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モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれている

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2023/02/02 (Thu) 10:16:11

モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれている

懐メロ(なつメロ)とは、ある程度年月の経たかつての大衆歌謡で、聞くとその歌が流行した頃が懐かしく思い出されるような歌の総称。“懐かしのメロディー”の略語で、現代的な用法としては基本的には当代の前に流行していた音楽ポップスの総称。

この語が登場したのは1945年から1955年にかけて放送されていたNHKラジオ「なつかしのメロディー」の略称からである。この番組の放送終了後、1960年代に、東京12チャンネル(TX、現・テレビ東京)の「なつかしの歌声」というテレビ番組が発端となり、1930年代 - 50年代の「流行歌」(大衆歌謡の総称としての「流行歌」とは別)を再評価する動きが見られ、それに伴い「懐メロブーム」が発生、一気に一般化することになった。

このため当初は「流行歌」の別名であったが、「昔の歌」=「懐メロ」という曖昧な定義であるため、時代が進むにつれ範囲が比例して広がった。「懐メロ」の定義は各個人や各放送局によって曖昧であり、さらに各々のレコード会社が音楽ジャンルによって様々な年代の「懐メロ」を定義しているため、当初の意味であった1930年代~1950年代の「流行歌」を指す言葉としてはほとんど使われなくなっている。

認知症に「懐メロ療法」というものが考えられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%90%E3%83%A1%E3%83%AD



懐メロが笑顔を取り戻す 音楽療法に毎月400人 
2018.09.22 取材/石川美香子 撮影/上溝恭香

大人気音楽療法 “癒し”の時間

下は60代から上は92歳まで。毎回20人ほどが声を揃えて、「星影のワルツ」「有楽町で逢いましょう」など懐かしのメロディーを歌います。ここでは歌詞の「有楽町」を「じょうさいカフェ」に替えて歌うのがお約束。名古屋市中村区の偕行会城西病院が、認知症予防の一環として連日催している「ほっとカフエじょうさい」の音楽療法での日常です。

カフェの常連、元小学校校長の男性はこう話します。

「ここに来るとまた学校に来ているような感じがするんです。それぞれ全く違う人生を歩んできた仲間と心を一つにして歌を歌う。『癒し』というのはこういうことかと。今日初めて会った人とも最後に『今日も楽しかったね。またね』と笑顔で言葉を交わしあえる。こんな場所は他にはない。いまの自分のささやかな幸せです」

ここでの音楽療法が功を奏し、それまでは表情もなく、ほとんど話さなかった人が参加して2か月後には冗談まで言えるようになったという例も。

認知症カフェの運営については病院で働く医師・看護師・リハビリ・総合相談などの職員がチームで相談し、15年10月から月一回開催して好評だったため、16年4月からは平日毎日10~15時の開催になりました。17年4月からは音楽療法士の資格を持つ職員を採用して水曜日以外の平日午前10~12時、週4日開催へ。スタート時は参加者2~3人の日もあったといいますが、口コミで徐々に参加者が増え、いまでは月に400人以上が訪れる人気の音楽療法に。

かつてこの町でうどん屋を営んでいた夫妻は当初、妻が、認知症の夫を連れてきていましたが、今では夫が率先して通うように。妻いわく、「ここに顔を出すようになってから夫の顔に笑顔が増え、私も周囲に夫が認知症であることを隠さずに話せるようになりました。いまでは地域全体で見守ってもらえるようになって安心できるようになりました」。

このカフェは参加者一人ひとりがボランティア精神でつくりあげている場と言います。

参加者が口コミで周囲の人を誘ってきたり、机やいすも毎回自分たちで運んで譲り合う。けっして押し付けではないので、皆さんいきいきと参加しています。

しばらく来なかった方が久しぶりに来ても、ここでは自然にまた輪に溶け込めるといいます。

人と人をやさしくつなぎ、居場所であり続けるほっとカフエじょうさい。病院入口で今日も楽しい歌声が響きます。
https://nakamaaru.asahi.com/article/11832704


モーツァルト効果って本当?頭が良くなるの?
佐藤由美子 米国認定音楽療法士
2017年06月06日
https://www.huffingtonpost.jp/yumiko-sato/mozart-effect_b_16924126.html

モーツァルトを聴くと、「頭が良くなる」いう話を聞いたことがありますか?

日本では「モーツァルト療法」と呼ばれるもので、関連する本やCDがたくさん出ています。音楽療法士をしていると、この件についてよく質問を受けます。モーツァルトには本当に特別な効果があるのでしょうか?

20年ほど前アメリカで、モーツァルトを聴くと「IQが上がる」「頭が良くなる」と話題になりました。大学生を対象にしたテストで、モーツァルトを聴くと空間認知のスコアが上がるという研究結果が出たのです。そのため、子どもにはモーツァルトを聴かせるべきだという説が大流行し、「モーツァルト効果(The Mozart Effect )」と呼ばれるようになりました。

しかしその後、他の研究者が再現しようとしたところ同じ結果は出ませんでした。そして、この「噂」に終止符を打ったのは、モーツァルトの故郷であるオーストリアのウィーン大学が出した研究結果です。2010年に発表された論文で、モーツァルトの音楽に特別な効果はないことがわかりました。

オーストリアのウィーンの研究者は、単にモーツァルトの音楽を聞くだけで、特定の認知機能強化があるという、いわゆる「モーツァルト効果」にはエビデンスがない、という明確な結果を示した。~ScienceDaily

というわけで、モーツァルト効果は単なる「言い伝え」となったのです。ではなぜ、日本では今でもこのテーマが話題になるのでしょうか? 簡単に言えば、本やCDの宣伝効果があるからでしょう。

さて、モーツァルトに特別な効果はなくても、音楽が人間の成長や心身の健康の回復を促すことは、さまざまな研究結果からわかっています。

そのひとつの例として、近年メキシコで行われた研究結果をご紹介します。音楽教育が子どもの脳の発達を促すかどうかを調べた研究です。対象は5歳~6歳の23人の子どもたち。音楽のレッスンを9ヶ月間受けたところ、脳スキャンに違いが判明しました。脳のさまざまな部分をつなぐ「神経線維」の連結が向上したのです。

MRI(脳の検査装置)を使って、3人の子どもの脳を映したのが下の図です。光っている部分が神経線維。レッスン前(Pre)とレッスン後(Post)で、大きさに変化が起こったことがわかります。


研究者のDr.Dies-Suarez は、「幼い頃に音楽のレッスンを受けることは、子どもの脳の発達に良い」と言います。

その他の研究結果からも、音楽が子どもの言語力や数学力の発達を促すことや、音楽を通じて他者と関わりをもつことによって、人間にとって大切なソーシャルスキルが身につくこともわかっています。

まとめると、音楽は人間の成長に役立つものですが、モーツァルトの音楽に限ったことではない、ということです。発達盛りの子どもの脳に良い影響を与えるために、子どもと一緒に唄ったり、楽器を奏でたりして、音楽を日常生活に取り入れてみてください。また、子どもが興味を持つのであれば、音楽教室に通わせることをおすすめします。音楽のギフトは、子どもにとってかけがえのないものとなるでしょう。
https://www.huffingtonpost.jp/yumiko-sato/mozart-effect_b_16924126.html


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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart、1756年1月27日 - 1791年12月5日)

モーツァルトの音楽は文部省唱歌みたいなもので、小中学校の音楽教程が終わったら聴かなくなるのが普通です。モーツァルトの音楽も卒業するのです。

まあ、ベートーヴェンのエロイカ、運命、第七、第九交響曲なんかも中高生向けの音楽で、大人になると全く聴く気が起きなくなります。
中高生はアホだから、フルトヴェングラーやトスカニーニみたいにティンパニさえ滅茶苦茶ぶっ叩いておけば喜んでくれるのですね:

Beethoven Wilhelm Furtwängler, Berliner Philharmoniker - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Furtwangler+Berlin+beethoven

Toscanini Beethoven - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Toscanini+Beethoven

Mravinsky Beethoven - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=+Mravinsky+Beethoven

Knappertsbusch beethoven - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Knappertsbusch+Beethoven


モーツァルトは確かに早熟な大天才でしたが、10代の天才の作品はあくまでも子供の音楽で、バッハ、ベートーヴェン、ブルックナーやワーグナーの様な大人の天才の作品とは深さや重さ、音の広がり、巨大さが全然違います。

モーツァルトの最高傑作は『ドン・ジョヴァンニ K.527』で、台本が良かったのか、モーツァルトではこの曲だけが突然変異的傑作になりました。ブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーの鬼気迫る凄絶な演奏ではワーグナーに匹敵する名曲に聴こえます。

しかし、『ドン・ジョヴァンニ』以外のモーツァルトのオペラは下品で騒々しいだけ。モンテヴェルディやヘンデルの名作オペラとは随分と差ができてしまいました。
ブルーノ・ワルターみたいに滅茶苦茶な超快速テンポでぶっ飛ばさないと退屈でとても聴き通せるものではありません。:


クラシックオペラを聴くのは「修行」、居眠りとの戦いを強いられる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14081785


Mozart, Le nozze di Figaro: Pinza, Réthy, Stabile, Rautawaara, Novotná/Bruno Walter/Salzburg/1937 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OGTR8KkF0TI

Le Nozze di Figaro 29/1/1944 MetOpera (Pinza, Sayão, Brownlee, Steber, Novotna, Baccaloni - Walter) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=EGDpCRVEAZM

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フィガロの結婚 K.492』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/256.html



DON GIOVANNI - Ezio Pinza, dir Bruno Walter, Met 1942 (Complete Opera Mozart) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XS3z2yeNpqg

Don Giovanni: 1953 Salzburg Festival - Wilhelm Furtwängler - Siepi, Schwarzkopf, Grümmer - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Jb3SpSOHpv0

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ K.527』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/255.html

モーツァルトで本当にいいのは 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」だけ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/815.html



最美の音楽は何か? _ モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ K.588』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/544.html



Die Zauberflöte 3/3/1956 English MetOpera (Sullivan, Uppman, Amara, Peters, Hines - Walter) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=G2xsfpKosqQ

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『魔笛 K. 620b』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/254.html

イングマール・ベルイマン『モーツァルト 魔笛 Trollflöjten』1975年
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005225

モーツァルト 魔笛 ・ドン・ジョヴァンニ を聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/559.html

モーツァルト 歌劇「魔笛」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/816.html



ブルーノ・ワルター _ モーツァルトの名盤
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/832.html

モーツァルト 魔笛 ・ドン・ジョヴァンニ を聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/559.html

宇野功芳 ブルーノ・ワルターと我が音楽人生
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/529.html



一方、こっちが本当の名曲

最美の音楽は何か? _ モンテヴェルディ 歌劇「ポッペアの戴冠」
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/169.html

ヘンデル オペラ 『アグリッピナ』 _ ヘンデルのオペラ・オラトリオはどんな曲でもモーツァルトのオペラより上
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/824.html

ヘンデル オラトリオ 『サムソン』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/829.html  

ヘンデル オラトリオ 『エジプトのイスラエル人』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/825.html

ヘンデル オペラ 『エジプトのジュリアス・シーザー』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/826.html

ヘンデル 音楽劇 『ヘラクレス』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/828.html

ヘンデル オペラ 『フラーヴィオ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/830.html

ヘンデル 音楽劇 『セメレ』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/831.html

ヘンデル オラトリオ 『サムソン』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/829.htmll

最美の音楽は何か? _ ベルリオーズ『劇的物語 ファウストの劫罰』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/958.htm

ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/811.html

ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/375.html  

アドルフ・ヒトラーが愛したワーグナーのゲルマン神話の世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/374.html#c1

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ワルキューレ 第1幕』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/371.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ヴォータンの告別と魔の炎の音楽』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/373.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『神々の黄昏 ジークフリートの死と葬送行進曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/375.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『神々のたそがれ 第3幕 ブリュンヒルデの自己犠牲とフィナーレ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/376.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 神々の黄昏』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/615.html

ドビュッシー 歌劇「ペレアスとメリザンド」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/819.html

最美の音楽は何か? _ バルトーク『青ひげ公の城 作品11 Sz.48』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/402.html

Alban Berg Wozzeck - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Alban+Berg++Wozzeck

ハンス・エーリヒ・プフィッツナー オペラ 3幕の音楽的伝説《パレストリーナ》WoO 17
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/835.html

最美の音楽は何か? _ ハンス・プフィッツナー『パレストリーナ WoO.17 第1幕前奏曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/432.html




モーツァルトと どっこいどっこいの中途半端なオペラの名曲

最美の音楽は何か? _ モンテヴェルディ 歌劇「オルフェオ」
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/659.html

最美の音楽は何か? _ モンテヴェルディ 歌劇「ウリッセの帰還」
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/657.html

最美の音楽は何か? _ グルック『オペラ オルフェオとエウリディーチェ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/485.html

最美の音楽は何か? _ グルック 『オルフェオとエウリディーチェ 精霊の踊り』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/186.html

最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『フィデリオ 作品72』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/567.html

Weber Der Freischüt Carlos Kleiber - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Weber++Der+Freisch%C3%BCt++Carlos+Kleiber

最美の音楽は何か? _ ウェーバー『魔弾の射手 序曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/208.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/611.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 ジークフリート』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/616.html

ワーグナー 楽劇「パルジファル」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/813.html

ビゼー 『カルメン』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/909.html  

ヴェルディ オペラ 『椿姫』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/835.html

プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/907.htm
 
プッチーニ オペラ『蝶々夫人』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/908.html  

最美の音楽は何か? _ リヒャルト・シュトラウス『オペラ 薔薇の騎士 作品59』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/389.html

最美の音楽は何か? _ リヒャルト・シュトラウス『オペラ カプリッチョ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/650.html


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音楽の専門家の評価が高いピアノ協奏曲でもベートーベンの4番やブラームスの1番・2番、バルトークの2番・3番には到底敵いません:

Mitsuko Uchida-Mozart - Piano Concerto - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0qz7jwpf-DrPozhIUMXyzM0NR_7TEArS

MOZART Piano Concerto Géza Anda - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=MOZART+Piano+Concerto++G%C3%A9za+Anda

MOZART Piano Concerto Hélène Grimaud - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=MOZART+Piano+Concerto+++Grimaud

MOZART Piano Concerto Heidsieck - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=MOZART+Piano+Concerto+++Heidsieck


最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K. 271 ジュノーム』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/465.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K. 459』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/553.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/552.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K. 467』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/551.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K. 482』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/1050.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/228.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/227.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 KV 537 戴冠式』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/550.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/549.html


一方、こっちが本当の名曲

最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/237.html

最美の音楽は何か? _ ベートーヴェン『ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 皇帝』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/394.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/579.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/580.html

最美の音楽は何か? _ バルトーク『ピアノ協奏曲第2番 Sz.95 BB101』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/395.html

Geza Anda plays Bartok piano concerto no. 3
https://www.youtube.com/results?search_query=Geza+Anda+Bartok+Piano+Concerto+No.3


モーツァルトと どっこいどっこいの中途半端なピアノ協奏曲の名曲

最美の音楽は何か? _ ハイドン『ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob. XVIII:11 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/493.html

最美の音楽は何か? _ シューマン 『ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/209.html

Alfred Cortot Franck Symphonic Variations - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Alfred+Cortot+++Franck++Symphonic+Variations+

最美の音楽は何か? _ グリーグ『ピアノ協奏曲イ短調 作品16』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/336.html

最美の音楽は何か? _ チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.3』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/388.html

Cortot Ravel Concerto for the Left Hand - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Cortot++Ravel+Concerto+for+the+Left+Hand

Helene Grimaud Ravel Piano Concerto - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Helene+Grimaud++Ravel+Piano+Concerto

最美の音楽は何か? _ ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/338.html  

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/943.html      


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交響曲になるとベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、シベリウス、ショスタコーヴィッチはおろかシューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、フランク、シューマン、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、マーラーにすら敵いません:

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『交響曲第25番 ト短調 K. 183 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/251.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第28番 ハ長調 K. 200 (189k) 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/630.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第29番 イ長調 K. 201 (186a)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/629.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲 第33番 変ロ長調 K. 319』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/636.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第35番 ニ長調 K. 385 ハフナー』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/628.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲 第36番 ハ長調 K.425 リンツ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/631.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第38番 ニ長調 K. 504 プラハ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/250.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第39番 変ホ長調 K. 543』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/391.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲 第40番 ト短調 K.550』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/249.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『交響曲第41番 ハ長調 K.551 ジュピター』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/244.html

しかし、こんな下らない交響曲をよく 41曲も書き続けたね(呆れ)



一方、こっちが交響曲の本当の名曲


ベートーヴェン 『交響曲第3番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/843.html

ベートーヴェン 『交響曲第5番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/841.html

ベートーヴェン 『交響曲第7番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/845.html
 
ベートーヴェン 『交響曲第9番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/838.html
 
メンデルスゾーン 交響曲 『スコットランド』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/894.html

ロベルト・シューマン 交響曲第4番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/895.html  

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第5番 変ロ長調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/511.html

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第6番 アダージョ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/207.html

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第7番 ホ長調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/510.html

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第8番ハ短調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/509.html

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第9番 ニ短調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/505.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『交響曲 第3番 ヘ長調 作品90』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/591.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『交響曲 第4番 ホ短調 作品98』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/590.html    

最美の音楽は何か? _ シベリウス 『交響曲第6番 ニ短調 作品104』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/233.html

最美の音楽は何か? _ シベリウス『交響曲第7番 ハ長調 作品105』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/470.html

Sibelius - Complete Symphonies Nos.1,2,3,4,5,6,7 (ref.rec.: Paavo Berglund, Helsinki Ph. Orchestra) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5yl_xyc4MT4

Sibelius Mravinsky - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Sibelius++Mravinsky

最美の音楽は何か? _ ショスタコーヴィチ『交響曲第8番 ハ短調 作品65』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/500.html
 
Shostakovich - Symphonies No.5,6,7,8,10,11,12,15 + Presentation (Century's rec. : Yevgeny Mravinsky) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yO8XXsNNQvU



モーツァルトと どっこいどっこいの中途半端な交響曲の名曲


最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲第86番 ニ長調 Hob.I:86』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/490.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲 第92番ト長調 Hob.I:92 オックスフォード』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/642.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲 第94番 ト長調 Hob.I:94 驚愕』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/640.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲第96番 ニ長調 Hob.I:96』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/489.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲 第100番ト長調 軍隊』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/206.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲 第101番 ニ長調 Hob.I:101 時計』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/638.html

最美の音楽は何か? _ ハイドン『交響曲 第104番 ニ長調 Hob. I:104』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/635.html

ベートーヴェン 『交響曲第2番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/850.html

ベートーヴェン 『交響曲第4番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/849.html

ベートーヴェン 『交響曲第6番 田園』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/846.htm

ベートーヴェン 『交響曲第8番』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/844.html

最美の音楽は何か? _ シューベルト『交響曲第8番ロ短調 D 759 未完成』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/262.html

シューベルト 『交響曲 ハ長調 D 944』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/857.html

ベルリオーズ『幻想交響曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/916.html

最美の音楽は何か? _ メンデルスゾーン『交響曲第4番 イ長調 作品90 イタリア』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/364.html

最美の音楽は何か? _ シューマン『交響曲第1番 変ロ長調 作品38 春』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/484.html

最美の音楽は何か? _ シューマン『交響曲第2番 ハ長調 作品61』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/602.html

最美の音楽は何か? _ シューマン『交響曲第3番 変ホ長調 作品97 ライン』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/601.html

Franck: Symphony in D Minor
https://www.youtube.com/results?search_query=Franck+Symphony++Mengelberg
https://www.youtube.com/results?search_query=franck+symphony+furtwangler

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第3番 ニ短調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/519.html

最美の音楽は何か? _ ブルックナー『交響曲第4番 変ホ長調 ロマンティック』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/516.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『交響曲 第1番 ハ短調 作品68』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/593.html

最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『交響曲 第2番 ニ長調 作品73』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/592.html

最美の音楽は何か? _ チャイコフスキー『交響曲第4番 ヘ短調 作品36』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/530.html

最美の音楽は何か? _ チャイコフスキー『交響曲第5番 ホ短調 作品64』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/529.html

最美の音楽は何か? _ チャイコフスキー『交響曲第6番 ロ短調 Op.74 悲愴』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/526.html

最美の音楽は何か? _ ドヴォルザーク『交響曲第8番ト長調 作品88』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/514.html

アントニン・ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95 『新世界より』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/872.html

最美の音楽は何か? _ グスタフ・マーラー『交響曲 第4番 ト長調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/604.html

グスタフ・マーラー 『アダージェット』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/882.html

最美の音楽は何か? _ グスタフ・マーラー『交響曲第6番 イ短調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/603.html

グスタフ・マーラー 『大地の歌』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/887.html

グスタフ・マーラー 交響曲第9番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/885.html

グスタフ・マーラー 交響曲第10番
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/892.html


▲△▽▼


モーツァルトの曲が他の一流作曲家の同種の曲と比較された場合に、モーツァルトが勝つ事はまずありません。 ヴァイオリン協奏曲でも弦楽四重奏曲でもピアノソナタでもヴァイオリン ソナタでもミサ曲でも、必ずモーツァルトが負けます。

結局、モーツァルトの音楽は文部省唱歌みたいなもので、モーツァルトはモンテヴェルディ、バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、ブルックナー、ワーグナーに匹敵する超一流作曲家とはとても言えません。

モーツァルトでいいのはマイナー曲の


最美の音楽は何か? _ モーツァルト『アダージョとフーガ ハ短調 K.546』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/464.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/477.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク K. 525』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/243.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ディヴェルティメント第17番 ニ長調 K. 334 (320b)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/242.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/547.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/230.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『ホルン協奏曲 第1番ー第4番 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/546.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c) 』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/540.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K. 314(285d)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/539.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314 (285d)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/941.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『クラリネット協奏曲イ長調K622』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/226.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『ピアノソナタ 第8番 イ短調』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/238.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『幻想曲 ニ短調' K.397/385g』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/554.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K. 285』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/241.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K. 370 (368b)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/240.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト 『クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/172.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/231.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『エクスルターテ・ユビラーテ KV.165 (158a)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/1048.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『劇唱 どうしてあなたを忘れられようか K.505』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/1013.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス ニ長調 K.618』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/538.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『歌曲 クローエに K.524』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/984.html

最美の音楽は何か? _ モーツァルト『歌曲 夕べの想い K.523』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/983.html


くらいでしょうか。 クラリネット五重奏曲はブラームスも書いていますが、やはりブラームスの方が遥かに名曲です。


最美の音楽は何か? _ ヨハネス・ブラームス『クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/284.html


交響曲でも協奏曲でもレクイエムでもピアノ曲でもヴァイオリン・ソナタでも室内楽でも歌曲でも、モーツァルトはブラームスに全く敵いません。
ブラームスはブルックナーやワーグナーより一ランク下の作曲家ですから、モーツァルトはブルックナーやワーグナーの 2ランク下という事になります。


▲△▽▼


作曲家にランクを付けると

1. 神の域に到達した超天才:モンテヴェルディ、バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、ブルックナー、ワーグナー

2. 名作を沢山書いた本物の天才:ブラームス、ドビュッシー、シベリウス、バルトーク、ショスタコーヴィッチ

3. 終わってみたら大した事無かった早熟な天才: モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン

4. 一応有名曲を書いて音楽史に名前を残した作曲家:
ヴィヴァルディ、グルック、ハイドン、ウェーバー、ベルリオーズ、シューマン、ビゼー、フランク、ドヴォルザーク、グリーグ、チャイコフスキー、マーラー、リヒャルト・シュトラウス、 ハンス・プフィッツナー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、シェーンベルク、アルバン・ベルク、ラフマニノフ

5. 名前だけは超有名だが、音楽の専門家以外は誰も聴いた事が無い天才作曲家:
ジョスカン・デ・プレ、パレストリーナ、ヘンリー・パーセル、フランソワ・クープラン、シュッツ
アントン・ヴェーベルン、スクリャービン、エリック・サティ


▲△▽▼


クラシック音楽 _ バロックと古典派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009420

クラシック音楽 _ ロマン派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009578

クラシック音楽 _ 世紀末の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009494

クラシック音楽 _ 20世紀の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009496

チャイコフスキーとロシア音楽の名曲
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▲△▽▼


最美の音楽は何か?
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20世紀の作曲家
http://www.asyura2.com/21/reki6/index.html

マイナーな作曲家が書いた名曲
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▲△▽▼
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結論として、モーツァルトのファンは音楽がわからない、と思って間違い無いです。

モーツァルトよりフランシス・レイの方が綺麗なメロディーを作る才能が有ります:

フランシス・レイは音楽史上最高のメロディー・メーカー
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016974

日本の歌曲はシューベルトやモーツァルトより名曲が多いが、名曲は1970年代に集中している
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003099


結局、モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれているのです。 大作曲家がみんなモーツァルトを賛美するのは、それが少年時代に聴いた懐かしい曲だからです。

懐メロの作曲家モーツァルトと他の大作曲家の曲の優劣を論じても意味がありません。
懐メロの作曲家モーツァルトと モンテヴェルディやヘンデル、バッハとの違いはポルノ映画と文芸映画の違いと同じです。  

ポルノは性的興奮を得る為に見るものなので、『エマニエル夫人 Emmanuelle 1974』とアンゲロプロス、タルコフスキー、フェリーニ、ベルイマン やヴィスコンティ等の文芸映画との優劣を論じても仕方ないのです。ポルノにはポルノとしての優劣があります。
因みに、パゾリーニやスタンリー・キューブリックみたいな巨匠が考えたポルノ映画は、変わった映画を撮ろうとしただけで全然面白くありません:

『エマニエル夫人 Emmanuelle』1974年
監督 ジュスト・ジャカン
原作 エマニュエル・アルサン
脚本 ジャン=ルイ・リシャール
音楽 ピエール・バシュレ
撮影 リシャール・スズキ
公開 1974年6月26日

『エマニエル夫人 Emmanuelle』動画
https://www.bing.com/videos/search?q=Emmanuelle%E3%80%801974&go=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&qs=ds&form=QBVR

性を敵視していた欧米女性を変えた シルヴィア・クリステル『エマニエル夫人 Emmanuelle』1974年
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14005112


イエジー・カワレロウィッチ Maddalena (1971)
https://www.bing.com/videos/search?q=Kawalerowicz%e3%80%80Maddalena+1971&FORM=HDRSC3

イエジー・カワレロウィッチ 『マッダレーナ』
http://www.asyura2.com/11/music5/msg/156.html


ピエル・パオロ・パゾリーニ『アラビアンナイト』(Il fiore delle Mille e una notte)1974年
https://www.bing.com/videos/search?q=Pasolini%E3%80%80%E3%80%80Il%20fiore%20delle%20Mille%20e%20una%20notte%E3%80%801974&qs=n&form=QBVR&=%25e%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%81%AE%E7%AE%A1%E7%90%86%25E&sp=-1&pq=pasolini%20il%20fiore%20delle%20mille%20e%20una%20notte%201974&sc=0-46&sk=&cvid=FB536E189A9E4DD5B085939419B63D63&ghsh=0&ghacc=0&ghpl=

ピエル・パオロ・パゾリーニ『ソドムの市』(Salò o le 120 giornate di Sodoma) 1975年
https://www.bing.com/videos/search?q=Pasolini%E3%80%80%E3%80%80Sal%C3%B2%20o%20le%20120%20giornate%20di%20Sodoma&qs=n&form=QBVR&=%25e%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%81%AE%E7%AE%A1%E7%90%86%25E&sp=-1&pq=pasolini%20sal%C3%B2%20o%20le%20120%20giornate%20di%20sodoma&sc=10-41&sk=&cvid=DC11E2C5D7D74E049F81E4DC5335333E&ghsh=0&ghacc=0&ghpl=



監督ジュスト・ジャカン、出演シルヴィア・クリステル『チャタレイ夫人の恋人』(Lady Chatterley's Lover)1981年
https://www.bing.com/videos/search?q=Sylvia+Kristel%e3%80%80Lady+Chatterley%27s+Lover%e3%80%801981&FORM=HDRSC3


スタンリー・キューブリック『アイズ ワイド シャット』(Eyes Wide Shut)1999年
https://www.bing.com/videos/search?q=Stanley+Kubrick%e3%80%80%e3%80%80Eyes+Wide+Shut%e3%80%801999&FORM=HDRSC3


フランソワ・オゾン『スイミング・プール』(Swimming Pool)2003年
https://www.bing.com/videos/search?q=Fran%c3%a7ois+Ozon%e3%80%80Swimming+Pool%e3%80%802003&FORM=HDRSC3



ラース・フォン・トリアー『アンチクライスト』(Antichrist)2009年
https://www.bing.com/videos/search?q=Lars+von+Trier%e3%80%80%e3%80%80Antichrist&FORM=HDRSC3

ラース・フォン・トリアー 『ニンフォマニアック』(Nymphomaniac)2013年
https://www.bing.com/videos/search?q=Lars%20von%20Trier%E3%80%80Nymphomaniac&qs=n&form=QBVR&=%25e%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%81%AE%E7%AE%A1%E7%90%86%25E&sp=-1&pq=lars%20von%20trier%20nymphomaniac&sc=3-27&sk=&cvid=3F0229FAF1404FA690181883321D3A11&ghsh=0&ghacc=0&ghpl=


2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/02 (Thu) 10:25:36

モーツァルト - クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756 - 1791)

天才なバランス感覚、歌心を音に込める才能、あらゆる音楽を自分のものとして取り込む柔軟性、職人技を持っている。
顔で笑って、心の底では泣いているような音楽。寂しがったり、はしゃいだり、おどけたり、そんな人間的なところが大きな魅力である。
一方で「悪魔が人間を惑わすためにこの世に送り込んだ音楽」というゲーテの言葉も非常に素晴らしく見事に特別性を言い当てている。
早熟であり、日本の高校生くらいの年齢の曲で既に神が宿ったかのような天才性や別格性を発揮している。


管弦楽曲

交響曲
最後の二曲が最高であるため、モーツァルトの重要なジャンルというイメージがある。しかし、41曲もあるが30曲は18歳までに書かれた作品。それ以降も改編や急造の曲などあり、ピアノ協奏曲と比較するとモーツァルトにとっては主要ジャンルとは言えなかったのでは、という印象である。特に初期は番号付以外にも多くの曲があり、未熟な三品ばかりである。しかし初期にもモーツァルトの成長の過程がはっきりと現れているのを追いかける楽しみがある。ここでは、ごく初期の作品は除外している。

交響曲 ヘ長調 K.75 (1771 旧全集番号では第42番)
2.5点
節回しにハイドンの影響を感じる。全体に元気がよい感じが好印象。モーツァルトらしい特別さはほとんどなく、偽作説に納得ではあるのだが、なぜだか聴きやすい。

交響曲第12番 ト長調 K.110(75b) (1771)
3.3点
冒頭のバロックの息吹を感じる清冽な輝かしいメロディーが、モーツァルトとしては珍しいもので、耳に強く残る。それ以外の部分も輝かしい印象。まだ未熟ではあるが、この爽やかさの魅力は忘れがたいものがある。

交響曲 ハ長調 K.96(111b) (1771? 旧全集番号では第46番)
2.8点
1楽章のオペラの序曲のような明るい始まりと、モーツァルトには珍しい2楽章の古風な同じリズムがずっと続く憂いのある音楽がよい。楽章に個性があり聴き栄えのする曲。

交響曲第13番 ヘ長調 K.112 (1771)
2.8点
爽やかなだけで、特徴が少ないため、単に未熟な発展途上の曲に聴こえる。特に素敵だと思うような箇所はなかった。

交響曲第14番 イ長調 K.114 (1771)
3.5点
1楽章の冒頭の流麗で上品なメロディーの魅力はかなりのものである。彼の特質と天才性を見事に見せつけている。それ以外もどの楽章も後年を彷彿とさせる立派さとメロディーの魅力をふんだんにみせる素晴らしい作品であり、初期の交響曲の傑作と言っていいだろう。

交響曲第15番 ト長調 K.124 (1772)
2.8点
2楽章がしなやかな旋律のなかなか美しい曲だと思う。他の楽章はシンプルすぎてまだまだ未熟感が漂っており、感動には届かない。

交響曲第16番 ハ長調 K.128 (1772)
2.5点
1楽章が3拍子で舞踏性が高いのが面白い。2、3楽章もその雰囲気を受け継いでいる感じがする。とはいえそれだけであり、音の密度が薄い未熟感がまだまだ気になる。

交響曲第17番 ト長調 K.129 (1772)
2.3点
しなやかな雰囲気を楽しむ曲と思う。しかし、内容が薄くて聴き終わっても特に何も残らない。

交響曲第18番 ヘ長調 K.130 (1772)
2.3点
爽やかな中に少しモーツァルトらしい感性の強さが少しずつ表現され始めているようには思えるが、まだまだ非常に微妙なレベルである。

交響曲第19番 変ホ長調 K.132 (1772)
2.3点
規模がかなり大きくなった。しかし、内容がそれに伴った感じではない。あくまで、もっと後の曲のような規模感だけであり、内容は初期の未熟さから卒業できておらず、あまり面白くない。

交響曲第20番 ニ長調 K.133 (1772)
3.0点
祝典交響曲で華やか。2楽章のメロディーなど、聴き栄えのする楽しみのある曲でよい。4楽章のメロディーはハイドンみたいだ。規模感に内容が伴っている。

交響曲第21番 イ長調 K.134 (1772)
2.3点
J.C.バッハやC.P.Eバッハと聴いた印象がかなり近い。主題が単純であり、優美さやバランスの良さもまだ不十分であり他の作曲家を凌駕するものを感じない。唯一3楽章の中間部が耳を捉えた。

交響曲第22番 ハ長調 K.162 (1773)
2.3点
1楽章はメロディーが単純すぎる。2楽章と3楽章はいくぶんましだが、単純明快すぎてやはりあまり楽しめない。

交響曲第23番 ニ長調 K.181(162b) (1773)
3.0点
全3楽章8分で切れ目なく演奏。トランペットの輝かしさにより祝典的で高揚感のある雰囲気が創られている。割と好き。

交響曲第24番 変ロ長調 K.182(173dA) (1773)
2.3点
全3楽章10分の短い曲。この曲はメロディーに魅力がないため、あまり面白い曲ではい。短いため聴き通すのは容易だが、楽しめずに終わる。

交響曲第25番 ト短調 K.183(173dB) (1773)
5.0点
アマデウスの冒頭だが、この曲の燃えるような情熱は素晴らしい。40番より熱気があり心を動かされる。

交響曲第26番 変ホ長調 K.184(166a) (1773)
3.5点
全3楽章で続けて演奏される。これは深みがあり初期の中でも特に注目するべき曲の一つ。1楽章はイタリア風で快活で面白いが、素敵なのは2楽章と3楽章。短調でドラマチックで陰影に富んだ2楽章は晩年の作品以上にロマンチックである。3楽章はその余韻を反映した晴れやかな感情に満ちた曲で感動的。

交響曲第27番 ト長調 K.199(161b) (1773)
2.8点
快活で颯爽とした魅力がある。2楽章の滋味あふれる雰囲気はモーツァルトにしては珍しい。

交響曲第28番 ハ長調 K.200(189k) (1774)
3.0点
初期の一連の交響曲の中で最後に書かれた曲。ティンパニを使用しハ長調の堂々とした曲想が特徴。特殊なことをしている場面は少ないが、憂いがなく華やかで爽やかで輝かしいモーツァルトを楽しめる点で価値がある。

交響曲第29番 イ長調 K.201(186a) (1774)
4.0点
初期の交響曲の中では25番についで有名。明るい瑞々しい感性に支えられた勢いと楽しさ、爽やかさと優美さが、愉しいメロディーとともに奏でられており、それらが巨匠的な完成度で練り上げられて作品化されている。初期らしい汚れのなさと、聞きやすさで、後期の交響曲の中の大半の曲よりも魅力がある。

交響曲第30番 ニ長調 K.202(186b) (1774)
2.5点
初期の最後の交響曲で、それなりの規模と充実感はあるが、ありきたりな素材ばかりである。成熟して立派さが現れてきており、明るくて華やかであるが、深みや新鮮さには欠けると思う。

31番以降(20歳以降の作品)
交響曲第31番 ニ長調 K.297(300a)『パリ』 (1778)
2.5点
この曲は異例なほど推敲を重ねたそうだが、残念ながらその結果が自分にはあまり素晴らしいと感じられない。名曲とまではいかないと思う。

交響曲第32番 ト長調 K.318 (1779)
3.0点
1楽章のような長さの連続した曲の中に3つの楽章があるという特殊構成。印象的な冒頭を始めとして内容が豊富で、30番台前半では一番よい曲だと思う。

交響曲第33番 変ロ長調 K.319 (1779)
2.5点
1楽章は主題に多少の目新しさはあるものの、基本的に普通。2楽章は優美だが、天才性はあまりない。3楽章のメヌエットはごく普通。4楽章はオペラの伴奏みたいで面白くない。

交響曲第34番 ハ長調 K.338 (1780)
2.8点
メヌエットなし。1楽章はごく普通の序曲風の曲。2楽章は半音階を使ったメロディーがやや目新しいものの、全体の印象は普通だし冗長。3楽章は伸びやかで三連符の連続的な使用は目新しく、エネルギッシュで一番聴き所がある。

交響曲第35番 ニ長調 K.385『ハフナー』 (1782 セレナーデからの改変曲。)
3.3点
1楽章はオペラの序曲のように快活。2楽章は優美で呑気で美しく、この曲で一番印象的。3楽章は優美で華やかさのあるメヌエット。4楽章は祝典的。全体に元々がセレナーデとして書かれて改作されただけあり、天才的というほどではないが優美な華やかさを楽しめる。

交響曲第36番 ハ長調 K.425『リンツ』 (1783)
3.5点
どの楽章もオペラの音楽のようだ。登場人物が何かの行動をして物語を進行させているような生き生きとした感じがある。1楽章はオペラの序曲にそのまま使えそうである。たった四日で書かれたのは凄いが、知っていて聴くとやはりどこか仕事の荒さを感じてしまう。

交響曲第38番 ニ長調 K.504『プラハ』 (1786)
4.0点
39番より華やかでありながら叙情的であり各楽章に光る部分がある。特に1楽章は秀逸でメロディーが印象的。最後の3大交響曲はどの曲も特殊さがあるので、この曲は堂々とした正統派の音楽としては最大の交響曲かもしれない。

交響曲第39番 変ホ長調 K.543 (1788)
3.5点
最後の三大交響曲の1作だが、他2作と比べてしまうと地味であり、音楽の複雑度が低くて単純に聞こえるため物足りなく感じる。1楽章の純白の世界は素晴らしいのだが、2楽章と3楽章がもの足らず、4楽章もノリノリで楽しいがメロディーの魅力が足りない。個人的には、40番および41番と同時に書かれたとはいえ、3大交響曲として一括りにするべきでない大きな差があると思う。

交響曲第40番 ト短調 K.550 (1788)
6.0点
1楽章の有名メロディーはやはり非常に印象的であり、第二主題の魅力も全体構成も完璧な出来である。秋の憂愁と人間愛を感じさせる2楽章がまた大変に感動的で、どんなロマン派の曲も凌駕するほどに人間的でロマン的で胸がいっぱいになる。3楽章は3小節区切りなのが面白い。4楽章の性急さはモーツァルトがよく見せるものでやや小ぶりな印象があり、神がかり的とまではいかないが、この名作の締めくくりには十分な出来である。

交響曲第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』 (1788)
6.0点
壮麗で神々しくて全世界に君臨する神のような偉大さを感じさせる音楽であり、まさに「ジュピター」の名がピッタリである。特に1楽章はそうなのだが、2楽章や3楽章でさえも、神々しさを発揮しているのが凄い。1楽章は堂々とした開始部分から、人間には及びもつかない神々の領域を感じさせる天上的で壮大で、かつ完璧なバランスで造形されている驚異的な音楽である。最後のフーガ楽章の畳み掛けるような高揚感と圧倒的な充実感の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。


セレナーデ

セレナーデ第1番 ニ長調 K.100(62a) (1769 カッサシオン ニ長調 K.62と同一。)
2.8点
13歳の作品。素朴な音楽の作りは幼さとともに古典派の初期の作曲家達の作品を想起するが、既に十分にセンスが良くて楽しい気分になれるのはさすがである。27分もの大作だが寛いで楽しく聴ける。

セレナーデ第3番 ニ長調 K.185(167a) (1773)
2.8点
45分。1曲目が面白くない。全体に古典派の標準を越えていない単純な書法。しかしだんだん耳が慣れてくるのか、聴き進むにつれてヘンデル的な華やかさや、活力のある音楽が楽しく聴けるようになってきて、聞き終わるとそれなりに満足できる。

セレナーデ第4番 ニ長調 K.203(189b) (1774)
2.8点
この時期のセレナーデにしては、優美で現代の楽器に合っている雰囲気である。快活さが足りないかわりにしっとりしていて、後年において増える雰囲気が出ており、聞きやすい。

セレナーデ第5番 ニ長調 K.204(213a) (1775)
2.8点
K.203からさらに進歩している。書法がこなれてきており、モーツァルト独特の気の利いた場面転換の巧みさが目立つようになっている。物語のような性格があり、オペラを聴くように楽しめるのも特徴。コミカルでドタバタ劇のような雰囲気もある。

セレナーデ第6番 ニ長調 K.239 『セレナータ・ノットゥルナ』 (1776)
3.0点
祝典的な華やかな雰囲気を管楽器を使わずに見事に出していて、なかなか楽しめる。メロディーも耳に残るもの。ティンパニを使っている場面もそれに頼っていない。最後のティンパニ独奏にはびっくりする。

セレナーデ第2番 ヘ長調 K.101(250a) (1776)
2.3点
弦楽合奏の短いセレナーデ。メロディーが地味で幼く聞こえる。あまり良い曲ではないと思う。

セレナーデ第7番 ニ長調 K.250(248b) 『ハフナー』 (1776)
2.8点
オーケストラ曲。全8楽章1時間。和声は単純であり、複雑さはあまり楽しめない。だが、結婚式の前夜祭のための曲というだけあって、貴族的なキラキラした華やかさと祝典的気分に溢れており、その点では楽しめる。また中間の2楽章から4楽章までがヴァイオリン協奏曲のようであり、この独奏は単なる単純明快さだけでない複雑さや音の動きを楽しめる。

セレナーデ第8番 ニ長調 K.286(269a) 『ノットゥルノ』 (1776/77)
2.8点
コンパクトで聞きやすい。変化はあまり多くなくシンプルすぎるため、現代的な意味ではあまり高く評価しにくいところがある。ただ、柔らかく美しい音楽を基調としつつ控えめに適切な快活さなどを取り入れていて、音のつくりはよい。娯楽音楽としてそれなりのレベルにあると思う。

セレナーデ第9番 ニ長調 K.320 『ポストホルン』 (1779)
3.5点
1楽章はオペラの序曲のような堂々とした曲。2楽章は後期の交響曲のメヌエットのような堂々とした曲。3楽章と4楽章は繊細な雰囲気。4楽章の管楽器の活躍は楽しい。5楽章は短調で気分転換。6楽章のポストホルンはラッパの音色が楽しい。7楽章はノリノリ。

セレナーデ第10番 変ロ長調 K.361(370a) 『グラン・パルティータ』 (1781/83-84?)
3.3点
成熟したモーツァルトらしいハルモニームジークの曲であり、初期とは一線を画している。様々な気分を内包しつつ、しなやかさを持った明るい楽しめる音楽を作っているのはさすがだ。しかし、フットワークの軽さ、場面転換の鮮やかさなどの特質が活かせないので、管楽合奏はやはりあまりモーツァルトには向いていないと思う。

セレナーデ第11番 変ホ長調 K.375 (1781, 改訂1782)
2.8点
管楽器の合奏としての楽しみよりも、モーツァルトらしい曲としての楽しみの方がようやく上回った曲だと思う。かなり成熟しており、制約に縛られずに伸び伸びとしたモーツァルトらしい旋律や雰囲気を作れている。ただ、それでも十分にいい曲であるという印象には至っていない。


セレナーデ第12番 ハ短調 K.388 (384a) 『ナハトムジーク』 (1782/83)
3.5点
管楽器の合奏によるハルモニームジーク。弦が無いのに慣れると、音色を楽しめる。

セレナーデ第13番 ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 (1787)
5.5点
有名曲。簡潔でありながら豊かな内容を持ち、優美で非の打ち所がない完璧な均整が取れている。4楽章がすべてよい出来でありバランスが良い。



ディヴェルティメント

ディヴェルティメント 第1番 変ホ長調 K.113 (1771)
2.5点
音に充実感が出てきたが時代の第1作なのだが、音楽がありきたりで、新鮮な素晴らしさに欠けてあまり面白くないと思う。

ディヴェルティメント K.136(125a) ニ長調 (1772):弦楽四重奏
3.5点
冒頭のメロディーがキャッチーで耳に残る。明るく快活でのびやかな雰囲気が楽しい曲であり、優美さとも両立している。

ディヴェルティメント K.137(125b) 変ロ長調 (1772):弦楽四重奏
3.0点
K.136が直球勝負の曲なのに対して、この曲は冒頭いきなり悲劇的に始まりその後もしばらく穏やかであるなど、変化球の曲である。とはいえ途中の本編からは伸びやかな曲になり、その部分はK.136と同様に素敵である。

ディヴェルティメント K.138(125c) ヘ長調 (1772):弦楽四重奏
3.0点
K.136やK.137と同様の弦楽四重奏によるディベルティメント。優美で中庸なテンポで違いを作っている。メロディーの魅力があと一息であり惜しい印象。所々美しい場面がある。

ディヴェルティメント 第2番 ニ長調 K.131 (1772)
3.0点
30分の大作。既に活き活きとした楽しい音使いで聞き手を楽しませる技を完全にマスターしており、ディベルティメント作曲家としては完成している。若い時代のシンプルな清々しさと音楽のバラエティーを楽しめる。

ディヴェルティメント 第4番 変ロ長調 K.186(159b) (1773)
2.5点
K166と同じくハルモニームジークで印象もほぼ同様。楽しいがごく普通の曲。

ディヴェルティメント 第3番 変ホ長調 K.166(159d) (1773)
2.5点
管楽合奏のハルモニームジーク。初期らしい爽やかさだが、モーツァルトの独自性をあまり感じないごく普通の曲。

ディヴェルティメント 第7番 ニ長調 K.205(167A) (1773)
2.5点
素朴すぎて、モーツァルトの天才性が発揮できていない。ごく普通の曲が並んでいる。

ディヴェルティメント 第8番 ヘ長調 K.213 (1775)
2.8点
モーツァルトらしさ、音楽の充実感において、1773年作のディベルティメントとは雲泥の差である。しかし、まだハルモニームジークの制約により十分な力を発揮出来ていないように聞こえる。

ディヴェルティメント 第9番 変ロ長調 K.240 (1776)
3.0点
この曲ではハルモニームジークの穏やかさとモーツァルトのセンスが融合して、ようやく独自性がある作品として完成レベルに達したという印象。

ディヴェルティメント 第12番 変ホ長調 K.252(240a) (1776)
2.8点
この時期の他の曲と似たようなハルモニームジーク。あと少し何か輝くものが欲しい所。

ディヴェルティメント 第6番 ハ長調 K.188(240b) (1776)
2.5点
2本のフルートと5本のトランペットとティンパニ。広々とした元気な印象を与える編成を楽しめる。曲は普通。

ディヴェルティメント 第10番 ヘ長調 K.247 (1776)

ディヴェルティメント 第11番 ニ長調 K.251 (1776)
2.5点
本当にモーツァルト作のディベルティメントなのか耳を疑ってしまった。バロック的な清澄な響きであり、和声があまり機能していない。モーツァルトらしいフレーズがあまり登場しない。このようなバロック的な音楽の世界はそれはそれで別ジャンルとして好きではあるのだが、やはりモーツァルトらしさに驚くほど欠ける曲である。

ディヴェルティメント 第13番 ヘ長調 K.253 (1776)
3.0点
ハルモニームジーク。1楽章の変奏曲が目新しくて面白い。他の楽章も軽快でなかなか楽しい。

ディヴェルティメント 第14番 変ロ長調 K.270 (1777)
2.8点
ハルモニームジークだが、モーツァルトの管弦楽曲のような優美なメロディーが取り入れられている。ありきたりではないが、必ずしも管楽合奏の良さを活かせているとはいえないと思う。

ディヴェルティメント 第15番 変ロ長調 K.287(271H) (1777)
2.5点
かなり長い曲。全体に平凡でモーツァルトらしい冴えや天才性が感じられなくて、あまり楽しめない。

ディヴェルティメント 第16番 変ホ長調 K.289(271g) (1777) …偽作説が有力。
2.0点
リズムが平板であり、メロディーも面白くなくて、ひどくのっぺりした印象。メロディーの癖にモーツァルトらしさがなく、確実に偽作だと思う。

ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334(320b) (1779)
3.3点
弦楽合奏の曲。有名だが長いし演奏を選ぶと思う。曲中では有名なメヌエットがやはり断然輝いてる。他も優雅で充実した娯楽音楽だが、感動を感じるほど素晴らしいとは思わない。

ディヴェルティメント K.563 変ホ長調 (1788):弦楽三重奏
4.0点
何度聴いても飽きない充実の名作。他のディベルティメントよりもはるかに充実したこの曲がたった3つの弦楽器で演奏されるというのが驚異的。


その他

フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)
4点
迫力ある短調の音楽。

『音楽の冗談』 (2Hr,2Vn,Va,Vc)K.522 (1787)
3.5点
人を馬鹿にしたようなネタが面白すぎ。ホルンが入っていて活発な曲調なので音も楽しめる。面白すぎて初めて聴いた時は声を出して笑ってしまった。特に最後の終わり方。聞いていると映画アマデウスに出てくる人をはしゃいでサリエリを小ばかにするモーツァルトの姿が思い浮かぶ。



協奏曲

協奏交響曲
オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 (1778 偽作?)
聴いた印象では、モーツァルトの手癖と少し違う感じのフレーズが多いと思った。したがって偽作だろうと思う。

ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (320d) (1779)
2.8点
交響的な音の豊かさを持った曲なのだが、それがモーツァルトらしい独走楽器の伸びやかで自由な活発さという協奏曲のよさをスポイルしてしまっていると思う。特に目立つような良い点はないし、実際のところ決して悪い曲ではないにしても、聴いて楽しいモーツァルトの協奏曲の魅力に欠けているため、あまりお勧めできない。


ピアノ協奏曲
交響曲とは違い20歳以降に沢山の曲を書いている。20番で急に覚醒して、芸術性の高い作品群となる。それまではやはり、美しいものの演奏会用のエンターテイメント曲の粋を出ないと感じる。

ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175 (1773)
3.0点
4番までは編曲なのでオリジナル作品のピアノ協奏曲の第一作。爽快であるとともに、トランペットとティンパニの祝典的な雰囲気が楽しい気分にさせる。2楽章の瑞々しさも魅力。バランスが良くて、ピアノがよく歌っており、既に完成度がかなり高い。協奏曲の作曲家としての才能の高さに痺れる。

ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238 (1776)
3.0点
1楽章は5番と同じ位に魅力的でより技巧的に華やかにした感じ。2楽章は5番より陰影が豊かになった。3楽章はメロディーがシンプルすぎていまいち。

ピアノ協奏曲第7番 ヘ長調 K.242『ロドロン』(3台のピアノのための)(1776)

ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246『リュツォウ』 (1776)
2.8点
1楽章は定形化の兆しを感じて、あまり面白くない。2楽章は美しいのだが、瑞々しく初々しいようなものが少なくなった。3楽章は悪くないがメロディーの魅力が今一歩。

ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』 (1777)
3.3点
冒頭にいきなりピアノが登場するのは先駆的で最初は驚くが、慣れてくると後世の作品と比較すればごく控えめな使われ方であると感じる。清新で瑞々しさがあると共に、充実感が20番以降に匹敵するほどであり、名作の一つである。

ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための) (1779)

ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413 (1782-83)
2.0点
特にこれといった魅力がない。

ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 (1782)
3.0点
アダージョ楽章が優美でなかなかよい。他楽章もよく、10番台前半の中では音楽に魅力があり聞きほれる。

ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415 (1782-83)
2.5点
祝典的雰囲気が少しあり楽しい気分を感じる。

ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449 (1784)
2.5点
ピアノ独奏が華やかさを増して、20番台に近づいた感がある。

ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450 (1784)
2.5点
アダージョの美しさとロンドのノリノリで華やかな感じはなかなか良い。

ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451 (1784)
3.0点
20番台に匹敵する充実感を感じられるようになった。

ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453 (1784)
3.0点
優美さを持っており長い作品の中で微妙なニュアンスの移ろいを楽しめる。

ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456 (1784)
2.5点
充実感はあるものの、耳をひいたり胸を捉えるような素晴らしい瞬間はあまりない。

ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459 『第二戴冠式』(1784)
3.0点
祝典的な華麗さがあって聴いていて楽しい。

20番以降
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 (1785)
5.5点
内に秘めた情熱と悲しみの第1主題と、そこからの展開として絶妙な心の中で泣いているような第2主題のどちらも良い1楽章。感動を内包する素晴らしく魅力的な静寂の主題と、強烈な対比をみせる激情的な中間のどちらも素晴らしい2楽章。疾走感があるロンドが、カデンツァのあとに最後にパッと雲が消えたように晴れやかに終わる感動的な3楽章。すべてが完璧な大傑作である。

ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 (1785)
4.5点
いいメロディーが沢山あって聴きやすい。

ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482 (1785)
3.5点
スケールの大きな威勢のいい曲。

ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (1786)
5.0点
こじんまりとしているが、非常に愛らしくて可愛らしさに心を奪われる1楽章。歌曲のように憂いのある優れたメロディーを存分に歌わせる2楽章。めまぐるしく新しい主題が出てきて息をつかせない3楽章。どれも素晴らしい。逸品である。

ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 (1786)
4.0点
ソナタもそうだが短調の二曲目の方はハ短調で少し理屈っぽい。でも慣れると感動的。

ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503 (1786)
3.5点
20番台の中では地味でずば抜けた所が無い。それでも10番台よりはいい曲。

ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537『戴冠式』 (1788)
4.0点
華やかな中に独特の美しさが散りばめられている。

ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 (1791)
4.5点
最後の年の曲であり、透明な純白の曲調。1楽章の気力が衰えた感じの第1主題からして聴いていて悲しくなる。3楽章の三拍子の主題メロディーは、顔で笑って心で泣いている雰囲気の代表的なものであり、感動する。

ヴァイオリン協奏曲
残念ながら19歳で打ち止めなので、ピアノ協奏曲と比較すると見劣りする。

ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207 (1775)
2.5点
書法の未熟さが気になる。あまりに単純なフレーズが多く作曲の初心者のようだ。ただしモーツァルトらしい魅力ほそれなりにある。

ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211 (1775)
2.5点
快活さや優美さに一定の魅力はあるが、オーケストラの四分音符伴奏など内容面で未熟さが気になる。

ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216 (1775)
3.0点
優美でありながら生き生きとした雰囲気は悪くないし、書法に進歩が見られるものの、旋律があまり印象的ではない。

ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 (1775)
3.3点
明るく優美であり、楽想の繋ぎが流れるようになっている。旋律も少し良くなっている。3番よりも進歩が見られる。

ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調『トルコ風』K.219 (1775)
3.8点
キャッチーなメロディーが多くて聴きやすく楽しめる。どの楽章も耳を楽しませる分かりやすいフレーズのオンパレードである点ではモーツァルトでもかなり上位であり、深みに欠けるものの、かなり楽しめる。明るく快活で、雰囲気が良い。

2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ K.190(186E)
3.0点
コンチェルーネという名称であるが、長い曲である。オーボエの独奏もときどき入っていて目立つ。それほど協奏曲らしい活発さがない、まろやかで柔らかくて大人しい曲。まったりした雰囲気の中で多くの独奏パートがはっとするような刺激をくれるため、娯楽曲としては案外楽しめる。

ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ ホ長調 K.261
3.3点
単発の曲としては、このアダージョは陰影をもったしみじみとした美しさを堪能できるためK.269よりも楽しめる。ヴァイオリンを存分に歌わせていて、聴き応えがある。

ロンド 変ロ長調 K.269(261a)
2.8点
ヴァイオリン協奏曲の最終楽章としてなら悪くない曲。この時期らしい出来になっている。しかしながら、単発の楽章だけで聴くと深みが足りない。わざわざ聴くべき内容ではない。

ロンド ハ長調 K.373(フルート協奏曲版(K.Anh.184)あり)
3.3点
優雅なロンドのテーマは耳に残るもの。一連のヴァイオリン協奏曲よりも後に書かれたことによる成熟と、優雅な楽しい雰囲気を楽しめる小品。


管楽器のための協奏曲

管楽器の明るく伸びやかで歌心溢れた協奏曲群はモーツァルトの特質が生かされており素晴らしい。

バスーン協奏曲 変ロ長調 K.191(186e) (1774)
3.3点
18歳の作品なので深みはないが、一流の音楽的センスは完成の域に達している。彼のセンスが管楽器の協奏曲においてプラスに働いていており、センスが良く音楽的に楽しめる作品である。

フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 (297c) (1778)
4点
2楽章の高雅な美しさは知名度どおりの素晴らしさ。これほどまでに雅な音楽は思い当たらないくらい。キラキラした西洋の貴族というよりも平安時代以来の伝統の日本の京都の貴族をイメージするのは自分だけだろうか。しかしながら、1、3楽章はあまり冴えない曲で印象に残らない。

フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c) (1778)
3.0点
フルート協奏曲の2番と比較すると旋律の魅力に欠けており冴えがない。フルートの魅力を生かした良い作品ではあるだが、古典派の中の並みのレベルだと思う。

フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314 (1778)
3.5点
1楽章は伸びやかで明るくて清々しい。軽やかな気持ちなれる曲である。2楽章は優美でフルートの軽やかさと清らかさが活かされてる。3楽章の明るくて快活なところも魅力。全体的に深さはないもののフルート協奏曲として非常に魅力的な曲。

オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d) (1778)
フルート協奏曲2番と同曲(先にオーボエ協奏曲が書かれたものをフルート協奏曲に編曲)

ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.412+K.514(386b)
3.5点
1楽章は柔らかく美しいメロディーが優れている充実した傑作。メロディーセンスが光る。2楽章は1楽章ほどの名曲感はなく普通。この曲はモーツァルトが無くなった年に書かれたのが定説との事だ。その割には晩年の透明感はないが、充実の傑作である。

ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417 (1783)
2.5点
ホルンの柔らかさを楽しめるが、わりと当たり前のフレーズばかりで、内容に隙間が多く、印象に残らない。

ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447 (1783)
3.3点
1、2楽章はモーツァルトらしい繊細な流麗さがよく発揮されている。3楽章の快活さもホルン協奏曲なので控えめであるものの楽しい。

ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495 (1786)
3.3点
3番と似た感じだが、どことなくより繊細さが増している気がする。この曲に限らずホルン協奏曲全曲に言えるが、フルートなどの他の管楽器の協奏曲とは一味違うホルンらしい温かみを上手く活用した楽しい古典派協奏曲である。

クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (1791)
5.5点
モーツァルトの協奏曲の最高傑作だと思うし、全作品の中でも屈指の出来栄えだと思う。モーツァルトの協奏曲のフレームワークは他の曲と同様だが、この曲はその中で天才的なバランスを保持しながら、愛おしさ、人恋しさや諦観や未来への希望を歌心いっぱいに表現している。充実感と感動にあふれていて、強く胸を打つ作品になっている。

フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315(1778)
3.3点
歌心があり朗らかで牧歌的な主部と、陰影のある中間部。変化もあり中身は濃い。協奏曲の緩叙楽章としては、なかなかの出来だと思う。



室内楽曲

弦楽五重奏曲
30歳を超えて、四重奏よりも力を入れたジャンル。ヴィオラ1本でだいぶ印象が違う。充実作が並ぶ。

弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174 (1773)
2.5点
爽やかで若々しいが、それ以上の魅力はない。とはいえ五重奏の音の充実感は楽しめる。

弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 K.406(516b) (1787年 管楽セレナードK.388 (384b) の編曲)
3.5点
管楽セレナードの編曲。短調曲だが、悲痛な感じはあまりなく、美しく短調のメロディーを鳴らすのを楽しめる。どの楽章も内容が充実している。

弦楽五重奏曲第3番 ハ長調 K.515 (1787)
3.5点
1楽章は広々とした旋律で始まるのが印象的。全編が清々しく美しくしなやかで豊かな雰囲気を持っている。二楽章はよくある雰囲気だが美しさに満ちてる。三楽章はいまいち。最終楽章もよくあるロンドだが、美しくて大規模。

弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516 (1787)
4.0点
憂いと悲しみを含んだメロディーが各所で現れる。イントロからして半音階的で悲しい。主要な短調の器楽曲の中で、ここまで憂いの色が濃い曲は無い気がする。アダージョは短調曲でのいつもの魅力を見せているが、その中でも傑作かもしれない。最終楽章がいつもと違いゆっくり始まるのが悲しいが本編は吹っ切れたかのような明るいロンド。

弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593 (1790)
4.0点
どの楽章も晩年の透明感を持つ美しさを楽しめる曲として貴重。人恋しさ、現世への儚くも淡い思い出を感じる。かなり名曲。

弦楽五重奏曲第6番 変ホ長調 K.614 (1791)
3.0点
最晩年の曲だが、5番ほど最後の透明な美しさを感じない。割と内容も出来も普通の曲だと思う。


弦楽四重奏曲

モーツァルトのカルテットは聴きやすいものの、ハイドンと比較すると自由闊達さも構築性も足りず、伸びやかさも足りない。どのジャンルでも高レベルな作品を作る彼においては、相対的にみてあまり向いているジャンルではないかもしれない。

弦楽四重奏曲第1番 ト長調「ロディ」 K.80(73f) (1770)
1.5点
まだ完全に未成熟な作品であり、スカスカで内容が無く面白くない。試しに聴いてみる以上の鑑賞価値はない。

弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 K.155(134a) (1772)
3.0点
1楽章はメロディーに活き活きとしてかなり魅力的。2楽章は優美でそれなりに魅力がある。3楽章は可もなく不可もない。あっという間に終わる。弦楽四重奏曲の書き方に未熟な感はあるが、1番とは雲泥の差の作品である。

弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K.156(134b) (1772、第2楽章改訂1773年)
3.0点
1楽章は愉しい雰囲気、2楽章は短調でともに雰囲気は良いが旋律の魅力としてはあと一息。3楽章は悪くない。4楽章で再びの短調の嘆きの歌で驚く。こちらはなかなか良い。序奏かと思いきや最後まで続く。

弦楽四重奏曲第4番 ハ長調 K.157 (1772-1773)
2.5点
1楽章は旋律の癖にハイドンの影響を感じる。しかし旋律に幼さを感じていまいち。2楽章は短調。しかし単純すぎて魅力はいまいち。3楽章は舞曲のようで少し面白い。

弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調 K.158 (1772-1773年)
2点
1楽章はスカスカで未熟。2楽章は短調。スカスカでこれまでより劣る。3楽章もスカスカ。未熟な作品。

弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 K.159 (1773)
3点
4番あたりと比較すると成長著しくなかなかいい曲だと思った。

弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調 K.160(159a) (1773)
3点
さわやかなディベルティメント風でいいと思った。

弦楽四重奏曲第8番ヘ長調 K.168 (1773)
3.0点
弦楽合奏にも使えそうな雰囲気。いい曲。

弦楽四重奏曲第9番イ長調 K.169 (1773)
3.0点
爽やかさと柔らかさを持っている。

弦楽四重奏曲第10番ハ長調 K.170 (1773)
2.8点
1楽章はしなやかで滋味があるところ、リズム感もハイドンに似ている。2楽章の単純ななかの響きの複雑さはなかなか良い。3楽章のしなやかで伸びやかな緩徐楽章はモーツァルトでは目新しい気がする。4楽章は普通。

弦楽四重奏曲第11番変ホ長調 K.171 (1773)
2.5点
おとなしい楽想。同時期の他曲と比較して少し落ちる気がする。聴く順番は後がいいかも。

弦楽四重奏曲第12番変ロ長調 K.172 (1773)
2.5点
11番同様に同時期の他曲と比較して少し落ちる気がする。ものすごく微妙な違いなので自信は無いが。

弦楽四重奏曲第13番ニ短調 K.173 (1773)
3.0点
初の短調のカルテット。モーツァルトの短調曲らしさがあり、聴く価値あり。


ハイドンセット
長い時間をかけて書かれた作品集。モーツァルトにしては作曲に時間をかけすぎた弊害で息苦しさがある、という意見に自分も賛成である。

弦楽四重奏曲第14番 ト長調『春』 K.387 (1782)
3.5点
一楽章がキャッチー。まさに春が訪れたように、明るく暖かくなりぱっと晴れたような気分になる。二楽章も三楽章も明るくて解りやすい。対位法的な高揚感のある四楽章もよい。全体に力作。

弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421(417b) (1783)
3.0点
ハイドンセット唯一の短調。二、三楽章がもの足らないし、一、四楽章も他の多くの短調の傑作と比べれば凡庸。それなりにいい曲ではあるが。

弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428(421b) (1783)
3.5点
人を愛おしく思うような感情が満ちている。柔らかくて優しい音楽。前半の二つの楽章が素晴らしい。

弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調『狩』 K.458 (1784)
3.5点
一楽章は牧歌的で活動的な主題が印象的。確かに狩りのようだ。二楽章も明るくてリズムに乗って主題が演奏されて愉しい。三楽章は美しく、四楽章はノリがよくて聞いていてウキウキする。

弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K.464 (1785)
3.0点
ハイドンセットの中では規模は大きいが楽想は一番地味。大人しめの曲であり、それを代償とする際立ったものもない。いい曲ではあるが。

弦楽四重奏曲第19番 ハ長調『不協和音』 K.465 (1785)
3点
なんじゃこりゃ???、と驚く斬新な不協和音の冒頭は面白いアイデアで、ソナタの主題が魅力的になるのに大きな効果を発揮してる。全体に明るく美しさを重視した曲調でまとめられている。

ハイドンセット以降
弦楽四重奏曲第20番 ニ長調『ホフマイスター』 K.499 (1786年)
3.3点
全体にモーツァルトにしてはあまり音は耳触りの良い方ではないし明快さが少ないが、内面的に寂寥感や人恋しさを湛えていて精神面は充実している。4楽章でさえもどこか暗い。


プロシア王四重奏曲

弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575 (1789)
3.3点
しなやかで人間愛にあふれた切ない雰囲気が全体を支配している。また弦楽合奏の方が向いていそうな印象もあり、特に2楽章において特に顕著である。平均してどの楽章も充実している。

弦楽四重奏曲第22番 変ロ長調 K.589 (1790)
3.5点
2楽章が感動的。ハイドン後期の弦楽四重奏に近い。晩年らしい胸のうちに秘めた様々な感情が抑えきれずに音楽に現れている感じであり、聴き応えがある。

弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 K.590 (1790年)
3.3点
2楽章が一番良い。雰囲気や内容はプロシア王セットの他の2曲と同様。


弦楽三重奏曲

二つのヴァイオリンと低音楽器のためのアダージョとメヌエット K.266 (1777)
2.5点
かなり音のバランスが悪い特殊構成の曲。中間の音がないため、いわゆるドンシャリのような音がする。2つの楽章があるが、どちらもあまり面白い曲ではない。この曲は、特殊な構成であるという価値しかないと思う。

ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563 (1788)
ディベルティメントの方に記載。


弦楽二重奏曲

ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番 ト長調 K.423 (1783)
3.5点
決してキワモノ曲としていい加減に書かれた作品ではなく、随分と内容が充実している立派な作品である。アイデアが豊富につぎ込まれている。たった2声部にも関わらず驚異の充実感であり、アレンジだけでも楽しめる。この2曲において声部の不足に伴う違和感がほとんどないのだから、逆にいえばモーツァルトの音楽が本質的には2声部で書かれているということに他ならないのかもしれない。

ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 変ロ長調 K.424 (1783)
3.5点
1番と同様の感想である。かなりの充実感のある作品である。

ピアノが入った室内楽曲
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための五重奏曲 変ホ長調 K.452 (1784)
2.5点
1楽章は冴えない。2楽章は優美でなかなか良いが感動する程のものではない。3楽章はいまいち。全体にいまいちだが、ハルモニームジークが好きな人や生演奏なら楽しめるだろう。

ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478 (1785)
4.0点
ピアノ入りの室内楽の中では本格派の曲。1楽章は典型的なモーツァルトのト短調。悲劇性を帯びている情熱的な曲。2楽章はなかなか美しい。ピアノ四重奏のバランスの良さがプラスに働いている気がする。そして何より3楽章が素晴らしい。ピアノ協奏曲のようなピアノと弦のかけあいや、次々とテンポ良くメロディーが移り変わっていく技法が上手い。

ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493 (1786)
3.0点
叙情的で大らかな雰囲気で魅力があり、1番と同様に本格的で響きが豊かで楽しめるが、特別感のある楽章が無く、モーツァルトとしては普通の曲。1、2楽章は割といいが3楽章が面白くない。

ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 K.254 (1776)
2.8点
ハイドンのような、古典派の中でも前期から中期のような素朴な曲と感じる。モーツァルトにしては爽快で快活さを味わう楽しみがある曲であり、成熟してからのピアノ三重奏曲の出来がいまいちなので、それよりむしろ魅力があるかもしれない。名作といはいえないが。

ピアノ三重奏曲第2番 ニ短調 K.442 (1783,90 未完成)

ピアノ三重奏曲第3番 ト長調 K.496 (1786)
2.0点
どの楽章も音がスカスカで聴いていて楽しくない。メロディーが面白くないし、楽器の絡みも面白くない。これはモーツァルトにしては駄作だと思う。

ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 K.502 (1786)
3.3点
2楽章がモーツァルトらしい純粋で切ない、協奏曲のかんじょ楽章のような美しさ。室内楽なのでより穏やかで個人的な切なさが表現される。1楽章と3楽章は名作とはいえはないが前作よりは充実している。

ピアノ三重奏曲第5番 ホ長調 K.542 (1788)
2.5点
3楽章が楽想豊かで快活でなかなか良いものの、全体的にはモーツァルトとしては水準以下。

ピアノ三重奏曲第6番 ハ長調 K.548 (1788)
2.5点
ピアノ三重奏の中ではしっかりした書法で書かれている曲だと思う。とはいえ音の薄さとチェロが有効活用されていないのは相変わらずだし、良いメロディーは無い。

ピアノ三重奏曲第7番 ト長調 K.564 (1788)
3.0点
前半の2楽章はK.548と音楽的レベルはほとんど同じレベルの印象だが、3楽章が最後のピアノ協奏曲27番を連想する晩年らしい純粋さを持った魅力作。

ピアノ、クラリネット、ヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498『ケーゲルシュタット・トリオ』 (1786)
3.5点
ボーリングの前身に興じながら書いたと言われる割には、随分と穏やかで上品な曲調である。クラリネットとヴィオラとピアノは特殊構成ながら非常にバランスが良く、この構成自体が見事な発明である。名メロディーは無いものの、楽しめるなかなかの佳品。


管楽器が入った室内楽曲

フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285 (1777)
4.0点
フルートの輝かしい華やかさと優美さを存分に生かしており、快活な1楽章と3楽章が非常に魅力的。また2楽章の情緒的な悲しいメロディーもまた非常に魅力的。短いから聴きやすい。

フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a (1778)
2.0点
1楽章も2楽章もつまらない。偽作の疑いがもたれているが、出来の悪さや響きの薄さを考えると、偽作の方がしっくりくる。

フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.Anh.171(285b) (1778)
3.0点
1楽章はフルートが出ずっぱりのソナタで、たいした曲ではない。2楽章は変奏曲でそれなりにバラエティーに富んでいるので楽しめる。

フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298 (1788)
3.0点
他の作曲家の歌曲のメロディーを拝借してフルート四重奏に仕立てたもので、オペラのような軽いノリの曲。

オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (1782)
2.5点
管の響きを堪能出来る内容だが、曲としては特別な工夫を感じないごく普通の曲でモーツァルトにしてはもの足らない。

オーボエ五重奏曲 ハ短調 K.406 (1782)
弦楽五重奏曲2番のオーボエ五重奏曲への編曲版

ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(386c) (1782)
3.0点
ほのぼのとしてくつろいだ雰囲気のディベルティメント的な内容。ホルンの柔らかい音色を堪能できる。

クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 (1789)
5.0点
晩年の澄み切った透明感と、クラリネットが弦楽の響きのなかに溶けるようにして歌うことにより醸し出される豊穣さと愛おしさが全編にあふれている、何とも素敵な曲。モーツァルトの室内楽の中では一番わかりやすいし内容も素晴らしい。

2つのクラリネットと3つのバセットホルンのためのアダージョ 変ロ長調 K.411(484a) (1785)
3.3点
モーツァルトのアダージョらしい、柔らかくて温かみのありつつも透明感と憧れのある美しい音楽。オーケストラ曲のような雰囲気を管楽器だけで出せている。小品だが内容が豊かで十分に楽しめる。

グラスハーモニカ、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロのためのアダージョとロンド K.617 (1791)
3.5点
映画「アマデウス」の雰囲気を彷彿とさせる、不穏さと生の継続への憧れに満ちた独特の雰囲気がすばらしい曲。つい引き込まれてしまう。15分もある大曲。ただし、曲の構成が自由すぎるため、何度も繰り返し聴くような種類の音楽ではないと思う。

バスーンとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292(196c) (1775)
2.8点
低音の2つの楽器という特殊構成のソナタ。しかしバスーンはそれなりに高音のメロディーを吹けるため、それほど低音だけという感じはしない。さすがに特殊すぎてモーツァルトの作曲能力を十分に発揮できているとはいい難いが、バスーンを堪能するという目的ではそれなりに楽しめる。

2つのバセットホルンのための12の二重奏曲 ハ長調 K.487(496a) (1786)
2.8点
モーツァルトには珍しいタイプの曲集である。ごく小さな曲が並んでいる。モーツァルトの原風景の一つとして案外発見がある。とはいえ、習作もしくは練習曲のような内容で、あまり鑑賞する対象となるような音楽とはいえない。12曲もありだんだん飽きてくる。
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
ベートーヴェン以降のヴァイオリンソナタの感覚で聴こうとすると失敗する。ピアノ主体で、ヴァイオリンはいろどりを添えるような役割となっている。

ヴァイオリンソナタ第24番 ハ長調 K296 (1778)
3.0点
優美で快活というのに尽きる。ごくありきたりの内容なのだが、美しい瞬間もそれなりにあり心地よくて気軽に楽しく聴ける。

ヴァイオリンソナタ第25番 ト長調 K301(293a) (1778)
2.5点
24番と似たような内容だが、快活さが減少して楽しさも減少してありきたりな感が増している。

ヴァイオリンソナタ第26番 変ホ長調 K302(293b) (1778)
2.5点
25番と同様の印象。

ヴァイオリンソナタ第27番 ハ長調 K303(293c) (1778)
2.5点
優美な曲。冒頭の助奏が良いが、その後はごく普通の曲。

ヴァイオリンソナタ第28番 ホ短調 K304(300c) (1778)
3.5点
短調曲であり、物悲しい雰囲気を楽しめる曲。しかし多くの短調曲のような激情や強烈な悲しみはなく、割と淡々とした切なさや物悲しさであること、長調メロディーとの落差もあまり大きくないのが特徴で、それに慣れると楽しめる。

ヴァイオリンソナタ第29番 イ長調 K305(293d) (1778)
3.0点
快活で元気がよいので楽しい。冒頭のユニゾンを始めとして、1楽章は管弦楽曲のようである。

ヴァイオリンソナタ第30番 ニ長調 K306(300l) (1778)
3.5点
生き生きとした魅力的な楽章ばかり。モーツァルトのピアノ入りの室内楽の中ではかなり良い出来だと思う。

ヴァイオリンソナタ第31番 変ロ長調 K372 (1781)
3.0点
優美で愛らしい佳曲。どの楽章もそれなりに良い。

ヴァイオリンソナタ第32番 ヘ長調 K376(374d) (1781)
3.0点
1楽章は音の跳躍や無窮の主題、3楽章は影のあるメヌエット、2楽章は短調の変奏曲と、どの楽章も癖がある。

ヴァイオリンソナタ第33番 ヘ長調 K377(374e) (1781)
3.8点
モーツァルトらしい美しさがコンパクトな編成により引き立つ作品。特別感を感じるほどではないものの、メロディーが良くて、ヴァイオリンソナタらしい愛らしく美しく、可愛らしい音楽を非常に楽しめる名作。

ヴァイオリンソナタ第34番 変ロ長調 K378(317d) (1779)
3.3点
長い前奏のあと突然に短調で主題が始まり驚く。悲劇的で情熱的な雰囲気だが、長調の時間も長いので、それ程短調らしさは強くない。2楽章は変奏曲で時々いいなと思う位。

ヴァイオリンソナタ第35番 ト長調 K379(373a) (1781)
3.0点
どのあまり主題の旋律に魅力が無く、名作という感じはしない。普通の曲。

ヴァイオリンソナタ第36番 変ホ長調 K380(374f) (1781)
未完成の作品

ヴァイオリンソナタ第37番 イ長調 K402(385e) (1782)
未完成の作品

ヴァイオリンソナタ第38番 ハ長調 K403(385c) (1782)
未完成の作品

ヴァイオリンソナタ第39番 ハ長調 K404(385d) (1782)
3.3点
フレーズや管弦楽的、協奏曲的な音楽で演奏時間も長い。規模が大きいのを楽しめるが、オーソドックスな正統派すぎてヴァイオリンソナタらしいコンパクトさの中の才能の輝きは足りない。

ヴァイオリンソナタ第40番 変ロ長調 K454 (1784)
3.3点
前作が正統派なのに比べて、この作品は工夫してありきたりにならないようにしている。2楽章がなかなか美しい。3楽章の変奏曲も主題に魅力があるし、変奏も変化が十分なので楽しめる。

ヴァイオリンソナタ第41番 変ホ長調 K481 (1785)
未完成の作品

ヴァイオリンソナタ第42番 イ長調 K526 (1787)
未完成の作品

ヴァイオリンソナタ第43番 ヘ長調 K547 (1788)
3.0点
純度が高まりややシンプルで、その代わりに輝きや精気がやや失われた感じで、それまでの曲と雰囲気が違う。うまく演奏すればこの雰囲気は活かされるかもしれないが、普通の演奏だとやや面白くない。


器楽曲

特殊楽器作品
自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.594 (1790)
3.5点
怖いほどの焦燥感に驚く。人生の終わりに何か悪魔のような心がモーツァルトを追い詰めていたのでは?と思わせる。鬼気迫るような曲。

自動オルガンのためのアレグロとアンダンテ(幻想曲)ヘ短調 K.608 (1791)
4.0点
オルガンという楽器の素晴らしさのために、ロマン派の音楽よりもロマンチックな内容となっており素晴らしい。迫力満点になったり表情豊かで、対位法の利用も効果が高い。かなり感動的な名曲。

自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616 (1791)
4.5点
人恋しさや人生に対する名残惜しさのような者が滲み出て、感動が止まらない名曲。冒頭のメロディーは聴いていて本当に泣けてくる。モーツァルトが可哀想という気分になる。オルガンでこのようなメロディーを鳴らした人は他にいただろうか?

グラス・ハーモニカのためのアダージョ K.356(K6.K.617a) (1791)
3.8点
人生の総決算を感じさせるような曲。グラス・ハーモニカの独特な淡くてセンチメンタルな音色が、人生の儚さを驚異的なまでに音楽で演出する。メロディーとして単純であるから、モーツァルトの曲のなかできわめて高レベルとまでは本来ならばいかないのだが、グラス・ハーモニカという特殊楽器のおかげでかなり魅力的な作品となっている。
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/03 (Fri) 04:06:28

モーツァルト(クラヴィーア曲、声楽) - クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%28%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%A2%E6%9B%B2%E3%80%81%E5%A3%B0%E6%A5%BD%29

クラヴィーア曲

ピアノソナタ

モーツァルトのピアノソナタは愛らしく可愛らしい曲が多い。単旋律を歌わせることに長けているモーツァルトに向いている分野である。現代ピアノの機能の一部しか使わずスケール感やピアニスティックな楽しみには少々欠けるものの、良作揃いで楽しめる。素直でシンプルな初期や中期の良く、後期の作品は考えすぎの感がありイマイチである。

ピアノソナタ第1番 ハ長調 K.279(189d)
3.5点
どの楽章もオーソドックスな構成や内容で、モーツァルトのソナタの魅力を端的に味わうことが出来る。

ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280(189e)
3.5点
1、3楽章は1番の方が良いが、2番は二楽章の短調のアダージョの魅力が素晴らしいのでトータルでは同じくらいよい。

ピアノソナタ第3番 変ロ長調 K.281(189f)
3.5点
各楽章いい。コロコロとした曲であり、最終楽章らしい感情に満ちた三楽章は特に魅力的。

ピアノソナタ第4番 変ホ長調 K.282(189g)
3.5点
いきなりアダージョで始まり、その魅力がかなりのもの。他の楽章は並。

ピアノソナタ第5番 ト長調 K.283(189h)
3.0点
イントロは耳を捉える魅力があるが、それ以降は詩的な魅力において1から4番までより少し下がると思う。

ピアノソナタ第6番 ニ長調 K.284(205b)
2.5点
最後の長い変奏曲は聞くのが大変。それ以外も発想の素晴らしさがあまりない。

ピアノソナタ第7番 ハ長調 K.309(284b)
3.5点
オーケストラのようにユニゾンで鳴らすイントロが耳に残る。各楽章が6番までより華やかでどの楽章も魅力がある。

ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310(300d)
3.5点
初の短調ピアノソナタ。1楽章と3楽章の悲しみが疾走する感じが良い。

ピアノソナタ第9番 ニ長調 K.311(284c)
3.5点
1楽章がかなり魅力的。2,3楽章はいまいち。

ピアノソナタ第10番 ハ長調 K.330(300h)
3.5点
全部の楽章が魅力的。16番同様にハ長調をやさしく柔らかく詩的に非常に魅力的に鳴らしている。

ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331(300i) 『トルコ行進曲付き』
3.5点
一楽章が主題や前半部分は魅力的だが、長い変奏曲なので後半は次の曲にいきたくなる。二楽章は並。三楽章の有名なトルコ行進曲は素晴らしいの一言。

ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332(300k)
3.5点

一楽章は内容充実。二楽章は伴奏に乗って歌うような曲。三楽章は技巧的フレーズなど工夫あり。短調を活用したり作者の意気込みを感じる。

ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K.333(315c)
3.5点
全編がしなやかな瑞々しい美しさにあふれた曲。三楽章にカデンツァがあるのは面白い。

ピアノソナタ第14番 ハ短調 K.457
3.5点

二曲目の短調曲。同じハ短調の協奏曲を思い出す。イントロはベートーヴェンのようだ。二楽章の穏やかさによる対比はモーツァルトの得意技の一つだがやはり素敵。三楽章の性急さを持った悲しみの表現も素敵。で少し理屈っぽい。慣れが必要な曲だが良さが理解できると感動的。

ピアノソナタ第15番 ヘ長調 K.533/494(旧全集では第18番)
3.0点
大作というより長すぎの曲だと思う。モーツァルトのピアノソナタは若いときの発想の瑞々しさがだんだん無くなってそれを技術でカバーされてクオリティーを維持している印象があるのだが、この曲でいよいよ発想の衰えが顕著になって隠しきれなくなった感じがする。

ピアノソナタ第16番 ハ長調 K.545(旧全集では第15番)
4.0点
初心者向けとして有名だし、一般的な観賞用にもトルコ行進曲を除いてもっとも有名な曲。シンプルでコンパクトな中に巧みな作曲技術を生かした絶妙なバランスがあり、他人には真似出来ない不思議なほど耳を捉えて離さない美しさ。

ピアノソナタ第17番 変ロ長調 K.570(旧全集では第16番)
1.5点
モーツァルトのピアノソナタの中でダントツの駄作。冗長で内容も薄い。

ピアノソナタ第18番 ニ長調 K.576(旧全集では第17番)
2.0点
一楽章や三楽章のテクニカルさが楽しむポイントと思うが、発想力の豊さも美しさも足りないと感じる。

4手および2台のピアノのためのソナタ
四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.19d
2.0点
9歳の作品。まだお子様の作品で、独奏のソナタでも構わないような単純な部分が大半である。しかしモーツァルトの旋律の癖や優美さなどのセンスが現れ始めているのが興味深い。

-四手のためのピアノソナタ ト長調 K.357(497a)

四手のためのピアノソナタ 変ロ長調 K.358(186c)
2.8点
音感の良さでは悪くはないのだが、冴えている霊感を感じる瞬間がほとんどない地味な曲。4手ピアノの音の厚さもあまり生かせていない。

四手のためのピアノソナタ ニ長調 K.381(123a)
3.3点
序曲風の豪華さがある1楽章。モーツァルトらしい穏やかな優美さを発揮しいる2楽章。オペラのような活力のある3楽章。いずれも管弦楽的で編曲のようであり、華やかさで耳を楽しませてくれる愉しい曲。

四手のためのピアノソナタ ヘ長調 K.497
3.3点
モーツァルトにしては、かっちりとした印象。規模が大きくて、堂々としていて、あまり優美さや愛らしさは感じない。2手用ピアノソナタとも協奏曲などの別ジャンルとも違うし、2人が活発に絡むのとも違う、独特のこの曲だけの音世界の美しさを作っている。若い新鮮さやメロディーの魅力が足りない点は物足りない。

四手のためのピアノソナタ ハ長調 K.521
2.8点
若いときの愛らしい曲調を取り戻している。しかし、音が薄くて4手で演奏する価値が低く、2手でいいのでは?と思ってしまう。メロディーも発想の瑞々しさに乏しい。愛らしいだけで面白くない曲になってしまっている。

2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(375a)
3.3点
冒頭が非常に印象的。オペラが開幕するような威勢のよい音楽。1楽章はそのまま元気に管弦楽的な豊かさを見せる。2楽章は優美で管弦楽的なまったりした豊かさがある。3楽章は少し印象が薄いが、悪くない。


その他のピアノ曲

アレグロ ト短調 K.312
2.5点
普通のアレグロ曲。特段感動しなかった。ひどい曲というほどではないが。

メヌエット K.355
モーツァルトにしては異様な不協和音に近い響きや半音階的進行を使った部分に驚かされる。しかし、全体に美しさが感じられず、あまり価値が高い曲とは思えない。

プレリュードとフーガ
2.5点
モーツァルト本人のスタイルによる作品というより模倣による習作であるのは明らか。プレリュードといっても普通の曲ではなく、自由な疾風怒濤の激しい幻想曲である。CPEバッハとJSバッハの作品を真似したものとはっきり分かる。フーガは感心するほどの出来ではなかった。

カプリッチョ K.395
2.5点
モーツァルトとは思えないヴィルトゥオーゾ的な即興的パッセージで埋め尽くされた曲。違うCDと間違えたかと思うほど異色の作品で驚いた。たいした曲ではない。

組曲 K.399
3.0点
ヘンデルの組曲の影響を受けた曲。バロック音楽色がかなり強い、異色の曲。アルマンドが素敵だし、他の曲も頑張っている。

アレグロ K.400
3.0点
未完の曲。活発なソナタ形式のアレグロ。将来ソナタにする予定だったため、きっちりとした形式感があるし、かなり華やかな派手さがあるため楽しめる。

フーガ ト短調 K.401
2.8点
バロック風のフーガであり、未完成である。まだ若い時の作品であり、昔の作品を真似しながら書いたように感じた。

行進曲 K.408
3.5点
かなり楽しめる行進曲。規模が大きくて勇壮で、心踊るような元気な楽しさに満ちていて、かなり魅力的。行進曲を書いても一流であることに感服した。管弦楽曲の編曲。

2台のピアノのためのフーガ ハ短調 K.426
3.0点
成熟した内容である。大バッハのフーガにテーマも展開も非常に似ており、伝記に登場するようなモーツァルトのバッハ体験の強烈さを体感できる曲の一つ。

小さな葬送行進曲 K.453a
3.0点
ごく小さな曲であるが、内容はしっかりしており、小品として良い曲である。葬送曲らしさを楽しめる。

主題と2つの変奏曲 K.460
3.0点
愉しいテーマと細かく音を分断して派手にする変奏曲。自筆譜に2つの変奏しか無いそうだ。おかげで短くて聞きやすい小品になっている。

アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501 (四手のための)

幻想曲 ハ短調 K.475
3.8点
ハ短調の曲らしく悲劇的で堅い印象。内向的な作品で形式にとらわれない自由なドラマ構築がされている。かなり暗い曲であり、モーツァルトの内に秘めていた熱いものをさらけ出している。堅さはあるものの、悲しみを乗り越えて現実を受け入れるかのようなメロディーは胸をうつ。ドラマティックな場面展開はかなり優れていて、ソナタには無い自由さと長大さを正しく使いこなして、曲を成功させている。

幻想曲 ニ短調 K.397
4.0点
短調の曲における悲劇と悪魔的な雰囲気を最も感じさせるクラヴィーア曲。むしろやり過ぎで、あからさま過ぎなのが気になる。とはいえ、素直に音楽の流れに乗れれば感動できるし、印象的な場面ばかりなのは確か。同じ二短調のピアノ協奏曲と共通点がある。

ロンド ニ長調 K.485
3.5点
愛らしい主題によるロンド。成熟した音楽であり、転調を繰り返しながら、場面展開を繰り返す。ピアノソナタの大半の楽章以上に複雑で充実した作品である。

ロンド イ短調 K.511
3.5点
晩年の諦観の香りがする曲。どこもなく人恋しく寂しい感じのする主題が胸をうつ。書法に他の作品とどこか違う簡素さがあり、モーツァルトのクラヴィーア曲の中で特殊な曲という印象を与える。

小葬送行進曲 ハ短調 K.453a

アダージョ ロ短調 K.540
3.5点
悲しい人生経験を衝動的に表現したくなって書いた事が容易に想像出来る曲。モーツァルトらしい悪魔的な表現、内面的なドラマティックさの塊のような曲であり、切々とした寂しさや悲しみに強く胸を打たれる。これだけ端的にこのような表現をされた曲は珍しい。10分の大作だが、聞き入っているうちにあっという間に終わる。とはいえ、時間をかけて何か特別な用意をした感じの曲ではないので、点数は抑え目にした。

小さなジーグ K.574
2.5点
2分以下の小さな曲。ソナタでは聴かれない特殊な軽快で活発な音楽という点で、モーツァルトの新しい面を聴ける。スケルツォのようでもある。ただ、良い曲という印象はない。

2台のピアノのためのラルゲットとアレグロ変ホ長調
2.8点
2台ピアノの書法に成熟感があり楽しめるだが、メロディーにあまり魅力がないため、全体としてはいまいちな作品である。



声楽作品

ミサ曲

戴冠ミサ ハ長調 K.317
3.3点
華やかで豪華な印象の強い曲。しかし、あまり目立つ良さがない。モーツァルトの良さが十分に生きていないというか、ミサ曲に馴染んでいないと感じる場面が多いのと、メロディーにこれはという感動がない。職人的に書かれた機械音楽の趣が強いと感じる。とはいえ舞台音楽の名手らしい躍動感で音の輝きをみせるし、華やかな聴き栄えの良さはなかなかである。

大ミサ曲 ハ短調 K.427(K6.417a)
4.5点
このような曲を自主的に書き始めるのは、どのような切羽詰まった心境だったのだろうか?冒頭こそ半音階的でバッハのような堅さが目立つが、すぐに音楽は悲しみにくれた心情を露わに表現する音楽が始まる。ロマン派の誰よりも直接的な感情表現の得意なモーツァルトの独壇場となって、次々とシンプルでありながら見事に心を打つメロディーをみせる。その迫力においてやはり非常に価値のある曲と言えるだろう。レクイエムと比較したくなる曲だが、自身で完成している割合がずっと高い点ではこちらの方が素直に楽しめる。ただし長いため最後の方は飽きてしまうが。


合唱音楽・モテット

モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618

カンタータ『悔悟するダヴィデ』K.469
大ミサ曲ハ短調を改作した曲

レクイエム ニ短調 K.626
5.0点
映画アマデウスのイメージが強い。心の叫びのような素晴らしく感動的な曲が並んでいる。本人作は全曲良いが、その中でも特に全部本人が書いた1曲目は素晴らしいし、その後も次々と凄まじい曲が続いて圧倒される。ただし、全てが清算される無に返る超越的な事象である死を受け入れるというより、どちらかというと生への執着と劇的な悲しさを感じてしまう。他人が鎮魂するための曲というより、本人が死と格闘する曲であるかのようだ。
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%28%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%A2%E6%9B%B2%E3%80%81%E5%A3%B0%E6%A5%BD%29

4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/04 (Sat) 07:29:30

モーツァルトのファンはこういうアホ人間に限られる:

「音楽&オーディオ」の小部屋
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073760

「音楽&オーディオ」の小部屋
魔笛談義(4)
魔笛視聴コーナー~CDの部~(23)
魔笛視聴コーナー~DVDの部~(14)
魔笛視聴コーナー~CD(ライブ)の部~(11)
魔笛の指揮者・歌手達(6)
愛聴盤紹介コーナー(21)
音楽談義(376)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

▲△▽▼

「音楽&オーディオ」の小部屋
2023年01月31日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

このブログもいよいよ国際的になりましたよ~、何とはるばる「スコットランド」からメールが届いたんですからね。

何はともあれ、ご本人のご了解を得ましたので、ご意志を尊重して原文のまま紹介させていただきましょう。

「はじめまして、Uと申します。1949年生まれ、通称ウマと呼ばれている者です。

大阪からスコットランドの田舎に移住して20年になる音楽ファンです。
パソコンのスイッチを入れて真っ先に貴殿のブログを拝見しています。お人柄が偲ばれる文章にいつもニコニコしています。

さて、丸谷才一さんの旧仮名使いの文章に惹かれていますが、集英社文庫「星のあひびき」丸谷才一著の21ページ冒頭に、とてもとても嬉しいモーツァルトに関する記述があります。ぜひご覧ください。きっと、ニコニコされると思いますよ。

なお、大阪のミニコミ宛に送った文章を二点添付しておきます。お暇な折にでもご覧くだされば嬉しく思います。お返事・御返礼などゆめゆめお気遣いなく。」

いやあ、まったく光栄の至りです!

「袖擦り合うのも何かのご縁」ですからブログの読者は大切にしようというのが私の一貫したモットーです。しかもこういうご熱心な読者のおかげでブログを続ける気になろうというものです。

ただし、私の人柄となると「?」ですから「買被り」かもしれませんね~(笑)。

とりあえず返信のメールを打った。

「スコットランドからのメールとあって少々驚きました。拙いブログをご覧いただき、恐縮です。さっそくご紹介の有った添付ファイルを拝読させてもらいます。とりあえず、無事着信したことをご報告申し上げます。」

そして、長文の添付ファイルをじっくり読ませていただいたところ、これが実に面白いお話。

要約すると、「反社会的集団」の構成員がモーツァルトの音楽に目覚めて人生が一変するというサクセス・ストーリーである。

実話だから驚く!

これは自分だけで所有するのはもったいない話と思ったので二弾目のメールを発信。

「あれから、添付ファイルを読ませていただきました。いやあ、実にめったにない面白い話ですね。



よろしかったら、私のブログで取り上げさせていただけませんか?



ただし、決して無理は申しません。困るということであれば潔く諦めます。



また、ブログの原稿を完成させた暁には、事前に一度目を通していただきますが、いかがでしょう。」

はたしてご返答はいかに~。


すると待望の返信が届いた。


「いつも楽しく拝読しているブログですので、意外な展開にびっくりしています。

原稿を事前に僕に見せる必要などまったくありません。どうぞご自由に遠慮なくお載せください。非常に光栄に思います。

日本フィルハーモニーのソロコンサートマスター木野雅之は僕の親友です。

彼はスコットランドが大好きで、コロナ以前は、毎年のように我が家にやって来ました。

焼酎好きの彼は、必ず熊本産の焼酎持参で、やはり焼酎好きの我が女房キャロラインと三人で飲み会が始まります。そして頃合いを見て「木野さん、ちょっと弾いてよ」「うん、弾こうか」…

キッチンテーブルで、1786年クレモナ産、あのルッジェーロ・リッチから譲り受けたロレンツォ・ストリオーニ(時価一億円?)を、フランス産の弓(時価1200万円!)で弾いてくれるんです。まことに贅沢なひと時ですね。彼によりますとストラディバリウスは玉石混交だそうです。師匠の名を付けたお弟子さんの作品も少なくないと言います。

世界最高のストラディバリウスはクレモナのヴァイオリンミュージアムにありますが、これを弾いた日本人は彼だけです。やはり素晴らしい名器だと木野は言ってました。

そうそう、パガニーニの生誕200年の時、イタリア政府の要請で、パガニーニのお墓の前で、パガニーニ愛用のヴァイオリンを弾き、テレビ中継されたそうです。

僕の長女 ”くれあ” はミュージシャンで、英国の有名ミュージシャンのバンドメンバーとして、常に世界ツアーの連続です。彼女が初めて日本で演奏したのは、ポップアイドルのハリー・スタイルズのバンドメンバーとしてでした。

ハリーが「クレア・ウチマ!」と紹介したとき「みなさん、こんばんわ」と日本語で挨拶したものですから会場は騒然となったそうです。

まさか、世界のアイドル、ハリー・スタイルズのバンドメンバーに日本人がいるとは思わなかったんでしょうね。会場にいた友人によりますと、そのあとの彼女のコメントに、会場中、ずっこけたそうです。

日頃、僕のことを「おとーちゃん!」と呼んでますので、その癖が出たんでしょう。「私は母がスコットランド人で、おとーちゃんはオーサカでーす!」

主に大阪のミニコミ誌などに宛て、気ままな文章を随分たくさん書いてきましたが、音楽に関しても楽しい話がかなりありますので、また、お伝えしたいと思ってます。ただただ読み捨てて下さるだけで嬉しく思います。

南スコットランドの田舎にいますが、周りはすべて牛、羊、馬の世界です。

二万四千坪の敷地は甲子園球場の二倍ありますが、林あり森ありで、野うさぎやリスが飛び跳ね、キジや鹿が散歩しています。お隣まで1キロ以上離れてますので、大音量の音楽にご近所迷惑はありませんが、家の中が問題ですね。家の裏にある電気トランスはうち専用ですので、ノイズとは無縁みたいです。家の写真を添付しておきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

まるでお城ですね~、これは!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi



モーツァルト愛がもたらした素敵なプレゼント~その1~
2023年02月01日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/978d303b6bf3e0a49a9ca6fa4387cbeb

前回のブログ「スコットランドからのメール」で紹介した「U」さんの添付ファイルの内容は次のとおり。(原文のままです)


「離陸の時、隣りの人が、いきなり僕の腕を掴(つか)みはったんでびっくりした。 

手が震(ふる)えてるんや。チラッと顔を見たら、額(ひたい)に脂汗(あぶらあせ)が出てる。この人、飛行機に乗るのは初めてちゃうやろか?  困った人が隣りにきはったなあ。でも、彼の腕をさすり「大丈夫ですよ、心配要(い)りませんよ」と、わざとニコニコして云った。

…十五年ほど前のことです…

関空発パリ行きのフライト、僕はパリで乗り換え、グラスゴーに向かう予定やった。その人、僕より十歳ぐらい若いかな。

巡行高度になり機内が落ち着き、飲み物のサービスが始まった。

僕がビールを呑(の)みだした時、まったく口をきかなかったその方が、やっと口を開いた。「あのー、それ、なんぼですか?」言葉で大阪の方だとわかった。

いや、無料ですよ。

「あの、すんませんけど、僕にもそれ、頼んでもらえませんやろか?」

で、ビールをグラスに注(つ)がず、缶のまま一気に飲み干(ほ)したその人、フーッと大きく息をつきはった。ツアーガイドらしき女性が彼の様子を見に来たので、パックツアーの一員だとわかった。

やや緊張が解(と)けたようだけど、彼を落ち着かせるために、こちらから話しかけた。…どちらへ行きはるんですか?

「ザルツブルグっちゅうとこへ行くんですわ」

へぇー、なんでまたザルツブルグへ?

「あのー…、モーツァルトの家へ行くんですわ」

ビックリした。失礼やけど、クラシック音楽を聴くようなタイプでは全然ない。

彼に若干(じゃっかん)興味をいだいた僕は、より緊張をほぐしてもらうために、二缶目のビールを頼んであげたけど、それもあっという間に飲(の)み干(ほ)してしまいはった。

そして、僕に向かって… 

「あのー、おたく…、…モーツァルト…知ってはります?」

えー? この人、何なの?!…

で、彼がどんな反応をするのか興味をもった僕は…

「ええ大好きですけど…」

僕の答えが意外やったんやろか? やや驚きの表情を見せたあと、彼は初めて笑顔を見せた。三缶目のビールのあと、ウィスキーをオンザロックで呑みだした頃、ようやく緊張(きんちょう)が解(と)けたんやろか、ポツリポツリと喋(しゃべ)り出しはった。 

「あのー…、僕、クラシックのことはよくわからないんやけど、モーツァルトは好きですねん。ほんで、このザルツブルグツアーに申し込んだんですわ」

繰(く)り返(かえ)すけど、失礼ながら、この人、モーツァルトと縁(えん)があるようには見えへん全然…

しかし、彼が、訥々(とつとつ)と語り出した話に、僕は惹(ひ)き込まれてしまったんです。 

僕がモーツァルトが好きだと云わなかったら、彼、そんな話はしなかったんとちゃうやろか?

「…おととしの年末に、付き合ってた娘(こ)が突然死んでしもたんですわ。結婚を考えてた娘なんで、もう、めちゃショックで、かなり落ち込みましてん…

僕は、彼女の親にあまり好かれてなかったんやけど、…あのー、なんで好かれてなかったかっちゅうと、僕、地元の大国町(だいこくちょう)の山口組系の組に入っとったんですわ。

(エーッ!このひと、やくざかいな!?)

…通夜、葬式と、親から無視されたんやけど、コレやるから、もう、うちには来(こ)んといてくれ云うて渡されたんが、彼女が持ってたカセットやったんです。ほんで、五つあったカセット、全部聴いてみたんです。

彼女、ちあきなおみや五輪真弓(いつわまゆみ)は日頃から好きや云うてたんやけど、一つだけ、なんやらクラシックが入ったカセットがあったんですわ。

クラシックなんか全然興味も縁もないんで、そのテープ、無視しようかなと思(おも)たんやけど、彼女の遺品(いひん)やし、一応、聴いてみたんです…

「ところが、聴いてる途中、泣けてきたんです。で、その部分を何度も繰(く)り返して聴いたんやけど、ずーっと、涙が止まらへんのですわ。もう、わけがわからんで、なんやこれは?と思(おも)たんです。音楽を聴いて泣くっちゅう経験、それまで全然なかったもんやさかい、もう自分でもびっくりしてしもて…

ほんで、じっくり考えたんですわ…。自分はクラシックなんかに全然縁がないけど、ひょっとして、この曲、彼女の遺言(ゆいごん)やないか…

(…あんた、組、辞(や)めや…)

「梅田の阪急東通り商店街にあるレコード屋さんへ行って、店員さんにそのカセットを聴いてもらって、その曲が入ったレコードを二枚買(こ)うたんです。生まれて初めてレコードを買(こ)うたんですわ。ほんで、その一枚を彼女の両親に持っていき、これ、彼女が好きやった曲です云うて、彼女の霊前(れいぜん)に供(そな)えさせてもろたんです。ほんで、両親に云うたんですわ。組、辞(や)めます…」

涙が出て止まらないと彼が云ったその曲、僕もよ~く知っている。

なるほど、モーツァルトの、この有名な旋律(せんりつ)を聴いて、こころを動かされない人はおらんのとちゃうやろか?

ロングフライトのキャビン…

こういう時のアルコールの働きっちゅうのは絶大(ぜつだい)やね。彼も僕も、もう、かなりええ気分になってしもて「ウマさん!Tさん!」の仲になってしもた。ほんでな、ちょっとけったいな楽しい道中になったのよ。いやあ、モーツァルトの話で、かなり盛り上がりましたねえ。

彼は、ウィスキーを何杯もお代わりし、まあ、ようしゃべってくれはった。

「僕なウマさん、子供の頃から不良(ふりょう)でな、盗み・かっぱらい・カツアゲは毎日ですわ。ほんで、もう、しょっちゅう少年院送り、ずーっと保護観察やった。せやから中学もまともに出とらんのですよ…」

オルリー空港での別(わか)れ際(ぎわ)、モーツァルトで意気投合(いきとうごう)した彼に、僕の名刺を渡した。でも、そのあと、ちょっと後悔(こうかい)した。

やくざになる人ってさあ、やっぱり普通じゃない部分があるんや。まず短気、ほんでな、ええ人みたいに見えても、いざとなると豹変(ひょうへん)するのが彼らの特徴や。だから、名刺を渡したのをちょっと後悔したんや。だけど、そのあとすぐ、後悔したことを後悔した。モーツァルトが好きやっちゅう元やくざ、そんな人に悪い人がいるやろか?

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/978d303b6bf3e0a49a9ca6fa4387cbeb


モーツァルト愛がもたらした素敵なプレゼント~その2~
2023年02月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f547adffae8a8e67af090d59ebb0eff0

いやあ、この2日間すっかり「おんぶに抱っこ」でしたねえ。しかもアクセスが快調に復活しました・・、「ブログ主」を交代した方がいいんじゃないかな(笑)。

人の文章を云々する資格を持ち合わせているとは思わないが、リズム感といい、細かい観察力といい、少しも恰好を付けないところといい、こういう文章大好きです!

というわけで、好評につき3回連続掲載といかせてもらいましょう。

それでは、前回の「~その1~」からの続きです。

さて、それから二年後ぐらいやったか、彼のことをすっかり忘れた頃、手紙をもらった。消印(けしいん)は今宮(いまみや)とあった。

「ウマさん、Tです。覚えてはりますか? 御無沙汰(ごぶさた)してます。今宮にある兄の鐵工所(てっこうしょ)で働いてます。

(中略)例のモーツァルト、今でもよく聴いてますけど、他のモーツァルトもぎょーさん聴いてます。ピアノ協奏曲の20番や27番、交響曲の39番40番41番なんかもええですね。(中略)それと、今、地元の青少年指導員をやらせてもらってます…」少年院に入ってた人が、青少年指導員やて!

<ハロードーリー><聖者が街にやってくる>などのヒット曲で有名なサッチモ、あのルイ・アームストロングは札付(ふだつ)きの不良(ふりょう)だった。

少年院で初めてトランペットを手にした。すぐ音が出た。で、起床(きしょう)ラッパや就寝(しゅうしん)ラッパを吹くようになった。ところが、彼がトランペットを吹くようになって、喧嘩(けんか)や脱走が激減(げきげん)したそうです。音楽のちからってすごいですね。

そうそう、Tさんが泣いたというモーツァルトはね、ピアノ協奏曲第21番ハ長調の第二楽章アンダンテです。この曲に関して忘れることが出来ないのは、何と云っても、スェーデン映画「みじかくも美しく燃(も)え」ですね。

映像がとても綺麗(きれい)な映画だったけど、この夢見るような第二楽章アンダンテが、実に効果的に流れていたなあ。映像とぴったりやった。モーツァルトさんにお願いして、<第二楽章アンダンテ>ってな味気(あじけ)ない名前を<みじかくも美しく燃え>に変えてもろたらどうやろ? このメルヘンみたいなタイトル、彼、きっと「かまへん…」て云うと思うけどなあ。

実話に基づいた、この胸キュン映画「みじかくも美しく燃え」…この邦題(ほうだい)を考えた人エライ! このタイトルに、おじさん、胸キュンになっちゃうの…

モーツアルトは毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい人で、卑猥(ひわい)な言葉を連発しギャンブルに狂い、借金だらけのとんでもない人やったけど、音楽に関しては、小さい時から天才を示したそうです。社会人としては欠陥(けっかん)だらけ、そんな問題の多い天才っていますよねえ。バド・パウエル、チャーリー・パーカー、スタン・ゲッツ…

でもね、彼らがこの世に残した、その、超美しい遺産(いさん)を想(おも)う時、僕は、…社会的性格の破綻(はたん)は、無数の人々に感動を与えてきた、その普遍的(ふへんてき)芸術の代償(だいしょう)として相殺(そうさい)してあげなくては…と、心から思いますよ、ウン。

モーツァルト・ピアノ協奏曲21番第二楽章」知らない方はユーチューブで聴いてみてください。第二楽章アンダンテでっせ!

オーケストラによるテーマ提示(ていじ)のあと、ピアノが、まるで夢見るような旋律(せんりつ)を奏(かな)でます。あなた、きっと云うよ。「ああ、これ、聞いたことある!」

モーツァルトのこの音楽は世界遺産だと僕は思う。この世に、こんな美しいメロディーを創(つく)った人がいたということですね。でもね、これはモーツァルトが創ったのではなく、神をしてモーツァルトに創らしめた…と、僕は思っています。つまり、神さんが作った、云わば<天上(てんじょう)の音楽>なんです。

音楽の力(ちから)って凄(すご)いと思うなあ。Tさんをヤクザの世界から足を洗わせたんですから…

追記:

モーツァルトのピアノコンチェルト第21番ハ長調は、多くのピアニストが録音してますし僕も何枚か持ってます。でも、僕が一番よく聴くのは、ルーマニアのディヌ・リパッティの、1950年8月、スイス・ルツェルンでのライブ録音で、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮によるものです。残念ながら音はよくありませんが、それを超越して迫ってくるものがあります。

リパッティは僕の最愛のピアニストです。僕にとって、彼ほど、気品と情熱と慈悲深(じひぶか)さを感じさせるピアニストは他にいません。彼はこのフェスティバルで演奏した翌月9月、フランスのブザンソンで人生最期(さいご)の演奏をし、同年12月に亡くなっています。33歳でした。僕は、夢の中で彼の演奏を聴いたことが何度かあります。

録音が良く演奏も素晴らしいのは、アバド指揮ウィーンフィル、フリードリッヒ・グルダによる21番です。これも、ため息が出るほど美しい。

以下、「第二段階目」のストーリーがいよいよ佳境に入っていきますので、内容に合わせて次回以降のタイトルを「モーツァルトが変えた人生」に変更します。

続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f547adffae8a8e67af090d59ebb0eff0


モーツァルトが変えた人生~その3~
2023年02月04日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/26974e5bbb1756166f9151a7a7c370ab

さあ、今回から第二段階目の新たなストーリーが展開します。

もう、ずいぶん前のことになるけど、完成したばかりの関西空港からパリへ飛ぶ飛行機の中で、たまたま隣り同士になったTさんとの楽しいやり取りは、ウマ便りに書いた。(「その1」と「その2」参照)

その後、彼から何度か手紙をもらったことはあったけど、彼と再会したのは、たしか僕が、スコットランドへ移住を決めた頃だったと思う。

彼と会うことには、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)した。正直言うけど、彼が元(もと)組員だったというのがその理由です。ところが、これは大間違いやった。

彼の語る<その後>を聞いて、なんと僕は、大いに心洗(こころあら)われることになったんや。こんな素晴らしい再会って、そうあるもんじゃないとも思った。

天王寺・茶臼山(ちゃうすやま)のドイツ・ビヤレストラン<ウィリー>で会った。

久しぶりに会う彼だけど、以前と違い、かなり穏(おだ)やかで優しい表情になっていたので、オッ!と思ったね。喋(しゃべ)り方(かた)も以前とは明らかに違う。

以下は、久しぶりに会った彼と僕のやりとり、そして、彼が語(かた)った話の聞き書きです。出来るだけ忠実に書こうと思うんやけど、さあ、どうやろ?

亡くなった恋人の遺品(いひん)にあったカセットテープで、モーツァルトと出逢(であ)ったヤクザのTさんやけど、その彼が、すったもんだの末、組を辞(や)めた時の話は面白(おもしろ)かった。

「辞めたい理由はなんや?」

「これです。聴いてみてください…」

渡そうとしたレコードを取り上げた組長は「訳の分からんこと云うな、絶対に辞めさせへん!」と、そのLPレコードを膝(ひざ)で叩(たた)き割(わ)り、Tさんに投げ返したそうです。Tさんは組長のお気に入りで、近い将来の、組の若頭(わかがしら)候補の筆頭だったという。

何度か組長にレコードを渡そうとしたTさんだったけど、その度(たび)に目の前で割られ、辞意(じい)は完全に無視されたそうです。

僕は、北島三郎の「兄弟仁義(きょうだいじんぎ)」や、あの高倉健の「唐獅子牡丹(からじしぼたん)」も好きやけど、ヤクザの組長にもモーツァルトを聴いて欲しいよなあ。

健さんの「唐獅子牡丹(からじしぼたん)」って、学生運動真(ま)っ盛(さか)りの、あの70年安保(あんぽ)の頃、流行(はや)ったんだよなあ。この歌、全共闘(ぜんきょうとう)の連中にも、なにか通じるものがあったんやろと思う。ああ懐(なつ)かしい…


♪…義理と人情を秤(はかり)にかけりゃ~…♪…♪背中(せな)で泣いてる唐獅子牡丹(からじしぼたん)~…♪

えーとー、なんの話やったかいな?

そうや! 組を辞(や)める話や… 

意(い)を決(けっ)したTさんは、レコードと携帯(けいたい)プレーヤー、それに包丁(ほうちょう)とまな板を持って組長宅へ行き、彼が頼(たよ)りにしていた姉(あね)さん、つまり、組長の奥さんにも同席してもらい「指詰(ゆびつ)めさせてもらいますけど、その前に、とにかく聴いてみてください」と、強引(ごういん)に組長に迫(せま)り、モーツァルトのピアノ協奏曲21番・第二楽章をかけたんだって。

しかしさあ、ヤクザの組長が、モーツァルトを聴く情景って、失礼ながら、ちょっと想像出来ないよなあ。どんな顔してはったんやろ? でも、これ、ほんまの話しなんだよね。

Tさんは、遠い過去を懐(なつ)かしむように、淡々(たんたん)と語ってくれた。

…そして、あの夢見るような第二楽章が終わった時、恐ろしい形相(ぎょうそう)で腕組(うでぐ)みしていた組長が「もう勝手にせい!」と立ち上がった。

「じゃ、指詰めさせてもらいます」とTさんは覚悟を決め、右手で包丁を握(にぎ)り、左手の小指をまな板においた。


が、組長は、まな板と包丁を取り上げ「そんなことせんでもええ。すぐ出ていけ!なにがモーツァルトじゃ、このアホ!」そして付け加えたそうです。「二度と顔を出すな。他の組員にも絶対に会うな」

組を辞める時は指を詰(つ)める…これはヤクザの世界の掟(おきて)でしょう。だから、指の付いたままの彼だと示(しめ)しがつかないから他の組員には会うなと云う組長の配慮(はいりょ)だったんでしょうね。

組を辞(や)め、亡き恋人を想(おも)い、毎日、そのモーツァルトを聴いていたTさんやけど、たまたま、<モーツァルトの家を訪ねませんか>と云う旅行会社のちらし広告を見て、居ても立っても居られず、ザルツブルグツアー参加を思い立ったんですね。

で、その飛行機で、たまたま隣りの席にいたのが、僕、ウマだったというのは、ウマ便りに書いた通りです。

Tさんは、その後、大阪の今宮(いまみや)にある兄の鐵工所(てっこうしょ)を手伝うかたわら、夜間高校を出たあと大阪市立大学の夜間部に通ったという。少年院を出たり入ったりで、中学もまともに出ていないという彼だけど、偉いと思うよ。頑張ったんやねえ。

彼の人相(にんそう)・表情に変化を見た僕は思った…教育って人相を変えるんやな。

しかし、彼の人相が変わった最大の原因は、そう、もちろん、あの偉大な作曲家の存在ですよね、間違いなく。

以下、続く。

追記

「言わずもがな」ですが、改めて「音楽が持つ力(ちから)」に感心させられます。

つい「五味康佑」さん(故人)の著作(「西方の音」、「天の声」)に「いい音楽は人の倫理感に訴えかけてきて、正しく生きようという気を起こさせる」と、あったのを思い出しましたよ。

おっと・・、自分が書くとつい説教臭くなりますね~(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/26974e5bbb1756166f9151a7a7c370ab




モーツァルトが変えた人生~その4~
2023年02月05日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ecd8b59aaeb65a627ac3d67bb2069af6

大阪・天王寺(てんのうじ)、茶臼山(ちゃうすやま)の裏にポツンとある、隠れ家(が)的ドイツ・ビヤレストラン<ウィリー>…(ドイツ人、故ウィリーの波瀾万丈(はらんばんじょう)はいずれ書きたい)

お互いにビールを何度もお代わりし、モーツァルトの話で盛り上がったのは、もう当然でしょう。メニューにシュニッツェルがあるこの店こそ、モーツァルトの話をするのに相応(ふさわ)しいことに、あとで気が付いた。

僕は女房のキャロラインと、ザルツブルグのモーツァルトの家を訪ねたことがある。そのすぐ近くのレストランで、冗談半分で「モーツァルトが好きだった食べ物はありますか?」と訊(き)いてみた。

ところが「ハイ、ありますよ」と云うのでびっくり! そして、出てきたのがシュニッツェルだった。子牛や豚の肉などを薄く叩(たた)き、パン粉をまぶし衣(ころも)を付けて揚(あ)げた、ま、ワラジみたいなカツレツやね。

そのシュニッツェルや、キャベツの漬物ザワークラウトをつまみ、ビールを美味(おい)しそうに飲(の)み干(ほ)したTさんが面白いことを云った。

「ウマさんな、モーツァルトって童謡(どうよう)みたいな曲が多いねん。だから僕でも理解出来るんとちゃうやろか?」

エッ? あっそうや! なるほどその通りや。言われて気が付いた。

モーツァルトは父親の指示で長調の曲を多く書いた。つまりドミソの世界やね。ほら、あの「キラキラ星」や「トルコ行進曲」を筆頭に、童謡みたいなメロディーが多いわ。

そう云えば、誰でも知ってるあの有名な「アイネクライネナハトムジーク」も童謡的と云えなくはないよなあ。そうそう、モーツァルトを初めて聴いたTさんが涙(なみだ)したという、例のピアノコンチェルト21番もハ長調や。

つまり、モーツァルトってさあ、単純なドミソの世界で、誰にも真似(まね)出来ない夢のような旋律を作ったんやね。そうや、まさにドミソの世界や。  

そんなドミソの世界、ウマのノーミソでも理解出来まっせ。ランラン♪で、モーツァルトの世界って、ひとことで言うとね…、シンプルな童謡の世界、つまりメルヘンの世界って云えるんとちゃうやろか?

エッ? そんなこと言うたら、音楽評論家が怒るでぇー?

かまへんかまへん、僕はTさんのメルヘンを尊重したいなあ。

彼、Tさんのモーツァルトに関する知識は、もうアンタ、ちょっと半端(はんぱ)じゃなかったですよ。モーツァルトだけでLPが100枚以上あるというんで驚いた。  

小林秀雄の名著「モオツァルト・無常という事」を、Tさんは国語辞書を引きつつ、悪戦苦闘(あくせんくとう)しながらも最後まで読み切ったというから驚いた。

この名エッセイを理解するためには、ゲーテやトルストイ、ロマン・ロランのことなど、もうたくさんの予備知識が要(い)るうえ、旧仮名遣(きゅうかなづか)いも含まれるんで、読み切るのは簡単じゃない。そんな本を、中学もろくに出ていないTさんが読んだというんやからすごい。

さらに、僕も大いに参考にしている音楽評論家・吉田秀和さんの本も持っているというから、ますます嬉しくなった。

それに僕の好きなピアニスト、ディヌ・リパッティが弾くピアノコンチェルト21番や、クララ・ハスキル演奏の27番などのLPも持ってるというんで、もう、さらに嬉(うれ)しなってしもたがな。

「Tさん、ええレコード持ってはるんやねえ」と云った僕に、彼は呆(あき)れ顔(がお)で云った。

「ナニ言うてはりますの? ウマさんに初めて手紙を書いた時に貰(もら)った返事の中で、リパッティやクララ・ハスキル、それに、モーツァルト弾きとして有名なリリー・クラウスやイングリット・ヘブラーなど、長い解説付きで、ウマさんが教えてくれたんやないの」

1957年、バイエルン国立管弦楽団と共演した、クララ・ハスキル演奏のモーツァルト・ピアノコンチェルト27番を初めて聴いたのは、大学浪人中だったのを今でも鮮明に覚えている(勉強せんとレコードばっかり聴いていた)。

日本楽器心斎橋店のレコード売り場、そのクラシックコーナーを物色中(ぶっしょくちゅう)、たまたま取り上げたレコードがそれだった。

でも、クララ・ハスキルなんて聞いたこともなかったんで棚(たな)に戻そうとしたとき、隣りにいた初老の紳士が、いきなり、でも、穏(おだ)やかな声で「そのレコード、モーツァルトの27番では最高の演奏だと思いますよ」とおっしゃった。で「じゃ、聴いてみます。ありがとうございます」と、お礼を云った。


しもた! カッコつけてしもた! と、その時思ったんやけど、家に帰って、いざ聴いてみたら、なんとも素晴らしい演奏やないか! で、思わず「おっちゃん! ありがとうな!」

その紳士は「それ最高の演奏です」と断定せずに「…だと思いますよ」と表現された。僕みたいな青二才を、上から目線で睥睨(へいげい)しない人柄(ひとがら)だったと今にして思う。ペイズリー柄のアスコットタイをしたあの紳士とは、是非とも知り合いになりたかったと、今でも残念に思っている。

ま、そんなわけで、今でもちょくちょく聴いているクララ・ハスキルのモーツァルト・ピアノ協奏曲第27番、穏(おだ)やかで端正(たんせい)な演奏なんやけど、とても研(と)ぎ澄(す)まされていて、いつ聴いても、僕は背筋(せすじ)がゾクゾクする。

モーツァルトが死んだ年に作曲された最後のピアノコンチェルトがこれ。この時期のモーツァルトが極度の貧困(ひんこん)だったのは有名な話やけど、この曲の、澄(す)み切(き)った世界はいったいなんなの? もう何ものも寄せ付けないと云っていい孤高の世界…、特に第二楽章など、もう言葉がないんや僕は…

クララ・ハスキルのこの演奏はね、モーツァルトや、ひょっとして神様とも一体となった、まさに天上の音楽とちゃうやろか?。少なくとも僕にとってはということやけど…それを、Tさんに云うと「ウマさん僕もいっしょや! あの曲な、第一楽章から第三楽章まで童謡みたいなメロディーが多いねん。いやあ嬉しいなあ!…すんませーん!ビールふたつおかわりねー!」

以下、続く。

追記

「言わずもがな」ですが、モーツァルトのメルヘンの世界は大いに納得がいきます。あの最高傑作「魔笛」(オペラ)からして、もうまったくメルヘンの世界ですからね。

冒頭の「鳥刺しの歌」(パパゲーノ)なんか童謡そのもので、モーツァルトが「おとぎ話」の類を大好きだったのは疑うべくもないでしょう。

(この「おいらは鳥刺し~ヘルマン・プライがお薦め~」をぜひ「You Tube」で聴いてみて~)

天真爛漫で無垢な「童心」と「澄み切った青空のような調べ」が渾然一体(こんぜんいったい)となって奏でられる音楽を、もういったい何と形容したらいいのか・・、「神々しいばかりの透き通った世界」としか言いようがありません。

モーツァルト万歳!!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ecd8b59aaeb65a627ac3d67bb2069af6
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/05 (Sun) 06:47:10

モーツァルトが変えた人生~その5~
2023年02月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e548478ec337691437103aa1c3010a57

前々回の「~その4~」からの続きです。

モーツァルトを愛する人は世界中におおぜいいると思う。でも、Tさんみたいにモーツァルトと出逢(であ)った人は、いないんとちゃうやろか?

こんなひと時って、ほんまに楽しいですよねえ。酒場の陰(かげ)で、いやちゃう、墓場の陰で、モーツァルトさんもニコッとしてはるんとちゃうやろか…

もし、モーツァルトさんが蘇(よみがえ)って我々の席に同席したとしたらさあ…

「よっしゃ! おたくら二人ともええ男や! 俺もビール呑むでぇ! ほんでシュニッツェルも食(く)うでぇ!」モーツァルトさんも大阪弁や! あゝ楽しい!

モーツァルトさんって、音楽を離れると、めちゃ柄(がら)が悪く、品もなく口も悪く、しかもギャンブル三昧(ざんまい)で借金だらけ、品行方正(ひんこうほうせい)にかなり問題の多い人やったらしいけどさ、ま、いっしょにビールを呑むのは大歓迎でっせ。

茶臼山(ちゃうすやま)ウィリーの店にはピアノが置いてある。

ちょいと! ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトさんや! あんたな、ビール呑むのもええけど、そこにあるピアノ弾きなはれ…「唐獅子牡丹(からじしぼたん)」はアカンでぇ! エッ? なんやて? アカンアカン!「兄弟仁義(きょうだいじんぎ)」もアカン!


Tさんと会うのは二回目やったけど、もう、旧知の友のように、親しく楽しく話が弾(はず)んだんです。なんと素晴らしい宵(よい)であることか! 僕はこの時、Tさんとの出逢(であ)いに、ほんまに幸福を感じたんですよ。

ところが…、です…

「Tさん、その後ずっと独身なの?」と訊(き)いた僕に、彼はやや顔を曇(くも)らせた…

「いや、結婚しましてん。けど、すぐ離婚しましたわ」

その理由が家庭内暴力だと云うんで僕はエーッ? と首をかしげてしまった。

「そら、あかんわTさん、(前歴がヤクザの)君が家庭内暴力やなんて、そら、ぜったいあかんわ」

「いや、ちゃうんです。アル中の女房の暴力ですねん。彼女と知り合った時、いろいろ悩みの多いこの女は俺が助けてやらんとあかんと思って一緒になったんやけど、無理でしたわ。ノイローゼにアル中、連日の暴力にかなり耐(た)えたんやけど…、ほら、灰皿を投げられて…。彼女、今でも病院に入ってます…」

彼の額(ひたい)、髪の生(は)え際(ぎわ)に、小さいけど傷跡(きずあと)があった…

しかし、しかしや…

おのおの方なあ、世の中、何が起こるかわからんもんやなあ…

その後、まったく予想すらしなかった相手、なんと、芦屋(あしや)の社長令嬢と再婚し、今は、一転、めちゃシアワセなんですと云う。

彼のその話、いや、そのストーリーに、僕は完全に惹(ひ)きこまれてしまった。

そのストーリー、もしタイトルを付けるとしたら、絶対にこれしかない。

「モーツァルトが変えた人生」…

以下、彼が語(かた)った素晴らしいストーリー、出来るだけ忠実に再現したいと思う…

…彼が専務として働く兄の鐵工所(てっこうしょ)の納品先に、尼崎(あまがさき)にある、割と大きな自動車部品製造会社があった。

ある年(とし)の瀬(せ)に、上得意(じょうとくい)のその会社に御歳暮(おせいぼ)を携え挨拶(あいさつ)に行った彼は、社長室に入った途端(とたん)、もう、びっくりしてのけぞりそうになったと云う。

社長室の壁にあるボーズの小さなスピーカーから、なんとなんと、 モーツァルトの21番が流れてるんや! しかもリパッティやないか!

挨拶もお歳暮を渡すのも忘れ、咄嗟(とっさ)に「社長さん! これ、モーツァルトの21番、演奏はリパッティですよね」と云ってしまった。

この社長、もう、目を丸くして引(ひ)っ繰(く)り返(かえ)りそうになりながら立ち上がり「君!これ知ってるの!?」

この一瞬が、彼の、再婚劇(さいこんげき)の始まりとなった…

それまで何度も会っているこの社長と、まさかモーツァルトやリパッティの話で盛り上がるなんて、それまで夢にも思わなんだと、Tさんは大きく微笑(ほほえ)み、グーッとビールを呑(の)みほした。ほんでそれからどないしたの?

社長は興奮しつつ「今日は仕事は止(や)めや! 君、今からうちへ来ないか?」

関西屈指(くっし)の高級住宅地芦屋(あしや)の大きな邸宅、その社長の部屋には立派なオーディオ装置があり、社長のNさんは、嬉嬉(きき)としてターンテーブルにモーツァルトのLPを乗せたという。

「ほんでな、二人で、次から次とモーツァルトを聴いて話が弾(はず)んでいる時に、めちゃ綺麗(きれい)な娘さんが御寿司やお酒を持ってきてくれはったんでドキドキしてしもた。ほんで、ボク、車ですから呑(の)めません云うたら、社長が、明日は土曜やから、今日は泊(と)まっていきなさいやて!

そのあと、三人でブランデーをいただいてるうちに、三人ともザルツブルグへ行ったことがわかり、さらに話が盛り上がったんですわ」

「その夜はな、もう明け方近くまで、三人でモーツァルト三昧(ざんまい)でしたわ」

以来、その社長Nさん、そして一人娘のS子さんと、商売抜きの個人的な付き合いが始まったという。奥さんに先立(さきだ)たれたN社長にとって、フルートを吹くS子嬢とコンサートへ行くのが何よりの楽しみだったそうやけど、その日以来、N社長は、しょっちゅうTさんをコンサートに誘うようになった。


で、ある時、社長に急用が出来、S子さんと二人きりでコンサートに行くことになった。最初、ちょっとよそよそしかった彼女やけど、大阪シンフォニーホールでのコンサートのあと、梅田のJRガード下の焼き鳥屋でイッパイやってるうちにめちゃ打(う)ち解(と)け、音楽の話で、もう、大いに意気投合(いきとうごう)したと云う。

S子さん、恥ずかしそうに「いつかTさんに、私のフルート聴いてもらおうかな」と、はにかんだそうや。話をするTさんの嬉しそうな顔を見ていて、彼にとっては、もう、夢のようなひとときだったんやろと簡単に想像がつく。

「彼女は武庫川(むこがわ)女子大出の芦屋の社長令嬢、しかもめっちゃ別嬪(べっぴん)さんや。亡くなったお母さんは元ミス芦屋だったと云うしな。ところが、こっちは少年院あがりの元ヤクザや。血筋はもちろん、住んでた世界が全然ちゃうやろ?

ま、こんな綺麗(きれい)な人と知り合いになれて嬉しいとは思ったけど、これ、なんかの間違いちゃうかと、ずーっと長いあいだ思ってたんですわ」

淡々(たんたん)とそんな話をする彼を見ていて、ハッと気が付いた。

とてもきれいな目をしてるんや。元ヤクザだなんて誰も信じない優(やさ)しい澄(す)んだ目をしている。これもモーツァルトの影響かいな?

以来、S子さんと二人でコンサートに行く機会がちょくちょくあった彼だけど、ある時、ハタと気が付いた。

「ひょっとして、社長がわざと我々が二人きりになる機会を作ってるんとちゃうやろか? これ、まずいんとちゃうか?」

それに彼女の、彼を見る目つきが以前と違っていることにも気が付いた。

それからというもの、誘われてもなんとか理由を作り、出来るだけS子さんと二人きりになるのを避(さ)けたとTさんは言う。

しかし、ある年の暮れ、大阪シンフォニーホールでの恒例の第九コンサートは、社長もあとから来ると云うので、どうしても断ることが出来なかった。

で、コンサートのあと、合流(ごうりゅう)した社長も含め、最高のフレンチレストランで食事をしている時、ほろ酔いの社長が冗談めかして言ったことに、彼は、もう、目が点になってしまったと云う。

「うちの娘も年頃(としごろ)やし、いや、ちょっと年頃を過(す)ぎとるかな? で、どうやろT君、もろてやってくれへんか?」

目が点になったままの彼の口から、ようやく出てきた言葉が「む、無理です。僕、離婚してますし、ほんでかなり年上ですし…それに…」

社長のNさんは、なにか云いかけたけど「君から云いなさい」と娘のS子さんを促(うなが)した。

「Tさん、あなたのこと、パパも私も、全部知ってるんです…」

一瞬ぎくっとしたTさんに、社長が真剣な表情で言(い)い添(そ)えた…

「T君な、覚えてるか? いつやったか、君と車で一緒やった時、社長!シンフォニーアワーの時間ですわと云って、カーラジオのスィッチを入れたことがあったやろ? その時な、娘の伴侶(はんりょ)はこの男しかいないと思ったんや。

それでな…、君には悪いと思ったんやけど、その後、実は、君のことは全部調べさせてもろたんや。

正直に言うけど怒らんといてや。最初、調査報告書を見て、ちょっと顔をしかめたこともたしかにあった。しかしな、今の君があるのはモーツァルトが原因やっちゅうことが分かった時な、私も娘も、もう、ほんまに嬉しなってしもたんや。我々にしたら、もう、信じられないぐらい素晴らしいことでな、親子二人、感激したんやで。

T君、どうやろ? 昔のことは、ま、置いといて、これから先のことを考えて見ないか?」

Tさん、どっと涙が出てきて、あとは、なんの言葉も出てこなかったという。

…その時のことを思い出したんやろね、彼、ウィリーの店でも目が大いに潤(うる)みだした。ドイツ人のウィリー亡(な)きあと、店を一人で切(き)り盛(も)りしている雅美(まさみ)さんが心配して

「ウマさん、この人、大丈夫?」「大丈夫や、この人な、めっちゃ幸せな人やねん」

彼ほど人格が変貌(へんぼう)した人を、僕は他に知らない…

ほんでな、あのニーチェの言葉を思い出したんや…

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e548478ec337691437103aa1c3010a57




モーツァルトが変えた人生~最終回~
2023年02月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/05fdc62e61c52704add3cbc7bb3ef250

「~その5~」からの続きです。

(あのニーチェの言葉を思い出したんや)「音楽のない人生は間違いである…」

Tさん…、そう、田代貢(たしろみつぐ)さんにこそ、この言葉は相応(ふさわ)しい…

追記:

その後、スコットランドに移住した僕宛てに、その田代さんから「いつか女房とザルツブルグを訪ねるつもりなんですけど、その時、スコットランドのウマさんを訪ねてもいいでしょうか?」との嬉しい便りがあった。

よっしゃよっしゃ、もちろん大歓迎や! ウマの部屋でモーツァルトを聴こうな! ウマは、ザルツブルグのどんなシュニッツェルより美味(うま)い、トンカツ風シュニッツェルを作ったるでぇ。名付けて「シュニットン」や。

で、今、彼ら夫婦がスコットランドに来る話がトントン拍子(びょうし)に進んでいる。

田代夫妻をエディンバラに案内し、エディンバラのランドマーク、完成当時、世界初・世界最大であった鉄橋「フォース・ブリッジ」を是非見せたい。

この橋の建設工事総指揮を務めたのが、人望が厚いと云う理由で採用された、グラスゴー大学出身の日本人・渡辺嘉一(わたなべかいち)だった。なんと日本人や!

彼は今、バンクオブスコットランドの20ポンド紙幣(しへい)、その裏の右上隅(みぎうえすみ)に小さいけどその写真が出ている。なんと、スコットランド銀行の紙幣に日本人の写真が出てるんやで!

田代さんなあ、この渡辺嘉一の息子さんが、日本が世界に誇る、現役最高齢の指揮者としてギネスブックにも出た、元阪急電車の車掌(しゃしょう)さんや。

そう、田代さんもN社長もS子嬢もよ~く知っているあの人やで。

大阪フィルハーモニーの名指揮者・朝比奈隆(あさひなたかし)さん…大阪の誇り、いや日本の誇りや。僕は、彼が85歳でシカゴフィルに客演し、得意のブルックナーを演奏したユーチューブを見るたびに感動する。

余談です…

ザルツブルグのモーツァルトの生家にはお土産ショップがあってな、もう、あらゆるものを売ってるの。CDはもちろん、モーツァルトTシャツ、モーツアルト扇子、モーツァルトチョコ、モーツァルトゴルフボール、モーツァルトビスケット、モーツァルト帽子などなど、もうなんでもある。

で、思わず探してしもたがな…モーツァルトまんじゅう…(終)

とまあ、以上のとおり「6回にわたる連載」も、これで終わりです。

とても寂しい思いがしますが、音楽がこれほど劇的に人の人生を左右するなんて、改めて音楽の持つ力に敬服です。

こういうストーリーを通じてモーツァルトに目覚め、人生が豊かになる人が一人でも増えてくれれば、このブログの存在価値があろうというものです。

いろんな機会を通じてさらにモーツァルトの魅力を伝えていけたらいいですね。

「そんなにモーツァルトがいいというなら一度You Tubeで聴いてみよっか・・、おっ、なかなかいいじゃない!」と、いった具合(笑)。

Uさん、このブログに素敵な彩を添えていただき大変ありがとうございました。本当に感謝です。おかげさまで読者の興味を大いに引いたとみえて掲載期間中アクセスも非常に好調でした。

おそらく、これ以外にも「おもろい話がぎょーさんあるのとちがいまっか~」

再度のメールお待ちしてま~す(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/05fdc62e61c52704add3cbc7bb3ef250



読書コーナー~星のあひびき~
2023年02月11日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c2941c08faeea904043a62f103e7ffe3

「本の整理」とやらで3週間ほど休館中だった「県立図書館」が、2月8日(水)にようやく開館したので、さっそく出かけてみた。

その目的は「星のあひびき」(「丸谷才一」著)を探すため。

というのも、このほど6回にわたって「モーツァルトが変えた人生」を連載させていただいたUさん(スコットランド)からの最初のメールをご記憶だろうか。

再掲すると(要約)、

「はじめまして、Uと申します。1949年生まれ、通称ウマと呼ばれている者です。大阪からスコットランドの田舎に移住して20年になる音楽ファンです。
さて、丸谷才一さんの旧仮名使いの文章に惹かれていますが、集英社文庫「星のあひびき」丸谷才一著の21ページ冒頭に、とてもとても嬉しいモーツァルトに関する記述があります。ぜひご覧ください。きっと、ニコニコされると思いますよ。」

というわけで、入館するとさっそく図書館に据え付けのタブレットで検索したところ「星のあひびき」では、ヒットしなかったが、新かなづかいで「星のあいびき」で打ち込むと見事にヒット。

さっそく借りてきて読みふけった。



丸谷才一さん(故人)って、かなり硬派の小説家兼エッセイストですね。

こういう作家をさりげなく読まれる「U」さんって実は硬派そのもので、わざとあの大阪弁に溢れたくだけた文章にしつらえてあるのではと思わず類推したほどだが、ほんとうはどうかな~(笑)。

さて、本題に移ろう。

「思わずニコニコするモーツァルトに関する記述」っていったい何?

以下、こういうことのようですよ。

本書によると「20世紀は戦争と革命の歴史」だったという。そして実に1億8千7百万人もの多くの人たちが殺された。

20世紀にどうしてこんなにむごたらしいことが起こったか、それは第一に科学技術の発達によるもので、飛行機の出現、原子爆弾、大量の砲弾・・。

ところが、こういう血まなぐさい20世紀でもほんの少し功績があった。

ピーター・ゲイという歴史学者がこういうことを言っている。

「暗澹たる20世紀が誇りうるほんの僅かの事柄の一つが、モーツァルトの音楽をそれにふさわしい栄光の位置に押し上げたということである」

なぜかといえば、19世紀は倫理的な風潮のもとで、ベートーヴェンが圧倒的に尊敬され、崇拝されていた時代で、モーツァルトのような天真爛漫というのか、ありのままをさらけ出すような人間には非常に不利だった。

それが20世紀に移ると19世紀の反動が生じて、文学でも絵画でも、そして音楽でもモーツァルトを筆頭に大いに見直された。

20世紀が醜悪であり凶悪であり悲惨であったせいで、モーツァルトの再評価がいよいよ輝かしく見えるという皮肉な話になっている。

かいつまむと、以上のような内容だった。

歴史を俯瞰しないと見えてこない視点ですね。興味のある方は原典を読まれることをお薦めします。

で、たしかにモーツァルトの音楽をオペラに例をとると「露悪趣味」的なところがありますね。

あの「フィガロの結婚」は、領主の召使いに対する「初夜権」を諷刺したものだし、「ドン・ジョバンニ」に至っては、好色な貴族が見境なく片っ端から女性に言い寄っていくストーリーだ。

モーツァルトも女性が大好きだったので(~誰でもそうだが~笑)、まるで自分が主人公に成り変わったかのように打ち込んで迫真の音楽を創り上げた。

あの道徳家「ベートーヴェン」が、このオペラに対して「怒髪天を突く」ように怒ったというエピソードが残されている。

今でこそ、人間性の開放によって表現の自由が当たり前のように行き渡っているが、当時の時代の制約があったにもかかわらず、人間のありのままの本能を見事に芸術にまで昇華させたモーツァルトの才能ってやっぱり素晴らしいです! これはもう唯一無二の天才ですね~。

読者の皆様、もっとモーツァルトの音楽に親しみましょう。

食わず嫌いが一番良くないです。

とりあえず「ピアノ協奏曲21番、27番」、そして「フルートとハープのための協奏曲」のそれぞれ第二楽章を「You Tube」でいかがですか~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c2941c08faeea904043a62f103e7ffe3



クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。
「モーツァルトが変えた人生」の反響
2023年02月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/35c4f4db215bdb35ca5a0c5b6474bd93

スコットランド在住の「U」氏から寄稿していただいた「モーツァルトが変えた人生」(6回にわたって連載)は実話だっただけに胸を打つものがありました。

ストーリーもさることながら、一人の人間の人生を一変させるほどのモーツァルトの音楽の持つ魅力に改めて感銘を受けました。

反響も大きくて「ショートストーリーの傑作ですね!」というメールも舞い込んできたし、初めてメールをくれた方もいらっしゃいました。

ブログ主にメールを送るのは、面倒くささに加えて少々の勇気が必要だろうし手間もかかるしで、よほどのことだと思いますよ~。

オーディオ記事なんてどんなに「いい音」が出たと書いてみても、スルーされるのが関の山ですが(笑)、「音楽への共感」となると軽くそういう垣根を乗り越えられるみたいですね。

ご了承を得たので、あえて原文のままのメールを紹介させていただきましょう。

「突然のメールで失礼いたします。神奈川在住の「I」と申します。週末の朝からお騒がせして恐縮です。

自宅には簡素なオーディオセット(B&Wとマランツの組み合わせ)があり、所有CDは1千枚超、コンサートに行く回数は年間三桁というクラシック音楽ファンです(オーディオに関する知識は貴台の足元にも及びません。

もうすぐ65歳を迎えるため、完全リタイア後毎日をどう過ごそうかと思いを巡らしております。

さて、貴ブログをいつも楽しく拝読しておりますが、現在進行中の「モーツァルトが変えた人生」を読んで小生にも思い当たるところがあり、思わずこのようなメールをしたためた次第です。

かなり前になりますが、旧東独出身の名ピアニスト、ペーター・レーゼルが来日し、都内の紀尾井ホールでブラームスの協奏曲を演奏したときのこと、鳴りやまぬ拍手に応えて演奏されたアンコールがモーツァルトのピアノ協奏曲27番の第2楽章でした。

あの子供にも簡単に弾けそうなシンプルで非常に少ない音符で構成される旋律に体中に電撃が走るようなショックを受け、感動のあまり終演後、座席から立ち上がれず、しばし放心状態となったことを覚えております。

そのとき感じたのは、モーツァルトという大天才の作品には、自分の知らない名作がもっとあるだろう、それを聴かずにこの世を去るのはあまりにもったいない、という強い感覚でありまして、その勢いで日本モーツァルト協会の会員になり例会に足繁く通うようになりました(笑)。
https://www.mozart.or.jp/

今は事情により例会からは足が遠ざかっておりますがモーツァルトという大天才への思いがけっして衰えたわけではありません。

かって、カール・ベーム(指揮者)が「もしこの部屋にベートーヴェンが入ってきたら、自分は彼の前にひざまずいて最大級の敬意を表するだろう。

だが、もしこの部屋にモーツァルトが入ってきたら自分は興奮のあまり卒倒してしまうだろう」といった趣旨のことを述べていた記憶がありますが、歳をとるにつれ彼の作品への愛着というか、感じる魅力は徐々に強まっていく(深まっていく?)ようにも思っております。

話は変わりますが、「タンノイⅢLZ(オリジナル・イン・キャビネット)+「ラックスの真空管アンプSQ38FD」に関する五味康佑さんの激賞のくだりも懐かしく拝読しました。

小生の記憶によれば、もう一人、タンノイ&真空管アンプをクラシック音楽を聴く際のベストの組み合わせと強く主張した人がいて、それは上杉佳朗さんではなかったかと思います。
http://www.uesugilab.co.jp/outline.html

真空管アンプの優位性を主張され、それを実践すべく自ら製造にも乗り出した御仁ですが、小生の亡父(やはりクラシック音楽ファン)はそれに影響されたのか、タンノイのスピーカー、ラックスマンのアンプ、フィリップスのCDプレイヤーを購入(いずれもそんな高級品ではありません・・スピーカーはスターリング、アンプも真空管ではないですし)、レコードプレイヤーはパイオニアの中級品ですが、サテン、オルトフォンなどのカートリッジがありました。

凄いと思うのは、今でも帰省してレコードをかけてみると(比較的安価なダイレクトドライブだからでしょうか)ちゃんと普通に音が出るのです。

かっての日本の電化製品の優秀さ、信頼性を改めて痛感している次第です。このレコードプレイヤーを購入したのはもう50年ほど前ではないかと思うのですが。

以上、勝手な思い出話ばかりで失礼いたしました。貴台の益々のご健勝を祈りつつ、切れ味鋭いご論評を楽しみにしております。徐々に春の訪れを感じる毎日なっておりますが、ご自愛ください」

とまあ、以上のとおりでした。メールありがとうございます。

こういうメールをいただくと「ブロガー」冥利に尽きますね!

それにしても父子二代にわたってのクラシックファン、そしてCDが千枚超、年間のコンサート参加が3桁に達するとなると、熱心を超えて猛烈なという形容がふさわしいようです。

たいへん素敵な方だと思います。爪の垢を煎じて飲みたいくらいです(笑)。

そして、オーディオシステムについて言及がありましたが、私の知識の範囲内ではクラシックに造詣の深い方ほどそれほど(オーディオに)熱くならないようですね。

オーディオに熱心ということは、言い換えると「音楽に対する脳内イメージの欠如」ともいえますからね。

なぜなら・・。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/35c4f4db215bdb35ca5a0c5b6474bd93




果てしない「音楽の泉」
2023年02月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/78ba3930d10217761bba07f019a96585

前回からの続きです。

神奈川在住の「I」さんが熱心を通り越して猛烈なクラシックファンなのに、なぜオーディオにはさほどご熱心ではないのか・・、本題とはちょっと逸れますが格好の実例が生じたので便乗して自説を述べさせてもらいましょう。

先年のこと、「演奏家がオーディオに関心を持たない理由」について投稿したところ、ある「メル友」さんから次のようなご教示をいただいた。

『私も貴方同様にいつも「聴衆・観客」の一人で、演奏をした経験は皆無なのですが、あるピアニストと話をしていて貴方とまったく同じことを感じました。

彼女は、私が持ち込んだiPodスピーカーのトランジスタ・ラジオと変わらぬ貧しい音響にすぐに感激して”良い音ですね”と言うのです。聞かせた演奏の特徴もズバリ言い当てて楽しんでいます。身体がすぐに反応します。

私が感じたのは、随分と想像力が豊かなんだなあということでした。元の音を想像して実際の演奏の様子をすぐに復元できるようなのです。その復元を楽しんでいる。とても我々のできることではありません。

オーディオは単なる「手がかり」に過ぎない。想像による復元のために最低限の情報を提供してくれればよい。それで充分だと思っているようです。彼ら音楽家にとっては(オーディオとは)その程度のものでしかないようです。

また、オン・ステージで演奏する側では聞える〔というより身体で感じる)「音」そのものが違います。他方、我々が求めるオーディオの「音」は客席の音です。

この二つは決して同じではない。そして彼ら演奏家は客席でどう聞えるかをあまり気にしていないのではないか。どうもそう思えてならない。我々との間には、越えがたい溝があるのではないかという気がします。~以下、略~』

非常に興味深い話です、演奏家(熱心な音楽愛好家も含めて)にとって、オーディオの役割がおぼろげながらも見えてくるような気がします。

つまり、クラシックを鑑賞するうえでオーディオは単なる手がかりに過ぎず、それを媒体とすることで脳内で豊かな想像力を働かせているリスナーが現実に存在しているんです!

そういえば五味康介さんの著作「西方の音」の中でフォーレの音楽を聴いて海浜で貴婦人に抱かれているシーンを妄想するくだりがあるが、豊かな想像力を磨くとはそういうことなんでしょうか。

いくら「いい音」とか「悪い音」とかいってみても、結局「いい音楽」とはリスナーの頭の中で創造するものなのだ・・・。

おっと、身の程知らずで少し「上から目線」になったかな~(笑)。

とまあ、そういうわけで「I」さん、オーディオに熱心ではないからといってけっして引け目に感じることはありませんからご安心を~。

ついでに、オーディオ愛好家の立場から一言弁解しておくと、音楽を深く追求するというよりも、音の変化によって音楽の様々な表情を浮かび上がらせて楽しむということになりますかね・・。

それから、前回のブログで登場した東独のピアニスト「ペーター・レーゼルのコンサート」について、「I」さんから「音楽評論家、東条碩夫さんのブログ(該当部分)をご案内いたします。」と追加のメールがあったので紹介させていただこう(抜粋)。

「昔、旧東独系の演奏家が出していたこういう真摯な音色は政治体制の変化とともに雲散霧消してしまったが、それでもこのようにそのDNAを脈々と受け継いでいる演奏家が少なからずいるのは、うれしいことだ。~中略~。

そしてソリストは、これも旧東独出身のレーゼル。彼の真摯で深みのある情感、独特の温かみを感じさせる語り口、安んじて心を委ねられる演奏は、もちろんモーツァルトやベートーヴェンなどでも感動を呼び起こしてくれたが、ブラームスの音楽ではそれがいっそう強いものになる。

アンコールには、なんとモーツァルトのピアノ協奏曲第27番の第二楽章が演奏された。たっぷりと遅いテンポを採ってじっくりと歌い上げたその演奏は、むしろ耽美的なほどであり、底知れぬ陶酔感を与えてくれた。ソロとオーケストラを含めて、これだけ深い味のあるブラームスとモーツァルトをナマで聴ける機会は、もう私には二度とないかもしれない。」

以上のとおりだが、いやはや「ペーター・レーゼル」なんて初めて名前を聞くピアニストですが絶賛ですね。自分が知らないだけでこういう名ピアニストがごろごろいるかもしれないと思うと何だか焦ってきますよ(笑)。

前回のブログで紹介した「I」さんのメールの中で、「モーツァルトという大天才の作品には、自分の知らない名作がもっとあるだろう、それを聴かずにこの世を去るのはあまりにもったいない」というコメントが強く印象に残っているが、演奏家も曲目も含めて「音楽の泉」は果てしないです。

いずれ、稿を改めて「浅学非才」なりにもモーツァルトの隠れた(あまり有名ではない)名曲があれば紹介してみたいですね・・。

あっ、そうそう、想い出話を含めて広く投稿を歓迎しますよ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/78ba3930d10217761bba07f019a96585
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/07 (Tue) 09:45:20

モーツァルトの音楽と同じ様に、懐メロとして聴かれている文部省唱歌と昭和の歌謡曲


「人を恋ふる歌」 作詞 与謝野鉄幹 作曲 不詳 明治38年(1905年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%81%8B%E3%81%86%E3%82%8B%E6%AD%8C+


「旅愁」歌詞 犬童球渓 明治40年(1907年)発表
原曲 John P. Ordway“Dreaming of Home and Mother”
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90++%E6%97%85%E6%84%81


早稲田大学校歌「都の西北」1907年発表 作詞:相馬御風 作曲:東儀鉄笛
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%AD%8C++


「早春賦」 吉丸一昌作詞 中田章作曲 1913年(大正2年)発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%97%A9%E6%98%A5%E8%B3%A6


『城ヶ島の雨』 作詞 北原白秋 作曲 梁田貞 1913年10月30日発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%9F%8E%E3%83%B6%E5%B3%B6%E3%81%AE%E9%9B%A8


『朧月夜』 作詞 高野辰之、作曲 岡野貞一 1914年(大正3年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%A7%E6%9C%88%E5%A4%9C


松井須磨子『カチューシャの唄』作詞 島村抱月・相馬御風 作曲 中山晋平 1914年(大正3年)発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%81%AE%E5%94%84+%E6%9D%BE%E4%BA%95%E9%A0%88%E7%A3%A8%E5%AD%90


松井須磨子「ゴンドラの唄」吉井勇作詞 中山晋平作曲 1915年(大正4年)発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%AE%E5%94%84+%E6%9D%BE%E4%BA%95%E9%A0%88%E7%A3%A8%E5%AD%90

シャーロット・ケイト・フォックス ゴンドラの唄
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9++++%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%AE%E5%94%84


松井須磨子「さすらいの唄」 北原白秋作詞 中山晋平作曲 大正6年(1917)発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%95%E3%81%99%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%AE%E5%94%84++%E6%9D%BE%E4%BA%95%E9%A0%88%E7%A3%A8%E5%AD%90


『浜辺の歌』 作詩:林古渓 作曲:成田為三 大正5年(1916年)発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B5%9C%E8%BE%BA%E3%81%AE%E6%AD%8C


『荒城の月』 土井晩翠作詞 瀧廉太郎作曲 1917年(大正6年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88


『船頭小唄』 野口雨情 作詞 中山晋平 作曲 1922年(大正11年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%88%B9%E9%A0%AD%E5%B0%8F%E5%94%84


「月の沙漠」 作詞 加藤まさを 作曲 佐々木すぐる 1923年(大正12年)3月発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%B2%99%E6%BC%A0  


『花嫁人形』 蕗谷虹児作詞 杉山長谷夫作曲 大正13年(1924年)2月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%8A%B1%E5%AB%81%E4%BA%BA%E5%BD%A2


「からたちの花」 北原白秋作詞、山田耕筰作曲 リリース 1925年
https://www.youtube.com/watch?v=oYB7n7JQE6k
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%8A%B1


「赤とんぼ」 三木露風作詞 山田耕筰作曲 1927年(昭和2年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%B5%A4%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%BC


「赤城の子守唄」1934年 2月発表 作詞:佐藤惣之助、作曲:竹岡信幸、歌:東海林太郎、伴奏:日本ポリドール管弦楽団
下加茂オール・トーキー「浅太郎赤城の唄」主題歌
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9E%97%E5%A4%AA%E9%83%8E+++%E8%B5%A4%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%AD%90%E5%AE%88%E5%94%84


「椰子の実」 詩:島崎藤村 作曲:大中寅二 1936年(昭和11年)7月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A4%B0%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%AE%9F


露営の唄 1937年 9月発売 作詞 籔内喜一郎 作曲 古関裕而 編曲 奥山貞吉
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%9C%B2%E5%96%B6%E3%81%AE%E5%94%84  


『海行かば』 歌詞 大伴家持 作曲 信時潔 1937年(昭和12年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B5%B7%E8%A1%8C%E3%81%8B%E3%81%B0


「人生劇場」1938年(昭和13年)佐藤惣之助作詞、古賀政男作曲

人生劇場 楠木繁夫 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BA%BA%E7%94%9F%E5%8A%87%E5%A0%B4+++%E6%A5%A0%E6%9C%A8%E7%B9%81%E5%A4%AB


「旅の夜風」(映画愛染かつら主題歌) 作詞 西條八十 作曲 万城目正 1938年(昭和13年)9月10日発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%97%85%E3%81%AE%E5%A4%9C%E9%A2%A8


「同期の桜」 原詞 西條八十 作曲 大村能章 昭和13年(1938年)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%A1%9C


『同期の桜』 台詞入り 鶴田浩二
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%A1%9C%E3%80%80%E9%B6%B4%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%BA%8C


日本の軍歌は世界で断然 NO.1、日本人には軍人が一番似合っている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003096

零戦・神風特別攻撃隊【永遠の0】宮部久蔵のモデル、富安俊助の見事な最期!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006157

テレビドラマ 零戦・神風特別攻撃隊【永遠の0】(テレビ東京 2015年)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010669


鶴田浩二★軍歌ベスト
https://www.youtube.com/watch?v=LwHgiHRe9Es


李香蘭(山口淑子) 名唱集 映画「支那の夜」(1940)より
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/795.html


「ラバウル小唄」 若杉雄三郎 作詞 島口駒夫 作曲 1945年発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A9%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%AB%E5%B0%8F%E5%94%84



『里の秋』 作詞 斎藤信夫 作曲 海沼實 1945年(昭和20年)12月24日発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%87%8C%E3%81%AE%E7%A7%8B


並木路子・霧島 昇「リンゴの唄」 サトウハチロー(作詞)万城目正(作曲)リリース 1946年1月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%A6%E6%9C%A8%E8%B7%AF%E5%AD%90++%E9%9C%A7%E5%B3%B6%E6%98%87++%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%81%AE%E5%94%84++1946%E5%B9%B4


「夏の思い出」 江間章子作詞 中田喜直作曲 1949年(昭和24年) 6月13日発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90++++%E5%A4%8F%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA


笠置シヅ子「東京ブギウギ」鈴木勝 作詞 服部良一 作曲 リリース 1948年1月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%AC%A0%E7%BD%AE%E3%82%B7%E3%83%85%E5%AD%90+++%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%96%E3%82%AE%E3%82%A6%E3%82%AE


「青い山脈」西條八十(作詞)服部良一(作曲)リリース 1949年
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%97%A4%E5%B1%B1+%E4%B8%80%E9%83%8E++++%E9%9D%92%E3%81%84%E5%B1%B1%E8%84%88+++1949%E5%B9%B4


「あざみの歌」作詞:横井弘、作曲:八洲秀章 1949年
https://www.youtube.com/watch?v=dM3k_s1Zn5E
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%82%E3%81%96%E3%81%BF%E3%81%AE%E6%AD%8C


「さくら貝の歌」 作詞 土屋花情 作曲 八洲秀章 昭和25年(1950年)1月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E8%B2%9D%E3%81%AE%E6%AD%8C


ダークダックス「雪山讃歌」 作詞 西堀栄三郎 アメリカ民謡 Oh My Darling, Clementine リリース 1958年9月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9+++%E9%9B%AA%E5%B1%B1%E8%AE%83%E6%AD%8C+


ペギー葉山「南国土佐を後にして」 作詞・作曲 武政英策 1959年4月発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%9A%E3%82%AE%E3%83%BC%E8%91%89%E5%B1%B1+++%E5%8D%97%E5%9B%BD%E5%9C%9F%E4%BD%90%E3%82%92%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6


「知床旅情」 作詞・作曲 森繁久彌 1960年発表
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9F%A5%E5%BA%8A%E6%97%85%E6%83%85%E3%80%80



「王将」1961年11月リリース 西條八十作詞・船村徹作曲

王将 村田英雄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%8B%B1%E9%9B%84+%E7%8E%8B%E5%B0%86

王将 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%8E%8B%E5%B0%86++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A


「柔道一代」 1963年 作詞 星野哲郎 作曲 山路進一
柔道一代 村田英雄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9F%94%E9%81%93%E4%B8%80%E4%BB%A3++%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%8B%B1%E9%9B%84+


「柔」(やわら)1964年11月20日 関沢新一(作詞)古賀政男(作曲)
柔 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9F%94++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A


「無法松の一生」1958年7月 吉野夫二郎(作詞) 古賀政男(作曲)
無法松の一生 村田英雄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%84%A1%E6%B3%95%E6%9D%BE%E3%81%AE%E4%B8%80%E7%94%9F++%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%8B%B1%E9%9B%84+

無法松の一生 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%84%A1%E6%B3%95%E6%9D%BE%E3%81%AE%E4%B8%80%E7%94%9F++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A



悲しい酒 1966年 6月10日発売 石本美由起 作詞 古賀政男 作曲
美空ひばり・悲しい酒 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A+%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%84%E9%85%92  


「人生劇場」1938年(昭和13年)佐藤惣之助作詞、古賀政男作曲
人生劇場 村田英雄 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BA%BA%E7%94%9F%E4%B8%80%E8%B7%AF++%E6%9D%91%E7%94%B0%E8%8B%B1%E9%9B%84+


人生一路 かとう 哲也(1941年1月15日 - 1983年10月24日)
美空ひばり 人生一路 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A%E3%80%80%E4%BA%BA%E7%94%9F%E4%B8%80%E8%B7%AF+  


美空ひばり あの丘越えて - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A++%E3%81%82%E3%81%AE%E4%B8%98%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%A6


美空ひばり  人生一路 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cl6HNmFTOkI


「真赤な太陽」1967年 5月25日発売 作詞:吉岡治、作曲:原信夫、編曲:井上忠夫
真赤な太陽 美空ひばり - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9C%9F%E8%B5%A4%E3%81%AA%E5%A4%AA%E9%99%BD++%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A


西田佐知子 アカシアの雨がやむとき 1960年4月発表 作詞: 水木かおる 作曲・編曲: 藤原秀行
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%9B%A8%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%80%E3%81%A8%E3%81%8D  


西田佐知子「東京ブルース」、1964年1月発売 作詞: 水木かおる、作曲・編曲: 藤原秀行
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9+%E8%A5%BF%E7%94%B0%E4%BD%90%E7%9F%A5%E5%AD%90+


ジェリー藤尾「遠くへ行きたい」 永六輔作詞 中村八大作曲 1962年6月発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%81%A0%E3%81%8F%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84++ 



舟木一夫 「高校三年生」 作詞:丘灯至夫 作曲:遠藤実 リリース 1963年6月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%88%9F%E6%9C%A8%E4%B8%80%E5%A4%AB+++%E9%AB%98%E6%A0%A1%E4%B8%89%E5%B9%B4%E7%94%9F++1963%E5%B9%B4




ロシア民謡 トロイカ 楽団カチューシャ訳詞
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倍賞千恵子 トロイカ - YouTube
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「トロイカ」が典型ですが、楽団カチューシャ訳のロシア民謡はオリジナルのロシア語歌詞とは全く違う内容になっています。あくまでもロシア民謡風の日本の歌と思った方がいいです:

【ロシア語】トロイカ (Вот мчится тройка почтовая) (日本語字幕)
1990年にロシアで行われたコンサートの映像から。
歌はリュドミラ・ズィキナ(Людмила Зыкина)。
https://www.youtube.com/watch?v=-GJBw1Ch4jk

トロイカ Людмила Зыкина: Вот мчится ТРОЙКА почтовая
リュドミラ ズイキナ
https://www.youtube.com/watch?v=ODrd6jSYwHQ


『トロイカ』(ロシア語: Тро́йка、原題: «Вот мчится тройка почтовая»)は、ロシアの民謡。
原題の直訳は「ほら、郵便トロイカが駆けている」。元来、トロイカとは「3つ組」という意味だが、ここでは、3頭立ての馬橇または馬車(troika)のことである。

金持ちに恋人を奪われた若い馭者の悲しみを歌った哀切な歌である。ただし日本語で主に歌われるのは、楽団カチューシャによる陽気な歌詞である。

NHK『みんなのうた』でも放送され、小学校の音楽の教科書にも掲載された。


原詞に忠実な訳詞は:

ロシア民謡、日本語詞:東大音感合唱研究会

1 走るトロイカ一つ 雪のヴォルガに沿い
  はやる馬の手綱(たづな)とる 馭者(ぎょしゃ)の歌悲し
  はやる馬の手綱とる 馭者の歌悲し

2 何を嘆く若者 尋ねる年寄り
  なぜお前は悲しむ 悩みはいずこに
  なぜお前は悲しむ 悩みはいずこに

3 去年のことだよおやじ 好きになったのは
  そこへ地主の奴めが 横槍を入れた
  そこへ地主の奴めが 横槍を入れた

4 クリスマスも近いが あの娘(こ)は嫁に行く
  金につられて行くなら ろくな目にあわぬ
  金につられて行くなら ろくな目にあわぬ

5 鞭もつ手で涙を 馭者はおしかくし
  これでは世も末だと 悲しくつぶやく
  これでは世も末だと 悲しくつぶやく


ロシアの古い民謡です。地主に恋人を奪われたトロイカの馭者の嘆きを歌った歌で、原曲はメロディも哀調を帯びています。トロイカはロシアの3頭立ての馬そり、または馬車。
 上の歌詞は、原詞をほぼ忠実に訳していますが、歌声喫茶以外ではあまり歌われませんでした。

 訳詞には、ほかに下記の劇団カチューシャによるものがあります。こちらは、敗戦後のすさんだ日本に明るく健康な歌を広めたいという気持ちから、歌詞を明るい内容に変え、テンポも速くして楽しい雰囲気に変えています。そのせいか、戦後、全国で歌われました。



ロシア民謡 ともしび 楽団カチューシャ訳詞
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倍賞千恵子 ともしび - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90+%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%97%E3%81%B3



ロシア民謡『一週間』 1963年4月 
楽団カチューシャ訳詞・橋本晃一編曲
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%80%E9%80%B1%E9%96%93%E3%80%80+%E6%A5%BD%E5%9B%A3%E3%82%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3



関 鑑子日本語訳のソ連軍歌 カチューシャ 
https://www.youtube.com/watch?v=myGEwyRI94g
https://www.youtube.com/watch?v=OzjWGtCvhhY
https://www.youtube.com/watch?v=lnGwiQKUYvY

破滅へ向かって驀進するガールズ & パンツァー 戦車隊が歌うソ連軍歌『カチューシャ Катюша』
カチューシャ(CV.金元寿子),ノンナ(CV.上坂すみれ)
https://www.youtube.com/watch?v=mtAqmVBbDX0
https://www.youtube.com/watch?v=8oLDY_sgXjU


ロシア兵が玉砕覚悟の突撃の時に歌う
[ソ連軍歌] カチューシャ 日本語歌詞付き Катюша
https://www.youtube.com/watch?v=sVk9eyAWxPk

Расцветали яблони и груши,
Поплыли туманы над рекой;
Выходила на берег Катюша,
На высокий берег, на крутой.

咲き誇る林檎と梨の花
川面にかかる朝靄
若いカチューシャは歩み行く
霧のかかる険しく高い河岸に

Выходила, песню заводила
Про степного, сизого орла,
Про того, которого любила,
Про того, чьи письма берегла.

カチューシャは歌い始めた
誇り高き薄墨色の鷲の歌を
彼女が深く愛する青年の歌
大事に持ってる彼からの手紙

Ой, ты песня, песенка девичья,
Ты лети за ясным солнцем вслед,
И бойцу на дальнем пограничье
От Катюши передай привет.

おお 歌よ 乙女の歌よ
太陽をかすめ 鳥の如く飛んでゆけ
遠い国境の若き兵士の元へ
カチューシャの想いを届けるのだ

Пусть он вспомнит девушку простую,
Пусть услышит, как она поёт,
Пусть он землю бережёт родную,
А любовь Катюша сбережёт.

彼は思い起こすか 純真な乙女を
彼は聞くだろうか カチューシャの澄んだ歌声を
彼は愛すべき祖国の地を守り抜き
カチューシャは愛を強く守り抜く

Расцветали яблони и груши,
Поплыли туманы над рекой;
Выходила на берег Катюша,
На высокий берег, на крутой

咲き誇る林檎と梨の花
川面にかかる朝靄
若いカチューシャは歩み行く
霧のかかる険しく高い河岸に 



ロシア民謡① 「ともしび」     ダークダックス https://youtu.be/dFzHwtIN_tA
ロシア民謡② 「鶴」 ダークダックス https://youtu.be/7pg1O16nJEc
ロシア民謡③ 「バイカル湖のほとり」ダークダックス https://youtu.be/B9vbMP06MOo
ロシア民謡④ 「アムール河の波」  ダークダックス https://youtu.be/5QEpsYGCYj0
ロシア民謡⑤ 「トロイカ」     ダークダックス https://youtu.be/SXjwkmO7j18
ロシア民謡⑥ 「小さいぐみの木」  ダークダックス https://youtu.be/6teamrnsEd8
ロシア民謡⑦ 「すずらん」     ダークダックス https://youtu.be/18rZwEOLhKo
ロシア民謡⑧ 「赤いサラファン」  ダークダックス https://youtu.be/xCSKGsMg3_E
ロシア民謡⑨ 「カチューシャ」   ダークダックス https://youtu.be/uMJ33BIN6fE
ロシア民謡⑩ 「モスクワ郊外の夕べ」ダークダックス https://youtu.be/IYCB0s82xrI
ロシア民謡⑪ 「カリンカ」     ダークダックス https://youtu.be/qodjR6ktrVg
ロシア民謡⑫ 「ステンカラージン」 ダークダックス hhttps://youtu.be/TJs2R7zA6Ws



何がいいのか さっぱりわからないけど、超有名なので都はるみも一応入れておきます:

都はるみ「アンコ椿は恋の花」1964年10月5日発売 星野哲郎(作詞)市川昭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E6%A4%BF%E3%81%AF%E6%81%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1+%E9%83%BD%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF

都はるみ「涙の連絡船」1965年10月5日発売 関沢新一(作詞)市川昭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B6%99%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B5%A1%E8%88%B9+%E9%83%BD%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF

都はるみ「好きになった人」1968年9月1日発売 白鳥朝詠(作詞)市川昭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%BA+++%E9%83%BD%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF

都はるみ「大阪しぐれ」1980年2月1日発売 吉岡治(作詞)市川昭介(作曲)斉藤恒夫(編曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%97%E3%81%90%E3%82%8C+++%E9%83%BD%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF

都はるみ「夫婦坂」 1984年9月30日発売 星野哲郎(作詞)市川昭介(作曲)斉藤恒夫(編曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E5%9D%82+++%E9%83%BD%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%BF



ペギー葉山「学生時代」 作詞・作曲 平岡精二 リリース 1964年
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AD%A6%E7%94%9F%E6%99%82%E4%BB%A3

倍賞千恵子「学生時代」 作詞・作曲 平岡精二 リリース 1964年
https://www.youtube.com/watch?v=jolB3n_zFkI


さよならはダンスの後に 1965年3月10日リリース 作詞:横井弘 / 作曲・編曲:小川寛興
さよならはダンスの後に 倍賞千恵子 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AF%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BE%8C%E3%81%AB+++%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90

倍賞千恵子 忘れな草をあなたに 木下龍太郎 作詞 江口浩司 作曲 1971年リリース
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90+++%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%AA%E8%8D%89%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AB++ 




デューク・エイセス「女ひとり」 永六輔作詞 いずみたく作曲 リリース 1965年8月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%B9++++%E5%A5%B3%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A+++1965%E5%B9%B4


ダークダックス「山男の歌」 作詞 神保信雄 軍歌 巡航節 1966年2月1日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9+++%E5%B1%B1%E7%94%B7%E3%81%AE%E6%AD%8C



園まり「逢いたくて逢いたくて」 リリース 1966年1月 作詞:岩谷時子 作曲:宮川泰 編曲:森岡賢一郎
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%80%A2%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%A6%E9%80%A2%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%A6++++%E5%9C%92%E3%81%BE%E3%82%8A

園まり 何も云わないで 作詞:安井かずみ 作曲編曲:宮川泰
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BD%95%E3%82%82%E4%BA%91%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7++++%E5%9C%92%E3%81%BE%E3%82%8A

園まり 愛は惜しみなく 川内康範作詞 宮川泰作曲 森岡賢一郎編曲
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%84%9B%E3%81%AF%E6%83%9C%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%8F++++%E5%9C%92%E3%81%BE%E3%82%8A

園まり 夢は夜ひらく 1966.09.05 共作詞:中村泰士・富田清吾 補曲(採譜):中村泰士
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A2%E3%81%AF%E5%A4%9C%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F+%E5%9C%92%E3%81%BE%E3%82%8A&sp=mAEB



千昌夫 「星影のワルツ」 白鳥園枝(作詞)遠藤実(作曲)1966年3月24日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%98%9F%E5%BD%B1%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%84++%E5%8D%83%E6%98%8C%E5%A4%AB  


ザ・ブロード・サイド・フォー「若者たち -空にまた陽が昇るとき」 作詞:藤田敏雄 作曲:佐藤勝 リリース 1966年8月1日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1


森山良子 この広い野原いっぱい 1967年 1月2日 作詩:小薗江圭子、作曲:森山良子、編曲:服部克久
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%93%E3%81%AE%E5%BA%83%E3%81%84%E9%87%8E%E5%8E%9F%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84  


ブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」(Blue Chateau) 1967年3月15日リリース 作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 編曲:森岡賢一郎
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%82%A6+++%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%84


ザ・タイガース「モナリザの微笑」1967年8月15日発売 橋本淳(作詞)すぎやまこういち(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9+++%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%BE%AE%E7%AC%91


サントリーオールド CM『夜がくる』 作詞・作曲:小林亜星 1968年
https://www.youtube.com/watch?v=zf0B9pavB6o&t=0s
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%BA%9C%E6%98%9F+++%E5%A4%9C%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%82%8B
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89++%E5%A4%9C%E3%81%8C%E3%81%8F%E3%82%8B


いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」 橋本淳(作詞)筒美京平(作曲)リリース 1968年12月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%A0%E3%81%82%E3%82%86%E3%81%BF+++%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%82%B3%E3%83%8F%E3%83%9E++1969%E5%B9%B4


はしだのりひことシューベルツ「風」 作詞:北山修 作曲:端田宣彦 リリース 1969年1月
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%A0%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%B2%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%84+++%E9%A2%A8++1969%E5%B9%B4


藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」 石坂まさを(作詞)曽根幸明(作曲) リリース 1970年4月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%97%A4%E5%9C%AD%E5%AD%90+++%E5%9C%AD%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%A4%A2%E3%81%AF%E5%A4%9C%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F++1970%E5%B9%B4


鶴田浩二「傷だらけの人生」 藤田まさと(作詞)吉田正(作曲)1970年12月25日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%B6%B4%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%BA%8C++%E5%82%B7%E3%81%A0%E3%82%89%E3%81%91%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F


はしだのりひことシューベルツ「花嫁」 作詞: 北山修 作曲: 端田宣彦・坂庭省悟 リリース 1971年1月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%A0%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%81%B2%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9++++++%E8%8A%B1%E5%AB%81++1971%E5%B9%B4


赤い鳥「翼をください」作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦 リリース 1971年2月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%BF%BC%E3%82%92%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84++1971%E5%B9%B4


小柳ルミ子 「わたしの城下町」 作詞:安井かずみ 作曲:平尾昌晃 リリース 1971年4月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B0%8F%E6%9F%B3%E3%83%AB%E3%83%9F%E5%AD%90+++%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AE%E5%9F%8E%E4%B8%8B%E7%94%BA+++1971%E5%B9%B4


奥村チヨ「終着駅」1971年12月25日発売 千家和也(作詞)浜圭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B5%82%E7%9D%80%E9%A7%85+%E5%A5%A5%E6%9D%91%E3%83%81%E3%83%A8


小柳ルミ子 「瀬戸の花嫁」 作詞:山上路夫 作曲:平尾昌晃 リリース 1972年4月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B0%8F%E6%9F%B3%E3%83%AB%E3%83%9F%E5%AD%90+++%E7%80%AC%E6%88%B8%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%AB%81++1972%E5%B9%B4



大した曲じゃないけど、あべ静江は過去・現在・未来を通して日本女性で一番綺麗だったので一応入れておきます:

あべ 静江 「コーヒーショップで」 阿久悠(作詞) 三木たかし(作曲)リリース 1973年5月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%82%E3%81%B9%E9%9D%99%E6%B1%9F+++%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7+++1973%E5%B9%B4

あべ 静江 「みずいろの手紙」 阿久悠(作詞)三木たかし(作曲)リリース 1973年9月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%82%E3%81%B9%E9%9D%99%E6%B1%9F+++%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99++1973%E5%B9%B4

あべ 静江 「ゆらめき」  中里綴(作詞) 杉田二郎 (作曲)リリース 1977年2月25日
https://www.dailymotion.com/video/x9v8e1


日本の縄文系女性には世界で最も美しい容貌の遺伝子が伝わっている
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日本の女優とその代表作
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14021574



かぐや姫 神田川 1973年9月20日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E7%A5%9E%E7%94%B0%E5%B7%9D

かぐや姫 赤ちょうちん 1974年1月10日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%8B%E3%81%90%E3%82%84%E5%A7%AB++%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%93

イルカ なごり雪 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB++%E3%81%AA%E3%81%94%E3%82%8A%E9%9B%AA

「22才の別れ」 作詞・作曲:伊勢正三 リリース 1975年2月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=22%E6%89%8D%E3%81%AE%E5%88%A5%E3%82%8C

南こうせつとかぐや姫
かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html  
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/650.html



森田童子
0:00 ぼくたちの失敗
3:24 蒼き夜は
7:30 雨のクロール
9:30 蒸留反応
15:23 哀悼夜曲
18:38 孤立無援の唄
24:24 さよならぼくのともだち
28:26 逆光線
31:06 サナトリウム
35:48 男のくせに泣いてくれた
39:08 春 漫
41:50 G線上のひとり
45:26 ラストワルツ
https://www.youtube.com/watch?v=qEMhYL6E2xA


森田童子の哀切な歌と共に伝説になった野島伸司のテレビ・ドラマ 『高校教師 TBS 1993年』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004576

森田童子の世界(全曲のコメント)
https://11146484morita.blog.fc2.com/
 
学生運動に挫折して自殺した恋人を歌った森田童子の名歌『僕たちの失敗』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003211




中島みゆき 時代
https://www.youtube.com/watch?v=Ry_bpaKDcAo&t=4s

中島みゆき 雨が空を捨てる日は
https://www.dailymotion.com/video/x6rphak

中島みゆき ホームにて
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40474169

中島みゆき まつりばやし
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37172468

中島みゆき 女なんてものに
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32647923

中島みゆき 時は流れて
https://www.bilibili.com/video/BV1Zp4y1U7L8/?spm_id_from=333.788.recommend_more_video.8

中島みゆき わかれうた
https://www.dailymotion.com/video/x6wzsb5

中島みゆき – 愛していると云ってくれ
わかれうた 海鳴り 世情
https://www.bilibili.com/video/BV1w84y1h7FJ/?uid=42563177383479316837464A

中島みゆき サヨナラを伝えて
https://www.bilibili.com/video/BV1UP4y1a7Aa/?spm_id_from=autoNext

中島みゆき エレーン
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32317926

中島みゆき 雪
https://www.bilibili.com/video/BV1pt411x7Pe/?spm_id_from=333.788.recommend_more_video.10

中島みゆき 砂の船
https://www.bing.com/videos/search?q=%e4%b8%ad%e5%b3%b6%e3%81%bf%e3%82%86%e3%81%8d++%e7%a0%82%e3%81%ae%e8%88%b9&&view=detail&mid=FAEA38821FBFF3496093FAEA38821FBFF3496093&&FORM=VRDGAR

中島みゆき 忘れな草をもう一度
https://www.bilibili.com/video/BV1u34y1Q7oq/?spm_id_from=333.788.recommend_more_video.4

中島みゆき 黄砂に吹かれて
https://www.bilibili.com/video/BV1m4411w7Fn/?zw

中島みゆき 地上の星
https://www.bilibili.com/video/BV19v411i7M9/

中島みゆき ヘッドライト・テールライト
https://www.youtube.com/watch?v=mBYmBjLcn_4


中島みゆき「世情」(1978年) _ 中島みゆき は何故 30歳以降 才能が完全に枯渇してしまったのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/286.html

中島みゆき「世情」_ 1970年代に学生運動をやっていた左翼学生はその後どうなったのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003324



キャンディーズ 「春一番」1976年3月1日発売 作詞・作曲・編曲:穂口雄右
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA++++%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA+  


森田公一とトップギャラン「青春時代」 作詞 阿久悠 作曲・編曲 森田公一 1976年8月21日リリース
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%A3%AE%E7%94%B0%E5%85%AC%E4%B8%80%E3%81%A8%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3++%E9%9D%92%E6%98%A5%E6%99%82%E4%BB%A3


芹洋子「四季の歌」 作詞・作曲 荒木とよひさ 1976年発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%8A%B9%E6%B4%8B%E5%AD%90++%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E6%AD%8C


ハイ・ファイ・セット「フィーリング」 日本語詞:なかにし礼 作曲:Morris Albert リリース 1976年12月1日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88+++%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0++1976%E5%B9%B4

ハイ・ファイ・セット 竹田の子守唄
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E3%81%AE%E5%AD%90%E5%AE%88%E5%94%84+++%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%BD%A4%E5%AD%90

ハイ・ファイ・セット メモランダム 1977年7月5日発売 作詞:なかにし礼 作曲:滝沢洋一 編曲:Bob aleiver
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88++%E3%80%80%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0



石川さゆり「津軽海峡・冬景色」 作詞 阿久悠、作曲 三木たかし 1977年 1月1日リリース
https://www.youtube.com/watch?v=8dCZHpoP2YI
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B4%A5%E8%BB%BD%E6%B5%B7%E5%B3%A1+%E5%86%AC%E6%99%AF%E8%89%B2++1977%E5%B9%B4



酷い曲ばかりだったけど、当時は大人気だったのでピンクレディーも一応入れておきます:

ピンクレディー「渚のシンドバッド」1977年6月10日発売 作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC++++%E6%B8%9A%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%89+

ピンクレディー ペッパー警部 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC+++%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC%E8%AD%A6%E9%83%A8+

ピンクレディー UFO - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC+++UFO

ピンクレディー カルメン77 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC+++%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B377

ピンク・レディー ウォンテッド - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC++%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89




ゴダイゴ ガンダーラ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B4++++%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%A9

堺正章・夏目雅子 西遊記 日本テレビ 1978年
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004572



キタキツネ物語  1978年公開 監督・脚本・編集:蔵原惟繕
https://www.nicovideo.jp/search/%E7%8B%90%E7%8B%B8%E7%9A%84%E6%95%85%E4%BA%8B%E3%80%80%2F7?ref=watch_html5

『キタキツネ物語』「小さな翼」ゴダイゴ
https://www.youtube.com/watch?v=CJ2XjIUectY



山口百恵 「秋桜(コスモス)」 作詞・作曲 さだまさし   リリース 1977年10月1日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5++%E7%A7%8B%E6%A1%9C+++%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9++1977%E5%B9%B4


サーカス『Mr.サマータイム』 日本語詞 竜真知子 作曲 Michel Fugain 編曲 前田憲男 1978年3月25日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9++Mr.%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0


サーカス『アメリカン・フィーリング』 作詞 竜真知子 作曲 小田裕一郎 編曲 坂本龍一 1979年5月25日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9++%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0


庄野真代「飛んでイスタンブール」 作詞 ちあき哲也 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀 リリース 1978年4月1日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%BA%84%E9%87%8E%E7%9C%9F%E4%BB%A3++%E9%A3%9B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AB


八神純子「みずいろの雨」 作詞:三浦徳子/作曲:八神純子 リリース 1978年9月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%85%AB%E7%A5%9E%E7%B4%94%E5%AD%90++%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%AE%E9%9B%A8+1978


「夢一夜」 作詞:阿木燿子 作曲:南こうせつ リリース 1978年10月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8D%97%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%9B%E3%81%A4+++%E5%A4%A2%E4%B8%80%E5%A4%9C++1978%E5%B9%B4




「いい日旅立ち」作詞・作曲 谷村新司 1978年11月リリース
いい日旅立ち Kyoto vol.1 山口百恵編 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QMhX_pF0NkA

山口百恵 いい日旅立ち - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5+++%E3%81%84%E3%81%84%E6%97%A5%E6%97%85%E7%AB%8B%E3%81%A1+

「いい日旅立ち・西へ」作詞・作曲 谷村新司 編曲 羽毛田丈史 2003年10月29日リリース
いい日旅立ち・西へ 鬼束ちひろ
https://www.youtube.com/watch?v=xPZXIQdHaZ0

谷村新司『いい日旅立ち』は死別した恋人を後追う時の歌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008316



ジュディ・オング「魅せられて」 阿木燿子(作詞), 筒美京平(作曲・編曲)リリース 1979年2月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AD%85%E3%81%9B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6+1979%E5%B9%B4  


八代亜紀 『舟唄』1979年5月25日発売 阿久悠(作詞)浜圭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%88%9F%E5%94%84+%E5%85%AB%E4%BB%A3%E4%BA%9C%E7%B4%80


ロスインディオス&シルヴィア『別れても好きな人』 作詞・作曲 佐々木勉 リリース 1979年9月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%88%A5%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E4%BA%BA++%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%B9%EF%BC%86%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2++1979%E5%B9%B4


山口百恵 「愛染橋」 作詞:松本隆 作曲:堀内孝雄  リリース 1979年12月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5++%E6%84%9B%E6%9F%93%E6%A9%8B++1979%E5%B9%B4


高田みづえ「私はピアノ」 作詞・作曲 桑田佳祐 リリース 1980年3月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%A7%81%E3%81%AF%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E++1980%E5%B9%B4


『昴 -すばる-』 1980年4月1日発売 作詞・作曲 谷村新司
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%B0%B7%E6%9D%91%E6%96%B0%E5%8F%B8+%E6%98%B4+%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%8B+



「ダンシング・オールナイト」作詞:水谷啓二 作曲:もんたよしのり リリース 1980年4月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88++1980%E5%B9%B4

「赤いアンブレラ」作曲:もんたよしのり リリース 1980年10月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%B5%A4%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A9+++%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%9F+++1980%E5%B9%B4

「DESIRE」作曲:もんたよしのり リリース 1981年10月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=DESIRE+++%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%9F+++1981%E5%B9%B4


八代亜紀 「雨の慕情」1980年4月25日発売 阿久悠(作詞)浜圭介(作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%85%95%E6%83%85+%E5%85%AB%E4%BB%A3%E4%BA%9C%E7%B4%80


「防人の詩」 作詞・作曲さだまさし リリース 1980年7月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%95%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%97+++%E9%98%B2%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%A9%A9++++1980%E5%B9%B4


「シャドー・シティ」有川正沙子(作詞) 寺尾聡(作曲) リリース 1980年8月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AF%BA%E5%B0%BE%E8%81%A1++%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3++1980%E5%B9%B4


「出航 SASURAI」有川正沙子(作詞) 寺尾聡(作曲)リリース 1980年10月21日
https://www.youtube.com/watch?v=j_t5WROQDQY
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AF%BA%E5%B0%BE%E8%81%A1++%E5%87%BA%E8%88%AA++1980%E5%B9%B4


「ルビーの指環」 松本隆(作詞) 寺尾聡(作曲)リリース 1981年2月5日
https://www.youtube.com/watch?v=QDesz1KPC3A
https://www.youtube.com/watch?v=u0Dr6Y9jj_I
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%8C%87%E7%92%B0+1981%E5%B9%B4


「愛はかげろう」 作詞・作曲 三浦和人 リリース 1980年9月25日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%9B%85%E5%A4%A2+++%E6%84%9B%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%81%92%E3%82%8D%E3%81%86+1980%E5%B9%B4


石川ひとみ「まちぶせ」 作詞・作曲 荒井由実 リリース 1981年4月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%BF++%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%B6%E3%81%9B++1981%E5%B9%B4


高田みづえ「涙のジルバ」 作詞・作曲 松宮恭子 リリース 1981年7月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E7%94%B0%E3%81%BF%E3%81%A5%E3%81%88+++%E6%B6%99%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%90++1981%E5%B9%B4

高田みづえ「愛の終りに」 作詩、作曲:花岡 優平  リリース 1982年3月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E7%94%B0%E3%81%BF%E3%81%A5%E3%81%88+++%E6%84%9B%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8A%E3%81%AB++1982%E5%B9%B4

高田みづえ ガラスの花 作詞・作曲 谷村新司 リリース 1982年9月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E7%94%B0%E3%81%BF%E3%81%A5%E3%81%88+++%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%8A%B1+  



大橋純子「シルエット・ロマンス」作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお リリース 1981年11月5日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E7%B4%94%E5%AD%90+++%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9++1981%E5%B9%B4


岩崎宏美「聖母たちのララバイ」作詞:山川啓介 作曲:木森敏之、John Scott 1982年5月21日リリース
https://www.youtube.com/watch?v=8stEnG7VVCE
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E5%AE%8F%E7%BE%8E+++%E8%81%96%E6%AF%8D%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%90%E3%82%A4++1982%E5%B9%B4  


中森明菜「セカンド・ラブ」 作詞 来生えつこ 作曲 来生たかお リリース 1982年11月10日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%AD%E6%A3%AE%E6%98%8E%E8%8F%9C+++%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%96+++1982%E5%B9%B4  


柏原芳恵 「春なのに」1983年1月11日発売 中島みゆき(作詞・作曲)
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%98%A5%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%AB++%E6%9F%8F%E5%8E%9F%E8%8A%B3%E6%81%B5


高橋真梨子「桃色吐息」康珍化(作詞)佐藤隆(作曲 #1)岡本朗(作曲 #2) リリース 1984年5月21日
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%9C%9F%E6%A2%A8%E5%AD%90+%E6%A1%83%E8%89%B2%E5%90%90%E6%81%AF++1984%E5%B9%B4


石川さゆり「天城越え」作詞 吉岡治 作曲 弦哲也 編曲 桜庭伸幸 1986年7月21日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A++%E5%A4%A9%E5%9F%8E%E8%B6%8A%E3%81%88+

石川さゆり 「飢餓海峡」 作詞 吉岡治 作曲 弦哲也 1995年12月6日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A++%E9%A3%A2%E9%A4%93%E6%B5%B7%E5%B3%A1



テレビドラマ史上で最も悲しいドラマ _ 酒井法子『星の金貨』(日本テレビ 1995年)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003210

酒井法子 碧いうさぎ 1995年5月10日リリース 作詞: 牧穂エミ、作曲: 織田哲郎、編曲: 新川博 コーラス:大黒摩季
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%85%92%E4%BA%95%E6%B3%95%E5%AD%90+++%E7%A2%A7%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E

酒井法子 鏡のドレス 1996年10月9日発売 作詞:三浦らら 作曲:宇佐元恭一 編曲:土方隆行
https://www.youtube.com/results?search_query=%E9%8F%A1%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9+%E9%85%92%E4%BA%95%E6%B3%95%E5%AD%90


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1990年以降の日本では歌謡曲の名歌は一曲も出ていません。
バブル時代以降の日本人は音楽がわからなくなったのです。
携帯やスマホが日本人の思考力を奪ったんでしょうね。


音楽史に残る名歌が次々に生まれた1970年代の日本は大学生が全員、ジャズ喫茶に入り浸たったり、自分でエレキギターを弾いたり、1954年に死んだフルトヴェングラーがライブ録音したベートーヴェンのレコードに熱狂する異常な時代でした。


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1970年代の日本人はみんな欧米の高級オーディオ機器に熱狂した

オーディオ界のバブル…4343

その頃の、オディーオ誌の試聴におけるリファレンススピーカーと言えばJBL4343が標準になっていました。
本来4343はプロユースのスタジオモニターなのですが、これが一般受けしてしまった。いわゆる4343ブームです。

4343 は日本でこそ 1万セットも売れたらしいが、アメリカでは探すのも難しいと聞くから、いかに日本人だけが 4343 贔屓かわかろうというもの。


JBLは4341をやや大きくした、後継機種4343を発売した。
4343の用途は何であったのか?いまだによく分からない。
4343はプレイバック・モニター用途と言うが、スタジオで4343を見たこともないし、使った話も聴かなかった。

瀬川さんの記事のお蔭で 4343は高額であったにも関わらず、物凄い量で全国的に売れ始めた。
4畳半に住む若者が4343を買って、寝るスペースを狭くして4343にかじりついて聴いている話は、営業からよく聞いた。


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JBL 4343/4343WX モニタースピーカー考察

JBL 4343、4343WXは日本のJBL史上最も有名で一時期はオーディオマニアのステイタス的な存在でした。
JBL 4343は日本国内で累計1万セット(2万台)も販売され、最大ピーク時の販売数量は年間3,000セットを超えたと言われています。

当時の異常な販売台数に、JBL本社では「日本にはそんなにスタジオがあるのか?」との、逸話が残っています。
実際にJBL 4343は4ウェイということもありレコーディングスタジオで使われることはほとんどありませんでしたが、JVCマスタリングセンターでは使われています。

当時のオーディオ評論家 故・瀬川冬樹氏がJBL4343を非常に高く評価しマークレビンソンとの組み合わせで自宅で常用していました。

●JBL 4343/4343WX:1976年発売
●JBL 4343/4343WX 当時の販売価格

JBL 4343A:\560,000
JBL 4343AWX:\580,000
*いずれも、1台の販売価格
http://jblfan.mitsu-hide.com/JBL_4343_4343WX.html


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「平成のオーディオ業界はどうなっている?」2017/12

定年後、パソコンに向き合う小生、オーディオには縁遠くなっている。 会に参加される方々とレベル合わせをするため、早目に家をでて秋葉原に寄った。

愕然とした。
秋葉原はパソコンとアイドル系ゲームの街に変貌していた。

電気店のビルに入り、売り場の案内表示を見る。

あったあった「オーディオ」という表示が、が、そのフロアに行って愕然!
ヘッドフォンがフロアの大部分を占めている。 オーディオコンポが見当たらない。
探してみると、奥の方にミニコンポが並んでいた。

どこに行けば、オーディオ評論家がテストしているようなハイエンドのコンポがあるのだろう?

そうだ、御茶ノ水に「オーディオユニオン」という店があった。

ということでお茶ノ水に足を運ぶ。 あったあった、駅から100メートルほど行ったところに看板が見えた。 が、店に入って愕然!1階から3階まで全フロア、コンポ売り場だが、全て中古品である。

商品の惨状はわかったが、今日参加されるステレオサウンド、 音元出版が出版しているオーディオ専門誌はどこで売っているのであろう。 昔は書店でなくとも、オーディオ店でも売っていた。 しかし、オーディオ売り場がこの惨状であり、オーディオ誌は置いてない。 お茶の水の「丸善」でやっと見つけることができた。

しかし、問題はその中身である。 ヘッドホンの特集だったり、ネットオーディオの記事が主流を占めている。

結果として、ハイエンドコンポ新製品の価格は高騰する。
アンプもスピーカーも100万円代がザラである。
しかも店頭で見たり、試聴することがなかなかできない。


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一応参考に最近の超有名な歌手の曲を入れておきます。何が良いのか僕にはさっぱり理解できませんが:

安室奈美恵『SWEET 19 BLUES』 作詞:小室哲哉・前田たかひろ・m.c.A・T 作曲:小室哲哉・久保こーじ・富樫明生 編曲:小室哲哉 1996年7月22日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%89%E5%AE%A4%E5%A5%88%E7%BE%8E%E6%81%B5++SWEET+19+BLUES

安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』 作詞・作曲・編曲:小室哲哉 1997年2月19日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=CAN+YOU+CELEBRATE%3F++%E5%AE%89%E5%AE%A4%E5%A5%88%E7%BE%8E%E6%81%B5

安室奈美恵『Hero』 作詞・作曲・編曲:今井了介、SUNNY BOY 2016年7月27日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%89%E5%AE%A4%E5%A5%88%E7%BE%8E%E6%81%B5++Hero



MISIA 「つつみ込むように…」作詞・作曲:島野聡 編曲:松井寛 1998年2月21日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=MISIA+++%E3%81%A4%E3%81%A4%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%82%80%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E2%80%A6

MISIA 「Everything」 作詞:MISIA 作曲:松本俊明 編曲:冨田恵一 2000年10月25日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=MISIA++Everything

MISIA 「逢いたくていま」 作詞:MISIA 作曲、編曲:佐々木潤 / オーケストラ・アレンジ:弦一徹 2009年11月18日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=MISIA+++%E9%80%A2%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE



宇多田ヒカル『Automatic』 作詞・作曲:宇多田ヒカル 1998年12月9日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%87%E5%A4%9A%E7%94%B0%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB++Automatic

宇多田ヒカル『First Love』 作詞・作曲:宇多田ヒカル 1999年3月10日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%AE%87%E5%A4%9A%E7%94%B0%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB++++First+Love

宇多田ヒカル『光』 作詞・作曲:宇多田ヒカル 2002年3月20日発売
https://www.youtube.com/results?search_query=+%E5%AE%87%E5%A4%9A%E7%94%B0%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB++%E5%85%89



鬼束ちひろ 月光 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 2000年8月9日発売
https://www.youtube.com/watch?v=iyw6-KVmgow

鬼束ちひろ 眩暈 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 2001年2月9日発売
https://www.youtube.com/watch?v=inu2N03AqTI

鬼束ちひろ Infection 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 2001年 9月 7日発売
https://www.youtube.com/watch?v=Xz3ordnTiaM

鬼束ちひろ 流星群 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 2002年2月6日発売
https://www.youtube.com/watch?v=RXQRZ2Ub6BY

鬼束ちひろ - 茨の海 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 2002年3月6日発売
https://www.youtube.com/watch?v=sNj93-28ApU

鬼束ちひろ - 私とワルツを 作詞・作曲 鬼束ちひろ、編曲 羽毛田丈史 リリース 2003年11月27日
https://www.youtube.com/watch?v=LXft3v_cKHk

鬼束ちひろ - 僕等 バラ色の日々 作詞・作曲は鬼束ちひろ、編曲 小林武史 リリース 2007年9月19日
https://www.youtube.com/watch?v=WVY_Dl3Ffns

鬼束ちひろ - 蛍 作詞・作曲は鬼束ちひろ、編曲 坂本昌之 リリース 2008年8月6日
https://www.youtube.com/watch?v=PAbh3bpJxlk

鬼束ちひろ - 帰り路をなくして 作詞・作曲:鬼束ちひろ 編曲坂本昌之 リリース 2009年7月22日
https://www.youtube.com/watch?v=hzZU5p1ukZA

鬼束ちひろをキレさせた通行人の“強烈な嫌味”
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1733.html  
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/646.html

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