777投稿集 2486424


【タブー視される悪魔の学問】人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?

1:777 :

2023/12/12 (Tue) 13:12:54

【タブー視される悪魔の学問】人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?【科学史・ざっくり解説】
ぶーぶーざっくり解説【小学生でもわかる科学】
2023/08/18
https://www.youtube.com/watch?v=NJ6BKy_RtCE

優生学的なことが進むと種の多様性が損なわれ、逆に種の絶滅につながるという考え方もあるようです

【ぶーぶー科学クイズ(正答率7%)】
中国で開発された「ロボットが胎児を育てる人工子宮システム」の名前はな~んだ?
ヒント:AI〇〇

・その他用語
ピトっとさせること・・・交配
メンデル博士・・・グレゴール・ヨハン・メンデル
ゴルトン博士・・・フランシス・ゴルトン
ダーウィン・・・チャールズ・ダーウィン
ダベンポート博士・・・チャールズ・ベネディクト・ダベンポート
グラント博士・・・マディソン・グラント
ヒトラー・・・アドルフ・ヒトラー

旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律・・・通称「強制不妊救済法」「旧優生保護法一時金支給法」
AI乳母を開発した中国の研究チーム・・・中国科学院傘下の蘇州医用生体工学研究所の研究チーム


▲△▽▼


RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html
2:777 :

2023/12/12 (Tue) 13:21:18

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

キリストの再臨とアメリカの政治
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007057

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824368

ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14077515

西側支配層の人類を死滅させかねない政策は背後に優生学
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311210000/

Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14142318

非ユダヤ系アメリカ人にはバカしかいない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138805

日本育ちのアメリカ人が経験するアメリカの現実!日本とアメリカの人種に関する考えの違い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828003

アメリカの黒人強制労働の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019321

接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112398

ナチスの「人間牧場」 選別した男女に性交渉させ、アーリア人を産ませる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027543

ナチスのユダヤ人に対する不妊作戦
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14047960

遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待~カナダ寄宿学校の闇〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14063178

氷河時代以降、殆どの劣等民族は皆殺しにされ絶滅した。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008921

コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html

白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

ウクライナのネオナチを動かしている優生学の発祥地は英国であり、米国で育った
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212310000/

「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202310070000/

優生学と関係が深い人口削減政策は19世紀のイギリスから始まる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307310000/


3:777 :

2023/12/12 (Tue) 13:47:55

「ホロコースト」,「民族浄化」は遺伝子操作による人類の品種改良運動だった


中東の生活環境は日本と異なり牧畜的、遊牧的である。

牧畜を営む民族にとって重要なことは不純な血が混じることである。

アラブ民族ばかりかユダヤ民族においても血の純潔は集団世界を維持する唯一の方法である。

彼らがその人生において最も神経を使うことは結婚であり、男女の交わりだ。
ユダヤ教、イスラーム教ともに男女の中を規制する律法の厳しさは群を抜いている。

不義密通をしたものは石打の刑が科せられ死罪を免れない。


最も重い犯罪として裁かれる。

 このような感覚は遊牧、牧畜の生活にとって最も重要な方法であり、それが生存の道であった。

悪い血を持つ家畜は間引きされ、その子孫が生まれ、集団が破壊されるのを防いだ。
それは遊牧、牧畜民の知恵であった。

中東で生まれたキリストは「汝の敵を愛せよ」と説いたが、それはユダヤ世界には理解できないものであった。

ヨーロッパに渡ったキリスト教がそこで根付くことができたのは、中東ほどではないにしろヨーロッパ世界もまた牧畜的世界であったからであろう。
http://www.fusoujyuku.jp/lectures/islam/vol07.html


1 ) 古代ギリシア・ローマ時代から存在し続けた「優生学」

「優生学とは、遺伝的原理を適用することによって人間集団の質を改善する研究である」

最初に目にしたときには、この定義はよい科学的定義がつねにそうでなくてはならないように、無害で、特別の価値判断を交えてはいないように思える。

だがよく見ると、そこにはひづめの割れた悪魔の足先がのぞいている「人間集団の質」という言葉にである。

どのように人間の“質”を定義すればよいのか? 誰がそれを定義するのか? 

それは、遺伝病の場合には簡単なことのように思える。
色盲や血友病、ハンテントン舞踏病といった病気を根絶し、その拡大を防ごうとすること自体に誤りや批判はないだろう。

このような優生学、すなわち身体的・精神的障害の除去の研究は「消極的優生学」と呼ばれる。

これに対して「積極的優生学」は、人間集団の中でより望ましい性質の出現頻度を高めようとするものである。

これは、特定のタイプの人間を生み出すことを目的にする一種の“生殖プログラム”ということができる。


「消極的優生学」は、人類社会においては決して目新しいものではない。

ローマ人は、著しい奇形や不治の病をもって生まれた赤ん坊をローマ広場の近くにある切り立ったタルペイア岩から投げ落とした(罪人もここで同じようにして処刑された)。

スパルタ人にも同様の慣習があった。

多くの原始的な社会でも同じ理由から子殺しが行なわれていた。

ギリシア人やローマ人だけでなく、中世ヨーロッパのキリスト教社会ではどこにおいても、社会的に望まれない子どもが大規模に遺棄された。

通常、このような子どもたちは、両親に彼らを食べさせていくだけの余裕がない、あるいは私生児であるがゆえに社会に彼らの居場所がないなどを理由に捨てられた。

その多くは、誰かに拾ってもらえるのではないかと願う親たちによって公共の場に置き去りにされた。

だがそれとわかる異常のある子を拾おうとする人はおらず、彼らはたいてい置き去りにされたままになった。


今日でも、ロシアやインド、中国、その他多くの国々では先天的障害をもつ子どもの遺棄が続けられている。

これらの国では、親たちに障害をもつ子どもを世話するだけの経済的余裕がない。


他方、「積極的優生学」にもまた長い歴史がある。

古代ギリシアの哲学者プラトンは、理想の社会として哲学者の王たちが支配する独裁的エリート社会を構想した。

プラトンは、理想社会の支配者たるガーディアン(守護者)は、ひそかに、“望ましい男女”が交合するように手配すべきであると示唆した。

ガーディアンたちは、戦争で並はずれて勇敢に振る舞う男がセックスにおいても余分の機会が得られ、それによって彼らが可能なかぎり多くの子を残せるようにすべきである──。

_____________
 


2)「優生学」を強く支持した20世紀初頭のアメリカ


優生学の支持者であることを自ら公然と任じていたのが、20世紀初頭のアメリカ大統領でノーベル平和賞を受賞してもいるセオドア・ルーズベルトである。

彼は、アングロサクソン人の系統の男女が十分な数の子どもを残すことができなければ、それは“人種的自殺”につながると警告した。
 

セオドア・ルーズベルトが優生学的な理想を支持したのは、今世紀前半を通じて優生学が人々に及ぼしていた影響力の反映であった。

1905~10年の間、優生学はアメリカで発行されていた一般雑誌で2番目によく取り上げられたテーマであった。その支持者には、保守派もリベラル派も、そして革新派も自由主義者もいた。

アメリカは連邦レベルでは「断種法」を成立させたことはないものの、約30の州が、精神疾患や精神遅滞の人々を対象にする強制的な断種法を制定した。

1907~60年までの間に少なくとも6万人がそれらの法律の適用を受けて不妊にさせられた。

この政策の全盛期にあたる1930年代に断種された人の数は平均して毎年約5000人に達した。


ダニエル・ケブルズの非常によく読まれた本『優生学の名のもとに』では、バージニア州のある目撃者が1930年代にどうやってこの法律が施行されたかを記述している。

彼は、州の不妊政策当局が山岳地帯に住む“不適合の”家族全員を摘発したときのことを次のように思い起こしている。

「そのころ生活保護を受けていた者は全員が“そうされる”のではないかとおびえていた。
彼らは山々の間に隠れ住んでいたため、保安官とその部下たちは彼らを追って山を登らねばならなかった。」


_______________


 
3) 優生学者のスポンサーとなっていたのは 「ロックフェラー財団」だった


ヨーロッパ各国で成立した「断種法」とナチスの「安楽死計画」

いくつかの国もアメリカの例にならった。カナダのアルバータ州は、1928~60年まで同様の積極的計画を採用し、その法律に従って数千人が不妊化されることになった。

ヨーロッパで最初に「断種法」を成立させたのは1929年のデンマークであり、ついで1933年にドイツが法案を成立させ、1934年にはノルウェー、1935年にスウェーデンとフィンランド、1936年にエストニア、さらに1937年にはアイスランドが続いた。

子ども好きだったヒトラーはアーリア人種の純血保存に力を注いだ。


1920年代のドイツでは優生学的制度はまだ強い反発を招くものだった。
実際、1925年に、遺伝的理由で盲目だったり耳が聞こえない人、てんかん患者、精神薄弱者に対する強制的断種を規定した法案が提出されたが、ドイツ国会ではまったく賛意を得られなかった。
 
それが劇的に変化したのは1933年にナチ党が政権を握ってからである。


WASP勢力の中心に君臨しているロックフェラー一族
ドイツの優生学者に資金援助をし、ヒトラーの人種純化政策を支援していた 

ドイツの優生学者のスポンサーとなっていたのは、アメリカのロックフェラーやハリマンなどの一族である。

彼らは1834年に死去したトーマス・マルサスの理論の信奉者であった。

ダーウィンの血を受け継ぐマルサスは、非白人種や“劣等な”白人種を、家畜のようにえり分けることを提唱していた。

マルサスは、経済学者仲間のジョン・スチュアート・ミルとともに、「金髪碧眼のアーリア人種は、この世界へと贈られた神からの賜物である」と言っている。

優等な白人種が無知な有色人種を支配するべきである、と彼ら二人は言うのである。

結局、ナチスも英米のエスタブリッシュメントも、言うことに違いはない。

彼らは同じ穴のムジナなのだ。

◆アメリカとドイツの緊密な関係を支えていたのは、ドイツの優生学研究を確立させようと企てたアメリカの財団の熱烈な資金援助だった。

もっとも重要な後ろ盾は、ニューヨークの「ロックフェラー財団」だった。

1920年代初期に、「ロックフェラー財団」はドイツの人種衛生学者アグネス・ブルームの遺伝とアルコール中毒の研究に資金援助を行なっている。

1926年12月に財団の職員がヨーロッパへ赴き、その後「ロックフェラー財団」はヘルマン・ポール、アルフレート・グロートヤーン、ハンス・ナハツハイムといったドイツの優生学者に資金援助を開始した。「カイザー・ヴィルヘルム精神医学研究所」、「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」など、ドイツの重要な優生学研究所の設立と資金援助に関して、「ロックフェラー財団」は中心的な役割を演じている。

〈中略〉
1928年、研究所を新築するために「ロックフェラー財団」は32万5000ドルを寄贈した。

「ロックフェラー財団」がミュンヘンの「精神医学研究所」に資金提供をしたために、アメリカの他のスポンサーもあとに続くことになる。

実際、ベルリンにあった「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」の建物の一部もロックフェラー財団の援助金で建設されたものだった。
〈中略〉

世界が大恐慌に陥ってから数年間、「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」は深刻な財政問題を抱え、閉鎖の危機に追い込まれたが、「ロックフェラー財団」は赤字が出ないよう資金援助を続けた。

所長のオトマール・フォン・フェアシュアー男爵は重要な局面に何度か「ロックフェラー財団」の代表者と会見している。

1932年3月、「ロックフェラー財団」のパリ支部に宛てた手紙のなかで、彼はさらに6つの研究計画に対する資金援助を依頼した。2カ月後、「ロックフェラー財団」は肯定的な返事をする。

「ナチス」がドイツ科学を支配してからもなお、「ロックフェラー財団」はドイツの優生学者に資金援助を続けた。

我こそが真の神なるぞ!

      ,,        )      )
      ゛ミ;;;;;,_           (
       ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
       i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
       ゛ゞy、、;:..、)  }    )
        .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
      /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
     ゛{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._  、}
     ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
    /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゛´゛^′..ヽ 
    ゛{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._  .、)  、}
    ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ
  | /              \
  |/;| ‐-              \
 //;;/≠≡      ‐‐      ミミ
ノ/;;;/   ~ヽ    ≠≡=× :::::::::::
 i;;;/ /f二!ヽi    r  __    ::::::::
 i;;| ´ヽ--‐´|    ∠`ー´ゝヾ::: ::::::
 i;;|   /  |    ヽ ̄~´    :::
 Ⅵ     /       ̄´   :::::    
  |   //   ヘ        ::::::::
  |    (  ,- )\       ::
  ∧   ____二____         __ノ
  ∧  \i__i__i__i__i フ        /
   ∧   ヽ||||||||||||/       /;;;
   ∧   (二二ノ||      /;;;;;;
    ∧       ||    /;;;;;
     ∧      | |  /;;;

1934年、アメリカの優生学者ハリー・ハミルトン・ローリンのモデル法案にもとづいてドイツの「人種衛生法」が起草された。

この法案が「強制断種」への道を開いた。

地域の医師や精神疾患施設の責任者は、断種法の適用候補者をリストアップして当局に提出した。

これにもとづいて、「遺伝衛生判定所」が対象者を断種するかどうかを決定することになった。

もし断種が承認されれば、たとえ本人の意志に反していても不妊化させられた──必要なら国家警察の手をも借りて。

この法律の施行後、最初の2年間でナチの「遺伝衛生判定所」は8万人近くの断種の適用候補者を審査した。

彼らは申請のうちのかなり多くを承認し、その結果ドイツではたった2年間で、アメリカで60年間に行なわれたより遥かに多くの人々が断種されることになった。


この初期の時代(1934~38年)には、ナチの不妊化政策は、第一義的には遺伝子プールを改良しようと試みていたわけではなかった。

それは“無駄めし食い”、すなわち生産には何ら貢献せず、資源を消費するだけの人々を社会から排除することを目的としていた。

だがドイツの優生的政策は次第にエスカレートしてより忌まわしいものになっていき、ついには精神遅滞者、精神病患者、その他の“望ましくない人々”を大量殺害するまでに至った。

1939年、当局はドイツの病院に入院していた精神疾患および身体障害をもつ特定の分類の人々に対して「安楽死計画」を開始した。

約7万人もの患者が安楽死の対象として選ばれた。
初期のグループは単純に銃殺され、後には犠牲者たちは一部屋に集められてガス死させられた。

この安楽死計画は基本的に、後に何百万人ものユダヤ人を殺戮したガス室の原型であったといえる。

にもかかわらず、1930年代を通して、ドイツの優生学施策はしばしば他の国々の模範例となっていた。
  

スウェーデンが「不妊法」を取り入れたのは1935年だったが、その前にスウェーデン国会が、不妊化に関する委員会を編成すると、委員たちは優生学の調査のため、ドイツを視察した。

http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hb/a6fhb700.html


_________

4) 人類の未来の為に日夜闘い続ける欧米のエリート達


ヘルマン・ミューラーの言葉を借りれば、優生学にはより遠い目標がある。

それは「社会が意識的に目指すべき人間の生物的進化の方向性」だというのである。

だがそれは強制によって達成されてはならない。「改良優生学」と呼ばれるこの見方のある代弁者はこう述べた。

「優生学の進展は、解放された男性と女性による自発的冒険であるべきであり、それ以外の何ものでもない。

これを成し遂げるための基本的な方法──それは、才能あるすぐれた男性の精子を用いた人工授精であろう。

このような生殖プログラムは、第1に人間の大多数を占める平均的な人々と劣った人々を現在の優秀な人々のレベルに引き上げ、第2に現在もっとも優秀な人々を超人へと進化させることになろう。」

 
X線を照射された生物の遺伝子に突然変異が生じることを発見してノーベル賞を受賞したヘルマン・ミューラーは別の観点をもち込んだ。

「おそらく人口の20%近くが遺伝的欠陥を受け継いでいる。

もしこの推定が正しければ、人類の遺伝的劣化を阻止するために、その20%の人々は子孫を残すことを許されるべきではない。」


このミューラーは率直な発言で知られる社会主義者であり、1930年代の数年間、ソ連(当時)で研究をしていた。

彼の生涯にわたる関心事は人間社会の改善と遺伝学にあり、彼は自分がその目標に対して重要な責務を果たしたと信じていた。


彼の同僚であるジョシュア・レーダーバーグは細菌遺伝学の研究でノーベル賞を勝ち得た人物だが、レーダーバーグもまた同様の考えを示した。

「人間の出産状況は暗い。

もし我々が遺伝的な改良という創造的可能性を無視するなら、我々は罪深くも、知識の宝庫を無駄にすることになるのではなかろうか?」

彼はこう問いかけ、次のように結んだ。

「最近の分子生物学の進展は、人類がこの目的に到達するためのすぐれた優生学的手段を提供してくれる。」


これらの男たちはいずれも(現在生きている者もすでに死んだ者も)傑出した科学者であり、その分野をきわめた専門家であり、高い名声を勝ち得ている。

フランシス・クリックをはじめとするこれらの生物学者たちは「優生学」について肯定的に論じている。

トランジスターを発明してノーベル賞を受賞したウィリアム・ショックリー
黒人の知能の劣等性を主張する運動を展開した

 
アメリカでは遺伝主義者側が議論を一歩進め、そこに「知能」の問題をもち込んだ。
それは、知能には人種にもとづく違いが存在するのかということだった。

この論争は1969年、カリフォルニア大学バークレー校の教育学教授アーサー・ジェンセンによって引き金が引かれた。

彼は黒人の知能指数(IQ)が白人のそれよりも低いことを示す研究結果を発表した。
それによれば、黒人の知能テストの成績の平均値は白人のそれより15点も低かった。

そこでジェンセンは、知能の遺伝性は高いと考えられることから、知能テストの成績における人種間の違いについて「遺伝的因子が部分的役割を果たしているかもしれない」と結論した。

 
1970年代はじめ、スタンフォード大学の物理学者ウィリアム・ショックリーは、アーサー・ジェンセンの研究にもとづき、黒人の知能の劣等性を主張する運動を展開した。

ショックリーはトランジスターを発明してノーベル賞を受賞したが、彼はまた「社会工学」という基本的に優生学的な政策を提案したことでも知られている。

この論争はその後20年以上もたった1995年に再燃した。
リチャード・ハーンスタインとチャールズ・マレイが『ベル曲線』を発表したのである。

彼らはこの本の中で、貧困で大家族の家庭では知能の低い者が平均を上回って多いと論じた。

一方、知能指数が最高レベルの人々(彼らはまた今日の技術社会では最上の階級に属していることが多い)は子どもの数がもっとも少ないとも指摘した。

ハーンスタインとマレイはさらに、別々の環境で育てられた一卵性双生児について行なった知能の遺伝的研究を引用した。
これらの研究は、人間の知能の40~80%は遺伝的要素によるものだと結論している。

これらの研究や世界各地で行なわれた知能に関する研究をもとにして彼らは、知能指数の高い男女がより多くの子どもをもつよう奨励する一方、知能指数の低い男女の子どもの数がより少なくなるような何らかの政治的措置を講じないかぎり、アメリカ人の平均知能指数は10年ごとに約1%ずつ低下していくだろうと警告したのである。

ハーンスタインとマレイは貧困層の女性の出産に対するさまざまな補助を打ち切るべきだ──いいかえれば、福祉やその他の社会保障制度は廃止すべきだと主張したのである。
 http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc550.html
4:777 :

2023/12/12 (Tue) 13:49:04

サブリミナル実験から、白人の潜在意識では「黒人≒類人猿」であることが判明(米研究)


「Not Yet Human: Implicit Knowledge, Historical Dehumanization and Contemporary Consequences(人間未満:暗黙知、非人間化の歴史、そして現代への影響)」と題された研究レポートは、スタンフォード大学、ペンシルバニア州立大学、カリフォルニア大学バークレー校の心理学者らによる6年にわたる共同研究の集大成である。

それによると、多くのヨーロッパ系アメリカ人(白人)は意識下でアフリカ系アメリカ人(黒人)を類人猿と結びつけて見ていることが判明した。


サブリミナル実験に参加した被験者のほとんどは、白人の男子学生だ。

実験は、彼等に黒人男性あるいは白人男性の顔をスクリーン上でほんの一瞬見せた後、ぼやけた類人猿のスケッチを見せて、それが何か識別させるというもの。

黒人男性の顔のフラッシュを先行して見せられた場合、白人男性のそれを見せられた場合に比べ、被験者はずっと早くそのスケッチが類人猿のものであることを識別したという。

次セクションで少し詳しく説明するが、米国ではかつて黒人を類人猿になぞらえ、黒人差別を正当化していたのだが、被験者たちはこの黒人ー類人猿アソシエーションを知らない。

にもかかわらず、被験者たちの潜在意識の中にはこのアソシエーションが存在していることが、同実験から判明したわけである。


「黒人はいまだに人間として認められていないのです。

この国では、我々は今でも類人猿と同列に見られているのです。」


同研究では米ローカル紙の一つ『Philadelphia Inquirer』が1979年ー1999年の20年間に掲載した数百のニュースを調べているが、極刑の有罪判決を受けた黒人は、同じく極刑判決を受けた白人に比べて「野蛮な」「けだもの」「凶暴な」「残酷な」「気の荒い」等、類人猿と関連性のある言葉で表現される頻度が4倍もあったという。

また、「これらのニュースで、暗に類人猿であるかのように描写された者たちは、そうでない者たちに比べ、州政府により処刑されやすい傾向にあることも判明している。


「黒人≒類人猿」と本人が考えているというのではなく、無意識にそう捉えているというのは、差別される側にとって、かなり厳しい現実である。

意識下ということは、本人もコントロールしにくい領域であるからだ。
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-177.html

恐怖の人体実験


アラバマ州タスキギーで行われたことからタスキギー研究と呼ばれる人体実験は1932年秋から1972年まで行われた。

米公衆衛生局の医師たちは被験者である貧しい黒人小作農夫600人に梅毒を注射した。

医師たちは、399人を「実験」、201人を「コントロール」に分け、「実験」の399人には治療を行わず、梅毒の進行過程を観察した。

タスキギー梅毒人体実験とも呼ばれるこの行為が40年間にわたって行われたのだ。

無料で治療を受けられるとの宣伝で集められた600人の被験者は、まず胸部レントゲン写真と心電図などを取られ、完全な健康診断をされた。血液検査が繰り返された後で、全員が「血液に悪性の病気があり、治療のため長期にわたって注射をしなければならない」と申し渡された。「治療」の名の下に梅毒が注射されたのである。

こうして始まった研究は、日常的には地元の郡保健省と公衆衛生看護婦が維持した。
地元の人間で、被験者の生活を知っていた看護婦たちは、医者と被験者とのコミュニケーション役でもあった。医者と被験者たちの言葉が通じないこともあったのだ。

注射は25年間打ち続けられた。人体実験の観察は40年間続いた。人体実験の期間中、注射を打ちに来た被験者たちには食事、鎮痛剤のような付随的な薬物か偽薬が無料であてがわれた他、最終的に50ドルが渡された

1950年代にはペニシリンが簡単に利用できるようになったし、実際に使用されたが、「実験」に分類された399人、タスキギー400と呼ばれる人々にペニシリンは使われなかった。

人体実験のため梅毒で死んだのは100人。これははっきりと確定できる数だ。
彼らは梅毒の症状で苦しみぬいて死んでいった。

1936年には治療を受けた「コントロール」の39%が発病し、「実験」の84%が発病していた。1942年には治療を受けていた被験者の13.9%が死亡し、「実験」の24.6%が死亡していた。1952年には「コントロール」の20%、「実験」の40%が死亡していた。生きていた被験者たちの多くが病苦の中にあった。

毎年、血液検査をされていた人々が、こうした状態にあり、放置されていただけではなく、治療を阻止されていたのである。

人体実験の目的は、梅毒の進行過程の観察であった。医師たちは治療をしなければどうなるか知りたかったのだ。

1969年に公衆衛生局の調査団は、タスキギー研究からは医学的な知識は得られないと報告した。タスキギー研究は、医学的には無価値であると公衆衛生局の調査団が認定したのだ。しかし、報告書にはそれでも被験者の治療はされるべきでないとあった。

1996年には、タスキギー梅毒人体実験の生存者は11人だけとなっていた。

アメリカ政府と大統領は謝罪を拒否し続けて来た。実験そのものにくわえて、政府の姿勢が黒人や少数民族の不信を深めた。

タスキギー研究は黒人の大量虐殺だったという噂が絶えない。

今でも黒人たちの多くが内科治療を避ける傾向があるのも、この人体実験のせいだという。

http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/medical_experiments.html
5:777 :

2024/01/06 (Sat) 11:23:14

ダーウィン進化論 と優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16833917



【タブー視される悪魔の学問】人間の命に優劣をつけた「優生学」とは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829705

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

キリストの再臨とアメリカの政治
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007057

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824368

ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14077515

西側支配層の人類を死滅させかねない政策は背後に優生学
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202311210000/

Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14142318

非ユダヤ系アメリカ人にはバカしかいない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138805

日本育ちのアメリカ人が経験するアメリカの現実!日本とアメリカの人種に関する考えの違い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828003

アメリカの黒人強制労働の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019321

接種者を死亡させ、人類の存続を危うくする薬を世界規模で接種させるのは誰か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14112398

ナチスの「人間牧場」 選別した男女に性交渉させ、アーリア人を産ませる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027543

ナチスのユダヤ人に対する不妊作戦
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14047960

遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待~カナダ寄宿学校の闇〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14063178

氷河時代以降、殆どの劣等民族は皆殺しにされ絶滅した。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008921

コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html

白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

ウクライナのネオナチを動かしている優生学の発祥地は英国であり、米国で育った
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212310000/

「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202310070000/

優生学と関係が深い人口削減政策は19世紀のイギリスから始まる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307310000/


▲△▽▼


RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html
6:777 :

2024/02/22 (Thu) 19:48:56

2024.02.22XML
米英支配層による大量殺戮の背後に優生学
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202402220000/

 ウクライナとパレスチナは戦乱で破壊されて多くの人が死亡、東アジアでは軍事的な緊張が高まっている。仕掛け、推進しているのはネオコンと呼ばれるアメリカの好戦的な勢力だが、いずれもイギリスの支配層が19世紀に始めた長期戦略と深く関係している。

 この戦略は「グレート・ゲーム」と呼ばれていたが、それをイギリスの地理学者ハルフォード・マッキンダーは理論化、1904年に発表した。日露戦争が勃発した年だ。ジョージ・ケナンの「封じ込め政策」やズビグネフ・ブレジンスキーの「グランド・チェスボード」もマッキンダーの理論に基づいている。マッキンダーを無視して現在の国際情勢を語ることはできない。

 マッキンダーによると、世界を支配するためには「世界島(アフリカとユーラシア)」を支配しなければならない。そのためにはボルガ川から長江、北極圏からヒマラヤ山脈までの「ハートランド」を支配する必要があり、そのためには東ヨーロッパを支配しなければならない。



 イギリスは海軍力の国である。ユーラシア大陸を締め上げるため、その周辺部(内部三日月帯)をその海軍力で支配するのだが、そのためには1869年に完成したスエズ運河が重要な意味を持つ。その運河を利用して地中海から紅海を通り、インド洋へ抜けることができるようになったのだ。スエズ運河の近くにイスラエル(1948年)とサウジアラビア(1932年)を作り上げたのはイギリスにほかならない。

 イギリスからマダガスカル、スリランカ、マレー諸島、海南、台湾、そして日本へ至る地域は外部三日月帯と呼ばれる。マレー半島から日本へ至る地域は中国を侵略するための拠点。明治維新の背後でイギリスが暗躍、明治体制に深く関与した理由はここにあるだろう。


 徳川時代の日本は長崎だけでなく、松前から蝦夷地、対馬から朝鮮半島、薩摩から琉球という経路で大陸と盛んに交易していた。鎖国していなかったことは明白であり、明治維新で「開国」したわけではない。

 マッキンダーがまとめた戦略の背後にはイギリスの支配層がいた。その中心グループはビクトリア女王にアドバイスしていたネイサン・ロスチャイルド、ウィリアム・ステッド、レジナルド・ブレット、そしてセシル・ローズらだ。

 イギリスはボーア戦争(南アフリカ戦争/1899年~1902年)で金やダイヤモンドを産出する南アフリカを奪い取ることに成功したが、ローズはその戦争で大儲けしたひとり。その侵略でウィンストン・チャーチルも台頭してくる。イギリスの金融資本は世界の金をコントロールできるようになり、金本位制を採用する国の通貨にも大きな影響力を及ぼせるようになった。

 1871年にNMロスチャイルド&サンの融資を受けて南部アフリカでダイヤモンド取引に乗り出して大儲けしたセシル・ローズはアングロ・サクソンを最も高貴な人種だと考えていた。

 ローズは1877年6月にフリーメーソンへ入会、『信仰告白』を書いている。その中で彼はアングロ・サクソンが最も優秀な人種だと主張、その優秀な人種が住む地域が増えれば増えるほど人類にとってより良く、大英帝国の繁栄につながるとしている。秘密結社はそのために必要だというわけだ。

 1890年にローズはロンドンでナサニエル・ド・ロスチャイルドのほか、ステッド、ブレット、ミルナー、サリスバリー卿(ロバート・ガスコン-セシル)、ローズベリー卿(アーチボルド・プリムローズ)たちへ自分のアイデアを説明、そのうちローズ、ロスチャイルド、ブレット、ステッドの4人が協会の指導者になったとされている。(Gerry Docherty & Jim Macgregor, “Hidden History,” Mainstream Publishing, 2013)

 ステッドによると、ローズはチャールズ・ダーウィンの信奉者で、トーマス・マルサスの『人口論』から影響を受けたとされている。ダーウィンの従兄弟にあたるフランシス・ゴールトンは優生学の創始者だが、その優生学は人口論と結びつく。人口の爆発的増加を防ぐために「劣等」な人間を削減の対象にしようというわけだ。ハーバート・スペンサーもダーウィンの仮説を社会へ持ち込んだ人物である。ローズも優生学を信奉していた。

 貧困問題の原因を社会構造でなく先天的な知能の問題に求め、産児制限を提唱、フェミニストの運動を支持していたマーガレット・サンガーもマルサスの人口論やゴールトンの優生学を信奉していた。彼女は劣等な人間は生まれつきだと考え、そうした人間が生まれないようにしようということになるからだ。

 ローズの遺産を利用して1903年に始められた奨学制度は今でも機能しているローズ奨学金。奨学生に選ばれると、学費を生活費が提供され、オックスフォード大学の大学院で学ぶことができる。この制度は支配層の人脈を形成する仕組みのひとつだ。

 キャロル・クィグリーによると、1901年までこの協会を支配していたのはローズ。彼以降はアルフレッド・ミルナーを中心に活動した。ミルナーはシンクタンクのRIIA(王立国際問題研究所)を創設した人物としても有名で、「ミルナー幼稚園」や「円卓グループ」も彼を中心に組織されたという。

 ミルナーは1854年にドイツで生まれ、オックスフォードで学ぶ。その後、 1881年からポール・モール・ガゼットという新聞社で働くが、85年に退社して政界入りを試みたものの失敗し、南アフリカへ向かった。

 アメリカやイギリスはイスラエルを使い、パレスチナ人を絶滅させようとしている。ウクライナではロシア軍の反撃で失敗したが、日本では遺伝子導入剤の生体実験で住民が死滅しかねない状況だ。人がいなくなれば「高貴な人種」の支配地域が増えると考えている人がいるかもしれない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202402220000/
7:777 :

2024/03/07 (Thu) 18:35:21

正当化とアメリカの400年』 著 イブラム・X・ケンディ 訳 山田美明
『人種差別主義者たちの思考法:黒人差別の正当化とアメリカの400年』 著 イブラム・X・ケンディ 訳 山田美明

2024年3月7日
https://www.chosyu-journal.jp/review/29467

https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95-%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%81%AE%E6%AD%A3%E5%BD%93%E5%8C%96%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%90%E5%B9%B4-%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BB%EF%BC%B8%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3/dp/4334101038



 米ボストン大学教授で反人種主義研究・政策センター所長である著者(1982年生まれ)が、ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)運動の只中で書いたこの分厚い本は、2016年に全米図書賞(ノンフィクション部門)を受賞し、全米でベストセラーになった。



 「アメリカの400年」とは、イギリス人入植者がアメリカにやってきた植民地時代から現在までで、その間の人種差別思想の歴史全体を概観し、その根本的な打開方向を提起している。今まさに、入植者植民地主義によって生まれたアメリカが、同じく入植者植民地主義のイスラエルを支援し、イスラエルがパレスチナ人の民族浄化をおこなっており、それとあわせて問題の根源を考えさせる。



 黒人差別というとき、1862年の奴隷解放宣言でも、1964年の公民権法でも終止符がうてない「白人vs黒人の暴力の連鎖」と見たり、あるいは「人々の無知と偏見が憎悪の感情を生み出す」、つまり個々の人間の心の問題と見ていたら、打開の方向は見えないままだ。著者はこうのべている。黒人差別思想は、富と影響力と知性を持つその時代の為政者たちが、植民地主義と奴隷的な搾取を正当化するため、その責任が為政者の側ではなく黒人にあると思わせる目的で生み出した政策なのだ、と。



黒人差別思想の淵源



 アメリカの黒人差別思想は、いつ生まれたのか。



 ピューリタンがアメリカに入植するのは、1600年代の初めだ。だが、ヨーロッパの人種差別思想は、それより200年前、ポルトガルがアフリカを占領し奴隷貿易を始めると同時に、人種差別的政策をとったことから生まれたという。



 当初、西ヨーロッパに売られていた奴隷の大半は、トルコの侵略者が拘束したスラブ人(この民族をあらわす言葉が奴隷:slaveの語源)だったが、15世紀半ばからはアフリカ人の供給が増えた。そのときポルトガルは、「アフリカ人は人間以下のけだもので、理性的な習慣がまるでない」「ポルトガルで奴隷として使われた方がはるかにいい」として奴隷貿易を正当化した。実際は西アフリカにはすでにマリ帝国やガーナ帝国があり、文明を築いていたが、それは無視された。



 1492年以降、コロンブスをはじめスペインの入植者たちは、アメリカの先住民を「この土地の黒人」と呼び、銃と聖書の力を頼りに、人類史上まれに見る虐殺に手を染めた。1500年代に入ると、入植者たちは本国スペインに、働かないネイティブアメリカンの代わりにアフリカ人奴隷を送り込むよう嘆願した。17世紀にやってきたピューリタンは、この人種差別思想を利用してアメリカの奴隷制を合法化・法制化したに過ぎない。



 そして資本主義勃興期のヨーロッパでは、科学革命や啓蒙主義の先駆者たちが、同時に人種差別主義者だった。君主制を批判し市民革命の理論的支柱となったジョン・ロックは「西アフリカの女性はサルとの間に子どもを宿している」といい、ニュートンが会長を務めた英王立学会は「白人が人類を支配する」という考え方を規範として確立していた。



現代の奴隷制 監獄ビジネス



 本書のなかでは、「黒人は人間以下のけだもので、野蛮な存在であり、文化をつくりあげることができず、奴隷の状態に満足している」「黒人は白人よりも生物学的に劣る」とする人種分離主義が、現在まで長く影響を持ってきたことを跡付けている。それは入植者植民地主義の特徴だ。昨年来のイスラエルによるガザ攻撃のなかで、イスラエルや欧米の首脳から、パレスチナ人を「野蛮」だとか「人間のような動物」と呼ぶ発言があいついだことを思い出す。



 一方、奴隷解放運動や公民権運動が大きな力を持ってくるなかで、「アフリカ人を野蛮な状態から解放し、キリスト教に改宗させ文明化することで救う(前提は白人の文化だけが優れたものとする考え方)」といった同化主義者が増えていったことも指摘している。そのなかで自分の肌を白く脱色する黒人もあらわれた。同化主義は、奴隷解放運動を沈静化する役割を果たした。



 公民権運動の代表的人物であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、1963年のワシントン大行進で「私には夢がある」と演説した時点では、同化主義の影響を受けていたと著者はいう。しかし、人種統合を推進しても黒人のエリートが得をするだけで、貧困にあえぎ都市反乱をおこしている何百万人もの黒人は置き去りにされることに気づいた。そして、首都に貧しい人々を集めて連邦政府に圧力をかけ、完全雇用や所得の保障、住宅の提供などを約束する経済権利章典を採択させようと考え、「抑圧されている民族は、権力を手にした場合にのみ解放を実現できる」と主張し始めた。直後、彼は凶弾に倒れた。



警察官による黒人殺害は21倍



 現在アメリカでは、若い黒人男性は若い白人男性に比べ、警察官に殺害される割合が21倍も高く、刑務所に収監される割合が五倍も高い。黒人の囚人をただ同然の労働力として搾取する監獄ビジネスが横行しているからだ。この現代の奴隷制を維持するために、黒人を指して「生活保護受給者は怠け者」「スラム街は危険」「貧困層は無知」というイメージを、メディアがくり返し流している。それは共和党の大統領レーガンが1982年に「麻薬との戦争」を宣言し、薬物濫用防止法をつくってからのことだ。法律は黒人に厳しく白人に甘くつくられ、収監者は2000年までにそれまでの4倍に増えた。何百万人もの黒人や中南米系移民が選挙権を行使できない刑務所に送られ、選挙権を剥奪されて釈放された。



 さらに1994年、民主党の大統領クリントンが「三振即アウト」法をつくった。過去に2度有罪判決を受けた者が、3度目に有罪になると、その罪がなんであれ終身刑などの重罰となる内容になっており、それが監獄ビジネスを支えている。



 それで利益を得るのは、政治・経済的に権力を握る1%の連中である。彼らは人種差別が根絶されれば、非白人はおろか、低所得層や中間層の白人をも効果的に支配し搾取するツールが失われると恐れている。そこから著者は、アメリカの人種差別を根絶する方法があるとしたら、それは以上のことを深く理解した人々が、組織や地区、郡、州、国家、あるいは世界に対する権限を掌握することだ、その日は必ず来る、と結んでいる。



 アメリカをはじめとするG7の力が衰退し、かつて侵略され支配されてきたグローバルサウスの国々が台頭している今の時代は、この数百年におよぶ植民地主義や人種差別思想を根絶する方向に進む可能性をはらんでいる。



(光文社発行、四六判、662㌻、 5000円+税)
https://www.chosyu-journal.jp/review/29467
8:777 :

2024/03/14 (Thu) 17:39:46

ビルダーバーグ会議,アゾフ大隊,NATO…ヒトラーの血を引く現代版「ナチス」の正体
調査報道 河添恵子 TV / 公式チャンネル
2024/03/12
https://www.youtube.com/watch?v=3OBIfbzZIeM
9:777 :

2024/04/02 (Tue) 13:20:10

2024.04.02XML
ウクライナやパレスチナで戦乱を引き起こした米英金融資本は苦境に陥っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202404020000/

 ウクライナにしろパレスチナにしろ、戦乱の黒幕はシティとウォール街を拠点とする金融資本であり、東アジアで軍事的な緊張を高めているのも構図は同じ。シティとウォール街を拠点とする金融資本は緊密な関係にあるが、そうした構図を生み出しているのは19世紀にイギリスで作成された世界制覇戦略だ。

 ところが、その戦略が大きく揺らいでいる。ウクライナでは金融資本の手先であるネオ・ナチ体制軍の敗北が決定的。ロシア軍は敵の要塞線を突破し、西へ進んでいる。

 ​イギリスのベン・ウォレス前国防相は昨年10月1日、戦場で戦うウクライナ兵の平均年齢は40歳を超えているとテレグラフ紙に寄稿した記事の中で指摘​している。前線で戦う兵士の平均年齢は42歳だと言われていたので、この話は正しかったのだろうが、今の状況はさらに悪化しているはずだ。

 ガザではイスラエル軍が建物を破壊、住民を虐殺している。アメリカやイスラエルが「建国」する際に行なったようなことを繰り返しているのだが、ハマスとの戦闘は苦戦しているようだ。ウクライナに軍事支援してウラジミル・プーチン政権を倒し、ガザを原爆が投下された長崎や広島のようにして早く軍事作戦を終わらせろとアメリカのティム・ウォルバーグ下院議員は言っている。それだけ苛立っているのだろう。

 アメリカやイスラエルは先住民を虐殺したり追放した後、自分たちの「国」を建設した。パレスチナに「ユダヤ人の国」をでっち上げたイギリスはアイルランドやスコットランドなどでも住民を虐殺している。

 例えば、ピューリタン革命で実権を握ったオリバー・クロムウェルはアイルランドに軍事侵攻しているが、侵攻前の1641年には147万人だった人口が侵攻後の52年には62万人に減少している。50万人以上が殺され、残りは「年季奉公」や「召使い」、事実上の奴隷としてアメリカなどに売られたと言われている。

 ピューリタンは1620年にメイフラワー号でアメリカへ渡った。この人たちはピルグリム(巡礼者)・ファーザーズと呼ばれているが、北アメリカでイギリスが植民した地域でピューリタンは「新イスラエル」を建設していると信じていたという。

 ピューリタンの前からヨーロッパ人はアメリカ大陸へ移民している。1492年にはイタリアのジェノバに生まれたクリストバル・コロン(コロンブス)がカリブ海に現れ、グアナハニ島に上陸したが、その当時、北アメリカには100万人とも1800万人とも言われる先住民が住んでいたと推測されている。これだけ数字に幅があるのは、ヨーロッパからの移住者が先住民を何人殺したかが不明だからだ。1890年にウーンデット・ニー・クリークで先住民の女性や子供がアメリカ陸軍第7騎兵隊に虐殺された時には約25万人に減少、生き残った先住民は「保留地」と名づけらた地域に押し込められた。それを「合法化」するため、「強制移住法」が施行されている。

 その間、1776年に「独立宣言」、そして81年に「建国」が宣言された。独立宣言では「すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている」と謳っているが、先住民について「年齢・性別・身分を問わない無差別の破壊を戦いの規則とすることで知られる、情け容赦のない野蛮なインディアン」と表現、アメリカ・インディアン虐殺が始まる。

 勿論、先住民でけでなく奴隷も人間として扱われていない。奴隷というとアフリカ系を連想する人が多いだろうが、アイルランドなどから売られてきた奴隷もいる。中国から連れてこられた「苦力」も一種の奴隷だ。アメリカの「民主主義」はその程度の代物だということである。

 アメリカを「建国」していた人びとが敵視していたイギリスの支配層も似たようなもの。19世紀後半のイギリスを動かしていたのは金融の世界に君臨していたナサニエル・ロスチャイルド、その資金を使って南部アフリカを侵略し、ダイヤモンドや金を手にしたセシル・ローズ、そのほかウィリアム・ステッド、レジナルド・ブレット(エシャー卿)、アルフレッド・ミルナー(ミルナー卿)たちだ。

 この中で世界支配の戦略を立てたのはローズだと言われているが、この人物 は1877年にオックスフォード大学を拠点とする秘密結社「アポロ・ユニバーシティ・ロッジNo.357」へ入会、その直後に「信仰告白」を書いている。

 それによると、ローズはアングロ・サクソンが「世界で最も優れた種族」だと主張、そのアングロ・サクソンが住む地域が広ければ広いほど人類にとって良いことだとし、そうした戦略を実現するために秘密結社は必要だとしている。ローズは大英帝国を拡大させ、アングロ・サクソンをひとつの帝国にまとめたいと考え、その目標を実現するためにアメリカも支配したかったのだ。おそらく、その帝国の中にイスラエルも含まれている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202404020000/

  • 名前: E-mail(省略可):

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.