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奈良公園の鹿保護施設が鹿を虐待した事件の顛末

1:777 :

2023/11/26 (Sun) 20:36:20

奈良公園の鹿保護施設が鹿を虐待した事件の顛末
2023.11.26
https://www.thutmosev.com/archives/%e5%a5%88%e8%89%af%e5%85%ac%e5%9c%92%e3%81%ae%e9%b9%bf%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e6%96%bd%e8%a8%ad%e3%81%8c%e9%b9%bf%e3%82%92%e8%99%90%e5%be%85%e3%81%97%e3%81%9f%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%ae%e9%a1%9b%e6%9c%ab.html

虐待が疑われた特別柵のオス鹿


https://www.asahi.com/articles/photo/AS20231027002872.html 骨の浮いた鹿が出られぬ柵、奈良にある事情 「えさ不足」告発の波紋 [奈良県]:朝日新聞デジタル
鹿疑惑騒動

事件は23年9月に奈良公園の鹿保護施設で働く獣医師が「保護施設の鹿の約7割が飢餓状態で毎年1/3が死んでいると奈良県に通報した事で始まった

奈良公園の鹿を巡っては別の人物が数年前「数が増えすぎて飢餓常態にある」と主張したが、実際には運動量が少ないので食事も少なく地域外の鹿よりも小さいだけだったというオチだった気がします

また新型コロナ期間中に観光客が減少した為「鹿せんべいを貰えず飢えてやせ細っている」という動画や写真が出回ったが、これは注目を得るためにユーチューブやツイッターでフェイクニュースを拡散していた

公園の鹿の主食は草原で毎日生えて来る草で、午前中に新芽を食べて午後は口の中をもぐもぐさせて反芻を繰り返して消化している

鹿せんべいは特に必要ではなく、鹿はオヤツやゲーム感覚、他の鹿に優位を示す為などの目的でせんべいを食べていると考えられる

奈良公園の中に「奈良の鹿愛護会」と保護施設の鹿苑があり、鹿苑の中には妊娠中のメスや子供や病気や怪我をした鹿などが収容されている

鹿苑の奥の方には畑を荒らしたり住民とトラブルを起こした鹿が収容されていて、「保護」とはいうものの実際には犯罪を犯した鹿の刑務所になっている

奈良公園の鹿の8割はメス鹿でオス鹿は2割だが生まれた時は同数で、オスは道路に飛び出す交通事故の他、「保護」されて保護施設内で死亡するので大人になるとメスの1/3程度に減少する

告発した獣医師によると収容されるほとんどはオス鹿で、収容時は健康だったのに餌を与えられず飢餓状態になり、毛が抜けてやせ衰えて次々に倒れているという

奈良県はこの問題を重視して別の獣医師数人を派遣し検証した所、告発の一部は真実で一部は誤解もあると発表しました

奈良の鹿愛護会は「人に迷惑をかける鹿は農地に戻るので、一生をここで過ごしてもらい十分にえさを与えている」と反論した


愛護会は人に慣れない野生鹿はストレスで餌が食べられないことも多く、一定数が死んでしまうことは避けられないと説明しました
https://www.youtube.com/watch?v=9SxJvLDQBU8


明らかになった問題点
11月初めに奈良県は派遣した獣医師3人による調査で「動物5つの自由」に全て抵触する違反状態で、告発は事実だったと発表しました

2022年度に施設内にいた334頭のうち65頭が死んでいて、特に農作物に被害を与えたシカを収容する「特別柵」で雄鹿の死亡率が高かった

奈良県は獣医師3人らによる調査で国際水準とされる「動物の5つの自由」のすべての指標に抵触していると判断しました

①飢え、渇きからの自由

栄養不良による飢餓が目視で2割程度確認され水飲み場にシカが侵入するため、糞や泥で汚れた状態でエサの量は足りていたが栄養価が低かった

②不快からの自由

糞の清掃が行き届かず、エサと糞が入り混じった状態で、頭数に対して、日陰や雨よけ場所が不足していた

③痛み、負傷、病気からの自由

獣医療(予防・治療)の提供の機会が十分ではなかった

④本来行動がとれる自由

年齢・体格差を考慮せず同一空間に収容し、弱い個体が逃げたり隠れる場所は無かった

⑤恐怖・抑圧からの自由

弱小個体の逃避場所が欠けていたほか、怯えや不安行動、攻撃性を示す個体がみられた

こうなった要因として畑を荒らした鹿は作物の味を覚えて荒らし続けるので、一生収容する必要があるが施設は狭く収容可能数は限られている

奈良鹿は天然記念物で処分できないので「衰弱させて数を調整する」ような管理が実態として行われていた疑いがある

奈良公園と裏山は道路によって周囲の山から隔離されていて適正数は1000頭以下とされるが最近は1200頭前後になっている

妊娠鹿を保護(こちらは本当の保護)して出産させるので数は増えるばかりで、なんらかの調整が必要になっている

奈良市は調査の結果11月後半、「明らかな動物虐待は見受けられなかった」と結論付けたが、改善を求める行政指導を行った

奈良県と市は今後、有識者や関係機関と連携し「特別柵」のあり方について見直すとしている

奈良鹿をめぐる問題
問題の一つは奈良鹿を保護した為数が増えすぎたが去勢など適切な管理がされず、「生まれてから処分する」ような必要が生じている

鹿の去勢や避妊は他の地域で行っているところもあるが奈良公園や奈良県では実施していないようです

二つ目の問題は畑を荒らした鹿をどうするかで、公園から出なければ良いが柵がある訳ではなく周囲には畑があって畑には美味しそうな野菜が食べ放題です

収容されたオス鹿がストレスで衰弱するのはある程度事実でしょうが、餌に糞が混じって居たり、弱い個体の逃げ場がないなど施設には問題があった

鹿苑の広さは縦200m幅100m、東京ドームは両翼100mでセンター奥まで122mなので東京ドームのグラウンド2個分に近い面積だと思われます

実際はその面積に建物があり広場はいくつものエリアに仕切られていて、その数分の1だけが特別柵になっています

母子の鹿は数か月収容されるだけだが農作物を荒らした鹿は「終身刑」で一生外に出られることは無い

「奈良の鹿愛護会」は一種の利権団体のようになってしまっていて、そうする事が当たり前になってしまっている面もある

最近外国人観光客などが奈良鹿を目当てに訪れるので、奈良県や奈良市は言い方は悪いが鹿を「金ずる」として利用してきた側面もある

観光客は鹿にとっては迷惑なだけの存在で、観光客が面白がってビニール袋を食べさせたり追いかけまわして小鹿が死んだりする被害が発生している
https://www.thutmosev.com/archives/%e5%a5%88%e8%89%af%e5%85%ac%e5%9c%92%e3%81%ae%e9%b9%bf%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e6%96%bd%e8%a8%ad%e3%81%8c%e9%b9%bf%e3%82%92%e8%99%90%e5%be%85%e3%81%97%e3%81%9f%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%ae%e9%a1%9b%e6%9c%ab.html
2:777 :

2023/11/26 (Sun) 20:39:20

【初めての奈良!】ついに夢だった鹿に会えたと思ったら・・あまりの迫力に圧倒されました
ボンソワールTV BonSoirTV
2023/04/20
https://www.youtube.com/watch?v=VFP6uaNJsAs&t=589s

今回は奈良公園の鹿ちゃんに会いに行きました


奈良公園シカの秘密、7割がメス、交通事故のほとんどはオス
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14115100

朝の奈良が神々しい... 奈良で感じる日本の美に感動 【外国人の反応】
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