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支那人が「隣人」となる恐怖 / 悪夢となったマイホーム

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2023/09/24 (Sun) 12:44:45

2023年09月24日
支那人が「隣人」となる恐怖 / 悪夢となったマイホーム
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68940197.html

「まさか!」の悲劇

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(左 : 第19世紀に米国へ移住した支那人家族 / 右 : 歐米諸国へ向かう現代の支那移民)

  賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ。日本の庶民は厄介な問題が持ち上がると、その解決に向けて努力せず、誰かに頼んで「先送り」にするのが一般的だ。しかし、地元住民から解決を任されたされ市役所は、“想定外”の事態に直面すると、「法的根拠や前例が無いので、ちょっと無理」と匙を投げる。所謂「お役所仕事」でまたもや問題の先送りだ。結局、困ってしまうのが問題に直面した庶民で、無力な平民は泣き寝入りするしかない。

  今月(9月23日)、日本テレビのニュース番組が、福井県の鯖江市で起きた或る“問題”を放送した。ちょっと信じられないが、閑静な住宅地の中に、鉄の壁で覆われた“ヤード”、すなわち、リサイクル用の金属などを保管したりスクラップするための屋外施設が出来上がってしまったのだ。

  早速、日本テレビの取材班はヤードの隣に住む田中(仮名)さん宅を訪れ、事情と経緯を訊くことにした。田中氏によると、このスクラップ業者は支那人で、およそ三年前、空き地になっていた隣の土地にヤードが建設されたという。平日の午前8時になると、ヤードの作業が開始され、大型重機が廃棄物を運搬したり切断したりするので、その騒音は70デシベルくらいになるそうだ。金属が切り裂かれる度に「キキキィー」とか「ガシャン! ガシャン!」といった音が鳴り響くので、「憂鬱以外の何物でもない」という。大学生になる田中氏の長女は、騒音が気になって勉強が出来ないと訴えている。田中夫人も不満が募っているそうで、騒音や悪臭で外に出たくないし、洗濯物を外に干せないから、いつも“部屋干し”にするそうだ。

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( 左 : 福井県鯖江市に出現したヤード / 右 : 支那人が経営するヤードの隣に住む田中氏の自宅 )

  毎日、朝起きてヤードを見るのは、本当に苦痛である。自宅の直ぐ隣に5mを超える鉄製の塀が聳え立ち、その中から絶えず神経を逆撫でする騒音が鳴り響くんだから、堪ったもんぢゃない。田中氏は次のように語っていた。

  「静かに子育てをしたい思いもあって、この場所に家を建てました。ヤードができる前は庭でBBQをしたりプールを出したり…。夫も趣味の畑でミニトマトやキュウリをつくっていました。でもいまは騒音を聞かれるのが恥ずかしいので、親戚や友人を家に呼ぶこともなくなりました」(「『尋常じゃない騒音と臭い・・・』ナゼ?ある日突然、住宅街に騒音“ヤード”」日テレNEWS、2023年9月13日)

  田中氏は閑静な郊外に「夢のマイホーム」を建てて、幸せな生活をおくるつもりだったのに、支那人の業者が現れたせいで、毎日「悪夢」を見る破目になってしまった。日テレの取材を受けた支那人の経営者は、億単位の引っ越し代を述べていたが、一般人にそんな立退料を払うなんて無理。行政側にも周辺住民からの苦情が寄せられていたが、何しろ「法的根拠」が無いので何も出来ない。つまり、外人の業者が住宅街の真ん中に処理場を作るなんて想像していなかったから、それを規制する条例を作っていなかったのだ。

  確かに、田舎の役所や住民の発想からすれば、そんな“非常識”をやらかす奴が出てくるなんて全く思わない。しかし、アジア人は違う。特に、支那人は自分が儲かれば他人はどうなっても構わない。単に立地条件が良く、土地の値段が安かったから建てただけ。ヤードを作った地域は幹線道路に近いし、住宅地のヤードは山間部よりも輸送コストが安い。それゆえ、隣に住む日本人が激怒しようが発狂しようが、支那人経営者は一向にお構いなし。自分中心主義が当たり前の支那人だ。「よそ様に対する迷惑」なんか考えない。「騒音が嫌いなら銭を出せ! いつでも引っ越してやるぞ!」というのが支那人の言い草だ。

突然現れたスクラップの山

  支那人による「害悪」と予想もしなかった「悪夢」というのは、以前から全国各地にある。例えば、2017年に徳島県では無許可で解体作業を行っていた支那人が逮捕されている。徳島県警は石井町にある株式会社「日昇商事(石井町浦圧)」を運営する于振南ら五名の支那人を逮捕したという。 (「県内でヤード初摘発 廃棄物違法処理 中国人5人逮捕」徳島新聞2017年01月10日)

  捕まった于容疑者らは、2016年4月27日から10月7日までの間、県知事や市町村長の許可を得ずに、リサイクル業者や一般人から受け取った産業廃棄物や廃棄された冷蔵庫、テレビ、洗濯機などを粉砕して処分したという。この「日昇商事は」大阪市内から石井町へ移転してきた業者で、数千円程度の回収料、あるいは無料で引き取った家電や農機具、自転車を解体していた。そして、廃棄物を解体した後、これらを金属屑にして販売していたそうである。

  千葉県でも矢鱈とヤードが増えており、全国には約800カ所が確認されているが、千葉県にはその四割が集中しているそうだ。たぶん、輸送コストの面や立地条件が良いからだろう。報道によれば、首都圏からもたらされる解体工事の金属スクラップは、千葉港に集められ、そこから支那へ輸出されるそうだ。こうした事情から、支那系企業は日本で金属加工のヤードを作るようになった。

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(左 : 千葉県に建設されたヤード / 右 : 山のように積まれたヤードの廃棄物)

  支那人は便利と思うから、気軽に住宅地や郊外にヤードを作るが、一般人が住む土地に不愉快な処理場が出来れば、近隣住民とのトラブルが発生してもおかしくはない。何しろ、解体作業で凄まじい騒音が出るし、油による土壌汚染や悪臭、廃棄物からの火災までも発生するから、深刻な社会問題となってしまうのだ。

  ヤードの被害を受けた千葉県民は、数年前に起きたスクラップからの火災と消火活動を例に取り、次のように語っていた。

  リチウムイオン電池から発火したのではないかと言われていますが、この時はいつこちらに燃え盛る炎が来ないかと心配で夜も眠れませんでした。ヤードを経営するのは中国系企業で言葉も通じない。周りにどんなに迷惑をかけても、近所に謝罪もしないんです。周辺は静かな場所でしたが、ヤードのせいで一変してしまいました」(形山昌由「トラブル続出も『言葉が通じないし謝罪もない』…中国系『金属スクラップ施設』法律無視の『全貌写真』」Friday Digital、2023年4月12日)

  一般の日本国民は「話せば分かり合える」と教えられているから、相手の“善意”や“モラル”を信じていますが、諸外国を見渡すと日本人の理解を超えた人の方が多い。騒音や悪臭の被害を受けた近隣住民は、業者に文句をつけるが、相手が支那人となれば“日本人の常識”は通用せず、ふてぶてしい支那人だと、「ワタシ日本語わからないアルヨ!」と言って門前払いだ。銭儲けの時は流暢な日本語を話すくせに、都合が悪くなると急に“日本語が拙い外国人”を演じ出す。こんな支那人だと謝罪どころか、役所の注意・勧告にも応じないから、周辺住民は泣き寝入りだ。

  ヤードの被害を考慮した千葉市は2011年に「千葉市再生資源物の野外保管に関する条例」(ヤード条例)を制定したが、そんなのは火事が起きてからの火災探知機みたいなもので、既に出来上がったヤードを撤廃する強制手段じゃない。こういった処理施設は存在するだけで危険である。なぜなら、廃棄物を可能な限り引き取った挙げ句、経営者が自己破産する場合もあるし、仲間が儲けた金を持って支那へ逃げ出すこともあるからだ。責任者が日本に留まっていればいいけど、全員が夜逃げでヤードを放棄すれば、後始末は地方自治体の仕事になってしまうだろう。

  といっても、処理費用や撤廃費用が何億円にもなれば議会の承認は得られないから、ヤードはそのまま、うずたかく積まれたゴミの山が野ざらしになり、その粉塵が周辺地域に飛び散る、といった事態も考えられる。こうなると、近隣住民は洗濯物を干すことは出来ないし、家の窓を開けることも出来ない。市役所は県庁に頼むが、県庁は地元の努力を言い出すから、結局、近隣住民が被害を受けながら毎日を暮らすことになる。さらに可哀想なのは、こうした地域に住む住民は低所得者か高齢者だったりするから、引っ越し費用が出せず、憂鬱な人生を死ぬまで続けることになるのだ。

「俺が食べる訳じゃないからいい!」

  大企業は支那人(廉価な労働力)を“輸入”して「人件費が低く押さえつけることが出来て良かった!」と喜ぶが、一般国民は支那人の“侵入”で大騒ぎだ。支那人は「益」よりも害をもたらし、日本社会を様々な面から駄目にする。

  例えば、今月、支那国籍を持つ張影(28歳)が、植物防疫法違反などの容疑で大阪府警に逮捕された。この在日支那人は、国際郵便で支那から違法に梨を28kgも輸入したという。(「中国産の梨28キロを密輸か 中国籍の女を逮捕 果実腐らせる害虫付着の可能性で輸入禁止 対策も」読売テレビ、2023年9月20日)

   一般国民は「なんだ、梨の箱を密輸入しただけか!」と思ってしまうが、この支那産の梨には「ミカンコミバエ」という虫が付着している、あるいは付着している可能性があるので、果樹園を経営する農家にとったら重大事である。(この害虫は日本だと棲息していないという。) 以前、鹿児島県の奄美大島で「ミカンコミバエ」が発見された時、地元でポンカンを栽培する農家は、1日約70トンのポンカンを廃棄した、というのだ。害虫というのは、たとえ数匹でも、一旦果樹園に入り込めば、瞬く間に繁殖し、全作物を食い潰す危険性を有している。だから、水際での検疫と防疫は非常に重要だ。

  それなのに、密輸入をした張容疑者はもとより、彼女から梨を仕入れた支那物産店の経営者も知らぬ顔。テレビ局の取材班が店の主人に尋ねると、「何も言いたくない」と回答を拒否。JNNの取材記者が尋ねると、「これ(支那産の梨)は売っていない」とシラを切る。それでも記者が食い下がり、「前は売っていましたか?」と質問するや、「だいぶ前ね」と答えていた。(「害虫対策のため…禁止の中国産梨を輸入の疑いで女逮捕 販売疑いの店『売ってない』」TBS News 、2023年9月20日)

  日本の主流メディアは支那人の排斥や入国禁止を「民族差別だ!」と決めつけ、「全ての支那人が悪人という訳じゃない!」と擁護するが、一旦、支那人を受け容れてしまうと、日本各地に支那人街が形成され、支那人の風習や流儀、つまり支那文化や支那的行動様式が日本に蔓延してしまうのだ。支那人の輸入業者は日本人よりも支那人を商売相手にすることが多いし、同胞や同郷の支那人が支配する流通ルートで品物をさばくようになる。

  こうなると本当に恐ろしい。単に消費税のチョロマカシだけじゃなく、有害物質が含まれた加工品が出回り、不潔な食材でも飲食店のメニューや雑貨店の棚に並んでしまうのだ。例えば、個人営業の支那人は泥や黴菌だらけの手で貝を扱い、汚いバケツに牡蠣(カキ)や蛤(はまぐり)を放り込む。こうした闇営業の支那人は、正式な市場を通さず、知り合いの業者(同胞)に売りつける。売り払ってしまえば、後は誰がどう料理しようが構わない。もしかすると中華料理の具材になるかも知れないし、転売して日本人の業者に渡ることもある。

pigs in the river China 11(左 / 河から流されてきた豚の死骸 )
  支那大陸では“恐ろしい仕入れ”が珍しくない。例えば、豚が伝染病で死ぬと、養豚業者はそれを川に流す。2013年、上海の黄浦江で約6千匹の豚が流れている、という報道があった。これは浙江省の嘉興市にある養豚場が、病気で死んだ豚を河に棄てたことで起きた事件だ。(「上海ブタ大量死、死骸1万3000匹以上回収」AFP、2013年3月18日および「ブタ6千匹の死骸が川漂流、浙江省の業者が投棄認める」CNN 、2013年3月14日を参照。)

  農産省の主任獣医を務める于康震によれば、この養豚業者は法律や規制に従わず、粗雑な方法で豚を飼育していたという。おそらく、劣悪な環境で豚を育てていたので、悪天候も重なり、何らかの駅美容が蔓延し、大量の死骸を出したのかも知れない。確かに、支那大陸だと各省に違法操業の畜産業者がいてもおかしくはないから、こんなのは「氷山の一角」だろう。ただし、一連の報道で気になったのは、病気になった豚の肉を販売した業者が捕まったことだ。浙江省の報道によれば、温嶺市の業者46人が6ヶ月から6年半の禁固刑を喰らったそうである。

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(左 : 悪臭を放つ豚の死骸 / 右 : 河から豚を拾う支那人)

  一般的に、というか普通の支那人は、国の法律や公益よりも自分利益を優先する。地獄に落ちても銭を愛する民族だから、娑婆(シャバ)で生きている内は、自分の利益を最大限にしようと考えても不思議じゃない。豚を死なせてしまった養豚場は、畜産規制法に従えば、死骸を焼却したり埋蔵したりせねばならないが、それでは“かなりの費用”がかかる。それなら、こっそりと河に流した方が得だ。

  一方、巷にも銭ゲバがウヨウヨいるから、支那大陸は本当に恐ろしい。河に浮いている豚を発見した支那人は、「ヤッター、ラッキー!」と大喜び。さっそく河から死骸を拾ってきて、上手に加工肉を作るんだから、「もっと他に才能を活かす方法はないのか?」と尋ねたくなる。でも、そなんのは訊くだけ野暮。仕入れが“無料(タダ)”なんだから、利益はいつもより大きくなる。「俺の家族や友人が喰うわけじゃない!」というのが支那人の論理だ。「利益第一」が支那人のモットー。儲かるなら、硫酸の目薬や農薬の胃薬、人糞の風邪薬だって売ってしまうだろう。

  当時、支那の国営メディアは、ケンタッキー・フライドチキンやマクドナルドに出荷している鶏肉業者が、病気の鶏肉を納入しているのではないか、という疑惑を報じたことがある。(John Ruwitch & Niu Shuping「上海の豚大量死は氷山の一角、業界のずさんさ露」Reuters、2013年3月18日)もちろん、供給業者は容疑を否定していたが、本当に出荷していなかったのかどうか怪しい。なぜなら、支那に厳格な検査組織や監視体制があるとは思えないからだ。もしかすると、販売業者と購入業者がグルになっていて、両者の間に賄賂が横行していたのかもしれないぞ。どうせ、加工肉は日本のファスト・フード店に輸出されるから、「俺達が喰うわけじゃない。どうでもいいじゃないか!」という気風が常識になっていたら怖いよねぇ~。

  日本人は移民の意味を理解していない。人手不足の企業は「労働力」と呼ぶ「家畜」を輸入しているだけ、と思っているが、実際はヘドロのような歴史と文化を背負った「人間」を招き入れているのだ。一旦、支那人を受け容れてしまえば、彼らは決して祖国に帰らない。全員とは言わないが、かなりの支那人が日本に残留し、日本で就職したり、日本人と結婚し、仲間を増やして日本を“多民族国家”へと変えてゆく。支那人が定住するようになれば、支那人との民族的摩擦が発生し、それはやがて大きな社会問題となるだろう。そうなれば、左巻きの大学教授などが「移民の同化」や「日本社会への統合」を言い出す。しかし、これは日本への同化や融合を意味しない。むしろ、支那人が増えることにより、日本人の“支那人化”が加速してしまうのだ。

  現在の日系日本人は高をくくっているが、いずれ支那人のような考えを持つ日系人、あるいは支那人と変わらない悪徳の日系人が増えてくるだろう。日本人の子供達も、近所の学校で支那人のクラスメイトを持つようになるから、親が注意しても、日系人の子供は支那人の癖や風習を真似てしまう危険性がある。「支那人と一緒に暮らす」ということは、「支那人の色に染まってゆく」あるいは「支那人と同じレベルに下がってゆく」という惨状を意味する。満洲人に支配された支那人は、女真族の辮髪(べんぱつ)を取り入れたが、被支配者の支那人は徐々に支配者の満洲人を精神的に征服した。たぶん、日本人も支那人に支配されてしまうだろう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68940197.html
2:777 :

2023/09/24 (Sun) 12:50:36

対外戦争で勝った事が一度も無い中国とロシアはこういう手口で領土を乗っ取る
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このままでは北海道は破壊される!講師:小野寺まさる
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中国人が日本領土爆買い「北海道は中国32番目の省になる」
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北海道の主なスキー場、富良野・美瑛の土地は中国資本に買われた
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ニセコは既に外人に乗っ取られ日本語も通じなくなった
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利回り低い中国から日本の不動産にチャイナマネーが押し寄せている
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安くなった日本の土地… いま、中国人富裕層が「京都の不動産」を続々と買い占め始めた
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中国は欧米に50か所以上の警察署を設置し在外中国人を管理していた
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【河添恵子】酷すぎる...中国人の民度とモラルの低さには驚きました
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「弱きをくじいて強者を助ける」のが中国のヒーロー
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ユダヤ人や支那人・朝鮮人は執念深い、 恨みを何百倍にして返す
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3:777 :

2023/09/24 (Sun) 13:02:37

戻ってきた観光客で潤うのは中国人に買われたホテルや商業ビル…2032年には4割の温泉旅館が外国資本になるとの予測も=今市太郎
2023年6月22日
https://www.mag2.com/p/money/1326261

主要国に比べて驚くほど安く見える日本の不動産に、海外勢からの投資・購入の物色が凄まじく高まっている様子。ようやくインバウンド消費が再開したタイミングで海外からの観光客を中国資本が迎えるという、実に複雑な状況が進行しはじめています。(『 今市的視点 IMAICHI POV 』今市太郎)


円安で狙われる日本の不動産
足元では為替介入以外なにもしない財務省と日銀のおかげをもちまして、昨年に引き続きドル円は140円を超える円安水準で推移しはじめています。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)
https://www.mag2.com/p/money/1326261

そして、主要国に比べて驚くほど安く見える本邦の不動産に、海外勢からの投資・購入の物色が凄まじく高まっている様子。

「円安にもメリットはある」などと間抜けなことをぬかしているうちに、本邦の不動産物件の相当な数が外国人の手に渡る時代がやってきそうな状況になっています。

とりわけ現状が過去の海外のハゲタカ勢が投資を行った時代と大きく異なるのは、主要な投資家が中国や台湾の富裕層になっていること。

日本の状況は、少子高齢化と人口減少さらに国自体の経済の衰退が重なって、驚くべき変化を遂げることを覚悟せざるをえないところに差し掛かっていることが見え始めています。

日本の観光ビジネスで儲けるのも外国資本…
2020年初頭から始まった新型コロナウイルスの感染は、宿泊施設や飲食店に多大な影響を与えることになり、多くの事業者が破綻や事業の売却を考えることになったのは言うまでもありません。

こうした状況に円安を追い風として投資に向おうとしているのが海外勢で、とくに中国人投資家が宿泊施設のなかでも旅館というビジネスモデルに高い興味を抱いていることが見え始めています。

確かに海外投資家にとっては温泉を利用して本邦ならではの宿泊サービスを展開する旅館ビジネスというは、非常に興味深いものであるようです。

ようやくインバウンド消費が再開したタイミングで中国からの顧客を中国資本が迎えるという、実に複雑な状況が進行しはじめていることがわかります。


本邦の主要旅館の4割は中国人投資・経営になる?
事業売却をしようとしているのは地方など僻地の温泉旅館だけではなく、近隣では箱根湯本や熱海など首都圏の温泉旅館でも、中国人投資家が経営を肩代わりする時代が到来しているようです。

もちろんこうしたビジネスに投資する向きは温泉旅館のビジネスモデルに深く関与していくというよりは、あくまで投資先として選択している様子。

いったん事業を取得してもいつまでそれを維持していくことになるのかはまったく不明ですが、日本ならではの温泉旅館ビジネスもすでに海外勢の投資対象となっていることからは、目を背けることができない状況です。

安倍元首相の就任当初、「美しい日本」がどうだとか、東京五輪招致の際には日本の「おもてなし」がどうだといった話が出回ったのは記憶に新しいところ。

しかし今や、その愛された伝統的な文化を組み入れた旅館ビジネスを支えるのは中国・台湾資本なのである……という事実を目の当りにしますと、かなり複雑な心境が込みあげてくるところです。

国内の調査機関であるホテル旅館経営研究所の分析では、2032年までに実に本邦における温泉旅館の所有率の4割が外国人によるものになるといった恐ろしい予測も飛び出しており、こうした流れはすでに止めようのないところに陥っていることが判ります。

ホテルも銀座のクラブのビルでも同様の状況が進行中
もちろん海外勢の事業買収は、温泉旅館だけに留まることはありません。

一般企業の買収からはじまって、旅行業界ではホテルビジネスにも同様の動きが始まっている状況。もっと下世話なところで言えば、コロナでほぼ壊滅状態に陥った東京・銀座のクラブビジネスでもビルを丸ごと中国人投資家が購入したことから、中に入るクラブにまで資本を投下するといった動きがあるようです。

外からの見かけではコロナがいったん終息的状況になったことから、多くの個別ビジネスが元に戻りつつあるように見えます。

しかし気がつけば、その多くを中国人投資家が席捲して買い占めているという、かなり哀しい現実が待ち受けているのが実情です。

もはや米国の口車に乗って中国と対立している場合ではない…
80年代後半、日本がバブルに踊り、さらに主要国が集まってプラザ合意のようにドル安が世界的、作為的に進行した際には、米国マンハッタンの象徴となった有名ビルを日本企業が購入してそうとうヒンシュクを買うことになったものです。

それが今回の円安では、米欧勢ではなくアジア勢とりわけ中国が席捲して買収に名乗りをあげている点が注目されます。

岸田政権はすべからく米国の口車にのって中国と敵対し、下手をすれば戦争に突き進みかねない状況ですが、現実の実態経済を見ますと、すでに中国および中国国民を敵視するような時間では無くなっていることを痛感させられます。

少子化対策ひとつとってみても、異次元のお題目からは大きくかけ離れ事実上なにもしない岸田政権。そのかげに隠れるように、本邦の人口減少・高齢化の波は経済に想像以上の影響を及ぼしはじめ、それが相当進行していることを正確に理解しなくてはならない時間帯です。

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