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新潟 弥彦山の幽霊

1:777 :

2022/10/31 (Mon) 19:39:18

弥彦山の幽霊
2022年10月31日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-2034.html

 韓国で、ハロウィンに集まった若者たちのなかで、150名以上が圧死する大惨事が起きた。
 私は、このニュースを見て、すぐに1956年の元旦に起きた新潟弥彦山の事件を思い出した。母が新潟出身で、幼い頃から何度も弥彦事件のことを語ってくれていたからだ。
 それほど弥彦山事件は、新潟の人々の心の奥底に染みついている。

  彌彦神社事件
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%8C%E5%BD%A6%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 (昭和31年)1月1日午前0時過ぎ、新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社(弥彦神社)拝殿前で初詣客が新年の餅撒きに殺到、玉垣が崩れて将棋倒しになった群集事故。

 この日、彌彦神社には前日の1955年(昭和30年)12月31日から約3万人が殺到していた。弥彦神社では当時、大晦日から元日にかけて行われる二年参りにおいて、紅白の「福もち」撒きが行われていた。
 福餅まきは、午前零時の花火を合図にする旨が掲示されており、午前零時の花火の打ち上げを合図に、神社の職員8名が、随神門の両翼舎の屋根に組まれた櫓から拝殿前の広場にいた数千名の参拝者に向かって餅まきを行った。

 餅まきは3分ほどで終わったが、群衆は餅まきを期待してすぐには動かず、大規模な移動が始まったのは12発の打ち上げ花火が終わった頃からだった。事故発生時、拝殿に向かう者と、参拝が終わり戻る者とが、中央の15段ある石段付近でぶつかり合い、滞留した。
 翌1月1日午前0時20分頃、この重さにより玉垣が崩壊し、支えを無くした参拝客が後ろから押し出されるように次々と高さ3mの石垣から転落、折り重なるように倒れ込んだ。多くの警察官がバス駐車場の交通整理に割り振られて境内にいなかったことも事態に拍車をかけ、死者124人・重軽傷者80人を出す大惨事になった。明治以降最悪の群衆事故である。

 事故当時は雪のない元日であった上、前年は豊作で経済的に余裕のある家庭が多かった。またバスなど公共交通機関が新潟県内でも大きく発達した時期で、近隣市町村のみならず遠方からの参拝者が増えていた。
 このためそれまで多い年でも2万人程度だった弥彦神社の参拝者が、約3万人と大幅に増加していた。

 これに対して警備の警察官は前年よりも多い三個分隊36人であり、参詣人の繰り出す夜8時頃から神社周辺の警備にあたっていたが、その多くが交通整理に回っていた。
 神社側は人出が増えることを事前に予測し、八基だった照明を十二基に増やしていた。

 この事故を受けて、国家公安委員会は警備にあたった新潟県警察本部の責任を検討、県警本部長が引責辞任し、幹部らが戒告・異動処分を受けている。彌彦神社も正宮司・権宮司2人が引責辞職した上、福餅蒔きも中止、今日に至るまで実施していない。
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 引用以上

 1956年元旦といえば、1945年の敗戦から10年を経て、敗戦による日本経済の底なし沼のような沈滞低迷から、1950年代の朝鮮特需によって、ようやく抜け出す兆しが見え始め、人々に活気が満ちていた時代だった。
 そして戦後ベビーブームも一段落して、戦後の安定が宣言された年だった。
 人々は、「何か面白いことはないか」と浮かれていたのだ。

 韓国の大規模圧死事故と似ているとすれば、3年近い新型コロナ禍の抑鬱的社会情勢が一段落して、若者たちが「何か面白いことはないか」と、コロナ禍による規制の連続で、蓄積した鬱憤を晴らそうと集まっていたことではないだろうか。
 三年間も抑圧されていた若者たちは、「何かしたい」と、心の内側から膨れ上がる圧力によって、繁華街へと押し出されてきていたのだ。

 私が、こうした大量死事件について感じていたことは、この種の大規模事件が、なぜか連鎖する傾向があるということだ。
 今回も、翌日、早速インドで吊り橋が崩壊して120名の死者が出た。犠牲者は、まだこれから積み上げられる可能性が強い。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f48dbfc35d572ee484364ca5c54430eccc5fd6

 実は、前年の1955年から、大量死事件が相次いでいた。
 2月4日、静岡秋葉ダムの事故で20名が死亡したのを皮切りに、2月17日には、横浜市の聖母の園養老院で犠牲者99名を出す大惨事が起きた。
 4月16日 には、佐世保市の炭鉱で大規模なボタ山崩落事故があり、犠牲者68人を出した。
 5月11日 には宇高連絡船の紫雲丸事故により犠牲者168名を出した。

6月11日、ル・マン24時間レースで、レース車両が観客席に飛び込む事故が発生。死者84名を出した。
 7月28日、津市の中河原海岸で水泳講習中の橋北中学校の女子生徒36名が水泳訓練中に溺死した。
 8月1日、墨田区の玩具用花火工場が爆発。死者18名を出した。
8月24日、森永ヒ素ミルク中毒事件が発覚し、13000名の乳児がヒ素中毒となり、うり少なくとも130名以上が死亡している。

 10月1日、新潟市街地大火があり、私の母の実家も被害を受けたが、幸い死者は出なかった。 
 11月1日、ユナイテッド航空629便爆破事件(保険金詐欺事件)で44名全員が死亡。
 北海道の茂尻炭鉱でガス爆発事故、60人死亡。
 とまあ、もの凄い大量死の続いた年で、弥彦事件は、本当は12月31日から始まっていたので、1955年の大量死総決算事件といえなくもない。

 ちなみに、1956年、元旦の弥彦事件から年末まで、この種の大量死事件は、ほとんど起きていない。9月に魚津大火があったが死者は五名に留まっている。
 韓国では、この種の大量死事件を、ざっと見る限り、1989年の三豊百貨店事故、2014年に起きたセウォル号事件以来であるように思える。

 1955年は敗戦から10年であって、まだ人々の記憶に戦争の惨禍が焼き付いていた年であり、上に挙げた大量死事故であっても、戦争に比べれば、それほどショックを与えるものではなかった。
 私は、1959年に伊勢湾台風に遭っているが、5000名を超える死者が出た苛酷災害でありながら、このときもまだ、太平洋戦争の絨毯爆撃から逃げ惑う経験をしていた人々からみれば、残酷ではあったが、冷静に復興を目指すことができていたように思えた。

 私は、韓国の大量死事故を聞いて、もしかしたら、1955年の日本のような大量死事件が続発するのではないかと感じている。
 韓国だけではない。日本も含めて、もしかしたら世界的な大量死の時代に突入することを、この事件が予告しているような気がするのだ。

 ウクライナ戦争で、すでに数十万人の一般市民の死者が出ていることを、すでに書いた。このような大量死は、決して他山の石ではないように思える。
 日本で、2022年の後半から、とんでもない恐ろしい災厄が訪れると、一部の予言者が語っている。

 【閲覧注意】イギリス最強予言者が日本へ警告する、2022年後半の注意喚起【ルイーズジョーンズ】【ゆっくり解説】
 https://www.youtube.com/watch?v=GXfOAhKEf78

  https://www.youtube.com/watch?v=a3FwtaLSusA

【あと1ヶ月】大災害のカウントダウン開始。有名予言者の奇妙な一致【松原照子/ジョセフ・ティテル/ジュセリーノ/ルイーズ・ジョーンズ/クレイグ・ハミ
 https://www.youtube.com/watch?v=dSw4sGqFpsQ

 2022年11月に起きる驚愕予言
 https://www.youtube.com/watch?v=TMoSC5hZmUA

 https://www.youtube.com/watch?v=cY3M2CRB68k

 https://www.youtube.com/watch?v=YotZAYmGqnk

 まだ、たくさんあるのだが、このあたりにしておく。
 また冒頭の弥彦事件に戻るが、この事件が起きてから、すでに67年も経過しているのだが、弥彦山には、その後、心霊現象の噂が絶えないのだ。
 私の祖母が乗っていた、1968年の飛騨川バス事故でも、今に至るまで心霊スポットとして有名になり、私も何回も行って、なんだか、たくさんの人のざわめきが聞こえているような不思議な現象に出くわしている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1276.html

 https://ameblo.jp/yuuyami73/entry-12668061521.html

 https://kowacan.club/minsyuku-201906/

 弥彦山の幽霊の話は、実にたくさん報告されているので、興味のある方は検索していただきたい。
 私は、御岳山火山災害の後、濁河温泉に行って泊まったとき、正真正銘の心霊体験をしている。それは上のリンクに書いてあるが、人がたくさん死んだ地域では、なぜか心霊現象が多発するのだ。
 露天風呂に入っていたとき、誰もいないのに、湯をザーザーとかける音や、「カッキーン」という金属音が響き渡ったときの気持ち悪さは忘れられない。
 死んだ霊たちが、「自分はここにいるんだぞ……」と知らせたいのだと思った。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-2034.html

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