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2023/07/01 (Sat) 12:07:39
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利回り3%超で高成長!優柔不断なあなたにおすすめの3銘柄
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/06/25
https://www.youtube.com/watch?v=v-y807IyQCo
高配当株投資が人気を博していますが、デメリットもあり、成長株とどちらが良いか迷ってしまう人も少なくないのではないかと思います。そんな方のために、両取りが可能かもしれない3銘柄を紹介します。
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2023/07/01 (Sat) 12:11:42
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【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14076684
【銀行株×高配当】ゆうちょ銀行の売出しに応じるべきか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091808
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
【赤字・強制解雇が止まらない!?】郵便局が時代錯誤な経営で倒産まっしぐら!?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14092305
これから起きる超円高によるバブル崩壊と預金封鎖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091470
40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007513
ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793
株価は長期金利と企業利益で決まる。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035593
今後10年の株式市場はバイアンドホールドでは勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14115542
過去数十年の上昇相場を前提に今後数十年の投資をしてはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091142
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042637
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
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2023/07/01 (Sat) 12:20:47
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株で儲ける方法教えてあげる(こっそり)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005993
株式投資で常時監視すべき情報
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/349.html
ドル建て日経平均株価は米国株価と連動している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14123570
日本エリオット波動研究所 _ 日経平均は本格的な上昇相場に入ったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14116908
日本エリオット波動研究所の相場予測は凄い、 宮田直彦のエリオット波動分析はデタラメ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081932
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4:777
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2023/09/09 (Sat) 17:04:25
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2024年新NISAの準備はOK? 豊かな投資のために、今すべきこと
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つばめ投資顧問の長期投資大学
https://www.youtube.com/c/Tsubame1045/videos
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日経平均の大相場は、残念ながら始まっていない/実践!エリオット波動 有川和幸
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株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html
アホ個人投資家に高配当株投資が大人気
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14124805
【超高配当株】権利落ちで7%超 JT株の今後は?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14076684
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https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14091808
日本郵政グループ株(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)を買ったらこういう目に遭った
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/981.html
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2023/09/18 (Mon) 06:18:32
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ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
2023年9月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、CNBCのインタビューでアメリカにおける金利の長期トレンドと、それが株価やデフォルト率に与えてきた影響について語っている。
コロナ後の経済サイクル
ガンドラック氏はこのインタビューで様々な議題について話しているが、どの議題について話すにしても、重要なのはコロナ以降、金融市場の環境が一変したということである。
そこでガンドラック氏は次のように問いかける。
これからの経済サイクルで起こることと、われわれの常識はどう違うだろうか?
「これからの経済サイクル」とは何か? ここの読者であれば言わなくとも分かるだろう。インフレによって金利が上がった後の経済サイクルという意味である。
金利低下時の金融市場と、金利上昇時の金融市場はまったく違う。ガンドラック氏はこう続けている。
われわれは金利がどう動くか知っていると思い込んでいる。マネーサプライの経済への影響について知っていると思い込んでいる。Fed(連邦準備制度)の金融政策について知っていると思い込んでいる。
だが1980年代前半から2020年代前半まで、われわれは低金利の環境下にあったのではなかったか? その期間金利はずっと下がっていなかったか? 勿論上がったり下がったりはしたが、長期的には金利は明らかに下がり続けた。
アメリカの政策金利は1980年にピークとなり、コロナ後の現金給付によってインフレが引き起こされるまで一貫した低下トレンドにあった。長期チャートを持ち出すと次のようになっている。
重要なのは、1980年から40年間金利は下がり続けたということである。そして投資家であれば誰でも知っているが、金利低下は株価にも経済にも大きな影響を及ぼす。
そして問題は、われわれのほとんどは金利低下の環境しか知らず、われわれの常識は金利低下の環境下における常識だということである。
だからガンドラック氏は次のように言う。
デフォルト率や企業が負債をどう扱うかについてのわれわれの常識は、時代錯誤の偏見ではないのか。
金利上昇と金利低下
ガンドラック氏は次のように言う。
金利上昇の環境は、金利低下の環境とは違う。
具体的にはどういうことか。例えば今のように金利が大幅に上がれば、お金を借りていた企業はどうなるか。
ガンドラック氏は次のように説明する。
米国企業は債務の期限を長期にして金利を非常に低く抑えた。だが期限が来て借り換えなければならなくなればどうなる? その時に金利が4%ではなく9%だったらどうなる?
小規模事業者にとって金利は現在その水準だ。3年前、小規模事業者にとって金利は4%だった。今では9%だ。Fedが更に利上げすれば更に高くなる。
Fedは2021年にインフレの脅威を無視した後、2022年に金利を急速に上げた。
経済に対する利上げの効果は強力である。だがその後、アメリカにはまだ景気後退は来ていない。だがその理由の1つは債務の乗り換えがまだ完了していないということだろう。
だが来年には多くの企業にとっての債務の期限が到来し、借金を借り換えなければならなくなる。その時に多くの企業が金利上昇の効果に直面することになる。
Fedのパウエル議長は金利を5%台の水準に長らく据え置くと表明している。だがそんなことが出来るだろうか。その馬鹿らしさについては以下の記事で既に指摘している。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
だがパウエル氏にはそれが分からない。しかしガンドラック氏の上記の議論を読めば、それがどういう意味か分かるはずである。ガンドラック氏は次のように続けている。
Fedがこれから数年金利を5%か6%に保ったままにすれば、この国のすべてが倒産するだろう。
金利上昇と株式市場
そして金利低下が金利上昇になったことは、当然ながら株式市場にも影響を与える。ガンドラック氏は次のように述べている。
株式市場は1982年に底打ちし、2022年にピークを打ったように見える。この期間に金利が14%から0%になったことと関係があるだろう。
世の中にはインフレ対策で株式を買えという馬鹿げた議論もあるようだが、1970年代の物価高騰時代、米国株がどのような酷いことになったのかについては以下の記事で説明している。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
逆にその後の1980年から40年間の金利低下局面で米国株がどうなったかについても、多くの人が知っているだろう。
何故金利低下で株価が上がるのか。例えば米国債の金利が10%ならば、国債は無リスク資産と考えられているので、株式はそれを超えるパフォーマンスを出さなければ投資家を集めることが出来ない。逆に金利がゼロならば、投資家は少しでも値上がりを期待できそうな株式に殺到する。
だから他の条件が同じならば、金利低下はそのまま株高を意味し、金利上昇はそのまま株安を意味する。
株式市場はしばしばそれを無視する。2018年の金利上昇局面でも同じことが起きた。
バブルの頂点で日経平均は上昇、空売りを淡々と継続 (2018/9/20)
だがそれは長期的には続かない。長期的には、1980年から2020年まで金利低下によって米国株が上昇したこととまさに反対のことが、金利上昇局面においては起きるだろう。
結論
ガンドラック氏は次のように纏めている。
金利が上がれば株式にとって競争は激しくなる。債券と株式のリスクプレミアムを比べれば、株式のバリュエーションは現在、われわれの生きている間で一番高くなっている。
これは2024年には問題となるだろう。
世の中では金融庁にそそのかされ、金利低下局面で株式を買わなかった人が金利上昇局面で株式を買い始めている。それがどういう面白い状況か、この記事を読んだ人ならば分かるだろう。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
また、金融庁の資料に過去20年の株式や債券のパフォーマンスが乗せられ、 それを根拠に投資が推奨されていることがどれだけ可笑しいことであるかも、この記事を読んだ人には分かるはずである。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
だが誰も気にしていない。
何故なのか。短期的には金利上昇を誰も気にしていないこととまったく同じように、金融庁の職員の多くは投資を仕事にしたこともない資産運用の素人であり、NISAは銀行・証券業界に手数料を落とす目的で出来上がったのだが、ガンドラック氏ら専門家の見解の真逆を行く彼らの見解を鵜呑みにすることに誰も何の疑問も抱かない。そもそも金融庁職員は多くの資産への投資を禁じられているため、もしかすれば自分よりも投資経験がないかもしれない彼らの投資推奨を人々は有難く聞いている。
基本的に人々は何も気にせずに生きている。だが金融市場は彼らに相応の結果を与える。来年の前半にはすべては終わっているだろう。
米国インフレ率が下がれば下がるほど株価にはマイナス、株式の買い手は逃げるべき
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/39962
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6:777
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2023/09/19 (Tue) 03:12:11
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レイ・ダリオ氏、投資で最悪の間違いは何かを語る
2023年9月18日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40002
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、Milken Institute主催の会議で投資における最悪の間違いについて語っている。
多くの投資家の最大の間違い
多くの投資家が犯す最大の間違いは何か。この会議でダリオ氏は様々な議題について語っているが、いくつか簡潔な質問を並べられた中にあった質問がこれである。
読者ならどういう間違いを思い浮かべるだろうか。例えばNISAブームにそそのかされて投資を始めることだろうか。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
ダリオ氏は次のように答えている。
これまで良いパフォーマンスを出している投資を、割高だと考えずに良い投資だと思いこむこと。
良いパフォーマンスを出しているということは、価格が上がっているということである。
恐らくそのデータの受け取り方は、素人とプロで違う。多くの人は、これまで価格が上がっているのだから良い投資なのだと考えるだろう。だが実際には、他の条件が同じならば、価格の上昇は資産としての魅力が下がったこと以外の何物でもない。
価格上昇の意味
これは確かウォーレン・バフェット氏が言っていたことだと思うが、多くの人々は1ドルのりんごが2ドルになれば割高になったと考えるが、1ドルの株式が2ドルになれば買いたいと思い始める。
この冗談には多くの真理が含まれている。投資家もスーパーで野菜や果物を買う人の心理で投資に向き合うべきなのである。投資とは同じものを安く買って高く売ることである。高いものを買っても良いことなどない。
1ドルのものが2ドルになったならば、他の条件が同じならば、それは単に割高になったのである。
だが多くの投資家はそのようには考えられない。その典型的な例が金融庁の職員である。金融庁が素人に投資を推奨している「基礎から学べる金融ガイド」には、次のようなチャートが掲載されている。
過去20年間のパフォーマンスが誇らしげに載せられている。
だが、ここには資産運用を仕事にする人間であれば誰でも知っている事実が見逃されている。過去のパフォーマンスは、将来のパフォーマンスを占う上で何の役にも立たないということである。過去のパフォーマンスを見て良い投資が見分けられるならば、誰でもファンドマネージャーである。だが資産運用業はそれほど甘くない。
過去のパフォーマンスを押し出して素人に将来のパフォーマンスを夢想させるというのは、例えば銀行が何も知らない老人たちに投資信託(プロは決して買わないが素人は良く買う)を買わせるためによくやる手だが、だから彼らは老人しか騙せないのであって、まあ金融庁にも似たような人材しか居ないからこういう理屈で投資を薦めるのだろう。
過去のパフォーマンスの意味するところ
だが過去40年の株式の上昇相場は、1980年に始まる金利の長期下落が原因だということはここでは何度も指摘しておいた。DoubleLine Capialのジェフリー・ガンドラック氏も指摘している通りである。
ガンドラック氏: 株価の長期上昇を支えてきた過去40年の低金利はもうない
そして低金利はもうない。インフレが始まり、金利を上げなければならなくなったからである。金利低下時における株式市場のパフォーマンスは、コロナ以後のインフレ・金利上昇時における株式市場のパフォーマンスとは何の関係もない。
そして1970年代の物価高騰時代における米国株のパフォーマンスは、以下の記事で説明した通り酷いものである。これがインフレ・金利上昇時における株式のパフォーマンスである。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
だが、それでは過去のパフォーマンスは投資をする上で何の意味もないのだろうか。ファンドマネージャーは過去の株価チャートを見ないのだろうか?
当然過去のチャートを見る。だが、それが将来のパフォーマンスを決めるとは思っていない。では何のために見るのか? その資産がどういう時に上がり、どういう時に下がるのかを調べるためである。
その資産は1970年代のインフレ・金利高騰時代には上がったのか、下がったのか? その後の1980年から2021年までのデフレ・金融緩和時代にはどう動いたのか?
戦争があればどういう資産が上がり、どういう資産が下がるのか? パンデミックが起これば資産価格はどのように動くのか?
それを調べるための資料が過去の価格チャートである。そして例えば、これからインフレ・高金利の時代が来るならば、デフレ・金融緩和で上がった銘柄ではなく、インフレ・高金利の時代に上がった銘柄を買うべきなのである。
結論
ということで、過去の価格チャートはその資産がどういう性質を持っているのかを調べるためのもので、今後のパフォーマンスが良いか悪いかとは何も関係がない。
金融庁の投資推奨がどれだけ馬鹿げたものか、 この記事を読めば誰でも分かるだろう。また、金融庁が推奨しているもう1つの方針である「分散投資」については、世界最高のファンドマネージャーの1人であるスタンレー・ドラッケンミラー氏が次のように言っている。
ドラッケンミラー氏、個人投資家の投資スタイルを酷評
彼らは分散投資をすれば、集中投資をするよりリスクが低くなると言う。それが正しいとはまったく思わない。
金融庁の投資指南は控え目に言っても天才的である。彼らは本物の資産運用家の逆を行くことに関して稀有な才能を発揮しているので、是非読んでみてもらいたい。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/40002
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7:777
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2023/10/11 (Wed) 00:12:37
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【保存版】長期王道銘柄・5つのポイント
つばめ投資顧問の長期投資大学
2023/10/09
https://www.youtube.com/watch?v=mUp1IUl9Kko
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8:777
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2023/12/22 (Fri) 21:47:43
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レイ・ダリオ氏、投資にグローバルマクロ戦略が必要な理由を語る
2023年12月22日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏がFinimizeのインタビューで、普通の株式投資家からグローバルマクロ戦略のヘッジファンドマネージャーとなった理由と経緯について語っている。
グローバルマクロ戦略
ダリオ氏は世界中の株式、債券、為替、コモディティなどあらゆる銘柄に投資し、レバレッジをかけ買いも空売りもやるというグローバルマクロ戦略のファンドマネージャーとして現役もっとも有名な人物である。
このグローバルマクロ戦略はジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドが始めたものである。ソロス氏は自著『ソロスの錬金術』でその戦略について丁寧に説明している。
だがダリオ氏は最初からグローバルマクロの投資家だったわけではない。あらゆる資産クラスに関する知識が求められるグローバルマクロ戦略を最初から出来る人などいない。
だから誰でも何らかの資産クラスから始めなければならない。ダリオ氏が最初に投資したのは株式だったそうだ。彼は最初の投資経験について次のように述べている。
12歳の時だった。
ゴルフのキャディーをして、バッグ1つにつき6ドルを得た。バッグを2つ持って12ドルで、50ドル貯まる度に株式市場に投資した。
最初に買った株は当時わたしが知っていた唯一の銘柄で、株価は5ドルより低かった。たくさん買って値上がりすれば大儲けできると思った。
勿論それは馬鹿げた戦略なのだが、当時のわたしはそれを理解していなかった。
誰でも何も知らないところから始める。12歳のダリオ氏はその後大学に行き、そしてウォール街で働き始めた。最初のキャリアではコモディティを担当していたらしい。その辺りのことは以下の記事で報じている。
レイ・ダリオ氏、上司を殴って会社を辞めた時のことを語る
株式の買い持ちだけでは勝てない時
様々な資産クラスを見るなかで、ダリオ氏は株式市場を予想するためにも他の市場の知識が必要だということに気付くようになる。
多くの個人投資家は単に株式を買い持ちにするだけだろうが、例えばそれは株式全体が長期的に下がる相場では長期的に損失を出すトレードとなってしまう。
例えばダリオ氏は次のように言っている。
1966年から1984年まで米国株の実質リターンはマイナスだった。
1966年(の下げ相場)が1970年の景気後退を引き起こし、それによってアメリカ政府がドル紙幣とゴールドの交換の約束を反故にしなければならなくなった。通貨の減価だ。
それが1970年代の経済状況の原因となった。資産価格は下がり、1973年から1974年の下落相場やオイルショックなどが起こった。
これは1966年から始まり、1970年から1980年にかけてピークを迎えたアメリカのインフレ相場のことである。詳しくは以下の記事で説明しているが、物価の高騰と厳しい利上げによって米国株は実質的にほとんど3分の1の価値になった。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
株価を動かすマクロ要因
当たり前だが物価高騰には原油価格の上昇など様々な要因が絡んでいた。株式会社の業績だけではなく、コモディティなど様々な市場や為替要因、インフレ率やGDPなどマクロ経済の状況を考えなければ当時のインフレ相場を生き抜くことは出来なかった。
ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創業したジム・ロジャーズ氏は、著名投資家のインタビュー集『マーケットの魔術師』のなかで次のように言っている。
インドネシアのパーム油がどうなっているかを知らずにアメリカの製鉄株にどうやって投資できるだろうか?
ダリオ氏はこう続けている。
そのときわたしは株価にとってマクロが非常に大きな意味を持つことに気づいた。マクロ要因を理解することが必要だった。
それで株をいつでも買い持ちにするのではなく、空売りもする必要があると学んだ。それがマクロの投資家になった理由だ。マクロの要因がすべてを動かすからだ。
個人投資家には空売りを危険だと思う人が多いかもしれない。だがグローバルマクロの投資家から言わせれば、空売りをしない方が危険である。下げ相場でも勝てる投資家にとっては、買いオンリーという下げ相場でほぼ確実に負ける戦略を取ることは考えられない。長期の下落相場を買い持ちにすることはほとんど死を意味する。
ダリオ氏が言っているのはそういうことである。そして今の投資家にとっての問題は、1970年代の米国株の推移が実証したように、インフレ相場での株式のパフォーマンスは非常に悪いということである。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644
NISA界隈の人々が株式はインフレに強いと言っているのを目にするが事実に反する完全な出鱈目である。1970年代の相場も勉強したことがないのだろう。
ドラッケンミラー氏: 株式市場は 40年前の物価高騰時代より酷い惨状に
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/28426
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/42723
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9:777
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2024/01/20 (Sat) 07:11:03
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レイ・ダリオ氏: 2024年の金融市場で投資家はどうすべきか
2024年1月17日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43492
世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)においてCNBCのインタビューに答え、2024年において投資家はどのようなポートフォリオを持てば良いかについて語っている。
2024年の戦争リスク
ダボス会議におけるインタビューということもあり、やはり話題が行くのは地政学リスクである。ウクライナとパレスチナで戦争が起こっている。
こうした要因は金融市場にどういう影響を及ぼすのか? ダリオ氏はこう語っている。
地政学要因について考えると、地政学リスクは資産価格に反映されていない。市場参加者にとって地政学リスクを考えるのは難しいからだ。
史上最高値付近で推移する米国株が戦争を気にしていないのは明白だが、同時に下落している国債の金利水準も原油価格高騰によるインフレリスクをまったく織り込んでいないと言えるだろう。ポール・チューダー・ジョーンズ氏も同じことを言っていた。
チューダー・ジョーンズ氏: 金融市場はイスラエルリスクを過小評価している
資産価格の水準
だが全体的に見れば、ダリオ氏は資産価格の水準を高過ぎるとは思っていないようだ。彼は次のように述べている。
政治的要因を除けば、資産価格は現在非常に魅力的でもなければ、非常に魅力がないわけでもない。
これはダリオ氏にとって債券にも株価にも当てはまるようだ。ジェフリー・ガンドラック氏とは違った見方である。
ガンドラック氏の米国株予想: S&P 500はダブルトップを形成して下落する
ダリオ氏の相場観によれば、金融市場に買うべきものも空売りするべきものもないということになる。では投資家はどうするのか? ダリオ氏はこう続けている。
問題は、中立的なポジションがどういうものかということだ。わたしは今中立的なポートフォリオを保有している。
それは現金を多く持つということだろうか? ダリオ氏はそれを次のように否定する。
現金は中立なポートフォリオではない。多くの人は中立と言えば現金を思い浮かべるが、それは正しくない。現金は長期的にはゴミ同然の投資対象だからだ。
金本位制でなければ、政治家による紙幣印刷によって現金は長期的にはインフレで駄目になってゆく。それは歴史的事実である。「インフレになるから株式を買え」と政治家に言われて素直に従っている馬鹿たちは、誰がインフレを引き起こしているのかを理解していない。
世界最大のヘッジファンド: 政府が金融危機から守ってくれると思うな
ダリオ氏はこう纏めている。
だから中立なポートフォリオとは何かということを良く理解していなければならない。
中立的なポートフォリオ
ダリオ氏が個人投資家によく奨めるのが、どんな状況でも安定したリターンを生めるようなバランスの取れたポートフォリオを持てというものである。
世界最大のヘッジファンドが個人投資家に助言する
それは勿論株式を長期保有しろということではない。それでは長期の安定リターンを生むことはできない。
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
バランスの取れたポートフォリオとは、株価が上がる局面でも下がる局面でも相場と無関係に利益を生むポートフォリオである。
本物の分散投資
だが個人投資家にそれを奨めるダリオ氏は、それが実際には資産運用において一番難しいことだということを見落としている。相場の上がり下がりとは無関係に利益を生むポートフォリオは、すべてのヘッジファンドマネージャーの夢だろう。
それは本物の分散投資である。だが本物の分散投資とは、例えば世界中の株式を保有することではない。それはむしろ偏っている。本物の分散投資とは、例えば株式を買い持ちにした場合には、株価が下がった場合に利益を生むようなポジションを同時に形成することである。
ヘッジファンドの始祖とも言えるジョージ・ソロス氏は著書『ソロスの錬金術』で、一見相反するポジションをポートフォリオに追加することについて次のように言っている。
1つの仮説にすべてを賭けるというのは、私にはめずらしい行為である。普通は、少なくとも部分的に矛盾する仮説に従って行動している。
原則として、妥当性を持つ仮説に基いてつくったポジションは手放さないことにしている。そして新しい仮説に基いて反対方向のポジションを追加する。その結果、調整する必要のある微妙なバランスを適宜調整できるようになる。
そしてすべてのポジションが互いにリスクを軽減し合うように計算された、理想的で分散されたポートフォリオが出来上がってゆく。
それは「長期分散投資」を単にインデックス投資だと思っている金融庁のド素人たちや、自分の頭で考えずに他人の個々のポジションを真似して儲けようと思っている馬鹿たちには理解できない、資産運用の分野における本物のアートである。
「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は 金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た
ジム・ロジャーズ氏: 他人の意見で投資をするとほぼ間違いなく失敗する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/43492