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ジェームズ斉藤 国民無視の防衛増税「岸田政権は財務省の傀儡」か…

1:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/21 (Wed) 06:56:41

国民無視の防衛増税「岸田政権は財務省の傀儡」か… 日本の政治的混乱に乗じて台湾有事発生の恐れ、減税派の第2次菅政権誕生へ?=ジェームズ斉藤
2022.12.20
https://tocana.jp/2022/12/post_244938_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) 先日、防衛増税が決まりましたが、あんな杜撰な議論で日本は大丈夫なんですか?

──いやぁ、ほとんどの国民は防衛増税なんか大反対なんですが……。

ジェームズ 本当に今回は酷いですね。高市早苗さんも罷免覚悟で反対していましたが、そういう人がもっと出てこないと日本は終わりますよ。

 まず、今回の防衛増税の何がデタラメなのかというと戦略3文書も出ていないのに防衛費増額を決めたことです。戦略3文書とは国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の3つで、普通であれば、これが出てから防衛費の議論はするべきなんです。それはそうでしょう。国家防衛の戦略や防衛力の整備計画が出ていないのになぜ防衛費が決められるんですか? 

──戦略もなにも決まっていないってことは何を買うかも決まっていないわけですからね。

ジェームズ そうです。3文書が公開されたのは12月16日ですから、本来はそこから議論がスタートしなければいませんが、防衛増税を決めたのは12月15日ですから、日本国家の防衛戦略を国民に公開もしないで、いきなり防衛費だけ上げますという議論を延々やっていたんですよ。ここまで国民不在、国民をないがしろにする政権はありませんね。

──どうしてこんなことになってしまったんでしょうか?

ジェームズ このことはメルマガではもう書いているのですが、岸田政権は今年の2月に財務省の謀略によって財務省の傀儡になってしまったんですよ。そもそも岸田さんを総理に推薦したのはスリーAと呼ばれる甘利、麻生、安部の3人だったんですが、それぞれバックグラウンドが違うんです。安部さんの場合は経産と警察の安部派の官僚がバックです。甘利さんも経産省ですが、派閥が志公会なので麻生派で、リベラルと呼ばれるTPP推進とか自由貿易バンザイの官僚たちがバックです。麻生さんは麻生派のトップで、財務省がバックになります。岸田政権が出来た頃はこのスリーAが拮抗していて、安部さんという大物もまだいたので岸田さんも立ち位置を経産を優先するのか、財務省を優先するのかどっちつかずでした。しかし、今年の2月に内閣官房の国家安全保障局経済班の藤井俊彦氏が女性スキャンダルで失脚したんです。藤井氏は経産省出向の官僚だったのですが、後釜は財務省出身の高村泰夫氏が就任し、経済安全保障官僚のトップになったんです。岸田政権の目玉の政策は経済安全保障なので、これで完全に岸田政権は財務省が握ったことになったんですよ。その証拠が、5月のロンドンのシティでの講演で、あの時岸田さんは「日本に投資をしてください。岸田に投資してください」と言いましたよね。


──「Invest in KISHIDA!」発言ですね。あの時はふざけるなと思いました。勝手に日本の資産を国際金融に売り払らうつもりかと。

ジェームズ あれがまさに財務省の傀儡化の象徴です。あの辺りから岸田政権からは財務省が得意な国際金融関連の政策ばかり出してくるようになったんです。結局、その流れの延長線上にあるのが、増税というアジェンダです。ロシアのウクライナ侵攻と台湾有事の可能性にからませて強引に防衛費にくっつけて増税しようということになっているんです。しかも、今年5月末のバイデン大統領訪日時の日米首脳会談時に「防衛費を増税で無理矢理引き上げ、アメリカ製武器を爆買いします」とアメリカ側に密約をしています。この情報は米国の関係者から直接聞いていましたから確かです。

──そんな密約までしてるんですか! だったら、5月の時点で防衛増税は決まっていたんじゃないですか!


ジェームズ 岸田さんの中ではそうでしょうね。実際、先日のトマホーク爆買い計画の公表なんか、まさにこの密約の実現で、戦略構想もないのに武器だけ調達するという馬鹿げたことをしています。自衛隊の武器庫が無用の長物でいっぱいになる事態すら招きかねません。しかし、アメリカと密約を交わしてしまったので、岸田総理としても反故にできません。つまり、財務省はアメリカの外圧まで使い、国内の反対勢力を封じてきたということです。



──諸悪の根源は財務省だと。

ジェームズ 財務省と、そして麻生さんですね。麻生さんは財務省と一体です。ずっと財務大臣をやっていましたし、現財務大臣の鈴木俊一さんは義理の弟です。娘さんはフランスのロスチャイルド家に嫁いでいますから国際金融資本の代弁者でもあります。ですから、いまの財務省で麻生さんに逆らえる人間はいません。岸田政権は財務省政権であり、麻生政権だということです。こんなですから増税を止めるにはもはや岸田政権を潰すしかありません。

──やっぱりそれしかないんですね。ちょっと前ぐらいに、「来年、早いうちの解散がある」っていう話がちらほら出ていましたが。

ジェームズ いまはもうそれは考えられません。岸田さんは来年5月19日からの広島G7サミットまで総理の座にしがみつくでしょう。地元の広島でG7の代表とともに非核宣言をやりたいんです。そこで華々しく勇退したいんで、そこまでは絶対に解散するつもりはありません。ただし、来年1月に内閣改造をやる可能性は高いです。国民民主党党首で財務省出身の玉木雄一郎を閣僚として入れて、国民民主党と連立政権を組むというアイデアもいま出てきています。

──また財務省! 公明党とかそれを許すんですか?

ジェームズ 許さないでしょうね。その前にこれをやると一気に自民党の保守層が離れていきます。特に安倍派、高市さんとかは離れるでしょう。結局自民党には麻生派ぐらいしか残らないんですよ。

──ますます麻生さんの天下ですか?

ジェームズ いえ、そうなると自民党がかなり弱体化してしまい、わけのわからない政党が乱立して日本の政界、ひいては日本全体がカオスになります。これはマズいです。なにしろ、いまはいつ台湾有事が起こってもおかしくない状況です。そんな時期に日本の政治がカオス化すると、軍事にフォーカスできないような状態になってしまいます。実は、これを狙っているのが中国で、そうならないようにしないと日本は終わってしまうかもしれません。ですから、玉木さんの入閣は微妙です。公明党も黙っていないでしょうし。

──内閣改造も一筋縄ではいかないんですね。となれば、やっぱり岸田政権はダメですね。

ジェームズ それはもう国民のほとんどがわかっていると思います。防衛増税を決めた時に岸田さんは「今に生きる国民の責任」と言いましたからね。増税が国民の責任ですよ。政府の存在意義の根本は国民の生命を守る国防ですが、同時に国民に自由を約束することです。自己犠牲を基にする国防を強靭化するための増税というのは、国民が血税で賄うことになり一見真っ当のように聞こえますが、実は自由を死守する保守主義の減税思想と真逆の方向性です。岸田総理の宏池会は保守本流と言われ、本来なら減税するのが主旨なのに、今回の増税は自身の派閥をも裏切っています。国防を人質に取り、財務省の悲願の増税アジェンダを実施することは、日本政治のフェイク化が最早救いようのないレベルにまで達したことを証明しています。

──確かに救いようがないですね、いまの政治家たちを見ていると。


ジェームズ 彼らは人間としても失格ではないかと思えてしかたないですね。なぜなら、今回の増税ではタバコ税を上げて喫煙者を吊し上げる行為をしているからです。財政学の観点から見ても、これに意味はありません。タバコ税を上げたらますます喫煙者は減りますよ。タバコ税は上げればあげるほど税収は減るんです。個人的には健康の観点から社会における禁煙の流れを支持しますが、それは政府が押し付けるものではありません。むしろ、増税の対象にするのであれば、パチンコ業界に対して仕掛けるべきです。パチンコはれっきとしたギャンブルで、麻薬中毒のように国民を骨抜きにしています。

 さらにパチンコ増税であれば、自民党の朝鮮系議員と警察がグルになってパチンコ利権を握っている構造に切り込み、国民の支持を得ることができ、ひいては岸田政権安定にもつながったはずです。ところが、そういうことはしないで、いきなり一般国民にシワ寄せをしたのは、やはり岸田総理自身が腰抜けだからです。

──本当に何も決断しませんもんね。反国民的なことだけはすぐに決断するのか。

ジェームズ より根本的な問題は、防衛費増額の決定が天皇マネーを使うことが殆ど議論されずに行われたことです。私は今回の防衛費増額に関し、元防衛大臣で皇室と非常に密接な関係を持つ某議員と話を重ねてきましたが、天皇マネーでは「国有地の売却」しか話題に上がりませんでした。


──天皇マネーを使う話まで出たんですか?

ジェームズ 出ていました。ただし、それは国有地の売却までで、国有地の究極の所有者は天皇家ですから、これも天皇マネーになります。しかし、国有地の売却によって、お金を捻出するというスキームは買主が現れるかどうかも不明であり、資金もそれほど多く集まりません。なにより心配なのは、中国がバックの偽装会社が国有地を買ってしまうことです。これではますます国防を脅かすことになってしまいます。

 ですから、ここは天皇マネーで最強の天皇のゴールドを使うべきでしょう。実際、ロシアが2月にウクライナに侵略した数カ月前から、世界の超国家勢力が天皇のゴールドを買い漁りにきています。さきほどの皇室関係者によると、日本政府がなかなか天皇ゴールドを売却したがらないので、そういう話はいつも頓挫しているということです。しかし、「有事のゴールド」と呼ばれる天皇のゴールドは国民を戦火から守るための日本の財産のはずです。そのために大日本帝国時代に天皇陛下の名の下に世界中からゴールドをかき集め、戦後マッカーサー元帥と昭和天皇の合意の下、「日本の平和と発展のために天皇のゴールドを使う」と密約がなされたのです。

──そうだったんですか!!

ジェームズ 天皇陛下とマッカーサーが会った時に密約が交わされたと聞いています。ですから、防衛増税では使うべきなのです。ところが、岸田政権はそれを躊躇し、お金がない国民からさらに巻き上げることを選択したのです。この行為は「反国防」を通り越して、「反国民」であり、安倍政権や菅政権以上の堕落ぶりです。

 特に、前述の「今に生きる国民の責任」発言は、まさに岸田さんがトップの宏池会特有の上級国民的な貴族主義に基づく発言で、これでは国民が離れていくに決まっています。また、この発言をわざわざ公にしたのが自民党幹事長の茂木敏充氏で、これは総理の顔に泥を塗る行為ですが、あえてやったわけで、すでに下克上が始まっていると言えるでしょう。

──下剋上には期待したいですね。特に高市さんははっきりモノを言ってくれるのでいいですね。

ジェームズ ただし、高市さんのバックには二階(俊博)さんと菅(義偉)さんがいますが。

──えっ、あの中国べったりの二人ですか!?

ジェームズ 萩生田光一さん、高市早苗さん、西村康稔さんらの安倍派の離脱をまとめることができるのは、菅さんしかいませんので。茂木さんは宏池会から分離した平成研究会ですが、菅政権の外務大臣でしたので、彼も菅さんに寄り添うと思います。

──つまり、反増税を願う人間は菅さんに頑張ってもらうしかないと。

ジェームズ そうなります。いま菅さんと聞くとがっかりするかもしれませんが、増税というあまりにも国民無視どころか国民を見下すような政策を岸田政権が強引に通したので、反増税を掲げる菅さんに国民感情は次第に移っていくと思います。かつて中国主導の自由貿易協定RCEPを批准したなどの大罪もチャラになります。

──う~ん、でも「菅さんで本当に大丈夫なのか?」という不安は大きいですが。

ジェームズ それは当然あります。はっきり言ってまったく大丈夫ではないです。米中の板挟みになって中途半端な政策しか実施できず、短期で倒れる可能性が非常に高いです。

──いや、それならそれでいいんですが。

ジェームズ そうなると日本の政治はカオス化しますからね。

──いつも思うんですが、本当に日本の国益を考える政治家はいないんですかね。岸田さんを降ろしたと思ったらまた菅さんが出てくるってどうなってるんですか? 

ジェームズ 本当に終わってますね(苦笑)。いまの日本の政界はすべてが利権争いですから。そもそも今回、第2次菅政権が誕生するのは統一教会問題で、二階さんと菅さんが無傷だからです。安倍派はすべて統一教会との関連を暴かれて弱体化したので、いまは二階さんと菅さんに泣きつくしかありません。

 その一方、岸田政権は玉木さんの入閣を画策していますが、あまり意味ないでしょうね。そもそも公明党は国民民主の3倍くらいの議席を持っており、力の差に大きな違いがあります。自民党は政権維持しか興味がないので、最後には公明党を選ぶと思います。そうなればますます二階さんの力が必要です。

 ともかく今後は二階―菅ラインと麻生―財務省ラインの抗争の結果によって日本の政治は左右されます。今回の増税のA級戦犯のトップは岸田さんではなく、麻生さんですので、二階―菅ラインは反増税派を集め、 岸田政権にとどめを刺す流れになるでしょう。
2:777 :

2022/12/21 (Wed) 07:01:34

現実は陰謀論よりも更に陰謀論的だった
陰謀論ではないが、陰謀論だと思われている話

TOCANA ジェームズ斉藤が斬る! 国際ニュース裏情報
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ジェームズ斉藤 : 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
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ジェームズ斉藤 : 岸田政権の売国… 報じられない真実
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ユダヤ陰謀論 _ ジェームズ斉藤
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ジェームズ斉藤 : GHQ は帝政ロシアやソ連からアメリカへ亡命した極左ユダヤ人だった
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ジェームズ斉藤 : 「ウクライナ侵攻」の真実
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ジェームズ斉藤 : 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
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ジェームズ斉藤 : 岸田政権の売国… 報じられない真実
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ジェームズ斉藤 : プーチンはユダヤ人だった
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ジェームズ斉藤 : 日本のゴールド「天皇の金塊」
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共産主義と資本主義の戦い、グローバリズムと反グローバリズムの戦いはユダヤ人の間の内ゲバ・権力闘争にしか過ぎない

「プーチンは今は3人で、本物はもう死んでいる」ジェームズ斎藤が徹底解説! プーチンとロスチャイルド、ユダヤ、ロシアの真実とは!?
https://tocana.jp/2021/06/post_212901_entry.html

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ヒトラー・ムッソリーニ・昭和天皇は反共・反ソで親ウォール街、親アメリカ金融資本
フランクリン・ルーズベルトとニューディール派は共産主義者で反ウォール街、反アメリカ金融資本
チャーチルはロスチャイルドの走狗で反共・反ソだった

71年前、米国のF・ルーズベルト政権と対立していた日本は12月7日に真珠湾を奇襲攻撃するが、その一方でJPモルガンの人脈とは密接な関係を維持し、戦後の右旋回につながる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201212070000/

ソ連を核攻撃したいとチャーチルが考えていたことを示す新たな文書が出てきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202009170001/

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明治以降の天皇や政治家・官僚幹部は朝鮮李朝の王族だった

天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元訳
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm 

故鬼塚英昭 氏 戦争はすべて八百長 『日本の真相』 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=eUIhcvcSmrA

日本の有名政治家の出自が集中する「田布施」_ 戦後の総理大臣の75%が世襲政治家
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14071870

【田布施システム】朝鮮系に乗っ取られた日本の裏歴史! 歴代首相を生み出す謎の村「田布施」を専門家が徹底解説!
https://tocana.jp/2019/12/post_130392_entry.html

【重要】菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり…ジェームズ斉藤が暴露
https://tocana.jp/2020/09/post_171763_entry.html

菅義偉首相の黒い正体(中編)― ユダヤに売った魂、五族協和…安倍政権の方が断然マシな理由をジェームズ斉藤が解説!
https://tocana.jp/2020/09/post_172263_entry.html

菅義偉首相の黒い正体(後編)― 恐ろしい組閣人事「4人の裏事情」と裏の北方領土ビジネスをジェームズ斉藤が暴露
https://tocana.jp/2020/09/post_172879_entry.html

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戦前の陸軍軍人の殆どは共産主義者だった
革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない

香港市民に味方する香港警官が一人も居ない理由
http://www.thutmosev.com/archives/80689774.html

近衛文麿上奏文
https://daihonnei.com/konoe-report-to-the-throne-1945

参謀本部はアカだらけ
https://daihonnei.com/chiefs-of-staff-is-riddled-with-communists
3:777 :

2022/12/21 (Wed) 07:14:38

髙橋洋一 財務省の策略!防衛費増で増税 止められるか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14072610

日本は軍事大国 _ 射程1000キロの弾道ミサイルと巡航ミサイルを2000発以上保有
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14042059

敵基地攻撃能力の保有は逆効果、もしも原発を狙われたら…
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073310

自衛隊は世界の軍隊の中で一番強かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073570
4:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2022/12/22 (Thu) 14:42:34

防衛費増税で支持率急落の岸田政権がアメリカから「大絶賛」されている皮肉
12/22
与党税制改正大綱の発表以降、米政府の最高幹部から称賛コメントが続々と(バイデン大統領。Getty Images)
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fe7df5e9edd6399fd25b89cbcaeab195b34b9e

 7月参院選の勝利で「黄金の3年」を手にしたはずの岸田政権への批判が止まらない。各メディアの世論調査を見ても、内閣支持率は急落。その主たる原因は、防衛費増額のための増税方針だ。与党内からも批判の声が出ているくらいだが、そうした岸田政権の舵取りを“大絶賛”している人たちもいる――。

【画像】岸田首相をベタ褒めしたラーム・エマニュエル駐日米国大使のツイート

 自民・公明の両党は12月16日に2023年度の与党税制改正大綱をまとめた。今回、焦点となったのは防衛費増額の財源の一部を「増税」によって賄うという岸田文雄首相の掲げた方針だ。2027年度には防衛費をGDPの2%に到達させる構えで、その財源の一部として法人税、所得税、たばこ税の3つの税目の増税で1兆円強を捻出するのだという。

 与党内からも拙速な議論の進め方に異論が噴出し、増税の実施時期など詳細については決定が先送りとなった。それでも、物価高が続くなかでの相次ぐ負担増の打ち出しに、ネット上では〈#岸田辞めろ〉〈#岸田に殺される〉などのハッシュタグが拡散された。

 大手メディアの世論調査でも、内閣支持率が下落する流れは鮮明だ。毎日新聞の調査(12月17、18日実施)では支持率25%となり、前回から6ポイント下落した。不支持率は7ポイント増加して69%に到達。同じタイミングで実施された朝日新聞社の調査でも、前回から6ポイント下がっての支持率31%となった。

 いずれの調査でも防衛費増額についての賛否は拮抗していたものの、その財源として1兆円の増税となることについては7割近くが反対の意見を示した。値上げラッシュが続くなかでの「防衛費増税」が国民にとって受け入れがたいものであるのは当然だろう。

増えた予算で新たな兵器を購入してもらえる
 そうしたなかで、与党税制改正大綱が発表された12月16日に岸田首相を“絶賛”した人たちがいる。同盟国である米国政府の最高幹部たちだ。ツイッターなどで相次いで称賛コメントが投稿された。

 同日には国家安全保障戦略(NSS)など安保関連3文書が閣議決定されている。NSSでは、日本を取り巻く厳しい安全保障環境があることから、相手の領域内を直接攻撃する「反撃能力」を保有するとした。2023年度からの5年間での防衛費を現行計画の1.5倍以上に相当する43兆円とすることなどが盛り込まれている。


前述した通り、その財源の一部が増税によって捻出されることに日本国内では批判の嵐が渦巻いているが、駐日米国大使のラーム・エマニュエル氏は自身のツイッターで〈民主主義を守る新たな時代が始まる。岸田首相の新しい国家安全保障戦略は、明白かつ明確な戦略的表明であり、日本の抑止力を前面に押し出すものだ。岸田首相は、インド太平洋とヨーロッパの同盟国・パートナーの中で、日本の地位を高めている〉と岸田氏をベタ褒めした。

 その他にもバイデン大統領は〈日本の平和と繁栄への貢献を歓迎します〉と岸田氏の決断を持ち上げ、外交トップのブリンケン国務長官は〈日本は我々の不可欠なパートナー〉とするコメントを発表。サリバン大統領補佐官(安全保障担当)は〈防衛費を大幅に増やすという日本の目標は、日米同盟の強化と近代化につながる〉とし、オースティン国防長官も〈防衛費を大幅に増加させ、2027年にGDPの2%に到達させるという日本の決定を支持する〉とする談話を公表した。ベテラン政治ジャーナリストは言う。

「米国としては、台頭する中国の脅威と向き合うなかで、その防波堤となる日本の防衛費増によって米国の財政が助かるのはもちろんのこと、増えた予算を使って新たな兵器が購入されることによって米国の防衛産業が潤うというポイントもある。

 岸田首相は強引にも見えるかたちで防衛費増税に突き進んでいるが、 それは誰の顔色を見てのことなのか。米高官たちの反応を見ていると非常にわかりやすい。とはいえ、内閣支持率はいよいよ危険水準にある。岸田首相も『米国の言うことを聞く力』を発揮しているだけでは、早々に政権運営に行き詰まることになりかねない」

 今回の防衛費増税で、岸田首相お得意の「聞く力」は日本国民ではなく、海の向こうに向いていることが露呈したようだ。(了)
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/23 (Thu) 11:47:04

ジェームズ斉藤 _ 菅前首相の岸田降ろしは「米中の代理戦争」だった!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14089960

ジェームズ斉藤 : 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014958

ジェームズ斉藤 : 岸田政権の売国… 報じられない真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007396

6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/02 (Thu) 10:40:18

岸田総理がウクライナに行かない理由とは? 外務省にも舐められる岸田政権の悲惨な現状=ジェームズ斉藤
2023.03.01
https://tocana.jp/2023/03/post_247651_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

──いま岸田総理がウクライナに行くのか、行かないのかが話題になっていますが、以前、ジェームズさんは「岸田さんは行きたいふりをしているだけで行くわけがない」と笑ってましたよね? 

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ):それはそうでしょう。本気で行く気があれば、ウクライナ訪問の計画を読売新聞にスクープなんかされないですよ(政府は2月24日に0泊3日で岸田総理のウクライナ電撃訪問を計画中だったが、1月22日付けの読売新聞にスクープされる)。先日のバイデンのウクライナ電撃訪問を見てもわかる通り、首脳のウクライナ訪問は極秘中の極秘です。それが簡単に漏れてしまっているということは岸田さん側からのリークしか考えられません。巷では長男の翔太郎氏が口をすべらせたという話も出ていますが、まあ、それも含めて岸田さん側のリークで、「ウクライナに行こうとしたけどマスコミに漏れてしまったので行けなかった」という言い訳が欲しいのです。


──なぜそんなものが欲しいんですか?

ジェームズ:岸田さんはいま5月の広島G7のことしか考えていません。ウクライナ訪問の話にしてもすべてはG7を成功させるためです。ただし、岸田さんの本音は「行きたくない」です。0泊3日の強行軍に加えて、行けば必ず、援助金をおねだりされるわけですよ。それで何兆円も金を出したら、また支持率が下がりますからね、行きたいわけがないじゃないですか。しかし、G7のほかのメンバーは全員ウクライナ訪問を済ましていますから行かないと広島でカッコがつかない。そこで、行こうとしたけど、マスコミにスッパ抜かれたのでいけなかったという体裁を作りたかったのです。

──マスコミのせいにして、行かないで済まそうと(苦笑)。

ジェームズ:そうです。しかし、バイデンが電撃訪問したため、いまになって「G7の中でウクライナに行っていないのは日本だけだ」とマスコミが一斉に騒ぎ始めたのです。

──みんなが行ってるんだからお前も行け。日本のマスコミらしいですね、バスに乗り遅れるな論(苦笑)。

ジェームズ:行くか、行かないかは国益にそって考えるものであって、「みんなが行ってるから行く」というのは、一国の首相としてあってはならない思考です。であるのに、そんな論調を平気でできる日本のマスコミは本当に終わっていますね。

 ともかく、岸田さんはここまで行かないで引っ張ってるわけですから、たぶん行かないと思います。


──行かないで済むんですか?

ジェームズ:行けば移動の飛行機をロシアに撃墜されるかもしれませんよ(苦笑)。ですから、「行く」という判断をするのは難しいとは思います。一つ言えることは今後、岸田さんは外交問題で難問を抱えていくことになるのは間違いありません。

──それは外務省との軋轢もあって、ということですか?

ジェームズ:その通りです。そもそも論でいえば、日本はG7の加盟国でしかも今年は議長国、さらに日本とロシアは平和条約がないので事実上戦争状態です。これらの事実を考慮すると岸田総理がウクライナ訪問することは当然国益にかないますし、他国の目に関係なく行くべきです。これがまともな外交判断です。しかし、それを岸田さんに言わない外務省は岸田さんの足をわざと引っ張っている可能性があります。

──先日の記事でも、そんな話をしてましたね。岸田さんの長男翔太郎くんのパリやロンドンでの公用車を使ったショッピングをマスコミにリークしたのは外務省だったと。

ジェームズ:実は外務省がやっているのはそれだけではなく、岸田さん本人にも嫌がらせのようなことをしているのです。たとえば、2月7日の北方領土の日に岸田総理は「ロシアとの領土問題の解決と平和条約締結を目指す」と発言してしまっています。これも外務省の差し金でしょう。

──えーっ!? 岸田さん、そんなことを言ったんですか? ロシア側はこの1月にも「日本とは平和条約交渉は永遠にしない」と言ってますよね?

ジェームズ:去年の3月、日本が「ウクライナに援助物資を送る」と宣言した時からずっと言っています。あの時、ロシアは「ウクライナへの援助を宣戦布告と受け取る」とも言ってました。であるのに、何も考えずに「ロシアとの領土問題解決と平和条約締結を目指す」と発言したのですから、これまでのロシア側の発言をまったく聞いていないことになります。

──岸田さんが何も考えていないのはわかりますが、外務省もどうかと思います。だって、岸田さんは外務省から渡されたペーパーを読んだだけでしょうから。

ジェームズ:ロシアが「日本との交渉は永遠に不可能」と言っているのに、外務省が「平和条約締結を目指す」と岸田さんに言わせる理由は簡単です。平和条約締結を目指すと言わせないと外務省が先頭に立てなくなるからです。ロシアとは交渉しませんと言った瞬間、外務省の出番はなくなるので、絶対に交渉しないとは言わせないのです。

──しかし、ロシアは「条約締結は永遠にない」って言ってるんですよ。もうちょっと現実を見ないとダメでしょ。

ジェームズ:外務省は省益につながらない現実など直視しません。もっと最悪なのは岸田さんです。彼がもう少しまともであれば、原稿を渡された時点で「こんな原稿読めるか!」と突き返すはずです。しかし、それをしないということは自分で情報を得て考えるということを何一つしていない証拠です。永田町では「岸田政権は官僚に舐められている」というのが常識ですが、まさに今回のロシア関連の無能な発言ぶりはそれを証明しています。

 ただし、のちのちのことを考えたら、岸田さんはこれ以上、評価を落とさないほうがいいと私は思っています。


──国民の支持率をこれ以上、下げないほうがいいと。

ジェームズ:いえ、国民にとってはもうほぼ落ちているんじゃないですか(苦笑)。私が言っている評価とはアメリカの評価です。岸田さんはいまアメリカから評価されているという話は以前の記事でしました。それは菅派の対抗馬としては岸田さんしかいないからです。しかし、「平和条約締結を目指す」発言はアメリカの最新対露認識に反しています。アメリカとしては平和条約など結んでもらったら困るのです。もっとわかりやすく言えば、「平和条約締結を目指す」発言は安倍さんのロシア政策の継承です。安倍さんはロシア政策がたたって辞職、ひいては暗殺されたと言われているのを岸田さんは知らないのでしょうか? あれはかなり軽はずみな発言だったんです。

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──せっかくアメリカ側の支持を得ているのにそれを失うかもしれないんですね。

ジェームズ:ですから、岸田さんという人はあらゆる意味で何も考えていないと判断する以外にないのです。簡単な自己保身すらできないのですから、相当ヤバいと思いますね。そして、外務省はそうなることを望んで、岸田さんに平和条約交渉の締結発言をさせているのではないかと思います。

──外務省としては自分たちの仕事ができて、岸田さんの評価が下がるという一石二鳥を狙っているんですね。

ジェームズ:その可能性が十分にあります。 ただし、私がこの記事で言いたいのはそこではありません。世界は、岸田さんが広島G7のことで頭がいっぱいになっている間に、遥か先に進んでいるということを強く言いたいのです。

 というのも、いまアメリカ国内ではウクライナ戦争後について真剣に話し合っています。日本はいまだにウクライナ戦争がいつ終わるのかなどといったことしか考えていませんが、他国はもうウクライナ戦争後のことを検討しているのです。

【後編へ続く】(3/2 15:00公開予定)
7:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/03 (Fri) 08:05:28

ロシア軍が北海道に侵攻、ウラジオストクが中国領に… 岸田政権が欠く“ウクライナ戦争後”の国家戦略=ジェームズ斉藤
2023.03.02
https://tocana.jp/2023/03/post_247703_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ):いまアメリカ国内ではウクライナ戦争後について真剣に話し合っています。日本はいまだにウクライナ戦争がいつ終わるのかなどといったことしか考えていませんが、他国はもうウクライナ戦争後のことを検討しているのです。

──それはウクライナの復興利権ということですか?

ジェームズ:いえ、復興利権はアメリカが、もっと言えばバイデン関係者が持っていくことはほぼ決まっています。そうではなく、ウクライナ戦争後のロシアをどうするか、です。アメリカはいまロシアが分断すると読んでいます。読んでいるということは、「分断を画策している」ということですが、ロシアはもともと89の地域に分かれる、細かな少数民族の集合体です。この集合体を内部分裂させてロシアの崩壊を目指しています。特に少数民族が率いるタタールスタンとか、シベリアではヤクート、ヤクーツクなどの少数民族のエリアを独立に導きます。彼らは完全にモンゴル系ですから、独立意識を刺激して内部崩壊に向かわせます。また、最近言われ始めているのがトルコとポーランドがロシア領内に入っていく可能性と、シベリアに中国が入っていく可能性です。

──すでに周辺諸国は戦争で傷ついたロシアを餌にしようと企んでいると。

ジェームズ:そうです。国際政治はジャングルの猛獣のような掟で動いており、腹をすかしたタカ、ライオン、トラ、ハイエナ等が、サヨナキドリ(ウクライナを象徴する動物)を相手に手こずっているクマをほふろうと虎視眈々と狙っています。ところが、その現実を日本人は見ようとしません。本来であれば、日本は北方領土問題を抱えているんです。戦後のドサクサにまぎれて侵攻を狙うのが普通の感覚ではないでしょうか? 

──いやぁ、どうでしょう。日本人の思考では「侵攻」という発想はないと思います。

ジェームズ:もちろん、それはわかりますが、他国は動きますよ。間違いなく中国は動きます。ウラジオストクが中国にとられてしまう可能性だって低くないんですよ。

──う~ん。そうですけど。

ジェームズ:もちろん民間レベルであまり乗り気になれないのはわかります。しかし、ロシアが北海道に侵攻してきたらどうするんですか?

──その時は当然戦うべきだと思います。

ジェームズ:ですよね。アメリカがロシアの分断を狙えば、先にロシアが北海道を狙って動く可能性だってあるんですよ。なぜ、それに備えようとしないのですか? 加えて、北海道を巡る攻防に備えることは日本のいろんな矛盾を解決できるチャンスでもあるんです。たとえば、自衛隊を国軍化する動きです。安倍政権の時に一時加速しましたが、いま国内では停滞しています。ところが、アメリカはいま自衛隊に血を流してもらいたいと言っているんです。CSISの台湾有事に関する戦争シミュレーションでは日米ともに数千人規模で兵士が死ぬと書いてあったはずです。

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──あれは戦争で自衛隊員が死ぬことも考えろという、アメリカ側からのメッセージなんですよね。

ジェームズ:そうですよ。しかし、台湾有事を現実的に考えると自衛隊が動く場面というのは本当に来るのでしょうか? 中国が台湾だけを攻めて、与那国や尖閣に一切手を出さなければ、専守防衛の自衛隊が動くことはできません。いくら頑張っても介入するチャンスがないんですよ。しかし、ロシアが北海道に入ってきたら、それはもう日本侵略です。千島列島と南樺太はロシアと日本の間の条約では日本の領土です。確かにサンフランシスコ平和条約には千島列島と南樺太を放棄すると書いてあります。しかし、ロシアはサンフランシスコ平和条約に調印していません。調印していなければ効力を持ちませんので、日本とロシア間の条約とは1905年のポーツマス条約になります。国際法では現在の日本国は大日本帝国の正式な継承国となりますので、1905年当時の領土区分は今でも有効となります。つまり、千島列島と南樺太は日本のものなのです。

──現在は不当に占拠されているんですね。


ジェームズ:そうです。そしてウクライナ戦争後、もしも、アメリカの工作が成功して、ロシアが内部分裂、独立運動が盛んになれば、千島列島と南樺太を奪還する最大のチャンスが訪れます。そのチャンスについて、国民レベルで考えろとまではいいませんが、首脳レベルでも考えられず、「平和条約締結を目指す」とはどういうことですか? 何度も言いますが、アメリカはいまウクライナ戦争後を見据えています。内部分裂を画策できると踏んでいるんですよ。しかし、日本は岸田さんが安倍政権のロシア政策のままなのでこういうことを考えることすらできないでいるんです。

──岸田さんが考えないのは仕方ないとしても、外務省も外務省ですね。

ジェームズ:彼らも岸田さんと同じで、国家戦略などなく、外交のための外交をやっているだけなのです。

──財務省と同じで、外務省も岸田さんを省益のためだけに動かしているですね。

ジェームズ:外務省は交渉の場に座るための外交ごっこをしているだけです。彼らの最も愚かな行為の典型は、1956年の日ソ共同宣言でロシアと外交関係を回復してしまったことです。外交関係を回復すると大使館を設置できるんです。当然、ロシアは麻布にロシア大使館を作ったのですが、すぐに対日謀略組織の拠点になりました。

──僕らは世界と外交を結ぶことがいいことだと叩き込まれてきましたが、外交を結ぶことのデメリットってあるんですね。

ジェームズ:多くの日本人は忘れていますが、外交官は本来、諜報員です。特にロシアの外交は諜報機関が主導していますから、大使館や領事館はすべて謀略機関です。彼らは敵国内のさまざまな場所にスパイを配置して、敵国家の意思決定そのものをコントロールする謀略を「業務内容の90%」として行っている、国際社会の中でも特殊な組織なんです。つまり、ロシアは最初から対日謀略組織を作りたいから日ソ共同宣言にサインしていたのです。トモダチになりたいとか、友好関係を築きたいなんて少しも思っていません。というよりも、世界の外交は基本的に謀略のためのものです。日本はそこをまったくわかっていません。ですから、日本の外務省は世界中でバカにされるのです。日本の評価が世界的に低いのは彼らがあまりにも外交を知らないからです。

──なぜ、そんなことになってしまったんですか? 誰か教える人はいないんですか?

ジェームズ:そこで問題になってくるのが外務省の国外研修です。アメリカ担当ならアメリカへ、ロシア担当ならロシアに研修に行ってしまうんですよ。外務省ではこれをアメリカン・スクール、ロシア・スクールなどと言うのですが、これは明らかにおかしいのです。なぜなら、これからその国で日本の国益のために交渉しようという人間を、その国の人間に教育してもらってどうするのですか? アメリカのためや、ロシアのために働く二重スパイを作っているようなものじゃないですか?

──そうですね。そうなりますよね。

ジェームズ:日本の外務省内は、アメリカ帰りの二重スパイや、ロシア帰りの二重スパイばかりです。しかもですよ、彼らは留学中に全員がハニートラップなどにあって、何らかの弱味を必ず握られてしまっています。

──聞いていると日本の国益ってことを外務省はわかっていないようですね。まずは日本の国益とはこうだって叩き込んでから、外国に行かせないとマズいですよね?


ジェームズ:一応、外務省でもそういう思考をする人はいます。それが先日、話した市川氏や故・岡崎久彦氏、秋葉氏です。岡崎氏は安倍政権で安倍さんと親しかった人で、安倍政権に働きかけて2013年に国家安全保障局というのを作ったんです。岡崎氏は『戦略的思考とは何か』という本も書いています。彼らは語学研修による○○○・スクールという垣根を越えて戦略的に考えるということをやろうとしてきた勢力です。安保派は自衛隊とも仲がいいんですが、外務省という巨大な組織の中ではごく一部なので、なかなか力が発揮できないでいます。

──ただ、この前の記事にもありましたが、菅さん派ですよね。安保派って。

ジェームズ:彼らは外務省の常識から外れていたので非主流派だったんですが、その非主流派をうまくまとめることができたのが菅さんです。

──ということは岸田政権には安保派はついていないと。

ジェームズ:ついていませんし、外務省全体で「岸田ではダメだ」という意見になっています。岸田さんが財務省しか相手にせず、財務省のための政治しかしないからです。

──ということはダメな外務省すら相手にしていないからあんなコメントをしてしまうんですね、北方領土の日に。

ジェームズ:外務省の条約局は条約を守るということが生きがいになっている人たちなのであんな原稿になった可能性もありますが、もしかしたら外務省の総意として、わざとああいうコメントを仕込んだ可能性もあります。

 ともかく、菅さんの一つだけ評価できるところは安倍さんのロシア政策を継承しなかったことです。彼はロシアにはかなり冷たい態度を取っています。そこは安全保障派閥からレクチャーされている可能性があります。

──わかりました。今後の岸田政権の外交政策はまったく期待できないし、ヘタすれば日本の首を絞める可能性すらあるということですね。

ジェームズ:はっきり言って極東はもともとロシアの侵略行為によって領土を取られています。私は帝国主義を助長するつまりなどまったくないのですが、南樺太には液化天然ガス(LNG)の拠点があるので日本にとっても大事なところです。しかも、ポーツマス条約で言えば、南樺太は日本国内です。国内問題であれば自衛隊を派遣することは何の問題もありません。派兵でもなければ、侵略でもないのです。国内の駐屯地の移動にしかならないのです。

──考えてみればロシアがクリミアに軍を送っているんですから、日本が南樺太に自衛隊を送るのもそれほど問題ないはずなんですよね。

ジェームズ:まさにその通りです。ロシア自身がロシア流の国際法のアプローチでウクライナに侵攻しているのですから、日本も同じことをしていいはずなんです。少なくともロシアに対しては、それが通用します。しかも、いまの国際世論であれば、南樺太に“移動”しても日本を責める勢力はほとんどいないと思います。中国、韓国、北朝鮮ぐらいです。しかし、中国、北朝鮮は敵ですから責められても痛くも痒くもありません。同盟国であるアメリカが非難しなければ問題ないですし、アメリカは非難しないと思います。

──いろんな選択肢がある中で、一番ダメなことをやっているのが岸田政権だということですね。

ジェームズ:その通りです。 逆に中国の後押しをしている形になってしまっています。もしも、いまロシアが崩壊したら中国だけが得をします。ウラジオストクが中国領になる脅威を本気で考えてください。ウラジオストクはロシア語で「東方制圧」と意味です。つまり、ロシアの対日侵略拠点として1856年の創市以来、日本海の対岸に存在し続けてます。もしも、これが中国領になったら、東シナ海を経由せずとも日本海から対日侵略を実現できることになります。いまのロシア問題は、日露戦争前夜のような状況に近づいています。このような国難の時をどのようにして乗り越えることができるのか?がいまの日本人に与えられた課題です。この解決のためには国際標準のインテリジェンス思考を一刻も早く身につけて、あらゆる意味での日本の危機的状況を改善する道を探すべきなのです。そのためのインテリジェンス思考を私もメルマガで発信していきます。


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