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言葉が遅れている乳幼児が増えている

1:777 :

2022/10/16 (Sun) 19:44:52


言葉が遅れている乳幼児が増えていること
2022年10月16日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-2019.html


 私の友人の孫が、2歳を過ぎても言葉を話さず、発達障害ではないかと周囲が心配していたのだが、最近、ようやく少しずつ話し始めたらしい。
 私は、もしかしたらネオニコチノイドや放射能汚染の影響ではないかと思っていたのだが、InDeep(地球の記録) が、世界の広い範囲で言語遅滞が起きていることを紹介していた。

 どうも、新型コロナ禍でのマスク着用や、「他人との接触を必要最小限に抑制する」といった対策が、コミニュケーションの衰退を招き、それが深刻な発達障害を引き起こしている可能性が見えている。

 パンデミック中に生まれた赤ちゃんたちの「生後1年以内に言葉を発する」率が著しく減少したことが調査で見出される 2022年10月15日
 https://earthreview.net/effects-of-masks-on-babies/

  パンデミック中、特にロックダウンと大人のマスク義務の中で生まれたり、育った小さな子どもたちの「言語能力」と「コミュニケーション能力」が著しく低下していることは、昨年以来次々と判明していて、かなり多く記事にもしていました。

 [記事] マスクによる乳幼児の「深刻な言葉の遅れ」の増加率が「364%」に達しているとアメリカのセラピストが声明 In Deep 2022年1月20日
 https://indeep.jp/children-s-speech-delays-caused-by-masks/

 [記事] アメリカで、幼稚園から高校まですべての世代の子どもたちが、マスクとロックダウンの後遺症で知的にボロボロに。「全体として発達が2年遅れている」と教師たちは言う  In Deep 2022年7月12日
 https://indeep.jp/collapsing-by-masks/

 韓国でも同じ問題が報じられていました。
 [記事] 韓国でも小さな子どもの「極端な言語発達の遅れ」が拡大している  地球の記録 2022年7月4日
 https://earthreview.net/childrens-speech-delays-in-korea/

 最近、アイルランドの新しい研究が発表されていまして、そこでも、パンデミック中に生まれた赤ちゃんたちの、「言語の獲得の遅れと、指さしなどの発達行動の大幅な遅れ」
が示されていました。
 論文は、以下にあります。医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表されたものです。
Social communication skill attainment in babies born during the COVID-19 pandemic: a birth cohort study
 COVID-19パンデミック中に生まれた赤ちゃんたちの社会的コミュニケーションスキルの達成
 https://adc.bmj.com/content/early/2022/09/19/archdischild-2021-323441

 論文の内容をご紹介したいと思います。
 この論文の特筆すべき点としては「周囲の大人たちのマスク」を悪玉としてあげていることです。子どもは、大人の口を見て、最初の言語の獲得の道へと入ります。
 ロックダウンの中で生まれた赤ちゃんたちは、最初の誕生日の前に話す可能性が低いことを新しい研究が示した
New Study: Babies Born In Lockdown Less Likely To Speak Before First Birthday
summit.news 2022/10/12
 https://summit.news/2022/10/12/new-study-babies-born-in-lockdown-less-likely-to-speak-before-first-birthday/

 アイルランドの研究者たちによる新しい研究は、COVID のロックダウン中に生まれた赤ちゃんたちは、それ以前に生まれた子供よりも、最初の誕生日までに発語する可能性が低いと結論付けた。
 アイルランド王立外科大学が主導したこの研究では、子どもたちが「さようなら」と手を振ったり、物を指さしたりするなど、いわゆる発達の度合いの年齢基準に到達する可能性が低いことがわかった。

 この研究は、2020年3月から 5月までのアイルランドでのロックダウンの最初の 3か月間に生まれた 309人の赤ちゃんに焦点を当て、最初の誕生日に 10の行動の発達基準をテストし、その結果を 2008年から 2011年に生まれた 2000人の赤ちゃんと比較した。

 「 COVID-19パンデミック中に生まれた赤ちゃんたちの社会的コミュニケーションスキルの達成」と題されたこの研究では、ロックダウン中に生まれた赤ちゃんたちは、最初の言葉を言う可能性が 14%低く、指さしを始める可能性が 9%低く、「さよなら」と手をふる可能性が 6%低いことがわかった。

 研究者たちは、マスクを使用すると、子どもたちが人の口を見る能力が制限されることにより、顔の表情に慣れる能力が制限され、話すことを学ぶのがさらに困難になると考えている。
 また、両親の親戚や友人が子どもたちを訪問することを禁止することは、社会的発達の阻害に寄与したと考えられている。

 「ロックダウン措置により、耳にする言葉のレパートリーが減少した可能性があり、乳児たちが、彼らに話しかける大人のマスクを外した顔を見る機会が減った可能性がある」と研究者たちの声明は述べている。
 さらに、「また、新しい興味のあるものに出会う機会が減り、興味は、それが指差しを促す可能性があり、社会的接触の頻度が減ったことにより、バイバイと手を振ることを学ぶための機会が減った可能性がある」と続けた。

 「パンデミック中に生まれた乳児たちは、通常よりもハイハイをしている可能性が高かった。…これは、家の外に出るよりも、家で過ごす時間が長かったためかもしれない」とも述べた。
 この研究は観察のみだったが、特にロックダウンと大人のマスク着用が、子どもたちに多大な悪影響を及ぼしているという他の証拠を追加する。

 英国での調査による と、小学校に入学する多くの子どもたちは言語能力が著しく発達しておらず、自分の名前を言うことさえできない子どもたちが増えていることがわかっている。
 アメリカの言語療法士によると、マスクの着用により、赤ちゃんや幼児の患者紹介が 364% 増加した。

 別の研究では、パンデミック中に生まれた幼児の平均IQスコアが 22ポイントも低下し、ロックダウンの結果として言語、運動、認知能力がすべて低下したことが明らかになった。
 王立協会のオープン サイエンス ジャーナルに掲載された研究では、英国のロックダウンにより、約 60,000人の子供が臨床的うつ病に苦しんでいることがわかった。

 昨年、40万人の英国の子どもたちが、摂食障害や自傷行為などのためにメンタルヘルスの専門家に紹介された。
 教育の専門家たちは 、学童にマスクの着用を強制することは、長期にわたる心理的トラウマを引き起こしていると主張している。

 Ofsted のレポートは 、ロックダウンの制限によって引き起こされる学習の深刻な遅れについても警告している。
 「 2歳までの子どもたちが、ずっとマスクを着用した大人に囲まれるため、唇の動きや口の形を通常のように見ることができなくなっている」と報告書は述べている。

 ドイツからの別の研究では 、学校の閉鎖につながったロックダウン政策のおかげで、COVID以前の時代と比較して、子どもたちの読書能力が急落したことがわかった。
 また、アメリカ疾病管理予防センター (CDC)の新しい報告書は、記録的な数の子供たちが免疫システムの弱体化のために風邪で入院していることを強調している。
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 引用以上

 「言葉の遅れ」から発達障害を考えるサイトは非常に多く、おおむね書かれていることは同じだが、いずれにも新型コロナ禍がもたらしているコミニュケーション阻害からの社会現象についての考察は、ほとんど見られない。

 発語の遅れ(言語発達遅滞)は発達障害?発語遅滞の原因
 https://www.develop-support.net/question/speech_delay.html

 言葉を発することについて、一般的な子どもよりも成長が遅いことを「言語発達遅滞」といいます。
 子どもは、1歳半ごろまでには意味のある「単語」を声に出すようになり、2~3歳ごろには2つの単語を組み合わせた「二語文」を話すようになるのが一般的です。3歳になっても「二語文」を話せない場合には、発語が遅れているとされます。

 言語発達遅滞になる原因の一つとして、発達障害が挙げられますが、それ以外のことが原因の可能性もあります。
 子どもが言葉を発するようになるためには、以下の3つの条件が必要であるとされています。つまり、このいずれかに問題があることで、言語発達遅滞になることがあるのです。
コミュニケーションを積み重ねること
意味を理解できること
発音できること

 まずは大人との「コミュニケーション」を積み重ねて、言葉を覚えることが大前提です。そのためには、耳が正常に機能し、音が聞こえている必要があります。
 また、耳が正常だとしても、周囲の大人が言葉をほとんど発しない環境では、言葉を覚えることができません。言葉を聞く機会がたくさんあるだけでなく、その「意味を理解」できることも求められます。
 さらに舌や唇などに異常がなく、言葉を適切に「発音」できることも必要です。

 発語の遅れ(言語発達遅滞)の原因
 子どもに発語の遅れが見られる場合、まずはその原因を知ることが必要です。いくつかの可能性がありますが、主な原因として以下の3つがあります。

 聴力障害
 子どもの発語が遅れている原因は「耳」かもしれません。聴覚に問題があると、言葉をしっかり聞いて覚えることができないため、発語の遅れの原因になります。
 子どもの聴力障害の原因には「先天的」なものと「後天的」なものの両方があるので、生まれた時は大丈夫でも、後になって耳が聞こえなくなったり、聞こえにくい「難聴」になるケースもあります。

 先天的な聴力障害は、遺伝や妊娠中の感染症などによって、生まれつき耳の一部が奇形であったりなど、機能に異常が見られるケースです。後天的な聴力障害は、中耳炎などが原因で発生することがあります。
 発語の遅れが心配な場合は、原因を特定するためにも子どもにしっかり音が聞こえているかどうかを確認してみましょう。

 構音障害
 子どもの発語が遅れている原因が「口」であることも考えられます。
 耳に問題がなく、言葉を聞き取ることができ、単語を十分に記憶できていても、しっかり「発音」できなければ適切に話すことができません。言葉の発音に使われる舌や唇などの部位は「構音器官」と呼ばれ、そのどこかに障害があることを「構音障害」と呼びます。

 舌や唇などに問題があると、言葉を発しようとしているのに、上手く発音できないので、発語が遅れているように見えるのです。構音障害があっても訓練により改善する子どももいるので、原因を見極め、しっかり対応してあげましょう。

 発達障害
 発語の遅れの原因が「脳」にあることもあります。つまり発達障害が原因になっている場合です。
 言葉を聞けても、その意味を正しく理解し、言葉を組み立てられなければ会話に必要な言葉を発することができません。

 発達障害の中にはいくつかの種類があり、言葉の機能に与える影響もさまざまです。「知的障害」「広汎性発達障害」「学習障害」など、いくつかの種類がありますので、適切な診断を受けて、自分の子どもがどの障害に当てはまるのかを見極める必要があります。
発語の遅れに関係のある発達障害

 発達障害の中でも、特に発語の遅れに関係があるとされる種類を3つ紹介します。

 ID(知的障害)
 ID(知的障害)と診断された子どもは、基本的な知能に何らかの障害を持っています。MR(精神遅滞)と同じ障害のことを指す言葉です。IQが「65~75を下回る」場合に知的障害の可能性があり、日常のいくつかの分野に関する「適応機能」を評価することで診断されます。

 知的障害の現れ方は個人差がありますが、記憶や言語、コミュニケーション、行動のコントロールなどに問題があることがあり、発語が遅れることがあります。

 PDD(広汎性発達障害)
 PDD(広汎性発達障害)には、アスペルガー症候群や、自閉症などが含まれます。広範囲な発達障害を含むため、発語への影響もさまざまですが、例えば自閉症の特徴を持つ子どもには、発語の遅れがみられる傾向にあります。

 LD(学習障害)
 LD(学習障害)の子どもは、全体的な知能に遅れが見られるのではなく、読み書きや計算などの「特定の分野だけ」に障害がみられます。同じ学習障害の中でも、どの分野が苦手かは、その子によって異なり、特に言語面に障害がある場合には、言葉を覚えるのが遅くなるのです。
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 引用以上

 最初の方に、子供の乳幼児期は、周囲とのコミニュケーションによって発達が左右されることが書いてある。乳幼児にとって、もしかしたら、マスクのない周囲の顔が、精神的発達にとって想像以上に大きな役割を果たしているのかもしれない。
 人間の成長は時間とともに一定ではない。おそらく二次関数で、人生最大の成長は、受精卵が胚になり、器官形成期といわれる三ヶ月齢胎児あたりまでだろう。

 それから出生し、3~6歳になるくらいまでに、脳の成長の9割以上が成立してしまう。60歳を過ぎれば、事実上、止まったに等しいほど成長が劣化する。
 https://japan-brain-science.com/archives/1553

 生後1時間:真似の開始
 新生児は生後1時間程度で、見た事柄の真似ができるようになる。新生児の目の前で舌を出すそぶりを見せると、それを見た新生児も真似をして舌を出す。

 生後5日:母子相互作用の開始
 母親の声や香りに対してのみ、特別な反応を示すようになる。こうした認識の区別により、新生児は母親に甘えることを覚える。そして、新生児から求められるようになった母親は母親としての自覚を持ち始める。このような関係は、『母子相互作用』と呼ばれる。
 生後2週:微笑みの開始
 次第に微笑むようになり、日を追うごとにその頻度が増す。また、母親が話しかけると微笑み返すようになる。

 生後2ヶ月:コミュニケーション・原会話の開始
 他者に能動的に関わるようになる。他者の目を見つめ、微笑みを自ら返すようになる。自分の体をどう動かせば他者から期待すべき反応が引き出せるかを予想した双方向的なコミュニケーションが始まる。
うれしい、かなしいといった情動のやりとりも可能となる。こうしたやりとりは一般的に、“原会話”と呼ばれる。

 生後3ヶ月:発声の開始
 母親が話しかけると、喜びながら声を出すようになる。また、リラックスしたときには喉の奥から『クーイング』と呼ばれる音声を出すようになる。

 生後1週~3ヶ月:原始反射の発達
 出生後3ヶ月の間は主に延髄や橋(きょう)の一部で神経発達がみられ、反射的な行動がみられるようになる。なお、新生児だけにみられる反応は『原始反射』と呼ばれる。 原始反射の種類には、『モロー反射』や『吸綴(きゅうてつ)反射』などがある。モロー反射とは、大きな音が聞こえたときに、両手を広げて抱きつくような動作をする反射である。吸綴反射とは、口に入ってきたものを強く吸う反射である。たとえば、空腹時に母親を求めて母乳を飲むような反射が該当する。

 生後4ヶ月:中脳の神経発達
 中脳の神経発達がみられるようになる。神経発達が中脳に達すると原始反射は少しずつ減少し、『立ち直り反射』が生じてくる。立ち直り反射とは、たとえば体を傾けたときに真っ直ぐな姿勢に戻ろうとする反射である。こうした反射は、大人が意識的に行うのに対してこの時期の乳児は反射的に行っている。また、この時期になると支えられることで座れるようになる。

 さらに、意識的に物へ手を伸ばすようになる。掴む際の動作は、手のひらを対象にかぶせるような形となる。また、物を握り合ったり引っ張ったりするなど、物を介したやりとりがみられるようになる。なお、この段階では乳児の注意は物か他者のいずれか一方に限定される。すなわち、この段階では乳児は物と他者を同時に意識することができない。

 生後6ヶ月:平衡反応・自我・喃語の発生

 乳児
 大脳の神経発達がみられるようになる。大脳皮質の神経発達が始まると、体のバランスをとって姿勢を保つ『平衡反応』が生じるようになる。また、つかまり立ちや伝い歩き、歩行といった複雑な行動が可能となる。この時期になると、原始反射は概ね消失する。

 また、自我と個性の発達がみられるようになる。自身の要求に応えてもらえないことや、新たにできるようになったこと(たとえばお座りなど)をさせてもらえないことに対する不満が、『泣く』という形で表現される。さらに、恐怖心も芽生えるようになる。たとえば、見知らぬ人に話しかけられ場合や、兄・姉が叱られたのを見た場合に泣き出すようになる。

 言語の面では、『ダーダーダー』や『バーバーバー』のような、明確な意味はないものの何らかの意図を伝えようとする、複数の音節を持つ『喃語』がみられるようになる。
 生後6ヶ月~10ヶ月:悪者の回避

 生後6ヶ月を超えると、乳児は良いものと悪いものの区別が可能になり、悪いものを避けるようになる。ある実験で、おもちゃ①がおもちゃ②を丘の上に運び、おもちゃ③がおもちゃ②を丘の上から押し戻すというショーをみせた。その後、「手伝いをしたおもちゃ①」と「邪魔をしたおもちゃ③」をそれぞれ部屋に入れて乳児に選ばせると、大半の乳児が「手伝いをしたおもちゃ①」を選んだ。

 生後8ヶ月:単純な統計や確率の理解
 知能に著しい発達がみられ、単純な統計や確率であれば理解できるようになる。生後8ヶ月の乳児が確率を理解している様が確認できた実験として、次のような実験がある。

 生後8ヶ月の乳児に白と赤の玉を4:1の割合で入れた箱を見せ、そこから5個の玉を取り出す。取り出す際には、『赤玉4つ、白玉1つ』の組み合わせであるパターンと、『白玉4つ、赤玉1つ』の組み合わせであるパターンの2パターンおこなう。
なお、乳児は驚いた際に対象物を長く眺める傾向があるため、白玉の方が4倍多く入っている箱から無作為に取り出した5つの玉のうち4つが赤玉である場合に、驚きの感情があれば長く眺めることになる。

 統計・確率実験
 この実験の結果、乳児は赤玉4個と白玉1個の組み合わせを見たときの方が、白玉4個と赤玉1個の組み合わせを見たときよりもその状況を眺める時間が長かった。)
この実験では、その後に赤玉と白玉の割合を逆にするなど、設定を変えたさまざまな実験から別の理由(赤ちゃんは赤い玉に興味があるなど)を模索したが、そのような仮定は否定されている。(すなわち、この実験結果が示す結論が正しいことを意味している。)

 生後8~9ヶ月:シナプスの密度の最大化
 大脳にある、視覚情報を処理する視覚野で神経細胞の繋ぎ目であるシナプスの密度が最大となる。シナプスの数はその後、数年間で60~70%程度にまで減少していく。

|生後9ヶ月①:視線追従・社会的参照・共同注意などの発達
 他者とのやりとりの変化が目立つようになる。また、嫉妬の感情をみせるようになる。
母親が何かに対して注意(注目)していることを理解できるようになり、母親が注目している物を目で追う『視線追従』がみられるようになる。また、見知らぬ物や出来事に出くわしたとき、母親とそれを交互に見比べるようになる『社会的参照』がみられるようになる。さらに、自分の興味ある物や出来事を指さし、母親の関心をそちらに引き寄せようとする『共同注意』もみられるようになる。

 この時期になると、それまでの“他者(母親)あるいは物との二項的なやりとり”に加え、他者(母親)の視点を通した物との関わりがみられるようになる。すなわち、『三項関係(他者-物-乳児)に基づくやりとりがみられるようになる。たとえば、母親が玩具を振って楽しそうにしている表情を見ることで、『これは面白そうなものだ』と認識できるようになる。つまり、他者(母親)を通して物(玩具)について知ることができるようになる。
 身体的な変化としては、つかまり立ちができるようになる。

|生後9ヶ月②:先の行動の予測
 幼児がモノに手を伸ばすとき、脳の運動野が機能する。この時期になると、周囲の大人がモノに手を伸ばすだけで、それを目にした幼児の運動野に機能がみられる。2度目にその大人を見たときは、大人がモノに手を伸ばす前に乳児の運動野が行動を予測して機能する。

|生後10ヶ月:『対象の永続性』の獲得
 乳児の目の前に、注意を引きつける物(対象)を置いてハンカチで隠した場合、ハンカチを取り払ってその対象を取ろうとする。これは、対象が見えなくなっても存在し続けること(対象の永続性)に乳児が気付いたためである。これに対して生後8ヶ月の乳児の場合は、対象がハンカチで覆われた途端に興味を失う。
|生後11ヶ月:因果関係の理解と記憶
 『箱に物を入れて振る』→『音が出る』などの因果的な事象の連鎖を理解し、記憶することができる。なお、この時期では『ウサギの頭に帽子を載せる』→『ウサギに餌を与える』のような因果的でない事象に関しては記憶しておくことができない。

■幼児期(1歳~6歳)
幼児
乳児期を超えると、自己中心的ながらも言語と思考の両面で他者の視点の理解が進み始める。

|生後12ヶ月:向社会的行動の発現
出生時に約400gだった脳は、約800gにまで成長する。身長は約75cm、体重は約9kgとなり、それぞれ出生時の1.5倍、3倍となる。

 この時期になると意志や感情の伝達手段として言葉を用いることができるようになり、泣く回数が減少する。また、“他者の利益のために、外的報酬を期待することなく自発的意図的になされる行動”である『向社会的行動』がみられるようになる。具体的には、苦痛状態にある他者(大人)を見た場合に悲しい表情をするだけでなく、その他者を撫でたり触ったりするような身体接触行動を取るようになる。
 身体面では、親指と人差し指を使って小さなものをつまむことができるようになる。また、一人歩きも可能となる。
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引用以上

 上の解説によれば、新生児は、出生後数日間は、母親の顔を見てコミュニケーションが始まる。このとき母親がマスクをして、口元を見せなければ、言語野の発達に大きな問題が生じることが明らかだ。
 その意味で生後、数ヶ月間で、生涯を通じてのコミュニケーション能力が定まってしまう可能性がある。
 出生後、数日間、母親は自分の顔を赤ちゃんに見せ続け、話しかけなければ発達障害を起こすことがよく理解できる。
 
 だから、母子関係では、マスクを外さなければならない。マスクは五歳児以上でないとかけるべきではないと思える。


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これから厳冬がやってくる、そして原発事故?
2022年10月15日 (土) 15:21
カテゴリ : 未分類
 今年の冬は寒くなる。そして、中国の原発事故を覚悟すべし。以下引用

 今年の冬は寒い?2022年から2023年の気温と雪の予想 2022.10.13
 https://www.teguchi.info/weather/winter/

 冬の気温は平年より低く 日本海側の雪は多くなる予想
9月20日発表の「寒候期予報」によると、2022年12月から2023年2月(全般)の気温は全国的に平年より低くなる予想です。

202212tenki.jpg


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 引用以上、詳細は本文で確認願いたい。

 とりわけ西日本では、寒くなる確率が高い。
 5日間ごと(10月6日~10日)の気温平年差でみると東日本は-2.7℃(昨年は+3.4℃)、西日本は-1.7℃(同+3.7℃)で肌寒い日が多かった。

 昨年との差は、東日本でマイナス6.1度、西日本で、マイナス5.4度だった。これは体感的に、秋と冬ほどの違いがある。日本列島は、夏からいきなり冬になったことを意味している。この傾向は、シーズンを通じて現れそうだ。

 原因について、ダボス陰謀団の二酸化炭素温暖化説に洗脳されてしまっている日本政府やメディアは、一切触れていないが、明らかに、2030年から本格的に始まる小氷期の前駆的活動と考えるしかない。
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/

 今でさえ、これほどなら、8年後に、いったい日本には何が起きるのか?
 暖房燃料も電気代もウソのように高騰したまま戻らない日本で、現在より、平均気温が10度も下がるとしたなら、本当に凍死者が続出することになりかねない。
 「ミニ小氷期」とはいえ、江戸時代に起きたマウンダー極小期による寒冷化は、実に130年も続いた。その前後の寒冷化も含めれば150年以上だ。

 私は、暖房を安く上げたいなら、大家族や共同体生活を志向し、過疎地帯の大きな家に住んで、薪ストーブで効率的な暖房を考えるべきだと思う。
 可能なら井戸のある古民家がいい。地下水は年間を通じて13度前後であることが多いので、凍結しにくいし、工夫してボイラーを通して温水暖房にも使いやすい。

 私の家では十数年前に薪ストーブを導入したが、薪の確保には苦労している。大きな雑木林を借りるか所有して薪を確保する必要がある。薪作りは伐採からやると、相当な重労働なので、若者の力が必要になる。
 過疎地帯では、良質の井戸が確保できるので、井戸掘りは必需といえる。

 さて、恐ろしい予想をしなければならない。
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 中国、上海に近い長江では、原発が22基も稼働している。
 https://toyokeizai.net/articles/-/8992

 原発は、制御できない無限ボイラーなので、必ず冷却水と維持システムが大規模に必要となる。仮に、冷却水が失われたとしたら、原発を緊急停止しても、数十年間は強制冷却が必要なので、メルトダウン事故に直結する。
 その22基の原発の冷却水が、数ヶ月前から大変な事態になっている。

 中国で、まさか「長江が干上った」…! 習近平が焦る「ヤバすぎる異常気象」の現実と、“中国14億人”を襲う「恐ろしい悲劇」…!2022.09.04
 https://gendai.media/articles/-/99269
 中国で、まさか「長江の水」が干上がった…!

 世界で同時多発的に厳しい干ばつ被害が起きている。欧州委員会は8月23日「欧州全土の6割以上が干ばつ被害を受けている。過去500年間で最悪レベルだ」との見解を示した。ライン川の水位が劇的に低下し、域内物流への影響が懸念されている。
 米国でも「ホット・アンド・ドライ(高温乾燥)」と呼ばれる干ばつ型の異常気象が報告されているが、大変なことになっているのは中国である。

 中国ではいま、観測史上最悪の熱波に見舞われているのだ。
そんな中国で最も深刻な打撃を受けているのは中部と南部を流れる長江流域だ。
 約4億5000万人が生活している長江流域の今年の夏は、70日以上にわたって異常な高温と雨不足に襲われた。
 上海のビルは一斉に明かりを消し、エアコンを使えない人々は涼を求めて地下壕に逃げたという。

 さらに、長江の一部で川底が露呈するほど水位が下がったことで、600年前の仏様が発見されるなどの“異常事態”が相次いでいるのだ。
 長江流域では電力不足で工場が操業停止に追い込まれるなど経済への悪影響がすでに出ている。
 そこへきて、秋に収穫される農産物の被害が甚大になるとの危惧も生じている。
重慶市の村に供給された飲料水。長江流域では水不足が発生している。

 中国では秋に収穫される穀物が年間の穀物生産の75%を占めている。
 中国の農業生産の3分の1を支える長江流域の不調は中国全体の食糧危機に直結すると言っても過言ではない。当然、習近平国家主席にとって頭痛の種になってきたわけだ。

 習近平が、ついに「禁じ手」…! 中国の「人工雨」と「地球環境破壊」の“ヤバすぎる 2022.09.04
  https://gendai.media/articles/-/99323

 危機感を高める長江流域の地方政府は、長引く干ばつの影響を緩和するため、人工的に雨を降らせる取り組みを開始した。
 その先鞭を切ったのは例年に比べ50%以上も降水量が減った四川省だ。
 四川省は8月25日から29日にかけて人工降雨の取り組みに着手したのだ。

 6000平方キロメートルに及ぶ範囲で大型ドローン2機がヨウ化銀を雨雲の中に散布した結果、「恵みの雨」が降ったが、皮肉なことに今度は連日の豪雨で洪水の発生が警戒されている。

 雲の中にヨウ化銀を散布し人工的に雨を降らせる技術は、クラウドシーデイング(雲の種まき)と呼ばれている。雲の中に雨粒の種となるヨウ化銀をばらまき、周囲の小さな水の粒を集めて大きな雨粒に成長させ、雨を降らせるというものだ。
 ヨウ化銀を使って雨を降らせる技術は、1960年代に米国のゼネラル・エレクトリックの化学者によって発明された。

 中国は早くからこの技術に注目し、その習得に熱心に取り組んできた。北西部の広大な乾燥地帯にこの技術で雨を降らせ、耕作地を拡大することが狙いだった(2001年から実施された「西部大開発」の原動力となった)。
 2008年の北京五輪で開会式の降雨を回避するために、中国政府がヨウ化銀を積んだ多数の砲弾を発射して周辺地域に人工的に雨を降らせたことでその存在は一躍有名となった。

 世界規模での気候危機が今後も多発することが予想される中で、大規模な工学的手法で猛暑や干ばつに対処する必要性が生じているが、クラウドシーデイングを始め気候改変技術の利用に伴うリスクを十分に考慮しなければならないのは言うまでもない。

 まず、第一に挙げられるのは人体や環境への悪影響だ。
 ヨウ化銀から発生する有毒な銀イオンが生態系を汚染し、人体を脅かす懸念がある。中国政府は「使用されるヨウ化銀の量はわずかであり、人体などに害はない」としているが、1回に散布されるヨウ化銀はわずかでも、特定の地域で繰り返しこの技術が使用すれば、安全な基準値を超える可能性は十分にある。

 この技術はトータルの降水量を変えることはできないことから、ある地域に人工的に雨を降らせると、それによって周辺地域で降水量が減るという問題もある。
 異常気象は「気候改変技術」が影響しているのか 
 中国政府は「天候に影響を与えるのは短時間で非常に限定的である」と説明しているが、ここ数年、夏の豪雨災害に悩まされてきた中国が、今年は一変して極端な雨不足となっている。筆者は気象学の専門家ではないが、気候改変技術の濫用が大本の原因なのではないかと思えてならない。

 「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきが米テキサス州で竜巻を引き起こす」というバタフライ効果が指摘される気象の世界では、わずかな人為的介入によって状態が激変することがありうるからだ。

 21世紀に入り、世界で異常気象が多発しているが、その共通の原因は偏西風(北半球の上空を西から東へ吹くジェット気流)の蛇行だ。高気圧や低気圧の移動に大きな影響を与える偏西風が大きく蛇行することで世界各地に異常気象が発生している。

 偏西風の蛇行の原因は解明されていないが、中国の気候改変技術が影響しているのかもしれない。その導入の規模があまりにも巨大だからだ。

 中国政府は2012年から大量の資金を投入して気候改変プログラムの開発に取り組み、「2025年までに気候改変プログラムの対象地域を550万平方キロメートルに拡大する」との方針を明らかにしている。550万平方キメートルという規模は中国の国土面積の5割以上であり、日本の国土面積の10倍以上に相当する。

 米軍がベトナム戦争で人工的に雨を降らせる作戦を展開したことが問題となり、1978年に「軍事的又はその他の敵対的な気候改変技術の使用禁止に関する国際条約」が発効した。
 中国もこの条約を2005年に批准したが、軍事目的ではない同国内の気候改変技術の利用にはまったく歯止めがかかっていないのが現状だ。

 気候変動が中国国内にとどまるのであれば「自業自得」だろう。
 が、世界全体の気候へ悪影響を及ぼしているのあれば「対岸の火事」では済まされない。
 中国の「気候改変技術」について、野放しにしていていいのだろうか。

 日本を始め世界の関係機関は中国の気候改変技術についてノーマークのようだが、その動向把握にもっと真剣に取り組むべきではないだろうか。
*********************************************************************
 引用以上

 長江下流域が干上がったという記録は、長い中国の歴史にも、ほとんど見られない。
 これは習近平政権による人工降雨計画の副産物である可能性が高い。雨を降らせる目的で、実は必要な水分を洪水として一気に降らせ、あとは乾いた大気で干魃が続く可能性がある。
 地球上の蒸発水量はゼロサムであって、人工降雨で無理な降雨を作れば、他方で干魃が起きるのは当然の結果である。

問題は、上の方で紹介した、干上がった長江沿岸に作られた22基の原発の行方である。
 中国は、原発の運転経験が浅い、長江の5カ所の原発群は、稼働を始めて数年も経ていないし、運転経験のほとんどない新人オペレーターしかいないから、冷却水不足に対処できるとは思えないのだ。

 日本の原発では、100万kW原子力発電所の場合、毎秒70トンの水量で、約200万kW分のエネルギーを海に捨て、海水の温度を7℃上昇させる。
 長江の毎秒水量は、せいぜい数百トン程度だから、これが22基あれば、毎秒1500トン近い冷却水が必要になり、長江の水温が恐ろしい結果になる。

 しかも、中国のデタラメ、ズサン管理により、膨大な放射能汚染熱湯として放出される可能性がある。中国長江では、去年から、10年にわたって河川漁業が禁止になり、漁業者たちは、強制的に船を壊されてしまっている。
 この理由は、深刻な放射能汚染が起きたとしか考えられない。

来年から長江流域で10年間の禁漁に、30万人の漁師が転職へ 2020年7月21日
 https://www.afpbb.com/articles/-/3294778

 長江22基の原発群にとって絶望的な水不足が始まったのは、今年の9月だ。
 すでに一ヶ月以上が経過し、運転中の原発の冷却に困難を来して、どこもメルトダウン寸前のはずだが、情報が完全に統制されて、どこを探しても得ることができない。
 中国共産党の十八番=情報統制によって、まったく情報が遮断されてしまっている。

 逆に、どれほど深刻な危機に陥っているかが想像できる。もしも安全なら、中国共産党は、安全性と原発の成果を誇示するため、大々的に情報を流すはずだ。
 だが、小さなニュースまで含めて、何一つ漏れてこない。

 原発は、冷却水がなくなれば原子炉の核分裂を停めて安全になるわけではない。
 制御棒を入れれば核分裂が止まるが、核崩壊熱は10年後で2割近く残り、メルトダウンに十分な熱量である。
 核廃棄物は、50(ウラン235)~500年(MOX燃料)冷やし続けなければ、安定冷温といわれる100度に下がらないのだ。

 その間、冷却水を停めれば原子炉が崩壊し、内部にある莫大な放射能が環境に放出される「過酷事故」となる。
 冷却水が消えても、最初のうちは緊急に掘った井戸水を使うだろうが、それも水量に限りがあり、また安定して供給できるものではない。
 長江に井戸を掘っても、同じようにたくさんの井戸が掘られるため、取水深さがどんどん深くなり枯渇してしまう。

 私は、9月に長江が干上がって、このまま渇水が続くなら、一ヶ月程度しか冷却が出来ないと予想する。もし冷却不能になれば、福島第一原発と同じ、大惨事が起きるのである。もう時間の問題だ。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-2019.html
2:777 :

2022/10/17 (Mon) 05:27:44

新型コロナから回復した人の一部が経験する「認知症のような症状」の実態とは?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1103.html

新型コロナウイルス、脳への影響が明らかに=英研究
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1528.html

コロナの後遺症
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1225.html

コロナ軽症でも残る後遺症
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/672.html

「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1292.html


3:777 :

2022/10/17 (Mon) 05:38:58

新型コロナに感染するとIQも下がる!?(英研究)
2021年7月29日
ダニエル・ビャレアル
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/iq-1.php
<頭の副作用は「ブレインフォグ」だけじゃない。論理的思考や問題解決など高次の能力低下と感染歴に相関がみられた>

新型コロナウイルスに感染した人は、論理的思考能力や問題解決能力が低下する可能性がある――医学雑誌「ランセット」に、こんな研究報告が掲載された。

研究では、イギリスで行われた認知能力テスト「グレート・ブリテン・インテリジェンス・テスト(GBIT)」に参加した人々のデータを検証。まず、2020年1月から12月の間にGBITを受けた8万1337人のデータを基に、性別や民族、第一言語や居住国、職業的地位や収入別の平均スコアを算出。その後、その平均スコアと新型コロナウイルスの感染歴がある人とない人のスコアを比較検証した。受験者のうち、新型コロナウイルスの感染歴があると報告したのは1万2689人だった。


その結果、新型コロナウイルスの感染歴がある人は、感染歴がない人に比べてスコアが低かった。CTVニュースによれば、感染歴のある人は、論理的思考、問題解決、空間計画や目標検出などの検査で、感染歴がない人よりスコアが悪かった。

感染歴がある人の中でも、より重篤な症状を経験した人の結果が悪い。たとえば人工呼吸器を使用していた人は、認知機能の最も大幅な低下を記録し、IQ(知能指数)で言えば7ポイントの低下に匹敵したという。

頭がぼうっとする「ブレインフォグ」
「これらの結果は、長期コロナ感染症に関する各種報告で指摘されていることと一致している。長期コロナ感染症では『ブレインフォグ(脳に霧がかかったように頭がぼうっとする』や集中力の低下、的確な言葉を見つけるのが難しいなどの問題が多いとされている」と研究チームは報告書で指摘し、さらにこう続けた。「新型コロナウイルス感染症の感染歴は、特に高次の認知機能や実行機能の問題と関連がする可能性がある」

研究者たちはまた、こうした認知障害は、新型コロナウイルスのそのほかの症状がなくなった後も長期にわたって続く可能性があるとも指摘。最初に感染してから、数週間、あるいは何カ月も続く場合もあると述べた。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が知能に影響を及ぼす神経生物学的な変化や心理的な変化について適切な判断を下すためには、脳の画像検査データを含むさらなるデータの研究が必要だとも説明した。

今回の研究には、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学キングズ・カレッジ、ケンブリッジ大学、サウスハンプトン大学とシカゴ大学の研究者たちが参加した。

新型コロナウイルス感染症は、症状が長期化する可能性があることが分かっている。メイヨー・クリニックによれば、それらの症状には倦怠感や関節痛、頭痛、臭覚や味覚の喪失、発熱や立ちくらみが含まれる。

各種画像検査でも、新型コロナウイルス感染症が心臓や肺、脳を損傷する可能性があることが分かっている。心臓の筋肉(心筋)を損傷した人は、その後、胸の痛みや心拍数の増加など、心臓に問題を抱えることになる可能性がある。肺の中にある複数の小さな袋(肺胞)を損傷した場合には、呼吸困難やその他の呼吸器症状が引き起こされる可能性がある。

メイヨー・クリニックによれば、新型コロナウイルス感染症は、ほかにも脳卒中などの発作を引き起こす可能性がある。パーキンソン病やアルツハイマー病、一時的な麻痺を引き起こすギラン・バレー症候群を発症する可能性も高くなる。また重篤な症状を経験した人は、特に闘病中に大きなストレスにさらされた場合、回復後に睡眠障害やうつ病、不安症を発症する可能性があるという。

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