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どんどん農薬が落ちる野菜果物の洗い方

1:777 :

2022/11/17 (Thu) 07:57:02

りんごは皮ごと食べて大丈夫? 残留農薬の危険性や皮ごと食べるメリット
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839014

ほうれん草、パセリ、レタスやブロッコリーに含まれるシュウ酸は茹でると半分に減る
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16847894

野菜に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-yasai.html


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シュウ酸はホウレン草だけではない!各食品のシュウ酸量
https://kanmegu.com/oxalic-acid-20191214/

ほうれん草はシュウ酸が云々・・・。
アク抜きして食べましょう・・・。
シュウ酸は尿路結石のリスクを高める・・・。

多くの人がそう言います。たしかにそうです。しかしほうれん草だけ気をつけていればいいんでしょうか?いいえ違います。

シュウ酸=ほうれん草というイメージがあまりに強いですが、日頃よく食べているものにも結構含まれています。シュウ酸は植物全般にほぼ含まれています。


尿路結石は気絶するほど痛らしい!
尿路結石、私は一度もありませんが痛いらしいですよ。救急車搬送中に気絶した人もいるくらいです。こむら返りの痛みの数倍はあるかもしれません。こんなの経験したくないですね。

同じように生活していてもなりやすい人とそうでない人がいる。再発率は高い。出来る人は何度でも出来る、出来ない人はずっとできない。そして男性に多い。年齢的には中年以降。

食品からのシュウ酸摂取は原因の1つと考えられていますが、その他要因も多く関係しているので原因特定は難しいのが現実。ただし少しでもリスクを下げるためにシュウ酸摂取はなるだけ控えたいものです。

シュウ酸を多く含む食品
食品のシュウ酸塩含有量

品目 シュウ酸塩量(mg/100g)
パセリ(生) 1,700
チャイブ(生) 1,480
スベリヒユ(生) 1,310
キャッサバ根(生) 1,260
アマランサスの葉(生) 1,090
ほうれん草(生) 970
ココアパウダー 623
ビートの葉(生) 610
人参(生) 500
ソイプロテイン 496
アーモンド(炒り) 469
大根(生) 480
レタス(生) 330
豆腐 275
ブロッコリー(生) 190
ピーナツ(生) 142
アスパラガス(生) 130
キャベツ(緑生) 100
トマト(生) 50
じゃがいも(生) 50
玉ねぎ(生) 50
あずき(茹で) 25
スイートコーン(生) 10
韓国臨床栄養学会(KSCN),Nutritional Management of Kidney Stones (Nephrolithiasis) より抜粋
https://doi.org/10.7762/cnr.2015.4.3.137

※上のデータは韓国のものなので日本国産のものとは数値が異なる場合があります。

表を見るとわかりますが、ほうれん草だけ注意すればいいということではないのがわかると思います。

ですがこれら食品の数字だけで判断してはいけません。例えばパセリなんかは1食あたりに食べる量が少ないので数値が大きくてもそれほどリスクは高くありません。

重要なのは1食あたりの量と摂取頻度です。

シュウ酸は植物に含まれ、これらは多くの人が日常的に食べているものです。これらをすべて回避するのは困難です。

茹でることで減るが、全部ではなく5割ほど
茹でてアク抜きをすることでシュウ酸はおよそ半分程度に減ります。

アク抜きすることで減りますが全部なくなるわけではないです。ほうれん草のアク抜きは自炊する人ならば皆やっていると思います。

ですがシュウ酸はほうれん草だけではありません。

レタスやブロッコリーもシュウ酸は多く、結石ができやすく日常的に食べる人は茹でたほうがいいかもしれません。じゃあ何でもかんでもとことん茹でればいいかと言うと、大切な栄養素まで流れてしまいますので一概には言えません。

結石を予防しよう
尿路結石の生涯羅漢率は2005年の尿路結石全国疫学調査によれば男性15.1%、女性6.8%ということです。これはかなり高い数字と思います。特に男性。

カルシウムと一緒に食べる

シュウ酸を含む食品をカルシウムと一緒に摂取することで、シュウ酸とカルシウムが結合してほとんど吸収されず排泄されるというのが定説。

シュウ酸(H2C2O4)に対してカルシウム(Ca)がどれくらい必要かというと、シュウ酸カルシウムの化学式がCaC2O4なのでシュウ酸1分子にカルシウム1原子。質量比は9:4。

つまりすべて結合させるつもりならばシュウ酸9gに対してカルシウムが4g必要だということ。

ほうれん草お浸し一人分がほうれん草50gとすると、アク抜きで50%減少した上でのシュウ酸ナトリウムは約240mgに対してカルシウムは107mgで釣り合います。

ほうれん草50gにはカルシウムが35mg含まれていますので、残り72mg。牛乳換算で65g。牛乳は100ccで103gあります。

つまりほうれん草お浸し一人分50gに対して牛乳換算で約63cc分のカルシウムです。

乳糖不耐症であればヨーグルトもお薦めです。ヨーグルトだと60gになります。

※アク抜きで溶け出したカルシウムや、また腸内で吸収されるカルシウムなど、その他要因は一切考慮していないので、すべてシュウ酸カルシウム結合に利用された場合の単純な目安です。

コーヒーにもシュウ酸は含まれますが、コーヒー牛乳として飲むことである程度予防できるということです。

サラダを食べるときはチーズをトッピングするといいかもしれません。この野菜とチーズの組み合わせは結構いけます。 チーズあればドレッシングかけなくても結構美味しいですよ。

適度な運動
激しい運動は血液中の尿酸値があがりシュウ酸カルシウム結晶の原因になります。運動で大量発汗しても結石のリスクが高くなります。

しかし適度な運動で体に振動を与えることは結石が小さな粒子のまま尿で排泄されやすくなります。小さな状態であれば痛みはない。ランニングや縄跳びなど。

そしてこまめな水分補給を。
https://kanmegu.com/oxalic-acid-20191214/


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野菜も肉も 50℃のお湯で洗ってから料理すると良い

ブロッコリーは虫まみれ!!簡単にできる正しい洗い方!【知らない方が良い雑学】
https://www.youtube.com/watch?v=n36JvEZ7RM0


ゆでこぼし、ゆがく と茹でるとの違い
https://sharedine.me/categories/%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC/article/distant

葉物野菜ではほうれん草や小松菜などは湯がいてから調理しましょう。
ホウレンソウや小松菜には「シュウ酸」という成分が含まれています。
シュウ酸はえぐみの原因物質で、さらに体内でカルシウムと結合して結石になります。カルシウムの体内への吸収を阻害するだけでなく、結石は尿中に排出されるので尿管結石の原因にもなりかねません。このシュウ酸は水に溶けやすい性質があるので、湯がくことでシュウ酸の量を減らすことができるのです。

例として、ほうれん草の湯がき方を解説いたします。
ほうれん草は根元の泥を良く洗い流したら、小さじ1程度の塩を入れた湯で湯がきます。この時、根元から湯につけて、茎の部分だけ先に30秒程湯がきます。その後葉も湯に沈めてさらに30秒程湯がいて、冷水に取ります。水気を十分に切ってから使いましょう。

葉物野菜は傷みやすいので、購入したらできるだけ新鮮なうちに湯がいて召し上がることをおすすめします。

そして、ほうれん草や小松菜は湯がいて使用する大きさに切ってから、フリーザーバッグなどで冷凍することもできます。汁物に入れるときは凍ったまま鍋に入れて調理もできるので便利です。

参考: ほうれん草のゆで方/ゆで時間のまとめ:白ごはん.com
https://www.sirogohan.com/recipe/hourensou/

ほうれん草の下ごしらえとゆで方/知っておくと便利なポイント伝授! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tZVIyDo90wM&t=51s


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野菜(ほうれん草)の農薬の落とし方 重曹洗いで農薬を落とす
2021/05/16
https://www.youtube.com/watch?v=0Ezpoo153tA

野菜・果物についてる農薬を落とす方法3つ
2021/03/21
https://www.youtube.com/watch?v=UU8EOpf76II

【農薬除去】野菜に吹きかけるだけ!天然素材100%で安心安全なスプレーをレビュー
2021/03/23
https://www.youtube.com/watch?v=XaeQgvdpe2k


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【知らないと損】どんどん農薬が落ちる野菜果物の洗い方【ゆっくり解説】
https://www.youtube.com/watch?v=LH3om-T3lfw

前回は農薬の有害さと、農薬の多い野菜と果物を解説しました♪
今回は農薬を手軽に落とすやり方について
ゆっくり解説 してるので召し上がれ(*‘∀‘)

☆重曹★
https://amzn.to/3GgZF60

☆紹介した動画★
【狙われる日本】農薬使用量が多い野菜と果物ランキング【ゆっくり解説】
https://youtu.be/SjjsQn0OVjo


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りんごは皮ごと食べて大丈夫? 残留農薬の危険性や皮ごと食べるメリット
https://marukochallenge.com/8182/


【炎上覚悟】「60過ぎてアレ食べてる人は、確実に病気になって寝たきりの人生を送ります。。」を世界一わかりやすく要約してみた
https://www.youtube.com/watch?v=YpoVPMfY0rM

▼【目次】
0:38 1限 60歳以上は要注意!!高齢者が一気に老化する地獄の食べ物5選

29:39 2限 60歳を過ぎたらコレだけ食べとき!!高齢者が一気に若返る極上の果物
_ リンゴと冷凍ブルーベリーを毎日食べよう



【ベストセラー】「りんごを毎日食べ続けると起こる「ヤバすぎる体の変化トップ5」」を世界一わかりやすく要約してみた
_リンゴは皮ごと食べないと健康効果が無い
https://www.youtube.com/watch?v=5ilwWsa4aQY&t=30s

▼【目次】
1:42 1限 りんごを毎日食べ続けると起こる「ヤバすぎる体の変化トップ5」
23:08 2限 体がみるみる老化する「絶対にやってはいけないりんごの食べ方3選」



【なぜ報道しない?】「重曹で野菜と果物を洗えば 農薬がみるみる落ち、2分で無農薬に!?」を世界一わかりやすく要約してみた
https://www.youtube.com/watch?v=_cCV4jFikH8

▼【目次】
0:50 1限 【なぜ報道しない?】農薬使用量が多い野菜と果物ランキングを大暴露します

27:10 2限 重曹で野菜と果物を洗えば 農薬がみるみる落ち、2分で無農薬に!?
_1% の重曹水に15分漬けてから皮をブラシで擦すりながら流水ですすげば農薬の殆どが落とせる


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リンゴは効果あり?がん予防の観点から解説
https://www.cancerpatient-qol.net/column/apple.html

食物繊維やビタミンを豊富に含むリンゴは、昔から体に良い食品として有名です。公益財団法人がん研究振興財団が示している「がん予防の 12 箇条」では「適量のビタミンと食物繊維が大切」と明記されており、リンゴはがん予防に良い食品としても注目されています。そこで、がん予防の観点からリンゴについて解説していきます。

リンゴはがん予防に効果がある?
リンゴにはビタミンや食物繊維が多く含まれることから、公益財団法人がん研究振興財団が示している「がん予防の 12 箇条」にある「適量のビタミンと食物繊維が大切」という内容に当てはまります。さらに、リンゴに含まれる食物繊維「アップルペクチン」は、ラットでの実験で抗ガン(腫瘍)作用があることもわかりました。

また、リンゴに含まれる「リンゴポリフェノール」は、動物実験と培養細胞レベルの検証で、がん細胞の増殖抑制効果が認められています。ほかにも、リンゴの皮などに含まれている「フロレチン」はポリフェノールの一種で、がん細胞へ栄養が供給されることを抑制する効果があることから、がん細胞を兵糧攻めにする効果が期待できます。これらのことから、リンゴはがん予防の効果が期待できると言えそうです。



参照元:株式会社ピーエス|その65.りんごはスゴイ!放射性物質除去からガン予防まで
https://www.ps-corp.co.jp/column/health/n065.html

参照元:アサヒビール株式会社|「リンゴポリフェノールの抗ガン作用」についての学会発表について 弘前大学医学部とアサヒビール(株)R&D本部の共同研究
https://www.asahibeer.co.jp/news/2002/0930.html

参照元:日刊ゲンダイ|葉や皮に含まれるフロレチンに注目 リンゴでがんを撃退?
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275488



「がんを防ぐ12か条」とは?

公益財団法人がん研究振興財団が示しているがん予防における大切なものとして、「がんを防ぐ12か条」を発表していましたが、2020年8月に「がんを防ぐための新12か条」を新たに発表しました。「がんを防ぐための新12か条」には、以下のような内容が示されています。

たばこは吸わない・他人のたばこの煙を避ける
お酒はほどほどに
バランスのとれた食生活を心掛ける
塩辛い食品は控えめに
野菜や果物は不足しないように
適度に運動する
適切な体重を維持する
ウイルスや細菌の感染予防と治療を心掛ける
定期的ながん検診を受ける
身体の異常に気がついたら受診する


1978年に発表された「がん予防の12箇条」では、「食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる」とされていましたが、新12か条では「バランスのとれた食生活を」「野菜や果物は不足しないように」に変わっています。やはりがん予防には食事バランスと果物が大切ということがわかります。


リンゴは免疫力を高める効果も

リンゴにはがん予防効果が期待できる成分の他に、免疫力アップの効果も期待できます。先に解説したリンゴポリフェノールの他にも、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれており、皮膚や粘膜を劣化させたり免疫力を低下させる「活性酸素」自体を抑制したり、取り除くことで免疫力アップの効果が期待できます。


もっとも効果的なリンゴの食べ方

リンゴはそのまま生で食べてもすりおろして食べても、熱を加えて食べてもおいしい果物です。そんなリンゴを、がん予防の観点でも最も効率的に摂取できる食べ方をご紹介します。


生で食べる

リンゴのビタミンや食物繊維といった栄養素をそのまま摂取するには、「生で食べる」ことがもっとも効率的な摂取方法です。ジュースやお菓子などに加工したリンゴを摂取すると、栄養素が減ってしまったり、エネルギーをとりすぎたりしてしまいます。


できるだけ皮も一緒に食べる

リンゴは皮の部分にも栄養素がたくさんつまっているので、できるだけ皮も一緒に食べるように心がけましょう。皮を食べることに抵抗がある場合や、消化の面で不安のある方は、リンゴをよく洗って皮ごとすりおろしたり、種を除いてまるごとジュースにするといった方法もおすすめです。


がん予防のためリンゴを意識的に食べよう

「リンゴが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、昔からリンゴは体に良い果物として親しまれてきました。普段の食生活に不安のある方は、ぜひリンゴを積極的に食べるようにしましょう。
https://www.cancerpatient-qol.net/column/apple.html


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りんごは皮ごと食べて大丈夫?残留農薬の危険性や皮ごと食べるメリット
2022年8月20日
https://marukochallenge.com/8182/

りんごは皮ごと食べる派と皮はむく派に別れることでしょう。栄養の高さから皮ごと食べられるものは基本的に皮ごと食べる人も多いでしょう。

しかしながら、りんごをはじめとした農作物には農薬が散布されていることも考えると実際は食べないほうがいいのか気になりますよね。

この記事では、リンゴの皮の残留農薬、りんごはなぜ皮ごと食べるとよいのか、危険はないのか、などりんごの正体を暴いていきましょう。


リンゴの皮ごと食べる時の残留農薬の危険性

りんごを皮ごと食べる際に皮についている残留農薬について気にならないですか?

綺麗に箱詰めされて出荷される国産りんごに残っている農薬、残留農薬はどう身体に影響を及ぼすのでしょうか?

一般的に農作物に使われる農薬は人間の脳や神経に影響を及ぼすとして、世界中で規制を進めています。日本でも独自の基準値が設定されています。

つまりその基準値に達していなければ身体に害はないということです。では基準値とはどれくらいのことを言うのでしょうか?

細かな数値は薬剤とにもよるのでざっくりいうと、洗浄除去されていない状態で1日皮ごと40個以上食べなければ問題はおきません。

洗わず生食で40個以上食べることはそうないと思うので、軽く洗って食べていただければ問題ないです。(洗い方ついては後述で説明します。)

さて、ではより安全安心にりんごを食べるためにどういったりんごを選べば良いか、ですが、有機栽培のりんごを選ぶとよいでしょう。

有機栽培とは人工的に作られた化学肥料や農薬などを使わずに天然物質の肥料や農薬のみを使用して野菜や果物を育てることです。

有機栽培は日本農林規格が規定を設定しているので、認定されている物にはJASマークが表記されています。

心配性な方にはJASマークのあるりんごを購入することをおすすめします。ただし、通常のりんごが200円前後で購入できるのに対し、JASマーク付きのりんごは一般的に700円前後と少々高級です。


りんごの皮ごと食べるメリット

りんごの皮には栄養が満点!健康のためにもりんごは皮ごと食べるのが絶対におすすめ。りんごの皮の栄養素とその効果についてご紹介します。

プロシアニジン(りんごポリフェノール)
抗酸化作用の強い成分。活性酸素を抑制し、血流を改善する効果が期待されます。コレステロールや中性脂肪の低下にも期待できます。

エピカテキン
抗酸化作用が高く、活性酸素を取り除き、血管を修復してくれる成分。お茶に含まれるカテキンがお湯で熱されて変化するものと同様です。

アントシアニン
植物が特有の成分で、眼精疲労、白内障など眼病予防の効果があります。

また、メタボリックシンドロームや花粉症にも効果があると言われています。

ペクチン(りんごペクチン)
りんごの皮と実の間に含まれる水溶性食物繊維。高いデトックス効果があり、コレステロール値を低下させてくれます。

また、血糖値の上昇を抑制するほか胃酸のバランスを整え、整腸作用や内臓脂肪を分解する作用もあります。

カリウム
体内の余分な塩分を排泄し、高血圧や動脈硬化を予防してくれます。また、利尿作用があり、むくみも解消してくれます。

体内の循環を綺麗に整えてくれる効果のある成分です。りんごの特に皮に多く含まれています。

りんごを皮ごと食べる前の上手な洗い方

ここまででりんごは皮ごと食べるのが健康にも美容にも望ましく、害も少ないと理解していただけたと思います。

ただ、りんごはそのままでは泥がついていたりすることもあるため洗浄は必須です。身体への害がないとはいえ残留農薬も少しでも減らしたいというのもあります。

そこで今回5種類の洗い方をお伝えしたいと思います。

流水で流す
必要最低限の農薬、泥除去方法。他の方法と比べると残留農薬の除去量は少ないですが、健康に害はないので十分かと思います。

塩、お酢で洗う
塩、またはお酢でもみ洗いした後水で洗い流します。塩水や酢水につけて30~60分程放置し、洗い流す方法もあります。

残留農薬除去はもちろん、あく抜きもできて一石二鳥です。また、塩水につけると酸化防止にもなります。

また塩で洗い、その塩を水で洗い流して食べるとりんごの甘さが増してたいへん美味しいですよ。

重曹水を利用する
重曹は水洗いでは落とすことができない油性の農薬を落とすのに最適です。重曹水の作り方は1リットルの水に重曹を大さじ4杯入れて混ぜるだけ。

その中にりんごを入れてスポンジで洗います。重曹のパッケージに載っている使用方法も十分に確認して使用しましょう。

水素水に浸ける
水素水は一部の農薬の除去に効果があると実際に実験で証明されており、水素水自体も飲料水として利用できるので安全性も高いと言えます。

方法は水素水にりんごを浸け、その後さっと洗い流すだけ。水素水の浸透力で付着している農薬を落とすことができます。

野菜用洗剤で洗う
農薬のほとんどが酸性の物質であることから、野菜用の洗剤は強アルカリ性の物質でできており、農薬を中和分解するという仕組みです。

洗剤の成分が残った状態での身体への影響が不明なものも多いので使用後は良く洗い流すことが重要で、安全安心とは言い切れません。

酸化も防いでくれるという意味でも塩を使うか、水素水で洗うのが私としてはおすすめです。近頃は水素水で果物や野菜を洗うのはスタンダードになりつつあるそうです。

りんごを皮ごと美味しく食べる簡単な方法
栄養素とはえてして加熱などの調理に弱い物ですが、りんごの皮の栄養素はそんなものには負けません。

りんごを皮ごと食べるメリットの段でもお話しした成分たち。プロシアニジンを含むりんごポリフェノールやペクチン、カリウムは「加熱」や「すりおろし」をしても栄養素が壊れません。

思い切って皮ごとすり下ろして、ごろごろ実も加えて煮詰めてジャムにすれば日持ちもしますし栄養満点。

甘さ引き立つコンポートや焼きりんごなども簡単でおすすめです。もちろんそのまま生で食べるのが一番簡単で幅広い栄養価を得られます。

ちなみにりんごは加熱処理によって抗酸化力が9倍になるという実験結果があります。(※121°Cで30分加熱した場合。)

ただし、抗酸化作用の強いプロシアニジンは体内での持続力があまりないので、一度にたくさん食べるより、朝昼晩、間食など小分けに食べるのがおすすめです。

まとめ
・りんごを皮ごと食べることの害は無いに等しい

・りんごは皮ごと食べるのが健康のためにもベスト

・食べる前の準備として水で洗い流すのでも十分だが、塩水、水素水がおすすめ

・りんごはそのままも美味しいけれど加熱で栄養価アップ

栄養満点で甘くて美味しいりんご。日本の規格ですとJASマークの物でなくても十分に害なく美味しく食べられます。日本って安全な国ですね。お水も飲めるしね!

栄養満点のりんごですが他の果物同様、果糖が多くて食べ過ぎは注意。適正量としては1日に1/2個と言われています。特にコンポートなど甘く煮た物は要注意です。

ちなみに、私は冷え性のなので冷たい食べ物は冷えの元にもなるのであまり沢山は食べられないなといつも少量にしていましたが、温かく調理したりんごを食べてみようと思います。
https://marukochallenge.com/8182/
2:777 :

2022/11/17 (Thu) 08:01:56

野菜に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-yasai.html

果物に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-kudamono.html

副菜・おかずの食品に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-okazu.html

主食の食品に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-shushoku.html

おやつ・デザートに含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-okasi.html

調味料に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-choumiryou.html

飲料に含まれる危険成分を確認して安全な飲み方を紹介
https://anzenfood.com/eat-drink.html

食品に関する身の回りの安全なものを確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-mawari.html


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危ない食品食べてませんか?


食品添加物や農薬を始めとする有害物質、食品会社による偽装事件、さらにはBSEや口蹄疫、毎日口にする食の安全性に疑問符が?

  食品の安全性を確保するには、グローバル、即ち総合的な不安解消法を身に付ける必要があります。まず、選び方で安全性を高めます。

  生産者名がはっきり記された野菜を選ぶとか、不安な食品添加物ができるだけ少ない加工食品を買うとか。次に、調理の下ごしらえでの「徐毒」  を考え、ゆでこぼし、湯むき、酢洗い等にって安全性を高めます。これでも十分ではなく様々な栄養素を摂る事で、有害物資を体の中にため込まないようにします。徐毒、解毒です。これでも不十分で、最終的には有害物質に対する免疫体質を作り、安全性を確保する必要があるのです。こうした一連の流れを「確率的安全体系」と呼びます。誰でも簡単にできる安全対策です。  

 

  ✤加工食品・おかずの安全な食べ方


 ✲ハム・・・発癌性が指摘される添加物が数種類も含まれている!

  ハムはサンドイッチやサラダ、お弁当のおかずなど、使う頻度の高い食品ですが、添加物の多い食品です。しかし、ちょっとした工夫で安全に出来ますから安心を。まず、ハムに良く使われている添加物のうち、発癌性などが指摘される不安な物を上げておきましょう。

  保存料(ソルビン酸K)、リン酸塩、発色剤(亞硝酸塩、亜硝酸K、硝酸K)、コチニール色素(別名カルミン色素)などです。これらが全て含まれていないハムがベストですが、店頭ではなかなか見られません。そこで、せめてソルビン酸Kが入ってないものを選びましょう。

  ソルビン酸Kと発色剤の亞硝酸塩が一緒になると、発癌物質ができると言われています。避けるに越したことはありません。

  「ビタミンC」の表示があるものは良いでしょう。酸化防止剤「エリソルビン酸Na」の表示を見かけることがあるが、これはソルビン酸Kとは別物。

  この添加物を多く摂ると、下痢や遺伝毒性の不安もあると言われ始め、最近はエリソルビン酸Naの代わりに「ビタミンC」を使うことが多くなったのです。ビタミンCは発色剤の害を減らす働きもあるので安心です。生ハムの場合、ソルビン酸Kは使われていません。

  さて、安全に食べる方法は、まず、そのまま食べる時は、50℃位のお湯の中で、ハムを10秒程つけて振ります(湯ぶり)。

  これで添加物がお湯に溶けだし、減らすことができます。ハムはスライスしてあるので、この程度の時間で十分で味にも影響はありません。

  ハムをサラダに使うときはこのテクニックを。生ハムも同じ方法で下ごしらえ。ハムのコシは少しなくなるが、発色剤等をぐんと減らせます。

  ハムを炒めたり、スープ等に入れる時は、食感をそれほど気にしなくていいので、1分程お湯に通してからにすると、さらに安心です。

  ちなみに、ウインナーも、表裏合わせて6本以上の切れ目入れて、たっぷりのお湯に1分程くぐらせればOKです。

  そして、ハムの添加物の不安を解消するのにもってこいの食材がキャベツ。キャベツに含まれるβ-カロチン(体内でビタミンAに変わる)、ビタミンC、E、カルシウム、食物繊維が添加物の害を防いでくれます。これらの栄養素が入っている野菜なら何でも良いが、特にキャベツのカルシウムは吸収されやすいので、リン酸塩の害を防ぐのに最適。ちなみにリン酸塩は、たくさん摂るとカルシウムのバランスを崩して骨を弱くし、鉄分の吸収の邪魔をして貧血を招くと言われています。ハムとキャベツの炒め物等、解毒メニューとして、普段の食事に取り入れては。

  ✲ベーコン…保存料が使われている物は要注意!

  ベーコンもなかなか便利な食材。ベーコンエッグや、ロールキャベツと煮込むなど、用途はいろいろ。ハムやウインナーソーセイジに比べると、添加物の少ない物が出回っています。原材料名の表示をよくチェックしましょう。とりあえず、保存料の「ソルビン酸」或いは「ソルビン酸K」が使われていない物を選びましょう。幸いベーコンの場合、この添加物を使っていないものが多いので、見つけるのに苦労はないはずです。

  また、「コチニール(カルミン)色素」は遺伝毒性の不安があるので避けます。本当は「リン酸塩」や発色剤の「亜硝酸塩」も避けたいところですが、殆どのベーコンが使っています。「増粘多糖類」や「植物性蛋白」などもない方が良いでしょう。どちらも、いろいろな成分をまとめてこのように表示しているので、何が使われているかわからない。不安なところです。ですが、安心な食べ方で心配無用。ベーコンをパックから取り出し、1枚ずつにばらします。鍋のお湯の中で15秒程湯ぶり。添加物、特にリン酸塩や亞硝酸塩は水に溶けやすいので、これでぐっと減らせます。

  味は殆ど変わらないからご心配なく、ベーコンエッグもロールキャベツと煮込む時も、必ず茹でてから使います。尚、無添加ベーコンも店頭で見られるようになりました。こうした物を選べば安心です。

  

✲豆腐…輸入大豆には遺伝子組み換えの不安もあり!

  健康の為には、毎日食べたい豆腐。でも、果たして豆腐は安全な食品なのでしょうか?特に不安な添加物はないので大丈夫です。不安といえば、ただ1つ。

  原材料の大豆です。国産大豆使用と表示してあっても、実は原料の大豆の1部にしか国産大豆を使っていない製造業者が多いのです。では、残りは何を使っているのかというと、アメリカからの輸入大豆。そして、輸入大豆といえば、遺伝子組換え大豆の不安が出てきます。そこで、その不安をクリアする選び方。

  国産大豆100%の表示のものを探すこと。次に、良い豆腐の選び方。凝固剤「塩化マグネシュウム含有物」と表示されている物を選んで下さい。

  これは、いわゆる「にがり」です。豆腐の凝固剤には、塩化マグネシウム含有物、硫酸カルシウム、グルコノデルタラクトンの3種類があります。

  どれも安心度からすると差はないが、同じ大豆の量からできる豆腐の数が違います。塩化マグネシウム含有物を使ったものを1とすると、硫酸カルシウムでその1.3倍、グルコノデルタラクトンは約1.7倍の量の豆腐ができます。つまり、豆腐1丁の栄養分は、塩化マグネシウム含有物(にがり)で作ったものが1番多いという事なのです。

  同じ値段なら、にがりを使った物の方が栄養価が高く、得な感じがしませんか?尚、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)は使わないにこしたことはないが、かといって、それほど心配はありません。では、より安心な豆腐の食べ方は。買ってきたら、すぐパックから出して、水につけます。これが安心のテクニック。凝固剤や消泡剤などが水に溶けだすし、にがり臭さもとれて美味しくなります。すぐに食べない場合は、タッパーウエア等に水を張り、移し替えて冷蔵庫にしまっておきましょう。

  ✲油揚げ・・・揚げ油の中に添加物が入っている?

  豆腐を薄く切って揚げた物が油揚げ。前の項で述べたように、材料の豆腐には、不安な添加物は使われていません。それでも気になる点が3つ。

  1つは、「丸大豆」「国産大豆」という表示の場合、豆腐と同じように、輸入大豆が使われていて、遺伝子組換え大豆かも知れない不安があります。

  2つめは、揚げ油の種類が分からないこと。遺伝子組換え食用油が使われているかもしれません。

  3つ目は、揚げ油の持ち込み添加物として(揚げ油に添加物が入っている)、酸化防止剤の「BHA」が使われているかもしれない不安です。

  さて、遺伝子組換え大豆が不安なら、「遺伝子組換え大豆は使用していません」という表示がある物、あるいは「国産大豆100%」の物を選んでください。

  揚げ油については、次にご紹介する安心の食べ方で不安解消。油揚げを使う前に熱湯をかけるか、熱湯をくぐらせて油抜きを。油分が熱湯に溶けてとれるので、揚げ油の添加物BHAがあったとしても減らせますし、遺伝子組換え食用油の不安も少なくなります。さらに、油臭さもとれて、料理の味もスッキリします。


✲納豆・・・“健康食品の王様”の最も効果的な食べ方とは?

  「納豆は大豆と納豆菌で作る無添加食品。全く安心!」と太鼓判を押したいところですが、もしかしたら、おおもとの材料の大豆に遺伝子組換え食品を使っているかもしれないという心配があります。パッケージに「国産大豆100%」と表示してある物を選べば安心。この表示以外の納豆には輸入大豆が使われていることが多く、遺伝子組換え大豆の不安はぬぐえません。「極小」「超極小」とうたった物、「炭火発酵」「本格熟成」と、作り方を特徴ずけたもの、更に「有機栽培無農薬」として OCIA(アメリカのオーガニック認定団体)のマークがついたものが出回っているが、栄養価や味、品質に変わりはありません。ところで、「輸入大豆だと、 ポストハーベスト農薬が不安」という声も聞かれますが、あまり心配する必要はありません。納豆は製造過程で水に浸すので、農薬などの不安物質が残っていても、水に溶けだしてしまいます。さらに、大豆に含まれている食物繊維が、有害物質を体の外に出してくれるのです。さて、納豆を食べる時は、できるだけ「ねばり」を出して食べることをお勧めします。ねばりが納豆菌の活動を活発にし、O-157等の食中毒菌に対する力を高めてくれるからです。また、粘りの中に含まれる「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす作用もあります。納豆を長く置くと、チロシンというアミノ酸の結晶ができてジャリジャリしますが、心配はいりません。

  それでも、製造されてから5日目をめどに食べましょう。その方が美味しくいただけます。

✲総菜・煮物・・・意外に多くの不安添加物が使われている!

  和風の煮物は「お袋の味」の代表格。添加物など使わない、昔ながらのおかずのイメージが強いのですが、スーパーやコンビニなどで売られている惣菜・煮物は、ちょっと違います。パケージの裏の原材料名の表示をよく見ると、保存料などの添加物が結構入っている。

  例えば、惣菜の代表「きんぴら」の原材料名の表示を見ても、「リン酸(Na)」、甘味料の「甘草」等の不安な添加物が使われていたりします。 

  この他、よく見かける不安添加物に、保存料の「ソルビン酸K」、甘味料の「ステビア」などがあります。ところが同じキンピラでも、「調味料(アミノ酸)」すら入っていない優れものも出回るようになってきました。表示をよく見て、安心な物を探しましょう。

  安心度を少しでも高めるために、市販の惣菜を食べる時は、味噌汁も一緒に摂ることを忘れずに。発酵食品である味噌は免疫力を高める力に優れており、また大豆に含まれるポリフェノールが強い抗酸化作用を発揮するからです。また、味噌汁の具には、カルシウムや食物繊維、解毒のビタミンA、C、Eをたっぷり含んだワカメやほうれん草などをたくさん入れましょう。市販の惣菜・煮物によく使われるリン酸塩などの添加物の害を消してくれます。

  ✲ふりかけ・・・良いふりかけ・不安なふりかけの見分け方

  ふりかけには意外にも添加物がたくさん使われています。特に子供むけのキャラクターふりかけには添加物が多いので要注意。子供が大好きな味に近ずける為、

  そして色とりどりにする為、様々な添加物を使っているのです。ふりかけは、ゆでるなど手を加えて添加物を減らすことはできませんから、安心の度合いは選び方1つにかかっています。そこで、良いふりかけの見分け方。ふりかけは、添加物をかなりたくさん使ったものと、殆ど使っていないものとが極端なようです。

  よく見かけるもので、特に避けた方が良いのは「コチニール(カルミン)色素」を使ったふりかけ。また、甘味料の「甘草」「ステビア」も、できれば避けたいものです。

  探すのは大変ですが、「調味料」(アミノ酸等)」までも原材料名の表示に入っていないものならいうことなし。いずれにしても、無添加に近いふりかけ以外は、あまり回数を多く食べないこと。また、手軽に安心度を高める方法もあります。赤しそ(ゆかり)を混ぜることです。しそはβ-カロチン、ビタミンC、カリウムがたっぷりで、添加物の害を防ぎます。他にも、青のりを混ぜるのも良いアイデアです。しそと同じ成分があり、害を防いでくれます。自家製のふりかけなら、とても安心、手作リしてはいかがでしょう。煮干しの粉とすりゴマを同量、青のりを好みの量加えて、すり鉢でよくすりつぶす。味を見て物足りない時には、塩少々加える。

 これで完全無添加のふりかけの完成です。とても手軽でおいしく、健康にもいいので、お試しください。

  ✲かまぼこ・・・でんぷんの含有量が5%以上のものは避ける

  最近では、非常に質の良いかまぼこが出回るようになってきました。一切添加物を使わず、でん粉の含有量が0%のものなどです。でんぷんの量は、多くても4%までの物がいいでしょう。でんぷんの量が多いほど、添加物が使われるようになります。そして、次の添加物が入っている物は避けましょう。

  保存料の「ソルビン酸」「ソルビン酸K」が含まれている物。「リン酸塩」「赤色106号」など数字がついた着色料、「コチニール(カルミン)色素」が添加されているものもバツ。但し、原材料名にリン酸塩を表示していなくても、原料のすり身に「持ち込み添加物」として入っている場合もあり、いずれにしても不安は残ります。

  そこで、安心して食べる方法→かまぼこをなるべく薄く切り、しゃぶしゃぶのようにお湯にサッとくぐらせて食べるのがポイント。お湯に触れる面積を広くすれば、添加物が溶け出し易くなります。お湯にくぐらせることで、添加物だけでなく、アクや塩分も減らせて、味も一段と良くなります。


✲タラコ…調味料(アミノ酸等)表示の物は、直火の高温で焼くと発癌物質が!

  タラコはスケトウダラの卵を塩漬けにしたもの。赤いものほどおいしそうなイメージがあるが、あの赤は着色料によるもの。本当の色はもっと白っぽいものです。

  安心の為には、「赤色102号」など数字のついた着色料や、「コチニール(カルミン)色素」を使っていない、白っぽい物を選びます。では、「無着色タラコ」と表示されている物は安心かというと、そうでもないのです。着色料を使っていないだけで、着色料の代わりに発色剤の「亞硝酸塩」を使っている物が多いのです。

  これではどっちもどっち。但し、亜硝酸塩を使った時には同時にビタミンCの添加物が義務ずけられ、発色剤の害を防ぐ効果があります。完璧に安全なのは、無添加、無着色、おまけに「調味料(アミノ酸)」すら使っていないタラコです。さて「タラコは焼いた方が好き」という人も多いと思いますが、焼くなら、調味料(アミノ酸等)の表示があるものは避けること。何故かというと、アミノ酸の主体であるグルタミン酸Naは、直火の高温で発癌物質となる不安があるからです。

  タラコを焼くときは、ちょっと焼き色をつける程度に。焦げた部分は発癌物質になる心配があるので、焦がさないこと。

  また、焼きタラコは、大根オロシで和えることをお勧めします。ビタミンCが、グルタミン酸Naの高温による発癌物質、焦げの発癌物質の害を防ぎます。

  ✲漬けもの ・・・「塩分抑えめ」に比例して添加物が増える

  塩分摂り過ぎが生活習慣病を招くと言われ、食生活はおしなべて塩分を抑える方向に進んでいます。漬物もしかり。ところが、漬物の低塩化と反比例するように、添加物が増える傾向にあります。それだけに選び方が大切になります。原材料名の表示に「黄色4号」等数字がついた着色料が入った物は避けます。

  「ソルビン酸K」は当然のこと、甘味料の「甘草」「ステビア」もなるべく避けたいものです。特に、ステビアは、漬物には純度の悪い物を使う事があり、遺伝毒性が心配されます。妊娠中の女性はとくに要注意です。なかには、殆ど添加物の入っていない漬物もあるので、必ず表示を確かめて、少しでも不安のない物を選ぶ

  習慣を身につけましょう。また、買ってきた漬物は、漬け汁を捨てるのが鉄則。漬け汁の中に添加物がたくさん溶け出しているからです。出来れば、サッと1回水洗いしてから食べれば、さらに添加物を減らすことができて安心です。尚、漬物いついては、農産物の原産地表示が義務ずけられるようになりました。

  ✲佃煮・・・発癌性の疑いもある「安息香酸」「ソルビン酸K」が入った物は選ばない。

  佃煮は昔から伝わる保存食。よもや保存料などの添加物は使っていないだろうと思ったら大間違いです。昆布、アミ、牛肉の佃煮などが人気ですが、スーパーやコンビニでパッケージの裏を見れば分かる通り、案外、添加物が多く使われていたりするので要注意。もともと保存食の為に塩分が多く使われていたのですが、最近では減塩の薄味の物が喜ばれるようになってきました。そこで、塩分を減らす代わりに、食べ続けると安全性が疑わしい保存料「安息香酸」「ソルビン酸K」を使った物が出回るようになりました。これらは発癌性の疑いもあるので選ばないことが肝心です。他に要注意なのが「リン酸塩」「甘草」「ステビア」。

  買ってきたら冷蔵庫に保管し、あまり時間がたたないうちに食べることです。食べる時、昆布など洗える物はサッと1回お湯に通します。添加物も減り、塩分も減らすことができます。お湯に通すと味が落ちるのではという心配は無用です。却ってあっさりして、美味しくなります。しかし、「調味料(アミノ酸等)」さえ使っていない全く無添加の佃煮も出回っています。出来るだけ安心できるものを探しましょう。

✲干物・・・添加物や焦げの害を防ぐ1番いい方法

  アジ、イワシ、サンマ、カレイ・・・。昔の干物と違って、近頃の干物は水分が多く、ふっくら柔らかくなっています。かっては水分が40%以下だったのに、今では70%近いものが多く、塩味も程々です。実は作り方も違い、現在では天日干しではなく、火力乾燥が殆どです。

  水分が多く、塩分が少なければ傷みやすいのですが、保存料は殆ど使われていません。それでも、保存料の「ソルビン酸K」を使っているものがたまにあります。原材料名にこの表示があったら買うのは止めること。他に、よく使われている添加物は「リン酸塩」。

  食塩を減らすと弾力が付きにくいので、食感を良くする為に添加することが多いのです。これも避けます。一方、添加物はビタミンCというのも増えてきました。これこそ、良い干物です。話は変わるが、干物と漬物を一緒に食べるのは禁物です。この事は意外に知られておらず、干物に多いジメチルアミンと、漬物に含まれる亞硝酸塩は体の中で一緒になると、発癌物質を作る不安があるというのが理由です。

  また、干物のを焼いた時にできる焦げも、発癌物質の可能性があります。こうした不安を解消し、添加物や焦げの害を防いでくれる強い味方が、大根おろしのビタミンCです。昔から、焼き魚には大根おろしが付きものでしたが、その理由はこんなところにあったのです。

  また、最近では、アジやサバの開きなどについては、原材料の原産地表示が義務化されました。


✲チーズ・・・プロセスチーズには乳化剤や、なかには「ソルビン酸K」が使用されている。

  少し前まで、チーズといえば「プロセスチーズ」でした。最近では、これに代わってカマンベールチーズやクリームチーズ、カッテイジチーズが人気です。さて、結論から先に言うと、ナチュラルチーズには添加物は使われていません。ナチュラルチーズはその名の通り、加工していない自然のままのチーズ。動物の乳に酸や酵素を加えて固め、細菌を使って熟成させたものです。一方、プロセスチーズはナチュラルチーズを砕いて熱で溶かし殺菌して容器に詰めたもの。様々な種類のナチュラルチーズをブレンドしています。

  その為、乳化剤を添加しています。中には、保存料の「ソルビン酸K」が使われている場合もあります。プロセスチーズを選ぶならソルビン酸Kが入っていない物を選ぶこと。尚、チーズのカビは安全という人がいるが、それは大きな間違いです。

  多分、カマンベールチーズやブルーチーズなど、カビをつけて独特の味を出したものがある為、そういう誤解が生まれたのでしょう。

  しかし、製造後生えるカビは衛生上好ましくありません。風味も落ちているので食べないことです。

  ✲燻製品・・・意外や意外!酒のつまみには向かない事実

  「イカの燻製」に「帆立の燻製」「タラの燻製」・・・。燻製品は乾きものの酒のつまみとして定番です。この燻製品にも、添加物が結構使われています。

  例えば、保存料として「ソルビン酸K」、品質改良剤の「リン酸塩」、甘味料のソルビット、甘草、ステビア、調味料(アミノ酸等)、酸味料などです。他にも、着色料として「コチニール(カルミン)色素」が使われていることもあります。せめて、ソルビン酸Kやリン酸塩が入っている物は買わないこと。甘味料のソルビット、甘草、ステピアの表示がある物は避けたいもの。ちなみに、ソルビットはさわやかな甘味の甘味料で、保湿効果や鮮度を保つ効果、他の甘味料の嫌味を消すなど、様々な効果があります。その為、いろいろなものに入っています。だから、あれやこれや食べているうちに、必然的にたくさん摂ることになってしまいます。

  しかし、たくさん摂取すると下痢を起こす恐れがあるので要注意です。さて、全くの無添加の燻製品もあります。きちんと表示を確かめて、買うならこれにしましょう。

  安心な食べ方は、添加物の入った燻製品をアルコールのつまみにして食べないことです。アルコールは添加物の吸収を早め、たくさん摂ることになります。

  「酒の肴は手作りに限る」ということでしょうか。

  ✲缶詰・・・缶の内側から環境ホルモンが溶け出す恐れも?

  缶詰は、いざというときの心強い味方、強力な保存食品です。しかし、意外に添加物が多い食品なので、表示には要注意です。

  例えば、コンビーフ缶の原材料名の表示を見ると、不安な添加物として品質改良剤の「リン酸塩」、発色剤の「亜硝酸塩」、増粘剤のカラギーナン等が入っています。ホタテやサーモンなどは、「調味料(アミノ酸等)」も添加していない安心な缶詰も出回っているが、カニ、コンビーフ、ウインナーソーセージの缶詰には、リン酸塩を始め、不安な添加物が多く見られます。ところで、これら添加物の他に、最近では環境ホルモンの心配も出てきました。缶詰の内側は、「ビスフェノールA」を原料とした「エポキシ樹脂」でコーテイングされていることが多く、長期間のうちに溶け出してくる心配があるのです。因みに、環境ホルモンとは、人の体の中でホルモンと同じような働きをし、微量であっても生殖機能に大きな影響を与えると思える物質です。環境ホルモンが溶け出す心配を考えれば、新しいうちに食べることです。環境ホルモンは油に溶けやすい為、特にツナ缶のように油の多い物は、日付けを確認してなるべく新しい物を選び、買ったらすぐに食べることをお勧めします。安心して食べるには缶詰を開けたら汁を捨て、湯通し出来るものはサッと湯通ししてから使うといいようです。ここで、缶詰の賞味期限の読み方をお教えしましょう。「080425]とあれば、2008年4月25日の意味です。 

  新しいものが良いので、選ぶ時には日付けにも注意したいところです。  

  

  ✲冷凍食品・・・“食中毒を起こす細菌”も一緒に冷凍保存されている?

  売れ行き好調の冷凍食品。なかでも人気があるのが、お弁当に重宝するコロッケ、ハンバーグ、カツ等です。冷凍食品は急速冷凍するので、すっかり安心かというと、そうでもなく案外、添加物が多いのです。例えば「ウインナーポテトフライ」という冷凍食品があります。原材料名の表示を見ると、添加物のうち、避けたい物は「亞硝酸塩」「リン酸塩」。なるべく避けたいのは「エリソルビン酸Na」「増粘多糖類」。当然、たくさん添加物が入っている調理品は避けます。

  添加物以外で不安なのは、輸入ものかもしれない「ばれいしょ」と「揚げ油」 。もし輸入ものだった場合、遺伝子組換え食品の不安が出てくるからです。 

  ところで、「このまま電子レンジで温めて食べられます」と買いてある冷凍食品が出回っています。この場合、環境ホルモンが溶け出さない容器を使っていればよいが、実態ははなはだ疑問です。陶磁器の皿か、ポリプロピレン製の電子レンジ用容器に移して加熱するのがいいでしょう。

  「フライもの」で気をつけたいこと、必ず2度揚げします。冷凍しているからと言って、菌は死滅しているわけではありません。生きたまま活動を停止して冷凍され、冬眠しているとも考えられます。食中毒の細菌が付いていれば、冷凍されても生き残ることになります。調理で十分に加熱されれば殺菌できるのだが、冷凍のまま加熱する為、中心部分の温度が上がりにくいことに注意しましょう。冷凍のカニクリームコロッケを170℃の油で5分間揚げても、中心温度は最高で51℃までしか

  上がらなかった。万が一菌が入っていたら、むしろ増殖するのに絶好の条件になってしまいます。このまま弁当に入れたら大変です。そこで、しばらく間をおいて二度揚げしたら、中心温度は89℃以上に上がったため、殺菌は完壁になりました。オーブントースターで加熱するタイプのものも、きちんと中までアツアツにするのが安心のコツで、焦げるようならアルミホイルをかぶせて加熱するようにしましょう。
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2022/11/17 (Thu) 08:03:06

✤肉・卵の安全な食べ方

❈牛肉・・・ 賢い消費者になるために最低限知っておきたい知識

  1口に牛肉といっても、「和牛肉」「国産牛肉」「輸入牛肉」とあります。また、JAS法が改正された為、生鮮食品の1つとして、原産地表示が義務ずけられました。

  原産地表示について言えば、国産品は国産である旨を表示します。この場合は、都道府県名、地名でも構いません。輸入品は原産国名が表示されます。

  尚、JAS法では、産地を「1番長く飼育された土地」と定義しています。いわゆる「銘柄牛」には「和牛肉」と「地域銘柄牛肉」の2種類があります。「和牛肉」は品種名を指します。「和牛」は、法律で4品種(黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種)だけを示すことになっています。ですから、他の品種を「和牛」と称するのは法律違反になります。もともと食肉用に飼育され、品種も良く、安心度は高いとみてよいでしょう。尚、黒毛和種が殆どですが、供給量が限られているので(国産牛の約40%くらい)、この表示の肉が多く並べられている店の場合、偽装表示の心配があります。「地域銘柄牛肉」は、松坂牛など産地の名前のついた牛肉で、これが商品名になります。唯「○○牛」(○○の所に地域名が入ります)という形で地域が明示されている場合でも、必ずしもその地域が原産地を表している とは限りません。また、「和牛」と表示されていない限り、その牛肉は「和牛」ではないことも知っておくこと。「和牛」や「地域銘柄牛肉」の安全度は、国産牛という表示の牛肉よりは高いと考えてよいでしょう。

次に、「国産」とだけ表示されている牛肉ですが、これには以下のような種類のものがあります。

①和牛や地域銘柄牛以外の肉専用牛肉 
②雄の乳牛(去勢牛の肉) 
③雌の乳牛(搾乳しなくなった乳牛「廃用牛]肉) 
④黒牛・黒毛牛(外国種のアンガス種系統牛の肉) 


ポイントは、唯、国産と書いてある物や、都道府県名が書いてある物よりは、地域名の原産地表示のあるものを選ぶこと。国産牛の安全度は銘柄牛に比べるとやや低くなります。

  この牛肉の場合は、たれにつける等の徐毒の過程のある料理(たとえば焼き肉、シチューなど)に使うようにします。最後に輸入牛肉です。

  アメリカ産、カナダ産は、穀物飼育牛肉と牧草肥育牛肉の2つに分けられます。脂肪の色が白いのが特徴です。オーストラリア産、ニュージランド産は牧草肥育で、脂肪の色が黄色なのが特徴です。抗菌性物質や女性ホルモンなどの不安は不明の部分が多いようです。尚、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)に関しては、オーストラリア産、ニュージーランド産は不安はありません。唯、輸入牛肉も、徐毒過程(調味液に漬ける、アクをとるなど)のある料理に使うようにします。

  また、農水省が定めた食肉小売品質基準表示によれば、種類、部位、用途を表示することになっています。例えば、「種類(牛)、部位(サーロインなど)、用途(ステーキ用)」というようにです。

もちろん、以下のような抜け道は存在しますから注意してください。

①外国で生まれ育ち、生きたまま日本へ輸入された場合、日本で3ヵ月以上飼育された後に処理された牛の肉は、「国産」という表示をしてもいいことになっています。

②「焼き肉用セット」は生鮮食品に分類され、「焼き肉セット」は加工食品に分類されます。異なる部位の切り身を1つのパックにした「焼き肉用セット」は生鮮食品で原産地表示の義務があります。 一方、肉を調味液に漬けたり、塩、こしょうがしてある「焼き肉セット」は加工食品なので、原産地表示の義務はありません。


③表面だけをサッと加熱してあるたたきやローストビーフは加工食品です。

④牛だけの挽き肉は生鮮食品で原産地表示が必要ですが、牛、豚の合びきは加工食品となり、原産地表示は必要ありません。


  ✦さて、安心のための"毒消しテクニック”は、この5つで万全!

①脂身を切り取って使うこと。ダイオキシンなどの不安物質は、脂身に残っている場合が多いからです。


②湯通しをすること。牛肉の薄切り、細切り、角切りは、お湯で3分ほど茹でてから食材として使います。これで、まだ残っている農薬やダイオキシン、抗菌性物質を減らすことができます。肉じゃがなどを作る時も、まず茹でこぼしをしてから 


③アクとり。シチュー等は、肉をことこと煮ながら、浮いてくるアクを丁寧にすくうこと。アクには、牛肉から溶けだした不安物質が一杯入っています。アクとりは、その不安を解消する徐毒のテクニックでもあるのです。

  
④タレを捨て、2度漬けすること。調味液やタレ、味噌等に肉をつけて下味をつける時、まず10分ほど漬けて、一旦調味液やタレ、味噌を捨てます。そこに不安物質が溶け出しているからです。肉についている味噌等も丁寧に取り除いてから、新しい調味液、タレ、味噌に漬け直しましょう。


⑤しゃぶしゃぶ。

  これほど良い徐毒の方法はありません。但し、溶けだした不安物質は、お湯の方に溜る一方。自宅で調理する時は、途中でお湯を取り換えるぐらいの気配りを。 

  ✦もう1つ忘れていけないのがBSEです。一般に「狂牛病」の名前で知られているBSE(牛海綿状脳症)は、1986年にイギリスで始めて発見され、その後、ヨーロッパに広がった謎の病気です。体の中にあるプリオンという蛋白質が、何らかの理由で異常な形に変化したときに発生すると考えられています。BSEの潜伏期間は、  牛で2~8年といわれています。日本でも、2001/9月、BSEの疑いがある乳牛(5歳)が発見され、断定された。牛がBSEにかかる主な原因は、飼料中の肉骨粉と 考えられています。1996年、イギリスは、BSEに感染した牛の肉を食べると、人間にも感染する可能性があることを公式に認めています。人間が感染すると、
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病という死亡率の高い病気になります。しかし、BSEが人にも感染するらしいことは確かですが、たとえ罹患牛でも、通常食べている牛肉や乳製品には問題は少なく、人への感染リスクも少ないこと、また、2001/10月以降、日本ではBSE検査が全頭に実施されているから、あまり神経質になる必要はない、とも言われています。もちろん、どんな牛肉が安全なのかに関する知識を持っているに越したことはありません。安全な牛肉の見分け方を述べます。

  その為には、「和牛」「国産牛」「輸入牛」の区別や、肉の各部位の危険の違いに注意することが重要でしょう。


  1、和牛の場合:肉専用の和牛は、一応安心と考えていいでしょう。飼料に肉骨粉はまず使われていないし、精肉には感染物質も入っていません。「和牛肉」は偽装がなければ表示で選んで買うことができます。


  2、国産牛の場合:国産牛には、大きく分けて3種類あります。 

✶和牛以外の肉専用牛の場合ーこれも、飼料に肉骨粉が使われていないので,その精肉は一応安心と考えて良いでしょう。 

✶乳牛(雄)の場合ー去勢牛です。飼料に肉骨粉はまず使われていないので、その精肉は安心と思われます。しかし、BSEの不安が残る乳牛(雌)から生まれている以上、感染の不安がないとは言えません。 

✶乳牛(雌)の場合(廃用牛)-搾乳しなくなった乳牛(廃用牛)は、飼料に肉骨粉(乳量を増す為に与えられていた)が使われていた可能性もあり、飼育期間(月齢5年以上)が長いものが多いので、その精肉は一応不安と考えます。  

  
国産牛を選ぶ時に、1番問題なのは、その国産牛が上記3つのどれに当たるのか、店頭の表示では分からないことです。従って、慎重に考えれば、1番不安の多い「雌の乳牛」の安全度を基準にせざるを得ないということになります。

  3、輸入牛の場合:輸入牛肉は、オーストラリア産はまず安心です。尚、BSE問題で、輸入禁止になっていたアメリカ産牛は、2005年、生後20か月以下の牛であること、特定危険部位を除去することを条件に輸入が再開されたのですが、わずか1ヶ月半後に危険部位の混入が確認され、輸入は再停止となっています。

✦部位で危険なのは内臓です。危険とされている回腸遠位部が小腸の1部なので、ホルモンとして出回っている可能性があります。内臓系の物は避けた方がいいでしょう。

  「挽き肉」は、内臓を混ぜないので一応安心ですが、Tボーンステーキなどの「骨付き肉」になると若干危険になります。牛乳などの乳製品は、まず安全です。

  BSE以来、焼き肉店を敬遠している人たちが多いようですが、焼き肉は、多くの人に好まれる人気メニューですし、肉は栄養にとっても大切な食べ物です。

  次のことを心得ていれば、別に不安がることはありません。BSEの不安が殆どないのは、カルビ、ロース、ミノ、センマイ、ハラミ、タン、テール、レバー、ハツ等の部位です。

  一方、骨付きカルビ、ヒモ、シマチョウなどのホルモン系は少し注文を控えた方がいいでしょう。カルビクッパ、カルビスープに関しては、どの程度注意したらよいかは微妙なところです。というのは、食材を処理する段階で脊髄等の部位が混じる可能性があるからです。また、加工食品のうちに、不安な原材料が使われていることもあります。不安度が高いのは、牛エキス、牛ブイヨン、牛脂(ヘット)、ゼラチン、コラーゲンなどです。作る時に、脊髄等の部位も一緒に混じってしまう可能性があるからです。完全に安全であるとは言えないのは、動植物性油脂(牛脂が使われている可能性がある)、タンパク加水分解物(不安な部分の混ざった牛肉などが使われて可能性がある)、乳化剤(牛脂等が使われている可能性がある)などです。他に、不安な原材料がよく使われる加工食品には、次のような物があります。

  即席中華めん(スープなど)、スナックめん、カレー(ルウを含む)、スープ(コンソメ、ポタージュなど)、シチュールウ、ソース(デミグラスソースなど)、ハム、ソーセージ

  冷凍食品、米菓、スナック菓子(コーンなど)、ヨーグルト、ラクトアイス、ゼリー(ゼリーの素など)・・・。但し、現在では、不安のある原材料を使用してない加工食品が

  色々市販されていますから、それらを選ぶようにすればいいでしょう。ここで、牛肉トレーサビリテイ法について簡単に説明すると、この法は2004年に施工され、

  国産牛肉の生産流通履歴情報を消費者が調べることができるようになったのです。10桁の牛の固体識別番号で表示されているので、インターネットなどを通じて

  牛の生産履歴を調べることができます。


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❈豚肉・・・ 茹でるか、2度漬け、基本はこれで良し!

  豚肉にもいくつか種類があります。選ぶなら、ちょっと予算をオーバーしそうですが、産地がはっきりした黒毛豚肉(黒豚)かSPF豚肉がベスト。黒豚は時間をかけてじっくり育てるので、安全度が高いと言われています。SPF豚は、豚舎を消毒し、滅菌処理した餌を与えて育てています。その為、抗菌性物質を使う必要が少ない部分がより安心です。さて、普通の豚肉を安心して食べるには、茹でてアクを取ったり、下味をつけるようにします。薄切り肉は、肉の脂身の部分を取り除き、 水から茹でるのがコツ。この方が油がよく抜けるし、抗菌性物質等の不安物質を減らせます。また、不安物質がアクになって浮いていくるので、それを丹念にすくえば万全。

  この後、水気を切って料理に使うもよし、そのまま野菜と一緒にサラダにしてもおいしくいただけます。「豚肉の生姜焼き」は、下味をつける調理法が安心のお勧めメニュー。

  コツは途中で漬け汁を変えること。最初の漬け汁は、水で倍に薄めて使います。漬ける時間は10分くらい。抗菌性物質など不安物質が漬け汁に溶けだすので、肉を引き上げて、漬け汁を捨てます。漬け汁を薄めるのは、味が濃くなり過ぎない為のワザ。次に、漬け汁を普通の濃さにして本漬け。味が染み込んだところで、ジュッと炒めます。同じように、「味噌漬け」「粕漬け」も安心度アップのメニュー。但し、不安物質が溶け出した味噌や粕は、肉をぬぐってよく落とし、捨ててしまうこと。

  「豚肉のソテー」や「とんかつ」のように、下ごしらえのできない単純な料理の場合は仕方ありません。黒豚やSPF豚のような上質で安心の肉を選び、美味しく頂きましょう。

  尚、豚肉にもJAS法による原産地表示が義務ずけられています。原産地表示に関しては、牛肉の場合と同じです。また、最も有名な「黒豚」にだけには法律上の 基準があります。「バークシャー純粋種のみを黒豚と表示できる」というものです。「○○黒豚」と地域名が入っているものもあるが、この場合の地域名と原産地とは一致しているものが殆どです。黒豚は、市場に出るまで8か月から12か月はかかります(普通の豚は6か月)。肥育期間が長いので品質が良くなり、管理もよいので、抗菌性物質などの不安が少なくなります。唯、純粋な黒豚肉の供給量は豚肉の2%程度と言われており、そんなに多くは出回っていないはずなのです。ですから、黒豚表示が多い店では、偽装表示の恐れがあると見てよいでしょう。地名豚肉は、国産表示の豚肉よりは安全度が高いと考えて構いません。また、「国産」とのみ表示されている豚肉があり、これは、大変多く見かけられるが、抗菌性物質などの不安があります。徐毒過程のある料理、豚汁、酢豚、煮込み、シチューなどの料理に利用するのが良いでしょう。最近は輸入豚肉も増加しているが、生産現場が見えないだけに、国内産より汚染物質への不安があります。国産と同じく、徐毒メニューで対処しましょう。また、「SPF豚」は銘柄ではなく、育てられ方の区別によっています。一般に特定病原菌(豚流行性肺炎など)不在の豚のことです。但し、無菌豚ではありません。現実的には無菌豚は存在しません。抗菌性物質の不安は少ないでしょう。一時期は市場でよく見かけたが、最近ではあまり見かけなくなりました。

  尚、豚肉も牛肉と同じく、種類(豚)、部位(ロース、ヒレなど)、用途(トンカツ用、ポークソテー用など)を表示することになっています。表示に関する抜け道は以下の通り。

  ①外国で生まれ育ち、生きたまま日本へ輸入された場合、日本で2か月以上飼育された後に処理された豚の肉は「国産」という表示になります。

  ②パン粉を付けたトンカツ用の豚肉は加工食品となり、原産地表示の義務はなくなります。

  ③焼き肉のタレや塩ダレを付けた豚肉、スパイスをかけた豚肉は、いずれも加工食品となります。

  ④豚だけの挽き肉は生鮮食品で、豚、牛の合びきは加工食品となります。

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  ❈鶏肉・・・鶏舎ですし詰めされて育てられたブロイラーの危険性

  鶏舎ですし詰めにされて飼われているブロイラーは、病気も発生しやすくなっています。そこで、病気予防のため、抗菌性物質を使います。鶏肉には、その抗菌性物質や、環境ホルモンのダイオキシンが残っている不安が指摘されています。安心して食べたいなら、そして予算さえ許せば、地鶏を選ぶ方が良いでしょう。地鶏は、大量生産されるブロイラーに比べて、自然に近い方法で飼育されています。地方の在来種を改良したもので、飼育期間が長く管理が行き届いている分、抗菌性物質を使う必要が少ないのが特徴。ダイオキシンの不安も少ないはず。但し、地鶏は生産量が少ない為、どうしても価格が高くなります。いつも使うわけにはいきませんが、「チキンカツ」や「チキンソテー」のように塩コショウだけで味付けをして素材を楽しむ料理なら、地鶏や飼育方法を工夫した銘柄鶏の方が安心。奮発してしまいましょう。

  下味をつけたり、茹でたり、蒸したりする料理なら、ブロイラーでも安心して食べられます。では安心調理のテクニック。

  まず、「脂肪の部分を取り除く」。理由は、抗菌性物質などの不安物質は脂肪部分に残りやすいから。尚、若鶏肉の方が成鶏肉より脂肪が少ないことを覚えておきましょう。

  最近は、皮をとったもも肉や胸肉も出回るようになりました。「唐揚げ」などに使う場合は、鶏肉を「斜めそぎ切りにする」。切り口を広くするためで、広ければそれだけ味もよく絡み、不安物質が溶け出しやすくなるのです。「2倍に薄めた漬け汁に5分ほど漬ける」これで、不安物質が汁に溶けだし、さらに安心。

  汁を切ったら、あらためて本漬けをして味をからませます。「蒸す」のも安全性を高める良い方法です。蒸し鶏にすると、余分な脂肪が取れ、一緒に不安物質なども取り除けます。蒸し皿に溜まった汁は捨てること。ついでに言うと、「良く火を通す」。これは不安物質の除去というよりは、食中毒対策です。厚労省が食中毒の病因物質に指定した「カンピロバクター」という食中毒菌は鶏肉に発生します。唯、熱に弱いので、良く火を通せば大丈夫。外側は火が通っていても、中はまだ生ということのないように気をつけましょう。鶏肉も、牛肉、豚肉と同じく生鮮食品の1つなので、JAS法による原産地表示が義務付けられています。

  原産地表示については、牛肉、豚肉の場合と同じです。また「地鶏」は、「特定JAS」として扱われています。因みに「特定JAS」のマークは、JASと同じように、専門の格付機関によって認証された製品にのみ貼ることができます。地鶏では、以下のような基準が設けられています。それが、「両親または一方の親が在来種(明治時代までに国内で成立し、または導入され定着した鶏)でなければならない」というもの。また、生産方法の基準として、素ビナ、飼育期間、飼育方法、飼育密度が決められている。

  例えば、飼育期間は孵化ふか日から80日間以上飼育していること、肥育方法は28日齢以降平飼い(鶏が自由に運動できる状態)で飼育していること、飼育密度として、28日齢以降、1平方メールあたり、10羽以下で飼育していること、となっています。尚、主な特定JASで定める在来種を揚げると、名古屋コーチン、比内鶏、軍鶏しゃも等があります。

特定JAS以外の地鶏肉については、業界の地鶏定義で、「日本在来種の血を50%以上受け継いだヒナを、国内で一定期間平飼いしていること」となっているが、

  飼育期間、飼育方法、飼育密度等は決められていません。但し、特定JASや業界で決めた基準の地鶏肉の供給量も鶏肉の全体の2%くらいと言われています。

  ですから、本物の地鶏肉はなかなか手に入らないのが実情です。もし表示が正しければ、地鶏内の安全度は高いと考えてよいでしょう。さて、地鶏と紛らわしいのが銘柄鶏です。これは肉専用鶏で、鶏自体は普通の肉鶏ですが、飼育日数を延ばしたり、飼料を工夫したりしたものです。飼育期間や飼育日数については規定はありません。

  主なものに、上州赤鶏、伊達鶏、地養鶏等があります。地鶏肉ほどではないが、一般の国産鶏肉よりは不安物質の心配は少ないと思われます。

  他にも、無薬飼料鶏肉というのがあります。一般の蜜飼いの鶏は病気を防ぐために飼料に抗菌物質を混ぜるが、これは平飼いなどして、飼料に抗菌性物質を混ぜないで飼育した鶏肉です。表示が正しければ安全度は高いでしょう。「国産鶏肉」は、地鶏、銘柄鶏以外の国内一般の鶏の肉で、原産地表示は国産となっている場合が多くみられます。安全度はやや低いと思われます。料理中の過程で徐毒の効果が大きいと考えられるカレー、唐揚げ、チキンカツ、クリームシチュー、照り焼きなどの料理に使うとよいでしょう。また、最近は冷凍の輸入鶏肉が増えました。更に、チルド鶏(0℃で輸送)も増えつつあります。安全度、料理等は国産鶏肉と同じです。

  尚、鶏肉も牛肉、豚肉同様、種類、部位、用途を表示することになっています。表示の抜け道には、次のようなものがあります。

  ①生体を輸入した日から、1ヵ月以上飼育された後に処理された鶏肉は「国産品」という表示をしてもいいことになっています。

  ②鶏肉だけ串に刺してあり、加熱していない焼き鳥用の肉は生鮮食品で原産地表示が必要ですが、肉の間にネギ等の種類の違うものを含んでいる焼き鶏肉は

  加工食品で、原産地表示の必要はありません。


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  ❈挽き肉・・・脂肪の量を基準にして選ぶことがポイント

  同じ挽き肉でも、脂肪分がある物よりは、ない物の方が安全。挽き肉は脂肪ごとひいてあるので、脂肪に溜まる抗菌性物質やダイオキシンの不安を、抱えているのです。

  最近は、「赤身」のもの、「低脂肪」のもの、脂肪の量を表示したもの等が出回っています。大いに利用しましょう。安心して食べる為の意外なテクニック。

  挽き肉を湯どうしすること。「びしょびしょになるのでは?」と心配するかもしれませんが、蛋白質は熱で固まる性質があるので大丈夫。ひき肉をこし器に入れて、沸騰したお湯にサッと付けます。これで脂肪分も落とせるし、抗菌性物質等の不安物質がお湯に溶けだして安心。コロッケやそぼろ、ドライカレー、ミートソースなど、どんな挽き肉料理でも湯どうしすればOK。ミートボールの場合は、上げる前に団子を熱湯に落とし入れます。しばらくしたら引き上げるが、安心度が増すだけでなく、しっかりとまとまって揚げやすくなります。さすがにハンバーグステーキは湯どうししてボロボロになった挽き肉ではまとまりが悪くなります。代わりに脂肪分が少ない赤身の牛ひき肉を選ぶようにしましょう。

  ❈レバー・・・栄養が豊富な反面、汚染物質が集結する部位

  レバーは鉄分が多く、ビタミンA、B1、B2などを含む栄養豊かな食品です。ところが、レバー、即ち、肝臓は、解毒の役目をするところ。農薬や抗菌性物質、ダイオキシンなど汚染物質が集結します。牛、豚、鶏レバーとも条件は同じです。レバーはこのように汚染物質がたまっている不安がありますが、下ごしらえでかなり解消できます。まず、安心なレバーの選び方。「艶があって色の良いもの」「黄色い脂肪のないもの」を選びましょう。下ごしらえは脂肪を取ることから。

  脂肪の中に、汚染物質が結構溜まっているのです。次に、血抜きをします。薄い塩水にしばらく浸ける。そのあと、もみ洗いをして3回くらいすすぐ。これで汚染物質をずいぶん減らすことができます。そして、生姜醤油などに漬けこみ、下味をつけます。醤油が残りの汚染物質を引き出して、さらに安心。この時、臭みを取る為に牛乳につけるという方法もあるが、牛乳には汚染物質を引き出す力はありません。まず、醤油に浸けてから、そのあと牛乳に浸けるとよいでしょう。

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  ❈卵・・・サルモネラ菌は水滴とともにやってくる

  卵の不安は3つ。

①食中毒を起こすサルモネラ菌の問題 

②鶏の病気予防に使われる抗菌性物質が卵に残る不安 

③ダイオキシンなどの環境ホルモンに汚染されている不安。

サルモネラ菌は、餌などと一緒に鶏の腸に入りこみ、産卵の時に卵の表面にくっつきます。卵の殻には、空気が入るくらいの小さな穴が開いていて表面についたサルモネラ菌は、その穴を通って卵の中央に侵入します。卵には自然に備わった酵素の働きによる殺菌パワーがあるので、卵の中に入ったサルモネラ菌は簡単には増殖できません。ところが、そのままの状態で、卵の鮮度が落ち、殺菌パワーが弱まるのを待ちます。弱まるにつれて次第に増殖。  

  ですから、新鮮であれば、たとえサルモネラ菌が入っていても、中毒を起こすことは考えられません。卵は日付けの新しい物を選びましょう。

  抗菌性物質の不安を避ける為には、赤玉を選びましょう。赤玉を産む赤鶏は病気に強い為、抗菌性物質をあまり使わなくて済むからです。卵を安心して食べる為にはまず、冷蔵庫の管理をよくします。実は、卵置き場はとても汚れていると思ってよいでしょう。アルコ-ルを含んだ綿で、溜まった汚れを拭き取ります。

  また、卵の表面に水滴が付いていると、表面についたサルモネラ菌が水分とともに卵の中に侵入します。水滴はそのままにせず、拭き取ること。

  この時、アルコールを含ませた綿や布巾などで拭けばなお安心。因みに、冷蔵庫のパッキングが悪いと卵に水滴がつきやすくなります。緩んでないか確認しておきましょう。

  古い卵は生で食べないこと。生で食べるなら新鮮な卵を。古いと思ったら、必ず卵焼きなどの加熱調理に回します。サルモネラ菌は熱に弱いので、これで安心。

  また、卵と一緒に食物繊維をとりましょう。食物繊維は抗菌性物質等を吸着し、体の外に排泄する働きがあるので、徐毒の為の良い方法です。

  「ニラ玉」、「ひじき入りオムレツ」などお勧めのメニュー。
http://www.long-life.net/new_page_828.htm
http://www.long-life.net/new_page_834.htm 
http://www.long-life.net/new_page_829.htm                       


14. 2013年3月13日 17:01:16 : W18zBTaIM6

✤魚・貝の安全な食べ方


  ❈安心な魚の見分け方

  最近はヘルシー志向から和食の良さが見直され、魚料理を好む人が増えています。でも、地球の7割を占める海にも、環境汚染がジワジワと広がっています。

  魚は安全かというと、そうとも言えまえん。そこで、安心な魚の見分け方や、害を防いで安心して食べるテクニックを知っておくことが大切です。魚は、


①回遊魚、
②近海魚、
③養殖魚


と分けて考えるといいでしょう。安心な順からすると、断然、回遊魚。群れをつくって、季節ごとにかなりの広い範囲を移動する魚です。

  一か所にとどまっていないので、化学汚染物質の心配が少なくなります。だから、頻繁に食べるなら回遊魚がおすすめ。近海魚は、様々な化学汚染物質が気になります。

  まず、工場などから排出された水銀が海を汚し、有機水銀となって魚を汚染している場合があります。脳神経系の障害、特に胎児などへの不安が大きくなります。

  公害病と認定された水俣病が例として挙げられます。陸地で使うことを禁止された有機塩素系農薬も、いまだに魚に影響を与えています。近海魚が河口付近の ヘドロに汚染された水を飲み、有害物質を腸にため込みます。そして、この魚が人間の体内に入ると、発癌性や遺伝毒性の不安があるのです。

  また、今は使われていない船底塗料や、漁網に使われる有機ガス化合物が海のヘドロにたまり、魚を汚染している不安もあります。これらの物質は、胃腸障害、中枢神経系の障害、皮膚障害の原因になると指摘されています。環境ホルモンのダイオキシンによる汚染も見のがせません。ダイオキシンが人の体に入るルートは、9割以上が食べ物からと言われます。そのうちの6割は、実は魚介類を通じて人の体に入ってくるのです。発癌性や胎児への影響が大きいのが大変不安なところ。

  さて、これらの汚染をもろに被っているのが、湾内や沿岸で捕れる近海魚。どの魚も汚染されているとは言いませんが、不安があることは承知しておいた方がよさそう。

  しかし、近海魚も下ごしらえなどに気を使えば、普通に食べてもOKです。それから、養殖魚。これは少し問題があります。海で養殖されるのはハマチ(ブリ)、マダイ、ヒラメ、クルマエビなど。内陸で養殖されるのは、ウナギ、コイ、アユ、ニジマスなど。ウナギは殆ど養殖、ブリやマダイは8割が養殖。マスやアジまで養殖物が出回っています。日本の漁業は、「捕る漁業」から「作り育てる魚業」へと変わってきているのです。狭い生けすの中で大量の魚を養殖する為、病気を予防したり、治療ををする目的で餌に混ぜる抗菌性物質(抗生物質、合成抗菌剤)の汚染が心配です。養殖魚の問題は結構深刻です。あまり回数を食べないこと。

  もっとも、ウナギやタイやヒラメは、いずれも高級品なので、早々毎日のように食べられません。たまに食べる分には、下ごしらえをきちんとすれば、それ程不安もないでしょう。また、JAS法が改定され、生鮮食品の魚介類には漁獲水域、解凍、養殖の表示が義務ずけられました。これは海藻類にも義務ずけられています。

  まず、漁獲水域名ですが、国産品は漁獲された水域名、または養殖場が属する地域名、水域名の代わりに水揚げした港名や港のある都道府県名でも良いことに なっています。輸入品は輸入先国名を表示します。養殖したものには「養殖」の表示が義務ずけられます。尚、天然物の表示義務はありません。

  解凍したものには「解凍」の表示が義務ずけられました。生ものの場合は表示義務がありません。しかし、本当は解凍なのに、解凍表示をせずに売られている場合も少なくありません。ここで解凍ものの多い魚介を挙げておきますと、マグロ、カツオ、イカ、タコ、エビ(クルマエビを除く)、カジキ、鮭、二シン、カレイ、マス、マアジ、サバ、サンマ、タラ、タイ、サワラなどです。但し、以上の表示にもいくつか抜け道があります。


①刺身の中身が「1種類だけ」であれば生鮮食品で、漁獲水域、解凍、養殖表示の対象です。しかし、「2種類以上の盛り合わせ」、例えば、マグロとイカの盛り合わせの場合は加工食品となり、それぞれの原材料(品名)を表示しますが、漁獲水域、解凍、養殖の表示は必要ないのです。


②アジのたたきは生鮮食品ですが、カツオのたたきは表面を火であぶるので加工食品となります。


③水域はどこからどこまでとはっきり境界を定め難いので、銚子沖とあっても、太平洋全体が銚子沖ということも成り立ってしまいます。

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  ❈魚(2)…切って洗って安全に!

  魚の汚染は気になるとはいえ、危険な場所を取り除いて、きちんと下ごしらえをすれば安心。では、下ごしらえの仕方。エラとワタは必ず取ります。環境ホルモンのダイオキシン等、化学汚染物質はエラとワタに残ることが多いのです。サンマのハラワタが好物という人もいます。苦味には独特の風味がありますが、安全のことを考えるなら、あきらめたほうがよさそうです。もし、その魚が汚染されているとしたら、身の部分よりもワタに集中しているからです。頭も落とします。

  これで、頭の部分の神経組織にたまっているかもしれない有機水銀の不安を解消できます。さて、魚を下ごしらえするときは、先にウロコを取るのが手順。

  タイなども、まず、硬いウロコを取ります。普段、当たり前のようにやっていることですが、表面についた抗菌性物質などの薬剤を落とす効果は大です。

  カレイなどヌルッとしたウロコも、包丁の脊で取ります。また、魚をおろした後は、ぬめりや血を落とし、腹の中まできれいに洗って、残った汚染物質を落とします。

  魚の身を痛めない為には、塩水で洗うのがベター。大きい魚は水を流しながら洗います。切り身で買ってきた魚も、調理をする前に1度良く洗いましょう。

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 ❈魚(3)・・・安全に食べる為の“賢い下味テクニック”

  魚から汚染物質を出すのに、最も効果的な調味料とは? 醤油や味噌、酒粕は染み込む力が強く、その分、逆にいろいろな汚染物質を引き出す力を持っています。

  ですから、醤油や味噌、酒粕で下味をつける方法は、魚を安全に食べる賢いテクニックです。下味をつけた後、煮る、焼く、揚げる。調理法はいろいろです。

  まず、醤油を主体とした調味液を倍に薄めて魚をつけ、5分程置いてから取り出し、新しい調味液で煮付けます。カレイやメバルの煮漬けはこの方法で。1度、調味液につけて汚染物質を引き出し、改めて煮込む事で安全度を高めます。ブリ、カツオ、カジキマグロなどは、醤油を主体にした調味液に5分ほど漬けた後、つけ焼きや照り焼きに。

  「サバの竜田揚げ」「アジの南蛮漬け」「イサキの香り揚げ」などの料理は、調味液で下味をつけてから揚げ物にします。また、つけて1日ほど置いた味噌漬けや粕漬けを焼く時は、味噌や酒粕を丁寧に落します。床の味噌や酒粕は、魚から染み出た汚染物質が残っているわけですから、もったいなくても捨てること。 

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  ❈魚(4)・・・水煮、湯こぼし安全度アップ

  「サバの味噌煮」を作る時は、サバを筒切りにして、たっぷりの熱湯をかけます、クセを取ると同時に、油に溶け込みやすい有機塩素系農薬やダイオキシンなど、化学汚染物質を減らす効果があります。「ブリ大根」を作る時も、ブリを脂抜きする為に熱湯をかけて霜降りにします。安全の効果はサバと同じ。

  イワシを煮る時。煮立たせたお湯に酢を加え、頭を落とし、ワタを取ったイワシをサッと茹でます。お湯の中に農薬などの汚染物質が溶け出すので安心です。

  茹でたお湯は捨てましょう.この後、煮汁に生姜や梅干しを加えて煮込みます。そして、「タラちり」チリ鍋に入れる前に、アク抜きの為、湯こぼしもすると良いと言われれる。

  この湯こぼしも、汚染物質を取り除くのに効果あり。是非実行しまましょう。このように1度、水煮や湯こぼしをして脂分やアクを取る方法は、いろいろな魚料理の下ごしらえとして昔から行われているが、同時に徐毒の効果が高く、安全調理のテクニックとして大変有効でs。


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  ❈魚(5)・・・生の魚で食中毒を起こさない為の約束事 

  魚を生で食べる時も、ちょっとした工夫、ひと手間で安心して食べることができます。刺身で食べる時、ハマチなどの脂分の多い魚は、醤油に浸けるより、2杯酢に浸けて食べた方がいいでしょう。酢・醤油共に、汚染物質を引き出す力が強いからです。味もさっぱりして美味しくいただけます。酢の物も、汚染物質を少なくする良い食べ方です。

  但し、魚を漬けておいた酢は途中で1度取り替えましょう。汚染物質が魚から溶け出すからです。また、酢の物の酢は飲まない方が安全でしょう。

  ここで魚の酢じめの方法をご紹介します。サバやコハダは3枚おろし、塩をたっぷり振って3,4時間置きます。軽く水洗いして、布巾などで水気を丁寧に取った後、今度は酢につけます。生臭みを取り、余分な脂分を落とす、昔からの知恵ですが、同時に農薬など汚染物質の毒消しの方法としても有効です。

  さて、アジやサバには、激しい腰痛や嘔吐を引き起こす「アニサキス」という恐ろしい寄生虫が、ごくたまに寄生していることがあります。加熱調理すれば死ぬが、生で食べる場合はそうはいきません。そこで、アジのたたきやしめサバは、1昼夜冷凍し、ゆっくり解凍してから食べます。家庭の冷蔵庫のフリーザーは、マイナス30℃近くまで下がります。寄生虫のアニサキスは、マイナス20℃以下に24時間置くと、死ぬか、かなり弱るのです。尚、アニサキスは酢では死にません。

  新鮮な物はすぐに食べたいところですが、ここは安全を考えて1昼夜待ちましょう。

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❈エビ・・・背ワタの汚染物質にご用心!

  近海でとれる甲殻類のエビ。昔ながらのクルマエビやタイショウエビに加えて、最近では東南アジア産のブラックタイガーなど輸入ものもたくさん出回ています。

  心配なのは、有機水銀などの汚染物質。また、クルマエビなどは養殖も盛んにに行われ、抗菌性物質や有機スズ化合物の不安も拭いきれません。

  これらの汚染物質は、殆ど背ワタに残っています。天ぷら、フライ、コキール、チリソースなど、和・洋・中華、全てののジャンルの料理よく使われているエビですが、どの料理でも、背ワタをきちんと取り除いて使うことが、安全のポイントです。


①まず頭をとる 
②背を曲げて、関節の間に竹串を刺し、背ワタを抜き取る。
③皮をむく。

  
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  ❈イカ・・・近海魚のイカは、安全な下ごしらえが必要不可決です

  イカも近海でとれます。有機水銀や有機塩素系農薬、有機スズ化合物、ダイオキシンなど、不安は尽きません。安全な下ごしらえが必要になります。

  ワタは汚染物質が集中しているところ。まず、足を抜いてワタをとります。とったワタは捨てること。次に、胴の皮をむき、開いて、内側を包丁の脊でしごいてきれいにする。

  良く洗いましょう。和えものにするときなどは、イカを松かさ切りにして熱湯の中に入れ、開いたら取り出します。これも、賢い方法。細かい切れ目から残っていた汚染物質が溶け出して安心です。尚、イカの塩辛は酒の肴として喜ばれるⅠ品ですが、ワタをからめて作るので不安が残ります。安全を考えると、あまりお勧めできません。

  イカの旬は、煮もの、刺身に天ぷらなど、美味しく頂く為には、下ごしらえはきっちりと。

 

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  ❈貝・・・国内産の方が不安が少ない

輸入物が1年中出回っていますが、国内産の貝のほうがいくらか不安は少ないのです。中でも旬のものを選べば安心。アサリの旬は晩秋から春咲き。

  シジミは1年中ですが、寒シジミが1番良いでしょう。ハマグリは10~3月。牡蠣の旬は11~2月。下ごしらえをしっかりすれば、さらに安心度は高まrます。

  まず、塩抜き。アサリやハマグリは海に済む貝なので、海水程度の塩水に1晩付けます。塩分3%。舐めてみるとしょっぱく感じるぐらいの塩辛さです。   

  シジミは淡水、或いは淡水と海水が混じり合った所に住んでいるから、こちらは真水に1晩つけます。どちらの貝も、静かで薄暗い所に貝を置いてリラックスさせると、呼吸しながら砂を吐きます。その時、貝の中に溜まった汚染物質も一緒に吐き出されるのです。貝は意外に汚れてるので、よく洗いましょう。

  砂抜きが終わったら、水道の水を流しながら、貝をいくつか手にとって、こすり合わせて洗います。むき身の場合は、笊ざるにいれて塩少々を振り、ボウルの中で振り洗い、これで汚染物質を減らせます。アオヤギなどを刺身にするときは、笊にいれて鍋の中の熱湯にとおし、すぐに冷水につけて冷まします。良く水を切ること。

  汚染物質がお湯の中に溶けだして安心です。牡蠣は内湾養殖のため、様々な汚染物質がたまっていることが多いのですが、昔ながらの大根おろしの中に牡蠣をいれてかき混ぜ、笊に上げます。ボウルの中に水を流しながら、笊を2,3回振り洗い。こうして、汚れた大根おろしを流してしまえば安心です。

  この方法は、むき身のアサリやシジミにも応用できます。大根おろしは、汚染物質を引き出す力がとても強いのです。古くから伝わる料理の知恵に脱帽です。

  貝料理の中でも、最も安心なのは酢の物。下ごしらえは、割酢(酢を水で倍に薄めたもの)で酢洗い。そのあと、本格的に酢の物を作ります。食べる時に、  酢を飲まないこと。酢の中に汚染物質が溶け出しているかもしれません。
http://www.long-life.net/new_page_825.htm
http://www.long-life.net/new_page_826.htm
http://www.long-life.net/new_page_827.htm
4:777 :

2022/11/17 (Thu) 08:03:47

✤野菜の安心な食べ方

  ❈ほうれん草・・・病害虫に弱い為、多くの農薬が使われている

  スラッと茎の長いスマートなほうれん草と、ずんぐりむっくりのほうれん草がスーパーマケットの棚に並んでいます。一体、どちらのほうれん草を選べば安全でしょうか。

  正解はずんぐりむっくりのほう。根元に近いところから葉が一杯生え、丈が10~15cmぐらいのずんぐりした形のものが良いのです。茎がスラッと長く育っているのは、化学肥料をたくさん使っている証拠。農薬も多くなりがちで良くありません。ほうれん草の旬は11~2月の寒い季節。中でも味が良いのは2月です。因みに、

  旬は野菜が順調に育つ為に農薬の使用量が少なく、最も安心な時期と言えます。さて、ほうれん草はもともと病害虫に弱く、畑のよし悪しにも影響されやすい為、多くの農薬を使って育ちます。しかも、化学肥料や大気中のチッソ化合物による硝酸塩、ダイオキシン、腎結石の原因となるシュウ酸を多く含むなど、不安な材料が次々に上がります。でも大丈夫。ちょっとした下ごしらえで、こうした不安材料を取り除くことができるのです。まず、ボウルに溜め水をし、水を流しながらほうれん草を5分くらいつけておきます。そのあと5回ほど振り洗い。水を流し続ける事で、溶けだした農薬などが再び葉につくことを防ぎます。次に、ほうれん草を2cmの長さに切り、沸騰したたっぷりのお湯で30秒から1分ほど茹でます。「切ってから茹でる」のは、表皮の下にある「クチクラ層」を露出させることで、お湯の中に農薬などが溶け出しやすくする為です。2cm以上短く切ると水っぽくなってしまうのでご用心。実験の結果、2cmくらいが美味しさを保つぎりぎりのところでした。

  茹でたほうれん草は、冷水にとって手早く冷まし、しばらく流水につけてアクを取ってから、水気をギュッと絞ります。これで農薬や硝酸塩、ダイオキシンだけでなく、シュウ酸もかなり除くことができます。炒める時も、必ずこの下ごしらえを。「おひたし」は、より安全度を高める料理法です。決め手は醤油にあります。

  醤油には農薬や硝酸塩などの不安物質を素材から引き出す力が強いからです。但し、生醤油は濃度が高いと、引き出す力よりも逆に浸透させる力の方が強く働くので、倍に薄めることによって、その毒消しパワーがさらに発揮されます。ところで、ほうれん草に含まれるシュウ酸が腎臓に結石を作るという話ですが、バケツ2杯分くらいの量を毎日食べるのでなければ、その心配は全く無用です。


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  ❈キャベツ・・・外側の葉が紫がかっているのは、農薬使用の多い証拠

  キャベツは胃潰瘍の予防に効果のあるビタミンU、Kをはじめ、他の野菜に比べて吸収率が高いカルシウム(添加物リン酸塩の害を防ぎます)、カリウム(添加物ナトリウムの害を防ぎます)、更に、癌の予防効果があるイソチオシアネートを含み、毒消し効果のある食物繊維もたっぷり。まさに食べる薬と言えます。

  選び方のポイントですが、一個売りの場合は、外側の葉が反り返っていて、手に持つと、見た目よりも重さが感じられる物を選びましょう。

  カット売りの場合は、芯の高さが全体の2/3以下の物が安心の目安です。冬キャベツは外側の葉が紫がかっていない物を。冬場にリン酸が不足すると紫になります。

  病気への抵抗力が弱くなっているしるしで、農薬の使用量も多いと考えられます。さて、キャベツは千切りにして生で食べることも多く、残留農薬などが気になるところ。

  でも、それほど心配することはありません。キャベツは、白菜と同じで、外側の葉ほど古いのです。外側の葉は真っ先に生えて、最もたくさんの農薬を浴びており、ダイオキシンの心配も否定できません。しかし、逆に考えると、この1番外側の葉さえ取り除いて捨ててしまえば大丈夫。後は殆どといっていいほど不安がなくなります。

  念のため、葉の表面を1枚1枚、流水の中で洗い、まだ残っているかもしれない農薬やダイオキシンを落とします。因みにダイオキシンは水に溶けにくい性質がある為、野菜がダイオキシンを根から吸い上げる心配はまずありません。生で千切りにして食べる場合は、切った後、水にさらします。表皮の下のクチクラ層に染み込んだ農薬やダイオキシン、硝酸塩が切り口から水に溶けだし、更に安心です。「ロールキャベツ」は葉をサッと茹でてから巻くため、不安物質がお湯に溶けだすのでこれも安心。

  炒めものの場合も、30秒程ゆでこぼしてから使うと良いでしょう。もともと残っている農薬も少ないので、30秒くらいで十分に効果があります。


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  ❈チンゲン菜・・・「下ごしらえ」が安全に食べる決めて

  チンゲン菜は、日本で最もポピュラーな中国野菜。1年を通して旬の野菜です。歯切れの良さと緑の美しさが人気で、家庭ではクリーム煮や炒め物等の調理法で親しまれているようです。ビタミン、ミネラルの他、特にカルシウムが豊富で、添加物のリン酸塩の害を防ぐのに役立ちます。安全な物を選ぶコツは、茎の部分がツヤツヤして張りがあること。これまでチンゲン菜は農薬の心配がほとんどないので、根元だけ切り取ってサッと洗えば良いと考えられてきました。

  ところが、ここへきて、土壌に含まれるダイオキシンもぐっと心配に。その不安を取り除くために、根元を深めに切って、葉を1枚1枚はがして洗います。

  これが下ごしらえのポイントです。流水のなかで、茎の内側の泥をていねいに落としながら洗いましょう。泥を落とせば、残る心配は、葉に付着したり、表皮の下のクチクラ層に染み込んだものだけ。そこで、手間を惜しまず、葉を適当に切ってゆでこぼします。洗うだけでは落とせなかった農薬やダイオキシンも、こうすればお湯の中に溶け出してしまう為、更に安全が増すのです。チンゲン菜は癖がない為、茹でたあと、水にさらす必要はなし。ザルにとったら、すぐお皿などに広げて手早く冷ましてから調理の取りかかります。

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  ❈白菜・・・“外側の葉”は農薬の残留が内側の葉の3倍!

  白菜は冬野菜の代表格。鍋ものにしても、塩漬けにしても淡泊な美味しさが楽しめます。選ぶ時は、1個売りは巻きが固くて重い物を。カット売りの場合は、白い部分より黄色い部分が多い物を。これらは、良い土と良い気候のもとで育ち、病気や害虫にも強く、従って農薬の必要があまりない白菜です。化学肥料によって増える硝酸塩の不安も少くないのです。安心なものが多く出回る旬は、11~2月。ところで、白菜の葉の内側と外側、どちらが新しいか知っていますか?大概の人は、先に内側が生えてそれから順に外側の葉が出てくると考えがち。でも、それは間違いです。白菜は、外側の葉が1番初めに生えるのです。この外側の葉を捨てるのはもったいないと、みそ汁の具に使ったりしていませんか。これは絶対駄目。1番古い外側の葉には、農薬やダイオキシンの不安が大いにあります。

  外側の葉は捨ててしまうこと。これが安心の鉄則です。外側の葉の1,2枚目と3,4枚目を比べると、農薬散布から3週間後の残留量は3倍近く違います。

  つまり、外側1,2枚目の葉は、3倍も多く農薬が残っているということ。また、この時5枚目より内側では、殆ど農薬の残留は見られませんでした。尚、白菜はビタミンCが豊富で、芯の部分はカリウムが多く含まれており、最近では癌を抑える効果があることが分かってきました。


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❈春菊・・・白菜と並んで鍋物に欠かせないのが、緑黄色野菜の春菊。但し、春菊を生のまま鍋に入れるのはいけません。葉ものの野菜である春菊は、ほうれん草や小松菜と同じように、残留農薬やダイオキシンの不安が強い野菜の1つ。下ごしらえをきちんとしないで、生のまま使うやり方はバツなの

まず、しっかり洗うこと。サッと濡らうだけの洗い方はいけません。ボウルに水を流しながら5分ぐらいつけておき、それから5,6回の振り洗いを。もう1つ肝心なのが、 「ゆでこぼし」。サッと茹でて水にさらした後、ギュッと水気を絞ってから鍋物に使います。次に、安心な春菊の選び方。根元から葉が元気に出ていて、葉の長さは 15~20cmくらい。枝根がしっかりついている物を選びます。これがポイント。良い土で育った証拠です。枝根が多くなるのは、化学肥料をあまり使っていないせい。

  その分、化学肥料によって増える硝酸塩の不安が少なくなります。旬は11~5月。ちょうど鍋の季節と一致します。春菊はβ-カロチンやビタミンC、B1、B2などを多く含み、癌をはじめ生活習慣病予防に大変効果のある野菜。安全な物を選び、安全な下ごしらえをして、しっかり食べましょう。

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  ❈レタス・・・赤褐色の切り口は、化学肥料が多く使われたサイン

  レタスは、芯の切り口が白くて、直径が2.5cmぐらいのものを選びます。切り口が赤褐色になっている物や、葉の緑が濃過ぎる物は避けましょう。

  化学肥料が多過ぎたサインです。また、ひ弱な為に病気に弱く、農薬に頼らざるを得なかったことを示しています。高原レタスの旬は7~8月です。

下ごしらえのポイントは、外側の葉をむいて捨てること。農薬やダイオキシンは、ほとんどが1番外側の葉に残っているからです。次に、水に流しながら、葉を1枚ずつサッと洗います。万が一、農薬が残っていたとしても、これで落とせます。尚、レタスと同じチシャ仲間のサラダ葉は、β-カロチンやビタミンC、B2、カルシウム、カリウムが、いずれもレタスの数倍から数十倍も多く、栄養素の宝庫です。料理の飾りと考えるのはもったいない。サラダ葉の場合は、ボウルに水を流しながら、五分ほどつけておき、さらに五回ほど振り洗いします。また、サニーレタスは病害虫に強い為、農薬の不安も少ないのでお勧め。葉の先の分が赤くきれいな色で、丈が0~25cmの物を選びます。下ごしらえはサラダ葉と同じです。

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  ❈玉ネギ・・・生育の良さを見分けるのが、美味しさと安心のポイント

  「玉ねぎの皮にツヤがあって、透き通っているって、どういうこと?と疑問に思う人は、店先に並んでいる玉ねぎを見比べて研究してみてください。

  表皮にあたる茶褐色の薄皮が艶々していて、透き通っているように見えるもの。そして、上の芽の部分が細くギュッと締まっていること。これが育ちの良い玉ねぎの見分け方です。生育の条件が整っていたわけですから、農薬も少ししか使っていないはずです。下ごしらえは、まず、芽と根の部分、つまり、たまねぎの上下を浅く切り落とし、芽のほうから茶褐色の皮をむきます。大体これで、農薬やダイオキシンの不安を解消できます。でも、さらに万全を期したいなら、茶褐色の皮の下にある少し緑がかった1枚も剥いてしまいます。これでOK。さらに安心な食べ方である「さらし玉ねぎ」を作れば、完璧です。「さらし玉ねぎ」は、薄くスライスしたら塩少々を振り、布巾に包んで流水の下で軽くもみ洗います。次に、布巾を絞るようにして軽く水気をとります。これでOK。不安物質が残っていたとしても、殆ど

  絞り出されてしまいます。所で、玉ねぎのあのツーンとくる臭いの正体は、揮発性の硫化アリル。硫化アリルはビタミンB1の吸収を良くする働きがあり、また、血栓をできにくくしたり、できてしまった血栓を溶かす働きもあります。

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  ❈じゃが芋・・・春先の芽は食中毒の原因になることも!

  男爵、メイクイーン・・・。じゃが芋の種類はいろいろあるが、安心な物を見分けるポイントはただ1つ。「中玉クラスででこぼこが少ないこと」。良い土壌で育った証拠です。

  あまりにでこぼこしている物や大き過ぎる物は良くありません。また、光に当たったせいで皮の1部が緑色になっている物や、芽が出ている物は避けること。

  新芽や緑化した部分には、ソラニンと言う有害物質があります。特に、春先の、ソラニンが食中毒の原因ともなるので注意が必要です。新じゃがが出回るのは5月です。

  じゃが芋は、土の中で育つ為、農薬の不安はあまりないのですが、ダイオキシンが心配。水を流しながら、スポンジやタワシで丁寧にこすって洗い、土をきれいに落しましょう。新芽が出ていたら、包丁の先でくり抜きます。緑色になった部分もストンと切り落としてから使うこと。また、皮をむけば、表皮下のクチクラ層に染み込んだ農薬など不安物質も取り除くことができます。カットしたじゃが芋は、切り口が褐色になるのを防ぐため1度水にさらしますが、これで万が一残っているかもしれない不安物質が水に溶けだし、さらに安心度が増します。じゃが芋はビタミンCが豊富、これで亜硝酸塩の害を防ぎ癌の予防にもなるということですから、大いに普段の食事に取り入れたいものです。

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❈さつま芋・・・鮮やかな赤い色は、発色剤を使用している証拠

  江戸時代から、「飢饉の時にはさつま芋」と重宝がられたように、さつま芋は病気や害虫に強い野菜。そのため、農薬はあまり使いません。

農薬よりもむしろ心配なのは、発色剤で不自然に赤くしたもの。発色剤に含まれるリン酸塩が、骨を脆くしてしまうのです。異様に鮮やかな赤い色のものは、発色剤に浸けた不安があるのでバツ。ふっくらとしていて、毛穴が浅く少ないもの、これが良いさつま芋です。細目の物は、育ちが悪い為農薬も多く使っていると考えられます。

  さつま芋の旬は9~11月です。下ごしらえとしては、水を流しながら、スポンジで5回ほどこすり洗いをします。この方法で、農薬やダイオキシンの心配も解消。

  発色剤を使っていたとしても、これで落とせます。厚めに皮をむけば、もっと安心。輪切りにすると皮のすぐ内側に筋のような輪があるのが見えますが、心配なら、この部分まで皮をむいてしまえば良いのです。

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  ❈里芋・・・手軽な「洗い里芋」は、漂白剤を使用していることも!

  最近はスーパーなどで「洗い里芋」をよく見かけます。皮をむいて包装されており、簡単なので、ついこちらを買う人も多いようです。でも、要注意。

  洗い里芋は手軽ですが、見た目を良くする為に、次亞塩素酸や亜硫酸なおの漂白剤を使っている可能性が大きいのです。あまりお勧めはできません。それに、 やっぱり泥つきの方が美味しい。さて、安全な里芋を見分けるポイントですが、丸っこい形をしていること。良い土壌で育った証拠です。痩せた土壌で育った物は、細長い形をしています。その分、農薬の使用量も多いと思って間違いありません。泥つきの里芋は、水を流しながらゴシゴシとタワシでこすって洗います。

  里芋は病気や害虫に強い為、農薬はあまり使わないのですが、土壌のダイオキシンも心配なので丁寧に洗いましょう。このあとは普通に皮をむくだけで安全面はOKです。

  また、もしも洗い里芋しか手に入らない様な場合は、洗い里芋に塩をまぶして手でよくもみ、塩を洗い流してから、たっぷりの水の入った鍋に入れて、強火で茹でます。

  煮立ったら茹で汁を捨て、ぬるま湯で洗います。この処理をすれば、使われた漂白剤も殆ど取れてしまうはずです。

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  ❈人参・・・ひげ根が少ない物は、栄養状態が良いことを示している

  「筑前煮」に「ビーフシチュー」「酢豚」と、和洋中の食材として大活躍の人参。鮮やかな赤い色が料理を華やかに彩ります。最近では人参のケーキやジュースなども流行っているようです。β-カロチンが抜群に多く含まれ、ステロール、テルペンなどの癌を予防する物質も含まれている、栄養価の高い野菜です。

  選ぶ時は、色が均一で、ひげ根が少ない物を。ひげ根が少ないのは、栄養状態が良いことを示しています。従って、使用された農薬の量も少ないことが分かります。

  旬は10~12月です。安心のための下ごしらえのポイントは水を流しながらワイヤーのスポンジやタワシなどでこすります。人参の皮は薄いので、これだけでむけます。

  こすって取りされる野菜は、とにかくこするに越したことはないのです。人参に限らず、野菜の皮に栄養が多いと思って、そのまま使う人もいますが、やはり皮は取った方が安心。皮の部分を取り去る事で、表皮の下のクチクラ層に染み込んだ土壌消毒剤などを落とすことができるからです。ダイオキシンは、土壌から人参の中に染み込むということはありません。坭さえしっかり落としておけば大丈夫です。


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  ❈ごぼう・・・癌細胞の発生を防ぐ「リグニン」が含まれている!

  「便秘にはぜひ!」と言われるくらい、食物繊維が多いのがごぼうの特徴です。特に繊維成分の1つ「リグニン」が癌細胞の発生を防ぐのに有効。

  ごぼうはもともと土の中で育つ為、農薬が直接かかる心配はありません。それでも土壌の中のダイオキシンの問題、いまでも少しだけ残っている塩素系農薬などの不安もあるので、用心に越したことはありません。とにかく、水を流しながらタワシでゴシゴシ洗って、泥をすっかり落としてしまいます。次に、包丁の脊で皮をこそげ落します。昔からどの家庭でもやっている方法ですが、表皮下に染み込んだ不安物質を取り除くには、この方法が1番効果的。そして「ささがきごぼう」は、安全対策としてもお勧めの調理法です。ささがきにしたら、酢水(水カップ3:酢大さじ1弱)に15分ほど晒す。これだけで大丈夫です。酢は農薬などの不安物質を引き出す力が強く、ささがきにすることで酢水に接する面積が増えるため、不安物質を減らす効果は大なのです。尚、鶏肉に多く含まれるメチオニンというアミノ酸は、リグニンのパワーをさらにアップします。「筑前煮」などは、ぜひお勧めしたいメニューです。さて、ごぼうの選び方ですが、「太さが均一で、小ひげが少ないもの」。

  これが栄養分や水分をたっぷり含む良い土壌で育った、良いごぼうの姿です。極端に太い物や、ひび割れたり曲がったりしている物は避けること。


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  ❈大根・・・農薬を浴びている葉の部分は、特に細心の注意を払って調理する

  今は1年中出回っているが、もともとは寒い季節の野菜。「ブリ大根」や「ふろふき大根」等、冬の家庭の味を満喫させてくれる、なくてならない和の食材です。

  さて、良い土壌で育った大根は、白くて艶があります。また、ひげ根のあとが少なく、ひげ根の穴そのものも小さいのが特徴。旬は10~3月。

  使い始めに、水を流しながらスポンジを使ってこすり洗いを。泥をしっかり落します。万が一、ダイオキシンに土壌が汚染されていても、これで不安は解消。

  さらに皮をむけば、もう問題はありません。問題は、大根葉を使う場合です。葉は地上に出ているから、農薬を浴びて、それが葉に残っている心配があるのです。

  味噌汁や炒め物に使うときは、直接放りこんでは駄目。まず流水の中で良く洗い、2cmほどに切って、熱湯で約2分ゆでます。冷たい水に晒し、水気を絞ってから、料理にかかります。この「ゆでる」という手順を必ず実行しましょう。大根は消化酵素のジアスターゼを含み、食物繊維も多いので消化を助けます。

  また、癌を予防する働きがある食物繊維成分のリグニンや、イソチオシアネート、インドール等も含まれています。

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  ❈かぶ・・・小ひげが多く、根が曲がっている物はたっぷりの化学肥料で育っている?

  かぶは育ちが早く、しかも地下で育つ為、農薬の心配はあまりありません。唯、硝酸塩はやや多め。硝酸塩から変化した亞硝酸塩は、特に魚介類に多く含まれるジアミン類と一緒になると、発癌物質になる恐れがあります。下ごしらえには注意が必要です。安全なかぶの選び方は、ひげ根に注目。1本ピンと伸びている物は優秀。

  張りがあってツヤツヤし、葉はみずみずしい緑色をしている。これは、通気性、透水性の良い土地で育っている証拠。農薬もあまり使っておらず、味も良い。

  逆に、小ひげが多くて根がまっすぐ伸びていない物や、かぶに割れ目があるものはバツです。栄養不足の土地で育ったため、農薬の量も多くなり、たっぷりの 化学肥料で硝酸塩も増えています。旬は10、11月と4、5月の2回です。使う時は、水を流しながら30秒程手でこすり洗い。これで土壌のダイオキシンの不安も減らせます。

  次に、皮をむく。表皮の下のクチクラ層に不安物質が残っていたとしても、これで取り除くことができます。味噌汁や煮物に使うときは、面倒くさがらずに、食べやすく切った物を水からサッとゆでて下ごしらえを。農薬や硝酸塩の心配はさらに解消できます。また、甘酢漬けも安心な調理法。皮をむいたかぶを薄切りにしたり、縦横に細かく包丁目を入れる「菊花かぶ」にして、塩を振ります。しんなりしたらサッと水洗いし、水気を絞ります。不安物質はこの段階でかなり減ります。

  甘酢を作ったら、まずはその半量で下ずけ。10分くらいで漬けて取り出します。これで万全。農薬、硝酸塩の心配はほとんどなくなります。

  残りの甘酢に輪切りの唐辛子を入れ、半日ぐらいたったらできあがり。かぶの葉を料理に使う場合は、大根葉と同じく、ゆでてから使うこと。ちなみに、かぶには硫黄化合物のメチルメルカプタンなど、癌予防の物質が含まれています。かぶの葉には、β-カロチン、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛、銅、さらに食物繊維と、毒消し効果の強い栄養素がたっぷり。

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  ❈きゅうり・・・頭でっかち、先細り、曲がったものは避ける

  きゅうりは太さが均一で、とげの鋭い物がおすすめ。避けたいのは「頭でっかち、先細り、曲がったもの」。栄養不足の証拠で、無理やり育てるために、農薬をかける量も多くなりがちなのです。旬は、露地物が6~8月。ハウス物でも安心度の高い「無加温ハウス」物は5月です。さて、ここで「板ずり」に「塩もみ」という昔ながらの方法が、きゅうりを安全に食べる大切な技であるというお話。その心は。きゅうりはサラダや酢のものにして、大体生で食べることが多いのですが、 まずは水を流しながら、良くこすり洗いをします。良くこすって洗うだけで、野菜の表皮についた農薬が8割も落ちたという報告もあるぐらいだから、ここでしっかり洗って下さい。ダイオキシンが付いていたとしても、これで落とせます。さて、次に、きゅうりをまな板に乗せ塩をたっぷり振り、両手で軽く転がします。これが板ずり。

  塩できゅうりに傷がつき、表皮の下のクチクラ層に染み込んでいた農薬(殺虫剤)が外に出てきます。流水の中できゅうりを洗い、塩を落とします。

  このときに農薬も一緒に流れてしまうというわけです。板ずりにしたきゅうりは、小口切りにし、手でもむようにして塩を全体にまぶします。しばらくおいて、しんなりしたら、軽く水気を絞ります。これが塩もみ。残っていた農薬もさらに取れ安心です。酢の物にするなら、塩もみしたきゅうりを割酢(酢1:水1の割合)に5分ほど漬けます。

  この割合は、農薬などの不安物質を引き出す力が1番強いものです。取り出して絞ったら、三杯酢などで和えます。また、ぬか漬けのぬかは不安物質を引き出す作用があり、安心度が高いもの。但し、ぬかに農薬などが移るわけですから、ぬかは一年くらいで取り替えること。

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  ❈かぼちゃ・・・旬の時期以外は輸入物が多く、ポストハーベスト農薬の害が心配!

  かぼちゃは、国内産の他に、輸入物も多く出回っています。かぼちゃの旬は6~9月ですが、このほかの季節、店頭には輸入ものしかないこともしばしば。

  そして、輸入物で気になるのが、ポストハーベスト農薬の問題です。畑で使う農薬は、蒸発したり分解されたりして減っていくが、ポストハーベストの場合は、農薬をかけて保存するだけなので、高い濃度のまま残ります。しかも、輸入時のチェック体制が整っていないことが不安なところです。とはいえ、安全な下ごしらえの方法を知っていれば、まずは安心。先に選び方から。一個売りの場合は、皮の縦じまの模様がはっきりしている物を選びます。カット売りの場合は、タネがぎっしり詰まっていて、果肉より引込んでいないものが良いかぼちゃ。どちらも、良い土壌で生育した証拠です。農薬もあまり使われていないはずです。

  下ごしらえは、まず水を流しながら、タワシかスポンジを使って、皮をごしごしこすって洗います。30秒程洗えば、表皮に残る農薬やダイオキシンが落とせます。

  次に、「かすりむき」を。かすりむきとは、包丁で皮をところどころむき取ること。切り分けやすくなったり、味がしみ込みやすいなどの意味があるのですが、同時に、表皮下に溜まった不安物質をお湯に溶けださせる効果もあるのです。いっそのこと、皮を全部向いてしまえば、と思うかも知れませんが、それではどろどろに荷崩れしてしまいます。もともと国内産のかぼちゃは病気や害虫に強く、農薬の心配はさほどないので、かすりむきで十分です。また、かぼちゃを煮る時は、途中でお湯を変えるのが安全のコツ。切ったかぼちゃにひたひたの水を加え、火にかけて茹でます。かぼちゃの表面が透き通ってきたら、ここで一旦お湯を捨てます。

  お湯の中に、農薬などの不安物質が溶け出しているのです。もう一度ひたひたの半分ぐらいお湯を入れ、砂糖や醤油などで味をつけ、弱火で軟らかくなるまで煮ます。

  この方法さえ実行すれば、輸入かぼちゃのポストハーベスト農薬も、まずは心配いりません。

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  ❈ピーマン・・・ピーマンといえば、牛肉と炒める「青椒肉絲チンジャオロースー」や「なすとピーマンの味噌炒め」など、炒める料理がすぐ思い浮かびます。

  さて、このピーマン。安全のための下ごしらえはいかなるものでしょうか。「洗うこと?」もちろんです。水を流しながら、手でしっかりこすって洗います。これで、表皮に残った農薬やダイオキシンを落とします。「炒めるのだから、それでいいじゃない?」とお考えの向きも多いと思いますが、次の手順として、「千切りにして、ゆでる」

  方法をお勧めします。何故なら、表皮の下のクチクラ層に農薬が染み込んでいる可能性が捨てきれないからです。ピーマンを千切りにしたら、沸騰したお湯で 30秒ほどサッとゆで、冷水にとって冷やします。これで、表皮下の不安物質がお湯に溶けだすため、安全度は確実になります。30秒ゆでたくらいでは、まだシャキッとしています。「炒める時も、ゆでてから」が安心のクッキング。では、安全なピーマンの選び方。肩が張っていて、緑の濃過ぎるものはダメ。窒素肥料が多過ぎて、軟弱。

  良いものは、皮にツヤと張りがあって、ヘタが生き生きしている物。旬は7~9月です。ピーマンは、特にビタミンCが多く、ピーマン約3個で1日のビタミンCの必要量50mgが摂れます。ビタミンCの酸化を防ぎ、吸収をよくするビタミンPも多く、また、癌の抑制成分であるカプサイシン、テルペン、アルカロイドも含まれています。


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  ❈トマト・・・角張ったものは、生育条件が悪かった証拠

  サラダを作るとき、トマトの皮をむくか否かで論争となった夫婦の話が料理雑誌に載っていた。トマトの皮1つ取っても、それぞれの家の流儀があるということでしょう。

  しかし、安全面から言うと、答えは一目瞭然。皮をむくことをお勧めします。サラダに使う場合もです。ともあれ、まずは選び方から。安心な物を見分けるポイントは、丸くてバランスの取れた形をしていること。形の良いトマトは、良い土壌に育っているので、余分な農薬の必要がないのです。三角形や五角形に近い角張ったものは避けます。極端に先が尖っているものもバツ。このような形のものは、生育条件が悪く、切ってみると中が空洞になっている「ピーマントマト」が多いのです。

  農薬の使用も多いと思って下さい。最も安心な物が出回るのは旬の6~9月。さて、安全のための下ごしらえですが、まずは水を流しながら30秒程手でこすって洗い、表皮に残っていた農薬やダイオキシンを落とします。次に、「湯むき」。ヘタの反対側に、包丁で浅く十字に切れ目を入れ、穴じゃくしに乗せるか、フォークに刺して、沸騰したお湯の中に15秒程つけると切れ目から皮がはじけてきます。すぐに冷水に取って冷まし、皮をむきます。お湯でむくから湯むきというわけです。

  これで水洗いでも落ちなかった表皮の下のクチクラ層に染み込んだ農薬なども一掃できます。

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  ❈茄子・・・「手間を惜しまず、下ごしらえ」が健康のキーポイント

  「秋ナスは嫁に食わすな」という諺があります。その意味の解釈は、「秋ナスは美味しいので、嫁に食べさせるのはもったいない」という嫁いじめの説と、 「秋ナスは体を冷やすので、大事な嫁には食べさせない方がいい」という思いやり説があるそうです。どちらの説が本家本元か定かではないが、秋ナスの性質には、

  「美味しい」「体を冷やす」という2つのキーワードがあることが分かります。さて、安全な茄子を見分けるキーワードは、「皮に張りがあって、紫色が濃い」 「ヘタに痛いほどのトゲがある」。これは、良い土壌で育った茄子の特徴です。旬は6~9月です.。下ごしらえは、水を流しながら、30秒程手でこすり洗い。表皮の農薬やダイオキシンは、これで落とせます。そして、大切なのはアク抜き。料理にもよるが、なるべく薄く切って素早く水に漬け、水が黒ずんでくるまでアク抜きをします。

  薄切りにするほど、クチクラ層の露出部分が大きくなります。水に触れる部分がそれだけ増え、農薬が溶け出しやすいという効果があります。尚、茄子に含まれるアルカロイドやフェノールに癌を予防する働きがあることが分かり、最近、茄子が大変注目を浴びています。加熱しても効力が変わらない点も注目されています。

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  ❈ねぎ・・・有害物質は、外側の皮に眠っています

  小料理屋さんで、カウンターの中をのぞくと、時々ネギの外側の皮をむかないで、そのまま小口切りにしているのを見かけます。もちろん、良く洗ってはあるのでしょうが農薬やダイオキシンの不安を考えると、少し困りもの。家庭でも、あまり太くないネギだと、外側の皮をむくのがもったいなくて、ついそのまま、ということもあるのではないでしょうか。でも、ここが肝心なところ。安全な食事ということを考えれば、躊躇してはいられません。ねぎの外側の皮は、むいて捨ててしまいましょう。

  皮をむくことで、表皮だけでなく、農薬やダイオキシンが残留し易い、表皮の下のクチクラ層も取り除くことができるのです。もともと、ネギは食べる部分に土をかぶせて育てるため、農薬が直接かかることはありません。だから、皮をむけばまず安心です。ネギの選び方は、「白と緑の境目がくっきりしていること」。

  「先端まで緑色がみずみずしいこと」です。育った条件が良い証拠で、農薬もあまり使ってないはずです。なお、小口切り、千切りにしたネギは、1度水にさらすとさらに安心。不安物質が残っていても、これで取り除くことができます。


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❈もやし・・・漂白剤で”白さを強調した物”も出回っています。

  「茎が短く、艶があり、根に透明感があるもの」これが、良いもやし。栽培条件が良かった証拠で、薬品類もあまり使われていないはず。

  もやしはもともと屋内栽培なので、ダイオキシンの心配はありません。尚、最近は少なくなってきたが、色を白くする為に、次亜塩素酸や亜硫酸塩などの漂白剤を使ったもやしも出回っています。これらの漂白剤は、体には決して良くないもの。「無漂白」と袋に表示してあるもやしを選ぶのが安心です。

  下ごしらえのポイントは、「ひげ根をとる」ことと「水にさらす」こと。栽培時に薬品などが使われたとしても、根から吸収されることが多く、まだ根の部分に溜まっている可能性が多いのす。ひげ根は丁寧に取りましょう。次に、たっぷりの水につけてシャキッとさせます。これで、不安物質、漂白剤などがさらに水に溶けだして安心度が増します。また、あえ物などにする時は、たっぷりの熱湯に塩と酢を入れて、30秒程茹でます。酢は不安物質を引き出す力が強い為、もやしに残っているかもしれない薬品や漂白剤も、これで落とせます。長く茹でると、ぺシャッと水ぽくなってしまうので、手早く引き上げるのが美味しく食べるコツ。


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  ❈ブロッコリー・・・病気や害虫に強く、ビタミンCが豊富!

  ブロッコリーは「花葉」。つまり、花の野菜。いつも食べるのは、つぼみの部分にあたります。特にビタミンCが豊富に含まれ、その量はレモンの2倍もあります。

  小分けしたブロッコリーは3房ほどで、1日に必要な量をカバーすることができる優れものです。さて良いブロッコリーの見分け方は、「蕾が固く締まっていて、こんもり盛り上がっていること」。良い条件で育った証拠です。旬は12~2月です。ブロッコリーは、病気や害虫に強く、花の部分は外側の葉に包まれて育つので、農薬やダイオキシンの心配はあまりありません。安心して食べる為のポイントは、小房に分けて茹でこぼすこと。これだけで十分です。表皮の下のクチクラ層に、万が一、農薬やダイオキシンが溜まっていたとしても、切り口からお湯に溶けだすので安心です。尚、ブロッコリーには、癌の予防に効果があるグルセチンという成分が含まれる。

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  ❈枝豆・・・左程、神経質にならずに、手軽に安心して使える

  昼間の熱気が少し治まった夏の夜、ゆで上がった枝豆をつまみに、ビールをガーッと飲む、幸せな瞬間ですよね。ところで、その枝豆、安全でしょうか?

  1つのさやの、同じ大きさの粒が3つきっちり入っているものを選びましょう。1粒ぐらいしか入っていない鞘さやが多いものは、無理に育てている証拠。

  農薬もたくさん使っている可能性があります。旬は6~9月です。枝豆は、普通にゆでればそれでOK、まずは安心です。但し、技を1つ。鞘を枝からとってザルにあげ、水を流しながらサッと洗う。次に塩を振ったら手でもんで、全体にまぶしつける。水洗いで表皮の農薬などは落とせるが、表皮下の農薬やダイオキシンを取り去るには、この作業が大切。塩もみをすることで表皮に傷が付き、沸騰したお湯で5~6分ゆでる前に溶けだしてしまうというわけです。農薬やダイオキシンは、鞘の中の豆までは浸透しないので、これ以上、神経質になる必要はありません。ゆで上がった枝豆は、塩を振ってどうぞ。因みに、枝豆には、アルコールの分解を助けるビタミンCとB1、メチオニンという成分も含まれているので、ビールのつまみには最高です。

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  ❈サヤエンドウ・・・ちょっとした工夫が、中に染み込んだ農薬を取り除く

  サヤエンドウは大きくなればエンドウ豆になります。品種は違いますがグリーンピースも同じ仲間です。煮物や炒め物の彩りとしてだけでなく、新鮮なサヤエンドウを炒めてかつお節を絡め、仕上げに醤油で味付けした1品等酒の肴にぴったり。さわやかな初夏の味です。サヤエンドウは、鞘の中に大きい粒が7~8個ほど詰まっている

  物を選びます。旬は5~6月。安心して食べるには、まず水を流しながら、ボウルの中で振り洗い。表皮についた農薬などの不安物質を取り去ります。次に筋とり。

  筋を取り除く事で表皮の下のクチクラ層が露出し、中に染み込んだ農薬やダイオキシンがお湯の中に溶けだします。たっぷりの熱湯で1分ほどゆで、手早く笊ざるに上げて、冷水でサッと通して水気を切ります。尚、色鮮やかにゆでる為に、塩を1つまみ入れるのが習わしのようですが、別に入れなくても、仕上げの色に差はありません。  

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  ❈生しいたけ・・・”栄養満点でカロリー0”のうれしい食材

生しいたけは屋内や林の中で栽培されます。農薬が使われることも少なく、ダイオキシンに汚染されている心配もあまりありません。良いしいたけは、「かさの内側のひだがはっきりしていて、肉厚のもの」です。良い条件のもとで育っている証拠。旬は9~12月です。しいたけの洗い方は、ボウルの中でためすすぎ。これで十分。

  2,3回水を換えておけばOKです。さて、しいたけには、ビタミンB1、B2、カリウム、食物繊維の他、紫外線に当たるとビタミンD2に変わるエルゴステリンを多く含んでいます。

  (尤も、天日干しをしなければ、ビタミンD2にはなりません)。しかし、それよりも何よりも、しいたけには健康を維持する為に大切な2つの成分が含まれています。

  1つはエリタデニンです。これは血中のコレステロール値を下げる効果があります。もう1つはβ-グルカンという成分。免疫力を高め、癌細胞が増えるのを抑える作用があるのです。また、食物繊維はエリタデニンと一緒になると、ますますパワーアップ。食物繊維は便秘に良いだけでなく、有害物質を体の外に出す大切な役割を果たしているのです。こんなに体にいい成分が沢山含まれているのに、しいたけのカロリーは0。体重が気になる人には嬉しい野菜ですね。
http://www.long-life.net/new_page_816.htm
http://www.long-life.net/new_page_817.htm
http://www.long-life.net/new_page_818.htm
http://www.long-life.net/new_page_819.htm
http://www.long-life.net/new_page_820.htm
http://www.long-life.net/new_page_821.htm


16. 2013年3月13日 18:04:16 : Pj82T22SRI
ステマw


17. 2013年3月13日 18:39:59 : W18zBTaIM6
✤主食類の安全な食べ方

  ❈食パン・・・発癌性の不安がある「臭素酸カリウム」含有の可能性も!

  「ご飯はもたれるから、朝はパン食」という人も多いでしょう。トーストにサンドイッチと、しょっちゅう食べる食パンは、なるべく安心できるものを選びたいものです。

  安心なパンを買うポイントは、原材料名の所に、「ビタミンC」あるいは「V・C」を表示してある物を選ぶこと。ビタミンCという表示がない場合、イーストフードの成分に「臭素酸カリウム」が入っている可能性があるので要注意です。臭素酸カリウムは、以前はよく使われていたが、発癌性の不安がある為、最近はあまり使われていません。

  代わりにビタミンCを使うことが殆どなのです。念のため表示をしっかり確認しましょう。添加物として乳化剤を使った食パンを見かけますが、だいたい4種類ある乳化剤はどれを使っても不安のないものなので心配はいりません。さて、臭素酸カリウムが入っていたとしても、トーストして食べれば安心。臭素酸カリウムは、加熱すると無害な臭素酸カリウムに変わるからです。また、バターの代わりに「青のり入りバター」を使えば更に安心。青のりは、乳化剤などの添加物を無毒化する効果があります。

  青のり入りバターというのは、市販のバターに青のりを混ぜたもの。自分で簡単に作れます。やってみれば香りがよくておいしいこと受け合いです。

  尚、「全粒粉」を使った茶色のパンは、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は不安な物質を吸着し、素早く体外に出す働きがあるので、農薬や添加物などの害を防ぐのに役立ちます。ところで、「輸入小麦で作ったパンは、残留農薬の心配があるのでは?」と質問される事があります。心配はいりません。

  市販のパンは、殆どが「1等粉」を使っているが、1等粉は、小麦の外皮の部分を取り除いて、中身だけを原料にした小麦粉。ポストハーベスト農薬が残っているのは小麦の外皮の部分だけ。1等粉に使う中身にまでは浸み込んでいませんので大丈夫です。

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  ❈菓子パン・・・クリームパンのクリームに問題あり?

  スーパーやコンビニで買うことが多い菓子パン、おいしいですね。でも、クリームパンやチョコレートパンなどには、クリームやチョコなどが腐敗するのを防ぐため、保存料の「ソルビン酸K」をはじめ、添加物が色々と使われているのです。その他、ソーセージ入りのパンやピザ風パン、カレーパンなどの調理パンも、保存料や添加物が結構入っています。しかし、クリームパンでも、殆ど添加物が使われていないものもあります。やはり、表示をよく確認してから買う習慣をつけることが大切です。

  因みに町のパン屋さんのパンなどは、一見添加物を使っていないようですが、包装していなければ表示の義務はありませんので、全く問題ないとは断言できません。

  では、安心して買うことができる菓子パンはあるのかというと、実はあんパン。小豆には腐敗を防ぐ働きがあるため、保存料を使う必要がないというのが、その理由です。

  「菓子パンは不安だから、もう2度と食べない…」なんて心配し過ぎることはありません。たまには食べても大丈夫です。大事なのはバランス。1つの食品を食べ続けないように。

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  ❈米・・・消費者を騙す偽装表示に要注意!

  以前、秋田米や宮城米で水増しした混合米を「静岡産こしひかり100%」と偽って表示し、県から改善命令が出されたというニュースがありました。残念ながら、今やブランド米100%の表示を信用する消費者は少ないのではないでしょうか?そこで、安全で美味しい米の選び方「3原則」を紹介します。

  1つ、栽培責任者がはっきり分かる米を選ぶ。2つ、「DNA鑑定で品種管理をしている」と書かれている物を選ぶ。この表示は、例えば「あきたこまち」の1部に見られるようになりました。3つ、「新米」表示があるものを選ぶ。尚、農薬やダイオキシンで米の籾もみや外皮(ぬかの部分)が汚染されている心配がありますが、 これらは精米の段階で取り除かれるので、あまり不安はありません。心配なのは除草剤。土から吸収され、米粒に残っている場合があるのです。唯、除草剤は水に溶ける性質があります。だから、次の方法で不安を一掃、安心して食べることができるようになります。まず、米をといだ後、しばらく水につけておきます。

  夏場なら30分、冬場は1時間~1時間半。これで、水の中に除草剤などが溶け出します。次に、つけておいた水を捨て、米とほぼ同量の新しい水を加えて炊きます。

  何故、同量でいいかというと、つけている間に米が水を吸うからです。米が水を吸う割合はほぼ2割。炊飯時の水の量は米の2割増しというのが原則ですから、吸水した分の2割を引いて、同量の水でちょうど良いということになるのです。さて、秋に収穫されてから翌年の梅雨期までの米は、殆ど「新米」とパック表示されています。

  しかし、これらをすべて信頼していいかどうかは問題です。2000年に調査したところ、新米表示のあるものうち、本当に新米だったのは52.63%に過ぎなかったのです。

  では、どうすれば本物の新米を選ぶことができるのでしょうか?まず、袋の全部が1部が透明で、中の米が見える物を選びます。次に、その米を見て、部分的に白くなっている米(腹白米)の多い物は避けます。良い新米には艶があり、腹白米が大変少ないのです。また、「とがずに炊けて、環境にも優しい」をキャッチフレーズに急にブームとなってきた無洗米。これについて少し触れると、無洗米にするには、粘性の強い粘着糠に糠を吸着させる方法と、ブラシをセットしたような機械で水を使って除去する方法とがあります。安全性の面から言えば、製造過程が企業秘密になっていることもあり今1つ信頼感に欠けます。また、大部安くはなったものの、やはり通常の米と比べると高価ですから、もう少し様子を見るのが賢明でしょう。

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❈おにぎり・寿司・・・保存料・着色料・甘味料など不安な添加物の宝庫!

  スーパーやコンビニで人気の「おにぎり」と「寿司」。結構添加物が使われているのですが、そのことに気を止める人は少ないようです。おにぎりには、保存料の「ソルビン酸K」や着色料の「タール系色素」、甘味料の「スてピア」「甘草」「グリシン」など、不安な添加物が多く使われています。最も添加物が少なく、安全だと言われる「鮭おにぎり」でも、不安な「タール系色素」が使われていたりします。添加物表示をチェックして、不安なものが入っていないおにぎりを選んでください。

  また、寿司ですが、これまた不安な添加物が多いのです。スーパーやコンビニの寿司は、あまり頻繁に食べないのが無難のようです。

 
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  ❈持ち帰り弁当・包装米飯・・・添加物の見本市!健康な食べ方が必要です。

  持ち帰り弁当とは、いわゆる「コンビニ弁当」。忙しい現代生活では、何かと便利。ずいぶん利用する人が多くなりました。しかし、弁当の裏の表示を見れば分かる通り、まるで添加物の見本市。添加物の少ない持ち帰り弁当は、まず見当たりません。また、カツ、唐揚げ、ハンバーグなどのおかずは脂肪分が多く、しかも質の良くない油を使った物が結構あります。のり弁、しゃけ弁、カレーなども、味が濃く、塩分が多いので注意したいところ。それに、全体的に野菜不足です。

  尚、持ち帰り弁当の容器には、「ポリカーボネート製」の物がよく見られます。環境ホルモンの「ビスフェノールA」が溶け出す不安があるので、そのまま電子レンジで温めないこと。温めるなら、陶磁器のお皿か、ポリプロピレン製の容器で。包装米飯は、パック詰めで売られている白いご飯のことですが、これも原材料に健康への害が心配される添加物のグリシンが使われていたりしますので安心はできません。 そこで、頻繁に弁当を買うという人に、不安解消のアドバイスを。

  まずは、弁当だけでなく、みそ汁やサラダを一緒に食べる。職場でお昼なら、インスタントみそ汁でも十分です。食後にリンゴとくれば、安心度はグンとアップします。

  カルシウムやビタミンC、食物繊維などが添加物の害を防いでくれるのです。

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  ❈スパゲッテイ・・・10分ぐらいゆでるから、添加物も自然に溶けだす

  最近では、しこしこして腰の強い「デュラムセモリナ100%」のスパゲッテイが増えました。 デュラムセモリナとは、デュラム小麦を粗挽きした小麦粉のこと。

  セモリナとは「粗挽き」の意味です。 デュラム小麦はスパゲッテイに適した小麦で、もともとはイタリア産。最近はアメリカ産やカナダ産の物も増えてきました。

  1時はチェルノブイリ原発事故の影響で、イタリア産の物は放射線の不安が取りざたされたが、今はその心配は全くありません。添加物の心配もなし。

  スパゲッテイは10分近くゆでるから、もし不安な物質が入っていたとしても、お湯の中に溶けだしてしまうので安心です。但し、ゆでて売られている袋入りスパゲッテイの場合は、リン酸塩を使っている物は選ばないこと。これも、そのままフライパンで炒めたりせず、1度サッとゆでこぼせば安心です。それから、よくチーズをスパゲッテイにかけるが、安全面から言っても良い方法です。チーズはカルシウム、ビタミンA、Bなどの成分が多く、添加物の無毒化に効果大なのです。


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  ❈シリアル・・・オーツ麦主体の物が安全!

  コーンフレークなどのシリアル食品。忙しい朝のメニューとしてすっかり定着しました。これからは、子供向けだけでなく、1人暮らしのお年寄りの食事としても注目されることでしょう。幸い、不安な添加物はありません。ところが、ここにきて遺伝子組換え食品の不安が出てきました。食品表示にたまに登場する「コーングリップ」。

  これはトウモロコシの粉の1種であるがゆえに、材料となるトウモロコシが遺伝子組換えの食品かも知れないという不安があるのです。

  安心なシリアル食品は、オーツ麦主体のもの。このタイプのシリアル食品を選ぶのが安心です。さて、シリアル食品の欠点は、カルシウムや蛋白質が不足しがちなこと。

  だから、牛乳をたっぷりかけて食べると、おいしいだけでなく、栄養のバランスの為に良いのです。オムレツや果物をつけ合わせれば言うことなし。

  朝がシリアル食品なら、夕食は手をかけて、様々な食材をバランス良く摂る気配りすることが、安心と健康のポイントです。


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✽カップめん・・・ジャンクフードの代表!安全に食べる注意点とは?

  日本のジャンクフード(くず食品)の代表と言われるカップめん。時間のないときの食事の代わり、子供のおやつ、受験生の夜食と、様々な場面で使われています。

  ところで、このカップめん、なんだかんだと危険が一杯。安全に食べる為には、注意と工夫が必要です。まず、不安点について、食品添加物で気になるのは、結着剤・品質改良剤の「リン酸塩」。たくさん摂ると骨を弱くし、鉄分の吸収の邪魔をして貧血を招く不安が指摘されています。最近では減っているが要注意です。

  「植物タンパク」「増粘多糖類」も気になります。原材料名に表示はなくても、植物タンパクそのものにリン酸塩が添加されている事が多いのです。増粘多糖類には、発癌性の不安がある増粘剤の「カラギーナン」が使われている可能性があります。買う時は、リン酸塩、植物性タンパク、増粘多糖類の表示がない物を選びましょう。

  次に、容器の不安。カップめんの容器として使われる発泡スチロールから、環境ホルモンの「スチレンダイマー」や「スチレントリマー」が溶け出すことが問題となっている。

  これらの環境ホルモンは、生殖機能に大きな影響を与え、遺伝子障害を起こす危険性があると言われます。今のところ、人の体内での残留性は低いとも言われ、どれほどの影響があるのかまだ分かりません。しかし、危険性があるからには、少量でも避けるのが賢明です。丼など安心な容器に移し替えるか、それが面倒なら紙容器を使ったカップめんを選ぶ方が安心です。また、発泡スチロールの物を選ぶなら、油揚げ麺よりはノンフライ麺のほうがまだまし、環境ホルモンは油に溶けだしやすい性質があるからです。少しでも安全に食べるには、「熱湯を注いだら、1度そのお湯を捨てること」。その為に、麺と調味料とかやくが別々になっているカップめんを選びます。紙容器の場合は調味料とかやくを取り出し、熱湯を注いで1分たったら、一旦お湯を捨てます。これでかんすいなどの添加物がお湯に溶けだして、不安をかなり減らせます。調味料とかやくを入れ、再びお湯を注ぎます。2分たったら出来上がり。発泡スチロールの容器の場合は、調味料、かやく、麺を全部容器から取り出し、麺を丼などに移し替えます。熱湯を注いだら、お皿で蓋をします。後の作業は紙容器の場合と同じ。容器を移し替えるのは、熱湯によって環境ホルモンが溶け出すのを防ぐためです。


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 ❈茹でめん・乾めん・・・国内産の表示でも、実は輸入された小麦粉を使用している場合も!

  うどんやそばを作るとき、茹でうどん、茹でそばを袋から出して、汁の中にそのまま入れようとしてませんか?駄目です。茹でうどんや茹でそばは、使う前に1度茹でるか、せめて湯通ししたものを使います。そば粉や小麦粉は輸入物が多いのです。そば粉など、「更科」「信州」と国内産の表示になっていても、実は輸入物だったりします。

  「原産国とは、内容について実質的な変更を加えた国」という規定があり、外国産でも、粉をこねてそばにした場所が信州なら、国内産のそばと表示していいのです。

  輸入ものの小麦粉やそば粉は国内産のものに比べて弾力や伸びがない為、「メタリン酸」や「リン酸塩」を使って、しこしこした歯触りをつけることが多いのです。

  つまり、茹でうどんも、茹でそばも、国内産100%の表示の物を選べば安心と言えるのです。また、茹でめんにリン酸塩などの添加物が入っていても、具にワカメを使えば大丈夫です。ワカメの食物繊維には、添加物を体の外に出す働きがあるからです。その上、カルシウムを多く含んでいるので、たとえリン酸塩が入っていても、カルシウムのバランスを取り戻す効果があるのです。さて、何かと添加物の不安が多い中で、これは安心と言うのが、昔ながらの乾めんです。

  棒状乾燥したうどんやそばは、添加物はまず使われていません。それに加えて、調理する時の茹で時間が長い為、余計な物が入っていてもお湯に溶け出してしまいます。


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  ❈サンドイッチ・・・原材料は”不安な添加物”のオンパレード

  コンビニやスーパーなどで売っているサンドイッチ。具だくさんで種類もいろいろあり、昼食やおやつに食べる人も増えているようです。でもちょっと裏を見て、原材料名をチェックしてみれば、不安な添加物のオンパレードです。手作りした方が、断然体にいい! 具の方に添加物が色々と使われているのです。

  「カゼインNa」が入っていれば、牛乳アレルギーの人のアレルゲンとなるので要注意。「グリシン」もいろいろな加工食品に使われているが、不安のある添加物。

  調味料として、保存量として、油の酸化を防ぐので酸化防止剤として、食塩や酢を馴染みやすくする為に・・・等々、グリシンを使う目的は様々です。

  不安なのは、モルモットを使った実験で「筋緊張の消失」や「一過性の完全麻痺、虚脱」が見られたという事実。人の体への影響についてはまだ分かりませんが、やはり、不安が指摘されるものは避けたいところで
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2022/11/17 (Thu) 08:04:46

  ❈サンドイッチ・・・原材料は”不安な添加物”のオンパレード

  コンビニやスーパーなどで売っているサンドイッチ。具だくさんで種類もいろいろあり、昼食やおやつに食べる人も増えているようです。でもちょっと裏を見て、原材料名をチェックしてみれば、不安な添加物のオンパレードです。手作りした方が、断然体にいい! 具の方に添加物が色々と使われているのです。

  「カゼインNa」が入っていれば、牛乳アレルギーの人のアレルゲンとなるので要注意。「グリシン」もいろいろな加工食品に使われているが、不安のある添加物。

  調味料として、保存量として、油の酸化を防ぐので酸化防止剤として、食塩や酢を馴染みやすくする為に・・・等々、グリシンを使う目的は様々です。

  不安なのは、モルモットを使った実験で「筋緊張の消失」や「一過性の完全麻痺、虚脱」が見られたという事実。人の体への影響についてはまだ分かりませんが、やはり、不安が指摘されるものは避けたいところです。サンドイッチ用のパンが売られているから、安心なパンに、添加物の心配がない自家製の具を挟んだ手作りの物が1番。尚、サンドイッチを作る場合、野菜などの水分をパンが吸い込まないように、カラシバターを塗るのがコツです。

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  ❈ベビーフード・・・たくさん摂り過ぎると、カルシウム不足を招くことも!

  その数、3000種類以上。スーパーの棚にずらりと並ぶベビーフードは、茶碗蒸しに、五目がゆ、グラタンにスープ、野菜、果物と、まるでフルコースができてしまいそうな充実ぶりです。添加物の心配はと言うと、殆どありません。たまに、「ピロリン酸第2鉄」が使われていることもあります。極く小量なので神経質になることはないが、多く摂るとカルシウム不足を招くので要注意。糖分は「果糖」よりも「ブドウ糖」の方がベター。果糖はカルシウムの吸収を抑え、しかも体の中で脂肪になりやすいという傾向があるのです。尚、甘味も塩味も、薄めの物を選ぶこと。1度濃い味に慣れてしまうと、それが習慣になってしまいます。業界の自主基準では、ベビーフードの塩分は0.5%以下。今では、殆どの製品が0.25%前後に抑えた減塩タイプです。塩分が多くなりがちな白身魚や肉入りシチューなども、「無塩」の物が出ているので安心です。 

  ベビーフードの瓶詰めやレトルトパックは、1度開けたら、もったいないと思わず、食べ残しを捨てること。これが安心な食べ方。ともあれ、いくら充実したベビーフードといえども、手作りの離乳食に勝るものはありません。
http://www.long-life.net/new_page_808.htm
http://www.long-life.net/new_page_809.htm
http://www.long-life.net/new_page_810.htm


18. 2013年3月13日 18:50:15 : W18zBTaIM6
 ✤調味料の安全な食べ方


  ✲塩・・・多く摂り過ぎると、人体を危険にさらす

  最近、様々な自然塩が出回っています。どの塩も、食品添加物などの不安はありません。「食塩」は、イオン交換膜製法で作られています。これは、海水に溶けているプラスイオンのナトリウムとマイナスイオンの塩素を電気的に海水から集めて、ナトリウム塩素とするものです。塩化ナトリウム分が高く(99%)、昔の塩のようにマグネシウム、カリウムといったミネラル分(にがり分)は殆ど含まれていません。「天日塩」は、オーストラリアやメキシコの塩田で海水を自然乾燥させた天日塩を輸入。

  水に溶かし、不純物を取り除いて再生したものです。地域名をつけて○○塩とうたった塩も売られています。しかし、実際にその地域で、塩田法にのっとって作られた自然塩は、殆どないと考えてよいでしょう。また、最近、海洋深層水塩が話題になっています。海洋学で海洋深層水といえば、深さ3000~5000m程度の海水のことですが、現在、一般的には深さ300m程度の水を指しているようです。さて、世間で言われているように、この海洋深層水塩は、自然塩の中で最も効率的にミネラル(Mg、Ca)を補給できるのでしょうか?私達の1日の食塩の摂取量(塩分とは違う)を、多くても2gとします。その2gを深層水塩で摂ると、カルシウムの摂取量は成分計算から31mgとなります。これは、30~49才の日本人栄養所要量である600mgの1/200です。含有量が多いと言われるマグネシウムでも、1日栄養所要量の約1/13にしかならないのです。

  このように考えてみると、塩からミネラル分を補おうとするには無理があることが分かります。どのタイプの塩を選んでも左程変わりはありません。

  後は、味などの好みの問題でしょう。高いお金を出してまで選ぶ意味は小さいと思います。栄養については、ミネラルの心配するより、塩の摂り過ぎに注意することの方が大切ではないかと思います。尚、2002年固結防止剤として、フェロシアン化合物が許可されました。健康への悪影響はないようです。

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  ✲砂糖・・・摂り過ぎは、カルシウム不足や成人病を引き起こす

砂糖にはいろいろな種類があります。「精製糖」→サトウキビから煮出した糖液を濃縮し、遠心分離機で蜜を分離して精製したもの。

  「三温糖」→完全に精製された砂糖液から白砂糖を繰り返し作り、残った液を結晶させたもの。褐色の色は、精製の途中で熱を加えることでできた物。ミネラルが多いわけではなく,、健康に良い根拠はありません。

  「キビ砂糖」→サトウキビの液を脱色・精製しないまま煮詰めた物。原液の養分とミネラルをたくさん含んでいると言われているが、ごく僅かです。

  「テンサイ糖」→砂糖大根(ビート又はテンサイともいう)の汁を煮詰めて精製したもの

  「黒砂糖」→サトウキビを搾った汁に石灰を加え、濾して煮詰めて固まらせたもの。カルシウム、鉄分の量は砂糖の中では一番。いずれも、添加物の心配はありません。

  ところで、糖分は一日当たり、大人で50g、子供で30g以下が望ましいと言われています。健康を考えた1日の量を考えると、砂糖からミネラルを摂るのは無理があります。

  ということは、どの砂糖を選んでも、さほど違いはないということ。砂糖の良い点を挙げると、体の中に入ると、すぐにエネルギーになるので、疲れをとるのに即効性があります。素早く吸収されて、脳の働きを活発にするエネルギー源としても大切な役割を果たしています。その他、防腐性、浸透性、ゼリー化など、いろいろと効果を発揮します。

問題点は、砂糖を摂り過ぎると、

①虫歯の原因となり 
②ビタミンB1不足になりやすく 
③カルシウムが不足 
④血液中に中性脂肪が増え、肥満、動脈硬化になりやすいこと。


砂糖は体にとって必要な成分だけど、摂り過ぎると、いろいろと問題がありそう。安心な食べ方は、糖分控えめということにつきます。

  尚、飲料水などに記載されている「無糖」「糖分〇」「ノンシュガー」「シュガーレス」「シュガーフリー」は、全て同じ意味。糖分は殆ど含まれていません。

  ところが、「砂糖不使用」とくれば、砂糖は使っていないけれど、パラチノースやオリゴ糖などを使っているということです。うっかり糖分が入ってないと勘違いしないように。

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  ✲味噌・・・出し入り味噌は、塩分がかなり高い物も!

  味噌は日本人の食生活に欠かせない伝統的な食品です。以前は漂白剤の「亜硫酸塩」などを使ったものもあったが、今は添加物の不安はありません。

  選ぶ時に大切なのは、パッケージの表示の見抜き方です。「国産大豆使用」とあっても、実際は輸入大豆も合わせて使っている場合が殆どです。

  残留農薬などは製造過程で殆ど取り除かれるが、遺伝子組換え大豆かもしれない不安が残ります。そこで、「国産大豆100%」のものを選べば大丈夫です。

  「純正」という表示をよく見かけるが、これは、保存料や漂白剤を使っていないという意味です。しかし、今の味噌は添加物を使わないのが殆どで、もともと、どの味噌も純正と言えるのです。 「無添加」の表示は、添加物はもちろん、発酵を止める酒精(アルコール)も使っていないもの。「生味噌」は、酒精を添加せず、加熱もせず、酵母を生きた状態でパックしたもの。価格の割には味にそれほど差はりません。「天然醸造」は自然の気温で1年くらいかけて発酵させたものです。

  しかし、実際は3ヵ月位の速醸の味噌が殆どで、本物の天然醸造がどれだけあるかは疑問です。アミノ酸などの調味料を加えた「出し入り味噌」は、かなり塩分が高いものを見かけます。栄養成分を見て、食塩が100g当たり12%未満のものを選ぶとよいでしょう。味噌汁が、日本人の塩分摂り過ぎの原因のように言われたこともあるが、今は、辛口味噌でも12~13%ぐらいで、かなり塩分を抑えています。気になる人は、成分表示を確かめて、10%前後の物を選びましょう。

  「薄塩」「減塩」と表示されていても、基準とする数字があいまいなので、当てにはなりません。味噌汁は薄味を心がけることが第1です。具には、塩分の害を減らす働きがあるカリウムやヨードを含む、わかめ、とろろ昆布、さつま芋、ジャガ芋などを積極的に使いましょう。1日に1度も味噌汁を飲まない人の60%が偏った食事をしているそうで、味噌汁を飲む回数が増えるに従って、料理の品数と使う材料の種類が増え、食事評価も高くなる傾向があるそうです。


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❈即席味噌・・・即席の発泡スチロールカップは、環境ホルモンが溶け出る不安が!

  お湯を入れてかき混ぜるだけの即席味噌汁。簡単に味噌汁の豊かな味わいが楽しめるとあって、結構売れているようです。食品添加物は「調味料(アミノ酸等)」と「酒精(アルコール)」ぐらいで、不安点はありません。心配といえば、塩分が濃いめな事。そこで、栄養成分の表示が付いていて、塩分が10%以下と分かる物を選ぶのがポイントです。カップ入り味噌汁の場合は、紙カップを選ぶことです。発砲スチロールの場合、熱湯を注いだ時に、環境ホルモンが溶け出す不安があるので要注意。

  また、塩分の害を減らすカリウムを多く含む具の味噌汁を選べば安心、例えば、わかめ、ホウレン草、納豆、油揚げなどを使ったものを。尤も、これらの具が入っていても使っている量が少ないので 、さらにわかめを加えることをお勧めします。また、カリウムの多い具がもともと入っていない即席みそ汁には、必ずわかめや油揚げ、ゆば、干しシイタケなどを加えるようにしましょう。

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  ❈粉末ダシ・・・風味成分を上回るたくさんの添加物が使われている。

  「カツオ風味」「煮干し風味」などの風味調味料、いわゆる粉末ダシは、粉末や顆粒を溶かして使うタイプのものです。カツオや煮干しの絵があると、原料の大半が鰹節や煮干しと思いがちです。ところが違うのです。カツオ風味を例に取っていうと、成分はたいてい、次のようなもの。アミノ酸系の調味料(主にグルタミン酸Na) が3割、砂糖が2割、鰹節エキスが1割、鰹節粉末1割、つまり、風味成分よりも、アミノ酸系などの調味料が主体のものが多いのです。JASでも、風味調味料は、鰹節等の風味成分が1割以上あれば良いことになっています。さて、カツオ風味の風味調味料の原材料名を見れば分かるように、添加物は結構多いのです。

  ティーバッグ形式の天然だしは、全くの無添加です。どちらが良いかは一目量然。ティーバッグ形式のだし(煮干しの粉末など)は、鍋に放り込んでちょっと煮たてるだけで、本物のだしがとれます。意外に知られていないが、スーパーなどで簡単に手に入ります。自分でいちいち鰹節や昆布でだしを取る事が面倒な人にお勧めです。

  その代り、値段は少々割高です。尚、アミノ酸系調味料は塩味を感じにくくする為、どうしても味付けが塩分過剰になりがち。これもちょっと問題です。


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  ❈醤油・・・「本醸造」「天然醸造」「丸大豆醤油」・・・、違いが分かります?

  以前は添加物が多く使われていた醤油ですが、現在はカビを防ぐ酒精(アルコール)が添加されているくらいです。だから、あまり不安はありません。

  それより、ラベルの表示の意味を知っておくことが大切です。「本醸造」→醤油の8割はこれ。大豆に小麦、塩を加えて作ります。「天然醸造」→本醸造の中でも、高温にならないように管理して醸造したもの。中身は本醸造とそれほど変わりはありません。「丸大豆醤油」→丸ごとの大豆を使うので、深い旨味が出ると言われていますが、それほど味に差は感じられません。普通の醤油は、丸大豆から食用油を搾りとった後の脱脂大豆を使います。この場合、原材料名は「脱脂加工大豆」となっています。

  大豆で心配なのは、輸入大豆(脱脂加工大豆も含む)の遺伝子組み換えの不安です。この不安を除くには、「国産大豆100%」か「有機栽培(米有機農産物基準)丸大豆」の表示があるものを選びます。「減塩醤油」→醤油は普通、塩分が16~18%位。これを半分の9%ほどに控えたのが減塩醤油です。買うときは、栄養表示の数字が 9%程度になっているか確かめること。塩分11~14%のものは「うす塩」「あさ塩」「あま塩」と呼ばれています。尚、「うす口醤油」は、減塩と違います。

  色を薄くした醤油で、塩分はむしろ19~20%と多めなので注意を。さて、今の醤油は、以前に比べて旨味成分が増え、味にコクが出てきました。しかし、コクがあり過ぎて塩味が分からなくなり、醤油を入れ過ぎる不安も。安心な食べ方は、醤油を使い過ぎないこと、これにつきます。 

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  ❈味淋・・・「本ミリン」以外のものには、塩分が含まれている。

  煮ものや照り焼きなどに使い、甘味と照りをつけるみりん。和食には欠かせない調味料です。最近では、昔んがら尾「本みりん」以外にも、「ミリンタイプ発酵調味料」 「ミリン風調味料」等が出回ってます。どれも添加物は入っているが、心配にはおよびません。それよりも、本ミリン以外の物に入っている塩分に注目することの方が、健康にとって重要です。では、それぞれの違いは、「本ミリン」は、もち米と米麹を焼酎の中で糖化、熟成させ、醸造用と類などを添加したもの。アルコール分も12%ほど入っています。「ミリンタイプ発酵調味料」は、うるち米を米麹で糖化、アルコール発酵させて、食塩、糖類及びアルコールを調合したもの。本ミリンとの違いは、もち米の代わりにうるち米を使っていることと、食塩が入っていること。アルコール度数は本ミリン並に高いが、塩を添加しているので、酒屋以外でも買えます。

  「ミリン風調味料」は、水飴、ブドウ糖や旨味調味料(グルタミン酸など)、酸味料、アルコール(1%以下)を混ぜて作った甘味調味料です。

  本ミリン以外の物を使うときは、味付けの塩を少し控えめにすること。また、ミリン風味調味料は、開栓すると腐敗しやすいので保存に注意。

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❈酢…価格の差ほど、うま味成分や品質に差はなし!

  酢には、優れた殺菌・防腐の効果があります。また、汚染物質を引き出したり、発癌性を抑える効果もあると言われます。ビタミンCを壊す酵素を抑える働きもあります。

  このように、酢は食品の安全を守る性質があるのですが、種類はいろいろ。「米酢」は、米だけで作られていると思うかも知れませんが、原材料は米と醸造用アルコール。

  米だけというのは、「純米酢」というラベル表示のあるものだけです。「穀物酢」は、米、小麦、コーン、醸造用アルコールで作くられています。原材料のコーンには遺伝子組み換えの心配もあります。「黒酢」の色は、アミノ酸が褐変したもの。長い醸造期間中に、次第にこの褐変が起こる為、品質の良い高級品という  イメージがあります。しかし、価格の差ほど、旨み成分や品質に差はありません。かって、酢の品質をテストしてみたことがあります。たくさんの製品を分析して、アミノ酸(天然の旨み成分)の数を知らべたのです。旨味成分の多い「上」のランクに入った物が半数以上。ところが価格のほうはどうかというと、100~1800円と 開きが大きい。「中」のランクの酢は3割。価格は100円未満~500円台のものばかりで、100円台が大半。「下」はやはり100円未満~500円台。

  300円台のものが多かったのは意外でした。こうなると、高い物が質が良いとは限りません。どれを選ぶかはお好み次第。尚、酢は添加物の不安はありません。


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  ❈ドレッシング・・・「ノンオイル」=”カロリー0”ではありません。

  洋風、和風、中華風とドレッシングの種類も増えました。また、ノンオイルの「ドレッシングタイプ調味料」も出回っています。では、一般の「分離液状ドレッシング」の添加物は、やや不安のある「甘味料(甘草、ステピア)」が使われたり、食用植物油脂には、遺伝子組み換えの心配がある大豆油、菜種湯、コーン油が原材料として使われていたりします。「ドレッシングタイプ調味料」の場合は「増粘多糖類」の中に発癌性の不安がある「カラギーナン」が使われていることがあります。

  唯、ノンオイルなので、食物性油脂は使っていません。ということで、どちらも全く安心というわけではりませんが、遺伝子組換え食品の不安から見れば、 「ドレッシングタイプ調味料」のほうが安心ということに。さて、一口にノンオイルと言っても、食品によって意味が少し違ってきます。缶詰めなどで「ノンオイル」「無脂肪」と表示するには、100g当たりの脂肪が0.5g以下でなければなりません。ところが、ドレッシングの場合は当面、100g中3g以下で良いとされています。

  油脂の使用は極力抑えてはいるが脂質が0というわけではないのです。ダイエットや健康管理の為にカロリー計算をしている人は、カロリー表示をよく確認してください。

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  ❈マヨネーズ・・・摂り過ぎは太るもと!

  世の中には、マヨネーズの熱烈なファンがいて、チャーハンを作るときにサラダ油の代わりにマヨネーズを使ったり、納豆にマヨネーズを入れたりと、意外な組み合わせを楽しんでいるようです。今やマヨネーズは食生活に欠かせない調味料。ですが、果たしてマヨネーズは安心な食品なのでしょうか?マヨネーズは、植物油と酢を卵黄と一緒に混ぜて乳化状にしたもの。添加物はアミノ酸系調味料ぐらいで、それほど大きな不安はありません。不安といえば、使っている食用植物油脂が遺伝子組換え油脂(大豆、菜種、コーン、綿実)かもしれない点。ベに花油を使っている物は、その心配はありません。近頃では、ノンオイル類や、「卵をいれて混ぜるだけ」というキャッチフレーズの半固体状ドレッシングのマヨネーズタイプも出回っています。しかし、このタイプは、増粘多糖類などの添加物が使われている不安もあります。

  さて、安心な食べ方ですが、マヨネーズの脂肪分が気になる人には、キウイやブロッコリーを刻んで混ぜることをお勧めします。キウイやブロッコリーは体内で油の分解を早めてくれます。また、マヨネーズタイプの添加物が心配な人は、青海苔を混ぜ込めば良いでしょう。青海苔には乳化剤などの添加物を無毒化する効果があるのです。

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  ❈ソース・・・ケチャップは添加物0だが、他のソースは?

  食生活が豊かになるにつれて、ソースの種類もいろいろ出てきました。お馴染の中農ソース、濃厚ソース、ウスターソースなどに加えて、お好み焼きソース、焼きそばソース、ステーキソース、ハンバーグステーキ、タルタルソース、ホワイトソース等など、挙げればきりがないくらいです。添加物に関しては、ソースでよく使われているのはアミノ酸系調味料、カラメル色素、増粘剤、甘草、香料など。しかし、これらの添加物が入っていない安心なソースが、スーパーやコンビニでも売られています。

  当たり前のことですが、ソースを選ぶなら、なるべく添加物のないものを選ぶこと。子供の大好きなケチャップは、殆ど添加物がなく、安心して使えます。

  さて、ウスターソースや焼きそばソース、お好み焼きソースは塩分が多め。気になる人は、スリごまや青のりを一緒に使いましょう。

  たっぷりかけるのは、単に美味しいという理由からではなく、それらの中に含まれるカリウムにより、塩分の害を防ぐからです。タルタルソースなど脂肪分が多いソースでは、マヨネーズ同様、中にキウイやブロッコリーを刻んで混ぜれば、油の分解を早めて、脂肪の害を防いでくれます。

 


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 ❈焼肉のタレ・・・直火の高温で加熱すると、発癌物質に変化する恐れも!

  焼肉のタレを選ぶ時のポイントはただ1つ。原材料名に「調味料(アミノ酸等)」の表示がない物を選びましょう。アミノ酸系の調味料はグルタミン酸Naが主体ですが、直火の高温で加熱されると、発癌物質を作る不安があります。特に、グルタミン酸Naと植物油が一緒になると、あまり高温でなくても発癌物質ができると言われています。

  安心して食べるには、手作りのたれを作り、アミノ酸系調味料(成分にグルタミン酸Na)を入れないこと。唯、フライパンで炒めてしまう場合は、よほど高温(煙が出るほど)にしない限り大丈夫です。つまり本格的にバーベキューグリルや網で焼くときは、くれぐれもご注意を。

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  ❈食用植物油・・・リノール酸の物には問題が山積!

  食用植物油で不安なのは、原材料が遺伝子組み換え食品かもしれないということ。大豆、菜種、コーン、綿実の油だと、遺伝子組み換えの不安があります。

  オリーブ油、ベに花油、米ぬか油、ゴマ油なら不安はありません。不安のもう1点。これまで安全な植物油の代名詞としてもてはやされてきた「リノール酸」に、疑問が出てきた事。

  ①リノール酸は、悪玉コレステロールの値を下げるだけでなく、善玉コレステロールも下げてしまう。 ②血栓や脳卒中などを起こしやすい

  ③酸化しやすく、発癌性があり、老化の原因物質とも言われる活性酸素を発生させかねない。このように、いろいろ不安点が指摘されるようになりました。

  因みに、リノール酸は、ベに花油や大豆油、綿実油、コーン油等にたくさん含まれています。代わって脚光を浴びているのが「オレイン酸」です。

  オリーブ油にとても多い成分です。料理にオリーブ油を使う地中海沿岸地方の人には動脈硬化が少ない。イタリア料理等は、どれもこれも脂肪たっぷりなのに・・・。

  その秘密がオレイン酸にあるらしいことが分かってきました。しかも、何度使っても酸化しないのです。「α-リノレイン酸」も注目されています。脳の働きに関係するDHA、脳梗塞や心筋梗塞などを予防するEPAを作る働きがあるというのです。ところが、オレイン酸も、研究が進むにつれ、やはり健康への害が指摘されてきました。

  何事もバランスが大事ということです。そこで登場してきたのが「機能性植物油」。ヘルシーなイメージが強い植物油、リノール酸、オレイン酸、α-リノレイン酸に、厚生省の指針に基ずく割合で脂肪酸を配合した植物油です。また、「体に脂肪がつきにくい」植物油が、厚生労働省の特定保健用食品の指定を受け、肥満や 生活習慣病の予防に役立つとして売り出されました。この他、「臭いが付きにくい油」「台所の汚れが1/6になる油」等、使い易さを売り物にした植物油も出回っています。

  しかし、これらの原材料の殆どが、大豆、菜種、コーンなので、国内産100%とうたっているもの以外は遺伝子組み換えの不安が残ります。

  食用植物油を生で使うなら、熱に弱いリノール酸含有率の高い油でも構わないが、揚げたり、炒めたりして使うなら、オレイン酸含有率が高い「オリーブ油」「新ベに花油(オレイン酸を高くした油)」「米ぬか油」「菜種油」などが良いでしょう。また、「ゴマ油」もセサミノールという成分が熱による酸化を防ぐので、揚げ油に適しています。


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  ❈バター・・・”動物性脂肪”を摂り過ぎると、動脈硬化や血栓の原因に

  バターには添加物の不安がありません。バターは動物性脂肪で、ファットスプレッドは植物性脂肪だからファットスプレッドの方が健康に良いと思っている人が多いようです。

  でも、動物性脂肪も大切。ストレスから身を守るホルモンや、性ホルモンの材料になったりと、体にとって大切な働きをしています。しかし、動物性脂肪を摂り過ぎると、コレステロールが溜まって動脈硬化や血栓が起こりやすくなるというのも事実。だから、ちょうど良いのは、植物性脂肪と動物性脂肪を2対1の割合で摂ること。

  ところで、バターの塩分は1.8%くらい。結構あります。料理にバターを使う場合は、一緒に入れる塩を控えめにすること。

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  ❈ファットスプレッド・・・マーガリンよりも脂肪分が少ない

  脂肪分をぐっと抑えた「ファットスプレッド」が、マーガリンに代わって登場。マーガリンは脂肪分が80%以上なのに、ファットスプレッドは35~75%と低め。不安な添加物はまずありません。「リノール酸の多い、ベに花油使用」と銘打ったものもあり、1時大部もてはやされました。しかし、最近ではリノール酸の過剰摂取は良くないという説もあります。パンには何時もファットスプレッド、というのは避けるべきです。同じものの摂り過ぎは、いずれにしてもあまりよくありません。時々はバターを使いましょう。

  尚、ファットスプレッドは脂肪分が少なく、水分が多い。保存料も使っていないので、マーガリンよりもカビやすいです。きちんと冷蔵庫で保管しましょう。

  

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  ❈蜂蜜・・・「1歳未満の乳児には与えないでください」は何故?

  現在、殆どの蜂蜜は外国産。これまでの輸入蜂蜜は、癖が強い為、1時は盛んに脱色、脱臭が行われていました。そして、蜂蜜に含まれる、折角のビタミンやミネラルを奪ってしまう結果に。しかし、最近では良質の蜂蜜が出回るようになり、品質はずっと良くなっています。尚、蜂蜜のパッケージに「1才未満の乳児には与えないでください」

  という表示があります。「消化に悪いの?それとも、添加物が…」と心配されているがそうではありません。蜂蜜が呼吸困難などを起こす「乳児ポツリヌス症」の感染源の1つとされ、厚生省の指導で、こういう表示をつけることになっているのです。ですから、1才以上の子供は問題なし。蜂蜜を選ぶなら、「全国蜂蜜公正取引協議会」の公正マークのある物を。良い蜂蜜を選ぶ1つの目安になります。「紅茶に蜂蜜を入れたら、色が黒味がかってしまった。前の蜂蜜はこんなことはなかったのに。

  この蜂蜜は品質が悪いの?と質問されることがあります。実は、これは、蜂蜜に含まれる鉄分の量の違いによって起こる現象ですから、品質には問題はありません。

  蜂蜜は、花の種類によって鉄分の含有量が違います。アカシアやシナノキの蜂蜜には鉄分が多く、レンゲや菜種のものには少ないのです。

  鉄分の多い蜂蜜を紅茶に入れると、鉄が紅茶のタンニンと反応して、タンニン鉄の黒味がかった色になるのです。尚、普通、蜂蜜の鉄分は100g当たり0.8mgくらい。

  しかし、アカシアやシナノキなどを蜜源とする蜂蜜では5mgくらいの鉄分の物が多くみられます。


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2022/11/17 (Thu) 08:05:17

✤飲み物の安全な摂り方

❈緑茶・・・缶入り緑茶は残留農薬が除去されていない?

  疲れた時は、緑茶を一服。1日のうちでも、ホッとする時間です。毎日飲んでいる緑茶ですが、不安なのは、お茶の葉に残っている農薬とダイオキシン。

  緑茶はとにかく味と香りが命。農薬の残留臭でもしようものなら、商品価値はなくなってしまいます。びっくりするほど安いお茶は、この類ではないでしょうか?

  普通の値段のお茶なら、あまり心配はないはずです。しかし、最も安心なのは、試飲させながらの計り売り。飲んでみて美味しいなら、それが1番。

  農薬が残るほどたくさん使って栽培したお茶で、味の良い物はないのですから。次にダイオキシン。以前テレビのニュース番組で大騒ぎになったが、その後、埼玉県の発表で、「煎茶のダイオキシンの量は最大1.2ピコグラム。お湯を注いでお茶にすれば、その1~2%程度しかお茶に移らないので安心」と改めて報道された。

  緑茶の安心な飲み方は、まずは茶葉を洗うようなつもりで、最初に注いだお湯はそのまま捨てます。飲むのは2煎目から。これで残留農薬もダイオキシンもぐんと減ります。

  尚、缶入り緑茶は、残留農薬が除去されないまま製造されている不安があるので、たまに買って喉を潤す程度にしておくのが無難です。

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  ❈缶コーヒー・・・あなたが飲んでいるのはコーヒー?それとも“砂糖水”ですか?

  缶コーヒーには、原材料にいろいろな新甘味料(エリスリトール、マルチトール、オリゴ糖など)や甘味料(ステピア)が使われているので気をつけたいところ。

  また、表示をよく見てみると、「砂糖、牛乳、コーヒー…」と並んでいるものもあれば、「コーヒー、砂糖、牛乳・・・」と並んでいるものもあります。この違いに注目。

  原材料名は、成分が1番多く含まれる順に並んでいます。つまり、「砂糖水」ではなく、「コーヒー」を飲みたいなら、原材料名のトップにコーヒーと書いてあるものを選ぶことです。尚、安心の上からも、味の点からも、添加物が全く使われていない缶コーヒーを選びましょう。さて、缶コーヒーではなく、お湯で入れるコーヒーですが、

  豆を焙煎すると残留農薬は分解されなくなってしまうので不安はありません。気をつけたいのはカフェイン。中枢神経を興奮させる作用があるからです。

  1日に何杯も飲むコーヒー党の人は、ちょっとご注意を。胃の粘膜を守る為には、お腹が空いている時は飲まないこと。ミルクを入れるなどの心掛けが必要です。

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  ❈牛乳・・・牛の脂肪にはダイオキシンが溜まりやすい

  牛乳は、骨作りや癌予防に大切な栄養素。カルシウムの補給になくてはならない食品と言われています。いろいろ種類がある中で、ナチュラル派に受けているのが「低温殺菌牛乳」。低温殺菌牛乳とは、62~65℃で30分、ゆっくり時間をかけて殺菌したものです。但し、75℃で15分とか、70~80℃で15秒というのも低温殺菌と呼ばれている。市場の9割以上を占めているのが「高温殺菌牛乳」。予備加熱の後、120~130℃で1~3秒加熱。これで菌をなくしてしまいます。

  「LL(ロングライフ)牛乳」は、さらに高温の135~150℃で滅菌。室温でも2~3ヵ月保存可能です。ところで「殺菌、滅菌」で論争になっているのが栄養分。

  高温滅菌すると、せっかくの蛋白質やカルシウム、ビタミンなどが変性したり壊れてしまうという声があるのです。また、現在では農薬や抗生物質などが牛乳に残っている不安はないが、ここで出てきたのが、ダイオキシンの不安。ダイオキシンは1度体に入ると、なかなか排出されません。唯一、体の外に出やすいのが母乳だと言われています。ゴミ焼却施設に近い牧場の牛乳にダイオキシンが多いと騒がれているのはこのため。但し、牛乳はあちらこちらの牧場の牛乳をブレンドしており、一般に売られている牛乳のダイオキシン汚染については、それほど神経質にならなくても良さそうです。これまでは、自然の成分のまま、蛋白質の変性も起こしていない低温殺菌牛乳が1番良いとされていました。しかし、ダイオキシン問題を考えると、最も安心なのは、脂肪の少ないものです。ダイオキシンは脂肪に溜まり易いからです。

  その点からのお勧めは、加工乳の「無脂肪」や「低脂肪乳」。そして脱脂粉乳など。特に妊娠中の女性や乳幼児は、これらのものを選んだ方が無難でしょう。

  さて、高温殺菌牛乳だろうが、LL牛乳だろうが、飲まないよりは飲んだ方がプラス。唯、飲み過ぎは、コレステロール値を上げます。1日に2カップ程度が良いでしょう。

  ところで、「成分無調整ってどういう意味?」とよく聞かれます。牛乳の乳脂肪分の量は、季節や飼料などで多少差があります。普通は乳脂肪分が一定になるように処理するが、この処理をしていないのが「成分無調整」の牛乳です。むしろ「搾ったままの牛乳」と表示した方が良いのではと、思います。


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  ❈ヨーグルト・・・乳脂肪の少ないものなら安全

  フルーツなどを入れた「ソフトヨーグルト」には、添加物が結構使われています。でも、特に不安な物はないようです。今は添加物も砂糖も入っていない「生乳100%」のプレーンヨーグルが主流になりつつあります。しかし、ダイオキシンなどの不安を考えると、寒天で固めた「ハードヨーグルト」、それも乳脂肪の少ない物が安全ではないでしょうか?ダイオキシンは脂肪分に溜まりやすいので、乳脂肪が少なければ不安も小さい、ということです。また、寒天に含まれる食物繊維が、体内の不安物質を吸着し体の外に排出する効果も期待できます。但し、砂糖を使っているので、糖分の摂り過ぎには注意しましょう。尚、寒天が入っていなくても、食物繊維たっぷりのキウイを加えれば、同じ効果が期待できます。 

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❈果汁飲料水・・原材料に“輸入果物”が入っていないかを要チェック

  今売られている果汁飲料には、果汁100%の「天然果汁」、果汁50%以上の「果実飲料」、果十50%未満の「果汁入り清涼飲料水」の3種類があります。

  糖分をテストしてみると、天然果汁は11%前後、果汁入り清涼飲料水は13%前後ありました。糖分はこちらの方が少し多め。濃縮果汁還元のジュースも天然果汁と表示されています。栄養価や安心度には差がなく、輸送が便利というところが利点。但し、正確には100%果汁ではなく、5~6倍に濃縮した果汁を水で薄めて戻したもの。天然果汁の表示は疑問です。さて、天然果汁なら、まるっきり安心かというと、そうでもないのです。なんと、ジュースから農薬が検出されたという ニュースもあるのです。ミカンもリンゴもブドウもジュースの果汁を搾るとき、たいていは皮ごと搾ります。ということは、輸入果物を搾ったジュースには、ポストハーベスト農薬が残っている可能性が・・・。ミカンジュースを選ぶなら、表示の果実名がミカンだけの物を選びましょう。輸入バレンシアオレンジなどとの混合より安心です。

  リンゴジュースなども、国内産の物を選びましょう。さて、ジュースの飲み過ぎは太るもと。程々に飲むのが安心。買う時には容量の小さい物を選びましょう。

      

 

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  ❈炭酸飲料水・・・子供や妊婦はなるべく摂らないのが賢明

  以前は炭酸飲料水に添加物として、保温量の「リン酸塩」が入っていましたが、今は殆ど使われていません。不安な添加物はあまり使われていないが、カロリー0タイプの物は、遺伝毒性の不安がある保存料の「安息香酸Na」や、やはり不安があると言われる甘味料「アスパルテーム」を使っているものを見かけます。

  「カフェイン」が使われているのも心配。同じ炭酸飲料でも、不安な添加物やカフェインが入っていないものも売られています。選ぶならこちらのタイプを。

  また、炭酸飲料水の中でも、コーラはカフェインを使用することが多いので、小さな子供に飲ませるのはやめましょう。アメリカでは、妊娠している女性はなるべくカフェインを控えるように勧告しています。


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  ❈清涼飲料水・・・ガブ飲みはエネルギー摂り過ぎのもと

  二アウォーターとは、「水のように透明で、甘味のある低カロリーの清涼飲料水」のこと。健康、ダイエット、自然ブームの流れで人気を呼び、たくさんの種類が出回っている。

  水にフルーツの味を加えた「果汁系」、栄養補給をうたった「機能系」がありますが、本当に体に良いのかは少し疑問です。多量に摂ると下痢をするものが多く、果汁系二アウォーターでは、カビの混入騒ぎもありました。カロリー面はどうかというと、100gで30kcalを超えるものもあります。500㎖のペットボトルを1本飲めば、ご飯1杯分のカロリー(190kcal)に近くなる。これではちょっとカロリーオーバーです。また、果汁系では、Kろりー0であっても、今度は不安な添加物の甘味料「アスパルテーム」「ステピア」が使われています。安心はできません。そこで、原材料名とカロリー表示をよく確認。ガブ飲み(ペットボトル1本)はエネルギー過剰になるので止め、1回にせいぜい300㎖程度飲むようにセーブすることです。要するに、本当に体に良い物をというなら、麦茶や牛乳の方がお勧めです。

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  ❈機能性飲料水・・・医薬部外品のドリンク剤には不安な保存料がが! 必要な栄養分は“食事から”を基本に鉄、カルシウム、食物繊維、オリゴ糖、ビタミンC・・・栄養補給をうたい文句にした飲料がたくさん出回っています。ところが、実際の栄養分の含有量は、メーカーにより大きな差があります。例えば、鉄分は、少ないメーカーと多いメーカーの物を比べると、濃度は200倍近い開きがあります。成人の1日の必要量の倍入っているものまであります。カルシウムも160倍ぐらいの開きがあります。こうした栄養素の含有量が少ない物は栄養補給の効果がほとんどなく、多過ぎると、人によってはかえって有害になる可能性もあります。しかも、遺伝毒性の不安がある「コチニール(カルミン)色素」という着色料を添加したものもみられます。

  特に、スーパーやコンビニで売られている医薬品部外品のドリンク剤には、殆どのものに不安な保存料(パラベン、安息香酸Na)が使われています。

  パラベンの別名は、パラオキシ安息香酸エステル。ドリンク剤の栄養成分の含有量をしっかり計算した上で飲むなら、それも1つの考え方でしょう。

  しかし、必要な栄養分は食事から摂るのが正しいのです。ドリンク剤はカフェインやアルコールを含んでいることもあるので、子供には飲ませないことです。

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❈ビール・・・原料がコーンの場合、遺伝子組み換えの可能性も

  湯上りの一杯のビールで1日の疲れがとれる、という方もいるでしょう。そこで、ビールの安全性を分析してみると、ビールの原材料名を見るポイントは、コーンとスターチです。

  コーンは胚芽を除いて砕いたトウモロコシのコーングリッツ。スターチはコーンスターチです。どちらも原料となるコーンは、殆どアメリカからの輸入品です。

  ということは、コーンが遺伝子組み換え作物という不安があります。副原料に遺伝子組み換え作物を使っていても、遺伝子組換え食品と表示の義務はありません。

  その点、原材料が麦芽、ホップのみなら、遺伝子組み換えの不安はありません。ぐっと一杯。ひいきの味はあるでしょうが、できれば後者のタイプを選びましょう。

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  ❈日本酒・・・醸造用アルコールを使用していないものを選ぶのが妥当

  酒には不安な添加物は使われていませんが、ここにきて、1つの不安が持ち上りました。それは醸造用アルコールを作る糖液の原料にコーン、ジャガイモが関係している場合、遺伝子組換え作物を使っている不安があるというのです。つまり、ジャガイモやコーンから作られた醸造用アルコールは、遺伝子組換えアルコールの不安を抱えているということ。そうした不安がないもの、醸造用アルコールを使わない酒、これが純米酒です。酒を飲むなら純米酒の方が安心。

  純米酒にもいろいろの種類があるが、選ぶのはお好みで。尚、「生酒」は、酒ができてから瓶詰めまで、一切加熱処理をしない酒のこと。「原酒」は、水を加えてアルコール分を調整していない物。「生一本」は、単一工場のみで作られた純米酒を指します。酒の注意点。要するに、飲み過ぎないこと。飲み過ぎは、肝臓での活性酸素の発生を促します。因みに、活性酸素は、発癌性があり、老化の原因物質だと言われています。くれぐれもご用心。

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  ❈ワイン・・・飲み過ぎるとポリフェノール効果も台無し

  チェックするのは、原材料名の表示に「保存料(ソルビン酸K)」が入っていないかどうか。近頃は、この添加物を使っていないワインが増えてきたので、こちらを選ぶこと。

  他に気になる添加物といえば、酸化防止剤の「亜硫酸塩」。どのワインにも、必ずと言ってよいほど添加されています。しかし、亜硫酸塩は1000年以上使われてきた歴史があります。経験科学から言って、まあ、安心と考えてよいでしょう。最近では、「酸化防止剤無添加」の国産ワインもスーパーで売られるようになりました。

  但し、このタイプは、当然ながら長期保存には向きません。さて、赤ワインには、活性酸素の害(発癌性・老化の促進)を防ぐポリフェノール成分が含まれていると言うこともあって、年代を問わずブームに。でも、「赤ワインの味になじめない・・・」という人は、ポリフェノールの含有量は少なくなるが、飲みやすいロゼを勧めます。

  唯、ワインも飲み過ぎには注意を。飲み過ぎると、結局はアルコールによって肝臓で活性酸素がグンと増えてしまいます。これでは、かえってマイナス。

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  ❈飲み水・・・家庭で出来る簡単&安心な”濾過方法”

  一般家庭の水道水の場合、安心で美味しい水を飲むポイントは3つ。 


①朝1番の水は飲まない:夜間、パイプに溜まっていた水には、水道管の鉄、亜鉛、鉛、銅などが溶け出している不安があります。朝起きて蛇口をひねったら、バケツ一杯ぐらいは飲み水にしない。捨てるのがもったいなければ、打ち水や植木にやるなど、雑用水に使いましょう。 


②前の晩に汲み置きする:「カルキ臭」の元は、水道水に含まれる残留塩素。前の晩にやかんなどに汲んでおくと、塩素が飛んで、気になる臭いがとれます。 


③5分以上の煮沸で安心。 水道水で問題になっているのはトリハロメタン。発癌性だけでなく、環境ホルモンの疑いもあります。けれど、揮発性の為、煮沸すれば蒸発してしまいます。沸騰したらやかんの蓋を取って、そのまま5分以上沸かすこと。「5分以上」というのは、水道水に残留塩素が多いとトリハロメタンは沸点で一旦数倍にも増えてしまうからです。それから揮発して減っていくため、5分以上の煮沸が必要というわけ。飲み水に使うなら、煮沸するのが最も安心。そのあとは冷蔵庫で冷やせば美味しく飲めます。 さて浄水器を使う場合、選ぶなら、「活性炭」と「中空糸膜」を組み合わせた濾過方式の物を。

  活性炭は、塩素を取り除いてカルキの臭いをなくし、トリハロメタンなどもある程度取り除くことができます。中空糸膜は、細菌、カビ、赤錆び、濁りなどを取り除きます。

  活性炭が塩素を除く機能はかなり長い期間続きますが、トリハロメタンは初めの頃は取れても、だんだん取れなくなっていきます。使用期限を参考に、カートリッジは早めに取り換えること。目安としては蛇口直結タイプの場合で浄水量1500ℓ。およそ、2~3ヵ月です。旅行などで留守していて浄水器に水がたまっていると、消毒用の塩素が除かれた状態がずっと続く為、細菌が繁殖しやすくなっています。帰宅後はすぐに飲まず、1ℓぐらいは流して、その分は雑用水にすること。尚、浄水器でもトリハロメタンが全て無くなるわけでなく、煮沸が1番安心です。次に、マンション・ビルの水道水の場合。屋上の高置水槽は不衛生になり易くなっています。

  煮沸したり、浄水器を利用することをお勧めします。マンションに限らず、ときには自分で飲み水のチェックをしましょう。白いホーロー鍋に受けてみると、 濁りや赤錆びに気ずくことがあります。管理組合などを通じて高置水槽をこまめに点検してもらうなど、安心を確保する努力が必要です。井戸水の場合、近くにゴルフ場や IC工場などがあると、ゴルフ場の除草剤や有害な排出物などが混入することがあります。また、下水が完備していない所では合成洗剤などが流れ込む心配も。

  安心のため、定期的に水質検査をしてもらうこと。有料ですが、水道局などでやってくれます。
http://www.long-life.net/new_page_813.htm
http://www.long-life.net/new_page_814.htm
http://www.long-life.net/new_page_815.htm
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2022/11/17 (Thu) 08:05:44

✤果実の安全な食べ方
  ❈ナシ・・・病気や害虫に弱く、たくさん農薬が使われている

  甘酸っぱくさわやかな果汁がたっぷりのナシ。口に含めば、疲れもとれてしまいそう。ところで、そんな気がするだけではありません。ナシには実際、疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれているのです。ナシは病気や害虫に弱く、虫がつかないように殺虫剤などを多く使います。さて、こうした農薬は、太陽が当たればある程度は紫外線によって分解される性質があります。だから、本当は「有袋栽培」のものよりも、太陽の光をさえぎらない「無袋栽培」の物が安全。

  因みに「サンセーキ」など、サンが頭につくものは無袋で育てたという印です。でも、店先に並ぶのは、圧倒的に袋がけをして育てた「有袋栽培」のナシが多いのです。

  そこで、選ぶなら旬のナシが良い。旬の果物は、気候条件に合わせて自然に育てている分、農薬の量も少なくて済むからです。ナシの旬は8~10月。

  幸水や長十朗、豊水などの赤ナシ系が先に出回り始めます。ナシを選ぶ時は「左右のバランスがよく、肌がきれいなもの」を。また、食べる前に、水を流しながら良く手でこすって水洗い。表面に残っている殺虫剤やダイオキシンを落とします。皮はちょっと厚めにむきます。昔から「ナシは大名にむかせろ」と言われているとおりです。

  大名は普段、包丁など使わないから、どうしても皮を厚くむいてしまう。しかし、その方がかえって皮と果肉の間の酸を取り除くことができ、甘味が損なわれずに済むことのたとえです。表皮の下のクチクラ層に殺虫剤が染み込んでいることも多いので、厚めにむけば同時にクチクラ層も取り除くことができ、1石2鳥です。

  

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  ❈モモ・・・ビタミンCなどが豊富で、便秘解消のペクチンも含まれている

  「病気の時、お母さんが冷たく冷やしたモモの缶詰を食べさせてくれた」という思い出がある人も多いのでは。缶詰に限らず、モモはきめ細かくジューシーな果肉の喉越しが良いので、食欲がない時でも美味しく食べることが出来ます。甘く熟したモモは、贈り物にしても喜ばれますね。モモは「やや大玉の桃色が鮮やかで、ふっくらと丸く形が整っているもの」を選びます。旬は~9月です。モモは病気や害虫に弱い為、殺菌剤や殺虫剤などの農薬を使うことが多い果物です。

  表皮や表皮下のクチクラ層に不安物質が残っている可能性が多いのです。でも、洗って皮をむけば大丈夫。痛みやすいのでゴシゴシ洗うわけににはいかないが、それでも皮についた農薬やダイオキシンの心配をなくすために、そっとなでるようにして、丁寧に洗いましょう。モモは、ビタミンCやカリウムが豊富。水に溶ける食物繊維のペクチンも含まれているので、便秘の解消にも効果があります。

  

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  ❈ブドウ・・・粒ごと口に入れるのは危ない!

  ブドウを皮ごと食べる人はいないと思いますが、それでも小粒の物は、粒ごと口に入れ、皮をプッと吐き出すような食べ方をする人もいます。でも、この食べ方はちょっと危険。皮ごと口の中にいれて噛むのは駄目。ブドウの表皮や表皮下のクチクラ層には、殺虫剤などの農薬が残っているので、ここから殺虫剤がにじみ出てくる可能性があります。ともかく、良く洗うことが肝心。まず、ボウルにブドウの房を入れ、水を流しながラ10分くらい浸けておきます。次に、ブドウを笊ざるに取り, 水を流しながら、笊を5回ほどゆすって振り洗い。これで、表皮に残った農薬やダイオキシンはずいぶん減らすことができます。ブドウを食べる時は、皮を口につけないように極力注意する必要があります。マスカットなど大粒のブドウは手で皮をむきます。表皮下のクチクラ層ごと取り除く事が出来るので安心です。小粒のブドウは、粒を口元に持っていき、指で押すと同時に中身だけ吸い出して食べます。さて、ブドウの選び方は「粒が揃っていて、肩のところの粒が落ちにくいもの」を。

  健康に育った証拠で、農薬などの不安も少ないブドウです。表面に白っぽい粉が付いていますが、これは農薬ではなく、プルームというロウ物質。

  これが多いものほど熟していて鮮度の高い証拠。ブドウの旬は8~10月です。


  

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❈サクランボ・・・“輸入チェリー”はポストハーベスト農薬の不安が強い

  6月頃、店頭にかわいらしい姿のサクランボが並びます。種類は2つあって、きれいなピンク色のサクランボと、赤黒いサクランボ。ピンクの物は国内産。

  赤黒いのは輸入物のチェリーです。味に少し違いがあり、どちらのサクランボも人気。でも、安心という点では、やはり国内産が良いでしょう。

  輸入物は収穫後に使用するポストハーベスト農薬の不安が強いのです。畑で使われる農薬は、ある程度蒸発したり、太陽の紫外線で分解されたりしますが、ポストハーベスト農薬は、殆どそのまま残ります。日本でのチェック体制も整っていないのが実情です。国内産の旬は6月。輸入物は5~7月です。

  サクランボは皮ごと食べるので、良く洗うことが大切。ボウルにサクランボを入れ、水を流しっぱなしにして10分ほど漬け洗いが理想です。水を流しっぱなしにすることで、水に溶けだした残留農薬やダイオキシンが再びサクランボの表皮につくことを防ぎます。次に、サクランボを笊ざるに取り、水を流したままで、振り洗いを5回ほど。

輸入ものは、特に念入りに洗いましょう。表皮についた殺菌剤などの農薬やダイオキシンはこれで取り除くことができますが、残念ながらクチクラ層にまで浸みこんだ殺虫剤やダイオキシンは防ぎようがありません。唯、なんといっても、サクランボは高価。例え残留農薬やダイオキシンが残っていたとしても、健康を害するほどたくさんは食べられないのが救いです。


  

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  ❈バナナ・・・“上から1cm”は切り落して食べる

  熱帯植物のバナナ。バナナがまだ高級な果物で、遠足に持って行くとちょっとステータスだった昔は台湾産のものが殆どだったが、最近出回っているのはフィリッピン産。

  全体の8割を占めています。しかし、安全という点からすると、ベノミルなどの殺菌剤や、TBZ、イマザリルなどの防カビ剤を使っているフィリッピン産よりも、防腐剤にミョウバンを使っている台湾産の方が安心だし、おすすめ。バナナは1年中出回っており、旬はありません。農薬の心配ですが、バナナの場合、殆ど皮の部分にしか残りません。ですから、皮をむけばいいのですが、バナナは軸が腐ってしまうのを防ぐ為に、収穫後に防腐剤や防カビ剤などを使う事が多く、これが大きな問題です。

  こうした農薬は、軸に近い果肉の部分に染み込んでいることがあります。因みに、軸とはバナナを食べる時上になる部分。ですから、皮をむいたら上から1cmほど切り落として食べる。これが安心のポイントです。1cm以上先まで農薬が染み込むことはないので、これで大丈夫。


  

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  ❈メロン・・・農薬をあまり使わずに栽培された果物

  メロンは果物の中では、農薬をあまり使っていない安心なものです。何故かというと、農薬を多量に使わなかればならない様な条件下では、メロンは育たないからです。

  しかも、温室またはビニールハウス栽培が多いので、ダイオキシンの心配もそれほどありません。特に、旬の時期は安全。プリンスメロンとアンデスメロンの旬は、5~6月。  

  アムスメロンは6~7月です。当たり前の話ですが、安心な食べ方は、皮を残して食べること。美味しいと、皮ぎりぎりまでスプーンですくって食べたりするものです。

  ところが、ここまで食べるのは、ちょっと不安です。子供にはあまり皮のちかくまで食べないように、皮と実の間を、あらかじめナイフでカットしてあげると良いでしょう。

  選び方としては、プリンスメロンは「白っぽく中玉以上の大きさの物」、網のあるメロンは「網が良く張っている物」が良いのです。


  

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  ❈グレープフルーツ・・・店頭に並んでいるのは、殆ど輸入品

  グレープフルーツという名前は、木の枝になった実がいくつも固まって、まるでブドウのように見えることからつけられたのだそうです。グレープフルーツは、殆どが輸入品。

  1年中、店頭で見かけるが、輸入量がピークとなる4~6月の物が産地でも旬に当り、農薬の使用量も少ないようです。最も、輸入果物ですから、収穫後に使用する防カビ剤など、ポストハーベスト農薬の不安があります。そこで、安心な食べ方を述べます。まず、水を流しながら、5回位手でこすり洗いをして、表皮についた農薬や防カビ剤を落とします。次に、グレープフルーツを横半分に切って、スプーンですくって食べます。「なんだ、いつもの食べ方じゃないか」と思われるかもしれませんが、防カビ剤は果肉まで浸みこむことは殆どありません。安心度から言っても、このスプーンで食べる方法、しっかり理にかなっているのです。

  グレープフルーツの選び方ですが、「形が丸くて重さがあり、皮が薄いもの」を選ぶようにします。


  

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❈レモン・・・ポストハーベスト農薬を使った果物の代表

  レモンのさわやかな香りは皮によるところが大きい。それに、薄く輪切りにした時の、周りの皮の黄色いラインがなんともかわいい。ですが、安全性を考えれば捨てる選択をすることが賢明です。最近は国内産のレモンも出回っていますが、殆どは輸入もの。そして、輸入レモンには、ポストハーベスト農薬の「防カビ剤」が使われていたり、「へた落下防止剤」が使われていたりします。その不安を解消する方法が、皮をむいて捨てるということなのです。まず、水を流しながら、レモンを5回ほどこすり洗いし、表皮の食品添加物を減らし、それから、皮をむく事で、水洗いでは落ちない防カビ剤等を取り去ってしまいます。

  紅茶やケーキ、料理の付け合わせなどに使うときは、この皮むきレモンをスライスして使いましょう。また、防カビ剤等の不安物質は、果肉にまでは染み込みません。

  そこで搾った汁だけを紅茶などに使えば、安全度はもっとアップします。因みに、すでに皮つきでカップに浮かべてあるレモンは、飲んでいる間じゅう入れっぱなしにせず、すぐに引き上げます。時間が長くなるほど、防カビ剤などがたくさん溶け出すからです。紅茶100㎖に皮つきレモン10gを入れたテストでは、1分間経つと、防カビ剤の1つチアべンダゾールが74%も溶けだしたという結果が出ています。くれぐれも気をつけたいところです。


  

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  ❈リンゴ・・・皮ごとかじるのはもってのほかです

  秋口になると、いろいろな種類のリンゴが旬を迎えて店頭に山と積まれます。早生わせの「津軽」の旬は9月。中出なかての「スターキング」「デリシャス」「紅玉」「むつ」「ジョナゴールド」は10月。晩手おくての「ふじ」は12月。このように秋から冬にかけてはリンゴの季節。甘酸ッパイ香りは、収穫の喜びを告げているようです。ところで、リンゴは病気や害虫に弱い為、農薬の中でも特に殺虫剤の使用が多くなりがちです。良く熟したリンゴなどは、皮ごとガブッと食べると美味しそうですが、止めましょう。

  そこで安心な食べ方は、まず、しっかり水洗いします。水を流しながら、スポンジを使って30秒程こすり洗い。これで、表皮の農薬やダイオキシンが減らせます。

  次に皮をむけば、表皮下のクチクラ層ごと取り除くことができるので、この部分に残っている農薬やダイオキシンの心配もなくなります。切り分けたリンゴを塩水に浸ける、これも良し。褐色になるのを防ぐ意味だけでなく、果肉にまで浸み込むタイプの農薬を使っていたとしても、これで溶けだしてしまうので安心。また、リンゴも「無袋栽培」で育てたものと「有袋栽培」で育てたものの2種類があります。できれば太陽の光に直接あたる「無袋栽培」の物を選びましょう。

  尚、リンゴの表皮が光ってヌルヌルしていることがあります。このヌルヌルは決して農薬ではないのでご安心を。果肉のでんぷんなどが糖に変わるとき、油膜が表面に出てしっとりと光沢が出るのです、熟して食べ頃のサインです。


  

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  ❈イチゴ・・・ハウス栽培のイチゴは、残留農薬の不安が高い

  イチゴはもともとは春の果物。ところが今はクリスマスシーズンになると、スーパーの陳列棚や店頭に、一斉に並びます。これは、ハウス栽培が主流になり、 収穫の時期が早まった為です。イチゴの旬は、ハウスものは12~3月。露地物が出回るのは4~5月です。ところで、ハウス栽培のものは、残留農薬の心配が大きいのが不安なところです。イチゴは病気や害虫に弱いうえ、ハウス内は湿度が高く、病気や害虫が増えやすくなり、勢い農薬の使用量が増えるのです。

  おまけに、農薬は太陽の紫外線によってある程度分解されるが、ハウスはその紫外線の通りが悪いときています。ハウス栽培のイチゴは、農薬の不安が高いことを覚悟した方がよさそうです。贈答用に喜ばれる大粒で甘い品種等は、さらに多くの農薬を使っているようなのでご用心。さてイチゴは表面がでこぼこしている為、農薬などが残りやすい。そこで安心な食べ方。まず、ボウルにイチゴを入れて、水を流しながら5分ほど浸けておきます。この後、笊ざるにとって、やはり水を流しながら5回ほど振り洗いをします。こうして表面の農薬やダイオキシンを落します。尚、ヘタは洗ってから取ること。洗う前にヘタを取ってしまうと、水に溶けだした農薬等の不安物質が、ヘタを取った部分から再びイチゴの中に入ってしまうからです。イチゴを洗う時、塩を1つまみ入れると良いとよく言われます。汚れが落ちやすくなるという先人の知恵なのですが、今では当てはまりません。塩は内部の農薬を引き出す力があるのですが、イチゴのようにそのまま食べる物の場合、表面に付いている農薬やダイオキシンを、却って内部に染み込ませてしまうのです。もちろん、洗剤液で洗うなんてとんでもない話。洗剤が果肉に入ってしまう恐れがあります。

  ですから、真水で洗うのがやっぱり1番。
http://www.long-life.net/new_page_822.htm
http://www.long-life.net/new_page_823.htm
http://www.long-life.net/new_page_824.htm
8:777 :

2022/11/17 (Thu) 08:06:10

✤菓子類の安全な食べ方

  ❈ポテトチップ・・・輸入ジャガイモが原料の場合、ポストハーベスト農薬などの不安ありじっと目をこらして原材料名の表示を確かめなくても、案外簡単に良い物が選べるのがポテトチップ。それだけ、品質に違いがあるということ。では選び方のコツを。

  ①オーソドックスな味付けのものを選びます。塩味やのり塩といった定番のものは、添加物も少ないのです。最近では、コンソメ、梅、チリソース、バーべキューなど、様々な種類のポテトチップが出ています。でも、こった味付けになるほど、調味料、香料、甘味料なども多くなりがち、質の良くない植物油を使っている場合も。

  ②国内産ジャガイモ100%のポテトチップを選びます。ポテトチップの原料は輸入ジャガイモということが多く、ポストハーベスト農薬や、遺伝子組換えジャガイモの不安があります。できれば避けたいところです。さて、安心な食べ方ですが、いったん袋を開けたら、一気に全部食べてしまうのはいけません。ポテトチップは他のスナック菓子に比べて、それ程塩分が多いわけではありませんが、問題は、ついたくさん食べ過ぎてしまうこと。結局、塩分を摂り過ぎてしまうことに。

  脂肪分にも注意。植物油の中でも、動物性脂肪と同じ性質を持つパーム油やヤシ油を使ったものが多いのです。食べ過ぎはコレステロールを増やします。

  また、賞味期限が切れた物は食べないこと。油が酸化しやすい為です。

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  ❈チョコレート・・・“シュガーレス”には新甘味料の添加物が一杯!

  最近、シュガーレスチョコレートが人気です。しかし、このタイプのチョコレートには新甘味料のラクチトールやポリデキストロースが使われている他、添加物も色々。

  それに新甘味料は、たくさん摂ると下痢を起こす不安もあります。甘味料の「ステピア」も不安な添加物。純度の低いものだと、発癌性や妊娠障害の不安も。

  チョコレートの中で最も安心なのはホワイトチョコレート。この白い色は、カカオマスの中に含まれる乳白色のココアバターだけを使っているせい。この部分には、苦みがないので、砂糖をたくさん入れる必要がないので、糖分が少なくて済むのです。また、ストロベリーチョコのように、チョコには他の物を混ぜたチョコよりも、唯の板チョコの方が安心です。


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  ❈アイスクリーム・・・糖分と脂肪の多さは、どの価格でも同じ

  質の良い物を見分けるのは簡単。高価な物ほど安心度が高いのです。プレミアム、スーパープレミアムと高級化が進んでいるが、スーパープレミアム級になると、乳化剤も添加物も使わず卵黄だけ。安定剤も使っていないなど、殆ど天然の原料です。でも、いくら高級と言っても、糖分と脂肪分は多い。冷たいと舌が甘味を感じにくくなる為、砂糖をかなり使っています。だから、アイスクリームは、食後のデザートとして少し食べる。これがポイントです。そして食べ過ぎないこと。

  尚、アイスクリームではないが、シャーベットは着色料に要注意。「赤色106号」「青色1号」などの数字がついた着色料は、不安が大きい「タール系色素なので要注意。

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  ❈ビスケット・・・しっとりとした「ソフトビスケット」には、糖分や脂肪分が多い!

  ビスケットというと、お菓子の中でも健康的なイメージが強いようです。但し、これは「ハードビスケット」に限ってのこと。歯ごたえのある固いビスケットで、針穴が開いているのが特徴です。この針穴は飾りではなく生地がよく練ってあるため、キメが細かく、焼いた時に中のガスが逃げにくい。そこで、ガス抜きの為に穴を開けているのです。

  不安な添加物は少なく、糖分や脂肪分も少ない。子供に食べさせるならこのハードビスケットをお勧めします。しっとりタイプの「ソフトビスケット」、クリームをサンドにしたものや、チョコレートクッキーなどはハードビスケットに比べると、糖分や脂肪分が多く、添加物もかなり使われています。  

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❈キャンデイ・・・着色料「黄色4号」使用の物は、小さい子供には与えない

  いわゆるキャンデイ類は、砂糖や水唖えが主原料です。これを高温で煮詰めたのがドロップや飴玉。低温で煮詰めたのがキャラメルです。どちらも、添加物に関しては安心なものがぐっと増えました。色鮮やかなドロップでも、着色料の「タール系色素」はあまり使われなくなり、殆どが天然の、不安のない着色料に変わりました。

  しかし、それでも数字がついた着色料、タール系色素が使われているものもあり、なかでも、「黄色4号」はアレルギーを招く恐れがあるので、小さい子供には要注意です。

  ひかし、このあたりをチェックすれば、あとは添加物の不安は殆どありません。甘味料のステピアが使われていても、キャンデイの場合は純度の良い物が使われているので大丈夫。それに、もともとキャンデイは口の中で溶かして食べるものです。唾液には少しの添加物の害は消す効果があるので、神経質になることはありません。

  さて、安心な食べ方。小さい子供には、やはり着色されていないキャンデイが1番。例えば、原材料が砂糖、水飴、香料だけというのも出回っています。

  虫歯予防を考えるなら、歯につくキャラメルはちょっと考えもの。ドロップや飴玉をたまに食べさせる程度が良いでしょう。


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  ❈チューインガム・・・「軟化剤」と表示されている物は、出来るだけ避ける

  殆どのチューインガムは、添加物が結構使われています。しかし、それほど心配することはありません。くちゃくちゃと噛むのが身上ですから、唾液の解毒作用で、ちょっとぐらいの添加物なら対抗できます。唯1つ気になるのは「軟化剤」。一括表示になっているので、具体的な添加物名が分かりません。製品によっては、不安のある「プロピレングリコール」を使っている可能性も無きにしも非ず。この添加物は、味がなくなっても、さらに長いこと噛んでいると、溶けだす心配があります。

  ガムを長く噛む習慣は止めたいもの。尚、最近、シュガーレスガムが増えているが、不安があると言われている甘味料の「アスパルテーム・L・フェニルアラニン化合物」が使われていたりします。また、砂糖を使っていなくても、カロリーは0でないことを忘れないように。栄養成分を確かめてから買いましょう。また、新甘味料のキシリトールは虫歯になりにくいと言われているが、かといって、虫歯予防の効果はありません。他で糖分を摂れば同じことです。


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  ❈和菓子・洋菓子・・・着色料「タール系色素」、新甘味料「トレハロース」等不安な添加物がどっさり!

  和菓子も洋菓子もバラ売りが多く、表示を見るチャンスが少ない為か、添加物は使用されていないと思っている人が多いようです。しかし、実際は添加物をたくさん使ったものも多いのです。和菓子に良く使われている不安な添加物は、なんといっても着色料です。それも、数字のついた着色料「タール系色素」。

  おまけに、最近はたくさん食べた時の健康の害がはっきりしない、つまり安全性が確認されていない新甘味料「トレハロース」が使われ始めました。

  洋菓子では、不安度の高い安定剤やゲル化剤の「カラギーナン」。一括表示のため、何が入っているか分からない乳化剤や増粘多糖類等が良く使われています。

  しかし、中には添加物を全く使っていない和菓子・洋菓子もたくさん見かけます。原材料名の表示があれば、内容をよく確かめることが大切です。

  もちろん、添加物が使われていない物を求めましょう。さて、和菓子にはお茶、洋菓子にはコーヒー。この組み合わせはよく見かけるパターン。これが実は安全につながるとても良い食べ方なのです。添加物によって体の中に生まれる活性酸素の害を、茶の成分「カテキン」、コーヒーの成分「ポリフェノール」が消してくれるからです。
http://www.long-life.net/new_page_811.htm
http://www.long-life.net/new_page_812.htm
9:777 :

2022/11/17 (Thu) 08:06:43

ちょっとした対策は無いのか?対策

私はバナナと明太子とタラコはほとんど食べたことがありません。


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バナナ

輸入バナナは防カビ剤漬けで有名。
表示義務も無いし危険度が増す。出来るだけ日本のものを食べたい。
皮を剥き、幹の元の方を1センチほど切り取ってしまうこと。
リンゴと一緒に食べるとリンゴの食物繊維ペクチンが防カビ剤を吸着。
体外に出してくれる。


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インスタントラーメン

インスタントラーメンは、「お湯を注いだだけで食べられる」のがセールスポイントだが、添加物の宝庫という事を忘れてはならない。

(噂話)
遠い知人が何年間も毎食インスタントラーメンばかり食べていたが、
何かの病気(不明)で開腹したら内臓が脂びっしりで処置出来ず。
そのまま閉めてお亡くなりになりました。

お湯で戻す際に添加物が多く流れ出る。
戻したお湯は一度捨てることが重要である。
また、「わかめ」「焼豚」「ニンニク」を加えると、添加物の害が減らせる。
乾燥カットワカメでも良い


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コンビニおにぎり

「保存料・合成着色料不使用」と自慢しているが、その代わりにPH調整剤、酸化剤などなど使用されている。

カラメル色素は、マウスの染色体異常試験で、若干の遺伝毒性が見られています。
ステビアは甘味料として用いられるものですが、弱い変異原性が認められています。

ポリリジンは保存剤として用いられるものですが、ラットに5%を混ぜたエサを3ヶ月投与した実験で、体重増加の抑制、血糖値・血中アルブミン・血中トリグリセライド・血中リン脂質の減少、肝臓・甲状腺の臓器重量の減少、白血球の減少が現れました。

「今日はご飯を炊くのが面倒だから」と言って、コンビニでおにぎりを買ってきたら、それだけで10種類近くの食品添加物を摂取してしまいます。

コンビニおにぎりは、ワカメの味噌汁と、ポテトサラダと一緒に食べると、添加物を吸着して体外に排出してくれる。


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寿司屋

スーパーでパック入りの寿司を買ってみるとラベルの添加物表示の内容に驚くだろう。

調味料、青色1号、黄色4号、甘味料(ステビア、ソルビット)、保存料ソルビン酸K、酸味料、Ph調整剤

(スーパーの刺身にも植物油脂、酸化防止剤、pH調整剤、還元水飴、砂糖、
調味料などが使われています。)

昔ながらの魚屋さんが人気なのも分かる気がします。

特に安い寿司屋ではネタ自体がニセモノで、添加物がぎっしりの場合がある。


ネギトロ→色が変わりやすいので、見た目を保つ添加物、酸化防止剤

ウニ→輸入物なら酸化防止剤は必須、ケミカルな味がします。

ハマチやサーモンなど養殖できる魚→餌自体に防かび剤や着香料が入っている。

甘海老→北欧からの輸入が多く、冷凍され中国へ転送されます。
解凍して頭や殻を除去、そして色や質が落ちてくるので色素安定剤や酸化防止剤などで加工処理されます。そして寿司ネタの形にして再凍結、日本へ送られてくるのです。

寿司屋では、食べる前にガリをつまむと、添加物の活性酸素の害も減らせる。

お茶はガンの予防になる、免疫力もアップする。


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豆腐

豆腐には、製造過程において、泡消剤 凝固剤の添加物が一般に使用されます。
なお、防腐剤は基本的には使用されていません。

豆腐は、パックから出して、水を張ったボウルに漬ける。
凝固剤や消泡剤が水に溶け出し、ニガリ臭もとれて美味しくなる。


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かまぼこ

超高級品以外は、薄切りにし、お湯にサッとくぐらせてシャブシャブのように振り洗いをしてから食べる。

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メンタイコ

添加物が多く含まれている食品ワースト3にランクしている明太子

低級品のタラコを、着色料、リン酸塩、亜硝酸、有機酸塩など数種類もの添加物が
ブレンドされた液に一晩つけておくと、硬くてピカピカの高級タラコに生まれ変わる。

このタラコをさらに加工して明太子をつくるが、添加物の入った明太子は、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)を大量に加えます。その量は、化学調味料使用量が多い食品といわれているかまぼこの約3倍にもなります。

それに、保存と味付けのため、他の添加物なども加える。

この毒を消すのに、大根おろしなどのビタミンCが有効。


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漬け物

添加物が溶け出している漬け汁を捨てること。
軽く水洗いも有効

ぬか漬けは貴重!自宅で作るのが一番。

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佃煮

コンブ、アミ、牛肉しぐれ煮がよく売れているが、洗えるものは1回サッと湯通し。
とにかく塩分が高いのであえて食べる必要はない。

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缶詰

缶詰のみかんの加工製造の過程で、塩酸が使われている。
しかし何故か缶詰のみかんの原材料の処には塩酸の表示がありません。

実際の工場では、0.3%ほどの塩酸がシャワー状に降り注ぎ、その下をローラーで回転させたみかんを数時間くぐらせて丁寧に甘皮を溶かします。その後、0.7%の水酸化ナトリウム溶液で2時間中和して残留している塩酸を完全に除去し?シロップで煮てから缶詰されます。

添加物がとても多いので、サッと水や湯に通してから食べる。

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缶コーヒー

無香料と書いてあり安心感を誘うものもあるが、実は酸化防止剤など添加物が入っていることがある。

ブラック系は優秀であるので問題は無いが、甘みがある物には、乳化剤、甘味料、安定剤などが加えられる。

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冷凍食品

コロッケ、ハンバーグ、カツなど人気があり弁当に使われている。
美味しく感じなかったり飽きたりすのは添加物が原因。
消毒の味がしたり、冷凍特有の味を感じたことはないだろうか?

活性酸素の害を減らしたり、免疫力をアップさせる
ワカメ、ブロッコリー、キウイなどを一緒に食べる。
http://www.ka-mato-ru.com/mac.html
10:777 :

2022/11/17 (Thu) 08:07:18

詳細は

コンビニ弁当やお握りは辞めた方がいいです。『拡散』 (カズちゃんのブログ) 
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html
11:777 :

2024/03/17 (Sun) 10:06:37

ホウレンソウを食べると癌、酸欠、発達障害、アルツハイマーになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/728.html

【なぜ報道しない?】「重曹で野菜と果物を洗えば 農薬がみるみる落ち、2分で無農薬に!?」を世界一わかりやすく要約してみた
https://www.youtube.com/watch?v=_cCV4jFikH8

▼【目次】
0:50 1限 【なぜ報道しない?】農薬使用量が多い野菜と果物ランキングを大暴露します
_ホウレンソウは絶対に食べてはいけない

27:10 2限 重曹で野菜と果物を洗えば 農薬がみるみる落ち、2分で無農薬に!?
_1% の重曹水に15分漬けてから皮をブラシで擦すりながら流水ですすげば農薬の殆どが落とせる


どんどん農薬が落ちる野菜果物の洗い方
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14064345


野菜(ほうれん草)の農薬の落とし方 重曹洗いで農薬を落とす
2021/05/16
https://www.youtube.com/watch?v=0Ezpoo153tA

重曹で農薬を落とす洗い方をシェアします。



野菜・果物についてる農薬を落とす方法3つ
2021/03/21
https://www.youtube.com/watch?v=UU8EOpf76II

【農薬除去】野菜に吹きかけるだけ!天然素材100%で安心安全なスプレーをレビュー
2021/03/23
https://www.youtube.com/watch?v=XaeQgvdpe2k

Amazon.co.jp : 水洗いシュシュ
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%B0%B4%E6%B4%97%E3%81%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A5&i=hpc&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=ORRJYD8DL6BW&sprefix=%E6%B0%B4%E6%B4%97%E3%81%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A5%2Chpc%2C218&ref=nb_sb_noss_2
12:777 :

2024/03/19 (Tue) 20:30:25

2023.06.11
ブロッコリーは残留農薬が多い?正しい落とし方を解説
https://fily.jp/articles/3672

ブロッコリーなどの野菜を食べるときに農薬がついているのではないかと心配になる方は多いのではないでしょうか。本記事ではブロッコリーの農薬の落とし方について詳しく解説します。


そもそも農薬とは?

農薬の役割
農薬は、農薬取締法で「農作物の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤」と定義されています。

害虫の被害や病気などを防止するための薬品と思われがちですが、実は成長促進剤や発芽抑制剤といった生育に必要な薬剤も農薬に含まれます。

農薬は農作物を守るためだけではなく、育てるための役割を果たしているといって良いでしょう。


農薬は安全?
農作物は口に入れるものですから、農薬が安全なものなのかどうか気になりますよね。

日本で使われている農薬は、国に認められたもののみです。残留性が高く人体影響を及ぼすものや環境に影響を与えるほど毒性が強い農薬は、販売が禁止されています。例えばホームセンターで販売されている家庭菜園で使われる薬品にも「農林水産省登録第○号」や「殺虫剤」という表記があります。ちなみにゴキブリやシロアリなどの害虫を殺すための殺虫剤は「家庭用殺虫剤」などといわれるもので、農薬ではありません。

また、登録された農薬であっても使用できる作物や時期、量などの使用基準が定められており、使用基準以外の方法で使用することを禁止しています。

使用量などは栽培する作物や気候条件によっても異なりますが、国の定めに基づいた農薬と使用量を守っていれば国の考えとしては農薬は安全とされています。

しかし、それでも不安だという方は一定数おり、特に人参やトマトなど皮ごとカットして生で食べることも多い野菜は残留農薬の有無が気になる人が多くいます。


ブロッコリーは農薬多い?

アメリカの「エンバイロンメンタル・ワーキング・グループ(EWG)」が行った調査によると、ブロッコリーは残留農薬値が低い「クリーン・フィフティーン」第9位にランクインしています。そのため、ブロッコリーの残留農薬はそれほど多くない考えられます。ただし、日本は温暖多雨な気候であるため、病害虫が発生しやすく、その分海外よりも多く農薬を使用していることがあり、日本で同じ調査を行った場合は同じ結果がでるとは限りません。

上述したように国の定めに基づいた農薬と使用量を守っていれば国の考えとしては農薬は安全とされていますので神経質になる必要はありませんが、しっかりと洗うなど農薬対策をして食べたほうが安心といえます。


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ブロッコリーの農薬の落とし方【洗い方】

日本の農薬は水溶性であることが多いため、流水で30秒以上洗えばある程度落とすことができるといわれています。

野菜を調理する前に洗うのには、土などの汚れを落とすだけではなく残留農薬を落とすという目的があるのです。ただし、100%残留農薬を落とせるとは限りません。農薬のすべてが水溶性であるわけではないので種類によっては落とせないこともあります。

また、水で落とせるということは雨が降って濡れただけも落ちてしまうということです。そのため、雨が降って濡れても落ちないように「展着剤」と呼ばれる農薬を使っていることもあります。例えば人参などの根菜の場合は土に埋まった状態で育っているので展着剤はあまり使われていませんが、茎に実がなるトマトやナスなど土から出た状態で育つ野菜は展着剤が使われていることが多いです。

必ずしも流水で洗い流すことができるというわけではないということを念頭においておきましょう。

丸ごとボウルで
ブロッコリーをまるごとボウルで洗う

ブロッコリーは流水で洗うのではなく、逆さにして水を張ったボウルで洗うのが◎。水が茎や蕾の間に入りやすくなるので、しっかりと農薬や汚れ、虫などを落とすことができます。

洗い方はとても簡単。水を張ったボウルに、ブロッコリーを逆さまにして10〜20分ほど入れるだけです。ブロッコリーは水に浮きやすいので、浮いてくる場合はまな板などを重しに使用して、ブロッコリーが浮かないように固定してください。お酢洗いする場合は、大さじ1程度を入れます。水を2〜3回ほど入れ替えても◎(ただし必須ではありません)。取り出す前に手で茎の部分を持って、回転させるようにしてボウルの中で揺すって汚れなどを落としましょう。

切ってからボウルで
切ったブロッコリーをボウルで洗う

ブロッコリーをさらにしっかり洗いたい場合は、切ってから洗うとよいでしょう。丸ごとそのまま洗う時よりも、細かい部分までしっかりと洗うことができます。カットしたブロッコリーは浮きやすいので、手で水の中に浸けるように揉みながら洗います。この時、力を入れてしまうと蕾が潰れてしまいますので、やさしく扱ってください。

上述したように、切り口からビタミンCやミネラルなどの水溶性成分が流れ出やすくなっているので、洗い時間を5分以内にしましょう。

丸ごとよりしっかり洗えるメリットがある一方で、やや手間がかかるのと栄養が消失しやすいというデメリットがあります。

切ってから袋で
切ったブロッコリーをポリ袋で洗う

切ったブロッコリーはまとまらず洗いづらく感じる人にも多いかもしれません。そんな方には、袋に入れて洗うという方法もあります。大きめの袋に水とブロッコリーを入れ、口をしっかりと閉じ、袋の中の空気を抜いて20分ほど置きます。20分経ったら、袋をシャカシャカとしっかり振って汚れを落としていきます。この時も過度に力は入れず、やさしく行ってください。

ボウルで洗う時と同様、栄養成分が流れやすい状態になっているため、短時間で洗い上げるように心がけまし
ょう。


▲△▽▼


ブロッコリーの農薬の落とし方【さらす】

水にさらす(酢・塩・重曹)
ブロッコリーを酢水や重曹をとかした水にさらすのも残留農薬を落とすのに効果的だといわれています。

酢水の場合は、酢1:水2、塩水の場合は水に対して2%の塩を加えて作ります。元々、アク抜きや変色を防ぐために酢水や塩水に野菜をさらして下ごしらえしておく野菜もありますが、アク抜きや変色を防ぐのと同時に残留農薬を落とす効果も期待できます。酢には殺菌効果もあります。

重曹を溶かした水にさらすのはアメリカの家庭で残留農薬を落とす方法として使われていたもので、科学的根拠はありませんが近年注目を集めています。農薬の多くが酸性であり、重曹を溶かすことでアルカリ性になった水に浸けることにより酸性の農薬が中和されて落ちやすくなるのではないかと考えられています。重曹は膨らむ性質があるため、パンを焼くときなどにも使われます。また高い洗浄力があることから掃除をするときにもよく使われることも多いです。食品用の重曹と掃除用の重曹があるため、残留農薬を落とす目的で使う場合は食品用の重曹を購入しましょう。


ホタテ貝よりホッキ貝がおすすめ

ホタテ貝やホッキ貝を原料に作られたパウダーを使うのも、残留農薬を落とすのに有効的です。特におすすめなのがホッキ貝です。ホッキ貝は他の貝殻と比較しても除菌効果が高いことが研究で立証されています。

ホッキ貝を高温で焼きパウダー状にしたものを水に溶かすことで、アルカリ水を作ることが出来ます。上述したように農薬は酸性であるためアルカリ水につけることで農薬が中和されて落としやすくなります。

ホタテ貝やホッキ貝のパウダーを溶かした水にブロッコリーを5分~10分漬けておくと水溶液が次第に濁ってきたり油が浮いてきたりします。目にみえて残留農薬が落ちていることがわかるので流水で洗い流したりするよりも安心できます。

これを使って水にさらすのが一番おすすめです。


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スプレーも
残留農薬を落とすのに効果がある農薬除去スプレーも販売されています。農薬を落とすことを目的として開発されている商品ですので、残留農薬除去の効果が期待できます。

農薬除去スプレーを使う場合は、ブロッコリーに直接スプレーしたあとに水で洗い流すだけです。メーカーによっても使い方や量などは異なるため、表記してある使用方法をよく読んでお使いください。


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ブロッコリーの農薬を落とす方法【調理法】

茹でこぼす

ブロッコリーを茹でこぼす

茹でこぼすとは、沸騰したお湯で茹でた後にザルなどにあけてお湯を捨てることをいいます。ブロッコリーも茹でこぼすことで残留農薬を落とすことができ、さらにアク抜きをすることもできるので苦味が軽減するメリットがあります。

ブロッコリーを茹でこぼすときは、2分程茹でてからお湯を捨てます。2分茹でる程度であれば、ブロッコリーが柔らかくなりすぎてしまうこともないので、サラダにしたい場合など食感を残しておきたいときにもおすすめです。


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有機野菜を買うのも◎

残留農薬が心配な方は、無農薬・有機野菜を買うというのも一つの手です。特別栽培農産物や有機野菜も全く農薬を使っていないというわけではありませんが、一般的に販売されているものよりも化学物質の影響を受けていないといえます。

「特別栽培農産物」とは、有機肥料を除く農薬と化学肥料の使用を基準値以下に控えた野菜のことです。

「無農薬野菜を購入すれば良いのではないか」と考える方も多いと思いますが、現状では農薬を使っていないことを証明できる基準や規定は存在しません。また、過去に使った農薬が土壌に残っていることや近隣の畑から農薬が飛んできているということもあるため完全なる「無農薬野菜」を作るのは非常に難しく、「無農薬」とすることで消費者に誤解を与えてしまうこともあります。そこで誕生したのが「特別栽培農産物」と呼ばれる表記です。農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」では、「農産物が生産された地域の慣行レベルと比較し、節減対象農薬の使用回数が50%以下・化学肥料の窒素成分量が50%以下」という定義が定められ、クリアしているものだけが「特別栽培農産物」と表記して販売されています。

有機野菜は、指定の化学肥料や農薬などの「無機質肥料」を使わず、魚粉や油粕などの植物性・動物性由来の「有機物肥料」を使って育てられた野菜のことをいいます。農林水産省が定めた「有機JAS規格」の条件を満たしたもののみが「有機野菜」として販売することができます。有機野菜においても、JASが認定している31種類の農薬については使用が認められているため「無農薬」というわけではありません。
https://fily.jp/articles/3672

13:777 :

2024/03/20 (Wed) 00:06:47

【板前の技術】意外と知らないブロッコリーの火の通し方教えます
飲食店独立学校 /こうせい校長
2023/04/12
https://www.youtube.com/watch?v=-Nq3wd8RDrU

新鮮なブロッコリーの選び方 00:28
ブロッコリーの洗い方 01:23
房の切り分け方 03:25
ブロッコリーの火の通し方 07:28
試食 11:59
14:777 :

2024/03/20 (Wed) 06:05:38

衝撃!野菜スープが生サラダより抗酸化力が高い理由。圧倒的。野菜スープ最強説【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=0LLry6yzW1k

ガン患者に野菜スープを与えた臨床介入試験で奇跡が起きた!生存率に大きな変化が!?アメリカの発表。生サラダでなく野菜スープを選んだ理由とは?【栄養チャンネル信長】
https://www.youtube.com/watch?v=qr8OBNX7NQs


栄養チャンネル Nobunaga - YouTube
https://www.youtube.com/@Nobunaga/videos
https://www.youtube.com/@Nobunaga/playlists

糖尿病や高血糖の原因は血中糖分の過剰ではなく酸化した植物油の摂取
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16843578

ナッツや野菜の正しい食べ方
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16843942

クエン酸健康法!クエン酸の抗がん作用
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16844542

ビタミンC健康法!ビタミンC の抗がん作用
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16844562



野菜はスープで取るのがベスト カリウム不足になっているかも?
ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる
2021/10/28
https://www.youtube.com/watch?v=KaJ-jFt9ttQ

「カリウム」を気にしたことがありますか?
「カリウム」が不足すると、足に力が入らなくなったり、
筋肉が痙攣したり、むくみやすくなったり、便秘したります。
腎臓の機能が正常の方にとって「カリウム」はとても大事なミネラルなんです!
今回は、カリウム不足の原因、症状、食事でのカリウムのとり方
カリウムの適正値について約7分の動画でわかりやすく解説しています。
15:777 :

2024/03/26 (Tue) 06:13:31

野菜も肉も 50℃のお湯で洗ってから料理すると良い

ブロッコリーは虫まみれ!!簡単にできる正しい洗い方!【知らない方が良い雑学】
https://www.youtube.com/watch?v=n36JvEZ7RM0


ゆでこぼし、ゆがく と茹でるとの違い
https://sharedine.me/categories/%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC/article/distant

葉物野菜ではほうれん草や小松菜などは湯がいてから調理しましょう。
ホウレンソウや小松菜には「シュウ酸」という成分が含まれています。
シュウ酸はえぐみの原因物質で、さらに体内でカルシウムと結合して結石になります。カルシウムの体内への吸収を阻害するだけでなく、結石は尿中に排出されるので尿管結石の原因にもなりかねません。このシュウ酸は水に溶けやすい性質があるので、湯がくことでシュウ酸の量を減らすことができるのです。

例として、ほうれん草の湯がき方を解説いたします。
ほうれん草は根元の泥を良く洗い流したら、小さじ1程度の塩を入れた湯で湯がきます。この時、根元から湯につけて、茎の部分だけ先に30秒程湯がきます。その後葉も湯に沈めてさらに30秒程湯がいて、冷水に取ります。水気を十分に切ってから使いましょう。

葉物野菜は傷みやすいので、購入したらできるだけ新鮮なうちに湯がいて召し上がることをおすすめします。

そして、ほうれん草や小松菜は湯がいて使用する大きさに切ってから、フリーザーバッグなどで冷凍することもできます。汁物に入れるときは凍ったまま鍋に入れて調理もできるので便利です。

参考: ほうれん草のゆで方/ゆで時間のまとめ:白ごはん.com
https://www.sirogohan.com/recipe/hourensou/

ほうれん草の下ごしらえとゆで方/知っておくと便利なポイント伝授! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tZVIyDo90wM&t=51s


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野菜(ほうれん草)の農薬の落とし方 重曹洗いで農薬を落とす
2021/05/16
https://www.youtube.com/watch?v=0Ezpoo153tA

野菜・果物についてる農薬を落とす方法3つ
2021/03/21
https://www.youtube.com/watch?v=UU8EOpf76II

【農薬除去】野菜に吹きかけるだけ!天然素材100%で安心安全なスプレーをレビュー
2021/03/23
https://www.youtube.com/watch?v=XaeQgvdpe2k
16:777 :

2024/04/11 (Thu) 13:23:42

シュウ酸はホウレン草だけではない!各食品のシュウ酸量
https://kanmegu.com/oxalic-acid-20191214/


ほうれん草はシュウ酸が云々・・・。
アク抜きして食べましょう・・・。
シュウ酸は尿路結石のリスクを高める・・・。

多くの人がそう言います。たしかにそうです。しかしほうれん草だけ気をつけていればいいんでしょうか?いいえ違います。

シュウ酸=ほうれん草というイメージがあまりに強いですが、日頃よく食べているものにも結構含まれています。シュウ酸は植物全般にほぼ含まれています。


尿路結石は気絶するほど痛らしい!
尿路結石、私は一度もありませんが痛いらしいですよ。救急車搬送中に気絶した人もいるくらいです。こむら返りの痛みの数倍はあるかもしれません。こんなの経験したくないですね。

同じように生活していてもなりやすい人とそうでない人がいる。再発率は高い。出来る人は何度でも出来る、出来ない人はずっとできない。そして男性に多い。年齢的には中年以降。

食品からのシュウ酸摂取は原因の1つと考えられていますが、その他要因も多く関係しているので原因特定は難しいのが現実。ただし少しでもリスクを下げるためにシュウ酸摂取はなるだけ控えたいものです。

シュウ酸を多く含む食品
食品のシュウ酸塩含有量

品目 シュウ酸塩量(mg/100g)
パセリ(生) 1,700
チャイブ(生) 1,480
スベリヒユ(生) 1,310
キャッサバ根(生) 1,260
アマランサスの葉(生) 1,090
ほうれん草(生) 970
ココアパウダー 623
ビートの葉(生) 610
人参(生) 500
ソイプロテイン 496
アーモンド(炒り) 469
大根(生) 480
レタス(生) 330
豆腐 275
ブロッコリー(生) 190
ピーナツ(生) 142
アスパラガス(生) 130
キャベツ(緑生) 100
トマト(生) 50
じゃがいも(生) 50
玉ねぎ(生) 50
あずき(茹で) 25
スイートコーン(生) 10
韓国臨床栄養学会(KSCN),Nutritional Management of Kidney Stones (Nephrolithiasis) より抜粋
https://doi.org/10.7762/cnr.2015.4.3.137

※上のデータは韓国のものなので日本国産のものとは数値が異なる場合があります。

表を見るとわかりますが、ほうれん草だけ注意すればいいということではないのがわかると思います。

ですがこれら食品の数字だけで判断してはいけません。例えばパセリなんかは1食あたりに食べる量が少ないので数値が大きくてもそれほどリスクは高くありません。

重要なのは1食あたりの量と摂取頻度です。

シュウ酸は植物に含まれ、これらは多くの人が日常的に食べているものです。これらをすべて回避するのは困難です。

茹でることで減るが、全部ではなく5割ほど
茹でてアク抜きをすることでシュウ酸はおよそ半分程度に減ります。

アク抜きすることで減りますが全部なくなるわけではないです。ほうれん草のアク抜きは自炊する人ならば皆やっていると思います。

ですがシュウ酸はほうれん草だけではありません。

レタスやブロッコリーもシュウ酸は多く、結石ができやすく日常的に食べる人は茹でたほうがいいかもしれません。じゃあ何でもかんでもとことん茹でればいいかと言うと、大切な栄養素まで流れてしまいますので一概には言えません。

結石を予防しよう
尿路結石の生涯羅漢率は2005年の尿路結石全国疫学調査によれば男性15.1%、女性6.8%ということです。これはかなり高い数字と思います。特に男性。

カルシウムと一緒に食べる

シュウ酸を含む食品をカルシウムと一緒に摂取することで、シュウ酸とカルシウムが結合してほとんど吸収されず排泄されるというのが定説。

シュウ酸(H2C2O4)に対してカルシウム(Ca)がどれくらい必要かというと、シュウ酸カルシウムの化学式がCaC2O4なのでシュウ酸1分子にカルシウム1原子。質量比は9:4。

つまりすべて結合させるつもりならばシュウ酸9gに対してカルシウムが4g必要だということ。

ほうれん草お浸し一人分がほうれん草50gとすると、アク抜きで50%減少した上でのシュウ酸ナトリウムは約240mgに対してカルシウムは107mgで釣り合います。

ほうれん草50gにはカルシウムが35mg含まれていますので、残り72mg。牛乳換算で65g。牛乳は100ccで103gあります。

つまりほうれん草お浸し一人分50gに対して牛乳換算で約63cc分のカルシウムです。

乳糖不耐症であればヨーグルトもお薦めです。ヨーグルトだと60gになります。

※アク抜きで溶け出したカルシウムや、また腸内で吸収されるカルシウムなど、その他要因は一切考慮していないので、すべてシュウ酸カルシウム結合に利用された場合の単純な目安です。

コーヒーにもシュウ酸は含まれますが、コーヒー牛乳として飲むことである程度予防できるということです。

サラダを食べるときはチーズをトッピングするといいかもしれません。この野菜とチーズの組み合わせは結構いけます。 チーズあればドレッシングかけなくても結構美味しいですよ。

適度な運動
激しい運動は血液中の尿酸値があがりシュウ酸カルシウム結晶の原因になります。運動で大量発汗しても結石のリスクが高くなります。

しかし適度な運動で体に振動を与えることは結石が小さな粒子のまま尿で排泄されやすくなります。小さな状態であれば痛みはない。ランニングや縄跳びなど。

そしてこまめな水分補給を。
https://kanmegu.com/oxalic-acid-20191214/
17:777 :

2024/04/13 (Sat) 14:17:12

りんごは皮ごと食べて大丈夫? 残留農薬の危険性や皮ごと食べるメリット
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839014

どんどん農薬が落ちる野菜果物の洗い方
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14064345

ほうれん草、パセリ、レタスやブロッコリーに含まれるシュウ酸は茹でると半分に減る
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16847894


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野菜に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-yasai.html

果物に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-kudamono.html

副菜・おかずの食品に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-okazu.html

主食の食品に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-shushoku.html

おやつ・デザートに含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-okasi.html

調味料に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-choumiryou.html

飲料に含まれる危険成分を確認して安全な飲み方を紹介
https://anzenfood.com/eat-drink.html

食品に関する身の回りの安全なものを確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-mawari.html


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OK食材・NG食材リスト | レクチンフリーについて | ゆるレクチンフリー生活
本ページでは、「レクチンフリーかどうか」という観点から、OK食材・NG食材のリストを記載しています。
https://plus-minus.casa/lectin-free/ok-ng-list

18:777 :

2024/04/14 (Sun) 08:38:22

あああf
19:777 :

2024/04/14 (Sun) 10:27:02

トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか?
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html

果物に含まれる危険成分を確認して安全に食べる方法を紹介
https://anzenfood.com/eat-kudamono.html


【2022年最新版】残留農薬が多い・少ない野菜・果物ランキング
https://egaono1.com/residual-agricultural-chemicals/#:~:text=%E3%80%90%E6%AE%8B%E7%95%99%E8%BE%B2%E8%96%AC%E3%80%91%E5%A4%9A%E3%81%84%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%83%BB%E6%9E%9C%E7%89%A9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%201%2012%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88%202%2011%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%AA%203%2010%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E6%B4%8B%E6%A2%A8%204,8%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%BC%206%207%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E5%94%90%E8%BE%9B%E5%AD%90%207%206%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%81%B6%E3%81%A9%E3%81%86%208%205%E4%BD%8D%EF%BC%9A%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%20%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0


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【2023年最新版】残留農薬の多い野菜・果物トップ12品目:EWG調べ
2023.03.20
https://live-wellbeing.com/blog/dirty12-2023/


残留農薬の多い野菜と果物(ダーティー12)2023
今年の EWG の Dirty Dozen の果物と野菜は次のとおりです。

いちご
ほうれん草
ケール、コラード、からし菜
もも

ネクタリン
りんご
ぶどう
ピーマンとパプリカ
さくらんぼ
ブルーベリー
インゲン


LiveWellBeingでは毎年、春のこの時期になると

「残留農薬多い野菜・果物」に関する情報をお届けしています。

そして、今年も待ちに待っていた残留農薬の多い野菜果物、少ない野菜果物に関するEWGのリスト『Dirty Dozen list』が公表されました。

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EWGはEnvironmental Working Groupの略語
米国の非営利環境市民団体による第三者認定機関です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

さらに、2022年のリストと比べてみたところ、またもや選手交代した品目が!

※最新の果物と野菜に関する EWG の分析は、米国農務省と米国食品医薬品局の試験データに基づいています。
2023 年版には、46 種類の果物と野菜の46,569 サンプルのデータが含まれており 251 種類の農薬がその対象となっています。

EWGの調査結果をもとに
残留農薬が多いDirty12
残留農薬の少ないClean15
が一目瞭然にわかるリストを作りましたので

携帯に保存、お財布に忍ばせてお買い物の際にぜひお役立てください。


Dirty Dozen / Clean Fifteen listとは?
毎年4月頃に、アメリカの非営利団体『Environmental Working Group :EWG』という第三者検査機関が発表する、残留農薬が多いまたは少ない野菜や果物のリスト。

このリストは2004年から発行されていて、USDA(アメリカ農務省)が定期的に行う調査の分析をもとにして公開されています。



イチゴが再びリストのトップに

EWGによる今年の調査では、イチゴが 22 種類の農薬に対して陽性反応を示したと報告しました。

子供から大人まで、みんなが大好きな”イチゴ”は今年もやはり不動の1位でしたね。甘くて美味しいイチゴを安定供給するには、たくさんの農薬が必要で、さらに皮を剥くタイプの果物でないことからどうしても農薬の残留量が多くなります。

しかし、問題のある農産物はイチゴだけではありません。EWG によると、健康な食事に欠かせないブルーベリーのサンプルの 90% は、がんや神経系への害に関連する農薬を含む有毒な残留農薬で汚染されていました。

「ブルーベリーに含まれる 54 種類の農薬の中には、ミツバチを殺すネオニック農薬がいくつか含まれていました。これらの殺虫剤は、世界中のミツバチの個体数の大幅な減少に関連しているだけでなく、子供の神経学的損傷にも関連しています.」

EWG は、このような状況を避けるために、消費者がオーガニックの果物や野菜を購入することを提案しています。しかし、オーガニックといえども一部の農薬は、有機作物への使用が承認されているので、それらを完全に避けることは現実的ではありませんね。

「農薬への曝露と深刻な健康問題を関連付ける科学は豊富にあるにもかかわらず、潜在的に有毒な化学物質の混合物は、消費者が食べる非有機果物や野菜の多くを汚染し続けています」と、EWG 毒物学者のアレクシス・テムキン氏は述べています。

大人も子供も、オーガニックであろうとなかろうと、果物や野菜をもっと食べるべきです。様々な食材がが豊富な食事は、多くの健康上の利点をもたらします。

しかし、十分な連邦政府の監視が継続的に行われていないため、農薬への曝露を懸念している私たち消費者は、「EWG の農産物に含まれる農薬に関する買い物客向けガイド」を使用して、自分とその家族の健康にとって最適な方法で生鮮食品を選ぶ必要があります。


残留農薬の多い野菜と果物(ダーティー12)2023
今年の EWG の Dirty Dozen の果物と野菜は次のとおりです。

いちご
ほうれん草
ケール、コラード、からし菜
もも

ネクタリン
りんご
ぶどう
ピーマンとパプリカ
さくらんぼ
ブルーベリー
インゲン

EWGでは残留農薬の少ない野菜と果物のデータも公表しています。


残留農薬の少ない野菜と果物(クリーン15)2023
アボカド
スイートコーン*
パイナップル
玉ねぎ
パパイヤ*
サヤエンドウ(冷凍)
アスパラガス
ハニーデューメロン
キウイ
キャベツ
マッシュルーム
マンゴー
さつまいも
スイカ
にんじん

最新のUSDAデータのEWGの分析によると、これらの15項目は残留農薬の量が最も少ないスコアです。

*米国で販売されているスイート コーン、パパイヤ、サマー スカッシュの一部は、遺伝子組み換え種子から生産されています。EWG は、消費者が遺伝子組み換え作物を避けたい場合は、これらの作物の有機品種を購入することを推奨しています。

普段食べる野菜や果物の残留農薬が気になるかたは、ぜひお買い物の時の参考にしてみてください!

USDAデータの分析によると、分析に含まれる46項目のうち、これら12項目の食品は他の作物よりも多くの農薬で汚染されていました。(ランキングは、農薬を含むサンプルの割合だけでなく、すべてのサンプルと個々のサンプルの農薬の数と量にも基づいています。)


主な調査結果:

イチゴ、リンゴ、サクランボ、ほうれん草、ネクタリン、ブドウのサンプルの90%以上が、2つ以上の農薬の残留物について陽性が示されました。

ケール、コラード、カラシナ、およびとパプリカ(ピーマン)で最も多くの農薬が検出され、それぞれ合計で103と101の農薬が検出されました。

ケール、コラード、カラシナの1つのサンプルには、最大21種類の農薬が含まれていました。

平均して、ホウレンソウのサンプルには、テストした他の作物の1.8倍の残留農薬が含まれていました。

コラード、カラシナ、ケールで最も頻繁に検出される農薬はDCPAであり、Dacthalというブランド名で販売されています。これはEPAによってヒトの発がん性物質の可能性があると分類され 、2009年にEUによって禁止されました。

その他、青果物で問題となっている農薬には、潜在的に神経毒性のあるネオニコチノイドとピレスロイドが含まれます。


新たに発見されたこと

昨年と同様に、いくつかの品目に神経系に害を及ぼす可能性のある農薬のレベルが含まれています。これには、オキサミル、アセフェート、クロルピリホス(一部の米国作物および完全にEUでの使用が禁止されているカーバメートおよび有機リン系殺虫剤)が含まれます。

昨年、米国環境保護庁は、食用作物へのクロルピリホスの長い延滞禁止を進めました。このことは将来的にクロルピリホスの検出は、これに違反するものとなることを示します。

主な調査結果は、

Clean 15の果物と野菜のサンプルのほぼ70%には、検出可能な残留農薬がありませんでした。

アボカドとスイートコーンが最もクリーンな農産物でした。サンプルの2%未満で、検出可能な農薬が検出されました。

Clean 15の果物と野菜のサンプルの5%弱に、2つ以上の農薬が残留していました。

最初の6つのClean15アイテムは、サンプルあたりわずか3つ以下の農薬で陽性でした。


また、昨年からブロッコリー、カリフラワー、ナスの3つの野菜をクリーンフィフティーンから取り除きました。その理由は、それらの食材がそれぞれ2006年、2007年、2014年の間USDAによってテストされていなかったからです。その結果、マンゴー、スイカ、サツマイモがクリーンフィフティーンに追加されました。


自分の身体を農薬まみれにしないためにできること

持続的で健康的な食生活では、野菜と果物をバランスよく摂ることが重要な要素と言えます。使われている農薬の全てが悪いとは言いませんが、有害な農薬の摂取量が癌の原因になっていることや土壌の栄養分の減退化、自然のサイクルに変化をもたらしているということも、拭えない事実でもあります。

近年の多くの化学的研究により、「ダーティー・ダズン」のリストにあるような残留農薬の多い農産物をたくさん摂取する事により、健康に悪影響を及ぼすリスクが高まること、オーガニック農法や無農薬農法の野菜や果物を選択することで、体内の残留農薬量を最大70%程度も低減できるということが示されています。

特に、ハーバード大学の最近の研究によると、心血管疾患や死亡率に対する予防に有益な効果がある野菜や果物でも、その野菜と果物の残留農薬が多い場合、その効果が減少する可能性があるという研究結果が発表されています。

もちろん、オーガニック野菜や果物は農薬を使っていないわけではないので、体内の残留農薬が気になる人は、できる限り減農薬栽培や無農薬栽培の野菜や果物を手に入れる努力は必要かもしれませんね。

とはいえ、全ての食材を常に有機栽培や無農薬栽培の食材で揃えることは、理想ではあるけれど現実的ではありませんね。例え有機野菜であっても農薬は使われているわけですから、調理前に残留農薬を落とすことも大事です。

残留農薬をできるだけ減らすために、次のポイントを参考にしてください。


残留農薬を減らすポイント

・調理前に十分に水洗いする

・皮をむく予定の野菜や果物も流水でしっかり洗う

・可能な限り清潔なタオルで使い回さずふき取る

・根菜類などの固い野菜はたわしなどでこする

・レタスやキャベツなどの外側の葉は破棄する

・できるかぎり皮をむく

・水1ℓに重曹またはお酢大さじ1を混ぜたものに30秒~1分つけた後、流水でよく洗い流す

これらは、たとえ有機栽培の野菜や果物であっても忘れずに行いましょう。


皮を剥けば大丈夫?
答えはNOです。

EWGが2021年に柑橘類に残る残留農薬の独自調査を行ったところ、その中で最も多く見つかったのは『防カビ剤』であるimazalil と thiabendazole の2種類でした。


防カビ剤は、果物が収穫された後に市場にいくまでの間果物にカビが生えないようにする目的で噴霧され、これらの薬剤は、ホルモン系を混乱させるほか、近年では発がんの可能性も指摘されています。

たとえ、水洗いを徹底して、皮をむいたからといって残留農薬がゼロになるわけではありません。全てとは言いませんが、薬剤は野菜や果物の表面や根から浸透してしまうものです。農薬をたくさん使わなくてはおいしくならい野菜や果物は、嗜好品として捉えると良いかもしれません。



偏ったチョイスを無くす
健康志向の人が気をつけるべきことは、選ぶ食材の偏りです。

ベリー系の果物が健康に良いからと言って、フレッシュなイチゴ、りんご、ブルーベリーと、そればかりを毎日大量に食べていては農薬の暴露のリスクは高まる可能性があります。

農薬をあまり使わずとも育つ野菜や果物といった様々な食材をとりいれることは、影響面だけでなく残留農薬の体への蓄積を最小限にすることに役立つでしょう。



リストを携帯しよう
Dirty12に入っている果物を選ぶなら、オーガニック認定された冷凍フルーツは、フレッシュなものに比べて安価なものもあるのでお財布に優しいチョイスだと思います。

添付したリストを保管して、携帯やお財布に忍ばせておけば、買い物の際にどの野菜、果物はオーガニックを買うべきかか迷った時に参考になるかもしれません。


まとめ
いかがでしたか。これはアメリカでの調査結果ですが、日本は海外から輸入される食材も多く、それに加え欧米に比べると農薬によっては規制がまだまだ緩いために、世界の安全基準値を大幅に超えて様々な種類の農薬が使われています。

ただ、この残留農薬の影響を全く受けないように生活するのは非現実的だと思うんです。

ですから、農薬を使ったものは食べてはいけないとか、全て有機栽培(オーガニック)や無農薬栽培に変えましょう。
という極端なことではなく、

自分や家族の体を農薬まみれにしないための様々な視点からの知識を得て、ご自身のライフスタイルに見合った自分の中での最適解を見つければ良いのではないかと思います。

今回のリストを是非参考にしていただいて、身体に影響のあるような農薬の知識をさらに深めて、無理のない程度に出来る限り避けられたら良いと思います!
https://live-wellbeing.com/blog/dirty12-2023/


▲△▽▼


【2023年最新版】残留農薬ランキングで知る、安心して食べられる野菜と果物は?
2023年11月6日
https://www.geeky-foody.com/pesticide-residues-in-food-2023/


2年ほど前に『残留農薬が多い野菜と果物ランキング|ワーストはみんな大好きの"あの果物"!』という記事を書きました。

そこで使ったデータの2023年最新版が出ていたので、まとめていきたいと思います。

今回は前回よりも1つ少ない合計46の野菜と果物の残留農薬についてお伝えしていきます。

この記事で参照しているEWGの調査は、アメリカの農作物の調査なので日本産のものでも同じ事が言えるかは微妙ですが、残留農薬を残しやすい種類の把握などある程度は参考になるかと思います。

EWGは、環境や健康に関連する情報を提供し、研究を行うアメリカの非営利組織「Environmental Working Group」の略称です。


調査の概要

まず軽くEWGの調査の概要だけお伝えしておきます。

調査元と目的
この調査はアメリカの非営利団体であるEWG(Environmental Working Group)によって行われています。

今回の調査結果は『Shopper’s Guide to Pesticides in Produce™(農産物の農薬に関する消費者ガイド)』という名で公開されており、消費者に安全で健康的な選択を促すために行われているリサーチの1つです。

調査の内容
この調査では、アメリカの農務省(USDA)と食品医薬品局(FDA)の最新の果物と野菜のテストデータを使用し、残留農薬について調べられています。

今回対象となっているものは、全46種類の野菜と果物の合計46,569サンプルです。

それでは結果を見ていきましょう。



残留農薬が多い野菜・果物ランキング

では早速、残留農薬が最も多かった野菜と果物から紹介します。

残留農薬ワースト12は以下の通りです。(上から農薬が多い順に並べています)



残留農薬ワースト12

いちご
ほうれん草
ケール、コラード、マスタードグリーン
もも
洋なし
ネクタリン
りんご
ぶどう
ピーマン・唐辛子
チェリー
ブルーベリー
サヤインゲン

どうでしょうか?皆さんの好きな野菜や果物は入っていましたか?

見た感じ上位群は2年前とそこまで変わっていないですね。

ただ、下位群は以前はトマトやセロリ、じゃがいもなどが入っていましたが、ブルーベリーやパプリカ、サヤインゲンなどが台頭してきたようです。


ほぼ全てで残留農薬検出

上記の12種類の中でもいちご、りんご、チェリー、ほうれん草、ネクタリン、ぶどうでは、対象となったサンプルの90%以上で少なくとも2種類以上の農薬が検出されたようです。

また、12種類全てにおいて少なくとも1サンプルは13種類もの農薬が残留しており、多いものだと23種類にも及んでいたのだとか。


さらに、2011年にサヤインゲンへの利用が禁止された神経毒性のある「有機リン系殺虫剤アセフェート」という農薬もサンプルの6%から検出されたようです。

ワースト12になるだけのことはあるという感じです。



残留農薬が少ない野菜・果物ランキング

続いては、逆に残留農薬が少なかった野菜と果物を紹介します。

残留農薬が少なかったベスト15は以下の通りです。(上から残留農薬が少ない順)

残留農薬ベスト15

アボカド
とうもろこし
パイナップル
玉ねぎ
パパイヤ
スイートピー
アスパラガス
ハネージュメロン
キウイ
キャベツ
キノコ
マンゴー
さつまいも
スイカ
にんじん

上記15種類の野菜と果物は今回調べられた46の野菜と果物のなかで最も残留農薬が少なくクリーンな農作物なので、安心して食べられるでしょう。。

こちらのランキングも2021年のものと割と似通っていますね。


もりま
特に1~6位は順位が変わっておらず、不動の残留農薬少ない農作物ぽい風格が出てきています。


7位以下は以前はブロッコリーやカリフラワーなどが入っていましたが、今回はさつま芋やにんじんなど根菜類がランクインしています。



半分以上で農薬が検出されず

上記の15の野菜と果物の65%のサンプルでは残留農薬が検出されなかったようで、2つ以上の農薬が検出されたのはわずかサンプルの10%ほどだったようです。


もりま
サンプルの90%に農薬が2つ以上検出されたワースト12とは真逆ですね。


また、1位と2位のアボカドととうもろこしについてはサンプルの2%以下のみ農薬が検出されたようで、ほぼほぼ農薬フリーと言えそうです。

さらに上位6つでは3つ以上の農薬が検出されたサンプルは無く、2021年から変わらず鉄壁のクリーンさを保っています。



調べられた46の食品リスト

ここまでお伝えしたワースト12とベスト15以外のランキングも気になる方もいるかと思うので、以下に全46種類の野菜と果物の残留農薬ランキングを載せておきます。

残留農薬が少ない順から上に並べています。(参照)

残留農薬が少ないランキング

アボカド
とうもろこし
パイナップル
玉ねぎ
パパイヤ
スイートピー
アスパラガス
ハネージュメロン
キウイ
キャベツ
キノコ
マンゴー
さつまいも
スイカ
にんじん
カリフラワー
バナナ
マスクメロン
オレンジ
スナップエンドウ
グレープフルーツ
ラズベリー
なす
梅(プラム)
夏カボチャ
ブロッコリー
きゅうり
タンジェリン(みかん)
レタス
チェリートマト
ジャガイモ
セロリ
冬カボチャ
トマト
サヤインゲン
ブルーベリー
チェリー
ピーマン・唐辛子
ぶどう
りんご
ネクタリン
洋なし
もも
ケール、コラード、マスタードグリーン
ほうれん草
いちご


いかがでしたでしょうか?

皆さんの好きな野菜や果物は何位にランクインしていましたか?



残留農薬が多いものは避けるべきか?

残留農薬を除去する方法

残留農薬が多い野菜と果物をお伝えしましたが、それらを避けるべきかというとそうではありません。

ほうれん草やブルーベリーなど残留農薬が多いものと認定されているものの中には、高い健康メリットが示されていて積極的に取るべきものもたくさんあります。

なので、それらをしっかりと摂取しつつ残留農薬の影響を最小化していくことが大切になります。




残留農薬を除去する方法

残留農薬を除去する方法としては主に以下の5つがあります。

皮を剥く
水またはお湯でしっかりと洗う
重曹を使って洗う
市販の野菜洗浄剤を使う
塩水または酢水に浸ける


詳しくは以下で解説しているので、そちらをご覧ください。

関連記事 残留農薬を除去する5つの方法
https://www.geeky-foody.com/how-to-remove-pesticide-residues/



残留農薬の多い野菜や果物の対策をしっかりしよう:まとめ


まとめ
残留農薬が多かったものとして、いちご、ほうれん草、ケールなどがある
逆に少ないものは、アボカドやコーン、パイナップルや玉ねぎなど
残留農薬は皮を剥いたりしっかりと洗ったりすれば低減できる


今回は、EWGの調査をもとにアメリカで作られた46の野菜と果物の残留農薬ランキングについて解説しました。

効率的・安定的に食べ物を生産するためには農薬は欠かせませんが、残留農薬が多く健康に害を与えてしまっては元も子もありません。

が、安定的に食品を供給するためにも農薬を使うのをやめるわけにはいかないので、 個人でしっかりと対策することが大切になるでしょう。

残留農薬がある場合でもしっかりと対策をすればある程度低減や除去もできるので、そこまで心配する必要はないとは個人的に思っています。

残留農薬を気にしすぎてオーガニック食材ばかりを買って不必要にお金を使ってしまって野菜や果物を食べる量が減ってしまうよりも、しっかりと対策をしつつ、バラエティ豊かにたくさん食べていく方が大事な気はします。

何事も裏表はあるので、出来るだけネガティブな部分は抑えつつプラス面を享受していきたいものですね。

参考文献
EWG’s 2023 Shopper’s Guide to Pesticides in Produce™
https://www.ewg.org/foodnews/summary.php

https://www.geeky-foody.com/pesticide-residues-in-food-2023/

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