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札幌の首なし全裸遺体で親子3人逮捕 小学校時代の同級生が田村瑠奈容疑者の豹変語る

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2023/07/30 (Sun) 08:14:26

札幌 切断遺体 - YouTube
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札幌の首なし全裸遺体で親子3人逮捕 小学校時代の同級生が田村瑠奈容疑者の豹変語る
2023年07月29日 文春オンライン
https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-2470658/


「突然、馬乗りになってカッターを首に」“ススキノ首狩り殺人” 逮捕のひきこもり娘(29)が豹変した“狂気の瞬間”「家では娘の天下」「許せないことがあった」
事件の舞台となったラブホテル ©文藝春秋

〈 《ススキノ“首狩り親子”逮捕》「何かを隠したかった」ロングヘアの引きこもり娘(29)と有名精神科医の父(59)に事件後起きた“異変”「容疑者はバンドにも力を入れ…」 〉から続く

 北海道札幌市の繁華街ススキノのラブホテルで、恵庭市の会社員Aさん(62)の首なし全裸遺体が見つかった事件は、親子3人による“家族ぐるみ”の犯行だった。

 事件発覚から約3週間が経った7月24日、北海道警は職業不詳の田村瑠奈(29)、その父親で精神科医の田村修(59)を死体損壊などの容疑で逮捕。翌25日、母親の田村浩子(60)も同じ容疑で逮捕されている。

■女の子を油断させるために女装

「浩子は『娘がその男(Aさん)とトラブルになっていた』といった趣旨の供述をしている。逮捕前、修の父親(瑠奈の祖父)にも同様の説明をしていた。瑠奈がススキノで知り合ったAさんに『騙されて暴行された』と両親に打ち明けてきたと。殺害されたAさんの言い分を聞くことはできないため鵜呑みにはできないが、両者間で何らかのトラブルがあったのは間違いないと思われる」(捜査関係者)

 Aさんは、週末の夜、ススキノの街を回遊する“女装家のトモちゃん”として、一部では知られた存在だった。知人には「女装はするけど、女の子が好き」と明言。結果、トラブルの火種が潜在していたのも事実だ。

「女装していて、一人称も『私』。でも、出入りしていたクラブなどでは、酔った女の子の体を触ったり、キスをせがんだりするし、LINEを交換すると、しつこくデートに誘ってくるので、よく苦情も聞いていた。女装は年季が入っていたから、女性の恰好をすること自体は好きなんだろうけど、女の子を油断させる目的もあったと思う」(知人)

■両親は一人娘を溺愛 過保護な一面も

 Aさんとハプニングバーで知り合ったという別の知人は、こう明かす。

「経済的な意味もあったと思います。女装していると男性料金より安く入れるので。お店では女の子によく声をかけていたし、クラブで知り合った女の子を連れてお店に来たこともありました。お店は本番禁止なので、意気投合した女の子やカップルとは店を出てホテルへ。トモちゃんとは一緒に複数プレイをしたこともありました。ただ、女の子が嫌がることは決してしなかったので、乱暴なことをする印象はなかったんですが……」

 奔放な素顔を女装でコーティングしていたかにみえるAさん。瑠奈の祖父は、両親が一人娘を溺愛していたと明かした上で、小誌にこう語った。

「俺から言わせれば、ちょっと過保護なんだよな。(瑠奈にとって)許せないことがあってね。そうなると歯止めが利かないんだよな。修はその許せないことを知ったんだよ。浩子は修任せ。瑠奈がやったことも、修がやったことも知っていた」

 制御不能となった瑠奈の恐怖を振り返るのは、小学校時代の同級生だ。

「小5の時に同じクラスで、ある時、瑠奈の服装を『アニメのキャラみたいだな』と茶化したら、急に筆箱からカッターナイフを持ち出して、追っかけてきて。馬乗りになられて首にカッターを突き付けられたんです。そこで周りの友達が止めに入ってくれたけど、瑠奈は『次言ったら刺すからな』と。本気で刺されると思いました。今でも鮮明に覚えています。

 普段の瑠奈は、独特の世界観を持った子で、物静か。僕は話をする方でしたが、医者のお父さんをリスペクトしてました。でも、我がままなお嬢様タイプで、家では天下を取っているんだろうなと感じていました」

■田村家の浴室でAさんの頭部が発見される

 瑠奈が直面した「許せない」トラブルの決着をつけるため、親子は結託して一線を踏み越えていったのだ。3人の役割分担について、前出の捜査関係者はこう解説する。

「犯行当日、Aさんと待ち合わせてラブホテルに入ったのは瑠奈1人。浴室で無防備なAさんを刺殺し、頭部を切断して持ち去っている。瑠奈はホテルの出入りの際、手袋をしており、室内には指紋が残っていなかった。

 犯行前後、瑠奈を車で送り迎えしたのが父の修。父娘は事件前、近くの量販店でスーツケースやのこぎりなどを購入しており、事前に入念な殺害計画を練っていたことが窺える。そのため、殺害の実行犯ではないが、修は共謀共同正犯と見なした。

 母の浩子は計画段階から把握していたと思われ、殺害後に自宅でAさんの頭部を保管していたことも認識。後日、父娘と同じ容疑で逮捕に踏み切った」

 Aさんの頭部は、札幌市厚別区にある田村家の2階浴室から見つかったという。

「腐敗が進行しており、歯型から身元を確認した。事前にのこぎりなどを購入していることから、身元特定を遅らせるため、Aさんの殺害後に頭部を切断して持ち去ることも織り込み済だったのだろう」(同前)

■浩子は映画愛好家が作成した自主制作映画に、女子大生役で出演

 事件後も、朽ちていく頭部とともに20日余を過ごした3人家族の狂気。最後の1人として逮捕された母の浩子は、修が医大生時代を過ごした旭川市で育った。趣味は絵画。旭川美術館に勤務していた独身時代、地元の映画愛好家が作成した自主制作映画に、女子大生役で出演したこともある。

「お父さんは元公務員で、絵や陶芸が得意な人でした。お母さんは20年以上前に脳溢血で亡くなり、実家にはお父さんが1人で暮らしていたのですが、晩年は娘さんが嫁ぎ先の札幌から車で月に1回くらいのペースで様子を見に来ていました。お父さんも7、8年前に亡くなりましたが、家族思いのいい娘さんでした」(実家近所の住民)

 浩子の父親の元同僚が語る。

「あまり家族のことを話す人ではなかったが、自慢の娘だった。教育大だったかな、しっかりした学校を出ていて。生前、数日家を空ける時がありましたが、『札幌の娘のところに行っていた』と話していました」

■医師として命の大切さを説いてきたはずだったが…

 一方、大黒柱の修は、もともと紋別郡遠軽町の出身。地元の友人が振り返る。

「中学の頃から勉強ができてギターが趣味。教員だったお父さんの自慢の息子でした。社会人になってからもバンドを組んで音楽活動を続けていた。誘われてライブを見に行ったこともあります。

 それと2016年だったかな、中学生向けの講演に医師として出た際、たまたま会場で地元の友人と再会したらしく、自分の中学生時代の写真を使った講演の名札を『懐かしいだろ』と送ってきたことがありました」

 修は医師として命の大切さを説いてきたはずだった。2021年11月、札幌市内で行われた「過労死等防止対策推進シンポジウム」では「若者の過労自殺防止」をテーマに基調講演。音源を聞くとその中で修はこう言及している。

「ご家族と同居していても、心配かけたくないからとして、相談しない、できない。あるいは、直前まで元気に装うケースも多いので。よく自殺をね、家族はね、どうして見抜けなかったんだみたいな話をする人がいますが、家族にこそ心配かけたくないから、直前まで元気だと装うケースは多いようです」

 逮捕後、瑠奈はこう供述したという。

「自分の中には何人もの人格がある。(犯行は)そのうちの1人がやった」

 専門家の修が見抜いたのは、我が子の内面で猛り狂う復讐者の人格だったのだろうか。

https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-2470658/
2:777 :

2023/08/02 (Wed) 06:06:07

ススキノ首なし殺人事件 娘を〝モンスター〟に仕立てたパパの異常溺愛
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%8E%E9%A6%96%E3%81%AA%E3%81%97%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E5%A8%98%E3%82%92-%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%81%AB%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%9F%E3%83%91%E3%83%91%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%B8%B8%E6%BA%BA%E6%84%9B/ar-AA1eCbef?cvid=44d666f8de6b4f60b858c60ad285a437&ei=53

7月1~2日の間に札幌・ススキノのホテルで男性(62)の頭部が切断され、遺体で見つかった事件は、死体遺棄などの疑いで逮捕された札幌市の田村瑠奈(29)と父親で精神科医の修(59)、母親の浩子(60)の一家3容疑者の取り調べが続いている。事件から1か月を迎えたが、今なお動機や殺害手口などには多くの謎が残っている。

猟奇的な事件は大枠が分かってきている。瑠奈容疑者は小学校から不登校で大人になってひきこもり生活を送っていた。男性は夜のススキノでは有名人で性的に奔放だったといわれる。

瑠奈容疑者と男性は今年の5月にディスコで知り合い、数回会っていたとされる。母親の浩子容疑者は「娘と男性との間でトラブルがあった」と供述。トラブルを収めた後も男性が瑠奈容疑者宅にやってきたという話も出ている。しかし、一家は警察に相談をしていなかった。
犯罪心理事情通は「首を切断し持ち帰った理由として挙げられる可能性はいくつか考えられます。全身をバラバラにしてスーツケースに入れて持ち去り完全犯罪を狙おうとしたが、首だけで力尽きたため。身元がバレたら人脈から犯人にたどり着かれるので、身元確認を遅らせるため。快楽殺人のため」と指摘する。

被害男性に比べ非力な瑠奈容疑者が相手に防御するスキを与えずに殺害できたのは、修容疑者が立てた計画の一部かもしれない。修容疑者が全体の計画を立て、瑠奈容疑者が実行役、浩子容疑者は知りながら黙認していたという見方がある。

「主犯は父親とのことですが、娘も高い攻撃性を抱えていなければ殺害実行は不可能です。父親の娘への異常な溺愛が彼女の社会性を奪い、ひきこもりにさせた一因であり、そこに罪の意識を感じ、娘の異常な思考、行為に対して最後まで父親として力を貸してしまったのかもしれません」(同)

非力な女性が男性を殺害する場合、毒殺が用いられるが、今回は刃物だった。

「先にシャワーを浴びさせ、後ろから首を刺す。目隠しプレーと称して、目隠しさせ首を刺す。胸や背中に一突きは肋骨があり難易度が高く、逆襲されるかもしれないので、確実に首を狙ったのでしょう。医者である父親のアドバイスがあった可能性も考えられます」(同)

また、近隣住民によると、修容疑者は精神科医として多忙な日々を送る一方、昨年から家には入らず、庭でキャンプ生活や車中泊をしていたという。

修容疑者が協力していたとするなら、“プチ別居”していた理由も分かってくる。

「かつて別の県で、女子高校生が同級生の首を切断した事件があった。事件前から凶暴性が見られ、精神科に通院し、医師から『同じ家で寝ていると命の危険がある』と助言された父親は別居していた。ひょっとして精神科医である修容疑者は娘の凶暴性を“診断”していたのかもしれません」と同事情通は語る。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%8E%E9%A6%96%E3%81%AA%E3%81%97%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E5%A8%98%E3%82%92-%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%81%AB%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%9F%E3%83%91%E3%83%91%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%B8%B8%E6%BA%BA%E6%84%9B/ar-AA1eCbef?cvid=44d666f8de6b4f60b858c60ad285a437&ei=53
3:777 :

2023/08/05 (Sat) 14:03:08

「瑠奈容疑者が来店した時に“恐怖体験”が…」 札幌・首切り殺人事件、ススキノの街で容疑者が見せていた“異常”な素顔
2023年08月05日
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/08050559/?all=1


 札幌・ススキノのホテルで男性(62)が殺害され、頭部が切断された遺体で見つかった事件。北海道警は死体遺棄などの疑いで、田村瑠奈容疑者(29)と父親で精神科医の修容疑者(59)、母親の浩子容疑者(60)の一家三人を逮捕した。瑠奈容疑者を知る飲食店店長が事件前に経験していた”恐怖体験”とは――

 ***

【写真を見る】セクシーなポーズを決める女装姿の被害者・Aさん

一家を支配した狂気
 一家を支配した狂気。その元凶は、被害者から瑠奈容疑者が性的な暴行を受けたことがきっかけだったとも報じられたが、仮に復讐のために殺害したとしても、首を切断して家で保管するという行為は理解に苦しむ。憎むべき相手の顔など金輪際見たくない、というのが普通であろう。

 捜査関係者が言う。

「取り調べで瑠奈容疑者は、“私と別の人格を持った人間がやった”などと、精神障害であることを匂わせ、供述内容が二転三転しているそうです。父親も精神科医として娘の症状を把握していたようですが、精神鑑定が行われて責任能力ナシとなれば、罪に問われない可能性もあります」

 瑠奈容疑者の主張通りだとすれば、その道の専門家である父は、凶行に走った娘を救うどころか軍門に下ったことになってしまう。

「ご両親は娘さんを大切にして、愛情を注がれているのがよく分かりました」

 と話すのは、容疑者一家が常連だったというレストランの店主だ。

「お母さんがウチの子は働いておらず、手先が器用なので家でお人形さん作りに精を出していると話していましてね。今はまだいいけど、結婚せず定職にも就かないままでは、近い将来私たちが亡くなったらどうなるんだろうと不安を口にしながらも、とにかく“娘のやりたいことをやらしてあげたい”と言っていました」

ゴスロリファンションを愛好
 瑠奈容疑者は小学校時代から不登校となり、徐々に周囲に壁を作りつつあった。

 卒業アルバムの文集では修学旅行の思い出について、

〈女子で木刀を買ったのが私だけだったのは、ちょっと意外でした〉と、刀剣に
飽くなき執着を見せたり、黒色や退廃的なモチーフを多用する「ゴスロリファッション」を愛好。その世界ではカリスマとされるデザイナーの片腕になることが夢だとつづっている。

 社会部デスクに聞くと、

「瑠奈容疑者と被害者が初めて出会ったのは5月下旬。ススキノにあるディスコでしたが、それを機に二人は複数回、同様の店で会う中でトラブルが起きた。逮捕された母親がそのように供述しているようです」

 本誌(「週刊新潮」)8月3日号では、被害者が女性との肉体関係を目当てに“危険な夜遊び”を繰り返していたことを紹介したが、瑠奈容疑者もまた夜の街を闊歩していたのだ。

「瑠奈容疑者が来店した時に“恐怖体験”が…」 札幌・首切り殺人事件、ススキノの街で容疑者が見せていた“異常”な素顔
国内 社会

2023年08月05日
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“一杯飲めませんか”
「瑠奈容疑者が何度か来店したのですが、その時にちょっとした“恐怖体験”がありまして……」

 そう明かすのは、容疑者宅近隣にある飲食店の店長だ。

「決まって深夜1時とか2時、閉店した後に“一杯飲めませんか”って来るんですけどね。私が片付けを終えてトイレから出たら、薄暗いカウンターに座っていて、本当に驚いて声を上げそうになった。“ごめんね、今日はおしまいなんだよ”って断っても、“分かりました。じゃあ、居てもいいですか”とカウンターに居座って、スマホをいじるでもなく黙ったまま動かない。酔っ払っているわけでもなく10分くらいそのままなんです。“タクシー呼ぼうか”と声をかけたら、“近所なんで大丈夫です”と帰って行く。不思議な子だったんで、よく覚えていますよ」

 容疑者宅の最寄り駅近くにある居酒屋の店主は、

「瑠奈容疑者が予約の電話をかけてくるんですが、いつも人数は2人だったので“テーブルかカウンターになります”って説明すると、決まって“座敷は空いてないんですか”と。ウチは団体さんも来るので、4人以上じゃないとダメだと説明しても、彼女は“座敷にしてください”と、キツい口調で譲らない。それで仕方なく来店時に“大勢のお客さんが来たら、席を替わってもらいます”と言っても納得いかない様子で感じが悪かった。毎回、同年代の子たちといわゆる女子会をしていましたが、どちらかというと、彼女は料理よりも日本酒を頼んだり、お酒が好きでしたね」

 ちなみに彼女は小学校の卒業アルバムに掲載された写真の面影を残し、整った顔立ちで目を引く存在だったという。紅灯の巷を徘徊し、出会った人々の心の中に強烈な印象を残していたのである。

「お祝いに万年筆を」
 今後、捜査が進み起訴となれば、公判の中で事件の全体像が示されていくことになる。瑠奈容疑者が抱える心の闇、それに翻弄され続けた両親の胸の内はどこまで解明されるのか。

 修容疑者の兄に聞くと、

「(瑠奈容疑者と)最後に言葉を交わしたのは、高校に入る時です。私がお祝いに万年筆を贈ったら、お礼の電話がかかってきた。弟とも10年ほど前の母の三周忌で会ったのが最後ですからね。私は今回の事件で報道されていることについて否定も肯定もできません。少なくとも、自分が知っているのは普通の一家だったということだけです」

 こなた被害者の遺族であるAさんの叔父は、

「なんでこんなことになったのか。先週、亡くなったAの姉に電話したら、“びっくり仰天。なんで巻き込まれたのか考えられない”と戸惑っていましたよ……」

 遺された人々の困惑は深まるばかりである。

 コンビニで氷を買い占めるなど、事件後に容疑者一家が見せていた異常な行動については、前編を読む。

週刊新潮 2023年8月10日号掲載

特集「札幌『頭部切断殺人』生首をもてあそぶ『女酒鬼薔薇』!? 人形フェチ『瑠奈容疑者』の“遺体崇拝”」より
4:777 :

2023/08/08 (Tue) 07:00:28

「頭部を撫でる」動画を撮影 精神科医が読み解く「ススキノ頭部切断事件」瑠奈容疑者の復讐欲求と「親を支配する」歪な家庭環境
8/7デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb50aead5f55943f7c238b277ea7ada65ddf81f8


動画撮影の意図は…(瑠奈容疑者)

 札幌市ススキノのホテルで62歳の男性が殺害され頭部が持ち去られた事件は、発生から1カ月が経過し、異様な犯行の背景が徐々に明らかとなっている。一方で取材に当たる記者たちから「理解に苦しむ」との声が上がるのが、容疑者宅から押収された「動画」の存在だ。

【写真】瑠奈容疑者とも「女装姿」で会ったとされる被害者のセクシーショット

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 死体遺棄などの容疑で逮捕された田村瑠奈容疑者(29)と父親で精神科医の修容疑者(59)、そして母親の浩子容疑者(60)。一家が暮らす自宅から押収された動画の内容が波紋を広げている。

「記録媒体に保存されていた動画は2種類あるとされ、一つは刃物を持った瑠奈容疑者と見られる人物が、殺害された被害男性を襲う場面が撮影されたものです。男性の死因は刺し傷による出血性ショックですが、その後、ホテルの浴室内で首が切断されるまで、わずか3時間余りの犯行でした」(全国紙社会部デスク)

 瑠奈容疑者は修容疑者が運転する車に乗ってホテルから自宅に戻ったとみられ、その際、被害者の頭部も一緒に持ち去ったことが分かっている。

「もう一つの動画は容疑者宅の浴室で撮影されたもので、瑠奈容疑者が被害者の頭部に触れる様子が映っていたといいます。手袋をはめた状態での接触だったそうですが、捜査本部は撮影時の状況などについて慎重に捜査を進めています」(同)

 なぜ動画は撮影されたのか。その理由について専門家はこう話す。

頭部は「勝利のトロフィー」
 精神科医の片田珠美氏の指摘だ。

「今回の一連の犯行の背景には、瑠奈容疑者の被害者に対する強い恨みと怒り、そして復讐願望と懲罰欲求が感じ取れます。精神医学の見地からみると、切断した頭部は復讐を果たしたという意味で“勝利を象徴するトロフィー”と捉えられる。その頭部を撮影する行為は、瑠奈容疑者にとって“戦利品”を愛でるようなものであった可能性がある。ホテル内での撮影も、復讐の記録を残したいという欲望の表われと考えられます」

 瑠奈容疑者と被害者が初めて会ったのは今年5月下旬とされる。ススキノのダンスクラブで出会い、「その後、2人でホテルに入った後、トラブルになった」(前出・デスク)という。しかし2人は6月にも札幌市内のダンスクラブで会うなど、事件までに複数回の接触があった。

「犯行の様子からは、自分の感情や衝動をうまくコントロールできない面が窺えると同時に、その残虐性からある種のサディズム的な傾向も垣間見えます。一般的な感覚では、いくら強い怒りを覚えた相手であっても、殺害、ましてや首を切断するなどという行為は嫌悪や恐怖感が勝り、実行には踏み出せないもの。それを凌駕する怒りなど負の感情に、瑠奈容疑者の精神が囚われていたということでしょう」(片田氏)


「限界設定」と「人権意識」
 片田氏によると、精神科医である父親が娘の犯行を制止できなかったのには2つの理由が考えられるという。

「一つは精神科医なら心がけるべき『リミットセッティング(限界設定)』ができなかったことです。精神科医の仕事とは患者に寄り添い、患者の話に耳を傾け、かつ可能な範囲で要求や希望などに応えることですが、それだけでは不十分。一定のラインを越えた要望に対しては、これ以上容認できないと伝える“線引き”も必要で、『リミットセッティング』と呼びます。なぜかといえば、そうしないと、たとえば過剰に薬を処方するなど、患者の精神や健康を害する結果を招来しかねないからです」(片田氏)

 つまり精神科医であれば、歯止めをかける必要性は自覚していたはずだが、今回の事件において修容疑者がリミットセッティングを行った痕跡は見られないという。

 そしてもう一つが、父親の「人権意識の高さ」が状況を悪化させた可能性だ。修容疑者が精神科科長として勤めていたのは、日本共産党系の全日本民主医療機関連合会(民医連)に加盟する病院だった。修容疑者自身、共産党への寄付歴があり、また精神科医としてホームレスやアルコール依存症患者、海外派遣自衛官らの心のケアに熱心に取り組んでいたことで知られる。

「凶行へと至るまでの過程で、娘の精神状態が不安定だと見て取れば、本人の同意がなくても家族が保護義務者として同意すると入院させられる医療保護入院なども、精神科医なら考慮して然るべきだった。娘との信頼関係を優先したかったのかもしれないが、結果的に事態は最悪の方向へと向かってしまったように見えます」(片田氏)

「多重人格」の真贋
 親子関係が機能しなかったのはなぜか。

「両親は周囲に“娘のやりたいことをやらせてあげたい”などと語っていたと報道されており、瑠奈容疑者に愛情を注いでいたのは確かだと思います。ただ溺愛家庭においては親が子供の言うとおりに従い、子が“暴君”のようになって親を支配してしまうケースは珍しくありません」(片田氏)

 肝心の動機については現時点で不明な部分も多いが、瑠奈容疑者は取り調べに対し「私とは別の人格を持った人間がやった」といった趣旨の供述をしているという。しかし、この点については注意が必要だと片田氏は話す。

「多重人格を匂わせる情報ですが、過去、責任能力がないことを強調するために容疑者が多重人格をアピールしたケースが海外で議論を呼ぶなど、現在では多重人格の概念そのものに批判的なまなざしが向けられています。私自身は瑠奈容疑者が何らかの精神疾患を抱えている可能性は高いと考えますが、容疑者の供述を額面通りに受け取るのは危険です。今後、第三者によって行われるであろう精神鑑定の結果を待ちたいと思います」

 事件の全容解明にはまだ相応の時間がかかる見通しだ。

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