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1:777
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2024/04/17 (Wed) 11:12:49
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経済・相場関係投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037314
ド素人でも損しない株式投資のノウハウ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16876324
▲△▽▼
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
日本人がアメリカ国債を買う様に、日銀はアメリカの指示で日本の金利を極端に低くさせられている。
郵政民営化、GPIFの海外運用、新NISA、公務員年金100兆円運用もすべて日本の金でアメリカ国債を買わせるのが目的:
追い込まれた日銀!?
石原順チャンネル 2024/04/02
https://www.youtube.com/watch?v=cgTDzeV6Ups
<チャプター>
00:00 追い込まれた日銀!?
00:15 ドル円(日足)
02:00 日銀は追加利上げをする気があるのか?
05:54 資産バブルは円安バーゲンセール
09:41 日経平均CFD(日足)
11:13 ドル円と日経平均の月足の推移
16:05 S&P500CD(日足)
18:28 米国の利下げは資金繰りか!?
19:52 米国の負債総額
22:43 米国の利息は年末までに1.6兆ドルに達し、米国政府の最大の支出になる
26:33 コアCPIインフレと北海原油価格の推移
27:25 NY原油CFD(日足)
30:08 この青写真が続くなら、市場は再び衝撃に見舞われるだろう
バブルは11月の米大統領選挙までか!?
石原順チャンネル 2024/06/04
https://www.youtube.com/watch?v=XCJ70uQbkuU
<チャプター>
00:00 最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
09:03 米国の負債総額
10:16 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しようとはしない
11:55 米国の利息は年末までに1.6兆ドルに達し、米国政府の最大の支出になる
12:51 米商業銀行が保有する未実現損益の推移
14:35 バブル延命は11月の米大統領選挙までか!?
20:28 過去の利下げサイクル
22:22 米国のFF金利の推移と景気後退期
24:10 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
24:45 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
27:40 米国株式市場における弱気相場の歴史(S&P500)
29:25 市場は再び衝撃に見舞われるだろう
迫り来るクラッシュにどのように備えるか!暴落対策に何をする!?
石原順チャンネル 2024/06/11
https://www.youtube.com/watch?v=RX9a-OqULNk
<チャプター>
00:00 迫り来るクラッシュにどのように備えるか!暴落対策に何をする!?
02:13 CPIとFOMCによる株価ショックの可能性?
03:09 市場は既にCPIを織り込み済み?
05:08 米国政府の利子支出は1兆ドルを超えた。
07:58 ヨーロッパの政治が大きく変化
10:22 ウクライナを支援するのは日本
15:19 大統領が代わっても戦争は止まらない?
19:57 政治とは産業の娯楽部門である
25:45 80年サイクルが示唆するもの
28:17 歴史的に見れば、暴落は常にいくつかの問題から生じている。
31:06 迫り来るクラッシュにどのように備えるか
38:51 喫茶店のディスクール
米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mJAuyVjfX10
<チャプター>
00:00 米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
02:08 米国10年国債金利(月足)
08:00 米国の負債総額
11:25 インフレ調整後の連邦赤字
13:39 S&P500(月足)
16:54 日経平均(月足)1960年~2024年
19:15 日経平均と日銀のバランスシート
20:29 ドル/円(月足)
23:12 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
25:22 経済の仕組み(FRBの後始末戦略)
29:26 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
31:04 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
ドル円は再び160円目前!円安は米国の都合!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=V3tuNHXrpGI
<チャプター>
00:00 為替介入もドル円は156円まで上昇! 円は破滅のループに陥った!?
01:05 何かが壊れるのは時間の問題!?
03:03 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
04:11 連邦債務利息が1兆ドルを超える
04:58 インフレ調整後の連邦赤字
06:41 米国債の3大購入国である中国、日本、サウジアラビアおよび湾岸諸国
11:55 米・日10年国債金利(週足)
16:00 日本国債の買い手
17:35 日本から米国へ過剰流動性の提供
23:23 ドル/円(月足)
26:09 ドル/円(日足)
▲△▽▼
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
海外投資家とその他部門の売買動向
https://karauri.net/doukou/
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html
▲△▽▼
エリオット波動分析で波動のカウントに使う月足・週足・日足・分足 片対数チャート
日経225 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-NI225/
S&P500 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/SPX/
ドル-円 チャート
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/
日本株 銘柄別チャート
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-sector/
業種 — 株式市場 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/sectorandindustry-industry/
高配当利回りの日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-high-dividend/
最も活発に取引されている日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-active/
大型株 — 日本 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-large-cap/
値上がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-gainers/
値下がり上位の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-losers/
上場来高値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-ath/
上場来安値の日本株 — TradingView
https://jp.tradingview.com/markets/stocks-japan/market-movers-atl/
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2:777
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2024/04/23 (Tue) 10:39:25
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インフレを退治するというのは株価の下落と景気後退を受け入れるということ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16849802
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート | 世界の金融市場における分析と実践
https://www.globalmacroresearch.org/jp/
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247
中央銀行が中央銀行自身を救済するという現金給付に次ぐ新たな緩和方法が既に始まっている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14137906
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
世界最大のヘッジファンド: オランダ海洋帝国が繁栄した理由 2020年5月22日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10891
世界最大のヘッジファンド: 量的緩和で暴落した世界初の基軸通貨 2020年5月23日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10903
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の繁栄と衰退 2020年5月25日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10922
世界最大のヘッジファンド: 大英帝国の基軸通貨ポンドはいかに暴落したか
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/10953
世界最大のヘッジファンド: 豊かな国ほど借金まみれになる理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/36175#more-36175
南海泡沫事件: バブル経済の語源となった近世イギリスの株式バブルを振り返る
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/3199
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
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3:777
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2024/04/24 (Wed) 09:17:55
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キャリートレードの落とし穴
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=O_WIlel1_nA
<チャプター>
00:00 キャリートレードの落とし穴
03:09 公的債務の対GDP(国内総生産)比の限界は250%程度
09:46 ドル/円(日足)
12:29 円キャリートレードの終焉
15:10 ドルも価値を失っている
20:28 キャリートレードとは?
24:25 イランとイスラエルの対立
29:00 豪ドル/円(日足)2008年のリーマンショックで大暴落
31:21 ドル/円(日足)1998年のロシア危機とLTCMショックによる 円キャリーの巻き戻し
36:49 NY原油CFD(日足)
40:48 ゴールドCFD(日足)
42:08 新NISAの違和感
46:28 日経平均CFD(日足)
46:49 ナスダック100CFD
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4:777
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2024/05/01 (Wed) 08:36:00
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円安を止める3条件は!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=3uHZpr-EScs
<チャプター>
00:00 円安を止める3条件は!?
00:10 ドル円(日足)
01:35 ドル円(1時間足)
03:00 為替介入は時間稼ぎにしかすぎない?
08:23 日経平均株価(月足) 円安バーゲンセール
11:36 ユーロ/円(日足)
12:14 ポンド/円(日足)
14:38 ドル円(月足)
17:50 ドル/円相場が円高になる条件を考えてみると
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5:777
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2024/05/07 (Tue) 22:00:31
-
日本の円買い介入を米国は知っていた?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=9rnu3ruXZOQ
<チャプター>
00:00 米国は為替介入を知っていた?
06:49 ドル/円(1時間足)
09:36 ドル/円(日足)
12:45 今回の円買い介入で特筆すべき箇所
19:32 イエレン財務官「介入は相談すべき」
20:24 日本はQEをしながら、インフレと戦うという矛盾
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6:777
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2024/05/15 (Wed) 05:53:04
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為替介入もドル円は156円まで上昇! 円は破滅のループに陥った!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=XuqOaA8MB_g
<チャプター>
00:00 為替介入もドル円は156円まで上昇! 円は破滅のループに陥った!?
01:15 JPモルガンが警戒を促す、S&P500が大変動?
02:35 イエレン財務官の為替介入へのコメント
06:00 日本は金利を上げられない?
15:37 ドル円(日足)
17:17 ユーロドル(日足)
22:36 ポンドドル(日足)
23:28 NYダウCFD(日足)
25:18 日経平均CFD(日足)
28:12 米国のFF金利予想
35:50 最も賢い億万長者ジム・シモンズ
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7:777
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2024/05/21 (Tue) 21:30:24
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最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=DQmj4oSRLCE
<チャプター>
00:00 最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
03:56 NYダウCFD(月足)
06:27 S&P500CFD(日足)
08:48 ナスダック100CFD(日足)
09:30 日経平均CFD(日足)
10:53 米国の州全体の住宅価格の4年間の変化
12:23 「買い持ち」は常にうまくいくとは限らない
18:24 誰が選挙に勝とうとも、インフレはさらに進むだろう
22:58 米国の負債額
25:53 ゴールドCFD (月足)
30:46 制御不能のインフレ
32:57 ゴールドCFD(日足)
34:07 ゴールドCFD(週足)
40:12 Best Loser Wins 人間の脳に組み込まれた負けパターンを克服する方法
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8:777
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2024/05/30 (Thu) 23:50:25
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米国株はエヌビディア 1銘柄の成績!?
石原順チャンネル 2024/05/28
https://www.youtube.com/watch?v=JeFrXexZSd8
<チャプター>
00:00 米国株はエヌビディア 1銘柄の成績!?
01:29 市場を牽引するNVIDIA
03:05 米国経済を支えるNVIDIA
06:45 NVIDI取引で4億4000万円!
10:36 AIウルフの出現!?
15:22 NVDAの年初来利益とAI企業の蜘蛛の巣
18:40 NVDAは巨大だ!
19:43 ビッグテックのPER(株価収益率) とPSR(株価売上高倍率)
23:44 エヌビディア(日足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
26:04 エヌビディア(週足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
28:35 AIはこの世の中変える
https://www.youtube.com/watch?v=JeFrXexZSd8
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9:777
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2024/06/07 (Fri) 18:44:30
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バブルは11月の米大統領選挙までか!?
石原順チャンネル 2024/06/04
https://www.youtube.com/watch?v=XCJ70uQbkuU
<チャプター>
00:00 最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
09:03 米国の負債総額
10:16 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しようとはしない
11:55 米国の利息は年末までに1.6兆ドルに達し、米国政府の最大の支出になる
12:51 米商業銀行が保有する未実現損益の推移
14:35 バブル延命は11月の米大統領選挙までか!?
20:28 過去の利下げサイクル
22:22 米国のFF金利の推移と景気後退期
24:10 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
24:45 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
27:40 米国株式市場における弱気相場の歴史(S&P500)
29:25 市場は再び衝撃に見舞われるだろう
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10:777
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2024/06/12 (Wed) 06:24:47
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迫り来るクラッシュにどのように備えるか!暴落対策に何をする!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=RX9a-OqULNk
<チャプター>
00:00 迫り来るクラッシュにどのように備えるか! 暴落対策に何をする!?
02:13 CPIとFOMCによる株価ショックの可能性?
03:09 市場は既にCPIを織り込み済み?
05:08 米国政府の利子支出は1兆ドルを超えた。
07:58 ヨーロッパの政治が大きく変化
10:22 ウクライナを支援するのは日本
15:19 大統領が代わっても戦争は止まらない?
19:57 政治とは産業の娯楽部門である
25:45 80年サイクルが示唆するもの
28:17 歴史的に見れば、暴落は常にいくつかの問題から生じている。
31:06 迫り来るクラッシュにどのように備えるか
38:51 喫茶店のディスクール
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11:777
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2024/06/19 (Wed) 01:37:19
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米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mJAuyVjfX10
<チャプター>
00:00 米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
02:08 米国10年国債金利(月足)
08:00 米国の負債総額
11:25 インフレ調整後の連邦赤字
13:39 S&P500(月足)
16:54 日経平均(月足)1960年~2024年
19:15 日経平均と日銀のバランスシート
20:29 ドル/円(月足)
23:12 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
25:22 経済の仕組み (FRBの後始末戦略)
29:26 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
31:04 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
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12:777
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2024/06/25 (Tue) 17:59:08
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ドル円は再び160円目前! 円安は米国の都合!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=V3tuNHXrpGI
<チャプター>
00:00 為替介入もドル円は156円まで上昇! 円は破滅のループに陥った!?
01:05 何かが壊れるのは時間の問題!?
03:03 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
04:11 連邦債務利息が1兆ドルを超える
04:58 インフレ調整後の連邦赤字
06:41 米国債の3大購入国である中国、日本、サウジアラビアおよび湾岸諸国
11:55 米・日10年国債金利(週足)
16:00 日本国債の買い手
17:35 日本から米国へ過剰流動性の提供
23:23 ドル/円(月足)
26:09 ドル/円(日足)
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13:777
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2024/07/02 (Tue) 21:58:48
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止まらない円安に怪しい動きが?円安崩壊で 円高へ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=F-1aq3POBpM
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14:777
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2024/07/10 (Wed) 17:59:07
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新NISAに須田慎一郎と山口敬之が疑念!狙われるタンス預金と円の海外流出か?
2024/07/10
https://www.youtube.com/watch?v=8TTWpFllRDA
山口×佐波【山口インテリジェンスアイ】7/10
新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://www.youtube.com/watch?v=cKVeEeFfS98
【山口インテリジェンスアイ】山口敬之×佐波 2024/07/04
岸田文雄がゴリ押しする新NISAの闇
https://www.youtube.com/watch?v=RYJf1sXDfEQ&t=22s
2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14148221
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14115542
過去数十年の上昇相場を前提に今後数十年の投資をしてはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091142
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
バブルは11月の米大統領選挙までか!?
石原順チャンネル 2024/06/04
https://www.youtube.com/watch?v=XCJ70uQbkuU
<チャプター>
00:00 最高値更新が続くゴールド!インフレは終わらない?
09:03 米国の負債総額
10:16 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しようとはしない
11:55 米国の利息は年末までに1.6兆ドルに達し、米国政府の最大の支出になる
12:51 米商業銀行が保有する未実現損益の推移
14:35 バブル延命は11月の米大統領選挙までか!?
20:28 過去の利下げサイクル
22:22 米国のFF金利の推移と景気後退期
24:10 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
24:45 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
27:40 米国株式市場における弱気相場の歴史(S&P500)
29:25 市場は再び衝撃に見舞われるだろう
米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mJAuyVjfX10
<チャプター>
00:00 米国の負債総額は34 兆ドルを突破!世界の借金はもう限界か?
02:08 米国10年国債金利(月足)
08:00 米国の負債総額
11:25 インフレ調整後の連邦赤字
13:39 S&P500(月足)
16:54 日経平均(月足)1960年~2024年
19:15 日経平均と日銀のバランスシート
20:29 ドル/円(月足)
23:12 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
25:22 経済の仕組み(FRBの後始末戦略)
29:26 ナスダック100と米国2年国債の推移(1996年~2010年)
31:04 歴史は「ピボット」が本当の暴落の引き金になることを示している
株、不動産・・・円安バーゲンセールで全てが上昇!インフレヘッジを急げ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=M8zVWY7c0S8
<チャプター>
00:00 インフレヘッジを急げ!?
00:38 日経平均CFD(日足)
02:05 円は2012年以降50%下落
05:25 インフレ不況は?
12:00 ドル/円(日足)円安大バーゲンセール
13:40 ユーロ/円(日足)
15:40 ポンド/円(日足)
16:25 インフレ調整後の連邦赤字
21:25 S&P500CFD(日足)
24:40 もうひとつのアメリカ帝国のサイクル(今、⑮)
25:07 ナスダック100 (月足)
26:41 失業率の上昇
27:36 景気循環と株式市場の循環
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
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15:777
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2024/07/14 (Sun) 19:17:57
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アメリカの2位潰し戦略 「豚は太らせて食え」今度は中国
2024.07.12
https://www.thutmosev.com/archives/80443378gtyk.html
日英同盟の風刺画、イギリスとアメリカは脅威だったロシアを日本と戦わせた
だが日本はロシアに勝ってしまい、今度は日本が脅威になった
https://nihonsi-jiten.com/wp-content/uploads/2018/06/o0712045211426154104.jpg
「豚は太らせて食え」
イギリスの格言に「豚は太らせて食え」というのがあり、もとはユダヤの格言だったらしく西洋圏で広く使われています
豚は獲物や家畜で、小さいのをすぐ食べるのではなく、十分に育てて太らせてからから食べた方が取り分が多いと言う意味です
資本主義における利益の最大化とも通じ、イギリスはこの格言に忠実に行動して植民地を拡大し産業革命から超大国になりました
イギリスのアメリカに対する態度と、スぺイン人の植民地南米への態度は大きく違い、スペイン人はとにかくこき使って搾取しました
イギリスは荒野だったアメリカにアフリカ人を連れてきて労働者として使って開拓し、農地や牧草地にして収穫しました
もっと多く収穫するために機械化や効率化をすすめ、これがアメリカの発展をもたらしてスーパー超大国になっていきます
イギリスにとって予想外だったのは「豚」が成長しすぎて主人に歯向かうようになり、アメリカは独立を経て主従関係が逆転してしまいました
失敗の原因はおそらく距離が遠すぎたからで、もっと近くにあればイギリスはアメリカ独立を防止できたかも知れません
スペインの南米支配はこれとは違い、インカ帝国などの王を排除して自分が王様になり、非効率な原始農場のまま変わりませんでした
スペインとイギリスの違いが現在の北米と南米の発展の違いになり、南米は今もアフリカ並みに遅れた地域のままです
イギリス流の養豚方法は独立後のアメリカにも受けつがれ、豚ならぬ発展途上国を養殖しては太らせて食べています
その豚はドイツ、日本、ソ連などであり、現在は中国がそろそろ「収穫期」になったので食べようとしています
2位が6割に達するとアメリカは叩き始める
アメリカは自分が利用価値があると思った国には気前よく援助して、経済成長するように投資して商品を買って助けてくれます
例えば日本は明治維新後にイギリスのお気に入りになり、日清日ロ戦争で勝利したところで太り過ぎたのかお払い箱になった
日本はイギリスに忠実な国として利用価値があったのに、強くなりすぎた上に歯向かうようになったので日英同盟は解消されました
戦後日本は米ソ冷戦でアメリカ側に(むりやり)参加する幸運を得て、特別待遇でアジアの不沈空母になり見返りに経済成長しました
無料でアメリカ軍に守って貰った上、生産した自動車などはアメリカが買い取ったので、あっというまに日本は大国に復活した
だが大国になった日本はアメリカに逆らい貿易摩擦が激しくなったので、アメリカは日本を冷遇して中国を優遇する事にした
これがジャパンバッシングと米中接近で、中国は2000年代に日本と入れ替わって世界第二位の大国になりました
だが2010年代には中国も大国となってアメリカを倒すなどと言い始めたので、そこでお役御免になりまた日本の順番が回ってきた
最近日本とアメリカが再び親密になっているのはそういう理由で、政治家のの外交手腕やゴルフ外交とは関係ないでしょう
アメリカは商人の国なのでビジネスに利用できる間は親しくし、利用価値が無くなったり主人に歯向かうようになったら切り捨てます
支援した相手の国力が小さいうちは優遇して貰えるが、国力が対米6割に達すると「太りすぎた豚」になってしまうのが常でした
するとそろそろ食べごろだなと思い、アメリカは相手の資産を奪って自分の資産にする手段を考えます
日本の現在のGDPは対米3割以下まで減り、中国は対米6割超なので、ちょうどアメリカにとって日本は「使える国」になったのです
おそらく 日本の国力が回復して対米6割に達したら、またアメリカはジャパンバッシングを始めるでしょう
日本のGDPが中国よりかなり低い間は、ソ連が日本より大きかった時代のように、日本の脅威は目立たないのでアメリカは優遇してくれます
https://www.thutmosev.com/archives/80443378gtyk.html
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16:777
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2024/07/17 (Wed) 17:51:35
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経済、インフレ、紙幣とゴールド投資
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=CDCNUXvny9k
<チャプター>
00:00 債務危機とゴールド投資
04:16 ゴールドCFD(日足)
10:35 ゴールドCFD(週足)
11:30 ゴールド/円CFD(週足)
13:35 ゴールドETFとゴールド価格の推移
17:22 制裁が米ドルの下落につながっている
22:35 世界の中央銀行のゴールド保有量
23:30 米国の負債総額
25:24 民主党と共和党のどちらも持続不可能な債務に対処しない
27:03 借金はアメリカ帝国を沈没させるか?
34:35 アメリカは社会的・政治的大惨事まであと 一歩だった
37:00 トランプ氏が暗殺される予言
41:10 レイ・ダリオのビッグサイクル
45:43 コーヒーブレイク
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17:777
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2024/07/24 (Wed) 10:28:52
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FRBの利下げで米国株急落へ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=gfIpIUfnPFk
<チャプター>
00:00 FRBの利下げで米国株急落へ!?
01:22 FF金利先物によるFF金利予測 (2024年7月~2026年7月)
02:35 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2000年~2001年)
03:02 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2024年7月23日現在)
05:43 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移 株価暴落後の2002年と2009年
10:47 歴史は「利上げから利下げへのピボット」が本当の急落の引き金になることを示している
11:52 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
16:20 逆イールドはリセッション(景気後退)が始まる直前に解消される傾向がある?
18:40 FRBと金融危機と長期金利
20:33 米国の負債総額
22:33 ベルリン
追い込まれた日銀!? 石原順チャンネル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16848778
石原順チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/videos
https://www.youtube.com/@ishihara-jun/playlists
ザ・マネー 西山孝四郎のマーケットスクエア - YouTube
https://www.youtube.com/@user-yz8gy6ug6q/streams
米国の長短金利差-1%の意味
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093815
政策金利
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1603.html
長期金利を左右するもの
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1558.html
国債の長短金利差を見て景気後退を判断する
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1761.html
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、 米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
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18:777
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2024/07/27 (Sat) 10:27:06
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ポジャール氏: 世界的なドル離れの結果はドル円下落ではなくアメリカの財政危機
2024年7月3日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
Ex Uno Plures創業者のゾルタン・ポジャール氏のBudabest Eurasia Forumにおける2023年11月のインタビューを見逃していたので紹介したい。
金利と通貨のスペシャリストであるポジャール氏がドルとアメリカの財政について面白いことを語っている。
世界的なドル離れ
基軸通貨ドルの衰退をメインテーマとしたリサーチ企業を創業したポジャール氏が今回語っているのはやはり世界的なドル離れである。
金利市場の天才ゾルタン・ポジャール氏、ドルの崩壊を予想するためのリサーチ企業を創業
だがポジャール氏が言う「ドル離れ」とは必ずしもドル下落のことではない。
どういうことか。ポジャール氏はドルの現状について次のように語っている。
元々は資源の売買や貿易にはアメリカのドルが独占的に使われていた。インドと中国、インドとブラジル、中国とブラジルのような、ドルとは一切関係のない2国間の取引でもドルで決済が行われていた。
だがそれは変わろうとしている。しかもその変化は急速だ。
きっかけはウクライナ戦争だった。米国はロシアに対してドル資産凍結などの経済制裁を行い、インドなど対露制裁に協力的でない無関係の国々に対しても制裁をちらつかせて協力を強要しようとした。
結果として欧米以外の国々はこぞってドルの保有を避けようとしている。BRICSはこれまでドルが使われていた貿易の決済に自国通貨を使うよう呼びかけており、中東では遂に比較的親米なサウジアラビアまでも原油取引のドル決済を減らす動きを見せている。
プーチン大統領: ドルを使った経済制裁はアメリカの自殺行為
こうして西側と東側の経済分離が進んでいる。欧米諸国がロシアの資源を輸入したがらない一方で、その他の国々はドルを避けている。
ポジャール氏は次のように言っている。
西側諸国が東側の実体経済や資源の供給網から身を引こうとしている一方で、東側諸国は西側の金融システムから身を引こうとしている。
それがドルの役割を変えようとしている。
ドル離れがどういう結果を生むか
その結果どうなるか。多くの人々が考える次のシナリオはドルの下落だ。しかしポジャール氏の考えはそうではない。ポジャール氏は次のように述べている。
世界はドルやユーロの次へと移行しようとしている。人民元やインドルピーやアラブ首長国連邦のディルハムの役割がもっと大きくなってくる。
こうした状況の結果として一番重要なのは、米国の資金調達が困難になるということだ。
ドルの利用が減ると何故アメリカが資金調達できなくなるのか? そこが国債や金利のエキスパートであるポジャール氏の観点である。
ポジャール氏は次のように説明している。
これまでアメリカの財政赤字には上限がなかった。誰もが米ドルで決済していたため、ドルの預金を積み上げている人々が常にいた。そしてその資金は最終的に米国債へと流れていった。
この変化について投資家が十分に熟慮しているかどうかは微妙だ。誰もがドル離れという現象をユーロや円に対する為替レートがどうなるかという意味で考えがちだが、それは間違った考え方だ。
ドル離れの最終的な結果は決済や精算に関するものだ。そして決算や精算の方法が変わるということは、政府の資金繰りに影響が及ぶということだ。
アメリカはコロナ後に世界的なインフレを引き起こすような規模の現金給付を行なった。
世界最高の経済学者サマーズ氏が説明するインフレの本当の理由
それほどの規模でドルをばら撒いたのだが、ドルは下落しなかった。アメリカはそんなことができた唯一の国である。同じ規模のばら撒きをしようとしたイギリスのトラス元首相は、ほとんど首相に就任しただけでポンドと英国債を暴落させ辞任した。
サマーズ氏: 景気後退で財政支出する国はイギリスの二の舞になる
また、インフレになった後も量的緩和というインフレ政策を続けている日本では通貨が暴落している。
日銀の植田総裁が円安を止められない理由
だがアメリカだけはドルを暴落させずにばら撒きを行なうことができた。それはこれまでドルをどれだけ刷ってもドルを買おうとする人々が世界中に居たからである。
ドル離れとアメリカの財政問題
しかしアメリカは自分でそうした人々を追い払ってしまった。そしてBRICS諸国や中東諸国では急速にドル離れが進んでいる。
だがポジャール氏によれば、問題の本質は人々がドルを買わなくなることではない。
これまで諸外国によって買われたドルは当然銀行に預けられ、銀行はそのドルで国債を買っていた。だからドルを買うというのは米国債を買うことと同じである。
ここに問題の本質がある。ドルを買う人がいなくなるということは、米国債を買う人がいなくなるということなのである。
ドル離れで米国債が暴落する
米国債の買い手不足はまさに今年に入って多くの機関投資家が警告していることである。
レイ・ダリオ氏: 米国債が投げ売りされて次の経済危機が始まる
グリフィン氏: 米国債暴落でブラックマンデー再来の可能性
ガンドラック氏: 米国債が債務減免される可能性
何故ならば、インフレによる金利上昇から米国債にこれまでほぼゼロだった利払いが発生しており、米国政府は借金の利払いのために借金をしなければならなくなっているが、それは市場に大量の米国債がばら撒かれることを意味する。
そこで大量に発行される米国債に対して、十分な買い手がいるのかということを機関投資家は懸念しているのである。
とはいえ中央銀行が紙幣印刷で国債を買い入れればインフレが再燃する。
米国債は買い手が見つからず暴落してしまうのか? ポジャール氏によればその兆候は既に見られているという。ポジャール氏は以下のように述べている。
アメリカの金利市場を注視している人なら誰でも、アメリカの長期国債の発行が上手く行っていないことに気づくはずだ。それでアメリカは長期国債ではなく短期国債で資金調達することを強いられている。
国債のオークションに参加する機関投資家は既に長期国債には手を出さず、すぐに逃げられる短期国債にシフトし始めているらしい。期間の長い国債ほど困難に直面しやすくなるだろう。
結論
米国債の問題を指摘したこの手の警告で一番早かったのはポール・チューダー・ジョーンズ氏の2月の警告である。
チューダー・ジョーンズ氏: 今年中に米国債暴落、金利急上昇の可能性 (2024/2/24)
だがこのポジャール氏のインタビューは去年11月なので、それよりも早いことになる。さすがは金利市場の天才といったところだろうか。
さて、米国債はいつ暴落するのか。タイミングについてはレイ・ダリオ氏が5年以内とする一方で、ジョーンズ氏は今年11月のアメリカ大統領選挙がきっかけとなる可能性を指摘している。
レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
サマーズ氏: トランプ氏が大統領選挙勝利ならインフレ悪化で金利上昇
いずれにしてもあまり良い話ではない。筆者は超長期米国債の空売りを既に始めている。 投資家は経済危機になっても利益を得られる唯一の職業である。
トランプ氏が大統領再選なら株価やドルはどうなる? 2016年のトランプ相場を参考に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50785
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19:777
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2024/08/01 (Thu) 05:11:25
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高橋洋一 緊急Live 日銀が利上げ!なんて事だ!
https://www.youtube.com/watch?v=uZADXdPmunM
日銀、利上げとテーパリング決定、記者会見での植田総裁の発言まとめ
2024年7月31日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51799
7月31日、日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げることを決定した。また、現在行われている国債の買い入れについて、徐々に減額すると発表した。いわゆるテーパリングである。
ゼロ金利脱出とテーパリング
まずは利上げからだが、政策金利がゼロ金利から0.25%に引き上げられた。これは3月にマイナス金利から離脱したことに続いての動きである。
日銀、マイナス金利とETF買い入れを終了、量的引き締めを視野に (2024/3/20)
これで長年続いたゼロ金利政策が終了した。経済への影響としては、変動金利で住宅ローンを借りていた人に対する金利がいよいよ上がることになる。固定金利が超長期国債の金利に影響される一方で、変動金利は政策金利に影響されるからである。
また、この会合では日銀による国債買い入れ(つまり量的緩和)の金額を段階的に縮小することが発表されている。現在6兆円である毎月の買い入れ額は、2026年第1四半期までに半分の3兆円に減らされる。
金融引き締めの理由
こうした決定の理由は当然インフレ対策である。植田総裁は会合後の記者会見でまず実体経済について次のように発言している。
賃金と物価が連環を高めつつ緩やかに上昇してゆくと見込まれます。
そしてやはり言及しなければならないのが円安である。植田氏は次のように述べている。
これまでの為替円安もあって、輸入物価が再び上昇に転じていまして、物価の上振れリスクには注意する必要もあると考えています。
こうした状況を踏まえ、物価安定目標の持続的安定的な実現という観点から、今回政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整することが適切であると判断しました。
利上げは正しかったのか?
さて、植田氏はいつもの冷静な表情で淡々と述べているが、筆者はこれがかなりの苦渋の選択だったのではないかと考えている。
何故ならば、植田氏の発言は円安については正しく、実体経済については正しくないからである。
それは最新のCPI(消費者物価指数)統計を見れば分かる。日本のインフレ統計はアメリカのものとは逆になっており、食品とエネルギーを除くコア指数は減速しているが、エネルギーは加速している。
食品とエネルギーは海外のコモディティ市場に影響されるため、ドル円が高くなれば物価が上がる。
一方で内需の強さに依存しているコア指数(日銀が勝手にコアと呼んでいるものとは別である)のインフレ率は1.9%まで下がってきており、特に直近2ヶ月のデータが弱い。更に、GDPは消費の減速から最新のデータはマイナス成長となっている。
一方で日銀自身の金融緩和によってドル円は上昇しており、その結果特にエネルギーのインフレが加速していた。
弱い内需と上がるドル円のジレンマ
だから日銀は選択を迫られていた。緩和を止め、利上げでドル円の上昇を止めなければ、ドル円と輸入物価は上がってゆく。しかし利上げをしてしまうと既にかなり弱っている日本経済はますます弱ってゆくだろう。
このジレンマについてはかなり前から指摘しておいた。日銀はインフレか経済減速か、どちらかを選ぶしかないと。
そして中央銀行の役目は 物価の安定であり経済成長ではないから、植田氏は輸入物価の上昇を止めるため、黒田前総裁が開始した円安政策を徐々にもとに戻してゆくことを決定したのである。
結果、ドル円は下がった。経済成長より輸入物価抑制だという植田氏の決意が伝わったのか、ドル円は下落している。
しかし既にマイナス成長(2四半期続けば定義上景気後退である)に陥っている日本経済は、利上げを受けてどうなってしまうのか。
結論
植田氏は今後の経済見通しについて次のように言っている。
背景として賃金や物価が上昇しているという中での動きですので、経済・物価がこれを契機に減速するという風には必ずしも見ていないということと、より長期的な観点から申し上げますと、非常に低い水準にある金利を経済物価情勢に合わせて少しずつ調整しておいた方が、物凄い急激な調整を強いられるというリスクを減らすという意味で、全体としてはプラスになるという考え方もあり得るかなという風に思っております。
だが利上げは今回だけではないらしい。植田氏は同時に次のようにも言っている。
経済物価情勢に応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整してゆく方針です。
植田氏は確かに「引き続き」と言っている。つまりこれからも利上げするということである。
だが正直筆者は日本経済がそれに耐えられるとは思えない。何度も言うが、日本経済は既にマイナス成長なのである。
そして利上げは株価にとってもマイナスである。2022年、米国株はアメリカの利上げによって急落した。世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏は以下の記事で、日銀の利上げによって日本株も同じような急落を経験する可能性を指摘している。
レイ・ダリオ氏: 日本、金利上昇で経済崩壊の可能性
会合後の日経平均は、むしろ上がってる。だが筆者は日本経済の展望にかなり警戒している。本当に大丈夫だろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/51799
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20:777
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2024/08/01 (Thu) 15:04:29
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長期投資の落とし穴!
石原順チャンネル 2024/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=KGdRPnmj-fk
<チャプター>
00:00 長期投資の落とし穴!
01:50 投資家行動と株式市場
06:50 インフレ調整後の連邦赤字
10:54 米国の負債が35兆ドルに到達
12:45 10年後のリターン
16:50 日本から米国へ過剰流動性 の提供
22:52 CAPEレシオ(Shiller PE Ratio)
26:12 S&P500:仮説と実際のパフォーマンス(2009年~2024年)
28:12 ナスダック100(月足)
29:43 実質S&P500と実質利益の累積変化量
34:51S&P500実質価格(黒)とサイコロジカルサイクル(赤)1980~現在
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21:777
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2024/08/01 (Thu) 17:48:59
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【シラーPER(CAPEレシオ)・日経平均】チャート
https://diurna.info/c190600
▲△▽▼
シラーPER(CAPEレシオ)で株価の割高を分析、計算方法と日本株チャート
執筆者:川原裕也
https://oneinvest.jp/shiller-per/
シラーPER(通称:CAPEレシオ)は、長期の平均利益を用いて計算したPER(株価収益率)です。株価や株式市場の割高・割安を判断するための指標として用いられています。
「シラーの循環調整PER」や「PE10」と呼ばれることもあります。
シラーPERを生み出したロバート・シラー教授は、サブプライム問題やリーマンショックなどの米国住宅バブルの崩壊でも注目されていた「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の生みの親でもあります。
ノーベル賞経済学賞を受賞しており、投機バブルなどの研究に精通している人物です。
日本では「CAPEレシオ」と呼ばれることが多いのですが、本記事では「シラーPER」と呼びます。(どちらも同一の指標です)
シラーPERは主に米国株式指標で用いられるものですが、今回はその計算方法や日本株に応用したケースも含めて説明したいと思います。
シラーPERの計算方法
シラーPERの計算方法についてまとめます。
▼PER(株価収益率)の計算方法
PER = 現在の株価 ÷ 1株あたり純利益
▼シラーPER(CAPEレシオ)の計算方法
シラーPER = 現在の株価 ÷ 過去10年間の1株あたり純利益の平均値
※シラーPERは、純利益のインフレ補正(インフレ率での調整)が必要
この計算方法を知っていれば、株式投資の初心者でもデータさえ集めることができれば、シラーPERを計算できると思います。
個別株にも用いることができますが、一般的には「TOPIX(東証株価指数)」や「S&P500」と言った株価指数に対して、シラーPERを使うことが多いです。
シラーPERの特徴は、(インフレ補正済みの)過去10年間の1株あたり純利益の平均値を用いることです。
これが何を意味するのかというと、まず「インフレ補正」することによって、通常のPERとの比較が可能となり、また10年間の1株あたり純利益の平均値を使うことで一時的な要因を排除できるという利点があります。
一般的にはシラーPERが25倍以上になると割高と言われます。
10年間という長い期間の平均収益で見ているので、長期的なスパンで「過熱感が高まっている」ことが判断できます。
シラー教授は次のように言っています。
遠い未来を予想するより、近い未来を予想する方が易しいと思われるかもしれないが、データはそのような直感的な見方とは逆になっている
極端に言えば、株式市場のPERが300倍という超絶なバブルの状態にあった場合、まだバブルが続いて株価が上がるのか、それとも明日バブルが崩壊して暴落するのか、短期的には誰にもわかりません。
しかし、PER300倍という異常な状態でも、30年間という長期的な視点で見れば、誰がみても割高な状態であり、投資すべきタイミングではないことは明らかだということです。
個別株投資でよく使われる一般的なPERの説明は下記の記事でおこなっています。あわせてご覧ください。
あわせて読みたい:
PER(株価収益率)のやさしい説明、3分でわかる投資の基礎
https://oneinvest.jp/per/
シラーPERを使った投資手法
今回参考にした書籍(後ほど紹介します)では、シラーPERを活用した投資手法が紹介されていました。
▼PERモメンタム手法
シラーPERの15倍で投資を行い、24倍で売却する投資手法
具体的な手順は以下の通りです。
1.毎月1回、シラーPERを確認する
2.シラーPERが15倍を下回ったら、毎月その数値をメモする
3.その後、株価指数が6%以上上昇したら株式インデックスファンドに投資する
4.以降は、新規投資を継続し、配当金や分配金なども含めて再投資に回す
5.シラーPERが24倍を上回ったら、毎月その数値をメモする
6.その後、株価指数が6%以上下落したら株式インデックスファンドを売却し、債券など安全資産に乗り換える
7.再びシラーPERが15倍を下回るまで数年かかるが、債券で運用しながらじっくりと待つ
私はこの方法を実際に試したわけではありませんが、とても合理的な考え方だと思います。
(少し画像が汚いですが)下記が、「PERモメンタム方式」と「持ち切り方式」のリターン比較です。
「持ち切り方式」というのは、最初に株式インデックスファンドに投資をして放置する戦略です。
シラーPERを使った投資手法のリターン
過去のS&P500の例では、この投資手法によって圧倒的なリターンが得られたことがわかりますね。
上記の手法をそのまま実践せずとも、シラーPER15倍以下で割安の判断、24倍以上で割高の投資判断をするという参考指標としても使えると思います。
シラーPERの推移をチャートで見る
S&P500のシラーPER
上記のチャートは、S&P500(アメリカの主要株価指数)のシラーPERの推移です。1881年1月~2018年2月までの137年間のデータとなっています。
このチャートは
Shiller PE Ratio
https://www.multpl.com/shiller-pe
で閲覧できるものです。
記事執筆時点(2018年2月)の情報となりますが、
平均:16.83倍
中央値:16.15倍
最小値:4.78倍(1920年12月)
最大値:44.19倍(1999年12月)
となっています。
歴史上、最も高いシラーPERが44倍であり、平均値・中央値は16倍です。
現在のS&P500 シラーPERが32.83倍になっていることからも、すでに米国の株式市場は割高水準へ突入していると考えられます。(あくまでもシラーPERのみで判断した場合)
また、個人的に興味深いと思ったのは、歴史上最も低い4.78倍という数字。
1920年12月に、シラーPERが4.78倍という超割安な水準に達しているわけですが、そこから急速に株価が上昇し、その9年後には1929年の世界恐慌が起こっています。
1929年の世界恐慌が起こる直前のシラーPERは約30倍であったことからも、「歴史上極めて割安な水準から急激に株価がリバウンドし、その9年後には行き過ぎにより割高となって、大暴落を引き起こしている」ことがわかります。
歴史に学ぶとすれば、2009年にリーマンショックが起こり、株式市場が割安になったところから急速に株価がリバウンドし、2018年現在にシラーPERが32.83倍を迎えてるという状況は、決して楽観視すべきではない水準のように感じます。
もちろん、過去にシラーPERが44倍まで達している歴史もあるので、まだまだ上昇の余地は十分あると考えることもできます。
株価上昇がいつ終わるかは誰にもわからないものなので、あえて「こうだ」という意見は口にしませんが、投資家自身がこの状況について深く考えてみる価値はありそうです。
一方で、先ほど紹介した手法では「シラーPERが15倍以下で割安と判断して株式に投資」と述べました。
平均値・中央値が16倍台であることからも、「シラーPERが15倍以下なら割安」という考え方は的を得ていいます。
しかし、過去を振り返るとシラーPERが5倍以下の水準になることもあるということも得られる学びとしては大きいです。
日本のシラーPERをチャートで確認する
シラーPERの比較
出典:The CAPE hanging over share markets – Firstlinks
日本のシラーPERですが、データの入手が難しかったため、上記のサイトを参考にしました。
各国のシラーPERを比較したものでソース元はバークレイズ(イギリスの著名投資銀行)となっています。
国別に比較してみると、米国に続いて日本のシラーPERが高まっていることがわかります。これは、金融緩和の影響が大きいと考えます。
siblisresearch.com
https://siblisresearch.com/data/japan-nikkei-pe-cape/
では、日経平均株価のシラーPERの数値データが確認できます。
また、日本のシラーPERに関する情報として、NIKKEI STYLEでも記事が取り上げられていました。
上記の記事では、岡三証券の阿部健児チーフストラテジストのコメントとして「18倍以上なら株価は割高、10倍以下なら割安と考えられる」とのことでした。
しかし、NIKKEI STYLEに記載されているのは、東証一部全体の営業利益をベースとして算出したシラーPERなので、前述のバークレイズ出典のものとは根本的に違うものであることに注意が必要です。
長期投資家は割高な時の投資を避けるべき
著名な投資家の意見を見ていても、
割高な時の投資は避けたほうがいい
株価水準に限らず良い株は買うべき(なぜなら市況の割高・割安は予測できないから)
と意見はさまざまです。
個人的には、どちらも正しい言い分だと思うのですが、明らかに言えることは「株価水準が割高になるほど、利回りは低くなる」ということです。
私が今回この記事を書こうと思ったのは
「科学で勝負の先を読む」
https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E8%B2%A0%E3%81%AE%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80-%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%85%88%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%9F%E3%82%81%E3%83%BB%E8%AA%AD%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/479176840X
という本を読んだことがきっかけです。
本書によると、2013年代半ばのS&P500のシラーPERは23倍に達しており、この水準は過去20年間において3%以下の利回りしか実現できていないとのことです。
仮に利益が出たとしても、取れる利幅が3%以下と小さくなってしまい、長期的には(安全である)債券投資と同じレベルの利回りしか得られない可能性があります。(つまり、リスクリターンがあわない)
リスクをとって株式に投資するのであれば、長期的に見て割安になっている状態(わかりやすく言えば市場が悲観的になっているタイミング)で投資した方が、利回りを最大化できます。
シラー教授が言うように、「シラーPERが低くなるほど投資家が今後20年間に株式から利益を上げる可能性が高くなる」のです。
高いPERは、糖分の多い飲み物と同じようにあなたには良くないが、そのことが明らかになるのには何十年かかかる。
出典:科学で勝負の先を読む
50年以上前からバリュー投資に活用されていた
一方で、「割安になるのを待っていたらいつまで経っても良い株は買えない」という意見も正しいと思います。
株式市場の割高・割安や金利の変化は誰にも予測できないのだから、「市況に関係なく割安な株を買いなさい」と言っているのが著名投資家のベンジャミン・グレアムであり、「市況に関係なく高い成長が期待できる良い株を買いなさい」と言っているのが、同じく著名投資家のフィリップ・フィッシャーです。
いずれも、アメリカを代表する投資家「ウォーレン・バフェット」が敬愛する人物たちですね。
「シラーPERが割高だから」という理由で投資機会を待っていると、それこそ買うタイミングを逸してしまうかもしれません。
私としては、シラーPERが割高な水準にあるからと言って、株式市場への投資を完全にやめてしまうのではなく、債券比率を高めるなどしながら防御の体制を取りつつ、株価上昇についていくことも大切だと思っています。
ネットの情報を見ていると、シラーPERの信憑性に対して疑問視する声も見られました。
しかし、この手法は「シラーPER」として世の中に存在する以前から、バリュー投資家の手法として使われていました。
シラーPERは1988年に発表された考え方ですが、前述のベンジャミン・グレアムは1934年の時点で「PER計算では5年から10年の収益を使うべき」と述べています。
ベンジャミン・グレアムは主に個別株に対して言及しており、シラーPERは株式市況の割高水準を測る指標として発表されていますが、長期的な収益でPERを見ることの重要性については両者の意見が合致しています。
このような理由から、投資判断を下す上での1つの指標として、活用メリットは十分あると考えます。
次の記事は「21世紀の資本をわかりやすく解説、「r > g」はお金持ちの原則だ」です。
ベストセラーとなった書籍
「21世紀の資本」
https://oneinvest.jp/le-capital/
はとても難解な内容となっており、理解するのが難しいと言われています。
しかし、著者が言いたいことは至ってシンプルであり、未来の歴史も過去の歴史と変わらないという事実です。
https://oneinvest.jp/shiller-per/
▲△▽▼
CAPEレシオ(シラーPER)
2024.07.19
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc21
CAPEレシオの概要(S&P500)
CAPEレシオの現在の値(リアルタイム速報・毎営業日の日次データ)と、過去140年の推移を全て掲載したページです。S&P500やFRBのバランスシートとの比較チャートも掲載。
CAPEレシオは、”シラーPER”とも呼ばれるPER(株価収益率)の一種で、実質的な株価の割高・割安を計れるバリュエーション指標です。単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けないのが特徴の指標です。歴史的に株価の暴落・急落の前兆を示してきた指標のため、注目度が高いです。標準偏差+1σ超は要注意です。
CAPEレシオとは?
CAPEレシオ(CAPE RATIO)とは、ノーベル経済学賞を受賞した米国(アメリカ)のロバート・シラー氏(Robert James Shiller)が考案したPER(株価収益率)の一種で、株価の割高・割安を計るバリュエーション指標です。シラー氏が考案したことから「シラーPER(Shiller PER)」とも呼ばれています。CAPEレシオは、過去10年間の実績利益の平均値に物価変動を加味して計算されます。
CAPEレシオ(シラーPER)で何がわかる?PERの違い
株価の割高・割安のバリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る株価指標としては「PER(株価収益率)」が有名です。PERは当期純利益を基に計算するEPS(1株当たり利益)を用いて算出されますが、単年度に変動が大きくなることがあります。
一方、CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間の実績利益の平均値に物価を加味した1株あたり利益を基に計算する指標であるため、単年度に変動が大きくなるような一時的要因や景気循環の影響を受けず、実質的な株価の割高・割安を計れる指標です。
株式投資に最適な時期を正確に示したCAPEレシオ(シラーPER)
通常のPERは、S&P500構成銘柄の過去12カ月の利益を用いて算出されます。景気拡大局面は企業は高い利益率と収益を上げますのでPERは低くなり、不況(不景気)の局面はその逆で低利益率・低収益でPERは高くなります。過去PERは、リーマンショック時の2009年に123倍を付けました。過去の平均が15倍程度ですので、それをはるかに上回る数値です。PER123倍は超割高ですので、これを見ていると株式の購入時期ではありませんが、歴史的にこの時期は最適な株式投資の時期でした。一方、CAPEレシオ(シラーPER)は同時期に13.3倍程度で過去数十年の最低水準をつけており、株式投資に最適な時期であったことを正確に示していました。
CAPEレシオはバフェット指標に似ている?
CAPEレシオ(シラーPER)は景気循環中の利益変動を排除した指標で、PERより合理的な市場評価の指標として捉えられており、これはGDPに対する総時価総額の比率で市場評価をする指標「バフェット指標」に似ています。米国のバフェット指標(S&P500)は、以下のページで掲載していますので参考にしてください。
バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ
https://stock-marketdata.com/buffet-indicator.html
著名投資家ウォーレン・バフェット氏が注目している「バフェット指標(バフェット指数)米国・アメリカ」のチャートと時系列です(速報)。FRBのバランスシートを考慮したバフェット指標も掲載。毎営業日の値(現在)も掲載。水準や目安など解説も掲載。
CAPEレシオの計算
CAPEレシオ(シラーPER)は、過去10年間のS&P500構成銘柄の年間の実績利益と消費者物価指数(CPI)を使用してインフレによる過去の利益を調整して計算されています(ドルベース)。過去10年の調整値を平均して算出され、CAPEレシオはこの平均値に対するS&P500の比率に等しくなります。
株価急落・暴落の前兆シグナル!CAPEレシオの目安と水準
CAPEレシオ(シラーPER)は、株価の暴落・急落の前兆を示す指標として注目されています。非常に注目度の高い指標です。過去の傾向から見た目安と水準を以下に記載します。
CAPEレシオ(シラーPER)の過去平均
CAPEレシオ(シラーPER)は、1881年から2020年までの推移から取得される平均の標準偏差+1σから-1σの間で概ね推移しやすい傾向があります。CAPEレシオが標準偏差+1σを超えて推移した後は、大恐慌やITバブルの崩壊、リーマンショックなどが起こって株価が暴落した歴史があります。2020年のコロナショック前も標準偏差+1σを超えて推移していました。
標準偏差+1σの水準はどれぐらい?
CAPEレシオの標準偏差+1σ水準は2023年6月時点で、概ね24倍程度です。ゆえに、CAPEレシオが24倍を超えてきた場合は警戒水準と見られやすいです。CAPEレシオの標準偏差-1σ水準は、概ね10倍程度です。標準偏差の値はデータ更新毎に変わりますが、以下のCAPEレシオのチャートは最新のCAPEレシオの標準偏差±1σのデータが反映されています。
FRBのバランスシートとCAPEレシオの相関性
CAPEレシオ(シラーPER)は上記の解説の通り、標準偏差+1σ以上で過熱感を示す指標です。+1σに近付けば過熱感が意識され、+1σ以上は警戒水準と見るのが一般的です。ただし、CAPEレシオ(シラーPER)は、FRBのバランスシート(総資産)と正の相関性が認められる傾向があり、FRBがバランスシートを拡大している局面ではCAPEレシオ(シラーPER)の過熱の水準も切り上がるとの見方があります。下の”チャート”の欄に、CAPEレシオ(シラーPER)とFRBのバランスシートの比較チャートを掲載していますので参考にしてください。
FRBのバランスシートの推移と解説は、当サイトの以下のページで掲載しています。
FRBのバランスシート(総資産)
https://stock-marketdata.com/frb-balancesheet.html
米国(アメリカ)のFRBのバランスシート(総資産)のチャート・グラフと時系列です(速報)。名目GDP比のチャートやFF金利・長期金利(10年国債利回り)、株価(ナスダックやS&P500)との比較チャートも掲載。バランスシート拡大・縮小局面の傾向。
リスクプレミアムとCAPEレシオ(シラーPER)の関係
CAPEレシオ(シラーPER)は、米国のリスクプレミアムと比較して見ることも多いです。パウエルFRB議長は、CAPEレシオ(シラーPER)とリスクプレミアムを比較して株式がバブルであるかどうか、2021年1月のFOMC後の会見で発言していました。リスクプレミアムは、株式益利回りから米国10年国債利回りを差し引いたものですが、リスクプレミアムが低水準であればPERのある程度の上昇は割高ではないとの見方を示しました。
米国のリスクプレミアムの推移はこちら
米国(アメリカ)のリスクプレミアムの推移(リスクプレミアムのわかりやすい解説も掲載)は、以下のページで掲載しています。
リスクプレミアム(米国)
https://stock-marketdata.com/riskpremium.html
米国(アメリカ)のリスクプレミアムのチャートと時系列です(速報)。リスクプレミアムとは?水準や目安、計算方法、求め方、リスクプレミアムがマイナスの意味、株のバブルの見分け方、長期金利との関係、FRBの融資による影響などわかりやすい解説も掲載。
S&P500の予想PERと実績PERの推移はこちら
通常、一般的に見られているS&P500のPER(予想PERと実績PER)の推移は、以下のページで掲載しています。当ページで掲載しているCAPEレシオと併せてご利用ください。
PER(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)
https://stock-marketdata.com/per-nasdaq.html
ナスダック100(NASDAQ100)・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)のチャートと時系列です(速報)。実績PERと現在の予想PERと長期金利(米国10年国債利回り)と実質金利との比較チャート、平均PERの水準と目安も掲載。
当サイト「株式マーケットデータ」では、S&P500のPERの他に、S&P500のEPS(1株当たり利益)や配当利回り、株式益利回り、PBRなど各種バリュエーション指標も掲載していますのでご利用ください(すべて解説付き)。
超過CAPE利回りの推移はこちら
ロバート・シラー氏は、CAPEレシオをベースとした株式益利回りと米国債の実質利回りから算出される「超過CAPE利回り」も株式の割高・割安の指標として用いています。その超過CAPE利回りの推移と解説は以下のページで掲載しています。
超過CAPE利回り
https://stock-marketdata.com/excess-cape-yield
ロバートシラー氏が考案した超過CAPE利回り(ECY:Excess CAPE Yield)のチャートと時系列です。現在のリアルタイムの日次データも掲載。CAPEレシオ(シラーPER)ベースの株式益利回りと10年物国債実質利回りから算出される指標です。
チャート(CAPEレシオ)
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の過去140年分(米国の景気後退期間と比較)と標準偏差±1σのチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc16
[月次] CAPEレシオとS&P500(米国株)のチャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc18
米国の長期金利とCAPEレシオの比較チャート
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc20
時系列(historical data)
CAPEレシオは速報値を掲載し、改定で修正があれば改定値に置き換わります。日次データは改定時点から反映されます(日次データの過去分は修正させません。一方、月次データは過去分も含め全て最新の改定値に置き換わります)。
[日次] 2024年のCAPEレシオ(シラーPER) の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc22
[日次] 2023年のCAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc23
[月次] CAPEレシオ(シラーPER)の時系列データ
https://stock-marketdata.com/cape00top.html#toc24
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22:777
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2024/08/06 (Tue) 06:38:13
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一般社団法人日本エリオット波動研究所 代表理事 有川和幸さん
金CFD(米ドル/オンス)・米国債10年物利回り のエリオット波動分析
ゴールドが今年天井をつけた後に世界が震撼するようなことが起きる可能性
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年3月11日
https://www.youtube.com/watch?v=GxkAiqcrn6Y&t=129s
JAPAN 225 CFD のエリオット波動分析
日経平均はこのまま上がり続けるのか?それとも、この後大きく下げるのか?
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月17日
https://www.youtube.com/watch?v=saWDfG8u5Tw&list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI&index=2
S&P500の超長期チャートのエリオット波動分析
まずは中規模の下落があった後、本当の暴落は2030年以降に訪れると考える理由
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2024年2月5日
https://www.youtube.com/watch?v=1VKpjo9ThQE&t=101s
米ドル/円 のエリオット波動分析
円高は、いつまで続き、いくらになるのか?エリオット波動原理の視点
実践!エリオット波動 有川和幸さん 2023年12月18日
https://www.youtube.com/watch?v=B410mp3CBsM&t=7s
一般社団法人 日本エリオット波動研究所
https://jewri.org/
日本エリオット波動研究所 有川和幸さんの動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbeeewhOVN3ZOHGCnxY0IlcCNaWFxs2rI
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
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23:777
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2024/08/06 (Tue) 09:46:19
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バブル経験者は語る
自分の投資法を持たれ、成果を上げられている方はほんのわずかです。ほとんどの方は損をしています。
今回はそんな中から極端な例をご紹介します。
その方は相場の経験は浅くと言うか、ほとんどど素人同然でした。元々資産家で商品先物に手を出したのも、ほんの「お遊び」だったようです。
最初、50万円から始められたそうですが、あれよあれよと言う間に儲かって行きました。その時の投資基準は「勘と第六感と度胸」とでも言うのでしょう。儲かった利益をそのまま次の取引に載せていったそうです。
バブル時の長期上昇トレンドに乗った物だと思います。
話を聞いただけで恐ろしくなりますが、素人は怖いもの知らず。1年足らずで資金は2億に届く所まで来たそうです。
そうなるともう怖いもの知らずの行け行けドンドン! 一気に登った坂道を登り詰めると、今度は全力で駆け下りるようだったと聞きます。
気が付いた時にはプラス2億がマイナス2億へ・・・となっていました。
本来、資産家ですからこの程度(!)のマイナスなら持ち応えられたらしいのですが、悪い事は続く物です。 知り合いの建設業者に頼まれてなった保証人。その建築業者が失踪、借金取りが押し寄せて来たそうです。
http://www.harvestchart.com/tonpei/tonppei.htm
暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。
言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。
だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。
暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・
そんな状況を総じて”暴落”というのです。
仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。
そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。
ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。
ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。
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暴落時に空売れると思っている人間が多いよね。
S安貼り付きに売りで並ぶつもりなのだろうか。
本格的な下げか、押し目か判断してから参加するとか言っている人間は一番ダメだな。 暴落の一番オイシイ所を逃すばかりか、押し目だった場合、大底で空売るハメになる。
または「まだ早い、ただの押し目だ」と言い続けて売り遅れ涙目になるのがオチ。
暴落始まったら損切りしたくてもできない。 売れないから。
今現在、株トレードにおいて自分が勝ち組だと思ってるやつも大半はやがて自分も負け組であることを実感する時が来る。 有名なアナリストも株相場はトランプのババ抜きみたいなものといっているくらいだから利益確定してさっさと勝ち逃げするのが賢明
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ビルに飛行機がつっこんだ。
東証は臨時に値幅制限を半分に。当然のようにS安連発。
自分の持ち株はマーケットメークだったので、1日で確か20%ぐらい下げた。
当時はまだ優良企業であると信じられていた某ソニー。
自分も期待しながらわずか200株だけだけど買ってました。
糞決算発表。確かその翌日は比例配分すらできないような大幅な売りを浴びてS安。その次の日も比例配分のS安。 一応国際優良株と言われ馬鹿でかい規模、こんな株が2日連続でS安っていう衝撃はあまりにもでかかった。
一番すごかったのはメガバンの売られっぷりだけどね。 100万ぐらいしてたのが1年もたたないうちに5万台まで売られた。
そのとき買っとけばよかったじゃんと言うかもしれないけど、とてもじゃないけど買える雰囲気じゃなかった。 某ドイツ証券の人が「東証を閉鎖せよ」っとまじで言ってるのw
自分はみずほ5万台で買ったのが自慢。だけど1株だけな。あのとき100株とか買えるような人がいたら天才か大ばか者のどっちかだな。
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90年バブルの方はブラックマンデー以降も2年くらいは好景気で株式相場も活況だった。逃げる気になれば逃げられた。もつとも当時は株と土地は長期的に下がることはないと思われていたから「逃げる」と言う感覚がなかった。
ITバブルの方は本当にバブル。一気にはじけた。あれは逃げるのが難しかった。
それでも全銘柄が急落したわけではない。逆張りでオールドエコノミーといわれたセクターに投資した人(バフェットもその一人)はむしろ儲けた。
87年に起こった、ブラックマンデー・ショック直前に、持ち株全部処分してノーポジを自慢してた香具師もいたが、その後の相場にはしっかり乗り遅れた。
現在のような、13年の長きにわたる下げ相場だと、弱気になるのも無理からぬことではある。
弱気筋も、売った持ち株が更に上伸していくさまを何度も見せ付けられて徐々に強気に変わっていくのさ。
そして、誰もが強気を唱えるように なるとき・・・
「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 ようになる。
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24:777
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2024/08/06 (Tue) 21:40:49
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石原順の米国株トレンド5銘柄の記事一覧
資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend
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25:777
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2024/08/06 (Tue) 21:52:24
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バフェット氏がアップル[AAPL]株を大量売却、大きな転換点か?
石原順の米国株トレンド5銘柄 2024/08/06
https://media.monex.co.jp/articles/-/25044
「バークシャーの財産」アップル[AAPL]株の半分を売却
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ[BRK.B]は2024年4-6月期に保有するアップル[AAPL]株の約半分を売却したことが、8月3日明らかになった。バークシャーによるアップル株の保有は6月末時点で842億ドルと、3ヶ月前の1354億ドルから38%減少した。保有株数は約4億株と3ヶ月前から(3月末時点:7億8940万株)からほぼ半減した。
【図表1】バークシャーの株式売買の推移
出所:フォーム13Fより筆者作成
5月から6月にかけては大型テクノロジー銘柄の主導により、S&P500種株価指数が史上最高値を更新するなど、米株式市場を巡る楽観論が台頭していた。アップル株も2024年4-6月期に23%上昇しており、株高に沸く市場はむしろバークシャーにとっては絶好の売り場になったと推測される。
バークシャーが公開したキャッシュフロー計算書によると、2024年4-6月期の株式売買動向は買いが16億1500万ドルに対し、売りが771億5100万ドルと、差し引き755億3600万ドルの売り越しだった。売越となるのは7四半期連続、また、売越額は前四半期から4倍強に拡大した。うち約750億ドルがアップル株の売却によるものだ。
バフェット氏はかつてアップル株について「バークシャーが保有する財産の一つ」と評していた。また、5月の株主総会で、アップルは「極めて素晴らしい事業。2024年末時点で最大の保有株である可能性が極めて高いと思う」と述べていたが、ここに来て3四半期連続でアップル株の売却を進めている。
2023年10-12月期に1%、2024年1-3月期にも13%削減し、四半期ごとに売却ペースを加速させている。これまでの売却はあくまでポジションのリバランスということで片付けられる程度であったが、今回保有株数を半減したことは、バークシャーによる「意思ある売却」であることは間違いない。
利下げの足音が近づく中、ポートフォリオ上位の銀行株も一部手放す
バフェット氏は2024年4-6月期、アップル株の売却に加えて石油大手シェブロン[CVX]の保有株数も3%程度減らした。さらに7月以降、同様に上位5銘柄の一角であるバンク・オブ・アメリカ[BAC]株の保有も減らした。
つまり、保有上位5銘柄のうち、手をつけていないのはアメリカン・エキスプレス[AXP]、コカコーラ[KO]のみということになる。
【図表2】バークシャーが持つ上場株式の保有割合(2024年3月末時点のフォーム13Fより)
出所:2024年3月末時点のフォーム13Fより筆者作成
バークシャーがSEC(米証券取引委員会)に提出した資料によると、7月17日から8月1日までの半月の間に合計9042万株、金額にして38億ドル規模のバンク・オブ・アメリカ株を売却した。1株あたりの平均売却単価は42ドル程度で、バークシャーが保有するバンク・オブ・アメリカの株数は94万株程度に低下した。
バフェット氏がバンク・オブ・アメリカに投資したのは金融危機が起こった後の2011年8月だった。バークシャーはバンク・オブ・アメリカの優先株に50億ドルを投資、この優先株の配当利回りは6%で、バークシャーには年間3億ドルの配当収入がもたらされた。
また、優先株にはバンク・オブ・アメリカの普通株7億株を1株当たり7.14ドルで購入できるワラントも付いており、バフェット氏は保有する優先株を普通株7億株に転換することが可能だった。バフェット氏はこのワラントを行使するなどしてバンク・オブ・アメリカ株の保有を積み増し、以来、これまでに一度も売却せず保有を維持してきた。
2023年の年次株主総会において、バフェット氏は「銀行への投資はバンク・オブ・アメリカから始まった。私はバンク・オブ・アメリカが好きで、経営陣も気に入っており、取引を提案した。そしてその通りに実行したまでだ」と述べていた。
3月末時点でのバンク・オブ・アメリカの株式の保有数が10億3285万株だったことを考えると、これまでの売却数は保有株全体の約9%に過ぎないものの、米国において利下げの足音が近づく中、13年にわたって保有してきたバンク・オブ・アメリカ株を売却したことは大きな転換点であることは間違いない。
「重大な失敗を避けさえすれば、これまでも、そしてこれからも報われる」
バフェットは2023年の年次株主総会において「我々の事業の大部分は、今年は昨年より低い収益を報告するだろう」と語り、米国経済の「信じられないような時期」が終わりつつあると述べた。バークシャーはそれを裏付けるかのように保有する株式を売越しており、現金ポジションが積み上がっている。
【図表3】バークシャー・ハサウェイの手元現金残高とNYダウの推移
※青棒線=現金ポジション(単位:百万ドル)右目盛、赤線=NYダウ(単位:ドル)左目盛
出所:各種データより筆者作成
バフェット氏が5月の年次総会で「バークシャーの手元キャッシュは近いうちに2000億ドルを超えるだろう」と語ったように、6月末時点の現金保有残高(現預金と米短期債の保有額を合計した額)は2769億ドルと、前期(2024年第1四半期末は1890億ドル)から約46%増え、過去最高を更新した。上場企業の時価総額と比較すると、シェブロンやネットフリックス[NFLX]、ロイヤル・ダッチ・シェルやペプシコ[PEP]を上回る規模だ。
【図表4】バークシャー・ハザウェイの手元現金の内訳
出所:フォーム13Fより筆者作成
バフェット氏は以前から、目を見張るようなリターンを達成できる有意義な案件が不足していると述べていた。直近で米国の3ヶ月物短期債の利回りが約5.4%で推移する中、米短期債の保有を積み増している。短期債から得る金利収入は2023年の第3四半期以降、保有株からの配当収入を上回っている。
バフェット氏はバークシャーの年次株主総会で、「なぜ現金を使わないのか」という投資家からの質問に対して「使いたいのはやまやまだが、リスクがほとんどなく、私たちに大きな利益をもたらしてくれると思わなければ、使うことはないだろう」「われわれは気に入った球しか振らないんだ」と語っていた。
バークシャーの手元キャッシュが発する2つのメッセージ
バークシャーの手元キャッシュが積み上がっているという事実が発するメッセージは2つあると考える。1つはバフェットが言及しているように「妥当な価格」の買収対象が見つからないということだ。2700億ドルの資金があれば、バークシャーが完全に買収するか、支配権を取得できる企業はいくらでもあろう。
しかし、過去10年以上にわたる金融緩和を受けた株価とバリュエーションの上昇を考えると、バークシャーが直面している「妥当な価格」の買収先を見つけるのが難しいという課題は、単にバークシャーが機会を選びすぎているという類のものではないことが分かるだろう。
2つ目は、将来起こりうる市場の混乱に備えている可能性だ。バークシャーは巨額の資金と確実なパフォーマンスで、市場の混乱や発作に即座に対応する手段を完備している。バフェット氏は米国市場について「重大な失敗を避けさえすれば、これまでも、そしてこれからも報われる」と述べている。
2008年から2009年にかけての世界金融危機において、破たんの危機に直面したゴールドマン・サックス[GS]はバークシャーに援助を依頼した。バフェット氏は「有利な条件」で「大量の資本注入」を行った。将来、そのような機会は訪れるのか。答えは「イエス」である可能性が高い。いつの時代もそうであるように、行き過ぎた株価の戻りは起こるものだ。そのような混乱が起きたとき、バフェット氏には現金を利用する準備が整っている。
https://media.monex.co.jp/articles/-/25044
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2024/08/07 (Wed) 07:23:20
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バフェットの売りと円キャリーの崩壊
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=At-8uau8T_8
<チャプター>
00:00 バフェットの売りと円キャリーの崩壊
01:42 バークシャーの株式売買の推移
03:35 相場の天底は神のみぞしる。
11:55 アップル(自足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
14:35 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
16:45 バークシャー・ハザウェイの手元現金の内訳
18:14 今回の暴落とブラックマンデーとの違い
19:57 バークシャーが持つ上場株式の保有割合 (2024年3月末時点のフォーム13Fより)
23:10 ドル円(日足)
26:50 日経平均CFD(日足)
28:21 日経平均CFD(週足)
29:13 三菱商事(日足)
30:59 伊藤忠商事(日足)
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27:777
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2024/08/09 (Fri) 14:47:19
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バフェットの逆張りと米利下げに ご用心!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=wv6Ozsu6QNc
<チャプター>
00:00 バフェットの逆張りと米利下げにご用心!?
04:55 サクソバンク証券とは?
15:00 アップル(日足)(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
18:58 バークシャーの株式売買の推移
26:03 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
28:07 バークシャー・ハザウェイの手元現金の内訳
30:08 FF金利先物の市場予測
32:30 現在(赤)と2007年(茶)の米国の逆イールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)
35:36相場の暴落で正常化した米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)
37:45 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
40:46 S&P500CFD(日足)
42:22 日経225CFD(日足)
46:46 ナスダック100CFD(日足)
47:45 エヌビディア(日足)
48:43 スーパーマイクロコンピューター(日足)
50:26 インテル(日足)
52:24 テスラ(日足)
54:00 経済の仕組み
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2024/08/10 (Sat) 14:51:05
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『ザ・マネー』~ 西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年8月9日
https://www.youtube.com/watch?v=U-YRDz4Z_TU
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2024/08/21 (Wed) 06:00:46
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ゴールド最高値更新!まだ買いか?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=5gWf4ocu-qo
<チャプター>
00:00 ゴールド最高値更新!まだ買いか?
06:50 バークシャー・ハザウェイのポートフォリオ
08:41 バークシャー・ハザウェイの株式売買の推移
09:33 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
11:31 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
14:17 インフレ調整後の連邦赤字
24:27 円は2012年以降50%下落
25:46 ゴールドCFD(日足)
27:32 ゴールドCFD(週足)
29:13 日本国債の買い手
31:23 ゴールドCFD(日足)
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2024/08/28 (Wed) 10:37:00
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100年に1回のバブル
石原順チャンネル 2024/08/28
https://www.youtube.com/watch?v=5Z313Lxt-zM
<チャプター>
きょうのあらすじ
インフレ調整済住宅価格
日経平均(月足)
セブンアイHD(週足)日本にM&Aファンド72社が参入中!
ドル/円(月足)
1998年のロシア危機とLTCMショックによる円キャリーの巻き戻し
ナスダック100CFD(月足)
インフレ調整後の連邦赤字 大恐慌時のような経済政策
バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
デュケーヌ・ファミリーオフィスのAI関連株保有株数の推移(単位:株)
ドラッケンミラーいわく
ナシーム・タレブいわく
米国の失業率と バフェット指標
エヌビディア(週足)
経済の仕組み
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2024/09/04 (Wed) 06:24:47
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利下げしても株は上がらない!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=i8avDh1HD6A
<チャプター>
00:00 利下げしても株は上がらない!?
01:47 投資戦略フェアEXPO2024in大阪
04:24 9月相場はどうなる?
07:05 利下げでも株式相場上昇は失速する可能性
10:58 利下げと市場の底 近年はQEまで止まらない!?
13:25 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
14:45 1955年以降のFF金利と今後3年間のFF金利予測
18:52 4thターニング理論
20:56 冬の時代:危機
22:48 中央政府による大量のお金と信用の供給
25:15 信用拡大は限界に達している!?
28:10 レイ・ダリオのビッグサイクル
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2024/09/13 (Fri) 05:56:00
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一生に一度の売り場か!?
石原順チャンネル 2024/09/10
https://www.youtube.com/watch?v=nD_xhGqonNM&t=721s
<チャプター>
00:00 一生に一度の売り場か!?
09:50 クレジットカードの負債総額は過去最高、個人貯蓄率は過去最低
12:45 平均所得に対する住宅価格が史上最高水準に到達!
16:00 貧富の格差や富の偏在が起こると
17:35 日経平均(月足)
20:50 史上最長の利回り曲線の逆転
22:05 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2000年~2001年)
23:25 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2006年~2007年)
24:35 1955年以降のFF金利と今後3年間のFF金利予測
25:13 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)とS&P500の推移(2024年9月9日現在)
26:40 S&P500、10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
28:49 急増する ウォーレン・バフェットの現金の山
35:44 バークシャー・ハザウェイの手元現金残高とNYダウの推移
42:28 米国の失業率とバフェット指標(ウイルシャー5000の時価総額÷GDP)
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2024/09/18 (Wed) 02:21:23
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利下げは終わりの始まり?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=UWql8kA8fOE
<チャプター>
00:00 利下げは終わりの始まり?
03:50 FRB、BOE、ECBの政策金利の推移
08:20 FF金利と米国2年国債金利の推移
11:03 連邦債務は35兆ドルを超え年間2兆ドルから3兆ドルの割合で増加
12:15 ドル円(1時間足)
13:29 ドル円(日足)
16:07 米国の10年国債と2年国債の利回り比較
17:12 史上最長の利回り曲線の逆転
18:14 米国のイールドカーブ(3か月~30年の利回り曲線)と
S&P500の推移(2024年9月16日現在)終わりの始まり?
20:40 S&P500、 10年・2年イールドカーブ、FFレートの推移
22:29 経済の仕組み
22:53 帝国の終わりは借金
28:26 米国のCPIの推移
31:39 ゴールドCFD(週足)
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2024/09/21 (Sat) 11:46:36
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『ザ・マネー』 ~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年9月20日
https://www.youtube.com/watch?v=TXFk5buaudo
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2024/09/25 (Wed) 13:01:36
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アメリカ帝国の崩壊!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=SOnWv9zV8kg
<チャプター>
00:00 アメリカ帝国の崩壊!?
05:10 米国の銀行は6850億ドルの評価損に直面した
07:16 米国の銀行部門の脆弱性
09:13 連邦準備制度理事会は巨額の損失を被っている
09:42 巨大な債務の壁と金利の引き下げ
13:45 巨大な債務の壁が満期を迎える。
14:05 QTはQEの準備!
15:02 経済の仕組み
16:10 米国の負債総額
17:00 信用拡大は限界に達している!?
20:20 投資家行動と株式市場 S&P500は7000まで?
22:04 経済の仕組み
22:53 インフレ調整後の連邦赤字 大恐慌時のような経済政策
23:07 連邦債務 1900ー2020
27:09 NY原油CFD (日足)
28:23 CPI 1970年代vs2020年代
30:45 ゴールドCFD(日足)
31:48 ゴールドCFD(週足)
32:34 ローマ帝国の崩壊とアメリカ帝国
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2024/09/29 (Sun) 17:37:39
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『ザ・マネー』~西山孝四郎の マーケットスクエア 2024年9月27日
https://www.youtube.com/watch?v=JQMPhquPlyo
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37:777
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2024/10/02 (Wed) 12:43:06
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金融システム全体が崩壊 するとき
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=fMlI_sr95dE
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38:777
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2024/10/05 (Sat) 17:58:22
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『ザ・マネー』~ 西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年10月4日
https://www.youtube.com/watch?v=QX8V-RZ_v4U
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2024/10/09 (Wed) 06:59:26
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米国の借金をみれば、相場がわかる!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=RCJ0liUeEYI
<チャプター>
00:00 米国の借金をみれば、相場がわかる!?
08:50 ナスダック100CFD(日足)
11:24 日経平均CFD(15分足)
14:11 日経平均CFD(日足)
18:33 ドル円(15分足)
19:27 ドル円(日足)
20:22 ポンド円(日足)
21:11 ゴールドCFD(日足)
22:20 9月の政府雇用者数と民間雇用者数の比較
27:23 米国の連邦債務 2018年~2024年
29:37 米国が覇権を維持して生き残る唯一の方法は
35:08 巨大な債務の壁と金利の引き下げ
35:26 CPI 1970年代vs2020年代
38:08 戦略石油備蓄を使い果たした米国
39:45 NY原油CFD(日足)
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40:777
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2024/10/11 (Fri) 16:18:01
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年10月11日
https://www.youtube.com/watch?v=jJ5a-XItP-c
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2024/10/16 (Wed) 03:05:24
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日経平均の上昇はいつまで続く?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=Cy5foLCLgyg
<チャプター>
00:00 日経平均の上昇は いつまで続く?!?
03:17 日経平均CFD(日足)
08:50 日経平均CFD(週足)
09:00 日経平均CFD(月足)
11:26 ドル円(日足)
14:00 米国の連邦債務 2018年~2024年
15:37 米国のマネーサプライ(M2)
17:16 S&P500CFD(日足)
19:23 香港ハンセン指数CFD(日足)
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42:777
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2024/10/18 (Fri) 15:26:00
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年10月18日
https://www.youtube.com/watch?v=9y2TBETyOPk
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2024/10/23 (Wed) 09:20:04
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【2024年10月22日】ゴールドへの投資はまだ0.5%?ゴールドの戦略(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=5G257xPYx14&t=483s
0:00 オープニング
1:38 資産運用の究極の目的は「インフレヘッジ」
3:43 ゴールドCFD(米ドル建て)の日足チャート
5:24 ゴールドCFD(米ドル建て)の日足チャート
6:43 負債処理にはインフレが使われる!?
9:24 米国の財政赤字の推移
10:45 1971年以降の金価格の推移
13:03 巨大な債務の壁と米国債の償還
16:03 ゴールドCFDのチャート分析
18:04 ゴールドCFDの想定レンジと売買戦略
生き残る為のゴールド投資
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=b3ZuogXusfY
<チャプター>
00:00 生き残る為のゴールド投資
03:37 ゴールドCFD(日足)
09:44 ゴールドCFD(週足)
11:38 ゴールドCFD(月足)
13:14 ビットコイン/ドル(週足)
14:36 マイクロストラテジー(週足)
16:16 負債処理にはインフレが使われる!
20:19 米国の財政赤字の推移
24:08 S&P500CFD(日足)
18:20 借金を軽減するためにインフレが使われる
22:20 米国の負債総額
24:05 1971年以降の金価格の推移
28:35 巨大な債務の壁と米国債の償還
(10月18日収録)【セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
MONEY SQUARE 2024/10/18
https://www.youtube.com/watch?v=7GYXKcReMRY
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44:777
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2024/10/25 (Fri) 15:24:32
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年10月25日
https://www.youtube.com/watch?v=o3dHFf7uOGk
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45:777
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2024/10/30 (Wed) 04:50:04
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大波乱の7年がやってくる!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=mzMKDDFy1G0
<チャプター>
00:00 生き残る為のゴールド投資
03:27 すべての道はインフレに通じる
08:10 CPI 1970年代 vs 2020年代
11:58 巨大な債務の壁と米国債の償還
14:33 ゴールドCFD(日足)
19:51 ゴールドCFD(週足)
20:13 ゴールドCFD(月足)
25:34 米国の財政赤字の推移
26:55 ビットコイン/ドル(週足)
24:08 S&P500CFD(日足)
34:00 信用拡大は限界に達しているのか!?
38:30 カマラ・ハリスが勝てば市民戦争及び World War 3の確率が格段に上がるだろう。
40:52 レイ・ダリオのビッグサイクル
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46:777
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2024/11/01 (Fri) 15:28:51
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年11月1日
https://www.youtube.com/watch?v=G10jPBEZpRA
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2024/11/08 (Fri) 15:38:49
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『ザ・マネー』 ~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年11月8日
https://www.youtube.com/watch?v=d8pFV9gG7H4
レイ・ダリオ著 「変わりゆく世界秩序」
Principles by Ray Dalio 2023/10/03
https://www.youtube.com/watch?v=y3oy8y0EljY
世界はこれまでに生涯でなかったような大きな変化を遂げつつあります。しかし、歴史を振り返ると過去に何度も同じことがくりかえされてきたのです。ですから過去の変化を研究することで現在起こっていることを理解し、これから何が起こりうるか予測する必要があることは判っていました。
私の著書、「Principles for Dealing with the Changing World Order(仮題:変わりゆく世界秩序)」で私が自身の研究から学んだことを共有していますが、このアニメーションが、この本に書いてある主要なアイデアを、シンプルかつ楽しく理解するわかりやすいツールになるよう願っています。動画の最初の18分間で、時間の経過とともにどんな要因が国の興隆と衰退の「ビッグサイクル」を推進するのか、そして現在そのサイクルのどこに位置しているのかについての要点を理解できます。さらに20分間ご覧いただければ、過去500年の歴史の中で大きなサイクルがどのように機能してきたか、さらに現在世界をリードする大国である米国が、その強さを維持すにはどうする必要があるかをお見せします。
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2024/11/13 (Wed) 10:46:35
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トランプトレード銘柄の行方は?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=Vuz5B-mgMi8
<チャプター>
00:00 トランプトレード銘柄の行方は?
09:37 米国の財政赤字の推移
14:15 インフレから貯蓄を守る方法は
18:55 ビットコインも金も通貨秩序の終焉を告げている。
27:08 世界の流動性 107兆ドルと過去最高を記録
27:10 NY原油CFD(月足)
28:40 テスラ(日足)
32:16 パランティア(日足)
33:50 ナスダック100CFD(日足)
36:15 流動性の変化はビットコインが教えてくれる
38:30 ビットコイン/ドル(週足)
43:00 マイクロストラテジー(週足)
48:00 S&P500CFD(月足)
49:50 日経平均CFD(月足)
52:35 巨大な債務の壁と米国債の償還
55:30 CPI 1970年代vs2020年代
58:40 お金を稼ぐために人生の4万時間を費やすなら
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2024/11/15 (Fri) 13:05:14
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【2024年11月12日】トランプトレード花盛り!?(西山孝四郎 氏)
MONEY SQUARE(2024年11月12日収録の番組です)
https://www.youtube.com/watch?v=MXICrIOkN78
0:00 オープニング
1:10 米国の財政赤字の推移
4:14 世界の流動性 107兆ドルと過去最高を記録
5:21 S&P500CFD(月足)
6:45 ビットコイン/ドル(週足)
11:21 マイクロストラテジー(週足)
15:04 日経平均CFD(月足)
15:41 米ドル/円(月足)
17:47 米ドル/ 円(日足)
19:02 本日のまとめ
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2024/11/15 (Fri) 15:02:51
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『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2024年11月15日
https://www.youtube.com/watch?v=iS7JQ68Xvm4
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2024/11/20 (Wed) 04:10:18
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紙くずからビットコインへ!?
石原順チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=Yq2B8VLAAOA
<チャプター>
00:00 紙くずからビットコインへ!?
01:00 米国の財政赤字の推移
07:55 巨大な債務の壁と米国債の償還
14:20 ゴールドCFD(日足)
15:38 ゴールドCFD(週足)
18:46 ゴールドマン・サックスのゴールド見通し
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2024/11/20 (Wed) 09:12:41
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なぜ玉木代表は日本を海外に売り飛ばすのか?円安・物価高に苦しむ国民を尻目に「日銀は利上げ急ぐな」の非情な経済オンチぶり
2024.11.19 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/628998
国民民主党の玉木雄一郎代表がロイターのインタビューで、「向こう半年は利上げを急ぐべきではない」と日銀に厚かましく注文をつけたのは今月1日のこと。首相にでもなったつもりで調子に乗ったのかもしれないが、この不倫男の言うとおりにしていては、日本経済は円安と物価高で本当に終わってしまう。外国人が「日本は何でも安い」と目を輝かせる一方で、日本という国を支える国民がマイホーム購入はおろか、日々の食費にすら大きな負担を感じているという矛盾。エコノミストの斎藤満氏は、日本で働き、日本円を稼いでいる自国民の生活実感を向上させるには、しょせんインフレに負ける見せかけの“賃上げ”ではなく、日銀による適切な政策金利の引き上げこそが重要と釘を刺す。(メルマガ『マンさんの経済あらかると』より)
プロフィール:斎藤満(さいとう・みつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。
いま日銀が利上げをしなければ、日本経済は“手遅れ”になる
欧米が利下げ局面に入っている中で、日銀はようやく政策金利の引き上げに動きだす「半周遅れ」にあります。
この大規模緩和を長い間続け、引き締め転換が後手に回った結果、日本経済は取り返しのつかない、大きな負担を余儀なくされています。
都内の新築マンション価格は昨年から平均で1億円を超え、バブルの様相を呈しています。
銀行の無節操なバブル融資こそ発生していませんが、長期緩和の副産物である円安を利用し、割安となった日本の不動産や株などの資産を買いあさる外国資本によって、日本の資産価格が高騰、日本人にはなかなか手が出ない価格高騰となっているのです。
また物価高を放置し、いまだにデフレ脱却を掲げる政府日銀の姿勢の中で、国民は物価高で生活が圧迫されています。これは日本だけでなく、主要国の間で物価高が政府批判となり、選挙で与党がいずれも敗れる結果となっています。
日本は賃上げを免罪符にしていますが、現実にはインフレで実質所得が減り、金融資産が目減りして将来不安を高めています。自公の過半数割れは国民の不満の表れです。
円安資産バブルに笑う外国人、泣かされつづける日本国民
都内の新築マンション価格は、昨年から平均で1億円を超えました。このマンション価格高騰の裏に、外国人マネーによる投資需要の拡大があります。
いわゆる「億ション」の買い手の多くが投資目的の外国人で、彼らにしてみれば1ドル150円超の大幅円安により、ドルベースでは日本の住宅価格が割安に見えます。
住宅や土地に限らず、日本の株価も円安で海外の投資家からは割安に見えます。カナダ資本がセブン&アイの買収提案に出た裏にも、この円安で日本企業が安く買える環境があります。
最近でこそ中国の景気対策期待で投資マネーが日本市場から中国市場にシフトする動きがありますが、日本の不動産や株、高級食材に至るまで、円安のおかげで「外人」にはバーゲンセールとなっています。
都心に住宅を持つ人が買い替える場合は、売値も高くなって億ションを買うことも可能になりますが、30代や40代の一次取得者には、都心の住宅は手の届かないものになり、郊外の物件に需要がシフト、首都圏全般の価格高につながっています。
国民が家を買えないのに、外国人向けバーゲンセールをやっている場合か?
1980年代のバブルのころは、銀行が積極的に貸し出しをしたために、買い手は容易に資金調達ができましたが、今日ではさすがに銀行も慎重で、借り手一人では返済負担が大きすぎてローンが組めない場合に、共働きの配偶者にも借金をさせる「ペアローン」のケースが増えています。
ペアローンを組んだ世帯では、二人とも長年仕事を続け、返済資力があればよいのですが、非正規雇用の場合や、生活面で子育て、親の介護などの条件変化で片方が仕事を続けられなくなるケースもあり、結果的に片方の返済負担が大きくなって生活破綻をきたすケースも報告されています。
1980年代には労働市場が「終身雇用」制で、年功序列で明日は今日より明るい希望があり、長期の借金をしても返済に困るリスクは限定的でした。
ところが、現在のように労働市場が非正規の多い不安定な状況で、住宅価格が押し上げられると、一次取得者の住宅購入が非常に厳しくなり、持ち家比率が低下する可能性があります。
一般に高齢者の借家住まいが厳しくなり、住処のない高齢者が増える懸念があります。
円安は海外の投資家にはプラスとしても、彼らが需要を押し上げ、住宅価格を押し上げた結果、円で生活する日本人が家を買えなくなる問題を引き起こしました。
しかも、政府が企業のために雇用の流動化、非正規化を進めたために、雇用の安定が維持できなくなり、それだけ借金をして家を買う条件が厳しくなりました。
かつては金利引き上げや規制強化によって住宅バブルに対処せざるを得なくなり、結果としてバブルを崩壊させ、失われた20年を経験することになりました。
今日(こんにち)は信用爆発ではなく、円安で海外マネーが住宅価格を押し上げているだけに、円安を是正して、日本の不動産の外人向けバーゲンセールをやめることが必要になります。日銀は円安につながる金融緩和の是正が急務です。
政治家が言う「賃上げ」のウソ。物価高の負担はますます深刻化
そしてもう1つ、長期にわたる異次元緩和が、企業の価格行動を変えました。従来は価格引き上げが需要減につながるとみて、価格を維持し、その分コストを圧縮してきました。これが政府日銀によるインフレ促進策によって、逆にインフレ・マインドを醸成してしまい、「赤信号、皆で渡れば怖くない」となって値上げに抵抗がなくなりました。
政府自身がコスト増分を価格転嫁するよう推進していることもあって、最近では利益拡大のための安易な値上げが広がっています。昨年までコメだけは安かったのですが、現在はコメ不足も手伝って、コメ価格が急騰、これを起点にコメを材料とする製品もこれから値上げラッシュとなります。
しかも、かつては国営のもとで価格は政府が管理していた郵便が、民営化の中で値上げが容易になり、先月からはがきや封書の郵便代金が26%から33%も上昇、郵便料金の引き上げは配送料の引き上げとともに、経済の多くの分野にコスト高となり、その分の価格転嫁、値上げを誘発します。
家計が値上げの連続にあきらめを感じ、企業にインフレ・マインドが醸成されると、日銀はインフレを抑えることが難しくなります。安定的な物価上昇ではなく、止めどのないインフレにつながるリスクがあります。
そして政府日銀は金融緩和で賃上げを支援すると言っていますが、物価高が続くと、賃上げでは生活コスト高をカバーできなくなります。今年6月、7月はボーナスの増加で実質賃金が久々にプラスになりましたが、ボーナスを除く定期収入では依然として物価をカバー出来ず、実質賃金はマイナスになっています。
しかも、日本の物価統計は実態より低く出ている可能性が高く、現実の負担感は統計以上に厳しくなっています。これは日銀の「生活意識に関するアンケート調査」に表れています。CPI統計が2%台の物価上昇を示している一方で、個人が感じる物価上昇は10%を超えています。基準のインフレ率が低いため、年金の改定も少なく、年金生活者の実質購買力は数字以上に低下しています。預貯金の目減りも進んでいます。
このため個人消費は停滞が続き、 小売店の中には値上げで売り上げが減る事態を恐れ、自社ブランドを中心に値下げに出る動きが出始めました。物価高を放置してきたため、家計が疲弊し、消費が弱くなり、却って経済にデフレ圧力をもたらします。そして生活苦を推し進めた政府に選挙で「ノー」を突きつけました。与党は選挙の敗北原因をよく吟味する必要があります。裏金問題だけではないのです。
https://www.mag2.com/p/news/628998/3
▲△▽▼
ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389
低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099115
ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564
政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750
紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14054383
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石破総理を操る黒幕「米外交問題評議会」は新NISAをどう“利用”してきたか?日米選挙後にトレンド大転換も
2024.10.16 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/625374
米共和党・米外交問題評議会(CFR)の圧力
米国の圧力。といっても、ホワイトハウスや米財務省ではありません。
石破総理は就任直後に世界有数の投資会社ブラックストーン社の共同経営者、スティーブ・シュワルツマン氏と面談したといいます。同社は日本でも積極的な投資を行っていて、今後も投資拡大を計画しています。そこで投資家サイドからの要望があった模様です。一投資家として、投資環境を考慮して利上げに反対、ということになったのか、政治的な意図があったのかは不明です。
そもそも、シュワルツマン氏はピーター・ピーターソン氏と共同でブラックストーン社を立ち上げましたが、このピーターソン氏はCFR(外交問題評議会)の重鎮です。シュワルツマン氏も共和党系CFRの立場にあります。
CFRは日本に対し、増税を含めた緊縮型財政を求め、そのため金融政策ではある程度緩和的な状況が必要と見ています。これまでも日銀の利上げには抵抗を示していました。
また、ブラックストーン社は中国でも投資をしていて、日本の利上げが中国市場の制約になるとみて、利上げには反対の立場をとります。
昨年秋にはブラックストーンの兄弟会社、ブラックロックのトップが岸田総理と会談し、日本マネーの米国還流支援策を求めたといいます。
これらを前提として岸田総理は新NISAを推し進め、今年になって新NISA経由で大規模な日本マネーが米国株式市場に流入しています。
今回も、ブラックストーン社が米国市場への資金流入を考え、低金利維持を望んだことは想像に難くありません。
https://www.mag2.com/p/news/625374
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新NISAで米国株ばかり買われる理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860215
森永卓郎氏が警鐘を鳴らす「世界恐慌の前触れ」 老後資金を失う人が続出する未来
2024年10月28日
https://the21.php.co.jp/detail/11471
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
「株式投資は長期的には ほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
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53:777
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2024/11/20 (Wed) 09:22:31
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なぜ玉木代表は日本を海外に売り飛ばすのか?円安・物価高に苦しむ国民を尻目に「日銀は利上げ急ぐな」の非情な経済オンチぶり
2024.11.19 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/628998
国民民主党の玉木雄一郎代表がロイターのインタビューで、「向こう半年は利上げを急ぐべきではない」と日銀に厚かましく注文をつけたのは今月1日のこと。首相にでもなったつもりで調子に乗ったのかもしれないが、この不倫男の言うとおりにしていては、日本経済は円安と物価高で本当に終わってしまう。外国人が「日本は何でも安い」と目を輝かせる一方で、日本という国を支える国民がマイホーム購入はおろか、日々の食費にすら大きな負担を感じているという矛盾。エコノミストの斎藤満氏は、日本で働き、日本円を稼いでいる自国民の生活実感を向上させるには、しょせんインフレに負ける見せかけの“賃上げ”ではなく、日銀による適切な政策金利の引き上げこそが重要と釘を刺す。(メルマガ『マンさんの経済あらかると』より)
プロフィール:斎藤満(さいとう・みつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。
いま日銀が利上げをしなければ、日本経済は“手遅れ”になる
欧米が利下げ局面に入っている中で、日銀はようやく政策金利の引き上げに動きだす「半周遅れ」にあります。
この大規模緩和を長い間続け、引き締め転換が後手に回った結果、日本経済は取り返しのつかない、大きな負担を余儀なくされています。
都内の新築マンション価格は昨年から平均で1億円を超え、バブルの様相を呈しています。
銀行の無節操なバブル融資こそ発生していませんが、長期緩和の副産物である円安を利用し、割安となった日本の不動産や株などの資産を買いあさる外国資本によって、日本の資産価格が高騰、日本人にはなかなか手が出ない価格高騰となっているのです。
また物価高を放置し、いまだにデフレ脱却を掲げる政府日銀の姿勢の中で、国民は物価高で生活が圧迫されています。これは日本だけでなく、主要国の間で物価高が政府批判となり、選挙で与党がいずれも敗れる結果となっています。
日本は賃上げを免罪符にしていますが、現実にはインフレで実質所得が減り、金融資産が目減りして将来不安を高めています。自公の過半数割れは国民の不満の表れです。
円安資産バブルに笑う外国人、泣かされつづける日本国民
都内の新築マンション価格は、昨年から平均で1億円を超えました。このマンション価格高騰の裏に、外国人マネーによる投資需要の拡大があります。
いわゆる「億ション」の買い手の多くが投資目的の外国人で、彼らにしてみれば1ドル150円超の大幅円安により、ドルベースでは日本の住宅価格が割安に見えます。
住宅や土地に限らず、日本の株価も円安で海外の投資家からは割安に見えます。カナダ資本がセブン&アイの買収提案に出た裏にも、この円安で日本企業が安く買える環境があります。
最近でこそ中国の景気対策期待で投資マネーが日本市場から中国市場にシフトする動きがありますが、日本の不動産や株、高級食材に至るまで、円安のおかげで「外人」にはバーゲンセールとなっています。
都心に住宅を持つ人が買い替える場合は、売値も高くなって億ションを買うことも可能になりますが、30代や40代の一次取得者には、都心の住宅は手の届かないものになり、郊外の物件に需要がシフト、首都圏全般の価格高につながっています。
国民が家を買えないのに、外国人向けバーゲンセールをやっている場合か?
1980年代のバブルのころは、銀行が積極的に貸し出しをしたために、買い手は容易に資金調達ができましたが、今日ではさすがに銀行も慎重で、借り手一人では返済負担が大きすぎてローンが組めない場合に、共働きの配偶者にも借金をさせる「ペアローン」のケースが増えています。
ペアローンを組んだ世帯では、二人とも長年仕事を続け、返済資力があればよいのですが、非正規雇用の場合や、生活面で子育て、親の介護などの条件変化で片方が仕事を続けられなくなるケースもあり、結果的に片方の返済負担が大きくなって生活破綻をきたすケースも報告されています。
1980年代には労働市場が「終身雇用」制で、年功序列で明日は今日より明るい希望があり、長期の借金をしても返済に困るリスクは限定的でした。
ところが、現在のように労働市場が非正規の多い不安定な状況で、住宅価格が押し上げられると、一次取得者の住宅購入が非常に厳しくなり、持ち家比率が低下する可能性があります。
一般に高齢者の借家住まいが厳しくなり、住処のない高齢者が増える懸念があります。
円安は海外の投資家にはプラスとしても、彼らが需要を押し上げ、住宅価格を押し上げた結果、円で生活する日本人が家を買えなくなる問題を引き起こしました。
しかも、政府が企業のために雇用の流動化、非正規化を進めたために、雇用の安定が維持できなくなり、それだけ借金をして家を買う条件が厳しくなりました。
かつては金利引き上げや規制強化によって住宅バブルに対処せざるを得なくなり、結果としてバブルを崩壊させ、失われた20年を経験することになりました。
今日(こんにち)は信用爆発ではなく、円安で海外マネーが住宅価格を押し上げているだけに、円安を是正して、日本の不動産の外人向けバーゲンセールをやめることが必要になります。日銀は円安につながる金融緩和の是正が急務です。
政治家が言う「賃上げ」のウソ。物価高の負担はますます深刻化
そしてもう1つ、長期にわたる異次元緩和が、企業の価格行動を変えました。従来は価格引き上げが需要減につながるとみて、価格を維持し、その分コストを圧縮してきました。これが政府日銀によるインフレ促進策によって、逆にインフレ・マインドを醸成してしまい、「赤信号、皆で渡れば怖くない」となって値上げに抵抗がなくなりました。
政府自身がコスト増分を価格転嫁するよう推進していることもあって、最近では利益拡大のための安易な値上げが広がっています。昨年までコメだけは安かったのですが、現在はコメ不足も手伝って、コメ価格が急騰、これを起点にコメを材料とする製品もこれから値上げラッシュとなります。
しかも、かつては国営のもとで価格は政府が管理していた郵便が、民営化の中で値上げが容易になり、先月からはがきや封書の郵便代金が26%から33%も上昇、郵便料金の引き上げは配送料の引き上げとともに、経済の多くの分野にコスト高となり、その分の価格転嫁、値上げを誘発します。
家計が値上げの連続にあきらめを感じ、企業にインフレ・マインドが醸成されると、日銀はインフレを抑えることが難しくなります。安定的な物価上昇ではなく、止めどのないインフレにつながるリスクがあります。
そして政府日銀は金融緩和で賃上げを支援すると言っていますが、物価高が続くと、賃上げでは生活コスト高をカバーできなくなります。今年6月、7月はボーナスの増加で実質賃金が久々にプラスになりましたが、ボーナスを除く定期収入では依然として物価をカバー出来ず、実質賃金はマイナスになっています。
しかも、日本の物価統計は実態より低く出ている可能性が高く、現実の負担感は統計以上に厳しくなっています。これは日銀の「生活意識に関するアンケート調査」に表れています。CPI統計が2%台の物価上昇を示している一方で、個人が感じる物価上昇は10%を超えています。基準のインフレ率が低いため、年金の改定も少なく、年金生活者の実質購買力は数字以上に低下しています。預貯金の目減りも進んでいます。
このため個人消費は停滞が続き、 小売店の中には値上げで売り上げが減る事態を恐れ、自社ブランドを中心に値下げに出る動きが出始めました。物価高を放置してきたため、家計が疲弊し、消費が弱くなり、却って経済にデフレ圧力をもたらします。そして生活苦を推し進めた政府に選挙で「ノー」を突きつけました。与党は選挙の敗北原因をよく吟味する必要があります。裏金問題だけではないのです。
https://www.mag2.com/p/news/628998/3
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ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
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低金利政策や量的緩和政策は 貧困層から富裕層へと富を移転させる政策
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ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
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政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
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紙幣をばら撒けばインフレになるという単純な事実が多くの人々には難しすぎて理解できない
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▲△▽▼
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石破総理を操る黒幕「米外交問題評議会」は新NISAをどう“利用”してきたか?日米選挙後にトレンド大転換も
2024.10.16 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/625374
米共和党・米外交問題評議会(CFR)の圧力
米国の圧力。といっても、ホワイトハウスや米財務省ではありません。
石破総理は就任直後に世界有数の投資会社ブラックストーン社の共同経営者、スティーブ・シュワルツマン氏と面談したといいます。同社は日本でも積極的な投資を行っていて、今後も投資拡大を計画しています。そこで投資家サイドからの要望があった模様です。一投資家として、投資環境を考慮して利上げに反対、ということになったのか、政治的な意図があったのかは不明です。
そもそも、シュワルツマン氏はピーター・ピーターソン氏と共同でブラックストーン社を立ち上げましたが、このピーターソン氏はCFR(外交問題評議会)の重鎮です。シュワルツマン氏も共和党系CFRの立場にあります。
CFRは日本に対し、増税を含めた緊縮型財政を求め、そのため金融政策ではある程度緩和的な状況が必要と見ています。これまでも日銀の利上げには抵抗を示していました。
また、ブラックストーン社は中国でも投資をしていて、日本の利上げが中国市場の制約になるとみて、利上げには反対の立場をとります。
昨年秋にはブラックストーンの兄弟会社、ブラックロックのトップが岸田総理と会談し、日本マネーの米国還流支援策を求めたといいます。
これらを前提として岸田総理は新NISAを推し進め、今年になって新NISA経由で大規模な日本マネーが米国株式市場に流入しています。
今回も、 ブラックストーン社が米国市場への資金流入を考え、低金利維持を望んだことは想像に難くありません。
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新NISAで米国株ばかり買われる理由
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森永卓郎氏が警鐘を鳴らす「世界恐慌の前触れ」 老後資金を失う人が続出する未来
2024年10月28日
https://the21.php.co.jp/detail/11471
ついに始まる世界金融恐慌
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「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
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これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
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