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市販の牛乳・乳製品は絶対に買ってはいけない

1:777 :

2024/02/18 (Sun) 05:49:50

牛乳は体にいいのか?ー子供の成長に牛乳がいいの再考
Dr Ishiguro 2021/01/06
https://www.youtube.com/watch?v=hQFxnLTTlN4

1歳未満は牛乳は禁止です。
では牛乳はいつから?飲ませる?飲ませない?摂取量は?
子供では鉄の吸収障害から貧血が起こる子がいることを知っている必要があります
子供も大人も牛乳は嗜好品であるという認識が必要です



コーヒー・紅茶・ココアには牛乳を入れてはいけない

コーヒーの健康効果は牛乳をいれるとどうなる?カフェラテにすると減ってしまうメリット
Dr Ishiguro 2022/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=Wd8SZrs9pPU


▲△▽▼


市販の牛乳・乳製品と海外製牛肉は女性ホルモンが大量に含まれているので絶対に買ってはいけない


牛乳有害説「乳糖不耐症は関係ない!?」【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=l3dbKtOg54U

牛乳有害説「超高温殺菌とホモジナイズ」牛乳は製法にも問題がある?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=30LqdhEvz14

牛乳有害説「残留したホルモンが危ない!」エストロゲンとIGF-1の発ガン性【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=xErVkWVQmuE

牛乳と乳がんについての最新の研究報告があり、とても衝撃的な結果となりました。乳製品とがんについて科学的に説明します。【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=9_ulItbgtNU

バターに女性ホルモンは残留している!?牛乳以外の乳製品にエストロゲンの残留はどうなっているか?ホルモンの危険性とは?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=7NkZtodmHKg

牛乳に抗生物質が残留している!?抗生物質の副作用は危険!【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=bMP7IH7vjGI

牛乳有害説「カゼインと炎症」【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=jAOqJu8p6bE

「牛乳は子牛の飲み物で人間の飲むものではない」と言う方へ。牛乳反対派へ告ぐ!【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=beJzAa8QfyY

ヨーグルトは食べても大丈夫ですか?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=RejKC71PxZg

アメリカ産牛肉の残留ホルモン濃度がやばすぎる!乳がんのリスクを上げる残留エストロゲンとは?とにかく避けろ!【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=xXxqejCxUOQ

赤身肉のリスクについて!赤身肉の習慣的な摂取はガンや心臓病のリスク、死亡率の上昇に!?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=YSo5FsI9Djo

グラスフェッドを選ぼう!牧草牛は〇〇の栄養価が高くなる!?抗生物質の残量はどうなの!?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=XIC6YyWkqJE




栄養チャンネル Nobunaga - YouTube
https://www.youtube.com/@Nobunaga/videos
https://www.youtube.com/@Nobunaga/playlists

2:777 :

2024/02/18 (Sun) 07:12:19

内山葉子の牛乳有害説は医学的に明確に否定されているという一般社団法人 Jミルクの流した悪質なデマ


いつの頃からでしょうか、牛乳にまつわる「ウワサ」が聞こえてくるようになりました。それによると、「牛乳は体に悪いもの」らしいのですが・・・。
そんなウワサを聞いて不安になってしまったら、ぜひこのページを参考にしてください。


「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/news/hn0mvm0000005cb8.html

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決! 2021年4月5日
https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_index.html



パンと牛乳は今すぐやめなさい!
著者:内山葉子
出版社:マキノ出版
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%81%B1%E3%82%93%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%83%91%E3%83%B3&qid=1627723757&sr=8-2&linkCode=sl1&tag=takemi7772000-22-jd3457007g3hsn-amazon.jp-542dn342356eiy5h-22&linkId=79583672df418700ceef602c826ad950&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl


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以下が悪質なデマ

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/news/hn0mvm0000005cb8.html

表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。

本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。

項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ
https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_index.html

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク マーケティンググループ


1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。

これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。

また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。

この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。

第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。

スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。
3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120~130℃で2~3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62~65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。

乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)

また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。

必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。

牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。

文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。

なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。

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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。

また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。

また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。

出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。

これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。

ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。

カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。

なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。

なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change:results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。

カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。

つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。

血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』

【Jミルクの見解】
「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。

しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。

実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。

しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。

なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.


【参考】
●アミノ酸価と生物価について
牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
https://www.jfrl.or.jp/storage/file/news_no46.pdf (日本食品分析センターのサイトへ)

別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳


●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味
カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。


●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について
カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。


●コホート研究とは
「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。


●システマティックレビュー(メタアナリシス)
単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。

【修正履歴】
(平成29年11月2日)



●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/news/hn0mvm0000005cb8.html


▲△▽▼


牛乳の気になるウワサをスッキリ解決! 2021年4月5日
https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_index.html

いつの頃からでしょうか、牛乳にまつわる「ウワサ」が聞こえてくるようになりました。それによると、「牛乳は体に悪いもの」らしいのですが・・・。
そんなウワサを聞いて不安になってしまったら、ぜひこのページを参考にしてください。


ウワサ19~24 平成27年度生乳需要基盤確保事業 独立行政法人農畜産業振興機構 後援
ウワサ25~31・ちょっと気になる基礎知識「疫学研究」って? 平成30年度生乳需要基盤確保事業 独立行政法人農畜産業振興機構 後援
ウワサ32~33 2020年度生乳需要基盤確保事業 独立行政法人農畜産業振興機構 後援

監修
東北大学  名誉教授 齋藤忠夫 先生
女子栄養大学  教授 上西一弘 先生
国際生命科学研究機構 副理事長 桑田有 先生


ウワサ33 牛乳中の飽和脂肪酸は生活習慣病の原因? -その4- 低脂肪乳のほうが脂肪分が少なく健康的?
ウワサ32 乳糖不耐は改善できる?
ちょっと気になる基礎知識「疫学研究」って?
ウワサ31 たんぱく質を摂りすぎると骨粗しょう症になる?
ウワサ30 牛乳は太る
ウワサ29 牛乳は乳がんの原因になる 2
ウワサ28 牛乳中の飽和脂肪酸は生活習慣病の原因? -その3- 脳卒中のリスクが高まる!?
ウワサ27 牛乳中の飽和脂肪酸は生活習慣病の原因? -その2- 糖尿病のリスクが高まる!?
ウワサ26 牛乳中の飽和脂肪酸は生活習慣病の原因? -その1- 心臓血管病のリスクが高まる!?
ウワサ25 牛乳にはリンが多く含まれているから、 牛乳を飲むとかえってカルシウムが排出されてしまう
ウワサ24 牛乳・乳製品が心筋梗塞を招く
ウワサ23 牛乳にはIGF-1が含まれているので離乳期を過ぎた人間は飲んではいけない
ウワサ22 市販の牛乳には「女性ホルモン作用」がある
ウワサ21 日本人に、カルシウムは足りている
ウワサ20 牛乳を飲んでいる最近の子は早く成長が止まる
ウワサ19 現代の牛乳は薬漬けで満身創痍の牛から搾られており、質が悪い
ウワサ18 ”牛乳は「脱灰」を促進、骨を弱くする”
ウワサ17 牛乳のたんぱく質がカルシウムの吸収を阻害する
ウワサ16 日本人のほとんどは、牛乳を飲むとおなかをこわす
ウワサ15 そもそも牛乳は高カルシウム食品ではない
ウワサ14 牛乳は乳がんの原因になる
ウワサ13 牛乳のたんぱく質は「異種たんぱく質」であり、アレルギーを引き起こす
ウワサ12 粉ミルクは赤ちゃんの体に悪い
ウワサ11 牛乳にご飯は合わない、学校給食には必要ない
ウワサ10 ヨーグルトの乳酸菌は胃で死滅するため効果なし
ウワサ9 給食牛乳はアトピーや花粉症の原因
ウワサ8 牛乳は胃の中で固まるので消化が悪い
ウワサ7 市販の牛乳を子牛が飲むと死ぬ
ウワサ6  「世界4大酪農国」では骨折や骨粗鬆症が多い
ウワサ5 牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる
ウワサ4 牛乳のナトリウムはカルシウムを排出するから 牛乳を飲むと体内のカルシウム量が減る
ウワサ3 牛乳を殺菌すると酵素が死ぬから体に良くない
ウワサ2 超高温瞬間殺菌で乳脂肪は酸化する
ウワサ1 ホモゲナイズされた牛乳の乳脂肪は“錆びた脂”


牛乳の「気になるウワサ」とは?!
「ウワサ」が記載されている本と、その当該箇所を示します。

ウワサ1 ホモゲナイズされた牛乳の乳脂肪は“錆びた脂”、ウワサ2 超高温瞬間殺菌で乳脂肪は酸化する
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)
p.105:『市販の牛乳は「錆びた脂」ともいえる。』
p.106:『ホモゲナイズすることにより、生乳に含まれていた乳脂肪は酸素と結びつき、「過酸化脂質」に変化してしまいます。』
p.108:『超高温にされることによって、過酸化脂質の量はさらに増加します。』

ウワサ4 牛乳のナトリウムはカルシウムを排出するから牛乳を飲むと体内のカルシウム量が減る
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.73:『カルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムは、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまう』

ウワサ5 牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.70:『牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる』

ウワサ6 「世界4大酪農国」では骨折や骨粗鬆症が多い
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.73:『牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多いのはこのためでしょう。』

ウワサ7 市販の牛乳を子牛が飲むと死ぬ
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.70:『市販の牛乳を(中略)子牛に飲ませると、その子牛は四、五日で死んでしまうそうです。』

ウワサ8 牛乳は胃の中で固まるので消化が悪い
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.69:『牛乳ほど消化の悪い食べ物はないといっても過言ではありません。』『牛乳に含まれるタンパク質の約八割を占める「カゼイン」は、胃に入るとすぐに固まってしまい、消化がとても悪いのです。』

ウワサ9 牛乳はアトピーや花粉症の原因
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.72:『日本ではここ三十年くらいのあいだに、アトピーや花粉症の患者が驚くべきスピードで急増しました。(中略)その第一の原因は、(中略)学校給食の牛乳にあると考えています。』

ウワサ10 ヨーグルトの乳酸菌は胃で死滅するため効果なし
・新谷弘実著『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)p.75:『ヨーグルトの乳酸菌は、胃に入った時点でほとんどが胃酸で殺されます。(中略)腸まで届いたとしても、はたして常在菌と手を取り合って働くことが本当に可能なのでしょうか。』

ウワサ11 牛乳はご飯に合わない、学校給食には必要ない
・幕内秀夫「給食で牛乳をやめて何が悪い」(『新潮45』特集 狂ったニッポン)
ご飯中心のメニューになると、牛乳が合わないのは当然ではないでしょうか。家庭や会社ではご飯と一緒に飲む人がいないのに(自分の嗜好で飲む人はいるかもしれませんが)、どうして学校給食ではご飯に合わせて牛乳を飲む必要があるのでしょうか。
・「生活習慣病を予防する食生活」(山梨医科大学名誉教授 佐藤章夫)
新・学校給食法は7つの「学校給食の目標」を掲げている。目標の6番目に「我が国や各地域の優れた伝統的な食生活についての理解を深めること」 とある。昼食の「ごはんとおかず」に「牛乳」をかならず添える食事が「伝統的な食生活についての理解を深めること」つながるのか。「ごはん+おかず+汁もの」に「牛乳」はまことに奇妙な組み合わせである。

ウワサ12 粉ミルクは赤ちゃんの体に悪い
・「1日2食健康法」(松井二郎)第3章 牛乳をやめる 母乳がわりに粉ミルクを与えるなどというのは子供に少しずつ毒を盛っているのと同じであるからただちにやめるべきである。
・「日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識」(生田哲著/角川oneテーマ21)p.111: 子牛を急激に大きく成長させる牛乳を、ゆっくり成長するヒトの赤ちゃんが大量に飲まされれば、どうなるでしょう。栄養過剰となり、消化不良を起こします。過剰な栄養素は体外に排泄されますが、腎臓に大きな負担がかかるため、病気の原因になります。

ウワサ13 牛乳のたんぱく質は「異種たんぱく質」であり、アレルギーを引き起こす
・「日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識」(生田哲著/角川oneテーマ21)p.106: 牛乳のタンパク質はヒトにとって異種タンパク質ですから、これが血液に入るとアレルギーを引き起こします。
・「子供を病気にする親 健康にする親」内海聡著/マキノ出版 p.85 カゼインは粒子が小さいため、腸の機能が弱っていると腸壁を素通りし、血液に入り込みます。体が必要としないこの異質のたんぱく質が血液に入り込むことで、アレルギー性疾患を発症するようになります。

ウワサ14 牛乳は乳がんの原因になる
・「日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識」(生田哲著/角川oneテーマ21)
p.119 :牛乳と乳製品を多く摂取すると、細胞を増殖させるエストロゲンやIGF-1(インスリン様成長因子1)が血液中で上昇するのです。IGF-1は正常細胞でも、がん細胞でも細胞分裂を促進します。このため、細胞をがんに導いたり、がん細胞をさらに増やし悪化させたりするのです。
p.122 :牛乳に含まれるエストロゲンとIGF-1が、乳がんを発症させる張本人なのです。

ウワサ15 そもそも牛乳は高カルシウム食品ではない
・「子供を病気にする親 健康にする親」内海聡著/マキノ出版 p.86:そもそも牛乳は、カルシウムをそれほど含んでいません。牛乳とほかの食品のカルシウム含有量を同量の重さで比較すれば、小魚や煮干しは22倍、ヒジキは14倍、ワカメは7倍、ゴマは10倍、切り干し大根は5倍、大根の葉は2.5倍となります。
・「牛乳はモー毒?」真弓定夫監修/美健ガイド社 p.35:実は野菜や海草にはカルシウムが牛乳よりも沢山含まれているんです。牛乳100gの中にはカルシウムが110mg含まれています。これが大根の葉っぱだと260mg、2倍以上になります。小松菜1.5倍/こんぶ6.5倍/わかめ7倍/切り干し大根5倍/ひじき14倍/煮干し22倍

ウワサ16 日本人のほとんどは、牛乳を飲むとおなかをこわす
・「日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識」(生田哲著/角川oneテーマ21)p.104:日本人の大多数は、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロします。人類の大多数である東洋人や黒人といった有色人種では、この乳糖不耐症がほとんどです。むしろ牛乳を飲んでお腹を壊さない人が少数派なのです。
・「1日2食健康法」(松井二郎)人類の長い歴史の中で酪農民族であるヨーロッパ人は乳糖を分解できる小腸が形成されていったが、農耕民族の日本人は牛乳を飲む必要がなかったため乳糖を分解するような腸にはならなかったのだ。こういうと日本人が劣っているように思われるかもしれないがそうではなく、牛乳を飲めてしまう民族というのが世界的には例外なのである。牛乳は、日本人の体には合わない食品だ。

ウワサ17 牛乳のたんぱく質がカルシウムの吸収を阻害する
・甲南回生松本クリニックHP「ドクター’sボイス」2012年2月24日 牛乳のカルシウムはカゼインという牛乳に多く含まれるタンパク質と結合しているため、さらに吸収されにくくなっています。

ウワサ18 牛乳は「脱灰」を促進、骨を弱くする
・「食べない生き方」(女子力向上委員会)牛乳には、動物性たんぱく質が非常に多く含まれています。動物性たんぱく質を過剰に摂取すると骨からカルシウムが溶け出す脱灰が促進されます。脱灰を促進するもう一つの原因はマグネシウム不足です。牛乳は酸性食品である事に加え、マグネシウムはほとんど含まれておらず、カルシウムとマグネシウムの比率が極端に悪いため、二重の意味で脱灰を促進しやすくするのです。

ウワサ19 現代の牛乳は薬漬けで満身創痍の牛から搾られており、質が悪い
・「じつは危ない食べもの」南清貴/ワニブックスPLUS新書 p.72:現代の農業は、そんな牧歌的なものではありません。まるで工場のように、一定の品質の商品を、低コストで続々と生産することが求められているのです。牛乳の場合、品質の基準は乳脂肪率です。3.5%以上の濃度でないと、メーカーが買い上げてくれないといいます。ここで問題になるのが、原乳の季節変動。自然に近い放牧で育てられた牛は、夏になるとみずみずしい牧草を食べるので、水分が増える分だけ脂肪率が3%まで下がります。下がるのが自然なのです。でもそういう飼い方では「品質がばらつく」と評価されるわけです。そこで登場するのが人工的な穀物飼料。中身はトウモロコシです。
-中略-
トウモロコシは、牛に適したエサではないのです。なのに無理をして食べさせますから、当然、体がおかしくなります。人間でいえば胃炎や胃もたれのような症状は当たり前。免疫力も落ちるので感染症にかかりやすくなる。そこで飼料には、はじめから抗生剤や胃薬を配合します。成長促進用のホルモンを投与して成長を早め、生産性を高めるのも常套手段。運動はさせません。血中脂質を高めてメタボ状態にすれば、乳脂肪率が高くなるのです。もちろんそんな育て方をした牛は、長生きできません。

そんな薬漬けで満身創痍の牛が、質のいい牛乳を作れるでしょうか。ありえないことでしょうが、現代の生産管理では問題にならないのです。乳脂肪率が3.5%を上回っていれば高品質なのですから。


ウワサ20 牛乳を飲んでいる最近の子は早く成長が止まる
・「牛乳は子どもによくない」(佐藤章夫著/PHP新書)
p.188:最近の小学生・中学生は給食で毎日牛乳を飲まされているが、牛乳を飲んだからといって子どもの最終的な身長が高くなるわけではない。牛乳を飲んでいる最近の男の子は、牛乳を飲まなかった昔に比べて、早く大きくなって早く成長が止まってしまうのである。
p.189:最近の男の子の思春期が早まっている。思春期は精巣の発育に最も重要な時期で、男の子の思春期は精巣が大きくなることで始まる。最終的な精子の数を決定する精巣のセルトリ細胞数は思春期に著しく増える。〜中略〜前思春期〜思春期に取り込まれる牛乳中の女性ホルモンが成人男性の生殖能力(精子数)に与える影響を注意深く見守る必要がある。
p.192:かつては14歳を過ぎても身長が伸びていたのに、最近(2005年)の女子の身長は14歳を過ぎるとほとんど伸びなくなる。最近の女の子の思春期は、1950年頃に比べて1〜2年早く始まり、終了(初潮の到来)が早い。つまり、最近の女の子は、男の子と同様に、昔に比べて早く成熟してしまうのである。
p.193:早熟の一番の理由は、子どもの食べものが戦後の食糧難の時代に比べて格段によくなり、成長が促進されたからである。さらに、1960年頃から摂取量の急増した乳・乳製品中に含まれている女性ホルモンが思春期の到来に与えた影響を無視することはできないだろう。

ウワサ21 日本人に、カルシウムは足りている
・「牛乳は子どもによくない」(佐藤章夫著/PHP新書)p.175:この豊かな国日本で、平均値として不足している栄養素などあるはずがない。栄養学者は何を根拠にカルシウムが不足していると言っているのか。ただ単に「厚労省の摂取基準に比べて少ない」と言ってきたに過ぎない。健康政策を支える栄養学者が「カルシウムが足りない! 日本人に足りない栄養素はカルシウムだけ」と言い続けてきたから、日本人は「足りないのはカルシウムだ! もっとカルシウムを摂らなくては」と洗脳されてしまった。その背景には牛乳・乳製品を「売らんかな」の商業主義が見え見えである。

ウワサ22 市販の牛乳には「女性ホルモン作用」がある
・「牛乳は子どもによくない」(佐藤章夫著/PHP新書)
p.58:牛乳中の女性ホルモンは熱に強いので、加熱滅菌によって分解されない。したがって、市販の牛乳は女性ホルモン(数百pg/mLの卵胞ホルモンとその数十倍の黄体ホルモン)を含んでいる。
p.60:牛乳のホルモン作用は環境ホルモン(外因性内分泌攪乱物質)などと呼ばれる化学物質のホルモン作用に比べて桁違いに大きい。とくに、前思春期の子どもは性ホルモンの影響を受けやすい。
p.63:現在の日本の前思春期〜思春期である6〜14歳の子どもは平均して1日300gの乳・乳製品を摂っており、私たちが測定した市販牛乳の硫酸エストロン濃度は378pg/mL(0.378ng/mL)であった。この数値を採用すると1日当たりのエストロン摂取量は110ngに達する。
この300gという摂取量は2010(平成22)年の国民健康・栄養調査の数値で、実際の乳・乳製品の摂取量はこの1.5倍の500gにのぼると推定される。すなわち、エストロンだけで計算しても、現在の日本の子どもたちは体内生産量と同等量あるいはそれ以上の女性ホルモンを乳・乳製品から毎日摂りつづけているのである。
p.238:牛乳ホルモンの問題は現世代(乳がんと前立腺がん)だけでなく次世代以降にまで影響がおよぶ可能性もある。問題の性格と大きさがぜんぜん違う。学校給食の牛乳を再考することが食育の最優先事項である。

ウワサ23 牛乳にはIGF-1が含まれている。離乳期を過ぎた人間は飲んではいけない
・「牛乳は子どもによくない」(佐藤章夫著/PHP新書)
p.80:IGF-1は70個のアミノ酸からなるポリペプチドで牛乳には4-50ng/mLのIGF-1が含まれている。*2)牛乳中のIGF-1が直接吸収されるのかあるいは他の牛乳成分がIGF-1の生成を促すのか分からないが、牛乳によって血液中のIGF-1が増えることは周知の事実である。
*2)
Collier RJ, Miller MA, McLaughlin CL, Johnson HD, Baile CA.
Effects of recombinant somatotropin (rbST) and season on plasma and milk insulin-like growth factors I (IGF-I) and II (IGF-II) in lactating dairy cows.
Domest Anim Endocrinol 2008; 35:16-23.
p.82:赤ん坊の細胞分裂を刺激するようにデザインされた物質を、離乳期を過ぎた人間が口にしたらどうなるか。ミルクに含まれているIGF-1は、細胞の分裂増殖が最も盛んなときにその力を発揮する(すなわち、子どもでは乳児期と思春期。おとなではがんに罹ったとき)。離乳期を過ぎた人間は牛乳などを飲んではいけないのである。

ウワサ24 牛乳・乳製品が心筋梗塞を招く
「牛乳は子どもによくない」(佐藤章夫著/PHP新書)p.206:牛乳を介して大量のカルシウムを日常的に摂取すればどうなるか。過剰のカルシウムはそのほとんどが吸収されずにそのまま糞便中に排泄されてしまう。吸収されて血中濃度が高くなると、身体は急いで腎臓を通して尿中にカルシウムを排泄する。かくして血液中のカルシウムが9mg/dL前後の一定範囲に保たれている(ホメオスタシス)。平衡を保つ過程で血液中のカルシウムは身体の軟部組織に沈着することがある。とくに傷ついた組織あるいは異物の付着した組織に沈着しやすい。動脈硬化という傷をもつ血管は、カルシウム沈着の格好の標的となる。血液中のカルシウムはとくに血管内膜へのコレステロールなどの侵入によって形成される肥厚斑(プラーク)の周辺部に好んで沈着する。心臓を養う血管(冠動脈)のプラークにさらなるカルシウム沈着が起こって次第に管腔が狭まる。これが虚血性心疾患の始まりである。冠動脈の血流が途絶えると、心筋梗塞を起こす。
https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwasa_index.html
3:777 :

2024/03/20 (Wed) 17:23:03

吉野敏明 _ 病気になる原因は小麦・植物油・ 牛乳
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14141482

長生きのフランス人はバゲット(フランスパン)と乳製品が大好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html

長生きな人に共通する「好きな食べ物」は「肉・魚・卵・牛乳」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099649

あらゆるお菓子の中で生クリームを使ったものが一番美味しい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16840153

本物の生クリームはビタミン豊富で肌や美容にも効果がある
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834485

加工乳・低脂肪乳を飲むとガンになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/726.html

鼻炎と蓄膿症を悪化させる食べ物 : 乳製品、砂糖、油
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1003.html

牛乳からクリームを作る方法
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1276.html

バター・牛乳不使用 簡単パンの作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1529.html
4:777 :

2024/03/20 (Wed) 17:25:47

スーパーで絶対に買ってはいけない 安い牛肉と安全な選び方について
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14070183

猿人間のジャップ には毒入り牛肉でも食わせておけ
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/516.html

5:777 :

2024/04/09 (Tue) 12:42:05

コーヒー・紅茶・ココアには牛乳を入れてはいけない

コーヒーの健康効果は牛乳をいれるとどうなる?カフェラテにすると減ってしまうメリット
Dr Ishiguro 2022/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=Wd8SZrs9pPU
6:777 :

2024/04/09 (Tue) 12:52:50

【知っておきたい!】牛乳を飲み続けると「がん」が・・・結局のところ日本人ではどうなの?
がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ
2023/04/15
https://www.youtube.com/watch?v=9UmXNyF2rDE

「牛乳が、がん(とくに乳癌)のリスクを高める」という本や研究報告があります。これは、はたして本当でしょうか?今回は、日本人を対象とした大規模な観察研究を調査し、牛乳(その他の乳製品)とがん(全部のがん、すい臓がん、乳がん、前立腺がん)のリスクとの関係を解説します。
7:777 :

2024/04/15 (Mon) 10:35:08

牛乳は体にいいのか?ー子供の成長に牛乳がいいの再考
Dr Ishiguro 2021/01/06
https://www.youtube.com/watch?v=hQFxnLTTlN4

1歳未満は牛乳は禁止です。
では牛乳はいつから?飲ませる?飲ませない?摂取量は?
子供では鉄の吸収障害から貧血が起こる子がいることを知っている必要があります
子供も大人も牛乳は嗜好品であるという認識が必要です
8:777 :

2024/04/15 (Mon) 19:11:53

【乳製品好きさん】乳製品を食べていると起こるマグネシウム不足を解消する最高の食べ物
あこの栄養学チャンネル【女性のための栄養学】
2023/08/05
https://www.youtube.com/watch?v=ptoH7sdKCEg

学校でも毎日出てくる乳製品。
なんとなく悶々としながら食べている方へ。
牛乳による栄養不足を打ち消してくれる最高の食べ物 をご紹介します。

0:00 今日のお話
1:06 乳製品でなぜ栄養不足がおこるのか
3:00 乳製品を食べる人はコレも食べよう
5:29 こういう人は特に!
5:52 ちょっと注意
6:49 ここ数か月思うことがありまして…



マグネシウム不足が癌や腫瘍の原因
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