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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ドイツ ボン 1770年12月16日 - 1827年3月26日)

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2024/01/22 (Mon) 09:03:32

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ドイツ ボン 1770年12月16日 - 1827年3月26日)
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ベートーヴェン( Ludwig van Beethoven,1770 - 1827)
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ベートーヴェン「不滅の恋人への手紙」 (全文)
https://blog.goo.ne.jp/pianist-gensegawa/e/b97c8986e181b52314e8a8873bd3d39f

「ハイリゲンシュタットの遺書」(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ロマン・ロラン、片山敏彦 訳)
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ベートーヴェンの真実 _ ベートーヴェンは何故お金に困る様になったのか?
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不滅の恋人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%BB%85%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA

ヨゼフィーネ・ブルンスヴィック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF

アントニー・ブレンターノ
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『ベートーヴェン<不滅の恋人>の謎を解く』講談社現代新書 2001
青木 やよひ (著)
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『ベートーヴェンの生涯』平凡社新書 2009
青木やよひ (著)
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2大シンデレラ候補、ジョゼフィーネとアントニー
https://op110.jp/guide2.html

正反対の2大シンデレラ候補

ベートーヴェンの好みのタイプは、ズバリ「貴族の女性」だったといわれています。

たしかに「不滅の恋人」候補の女性は高い身分の人ばかり。ベートーヴェンが強いパートナー願望を持ちながらも結婚に至らなかったのは、高嶺の花を求めすぎたからだ──そんな主張をする専門家もいます。
ですが、当然ながら、貴族の女性も性格や境遇はさまざま。とくに「不滅の恋人」2大候補であるジョゼフィーネとアントニーは、「これ、なんの小説!?」とツッコみたくなるほどの正反対な人物です。


舞台『Op.110 べートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』で、ふたりがどのような形で登場するかは観てのお楽しみ──として、ここでは、実在の彼女たちがどのような人物だったかを追っていきましょう。


相手を振り回すハラハラ系ヒロイン──ジョゼフィーネ

ジョゼフィーネは、ハンガリーの伯爵家ブルンスヴィックの次女として生まれました。早世した父のアナトールは、かつてオーストリアの女帝マリア・テレジアに仕え、当時としては非常にリベラルな思想の持ち主だったといわれています。

ジョゼフィーネものびのびと少女時代を過ごしました。
ベートーヴェンとの出会いは1799年、20歳のころ。姉のテレーゼとともに、当時28歳のベートーヴェンからピアノを教わります。ベートーヴェンは若い頃、家庭教師のアルバイトさながら、貴族を弟子にとって一定の収入を得ていました。

姉のテレーゼは、第1回でも記したとおり、かつては「不滅の恋人」最有力候補といわれていました。つまり姉妹そろって、ベートーヴェンと噂があったわけですね。
とはいえ、この当時は何も起きませんでした。
というのも、ベートーヴェンは、彼女たちのいとこジュリエッタの方に夢中になってしまったからです。


しかしベートーヴェンとジュリエッタの関係はあまり長く続きませんでした。その証拠にジュリエッタは、1803年、別の男と結婚してイタリアへと旅立ってしまいます。

その間、ジョゼフィーネも結婚していました。相手は30歳近く年上の伯爵で、結婚生活は幸福なものとはいえず、しかも夫は結婚からわずか5年後に亡くなってしまいます。とき1804年。ベートーヴェンもジョゼフィーネも、思いがけず近いタイミングで「フリー」の身に。最初の出会いから5年を経て、ふたりは互いに惹かれ合っていきます。
ところがジョゼフィーネは、いつしかベートーヴェンを冷たく突き放すようになり、1810年にはある男爵と唐突に再婚してしまいます。それでいて、ベートーヴェンのことが嫌いになったわけではない様子。それなら、いったいなぜ……? そして、そんな彼女がもし1812年に愛を交わしあった「不滅の恋人」なのだとしたら、そこにはいったいどんな急転直下のドラマが……!?

残された手紙や証言から彼らふたりの関係をみると、どちらかというとベートーヴェンがジョゼフィーネの不安定なメンタルや理解不能な行動に振り回されている印象も受けます。相手をいつもハラハラさせてやまない女性、それがジョゼフィーネなのです。


幸福の仮面をつけたヒロイン──アントニー

さてアントニーは、20世紀後半になってはじめて「不滅の恋人」候補としてクローズアップされた女性です。

ベートーヴェンと交友があったことは、生前から知られていました。なのに、なぜ100年以上にわたってノーマークだったのか? それは、彼女があまりに「不滅の恋人」らしくないキャラクターだったからです。
生まれはウィーンの伯爵家。父のビルケンシュトックは、ジョゼフィーネの父と同じくマリア・テレジアに仕えた経歴をもち、学識豊かで、また美術品のコレクターとしても知られる政治家でした。娘のアントニーもまた、語学と音楽に秀でた才女として成長していきます。

そんなアントニーを見初めたのが、15歳年上のフランツ・ブレンターノという男でした。当時すでに一大経済都市として栄えていたフランクフルトで、実業家として成功をおさめていた彼は、その財力を武器に求婚。ふたりは1798年に結婚し、フランクフルトで新婚生活をはじめます。
彼女がベートーヴェンと接近したのは1809年末。父が亡くなり、遺品のコレクションの処理のためにウィーンの実家に滞在している頃でした。ベートーヴェンはこのビルケンシュトックの屋敷に足しげく通い、ピアノを弾いたり、子どもたちと遊んだりしたといわれています。とくに娘のマクシミリアーネは彼のお気に入りで、「私のガールフレンド」と冗談めかして呼ぶこともありました。

ベートーヴェンにとって、自分を支援してくれる貴族の家に出入りし、家族ぐるみでつきあうことは、決して珍しくありませんでした。ましてやアントニーは、富豪の夫に愛され、子宝にも恵まれたセレブ妻。あえてベートーヴェンと不倫するような理由は見当たりません。


しかし、「不滅の恋人=アントニー説」を提唱する研究者たちは、近年、こうした従来のイメージをくつがえすようなアントニー像を打ち出すようになりました。

──一見すると幸福に見える彼女は、実は人知れぬ深い闇を心に抱えていた。

──その闇を知ったベートーヴェンは、彼女を家庭から外の世界へ連れ出そうとした。

──“「不滅の恋人」への手紙”は、そんなふたりの逃避行を暗示している。
──実はジョゼフィーネとの関係も大きな鍵に……!?

予想外の大胆な解釈で人びとを驚かせた「アントニー説」。ジョゼフィーネ説に匹敵する波乱のドラマを秘めている、といっても過言ではありません。
https://op110.jp/guide2.html

2:777 :

2024/01/22 (Mon) 09:56:04

ピアノ・ソナタ第31番 Op.110―

その旋律から19世紀に生きたひとりの女性の姿が浮かび上がる。

「不滅の恋人」アントニー・ブレンターノ。
革命の嵐吹き荒れるなか、身を売るように、ウィーン貴族の家から実業家のもとへ嫁いだ彼女。

絶望の淵にいたアントニーはルートヴィヒの音楽に生かされ、彼と彼の芸術を愛するようになる。しかしふたりの関係は、家族に、社会に、時代に、運命に打ち砕かれ、不滅の恋は封印される。

ただ、その名を記すことさえなかった手紙だけが、ルートヴィヒの愛を伝える。

いま、一台のピアノを囲みながら、あの日をルートヴィヒと過ごした者たちが証言する― あの交響曲も、あのピアノソナタもすべて、「不滅の恋人」への献身から生まれた芸術であることを。
https://op110.jp/



最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『ピアノソナタ 第30番 ホ長調 作品109 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/197.html

最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『ピアノソナタ 第31番 変イ長調 作品110 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/222.html

最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『ピアノソナタ第32番 ハ短調 作品111』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/223.html
3:777 :

2024/01/22 (Mon) 10:02:35

“Op.110” ピアノ・ソナタ第31番をめぐって
https://op110.jp/guide8.html

さて、この鑑賞ガイドのしめくくりとしてお届けしたいのは、……“Op.110”。
舞台『Op.110 べートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』に登場するもっとも重要な作品です。

Op.(opus/オーパス)とは、作品番号という意味。ベートーヴェンは、出版に至った作品の多くに自ら「Op.XXX」という通し番号をつけていました。

さらに、慣用的に使われているジャンルごとの通し番号もあります。この作品のピアノ・ソナタとしての通し番号は「第31番」。ベートーヴェンの最後のピアノ・ソナタは第32番なので、この作品は最後から2番目にあたります。亡くなる約5年前に完成しました。

ベートーヴェンにとってピアノは人生の相棒だった、というお話を前回書きましたが、ピアノ・ソナタは、ベートーヴェンのライフワークと呼んでいいジャンルでした。少年時代に書いた習作から、50代前半で書いた最後の作品に至るまで、創作期間はおよそ40年間におよびます。

ピアノ・ソナタとは、いったいどんなジャンルなのでしょうか。
そして音楽人生の長い道のりの終盤に書かれた “Op.110”とは、いったいどんな曲なのでしょうか?


そもそも、ピアノ・ソナタって何?
ソナタというジャンルは、多くの場合、「楽章」と呼ばれる複数の曲によって成り立っています。ベートーヴェンの先輩にあたるハイドンやモーツァルトの時代には、全3楽章もしくは全4楽章が主流でした。3~4トラックが収録されたシングルやEPのようなイメージです。

第1楽章は、作品全体の「顔」ともいえる快活なテンポのキャッチーな曲。
真ん中の第2~第3楽章は、ポップスでいうところのバラード調のしっとりした曲や、メヌエットなどのダンス音楽をベースにしたリズム豊かな曲。
そして最後の楽章は、しめくくりにふさわしい華やかな曲。

ポップスにAメロ、Bメロ、サビ……という基本構成があるように、当時の曲にも好まれる構成がありました。とくにソナタの第1楽章は、「2つのテーマが登場~そのテーマをさまざまな変化形で魅せて曲を盛り上げる~再び2つのテーマに戻りながら終わりに向かう」という構成を用いるのが原則でした(これはのちに「ソナタ形式」と呼ばれるようになります)。

ところがそうした原則は、時代を経るにつれてどんどん崩れていきます。とくにピアノ・ソナタにおいては、枠にとらわれないさまざまな実験が行われるようになりました。たとえば有名な『月光ソナタ』は、いきなり、真ん中の楽章のようなゆっくりした曲からはじまります。「顔」である第1楽章がないだなんて!当時の人びとにとっては、びっくり仰天の作品だったでしょう。

どんどん新しいスタイルを試して、オリジナリティを追求していく。そんな冒険ができるのがピアノ・ソナタというジャンルだったのです。


“Op.110” 終楽章を味わう2つのポイント

“Op.110”も、さまざまな創意工夫を感じさせるピアノ・ソナタです。
全部で3楽章。どの楽章にも興味深いポイントがありますが、ここでは、第3楽章に注目してみましょう。

≫ 楽曲再生(YouTube)
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110 – 第3楽章
https://www.youtube.com/watch?v=Xv-uEXy1UDM


最後の楽章は、しめくくりにふさわしい華やかな曲──と、先ほど申し上げました。
しかしこの“Op.110”の第3楽章は、派手なテクニックで人を魅了するタイプの曲とはまったく違います。

とくに重要なポイントはふたつ。「歌」と「フーガ」です。

この第3楽章は、歌のような雰囲気をたたえているといわれています。
なんといっても、序奏のあとにはじまるメロディがとても印象的(上記リンクの11:54~)。わずか数分の短い箇所ではありますが、歌詞をつけて口ずさみたくなるような美しさと哀しみをたたえています。

実はこの箇所、ベートーヴェンが自ら「嘆きの歌」と名づけています。下降していくメロディは、悲嘆にくれる想いを表現するときによく用いられます。かなり意味深長な雰囲気です。

そしてそれに続く形でフーガが登場します。フーガとは、簡単にいうと、同じメロディが複数のパート、かつそれぞれ異なるタイミングで何度も繰り返される形式のこと。メロディが次々と織り重なって、万華鏡を思わせる無限の世界が展開されます。

じっくりと聴いていると、同じメロディが何度も登場しているのがわかるでしょうか。

ベートーヴェンは、晩年、フーガを使った作品を数多く生み出しました。フーガは昔からある作曲の技法ですが、それを自分流にアレンジして取り入れることによって、新しい音楽の世界を作り出そうとしたのです。


誰にも献呈されなかったソナタ

さてベートーヴェンは、自分の作品を出版するにあたって、いつも献呈相手を慎重に考えて決めていました。
ところが、このソナタは誰にも献呈されていません。これはベートーヴェンのピアノ・ソナタのなかでは比較的珍しいことです。

献呈者がいる場合は表紙に名前が記載されるが、
このソナタは献呈者がいないため記載がない。

「ほんとうは献呈したい人がいたが、できなかったのかもしれない」「あえて献呈しない理由があったのかもしれない」そう考える研究者もいました。

そのひとりが、青木やよひという日本人研究者でした。おもにベートーヴェンの「不滅の恋人」研究に人生を捧げた彼女は、恋人候補と“Op.110”との関係に着目し、嘆きの歌の箇所を「悲しみと悔悟の涙」と表現しました。

舞台『Op.110 べートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』は、青木やよひの説をベースにして創造されたフィクションです。

研究者が提示するのはあくまでも新しい解釈であり、それが絶対に正しいわけではありません。

しかしその鋭いひらめきや探究の情熱は、ベートーヴェンを、あるいは彼の作品を、ときに実物をしのぐほどに強く輝かせます。

この舞台は、きっとその輝きを客席にたくさん届けてくれるはずです。
アントニー・ブレンターノが、フェルディナント・リースが、あるいはほかの登場人物たちが、ベートーヴェンとはいったい何者だったのか、不滅の恋人とは誰だったのかという問いに対峙し、そのひとつの可能性をみせてくれる『Op.110 べートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』。
https://op110.jp/guide8.html

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