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エリザベス女王はカミラ夫人に「邪悪な女性」「いかなる形でも関わりたくない」

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2022/09/10 (Sat) 05:01:13

エリザベス女王は皇太子の妾のカミラ夫人に「邪悪な女性」「いかなる形でも関わりたくない」と言い放った

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《96歳で死去》エリザベス女王がカミラ夫人に言い放った強烈な一言…今になって「王妃になる」と宣言したのはなぜか
週刊文春 2022年2月24日号
https://bunshun.jp/articles/-/57309

 9月8日、イギリスの国王で歴代最長の在位を継続中だったエリザベス女王が滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。

 25歳で国王に即位してから、国内外で支持を集めてきたエリザベス女王。普段はあまり感情的にならないと言われていた女王が嫌悪感を示していたとされるのが、チャールズ皇太子と“W不倫”の末に皇室入りしたカミラ夫人である。しかし、女王が即位70年を迎えた今年、国民に発表したメッセージは意外なものだった。「週刊文春」の記事を公開する(初出:2022年2月24日)。

◆◆◆


 即位70周年を迎えたエリザベス女王が発表したメッセージが、英国内で波紋を広げている。チャールズ皇太子が即位した際には、カミラ夫人(74)が「王妃」になると言及したのだ。

「カミラは長年、王室や国民の間で“嫌われ者”であったため、この女王の決断が驚きをもって受け止められたのです」(英紙記者)

結婚、出産…それでも止まらなかった“W不倫”
 チャールズとカミラの出会いは1971年に遡る。知人の紹介で出会い、皇太子が一目ぼれ。カミラが婚約目前だったこともあり、王室内で「相応しくない」と反対されたものの、恋愛関係は続いた。カミラは2児を出産し、チャールズも81年にダイアナと結婚。その後も二人の“W不倫”は止まらなかった。

「次第にダイアナとチャールズはすれ違いが増えていく。92年の書籍『ダイアナ妃の真実』で、カミラはダイアナを苦しめた女性として描かれ、英国で最も嫌われる女性となった。翌年にはチャールズとカミラの電話の音声も流出し、ダイアナはカミラを『ロットワイラー犬』とまで言ったという。結局、チャールズは96年に離婚し、カミラもその前年に夫と別れた」(同前)

 チャールズの祖母・エリザベス皇太后はカミラを嫌悪し、エリザベス女王に至っては、「邪悪な女性」「いかなる形でも関わりたくない」と言い放ったという。

97年の国民アンケートではほぼ全員が「NO」
 国民の間でも批判的な意見が殆ど。97年、テレビで「カミラが女王になるか」と問われた3000人の、ほぼ全員が「NO」と答えた。


 ダイアナ亡き後は、チャールズは堂々とカミラと公式行事にも参加するようになり、2005年、遂に二人は正式に結婚式を挙げる。

 だが「カミラ=愛人」という負のイメージは国民に根強く残った。カミラ自身もそれを理解しているのか、結婚しても、ダイアナの称号でもあった「ウェールズ公妃」の称号を辞退。また批判を浴び続けても、ひたすら耐えた。

今では一対一でお茶を飲む仲に
「17年、取材で『本当に恐ろしかった』と語るまでは沈黙を守っていた。一方で、積極的に公務をこなした。動物愛護、性的虐待撲滅支援、教育支援など90以上の慈善団体のパトロンを務めた。コロナ禍では、女王が公務を縮小せざるを得なくなったため、代わりにカミラが役割を担うことも増えていった」(同前)

 女王の信頼も勝ち取り、今では一対一でお茶を飲み、ズームで公務の打ち合わせもするようになったカミラ。今年1月、女王は彼女に英国最高の勲章を授け、今回の「王妃」発言に繋がった。

『デイリーメール』の緊急アンケートによれば、国民も55%が好意的に見ているという。50年の忍耐が実を結んだ瞬間だった。
2:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:37:27

メーガン妃 - Bing images
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《96歳で死去》メーガン妃を王室追放したエリザベス女王の「やり場のない怒り」
週刊文春 2020年1月30日号
https://bunshun.jp/articles/-/57304


 9月8日、イギリスの国王で歴代最長の在位70年を迎えていたエリザベス女王が滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。

 25歳で国王に即位してから、国内外で支持を集めてきたエリザベス女王。しかし昨今は、皇室内の“騒動”に苦慮していた。なかでも、ウィリアム王子・キャサリン妃夫妻とヘンリー王子・メーガン妃の確執は世界中から大きな関心を集める話題となってしまった。その混乱を報じた「週刊文春」の記事を再公開する(初出:2020年1月30日号)。

◆◆◆


「こういうことになり、大きな悲しみに襲われている」

 英国のヘンリー王子(35)は1月19日、自分と妻のメーガン妃(38)が“王室追放”を言い渡された胸中をこう吐露した。

◆ ◆ ◆

〈独立した生活を送りたいという願いを尊重して理解する〉
〈王室の主要メンバーから退き、経済的に自立する〉

 ヘンリー王子夫妻がインスタグラムでそう発表したのは1月8日のこと。


この記事の画像(4枚)
https://bunshun.jp/articles/photo/57304?


 現地特派員が語る。

「当初、ヘンリー王子夫妻は公金を受け取らない代わりに公務を減らし、英国とカナダを行き来する王室と民間の“半々”の生活を希望していた。独立の動機はマスコミへの反発でした。収入が減った分は王室ブランドを売りにした活動で賄おうとしていた」

 離脱表明を受け、エリザベス女王(93)らが宮殿に集まり、家族会議を開いた。

「会議は5日間行われ、特に父のチャールズ皇太子(71)とヘンリーの兄であるウィリアム王子(37)が独立するなら王室を離れるよう強く迫ったと見られます。カナダに滞在しているメーガン妃もスカイプで参加したいと申し出たが、断られた」(英王室に詳しい元BBCシニアリポーターのダンカン・バートレット氏)

 エリザベス女王は13日、〈私たちは、彼らの家族としてより独立した生活を送りたいという願いを尊重して理解する〉とコメント。

 そして“ゴッドマザー”が断を下した。18日、英王室が、ヘンリー王子夫妻は「殿下」「妃殿下」の称号を返上し一切の公務から退くと発表。事実上の追放だった。

 夫妻は、ロンドン近郊にある居宅の改修に使われた公費240万ポンド(約3億4000万円)も返済する。

「ただ、チャールズ皇太子が夫妻に渡している年間200万ポンドの支援は継続される見通しです。またサセックス公爵としての爵位は維持されますが、公爵のブランドを使うビジネスがどこまで認められるか、まだ不明です」(前出・特派員)


女王は「やり場のない怒りを抱えていた」
 翌19日、エリザベス女王は穏やかな表情で教会の日曜礼拝に姿を現した。

「女王は一度もメディアのインタビューを受けたことがなく、公の場で自分の感情を表に出すことがない」(前出・バートレット氏)


 だが、女王は、憤怒していたという。英ガーディアン紙東京特派員のジャスティン・マッカリー氏が語る。


「エリザベス女王はかねてより王室を“会社”に例えてきました。王室は国民の税金で成り立っており、国民への奉仕が仕事だと。だが、ヘンリーたちが言うスタイルでは、それが成り立たない。元女優でアフリカ系米国人を母に持つメーガンと結婚したヘンリーは古い王室を変える“革新”の象徴で人気もあっただけに、本心ではこれまで通りフルタイムの王室の一員として働いて欲しかった。しかし、王室の最後の一線は守らなければならず、やり場のない怒りを抱えていたのではないでしょうか」

 愛するヘンリー王子の生い立ちが、女王の心情をより複雑なものにしていた。

「ヘンリー王子は子どもの頃に父チャールズ皇太子と母ダイアナ妃の離婚を経験し、母を事故で失っているため、『両親とは違う生き方をしたい』と語っています。女王はそれも理解しており、独立を強く止めることはできなかった」(同前)


 英国内では世代や人種間で様々な感情がないまぜとなり、世論を二分するヘンリー王子夫妻。今後について、メーガン妃の女優復帰や夫婦揃ってのテレビ局とのタイアップなど憶測が流れる。

「これまで巨費が投じられてきたカナダでの警備費をどうするかも決まっていない」(前出・バートレット氏)

 ブレグジット以上に、王室からの離脱は前途多難だ。
https://bunshun.jp/articles/-/57304?page=2



《96歳で死去》エリザベス女王が自費で調査した「メーガン妃のいじめ問題」 報告書が“非公表”になった本当の理由
週刊文春 2022年7月7日号
https://bunshun.jp/articles/-/57305

 9月8日、イギリスの国王で歴代最長の在位70年を迎えていたエリザベス女王が滞在先の英北部スコットランドのバルモラル城で死去した。96歳だった。

 25歳で国王に即位してから、国内外で支持を集めてきたエリザベス女王。しかし昨今は、皇室内の“騒動”に苦慮していた。なかでも、ウィリアム王子・キャサリン妃夫妻とヘンリー王子・メーガン妃の確執は世界中から大きな関心を集める話題となってしまった。その混乱を報じた「週刊文春」の記事を公開する(初出:2022年7月7日号)。

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「メーガン妃は誰かを攻撃していなければ気が済まない」
 メーガン妃の英王室職員への“いじめ疑惑”で、波紋が広がっている。きっかけは英『タイムズ』紙の、2021年3月の報道だ。

「メーガン妃のいじめで、『職員二人が退職に追い込まれ、もう一人も不安な状況だ』と、ジェイソン・クナウフ報道官(当時)が18年10月、王室に窮状を訴えたメールが掲載された。メールには、『Xさん(職員名)への態度は看過しがたい』『公爵夫人は誰かを攻撃していなければ気が済まない』などと記されており、記事ではその他、いじめを目撃した職員の証言なども紹介されていた」(英紙記者)


この記事の画像(1枚)
https://bunshun.jp/articles/photo/57305?

 オプラ・ウィンフリーがヘンリー王子とメーガン妃にインタビューした番組の放送直前だったこともあり、世界中のメディアが挙って問題を取り上げた。元職員の中にはPTSDの症状を訴える者もいたという。

調査費は女王負担で調査が開始
 そして報道の翌日、英王室は内部調査に乗り出したことを公表。調査費用はエリザベス女王が負担することにもなったのだ。

 メーガン妃は広報担当者を通じて「悪質なデマ」「自分もいじめの標的になった者として、人格攻撃を悲しく思う」と報道を否定。だが実は、『タイムズ』紙報道の前から“いじめ疑惑”は取り沙汰されてきた。

「17年の婚約発表直後、側近が職員への態度を改めるよう苦言を呈すと、メーガン妃は『甘やかすのは私の仕事ではない』と発言。結婚式直前にはキャサリン妃を泣かせたとされる。18年12月には、女王に17年間仕え、メーガン妃の秘書を務めたサマンサ・コーエン氏が退職したことが判明した」(前出・記者)

 英『デイリー・テレグラフ』紙によると、18年の結婚以降、秘書、ボディガード、子守など、少なくとも12人が退職。多くが1年未満で辞めており、極めて“異例”のことだ。


まさかの調査内容は「非公表」
 1年にわたり調査が行われ、当初、その内容は、6月末には明らかになると見られていた。だが今回、英王室は内部調査の結果を、公表しないと発表したのである。

 非公表の理由は明らかにされておらず、調査協力者には不満を持つ人間もいるという。だが王室ウォッチャーの多くは、妥当だと考えている。「いじめが事実だから公表しなかった」ともっぱら受け止められており、また報告書を出さないことで、メーガン妃の反論を封じることも出来るからだ。

 6月の女王即位70周年記念式典に参加したものの、群衆からブーイングを受けたヘンリー王子とメーガン妃。チャールズ皇太子、ウィリアム王子と言葉を交わすことなく、式典最終日の行事を見届けず、アメリカに帰国した。


3:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:44:59

《メーガン&ハリー暴露本が早くもベストセラーに》英王室兄弟の仲を引き裂いた「ひと言」とは?
坂井 明 2020/08/12

 全世界が注目するハリー元英国王子とメーガン元妃の伝記「自由をもとめて ハリーとメーガン、そしてモダンな王室の創立」(原題 Finding Freedom Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family)は、英国など各国で一斉に発売される8月11日を前に、早くも英国アマゾン書籍の3部門で1位になり堂々のベストセラーとなった。

 本の内容を一言でいえば、「メーガン・ファースト」。これまでの伝記や英タブロイド報道が、専らメーガン叩きを競ったのに対して、「私にも言わせて」という、メーガンそしてハリーの胸中を初めて代弁する内容となっている。

「 FINDING FREEDOM 」というタイトルも英国王室への挑戦だと物議を醸している© 文春オンライン 「 FINDING FREEDOM 」というタイトルも英国王室への挑戦だと物議を醸している

スーパーシンデレラの誕生への道

 問題の伝記によれば、ハリーとメーガンの運命の出会いは2016年7月。共通の知人がセットしたブラインド・デート(双方の名も顔も一切知らされない一種のお見合い)で、待ち合わせはロンドンの繁華街ソーホーの会員制クラブの奥まったコーナー。パパラッチやタブロイド紙記者たちの目を警戒しての選択だった。ハリーはビール。メーガンはマティーニを注文し、初対面なのに堰を切ったように3時間も話し込んだ。


「続きは明日、ここでディナーをしながら話そう。でもパパラッチには徹底して用心しないとね」

 ハリーの言葉通り、2人は翌日は従業員用入口からこっそり同じクラブに入った。情報漏れ防止のため、給仕係は1人だけ。2度目のデート中に、ハリーは心の中でこう叫んだという。

数日間のボツワナデートから「夢見心地で帰還した」
「この人だ! 自分が一緒に生きて行くのは」

 さらにハリーが内緒で準備した3回目のデートの行先は、ボツワナ共和国。2人は南アフリカまで飛び、さらにプライベートジェットで2時間。満天の星空の下、植民地時代を思わせる宿泊施設や豪華テントでロマンティックな2人きりの数日間を過ごし、それぞれトロント、ロンドンへ、「夢見心地で帰還した」(同書より)。

 数カ月後、英タブロイド紙が2人のロマンスをスクープした。そして11月後半、ハリーの住むケンジントン宮殿最寄りのスーパーで買い物中のメーガンが目撃され、彼女のハリーの自宅滞在説が裏付けられた。

 関係は進展し、翌2017年8月、ハリーは、メーガンの誕生日祝いに再訪したボツワナで彼女にプロポーズした、と初めて伝記は明かしている。ハリーは、2017年11月27日の正式婚約発表に伴う初の2人の合同TVインタビューで、「プロポーズは数週間前、自宅でのローストチキンの調理中でした」と語ったが、伝記の記述は異なっていた。

「今度の娘をよく知るには……」という兄の言葉
 第三者にはボツワナの星空でも、ローストチキンでも大差ないが、恋情を募らせる一方のハリーを、心底はらはらと眺めている人物がいた。兄のウィリアム王子である。

「今度の娘をよく知るには、可能な限りたっぷり時間をかけろよ……」

 親身から口にした一言があれほど仲の良かった兄弟の仲を裂いてしまった。たしかに、この“お騒がせ弟”は新しい恋人と次々に浮き名を流していた。兄の用いた「今度の娘」という表現を「上からの目線で、押しつけがましい」とハリーは受け取ったのである。ウィリアム王子の妻ケートとメーガンの仲もしっくりいかず、兄弟は以来、氷のような表情を交わす関係に陥ってしまった。

 英王室に果敢に乗り込んできた褐色の米国美女に対し、拒否反応を示す老獪な王室官僚も少なくなかった。メーガンを初めて見た古参の侍従は「ハリーのショーガール」と表現し、彼の同僚の1人は「彼女には得体の知れぬ邪(よこしま)なものを感じる」とさえ言った。「彼女は山のような荷物を携えて来た」と侍従にメーガンを難民呼ばわりした王室メンバーもいた。

コロナ禍で狂ったメーガンの野望
 同書には、このようなメーガン側の英王室への“恨み節”がこれでもかと詰め込まれている。

 こんな王室内部の不協和音とは無関係に、英国ばかりか世界的にハリー&メーガン人気が高まり、2019年5月のアーチー誕生で絶頂を迎えた。だが、その頃からハリーとメーガンは自立に向かい始めた節がある。英王室とは別個のウェブサイトを立ち上げ、「サセックス・ロイヤル」を商標登録し、「ロイヤル」をフルに利用しおカネ儲けする道を歩き始めた。この時点で2人の王室高位メンバー引退劇は始まっていたと言える。

 現在、米国へ移ったメーガンは、さらに大きな野心を懐いているとの指摘さえある。にわかには信じがたいが、将来の米大統領候補だ。

「歴代カリフォルニア州知事には俳優出身のシュワルツェネッガー、米大統領を2期務めたレーガンがいます。男女機会不均等是正キャンペーンなど政治志向の強い彼女なら荒唐無稽な話とは言い切れません」(欧州王室記者)

 だが、「メグジット(王室離脱)」後にハリーとメーガンが描いていたシナリオは暗礁に乗り上げた。女王側が「サセックス・ロイヤル」の商標利用を禁じ、「サセックス・ロイヤル」ブランドでのおカネ儲けの道が断たれてしまった。

 さらに想定外の新型コロナウイルスの世界的流行で、1回1億円超を見込んだ2人のイベント出席謝礼や講演料の収入の見込みが消えた。世界各地のイベントや大規模集会がことごとく中止されたからだ。王室離脱後の2人の年収は1億ドルも可能とも推定されたが、

「王室離脱後の2人の主な年収は、当面はチャールズ皇太子から払われる約300万ドルにとどまります。2人は米国に在住することになりましたが、警備費は2人の自己負担になり、毎年、最低100万ドルという米警備会社関係者の試算があります。他の経費を考えると、これまで通りの生活の維持にはギリギリでしょう」(英王室記者)

なぜ本はいま出た? 答えは……
「ハリーとメーガンは伝記にはまったくノータッチと声明を出していますが、実際には全面的に協力したとみるのが自然でしょう。内容には本人たちでなければ分からない細部の発言や描写が溢れています」(フランス王室誌編集者)

 そうとすれば、今、出版するのはなぜか。

「今回の本で触れられなかったことに注目するべきです。例えばアンドリュー王子の未成年女性国際バイシュン シンジケート関与疑惑ではFBIが王子の事情聴取を望んでおり、今後の展開次第で致命傷を英王室に与えかねません。ダイアナの事故死に関する再審査に関してもハリーは強い不満を表明しました。伝記はこうした英王室の微妙な懸案を努めて避けている感があります。2人と英王室の間でメグジットの詰めの交渉が残っていることへの配慮でしょうか」(同前)

 伝記の出版を最も悲しむのは英女王だという声が強い。女王は今夏もハリーとメーガンをスコットランドの夏の御用邸に招いた。2人は丁重に辞退したというが、ことさらハリーをひいきしてきた女王の胸中は複雑だろう。

(坂井 明/Webオリジナル(特集班))
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%b3-%e3%83%8f%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%9a%b4%e9%9c%b2%e6%9c%ac%e3%81%8c%e6%97%a9%e3%81%8f%e3%82%82%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%bb%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ab-%e8%8b%b1%e7%8e%8b%e5%ae%a4%e5%85%84%e5%bc%9f%e3%81%ae%e4%bb%b2%e3%82%92%e5%bc%95%e3%81%8d%e8%a3%82%e3%81%84%e3%81%9f-%e3%81%b2%e3%81%a8%e8%a8%80-%e3%81%a8%e3%81%af/ar-BB17QXDc?ocid=ientp  
4:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:46:17

2018年05月21日
静かなる悲報としてのロイヤル・ウェディング / 歓迎されないプリンセス
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html
不満を口に出来ないイギリス人
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(左: ヘンリー王子とメーガン・マークル / 右: 少女時代のメーガン)

 第21世紀に入って、アングロ・サクソン世界の凋落が徐々に進み始めた。歴史家のポール・ケネディーは、軍事的負担による国家の衰亡を唱えたが、筆者は国民の人種的変質による衰退を提唱したい。西歐史の教科書を繙(ひもと)けば、第5世紀に西ローマ帝國が滅亡しても、東のローマ帝國(ビザンツ帝國)は存続し、メフメト2世の侵攻を受けるまで崩壊しなかった。しかし、コンスタンティノポリスを首都とする東ローマには、生粋のローマ人が少なく、殆どがギリシア人とかスラヴ人、トラキア人、アルメニア人、フェニキア人、ならびに北アフリカの諸民族といった人種がひしめいていた。

  帝政になってからのローマには色々な種族の元首が現れたので、日本人でも歴代皇帝の彫像を見れば判る。例えば、皇帝セプティミウス・セヴェルス(Septimius Severus)は、北アフリカの「レプティス・マグナ(Leptis Magna / 現在のリビア)」で生まれたという。彼の母親はイタリア半島生まれのローマ人であったが、父親はリビア人であったらしい。そして、セヴェルス帝の息子ルキウス(Lucius Septimius Bassianus)、通称「カラカラ(Caracalla)」帝は、昔ながらのローマ人とは程遠く、母親のユリア(Julia Domma)がシリア人なので、イタリア人らしからぬ風貌を持っていた。帝國の重心がオリエントに移ると、ローマ人の“コスモポリタン”化は更に進み、アラブ系の軍人皇帝まで現れる始末。マーカス・フィリップス(Marcus Julius Philippas)帝は、その民族性から「フィリッパス・アラブス」と呼ばれていた。後の元首も非ローマ人が多く、レオ1世はダキア(今のブルガリア)生まれのトラキア人皇帝だし、ユスティヌス1世はダルダニア(今のアルバニア)の出身で、貧農からのし上がった皇帝だ。

Septimius Severus 1Caracalla 3Leo the FirstPhilippus Arabs 1


(左: セヴェルス帝  / カラカラ帝  / レオ1世 / 右: フィリッパ・アラブス帝)

  日本人は大変幸せな民族で、歴代の天皇陛下は皆「日本人」。これがイギリス人なら、「えっ!! 日本のエンペラーはみんな日本人で、朝鮮人とか支那人の貴族から皇妃をもらっていないのか ?!」と驚いてしまうだろう。英国の王族なら、スペインやフランスはもちろん、デンマークやネーデルラント、ドイツ、スウェーデンの貴族からお妃を迎えているので、ドイツ以外のヨーロッパ諸国に親戚が多い。だから、公爵や伯爵の夫人でも英語が拙く、フランス語やドイツ語の方が得意という場合もあるのだ。でも、庶民はそんなことを気にしない。そもそも、庶民と貴族は別種族と言ってもいいほど、生まれと育ちが違っているので、フランス語なまりの英語を喋っても違和感が無く、英国貴族だって気にしていないのだ。片や、日本だと公家も庶民も見分けが付かない。(もっとも、岩倉具視のように「ヤモリ」と呼ばれたお公家さんなら別だが。) 日本人からすれば、朝鮮語訛りの側室とか、色黒の皇妃なんてゾっとする。また、いくら高貴な生まれとはいえ、タイやビルマから嫁いできた華族の貴婦人なんて尊敬できない。もし、皇太子妃候補が蒙古人とか満洲人じゃ、尊皇の志士だって異を唱えるじゃないか。

  今世紀では、前世紀なら「あり得ない」現象が起こっている。人種隔離政策で黒人が賤民となっていたアメリカでは、正体不明の黒人バラク・オバマが合衆国大統領になってしまった。奴隷に公民権を与えただけでも厭なのに、世界最強の軍隊を指揮する司令官に就任するなんて、もう熱病に冒されたようで目の前がくらくらする。一方、七つの海を支配したブリテンでも、似たような悲劇が起こっていた。事もあろうに、女王陛下の孫であるヘンリー王子が、アフリカ系のアメリカ人女優をお妃に迎える事となったのだ。高齢のイギリス人やスコット人なら血圧が上がり、心臓が苦しくなるだろう。いくら何でも、大帝国を誇ったブリテン人が、有色人種の女性をプリンセスに戴くなんて、驚天動地の出来事だ。墓場に眠るウィンストン・チャーチル卿が、この悲報を聞いたら飛び起きるぞ。アーリア系のインド人ですら、気持ち悪くて嫌っていたんだから、アフリカ系の藝人なんて問題外。ウィンストン卿の母、ジェニー・ジェローム(Jennie Jerome)もアメリカ人だったけど、マルバラ公爵夫人はちゃんとした白人美女だからOK。ただし、チャーチル家の親族は、このアメリカ娘を終始「外国人」扱い。お墓も別。昔のイギリス貴族は家系に厳しかった。

Jennie Jerome 2Winston Churchill 341winston churchill 5


( 左: マルバラ公爵夫人ジェニー・チャーチル /  中央: ウィンストン・チャーチル / 右: 首相になったチャーチル)

  世間的には、ヘンリー王子とメーガン・マークル嬢のご成婚は目出度いが、アングロ・サクソン系のイギリス人が心から祝福しているのか、は定かではない。というのも、最近行われた意識調査で驚くべき結果が出たからである。有名な「YouGov」が実施した大衆インタビューで、ブリテン国民の約3分の2が、このロイヤル・ウェディングに関心が無いというのだ。(George Martin, "Two-thirds of Britons are uninterested about Meghan and Harry's wedding and more than half of us say the Royal Family should foot the entire bill", Daily Mail, 15 May 2018) 日本のテレビ局は、この件に関し一切報道無し。それにしても愕然とするじゃないか。なんと、66%のブリテン人がヘンリー王子の挙式に興味が無く、その儀式に掛かる費用すら負担するのを厭がり、王室が全額支払え、と要求しているそうだ。「オピニウム(Opinium)リサーチ社」の調査でも似たような結果が出ており、たった38%の人が挙式をテレビで観ると答え、53%の人はそうしないと答えていた。(Matthew Robinson, "Royal snub ! Majority of Britains NOT INTERESTED in royal wedding, according to SHOCK poll", Daily Express, May 15, 2018)

Prince Henry & Markle 1Meghan Markle & people 5

(左: ヘンリー王子とメーガン / 右: ロイヤル・ウェディングを喜ぶマイノリティーの子供たち)

  まぁ、実際、ロイヤル・ウェディングをどれだけの国民が観たのか判らないが、日本で報じているような高揚感は薄く、イギリス人の祝賀ムードはそれ程でも無かったんじゃないか。確かに、英国のみならず外国の報道機関もマークル氏の花嫁姿を大々的に取り上げていたが、ダイアナ妃の挙式と比べれば格段に劣るし、ケイト・ミドルトン嬢の時に起こった歓迎ムードとも違っている。これは、ヘンリー王子が第四番の王位継承者だからではなく、メーガン・マークル嬢が浅黒い有色人種だからだろう。なろほど、彼女は平民の外人女優から英国のプリンセスに出世した、現代のシンデレラ姫なのかも知れない。だが、西歐世界のプリンセスにしては容貌が違いすぎる。母親のドリア・ラグランドの遺伝子を受け継いでいるせいか、白人がうっとりするような女性ではない。

Meghan Markle & Doriakate 40kate 14


(左: 母親のドリアと娘のメーガン /  中央: ケムブリッジ公爵夫人のキャサリン妃  / 右: ケムブリッジ公爵夫妻)

  だいたい、階級社会の英国で、下層黒人の母親に伴われた混血児が上流階級に入るなんて前代未聞である。ドリスを見れば、ボルチモアかデトロイトに暮らす貧乏黒人か、と勘違いしてしまうだろう。しかも、情けないことに、娘にとって一世一代の晴れ舞台なのに、ドリスが拒絶したため、別れた亭主は結婚式に出席できなかった。そこで、チャールズ王太子が花嫁の父親役を務め、彼女と一緒に祭壇への通路をを歩いていたのだ。(筆者には謎なんだけど、どうして日本ではこの通路を「ヴァージン・ロード」と呼ぶのか解らない。全部の花嫁が処女ではないし、再婚者だっているだろう。そもそも、キリスト教徒でもない日本人が、教会の通路を和製英語で呼ぶなんて変だ。もしかしたら、どこかの結婚式場が勝手に作った用語なのかも知れない。)

Meghan Markle & dad Thomas 4Prince Charles & Doria 1


(左: 父親のトマスと娘のメーガン / 右: ドリスとチャールズ王太子)

  平民から王族への立身出世と言えば、過去にもう一つ別の事例があった。モナコ公国のプリンス、レーニエ3世(Rainier III)に嫁いだグレース・ケリー(Grace Kelly)のケースだ。二人の結婚には、世界各国の人々が注目し、グレースの地元アメリカ合衆国は大興奮。当時、人気を誇った美人女優がそのキャリアを諦め、大公のプロポーズを承諾したので、アメリカのみならず日本でもたいそう話題となった。グレース・ケリーの映像は各国で流されたし、彼女を特集する雑誌も巷に溢れ、若い女性の憧れの的になっていたのはご存じの通り。今でもエルメスが製造した「ケリー・バッグ」は人気のアイテムらしい。(筆者はブランド商品には疎いので、本当に今でも人気の高級品かどうか判らない。けど、コレクターにっとては貴重品みたいだ。)

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(左と中央: グレース・ケリー / 右: レーニエ大公とグレース・ケリー)

  では、メーガン・マークル嬢の場合はどうなのか? 確かに、彼女はハリウッド女優だから素晴らしい体型をしている。が、それはアフリカ系アメリカ人の評判で、西歐系のアメリカ人やブリテン人にとっては“どうでもいい”事だ。問題なのは、ブリテン国民の間に人種的亀裂が生じ、王室への愛情が薄れてしまうことである。マークル氏のシンデレラ物語で、イングランド国内の有色人種は殊のほか大喜びだ。社会的な地位が低いインド系やパキスタン系、アラブ人、トルコ人、ジャマイカ人、ケニア人などの血統に属する“ブリテン国民”は、同じ種類のプリンセスを目にして、心がときめいている。ところが、先祖代々イングランドに住む白人、すなわちアングロ・ケルト系の国民は、心からヘンリー王子のご成婚を祝福できない。しかも、表だって有色人種のプリンセスを批判できないから尚更だ。

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(左: ムスリムのブリテン人 / 右: 英国の子供たちと挨拶するメーガン)

  非西欧系の有色人種が王族に加わると、今までとは違った雰囲気になることがある。もし、メーガン妃がスウェーデン系アメリカ人とか、ザクセン系のドイツ移民の子孫、フランスから逃れてきたユグノー信徒の末裔なら、「これ」といった騒動は起こらないだろう。ところが、彼女はアフリカ系混血児であるから、従来のヨーロッパ貴族とは異なる。彼女自身「私はバイレイシャル(biracial / 二重種族)」と称し、白と黒が混じった灰色のエリアに属していると述べていた。つまり、白人の血も混ざっているが、黒人の血も受け継いでいるので、コケイジアンとニグロイドの線引きが出来ないというのだ。イングランド王国の民衆は白人が主体だが、新たなプリンセスは西歐的イギリス人と重なるところが少なく、親愛の情を込めて「我が同胞よ !(My fellow Englishmen !)」と呼びかける事ができない。

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(左と中央: メーガンと異なったタイプの子供たち / 右: メーガンが大切にするタイプの子供 )

  メーガンのこうした心情は、彼女の過去を探ってみると判るような気がする。浅黒い肌を持つことで、様々な差別を受け、不条理な屈辱を味わってきたことは容易に想像できるし、その言動からも察しがつく。彼女が覚えている「ある出来事」は、日本人にとっても注目に値する。メーガンが七歳だった頃のこと。当時のアメリカでは、バービー人形のセットが売られており、「ザ・ハート・ファミリー(The Heart Family)」と呼ばれていたオモチャ箱には、父親と母親の人形に加えて二体の児童人形が含まれていた。この核家族人形アイテムは、白人版と黒人版のセット“のみ”で売られていたので、子供たちはどちらかを選ばねばならなかった。当然の如く、白い子供は白人版を、黒い子供は黒人版を買うのが普通だった。やはり、彼女も一つ欲しい。という訳で、父のトマスは愛娘の為に1セット購入し、クリスマス用のプレゼントにしたという。そして、クリスマスの朝に目が覚めると、メーガンは紙で包装されたプレゼントを見つけた。彼女が箱を開け、「ハート・ファミリー」を覗き込むと、黒い母親の人形と白い父親の人形、そして白い肌の子供と黒い肌の子供の人形が入っていたという。これは彼女の父親が別々のセットを買い求め、独自にアレンジしたものであった。("Meghan Markle : I'm More Than An Other", Elle Magazine, 23 December 2016)

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(左: 「白人版ハート・ファミリー」の人形セット / 右: 黒人版の人形セット)

  日本のワイドショーはメーガンの人権意識とかフェミニスト思想ばかりを報道するが、彼女が味わった混血児の苦悩を“具体的”に紹介しようとはしなかった。なぜなら、詳しく探って行くと、メーガンが持っている“歪んだ”精神を暴露する事になるからだ。なるほど、彼女は人種的マイノリティー、社会的弱者、貧しい移民、憐れな難民に理解を示し、天使のように優しく接する。だが、彼女はアメリカ合衆国を建国したアングロ・サクソン人に共感を持たないし、尊崇の念すら持っていないはずだ。黒人に酷い仕打ちをした白人を憎む心はあっても、宗主国のイギリス人と戦った建国の父祖に感謝する事はないだろう。そして、英国の王室に嫁いでも、ナポレオン軍と戦ったイギリス軍将兵、ダンケルクで死闘を繰り広げた若者、百年戦争で貢献したウェイルズ人の戦士、植民地で奮闘したスコット人の尖兵などに想いを寄せることもない。彼女はウェリントン将軍やネルソン提督、バーナード・モンゴメリー元帥の肖像画を見たとき、膝を曲げて一礼するのか? もし、カンタベリー大聖堂を訪れたら、白いイギリス人と同じく、殉教した大司教、聖トマス・ベケットに敬意を表するのか? 未だに不明だが、メーガンは一般のトーリー党員に負けぬくらい、心からの愛国者となるつもりがあるのか?

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(左: ウェリントン公爵 / 中央: ネルソン提督 / 右: モンゴメリー元帥)

  黒い混血児のメーガン・マークルがヘンリー王子のお妃になったから、色黒のインド系やアフリカ系の「ブリテン国民」は大はしゃぎ。左翼偏向の主要メディアも「メーガン・フィーバー」を煽り立て、多文化社会の成果を大宣伝。一方、メーガン妃も熱狂する民衆に笑顔で応え、恵まれない下層階級の子供たちや、東南アジア系の移民、アフリカ人難民の定住者、中東アジアからのイスラム教徒に温かい言葉を投げかける。だが、先祖代々イングラント王国に暮らすアングロ・サクソン系の国民に対し、特別なメッセージは無く、彼らの伝統文化や栄光ある歴史を称讃する事も無かった。茶色い国民に対しては親愛の情を示すのに、金髪碧眼のイギリス人には尊敬の念を示さない。本来なら、アングロ・サクソン系の国民を第一に考え、多民族主義と人権思想で抑圧されるイギリス人にこそ、温かい言葉を掛けるべきなんじゃないか。

  とにかく、英国の上流階級は偽善の塊になっている。高貴な家柄を持つのに、左翼リベラリズムに屈服し、アングロ・サクソン社会に背を向けながら、善良な裏切者を演じているのだ。ウィリアム王子とヘンリー王子でさえ、学校教育を通して、頭のてっぺんから爪先まで赤い思想にどっぷりと染まっている。この両名の公爵様は、白いイギリス人を優先せず、率先して俄(にわか)国民に媚びていた。そもそも、この兄弟が王国に於ける白人の優越を公言したことがあるのか? 父親のチャールス王太子でさえ、英国内のイスラム教徒やユダヤ教徒に媚びて、多文化社会を称讃していたのだ。今回のロイヤ・ウェディングを見ているイギリス白人は、さぞ胸くその悪い思いをしたことだろう。王太子の次男が有色人種と結婚しただけでも嫌なのに、結婚式に黒人司教を招き、ついでに黒人の聖歌隊まで連れ込んでいたのだ。花嫁がアフリカ系アメリカ人であるので、黒人のマイケル・カリー(Michael Curry)司教が式場にやって来て、退屈な説教を長々と垂れ、終いにはマーチン・ルーサー・ギングにまで言及するんだから、参列者の西歐貴族ははうんざり。しかも、黒人のゴスペル隊が「おまけ」に附いてきて、ポップな「スタンバイミー」を大合唱。まるでアングリカン教会がサザン・バプティスト教会に様変わりしたみたいだ。これじぁ、イギリス貴族は不満爆発だろう。どうせなら、黒人俳優のエディー・マーフィやウッピー・ゴールドバーグも呼んで、冗談の一つでも披露させたらどうなんだ?

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(左: ユダヤ系のカンタベリー大司教ジャスティン・ウェルビーとアメリカ黒人のマイケル・カリー司教 / 右: アメリカ黒人の聖歌隊 )

  もう、イングランドは昔のイングランドではない。本来なら、イギリス人は自分の思ったことを口に出来る「表現の自由」や「言論の自由」があったはずだ。しかし、現在では、こうした「権利」は存在しても、それを「行使」すれば身の破滅となる。ブリテン島では人種平等思想や多民族・多文化主義が社会の隅々にまで浸透し、「レイシスト」や「白人至上主義者」というレッテルは、決まり文句か殺し文句のどちらかだ。こうした罵声は「極右分子」や「ネオナチ」と等しい響きをもつ。失うものが何も無い白人労働者や、チンケな国粋主義者なら別だが、大会社の経営者とか中小企業の重役、教育機関の職員、法曹界の重鎮、研究所の上級顧問、大手メディアの編集員など、比較的高いステータスを持つ者は失うものが大きく、不満に思っても口にしないことが多い。もし、ちょっとでも人種に触れる発言をしたら即命取りだ。正直より沈黙を貫いた方が賢い。だから、出来る事といったら、クールに無関心を装うか、形式的な祝辞だけを述べてお茶を濁すしかないのだ。

  英国は第二次世界大戦で厖大な犠牲を払ったが、これでは何の為にドイツと闘ったのか解らない。歴史教科書では、ナチスの世界制覇を食い止め、自由主義世界を救ったことになっている。だが、現実的には肝心要な「イギリス人の自由」と「支配者としての地位」を失ってしまったのだ。なるほど、ブリテン人は共産圏には無い自由を享受していたが、戦前の“英国的”自由に比べたら“窮屈”な自由しかない。今では「ポリティカル・コレクトネス」の方が幅を利かせているので、有色系国民を傷つけるような発言は、直ちに「ヘイト・スピーチ」になってしまう。もちろん、過激な悪口はマナーに反するが、「俺はアフリカ人のプリンセスなんか認めないぞ !」とか、「あんな黒人女、とても尊敬できないわ !」と発言してもいいはずだ。

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(左: これから英国の主役になる人々 / 右: 古い英国に取り残される人々 )

  確かに、イングランド国内でマークル氏を称讃する人々が居てもいいが、国民の半分くらいは反対の感想を述べてもいいんじゃないか。少なくとも、調査会社の街頭インタビューで、「あんな女のどこがいいの?!」とか、「生まれてくる王子様が黒くなったら嫌だねぇ」、あるいは「チャールズの馬鹿息子は、好き勝手に黒人女を娶って、いったい何様のつもりなんだ !? 税金の無駄遣いだ!」といった率直な回答があってもよさそうなものである。だが、実際のアンケートで、そのような発言が多く寄せられたという話は聞いたことがない。本音を押し殺して建前だけを述べているブリテン人が何割いるのか、是非、調査してもらしたいものだ。

王室への尊敬が無くなる日

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(左: エリザベス女王とフィリップ殿下 / 右: ウィリアム王子とヘンリー王子)

  日本と英国は共に立憲君主国で、両国のロイヤル・ファミリーは国民の支持に基づいている。皇族や王族は特別な地位を持つが、民衆を圧迫するような特権階級ではないし、天皇陛下や国王陛下も自国民を農奴のように扱う「ドミヌス(奴隷主)」ではない。豪華な生活を送るエリザベス女王でも、国民との絆を大切にし、常に慈悲深い国家元首に努めている。ところが、ヘンリー王子は自分の性慾を優先させ、王族の存在意義を蔑ろにしているのだ。国王(king)は元来、「キュニング(cyning)」、つまり一族とか血族(kin)の長(chief)を意味する。もしも、イングランド王国の君主がアングロ・サクソン人の首長なら、その配偶者も同種の人間でなければならない。ドイツやデンマークの貴族なら納得できるが、エチオピアとかシリア、アフガニスタン、マレーシア、エルサルバドル出身の有色人種などもってのほかである。心理学の学術論文を読むと分かるが、肌の色や顔附きが異質だと、国民が敬愛の念や親近感を持つことは難しいそうだ。やはり、感情移入をできるタイプじゃないと、「我らがプリンセス」と思えないし、仰ぎ見ることもできない。

  また、王子に嫁ぐプリンセスという身分になれば、更なる要件が求められる。すなわち、美貌と品性だ。テレビや雑誌の無い古代ならいざ知らず、映像技術や通信網が発達した現代では、王侯貴族の容姿は重要である。「白雪姫」とか「シンデレラ」、「アンデルセン物語」などに登場するヒロインは、例外もあるがほとんど美女。年増の醜女(しこめ)なんてキャラクターは滅多に無い。もし、白雪姫がユダヤ人の老婆みたいな顔をしていたら、通りがかった王子様はキスを拒絶し、何事も無かったように立ち去るだろう。「何時までも眠りから覚めぬ白雪姫は、森の中で白骨死体になりました」、なんて冗談にもならない。シンデレラの物語だって同じだ。もし、シンデレラがブスだと、読者は継母にイジメられる娘を見ても同情しないし、豪華なドレスを纏っても似合ってるとは思わない。しかも、舞踏会で見初める王子様だって、ダンスに誘わないから、シンデレラは「灰を被ったマネキン」か「壁の染み」ていど。ガラスの靴、あるいは福助の足袋を残そうが、誰も気付かないだろう。たとえ持ち主を捜すことになっても、ただ返却するだけ。場合によっては、謝礼金を求めたりして。仮に、王子様がそれを拾ったとしても、「あの女が落としていった靴かぁ」と思い出すから、シンデレラの邸宅を訪ねることはない。もしも、親切心でクロネコヤマトに宅配を頼んだら何となく可笑しいし、そもそも童話にならない。(ちなみに、宅配料をケチって翌日配達じゃなく、通常配送だったら笑っちゃうなぁ。)

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(左: 白雪姫の役に相応しい女性のタイプ / 右: 白雪姫には適さないタイプの女性)

  故・ダイアナ妃の結婚式を思い出せば、メーガン妃との違いはもっと明確になる。ダイアナはスペンサー伯爵家のご令嬢という家系もあったが、何よりもその美しさで国民の人気をさらっていた。彼女はオックスフォード大学やケムブリッジ大学を卒業した才女じゃないけど、その気品と容姿で際立っていた。未来のプリンセスはケントにあるウェスト・ヒース女学校(West Heath Girl's School)に通っていたが、そこでの成績はお世辞にも良いとは言えず、赤点に近い学力であったという。でも、そんなのは問題ではない。「男は度胸、女は愛嬌」だ。頭でっかちの左翼フェミニストなんか男を敵に回すだけの愚者で、賢い女は笑顔と涙を上手に使って玉の輿に乗る方を選ぶ。フェミニストは女性的魅力に欠けるからか、矢鱈と男を羨み、よせばいいのに男社会で男と張り合おうとする。馬鹿に救い無し。(「羽生せんせ~」と言い寄る女流棋士の「えりりん(山口恵梨子)」の方が遙かに賢い。) その点、美しく生まれた女は女の武器を最大限に利用し、男を手玉に取るんだから頭が下がる。この魔術に学歴は関係無い。ダイアナ妃は意識的かどうか判らないが、女性の魅力を使うのが非常に巧みだった。ビリー・ザ・キッドも驚くほど、男のハートを射止めるのが上手かったんだから。まるで黒帯の名人みたい。

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(写真 / 亡くなったダイアナ妃)

  今回のロイヤル・ウェディングは、我々にとって異国の慶事だが、傍観できる出来事ではない。なぜなら、近い将来、悠仁親王殿下のお妃選びで、帰化人系の女性が現れる可能性がゼロではないからだ。もし、親王殿下が朝鮮系か支那系の女性と恋愛関係に陥った場合、何割の国民がそれを祝福し、どれほどの国民が失望するのかが気になる。というのも、帰化人が意図的に皇后の地位を狙うこともあるからだ。普通の日本人女性なら、皇室に嫁ぐなんて考えられないし、たとえ殿下からプロポーズを受けても断ってしまうだろう。中流家庭に生まれ、自由闊達に育った女性が、大幅に自由を制限され、常に国民の目を気にしながら、一生過ごすなんて想像できない。雅子妃殿下のケースを目にすれば、民間の女性は躊躇どころか恐怖心さえ芽生えてしまい、絶対皇室に近づかないと心に決めるんじゃないか。だって、皇室行事の時など、周囲の者から一挙手一投足を凝視されるし、無理をしてでも皆に笑顔を示さねばならず、言葉一つを取っても慎重さを求められるからだ。さらに、皇族になったら絶えず、快楽よりも義務の方が重視される。たとえ、休暇で避暑地に出掛けても、誰に目撃されるか判らないから、どんちゃん騒ぎは御法度で、蓄積された緊張が解けない。(まさか、夜中じゅうディスコで色々な男と踊り続けるなんて無理だ。)

  そこで、窮屈な皇族との結婚を日系女性が避け、朝鮮系の女性が歩み出たらどうなるのか? 恋愛で日本最高位に就けるとなれば、挑戦してくるアジア人だって現れるだろう。特に、朝鮮人は心の底で「日帝」に対する怨みを抱き続けているので、プリンセスになって支配者の立場になりたいと考えても不思議ではない。しかも、一旦プリンセスの地位に納まれば、離婚という事態は無いので、永続的な立場になるし、男子が誕生すれば皇后の地位は不動のものとなる。さらに、もっと恐ろしい事態も考えられるのだ。例えば、雅子妃殿下の前例があるので、朝鮮系プリンセスは精神的負担を理由に、嫌な皇室行事をサボる事が出来るし、悠仁親王殿下を味方につけて、宮内庁職員と対立させる事も可能だろう。

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(左: 幼い時と成人になったメーガン / 少女時代のケイト・ミドルトン / 右: ヘンリー王子の元恋人クレシダ・ボナス)

  その一方で、伝統無視のお姫様が、華やかな皇室「外交」を積極的に行う虞(おそれ)もある。もし、外交好きなプリンセスが南鮮や支那を訪問したいと記者会見で口を滑らせたらどうなるのか? 野心的なプリンセスだと“意図的”に「失言」を口にするかもしれないんだぞ。そうじゃなくても、国内に住む在日鮮人や帰化鮮人、移民の家系を持つ支那人やインド人、フィリピン人、タイ人に特別な配慮を示し、「在日マイノリティー」から絶讃を受ける事も予想できる。こうなれば、人権派のマスコミはこの新プリンセスを持ち上げ、「誰にでも優しいお妃」とか「社会的弱者に手を差し延べる慈悲深きプリンセス」、「日本に帰化したばかりの国民を助ける若き皇族」、「因襲に囚われない庶民的な妃殿下」なんて言いふらすだろう。有頂天になった新プリンセスがお得意の英語を駆使し、「微笑み外交」に取り組めば、必ずや国を追われたシリア人とかクルド人を訪ね、日本も“多少の”難民を受け容れねば、と仄めかす。「私も朝鮮人の出自で差別に苦しみました」と述べれば、日本と外国のマスコミは大絶讃間違いなし。上流階級の大名旅行と、無責任外交は楽しいから、何でも口に出来る。だいいち、日本のプリンセスとして外国を訪問すれば、元劣等民族の朝鮮人でも、女王陛下の如く扱われるから気持ちがいい。そのうえ、人気女優よりも「格」が高く、泊まるホテルも最上級、警備体制も万全で、御用列車に専用ジェット機ときているから、夢のような待遇だ。

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(左: ひょうきんな朝鮮人 / 右: 顔面工事前の朝鮮人女性と工事後の本人 )

  もちろん、賛否が分かれるところだが、一般の日本国民は、このような朝鮮系プリンセスをどう考えるのか? 何があっても皇室を支持する国民は、眉を顰めながらも、じっと堪え忍ぶだろう。だが、こうした外人系プリンセスに業を煮やし、快(こころよ)く思わない国民も出てくるはずだ。例えば、雅子妃は気の進まない公務をキャンセルしたが、友人とのパーティーだと憂鬱にならず、外出の種類によって行動が違っていた。一部の国民はこうした傾向を「我が儘」と見なし、当てこすりで非難する。別の国民は「ご病気なんだからしょうがない」と反論し、保守派国民の間で分裂が起こっているのも事実だ。これが、もし朝鮮系のプリンセスなら、どのような反応が起きるのか? 皇室尊崇を旨とする国民でも、民族的嫌悪感から、朝鮮系のお妃に反撥を示し、「公務怠慢だ !」と言い出しかねない。つまり、日本人のプリンセスなら容認できる事でも、朝鮮系のプリンセスだと我慢できないことがある。事によっては、無意識的に溜まった不満が、ある問題を切っ掛けに爆発することだってあるのだ。普段から押さえつけられている感情は、いつか捌け口を見つけるものである。

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(左: 魅力的なフィリピン人女性 / 若いタイ人女性 / 昔の朝鮮人女性 / 右: 現代の朝鮮人少女)

  皇室は日本国民を統合する象徴と見なされている。しかし、アジア系のプリンセスを受け容れる事で、この象徴が分裂の起爆剤となってしまう可能性も否定できない。一般の日本人は殊さら意識していないが、基本的に「日本は日本人の国」と思っている。日本人と言えば、「日本人の両親から生まれてく子供」というのが常識だ。いくら日本国籍を持っているからと言って、朝鮮人の父親とフィリピン人の母親から生まれた子供を「日本人」とは見なさない。また、スカンジナヴィアで生まれ、ノルウェー国籍を持つ娘でも、両親が日本人移民なら、我々はその子を「ノルウェー人」と思わないし、本人だって堂々と「私は北歐人 !」と発言しないだろう。日系人なら、鏡に映った自分の顔を眺めて、「私もヴァイキングの子孫かしら」と思う馬鹿は居るまい。

  日本人は「日本人」の天皇陛下を“当然”と思っている。天皇陛下が浅黒いアフリカ系とか、皇后陛下が朝鮮人あるいは支那人ということを想像できない。しかし、多民族社会が発展すると、帰化人の子供が大量に増殖し、日本人とは思えない顔附きの国民が「普通」になってしまうのだ。移民が大量に流れ込んだドイツ、フランス、ブリテン、スウェーデンなどを見れば判るじゃないか。ソマリア人やイラク人としか見えない人間が、「私はドイツ人です」とか「スウェーデン国籍を持っています」と言えば、大抵の日本人は驚く。黒いチュートン人とかアラブ人みたいな北歐人なんて納得できない。我々だって、コンゴから帰化した黒人とか、イスラム教徒のトルコ系国民を「日本人」と思えないじゃないか。帰化鮮人だって日本の仲間とは思えないし、ちょっとした風習の違いが矢鱈と気になる。朝鮮名だって好きになれないから、日本人が朝鮮人と結婚しても朝鮮名を名乗ることは滅多にない。だいいち、「朴」とか「金」、「崔」なんていう姓になったら嫌じゃないか。朝鮮人には普通でも、日本人からすれば可笑しな名前もある。以前、「金玉」という名前の朝鮮人女性がいたが、こうした女の子が日本に移住したらどうなるのか? 露骨な小学生だと「ワハハ、“きん◯ま”だってさぁぁ!!」と爆笑するだろう。その時、学校の先生や日系人の親はどう対処するのか。ちょっと見物である。何か変な方向に進んだけど、要するに、外国人が皇室に入ると厄介になるということだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html
5:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:47:50

2018年06月10日
振り向けば、祖国は外国になっていた / 地元民を改造する異邦人
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719819.html

姿が似ている親戚
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(左: キティー・スペンサー / 右: メーガン・マークル )

  以前、英国のヘンリー王子が、黒人女優のメーガン・マークル婚約し、華麗な結婚式を挙げたことについて書いた。

(Part 1と Part 2)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68685602.html
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html


栄光あるイングランドの若きプリンスとあって、独身の頃だと国内はもとより、外国に赴いても求婚者に不自由しなかったが、色々な女性と付き合った挙げ句、最終的にアメリカで活躍する浅黒い娘と一緒になるなんて・・・。がっかり。ハッピー・エンドの小説とは違い、現実とはかくも厳しいものである。長年ロイヤルファミリーを敬愛してきた一部のイギリス人は失望するし、「誰がプリンセスになるのか !?」と期待していた庶民も落胆の色を隠せない。大手のマスコミだけが「人種の壁を越えた愛」と“はしゃいでいる”だけだった。でも、いったい何人の西歐系ジャーナリストが“心から”祝福していたんだ? 職務上、有色人種の花嫁を持ち上げていても、自分の息子が同じ事をすれば激怒するかも知れないし、教養人を気取った親だと、冷静な態度を装って「よく考えてから結婚を決めるように !」と迫るんじゃないか? テレビや新聞に登場する評論家などは、建前と本音を使い分ける常習犯だから、彼らを信じる日本人は痛い目に遭うだろう。

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( 左: 少女時代のダイアナ妃 / 中央: 少女時代のメーガン妃 / 右: 女優時代のメーガン妃)

  日本でもヘンリーとメーガンの結婚式はテレビで放送され、多くの日本人が観たと思うが、西歐諸国のゴシップ雑誌は、メーガンに加え教会に招かれたスペンサー伯爵の娘たちに注目した。このスペンサー伯爵というのは、もちろん故・ダイアナ妃の弟でヘンリー王子にとっては叔父に当たる、第9代目のチャールズ・スペンサー伯(9th Earl Charles Edward Maurice Spencer)のことである。彼は第一番目の妻ヴィクトリア(Catherine Victoria Lockwood)との間に三人の娘をもうけた。すなわち、長女のキティー・エレノア(Kitty Eleanor)と双子の妹、エリザ・ヴィクトリア(Eliza Victoria)とカティヤ・アメリア(Katya Amelia)である。今回、大衆の関心を惹いたのは、「レディー」の称号を持ちながらファッション・モデルも務める27歳のキティー・スペンサー。(神学者はキリストが皆を平等に愛すると説くが、異教徒の日本人からすると、人間を創る時に「依怙贔屓をしたんじゃないか?」と思えてしくる。だって、「天は二物を与えず」と言われるのに、スペンサー家のレディーは「美人」で「高貴」なんだから。大金持ちでも大屋政子みたいな女性だと納得できるんだが・・・。)

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(左: チャールズ・スペンサー / 中央: スペンサー家の三姉妹 / 右: 長女のキティー・スペンサー )

  ここで言及しなければならないのは、チャールズ・スペンサー伯の歴代夫人についてである。日本人の視聴者が見かけたカレン(Karen Villeneuve)夫人は三番目で、幼いシャーロット・ダイアナは彼女の娘だ。スペンサー伯爵は亡き姉に因んで娘を「ダイアナ」と名づけたそうである。元々、このカレン夫人はカナダ人のエンターティナーで、以前は「ゴードン(Gordon)」の姓を名乗っていた。というのも、彼女はハリウッドの大物プロデューサーであるマーク・ゴードン(Mark Gordon)と結婚していたからだ。一般的に彼の名は日本で知られていないが、映画ファンの間では超有名で、このユダヤ人が手掛けた作品の中には、スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、トム・ハンクスが出演した映画『プライベート・ライアン(Saving Private Ryan)』があるし、他にも、デニス・クウェイド主演の環境問題サスペンス『デイ・アフター・トゥモーロー』、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画『スピード』、メル・ギブソンが独立派を演じた『パトリオット(The Patriot)』、FBIの訓練模様を描いたTVドラマの『クワンティコ(Quantico)』、FBIの心理分析捜査官を題材にした『クリミナル・マインド』、医療ドラマのヒット作『グレイズ・アナトミー』など多数ある。ただし、マークとカレンは2003年に離婚。そして独身となったカレンは2011年、鰥(やもめ)のスペンサー伯爵と再婚した、いう訳だ。

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(左: マーク・ゴードン / 中央: カレン&チャールズ・スペンサー夫妻 / 右: キャロライン&チャールズ・スペンサー夫妻)

  カレン夫人と再婚する前のスペンサー伯爵は、キャロライン・フロイト(Caroline Freud / 旧姓 Hutton)と結婚していた。彼女は元々マシュー・フロイト(Matthew Freud)の夫人であった。サー・クレメント・フロイト(Sir Clement Freud)の息子であるマシューは、広告会社の「フロイト・コミュニケーションズ」を経営するビジネスマン。このファミリー・ルネームを聞けば、日本人でもピンと来るだろう。そう、彼の家系を遡れば、ウィーンの有名な精神分析医ジクムント・フロイトに突き当たる。つまり、マシューは彼の曾孫ということだ。したがって、キャロラインは夫の姓を名乗っていただけで、血統上のユダヤ人ではない。それにしても、英国社会の上層部は実に狭いコネ社会で、様々な人物が閨閥(けいばつ)で繋がっている。

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(左: マシュー・フロイト&エリザベス・マードック / 中央: アンドリューズ・クワメ・ピアニム / 右: エリザベス・マードックとエルキン・ピアニムの結婚式)

  マシューがキャロラインと別れた後、再婚相手に選んだ女性はエリザベス・マードック(Elizabeth Murdoch)。名前からも推察できるように、彼女はメディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)の次女である。このエリザベスも離婚経験者で、最初の夫はガーナ人エコノミストのアンドリューズ・クワメ・ピエニム(Andrews Kwame Pianim)の息子であるエルキン(Elkin Pianim)。ちなみに、アンドリューズが「ピアニム」という名前を持っているのは、以前の女房がオランダ人のコーネリア・ピアニムであったからだ。(もう、どいつもこいつも離婚経験者ばかりで、いったい西歐人は結婚をどう考えているのか。) 金融界やメディア界でのし上がるユダヤ人は、婚姻を通して親戚関係になっている者が多く、ファミリー・ネームだけではその人脈が判らない。マシュー・フロイトも政界の大物と個人的な関係を持っているそうで、元財務大臣のジョージ・オズボーン(George Osborne)や元首相のデイヴィッド・キャメロンも彼の友人らしい。(キャメロンはユダヤ系イギリス人なので、同種族の「お友達」をたくさん持っている。)

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(左: クレメント・フロイト / 中央: デイヴィッド・キャメロン / 右: ジョージ・オズボーン )

  脱線したので話を戻す。世襲貴族というのは、親から宏大な領地や歴史ある豪邸といった不動産を相続するが、その貴い血統を子孫に伝える義務も有する。ビール・ジョッキと髭剃りくらいが「相続財産」の下層民と違い、公爵とか伯爵は血統で高い地位に就き、亡くなった祖先の遺伝子を蘇らせているから、世間で尊敬されているのだ。普通に考えれば、何の功績も無い赤ん坊が、単に名門の家庭に生まれただけで、未来のベッドフォード公爵とかソールズベリー伯爵に昇進するなんておかしい。でも、庶民は貴族の血筋に何らかの憧れを抱き、畏敬の念をもって見詰めるから、貴族の方も常日頃から威厳を損なわないよう、立ち居振る舞いに注意する。現実を見れば誰でも分かるだろう。イタリア製の高級スーツを自慢しているだけの伊達男と、仙台で威光を放つ伊達家当主とじゃあ、月とスッポンどころか、イクラとルビーほどかけ離れている。

  となれば、その容姿だって重要だ。いくら名家の御曹司でも、志村けんの「バカ殿」みたいじゃ、みっともない。それなりの風貌でなきゃ。薩摩藩の島津斉彬はもちろんのこと、長州藩の毛利敬親(もうり・たかちか)や佐賀藩の鍋島直正(なべしま・なおまさ)も、色々な評価を受けているがやはり名君だ。今の山口県民は敬親について訊かれても、「そうせい侯」くらいしか思いつかない。が、実際のお殿様は家臣に行動の自由を与えただけで、本当に無茶な申し出なら「ダメ」と抑えていた。佐賀出身の藝人「はなわ」が滑稽な歌を披露したから、「悲しい佐賀」というイメージが附いてしまったけど、明治維新は佐賀藩抜きに考えられない。後に「閑叟(かんそう)」の号をもつ直正は誠に偉大な人物で、優柔不断どころか、誰よりも先が見えるため、慎重にならざるを得ない慧眼の持ち主であった。もし、佐賀藩が幕府側に附いて薩長側を攻撃していたら、いったい明治維新はどうなっていたことか。例えば、当時、佐賀藩の科学技術と軍事力は日本一で、官軍は佐賀藩の施条砲やアームストロン砲で勝利を獲得したようなものだ。佐賀県の子供たちが劣等感を持つなんて愚の骨頂だ。「日本最強の佐賀藩」とか「最先端の科学を有していた雄藩」と唄う方がまともだろう。(佐賀藩について語ると長くなるので割愛する。)

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(左: ダイアナ妃 / 中央: 姪のキティー・スペンサー / 右: 息子のヘンリー王子とメーガン妃)

  とにかく、民衆の尊敬を集める貴族たる者、それなりの風貌をもっていなきゃ駄目だ。この点については英国でも同じ。スペンサー家の娘たちは祖先の遺伝子を大切に受け継いでいるから良い。キティー・スペンサーと伯母のダイアナ妃を見比べると、「似たようなタイプだなぁ」と思えてしまう。確かに、姪と伯母なんだから当り前なのだが、ヘンリー王子は母親の容貌をちゃんと子供に残すことができるのか。もし、メーガン妃が妊娠して赤ん坊を産んだら、一体どんな子供になるのか不安である。おそらく、容姿の一部分は父親譲りだろうが、母親の遺伝子が優勢となり、顔附きが変わることもあるし、肌も浅黒くなる可能性が高い。髪の毛だって縮れた黒髪になるかも知れないんだから、大幅な肉体的変質が予想される。たぶん、日本人は故・ダイアナ妃の孫を見て驚くんじゃないか。たとえ、色白の赤ん坊が生まれても、トルコ風かシリア人みたいな「白人」で、どことなくスペンサー家の血筋とは違う子供に見えてしまうだろう。

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(左: 幼いヘンリー王子を抱くダイアナ妃 / 中央: キャサリン妃 / 右: 幼い時のウィリアム王子と息子のジョージ王子 )

  一方、ウィリアム王子の家庭は安心だ。プリンセスになったケイト・ミドルトン嬢は、国民が納得する“好ましいタイプ”のイギリス人女性で、ザックス・コーブルク・ゴータ家(Haus Sachen-Corburg und Gotha)の遺伝子を損なうことなく「お世継ぎ」を産んでいた。嫡男のジョージ王子を見れば分かるじゃないか。この幼いプリンスは、幼少時代のウィリアム王子と“瓜二つ”と評しても過言ではない。両者の顔写真を並べてみれば、誰もが「なるほど、やっぱり親子だねぇ~」と思うだろう。とりわけ刮目すべきは、妹のシャーロット王女だ。彼女は曾祖母のエリザベス女王とソックリ。まさしく、生き写し。なるほど、隔世遺伝とは不思議なものだ。大衆紙の記者はシャーロット王女が幼い割には老け顔なので、特集記事の売上げが思ったほど伸びず、「あぁ~あ」と愚痴をこぼしていたが、女王陛下はシャーロット王女を見て「小さい私よ !」と大喜び。まぁ、お婆ちゃんからすれば、曾孫が自分とそっくりなのは素晴らしいし、誰が何と言おうとも心から嬉しい。日本人女性だって、息子や娘の子供は可愛いから、自分の亭主より大切に思っているはずだ。幼稚園の運動会で孫を応援するお婆ちゃんは、本当に幸せそうだよねぇ。

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(左: エリザベス女王 / 中央: 幼少期のエリザベス女王 / 右: 曾孫のシャーロット王女)

  イギリス人らしい子孫を持ったエリザベス女王を見ると、親戚筋に当たるスウェーデンの王室も気になる。現在のスウェーデン国王、カール16世グスタフはベルナドット王朝の君主だが、母方の血筋でイングランド王室と繋がっている。陛下の母君であるシルビア妃はザックス・コーブルク・コータ家の出身だから、エリザベス女王やチャールズ王太子とも親戚になるはずだ。まぁ、ヨーロッパの貴族は互いに祖先の誰かが親戚になっているから、従兄弟同士の王様というのは珍しくもない。注目すべきは、カール16世の娘ヴィクトリア王女が産んだ幼きプリンセスの方だ。王位継承者のプリンセス・ヴィクトリアは、トレーナーのダニエル・ウェストリング氏と結婚し、娘のエステル妃をもうけた。

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(左: キャサリン妃の娘シャーロット / 中央: スペンサー伯爵の娘シャーロット・ダイアナ / 右: ヴィクトリア妃の娘エステル)

  この小さなプリンセスが国民の喝采を浴びるのも当然で、彼女はスウェーデン人らしい容姿を受け継いでいる。イラクやソマリアからの移民・難民で肉体が変質するスウェーデン人にとって、王室は「国民的遺伝子」を保存する最後の砦だ。隣近所に有色人が住みつき、毎日毎日、不愉快な生活を送る白い地元民は、北歐人らしいプリンセスの笑顔を拝見し、ホっと一息つくんじゃないか。メーガン・マークルが産む赤ん坊を心配するイギリス人からすれば羨ましい。それでも、スウェーデン人の人種的アイデンティティーは揺らいでおり、アフリカ人やアラブ人の遺伝子流入は食い止めようがないのだ。良い子のみんなは「スウェーデン人」と聞いて、安易に伝説のポップ・グループ「アバ」とか、ギターリストのイングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen )、ジョン・ノーラム(John Norum / 「Europe」のギターリスト)を思い浮かべたらいけないよ。近頃は浅黒い「スウェーデン人」がウヨウヨいるんだから。

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(左: カール16世グスタフ国王とシルビア妃 / 右: プリンセス・ヴィクトリアとダニエル両殿下、プリンセス・エステル)

  そう言えば最近、米国で「スウェーデン移民」がある殺人事件を犯したけど、良心的な報道機関は、読者が北歐人と誤解せぬよう、「スウェーデンからのイラク系移民」と伝えていた。容疑者の写真を公開できぬ場合、こうした“親切な”説明は誠に有り難い。スウェーデンの大手メディアは、帰化したソマリア人がヨーロッパで殺人を犯しても、自国民に対しては「スウェーデン国民による犯行」としか報道しないのだ。もし、犯人の顔写真を掲載すれば、「あっ、黒人だ!」とみんなにバレてしまうので、単にイニシャルかファースト・ネームを伝える程度に留めている。「人権」とやらを重視する新聞社は、黒い犯人が如何なる「手口」でスウェーデンに潜り込み、国籍取得にまで至ったのかを決して教えようとはしない。民衆が知りたい情報を隠しておきながら、他人に対しては「情報公開」を求めるなんて実にふざけている。報道機関の都合で記事の内容を決めるなんて酷いじゃないか。

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(左: ソマリア人の移民 / 右: アフリカ難民の餌食になりそうな北歐女性)

白人女性に人種の自殺を勧めるユダヤ人

  既存の国家を憎む左翼には、人種混淆を以て伝統的社会を抹殺しようと謀る奴がいる。毎度の事でウンザリするが、その悪質なタイプはユダヤ人に多い。西歐社会に寄生しながら、地元民の肉体を羨むユダヤ人は、憎き白人を撲滅すべく、西歐人女性に黒人を伴侶にするよう勧めているのだ。なぜなら、白人が黒人とセックスして子供を産めば、その赤ん坊は白人らしくない容姿を持つ。アフリカ人の顔附きになる「新しい白人」は、異邦人のユダヤ民族を奇異な目つきで眺めず、より寛大な精神を以て「平等」に扱おうとするからだ。白い片親と違った肉体を持つ混血児は、“意地悪な”ご先祖様と異なり、鷲鼻の「よそ者」を苛めようとは思わない。したがって、ユダヤ人は安心して暮らせるようになる。肉体の違いさえ無くなれば、もう頭脳労働で秀でるユダヤ人の独擅場だ。彼らは次々と「コマンド・ポスト(命令を下す立場)」に附くことができるし、必要とあらば、同胞とグルになって支配階級の地盤を固めることができる。こうした社会は素晴らしい。しかし、ユダヤ人にとっての楽園は、西歐人にとっての悪夢である。

Max Isaacson 2(左 / マックス・アイザックソン)
  異人種混淆を勧めるユダヤ人は星の数ほどいて、ハリウッドで映画制作に携わるマックス・アイザックソン(Max Isaacson)はその内の一人である。意外なことに、彼はスリランカで生まれていた。詳しい経緯は分からぬが、彼の父親はピース・コープに属していたそうだ。察するに、左翼系のユダヤ人なんだろう。彼の母親もいかがわしく、ペンテコスタ教会の説教師であったらしい。この一派はキリスト教プロテスタント宗派の中でも特殊で、聖霊の話をやたらと持ち出すから、怪しい新興宗教と相通ずるところがある。こんな両親の元で育てられれば、息子のマックスが左巻きの変態になるのも無理はない。彼は有名な飲料水「スプライト(Sprite)」のコマーシャル・フィルムを作り、製造元から何の認可も得ずににドイツで公開した。映像を観た一般人は本物のCMかと勘違いしてしまうが、コカ・コーラ社とは何の関係も無い。


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(左 : 黒人の前に跪く白人女性 / 右: 白人女性のサービスに興奮する黒人 )

  とにかく、アイザックソンのパロディーCMを目にした人は、あまりにも下品なので唖然とするだろう。何故かと言えば、彼のポルノ作品には裸の白人女性と黒人男性が登場し、金髪の白人女性が男の前に跪き、黒人の股間をしゃぶっているように見えるのだ。「フェラチオ」らしきサービスを受けた黒人男性は、歓喜の呻き声を上げ、絶頂感に達する。顔を前後に動かす女性は何かを口にくわえているので、視聴者は「きっと黒人のペニスに違いない」と思ってしまう。ところが、彼女が“しゃぶって”いたモノは、黒くて太い肉の棒じゃなく「スプライト」の瓶だった。黒人が性的に興奮すると、瓶の口から勢いよく泡の飲料水が吹き出て、満面の笑みを浮かべた女性の顔と首筋に降りかかってくる。精液じゃなく発泡水なんだけど、見ているゲルマン人は不愉快だ。事情を知らない一般人は、「こんなポルノ映像を作ったのは、いったい誰なんだ!?」と憤慨するが、監督名が表示されていないから判らない。でも、後にアメリカのユダヤ人と判明したから、心の底で「やっぱり、そうか!!」と頷いた人も多いんじゃないか。アイザックソンは金髪のゲルマン人女性を用いず、黒髪のユダヤ人女性を採用し、イスラエルで流せばよかったのに、彼はそうしなかった。でも、こんなCMをイスラエルで放送したら大変だ。保守的なユダヤ教徒が米国の同胞に抗議を行うから、アイザックソンはハリウッドで仕事ができなくなるだろう。ユダヤ人の仕置きは厳しいからねぇ~。

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(左: 瓶をしゃぶる女性 / 右: 噴き出す飲料水と女性)

  左翼教育でクルクルパーにされた現在の日本人は、日本国民としての義務や民族精神の継承に興味が無い。保守派の国民は「日本の伝統文化を守れ !」と主張するが、「誰が守るのか ?」については言及を避けている。我が国では「生身の日本人」が生活を営み、親子代々「血の河」を絶やさぬよう心掛けてきた。人種論や優生学を忌避する保守派は、「領土侵犯」や「歴史問題」となれば「みんな負けるな !! えい、えい、オー !!」とシュプレヒコール(Sprechchor)を上げるが、「異人種の精子が混入 !」という“生々しい”話題になると、急に口が重くなり、蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう。ロシア人に北方領土を強奪されたり、竹島を南鮮人に占拠され、尖閣諸島を支那人に征服されれば、一般国民だって抗議するだろうが、息子や娘がアジア人とかアフリカ人と結婚するようになっても反対しないのは、頭が「人権尊重」の害悪に染まっているからだ。つまり、「人種の自殺」という概念が無いのだ。そもそも、両親や祖父母、曾祖父母から受け継いだ遺伝子を守るのは不道徳でも犯罪でもない。我が国の伝統文化を継承するのは、祖先の肉体を相続する日本人であり、その遺産を末代まで伝えて行くのも日本人の肉体を持った国民である。

  老舗の旅館や和菓子店を経営する日本人なら、跡継ぎの子供を残すことが何を意味するのか解るはずだ。もし、アジア人の遺伝子が大量に流れ込んだら、我々が大切にする国民文化は着実に衰退するだろう。例えば、混血児に流れる支那人の血が2分の1、4分の3、8分の7と高まれば、従来の日本人と同じ行動を取るとは思えない。こうした人物は反日活動家になることはあっても、「惻隠の情」をもつ素朴な庶民とか、鎮守の森を大切にする愛国者になることはないだろう。また、支那系混血児が成人して朝鮮人と結婚し、生まれてきた子供が将来マレー人と結婚してイスラム教に改宗すれば、どこの国民なのか分からない。さらに、こうした人物の孫がアフリカ人と結婚して子供をもうければ、もうその「日本国民」は「日本人」じゃない。たとえ、僅かに残った血統を遡って明治の偉人とか江戸時代の武士に辿り着いたとしても、変質した子孫には祖先が持っていた「大和魂」は微塵も無い。「勤皇の志士」と耳にして、「近所の獅子」と間違える子供なんか、日本人じゃないだろう。それに、天皇陛下と丸っきり違った容姿を持つ臣民が、お正月に宮城へ赴き、「天子様のご尊顔を拝することができ、感無量でございます」と口にするのか? 支那・朝鮮系のジャピーノ(日比混血児)が靖國神社へ行っても、外人の将兵を見るような目つきで英霊の話を聞くのがオチだ。

Filipino children 3Chinese woman 6


(左: 日本の未来を担うフィリピン人の子供たち? / 右: 国籍取得の為に外国で出産する支那人女性?)

  皇室と国民の絆、国民同士の連帯感、命を懸けて祖国に殉ずる愛国心は、帰化人の精神には宿らない。自然と湧き上がる感情は、人為的に創り出すことはできず、日本人の肉体を必要とするのだ。日清日露の戦役や大東亜戦争で多くの軍人が勇敢に闘ったのは、自分の肉体が消滅しても、我が子が生き残り、同胞の子供と一緒に祖国を引き継ぐと信じていたからである。なるほど、自分が し
ねば残された我が子は不憫な思いをするし、父親と過ごす友人を見て羨むだろう。こう考えれば、他人の家族を守る為に自分の家族を犠牲にするなんて馬鹿げている。だが、それでも我が国の将兵は自らの命を犠牲にし、「日本」という国家を護りたかった。なぜなら、自分の女房や子供、親兄弟よりも、祖国の滅亡を懸念したからである。たとえ、我が身が朽ち果てようとも、同胞の子孫が必ずや日本を再興してくれると信じていたから、歯を食いしばって戦うことが出来たんじゃないか。もし、日本国民の大半が朝鮮人や支那人、フィリピン人、タイ人といったアジア人であるならば、あれほどの勇気を示して突撃したかどうか分からない。日本人は日本人のために汗をかき、血を流し、涙をこぼす。立派な日本人が激減し、忌々しい朝鮮人が繁殖するなら、あまりにも馬鹿らしくて最前線で戦えないだろう。

Korean man 21Thai 16Indian Woman 7Muslim man 2


(日本に住んでもらいたい外国人? / 左: 朝鮮人 / タイ人 / インド人 / 右: イラク人)

  平和な現在でも同じことで、支那人の子供や日比混血児を養うために、高い税金を払うなんて御免だ。ブリテンやフランス、ドイツ、スウェーデンなどの西歐諸国は凋落の一途を辿っており、もはや、その泥道から抜け出すことはできない。曾ての白人国家は「有色人種の坩堝(るつぼ)」へと変貌し、生まれてくる子供はアラブ人やアフリカ人の顔附きで、名前もムハマッドとかアフメド、ウスマン、アブドラなどが普通になっている。住民ばかりではなく、街の風景も一変したから驚きだ。霧の都ロンドンは猥雑なバグダッドのようになり、ストックホルムがカイロ、フランクフルトがイスタンブールみたいになっている。華の都のパリといえども、カサブランカに見えるようじゃお終いだ。黒人とアラブ人がひしめくパリを見れば、ハンフリー・ボガードも吐き気がして、ドイツ軍とヴィシー政権を歓迎するんじゃないか。庶民の中に「ナチス時代の方が良かったなぁ」と呟くフランス人がいても不思議じゃないぞ。ドイツ人が移り住んだって、フランス人はちっとも困らないけど、北アフリカ出身の移民じゃ厭になる。女優のカトリーヌ・ドヌーヴとダイアン・クルーガーを見比べたら、どっちがゲルマン人で、どちらがガリア人なのか判らない。でも、セネガル系女優のアイサ・マイガ(Aïssa Maïga)とケルト系のソフィー・マルソー(Sophie Marceau)を見たら、その違いは一目瞭然だ。

Catherine Deneuve2Diane Kruger 2Sophie Marceau 2Aissa Maiga 2

(左: カトリーヌ・ドヌーヴ / ダイアン・クルーガー / ソフィー・マルソー / 右: アイサ・マイガ)

Ingrid Bergman 5(左 / ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマン )
  ちなみに、『カサブランカ』は典型的なユダヤ人のプロパガンダ映画で、脚本を書いたのが双子のユダヤ人、ジュリアスとフィリップのエプシュタイン兄弟で(Julius & Philip Epstein)、監督もこれまたユダヤ人のハワード・コッチ(Howard E. Koch)。この作品ではユダヤ人のハロルド・ウォリス(Harold B. Wallis / アメリカ風に改めた名前)がプロデューサーを務めていたけど、彼の本名は「アーロン・ブルム・ウォロウィッツ(Aaron Blum Wolowicz)」だ。まったく、ハリウッドの映画人は実に狡猾な連中で、「表看板」は北歐系女優のイングリッド・バーグマンにしておいて、「裏舞台」をユダヤ人仲間で固めながら、“みんな”でしこたま儲けている。一方、アメリカの間抜けな白人観客はまんまと洗脳され、「アーリア人至上主義のナチスはゆるせなぁ~い !!」と叫んでしまう。しかし、劇場から一歩外に出ると、ナチスが礼讃する「白人社会」に住んでいたんだから、もう「アホ」としか言いようがない。まさか、20年後に「古き良きアメリカ」が崩壊するなんて思ってもみなかったんだから、「脳天気な民衆」というのはどこにでも居るものだ。

Julius Epstein 1Philip Epstein 1Howard Koch 2Harold Blum Wallis 1


(左: ジュリアス・エプシュタイン / フィリップ・エプシュタイン / ハワード・コッチ / 右: ハロルド・ウォリス)

  日本だって各地に支那人街や朝鮮人街、リトル・バンコックにリトル・マニラまでが誕生しているから、決して他人事ではない。ミス日本がアメリカ系黒人で、オリンピックの金メダリストもアフリカ系、メジャーリーグで活躍する選手がいたと思ったら朝鮮系だった、なんて冗談じゃない。多民族社会となれば、「日本」というブランドも怪しくなり、パリで寿司屋に入ったら、詐欺師もどきの支那人が店の主人じゃ帰りたくなる。日本を代表する総合商社と思いきや、その実態はインド人所有の多国籍業では何とも憂鬱になるじゃないか。驚愕の未来はまだ続く。もし、サッカーの日本代表チームが、ブラジル出身のインディオやイラク出身のアラブ人、ベトナム難民の親を持つ在日三世、トルコから亡命したクルド人の息子、カメルーン出身の帰化人などで構成されていれば、もう見る気がしないだろう。学問の世界でも複雑な現象が起きるかも知れない。例えば、朝鮮系日本人の科学者がノーベル賞をもらったら、我々よりも朝鮮半島の南鮮人が真っ先に喜んだりして。朝鮮日報や中央日報が「朝鮮人初の受賞者」と大々的に報じれば、金正恩までが浮かれ気分になって、極上のシャンペンを開けて祝杯を上げるだろう。そうした時、日系日本人はどう思うのか? もしかしたら、「日本民族党」といったミニ政党が創立か?! でも、北朝鮮から「極右団体」に指定されたら心外だよねぇ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719819.html

4. 2020年8月16日 19:25:54 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[31] 報告
▲△▽▼
2019年05月06日
似ている者同士で暮らせる幸せ / 国民の条件 (後編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/
異人種が王族を演じる英国ドラマ

Queen Elizabeth & Princess MargaretQueen Elizabeth & King George VI
(左 : 母エリザベス王妃と妹マーガレット王女と一緒のエリザベス女王 / 右 : ジョージ6世とエリザベス女王)

  フランスやドイツ、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンといったヨーロッパ諸国は、元々王様が統治する君主政国家で、共和政なんか異端の統治体制としか思えなかった。しかし、幾つかの国では戦争や革命のせいで王室が消滅したので、仕方なく共和政を選んだという経緯になっている。実際、人民共和国を喜んでいるのは、赤く染まった知識人くらいで、普通の庶民は「王様やお姫様がいたらなぁ~」と後悔している場合が多い。フランス人は「王族なんて税金を浪費するだけの穀潰しだ」と悪態をついているが、心の底では王室を戴くイギリス人を羨んでいる。その証拠に、フランスの庶民は矢鱈と英国王室の話題に興味を持つ。パリにダイアナ妃がやって来た時など、キャーキャー騒いでいたじゃないか。モナコ公国のプリンセスにグレース・ケリーがなった時も、人々は新聞や雑誌に齧り付いていた。隣国のスペインも羨望の的で、レティシア王妃が訪問すれば大歓迎。もし、革命後もずっとブルボン王家が続いていたら、フランス人はさぞかし自慢していたことだろう。

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(左 :グレース・ケリー / 中央 : ダイアナ妃 / 右 : キャスター時代のレティシア妃)

  歴史の皮肉なのが、フランス王室の消滅とスウェーデン王室の存続である。現在でもスウェーデンが君主国なのは、ナポレオン軍のジャン・バプティスト・ベルナドット(Jean-Baptiste Jule Bernadotte)将軍を国王に迎えたからだ。この帝國元帥は、カール14世ヨハンと改名し、カール16世グスタフ国王の祖先になっている。注目すべきは、1980年の王位継承法が改正され、性別に関係なく長子が王位継承者と定められたことだ。これにより次期国王はカール・フィリップ王子(弟)ではなく、長女(姉)のヴィクトリア王女となる。その次はヴィクトリア王女の娘(長女)エステル王女が王位に就く。左翼はヨーロッパ王室の例を持ち出して、女性天皇や女系天皇を誕生させようとするから警戒せねばならない。それはともかく、スウェーデン人は王室を存続させたから賢い。民衆はヴィクトリア王女と可愛らしいエステル王女を目にして大喜びだけど、もし彼らの祖先が共和政を選択したら、現在の幸せは無いだろう。(ヴィクトリア王女の妹であるマデレーン王女も魅力的で国民からの人気が高い。) それに、同じ北歐種族だから気分がいい。やはり、国民と王族の種類は一緒でなきゃ。もし、アフリカ系のプリンセスだと、スウェーデン国民は「我らが王女!」と心から祝福できない。

Princess Estelle 1princess Estelle 5Princess Madeleine 2

(左 : エステル王女 / 中央 : ヴィスクトリア王女一家 / 右 : マデレーン王女 )

  一方、気狂いのフランス人はフランス語を喋れば「フランス人」と思っている。でも、実際の政治家や著名人を見れば、「これがフランス人なの?」と疑いたくなるような人物ばかり。とても「フランク人」や「ガリア人」の末裔とは思えない。例えば、フランス大統領になったユダヤ系のニコラ・サルコジとか、スポーツ大臣になったローラ・フルセル・コロヴィック(Laura Flessel-Colovic)、「Missフランス」に選ばれたアリシア・アリエス(Alicia Ayles)、日本の左翼が持て囃す「ポスト・コロニアル」の黒人極左フランツ・ファノン(Frantz Fanon)、『モンテ・クリスト伯』を書いたハイチ系作家アレクサンドル・デュマ(Alexandre Duma)などである。現在のフランス人は、たとえ「白人」でも西歐人とは言えず、東歐や南歐からのユダヤ人、サラセン人と混じったイタリア人やスペイン系の混血国民、ポーランドやロシアから流れ着いた貧民の子孫、アルジェリアやモロッコから逆流してきた植民地人、ギニアやコンゴからの下層黒人、インドシナ半島から逃れてきたベトナム難民の子供、イラクやシリアからのムスリム棄民など、卒倒しそうなくらい雑多な民族構成となっている。

Laura Flessel-Colovic 1Alicia Aylies 2Alexandre Dumas 1Frantz Fanon 1

(左 : ローラ・フルセル・コロヴィック / アリシア・アリエス / アレクサンドル・デュマ / 右 : フランツ・ファノン)

  君主国だと国民は常に王族を目にするから、映画や小説に王様や女王、王太子が登場することが多い。古い王室を誇るブリテンだと、エリザベス女王やダイアナ妃、チューダー家のヘンリー8世やエリザベス1世、ブラッディー・メアリーとか悲劇の王妃アン・ブーリンなどが作品の題材になっている。特に、TVドラマは顕著で、『The Tudors』だとジョナサン・リス・メイアーズ(Jonathan Rhys Meyers)がヘンリー8世を演じていたし、『Mary Queen of Scots』ではシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)がメアリー・スチュアートを演じ、マーゴット・ロビー (Margot Robbie)がエリザベス1世を演じていた。『Reign / クィーン・メアリー』というむドラマだと、アデレード・ケイン(Adelaide Kane)がメアリー女王の役に就いていた。

Jonathan Rhys Meyers 2Saoirse Ronan 3Adelaide Kane 4

(左 : ジョナサン・リス・メイアーズ / 中央 : シアーシャ・ローナン / 右 : アデレード・ケイン )

  ただし、今年から始まるTVドラマ・シリーズ『The Crown』にはガッカリする。シーズン1ではジョージ6世をジャレド・ハリス(Jared Harris)が演じ、そのお妃であるエリザベスをヴィクトリア・ハミルトン(Victoria Hamilton)が演じている。後に女王となる娘のエリザベス2世をクレア・フォイ(Claire Foy)が演じているのだが、他の配役が殊の外まずい。女王が年齢を重ねてしまうからしょうがないけど、シーズン4ではオリヴィア・コールマン(Olivia Coleman)がエリザベス女王役になってしまうのだ。もっと酷いのは、エリザベス女王の妹であるマーガレット王女を演じる役者である。若き日のマーガレット役にはヴァネッサ・キルビー(Vanessa Kirby)が採用されているから、まだ良い。ところが、シーズン3からはユダヤ系女優のヘレン・ボナム・カーター(Helena Bonham Carter)になってしまうのだ。アングロ系視聴者からすれば、「それはないんじゃない・・・」と呟きたくなる。

Claire Foy 4Helena Bohnam Carter 1Vanessa Kirby 1Olivia Colman 1


(左 : クレア・フォイ / ヘレナ・ボナム・カーター / ヴァネッサ・キルビー / 右 : オリヴィア・コールマン)

  この奇抜な人相の女優ヘレナは名門の生まれで、父親は銀行家のレイモンド・ボナム・カーター(Raymond Bonham Carter)。レイモンドはヴァイオレット・アスキス(Violet Asquith)の息子で、母親のヴァイオレットはハーバート・ヘンリー・アスキス(Herbert Henry Asquith)首相の娘である。つまり、女優になったヘレナは、アスキス首相の曾孫になるという訳だ。でも、初代オックスフォード・アスキス伯爵の子孫がユダヤ人になるとは、いくら四代目でも、これじゃあんまりだ。愛国的イギリス人なら憂鬱になる。ヘレナが挑んだ役柄には色々あるけど、日本人でもビックリするものがある。例えば、TVドラマ『Henry VIII』ではアン・ブーリンを演じていたし、伝記ドラマ『バートン&テイラー』では、何と名女優のエリザベス・テイラーを演じていたのだ。日本の映画ファンだと、「えぇぇっ~、あの美人女優を・・・ !」とビックリするが、監督のリチャード・ラクストンとBBCは「ミスキャスティング」とは思わなかったようだ。イングランドの映画制作者と視聴者は、多民族主義やリベラル思想で頭を改造されているから、正常な感覚を持たない。美意識だってメチャクチャだ。とまぁ、こんな風だから、エグゼクティヴ・プロデューサーのピーター・モーガンやスティーブン・ダルドリーは、ヘレナを不適格と思わず、マーガレット役に抜擢したのだだろう。

Elizabeth Taylor 5Helena Bonham Carter 111Princess Margaret 2


(左 : エリザベス・テイラー / 中央 : ヘレナ・ボナム・カーター / 右 : マーガレット王女)

  王様やプリンセスを演じる役者には、それらしい容姿と風格が必要になってくる。とりわけ、有名な王族を主題にする場合、俳優の選択を間違えれば、致命的となるだろう。イングランド王室といえば、まず頭に浮かぶのがダイアナ妃で、今でも人気が高いから、その生涯はTVドラマ化されやすい。以前、ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)がダイアナ妃を演じて話題となったが、これから放映される『ザ・クラウン』では、エマ・コリン(Emma Corrin)がダイアナ妃を演じるそうだ。ナオミ・ワッツは外国人、といってもオーストラリア人だけど、肉体的には同じ種族に属するから違和感はない。むしろ、適役だろう。エマ・コリンも美人のプリンセスを演じるだけの雰囲気がある。もし、外見を無視して『ベル / Belle』に出演したググ・バサ・ロウ(Gugu Mbatha-Raw)みたいな女優を選んだら抗議の電話が殺到するぞ。ちなみに、幼いウィリアム王子を演じるのは、ビリー・ジェンキンス(Billy Jenkins)だ。まぁ、この人選も妥当だろう。

Naomi Watts 21Naomi Watts as DianaPrincess Diana 24Emma Corrin 1

(左 : ナオミ・ワッツ / ダイアナ妃に扮したワッツ / ダイアナ妃 / 右 : エマ・コリン)

同種族で成り立つ君臣の関係

  それにしても、なぜイギリス人には王様が必要なのか? 現代の代議制民衆政治では、国王が直接「政治(まつりごと)」を行うことはなく、基本的に議員や大臣に丸投げとなっている。となれば、居ても居なくてもいいようだが、実際は極めて重大な存在である。王室を抹殺したフランスは、恐怖政治から帝政へと変わり、王政が復活したかと思えば共和政に逆戻り。ナポレオン三世が登場して帝政となるも、普仏戦争に敗れて再び共和政。第二次大戦で「勝者」となったが、実際は米国に助けてもらって面子を保っただけ。議会を優先した第四共和政は、政党分裂で内乱状態。そこで、大統領の権力をグっと重くして、ゴチャゴチャ言う議員どもを黙らせ、政治の安定性を図ったという始末。大統領となったシャルル・ド・ゴール将軍は、まるでルイ14世のように君臨したから、ローマ共和政の執政官というより、第一人者となった皇帝のアウグストゥスみたい。結局、分裂指向の強いフランスが輝くのは、壮大な権威を誇る王様がいる時だ。振り返れば、カール大帝、フィリップ・オーギュスト、端麗王(le Bel)フイリップ4世、大王(le Grand)アンリ4世、正義王(le Juste)ルイ13世、とみんな力強い王様ばかり。


Philippe AugusteHenry IV of FranceLouis XIIICharles de Gaulle 1


( 左 : フィリップ・オーギュスト / アンリ4世 / ルイ13世 / 右 : シャルル・ド・ゴール)

  一方、イングランドの立憲君主政は非常に安定している。でも、どうしてこの君主政体は成功したのか? 手短に言えば、立憲君主政は誰にでも理解しやすい政体だからである。民衆というのは議会や政党の小難しい議論なんかに興味は無い。それよりも、一人の君主に希望を託して政治を行ってもらいたい、という性質を本来もっている。庶民は抽象的なものより、一人の具体的な個人に愛情を抱いてしまうのだ。共和政のアメリカだって、政界の「第一人者(プリンチェプス)」と言えば大統領だし、困った事が起これば大統領に直談判して「何とかしてくれ」と頼むはず。時代も大統領の姿が象徴となっている。「ニューディール時代」と言えばフランクリン・ローズヴェルトだし、1960年代となればケネディー大統領で、暗殺で幕を閉じた「キャメロット(Camelot)」の時代は今でも語り継がれている。そして、1980年代になると、ロナルド・レーガン大統領の登場だ。「強いアメリカ」の復活を掲げた大統領は、保守的国民のハートを鷲摑み。親子代々共和党に恨みを抱く南部の民衆党員もイチコロだ。その人柄と気概で人々から愛されたレーガン大統領は、まさしくホワイトハウスに君臨する「国父」だった。合衆国は元々イギリス人が創った共和国だから、イギリス人的国民感情が残っていたのだろう。

JFK 001Ronald Reagan 4


(左: ケネディー大統領とジャクリーヌ夫人 / 右 : レーガン大統領とナンシー夫人)

  イングランドの政治と社会は王様なしでは成り立たない。ピューリタン革命でチャールズ1世を断頭台に送ったイギリス人は、「二度とあの恐怖時代を繰り返さない」と心に誓っている。いくらオリヴァー・クロムウェルにカリスマ的威光があったとしても、しょせん護国卿は国王陛下の代役になれない。ただし、王政復古の主役はマズかった。チャールズ2世ときたら女癖の悪い放蕩息子とちっとも変わらないのだ。作家のアンドレ・モロワ(André Maurois)は次のように評している。

  ・・・今や救済者として待望したこの新しい君主は、その父親に当たるあの殉教者の王の従僕たちが想像していたやうな神々しい人物とは、てんで違つてゐた。肉欲的な厚い唇、頑丈な鼻、人を茶化すやうな眼、それらはあの父の上品で陰鬱な顔よりは、むしろ祖父のアンリ四世を想い出させた。(アンドレ・モーロア 『英国史』 下巻、水野成夫 訳、白水社、昭和14年、 p.119.)

  しかし、ロンドンの庶民は大歓迎だった。車道は花で埋まり、街頭には壁掛けが張り巡らされ、あちこちで鐘が鳴り響いていたそうだ。さらに、人々は乾杯の美酒に酔いしれていた。一方、この王様は敬虔なピューリタンと違い、いかがわしい女性や妾をを周囲に侍らせ、独自のハーレムを作っていたのだ。これじゃあ尊王主義者も呆れ返ってしまうじゃないか。でも、清教徒による息苦しい束縛の後だから、「まぁ、いいか !」と許したくなる。それに、ふしだらな王様でも不在よりマシなんだから。現在、英国王室の離婚事情には目を覆いたくなるような事例が多いけど、全般的に見ればハノーファー家はスチュアート家よりも真面目だよなぁ。

Charles I of EnglandCharles II of EnglandOliver Cromwell


( 左 : チャールズ1世 / 中央 : チャールズ2世 / 右 : オリヴァー・クロムウェル )

  王様が君臨する国家は安定していて、何となく気分が良い。国王の姿を見ると、悠久の歴史に生きていることが実感できるし、両親や祖父母、曾祖父母も同じ気持ちで陛下に忠誠を誓っていたんだなぁ、と理解できる。だからこそ、国王と臣民は同じ民族でなければならない。なぜなら、君民を結ぶ赤い紐帯は、親子代々受け継がれる血によって織られているからだ。国王がアングロ・サクソン人で、臣民がアフリカ人とアラブ人ではグロテスクなパッチワークになってしまうだろう。すくなくとも、同じヨーロッパ人じゃないと、君主への尊敬は生まれないし、「我らが陛下」と喝采する気にもなれない。

Billy Jenkins 1Prince George 111Princess Estelle 4Britishness Perry Edwards 2


(左 : TVドラマでウィリアム王子を演じたビリー・ジェンキンズ / ウィリアム王子とジョージ王子 / イギリス人と同じ種族のエステル王女 / 右 : 英国で人気のポップ歌手ペリー・エドワーズ )

  心理学によると、人間は同質的な者を好むようで、友人や結婚相手を選ぶとき、自分と似た容姿の人物を選ぶそうだ。(J. Philippe Rushton, "Genetic Similarity Theory and the Roots of Ethnic Conflict," The Journal of Social, Political and Economic Studies, Vol. 23, 1998, p.480.) 確かに、北歐人はイラク人やエチオピア人よりも、ドイツ人とかデイン人、フランドル人を親友や配偶者にしている場合が多い。日本人だって、アジア人混成学級に入れば、先ず日本人に近寄るし、反りが合うのも日本人の同級生とだろう。多民族国家のアメリカだって似たようなものだ。例えば、学食で昼飯を食えば、人種や民族別に「仲良しグループ」が出来てしまうし、ルームメイトを求めれば、同じ外見の人物を選んでしまう。映画では白人と黒人の組み合わせが多いけど、実際は、白人同士のカップルやルームメイトがほとんどで、いきなり異人種との友情が芽生えるというのは稀である。ラシュトン教授によると、結婚における幸せというのは、双方が持つ遺伝子的類似性で予想できるそうだ。(上掲論文 p. 481.)

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(左 : 西インド初頭からの黒人移民 / 右 : 礼拝を行うイスラム教徒)

  英国王室は国民からの人気が高いが、よく調べてみると、その人気というのは表面的なもので、伝統的な尊王主義に基づくものではない。なるほど、アングリカン教会に属し、親子代々のトーリー(王党派)で、肉体的にもアングロ・サクソン系の紳士なら、自然と国王陛下に恭順を示すことが出来るだろう。しかし、インドからの苦力とか、パキスタンやケニア、イラクからのイスラム教徒、ロンドンのゲットーから抜け出たユダヤ人並びに東歐から逃れてきたユダヤ難民の末裔、香港から流れてきた支那人、カリブ海諸国からの黒人などは別だ。彼らがアングロ・サクソン人と同じ尊王精神を持っているとは言えまい。そもそも、 ブリテン旅券(国籍)と愛国心は一体なのか? テレビ・ショッピングなら、チグハグな抱き合わせ商法でもいい。例えば、「今、この包丁とまな板を買ってくださったお客様に、このゴージャスな腕時計をプレゼントします !」と聞けば、何か変だけど、脳天気な一般人は「キラキラした腕時計をもらえるのか !」と喜んでしまう。でも、こんな時計は大抵、売れ残り商品で、在庫処分で吐き出された半端物である。全員に当てはまるわけではないが、旧植民地からやって来る有色移民にとって、エリザベス女王はこの腕時計みたいなものである。つまり、ブリテン国籍に附いてくるオマケということだ。

Queen Elizabeth II 001Muslims in Britain 003


( 左 : エリザベス女王とフィリップ殿下 / 右 : 「ブリテン国民」となったイスラム教徒)

  大変無礼な譬えだけど、エリザベス女王はアジア人アフリカ人の首長ではない。たとえ、インド系やアラブ系の国民から人気を博したとしても、単にキラキラした宝石を身につけた品の良いおばあちゃん程度。だいたい、ジャマイカ系やアラブ系の「ブリテン国民」が女王を目にして、「我らが陛下 !」と自信を持って叫ぶのか? 女王の父君であるジョージ6世は最後のインド皇帝だったけど、独立を目指したインド人にとっては、憧れの存在ではなかった。いくら英国に移住してきたインド人でも、ジョージ6世とエリザベス王妃を目にして、心から「国王陛下万歳、王妃殿下万歳 ! (Vivat rex ! Vivat regina !)」とは言えないだろう。なぜなら、こうした茶色の帰化人は、経済的豊かさを求めて宗主国にやって来ただけで、イングランド国王へ奉仕するため荒波を乗り越えて渡ってきた訳じゃないからだ。

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(左 : ブリテンのユダヤ人 / 右 : 大聖堂内で国歌を斉唱するイギリス人)

  パキスタン移民も同じで、イスラム教徒の有色人種が、ウェイストミンスター大聖堂に集まり、女王陛下のご生誕を祝って「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン(God save the Queen)」を歌うとは思えない。赤い軍服を着たイギリス人やアングロ・ケルト系の聖職者、世襲貴族、ノーフォークやヨークシャーの紳士淑女なら、心の底から君主を讃え、「主よ、陛下を護り賜え」と願うけど、植民地からやって来た黒人には恨みしかない。(日本も同じで、帰化支那人や帰化鮮人の子供は、天皇陛下の君臨を心から祝福することはできない。まともな日系人なら、陛下の長寿を願って国歌を斉唱する帰化鮮人など想像できまい。) 確かに、黒人の政治家や聖職者、貴族にしてもらったパキスタン人とかユダヤ人なら、表面上それらしく振る舞うこともあるだろう。だが、本音はどうか判らない。彼らは白いケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)より、黒いサセックス公爵夫人(メーガン妃)の方を好む。なぜなら、人種的な親近感を持つからだ。

Kate Middleton 15Meghan & Henry 5Black woman 22


(左 : キャサリン妃 / 中央 : ヘンリー王子とメーガン妃 / 右 : ブリテンの黒人女性 )

  日本のワイドショーは、パパラッチが作り出すメーガン・フィーバーや、左翼的イギリス人が口にする好意的な評価ばかりを紹介するが、アングロ系ブリテン国民が密かに抱く嫌悪感を伝えることはない。例えば、メーガン妃はヘンリー王子と結婚したのに、アメリカ国籍を手放さず、保持したままで出産しようとしたのだ。普通の日本人なら「えっ ! 王族と結婚した女性がアメリカ人のままなの?」と驚いてしまうが、この女優上がりのプリンセスはお構いなし。イギリス人やスコット人だって、「いくら何でも、サセックス公爵夫人が二重国籍なんて」と呆れてしまうが、多民族主義が浸透した英国では普通のことになっている。もし、日本の皇族に嫁ぐ民間人が、蓮舫みたいに支那系で、いかがわしい二重国籍者だったら、一般国民はどう思うのか? また、もし、佳子内親王殿下がイスラム教徒のマレー系帰化人と親密になり、その男性が婚約者となったらどうするのか? もし、その婚約者がイスラム教の放棄を拒絶したら、宮内庁はどう対応するのか? 一般の日系国民は「日本国籍保有者」との御成婚だと反対できないし、「宗教の自由」を楯にされれば、「イスラム教徒に反対 !」とは言えなくなる。でも、内心では猛反対のはずだ。たとえ、佳子内親王殿下と婚約者が江戸城付近を散歩なされ、そのお姿を目にしても祝福する気になれない。

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(左 : 日本を憎む朝鮮人 / 右 : 移住を望むパキスタン人 )

  マスコミに登場する大学教授や御用評論家は、多民族共生や信仰の自由を賛美するが、普通の日系国民は、日本人だけの町内に住んで、日本人の皇族を拝見したいと思っている。子供を持つ親は、息子の嫁がフィリピン人じゃ気が滅入るし、娘の亭主がイスラム教徒のパキスタン人じゃ嫌だ。また、皇太子殿下のお妃が朝鮮系帰化人の娘になれば大問題となる。もし、朝鮮系のプリンセスが誕生したら、生まれてくる皇子が朝鮮系になってしまうじゃないか。あり得ないと思うが、朝鮮人の外戚なんてゾっとする。親王殿下の祖父や曾祖父が、密入国のパチンコ屋なんて冗談じゃないぞ。日系国民は日本人だけで暮らせる幸せを考えるべきだ。気高き皇族が皆日本人で、皇室を崇敬する国民も日本人だからこそ、喜びと悲しみを共有できるんじゃないか。昭和天皇が終戦の詔書で「堪え難きを堪え、忍ひ難きを忍ひ」と仰り、打ちひしがれる国民がそれに応じたのは、陛下と臣民に堅い絆があったからだ。この赤い紐帯は長い年月を経て紡がれたものである。支那大陸で作られたユニクロ製品じゃないぞ。我々が天皇陛下を目にして胸が高鳴るのは、生まれつき陛下と共鳴する心を持つからだ。池上彰や玉川徹じゃ理解できないと思うけど。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/
6:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:49:27

2021年03月14日
イギリス王家はなぜ外国人を妻にするのか
http://www.thutmosev.com/archives/85325601.html

日本の皇太子が韓流女優と結婚して次の天皇が韓国人2世になったら、日本人は認めますかね?
ヘンリーがやったのはこんな事です

画像引用:https://www.crank-in.net/news/87074/1 ヘンリー王子&メーガン妃、英王室内で“息子の肌の色”を懸念する声があったことを告白 /2021年3月8日 1ページ目 - セレブ&ゴシップ - ニュース - クランクイン!


ヘンリー、メーガン騒動はなぜ起きた

ヘンリー王子がイギリス王家に巻き起こしているトラブルには、日本では次のように置き換えることが出来る。

現天皇(徳仁天皇)が即位する前、弟の秋篠宮とは兄弟で皇位継承者だったので、現在の兄ウイリアムと弟ヘンリーの関係に似ている。

もっともイギリスはエリザベス女王が引退したがらない為、未だにチャールズは王になっていない。

兄が自国民の女性と結婚したのは両家とも同じだが、秋篠宮が紀子さまと結婚したのに対しヘンリーは外国人と結婚した。

ヘンリーの妻になったメーガンは米国人で母がアフリカ移民で父はオランダ・アイルランド系移民で家庭は裕福で芸能人だった。

これを例えると秋篠宮が韓国人女優と結婚し、相手は中国人とアフリカ人のハーフだったというのに似ている。


普通はこれで国民が激怒して結婚がご破算になると思うのだが、そうはならず表向き祝福され結婚した。

だが結婚後に問題が起き、王室や国民はメーガンに反感を持ち、様々な言動や待遇で嫌がらせをしたとされている。

ヘンリーとメーガンは王室から給与不払いを宣告されてイギリスから出ていき、今はカナダで生活している。


イギリス王家は日本のように政府が金を支給しておらず、企業のように営利活動を行って収入を得ている。

社長のエリザベス女王から「あなたには給料を払えない」と言われたヘンリー夫婦はイギリスから出て行った。

なぜこうなったかはイギリス王室の成り立ちと、日本の天皇家の成り立ちの違いが深く影響している。

イギリス王家はよそ者に過ぎない

イギリス王家の始まりは意外に新しくて1000年ほど前、ローマ帝国が衰退し分裂しイギリスへの影響力が及ばなくなりました。

1066年にノルマンディー公がブリテン島を統一したとされているが、この初代王はバイキングの末裔で、北欧あたりに起源をもつとされている。

イギリス王家は最初から「イギリス人」ではなかった訳で、これが後々までイギリス王家に影を落としている。


欧州のどの王家もその土地の人種や民族と関係が薄く、どこかから移住したり攻め込んで土地を奪った歴史を持っている。

フランス王家はやはり起源1000年頃成立したが、やはりどこかからやってきた”よそ者”なうえ何度も滅んで別な家系に替わった。

フランス王家は1793年に滅んだが、最初からその土地に住む住人とは無関係であり、どこかからやってきた征服者の子孫に過ぎなかった。


日本の天皇家の起源は前方後円墳の始まりが西暦200年頃、木の根っこから生まれたのでなければさらに数百年遡ると考えられる。

現在の天皇家は奈良で始まったが、その前は九州にあり(古事記と日本書紀)、弥生時代の九州の諸王が始まりと見られる。

日本の天皇家の起源は日本人という人種や民族の中から生まれ、婚姻者も例外を除いて同じ人種から選ばれる。


イギリス王家はどこかからイギリスにやってきた征服者なので、どこの誰とも知らない女性と結婚し伯爵夫人になったりする。

イギリス王家はイギリス土着の住民と無関係な征服者に過ぎないので、こうした問題が次々に起きるのです。

日本の天皇は土着日本人(=弥生人)の代表者であり、異人種と結婚して今日から王妃ですなどというのはあり得無し、もしあったら天皇家は滅亡するでしょう
http://www.thutmosev.com/archives/85325601.html
7:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:49:52

ちょうど今、イングランドの王室は非常に厄介な内輪揉めに苦しんでいる。
だいたい、身内の喧嘩に「人種」が絡むとロクなことがない。有名な黒人司会者のオプラ・ウィンフリーによるインタヴュー番組で、ヘンリー王子の隣に坐るメーガンは、英国王室の人種偏見を暴露し、アーチャー(息子)の容姿を問題にされたと嘆いていた。弟の告発を受けて、本国に君臨する兄のウィリアム王子は困惑を隠せず、「我々は人種差別的な家族ではない !」と反論していた。エリザベス女王も孫の不始末に頭を悩ませている。メーガンに夢中のアメリカ黒人は、テレビ画面にかじりつき、悲劇のプリンセスに同情するが、ブリテンのイギリス人は密かに反撥を抱いている。勤王派の国民は、心の底でヘンリー王子夫妻を批判しているようだ。意外な“とばっちり”を受けたのは、有名司会者のピアース・モーガン(Piers Morgan)だ。彼は自身のワイド・ショー(Good Morning Britain)でメーガンに共感せず、むしろ批判的な言論を展開したので、世間の糾弾を受けてしまい、長年の番組を降板する破目になってしまった。

Meghan Markle 01Kitty Spencer & Diana 2
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(左 : 幼い時のメーガンと母親のドリア / 右 : スペンサー家の令嬢であるダイアナとキティー )

  親子代々ブリテンに住むイギリス人は決して口にしないが、ヘンリー王子が黒人女優と結婚したことについては、あまり良い感情を抱いていなかった。いくら、ちょっと知られた女優とはいえ、アフリカ系のプリンセスなんて心から尊敬できない。しかも、メーガンは王室に嫁ぐと分かっていたのに、英国貴族の伝統や“しきたり”に興味が無かったのだ。皇室を戴く日本人だと唖然としてしまうが、アメリカの黒人なんて所詮こんなモノである。アメリカの有色人種は「生まれてくる赤ん坊の外見を気にするなんて赦せない!」と憤るが、七つの海を支配したイギリス国民からすれば、そんなのは当然の懸念だろう。王侯貴族にとって、血統は最も大切な要素である。どんな混血児でも平気なアメリカ人とは根本的に違うのだ。日本人の親だって息子や娘が黒人と結婚するとなれば、「赤ん坊がアフリカ人の顔つきになるけど、大丈夫なのかい?」と心配になるだろう。浅黒い子供を持てば、世間の目が気になるし、成長過程での苦労も予想できる。だから、父親はカンカンに怒って反対するし、亭主をなだめる母親だって、「もう一度考え直してちょうだい !」と子供を諭す。昭和時代の日本人は平成や令和の高校生とは違い、家系や血筋を大切にする意識を持っていた。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68849889.html
8:777 :

2022/09/10 (Sat) 05:50:43

詳細は

《メーガン&ハリー暴露本が早くもベストセラーに》英王室兄弟の仲を引き裂いた「ひと言」とは?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/263.html
9:777 :

2022/09/14 (Wed) 09:30:20

2022.09.14XML
チャールズ新国王を取りまく人びとの闇は深い
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209140000/

 イギリスではエリザベス2世女王が9月8日に死亡、それにともなって長男が即位し、チャールズ3世を名乗ることになった。新国王は1981年7月にダイアナ・スペンサーと結婚したが、96年8月に離婚。2005年4月にカミラ・パーカー・ボウルズと再婚している。

 ダイアナは離婚直後からパキスタンの外科医でロンドンの王立ブロンプトン病院で働いていたハスナット・カーンのパートナーになり、1997年7月からドディ・ファイードと付き合っている。ファイードとダイアナは1997年8月に自動車事故で死亡した。

 ファイードの母はサミラ。彼女の父であるムハマド・カショーギはサウジアラビア国王イブン・サウドの侍医だったという。サウジアラビアやアメリカの情報機関と密接な関係にあり、さまざまな秘密工作に関係し、武器商人としての顔を持つたアドナン・カショーギもムハマドの息子だ。

 アドナンは1960年代にイギリス人のサンドラ・デイリー(後にソラヤ・カショーギへ改名)と結婚。子どもの中にペトリナ・カショーギという娘がいるのだが、DNA鑑定の結果、生物学的な父親はイギリスの下院議員を務めたジョナサン・エイトケンだということが判明している。ソラヤはウィンストン・チャーチル(第2次世界大戦時のイギリス首相の孫)下院議員との親密な関係も明らかにしている。

 1980年代に入るとアドナンはフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領から旧日本軍が大陸で略奪、格下金塊の処理への協力を依頼されるが、その情報はCIAに伝えられ、1986年2月のアメリカ軍によるマルコス拉致につながる。この拉致を指揮したのはネオコンのポール・ウォルフォウィッツと言われている。

 2018年10月にトルコにあるサウジアラビア領事館へ入ったまま行方不明になったジャマル・カショーギはムハマド・カショーギの孫にあたり、アドナン・カショーギの甥で、ドディ・ファイードの従兄弟。

 ジャマル・カショーギは2017年9月にサウジアラビアを出国、ワシントン・ポスト紙のコラムニストになっていた。その2カ月後にサウジアラビアでは大規模な粛清が実行されるが、その中には王族、閣僚や元閣僚、軍人などサルマン皇太子のライバルやその支持者と目される人びとが含まれている。排除された人の中にはCIAの影響下にある人もいたことからCIAは粛清に激怒したはずだ。

 ところで、アメリカでは1970年代に議会が情報機関の秘密工作を調査したこともあり、CIAは議会への影響力を強めると同時に「民営化」を推進する。それにともなって各国情報機関との連携も強化され、1976年にはフランス、サウジアラビア、エジプト、モロッコ、そして王政時代のイランの情報機関人脈が参加して「サファリ・クラブ」が創設されている。フランスの情報機関SDECE(対外文書防諜庁。現在の名称はDGSE/対外治安総局)の長官だったアレキサンドル・ド・マレンシュの発案だったというが、実際はCIAが主導権を握っていた。(Peter Dale Scott, “The American Deep State,” Rowman & Littlefield, 2015)

 サファリ・クラブが作られた1976年の1月から77年1月にかけてCIA長官を務めたのはジョージ・H・W・ブッシュ。CIAとサファリ・クラブとの連絡係はブッシュと親しかったシオドア・シャックレーが務め、このシャックレーが事実上、サファリ・クラブのトップ。シャックレーは秘密工作の部門を歩いていた人物で、ベトナム戦争では麻薬密輸に関係し、イラン・コントラ事件でも名前が出てくる。

 この集まりがサファリ・クラブと呼ばれるようになったのは、最初の極秘会合がケニアのマウント・ケニア・サファリ・パークという場所で開かれたからだ。この場所は1959年にインディアナ州の石油業者レイ・ライアン、実業家でジェット・アビエーションの創設者でもあるカール・W・ハーシュマン、俳優のウィリアム・ホールデンが所有、いずれもCIAと関係が深いと言われている。サファリ・クラブの本部は1977年にカイロへ移動した。

 会の主催者にはサウジアラビアの情報機関、アドナン・カショーギ、ケニアのジョモ・ケニャッタ大統領、そしてヘンリー・キッシンジャーが含まれている。そのほかアレクサンドル・ド・マレンシェ、メディアの世界で活動していたアルノー・ド・ボルシュグラーブ、アメリカの政財界に大きな影響力のあったクラーク・クリフォード、1973年までCIA長官だったリチャード・ヘルムズらも重要な役割を果たした。

 ジミー・カーター政権でCIA長官を務めたスタンスフィールド・ターナーはシャックレーたちをCIAから追放したが、同政権の国家安全保障補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーはサファリ・クラブのネットワークを使ってアフガニスタンの秘密工作を実行している。

 ダイアナは厄介な人物と恋に落ちたわけだが、ダイアナとチャールズ3世の息子であるアンドリュー王子もスキャンダルに巻き込まれている。彼が親しくしていたジェフリー・エプスタインは未成年の女性などを世界の有力者へ提供し、その際の行為を秘密裏に撮影して脅しの材料に使っていた人物。エプスタインは内縁の妻と考えられているギスレイン・マクスウェルやその父親であるロバート・マクスウェルと同じようにイスラエル軍の情報機関(アマン)の下で活動していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)
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