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アウシュヴィッツ博物館はその倫理的正当性を失った

1:777 :

2023/12/03 (Sun) 18:24:41

2023-11-30
イスラエルがパレスチナの子どもたちにしていること
https://vergil.hateblo.jp/entry/2023/11/30/193435


2023-12-03
アウシュヴィッツ博物館はその倫理的正当性を失った
https://vergil.hateblo.jp/entry/2023/12/03/141338

11月20日、アウシュヴィッツ博物館の公式アカウントが以下の内容を投稿した。


イスラエルにおける悲劇的出来事に関する国際アウシュヴィッツ評議会の決議、2023年11月18日、回覧により承認

ポーランド共和国首相による国際アウシュヴィッツ評議会は、ハマスのテロリストたちによって拷問され、レイプされ、人質にされ、また殺害された無辜の犠牲者たちの苦しみを、深い痛みと悲しみとともに認識しています。

私たちは世界中のイスラエル人およびユダヤ人との揺るぎない連帯を表明したいと望んでいます。

存在の脅威にさらされているイスラエル国家は、国際法と人道主義の原則に従って自衛する権利を持っています。自由で主権のある民主的なユダヤ国家の存在は、世界平和の柱の一つです。

テロリストによる想像を絶する憎悪と暴力は、広範囲にわたる苦しみをもたらすだけであり、またハマスが人間の盾として搾取しているガザの民間人にも影響を及ぼしています。

恐ろしい死と戦争の連鎖を止めるための重要な第一歩は、人質全員の即時無条件の解放であり、これは私たちが全力で要求するものです。

イスラエルによるガザでの万単位の殺戮と徹底的な破壊を目の当たりにしながら、よくあるどっちもどっち論ですらなく、一方的にハマスを悪と決めつけイスラエルを擁護している。


>世界中のイスラエル人およびユダヤ人との揺るぎない連帯

イスラエル人=ユダヤ人ではないし、イスラエルの中でも外でも、良心あるユダヤ人はイスラエルによるパレスチナ迫害に抗議している。

>存在の脅威にさらされているイスラエル国家

そもそもハマスにイスラエル国家を打倒できる軍事力などない。

>国際法と人道主義の原則に従って自衛する権利

病院や学校、公共インフラ、民間人の住居や難民キャンプを攻撃するのは国際法にも人道主義にも反している。

>自由で主権のある民主的なユダヤ国家の存在は、世界平和の柱の一つ

イスラエルが自由で主権のある民主的なパレスチナ国家の存在を認めないことこそが世界平和への主要な脅威の一つだ。

>ハマスが人間の盾として搾取しているガザの民間人

イスラエルは民間人がいようがいまいが構わず攻撃するのだから、民間人は人間の盾になどなりようがない。

>死と戦争のスパイラルを止めるための重要な第一歩は、人質全員の即時無条件の解放

ネタニヤフは人質が全員解放されても攻撃はやめないと公言している。

よりによってアウシュヴィッツ博物館がこんな屁理屈でイスラエルを擁護するとは、衝撃的と言うほかない。

ジェノサイドが“never again”(二度とあってはならない)なのは、ユダヤ人が対象となる場合だけだというのか?

アウシュヴィッツ博物館は、もはやその倫理的正当性を失った。
https://vergil.hateblo.jp/entry/2023/12/03/141338
2:777 :

2023/12/03 (Sun) 18:26:06

パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824368

イスラエルの核戦略
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824037

ハマスはモサドが作り、支援している似非テロ組織
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14154285

ハマスによるイスラエル総攻撃、その前にイスラエルがやった事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14153380

米国の世界戦略を実現、さらにガザ沖に天然ガスを奪うこともガザで虐殺する理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822342
3:777 :

2023/12/04 (Mon) 10:47:52

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427



アウシュヴィッツ博物館はその倫理的正当性を失った
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828339

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
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パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
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イスラエルの核戦略
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ハマスはモサドが作り、支援している似非テロ組織
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14154285

ハマスによるイスラエル総攻撃、その前にイスラエルがやった事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14153380

米国の世界戦略を実現、さらにガザ沖に天然ガスを奪うこともガザで虐殺する理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822342

ユダヤ教
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/365.html

茂木誠 ユダヤの歴史 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE

吉岡孝浩×茂木誠 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIFjTpVDXkJmF-oB8nr1Ap0kjfBnnHWCZ

茂木誠 _ ゼロからわかる旧約聖書
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14132553

茂木誠 _ ユダヤの古代史&世界史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14130919

アシュケナージ系ユダヤ人の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14043502

ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14077515

キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html

イエスの本当の教え _ 神の国、神の子とは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006907

キリストの再臨とアメリカの政治
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007057

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

現在でも米政府やWHOは劣等な民族を「淘汰」すべきだと考えている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14056012

Microsoft創業者ビル・ゲイツの優生学
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14142318

非ユダヤ系アメリカ人にはバカしかいない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138805
4:777 :

2023/12/08 (Fri) 02:06:19

特番『河添恵子さん登場!世界での紛争状況グローバル勢力の関係を暴く!』
https://www.youtube.com/watch?v=iXQPmaOQY6E&t=2018s
5:777 :

2023/12/09 (Sat) 15:19:07

2023.12.09XML
米英に従属するドイツの大統領を冷たく迎えたカタール政府
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312090000/

 ドイツのフランク-バルター・シュタインマイヤー大統領は11月26日から中東を歴訪した。訪問国はイスラエル、オマーン、カタール。同大統領はイスラエルへの支持を表明している。イスラエルはハマスを口実にしてガザを破壊、そこに住む人びとを虐殺しているが、そうした行為をドイツが支持したことを意味する。

 シュタインマイヤーがカタールに滞在したのは3時間。そのドイツの大統領がカタールへ降り立った際、ドーハの飛行場で30分間待たされるという出迎えを受けた。訪問を正式に歓迎するカタール政府関係者が現れなかったのだ。

 ​シーモア・ハーシュによると、ベンヤミン・ネタニヤフは2009年に首相へ返り咲いた際、PLOでなくハマスにパレスチナを支配させようと考え、カタールと協定を結び、カタールはハマスの指導部へ数億ドルを送り始めたという​。ガザの問題でカタールは重要な位置にある。

 ハマスはイスラエルの戦略から生まれた。第3次中東戦争以来イスラエルと戦い、アラブ世界で大きな影響力を持っていたヤセル・アラファトの力を弱めるため、イスラエルはライバルを作り出そうとする。そして目をつけたのがムスリム同胞団のシーク・アーメド・ヤシンだ。

 イスラエルの治安機関であるシン・ベトが監視する中、1973年にヤシンはムジャマ・アル・イスラミヤ(イスラム・センター)を、そして76年にはイスラム協会を設立した。ハマスは1987年にイスラム協会の軍事部門として作られている。

 ハマスの戦闘部隊がイスラエルへ攻め込んだのは10月7日だが、その攻撃に疑問を持つ人は少なくない。ガザはイスラエルが建設した一種の強制収容所である。その収容所を取り囲む壁には電子的な監視システムが張り巡らされ、人が近づけば警報がなる。地上部隊だけでなく戦闘ヘリも駆けつけることになっている。ところがハマスはイスラエルへ突入できた。

 しかも、突入から数時間後、アメリカ軍は2隻の空母、ジェラルド・R・フォードとドワイト・D・アイゼンハワーを含む空母打撃群を地中海東部へ移動させている。そうしたことから、ネタニヤフ政権やアメリカのジョー・バイデン政権はハマスの攻撃を事前に知っていたのではないかというわけだ。

 攻撃の際、約1400名のイスラエル人が死亡したとされたが、そこにはハマスの戦闘員200名だけでなく、イスラエル人も含まれていた。イスラエルの新聞ハーレツによると、イスラエル軍は侵入した武装グループを壊滅させるため、占拠された建物を人質もろとも砲撃、あるいは戦闘ヘリからの攻撃で破壊したという。イスラエル軍は自国民を殺害したということ。そこでネタニヤフ政権はガザで「民族浄化」作戦を始めるため、ハマスの攻撃を演出したのではないかというわけだ。

 ドイツ政府にはアナレーナ・バーボック外相というロシア嫌いで好戦的な閣僚もいる。彼女は昨年8月にプラハで開かれた「フォーラム2000」で、「ドイツの有権者がどのように考えようとも私はウクライナの人びとを支援する」と発言、今年1月にはPACE(欧州評議会議会)でEUは「ロシアと戦争をしている」と口にした。第2次世界大戦後、ナチスはアメリカ支配層の保護を受けたが、ここにきて表舞台に再登場してきたようだ。

 バーボックが敵視するロシアの大統領、ウラジミル・プーチンは12月6日からアラブ首長国連邦とサウジアラビアを訪問、歓待された。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312090000/
6:777 :

2023/12/11 (Mon) 15:56:34

2023.12.11XML
ガザでの無差別攻撃はイスラエルで考えられていたプラン通り
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312110000/

 2013年から2015年までイスラエルのクネセト(議会)で議員を務めた​モーシェ・フェイグリンは議員時代、ガザの問題を「解決」する彼のプランを明らかにした​。

 まず、ガザの住民に対し、イスラエル軍がガザの「軍事目標」を攻撃するという内容の最後通牒をイスラエルの首相が突きつけ、巻き込まれたくないならシナイ半島へ去るように要求する。

 次にイスラエル軍は全兵力を投入してガザ全域を民間人への被害を考慮せずに攻撃、すべての軍事目標やインフラを破壊する。攻撃に際してガザを封鎖。つまり兵糧攻めを並行して行う。イスラエルやイスラエル軍を攻撃してきた場所も民間人の犠牲を厭わずに攻撃する。

 ガザの戦力を壊滅させた後、イスラエルぐんはガザ全域を占領するために歩兵を中へ入れて制圧、その際にガザ住民の安全は考慮しない。占領してから敵戦闘員の武装解除を実施、住民の脱出を助ける。つまりガザから追放する。ガザは未来永劫イスラエルの土地であり、そこにはユダヤ人が住むことになる。

 イスラエル軍は現在、ガザに対する無差別攻撃を実施中で、すでに1万7000人以上の住民が殺されている。その約4割が子どもだ。フェイグリンは住民を皆殺しにし、従順なパレスチナ人は砂漠へ追い出すつもりだったのだろう。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権はフェイグリンのプラン通りに動こうとしたが、内部から流れてくる映像はガザの惨状とイスラエル軍が苦戦していることを示している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312110000/
7:777 :

2023/12/13 (Wed) 20:52:37

2023.12.12XML
金融帝国を構成するアメリカ、イギリス、イスラエルはガザで大虐殺を実行中
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312120000/

 イスラエル軍は「ハマス」を口実にしてガザを廃墟にし、「民族浄化」とも表現される大量虐殺を続けている。殺された住民はすでに1万8000人を超え、その約4割は子どもだ。イスラエルは情報が外へ漏れないようにするため、通信を遮断するだけでなくガザに入っているジャーナリストを狙い撃ちし、10月7日から2カ月間に68名を殺した。その前にもイスラエル軍はジャーナリストを殺しているので、合計すると今年だけで犠牲者は94名に達するという。

 そうした報道管制が敷かれているにもかかわらず、がざの惨状は外部へ漏れ、​12月8日には安保理理事国へアラブ首長国連邦が停戦を求める決議案を提出、15カ国のうち13カ国が賛成した。イギリスは棄権、アメリカは拒否権で決議案を葬り去った​。その翌日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はアメリカの拒否権使用を「評価」し、「正義の戦争を継続する」と宣言している。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、イスラエルはイギリスがスエズ運河を守り、中東を支配する拠点として作った。その仕組みを引き継いだのがアメリカ。イギリスとアメリカは金融資本によって深く結びついている。この両国を中心とするアングロ・サクソン系国はオフショア市場で結びついた金融帝国にほかならない。

 イギリス労働党党首の座から2020年4月に引きずり下ろされたジェレミー・コービンは今回の決議に賛成しなかったイギリス政府を批判したが、そうした人物だからこそ排除されたのだ。

 コービンを排除する際、重要な役割を果たしたインテグリティ・イニシアチブは2015年に創設された団体。イギリス外務省が資金を出している。「偽情報から民主主義を守る」としているが、その実態は偽情報を発信するプロパガンダ機関だ。

 2020年4月4日に労働党の党首はコービンからキア・スターマーに交代。新党首はトニー・ブレアと同様、イスラエルに接近した。自分の妻ビクトリア・アレキサンダーの家族はユダヤ系だということをアピールしている。彼女の父親の家族はポーランドから移住してきたユダヤ人で、テル・アビブにも親戚がいるという。

 イスラエル、アメリカ、イギリスはパレスチナの歴史を無視、ハマスに全責任があるかのように主張しているが、そのハマスがイスラエルと深く関係していることは有名で、西側の有力メディアさえ、その事実を伝えてきた。

 第3次中東戦争で中東のイスラム諸国が傍観する中、唯一イスラエル軍と戦ったのがファタハであり、その指導者がヤセル・アラファトだった。それ以来、アラファトはイスラエルにとって目障りな存在になり、そのアラファトの力を弱めるためにイスラエルはムスリム同胞団のメンバーだったシーク・アーメド・ヤシンに目をつけたのだ。

 イスラエルの治安機関であるシン・ベトの監視下、ヤシンは1973年にムジャマ・アル・イスラミヤ(イスラム・センター)を、そして76年にはイスラム協会を設立。ハマスは1987年にイスラム協会の軍事部門として作られる。

 ​シーモア・ハーシュによると、2009年に首相へ返り咲いた時、ネタニヤフはPLOでなくハマスにパレスチナを支配させようとした​。そのため、ネヤニヤフはカタールと協定を結び、カタールはハマスの指導部へ数億ドルを送り始めたという。

 10月7日にハマスの戦闘部隊がイスラエルへ攻め込んだのだが、ガザはイスラエルが建設した一種の強制収容所であり、その収容所を取り囲む壁には電子的な監視システムが張り巡らされ、人が近づけば警報がなる。地上部隊だけでなく戦闘ヘリも駆けつけることになっている。ところがハマスはイスラエルへ突入できた。

 しかも突入の数時間後、2隻の空母、ジェラルド・R・フォードとドワイト・D・アイゼンハワーを含む空母打撃群を地中海東部へ移動させている。そうしたことから、ネタニヤフ政権やアメリカのジョー・バイデン政権はハマスの攻撃を事前に知っていたのではないかと疑う人が少なくない。

 攻撃の際、約1400名のイスラエル人が死亡したとされた。その後、犠牲者の人数は1200名だと訂正されたが、​イスラエルの新聞ハーレツによると、イスラエル軍は侵入した武装グループを壊滅させるため、占拠された建物を人質もろとも砲撃、あるいは戦闘ヘリからの攻撃で破壊した​という。イスラエル軍は自国民を殺害したということだ。​ハーレツの記事を補充した報道もある​。さらに、停戦にともなって解放された人質もイスラエル軍にイスラエル市民が攻撃された実態を当事者として証言しはじめた。

 ガザへの攻撃が始まった際、「ガザをドレスデンや広島のように破壊」すると宣言したモーシェ・フェイグリン元議員は議員時代の2014年、ガザは未来永劫イスラエルの土地だと宣言、無差別攻撃で破壊し、住民を消し去ってユダヤ人が住むと主張していた。

 また、​ネタニヤフ首相は「われわれの聖書(キリスト教における『旧約聖書』と重なる)」を引用、パレスチナ人虐殺を正当化した​。聖書の中でユダヤ人の敵だとされている「アマレク人」を持ち出し、「アマレク人があなたたちにしたことを思い出しなさい」(申命記25章17節から19節)という部分を口にしたのだ。「アマレク人」を家畜ともども殺した後、イスラエルの民」は「天の下からアマレクの記憶を消し去る」ことを神に命じられたという。彼はパレスチナ人をアマレク人とみなしている。パレスチナ人を皆殺しにすると言っているのだ。

 彼はサムエル記上15章3節の話もした。そこには「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も牛も羊も、らくだもろばも打ち殺せ。容赦してはならない。」ということが書かれている。これこそがガザでイスラエルによって行われていることだというのだ。

 ネタニヤフによると「われわれは光の民であり、彼らは闇の民だ」としたうえで、イザヤの預言を理解しなければならないと主張する。「われわれ」とはイスラエル人、「彼ら」とはパレスチナ人、イスラム教徒、あるいはイスラエル以外の人びとを指しているのだろう。

 また、​ギラド・エルダン国連大使は10月8日に安全保障理事会で「これはイスラエルの9/11だ」と演説​、​ヨアブ・ギャラント国防相はパレスチナ人を「獣」だと表現した​。

 ​インターネットには、95歳になるイスラエル陸軍の退役兵、エズラ・ヤチンがユダヤ人に対してパレスチナ人を殺して彼らの記憶を消し去れと呼びかけている映像が流れている​。

 イスラエルの神憑った人びとはナイル川とユーフラテス川に挟まれた地域、つまりパレスチナのほかレバノン、ヨルダン、クウェート、シリア、さらにイラクの大半、エジプトやサウジアラビアの一部を「約束の地」だと主張している。「大イスラエル構想」とも呼ばれている。

 こうした神懸った理由だけでなく、イスラエル、アメリカ、イギリスは地政学的な理由からもガザを制圧しようとしている。

 9月8日にニューデリーで開かれたG20サミットの席上、インドのナレンドラ・モディ首相が発表したIMEC(インド・中東・欧州経済回廊)プロジェクトはインド、UAE(アラブ首長国連邦)、サウジアラビア、イスラエルを結び、さらにギリシャからEUへ伸びる輸送ルート。そのIMECはガザの北で地中海に出る。このルートは中国のBRI(一帯一路)に対抗する目的で計画された。後ろ盾はアメリカだ。

 19世紀以来、海軍力で世界を支配してきたアングロ・サクソンの戦略においてスエズ運河の果たす役割は大きい。ところが現在、その運河はエジプト領にある。そこで「ベン・グリオン運河」が計画された。この運河はアカバ湾のエーラト港からヨルダンとの国境沿いを進み、ガザの北側から地中海へ出る。

 また、エジプトからギリシャにかけての海域で9兆8000億立方メートルの天然ガスと34億バーレルの原油が発見されたことも大きい。ガザ沖にも天然ガスは存在、そこからキプロスを経由してイタリアへパイプラインで輸送する計画がある。そのライバルになるロシアの天然ガスを運ぶパイプラインはすでにアメリカが止めたり破壊した。

 バラク・オバマ大統領は2010年8月、ムスリム同胞団やサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を使った体制転覆作戦を始動させるため、PSD-11を承認した。そして始まるのが「アラブの春」にほかならない。この反乱は地中海東岸の国々に広がった。シリアへ軍事作戦が失敗、この計画は挫折したが、仕掛けた国々はまだ諦めてはいないだろう。その延長線上にガザへの軍事侵攻がある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312120000/
8:777 :

2023/12/17 (Sun) 08:05:10

2023-12-16
「ホロコーストの記憶」の誤用を戒める公開書簡
https://vergil.hateblo.jp/entry/2023/12/16/195155

国際アウシュヴィッツ評議会がイスラエルによるガザへの軍事侵攻を支持する決議を行い、アウシュヴィッツ博物館が公式アカウントでそれを世界に発信したその日に、世界の名だたるホロコースト研究者や歴史家たちが連名でホロコーストの記憶の誤用を戒める公開書簡を発出した。

広く読まれるべき文章だと思うので、訳してみた。(機械翻訳をベースに一部修正)

ホロコーストの記憶の誤用についての公開書簡

Omer Bartov, Christopher R. Browning, Jane Caplan, Debórah Dwork, Michael Rothberg 他

ホロコーストの記憶に訴えることは、ユダヤ人が今日直面している反ユダヤ主義についての私たちの理解を曖昧にし、またイスラエル・パレスチナにおける暴力の原因を危険なほど歪曲して伝える結果となる。

2023年11月20日



 私たち署名者は、さまざまな学術機関でホロコーストと反ユダヤ主義について研究している学者です。私たちは、ガザとイスラエルにおける現在の危機を説明するためにホロコーストの記憶を引き合いに出す政治指導者や著名人たちに対する落胆と失望を表明するためにこの手紙を書いています。


 具体的な例としては、イスラエルのギラッド・エルダン国連大使が国連総会での演説中に「Never Again(二度とあってはならない)」と書かれた黄色い星を身につけたり、米国のジョー・バイデン大統領が、ハマスは「ホロコーストと同じくらい重大な野蛮行為を行った」と発言したことなどがあげられます。その上、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はドイツのオラフ・ショルツ首相に「ハマスは新しいナチスだ」と語りました。フロリダ州選出のブライアン・マスト下院議員(共和党)は議会での演説で、「第2次世界大戦の最中に『無辜のナチス民間人』などという言葉を軽々しく使うべきではない」と主張して、「無辜のパレスチナ民間人」が存在するという考えに疑問を呈しました。

 イスラエル・パレスチナの危機が高まると、反ユダヤ主義は、イスラム嫌悪や反アラブ人種差別と同様に、しばしば高まります。10月7日の攻撃と今も続いているガザへの空爆と侵略における途方もない暴力は壊滅的であり、世界中のユダヤ人及びパレスチナ人のコミュニティに痛みと恐怖を生み出しています。私たちは、すべての人に、どこに住んでいようと安全だと感じる権利があり、また人種差別、反ユダヤ主義、イスラム嫌悪への対処が優先事項でなければならないことを改めて表明します。


 10月7日に何が起こったのかを理解しようとするとき、ユダヤ人コミュニティの多くの人々がホロコーストやその前のポグロムを思い起こすのは理解できます ― 虐殺と、その後に出てきた映像は、つい最近のユダヤ人の歴史に突き動かされて、ジェノサイド的な反ユダヤ主義についての根深い集団的記憶を呼び覚まします。

 しかし、ホロコーストの記憶に訴えることは、ユダヤ人が今日直面している反ユダヤ主義についての私たちの理解を曖昧にし、イスラエル・パレスチナにおける暴力の原因を危険なまでに誤って伝えるものです。ナチスによるジェノサイドは、国家とその市民社会がごく少数の人々を攻撃し、ついには大陸全体における大量虐殺にまでエスカレートしたというものでした。実際、イスラエル・パレスチナで起きつつある危機をナチズムやホロコーストと比較することは、とりわけ政治指導者やその他の影響力のある人々によって行われる場合、知的にも道徳的にも誤っています。感情が高ぶっている時こそ、政治指導者には冷静に行動し、苦悩と分断の炎を煽らないようにする責任があります。そして、学者である私たちには、私たちの職業の知的誠実さを維持し、世界中の人々がいま起きていることを理解できるよう支援する義務があります。


 イスラエルの指導者たちやその他の人々は、ホロコーストという枠組みを利用してイスラエルによるガザへの集団懲罰を野蛮に立ち向かう文明のための戦いとして描くことで、パレスチナ人に関する人種差別的な言説を助長しています。このレトリックは、いま起きている危機を、それが生じた背景から切り離そうとするものです。75年間に及ぶ強制移住、56年に渡る占領、そして16年間ものガザの封鎖が、政治的解決でしか止めることのできない暴力の連鎖を生み出したのです。イスラエル・パレスチナの問題を軍事的に解決することはできません。「悪」は力によって打倒しなければならないというホロコーストの物語を展開することは、既にあまりにも長く続いている抑圧的な状況を永続させるだけです。

 ハマスの行動の責任をパレスチナ人全体に負わせながら「ハマスは新たなナチスである」と主張することは、パレスチナ人の権利を擁護する人々には強固な反ユダヤ的動機があるのだとレッテルを貼るものです。それはまた、国際的な人権や法の遵守に逆らってユダヤ人の保護を位置づけ、現在のガザへの襲撃は必要なことなのだと示唆するものです。そして、「パレスチナに自由を」と叫ぶデモ参加者を排除するためにホロコーストを引き合いに出すことは、パレスチナ人の人権擁護に対する弾圧を煽り、反ユダヤ主義とイスラエル批判の混同を助長することになります。

 このような不安の高まりの中で、反ユダヤ主義を適切に特定しそれと闘うためには、反ユダヤ主義とは何かを明確にしておく必要があります。また、ガザとヨルダン川西岸で起きていることに取り組み、対応していくには、明晰な思考も必要です。そして、反ユダヤ主義の復活やガザでの殺戮の拡大、ヨルダン川西岸での追放のエスカレートといった同時進行している現実に率直に対処し、公の場での議論に参加する必要があります。


 私たちは、安易に(ハマスと)ナチスドイツとの比較を持ち出す人々には、イスラエルの政治指導者たちが何を言っているかよく聞いてほしいと思います。ベンヤミン・ネタニヤフ首相はイスラエル議会で「これは光の子らと闇の子らの闘いだ」と語りました(同じ言い回しを使った彼の事務所からのツイートは後に削除されました)。ヨアヴ・ギャラント国防相は「我々は人間動物(human animals)と戦っているのであり、だから相手に応じた行動をとるのだ」と宣言しました。このような発言は、「ガザに無辜のパレスチナ人などいない」という、広く蔓延しており頻繁に持ち出される主張とともに、確かに歴史上の集団暴力を思い起こさせるものです。しかし、こうした記憶は、大規模な殺戮を続けさせるためではなく、それをやめさせるために使われるべきです。

 学者として、私たちには判断力と気配りをもって自分の言葉と専門知識を使う責任があります。さらなる不和を引き起こす可能性のある扇動的な言葉をできるだけ抑え、さらなる命の損失を防ぐために発言し行動しなければなりません。だから、過去を想起する際には、現在を正しく照らし出し、それを歪めないやり方で行わなければならないのです。これはパレスチナとイスラエルに平和と正義を確立するために必要となる基礎なのです。だからこそ、私たちは著名人たちやメディアに、この種の比較をやめるよう強く求めているのです。



Karyn Ball
アルバータ大学教授(英語および映画研究)

Omer Bartov
ブラウン大学教授( ホロコーストおよび大量虐殺研究)

Christopher R. Browning
UNCチャペルヒル名誉教授(歴史学)

Jane Caplan
オックスフォード大学名誉教授(近代ヨーロッパ史)

Alon Confino
マサチューセッツ大学アマースト校教授(歴史およびユダヤ研究)

Debórah Dwork
ニューヨーク市立大学大学院 ホロコースト、大量虐殺、および人道に対する犯罪研究センター所長

David Feldman
ロンドン大学バークベック反ユダヤ主義研究所所長

Amos Goldberg
エルサレム・ヘブライ大学教授(ホロコースト研究)

Atina Grossmann
ニューヨーク・クーパー・ユニオン教授(歴史学)

John-Paul Himka
アルバータ大学名誉教授

Marianne Hirsch
コロンビア大学名誉教授(比較文学およびジェンダー研究)

A. Dirk Moses
ニューヨーク市立大学教授(国際関係)

Michael Rothberg
カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授(英語、比較文学、ホロコースト研究)

Raz Segal
ストックトン大学准教授(ホロコーストおよび大量虐殺研究)

Stefanie Schüler-Springorum
ベルリン工科大学反ユダヤ主義研究センター長

Barry Trachtenberg
ウェイクフォレスト大学ユダヤ史学長

https://vergil.hateblo.jp/entry/2023/12/16/195155

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