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1:777
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2024/02/26 (Mon) 06:31:52
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川口マーン惠美 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%83%A0%E7%BE%8E&sp=CAI%253D
凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/1368213
農家反乱 ドイツ問題児は極右より極左政権
杉山大志_キヤノングローバル戦略研究所
2024/02/22
https://www.youtube.com/watch?v=UEUnPItM6ps
欧州諸国では農家がEUの農業政策に反発し、トラクターを繰り出して大規模なデモを行っている。環境規制の行き過ぎた強化などに対する抗議行動である。それに加えてドイツでは、エネルギー高騰による物価の値上げの中、賃上げなどを要求するドイツ鉄道の運転士やサービス業の組合員、看護師などのストも続き、社会は騒然。しかし、突然、それら反政府運動ともいえる国民行動に対抗すべく組織されたのが、“極右政党”「ドイツのための選択肢(AfD)」をターゲットにした大々的なデモだ。デモは極右の手から“民主主義を守るため”とされるが、それは本当なのか?
ドイツ在住の作家川口マーン惠美さんに杉山大志研究主幹が伺います。
【目次】
00:00 オープニング~川口マーン恵美さんご紹介
01:15 ドイツ 農民デモの現状
04:12 なぜ欧州農民デモは広まったのか
08:57 日本と欧州では農業と環境の関係に対する考えが違う
10:48 なぜ欧州の農民が環境問題に怒っているのか
15:26 ドイツ政府の補助金問題
22:13 ドイツの経済事情とエネルギー政策
34:24 ドイツの政党支持率と各政党の特色
46:51 エンディング~ドイツの選挙動向について
川口マーン惠美×福井義高01◆タッカーカールソンのプーチン大統領インタビューを優しく解説
2024/02/20
https://www.youtube.com/watch?v=-bNVSgBiTg0
2024年2月6日にクレムリンで行われたプーチン大統領の2時間にわたるロングインタビュー。聞き手はアメリカの保守派政治コメンテーターで、FOXニュースなどで番組を持つタッカー・カールソン氏。
世界中で10億再生以上されているというこの動画について、誰かと語り合いたいという人も多いのではないでしょうか。
ロシア語にも精通するという福井義高先生と、ドイツの政治情勢に詳しい川口マーン惠美先生に、噂の「プーチンインタビュー」について伺ってみました!
★タッカー・カールソン(1969年〜 / Tucker Swanson McNear Carlson)54歳。
2024年2月6日、プーチン大統領のインタビューをクレムリンで行い8日に自社サイトで公開、世界中で話題となっている。動画はクレムリンサイドでもロシア語で配信されている。
川口マーン惠美×福井義高02 ドイツ最新政治情勢2024!悲惨な未来!失われる言論の自由/右派保守政党AfDの躍進/増える移民問題/ノルドストリームと対ロシア問題
2024/02/24
https://www.youtube.com/watch?v=_uLqfkvviso&t=29s
ドイツの未来はお先真っ暗!?左派全体主義の抑圧と反発する右派保守主義の勃興!増える移民!失われる言論の自由!立ち塞がるエネルギー&産業&経済!ノルドストリームとロシア天然ガス問題・・・この悲惨な状況を打開できる策はドイツにあるのか?
川口マーン惠美×福井義高03 欧州壊滅!?え!欧州はロシアの一人勝ち?/ドイツとロシアと日本経済の今/エネルギー&環境問題/メルケルの評価と原発停止問題
2024/02/29
https://www.youtube.com/watch?v=aKej2U9qsY0
欧州&ドイツ経済はお先真っ暗!?原発を止めた彼らにのしかかるのはエネルギー高騰問題。ウクライナ避難民は130万人を超え、ドイツ国内は疲弊する一方。
ウクライナ戦争後、経済的に"困っていない"のはロシアとアメリカ。欧州だけに諸問題が降り注ぎ、誰もそれを打開できずにいる・・・。そして欧州はロシアの一人勝ち。
この悪夢はいつまで続くのか?
川口マーン惠美×福井義高04◆永世中立国スイスの知られざる真実&日本人への切実なメッセージ
2024/03/04
https://www.youtube.com/watch?v=d7rPEGDKGh8
スイスの狡さや独自性はちょっと日本は見習った方がいい。日本人はスイスを誤解している!スイスの知られざる実態をお伝えいたします。
そして番組最後に、令和日本を生きる優しい日本人の皆様へ、両先生から切実なメッセージ・・・!
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2024/02/26 (Mon) 06:40:01
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凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城
2023年10月14日
https://www.mag2.com/p/money/1368213
かつてドイツはヨーロッパの中ではもっとも合理的で質実剛健な性格で経済をリードする国であったが、今のドイツは経済紙に「欧州の病人に逆戻り?」と危惧されるほどおかしな国になりつつある。
とくにエネルギー問題では、原発全廃に突き進んだことで電気代の高騰や産業の空洞化を招くようになって、これがドイツ経済の凋落の大きな要因となりつつある。
エネルギー危機に関して言えば、2021年のロシアのウクライナ侵攻がきっかけでエネルギー・資源が高騰するという出来事があったのだが、この事件でまともにワリを食らったのがドイツだった。ドイツはエネルギーをロシアに依存していたからでもある。
ドイツのどこか危ういエネルギー政策が、ロシアのウクライナ侵攻で一気に露呈した形となったのだが、昨今のドイツのエネルギー危機を招く下地を生み出したのは、いったい何だったのだろうか。
実はドイツの凋落はメルケル時代からすでに起きていたと考えているのが、ドイツ・ライプツィヒ在住の作家、川口マーン惠美さんだ。いったい、ドイツでは何が起きて今に至っているのか。川口マーン惠美さんに話を聞いてみた。
凋落のドイツ経済。自動車産業も落日になった理由とは?
鈴木傾城(以下、鈴木):川口さんの書いてるのを読ませていただいたんですけど、かつてはEUでも随一の経済大国であったドイツの凋落が非常に激しいものになってきているのが感じ取れました。たとえば、ドイツと言えば自動車産業が非常に強い国ですが、自動車産業も弱体化しているのでしょうか?
川口マーン惠美さん(以下、川口):はい。ドイツの経済が強かった理由は、自動車産業がすごく強かったことにあります。ドイツは伝統的に政治と経済界のつながりは深くて、保守のキリスト教民主同盟・社会同盟でも、左派の社会民主党でも、どっちが政権を取っても経済を伸ばそうというところでは一致していました。
フォルクスワーゲンの本社は、ドイツ北部のニーダーザクセン州というところにあるんですけれど、今も州政府がフォルクスワーゲンの最大株主です。
そのフォルクスワーゲンが2015年のディーゼルのデータ改竄問題で窮地に陥りました。しかし、当時のメルケル政権は、フォルクスワーゲンを積極的には救済しなかったように、私には見えました。
鈴木:そのあたりの背景を、詳しく教えてくれませんか?
川口:以前よりフォルクスワーゲンは、トヨタを最大のライバルと見ていて、絶対に「追いつけ、追い越せ」というのがあったんですよね。でもアメリカ市場ではどうしても勝てなかった。そこで、温暖化ガス対策が言われ始めたとき、ディーゼルに舵を切りました。
ドイツのディーゼルの技術は世界一でしたし、ディーゼルはCO2をほとんど出さないので、ドイツ政府もそれをものすごく応援していました。ディーゼルって車自体はガソリン車より高いんですけれども、政府はディーゼルにかける税金を調整して安くしていましたので、頑張って買っちゃえばあとの運用費はガソリン車よりも割安だった。政治の意思でそうなっていたんです。
鈴木:なるほど。
川口:しかし、ディーゼルってCO2のところはクリアできても、窒素化合物が出るから、その窒素化合物に網をかけられていました。それを減らさなきゃいけないけど、それをやるとコストが上がる。
鈴木:CO2はクリアしても窒素化合物が問題になったと。
川口:それで特殊なソフトを搭載して、検査するときだけ排出が少なくなるようにしたんです。検査場では、車はちょっと斜めに置かれたり、タイヤが2個しか回らなかったりと、普通の走行状態とは違った環境になるのですが、それを車が認識して、「あ、今検査されてるな」とわかると排出を抑えるという優れもののソフトだった。で、それが見つかっちゃった。
鈴木:ドイツのハイテクが改竄の方に向かったってことなんですね。
川口:ただ、その後改善しようと思えばできないわけじゃなかったし、実際に改善する方法もあった。それなのに、結局、その後、EUの窒素化合物の排出基準は、もう絶対に無理というところまで厳しくなり、追い詰められたフォルクスワーゲンはディーゼルを捨てました。EUで規制を熱心に進めていたのもドイツでしたから、これはやはり政治の圧力が働いたのだろうとしか思えなかったですね。
フォルクスワーゲンがEVにシフトした本当の理由とは?
鈴木:ドイツという国は、経済よりも環境第一主義になってしまった。国民も「経済より環境を」となったのですか?
川口:そうですね。だって、『緑の党』とか環境派って「これが地球を救うためだ」とか「惑星を救うため」とか、もうめちゃくちゃ大げさなこと言うじゃないですか。しかも、反対すると、「自然や自然保護をないがしろにするな」とか、「南の国の島が沈んでしまって困ってる人がいるのはどうするんだ」とか、かならずモラルを出してきますから、非常に反論しにくくなる。そうなると、経済論理だけでなく、不思議なことに科学さえ通じないのですよ。
鈴木:それで『緑の党』みたいな環境にうるさい政党がどんどん力を持ってきて、フォルクスワーゲンそれに合わせざるを得なかったということなんですか?
川口:それもあるんですが、実はフォルクスワーゲンがディーゼルをやめてEVにシフトした一番の理由は、中国の存在もあります。中国はEVシフトに切り替えていて、それでフォルクスワーゲンも「中国で売るにはEV作りしかない」と中国市場を見据えてEVシフトをやったんです。
フォルクスワーゲンは生産車の4割が中国向けですから、「そのうちの何%かはEVじゃなきゃもう買えません」と中国政府が言ってきたらEVを作るしかない。生き残るためには中国市場が必要で、そのためにはEVを作らなければならないという理由は、かなり大きかったと思いますね。
ただ「中国に売るために」という理由でEVシフトをお客さんに強いることはできないから、「環境のために」というのがフォルクスワーゲンの理論武装になったわけです。
鈴木:なんと、そういう裏があったとは……。
保守であるはずのメルケルがやってきたことは社会主義?
鈴木:今のドイツはあまりにも環境問題や人権問題を強く打ち出し過ぎていて、それでどんどん国が弱体化しているように見えます。しかも、それを当時のメルケル首相が主導していたように見えます。川口さんはメルケルをどのように見ていますか?
川口:私がドイツに行ったのが40年前ですけど、その頃のドイツはちゃんと機能しており、たとえば電車がちゃんと時間通りに走って、郵便は国内なら必ず翌日着いて、教育も整っていて、学力も高くて、医療も整い、それから人々は勤勉で、要するにれっきとした経済大国のイメージ通りだったと思うんですよね。
その後、リーマン・ショックやら、ギリシャの債務危機など、いろいろなピンチはありましたが、それでもドイツは経済大国だったし、ヨーロッパのEUの牽引力だったことは確かです。つい最近まで、EUではドイツの一人勝ちと言われていたぐらいです。
しかし、今思うと、ドイツは10年くらい前からなんとなくおかしくなり始めていたんです。それが本当に深刻になってきたのは、2017年くらいからではないかと思っています。
一番の原因は、簡単にいえば、政府がだんだん大きくなってきて、自由経済がだんだん計画経済っぽくなってきたのが1つ。要するにドイツ政治の左傾で、それを静かに進めたのが、メルケル元首相だと、私は思っています。
例えば、産業の発展と国民生活に一番といっても良いほど大切なのが電力ですが、メルケル政権の下で、ドイツは脱原発と脱石炭を同時に進め、産業界としては絶対に当てにできない再エネにシフトしていこうとしました。そして、足りない分はロシアのガスに全面的に依存と、これは、どう見ても真っ当なエネルギー政策ではないですよ。
その結果、経済に秋風が吹き始めたのが2017年ごろで、その後はウクライナ戦争でロシアのガスがなくなったので、秋風どころではなく、氷河期の到来が危惧されています。いずれにしても、このアンチ産業の風潮を加速させたのがメルケル政権だと私は思っています。
主要メディア、それから今の主要な政治家たちは、みんなメルケルは絶対悪く言いません。素晴らしい政治家だったと、ずっと言い続けてきたんです。でも、メルケル首相がやってきたことって、まさに社会主義政策だったんですよ。今では評価が次第に変わってきて、そういう風に見ている人たちはたくさんいます。
鈴木:ドイツの凋落は左傾化にあって、それを進めていたのがメルケルだということですね。
川口:原発やめるとか、徴兵制を停止するとか、難民をどんどん入れるとか、最低賃金を全国全部一律にしちゃうというのは、社民党や、それよりさらに左の「緑の党」がずっと主張していたことです。これら社会主義的な政策を、メルケル首相はどんどん進めました。ドイツの主要メディアは、ほとんどすべて左翼ですから、政策が左に流れる分にはOKで、当然、メルケル首相とは相性が良かったわけです。
鈴木:でも、ちょっと待ってください。メルケルって『キリスト教民主同盟』じゃないですか。キリスト教だから、共産主義とはまったく違います。日本人のイメージだとメルケルは保守系の人だというイメージがあります。実は、保守ではなかったのですか?
川口:ドイツにもそういう風に思い込んでる人が、たくさんいるんですけど、事実が違うのですから、そのうちに評価が変わってくるでしょう。
メルケルの前は、『社民党』のシュレーダー政権で、その前は『キリスト教民主同盟』のコール首相でした。あの頃のキリスト教民主同盟は、れっきとした保守の政党でした。それがメルケル首相の時代になって“人知れず”変化してしまいました。
社会主義というのは資本主義なんかよりもずっといいもの?
鈴木:保守であるはずのメルケルが、実は社会主義政策を進めていた。これは非常に由々しき問題ですよね。
川口:私はおそらくメルケルという人は、本当は自分の心情に合うのは『キリスト教民主同盟』ではなくて、『社民党』だったのではないかと思います。
メルケル氏のお父さんはエリートで、牧師の資格を持った人でした。ただ、旧東ドイツといった共産党の独裁国で牧師というのは、単なる神様に仕える聖職者だけではなく、牧師という職業を隠れ蓑にした政治的な意図を持った人たちもいます。その中には、東ドイツを西側のような自由民主主義にしたいと思っていた生粋の反政府の人たちもいれば、現行の社会主義をより良い形に変革していきたいと思っていた人たちもいました。おそらくメルケル氏の父親は後者で、社会主義を本来あるべき理想の形に近づけることを目指していた社会主義者だったと思われます。
ただ、どんな変革でも政府に逆らったらできない。彼は政府に太いパイプがあったし、反政府者ではなかった。未だに謎の多い人です。だから、ベルリンの壁の崩れた後も、統一で西ドイツに吸収されることには反対で、理想の東ドイツを作るために奔走していたと言われています。結局は、東ドイツは消滅しましたが、メルケル氏の両親は、娘がキリスト教民主同盟の党首になっても、自分たちは社会民主党の党員だったと言いますから。
鈴木:なるほど、メルケルにはそういう家庭環境があったと。
川口:だから、メルケル氏自身も旧東ドイツの政府のやり方には反対でも、社会主義そのものに反対していたわけではなくて、「もっとうまくやったら、社会主義は資本主義なんかよりもずっと価値があるもの」という考えを心に秘めていた人ではないかと思うんです。
鈴木:じゃ、メルケルはそういう家庭環境の中で若い頃から政治活動していたわけですか?
川口:それが、どうもよくわからない。メルケルの弟は、東独がいよいよ崩壊するという頃、父親の政治活動に加わったりしているんですけど、メルケルだけは一切そういう会合に顔を出していないんです。学生時代は、FDJといって、独裁政党傘下の青年団の幹部として活動していたということは知られていますが、社会人になってからは全然。
それなのに、そういう政治に一切関わっていなかった物理学者が、統一後、あっという間に大臣になって、あっという間にヨーロッパで一番大きな党の党首になったわけです。なんか不思議な感じがします。だから、将来の有望な駒として、わざと温存してあったのではないかというような憶測も出てくるわけです。統一後、東独出身の政治家は、皆、過去の独裁政党との関係を追及されて、転落しましたが、メルケルはそういうスキャンダルとは無縁でしたから。
科学じゃないから正しいことが絶対に通用しない今のドイツ
鈴木:それで、ドイツはメルケル政権の中で左傾化して、さらに『緑の党』なんかを飲み込んだせいで、経済よりも環境第一に突っ走って、メルケルもそれを増長した。それで、もう止まらなくなったという感じですね。
川口:「脱原発」1つとっても、保守党にいたおかげで難なく実践できたということはあります。こんなこと、社民党が言い出せば、保守に反対されて揉めに揉めたでしょうけれど、キリスト教民主同盟がいったから、反対する党がいなかった。すごい手腕です。
しかし、今はそれがすべて裏目に出ています。ドイツのエネルギー政策って、原発を止めて、石炭火力もどんどん減らしていって、その代わりに風車をいっぱい立てて、太陽光パネルを並べて、「それが正しい」みたいに言っています。今、これだけエネルギー危機でみんなが本当に困っていて、電気代がめちゃくちゃ上がってる時に、原発が3基残っていたことは、本当ならありがたいことだと思わなきゃいけないのに、今年の4月15日、それも無理やり止めてしまいました。
鈴木:タイミング的にもちょっと馬鹿げてますね。
川口:ドイツはそれ以来、毎日、電気を買っているわけです。一番多いのがフランスからで、もちろん原発電気です。しかも、原発はない、ガスはないで、石炭火力をどんどん増やしている。で、石炭動かすとCO2出るじゃないですか。今までCO2を毒ガスみたいに言ってたくせに、CO2を出さない原発を止めて石炭を動かしている。すごく変な話でしょ?
鈴木:はい。すごく変です。
川口:それで今はその解決策として「風力を増やしましょう」って言っています。今、風車は陸上と洋上を合わせると全部で3万本ぐらいあるんです。でもね、北の方はわりと風が吹くけど、南なんか立てたって回ってないんですよ。それなのに緑の党の経済・気候保護大臣は、電力供給の安定のために風車を10万本にするって言ってます。でも、たとえ10万本にしたって、風が吹かないと役に立たないんです。お金ばっかりかかるし。
鈴木:役に立たないのを立ててもしょうがないですね。
川口:太陽光もすでに260万枚もありますが、電気の需要が一番増えるのは冬なのに、冬は太陽がほとんど照らないから、そんなもの並べたってほとんど10月あたりから春まで使えないんですよ。
鈴木:どうも、変な話ですよね。
川口:やってることが全部おかしいじゃないですか。でも、どんなに説明しても科学よりもイデオロギーが勝ってしまうのが緑の党で、その党がドイツのエネルギー政策を仕切っているのです。だから、みんな「もう、どうしていいかわからない」みたいな感じで、産業があきらめ始めたということなんですよね。
『ドイツのための選択肢』が最大の保守勢力として機能
鈴木:今、こうした現状を打破する保守政党として『ドイツのための選択肢(AfD=アーエフデー)』がありますね。
川口:はい。今のドイツは脱原発・脱産業になっちゃっていますから、産業国を取り戻すための勢力として『ドイツのための選択肢』があります。私は以前から注目していて、よく取り上げていますけれど、現在の野党は、結局、『ドイツのための選択肢』だけなんですよ。保守であったはずの『キリスト教民主同盟』がもう完璧に左に傾いてますから。
鈴木:本来は保守であった『キリスト教民主同盟』は、左翼に乗っ取られたってことですか?
川口:そうですね。メルケル政権16年のうち、12年は社民党と連立していて、何の問題もなく、さらにその頃から『緑の党』とも思想が同化して、言ってることがみんな同じになってしまいました。原発を止めたのだってメルケル政権ですから。ただ、党内の全員みんな左傾したわけではなくて、この頃、ずっと悶々としていたグループがようやく声を上げ始めました。というか、その声がちょっと外にも聞こえ始めました。
鈴木:ちょっと、ですか。そうなったら『ドイツのための選択肢』が保守として一番ちゃんとした組織だということですね。
川口:はい。すべての党が一致団結して、『ドイツのための選択肢』を極右の党として潰そうとしており、メディアもそれを全面的に応援しているので、国民は、この党は危険だと思っていますが、では、どんなことを主張しているのかというのを知っている人はあまりいません。報道されないからです。
たとえば、「難民というのは、ちゃんと本当に困ってる人を審査して入れるべきであって、誰でもようこそみたいなのは国境防衛という国家の義務の放棄だ」と、最初から言ってたのが、『ドイツのための選択肢』です。
それから、「風車なんか建てたって電力供給の安定には役立たない」とか、「CO2が原因で地球の温度が上がってるわけではない」とか、「原発は絶対に動かすべきだ」とか、「ロシアと交渉して一刻も早くガスを入れなくてはドイツの産業が持たない」などと言っているのも『ドイツのための選択肢』です。私が見る限り、これらの主張は皆、正しいと思います。
そのせいか、どんなに攻められても潰れず、それどころか、今は支持者もすごく増えてきて、旧東ドイツ地方では『ドイツのための選択肢』が第一党になっている州も出てきました。そのため、これまでは旧東独の特殊現象のようにも言われていましたが、10月10日のヘッセン州とバイエルン州の州議会選挙では、それぞれ、第2党、第3党にのし上がりました。どちらも旧西独の州です。
「ドイツって西と東が統一した」というのは勘違い?
鈴木:旧東ドイツは社会主義でしたけど、そこで保守の『ドイツのための選択肢』が第一党になってる州もあるということですか? 何か不思議な感じです。そもそも、旧東ドイツというのは、どういう状況になっているんでしょうか?
川口:ドイツって「西と東が統一した」と言いますけれど、統一じゃなくて西が東を占領したんです。だから、教育界も経済界も政治界も、すべてのところに西の人間が来て、上のポストを全部取ってしまいました。
東の人たちは「二流の人」みたいな扱いになって、それがいまだに続いています。上のポストは、みんな西出身なんです。いまだに西の「上から目線」はあまり変わっていません。
鈴木:30年経っても変わらないのですね。
川口:私は38年間ずっと、シュトゥットガルトといって、西のイデオロギーの中心みたいなところに住んでいました。ここはメルセデスベンツの本社とかポルシェの本社なんかもあって、すごく景気が良かった町です。
東独からは遠く、東に親戚がいるとかそういう人たちもあんまりいないから、皆、東のことにはそれほど興味もなく、西側の人間に支配されたメディアがさりげなく流す「上から目線」報道が、そのまま受け入れられてしまっていたような気がします。
私は、自分ではあんまりそういうのに影響されないつもりでしたけど、やっぱり影響されていたんだなって思ったのは、もう4年になりますけど、ライプツィヒに引っ越してからです。ライプツィヒというのは旧東独の大都市で、これはすごいと思いました。ドイツの歴史の中心って、実は東だったんですよね。
たとえばシュトゥットガルトとかミュンヘンは、今では大きな顔をしてますけど、元々は文化の中心でも、経済の中心でもなかった。でも、戦後の奇跡の経済発展があり、一方の東独は社会主義の計画経済で衰退したので、ひっくり返っちゃったんです。
鈴木:たしかに東は貧しい、というイメージがありますね。
川口:でも、東の人たちは今でも伝統や歴史にすごい自負があるし、元々、同じ国の同じ国民だったわけですから、西に比べて劣っていたわけでもなく、すごく知的な人たちがいるわけです。ただ、社会主義のために発展できなかったということがあったわけです。
ですから、その人たちの目から見たら、今の西というのは軽佻浮薄な成金だと思っているフシがある。「ドイツの真髄は自分たちの方にある」といったところではないでしょうか。
『ドイツのための選択肢』を叩くのは焦りの表れ?
鈴木:東の人たちは体制的には社会主義だったけども、根っこは伝統とか文化とかそういうのを大切にする人たちということなのですね?
川口:私はそういうふうに見ています。だからこそ、保守の『ドイツのための選択肢』が強くなる。メディアは、「旧東独では民主主義が身の丈にあっていないから、ああいう極右の党が伸びる」と書きますが、全然違います。
鈴木:実際には東の人がむしろ伝統に根ざしてドイツの将来を見ている、ということなのですか?
川口:というか、旧東ドイツの人は政府やメディアの言うことを丸ごと信じないで、まずは疑ってかかるんですね。東ドイツ政府が言ってることはプロパガンダが多かったから、彼らは嘘や偽善を見抜く力があると思うんですよ。そして、よく聞いてみたら、一番本当のことを言ってるのは『ドイツのための選択肢』だと判断した人が多かったんだと思うんです。
鈴木:ドイツ国内では、メディアもそうですが『ドイツのための選択肢』のことを「ナチだ」と言うこともありますね。
川口:挑発的な発言で党が伸びるきっかけになると考えたのか、党内には本当に際どい発言をする人もいることはいるんです。
ただ、ドイツの戦後の思想はすべて「全てヒットラーとナチが悪かった。だけど、他の人たちは全然関係なくて、悪くなかった。今のドイツ人は、あの悪い人たちとは関係がない良いドイツ人」として生き延びたじゃないですか。
しかし、『ドイツのための選択肢』の人たちの中には、「ヒットラーがあそこまで行ったのは一部の悪い人たちではなく、ものすごくたくさんの国民の支持があったからで、それは、ナチスにもいい政策がたくさんあったからだ」と考えている人もいる。それを全部否定して、つまり、自分たちの先祖とか、お父さんおじいさんを切って捨てて、「自分たちは正しい」としているのはおかしいって言いたいところがあるのではないかと思います。
ただ、それ言うとドイツって刑法に引っかかるから言えないんですよ。ヒットラーの使った言葉みたいなのを入れて演説しただけで、「それ見たことか、ナチだ」と言われるんですね。ドイツには国内を監視している諜報機関があるんですけれど、そこに訴えられるわけです。ところが、時々、『ドイツのための選択肢』の中に、そういうことをわざとやって挑発する人がいて、問題になるわけです。
しかし、それを除けば、『ドイツのための選択肢』の政治家は非常に真面目で、しっかりした政策を掲げています。
鈴木:環境第一で凋落していくばっかりのドイツですが、このドイツが変われるかどうかは『ドイツのための選択肢』がキーとなるわけですね。
川口:今のところ、ドイツのメディアは十把一絡げで「旧東ドイツで極右が伸びている」みたいな悪い印象操作をやりますが、先ほど言いましたように、今後、この党が旧西ドイツでも伸びていくとすれば、いずれ評価は変わらざるを得ないでしょう。他政党は焦って、さらに強硬な攻め方をしてくるかもしれませんが。
鈴木:今日はどうもありがとうございました。
川口:ありがとうございました。
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3:777
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2024/02/26 (Mon) 06:43:57
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川口マーン惠美 『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』
カラヤンについては、共にその黄金期を過ごしたベルリンフィルのコントラバス奏者だったハルトマン氏は、次のように語っている。
カラヤンは素晴らしい業績を残した。しかし、亡くなって、まだ二十年も経たないのに、もうすでに忘れられつつあるような気がする。
ところが、フルトヴェングラーは、没後五十年以上経つのに、いまだに偉大で傑出している。あなただって、フルトヴェングラーのために、ここまで来たのでしょう。
あなたの求めている『フルトヴェングラーかカラヤンか』という問への答えは、おのずと決まっていくかもしれませんよ。
http://blog.livedoor.jp/weidows95/tag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88
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4:777
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2024/02/28 (Wed) 16:42:50
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【真相はこうだ!】川口マーン惠美~西欧の敗北と分裂[桜R6/2/28]
https://www.youtube.com/watch?v=ifHVTxbq_F8
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5:777
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2024/03/01 (Fri) 17:42:45
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”ゾンビランド”になったドイツ ホームレス150万人、移民2200万人
2024.02.29
https://www.thutmosev.com/archives/33601.html
ドイツはもはや欧州の災害
https://www.taylordailypress.net/the-number-of-homeless-people-in-germany-has-almost-doubled-in-one-year-outside/
ドイツの街角の風景
ドイツでは最近『ゾンビランド』なるものが誕生していて難民やホームレスや薬物中毒者などが集まっている場所をある人がそう呼んで定着しつつある
ゾンビランドは2009年のアメリカ映画で新型ウイルスに感染した者がゾンビと化し、ウイルスは感染爆発を引き起こし、全世界へと広まって人類が絶滅するという後の新型コロナを連想させる内容だった
ドイツは1970年代まで外国人移民はゼロだったがEU加盟やユーロ発効で爆発的に増え始め、2015年の難民危機では300万人が入国した
ドイツの人口8300万人のうち移民は2200万人を占め、そのうち1100万人がドイツ国籍を持ち新生児の50%以上は既に外国人の子孫になっている
ドイツの人口は2000年に8146万人だったのが現在8386万人なのだが増えた人口は全員が外国人とその子孫で、純ドイツ人だけを見ると減少しています
30年ほどで人口の1/3の外国人を受け入れた結果、住宅不足や治安の悪化が深刻になりホームレスが増加、ドイツのホームレスは2019年に150万人だった
どういう訳か新型コロナ以降の統計がないのだがドイツと言う国は戦前から自分に都合の良い統計ばかりとり、都合の悪い統計を隠す傾向がある
ホームレス人口150万人はアメリカの65万人の2倍以上に達しているが、アメリカの人口が3億3000万人なのに対しドイツの人口は8300万人しかいない
おそらくドイツのホームレスは保護施設や知人に居候している人、簡易ホテルに宿泊している人を含んでいる気がするが桁外れに多い
ベルリンにホームレスのテントがあちこちに並んでいてそうした場所では非合法なくすりが蔓延し、ゾンビのようになった人たちが徘徊するので「ゾンビランド」と呼ばれている
ゾンビランドはアメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど人口が多く移民が多いほとんどの国に存在し、やはりホームレスのテントが並びゾンビ化した中毒者が徘徊しています
これらの国は最近20年間ほど好景気だったので住宅家賃など物価が上昇し住宅が不足し、移民あるいは元々の国民が家から追い出されてホームレスになっています
メルケルが作り出したゾンビランド
2015年後に数百万人の難民が中東やアフリカからドイツに入国したが、少なくとも7000人のドイツ女性が外国人あるいは移民によって”暴行”された
スイス・ドイツの有力紙『ノイエ・ツュルヒャー・ツァイトゥング』の報道によると、連邦刑事警察庁(BKA)の統計では2017年以降、毎年1000人以上の女性(ほとんどがドイツ人)が、亡命を求める移民から”被害”を受けている
2015年の大みそかの夜に3000人以上のドイツ女性が移民による被害を受けたが、メルケル政権は被害届を受けつけず1人も逮捕者もなく、現在まで誰も処罰されていない
それどころかメルケル政権はメディアがこの事件を報道するのを禁止し警察が捜査する事も禁止ししたため被害は増え続けている
政府はドイツ人より移民を優遇する政策をとっているためドイツ人が移民を暴行すると迅速に逮捕し大きく報道するが、逆の場合は被害届けを受理せず報道もしない
去年女性が暴行された事件の犯人の1115人が移民であり、人口の2.5%の移民は女性への暴行の11%以上を占めている
たとえば15歳の女性を8人の移民がおそった事件では、犯人全員が「移民生活がストレスになった」という理由で無罪になり釈放されている
同じような理由で移民が違法薬物を持っていても多めに見られるし、窃盗や万引きやあらゆる事件を起こした時も多めに見られる特権階級化している
ドイツ社会そのものの偏向も酷いものになっていて、2024年のミスドイツは「39歳二児の母のイラン人」がグランプリを受賞した
ミスでもないしドイツ人でもないし公正に見て美人でもないのだが、おそらく政治的理由で有色人種の移民を選ぶような圧力が加えられた
日本でも「謎の圧力」 のせいなのかウクライナ人が受賞したが不倫が報道されて受賞を辞退し、アメリカでは女性を自認する男性がミスコンで優勝したりしていた
元々住んでいた先住民を侮辱して移民を優遇することを欧米は「多様性」と称しているが、これがドイツを蝕んでいるのは間違いない
23年ワールドカップでドイツ代表は試合そっちのけでLGBT運動ををして惨敗していたが、ドイツはそういう下らない国になった
https://www.thutmosev.com/archives/33601.html
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6:777
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2024/03/03 (Sun) 18:40:49
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ドイツは2年連続マイナス成長、EV失敗し不動産バブルも崩壊
2024.03.03
https://www.thutmosev.com/archives/33653.html
バベルの塔ことエルブタワー、上までずっと伸びる予定だった
https://www.tagesschau.de/wirtschaft/unternehmen/elbtower-signa-pleite-100.html
ドイツの不況
2023年ドイツの実質国内総生産(GDP)が暫定値で前年比0.3%減、ウクライナ危機による高インフレと中央銀行(ECB)による急激な利上げで成長率を引き下げた
ドイツ商工会議所(DIHK)は2月15日、24年のドイツの経済成長率はマイナス0.5%になるだろうとの見通しを示し、エネルギー価格の高騰、官僚主義、熟練労働者の不足、内需の低迷を理由に挙げている
2万7000社以上への調査では、今後12カ月の業績悪化を予想している企業が35%で、改善を見込んでいるのはわずか14%にすぎなかった
ドイツは今不況に見舞われていて失業率は5.9%、16年から23年まで失業率は3%台だったのが23年後半に悪化して6%に迫る勢いです
ドイツの失業率は2008年頃まで7%から10%以上もあったがリーマンショックが終息すると好景気に突入し、2010年代中頃まで好景気が続いた
好景気の源はアメリカがリーマンショックを解決するために実施した無限大の金融緩和で、アメリカのドルが世界中に還流して好景気を起こした
ドイツが得意とする高級乗用車は売れまくり、欧州各国も好景気になったのでEUという障壁に守られたドイツはEU内の工業生産を独占した
だが2010年代中頃からおかしくなり始めていて始まりは2015年に発覚したVWなどドイツ全メーカーによるディーゼル排ガス不正あたりからだった
ドイツが得意とする機械工業の時代はもう終わろうとしていて、中国ですら見た目はドイツ車そっくりの「高級車」をつくり中国人は喜んで買っている
ドイツはアメリカのようなIT産業がなく日本にすら周回おくれになっていて、自動車と自然エネルギー以外に見るべきものがない
ドイツは自動車で日本に勝てないのを悟り大胆なEV転換を図ったが、どうやらハイブリッドに負けて失敗しつつあると報道されています
最近の欧州の新車販売台数では、一般エンジン車が45%程度でハイブリッド(HVとPHEV)が33%、BEV(電気のみ)は15%でもはやダブルスコアの差がついている
景気悪化で不動産バブルが崩壊
2017年に2.8%に過ぎなかったハイブリッド車は23年に33.5%となり、一方のBEVは2017年に1.5%で2023年に14.6%だった
過去6年間の伸び率でハイブリッドはBEVを伸び率でも台数でもかなり上回っていて、言われていたようなEV転換は起きていませんでした
こうなった理由としては単純にEVが金くい虫だからで、エンジン車はHVが400万円で買えるのに十分な航続距離を持つEVは800万円から1200万円もしていました
最近600万円以下のBEVも増えてきたがバッテリー交換時に数百万円取られる車種が多く、修理代と整備費用もBEVは高額です
さらにドイツはITやハイテクがあまり得意ではなく、太陽光/風力発電やEV用のバッテリーを中国などアジアから輸入しています
日本の役所ではまだファックスを使っているが「ファックスすら作れない」のがドイツで、半導体もバッテリーもソフトウェアも苦手としています
ひたすら鉄板をプレスして板金するのがドイツのお家芸だったが、さすがに21世紀も半ばになるとそれでは通用しないでしょう
EV以外にもう一つドイツが手を染めていたのが不動産バブルで、不動産部門はドイツ経済の約2割を占め10人に1人が不動産で働いている
ドイツは超低金利と10年以上続いた好景気で不動産価格が上昇し、新たな投資が金を生み出すマネー経済になっていました
不動産はドイツの金融業から多額の借り入れをしているので 金融危機も起きようとしていて、開発中止や破産申請が増えている
不動産不況の象徴がドイツのバベルの塔で、ドイツ北部ハンブルクで建設中の「エルブタワー」は高さ245メートルでドイツで3番目の高さになる予定だった
事業者が経営破綻し2023年10月に建設が中断され、新たな引き受け先がなければこのままゴーストビルになると予想されています
https://www.thutmosev.com/archives/33653.html
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7:777
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2024/03/05 (Tue) 11:26:33
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川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】おはよう寺ちゃん 3月5日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=qo3jBytTIxw
【本日のニュース】
▶️ドイツの残酷なウクライナ支援の本音
▶︎ドイツ EV車販売台数が急減
▶︎ドイツ 嗜好用大麻 一部合法化へ
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8:777
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2024/03/08 (Fri) 09:48:56
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ノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」:ノルウェー人の対独抵抗運動
続壺齋閑話 (2024年3月 8日 08:16)
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more
norway03.hunt.jpg
2017年のノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」は、第二次大戦中ナチスドイツに侵略されたノルウェーの対独抵抗作戦をテーマにした作品。事実に基づいているとのアナウンスがあるので、実際にあったことなのだろう。イギリスで訓練を受けたノルウェー人12人が、対独工作要因としてノルウェーで活動するが、一人を残して捕らえられ、捕らえられたものらは拷問を受けたうえで殺される。残った一人は、作戦の報告を目的に、スウェーデンへの脱出をはかる。それをナチスの一将校が執拗に追う、というような内容。見方によっては、対独レジスタンスとも、サバイバル・サスペンスとも受け取れる。
映画は、のっけから一人のノルウェー人(ヤン)の逃亡する様子を描く。逃亡は映画の全編を通じて続く。その合間に、回想という形で、12人の行動が描写される。それに彼らの受けた拷問とか、処刑される様子が挟まれる。ヤンが触れ合ったノルウェー人たちはみな、かれに対して同情的であり、また、中には彼の逃走を助けるものもいる。とりわけ重要なのは、フィヨルド地域で出会ったマリウスとその妹だ。そのマリウスの努力によって、ヤンはマンダーレンという人々の助力でスウェーデンへの脱出に成功するのである。マンダーレンとはノルウェーの少数民族か、くわしくはわからない。
見どころはヤンが必死になって逃走するシーンだ。凍った水や雪の中を逃げ回り、ひどい凍傷にも見舞われ、生きているのがつらいような状況のなかでも、なお生きることにヤンはこだわる。こんなに辛い思いをするより、死んだほうがましだと思うのがふつうではないか。しかしヤンは徹底的に生きることにこだわるのである。
そのヤンを追いかけるナチスの将校が異常なほどの執念を見せる。かれにかぎらずナチス側は、みな非人間的で残虐な生き物として描かれている。21世紀になってもドイツ人は、ナチスの残した負の遺産に振り回されていると思わざるをえない。そこは同じ敗戦国でも、日本はまだましだ。中国はじめ侵略した国からそんなにひどい反発を受けることはない。中国にも戦時中の日本軍の残虐さを描いた映画はあるが、そうした映画がアジア地域で数多く作られるということはない。ところがドイツは、ヨーロッパじゅうの国々において、いまだにナチス時代に犯したことの責任を問うような映画を作られているのである。
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more
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9:777
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2024/03/08 (Fri) 10:28:05
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「『ニュルンベルク裁判史観』の嘘と誇張(前半)」宇山卓栄 AJER2024.3.8
https://www.youtube.com/watch?v=5qFA3b8KxiQ
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ヨーロッパ人から見たドイツ人は、覚醒剤を大量に摂取して寝ないでポーランド侵攻、フランス侵攻の電撃戦を行ったドイツ兵のイメージで捉えられてしまった
ノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」:ノルウェー人の対独抵抗運動
続壺齋閑話 (2024年3月 8日 08:16)
2017年のノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」は、第二次大戦中ナチスドイツに侵略されたノルウェーの対独抵抗作戦をテーマにした作品。事実に基づいているとのアナウンスがあるので、実際にあったことなのだろう。イギリスで訓練を受けたノルウェー人12人が、対独工作要因としてノルウェーで活動するが、一人を残して捕らえられ、捕らえられたものらは拷問を受けたうえで殺される。残った一人は、作戦の報告を目的に、スウェーデンへの脱出をはかる。それをナチスの一将校が執拗に追う、というような内容。見方によっては、対独レジスタンスとも、サバイバル・サスペンスとも受け取れる。
映画は、のっけから一人のノルウェー人(ヤン)の逃亡する様子を描く。逃亡は映画の全編を通じて続く。その合間に、回想という形で、12人の行動が描写される。それに彼らの受けた拷問とか、処刑される様子が挟まれる。ヤンが触れ合ったノルウェー人たちはみな、かれに対して同情的であり、また、中には彼の逃走を助けるものもいる。とりわけ重要なのは、フィヨルド地域で出会ったマリウスとその妹だ。そのマリウスの努力によって、ヤンはマンダーレンという人々の助力でスウェーデンへの脱出に成功するのである。マンダーレンとはノルウェーの少数民族か、くわしくはわからない。
見どころはヤンが必死になって逃走するシーンだ。凍った水や雪の中を逃げ回り、ひどい凍傷にも見舞われ、生きているのがつらいような状況のなかでも、なお生きることにヤンはこだわる。こんなに辛い思いをするより、死んだほうがましだと思うのがふつうではないか。しかしヤンは徹底的に生きることにこだわるのである。
そのヤンを追いかけるナチスの将校が異常なほどの執念を見せる。かれにかぎらずナチス側は、みな非人間的で残虐な生き物として描かれている。21世紀になってもドイツ人は、ナチスの残した負の遺産に振り回されていると思わざるをえない。そこは同じ敗戦国でも、日本はまだましだ。中国はじめ侵略した国からそんなにひどい反発を受けることはない。中国にも戦時中の日本軍の残虐さを描いた映画はあるが、そうした映画がアジア地域で数多く作られるということはない。ところがドイツは、ヨーロッパじゅうの国々において、いまだにナチス時代に犯したことの責任を問うような映画を作られているのである。
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more
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ヒトラーとドラッグ:第三帝国における薬物依存 – 2018/9/26 ノーマン・オーラー (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0-%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%96%AC%E7%89%A9%E4%BE%9D%E5%AD%98-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/dp/4560096511
内容紹介
「錠剤の形をしたナチズム」の実態に迫る
ヒトラーの主治医テオドール・モレルは、一本の注射で体調不良を解決する頼りがいのある医師だった。
ヒトラーはホルモン剤、鎮痛剤、覚醒剤、そしてモレルへの依存を深め、不調のたびに投薬や注射を求めるようになった。
第二次世界大戦が始まり、ヒトラーは誇大妄想にとりつかれ、現実遊離が目につくようになり、軍事作戦能力も徐々に失われていった。足を引きずり、腰も曲がって、くたびれた老人のように見えた。
一方、前線兵士は薬物によって「猛獣と化す」ことが目標とされ、無謀な作戦に投入され、総統大本営も制御を失い、もはや究極の破滅に突き進むしかなかった……。
ヒトラーとモレルの危険な関係は、大戦の命運を左右したのか?
本書は、ヒトラーと第三帝国が薬物に深く依存していたことを暴き、世界的ベストセラーとなった歴史ノンフィクションだ。歴史学者ハンス・モムゼンが本書の「あとがき」で、「これまでの全体像を変える本」と評したのをはじめ、イアン・カーショー、アントニー・ビーヴァーら専門家も賛辞を寄せている。著者は作家らしく、逸話を満載し、史料もきちんと渉猟し、早く続きを読みたくなるような、手に汗握る展開をみせる。
兵士には覚醒剤を、総統には麻薬を! 驚きのドラッグワールド・第三帝国
覚醒剤メタアンフェタミン(1893年に日本人長井長義が合成し1919年にこれまた日本人緒方章が結晶化に成功)が太平洋戦争中の特攻隊で使われていたという話はよく聞くが、これをさらに徹底的に使ったのがナチス・ドイツだった。あの電撃的なポーランド・ベルギー・フランスへの快刀乱麻ともいうべき進攻のスピードは兵士に大量投与された覚醒剤によるものだったとは!
一方で、ヒトラーは戦況の悪化とともに主治医モレルに投与されるオキシコドンに依存。軍首脳部もほとんどがジャンキー状態。暗殺未遂後はコカインまでも加わる。
こうして、上層部はジャンキーの集団となり安全な地下壕みたいとところから無茶苦茶な指示を乱発し、兵士は戦場で覚醒剤漬けにされ独ソ戦の頃にはダメダメな状態に。
最後にベルリンに籠った頃にはヒトラー用のドラッグも底を尽き彼は激しい離脱症状の中で自殺。
あまりにも戦況の変化と薬物乱用がきれいにシンクロするのに驚く。最高指導者がドラッグ依存だとしたら、だれも彼へのドラッグ投与を拒めない。世界史的な出来事がドラッグで突き動かされ得るという恐怖。
当時の日本の軍中枢にこんなことがあったとは聞かないが、本土決戦前に証拠が消されたのかもしれない。まあ、しらふでヒトラーと同じようになっていたと考えるとそれもまた怖い話だが。
オキシコドンはアメリカでは近年も安易に鎮痛薬として処方されてかなり問題になっていますね。日本に持ち込もうとして逮捕された某自動車メーカーの外国人役員も。決して過去の話ではない。
▲△▽▼
ヒトラーも、最前線で戦っていたドイツ兵も、覚醒剤を大量摂取してこういう極端な被害妄想になっていた:
覚醒剤中毒者の極端な被害妄想を映像化した映画史上で最も怖い映画 コワイ女ーカタカタ
コワイ女 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%82%A4%E5%A5%B3
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2024/03/29 (Fri) 16:03:16
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メルケルのゾンビがドイツを失速させた
2024.03.29
https://www.thutmosev.com/archives/34225.html
ドイツは不動産バブルとバブル的な人件費上昇があり、労働者の労働時間は世界一短かった
https://www.cnbc.com/2023/11/15/german-housebuilding-is-collapsing-and-could-drag-the-economy-down.html
ドイツの迷走と失速
ドイツ経済は2023年に0.3%マイナス成長だったが24年も0.1%のプラス成長予想と期待ほど回復しておらず、今後も低空飛行が続きそうです
多くのドイツ人や財界政界人が今後のドイツ経済に悲観的な見方をしていて、「幸福な時代は終わった」と警鐘を発しているが国民はバブル気分が抜けずにいる
日本の1990年代前半のようなものでバブルは弾けたのに各地でリゾートマンション建設が続き、人々は超円高で「BMWがカローラ並みの値段になる」と言って喜びそれが何を意味するか想像していなかった
2020年頃までのドイツはメルケル政権下の16年間に渡って欧州で独走的な経済成長を続けていたが、メルケルが21年に退任すると難民などのマイナス面がクローズアップされるようになった
新型コロナの3年でドイツはインフレが進行し賃金上昇よりも家賃や物価上昇が上回る状況になっていて、22年2月のロシアによるウクライナ侵攻で状況が深刻化した
ドイツはメルケル政権がロシアから天然ガスパイプラインを建設する等対ロ依存度が高かったので安全保障もロシア寄りであり、だからプーチンは「ドイツはウクライナ侵攻を容認しNATOの反発を抑える」と予想し侵攻を決断した
実際にドイツはロシア軍の侵攻が確実になってウクライナが兵器支援を要請しても、「コメディアン(ゼレンスキー」の妄想だろう」と鼻で笑いばかにしたようにヘルメット数万個を送り付けた
このドイツの態度を見たプーチンは「ドイツはロシア陣営の国だ」と確信しNATOによるウクライナ支援や対ロ制裁は無いと確信した
呆れた事に侵攻後にほとんどの西側諸国がロシアを非難していた時、ショルツ首相は「プーチンとは毎週電話する仲で親友だ」といってモスクワまで会いに行った
侵攻初期にポーランドなど東欧諸国が自国の戦闘機や戦車をウクライナに提供を申し出たのにドイツ政府は「ロシアを刺激してはならない」と東欧諸国に圧力をかけて支援を握りつぶした
今もドイツはある時はウクライナを支援するが別な時はロシアの代理人のように振舞うなど安定しておらず、ウクライナが勝ちきれない原因の一つになっている
ロシアは原油の5割を中国に輸出し4割をインドに輸出しているが、いくつかの国を迂回してガソリンなどに精製された原油をドイツが購入しているのが判明している
多くの先進国は縮小に入った中国から経済撤退を進めている中でドイツ企業はむしろビジネス関係を深めており、その異様さが注目されている
ドイツの亡国の政治
23年夏に英エコノミスト誌は「ドイツは再び欧州の病人になったか?」という記事を書き全世界で転載されたが、今までプラス要素だった事がことごとくマイナス要因になっている
まず難民や移民は今までドイツの成長の基礎とされてきたが不況下では失業率と治安と財政を悪化させるだけで何の役にもたたない
ドイツの移民の多さは「新生児の過半数は移民の子供で、ドイツ系は過半数割れした」というニュースだけで深刻さが分かると思います
移民は圧倒的に出生率が高くドイツ系は日本より低いので、1世代後には労働者の人口比率でも移民が多数になり、2世代後に総人口で「ドイツ人」が少数民族に転落します
こんなどえらい事をやってしまったのがメルケル首相で、この人は元々旧ソ連生まれの共産主義者で自由主義や民主主義とは距離を置く姿勢を取っていた
メルケルは独裁的な手法で自然エネルギーや移民政策を強行したが、その時の口癖は「他に選択肢はない」で議論を封じ込めて批判させないのが常套手段だった
2015年にはメルケルが受け入れた大量のイスラム系移民が大晦日から年始にかけて3000人以上のドイツ女性を襲う「ケルン事件」が発生し他の欧州各国では大きく報道された
だけドイツではケルン事件の報道を一切禁止し公式には今も「なかった」事になっていて、被害届も受理しないし被害を訴えている女性たちは「難民を差別する加害者」として非難されています
現在までに移民によって被害を受けたドイツ人女性は7000人から1万人に達するとみられているが、警察が被害届を受理しないので事件は起きていない事になっています
経済で特に打撃を与えているのは16年間の好景気で起きたインフレで、今やドイツのお荷物になっていて過去の成功が未来の可能性を奪っている
ドイツは経済的成功によって2010年経済危機終息以降不動産価格が上昇したが、ありがちな事として「ドイツは成功したので価値が上がるのは当然だ」バブルではないとして放置した
2010年代以降のドイツはなんでもこの調子で「我々は成功者なのだから」地価や賃金が高く労働時間が短いのは当然で、他の国々とは違うのだと言っていた
最も呆れたのは2009年から2011年頃のギリシャやイタリア経済危機でメルケル首相が「彼らは怠け者だがドイツ人は優秀だった」と隠しもせず語った事で、これほどドイツ人は思い上がっていました
なおメルケルが「勤勉だ」と自慢したドイツ人の労働時間は欧州で最も短く、イタリア人やギリシャ人のほうが実際には勤勉なのが分かっています
そんなドイツには2020年頃に不動産バブルがあり富裕層向け高層マンション「グランドタワー」は一番安い部屋で181万1000ユーロ(=約2億4000万円)、高い部屋で911万5200ユーロ(=約12億3000万円)だったがすぐ売り切れたそうです
ドイツの不動産価格は2012年から2倍に高騰したが多くの国民は「我々は成功者だから価値が高いのだ」と意に介していなかった
ドイツの労働時間は週40時間だがこれでも長すぎるとして週36時間制を議論していた頃にバブルが弾けたが、労働者はバブル気分が抜けていない
ベトナム人や中国人の半分しか働いていないのに競争で勝てる気でいるのだが、BYDはポルシェ・VWの数分の1の給料で2倍長時間働いています
アメリカ人でさえ 年間1811時間(日本は1607時間)働いているのにドイツは1311時間、隣のフランスは1511時間でイギリスは1532時間なので英仏より200時間も「怠けている」
ドイツ人労働者はこの状態が当たり前だと思っていて、ドイツ人労働者は優秀だから短時間だけ楽な仕事をすれば良く、外国人労働者は劣っているから長時間労働なのだと思っています
これだと日本のバブル崩壊後より酷い状況になるかも知れません
https://www.thutmosev.com/archives/34225.html
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11:777
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2024/04/02 (Tue) 11:48:58
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川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】 おはよう寺ちゃん 4月2日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=3H_qV1TIAlw
【本日のニュース】
▶️”温室効果ガス 大幅削減”の裏で ドイツの残酷な本音
▶︎ドイツ 大麻一部解禁で社会に変化は
▶︎ドイツ 右翼政党への批判続出も 言論の自由が制限?
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12:777
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2024/04/09 (Tue) 10:00:04
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【ドイツ崩壊】 欧州の優等生が病人に!? ドイツの実態が日本よりもヤバい
BUCKET LIST 〜死ぬまでにしたいこと〜
2024/04/08
https://www.youtube.com/watch?v=lVn1OseFb8M
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2024/04/15 (Mon) 21:56:58
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落ち込むドイツ経済、メルケルの好景気は弁当の早食いみたいなものだった
2024.04.15
https://www.thutmosev.com/archives/34593.html
メルケルの好景気はバブル経済と中ロ依存を積み重ねたものだった
https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/womens-life/g33345623/angelamerkel-facts-200717-hns/ “ドイツのお母さん”アンゲラ・メルケル首相について知っておくべき12のこと|ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)公式
一度に美味しい「好景気」を食べ過ぎたドイツ
ドイツ経済は最近20年ほど欧州の機関車と呼ばれるほど力強かったが、今は欧州のリヤカーのようにお荷物になってしまっています
ドイツと言えば23年の成長率はマイナス0.3%だったがGDP(ドル換算)で日本を抜いたのが話題になり、24年の成長率はマイナス0.5%と予想されています
対照的に日本の23年成長率は実質1.5%で名目はなんとプラス5.7%(速報値)でマイナスのドイツが大幅プラスの日本を抜くという世界史の珍事が起きた
これは日独とも既に先進国になっている低成長国で、23年にドルを巡って為替相場が大きく変動したためにドルに直すとドイツの金額が大きくなった
アメリカとユーロの欧州はハイパーインフレに襲われて最大時のインフレ率が10%に達したため中銀は緊急利上げを繰り返し、利上げした通貨が上昇した
日本のインフレ率は最大時でも4%程度なので半分でしかなく、金利を上げた通貨は「配当」が大きくなるので投資家ならぬ投機目的の投機家が通貨を購入します
こういうほぼどうでも良い理由でドルとユーロは上昇し円が下落したので、マスゴミが偉そうに解説している「日本は落ちぶれて安くなった」は大嘘のペテン師が言うセリフです
メルケルが首相だった2005年から2021年の大半でドイツは好景気だったのだがその手法は典型的なバブル経済だったのではないかとドイツ人は疑っている
2000年代初めのドイツは東西統一の負担などで経済は不調で欧州のお荷物と呼ばれていて、イギリスやフランスよりも悪かった
メルケルは大量の移民を呼び込んで少子高齢化などの問題を無かった事にし、輸出促進と不動産投資で経済をけん引したがそこまでは良かった
EU域内は自由貿易だがこの言葉を裏がえすとEU域外には不自由非自由貿易ということで、事実上日本製自動車や家電をEUで販売できない仕組みになっている
日本の自動車メーカーがEUに工場を作って生産してもEU域内でほとんどの部品を生産しないと輸入車として排除されます
2000年代にはEUで工業生産国はドイツだけだったのでEUという障壁に守られたドイツは好きなだけEU域内で輸出し巨額の利益を上げた
もう一つの輸出錬金術は中国で、VWは改革開放の初期に中国で現地生産を始めて依存度を強め、2010年代後半にJはっ全世界のVWの30%を中国生産や中国販売が占めていました
3つめの錬金術はロシアでロシアは何を狂ったのか2014年にウクライナに「第一次侵攻」を行い東部とクリミア半島を占領し、西側から経済制裁を受けた
ドイツ人は理屈を言う
するとメルケルは制裁されているロシアに助け舟を出し、有利な契約で天然ガスを買い付けてパイプラインまで引く契約を交わした
VWの排ガス不正騒動との時にメルケルは北京を訪問して習近平に土下座せんばかりの勢いで「VWを買ってほしい」と懇願し、中国は補助金まで出してVWを売りまくりました
もちろん見返りがあっての事でこの件以来ドイツは国連やサミットの場で対中非難決議が提出されるたびに反対して握りつぶし、ウイグル問題などで中国が非難されないようにした
中国は操り人形のようになったドイツを次第に見下すようになり、いつもの傲慢な態度が出てしまいドイツ人の反感を買っているがすでにドイツ経済は中国に依存してしまっている
米中対立や中国の不況などで西側先進国は対中経済包囲網を形成しているが、そこでまた抜け駆けを計っているのはドイツと言われている
24年4月にショルツ首相は中国を訪問したがVWやBMWなどドイツ産業界の大物を引き連れて参勤交代のようだった(メルケルも毎年北京に参拝していた)
中国は最近国内市場から外国企業を排除していて特に日米が嫌われているが、ドイツは例によって習近平にゴマをすり特別扱いしてくれるよう懇願した
ドイツにとって中国は最大の貿易相手国で以前は貿易黒字だったが近年はEVなど中国のハイテク輸出によって貿易赤字に転落している
ドイツはメルケル時代に自然エネルギーやEVを推進したが、今はそのどれも中国製品のの輸出攻勢を受けて壊滅状態になっています
元々はドイツ製品を中国に売るために両国は貿易のハードルを低くしたようなのだが、仇になって中国から安売り攻勢を受けている
ドイツは過去に散々中国に輸出して儲けてきたのに中国が輸出すると「不公正貿易だ」と騒ぎ始めてEV関税とかを構築しようとしています
ドイツと言うか欧州人がせこいのは日本との貿易摩擦でも直接文句を言わず「日本企業は環境に悪い」「女性を差別する」「イルカを食っている」など関係ない事で障壁を構築して排除します
今回も要は中国から安い製品が入ってくると 自国産業が打撃を受けるのですが、そうは言わず「人道問題」とか「軍や共産党との関係」「EV補助金」などを理由にしている
ドイツ自身中国で「EV補助金」を貰ってEVを売っていたのに立場が変わると不公正だと言って非難しています
80年代や90年代の日本も散々こういうことをやられて最終的に欧州市場から追放されました
https://www.thutmosev.com/archives/34593.html