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2022/12/03 (Sat) 07:28:04
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Date: 12月 2nd, 2022
オーディオにおけるジャーナリズム(技術用語の乱れ・その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=38786
技術用語の乱れについて書いているけれど、
もう技術用語の意味すらきちんと把握していないどころか、
無視というか、気にもしていないのか、
昔は基礎として当り前の知識だったことさえも忘れ去られはじめている。
ある人が教えてくれたYouTubeの動画を先月見た。
あるオーディオ雑誌の編集者が集まっての動画である。
どこの編集部なのか、はっきり書こうと思ったけれど、
これから変っていくのかもしれないから、今回は出さない。
ある器材の試聴動画だった。
そこにMC型カートリッジ用の昇圧トランスが登場する。
すでに製造中止になった製品である。
そこで使われているカートリッジは、ハイインピーダンスのMC型。
なのに昇圧トランスは、ローインピーダンス用のモノである。
逆(ローインピーダンスのMC型カートリッジにハイインピーダンスのトランス)は、
あえてそういう使い方をすることがあるし、それで好結果が得られることも少なくない。
けれどハイインピーダンスのMC型の昇圧に、
ローインピーダンス用のトランスを使うのは、はっきりと間違った使い方だ。
この動画に登場している人たちは、インピーダンスという知識すらないのかもしれない。
インピーダンスという単語は知っているのだろうが、どういうことなのかは知らない。
知らないからこそ、こういう使い方をしても平気でいられる。
http://audiosharing.com/blog/?p=38786
Date: 12月 2nd, 2022
オーディオにおけるジャーナリズム(技術用語の乱れ・その7)
(その6)で触れた動画を、私は最後まで視聴しなかった。時間の無駄と感じたからだ。
この動画を教えてくれた人によると、
もっとすごい(ひどいレベルの)ことを話している、とのこと。
それでも最後まで見るつもりはない。
そこでの動画は、話している内容だけではなく、
音声を消して見ても、あれこれ言いたくなることが多い。
それでも今回は、あえてどこのオーディオ雑誌なのかは書かないが、
動画のリンク先はここ。
https://www.youtube.com/watch?v=uNbrNSSGgaI
私がどう感じたのか、どう思っているのかは、
いまのところ、これ以上は書かない。
動画を見た人が、それぞれに判断すればいい。
http://audiosharing.com/blog/?p=38790
▲△▽▼
目覚めよ、MC! 〜最短距離で理想の増幅を〜 CQ出版 × 共立電子産業 × 音楽之友社 3社共同企画MC型カートリッジ用ヘッドアンプ「WP-MCHA01」を聴く
https://www.youtube.com/watch?v=uNbrNSSGgaI
月刊stereo
2022/10/19
日本でもっとも読まれているエレクトロニクス技術専門月刊誌「トランジスタ技術」(CQ出版刊)と、大阪のでんでんタウンの共立エレショップ(共立電子産業)と、オーディオ専門誌「ステレオ」(音楽之友社刊)とがコラボして、商品化が実現!
⼀般的なMC カートリッジは、出⼒電圧がMM カートリッジに⽐べ1/10 ほどです。 そのため、MM カートリッジ⽤フォノイコライザアンプを使う場合、その前段に、MC ヘッドアンプと呼ばれるアンプまたは MC昇圧トランスが必要になります。
しかしながら、「WP-MCHA01」はヘッドアンプながらヘッドシェルと一体化して使用する超小型タイプ。 この形態のメリットは、MC カートリッジからの微弱な電圧信号を直近で増幅することによって、トーンアーム内配線や フォノケーブルに⾶びつく外来ノイズの影響を抑えられローノイズ化出来ることです。また、L、R のGND基準点もカートリッジに近づくことから、ステレオ定位が明確化されます。
この日、音楽之友社にできたばかりの商品用試聴機が到着。まだ誰も聴いたことのない「WP-MCHA01」の音を、MCトランスとMCヘッドアンプの音を参考に試聴してみました。もちろん、到着したばかりなので、ヘッドシェルへの取り付けもまだの状態。今回はその取り付けの部分も含めてお送りします。
※ 一部、映像が乱れている箇所があります。お見苦しくて申し訳ございません。
0:00 オープニング
1:40 MCトランスの音を試聴
2:25 MCヘッドアンプの音を試聴
3:53 「WP-MCHA01」組み立ての様子
8:30 「WP-MCHA01」セッティング
10:16 「WP-MCHA01」の音を試聴
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MC型カートリッジ用ヘッドアンプ「WP-MCHA01」
・ロゴなしスモークアクリル付属 共立エレショップ仕様
https://eleshop.jp/shop/g/g402769/
・ホットなレッドアクリル付属「トランジスタ技術」仕様
CQ出版WebShop(CQ出版)
https://shop.cqpub.co.jp/detail/2775/
・クールなブルーアクリル+ヘッドシェル付属 「stereo」仕様
ONTOMO Shop(音楽之友社)
https://ontomo-shop.com/?pid=170683183
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2022/12/03 (Sat) 07:35:54
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音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003367
音がわからないオーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004527
上杉アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004389
SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) の真空管アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004391
日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429
日本のオーディオ評論家の評論集
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/297.html
高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 1 _ 瀬川冬樹
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/312.html
どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html
ステレオサウンド誌の高名なオーディオ評論家が日本の優れたオーディオ製品を潰した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/454.html
高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 2 _ 長島達夫
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1053.html
高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 3 _ 五味康祐
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1064.html
音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/683.html
菅野沖彦先生の様なレコーディング・エンジニアがオーディオ評論家になると見当外れの判断しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/685.html
日本人が西洋音楽をやっても物真似しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/682.html
プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014
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2022/12/03 (Sat) 07:45:49
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あげr
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2022/12/10 (Sat) 09:54:56
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Date: 12月 9th, 2022
オーディオにおけるジャーナリズム(技術用語の乱れ・その8)
技術用語の乱れをそのまま放置しているオーディオ雑誌の編集者。
乱れていること、間違っていることにすら気づいていないから、そのまま放置なのか。
好きなことをやるためには、やりたいことをやるためには、
やりたくないこと、面倒だと感じることをもやっていなければならない。
オーディオの勉強を、技術用語の乱れに気づいていないオーディオ雑誌の編集者は、
好きなこと、やりたいことのみをやろうとしているのか。
これから先もそのままなのだとしたら、
この人たちも、おさなオーディオでしかない。
http://audiosharing.com/blog/?p=38862
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2023/10/18 (Wed) 07:21:42
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「音楽&オーディオ」の小部屋
署名入りの書評は当てにならない
2023年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1b4192e29aee66f18815804d7ae39f71
「外山 滋比古」(とやま しげひこ:お茶の水大学名誉教授)氏のエッセイ「新聞大学」を読んでいたら、次のような箇所があった。(84頁)
「新聞はそろって日曜に読書のページ、書評のページをこしらえている。読書好きの人への手引きとして新聞はユニークである。3ページから4ページがそれに当てられるが、取り上げられるのは専門書が多い。
そうでなくても堅い本ばかりが取り上げられているから読者には今一つ物足りないのである。面白い、というような書評にはあまりお目にかからない。書評に署名があるからである。かっては、無署名が普通であったが今は肩書付きの名前が出る。
署名が有る無しなど、呑気な人は問題にしないようだが大違いである。匿名の方がいい書評ができる。身分を明かした原稿にはいろいろのシガラミがまつわりやすい。著者への気兼ねもある。出版社への配慮もある。縁のある出版社の本を悪く書けば面白くないことになる。
というのが、普通の人の思惑だろう。著者との関係もデリケート。本当のことを書けば社交上おもしろくないことになるという心配をしないほどの人物は書評などしない。」
以上のような内容だった。
つまり「署名がある書評はいろんなシガラミがあるので本当のことを書いていない。あまり当てにはできない。」というわけ。
ネット情報に象徴されるように「署名がない無責任な記事」の悪口はこれまで散々耳にタコができるほど聞かされてきたが、これが「書評」ともなるとすっかり攻守ところを変えるらしい(笑)。
実はなんでこんなことを話題にしたかといえば、やっぱりオーディオがらみなのである。
これを読んで真っ先に脳裡に浮かんだのがオーディオ評論家の存在だった。オーディオ機器に対する評価のケースとまったく似ている!
以下、我が経験に照らし合わせて遠慮なく言わせてもらおう。署名無しだからほんとうのことが言える(笑)。
今でもオーディオ愛好家の間で語り継がれているように1970年代はオーディオの全盛期だった。我がオーディオの黎明期と丁度重なっていた時代である。
国内では「トリオ、サンスイ、パイオニア」がオーディオ御三家として君臨していた夢のような時代だった。今となってはこの御三家は影も形もない。
いずれにしろ当時は夢中になって、それこそ鵜の目鷹の目でいろんなオーディオ雑誌を読み漁ったものだったが前述のようにたいへんな活況を呈していたオーディオ業界において評論家といえばメーカーや販売店にとってまさに神様のような存在だった。
何といってもその発言次第でオーディオ機器の売れ行きが左右されるのだからどうしようもない。
一読者としても当時のお気に入りだったタンノイさんに関する記事などは活字に穴が開くほど何回も読み耽ったものである(笑)。
当然のごとくオーディオ評論家の発言も一喜一憂しながらまともに受け止めていたので、つい甘言に釣られてしまい、いろんなオーディオ機器を買い漁ってはガッカリして二束三文で下取りしてもらい、また新たな機器を購入するというアリ地獄に陥ってしまった。
素直に記事を信用してしまった自分が愚かだったのだろう。評論家だっていろんなシガラミの中で記事を書いていたであろうことは今となっては容易に想像できる。
さすがにオーディオ専門誌側も反省したのだろうか、「ブラインドテスト」(機器のメーカー名を伏しての試聴テスト)なるものを実施したケースもときどき見受けたが、名もしれぬ三流メーカーが評価が良かったりして”ちぐはぐ”さが目立ちこの種のテストは自然に立ち消えとなった。
むしろ評論家がブランドの先入観に左右されることが証明され、かえっておかしな結果になったことは想像に難くない(笑)。
しかし、いたずらに評論家を謗るわけにはいかない。私たちだってある程度ブランド名に気分的に左右されていることは、きっと身に覚えがあるはずだ。
いずれにせよ、こういう失敗は前向きに考えて現在に至るまでの授業料だと割り切ればいいのだろうが、あまりにも高くつきすぎた感がして悔しさだけが未だに残っている(笑)。
大いに懲りたのでここ20年ほどはオーディオ雑誌はあまり読まないし、読む機会があったとしても「ホンマかいな?」と半信半疑のまま活字を追っている。
当時の評論家諸氏は大半が鬼籍に入られており、現代のオーディオ評論家の実状がどうかは知らないが、いろんなシガラミのもとでホンネが吐けない状況が昔と現在とそれほど変わりがないことは十分推察できる。
したがって、オーディオ雑誌の内容をむやみに信用しない方がいい、と思いますよ~。
むしろ無記名のネット情報の方が信用できると思いませんかね。
おっと、これは手前味噌かな(笑)~。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1b4192e29aee66f18815804d7ae39f71
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2024/09/21 (Sat) 06:42:45
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audio identity (designing)宮﨑勝己 Date: 9月 20th, 2024
オーディオの「本」(ラジオ技術のこと・その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=41734
ラジオ技術が出ない。
月刊誌から隔月刊誌になったものの、まともに出版されなくなった。
いまの感じだと年刊誌である。
ラジオ技術は、個人的に楽しい雑誌だけれど、
そろそろ終りが近づいているのか。
ラジオ技術のライバル誌は、無線と実験なのだが、
こちらは月刊誌から季刊誌になっている。
年12冊から4冊になったのだから、
一冊の読み応えは増すものだ、と期待していたけれど、
残念なことにそうではない。
月刊誌の内容のまま、季刊誌にになってしまったとしか思えなくて、
このまま続けていくのか──、それとも──、
そんなことを思わなくもない。
こんなことを書いているけれど、
ラジオ技術も無線と実験も休刊(廃刊)になって しまったら──、
その時のことを想像してみてほしい。
そうなった時、残ったオーディオ雑誌が、
ラジオ技術、無線と実験が担ってきた役割を引き継ぐのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=41734