第二段階では、コブラ洞窟かに得られた炭素と酸素の動物相記録を、ベトナム北部とラオスの同等の構成の中期~後期更新世の一連の5分類群の動物相(偶蹄目、奇蹄目、長鼻目、食肉目、霊長目、齧歯目)とともに用いて、局所的に古環境を変化させた大規模な気候変動が確認されました。したがって、不連続で斑状の記録にも関わらず、164000~131000年前頃のコブラ洞窟、148000~117000年前頃のコク・ムオイ(Coc Muoi)、94000~60000年前頃のタム・ハン・サウス(Tam Hang South )、86000~72000年前頃のナム・ロト・1(Nam Lot I)、7万~6万年前頃のドゥオイ・ウオイ(Duoi U’Oi)、38400~13500年前頃のタム・ハイ・マークロット(Tam Hay Marklot)の哺乳類動物相は、この期間の機能的(種の多様性と豊富さ)と構造(生態的地位の分布)両方で生態系大きな変化への、したがって新たな環境への人類の適応能力への重要な洞察を提供します。