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人気の移住先カナダから脱出者増 物価高騰や住環境悪化で

1:777 :

2023/12/17 (Sun) 08:10:50

人気の移住先カナダから脱出者増 物価高騰や住環境悪化で
2023.12.17
https://www.thutmosev.com/archives/31748.html

バンクーバーのホームレスキャンプ


https://www.ctvnews.ca/mobile/canada/canada-sees-60-increase-in-homeless-support-workers-over-5-years-1.6397037
カナダから脱出する移民が増えている

カナダは自由主義先進国への移住を目指す目的地としてオーストラリアと並んで人気だったのだが、実際に移住した後で困難に直面し帰国したり脱出する移住者が増えている

多くの移民が生活費上昇に苦しみ賃貸住宅の不足で家賃が高騰して借りれなくなり、ホームレスが増えてトロントにはホームレス通りができた

オタワ、トロント、バンクーバーなどには1000人以上が暮すホームレスストリートがあって定期的に撤去させているが原因は家賃を払えない事なので取り締まりは有効な対策ではない

カナダは少子化や人口減少への対処として大胆な移民政策を取り、2016年に3500万人だったのが23年に4000万人を超えました

2022年には105万人が移民したが23年前半にカナダを離れた人は約4万2000人、2022年は9万3818人、2021年には8万5927人だったので10人に1人近くは移住してもその後カナダを離れていた

105万人の移民は労働者や留学生を含む人口増で正式な移民は43万人なので、10万人近くが離脱するのは少ない人数とは言えない

カナダを離れる移民は2019年に20年ぶりの高水準に達し、原因の多くは生活苦と思われカナダ政府は移民を許可するだけであまり支援をしていない

このペースで移民を受け入れれば26年後つまり2050年にカナダの人口は2倍の8000万人に増えると予想されている

22年時点でカナダ人口の25%は移民系なので2050年時点では人口の70%程度が移民系、もはや従来の国民が先住民になるレベルです

カナダが移民政策を始めたのはトルドー首相が就任した2015年からですが、2000年代から移民を増やしたドイツでは「新生児の50%が移民」という事態になっています

話は違うがアメリカでは新生児の過半数は非白人で将来白人が総人口の1/3程度まで減少するのが確定し、出生率が2倍も高いヒスパニックの国になるでしょう

カナダへ移民する人の出身国はインド、フィリピン、中国などアジアが上位なので2050年にカナダを旅行する人は「ここはアジア人の国だな」と思うはずです

家賃、車、子どもで月100万円かかる
カナダ政府は月600から800カナダドル(8万円強)を援助しているらしいが、カナダの生活保護費は700ドルで住居費を含むのでそれだけで生活はできない

カリブ諸国からやってきたある男は「カナダに移住して20年働いたが無駄だった。カリブ諸国に留まっていれば家を何軒も購入できた」と話した

カナダの平均年収は19,700カナダドル(約1,259万円)で平均月収は9,975(約105万円)、1人当たりGDPは5万2000ドルなのでさすがにこれは話を盛り付け過ぎている

おそらくこの数字は世帯年収で夫婦で5万ドル×2=10万ドル(1300万円)という計算のような気がしますが、このくらい収入がないとカナダで平均的な暮らしができない

カナダの物価は牛乳は日本と同じだが野菜は2倍から3倍、トイレットペーパーも2倍以上、ハンバーガー1.5倍、なによりバンクーバーは住居費が高く1LDK30万円で2LDKは約41万円となっています

バンクーバー以外の都市では1人用なら20万円で住めるものの、カナダに移住して家族と大都市で生活するには家賃40万円、年間500万円かかります

アメリカ同様自動車国家なので車は年100万円、子ども2人にそれぞれ年100万かかるとすれば、4人家族で食費などを除いて800万円かかります

これに食費と服や買い物や娯楽費、そして電気ガス水道を合わせた金額がカナダで生きていく費用になります(医療はカナダ国民は無料)

バンクーバーで最も家賃が安いワンルームに住む中年夫婦は月13万円の家賃を払えず路上生活になるというドキュメント番組をテレビで放送していた

東京で手取り300万円家賃8万円程度だと年100万円未満、残り200万円なので倹約すれば東京で安い部屋に住み少なくとも生活はできるでしょう

カナダの大都市で平均的な家賃は1LDK30万円でファミリー向けは50万円、東京の3倍水準だが全ての人が東京の3倍給料をもらっている訳ではない

夫婦共働きで平均的な暮らしができるのは子供ができるまでで、カナダで子供1人を育てるには30万ドル(約3300万円)かかる

子どもと住めるファミリー向け物件の家賃は大都市で月50万円もし、夫婦で月100万円の収入がないとこれだけの家賃を払い続けるのが難しい

カナダではホームレスが急増していて政府統計では23万人だが民間の推測では70万人に達していると指摘している
https://www.thutmosev.com/archives/31748.html
2:777 :

2023/12/17 (Sun) 08:15:17

Far West Life /マサのアメリカ生活 - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841135

やまたつ カナダ人ニュース - YouTube
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147354

カナダが陥った収入2倍で物価も2倍という悪夢、 ホームレスが数十万人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822753

遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待~カナダ寄宿学校の闇〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14063178
3:777 :

2024/02/24 (Sat) 12:42:55

移民爆受け入れカナダの医療崩壊 風邪で数か月待ち
2024.02.23
https://www.thutmosev.com/archives/33459.html

カナダの病院で治療を受けるまでの待ち時間。単位は「週」です


https://www.todocanada.ca/health-care-wait-times-in-canada-2023-this-is-how-long-you-need-to-wait-for-medical-treatment/
医療は無料の筈が

カナダは移民を急増させて経済成長しているが悪影響も出ていて、医療崩壊や住宅不足による家賃高騰でホームレスも激増している

カナダ政府は移民を無制限に受け入れているが受け入れ後の面倒を見ないので、多くの移民が貧困化し治安も悪化しどんどん悪い社会になっています

日本ではカナダは理想化して語られる事があり人気の移住先ですが、実際に移住した人には成功者もいる一方で「この世の地獄だった」と日本に帰国する人もいます

2016年のカナダ人口は3500万人だったが2023年で4000万人になりたった8年で人口の14%も移民を受け入れ、しかもこれは「正式に移民」した人数で留学生や不法入国者を含んでいない

2021年国勢調査では移民の人口割合が23%で、これは永住権を持つ人とカナダ国籍を取得した人らしく、永住権取得者のカナダ生まれの子供や就労ビザや就学ビザで滞在する外国人を含まない

移民に含まない外国人も数百万人いるようなので、実際には8年程度で人口の30%もの外国出身者がなだれ込み様々な社会問題が発生した

その一つが本来は全国民が無料で高度な医療を受けれる筈だったのが、受け入れ能力を遥かに超える患者が発生したため医療崩壊で病院による治療拒否が普通に発生している

「病院の前で行き倒れ」「手術室の前で子供がなくなる」というニュースが誇張でもなく発生していて、無料の医療制度は崩壊した

これは医療費が無料の北欧でも同じですが「全ての病院のすべての医療が無料」ではなく、無料の病院の無料サービスだけが無料になっている

無料の医療施設は限られているので病院の予約というものが必要で、受け入れ枠に対して希望者が多いと診察は数週間や数か月待ちになる

なので北欧では風邪をひいて病院に行くと診察は3か月後(多くの人が同時に風邪をひくため)、病院に行かず自宅で治療する人が多い

そうした国では無料病院の無料サービス以外は有料であり、多くの場合有料治療費は日本の保険適用額よりもかなり高くなっています

医療を受けれない人が増加
無料医療には国などの補助があるが往々にして医療は赤字で国の財政に負担をかけるので、医療スタッフが不足するうえ設備は老朽化し、無料病院そのものも少ない

2018年(新型コロナで逼迫する前の余裕があった頃)診察までの待機時間が平均約8.7週間で、実際の治療が受けられるのはさらに平均11週間後で合計20週間(140日後)でした

これは全国平均ですが医師や病院が少ない州では平均45週間(315日)の待機時間で、数時間待っただけで切れる日本のおじさんの寿命が尽きるレベルです

アメリカでも医療費が高くオバマケアは待機期間が長いが、それでも初診から平均4週間以内に治療を受けているのでカナダは長い

カナダで超音波やCTスキャンを受けるには平均約4週間、MRIには約10週間、因みに日本では当日予約や予約なしで1万円前後(保険適用)でCTスキャンできる病院があります

手術が必要で予約をした人が亡くなって、2か月後に予約できたという連絡がきたという落語のような実話があったりと中々酷い状況です

これほど待機時間が長いので極悪医療費で有名なアメリカに治療を受けに行くカナダ人もいて、そこでも医療ボッタくりに遭っている

日本では政府が公定医療費を決めて病院に押し付けているが、カナダも州政府と病院が交渉し決めていてこの交渉では非効率なほど予算を確保できる仕組みに成っている

昔のソ連では作業効率を上げるとノルマが増えて給料が減るので工場はわざと生産効率を下げていたが、カナダも同じような理由でわざと非効率な医療をしている

もう一つの問題は診療報酬の決め方で日本は検査、診察、治療と一つ一つの医療行為に非常に細かい料金が決まっていて、医師や病院の裁量で変える事はできなくなっています

カナダの診療所では「患者1人いくら」で決まっていて1人一回4000円程度で、それが風邪であろうと瀕死の重傷であろうと1人4000円(年度や州によって違う)で固定されています

大病院では医療内容に応じた報酬になるようですが、いわゆる町医者やクリニックが非常に少ないのが、待期期間の長さにつながっている

カナダではあらかじめ登録した診療所でしか診察を受ける事が出来ず、近所だからといって登録できるのではなく探し回ってやっと登録可能な診療所が発見できるレベルです

カナダは「医療が無料」とあらゆる場所に書いてあるがこれは嘘で無料なのは「診察、診断、検査」つまり医師が見て判断する事だけが無料です

診断後に処方される薬や治療の料金は有料で、自分で保険に加入するか企業保険などでカバーする人が多いが、永住者以外の外国人は検査なども有料です

カナダでは意識不明で救急車で運ばれない限り個人が大病院に行く事はできず、 家庭医と呼ばれる診療所に登録して最初に診察を受け、大病院に紹介してもらって初めて「病院」に行ける

だが多くの診療所は定員が決まっていて受け入れを拒否されるので、オスの三毛猫(ほぼ存在しない)を探すくらい難しい
https://www.thutmosev.com/archives/33459.html
4:777 :

2024/02/25 (Sun) 10:30:31

宇山卓栄の世界史・現代史講義
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841003

宇山卓栄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%87%E5%B1%B1%E5%8D%93%E6%A0%84&sp=CAI%253D


▲△▽▼


【緊急ライブ】”THE 不法移民”日本人の知らないアメリカの超ヤバい現実 (宇山卓栄×マックス×石田和靖)
2024/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=VofuYZ0M-5o


宇山卓栄さんとの対談第一弾「宇山さんとシカゴで、アメリカの崩壊、生活、暮らし」
山中泉 Sen Yamanaka
2022/09/20
https://www.youtube.com/watch?v=uohaZC48iNY

宇山卓栄さんとの対談第二弾「バイデンのアメリカ崩壊政策と、日本への影響とは?」
山中泉 Sen Yamanaka
2022/09/20
https://www.youtube.com/watch?v=I5QGGPZIuEs


【アメリカ崩壊】バイデン民主党の”不○選挙とメディア戦略”が動き出す?! どうなる米大統領選挙2024(宇山卓栄×石田和靖)
2024/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=S7j8CciVl3g


新春特別鼎談!『アメリカ大統領選挙と台湾総統選挙はどうなるか』ゲスト:歴史家・評論家 八幡和郎氏&著述家 宇山卓栄氏
2024/01/05
https://www.youtube.com/watch?v=Tvh6FUtlbio

<主な内容>
・アメリカ大統領選挙展望
・台湾総統選挙展望
・中国の動向と今後
・日本は如何に対応すべきか



特番『中東危機とウクライナ戦争で露呈するアメリカの堕落』ゲスト:著作家 宇山卓栄氏
2023/11/24
https://www.youtube.com/watch?v=C7OmH0oSZmQ


特番『LGBT法案の愚、 ポリコレの恐怖の破壊力』ゲスト:著作家 宇山卓栄氏
2023/03/29
https://www.youtube.com/watch?v=HBwjRACtwcI&t=139s


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古代アメリカ文明の謎/宇山卓栄さんに聞く
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822259
5:777 :

2024/02/25 (Sun) 17:39:48

我那覇真子 _ グローバリズムの実態
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841209


我那覇真子 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%88%91%E9%82%A3%E8%A6%87%E7%9C%9F%E5%AD%90+++&sp=CAI%253D

我那覇真子 山中泉 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%88%91%E9%82%A3%E8%A6%87%E7%9C%9F%E5%AD%90+++%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E6%B3%89&sp=CAI%253D


新春特番「我那覇真子さんと激論!2024年いかにしてグローバリストと戦うか!」
2024/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=9Mjr6TExbbg

<出 演>
 松田政策研究所代表 松田学
 ジャーナリスト 我那覇真子氏

前半は、我那覇さんが経験したグローバリズムの実態、 世界各国を回って反グローバリズムの動きをどう見ているかの分析をしていただきます。

トランプ大統領など米国の草の根保守の動きにも触れて頂き、後半はグローバリズム勢力との闘いとWHOの話をたっぷりと。
6:777 :

2024/03/25 (Mon) 18:32:24

移民を大量に受け入れている国に移住しても生活できない
2024.03.25
https://www.thutmosev.com/archives/34105.html

良い職業はその国で生まれた人が就いているので、移民は低賃金職業を移民同士で奪い合う(カナダの不法移民)


https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2Z707T/ アングル:移民受け入れ拡大のカナダ、経済繁栄は「蜃気楼」か _ ロイター
移民を受け入れるだけで面倒は見ない

2023年にマスコミが喜んで取り上げていたネタが「日本は貧しい。そうだ豊かな国で働こう、日本で働いてる奴はバカだ」というものでした

この手のニュースによると大体おすすめはカナダ、アメリカ、オーストラリアの3か国でシンガポールやドバイや北欧といったパターンもあります

この手の記事は各国の良い部分だけをつまみ食いしていて、例えばフランスは子育てが無料で北欧は医療費が無料、アメリカは自由の国でカナダは移民を歓迎しているという具合です

各国の良い部分だけをつまんで合成したら理想の国になりますが、現実にそういう国は地球に存在していません

マスコミがお勧めするカナダ、アメリカ、オーストラリアのビッグ3は年間に移民を100万人以上受け入れていて、移民すると大歓迎されると言っています

彼らの話をうのみにすると現地語を満足に喋れなくて未経験でも時給3000円以上の働き口が簡単に見つかり、日給2万円月給50万円を楽に稼げるそうです

現実はどうかというと海外で出稼ぎのような事を目的に3か国に移住した人のほとんどが失敗していて、現地の貧困者になるか諦めて帰国しています

年間100万人も移民を受け入れているような国は考えたら分かると思いますが「受け入れているだけで面倒は見ていない」から受け入れられます

もし日本政府が年間100万人のクルド人やベトナム人を受け入れたとしたら、きっと受け入れるだけで生活の面倒は見ない筈です

大量に押し寄せた移民は良くて低賃金労働者になるが悪ければ失業した路上生活者になり、政府は路上に転落した移民を助けたりしません

ニューヨークには1年で10万人も自称「難民」がやってくるが実際は違法に入国して難民申請をしただけなので難民ではなく、処分待ちの不法入国者に過ぎません

カナダにも移民の路上生活者が暮す一角があるが、政府は移民を受け入れるだけ受け入れてほったらかすのでどうしても競争に負けて路上に出る人がいます

移民国家は人口バブルで資産バブルを起こしている
オーストラリアにホームレスのイメージは無いが実際には人口2600万人なのに10万人のホームレスが存在し、路上生活をする人も多い

こうした移民大国は日本を考えればすぐ分かると思いますが「良い仕事」はその国で生まれた人が独占し、移民や外国人に与えられるのは「良くない仕事」です

アメリカではタクシー運転手やウーバータクシーは移民の仕事とされていて、それは低賃金長時間労働で時給が低く使い捨てだからです

毎年加わる移民100万人はその国で生まれた人と公平に扱われるのではなく、移民は「移民枠」のなかで移民同士で競争して仕事を得なくてはならない

移民に与えられる職業はだいたい飲食業や清掃や自国民が避けるような職業で、そういう仕事でも移民同士の競争で勝ち抜いた人だけが就けるのです

なのでその国の時給が3000円だったとしてももっと安い時給で働くか、失業するかという選択を多くの移民は迫られます

賃金が高い国に出稼ぎ移住してもその国の平均時給を得られない可能性が高いが、一方で生活費の高さは全員に平等に降りかかります

何しろ毎年100万人も移民や留学生や不法入国者が押し寄せるので、毎年家賃が上昇し安い物件なんてものは無くなりました

これら移民大国の家賃はアパートを1人で借りると高額なので数人でハウスシェアしても家賃10万円以上、1部屋を数人でシェアするとその半分くらいになる

シェアルームで家賃を節約し食事は安い物を買って自炊すると節約できるが、仕事がなくてお金が出て行くだけという人が多い

移民や外国人が働ける求人には数百人もの応募があるので完全な人手余り、低賃金でも仕事には困らない日本とは真逆です

こういう移民大国は「押し寄せる移民によって家賃と地価が上昇」、「地価上昇によって資産バブル発生しGDP上昇」「1人当たりGDPや全体のGDPが上昇」という決まったパターンがある

日本に例えると毎年東京に100万人の移民を受け入れるのであらゆる家賃や地価が高騰しバブル経済になり、国全体のGDPが上昇するイメージです
https://www.thutmosev.com/archives/34105.html
7:777 :

2024/03/28 (Thu) 20:09:20

欧米と比べて日本の家賃は激安なのでホームレスが少ない
2024.03.28
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html

東京の家賃は欧米よりかなり安い


https://www.s-housing.jp/archives/310279 2022年の東京のワンルーム25平米の平均家賃は? _ 新建ハウジング
欧米と比べて日本の家賃は激安

欧米先進国では2010年代から主要都市の家賃が高騰し始めて、新型コロナの3年間を経て事態は深刻化し多くのホームレスを生み出している

アメリカの主要都市では中心部の家賃がワンルーム2000ドル(30万円)以上でファミリー向け物件は4000ドル(60万円)以上になっている

NYマンハッタンではワンルーム50万円ファミリー向け80万円以上にもなっていて、欧州の一部の国でも同じようになっていてカナダやオーストラリアも家賃上昇が社会問題になっている

ちゃんとした仕事をしていて収入もあるのに家賃を払えない人が続出し、どの国も数万人や数十万人単位のホームレスが発生している

一方日本ではホームレスは非常に少なく、ネットカフェなどに宿泊する住宅難民が居るとしても他の国よりはかなり少ない

これには日本の家賃の安さが貢献しているのは間違いなく、もし東京でワンルーム20万円以上だったら多くのホームレスが出ていた

東京23区の平均家賃はワンルーム5万円台(葛飾・江戸川区)から10万円台(千代田・港区)で中央値は8万円台だった(「SUUMO」より)

同じくファミリー向け2LDKの平均家賃は10万円台(足立・葛飾区)から港区の31万円までで、中央値は17万円程度でした

これは欧米主要都市と比べて1/3以下で、もっと安い東京都営住宅は平均的な家賃が2万1000円と説明されています

公営住宅では高齢者などが家賃無料で住んでいる事もあるので、家賃という面で東京の人は欧米諸国よりもかなり恵まれています

しかもこれら東京の家賃は「平均」なのでもっと安い物件もあり、多少の事を我慢するなら相場よりかなり安い物件も存在しています

訳アリ物件では「事故物件」が話題になったが他にも築古物件や狭小物件、風呂トイレなし(共用)物件などが存在します

激安家賃の物件多し
多くの賃貸マンション・アパートには風呂がついているが風呂なし物件も存在し、古い木造アパートが多いが現代でも一定の需要があります

風呂があるメリットは書かなくても分かりますが、風呂が存在するデメリットには普通は気づきにくいでしょう

風呂のデメリットはまずバスルームとして狭い部屋に相当する面積を取られ、同じ家賃なら確実に狭くなり同じ広さなら居住スペースは狭い

風呂を設置するには水回りの設備も必要になり狭いうえに高額家賃を支払い、掃除も面倒だし掃除をサボるとカビだらけになる

風呂をなくす事でこれらの面倒から解放され広い部屋に住めるので、風呂が要らない人には無くても良い(欧米人のようにシャワーだけ浴びるなど)

風呂がなくても毎日身体を洗う必要があるのでシャワーがついているタイプがあり、トイレと一体化した風呂なしのユニットバスのようなものです

低家賃で風呂がない部屋はトイレが各部屋になくて共同という場合があり、昭和前半のアパートはだいたいこのパターンだったが現在では珍しくなった

風呂なし、トイレ付き物件なら東京都内で5万円以下、風呂トイレなしなら4万円以下で借りることができるとされています

こうした格安賃貸物件の多くは昭和40年代から50年代築で新しくはないが、築年数でいえばUR賃貸も昭和50年前後の物件が多いので、そう変わらない

新築物件でもあえて風呂なしにすることで部屋を広くしたり家賃を低く設定している場合もあり、話題になったシェハウスのような形式では各自の部屋に風呂トイレが無い

欧米諸国でホームレスが非常に多い 都市にはこうした格安物件がないか既に移民で満室になっていて、高い家賃を払うかホームレスになるかの両極端になっている

東京大阪愛知などにはドヤと呼ばれる簡易宿所がありだいたい4万円台で生活保護の家賃に合うようになっていて、保護を受けなくてもこうした宿にアパートとして住むこともできる
https://www.thutmosev.com/archives/77069161.html
8:777 :

2024/04/08 (Mon) 18:59:53

アメリカへの移住出稼ぎ者のほとんどは失敗して帰国している
2024.04.07
https://www.thutmosev.com/archives/34413.html

自分が移民になると先住者がいる場所まで急な坂を上らなくてはならず、日本に居るより苦労が多い


アメリカは給料2倍だが生活費は3倍

オーストラリア、アメリカ、カナダなどで時給3000円か4000円になっていて、「海外で出稼ぎすれば儲かる」とマスコミが煽り立て実際にそうした国に出稼ぎに出た人もいた

以前オーストラリア移住出稼ぎの記事を書いたときに以前はともかく最近出稼ぎに出た人のほとんどが失敗し、成功者はほとんど居ないという結論に至りました

その理由は時給は確かに3000円以上だが良い仕事はオーストラリア人や先に移住した経験者が就いているので、新たに移住した人は求められていない

日本でも良い職業は日本人が独占しているがオーストラリアも同じであり、移民や外国人は移民に割り当てられた「敬遠される職業」の枠を競争で勝ち取らなくてはならない

そうやって獲得した職業は販売員とか飲食店スタッフなのだが、そこまで時給が高額な国ではフルタイムで雇わず、例えばランチタイムが忙しければ12時から1時まで雇うなどしています

そんな仕事でも英語能力や経験が重視されるので片言の英語しか喋れない日本人は就くことができず、数か月間収入ゼロで帰国する日本人のほうが多いそうです

オーストラリアと並んで「簡単に高収入が得られる夢の国」とマスコミが言っているのはアメリカで、この国は何しろ好景気だし毎年100万人くらい移民を受け入れています

移民以外の一般のアメリカ人の生活ですが全労働者の平均的な収入は約4万ドル(600万円台)で、正社員は6万ドル(900万円)の収入がある人が多い

日本では全労働者の平均は300万円くらいでいわゆる正社員は400万円台なので1.5倍は多く、そこだけ見れば金持ちですがアメリカは支出が非常に多い

まず家賃ですが東京は10万円以内なのにニューヨークは30万円でマンハッタンなら40万円以上、健康保険は日本は年10万円ですがアメリカは独身が毎月10万円、ファミリー保険なら毎月数十万円かかります

日本では自動車保険は軽なら年1万2千円ですがアメリカは月額3万円以上、アメリカでも都市部では駐車場契約が必要で平均2万円だがマンハッタンは7万円もかかる

子どもがいると養育費が非常に高く日本で言う保育園は平均年1万ドル、これもマンハッタンだと年間4万ドルもかかります

日本人移民がアメリカから撤退する理由
インフレに加えて消費税とチップ強制によって、値札+20%以上を余計に取られるので多くの価格が日本の2倍程度になっています

アメリカの医療費は非常に高額で保険加入していても一日入院で500万円程度、救急車は1回運ばれると50万円以上は取られます

なので労働者の年収が4万ドルや6万ドルでも子供が2人居たら確実に赤字で、夫婦共働きで世帯年収10万ドル(1500万円)ないと都市部で子供2人居てマイカーを所有するのは不可能です

日本人がアメリカの都市部に出かけて(田舎に仕事は無い)時給3000円で25日働いたとしたら月収60万円だが、そう調子良くはいきません

金銭面の苦労だけではなくアメリカは競争社会なので足の引っ張り合いが酷く、特にアルバイトのような底辺職業では酷いいじめを受ける事が少なくない

アメリカには残業がないがそれは仕事一つで生活できないから皆複数の仕事を持っているからで、「日本のほうがブラックでアメリカがホワイト」というのは全くのでっち上げだそうです(実際にアメリカで働いている人の声)

日本とアメリカの1人当たりGDPは約2.5倍だが物価や様々な社会費用は3倍以上違うので、同じように生活したらアメリカでは生活できません

親がアメリカ人で良い教育と良い仕事に就けるならまだいいですが、コネもない日本人が航空券や滞在費を負担して出稼ぎに行ってもまず失敗しています

と言っても世の中には成功している人が必ずいるのですが、それは甲子園出場者の中から必ずプロ野球で成功する人が居るようなものだと思います

中南米とかアフリカとかからアメリカには大量の移民がやってきているので、低賃金労働市場があって最低賃金以下で働く人もいるのでそこそこ高賃金の日本人の出番はありません

日本はアメリカの半分の賃金だが社会負担費用は半額以下なので、日本国籍とか日本の学校卒業という「武器」があれはアメリカで移民になるより遥かに良い人生を送れます

アメリカでも移民による問題が大きくなってビザや永住権の取得が難しくなり、移住に成功したとしても永住権や市民権を取れない場合もある

アメリカの給料が日本の2倍3倍だったとしても 日本人が移住してアメリカ人と同じ収入を得られるわけではなく、自分が「外人」になった時はハードルが高いのです

治安の悪さはかなりのもので日本でアイドルをしていた女性がアメリカに移住したら「何度も部屋に押し入られて乱暴された」と言っていました

人種差別というか後進国出身者優遇や人種調整によって日本人は同じ成績、同じ能力でも就職などで落とされる事が多いのも事実です
https://www.thutmosev.com/archives/34413.html
9:777 :

2024/05/11 (Sat) 19:29:27

2024年05月08日
YouTubeによる保守派潰し / 邪魔者は芽のうちに踏み潰せ !
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68963405.html

ブロンド美人の新勢力

Eva Vlaadingerbrok CPAC 9883Ann Coulter 7243
(左 : 2024年のCPACハンガリーで演説するエヴァ・フラーディンガーブロク / 右 : 2012年のCPAC大会に招かれたアン・コールター)

  アメリカには保守派国民を結集して一大勢力にしようとする「アメリカ保守同盟(American Conservative Union)」という組織がある。この団体は「CPAC(Conservative Political Action Conference)」というイベントを開き、保守派の政治家を支援するだけでなく、将来のリーダーをも育成しようと考えているようだ。CACPはアメリカ国内だけに留まらず、世界各国に仲間を増やそうと働きかけている。今では日本人の間でも知られているが、CPACの大会はハンガリーでも行われていた。

Eva Vlaadingerbrok 111(左 / エヴァ・フラーディンガーブロク )
  ところが、今回行われた「CPACハンガリー2024」では、“とんでもない妨害”が加えられていた。この集会には、ネーデルラント出身の弁護士で、保守的な政治活動をしているエヴァ・フラーディンガーブロク(Eva Vlaardingerbroek)も招かれ、彼女は西歐諸国で増え続ける移民の危険性に関する演説を行っていた。エヴァについては当ブログで以前紹介したし、タッカー・カールソンの番組にも招かれていたから、彼女の言論に興味を示す日本人も少なくないだろう。

  聴衆を前にしたフラーディンガーブロク氏は、歐米のグローバリスト勢力が推し進める外国人(移民や難民)の輸入や、「国民総入れ替え(Great Replacement)」の策略に警鐘を鳴らしていた。もちろん、彼女の演説はツイッター(現「X」)やYouTubeでも拡散されたが、YouTubeを運営するGoogleは、エヴァの訴えを“ヘイトスピーチ”と判断した。YouTubeにはエログロ動画もあるのに、真面目な議論を投げかけるエヴァの動画を削除するなんてあんまりだ。彼女の動画は「X」のプラットフォームだけで5000万回も再生されていたから、もしYouTubeで禁止されていなければ、数百万回の再生数になったんじゃないか?

  主流メディアの報道番組は、この暴挙については完全に無視。それでも、選挙報道で有名な「Real Clear Politics」とか、元CNNキャスターのルー・ダブス(Lou Dobbs)氏が運営する独自のサイト、さらにイーロン・マスク(Elon Musk)氏がインターネット上でエヴァの演説を紹介していたから、アメリカ人でも多くの人が「CPACハンガリー」の大会を視聴することができた。 (Ian Schwartz, 'Eva Vlaardingerbroek at CPAC Hungary: The Great Replacement Is No Longer A Theory, It's Reality', Real Clear Politics, April 27, 2024.)

  エヴァはネーデルラント出身の美形知識人であるから、その容姿だけが注目されてしまうが、彼女の発言はとても重要で、歐米各国では移民や難民による殺人や傷害事件が多発しているというのだ。例えば、ストックホルムでは白昼にもかかわらず、70代の女性が三名も路上で刺されていたし、ロンドンでは42時間の間に四名も刺されていた。パリでは何百人ものアフガン移民が暴動を起こし、別の地域では教会が放火されることもあったという。

  西歐諸国の都市部には移民や難民が群がっており、その数は現地人の数を凌駕する程になっている。例えば、“寛容”と“多様性”を自慢するアムステルダムでは、現人口の56%が非西歐系の移民で占められているそうだ。この惨状はハーグでも同じで、58%が異教徒の外国人だし、ロッテルダムでも60%が移民ときている。ロンドンは既に“手遅れ”状態で、市長までがパキスタン系のサディク・カーン(Sadiq Aman Khan)となっている。街の風景を見れば納得してしまうが、それでも移民の数が54%に達しているというから、イギリス人はショックを隠しきれない。

  でも、この人数(比率)は怪しく、本当に住民の素性を明らかにしているのか? 例えば、アフリカ系やアラブ系の帰化人を両親や祖父母とする者や、有色人種との混血児、違法・合法の在英外国人などを含めれば、もっと大きな比率となるだろう。日本人から見れば同じ“白人”でも、親子代々のイギリス人が見れば“違う種類”の白人だ。例えば、出身がギリシアとかポーランド、ブルガリア、ルーマニアであればアングロ・ケルト系の国民とは違ってくるし、色白のトルコ人やチェチェン人、シリア人、アルメニア人、グルジア人となれば、「ブリテン国民」といっても同胞じゃない。ブリテン島の“白人”というのは、我々が想像する「白人」じゃないから注意が必要だ。(もし、イギリス人が帰化鮮人や帰化支那人を「似ている黄色人種」だからといって、日系日本人と同一視したら日系人は厭がるだろう。)

  一般の日本国民は無関心だから仕方ないけど、スコットランド自治政府の首相と「スコテッシュ国民党(Scottish Nationalist Party)」のリーダーを務める人物は、つい最近までパキ系のハムザ・ユーサフ(Humza Yousaf)であった。彼の父親ミアン・ムザファーは、パンジャブ生まれのパキ人で、母親のシャイスタ・ブッタは、ケニアのナイロビ生まれたパキ人だ。このムスリム両親がブリテンへやって来て、息子がサウス・ラナークシャー(South Lanarkshire)で生まれたから、ハムザは容姿が変でも「スコット人」というわけ。普通の日本人なら、「えぇぇ~、そんなのケルト人でも、スコット人でも、ハイランダーでもないよぉ~」と否定するが、現在のブリテンでは“カラー・ブラインド(人種を無視)”が社会の規範となっているので、アラブ人でもアフリカ人でも、スコットランド国民になれてしまうし、スコットランド独立派の頭目にもなれる。(スコットランドの民衆が、なぜイングランドからの独立を熱望するかについては、歴史上の複雑な経緯があるので、別の機会で紹介したい。)

Humza Yousaf 111Humza Yousaf 324Duke of Edinburgh 0343
(左 : ハムザ・ユーサフ / 中央 : ハムザの両親 / 右 : エジンバラ公爵のフィリップ殿下 )

  ちなみに、亡くなったエジンバラ公爵のフィリップ殿下はギリシア出身の海軍士官であったが、ゲルマン人貴族の血筋であったからOK。エリザベス女王だってハノーファーのドイツ系イギリス人であったから同類だ。ゲオルグ(ジョージ)1世なんかは英語を話さなかったんだから、日本人からすると奇妙である。ネーデルラントのからやって来たオラニエ家のプリンス・ウィレムは、オランダ州やゼーラント州の執政官(Stadholder)であったが、イングラントの王位に就いて「ウィリアム3世」と名乗り、スコットランドでは「国王ウィリアム2世」となった。ちなみに、英国王ウィリアム2世(William Rufus)はノルマンティー公ウィリアム(征服王)の息子で、国王ヘンリー1世の兄である。

  ついでに言うと、一般の日本人が思い浮かべるスコット人と言えば、鉄鋼王のアンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie)とか電話を普及させたアレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell)、物理学者のジェイムズ・クラーク・マックスウェル(James Clerk Maxwell)、ペニシリンの発明者であるアレグザンター・フレミング(Alexander Fleming)、『英雄崇拝論』で知られるトマス・カーライル(Thomas Carlyle)、探偵小説「シャーロック・ホームズ」の原作者であるアーサー・コナン・ドイル卿(Sir Arthur Connan Doyle)、小説家のウォルテー・スコット卿(Sir Walter Scott)などであろう。

Alexander Graham Bell 213James Clerk Maxwell 43Thomas Carlyle 634Arthur Connan Doyle 435
( 左 : アレクサンダー・グラハム・ベル / ジェイムズ・クラーク・マックスウェル / トマス・カーライル / 右 : アーサー・コナン・ドイル)

  映画ファンなら、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)とかジェイムズ・マカヴォイ(James McAvoy)、ショーン・コネリー(Sean Connery)を直ぐ思い浮かべてしまうが、意外と知られていないのは、歌手のシーナ・イーストン(Sheena Easton)や女優のデボラ・カー(Deborah Kerr)がスコットランド出身の藝人であることだ。蛇足になるが、HBOのTVドラマ『ROME』に出演したケヴィン・マッキッド(Kevin McKidd)もスコットランド出身の俳優である。彼は勇敢な百卒長の「ルキウス」を演じていたから、覚えている人も多いだろう。

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(左 : ジェイムズ・マカヴォイ / デボラ・カー / シーナ・イーストン / 右 : ケヴィン・マッキッド )

  こうした「新スコット人」を念頭に置くと、スコティッシュ国民党の議員となったパキ系のバシャー・アフマド(Bashir Ahmad)やパキ系3世のアヌム・カイザル(Anum Qaisar)なんかは、スコットランドの政治家とは思えない。親分気取りのイングランドだって、リシ・スナクが首相になったし、サジド・ジャヴィド(Sajid Javid)やスウェラ・ブレイヴァーマン(Suella Braverman)、ジェイムズ・クレヴァリー(James Cleverly)が内務大臣になっているんだから、アングロ・サクソン系の国民は泣けてくる。もし、帝国主義者のセシル・ローズがこの光景を目にしたら、「怒髪天を衝く」といった剣幕で暴れ回るんじゃないか?

Bashir Ahmad 21Anum Qaisar 32Suella Braverman 213Rishi Sunuk 3244
(左 : バシャー・アフマド / アヌム・カイザル / スウェラ・ブレイヴァーマン / 右 : リシ・スナク )

保守派ナショナリストが増えると危険

  歐米諸国の保守派ジャーナリストや活動家は、グーグルによるエヴァの動画削除ばかりを取り上げるが、本当に注目すべきは、多民族主義者やグローバリストが、エヴァのような知識人を警戒している点だ。彼らはナショナリスト勢力が台頭してくるのを恐れている。多数決原理(代議制民衆政治)を利用する大富豪や支配層にとって、無知蒙昧の国民が多数派になることが一番望ましい。もし、知識量や判断力に乏しく、臆病で怠惰な一般人が、「俺達は操られている!」と気づき、“余計な知識”を持つようになったら、今までの苦労が水の泡になってしまうだろう。これまマズい。だから、邪魔者は芽のうちに摘んでおく、という訳だ。

  ここ最近、日本の保守派は米国の民衆党を盛んに批判している。だが、そもそも“なぜ”一般労働者や低所得者の世帯、そして肩書きの無い平民を代表する政党が、大富豪やグローバリストに牛耳られているのか? 我々日本人は冷静に考えてみるべきだ。国政選挙や地方選挙になると、矢鱈と労働組合の幹部が動き出し、白人を憎む黒人団体とか、中南米系の帰化人が、こぞって民衆党の候補者に投票する。しかし、舞台裏で民衆党を動かす大御所や大口の献金者となれば、毛並みが全く違う連中となる。例えば、ジョージ・ソロスのオープン・ソサェティー財団や、ビル・ゲイツのビル&メリンダ財団、ヒスパニック集団を支援するフォード財団、黒人の公民権運動を支援したロックフェラー財団などが挙げられよう。

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(左 : トマス・スタイヤー / ジェイムズ・シモンズ / ドナルド・サスマン / 右 : ジョシュア・ベッケンシュタイン )

  また、「ユダヤ人に支配されるアメリカ」を象徴するように、巨額献金者のリストにはユダヤ人大富豪の名前がズラリと並んでいる。例えば、「Farallon Capital」のトマス・スタイヤー(Thomas Steyer)とか、「Renaissance Technologies」のジェイムズ・シモンズ(James Harris Simons)やヘンリー・ロウファー(Henry Laufer)、「Paloma Partners」のドナルド・サスマン(Donald Sussman)、ヘッジファンドの「Bain Capital」を運営するジョシュア・ベッケンシュタイン(Joshua Bekenstein)、「Lone Pine Capital」を創設したスティーヴン・マンデル(Stephen F. Mandel, Jr.)、「Facebook」の共同創設者であるダスティン・モスコヴッツ(Dustin Moskovitz)、父親メル・サイモン(Melvin Simon)の財産を受け継ぎ慈善事業に取り組むデボラ・サイモン(Deborah Simon)などが上位を占めているのだ。

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(左 : ヘンリー・ロウファー / ダスティン・モスコヴッツ / スティーヴン・マンデル / 右 : デボラ・サイモン )

  こうした有力者は名も無き庶民を助けるために、ワシントンの政治家に献金している訳じゃない。共和党も同じ穴のムジナであるが、民衆党には軍事・外政・国際金融・財政問題に全く関心が無く、それを考える知識すら持たない労務者や貧民、黒人、ヒスパニックが非常に多い。「オールド・マネー」のアメリカ貴族や新興財閥のビジネスマンは、銭を与えて愚民の票を買っているのだ。つまり、被統治能力が低い劣等種族を買収することで、反抗的な西歐系国民を黙らせ、やりたい放題の搾取を満喫する、というのがアメリカン・デモクラシーの実態である。上院議員になる前の、バラク・オバマは、シカゴの黒人を動員する「コミュニティー・オーガナイザー」であった。1960年代や70年代の全共闘世代なら知っているが、左翼用語の「オルグ」とは、大衆を勧誘したり宣伝に務める「オーガナイザー」の呼称である。

  中流階級の西歐白人というのは非常に厄介で、代議士の背後で利益を貪る僭主に敏感だ。それゆえ、彼らは賄賂漬けの政治家に猜疑心を抱き、「俺達の財産や自由を奪っているんじゃないか?」とか「戦争で儲けるために国際摩擦を仕組んでいるんだろう」と勘ぐる。保守派国民はFDRやLBJといったファシスト的大統領に反抗し、戦争や徴兵、増税、外政などに反対する。支配層は邪魔な奴なら、大統領だって容赦はしない。ジョン・F・ケネディーは暗殺されたし、反抗的なロナルド・レーガンは暗殺未遂で脅しをかけられた。

  グローバリスト勢力と連携するマスメディアは、支配層の大御所やウォール街の金融業者にとって“邪魔者”となる連中を見つけると、何らかのイチャモンをつけて社会的に抹殺しようとする。ウッドロー・ウィルソンが国際連盟(League of Nations)を拵えた時、「モンロー主義者」と呼ばれたヘンリー・カボット・ロッジ(Henry Cabot Lodge)やウィリアム・ボラー(William Borah)、ジョージ・ノリス(George Norris)といった上院議員は、米国の主権を守るべく、各条約の批准や加盟に反対した。第二次世界大戦の時も同じで、フランクリン・D・ローズヴェルトが対独戦争を望んでいたのに、チャールズ・リンドバーグ(Charles A. Lindbergh)大佐やチャールズ・コグリン(Charles E. Coughlin)神父などは大反対。一般国民も先の歐洲大戦で散々な目に遭っていたので、無用な対外戦争には背を向けていた。でも、マスコミはリンドバーグやコグリンらを「非介入主義者」とか、「孤立主義者」と呼んで批判していたから本当に酷い。

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(左 : ヘンリー・カボット・ロッジ / ウィリアム・ボラー / ジョージ・ノリス / 右 : チャールズ・コグリン )

  時を経て、今度は暴れん坊のドナルド・トランプが大統領選に出馬すると、「アメリカ・ファースト」なるスローガンが蘇り、我が国でも話題となった。しかし、“アメリカ優先”の思想は昔からで、「ミスター・リパブリカン」と評されたロバート・タフト(Robert Alphonso Taft, Sr.)上院議員はもとより、「Quaker Oats」社の御曹司で陸軍少佐であったロバート・D・スチュアート(Rpbert Douglas Stuart, Jr.)や、後に「シアーズ・ローバック(Sears, Roebuck & Co.)」の副社長になるロバート・ウッド(Robert Elkington Wood)陸軍准将らは、「アメリカ・ファースト委員会(America First Committee)」を創設し、外国との戦争、特に対独戦争への反対を表明した。この団体にはウォルト・ディズニーやヘンリー・フォードも参加していたから、一般国民からの支持が如何に強かったかが窺い知れよう。

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( 左 : チャールズ・リンドバーグ / ロバート・タフト / ロバート・D・スチュアート / 右 : ロバート・ウッド)

  アメリカの国益を優先する愛国者は、ジョージ・ブッシュ親子に代表される“偽の保守主義”にも叛旗を翻していた。例えば、ニクソン政権でスピーチ・ライターを務めたパトリック・ブキャナン(PAtrick J. Buchanan)は、共和党の主流派に刃向かい、“伝統的保守主義(paleoconservativism)”の代表格になっていた。ブキャナンは共和党内部に燻る不満層を代表し、1996年の大統領選挙に出馬することにした。驚くことに、アウトサイダーのブキャナンは、ニュー・ハンプシャーの共和党予備選で本命のボブ・ドール上院議員を打ち破り、得票数で第1位に輝いた。しかし、エスタブリッシュメントの壁は越えがたく、老いぼれのボブ・ドールが指名候補者になってしまった。

  ブキャナン陣営には保守派の女傑であるフィリス・シュラフリー(Phyllis Schlafly)も加わっていたが、彼女は日本の言論界で無名の存在だった。シュラフリーはリベラル派やベティー・フリーダン(Betty Friedan)といったフェミニスト勢力とも闘った知識人で、キリスト級に基づく倫理道徳や専業主婦の擁護論を展開していた。(註 / 来日したこともあるベティー・フリーダンはユダヤ人左翼で、結婚前の旧姓は「ベティー・ナオミ・ゴールドシュタン<Betty Naomi Goldstein>」という。) シュラフリーの路線を引き継ぐ一人に、アン・コールター(Ann Coulter)がいる。彼女は歯に着せぬ評論で、共和党に潜む偽装保守や民衆党のリベラル派を滅多斬りだ。それゆえ、テレビ業界にも敵が増えたが、左派陣営は危機感を募らせた。彼らはコールターの本がベストセラーになっても、この叛逆者を蛇蝎の如く嫌っていた。

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(左 : パトリック・ブキャナン / ベティー・フリーダン / フィリス・シュラフリー / 右 : アン・コールター )

  もちろん、リベラル派の中核を成すユダヤ人も参戦し、左巻きのジャーナリストやコメンテーターがコールターを目の敵(かたき)にしていたのである。例えば、「ワシントン・ポスト」紙のジェニファー・ルービン(Jennifer Rubin)やジェイムズ・カーチック(James Kirchick)、MSNBCのレイチェル・マドー(Rachel Maddow)、CNBCのドニー・ドイチュ(Donny Deutsch)、『Jewish World Review』誌の編集長を務めるビニヤミン・ジョルコフスキー(Binyamin Jolkovsky)などが挙げられる。しかし、コールターはブロンド美人なので、いくらCNNやニューヨーク・タイムズ紙が毛嫌いしても、色々なメディアから出演依頼が舞い込んでくるので、彼女の人気は衰えることはなかった。

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( 左 : ジェニファー・ルービン / レイチェル・マドー / ドニー・ドイチュ / 右 : ビニヤミン・ジョルコフスキー)

  エヴァ・フラーディンガーブロクが主流メディアから叩かれるのは、この左翼勢力が未だに根強いからだ。大手のテレビ局は個別の会社といっても、経営陣や株主は地下茎で繋がっているので、邪魔者は見つかり次第、暗黙の了解で叩き潰される。特に若くて美しい女性の言論人だと世間の注目を集めてしまうから、“危険人物”と判定されてしまうのだ。ナショナリズムというのは、多国籍企業や国際金融業者にとっては目障りな思想である。国境を越えたビジネスに奔走する財界人は、うるさい西歐系国民を隷属させ、低賃金の外国人を輸入し、儲けた銭を海外の租税回避地に隠す。

  また、大富豪は儲かることなら何でもする。もし、新たなワクチンを流通させたければ、どこかの奥地でウィルスを撒き散らし、世界的なパンデミックを引き起こす。緊急事態となれば、「人体実験」も許可されるから、危険な新薬でもOKだ。その際、各国政府に免責条項を呑ませるから、製薬会社は薬害訴訟になっても大丈夫。役所が国庫から銭を持ち出し、巨額の賠償金を払ってくれるので心配ない。しかも、危険な薬で苦しむ患者には、ちゃんと治療法も用意しているので、製薬会社は更に儲かる。それに、被害者の遺伝子情報や個人データも蓄積できるから、会社重役と影の投資家どもはウキウキだ。可哀想なのは、政府を信じた一般国民である。

  知識が乏しい庶民は本当に憐れである。ベトナム戦争やイラク戦争で息子を亡くした親もいれば、未承認のワクチンで半身不随になった若者もいる。移民や難民の流入で街の雰囲気が悪くなり、殺人や強盗の被害に遭わない者でも、子供が通う近所の学校は荒(すさ)んでくるし、自宅の資産価値は低下するばかり。職場の賃金が上がらず、むしろ低下することもあるし、若年層の就職は益々難しくなる。異民族の流入で良いことなんか一つも無い。

  だから、エヴァの ような言論人が出現すると、今まで黙っていた国民が耳を傾け出す。現状維持や更なる伝統破壊を目論む勢力は、雑誌やテレビのスポンサーに圧力を掛けて邪魔な活動家を閉め出そうとする。地上波テレビや全国紙に愛想を尽かした国民は、インターネット番組へ流れるが、その数は少ないから、政局を動かす程ではない。日本国民だって、岸田総理が「ウクライナ支援」と称して9兆円もの資金をバイデン政権に献上したが、これを非難する国民は本当に少ない。

  たぶん、アメリカの財務省か国務省の下っ端役人が支援計画の草案を作り、それを日本の財務省が頂戴したんじゃないか? 支持率低下でも岸田文雄が元気なのは、ジョー・バイデンかワシントンの重鎮が“ケツ持ち”になってくれたからだ。日本からは大量の資金がアメリカやウクライナへ流出するが、その献上金と策略に気づく国民は極僅か。次の総選挙でも岸田は再選されよう。林芳正や河野太郎、石破茂も返り咲く。哀しいけど、これがデモクラシー国家の現実だ。

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