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30歳をこえてなお「ボクのひいお爺ちゃんは…」云々を口にして世渡りしている岸 信千世

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/20 (Mon) 07:50:10

30歳をこえてなお「ボクのひいお爺ちゃんは…」云々を口にして世渡りしている岸 信千世


岸信千世氏は家系図で世襲アピールも、そもそも「世襲は好感度を下げる」との研究結果あり
2/18(土) 7:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a101303b195b25127fb22b1da9ddc9567ffd34a9


【写真】岸信千世氏の「華麗なる家系図」
https://www.news-postseven.com/archives/20230218_1842839.html?IMAGE=2&PAGE=1-4&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=imagepage_link

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 最近、メディアやネットである”世襲”に関する2つの出来事が話題になった。1つは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が娘のキム・ジュエさんを公式の場に再登場させたことだ。2月8日、朝鮮人民軍の創設記念日を祝う軍事パレードなどを公開した。映像には手をつないで歩き、並んで立つ親子の姿があった。2022年11月、初めてその姿を見せたのはミサイル発射場で、今回は軍事パレード。主要な行事に相次いで登場させたことで、後継者候補かという見方がされている。

 それにしてもよく似た親子だ。顔も体形もそっくりだ。メディアや専門家らは娘を登場させることで白頭血統を強調し、4代世襲体制を強固にしようとする狙いがあったと分析しているが、これだけそっくりな親子なら、見ただけでロイヤルファミリーの血統をアピールすることができるだろう。金総書記には息子もいるはずだが、なぜ彼女が表舞台に?という疑問も、もしかするとジュエさんが、金総書記に一番よく似ているからかもしれない。

 この場では、愛娘の頭をなでる金総書記の姿も映し出されていた。そこには、北朝鮮にとって慈悲深い人間的な父というイメージを金総書記が演出したかったのではという見方もある。「尊敬するお嬢様」の登場と振る舞いが彼女に好印象をもたらしたかは不明だが、父親のイメージアップにはつながったのかもしれない。

 もう1つは2月7日、衆院山口2区の補欠選挙への出馬を表明した岸信千世氏の公式HPだ。このサイトで信千世氏は、自身のプロフィールとともに「家系図」も掲載。家系図には、父である岸信夫前防衛大臣だけでなく、総理大臣だった曾祖父・岸信介氏(享年90)や叔父の安倍晋三氏(享年67)ら6名の名前が並ぶ。まさに華麗なる政治家一族。

 物議を醸したのはこの家系図。NEWSポストセブンでは、2月13日の『岸信夫防衛省の長男・岸信千世氏の公式HPから批判続出の「家系図」が削除されていた』という記事を掲載している。サイト自体が「岸信夫公式サイト」のドメインを引き継いだものだったことや、掲げた政策がイマイチだったこともあり、家系アピール、世襲自慢とみられ、ネット上で批判が噴出。批判を受けてか、13日のうちに家系図は削除された。


あっという間に削除してしまえば、ますます世襲アピールだったのかと捉えられる気がする。岸田文雄首相(65才)の首相秘書官になった長男・翔太郎氏(32才)が同行した首相の外遊先での観光疑惑が騒がれたばかりで、世間では政治家の世襲や身内びいきや親の七光りに逆風が吹いている。信千世氏はフジテレビの社会部記者という経験を生かし、議員の世襲について、世間の感覚や意識がどうなのかリサーチしなかったのだろうか。

 おもしろい研究結果が、RIETIと呼ばれる独立行政法人経済産業研究所の2022年度のノンテクニカルサマリーに出ている。タイトルは「世襲政治に対する日本人有権者の認識と評価」、ファカルティフェローの尾野嘉邦氏をプロジェクトリーダーとする「先端技術と民主主義:技術の進展と人間社会の共生を目指して」という研究プロジェクトの一環だ。

 研究によると、日本は民主主義国家の中で、4番目に世襲政治家が多い国らしい。有権者に世襲政治家に対するイメージ調査では、性格特徴や政策領域に対するストレオタイプについて、有権者はポジティブな印象だけでなくネガティブな印象も抱いているという。世襲政治家は非世襲政治家より、高学歴で裕福で政治経験が豊富、政財界に幅広いネットワークがあるが、誠実さや能力、信頼感や決断力の点では低くみられているのだ。

 さらに面白いのは、世襲政治家が選挙においてどう評価されるのか、衆議院議員としてどの程度望ましいのかに関する研究結果だ。これによると、親に政治経験が何もなかった場合より、親が元大臣、元国会議員、元地方政治家であった場合のほうが、衆議院議員としての望ましさのスコアは下がる傾向が示されている。特に親が元大臣であった場合は、ネガティブな評価が下される傾向が強かったのだ。サマリーではこれらの結果から、世襲は政治家に対する好感度を下げる結果につながるとまとめられている。

 親の七光りがネガティブになるなら、信千世氏の場合、マイナス7光り×6名=マイナス42光り。家系をアピールするほど印象は悪くなりやすい。選挙では候補者の印象や好感度が結果を左右する。信千世氏がこのサマリーを目にしていたら、自身のプロフィールは違うものになっていただろう。

 さて掲載されていたこの家系図、居並ぶ大物政治家より信千世氏の名前のほうが太字で大文字になっていた。立候補するのは自分だから当然なのだが、せめて政治経験の浅い自身の名前を一番小さく小さく載せていたら、家系図掲載も彼に対する印象も、もう少し違ったものになったような気もしないではない。


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慌てん坊の岸信千世
2023年2月19日
https://www.chosyu-journal.jp/column/25822

 自身のホームページにまず岸信介から連なる男系の家系図を披露し、時代感覚のズレた世襲自慢をしたことで大炎上した岸信千世だが、恐らく「そっちの世界」では自慢になることが、「こっちの世界」すなわち世間一般に対してはズレまくっていることの自覚がないのだろう。30歳をこえてなお、「ボクのひいお爺ちゃんは…」「叔父さんは…」の血統を錦の御旗にしなければいけない辺り、相当に坊ちゃんであるし、それ以外に何もないのだろうか? と思われても仕方がないものがある。


 こんなのが衆院山口2区を自分の私物くらいに思って引き継ぐというのだから、山口県民も侮られたものである。いつまで世襲政治家を輩出するつもりなのか! という全国からの厳しい視線が向けられるのは当然であろう。


 世間一般では、30歳をこえてなお「ボクのお父さんは…」云々を口にして世渡りしている者なんて、ちょっと恥ずかしい部類であろう。JC(青年会議所)のガキんちょにもたまにいるが、出来の悪いのが親の権威に乗っかって空威張りしたり、口を開けば「うちのお父さんは…」なんていっているのを聞かされると、ひとり立ちできぬ非力さを自らさらす行為にも思えて、傍から見ていてちょっと情けなく感じてしまうものである。まず、オマエ自身で勝負していないし、吹けば飛ぶような存在がいつまでも親の権威を振りかざしているのを見ると、どうしようもないヤツだな…と思ってしまうものである。


 岸信千世ったら、出馬会見でも血統の継承者であることをことのほか強調していたが、だから何なのだろうか? というのが率直な感想である。為政者の末裔としては、それはもう岸ブランドをひっさげた清和会の血筋であり、同じように安倍晋三だって長きにわたって権力ポストにありつけたのは、清和会ボスの血を引く世襲だったからにほかならない。極端な反知性主義だろうが何だろうが、「云々」が「でんでん」だろうが、地盤・看板・鞄をガッチリ固めた者が政界でのさばるガチガチの構造が出来上がっているのである。政治的遺産として統一教会を従えていたのも、そのこととけっして無関係ではない。


 「そっちの世界」とはすなわち上級国民の既得権益の世界であり、信千世としては世襲たちをほんそする世界の住人たちに向けて、われこそは次なる継承者であることを宣言したかったのだろう。出馬会見はそのためのデビュー戦であり、張り切ってホームページに家系図を披露したのも、彼にとっては見て欲しい相手が「そっちの世界」の人々というだけなのである。しかし、SNSでたちまち炎上したものだから、大慌てで削除する顛末となった。恐らく慌てん坊でもあるのだろう。


 山口県では、選挙区再編を前にして4月に衆院山口4区、2区のダブル補選が実施されることになった。この補選に出てくるのが30代の信千世と吉田真次で、国会議員としてはいっきに軽量級となることが自民党関係者にとって悩みの種なのだという。そして新選挙区の争奪においては、2区・信千世、1区・高村正大、3区は吉田真次を擁立した安倍派が林芳正排除に動くなど、選挙区争奪もたけなわである。代議士の顔ぶれは誰がどう見ても軽量級といわれ、このなかで安倍派すなわち岸の系譜が弱体化し、影響力を失っていく趨勢にあるのが実態である。


 県政界のパワーバランスも微妙な変化を見せていく過程において、安倍家のやりたい放題が未来永劫続くとは誰も思っておらず、晋三に続いて信夫、さらにゴッドマザーの影響力が削がれたとき、残された信千世界隈でいったい何ができるのだろうか? という気がしないでもない。その辺りは諸行無常を感じさせるのである。


 この山口県でのダブル補選、見方によっては野党候補のビッグチャンスではあるが、これまた自民党の紐みたいな日頃からの生態が見透かされて県民からの信頼が乏しく、今のところ冷めた空気が支配的である。2区ではかつて民主党が選挙の度に勝利していたが、その裏切りに怒った有権者が離れていき、今日に至るもなりかわる存在がいない。けっして信千世の鉄板の選挙区などではなく、対抗する勢力の存在がないことこそ問題だろう。その辺りの政治的貧困状況の打破が、山口県民にとっては切実な課題といえる。

武蔵坊五郎 
https://www.chosyu-journal.jp/column/25822




2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/20 (Mon) 07:57:23

麻薬王 岸信介
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1170.html

売国政治家列伝 _ 安倍晋三
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html

日本の有名政治家の出自が集中する「田布施」_ 戦後の総理大臣の75%が世襲政治家
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14071870

田布施は李氏朝鮮の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏朝鮮の王の末裔
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/357.html

ジェームズ斉藤 : 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014958

天皇一族は反日売国奴でアメリカ金融資本のエージェントだった
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/105.html

統一教会は清和会(安倍派)の重要な存立基盤となっていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

統一教会被害者救済法、安倍派汚染議員と公明党が反対し骨抜き
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078434

オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006897

統一教会
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/229.html

安倍元首相と統一教会の「原点」を示す文書を発見
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14044230

安倍首相は韓国のスパイだったか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027690

統一教会は清和会(安倍派)の重要な存立基盤となっていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

安倍元総理の暗殺は財務省関係者が実行したのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026630

安倍首相辞任の裏に「CSISと朝鮮・田布施システム」! 米に見捨てられ実は逮捕寸前だった…暴かれた二階と今井の親中政治とは!?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1149.html

小泉純一郎、安倍晋三の様な自称保守の政治家は選挙の時だけ愛国者、選挙が終わると売国者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026772

3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/27 (Mon) 11:49:42

パワークラシーの国で - 内田樹の研究室
2023-02-22 mercredi
http://blog.tatsuru.com/2023/02/22_1105.html

 若い経済学者が高齢社会対策として高齢者の「集団自決」を求めた発言がニューヨークタイムズに大きく報じられた。
「炎上」発言をしたイエール大学助教の成田悠輔氏について、記事は「米国の学界ではほとんど無名だが、日本のSNSでは、その極端な見解のせいで、老人支配で割りを食っていると思っている不満な若者たちを中心に数十万のフォロワーを獲得し」、「社会的禁忌を嬉々として破ることで熱狂的な視聴者を獲得してきた日本の扇動者の一人」と紹介していた。
 記事を読んでいささか考え込んでしまった。日本社会を「老人支配(gerontocracy)」と呼ぶのは果たして適切であろうかと思ったのである。
 確かに日本社会には「権力を持つ老人たち」がはびこっていて、若い人たちのキャリア形成を阻んでいるのは事実である。だが、他方には圧倒的多数の「権力を持たない老人たち」がいる。彼らは支配され、収奪され、権利を軽んじられる側にとどまっている。このような社会を「老人支配」と呼ぶことが適切であろうか。
 では、どう呼べばいいのか、しばらく考えているうちに「権力者支配(powercracy)」という言葉が思い浮かんだ。
 むろんそんな政治用語は存在しない(今私が思いついたのだから)。だが、「権力を持つ者が権力を持つ」「支配する者が支配する」という日本の政体の同語反復性を形容するには「パワークラシー」という語が適切なのではあるまいか。
 ふつうは王政であれ、貴族政であれ、寡頭政であれ、民主政であれ、主権者はその権利を正当化する根拠を示す。「神から授権された」とか「民意を負託された」とか、あるいは端的に「賢明だから」とか。「パワークラシー」は違う。権力者の正統性の根拠が「すでに権力を持っている」ということだからである。
「パワークラシー」の国では、権力者批判が許されない。権力者を批判できるのは、権力者だけだからである。選挙で相対少数になった野党には政権を「批判」する資格がない(できるのは「反発」だけである)。市民にも政治について不満を述べる権利はない。不満を口にすると「だったら、お前が国会議員になればいい」と言われる。メディア有名人を批判すると「だったら、お前が有名になって、メディアで自説を語ればいい」と言われる。
「パワークラシー」の国では、権力者が権力者であるのは、政治的に卓越しているからでも、知的に優れているからでも、倫理的に瑕疵がないからでもない。すでに権力を持っているからである。これが「パワークラシー」である。「パワークラシー」の社会では、「権力的にふるまうことができる」という事実そのものが「権力者であること」の正統性の根拠になるのである。なんと。
 先日、ある政治家が国会議員を引退するに際して息子を「跡目」に指名するということがあった。日本ではよくあることである。「跡目」を継ぐことになったその息子はさっそくホームページに自分の家系図を掲げて、近親者に三人の総理大臣を含む何人もの国会議員がいるという「毛並みのよさ」を誇示してみせた。自分が国会議員として適格であることの根拠として「国会議員を輩出している家系に属する」ことを掲げたのである。たぶん本人も、それを提案した周りの人間も、それが一番アピールすると信じたからそうしたのだろう。「すでに権力の側にいることが、今後とも権力の側にいるための最優先かつ必須の条件である」という「パワークラシー」信仰をこれほど無邪気に表明した事例はさすがに珍しい。
 わが国が「パワークラシー」の国だと考えると、当今の権力者たちの異常な言動が理解できるはずである。彼らの非論理性や非倫理性は、別に何らかの政治目的の達成のために採択された非情な手段ではないのである。権力者であるために必要なのは、卓越した政治的見識を持つことでも、雄弁の才に恵まれていることでも、人心掌握に長けているからでもなく、「現に権力的にふるまっている」という既成事実だったのである。
 だから、彼らは自分たちが「法の下の平等」から除外されていること、「非常識」という評言が自分たちには適用されないこと、他人に無用の屈辱感を与える権利があることを繰り返しアピールすることになる。
 まことに困ったことに、「パワークラシー」の国では、権力者だけでなく、権力を持たない一般市民までがその影響を受けて、「権力者であるような顔つき」を競うようになる。
 知者が統治する国なら、人々は自分を知者のように見せようとするだろう。有徳の人が統治する国なら、人々は自分もまた有徳者であるように見せようとするだろう。同じ理屈で、権力的にふるまう者が統治する国では、上昇志向に駆られた人々はそれを真似ようとする。
 どうも最近、非常識で、傲慢で。攻撃的な人が増えてきたなと思っていたが、あれは別に日本人の人格が劣化したわけではなく、彼らなりに社会的上昇めざして、「いやな野郎」になるべく努力していたのである。そう気づいて、腑に落ちた。
http://blog.tatsuru.com/2023/02/22_1105.html

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