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景色が良い道をドライブしよう _ 日光道(日光宇都宮道路)

1:777 :

2022/08/11 (Thu) 14:21:36

景色が良い道をドライブしよう _ 日光道(日光宇都宮道路)


日光宇都宮道路 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%97%A5%E5%85%89%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E9%81%93%E8%B7%AF


日光宇都宮道路 地図

https://www.bing.com/maps?q=%e6%97%a5%e5%85%89%e5%ae%87%e9%83%bd%e5%ae%ae%e9%81%93%e8%b7%af&FORM=HDRSC4

https://www.bing.com/images/search?q=%e6%97%a5%e5%85%89%e5%ae%87%e9%83%bd%e5%ae%ae%e9%81%93%e8%b7%af+%e5%9c%b0%e5%9b%b3&qpvt=%e6%97%a5%e5%85%89%e5%ae%87%e9%83%bd%e5%ae%ae%e9%81%93%e8%b7%af+%e5%9c%b0%e5%9b%b3&tsc=ImageHoverTitle&form=IGRE&first=1


日光宇都宮道路は、栃木県宇都宮市の東北自動車道 宇都宮インターチェンジ (IC) から、栃木県日光市の清滝ICへ至る一般有料道路(自動車専用道路)である。
略称は日光道。

栃木県道路公社管轄の一般有料道路であり、宇都宮IC - 日光IC間は国道119号、日光IC - 清滝IC間は国道120号のそれぞれバイパスである。事後的に、日光宇都宮道路の路線名で地域高規格道路の計画路線に指定されている。

現時点では日光IC - 清滝IC間の1区間のみ暫定2車線であり、残りの区間はすべて4車線で開通している。

沿道緑化など景観・自然と調和したデザインが評価され、2002年に土木学会デザイン賞の最優秀賞を受賞している[3]。

路線データ
起点 : 栃木県宇都宮市徳次郎町
終点 : 栃木県日光市清滝桜ヶ丘町
総延長 : 30.7 km

接続する高速道路
E4 東北自動車道 (宇都宮ICで接続)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E5%AE%87%E9%83%BD%E5%AE%AE%E9%81%93%E8%B7%AF
2:777 :

2022/08/11 (Thu) 14:22:48

日光道の近くにある名湯

栃木県 奥鬼怒温泉郷 手白沢温泉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019112

栃木県 奥鬼怒温泉郷 日光澤温泉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019111
3:777 :

2022/08/11 (Thu) 14:32:54

花鳥風月Visual紀行:旅ゆけば
2012.11.03 紅葉の日塩もみじラインを行く:前編(その1)
http://hobbyland.sakura.ne.jp/Kacho/tabi_yukeba/2012/2012_1103_Momiji-LineA/2012_1103_01.html


日塩もみじライン周辺の紅葉の様子を見てまいりました(´・ω・`)ノ



なんだかんだと雑務に追われている間に10月が過ぎ去ってしまった。世の中は不況感が底無し沼のように沈滞した空気を醸し出し、サラリーマンの懐は冷え冷えと澄み切った秋風に吹かれまくっている昨今だったりするのだが、こんな季節のレジャーには、お金をかけない貧乏志向の紅葉狩りが一番である。そんな訳で、久方ぶりに会津西街道+日塩もみじラインを流してみることにしたのであった。

ところで今回、サイトのPHP化にともなって実験的に紅葉チェッカーなる仕掛けを作ってみた。最低気温の推移から紅葉の始まり具合を予見できる…と、少なくとも Wikipedia などには書かれているので、それがどの程度妥当なのかを確認してみようという趣向である。いつもとは少々毛色の違った書き方になるかもしれないが、そのへんはまあよろしくご了解をいただきたい。




ところで、紅葉の予測にはとある計算式が使われている。2012年現在は以下のようなものだ。

y=4.62×T-47.69

これは関東地方における紅葉の見頃を予測する近似式である。yは10/01からの経過日数で与えられる見頃の最盛期、Tは9月の平均気温で、他の変数は無い。なんと9月の平均気温だけで紅葉時期を予測してしまおうという大胆なもので、しかしながらこれは気象庁の公式の予測式なのである。毎年10月に入ると紅葉の見頃予測が発表されるのは、9月の平均気温の確定を待って発表しているものだ。(※4.62とか47.69の係数は時々見直されている)

例として今年=2012年の五十里ダムの平均気温をみると、19.7℃とかなり暑かった。これを計算式に当てはめると y=4.62*19.7-47.69=43.3 となる。10/01の43日後とは11/13であり、本日(2012/11/03)は計算上は見頃(最盛期のど真ん中)から10日ほどフライング気味ということになる。ただし予測式の誤差は±6日、さらに見頃の持続する期間が±7日間と見込まれているので、予測精度としてはかなり大雑把なものと言えそうだ。




一方、リアルタイムな気温の変遷で紅葉時期を捉える方法もある。前回のレポートでも書いたいわゆる8℃-5℃評価法のことで、1日の最低気温が8℃を下回ると葉の色付きが始まり、5℃を下回ると鮮やかになるとの経験則による。当サイトの紅葉チェッカーはこれをグラフに表示しているものだ。

なお日々の生データを並べただけでは変動のバラツキがあって全体傾向が判断しづらいので、株価のトレンド分析などでお馴染みの移動平均(Moving Average:MA)で適度になめらかに均したグラフも用意した。こちらのほうが紅葉の見頃の見極めには便利だろう。

参考までに、今年はもう奥日光が見頃になっているので、グラフと色付きの時期(残念ながらこれは知人情報で筆者自身は行っていないのだが^^;)を上図↑に示してみた。理屈通りに 5℃ を下回って数日経ってからグッと色が乗ってきているようで、これなら 「今週末アタックするべきか」 くらいの判断材料には使えそうだ。今回のコースは、このグラフと実際の紅葉具合がどの程度符合するのかを見極める意図もあって、高低差のあるルートを選んでいる。とにかく、今回はそういう趣向で行ってみよう。



■アプローチは熊谷から



さてそんな訳でアプローチは筆者の秘密基地のある熊谷から始めることとしよう。9月は猛烈な残暑、10月も高温傾向が続いて、ようやく10月末に最低気温が10℃を下回る日がちらほらと出てきた程度の熊谷だが、それでもフライング気味に色付いている木々はある。"小さい秋" はもうそこらじゅうに忍び寄ってきている。




紅葉というのは雑多な広葉樹の落葉プロセスの一部であり、樹種によって早い/遅いのばらつきが相当にある。わざわざ行楽地に出かけて行かなくても "葉が変色して落ちる" という現象は案外身近で見ることができる。平地で紅葉の早い樹種というと、まずその筆頭は桜だろう。公園ではもう9月のはじめ頃には葉が褐色気味になってきて、早々と散り始めてしまう。

…が、その光景を見て "紅葉狩り" を楽しむ人というのは殆どいない。理由は単純で、人が見て "美しい" と思うほどには鮮やかさが出ないためだ。観光産業的に持て囃(はや)される、或いは行楽客が求める紅葉とは、赤や黄の原色系のメリハリの効いたものであり、渋い色合いの褐葉(かつよう)などはものの数には入らない。理不尽といえばその通りなのだが、世の中の仕組みはそういうことになっている。




そんな褐葉の木々が入り混じる風景を横目に東北道を北上していくと、やがて宇都宮JCTが見えてくる。ここからは日光宇都宮道に分岐して今市を目指す。




何度見ても 「ETC車ってそんなに少ないのか?」 とツッコミを入れたくなるようなレーン構成の料金所を過ぎると…




平地より幾分色のノリの良い木々が見え始めた。…といっても、まだまだ紅葉狩りの対象になるほどの色付き具合ではない。先週あたりから極上の紅葉具合になっているのは奥日光(標高1300m)であり、今秋あたりがそろそろ東照宮(同675m)の見頃なのである。少なくともTVや新聞ではそう言っている。



■今市



やがて今市ICに至る。今日は出てくるのが遅かったので、猛烈な行楽渋滞になっている日光に突っ込むのは見送って、ここから鬼怒川渓谷を登っていく予定だ。高速道路情報によると、日光宇都宮道の終点=清滝IC(いろは坂の起点)から6kmほどが渋滞で身動きがとれなくなっているらしい。…ということは、ここで降り損ねると間もなく缶詰状態になるということだな(^^;) …やれやれ。




そんな訳で今市ICからシタミチに降りてみたのだが…うわ、さっそくここから渋滞か~( ̄▽ ̄;)




しばし渋滞に巻き込まれて時間をロスしながら、ノロノロと市街地を行く。聞けば東照宮方面は殺人的な混雑らしく、これならさっさととR121(会津西街道)で鬼怒川渓谷方面に抜けてしまうのが利口というものだろう。




さてここは旅と写真のサイトなので、車窓写真で申し訳ないが一応紅葉具合をチェックしておきたい。これは大谷川公園の様子である。周辺の木々はそこそこに色付いては来ているが、"紅葉" でも "黄葉" でもなく、地味な褐葉系の色合いが多いようだ。




ここで気温データを見てみよう。この付近のトレンドは、実に渋い展開となっている。10/15頃までは比較的ストレートに気温が下がっていたのだが、そこから2週間ほども色付きの始まる8℃ぎりぎりの寸止め状態が続いていて、鮮やかさの出てくる5℃のラインにはぜんぜん達していない。ようやくここ数日で明瞭な下げトレンドに移行してきているような状況なのだ。

こういう状態だと葉緑素がなかなか分解されずにいつまでも残り続け、黄色(カロテン)や赤色(アントシアン)の色素が葉の中で作られても、葉緑素の緑色(クロロフィル)が混ざるためいまいち色彩がパっとしないらしい。




それはつまり、今見ているこの景色そのものである。黄色はまだ緑色が単純に引き算的に消えていく一方だからそんなに酷いことになはっていないけれど、赤系は冴えが無い。

…さて、これが標高を上げていくとどうなっていくのだろうね…(´ー`)



■鬼怒川温泉



ようやく渋滞を抜けだし、以降は会津西街道をひたすら北上していく。混雑が見られるのは東部ワールドスクウェアのあたりまでで、そこを過ぎるとクルマも少なくなってくる。その先にあるのは鬼怒川温泉である。




ここでは視界の通るランドマークとして楯岩付近を見てみよう。




楯岩と言ったらもうこの吊り橋しかない。鬼怒川温泉の肝いりで作られた楯岩大吊橋である。





…が、これが思ったほどには観光客がいないのである(^^;)。吊り橋は予想に反してガランとしていた。本日は日光いろは坂と日塩もみじラインの紅葉が盛んにニュースで流れているので、皆そちらに行ってしまってここは埋没してしまっているのだろうか。…ロケーション的には良い所なんだけどなぁw




ここの標高は390mほどある。レベルとしては今市とほとんど変わらない。木々の色付きはそこそこ始まってはいるけれど、やはり見頃にはまだ少々早いように思える。




十分な低温が得られていないせいか、赤系統の葉の色はまだ染まりきらずにオレンジ色にとどまっている。これは先月の那須でも見られた傾向で、気前よくスカッ…と冷え込みが来てくれないと赤味が強く出ないのである。



■余談として ~紅葉帯の話~



…ところで、紅葉に標高依存があるならば、断崖絶壁の上と下でも色づきが違うのではないか、とご指摘の向きもあるかもしれない。…が、鬼怒川渓谷くらいの規模の断崖なら崖上でも崖下でもそれほど紅葉の具合に極端な差異は生じない。

紅葉に標高依存があるとしてもそれは数百メートル単位でみえてくるもので、仮に高さ100mの断崖があったとしても、その上端~下端の気温差は0.6℃くらいでしかない。局所的な冷え込みがくれば逆転現象だって起きてもおかしくはないレベルだ。




しかしそれでも大局的には紅葉は標高依存が出る。参考までに那須の大倉山↑の遠景を載せてみよう。紅葉のバンドはこんな感じで帯状に降りてくる。ここで見えているバンド幅は高さ方向で300mほどだが、風の強い高山でなければもっとゆるやかで幅広なものになる。本日の鬼怒川温泉郷は、この下端付近にいると思えばよい。




そんなバンドの下端でも、桜はもうフライング紅葉で散ってしまっていた(爆)。行楽客が紅葉を求めてここにやってくる頃、もう桜は枯れ木のような状態になっている。…ちょっとばかり、気の毒だなぁ…(^^;)



■ 龍王峡



鬼怒川温泉を過ぎてからは、龍王峡へと向かう。隠れた名所(?)であるらしい秘宝殿は本日も華麗にスルーである。なにしろここは、年がら年中 "春" しかないのだ(核爆)




龍王峡は日塩もみじラインの入り口にあたり、会津鬼怒川線の龍王峡駅の目の前が渓谷になっている。付近には路線バスも走っているがR121(会津西街道)を南北方向に走るのみで、残念ながら日塩もみじラインを通って塩原と結ぶ路線は無い。

もみじラインを登っていくのは遠方から来る観光バスが主体であり、マイカーを持たない人が鉄道でやってきてもこの上には登れず、自動的に鬼怒川に沿って湯西川温泉、川治温泉、鬼怒川温泉方面に分散することになる。このあたりは大人の事情でそうなっているので筆者がどうこう言う問題ではないが、クルマを持たない人はちょっとだけ気をつけたほうがいい。




その龍王峡は、クルマがあふれて滅茶苦茶に混雑していた。会津西街道にしても日塩もみじラインにしても、途中にコンビニなどは無いのでここが補給基地の役割を担っている。筆者もここでお茶と缶コーヒーを補給することにする。




さて肝心の龍王峡はどうだろう。ここは標高460mあまり。鬼怒川温泉よりは70mほど高い。




といっても渓谷はドライブインから30mあまり下っていくので、高さ的にはたいして変わらないような気もするな。





木々の色は、そこそこの色具合にはなっている。相変わらず赤が冴えないのは、まあ冷え込みがまだ来ていないので仕方のないところだろう。




定番の五竜王神社までやってきた。もうあと一週間くらい待ちたい気分はあるけれども、秋の雰囲気はそれなりに感じられる。




気のせいかもしれないが、鬼怒川温泉よりも黄色の色付きはよさそうだ。これを見ると多少なりとも登ってきただけのことはあるということか。




ここで、また気温推移をみてみよう。今市と比べてせいぜい1℃くらいしか違わないのだが、移動平均(5day-MA)で8℃ラインを下回っている傾向はみえる。赤系の色は乗ってこないが "黄葉" は進展しそうなレベルである(※)。

…それにしても、紅葉の神様の意地悪?があったのか(笑)、2週間も同じ気温レベルを引きずっているというのはちょっとどうよ、という気分がしなくもない。10月前半のレートでそのまま冷え込みが来ていれば、今週あたりはもっと鮮やかな紅葉が見られた筈なのにねぇ…(´・ω・`)

※寒暖差も関係してくるので最低気温だけで決まる訳でもないらしいのだが、素人にはなかなか判断がつかないのでここでは細かいことは問わないでおきたい(^^;)




橋まで降りて見渡してみると、おおそれでも赤色の出ている木がちらほらと見えるな。




これなら、あともう1~2℃、ちょこっとひと押し的な冷え込みが来れば、来週あたりの鬼怒川沿いは相当に綺麗な状態になるんじゃないだろうか。




…さて、それではいよいよもみじラインにアタックをかけてみるか。

<つづく>
http://hobbyland.sakura.ne.jp/Kacho/tabi_yukeba/2012/2012_1103_Momiji-LineA/2012_1103_01.html
4:777 :

2022/08/11 (Thu) 14:34:23

花鳥風月Visual紀行:旅ゆけば
2012.11.04 紅葉の日塩もみじラインを行く:後編(その1)
http://hobbyland.sakura.ne.jp/Kacho/tabi_yukeba/2012/2012_1104_Momiji-LineB/2012_1104_01.html


前回の続きです~(´・ω・`)ノ



さて前回は日光側からアプローチして白滝付近で日が暮れてしまった訳だが(笑)、今回は塩原側から同じルートを走ってみることにしたい。筆者は郷土を愛する正しい那須塩原市民(なんだそりゃ)なので、オンシーズンの見どころについては是非とも書かねばならない。(だったらもっと早起きしろよとかいうツッコミは無しでw )

日塩もみじラインは塩原温泉からハンターマウンテンスキー場(略称:ハンタマ)付近までが那須塩原市のエリアになる。本日は昨日省略してしまったこの塩原側と、少々足を延ばして五十里湖~湯西川ダムまでを走ってみよう。




そんなわけでいつもの如く那須塩原駅から出発してみる。駅前道路の様子はこんな感じで、ちらほらと黄葉は進んできているのだが基本的にはまだ緑色…といった状況である。




市内平野部の代表として黒磯駅前の最低気温の推移(5day-MA)を見てみると、色付きの始まる8℃は下回っているものの5℃のラインを割ったのはほんの昨日、今日…といった状況である。

青木の道の駅:明治の森黒磯~板室温泉あたりは先週 "黄葉" が始まっているのを確認済みなのだが、赤系統の紅葉は見られなかった。…まあ、データを見る限り理屈どおりに色がついている…と解釈すればよいのだろうか。




付近では、農家の庭先や土手などで柿の木がイイカンジで実を付けている。そういえば柿の紅葉というのはあまり印象に残っていないな…と思って改めて見ると、殆ど赤にも黄にも染まらないうちにパラパラと落ちてしまっている。文献によれば本来赤っぽい色が出るようなのだが、発色が始まる前に葉の寿命が尽きてしまっているような感じだ。




木綿畑(きわたはた)付近まで来て、那須連山をみると…おお上の方は冠雪している。




第二列の大倉山、三倉山、流石山のほうはもうすっかり雪山になっていた。あの山の向こう側=南会津はもうそろそろ冬支度を始める時期になっているらしい(´・ω・`)



■もみじ谷吊り橋~大網付近



さてあまり雪山で感傷に浸っている訳にもいかないので塩原渓谷に向かってゆるゆると進む。ここは関谷付近である。紅葉はそこそこ色づいてきており、楓の赤色もぼちぼち見え始めている。…でもまだ見頃というには幾分早いだろう。




ちなみにここから塩原温泉街付近までのR400は塩原バレーラインと呼ばれている。文字通り渓谷沿いを縫って走る道である。昭和30年代までは未舗装の隘路であったが、東京オリンピックに合わせて舗装整備され、以後人気の観光路線となった。

渓谷の尽きる直前に塩原ダムがあり、この細長い湖面を突っ切るような形でもみじ谷大吊橋がある。紅葉が進めば美しい水の風景が見られるところだ。




…が、今回は色づきがまだ本格化していないので敢えてスルーして先を急ぐことにする。




気温推移をみると、もみじ谷大吊橋(標高420m)付近は楓の赤色を見るには少々微妙な状況となっている。色付きの良くなると言われる5℃のラインを切らない程度の気温推移が2週間ちかくダラダラと続いている。もうあと1~2℃冷え込んでくれると随分違ってくると思うのだが…なかなかうまくいかないものだな。




さて大吊橋入り口を過ぎるとすぐに 「がま石トンネル」 が見えてくる。渋滞緩和を目的につくられたトンネルだが、ここは通らずに左側(旧R400)に逸れると渓谷美をよりよく楽しめる。




…が、やはりまだ紅葉には少々早かったようで、木々は青々としている。

仕方がないのでここもスルーして登っていく。




大網付近までくると楓の赤がそれなりに出てきたが…色味はまだ渋い。




やがてそこを過ぎると箒川ダムが見えてくる。




ここは渓谷の写真スポットになっている。…が、やはりまだ幾分渋い色調だな。




谷底には上流から流れてきた落葉の帯がみえる。上流側の色付きに期待して、もう少し登ってみよう。



■福渡



布滝をすぎて福渡に入ったあたりから、赤の純度が高くなってきた。標高は480mあまりで、もみじ谷大吊橋からは実は60m程度しか違わないのだが、どうやらこの付近に色づきの境界条件があるらしい。




塩原視力障害センター(旧・塩原御用邸)の紅葉がなかなかに鮮やかだ。残念ながら近くに適当な駐車スペースがないのでじっくりと見ることはできず、ここは素通り。




福渡温泉神社脇から箒川を渡って対岸に渡った。最近道路整備が進んで今ではR400はこちら側に折れていくルートが正式となっている。もみじライン目当ての観光客が温泉街の中心(妙雲寺門前)に突っ込んで渋滞を引き起こすのを避ける狙いがあってこうなったらしい。




ここは路肩に少々余裕があるのでちょこっとクルマを停めてみた。橋から川を見下ろすと、フライフィッシングに興じている人がみえる。県内の渓流は9月半ばには禁漁になるのが通例なのでちょっと珍しい光景である。…といっても別に彼らはアングラなアングラー(なんだそりゃ)という訳ではない。

実はこの付近では大型のニジマスを放流して正月頃まで釣りができるようになっているのである。キャッチアンドリリースが原則で魚を持ち帰ることはできないようだが、紅葉を見ながら 50~60cm くらいの型の魚が釣れるので人気があるらしい。



■塩原ビジターセンター



橋を渡るとすぐに塩原ビジターセンターがある。隣接する天皇の間記念公園もこの季節の紅葉を見るには良い所なのだが、まだ営業時間前(時計をみると08:20)なので入ることができない。そんなわけでビジターセンターと隣接する簡保の宿の付近を見てみることにする。




ここは元は皇室の御用林だったところで、色づきのよい楓が多い。




…で、これがまた素晴らしい色具合のなのであるヽ(´∀`)ノ




筆者は郵便局の回し者ではないけれど、この時期、これを目当てに簡保の宿に宿泊するというのは遠方からの旅行者にとっては大いに 「あり」 だと思う。筆者は一度だけ泊まったことがあるのだが、夜などはとても静かで遠くに川のせせらぎが聞こえ、歩いて散策できる湯歩道も整備され、無料の足湯などもあってお勧めである。




こちらは葉緑素が抜けて黄色くなった楓。枝先をみるとこれから赤く染まるところらしい。赤色の素となる糖分(光合成で出来る)が葉内で蓄積する状況は木によって多少の差があり、その早い遅いはその木の個性によって決まっている。

この↑木は毎年いったん全体が鮮やかな黄色に染まってから赤が立ち上がってくる筆者のお気に入りの一本なのだが、その鮮やかさとは(どこかで書いたような気もするけれど)葉緑素の分解(緑色の減退)と赤色物質の合成、蓄積のタイムラグによってもたらされる。さっさと緑成分が減少すれば葉に元から含まれる黄色成分が目立って鮮やかな "黄葉" となり、一呼吸おいて赤色が立ち上がってくるとオレンジ色を経て真っ赤な "紅葉" へと切り替わる。




人間にとっては、このタイムラグが大きいほど特定の色成分が明瞭に見えて好ましいということになる。植物にしてみれば落葉の準備として葉の根元で起こる栄養経路の遮断が気温に換算してコンマ何℃分か過敏か鈍感か…というだけの話なのだが、観光産業ではそれが金額に換算されて評価され、行楽客もそれを求めて出かけて行く。

そしてその "個性" も、鮮やかな発色を得るには条件が必要で、多くの予測式(気象庁意外に民間気象会社でも独自の式を使っている)では気温を主なパラメータにしている。今回筆者が主にチェックしているのは最低気温との因果関係である。




さてその気温データはというと、標高のほとんど変わらない妙雲寺付近のデータでみると、ちょうど5℃のラインを割り込んで3~4日といったところのようだ。前回(もみじラインの竜王峡側)の二枚沢林道入り口がちょうど同じような気温条件で、やはり色づきのよくなる境界付近にあった。やはりこのくらいのところが楓系の紅葉の見頃の始まりと思ってよさそうな気がする。




楓以外では、ヤマザクラらしい葉が鮮やかな赤色を呈し始めていた。公園などに植えられているソメイヨシノと違って、ヤマザクラの紅葉は比較的鮮やかである。同じバラ科の植物でもカメラ写りは相当に違ってくる。




…といっても、やはり塩原の紅葉の王者はやはり楓ということになるのだろうな。




さて簡保の宿の敷地の西端は、鹿股川の崖になっている。




ここも切り立った断崖に紅葉の木々があってイイカンジであった。露店風呂に浸かりながらこういう景色を眺めたら、さぞかし風流だろうなぁ。


<つづく>
http://hobbyland.sakura.ne.jp/Kacho/tabi_yukeba/2012/2012_1104_Momiji-LineB/2012_1104_01.html
5:777 :

2022/08/13 (Sat) 10:09:50

景色が良い道をドライブしよう _ まとめ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14032292


▲△▽▼


北海道一周車中泊の旅 _ 北海道には見るべき風景なんか何も無い
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北海道は底が浅い、東北の方が、風景、食べ物、温泉、女性、すべてが遥かに素晴らしい
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北海道に移住するとこういう目に遭う
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日本の名湯 _ まとめ
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日本の掛け流し温泉の酸化還元電位(ORP) の比較
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温泉・旅館関係ブログへのリンク
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車中泊で温泉巡りしよう
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車中泊 - 5ちゃんねるスレタイ検索
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6:777 :

2022/08/14 (Sun) 06:33:14

あげ
7:777 :

2023/06/08 (Thu) 11:51:27

【男体山】直登がきつすぎる!日光の名山へ
安涼奈の山登り
2022/06/09
撮影日:5月24日
https://www.youtube.com/watch?v=Ic8cEguRNls



【世界遺産】日本が誇る豪華絢爛な神社仏閣
根岸のわくわく社会科見学
2023/01/09
https://www.youtube.com/watch?v=mcU6nHFCRZk

関東屈指のパワースポット、日光東照宮。もちろん知ってるけど説明しろと言われたら…
行ったことある方もない方もわかるように、日光に関する知識を簡単に解説します。


景色が良い道をドライブしよう _ 日光道(日光宇都宮道路)
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景色が良い道をドライブしよう _ 日光いろは坂・金精道路(国道120号)
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景色が良い道をドライブしよう _ 中禅寺湖スカイライン(栃木県道250号中宮祠足尾線)
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https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14035037
8:777 :

2023/07/09 (Sun) 07:32:00

NIKKO with you - YouTube
https://www.youtube.com/@NIKKOwithyou/videos

日光の景色・観光・歴史・イベントについてダイジェストで紹介します。

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