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LTブログ _ やっぱり日本が最高!日本に帰国して城崎温泉に行ってきました。

1:777 :

2023/05/20 (Sat) 23:30:45

やっぱり日本が最高!日本に帰国して温泉に行ってきました。
LTブログ
2023/05/20
https://www.youtube.com/watch?v=DzbQ1U024KE

今回は、日本に帰国して1番楽しみにしていた『城崎温泉』に行ってきました!
もう何年も行きたかった温泉街ですが、今回ようやく機会があって行くことができました!
外湯めぐりが有名で、凄く可愛らしい温泉街が素敵な町です。ぜひおすすめです!



過去最高の料理!日本に来て温泉旅館に宿泊したら・・・【外国人の反応】
LTブログ
2023/05/24
https://www.youtube.com/watch?v=G_iI5bY9DLg

今回は、城崎温泉の老舗旅館『湯楽』に宿泊してきました!
もちろん温泉旅館が最高なのは言うまでもなく、温泉街の外湯めぐりも本当に最高でした!
特に『湯楽』の素晴らしい点は、まさに食事!でした。本当に美味しくて感動しました!
2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/20 (Sat) 23:35:09

城崎の外湯についてはよく言われる通り、いかにもな循環・消毒ありの風情は隠せない。あえて意識しなくても少々の塩素臭を感知する。温泉街がこれだけ大規模に発展してしまうと、湧出量との兼ね合いでやむを得ないんだろう。



城崎温泉の口コミ

Venture803931 塩素がきつい
口コミを投稿:2012年10月19日
もうお湯が湧いていないのではないでしょうか。どこも塩素が非常にきつく、臭いがあり、皮膚が弱い人には辛く、温泉と言う意味がないのではないかととても残念です。
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1022822-d1238308-r143183045-Kinosaki_Onsen-Toyooka_Hyogo_Prefecture_Kinki.html




城崎温泉(きのさきおんせん)は、兵庫県豊岡市城崎町にある温泉。平安時代以前から知られる長い歴史を持つ。江戸時代には「海内第一泉(かいだいだいいちせん)」と呼ばれ、今もその碑が残る。有馬温泉、湯村温泉とともに兵庫県を代表する温泉でもある。

泉質
食塩泉 - 源泉温度37〜83℃。
全ての源泉は、1972年に作られた集中配湯管理施設に集められて、平均温度を57度に安定させてから、町内に張り巡らされている配管を通じて、各外湯・旅館に送られている[1]。

温泉街

夜の温泉街
7つある外湯めぐりを主とした温泉である。外湯の筆頭とされる「一の湯」は江戸時代に「新湯(あらゆ)」と呼ばれていたが、江戸時代中期の古方派(こほうは)の漢方医香川修徳(香川修庵)が泉質を絶賛し、「海内一」(=日本一)の意味を込めて「一の湯」に改名した。また「さとの湯」は正式名称を豊岡市立城崎温泉交流センターといい、浴場施設及び研修室が指定管理者制度による公設民営、その他の施設が市営であり、施設内に豊岡市城崎総合支所温泉課がある。温泉郷に設置されている7ヶ所の外湯では観光客向けに当日最初の入湯者に一番札を配布している。

城崎温泉駅前から7つの外湯につながる大谿川(おおたにがわ)沿いに温泉街を形成し、川べりには柳が植えられている。大谿川が流れ込む円山川本流沿いに所在する宿泊施設もある[2]。なお、大谿川に架かる橋梁群は平成18年度(2006年度)に兵庫県の景観形成重要建造物に指定された。日本海岸近くの温泉であり、夏は海水浴、冬はカニ料理に人気がある。城崎温泉駅にも、さとの湯(駅舎にある温泉)や足湯、飲泉場がある。足湯や飲泉場が温泉街各所にある。


愛宕橋
城崎温泉では浴衣に下駄履きが正装と言われており、2007年時点、城崎温泉のほとんどの旅館は、寝間着としても用いる旅館内用の浴衣とは別に、温泉街を出歩くための浴衣も用意している[3]。温泉街には「ゆかたご意見番」という掲示をした店が、2007年時点、約30軒存在し、浴衣が着崩れたりした時に対応してもらえる[3]。浴衣の模様から旅館が分かると、その旅館の下駄を差し出す下足番もいる。

木造3階建ての旅館が連なり、豊岡市が景観条例を適用して保護している[4]。2019年、市の公募事業として開業した商業施設「さんぽう西村屋本店」も、街並みとの調和を重視して木の外壁を採用した。旅館・ホテル数は2019年時点で74軒。客室数20未満の小規模施設が多く、家族経営であるため、個人客を重視してきた。2018年の観光客数は約63万人で、このうち外国人が約5万人。個人旅行者が多い欧米やオーストラリアから訪れる旅行者の比率が約3割と、他の温泉地(1割程度)より高い。2泊以上の長期滞在者を増やすため、上記の商業施設や城崎国際アートセンターを含めた温泉街全体の整備や、「本と温泉」プロジェクト(後述)のような文化活動が行われている[5]。

なお、近くには城崎ロープウェイが運行されており、城崎温泉郷の守護寺とされている温泉寺や、展望台がある大師山の山頂付近へと容易に行くことができるようになっている。


歴史

舒明天皇時代の629年、コウノトリが傷を癒していた事により発見されたとの開湯伝説がある。奈良時代初期の717年(養老元年)に同地を訪れた仏教僧侶の道智上人が千日間の修行を行った末に720年(養老四年)に湧出したことが城崎温泉の始まり(現在の「まんだら湯」)とも伝えられる[6]。道智は温泉寺開山でもある。温泉寺は以後、城崎温泉を象徴する存在となる。

江戸時代の温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる(西の大関は有馬温泉)。江戸時代の外湯の元になった湯壷は9つあった。学徳兼備で江戸期における「但馬の弘法大師」と呼ばれた弘元上人(但馬高野の満福寺第50世・第52世)は城崎温泉の老舗旅館・山本屋の出身[7]。幕末に桂小五郎が新選組に追われて城崎温泉に逃げてきたことがあった。江戸時代の城崎温泉は遊技場のほか、鍋焼き、ぜんざい、うどん、そばなどの食べ物屋があり、各地から果物、魚、鳥が運ばれ、フグ、タコ、鴨も手に入った。貸し物屋では三味線、すごろく、碁、琵琶、琴、さらに槍や刀まで扱っており、客が帰るのを忘れさせるほどもてなした。城崎温泉には近郊の藩主や藩士が多数訪れ、賑わいを見せた。


明治43年の絵葉書
日露戦争の折は傷病兵のための寮養所を設置した。そのため明治維新からずっと続いていた深刻な不況もなくなった。明治以後も文人墨客に愛され、『城の崎にて』を書いた志賀直哉、有島武郎をはじめとする多数の文豪が来訪した。

この頃、内湯問題が本格的になる。1925年(大正14年)の北但馬地震で町は全焼するが、翌月には早くも82人の客が城崎を訪れていて、湯が沸いている限り客足は絶えなかった。現在の和風木造3階建ての町並みの多くは震災の復興の時の建物か、その時の建物に由来する。震災まで旅館には内湯がなく、客は温泉街の各所にある外湯に通っていた。1927年(昭和2年)に三木屋旅館(『城の崎にて』ゆかりの宿)が震災復興の際に敷地内で掘り当てた泉源を利用して、城崎初の内湯を新築の旅館内に設置したところ、温泉地の伝統を壊すものとして、裁判沙汰になり(城崎温泉内湯訴訟事件[8])20年以上の紛争に発展する。1950年(昭和25年)になってようやく和解し、内湯の設置を認める代わりに、その規模を制限し、大浴場を希望する客は、従来通り外湯に通うこととした。また、私有地の源泉を含めて全ての源泉を旧・城崎町「湯島財産区」が一括管理し、新たに掘削に成功した源泉の内湯への配湯を開始した。また、1972年には新たに掘削した泉源を含めて上水道のような「温泉集中配湯管理施設」を構築し、各外湯や各旅館にバイプを通じて供給することとした。


内湯(貸切露天風呂)
これらの改革により各旅館に内湯の設置が相次ぎ、現在はほぼ全ての宿に内湯が存在するが、前述の規制により内湯の規模は大きな旅館でも小さい。旅館宿泊者は全外湯の入浴料を免除する制度を採用したことにより、浴衣姿で全外湯を巡る「外湯めぐり」が名物となった。

1963年に温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイが開通。高度経済成長期に合わせて温泉ブームが到来し、城崎温泉は巨大な観光地となった。2008年7月、木屋町通りと四所神社を結ぶ小路に木屋町小路がオープン。

2015年1月に火災が発生し2名が死亡、8棟が全焼するなどの被害があった(城崎温泉火災)。

豊岡DMOや、若手旅館経営者と豊岡市が2021年に設立した豊岡観光DX(デジタルトランスフォーメーション)推進協議会が、個人情報を除く宿泊・予約客のデータを共有して観光客がどの地域から来るかの把握や数カ月先までの需要予測に生かし、PRや宿泊プランの価格設定に反映させる取り組みを始めた[9][10]。

管理
城崎温泉は湯島財産区が管理しており、4つの源泉と6つの外湯を保有しているほか、84軒の宿泊施設に温泉を供給している(11軒は区域外にあるためタンクローリーで温泉を輸送している)[11]。

外湯
七湯めぐり
外湯は、一の湯、御所の湯、まんだら湯、さとの湯、柳湯、地蔵湯、鴻の湯の七湯
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E%E5%B4%8E%E6%B8%A9%E6%B3%89
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/20 (Sat) 23:45:40

城崎温泉 鴻の湯への入浴と「見るだけ」の外湯めぐり
2019/02/26
https://www.oyunowakusei.net/2019/02/kinosaki-onsen-kounoyu.html

もともと歴史があって有数の知名度を誇る城崎温泉。志賀直哉の小説でも有名だし、数年前には大泣きする某議員のスキャンダルでクローズアップされてしまった。まあとにかく西日本を代表する温泉地のひとつであるのは間違いない。

そんな城崎温泉へ、2018年の暮れにおじさんも行ってみた。ただし諸般の都合により宿泊はしない。2時間半という限られた時間内に、たくさんある外湯のうちのひとつに入り、情緒あふれる町並みを歩くのが目的だ。

今回体験した外湯は温泉街の一番奥にある「鴻の湯」。熱めのお湯できりっと引き締まる。そして温泉街には老若男女たくさんの人がいて非常に活気があった。


城崎温泉・鴻の湯へのアクセス
城崎温泉まで鉄道を利用するなら、大阪方面からだと新大阪発の特急こうのとりで直行できる。東京方面からだと京都まで新幹線で行って、特急きのさき乗り換えで直行。あるいは京都から天橋立行きの特急はしだてで福知山まで行くと、先の特急こうのとりと超絶ぴったりな接続をしてくれるから、そちらもおすすめだ。

自分は前泊地の木津温泉・金平楼をチェックアウトし、京都丹後鉄道の夕日ヶ浦木津温泉駅から終点の豊岡へ出て、JRの普通列車に乗り換えて城崎温泉駅まで行った。

ほう、ここが城崎温泉か…大きいとはいえない駅構内は、不釣り合いなほど大勢の観光客でごった返していた。すごい熱気ですな。駅前のロータリーのところに飲泉所が設けてあるのを発見。
城崎温泉駅前の飲泉所
置いてある湯のみで温泉を受けて口に含んでみた。おう、塩味がする。これから浸かるであろう温泉のことを想像しながら歩き出した。冬の空はどんより曇って、いつ降り出してもおかしくない。

温泉街の様子はまた後ほど。ロープウェイがある方角を目指してメインストリートを進んでいくと20分ほどで鴻の湯に着いた。



最も歴史ある鴻の湯への入浴体験
若者率が高い館内
鴻の湯は7つある外湯の中で最も古くからあり、源泉の湯元が近い。そのせいだろうか、城崎はすべての施設に同じお湯が配湯されているという話だけど、鴻の湯にはなんとなく特別感がある。

受付で600円を払って入場。休憩スペースの壁に分析書が掲示されていた記憶がある。「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、低張性、中性、高温泉」だったかな。脱衣所はコインいらずのロッカー式になってるほか、無料の貴重品ロッカーもあり。

浴室内にカランは10台。あたりを見渡すとそこそこの客入り。混雑といえば大げさになるが決して空いてるわけじゃない。最大瞬間風速で10名前後いた。客層は定番の中高年、あるいは小さい子を連れたお父さんなど。あと割と多かったパターンが若者数名のグループ。

草津や伊香保で見たのと同様に若者率が高かった。いずれの温泉もビッグネームだが、若人あきら、じゃなかった若人を引きつけるなにかがあるのだろう。高齢者に偏ってないから長期的に繁栄が続きそうに思える。

ベーシックで熱めの内湯
鴻の湯の歴史が古いといっても建物はそんなに古くない。近年建てられた日帰り温泉施設ですと言われれば、はいそうですか、ってなもんだ。クセがなくて万人向けの雰囲気である。

さて、まず10名規模の内風呂に浸かってみた。お湯は無色透明。ぬる湯派の自分としては好みのレンジ外の熱さ。ただしまったく手に負えないほどではないし、きりっと引き締まる、こうした湯が好きな人も多いだろう。

まあ城崎の外湯についてはよく言われる通り、いかにもな循環・消毒ありの風情は隠せない。あえて意識しなくても少々の塩素臭を感知する。温泉街がこれだけ大規模に発展してしまうと、湧出量との兼ね合いでやむを得ないんだろう。

庭園風に作られた露天風呂
体の芯まですっかり温まったので、次に露天風呂へ行ってみた。そっちは庭園風呂とも呼ばれ、たしかに和風の庭っぽく作られていた。

湯船はひょうたんのような形状といったらいいのか、横長で真ん中がくびれた岩風呂。その真ん中にある岩の湯口からお湯がドワーッと投入されている。サイズ的には7~8名といったところ。一方の端はだんだん浅くなるつくり。寝湯みたいにしたかったのかな。

内湯よりも温度は低いがやっぱり熱め。今日が肌寒い日でよかったよ。暑い時期にこのあつ湯はちと厳しい。ちょっと入っただけでさっそく指がしわしわになってくるなど、家庭風呂とは違う温泉的な特徴はあった。

熱い熱いといいながらも、内風呂→露天風呂→内→露天→内と行き来して、なんだかんだで粘った。入場してから出場するまで1時間近くいた。他の外湯は入ってないから比較できないけど、鴻の湯単体で評価すると「これが城崎だ」という特徴・水準のはずだし、行って損はないと思う。


おまけ:城崎「見るだけ」の外湯めぐり
前半は繁華街と情緒ある川沿いの道
城崎温泉といえば「浴衣で外湯めぐり」が定番として語られるほど外湯が充実している。全部で7つある。駅に近い方から紹介しよう。

駅のすぐそばにあるのが「さとの湯」。威風堂々というか、建物がでかい。立地からして最も多くの客をさばいているんじゃないかと思えてくる。午後1時開湯。
さとの湯
メインストリートの両側はしばらく土産物店や飲食店ばかりが続く。行った時期はカニの存在感が際立っていた。

5分ほど歩いて川にぶつかったところにあるのが「地蔵湯」。六角形の窓と大きな石灯籠が特徴だ。
地蔵湯
地蔵湯の前を左に直角に曲がって川沿いの道を行く。レトロな建築が立ち並び、それっぽい情緒あふれる空間。みなさんも好きでしょう、こういうの。
城崎温泉 メインストリート
後半は寺社も見どころ
さてお次が「柳湯」。正面入口だけを見る限り、一番規模が小さく見えたけど、どうなんでしょう。ここは遅め午後3時の開湯。
柳湯
柳湯の近くにあるのが「一の湯」。城崎のセンター的なポジション。洞窟風呂が売りなんだって。
一の湯
さらに数分進むと四所神社がある。その隣にあるのが「御所の湯」。こちらもなんだか神社っぽい。威厳があるな。
御所の湯
メインの通りから少し外れたところにある「まんだら湯」。極楽寺のある方だ。こちらもなんだか寺院っぽい。
まんだら湯
最後が本記事の「鴻の湯」。鴻の湯のそばには先に書いた源泉の湯元や城崎ロープウェイ・温泉寺がある。が、時間がなくてどれも深入りできずに終わった。道中もただ歩いただけだったし。

城崎温泉の源泉湯元
今回はいつか本格的に滞在する日のための下見ということにしておこう。

https://www.oyunowakusei.net/2019/02/kinosaki-onsen-kounoyu.html
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/25 (Thu) 14:04:14

過去最高の料理!日本に来て温泉旅館に宿泊したら・・・【外国人の反応】
LTブログ
2023/05/24
https://www.youtube.com/watch?v=G_iI5bY9DLg

今回は、城崎温泉の老舗旅館『湯楽』に宿泊してきました!
もちろん温泉旅館が最高なのは言うまでもなく、温泉街の外湯めぐりも本当に最高でした!
特に『湯楽』の素晴らしい点は、まさに食事!でした。本当に美味しくて感動しました!
5:777 :

2023/07/02 (Sun) 04:58:14

城崎温泉 外国人観光客が“8年間で45倍”急増…“外国人リピーター7割”の旅館も【Jの追跡】(2023年7月1日)
2023/07/01
https://www.youtube.com/watch?v=rpoPn1VCT9I

情緒あふれる街並みが人気の城崎温泉では、外国人観光客が、わずか8年で45倍にも急増しました。外国人を魅了する秘密とは何なのでしょうか。

宿泊客の9割が外国人、はるばる海外からのリピーターも殺到する宿では、「家族のような」おもてなしが大人気となっています。外国人観光客が“常連”になる城崎温泉の魅力を追跡しました。

■なぜ外国人急増?…弱点部分が大きく関係

日本海に面した、兵庫県豊岡市。情緒あふれる街並みが人気の城崎温泉。しだれ柳が立ち並ぶ大谿川を中心に1.6キロの範囲に、およそ190軒の旅館や飲食店の歴史ある建物が集まる温泉街です。

カナダからの観光客:「今は関西圏を旅行しているので、大阪や京都から城崎温泉まで移動距離が短くて、2時間くらいで着けるから来たんだよ」

2011年に城崎温泉に泊まった外国人は1118人でしたが、わずか8年でおよそ45倍の5万人以上に膨れ上がりました。

海洋採掘に関する仕事をしているという、アメリカ人のサラさん(30)。日本のアニメが大好きで、今回初めて来日しました。

サラさん:「インドで1週間仕事をしていて、アメリカに戻る前に休暇で日本に来たの」

10日間の休暇で日本にやってきたというサラさん。日本の数ある温泉の中から城崎温泉を選んだ理由は?

サラさん:「リラックスして温泉に入りたいの、疲れているから。ここにいる間はプランを立ててないの。小さな街で温泉に入ってゆっくり休みたいのよ」

城崎温泉の最大の特徴は、外湯と呼ばれる7つの公共温泉施設です。

2週間や3週間の長期休暇を取り、日本を訪れている外国人観光客。京都や大阪からアクセスが良いため、旅の疲れを癒やす休息場所として城崎温泉が選ばれているようです。

そして、外国人観光客にとっては、意外と重要な理由がこれ!

サラさん:「私はタトゥーがあるから、それでも入れる温泉を探したのよ」

実は7つの外湯すべてが、タトゥーOKなんです。

UTSUROI TSUCHIYA ANNEX館長 山田一輝さん:「コロナ前の状況に戻ってきている。特に外国人のお客さんが現在8割を占めています」

外国人が急増している背景には、城崎温泉の元々弱点だった部分が大きく関わっていました。

山田さん:「城崎温泉は家族経営の(小さな)宿が多く、団体客を受け入れるのが難しい。欧米の客は個人で来る人が多いので、(個人客に)ターゲットを絞ってきた」

この城崎温泉の特徴が、欧米のインバウンド客が急増している現状とうまく歯車がかみ合った格好です。

この機を逃すまいとアメリカのハリウッドなどで、積極的なPR活動も行っています。

では、今訪れている外国人観光客が、城崎温泉を知ったきっかけは何なのでしょうか?

アメリカからの観光客:「いろんな人がインスタグラムで城崎温泉のことをあげていて、それで調べて来ました」

ハンガリーからの観光客(インスタグラムから):「浴衣を着て温泉巡りをし、柳並木とのどかな雰囲気の街を散策して、今すぐにでもまた行きたい場所」

■外国人リピーター7割の旅館「オーナーが素晴らしい」

江戸時代から続いているという、森津屋旅館。いまや宿泊客のおよそ9割が外国人観光客だそう。さらに、その客には驚きの特徴がありました。

スイスからの観光客:「セカンドタイム ドゥーユーリメンバー?(2回目だよ、覚えているかい?)」
森津屋 代表・蜂須賀貴之さん:「イエス!」

外国人のリピーター客がとっても多いんです。

スイスから来た夫婦は、4年前にも、この旅館に泊まったといいます。

スイスからのリピーター:「この旅館に来たのは2回目だよ。とにかくオーナーが素晴らしい!とってもフレンドリーなんだ!」

この日は、外国人宿泊者6組のうち、半分の3組がリピーターでした。

蜂須賀さん:「特に春、紅葉の秋はリピーターが本当に多い。半数近くがリピーター」「(Q.多い日は?)(リピーターが)7割くらい」

なんと多い日には客の7割が外国人リピーターだというこの旅館。人々をそこまで惹きつけるワケは一体何なのでしょうか?

■店主が決まって行う“写真撮影” 口コミにも…

旅館の自慢は、貸し切りで使える露天風呂。

さらに、但馬牛のステーキやベニズワイガニなどを使った会席料理。1泊2食付きで、1人2万2000円からです。

店主の蜂須賀さんは、客が来ると決まって行うことがあります。それは写真撮影。しかも場所を変えて、何枚も撮影するんです。

蜂須賀さん:「ベリープリティー」

アメリカからの観光客:「とても素晴らしいサービスです。感動しました」

旅行サイトの口コミには、こんなコメントが書かれています。

ニュージーランドからの観光客:「オーナーは街中で本格的な写真撮影をしてくれました。桜の木と一緒に素晴らしいショットを何枚も撮ってくれました」

蜂須賀さん:「海外旅行をされて思い出に残る写真を撮りたいじゃないですか、誰でも。ずっとセルフで撮っているので、私は背景を入れたり全身下駄(げた)まで写真に残してあげたい」

■夕食のお店探しが難航 店主どう対応する?

アメリカから来た4人組の女性が、夕食の店になかなか入れず困っていた時は…。

蜂須賀さん:「ベジタリアンの方もおられるので、対応できるレストランが空いているのか」

知り合いのお店に直接確認に行くこともあります。
  
蜂須賀さん:「マイフレンド オーナー、オンリーワンショップ オープン」

アメリカからの観光客:「アリガトウゴザイマス」

無事に4人は、望み通りの夕食を取ることができたそうです。

蜂須賀さん:「こんな体験したよ、日本で。それも城崎はとても良かったよ」「(Q.それを見た人がまた?)結局その循環ですよね。ファンを作るということは」

■カナダからの観光客「家族や友人のようにもてなしてくれる」

カナダからの観光客 プラビーナさん(29):「ワー、もう支度ができている。カニだわ、ここの特産なのよ」

カナダから日本に新婚旅行でやってきた、プラビーナさんとエルドリッチさん(35)。

エルドリッチさん:「料理の盛り付けがとても繊細だ」

プラビーナさん:「そうね。盛り付けがとても上手」

日本が大好きだという妻のプラビーナさんが、インターネットで森津屋旅館を探したといいます。

プラビーナさん:「この旅館は、家族や友人のようにもてなしてくれる。とても親切で、いつも幸せそうで、ゲストに何かしてあげたいって思ってくれている感じね」

食事の後、街を散歩するという2人にちょっと同行させてもらいました。

エルドリッチさん:「こんな景色が見られるなんて夢にも思わなかったでしょ」

プラビーナさん:「そうね。みんな浴衣を着ているのがいいわね」

古い建物に町の中心を流れる小さな川。日本の伝統的な温泉街の風景が2人にとっては新鮮に映るようです。

■店主流のおもてなし“客の要望をかなえる”

翌日のチェックアウトの時、電車の時間まで荷物を預かってもらうことに。すると…。

蜂須賀さん:「もしよければ駅に私が荷物を持って行きますよ」

プラビーナさん:「オー、イイですか?」

プラビーナさんは、最後にどうしても買いたいものがあるそうです。それは…。

プラビーナさん:「電車に乗り遅れるのが怖いから、急いでお弁当を探さなきゃ」

これから京都に行くという2人。帰りの電車でカニの弁当を食べたいそうです。しかし…。

プラビーナさん:「(弁当が)イナイ…」

駅の売店は、すでに売り切れていました。

そこに、2人の荷物を運んできた蜂須賀さんがやってきました。

プラビーナさん:「カニのオベントウはドコでモラエマスカ?(その売店は)ノーモア、おわった」

蜂須賀さん:「終わった?ちょっと待って」

すると蜂須賀さんが急いでどこかに向かいました。電車の時間まで、もう15分しかありませんが…。

蜂須賀さん:「きょう、カニのちらしってできますか?」

店主:「はい」

蜂須賀さん:「OK!」

顔馴染みのおすし屋さんにお願いして、急いでカニ弁当を作ってもらいました。

プラビーナさん:「ありがとうございます」

客の要望をできる限りかなえてあげるのが、蜂須賀さん流のおもてなしです。

プラビーナさん:「大勢の人が森津屋にリピーターとしてくる理由が分かるわ。家族や友達全員に城崎温泉と森津屋旅館を勧めるわ」「ホントウにアリガトウゴザイマス」

一人ひとりの観光客が自分の国に帰り、周りの人に勧めることで、ここに外国人観光客が絶えず訪れているようです。

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