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遺跡からみる近江地域の渡来系集団―大津北郊地域の遺跡を主な手がかりとして―

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/16 (Thu) 12:58:19


遺跡からみる近江地域の渡来系集団―大津北郊地域の遺跡を主な手がかりとして― ㅣHongik Foundation
2023/03/15
https://www.youtube.com/watch?v=JF-iRUkKhbA

古代の近江地域には韓半島からの渡来系集団が多数居住していたことが水野正好先生をはじめとする諸先学の研究によって明らかにされてきました。今回、近江地域のなかでも、墓制・集落・文献史料の複数の側面から検討が可能な志賀郡域の遺跡を手がかりに、なぜ大津に「渡来人」の居住が想定されたのか、彼・彼女はいつ・どこから来たのか、彼・彼女はどこで・どのように生活していたのか、という三つの課題の検討をとおして、渡来系集団の実像について自分なりに考えてみました。その結果、志賀郡域の渡来系集団は5世紀末から6世紀初め頃に大和政権の意図によって近江地域に配置され、その後も配置が複数回に及んだこと、その故地の候補の一つが百済地域であること、個々の集団は階層性を含みつつ新たな氏族集団「志賀漢人」に統合・編成されるとともに、近江各地の水運拠点等に進出して水運等の管理を担う等、地域社会で重要な役割を果たした、という結論を得ました。

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