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2024/04/23 (Tue) 11:58:53
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東京は物価が安くて過ごしやすい…外国人観光客が日本に殺到しているモヤモヤする理由
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https://news.yahoo.co.jp/articles/9a9f6afb92f2e0f31f8006b8fa92ec04e3201bab
■外国人観光客にとって東京は「お得な旅行先」
満開の桜の下、スマホのカメラを構える外国人観光客たち。日本の美を堪能しようと訪れる旅行者が、再び目立つようになってきた。都市に賑わいが戻った嬉しい光景だ。
【図表】イギリスの国有企業がまとめた「お得な旅行先ランキング」
ただし、訪れる理由は純粋な「美」だけとは限らない。日本が「安い国」になったことで旅行先に選ぶ海外客は確実に増えており、手放しで喜んでばかりもいられない。イギリスで発表されたリポートで、衝撃的な事実が浮かび上がった。東京は世界の主要都市のなかでも、ベトナムやケニアなどの都市に次ぎ、4番目に安く観光できるという。
リポートは「ホリデー・マネー・レポート」と題し、イギリスの国有企業であり郵便事業を担うポスト・オフィス社が毎年発表している。このたび発表された2024年版(PDF)で、「2024年版 休暇の価値が高い旅行先トップ15」が掲載された。価値が高いランキングと謳っているが、現地の物価の安さをもとに順位付けしているため、実質的に滞在費用の安い都市ランキングとなっている。
世界40都市の滞在費用を比較したところ、安い都市上位は次のようになった。末尾は1日あたりの滞在費用を示す。4月11日時点のレートで英ポンド表記から日本円に換算し、10円未満を四捨五入した。
1位 ホイアン(ベトナム)……9840円
2位 ケープタウン(南アフリカ)……1万440円
3位 モンバサ(ケニア)……1万550円
4位 東京(日本)……1万1350円
5位 アルガルヴェ(ポルトガル)……1万1470円
6位 シャルム・エル・シェイク(エジプト)……1万1790円
7位 サニービーチ(ブルガリア)……1万2000円
8位 クタ(インドネシア・バリ島)……1万2170円
9位 マルマリス(トルコ)……1万2700円
10位 パフォス(キプロス)……1万4090円
■グラスワイン700円、飲料水130円に「格差」を感じる
日本の東京に1日あたり1万1350円で滞在でき、ベトナム、南アフリカ、ケニアに次ぐ安さという結果だ。8位には、かつて安価なリゾート地として日本人からも人気を集めたバリ島がランクインしている。東京とバリ島の滞在費用の差は、1日あたりわずか1350円だ。
東京は昨年8位だったが、4つ順位を上げて4位に浮上。英ポンド建てでの滞在費用は、昨年比で16.2%急落した。
ラングの発表を受け米フォーブス誌は、旅行ライターで同誌上席寄稿者のラウラ・ベグリー・ブルーム氏による記事を掲載。「予想外のひねりとして、伝統と現代が融合した活気あふれる大都市、日本の東京が4位にランクイン」したと述べている。
もっとも、同ランキングは宿泊費など実際の諸費用を積み上げたものではない。コーヒーや水、日焼け止めなど旅行中の趣向品や必需品を積み上げ、滞在費用を推計している。東京の場合、グラスワイン1杯(平均約700円)とミネラルウォーター1.5L(約130円)の安さが推定滞在費を押し下げた。
発表元のポスト・オフィス社は、「(同社で扱いのある)ベストセラー通貨のうち90%が、1年前より対ポンドで下落している」と指摘。イギリス人観光客にとって、東京を含め、長距離旅行でリゾートへ向かうチャンスだと示唆している。
■オーストラリアでは東京、大阪、京都がトップ5入り
場合によっては、日本はバリ島よりも安価な旅行先と目されるようになった。オーストラリアでは休暇の旅行先として、地理的に非常に近いバリ島がこれまで人気だった。しかし、シドニーの日刊紙「オーストラリアン」は昨年12月、旅行予約サイト大手のエクスペディアが発表したデータを掲載。
当該データによると、オーストラリアの人々に人気の旅行先として東京が1位となり、トップ5のうち3つを日本の都市(東京・大阪・京都)が占めたという。2位がバリ島、3位はシンガポールとなった。バリ島の首位陥落は8年ぶりとなる。
エクスペディア・グループでマネージング・ディレクターを務めるダニエル・フィンチ氏は、オーストラリアン紙に、不動の人気を博すバリ島を東京がかわしたことに当初は驚いた――と語る。だが、理由は明らかだった。
「データを掘り下げていくと、さほど驚くことではありませんでした。外貨が大きな要素であり、以前ほど円高ではありませんので、それが大きく貢献して興味を惹いたのでしょう」
オーストラリアのYahoo!ファイナンスは、オーストラリアからの飛行機代を除けば、1日あたりの予算はバリ島より安いと紹介している。
バリ島の場合、宿泊費としてホテルのシングルルーム1泊約1万円を含め、屋台などで安価に食事を済ませれば、1人1日あたり1万4000円ほどで滞在可能だと記事は推算。これに対し東京では、閑散期のビジネスホテルで1人1泊5000円ほど。食費はバリ島よりも高く付くが、1人1日合計で1万2000円ほどあれば滞在可能だ。ホテルのランクをもう少し上げたとしても、総費用はバリ島とほぼ同じ水準になる。
■記録的な円安で、訪日客が増加
東京が安い都市に急浮上した最大の原因は、円安にある。ブルームバーグは今年2月15日、「円安のうちに日本にバーゲン価格で旅行(Bargain Vacation)する方法」と題する記事で、33年ぶりの円安になっていると報道。アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)などが積極的な利上げ策を実施しているのに対し、日本の中央銀行(日銀)はいまだに金利を最低水準に据え置いており、ギャップで円安が促進されていると指摘する。
こうした円安に押され、訪日客は増加している。日本政府観光局(JNTO)が発表する「訪日外客数」データによると、昨年の訪日外国人旅行者数は2507万人に達した。東京都の人口の1.8倍にあたる外国客が日本各地に押し寄せた計算だ。コロナ前の2019年に記録した3188万人には及ばないものの、2022年と比較して555%増の急激な回復をみせている。
阻害要因がないわけではない。ブルームバーグは、アメリカを起点に考えた場合、アジア行きの便で価格が高い傾向にあると指摘。パンデミック後の便数の回復が、アメリカ=ヨーロッパ路線と比較し、アメリカ=アジア路線では遅れているためだという。それでも大幅な円安が追い風となり、日本行きの便に飛び乗る海外客は多い。
■3つ星レストランがリーズナブルで楽しめる
円安をポジティブに捉えれば、日本を世界に知ってもらう好機でもある。東京は世界一ミシュランの星付きレストランが多い都市としても知られるが、円安でさらに気軽に足を運びやすくなった。「ミシュランガイド東京2024」によると、三つ星12軒、二つ星33軒、一つ星138軒の、計183軒の星付きレストランが東京に集中している。
こうしたレストランが、海外客にとって円安で安価で楽しめるようになった。英金融サービスのジョン・ルイス・ファイナンスは、「ミシュラン掲載のレストランがリーズナブルに楽しめる世界のトップ都市」特集にて、「王冠は東京に」と講評。
星付きレストランの「創作麺工房 鳴龍(大塚・担々麺)」「SOBA HOUSE 金色不如帰(こんじきほととぎす)(新宿・ラーメン)」「銀座 八五(ラーメン)」を含め、東京ならミシュラン掲載の77軒を比較的安価に楽しめると紹介している。
■無料施設の多さも追い風に
食以外では、無料ないし低価格で見学できる施設が多いことも日本旅行を促す誘因となっている。豪Yahoo!ファイナンスは、「ありがたいことに、日本には無料で楽しめる観光スポットがたくさんある」とコメント。
神社やお寺は入場料がかからない場所が多く、美術館や博物館も特定の日が無料になるなどと取り上げている。東京都内に限れば鉄道網が発達しており、500円もあれば1日の交通費をまかなえる、とも記事は述べる。
実際、安価に観光できるスポットは多い。旅行情報サイトの「トラベル」は、一人旅で訪れるべき日本の安価なスポットを掲載している。「日本は一人旅の旅行者にとって、手ごろな値段で楽しめるアトラクションや体験が多く、予算内で楽しめる旅行先だ」と記事は述べる。
朱色の鳥居が立ち並ぶ京都の伏見稲荷大社や、ネオンが美しい大阪の道頓堀、原宿の喧噪とは無縁の明治神宮など、名所中の名所でも入場料を取らないケースは多い。
■海外メディアが「安い東京」に大注目している
観光地としての東京の安さは、その他のランキングでも裏付けられている。英タイムズ紙は独自ランキングとして、「2024年の安価な旅行先26選」を掲載。うち1つに東京を取り上げ、「東京は物価が高いというイメージがあるが、どのような予算の旅行者にも対応できる素晴らしい街でもある」と紹介している。
記事は、カプセルホテルはプライバシーを保ちつつ安価に宿泊できると紹介。ほか、コーヒー1杯350円、夕食1100円、ビール580円など、欧州と比較して安い物価を取り上げる内容だ。
これとは別に英BBCは、「旅行予算にさらなる価値を生む都市5選」を掲載している。リスボン(ポルトガル)やブエノスアイレス(アルゼンチン)と並び、日本の東京が選ばれた。日本のなかでは物価が高い部類の東京だが、「シンガポールや香港のような同じアジアの都市よりも手頃な価格となっている」と指摘する内容だ。
BBCはさらに、「他国がインフレと戦っているのに対し、日本は円の通貨力を維持すべく、数年にわたりデフレとの戦いを続けてきた」とも背景を論じている。
■日本人にとって海外旅行は「夢のまた夢」になる
訪日客で街が再び賑わうようになったこと自体は、喜ばしい状況だ。単に安いだけでは人は訪れない。訪日客の回復は、繊細な味覚のフード、ていねいで礼儀正しいサービス、日本古来の美とモダンなテクノロジーの融合した光景など、日本への訪問に高い価値を感じる海外客が多いことを裏付けている。
だが、手放しで喜べない現状がある。日本の安さが追い風になっていることは事実だ。物価の安さで行き先を決めるスタイルは、かつて日本から途上国へと、収入の少ない若者が押し寄せていた状況を彷彿とする。物価高騰の欧米から見れば、日本は低予算で長期滞在できる国へと明らかに変化した。私たち日本人としては、自らが住む国への視線が変わりつつあることに、戸惑いを覚えざるを得ない。
円安が猛烈な勢いで進行するいま、平均的な私たち日本人にとって、海外旅行など夢のまた夢となってしまった。海外客に日本を楽しんでもらう好機とはいえ、極端な円安の是正が望まれる。
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レイ・ダリオ氏: 米国は利上げを続けられず、すべての通貨は価値が下がってゆく
2024年4月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/47672
多くの日本人が円の価値下落を気にして購入している米ドルだが、インフレによる目減りを考慮すれば、ドルの価値は長期的には次のようになっている。1ドルをCPI(消費者物価指数)で割ったグラフである。1950年を100としている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/04/2024-mar-usd-to-cpi-chart.png
通貨の減価を避けるために通貨を買うこと自体が間違っているのである。
通貨の価値が下がる理由
通貨の価値(つまりは国民の預金の価値)が下がった理由は勿論政府によるインフレ政策である。
利下げや量的緩和などの政策の目的は、インフレを引き起こし国民の預金の価値を犠牲にして政府の債務負担を減らすことにある。2%のインフレ目標などと言って、そういう政策を公然と行い、搾取されている側であるはずの国民もそれを支持しているのだから、おめでたい話ではないか。
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/33890
ガンドラック氏: 量的緩和は権力者と中国を裕福にし貧乏人をより貧乏にする
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/13619
世界最大のヘッジファンド: インフレになって驚いているリフレ派は馬鹿じゃないのか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/19942
インフレが制御不能になれば政府は価格統制を始める
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11964
ドラッケンミラー氏: 金融緩和こそがデフレの元凶
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7103
日本政府の全国旅行支援で宿泊予約殺到してホテル代値上がり
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/29551
世界最大のヘッジファンド: 日本は金利高騰か通貨暴落かを選ぶことになる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/30502
日本国債の投げ売り急増、追加利上げがなければ日銀の量的緩和は半年で破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32797
ドラッケンミラー氏、日本のインフレで日本国債を空売り
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36355
日銀植田総裁の曖昧なイールドカーブコントロール「運用柔軟化」を解説する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/38378
世界最大のヘッジファンド、量的緩和と現金給付に続く新たな金融緩和を語る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/38616
世界最大のヘッジファンド: 中央銀行の損失に対する政府の資金注入は始まっている
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/38689
ガンドラック氏: アメリカは2年物国債金利の警告通り利下げする、中央銀行はまったく不要
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/32780
ポジャール氏: 中央銀行は金利高騰か通貨下落かを選ぶことになる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/29314
利上げで預金者はインフレから資産防衛できるにもかかわらず日銀が利上げを行わない理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/29198
ドラッケンミラー氏: インフレを引き起こした政府の間違いは長期にわたって貧困層を苦しめる
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28780
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
大西つねきがやろうとしていること(第49回衆議院選挙に向けて)
https://www.youtube.com/watch?v=Z0aesmYcl0U
「大西つねきはMMT派ではない」大西つねきのパイレーツラジオ2.0(Live配信2023/04/10)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108096
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日本を称賛するアホ保守・右翼と在日欧米人による日本凄い系 YouTube 動画
『海外で人気の日本文化ニュース』NYで日本文化をアピール「ジャパンパレード」開催
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16826665
リスペクトジャパン【海外の反応】 - YouTube
https://www.youtube.com/@world-Japan/videos
https://www.youtube.com/@respect-japan/videos
JAPAN 日本の凄いニュース - YouTube
https://www.youtube.com/@japan8357/videos
【ゆっくり解説】日本は凄い - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%86%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A++%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E5%87%84%E3%81%84
【海外の反応】 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%80%91&sp=CAI%253D
日本食冒険記Tokyo Food Adventures - YouTube
https://www.youtube.com/@TokyoFoodAdventures/videos
Momoka Japan - YouTube
https://www.youtube.com/@momokajapan/videos
安涼奈の山登り - YouTube
https://www.youtube.com/@user-dt3lg3gh6k/videos
https://www.youtube.com/@AlyonaB/playlists
あしや - YouTube
https://www.youtube.com/@azuminoashiya/videos
北のアリョーナ - YouTube
https://www.youtube.com/@kita_no_alena/videos
LTブログ - YouTube
https://www.youtube.com/@LTVLOGchannel/videos
OshareJapan - YouTube
https://www.youtube.com/@OshareJapan/videos
ボンソワールTV BonSoirTV - YouTube
https://www.youtube.com/@bonsoirtv/videos
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2024/04/23 (Tue) 12:01:02
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アメリカ大都市の家賃は2人用ワンルームが月50万円、ファミリー向けマンションは70万円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14149747
アメリカ人の家計は火の車だった のしかかる住宅、医療、教育費
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html
カナダが陥った収入2倍で物価も2倍という悪夢、ホームレスが数十万人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822753
スイスや北欧の物価が高すぎて 持続不可能
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14143748
スイス・北欧やアイスランドはなぜ裕福なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14153534
良いものを安く売る日本、粗悪品をより高く売る欧米
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/961.html
ハイエンド・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html
ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html
ゴールドムンドのトランジスターアンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/483.html
美味しい弁当を500円で買えるのは日本だけ、欧州で外食すると3000円は取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111507
日本人にとって海外は「超ぜいたく」になってしまうのか…ニューヨーク旅行での“衝撃”
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14107304
海外に行かなく(行けなく)なった日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14120769
“出稼ぎ”日本人…寿司職人は年収8000万円に バイトでも給料“倍以上”
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056366
円安、低賃金、ブラック労働で日本で生産する方が外国より安くなった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14052420
日本人の本当の平均年収は250万円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14139739
「日本人は生産性が低い」という都市伝説に騙されるな _ 生産性が低いというのは賃金が安いというだけの事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/198.html
藤井聡先生は 「日本人は生産性が低い」というデマを撒き散らしているデービッド・アトキンソンが完全なバカだと言い切ってくれました
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/694.html
日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
【2024年最新】海外スーパーに潜入inスウェーデン!物価高はどうなってる?| 北欧在住ゆるトーク
Nord-Labo 北欧研究室
2024/04/20
https://www.youtube.com/watch?v=LAtqgIWg18o
【この動画のもくじ】
2.19 スーパーで値段調査①入り口付近
3.48 スーパーで値段調査②野菜コーナー
7.00 面白いものを発見!?
8.19 スーパーで値段調査③肉・魚コーナー
14.04 スーパーで値段調査④乳製品・卵コーナー
17:05 スーパーで値段調査⑤日本食コーナー
19:21 まとめ
在住日本人が嘆くあの値段!つっこみどころ満載なスウェーデンのスーパーでお買い物。リアルなお値段もチェックしました。みなさんからのコメントもお待ちしております♪
スウェーデンのスーパーレポ!エコ事情チェック。レジ袋はいくら?スウェーデンからお届け、北欧情報深掘りチャンネル!
Nord-Labo 北欧研究室
2020/07/17
https://www.youtube.com/watch?v=YNqSjxC7d2s&t=0s
エコ先進国としてしられる北欧。一般的なスウェーデンのスーパーマーケットを実際に訪問して、どのくらいエコが実践されているかチェックしてみました。スーパーのレジ袋の価格がびっくり。
スウェーデンのスーパーレポ。在住14年の日本人がびっくりするスーパーとは。実はとってもスウェーデンらしかった!北欧スウェーデンからお届け!
Nord-Labo 北欧研究室
2020/07/25
https://www.youtube.com/watch?v=nR0OGd_g2Eo&t=0s
スウェーデンのスーパーを実際に訪問して、現地で暮らす在住日本人の私たちが「驚くポイント」をまとめました。そのびっくりポイントを深掘りしたら、「スウェーデン」という社会や文化の本当の姿が見えてきました。
私たちと一緒に、実際の現地のスーパーの店内を見てみましょう。在住14年の室長が、びっくりポイントに隠されたスウェーデンをじっくり解説します!
スウェーデンの物価、日本と大比較!現地在住日本人がホンネトーク【食べ物編】
Nord-Labo 北欧研究室
2020/11/07
https://www.youtube.com/watch?v=ZgOcF-4B040&t=0s
【この動画のもくじ】
0:25 スウェーデンは物価が高い?
0:40 スウェーデンの消費税…実は高くない?
2:48 スーパーの野菜、果物は?
5:20 乳製品は?
7:09 肉、魚。ディスりまくる二人
8:27 パンはどうかな?
9:10 ポテチがやばい!
9:59 スウェーデンのXXに怒る在住者!
11:58 外食は?XXの価格にまた怒る!
12:56 酔えないお酒とは?
14:21 酒屋のお酒は意外と…
高いの?安いの?スウェーデンの食べ物のお値段は?スウェーデンと日本の物価を比較。気になるあれはスウェーデンでおいくら?
消費税が25%と知られるスウェーデン、実際、暮らして高いの?安いの?食べ物編ではスーパーや外食、お酒のお値段を日本と大比較!
【その他のオススメの動画】
ここまでスウェーデン化⁉︎|北欧No1チェーン店の人気お寿司|在住日本人が辛口食レポ!| 北欧在住ゆるトーク
Nord-Labo 北欧研究室
2024/03/09
https://www.youtube.com/watch?v=UybwXInYSiY&t=0s
日本食ブームのスウェーデン、お寿司のチェーン店なんかももあるんです。スウェーデン人に人気な、スウェーデン化されたチェーン店のお寿司の味は?今回は辛口でコメントしてます。ビーガン寿司(動物性の材料を一切使ってない)も食べてみたので、ぜひみてね!
【この動画の目次】
1:37 お寿司を買ったチェーンは...?
2:34 チェーン店のここがびっくり!
8:33 チェーン店&ビーガン寿司のお味は?
19:40 まとめ - このお店、おすすめできる?
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3:777
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2024/04/23 (Tue) 12:01:56
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日本そのものが「ソフト老害」になっている…タイ長期滞在で痛感した「貧乏で老人ばかりの国・日本」の凋落ぶり
「暗い未来」を子に残そうとする愚
中川 淳一郎
https://president.jp/articles/-/79398?cx_referrertype=yahoo&yhref=20240417-00080597-president-bus_all
日本はこれからどうなるのか。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「今年2月から1カ月ほどタイに長期滞在して、日本の衰退ぶりをあらためて痛感した。いまの日本は硬直性が高く、高齢者ばかり優遇される社会となっていて、このままでは明るい未来は描けない」という――。
タイの長期滞在で感じた日本の「凋落」
昨年に続き、今年も2月初旬から3月初旬にかけてタイに長期滞在した。その間に人口約1億2500万人の日本が「2023年のドル建て名目GDPで人口8200万人のドイツに抜かれ、世界4位に後退」という報道を目にした。また、昨年末に報道されたところによると、2022年、日本の1人あたり名目GDPはOECDに加盟する38カ国中21位で、G7ではイタリアを下回る最下位だったという。
見事なまでの凋落っぷりだが、タイで過ごしてみるとそれが肌感覚でもわかってくる。なにしろ主要な繁華街で、日本人観光客の姿をとんと見かけなかったのだから。
本稿では、現在のバンコクの様子に加えて、2006年のバンコクの様子も振り返っていく。2000年代、タイでは日本人の旅行者が数多く見受けられた。とくに若者が多かった。当時、私は編集を担当していた雑誌『テレビブロス』で、「ワールドカップはタイで見よう!」というテーマの特集記事を作ったのだが、そのくらい若者のタイ旅行需要は高かったのだ。
私がタイに初めて訪れたのは2000年のこと。すぐに魅了されて時間を見つけては出向くようになり、たまたま開催時期が重なった2002年のFIFAワールドカップ日韓大会は、バンコクのバーで観戦した。これが、たまらなくよかった。タイに来ていた世界中の人々と一緒に、店のテレビで熱狂的に観戦するスタイルがすっかり気に入ってしまい、2006年大会ではその観戦スタイルを日本の読者に提案したかったのだ。
20年ほど前のタイ物価事情
当時、『テレビブロス』は1冊210円だったと記憶している。読者は基本的に、個性的な連載陣やユニークな特集企画を目当てにしたサブカル好き、もしくは新聞を取る余裕がないので「ひとまずテレビ欄だけほしい」といった人々が中心だった。『BRUTUS』や『pen』、『25ans』といったお金に余裕のある人が読む雑誌とは性質が違うにもかかわらず、私は『テレビブロス』の読者に向けて、タイ旅行とタイで楽しむサッカー観戦という提案をしたのだ。
別の言い方をするなら、当時の日本人であれば、タイに一週間程度は余裕で滞在できたのである。そのころ、タイの通貨・バーツは1バーツ3円台の前半(現在は約4円)で、街角の食堂でタイ米におかずをかけたものは25バーツだった。ラーメンも25~30バーツほど。私が宿泊していたホテルは、世界中のヒッピー的な人々が集うカオサンロード近くに立地しており、ツインルームで1泊300バーツ。友人と2人で泊まったため、1人500円以下である。もちろん高級ホテルや洒落たレストランもあったが、そうした施設を選ばなければ、そうとう安価に滞在を楽しめた。
タイの物価は確実に上昇している
私は2023年と2024年の2年間連続でタイに長期滞在したが、物価は確実に上がっている。去年、アイリッシュパブでタイガービール(シンガポール)の1パイントを頼むと、ハッピーアワーは90バーツだった。が、今年は110バーツに値上がりしていた。
食事にしても、サービス料が取られるような店で一人あたりビール2本ほど飲むと、2人分の支払いが6000~8000円になるなんて当たり前。これでは日本とあまり変わらない。ホテルの料金も10%ほどは上がった印象だ。
寺など観光施設の料金も高騰が激しい。寝釈迦で知られるワット・ポーの拝観料は、2006年ごろは100バーツだったが、昨年には200バーツに上がっていた。さらに、2024年1月1日からは300バーツになった。ちなみにタイ人は無料である。
また「暁の寺」としても知られるワットアルンについては、チャオプラヤー川を渡るための船代がかつて2バーツだったところ、4バーツ、5バーツと値上がりが続き、先日訪れた際には10バーツになっていた。加えて、以前はワットアルンの近くに行くだけなら入場無料だったのだが、現在は船から降りるときに一律で100バーツを徴収されるようになっている。
バンコクのOLは20年前の日本で見かけたような雰囲気
こうしたカネを欧米人は抵抗なく支払っている。だが、もともとタイを含めた東南アジアを「物価がとにかく安く、気軽に楽しめる国々」と捉え、最大の魅力はリーズナブルさだと思っていた日本人からすると、もはや高級な旅行先である。寺の拝観料が「タイ人は無料/外国人は有料」といった差だけでなく、「タイ人が中心の飲食店」と「外国人も多い飲食店」などでも激しい価格差が目に付くようになった。
そして、若干の敗北感すらおぼえてしまうのが、昨年や今年のタイ滞在で透けて見えてきたタイの人々のフトコロ事情だ。明らかにタイ人の懐も潤っていると、日々感じていた。たとえば、オフィスビルに入っているスターバックスをはじめとしたコーヒーチェーンで、フラペチーノなどを平然と買う20~30代OLの姿を頻繁に目にする。そうしたドリンク類は500~800円ほどで、モノによっては日本よりも高い。
現状、タイの給与水準は日本よりも低いのだが、人々の暮らしぶりや街が放つ雰囲気は活気に満ちあふれている。人々は海外ハイブランドの商品を手にするのがステータスと感じているのか、それらを携えてエレベーターに乗り、颯爽とオフィスに入っていく。
2000年代前半あたりによく見かけた日本のOLのような気合の入れ方というか、仕事もプライベートもスマートにこなす、トレンディなワーキングウーマン的世界観がタイのOLたちにも広まっている。夜になれば、ビールが1杯1000円するような高級店にも彼女たちは臆することなく入店し、仲間とディナーを楽しむ(それほど酒は飲まないが、料理もそこそこの値段はする)。
若さや勢いに溢れる成長国と、老人ばかりの衰退国
タイにはもう、日本の背中が見えているのだろうな……と思わずにはいられないわけだが、特筆すべきは両国の年齢中央値である。アメリカの中央情報局(CIA)が発表した2023年のデータでは、年齢の中央値は日本が世界3位で49.5歳と高齢。一方、タイは53位で41歳。2024年は団塊ジュニアが50歳を越えているだけに、中央値はさらに上昇することだろう。
この約10歳の差はデカい。日本の団塊ジュニアが70歳を迎える約20年後、さすがにタイの農村といった地方部はさておき、都市部の労働者の給料水準は日本を追い抜いている可能性もあるだろう。これから成熟していこうとする国と、老人ばかりが増えていく高齢国で競争するのは、何事も困難なものだ。
しかも、日本はさまざまな分野で業界団体の思惑が絡んだガッチガチの規制が存在するため、今後の成長も期待できない。その象徴がタクシー業界だ。海外にかなり後れを取っていたライドシェアの導入議論がようやく進み、2024年4月に日本でも解禁される運びだが、議論の過程においてタクシー業界は既得権を守りたいのか、あれこれと反発。結局、タクシー会社の管理下で運営され、値段もタクシー並みとなる。インバウンドの増加などでタクシーが足りない状態ながら、なんとも中途半端な決定である。
不合理な規制のないタイはライドシェアでも日本の先をいく
タイにはこんな不合理な規制はない。その象徴は、2012年にマレーシアで誕生した配車アプリ「Grab(グラブ)」である。1982年生まれの若き経営者、アンソニー・タン氏が開発したこのアプリは東南アジアを席巻。極めて便利なサービスだし、利用者(運転手と乗客)にとってメリットしかない。個人とタクシー会社の両方がGrabに参画しているが、個人にとっては本業・副業のどちらでも活用可能で、タクシー会社にしてもさらなる顧客獲得につながる。
乗客からすると、悪評高いタイのタクシーに乗らずに済むのも利点だ。タイのタクシーはとにかく面倒くさい。停車したタクシーの助手席の窓を開けてもらって行き先を伝え、運転手の提示した金額に納得すれば交渉成立。あるいは止まった車に乗り込んで行き先を伝え、相手が言い値をふっかけてきても「メーターメーター」と強く主張し、確実にメーターを稼働させないと正規料金で乗ることもままならない。しかしながら「それじゃダメだ!」とドライバーから追い返されたり、わざと遠回りされたりすることも少なくない。そもそも道を知らなかったり、あとになって交渉金額を覆したりと、信用ならない運転手も残念ながら多い。
その点Grabであれば、道はスマホ画面に表示されているし、相手も行き先がわかったうえで申請を承認しているので確実性は高い。料金はGrabのアプリ上で事前に決めた額がクレジットカードで決済される。メーター料金より少々割高なものの、余計なストレスがないというのは大きな利点で、金額の負担感を補って余りあるほど快適に移動できる。
コロナワクチン接種に絡んだ規制と、背後にある利権
規制に関連して付言すれば、日本では新型コロナウイルスのワクチン接種についても、当初は医師もしくは医師の指示の下で保健師、助産師、看護師、准看護師だけが注射を打つことができるとされた。ここでも医師会らの利権があったのでは、と思ってしまう。
のちに歯科医師、臨床検査技師、救急救命士による接種も特例承認されたが、歯科医らは当初から「私たちも社会を救うために打たせてくれ」と言い続けていた。2021年のゴールデンウィーク前に菅義偉首相(当時)は島村大参院議員(歯科医師)と会談し、注射の担い手不足を解消するため、歯科医にも許可を出すべきか話し合ったと報道されている。
歯科医だって注射を打つ技術はあるのだから、最初から担い手に含んでもよかっただろうに「筋肉注射は難しい」などと意見する(ケチをつける⁉)医者が少なからず出現し、接種は不可能だった。もっというと、元看護士でもいいだろうし、獣医師でもいいだろう。イギリスは注射を打った経験のない一般人さえ3万人規模がボランティアで接種の担い手になった。一方、日本は人件費の高い医者が打ちまくった。ここにも参入障壁があったのである。
タイで働く幼なじみの話から浮かび上がる日本の硬直性
Grabの件で明確なのは、タイは新しいものを柔軟に取り入れて合理的に取り組もうとするのに対し、日本では業界団体や受益者が合理化に反対したり、時代の変化を受け入れないどころか逆行させたりする場面が多い、ということだ。ハンコなんて、その際たるものだろう。印章業界の利権を代表し、印章制度の存続を訴える自民党の議員連盟だが、彼らがハンコの必要性を訴えるものだから、なかなかハンコ文化がなくなってくれない。
こうした細かいところに日本社会の硬直性が散見されるわけだが、タイの企業は実に柔軟性に富んでいる。先日、バンコクに暮らす小学校の同級生と会った。彼女は某世界的ビールメーカーの日本向けシステム管理の仕事に、タイ企業に所属する形で外注先として携わっているのだが、この仕事に就くまでの経緯が面白かった。
もともとはタイ現地の日系企業向けのシステム管理をやっていたのだが、あるとき追加業務を振られた。EUの某国企業のシステム管理である。その企業(ビール会社)が日本での販売提携先から契約解除されたため、受発注や在庫管理に関するシステムを失ってしまい、新たな仕組みが必要になったのだ。
そこでビール会社は、まずEUの企業にシステム構築を依頼。その依頼を受けた企業は、日本の企業でなく、タイの企業に実務を発注したのである。そこで白羽の矢が立ったのが、私の同級生だ。すでに外注先としてシステム管理の実績があり、日本語も喋れるという点が評価されたらしい。
「日本企業に頼むより費用が多少安いから、ということも理由にあるだろうけど、タイ企業に依頼するほうが工数も少なく、『会議のための会議』などもないのでプロジェクトを進捗させやすい――そうEUのクライアント企業は踏んだのでは」と彼女は考察していた。
そして彼女は、こう続けた。「日本人は英語ができないので、欧米諸国の組織がアジア圏でビジネスパートナーを選ぶにあたり、東南アジアの企業がよく選ばれるようになっている。私の場合、幸いなことに英語も日本語も話せて、タイ語もそれなりに使えるから、仕事があるのだと思う。日本人は本気で英語力を改善させないと、欧米企業からの発注を東南アジアにほとんど取られるのではないか」
子どもや若者に冷淡で、高齢者ばかり優遇する日本
最近、日本で話題となった言葉のひとつに、放送作家・鈴木おさむ氏の引退に伴って用いられた「ソフト老害」がある。メディアもこの言葉に関連した特集を次々と繰り出しているが、大抵の場合、若者による嘆きが紹介される。言い分の傾向としては「上の人間がやり方を押し付ける」「こちらが提案しても『オレのやり方のほうが経験に基づいているから、正しい』と採用されない」あたりが多い。
選挙でも、高齢者が票田として圧倒的なため、候補者は高齢者優遇の公約を並べ、政治家になってからも医療費の2割負担に反対したりする。一方、票を持たぬ子どもや投票率の低い若者に対してはあまりにも冷淡だ。コロナの折も政治家は「おじいちゃん・おばあちゃんの命を守るために全国一斉休校」などとやらかした。「子どもや若者は重症化しないでしょ」「若い世代の学びや経験の機会を奪っていいの?」といった声には耳を傾けず、「高齢者の命ガー!」で押し切った。
選挙演説中の男性写真=iStock.com/imacoconut※写真はイメージです
「子どもの声がうるさい」と公園は閉鎖され、保育園建設反対運動も発生する。そりゃあ2016年、新語・流行語大賞のトップ10に「保育園落ちた日本しね」が入るわけだ。こうしたマインドが国全体を覆い尽くし、多数派である中高年が幅を利かせる社会になっている。そんな国が今後、発展するのは難しいだろう。
日本は「衰退国家」であることを認めるしかない
現在のタイは相変わらず渋滞だらけで、大気汚染もすさまじい。ぼったくりも時々見かけるし、人々は平気で信号無視をする。しかし、バンコクの一部エリアには東京にも匹敵するような高い格を誇るホテルや飲食店も多数存在する。それに加えて、日本よりも若くて柔軟な人々、貪欲に生活を向上させようとする人々が多い。彼らが今後の経済成長を牽引することだろう。
JETROの発表によると、2014年、訪日したタイ人観光客は65万7570人だった。以降、2015年79万731人、2016年90万1525人、2017年98万7211人、2018年113万2160人、2019年131万8977人と右肩上がりで推移した。コロナ騒動下の2020年~2022年はさすがに激減したものの、2023年以降は力強く回復している。
対する日本を見てみると、2019年、タイを訪れた日本人はおよそ180万人でタイ人の訪日客を上回っている。だが、コロナ明けの2023年には逆転された。「日本語総合情報サイト@タイランド」をうたう「newsclip.be」の2023年7月26日の記事に以下の記述がある。
〈【タイ】タイ観光スポーツ省によると、2023年1~6月にタイを訪れた日本人旅行者数は32万7041人で、同期間に日本を訪れたタイ人旅行者数49万7700人(日本政府観光局調べ)を下回った。タイ国政府観光庁(TAT)によると、半期ベースで訪日タイ人数が訪タイ日本人数を上回るのは初めて。日本人旅行者はかつて、訪タイ外国人数1位の常連だったが、今年1~6月は10位以内にも入っていない〉
これがすべてを物語っているのではなかろうか……。日本人はもう、日本が衰退国家であることを認めて、それなりの処世術を身に付けるべきであろう。一握りの日本人富裕層、そして外国人様にかしずくようにして働き、それにもあぶれた者は海外へ出稼ぎに行く。そうした未来が予見されることを、子どもたちに伝えなければならない日は、それほど遠くないのかもしれない。
【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」
・2年連続でタイに長期滞在し、タイの経済成長を実感する一方、日本の凋落を改めて意識した。
・日本社会は硬直性が著しく、「若者を軽視し、老人ばかり優遇する」傾向に拍車がかかっている。そんな社会に明るい未来など期待できない。
https://president.jp/articles/-/79398?page=5
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4:777
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2024/05/22 (Wed) 10:38:22
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円安で国内消費は「壊滅状態」に…日本経済をぶっ壊す「スタグフレーション」のヤバい現状
5/22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f19e3cad5883f7cd055ad6ddf200a83e11e03c2
足元で日本の景気が深刻な状況に陥っている。消費の低迷が著しく、ここまで状況がひどいのはリーマンショック以来といってよいだろう。物価上昇に賃金が追い付かず、日本経済は完全にスタグフレーションの様相を呈してきた。
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円安による消費の低迷が深刻化
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内閣府が発表した2024年1~3月期のGDP(国内総生産)成長率は、物価の影響を考慮した実質で0.5%のマイナスとなった。年率換算では2.0%のマイナス成長である。政治の裏金問題が世間を賑わしているせいか、あまり大きな話題にはなっていないようだが、日本経済の現状はかなり深刻だ。
数字が悪かったのは1~3月期だけではない。2023年7~9月期はマイナス0.9%、10~12月期も何とか0%を維持したものの、速報値ではマイナスだった。つまり日本経済は3四半期連続で事実上のマイナス成長に近い状況であり、一般的に2四半期連続でマイナスになるとリセッション(景気後退)と判断されることを考えると、国内の景気は相当、悪い。
景気が落ち込んでいる最大の理由は消費の低迷である。
今の日本経済は、物価上昇に賃金が追い付いておらず、労働者が受け取った名目賃金から物価上昇率分を差し引いた実質賃金は何と24か月連続でマイナスとなっている。賃金が上がらなければ国民は消費したくてもできないので、数字は低迷せざるを得ない。
物価が上昇しているのは言うまでもなく円安の影響であり、食品を中心に商品の値上げが続いている。
住宅投資が足を引っ張る
日本人の食卓は多くが輸入品で占められており、為替の影響を受けやすくなっている。日本人はコメを主食にしていると漠然とイメージしている人も多いかもしれないが、現実はまったく異なる。自身の食生活を振り返ってみれば良く分かると思うが、朝にコーヒーと食パン、昼食にはパスタ、夕飯にハンバーグというメニューは特段珍しいものではないはずだ。だが、これらの品目はほとんどが輸入品もしくは輸入品を原料にしており、円安の影響をモロに受けてしまう。
食品など生活に直結する支出は大幅には減らせないので、食費が値上がりした分、衣類や家電など他の消費を減らすことになり、全体の消費は低迷する。
それだけではない。今の日本は家電やスマホ、パソコンなど、生活に必要となる電化製品の多くも輸入に頼るようになった。食費の高騰で家計に余裕がなくなり、電化製品についても値上がりが続いているため、これらの購入頻度はさらに低下してしまう。
今後、景気の足をさらに引っ張る可能性が出てきているのが住宅投資である。民間住宅投資は2023年7~9月期がマイナス0.9%、10~12月期がマイナス1.4%、2024年1~3月期はマイナス2.5%と、状況は悪くなる一方である。
都市部を中心にマンション価格は値上がりが続いており、首都圏における2023年の新築マンション平均販売価格は8101万円と前年比で28.8%もの上昇となった。ここまで価格が高くなると、もはや庶民では手が出せない水準であり、当然の結果としてマンションの販売戸数は減少し、GDPにおける住宅投資もマイナスとなる。
これらの原因はすべてインフレ(物価上昇)であり、完全にインフレが経済の足を引っ張っている状況だ。
カネ余りが原因に
日本でも物価上昇が顕著なってきた当初、多くの専門家が原油価格の高騰など、一次産品の値上がりが原因であり、その影響は一時的なものにとどまる主張していた。教科書でいうところのコストプッシュ・インフレであり、大規模緩和策で想定していたインフレとは異なるという理屈である。
しかし、歴史を丹念に追い、経済の本質を追求している人間からすると、一次産品が値上がりしただけで、持続的、かつ広範囲に物価が上昇するということはあり得ない。歴史を辿れば一目瞭然だが、継続的にインフレが発生する時には貨幣要因や財政要因がほぼ必ずといってよいほど絡んでいる。
コストプッシュ・インフレ、ディマンドプル・インフレという言葉は、学生などが分かりやすいように教科書で用いられている分類に過ぎず、インフレというのは基本的に複合要因と考えるべきだ(実際、インフレへの対処法はインフレの種類を問わず同じというのが経済学の常識である)。
一次産品の価格が上昇していることだけがインフレの原因であるならば、マンションの価格が一気に28%も上がるということはあり得ない。背景に大規模緩和策によるカネ余りがあり、余剰のマネーが不動産投資に向かっていることは明らかである。
株価についても同じようなことがいえる。日経平均株価は過去2年で約2割上昇したが、これは円安による企業価値の棄損分を調整しているに過ぎない。
日本円は過去2年間で1ドル=100円台から150円台と3分の2に減価した。日本円の価値が下がったからといって、グローバルにビジネスを展開しているトヨタなどの企業価値が下がったわけでない。日本円ベースの株価は、日本円そのものの価値が下落した分だけ上昇しなければ辻褄が合わない。
日本はどうすればいいのか
この理屈で考えれば、日経平均は1.5倍になって当然ということになり、今の株価上昇は特段驚くべきものではないとの解釈になる。
大規模緩和策によってマネーが余剰になったところに円安が加わり、不動産価格上昇に伴う資産効果もあって、株式市場に資金が回っている。コストプッシュ・インフレだけの要因であるならば、企業にとっては基本的にマイナス要因ばかりであり、株価はあまり上昇しない。
物価上昇がなかなか収まらないどころか、さらに悪化する可能性が高くなっていることや、不動産価格や株価が上昇しているのは、今の日本で発生しているインフレが複合的要因であることを如実に示している。
では、日本はどうすればよいのか。
インフレが進行している最中に財政出動するとインフレをさらに悪化させるというのは、経済学における基本中の基本であり、景気が悪いからといって単純に財政支出を拡大することは本質的な解決にならない(これはどの経済学の教科書にも書いてある基本である)。
不景気下におけるインフレ(つまりスタグフレーション)は非常にやっかいな現象であり、これに対処するには、企業の生産性を高め、付加価値を増大させることで賃金を上げるしかないのが現実だ。過去の歴史を見ても分かるように、スタグフレーションの克服には王道を追求するしか 選択肢はない。