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2023/10/31 (Tue) 15:45:39
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うまくいかない台湾、経済不振で出生率は韓国と最下位争い
2023.10.31
https://www.thutmosev.com/archives/306235hd.html
台湾の成長はそろそろ天井に当たる
https://linkbiz-tw.com/taiwan-economy239/
GDPを上げるのは簡単だが下げるのは困難
台湾は2020年以降の新型コロナ流行による半導体不足で韓国とともに生産国として高い利益をあげて勝ち組になった
だが23年になると半導体不足の反動で半導体余りになり一転して供給過剰で市場価格が下落、輸出が減少し経済不振に陥っている
韓国台湾ともに地価などの資産価値吊り上げによる経済成長をおこない、1人当たりGDPや賃金などが倍増し円安の日本より計算方法によっては高い事がある
だがこの手法はコスト上昇を招くので輸出国として不利であり、韓国台湾両国ともに輸出競争力が低下して経済成長率も低下している
韓国の23年成長率予測は1.4%で台湾は1.6%と予想されていて、高すぎる人件費と資産価値が原因だと思うが両国は手にした成功を手放そうとしない
台湾の1人当たりGDPは3万2643ドルで韓国は3万2250ドル、日本の1人当たりGDPは3万3821ドルだがこの後円安が進行した
日本の円安は強烈で2011年に1ドル75円だったが2010年代に110円から120円、2023年に150円になったので2011年の半分になっています
輸出という観点で見ると人件費は安いほど競争力が高まるので2011年と比べて日本の輸出競争力は2倍になり、韓国や台湾の競争力は半分以下に低下しました
韓国台湾が再びかつての強さを取り戻すのは人件費(=1人あたりGDP)を半分に下げれば良いが、せっかく上げたものを下げたくないのです
韓国台湾ともにかつては年3%成長を最低ノルマとしていたが2%未満が常態になっていて、今後長期に渡って低成長が続くでしょう
両国は輸出主導経済なのに1人当たりGDPを引き上げてしまい、同時に地価吊り上げによって外国工場が進出するには非常に高コストな国になった
東京の新築マンション平均価格が7000から9000万円の時にソウルと台北は1億円を超えて2億円や3億円の時もあり土地バブルの様相を呈していた
女の子がトイレ共同アパートに住んで生活費が月15万円くらい。ひと昔前は半額程度だったので、その分台湾は競争力を失った事になります
https://www.youtube.com/watch?v=LflXGMzHNy8
自国の価値を上げ過ぎて競争力喪失
日本人は土地バブルの終着駅を知っているが韓国台湾では「土地は絶対に値下がりしない」という土地神話が少なくとも22年まで信じられていた
考えれば分かると思うが地価を隣国の2倍にすればGDPなどで「勝つ」ことはできるが、その国はそれ以上成長しない限界点に近づいていきます
1人当たりGDPの上昇も同じ事で不自然な吊り上げを行えば競争力の低下や失業率の上昇などを引き起こしてしまうでしょう
1997年ごろに東南アジアで起きた通貨危機もそんな風に発生し、通貨を高く維持して競争力を喪失し経済バブルが崩壊しました
台湾は半導体だけでなくバナナやパイナップルも生産しているが、同じフルーツを生産しているフィリピンの1人当たりGDPは台湾の数分の一なので自分がバナナを食べたかったらフィリピンから買います
もし台湾が不動産バブルと半導体バブルで得たGDPを維持しようとすれば、低賃金で成立していた台湾のあらゆる産業が崩壊するでしょう
韓国は出生率0.78で世界最小になったがその前は台湾が最下位の常連で、22年の出生率は0.89で年間出生数が14万人未満に減少しています
中国の出生率は22年1.09だったが23年は(正直に発表すれば)1.0を下回る筈なので韓中台が揃って1.0割れになり急激な人口減少が予想される
3か国に共通するのは過酷な受験戦争と学歴競争で、3か国とも古代中国の科挙制度の影響を長く受けていました
また3カ国とも外国からの国内観光が不振で、かつては安く旅行できたのに今は2倍以上の費用がかかりサービス内容はコストカットで低下したので当然でしょう
台湾や韓国の1人当たりGDPは一部の先進国と同等だが、GDPだけを吊り上げたので観光地としての利便性や魅力などは後進国のまま値段だけが2倍になった
かつては物価や費用が安かったので多少の不便さも「味わい」だったが、例えばフィリピンやタイの物価がある日日本より高くなったら誰も行かないでしょう
台湾人、韓国人ともに良く言うのは「わが国には観光地が少ない」ということで、少ない上にそれぞれの魅力が乏しくホテル代や観光費用だけが高い
台湾は夜市という屋台村が各地にあり暗い時は良いのだが、昼間見ると衛生上問題があるのが分かると思います
日本から台湾への観光客はタピオカが流行った19年に112万人だったが23年は65万人ペース、そう悪くないと思うがここでも吊り上げ過ぎたGDPによって競争力が低下している
https://www.thutmosev.com/archives/306235hd.html
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2023/10/31 (Tue) 15:49:23
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半導体ブームだった台湾の現在、反動で景気後退や地価高騰
https://www.thutmosev.com/archives/278624i.html
台湾では屋台で食べて格安アパートに住むのは安いが、 そういう男性は一生結婚できない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14135004
【台湾の歴史】迫る中国の影…なぜ台湾は親日なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14150123
台湾は中国では有り得ない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/215.html
台湾は中国ではないんだけど
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/288.html
日本は憲法9条を変える必要は無い _ 中国は台湾と戦争できるか? 弱い犬ほど良く吠える
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/468.html
台湾をめぐる戦争を始めるのは中国では なくアメリカ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111986
米国政府に従って中国との戦争へ向かっていた台湾の与党が地方選挙で大敗
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068157
台湾をめぐる戦争を始めるのは中国では なくアメリカ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14111986
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2024/03/05 (Tue) 19:45:28
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台湾の不動産バブル崩壊は近い 日中韓と同じ
2024.03.05
https://www.thutmosev.com/archives/33690.html
バブル崩壊から何も学ばなかった3か国
東アジアの日本を除く3か国(韓国・中国・台湾)は第二次大戦後に日本をお手本として日本をそっくり真似する事で経済成長したが、日本に続いてバブル崩壊している
もっとも早く日本を模倣したのは韓国で1965年に日韓基本条約が締結されると日本は賠償金の代わりとして、無限大の経済援助と無限大の技術移転を行った
サムスン、現代など韓国経済の8割を占める財閥グループはすべて日本時代に創業され、戦後日本の支援を受ける事で「ある一線」を超えた
通常新興国の企業や製品はかなり進歩しても先進国で通用する水準になるのが難しいが、韓国は本家日本からの指導を受けてその壁を超える事ができた
後はバブル崩壊で自滅した日本から楽々と欧米市場を奪い取り、過去の日本を真似てハイテク化したが不動産バブル経済まで模倣した
理由は自動車やハイテクをいくら輸出してもGDPは思ったほど増えないからで、稼いだ金で不動産投資すれば目をつぶっていても地価が数倍になりGDPも倍増する
これを隣で見ていた台湾も「これだ」と思ったのか飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本企業を誘致したり下請けになって技術力を磨き、TSMCなどハイテク国家に成長した
後は韓国と同じで自国の不動産に投資してあぶく銭で経済成長して、今まさにバブルが崩壊しようとしているところです
中国も1970年代後半にニクソン訪中で成長のきっかけをつかみ、改革開放で外資を受け入れて日米欧から無料で技術と資本を受け入れて40年間爆発的な経済成長をした
やがて中国もハイテクに手を出し不動産投資がメインになってGDPは10倍にもなったが、バブルは崩壊し中国経済は倒れようとしています
これら3か国の経済成長のための資金と技術は外国から「タダで」貰ったもので身銭を切っておらず、その代わり安い労働力に過酷な労働をさせて外資のために働かせた
3か国にはまだ共通点があり経済発展のために人権をなるべく無視し子供がハイハイを始めると同時に企業戦士として育成し、過酷な受験や学歴戦争に放り込む
「バブルではない」と言い始めたらバブル経済
人生がベトナム戦争のように過酷な3か国の若者は結婚や家庭や出産を諦めるようになり、出生率は韓国0.7、台湾0.87(22年)、中国1.0となっています
しかも中国の出生率1.0は政府の人口統計が正しければという前提で、中国は不都合な統計をかならず改ざんするので実際はもっと出生数が少ないという指摘が絶えない
3か国は2000年代にハイテク化を進めたがハイテクをITと言い換えても思ったほど儲からず、自国の不動産価格を吊り上げ始めた
貿易でいくら設けてもGDPの10%程度で半導体などハイテク産業もそのくらいですが、自国の不動産を自分で買うだけで簡単にGDPを2倍にできるのです
GDPとは要するにその国で売れた物価の合計ですが最も物価に影響するのは地価であり、要するに大都市のマンション価格を吊り上げればその国のGDPを意図的に上げる事が可能です
2000年以前台北・ソウル・北京の地価はとても安かったが今はそれぞれ1戸1億円を超えるマンションが立ち並び、東京23区の平均を超えていたりする
東京23区の新築マンション価格は7000万円から1億円超の事もあるが中古を含む全体では5000万円以下、他の3か国で中古マンションは好まれない
3か国は欠陥マンションや手抜き工事が多いからで、経済成長してからの期間が短いので優良な中古物件の数もそう多くありません
韓国がまず2022年頃から不動産価格下落に見舞われ中国も23年には不動産バブル崩壊し、続いて台湾も不動産価格下落に見舞われるでしょう
不動産バブルが100%崩壊する理由は地価が永遠に上昇しつづけるのは不可能だからで、リンゴが永遠に上昇して宇宙に飛んでいくような話です
台湾の不動産価格は馬英九政権の2010年ころから約10年間で3倍前後に暴騰し、地方では4倍になった街もあり今も上昇している
日本、韓国、台湾の1人当たりGDPはドルで計算すると1割程度の誤差に収まっているが、台湾の平均年収は300万円程度とされています
台湾は韓国以上に貧富の差が大きく労働者の年収が低く抑えられていて、代わりに大手IT企業社員は日本より高給を貰っている制度です
一般労働者の年収は200万円台が多く若者は200万円以下が多いが、そういう国で1億円のマンションを建設してバブルに酔っています
バブルを象徴するのは台北の賃貸価格の安さで平均2億円以上はする地域の賃貸価格が20,000元から30,000元(6万円から10万円)しかしない
日本の賃貸マンション経営は200分の1あるいは20年で回収できる金額が目安とされているので、2億円の部屋なら家賃80万円から100万円(税金や管理費は別)になるでしょう
台湾の家賃相場は10分の1でしかないのだが、これはマンション投資が値上がり益目当てで行われているからで、中国でもピーク時には新築を購入して値上がり益を得る投資が多かった
これがいかにばかげているかは 日本を見れば気付くと思うのだが、人は「自分の場合だけはバブルではない」と思うのです
台湾はバブルの最終段階に入りつつあり早ければ2024年にも崩壊するだろうと見ています
https://www.thutmosev.com/archives/33690.html