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痛風の原因はプリン体ではなく、酸化した植物油を日常的に摂っていた事

1:777 :

2024/02/08 (Thu) 08:58:45

痛風の原因はプリン体ではなく、酸化した植物油を日常的に摂っていた事

間違っています!痛風の本当の原因 尿酸を下げる方法
ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる
2022/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=Ma24MkjdgO0

検診で尿酸値が高い、足の親指の付け根が赤くなり
痛むような痛風発作を起こすと
病院で食事指導を受けますよね。
これまでの食事指導だけで尿酸値が下がる方って
あまりいないのが現状です。

今回は、新しい痛風治療の切り口を
動画で説明しています。
ぜひ最後まで見てね。


これまでの今回の動画は 、⁡
・痛風とは何か
・痛風になりやすい人とは
・痛風の本当の原因は
・痛風になった方の事例
・これまでの指導にはなかった日常生活で気をつけること


▲△▽▼


痛風時に食べてはいけないものとその理由の解説
2021.09.16
https://sharedine.me/categories/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%97%85/article/those-who-should-not-eat-gout

「風に当たるだけでも痛い」と言われる痛風。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、痛風の患者数はこの30年間で4倍にも増加しています。かつては中高年に多い病気でしたが、近年では生活習慣の変化によって20~30代で発症する事例も増えています。

そこでこの記事では現代人の健康を脅かす痛風に着目。そもそも痛風とは何か、どんな症状で原因は何か、痛風で食べてはいけないものなどについて解説します。食生活の改善は痛風だけでなく、他の生活習慣病の予防にもつながります。

そもそも痛風とは?
痛風は血液中の尿酸が結晶化してアレルゲンとなり、腫れと激痛をともなう深刻な関節炎を引き起こす病気です。基本的に中高年の成人男性に多くみられる疾患ですが、近年では若年化も進んでいます。

痛風の症状
痛風の症状は手足や肩などの関節が炎症を起して赤く張れ、がまんできないほど激しい痛みをともなうのが特徴です。発症する部位は足の親指のつけ根やくるぶし、足の甲、膝といった脚部の関節が多く、肘や手首、肩関節など腕の関節にも発症します。

痛風の痛みの激しさは骨折よりも激しく、身動きもできないと言われるほど。発症する部位は初期の段階では1カ所に限られる場合が多く、患部の腫れと激痛に苛まれて身動きもならない状況が2日あまりつづきます。

多くの場合、症状は長くても1~2週間でおさまりますが、放置すると発作をくり返しながら悪化するだけでなく、腎臓結石など他の生活習慣病を併発する可能性が高くなるので注意が必要です。

原因は高尿酸血症
痛風の原因となる尿酸は「プリン体」の代謝で合成される有機化合物で、体内ではそれ以上は分解されず、老廃物として尿や便とともに排泄されるのが普通です。それが何かの原因によって体内に蓄積されて血液中の尿酸値が高くなると高尿酸血症と診断されます。

尿酸は溶解度が低く、血液中の尿酸が飽和状態になると結晶化して重力の作用で手足の先端に沈着。しかも手足は体温が低いために結晶が肥大化しやすく、それが破砕して関節液に混入すると、白血球の過剰反応による炎症性の痛風発作を引き起こします。

また痛風は男性患者が圧倒的に多いことも大きな特徴のひとつです。東京女子医大の調査によると男性の痛風患者の割合は実に98.5パーセント。女性が少ないのは女性ホルモンの「エストロゲン」に尿酸の排泄を促す作用があるためだと考えられます。

高尿酸血症は高い確率で痛風を発症するだけでなく、高血圧や高血糖、腎障害、尿路結石などの生活習慣病を併発しやすい危険も。高尿酸血症の人は食事を含む生活習慣を改善することが尿酸値の上昇と痛風などの予防になります。

プリン体と尿酸値
プリン体は動物・植物を問わず全ての生物の生命活動を支える重要な有機化合物の総称です。遺伝子でおなじみのDNAや、生物のエネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)もそのひとつ。古い細胞が代謝によって分解されるとプリン体が生成されます。

一方、ATPは加水分解によって生命活動に必要なエネルギーを供給する物質です。分解されたATPはすぐに再生されますが、筋力トレーニングなどの無酸素運動で筋肉の代謝が活発になると、分解されたATPの一部はプリン体から尿酸へと変化します。

人間の体内で1日に生成される尿酸の量は約700mg。健康な人の排泄量もほぼ同量なので体内の尿酸値は一定に保たれますが、尿酸の過剰合成や腎臓の機能不全によって高尿酸血症になってしまうと、痛風の発症リスクが一気に高まります。

痛風の人が食べてはいけないもの
痛風の原因となる高尿酸血症は生活習慣病のひとつ。予防と治療には食事を中心とした生活習慣の改善が不可欠です。

プリン体の多い食べ物は避けるべき?
痛風はかつてグルメに多いという意味で「贅沢病」といわれていました。実際にプリン体を多く含む食べ物は肉や魚など栄養価とうまみ成分が豊富な「ごちそう」が多く、日本食は西洋料理に比べてプリン体の含有量が少ない傾向があります。

痛風の原因となる尿酸はプリン体の代謝によって生成される物質です。そのためプリン体を多く含む食べ物は痛風に悪いといわれます。実際にはプリン体の80~90パーセントは体内で合成されるので、食品に含まれるプリン体を極端に忌避する必要はありません。

高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン「生活指導」
日本痛風・核酸代謝学会が発行する「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」の「生活指導」によると、プリン体の1日の摂取量は400mg以下が目安。プリン体を多く含む食品をなるべく控えることが推奨されています。

また近年ではプリン体よりも肥満防止が重視されており、前述の「生活指導」でも、プリン体だけでなく果糖やアルコール類などの摂取制限と摂取エネルギー量の適正化、水分補給による尿量増加や有酸素運動の継続などの生活改善も合わせて推奨しています。

参考:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版
プリン体を多く含む食べ物
プリン体の1日の摂取量を400mg以下に抑えるのは決して難しいことではありません。プリン体が多い食べ物を控えることで無理なく達成することが可能です。

非常に多い(100gあたり300mg以上)
プリン体の含有量が非常に多い食品としては、鶏レバー、干し椎茸、ローヤルゼリー、あん肝などがあげられます。干し椎茸は乾物なので100gあたりの含有量は多くなりますが、水に戻せば数値は大きく下がります。

かなり多い(100gあたり200~300mg)
プリン体を比較的多く含む食品には豚や牛レバー、カツオ、マイワシなど。魚も干し椎茸と同様に干物にするとプリン体の含有量が高くなります。プリン体は動植物を問わず細胞数の多い部位や、細胞分裂が盛んな組織に多く含まれます。

プリン体は食品のうまみ成分でもあり、栄養価が高くおいしいものほど多いといっても過言ではありません。しかも肉や魚や野菜などほぼ全ての食品に含まれています。プリン体が多い食品を制限すると食事が味気ないだけでなく、栄養不足にもなりかねません。

痛風の食事療法では、プリン体が多いというだけで特定の食品や食材を忌避するのではなく、飲みすぎ食べすぎを避けること、エネルギーと栄養バランスの取れた食事を毎日つづけることが重要です。

尿酸値を上げる飲み物
尿酸値を上げるのはプリン体を多く含む食品だけではありません。果糖を含む甘い飲み物やアルコール飲料にも尿酸値を上げる作用があるので注意が必要です。

果糖を含む甘い飲み物
「果糖」とは糖質の最小単位となる単糖類のひとつ。果物やハチミツに多く、体内に吸収されると肝臓で代謝されて乳酸などを生成。その際にアデノシン三リン酸が消費され、最終的に大量の尿酸を生成します。

また果糖の代謝で生成される乳酸には尿酸の排泄を抑制する作用があります。実際にジュースやコーラなどの甘いドリンクを大量に飲むと痛風の発症リスクが高まるという研究データもあるので注意が必要です

アルコール飲料
酒などのアルコール飲料も尿酸値を高める食品のひとつ。ビールなどは植物由来のプリン体を含みますが、問題はむしろアルコールそのものです。アルコールは体内に吸収されると肝臓で酵素によって分解されます。その際にATPを消費して尿酸の生成を促進します。

またアルコールは利尿作用が強く、血液中の水分を減少させて尿酸値を高めることも痛風発作の引き金になる要因のひとつ。高尿酸血症や痛風の人にとってアルコールは厳禁です。

高カロリーで太りやすい食べ物
痛風の食事療法では高カロリーで太りやすい食べ物を避けることも重要です。体重が増えるとエネルギー消費も増えて代謝が促進され、尿酸値を高める結果になります。尿酸値が高い人は適正な摂取カロリーを維持して体重の増加を防ぎましょう。

尿酸値を下げるために気をつけること
水分を十分にとる
尿酸の多くは尿とともに体外に排出されます。そこで尿量を増やせば尿酸値を下げることができます。水分摂取の目安は1日あたり2L。清涼飲料水やスポーツドリンクではなく、カロリーのない水やお茶を摂取するようにしてください。

またアメリカのコホート研究によると、コーヒーを多く飲む人は痛風の発症リスクが低いという調査結果が出ています。高尿酸血症の人は脂肪や糖分を控えてブラックで飲むのがおすすめです。

乳製品をとる
牛乳やヨーグルトに含まれるタンパク質には尿酸の排泄をうながす効果があります。牛乳の摂取は1日にコップ1杯が目安。肥満防止に効果的な低脂肪タイプがおすすめです。ヨーグルトもできれば低脂肪の無糖タイプを選びましょう。

なお豆乳には残念ながら尿酸値を下げる効果はありません。

適度な運動をする
痛風にはウエイトトレーニングのような激しい無酸素運動は禁物ですが、ウォーキングやサイクリングといった軽めの運動を長時間行う有酸素運動は、内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させて体重減少と尿酸値の低下につながる効果が期待できます。

また運動によって体力や筋力が向上するだけでなく、内臓が刺激されて腎臓の排尿機能が高まり尿酸の排泄量も増加します。

注意すべきは運動中に水分補給を怠らないこと。汗で血液中の水分が減少すると尿酸値が高まり痛風発作の原因になることも。また運動によって関節を動かすと、骨に付着した尿酸結晶がはがれて痛風を誘発する可能性もないとはいえません。

痛風や高尿酸血症の人はどんな運動をどれくらい行うべきかを医師や専門家に相談すると良いでしょう。

ストレスを上手に発散する
ストレスもまた尿酸値を上昇させる原因になります。名古屋大学の研究発表によるとストレスによって「XOR」という酵素が内臓脂肪や肝臓、小腸などに誘導され、尿酸値を上昇させることが解明されました。

また強いストレスや心理的な不安は身体だけでなく精神にも悪影響を与え、不眠や自律神経失調症、飲酒量の増加や暴飲暴食、摂食障害などの症状や問題行動を引き起こします。

高尿酸血症は痛風発作が発症するまではっきりした症状がありません。ストレスを抱えている方や自覚がある方は健康診断を受けて心身の状態を確認してください。そのうえで適度な運動を行ったり、趣味を持つなどしてストレス解消と気分転換を図りましょう。

まとめ
痛風は血液中の尿酸が結晶化して激しい関節炎を引き起こす病気です。原因となる尿酸はプリン体の代謝によって体内で生成されるため、痛風や高尿酸血症の患者はプリン体を多く含む食べ物を控える必要があります。

プリン体の含有量が多い食品にはレバーやあん肝、カツオ、マイワシなどがあります。プリン体の1日の摂取量は400mg以下が目安。また果糖やアルコール類も尿酸値を高める作用があるため摂取を控える必要があります。

高尿酸血症は痛風だけでなく、高血圧や高血糖などの生活習慣病や腎障害、尿路結石などを併発しやすい傾向があります。肥満やストレスも尿酸値を上昇させる要因になるので、暴飲暴食を控えるなど生活習慣を改善して尿酸値を適正水準に保つことが大切です。
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尿酸値を下げる食べ物とはなにか おすすめを解説
2021.09.21
https://sharedine.me/categories/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%97%85/article/food-to-lower-uric-acid-value

健康診断や人間ドックの結果で「尿酸」の項目を目にして、これはなんの値なのだろうかと気になったことがある人もいるでしょう。
尿酸値は生活習慣や食生活に深いかかわりがあり、数値が高いまま放っておけば健康に影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、尿酸値が高いと体にどんな影響があるのか、また尿酸値を上げる食べ物、下げる食べ物はなにがあるのかを解説いたします。尿酸値と食べ物の関係を理解して、食生活から健康な体づくりを目指しましょう。

尿酸値とは
尿酸は、プリン体が肝臓で分解されてできる物質です。通常は尿として体の外に排泄されるのですが、血中に増加すると高尿酸血症となります。
高尿酸血症は2つに分けられ、ひとつは乳酸の生産が過剰なことが原因の産生過剰型、もうひとつは腎臓からの排泄がうまくできないことが原因の排泄低下型です。

尿酸値は尿酸の血中濃度のことで、基準は2.1~7.0mg/dLです。この数値を超えると尿酸値が高い高尿酸血症ということになります。

尿酸値が高い場合の体に与える影響
尿酸値が高いまま放っておくと、痛風の発作を起こすことがあります。痛風になると、足の親指の付け根などの間接が赤く腫れあがり強烈な痛みが生じます。
痛風という病名は風が吹いて体にあたっただけでも痛みを感じるということに由来しているともされるくらい、痛みは大変に強く耐えがたいものだといわれます。関節の腫れと激痛の症状がある日突然に出現するため、はじめは自分の体になにが起きたのか何が原因なのかが分からずに、戸惑う人も多いようです。

痛風の症状は1週間から10日でほぼおさまることが多く、いったんおさまればしばらくは症状がでないまま過ごせます。そのため放置してしまう人も多いですが、尿酸値が改善されなければ多くの場合数か月後にはまた同様の症状が出ます。はじめは足の親指などに症状がでることが多いですが、繰り返すうちに足首やひざの関節まで腫れるようになってしまいます。尿酸値が高いと診断された場合は放置せず、早めに対処するのが得策でしょう。

尿酸値を上げる食べ物とは
尿酸値を適正範囲におさえ痛風を予防するには、生活習慣と食生活の改善が大事です。プリン体を多く含む食べ物は尿酸値を上げる原因となります。プリン体を多く含み尿酸値を上げる食品にはどんなものがあるかを確認しておきましょう。

プリン体を多く含む食品と1食当たりの含有量

鶏レバー・2串(50g/156mg)
豚レバー・2串(50g/142mg)
豚ロース・カツ1枚(150g/136mg)
サンマ・1尾(150g/233mg)
カキ・3個(60g/111mg)
スルメイカ・1/2杯(100g/187mg)
車エビ・3尾(80g/156mg)
(1食あたりのグラム数/プリン体含有量)

プリン体の1日の摂取量は400mg以下が目安です。含有量はさほど多くありませんが、野菜やご飯、パン、鶏卵や乳製品など、たいていの食品にプリン体は含まれています。プリン体を意識し過ぎて食事のバランスが偏ったり栄養が足りなくなることがあってはいけませんが、多く含む食品を食べるときには1日の摂取量と照らし合わせて考えるようにしましょう。

プリン体というとビールをはじめとするアルコール飲料に多く含まれているイメージを持つ人も多いと思いますが、プリン体だけでいうと実はそれほど多くはなく、ビール1缶350mlで20mgと程度です。
しかし、アルコールには尿酸値を上昇させる働きがありますので、尿酸値が気になる人はアルコールの摂取は控えめに、できれば飲まないようにするのが一番の予防でしょう。

また、肥満も尿酸値が高くなる原因のひとつです。肥満気味の人は摂取カロリーにも気をつけ、適度な運動を生活に取り入れるようにしましょう。ただ、無酸素運動は尿酸値を上昇させる原因となりますから、軽めの有酸素運動がおすすめです。

尿酸値を下げる食べ物・飲み物
尿酸値を適正に保つには、肥満を解消することやアルコールの摂取を控えること、プリン体を多く含む食品をとり過ぎないことなどがポイントです。また、食べ物や飲み物にも尿酸値を下げるのを助けてくれるものがあります。

尿酸値を下げる働きのある食品
牛乳などの乳製品
牛乳やヨーグルトなどの乳製品はプリン体が少なく、尿酸の排泄を促す効果があります。牛乳はできれば低脂肪のものを選びましょう。量は1日コップ1杯程度で十分です。

ビタミンCを多く含む食品
ビタミンCには尿酸の排泄を促す働きがあるとされています。ビタミンCはブロッコリーやピーマンなどの野菜類、キウイやいちご、柿などの果物、じゃがいもやさつまいもなどのいも類に多く含まれます。

水分
水分を多くとることで尿の量が増えて尿酸を排出しやすくなりますので、1日に2L程度を目安に積極的に水分をとるようにしましょう。


まとめ
尿酸はプリン体が肝臓で分解されてできる物質で、血中濃度が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症となります。尿酸値が高いまま放っておくと、ある日突然関節が腫れて強烈な痛みを伴う痛風の発作を起こすことがありますから、尿酸値が高いと診断された場合は放置せず、早めに対処しましょう。

痛風の予防は生活習慣の改善です。肥満に気をつけて機動な運動をし、アルコールを過剰に摂取しないことやプリン体を多く含む食品をとり過ぎないように注意しましょう。
https://sharedine.me/categories/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%97%85/article/food-to-lower-uric-acid-value
2:777 :

2024/02/08 (Thu) 09:01:39

鶏肉は必ずお湯で茹でて、プリン体が溶け出した煮汁は捨てる事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16834178


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鶏むね肉のプリン体について食べ方・特徴あわせて解説
2023.02.22
https://sharedine.me/categories/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%97%85/article/chicken-breast-purine


※鶏胸肉とプリン体・痛風についての項目にて脱字がございましたため、修正をいたしました。訂正し、深くお詫び申し上げます。


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プリン体とは、人間の運動や内臓が働くためのエネルギー源となるものです。体内で生成され続けるほか、動物性、植物性を問わずほとんどの食材に含まれています。

“痛風の原因”として有名なこと、“○〇%プリン体オフ”と謳うアルコール飲料も存在することからあまり良いイメージがないかもしれませんが、プリン体は生命機能の維持に必要不可欠なものです。

そんなプリン体を特に多く含む食品のひとつに鶏胸肉があります。こちらの記事ではプリン体と尿酸・痛風について、鶏胸肉とプリン体・痛風について、痛風時に鶏胸肉を食べる際の注意する点について、それぞれ解説させていただきます。

一般的にヘルシーなイメージのある鶏胸肉ですが、プリン体に注目すると抑えておくべきポイントがあります。この記事を通して、鶏胸肉に含まれるプリン体と痛風の関係について正しい知識を得るきっかけになればと思います。



プリン体と尿酸・痛風について
生命機能の維持に必要なプリン体は食品から摂取するだけでなく毎日体内でも生成されます。体内のプリン体は主に肝臓で分解されると尿酸となり、尿や便として体外に排出されることで体内の尿酸値は一定に保たれています。尿酸は一定量までは血液中に溶けますが排出可能な量を超えると結晶化が進んでしまうため、その結晶が血管を傷つけることから高血圧に、腎臓にたまることで腎不全に、尿路にたまることで尿路結石に、間接にたまることで痛風の原因になってしまいます。

腎不全が起こることによりプリン体を分解する機能が低下し、尿酸として排出しにくく体内に蓄積しやすくなります。腎臓は尿を作る器官であり尿管、膀胱、尿道と尿路に続く道にでもあるため、ここに結晶化した尿酸がたまり出来てしまう結石は激しい痛みを伴います。

“風が吹くだけで痛い”と言われることが由来である痛風は、関節にたまっている結晶化した尿酸が運動などをきっかけに関節を満たす液の中に剥がれ落ち、それを白血球が異物と認識し反応している状態になります。足の指の付け根、足首、足の甲などの足部に起きることが多く、激しい痛みや熱を持った腫れなどが症状として挙げられ、前日までなにもなく突然症状が現れるのも特徴です。1.2週間で痛みはおさまることが多いので治ると前の生活に戻る人が多いですが、血液の高尿酸値が原因のため、生活習慣を改善しないと再発する可能性は高くなります。


鶏胸肉とプリン体・痛風について
鶏胸肉や鶏ささみは低脂肪、高タンパク、低カロリーに加えてコレステロールも低いため、ダイエット中や筋肉トレーニング中に用いる方も少なくありません。ヘルシーな食材であることには間違いありませんが、プリン体に注目するとその限りではありません。それぞれ鶏肉100gに対して含まれるプリン体を数値化すると、胸肉100gにはプリン体が約141mg、ささみ100gには約154mgとなり、これは350mlの缶ビール3~4本相当になります。

生命活動の維持に必要なプリン体は人間の体内でも毎日生成されており、その数値は約700mgと言われていますが、通常時であればそれとほぼ同じ量が排泄により体外に排出されるので人間の体内の尿酸値は一定に保たれています。1日のプリン体の摂取目安量は400㎎とされ、鶏胸肉なら大きめのものが1枚分くらいです。これを大幅に上回るプリン体を体外から摂取することで血液中の尿酸値が高くなり溶けきれない分が結晶化、前の項目の通り高血圧、腎不全、痛風を引き起こすきっかけとなります。

これだけ聞くと鶏胸肉に含まれるプリン体が悪い成分に思えますが、問題なのはプリン体が分解された後の血液内の尿酸値が高くなることにあります。肥満、偏った食生活、ストレス、過度な飲酒など、乱れた生活習慣を改善していくことで体内の尿酸が正常に排出され、血液中の尿酸値が高くなりすぎないようにしていくことで鶏胸肉の食べ過ぎによる痛風などのリスクを下げることが出来ます。


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痛風時に鶏胸肉を食べる際の注意する点について
痛風時にプリン体が多い鶏胸肉を食べる際には体内の尿酸値をコントロールする必要があるため、抑えておくべきポイントがいくつかあります。

水分を多く摂取する
水分を多く摂取することで尿量が増え、尿酸が排出される機会も増えることで血中の尿酸値を下げることが出来ます。多い量をまとめて一気に飲むとかえって腎臓に負担がかかってしまうため、コップ1杯程度の水をこまめに、1日に1.5~2リットルを目安に飲むことが目安となります。

また緑茶には利尿作用が、無糖のコーヒーには尿酸値を下げる働きがあるため、水分に加えて摂取することも効果的であると言えます。

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アルコールを控える
アルコールには体内でプリン体を生成する効果と、腎臓による尿酸の排出を抑制してしまう効果があるため、体内生産量とのバランスが合わず過剰生産の原因となります。また、プリン体が多いことで有名なビールに限らず、アルコール飲料はそれぞれ原材料の植物性プリン体が含まれているため過剰摂取にもつながります。

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乳製品を摂取する
尿酸値を下げるためには尿をアルカリ性に近づけることが必要となります。

牛乳やヨーグルトはプリン体が少なくアルカリ性のため尿酸値を下げる効果が期待できます。

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アルカリ性の食材を摂取する
野菜、果実、海藻、きのこ類、いも類はアルカリ性の食材になるので、尿をアルカリ性に近づけ尿酸値を下げる効果から鶏胸肉と一緒に摂取することは効果的です。さらに野菜と海藻類に含まれる食物繊維はプリン体の吸収を妨げる働きがあるので有効な食材になります。果実のバナナには尿酸値だけでなくカリウムによる血圧を下げる働きもありますが、同時に糖分も多くなるため1日1本程度でしたら非常に効果的な食材であると言えます。

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ビタミンCを多く含む食材を摂取する
野菜、果実、いも類などに多く含まれるビタミンCには利尿作用があるため、尿酸の排出を促すことから効果的な食材であるといえます。水溶性なこととと加熱に弱いことから調理には注意が必要になりますが、いも類のビタミンCはでんぷんに守られていることから壊れにくいのでおすすめです。

茹でる、煮るなどの方法で調理する
プリン体は水溶性のため、茹でる、煮るといった調理法を選ぶことで鶏胸肉自体のプリン体を減らすことが可能となります。茹で汁、煮汁には溶け出したプリン体が含まれているため注意が必要です。

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その他の肉類のプリン体量について
前述したように鶏肉には比較的多くのプリン体が含まれています。では、鶏の他の部位はどうなのでしょうか。鶏肉の部位別プリン体量は以下のようになります。

鶏レバー(80g):250mg
鶏ささみ(80g):123mg
鶏ムネ(80g) :113mg
鶏手羽(80g) :110mg
鶏モモ(80g) :98mg
また、鶏肉以外の肉類が含むプリン体量は以下の通りです。

豚ヒレ(80g)  :96mg
牛モモ(80g)  :89mg
牛ヒレ(80g)  :79mg
豚ロース(80g) :73mg
牛肩ロース(80g):72mg
牛肩バラ(80g) :62mg
豚バラ(80g)  :61mg
プリン体量だけを見ると、鶏肉よりも牛・豚肉の特定の部位の方が比較的プリン体量が少ないことが分かります。鶏ささみは高たんぱく低カロリーのためトレーニーやアスリートに人気なイメージがありますが、実際に体を絞りたい方たちの間で鶏ささみよりも注目を集めているのが牛ヒレ肉です。これは、牛ヒレ肉がエネルギー・タンパク質・脂質量で鶏ささみとほぼ変わりがないことに加え、プリン体量が鶏ささみよりも低いためです。

痛風の方や日々の食事からプリン体量を抑えたい方は、鶏肉を控えるというよりも、適切な摂取量を守ることと、前章でご紹介した「アルコール以外の水分を多く摂ること」や「アルカリ性食品との食べ合わせ」などのポイントを抑えることが大切です。

参考
肉類 魚類・魚白子・貝・エビ・タコ類・魚類干物 - プリン体の摂り過ぎに注意!|株式会社三和化学研究所
まとめ
鶏胸肉や鶏ささみは低脂肪、高タンパク、低カロリーに低コレステロールであるため、ダイエット中や筋肉トレーニング中に用いる方も多いヘルシーな食材であるといえますが、同時にプリン体を多く含む食材になるので注意することが必要です。

とはいえ、鶏胸肉やささみに含まれるプリン体が直接的に痛風などの原因というわけではありません。体内の尿酸の排出がうまくいかなかったり、体内で過剰に尿酸が生成されることで血液中の尿酸値が高くなってしまったりすることが問題であるといえます。

そのため、鶏胸肉やささみを食べる際には尿酸値をコントロールすることが必要であるため、同時に食べる食材に気を遣うこと、アルコールは控えて水分を多く摂取することといったポイントを抑えることが重要です。

プリン体は生命活動の維持に必要な成分のため、人間には欠かすことの出来ないものになります。肥満、偏った食生活、ストレス、過度な飲酒など、乱れた生活習慣を改善していくことで体内の尿酸が正常に排出されるようにし、血液中の尿酸値が高くなりすぎないようにしていきましょう。
https://sharedine.me/categories/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%97%85/article/chicken-breast-purine
3:777 :

2024/02/08 (Thu) 09:03:24

納豆のプリン体含有量!食事制限の誤解と食材ごとの注意点
投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)
2023年2月16日
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2023/02/post-18330.html

納豆は健康維持に役立つ食品として知られる。その一方で、プリン体が含まれることから、痛風を引き起こすリスクが懸念される。納豆には、どのくらいのプリン体が含まれているのだろうか。納豆を安心して食べるために、納豆とプリン体の関係や適切な食べ方を解説していく。

  
1. 納豆のプリン体

納豆には、痛風を引き起こす要因となるプリン体が含まれている。プリン体を食事から摂取すると、体内で尿酸に代謝される。尿酸は尿や便で排泄されるが、血中の尿酸値が高くなりすぎると、高尿酸血症となる。その状態を放置すると、激しい関節炎(痛風)の症状が出る。
痛風を治療せず放置すると、結節ができる、腎臓の機能が悪化するなど重症化することもあるため注意が必要だ。
プリン体を多く含む食品を過剰摂取すると、尿酸値を上げる原因となってしまう。では、納豆のプリン体含有量はどのくらいなのだろうか。
含まれている量
納豆100gあたりには、プリン体113.9mgが含まれている。ほかの大豆製品のプリン体含有量(可食部100gあたり)と比較すると、乾燥大豆が172.5mgと多いが、木綿豆腐(31.1mg)、豆乳(22.0mg)などは少ない。
肉や魚は、種類や部位で含有量にかなり差がある。同じ重量でも、とくにレバー(鶏:312.2mg)や干物(アジ:245.8mg)は納豆の2~3倍ほどの量のプリン体を含む。
鶏卵や牛乳など含有量が0mgとされる食品もあるが、プリン体は納豆に限らず野菜やきのこ、白米など多くの食品に含まれている。(※1、2)

2. 納豆のプリン体と誤解

納豆のプリン体含有量は、大豆製品のなかでは比較的多い。しかし、レバーや干物などと比べると特別に多いとはいえない量である。(※1、2)では、高尿酸血症と痛風を予防する観点から、プリン体の摂取目安量を見ていこう。
1日の摂取目安
プリン体の1日あたりの摂取量は、400mgまでを目安にするとよい。これは、「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」で示された数値である。納豆1パック(40~50g)のプリン体含有量は約45.6~57mgだ。継続して食べる場合は、さまざまな食品にプリン体が含まれることを考慮して1日1パック程度が納豆の適量といえるだろう。(※1、2)
食事制限について
高尿酸血症や痛風の患者は、とくにプリン体摂取量に注意が必要だが、なかには誤った食事制限により栄養バランスを崩してしまうケースもある。プリン体の多い食品を食べないようにするなど、極端な食事制限は栄養失調につながってしまうのだ。尿酸値の上昇にはアルコールも関与するため、痛風の原因はプリン体摂取だけではない。食べすぎやお酒の飲みすぎを避けつつ、栄養バランスのよい食事を心がけよう。(※3)

3. 納豆は食事療法にも勧められる食材

プリン体含有量の多い食品が、必ずしも高尿酸血症や痛風を引き起こすとは限らない。食品に含まれるほかの成分や栄養素を摂取するメリットのほうが大きかったり、尿酸値を下げる働きをしたりする場合もあるのだ。

食材とプリン体
納豆を含む豆・大豆製品や野菜、きのこ、海藻類には、食物繊維が含まれている。食物繊維には血清尿酸値を下げる作用があるため、肉や魚などと比較すると尿酸値が上がりにくいと考えられる。プリン体含有量も比較的少なく、穀類、イモ類、果物類も含め、痛風・高尿酸血症の食事療法に推奨される食品である。ほかの食品については、下記のような摂取を心がけることが推奨される。(※2)
乳製品、卵:脂肪比率に気を付けながら適量を摂取する
肉、魚:1食あたり80g程度を目安に摂取する
魚卵:脂肪比率が高いため少量にする
白子:プリン体が非常に多いため少量にする
貝、エビ、タコなどの魚介類:プリン体が多いものは少量にする
加工品、スナック菓子:塩分が多いため控える
調味料、サプリメント:プリン体の多いものもあるため、必要量のみ使用する


結論
納豆のプリン体含有量は、豆腐などほかの大豆製品と比較すると多いが、肉や魚などと比較すると特別に多いわけではない。尿酸値を上げるリスクが高いのは、納豆よりもレバーや干物、白子などである。また、納豆にはプリン体だけでなく尿酸値を下げる作用のある食物繊維も含まれ、食事療法に推奨される食品とされる。1日1パック程度を目安に摂取し、栄養バランスのよい食事を心がけよう。
(参考文献)
 ※1:食品中のプリン体含有量  一覧表
 https://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf
※2、3出典:一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会
 https://www.jstage.jst.go.jp/

https://www.olive-hitomawashi.com/column/2023/02/post-18330.html
4:777 :

2024/02/08 (Thu) 09:06:04

鰹節にも含まれるプリン体とは?注意すべき病気と4つの予防方法
https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/bonito-purine


鰹節は健康に良いって聞くけど、プリン体は少ないのかなぁ…

痛風の原因と言われているプリン体。最近はプリン体OFFのビール等も売ってあり気になる方も多いかと思われます。

健康に良いと言われる鰹節ですが、鰹節100gに含まれるプリン体の量は493.3mgです。
ちなみにプリン体が100g中200mg以上含まれている食品を高プリン体食品と呼びます。

それじゃあ鰹節はかなりアブナイのでは?と不安になったかもしれません。ですが安心してください。あくまでこの数値は100gでの話です。鰹節100gというと、市販の小分けされたパックを30~40袋位食べないといけません。そんなに食べられませんよね。

そもそもプリン体はほぼ全ての食品に含まれており、鰹節よりも注意しなければいけない物のほうが多いのです。

本記事では、鰹節にも含まれているプリン体について解説して、そこから繋がる病気やその予防について講じていきたいと思います。

本記事を読んでいただいた後は、鰹節の見掛けのプリン体量に囚われずに、食事の名脇役として鰹節に彩られた食事を楽しんでいただければ幸いです。

1.鰹節に含まれるプリン体の量
1-1 鰹節のプリン体含有量
鰹節には多くのプリン体が含まれていますが、それほど心配をする必要はありません。その量は鰹節100gに対して493.3mgのプリン体が含まれています。高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインによると、

食品100g中に含まれるプリン体の量に関して

300mg以上:極めて高い
200mg~300mg:高い
50mg~100mg:少ない
50mg以下:極めて少ない
以上の4種類に分類されています。

数値だけを見てみると493.3mgは極めて高いという一番危険な分類に属していますが、あくまでこの分類は食品100gという数値で統一されているものです。

鰹節が100g…この数値がどんな物か考えてみましょう。

私たちが普段スーパーなどでよく目にする、小さくパック詰めされてまとめて売られている鰹節ですが、この一パックはおよそ2g~3g程の量です。100g食べるとしたら、このパックを30~50袋程食べる計算になりますが、そんなにたくさん食べる方はいらっしゃらないと思います。

仮に毎食3g入りの鰹節一パックを食べると考えても、

鰹節3gに含まれるプリン体の量は:493.3mg×0.03=14.8mg程
一日三食摂ると:14.8mg×3=44.4mg程
となります。

一日に摂取するプリン体は健康な方で目安として400mg程に抑える事が望ましいとされています。

100gあたりの数値だけを見れば非常にプリン体の含有量が多い鰹節も、実際に食べる量を考えたら目安の10分の1程となります。

したがって、余程過剰に食べるような事をしなければ鰹節の身体への悪影響は少ないと考えられます。

参照サイト:公益財団法人 痛風財団「食品・飲料中のプリン体含有量」

1-2 鰹節と比較したプリン体の多い食品
プリン体はさまざまな食品に含まれています。そのなかでも高プリン体食品(100g中200mg以上)といわれている一例として、

プリン体が100gあたり300mg以上 極めて高い食品

鰹節:493.3mg
煮干し:746.1mg
マイワシの干物:305.7mg
鶏のレバー:312.2mg
プリン体が100gあたり200mg~300mg 高い食品

鰹:211.4mg
豚のレバー:284.8mg
牛のレバー:219.8mg
マイワシ:210.4mg
大正エビ:273.2mg
参照サイト:公益財団法人 痛風財団「食品・飲料中のプリン体含有量」

プリン体が多く含まれている食品は、魚介類や動物のレバー(肝臓)、干物や鰹節等の乾燥物が挙げられます。

鰹やマイワシはもともとプリン体量が多かったものが、乾燥させられることで水分が飛び、成分が凝縮されることにより、元の食品よりも100gあたりのプリン体の量が多くなったと考えられます。

ここで挙げた食品の中でも、一見すると鰹節はプリン体が多いように見えてしまいますが、実際に食べる量として考えてみると、例えば焼き鳥のレバー串一本おおよそ30g程の場合、

鶏レバー100gあたりのプリン体量:312.2mg×0.3=93.7mgとなり、

レバー串一本だけで、先程計算した鰹節三パック分の約二倍のプリン体を摂取する計算となります。比較すれば鰹節から摂取されるプリン体の量はたいした事がない、という事がおわかり頂けるかと思います。


2.プリン体と尿酸
前の章では鰹節に含まれているプリン体の量などについて記載しましたが、そもそもプリン体とはどういう物なのか、この章では簡単に説明をしたいと思います。

2-1 プリン体
プリン体とは生物の全ての細胞に含まれている、核酸を構成している主成分である塩基と呼ばれている物、その中でもプリン塩基という物の総称です。核酸とは遺伝子を司るものとして有名なDNA(デオキシリボ核酸)などの事です。

食品としては所謂旨味成分として含まれていますが、体外から摂取されるプリン体は全体の20%程であり、残りは古くなった細胞の核酸が新陳代謝によって分解された物や、体内で合成されたものが80%程を占めています。

プリン体は臓器などを動かす為のエネルギー物質でもあり、前述の通り全ての細胞に必要不可欠な物質の構成要素でも在る為、私たち人間にとってとても重要な物質となります。

2-2 尿酸
体外から摂取されたり古い細胞の核酸から取り出されたりしたプリン体は、肝臓へと運ばれていき、肝臓にて酸素を結合(代謝)させられて、尿酸という物質へと変化します。

肝臓で産生された尿酸は腎臓へと運ばれて、最終的には尿として体外へと排泄されます。一日に肝臓で産生される尿酸の量は正常ならばおよそ700mgであり、また尿と一緒に排泄される量も同じく700mgなので、体内の尿酸の量は一定に保たれます。

参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト


3.プリン体の過剰摂取が引き起こす病気
二章にてプリン体は我々にとって必須の物であるとしましたが、このプリン体が多くなりすぎると肝臓で産生される尿酸も多くなってしまい、それが原因で引き起こされる病気があります。

3-1 高尿酸血症
肝臓で代謝されるプリン体の量が多くなることで、産生される尿酸の量が排泄される量を上回る場合や、そもそも排泄される尿酸の量が減ってしまう事により、血液中の尿酸値が7mg/dl(dl=100ml)以上となると高尿酸血症と診断されます。

この高尿酸血症自体は特に自覚症状などはありませんが、この状態が長期間持続すると、痛風のような激しい痛みを伴う病気へと進行してしまいます。

3-2 痛風
体内の尿酸はナトリウムと結合した尿酸塩として存在しますが、高尿酸血症が長期間続く事により、血液中の尿酸の濃度が高い状態が続き、この尿酸塩が溜まっていき結晶となり、関節に沈着する事で炎症を引き起こします。この関節炎の事を痛風といいます。

この症状は読んで字の如く「風が吹くだけで痛い」とされる程の激痛を伴います。痛風は突発的な痛みであり、一週間から十日程で痛みは一旦治まりますが、放っておくとその内また再発します。

繰り返し再発するうちに、頻度は増えていき関節だけでなく体の様々な場所に結晶が沈着して、更なる症状を引き起こすとされています。

3-3 痛風腎・尿路結石
尿酸塩は関節に沈着しやすく痛風を引き起こしますが、関節の次に体内の老廃物などを濾過する機能を持っている、腎臓内に蓄積されやすいです。

腎臓に尿酸塩が蓄積されると腎機能の低下を招き、尿酸の排泄機能が低下してしまい、更に尿酸が体内に溜まってしまうという悪循環に陥ります。尿酸の蓄積によって巻き起こされる腎障害を痛風腎といいます。

腎臓に蓄積された尿酸塩は大きな塊となり尿路結石となります。尿路結石は尿路(腎臓から尿道までの一連の部位)に形成される結晶の総称であり、形成される部位によって名称が変わります。

尿路結石が形成されると激痛を伴い、尿の排出が上手く行われなくなり、体内に尿酸を含む老廃物が堆積されてしまう事で、体に悪影響を及ぼします。

参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

メディカルネットブック「痛風の合併症」


4.尿酸値を抑える4つの方法
 ここまでプリン体や尿酸について、そして多量の尿酸が引き起こす病気について記載してきましたが、これらの病気を未然に防ぐ為に、血液中の尿酸値を7mg/dl以下に抑える為にはどうすれば良いか、考えていきたいと思います。

4-1 プリン体の量を減らす
まずは尿酸の元となるプリン体の量を減らす事から考えていきましょう。なによりも、高プリン体食品の摂取を控えることが大切です。

二章にて体外から取り入れられるプリン体量は全体の20%程度であるとお伝えしましたが、やはり食べ物に気をつかう事も大切になってきます。

多く食べてしまいがちな肉類(特にレバー)や魚介類などには多くプリン体が含まれているので、注意が必要です。

4-2 尿酸の過剰な産生を防ぐ
脂っこい食事や運動不足により肥満状態となると、内臓脂肪が蓄積されます。内臓脂肪が蓄積されると遊離脂肪酸(分解された脂肪が血液に溶解されたもの)が通常よりも多く分泌されます。この遊離脂肪酸が肝臓へと運ばれると、プリン体が代謝により分解されて尿酸が産生されます。

肥満にならない為には、以下の2つが大切になってきます。

脂肪分の少ない食事を心掛ける。
適度な運動を行う。
尿酸の産生を防ぐ為には「運動」において注意するべき点が2つあります。

適している運動はウォーキングなどの軽い有酸素性運動です。
短距離走などの激しい無酸素性運動を行うと、細胞内に含まれているATP(アデノシン三リン酸)の分解・消費が促進されて、エネルギーが産生されると同時に尿酸も産生されてしまうので、高尿酸血症予防には適していません。
4-3 アルコール類の摂取を控える
・アルコール自体に含まれているプリン体の量は多くなく、比較的多い地ビール類で10mg/100ml前後、少ないものだと蒸留酒(ウィスキーや焼酎ブランデー等)では0.2mg/100ml前後と少ないです。

しかし、アルコールには種類を問わず血中の尿酸値を高める3つの働きがあるのです。

① アルコールの分解により尿酸の産生量が増加
アルコールが肝臓で分解される際に、先程運動の話でも登場したATPが使用されて、同時に尿酸が産生されます。

② 利尿作用による水分の減少
アルコールには利尿作用があり、摂取すると尿が排泄され易くなります。頻繁な排尿により水分が奪われてしまい、尿酸が濃縮されて高濃度になってしまいます。

③ 尿酸が尿へと排出される事を阻害
アルコールが肝臓で分解されると乳酸という物質が作られるのですが、この乳酸が溜まると尿が酸性に傾いてしまい、尿酸が尿に溶けづらくなり残ってしまいます。

近年はプリン体が少ない事を謳っているビールなども多くありますが、これら3つの作用によりアルコール類の摂取はプリン体の量に関係なく尿酸値を高めてしまうので、控える事が推奨されます。

参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

4-4 尿酸の排出を促す
尿酸を体外に排出させるには、尿酸塩として存在している尿酸を体液に溶かして、尿と一緒に排泄させる必要があります。

①水分補給をしっかりする:体の水分が少なくなっていると、尿酸が濃縮されて尿酸値が高くなってしまいます。また排泄される尿量も少なくなり、それと共に排泄される尿酸も減少してしまうからです。一日2リットル以上を目安に水やお茶で水分補給をしましょう。ジュース類は糖が多く含まれている為多量に飲まないでください。
②尿をアルカリ性にする:尿が酸性に傾いていると尿酸が溶けづらくなります。そこで尿をアルカリ性にする事も大切です。

尿をアルカリ性にする食品の一例を挙げます。

藻類:ひじき わかめ
豆類:大豆
野菜類:ほうれんそう ごぼう ダイコン かぶ なす
いも類:さつまいも サトイモ じゃがいも
参照サイト:e痛風治療ガイド

逆に、肉類や魚類などは尿を酸性にします。

また梅干しなどに含まれているクエン酸も効果的だと言われています。クエン酸は先程アルコールの分解により生じると説明しました、乳酸を分解する効果があるので、尿が酸性に傾く事を防いでくれます。

ここで挙げた食品では

ほうれんそう+鰹節でほうれんそうのおひたし
梅干し+鰹節で梅かつお
野菜+わかめ+鰹節を少量トッピングで海藻サラダなど
鰹節とよく合う食品と組み合わせて使用する事で、上手に尿酸値を抑える事が出来るかと思います。


5.まとめ
鰹節は料理に添えたりする程度の普通の使用量であれば、プリン体の量は気にする必要はありませんが、100gあたりに含まれるプリン体量自体はかなり多いので、過剰に摂取しないようにしましょう。
プリン体は分解されると尿酸という物質になりますが、この尿酸が体内に多くありすぎると痛風や尿路結石といった、激痛を伴う病気の原因となります。
尿酸値を低く抑える為には、①プリン体の多く含まれている食品を食べすぎないこと ②ウォーキング等の軽い運動や脂質を控えた食事を心掛けて肥満にならないようにすること ③アルコールを控えること ④水分をよく補給して、藻類や野菜を多く摂るバランスの良い食事をすること、この4点が大切です。
本記事で紹介した内容は、あくまで理論上は問題がない。こうすれば尿酸値を抑えられるという事であり、必ずしも本記事の内容を守っていれば、痛風などに罹らないというものではございません。過去に痛風を患ったことのある方、尿酸値が高いと診断された方、体に不調を感じた方は必ず医師に診察してもらい、適切な判断を下してもらうようにしてください。

https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/bonito-purine
5:777 :

2024/02/08 (Thu) 15:57:13

痛風の人はイワシを食べても大丈夫?イワシのプリン体量は…
2017年5月26日
https://tsuufuu.com/gout-sardine-purine-bodies


 日本では、イワシという魚はスーパーや魚屋さんに行くと、簡単に手に入れることができます。私たちがイワシと呼んでいる魚は、マイワシやウルメイワシ、カタクチイワシを総称した呼び方です。日本だけでなく、世界のあちこちでイワシは漁獲され、食用や飼料などに利用されています。そんな世界的に有名なイワシですが、実はプリン体が多く含まれている食品になるのです。


イワシに含まれるプリン体量

 イワシは尿酸値が高いときや、すでに痛風になってしまっているときには、食べる量を気にした方がいい魚のひとつです。

 日本痛風・核酸代謝学会の出す高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインで推奨される1日のプリン体の摂取目安は400mgになります。そのため、痛風のときの食生活では、プリン体の摂取量は、この400mgを超えないように気をつける必要があります。

 例えばマイワシだと、100g当たりのプリン体量は200mgくらいと、プリン体を多く含む食品であり、さらに干物になると100g当たりのプリン体は、300mgを少し上回るくらいとなりますので、かなりプリン体が多い食品になってしまいます。

プリン体は食品の重さに左右される
 食品のプリン体量は、基準となる重さが100gです。実際のイワシの重さに関しては、イワシの種類や個体差にもよります。もし、マイワシ1尾は約100gですが、焼き魚などにして、骨や内臓などの普通あまり食べない部分を除くと、半分くらいの重さ(50g)になるので、プリン体摂取量もその分減ることになります。マイワシ100g当たりのプリン体量は200mgですので、その半分の100mgになります。

 マイワシの干物になるとプリン体の値が跳ね上がりますが、こちらも干されたマイワシの重さによって、プリン体の量も違ってきます。イワシを食べるときは、重さ量ってみてプリン体量の検討をつけてみるのも良いのではないでしょうか。

プリン体は多いがイワシには栄養がある
 イワシはプリン体が多いものの、骨を丈夫にするカルシウムや、カルシウムの吸収を促進してくれるビタミンDも含まれていますので、健康に良い食品です。また、血液がサラサラになるEPA(エイコサペンタエン酸)や脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)をはじめ、ビタミンB群なども含まれますので、生活習慣病などの予防にもなります。

 このように栄養価は高いのですが、尿酸値が高めのときは、食べる量に気をつけましょう。
https://tsuufuu.com/gout-sardine-purine-bodies


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イワシはプリン体が多量で痛風には悪い?
https://seafood-reference.com/iwashi/iwashi-kenkou/entry2203.html

通風を気にしている方やすでに発症している方は、食品に含まれているプリン体の量が気になります。

イワシにはプリン体が多く含まれているようですが、痛風には良くないのでしょうか?


この記事ではイワシはプリン体が多量で痛風には悪い?という疑問に答えます。

イワシのプリン体含有量

食品にプリン体が多く含まれているかを測る基準として100gあたりのプリン体含有量があります。

特にプリン体が多いとされている、レバーや白子などは、100gあたり、200~300gのプリン体が含まれています。
プリン体摂取の1日の目安は約400㎎ですのでこの量は、相当多いと言えます。

ではイワシの100gあたりのプリン体含有量と言いますと、200g前後となっています。
この数値はレバーや白子ほどではないですが、かなり高い方に分類されます。

痛風のときはイワシを食べない方が良いのか?

痛風のときにプリン体の摂取を制限するのはプリン体によって尿酸が増えるためです。

尿酸は痛風の原因とも言われる老廃物なので、プリン体の摂取は痛風にとっては良くないと考えられています。

ですので尿酸値が高い場合は、イワシを食べる量を控えた方が良いです。

しかしイワシは1匹あたり、身の部分は50g程度ですので、1匹程度食べるくらいなら問題は少ないです。

イワシはプリン体が多量で痛風には悪い?という疑問に答えました。いかがでしたでしょうか。

イワシは食品の中でもプリン体の含有量がかなり多い部類に入ります。

なので痛風が気になる方は、食べるのを控えた方が良いです。
https://seafood-reference.com/iwashi/iwashi-kenkou/entry2203.html


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イワシは体に悪いの?毎日食べると危険?食べ過ぎの注意点を解説
https://yosemi-7.com/post-141237

イワシを毎日食べると、プリン体の過剰摂取になり痛風のような体に悪い影響が出る危険性があります。

しかし、人間の体内で合成できない栄養成分であるDHAやEPAがイワシには豊富に含まれているので、食べ過ぎなければ体に良い効果をもたらすと期待されています。

1日どれくらいのプリン体摂取量に抑えるべきなのか、以下のポイントをまとめながら紹介します。



体に悪いといわれる理由
プリン体とは
イワシの栄養成分
プリン体を減らす調理法

DHAやEPAが豊富に含まれている分、食べ過ぎると太る可能性があるのかどうか気になる人も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

イワシを毎日食べるのは体に悪い?プリン体による影響を解説
イワシ プリン体

イワシを食べ過ぎると体に悪いとされているのは、プリン体の摂り過ぎで体に悪影響を与える可能性があるからです。

イワシが体に悪いと言われる原因

痛風 プリン体の摂り過ぎ
高尿酸血症 プリン体の摂り過ぎ

高血圧 塩分の摂り過ぎ(間接的要因であることも)
むくみ 塩分の摂り過ぎ(間接的要因であることも)
太る 塩分の摂り過ぎ(間接的要因であることも)

イワシを食べ過ぎると太るのではないかと示唆されていますが、イワシの摂取が直接的な原因になるとは言い切れません。

プリン体って何?痛風の原因になる成分に要注意
イワシに含まれるプリン体を過剰摂取すると、関節が腫れて激痛を引き起こす痛風を発症する危険性があります。(※1)

そもそもプリン体とは、細胞の代謝や増殖に利用される体にとって必要な成分で、食事から摂取するだけでなく体内でも作られている成分なのです。

しかし、過剰摂取すると痛風だけでなく高尿酸血症の発症リスクを高めるため、注意しなければいけないのです。

高尿酸血症とは
イワシには、100g当たり約210mgのプリン体が含まれているといわれています。

1日のプリン体摂取量を400mg以下に抑えることが推奨されているため、イワシやその他プリン体が多く含まれている食べ物を一緒に摂取すると推奨摂取量をオーバーします。


プリン体が多く含まれる食べ物
ビール・レバー・丸干しの魚・あん肝・モツ・白子・えび・かにみそ・牛肉ヒレ・ロースなど


尿酸値が高い人は、プリン体が多く含有されている食べ物は避けてください。

また、これらの食べ物がなるべく同じ食卓に並ばないよう、毎日の食事に気をつけましょう。


加工品は塩分過多!食べ過ぎると太る可能性あり

他の魚と比べて若干ですが、イワシには塩分が多く含まれおり、カタクチイワシの場合は100g当たり85mgのナトリウムが含有されています。(※2)

イワシはそのまま食べるだけでなく、缶詰のような加工品としてもたくさん商品化されているため、加工品から摂取する塩分量は予想以上に多いと考えられます。

塩分過多になると、高血圧やむくみなどの症状が現れる可能性があり、高血圧から引き起こされる病気にも注意しなければいけません。


塩気の強い食べ物は、箸が止まらず食べ続けてしまう傾向があり、噛まずに飲み込むクセがつきやすくなります。

塩分を摂り過ぎると、体内に溜まった水分が排出されず、体重増加につながるといわれていますが、太る・肥満などに直接関係するとは言い切れません。

「ダイエット中だから控えたほうがいいかも 」とあまり神経質になる必要はないでしょう。
日々の食事にイワシを上手に取り入れれば、うれしいメリットも期待できますよ。



イワシは体に良いって本当?栄養素や食べ方について

栄養成分表によれば、イワシには血液サラサラ効果が期待できるDHAやEPA、体の機能を正常に保つビタミンやミネラルなどが多く含まれています。

イワシに含まれるおもな栄養素

DHA 血液サラサラ、コレステロール値の正常に保つ
EPA 血液サラサラ、コレステロール値の正常に保つ

カルシウム 体の機能を正常に保つ
ビタミンB2 体の機能を正常に保つ
ビタミンD 体の機能を正常に保つ


医薬品のように、病気に対する効果・効能が期待できるものではありません。
DHA・EPAとは限られたものからしか摂取できない不飽和脂肪酸で、体内で合成ができない貴重な成分として注目されています。

脂質ではあるものの、過剰摂取による太る・肥満といった心配はほとんどなく、むしろ健康効果が期待できることから積極的に摂取することが勧められています。

もちろんイワシをそのまま摂取するのもいいですが、サプリメントだと効率よくDHA・EPAを摂取できますよ。


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エゴマ油や亜麻仁油から摂取されたDHA・EPAも含有されたサプリメントもありますよ。

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イワシをそのまま食べることでも、十分効果は得られますよ。


健康効果に期待!プリン体を減らす調理法とは

イワシを食べる機会が多い人は、プリン体を減らす調理法を取り入れてみてください。

やり方は簡単で、プリン体は水に溶ける性質があるので、煮たりゆでたりするだけでOKです。


約3分の2程度のプリン体を減らすことができると考えられていますよ。
プリン体について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

タコは体に悪い?食べ過ぎはプリン体に注意?栄養成分も解説
https://yosemi-7.com/post-139235

いくらの食べ過ぎで痛風になる?プリン体の含量は?適量も解説!
https://yosemi-7.com/post-82432


ただ、イワシの最大の栄養素であるDHA・EPAは焼くと2割、揚げると5割減少するといわれています。

控えたほうがいい成分と体に良い成分を効率良く摂取するのは難しいですが、プリン体の多いビールを毎晩飲む人は、プリン体を減らす調理法を意識したほうがいいでしょう。


結論|イワシ含有プリン体の摂り過ぎは痛風になる可能性あり


イワシのまとめ

イワシには痛風の原因になるプリン体が多く含まれている
1日のプリン体摂取量は400mgが推奨されている
プリン体は食事摂取だけでなく体の中でも作られている
DHA・EPAが豊富
煮たりゆでたりする調理法でプリン体が減少する


イワシには痛風の原因となるプリン体が多く含まれているため、過剰摂取に気をつけなければいけません。

イワシ以外にもビールやレバー、丸干しの魚にも含有されており、食べ合わせには注意が必要です。

ただ、体に良い効果をもたらすと考えられてるDHA・EPAは体内で作り出すことが不可能なので、イワシから摂取できるのは大きな利点です。

ゆでたり煮たりすればプリン体は減少するといわれているため、ぜひ試してみてください。
https://yosemi-7.com/post-141237



参考資料

※1 プリン体 | 厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-032.html

※2 魚介類/<魚類>/(いわし類)/かたくちいわし/生 | 食品データベース
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10044_7
6:777 :

2024/02/08 (Thu) 16:05:50

ししゃもは体に悪い?プリン体に注意?食べ過ぎのデメリット
https://yosemi-7.com/post-143927

ししゃもは塩分やプリン体が多く含まれているため、食べ過ぎると体に悪い影響が出る可能性があります。

しかし、塩分やプリン体はそもそも体にとって必要不可欠な栄養素であったり、体内で合成されていたりする成分です。

正しく食べれば健康効果も期待できるのです。

この記事では、「なぜ体に悪いといわれているのか」に着目して、ししゃもの栄養素を詳しく紹介します。


ししゃもを食べ過ぎると体に悪い?注意すべき成分とは

ししゃもを食べ過ぎると体に悪いとされているのは、塩分の摂り過ぎで体に悪い影響が出るかもしれないからです。


ししゃもが体に悪いと言われる原因

高血圧 塩分の摂り過ぎ
むくみ 塩分の摂り過ぎ
痛風 プリン体の摂り過ぎ
高尿酸血症 プリン体の摂り過ぎ
LDLコレステロール値の上昇 コレステロールの摂り過ぎ


一方で、脂質はさほど多くはないのでカロリーは高くなく、食べ過ぎなければ太る心配はありません。

消化に悪い食べ物でもないので、下痢気味・胃がもたれているのような症状があっても、絶対に食べてはいけないというわけではありません。

脂質よりも、塩分量に注目しましょう。

高血圧やむくみの原因になる塩分が多い!

塩分を多く含むししゃもを過剰摂取すると、高血圧やむくみのような症状を引き起こすおそれがあります。

ただでさえ、和食にはたくさんの塩分が含まれているので、日々ししゃもを食べ過ぎれば体に悪い影響が出るのは必然的でしょう。


あらゆる機関からの呼びかけにより、日本では減塩志向が高まっています。
現在推奨されている1日の塩分摂取量は、18歳以上女性では1日6.5g未満、男性では7.5g未満です。(※1)

塩分の過剰摂取は世界でも注目されており、世界保健機関(WHO)では、目標摂取量を5gに設定しています。

ただ、ししゃも100gあたりには、塩分が640㎎含まれており、WHOが推奨する1日5gを達成するのは容易ではないでしょう。(※2)

まずは日本の摂取量を達成できることを目指して、ししゃもの食べ過ぎに気をつけてくださいね。


ししゃもに含まれるプリン体は多くはないが要注意

ししゃもに含まれるプリン体は、摂り過ぎると痛風・高尿酸血症を引き起こす可能性があります。


痛風・高尿酸血症とは
痛風:関節が腫れて激痛を引き起こす症状

高尿酸血症:血液に溶けきれなかった尿酸(体内でプリン体が分解されたときにでるカス)が結晶化し、体内に蓄積する症状

プリン体が多いかどうかは、下記の一覧表を参考に判別できます。

300mg以上 極めて多い
200~300mg 多い
50~100mg 少ない
50mg以下 極めて少ない

子持ちししゃもの場合、100gあたり約149mgのプリン体が含まれているため、「プリン体が多い食べ物」であることが分かります。

そもそも、プリン体は細胞の代謝や増殖に利用される体にとって必要な成分で、食事から摂取するだけでなく体内でも作られている成分です。

ただ、食べ物の組み合わせによってはプリン体の過剰摂取につながります。

プリン体を多く含む食べ物
ビール・レバー・丸干しの魚・あん肝・白子・えび・かにみそ・モツ・牛肉ヒレ・ロースなど

プリン体は1日摂取量400mg以下 が推奨されているため、1日300g食べれば大幅にオーバーします。


とにかく食べ過ぎないことを念頭に置いておくことがポイントですよ。
塩分やプリン体の摂取における体に影響をもっと知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。



過剰摂取で太る?コレステロールの摂取に注意すべき人とは

1日のコレステロール摂取量は200mg未満が望ましいといわれおり、ししゃもには5尾75gに対して225mgのコレステロールが含まれています。

たとえししゃも75g食べて塩分量・プリン体量がクリアできても、コレステロール量はオーバーしてしまいます。


ししゃもは頭や卵などの全体を食べることによって、コレステロール摂取量が多くなります。
コレステロールの過剰摂取によって、LDLコレステロール値が上昇する可能性が示唆されれています。

しかし、体内のコレステロール量のバランスが崩れた場合に起きることであって、すぐに血中コレステロール値に大きな影響を与えるとは言い切れません。


一般論として、どんな食べ物であっても食べ過ぎは太る原因にもなりますし、コレステロール摂取を医者から控えるように言われている人は注意が必要です。
ししゃもの食べ過ぎによって体に悪い影響が出る可能性がありますが、うれしいメリットも期待できますよ。


ししゃもは体に良い栄養素がたくさん!痩せる効果はある?

ししゃもにはEPAやDHA、そしてビタミン・ミネラルなどの多種多様な成分が豊富に含まれている栄養価の高い食べ物です。

ししゃもに含まれるおもな栄養素
EPA・DHA ・血液サラサラ・コレステロール値の正常に保つ
タンパク質 筋肉や皮膚などの体を構成する
カルシウム 骨や歯を丈夫にする
ビタミンB 体の機能を正常に保つ
亜鉛 酵素の構成成分
マグネシウム エネルギー代謝や体温調整


ししゃもを食べたからといって、医薬品のように、病気に対する効果・効能が期待できるものではありません。
ダイエット中に食べても問題ありませんが、だからといって痩せる効果があるわけではないので注意してください。

特にEPA・DHAは、脂質でありながらもさまざまな健康効果が期待されている、今注目の成分なのです。

オメガ3は健康効果が期待できる?
EPA・DHAなどのオメガ3は、体内のLDLコレステロールを低下させる働きがあると考えられており、それによって、血液サラサラ効果も期待されています。

オメガ3とn-3系脂肪酸
厚生労働省が発表した、日本人の食事摂取基準におけるオメガ3の目標摂取量は以下の通りです。(※3)

年齢(歳) 男性 女性
10~17 1.58~2.16 1.59~1.64
18~29 1.92 1.62
30~49 2.03 1.59
50以上 2.09~2.23 1.83~1.99

近年、生活習慣病のような病気が増えていることから、今後さらにオメガ3の効果や必要性が注目されるでしょう。

ししゃもは北海道産が有名です。



ぜひ、食べ過ぎには気をつけてくださいね。

結論|ししゃもの過剰摂取は塩分の摂り過ぎにつながる


ししゃものまとめ
塩分が多いため高血圧やむくみになる可能性がある
過剰摂取しなければダイエット中でも食べて大丈夫
149mgのプリン体が含まれている
EPA・DHAなどのオメガ3が豊富
LDL(悪玉)コレステロールの低下作用が期待できる


ししゃもには塩分・プリン体・コレステロールが多く、過剰摂取すると体に悪い影響が出るでしょう。

ただ、毎日の食事で各成分の1日の摂取目標表を意識すれば、逆に体に良い効果も期待できます。

EPA・DHAなどのオメガ3は、特に意識して摂取すべき栄養素ともいわれています。

ぜひ、この記事を参考にして、ししゃもの食べ方に注意してみてくださいね。
https://yosemi-7.com/post-143927


▲△▽▼


ししゃもの栄養|食べ過ぎると気持ち悪くなる?一日何匹まで?
2022.10.10
https://kiramekiblog.com/10shishamo-tabesugi/

ししゃもは頭から尻尾まで全部食べられる魚なので、栄養がしっかり摂れそうなイメージがありますよね。

食べやすく美味しいので、ついつい食べてしまいがちです。

そこで気になるのが、ししゃもの栄養や食べ過ぎるとどうなるのかということです。

今回は、

・ししゃもの栄養と効能
・食べ過ぎるとどうなるのか?
・一日何匹まで食べるのが適量なのか?
について紹介します。

「ししゃもが大好き!」という人はぜひ参考にしてみて下さいね。

目次
ししゃもの栄養と効能
ではまず、気になるししゃもの栄養と効能について見ていきましょう。

・たんぱく質・・・体を作るもとになるもの
・ビタミンB12・・・赤血球サポートやアミノ酸・脂肪酸の代謝・たんぱく質の合成
・カルシウム・・・イライラ解消・精神安定効果・骨を強くする
・亜鉛・・・タンパク質の合成
・DHA・・・体内では合成できない必須脂肪酸
・オメガ3脂肪酸EPA・・・中性脂肪の減少効果
・葉酸・・・赤血球の生産を助けるビタミン
ししゃもには、ナトリウム・カルシウム・ビタミンD・鉄・葉酸など体に必要な栄養がたっぷり含まれています。

特に葉酸とカルシウムが豊富で、子どもの成長にピッタリ!

他にもたんぱく質や亜鉛、DHAなども豊富に含まれているので、とても体にいい魚なんです。

さらに、子持ちししゃもの卵にはコラーゲンもたっぷり。子どもだけでなく大人にもおすすめの魚です。

また、ししゃも5匹のカロリーは180kcal前後。ダイエット中の方でも沢山食べられますね。ししゃもを5匹食べると満足感があるはずです。

それでこのカロリーだったら、とても低いと言えるのではないでしょうか。

ししゃもを食べ過ぎるとどうなる?3つの影響
美味しくてついつい食べ過ぎてしまいがちなししゃもですが、食べ過ぎるとどうなるのかについて見ていきましょう!

ししゃも食べ過ぎ影響
①塩分の摂りすぎ
売られているししゃもには加工の段階で塩分が多く含まれており、1匹あたり0.3gの塩分量になります。

そのため5匹食べると、塩分量は1.5gほどになってしまうんです!

ししゃもだけを食べるのであれば問題ないですが、他の食事でも塩分を摂取しますよね。

厚生労働省では1日の塩分摂取量の目安は6~7g以下となっています。

ししゃもだけで塩分を摂取しすぎると、塩分摂取量をオーバーしてしまう可能性もあります。

ししゃもをたくさん食べる際には、一日の塩分量のバランスに気をつけるようにしましょう。

②コレステロールの摂りすぎ
ししゃもには一匹あたり約56mgのコレステロールが含まれています。

コレステロールは食事の影響を受けないと言われていますが、やっぱり気になるものですよね。

気にしすぎる必要はありませんが、「コレステロール値に気をつけている」という方は意識して食べるようにしましょう。

③プリン体の摂りすぎ
子持ちししゃもを食べることで気になるのがプリン体です。

痛風の原因ともなるプリン体ですが、子持ちししゃもには100gあたり150g前後含まれています。

ししゃものプリン体はそこまで多いとは言えませんが、痛風が心配な方は食べ過ぎには注意が必要です。

ししゃもは一日何匹までが適量?
ししゃも適量
ししゃもは栄養もたっぷりで積極的に食べたい食材ではありますが、食べ過ぎることで塩分過多やコレステロール、プリン体などの摂りすぎも気になります。

一日に食べるなら、だいたい2~3匹が適量です。

多くても5匹ほどにしておきましょう。

妊婦の方にもおすすめの食材ですが、塩分の摂りすぎになってしまうので適量を守るようにしたいですね。

まとめ
・ししゃもはカルシウムや葉酸など体に必要な栄養素がたっぷり
・食べ過ぎると、塩分・コレステロール・プリン体の摂りすぎになる可能性がある
・一日に2~3匹が適量

https://kiramekiblog.com/10shishamo-tabesugi/
7:777 :

2024/03/23 (Sat) 17:16:06

痛風の本当の原因は酸化した植物油を摂った事

間違っています!痛風の本当の原因 尿酸を下げる方法
ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる
2022/01/07
https://www.youtube.com/watch?v=Ma24MkjdgO0

検診で尿酸値が高い、足の親指の付け根が赤くなり
痛むような痛風発作を起こすと
病院で食事指導を受けますよね。
これまでの食事指導だけで尿酸値が下がる方って
あまりいないのが現状です。

今回は、 新しい痛風治療の切り口を
動画で説明しています。
ぜひ最後まで見てね。


これまでの今回の動画は 、⁡
・痛風とは何か
・痛風になりやすい人とは
・痛風の本当の原因は
・痛風になった方の事例
・これまでの指導にはなかった日常生活で気をつけること
8:777 :

2024/04/02 (Tue) 06:48:50

じょ
9:777 :

2024/04/14 (Sun) 21:53:24

激増するガン!日常的に食べているサラダ油がリスク大!!
Dr Ishiguro
2024/03/13
https://www.youtube.com/watch?v=3Vv6C_77zy8&t=1s


身近に食べてる「●●な揚げ物」 の危険性がヤバすぎる…
Dr Ishiguro
2024/04/14
https://www.youtube.com/watch?v=TNoqQxx1ejY

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