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2022/10/30(日) 史上最高の天皇賞秋 _ 歴史に残る大逃げ!パンサラッサ!!!

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2022/10/31 (Mon) 19:48:17

2022/10/30(日) 史上最高の天皇賞秋 _ 歴史に残る大逃げ!パンサラッサ!!!

【サイレンススズカ】夢の続き〜2022年天皇賞・秋〜【パンサラッサ】非公式MAD
https://www.youtube.com/watch?v=GbNFqEEy1Xg

今年の天皇賞では、宣言通りの大逃げ策に打って出たパンサラッサが、サイレンススズカと同じ1,000m57秒4というタイムを叩き出す奇跡を見せてくれました。
夢の続きを、ありがとう。


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【現地映像】2022 天皇賞(秋) 最後の直線 パンサラッサの大逃げに場内大歓声! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=43H_uHGcN68
https://www.youtube.com/watch?v=4XZ0WaKtN-8
https://www.youtube.com/watch?v=d9MpYwWPBr4


2022 天皇賞秋 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2022+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E%E7%A7%8B

天皇賞・秋 2022 パトロールビデオ 【イクイノックス】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AX_G8OqG_b4



1名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:47:36.47ID:M1nIqCKH0>>13
凄かったなこれ
サイレンススズカも成仏できるだろう


2名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:48:01.25ID:8TmtTNZJ0
パンサラッサ感動したわ

3名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:48:23.50ID:6LNw+fx+0
鳥肌たった

4名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:48:41.14ID:8cd4HRMN0
マジで過去最高のレースだったな

5名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:48:47.56ID:lQFgnjPj0
正直面白かった

6名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:48:48.66ID:JS2Zdijl0
ありがとう吉田


8名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 15:49:21.93ID:M1nIqCKH0
ほんとに凄いわ
鳥肌止まらない
涙が出るようなレース


140名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/30(日) 21:45:51.26ID:G8nUnQT80
1000m通過57.4秒は奇しくもサイレンススズカと同じタイム。
大欅を超えてパンサラッサの姿が再び見えたとき、あの日止まった時計が動き出した。
粘るパンサラッサを最後は3歳馬である新鋭イクイノックスが差し切り。まさに新時代の幕開けといったレースだった。


171名無しさん@実況で競馬板アウト2022/10/31(月) 20:00:36.52ID:HoUvXuel0
秋天を舞台にした仮想サイレンススズカvsディープインパクトって感じのレースだった
やっぱりサイレンススズカじゃディープには勝てないんだなと痛感させられた
やっぱり秋天を逃げ切って勝つなんて不可能だよ、誰にも
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1667112456/


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きみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)
2022年11月2日 手塚 瞳

2022年の天皇賞・秋、パンサラッサは見事な大逃げを打った。ハイペースを刻んで1000メートル通過は57秒4。ずっと先頭を守って、守って、最後は差された。あふれんばかりの生命力をもって、元気よく走り切った。

私は「パンサラッサ本命なら、残り100メートルまでは絶対に楽しめるからね、アハハ」という職場のおやじを思い出していた。このおやじ、馬券はろくに当たらないが純粋に競馬が面白くてたまらないとみえる。秋の天皇賞では35年前のニッポーテイオーから逃げ馬の戴冠はお預けで、東京での逃げは一苦労であろうが、このおやじにそんなことは知ったこっちゃないようだ。それが嬉しくて、パンサラッサ好きに悪い人はいないね、と言ったら、おやじはまんざらでもなさそうに皺くちゃになってはにかんだ。


実におやじの目論み通りだった。100メートルどころか、最後まで夢を見た。35年の沈黙を押し破るあと一歩のところまできていた。後続との差を視野角に収めたくて、スタンドの上から仰反って見た。かろうじて後ろが見えた。それほど大きく離していた。あそこまでいったら、勝ってほしかったとも思った。そうはさせないイクイノックスも本当に立派な馬だ。あの距離をつめてくるのだから。

そしてパンサラッサが元気に完走したことが嬉しかった。24年前、パンサラッサと同じように57秒4で逃げたサイレンススズカ。大欅を過ぎたところで最終コーナーを迎えることなく散った。

ふたたび刻まれた57秒4は、思っていたよりもずっと明るくて、希望そのものだった。

スズカが旅立った日からずっと、天皇賞の秋に誰が逃げるかっていうのは一大事で、豊さんで一枠一番だったエイシンヒカリにも期待をかけてきたし、栗毛のジャックドールの連勝に思い出を重ねてみた。ずっとスズカの再来を探し続けてきたのだ。

だからパンサラッサが遠く後続を背に最終コーナーを曲がってきたとき、見るはずのない幻を見たのだ。後続を大きく突き放して帰ってくるスズカが、今まででいちばんありありと浮かび上がった。スズカを知った日から、書き終わることのない手紙を紡ぐみたいにスズカのことを思い続けた。幻は、そんなふうに気丈に生きてきた私たちへのスズカからの贈り物のようにも思えた。

あの日のスズカの前にイクイノックスみたいな強敵が現れたかについて、考えなかったといえば嘘になる。今なら敗れる方の結末を想像できる気もした。スズカのことを誰かと話すのは好きだけど、幻の先のことは心の中にしまっておこうと思った。

同時に、今を生きるパンサラッサにまっすぐに釘付けになる自分にも気付いた。大地を蹴り上げ前進する、命の躍動があった。35年の重い扉をこじ開ける力があると心の底から信じた。それを見て、薄々勘づいてはいたけれど、きっとこの先サイレンススズカの再来には出会えないのだと確信した。でもそれはそれでいい。スズカとまったく同じ馬が現れなくてもいいのだ。それぐらい今を生きる馬たちが鮮やかだった。
そろそろスズカを探す旅を終える時がきたのかもしれない。何度も繰り返してきたスズカへのさようならを、心の中でふたたび呟いたような気がした。

競馬場の大画面に、スローモーションでパンサラッサの鼻先がゴールラインに重なる瞬間が映し出されると、たちまち割れんばかりの拍手が沸いた。それは熱となりひとかたまりとなり、スタンドを駆け上がって、パンサラッサ目掛けて降り注いだ。本当によく頑張った。元気に帰ってきてくれてありがとうと思った。きっとみんな同じ気持ちだったんじゃないか。

想像力はますます豊かになったようだ。あの日に送られるはずだった拍手も、こんな感じだと思った。この拍手が、みんなの心の中にいたであろうスズカの幻にもたくさん降り注いでほしいと祈った。この世界の人たちは勝っても負けても素晴らしいレースをした馬を心の底から祝福してくれる。

時計の針が動き出したみたいだ。スズカのいない未来が眼前に広がっていく。24年越しに迎えたもうひとつの未来をあたたかく受け止めていた。
https://uma-furi.com/tenno-sho-autumn-2022/
2:777 :

2022/10/31 (Mon) 19:51:33

逃げの美学 nige no bigaku【Horse racing】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WDRhe4yKBlw

•スズカは俺の心の中でいまだに走り続けています。
あの4コーナーから今もずっと・・・。
ttdefdpteecpch 2 年前 3


•サイレンススズカの走りかたがとにかく綺麗。
他の馬と比べてブレがなく、無駄の無い走り。だから早いんだろうね。
BGMがマッチしていて、涙がこぼれました!
reincarnation40 2 年前 5

•もう十年以上経つんですね。 美しくて、速くて・・・ただそれだけで大衆を魅了した馬でしたね¬。
秋天はどれだけ離して勝ってくれるのかビデオを録画して見ていま¬したが、まだ一度も見ることなく、思い出と共に押し入れの奥にし¬まっています。
間違いなくサンデーの最高傑作。
ディープ世代の連中に見せてあげたい。ひと目見たら言葉はいらないいでしょう。
takahashikentaro 3 年前 4


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1997年 天皇賞 秋 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B+1997

1998年 天皇賞 秋 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B+1998



サイレンススズカ スピードの向こう側へ _ 速さは自由か孤独か
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/497.html

サイレンススズカって騎手が武豊じゃなかったら生きてた可能性ある? 種牡馬として成功してた?
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1664624489/l50

伝説のツインターボ _ その時、馬に神が宿った
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/399.html



『残された者』

 天皇賞・秋(Gl)の1ヶ月後、同じ東京競馬場でジャパンカップが開催された。
天皇賞・秋より400m長い芝2400mで行われ、世界に認められた国際Glは、毎日王冠のあと橋田師が

「もし天皇賞を勝てたら、距離の壁にも挑んでみたい」

と言って、出走を検討していたレースだった。その後は、小回りの芝コースが多いアメリカで、サイレンススズカの可能性を試してみたい。サイレンススズカの名前はアメリカのホースマンにも知られており、アメリカの競馬専門誌が選んだ世界の現役中距離馬十傑に名を連ね、アメリカで種牡馬入りする話もあった。だが、サイレンススズカの死によって、それらの夢も、すべては幻に消えた。

 サイレンススズカのいないジャパンC(国際Gl)を完全な横綱相撲で制したのは、毎日王冠でサイレンススズカの2着に敗れたエルコンドルパサーだった。4歳馬によるJC制覇は、あのシンボリルドルフでさえもなし遂げることのできなかった史上初の偉業である。

 ジャパンCの翌日、競馬実況で有名な杉本清アナウンサーは、京都駅でたまたまエルコンドルパサーに騎乗した蛯名正義騎手に会った。そこで、杉本氏はジャパンC制覇を祝福する言葉をかけたのだが、蛯名騎手から帰ってきた反応は杉本氏の予想もしないものだった。


「でも、本当に一番強いのはウチの馬じゃないんです」


どう答えていいか分からず戸惑う杉本氏に対し、蛯名騎手はこう続けた。


「ウチの馬も、サイレンススズカの影さえ踏ませてもらえなかったんですよね。

どこまで強い馬だったのか。―本当に残念なことをしました」


 騎手というものは、ただでさえ自分の馬を強いと信じたがるもので、いわんやこの場合、蛯名騎手の馬とは史上初めて4歳にしてジャパンCを制するという偉業を達成したばかりのエルコンドルパサーである。

 エルコンドルパサーがサイレンススズカに敗れたのは一度だけ、それもサイレンススズカの最も得意とする距離に乗り込んでの敗北に過ぎない。それにもかかわらず、

「もう一度戦えば、勝てる」

蛯名騎手にそう思わせもしない、サイレンススズカが毎日王冠で見せた「永遠の差」。それは、果たして強さの差だったのか、それとも何か別のものの差だったのか。

 その次の年、エルコンドルパサーは日本から欧州への大遠征を敢然と決行した。そこで残した成果は、サンクルー大賞典(仏Gl)、フォワ賞(仏Gll)優勝、そして世界の最高峰・凱旋門賞(仏Gl)で欧州最強馬モンジューと死闘の末の2着という偉大なものだった。

 しかし、エルコンドルパサー陣営が、賞金の高い日本国内のレースに見向きもせずに欧州へと旅立ったのは、なぜだったのか。欧州遠征を発表する際に理由を問われた二ノ宮師はこう語った。


「もはや国内の馬との勝負付けは済んだ」


そのエルコンドルパサーが影すら踏むことができなかったサイレンススズカ。もしサイレンススズカが生きていたら、エルコンドルパサーには国内に1頭、倒すべき敵が残っていたことになる。競馬に「たら」「れば」がないことを承知で想像してみると、競馬界には今とはまったく別の歴史が形成されていたかもしれない。

サイレンススズカが逝った後、競馬界にサイレンススズカの後を継ぐような馬は、今もまだ現れていない。当然である。そのような馬が簡単に現れるようならば、サイレンススズカがこれほどに人々の心に残るはずがない。

「あんな馬は、もう二度と現れないのではないか」


そう思わせる馬だったからこそ、サイレンススズカが府中に散ったとき、あれほど多くの人々が号泣したのである。


サイレンススズカは、「最強であること」によって人々の心に残ったのではなく、「サイレンススズカであること」によって、人々の心に残った。サイレンススズカは、一頭一頭の馬の個性が薄れたといわれる現代競馬に現れた、何よりも強烈な個性だった。他の馬は、サイレンススズカを強さで超えることはできても、印象度で超えることはきわめて難しいだろう。

 印象度というものは、実際の姿を見ていない人々には、理解しがたいものである。もしかすると、将来サイレンススズカの現役時代を知らない新しいファンが、私たちに向かってこう言うかもしれない。


「サイレンススズカ? 

確かに中距離では強かったかもしれないけれど、マイルでもクラシックディスタンスでもろくに勝ってないじゃないか。

それに、得意な中距離にしても、相手は弱い相手ばかりで、Glは一つしか勝ってないじゃないか」

そんなサイレンススズカ評に対し、あるいは私たちはサイレンススズカの現役時代を知る者として激しく反論したくなるかもしれない。ある人はエルコンドルパサーやグラスワンダーとの力関係からサイレンススズカの強さを説明しようとするかもしれないし、またある人は

「金鯱賞のビデオを見ろ」

とでも言うかもしれない。

 だが、そのようなことでサイレンススズカのすべてを伝えることはできないし、相手に完全に納得させることも出来ないだろう。なぜなら、先にあげたようなサイレンススズカ評も、間違いなくサイレンススズカの客観面を正しく言い当てているものだからである。記録は後世の人々と共有することが容易だが、記憶を後世の人々と共有することは不可能である。

 今になってサイレンススズカとはなんだったのか、と考えてみて、ふと思うことがある。


サイレンススズカとは、1998年に日本競馬に突然現れた、何よりも美しく、何よりも儚い幻だったのではないか。


そして、その時代を生きた私たちは、幸運にも共通して同じ幻を見ることができただけなのではないか。だとすると、いくら資料や映像を持ち出したところで、その記憶を持ち合わせていない人々を説き伏せることはできないのも道理である。

 もしかすると、サイレンススズカとは、同じ時代を生きた私たちが共通して見た、幻のような馬だったのではないか。ほかの馬たちとはあまりに違う次元を走った彼の走りは、現実というにはあまりに速く、そしてその存在は、あまりにも儚く私たちの前から消えてしまった。私たちに、幻というにはあまりにも深い記憶を遺して。


 サイレンススズカとは、私たちに何よりも鮮烈な記憶を焼き付けた、永遠の幻だったのである。だが、彼が私たちに残した記憶は、決して幻ではない。彼が残した記録は未来の馬に破られて消えても、彼が遺した記憶は、決して消えることはない。

http://www.retsuden.com/vol30-13.html


エルコンドルパサー関係者談

Q,凱旋門賞は惜しくも2着でした。
A、「モンジュー?あの馬よりはるかに強い馬を知っていますよ。

サイレンススズカです。あの馬にはいくら追いかけても追いつかないんですよ。

圧倒的でしたね。存在そのものが。おそらく世界最強馬でしょうね。ええ。」

http://mimizun.com/log/2ch/keiba/1126412243
3:777 :

2022/10/31 (Mon) 20:01:23

【絶対泣ける】パンサラッサの〇〇で天皇賞秋が100倍は面白くなった。 - YouTube
2022/10/31
https://www.youtube.com/watch?v=xeOO5yIJ1tk

本日は2022年天皇賞秋で大熱戦を演じましたパンサラッサについて、魂の大逃げに心を掴まれたので、ただ興奮のままに話すだけの動画を作りました。令和のツインターボでもなく、サイレンススズカでもなく、パンサラッサを確立した。素晴らしい名勝負名レースだったと思います。




【天皇賞(秋)】真の力を見せたイクイノックス、名勝負を演出したパンサラッサ 最高峰にふさわしい名勝負に酔う
10/31(月) 10:40配信

心身のバランスが整ったイクイノックス

イクイノックスがキャリア5戦で古馬GⅠ制覇を遂げた。なんといっても2戦目の東京スポーツ杯2歳Sが凄かった。アルナシームが途中から先頭に立ち、後半1000mはすべて11秒台が並び、57.6。残り400mは11.9-11.4。この流れをイクイノックスは最後に加速ラップで差し切り勝ち。ラスト600m32.9は衝撃的。この時点でみんな来年のクラシックはイクイノックスだと確信した。だが、皐月賞も日本ダービーも18番枠が当たり、それぞれ0.1、0.0差で2着。無冠に終わった。競馬は本当に難しく、安易に描いたシナリオほど簡単に崩壊する。


「こんなはずじゃない」。ファンもそれを信じたから、天皇賞(秋)では一つ年上のダービー馬シャフリヤールらを差し置いて1番人気に支持した。3歳の天皇賞(秋)制覇はエフフォーリアに続く2年連続だが、3歳馬が出走可能になった87年以降ではバブルガムフェロー、シンボリクリスエスと3頭しかいなかった。簡単な記録ではないにもかかわらず、1番人気。その信じる力は素晴らしい。

ファン以上に「こんなはずじゃない」と思い続けたのが陣営だった。心身のバランスがまだかみ合わない春は調整が難しかった。速い調教をやろうとすれば、馬はスイッチが入るが、体が追いついていかない。心身のバランスを維持するのは人間でさえ苦労するもの。馬に話したところで理解できない。でも諦めるわけにはいかない。この春の経験があったからこそ、天皇賞(秋)がある。あの破壊力ある末脚はイクイノックスが心身のバランスを整えた証拠。父キタサンブラックも3歳秋から一段ギアを上げた。父は4歳以降GⅠ6勝。来年こそイクイノックスの時代が来る。

パンサラッサに感じる希望
レースは前後半1000m57.4-1.00.1、1.57.5。気分のいい秋空、絶好の馬場がアシストしたとはいえ、古馬中距離最高峰にふさわしい内容の濃い競馬だった。演出したのはパンサラッサだ。昨秋オクトーバーSで突如、大逃げを決めたレースは鮮明に記憶している。前年のオクトーバーSも逃げて2着だったが、それは引きつける形。大逃げのスタイルを確立させた21年オクトーバーSは、パンサラッサのあと一歩足りないところを見事に埋めた。そこから半年かからずにドバイターフ制覇。矢作厩舎の厩舎力をあらわすエピソードであり、馬はきっかけひとつで大化けすることを示した。パンサラッサのように逃げへ活路を見出し、一変する馬はまだまだいるのではないか。これはひとつの希望だ。

大逃げを確立させてからのパンサラッサは名勝負製造機。今年は宝塚記念とこの天皇賞(秋)がそれにあたる。今回も序盤こそじわりと先頭に立ち、後ろを引きつけながらも、後続が抑えにかかる中盤に入る付近でもラップを落とさない。前半1000m12.6-10.9-11.2-11.3-11.4。スピードに乗ったらそれを落とさない。この強気がパンサラッサ最大の武器だ。後半1000mは11.6-11.8-11.6-12.4-12.7。4コーナーまでに離せるだけ突き放し、最後の直線は後ろとの差を目一杯使い切って、しのぎにかかる。

舞台が舞台だけにサイレンススズカに重ねる見方もあるが、個人的にはそれとこれとは別。似たスタイルではあるが、タイプは違うように感じる。パンサラッサは最後に粘りを発揮できるかが勝負。今回も残り200mは一杯だったが、それでも粘ろうとしていた。ゴール前、イクイノックスにしか交わされなかったのは、前半のリードと最後の粘りがあったからだろう。勝ったイクイノックスの上がり600mは32.7、パンサラッサは36.8。その差はなんと4.1。いかにそれぞれが自身の武器を最大限に生かしたかが分かる。双方の潔さが心地よい。

パンサラッサの逃げの特徴は、前半、後ろの脚を削りにかかる。この逃げに対抗するにはそれでも脚を溜められるスピードの持続力が必要になる。なおかつ、溜めた末脚を瞬時に全開にしないと届かない。イクイノックスとて、加速がスムーズにいかなければ、届かなかった。つまり、今回のような競馬で最後、上位に顔を出すには優れたバランスという総合力がなければいけない。パンサラッサ以外で掲示板にきたのは1~4番人気。展開が合致する、もしくは展開のあやといったものは存在しない。真に底力がないと上位に来られないレースを作る。パンサラッサが名勝負製造機である最大の理由はここにある。5着以内はみんな次も楽しめる。パンサラッサのおかげで息をのむ緊張感あふれるレースを目撃できた。感謝したい。

3着ダノンベルーガは最後の直線で内に行かざるを得なかった。伸び脚は目立っており、こちらも東京コースならもっとやれていい。4着ジャックドールはパンサラッサがいたことで、ここ2戦うまく脚質転換に成功した。この形も悪くはないが、ほかのペースに合わせるより、自分本位の競馬で力を出すタイプのようにもみえる。パンサラッサ不在のレースでどうするか、興味がある。5着シャフリヤールは上がりを要する流れで弾けなかった。ダービーのような瞬発力勝負で切れ味を活かしたいところ。このレースを経験して、どう変わるか。楽しみだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c306cea894e29a1b7c6ccec5a0e93e90fae27edd
4:777 :

2022/10/31 (Mon) 20:18:30

パンサラッサ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5

2021年 福島記念(GⅢ) | パンサラッサ | JRA公式 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4t36iTl531k

2022年 中山記念(GⅡ) | パンサラッサ | JRA公式 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zP5yoGIa-NA

ドバイターフ2022 パンサラッサ&ロードノース同着! 【抱き合うデットーリと吉田豊】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RlLpdMCvMXQ

2022年 宝塚記念(GⅠ) | タイトルホルダー | JRA公式 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LwISi4mqANE

2022年 札幌記念(GⅡ) | ジャックドール | JRA公式 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ngtskmLmlPc




パンサラッサ(欧字名:Panthalassa、2017年3月1日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2022年のドバイターフ、中山記念、2021年の福島記念。

馬名の由来は、かつての地球に存在した海の名前(パンサラッサ)。父名からの連想。

戦績

2歳(2019年)
9月21日、阪神競馬場の芝1600mコースで行われた新馬戦に鞍上坂井瑠星で出走しデビューしロータスランドの6着に敗れる。阪神芝2000m未勝利戦の2着を経て、初勝利は3戦目の10月12日の京都競馬場での未勝利戦 (芝2000m/内回り) であった。12月28日のホープフルステークスに12番人気で重賞初挑戦するも同厩コントレイルの6着に敗れる。

3歳(2020年)
3歳シーズンに入り、1月26日の若駒ステークスから始動するも4着。その後は弥生賞ディープインパクト記念に出走するが9着に敗れた。6月20日の阪神競馬場での3歳上1勝クラスで2勝目を挙げると、中1週で挑んだラジオNIKKEI賞では2着に入った。夏が明け、9月27日には距離延長で神戸新聞杯に出走するが、僚馬コントレイルの12着に敗れる。その後はオクトーバーステークス、アンドロメダステークスとリステッド競走を連戦するも、それぞれ2着、4着と勝ちきれなかった。12月12日にはダートに転戦し師走ステークスに出走。1番人気に推されたものの、11着に惨敗した。

4歳(2021年)
2月7日、芝に戻って関門橋ステークスに出走、ワールドウインズのクビ差2着となる。その後は中山記念に出走するも7着、読売マイラーズカップでは左前肢跛行により競走除外を受けた[4]。

10月17日、オクトーバーステークス (東京・芝2000m) で鞍上吉田豊が得意とする逃げ戦法で1年4カ月ぶりの勝利を挙げ、逃げ戦法に活路を見出した。11月14日、福島記念 (福島・芝2000m) に5番人気で鞍上菱田裕二で出走。1000メートルを57秒3のハイペースで後続を突き放し最後の直線も先頭を譲らず4馬身差の逃げ切り勝ちで2連勝、重賞初勝利を挙げた。なお、この日、キャリア2戦目(阪神内回り2000mの2歳未勝利戦)で自身を下したアカイイトもエリザベス女王杯で勝利し重賞初勝利を挙げている。

5歳(2022年)
5歳初戦として、中山記念(GII)に出走。2番人気に推されたレースでは、抜群のスタートから難なく主導権を取り、1000m57秒6のハイラップで大逃げ。さらに後続との差を広げていき、最後まで押し切って重賞2勝目を飾った[5]。

次走として3月26日のドバイターフ(G1)に出走。抜群のスタートを切り、先頭に難なく立ち1馬身リードし、そのリードを保ったまま最終直線に突入。外から追い縋る前年覇者のロードノースと追い比べとなり、さらに外からヴァンドギャルドも差し切り態勢に入って三頭並んでゴール前を通過。長い写真判定の末、最内パンサラッサと真ん中のロードノースが1着同着となり、G1初制覇を果たした[6]。馬主の広尾レースは前身のサウスニアレースホース時代を通じてGI級競走初優勝。鞍上の吉田豊にとっても2010年のマイルチャンピオンシップ南部杯のオーロマイスター以来の優勝、海外GIはともに初制覇となった。レース後、矢作師はロードノースの次走がプリンスオブウェールズステークスの予定であることを踏まえて、「もしロードノースがプリンスオブウェールズに行くなら、私たちも行かなければいけないでしょう」と同レースへの参戦も示唆した[7]。

8月21日に行われたGII札幌記念に出走。GI3勝を挙げこのレース連覇を狙うソダシ、金鯱賞でレコード勝ちしたジャックドールなどのメンバーを抑えて1番人気に推された。レースでは行き脚がつかず序盤は2番手も、促してハナへ。大逃げとはいかず、道中は他馬を引きつけたまま進んだ。最後の直線では逃げるもジャックドールに捉えられ、最後までもつれたが2着に敗れた。鞍上の吉田豊は「この馬なりにらしさを出してよく食い下がってくれた。行き切ってからは楽ですが、二の脚が遅く最初に苦労する。3、4角でセーフティーリードが欲しかったですが、よく頑張ってくれました」とコメント。管理する矢作調教師は「どうしてもダッシュが悪くなって前に行かなくなっているね。4角でもっと引き離すんだけど。馬がいい子になりすぎて荒々しさが消えている感じがある。ただ、偉い馬。タフな馬場も合っていたと思う」と話した[8]。

続いて秋初戦として東京競馬場で行われたGI天皇賞(秋)に出走。7番人気で迎えたレースではスタート直後に先頭に立つと、1000メートル通過が57秒4というハイペースを演出。直線に向いても後続ははるか後方で、このまま逃げ切るかという局面までたどりついたが、ゴール寸前で1番人気イクイノックスに差されて1馬身差の2着に敗れた。騎乗した吉田豊は「雰囲気は良かったです。最近はゲートがひと息だったのでゲートだけと思っていましたが、これだけ出てくれて、枠も良かったので、向正面では気分良く行けました。涼しくなって状態も上がっていたんでしょう。最後まで頑張ってくれていたので、何とかしたかったです」とコメントした[9]。

競走成績
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5_(%E7%AB%B6%E8%B5%B0%E9%A6%AC)


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パンサラッサの分析
更新日 : 2022年10月25日 競走馬分析
https://keiba-bunseki.com/panthalassa/

パンサラッサの三代血統表

2022年8月21日【札幌記念】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、パンサラッサの好走パターンを分析。(ダートは除く)


パンサラッサの距離適性
パンサラッサはこれまでに芝1600m~芝2500mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

芝1600m(0-0-0-1)
芝1800m(2-1-0-1)
芝2000m(4-4-0-5)
芝2200m(0-0-0-2)
芝2500m(0-0-0-1)
適距離は、1800~2000m。

パンサラッサの脚質
逃げ、先行脚質。

出遅れさえなければ、確実に先手を取れる先行力はある。

平均ペースくらいまでならなんとか押し切れるが、それ以上のペースになると、そのスピードを最後まで持続できる力は現状ではまだない。

なので、上り時計はかかってくれた方がベター。

現状では、上り時計が36秒前後かかってくれないと粘り切る脚はない。

前半でぶっ飛ばして、後半どこまで粘れるかがこの馬の競馬だろう。

平均、スローの流れで上りが速くなると苦戦だが、自ら逃げて、そういう競馬にはさせないだろう。

パンサラッサのコース適正
パンサラッサの競馬場ごとの着度数は次の通り;

札幌(0-1-0-0)
福島(1-1-0-0)
東京(1-1-0-0)
中山(1-0-0-4)
中京(0-0-0-1)
京都(1-0-0-1)
阪神(1-1-0-4)
小倉(0-1-0-0)
ドバイ(1-0-0-0)
パンサラッサの持ち時計(ベストタイム)
パンサラッサの持ち時計は次の通り;

芝1600m:1.38.0 6着(阪神)
芝1800m:1.45.7 7着(中山)
芝2000m:1.59.2 1着(福島)
芝2200m:2.10.8 8着(阪神)
芝2500m:2.34.4 13着(中山)
本格化した現在、ワンターンコースでの高速決着にどの程度対応してこられるかは興味深い。

パンサラッサの重馬場適正
パンサラッサの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

稍重(1-2-0-0)
重(0-0-0-1)
不良(1-0-0-0)
上りがかかる道悪は歓迎の口だろう。



パンサラッサの鉄砲実績(休み明け)
パンサラッサの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

10週以上(2-0-0-2)
叩いてからは;

2戦目(1-3-0-0)
3戦目(0-0-0-2)
4戦目(1-0-0-1)
5戦目~(1-1-0-1)
ローテーションは、連闘で(0-1-0-0)、中1週で(1-1-0-0)。

詰めて使って結果を残す。

パンサラッサの枠順適正
パンサラッサの枠番別着度数は;

1~4番(1-2-0-2)
5~9番(4-1-0-4)
10~14番(1-2-0-4)
15~18番(未)
前々で勝負したい馬、内枠が欲しい。

パンサラッサの季節別着度数
12~2月(冬):(1-1-0-6)
3~5月(春):(1-0-0-1)
6~8月(夏):(1-2-0-1)
9~11月(秋):(3-2-0-3)
パンサラッサの斤量別着度数
53キロ(0-1-0-2)
54キロ(2-2-0-0)
55キロ(0-1-0-3)
56キロ(3-0-0-3)
57キロ(1-1-0-1)
58キロ(0-0-0-1)
パンサラッサの好走体重
3着以内の体重は;

456~482キロ


パンサラッサの血統背景
父はスプリントG1を5勝したロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ)。

母の父はモンジュー(ND系サドラーズウェルズ)。

モンジューは欧州、日本、米国で走り、1999年の「凱旋門賞」など、G1を6勝。主戦場は芝の2400m。

半姉に中央競馬、芝のマイル~中距離で活躍したディメンシオン(父はディープインパクト)。

パンサラッサの近走
21/11/14 福島記念(G3・ハンデ)
福島 芝2000m 良

着順:1着(1.59.2・-0.6差)

騎手:菱田裕二(56キロ)

見事な大逃げを炸裂させての1着。

スタミナはあるが、スピードの持続力には少し不安のある馬。

そういう馬が、持てるスタミナをフル活用した見事な勝利。

⇒2021年 福島記念(G3)のラップ分析&回顧

21/12/26 有馬記念(G1)
中山 芝2500m 良

着順:13着(2.34.4・2.4差)

騎手:菱田裕二(57キロ)

1枠2番から逃げの手。

道中は積極的に逃げて、前半1000mは59.5秒、後続に5馬身ほどの差をつけて逃げる。

3角手前あたりで息を入れて、4角はタイトルホルダーに並びかけられて直線。

直線は、坂下まではなんとか粘っていたが、坂の上りで失速。

今回は距離とクラスが合わなかっただけ。

この馬の走りはできた。

⇒2021年 有馬記念(G1)のラップ分析&回顧

22/2/27 中山記念(G2)
中山 芝1800m 良

着順:1着(1.46.4・-0.4差)

騎手:吉田豊(56キロ)

詳細は「ラップ分析」で書いたのでここでは割愛。

⇒2022年 中山記念(G2)のラップ分析&回顧

22/3/26 ドバイターフ
メイダン 芝1800m 良

着順:1着(1.45.7・同着)

騎手:吉田豊(57キロ)

11番ゲートからハナを切る。

道中は1馬身ほどの差をつけて逃げていたが、4角手前くらい、残り600mあたりでペースを上げて後続をやや引き離しにかかった。

直線入口では、2番手の馬は食い下がっていたが、3番手以降には3馬身ほどの差をつけていた感じ。

残り300mを過ぎてからは2番手の馬も一杯になり、後続との差は3~4馬身くらい。

そこからはおそらく消耗戦。

先団の馬がことごとくついて来れない中、ロードノースが馬群の外目から鋭い脚。

続いて後方にいたヴァンドギャルドも差し脚を伸ばしてきてパンサラッサに迫る。

ゴール前は粘るパンサラッサと追い込んで来る2頭の争いになったが、パンサラッサとロードノースは同着。

ヴァンドギャルドもハナ差の3着という接戦だった。

走破時計の1.45.7は、2014年にジャスタウェイが勝った1.45.2(レコード)に次ぐ速さ。

ヴァンドギャルドも消耗戦には強い馬。

レースの流れは、おそらく前傾ラップの消耗戦だったのではないか?

22/6/26 宝塚記念(G1)
阪神 芝2200m(内)良

着順:8着(2.10.8・1.1差)

騎手:吉田豊(58キロ)

6枠11番からハナを主張。

前半1000mの通貨が57.6秒というハイペースでぶっ飛ばし、4角はタイトルホルダーに並びかけられながらも先頭で直線に向いた。

直線では早々にタイトルホルダーに交わされるが、そこからズルズルとは行かずに、粘って粘っての8着。

2200mはやはり少し長いのだろうが、レコード結着の影にはこの馬の走りがあることは間違いない。

⇒2022年 宝塚記念(G1)のラップ分析&回顧

2022/8/21 札幌記念(G2)
札幌 芝2000m 良

着順:2着(2.01.2・クビ差)

騎手:吉田豊(57キロ)

【レース前寸評】

同型のジャックドールはいるが、おそらくこの馬がハナを切るだろう。札幌コースは初参戦だが、この馬には向いていそう。強豪相手に逃げ切れるかどうか、興味深い。

【結果】

2枠3番から、ユニコーンライオンがハナを主張するも、内から譲らずにこちらもハナを主張。

結局ユニコーンライオンは控えて、パンサラッサは注文通りの逃げ。

前半1000mを59.5秒で折り返すと、4角も後続に1馬身の差をつけて直線に入る。

直線は外から並びかけて来たジャックドールとの追い比べになるが、ゴール前クビ差交わされての2着。

実に見ごたえのあるガチンコ対決。

タフな馬場状態でも安定の逃げ。

この馬も強い。

⇒2022年 札幌記念(G2)のラップ分析&回顧

次走、天皇賞(秋)(G1)に向けて
次走は、10月30日(日)東京競馬場 芝2000mで行われる「天皇賞(秋)(G1)」。

逃げてどのようなレースを作ってくるのか?

逃げ切り勝ちまであるのか?

この馬がいるとレースが締まる。

非常に楽しみな一頭。
https://keiba-bunseki.com/panthalassa/
5:777 :

2022/10/31 (Mon) 20:36:26

2022年 宝塚記念 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2022%E5%B9%B4+%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E8%A8%98%E5%BF%B5




2022.06.25
JRAパンサラッサは「サイレンススズカ」になれない!? 平成・令和で名を馳せる稀代の逃げ馬2頭に存在する「決定的な違い」とは
文=エビせんべい佐藤
https://biz-journal.jp/gj/2022/06/post_303826.html

 26日、阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1)。そのレース展開のカギを握る1頭として注目を集めているのが、逃げ馬パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)である。

 すでに現役屈指の逃げ馬として名を馳せているパンサラッサ、その大逃げのスタイルから、時に稀代の逃げ馬サイレンススズカと重ねて語られることもある。今回はそのサイレンススズカが唯一制したG1である宝塚記念に、パンサラッサも挑むこととなる。

 2頭の姿を重ね、豪快な逃げ切り勝利を期待するファンも多いだろう。しかし宝塚記念に挑むにあたって、サイレンススズカとパンサラッサの間には決定的な違いが存在する。

稀代の逃げ馬2頭の「決定的な違い」とは
 サイレンススズカは大逃げの印象が強いが、その強さの本質は「逃げて差す」競馬である。コンビを組んだ武豊騎手との阿吽の呼吸によって道中で一旦ペースダウン、直線の前で一息入れたうえで存分に二の脚を使うことで、影すら踏ませぬ逃亡劇を完遂してきた。


 一方のパンサラッサは、言葉通りの大逃げが身上である。速いラップを刻み続けて後続の脚を消耗させ、最後は自身もバテるが、後続もバテているといったレース運びが強みだ。

 この2頭の“逃げ”の違いは、ラップタイムにもハッキリと表れている。以下に示すのはサイレンススズカが制した金鯱賞(G2)と、パンサラッサが制した中山記念(G2)のラップタイムである。

 サイレンススズカ 1998年金鯱賞
 12.8-11.2-11.2-11.5-11.4-11.4-12.0-12.4-11.7-12.2

 パンサラッサ 2022年中山記念
 12.7-11.2-11.3-11.1-11.3-11.5-11.6-12.2-13.5

 2頭のラップを見比べると、前半はそれぞれ11秒台前半という、かなりのハイペースで逃げている。しかし違いが出てくるのがラスト4~3ハロン、サイレンススズカは12.0-12.4とペースを落としていることに対して、パンサラッサは11.5-11.6と速いラップを刻み続けている。

 この直線手前での“一息”の有無が最後の2ハロンでのラップに大きな違いを生み出す。サイレンススズカは11.7-12.2と再加速を見せているのに対して、パンサラッサは12.2-13.5と最後には大きく失速してしまっている。

 もちろん、この2レースは距離やコース形態が異なるため単純な比較はできない。しかし2頭が他に逃げ切ったレースの多くで同様の傾向が出ており、“息を入れる”サイレンススズカと、“逃げ続ける”パンサラッサの2頭には明確なスタイルの違いがあるといえるだろう。


 また、2頭が好走してきたレースは共に1800m~2000mが中心であり、2200mの宝塚記念は適性からはやや長いと言える。この距離延長に際して、2頭の逃げ方の違いが大きな影響を及ぼす可能性がある。

 サイレンススズカは宝塚記念に勝利して距離不安を払拭して見せたが、この時は直線の手前で普段以上に大きくペースを落としていた。この一息が、最後の200mで失速することなく距離の壁を打ち破れた要因かもしれない。

 一方のパンサラッサは前走のドバイターフ(G1)で勝利こそしたが、初めて一線級を相手取ったレースで最後は同着での決着。1800mでもギリギリの逃げ切りであったこの結果を考えると、息を入れる一工夫のできないパンサラッサは2200mの距離で最後に脚が止まる可能性も否定できない。

 同じ大逃げ馬でも、その性質が全く異なるサイレンススズカとパンサラッサ。その姿を重ねて期待を寄せるファンも多いと思われるが、パンサラッサが「異次元の逃亡者」となることは簡単では無いかもしれない。距離不安を払拭して逃亡劇を完遂するのか、それとも失速して御用となるのか、パンサラッサの走りに注目したい。
https://biz-journal.jp/gj/2022/06/post_303826.html
6:777 :

2022/11/01 (Tue) 06:00:38

イクイノックス - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9



イクイノックス(欧字名:Equinox、2019年3月23日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2022年の天皇賞(秋)、2021年の東京スポーツ杯2歳ステークス。

馬名の意味は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」[2]。

血統・デビュー前
キタサンブラックの初年度産駒である。GIを7勝し、演歌歌手・北島三郎が実質的なオーナーである事からも注目を浴びた父を持ち、母はマーメイドステークスを制覇したシャトーブランシュ。その父は高松宮記念を制覇したキングヘイローである。

2019年3月23日、北海道安平町のノーザンファームで誕生。一口馬主法人シルクホースクラブから総額4000万円(一口8万円×500口)で募集され[2]、ノーザンファーム早来で育成。厩舎長の桑田裕規によると、距離適性と馬体の成長面から、当時の目標としては父の制した菊花賞が据えられていた[3]。その後、美浦トレーニングセンターの木村哲也厩舎に入厩した。

戦績

2歳(2021年)
デビュー前に木村が調教停止処分を受けた事に伴い、2021年7月29日付で岩戸孝樹厩舎に転厩した[4]。

8月28日、新潟競馬場での2歳新馬戦でデビュー。クリストフ・ルメールを鞍上に迎えたレースでは、好位のインに控え直線で先頭に立ってサークルオブライフなど後続を突き放し、2着に6馬身差をつけ優勝した[5]。本馬が見せた末脚は、長距離向きと見ていたノーザンファームの桑田を驚かせた[3][6]。その後木村調教師の調教停止期間満了に伴い、11月1日付で木村哲也厩舎に再転厩した[7]。

11月20日の東京スポーツ杯2歳ステークスでは1番人気に支持されると、レースでは新馬戦と異なり後方馬群で待機、直線では上がり3ハロン32秒9[注 1]の末脚で各馬を差し切って無傷の2連勝で重賞初制覇を果たすと共に、キタサンブラック産駒の重賞初制覇となった[6][8]。

3歳(2022年)
予定通りトライアル競走を用いず[9]、3歳初戦として中147日のローテーション[注 2]で皐月賞に出走。前年のJRA賞最優秀2歳牡馬であるドウデュース、無敗で共同通信杯を制したダノンベルーガに次ぐ3番人気に推された。レースでは大外枠から中団につけ、勝負どころで好位の3番手につけ最後の直線へ。抜群の手応えで一度は他馬を突き放したが、最後は外から同厩舎のジオグリフに差され2着に敗れた[11]。鞍上のルメールは「休み明けだったけど、すごくいい競馬はできた。外枠もあって壁を作れなかったけど、勝ち馬は作れたからね。でもダービーはビッグチャンスだと思う」と振り返った[12]。

続いて、5月29日に行われた東京優駿(日本ダービー)に出走。皐月賞4着のダノンベルーガに次ぐ2番人気に推された。道中は後方3番手からレースを進める。最後の直線ではメンバー最速の上がり3ハロン33秒6の末脚で追い込むも勝ち馬ドウデュースにはクビ差及ばず、皐月賞に続いて2着に敗れた。鞍上のルメールは「直線は勝ち馬をマークして外に出して追いだしたら、(相手が)伸び返す形になってしまったかな」と振り返った[13]。

次走として天皇賞(秋)に出走することを表明した。東京優駿出走後の左前脚のダメージについては、経過は良好とした[14]。

予定通り天皇賞(秋)に出走。1番人気に推され、好スタートを切ると、ハイペースで大逃げを図ったパンサラッサを追う形で馬群の中団を追走。最後の直線に入って鞍上のルメールがムチを入れると、逃げ粘るパンサラッサをゴール寸前で後方(ルメール曰く、パンサラッサとの差は約15馬身はあった)から差し切って勝利。GI初勝利を飾った。天皇賞(秋)の3歳馬の勝利は前年のエフフォーリア以来2年連続、史上5頭目。キャリア5戦での天皇賞(秋)制覇は史上初尚且つ史上最短、前年のホープフルステークスから続いていた平地GI競走の1番人気の連敗記録を16連敗で止めたなど、記録ずくめの勝利となった[15][16]。キタサンブラック産駒はG1初制覇で、史上4組目の天皇賞(秋)父子制覇を達成した[15]。

競走成績
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
7:777 :

2022/11/03 (Thu) 09:01:49

【回顧・天皇賞秋2022】驚異の大逃げ・パンサラッサを差し切り、GⅠ制覇の栄光を手にしたイクイノックス。彼のキャリアにおいて特異だったといえるその走りとは?〈うまけんch〉
https://www.youtube.com/watch?v=I3A0f7O78ZE

個別ラップを閲覧したい方はコチラ→https://derbyroom.jp

00:00 | 天皇賞・秋2022、どうでしたか?
01:10 | 「パンサラッサ」の大逃げを解剖。
05:02 | ジェットコースターみたいな「イクイノックス」
07:36 | やっぱり強かった「ダノンベルーガ」
09:23 | 物足りない「シャフリヤール」
10:30 | 次は負けない「ジャックドール」
12:05 | 謎の「ジオグリフ」
13:21 | 次世代に伝えたいレース

【うまけんch】
個別ラップをもとに、
レースの質や競走馬の個性について
ディープに分析していく番組です!
8:777 :

2022/11/05 (Sat) 17:26:19

今も語り継がれている天皇賞秋の名勝負1


2011年 天皇賞(秋)(GⅠ) | トーセンジョーダン
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%802011%E5%B9%B4+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2022.11.01
パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
https://biz-journal.jp/gj/2022/11/post_324626.html

 6万人を超える大観衆が見守る中、1番人気のイクイノックスの勝利で終わった天皇賞・秋(G1)。有力な3歳世代と実力ある古馬勢が相見えるとあって、戦前から大きな注目を集めていたが、3歳世代の大将格が世代交代の狼煙を挙げた格好だ。

 クラシックで惜敗続きだったイクイノックスが待望のG1初勝利を掴んだことは勿論だが、この名勝負に一役買ったのは大逃げを打って2着に粘りこんだパンサラッサの存在が大きい。

 近走ではスタート後のダッシュがつかず、先頭に立ってもタメ逃げのような形が続いていたパンサラッサ。事前に同馬を管理する矢作芳人調教師が「そういう(逃げる)競馬に徹したい」と堂々の逃げ宣言をしていたとはいえ、まさかここまでの大逃げに打って出ると予想できたファンは多くなかったはずだ。

 道中では、2番手にいたバビットを10馬身以上も引き離す、まさに大逃げ。前半1000m通過タイム57秒4が電光掲示板に表示されると、東京競馬場は大いに沸き上がった。


 また、この激流は近10年でも最速のペースであり、1998年の天皇賞・秋でサイレンススズカがマークした前半1000m通過タイムと全く同じだった。そういった背景もあって、レース後にはネットの掲示板やSNS等でも大きな話題を呼んだ。

天皇賞・秋史上最速ラップは…
 歴史的なハイペースとなった今年の天皇賞・秋だが、過去にはパンサラッサとサイレンススズカを上回るラップで逃げた馬がいた。シルポートである。

 競馬ファンの間では、知る人ぞ知る存在のシルポート。生涯でG1勝ちこそなかったものの、京都金杯(G3)やマイラーズC(G2)連覇など重賞3勝を挙げた逃げ馬だ。

 2011年の天皇賞・秋で、同馬が記録した前半1000m通過タイムは56秒5。これは天皇賞・秋史上最速ラップである。今回のパンサラッサが刻んだハイラップより、さらに1秒近く速かったのだから、その逃げ足は驚愕に値する。

 結果的にシルポートは16着と大敗したが、勝ったトーセンジョーダンがマークした勝ち時計の1分56秒1は、現在でも未だに破られていないコースレコードとなっている。

 近年は馬場の高速化が進み、各競馬場でレコードが頻繁に更新されるようになった。だが、あれから10年経ってもこの記録が更新されていないのは、シルポートが演出したハイペースがあってこそだろう。

 引退後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となり、現在も毎年産駒を輩出し続けているシルポート。父としてまだ重賞を勝っていないだけに、スポットを浴びることはないが、天皇賞・秋のハイペースで改めて思い出される1頭だ。






トーセンジョーダン、超速レコードで盾制覇!=天皇賞・秋
2011年10月30日
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201110300004-spnavi

天皇賞・秋は伏兵トーセンジョーダン(左)が驚愕のレコード駆けでGI初制覇! 【写真:中原義史】
 JRA古馬最高の栄誉を争う第144回GI天皇賞・秋が30日、東京競馬場2000メートル芝で行われ、ニコラ・ピンナ騎乗の7番人気トーセンジョーダン(牡5=栗東・池江泰寿厩舎、父ジャングルポケット)が優勝。中団待機の道中から、直線外を力強く伸びGI初勝利を飾った。良馬場の勝ちタイム1分56秒1は、2008年の天皇賞・秋でウオッカがマークした1分57秒2を1秒1も上回ると同時に、01年にツジノワンダーが新潟競馬場でマークした1分56秒4を0秒3更新する驚愕のレコードタイム。

 トーセンジョーダンはこの勝利でJRA通算16戦9勝、JRA重賞は4勝目。騎乗したイタリア人ジョッキーのニコラ・ピンナは日本GI初勝利。また、同馬を管理する池江泰寿調教師はオルフェーヴルで制した前週のGI菊花賞に続く2週連続GI制覇となった。

 なお、半馬身差の2着にはフランシス・ベリー騎乗の2番人気ダークシャドウ(牡4=美浦・堀厩舎)が入り、さらに半馬身差の3着に横山典弘騎乗の6番人気ペルーサ(牡4=美浦・藤沢和厩舎)。一方、1番人気に支持されていた岩田康誠騎乗のブエナビスタ(牝5=栗東・松田博厩舎)はさらに3/4馬身遅れる4着に敗れた。
驚愕の「1分56秒1」に場内どよめき

ピンナは日伊を通じて初のビッグタイトル制覇に喜び爆発 【写真:中原義史】
 秋の王道GIシリーズ第1ラウンドは、驚きの連続。伏兵トーセンジョーダンが突き抜けたことに東京競馬場はザワつき、電光掲示板に点った「1分56秒1」の超速タイムにスタンドがさらにどよめいた。

 日本の競馬ファンがあっけにとられる中、喜びを爆発させたのがトーセンジョーダンを天皇賞馬に導いた23歳のイタリア人ジョッキー、ニコラ・ピンナだ。
「イタリアでもGIを勝ったことがなかったし、自分の若いキャリアで日本のGIを勝てるなんて、本当にうれしい」

 今年はじめにGII日経新春杯(ルーラーシップ)、GI高松宮記念(キンシャサノキセキ)を制するなど荒稼ぎした同郷のウンベルト・リスポリに触発され、5月に初来日。2カ月の騎乗後、再び10月から日本での騎乗を再開し、短期免許が切れる最終日のきょう、夢のビッグタイトルを手中にした。
馬の状態と道中の流れと、すべてが完ぺきに合致した勝利

「完ぺきなレース運びだった」とピンナ、残り200mで勝利を確信 【写真:中原義史】
「パドックでまたがった時のトーセンジョーダンは、調教以上にいい状態だと思いました。自信を持ってレースに挑むことができました」

 完ぺきに運べた、と振り返ったレースは中団よりやや後方。ブエナビスタら有力馬より後ろの位置取りになったが、「速い逃げ馬がいたし、きょうの馬場なら速い時計が出るのは分かっていたから、ブエナビスタを見ながらレースをしよう」とピンナ。女傑をぴったりとマークする形で勝負どころの4コーナーを迎え、「ブエナビスタの手応えがちょっと怪しいかな」と見るや、すぐさま同じ池江厩舎のトゥザグローリーに目標をチェンジ。そして、ゴチャつくインを横目にしながら、直線外を豪快に差し切った。

「最後は無我夢中だったけど、残り200メートルで“勝てるかな”と思った。日本ではゴールする時にアナウンサーがいつも『ゴールイン!』って言うでしょ? だから僕も『ゴールイン! ゴールイン!』って叫びながら、最後はゴールに飛び込んだよ(笑)」
 そうおどけて、GI奪取の瞬間を振り返った陽気なイタリアン。馬の状態と道中の流れと、すべてが完ぺきに合致しての勝利だったと、日本競馬最高峰の1つである栄誉を噛みしめた。

かつてのクラシック候補、遅咲きの戴冠

期待の素質馬が遅咲きの初戴冠、JCは堂々の主役として臨む 【写真:中原義史】
「ずっとトップクラスの素質を持った馬だと思っていましたので、それを証明できてうれしいですね」
 そう喜びを語ったのは、2週連続でGI美酒を味わった池江調教師。もともとクラシック候補との呼び声高かったものの、2度の裂蹄により長期休養を余儀なくされ、一生に一度の大舞台に立つことが叶わなかった。しかし、円熟の5歳を迎えての初ビッグタイトル戴冠。3歳時の悔しさを晴らす大仕事に、トレーナーの感慨もひとしおだろう。
 今後のローテーションに関して、「夏の札幌記念を使う時点から秋は天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念と思っていましたので、予定通り行きます」。距離が2400メートルに延びることも「2000メートルはやや短いかなと思っていたくらいで、長い方がいいタイプです」というのだから、今度は“主役”として秋の大一番を迎えることになりそうだ。
 それはピンナも太鼓判。「きょうのレースはとても強かった。これだけの強い内容で勝てたんですから、ジャパンカップも十分にチャンスだと思います」。しかしながら、ピンナ自身は合計3カ月の短期免許を今年はすべて使い切ってしまったために、1カ月後のジャパンカップは騎乗できず。新たなジョッキーの人選は今後調整されるとのことだ。

 オルフェーヴルが三冠を制し、またきょう府中で新たな古馬王者が誕生。5着トゥザグローリーも内容は悪くはなく、こちらも距離延びるジャパンカップで大きな期待が持てそうと、まさにキラ星のごときスターホースの宝庫となった池江厩舎。「有馬記念にはたくさんの馬を出したいと思っていますので」とトレーナーが語ったとおり、JC、そしてクリスマス有馬決戦と、池江厩舎の快進撃はまだまだ続く。
女王まさかの4着……岩田「申し訳ないです」

まさかの4着に終わったブエナビスタ、JCでの反撃はあるか 【写真:中原義史】
 ブエナビスタにとって、国内レースでは初めて馬券圏外となる敗戦。岩田はショックを隠しきれない表情で振り返った。
「申し訳ないです」
 レースは先行馬を見る形でインぴったりを追走。番手としては申し分ない位置取りだったが、4コーナーではそれが仇となる形でゴチャつき、詰まる場面も。
「行き場がなくなったんですけど、そこを力で伸びていってくれました。根性のある馬です」
 だが直線、激しく追い上げたゴール前でも再び外からヨラれてしまい「馬がヒルんでしまった」と万事休す。「よく伸びているんですが……申し訳ないです」と、岩田は肩を落とした。

 女王としてはショックの大きい敗戦ではあるが、スムーズに追えない場面がありながら勝ち馬とは0秒3。調教では思ったように動かず、太め残りも懸念された中での4カ月ぶりのレースだっただけに、松田博調教師は「まあ、これで次はもっと良くなるやろう」と前向きのコメント。次走、昨年無念の降着を味わったジャパンカップ(11月27日、東京2400メートル芝)での巻き返しを誓った。

9:777 :

2022/11/05 (Sat) 17:35:11

今も語り継がれている天皇賞秋の名勝負2


1992年 天皇賞(秋)(GⅠ) | レッツゴーターキン
https://www.youtube.com/results?search_query=1992+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B



なんとびっくりレッツゴーターキン!!

大崎「天皇賞に行こう」

周囲「え?」

記者「レッツゴーターキンなんてwww」

大崎「レッツゴーを馬鹿にするな!」

記者「wwwwwwww」

大崎「坂路で鍛えているし、東京の坂だって大丈夫」

記者「はいはいwww」


________

「さあ、さあ17万の大歓声!

4コーナーをカーブして直線コースに入ってきた!

先頭はダイタク! ダイタク先頭! ダイタクが先頭だ! ダイタクが先頭だ!

さあ、まだか! テイオーはまだか! テイオーはまだか!

テイオーは2番手! テイオーは2番手!

外のほうから懸命にナイスネイチャ突っ込んで来ている! ホワイトストーンもやって来た!

さらにはヤマニングローバル!

さあインコース懸命にテイオーだが、トウカイテイオーがインコースから!

ダイタク! テイオー! さあS・B対決になるのか!

しかし外から一気に後続が押し寄せてきた!

外から一気に後続が押し寄せてきた!

一番外からレッツゴーターキン!レッツゴーターキン!

レッツゴーターキン! ムービースター! レッツゴーターキン! ムービースター!

ヤマニングローバル! ヤマニングローバル! レッツゴーターキンだー!

何とびっくりレッツゴーターキン!

そして2着にムービースター! 大崎昭一やった!

レッツゴーターキン大外一気に駆け抜けた! 1分58秒6!

勝負はインコースのS・B対決ではなかった! 外から伏兵レッツゴーターキン、ムービースター!」

(三宅正治アナウンサー)

http://aimar.s18.xrea.com/meigen.htm

107 :名無しさん@恐縮です:2011/01/31(月) 19:46:24 ID:yQsvRBcR0

ローカル帝王だったターキンを福島の後天皇賞に行かせたのが凄い。
前走福島の馬なんて買えるかってことで人気まるでなし。
あれは衝撃的だったなぁ。
パーマーとダイタクのバカ逃げ争いのハイペースに、
テイオーもついて言って巻き添え死亡してたなw


214 :名無しさん@恐縮です:2011/02/01(火) 18:45:27 ID:vB5tBG450

レッツゴーターキンってローカル競馬なんかに出ていたんだよね。
馬は知らなくても府中の乗り方を騎手が知っていたってのが当時話題だった。w


66 :名無しさん@恐縮です:2011/01/31(月) 18:20:56 ID:EGCs0QEmO

このレース前に大崎が、

「レッツゴーを馬鹿にするな!」

と息巻いていたのは名言w

「レッツゴー」ってw


100 :名無しさん@恐縮です:2011/01/31(月) 19:36:31 ID:7NBbDFBm0

レッツゴーターキンはパドックでも

「ここは福島や小倉じゃねーぞ」って野次られてたらしいね


166 :名無しさん@恐縮です:2011/02/01(火) 00:30:15 ID:BMhVto5i0

メジロパーマとダイタクヘリオスの喧嘩で超殺人ラップになった伝説のレースだな


169 :名無しさん@恐縮です:2011/02/01(火) 00:47:38 ID:hX3WvZvAO
>>166
最近はそんなレースがほとんどなく、スローのヨーイドンばかり

その辺も競馬離れが進んでいる理由のひとつでは?

ツインターボが出るだけで楽しみだったし、ズルズル下がって“バックターボ”とか見るのも楽しみだった




その時、馬に神が宿った6 _ レッツゴーターキン
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/480.html
10:777 :

2022/11/05 (Sat) 18:47:40

今も語り継がれている天皇賞秋の名勝負3


2009年 天皇賞(秋)(GⅠ) | カンパニー
https://www.youtube.com/results?search_query=2009+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


1 :かんぱち ◆vmm3Z4lvtM :2009/04/18(土) 11:51:19 ID:VqINCyc3

なんだかんだでもう8歳になってしまいましたが、まだまだ元気いっぱいです。
それでもG1制覇を諦めないカンパニー応援スレです。
G1出走するたびに今回がラストチャンスと言い続けてやります(`・ω・´)
多分今回がこの馬の最後のスレになると思います。
もう見飽きたとかジジイとかなんと言われようが、そんなこと気にせず引退するまで皆で応援していきましょう!!




カンパニーが悲願のG1初制覇!ウオッカは3着/天皇賞・秋

 カンパニーでしたかぁ。

しかも、上がり32秒9って。


戦績をザクっと眺めてみると、上がり32秒台は過去2回あって

(04年京阪杯、05年毎日王冠)、

前走の毎日王冠も上がり33秒0という脚を使ってはいましたが、どうしても私の中のカンパニーのイメージってそこまで切れる脚があるイメージじゃないんですよねぇ。

なので、中団よりやや後方気味のポジションから、4コーナーではまだ内ラチ沿いにいたのに、坂下では中ほどにスッと移動してスパッと抜けてきたときにはビックリしましたよ。

もう馬券はほぼ買ってないのでそれほどでもないですけど、もし1、2年前の自分がこのレースでカンパニーを強く推せてなかったら、3日は立ち直れなかったはずです(苦笑) そんなのはともかく、ノリさんおめでとう!

http://d.hatena.ne.jp/re-donald/20091101/p2


8歳老雄、悲願のビッグタイトル!

 JRA秋の最強馬決定戦・第140回GI天皇賞・秋が1日、東京競馬場2000メートル芝で開催され、横山典弘騎乗の5番人気カンパニー(牡8=音無厩舎)が中団追走から直線鋭く抜け出すと、猛追する1番人気ウオッカ(牝5=角居厩舎)を寄せ付けず待望のGI初制覇。

前哨戦のGII毎日王冠に続いてGI大舞台でも女王を破り、秋の最強馬の座に就いた。

勝ちタイムは1分57秒2のレコードタイ。

 同馬はこれが通算34戦目、GIでは13戦目での悲願のビッグタイトル。

また、8歳馬によるJRA平地GI勝利は史上初の快挙となった。


◇ ◇ ◇

 ついに届いたGIタイトル。

大役を最高の形で務めた横山典が、笑顔満開で振り返った。


 「本当に馬が素晴らしいですね。

また、これだけの仕上げをしてくれた音無先生や厩舎スタッフのみなさんが、カンパニーをここまで大事にしてきたからこそ、きょうの勝利があると思います。

やっぱり、ここまで来る過程が大事ですから。

その上で、自分もいい騎乗ができて、結果を残せて本当に良かったと思っています」

 カンパニーの全34戦中、昨年3月のGII中山記念1着からコンビを組み始め、今回が11戦目。

横山典は

「初めて乗った時からGIを勝てる馬だと思っていました」

と、同馬の素質を高く評価していた。

そのとおり、GIIならば鮮やかな競馬で勝つことができる。

それでも、最大目標であるGIとなると、どうしてもあと一歩が足りない。

 しかし、この日はその“あと一歩”を埋めるのにお釣りが来るくらい、過去最高の状態に仕上がっていたのだ。


 「毎日王冠よりも出来が良くて、自分が乗った中では一番いい状態でしたね。

パドックでまたがった瞬間、それは分かりましたし、返し馬も弾むようだった。

言うことないな、と思いましたね」

あとは不利なく自分の競馬をするだけ。

そうカンパニーと自らに言い聞かせて挑んだ府中二千の戦い。

3番枠から好発を決めると、道中はちょうど中団で折り合いはビタリ。

 「スタートも上手に切れたし、スムーズに流れに乗れました」

 対する最大のライバル・ウオッカは、毎日王冠とは前後を逆にするさらに後方集団での待機策。

この女王の動きをどう見た? 

いや、まったく気にならなかった――

横山典はキッパリと言いきっている。


 「ウオッカのことは気にせず、自分の競馬に徹しただけです。

出来がとにかく良かったので、周りがどうこうよりも、カンパニーだけの走りをと思っていました。

自分の馬のリズムに合わせる、それだけです」


 これまで府中のターフは女王ウオッカのための晴れ舞台だったが、この日の主役はカンパニーと横山典。

この人馬ベテランコンビのためだけに用意された緑の絨毯であるようだった。


上がり3F32秒9の脚を爆発させ、直線ド真ん中を突き抜けてきたカンパニーは、それくらいに強烈な強さを見せつけたのだ。


 「1頭になるとソラを使う馬ですから、なるべく(前を行く)スクリーンヒーローを引き付けて、集中させながら追い出しました。弾けてくれましたね」

 ジョッキーは最後のシビれる手応えを振り返ってニッコリ。

ウオッカを2馬身近く寄せ付けなかったゴールは、過去敗れたGI12戦のウップンをすべて晴らした瞬間だった。

 「この馬と付き合ってから、かれこれ6年ですか。

この日を夢見ていましたし、言葉にならないくらいうれしいですね」


 時折り、言葉を詰まらせながら最高の喜びに浸ったのは同馬を管理する音無調教師だ。

大きいところを獲れる、と信じ続けて鍛え上げた6年間。

“13度目の正直”にして、GIレースの中でも最高の栄誉を誇る伝統の秋の盾でついに宿願がかなった。


 トレーナーもまた、最大の勝因として

「毎日王冠より上積みがあったし、馬体もさらに良くなっていました」

と、馬の出来の良さを一番にコメント。

そして、

「何の不利もなかったし、ノリちゃん(横山典)がカンパニーのことを知り尽くしているからこその騎乗でしたね」

と、100点満点の騎乗を絶賛した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/keiba/text/200911010005-spnavi.html


終わってみれば騎手の判断が、有力馬の明暗を大きく分ける結果になった印象を受けました。

まずは勝ったカンパニー。

振り返ってみれば、全ての面においてこれ以上無いと言うほど展開に恵まれました。

この馬が一番得意にしている競馬は前半スローでの上がりの速い競馬です。

そういう形の競馬になると、ウオッカを差し切る程の末脚を持っていることは前走で証明済みですが、今回GⅠとは思えない1000m通過59秒8というスローな流れとなり、カンパニーにとって願っても無い展開となりました。

しかもマークすべきウオッカは、武豊騎手の誤った判断により同馬よりも後方の位置取り。

ヨーイドンの瞬発力勝負に徹した場合、ウオッカを上回る末脚を持っているカンパニーにとってこの位置取りは願っても無いものだったでしょう。

おそらく騎乗した横山典弘騎手は道中ほくそ笑んでいたのでは?


この位置取りのまま競馬は流れて、いよいよ最終コーナーから最後の直線へ。

横山騎手にとって残された仕事は、馬場の良いところを進ませることと前がふさがらないようにすること。

幸いスクリーンヒーローの外側に馬1頭分のスペースが出来た為、あとはそこを突いて抜け出すのみ。

勝つときは全てが上手くいくと言う典型的な結果となりましたね。

レースの上がり時計が33秒7。

そしてカンパニーの時計が32秒9となった今回の天皇賞。


ある意味、究極の上がりの競馬になったと言っても良いかもしれません。

この時計はおそらくサラブレッドとしては限界の数字。

おそらく直線前が塞がる形にならなくても、ウオッカがカンパニーを差し切る事は無かったでしょう。


______


8歳で念願のGⅠ初制覇を飾ったカンパニー。

ウオッカが同馬よりも後方を進み、ペースがこれ以上無いぐらい同馬向きになったという幸運は有ったものの、8歳の今日まで力を伸ばし続けた底力は賞賛に値すると思います。

まさに最後まで勝負を諦めない陣営の執念が実った瞬間だったといえるでしょう。

おめでとうございます。


そして何よりも光ったのが鞍上の横山典弘騎手の好判断。

大本命馬が自身よりも後方に居ると、その動向がどうしても気になり結果として追い出しが遅れるということが有るものですが、さすが百戦錬磨のベテラン・・・

全く惑わされること無く、カンパニーの力を引き出すことのみに徹していましたね。


最後の直線であの追い出しの瞬間に動かなければ、流れとして前が塞がったことも有り得ただけに、目立たない部分ではありますけど最高のファインプレーだったといえると思います。

さすが当代随一の名手・横山典弘。

40歳を超えてその騎乗振りには凄みが漂ってきました。

おそらくレースを作り出すことにかけては、現在日本最高の騎手と言っても良いでしょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/nobuaki613/49688385.html



その時、馬に神が宿った4 _ カンパニー
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/402.html
11:777 :

2022/11/06 (Sun) 10:46:51

強い馬が勝った天皇賞秋を見ても感動が無い


1984年 天皇賞(秋)(GⅠ) | ミスターシービー
https://www.youtube.com/results?search_query=1984+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


1988年 天皇賞(秋)(GⅠ) | タマモクロス
オグリキャップ・スーパークリーク・イナリワンの3頭が対決
https://www.youtube.com/results?search_query=1988+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


1991年 天皇賞(秋)(GⅠ) | プレクラスニー
暗転! メジロマックイーン斜行、降着(1991.09.27)
https://www.youtube.com/results?search_query=1991++%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2000年 天皇賞(秋)(GⅠ) | テイエムオペラオー
https://www.youtube.com/results?search_query=2000++%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2002年 天皇賞(秋)(GⅠ) | シンボリクリスエス
https://www.youtube.com/results?search_query=2002+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B

2003年 天皇賞(秋)(GⅠ) | シンボリクリスエス
https://www.youtube.com/results?search_query=2003+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2004年 天皇賞(秋)(GⅠ) | ゼンノロブロイ
https://www.youtube.com/results?search_query=2004+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2008年 天皇賞(秋)(GⅠ) | ウオッカ
【名牝同士の激闘】ウオッカ×ダイワスカーレット
https://www.youtube.com/results?search_query=2008++%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2010年 天皇賞(秋)(GⅠ) | ブエナビスタ
https://www.youtube.com/results?search_query=2010+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2013年 天皇賞(秋)(GⅠ) | ジャスタウェイ
https://www.youtube.com/results?search_query=2013+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2016年 天皇賞(秋)(GⅠ) | モーリス
https://www.youtube.com/results?search_query=2016+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2017年 天皇賞(秋)(GⅠ) | キタサンブラック
https://www.youtube.com/results?search_query=2017+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2018年 天皇賞(秋)(GⅠ) | レイデオロ
https://www.youtube.com/results?search_query=2018+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2019年 天皇賞(秋)(GⅠ) | アーモンドアイ
https://www.youtube.com/results?search_query=2019+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B

2020年 天皇賞(秋)(GⅠ) | アーモンドアイ
https://www.youtube.com/results?search_query=2020+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B


2021年 天皇賞(秋)(GⅠ) | エフフォーリア
https://www.youtube.com/results?search_query=2021+%E5%A4%A9%E7%9A%87%E8%B3%9E+%E7%A7%8B
12:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/27 (Mon) 18:02:13

【遠足気分で? 行ってきま~す】パンサラッサ いざサウジカップへ
2023/02/14
https://www.youtube.com/watch?v=2lPESnyvi5c

大逃げで人気急上昇中のパンサラッサの1日を追いました。16日に関西空港から出国して、25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる、世界最高賞金レース(1着1000万ドル)のサウジC(G1、ダート1800メートル)に出走予定。その後は3月25日にメイダン競馬場で行われるドバイ国際競走への転戦が予定されています。

話し手は矢作芳人厩舎の池田康宏(いけだ・やすひろ)厩務員です。1958年7月16日生まれの64歳で今年で定年を迎えられます。2人(1人と1頭?)の絆物語にも注目してください。
(聞き手・撮影:太田尚樹記者) https://twitter.com/nikkan_ota) =撮影日2月8日




2023 02 26 サウジカップ(G1) パンサラッサ(吉田豊) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nsZZmLp6j-0


▲△▽▼


【サウジカップ】パンサラッサ、日本勢初の快挙で世界最高1着賞金13億円超ゲット!ダートG1初挑戦V
2/26

◆サウジカップ・G1(2月25日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル=13頭立て)

 世界最高の1着賞金1000万ドル(約13億6000万円)を誇るG1に日本馬6頭が挑み、吉田豊騎手とコンビを組んだパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)がスタートを決めて逃げ切り、昨年3月のドバイ・ターフに続くG1・2勝目の大金星を挙げた。レース創設4年目にして日本馬初勝利の快挙となった。3/4馬身差の2着には後方から追い上げた米国のカントリーグラマー(デットーリ)。勝ち時計は1分50秒80。

 パンサラッサは昨年3月のドバイ・ターフでG1初制覇。同12月には香港Cに挑戦して10着に敗れたものの、豊富な海外経験が生きた。コースこそ違えど、ドバイ・ターフと同じ左回りでワンターンの1800メートルという最適条件。20年12月の師走S(11着)以来2度目の砂投入にも臆することなく、G1・2勝目を再び中東でつかんだ。矢作厩舎は昨年のレッドシーターフハンデキャップをステイフーリッシュで制覇すると、今年は1351ターフスプリント(バスラットレオン)に続く2勝目。2年続けてサウジカップデーで存在感を示した。

 日本勢は3着にカフェファラオ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)、4着にジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)、5着にクラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎、父リーチザクラウン)と上位を席巻。ほかはジュンライトボルト(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎、父キングカメハメハ)が7着、ヴァンドギャルド(牡7歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が11着に終わった。

 吉田豊騎手(パンサラッサ=1着)「スタートが決まったので、安心してパンサラッサの競馬をしようと。(結果は)大満足です。(直線は)何か来ているのは分かっていましたが、この馬は二枚腰があるのでしのいでくれました。(騎手人生にとってこの勝利は)忘れられないレースになりました。騎手をやっていて良かったと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e29ab3f69509e0366e9dab502b71ae2f4a0c15




【サウジカップ】パンサラッサが逃げ切って日本馬初制覇 矢作芳人調教師「この世でこんなことがおきるなんて信じられない」 世界一の1着賞金13億6000万円
スポーツ報知
2023年02月27日
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=223674

 【リヤド(サウジアラビア)26日=吉村 達】日本馬初の快挙だ! 25日に行われたサウジカップ・G1(キングアブドゥルアジーズ競馬場)をパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作厩舎)が制し、世界最高の1賞賞金1000万ドル(約13億6000万円)を手に入れた。

 日本の逃亡者が、とんでもない大仕事をやってのけた。吉田豊の励ましに応え、パンサラッサがゴール前でもうひと伸び。外から迫った昨年のドバイ・ワールドC覇者、カントリーグラマーを3/4馬身差で振り切った。22年ドバイ・ターフに続く2度目の海外G1勝利。創設4年目の世界最高賞金レースを日本調教馬として初めて制した矢作調教師は「この世でこんなことが起きるなんて…信じられない」と興奮で声を震わせた。

 「今日はスタートが決まったので、安心してパンサラッサの競馬をしようと。あとは馬場が向くかどうかでした」と吉田豊。迷わず押して主導権を奪って隊列を引っ張り、4コーナーで少しずつ差を広げ、そのまま完封。「二枚腰がある馬で、しのいでくれましたね。忘れられないレースになりました。騎手をやっていて良かった」と鞍上は感激に浸った。

 サウジでは昨年の3勝に続き、この日も2勝。一昨年の米ブリーダーズCでは日本馬初の北米ダートG1制覇など歴史的な2勝を挙げた“チーム矢作”。パンサラッサの吉田豊は騎手デビューした時から30年の付き合い。レース後に号泣した池田康宏厩務員は今夏に定年引退を迎えるが、05年の開業当初から苦労を分かち合ってきた。快挙を成し遂げた矢作師は「挑戦を繰り返して経験を積み、チームが熟成、完成形に近づいてきたのかなと思います」と胸を張った。

 パンサラッサの次走として候補に挙がるのが、1か月後のドバイ・ワールドC(3月25日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)だ。馬場の特徴を的確に見抜き、ロードカナロア産駒を2年2か月ぶり2度目のダート起用で最高の成果に導いた“世界の矢作”は「僕のフィーリングがすごかったということです」と会見場の笑いを誘った。チーム一丸で、まだまだ大きな獲物を釣り上げていく。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=223674


▲△▽▼


2023.02.28
ダートでは過去に惨敗した経験のみ…「世界のYAHAGI」が歴史的快挙! 「13億円」ゲットのパンサラッサはなぜサウジCを勝てたのか?
文=高城陽
https://g-journal.jp/2023/02/post_333286.html

 現地時間25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジC(G1)は、先手を取ったパンサラッサが逃げ切って優勝。1着賞金が世界最高の1000万米ドル(約13億6000万円)として知られるダート最高峰の舞台で栄冠を勝ち取った。

 本競走は2020年2月に創設と歴史は浅いが、世界中からダートの超一流馬が参戦する超ハイレベルのレースとして認識されつつある。それだけに芝が主流の日本馬が苦戦しても不思議ではないと考えられたのも無理はない。

 2020年にはゴールドドリーム(6着)とクリソベリル(7着)、21年はチュウワウィザード(9着)、昨年はマルシュロレーヌ(6着)とテーオーケインズ(8着)らが出走するも勝ち負けには程遠い結果に終わっていた。

 そんな夢の舞台に今年は過去最多の6頭が参戦。適性に疑問の残る馬ばかりと評した海外メディアもあったが、優勝したパンサラッサだけでなく3着にカフェファラオ、4着ジオグリフ、そして5着にもクラウンプライドが入る大番狂わせを起こした。掲示板に載った5頭中4頭が日本馬だったのだから、これを歴史的な快挙と評することに議論の余地はないだろう。


 昨年と一昨年のフェブラリーS(G1)を連覇したカフェファラオや昨年のチャンピオンズC(G1)で2着のクラウンプライドが好走。既に日本のダートで十分な実績を残している馬たちの善戦は素晴らしいのだが、芝から転戦したパンサラッサやジオグリフもまた、ファンの想像を大きく上回る結果だったといえる。

 ジオグリフについては芝ダート兼用のドレフォン産駒ということもあり、血統的な背景からもある程度適性を見込めたが、パンサラッサの参戦には不可解にも映った。何しろダートの経験は、3年前に師走S(3勝クラス)で16頭立ての11着惨敗があるのみ。現在の逃げるスタイルで素質を開花させたとはいえ、芝に比してダートはこれといった実績がないに等しかった。

パンサラッサはなぜサウジCを勝てたのか?
 1度きりの惨敗とはいえ、本馬が初めてG1タイトルを手にしたのは、昨年のドバイターフ(G1・同着ロードノース)であり、こちらは芝1800mのレースに海外遠征したものである。サウジカップデーで芝のレースに使う選択肢も当然ながらあったはずだ。にもかかわらず、あえて条件的に苦戦が予想されるサウジCを選択し、しかも優勝するという最高の結果を残した矢作芳人調教師の慧眼には恐れ入る。

「芝のレースはネオムターフC(G3)がありましたが、こちらは距離が2100m。パンサラッサは昨秋の天皇賞・秋(G1)で惜敗していますし、ゴール前でのもうひと踏ん張りを思えば、距離を延長するよりは短縮したいタイプでした。

そう考えるとダートだったとしても、ベスト距離の1800mで行われるサウジCの魅力が上回るという結論だったのかもしれませんね。

それに日本のダートと海外のダートは質が違うとも言われていますから、国内のダートで惨敗したからといって適性がないと決めつけなかったことも矢作先生の英断だったと思います」(競馬記者)

 事実、2011年にドバイワールドC(G1)を初めて日本馬が制した際の優勝馬は、芝G1の皐月賞(G1)と有馬記念(G1)を勝っていたヴィクトワールピサだった。厳密にはダートではなくオールウェザーで開催されたものの、同2着トランセンドは国内のダートで当時の最強馬。そんな相手を初ダートのヴィクトワールピサがねじ伏せたことに驚きの声が上がったのも無理はない。

 過去のサウジCを国内ダートでG1を勝った馬が敗れ、今年のサウジCもまたカフェファラオやジュンライトボルトといったG1馬を芝馬であるパンサラッサが破っている。それはつまり、芝でG1を勝つくらいの実力の持ち主なら、サウジやドバイのダートで通用する下地があると考えてもおかしくはない。

 勿論、馬の適性などを試行錯誤した「世界のYAHAGI」は、既にアメリカや欧州で結果を出しているノウハウを生かしての優勝だった訳だが、来年のサウジCには芝G1を制した有力馬の参戦がさらに増える可能性も出てきた。いずれにしても日本の競馬関係者すべてに大きな夢と希望を与えてくれた今年のサウジCだったのではないか。
https://g-journal.jp/2023/02/post_333286.html

13:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/28 (Tue) 03:34:10

【競馬】パンサラッサ サウジカップ歴史的偉業が話題に!【みんなの反応】
2023/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=OQ_govUZvWA&t=367s

パンサラッサの歴史的偉業もさることながら13憶円の賞金は凄いですね!
アーモンドアイを抜いて日本馬賞金ランキング1位になりそうですから楽しみです。
14:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/28 (Tue) 03:56:40

パンサラッサ 中山記念 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5++%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E8%A8%98%E5%BF%B5

2021年 有馬記念 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2021%E5%B9%B4+%E6%9C%89%E9%A6%AC%E8%A8%98%E5%BF%B5

パンサラッサ 福島記念 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5++%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E8%A8%98%E5%BF%B5

パンサラッサ オクトーバーS - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5++%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BCS




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【パンサラッサ×池田康宏厩務員】中山記念も大逃げ、超逃げ?爆逃げが吉!「ワクワクしてレースを見ようかな」
2022年02月26日
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=50663

今週のface
▲中山記念に挑むパンサラッサと池田厩務員(ユーザー提供:ショコラIIさん)


1000m通過57.3秒という驚異のハイペースで福島記念を逃げ切り勝ちしたパンサラッサが、中山記念で今年初戦を迎えます。「とにかく今回は大逃げを打ってほしい」と願うのは、担当する池田康宏厩務員。身体能力が高すぎるがあまり、一度担当から外れたはずが再び戻ってきたという不思議エピソードなど、開業当初から矢作芳人厩舎に在籍する池田厩務員に伺いました。

(取材・構成:大恵陽子)

※このインタビューは電話取材で行いました

「僕、ちょっと跳ねただけなんだけど」抜群の身体能力

――重賞初制覇となった福島記念はハイペースで逃げて粘っての衝撃的なレースでした。

池田 前半1000mを57.3秒で行って、直線もまだ反応して4馬身ちぎっているんですからすごいですね。この時はホウオウアマゾン(2021年アーリントンC勝ち)と、デビュー前のディープインパクト産駒を担当していて、パンサラッサは自分の手から一度離れていました。矢作厩舎ではいろんないい馬が回ってくるからこその事情なんですけど、福島記念を勝って次は有馬記念という時に「やんちゃだから」という理由で再び僕に回ってきました。

今週のface
▲福島記念では大逃げで見事重賞初制覇(撮影:小金井邦祥)


――グランプリに出走するのに、ですか。それくらいやんちゃな性格なんですね。

池田 僕は厩務員なので調教には乗らないんですけど、当時攻め専(調教専門の調教助手)だった宮内さんが乗って坂路に向かっていた時、逍遥馬道で振り落とされて人間だけラチの外に飛んで行ったことがありました。パンサラッサはじっとしていて「僕、ちょっと跳ねただけなんだけど」みたいにキョトンとした顔で(笑)。身体能力が抜群で、運動神経が良すぎるんですよね。だから、動きも速すぎて人間がついていけないんだと思います。

――「やんちゃ」というとネガティブな印象もありますが、かえって大人しくなると走らなくなってしまいそうな。

池田 そう思います。跳んだり跳ねたりがあるから、これだけのパフォーマンスができると思います。

――昨秋は連勝で重賞制覇を果たしましたが、何か馬に変化があったんですか?

池田 オープンまでいく馬って、どこかで覚醒してポンポンと走るんですよ。これまで担当してきた馬もそうでした。パンサラッサは素晴らしい心臓もありますし、筋肉の付きも良くなったけど、吉田豊騎手が乗ったオクトーバーSで闘志に火がついて開花されたと思います。

今週のface
▲吉田豊騎手騎乗のオクトーバーSで覚醒!(撮影:橋本健)


――59.3秒で軽快に逃げて勝ったリステッド競走ですね。

池田 吉田豊くんとは相性が良くて、3年前に福島でリライアブルエースが勝って矢作厩舎600勝を飾ったのも彼でした。あの人に2回、担当馬に乗ってもらって2回とも勝っているんですよ。オクトーバーSの時も矢作先生が「君たち、相性がいいからちょうどいいんじゃないの」って。
 
 ちょうどいま、調教師はコントレイルの種牡馬展示会に行った後、エクリプス賞の授賞式に出席するためにアメリカに行っているんですけど、「やっちゃん、中山記念勝っといてね」と言われたので、「任せといてください」と答えました。

――矢作調教師とは長いんですか?

池田 開業からずっといるので17年ですね。年も近くて僕が3歳上です。この仕事は16歳から48年やっていて、来年の7月で定年退職なんですよ。定年前にホウオウアマゾンにパンサラッサに、いい馬に巡り合えてね、本当に幸せやなって思っています。

今週のface
▲池田さんは矢作厩舎開業時から在籍する大ベテラン(C)netkeiba.com


――厩舎のみなさんからの信頼も厚いと聞きます。他のスタッフさんや馬と接する上で大切にしていることは何ですか?

池田 基本に忠実にしていたら、鶴の恩返しじゃないですけど、馬は応えてくれると思っています。朝の検温、蹄油を欠かさず朝夕塗ること、そういった基本的なことを毎日愛情を持ってやっていたら、自然と馬も良くなってくるんです。馬も動物だから、それに応えようとするんです。

 だから、コミュニケーションはすごく大切ですね。それは厩舎のみんなと接する時も。それさえしていれば、運も向いてくるかな、と。

今週のface
▲毎日愛情を持って馬に接しているそう※写真は2019年タイセイドリームと(撮影:大恵陽子)


大逃げを打って持久戦に持ち込んで

――パンサラッサは現在の状態はいかがですか?

池田 昨日、帰厩したばかりで、今日が調教初日(※取材日2/10)でしたけど、いつも通りのパンサラッサで元気がいいです。チャンピオンズファームさんで上手く調整してもらって、いい雰囲気で帰ってきました。体重もちょっと増えて、体調が良さそうです。

 明日は坂路でサラッとやって、1週前追い切りはちょっと負荷をかける予定です。当週は輸送もあるので、52~54秒くらいの馬なり調整で十分仕上がると思います。

――前走・有馬記念の2500mから今回は1800mに距離短縮となります。適性距離はどのあたりだと思いますか?

池田 2000mがピッタリやと思います。金鯱賞が2000mで狙いだと思いますけど、相手関係や同型馬の存在を考えて、先生が中山記念を選んだんやと思います。有馬記念は4コーナーでタイトルホルダーにやられながらもまた反抗して直線入り口まで頑張っていたから、1800mになる今回はかなり粘れるんちゃうかなって、希望的観測を抱いています。

――もちろん、戦法は大逃げを?

池田 この馬の特性を生かすには、オクトーバーSや福島記念みたいに大逃げを打って持久戦に持ち込むのがいいと思います。後ろの馬が追走に大変な思いをするようなくらいで、何馬身かリードを保ったまま直線を迎えないと、と思います。今回、吉田豊くんにはそういうレースを期待していて、ワクワクしてレースを見ようかなと思っています。

――それは見ていて興奮しそうですね。個性的な馬でファンも多いですし、楽しみにしています。

池田 僕はパンサラッサとは来年お別れせなアカンから、あと1年ちょっと、一日一日がすごく大事です。パンサラッサとコミュニケーションをしっかり取って、いいレースをすることを心がけて広尾レースの会員さんやファンのためにも頑張らんとね。やれることは精一杯やりますよ。
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=50663
15:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/28 (Tue) 04:03:38

”Dead Heat”が生んだパンサラッサ、もう1つのストーリー
2022/4/4
https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20220404-00289647

ドバイターフ出走時のパンサラッサ。右が池田厩務員。鞍上は吉田豊騎手
矢作厩舎の生え抜き厩務員
 「2010年以来のドバイです」

 そう語ったのは池田康宏。1958年7月生まれだから現在63歳。矢作芳人厩舎のパンサラッサを担当するベテラン厩務員だ。

 中学を出てすぐ、厩務員だった父を追いかけるようにトレセンに入った。ナイスネイチャで知られる松永善晴厩舎で31年間。同調教師が引退するまで一筋に働いた。同厩舎が解散する際、入れ替わりに開業した河内洋厩舎と矢作芳人厩舎にスタッフが分散した。

 「当時、ヒミノハードという馬を担当していました。この馬のオーナーの希望で馬は矢作厩舎へ行く事になり、担当の私も必然的に矢作厩舎になりました」

矢作厩舎の生え抜き池田康宏厩務員
GⅠレースは惜敗続き
 開業4年目に出合ったのがグロリアスノアだった。

 「デビュー前の調教に乗った小林慎一郎君(当時騎手、現・音無秀孝厩舎調教助手)が絶賛してくれました」

 デビュー戦を快勝。4戦目にはユニコーンS(GⅢ)で2着。古馬になった10年には根岸S(GⅢ)を勝つとフェブラリーS(GⅠ)で5着。勇躍ドバイへ飛び、ゴドルフィンマイル(GⅡ)に挑戦した。

2010年、ドバイでのグロリアスノアと右が池田
 「自分が海外遠征に携われるとは思っていなかったのでグロリアスノアと矢作先生には感謝しかありませんでした」

 結果4着に善戦。帰国後は武蔵野S(GⅢ)を勝ち、ジャパンCダート(GⅠ、現チャンピオンズC)ではトランセンドのクビ差2着に健闘した。

 「ゴール前の脚色は優っていただけに悔しかったです」

10年ジャパンCダートではトランセンドを追い詰めるもクビ差届かず惜敗したグロリアスノア
 いずれGⅠに手が届くと思える内容だったと、自らを慰めた。しかし……。

 「その後、転厩で他の厩舎へ行く事になってしまいました。それで、矢作先生が私に対して申し訳ないと思ったのか、ディープインパクトの仔をやらせてくれる事になりました」

 タイセイドリームだった。

 入障すると新潟ジャンプS(J・GⅢ)を勝ち、中山グランドジャンプ(J・GⅠ)では4着に善戦するなど、活躍した。

 「ただ、550キロ前後の大型馬だったので、右前脚に屈腱炎を発症してしまいました。それで胸骨から髄液をとって培養液を脚に埋め込む幹細胞手術というのを行ないました」

 結果、1年2ケ月近い休みを挟んで18年に復帰。叩き3戦目となった新潟ジャンプSで2度目の重賞制覇を果たした。

 「これは嬉しかったです。その後の中山大障害(J・GⅠ)は、大本命のオジュウチョウサンが有馬記念へ行くため回避するという事だったので力が入りました」

 ところが結果は写真判定の末、ハナ差、ニホンピロバロンに負けてしまった。

 「ニホンピロバロンの厩務員は谷中康範君というのですが、彼とは小、中学校から競馬場入りまで同期で大の仲良しでした。前の晩も一緒に居酒屋へ行き『ワンツーになれば良いね』と話していました。負けたのは残念だったけど、親友の嬉しそうな姿を見て『いつか自分も勝つ』という気持ちが強くなりました」

中央黄色帽がタイセイドリーム
吉田豊との相性
 そんな池田がパンサラッサの担当になったのは20年の秋からだった。

 「前任者や調教助手らが何人も振り落とされていたので、ヤンチャな馬という印象でした」

 池田が担当してからは善戦するものの勝てない競馬が続いた。そんな21年の春の事だった。マイラーズC(GⅡ)に出走を予定していたパンサラッサは、騎乗した坂井瑠星の判断で、取り消す事になった。

坂井瑠星騎手騎乗時のパンサラッサ(写真は20年弥生賞出走時)
 「左前の骨瘤が少し腫れる事はあったけど、調教は動くし無理のない範囲で走れていました。でもこの時は『歩様が今一つ』と感じた瑠星の判断で取り消しました」

 すると……。

 「半年休ませて帰ってきたら歩様の固さがなくなっていました」

 こうして休み明け初戦となったのが昨年のオクトーバーSだった。レース前、矢作に言われてハッとした事があった。

21年オクトーバーSでのパンサラッサと吉田豊騎手。曳いているのは池田
 「『吉田豊とは相性が良いから楽しみだね』と言われました」

 08年、厩舎のタイセイアトムがガーネットS(GⅢ)に出走した際、競馬場まで帯同したのが池田だった。

 「本来の担当者が休みで、代打で連れて行ったら吉田豊君で勝ってくれました」

それ以来しばらく2人が組む事はなかったが、19年の福島テレビ杯に吉田を乗せて出走したリライアブルエースは池田の担当馬。11年ぶりにタッグを組むと先頭でゴール。これが厩舎のJRA通算600勝目となった。

 「矢作先生の言葉通り、オクトーバーSも勝つと、中山記念(GⅡ)も勝ち、吉田豊君と自分は4戦4勝になりました」

吉田豊を背に逃げ切った21年オクトーバーSでのパンサラッサ(内)
デッドヒートとDEAD HEAT
 抜群の相性ではあったが、続いて一緒に目指す頂は世界が舞台。ドバイターフ(GⅠ)となったため、当然、楽ではないと思った。

 「ところが不思議とドバイ行く前の検疫あたりから馬が凄く落ち着いていました。ドバイ入りしてからもまるで悪さをしない。先生が『ノンビリし過ぎているから最終追い切りは少し強めにやろう』と言うくらい、リラックスしていました」

 結果、その指揮官のさじ加減も的確だったのだろう。吉田を背にしたパンサラッサはメイダン競馬場の1800メートルを逃げ、粘りに粘った。

 「3頭横一線でゴールした時にはジャパンCダートやハナ負けした中山大障害を思い出し『自分は一生、GⅠを勝てないのかな……』と半ば諦めていました」

ドバイターフは内からパンサラッサ、ロードノース、ヴァンドギャルドが横一線になってゴールイン
 長い写真判定の間、馬を曳いていると「デッドヒート!!」と声をかけられた。

 「『デッドヒート』『デッドヒート』って言われたけど、そんなのは分かっていたので、結局、勝ったのか負けたのか、どっちなんだ?!と思っていました」

 日本では接戦を意味する“デッドヒート”。しかし本来英語の“DEAD HEAT”の意味は“同着”である事を、そこで教えられた。つまりは“1着”。吉田との連勝は5に伸びた。

 「その瞬間はホッとした感じでした」

 嬉しい感情が湧いたのは、レース後に親友の谷中から真っ先にメッセージが入ってからだと言う。

 一方、矢作は当時を次のように述懐する。

 「長い写真判定になったため口取り写真を撮れませんでした。池田厩務員は定年を間近にしての初めてのGⅠ制覇だっただけに、晴れ姿を残してあげられなかったのだけが心残りです」

 これを伝えると、池田は言った。

 「口取り写真がなくても、同着でも1着は1着。それだけで充分です」

 ちなみに現在、池田はパンサラッサの他に、安田記念(GⅠ)を目指すホウオウアマゾンも担当している。定年は来年の7月。まだ1年と少しの猶予がある。厩舎に2人しかいない生え抜きが、改めてウィナーズピクチャーを撮れる日が来る事を願おう。
https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20220404-00289647
16:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/28 (Tue) 04:37:33

【担当記者こぼれ話】定年間近にパンサラッサがかなえた64歳池田厩務員“50年越しの夢”
[2023年2月26日]
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202302260000734.html

サウジCを制し感極まるパンサラッサを担当する池田厩務員(AP)サウジCを制したパンサラッサの顔にキスする池田厩務員(AP)サウジCをパンサラッサで制し、喜び合う池田厩務員(左)と矢作師(AP)1着賞金13億円のサウジCを制したパンサラッサと吉田豊騎手サウジCをパンサラッサで制し、雄たけびをあげる吉田豊騎手(AP)パンサラッサでサウジCを制し、ガッツポーズする吉田豊騎手(AP)サウジCを制したパンサラッサをなでる関係者(AP)サウジアラビアの皇太子からトロフィーを受け取る吉田豊騎手(ロイター)サウジCを制し、トロフィーを掲げる吉田豊騎手(左)と矢作師(左から3人目)(ロイター)

<サウジカップ>◇25日=サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場◇G1◇ダート1800メートル◇北半球産4歳上・南半球産3歳上◇出走13頭◇1着賞金1000万ドル(約13億円)

8730キロ離れた異国の地で、日本馬パンサラッサ(牡6、矢作)が快挙を成し遂げた。1着賞金13億円という世界最高賞金レースを逃げ切りで勝利。世界の競馬史に名を刻んだ。

   ◇   ◇   ◇

あれから50年、最後の最後に出会えたスターホースだ。

世界最高賞金レースのサウジCを勝ったパンサラッサを担当する池田康宏厩務員(64)は、今年7月に定年を迎える。この仕事を志すきっかけは、中学2年生だった73年の朝日チャレンジC。同じく厩務員だった亡き父康雄さんに連れられ、阪神競馬場を訪れた。レース直後に手渡されたのが、優勝馬の鞍だ。汗にまみれ、温かい。「あのぬくもりが忘れられない」。その馬の名はタニノチカラ。のちに天皇賞・秋や有馬記念を制する名馬となった。

いつかは俺も…。少年は中学卒業後にトレセンへ入った。だが、勝負の世界は甘くない。50代になってようやくG1へ手が届きかけたが、10年JCダートのグロリアスノアは首差2着、18年中山大障害のタイセイドリームは鼻差2着。「写真判定に弱い厩務員やから」と弱音をこぼしても、顔にはいつも笑みがあった。

「楽しそうにしてたら、馬も上機嫌になるから」

半世紀近い厩務員生活の“ゴール前”でめぐりあったのがパンサラッサだ。やんちゃで「年寄りが手を焼いてます。2、3歳の時は人を落としたりして大変やった」と苦労するが、それでも笑顔で寄り添った。昨年のドバイターフでは写真判定の末に同着V。そしてサウジCでも猛追をしのいだ。笑って喜ぶはずが「年がいもなく涙腺が崩壊した」。砂漠からの乾いた風に吹かれながら、両手で顔を覆って大泣きした。

愛馬は日本のみならず世界にも名をはせるスピードスターとなった。そのぬくもりを感じながら「こんなに楽しい仕事はない」と幸せをかみしめる。次はドバイへ。大団円はまだまだ続く。【中央競馬担当=太田尚樹】

https://www.nikkansports.com/keiba/news/202302260000734.html
17:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/02/28 (Tue) 13:28:42

話題の逃げ馬「パンサラッサ」、早くも『ウマ娘』にプチ出演か?名前を伏せても分かる“粋な演出”が話題呼ぶ
インサイド によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e8%a9%b1%e9%a1%8c%e3%81%ae%e9%80%83%e3%81%92%e9%a6%ac%e3%80%8c%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b5%e3%80%8d%e3%80%81%e6%97%a9%e3%81%8f%e3%82%82%e3%80%8e%e3%82%a6%e3%83%9e%e5%a8%98%e3%80%8f%e3%81%ab%e3%83%97%e3%83%81%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%8b%ef%bc%9f%e5%90%8d%e5%89%8d%e3%82%92%e4%bc%8f%e3%81%9b%e3%81%a6%e3%82%82%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8b%e2%80%9c%e7%b2%8b%e3%81%aa%e6%bc%94%e5%87%ba%e2%80%9d%e3%81%8c%e8%a9%b1%e9%a1%8c%e5%91%bc%e3%81%b6/ar-AA1815Qv

競走馬の名前・魂を受け継いだ「ウマ娘」たちが織り成す育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』にて、2023年2月現在も現役で活躍する名馬「パンサラッサ」らしきウマ娘が登場したと話題を呼んでいます。

◆競走馬「パンサラッサ」について
パンサラッサは2019年にデビューした競走馬で、最大の特徴は「大逃げ」を得意とすること。2021年に大逃げのスタイルを確立させてからは、福島記念や中山記念、ドバイターフといった名だたるレースを勝利しました。

特に大逃げの始動から間もない福島記念では、福島競馬場での逃げ切り勝ちや愚直な大逃げによる盛り上がり、青い勝負服などが同じく大逃げを得意とした「ツインターボ」と重なり、ファンから「令和のツインターボ」とまで言われるように。次走の有馬記念では、大逃げを見せるも最後は力尽きて13着。これもツインターボと似た展開であり、より「令和のツインターボ」の名前が広まることとなりました。

しかし、以降は中山記念、ドバイターフを制覇する大活躍。そして、2022年の天皇賞(秋)で驚愕の走りを見せることに。同レースが最後となった大逃げ馬「サイレンススズカ」とほぼ同タイムで1,000mを通過し、先駆者が越えられなかった大ケヤキの向こう側へ。その大逃げでゴールまで走り抜いたのです。

ただし、驚異的な粘り腰を見せるも最後は「イクイノックス」に抜かれて2着。負けこそしたものの、ファンの間では「サイレンススズカの夢の続きを見せてくれた」など感動の声が寄せられることとなりました。

◆パンサラッサvsイクイノックスの戦いが『ウマ娘』でも!?
パンサラッサが『ウマ娘』に登場したとされるのは、2月24日に実装されたばかりの新育成ウマ娘「ツインターボ」の育成ストーリー、そのグッドエンディングです。


このエンディングでは、ツインターボとキタサンブラックが天皇賞(秋)を観戦。レースは1人のウマ娘が「ツインターボを思い起こさせる完全燃焼の大逃げ」を見せており、ツインターボ本人も「ターボみたいに走る子が!」と大盛り上がり。そのウマ娘を「逃げろーっ、逃げろ逃げろー!」と応援します。

一方、他のウマ娘も負けるものかと追いすがっており、キタサンブラックが「差せ、差せ、差せーっ!!」と後続を応援。会場もどんどんヒートアップし、大熱狂のままに物語はフェードアウトします。


パンサラッサを天皇賞(秋)で差したイクイノックスの父親は、何を隠そうキタサンブラックです。ツインターボの如き大逃げウマ娘、対するはキタサンブラックが応援する差しウマ娘。その名前は伏せられていても、同レースが2022年の天皇賞(秋)をモデルにしているのが伝わってくる、粋な演出となっています。

ちなみに、このエンディング名は「○○のツインターボ」。パンサラッサが呼ばれた「令和のツインターボ」を含むだけでなく、これ以降の時代にも「○○のツインターボ」として大逃げの興奮が引き継がれていく意味合いを込めた、これまたにくい演出となっています。


このサプライズにネット上でも、「パンサラッサ!パンサラッサじゃないか!」「匂わせでもやってくれたな…Cygames!」などの反応が。また、あまりにも早い実競馬エピソードの表現に「まさか最近のネタを持ってくるとは思わなかった」と驚きの声も上がっています。

令和のツインターボことパンサラッサですが、サウジアラビアで現地時間2月25日に開催されたサウジカップを日本馬として初制覇。ドバイターフの制覇もあり、今ではその呼び名を「世界のパンサラッサ」に変えています。

ツインターボが魅せた、そしてこれからもパンサラッサが魅せる、競馬ファンをハラハラドキドキさせる「大逃げ」でレース場をどよめかせていくことでしょう。
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e8%a9%b1%e9%a1%8c%e3%81%ae%e9%80%83%e3%81%92%e9%a6%ac%e3%80%8c%e3%83%91%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b5%e3%80%8d%e3%80%81%e6%97%a9%e3%81%8f%e3%82%82%e3%80%8e%e3%82%a6%e3%83%9e%e5%a8%98%e3%80%8f%e3%81%ab%e3%83%97%e3%83%81%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%8b%ef%bc%9f%e5%90%8d%e5%89%8d%e3%82%92%e4%bc%8f%e3%81%9b%e3%81%a6%e3%82%82%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8b%e2%80%9c%e7%b2%8b%e3%81%aa%e6%bc%94%e5%87%ba%e2%80%9d%e3%81%8c%e8%a9%b1%e9%a1%8c%e5%91%bc%e3%81%b6/ar-AA1815Qv
18:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/02 (Thu) 09:43:53

おニュイ、パンサラッサとイクイノックスの秋天を観戦するターボのエンディングに感動【ウマ娘】【にじさんじ切り抜き】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2rLT2qbp0zo&t=235s
19:777 :

2023/11/28 (Tue) 14:57:14

2023年 ジャパンカップ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2023%E5%B9%B4+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97

▲△▽▼

パンサラッサ引退を発表
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1700994310/


“令和の逃亡者”パンサラッサ引退 矢作師「ここまでの馬になるとは想像もしていなかった。心に残る馬」
デイリースポーツ
2023年11月28日
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=248948&rf=news_top_pickup

 昨年のドバイターフ、そして今年2月のサウジCでG1・2勝を挙げた“令和の逃亡者”パンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作)が、現役を引退することが決まった。

 総獲得賞金額は歴代4位となる18億4466万3200円。3月のドバイワールドC10着後は繋靭帯炎を発症して休養していたが、先週のジャパンCで昨年の天皇賞・秋以来となる国内戦に復帰。結果は12着に終わったものの、自身の代名詞である大逃げでレースを盛り上げた。

 管理した矢作師は「レース後も問題はありませんが、最初から年内で引退と考えていたし、引き際なのかな、と。欲を言えばキリがないですから」と引退を決めた理由を説明。「この馬には勉強させられました。コントレイルと同じ世代で、素質は全く違うと思っていたのに、ここまでの馬になるとは…。想像もしていなかったし、本当に馬は分からない」と苦笑い。続けて、「ファンの多い馬だったし、自分にとっても個性的な逃げ馬をつくりたいという思いを持っていました。ただ、つくろうと思ってもつくれるものではない。それは彼の資質だったと思います。心に残る馬でしたね。終わりだと思うと、グッとくるものがあります」と惜別の言葉を贈った。

 今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする予定。現在、引退式を行う方向で調整している。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=248948&rf=news_top_pickup
20:777 :

2023/11/30 (Thu) 18:57:00

イクイノックスは 史上最強馬か?
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