777投稿集 2477734


盗まれた日本ブランド 一房平均1万円…高級ブドウ「ルビーロマン」の海外流出

1:777 :

2022/12/29 (Thu) 09:32:42

盗まれた日本ブランド 一房平均1万円…高級ブドウ「ルビーロマン」の“海外流出疑惑”を追う ブランドは守れるのか【報道の日2022】
2022/12/29
https://news.goo.ne.jp/article/tbs/business/tbs-252141.html

日本が苦労して開発したブランド果物が海外で勝手に栽培されている事例が後をたちません。一房平均で1万円もする“高級ぶどう”「ルビーロマン」の海外流出疑惑を追いました。

■「1房150万円」のブドウが韓国に流出 日本の高級ブランド果物が危機に

TBS NEWS DIG Powered by JNN

TBS NEWS DIG Powered by JNN
ブランド桃「とろもも」。高いもので、一個200万円と、まさかのお値段。

作り手に会いに行きました。福島の桃農家、古山浩司さんです。値段の秘密は、糖度にありました。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
桃農家 古山浩司さん「実は赤い部分よりも、白い部分の方が糖度は高い」

一般的な桃の糖度は、11度から14度ですが・・・


TBS NEWS DIG Powered by JNN
古山さん「21.1度なので1個5万円になります」
国山ハセン キャスター「1個5万円!」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
糖度で値段を決めているのです。皮ごといただくのが、おすすめ。

国山キャスター「美味しいですね。今まで食べたことないです。こんなに歯ごたえと甘さがあって」

これまでの最高糖度は、40.5度。土づくりにこだわることで、驚きの糖度を実現しました。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
古山さん「ブランドをまず作ることが、とんでもなく大変なので」

5万円の桃だけでも、今年、30個ほど売れました。ブランド化によって、売上は4倍に。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
2玉300万円の夕張メロン。地元の会社が競り落としました。

夕張市の会社 社長「甘くて、今までにないようなメロンだったものですから」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
こちらの、でんすけすいかは1玉50万円。そして・・・


TBS NEWS DIG Powered by JNN
「150万円!」

人呼んで、世界一高価なブドウ、石川県のルビーロマンを観光の起爆剤にと、150万円で買ったのは、石川県内の旅館でした。

日本の高度な技術が生んだブランド果物ならではの、ご祝儀相場。ところが・・・

石川県 馳浩知事「大変、残念に思います」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
ルビーロマンが韓国に流出していたことが、2022年、明らかになったのです。

しかも、韓国だけにとどまらない可能性も浮上しました。日本ブランドの危機か。その行方を追いました。

■「なんで流れ出たんだろう」 法改正後も海外流出止まらず

TBS NEWS DIG Powered by JNN
日本のブランド果物の代表格、シャインマスカット。今年もたわわに実りました。

種なしで皮ごと食べられる、おいしいぶどう。その開発に一番長くかかわったのが、日本大学の特任教授、山田昌彦さんです。国の研究所、農研機構につとめていました。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
広島でプロジェクトが始まったのは、1973年。当時は、雨が多い日本でも栽培しやすいアメリカ産のデラウエアなどが広まる一方で・・・

雨に弱いヨーロッパ産のマスカットなどは、あまり出回っていませんでした。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
ヨーロッパ産の甘味で、しかも栽培しやすいブドウを作れば、消費が拡大するはず。交配が始まりました。しかし・・・


TBS NEWS DIG Powered by JNN
日本大学 生物資源科学部 山田昌彦 特任教授「欧州ぶどうの味で、米国ぶどうのように栽培しやすい。しかも大きな粒でいうのは非常に確率が低い」

5年後には、大粒の安芸津21号が生まれますが、残念ながら、香りがいまいち。でもこれで開発にはずみがつきました。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
そして、ようやく誕生したシャインマスカット。2006年に日本で品種登録されるまで、なんと33年がかりでした。

「今世紀最大のヒットじゃないかと思いましたね」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
山田 特任教授「(農家の方に)シャイマスカットのおかげで一息つける、と言っていただきました」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
ところが、2016年ごろのこと。中国や韓国でシャインマスカットが栽培されていることがわかったのです。

しかも、韓国産や中国産のものは、タイにまで輸出されていました。

タイ人「(中国産、韓国産の)いいところは値段です」「もともと日本のものだとわかっていますが(日本産じゃなくても)構いません」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
日本産も売られてはいますが、韓国産、中国産は半額以下。これじゃあかないません。

開発当初、シャインマスカットの輸出は想定していなかったため、海外での品種登録をしなかったのです。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
これにより、中国からとれるはずだったライセンス料、年間100億円もが消えたと、試算されています。

2020年、政府は法律を改正。登録品種の苗や種を、勝手に海外に持ち出せないようにしました。流出を監視するなどの、新たな組織の設立も急がれています。しかし、2022年、さらなる流出が発覚。

馳知事「誰がどうやって持ち出して、韓国で栽培をしたのか」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
韓国でルビーロマンが栽培されていたのです。石川県がDNA鑑定をしたところ、本物と一致。流出が明らかになりました。

ルビーロマンは石川県が14年かけて開発。粒の大きさは巨峰の倍ほどもあります。一房平均1万円と高額ですが、2022年、過去最高の売り上げを達成。

コロナで療養中だった岸田総理も口にしました。

岸田総理「甘酸っぱい味で」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
この時、官邸にいたこちらの男性。ルビーロマンの生産者団体の代表、大田昇さんです。

ルビーロマン研究会会長 大田昇さん「これ(枝)を切ってもって行かれても、増殖できるから」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
枝1本あれば、栽培可能なぶどう。剪定した枝も細かく砕くなどして、流出を防ぐ努力を続けてきました。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
大田さん「(韓国で)出たっていうのはやっぱり、ショックだった。僕らこんだけ管理してるのに、なんで流れ出たんだろう」

ところが、流出先は韓国だけにとどまらない可能性が・・・

■タイにも“ルビーロマン”流出か ブランド果物“流出疑惑”を追跡

TBS NEWS DIG Powered by JNN
動画で見つけたルビーロマンの文字。撮影された、タイの東北部に向かいました。

現れたのは、苗を売っているという男性。ここでルビーロマンを栽培しているといいます。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
タグには確かにルビーロマンの文字が。

苗を販売している男性「これがルビーロマンです」


TBS NEWS DIG Powered by JNN
聞けば、去年、タイ国内の知人から、ルビーロマンの苗だと言われ購入。それを育てて、接ぎ木し、苗にして販売しているのです。

ルビーロマンの苗が日本から輸入できないことは、知らなかったと言います。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
苗を販売している男性
「(日本のぶどうは)守りにくいと思います。もし日本に行った人が、小さな枝だけでも持って帰ったら、タイで簡単に増やすことができます」

でもこれ、本物のルビーロマンなのでしょうか。私たちはタイの大学で、葉からDNAを抽出。日本で鑑定を行いました。

世界一高価なぶどう、ルビーロマン。タイにも流出しているのか、鑑定してみました。

タイと日本のルビーロマン。DNAを比べてみると・・・


TBS NEWS DIG Powered by JNN

TBS NEWS DIG Powered by JNN
かずさDNA研究所 内藤嘉磯 主任研究員「ここに出ているピークが、タイから来たDNAですと出ていない。ルビーロマンでは出ているので、タイから持ってきたDNAは、ルビーロマンと違う品種である可能性が高い」

タイで売られていた苗は、偽物でした。しかし、実ったぶどうが、ルビーロマンとして売り出される可能性は否めません。

この事実を、生産者の大田昇さんに伝えると・・・


TBS NEWS DIG Powered by JNN
ルビーロマン研究会会長 大田昇さん「(Q.ルビーロマンの名前が利用されるのは嫌ですよね)嫌ですよ。とんでもないですよ」

しかし、偽物が出回ることは、想定していたともいいます。


TBS NEWS DIG Powered by JNN
大田さん「自分らで(商品の)レベルをあげていくよりないんで、わしらの真似できるんだったらやってみろと」

いま石川県は、韓国など47か国で、ルビーロマンの商標登録を進めています。

あの苗は今もルビーロマンとして売られています。
https://news.goo.ne.jp/article/tbs/business/tbs-252141.html
2:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/29 (Thu) 09:35:54

日本の高級ブドウ「ルビーロマン」の韓国流出=韓国ネット「泥棒やめて」「ブドウくらい…」
2022/11/08
https://news.goo.ne.jp/article/recordchina/business/recordchina-RC_904019.html

8日、韓国・ニューシスは「世界で最も高級なブドウとされる石川県産『ルビーロマン』の苗木が韓国に流出していたことが分かった」と伝えた。写真はルビーロマン。

(レコードチャイナ)

2022年11月8日、韓国・ニューシスは「世界で最も高級なブドウとされる石川県産『ルビーロマン』の苗木が韓国に流出していたことが分かった」と伝えた。

記事は朝日新聞の報道を引用し、「ルビーロマンの海外流出の事実は、昨年8月に韓国で販売されているという報道が出たことで知られるようになった」「石川県は今年8月に韓国で現地調査を実施し、ソウル市内の百貨店など計3店舗でルビーロマンとして売られているブドウを購入。DNA鑑定で石川県産のルビーロマンと遺伝子型が一致することを確認した」と伝えている。

苗木が流出したのは5年以上前とみられているが、流出の経緯や原因は分かっていない。石川県は品質の高さを維持するため、厳しい条件の契約を結んだ県内の農家に限定して苗木を提供しているという。

ただ、韓国で売られていた偽物は、日本現地のものに比べて形が不ぞろいで粒が小さく色も悪い。糖度は16.7度と高いものの石川県の基準である18度には満たないという。

ルビーロマンは石川県が1995年から2014年かけて開発した独自ブランドで、2012年から海外輸出が始まった。販売額は増加を続け、昨年は香港、台湾、シンガポールで約6000万円に上ったという。

石川県は商品価値を守るため、各国での商標出願を急いでいる。台湾ではすでに登録を終え、韓国など47の国と地域での商標登録に向け準備を進めている。ただ、品種登録は国別に手続きを行わなければならず、登録費用は1件当たり数十万円から200万円ほど、登録までの期間は45年かかるケースもあるという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「シャインマスカットや紅はるかでは満足できずルビーロマンまで?」「種が風に乗って韓国にやって来たとは考えにくい。日本の研究者たちの血と涙と汗の結晶を盗むのは恥ずかしいこと」「中国に盗用されたら猛批判するのに、日本から盗むのはOKなのか」「口で反日を叫ぶだけではなく、実力で克日しよう。いつまでこうしているのか。恥ずかしい」「日本改良品種はどれもこれもが逸品。韓国も頑張ろう。泥棒はもうやめて」など批判的な声が上がっている。

一方で「ブドウくらいいいじゃん。日本植民地時代に日本が韓国から奪っていったものと比べたらかわいいもの」「ルビーロマンもシャインマスカットのように、韓国の農家に広めて一房5000ウォン(約528円)で買えるようにしよう。ファイト」など問題視しない声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
https://news.goo.ne.jp/article/recordchina/business/recordchina-RC_904019.html
3:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/29 (Thu) 09:38:09

損失100億、シャインマスカット「中国流出」の痛恨 中国の栽培面積は日本の30倍、逆輸入の危機も
2022/09/10 05:20東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-616796.html

損失100億、シャインマスカット「中国流出」の痛恨 中国の栽培面積は日本の30倍、逆輸入の危機も

損失100億、シャインマスカット「中国流出」の痛恨

(東洋経済オンライン)

日本が誇る高級フルーツ、シャインマスカット。その苗が中国や韓国で栽培され、第三国にまで出荷される事態となっている。

8月29日発売の『週刊東洋経済』では「食料危機は終わらない」を特集。値上げの秋を巡る企業の攻防や、世界で巻き起こる食料争奪戦、日本の農業の大問題に迫っている。

「香港の取引先から、中国産の『晴王』がコンテナで運ばれているのを見たと教えてもらった。梱包用の段ボール箱まで、本物の晴王を入れているのと同じJA岡山のロゴがプリントされているものだったので、一見して本物と区別がつかない」

シャインマスカットの代表的なブランドである「晴王」を出荷するJA全農おかやま(全国農業協同組合連合会岡山県本部)では、担当者が頭を抱える。

中国の栽培面積は日本の30倍
糖度が高く皮ごと食べられる手軽さから、高い人気を誇るシャインマスカット。価格は1パックで2000円前後から1万円を超える高級品もあり、贈答品としての需要も高い。

このシャインマスカットは、実は日本発祥だ。農産物の品種開発などを担う農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)が33年をかけて生み出したもので、山梨、長野、岡山、山形県などが産地として知られている。

ところが、この種苗が無断で中国や韓国に持ち出されて現地で栽培され、安価な「海賊版」として第三国にまで出荷される事態になっている。農林水産省の試算では、中国におけるシャインマスカットの栽培面積は、2020年時点で日本の30倍にあたる5万3000ヘクタールにも及んでいる。

中国産のシャインマスカットには、「シャイン」を音で表現した「香印翡翠」(シャンインフェイツィ)や「香印晴王」(シャンインチンワン)といった名称がつけられている。

「晴王」という名称は中国でも商標登録されているため、中国産のものにつけて売れば違法行為となる。ところが、「何十もの農家が勝手に晴王の名前をつけて売っている。商標権侵害を争うことはできるが、1件あたり数十万円コストがかかり、いたちごっこでキリがない」(前出のJA全農おかやま担当者)。

見た目や銘柄で日本産と区別がつかなくとも、価格と品質には差がある。中国産のシャインマスカットは1パックあたり日本円で500円以下と安価なものもあり、日本産の価格の4分の1にも満たない。

品質も劣っているものが少なくない。ぶどう農家でシャインマスカットの栽培も手掛ける林ぶどう研究所の林慎悟氏はこう語る。「シャインマスカットは昼夜の寒暖差が激しい気候で栽培することで甘みを増す特徴がある。中国の冷涼な地域で栽培されたものは果皮が分厚くなり、糖度も日本産より低くなる傾向がある」。

こうした中国産のシャインマスカットは現地で販売されるにとどまらず、シンガポールやタイ、香港、台湾などにも出荷されている。同様に、韓国産もマレーシアやベトナムなどで出回っている。

さらには、日本に「逆輸入」されかけた例もある。2021年、東京税関まで持ち込まれたものに対して開発者の農研機構が輸入差し止め申請を行い、どうにか未然に防ぐことができた。

安くて品質に劣る海外産のシャインマスカットが海外で広く出回れば、日本からの輸出品と競合するばかりか、ブランド価値そのものを毀損することになりかねない。ここまでの野放図になってしまったのにはいかなる背景があるのだろうか。

2007年ごろから複数ルートで流出
シャインマスカットが中国で栽培され、販売されているという情報を農研機構が入手したのは2016年のこと。

すぐに現地に職員を派遣して調査をしたところ、外観などからほぼ間違いなくシャインマスカットが栽培されているとわかった。「2007年ごろから、複数のルートで中国に持ち込まれたようだ」(農研機構)。

もっとも、中国への流出ルートすべてが違法であったとは限らない。

複数の関係者が流出ルートの1つと見ているのが、農家が自家栽培したシャインマスカットの苗を日本人のブローカーが購入して中国人に販売した、というケースだ。これは、植物の知的財産の保護などを取り決める種苗法のもとで違法行為となる。

一方、「ホームセンターなどで販売されていた苗木が海外に持ち出された例が多かったようだ」(農水省輸出・国際局知的財産課)との見方もある。正規に販売されたものであれば、当時は無断で海外に持ち出しても違法ではなかった。

また、海外へ持ち出されたあとに増殖、栽培されるのを防ぐ対策も不十分だったといわざるをえない。ポイントは、現地で品種登録をしていたか否かだ。

品種登録をすれば、無断栽培などの権利侵害に対して、開発者が栽培を差し止めさせたり、損害賠償請求をしたりできるほか、刑事罰の対象にすることもできる。この権利は、品種登録から最長で25年間保護される。

シャインマスカットの場合、開発した農研機構は2006年に国内で品種登録をしているため、国内の農家や企業が農研機構に無断で栽培すれば違法だ。ところが、中国や韓国など海外での品種登録は行っていなかった。つまり、現地で無断に栽培する農家を発見しても、それをやめさせる権限がなかったのだ。

海外での品種登録をしなかった理由について、農研機構の担当者は「当時は海外に積極的に出ていくことを想定していなかった」と語る。ただその結果、日本が被っている損失は毎年100億円を超えると農水省は試算している。

同様に、農産物の知的財産が十分に保護されなかった結果、海外に広まってしまった日本のブランド農産物はほかにもある。1990年代には柑橘類の「不知火」、イチゴの「章姫」や「レッドパール」が韓国に流出し、イチゴに至っては両品種が韓国のシェア8割を占めるまでに拡大してしまった過去がある。

こうした状況を食い止め、日本のブランド農産物を海外で保護しようと今年4月に完全施行されたのが、改正種苗法だ。

改正種苗法で何が変わった?
改正のポイントは以下のようなものだ。まず、正規に販売された種苗であっても、登録品種であれば開発者の許可なしに海外へ持ち出すことを制限できるようになった。

次に、品種登録の出願時には出願者が産地を指定し、それ以外の地域で栽培する際には開発者の許諾を得ることが必要になった。

さらに、登録品種を農家が自家増殖する際も同様に許諾が必要になる。許諾を受ける際には、品種によって許諾料を支払う必要がある。たとえば農研機構が開発者の場合、ぶどうやりんごなどなら1本あたり100円を同機構に支払う。

もっとも、改正種苗法も万全ではない。農産物の知財保護に詳しい農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)イノベーション事業部の永田明部長はこう語る。

「接ぎ木で増やせるぶどうは小枝をポケットに入れさえすれば海外に持ち出せる。悪意による流出を完全に防ぐことはできない。そして現地で無断に栽培されていたとしても、大手種苗会社ならばまだしも、予算や人員の限られる公的な開発機関や個人の育種家などが権利侵害の有無を監視したり、損害賠償請求などの法的措置を取ることへのハードルは高い」

そこで農水省の有識者会議を中心に検討されているのが、開発者の権利を管理する第三者機関の設置だ。2023年をメドに、農産物の知財や国内外での侵害の管理、法的な対応などを行う民間組織を立ち上げる計画だ。

前出の永田氏は「国外流出や栽培をかたくなに禁止するだけでは問題は解決しない。開発者が認定した海外の農家などに独占的に栽培ができるライセンスを与え、登録料収入を得ながら現地での栽培を適切に管理する仕組みをつくることが必要ではないか」と指摘する。

日本の農業界の知的財産に対する意識は、今でも高いとはいえない。これから付加価値の高い特産品の輸出を拡大していくうえでも、実際に機能する知財の管理体制は不可欠だ。

著者:印南 志帆
4:777 :

2023/11/20 (Mon) 20:08:15

韓国のみかん産業が崩壊→日本からの恐るべき仕返し!#海外の反応
2023/11/20
https://www.youtube.com/watch?v=jwxaF7ecR1A
5:777 :

2023/11/21 (Tue) 11:39:05

韓国の恥!日本のミニトマトを真似して作ったトマトが原因で大惨事に!海外メディアも酷評!
https://www.youtube.com/watch?v=4kOCPQhGMy0

  • 名前: E-mail(省略可):

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.