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1:保守や右翼には馬鹿しかいない
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手塚治虫 鉄腕アトム 動画
https://wakasatex.wixsite.com/anime/atom
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2:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/03/24 (Fri) 06:55:38
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『鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は、手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。テレビアニメ版で使用された主題歌の曲名でもあり、同シリーズゲームのタイトル名にもなっている。
21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。
本作は、1951年4月から1952年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年4月から1968年3月にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年から1966年にかけてフジテレビ系で日本初の30分テレビアニメシリーズ[注 1]としてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率27.4%を記録しその後、世界各地でも放映された。
1981年には、関連書籍の出版部数が累計1億冊を突破している[注 2]。
1980年に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。
現在の日本のロボット工学者たちには幼少時代に『鉄腕アトム』に触れたことがロボット技術者を志すきっかけとなっている者も多く、日本のロボット技術の発展には本作が大きく貢献しているとされる[2]。
一方で、『「核」論』等、原子力の利用に対する現状との関係を検証する書籍も出されている。なお、原作者は原子力発電を推奨する意図はないと述べている[3]。
登場キャラクター
アトム
アトム
声 - 清水マリ(第1・2作)、田上和枝(清水マリの産休の代理で第1作97-106話のみ)、津村まこと(第3作)、上戸彩(ハリウッド版)、村川梨衣(ろぼっとアトム)、朴璐美(GO!GO!)、日笠陽子(PLUTO)
アトムは初登場の作品である光文社の雑誌「少年」連載の漫画『アトム大使』では脇役だった。その作品自体の人気も今ひとつであったが、『少年』編集長の金井武志は「弱さや人間らしい感情のあるロボットを主人公にすれば読者に受け入れられる」と手塚に提案し、アトムを主人公として設定を少し変更した上で描かれたのが本作である[注 3]。アトム大使連載最終回には、次号からは「鉄人アトム」がはじまりますと予告されていたが「鉄腕アトム」になった。
原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した博士の息子の「天馬飛雄」に似せて作られ、当初は「トビオ」と呼ばれていた。トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間のように成長しないことに気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう。サーカスにおいて団長[注 4]に「アトム」と名付けられる[注 5]。やがて法律が制定されて感情を持つロボットに対して人間と同等に暮らす権利が与えられるようになると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされるようになる。学校での生活は、同級生達と紆余曲折しながらも仲良くやっている。
性格は真面目で正義感が強く、困窮した者には自身を犠牲にしてでも手を差し伸べる優しい心を持つが、時にロボットである自分に苦悩や葛藤することも多い。また「アルプスの決闘の巻」では複雑な感情を抱けない(芸術や自然への感動や恐怖心がない)という劣等感から、お茶の水博士に人造心臓を取りつけてもらって人間と同レベルの感情を一時的に得たことがある(その後両親をさらった敵との戦闘で恐怖から体がすくんで手も足も出なくなったため、ケン一によって人造心臓を破壊された)。
誕生日の4月7日は本作の連載が始まった「少年」の発売日であった。原作では、「ミーバの巻」(1966年9月号 - 12月号)での天馬博士のセリフなどに誕生日についての記述がある。連載当時と小学館ゴールデンコミックス版では2013年4月7日と記載されており、朝日ソノラマサンコミックス版以後2003年4月7日に改められた。アニメでも第1作目は誕生から約1年後に「ロボットC3号(俗称トビオ)」として売られた日が2001年11月、アニメ第2作は2030年に誕生など設定に違いがある。
アトムの赤い靴はアニメ第2作では名付け親であるロボットサーカスの女の子ロボットのキャシーから譲られ、最終回では形見代わりにニョーカの足が移植されている。
物語の中では苦労して市民権を得たが、現実の2003年4月7日、アトムはお茶の水博士を世帯主として手塚プロの所在地である埼玉県新座市の市民に登録され市役所の前でアニメキャラクターとしては初のアトムの特別住民票が配付された。
アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。アトムの特徴はMighty Mouse(マイティ・マウス)を元にしており、英題もMighty Mouseに倣って「Mighty Atom」としている。また、『少年』連載時には手の指は4本で描かれることが多かった[注 6]。
アトム大使での設定
『アトム大使』の物語では、我々が住んでいる「地球」とは別の、もうひとつの星「地球」の人々が、その星の大爆発によりロケット団で宇宙を長く放浪して偶然に我々の「地球」を発見して着陸したが、どちらの地球人もよく似ており、はじめは友好的関係を保って生活をした。しかし、食糧問題などを心配した「もともと地球に住んでいる地球人」が「宇宙を渡ってきた地球人」と対立(反対派の頭目は天馬博士)。
「地球に住む地球人」のロボットであるアトム(天馬博士のロボット)が両側の間に入って交渉して宇宙人の代表に対して誠実さの証しを見せるための自らの頭部を差し出したことで対立は収まり(天馬博士は自分の作ったクスリでゴミのように小さくなってしまう)、地球人と宇宙人は半分ずつ金星に飛び立つという物語。
なお、最後にお礼として、アトムは「宇宙を渡ってきた」地球の人々から大人の顔を貰う。
アトムの7つの威力
アトムは7つの力を持っているが内容は以下の通り多少のバリエーションがある。
原作版
善悪を見分けられる電子頭脳。電子頭脳の記憶装置の記憶容量は15兆8000億ビット[4]。後に「よい人とわるい人の見分けがつく」に変更され、電子頭脳も頭部から胴体へ変更された。
60か国語[注 7]を話せる人工声帯。
聴力は1千倍
涙も出るサーチライトの目[5]。
10万馬力の原子力モーター。「地上最大のロボットの巻」では天馬博士により100万馬力に改造されている(「アトム大使」の初出版では、五百万ダインと表記されていた)。
足のジェットエンジン。最大マッハ5(マッハ10とも)で空を飛ぶ。宇宙空間ではロケットに切り替わり最大マッハ20で飛ぶ。
鼻がアンテナ。鼻が伸びて送信アンテナに。
以下は図解(1960年発行「少年」1月号)で追加された項目
お尻にピストル。
食物ふくろ。食べたものを貯めておく。
記憶倉。覚えたことを記憶しておく。
他にも掲載時期によって、設定が異なっている[6]。
目はサーチライト/空をとび/耳の力は千ばいに聞ける/150カ国語がしゃべれる/ゆびがレーザー光線/十万馬力/おしりはマシンガン
翻訳装置付き人工声帯/高感度ソナー/スーパーセンサー/超高性能マイコン(誕生当時はなんと真空管)/レーザーガン/核融合エネルギーまたは光子エネルギー
1963年アニメ第1作(モノクロ版)
どんな計算も1秒でできる電子頭脳。
60か国語を話せる人工声帯。
普通の1000倍も聞こえる聴力。2000万ヘルツ[7]の超音波を聞き取ることも出来る。
サーチライトの目。
10万馬力の原子力モーター。
足のジェットエンジン。
お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる。
1980年アニメ第2作
胸の中に電子頭脳セット。160か国語を同時通訳ができる。
耳は音を1000倍に聞ける。
サーチライトの目。
10万馬力の力。重水素燃料による核融合エネルギー。
腕と足はジェットで空を飛べる。
お尻にマシンガン。1分間に600発撃てる。
両手人指差し指にレーザーブラストを装備。
2003年ASTROBOY版
高度な人工頭脳。誕生時トビオの記憶を移植[8]。
人間の1万倍の聴力。
透視能力を持つ目。
10万馬力の力。
足のジェットで空を飛べる。
右手人差し指にフィンガービーム。
左腕にアームキャノン砲[注 8]。
動力源はアストロシステムと呼ばれる特殊な小型大出力のパワーユニットで、エネルギー源についてはハッキリとは触れられていない。またエネルギーの消耗で出力が低下する事はあったが、原作のように完全に動かなくなる事はなかった。
「10万馬力」「7つの力」といったこれまでの作品で馴染み深い表現は明確には出てこない。
2009年映画ATOM版
ロボットの言語を聞き分ける耳。トビーのDNAと記憶を移植された人工頭脳を持つ。
透視能力がある目。サーチライトの役割も果たす。
ブルー・コアが輝く心臓。心臓部に埋め込まれた原子力よりも強力で安全なクリーンエネルギー。善の心も生み出す。
ずばぬけたパワー。
ジェット噴射で飛べる足。
マシンガンを内蔵するお尻。
アームキャノンに変形する腕。
その他、身長135センチ、体重30キログラム。電子頭脳は頭部ではなく胴体内上部に設置されていて、頭部は単なる飾りとされ、透視図では頭部にセンサー類が集中しているようだが、作中では頭部が外れてしまったり、頭なしでも活動可能な描写があり、胴体にもセンサー類は搭載されている模様。電子頭脳については、「アトム今昔物語」などの記述によると1970年代に開発された超小型の原子力電子計算機が基になっているとされる。胸にはメンテナンス用の蓋があって、その内側には簡易的な修理のマニュアルと交換用の真空管が備えられていた。また電源スイッチもここにあるようで、原作の「火星探検の巻」ではお茶の水博士がアトムを航空機に乗せる際、手荷物扱いにするためにこの電源スイッチを切ってトランクに収納するシーンがある。原作及びアニメ第1作ではこの蓋の内部と尻の2か所にエネルギーの補給口があり、ここに給油ホース状の物を接続して液体とおぼしきエネルギーを補給する仕組み。またアニメ第2作では胸部ハッチの内部にカセット状の小型エネルギータンクを入れるスペースがあり、タンクごと交換する形で補給を行っていた。なお動力部である原子炉については「原子力モーター」という表現もあり、現在の原子炉と同じ物かどうかは不明。作中でしょっちゅうエネルギー切れを起こす描写がある事から、現在の原子炉とは異なるメカニズムである可能性も高い。使用しているエネルギーは「エネルギーチューブ」とも称されていて作中世界では現在の電力か石油並みに普及している物であり、ほとんどのロボットや兵器などの機械に使われているようである。「アトム今昔物語」の記述によるとこのエネルギーチューブは1990年代にアメリカで開発された物で、当時は非常に高価で用途もごく限られていたという。またエネルギーチューブの成分はウラン化合物とされており、アトムが使用したエネルギーの残りカスを排出するためにトイレに行くシーンもあった。この残りカスが現在の原子炉の使用済み核燃料と同じ物かは不明だが、天馬博士は放射能汚染を心配する妻・星江に「昔の原子力船じゃない、放射能のカスなんか出さんよ」と語っている。
飛行能力に関しては、大気圏内では体内に搭載された原子炉(後に核融合炉)の膨大な熱エネルギーを利用することで、吸入した大気を熱膨張させてジェットの推進力に使用し、大推力と大気中での超音速巡航が可能。宇宙空間(大気圏外)では体内の核融合炉で発生させたプラズマを噴射し、ロケットの推力を得ている。これにより自力での大気圏突破と宇宙巡航が可能である。また、核融合反応によって生成されたプラズマは超電導MHD発電によって電力にも変換されている。
アトムの身体を覆う人工皮膚は、ケブラー繊維とカーボン・ファイバーを織り込んで造られており、防水機能のほかに小火器程度の被弾では損傷しない性能を持っている。この外殻には2タイプの数千個にのぼるセンサーが埋め込まれている。一つは感覚センサーで、触覚と温度を知覚するもの。
ミュンヘン工科大学のゴードン・チャン教授[9]師事の研究チーム[10]では(接触・加速・近接・温度を検出を検出できるセンサとマイクロプロセッサを搭載した)「六角形人工皮膚セル」を開発、全身に1260個の「六角形人工皮膚セル」を装備した試作型人型ロボット『H-1』を開発した[11][12]。
もう一つは内蔵された小型無線受信機に接続する通信センサーである。整相列の通信センサーによって、アトムはいながらにしてパラボラ・アンテナ機能を持つ事ができ、人工衛星や他の電波源を選択して聴取できるのである。付属機能として、動物の電界を探知でき、それによって暗闇のなかの生物、もしくは隠れた生物の存在を「見る」という(鮫に似た)能力を発揮できる。「アトム今昔物語」などの記述によるとこの人工皮膚は1980年代にプラスチックを基に開発された物で、格段に優れた強度・耐熱性を持つという。ただしさすがに数千℃レベルの高熱には耐えられないようで、「人工太陽の巻」では人工太陽の高熱で手足と体表が熔けてノッペラボウの丸太のような姿になってしまったり、「エジプト陰謀団の秘密の巻」では身体が熱せられた状態で海中に出たため体表が急冷されてヒビ割れができたりもした。
アトムの視覚映像システムは頭部に収められている。アトムは乏しい光源しかなくても、スターライト・スコープのようにその信号を増幅して見ることができる。また、このシステムは赤外線映像や紫外線映像にも切り替えられる。
アトムが実現するには複数のアクチュエータと関節をフレキシブルに結合し、複数のアクチュエータが必要に応じて協調し大出力や高速動作を実現する多自由度干渉駆動技術が必要。現実にこの技術は筋電義手の研究開発を行なっている電気通信大学・横井 研究室[13]の横井浩史教授[14]が研究している。
飛ぶときは一方の手をゲンコにして突き出し、一方をハスに構える。これは英題『Mighty Atom』の由来でもあるマイティ・マウス (アニメ)の主人公の影響[15]。
アトムの家族
アトムの家族の名前はパパ(エタノール)を除き、元素名に由来している。アトムはAtom(原子)、ウランはUranium(ウラン)、コバルトはCobalt(コバルト)など、基本的に原子力に深く関わる元素から取られている。
ウラン
ウラン
声 - 水垣洋子→武藤礼子・芳川和子(代役)(第1作)、菅谷政子(第2作)、丸山美紀(第3作)、鈴木みのり(PLUTO)
科学省製;お茶の水博士指揮。
アトムの誕生日のプレゼント用に、妹として作られた女の子のロボット。アトムのような7つの能力を持たないものの、10万馬力の力を持つ。
地上最大のロボットの巻などしばしば悪人にアトムを倒すための人質に取られることがある。お転婆で、まれにお兄さん思いの一面も見せる。学校に通いながらロボットの格闘技「ロボッティング」に出場したいという願望を叶えるために、とある科学者の手で2人に分裂できるよう改造された事もあった。
コバルト
声 - 小宮山清(第1作)
科学省製;お茶の水博士指揮。
お茶の水博士が作ったアトムの同型機。突如行方不明になったアトムに代わり、水爆の起爆装置を止めるため、当時制作中だった物を急遽完成させた。アトムとまったく同じ設計、同じ性能である[注 9]。ただし、大急ぎで作ったためか、アトムほどの精巧さが無く、細かい作業が出来ない。作中ではアトムより多少長身・痩身に描かれている。
体内のオメガレーダー内のイプシロン線が左巻きになっているため、アトムのオメガレーダーと同じ信号を出し、お互いに呼び合うことができる。
連載時は「ミドロが沼の巻」で自爆するが、後に改訂されて生き残っている。一度壊れた後はウランと共に再登場した際には飛行能力などのアトムの持っている能力は失われていた。ウランと同様部品の大半はアトムと共通であり、アトムの修理のために自分の部品を提供した事もあった。
原作ではアトムの弟という設定だったが、アニメ第1作では科学省倉庫の大掃除の際に見つかった、アトム以前に天馬博士が作ったロボット(アトムの先行試作機ともいわれる)であったために兄となっている。アニメ第2作、同第3作にはコバルトは登場しない[注 10]。
エタノール(アトムのパパ)
声 - 藤岡琢也ほか(第1作)、桑原たけし(第2作)
地方のロボット工場製。
鉄腕アトムとしての連載第1話である「アトムの両親」にてお茶の水博士が、「アトムにはロボットの親を」というタマオ(大目玉男)の意見から、民間のロボット工場に注文、アトムの進級祝いとしてプレゼントされた[注 11]。『アトム今昔物語』では、お茶の水博士がコツコツつくって、ロボット人権宣言後、サーカスから自由になるのを待って、プレゼントした。
アトムより後に生まれたため小学校ではアトムの後輩。短絡的な部分もあるがアトムを守ろうとする考えの裏返しでそうなってしまうことが多い。アニメ第2作では、頭部はロボット造形学の権威、タツタ博士がデザインした(第5話)。アニメ第3作にはママ共々登場しない。
なお『新・鉄腕アトム』ではデザイン変更に伴い後頭部にエネルギーを蓄えるネジのような物が追加された。
リン(アトムのママ)
声 - 平井道子ほか(第1作)、日比野美佐子(第2作)
地方のロボット工場製。
パパと同時に作られた。顔はお茶の水博士の亡き妻に似ているという理由[注 12]で博士が選んだ。『アトム今昔物語』ではアトムが生みの親である天馬夫妻の顔を希望したことから、天馬星江の顔となる[注 13]。アトムをよく理解してくれている。アニメ第2作では、頭部はロボット造形学の権威、タツタ博士がデザインした(第5話)。アニメ第3作にはパパ共々登場しない。
エタノール同様、デザインは徐々に変化が加えられていった。
チータン
声 - 白石冬美(第1作)
ウランの弟。
最も後期に作られたウランの弟ロボット。1万馬力を誇り、泣き声で周囲を破壊してしまう。外見はほぼ赤ん坊。漫画版はファンクラブ会報である「鉄腕アトムクラブ」にのみ登場し「少年」では登場せず、アニメ第1作では第165話より登場している。
人間
お茶の水博士
お茶の水博士
声 - 勝田久(第1-3作)、西村知道(ハリウッド版)、伊井篤史(近年のCM)、寺島拓篤(アトム・ザ・ビギニング)、岐部公好(ろぼっとアトム)、多田野曜平(GO!GO!)
現科学省長官。トレードマークの鼻は、作者である手塚治虫の団子っ鼻に由来する。ウランやコバルトなどのロボットを造り、アトムの良き理解者でも保護者でもある。鼻に特徴のある顔立ちは手塚治虫の作品中、「火の鳥」など多くの作品に継承されている。アトムの生みの親と誤認されることが多いが、正確にはアトムの「育ての親」に当たる。お茶の水という名前の由来は御茶ノ水駅である。曾孫はタイムマシンの発明者。英語版ではDr. Elefun(Ele+Fun=電子工学愛好者、Elephant=鼻が象のように大きい、というダブルミーニング)、Dr. O'Shayなどの名前になっている。作中では語られないが「火の鳥」に登場する猿田彦を始祖としており、猿田彦を始祖とする者は彼の犯した数々の悪行を清算するために酷い目にあう宿命にあるが、罪の清算が終わりつつある結果としてお茶の水博士が設定され、アトム作中でお茶の水博士が事件に巻き込まれ酷い目にあったり果ては死にかけたりするのはまだ罪が残っているためらしい。
その体格と推定される年齢(1935年生まれの68歳)から緩慢な動作が多いが、原作ではロボットの国ロボタニア創立を目指したロボット「青騎士」(ブルー・ボン)を、不意をつき破壊したブルグ伯爵へ連打を浴びせ、最後はトレードマークの鼻でくい打ちにしたこともある。
天馬博士
声 - 横森久(第1作)、大木民夫(第2作)、大和田伸也(第3作)、役所広司(ハリウッド版)、中村悠一(アトム・ザ・ビギニング)
本名は天馬午太郎。丙午生まれ[注 14]。アトムの生みの親。群馬県出身。練馬大学卒業。幼くして事故死した息子、飛雄への思いからアトムを製作する。しかし、アトムをサーカスに売ってからはアトムに会うことはほとんどなく、隠遁者として生活している。技術者としては非常に優秀であり、お茶の水博士よりも高い技術を有する。一方で高級官僚的エゴイズムをも持ち合わせている。実は生物学者でもあるらしい[注 15]。影から常にアトムを見守っており、アトムを危機から救うこともある。
『アトム大使』において、アトムを製作した経緯がすでに説明されているが、同時に「赤シャツ隊」という実行部隊を率いて「宇宙人」(地球人とほとんど同じ顔かたちをして宇宙を漂流していた。地球に移住する)を、「細胞収縮液」によって矮小化する「粛清」を実行する役どころでもある。最後には自らが細胞収縮液を浴びて「消えて」しまった。このため、『鉄腕アトム』の『少年』連載版で再登場(1956年1月号別冊付録の「アルプスの決闘の巻」)した際には、『アトム大使』では服を脱ぎ捨てていただけで、無事に逃げていたという説明がなされた。この箇所は単行本ではカットされている[16]。一方、光文社の最初の単行本(1956年)1巻冒頭に書き下ろしで追加されたアトムの生いたちでは「そして博士がなくなったとき…飛雄はそのすばらしいちからもしられずに名もないロボットサーカスにうられてしまったのです」と記された上に黒枠のついた天馬の写真が描かれており、「死亡した」ということにされていた[17]。
性格は原作とアニメなどで微妙に異なり、原作では純粋にアトムに裏切られて以降改心して、かつアトムを愛しているという描写がなされている。科学省長官を解任された後も、自分の隠れ家でロボットの研究を続け、アトム以上のロボットを作り上げている。ただしエゴイスティックな性格は変わっておらず、後に強引にアトムを取り戻そうとして失敗する。
アニメ第2作では他の作品に比べてかなりマイルドになっており、そもそもアトム製作が科学省の行っている「人間並みに感情を表現可能にする人間型ロボットの製作」というプロジェクトが物語開始時に始まっているものであり、彼の提案のものか不明瞭で、なおかつそれに4度失敗が続いたことでこの時点でかなり精神的に追い詰められていた。しかも、5号機を子供型ロボットにするよう提案したのは当の飛雄であり、放置児気味になっていた飛雄がロボットカーで事故を起こすのは原作通りだが、その5号機を自分の代わりにするよう言い遺したのも飛雄である。悲嘆に暮れ、息子の言い遺した「かっこいい最強のロボット」へと5号機を開発していく過程で狂気じみた言動が見えるのは他の作品同様だが、同時にそれを危険視する部下や上司(首相)との板挟みにもあっている。最終的には自身のエゴを優先してアトムを完成させ自分の息子として連れ帰ってしまうが、その後は起動直後はカタログスペックに反してまともに動けないアトムがなめらかに行動できるようになっていくのを時折叱りつつも温かく見守り、アトムが暴走を起こした時に、部下が分解処分を主張するのを強引にでも止めようとする。最終的に、一時的に彼が起こした癇癪が原因(褒められたものではないが、実際の親子同士でもときおり)で、捨てられたと思い込んだアトムがハム・エッグに騙されて自ら身売りしてしまうが、その直前まで「自慢の息子」と言い張り、はぐれてしまった後も自らの言動を深く悔恨しアトムを探し回っていた(アトムの方も、意識が途切れる寸前まで天馬博士に助けを求めていた)。その後、第3話以降は直接登場せず、回想シーンか他人の口で語られるだけとなっている。お茶の水博士の言からするに技術者としてかなり優秀だと認められていたようである。
アニメ第3作では性格の描写が他と比べ大きく異なり、『天馬博士の真の目的はアトムをロボットの王にし、更に自分もロボットになり、ロボット達の神となることであった』とされ、非常にエゴイスティックな天才科学者として描かれている。アトムをはじめ心を持ったロボットは人間を超えて進化するという主張をし、お茶の水博士と衝突する。つまりアトムを自分の目的のために利用しようとするのであるが、アニメ第3作の最終回ではアトムと親子として和解し、自首した。
原作でアトムを10万馬力から100万馬力にしたのも天馬博士である。
なお産経新聞版の「アトム今昔物語」の連載時には、彼の少年時代が描かれている。少年時代は「トミー」という名の混血孤児で、「ドロッピー」なる秘密結社に加入していたが、タイムスリップしてきたアトムに出会ったことで改心し、いつの日かあのようなロボットを造ろうと決めていたとあるが、単行本化された時に削られている。
ヒゲオヤジ
声 - 矢島正明・和田文雄(第1作2代目)、熊倉一雄(第2作)、富田耕生(第3作・ハリウッド版)、石住昭彦(GO!GO!)
本名、伴俊作(ばん しゅんさく)。アトムの通うお茶の水小学校の先生。元私立探偵。お茶の水博士とも親しく、アトムの良き理解者。江戸っ子で、卑怯なことが大嫌い。手塚治虫の作品中、メトロポリスなど数多くの作品に登場する。アニメ第3作では専業の探偵として登場。
敷島健一
声 - 滝沢久美子(第2作)、佐藤ゆうこ(第3作)
アトムの同級生。初期の手塚作品で多くの主役を演じたキャラクターであり、「アトム大使」では主人公格だった。ブラジルに移住したこともある。アニメ第3作では海外の視聴者を意識して黒人に変更され、24話ではキーパーソンになっている。
大目玉男(おおめ たまお)
声 - 滝沢茂、池田秀一ほか(第1作)、松岡洋子(第2作)、くまいもとこ(第3作)
アトムの同級生。愛称は「タマちゃん」。名前の通り、ひどい近眼のためにかけている大きな眼鏡と帽子が特徴。「アトム大使」から登場。気が弱くて慌て者である。アニメ第3作では、服装と帽子が欧米の子供風に変更されたが眼鏡はそのまま。顔や眼鏡をかけているのは幼少期の手塚治虫のものを流用している。
四部垣
声 - 三木広治(第1作)、たてかべ和也(第2作)、千葉進歩(第3作)
アトムの同級生。「鉄腕アトム」になってから登場。体が大きく、ガキ大将格。また裕福な家庭(原作では父親は「日本一の闇屋」と呼称される実業家であり、単に富豪というだけでなく地下経済との繋がりも示唆した設定となっている)の子弟で、最新鋭の電化製品等が自宅にある。アニメ第3作では金髪の白人少年風キャラに変更された。
田鷲警部
声 - 兼本新吾、千葉耕市(第1作)、永井一郎(第2作)、銀河万丈(第3作)
警視庁捜査一課長。痩身で大きな鼻の下にタワシのようなヒゲを生やしている。ロボットに対して厳しいキャラクターで、しばしばロボットやアトムへの不信感を口にし、お茶の水などと対立する。
中村警部
声 - 坂本新兵(第1作)、屋良有作(第2作)
田鷲の同僚。小太りで、田鷲が私服なのに対し常に警官の制服を着ている。田鷲とは対照的にロボットやアトムには温情的。アニメ第3作では登場していない。
スカンク草井
声 - 家弓家正(第1作)、加藤精三(第2作)、矢尾一樹(第3作)
「電光人間」(声 - 菅谷政子(第2作)、かないみか(第3作))の回で登場した悪役。「アトムは完全じゃねえぜ、何故なら悪い心を持たねえからな」という発言をしてアトムに衝撃を与える。その後も何度か出演している。映画俳優のリチャード・ウィドマークがデザインのモデル。
ロボット
アトラス
声 - 光枝明彦(第1作)、北条美智留・森功至(第2作)、檜山修之(第3作)
原作では2種類のアトラスが登場している。
「少年」版のアトラスは、インディオとして差別されていたラム博士が、白色人種や黄色人種への復讐のために作ったロボット。オメガ因子という装置が実装されており、いっさいのモラルや良心を持たず人間に対して平気で悪いことをする。やがてラム博士が作った弟ロボット2体(やはりオメガ因子搭載)と共に悪事を働くも、オメガ因子のためにラム博士の命令も聞かなくなり、弟ロボットと共にラム博士を叩きのめし、アトムと戦い壊されてしまうが、アトムが自分のことを考える大きなきっかけとなる。ラム博士も同時に亡くなってしまうが、自分の考えが誤っていたことを悟る。
「小学二年生」版のアトラスはアニメ第2作の少年時代とほぼ同じ姿で登場。スカンク草井とワルブス・ギス伯爵がアトムを倒すために、7つの威力に加え「おしっこをかけて相手を爆発させる」という8つ目の威力を加え作ったイタズラ好きのロボット。おしっこはトイレでするものと教えられたアトラスは伯爵の屋敷でおしっこをして屋敷は爆発、その後アトムと友達になる。
アニメ第1作では原作そのままで登場しているが、オメガ因子は組み込まれていない[注 16]。
アニメ第2作ではワルブス・ギス伯爵(「青騎士」のブルグ伯爵を流用)によってアトムの設計図から作られたボディにオメガ因子を組み込んだという設定で、シリーズを通してアトムと対決を繰り返すライバルであり、同じ設計図から生まれた兄弟でもあるという存在。最初は少年の姿だったが、後に姉代わりだった侍女ロボット・リビアン(声 - 横沢啓子(現・よこざわけい子))がギス伯爵によって破壊された事に怒り、パワーアップして青年の姿になる(青騎士の設定を流用)。なお、作られたのはアトムが先だが、アトラスが青年の姿になってからはアトムから「兄さん」と呼ばれるシーンもある(第43話)。
アニメ第3作では天馬博士が徳川財閥の総帥徳川から死んだ徳川の息子・ダイチを再現したロボットを作るように依頼され、ダイチの記憶を移植して作られた。アトムに腕を破壊されたが、天馬博士に改造された。後に青騎士と共に戦う。
アニメ第2作においてテーマソングをアトラス寺西名義で若き日の氷室京介が歌っている。
プルートゥ
声 - 北山年夫(第1作)、森川公也(第2作)、大塚明夫(第3作)
元王族のサルタン(声 - 横森久(第1作)、飯塚昭三(第2作))が作らせたロボット。世界最強のロボットとして作られ、一度はアトムも倒す。しかし、アトムの説得に感化され、本当のロボットの使命を知ることになる。
その後、アトムとの戦いを拒否するが、プルートゥを倒すために作られたロボット、ボラーと戦い、敗北、自爆する。
アニメ第3作では天馬博士が自分の分身として作ったロボット・シャドウにより造られた。また、ボラーの役割はダーク・プルートゥに置き換わっている。後に復活、青騎士と共に戦う。
プルートゥが登場するエピソード「地上最大のロボット」は、浦沢直樹の『PLUTO』としてリメイクされている。
青騎士
声 - 金内吉男(第1作)、田中秀幸(第3作)
ロッス博士が作ったロボットで、元々3人の兄弟ロボットだった。しかし、その2番目に当たる女性のロボット・マリアがブルグ伯爵に嫁ぎ、そして些細なことが理由で破壊されてしまう(第2作ではこの部分がアトラスのパワーアップに繋がる経緯として流用された)。その時助けに入った末弟ロボット・トントも破壊され、最後に残った長兄ブルー・ボンが後の青騎士である。青騎士の体には破壊された弟妹の顔等が博士によって組み込まれ、また空気を出し入れすることによって大きさを変えることが出来る。この体を恥じた青騎士は鎧を着用するようになる。
伯爵に始まり全ての人間を恨み、伯爵を殺した上でロボットの王国を作ろうとする中で、伯爵や田鷲警部らによって始まった「青騎士ロボット狩り」にたまりかねたアトムが協力、やがて伯爵率いる人間軍と戦い勝利するも、人間軍兵士を抹殺しようとしたのをアトムに拒まれ、更にそこへやって来たロッス博士が生い立ちを語ろうとするのに対し、言わせまいと槍を投げつけるが、ロッス博士をかばったアトムに命中し、再起不能なまでに破壊、自らは伯爵の不意討ちで破壊され、伯爵の卑劣ぶりに怒ったお茶の水博士はその大きな鼻でしこたま殴り「ロボットどころか殺人鬼以下」と罵った。この後、破壊されたアトムはお茶の水博士には修理できず天馬博士が直すが、人間を軽蔑し人間に対して冷淡になるなど心が変わってしまった。その変わりようはウランが戸惑ったほどだった。
なお初版での御茶ノ水博士がブルグ伯爵へ放ったセリフは「ロボットどころか犬畜生にも劣る奴」であったが、前述のものに差し替えられている。
この三兄弟のデザインはvとマグマ大使のキャラクターが使われている。
アニメ第1作では人間軍との戦いまでは原作同様だったが、誕生の生い立ちは自ら語り、決戦後に対立したロボットを破壊したのはアトムではなく、インカのロボット・クスコであり、当のアトムは伯爵に止めをさそうと青騎士が投げつけた槍を、伯爵をかばって右腕に命中し、右腕だけがもげた程度だった。なお、アニメ版の伯爵は青騎士が弟妹に変形したのに慌てて槍で撃破したが、その後足場の崖が崩れて転落死してしまった。
アニメ第3作では元は違法ロボット闘技の修理ロボットで自分の役割に疑問を持ち、火星に到着する前に逃がそうと計ったが、オーナーのハムエッグに知られ、宇宙の彼方に捨てられたところをシャドウに救われ、青騎士として生まれ変わった。人間に迫害されるロボットを救うために戦って仲間を集め、あわや人間対ロボットの全面戦争というところまで発展するがアトム達の活躍で回避。人間との共存を選んだ仲間を見送り、残った仲間とロボットの理想郷を築くべく宇宙へ旅立つ。
なおアニメ第2作では登場しなかったが、上述のようにアトラスが青年体となる経緯として設定が流用され、第44話「宇宙ヒョウ」でアトムが搭乗した巨大ロボットが青騎士によく似ていた。
人物以外の設定
ロボット法
本作の世界で、人間に準じた権利と地位をロボットに保証し、かつロボットが守るべき義務を定めた法律。アトムがサーカス団からお茶の水博士に引き取られたのも、この法律の制定の結果であるとされている。ただし、最初の『アトム大使』ではこの設定は登場しておらず、その後の連載やテレビアニメ化の過程で内容が徐々に追加されていった。『少年』連載版で具体的な内容が登場するのは「海蛇島の巻」「幽霊製造器の巻」「キリストの目の巻」「青騎士の巻」である。このうち、同法にまつわるジレンマを掘り下げて描いた「青騎士の巻」で最も詳しく紹介されている。
アイザック・アシモフ作品におけるロボット工学三原則と内容的に重なる部分もあるが、手塚自身は、本作のロボット法は独自に考案したものであると説明していた[注 17]。
ロボット兵器をめぐる議論の中で、この「ロボット法」が取り上げられている[18]。
手塚治虫による漫画作品の連載・掲載誌
1951年4月号 - 1952年3月号 月刊誌の『少年』(光文社)に「アトム大使」を連載[注 18]。
1952年4月号 - 1968年3月号 『少年』(光文社)に「鉄腕アトム」として 月刊本誌と付録で連載[注 19]。
1953年10月号 - 1953年12月号 『漫画少年』(学童社) 「アトム大使」のリメイク版。
1964年8月 - 1966年11月 『鉄腕アトムクラブ』(虫プロダクション友の会) ファンクラブ会報誌。一部の号は代筆作品。
1965年1月3日号 『サンデー毎日』(毎日新聞社) 「ひょうたんなまず危機一発」掲載。
1967年1月24日 - 1969年2月28日 『サンケイ新聞』 初出版はTV最終話の続編。単行本時に「アトム今昔物語」に改題。[注 20]
1969年3月号 『ビッグコミック』 ショートショート「アトムの恋人」掲載。
1970年7月号 『別冊少年マガジン』 「アトムの最後」掲載。50年後のエピソード。
1972年4月号 - 1973年3月号 『小学四年生』(小学館) TV最終話の続編。「アトム還る」に改題。前半のみ単行本に収録。
1972年4月号 - 1973年3月号 『小学一年生』(小学館) 小学四年生版と同設定、単行本未収録。
1975年6月20日発行 単行本サンコミックス版(朝日ソノラマ)で「アトム誕生」書き下ろし。また、サンコミックス版では一部の各話冒頭に描き下ろしで手塚治虫自身が作品を振り返って独白するプロローグ漫画が追加されている。
1975年9月号 『文藝春秋デラックス』(文藝春秋) 「アトム二世」掲載。TV最終話の続編にあたるパロディ作品。
1976年2月27日号 『週刊朝日』(朝日新聞社) 「偏差値王国との対決の巻」掲載。
1976年4月号 『月刊少年ジャンプ』(集英社) 「シルバータワーの巻」掲載。
1980年9月号 - 1981年12月号 『小学二年生』(小学館) 鉄腕アトムとして書き下ろされた最後の連載。1980版アニメのコミカライズ。
1986年7月号 - 1987年2月号 『月刊ニコニココミック』(世界文化社) 「アトムキャット」連載。
他に、メインではないがアトムの登場する番外編として「わが名は百科」や、ゲスト出演の「ブラック・ジャック『おまえが犯人だ!!』」などがある[19]。
外伝・後日談
サンケイ新聞版 鉄腕アトム
コミック掲載時に『アトム今昔物語』に改題。
サンケイ新聞掲載時はアニメ1作目の最終回の直接の続きとして描かれた。
アニメ版で人類を救うため、核融合抑制装置のカプセルを抱えて太陽に突入したアトムはその後、半ば熔解しカプセルの外殻にくっついた状態で宇宙を漂っていた。しかし、偶然にも通りかかった宇宙人のオハラとスカラによってアトムは修復されることになった。修理を終えたアトムは彼らの宇宙船で地球に戻る事になるが、その宇宙船の速度が光より速かったためウラシマ効果で1960年代の日本に時間移動してしまう。仕方なくそこでスカラと共に暮らすことにし、若き日のお茶の水博士やヒゲオヤジと出会う。
ある日、アトムはドロッピーのトムという心を閉ざした少年と出会う。ドロッピーのトムは犯罪に手を貸そうとしていたが、アトムがそれを阻止し助ける。ドロッピーのトムはアトムに救われたことで将来アトムみたいなロボットを作ろうと思うようになった。やがてアトムはエネルギーが尽きたためスカラの持つ三次元縮小装置で小さくなり眠りにつく。それから時は流れて2003年、ドロッピーのトムは大きくなり科学省の長官になっていた。実はドロッピーのトムは天馬博士の子供の頃の姿であった。しかし、博士は悲しいことに息子を交通事故で亡くしてしまう。そこで彼は息子の代わりとなるロボットを作り始める。そのロボットの姿は『過去に自分を助けてくれたロボット』に似せたものであった。そのロボットは「アトム」と名付けられ完成したが何故か動かなかった。またその頃、本来のアトムはたまたま近辺に墜落した宇宙船に乗っていたロボットからスカラの手でエネルギーをもらって目覚めていた。そして本来のアトムは、タイムパラドックスのために新たに天馬博士に造られた自分が起動しないことを知り、「もう一人の自分」を誕生させるために自分の存在を消し去ることを決意。新しいアトムの起動操作の時に発生した装置のエネルギー波のスパークに、自ら飛び込み消滅する。その後、無事起動に成功した新しいアトムは天馬博士に可愛がられるが、天馬博士は「アトムは所詮ロボットであり息子の代わりにならない」と悟りアトムをロボットサーカスに売る…。そこからもう一体のアトムの物語が始まり地球に襲いかかる細菌型の宇宙人と戦うことになる。
このサンケイ新聞版の鉄腕アトムは、ゴールデンコミックス版単行本化の際に連載漫画の続きではないという矛盾があるとの指摘により、冒頭の「アニメ版の続き」という内容は削除された。またその他にスカラの乗った宇宙船の爆発で過去の時代にタイムスリップしたことに変更され、若き日の天馬博士とアトムが出会うエピソードも削除され、朝日ソノラマ版コミックス掲載時にはアトムの最期のエピソードが差し替えられた。
この改変では、若き日のお茶の水博士の助手になってその後のロボット技術の基礎を作るも当時の技術では常時アトムを起動させておくだけのエネルギーが高価すぎて確保が難しく、また長い歳月の間に劣化が進んだ部品のメンテナンスも不可能だったため、自分の死期を悟ったアトムは後に自分の家が建てられる事になるとある山奥に飛び、そこで壊れて動かなくなった後野晒しとなって朽ち果てていった。そしてアトム誕生の日に、スカラの手によってタイムパラドックスを避けるため爆破される、という流れになっている。
アトムの最後
役目を終え博物館に眠るアトムが再び目覚める内容を描いた後日談的ストーリー。
小学四年生版 鉄腕アトム
単行本掲載時に『アトム還る』に改題。
アトム今昔物語とは別のTV最終回の後日談で、「小学四年生」の'72年度で一年間連載された。実写TVドラマも視野に入れ企画されていたが実現にはいたらず、少女にアトムのコスチュームを着せたスチールが数枚撮られたのみとなった。単行本では、連載の前半6回しか収録されていない。
アトムは、超科学力を持つ三つ目族の宇宙人ルルル星人に修復改造され、人工皮膚の硬度が10倍となりプロテクターとタイムマシン機能のある第三の目を得て、新たな姿で蘇った。そして、様々な姿に変身できるロボット少女・スピカとともに地球へと戻ってきたのであった。
地球に戻ったアトムは、自分の家族がいる時代を求めて、額のタイムマシンで様々な時代を放浪しながら事件に巻き込まれていく。
最終回では、地球を調査する任務を帯びていたスピカが母星の決定で、アトムの故郷である2003年の地球を破壊しようとして、アトムと戦うことになる。しかし、スピカはアトムと和解し、二人でアトムの家族を捜す旅に出るところで物語は終了している。
小学一年生版 鉄腕アトム
小学四年生版の改造アトムと同設定の作品。1話完結の作品で、単行本化はされていない。作品中で判明するアトムの7つの威力は「空を飛ぶ」「100万馬力」「一千倍の聴力」「マシンガン」「空気から飲み物を作る」「目がカメラ」「タイムマシン」。
アトム二世
他の後日談と異なりギャグ漫画として描かれたセルフパロディ短編。
他の星からアトムが無事であったとの連絡が入りお茶の水博士は喜んだが、その星がどこなのかはわからず再び落ち込む。そこへ総理(アセチレン・ランプにそっくり)から「第二のアトムを作れ」との要請があり「人間そのもの」の完全なアトム二世を作った。だがこのアトム二世は歯磨きしながらアクビするなど極端に人間に近づけすぎた結果、自己中心的、嘘つき、ぐうたら、強欲、女癖が悪いと人間の欠点ばかりが助長されて「正義ならぬ性戯の味方」と呼ばれるほどのロクデナシな堕落者と化してしまった。しまいには護送を依頼された核兵器を持ち逃げしてそれを元手に企業を興し、自分の同型機を大量生産して世界各地に売り捌きボロ儲けするなどの悪行三昧の末に、背任横領罪で逮捕されてしまう。なお、オリジナルとの外見上の違いは前髪(?)が二つあること。
アトムキャット
リメイクとして描かれたが、主人公はアトムでなく、アトムのような猫。これはリメイクを目指して編集と会話している時、手塚が「ア・トムキャット」のもじりとして考えついたと言う。雑誌の廃刊で連載中断。
手塚治虫以外による作品
小学四年生1972年度連載版の改造アトムと同設定の作品
小学二年生 1972年4月号 - 10月号連載 作画:馬場秀夫
小学三年生 1972年4月号 - 10月号連載 作画:宮添郁雄、池原成利、手塚プロダクション
1980版アニメのコミカライズ
てれびくん 1980年連載 作画:林ひさお
小学一年生 1980年10月号 - 1981年12月号連載 作画:しみずふみお、手塚プロダクション
小学三年生 1980年9月号 - 1981年6月号連載 作画:甲斐謙二
作者没後の作品
コミック伝説マガジン版 鉄腕アトム
コミック伝説マガジン創刊号(実業之日本社 2001年6月25日発売)に描き下ろし掲載。製作は手塚プロダクション(プロダクション名のみで執筆者未記載)。
PLUTO
ビッグコミックオリジナル(小学館 2003年9月5日号 - 2009年4月20日号)に連載。「地上最大のロボットの巻」のリメイク作品。
ASTRO BOY 鉄腕アトム(コミカライズ版)
小学館各誌、別冊コロコロコミック(2003年4月 - 8月)、小学五年生(2003年3月 - 7月)、小学六年生(2003年4月 - 5月)に掲載。テレビアニメのコミカライズ版。作者は姫川明。
青騎士(単行本時『青騎士 -鉄腕アトム 青騎士より-』)
ケロケロエース(角川書店 2009年11月号 - 2010年3月号)に連載。作者は姫川明。「青騎士の巻」のリメイク兼青騎士のスピンオフ作品。
アトム ザ・ビギニング
月刊ヒーローズ(ヒーローズ 2015年1月号 - )に連載。企画原案はゆうきまさみで漫画執筆はカサハラテツロー。2017年にアニメ化もされている[20]。
書誌情報
ISBNは判明しているもののみ表記している。
単行本
最初の単行本
手塚治虫 『長編冒険漫画 鉄腕アトム』 光文社〈光文社の漫画〉、全8巻
1956年6月1日発行
1957年5月10日発行
1957年12月15日発行
1958年8月25日発行
1958年11月10日発行
1959年9月25日発行
1959年12月20日発行
1960年7月25日発行
光文社カッパコミックス版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 光文社〈カッパコミックス〉、全34巻
本巻(全32巻)
「アトム大使の巻 アトラスの巻」1964年1月1日発行
「火星探検の巻 冷凍人間の巻 海蛇島の巻」1964年2月1日発行
「ZZZ総統の巻 赤いネコの巻」1964年3月1日発行
「電光人間の巻 ゲルニカの巻 イワンのばかの巻」1964年4月1日発行
「十字架島の巻 植物人間の巻」1964年5月1日発行
「人工太陽球の巻 キリストの目の巻」1964年6月1日発行
「ブラック・ルックスの巻 ミドロが沼の巻」1964年7月1日発行
「エジプト陰謀団の秘密の巻」1964年8月1日発行
「ウランちゃんの巻 アトム対ガロンの巻」1964年9月1日発行
「白熱人間の巻 白い惑星の巻 マッド・マシーンの巻」1964年10月1日発行
「ロボットランドの巻 ガデムの巻」1964年11月1日発行
「ホットドック兵団の巻(上)」1964年12月1日発行
「ホットドック兵団の巻(下)」1965年1月1日発行
「悪魔のハチの巻 宇宙ヒョウの巻」1965年2月1日発行
「三人の魔術師の巻」1965年3月1日発行
「デッドクロス殿下の巻」1965年4月1日発行
「地上最大のロボットの巻(上)」1965年5月1日発行
「地上最大のロボットの巻(下)」1965年6月1日発行
「透明巨人の巻 ロボット流しの巻」1965年7月1日発行
「ユウレイ製造機の巻 若返りガスの巻 黄色い馬の巻」1965年8月1日発行
「ロボット爆弾の巻 ガンガラ島の巻 気体人間の巻」1965年9月1日発行
「コウモリ伯爵の巻 ぬすまれたアトムの巻」1965年10月1日発行
「ロボイドの巻(上)」1965年11月1日発行
「ロボイドの巻(下) 地底戦車の巻」1965年12月1日発行
「地球最後の日の巻」1966年1月1日発行
「ロボット宇宙艇の巻」1966年2月1日発行
「宇宙の寄生虫の巻 宇宙放送の巻」1966年4月1日発行
「ロビオとロビエットの巻」1966年5月1日発行
「天馬族の砦の巻 コバルトの巻」1966年6月1日発行
「悪魔と風船の巻」1966年7月1日発行
「青騎士の巻(上)」1966年8月1日発行
「青騎士の巻(下)」1966年9月1日発行
別巻(全2巻)
「ふしぎなボールの巻 宇宙飛行の科学」1965年9月15日発行
「アルプスの決闘の巻 ロボットの科学」1966年1月15日発行
光文社カッパコミックスデラックス版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 光文社〈カッパコミックスデラックス〉、全3巻
「・アトム大使の巻・アトラスの巻・火星探検の巻・冷凍人間の巻・海蛇島の巻」1965年12月5日発行
「・ZZZ総統の巻・赤いネコの巻・電光人間の巻・ゲルニカの巻・イワンのばかの巻」1965年12月5日発行
「・十字架島の巻・植物人間の巻・人工太陽球の巻・キリストの目の巻」1965年12月5日発行
小学館ゴールデンコミックス版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 小学館〈ゴールデンコミックス〉、全20巻
1968年10月30日発行
1968年10月30日発行
1968年12月10日発行
1968年12月10日発行
1969年1月10日発行
1969年1月10日発行
1969年2月10日発行
1969年2月10日発行
1969年3月10日発行
1969年3月25日発行
1969年5月10日発行
1969年6月10日発行
1969年7月10日発行
1969年8月10日発行
1969年10月10日発行
1969年11月10日発行
1969年12月10日発行
1970年1月10日発行
1970年2月10日発行
1970年3月20日発行
サンコミックス版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 朝日ソノラマ〈サンコミックス〉、全22巻
本巻(全21巻)
1975年6月20日初版発行、ISBN 4-257-91331-2
1975年6月20日初版発行、ISBN 4-257-91332-0
1975年7月25日初版発行、ISBN 4-257-91333-9
1975年7月25日初版発行、ISBN 4-257-91334-7
1975年8月30日初版発行、ISBN 4-257-91335-5
1975年8月30日初版発行、ISBN 4-257-91336-3
1975年10月1日初版発行、ISBN 4-257-91337-1
1975年10月1日初版発行、ISBN 4-257-91338-X
1975年10月30日初版発行、ISBN 4-257-91339-8
1975年10月30日初版発行、ISBN 4-257-91340-1
1975年11月30日初版発行、ISBN 4-257-91341-X
1975年11月30日初版発行、ISBN 4-257-91342-8
1975年12月25日初版発行、ISBN 4-257-91343-6
1976年1月30日初版発行、ISBN 4-257-91344-4
1976年2月16日初版発行、ISBN 4-257-91345-2
1976年3月5日初版発行、ISBN 4-257-91346-0
1976年3月31日初版発行、ISBN 4-257-91347-9
1976年4月30日初版発行、ISBN 4-257-91348-7
1976年5月31日初版発行、ISBN 4-257-91349-5
1976年6月10日初版発行、ISBN 4-257-91350-9
1976年7月15日初版発行、ISBN 4-257-91351-7
別巻(全1巻)
1976年9月30日初版発行、ISBN 4-257-91389-4
講談社KCスペシャル版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 講談社〈KCスペシャル〉、全7巻
1987年3月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101305-X
1987年4月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101306-8
1987年5月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101307-6
1987年6月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101308-4
1987年7月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101309-2
1987年8月6日第一刷発行、ISBN 4-06-101310-6
1987年9月5日第一刷発行、ISBN 4-06-101311-4
秋田書店サンデーコミックス版
手塚治虫 『大人気SFコミックス 鉄腕アトム』 秋田書店〈SUNDAY COMICS〉、全23巻
本巻(全21巻)
1999年6月4日発売[21]、ISBN 4-253-06479-5
1999年6月4日発売[22]、ISBN 4-253-06480-9
1999年6月4日発売[23]、ISBN 4-253-06481-7
1999年7月8日発売[24]、ISBN 4-253-06482-5
1999年7月8日発売[25]、ISBN 4-253-06483-3
1999年8月5日発売[26]、ISBN 4-253-06484-1
1999年8月5日発売[27]、ISBN 4-253-06485-X
1999年9月9日発売[28]、ISBN 4-253-06486-8
1999年9月9日発売[29]、ISBN 4-253-06487-6
1999年10月7日発売[30]、ISBN 4-253-06488-4
1999年10月7日発売[31]、ISBN 4-253-06489-2
1999年11月4日発売[32]、ISBN 4-253-06490-6
1999年11月4日発売[33]、ISBN 4-253-06491-4
1999年12月2日発売[34]、ISBN 4-253-06492-2
1999年12月2日発売[35]、ISBN 4-253-06493-0
2000年1月13日発売[36]、ISBN 4-253-06494-9
2000年1月13日発売[37]、ISBN 4-253-06495-7
2000年2月3日発売[38]、ISBN 4-253-06496-5
2000年2月3日発売[39]、ISBN 4-253-06497-3
2000年3月2日発売[40]、ISBN 4-253-06498-1
2000年3月2日発売[41]、ISBN 4-253-06499-X
別巻(全2巻)
2000年4月6日発売[42]、ISBN 4-253-06500-7
2000年4月6日発売[43]、ISBN 4-253-06501-5
手塚治虫 『アトムキャット』 秋田書店〈SUNDAY COMICS〉、2000年6月25日初版発行(5月25日発売[44])、ISBN 4-253-06502-3
小学館ビッグコミックススペシャル版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、全5巻
2003年8月発行、ISBN 4-09-187711-7
2003年8月発行、ISBN 4-09-187712-5
2003年8月発行、ISBN 4-09-187713-3
2003年9月発行、ISBN 4-09-187714-1
2003年9月発行、ISBN 4-09-187715-X
小学館ぴっかぴかコミックス版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 小学館〈ぴっかぴかコミックス〉、全2巻
2005年7月5日発行、ISBN 4-09-148086-1
2005年8月5日発行、ISBN 4-09-148087-X
中・短編集
手塚治虫 『鉄腕アトム ORIGINAL』光文社〈光文社コミックス〉、1997年4月20日発行、ISBN 4-334-80372-5
文庫版
秋田文庫版・秋田CD文庫版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 秋田書店〈秋田CD文庫〉、全2巻
「秋田CD文庫版」(全10巻)の中で2冊が『鉄腕アトム』の作品となっている[注 21]。本項目では『鉄腕アトム』の作品のみ表記している。
「ガロン」1995年6月20日初版発行(5月19日発売[45])、ISBN 4-253-18216-X
「史上最大のロボット」1995年7月20日初版発行(7月14日発売[46])、ISBN 4-253-18217-8
手塚治虫 『アトムキャット』 秋田書店〈秋田文庫〉、2003年4月10日初版発行(3月6日発売[47])、ISBN 4-253-17412-4
光文社文庫版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 光文社〈光文社文庫COMIC SERIES〉、全15巻
1995年10月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77001-0
1995年10月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77002-9
1995年10月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77003-7
1995年10月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77004-5
1995年10月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77005-3
1995年11月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77006-1
1995年11月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77007-X
1995年11月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77008-8
1995年11月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77009-6
1995年11月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77010-X
1995年12月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77011-8
1995年12月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77012-6
1995年12月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77013-4
1995年12月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77014-2
1995年12月15日初版第1刷発行、ISBN 4-334-77015-0
講談社漫画文庫版
手塚治虫 『鉄腕アトム』 講談社〈講談社漫画文庫〉、全13巻
2002年6月4日発売[48]、ISBN 4-06-360268-0
2002年6月4日発売[49]、ISBN 4-06-360269-9
2002年7月4日発売[50]、ISBN 4-06-360301-6
2002年7月4日発売[51]、ISBN 4-06-360302-4
2002年8月1日発売[52]、ISBN 4-06-360313-X
2002年8月1日発売[53]、ISBN 4-06-360314-8
2002年9月4日発売[54]、ISBN 4-06-360350-4
2002年9月4日発売[55]、ISBN 4-06-360351-2
2002年10月3日発売[56]、ISBN 4-06-360372-5
2002年10月3日発売[57]、ISBN 4-06-360373-3
2002年11月1日発売[58]、ISBN 4-06-360401-2
2002年11月1日発売[59]、ISBN 4-06-360402-0
2002年12月4日発売[60]、ISBN 4-06-360421-7
手塚治虫作品集
手塚治虫漫画全集
本項目では『鉄腕アトム』関連の漫画全集のみ表記している。他作品については手塚治虫漫画全集#作品を参照されたい。
手塚治虫 『鉄腕アトム』 講談社〈手塚治虫漫画全集〉、全20巻
本巻(全18巻)
1979年10月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173221-8
1980年1月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173222-6
1980年4月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173223-4
1980年5月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173224-2
1980年6月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173225-0
1980年7月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173226-9
1980年8月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173227-7
1980年9月20日第一刷発行、ISBN 4-06-173228-5
1980年10月2
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3:保守や右翼には馬鹿しかいない
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2023/03/25 (Sat) 14:12:04
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あg