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2023/12/22 (Fri) 19:21:44
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世界の名画・彫刻
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831535
西洋美術史を流れで学ぶ(第7回) ~プロト・ルネサンス美術編~
https://irohani.art/study/4822/
西洋美術史を流れで学ぶ(第8回) ~初期ルネサンス編~
https://irohani.art/study/4896/
西洋美術史を流れで学ぶ(第9回) ~盛期ルネサンス編①~
https://irohani.art/study/4966/
西洋美術史を流れで学ぶ(第10回) ~盛期ルネサンス編②~
https://irohani.art/study/5118/
西洋美術史を流れで学ぶ(第11回) ~北方ルネサンス編~
https://irohani.art/study/5282/
西洋美術史を流れで学ぶ(第12回) ~ルネサンスの終わり編~
https://irohani.art/study/5386/
西洋美術史を流れで学ぶ(第13回)~マニエリスム編~
https://irohani.art/study/5460/
ZERO ART / ゼロアート - YouTube
https://www.youtube.com/@zero_art/playlists
https://www.youtube.com/@zero_art/videos
ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14131432
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ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(伊: Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni、1475年3月6日 - 1564年2月18日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%96%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3
ミケランジェロの絵を部屋に飾ろう
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/417.html
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2023/12/27 (Wed) 19:53:44
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ミケランジェロ・ブオナローティとは|88年の生涯から作品・生き様を徹底解説|ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)
https://note.com/jusho/n/n1cd991e01ce7?magazine_key=m5d87b7817204
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2023/12/31 (Sun) 22:41:23
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ルネサンスの流れに逆らったマニエリスムを創始したミケランジェロ
https://irohani.art/study/5118/
御三家の最後はミケランジェロ・ブオナローティ。本業は彫刻家ですが、絵の腕も抜群でさらに建築もできて、詩も書けちゃう総合芸術家です。彼の作品で有名なのは「ダヴィデ像」。完璧といってもいいくらいのバランスで正確な人体を彫りました。台座も含めると600cmくらいあります。
「ダヴィデ像」
「ダヴィデ像」
David Gaya
,
CC BY-SA 3.0
, via Wikimedia Commons
天才っぽいエピソードとしてミケランジェロはノミで彫る前に「大理石の声」を聞いていたそうです。「どうなりたいんだい?ふむふむツイストパーマの男か……OK」という感じでしょうか。やってることが、もうマンガのキャラクターですよね。
また彼は画家として「マニエリスム的な表現」をはじめてやったことでも知られています。その表現がしっかり出ているのが「聖家族(トンド・ドーニ)」です。
「聖家族(トンド・ドーニ)」
「聖家族(トンド・ドーニ)」
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
向かって奥の「友だちのギャグを思い出し笑いする小学生」が可愛くて好きなのですが、ここでは置いておきます。
注目すべきは中央のマリアと、子どものイエスです。イエスを抱きかかえようとするマリアの腕や腰、首は激しくよじれています。イエスの腰もそうですね。ちょっと過度です。これを「セルペンティナータ(らせん状の)」といいます。
今までルネサンスでは「あるがままの姿を合理的に写実する」というブームだったんですが、ミケランジェロの作品はちょっと誇張しているんです。同時期の「アダムの創造」もやっぱりねじれています。
「アダムの創造」
「アダムの創造」
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
この絵から30年後に描いた「最後の審判」では400人以上の人が過度に筋骨隆々な姿であらわれます。もう6パックとかじゃないです。15パックくらい割れています。
「最後の審判」
「最後の審判」
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
この見たままの姿以上の「美」を人工的に描くのを「マニエリスム」といい、ルネサンスが終わった後に本格的に流行ります(マニエリスムは第12回くらいで紹介する予定です)。ミケランジェロはまさしくマニエリスムの先駆者だったわけですね。
https://irohani.art/study/5118/
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2024/01/01 (Mon) 15:45:34
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ミケランジェロのカリスマ性が大爆発
https://irohani.art/study/5386/
ミケランジェロ
Attributed to Daniele da Volterra
, Public domain, via Wikimedia Commons
「ミケランジェロ」はルネサンス期の画家なのですが、ルネサンスのような「見たものをそのままに」というわけではなく「見たものをちょっとオーバーに」という方向性の画家です。かっこつけたいんです。
第10回でも紹介しましたが、彼の絵画作品は独特の“ひねり”や“ねじれ”が目立ちます。また筋肉ムッキムキで「え?どこのジムでそんなことになったの?ぜひ紹介して?」という感じです。
『聖家族』
『聖家族』
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
『最後の審判』
『最後の審判』
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
『アダムの創造』
『アダムの創造』
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
また特にこの「最後の審判」では人体が引き延ばされているのにも注目したいところ。なんか不自然ですよね。「等身どうなってんねん」とツッコみたくなるくらい頭が小さく見えます。
「最後の審判」
これはルネサンスの「あるがままの美」ではなく「人工的に“盛った”美」への転換でした。ミケランジェロの出現に周りの美術家たちも心酔。「俺も真似しよう」というフォロワーが出てきました。美術作品への意識としても、ルネサンスはだんだんと衰退していったんですね。
https://irohani.art/study/5386/
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2024/01/01 (Mon) 17:16:56
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マニエリスムとはイタリア語で「様式」とか「手法」という意味です。「マニエリスム美術だけじゃなく、ルネサンスも印象派も全部何かしらの様式だろ」と言いたくなりますよね。
https://irohani.art/study/5460/
これ、ミケランジェロの弟子のヴァザーリさんが「ミケランジェロ先生やっぱレべル違ぇわ……。これもう教科書(マニエラ)だわ……」と言ったらしく、そこからマニエリスムと名が付きました。その当時のミケランジェロは今でいうHIKAKINみたいな超絶インフルエンサー。周りの画家はみんな彼の手法を真似し、マニエリスムは発達していくわけです。
だからスタートはミケランジェロの絵なんですね。ラファエロやダ・ヴィンチの絵にもマニエリスムっぽいものがありますが、基本的にはミケランジェロ発進です。
マニエリスムの特徴は「自然を上回る美しさ」
では「ミケランジェロの絵ってどんなものだっけ」という話に移りましょう。第10回でもお伝えしましたが、ミケランジェロは他のルネサンス期の画家とはまったく違う絵を描いています。かなりのかっこつけたがり屋さんです。たぶん話とか盛ってくるタイプです。
まずはルネサンス期の画家・マザッチョの「アダムとエヴァ」を紹介します。
マザッチョ『楽園追放』 ※左が修復前、右が修復後
マザッチョ『楽園追放』 ※左が修復前、右が修復後
Masaccio
, Public domain, via Wikimedia Commons
リンゴをもぐもぐしちゃったので楽園を追放される2人の様子です。正確無比な人体構造、悲しみ溢れる表情がリアリティ溢れていてルネサンス的ですね。当時はみんなこうした写実的でリアルな絵を描いていました。
いっぽうミケランジェロの絵はこんな感じ。
『最後の審判』
『最後の審判』
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
彼の手法の特徴が人体を「ひねる」というものです。このひねったりねじったり、引き延ばしたりした絵を「セルペンティナータ」といいます。イタリア語で「らせん状」とか「蛇がとぐろを巻いたような」という意味です。
「あるがままの写実的な絵を」というより「人工的に自然以上の美を」というのがミケランジェロの方針であり、マニエリスムの特徴になりました。とにかく首や腰、腕をひねらせたいので、必然的にミケランジェロ作品の人物は横を向いているケースが多いです。
この上の絵より「彫像」のほうが伝わりやすいかとも思いますので、そちらも紹介しましょう。「勝利」という作品です。
ミケランジェロ『勝利』像
ミケランジェロ『勝利』像
Michelangelo
, Public domain, via Wikimedia Commons
この右腕なにこれ、こんな姿勢したことないんだけど……みたいな。とにかく肘も膝も手首も首も可動部は全部動いています。ルネサンスからマニエリスムに転換するきっかけになった作品でもあります。
彫像に関しては「ひねり」によって、これまで前から観られることを前提としていたのが360度どこから見ても楽しめるようになりました。これも大きな変化でした。
https://irohani.art/study/5460/
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2024/01/01 (Mon) 22:51:46
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あああああ