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佐野周二 淡島千景 桂木洋子『てんやわんや』(松竹 1950年)

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2025/01/27 (Mon) 08:22:47

獅子文六『てんやわんや』(松竹 1950年)
監督 渋谷実
脚本 斎藤良輔 荒田正男


てんやわんや / Tenya wanya (1950) [カラー化 映画 フル / Colorized, Full Movie]
https://www.youtube.com/watch?v=kmoiKijmB7k

1950年(昭和25年)7月公開に公開された渋谷実監督の日本映画『てんやわんや』をAIでカラー化・高画質化しました。


【日本の土俗風習】四国の山奥秘境の村で700年以上も守られてきた独特な風習に、初めて訪れた旅人が驚愕!
https://www.youtube.com/watch?v=phNN-qNKDjo

これは、獅子文六の小説『てんやわんや』を元に作った動画です。

今から約80年前、終戦翌年の1946年、故あって東京から愛媛県南部の相生町に来て長逗留している、物語の語り手である「私」犬丸順吉は、地元で知り合った悪友の越智に誘われ、愛媛県と高知県の県境にある黒霧山の山村「檜扇」(ひおぎ)へ二日掛かりの旅に出かけることになります。

この村は、平家の落人が住み着いたと伝えられ、海抜1000メートル近くの人里離れた山奥に隠れるように30戸ほどの家々が点在し、自給自足に近い生活をしています。

道中、犬丸は美しい自然に囲まれながら山路を進み、険しい道のりに苦労しながらも、越智や田鍋拙雲和尚たちと共に目的地を目指します。

村に着くと、驚くほどに村人たちは遠来の客を丁寧に出迎え、歓待してくれます。越智の妻がこの村の出身であるため、犬丸たちは一夜の宿を提供されることになります。宿を割り当てるためにクジ引きが行われ、犬丸は「平城銅八」さんの家に泊まることに決まります。銅八の家では、彼の美しい娘アヤメが犬丸を迎え、甲斐々々しく世話をします。

その晩、父に促されたアヤメが犬丸に酒を注ぎ、盃が進むうちに犬丸はあまりに強い地酒の泡盛のせいで酩酊し意識も朦朧としてきます。そして、その後に犬丸に幻想か現実か定かでないようなことが起こります……



てんやわんや - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%93%E3%82%84%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%84

『てんやわんや』は、『毎日新聞』に1948年から1949年にかけて連載された獅子文六による日本の小説、またそれを原作とする日本映画である。

太平洋戦争の終戦直後、獅子文六が妻の実家がある愛媛県宇和島市津島町(旧北宇和郡岩松町)に疎開していた時の様子を題材としている。

宇和島市を題材にした『大番』と同じく愛媛県南予地方の人情、文化、方言などを詳しく知ることができ、この地方特有の「牛の突き合い」(闘牛)、「牛鬼」(お祭りの練り物)、岩松川の大うなぎ(愛媛県の天然記念物)、とっぽ話(ホラ話)や戦後すぐにおこった「南海大地震」などが興味深く紹介されている。


ストーリー
主人公犬丸順吉は、戦犯の容疑を恐れ、師事していた代議士鬼塚の郷里「相生町」(津島町がモデル)に疎開する。彼は鬼塚の紹介で「相生長者」の家に食客として住み着き、彼や彼の知人から厚遇される。饅頭食いの越智善助、うなぎ取りの名人田鍋拙雲、謄写版恋文三割歩留り多賀谷青年など、ユニークな人物が多く登場することで、戦後の荒廃した東京と、のんびりとした「相生町」の好対照が見事に描かれている、獅子文六の代表作のひとつである。

映画版 てんやわんや
監督 渋谷実
脚本 斎藤良輔 荒田正男


小説を原作とする映画が1950年に公開された。宝塚歌劇団出身である淡島千景の映画デビュー作で、第1回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞している[1]。

キャスト
犬丸順吉 佐野周二
花輪兵子 淡島千景
あやめ 桂木洋子
鬼塚玄三 志村喬
玉松勘左衛門 三島雅夫
越智善助 藤原鎌足
田鍋民平 薄田研二
お益 望月美恵子
佐賀谷 三井弘次
清六 三津田健
妻 紅沢葉子
品子 佐々木恒子
銅八 高堂国典
妻 高松栄子
番頭川田 清水一郎
漁師 山路義人
勝っちゃん 中川健三
岩渕 諸角啓二郎
五郎 北原繁
清家 長尾寛
バス車掌 中尾照子
社員 増田順二、長尾敏之助、永井達郎、泉時彦
キャバレー踊子 ベテイ丸山

その他
小説にちなんだ菓子として、「大野文六堂」の「文六餅」、「浜田三島堂」の「善助餅」がある[2]。
地元の大畑旅館には、獅子文六が執筆していた部屋が保存されている。
漫才コンビの獅子てんや・瀬戸わんやは本作から名前を取ったものである。
越智善助の食べた饅頭の数は原作では31個だが映画では51個になっている。因みに浜田三島堂の「善助餅」のコマーシャルも51個である。

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