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川口マーン惠美 _ 凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか

1:777 :

2024/02/26 (Mon) 06:31:52

川口マーン惠美 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%83%A0%E7%BE%8E&sp=CAI%253D



凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/1368213


農家反乱 ドイツ問題児は極右より極左政権
杉山大志_キヤノングローバル戦略研究所
2024/02/22
https://www.youtube.com/watch?v=UEUnPItM6ps

欧州諸国では農家がEUの農業政策に反発し、トラクターを繰り出して大規模なデモを行っている。環境規制の行き過ぎた強化などに対する抗議行動である。それに加えてドイツでは、エネルギー高騰による物価の値上げの中、賃上げなどを要求するドイツ鉄道の運転士やサービス業の組合員、看護師などのストも続き、社会は騒然。しかし、突然、それら反政府運動ともいえる国民行動に対抗すべく組織されたのが、“極右政党”「ドイツのための選択肢(AfD)」をターゲットにした大々的なデモだ。デモは極右の手から“民主主義を守るため”とされるが、それは本当なのか?
ドイツ在住の作家川口マーン惠美さんに杉山大志研究主幹が伺います。

【目次】
00:00 オープニング~川口マーン恵美さんご紹介
01:15 ドイツ 農民デモの現状
04:12 なぜ欧州農民デモは広まったのか
08:57 日本と欧州では農業と環境の関係に対する考えが違う
10:48 なぜ欧州の農民が環境問題に怒っているのか
15:26 ドイツ政府の補助金問題
22:13 ドイツの経済事情とエネルギー政策
34:24 ドイツの政党支持率と各政党の特色
46:51 エンディング~ドイツの選挙動向について



川口マーン惠美×福井義高01◆タッカーカールソンのプーチン大統領インタビューを優しく解説
2024/02/20
https://www.youtube.com/watch?v=-bNVSgBiTg0

2024年2月6日にクレムリンで行われたプーチン大統領の2時間にわたるロングインタビュー。聞き手はアメリカの保守派政治コメンテーターで、FOXニュースなどで番組を持つタッカー・カールソン氏。
世界中で10億再生以上されているというこの動画について、誰かと語り合いたいという人も多いのではないでしょうか。
ロシア語にも精通するという福井義高先生と、ドイツの政治情勢に詳しい川口マーン惠美先生に、噂の「プーチンインタビュー」について伺ってみました!

★タッカー・カールソン(1969年〜 / Tucker Swanson McNear Carlson)54歳。
2024年2月6日、プーチン大統領のインタビューをクレムリンで行い8日に自社サイトで公開、世界中で話題となっている。動画はクレムリンサイドでもロシア語で配信されている。




川口マーン惠美×福井義高02 ドイツ最新政治情勢2024!悲惨な未来!失われる言論の自由/右派保守政党AfDの躍進/増える移民問題/ノルドストリームと対ロシア問題
2024/02/24
https://www.youtube.com/watch?v=_uLqfkvviso&t=29s

ドイツの未来はお先真っ暗!?左派全体主義の抑圧と反発する右派保守主義の勃興!増える移民!失われる言論の自由!立ち塞がるエネルギー&産業&経済!ノルドストリームとロシア天然ガス問題・・・この悲惨な状況を打開できる策はドイツにあるのか?



川口マーン惠美×福井義高03 欧州壊滅!?え!欧州はロシアの一人勝ち?/ドイツとロシアと日本経済の今/エネルギー&環境問題/メルケルの評価と原発停止問題
2024/02/29
https://www.youtube.com/watch?v=aKej2U9qsY0

欧州&ドイツ経済はお先真っ暗!?原発を止めた彼らにのしかかるのはエネルギー高騰問題。ウクライナ避難民は130万人を超え、ドイツ国内は疲弊する一方。
ウクライナ戦争後、経済的に"困っていない"のはロシアとアメリカ。欧州だけに諸問題が降り注ぎ、誰もそれを打開できずにいる・・・。そして欧州はロシアの一人勝ち。
この悪夢はいつまで続くのか?



川口マーン惠美×福井義高04◆永世中立国スイスの知られざる真実&日本人への切実なメッセージ
2024/03/04
https://www.youtube.com/watch?v=d7rPEGDKGh8

スイスの狡さや独自性はちょっと日本は見習った方がいい。日本人はスイスを誤解している!スイスの知られざる実態をお伝えいたします。
そして番組最後に、令和日本を生きる優しい日本人の皆様へ、両先生から切実なメッセージ・・・!
2:777 :

2024/02/26 (Mon) 06:40:01

凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城
2023年10月14日
https://www.mag2.com/p/money/1368213

かつてドイツはヨーロッパの中ではもっとも合理的で質実剛健な性格で経済をリードする国であったが、今のドイツは経済紙に「欧州の病人に逆戻り?」と危惧されるほどおかしな国になりつつある。

とくにエネルギー問題では、原発全廃に突き進んだことで電気代の高騰や産業の空洞化を招くようになって、これがドイツ経済の凋落の大きな要因となりつつある。

エネルギー危機に関して言えば、2021年のロシアのウクライナ侵攻がきっかけでエネルギー・資源が高騰するという出来事があったのだが、この事件でまともにワリを食らったのがドイツだった。ドイツはエネルギーをロシアに依存していたからでもある。

ドイツのどこか危ういエネルギー政策が、ロシアのウクライナ侵攻で一気に露呈した形となったのだが、昨今のドイツのエネルギー危機を招く下地を生み出したのは、いったい何だったのだろうか。

実はドイツの凋落はメルケル時代からすでに起きていたと考えているのが、ドイツ・ライプツィヒ在住の作家、川口マーン惠美さんだ。いったい、ドイツでは何が起きて今に至っているのか。川口マーン惠美さんに話を聞いてみた。


凋落のドイツ経済。自動車産業も落日になった理由とは?
鈴木傾城(以下、鈴木):川口さんの書いてるのを読ませていただいたんですけど、かつてはEUでも随一の経済大国であったドイツの凋落が非常に激しいものになってきているのが感じ取れました。たとえば、ドイツと言えば自動車産業が非常に強い国ですが、自動車産業も弱体化しているのでしょうか?

川口マーン惠美さん(以下、川口):はい。ドイツの経済が強かった理由は、自動車産業がすごく強かったことにあります。ドイツは伝統的に政治と経済界のつながりは深くて、保守のキリスト教民主同盟・社会同盟でも、左派の社会民主党でも、どっちが政権を取っても経済を伸ばそうというところでは一致していました。

フォルクスワーゲンの本社は、ドイツ北部のニーダーザクセン州というところにあるんですけれど、今も州政府がフォルクスワーゲンの最大株主です。

そのフォルクスワーゲンが2015年のディーゼルのデータ改竄問題で窮地に陥りました。しかし、当時のメルケル政権は、フォルクスワーゲンを積極的には救済しなかったように、私には見えました。

鈴木:そのあたりの背景を、詳しく教えてくれませんか?

川口:以前よりフォルクスワーゲンは、トヨタを最大のライバルと見ていて、絶対に「追いつけ、追い越せ」というのがあったんですよね。でもアメリカ市場ではどうしても勝てなかった。そこで、温暖化ガス対策が言われ始めたとき、ディーゼルに舵を切りました。

ドイツのディーゼルの技術は世界一でしたし、ディーゼルはCO2をほとんど出さないので、ドイツ政府もそれをものすごく応援していました。ディーゼルって車自体はガソリン車より高いんですけれども、政府はディーゼルにかける税金を調整して安くしていましたので、頑張って買っちゃえばあとの運用費はガソリン車よりも割安だった。政治の意思でそうなっていたんです。

鈴木:なるほど。

川口:しかし、ディーゼルってCO2のところはクリアできても、窒素化合物が出るから、その窒素化合物に網をかけられていました。それを減らさなきゃいけないけど、それをやるとコストが上がる。

鈴木:CO2はクリアしても窒素化合物が問題になったと。

川口:それで特殊なソフトを搭載して、検査するときだけ排出が少なくなるようにしたんです。検査場では、車はちょっと斜めに置かれたり、タイヤが2個しか回らなかったりと、普通の走行状態とは違った環境になるのですが、それを車が認識して、「あ、今検査されてるな」とわかると排出を抑えるという優れもののソフトだった。で、それが見つかっちゃった。

鈴木:ドイツのハイテクが改竄の方に向かったってことなんですね。

川口:ただ、その後改善しようと思えばできないわけじゃなかったし、実際に改善する方法もあった。それなのに、結局、その後、EUの窒素化合物の排出基準は、もう絶対に無理というところまで厳しくなり、追い詰められたフォルクスワーゲンはディーゼルを捨てました。EUで規制を熱心に進めていたのもドイツでしたから、これはやはり政治の圧力が働いたのだろうとしか思えなかったですね。


フォルクスワーゲンがEVにシフトした本当の理由とは?
鈴木:ドイツという国は、経済よりも環境第一主義になってしまった。国民も「経済より環境を」となったのですか?

川口:そうですね。だって、『緑の党』とか環境派って「これが地球を救うためだ」とか「惑星を救うため」とか、もうめちゃくちゃ大げさなこと言うじゃないですか。しかも、反対すると、「自然や自然保護をないがしろにするな」とか、「南の国の島が沈んでしまって困ってる人がいるのはどうするんだ」とか、かならずモラルを出してきますから、非常に反論しにくくなる。そうなると、経済論理だけでなく、不思議なことに科学さえ通じないのですよ。

鈴木:それで『緑の党』みたいな環境にうるさい政党がどんどん力を持ってきて、フォルクスワーゲンそれに合わせざるを得なかったということなんですか?

川口:それもあるんですが、実はフォルクスワーゲンがディーゼルをやめてEVにシフトした一番の理由は、中国の存在もあります。中国はEVシフトに切り替えていて、それでフォルクスワーゲンも「中国で売るにはEV作りしかない」と中国市場を見据えてEVシフトをやったんです。

フォルクスワーゲンは生産車の4割が中国向けですから、「そのうちの何%かはEVじゃなきゃもう買えません」と中国政府が言ってきたらEVを作るしかない。生き残るためには中国市場が必要で、そのためにはEVを作らなければならないという理由は、かなり大きかったと思いますね。

ただ「中国に売るために」という理由でEVシフトをお客さんに強いることはできないから、「環境のために」というのがフォルクスワーゲンの理論武装になったわけです。

鈴木:なんと、そういう裏があったとは……。

保守であるはずのメルケルがやってきたことは社会主義?
鈴木:今のドイツはあまりにも環境問題や人権問題を強く打ち出し過ぎていて、それでどんどん国が弱体化しているように見えます。しかも、それを当時のメルケル首相が主導していたように見えます。川口さんはメルケルをどのように見ていますか?

川口:私がドイツに行ったのが40年前ですけど、その頃のドイツはちゃんと機能しており、たとえば電車がちゃんと時間通りに走って、郵便は国内なら必ず翌日着いて、教育も整っていて、学力も高くて、医療も整い、それから人々は勤勉で、要するにれっきとした経済大国のイメージ通りだったと思うんですよね。

その後、リーマン・ショックやら、ギリシャの債務危機など、いろいろなピンチはありましたが、それでもドイツは経済大国だったし、ヨーロッパのEUの牽引力だったことは確かです。つい最近まで、EUではドイツの一人勝ちと言われていたぐらいです。

しかし、今思うと、ドイツは10年くらい前からなんとなくおかしくなり始めていたんです。それが本当に深刻になってきたのは、2017年くらいからではないかと思っています。

一番の原因は、簡単にいえば、政府がだんだん大きくなってきて、自由経済がだんだん計画経済っぽくなってきたのが1つ。要するにドイツ政治の左傾で、それを静かに進めたのが、メルケル元首相だと、私は思っています。

例えば、産業の発展と国民生活に一番といっても良いほど大切なのが電力ですが、メルケル政権の下で、ドイツは脱原発と脱石炭を同時に進め、産業界としては絶対に当てにできない再エネにシフトしていこうとしました。そして、足りない分はロシアのガスに全面的に依存と、これは、どう見ても真っ当なエネルギー政策ではないですよ。

その結果、経済に秋風が吹き始めたのが2017年ごろで、その後はウクライナ戦争でロシアのガスがなくなったので、秋風どころではなく、氷河期の到来が危惧されています。いずれにしても、このアンチ産業の風潮を加速させたのがメルケル政権だと私は思っています。

主要メディア、それから今の主要な政治家たちは、みんなメルケルは絶対悪く言いません。素晴らしい政治家だったと、ずっと言い続けてきたんです。でも、メルケル首相がやってきたことって、まさに社会主義政策だったんですよ。今では評価が次第に変わってきて、そういう風に見ている人たちはたくさんいます。

鈴木:ドイツの凋落は左傾化にあって、それを進めていたのがメルケルだということですね。


川口:原発やめるとか、徴兵制を停止するとか、難民をどんどん入れるとか、最低賃金を全国全部一律にしちゃうというのは、社民党や、それよりさらに左の「緑の党」がずっと主張していたことです。これら社会主義的な政策を、メルケル首相はどんどん進めました。ドイツの主要メディアは、ほとんどすべて左翼ですから、政策が左に流れる分にはOKで、当然、メルケル首相とは相性が良かったわけです。

鈴木:でも、ちょっと待ってください。メルケルって『キリスト教民主同盟』じゃないですか。キリスト教だから、共産主義とはまったく違います。日本人のイメージだとメルケルは保守系の人だというイメージがあります。実は、保守ではなかったのですか?

川口:ドイツにもそういう風に思い込んでる人が、たくさんいるんですけど、事実が違うのですから、そのうちに評価が変わってくるでしょう。

メルケルの前は、『社民党』のシュレーダー政権で、その前は『キリスト教民主同盟』のコール首相でした。あの頃のキリスト教民主同盟は、れっきとした保守の政党でした。それがメルケル首相の時代になって“人知れず”変化してしまいました。

社会主義というのは資本主義なんかよりもずっといいもの?
鈴木:保守であるはずのメルケルが、実は社会主義政策を進めていた。これは非常に由々しき問題ですよね。

川口:私はおそらくメルケルという人は、本当は自分の心情に合うのは『キリスト教民主同盟』ではなくて、『社民党』だったのではないかと思います。

メルケル氏のお父さんはエリートで、牧師の資格を持った人でした。ただ、旧東ドイツといった共産党の独裁国で牧師というのは、単なる神様に仕える聖職者だけではなく、牧師という職業を隠れ蓑にした政治的な意図を持った人たちもいます。その中には、東ドイツを西側のような自由民主主義にしたいと思っていた生粋の反政府の人たちもいれば、現行の社会主義をより良い形に変革していきたいと思っていた人たちもいました。おそらくメルケル氏の父親は後者で、社会主義を本来あるべき理想の形に近づけることを目指していた社会主義者だったと思われます。

ただ、どんな変革でも政府に逆らったらできない。彼は政府に太いパイプがあったし、反政府者ではなかった。未だに謎の多い人です。だから、ベルリンの壁の崩れた後も、統一で西ドイツに吸収されることには反対で、理想の東ドイツを作るために奔走していたと言われています。結局は、東ドイツは消滅しましたが、メルケル氏の両親は、娘がキリスト教民主同盟の党首になっても、自分たちは社会民主党の党員だったと言いますから。

鈴木:なるほど、メルケルにはそういう家庭環境があったと。

川口:だから、メルケル氏自身も旧東ドイツの政府のやり方には反対でも、社会主義そのものに反対していたわけではなくて、「もっとうまくやったら、社会主義は資本主義なんかよりもずっと価値があるもの」という考えを心に秘めていた人ではないかと思うんです。

鈴木:じゃ、メルケルはそういう家庭環境の中で若い頃から政治活動していたわけですか?

川口:それが、どうもよくわからない。メルケルの弟は、東独がいよいよ崩壊するという頃、父親の政治活動に加わったりしているんですけど、メルケルだけは一切そういう会合に顔を出していないんです。学生時代は、FDJといって、独裁政党傘下の青年団の幹部として活動していたということは知られていますが、社会人になってからは全然。

それなのに、そういう政治に一切関わっていなかった物理学者が、統一後、あっという間に大臣になって、あっという間にヨーロッパで一番大きな党の党首になったわけです。なんか不思議な感じがします。だから、将来の有望な駒として、わざと温存してあったのではないかというような憶測も出てくるわけです。統一後、東独出身の政治家は、皆、過去の独裁政党との関係を追及されて、転落しましたが、メルケルはそういうスキャンダルとは無縁でしたから。

科学じゃないから正しいことが絶対に通用しない今のドイツ
鈴木:それで、ドイツはメルケル政権の中で左傾化して、さらに『緑の党』なんかを飲み込んだせいで、経済よりも環境第一に突っ走って、メルケルもそれを増長した。それで、もう止まらなくなったという感じですね。

川口:「脱原発」1つとっても、保守党にいたおかげで難なく実践できたということはあります。こんなこと、社民党が言い出せば、保守に反対されて揉めに揉めたでしょうけれど、キリスト教民主同盟がいったから、反対する党がいなかった。すごい手腕です。

しかし、今はそれがすべて裏目に出ています。ドイツのエネルギー政策って、原発を止めて、石炭火力もどんどん減らしていって、その代わりに風車をいっぱい立てて、太陽光パネルを並べて、「それが正しい」みたいに言っています。今、これだけエネルギー危機でみんなが本当に困っていて、電気代がめちゃくちゃ上がってる時に、原発が3基残っていたことは、本当ならありがたいことだと思わなきゃいけないのに、今年の4月15日、それも無理やり止めてしまいました。

鈴木:タイミング的にもちょっと馬鹿げてますね。

川口:ドイツはそれ以来、毎日、電気を買っているわけです。一番多いのがフランスからで、もちろん原発電気です。しかも、原発はない、ガスはないで、石炭火力をどんどん増やしている。で、石炭動かすとCO2出るじゃないですか。今までCO2を毒ガスみたいに言ってたくせに、CO2を出さない原発を止めて石炭を動かしている。すごく変な話でしょ?

鈴木:はい。すごく変です。

川口:それで今はその解決策として「風力を増やしましょう」って言っています。今、風車は陸上と洋上を合わせると全部で3万本ぐらいあるんです。でもね、北の方はわりと風が吹くけど、南なんか立てたって回ってないんですよ。それなのに緑の党の経済・気候保護大臣は、電力供給の安定のために風車を10万本にするって言ってます。でも、たとえ10万本にしたって、風が吹かないと役に立たないんです。お金ばっかりかかるし。

鈴木:役に立たないのを立ててもしょうがないですね。

川口:太陽光もすでに260万枚もありますが、電気の需要が一番増えるのは冬なのに、冬は太陽がほとんど照らないから、そんなもの並べたってほとんど10月あたりから春まで使えないんですよ。

鈴木:どうも、変な話ですよね。

川口:やってることが全部おかしいじゃないですか。でも、どんなに説明しても科学よりもイデオロギーが勝ってしまうのが緑の党で、その党がドイツのエネルギー政策を仕切っているのです。だから、みんな「もう、どうしていいかわからない」みたいな感じで、産業があきらめ始めたということなんですよね。

『ドイツのための選択肢』が最大の保守勢力として機能
鈴木:今、こうした現状を打破する保守政党として『ドイツのための選択肢(AfD=アーエフデー)』がありますね。

川口:はい。今のドイツは脱原発・脱産業になっちゃっていますから、産業国を取り戻すための勢力として『ドイツのための選択肢』があります。私は以前から注目していて、よく取り上げていますけれど、現在の野党は、結局、『ドイツのための選択肢』だけなんですよ。保守であったはずの『キリスト教民主同盟』がもう完璧に左に傾いてますから。

鈴木:本来は保守であった『キリスト教民主同盟』は、左翼に乗っ取られたってことですか?

川口:そうですね。メルケル政権16年のうち、12年は社民党と連立していて、何の問題もなく、さらにその頃から『緑の党』とも思想が同化して、言ってることがみんな同じになってしまいました。原発を止めたのだってメルケル政権ですから。ただ、党内の全員みんな左傾したわけではなくて、この頃、ずっと悶々としていたグループがようやく声を上げ始めました。というか、その声がちょっと外にも聞こえ始めました。

鈴木:ちょっと、ですか。そうなったら『ドイツのための選択肢』が保守として一番ちゃんとした組織だということですね。

川口:はい。すべての党が一致団結して、『ドイツのための選択肢』を極右の党として潰そうとしており、メディアもそれを全面的に応援しているので、国民は、この党は危険だと思っていますが、では、どんなことを主張しているのかというのを知っている人はあまりいません。報道されないからです。

たとえば、「難民というのは、ちゃんと本当に困ってる人を審査して入れるべきであって、誰でもようこそみたいなのは国境防衛という国家の義務の放棄だ」と、最初から言ってたのが、『ドイツのための選択肢』です。

それから、「風車なんか建てたって電力供給の安定には役立たない」とか、「CO2が原因で地球の温度が上がってるわけではない」とか、「原発は絶対に動かすべきだ」とか、「ロシアと交渉して一刻も早くガスを入れなくてはドイツの産業が持たない」などと言っているのも『ドイツのための選択肢』です。私が見る限り、これらの主張は皆、正しいと思います。

そのせいか、どんなに攻められても潰れず、それどころか、今は支持者もすごく増えてきて、旧東ドイツ地方では『ドイツのための選択肢』が第一党になっている州も出てきました。そのため、これまでは旧東独の特殊現象のようにも言われていましたが、10月10日のヘッセン州とバイエルン州の州議会選挙では、それぞれ、第2党、第3党にのし上がりました。どちらも旧西独の州です。

「ドイツって西と東が統一した」というのは勘違い?
鈴木:旧東ドイツは社会主義でしたけど、そこで保守の『ドイツのための選択肢』が第一党になってる州もあるということですか? 何か不思議な感じです。そもそも、旧東ドイツというのは、どういう状況になっているんでしょうか?

川口:ドイツって「西と東が統一した」と言いますけれど、統一じゃなくて西が東を占領したんです。だから、教育界も経済界も政治界も、すべてのところに西の人間が来て、上のポストを全部取ってしまいました。

東の人たちは「二流の人」みたいな扱いになって、それがいまだに続いています。上のポストは、みんな西出身なんです。いまだに西の「上から目線」はあまり変わっていません。

鈴木:30年経っても変わらないのですね。

川口:私は38年間ずっと、シュトゥットガルトといって、西のイデオロギーの中心みたいなところに住んでいました。ここはメルセデスベンツの本社とかポルシェの本社なんかもあって、すごく景気が良かった町です。

東独からは遠く、東に親戚がいるとかそういう人たちもあんまりいないから、皆、東のことにはそれほど興味もなく、西側の人間に支配されたメディアがさりげなく流す「上から目線」報道が、そのまま受け入れられてしまっていたような気がします。

私は、自分ではあんまりそういうのに影響されないつもりでしたけど、やっぱり影響されていたんだなって思ったのは、もう4年になりますけど、ライプツィヒに引っ越してからです。ライプツィヒというのは旧東独の大都市で、これはすごいと思いました。ドイツの歴史の中心って、実は東だったんですよね。

たとえばシュトゥットガルトとかミュンヘンは、今では大きな顔をしてますけど、元々は文化の中心でも、経済の中心でもなかった。でも、戦後の奇跡の経済発展があり、一方の東独は社会主義の計画経済で衰退したので、ひっくり返っちゃったんです。

鈴木:たしかに東は貧しい、というイメージがありますね。

川口:でも、東の人たちは今でも伝統や歴史にすごい自負があるし、元々、同じ国の同じ国民だったわけですから、西に比べて劣っていたわけでもなく、すごく知的な人たちがいるわけです。ただ、社会主義のために発展できなかったということがあったわけです。

ですから、その人たちの目から見たら、今の西というのは軽佻浮薄な成金だと思っているフシがある。「ドイツの真髄は自分たちの方にある」といったところではないでしょうか。

『ドイツのための選択肢』を叩くのは焦りの表れ?
鈴木:東の人たちは体制的には社会主義だったけども、根っこは伝統とか文化とかそういうのを大切にする人たちということなのですね?

川口:私はそういうふうに見ています。だからこそ、保守の『ドイツのための選択肢』が強くなる。メディアは、「旧東独では民主主義が身の丈にあっていないから、ああいう極右の党が伸びる」と書きますが、全然違います。

鈴木:実際には東の人がむしろ伝統に根ざしてドイツの将来を見ている、ということなのですか?

川口:というか、旧東ドイツの人は政府やメディアの言うことを丸ごと信じないで、まずは疑ってかかるんですね。東ドイツ政府が言ってることはプロパガンダが多かったから、彼らは嘘や偽善を見抜く力があると思うんですよ。そして、よく聞いてみたら、一番本当のことを言ってるのは『ドイツのための選択肢』だと判断した人が多かったんだと思うんです。

鈴木:ドイツ国内では、メディアもそうですが『ドイツのための選択肢』のことを「ナチだ」と言うこともありますね。

川口:挑発的な発言で党が伸びるきっかけになると考えたのか、党内には本当に際どい発言をする人もいることはいるんです。

ただ、ドイツの戦後の思想はすべて「全てヒットラーとナチが悪かった。だけど、他の人たちは全然関係なくて、悪くなかった。今のドイツ人は、あの悪い人たちとは関係がない良いドイツ人」として生き延びたじゃないですか。

しかし、『ドイツのための選択肢』の人たちの中には、「ヒットラーがあそこまで行ったのは一部の悪い人たちではなく、ものすごくたくさんの国民の支持があったからで、それは、ナチスにもいい政策がたくさんあったからだ」と考えている人もいる。それを全部否定して、つまり、自分たちの先祖とか、お父さんおじいさんを切って捨てて、「自分たちは正しい」としているのはおかしいって言いたいところがあるのではないかと思います。

ただ、それ言うとドイツって刑法に引っかかるから言えないんですよ。ヒットラーの使った言葉みたいなのを入れて演説しただけで、「それ見たことか、ナチだ」と言われるんですね。ドイツには国内を監視している諜報機関があるんですけれど、そこに訴えられるわけです。ところが、時々、『ドイツのための選択肢』の中に、そういうことをわざとやって挑発する人がいて、問題になるわけです。

しかし、それを除けば、『ドイツのための選択肢』の政治家は非常に真面目で、しっかりした政策を掲げています。

鈴木:環境第一で凋落していくばっかりのドイツですが、このドイツが変われるかどうかは『ドイツのための選択肢』がキーとなるわけですね。

川口:今のところ、ドイツのメディアは十把一絡げで「旧東ドイツで極右が伸びている」みたいな悪い印象操作をやりますが、先ほど言いましたように、今後、この党が旧西ドイツでも伸びていくとすれば、いずれ評価は変わらざるを得ないでしょう。他政党は焦って、さらに強硬な攻め方をしてくるかもしれませんが。

鈴木:今日はどうもありがとうございました。

川口:ありがとうございました。
3:777 :

2024/02/26 (Mon) 06:43:57

川口マーン惠美 『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』

カラヤンについては、共にその黄金期を過ごしたベルリンフィルのコントラバス奏者だったハルトマン氏は、次のように語っている。

カラヤンは素晴らしい業績を残した。しかし、亡くなって、まだ二十年も経たないのに、もうすでに忘れられつつあるような気がする。

ところが、フルトヴェングラーは、没後五十年以上経つのに、いまだに偉大で傑出している。あなただって、フルトヴェングラーのために、ここまで来たのでしょう。
あなたの求めている『フルトヴェングラーかカラヤンか』という問への答えは、おのずと決まっていくかもしれませんよ。
http://blog.livedoor.jp/weidows95/tag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88
4:777 :

2024/02/28 (Wed) 16:42:50

【真相はこうだ!】川口マーン惠美~西欧の敗北と分裂[桜R6/2/28]
https://www.youtube.com/watch?v=ifHVTxbq_F8
5:777 :

2024/03/01 (Fri) 17:42:45

”ゾンビランド”になったドイツ ホームレス150万人、移民2200万人
2024.02.29
https://www.thutmosev.com/archives/33601.html

ドイツはもはや欧州の災害


https://www.taylordailypress.net/the-number-of-homeless-people-in-germany-has-almost-doubled-in-one-year-outside/
ドイツの街角の風景

ドイツでは最近『ゾンビランド』なるものが誕生していて難民やホームレスや薬物中毒者などが集まっている場所をある人がそう呼んで定着しつつある

ゾンビランドは2009年のアメリカ映画で新型ウイルスに感染した者がゾンビと化し、ウイルスは感染爆発を引き起こし、全世界へと広まって人類が絶滅するという後の新型コロナを連想させる内容だった

ドイツは1970年代まで外国人移民はゼロだったがEU加盟やユーロ発効で爆発的に増え始め、2015年の難民危機では300万人が入国した

ドイツの人口8300万人のうち移民は2200万人を占め、そのうち1100万人がドイツ国籍を持ち新生児の50%以上は既に外国人の子孫になっている

ドイツの人口は2000年に8146万人だったのが現在8386万人なのだが増えた人口は全員が外国人とその子孫で、純ドイツ人だけを見ると減少しています

30年ほどで人口の1/3の外国人を受け入れた結果、住宅不足や治安の悪化が深刻になりホームレスが増加、ドイツのホームレスは2019年に150万人だった

どういう訳か新型コロナ以降の統計がないのだがドイツと言う国は戦前から自分に都合の良い統計ばかりとり、都合の悪い統計を隠す傾向がある

ホームレス人口150万人はアメリカの65万人の2倍以上に達しているが、アメリカの人口が3億3000万人なのに対しドイツの人口は8300万人しかいない

おそらくドイツのホームレスは保護施設や知人に居候している人、簡易ホテルに宿泊している人を含んでいる気がするが桁外れに多い

ベルリンにホームレスのテントがあちこちに並んでいてそうした場所では非合法なくすりが蔓延し、ゾンビのようになった人たちが徘徊するので「ゾンビランド」と呼ばれている

ゾンビランドはアメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど人口が多く移民が多いほとんどの国に存在し、やはりホームレスのテントが並びゾンビ化した中毒者が徘徊しています

これらの国は最近20年間ほど好景気だったので住宅家賃など物価が上昇し住宅が不足し、移民あるいは元々の国民が家から追い出されてホームレスになっています

メルケルが作り出したゾンビランド
2015年後に数百万人の難民が中東やアフリカからドイツに入国したが、少なくとも7000人のドイツ女性が外国人あるいは移民によって”暴行”された

スイス・ドイツの有力紙『ノイエ・ツュルヒャー・ツァイトゥング』の報道によると、連邦刑事警察庁(BKA)の統計では2017年以降、毎年1000人以上の女性(ほとんどがドイツ人)が、亡命を求める移民から”被害”を受けている

2015年の大みそかの夜に3000人以上のドイツ女性が移民による被害を受けたが、メルケル政権は被害届を受けつけず1人も逮捕者もなく、現在まで誰も処罰されていない

それどころかメルケル政権はメディアがこの事件を報道するのを禁止し警察が捜査する事も禁止ししたため被害は増え続けている

政府はドイツ人より移民を優遇する政策をとっているためドイツ人が移民を暴行すると迅速に逮捕し大きく報道するが、逆の場合は被害届けを受理せず報道もしない

去年女性が暴行された事件の犯人の1115人が移民であり、人口の2.5%の移民は女性への暴行の11%以上を占めている

たとえば15歳の女性を8人の移民がおそった事件では、犯人全員が「移民生活がストレスになった」という理由で無罪になり釈放されている

同じような理由で移民が違法薬物を持っていても多めに見られるし、窃盗や万引きやあらゆる事件を起こした時も多めに見られる特権階級化している

ドイツ社会そのものの偏向も酷いものになっていて、2024年のミスドイツは「39歳二児の母のイラン人」がグランプリを受賞した

ミスでもないしドイツ人でもないし公正に見て美人でもないのだが、おそらく政治的理由で有色人種の移民を選ぶような圧力が加えられた

日本でも「謎の圧力」 のせいなのかウクライナ人が受賞したが不倫が報道されて受賞を辞退し、アメリカでは女性を自認する男性がミスコンで優勝したりしていた

元々住んでいた先住民を侮辱して移民を優遇することを欧米は「多様性」と称しているが、これがドイツを蝕んでいるのは間違いない

23年ワールドカップでドイツ代表は試合そっちのけでLGBT運動ををして惨敗していたが、ドイツはそういう下らない国になった
https://www.thutmosev.com/archives/33601.html
6:777 :

2024/03/03 (Sun) 18:40:49

ドイツは2年連続マイナス成長、EV失敗し不動産バブルも崩壊
2024.03.03
https://www.thutmosev.com/archives/33653.html

バベルの塔ことエルブタワー、上までずっと伸びる予定だった


https://www.tagesschau.de/wirtschaft/unternehmen/elbtower-signa-pleite-100.html
ドイツの不況

2023年ドイツの実質国内総生産(GDP)が暫定値で前年比0.3%減、ウクライナ危機による高インフレと中央銀行(ECB)による急激な利上げで成長率を引き下げた

ドイツ商工会議所(DIHK)は2月15日、24年のドイツの経済成長率はマイナス0.5%になるだろうとの見通しを示し、エネルギー価格の高騰、官僚主義、熟練労働者の不足、内需の低迷を理由に挙げている

2万7000社以上への調査では、今後12カ月の業績悪化を予想している企業が35%で、改善を見込んでいるのはわずか14%にすぎなかった

ドイツは今不況に見舞われていて失業率は5.9%、16年から23年まで失業率は3%台だったのが23年後半に悪化して6%に迫る勢いです

ドイツの失業率は2008年頃まで7%から10%以上もあったがリーマンショックが終息すると好景気に突入し、2010年代中頃まで好景気が続いた

好景気の源はアメリカがリーマンショックを解決するために実施した無限大の金融緩和で、アメリカのドルが世界中に還流して好景気を起こした

ドイツが得意とする高級乗用車は売れまくり、欧州各国も好景気になったのでEUという障壁に守られたドイツはEU内の工業生産を独占した

だが2010年代中頃からおかしくなり始めていて始まりは2015年に発覚したVWなどドイツ全メーカーによるディーゼル排ガス不正あたりからだった

ドイツが得意とする機械工業の時代はもう終わろうとしていて、中国ですら見た目はドイツ車そっくりの「高級車」をつくり中国人は喜んで買っている

ドイツはアメリカのようなIT産業がなく日本にすら周回おくれになっていて、自動車と自然エネルギー以外に見るべきものがない

ドイツは自動車で日本に勝てないのを悟り大胆なEV転換を図ったが、どうやらハイブリッドに負けて失敗しつつあると報道されています

最近の欧州の新車販売台数では、一般エンジン車が45%程度でハイブリッド(HVとPHEV)が33%、BEV(電気のみ)は15%でもはやダブルスコアの差がついている

景気悪化で不動産バブルが崩壊
2017年に2.8%に過ぎなかったハイブリッド車は23年に33.5%となり、一方のBEVは2017年に1.5%で2023年に14.6%だった

過去6年間の伸び率でハイブリッドはBEVを伸び率でも台数でもかなり上回っていて、言われていたようなEV転換は起きていませんでした

こうなった理由としては単純にEVが金くい虫だからで、エンジン車はHVが400万円で買えるのに十分な航続距離を持つEVは800万円から1200万円もしていました

最近600万円以下のBEVも増えてきたがバッテリー交換時に数百万円取られる車種が多く、修理代と整備費用もBEVは高額です

さらにドイツはITやハイテクがあまり得意ではなく、太陽光/風力発電やEV用のバッテリーを中国などアジアから輸入しています

日本の役所ではまだファックスを使っているが「ファックスすら作れない」のがドイツで、半導体もバッテリーもソフトウェアも苦手としています

ひたすら鉄板をプレスして板金するのがドイツのお家芸だったが、さすがに21世紀も半ばになるとそれでは通用しないでしょう

EV以外にもう一つドイツが手を染めていたのが不動産バブルで、不動産部門はドイツ経済の約2割を占め10人に1人が不動産で働いている

ドイツは超低金利と10年以上続いた好景気で不動産価格が上昇し、新たな投資が金を生み出すマネー経済になっていました

不動産はドイツの金融業から多額の借り入れをしているので 金融危機も起きようとしていて、開発中止や破産申請が増えている

不動産不況の象徴がドイツのバベルの塔で、ドイツ北部ハンブルクで建設中の「エルブタワー」は高さ245メートルでドイツで3番目の高さになる予定だった

事業者が経営破綻し2023年10月に建設が中断され、新たな引き受け先がなければこのままゴーストビルになると予想されています
https://www.thutmosev.com/archives/33653.html
7:777 :

2024/03/05 (Tue) 11:26:33

川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】おはよう寺ちゃん 3月5日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=qo3jBytTIxw

【本日のニュース】
▶️ドイツの残酷なウクライナ支援の本音
▶︎ドイツ EV車販売台数が急減
▶︎ドイツ 嗜好用大麻 一部合法化へ
8:777 :

2024/03/08 (Fri) 09:48:56

ノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」:ノルウェー人の対独抵抗運動
続壺齋閑話 (2024年3月 8日 08:16)
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more

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2017年のノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」は、第二次大戦中ナチスドイツに侵略されたノルウェーの対独抵抗作戦をテーマにした作品。事実に基づいているとのアナウンスがあるので、実際にあったことなのだろう。イギリスで訓練を受けたノルウェー人12人が、対独工作要因としてノルウェーで活動するが、一人を残して捕らえられ、捕らえられたものらは拷問を受けたうえで殺される。残った一人は、作戦の報告を目的に、スウェーデンへの脱出をはかる。それをナチスの一将校が執拗に追う、というような内容。見方によっては、対独レジスタンスとも、サバイバル・サスペンスとも受け取れる。

映画は、のっけから一人のノルウェー人(ヤン)の逃亡する様子を描く。逃亡は映画の全編を通じて続く。その合間に、回想という形で、12人の行動が描写される。それに彼らの受けた拷問とか、処刑される様子が挟まれる。ヤンが触れ合ったノルウェー人たちはみな、かれに対して同情的であり、また、中には彼の逃走を助けるものもいる。とりわけ重要なのは、フィヨルド地域で出会ったマリウスとその妹だ。そのマリウスの努力によって、ヤンはマンダーレンという人々の助力でスウェーデンへの脱出に成功するのである。マンダーレンとはノルウェーの少数民族か、くわしくはわからない。

見どころはヤンが必死になって逃走するシーンだ。凍った水や雪の中を逃げ回り、ひどい凍傷にも見舞われ、生きているのがつらいような状況のなかでも、なお生きることにヤンはこだわる。こんなに辛い思いをするより、死んだほうがましだと思うのがふつうではないか。しかしヤンは徹底的に生きることにこだわるのである。

そのヤンを追いかけるナチスの将校が異常なほどの執念を見せる。かれにかぎらずナチス側は、みな非人間的で残虐な生き物として描かれている。21世紀になってもドイツ人は、ナチスの残した負の遺産に振り回されていると思わざるをえない。そこは同じ敗戦国でも、日本はまだましだ。中国はじめ侵略した国からそんなにひどい反発を受けることはない。中国にも戦時中の日本軍の残虐さを描いた映画はあるが、そうした映画がアジア地域で数多く作られるということはない。ところがドイツは、ヨーロッパじゅうの国々において、いまだにナチス時代に犯したことの責任を問うような映画を作られているのである。
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more
9:777 :

2024/03/08 (Fri) 10:28:05

「『ニュルンベルク裁判史観』の嘘と誇張(前半)」宇山卓栄 AJER2024.3.8
https://www.youtube.com/watch?v=5qFA3b8KxiQ


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ヨーロッパ人から見たドイツ人は、覚醒剤を大量に摂取して寝ないでポーランド侵攻、フランス侵攻の電撃戦を行ったドイツ兵のイメージで捉えられてしまった

ノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」:ノルウェー人の対独抵抗運動
続壺齋閑話 (2024年3月 8日 08:16)

2017年のノルウェー映画「ザ・ハント ナチスに狙われた男」は、第二次大戦中ナチスドイツに侵略されたノルウェーの対独抵抗作戦をテーマにした作品。事実に基づいているとのアナウンスがあるので、実際にあったことなのだろう。イギリスで訓練を受けたノルウェー人12人が、対独工作要因としてノルウェーで活動するが、一人を残して捕らえられ、捕らえられたものらは拷問を受けたうえで殺される。残った一人は、作戦の報告を目的に、スウェーデンへの脱出をはかる。それをナチスの一将校が執拗に追う、というような内容。見方によっては、対独レジスタンスとも、サバイバル・サスペンスとも受け取れる。

映画は、のっけから一人のノルウェー人(ヤン)の逃亡する様子を描く。逃亡は映画の全編を通じて続く。その合間に、回想という形で、12人の行動が描写される。それに彼らの受けた拷問とか、処刑される様子が挟まれる。ヤンが触れ合ったノルウェー人たちはみな、かれに対して同情的であり、また、中には彼の逃走を助けるものもいる。とりわけ重要なのは、フィヨルド地域で出会ったマリウスとその妹だ。そのマリウスの努力によって、ヤンはマンダーレンという人々の助力でスウェーデンへの脱出に成功するのである。マンダーレンとはノルウェーの少数民族か、くわしくはわからない。

見どころはヤンが必死になって逃走するシーンだ。凍った水や雪の中を逃げ回り、ひどい凍傷にも見舞われ、生きているのがつらいような状況のなかでも、なお生きることにヤンはこだわる。こんなに辛い思いをするより、死んだほうがましだと思うのがふつうではないか。しかしヤンは徹底的に生きることにこだわるのである。

そのヤンを追いかけるナチスの将校が異常なほどの執念を見せる。かれにかぎらずナチス側は、みな非人間的で残虐な生き物として描かれている。21世紀になってもドイツ人は、ナチスの残した負の遺産に振り回されていると思わざるをえない。そこは同じ敗戦国でも、日本はまだましだ。中国はじめ侵略した国からそんなにひどい反発を受けることはない。中国にも戦時中の日本軍の残虐さを描いた映画はあるが、そうした映画がアジア地域で数多く作られるということはない。ところがドイツは、ヨーロッパじゅうの国々において、いまだにナチス時代に犯したことの責任を問うような映画を作られているのである。
https://blog2.hix05.com/2024/03/post-7708.html#more


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ヒトラーとドラッグ:第三帝国における薬物依存 – 2018/9/26 ノーマン・オーラー (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0-%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E8%96%AC%E7%89%A9%E4%BE%9D%E5%AD%98-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/dp/4560096511

内容紹介
「錠剤の形をしたナチズム」の実態に迫る

ヒトラーの主治医テオドール・モレルは、一本の注射で体調不良を解決する頼りがいのある医師だった。

ヒトラーはホルモン剤、鎮痛剤、覚醒剤、そしてモレルへの依存を深め、不調のたびに投薬や注射を求めるようになった。

第二次世界大戦が始まり、ヒトラーは誇大妄想にとりつかれ、現実遊離が目につくようになり、軍事作戦能力も徐々に失われていった。足を引きずり、腰も曲がって、くたびれた老人のように見えた。

一方、前線兵士は薬物によって「猛獣と化す」ことが目標とされ、無謀な作戦に投入され、総統大本営も制御を失い、もはや究極の破滅に突き進むしかなかった……。

ヒトラーとモレルの危険な関係は、大戦の命運を左右したのか?

本書は、ヒトラーと第三帝国が薬物に深く依存していたことを暴き、世界的ベストセラーとなった歴史ノンフィクションだ。歴史学者ハンス・モムゼンが本書の「あとがき」で、「これまでの全体像を変える本」と評したのをはじめ、イアン・カーショー、アントニー・ビーヴァーら専門家も賛辞を寄せている。著者は作家らしく、逸話を満載し、史料もきちんと渉猟し、早く続きを読みたくなるような、手に汗握る展開をみせる。


兵士には覚醒剤を、総統には麻薬を!  驚きのドラッグワールド・第三帝国
覚醒剤メタアンフェタミン(1893年に日本人長井長義が合成し1919年にこれまた日本人緒方章が結晶化に成功)が太平洋戦争中の特攻隊で使われていたという話はよく聞くが、これをさらに徹底的に使ったのがナチス・ドイツだった。あの電撃的なポーランド・ベルギー・フランスへの快刀乱麻ともいうべき進攻のスピードは兵士に大量投与された覚醒剤によるものだったとは!

一方で、ヒトラーは戦況の悪化とともに主治医モレルに投与されるオキシコドンに依存。軍首脳部もほとんどがジャンキー状態。暗殺未遂後はコカインまでも加わる。

こうして、上層部はジャンキーの集団となり安全な地下壕みたいとところから無茶苦茶な指示を乱発し、兵士は戦場で覚醒剤漬けにされ独ソ戦の頃にはダメダメな状態に。

最後にベルリンに籠った頃にはヒトラー用のドラッグも底を尽き彼は激しい離脱症状の中で自殺。

あまりにも戦況の変化と薬物乱用がきれいにシンクロするのに驚く。最高指導者がドラッグ依存だとしたら、だれも彼へのドラッグ投与を拒めない。世界史的な出来事がドラッグで突き動かされ得るという恐怖。

当時の日本の軍中枢にこんなことがあったとは聞かないが、本土決戦前に証拠が消されたのかもしれない。まあ、しらふでヒトラーと同じようになっていたと考えるとそれもまた怖い話だが。

オキシコドンはアメリカでは近年も安易に鎮痛薬として処方されてかなり問題になっていますね。日本に持ち込もうとして逮捕された某自動車メーカーの外国人役員も。決して過去の話ではない。


▲△▽▼


ヒトラーも、最前線で戦っていたドイツ兵も、覚醒剤を大量摂取してこういう極端な被害妄想になっていた:

覚醒剤中毒者の極端な被害妄想を映像化した映画史上で最も怖い映画 コワイ女ーカタカタ

コワイ女 - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%82%A4%E5%A5%B3
10:777 :

2024/03/29 (Fri) 16:03:16

メルケルのゾンビがドイツを失速させた
2024.03.29
https://www.thutmosev.com/archives/34225.html

ドイツは不動産バブルとバブル的な人件費上昇があり、労働者の労働時間は世界一短かった


https://www.cnbc.com/2023/11/15/german-housebuilding-is-collapsing-and-could-drag-the-economy-down.html
ドイツの迷走と失速

ドイツ経済は2023年に0.3%マイナス成長だったが24年も0.1%のプラス成長予想と期待ほど回復しておらず、今後も低空飛行が続きそうです

多くのドイツ人や財界政界人が今後のドイツ経済に悲観的な見方をしていて、「幸福な時代は終わった」と警鐘を発しているが国民はバブル気分が抜けずにいる

日本の1990年代前半のようなものでバブルは弾けたのに各地でリゾートマンション建設が続き、人々は超円高で「BMWがカローラ並みの値段になる」と言って喜びそれが何を意味するか想像していなかった

2020年頃までのドイツはメルケル政権下の16年間に渡って欧州で独走的な経済成長を続けていたが、メルケルが21年に退任すると難民などのマイナス面がクローズアップされるようになった

新型コロナの3年でドイツはインフレが進行し賃金上昇よりも家賃や物価上昇が上回る状況になっていて、22年2月のロシアによるウクライナ侵攻で状況が深刻化した

ドイツはメルケル政権がロシアから天然ガスパイプラインを建設する等対ロ依存度が高かったので安全保障もロシア寄りであり、だからプーチンは「ドイツはウクライナ侵攻を容認しNATOの反発を抑える」と予想し侵攻を決断した

実際にドイツはロシア軍の侵攻が確実になってウクライナが兵器支援を要請しても、「コメディアン(ゼレンスキー」の妄想だろう」と鼻で笑いばかにしたようにヘルメット数万個を送り付けた

このドイツの態度を見たプーチンは「ドイツはロシア陣営の国だ」と確信しNATOによるウクライナ支援や対ロ制裁は無いと確信した

呆れた事に侵攻後にほとんどの西側諸国がロシアを非難していた時、ショルツ首相は「プーチンとは毎週電話する仲で親友だ」といってモスクワまで会いに行った

侵攻初期にポーランドなど東欧諸国が自国の戦闘機や戦車をウクライナに提供を申し出たのにドイツ政府は「ロシアを刺激してはならない」と東欧諸国に圧力をかけて支援を握りつぶした

今もドイツはある時はウクライナを支援するが別な時はロシアの代理人のように振舞うなど安定しておらず、ウクライナが勝ちきれない原因の一つになっている

ロシアは原油の5割を中国に輸出し4割をインドに輸出しているが、いくつかの国を迂回してガソリンなどに精製された原油をドイツが購入しているのが判明している

多くの先進国は縮小に入った中国から経済撤退を進めている中でドイツ企業はむしろビジネス関係を深めており、その異様さが注目されている

ドイツの亡国の政治
23年夏に英エコノミスト誌は「ドイツは再び欧州の病人になったか?」という記事を書き全世界で転載されたが、今までプラス要素だった事がことごとくマイナス要因になっている

まず難民や移民は今までドイツの成長の基礎とされてきたが不況下では失業率と治安と財政を悪化させるだけで何の役にもたたない

ドイツの移民の多さは「新生児の過半数は移民の子供で、ドイツ系は過半数割れした」というニュースだけで深刻さが分かると思います

移民は圧倒的に出生率が高くドイツ系は日本より低いので、1世代後には労働者の人口比率でも移民が多数になり、2世代後に総人口で「ドイツ人」が少数民族に転落します

こんなどえらい事をやってしまったのがメルケル首相で、この人は元々旧ソ連生まれの共産主義者で自由主義や民主主義とは距離を置く姿勢を取っていた

メルケルは独裁的な手法で自然エネルギーや移民政策を強行したが、その時の口癖は「他に選択肢はない」で議論を封じ込めて批判させないのが常套手段だった

2015年にはメルケルが受け入れた大量のイスラム系移民が大晦日から年始にかけて3000人以上のドイツ女性を襲う「ケルン事件」が発生し他の欧州各国では大きく報道された

だけドイツではケルン事件の報道を一切禁止し公式には今も「なかった」事になっていて、被害届も受理しないし被害を訴えている女性たちは「難民を差別する加害者」として非難されています

現在までに移民によって被害を受けたドイツ人女性は7000人から1万人に達するとみられているが、警察が被害届を受理しないので事件は起きていない事になっています

経済で特に打撃を与えているのは16年間の好景気で起きたインフレで、今やドイツのお荷物になっていて過去の成功が未来の可能性を奪っている

ドイツは経済的成功によって2010年経済危機終息以降不動産価格が上昇したが、ありがちな事として「ドイツは成功したので価値が上がるのは当然だ」バブルではないとして放置した

2010年代以降のドイツはなんでもこの調子で「我々は成功者なのだから」地価や賃金が高く労働時間が短いのは当然で、他の国々とは違うのだと言っていた

最も呆れたのは2009年から2011年頃のギリシャやイタリア経済危機でメルケル首相が「彼らは怠け者だがドイツ人は優秀だった」と隠しもせず語った事で、これほどドイツ人は思い上がっていました

なおメルケルが「勤勉だ」と自慢したドイツ人の労働時間は欧州で最も短く、イタリア人やギリシャ人のほうが実際には勤勉なのが分かっています

そんなドイツには2020年頃に不動産バブルがあり富裕層向け高層マンション「グランドタワー」は一番安い部屋で181万1000ユーロ(=約2億4000万円)、高い部屋で911万5200ユーロ(=約12億3000万円)だったがすぐ売り切れたそうです

ドイツの不動産価格は2012年から2倍に高騰したが多くの国民は「我々は成功者だから価値が高いのだ」と意に介していなかった

ドイツの労働時間は週40時間だがこれでも長すぎるとして週36時間制を議論していた頃にバブルが弾けたが、労働者はバブル気分が抜けていない

ベトナム人や中国人の半分しか働いていないのに競争で勝てる気でいるのだが、BYDはポルシェ・VWの数分の1の給料で2倍長時間働いています

アメリカ人でさえ 年間1811時間(日本は1607時間)働いているのにドイツは1311時間、隣のフランスは1511時間でイギリスは1532時間なので英仏より200時間も「怠けている」

ドイツ人労働者はこの状態が当たり前だと思っていて、ドイツ人労働者は優秀だから短時間だけ楽な仕事をすれば良く、外国人労働者は劣っているから長時間労働なのだと思っています

これだと日本のバブル崩壊後より酷い状況になるかも知れません
https://www.thutmosev.com/archives/34225.html
11:777 :

2024/04/02 (Tue) 11:48:58

川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】 おはよう寺ちゃん 4月2日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=3H_qV1TIAlw

【本日のニュース】
▶️”温室効果ガス 大幅削減”の裏で ドイツの残酷な本音
▶︎ドイツ 大麻一部解禁で社会に変化は
▶︎ドイツ 右翼政党への批判続出も 言論の自由が制限?
12:777 :

2024/04/09 (Tue) 10:00:04

【ドイツ崩壊】 欧州の優等生が病人に!? ドイツの実態が日本よりもヤバい
BUCKET LIST 〜死ぬまでにしたいこと〜
2024/04/08
https://www.youtube.com/watch?v=lVn1OseFb8M
13:777 :

2024/04/15 (Mon) 21:56:58

落ち込むドイツ経済、メルケルの好景気は弁当の早食いみたいなものだった
2024.04.15
https://www.thutmosev.com/archives/34593.html

メルケルの好景気はバブル経済と中ロ依存を積み重ねたものだった


https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/womens-life/g33345623/angelamerkel-facts-200717-hns/ “ドイツのお母さん”アンゲラ・メルケル首相について知っておくべき12のこと|ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)公式
一度に美味しい「好景気」を食べ過ぎたドイツ

ドイツ経済は最近20年ほど欧州の機関車と呼ばれるほど力強かったが、今は欧州のリヤカーのようにお荷物になってしまっています

ドイツと言えば23年の成長率はマイナス0.3%だったがGDP(ドル換算)で日本を抜いたのが話題になり、24年の成長率はマイナス0.5%と予想されています

対照的に日本の23年成長率は実質1.5%で名目はなんとプラス5.7%(速報値)でマイナスのドイツが大幅プラスの日本を抜くという世界史の珍事が起きた

これは日独とも既に先進国になっている低成長国で、23年にドルを巡って為替相場が大きく変動したためにドルに直すとドイツの金額が大きくなった

アメリカとユーロの欧州はハイパーインフレに襲われて最大時のインフレ率が10%に達したため中銀は緊急利上げを繰り返し、利上げした通貨が上昇した

日本のインフレ率は最大時でも4%程度なので半分でしかなく、金利を上げた通貨は「配当」が大きくなるので投資家ならぬ投機目的の投機家が通貨を購入します

こういうほぼどうでも良い理由でドルとユーロは上昇し円が下落したので、マスゴミが偉そうに解説している「日本は落ちぶれて安くなった」は大嘘のペテン師が言うセリフです

メルケルが首相だった2005年から2021年の大半でドイツは好景気だったのだがその手法は典型的なバブル経済だったのではないかとドイツ人は疑っている

2000年代初めのドイツは東西統一の負担などで経済は不調で欧州のお荷物と呼ばれていて、イギリスやフランスよりも悪かった

メルケルは大量の移民を呼び込んで少子高齢化などの問題を無かった事にし、輸出促進と不動産投資で経済をけん引したがそこまでは良かった

EU域内は自由貿易だがこの言葉を裏がえすとEU域外には不自由非自由貿易ということで、事実上日本製自動車や家電をEUで販売できない仕組みになっている

日本の自動車メーカーがEUに工場を作って生産してもEU域内でほとんどの部品を生産しないと輸入車として排除されます

2000年代にはEUで工業生産国はドイツだけだったのでEUという障壁に守られたドイツは好きなだけEU域内で輸出し巨額の利益を上げた

もう一つの輸出錬金術は中国で、VWは改革開放の初期に中国で現地生産を始めて依存度を強め、2010年代後半にJはっ全世界のVWの30%を中国生産や中国販売が占めていました

3つめの錬金術はロシアでロシアは何を狂ったのか2014年にウクライナに「第一次侵攻」を行い東部とクリミア半島を占領し、西側から経済制裁を受けた

ドイツ人は理屈を言う
するとメルケルは制裁されているロシアに助け舟を出し、有利な契約で天然ガスを買い付けてパイプラインまで引く契約を交わした

VWの排ガス不正騒動との時にメルケルは北京を訪問して習近平に土下座せんばかりの勢いで「VWを買ってほしい」と懇願し、中国は補助金まで出してVWを売りまくりました

もちろん見返りがあっての事でこの件以来ドイツは国連やサミットの場で対中非難決議が提出されるたびに反対して握りつぶし、ウイグル問題などで中国が非難されないようにした

中国は操り人形のようになったドイツを次第に見下すようになり、いつもの傲慢な態度が出てしまいドイツ人の反感を買っているがすでにドイツ経済は中国に依存してしまっている

米中対立や中国の不況などで西側先進国は対中経済包囲網を形成しているが、そこでまた抜け駆けを計っているのはドイツと言われている

24年4月にショルツ首相は中国を訪問したがVWやBMWなどドイツ産業界の大物を引き連れて参勤交代のようだった(メルケルも毎年北京に参拝していた)

中国は最近国内市場から外国企業を排除していて特に日米が嫌われているが、ドイツは例によって習近平にゴマをすり特別扱いしてくれるよう懇願した

ドイツにとって中国は最大の貿易相手国で以前は貿易黒字だったが近年はEVなど中国のハイテク輸出によって貿易赤字に転落している

ドイツはメルケル時代に自然エネルギーやEVを推進したが、今はそのどれも中国製品のの輸出攻勢を受けて壊滅状態になっています

元々はドイツ製品を中国に売るために両国は貿易のハードルを低くしたようなのだが、仇になって中国から安売り攻勢を受けている

ドイツは過去に散々中国に輸出して儲けてきたのに中国が輸出すると「不公正貿易だ」と騒ぎ始めてEV関税とかを構築しようとしています

ドイツと言うか欧州人がせこいのは日本との貿易摩擦でも直接文句を言わず「日本企業は環境に悪い」「女性を差別する」「イルカを食っている」など関係ない事で障壁を構築して排除します

今回も要は中国から安い製品が入ってくると 自国産業が打撃を受けるのですが、そうは言わず「人道問題」とか「軍や共産党との関係」「EV補助金」などを理由にしている

ドイツ自身中国で「EV補助金」を貰ってEVを売っていたのに立場が変わると不公正だと言って非難しています

80年代や90年代の日本も散々こういうことをやられて最終的に欧州市場から追放されました
https://www.thutmosev.com/archives/34593.html
14:777 :

2024/05/24 (Fri) 17:04:45

ドイツの外国人や貧困者保護は働く人より無職が良い生活
2024.05.22
https://www.thutmosev.com/archives/35163.html

左働くと差し引かれて月収1480ユーロ、右は市民手当で丸々1536ユーロ(26万円)貰える


https://www.gutefrage.net/frage/was-haltet-ihr-vom-neuen-buergergeld-und-werdet-ihr-das-auch-beantragen
金余りドイツの浪費政策

バブル経済の頃の日本では「お金は使えば使うほど増えるから、どんどん使った方が良い」「借金は財産のうち」というのが常識で皆お金を残さないようにどんどん使っていました

今では考えられない非常識だが常識は時代と共に変化するもので、今バブルジャパンと同じ事をしているのは堅実財政で知られたドイツです

ドイツが堅実だったのは経済不振で困っていた90年代から2000年代前半の話で、今のドイツ人は「お金を使うほどお金は増えるので浪費した方が良い」と考えています

その重大な変化が起きたのは2015年の欧州難民騒動で、推定300万人の中東やアフリカ出身者が欧州いりし最も受け入れに積極的なドイツに90万人が入ってきた

ドイツ政府は難民に住む家と生活費を提供したが、公共施設を難民施設にしたりドイツ人のアパート住人を追い出してまで難民を受け入れた

そのうちのかなりは支援に味を占めて働こうとせず、理由をつけて多額の政府支援を受けていてるが労働者の収入よりも多い

2023年まで実施されていた貧困者支援「ハルツIV」では月額400から500ユーロ、それとは別に子供手当1人200ユーロ、難民には他にも難民支援が支給されていた

23年の調査では2015年に難民としてドイツに入国した中東移民の半数が今も働いておらず、政府から支給された金で生活している

23年にハルツIVが廃止され市民手当という名称になり、支給の所得制限や資産制限が大幅に緩和され、家賃や光熱費を政府が支給する日本の生活保護のようになった

またハルツIVは働く意思があるが失業している人に限られていたが、市民手当では働く意思があろうがなかろうが市民の権利として受給することができる

24年3月までに市民手当を受け取ったのは450万人で、このうち労働可能だが働いていないのが300万人で単に「働きたくないから」でした

国別ではウクライナ人が70万人でシリア人が50万人、シリア難民の約70%が政府の支援金で生活していて働く気が無い

ドイツの政府債務は公表値よりずっと多い
市民手当の金額は条件で変わるが「低賃金労働者と同じ程度の生活」である事が求められ、年収1500ユーロ(26万円)くらいを受け取っているようです

シリア難民とかは働けば皿洗いや工事現場で月収1500ユーロを得られるが働かなくても月収1500ユーロが保証される

労働で月収1500ユーロを得た人は税金や公共支出を払うと使える金額が減るが、市民手当受給者は免除される上に家賃と光熱費なども政府が払うので実質働いた2倍以上を貰う

さらに市民手当受給者の多くは余った時間で副業をしていて、低賃金で働いている人の3倍以上は実質収入があると見られている

そんな大盤振る舞いをして財政は大丈夫なのかと思うが全然大丈夫ではなく、メルケルが言っていた財政黒字化はどうやら嘘だったらしいのが判明している

2021年にメルケル政権が、2400億ユーロ(38兆5000億円)の新型コロナ対策費を計上し、24年に未使用となっていた600億ユーロ(約9兆6000億円)をEV補助金などに使おうとしたが議会に拒否された

ドイツは今財政赤字で2024年は対GDP比1.75%の単年度赤字、ちなみに日本の25年度PB赤字は1.1兆円なのでGDP比0.2%程度です

国債収入と国債支出の差額が8.5兆円あるので合計して10兆円の赤字としても、GDP比1.7%なので日独の「単年度財政赤字」は同じくらいだと言えます

ドイツの公的債務GDP比は64%だがこの「公的債務」の基準は各国バラバラで、ほとんどの国は公共事業や福祉を民間団体が行っていて公的債務から除外してあります

またドイツは連邦制なのでアメリカや中国に近く、このタイプは政府債務は連邦政府発行の国債だけで、地方の借金や何とか事業団の借金は含まれていない

ドイツ政府が公表している財務状況を一言でいうと信用できず、 民間債務や別の名目に付け替えていたり、年金など福祉債務を除外してある

ドイツの景気が目に見えて悪化しているのに政府は金が無いと言って対策できないのがその証拠ではないだろうか
https://www.thutmosev.com/archives/35163.html
15:777 :

2024/09/07 (Sat) 07:56:45

ドイツ時代の終わり 輸出依存の重厚長大産業が重荷
2024.09.06
https://www.thutmosev.com/archives/80767015ty.html

ドイツの労働時間は世界一短いが、これでやっていける筈がない

workhours
画像引用:http://asia-investor.net/wp-content/uploads/2017/01/workhours.png
メルケルとともにドイツ経済も弱体化

メルケルが首相になった2005年頃からドイツ経済は急速に回復し、欧州のお荷物だったドイツは豊かになりメルケル人気が絶頂期を迎えた

それから19年が経ちメルケル首相が退陣してショルツ首相になったが、ドイツ経済には衰えが目立ち始めている

今ドイツ人はメルケル時代の好景気を懐かしく思い出しあの頃は良かったと思っているが、同時にメルケルを支持した自分を愚かと思っている

ドイツ経済は新型コロナの2020年から失速したが実際は2019年1月から3月GDPはマイナス0.1%と、リーマンショック以来10年ぶりのマイナス成長だった

2019年にはもうドイツ経済が失速していた訳で、失速したドイツに新型コロナが襲い掛かりロシアのウクライナ侵攻がとどめを刺した

ドイツの貿易依存度は約70%と先進国では最も高かったが、内需が弱いのでドイツは世界経済低迷の影響を受けやすい構造だった

日本の貿易依存度は約27%に過ぎないので、ドイツは日本の2.5倍近く輸出産業に依存していた事になり、しかも輸出の多くは自動車に偏っていた

ドイツの輸出先の半数は同じEU域内で関税も税関検査もなし、EU域外からの輸入より断然有利だったので、ドイツ製品は高い競争力を持っていた

EUはドイツの輸出を無限に受け止めるように思えたが世界経済停滞でEU需要も満ち足りてしまい、もうドイツ製品は需要の飽和を迎えてしまった

ドイツのもう一つの輸出先は中国で、VWは全世界の3割を中国で販売していたが、中国は国産メーカーと国産EVを優遇したのでドイツ車は排除されつつある

ドイツ製造業の問題点として、自動車のような重厚長大型産業では無敵を誇るが、ハイテクに弱くITでは遅れEVを生産できない

EVのバッテリーやモーターは日韓中から輸入しハイテク部品も日本などに依存していて、、ITやAIとなるとシリコンバレーに太刀打ちできない

メルケルの長期政権が衰退を準備
マイクロソフトやアップルやグーグル、アマゾンのようなIT企業はドイツに無いし、こうした分野では日本よりもっと遅れている

EUは崩壊したソ連邦の東欧諸国を吸収し、こうした国々には工業製品が足りなかったので、ドイツは無限に輸出できた

鉄板をプレスする工業製品はもう満ち足りてしまいよりハイテクやIT、AIの競争になっているのに、ドイツはこれらで弱いのです

それでいてドイツ製造業の賃金は世界一で、世界一労働時間が短く、夏休みや育休で何か月も休むのを「ドイツ人は優秀だから生産性が高い」と勘違いしています

これでは国際競争についていくなくなるのは時間の問題で、日本やせめてアメリカ並みにしないと今後製造業がバタバタ倒れる

ドイツ最大のドイツ銀行が経営破綻の危機に瀕しているが原因はメルケル政権と一体化して乱脈融資したからで、VW排ガス騒動の時はメルケルの一声で無審査で数兆円貸しだしていた

メルケルの忖度であちこちに数兆円づつばら撒いた結果、不良債権が膨れ上がり、もう独立して存続できなくなっている

メルケルにはこの手の独断専横が多く当時は隠されて美談になっていたが、現在ではドイツの衰退の原因を作った女と呼ばれている

2015年の欧州難民騒動では300万人以上のアフリカ人やアラブ人が欧州にやってきたが、原因はメルケル首相が「ドイツは何人でも無制限に難民を受け入れる」と演説したからだった

当時メルケルはノーベル平和賞が欲しかったので、 難民を受け入れれば受賞できると思ったそうだが、私利私欲に過ぎない

メルケルは就任後に太陽や風力など自然エネルギーを推進して賞賛されたが、過ぎたるは及ばざるが如しの通りやり過ぎて取り返しがつかない

電気代が高騰してインフレを引き起こしロシアから天然ガスを買ってウクライナ侵攻を助けてしまい、原発を廃止したのでもうどうしようもない
https://www.thutmosev.com/archives/80767015ty.html
16:777 :

2024/10/14 (Mon) 11:34:45

ドイツ自動車産業の黄昏 デジタル技術の遅れや銀行不祥事も影響
2024.10.14
https://www.thutmosev.com/archives/81048048.html

ドイツの自動車産業は鉄板をカッコよくプレスするのが得意

auto_germany
画像引用:自動車メーカー相関図2011 ドイツ編 – みかつうONLINEhttps://www.mikatsu.com/20110808/15134
ドイツ自動車産業の黄昏

2024年9月初旬にVWがドイツ内の工場閉鎖を検討しているというニュースが流れたが、これは戦後初のできごとであり拡大を続けたドイツ自動車産業の縮小を意味している

1995年に日産の座間工場が閉鎖されルノーによる買収と植民地のような収奪、日本の自動車産業衰退や海外移転など悪夢が始まった

90年代日産と今のVWの共通点は「車が売れない」という事に尽き不思議な事は何もなく、売れないから製造工場が赤字だという事です

日本はバブル経済で消費が拡大し労働者の賃金や工場維持費が高くなったのに、バブル崩壊で車が売れなくなったので工場を閉鎖した

ドイツもメルケル政権の時代が完全なバブル経済で、「バブルは弾けてからバブルだったと気づく」格言通りドイツ人も崩壊してからバブルだったと気づいた

ドイツ人の労働時間は週36時間だが「長すぎるので週30時間にする」という議論がされていて、世界一の怠け者労働者になっている

それでいて自動車工場労働者などは世界一高賃金なので、まるで富裕層が暇つぶしに工場で働いているようなあり得ない事になっています

VWは販売や生産の半分を中国がしめていたが、中国販売が最盛期の1/2まで減少したので、中国工場生産分もそれだけ減少している

ドイツはEU域内GDPの2割超を占め、EU加盟国で唯一の恒常的な貿易黒字国で最近20年は我が世の春を謳歌してきました

EUにはドイツしか輸出国がなかったので今まではドイツが輸出する分をEUがいくらでも買ってくれて中国もお得意様だった

これには崩壊した旧ソ連の東側陣営の国々が、生産工場としても消費者としても寄与したが旧ソ連需要は収束し中国の奇跡の成長も終わり世界的に需要が縮小しています

全世界でドイツ車やドイツ製品は売れなくなっていいるのに、世界でもっとも労働時間が短く、それでいて世界一高収入でもある

銀行スキャンダルとIT対応の遅れ
これでは少しでも自動車販売が落ち込んだら大量解雇しなくてはならないが、ドイツでは労働者の解雇が非常に難しい

柔軟に労働者を解雇することができなかったのである日突然工場を閉鎖せざるを得なくなったが、これも日産座間工場に似ていた

ドイツを悩ませているのがドイツ銀行など金融界の経営不振で、日本に例えると3大メガバンク全て経営危機のような状況です

この事態を招いたのはメルケル政権で、メルケルはドイツ政府を健全に見せかけるため、政府の借金を民間に付け替えるような事をしました

例えばVWの排ガス不祥事でもドイツ政府は1ユーロも出さず、ドイツ銀行に無制限無担保無審査融資を命令しました

こんな調子だったのでドイツ銀行は不良債権の山になり、ドイツの主要銀行すべてが経営危機に至り欧州のお荷物と呼ばれている

銀行以外にドイツ自動車業界を悩ませているのがハイテク分野の遅れで、ドイツの産業界は鉄板をプレスするような重厚長大型に偏っている

例えばEVのバッテリーやモーターは全てアジア製、自動運転のソフトはアメリカ製といった具合でドイツ発の技術がない

最近のベンツやポルシェやBMWはデジタル化が進んでいるが、それもドイツオリジナルはなく中国の部品とアメリカのITを組み合わせている

こうなったのはドイツ自動車産業が強すぎたからで、鉄板をプレスするような100年前の自動車屋が強い力を持ってきた

デジタルやITに弱いのはドイツ社会全体の傾向で、加えてドイツはサービス産業の発展が遅く今でも日が暮れると買い物ができない

自動車は1970年代からあったのにテレビのない家庭が多かったなど、実利を優先し遊びは無駄な事として切り捨てる国民性もあった

先進国はおろかEUや世界の国の中でもデジタル化が遅れていて、ドイツのほとんどの店では今もクレジットカードが使えない

日本はどこででも「カードが使える」が現金の方が好きなので現金比率が高いが、 ドイツはカードが使えないので現金比率が高い

これもハード的なものに対してソフト的なものを軽視する国民性なのかも知れない
https://www.thutmosev.com/archives/81048048.html
17:777 :

2024/10/17 (Thu) 17:13:16

ドイツのビッグ3(VW、メルセデス、BMW)が存続危機
2024.10.17
https://www.thutmosev.com/archives/37172.html

特に評判が悪いのはポルシェのEVタイカン、買った人によると「ポルシェの中国コピーより酷い」という


https://tork.buzz/evhybrid/With-Sporty-Flair-Porsches-Main-Attractions-at-2024-Auto-China-20240430-0019.html
中国依存とEV大敗で経営危機

2024年8月1日早朝、韓国・仁川市のマンションの地下駐車場にあったEV、メルセデス・ベンツの「EQE」が出火し地下にあった100台以上の車がすべて廃車になった

出火時の映像が防犯カメラに記録されていて白い煙が出てから数秒後に爆発的な火災が発生し、誰かが気づいても止める事は絶対に不可能だった

出火したのが1000万円以上するベンツの高級車だったのが話題になったが、同時にバッテリーなどEVに関する部品すべてが中国製だったと報道された

韓国は人口比で世界で最もベンツが売れる国らしいのだが、その韓国人は「ベンツはドイツ車ではなく中国車」「これではBYDと同じ」「詐欺ベンツだ」という声が挙がった

これらが今ドイツ車の置かれている苦悩をすべて言い表していて、ドイツではEVもバッテリーもモーターもソフトウェアも何も作れない

ドイツでできるのはせいぜい鉄板をプレスしたり内装を取り付けることだけで、それも東欧諸国のほうが人件費などが安いので実はドイツでは何もしていない

日本のビジネス系メディアなどは「ドイツのような効率的な経営を日本は模範とするべきだ」と救いようがないトンチンカンな報道をしていた

バッテリーもモーターもソフトウェアも鉄板も内装もすべて外国製なら外国メーカーが外国で生産すれば良いのであって、ベンツのエンブレムをつけて1200万円で売る必要がない

韓国人が嘆いたように「中身はBYDの偽ベンツ」ならば本物のBYDを買えば値段は1/3なのであって、ベンツは正に「詐欺ベンツ」になり果てた

VW傘下のアウディやポルシェも同様でカッコいい車体にカッコいいエンブレムをつけているが中身はBYD、BYDにポルシェのワッペンを張っただけで3倍の値段で売れるのだから笑いが止まらないだろう

だがドイツメーカーのEVを1000万円超で買った富裕層からは「ドイツ車の水準ではない」「高額な価格にふさわしくない」という不満が聞かれ実際に売れていない

中国ではBYDが売上トップでテスラが2位以下、ドイツ系EVはEV市場の10%未満に過ぎず、EV販売自体が新車の22%程度に過ぎない(政府はPHVを含める事でEVシェアを水増ししている)

すべて中国で作っているドイツ車は中国車だ
VW、ベンツ、BMWの3社は取り返しがつかないほど中国に過剰投資してしまい、もう中国から脱出するのも縮小するのも不可能になっている

VWは一時期全世界売り上げの3割以上を中国が占めていて、他のドイツ勢も似たり寄ったりだが中国の自動車販売は成長から縮小に転じた

中国市場自体が縮小しているうえにドイツ車のシェアが以前は4割近かったのに現在は19%程度で、日本車の15%より高いが年々下がっている

日本車が中国のシェアを下げているのは撤退しているからで、日産やホンダなども儲からなくなったら工場を閉鎖したり縮小撤退します

ドイツ御三家はそうした選択ができないほど中国に投資してしまっていて、例えばベンツやVWはドイツ国内より中国工場のほうが多かったりする

それにドイツ国内ではEVを作れないので部品を全部ドイツに運んで組み立てるか、中国工場で組み立ててドイツに輸入するしかない

日本メーカーにはトヨタを含めて中国から撤退するという選択肢が残されていて、例えばトヨタの23年販売台数が1100万台で、中国販売はこのうち190万7,600台だった

2割弱が中国販売で合計では世界一となったが、トヨタとしては儲かれば中国事業を続けるだろうし、赤字を出してまで中国にはこだわらない

中国政府はBYDなど国産メーカー優遇をはっきり打ち出しているので、今は優遇されているテスラも難癖をつけて追い出すだろうと考えています

中国国産メーカーのシェアを増やして外国メーカーを追い出すのは中国の国策なのでどうしようもなく、ここで頑張ってもドイツ車は食い物にされるだけです

ドイツ車の従来のステータスは日本車より数段上のデザイン、大排気量やお金を掛けたメカニズム、それらが生み出すパワーや乗り味の違いといったものでした

だがエンジンではなくEVだと大出力のモーターを搭載すれば全世界すべて同じ馬力だし、そのモーターやバッテリーは中国製です

ここに根本的な矛盾があって何もかも中国で作っているならそれは中国車であってドイツ車ではなく、実際に乗った人も「BYDと変わらない」という感想を持ったりする
https://www.thutmosev.com/archives/37172.html
18:777 :

2024/10/23 (Wed) 18:46:41

川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】おはよう寺ちゃん 10月22日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=1HcIJnwQpjI

▼コメンテーター
 川口マーン惠美 さん(ドイツ在住・作家)

【本日のニュース】
▶️いまドイツで起きている 民主主義の危機
▶️ドイツの鉄道に異変、遅延多発で大混乱
▶︎ドイツ 2年連続でマイナス成長
19:777 :

2024/11/11 (Mon) 15:10:41

ドイツ人は世界一の怠け者 高成長終わり厳しい時代に
2024.11.11
https://www.thutmosev.com/archives/79619725.html

ギリシャ危機の時にメルケルは「ドイツ人は優秀だから金持ちだ。ギリシャ人は怠け者だから貧乏なんだ」と言った
実際にはギリシャ人の労働時間はドイツ人よりずっと多い

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画像引用:https://www.elsiglodetorreon.com.mx/m/i/2015/03/699053.jpeg


ドイツの高成長マジックの種明かし

ドイツ経済は2000年頃を境に好況期に突入し20年ほど継続したがどうやら幸福な期間は終わり、困難な時代が到来したと政府や政治家は口にしている

だがドイツ国民は20年間続いた経済好調期を自分たちの「当たり前の」成果だと勘違いしていて、今も労働条件悪化を認めず週36時間労働で高賃金が当たり前だと思っている

高いエネルギー価格と時代遅れの技術、石のような官僚制度、世界一怠け者で高収入な労働者などが原因でドイツ企業ですら外国に逃避している

ドイツの成長率は2010年に3.94、2011年も3.72、2016年から17年は2%台と他の先進国よりかなり高かったが最近はマイナスからゼロ成長がやっとになった

好調時代のドイツ経済をけん引したのは製造業の輸出で、特に関税がかからないEU域内では絶対的な強さを見せていました

EU加盟国で継続してずっと貿易黒字なのはドイツだけで、他のすべての加盟国は貿易赤字という極端な構造で、eu内の貿易黒字はすべてドイツのものになった

EU域内ではお互いに関税がないうえに国境がないので税関検査がなく、トラックは国境で一時停止すらしてせずに輸出が可能でした

EU外ではこうはいかず、ドイツの隣国のスイスに輸出するには、何十枚もの書類を用意して何日も待たされ、高額な関税を取られている

おまけにスイスフランとユーロは別通貨なので、スイスへの輸出が増えればスイス通貨安になりドイツからの輸出が不利になる

統一通貨ユーロによって域内国家には通貨変動がなく、ドイツがいくら他のeu諸国に輸出しても円高やマルク高のようにならない構造だった

日本の場合は輸出すると円高になり、自分が輸出したお金が円に換金されることで、1ドル70円台など定期的に超円高を招いている

ドイツはこのように、ドイツだけに有利なEUというシステムを最大限利用して輸出で稼ぎ、20年ほど我が世の春を謳歌しました

だがEUといえども経済規模の大きさには限りがあるので、20年間で市場を食いつくしてしまい飽和状態になっている

ドイツの我が世の春の先
15年前の2009年にギリシャ危機が起きた時、メルケル首相は「ギリシャ人は怠け者だからお金に困っているが、ドイツ人は優秀で働き者だから豊かだ」と真顔で言い放った

イタリア危機でも同じようなことを言っていたが、この頃がドイツの絶頂期であり、多くの繁栄がそうだったように既に転落の芽はあった

「わが民族は地上で最も優秀なのだ」と最高権力者が真顔で言うような国は、その時がピークで後は下り坂だと相場が決まっています

そういえば北京五輪の時の中国や、1960年代のソ連も同じことを言っていたし、かのアドルフヒトラーや現在のイスラエルも同じ事を言っていました

ドイツの悩みは先進的なイメージとは逆にITで遅れていて、EVも半導体もソフトウェアもダメで強いのは自動車のような製造業に偏っている

しかもドイツ国内ではEV用バッテリーやモーターを製造できないのでライバルの日本や中国や韓国。果てはインドに頼っている

VWはEVを中国で生産したがバッテリーやモーターを国産できないから、EUの中国製EV輸入制限にも反対して国産メーカーを守ろうとしました

中国で生産する方が中国製や日本製や韓国製部品を使えるし人件費も安いので、VW・BMW・メルセデスは中国でEVを生産して「ドイツ車だ」と言っています

ドイツ製造業の空洞化に拍車がかかり、ますます弱くなってしまうのだが日本で称賛されるドイツの生産性が実は褒められたものではない

ドイツは年間休日150日以上で一日8時間以上の労働を禁じられていて、残業させても年間平均は一日8時間以内でなくてはならない。

これでは国際競争力が保てない気がするが、強い輸出産業のおかげでドイツ人は世界一「怠け者」でも高収入でいられた

週36時間労働では「長すぎる」といって 週30時間を超える労働を禁止する議論をしていたが、大変歪んだ仕組みであり、生活を一変させる必要があるかも知れない。

メルケルおばさんのように「ドイツ人は優秀だから働かなくても金持ちだ」と思い込んだ国民を変えるのは簡単ではないでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/79619725.html
20:777 :

2024/11/15 (Fri) 20:55:18

【失敗国家】メディアが報じないドイツ「移民地獄」の惨状【川口マーン惠美✕デイリーWiLL】
デイリーWiLL 2024 /11/15
https://www.youtube.com/watch?v=aCA3uydPlRE
21:777 :

2024/11/19 (Tue) 15:07:25

川口マーン惠美 (ドイツ在住・作家)【公式】おはよう 寺ちゃん 11月19日(火)
https://www.youtube.com/watch?v=V29DLwV_DHE
22:777 :

2024/11/26 (Tue) 17:19:50

緊縮財政と脱炭素により潰れていくドイツ経済 連立政権も崩壊へ【朝香豊の日本再興チャンネル】
朝香豊の日本再興チャンネル 2024/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=O0uNcGbSeMc&t=630s
23:777 :

2024/12/07 (Sat) 13:47:31

【ドイツ経済】インフラ崩壊で経済終了へ 【朝香豊×saya】
WiLL Biz 2024/12/07
https://www.youtube.com/watch?v=uCwAqhT2CmQ
24:777 :

2024/12/08 (Sun) 14:09:07

欧州自動車メーカーが全滅の危機、EVは作れずガソリン車も作れない
2024.12.08
https://www.thutmosev.com/archives/37780.html

技術を持たない欧州はディーゼル戦略が破綻したあとEVで日本をやっつけようと思った


http://phev.blog.fc2.com/blog-entry-1628.htmlPHEV ブログ VW排ガス不正の影響甚大 ディーゼル不信で流れはEVに?
自尊心が強すぎるのがドイツ人の欠点

ドイツ人は滅多なことでは自分の失敗を認めず他人をほめる事も無いので、日本に関しても悪口ばかりで誉めることなど無い

例えば日本の産業や技術については「ドイツの技術を盗んだ」と言い、その後中国や韓国に技術を盗まれた件については「ざまあみろ」とあからさまな敵意を示している

その自尊心が肥大化したドイツメディアが「日本に学ぼう」と驚くような事を言い、自国の自動車産業などの状況を嘆いていた

最近のドイツのニュース番組でフランスのトヨタ工場を取り上げ、若い女性たちや大勢の男性労働者が楽しそうに生き生きと働いている場面が写された

番組では「トヨタはEVに飛びつかず得意とするハイブリッド車を生産しながら様子を見る戦略を取り、トヨタ工場は落ち着き払っている」と解説された

この頃ドイツ最大の自動車メーカーVWが国内の複数工場を閉鎖するという報道がなされ、原因はEVが売れない事と従来のガソリン車も売れなくなっているからだった

ドイツは2030年代にガソリン車を全廃してすべてEVにする計画を立て、排ガス規制をクリアするにはEV化するしかないようになっていた

全ての自動車メーカーは早々にガソリン車廃止と全車種EV転換を発表し、VWも魅力的なEV構想を次々に発表し順風満帆かに見えた

ところがドイツや欧州のEV売り上げは目標の半分にも達せず「EV」として売れたのはPHVが多く、普通のハイブリットが売れまくっていた

ドイツ人が化石の技術とバカにしていたプリウスやトヨタHVがEVの2倍以上売れていて、伸び率でもEVを突き放している

しかも世界販売一位のトヨタの労働者は37万人でVWは68万人、欧州自動車メーカーの生産性は低く、しかも近年のバブルでドイツ労働者の給料は日本人の2倍ときている

VWの売り上げの8割はヨーロッパと中国で中国依存が非常に高く、ドイツはまるで『中国の属国』のように習近平の命令に逆らえない

始まりはVW排ガス不正だった
欧州では地球温暖化を防止するために排ガス規制が強化されHVを含むガソリン車は販売禁止になるので、各社は収益性の低いEV販売を増やさざるを得ない

ところがこの「地球温暖化のためにEV転換」というのが実は大嘘であり、日本製ハイブリッドを排除して欧州市場を守るための方便に過ぎませんでした

2015年にVWの排ガス不正が発覚しその後全てのドイツメーカーがドイツ政府ぐるみで排ガス不正を行い、ありもしないクリーンディーゼルを売っていたのが明るみになった

それだけではなくフランスやイタリアなど全ての欧州メーカーがこの不正に関わっていて、欧州の全メーカーは一夜にして「クリーンディーゼル」を失った

当時既に日本製ハイブリッドは排ガスや燃費で圧倒的優位に立っていたので、このままでは欧州自動車産業が滅亡するとの危機感からガソリン車全廃止を決めた

ガソリン技術では絶対に日本に適わないのでもうガソリン車を廃止してしまい、日本が遅れているEVに転換して勝利を目指すものでした

ところが当時EVで先頭を走っていたのは米国のテスラで欧州は日本と同じくらいで遅れていて、中国は台数でも性能でも欧州を突き放した

EV化で日本を排除する筈だったのに欧州ではEVを生産できず、あらゆる部品を中国や韓国や日本などから輸入して組み立てる有様だった

欧州政府のEVごり押しによって売れたのは中国車で、BMWやVWやメルセデスがドイツ車として販売しているEVは実際には「中国車」でした

中国メーカーの安売り攻勢にあった独仏伊などの欧州勢は、これからバッテリーやモーターの国産化を目指すそうなのだが泥縄を絵にかいたような話です

自働車産業は欧州GDPの7%を占めていて他の産業への 影響も大きいので、実際には欧州GDPの10%を超えていると思われる

それが滅んだらどうなるかは日産が倒産しかけて街にホームレスが溢れた時の日本を連想すれば良く、ドイツ各地にホームレスのテント村ができるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/37780.html
25:777 :

2024/12/09 (Mon) 01:04:51

特番『川口マーン惠美さん登場!移民増大!街の においが変わったドイツで今何が起こっているのか?』ゲスト:川口マーン惠美氏
松田政策研究所チャンネル 2024/12/08
https://www.youtube.com/watch?v=U4itzuPOiO4
26:777 :

2024/12/18 (Wed) 07:18:52

ドイツ経済の後退、時代遅れのシステムや怠け者の労働者
2024.12.17
https://www.thutmosev.com/archives/81441437.html

ドイツが誇る自動車産業だがハイテクやITに弱く、労働者は世界一働かない

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画像引用:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn%3AANd9GcTq8RMUGx-WKHSnuihCiGXUKeo4-NiYCQSpUR0c19fXsFJlVrYD
日本並みに低成長のドイツ

ドイツの3つの主要経済研究所が最新の経済見通しを公表し、25年はマイナス0.3%からプラス0.2%、今の停滞が一時的なのか恒常的なのかまだ明らかではないとしている

米メディアのBloombergは最近のドイツ経済低迷の原因について、「高いエネルギー価格と時代遅れの技術、過大な負担を課す官僚制度などが国内優良企業を外へと追いやり、外国資本の呼び込みを頓挫させてきた」とぶった切った

ドイツ最大の電機メーカー・シーメンスは2020年以降の投資額が300億ユーロに上るが、大半はは国外での買収と事業拡大に振り向けられ国内最大のプロジェクトは7億5000万ユーロほどでしかない

シーメンスの責任者はドイツ議会の公聴会で「ドイツへ投資できる材料は何もない」と述べ、低成長と重税を理由に挙げた

シーメンスは4年11月に米ソフトウエアメーカーのアルテアエンジニアリングを100億ドル(約1兆5300億円)で買収する合意を締結したがドイツへの投資は特にない

欧州最大の自動車企業フォルクスワーゲンは国内複数工場の閉鎖と従業員の大量解雇を決定し、ドイツ工場の製造コストが高すぎるのを理由に挙げていた

2000年代から新型コロナ前までのドイツは欧州の機関車と呼ばれていたのに、今は「欧州の病人」と呼ばれています

ドイツは財政が健全なことで知られているが憲法で財政規律が守られている面と、ロシアから安いエネルギーを買い、製造業中心の産業構造が機能していた

ドイツは輸出が強い(輸出依存度が高い)のだがEU域内がほとんどを占める「内弁慶」でアメリカやアジアで弱く、中国に接近して自動車などを買ってもらっていた

VWは中国販売が3割も占める一本足打法だったのだが、その中国はEVシフトでドイツ車を買わなくなり、品質が悪いので日本やアメリカでドイツ車はあまり売れない

ドイツは先進国のくせに製造業が強い反面サービス業が貧弱なので知られていて、国内のインフラも弱くてとても欧州の盟主にふさわしくない

最大の製造業である自動車産業はエンジン車の部品なら国産できていたが、EV転換で必要になるバッテリーやモーターや電子部品やソフトウェアを何ひとつ国産出来ていなかった

その上ドイツ人労働者は怠け者で週4日か5日しか働かず、解雇はできず新しい技術を持つエンジニアへの交代もできなかった

ドイツの労働者は世界一怠け者になった
日本がゼロ成長なのはバブル崩壊の後遺症と消費増税、イギリスはブレグジットと理由がはっきりしているが、ドイツの場合はなんでしょうか

今までの20年近くに渡ってドイツは輸出を背景に好景気が続き、特に自動車は貿易黒字の半分近くを稼ぐなど稼ぎ頭でした

ドイツは西ドイツが東ドイツを吸収して統一して出来た国で、さにらユーロ統一でアメリカに匹敵する「国内市場」が創出しました

「EU」は欧州の国内市場なのでいくら輸出しても関税がかからず、通貨高で苦しむことも無くなりドイツの輸出は絶頂期に達した

だが20年もこうしたEU内輸出を続けたおかげで、需要は満たされて東欧諸国もドイツ製品ばかり輸入しなくなった

ドイツが得意とする輸出品は自動車など20世紀型の重厚長大型商品だけで、ハイテクに弱くITを苦手としている

自動車はEVや自動運転が注目されているが、EVのバッテリーは日韓中、自動運転ソフトはアメリカに依存している

ドイツのIT企業など聞いたことが無いし、ハイテクと言っても金型をプレスするような工場が多い

つまりドイツは20世紀型産業では強いが21世紀の主流であるハイテクITは苦手です

日本がデフレやブラック労働にあえいでいる間、ドイツは世界一労働時間が短く時給では世界一高収入になった

日本の工場が週60時間労働としたらドイツ工場は40時間しか働いておらず、ドイツ人はこれを当たり前だと思っている

2016年のドイツの労働時間は平均6時間で日本は7.5時間、これはドイツの生産性の高さと大絶賛されたが、別な言い方をすると世界一怠け者になった

こんな事が可能なのはドイツの輸出産業が強かったからだが、 良い時代は終わりドイツが苦しむターンが予想される

マイナス成長になったのに労働者が世界一働かないのでは、再生は厳しい道のりになるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/81441437.html
27:777 :

2025/01/15 (Wed) 09:01:34

ドイツは欧州の『ゾンビランド』、ユダヤ人への謝罪が生んだ病気
2025.01.15
https://www.thutmosev.com/archives/38182.html

ドイツ政府と知識人は「ドイツはユダヤ人を迫害したのだから、難民に性的暴行をされたくらい我慢するべきだ」と言っていて、それに反対すると”極右””ナチス支持者”のレッテルを貼る

これが現在のドイツ


https://news.ntv.co.jp/category/international/c37d876a5058415397e7ab5862a57e88 ドイツ車突入 極右政党支持者らによる移民排斥訴えるデモも(2024年12月22日掲載)|日テレNEWS NNN
ドイツの本当の病

ドイツは10年ほど前には経済が絶好調で自信満々、ギリシャ危機とイタリア危機の際にメルケル首相が「ギリシャは怠け者だから貧しくなった。ドイツ人は勤勉で優秀だから豊かになった」と言っていました

往々にして国や国民がこのように尊大になったらその時がピークで、以降は次第に下り坂になって衰退の道を辿るものです

現在のドイツは驚くほど多く深刻な問題を抱えていて、中でも最悪だと思うのは日本の川口市に2000人ほど住んでいるあの「クルド人」を200万人以上も受け入れた事でした

最近の出生統計ではドイツで生まれた新生児の過半数が移民や難民の人種で、元々ドイツに住んでいたゲルマン人の子供は「少数民族」に転落しました

これほど移民が増えたのにドイツ政府やドイツ人はまだ移民を受け入れようとしていて、移民を制限するべきだと発言すると自動的にネオナチや極右にされてしまいます

「移民を制限するべきだ」というとヒトラーを支持した事になり、普通の人は声を上げられないし正にナチス時代の逆のような「移民原理主義」が幅を利かせている

移民支持のドイツ人が一様に口にするのは「ドイツはユダヤ人を迫害したのだから移民を受け入れなくてはならない」というものだがこれはおかしい

ナチスが迫害したのは「ユダヤ人」であって現在ドイツが受け入れているのはクルド人やシリア人やイスラム国やアルカイダ等わたしに言わせれば”ろくでなし民族”ばかりです

ユダヤ人への謝罪が現代のドイツ人をいかに病的に蝕んでいるかはケルン事件以降毎年1000人以上のドイツ白人女性が難民に性的暴行されているのに警察は被害届を拒否し政府は被害女性を「レイシスト」(人種差別主義者)と非難している

ドイツ人はユダヤ人を迫害したのだから「性的暴行を受けたくらい我慢しなくてはならない」というのがドイツの移民受け入れ派、つまりメルケル一味の言い分です

典型的な例ではアルカイダの元戦闘員のような難民(!)が白人ドイツ女性に集団で襲い掛かって暴行すると、マスコミや知識人は「ドイツ人が難民を差別したのが原因だ」と解説し犯人たちに謝罪を表明する事すらある

これを狂っているとも思わないほど狂っているのが現在のドイツで、10年前は欧州の機関車と呼ばれていたが今は欧州の病人か欧州のゾンビと呼ばれている

「ゾンビランド」になったドイツ
ある青年はホームレスがテントを張っているストリートで「ここはゾンビランドだよ」と言ったが移民とドラッグとホームレスとゾンビランドが密接に関係している

クルド人やアルカイダやイスラム国の残党は欧州に難民として潜り込むと『難民特権』を利用して麻薬ビジネスを始め、スウェーデンなど刑罰が甘い国でマフィアを形成し、英独仏などの先進国にドラッグを持ち込んで販売した

ドラッグは瞬く間に欧州の人々に蔓延し、中毒者になると非常に高い確率で社会から離脱してホームレスになり、ストリートを徘徊する『ゾンビ』になっている

あるアメリカ人はアメリカ各地に存在するホームレスのたまり場について、「全員がドラッグの中毒者で依存症、ドラッグ以外のホームレスは居ない」と現実を指摘した

社会学者やマスコミは貧困や格差が原因だともっともらしく解説しているが、実際にアメリカのホームレスの大半はドラッグが原因なのです

ドイツやフランスやイギリスでも同じ事が起きていて移民や難民がドラッグを運びドイツ人を中毒者にしてホームレスになっている

ドイツのホームレス人口は支援団体によると2017年に65万人、ドイツ人は自分に都合が悪い統計を取らないのでホームレスとか食料廃棄とか教会の性被害とかサッカーの八百長やF1の出来レースのような調査もしない

2017年に路上生活を送っているたは4万8,000人程度で最近の統計はないが、これは人口が日本の7割程度の国としては異常に多い

ドイツは生活保護や生活支援が充実していて申請すれば「やる気がしない」のような理由でも年収数百万円に相当する給付金を貰える

数年前までドイツは移民のおかげで人口が増えて経済が絶好調だったが、それは人口が増えた事による人口ボーナスで人口を永遠に増やす事はできない

今のドイツは再生可能エネルギーや反原発やEV転換が行き詰まり、バブル経済の後遺症で地価が高騰し生活水準が低下している

さらにメルケル時代に健全財政を固執したせいで あらゆるインフラが老朽化し、崩落した橋と遅延だらけの鉄道、ボロボロの道路など先進国とは思えない状況がある
https://www.thutmosev.com/archives/38182.html
28:777 :

2025/01/21 (Tue) 07:28:52

ついに「経済大国ドイツ」の崩壊が始まった…「脱原発→欧州一の電力貧乏」に落ちぶれたショルツ政権の大誤算
日本が憧れた"先進的なドイツ"は見る影もない
川口 マーン 惠美
https://president.jp/articles/-/90483

スポット価格で1MWhあたり「15万円」に
再生可能エネルギーを推進している人たちは、 「太陽は請求書を送ってこない」とか、「風はヨーロッパのどこかで必ず吹いているから確実、しかもタダ」などと言っているが、どちらも正しくない。

ドイツの原発や火力発電がちゃんと動いていたころ、国内電力市場での1MWhのスポット価格は40~60ユーロだった。それが今では100~150ユーロと高止まりになっている。それどころか、11月6日午後には、一時的に820ユーロに跳ね上がり、さらに12月13日には936ユーロ(15万円)と新記録を樹立〔欧州卸電力取引所(EPEX)の公表〕。誰が見ても異常な値動きだ。


これが即座に国民の電気代に反映するわけではないにしろ、すでに現在、ドイツの電気代は家庭用も産業用もヨーロッパ一高い(世界一?)。そして、今後もさらに上がっていくことが確実視されている。なぜ、こんなことになっているのか?

ヨーロッパでは電力統合が進んでおり、網の目のように張り巡らされた送電線を通じて、常に電気の売買が行われている。ただ、発電量が細ると、当然、電気は奪い合いとなる。

脱原発の次は脱石炭に猛進しているが…
ヨーロッパでは、毎年、冬に数回、10日間ぐらいずつ、スカンジナビアからポーランド、南はイベリア半島までぴたりと風が止む時期がある。今冬は、昨年11月の初めと12月中旬、さらに暮れから今年にかけてと、3度もそれが起こった。もちろん、この時期は太陽もあまり照らず、太陽光電気は昼間でも限りなくゼロに近い。当然、ヨーロッパ中で電気の値段が高騰した。

その値上がりに拍車をかけているのが、EU一の大国ドイツだ。23年4月に脱原発を完遂したドイツは、現在は果敢に脱石炭を遂行中。昨年の春には400万kW分の石炭火力を廃止した。一方、頼りにしていた天然ガスもウクライナ戦争以来、常に逼迫しており、それどころか、今年からはほとんど入らなくなるともいわれている。つまりドイツでは、お天気に影響されない電源が恒久的に不足している。

そのため昨年の凪のとき、一時、ブラックアウトの危機が迫ったらしいが、一般のニュースはそれには触れず、「ヨーロッパは高気圧の影響で、全体的に霧のかかった穏やかな気候」と報道していた。電力供給に関しては、国民を不安がらせないのが、緑の党の応援団であるドイツの主要メディアの最大の課題だ。しかし実際は、その「穏やかな冬日」には電気が不足し、ドイツのみならず、ヨーロッパ中の電気の小売業者が一斉に調達に回った。

政権交代しても再稼働できないよう「爆破」
ただ、ドイツは原発を止めて以来、一転、巨大な電気輸入国に変貌。特に昨年の12月は、ブラックアウトを避けるためとはいえ、金に糸目をつけず、ヨーロッパ中の電気を強力な掃除機のように吸い込んだ結果、高止まりしていたヨーロッパの電気価格をさらに押し上げた。

ただ、他の国にしてみれば迷惑千万。実はEUには、電気が逼迫しても自国で囲い込まずに融通しあうという決まりがあるものの、ドイツは別だ。快調に動いていた原発をわざわざ止め、最新のハイテク石炭火力まで強引に減らしていっているドイツで電力が足りないのは自業自得だと、誰もが考える。しかも、将来、政権が入れ替わっても再稼働できないよう、停止した発電所の一部を爆破までする念の入れようなのだ。

それなのに、足りないと言っては他国の電気を買い漁り、需給バランスを乱すのは許せない。特にノルウェーやスウェーデンでは、12月の半ば、スポット価格が一時的に普段の200倍ぐらいに跳ね上がり、両国の担当大臣らが激怒した(スウェーデンのエネルギー相はドイツを名指しで非難)。

ついに孤立してしまった“EUの盟主”
一方、現在、ドイツへの最大の電力輸出国であるフランスも同様で、ここでは右派と左派が異例の協調姿勢をとって、欧州電力市場からの撤退に言及し始めた。ドイツが引き起こす電気の逼迫や高騰がフランス産業界の足を引っ張っているというのは、決して嘘ではない。しかも、フランスの家庭は電気の暖房が多く、特に極寒期は原発の老朽化もあり、そうでなくても政府は毎年、電気の安定供給に心を砕いている。つまり、これ以上ドイツの身勝手に付き合って、経済負担を負わされたり、供給の綱渡りをしたりする余裕はないということだ。

その他、チェコやポーランドは、ドイツの電気が勝手に国境を“通過”できないよう、自らで制御できる装置を設置したりと、ドイツはすでにヨーロッパで孤立している。皆がいつまで助けてくれるか、心もとない限りだ。

では、そのドイツの国内はどうなっているかというと、当然、国民も産業界も、無意味な“エネルギー転換”政策に苦しんでいる。莫大な補助金を費やしてせっせと増やした太陽光や風力は、それぞれすでに8700万kW、7200万kWという膨大な設備容量を誇るが、しかし、太陽も風もない時には何の役にも立たない。しかも、停電を回避するためには必ずバックアップ電源が必要となるため、完全な二重投資だ。

平たく言うなら、再エネは増えれば増えるほど、電気代が高くなる。大量の蓄電が可能にならない限り、この問題は解決できない(工場や電車を動かせるほどの大量の蓄電は、今のところコスト的に無理)



太陽も風もきっちり領収書を送ってくる
その反対に再エネで儲もうかるのは、ソーラーパークやウィンドパークを経営している事業者。彼らは一度設置してしまえば、発電分はすべて必ず固定価格で買ってもらえるから、電気が必要か否かなど気にかける必要はなく、絶対に損をしない。

ただ、本来なら、絶対に損をしない商売というのは、自由市場ではあり得ない。しかし、それが実践されているのが再エネの世界だ(日本も同じ!)。言い換えれば、再エネの世界とは、計画経済の闇が自由市場に紛れ込んでいる倒錯の世界だ。当然、さまざまな不都合が起こっている。

言うまでもないが、再エネの最大の欠点は、こちらが発電量を決められないこと。どんなに電気が不足していても、太陽と風がない限り稼働しない。その反対に、電気が余っている時でも、事業者はすべて買い取ってもらえるのでフル発電だ。

ただ、そんな時、どんどん発電してその電気を自由市場で売り捌さばこうとしても、誰も欲しがらないのでゴミのような値段でしか売れない。しかし、そのままだと送電線がやられ、それこそブラックアウトになるので、お金を付けてでもどこかに流す。そして、その莫大なマイナス分を否応なしに負担させられるのが国民、という仕組みになっている。つまり太陽も風も刻々と請求書を送ってくるわけだ。


そして誰もいなくなった
代々のドイツの政治家はこの「世界一バカげたエネルギー政策」(ウォール・ストリート・ジャーナル)を、進歩的で、理想的だと勘違いし、すでに20年余り、脇目も振らずに実行してきた。それどころか、当初は世界中の国々がドイツのあとに続くと思っていたらしいが、もちろん誰も付いてこなかった。今では皆、呆れているか、笑っているかのどちらかだ。

昨年、ドイツが再エネの普及に費やした予算は、230億ユーロと推定される。これまでこれらの経費は、再エネ賦課金と称して消費者の電気代に乗せられていたが、あまりにも多くなり、目立ちすぎるので、2022年の7月からは廃止し、以後は税金に組み込まれている。

国民にすれば、直接支払っているか、間接的に支払っているかの違いだけで、多額を負担していることには変わりがない。しかも、そのおかげでCO2が減っているわけでもなし、電気は高騰・逼迫し、産業は疲弊。良いことは何もない。確かに「世界一バカげたエネルギー政策」である。

ただ、脱炭素達成にしか興味のなさそうな緑の党は、産業の疲弊などどこ吹く風。30年までに、送電線網と新規の発電施設の建設に5000億~1兆ユーロを投資するという。ちなみに、今、彼らが心を砕いているのは、産業界と国民に安価で安定した電気を提供することではなく、エネルギー転換にかけている膨大なコストをなるべく隠蔽することだ。


日本が憧れた“先進的なドイツ”のなれの果て
日本には、ドイツは環境大国だと信じている人もたくさんいるが、それは30年も前に、環境相だった若きメルケル氏が振りまいたイメージに過ぎない。実際はどうかというと、ドイツ国民は、緑の党が主導するこの壮大で支離滅裂な実験の、いわばモルモットだ。そして、モルモットはすでに痩せ細っている。

しかし、今のドイツには、この間違いを本気で修正しようとしている政党は、AfD(ドイツのための選択肢)しかいない。ただ、真実を語り、強くなり過ぎたAfDは、まさにそのために、これまでの政界の秩序(利権?)を壊されたくない他政党の政治家やメディアに恐れられ、政党資格を剥奪される瀬戸際のところにいる。AfDを2月の総選挙に参加させないため、彼らが一致協力し、水面下でありとあらゆることを仕組んでいる様子を見ると、ドイツは産業だけでなく、民主主義まで壊れかけていると背筋が寒くなる。

それなのに、いまだにメディアは緑の党(厳密に言えば、社民党やキリスト教民主同盟も同じ穴の狢だが)の大々的な支援をやめない。このままいけば産業は空洞化し、本当にCO2削減が成就できるかもしれないが、果たしてその時、立ち並ぶ風車と、遙か彼方まで広がる太陽光パネルの海を見ながら、緑の党は、ようやく脱原発、脱炭素、そして脱産業を達成できたと歓喜するのだろうか。
https://president.jp/articles/-/90483?page=4

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