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「注意されたらすぐ逆ギレ」移動しながら次々発射…自衛官候補生(18)の行動

1:777 :

2023/06/17 (Sat) 06:44:09

自衛官候補生(18)「恨みはなかった」という趣旨の供述 岐阜・陸自隊員3人死傷
2023/06/17
https://www.youtube.com/watch?v=SmZEm2aybgg

射撃訓練中に3人の自衛隊員が銃で撃たれ死傷した事件で、殺人容疑で送検された18歳の自衛官候補生の男は、「恨みはなかった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。

警察などによりますと、18歳の自衛官候補生の男は、岐阜市にある陸上自衛隊の日野(ひの)基本射撃場で、指導役の3人に自動小銃を発射し、八代航佑3等陸曹(25)と、菊松安親1等陸曹(52)が死亡、25歳の3等陸曹が重傷を負いました。

捜査関係者によりますと、男は射撃訓練の順番待ちをしている間に、無断で弾倉を銃に装塡(そうてん)していたとみられ、発射する前、周囲に「動くなと叫んだ」などと供述していることが新たにわかりました。

男はまず、八代3曹を撃ち、続いて、菊松1曹。そして25歳の3等陸曹を撃ってから、再び、菊松1曹を撃ったということです。取り押さえられた際にも複数、発射していたこともわかりました。

男は、警察の調べに対し、「菊松1曹への恨みはなかった」という趣旨の供述をしていて、自衛隊と警察が動機などを慎重に調べています。

【2023.6.17 放送】






【独自】「注意されたらすぐ逆ギレ」移動しながら次々発射…自衛官候補生(18)の行動判明 「真面目な自衛隊には向かないと」
6/16
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a4b5fa4b0ee42de2d0a4d2bc110c06796def6a


陸上自衛隊の射撃場で、18歳の隊員が自動小銃を発砲し、自衛官3人が死傷した事件。隊員の男は犯行時、移動しながら次々と発砲していたことがわかった。

【画像】取り押さえられてからも複数回発砲…男の発砲時の行動詳細
https://www.fnn.jp/articles/gallery/543640?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=partnerLink&image=6


事件は6月14日、岐阜市にある日野基本射撃場で、自動小銃を使った射撃訓練の開始直後に発生。

関係者への取材によると、逮捕された陸自隊員の男(18)は事件直前、射撃訓練の順番を待つ待機場所にいたという。

本来、この場所では銃に弾を込めることはないにもかかわらず、男は持っていた銃に勝手に弾を込めた可能性があるとみられている。

その行動を止めようとしたとみられるのが、最初に撃たれた八代航佑3曹(25)。

この発砲について男はこう供述しているという。

自衛隊候補生の男(18):
「お前何やってんだ!やめろ」と言われて、自分の行為を邪魔されると思って撃った。その人に恨みはなかった。

さらに「足を狙ったが当たりどころが悪かったから死んだ、殺すつもりはなかった」などと話し、殺意を否認しているという。

移動しながら…男の行動が判明
最初の発砲後、男は右後方に歩いていき、弾薬係の菊松安親1曹(52)に向けて発砲。

さらに隣にいた原悠介3曹(25)を撃った後、その位置から再び菊松1曹に向け発砲したという。

男はこの後すぐに別の隊員によって取り押さえられたが、なおも複数回発砲したとみられている。

打たれた菊松1曹と八代3曹はその後死亡。原3曹は重傷だという。

同級生「すぐ逆ギレ、いいイメージない」
今年3月末に入隊したばかりだった男。

小学校時代の同級生は、男が当時から自衛隊に憧れていたと話し、自衛隊への思いは高校に進んでからも変わらなかったようだ。

小学校時代の同級生:
言っていました「自衛隊になりたい」って。小学校5、6年生ぐらいの時に言っていたような気がするんですけど。

高校の同級生:
もう高校1、2年の時から言っていましたね。自衛隊員になりたいって。3年に入ってからそういう試験勉強とかは色々していましたね。

また、男の小・中学校時代を知る人は短気な一面があったと記憶している。

子どもが小学校の同級生だった女性:
ちょっと先生も手を焼いている感じだった。

小・中学校の同級生:
彼は学校に(持ち込み禁止の)イヤホンとかスマートフォンを持ってきて、それで注意されたら、すぐ逆ギレしたり、あまりいいイメージはないです。自衛隊って真面目なイメージじゃないですか。だから向いていないんじゃないか(と思った)。

事件から2日…自衛隊と警察は、今なおはっきりしていない動機などについて、慎重に調べている。

(「イット!」6月16日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a4b5fa4b0ee42de2d0a4d2bc110c06796def6a
2:777 :

2023/06/17 (Sat) 06:48:33

3カ月は大きく変わる期間…専門家が解説『自衛官候補生の訓練』服従心養う教育と供述内容「叱られて狙った」
東海テレビ
2023年6月15日
https://www.fnn.jp/articles/-/543341?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink


 岐阜市の日野基本射撃場で隊員3人を撃ち死傷させた18歳の自衛官候補生の男は、調べに対し「教官を狙った」「教官に叱られた」と供述しているということです。自衛官候補生の訓練について、自衛隊に詳しい軍事ジャーナリストの井上和彦さんに聞きました。

Q.自衛官候補生は訓練の過程で変わっていく?

井上和彦さん:
「一般的には大体3カ月の厳しい訓練、自衛官としての素養を身につけるという訓練の中で、7月1日に任官するわけですけれども、この3カ月間というのは非常に大きく変わる期間となっています」

Q.元陸上自衛官の男性への取材で『服従心を養う』という言葉がありました。

井上和彦さん:
「服従心という言葉が使われましたが、実際に命令に従ってもらわないと困るわけです。勝手な行動をしたり、命令に従わない不服従は、武器を扱う実力組織にとってあってはならないことです。むしろこの服従心というものは、しっかりと教育されなければいけません」

Q.今回の事件では、容疑者は『教官に叱られて狙った』と供述している。服従心を養うための訓練が逆効果になってしまったということは?

井上和彦さん:
「わが国は徴兵ではありませんので、自衛官は志願制なわけです。自衛隊に入るというのは、厳しい組織に入るということを覚悟して入ってくるわけですけれども、それでも今までの環境と大きく違う、自分が思っていた環境と違う、ましてや今回は『叱られた』と供述しているようですが、今までそういった経験のない若者が叱られるという事に対して絶望的な気持ちになったり、いろんな心境があってこういう犯行に及んだということなので、命令に服従するという教育に問題があるわけではないと思います」

Q.実弾射撃の訓練が早すぎるということは?

井上和彦さん:
「3カ月の期間、自衛官候補生というのは企業でいう試用期間と同じなんです。この試用期間の中で、段階を経て実弾を撃てるカリキュラムが組まれているので、早いということはありません」
https://www.fnn.jp/articles/-/543341?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
3:777 :

2023/06/17 (Sat) 06:51:12

LGBTは軍隊の弱体化、家族の解体、国民の断絶が目的

ジェームズ バイデンが大統領になって早速やったことはなにかというと軍内にトランスジェンダーを受け入れると言い出したことです。一般的な報道ではパリ協定に復帰するとかのほうを注目していますが、それ以上にバイデン政権を象徴するのは軍のLGBT化のほうです。これには2つの意味があります。1つは軍の弱体化です。軍の強さというのは命令系統の徹底です。「ここを守れ」と命じたら死んでも守るのが軍で、そうでなければ戦えませんが、LGBTはその運動からもわかるとおり、自分ファーストであることに重きをおきます。自分ファースト自体は悪い考えでも何でもないですが、こと軍人には極めて不向きです。ですから、これまで外してきたんですが、民主党がそれを推し進めるのは軍が怖いからです。

──軍が怖い? 

ジェームズ 彼らは自分たちが不正をしたことがわかっていますから、いつ軍が反対勢力になるかわからないと思っているんです。それならいっそ弱くなってくれたほうがいいんです。これは極左の特徴で、スターリンも軍が信用できずに将軍たちを徹底的に粛清しましたし、一般兵士の銃からは実弾を抜いたんです。スターリンが一番恐れていたのはクーデターだったんですが、そこに第二次世界大戦でドイツに侵攻されてしまいましたから最初はコテンパンにやられたんです。それはそうですよ、訓練もしてないし、指揮系統もバラバラなんですから。

──でも、それをやったら国が弱体化しませんか?

ジェームズ 間違いなくしますが、自分たちの利権がなくなるよりはいいと考える人たちです。その証拠がすでに議会を守る州兵たちの扱いに出ています。バイデンが大統領になって、すぐに民主党は、これまで議会を守ってくれていた軍人たちを地下駐車場に押し込めて、そこで寝泊まりしろと言い出したんです。そこは寒いですし、トイレもひとつしかありません。そこに5000人の兵士がいるんですよ。

──どういうことですか? もう守ってもらう必要がないってことなんですか?

ジェームズ いえ、守ってもらう必要はまだあります。ただし、議会内はもう安全なので「お前たちは議会の外にいろ」ということです。その前は議会内の廊下とかに寝てましたけど、議会内で寝ていると見苦しいので地下に行けということです。


──身勝手な話ですね。いままで散々守ってもらったくせに。

ジェームズ 馬脚を露わすという言葉を地で行く人々です。民主党員に他人をねぎらう気持ちはありません。逆にいつ彼らが自分たちに牙を剥いてくるかわからないので警戒しているぐらいです。しかし、外は完全に安全ではないのでガードは必要なので地下駐車場にいろ、ということです。いま軍人たちはかなり怒っていますよ。そしてもう1つ理由は、LGBT化は国をアトム化させるためにはとても使いやすい、口当たりのいい言葉なんです。それを軍にも推し進め、アメリカ社会全体にも推し進めていくんです。重要なことなのでもう一度言いますが、LGBTの人々が悪いのではなく、それを利用する人間がいるということです。LGBTは政治に利用されずに差別をなくす方法を模索するべきです。

──LGBTが進むと社会はどうなるんですか?

ジェームズ 家族が解体され、親子の絆が断絶されていきます。もちろん、LGBTの人々がそういう悪影響を持っているということではなく、LGBTムーブメントは国の解体、断絶のために使いやすいということです。これはかつてソ連のボリシェヴィキ党が行ったことです。家族を解体すると社会がアトム化します。すると、コントロールしやすくなるので、こちらを推し進めているのです。
https://tocana.jp/2021/01/post_196891_entry.html
4:777 :

2023/06/17 (Sat) 10:26:57

【陸自・自衛官発砲事件】小中学校時代の「元担任教師」が明かした、18歳容疑者の「素顔」と「事件の兆候」《夢は自衛隊とゲーム開発者》《カッとなって教師にも…》
6/17


 6月14日、岐阜県岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で、18歳の自衛官候補生が指導役の自衛官に対して自動小銃を発砲し、3人が死傷した銃撃事件。本誌は殺人未遂容疑で逮捕された自衛官候補生Aの小学校時代の担任B氏や周辺の人物に取材を行った。

【秘蔵写真】自衛官3人死傷…18歳容疑者の「素顔」《卒アル・卒業文集・実家》
https://gendai.media/articles/images/111888?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related


 なぜ18歳の若者は凶行に及んだのか。彼をよく知る恩師らの証言から、その人物像とそれを育んだ家庭の内情が浮かび上がってきた。

 前編『【卒アル入手】陸自・自衛官発砲事件、18歳容疑者の「元担任教師」が語る異様すぎた家庭環境「家はゴミ屋敷状態」「窓からは隙間風」』より続く。

小学校の頃から「自衛隊に入りたい」
容疑者がB氏と作ったというプラモデル

 B氏は、Aが当時から「自衛隊に入りたい」と話していたと証言する。

 「Aは情緒面での問題を抱えていて、当時の学力ですが、掛け算は問題ありませんでしたが、割り算になるとちょっと……という感じでした。これは長年不登校だった影響だと思います。

 ただ、勉強自体は好きではありませんでしたが、興味があることにはとことん関心を示しました。そのひとつが戦争の話で、真珠湾やミッドウェー海戦の逸話に目を輝かせていました。戦艦大和やアメリカのB-25などのプラモデルを一緒に作りましたが、完成した戦艦大和を食い入るようにずっと見つめていたことを覚えています。

 Aは当時から『自衛隊に入りたい』と話していました。『なぜ? 』と聞くと、『国家公務員だから』と意外な答えが返ってきたので、『自衛隊に入るには試験があるから最低限の勉強はしなさい』とアドバイスしたことをよく覚えています」

不登校が目立った中学時代
 不登校が続いたAだったが、B氏の献身的なサポートもあり、小学校をどうにか卒業して地元の中学に進学した。しかし、入学してすぐ不登校になってしまった。

 中学1年のときの担任C氏が明かす。

 「始業式には親子3人で学校に来て、お母さんから『大事な息子なのでよろしくお願いします』と挨拶されました。小学校の先生から事情を聞いていたので、心機一転かと思いましたが、その翌日は欠席……。

 その後も休みがちで、吹奏楽部に入部しましたが、数回参加しただけでした。『家で何をやってるんや」と聞いたことがありますが、『ユーチューブで音楽を聴いています』という答えでした。

 集中力を保つことができないなどの問題がありましたが、知力自体はあったと思います。また、友達とも問題なく接していました。生徒間でのトラブルは一切なかったと思います。

 ただ、不登校が問題となりました。何度か家庭訪問しましたが、お母さんは『わかりました』と言うだけで、何ら改善されることもなかった。結局、教育委員会の判断もあり、親元を離れて違う街にある児童養護施設に移り、現地の中学校に通うようになりました」

 その後、岐阜県内の高校を卒業したAは、小学生のころからの夢だった自衛隊に入隊。しかし、そのわずか2ヵ月後、凶行に及んでしまった。動機は明らかになっていないが、上官との関係に問題を抱えていたという報道も出ている。

先生に「殴ったろか」という一面も
 教え子の事件を聞いたC氏は「まさか。信じられない」と絶句したが、B氏「そうした一面もあったことは否めない」と打ち明けた。

 「Aはガミガミ言われるのが嫌いでした。また、カッとなると反抗的な態度に出て、Aの素行を注意したほかの先生に対して『殴ったろか』と物騒なことを言っていたこともありました。そのまま成長してしまったのでしょうか。それでも事件を起こすなんて。決して悪い子ではなかった。自衛隊に入ってから何があったのか」

 今後の供述が注目される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ebe36d54f033e45baeb1c3aa89407ad155d942f
5:777 :

2023/06/17 (Sat) 10:28:38

2023.06.16
【卒アル入手】陸自・自衛官発砲事件、18歳容疑者の「元担任教師」が語る異様すぎた家庭環境「家はゴミ屋敷状態」「窓からは隙間風」
週刊現代講談社
https://gendai.media/articles/-/111878?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

「極端な放任主義」だった家庭状況
「あの家庭は、子供が成長する環境としては問題があったと言わざるを得ません。親はおってもおらんようなものでした」

岐阜県岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で、18歳の自衛官候補生が指導役の自衛官に対して自動小銃を発砲し、3人が死傷した銃撃事件。本誌の取材に対し、殺人未遂容疑で逮捕された自衛官候補生Aの小学校時代の担任B氏は、こう明かした。

なぜ18歳の若者は凶行に及んだのか。6月16日現在、Aは動機について詳細を語っていないが、彼をよく知る恩師らの証言から、その人物像とそれを育んだ家庭の内情が浮かび上がってきた。前出のB氏は続ける。

「私はAが6年生のときの担任です。当時、Aは不登校でした。そこで、毎朝自宅まで迎えに行き、何とか出席日数が足りて卒業できるまで通ってもらいました。修学旅行のときは前の晩に私の自宅に泊めました。その夜、スシローに連れていきましたが、Aが『うまい!』と無邪気に喜んでいたことをよく覚えています」


Aの父親は長距離のトラック運転手、母親は専業主婦だった。兄弟はAを含めて6人。姉、兄、弟2人、妹がいる。

「ご両親は年の離れた夫婦でしたが、子供に対する考え方は共通しており、極端な放任主義でした。Aは典型的な『我慢ができない子』。正直に言うと『さすがに放任しすぎではないか』と思ったこともあります」


世間と関わらない両親、家はゴミ屋敷状態
取材を進めると、小学校の同級生の保護者からも同じように見えたようだ。

「Aくんは脱走することも多く、よく学校の時間に近所をフラフラ歩いていたので、さすがに『大丈夫なの』と心配しました。ただ、ご両親は気にしていない様子でした。

目に余るので2人に注意しようとする方もいましたが、近隣や父兄とは一切付き合いを持たず、『うちは結構です』として子供たちを学校の登校班にも参加させませんでした。ご両親のこうした姿勢が問題になったのか、Aくんが中学年のころ、彼ら兄弟が施設に預けられていた時期もありました」

毎朝Aの自宅に足を運んでいたB氏には、教え子の家庭内は異様に見えたという。

「何度も家庭に出向きましたが、家のなかも外も荒れ放題でした。いわゆるゴミ屋敷状態です。Aの自宅は農家の借家で部屋がたくさんあり、彼は自分の部屋を持っておりました。

ただ、ドアノブは壊れており、窓からは隙間風が入ってきて、冬になるとビニールを張って寒さをしのいでいました。

岐阜にある容疑者の実家


それでいて、欲しいものや好きなものは贅沢に買ってもらっていたようです。Aの部屋にはゲームがたくさんあったことを覚えています。私は詳しくないのですが、鉄砲で敵を打つ、戦いのゲームを好んでいました」
6:777 :

2023/06/17 (Sat) 10:30:26

2023.06.16
【陸自・自衛官発砲事件】小中学校時代の「元担任教師」が明かした、18歳容疑者の「素顔」と「事件の兆候」《夢は自衛隊とゲーム開発者》《カッとなって教師にも…》
週刊現代講談社
https://gendai.media/articles/-/111888

6月14日、岐阜県岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で、18歳の自衛官候補生が指導役の自衛官に対して自動小銃を発砲し、3人が死傷した銃撃事件。本誌は殺人未遂容疑で逮捕された自衛官候補生Aの小学校時代の担任B氏や周辺の人物に取材を行った。

なぜ18歳の若者は凶行に及んだのか。彼をよく知る恩師らの証言から、その人物像とそれを育んだ家庭の内情が浮かび上がってきた。


小学校の頃から「自衛隊に入りたい」
B氏は、Aが当時から「自衛隊に入りたい」と話していたと証言する。

「Aは情緒面での問題を抱えていて、当時の学力ですが、掛け算は問題ありませんでしたが、割り算になるとちょっと……という感じでした。これは長年不登校だった影響だと思います。

ただ、勉強自体は好きではありませんでしたが、興味があることにはとことん関心を示しました。そのひとつが戦争の話で、真珠湾やミッドウェー海戦の逸話に目を輝かせていました。戦艦大和やアメリカのB-25などのプラモデルを一緒に作りましたが、完成した戦艦大和を食い入るようにずっと見つめていたことを覚えています。

容疑者がB氏と作ったというプラモデル


Aは当時から『自衛隊に入りたい』と話していました。『なぜ?』と聞くと、『国家公務員だから』と意外な答えが返ってきたので、『自衛隊に入るには試験があるから最低限の勉強はしなさい』とアドバイスしたことをよく覚えています」


不登校が目立った中学時代
不登校が続いたAだったが、B氏の献身的なサポートもあり、小学校をどうにか卒業して地元の中学に進学した。しかし、入学してすぐ不登校になってしまった。

中学1年のときの担任C氏が明かす。

「始業式には親子3人で学校に来て、お母さんから『大事な息子なのでよろしくお願いします』と挨拶されました。小学校の先生から事情を聞いていたので、心機一転かと思いましたが、その翌日は欠席……。

その後も休みがちで、吹奏楽部に入部しましたが、数回参加しただけでした。『家で何をやってるんや」と聞いたことがありますが、『ユーチューブで音楽を聴いています』という答えでした。

集中力を保つことができないなどの問題がありましたが、知力自体はあったと思います。また、友達とも問題なく接していました。生徒間でのトラブルは一切なかったと思います。

ただ、不登校が問題となりました。何度か家庭訪問しましたが、お母さんは『わかりました』と言うだけで、何ら改善されることもなかった。結局、教育委員会の判断もあり、親元を離れて違う街にある児童養護施設に移り、現地の中学校に通うようになりました」

小学校時代の容疑者(卒業アルバムより)


その後、岐阜県内の高校を卒業したAは、小学生のころからの夢だった自衛隊に入隊。しかし、そのわずか2ヵ月後、凶行に及んでしまった。動機は明らかになっていないが、上官との関係に問題を抱えていたという報道も出ている。

先生に「殴ったろか」という一面も
教え子の事件を聞いたC氏は「まさか。信じられない」と絶句したが、B氏「そうした一面もあったことは否めない」と打ち明けた。

「Aはガミガミ言われるのが嫌いでした。また、カッとなると反抗的な態度に出て、Aの素行を注意したほかの先生に対して『殴ったろか』と物騒なことを言っていたこともありました。そのまま成長してしまったのでしょうか。それでも事件を起こすなんて。決して悪い子ではなかった。自衛隊に入ってから何があったのか」

今後の供述が注目される。

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