルFRB議長は、CAPEレシオ(シラーPER)とリスクプレミアムを比較して株式がバブルであるかどうか、2021年1月のFOMC後の会見で発言していました。リスクプレミアムは、株式益利回りから米国10年国債利回りを差し引いたものですが、リスクプレミアムが低水準であればPERのある程度の上昇は割高ではないとの見方を示しました。
米国のリスクプレミアムの推移はこちら
米国(アメリカ)のリスクプレミアムの推移(リスクプレミアムのわかりやすい解説も掲載)は、以下のページで掲載しています。
リスクプレミアム(米国)
https://stock-marketdata.com/riskpremium.html
米国(アメリカ)のリスクプレミアムのチャートと時系列です(速報)。リスクプレミアムとは?水準や目安、計算方法、求め方、リスクプレミアムがマイナスの意味、株のバブルの見分け方、長期金利との関係、FRBの融資による影響などわかりやすい解説も掲載。
S&P500の予想PERと実績PERの推移はこちら
通常、一般的に見られているS&P500のPER(予想PERと実績PER)の推移は、以下のページで掲載しています。当ページで掲載しているCAPEレシオと併せてご利用ください。
PER(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)
https://stock-marketdata.com/per-nasdaq.html
ナスダック100(NASDAQ100)・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)のチャートと時系列です(速報)。実績PERと現在の予想PERと長期金利(米国10年国債利回り)と実質金利との比較チャート、平均PERの水準と目安も掲載。
当サイト「株式マーケットデータ」では、S&P500のPERの他に、S&P500のEPS(1株当たり利益)や配当利回り、株式益利回り、PBRなど各種バリュエーション指標も掲載していますのでご利用ください(すべて解説付き)。
超過CAPE利回りの推移はこちら
ロバート・シラー氏は、CAPEレシオをベースとした株式益利回りと米国債の実質利回りから算出される「超過CAPE利回り」も株式の割高・割安の指標として用いています。その超過CAPE利回りの推移と解説は以下のページで掲載しています。
超過CAPE利回り
https://stock-marketdata.com/excess-cape-yield
ロバートシラー氏が考案した超過CAPE利回り(ECY:Excess CAPE Yield)のチャートと時系列です。現在のリアルタイムの日次データも掲載。CAPEレシオ(シラーPER)ベースの株式益利回りと10年物国債実質利回りから算出される指標です。
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER) の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す Aug. 14, 2020
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/348.html
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2024/08/03 (Sat) 05:43:22
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【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
2024/04/18
https://www.youtube.com/watch?v=hpHDV3IaRVQ
新NISA導入や株高を受け、投資ブームの様相を見せる日本経済。「お金と投資」についての著書がベストセラーとなっている田内学氏と後藤達也氏は、この流れをどう見るのか。じっくり語り合ってもらった。
前編の今回は国内経済の注目トピックス、アメリカ経済のポイントリスクなどについて議論する。
【タイムテーブル】
00:00~ 本編開始
00:47~ 株高にあおられた「投資ブーム」の是非
02:55~ 最近の経済トピックス:為替レートに注目
04:09~ 日本が「新興国化」している
06:00~ 新NISAが日本にもたらす影響
07:21~ アメリカ経済のここに注目
「含み益が吹き飛んだ」日銀利上げ砲0.25%の衝撃 わずかな利上げで「1ドル150円割り込み」のなぜ
8/2(金) 9:02配信
7月31日、日本銀行が政策金利を0.25%に引き上げることを決め、外国為替市場では一時1ドル150円を割り込んだ。
1カ月前まで160円を軽く超えて推移していたドル円相場がここまで動くとは、誰が予想しただろうか。
この急速な円高にSNS上の反応はさまざま。物価高が収まるとの声がある一方、「NISAで積み上げた含み益が消えてしまった」という投稿も目立った。
消費者からも投資家からも、ドル円への注目は高まっている。
食料やエネルギーなどの大部分を外国からの輸入に頼る日本では、近年の円安が大幅な物価高をもたらしており、消費者の財布を直撃している。
また、今年から始まった新NISA枠を利用して「オルカン」などの外貨投資をはじめる人も増えている。1月時点では141円だったドルは、半年で161円まで上がり続けたので、1月から外貨投資を始めた人にとっては、居心地のいい相場だった。ところが、150円を割り込んだことで、投資を始めたタイミングによっては、含み益がすべて吹き飛んだ人もいる。
今回、これだけ大きく為替が動いているのは、0.25%への利上げだけではなく、その裏側にある政府や日銀の円安退治への強い姿勢がうかがえたからだろう。
■金利が為替レートに影響を与えるしくみ
ご存じの方は読み飛ばしてもらってかまわないが、金利は為替レートと密接な関係がある。簡単な例で説明するために、日本の金利を0%、アメリカの金利を5%とし、1ドルが160円とする。
いま、あなたは160万円を持っている。それをドルで保有するか、円で保有するか。ドルを選んだ場合、160万円は1万ドルに交換されて、1年後には利息込みで1.05万ドルになる。一方で、円は160万円のまま。
1ドル160円と言われると高そうだが、1年後に1ドルが152.4円(160万÷1.05万=152.4)よりも高ければ、ドルを選んだほうがよかったことになる(実際の為替市場でも1年後決済でドルを購入できる。その場合のレートは通常のレートに比べると金利差の分だけ安く購入できる)。
つまりアメリカと日本の金利差が大きい場合はドルが魅力的に見えるのだが、その差が縮まるとドルは買いにくくなる。
アメリカでは、9月にドルの金利が下げられるとの見方が強い。そして、一方の円金利においては、日本銀行が利上げを決めた。
為替市場への影響が強かったのは、この0.25%への利上げが予想外だったうえに、植田日銀総裁が「(0.5%の壁を)特に意識していない」と述べ、利上げに対して積極的な姿勢を見せたからだ。7月には5兆~6兆円規模で円買いの覆面介入が行われていたと見られており、政府日銀の円安退治への本気具合がうかがえる。
外貨投資を始めたばかりの人々にとって、この急速な円高は為替リスクの現実を突きつけるものとなった。1月から6月までに6兆円以上という大量の資金が外貨投資に回っている。
これまでの円安局面では「外貨投資をしないと損」かのような風潮があり、「オルカン」という言葉が当たり前のように使われるようになった。しかし、外貨投資は必ず儲かるものではなく、大きな為替リスクをとっていることを認識したほうがいい。
あくまでインフレへの備えとして外貨を保有していると考えたほうがいいだろう。日本ではGDPに対する輸入額が20%程度だから、単純計算すると年間支出が500万円の家では食料やエネルギーなど100万円程度輸入に頼っている。10%円安になれば10万円ほど出費が増える。外貨資産を保有していれば、その値上げ利益によって出費を補填できるという考えだ。
さきほど、外貨投資で円安に備えられると書いた。新NISAは岸田政権が掲げる「資産所得倍増プラン」の一環だが、それだけでは資金に余裕がある人しか救われない。
また、新NISA によって上半期だけで6兆円以上の資金が外貨投資に回っているわけだが、それ自体が円安を進めている一面もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c83a6df9171dc70819b10a47476b5aecccb201?page=1
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71:777
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2024/08/06 (Tue) 09:48:11
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バブル経験者は語る
自分の投資法を持たれ、成果を上げられている方はほんのわずかです。ほとんどの方は損をしています。
今回はそんな中から極端な例をご紹介します。
その方は相場の経験は浅くと言うか、ほとんどど素人同然でした。元々資産家で商品先物に手を出したのも、ほんの「お遊び」だったようです。
最初、50万円から始められたそうですが、あれよあれよと言う間に儲かって行きました。その時の投資基準は「勘と第六感と度胸」とでも言うのでしょう。儲かった利益をそのまま次の取引に載せていったそうです。
バブル時の長期上昇トレンドに乗った物だと思います。
話を聞いただけで恐ろしくなりますが、素人は怖いもの知らず。1年足らずで資金は2億に届く所まで来たそうです。
そうなるともう怖いもの知らずの行け行けドンドン! 一気に登った坂道を登り詰めると、今度は全力で駆け下りるようだったと聞きます。
気が付いた時にはプラス2億がマイナス2億へ・・・となっていました。
本来、資産家ですからこの程度(!)のマイナスなら持ち応えられたらしいのですが、悪い事は続く物です。 知り合いの建設業者に頼まれてなった保証人。その建築業者が失踪、借金取りが押し寄せて来たそうです。
http://www.harvestchart.com/tonpei/tonppei.htm
暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。
言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。
だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。
暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・
そんな状況を総じて”暴落”というのです。
仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。
そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。
ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。
ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。
_________________
暴落時に空売れると思っている人間が多いよね。
S安貼り付きに売りで並ぶつもりなのだろうか。
本格的な下げか、押し目か判断してから参加するとか言っている人間は一番ダメだな。 暴落の一番オイシイ所を逃すばかりか、押し目だった場合、大底で空売るハメになる。
または「まだ早い、ただの押し目だ」と言い続けて売り遅れ涙目になるのがオチ。
暴落始まったら損切りしたくてもできない。 売れないから。
今現在、株トレードにおいて自分が勝ち組だと思ってるやつも大半はやがて自分も負け組であることを実感する時が来る。 有名なアナリストも株相場はトランプのババ抜きみたいなものといっているくらいだから利益確定してさっさと勝ち逃げするのが賢明
___________________
ビルに飛行機がつっこんだ。
東証は臨時に値幅制限を半分に。当然のようにS安連発。
自分の持ち株はマーケットメークだったので、1日で確か20%ぐらい下げた。
当時はまだ優良企業であると信じられていた某ソニー。
自分も期待しながらわずか200株だけだけど買ってました。
糞決算発表。確かその翌日は比例配分すらできないような大幅な売りを浴びてS安。その次の日も比例配分のS安。 一応国際優良株と言われ馬鹿でかい規模、こんな株が2日連続でS安っていう衝撃はあまりにもでかかった。
一番すごかったのはメガバンの売られっぷりだけどね。 100万ぐらいしてたのが1年もたたないうちに5万台まで売られた。
そのとき買っとけばよかったじゃんと言うかもしれないけど、とてもじゃないけど買える雰囲気じゃなかった。 某ドイツ証券の人が「東証を閉鎖せよ」っとまじで言ってるのw
自分はみずほ5万台で買ったのが自慢。だけど1株だけな。あのとき100株とか買えるような人がいたら天才か大ばか者のどっちかだな。
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90年バブルの方はブラックマンデー以降も2年くらいは好景気で株式相場も活況だった。逃げる気になれば逃げられた。もつとも当時は株と土地は長期的に下がることはないと思われていたから「逃げる」と言う感覚がなかった。
ITバブルの方は本当にバブル。一気にはじけた。あれは逃げるのが難しかった。
それでも全銘柄が急落したわけではない。逆張りでオールドエコノミーといわれたセクターに投資した人(バフェットもその一人)はむしろ儲けた。
87年に起こった、ブラックマンデー・ショック直前に、持ち株全部処分してノーポジを自慢してた香具師もいたが、その後の相場にはしっかり乗り遅れた。
現在のような、13年の長きにわたる下げ相場だと、弱気になるのも無理からぬことではある。
弱気筋も、売った 持ち株が更に上伸していくさまを何度も見せ付けられて徐々に強気に変わっていくのさ。
そして、誰もが強気を唱えるようになるとき・・・
「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 ようになる。
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72:777
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2024/08/06 (Tue) 11:48:12
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日経平均暴落、NISAで株式投資を始めた初心者が見逃していた長期投資の問題点
2024年8月5日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
8月5日、日本の株式市場が大幅下落した。日経平均は1日で12.4%の下落となり、近年稀に見る株価の下落幅となった。
株価暴落の理由
日経平均は次のようなチャートになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-chart.png
なかなかの急降下である。7月の史上最高値から見ると25%程度の急落となっている。
株価下落の原因は何かと言えば、それは世間で言われているように日銀植田総裁の利上げではない。0.25%の利上げに株価を暴落させる力はない上に、長期金利はそもそも上がってすらいないからである。だから金利が株価下落の原因だという議論は有り得ない。
では何が原因かと言えば、以下の記事で既に説明しておいたのでそちらを読んでもらいたい。
日経平均急落の原因は日銀植田総裁の利上げではない
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51874
NISAで投資を始めた初心者たち
だから今回の記事で議論したいのは、株価下落の根本的な原因のことではなく、株価が下がった時に群れをなして売ろうとした人が多かったことである。投資家として暴落相場を何度も見てきた筆者が見ても、下落が下落を呼ぶ速度が早かったように思う。
恐らく株式市場についてほとんど何も知らずにNISAがブームだと聞いて投資を始めた人が株式市場にあふれていたのだろう。彼らが株式を買った理由は株価が上昇していたことだったから、株価が下落に転じればそれがそのまま株式を投げ売りする理由になる。だから下落が下落を呼ぶ。
ここ数年ほど、筆者は主婦や普通の会社員など金融業界とは無縁の人々にNISAについて尋ねられることが多かった。そうした人々の多くは実際には客観的なアドバイスなど求めていなかった。「買って放置すれば金が儲かる」という売り文句に吸い込まれた自分の背中を筆者のような金融業界の人間に後押ししてほしかっただけなのである。
一番酷い場合には、NISAを貯金の代わりか何かだと勘違いしていた人もいる。その人は、株式投資のリスクを淡々と説明した筆者に対し、不満そうな顔をしながら「儲からなくても、損しなければ良いと思ってるので」と答えた。「株価は下がるものですが」と言う筆者に対してその人は不思議そうな顔をしていた。
今回の下落では、そうした人々が想像もしなかった(筆者は説明した)下落に対して大急ぎで逃げ出したのだろう。
株式の長期投資
さて、もう少し賢明な人々は、NISAが長期投資であることを理解していただろう。だがそうした人々に対する試練はこれからである。何故ならば、そうした人々はまだ株式を売っていないだろうからである。
筆者は以前から説明しているが、NISAの一番の問題点は、株式の長期投資がまるで必ず儲かるものであるかのように説明されていたことである。
株式投資は短期的には上下することもあるが、長期的には安定して儲かるものである。それが上述の初心者よりも少し賢い投資初心者が株式長期投資に対して持っている理解である。
だが残念ながらそれは間違っている。日経平均が30年ぶりに史上最高値を更新したというニュースが流れたとき、大半の人は喜んだが、少数の賢明な初心者の頭には不安がよぎったはずだ。何故ならば、それは日本株に30年投資しても損しか出ていなかったことを意味するからである。
それが恐らく投資初心者に気づきの機会が与えられた一番最初だっただろう。株価は長期的に必ず上がるわけではないのか?
株価の長期的な動向
その問いに対する答えは、筆者はここの記事で既に書いている。ここの読者には言うまでもないことだが、株価の動向に対して正しい原則はこうである。
株価は「金融緩和が行われている状況下では」常に長期的に上がってゆく。
だから日本株はバブル崩壊後、金利がゼロに近づいて十分に利下げできなかった期間は下がり続けて、2013年のアベノミクスで量的緩和が始まると上昇トレンドに転じたのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-nikkei-225-long-term-chart.png
分かりやすいチャートではないか。
米国株の長期的動向
そしてその原則は日本株のみならず、米国株を含むあらゆる国の株価に対して当てはまる。
NISAで米国株に投資している人の論理はこうである。米国株は過去数十年上がり続けている。だからこれからも数十年上がり続ける。
だが上の原則を知った人はこう訂正するだろう。米国株は金融緩和によって過去数十年上がり続けた。だから、「もしこれからも金融緩和が続けば」、数十年上がり続けるだろう。
実際、アメリカでは1980年から2021年まで41年間長期的に金利が低下していた。アメリカの政策金利は次のようになっている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/08/2024-8-5-federal-funds-rate-chart.png
だから過去40年間の米国株の上昇は、この金利低下(そしてその後の量的緩和)が原因なのである。
アメリカが40年も金利を下げ続けられたのは、それがデフレの時代だったからである。しかしコロナ後のインフレによってアメリカは金利を上げなければならなくなった。
過去数十年の米国株のチャートしか知らない人々は、金融緩和時における米国株の推移しか知らないわけである。
ではインフレ・金利上昇の時代に株価はどうなるか。1980年より前、アメリカは物価高騰の時代だった。そして上のチャートを見れば分かるように、金利は上がり続けていた。
そしてその時の米国株のパフォーマンスは、以下の記事で検証したように長期的に酷かったのである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に (2022/9/20)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
結論
そして今、相場はどちらなのか。デフレと金融緩和の時代なのか、インフレと金利上昇の時代なのか。投資家はそれを考えなければならない。
日本株がそうだったように、株式の長期投資で損失が出る国もある。世界には無数に国があり、株価が上がる国もあれば下がる国もある。
そしてアメリカが過去40年金融緩和のトレンドにあったからと言って、今後40年そうなる保証はまったくない。というか現状アメリカ経済はその逆を行っている。
だから短期投資でも長期投資でも、投資家は結局正しい投資先(株価インデックスを買う場合には国)を自分で見つけなければ利益を得られない。金融政策の状態から言って株価が長期的に上がる状態にある国もあれば、株価が長期的に下がる状態にある国もあるからである。
そしてその国の株価が過去数十年上がり続けていることは、今後数十年の株価動向に何の意味も持たない。ここまで読んだ読者ならばそれは分かるだろう。国の経済にはサイクルがあり、アメリカはデフレと金融緩和のサイクルを通り抜けただけである。
アメリカが次にどういうサイクルを通り抜けるのかは、長期的な話ならばレイ・ダリオ氏の『世界秩序の変化に対処するための原則』に書かれている。ダリオ氏は日本株の暴落を予想していた。
レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性 (2024/6/5)
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49622
日本とアメリカの経済に関する短期的な話ならば、以下の記事に書いてあるので参考にしてもらいたい。
今のドル円下落は円相場崩壊前の最後の円高サイクル
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51917
だから結局、投資家は予想を立てなければならない。株価インデックスに長期投資するのであれば、その国の今後数十年の金融政策を予想しなければならないのである。
買って寝ていれば儲かる投資など存在しない。本当に存在するのであれば、プロのファンドマネージャーは毎日出社して世界経済をリサーチなどしていない。そんな当たり前のことに、ほとんどの投資家は暴落を経験しなければ気づけないのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/52023
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73:777
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2024/08/06 (Tue) 21:39:21
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石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
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74:777
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2024/08/07 (Wed) 14:31:43
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2024.08.07
今日は700円高 支配者層が売り逃げてる証拠
https://golden-tamatama.com/blog-entry-evidence-elite-selling-out.html
さて、今日は700円高で、日経平均は35,800円に戻ったとさ。
奈落の底に落ちたと思ったら、
ちょっと戻して良かったですね。
それにしても、ここが絶好の買い場等。
まだ言ってる人がいるので驚くんですが。
今年の2月頃の支配者層さんは売り逃げてるでしょー
以下、その当時の達の動き載せときます。
まぁ、支配者層と言っても課長さんレベルの方々ですが。
当時、会員向けに載せて警告してたものですた。
以下は、ビル&メリンダゲイツ財団の取引履歴ですた。
アップル株 sell 100%
アドビ株 sell 100%
アマゾン株 sell 100%
・・・
等々
有名株を100%売り払ってますたね。
これ、2月20日の取引履歴ですが。
あのマークザッカーバーグさんもメタ(旧 Facebook)の株を売り払ってますた。
他にもアマゾンのジェフ・ベゾスさんが自社株を売っ払ってますたね。
2月20日ごろにスーパーリッチさん達は、売り逃げていた。
そこからいきなり暴落すると怪しまれるので、
半年後にやったってことですね。
もう支配者層の皆様が売り逃げてるのに上がる訳ないでしょ〜
ちなみにビルゲイツさん。
2020年ごろこんな警告してますたね。
英語が分かる人は見てみて下さい。
バイオ⚪︎⚪︎について語ってます。
Bill Gates: We Could See Early Results From Coronavirus Vaccine Trials This Summer
2020/04/24
https://www.youtube.com/watch?v=ipaP5zTVKKU
なるほどな〜
第2パンデミックはそれでやるのか。
ゲイツ先輩が警告する=計画がある
ってことですね。
ワタスは、近々それが起きそうだと思ってるのですが。
本当にありがとうございますた。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-evidence-elite-selling-out.html
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2024/08/08 (Thu) 16:28:10
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国民の金を株式市場へ大誘導、売国奴 岸田総理の大罪 日本人素人投資家は「カモ」、 外国人プロ投資家は「ボロ儲け」
【公式】吉野敏明の政経医チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=fr88PBFjakQ
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76:777
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2024/09/17 (Tue) 05:11:40
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全国民が影響を受ける!?来年以降、株の売却や配当に対しての税率が上がるという最悪な運用がスタートします。
脱・税理士スガワラくん 2024/09/15
https://www.youtube.com/watch?v=85LrmB_J4Kg
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77:777
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2024/09/18 (Wed) 06:56:48
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法人税と譲渡益税をあげると 株価は大暴落する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16869879
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ~経済学を変えた世紀の対決
https://www.youtube.com/watch?v=K3uZHzdi9Jk
https://www.youtube.com/watch?v=cOaxStGHQD8
【ゆっくり解説】ハイエクvsケインズ・完結編~経済学を変えた世紀の対決~ケインズの遺したスタグフレーション
https://www.youtube.com/watch?v=lEe7KCshrec
政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321
「賃金上がらず予想外」アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14095196
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
低金利の間に大量生産されたゾンビ企業は高金利にして一掃しないといけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16852548
倒産する企業はそのまま倒産させるのが正しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033162
すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
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78:777
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2024/09/22 (Sun) 12:58:21
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【海外の反応】ハーレーが大崩壊⁉日本のバイクに敗北! ハーレーのブランド価値が一気に崩壊した衝撃の理由とは...w
輝く日本の技術【海外の反応】2024/09/20
https://www.youtube.com/watch?v=p65dM9ENy7w
ハーレーブランドが大崩壊しました。そして、日本のバイクにシェアを奪われてしまったのです。今回の動画では、ハーレーブランの価値が一気に崩壊した衝撃の理由について解説していきます。
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79:777
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2024/10/28 (Mon) 05:24:46
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投資とは株式を買うことだと思っている人は分散投資のやり方を知らない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876020
絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
日本で購入できるコモディティ銘柄の ETF
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861475
金ETF と 銀ETF のお薦め銘柄
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856855
【プラチナ投資】国内ETFを比較!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861223
日本で購入できる原油ETFの一覧とそれぞれの特徴は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861221
ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16861236
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
2022年8月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27593
レイ・ダリオ氏、株式銘柄の分散ではない本当の分散投資を語る
2024年6月6日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49671
ガンドラック氏: 投資で一番重要なのは予想を間違っても死なないようにすること
2024年5月30日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/49399
ドラッケンミラー氏、誰でも30%以上の利益を出せる方法を語る
2023年5月9日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36627
バッド・ディールよりもノー・ディールの方がいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/938.html
借金は「時間を買うこと」_ 良い借金と悪い借金
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/942.html
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
優良株の長期投資以外はすべてギャンブル
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html
資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html
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80:777
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2024/11/10 (Sun) 09:53:29
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投資コストを極限まで減らすと勝ちやすくなる
2024.11.10
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html
日経225は取引手数料がとても安い
info20150108-02-img-01
画像引用:楽天証券 | 日経225先物・オプション手数料を引き下げました。https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20150108-02.html
投資コストを減らすと勝ちやすくなる
投資をしていて儲からない人の行動パターンは色々ありますが、共通点としてはコストが高い投資を好んでやっている点です
投資の中にはトータルでの手数料が限りなくゼロに近いものから、一回取引しただけで1割も手数料が取られるものがあります
日経225やS&P500などに連動するフリーETFは売買手数料が信託報酬は0.2%前後なので、合計の取引コストも0.2%以下に抑えられます
このような低コストな投資だけをしている場合相場の目論見が外れて損をする事はあるが、手数料が膨らんで損をすることはありません
だが高コストな投資を好んでしていたら相場変動に加えて手数料コストとも戦わねばならず、誰も手数料に勝つことはできない
フリーETFではないアクティブ型投資には信託報酬2%以上のものがあるので、手数料はフリーETFの10倍以上になります
ETFを含む投資信託では配当を再投資して増やすことができ、利益が出ていても解約するまでは税金を支払わなくて済みます
他の短期的な投資では売買利益や配当に毎回20%課税されるので、投資信託への長期投資は長い目で見ると税金も安く済みます
投資コストを減らす事は売買利益を得るのと同じで、毎回2%投資コストを減らすと毎回2%儲けたのと同じ事に成ります
100万円で毎回手数料2%の投信を買う人は、低コストETFを買う人に比べて、最初から2万円負けてスタートしているのです
以前金融庁だったかが銀行が販売している投資信託の投資結果を調査したところ、顧客の9割以上が損失を被っていたという結果が出ていました
恐ろしいのはこの9割の人の多くは「投資では勝っていた」のに手数料で損失を出していた点で、当たり前ですが投資会社や銀行やマスコミは『手数料が高い投資を勧めて来る』のです
手数料に徹底的にこだわるべき
株の現物取引では通常、10万円取引で100円、100万円取引で500円程度の売買手数料がかかるので0.1%から0.05%になります
手数料は片道分なので購入して利益がでて売却すると、一連の取引で10万円取引なら約200円(約0.2%)の手数料がかかります。
少ないようですが気を付けたいのはこれは1回の手数料なので、取引10回なら2%、100回なら20%に相当する手数料を払う事になります
例えば年間に短期売買を100回繰り返して合計20%の投資利益を得ても、手数料も投資金額の20%で利益ゼロになっている筈です
これはレバレッジをかける取引では重要な意味を持ち、日経平均先物やFXなどでは口座金額の最大20倍の取引も可能です
日経225miniでは証拠金1万5000円から手数料40円ほどで300万円の取引ができ、往復でも0.004%の手数料しかかかりません
だがレバレッジ10倍で年100回取引すると年4%の手数料になりレバレッジ20倍で年100回だと年8%になり、取引回数が増えるほど利益を出すのは難しくなります
レバレッジを掛けて短期売買を繰り返すのは良いやり方ではないが、手数料が低いのでこの程度ならほとんどダメージを受けないでしょう
もし1往復0.4%の取引手数料で同じことをしたら、年400%から800%も手数料を支払うことになり、100%負けるでしょう
投資をするときは銘柄や配当より手数料に徹底的にこだわるべきで、投資コストを極限まで低くすると、投資で負ける確率も極限まで下がります
短期投資よりも長期投資のほうが 勝ちやすいというのも結局は手数料などの投資コストを減らせるからで、手数料を100回払うより1回しか払わない方が勝ちやすいからです
Wバフェットは「その銘柄を10年保有する気がないなら投資しない方が良い」という意味の事を言っていますが、これも「投資コストを極限まで減らせ」という事だと思います
https://www.thutmosev.com/archives/79181563.html
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81:777
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2024/11/20 (Wed) 09:13:00
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なぜ玉木代表は日本を海外に売り飛ばすのか?円安・物価高に苦しむ国民を尻目に「日銀は利上げ急ぐな」の非情な経済オンチぶり
2024.11.19 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/628998
国民民主党の玉木雄一郎代表がロイターのインタビューで、「向こう半年は利上げを急ぐべきではない」と日銀に厚かましく注文をつけたのは今月1日のこと。首相にでもなったつもりで調子に乗ったのかもしれないが、この不倫男の言うとおりにしていては、日本経済は円安と物価高で本当に終わってしまう。外国人が「日本は何でも安い」と目を輝かせる一方で、日本という国を支える国民がマイホーム購入はおろか、日々の食費にすら大きな負担を感じているという矛盾。エコノミストの斎藤満氏は、日本で働き、日本円を稼いでいる自国民の生活実感を向上させるには、しょせんインフレに負ける見せかけの“賃上げ”ではなく、日銀による適切な政策金利の引き上げこそが重要と釘を刺す。(メルマガ『マンさんの経済あらかると』より)
プロフィール:斎藤満(さいとう・みつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。
いま日銀が利上げをしなければ、日本経済は“手遅れ”になる
欧米が利下げ局面に入っている中で、日銀はようやく政策金利の引き上げに動きだす「半周遅れ」にあります。
この大規模緩和を長い間続け、引き締め転換が後手に回った結果、日本経済は取り返しのつかない、大きな負担を余儀なくされています。
都内の新築マンション価格は昨年から平均で1億円を超え、バブルの様相を呈しています。
銀行の無節操なバブル融資こそ発生していませんが、長期緩和の副産物である円安を利用し、割安となった日本の不動産や株などの資産を買いあさる外国資本によって、日本の資産価格が高騰、日本人にはなかなか手が出ない価格高騰となっているのです。
また物価高を放置し、いまだにデフレ脱却を掲げる政府日銀の姿勢の中で、国民は物価高で生活が圧迫されています。これは日本だけでなく、主要国の間で物価高が政府批判となり、選挙で与党がいずれも敗れる結果となっています。
日本は賃上げを免罪符にしていますが、現実にはインフレで実質所得が減り、金融資産が目減りして将来不安を高めています。自公の過半数割れは国民の不満の表れです。
円安資産バブルに笑う外国人、泣かされつづける日本国民
都内の新築マンション価格は、昨年から平均で1億円を超えました。このマンション価格高騰の裏に、外国人マネーによる投資需要の拡大があります。
いわゆる「億ション」の買い手の多くが投資目的の外国人で、彼らにしてみれば1ドル150円超の大幅円安により、ドルベースでは日本の住宅価格が割安に見えます。
住宅や土地に限らず、日本の株価も円安で海外の投資家からは割安に見えます。カナダ資本がセブン&アイの買収提案に出た裏にも、この円安で日本企業が安く買える環境があります。
最近でこそ中国の景気対策期待で投資マネーが日本市場から中国市場にシフトする動きがありますが、日本の不動産や株、高級食材に至るまで、円安のおかげで「外人」にはバーゲンセールとなっています。
都心に住宅を持つ人が買い替える場合は、売値も高くなって億ションを買うことも可能になりますが、30代や40代の一次取得者には、都心の住宅は手の届かないものになり、郊外の物件に需要がシフト、首都圏全般の価格高につながっています。
国民が家を買えないのに、外国人向けバーゲンセールをやっている場合か?
1980年代のバブルのころは、銀行が積極的に貸し出しをしたために、買い手は容易に資金調達ができましたが、今日ではさすがに銀行も慎重で、借り手一人では返済負担が大きすぎてローンが組めない場合に、共働きの配偶者にも借金をさせる「ペアローン」のケースが増えています。
ペアローンを組んだ世帯では、二人とも長年仕事を続け、返済資力があればよいのですが、非正規雇用の場合や、生活面で子育て、親の介護などの条件変化で片方が仕事を続けられなくなるケースもあり、結果的に片方の返済負担が大きくなって生活破綻をきたすケースも報告されています。
1980年代には労働市場が「終身雇用」制で、年功序列で明日は今日より明るい希望があり、長期の借金をしても返済に困るリスクは限定的でした。
ところが、現在のように労働市場が非正規の多い不安定な状況で、住宅価格が押し上げられると、一次取得者の住宅購入が非常に厳しくなり、持ち家比率が低下する可能性があります。
一般に高齢者の借家住まいが厳しくなり、住処のない高齢者が増える懸念があります。
円安は海外の投資家にはプラスとしても、彼らが需要を押し上げ、住宅価格を押し上げた結果、円で生活する日本人が家を買えなくなる問題を引き起こしました。
しかも、政府が企業のために雇用の流動化、非正規化を進めたために、雇用の安定が維持できなくなり、それだけ借金をして家を買う条件が厳しくなりました。
かつては金利引き上げや規制強化によって住宅バブルに対処せざるを得なくなり、結果としてバブルを崩壊させ、失われた20年を経験することになりました。
今日(こんにち)は信用爆発ではなく、円安で海外マネーが住宅価格を押し上げているだけに、円安を是正して、日本の不動産の外人向けバーゲンセールをやめることが必要になります。日銀は円安につながる金融緩和の是正が急務です。
政治家が言う「賃上げ」のウソ。物価高の負担はますます深刻化
そしてもう1つ、長期にわたる異次元緩和が、企業の価格行動を変えました。従来は価格引き上げが需要減につながるとみて、価格を維持し、その分コストを圧縮してきました。これが政府日銀によるインフレ促進策によって、逆にインフレ・マインドを醸成してしまい、「赤信号、皆で渡れば怖くない」となって値上げに抵抗がなくなりました。
政府自身がコスト増分を価格転嫁するよう推進していることもあって、最近では利益拡大のための安易な値上げが広がっています。昨年までコメだけは安かったのですが、現在はコメ不足も手伝って、コメ価格が急騰、これを起点にコメを材料とする製品もこれから値上げラッシュとなります。
しかも、かつては国営のもとで価格は政府が管理していた郵便が、民営化の中で値上げが容易になり、先月からはがきや封書の郵便代金が26%から33%も上昇、郵便料金の引き上げは配送料の引き上げとともに、経済の多くの分野にコスト高となり、その分の価格転嫁、値上げを誘発します。
家計が値上げの連続にあきらめを感じ、企業にインフレ・マインドが醸成されると、日銀はインフレを抑えることが難しくなります。安定的な物価上昇ではなく、止めどのないインフレにつながるリスクがあります。
そして政府日銀は金融緩和で賃上げを支援すると言っていますが、物価高が続くと、賃上げでは生活コスト高をカバーできなくなります。今年6月、7月はボーナスの増加で実質賃金が久々にプラスになりましたが、ボーナスを除く定期収入では依然として物価をカバー出来ず、実質賃金はマイナスになっています。
しかも、日本の物価統計は実態より低く出ている可能性が高く、現実の負担感は統計以上に厳しくなっています。これは日銀の「生活意識に関するアンケート調査」に表れています。CPI統計が2%台の物価上昇を示している一方で、個人が感じる物価上昇は10%を超えています。基準のインフレ率が低いため、年金の改定も少なく、年金生活者の実質購買力は数字以上に低下しています。預貯金の目減りも進んでいます。
このため個人消費は停滞が続き、 小売店の中には値上げで売り上げが減る事態を恐れ、自社ブランドを中心に値下げに出る動きが出始めました。物価高を放置してきたため、家計が疲弊し、消費が弱くなり、却って経済にデフレ圧力をもたらします。そして生活苦を推し進めた政府に選挙で「ノー」を突きつけました。与党は選挙の敗北原因をよく吟味する必要があります。裏金問題だけではないのです。
https://www.mag2.com/p/news/628998/3
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ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
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石破総理を操る黒幕「米外交問題評議会」は新NISAをどう“利用”してきたか?日米選挙後にトレンド大転換も
2024.10.16 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/625374
米共和党・米外交問題評議会(CFR)の圧力
米国の圧力。といっても、ホワイトハウスや米財務省ではありません。
石破総理は就任直後に世界有数の投資会社ブラックストーン社の共同経営者、スティーブ・シュワルツマン氏と面談したといいます。同社は日本でも積極的な投資を行っていて、今後も投資拡大を計画しています。そこで投資家サイドからの要望があった模様です。一投資家として、投資環境を考慮して利上げに反対、ということになったのか、政治的な意図があったのかは不明です。
そもそも、シュワルツマン氏はピーター・ピーターソン氏と共同でブラックストーン社を立ち上げましたが、このピーターソン氏はCFR(外交問題評議会)の重鎮です。シュワルツマン氏も共和党系CFRの立場にあります。
CFRは日本に対し、増税を含めた緊縮型財政を求め、そのため金融政策ではある程度緩和的な状況が必要と見ています。これまでも日銀の利上げには抵抗を示していました。
また、ブラックストーン社は中国でも投資をしていて、日本の利上げが中国市場の制約になるとみて、利上げには反対の立場をとります。
昨年秋にはブラックストーンの兄弟会社、ブラックロックのトップが岸田総理と会談し、日本マネーの米国還流支援策を求めたといいます。
これらを前提として岸田総理は新NISAを推し進め、今年になって新NISA経由で大規模な日本マネーが米国株式市場に流入しています。
今回も、ブラックストーン社が米国市場への資金流入を考え、低金利維持を望んだことは想像に難くありません。
https://www.mag2.com/p/news/625374
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新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
森永卓郎氏が警鐘を鳴らす「世界恐慌の前触れ」 老後資金を失う人が続出する未来
2024年10月28日
https://the21.php.co.jp/detail/11471
ついに始まる 世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
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82:777
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2025/01/22 (Wed) 01:22:42
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日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk
<チャプター>
00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、 「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
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83:777
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2025/02/22 (Sat) 10:02:40
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レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。
今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。
国家の衰退
ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。
国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。
前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。
レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める
ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。
だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。
通貨暴落のその後
通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。
植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。
さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。
中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。
だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。
この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。
このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。
それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。
資金の国外流出
この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。
個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。
だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。
増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。
ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。
ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている
結論
ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。
レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
一般的な理解が不足しているために、 紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
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84:777
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2025/02/22 (Sat) 10:16:12
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ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
2025年2月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がトニー・ロビンズ氏のインタビューで、2025年のアメリカの債務危機と実体経済の関係について語っている。
高金利の時代
世界経済にとって、コロナ前とコロナ後の大きな違いは金利である。コロナ前まではインフレ政策による低金利の時代だったが、コロナ後はインフレで高金利の時代になった。
ガンドラック氏は次のように述べている。
あなたのこれまでの常識は金利が低下している環境下でのみ起こったことだ。だから金利が上がり始めると、状況は完全に変わる。そしてそれが始まっている。2022年から金利は上がり始めているからだ。
そして金利はもう二度と2016年から2020年までの水準にはもう戻らないだろう。
Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は、金利は金融市場全体の屋台骨だと言っていた。だから金利のトレンドの変化は、金融市場全体に大きな影響を及ぼす。
例えばコロナ前の金利低下は米国株の何十年もの上昇トレンドを支えてきたのだから、それが逆転すれば株価はどうなるのかということである。
レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か
米国債の利払いの問題
だが金利の一番大きな影響は株価に関するものではない。それでさえも一番重要なことに比べれば些事である。
ガンドラック氏は次のように言っている。
経済が減速するとき、米国債の利払いが危機的状況になるだろう。米国債の利払いはたった3年前と比べて大きく上がっている。3年前には米国債の利払いは年間3,000億ドルだった。今では1.4兆ドルだ。
そしてその金額は、GDP比では4%に達しようとしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png
ちなみにアメリカの財政赤字はGDPの7%程度である。つまり、財政赤字の半分以上がもはや借金の利払いなのである。
アメリカの債務危機
政治家がインフレ政策によって増やし続けてきた政府債務は、低金利政策が続けられる限り何の害もないように見えたが、彼らが見逃していたのは低金利政策はいずれインフレを引き起こすということである。
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
そして金利が上がって借金の利払いを新たな借金によって支払うようになる。だがそれが更なる利払いを生む。
ちなみにガンドラック氏は、状況がここから更に悪くなると予想している。金利が低かった頃に発行された米国債に期限が来ると、米国政府は今の高金利で借り換えを行わなければならないからである。
ガンドラック氏は次のように述べている。
金利が1%だった大量の米国債に期限が来て、4.5%の新たな米国債に借り換えられようとしている。
このままでは税収のすべてが利払いで消えることになる。
コロナ前のデフレの時代ならば、中央銀行が紙幣を印刷して国債を買い入れれば良かったかもしれない。
だがインフレが起こってしまった今では、紙幣印刷をすればインフレが悪化する。何人かのファンドマネージャーはそれを懸念している。
ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: 米国の金利が7%まで上がる可能性
だから中央銀行がアメリカの債務危機を解決することは出来ないのである。
レイ・ダリオ氏: 中央銀行はいずれ緩和能力を失う
結論
アメリカの債務危機と書いたが、それは言いすぎだ、誰もそこまで騒いでないではないかという読者もあるかもしれない。
しかしガンドラック氏は次のように言っている。
何兆ドルものこうした米国債に期限が来るとき、アメリカ国民は議論を避けられない。現状の税制と債務状況が両立できなくなるからだ。
ガンドラック氏はこれから人々が騒ぐと言っている。インフレもそうだった。筆者が最初に物価高騰の可能性を警告したのは2020年である。
金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)
だが人々がインフレを騒ぎ始めたのは2022年になってからだった。
今回も同じである。多少のラグがあるだけだ。だが安心してほしい。すぐに人々も騒ぐようになる。
特に、アメリカが次に景気後退に入る時、状況は酷くなる。
ガンドラック氏は次のように述べている。
歴史的には、景気後退時には財政赤字はGDPの4%ほど増加する。直近3回の景気後退ではコロナ禍のために9%の増加が平均だ。
次の景気後退では仮にその間の6%ほどの増加になるとしよう。財政赤字はGDPの12%か13%になる。これは危機的だ。不可能だ。
だからガンドラック氏は、米国政府が結局借金を払いきれない可能性を指摘している。ガンドラック氏は次のように言っている。
利払いに対応するために米国債が再編されることも有り得るだろう。
アメリカの財政が債務とインフレで破綻に向かってゆくこのシナリオは、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で詳しく予想しているシナリオである。
驚くべきことに、ダリオ氏はこの本をコロナ後、インフレになる前に書き始めた。各国政府が現金給付を行なった時点でそこまでのシナリオを見通していたのである。
ここまではきっちりダリオ氏のシナリオ通りに 来ている。これからもそうなるのだろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
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85:777
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2025/03/07 (Fri) 20:14:53
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トランプ経済政策の「軸」|関税とエネルギー政策の行方
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/03/06
https://www.youtube.com/watch?v=TKzDxe3n8GQ
トランプ大統領が再びホワイトハウスに戻ると、市場はどう動くのか?
関税政策、エネルギー戦略、規制緩和…彼の経済政策があなたの投資にどんな影響を与えるのかを徹底解説!
関税で製造業は本当に戻るのか?
エネルギー政策は市場にプラスかマイナスか?
イーロン・マスクとトランプの対立がもたらす影響とは?
長期投資家はどう行動すべきか?
本動画では、トランプ政権の政策が短期・長期の市場に与える 影響をわかりやすく解説し、投資家としてどう対応すべきかを考えます。
政治の動きを冷静に分析し、長期投資の視点を持つことで、市場の波に振り回されない投資戦略を一緒に考えましょう!
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86:777
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2025/03/12 (Wed) 01:36:23
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市場の暴落はなぜ起きたか?
石原順チャンネル 2025/03/11
https://www.youtube.com/watch?v=Ss8EVlHe530
<チャプター>
00:00 市場の暴落はなぜ起きたか?
03:48 この先はデトックス(解毒)の期間になる
10:30 2025年には9.2兆ドルの米国債が満期を迎える
13:00 この売りはやがて尽きるのか?
17:46 ナスダック100CFD(日足)
21:42 S&P500CFD(日足)
23:50 NYダウCFD(日足)
24:19 日経平均CFD(日足)
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87:777
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2025/03/14 (Fri) 15:05:37
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『ザ・マネー』 ~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年3月14日
https://www.youtube.com/watch?v=zcVeicob2Xs
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88:777
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2025/03/18 (Tue) 08:06:09
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【2025年3月17日】米テック株は弱気相場入り?! 日経平均の今後は(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=-PEy6qf6KwA
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89:777
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2025/03/21 (Fri) 15:42:52
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年3月21日
https://www.youtube.com/watch?v=FgNSHuNQEsw
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90:777
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2025/03/22 (Sat) 12:51:30
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ゴールドは現物を買え!金需要が増大して金価格が凄いことになる!?投資家税理士が本音を語る
投資家・税理士 三本さんのお金の話 2025/03/08
https://www.youtube.com/watch?v=PBVgA_ZczfA
世界が恐れる時限爆弾!? フォートノックスに金はあるのか?50年監査されていない!?2つのシナリオを考えてみた!?
投資家・税理士 三本さんのお金の話 2025/02/28
https://www.youtube.com/watch?v=Lk9AnJRGdTg
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91:777
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2025/03/25 (Tue) 15:02:52
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【2025年3月24日】銀行株高は続く!? TOPIXラリー開始か(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=iwPS5xLqOZ4
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2025/03/25 (Tue) 21:16:09
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株はドル円に聞け!?
石原順チャンネル 2025/03/25
https://www.youtube.com/watch?v=GotdaVFQKkU
<チャプター>
00:00 株はドル円に聞け!?
00:10 ドル/円(日足)
03:17 ビットコイン/ドル(日足)
04:43 テスラ(日足)
08:48 テスラが下落が落ちつく
12:57 テスラ(2時間足)
14:34 バイデン政権の世直し
16:30 2025年の世界的大不況の危険性
20:32 円安による物価
24:00 日本銀行の金融緩和は誰の為?
26:53 ドルは極めて過大評価されている
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93:777
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2025/03/27 (Thu) 06:20:40
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ああ
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94:777
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2025/03/29 (Sat) 07:14:35
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(3月28日収録) 【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=ikT9maqpDSA
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95:777
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2025/04/06 (Sun) 01:11:08
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silver-journal
https://silver-journal.com/
silver-journal ニュース
https://silver-journal.com/category/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/
silver-journal 世界経済
https://silver-journal.com/category/%e7%b5%8c%e6%b8%88%e5%b4%a9%e5%a3%8a/
silver-journal 金銀価格予想
https://silver-journal.com/category/%e9%87%91%e9%8a%80%e4%be%a1%e6%a0%bc%e4%ba%88%e6%83%b3/
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96:777
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2025/04/10 (Thu) 15:33:05
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投資で負ける人は勝率が高く、勝つ人は勝率が低い
2025.04.10
https://www.thutmosev.com/archives/76523756.html
勝つ喜びより負ける苦痛は遥かに大きいので、勝率を上げて苦痛を避けようとする
01
画像引用:https://moneyzine.jp/static/images/article/187037/01.gif
勝率9割でも負ける投資家とは
個人投資家の投資では意外にも負ける人は勝率が高く、継続して利益を出す人は勝率が低いといわれている
一見逆のようだが、トータルで負けてしまう人は勝率を見ると6割から9割も勝っている人が多いのです
種あかしは負けている投資家ほど負けることへの恐怖心が強いので、「決して負けまい」とします
その結果負ける投資家は損切りが出来ず、含み損に耐えて小額の利益が出たときに決済するので、やたらと勝率が高いのです
行動心理学では投資家の恐怖心が損切りをできなくすると分析しています
投資では勝った時の喜びより小額でも負けた心の痛みがはるかに大きく、両者はまったく釣りあいません
この結果投資家は勝った喜びなどすぐに忘れ、負ける心の痛みをなるべく避けようとして損失が出ていると自分では決済できなくなります
小さな損切りであっても、心の痛みは10倍の利益出しても打ち消せないほど強いので、損切りしたくないと思うのです
我慢すれば9割のケースでは相場は回復するので、心の痛みやプライドが傷つくのを避けられます
だが1割のケースでは相場は回復せず損失が拡大し、「大相場」になって大敗を喫してしまいます
こうして勝率9割なのにトータルでは投資で負けている個人投資家が多いのです
勝つ投資家は普通の人ではない?
日本語では高い勝率を追及して大きく負けるのを「こつこつドカン」と分かりやすく表現されています
勝つことはどんな勝負事でも正しいとされ投資でも正しのですが、実は投資の勝率には意味がないのです
重要なのは負けを含めたトータルで、勝率を上回る利益を出し続けることなので、”自称投資家おじさん”の高すぎる勝率は疑うべきです
例えば勝率10%でも1回の勝利で10倍にする人はそれでチャラであり、10回に一度でも10倍以上に増やせば利益がでます
反対に勝率90%でも平均して1割も利益が出ず、1回の負けで10回分の利益を負けたら、トータルでは負けになります
負ける個人投資家のほとんどは勝率が6割以上で日常的に「コツコツ」勝っているのだが、1回の負けが多いのです
逆に継続的に勝ち続けている投資家の多くは勝率は5割程度で、2回に1回は負けていると言われています
行動心理学では「負ける苦痛は勝つ喜びの数倍大きい」ので、普通の人は勝率5割以下の状況に耐えられません
心の安心を得るために無理やり勝率を上げに行くのが人間の心理だが、そうすると負けやすくなります
普通の人は安心を得るために利益は伸ばさずすぐに確定し、損失は損切りしたくないために、我慢して回復を待ちます
勝っている人の多くはこれと反対に損失は早く切ってしまい、利益は決済を我慢して大きく伸ばします。
理屈では分かっていても、人間の心理としては、中々できないと思います
2025年はトランプ大統領が関税を乱発したせいで「大相場」になっており、多くの投資家が「コツコツドカーン」の大敗を喫しています
そうしたほとんどは普段は日常的に9割以上の勝率を誇っていた筈だが、要するに損切しない必勝法で勝てていただけだと思われます
https://www.thutmosev.com/archives/76523756.html
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97:777
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2025/04/11 (Fri) 14:42:48
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『ザ・マネー』 ~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年4月11日
https://www.youtube.com/watch?v=c2GXXnHVvfo
米国の長期金利が上がったので、トランプやベッセントが青くなって、追加関税の施行を90日間遅らせたみたいだね。
トランプやベッセントは株価も景気もどうなってもいいけど、長期金利だけは上がったら困るんだ。 米国債の利払いをする金が無いので、米国の軍事費をゼロにしないとやっていけなくなるからね。
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98:777
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2025/04/27 (Sun) 05:12:03
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トランプ関税ショック!不安な今こそ“チャンスに変える”投資術【入会金半額は本日まで!】
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025年4月26日
https://www.youtube.com/watch?v=vzF_J3pUxM0
最近の相場は、トランプ大統領の関税政策の影響で、大きく揺れ動いています。
「今、株を買うべきなのか?」「このまま持っていていいのか?」
そんな不安や迷いを感じていませんか?
その不安、実は【チャンス】に変えることができるかもしれません。
相場の急変にどう対応すべきか?
長期投資家が守るべき“3つの原則”
購入銘柄を見極める視点と、今注目のセクター
つばめ投資顧問が提供する“安心して続けられる”サポート体制とは?
このライブでは、不確実な相場の中で、どのように投資と向き合えばよいかを、
私たちが実際にどのような考え方・手法で判断しているかを交えながら、わかりやすく解説いたします。
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99:777
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2025/04/29 (Tue) 03:34:40
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【2025年4月28日】米ドル/円は下げ一服 中期的には130円割れ?(宮田直彦)
https://www.youtube.com/watch?v=pbQCq4rEHn8
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2025/04/29 (Tue) 03:41:16
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エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?(講師 宮田直彦)
株・為替・トラリピ1DAYセミナー(2025年4月26日開催)
https://www.youtube.com/watch?v=lXpm0TR0LAo
0:00 視聴者限定特典のご案内
1:07 オープニング
2:35 第1部・レンジ相場とトレンド相場で異なるトラリピ戦略
(講師 髙尾和秀、奥谷龍生)
1:06:32 第2部・エリオット波動による相場分析 高まる景気後退 日米株式はどうなる?
(講師 宮田直彦)
2:10:21 第3部・日銀の利上げは?主要中銀の政策は?
(講師 加藤出 氏、西田明弘)
2:55:46 第4部・トランプ「乱気流相場」の投資術
(講師 西山孝四郎 氏)
3:57:32 第5部・今後のマーケット留意点とレンジシフト活用術
(講師 西山氏、津田、八代、髙尾)
★講師
東短リサーチ株式会社 代表取締役社長・チーフエコノミスト 加藤出 氏
現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏
マネースクエア 宮田直彦、西田明弘、津田隆光、八代和也、髙尾和秀、奥谷龍生
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101:777
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2025/05/06 (Tue) 00:40:46
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【バフェット引退と警告】「米国財政赤字が最大の懸念だ」実は金に強気なのか?銀を大量に買っていた過去とは?
シルバー マフィア 【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】2025/05/05
https://www.youtube.com/watch?v=YdJ9Uk2CDqU
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102:777
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2025/05/14 (Wed) 11:08:35
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【自己防衛】資産を守るために証券口座乗っ取り対策をしよう
つばめ投資顧問の長期投資大学 2025/05/10
https://www.youtube.com/watch?v=7BLPdRk6h7k
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103:777
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2025/05/17 (Sat) 10:10:44
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銀が火を吹く日:300ドルへの爆発シナリオとは?(【隠れた富への鍵】シルバー投資の秘密を探る その323)
ぎんぎつね 2025/05/17
https://www.youtube.com/watch?v=sYJCha7XC8A
「銀が1オンス300ドル?」
一見すると荒唐無稽なこの数字。しかし、世界の著名なアナリストたちは今、それが夢物語ではなく、現実の可能性として議論し始めています。
金融の信認が揺らぎ、歴史的な価格比率が崩れ、投資家の注目が“金”から“銀”へと移る中、かつてない動きが始まろうとしています。
これは単なる価格予測ではありません。通貨、信頼、そして経済の根幹に迫る、新たな物語の序章です。
今、銀は眠りから目覚めようとしています。私たちはその瞬間に立ち会っているのかもしれません。
【タイムテーブル】
00:00 オープニング
00:49 1.爆弾発言「銀300ドル」の衝撃
02:03 2.金銀比率の異常と銀の過小評価
03:58 3.チャートが告げる“歴史的ブレイクアウト”
05:38 4.銀に殺到する民衆──通貨需要と恐怖の連鎖
07:33 5.実物vsペーパー──銀市場に忍び寄るショートスクイーズ
09:22 6.億万長者の行動──1,270万オンスの衝撃
10:52 7.供給制約と景気減速が引き起こす“地殻変動”
12:30 結論──銀は本当に300ドルへ向かうのか?
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104:777
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2025/05/19 (Mon) 00:15:57
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【ムーディーズ米国債格下げ】金価格はどうなる?過去の格下げで15%ゴールド上昇したが今回は?
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】 2025/05/18
https://www.youtube.com/watch?v=7ns5JAV0nNY
【目次】----------------------------------------
1、ムーディーズが米国債格下げした理由は? 0:00
2,2025年は米国債7兆ドル分の借り換えが必要 5:00
3,2011年米国債格下げ時、金は15%上昇した 7:00
4,基軸通貨は徐々に、そして突然暴落する?9:21
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105:777
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2025/05/19 (Mon) 23:54:46
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【2025年5月19日】米国債格下げ トリプル安再燃?(宮田直彦)
MONEY SQUARE 2025/05/19
https://www.youtube.com/watch?v=6LvuBEZY_xA
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106:777
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2025/05/24 (Sat) 15:04:42
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(5月23日収録) 【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=5I4-TgGNrag
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107:Rubenuricy:
2025/06/03 (Tue) 21:23:10
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РТНС from TOR and FREENET
j1d.ca/_J #or# put2.me/epuemo
4ty.me/ibhi7c #or# tt.vg/URoSx
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