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ルフィーを生み出したもの

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/13 (Mon) 06:05:54

ルフィーを生み出したもの
2023年02月12日
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12788906844.html

 巷間を賑わせている特殊詐欺と強盗殺人がフィリピンの刑務所から指令されていて、その人物を「ルフィー」と呼んでいて、該当者と思われる日本人4名が日本に送還されてきた。

 「ルフィー」の意味は、旧約聖書の「ルツ記」である。そして「ルーツ=根」の語源でもある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%84%E8%A8%98

 『士師記』の時代、ユダのベツレヘム出身者であるエリメレクは、妻であるナオミと二人の息子を伴ってモアブの地に移り住んだ。二人の息子はその地の娘達と結婚するが、やがてエリメレクはその妻ナオミを、二人の息子達もそれぞれの妻オルパとルツを残したまま死んでしまう。
 そこでナオミは夫の故郷ユダに帰ることを決意し、息子達の寡婦となった二人に対し、それぞれの故郷に帰るようすすめる。しかし、ルツだけはナオミのそばにいることを望み、こうして二人はエリメレクの故郷、ベツレヘムへと帰郷した。

 ルツは畑で麦の落穂を拾った(古代パレスチナでは貧しい人が刈り入れ時の落穂を拾うことは一種の権利として認められていた。
 その畑の所有者は、エリメレクの遠縁の親戚にあたる、ボアズという人物だった。ボアズは姑に尽くすルツに感心して、彼女のために便宜を図る。

 ナオミはボアズが請戻しの権利を有する人物であることに気づき、ルツを自分自身の代わりに請戻させるため、彼女にボアズの床に入るよう勧め、ルツはその言葉に従う。
 全ての事情を察したボアズは、自分よりも請戻しの権利が高いもう一人の人物がいることをルツに明かし、彼女には一切触れず、ナオミへの贈り物をルツに持たせて彼女を家に帰らせる。

 その日、ボアズは請戻しの権利を持つもう一人の親族に掛け合い、親族としての責任の履行権を譲り受ける。これによってボアズはルツを正式な妻として迎え入れることとなった(兄が子供を残さず、死んだ場合に弟が兄の妻をめとることで家系を存続させるこの仕組みを、レビラト婚という)。
 ボアズの妻となったルツは息子オベデを生む。オベデはダビデの祖父にあたる人物である。

 この『ルツ記』のポイントは、モアブ人であるルツがイスラエル人の慣習に従い、その律法に従ってイスラエルの子孫存続をなした、という事柄にある。神は人類を創り出したとき「生めよ、増えよ、地に満ちよ」と宣言しており、レビラト婚の習慣はまさに、それを実現するための手段なのである。

 ルツ自身は既に寡婦であり、姑から再婚の承認も得ていながら、それを謝絶してイスラエル人として生きることを選択した。
 これが、彼女が聖書中の一篇に名を冠することのできた理由である。聖書的な解釈では更に、その子孫がイスラエルの世襲の王となり、ひいては救世主を出す恩寵につながるとされる。
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 引用以上

 オレオレ詐欺、強盗殺人の主犯たちが「ルフィー=ルツ」を名乗った理由は、偉大なダビデ王の先祖=「ルーツ」であることの寓意を使ったのかもしれない。
 つまり、「自分たちは大元=根っこ」と自負していたわけだ。
 ただ、私は、4人の背後に、さらに本当の黒幕がいるような気がしている。

 「ルフィ」連続強盗団 そのルーツは山口組傘下の“極北極悪”グループだった
 https://www.news-postseven.com/archives/20230210_1839931.html?DETAIL

 この種の組織犯罪のメッカというか、世界一発達している国は中国なので、私は未だに、中国人が背後にいることを疑っている。
 ちなみに、上のリンクの山口組は、六代目の司忍組長は大分出身だが、高山若頭も含めて、他の幹部の9割が在日朝鮮・韓国人だといわれている。
 司組長=篠田氏は幡随院長兵衛のような純粋な侠客で、彼なりの美学を厳格に守り通すストイックな人物なので、おそらく汚い犯罪などやらないはずだが、他の在日系幹部は、自分自身が激しく差別されてきた経験から、麻薬、バイシュン、詐欺などやりたい放題だ。
 https://www.weblio.jp/content/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3%E3%81%A8%E5%9C%A8%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%BB%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA

 私が、ルフィーに激しく怒りを覚えるのは、老人たちの財産を詐欺でむしりとって、このために、どれほど多くの老人たちが悲惨な末期を迎えたかと想像するといてもたってもいられない。
 もしかしたら、自分の運命になるのかもしれない。(貧乏な私を狙う詐欺師も少ないだろうが……)

 だが、そんなことよりも、ルフィーや、その手下の卑劣極まりない詐欺に関わった無数の青少年を生み出したものが、なんであったのか、それを世に問わねば死ぬにしねないのだ。

老人たちが、社会に金を回さず、銀行に預けても金利が存在しないため、結局、税務当局の監査を嫌ってタンス預金に走っている事情の根元には、まず自民党による消費税の存在があり、次に、国民から、あらゆる資産を収奪して私腹を肥やしてきたきた、竹中平蔵、安倍晋三らの存在がある。日銀黒田の犯罪性も極刑に値するかもしれない。

 安倍は殺されたが、竹中が、労働者の権利と待遇を奪った究極の中抜き野郎=政商として、私財の巨大な山に、ぬくぬくと鎮座しているのは断じて許せない。第二の山上の登場を期待するのは私だけではないだろう。必殺仕掛け人は、どこに行った!
 死刑反対の私が言うのもなんだが、日本史上最大級の極悪人である竹中平蔵には「凌遅刑」がふさわしいのではないか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%8C%E9%81%85%E5%88%91

 オレオレ詐欺=振り込め詐欺やルフィー強盗殺人を引き起こした若者たちを生み出したものは、私に言わせれば竹中平蔵の国民貧困化政策である。
 労働者の権利を剥奪して、臨時雇用に貶め、消費税で日本社会全体を沈滞低迷させ、若者たちを路頭に迷わせた結果、この種の犯罪が激増するようになった。
 若者たちが、老人たちを騙して金を奪い取る安易な犯罪に走るようになった風潮を生み出したのは、竹中平蔵=小泉純一郎=自民党である。

 そして、さらに、そのルフィー=ルーツは何であるのか?
 それは資本主義がもたらした「競争主義社会」であると、繰り返し指摘してきた。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5910826.html

我々の世代は、幼稚園の時代から競争に晒されてきた。絵を描けば必ず丸をもらわねばならない。かけっこをすれば誰よりも早くなければならない。「出来る子」は褒められねばならない。
 絵も下手、かけっこは遅い、点数が低いとなると、誰からもいじめられ、見放される。この競争が「優生主義思想」を、子供たちに植え付けてきた。

 「役に立たない=出来ない子」には存在価値がない。だからナチスのT4作戦の対象になって排気ガスやチクロンBで殺されていったのだ。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828186.html

 日本だって例外ではない。「障害者は子孫を残す資格がない」と決めつけられ、本人の意思を無視して断種手術が行われた。
 こうした人権を無視した優生主義を主導したのは誰だったのか?
 実は、民主主義を標榜していた加藤シズエや市川房枝ら社会党議員だった。
 学問的に優生学を広めたのは、谷口弥三郎である。
 最近では、「れいわ新撰組」の議員が、優生思想を吹聴し、問題になった。
 https://www.j-cast.com/2020/07/10389948.html?p=all
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%8F%A3%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E
 
 https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/16/

こうした優生思想こそ、ルフィーを生み出した根元にあるのではないのか?
 弱者を蔑視し、自分だけが強者、人生の勝者になろうとしてきたルフィーや、その配下の思想の根元にあるものは「優生主義=競争主義」ではないのか?

 こうした「競争主義」こそ、資本主義、新自由主義社会の根底にある。
 もしも、人々が他人との競争という観念から解放されて、「自分にとって本当に必要なもの」という価値観に生きるようになれば、優生思想も新自由主義も、その存在理由を失うのだ。
 そうして、ルフィーが登場してくる理由も消える。
 人間が解放された社会には、競争も、他人を睥睨して自分だけが優位に立ちたいと願う人々も消えるのだ。

https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12788906844.html

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