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パンといえばフランスだろ! 日本のパンが世界で大人気?

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 20:51:36

【海外の反応】米紙が衝撃!!「世界中が日本のパンに夢中?パンといえばフランスだろ!」日本のパンが世界で大人気!!
2023/03/18
https://www.youtube.com/watch?v=rqCt0YFkWsA


【ゆっくり解説】食パン史上最大のひみつ!激安と高級食パンの違いとは⁉︎健康問題は…
2022/06/29
https://www.youtube.com/watch?v=2VAspY2tGA8

今回は食パン史上最大のひみつ!激安と高級食パンの違いとは⁉︎
朝ご飯やおやつによく食べる食パンですが、激安の食パンと高級パンは何が違っているのか気になったひとは多いのでは?今回はそんな高級食パンのひみつと激安食パンの健康への影響を解説!



【ゆっくり解説】大人気のランチパックは超加工添加物まみれで超危険
2023/02/13
https://www.youtube.com/watch?v=7zZJLnTW2gs

【ゆっくり解説】ランチパック(ヤマザキパン)を毎日食べたらどうなるのか?
2021/08/12
https://www.youtube.com/watch?v=OkrigSUxTs8

ランチパック(ヤマザキパン)を毎日食べたらどうなるのか?についてゆっくり解説していきます!

目次
0:00 ランチパックって食べていいの?
0:34 ランチパックとは?
7:17 ランチパックは危険?
・検索ワードに「ランチパック やばい」が・・・
・危険な添加物を使用しているの?




【ゆっくり解説】なぜいつも叩かれる?嫌われているヤマザキパンの闇をゆっくり解説
2023/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=1-fhOJ-ZVJU

【ゆっくり解説】腐らないと言われているヤマザキパンを毎日食べたらどうなるのか...?
2022/05/31
https://www.youtube.com/watch?v=FL6Wyo-Fg0M




【ゆっくり解説】1ヶ月間毎朝パンを食べると起こる体の衝撃変化が恐ろしすぎた...
2022/10/15
https://www.youtube.com/watch?v=hUvtAFRG7yU



【添加物 食パン】実は危険だった!無添加パンを食べたい人へ要チェック危険な添加物4選+1避けたい原材料とスーパーで買えるお薦め食パン2選【ゆっくり解説】
2023/02/20
https://www.youtube.com/watch?v=RkwLRUEh_8M

今回の動画では、美味しさだけじゃない、安全な食パンの選び方をまとめました。知らずに食べている食パンに含まれている危険な添加物と原材料の見分け方を紹介します。スーパーで購入できるお勧めの食パンも最後に紹介しています。


▲△▽▼


高級食パンブームが終わって「乃が美」のトラブルが表面化
2023.03.27
わたしはスーパーの”ちょっと高級パン”で満足です


高級パンの夢のあと

高級食パンブームが終わったと報道されたのは22年春ごろで、夏には47都道府県に最大200店舗を持つ「乃が美」が大量閉店しているとも報じられました

さらに閉店したフランチャイズ・チェーン6社が「乃が美」を訴えて、「乃が美」側も加盟店を訴える法廷闘争に発展しているとも書かれていました

「 週刊文春 」によると乃が美200店舗の中で直営店は14店だけで他はすべてFC(フランチャイズ)、そしてFC店はほぼ全店が赤字だと書いています

記事によると新型コロナとブームが去った事で売り上げが落ちたが、本部が10%のロイヤリティを下げないので赤字に陥っているとオーナーらは訴えています

乃が美は2018年に「全国で1日に5万本売れるパン」でブームになり19年に上場したが、この頃にはブームは下火になっていました

さらに2020年の新型コロナで売り上げが激減し、「ほぼすべてのFCが赤字」という状況に陥ったようです



2023年1月13日に18名のオーナーが連名でロイヤリティ引き下げを求める「要望書」を内容証明で乃が美本部に送付した

すると乃が美はロイヤリティ支払いが遅滞しているオーナー会社6社に『契約解除』を通告し、解除された会社は原料などが止められて営業できなくなった

契約を解除されたFCオーナーたちは23年2月20日、乃が美が契約解除を取り下げる仮処分を大阪地裁に申し立てた

乃が美は22年の1年間で約40店が閉店していて、月の赤字が1000万円にのぼるFCオーナーもいて自己破産寸前だと訴えている

FCオーナーA氏は2019年ごろから売り上げが落ち、約3年間月300万円ほどの赤字が続き借金でロイヤリティ料を支払っている(週刊女性プライム)

同氏によると期間中に契約解除すると多額の違約金を支払わなくてはならず、赤字のため違約金を工面できずやむを得ず営業している



なぜオーナーは多額の負債を背負うのか
A氏によると乃が美はロイヤリティ以外にもテレビCM料などとして上納金を収めさせていて、現在の負債は2億円に達しているという

別のオーナーB氏は5億円の損失を被り、乃が美との契約を無効だとする訴えを起こし“1円の損害賠償”を求めている

乃が美の創業は2013年で大阪プロレス会長の阪上雄司前社長がパン屋を開業し、アパレルや広告業出身の森野博之現会長が引き継いだ

2人ともパンや食品業となんの関わりもなかった人で、言ってはなんですが良くこういうフランチャイズに人生を賭けたなという印象です

フランチャイズのロイヤリティ制度はコンビニやファーストフードと同じで、本部は絶対に”値引”しないし全店赤字でも本部だけが儲かるようになっています

こうしたFC店では例えばコンビニの場合は出店時にオーナーは本部から数千万円の借金をし、土地と店舗の所有権は本部にあります

3年間などの契約期間が終わっても本部からの借金は完済されず、多くは契約終了で土地と店舗は本部に没収されオーナーは追い出されます

開店して数年で店を改装して前の店長らが居なくなるコンビニは、契約終了で経営権が本部に移ったのかなと想像します

コンビニの多くは立地が良ければ赤字ではないと思いますが、乃が美は多くの店舗が赤字と書かれているので、赤字はすべてオーナーが負担します

本部は店の仕入れとロイヤリティで必ず儲かるようになっているので、赤字FCのオーナーは数千万円や1億円などの負債を背負います

高級食パン自体はヤマザキやフジパンなどのパンメーカーが高級パンを出したら、もっと高級なパンを求める人は限られていました

イオンやライフでもちょっと高級なパンが売られるようになったので、多くの人はそれで満足していると思います
https://www.thutmosev.com/archives/2567578.html
2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 20:55:50

フランス人が本音でガブリ!「ここが変だよ日本のパン」
本場外国人がハマる本当にうまい店 2017/08/01
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/7444


フランスの食生活でに欠かせないパン。日本人よりも日常的に食べるからこそ、彼らのパンへのこだわりは並々ならぬモノがある。今回は、日本で暮らすフランス人3名に集まってもらい、本場のパン事情や日本のパンの味について、本音で語ってもらいました。

日本人が食べているのはパンではなかった!? フランス人が日本のパンを語り尽くす!

フランス人は“バゲット”と呼ばれる細長~いパンを小脇に抱えて街を闊歩する。そんな印象を抱いている人も多いのでは? でも今日はガブリと本音で嚙みつきます!

日本人が普段食べるパンとフランスのパンは、味はもちろん、種類や嗜好(しこう)にどうやら大きな隔たりがあるらしい。私たちもなんとなくは感じていた日仏のパンの違いを、フランス人の方々に直撃……する前に、日本で味わえる本場のパンを買い出しに行きましょう!

\パンが主食の素敵な3人ぐみ!/

写真左から、銭湯ジャーナリストで、日本銭湯文化協会公認の銭湯大使として日本で活動するステファニーさん、日本人男性と結婚した来日7年目のアヌークさん、来日10年目の写真家ジョルディさん


フランス人に学ぶ「いいパン屋さんの条件」とは?

東京・三宿の「ブーランジェリー ボネダンヌ」は、在日フランス人のステファニーさん行きつけのパン屋さんだ。パリで5年半修行を積んだ同店オーナーシェフの荻原浩さんが作るパンに彼女はとりこになったという。

ボネダンヌ
住所世田谷区三宿1-28-1
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13158722/

「ブーランジェリー ボネダンヌ」の店内で早速、気になったパンを選ぶ3人。おいしそうなパンを前に会話が弾んで止まりません!

以来、ステファニーさんは、日本で暮らすフランス人の友人に荻原さんのお店を紹介しているそう。彼女の友人ジョルディさんもその一人。今回、初めて「ブーランジェリー ボネダンヌ」を訪れたアヌークさんを加えて、フランス流のパンの選び方を見せてもらった。


【フランス人の“いいパン屋さん”の条件】

1.営業開始は早朝からである
2.濃い茶色のパンが多く陳列されている
3.仏語を“正しく”使っている

同店は朝8時オープン。陳列するパンの色味は、全体的に茶色ければ茶色いほどフランス人をワクワクさせる


ジョルディさん
「ここは本当にいいお店だね。フランスで売ってるパンと変わらないモノが買えるんだ」

ステファニーさん
「フランスでは多くの家庭が、朝、その日に食べるパンを買いに行きます。焼き立てのパンを食べたいものなの。だから早朝6時からオープンするパン屋もあるんですよ」

アヌークさん
「毎朝、買いに行くよね」

ステファニーさん
「日本では早朝にパンを買いに出掛ける習慣はないのかもしれないけど、フランス人のパン生活に合わせるかのように、日本でも朝早くからお店を開けるっていうのは、焼き立てのパンを届けたいという職人の信念を感じるし、いいパン屋のひとつの基準になると思います。ヒロシも深夜から仕込みを始めるから全然寝てないよ~(笑)」


黒板には、同店バゲットに具材を挟むサンドイッチと、スライスしたパンの上に色々な具材をのせたタルティーヌのメニューが。抜かりなく、チェック!

アヌークさん
「私は店内に並べてあるパンの種類を軽く眺めれば、直感的にいいパン屋さんかそうでないかが分かります。そこのパン職人がフランスでの修行経験のあるなしも分かってしまうの。感覚的なモノだから伝えにくいですけど……」


ステファニーさん
「だったら、パンの色味や焦げ具合をチェックするといいんじゃないかな。フランス人の好むパンは茶色が濃いんです」

アヌークさん
「そうね。日本のパンは私たちから見ると全体的に白っぽく見えます。ブリオッシュの焦げも物足りない気がします。もっと焦げてていい(笑)」


フランス語で「伝統」を意味する同店のバゲット「トラディション」(290円)。フランス産の小麦を100%使用し、深い香りも心地よい

――フランスの定番であるバゲットについてはどうですか?

ステファニーさん
「バゲットは塩加減が大事だと思う。お店によってはバゲットの塩味が足りないと感じることも多いです。日本人にはちょっと堅いと思うくらい外見はカリカリ、だけど中身は柔らかい食感のバゲットが私の理想です」

ジョルディさん
「家族の人数にもよりますが、フランスでは毎朝、約2~3本のバゲットを買って、朝、昼、晩かけて、小分けにして食べているんです」

アヌークさん
「私の叔父さんは、朝食だけでバゲット1本を平気食べちゃう(笑)。フランスのおじさんたち、めっちゃ食べるの。私は子供の頃、バゲットにチョコレートを挟んで食べてました」

ステファニーさん
「懐かしいね。それ、私もやってた(笑)。日本でもそうだけど、よくバゲット1本買って帰るんだけだと、なぜか家に着いたらなくなってるの!」

ジョルディさん
「あるある(笑)。歩きながらバゲットを食べるのもフランス人なら普通のことだよね」

アヌークさん
「私も途中で食べちゃう派(笑)。だってアツアツの時に食べたいじゃない」


店名「ボネダンヌ」は「ロバの耳の帽子」という意。ドアには“pain au levain naturel”という文字も。「意味は天然酵母パン。期待感が膨らむフレーズよ!」(アヌークさん)

オーナーシェフの荻原さん(右)とは、ステファニーさんが考案したレモンカスタードを共同開発したこともある親しい間柄だという


ステファニーさん
「あと、看板にフランス語の店名が掲げてあるけど……ん? ちょっとフランス語の文法的にオカシイぞってなる日本のパン屋は結構多い。日本人に覚えてもらうためにあえてそういう表現にしてるのかもしれないですね」

ジョルディさん
「これもあるある(笑)。意味不明なフランス語を使うパン屋は、僕は素通りしちゃうね。まぁ、どうしても近くに他のパン屋が見つからない時なら、妥協して立ち寄るかもしれないけど」

アヌークさん
「『ブーランジェリー ボネダンヌ』は初めて来たけど、ドアの“rue Alphonse daudet(アルフォンス・ドデ通り)”の文字を見たとき、好印象を持ったわ。パリのこの地区で修行したんだなって想像ができたもの」
――看板などのフランス語を正しく使うパン屋には自然とフランス人が集まるんですね。となると、私たちはフランス人が多く集まる店を、パン屋を選ぶ時の参考にしたいです!

バゲットの入った紙袋を片手に街を歩くフレンチ・スタイル! 本場フランスではバゲットを裸で持って食べ歩くのも日常的な光景だとか。やっぱり、みなさん絵になります


フランス人によるピクニック座談会で日仏のパンを大いに語る!

左から、フランスのボルドー出身のジョルディさん、モンペリエ出身のアヌークさん、プロヴァンス出身のステファニーさん。皆さんピクニックは大好きだそうで「なぜここにワインがないの(笑)!?」と残念がる

日本人が親しんでいるパンから彼らの母国フランスのパン文化の奥深さまで、その真実と誤解を本音の座談会で解き明かします。


日本人のコンビニ感覚!フランスには100m間隔でパン屋が並ぶ

――みなさんの食生活にやはりパンは欠かせませんか?


ステファニーさん
「そうですね。フランスの家庭では朝、昼、晩、必ずパンがテーブルに並びます。日本人にとっての米(ごはん)と同じ感覚と言えます。主食ですね。だから日本に居ても、ちゃんとしたパンを食べたいと思ってパン屋を探しているの」

ジョルディさん
「肉料理と一緒に食べたり、野菜と一緒に食べたり、毎日食べるよ」


ステファニーさん
「ただ今は、ライフスタイルや食生活の変化で毎日三食必ずパンを食べるかといえばそうではない人もいます。特に若いフランス人はパンを頻繁に食べないから、フランス人といっても人それぞれということになると思う」


アヌークさん
「私の叔父さんは、毎日三食パンを食べるけどね(笑)」


「朝食なら紅茶、コーヒー、牛乳と合わせてパンを食べる。これは日本でも同じですよね。ただフランスではアイスコーヒーは積極的には飲まないね」(ジョルディさん)

――食卓にはどんなパンが並ぶのでしょうか?


ステファニーさん
「毎朝、近所のパン屋に焼きたてのバゲットを買いに行くんです」


アヌークさん
「街にパン屋がたくさんあるのよ。わかりやすく例えるなら、日本のコンビニのような感じかな。100メートル間隔でパン屋があるの」


ステファニーさん
「フランス人は特に“焼き立てのパン”にこだわっているかもしれません。ですので、トースターはあまり使いません」


ジョルディさん
「トースター? 僕は使わないね」


アヌークさん
「日が経ったパンをちょっと焼くためにトーストを使うことはあるけどね。私たちは焼き立てのパンをフレッシュなうちに食べるのが好きなの」


ステファニーさん
「そう、新鮮なパンが好き。日本で夫に買ったばかりのクロワッサンをトーストされたことがあったの。『何してるの!』って文句を言って、夫婦ゲンカになったこともあったわ(笑)」 


フランスでは、毎朝、バゲットを買いに行く習慣が根づいている。「夕食なら赤ワインを飲みながらバゲットをほおばりたいね」(ジョルディさん)

フランス人と日本人ではパンへの認識が違う!

写真右の細長いバゲットのみがフランス人にとってパンなのだ。他は菓子パンや焼き菓子の意味を持つ“ヴィエノワズリー”と呼ぶ

――「ブーランジェリー ボネダンヌ」で、それぞれ気になるパンを買ってもらいました。


アヌークさん
「待って! 日本人はこれをすべてパンだと思ってるのですか。それは違うよ。私たちがこの中でパンと呼ぶのはバゲットだけなの」


ジョルディさん
「そう。たくさんあるけど、パンはバゲットだけだね」
――そうなのですか! ではバゲット以外の商品がパンではないとすると?


アヌークさん
「サンドイッチ、タルティーヌ(スライスしたパンの上にいろいろな具材をのせたモノ)、そして“ヴィエノワズリー”という……日本語では菓子パンと呼ぶモノです」

ステファニーさん
「日本人はパンをお菓子(おやつ)としても食べてますが、フランス人にとってのパンは主食で食べるもの。おやつ感覚で食べる菓子パンは、パンではなくヴィエノワズリーなんです」


ジョルディさん
「甘いヴィエノワズリーは朝食で食べることもあるね」


ステファニーさん
「そう。朝食にヴィエノワズリーとあわせてバゲットも並ぶ。日本人はパンがいっぱいと思うでしょうけど、私たちはパンとヴィエノワズリー。それぞれ別の食品という認識です」


アヌークさん
「子供はヴィエノワズリーが大好物だよね。学校が終わって家に戻る午後4時くらいに、小腹が空いていたらヴィエノワズリーを食べるの」


「フランボワーズ、おいしいね!」と、アヌークさん。「ボネダンヌ」の「木いちごタルティーヌ」(280円)の程よい甘さに大満足!

――フランスではジャムやスプレッドをパンに塗りますよね。日本各地でも地域の特産品を使ったオリジナルのジャムを作っています。

ステファニーさん
「朝食ならパンにハチミツを塗って食べたり、フランスでもジャムやスプレッドをパンに塗って食べるのは日常的。バラの花のジャムなど、種類も多いです」


アヌークさん
「フランスは自家製ジャムを作る家庭が多いかも。私の叔父さんも自家製のグリオットチェリーのジャムを作っていたわ。あと、フランス人はフルーツをよく食べるので、キロ単位で購入するの。食べきれなかったフルーツをジャムにして使い切るなんてこともしています。アプリコットのジャムとか、ね」

日本のパンは甘い、甘すぎる……!

――日本のパンにはどんなイメージを持っていますか? 日本ではバゲットほど長さはなく、歯ごたえのあるパンを「フランスパン」という商品名で販売しているのですが。

ステファニーさん
「まず、日本独特の『フランパン』と言われてるパンは柔らかすぎます」


ジョルディさん
「日本のパンは申し訳ないけど安っぽく思えてしまうな。マーガリン、オイル、砂糖……使う素材がどれも安っぽいなって」


アヌークさん
「私も日本のパンはどれも柔らかいと感じます。あまりに柔らかすぎて日本のパンは苦手というフランス人も結構多いと思います」


ステファニーさん
「でもね、フランス人は堅いパンが好きってわけではないんです。外見はパリっと中身はしっとり。こんな繊細さを感じるパンが好きなんです」


アヌークさん
「食感は大事にしてるよね。口に含んだらコクを感じるような」


フランス人にとってフランスパンはバゲットであり、そこは絶対に譲れない。外はカリカリ、中は大きな穴があり、もちもちなのがおいしいバゲットだと力説

――クリームパンのような日本の菓子パンはどうですか?

ジョルディさん
「無理、無理! 僕はクリームの詰まったパンは苦手だね」


アヌークさん
「先ほどお話したように、フランスにも菓子パン、焼き菓子にあたるヴィエノワズリーがありますが、口当たりはどれも程よい甘さ。日本の菓子パンは甘すぎです」

在日フランス人が足繁く通う、ご贔屓パン屋 in TOKYOを紹介!

1.「ブーランジェリー ボネダンヌ」(三宿)


最寄り駅から離れた地域密着型のパン屋ながら、評判を聞きつけた遠方からのお客さんも多い

シンプルな具材をバゲットに挟んだサンドイッチ「ブリノア」(650円)。それぞれの素材が見事に引き立ち、歯ごたえも抜群

パリ14区のパン屋で腕を磨いた荻原浩シェフが2013年にオープン。天然酵母を使ってひと晩熟成させたバゲットの豊かな香りは、在日フランス人をも魅了する。バゲットにくるみとブリ―チーズを挟んだサンドイッチや、バターと自家製の木いちごのジャムをたっぷり塗った「木いちごタルティーヌ」(280円)は注文後の作り立てを提供する。

「夏のボストック」(240円)はじめ、焼き菓子類も充実


アヌークさん
「パンから焼き菓子までしっかりした味わいを感じられてどれもおいしかったわ。ウチの近所にこんなパン屋があればいいのに!」

2.「ル・グルニエ・ア・パン」(半蔵門)


ル・グルニエ・ア・パン
住所千代田区麹町1-8-8 グランドメゾン麹町 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13011374/


フランスに30店舗以上ある人気のパン屋。同店は、2016年に日本2号店となる「アトレ恵比寿店」もオープン

フランスに同名の本店を構え、2013年に日本国内第1号店として半蔵門・麹町エリアにオープン。本店のバゲットは、毎年パリで開催される「バゲット・コンクール」で2010年、2015年に二度も優勝した逸品。本場と変わらぬバゲットを日本でも味わえる。

フランス産の発酵バター100%使用した「クロワッサン」(259円)は、ほんのり甘く香り高い

「エクレール カフェ」「エクレール ショコラ」(各302円)。クリームとチョコレートの絶妙なハーモニー


ステファニーさん
「エクレアやタルトなどフランスの伝統の焼き菓子もとってもおいしいの! ベーコン入りのパン・シューがお気に入り」

「私の地元ではおいしいパンを表現する時、パンに耳をあて『パンが歌ってる~』なんて言うの」と、アヌークさん


実は……日本のパンも好きよ!

――フランスの有名なパン屋を教えてください。

バゲットは手で一口サイズにちぎって、スプレッドを塗ったり、惣菜と一緒に食べたりする


ステファニーさん
「老舗の『PAUL(ポール)』(1889年にフランス北部のリールで創業)や、パリの人気店『MAISON KAYSER(メゾン・カイザー)』は有名です。この2店舗は、日本にもあちこちに支店があるので、知っている方も多いのではないでしょうか」


アヌークさん
「日本の有名な和菓子店『とらや』は、パリに『トラヤフランス』として出店しているよね。パリでもとても人気があって、実は私も『とらや』のアンパンが大好きなの! 日本で初めて本店に行った時は感動しちゃった」


ジョルディさん
「……僕はアンパンもダメなんだけど(苦笑)」


アヌークさん
「そうなの? 『木村屋』のアンパンも大好き!」


ジョルディさん
「僕も好きなのあるよ。『アルテリア・ベーカリー おいしいメロンパン』のメロンパン。本当においしかったね」


アヌークさん
「メロンパンおいしいよね! 日本に住んでるフランス人はみんなメロンパン好きになると思う」


ステファニーさん
「でも、アンパンもメロンパンもパンではないかな(苦笑)」


アヌークさん
「それは、しっかり言っておきたいね」


最後までフランスの方々が誇るパンへのこだわりを伝えてくれました。
みなさん、Grand merci!
https://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/7444
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 20:56:23

フランス人はバゲットが本当に大好き! 朝食は基本、み~んな甘い [2016/09/19]
http://news.mynavi.jp/column/breakfast/010/
芸術の都・パリや地中海リゾートのニースなど、世界中の旅行者を魅了してやまない国、フランス。美食の国としても有名なフランスでは、世界各国のさまざまな料理が楽しめる。街にはレストランやカフェ、ベーカリーが立ち並び、思わず目移りしてしまうほどだ。


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街を歩けばあっちにもこっちにもオシャレおいしそうなお店が


そんなフランスは朝食もおしゃれなのかな? なんて思っていると驚かされるだろう。フランスの朝食はかなりシンプルなのが特徴。朝食は簡単にとり、その代わりにランチをしっかり食べるのがフランス流なのだそう。

パケットがあれば十分!

最も定番の朝食が、バゲットにジャムを塗った「タルティーヌ」と呼ばれるもの。いわゆるオープンサンドで、基本的にはジャムやヌテラをたっぷりと乗せ、コーヒーやカフェオレと一緒にいただく。タルティーヌをコーヒーやカフェオレに浸すのもフランスでは定番の食べ方だ。

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フランス人はみんなバゲットが大好きだ

フランスを歩いていると、バゲットを持っている人とよくすれ違う。バゲットは朝食から夕食まで、フランス人に愛される庶民的なパンなのだ。

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バゲットにジャムをたっぷり塗れば、「タルティーヌ」の出来上がり


クロワッサンは休日にゆったりと

バゲットよりも少し高価なクロワッサンは、休日に食べられることが多いそうだ。カフェオレを飲みながら休日のカフェでクロワッサンをかじる、まさにパリ! といったイメージ通りの朝食は、忙しいフランスの人々にとっては休みの日の癒やしのひと時なのだ。


パンの他にもリンゴやオレンジなどのフルーツやヨーグルト、ハム、チーズなどを一緒に食べることも多いが、さらに簡単に、マドレーヌやクッキーなどのお菓子を食べるのも一般的である。

http://news.mynavi.jp/photo/column/breakfast/010/images/004l.jpg
ゆったり過ごす休日の朝はクロワッサンやフルーツを


クッキー類もタルティーヌやクロワッサンと同じく、コーヒーやカフェオレに浸して食べる。忙しい朝に調理いらずですぐに口にでき、さらにパワー源になるお菓子類はフランス人にとって便利な存在なのだ。

http://news.mynavi.jp/photo/column/breakfast/010/images/005l.jpg
フランスではクッキーも立派な朝食に!?


基本的に朝食では甘いものしか食べないフランス。朝早くから開いているフランスのベーカリーでは、焼き立てのバゲットやクロワッサン、チョコレート入りのパンなどが楽しめる。フランスへ訪れた際は、それぞれのお店のこだわりがつまったパンたちとカフェオレで、フランス式の朝食を試してみてはどうだろうか。

※記事中の情報は2016年9月時点のもの
http://news.mynavi.jp/column/breakfast/010/
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 21:00:41

フランスパンはグルテンが少なく砂糖もショートニングを使わないので、いくら沢山食べても糖尿病にもグルテン由来の病気にもならない
フランスパンとは、小麦粉・塩・水・イーストのみで作られるフランスのパリ発祥のパンの総称。

バゲットやバタールがよく知られている。

本国フランスでは pain traditionnel (フランス語発音: [pɛ̃ tradisjɔnɛl] パン・トラディスィヨネル)と呼ばれているが、単にbaguette(バゲット)、あるいは他国の呼称に倣い pain français (フランス語発音: [pɛ̃ frɑ̃sɛ] パン・フランセ)と呼ぶこともある。

フランスでは土壌や気候の関係から、生産される小麦はグルテンの乏しいものが主であり、他国のパンのようにふっくらとしたものを作ることが難しかった。

そのためフランスでは粘り気の少ない生地を使ってのパン作りが求められ、結果として硬い外皮とサクサクした中身を持つ独特のパンが生まれた。

元々フランスパンはイースト菌のようなパン酵母を用いず、生地を一度に混ぜて直火焼きしたものであったため、焼き色は現在のようなキツネ色ではなくうす焦げたものであった。

フランスパンが現在のような形になったのは19世紀頃で、酵母菌や製粉技術などの向上によりこの頃から今日見られる多彩なフランスパンが作られるようになった。

フランスパンは、その硬さが大きな特徴である。基本的に生地には砂糖を使わないため、フランスパンはその片端だけを手に持ってもパンが中折れしないほどの硬度がある。英語で「クラスト」(crust)と呼ばれる外皮部分は煎餅のようにパリパリしており、フランスパンの独特の食感と香りを生み出している。また、卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴であり、それゆえに作り手の技術が味を左右するため、フランスパン作りはパン職人になる上での難関であるともいわれる。

硬く香りのよい外皮部分に比べ、中はやわらかい食感となっている。同じ生地・同じオーブンで作っても、バゲットは細長く皮の部分が多いために皮のパリパリ感や香りを重視する人に向き、丸いブールは中身が多く柔らかなパンを好む人あるいはサンドイッチに向き、バタールはバゲットより太いがブールのようには丸くないのでその中間である。

バゲット、バタール、ブール、パン・ド・カンパーニュ、シャンピニオン、エピ、クーペなどに代表される、いわゆるフランスパンは基本的に材料は小麦粉・パン酵母・塩・水・モルトだけで作る。

他のパンのように砂糖やバター、卵、乳製品、油類などは加えず単純な材料のみで作る。

小麦粉と塩と水だけではパン酵母の発酵がうまくいかないので、小麦粉のデンプンをモルトが糖化して酵母による発酵が進む。

フランスパンに使われる小麦粉は、一般のパンに使われる強力粉ではなく、グルテンが少なめの準強力粉もしくは中力粉である。

フランスと違い日本においては「もちもちした食感」のパンが好まれるため、大手パンメーカーが市販するフランスパンはグルテンの強い小麦素材を使用しながらグルテンの粘り気を利かせた製法を用いており、食感が「本家」のフランスパンよりももちもちして弾力の強いものとなっている。

それゆえ、おおむね日本大手メーカーで大量生産されるフランスパン(特にソフトフランスと銘うって売られているもの)は、フランス国内で食されるフランスパンとはまるで食感が異なり、外観こそバタールやパリジャンに似ているが、皮は柔らかく中身は噛み応えの強いものになっている。


製造例

小麦粉(フランスパン用準強力粉)、ドライイースト、食塩、モルトエキス、水。

⇒ミキシング(スパイラルミキサー L4"-M3" 捏ね上げ温度24℃)
⇒ 一次発酵(120分)
⇒ パンチ(ガス抜き)
⇒ 二次発酵(60分)
⇒ 分割
⇒ ベンチタイム
⇒ 成型
⇒ ホイロ発酵
⇒ 蒸気焼成(220度25分)

※発酵・ホイロは温度28℃・湿度75%


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%B3

半焼けバゲットが好まれるようなったフランス―嘆く職人も 2013 年 8 月 22 日
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640


 【パリ】パリ16区に店を持つパン職人、ドミニク・アンラク氏は毎日、約1500個ものバゲット(棒状で細めのフランスパン)を焼くが、その多くは自分で食べたいとは思わない仕上がりだ。

 客の大半は棚に並べられたバゲットを眺めると、焼き時間が最も短くて最も白いものを選んでいくという。そのため店で売るバゲットの90%は、完全に焼き上がる前にオーブンから取り出すそうだ。

 アンラク氏は「自分で食べるためなら、あと2、3分長く焼くけどね。でもこれは商品だから、客の好みに合わせるしかない」と話す。

半焼けのバゲットを探すには


 バゲットはフランス料理を象徴する食べ物の1つ。それが今、文化的危機にさらされている。独特な形とパリパリと硬い外皮で有名なバゲットが、パン生地を食べさせられているのではないかと錯覚しそうな生焼けパンになろうとしているのだ。

 パリのパン屋についてのブログ「Painrisien(パンリジアン)」を立ち上げたレミ・エルン氏によると、評価をした230店の80%では「顧客を満足させる」ために、ほとんどのバゲットを完全に焼き上げていないという。

 ただ、客が好む理由もたくさんあり、それは生焼けの半端なものではないようだ。例えば、フリーランス・リポーターのカミーユ・オジェ氏(30)にとって、十分に焼き上がったバゲットを食べるのは苦痛だ。「そのままかじって食べるには硬いし、歯茎や口蓋(こうがい)を痛める」ということだ。その点、焼き時間が短めのバゲットなら「歯が欠ける心配もない」そうだ。

 アンラク氏の店の常連というピュラ・ガルシアさんによると、十分に焼けたバゲットはすぐに風味が落ちるという。「焼き上がってから1時間以内に食べないと、1日たった古パンみたいな味になってしまう」とその欠点を指摘した。また、別の客の中には、家に持ち帰って暖め直すと味が良くなるという理由で、完全に焼き上がっていない「白いバゲット」を求める者も多い。

 細長いパンを見ればフランスを連想してしまうほど、バゲットとフランスは切り離せない関係だ。そのフランスでバゲットに対する国民の好みが変化している様子に憤慨する向きもある。

フランスで市民権を得つつある半焼けバゲット(左)
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640


 フランス人作家でパン愛好家でもあるジャン=フィリップ・ド・トナック氏は「硬さはフランスパンのトレードマーク。十分に焼き上がっていなければいけない」と主張する。

 米コーネル大学の歴史学教授でフランスパンに関する著書もあるスティーブン・カプラン氏は、バゲットの特徴的な歯ごたえと風味について、製パン過程の最終段階に起こるメラード効果という化学反応によって生み出されているという。この反応なしでは、バゲットは味がなくて、直観とは逆にかみづらい食べ物となってしまう。

 徐々に違う食べ物に変化していくバゲットの姿を目の当たりして、「フランスの偉大な国家遺産の1つが失われていく」とカプラン氏は嘆く。


 パン職人らによると、正しい時間で焼くことで、パンの内側の柔らかい部分(身)と外皮の間で風味の交流が生じるという。つまり、パリパリとしてカラメル化した外皮が柔らかくふわふわしたパンの身を包み込み、バゲット独特の歯ごたえと風味が絶妙なバランスで生まれるというわけだ。

 フランスでは1950年代からパンの消費が減少しているが、それでも生活必需品であることには変わりない。朝昼晩の食事のほとんどでパンを食べるフランス人も多く、ほとんどナイフとフォークの延長部分としてフランスの食卓に欠かせない存在と見なされている。フランスの生活環境調査研究センター(Crédoc)によると、フランス人の98%が毎日パンを食べているという。

 そして、パンの中でも特に人気のあるのがバゲット。パンの研究と促進をしているフランスの国立パン研究所によると、パンの総消費量の4分の3を占めているという。

 このような名誉な地位にあり、フランスの風景に溶け込んでいるバゲットだが、実は誕生してから1世紀もたっていない。

 現在のようなバゲットが作られるようになったのは1920年代。パン職人が午後10時から午前4時まで働くことを禁じた、当時の保護的な労働法の副産物と言える。この時間帯に仕事ができないと、それまで一般的だった丸型のパンを朝食時までに焼き上げることは不可能だ。そこで新たに考案したのが、製造時間を短縮できる細長いパンだった。フランス語で小さな棒を意味するバゲットは朝食に不可欠なものとして、フランス全土に急速に浸透していった。

 フランスの法律では、バゲットの材料は基本的には小麦粉と水、塩、イーストだけと定められているが、焼き時間については全く触れられていない。

 気候や湿度といった要素にも影響されるが、パン職人の間では、典型的なバゲットの焼き時間としては20~25分が適当とされている。パリにある多くのパン屋で見かける色白でぐったりしたバゲットについて、カプラン氏はおそらく17分強しか焼かれていないのではないかとみている。

 アンラク氏の店がある16区は、官庁街であるとともに住人の大半が富裕層で、しかも美術館や19世紀の建物、印象的な街並みでも有名な地区だ。同氏はあと数分かければ理想的な焼き上がりになると思っても、そんな場所に住む客に失礼なことは言えないそうで、「このパン屋に来て忙しそうにパンを買っていく客に、説教をする時間なんてないしね」とあきらめている。

 ただ、頑固なパン屋もいる。


 細くて外皮が非常に硬いバゲットを焼くことで有名なパリのパン職人、フレデリック・ピシャール氏もその1人。「少なくとも、フランスではワインの味わい方なら誰でも知っているのに、パンの味わい方について教えてもらうことはない」とこぼす。それで顧客に対して定期的に仕事場を公開し、パンの製造過程や味わい方を教えているそうだ。

まずバゲットを縦に切って、パンの身の香りを楽しむ。切ったバゲットからは、木の実やレーズン、ドライ・アプリコットなどの香りがかすかに漂ってくることも多い。次に手触りを確かめてから、食べごろの大きさにちぎる。そして、ゆっくりとかんでゆく。これがバゲットの正しい味わい方だ。

 また、パリの南の位置する小さな町でパン屋を営むフランク・ドビュー氏は、可能な限り店に居て、穏やかに褐色のバゲットを奨めているという。焼き方の足りないパンを製造して客の要望に応えようする同業者については、勘違いしていると批判的であり、「客は最高の品を味わったことがないだけ。だから、客の味覚を鍛えるのがパン職人の役目だ」と語った。
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323480904579027372498622640



パン好き必見!
老けないための市販のパンを買う際の賢い選び方とは 2017/3/7

まず、パンとは本来固い食べものです。

パンは基本的に小麦などの粉類と水と塩とイーストによって作られます。



フランスパンが良い例ですね。

一般的なフランスパンはこれらの素材しか使いません。



ヨーロッパ諸国ではパンが主食なので、人々はこの固いパンを毎日食べているわけです。



しかし、何故か日本や他のアジア諸国ではパンは柔らかい方が良いという風潮があります。

スーパーなどで売られている食パンが良い例で、すっごいふわふわですよね。



昔ヤマザキが”ダブルソフト”というふわっふわがウリの食パンを販売して大ヒットしたことからも、日本ではパン=柔らかいというイメージがあります。



ただ、前述した4種類の材料では、そこまで柔らかいパンは作れません。



ではどうやってフワフワ感を作り出すのかというと、砂糖、油脂類、乳製品を入れます。

こういったものを添加することによって、口当たりのよい、ふわふわのパンが出来上がります。



小麦粉に砂糖と油と乳製品を加えると何が出来るかというと、ケーキやマフィンなどのお菓子ができます。



そう、日本のパンはお菓子化してしまっているんです。

実際ヨーロッパ諸国では砂糖が入っているパンは、基本的にお菓子と認識されています。



さらに市販のパンにはイーストフードや乳化剤に代表される食品添加物やマーガリンやショートニング等のトランス脂肪酸が満載です。



シェアトップのヤマザキにいたっては、臭素酸カリウムという発がん性物質も使われているので注意が必要です。



大手製パンメーカー4社ほどをざっと調べてみたんですが、どこの製パン会社も商品紹介はしていますが、原材料表示をネットに記載していませんでした。



唯一無添加をウリにしている敷島製パンが、メイン商品の”超熟”のみ原材料を公開しているのみ。



しかし親切な方がヤマザキ製食パンの原材料を載せてくれていました。

それを見ると、



ヤマザキ製食パンの原材料は

「小麦粉、糖類、卵、マーガリン、バター、脱脂粉乳、パン酵母、牛乳、食塩、発酵種、チーズ、乳清ミネラル、乳化剤、酢酸Na、イーストフード」

となっています。



因みに敷島製パン”超熟”の原材料は

「小麦粉、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢」

となっています。



一目瞭然です。ヤマザキの方が不要なものがたくさん入っていますね。



製パン業界もトップシェアの会社ほど、製品的には良くないものを作っています。

大手や大企業であればあるほど危険な産業とは?
http://lifestyleorganizer.net/food/aboutfoodcompany/

でも書いたように、どの食品でも負の構造は同じのようです。





では具体的にどういった商品を選んでいけばよいかを説明します。

  

前述したように本物のパンは小麦粉、水、塩、イーストのみで作られます。



しかし、日本で純粋にこの4つの原料で市販されているパンは殆ど無いと思います。

ここからそれぞれのパンによって甘味料、油脂類、乳製品、添加物が足されていきます。



まず、添加物と乳製品はパンには必要ありません(乳製品は、牛乳やスキムミルク(脱脂粉乳)が使われていることがあります)。

この二つは除外しましょう。



油脂類で最も最悪なのは、マーガリン、ショートニングです。この二つが使われている製品は買わないようにしてください。

(マーガリンやショートニングの危険性についてはこちら)

気づかぬうちに食べているかも!?トランス脂肪酸が含まれている意外な食品まとめ
http://lifestyleorganizer.net/food/abouttransfat/


無添加がウリの敷島製パンの”超熟”も、マーガリンが盲点ですね。



あとは、バター、大豆油やキャノーラ油などが油脂類として使われることが多いです。
(大豆油やキャノーラ油は植物油脂と記載されていることもあります)

これらもアンチエイジングのためには避けたい食品です。

パンによく入っている油脂類の中で唯一許してもいいのはエクストラバージンオリーブオイルくらいです。



正直オリーブオイルも入れなくてもいいのですが、買うものが無くなってしまうので一応良しとしましょう。



次に甘味料です。

最も目にするのは砂糖ですね。というか砂糖の入っていないパンを探すのは現代の日本ではかなり大変です。



砂糖こそが、フワフワのパンを作る秘密兵器なので、入れないと商売にならないのです。



特に市販のパンに使用されるのは、砂糖の中でも最も良くない白砂糖です。

砂糖が入っているパンは買わないようにしましょう。



パンに使われる甘味料の中で許せるのは、ハチミツです。

あとは日本ではほとんど見かけませんが、レーズンネクターなど果物の絞り汁で甘みをつけているパンも最高です。




最後に小麦粉についてです。



一般的なパンに使われる小麦粉は、真っ白に精製された精白小麦粉です。



精白小麦粉を使うとふっくらとしたパンに仕上がるため、日本人に好まれるパンになります。



精白小麦粉はエンプティーカロリーで、小麦の栄養素が完全に削ぎ落とされてしまった食品です。

精製食品について詳しくはこちらをご覧下さい。


白い食べ物は悪?美肌と老けない体を作るための主食の選び方
http://lifestyleorganizer.net/food/aboutrefinedfood/


よってアンチエイジングのためには避けたい食品ですが、日本で全粒粉100%のパンを探すのはかなり大変だと思います。



なので100歩譲って、全粒粉と精白小麦粉が両方使われているパンを選んでみてください。



出来れば原材料表示で全粒小麦粉の方が先にきているパンがベターです。(原材料表示は含有量が多いものから順に記載する必要があるため)





まとめ

★私たちが買うべき市販のパンの原材料表示★



「全粒小麦粉、水、精白小麦粉、(エクストラバージンオリーブオイル)、(ハチミツ)、塩、イースト」



こんな感じのパンを探してみてください。



ここに、胡桃やフラックスシードなどのナッツやシード類が入っていたらもっと最高だし、美味しさが数段アップします。



あとレーズンなどのドライフルーツが入っているパンも美味しいですね。

ドライフルーツの質に依りますが。



ただ、大手の製パンメーカーの商品にはまず無いので、普通のスーパーではなく自然食品店で探してみるのが良いと思います。

あとは個人経営のパン屋さんで素材にこだわっているところは作っているかもしれません。



どうしても上記のようなパンが見つからず、それでもパンが食べたい時には、フランスパンがベターです。

フランスパンは基本的には小麦粉、水、塩、イーストのみで、無駄な加工をされずに作られます。



精白小麦粉を使用しているのが痛いですが、無駄に砂糖や油脂類が混入されているよりははるかにマシです。

ただ、フランスパンも購入する際は念のため原材料チェックしてから購入してくださいね!



全粒粉で作られたパンは小麦の本当の味わいが感じられ、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がっていきます。



美味しくて体に負担をかけないものを選んで、パンライフをエンジョイしていきましょう!

これからのパン選びの参考になれば幸いです。



※オーガニック野菜をお手頃価格で入手したい場合はこちらの有機野菜宅配会社がオススメです。
http://lifestyleorganizer.net/food/howtochoosebread/
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 21:03:03

小麦粉から生まれるグルテンの脅威:パンや麺が好きな人は要注意!
日本は小麦の大部分を海外から輸入しています。その輸入量は5,000~6,000トンに達し、国内の生産量はわずか688トンにすぎません。輸入量トップ3の国はアメリカ、カナダ、オーストラリアでアメリカが最も量が多い輸入大国です。


2014年アンケート調査.png
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/420117592.html

↑現代の日本人のパン食文化はしっかり浸透し、朝食にパンを食べる家庭は約50%と半分にまで達しています。確かに大人はパンとコーヒー、子供はパンと牛乳というのは食の定番となり、カフェでもレストランでもパン食系メニューがしっかり根付くようになりましたね。


小麦輸入量.jpg
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/420117592.html

↑戦前までは朝も含め3食和食が中心でしたが、戦後、GHQの占領下時代に学校給食のパン食や西洋食文化の普及政策で小麦粉の需要量は急増しました。(1940年から一気に輸入量が拡大しています)

戦後不況だったアメリカ経済にとって市場を開放することとなった日本へ小麦粉の輸出拡大政策をとり、結果として新たな日本の食文化としてパンを始めとした小麦粉食品が次々に誕生、定着しました。

パンなどの小麦粉商品に隠された健康問題成分が

いまでは日本人の半数がパンを口にする時代になりました。そんな小麦の大量生産、輸出をしているアメリカでは「グルテンフリー」という言葉がヘルシー志向派では合言葉となってきています。


グルテンフリー.jpg グルテンフリー2.jpg
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この「グルテンフリー」ですが、多くはダイエットを目的とした小麦粉商品の摂取を控えるというものですが、(実はまだ殆ど日本では大きく扱われていないですが)パンをはじめとした小麦粉食品に含むグルテン成分の影響によるグルテン過敏性腸症(セリアック病)の健康問題が潜んでおり、アメリカではグルテン成分摂取を避けるという傾向もあるのです。

グルテンとは何かというと、小麦粉に水を加えてこねると段々とモチモチしてきますが、まさにそこの段階でグルテン成分が生成されるのです。

グルテンは水に反応するタンパク質の一種ですが、実はこれが非常に問題成分で、パンなどを食べてグルテンを摂取することで免疫を持たない小腸が炎症を起こし、軽い症状からひどい症状(セリアック病)まで健康問題を引き起こすことがあるのです。

以下の症状がある場合はセリアック病の症状が現れていると言われています。

『 胃腸問題(腹痛、ガス、下痢、便秘)、意図しない体重増加や減、貧血、骨や関節痛、倦怠感(疲労、衰弱、うち状態など心身に異常を感じる)、不妊症 』

また、子供に対しては、

『発育や思春期兆候に遅れ、成長障害(主に乳児)』

こうしたセリアック病を引き起こす人はアメリカでは1%程だそうです。日本でも小麦アレルギーの子供がいたりしますが、このグルテンが原因の子が多いと言われています。
実は、

”実際にセリアック病を起こす人は全体の80%を超えるが、殆どの人は気がついていないだけである”

というアメリカの研究結果もあります。

グルテンでどのような影響があるのか


1.腸への影響
小麦を摂取すると明らかなアレルギー反応を起こす場合は対処しやすいのですが、グルテン過敏症を潜在的に持って気がついていない人は多いそうです。

研究実験でIBS(過敏性腸症候群:慢性的に胃腸に障害を抱える症状)を持つ34人の研究対象者にランダムに分けてグルテンの入った食事とグルテン抜きの食事をとらせたところ、グルテンの入った食事をとっているグループのほうが胃腸痛、ガス、便が硬くなる、疲労等の症状が現れたそうです。

また、腸の障害や腸内層の変異などを引き起こすという研究結果も出ています。セリアック病の症状がひどい人は、グルテン成分が腸内のバリア機能を弱らせてしまい血中に容易に有害物質を送り込ませてしまい体内の健康サイクルが悪くなってしまうようです。

日本人の10%~15%に起きると言われているIBSは、20歳~40歳が最も起こりやすく、このグルテンによって症状の悪化や症状を引き起こしていると言われています。

自分では気がついていませんが、グルテンによって腸が不健康になり、結果として多くの悪い症状を引き起こしている可能性があるということですね。なかなかすぐにグルテンが原因と判別しづらいのも問題な気がしますね。


2.脳への影響
グルテンは脳へも影響も及ぼしています。精神疾患を患う人はこのグルテン摂取により症状を悪化させている『グルテン過敏末梢神経障害』が起きているという研究結果もあります。

また、グルテン摂取により歩行・運動失調症も引き起こすようです。運動制御の重要な機能を持つ小脳とグルテンの関係が指摘されており、実際にグルテンフリー(一切のグルテン摂取をやめる)と、歩行失調症が著しく改善したという報告があります。

他にも脳、精神系と関連のある統合失調症、自閉症、てんかんの症状もグルテンフリーの食事により改善が見られたという報告あります。


3.食べるのが止まらなくなる小麦中毒の影響も?
毎朝パンを食べていると突然パン食をやめると決めてもパンを食べたくなる、しばらくパンやラーメン、うどん、パスタなど小麦粉食品を食べていないと無性に食べたくなる、という思いに駆られたことはありませんか?

実際にはまだ立証されていないそうですが、小麦商品を欲する多くのグルテン中毒性の症状(禁断症状)がみられるレポートがあり、研究が進められているとのことです。

確かに、米とパンをしばらく食べない場合、主食の米よりパンの方が無性に食べたくなる方が多くありませんか!?

どんな食品にグルテンが含まれているのか

もともと日本の和食文化にはなかった小麦主体の西洋食メニュー。西洋人がグルテンフリーを意識している一方で、日本人はまだ意識している人が少ないですが、潜在的にグルテン過敏症に悩まされている人は相当数いる気がします。

その背景には戦後GHQが推奨し子供時代の学校給食から取り入れた牛乳やパンなどの西洋食が日本の食文化として浸透した結果、これらの食材と日本人体質のギャップを問題視しなくなった潜在的なすり込み(洗脳)も関係しているのかもしれないですね。


最後にグルテンを含む食べ物をご紹介しておきます。
GLUTEN FREE in JAPAN 「グルテンを含む食べ物」サイトより


1 小麦、大麦、ライ麦を含むもの。(パン、パスタ、マカロニ、ピザ、ラーメン、うどん、素麵、餃子の皮、麩、スポンジケーキ、クッキー、など)

2 揚げ物(衣に小麦粉を使用しているもの)、天ぷら

3 麦茶 (麦茶は大丈夫、という説もあり)

4 そばは十割そばならOK

5 ビール

6 醤油 (原料に大豆と小麦が1:1で含まれるものがほとんど。小麦を使用していない醤油ならOK。ただ、醤油に含まれる小麦は醗酵・貯蔵の過程でグルテンの成分はなくなる、ともいわれてます。一方で醤油で症状が悪化する人もいます。)

7 フライドポテト(小麦粉をまぶしている場合もあり。ポテト自体にグルテンは含まれませんが、小麦粉を衣にしたものを揚げた油にはグルテンがまじっていたりします)
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/420117592.html
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 21:04:32

2018年11月29日
フランス「週35時間労働」 で失業率倍増していた

「フランスパン」という固いパンがありますが、もともと柔らかかったのに、1920年代にパン職人の労働時間を制限して固くなりました。

柔らかいパンを焼くには時間がかかるが、「早起き禁止法」で作れなくなり、やむなく固いパンにしました。

ここでも「パンより労働時間短縮が大事」という原則が貫かれ、いかにフランス人が労働を嫌っているかが垣間見えます。


週35時間労働とは「いくら働いても35時間分しか給料が出ない制度」だった


失業率ではイギリスに完敗

フランスをめぐって日産のゴーン解任や、イギリスのEU離脱などで注目が集まっています。

国内ではマクロン大統領の高支持率が25%まで低下し、福祉切り捨てやガソリン値上げで反政府デモも起きています。

ブレグジットではEU離脱するイギリス経済が「大変なことになる」と言っているが、実際はフランスの方が大変になっている。


イギリスの失業率はEU離脱投票から低下し4.5%と数十年来の低水準になり、雇用が安定しました。

フランスは逆に失業率が上昇して10%になり、国民の不満が蓄積しています。

おもしろいことにGDPでは逆にフランスが上回り、イギリスは世界4位に転落しました。


これは英ポンドがユーロに対して下落したからで、円安と同じようにイギリスの失業率を下げています。

フランスは高福祉で知られていて2000年から2002年にかけて「週35時間労働」が義務化されました。

週35時間を超えて働かせてはならないというもので、失業率を低下させる効果が期待されていました。


現実には先ほど書いたように失業率が上昇してしまったのだが、その理由はなんだったのでしょうか。

労働者との合意があれば、週35時間を超える場合は25%から50%増の割り増し手当で労働をさせることが出来る。

また管理職、自由業、特殊な職業では35時間を超過しても良いことになっている。


フランス人の労働嫌いは筋金入り

歴史的に見るとフランスでは1848年に84時間、1936年に40時間、1982年に39時間までの制限があり、今回は週4時間短縮されただけだった。


フランス革命前は(農場)労働者は領主の所有物で無制限に働かされ、この不満が革命の一因になった。


日本では農民は大名の所有物ではなく、長時間重労働ではあったが労働時間は自分で決めていたのとは違う。


欧州では農民は土地に付属する物でしかなく、物をどうしようと領主の勝手だった。


ちなみに1940年にドイツがパリ侵攻をした時も、フランスは労働時間や有給休暇を巡って議会が混乱し無政府状態で、ほとんど抵抗しなかった。

フランスでは目の前のドイツ軍より、有給休暇や労働時間のほうが重大事と考えられたのです。


「フランスパン」という固いパンがありますが、もともと柔らかかったのに、1920年代にパン職人の労働時間を制限して固くなりました。

柔らかいパンを焼くには時間がかかるが、「早起き禁止法」で作れなくなり、やむなく固いパンにしました。

ここでも「パンより労働時間短縮が大事」という原則が貫かれ、いかにフランス人が労働を嫌っているかが垣間見えます。


さて2000年に35時間制になってからの変化として「出生率が向上し人口が増えた」という意外なものがありました。

仕事が早く終わるので夫婦で過ごす時間が長くなると、出生率が上がるのかも知れない。

財政悪化と成長率鈍化ももたらされたが、他のEU諸国やイギリスも同じなので35時間制のせいかは分からない。


目立った悪影響としてはサービス残業の増加で、企業は35時間しか働いていないことにして、実際は40時間以上働かせました。

偽装工作のため自宅に仕事を持ち帰らせる在宅ワークが増えたが、なぜか日本ではかっこ良く報道されました。

企業は正社員を雇っても週35時間しか労働させられないので、非正規でローテーションするようになった。


正社員を週35時間雇うより、非正規を35時間づつ2人雇った方が低賃金だし合法だからです。

結局企業は35時間制を「いくら働いても35時間分の給料しか払わなくていい」と解釈し、生産性向上に励んだ。

35時間で50時間分の労働をさせるとか、休憩や食事の時間を減らしてノルマを引き上げるとかでした。


一応35時間で帰宅できるが家に居る間もIT機器で縛られて、深夜まで仕事をしている人が多い。

人間関係はボロボロになり、パワハラが横行しゴーンのような強欲な支配者にとって都合が良い時代が来た。

ゴーンが絶対権力者になったのはまさに35時間法が施行された時でした。
http://www.thutmosev.com/archives/78272740.html
7:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 22:19:32

宇野功芳の音盤棚
unauの無能日記 ①
https://www.kinginternational.co.jp/uno/000015.shtml

 日本のクラシック・ファンはまずドイツ音楽が好きになる。とくにモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなど、ウィーンに住んだ作曲家が大好きだ。

 ぼくもご多分にもれず、その道をたどり、今でも好きな作曲家ベスト・スリーはモーツァルト、ベートーヴェン、ブルックナーである。初めてヨーロッパの土を踏んだのは1971年だが、もちろんドイツ、オーストリアが中心だった。そして人間も含め、ドイツとの親近感を持ちつづけて来たのだが、90年頃、ちょうど15年ぐらい前からフランス以外には行かなくなってしまった。自分は今までドイツ一辺倒だったが、日本のクラシック音楽家の常として、そのように刷込まれてしまったのではないか。ドイツ人気質に近いと思っていた自分が、実はラテン人気質(とくにフランス人)に近かったのではないか、と突然気がついたのである。

 そのころからドイツ・ロマン派の音楽がうっとうしくなり(ブルックナーはドイツ・ロマン派ではない)、ラヴェルの「ピアノ協奏曲」や「マ・メール・ロワ」、ドビュッシーの「ノクチュルヌ」や「子供の領分」、その他プーランク、ミヨーなどの音楽に著しく魅かれるようになった。ヨーロッパの町でも、いちばん飽き飽きしたのがウィーン、ほとんど恋をするようになったのがパリ。第一、ドイツ、オーストリアの食事のまずさは、味覚がますます敏感になるにつれて受けつけなくなってしまった。

 パリに通いつづけた15年間がなんと幸せだったことだろう。もちろん、フランス国内は移動する。コート・ダジュール、鷲の巣村、プロヴァンスのような南の地方にはとくに憧れた。昔はヨーロッパの北。ドイツはもちろんとして、ノルウェーにも足をのばしたというのに。フランスではとくにブルゴーニュ・ファンになり、その中心地ボーヌには毎年泊りがけで、あるいは日帰りで出かけた。

 フランスを愛するのは、もちろんあの風景の明るさやフランス人気質のせいもあるが、最高の魅力はなんといっても料理とワインのすばらしさだ。このことについてはいずれ本シリーズのエッセイで詳述するつもりである。フランス好きが高じて、植民地のニュー・カレドニアやタヒチもしばしば訪れているのだから、このフランス病は本物というほかはない。

IMG_2258『unauの無能日記』宇野功芳氏直筆原稿

 それを書き始めると切りがなくなるので他日にゆずることとし、今回は動物園について書いてみたい。ぼくはフランスのみならず、どこの町に行っても、まず足を運ぶのが動物園だ。動物を見ている時の幸せ感というものは、もう言葉には尽くせず、いつまで居ても飽きることがない。

 今までに行った動物園のベストはウィーンのそれだ。例のシェーンブルン宮殿の奥にあるものである。最近は昔風の檻が並んだ動物園は珍しくなり、もっと広々とした動物公園が多くなった。日本では上野までそういうスタイルに変ってしまったが、ここははっきりいって最低。動物が木や石などの陰にかくれて見えないことが多いからだ。

 その点、ウィーンは見る人のことがよく考えられており、とくにトラは最高! ガラス張りの檻だが、傍に近づいて写真をとろうとするとトラがわっと立上がって威嚇するので、思わず逃げてしまう。 我ながらだらしがないが、体が反応してしまうので仕方がない。ライオンも目の前、パンダも目の前、狼も実に見やすいし、しかも彼らは実にのびのびと広い場所を動きまわっている。ウィーンという町には飽きたが、動物園だけは何回でも行きたい。

 日本では神戸がすばらしい。やはりトラとパンダが見ものだ。他国ではロンドンが最低、ベルリンもあまり感動しない。アントワープ、ベルンは素朴でまあまあ。それよりはブザンソン、フランクフルト、ミュンヘンが豊かで好きだ。スイスのバーゼルは水族館がことによるとベストかも知れない。

 ではパリは、というと、これがひどい。動物園のはしりだが、見にくい上に、園自体にやる気がまったくなく、荒れ果てたまま。だからパリでは植物園の中にある小動物園に必ず行く。動物の数は少ないが、猛獣類も居るし、ダニの館もある。 いろいろな種類のダニがうようよいるのを顕微鏡でのぞくわけだが、フランス人たちが悲鳴をあげながら見ている。そのダニの気味の悪いこと!

 ぼくは動物園ではトラやヒョウも好きだが(パンダはもちろん!)、オオカミ、タヌキ、キツネ、モモンガ、コウモリなどの小動物、そして水族館が好きだ。ヘビやワニはあまり好まない。面白くないのはナマケモノだ。なにしろ動かないのだから話にならない。ご面相も珍妙で、決して味があるという代物ではない。このナマケモノがそのパリの小動物園に居る。相変らず木につかまったまま微動だにしない。何が面白くて生きているのか。馬鹿にしながら通りすぎようとして、ふと名前を見た。いや、びっくりした。なんと"unau"と書いてあるではないか。ナマケモノはフランス語ではunauというのだ! フランス人はもちろんユノーと発音するが、われわれにはウノーとしか読めない。オレは怠け者なのか。一瞬シュンとしたが、考えてみればかなり当っている。それからは署名にunauと書くようになってしまったのである!

2007年1月
unau 記
2018年4月 4日

https://www.kinginternational.co.jp/uno/000015.shtml  


宇野功芳の音盤棚
unauの無能日記⑦
https://www.kinginternational.co.jp/uno/000022.shtml

今月はフランス音楽なのでフランス料理の話を。 この世の中にフランス料理ぐらいおいしいものはない。ということは、やはり魚よりも肉の方がおいしいということだ。もっとも、フランス料理の場合、白身魚などは日本料理に敵わないが、貝、イカ、ウニなどを使ったオードヴルは日本の懐石を大きく上まわる。まさに至福の世界だ。eeb7e4b96b28a0e12244c344914e3ca7_m※画像はイメージです。

フレンチのもう一つの、重要な楽しみはワインである。これあるからこそフレンチの味はいっそう(何倍も何十倍も)引立ち、料理とワインがマッチしたときのすばらしさは筆舌に尽くしがたく、陶酔境に誘われる。 唯一の欠点はそのワインが高価なこと。ユーロが高くなり、今までは1本1万6千円ぐらいで満足できた赤ワインが、やがて2万円になり、今や2万5千円ぐらい出さないと良いものに出会えない。料理を二人で2万円とすれば、ワイン1本がそれより高く、食前酒などを加えればアルコール類の比率は大変なものになる。でも、それこそがフランス料理なのだ。

17e4d79bccd2ce873c7c0feb8fd0c83a_s※画像はイメージです。

だからワインが飲めない人はフランス料理のすばらしさの一割か二割しか分からないことになる。安いワインですませるのも、かえってもったいない。ぼくの友人で、お酒はビールでさえ一滴も飲めない人がフランス料理にはまり、努力の結果、なんとワインだけはボトルの半分以上飲めるようになった。今ではソムリエではないがフランスのワインの資格を持っている。人間の一念というのはおそろしい。

しかしお酒はすべておいしい。日本酒、ビールはもちろん、ウィスキー、焼酎、なんでもすばらしいが、ベストはワイン、次いでウィスキーだろうか。ウィスキーはシーバスリーガルの21年物を好むが、年代物の方が味の良いウィスキーでさえ寿命は50年、ワインは100年といわれる。100年物など飲んだことはないが、先日リシュブール、'58年をご馳走になった。ブルゴーニュ特有の酸味がすべて甘味に変り、その濃厚、複雑な味わいと香りは今までの最高といって良かった。ブルゴーニュは寿命が短いし、旅に弱いと聞いているが、これならボルドーの古酒以上である。因みにぼくが飲んだ最古のワインはシャトー・ポンテ・カネ'50年だが、'58年のリシュブールの方がはるかに上だった。

古酒といえば本場ボルドー市のル・シャポー・ファンで飲んだシャトー・カロン・セギュールの'75年が今もって忘れられない芳醇さだった。赤坂のシュマンで味わったシャトー・グラン・ピュイ・デュカスの'60年、グラン・エシェゾーの'78年もすごかった。とにかく古酒の魅力に一度とりつかれたら、もう終りなのである。

シュマンはワインの値段も良心的、料理も最高の一つだが、すでに他誌に書いたので、今回はぼくの行きつけのもう1軒、ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションについて書いてみたい。フレンチではシュマンとロブションの2軒を交互に訪れている。

ジョエル・ロブションがフランス人随一の天才シェフであることはよく知られている。パリの三つ星店にも何回か通ったが、50歳のとき引退を表明、がっかりしていたところ、やはり天職から離れることが出来ず、カウンター形式の気楽なラトリエを世界各地に作りつつあり、恵比寿にはもっと高級なジョエル・ロブションもある。しかし今のぼくにはそういう店は量が多すぎ、もっぱらラトリエに通うのだが、ここはロブションの粋ともいうべき究極の洗練された料理が、毎回ほとんど変らずにメニューに並んでおり、何よりも2分の1のお皿を用意しているのが嬉しい。形式ばらず、たった一品だけ食べて帰るのも自由、お酒もビールだけでOK。

今年の6月に行ったときは、①冷たいトマトのガスパチョ、②ホワイト・アスパラガスのソテー、③フォアグラのラヴィオリと5種類のハーブ入りブイヨン・スープ、④和牛のタルタル・ステーキを注文したが、ブイヨン・スープ以外はすべて2分の1量。そのほかにサービスで、最初にイベリコ豚の生ハムが供された。ここのイベリコ豚を食べたら、よそのものは食べられない。料理はすべて今までに何回も食べたものばかりだが、心からの満足感は毎回変らない。タルタル・ステーキのなんというおいしさ!当日は選ばなかったが、イワシも、温野菜の盛合せも、手長海老のパピヨットも。仔羊もすべて最高。とくに仔羊は他のどの店よりもおいしいと思う。シュマンのようにカエル、仔牛の腎臓、ウサギなどはないし、冬のジビエも置いてないが、値段を抑えているので仕方があるまい。だからこそシュマンと両方に足を運ぶのだ。

デザートの「日向夏を蜂蜜でマリネに、ソルベを詰めたクリスタルのチューブとヴェルヴェーヌのジュレ」も目がさめるような美味だったが、この日飲んだ赤ワインにどうしても触れなければならない。シュマンのような古酒がないのが残念だし、値段も概して高いが、この夜はソムリエがすすめてくれたブルゴーニュのニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ、'98年が大当り。この店では以前エシェゾーの新酒をすすめられ、その華やかさにおどろいた経験があるが、ニュイ・サン・ジョルジュにはたくさんの造り手があり、味のムラが多い。このところ、はずれてばかりで、酸味ばかり強く、こくのないものを飲みつづけていたが、この日の造り手はドメーヌ・デ・ペルドリ、久しぶりにバランスの良いブルゴーニュの一級を堪能した。'98年といえば9年物、ブルゴーニュとしてはまさに飲み頃を迎えたところであろう。

パリにもラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションがほとんど同じ作りであるが、東京の方が断然おいしい。これは両方の店を体験した人が異口同音にいうことである。シュマンもパリの二つ星クラス。だから、だんだんとフランスに行く足が鈍ってしまうのだ。ともかく店を出たあと、連れの家人や友人と、「本当にフランス料理はおいしいね、最高だね、また来たいね」と口々に言いながら帰途に着くのである。

2007年9月記
[宇野功芳]
2018年5月16日

https://www.kinginternational.co.jp/uno/000022.shtml


宇野功芳の音盤棚
unauの無能日記⑪
https://www.kinginternational.co.jp/uno/000026.shtml

 6月下旬から7月末にかけて、3年ぶりにパリに行くことが出来た。昨年、一昨年は体調が今ひとつだったからだが、今年は好調に旅をつづけられた。しかし帰国後の時差の後遺症はひどく、やはりこれが最後のような気がする。
 今回はパリを起点にして、ローザンヌ、ブダペスト、ウィーン、プラハをまわったが、メインをローザンヌとし、10泊滞在した。フランスが好きなあまり、同国はすみずみまで出かけたが、スイスのフランス語圏を忘れていたのだ。すばらしかった。なによりもレマン湖のほとりのこの町は景色が最高だ。毎日、美しい湖とアルプスを眺めながらの生活は、たとえば南フランスに行くよりもずっとおすすめである。料理は当然フレンチ主体で、食材こそフランスに比べて限られているが、味は一級だ。西洋ワサビをふんだんに効かせたタルタル・ステーキなど、フランス本国よりもおいしいくらいだった。

 パリに戻ろう。ブダペストとプラハが良くなかったせいか、いっそうパリの空気がぴったりと体になじんだ。建物の美しさ、芸術性も比較にならない(その点、今回はウィーンが大いに気に入った。この町はたしかに以前に比べてきれいになった気がするし、ホテルなどの対応も向上した)。

 パリに着いて真先に行きたかったのはオランジュリー美術館。なにしろ改装に5年もかかり、再開を待ちかねていたからだが、いささかがっかり。この美術館、本来はモネの「睡蓮」が0階(日本の1階)にあったのだが、それを地下に移したため効果が半減、その批判に応えるために元の階に戻したのだ。たしかに「睡蓮」は生き返った。しかし、そのためにぼくの大好きなルノワールがせまい廊下に移され、光も弱いし、他の画家の作品とごちゃまぜになって窮屈なことこの上ない。以前はルノワールだけでゆったりと一部屋とり、その美しい色彩に恍惚、毎日のようにオランジュリー、オランジュリーと通ったのだが、もう駄目だ。モネは地下でもそれなりに良かったので、ものすごく残念! 結局パリ滞在中、一度しか行かなかった。
※画像はイメージです。

 絵では日帰りで出かけたデン・ハーグのフェルメール2点がやはり最高だった。いま日本にダブリン(アイルランド)の「手紙を書く婦人と召使い」が来ており、これをフェルメールの第1位に推すファンが多い。ぼくもさっそく見に行ったが、第1位は「デルフトの眺望」、第2位は「手紙を書く婦人と召使い」「真珠の耳飾りの女」が並ぶ。この第1位と第2位がともにデン・ハーグの同じ部屋に向き合って掛けられているのである。だからパリに行くと必ず日帰りで往復するのだが、見れば見るほどすばらしく、とくに「デルフトの眺望」は見る度に涙が出、新しい発見がある。今回は修復したらしく、絵の下半分がすごく鮮明になり、感動の極に達した。

 話は料理に移る。以前この欄でけなした"ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション"。同じ作りの店が東京にあり、味は問題なくパリより上だった。その東京の店がまずミシュランの二つ星をとったのに、パリの店は星一つ。ロブションの怒り狂う顔が目に見えるようだ。おそらくシェフも交代させられたのだろう。今回おそるおそる行ってみたが、ほとんど東京店に比肩する(ということは、やはり東京の方が良い)。ミシュランの星も今年二つになった。こんなカウンターだけで、一皿だけでもOKというような気楽な店が二つ星を取るなど、よほど料理が絶品でなければ不可能なこと。まさに天才ロブションならではだ。二度も足を運んだが、何を食べてもおいしく、ワインは一度目が珍しいムルソー(ブルゴーニュ)の赤2006年、二度目はやはりブルゴーニュのマゾワイエール・シャンベルタン2001年、ともに大正解であった。

 それにしても両方の店を訪れた日本人はみな東京の方が上だという。日本人の味覚は世界一だと思う。いや、味覚だけではない。ぼくの友人にこの夏まで3年間、横須賀の米海軍基地司令官をつとめていた大佐がいるが、退職したら日本に住みたいといっている。日本人の繊細さ、親切さ、心遣い、その他エレベーター、エスカレーター、新幹線などのスムーズさ(技術力)は世界一だという。われわれはもっともっと自信を持って良いし、そのことを若者にも伝えてゆかなければなるまい。

 料理といえばウィーンの一流ホテルで食べた牛フィレ・ステーキがこちこちの最悪だったので、これもパリから日帰りでボーヌに行き、ブルゴーニュ特産のシャローレ牛(白い牛)のステーキを口直しに食べたが、いや、そのおいしいのなんの。ウィーンはたしかにホイリゲなど、昔より良くなったが、本格的な料理は相変わらずだった。

 今夏のヨーロッパは寒い日が多く、良く晴れた日にパリの公園のベンチにすわっていると、日射しが暑すぎ、そうかといって日影に移ると今度は北風が寒く、セーターを着ずにはいられない。とにかく着たりぬいだり、実にせわしない。でも、それだけ空気が乾いて清涼だということだ。フランスはファッションの国で、パリジェンヌは美しさの代表のようにいわれているが、ぼくはそうは思わない。意外に美形は少ない。むしろドイツ、オーストリアの少女、そしてイタリア、スペインなどにすばらしい美人がいる。インドのお姫様の美しさなど、形容し難いほどだが、それでもぼくはフランス人がいちばん好きだ。フランス人は冷たいという人が多いが、親しくつきあってごらんなさい。もうしつこいほど情が深い。そうなるのがいやで、わざと冷たくしているようにしかぼくには思えないのである。

2008年1月記 [宇野功芳]
2018年6月13日

https://www.kinginternational.co.jp/uno/000026.shtml
8:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/27 (Mon) 23:29:12

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html

フランス料理の作り方
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/496.html

カルヴァドス _ 一番香りの良いお酒
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/794.html#c4
 
フランシス・レイは音楽史上最高のメロディー・メーカー
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