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台湾と中国の外食店は排水溝に溜まった油を採取した地溝油を使用している

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2024/02/15 (Thu) 13:37:36

中国下水油問題 外食店の多くが下水を精製した油使用
2024.02.15
https://www.thutmosev.com/archives/33280.html

地溝油がスーパーで販売される事はなく、料理店や屋台に業務用として半額ほどで販売される


https://www.ganas.or.jp/20140127china/ 中国でまん延する“どぶ油”、安さの裏に潜む「健康リスク」 – ganas – 途上国・国際協力に特化したNPOメディア
地溝油で汚染される中国

今から10年以上前の2010年から12年頃に中国で水質以前が問題になり、赤や青や緑の毒々しい原色で汚染された川のようすが日本でも報道されていました

その頃中国で問題になっていたのは地溝油という食用油で、文字通り排水溝に溜まった油を採取して食用油に精製して揚げ物などに利用していた

その後政府は地溝油の報道やSNSでの投稿を禁止して話題にならなくなったが、今もスーパーなどでは売られず業務用として飲食店に販売している

日本では下水油と翻訳されているがレコードチャイナの2012年記事によると地溝油 (下水油) は中国政府が定めている食用油の検査基準をクリアしている

公安部が摘発押収した地溝油から採取したサンプル 10 点のうち、基準に満たなかったのはたった 2 点であり、検査で引っかからないものはそのまま市場に流れたと書かれている

2014年には台湾でも下水油が問題になり少なくとも235社が使用し、マーガリン、ラード、ショートニングからインスタント・ラーメン、ラーメンスープ、マヨネーズ、洋菓子、月餅、パイナップルケーキ、スナック菓子、アイスクリーム、チョコレート、ドーナッツ、ハンバーガーなどが製造販売された

台湾人は都合が悪くなると日本のせいにする傾向があるが、この時も「下水油は日本から伝わった」と日帝支配と結びつける言い逃れをする者が存在した

下水油は台湾でファーストフードのモスバーガー、コンビニのファミリーマートまで使用されていて、廃油を「エキストラバージンオイル」として販売した例もあった

台湾の下水食用油製造販売には台湾最大のビル「台北101」の株式4割を所有する頂新グループ(現在は売却した)が関わっていて、影響が大きすぎたのか台湾政府は幕引きを図り今も流通している疑いがある

頂新が事実上の親会社となっている味全は台湾全土で手広く外食チェーンを運営し、牛乳から生卵やコーヒー飲料、即席めんなどを製造しその多くに下水油を使用したとみられる

味全は上島珈琲(UCCコーヒー)や「サッポロ一番」のサンヨー食品と提携していたがそれらを日本で販売したことは無かったとされています

頂新は1990年代中国に進出してサンヨー食品と組んで即席めんで一時中国のトップメーカーになるなど成功をおさめた

台湾と中国の下水油の違い
中国と台湾の下水油には違いがあり大陸では地溝油の名前の通り排水溝にたまったクリーム状の汚水をヒシャクですくい取って加熱・沈殿・分離という工程で精製し食用油として販売する

台湾では黒心油と呼ばれ、食用油の廃油や病死及び腐敗した家畜の内臓や皮革から生成した油にラードを混ぜて作ったもので、見た目が透明でなく黒いのでこう呼ばれる

台湾のは動物性油を原料にしているので成分検査で化学物質や鉱物が検出されず、検査をすり抜けて大量に流通しました

中国産地溝油の製造コストは新品の食用油を買う1/20で分業化されていてそれぞれの工程で2倍以上の利益を得て最終的に10倍以上の値段で売られる

地溝油の販売価格は1トン約20万円だが5トンの生ごみを買い取る費用は約2万円、5トンの生ごみから1トンの地溝油を精製し10倍で売っています

実際の地溝油の販売価格は500gあたり60円ほどでこれは正規の大豆油の半額程度、廃油の割りに思ったほど安くないのだがそれでも地溝油を購入する飲食店が多い

中国で特に下水油の需要が多い原因として中華料理で油を多く使うからだと想像でき、特にフライドチキンのような揚げ物には大量の揚げ油を使用する

日本の高級天ぷら屋では一回使ったら油を捨てたりするが、揚げて量が減った分を補充するのが普通で毎日大量の食用油を使う

1リットル120円ほどの大豆油を60円の地溝油で代替できたら、客が病気になってもその方が良いと考える料理店オーナーが多い

中国では食用油の品質検査を一応しているが製造過程や原材料や工場の立ち入り検査が無いので、摘発されることはほとんど無い

また共産党や地方幹部がこのビジネスに1枚絡んでいるので、市民やメディアが地溝油を追求しても当局からの圧力で握りつぶされている
https://www.thutmosev.com/archives/33280.html

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