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中国政府系ファンドによる株買い支え _ 中国は身銭を切って株価を支えている
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777
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2024/02/16 (Fri) 09:43:57
欧米はチャイナパッシングで中国から資金引き上げ日本に投資
2024.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/33297.html
日本政府の日本株購入は非難するが中国政府の中国株購入は賞賛するマスコミ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM101ZU0Q4A210C2000000/
国家隊とは 中国株介入の政府系機関 – 日本経済新聞
過去最大の「株買い介入」
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の調査によると24年2月1日から7日の1週間に米国株から156億ドルの資金が流出し、中国株への資金流入は188億ドルと過去最高になった
中国は直前に上海株式市場などで株価下落に見舞われていて、資金移動は政府系ファンドによる株買い支えだったと考えられている
中国株の下落は今度が初めてでも最大でもなく2006年や2015年、2018年にもあったが中国は空売り禁止と資金投入のコンビプレイで終結させてきた
そのたびに勃発したのはいわゆる中国崩壊論とその崩壊で、中国株が下がるとメディアは中国崩壊論を唱えて株価が上がるとまた中国ヨイショを始めるのを繰り返している
株価下落を止める中国の株介入は非常に大規模かつ強引で例えば2006年下落では上海総合指数「1026」と節目の1000を割り込む寸前まで下落した
するとどこからともなく買い手が現れて2007年10月にはリーマンショックの最中だというのに「5818」と5倍以上高騰した
2014年には同じように「2011」と節目の2000割れ寸前まで下落したが謎の買い手が現れてスルスルと株価が上がり翌年はチャイナショックがあったのに「5116」まで暴騰した
2018年は2516に下げた後コロナの最中なのに3618まで上昇し、24年2月に2702まで下げた後に謎の買い手が登場した
この謎の買い手は中国の政府系ファンドで中国投資(CIC)傘下の中央匯金投資(匯金)、証券会社の中国証券金融、公的年金を運用する全国社会保障基金理事会、国有企業の資金も動員される
ゴールドマン・サックスの推計では中国政府が自在に動かせる政府系ファンドの総額は3.5兆元程度(約73兆円)で国家隊と呼ばれている
日本の年金を運用するGPIFは224兆円なので思ったより少ないがGPIFは決められたポートフォリオに従って運用しているのに対し、中国国家隊は習近平の指示一つで引き上げたり投資できる
これが右から左に動くことで2006年は中国株が5倍に高騰し2015年には人民元を買い支えて下落を食い止め株価も支えた
中国は身銭を切って株価を支えている
米経済メディアBloombergによると中国は1月にも1285億元(約2兆6400億円)の資金流入が中国市場にあり、今までに4兆円近くを中国株に投入した
1285億元は2015年チャイナショックで投入した金額の5倍に達し、2006年に投入した器楽よりもずっと多いが株価の上昇率は6%(2702から163上昇)に留まっている
中国の経済規模や株市場の規模が2015年より大きくなったので、5倍の資金を投入したのに効果は非常に小さい(2015年は上海総合指数が2.5倍に上昇した)
株価は買い注文が売り注文より多ければ上昇するので、効果が限定的なのは売り注文が1285億元に近いほど大きかったのを意味し、今後売りが止んだら株価は上昇するでしょう
中国の株価介入に便乗して買い注文を出した海外ヘッジファンドも相当あった筈で、彼らが再び売りに転じると再び下落します
外貨準備3.1兆ドル(466兆円)の中国にとって数兆円はそう大きな金額ではなく、今回もさらなる資金投入を続ければ中国株は回復するのかも知れません
中国が米国株から資金を引き揚げる動きがあったが2月1週目に米S&P500は過去最高値を更新した(その後14日に下落した)
日本株は2月2週目にバブル後最高値になる3万8000円を一時付けたが、これは中国と関係なく中国から日本株への投資額は数百億円程度にすぎない
ただし中国株から日本株に資金を移動させた日米欧などのファンドは相当数あったと思われ、「チャイナパッシング」と呼べる現象が起きている
一昔前に欧米勢はジャパンパッシングで日本を素通りして中国に向かっていたが、今は手のひらを返して中国から日本やアメリカに資金を移動している
中国がこの40年奇跡の経済成長を続けた最大の要因は外資からの中国投資で、これがあったから中国は自己資金ゼロで国内工場を建て不動産建設を進められた
今は外資が撤退して中国自身が身銭を切っている状態で、タコが腹を減らしして自分の足を1本ずつ食べている状態にも似ている
https://www.thutmosev.com/archives/33297.html
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