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和泉 式部 いずみ しきぶ (福井県 978年 - 没年不詳)

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2024/01/28 (Sun) 21:07:31

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和泉 式部 いずみ しきぶ (福井県 978年 - 没年不詳)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%BC%8F%E9%83%A8

和泉 式部 は、平安時代中期の歌人である。越前守・大江雅致の娘。百人一首の歌人であり、中古三十六歌仙そして女房三十六歌仙の一人でもある。


敦道親王との恋の顛末を記した物語風の日記『和泉式部日記』があるが、これは彼女本人の作であるかどうかは疑わしい。

ほかに家集『和泉式部正集』『和泉式部続集』や、秀歌を選りすぐった『宸翰本和泉式部集』が伝存する。

『拾遺和歌集』以下、勅撰和歌集に246首の和歌を採られ、死後初の勅撰集である『後拾遺和歌集』では最多入集歌人の名誉を得た。


和泉式部集 いずみしきぶしゅう
和泉式部の家集。
『和泉式部正集』、『和泉式部続集』、宸翰(しんかん)本『和泉式部集』、松井本『和泉式部集』、雑種本『和泉式部集』の5種が知られている。

902首からなる正集、647首の続集は、ともに雑纂(ざっさん)的な内容を有し、重出歌分布の状況などから、両集はもと一体であったものと想像される。その内部に、百首歌、題詠歌群、帥宮挽歌(そちのみやばんか)群、日次(ひなみ)詠歌群など、式部自撰(じせん)の痕跡(こんせき)をとどめる歌群を含みもってはいるが、全体としては他撰(たせん)の総収歌集とみられる。 宸翰本、松井本はともに部立(ぶだて)組織を有する勅撰集などからの抜粋本であり、雑種本は、以上の4種いずれにも属さない、後人の撰になる伝本の総称である。

質量ともに優れたこの集には、王朝期歌人の代表的私家集としての高い評価が与えられている。


『和泉式部集〔正集〕』現代語訳
http://www.misawa-ac.jp/drama/daihon/genji/bunken/i_uta.html

『和泉式部集〔続集〕』現代語訳
http://www.misawa-ac.jp/drama/daihon/genji/bunken/zoku.html  



和泉式部日記 いずみしきぶにっき
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%BC%8F%E9%83%A8%E6%97%A5%E8%A8%98


和泉式部日記 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%BC%8F%E9%83%A8%E6%97%A5%E8%A8%98

和泉式部日記 全文 - 古典の改め
https://classicstudies.jimdofree.com/%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%BC%8F%E9%83%A8%E6%97%A5%E8%A8%98/%E5%85%A8%E6%96%87/

和泉式部日記 和歌一覧 147首 - 古典の改め
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『和泉式部日記』現代語訳:参考文献:源氏物語ウェブ書き下ろし劇場:台本:演劇の世界:MAC
http://www.misawa-ac.jp/drama/daihon/genji/bunken/izumi.html

『和泉式部日記』現代語訳
http://www.misawa-ac.jp/drama/daihon/genji/bunken/izumi.html

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和泉式部日記現代語訳24~26宮仕え
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『和泉式部日記』は女流日記文学の代表的作品である。
和泉式部の本人自筆の作品とされることもあるものの、かつては『和泉式部物語』とも呼ばれたこともあり、また主人公であり筆者であるはずの和泉式部本人を「女」という三人称的呼称で扱っていることから別に作者がいるのではないか、との意見もある。


和泉式部は恋愛遍歴が多く、道長から「浮かれ女」と評された。また同僚女房であった紫式部には「恋文や和歌は素晴らしいが、素行には感心できない」と批評された(『紫式部日記』)。真情に溢れる作風は恋歌・哀傷歌・釈教歌にもっともよく表され、殊に恋歌に情熱的な秀歌が多い。才能は同時代の大歌人・藤原公任にも賞賛され、赤染衛門と並び称されている。

敦道親王との恋の顛末を記した物語風の日記『和泉式部日記』があるが、これは彼女本人の作であるかどうかは疑わしい。ほかに家集『和泉式部正集』『和泉式部続集』や、秀歌を選りすぐった『宸翰本和泉式部集』が伝存する。

『拾遺和歌集』以下、勅撰和歌集に246首の和歌を採られ、死後初の勅撰集である『後拾遺和歌集』では最多入集歌人の名誉を得た。


和泉式部は、あらかじめ決められた歌題について和歌を詠む、12世紀初頭の題詠成立以前の歌人であった。和泉式部が活躍した10世紀後半から11世紀前半は、源融の旧宅であった河原院という場に、和泉式部の実家である大江氏を始めとして、清原氏、平氏などという中下級貴族が集う和歌のサロンが形成されていた。このような和歌サロンの中で、後の題詠へと繋がっていく文芸性を重んじる和歌が形作られていく。

曽根好忠は河原院の和歌サロンの代表的な歌人であるが、身分が低い曽根は上級貴族の歌会に参加することが難しく、勅撰和歌集の撰者となることもなかった。その一方でそのような公共性が強く、制約の多い立場から自由に歌を詠むことに繋がった。和泉式部はこのような和歌サロンの流れを受けて和歌を詠むようになっていった。

和泉式部は同時代の紫式部から、優れた歌人として評価を受けつつも、多くの男性と浮名を流した好色な女性という風評を踏まえ、人の道を外しているところがあると批判されている。高名な紫式部による和泉式部評は、後世に和泉式部の好色な女性像を広めることに繋がった。この好色なイメージは平安時代の後期になるとより強化された。

中世前期から室町時代にかけて、仏教的な説話が和泉式部像に強く反映されるようになる。中世の説話では和泉式部が遊女であると捉えられているものがあり、そのような中で、法華経の教えを踏まえながら、仏教的な救済を求める女性として和泉式部が描かれるようになる。

近世に入ると、与謝野晶子が「情熱的な」歌人として和泉式部を高く評価し、その評価が定着していったとの説がある。しかし実際には、藤岡作太郎が、与謝野晶子が和泉式部に関する著作を発表する以前に情熱的な歌人として評価しており、また、与謝野晶子による評価も情熱を全面に押し立てるようなものではなく、和泉式部の作品には、多情であるばかりではなく純情、愛欲とともに哀愁、そして奔放でありながら寂寥という相反した感情が詠み込まれていることを指摘したものであった。

しかしながら、与謝野晶子自身が「情熱的歌人」として捉えられるのと期を同じくするように、和泉式部も情熱に結び付けられていく。そして情熱は「愛欲」、「爛熟した性」、「刹那的な詩人」などといった和泉式部像の形成に繋がってしまった。この和泉式部、そして与謝野晶子と「情熱」との結び付きは、両者の人物像把握に大きな影響を与え続けている。

もちろんそのような和泉式部、そして与謝野晶子と「情熱」や「愛欲」、そして「性」との安易な結びつけには批判があり、求道者として、そして近代的な自我的なものに依る解釈も見られる。しかしそのような和泉式部の受容もまた、近現代からの眼を安易に古典に敷衍するものであるとの批判がある。
2:777 :

2024/01/29 (Mon) 10:20:39

ぐうう

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