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江沢民と李鵬

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2022/12/03 (Sat) 16:47:22

江沢民と李鵬
2022年12月03日
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12777559169.html

 世界最大の人口を抱える中国=中華人民共和国という国は、まだ、わずか73年前の、1949年に成立したばかりの漢民族による若い国家である。
 それ以前は、漢民族ではなく、ツングース騎馬民族である満州族(女真族)による支配地域であり、その清朝は、愛新覚羅氏を皇帝とする王国だった。

 ちなみに、天皇家も江上波夫の指摘した「騎馬民族征服王朝」である満州族の特徴を持っていて、清朝ラストエンペラー、愛新覚羅溥儀を満州国皇帝に命じた五族協和の席で、裕仁が「兄弟」と溥儀に呼びかけたとされていて、同族だったことを十分に知っていたと考えられる。

 中華人民共和国は、ツングース民族王朝であった清朝との継続性はないので、別の国家といっていい。
 だが、共産主義を標榜する中国共産党も、中国の伝統的価値観である儒教に束縛されていたので、何よりもメンツや権威主義から来る拡大主義に走り、清朝が奪おうとしていた別国家であるウイグル(新疆=東トルキスタン)とチベット(ダライ・ラマ朝)を武力で強奪し、自国領土であると主張した。
 中国共産党のホンネは、共産主義世界の実現を口実に、漢族による明朝の復興再来を目指した国家主義だったといえるだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

 私は、高校生のころから日中友好協会正統に出入りしていたので、中国とは特別の縁があり、10代の頃は、毛沢東を崇拝し、バッジをつけて紅衛兵気取りで街を闊歩していたほどの親中国派だった。
 1971年の名古屋ピンポン外交では、中国選手団を右翼の襲撃から守るための防衛隊に加わり、まだマイナーでローカルだった中国物産展も何度も協力してきた。

 私が熱烈に支持していた中国共産党に疑問を抱き、「もしかしたら、とんでもない悪魔的集団かもしれない」と思い始めたきっかけは、1971年、林彪が毛沢東の指示によって撃墜死させられ、敬愛していた周恩来が、毛沢東によって癌治療を拒否されて1976年に死なせられたことを知ってからで、衝撃を受けて詳しく調べた結果、それまで幻想を抱いていた大躍進や文革の真実を知ってしまってからである。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828697.html

 毛沢東の神話であった大躍進や文革の実態は、1億人以上が殺された人類史上最大最悪のジェノサイドだったことを知った私は、一気に中国熱が醒めてしまった。
 その後、毛沢東の生涯を調べてみれば、美化された長征の裏側でも、凄まじい錯誤と虐殺があり、中国共産党の歴史は、悪辣といわれた蒋介石国民党を批判できるほどの正義もなかったことが分かってきた。

 1976年、周恩来が放置死させられてから、彼を慕う革命一次世代の民衆が、天安門広場で追悼するようになり、この人たち、数千名が、姚文元ら四人組や鄧小平の命令で、秘密裏に大虐殺された事件があり、これを第一次天安門事件という。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E4%BA%94%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 次に、官僚独裁が浮き彫りになって、硬直した党組織の利権体質の腐敗が、中国の若者たちに批判されるようになり、1989年、北京大学などの学生たちが、天安門広場に集まって、民主化をアピールする行動に出るようになると、当時の鄧小平がメンツを潰されたと感じ、「反革命」と認定して弾圧を指示し、数千名の学生たちが生きたままテントで人民解放軍の戦車によって挽きつぶされたり、銃撃されたりして大虐殺された。これが第二次天安門事件である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6#:~:text=%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6%EF%BC%88%E3%82%8D%E3%81%8F%E3%81%97,%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%82

 この二つの大虐殺を実務的に指揮したのが、総理だった李鵬と、江沢民であった。いずれも、中国共産党の利権と腐敗の代名詞となった人物である。
 その江沢民が、11月30日、97歳で死亡したことが報道された。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%B5%AC

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%B2%A2%E6%B0%91

 李鵬については、現在の「遅れてきた帝国主義」といわれる中国の拡大侵略路線を定めた人物といわれている。
 実は、李鵬は周恩来が引き取った養子だったが、周恩来の人望と権威を背景に、最悪の権力依存型の腐敗息子となってしまった人物だ。

 日本・フィリピンと中国の間に定めた一方的な、第一列島線、第二列島線などの侵略的姿勢は、李鵬によって、1980年代に計画された。
 このとき、すでに李鵬は「日本の沖縄など南西諸島は、中国の領土であって、必ず奪還する」と発言していた。尖閣強奪は、その第一歩にすぎない。
 https://rekusasu.mandaramangekyou.com/daiiti-daini-156

 1994年、李鵬首相は、 オーストラリアのジョン・ハワード首相に向かって
 「いまの日本の繁栄は一時的なものであだ花です。 その繁栄を創ってきた世代の日本人がもうすぐこの世からいなくなりますから、 20年もしたら国として存在していないのではないでしょうか。 中国か韓国、 あるいは朝鮮の属国にでもなっているかもしれません」
 と語り、驚いたハワード首相が、これを世界に知らしめた。

 このとき、中国共産党が、帝国主義の野望に燃えて、周辺国を侵略する意思が存在することが世界に明らかになったといってよい。沖縄どころか、日本全部の領有を狙っていたのだ。
https://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/04.pdf

 その後の、南シナ海、東シナ海における、中国の傍若無人な侵略的姿勢は世界に糾弾されるようになっているが、習近平による台湾軍事侵攻の予告とともに、日本もまた尖閣諸島の強奪圧力に晒され続けている。

 中国の侵略行為
  http://hirukawamura.livedoor.blog/search?q=%C3%E6%B9%F1%A4%CE%BF%AF%CE%AC%B9%D4%B0%D9

 江沢民は、李鵬の後継者だが、いわゆる「実権派」とか利権派とかいわれ、中国共産党の腐敗を象徴する人物と言われる。
 江沢民は、法輪功加盟者を数十万人も不法拘束して、うち数万人の臓器を生きたまま強奪して死なせ、法外な価格で臓器を売り飛ばして巨額の利益を挙げていることで知られている。

 1999年、北京中南海を法輪功が取り巻き、政権を批判したことで、メンツを潰されたと感じた江沢民は、凄まじい極悪な弾圧を指示し、以来、20年以上にわたって、中国共産党は、自国民の臓器を売買する恐ろしい悪魔的マフィアに成り果てた。
 https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12776734531.html

 江沢民死去 数千万人を対象にした未曾有の法輪功迫害を指示
佐渡道世 2022/12/02
 https://www.epochtimes.jp/2022/12/126507.html

 中国新華社通信は30日、中国共産党の江沢民・元総書記が30日、白血病による多臓器不全で死亡したと伝えた。96歳だった。15年間に渡り総書記を務めた江沢民は1999年7月20日、法輪功に対する迫害政策を決定した。中国全土規模の迫害は今もなお続いている。

 江沢民は党地方幹部に対して、より強硬な弾圧策に踏み切らせることによって昇進を取り決めた。遼寧省大連市トップを務めた薄熙来は部下の王立軍とともに、法輪功学習者から臓器を摘出して移植手術用に利用するといった、極めて非人道的なモデルを形成した。後に「臓器狩り(Organ Harvest)」と呼ばれる。

 2013年、大紀元は情報提供者から駐ドイツ中国大使館秘書官と薄熙来の会話内容を入手した。大連市長時代に臓器狩りを指揮したのは誰かとの秘書官の問いに対して「江主席だ」と薄熙来は答えている。
 江政権の重鎮である羅幹、周永康、徐才厚らはこの「大連モデル」である臓器狩りを司法や武警、人民解放軍、病院、法輪功迫害専門組織「610弁公室」とともに全国規模に系統化して拡大した。

 有志の国際弁護士や検察からなる第三者委員会が、人道犯罪を裁量する「民衆法定」が2019年、英ロンドンで開催された。提出書類によれば、1998年、江沢民は李嵐清・国務院副総理に対して「法輪功の評判を傷つけ、財政的に崩壊させ、肉体的に破壊」するよう求めた指令があった。

 江沢民による法輪功迫害について、19人の学者、政治家、弁護士、医師、人権活動家らが専門的な見地からしたためた論文集『かつてなき邪悪な迫害』(博大出版)が詳しい。同書の編集主管を務めた国際弁護士・朱婉琪氏によると、「迫害を知らせ人類の良知を呼び起こすことで、21世紀最大の痛ましい人権災難を一刻も早く終結させる」ことを出版の目的としている。
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 一部引用以上

 江沢民が始めた臓器ビジネスは、今では数兆円といわれる巨大産業に成長し、世界中に臓器提供ネットワークを張り巡らしているとともに、日本人も含めて、世界中の人々の遺伝子情報を収集し、ある日突然、行方不明になって消えてしまう人々(多くは子供、青少年)が多発している。それらは、臓器マフィアに誘拐されて殺されたのだと噂されている。

 中国武漢の大学生30人以上失踪事件に奇妙な共通点 臓器ビジネスに狙われた可能性も 2017/10/08
 https://www.epochtimes.jp/2017/10/28790.html

 11-24 あまりにも不可解な巨大密室からの失踪で改めて認識される社会の闇
 https://www.youtube.com/watch?v=5CO9VzXYfbs&ab_channel=%E5%A6%99%E4%BD%9BDEEPMAX

 江沢民が始めた臓器ビジネスは、日本で、二階俊博ら自民党員の協力を得て、臓器移植の顧客の相当部分が日本人になっていることが暴露された。
 それどころか、もしかしたら、日本の不可解な行方不明者のなかに臓器目的の誘拐が起きている可能性についても噂されている。
 https://www.sankei.com/article/20170728-K3QWFTSHM5O25OCZ44XSW5XCK4/

 臓器ビジネスが数兆円規模に拡大している以上、原子力産業と同じで、この巨大な利権が良心や理性の声によって消えることはないだろうと思うしかない。
 これから、我々が直面するのは、原子力産業による放射能汚染とともに、中国共産党の臓器ビジネスの恐怖なのかもしれない。
 これは、天寿を全うした江沢民による、全人類への恐怖の遺産である。

https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12777559169.html

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