777投稿集 2573761


サルバドール・ダリ(スペイン フィゲーラス 1904年5月11日 - 1989年1月23日)

1:777 :

2024/01/02 (Tue) 23:47:05

世界の名画・彫刻
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西洋美術史を流れで学ぶ(第23回)~象徴主義編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第24回)~キュビスム編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第25回)~20世紀のパリ編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第26回)~ダダイズム編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第27回)~シュルレアリスム編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第28回)~バウハウスとヒトラーによる弾圧編~
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西洋美術史を流れで学ぶ(第29回)~現代アート編~
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サルバドール・ダリ(Salvador Dalí、1904年5月11日 - 1989年1月23日)
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サルバドール・ダリ - YouTube
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2:777 :

2024/01/03 (Wed) 07:45:08

シュルレアリスト協会と決別したサルバドール・ダリ
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「シュルレアリスムといえば、サルバドール・ダリ!」と連想する方も多いと思うんですが、実は彼は数年でシュルレアリスト協会から離れて、拠点のフランスを去り、アメリカに渡っています。で、アメリカで大成功して巨万の富を築くわけです。


決別した原因は「ブルトンと政治観で意見が食い違ったから」といわれています。ただそれ以上にシュルレアリストたちとダリとは、いくつも違いがありました。まずダリは中退したものの「ちゃんと王立の美大で絵を学んでいる点」です。一方でシュルレアリスムの画家たちは、本格的にデッサンなどを勉強していない人が多い。そもそも「自分の本質とだけ向き合い、他者の目を気にしない芸術」なので、技術を身に着ける必要がないんですね。

だからダリの絵は他のシュルレアリストたちに比べて、圧倒的に上手いです。

また「他者の目を気にしない」=「商業主義を完全に取り払う」ということです。アンドレ・ブルトンは「シュルレアリスム宣言」のなかで「私たちは決して仕事をしない」と書いています。言葉だけ取ると、もう完全に「超ニート宣言」なんですけど、いやいやそんな“ こどおじ”ではないですよ。

この背景には「自分の無意識とだけ向き合う」という姿勢があります。仮に発注主がいたとして「仕事をすること=そいつのオーダーに従って作品を制作すること=自分の無意識と向き合うことから離れてしまうこと」なんです。だから仕事をすることでシュルレアリストではなくなってしまうんですね。

ただダリはアメリカにわたってから、いろんなオーダーを受けまくります。インテリアや洋服、舞台装飾などのデザインをしまくり、テレビ番組に引っ張りだこ。もう大スターになっちゃうんですね。日本でもダリ主演でテレビCMができたりしています。この背景には姉さん女房・ガラがいました。彼女はダリのマネジャーとして、彼の仕事を完全に管理していたそうです。

こんな感じでダリとそのほかのシュルレアリストたちとは大きな違いがあったんですね。ただしブルトンはダリ追放後も、シュルレアリスト作品展にダリの絵を展示しています。というのも、やっぱダリの作品があると展示会の盛り上がりが全然違うんですね。正直なブルトン、ほんとかわいい。

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