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河添恵子「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」

1:777 :

2023/01/16 (Mon) 07:27:10

【証拠写真あり】元妻が繋ぐ?トランプ大統領と黒い貴族の闇の関係
調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル 2025/06/05
https://www.youtube.com/watch?v=wjm9cb6yDMI

「ディープステートをぶっ壊す」と公言していたトランプ氏…
しかし彼の背後には、“黒い貴族”と呼ばれる
イタリア貴族・ガエターニ家の影が…
黒い貴族はロスチャイルドやロックフェラーをも動かす、
世界屈指の影の支配者です!
トランプ一家とガエターニ家の関係、
そしてバチカンや欧州王族とのつながり…
これは偶然ではなく、ある目的が隠されていた?

世界50ヵ国以上を取材した国際アナリスト・河添恵子氏が、
今だから明かせる“禁断の真相”に迫ります!


ガーディアン紙が明かした、アメリカ大統領を支えるものの衝撃の正体
調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル 2025/06/07
トランプはKGBの工作員だった
https://www.youtube.com/watch?v=o7DZmEpsdLc




【LIVE】1/13(金)20:00〜「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」ーノンフィクション作家 河添恵子
https://www.youtube.com/watch?v=2br2Uje4-Qo4


調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@user-rt9lm1db9d/videos

河添恵子 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B2%B3%E6%B7%BB%E6%81%B5%E5%AD%90


未来ネット / 旧林原チャンネル 河添恵子 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88+%2F+%E6%97%A7%E6%9E%97%E5%8E%9F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB++%E6%B2%B3%E6%B7%BB%E6%81%B5%E5%AD%90+


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河添恵子 中国共産党の真実
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/425.html

河添恵子 中国臓器狩りの真実 人道を超えた臓器売買&移植手術の実態
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/199.html

河添恵子 : 習政権が必死に隠している武漢コロナ・ウイルスの発生源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/602.html



2:777 :

2025/01/21 (Tue) 08:18:55

2025年01月21日
トランプ政権の命運を左右するイーロン・マスク
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983439.html

特異能力を持つ孤独な少年

Elon Musk 773Trump 702


  第二次トランプ政権の発足により、「テスラ(Tesla)」のCEOであるイーロン・マスク(Elon Musk)が、新たに設置される「DOGE(Department of Government Efficiency / 政府効率化省)」の統括者になるそうだ。彼は役所に蔓延(はびこ)る様々な“しがらみ”を精査し、約2兆ドルもの“無駄金”を削減するらしい。連邦政府は今年だけでも7兆5千億ドルを使うつもりだから、そのうちの25%くらいを節約しようという訳だ。マスクと相棒のヴィヴェク・ラマスワミ(Vivek Ramaswamy)、そして親分のドナルド・トランプも民間企業の経営者なので、“どんぶり勘定”の無駄遣いを抉り出し、少しでも借金の利払いを減らすつもりなんだろう。

  もちろん、社会福祉や医療、公衆衛生、食品、教育、国防などに携わる役人達は大反対。前代未聞の予算削減や職員の大量解雇なんて、もってのほか。ところが、合理的精神の権化たるイーロン・マスクは魔王の如く効率化の斧を振るい出す。彼は公務員の猛烈な反対を押し切り、冷酷な顔で次々と大鉈を振るうに違いない。そもそも、マスクは宇宙開発事業や電気自動車の製造を現場で体験することが好きで、技術者達と一緒に考えるタイプだ。ビジネス・スクールやロー・スクールを出た連中は、輝かしい経歴や親方日の丸の地位をひけらかすが、ロケット屋の経営者は高級官僚なんかには怯まない。むしろ、彼らに向かって辛辣な言葉を投げかけ、堂々と論破するはずだ。

  アメリカ人のビジネスマンは非常にドライで、義理人情では動かない。平成の初め、山一証券の破綻を宣言した野澤正平(のざわ・しょうへい)社長は、如何にも日本人が好む浪花節の人物だ。涙を流して社員を庇う映像は今でも庶民の記憶に残っている。一方、リーマン・ブラザーズのCEOだったリチャード・フルド(Richard S. Fuld, Jr.)やゴールドマン・サックスのCEOと会長を務めたロイド・ブランクファイン(Lloyd Blankfein)は、会社が経営不振となり、倒産の憂き目に遭っても平気な連中だ。他人事のように破綻を語り、政府による資金注入を求めるような厚顔無恥ときている。こうした責任逃れをする冷血漢は、ちゃっかりと「黄金のパラシュート(法外な役員報酬や退職金)」を摑んで逃亡を謀ろうとする。ホント、銭ゲバのユダヤ人は根性が汚い。

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(左 : リチャード・フルド / 中央 : ロイド・ブランクファイン / 右 : 野澤正平)

  ここでは関係無いけど、筆者は野澤社長が記者会見に現れた時、「なんで事務員のオジさんが出てくるんだ?」と怪訝に思ったことがある。有名企業の社長なら、もっと威厳のある人が就任するはず、と考えていたからだ。まさか、漫画の『美味しんぼ』に出てくる富井副部長みたいな中間管理職が出てくるとは予想していなかった。まぁ、俳優の山村聰(やまむら・そう)や佐分利信(さぶり・しん)みたいな人物じゃなくても、せめて東急グループの総裁だった五島慶太(ごとう・けいた)や東芝の社長で臨調の座長になった土光敏夫(どこう・としお)みたいな重鎮でなきゃ迫力が出ない。

  話を戻す。イーロン・マスクの本心や真の狙いは不明だが、彼の過去を知れば理解の糸口が見えてくる。イーロンが優秀な起業家で、思考能力が非常に高いことは周知の事実だ。彼は幼少期の頃から頭が良く、たぶん「アスペルガー症候群」の子供であったからだろうが、勉強となれば同級生の群れから飛び抜けている。ただ、コミュニケーション能力に欠けていたから“人付き合い”に関しては劣等生だ。南アフリカ時代の友人であったアントニオ・グラシアス(Antonio Gracias)の話によれば、イーロンは学校でイジメを受けていたそうである。(Walter Isaacson, Elon Musk, New York : Simokn & Schuster, 2023, p.19.) 何しろ、人が口にした言葉を“文字通り”受け取ってしまうので、他人の気分を害することが少なくなかったし、誤解されることも多かった。イーロンの父親エロル・マスク(Errol Musk)は、息子を公立の高校に通わせていたが、息子がイジメを受けていたので、私立の学校に転校させたという。(上掲書、p.26.)

  アスペルガー症候群の特徴は、興味を抱いたものに対する異常なまでの執着性だ。こうした人々は規則性や秩序に対して人一倍の“こだわり”を示す。彼らはコミュニケーション能力で劣っていても、並外れた集中力を持つ。その上、記憶力も抜群であるから、数学や理科の授業では天才的な“閃き”を披露することもあるそうだ。幼い時、イーロンは親に連れられ、友人や親戚の家を尋ねたことがある。そうした時、彼は訪問先の相手と会話を楽しむことはなく、書斎を見つけては本を読んでいたそうだ。また、父親が持っていた百科事典を読破していたので、イーロンは博学の少年でもあった。例えば、周りにいる普通の子供が「月はね、地球から何百万マイルも離れているんだよ!」と言えば、イーロンはそれに頷かず、「23万9千マイルだよ!」と明確な数字を述べて応えたそうだ。(上掲書、p.27.)

  イーロンが特殊な子供であったことは間違いないだろう。彼は学校での成績が良かったが、それは科目によりけりで、物理学といった理科や数学、そして外国語の英語なら得意だった。しかし、共同作業とか国語の科目になると熱意が湧かなかったようで、「A」じゃなく「B」の評価を受けていた。読書家で理解能力も優れているのに、自国語である「アフリカーンス語(Afrikaans / オランダ語から派生したボーア人の混成ゲルマン語)」の成績が悪かったというのは、おそらく興味が湧かなかったんだろう。確かに、コンピューターの操作やエンジニアリングの勉強で、オランダ語やザクセン語の習得は必要ないから。優秀だったイーロンは、学生時代にウォール街からインターンの仕事を勧められたが、金融業界には興味を示さなかった。「銀行家や弁護士は社会に貢献しないから」というのが敬遠の理由であったが、たぶん、ビジネスの授業で知り合った連中を嫌っていたから、金融業界に入りたくなかったんだろう。(上掲書、p.55)それよりも、最先端の科学技術を模索するシリコン・ヴァレーの方に惹かれたようだ。ロケットの開発や火星への移住を夢見ていた青年だから、製造業やベンチャー・キャピタリストの方に目を向けたのかも知れない。

Leonald Da Vinci 0011(左 / レオナルド・ダ・ヴィンチ)
  幼少期から青年時代にかけてのイーロンで注目すべき点は、やりかけた事を完成させないまま放置してしまう癖を持っていたことだ。(上掲書、p.26) これは「万能の天才」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチも同じで、「異能者」は無責任というより、幾つもの興味を同時に抱えてしまうので、順番に仕事をこなすことが出来ない。「美の巨匠」たるレオナルドは、ある時まで熱心に油絵を描いていたのに、突如、彫刻とか建築といった別の事柄に興味が湧いてしまうのだ。絵を注文した依頼主は、納期の延滞に原を立てるが、天才には我慢するしかない。

 たぶん、ダ・ヴィンチにはADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder / 注意欠如の多動性障碍)の症状があったのだろう。(Jason Daley, 'New Study Suggests Leonardo da Vinci Had A.D.H.D.', Smithsonian Magazine, June 5, 2019)神経科学の専門家もレオナルドの行動を調べた結果、ADHDの兆候があった可能性を認めている。(Marco Catani and Paolo Mazzarello, 'Grey Matter Leonardo da Vinci: a genius driven to distraction', Brain, Volume 142, Issue 6, June 2019 )多方面で才能を有し、創造性に富んだ天才でも、結構、悩みを持っていたんだから、凡人に生まれてもそう嘆く必要はない。伝記作家のエミリー・ディキンソン(Emily Dickinson)によれば、レオナルドは夜遅くまで思考に耽ることがあったというが、イーロンも子供の頃から“夜型”であったという。神童や巨匠は別の精神世界に住んでいるから変人が多い。サヴァン症候群の人だと、驚異的な記憶力とか計算能力を持っているし、目にした風景や建物を正確に描くことが出来る。でも、他人との交流が下手で、まともな会話が出来ない。

  知能が高い子供は、大人から称賛されるが、同世代の子供から妬まれ、爪弾きにされることがある。イーロンの同級生も彼を嫌っていたようだ。おそらく、クラスの仲間は「何だ、こいつ! 癪(しゃく)にさわる奴だ!」と言ってイジメていたのだろう。実際、少年時代のイーロンは孤独で、友達が少なかったそうだ。(ただし、イーロン本人は孤独な人生を望んでおらず、友達との交流を欲していた。) 弟のキンボル(Kimbal James)や妹のトスカ(Tosca Jane)は、学校の友達を自宅に連れてくるのに、兄のイーロンが級友を連れてくることは無かったという。(上掲書、p.17) 同級生と比べてIQが高い秀才からすれば、彼らの言動は幼く思えるし、話題を振っても乗ってこないから、感情的にソリが合わなくなる。「馬鹿な奴(stupid)」というのが、イーロンの口癖であったから、同世代の子供とは親しくなれなかったのかも知れない。

Elon Musk 8323Robert Heinlein 11Isaac Isimov 001
(左 : イーロン・マスクと家族 / 中央 : ロバート・ハインライン / 右 : アイザック・アジモフ)

  イーロン・マスクが「スペースX(Space Exploration Technologies Co)」を設立し、「ドラゴン」という宇宙船や「スターリンク」という衛生を開発したのは、少年時代の夢が基礎になっている。幼い頃にイーロンは、SF作家のロバート・ハインライン(Robert A. Heinlein)が出版した『月は無慈悲な夜の女王(The Moon Is a Harsh Mistres)』を愛読していたし、有名な科学者であるアイザック・アジモフ(Isaac Asimov)のSF小説『ロボットと帝國(Robot and Empire)』も夢中になって読んでいた。(上掲書、p.31.) 彼の両親が比較的自由に育てていたので、イーロン少年は好きな事が出来たようだ。どの程度のものか判らないが、ロケットや爆発物の実験を行っていたというから凄い。(上掲書、p.16)

  イーロンがTVゲームやSF映画を好むことはよく知られており、自分の会社を「スペースX」と名付けたり、買収したツィッター社を「X」と改名したのは、人気コミックを映画化した『X-Men』が元になっている。しかも、この映画は息子の名前にも影響し、イーロンは最初の妻ジャスティン・ウィルソン(Justine Wilson)との間にもうけた「息子」を「ザヴィエル(Xavier)」と名付けている。これはミュータントの学校を開いた「チャールズ・ザヴィエル教授(Professor Charles Xavier)」に因んだ名前だ。

Xavier Musk to Vivian Jenna Wilson(左 / ヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソン )
   しかし、2004年に生まれた息子の「ザヴィエル(Xavier Alexander Musk)」は、いつの間にか「LGBTQ」や「WOKE」の風潮に感化されてしまう。だが、もっと悪いことに、彼はイーロンの承諾を得ずに性転換手術を受けてしまった。仕事で忙しかったイーロンは、家を留守にすることが多かったので、ザヴィエルとの関係は疎遠であったらしい。とにかく、かつて「ザヴィエル」と呼ばれた少年は、“女性”に生まれ変わり、今では堂々と「ヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソン(Vivian Jenna Wilson)」と名乗っている。

  この性転換と離別はイーロンにとって、心臓が潰れるほどの衝撃となった。インタヴューを受けたイーロンは、深刻な表情で「私は本当に息子を失った(I lost my son, essentially.)」と語り、「ザヴィエルは"woke"という精神的ウィルスによって殺され、死んでしまったのだ(dead, killed by the woke mind virus)」と嘆いていた。深い悲しみに包まれたイーロンは、この「ウォーク」という精神的ウィルスを根絶してやる、と誓ったそうだ。(David Ingram, 'Elon Musk's transgender daughter, in first interview, says he berated her for being queer as a child', NBC News, July 26, 2024)

  金融業者やハイテク企業の経営者には、赤く染まったリベラル思想の持ち主が多い。一見すると、イーロンもリムジン・リベラルや民衆党贔屓のビジネスマンに思えてしまうが、息子の件もあったので、LGBTQを推進する左翼思想に嫌悪感を抱いる。他の高級ビジネスマンにも当てはまるが、自分の私生活に実質的な被害が及ぶと、綺麗事を並べる金持ちでもでも“保守派”や“右翼”に鞍替えするようだ。移民や難民に優しい慈善家も同じで、自分の娘が強姦されたり、跡取り息子が殺されたりすると、急に“反エイリアン”の活動家になったりする。

  ちなみに、例の「ワクチン」接種で実兄を亡くした山路徹は、mRNAワクチンの奨励に反対する“懐疑派”となった。“なんちゃってリベラル”のジャーナリストでも、身内に不幸があると、マスコミに刃向かう“異端者”になるんだから、日本人は具体的な体験でしか目覚めない。「死刑反対」派の弁護士も、女房や子供が殺されれば、「死刑賛成」の急先鋒になったりする。

Lala Logan 11(左 / ララ・ローガン)
  南アフリカ出身のCBSリポーターであったララ・ローガン(Lala Logan)も、左翼から保守派に転向したジャーナリストだ。2011年2月、彼女はカラー革命を取材すべくエジプトへ向かったが、政治変革を求める群衆の中に入った時、現地人から性的暴行を受け泣き崩れてしまった。事件後、CBSを退社したローガは、主流メディアの偏向報道を批判する“保守派”コメンテーターになっていた。彼女は「右翼メディア」と評される「Sinclair Broadcast Group」に所属し、Fox TVでも活躍するようになったから、昔の仲間からすれば「裏切者」だ。しかも、彼女は反トランプのメディアを批判する論客になっていたから、昔の仲間とは絶交状態だろう。

大富豪が支配するアメリカ

  脱線したので話を戻す。イーロン・マスクに対する評価は“人それぞれ”だが、現状を考慮すれば、トランプ側に附いたイーロンは“マシ”な方の大富豪になる。そもそも、アメリカ合衆国は後戻りできないくらいの“盗賊政治(Kleptocracy)”国家になっている。「草の根デモクラシー」を信じている人には気の毒だが、現実なので仕方がない。この「クレプトクラシー」というのは、国家(国民)の財産や資源を有力者が簒奪する政治形態を意味する。つまり、大富豪や権力者が国の制度や法律、メディアを使って輿論を支配し、合法的な公金横領で私腹を肥やす、という訳だ。アメリカでは明治の頃、既に「泥棒男爵(robber-baron)」という言葉が使われており、ロックフェラー家やカーネギー家、アスター家などが非難の的になっていた。(Charles F. Dole, The Ethics of Speculation, The Atlantic Monthly, Vol. 100, No.6, December 1907, p.817.)

  財力によるヒエラルキー社会となったアメリカでは、人口の1%にも満たない富裕層が国家の富を独占し、軍隊や官庁、そして飼い犬となった政治家を動かしている。戦略家とか地政学者と呼ばれる知識人は、共産主義を掲げる支那を「敵国」と見なしているが、ロックフェラー家やロスチャイルド家は、銭儲けが出来る巨大市場と考えているし、ファイザーやアンソニー・ファウチのような悪党は、支那を便利な実験場と思っている。いずれにせよ、歐米諸国のグローバリストは、中流階級の一般国民を顧みない。人件費が高騰すれば、「人手不足」を口実にして“安い家畜”を外国から輸入し、賃金を抑制して利益を増やす。白人労働者は要求ばかりが強く、ヒスパニックやアジア人のように長時間労働に従わないし、容易に首を切ることができないから厄介だ。それなら、安くて従順な移民の方がいい。

Leland Stanford 1(左 / リーランド・スタンフォード)
  昔からアメリカ人の企業経営者は、便利な外国人労働者を使っていた。例えば、「Central Pacofoc Railroad」の経営者であった鉄道王のリーランド・スタンフォード(Amasa Leland Stanford)は、鉄道人夫の不足を補うために支那人の苦力(coolie)を雇うことにした。スタンフォードが輸入したクーリーは約1万人ほどで、危険な箇所での敷設作業に使ったそうだ。有色人種で下層階級の労働者であったから、作業中に支那人が死んでもお構いなし。支那人の方も主人からの酷使や搾取には慣れっこだから、賃金さえ貰えば満足だ。

  でも、クーリーがやって来ると、支那大陸の悪習も一緒に附いてくる。日本人が進出した満洲でも、あるいは新天地の米国でも、支那人は阿片を吸って疲れを癒やしていた。一方、鉄道で儲けたスタンフォードは、後に連邦上院議員やカルフォルニア州の知事になっている。そして、ジェーン夫人と共にスタンフォード大学を創設し、有名人を輩出する名門校となっている。「PayPal」の創業者であるピーター・ティール(Peter Andreas Thiel)も同校の卒業生だが、ここで博士号を取った鳩山由紀夫は日本に利益をもたらさなかった。オペレーション・リサーチを学んだはずのお坊ちゃまは、自分の「適性」が判らなかったんだから、まともな日本人なら唖然としてしまうだろう。ホント、漫才のネタにもならない話だが、こんな人物が日本の総理大臣になっていたのだ。

  話を戻す。第一次トランプ政権に仕えたスティーヴ・バノン(Steve Banon)が、イーロンを「truely evil guy」と呼んで非難していた。だが、それはイーロンやピーター・ティール、「クラフト・ヴェンチャー(Craft Venture)」のデイヴィッド・サックス(David Oliver Sacks)といった“ハイテク・リバタリアン”が、米国企業に外人労働者の雇用を認める「H-1ビザ」に賛同していたからだ。(Michael Luciano, 'Steve Bannon Goes Nuclear on ‘Truly Evil’ and ‘Racist’ Elon Musk, Pledges ‘To Take This Guy Down’, Media ITE, January 12th, 2025.)「H-1ビザ」は何らかの技術を有する外国人の入国を許していたから、「高度な技術」を持つインド人や支那人は、自然と米国企業に集まってくる。シリコン・ヴァレーで働くエンジニアの76%は、「非アメリカ国民」というから驚きだ。それゆえ、H-1ビザに賛成するイーロン達は、アメリカの復活や労働者の待遇改善、中産階級の復活を目指すMAGA運動の支援者にとっては赦しがたい裏切者となる。

Steve Bannon 1213Elon Musk 72313Peter Thiel 11David Sachs 121
(左 : スティーヴ・バノン / イーロン・マスク / ピーター・ティール / 右 : デイヴィッド・サックス )

  バノンのようなトランプ支持者は、自分たちを小馬鹿にするイーロンに腹を立てていた。しかし、イーロンのようなグローバリストの実業家からすれば、優秀な外国人までを排斥しようとするナショナリストは“レイシスト”の類いにしか思えない。対するバノン達は、マスクやティール、サックスを非難し、彼らが皆アパルトヘイトで悪名高い南アフリカの出身者であることを強調した。イーロンの起用に異議を唱えるバノンは、この新参者を批判し、彼は“ビリオネアー(billionaire)”じゃなく“トリリオネアー(trillionair)”を狙っているんじゃないか、と述べていた。確かに、選挙前に巨額の資金をトランプにつぎ込んでいたから、イーロンはそれ相応の“見返り”を期待しているはずだ。

  バノンはイーロンを差別主義者のように考えるが、イーロンの過去を調べてみると、意外にも“非差別主義者”であったことが判る。彼の友人には非西歐系の人物が多い。例えば、クィーズ大学で親友となったナヴァイド・ファルーク(Navaid Farooq)は、父親がパキ人で母親がナナダ人という混血児であった。(上掲書、p.45.)大学時代、パーティーで一緒に騒いでいた友人のアデオ・レッシ(Adeodato G. Ressi)もオランダ系のボーア人やWASPじゃなく、NYのマンハッタンからやって来たイタリア系のアメリカ人だ。(上掲書、p.52)また、イーロンがペンシルヴァニア大学に通っていた時、親しくなったロビン・レン(Robin Ren)も非西歐系の友人で、物理学を専攻する支那人であった。(上掲書、p.50.)後にレンは「テスラ」のアジア太平洋地域を担当する副社長になっている。

Elon Musk & Navaid Farooq 11Robin Ren 323Elon Musk & Robin Ren 11
( 左 : ナヴァイド・ファルークとマスク / 中央 : ロビン・レン / 右 : 学生時代のマスク)

  イーロン自身「移民」としてちょっとだけ苦労したから、一概に移民排斥論者とは呼べまい。彼は1989年に故郷の南アフリカを去り、アメリカへ移住しようと考えた。しかし、当時のアメリカは西歐系の“白色移民”には冷たく、不法移民と違って簡単に移住許可を出さなかった。イーロン母親であるメイ(Maye Musk)の父親、つまりイーロンの祖父であるジョシュア・ハルデマン(Joshua Haldeman)は、ミネソタ州の出身であったが、その伝手(つて)も効果は無く、仕方ないので母親の出身国であるカナダに臨時の居住を求めることにした。イーロンはカナダのクィーズ大学に入り、それからペンシルヴァニアの大学に進学したという。(イーロンの母親であるメイ・マスクは、離婚後もその美貌を活かし、モデル業をしていた。)

Elon Musk & mother Maye 2Maye Musk 623Elon Musk & mother Maye 1
(左 : 母親のメイと息子のイーロン / 中央 : 米国に移住したメイ・マスク / 右 : 母親と一緒のイーロン )

  巨万の富でトランプ陣営に貢献し、「DOGE」の舵取りを任されたイーロンだが、やはり米国の支配層は打ち負かすことが出来ないほどの強敵だ。特にユダヤ人とくれば、ビリオネアーのイーロン・マスクでも歯が立たない。斜陽メディアのツイッター社を買収したイーロンが、同社の“検閲体質”を改善すると、「X」の書き込みには不法移民や人種に関するヘイト・メッセージが増えたらしい。さらに、不満を募らせた利用者は、堰を切ったように反ユダヤ主義を掲げる文章や陰謀論を鼓舞するメッセージも溢れるようになったそうだ。こうした傾向に危機感と不満感を抱いたADL(反名誉毀損同盟)は、イーロンに苦情を申し立てたが、「言論の自由」を尊ぶイーロンは、このクレームに応じなかったという。

  ところが、事態の急変でイーロンが焦り出す。ネタニヤフ政権が国防と称してガザ地区への侵攻を始めると、イスラエル軍によるパレスチナ人の虐殺とか、ハマスによるテロリズムが猖獗を極めるようになったので、反ユダヤ主義のメッセージが「X」上で激増したのだ。こうなると、いくらイーロンでも自由な言論を擁護できなくなる。しかも、激昂したADLのユダヤ人どもが、「X」への広告をボイコットするようスポンサー企業に圧力をかけ、同調を呼びかけたから大変だ。IBMやNBC Universal 、その傘下にあるComcast だけじゃなく、Apple、Oracle 、Amazon, NBA Mexico、Disney, Lionsgate、Paramount Global といった大手企業も広告を引き揚げようとした。(Kevin Cahn and Haleluya Hadero, IBM, EU, Disney and others pull ads from Elon Musk’s X as concerns about antisemitism fuel backlash, Associated Press, November 19, 2023.)これでは、さすがのイーロンも恐怖に怯えて冷や汗が出てくる。

  米国で絶大な影響力を持つADLのジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)が先頭に立つ反撃となれば、ハイテク業界の快男児といえども頭を下げて譲歩するしかない。イーロンが降伏する光景は、教皇グレゴリウス7世に屈服した皇帝ハインリッヒ4世を彷彿させる。これはアメリカ版「カノッサの屈辱」だ。ただし、今回の舞台は雪で覆われたイタリア北部じゃなく、大勢のユダヤ人がチフスで亡くなったアウシュヴィッツである。

Jonathan Greenblatt 8243Menachem Margolin 11Ben Shapiro 324
(左 : ジョナサン・グリーンブラット / 中央 : メナヘム・マーゴリン / 右 : ベンジャミン・シャピロ )

イーロンの「罪」は非常に深く、彼はポーランドにある強制収容所に詣でることになった。改悛を目的とした巡礼の旅には、ユダヤ人コメンテーターのベンジャミン・シャピロ(Benjamin Shapiro)が付き添うことになった。「ヤムルカ(ユダヤ教徒が被る帽子)」を頭に載せたイーロンは、ユダヤ人が殺されたというという「テーマパーク」を訪れ、全世界のユダヤ人に対して謝罪したのだ。(Shiona McCallum & Chris Vallance, 'Elon Musk visits site of Auschwitz death camp', BBC News, 22 January 2024.)マスクをアウュヴィッツに招待したラビのメナヘム・マーゴリン(Menachem Margolin)は、ユダヤ人に対する迫害を茶化すようなXの投稿を咎め、ホロコーストの悲惨さをイーロンに刷り込んでいた。

Elon Musk with Ben ShapiroElon Musk with Ben Shapiro in Auschwitz
(左 : ベン・シャピロとマスク / 右 : アウシュヴッッを訪ねたマスクとシャピロ)

  こうした「仕置き」を目にすると、歐米諸国におけるユダヤ人の権力が如何に強大であるかが判る。歐米諸国だけじゃなく、日本でもイーロン・マスクについては色々な評価が述べられているが、アメリカのエスタブリッシュメントからすれば、イーロンなんかは成金の新参者に過ぎない。ウォール街やワシントンに棲みつく禿鷹も同じ意見で、テスラの経営者なんて“生意気な小僧”程度の扱いだ。

  もっとも、闇組織の大物は直接的にマスクを叱ることはない。ジョージ・ソロスやビル・ゲイツみたいに大衆の前で面(つら)を晒すことはなく、何処か遠くで裏から政治を動かそうとする。真の実力者はマスコミに出てこないし、政財界の重鎮でも直接の面会は無理。おそらく、執事とか侍従が大御所の“使節”として現れ、絶対的な“勅令”を伝えるだけだろう。一方、下界の庶民は電気自動車や太陽光発電の問題だけで頭がいっぱいだ。庶民が手にする情報は少ない。したがって、マスクに関する評価は、今のところ困難だ。トランプ大統領に次の再選は無いから、中間選挙までの二年間が勝負となる。その間、イーロン・マスクが何をするのかが注目の的になるはずだ。彼はマスコミだけじゃなく、トランプ支持者にも騒動を引き起こす人物となるから、トランプ政権のアキレス腱になりかねない。左翼メディアや反トランプ陣営は、マスクを利用してトランプ支持者の離脱や政権の亀裂を画策するのかも知れないぞ。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983439.html
3:777 :

2025/04/19 (Sat) 00:22:41

陰謀論
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14033997


現在、一番陰謀的な陰謀論を拡散しているのは河添恵子さんですね:

(開始20時) 特番「河添恵子さん登場!激論!トランプ大統領の世界戦略と日本」松田政策研究所代表 松田学 × ノンフィクション作家 河添恵子氏
松田政策研究所チャンネル 2025/04/18
https://www.youtube.com/watch?v=2o8gK5UKgBQ

ノンフィクション作家 河添恵子氏

<目次>
〇トランプ関税は世界秩序の再編
〇DSvsTS
〇プーチンロシアのTSに対する見方、ロシアは勝利者
〇MAWA
〇国家債務と米ドル
〇再産業化と中間層の復活
〇所得税の廃止と関税収入主軸
〇新たなブレトンウッズ体制?
〇中国の孫子の兵法
〇エコノミックステートクラフト
〇トランプが中国に仕掛けた罠
〇中共スパイとフェイスブック
〇世界監視ツール
〇GAFAとBATH
〇中国による米国農地の買収
〇習近平思想と中国の世界秩序とAI監視社会
〇金融のリセット


調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@user-rt9lm1db9d/videos

河添恵子 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B2%B3%E6%B7%BB%E6%81%B5%E5%AD%90


河添恵子【秘密結社? 「イエズス会」とは?」】
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866759

河添恵子「“悪魔”が支配する壊れた世界 ~ イーロン・マスクのDNA」
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【河添恵子】酷すぎる...中国人の民度とモラルの低さには驚きました
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008379

河添恵子 中国共産党の真実
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/425.html

河添恵子 中国臓器狩りの真実 人道を超えた臓器売買&移植手術の実態
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/199.html

河添恵子 : 習政権が必死に隠している武漢コロナ・ウイルスの発生源
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/602.html  


▲△▽▼


保守・右翼が大好きなアホ陰謀論

陰謀論? 闇の支配層『黒い貴族 ヨーロッパ13貴族』とは?
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陰謀論? ヒトラーを狂人化したタヴィストック人間関係研究所の洗脳
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CIA 報告書 _ ヒトラーはアルゼンチンに逃れていた。
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トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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チャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「日銀と通貨発行権」の誤解について
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/848.html

アシュケナージ系ユダヤ人の歴史
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ユダヤ人の Y-DNA _ 日本にはユダヤ人の遺伝子は全く入っていない
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これがチャンネル桜関係者とアホ右翼が信じている「ユダヤ陰謀史観」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/505.html

【トンデモ】 日本のメディアを支配する“フランクフルト学派”の恐怖
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14118106

従軍慰安婦・徴用工強制連行、南京大虐殺は事実なのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14106485

天皇の Y染色体が縄文人と同じ D1b だというのはデマ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007765

「日航機123便墜落事故」と 「対米従属」に隠された恐ろしい関係
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16850937
4:777 :

2025/06/10 (Tue) 15:29:23

【証拠写真あり】元妻が繋ぐ?トランプ大統領と黒い貴族の闇の関係
調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル 2025/06/05
https://www.youtube.com/watch?v=wjm9cb6yDMI

「ディープステートをぶっ壊す」と公言していたトランプ氏…
しかし彼の背後には、“黒い貴族”と呼ばれる
イタリア貴族・ガエターニ家の影が…
黒い貴族はロスチャイルドやロックフェラーをも動かす、
世界屈指の影の支配者です!
トランプ一家とガエターニ家 の関係、
そしてバチカンや欧州王族とのつながり…
これは偶然ではなく、ある目的が隠されていた?

世界50ヵ国以上を取材した国際アナリスト・河添恵子氏が、
今だから明かせる“禁断の真相”に迫ります!
5:777 :

2025/06/11 (Wed) 06:48:54

ガーディアン紙が明かした、アメリカ大統領を支えるものの衝撃の正体
調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル 2025/06/07
トランプはKGBの工作員だった
https://www.youtube.com/watch?v=o7DZmEpsdLc
6:777 :

2025/06/18 (Wed) 06:10:13

河添恵子【イーロン・マスク衝撃の政権離脱!!/トランプ大統領と大決裂!その真相は…?】#河添恵子
大調和ちゃんねる 【大経連公式】2025/06/14
https://www.youtube.com/watch?v=cynUPiQE5sQ



イーロンマスクの正体
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16831006

河添恵子 「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14080646

【LIVE】1/13(金)20:00〜「“悪魔”が支配する壊れた世界~イーロン・マスクのDNA」ーノンフィクション作家 河添恵子
https://www.youtube.com/watch?v=2br2Uje4-Qo4

イーロン・マスク/引きこもりから大富豪へ
https://www.youtube.com/watch?v=7BMm0aDjD6M

イーロン・マスク後編/情報統制との戦い|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=DUWo29fvnFk

イーロンが“トランプにNO”を突きつけた本当の理由
経済クラブ keizaiclub 2025/06/10
https://www.youtube.com/watch?v=Ok9SNCphZjw

・トランプは誰の指示で動いているのか?
・トランプを支持するイーロンマスクの裏の顔
・お注射や戦争を企てている人たちの正体
7:777 :

2025/06/20 (Fri) 22:08:37

トランプに楯突いたイーロン・マスク(テスラCEO)は まだガキ(2025.6.20)増田俊男の無料インターネットセミナー
https://www.youtube.com/watch?v=mstasUniPK0
8:777 :

2025/07/09 (Wed) 05:14:21

スペシャルK。イーロン・マスクが常用しているケタミンというドラッグとは?
2025.07.08
https://blackasia.net/?p=51405

イーロン・マスクが常用しているというので有名になったのがケタミンだ。イーロン・マスクのケタミン使用告白は、治療薬と嗜好品の境界をあいまいにし、社会に誤解と模倣を広げているようにも見える。スペシャルKと呼ばれているケタミンは、いったいどのようなドラッグなのか?(鈴木傾城)


イーロン・マスクが使用しているドラッグ
イーロン・マスクがケタミンを乱用しているという報道があった。乱用しているせいで、膀胱に問題を抱えるようになってきているという。それを受けて、マスクは「たしかに使用している」と公言せざるを得なかった。

これが、大きな波紋を呼んだ。

イーロン・マスクは世界でもっとも影響力のある実業家のひとりであり、SpaceXやTesla、X(旧Twitter)など複数の巨大企業を率いる人物である。そういう人物がドラッグ依存だというのは衝撃的な事実だ。

マスコミにケタミンの乱用を暴露されたあと、マスクはインタビューやSNS上で、自らが「本物の医者」から処方を受け、精神的に落ち込んだ時にケタミンを使用していると明かした。

ただし、乱用しているわけではなく、服用はあくまで「隔週に少量」で、日常的に依存しているわけではないと強調している。マスクはその目的について、「ネガティブなスパイラルを断ち切るため」と説明した。

たしかに、アメリカでは近年、うつ病治療への新しいアプローチとしてケタミンの使用が医療現場で広がっている。

従来の抗うつ薬が効かない「治療抵抗性うつ病」への効果が臨床的にも報告されており、ケタミンは一部の医師から「最後の切り札」とも呼ばれている。そのため、マスクの告白は一種の治療として受け取られた側面がある。

ただ、実業界や投資界においてマスクは、未来を象徴する存在であり、そのような人物が幻覚作用を持つ薬物を使用していることは、多くの人が不安を抱いた。米国証券取引委員会(SEC)やTeslaの取締役会も、マスクの行動が企業ガバナンスに与える影響をつねに注視している。

当然だろう。投資家はリスクを負っている。ドラッグ依存のCEOが経営をしているというのは由々しき事態でもある。


精神的ストレスでもケタミン処方
ケタミンは1960年代に開発された麻酔薬であり、現在も外科手術や救急医療、動物医療の現場で使われている。主に静脈注射または筋肉注射で投与され、即効性のある鎮痛・鎮静作用をもつクスリだ。

特筆すべきは、意識消失をともなわずに鎮痛を得られる点で、心肺機能を抑制しにくいという性質が重宝されてきた。こうした特徴から、戦場での応急処置や救急搬送時の麻酔薬としても利用されてきた歴史を持つ。

ところが、ケタミンは医療用途と同時に、強い幻覚作用と解離作用(自己や現実との結びつきの喪失)を引き起こすことでも知られている。これが、いわゆる「娯楽目的の薬物」としての利用を誘発してきた。

米国でも、ケタミンはもちろん規制薬物に分類されている。医療用としては合法だが、非合法流通においては違法だ。

問題は、この「合法と違法の線引き」である。医療現場では、低用量ケタミンを用いたうつ病治療や慢性疼痛の緩和が一部で実施されているのだが、それが乱用を招くひとつの要因となっているのだ。

実際、アメリカ食品医薬品局(FDA)は2019年、ケタミンの誘導体である「エスケタミン(商品名スプラバト)」を点鼻薬として承認している。一応、その安全性と有効性は一定の臨床データによって裏付けられているのだが、このスプラバトからケタミン依存に入ってしまうユーザーもいることが確認されている。

乱用の別の入口としては、ケタミンの「適応外使用」もある。

たとえば、うつ病以外の精神的ストレスや「気分の浮き沈み」への対処として、医師の裁量で処方される。イーロン・マスクが語る「隔週で少量使用」というのは、まさにこのような適応外処方の実例である。

それで、ケタミンを乱用したら何かいいことがあるのか? ジャンキーは幻覚体験が好きだが、ケタミンでもその幻覚体験ができる。


多くの深刻な副作用が襲いかかってくる
いったんケタミンを使用して幻覚体験が得られたら、その幻覚体験を求めて乱用がはじまるようになる。クラブ・カルチャーやパーティーシーンで、ケタミンは「スペシャルK」と呼ばれ、コカインやMDMAの代替として使われてきた。

「気分が優れない」と言ったら適応外使用で医師の裁量で処方されるの。アメリカでケタミンは「手に入りやすい幻覚用の処方薬」なのだ。

医師の管理下であればすべてが正当化されるわけではない。処方の動機、使用の頻度、投与量などを精査しなければ、医療とドラッグの境界はすぐに崩壊する。ケタミンは、クスリにもドラッグにもなってしまう。

もちろん、簡単に手に入るからと言ってケタミンを常用していると、依存症以外に多くの深刻な副作用が襲いかかってくる。

幻覚が続くと、知覚のゆがみ、自己の感覚喪失といった精神症状を引き起こす。さらに、感情のコントロールが効かなくなる「感情失調」や、衝動性の増加といった症状も報告されている。

これは、イーロン・マスクの性格そのものだ。

他にも、血圧上昇、動悸、吐き気、頭痛などがある。さらに、頻繁な使用により、排尿困難や血尿などの膀胱機能障害を引き起こす。これが「ケタミン膀胱炎」である。イーロン・マスクが苦しんでいるのが、このケタミン膀胱炎だ。

ケタミンは正しく使えば一部の患者に劇的な改善をもたらすが、使い方を誤ればリスクも大きい。特に自己判断での使用や、医師の管理が不十分なケースでは、依存や誤用による事故死の危険性が高まる。

米国では過去に、ケタミンの過剰摂取や多剤併用によって死亡した事例も報告されている。米テレビドラマ『フレンズ』のチャンドラー役で名高いマシュー・ペリーもケタミンによる急性中毒で死亡している。


パフォーマンスのドーピングでも使われる
俳優マシュー・ペリーは、ケタミンの作用による意識喪失や呼吸抑制が主な死因とされ、入浴中に意識を失って溺死したとされている。

このマシュー・ペリーは「隔週で少量使用」という医師による適応外処方を超え、助手や複数の医師や、ケタミン・クイーンと呼ばれるディーラーらから違法にケタミンを入手していたことがわかっている。

マシュー・ペリーは、死亡当日だけで複数回ケタミンを注射していた。完全にケタミン依存だった。

それで、アメリカはケタミンに対して厳しい姿勢で規制に臨むのかと言えば、自体はまったく逆に向かっているように見える。

米国の一部のスタートアップ企業では、ケタミンを含む精神活性薬を用いた「マイクロドージング」(極小量の反復摂取)をパフォーマンス向上の手段として取り入れる動きも報告されている。

本来は医療のみで使われるべき薬物が、自己最適化や成功の道具としてすり替えられているのが恐ろしい。薬物使用の倫理的・社会的ガイドラインなんかそこにはない。これは、パフォーマンスのドーピングである。

社会的に見れば、精神疾患への理解や治療選択肢の多様化が進むことは歓迎されるべきである。しかし、ケタミンは幻覚体験やパフォーマンス向上のために使われるようになっている。

その最先端にイーロン・マスクというアメリカきっての起業家がいるのが興味深い。

日本でも市販薬の依存が問題になっているのだが、SNSやAIによって情報が高度に共有されて拡散する時代の中で、ドラッグもまたギリギリの境界線で使う人間たちが増えていくのだろう。
https://blackasia.net/?p=51405
9:777 :

2025/07/09 (Wed) 05:18:21

トランプ大統領とイーロン・マスクの亀裂。泥沼の報復合戦に発展する可能性が高い
鈴木傾城 2025年7月4日
https://note.com/keiseisuzuki/n/n68ae500d06c3

トランプ大統領とイーロン・マスクの対立が激化している。どちらも自分と敵対する相手は、容赦なく叩きのめす性格である。言ってみれば、どちらもサイコパス的な性格を持つ。そのため、お互いに損得を抜きにして相手が潰れるまで「嫌がらせ」を仕掛けて潰し合いをする可能性がある。(鈴木傾城)

トランプ大統領とイーロン・マスクの亀裂
ドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスクの蜜月関係は、2024年大統領選を機に急速に深まった。マスクは自身のSNS「X(旧Twitter)」でトランプ支持を公言し、トランプ政権もSpaceXやTeslaへの補助金、政府契約の優遇、規制緩和などで応えた。

両者の連携は米国の宇宙・エネルギー政策を象徴するものとされ、マスクの影響力は政権中枢にまで及んでいた。

ところが、2025年5月末、宇宙飛行士であり実業家のジャレッド・アイザックマンのNASA長官指名問題を契機に、両者の関係は一変する。アイザックマンはSpaceXの主要顧客であり、マスクの盟友として知られていた。

トランプ大統領が彼をNASA長官に指名した背景には、マスクとの強い結びつきがあったとされる。だが、指名から数日でトランプはアイザックマンの人事を撤回した。背景には、アイザックマンの過去の民主党有力議員への献金歴が発覚し、トランプが「忠誠心」に疑念を抱いたことが大きいとされる。

この撤回をきっかけに、マスクとトランプの関係は急速に悪化した。

マスクは5月末、政府効率化省(DOGE)の特別顧問を退任し、SNS上で政権批判を強める。6月3日には、政権による減税延長法案を「利益誘導(ポーク)に満ちたばらまき法案」と非難し、議会共和党に成立阻止を呼びかけた。

この法案は「One Big Beautiful Bill」は、トランプ大統領が掲げたポピュリスト的公約の実現を目的とし、減税や歳出増額、バイデン前政権の政策の見直しなど、幅広い分野を網羅したものだ。

これをけなされたトランプ大統領は、猛烈に反発し、記者会見でマスクを事実上側近グループから外すと宣言。さらに「マスク氏の企業に与えられた政府契約や補助金を打ち切ることで、米国は歳出を削減できる」とSNSで投稿し、対立は決定的となった。

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トランプ大統領とイーロン・マスクの相違
トランプ大統領とイーロン・マスクは、アメリカという巨大な国土を舞台に、まったく異なる「強さ」を武器にして立ち回ってきた。権力闘争の背後には、両者の支配力の本質的な違いが色濃く浮かび上がってくる。

トランプの強さは「群衆の熱狂」にある。共和党支持層における圧倒的なカリスマ性、SNSや集会を通じて直接国民と接続する手腕は、ポストテレビ時代の政治において他の追随を許さない。

かつてのレーガンやブッシュ父子とはまるで異なる、「直接民主制」的な魅力と攻撃性を併せ持つ稀有な存在だ。

彼がX(旧Twitter)を通じて数百万単位の有権者を動員し、司法・行政・立法の全方向から圧力をかけられる背景には、既存メディアの外に自らの「情報圏」を築いたという点での先駆性がある。

その点において、トランプは単なる一政治家ではなく、「メディアそのもの」となった存在とも言える。

一方、イーロン・マスクの強さは「技術と未来」を動かす点にある。電気自動車、再生可能エネルギー、宇宙輸送、神経インターフェース、AI開発、衛星インターネット……。いずれも次世代の文明インフラに直結する分野である。

この意味で、マスクはもはや単なる起業家ではない。「民間の国家的機能」を握る影のインフラ支配者であり、官僚機構が真似できないスピードとスケールでテクノクラシー的な影響力を及ぼしてきた。

トランプの武器は「感情と分断」であり、マスクの武器は「技術と未来志向」である。トランプが国民を敵と味方に分けることで権力を築くのに対し、マスクは国境を超えてプラットフォームを構築し、「国家の上位概念」としての影響力を広げていった。

したがって、両者が衝突すれば、それは単なる個人間の確執ではなく、「国家権力」と「私的技術帝国」との覇権闘争に発展せざるをえない構造になる。その火蓋は、すでに切られてしまった。

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どちらが正統な『未来の代表者』なのか?
トランプとマスクの確執は、ホワイトハウスの壁の中にとどまらず、米国社会のあらゆる層に波紋を広げている。政権中枢とテック帝国の対立は、金融市場、メディア空間、そして民衆心理のあいだに鋭い分断線を引いた。

6月10日、トランプ大統領が「TeslaおよびSpaceXへの連邦補助金の全面見直し」を示唆すると、翌日の株式市場では関連銘柄が軒並み急落。Teslaは前日比-7.2%、SpaceXの主要投資元であるStarbridge Capitalも-5.6%の下落を記録し、技術株全体が連鎖的に調整局面に入った。

これに対し、マスクは即座に反撃した。6月11日、X(旧Twitter)で「現政権は未来を恐れ、過去にすがっている。私たちは宇宙に向かって進むが、彼らは壁を築く」と投稿。同日、Teslaの投資家向けイベントでは、国家からの独立を暗に示唆するような発言も飛び出した。

「いずれ、インフラは政府ではなく技術企業によって保たれるだろう」という一文は、事実上の政治宣戦布告だった。

さらに、マスクが率いるStarlink(衛星インターネットサービス)が、6月中旬に国防総省との新規契約を見送られる可能性が報じられた。この契約は、ウクライナ支援や太平洋防衛にかかわる重要案件だが、トランプ政権による「イーロン排除」との見方が強まった。

共和党内では意見が割れている。保守強硬派は「イーロン・マスクの排除は当然」と支持を表明したが、実業界出身の中道派議員のあいだでは「政権による企業への恣意的介入は市場経済の否定だ」と懸念の声も上がっている。

2026年中間選挙を見据えて政治家たちは、トランプ政権についたほうが得なのか、イーロン・マスクについたほうが得なのか、計りかねている。これは、「選挙で選ばれた指導者」と「技術と市場によって選ばれたリーダー」のどちらが、より正統な『未来の代表者』なのかという問題だ。

次の選挙で自分のクビがかかっているだけに重大だ。

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▼どちらもサイコパス的な性格を持つ人間
ドナルド・トランプとイーロン・マスクの対立は、なかなか興味深いものがある。このふたりには、奇妙な共通点がある。どちらも「既存の仕組み」に背を向けた反逆者であり、「本来のルート」を飛び越えて地位と影響力を得た人物である。

トランプは伝統的な政治エリートを一掃してホワイトハウスに入り、マスクはシリコンバレーの枠を超えて国家的インフラにまで手を伸ばした。つまり、ふたりは体制の「外側」から這い上がり、ついには体制の「中枢」に食い込んだのだ。

だが、ここにひとつの皮肉がある。かつては「アウトサイダー同盟」とも言える関係だった両者が、いまや互いを最大の障害と見なすようになったのは、ふたりの主義主張が完全に一致しているわけではないことから来ている。

その両者が重なるとき、意見の相違で対立してしまうのは必至だったのかもしれない。

どちらも自分と敵対する相手は、かつての仲間であったとしても容赦なく叩きのめす性格である。言ってみれば、どちらもサイコパス的な性格を持つ。そのため、お互いに損得を抜きにして相手が潰れるまで「嫌がらせ」を仕掛けて潰し合いをする可能性がある。

その点で共通しているのは、「自分にとって不要、あるいは裏切りと感じた存在に対する異常な執着」と「報復性」である。

トランプは政権時代、ホワイトハウス内の複数の側近を次々と解任し、自分に反論した閣僚を公然と批判し続けた。忠誠心の有無を重視し、敵と見なせばたとえ過去の協力者であっても徹底的に排斥する。

一方のマスクも、TeslaやX(旧Twitter)の社内外で自らに批判的な人物を容赦なく排除し、ときに公開の場で攻撃する。合理性や経済性を超えて、個人感情が動機となる例も少なくない。

つまり、どちらも目的遂行のためには倫理や人間関係を犠牲にすることを厭わない「サイコパス的性格」を備えている。どちらも、利害調整や妥協を嫌う。一時的に妥協してもかならず復讐する。

だからこそ、両者の対立は単なる意見の不一致では終わらず、「相手が完全に沈むまでやめない」報復合戦に発展する可能性が高い。互いが権力と影響力を持つだけに、この泥沼の争いは、米国社会全体に長期的な影を落とす危険をはらんでいる。
https://note.com/keiseisuzuki/n/n68ae500d06c3
10:777 :

2025/07/09 (Wed) 06:16:21

イスラエル・イラン戦争は中国によるAI代理戦争だった?【イーロンマスク・ドローン・レアアース・Nvidia・河添恵子】
https://www.youtube.com/watch?v=a_KQwo1JqDU

調査報道 河添恵子TV / 公式チャンネル
※本動画は2025年6月19日に配信したライブ映像の切り出し動画です。

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