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「志位和夫はもうあかん!」日本共産党を除名された伝説の幹部が激白

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2023/05/11 (Thu) 19:18:12

「志位和夫はもうあかん!」日本共産党を除名された伝説の幹部が激白
文藝春秋 2023年6月号
https://bunshun.jp/articles/-/62553

 日本共産党の凋落がとまらない。

 今春の統一地方選では、維新が躍進したのとは対照的に大敗。道府県議選、政令市議選で前回獲得した議席の2割、一般市議選でも1割を失う惨状だった。

 大敗の背景には、古参党員を除名したため、党内に動揺が広がったことがある。


 元党京都府委員会常任委員の鈴木元氏(78)は党歴60年の大ベテランで、党勢拡大の大功労者である。だが、今年1月に出版した『志位和夫委員長への手紙』(かもがわ出版)の中で、志位和夫委員長を批判。すると、「わが党の綱領路線に対する全面的な攻撃」「派閥・分派行為」などとして、今年3月に除名されてしまったのである。

 鈴木氏の除名は党員たちを失望させ、党の機関紙「赤旗」は、3月だけで日刊紙と日曜版を合わせて計約1万部も減らしている。

 その鈴木氏が、今回、月刊「文藝春秋」の単独インタビューに応じた。

叩き上げの剛腕活動家
 1944年に大阪に生まれた鈴木氏は、高校時代に共産党の青年組織「民主青年同盟」に加入。進学した京都の立命館大学では学生党委員会の委員長に就き、わずか数十人だった学内の共産党組織を1000人規模にまで育て上げた。

 部落解放同盟や全共闘との暴力闘争にも体を張って立ち向かい、「京都に鈴木あり」と一目置かれてきた。

「(解放同盟との闘争では)向こうはドスを振り回す者がいて、こちらは椅子を盾に応戦。(中略)私たちは追及を重ね、解同を締め出すことができた。当時の合言葉は『正義は強くなければならない』でした。

 大学解体を叫ぶ全共闘の学生と対峙するようになると、暴力はエスカレートしました。素手からゲバ棒や鉄パイプへ、そして火炎瓶へと」

 選挙でも鈴木氏の剛腕はいかんなく発揮された。

「1989年の京都市長選では、野中広務氏率いる自民党、公明党、民社党が推す候補に対して、共産党推薦候補を321票差まで肉迫させたこともあります。この一戦は京都政界に知れ渡り、私も手応えがありました」

毛沢東と同じやり方
 そんな鈴木氏が志位委員長批判に踏み切ったのは、「もうあかん」という危機感からだった。

「共産党は、実に40年以上の長期にわたって党の勢力減退が続いています。党員数は50万人(1990年)から27万人(2020年)と半分近くになりました。1980年に355万部あった赤旗の部数は3分の1以下の90万部にまで低迷。さらに決定的なのは、一昨年の総選挙で衆議院は12議席を10議席に、昨年の参議院選挙は改選6議席を4議席にまで減らした。かつて49人(2000年)いた国会議員数は、今や、21人です」


 鈴木氏の著書のなかで、とりわけ党から問題視されたのは次のくだりだったという。

〈決定的な誤りは、宮本(顕治)氏によって不破哲三氏と貴方・志位和夫氏の幹部会委員長・書記局長の後継指名が行われた事です。(略)このやり方は毛沢東が林彪や華国鋒を後任に指名したのと同じやり方ではないですか。およそ近代政党とは言い難い『個人独裁』的党運営です〉

“志位氏が志位氏をトップに推す”というレトリック
 共産党は「党内の民主的選挙で幹部を選んでいる」と強調しているが、鈴木氏は「あれは選挙と呼べる代物ではない」と斬って捨てる。


「私が『個人独裁的運営』と呼ぶのは、志位体制の『続投ありき』の案が、『満場一致で決まる』という形式を繰り返しているからです。直近の2020年1月に開かれた党大会の記録によれば、役員選考委員会の責任者である浜野忠夫氏は大会最終日にこう報告しています。

『(前回の)第27回党大会期の常任幹部会の責任で、(第28回党大会期の)3役案を提案しました。1中総(=第1回中央委員会総会)ではこの提案を検討し、全員一致で3役を選出しました』

 党の専門用語だらけですが、『常任幹部会』は、日常的な最高指導部のことで、トップの委員長は志位氏。『3役』は、常任幹部会委員長、副委員長、書記局長のことで、やはりトップは志位氏。つまり、“志位氏が志位氏を次のトップに推す”というレトリックなのです。

 議決する側の中央委員会が『全員一致』ということからもお察しのように、中央委員の候補者名簿も指導部が作成したもの。党大会では正委員193人、准委員28人、計221人が一人も落ちることなく、きっちり選出されました」


中国共産党よりもひどい
 この仕組みは、日本共産党が「覇権主義」として批判している中国共産党以下だと鈴木氏は指摘する。

「お隣の中国共産党で習近平総書記が就任した2012年の党大会の記録によれば、定員205人の中央委員を選ぶのに、224人の名簿が提示されています。つまり、定員より多い名簿が事前に示されているのです。2300人の代議員が無記名秘密投票を行い、そこで19人が落選している。日本共産党のような、予定調和ではありません。この点で、日本共産党は中国共産党以下なのです」

――日本共産党の暗部を知りつくす鈴木元氏のインタビュー「志位和夫は習近平以下だ」は、5月10日発売の「文藝春秋」6月号に全10ページにわたって掲載されている。(「文藝春秋 電子版」では5月9日に公開)。
2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/05/11 (Thu) 19:22:40

共産主義はゾンビの如く蘇る / 呪縛される日本人
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14104241

日本の学生運動は体制側の分割統治政策によって滅ぼされた


右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html

欧米人が植民地経営の方法として洗練させていった分割統治政策とは
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/297.html

共産主義者とはどういう人間なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14037916

若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html

不破哲三の正体
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html

日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…|
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html

左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html

重信房子が ばばあになって帰ってきて娘が平気でテレビに出るとか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006452

かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324

学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099




山本健 『ヨーロッパ冷戦史』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14093939

ある共産党員への手紙 - 内田樹の研究室
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14099658

白井聡 武器としての「資本論」_ 要約 資本主義 経済学
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1081.html

【白井聡 ニッポンの正体】呼び出されるマルクス 〜生きづらさの根源解き明かす「資本論」〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103123

松下冽 『ポスト資本主義序説』 
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14096507
3:777 :

2024/11/14 (Thu) 06:26:36

サマーズ氏、大学教授が左翼ばかりである理由を語る
2024年11月5日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56013

アメリカの元財務長官で経済学者のラリー・サマーズ氏がダートマス大学で、政治問題で揺れるアメリカの大学について話している。

大学と政治問題

アメリカでは大学が政治問題で揺れている。イスラエルとパレスチナの戦争に関してガザへの支持を表明した学生が罰せられたり、内定を取り消されたりしている。

サマーズ氏はアメリカの財務長官だったが、ハーバード大学の学長でもあった。そして大学における言論の自由に大いに関係する人物でもある。何故ならば、彼はハーバードで、理系分野での能力の最上位と最下位には女性よりも男性の方が多いという発言をして学長の座を追われているからである。

サマーズ氏のこの発言は能力のばらつき方における男女差に言及しただけのものだったが、最上位に女性が少ないという部分だけが切り取られて問題化され、不信任に追い込まれた。

能力のばらつきに性差があるかないかという問題を客観的に議論することは、むしろ大学の使命であるはずである。だがそれはフェミニストたちの感情によってサマーズ氏もろとも排除された。

それがアメリカの大学である。大学におけるそのような政治的偏りの問題は、今でも変わらずパレスチナ問題などに尾を引いているように見える。

クリントン政権の財務長官も務めた民主党員のサマーズ氏が、珍しくもリベラル的な価値観に異を唱えて次のように言っている。

大学は社会において何が正しいかばかり話しており、学問において何が正しいかがなおざりになっている。

大学は人の出自や人種ばかりを話しており、人間全般に普遍的な価値観について話していない。

大学教授の政治的偏り

何故そうなるのか。サマーズ氏によれば、それは大学教授という集団が政治的に偏っているからだと言う。

サマーズ氏は次のように述べている。

わたしは財務長官だったが、ワシントンではわたしは左派の中で右側の部分に位置していた。わたしは民主党員だから左側だが、その中では保守的な側だった。

だが大学のコミュニティではわたしは余裕で右派の中の右側扱いだった。わかるだろうか? それが問題なのだ。

そもそも左派の多い大学の中では、左派の中で右派であるサマーズ氏は右派だと見なされた。

何故大学教授という集団は左側に偏っているのか? サマーズ氏は以下のように分析している。

単純な事実だ。資本主義が好きな人、少なくとも悪くはないと思っている人には、色々な選択肢がある。会社で働くことも出来れば、他のところで働くこともできる。

だが資本主義が嫌いで、企業利益が嫌いなら、選択肢はかなり限られる。

NGOで働くか、新聞記事を書くか、大学で働くかだ。

だから大学で働くことになった人々には、平均的に資本主義に対して一定の見方や態度を持ってしまっていると考えるべき確かな根拠があるのだ。

それは同時に、NGO職員や新聞記者が偏っている理由でもある。

結論

サマーズ氏は、ポリティカル・コレクトネスばかり気にしているアメリカの大学に次のように苦言を呈している。

大学は、自分の人生を大学で過ごすと決めた人によって政治化されてしまっている。

大学はもっとも重要な種類の多様性、すなわち考え方の多様性を保証するようにもっと努力しなければならない。

多様性を声高に主張する人々が考え方の多様性を誰よりも受け入れないのは、皮肉な事実である。

大学教授になると決めたこと自体が1つのバイアスであるという事実は、経済学 においても大きい。例えば、スタンレー・ドラッケンミラー氏が大学教授になる道を捨ててファドマネージャーになった理由は興味深いかもしれない。

ドラッケンミラー氏: 経済学者が経済を予想できない理由
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/44730

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56013

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