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最大出力 0.79W だけど反応が非常に速い直熱三極管 71A シングルアンプ
チューブオーディオラボ 71Aシングルステレオ真空管アンプ
2019/02/15
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%80%8071A%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97++%E3%81%9D%E3%81%AE
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チューブオーディオラボ製の71Aアンプです。
少しずつ詳細をご案内していきます。
チューブ オーディオ ラボ
手作り真空管アンプ工房 ☆ あなたの真空管に輝きを☆彡
https://shinkuukan2.web.fc2.com/
ご興味のある方は販売代理店の板橋商会(理想のオーディオ研究所)までご連絡下さい。
理想のオーディオ研究所(板橋商会)は、音楽再生において
虚飾を排した一生涯にわたり世界に誇れる製品を販売します。
取り扱い品目
チューブオーディオラボ 真空管アンプ
・71A シングルステレオパワーアンプ 球付き
パートリッジトランス仕様
https://www.arisan58.com/
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「音楽&オーディオ」の小部屋
我が家の「ベストサウンド」の決定(2022・6・11)
2022年06月13日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/7a214dc4f45f99c53c4b1a69ce8592c1
4~5日おきにオーディオ機器をとっかえひっかえしながらいろんな組み合わせで聴いていると、やはりそれぞれに一長一短あって、いったいどれが「ベストの組み合わせ」なのか、一概に決めつけるのがなかなか難しい。
で、このたび「20億6千万円」で落札された「ストラディヴァリウス」に大いに刺激されて、「ヴァイオリンの再生」だけにこだわってどの組み合わせがベストかをオーディオ仲間に来てもらって雌雄を決することにした。
何しろ移り気な性格なので2022年6月11日に限っての限定版ということにしよう(笑)。
ちなみに選択の対象となる機器類を挙げると次のとおり。
<CDトラポ2台>
CEC「TL3 3.0」(ベルトドライブ)、パナソニック「DP-UB9000K」(ブルーレイ再生専用)
<DAコンバーター3台>
DCS「エルガー プラス」、フェーズメーション「HD7A192」、GUSTARD「A22」
<プリアンプ3台>
安井式「13D3×2本、12AU7×2本」、JADIS「12AY7×4本、12AX7×2本」、マランツ7型「13D3×2本、12AX7×2本」
<パワーアンプ9台> 呼称は出力管によるもの
WE300Bシングル、PP5/400シングル、2A3シングル、6AR6(楕円型プレート)シングル、071シングル、71Aシングル、6FQ7(RCAクリアトップ)プッシュプル、371Aプッシュプル、EL34プッシュプル
<スピーカー7系統>
AXIOM80(復刻版)+サブウーファー、AXIOM80(オリジナル版)+サブウーファー
スーパー10+デッカ・リボン型ツィーター、スーパー12(イン・ウェストミンスター)+スーパー3、リチャードアレンG8+サブウーファー、PL100(モニターオーディオ)、トライアクショム(口径30cm:同軸3ウェイ)
以上のとおりだが、「なぜこんなに必要なのか?」という疑問をお持ちの方がきっといらっしゃることだろう。
それには「選択肢が多ければ多いほど質が高まっていく」というのが答えになる。
ほら、心当たりがあるでしょう・・、志望校、就職先、そして結婚相手とくると「身も蓋もない」かな(笑)。
というわけで、ああでもない、こうでもないと毎日がルンルン気分だが、実は組み合わせが無数にあるようで、ある程度限定されてくる。
というのも各機器の個性をおおかた把握しているので、相性の悪そうなのは初めから除外できるし、今回のお客さんの「Y」さんも長いお付き合いなので我が家の機器の個性をほぼ熟知されているので随分と手間が省ける。
とにかくヴァイオリンの再生とくればスピーカーは最初から「AXIOM80」で決まり~。
結局、最初の組み合わせを次のとおり設定して「梅雨空の品定め」を行った。
「DPーUB9000K」 →(デジタルコード)→「A22(ハイレゾ176.4Hz)」→「安井式プリ」→「071シングルアンプ」→「AXIOM80」(復刻版)
するとYさんから次のようなコメントがあった。
「これは今まで聴かせていただいた中で最高の音ですね。超ハイスピードのサウンドです。それに艶と潤いが加わりました。はてしなく透き通った透明感といい、やはりAXIOM80じゃないと出せない音でしょう!」
いつも歯に衣を着せない辛口のYさんだが、のっけからこういう言葉をいただこうとは夢にも思わなかった(笑)。
続く。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
夏が来た!オーディオの衣替えだ!!
2022年06月29日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f9bebdc8d6ce7cdd8ac19709752bb033
梅雨が始まったばかりだと思っていたら今年は異常な速さで「店仕舞い」ということで、関東・関東甲信越地方や九州南部(6月27日)に続いて、九州北部も28日に梅雨明け宣言にビックリ、しかも「今年は7月をピークに猛暑になりそう」との情報も飛び交う。
当地、別府でも早くも連日30度の猛暑が押し寄せている
で、オーディオも夏向きへと衣替えだ!
★ DAコンバーターの休養
現在の手持ち3台のDAコンバーターのうち、一番古い「エルガー プラス」(dCS)は、室内が30度を超えると短時間の使用でも内部の熱が溜まって天板が異常なほど熱くなる。
となると、コンデンサーなどへの部品への悪影響が心配になるので、7月~9月は「電源スイッチ」を完全に落として使わないことにしている。
とはいえ、残り2台のうちの「A22」(GUSTARD)もかなり熱くなるので、冷凍庫で冷やしていた保冷剤をタオルに巻いて、天板に敷き詰めたヒートシンクの上において4時間ごとに交換している。
手がかかるオーディオ機器ほど可愛いものです(笑)。
★ パワーアンプの選択
暑いときはエアコンの出番と決まっているが、一日中つけっぱなしというのも不健康だし、電気代もばかにならない。それに「大河の一滴」だろうが「節電」にも協力しなければ。
昨日(28日)の昼のテレビ「ひるおび」で、熱中症防止のため「エアコンは必須です」と言ってたが、都会はそうだろうが地方はそれほどでもない。
我が家の場合、立地に恵まれており海からの爽やかな風が吹いてきて暑さを凌ぎやすいので助かる。
で、夏の日中はなるべく窓を開け放して、ややボリュームを落とし気味にして音楽を聴くことにしている。
となると、「サブウーファー」(100ヘルツ以下)はお呼びではない。
「AXIOM80」をサブウーファーなしで聴くとなると、比較的低音域が豊かなパワーアンプの出番になる。
中高音域の美しさは71A系アンプが抜群で他のアンプの追随を許さないが、低音域の充実度となると話が違ってくる。
候補となるアンプは次の5台。
「WE300Bシングル」「PP5/400シングル」「2A3シングル」「6AR6シングル」「71Aプッシュプル」
で、この中で「見た目」と「音質」から一番涼しそうなのが「6AR6シングル」アンプ。
アメリカ海軍のレーダー用として使用されていた名管「WE350B」を出自とする「6AR6」(5極管)を出力管としたアンプである。
「6AR6」は初期から後期までいろいろあるが、初期の「楕円型プレート」を使用し、「5極管」を「3極管」接続にしている。これで周波数特性の曲線が名管「PX4」(英国)とそっくりになるというから頼もしい。
また、前段管を当初の「6SL7」から変換アダプターを使って「ECC83」(テレフンケン)に代えているが、「μ=増幅度」が増えたせいか瞬間的な大きな入力の時に確実に歪が減る。
さらに、「北国の真空管博士」にお願いして回路を少し手直ししてもらい、ボリュームを「クラロスタット」製に変更している。
「これで少なくとも貴方の手持ちのアンプの中では周波数レンジが一番広いと思いますよ」とのお墨付きを得ている。
ちなみに、「クラロスタット」ボリュームはあの名器とされるプリアンプ「マランツ7」に使用されており、「ヤフー知恵袋」に次のような問答がある。
「マランツ#7は製造年代によってボリュームのメーカーが異なり、それによって、音の大きな違いが生じるというのは本当でしょうか。どなたか詳しい方、教えて下さい。」
「マランツ7のボリュームは何種類かあります。 クラロスタット製が最高と言われております。 シリアル№11xxxx番迄(12000未満)迄クラロスタットのボリュームが使われておりますが、シリアル№11xxxx番迄(12000未満)迄は音が格別によいと言われており、オークションも含めて高値で取引されております。
但し、名前は控えさせて頂きますが、メンテナンス兼レコード&オーディオ輸入販売されている方より直接聞いた話ですが、№11999以内を輸入したのですが、クラロスタットのボリュームが他社に変更されており、低価格ですぐ売却したとのこと。~以下略 ~」
というわけで、我が家の「6AR6」アンプの音が悪かろうはずがないですよね!(笑)
最終的にこのアンプでモーツァルトを聴きながら、実際に外に出て耳を澄ましてみると想像したほど音が漏れていないし、気になるほどうるさくはない。ましてや、通りすがりの人にとってはまったく意識しない程度のはず。
玄関近くにあるオーディオルームの窓から植木を隔てて道路に面する塀まで4mほどあるが、植木が拡散と吸音の役割を果たしているようだ。
この程度なら気兼ねせずにもっと大きな音で聴くことにしようと自信が持てた(笑)。
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「音楽&オーディオ」の小部屋
まったく「要らん世話」ですが
2022年07月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dac1a944bcb7ac283a137066d4a4db78
50年以上オーディオに悪戦苦闘していると、いろんな方面から情報が入ってくる。
それぞれに貴重な実例として参考にさせてもらっているが、まったく“鵜呑み”というわけにもいかず最終的な機器の取捨選択はひとえに自分にかかっている。
そもそも空気の振動を音楽に変換する「脳」は個人ごとにそれぞれ違うし、リスニングルームの大きさや形状によっても音は千変万化するので、最終的には現場のケースバイケースでの判断に委ねられる。
たとえばテレビを観ながら大きな空間の中で音が鳴っていると、その響きについ「うっとり」としてしまう。こんな空間なら大がかりなオーディオシステムなんて不要だな~、その一方で部屋が小さくなればなるほど質のいいシステムが必要になるようだ。
部屋の大きさとシステムのレベルは「反比例」する、言い換えると「(女性の)色の白さは七難隠す → 部屋の大きさは七難隠す」(笑)。
で、そういう状況の中で揺るがぬ信念のもとに的確な判断が下せるといいのだが、現実にはそうもいかない。
本音を言わせてもらうと、昔からあまり自分の耳に全幅の信頼を置いているわけではない。
そういう意味では永遠に「ストレイ シープ」なのである。そういうときに最終的に頼りにしているのがオーディオ機器の「ブランド」となる。
どなたにも衣食住の全般にわたって、「これさえ使っていればひとまず安心」という「信頼のブランド」が何かあるに違いないが、趣味のオーディオもその例に漏れない。
端的に言えば性能と精神安定剤が両立したようなものかな。
自分が長年にわたって使ってきた中で実例を挙げると、スピーカー、真空管などを含めて強く印象に残っているものといえば、イギリス勢では「グッドマン」「STC」「GEC」「ムラード」でこれらの銘柄はすべてハズレがなくて満足のいくものばかりだった。そういえば、いずれも相当古い年代のものばかり!
アメリカ勢では言わずと知れた「WE」(ウェスタン)、「RCA」がそう。
ほかにも自分が知らないだけで沢山の信頼のブランドがあるのだろうが、現時点では以上に尽きる。
で、主要な論点はここからである(笑)。
つい先日のこと、古典管の泰山北斗とされる方と次のような会話をしたので紹介させてもらおう。
「現在スピーカーにAXIOM80を常用しています。音声信号に対するハイスピードぶりを堪能していますが、ようやくこのハイスピードに対応できる真空管が限られていることに気づきましたよ。
たとえば「71A」や「6AR6」に比べてプレートの大きな真空管、つまりWE300BやPP5/400などの音が何だか間延びするような感じなんですよね。有名ブランドといってもやはり最後は適材適所であまりあてにできませんね」
「そうなんです。WE300Bなんて業者をはじめとした関係者が儲かるために作り上げた虚像ですよ。たしかに悪くはない真空管ですがとてもお値段ほどの価値はありません。あなたもそう思うでしょう!」
という内容だった。
とはいえ、こういうことは実際に使って体験してみないとわからないことも事実。
たとえば、我が家でも小型の真空管を使っているうちに、有名ブランドの真空管ならもっと「いい音」がするに違いないと思い込んで、WE300BやPP5/400が欲しくなり購入するのは必然の流れだったといえよう。
そして、使っているうちに有名ブランドといってもけっして万能ではないことに気づき、ようやく適材適所という難題に突き当たる・・。
皆様のオーデイオは適材適所になってますか~、まさかブランドを盲信しているわけではありませんよね。
まったく「要らん世話」ですが(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dac1a944bcb7ac283a137066d4a4db78
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「音楽&オーディオ」の小部屋
オーディオの闇は果てしなく深い
2022年07月11日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/67a51777c7c87a744e1d4c5c185a3a6b
前回からの続きです。
左チャンネルのSPボックスは元のまま、右チャンネルのボックスは前回の既述どおり新たな仕組みを施して耳を澄ませたところ、右側の方が圧倒的に良かった。
音が明るい、響きが豊かで屈託がない、それぞれの楽器に深い奥行感が出てきた、低音域の量感が増えた感じがする、など期待以上の成果に驚いた。
たった1枚の小さなビニールを底板に敷くだけでこれだけ変わるのだからオーディオの闇は果てしなく深い(笑)。
小躍りしながら、ためらうことなく左チャンネルについても同様の作業に取り掛かって無事終了。
その日は終日、いろんな曲目を聴きまくりながら「ええ音やなあ・・」とご機嫌。これが「バラ色の人生」というやつだろうか(笑)。
で、翌9日(土)の早朝のこと、およそ1か月ぶりにオーディオ仲間の「Y」さんのご尊顔を仰ぎたくなった。
「AXIOM80を弄ったところ、どうやら満足できる状態です。聴きにお見えになりませんか」
「ハイ、それではいつもの13時半ごろに伺います」
「Y」さんには我が家のシステムに変化が起きたときは必ずといっていいほど来ていただいてアドバイスをいただいている。
もちろん、まるっきり鵜呑みにするわけではないが、冷静な第三者の視点からのご意見はハッとさせられることが多い。
で、実際にお見えになるとなると、できる限り最高の状態に整えておきたいので、さっそく大分市郊外の「DIY」店に走って箱の内部の重しとなる「鉄筋」を買った。クルマで45分ぐらいかな。
長~い2本の鉄筋を30cmおきに切ってもらった。1回の切断料が50円なり(笑)。これらを左右のボックスの底部に四方均等に敷き詰めた。そして既存の「水入りのダンベル」はボックスの上に置くことにした。
何しろ板の厚さが「1.5cm」の軽い箱だから、それなりの重さにした方がボックス全体の振動のためにはいいと思っている。
作業がぎりぎりに間に合って、13時半きっかりにYさんがお見えになった。
Yさんは大きな高齢者保養施設の理事長さんであり、立場上の慣れもあるのだろうか、一切の忖度なしに「歯に衣」を着せずストレートに発言される。
正直言ってカチンとくることもあるが、それ以上にメリットの方が大きい(笑)。
「明らかに(音が)変わりましたね。以前と比べて焦点がピタリと合ってる感じです。一段とレベルアップした感じですが、インシュレーターの効果もあるんじゃないですか」と初めから好評。
お気に入りの「AXIOM80」にはいつも好意的な見方をされるが、今回はさらに輪をかけた感じ。
せっかくの機会だからと、駆動するアンプを3台順次取り代えていった。
アンプとスピーカーは持ちつ持たれつの関係だが、AXIOM80はアンプ次第でガラッと音が変わる。言い換えるとアンプの選り好みが激しい。
初めが「2A3シングル」次いで「6AR6シングル」(三極管接続)、そして最後が「071シングル」(SRPP回路)。
いずれもインターステージトランス無しのアンプである。私見だがAXIOM80のハイスピードに対応するためには「インター・・」は無い方がいい気がしている。
その結果、Yさんの好みの順番は「071」「6AR6」「2A3」となった。つまり尻上がりに評価が上昇したことになる。
「071があればもうほかのアンプは要らないんじゃないですか」というほどの惚れ込みようだった。
「アメリカの出力管の系譜は「71A→45→50→2A3」となっており、よりパワーが増していっていますが、音の質感とスピードでは71Aが一番かもしれませんね」と申し上げたことだった。
また、71A系といっても当時はメーカーが乱立していて多種多様、その中でも「071」は「171」(トリタン・フィラメント)と双璧とされる真空管だから能力を存分に発揮した可能性もある。
夏場は窓を開け放すことが多いので、やや低音域が弱い「071」はここしばらく控えに回っていたのだが、このたびのSPボックスの改造によって低音域の不満も見事に解消し再び「檜舞台」へと躍り出た感じ、かな。
この日は二人して3時間ほど、クラシックからジャズ、ポピュラー、歌謡曲までいろんな音楽ソースをみっちり聴き耽ったが、いっさい破綻を見せることがなかった。
「これでもう満足、何も言うことはない」という雰囲気が漂った(笑)。
最後に、プリアンプを当初の「マランツ7型」(出力管は13D3)から「安井式」(これも出力管は13D3)へと取り代えてみた。
前者はあまりにも超繊細なので短時間の試聴向き、その一方、後者は「線が太くてゆとり」があり長時間の試聴向きとのこと。
お客さんを唸らせるとしたら「マランツ7型」かな(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/67a51777c7c87a744e1d4c5c185a3a6b
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真夏の騒動記~エースの酷使を避けよう~
2022年07月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/aecc422436072ba21195387a15338246
このところスピーカーは専ら「AXIOM80」を使っている。とにかく、暑い時期は爽やかで涼しい音がよろしい(笑)。
で、このSPにもっとも相性がいいのが「071アンプ」。能力自体は別ですよ!
毎日、図書館と運動ジムに行く時間を除いてスイッチを入れっぱなしになるが、時間にすると1日当たり12時間前後にもなろうか。何しろ本を読むときも鳴らしっぱなしなんだから。
となると、鳴らせば鳴らすほど音がこなれてくるSPと違って、真空管も含めてアンプは所詮「消耗品」なので寿命が心配になってくる。
それにどんなに「気に入った音」であろうと、たまには違う音も聴きたくなる(笑)。さらにはアンプ類はときどき電気を通してやらないと目覚めが遅くなって故障の一因にもなる。
いろいろ理屈をこねまわしながら、結局二番目候補というか「準エース」の出番となった。
同じ「71A系」のアンプだが、右側がエース、そして左側が今回「俎上」の準エース。両方ともオーディオ仲間の「N」さん(大分市)から3か月ほど前に改造してもらったものだ。
両者の違いは、「前段管」、「出力管」、「整流管」と「回路」になるが、やはり実際に音を出してみると、言葉では表現できないほどの微妙な差になるものの、やはり違う。
どうも、(準エースが)しっくりこないのでジタバタ騒動してみた。
まずは整流管(交流を直流に代える役目)を「80S」(BRIMAR)から「OKーX213」(ナス管メッシュプレート)に交換したところガラッと変わった。
これまで耳に馴染んできた「エース」の音により近づいた感じがする。
あえて述べれば「80S」は性能が良すぎて洗いざらい白日の下にさらけ出す感じだが、「OK・・」は奥ゆかしさがあって全体的に上品な雰囲気が漂ってくる。明らかにこちらの方が「色気」があって好みだなあ(笑)。
次に前段管の差し替えに移った。
候補は「AC/HL」(英国マツダ:初期版)と「MHL-4」(英国オスラム)の一騎打ちだ。前者は「μ(ミュー)=増幅率」が「30前後」で後者は「20前後」とかなり違う。
「μ」の違いによって球の内部抵抗が変わってくる。「μ」が高いほど内部抵抗が高くなるそうだ。
こういう時は古典管の泰山北斗「北国の真空管博士」に相談するに限る。
「AC/HLとMHL-4のどちらを使うか迷ってます。基本的な話ですが、同じような音の場合、内部抵抗が低い球を使った方がいいんでしょうかね」
「一般的にはμが低い、つまり内部抵抗の低い球は落ち着きがあってやや音の重心が低くなります。その一方内部抵抗の高い球は軽快な音を出す傾向にありますが、いざ単独の評価となると難しいですね。要は適材適所ということです。たとえば有名な300BやPX25などはμの低い前段管を使わないと本来の音が出ませんからね」
専門用語が多くて、たとえばGmなどの「三定数」を持ち出されて自分には理解しずらかったが、わかりやすく要約すると以上のとおり。
残るは「出力管」の「71A」だが、何しろ天下の「レイセオン」のボックスプレートだから能力に疑問を差し挟むと天罰が下りそうなのでこればかりは不変といこう(笑)。
で、結局は実際に聴いてみてどれが好みか、自分の耳の判断に委ねることにした。
これが最終形で、前段管には「MHL-4」、出力管は「71A」(レイセオン)、整流管は「OK-X213」に落ち着いた。
仮にエースが「100点」だとすると「95点」ぐらいにはなったかな~。
とりあえず、「真夏の騒動記」はこれにて一件落着(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/aecc422436072ba21195387a15338246
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「音楽&オーディオ」の小部屋
我が家のサウンドを席巻する「71系アンプ」
2022年07月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1e99e28c3ae271fd6832e697f06381c7
「あなたは気に入ったとなると、同じようなモノをいくつも買いたがるわね。」と、家内からときどき皮肉めいたことを言われる。
たしかに言われてみるとその通りで身の回りのモノのうち非常に大切と思うものは、万一故障して同じものが手に入らないと困るし、それに取り返しがつかない宝物を失った気持ちがするので、日頃からとかくスペアを準備しておきたがる癖がある。
いわば「心配症」。
さすがに「家内と一人娘」のスペアだけは確保できなかったが(笑)、日常的にその癖が顕著に発揮されているのが例によってオーディオ機器。
けっして自慢するつもりはないが、ざっと挙げてみると、
CDトランスポート2台、DAC3台、プリアンプ3台、パワーアンプ9台、スピーカー7系統、それからスペアの真空管が多数といった具合。
となると、機器同士を組み合わせるときの相性探しがたいへん。
もちろん、とびっきり優秀なアンプでとびっきり優秀なスピーカーを鳴らすという「一穴主義」もあるが、どんな音楽ソースにも対応してうまく鳴らせるSPというものを未だに知らない。
たとえば、フルトヴェングラーが指揮した音楽を聴こうと思えば、ドイツの鬱蒼とした森のような一塊のようなサウンドの再生に秀でていなければならない。
その一方、可憐なソプラノを聴くときなどは音像定位に優れた小口径のフルレンジが圧倒的な強さを発揮する、といった具合。
したがって、各家庭では平均するとおよそ80点ぐらいの妥協点でいろんなジャンルの音楽を聴くことになる。
かくして、我が家ではこれまではほぼ1週間ごとに「どういう音楽」を聴きたいかを主眼にスピーカーとアンプを組み合わせてきたが、このところようやく落ち着いてきた感がある。
そう、つい最近劇的な変身を遂げた「AXIOM80」のハイスピードに対応できる「71系」アンプが我が家のサウンドを「席巻」しているのだ。
ウッ、「席巻」(せっけん)って?
中国の古典「史記」に由来する言葉で、「席(むしろ)を巻くように片端から土地を攻め取ること、転じて圧倒的な勢いで自分の勢力範囲に収めること。」(広辞苑)
もう既にご存知でしたかな?(笑)
現在、手元には「71系のアンプ」が3台ある。
中段の左から「出力管」の種類のネーミングにより1号機「171シングル」、2号機「371Aプッシュプル」、3号機「71Aシングル」といった具合。
古典管を愛好する方にはお分かりのとおり「2桁番号はST管」「3ケタ番号はナス管」となる。
で、この3台は出力管に同じ「71系」を使っていても、それぞれ微妙に音質が違う。
1号機は中高音域の華やかさが抜きんでている、2号機は豊かな低音域に秀でている、3号機は前二者にはない「穏やかさ」があり長時間の試聴にはうってつけ。
目下のところ「AXIOM80」(初期版)には「371シングル」を、そして復刻版には「371Aプッシュプル」を充てているが、まったくより取り見取りの状態でその日の気分によって、これら3台をたらい回しにしている。
いずれも比較的小型で軽いアンプなので持ち上げても腰に負担がかかることがない。
歳をとればとるほど、アンプは軽くてシンプルなものに限りますな!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1e99e28c3ae271fd6832e697f06381c7
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171/171A系 電力増幅用直熱3極管
http://totron.sakura.ne.jp/171_171A_tubes.htm
171/171A/71A系は、私の好きな球の一つです。
ラジオの出力管として開発されましたが、その後オーディオアンプにも用いられ、息の長い寿命を保っています。
浅野勇さんの「魅惑の真空管アンプ」以来、現物を見ることもなく、ただ憧れていましたが、20年以上昔、上京して初めて秋葉原で購入したCHSの71Aを使った初めての自作プッシュプルアンプを今も使っています。
12Aが標準のラジオ党からみれば音が太いと言われ、45が標準のオーディオ党からは線が細いと言われる71Aですが、私にとっては軽くて素直でなかなか良い音で好きです。最大出力0.79Wでも出力不足は感じません。
フィラメントも0.5Aから0.125Aまでのバリエーションや材質もトリタンから酸化物被膜型までと様々なタイプを楽しめるのも魅力の一つです。
その後、コレクションが増えたため、各種の71Aを差し替えられる様にと、シングルアンプを製作しました。
Cunningham CX371
RCAのUX171と同規格で、5V0.5Aのトリタンフィラメント。明るく輝く。
真鍮ピン。
別な球。ボロいがラベルが残っている。
トップマークもある。
また別の球。違うラベルの形。
上からの眺め。ガラスバーが見える。
CeCo J71
同じくトリタン0.5Aタイプ。
赤色のラベル。管名は管壁に表示されている。刻印ベースではない。足ピンも真鍮。
こちらの球は、小豆色のラベル。刻印ベースとなった。
Gold Seal X-171
独特の面白い形状。ラベル付き。
de Forest DL14
輸送箱。中に綿にくるまれた缶(下写真)が収められている。
元缶。蓋にラベル貼付。胴部にはDL14の管名のラベルが貼られている(多分他の球の缶の使い廻しの為と思われる)。"LOW MU POWER AMPLIFIER"とある。内部には、胴部の太い球(下写真)が綿にくるまれて、外側にデータシートを添付して挿入されている。かなりきつきつの状態で球を抜き出すのに一苦労する。
トップシールにアイソランタイトベース。足はUXでピンは真鍮。胴部にオレンジ色のラベル付き。偶々ゲッターの少ないサンプルがあったので内部構造を見ることができた。フィラメント吊りは1ヶ所でフィラメントは逆V字型。ニッケルプレートには蝶ネクタイを縦にした様な補強リブが設けられている。
フィラメントは5V0.5Aで、煌々と輝く。トリエーテッドタングステン(トリタンTh-W)ではなく、イットリウム使用のイットリエーテッドタングステン(Y-W)という説もあるがまだ確認していない。そういえば点灯時の色合いがトリタンとは多少異なるかも知れない。丁度RCA系の171に相当する。171のGm1700に対してGm1100程度でやや小さいが、同様に差し替えて使える。音については気のせいか171よりもキレが良い様に感じる。1927年頃の製造。
RCA 171A
171Aとなって、フィラメント電流が0.5Aから0.25Aに半減された。酸化物被膜型。
Cunningham CX371A
ガラスバーによる電極支持。
ガラスビードとマイカによる電極支持。
Sylvania SX171A
Perryman PA171A
Perryman独特のセラミックサポート。細いコイルスプリングでフィラメントを吊っている。
こちらは珍しいメッシュプレートタイプ。
Premier 171A
ラベルが美しい。
Raytheon ER171A
旧型ボックスプレートタイプ。4ピラー構造。
こちらは新型ボックスプレートタイプ。同じく4ピラー構造。
Arcturus 071A
同社得意のブルーチューブ。
右側の球のトップには、スターマークが見える。
こちらは、ブルーではないが、ブルーでなくなってから、日が浅いと考えられる。
Majestic G71A
酸化物フィラメントタイプ。0.5Aの様だ。
De Forest 471A
酸化物フィラメント。
De Forest 471B
こちらも酸化物フィラメント。但し、0.125Aの省電力型。
以下は国産のUX-171Aを紹介します。
サイモトロン UX-171A
刻印。
マツダ UX-171A
マツダの初期の刻印両丸タイプ。
トップからの眺め。トップマークもある。
底部からの眺め。底面に〇にTECのマーク。
元箱。
刻印ベース。
トップからの眺め。
別の球。刻印ベース。
トップからの眺め。
底部からの眺め。
ドン UX-171A
刻印ベース。円形リブ付きプレート。フィラメント吊り用に別途白いガラスビードが使われている。
上方からの眺め。
ベース底からの眺め。FFだけが浮き出しマークになっている。
以下はSTタイプのUX-71Aを紹介します。
Raytheon 71A
Raytheon独特のマイカ形状。
こちらは珍しいタイトベース。
Sylvania CHS 71A
1945年2月受入れとある。
バヨネットピンも設けられており、米国海軍のイカリマーク付き。
Sylvaniaの標準的なマイカ形状。
以下は国産のUX-71Aを紹介します。
マツダ UX-71A
刻印ベース。円形リブ付きプレート。ガラスが若干緑色。
上部からの眺め。
こちらは刻印でないベース。バヨネットピンも設けられている。造りは全く同じ。
こちらは別の球。造りは全く同じ。
トップマークがある。
こちらはまた別の球。造りは全く同じ。
ドン UX-71A
赤刻印ベース。DoNマークの黒化エンボスプレート。他社の71AのST14型の外形と異なり、UX-12Aと同じST12型のホッソリした外形。プレート損失に耐える様に黒化処理したと思われる。
上方からの眺め。赤字のトップマーク。十字マイカ。
ベース底からの眺め。1234が浮き出しマークになっているが、ナンバリングは旧式。
上のドンのUX-171AとUX-71Aとを並べてみた。
CeCo M71A
こちらは珍しいMG管。Gold SealのOEM品。アルミ製のシールドケースに黒色塗料が塗ってある。プリントは、"CECO"と"71A"となっている。
http://totron.sakura.ne.jp/171_171A_tubes.htm
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2:777
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2022/08/06 (Sat) 13:07:56
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71A シングルアンプは昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカー向けです。
1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
▲△▽▼
昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカーはバッフル板か後面解放箱に取り付けるのが基本です:
1. 平面バッフル
平面バッフル 製作いたします 五加音響研究所のオーディオ修理と製作
https://otoyas.exblog.jp/22515940/
竹集成材のスピーカー平面バッフル板
材木商店【無垢材・積層材・化粧貼り・白ポリの木材メーカー通販サイト】
https://zaimoku-shouten.jp/works/%E7%AB%B9%E9%9B%86%E6%88%90%E6%9D%90%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB%E6%9D%BF%E3%80%80201452/
http://www.mokuzaikako.com/
ヤフオク! -「平面バッフル」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB&x=0&y=0
2. 後面解放箱
真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50
3. スピーカーのエンクロージャー製造メーカー
Hasehiro Audio (ハセヒロオーディオ) 奇跡の音質「バックロードホーンスピーカー」の製造・販売
http://www.hasehiro.co.jp/
スピーカーエンクロジュア(BOX) ユートピア製品一覧
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html
Lowtherの正規エンクロジュア ユートピア輸入製品一覧
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html
▲△▽▼
スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/385.html
平面バッフル実験工房
平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤。
https://ameblo.jp/iserim/
オーディオ空間 幸せ日記:SSブログ
https://801a-4242a.blog.ss-blog.jp/archive/c2304761631-1
▲△▽▼
オーディオ懐古録掲示板
フルレンジSPに戻った方(悟りを開いて)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1267522956/l50
フルレンジSPに戻った方 Part2
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1345370313/l50
フルレンジSPに戻った方 Part3
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1417941619/l50
▲△▽▼
イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004079
酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html
AXIOM80 の先駆けとなった英SOUNDSALES社のスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/448.html
グッドマン・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1079.html
グッドマンの最上位機種 Axiom 22
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1075.html
グッドマン MAXIMスピーカーシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1076.html
グッドマン 8インチ フルレンジ スピーカーユニット AXIETTE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1078.html
Goodmans Axiom80 については
オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html
オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html
「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa
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ワーフェデール・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html
ワーフェデール 後方開放・無指向性フロア型スピーカー SFB/3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1091.html
ワーフェデール エアデール(1950年発売 オリジナルモデル)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1092.html
ワーフェデール スーパー3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1093.html
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魔性の歌姫 Lowther
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html
LOWTHERの商品一覧 - 中古オーディオ 高価買取・販売 ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/sold/?KW=LOWTHER&G=2&LNG=J&OD=0&L=50
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カリスマ音楽評論家 宇野功芳が50年間使っていた装置
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004322
ドイツのスピーカーは田舎臭く鈍重、いかにもドイツ臭く、リズム音痴
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004083
能率 95dB 以下の低能率スピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004063
口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004040
ウレタンエッジのコーン型ユニットを使ったスピーカーは買ってはいけない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004076
手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305
ソナス ファベールはスピーカーではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004281
ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004149
アメリカのスピーカーはスカッと抜けきっていて、人生バラ色、悩みなんて一切ありません。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004096
JBL のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004023
アルテックのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004026
B&W のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004028
タンノイのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004027
日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429
アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004547
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3:777
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2022/08/06 (Sat) 13:08:50
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出力管は出力が小さい程 音が良い
真空管最初期の電圧増幅用直熱三極管 WE101D・WE205D は出力は非常に小さいですが、音はあらゆる出力管の中で断然 No.1 です:
2021.08.01
最初期の真空管 WE VT-2, WE 3Aの展示
1920年にアメリカで世界初の公共ラジオ放送が始まりUV-201A(GE)などのラジオ用の真空管が多数開発されましたが、それに先立って1913年からWE(Western Electric)は電話中継器用として真空管を開発しました。第1次世界大戦にける過酷な現場にも対応するため、1918年に真空管205Bを軍用に改良したVT-2が誕生しました。
また、第1次世界大戦が終了した1920年代中頃には映画ブームが到来し、映画用に光電管が生産されました。1925年にWEは光電管1A,2Aを開発し、1926年には1Aを改良した3Aが誕生しました。
左側の真空管が光電管WE 3Aで、下のつまみを回して照射光量を上げると3Aから出力される電圧も高くなります。真ん中の真空管がWE VT-2でその中心部に電球のような赤く輝くヒーターが見えます。右側の普通の電球と比べると真空管が電球によく似ていることが分かります。
真ん中に光っているのがカソード(ヒーター)、そのすぐ近くにある梯子のような櫛形の金属がグリッド、そして、一番外にある金属板がプレート
https://tzwrd.co.jp/nsh/news/20210801/592/
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アメリカの真空管(Western Electric 丸球)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/we-ball.htm
電話用汎用増幅管の101Dです。画像のものは初期のテニスボールチューブですが、ゲッターがあるタイプなので、初期と言っても少し後の時代です。管壁にエッチングで型式が記載されています。また、ピン先には金のチップが埋め込まれていて、「さすが!業務用」の造りです。最大プレート電圧は190Vです。最近の製作記事を見ますと、いろんな理屈をつけて300V近くで使っているものがありますが、素人の浅知恵は止めた方がよいです。すべてが同じように使える補償などなく、短命に終わらせてしまうのが落ちです。メーカーの規格とは厳格な試験の上で成立しているものであり、守るべきものです。
その101DのST管です。画像のものは軍に納められたもので、JAN-CW-101Dとなっています。
STCの4101Dです。これは、ウエスタンの101D同等ですが、ベースの作りなどはこちらの方が丁寧に思えます。板状の電極をガラス棒で巧みに保持した職人技が冴える真空管です。ベースは、ウエスタンのような継ぎ目はなくシームレスで絞り込んでいます。
日本電気の101Fです。ウエスタンの101Fと瓜二つです。日本電気では、この後STタイプも作りますが、こちらはウエスタンと異なった電極になります。ウエスタンではありませんが、技術提携の関係もあってこちらに掲載します。
101ファミリーの101Lです。
101の民生用に該当する216Aです。堅牢な造りのノーゲッター管です。フィラメント電圧は6Vで、通常の酸化皮膜タイプです。
ウエスタンの100番台真空管の中で、唯一の出力管の104Dのメタルベース、ゲッターありです。これより古いタイプはゲッターが有りません。いわゆるノーゲッター管になります。設計プレート電圧は190V最大ですが、バイアスが深いため供給電圧が250V程度になって、使いやすいです。ただし、出力は1W未満です。この真空管の製作記事にも、プレートに300V近くかけた無謀な製作記事があります。真空管愛好者としては、差し控えていただきたいです。
後期型になるガラスプリント、ゲッターありの104Dです。この後のタイプが刻印になります。
日本電気の104Dです。1948年製でゲッターはベースに隠れて見えにくいですが、側面に有ります。ラダーグリッドでゲッターの位置を除いて、ウエスタンそっくりです。
104Dの高耐圧版のD86327(刻印)です。プレートへのリード線がステムの脇から引き出されています。104Dは後にST管になりましたが、こちらはどうなったのか解りません。出力管ということで人気があります。
その104DのST管です。
VT番号の1番目にあたるWEのVT1です。ノーゲッターの堅牢な作りです。フィラメントは白金線の撚り合わせで、長寿命が測られています。ピン先に金チップがあるはずですが、このサンプルには有りません。電圧増幅管に該当しますが、どちらかと言うとコレクションアイテムです。
WEのVT2です。205Bと同等といわれていますが、205Dの規格がそのまま使えます。フィラメントは白金線の撚り合わせで、長寿命が図られています。そんなことも有って、この真空管は中古で管壁が着色していますが動作は良好です。また、ピン先には金のチップが埋め込まれています。
有名なテニスボールチューブの205D(刻印)です。初期の板極管で「良い音がする」とのもっぱらに評判です。ゲッターのないタイプやメタルベースのものなどがあります。最近では、状態の良いものはほとんどなく、高価になってしまいました。
205のST管バージョンと言われていますが、「F」の文字が示すとおり立ち上がりの早いタイプです。このサンプルはトップマークと呼ばれる管頂に型式が記載されているタイプです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/we-ball.htm
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2019年10月12日
いよいよ真空管VT2を
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973281478&owner_id=8290003
愚娘が生まれる前に当時ドイツから真空管などを個人輸入されていたM田氏から購入したWestern Electricの1910年代開発のもうすぐ100年前になろうかという、戦前の軍用通信真空管、VT2です。
この真空管周辺の歴史経緯はこちらのリンク先に詳しいです。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/26872acc79d03d17110596219d53587a
長年、ただの棚の肥やしになってきました。
偶然、山本音響工芸さんのこちらのアンプ写真をネットで目にしました。
試聴したことはありませんが、他の300Bシングルアンプなどはかなり昔から聴いたことはあります。
というか、市販品でVT2 WE101 WE205D WE104あたりの1W未満の出力の出力管を使ったアンプなんてまずありませんよね。
今のスピーカーなんてこんなミニ出力では実用にならず、能率100dB前後のホーンスピーカーにして初めて実用になるからでしょう。
これとてシンフォニーやビッグバンドを朗々と鳴らすには不足することもあるとか。
地元オーディオ仲間2名がWE205Dシングルアンプを使っていて、WE300Bを超える透明感のある音質を知っている立場からは、いつかはこのVT2をアンプとして仕上げたい気持ちが消えないまま来ました。
オーディオ仲間複数から、ソナス・ファベール/アマティ・トラディションがあれば、ホーンスピーカーなんて撤去していいんじゃないの?と言われます。
自分でもホーンスピーカーの限界はよく呟いてきて、そのアドバイスはとてもよくわかります。
逆に言えば、あえてホーンスピーカーを残す意義とすれば、こういう今のスピーカーでは実用にならない真空管の音を聴くための道具にもあるかもしれませんね。
調べると、VT2、205D、101、104といったWestern Electricの初期ボール球真空管は皆親族で、VT2あたりを発祥にして発展したもののようです。
VT2や205Dを使ったオリジナルのWestern Electricアンプに通称行灯などの25アンプもありますが、マグネチックスピーカーやヘッドホンを念頭に置いたもので、ナロー過ぎて現代では実用になりません。
3ヶ月ほど待ってもらえれば、山本音響工芸さんにVT2そのものを送って、既存の前記アンプをモディファイ出来るそうです。
自作も当然可能ですが、初段、前段が近時各社の真空管アンプで採用されているシーメンス社のC3m真空管であること、シャーシにこういったウッドベースのは一台もないこと、何より料理慣れた人に頼むのが失敗が少ないことからさらに前向きになっています。
ただ他人には勧められません。真空管アンプそのものも。
最近新先生がフォノイコライザーアンプ~パワーアンプまで半導体、デジタルアンプに傾倒されている意味をよく知っているからです。
先生開発のマークオーディオのステレオ誌付属フルレンジユニットなどを使った、いなば猫かつおスピーカーですら、WE300Bなどシングルアンプではまともに鳴らず、6L6など近代ビーム管のプッシュプルアンプから。
こうなると真空管代、トランス代などで20万~の部品代は覚悟。
今どき1万もあれば、同じようにこのスピーカーを鳴らせる中華デジアンが揃ってしまいます。
いわんや、0.5Wなんていう出力のアンプに30数万のアンプなんて、狂気の沙汰で音キチしか手を出しませんでしょう。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973281478&owner_id=8290003
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山本音響工芸株式会社
A-08S-205Dバージョン改良受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-205D-amp-j.html
弊社では一昨年A-08パワーアンプのWE-205Dを使用したタイプを発売いたし、御好評を得てきました。
一昨年から今年までの間、2度に渡ってステレオサウンド社、管球王国誌に記事として掲載され多くのお方に注目されました。
その間、弊社の他のアンプで効果のあったアンプ回路や部品の採用によって更に音質向上が果たせることがわかりましたのでこの205Dアンプを改良、再発売することとなりました。
WE205Dは大変優れたアンプですがその出力は約1W強しかありません。そのため使用するスピーカーが限られます。アルティックやJBL,ラウザーなどの高能率なスピーカーが適合します。それらのスピーカーは変換効率が高く、能率が良いためアンプの出力は小さくてすみます。しかしその反面、アンプのノイズもそれに応じて大きくでてきます。WE205Dは一般的には交流点火でもノイズレベルはかなり少なく抑えることは可能ですが、真空管のばらつきやその他の理由で交流点火ではその出力ノイズにばらつきがでることが多いようです。そこで弊社ではWE205Dの点火方式を、A-09で好結果を得た、両波整流によるショットキーダイオード使用の直流点火方式に変更いたしました。回路のシンプル化のため定電圧回路は採用せず、ダイオードとコンデンサーのみを使用しました。これによって残留ノイズは0.4-0.6mVに低く押さえることができました。WE205Dに供給する電圧も少し上げ、最大出力は約1.3Wになりました。整流管は5U4Gよりも音の明瞭な80に変更しております。その他、前段回路の直流点火、弊社特製の黒檀ケースに封入したコンデンサーの採用、出力トランスの改良など、各部材にも最高品質な部品を採用しました。
また、シャーシー上には電流計を配置し、出力管の電流を常時チェックできるように致しました。貴重なWE205D真空管の動作状態が確認でき、その真空管のおおよその寿命が、この電流計で判断することができます。
これらの改良によってそのサウンドはより躍動感に富み、力強いものとなりました。弊社の大型の3ウエイスピーカーシステムや、ALTEC605Aで聞きますと300Bよりも遙かに力強く、くっきりしたサウンドを得られました。
本製品も受注生産にて受け賜りますが、出力管のWE205D込みでご注文いただきますとWE205Dを含めて1年間の動作保証をさせていただいております。もちろん、お手持ちのWE205Dをご使用いただくことも可能ですが、その場合は出力管を除く部材のみの保障となります。2005年7月現在、弊社では数セットのWE205Dを在庫しております。価格等は弊社まで直接お問い合わせください。
以下にこのアンプの仕様を記します。
出力管:WE-205D(丸形別売)
ドライバー管:WE-717A
整流管:80
最大出力:1.3W/8Ω
周波数特性:22Hz-30kHz(-3dB)
残留ノイズ:0.4-0.6mV
WE-205Dの動作条件
Plate Voltage: 380V
Plate Current: 25mA
プレート損失: 約9.5W
Rp: 5k ohms
Rk: 1.25k ohms
ドライブ方式:CR結合自己バイアス方式
価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-205D-amp-j.html
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山本音響工芸株式会社
A-08S WE101D/WE104Dバージョン 受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html
弊社では一昨年にウエスタンエレクトリックのWE205Dを採用しましたアンプをA-08Sの姉妹機として販売を始めまして多くのお方にご注目いただき、またご高い評価を頂きました。
WE205Dはウエスタンエレクトリックの真空管の中でもその形状のみならず、音の良い真空管としても多くのお方に知られています。弊社でアンプを製造しての感想としてもそれは変わりません。しかし、出力はもっと小さいですがWE101D,WE104Dもそれに劣らず音が良いというご意見も良く聞きます。弊社としましてもそれらのご意見は気になっておりましたが何しろ出力が1Wに満たない大きさでは実際の使用には十分な音圧が得られないのではないかと危惧して今まで実験をしていませんでした。
最近になってそれらのサンプルの真空管が揃いましたので試作機を製造してみました。その結果、期待した以上の音質が得られ、またその出力も十分に実用に耐えることがわかりましたので正式に商品化することに致しました。
WE101DはWEの資料では定格電圧、電流で動作させた場合には約0.25Wの出力であると表示されています。この出力では余りにも小さすぎると思われますので少し高めの電圧をかけることにしました。このWE101Dの使用状態のテストはラジオ技術誌にて新先生などが実験をされ、少し高めの電圧で動作させても問題がないことを報告されています。元来、WE101,104,205シリーズは電話用の真空管として開発され、通常の使用状態で約50,000時間以上の寿命があるように製造されています。これはその真空管の作りやプレートの大きさなどからしても十分過ぎるほどの余裕を取ってあるように見受けられます。民生用の真空管の寿命が約3,000時間前後といわれるのに比べますと極端な差があります。実際、WE101Dのプレートの面積は10Wの損失を持った45真空管よりも大きくなっています。
私たちはこれらの点からWE101Dにはプレート電圧として約250V負荷し、13.5mAを流しました。これで消費電力は約3.5Wとなりました。このときの負荷インピーダンスは5kオームとして約0.6Wの出力が得られました。
一方、WE104Dは規格表での最大出力はプレート電圧190Vで約0.8Wの出力が得られるとされていますのでそのままの状態を採用しました。いずれのタイプでもプレート電流の値はカソード抵抗を微調整して最適値を求め、WE104Dにおいても規格値通りの約0.8Wの出力が得られました。
そして、WE101DとWE104Dはカソード抵抗を切り替えることによって両方が使用できるように致しました。WE101DとWE104Dは外観はほとんど違わないくらいよく似ていますがその特性や音は大きく異なり、全く性格の違う真空管であることがよくわかりました。
それらは下の表を見ていただくとよくわかります。また、その音質も非常に違いが大きくWE101Dが男性的な力強くエネルギッシュなサウンドを特徴とするのに比べ。WE104Dは女性的で優しく柔らかな音という印象です。これは45のサウンドとどこか似ているように感じました。この違いはおそらくそのGmの値が大きく異なることが影響しているように感じます。下の表からもWE101DとWE104Dのゲインの違いが大きいことがおわかりになると思います。そのため両者を比較する場合プリアンプのボリュームの位置を大幅に変えないといけません。同じ位置で聞くと音量が違いすぎてWE104Dが迫力がないように聞こえます。印象としてはWE104Dは少しゲインが少なすぎるため出力トランスに2.5kオームくらいの物を使用する方が結果は良さそうに思えます。
WE101Dを使用したアンプの印象は、大音量を出したとき以外は弊社のWE205D、45、300B等全てのアンプの中で最も躍動感があり、くっきりした明瞭なサウンドであると感じました。これはこの出力を抜きにしても奇跡的なことです。これはこのアンプで初めて採用したノンチョーク式の電源の影響も大きいと思います。通常のアンプでは出力段のB電源のリップルを除去するためにチョークコイルを使用しますが、このアンプは使用電流が小さいためチョークコイルを使用出ずCRのみでフィルターを形成してB電圧を供給しています。以前からチョークコイルが音質に大きな影響を持っていることはわかっていましたが今回実験してみてその差の大きいことに驚いた次第です。使用電流の大きなアンプではこの方法の採用は難しいですが、我が社の今後のアンプには採用してみたいものです。また、出力段のカソードバイパスコンデンサーには米国デアボーン社のラグ端子型のポリプロピレンコンデンサーを弊社似てベークライトのケースに高強度エポキシ樹脂で封入したタイプを使用していることも音質的に大きく寄与しています。また、本機にはドライバー管としてシーメンスのC3mという真空管を採用しています。C3mは1968年頃に発売された比較的新しい設計の5極管で、ドイツの電話用として使用されていた真空管です。非常に特性が良く、きれいな音がしてノイズなども少ない、優れた真空管です。弊社では今後のアンプに積極的に採用していきたいと考えています。
WE101DとWE104Dは共にST型とテニスボール型をテストしましたが、ST型は良く締まったタイトなサウンド、テニスボール型はおおらかなゆったりしたサウンドと感じました。テニスボール型は形がおもしろく見て楽しいですが、高価ですので音質から選べばST型で十分ではないかと感じました。また、両者ともに古いDナンバーの真空管やメタルベースの真空管がありますがサンプルが揃わず、試聴しておりません。ひょっとすると後期の真空管よりも音がよいかもしれません。もしお持ちのお方はお試しください。
弊社としましては出力管が多くあれば積極的に販売していきたいところですが、真空管が稀少で入手が難しいため当面は出力管なしでの販売と致します。もし出力管付きでご希望の場合はご連絡いただけばお探しいたします。本製品は受注生産ですので納期などはお電話などでご確認ください。
A-08S WE101D/104Dバージョン規格
出力管:WE-101DまたはWE104D
ドライバー管:C3m(シールドケースを取り去って使用)
整流管:80
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω
周波数特性:22Hz-28kHz(-3dB)
残留ノイズ:0.4-0.8mV
出力トランスのインピーダンス:1次側5kΩ、2次側:8Ω
ドライブ方式:CR結合、自己バイアス方式
価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html
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山本音響工芸株式会社の真空管アンプ
Yamamoto Sound Craft. Amplifier
https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html
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電圧増幅用直熱三極管 WE101D・WE205D は出力は小さいですが、音はあらゆる出力管の中で断然 No.1 です:
WE101Dプリアンプ+300Bモノラルアンプ×2のサウンド 2021年01月05日
15年程前に鳴らしていたプリ+パワーアンプ。このアンプの組み合わせは「幻想的」な音色を奏でていました。この時のWE101Dの球の音色が忘れられなくて、今でも2台のWE101Dppパワーアンプを使っています。
当時は、「万能型」のサウンドを目指していたので手放してしまったが、今思い返すと、勿体ない事をしたと反省しています。WE101D球を使ったプリアンプは独特の音色(官能的)で、言葉ではなかなか言い表せない質感でした。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9c929b527038ecc4a573fba6f2a23a33
自宅システムは、管球プリに2台のWE101Dppパワーアンプの「音色」の世界です。独特の「音色」の世界かも知れません。ご近所のNさんも「宝石みたいな音」と云われていました。
WE101D球との出会いは、WE101D球を使ったプリアンプの「音色」を聴いてびっくりしました。「妖艶な」と云う表現が似合う球の「音色」でした。周波数特性がどうとかいう前の「独特の音色」には魔力が有ります。それから、WE101Dを使ったアンプを集め始めました。同じWEでも101D球系統の球でないと出ない「音色」なのだと思います。
英国STC4033Lシングルアンプも非常に良い音色とサウンドですが、WE101Dppパワーアンプの「妖艶な音色」には及びません。この辺は好きか?嫌いか?好みの分かれる処でしょうが、「魔力」に取りつかれた私にはWE101Dのアンプを選択します。折角2台も持っているのですから、自宅システムで使いたくなるのも無理からぬ事です。
管球の球の種類は非常にたくさんあります。私とて、すべての球を聴き比べをする事はまず無理でしょう。他にもWEやSTC、欧州の古典管がいっぱいあります。「ほれ込む」様な「出会い」が無ければ、絶対に手を出せない世界です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/32847e8e74c771e6b4ecbb62cf978552
詳細は
今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html
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必要十分なアンプの出力は?
市販されているアンプの出力は,
半導体アンプが20w~数100w,
真空管アンプはキットを含めると1w~数10w
と言ったところでしょう.
ここでは真空管アンプに限定すると,何wあれば良いのであろうか.
もちろん組み合わせるスピーカの能率により大きく異なります.
そこで,真空管アンプを使っている場合のスピーカはどのような物かを検討することが先決となります.
例えば,所長の場合は main がタンノイ GRF Memory と クオード ESLです.
サブには,アルティック 409-D(F),三菱P610,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB:W3-582SB,計画中にはテクニクス20PW09などがあります.このうち,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB W3-582SB の3種はサラウンド用で,時々,いやしょっちゅうかな,つけたまま寝てしまうので,市販の半導体アンプで使っています.
従って,真空管アンプで鳴らすのはmainと409-D(F),P610,20PW09となります.
この中で,最も能率が悪いのは,ESL です.ただしこれは弦楽器専用のため,さほど大きな音量は必要としません.
註:
① QUAD ESL-57
許容入力:定格15W
出力音圧レベル:100dB-70~7,000Hz
93dB-50~10,000Hz
② QUAD ESL-63・ESL-63 pro
許容入力 100W(Peak)
出力音圧レベル 86dB/W/m
③ QUAD ESL-2805・ESL-989
出力音圧レベル 86dB/W/m
④ QUAD ESL-2812・2912
出力音圧レベル 86dB/W/m
後のスピーカはすべて93dB/w-m以上です.
これらに必要な出力は,15~6畳程度の部屋であれば,1w あればもう十分でしょう.
どこまで小さいアンプ出力にできるかは,主観的であり難しい問題です,が,実感でいけば,0.2~0.3wあれば,何とかなります.
6畳程度ならば,0.2~0.3wで問題ないでしょう.
6畳間においてP610をUX12As,出力0.3wで鳴らすと結構でかい音が出ます.
無論夜間はひんしゅくものとなる音量です.
12AU7sの0.1w出力では,さすがに苦しい.
戦前の日本では,UX12A がパワー管に多用されていたそうですが,確かにこれでも実用になると思います.
http://triodeamp.web5.jp/talk/power.html
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4:777
:
2022/08/06 (Sat) 13:09:45
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ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004441
ウェスタン・エレクトリック最高の出力管 VT52 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030305
欧州最高の出力管 PX4 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029910
イギリスの大出力三極管 PX25・DA30 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030285
WE350B _ ウエスタン・エレクトリックの真空管の中でも特に濃厚な音がするビーム管の最高傑作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html
Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/133.html
直熱三極管 45シングル アンプで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030364
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真空管アンプでは次の順で音が悪くなります
1.小出力三極管シングルアンプ
2.大出力三極管シングルアンプ
3.小出力三極管パラレルシングルアンプ
4.大出力三極管パラレルシングルアンプ
5.小出力三極管プッシュプルアンプ
6.大出力三極管プッシュプルアンプ
7.小出力多極管プッシュプルアンプ
8.大出力多極管プッシュプルアンプ
9.パラレルプッシュプルアンプ
10.OTLアンプ
三極管シングルの方が五極管のシングル結合より音が良い
三極管シングルアンプでも
トランスを沢山使う程 音が良くなる
トランス結合は CR結合より音がいい
交流点火は直流点火より音がいい
最高出力が小さい程 音が良くなる
つまり、
トランス結合、交流点火の小出力三極管シングルアンプが一番音が良くなります。
EL34 や KT88 のプッシュプルアンプは音楽鑑賞には適しません。
300Bは三極管の中では大出力で、丈夫で何十年でも壊れないで使えるが音は大味で鈍い
三極管シングルアンプの出力
WE101D 0.6W
71A 0.79W
WE205D 1.3W
45 2W
VT52 2.5W
2A3 3.5W
50 4W
PX4 4W
PX25 7W
300B 8W
RV258 9W
三極管シングルアンプでは
WE101D が一番音がいい。
300Bが一番音が悪い。
三極管シングルアンプでは
VT52 と PX4 が一番音がいい。
300Bが一番音が悪い。
しかし、出力管よりケーブルの方が大事です。
アンプの音色は電源ケーブルで殆ど決まってしまう。
アンプの音質は接続ケーブルとハンダとトランスで殆ど決まってしまう。
従って、自作アンプで良い音が出る可能性は完全にゼロです。
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真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html
マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html
1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004040
昔の軽量高能率スピーカーにはドライブ力が強い最新のトランジスタアンプは合わない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1102.html
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マランツ #7 伝説の音の秘密
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004544
ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004149
オーディオ機器の音色はケーブルで殆ど決まってしまう
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004468
ティム・デ・パラヴィチーニがいなくなった EAR に未来は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004541
マッキントッシュのアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004375
上杉アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004389
激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004392
音がわからないオーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004527
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アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004547
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5:保守や右翼には馬鹿しかいない
:
2023/05/08 (Mon) 09:37:40
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原音再生すると音の官能性が消える
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083149
この世のものとも思えない音を出すにはどういうオーディオ機器が必要か
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030753
クラシックに向くスピーカー、ジャズに向くスピーカー
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14104540
カリスマ音楽評論家 宇野功芳が50年間使っていた装置
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004322
現在販売中のアンティーク製品については
最高の音を一番安く手に入れる方法
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003094
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オーディオで参考になるサイト
プロケーブル社長の言っていた事が本当だった _ オーディオの基本と鬼門・その真実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004014
Club SUNVALLEY/私のオーディオ人生
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073779
我が、 蹉跌のオーディオファイル
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073772
オーディオブログ _ 禁断のKRELL
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073792
「音楽&オーディオ」の小部屋
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073760
岡山県玉野市の Vintage Audio 店を訪れました
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073785
「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073803
情熱のオーディオ ウエスタンエレクトリック病棟
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073784
Der Klang vom Theater(ドイツ~劇場の音と音楽)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073734
Innocent Key 最新 DAコンバーターのレビュー
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073790
オーディオ懐古録掲示板
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073797
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真空管アンプ
真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/381.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html
タヌキ親父の部屋
https://omsound.exblog.jp/i2/
マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html
1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
昔の軽量高能率スピーカーにはドライブ力が強い最新のトランジスタアンプは合わない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1102.html
真空管の寿命は6000時間
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激安だけど音がぼけるだけの無意味なプリアンプ _ 真空管プリアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 5,420円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004392
アンプを真空管の音にしたければ「カトレア」のバッファアンプを通せばよい
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073822
アンティーク真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/541.html
ウェスタン・エレクトリックの真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/479.html
ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004441
ウェスタン・エレクトリックの出力管 300B を使ったパワーアンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/118.html
超お買い得 Audio Nirvana トランス結合 300B シングルアンプ (アメリカ)
欧米製300Bアンプ : Audio Nirvana 300B トランス結合、真空管整流 シングルアンプ (アメリカ)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/120.html
WE350B _ ウエスタン・エレクトリックの真空管の中でも特に濃厚な音がするビーム管の最高傑作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html
Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/133.html
一番音が良いパワーアンプは VT-52 シングルアンプ?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/440.html
今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html
オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html
ESL57 が似合う店 喫茶店 荻窪邪宗門 _ ESL57 と QUADⅡ の世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/214.html
英国の気品 PX4 シングルアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/443.html
欧州最高の出力管 PX4 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029910
イギリスの大出力三極管 PX25・DA30 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030285
DA30 はあらゆる点で PX25 や WE300B より優れているんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/446.html
究極の出力管 _ 伝説の DA100
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/441.html
EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/480.html
ティム・デ・パラヴィチーニがいなくなった EAR に未来は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004541
ドイツの真空管 1 _ RV258
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/463.html
ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html
OCTAVE の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/481.html
マッキントッシュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html
マッキントッシュのアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004375
オールド マランツ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html
マランツ #7 伝説の音の秘密
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004544
EL34 を使ったアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/137.html
カウンターポイント SA-5000 + SA4
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1033.html
直熱三極管 45シングル アンプで鳴らされた Goodmans Axiom80 が理想の音?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030364
最大出力 0.79W だけど反応が非常に速い直熱三極管 71A シングルアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030394
日本の真空管アンプメーカー
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/117.html
上杉アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004389
SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) の真空管アンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004391
買ってはいけない SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/491.html
チューブ オーディオ ラボ の格安真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/487.html
ペンションすももの木 _ 「カトレア」の交流点火の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/488.html
プリアンプの評価が高いサウンドパーツ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/859.html
是枝アンプ
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1123.html
▲△▽▼
アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004547
古いアンプやスピーカーにはリスクが有る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html
アンティーク・オーディオ取扱い店
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/122.html
真空管アンプの修理
岡山県 玉野市 Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/458.html
新潟県 南魚沼市 チューブ・オーディオ・ラボ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/459.html
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クラング・クンスト KLANGの会
オーディオ仲間の新年会でWE252A~Edまで真空管聴きくらべ
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210
2010年1月9日に行った、地元長野県を中心とするオーディオ仲間の新年会として行われた「真空管聴きくらべ」のレポートです。
上段左から 210、250、WE300B、WE252A、PX25、DA30
下段左から RE604、LK460、Eb、AD1、Ed新、Ed旧、RV258旧、RV258新、RV239
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10210_801.jpg
写真は当日聴いた真空管のうち、わたしが用意したもので、このほかに、
45、71A、WE252Aプリント、WE275Aナス管、4300B、AD1直管、ValvoのEd
を聴きました。ウエスタン・エレクトリックの各種丸管など、さらに多数の真空管を用意してあったのですが、途中で「このままでは肝心のドイツ球にたどり着けない」ということになってしまい、以上の真空管を聴きました。
アンプはバラック作りのユニバーサル機で、6SN7パラレル1段によるトランス・ドライブ、半固定バイアス、直流安定化電源、そして出力トランスはU808という構成でした。
お世辞にも立派なアンプとはいえませんが、これといった見どころが無い代わりに、最近の高性能トランスを使ったアンプのような個性も無く、球の違いがストレートに聴き取れました。
音源は某メーカーの音質評価用CD、スピーカーは Europa Junior KL43004 でした。
意外かもしれませんが、Europa Junior はとなりにあった フィールドの Eurodyn 以上に明瞭、かつ正確に真空管の音のちがいを表現し、比較には最適なスピーカーでした。
はじめに聴いた45は、まさしく中庸で癖のない音でした。意外にひ弱でなくて45と大差の無かった71Aに対し、210は色彩を控えた古風な音で個性的に聴こえました。250もややモノトーンながら、厚みがあって魅力的でした。なお、45と71Aのみ、別のアンプで聴き、続けて71Aを試聴アンプでも聴きました。
ここでおなじみの WE300B をリファレンスとして聴きました。写真では不鮮明ですが、3桁シリアルの1950年代のオールド球でした。繊細でありながら厚みがあって悪い音ではないのですが、ありふれているためか、みなさんの印象は薄いようでした。続いてWE252Aの刻印にしたところ、250をウェスタン風にカラフルにしたような魅力的な音に、みなさんの表情が変わり、「いいね」といった声が数人から出ました。プリントのWE252Aに換えてみると、刻印よりも少しだけ薄味ながら同様にすばらしい音でした。
このあたりで「このペースでは時間が足りない」ということになって、WE275A のナス管でウエスタンを締めくくることにしました。WE300Bを引き締めたような音で、みなさん好ましく感じていました。
ここからイギリス球で、スタートは4300Bでした。300Bを透明で格調高くした雰囲気の音を聴いたみなさんは、オーナー氏の「WE300Bより良い」という説明に納得していました。続いてはDA30で、1本目がエミッションが出ないというトラブルに見舞われましたが、2本目はこれまでの真空管とは格のちがう、スケールの大きさと繊細さを兼ね備えた音を出してくれました。音の色付けの少なさと低域の明瞭さでも優れていました。続いてはPX25で、予想どおりDA30に近い音色でしたが、若干伸びの無い感じで、全体的な印象は思ったよりも異なりました。
ここで宴席に移動してネパール料理を食べたあと、いよいよドイツ球を聴くことになりました。まずはRE604の真鍮ピンで、初期の球です。RE604にはさらに古いトップシールの球もあるそうですが、現物を見たことはありません。イギリス球はアメリカ球に比べて伸びやかな傾向がありますが、ドイツ球はそれに加えて色彩感と厚みがあるように感じます。45よりも鮮明な音でした。つぎのLK460はRE604を少し地味でソフトにした感じで、悪くありませんでした。
中型管に移って直管の Klangfilm のAD1(製造は Valvo)を聴いたところ、これまでのどの真空管とも明らかに違う音でした。みなさんしきりに「透明で癖が無い」と溜息のような感想を漏らしていましたが、そんなに癖が無いと感じるということは、逆説的に個性が強いということになるのでしょうか?そのつぎはValvoのEbで、これぞドイツという感じの厚みがあって雄大な音は、じつに魅力的でした。
AD1は写真のように即席のRV258型ソケット用アダプターを付けて聴きました。Ebよりも引き締まった、緻密な音でした。続くEdシリーズも同様なアダプターで聴きました。ValvoのEdは、たった1本なので確証はありませんが、内部構造、特性、そして音もEbと同じでした。Siemensの新型Edは、これまで聴いた古い球に比べると少し硬質な音で、「やっぱり新しい球の音だ」と、みなさんの評判は良くありませんでした。それに比べて旧型のEdは、EbとTelefunkenのAD1の中間くらいのバランスの良い音でした。ただ、音自体には高価なこの真空管を買うだけのメリットは感じられませんでした。
最後は大型管シリーズで、はじめの旧型RV258は少し硬い音でしたが、「低域がとても良い」という意見がありました。つぎの新型RV258は旧型とは異なって、色彩が豊かに感じられるのに、落ち着きのある魅力的な音でした。最後はバイアスの深いRV239でしたが、PX25とDA30のような差は感じられず、RV258の新型とよく似ていました。深夜0時までかかってドイツ球を聴き終わり、楽しい新年会は幕となりました。
さて、新年会と同じくこの記事も長くなってしまいましたが、みなさんの評価を大雑把に集計すると、直管のAD1が1番、新型RV258が2番、3番以降は意見がまとまらず、といったところでした。45系といえるRE604やLK460と45自身、(一枚プレートの)2A3系といえる300Bや275AとAD1やEdなど、製造国による傾向のちがいを越えた、共通するニュアンスを聴き取れたのも収穫でした。レンズでいえば45~RE604系がコントラストが良くて明解なテッサー型なら、300B~AD1系が繊細で解像度の高いガウス型といったところでしょうか。
もちろん、このような短時間の試聴で各真空管の本質的な音が理解できるはずもありませんし、1本だけのサンプルでは不正確でしょうが、ふだんから「どの球を買うべきか?」「どの球でアンプを作るべきか?」と悩める参加者のみなさんは、とても真剣に聴いておられました。もっとも、真空管による音のちがいなんて、アンプ全体からすれば一つの要素に過ぎないのですが、ついつい夢中になってしまった新年会でした。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210
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【第3話】真空管聴きくらべパートII(RV258, RV239 編) 2010年5月16日
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212
新年会の真空管聴きくらべで好評だった RV258 系の真空管について、第2ラウンドの試聴会を行いましたのでご報告します。
参加者は会場の都合で突然中止になった、サウンドパーツさんのイベントから流れて来たみなさんです。米国系~英国系で遍歴を重ね、WE300A や DA30 などの主要球を所有する大ベテランの諸氏ですが、ここに来てドイツ系の球へと切り替えつつあります。
左から古い順に並べた RV258 と P41/800
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10212_801.jpg
RV258 は1928年に登場したとされる TELEFUNKEN 製の球です。
古い設計なので、プレート電圧が 700 ~ 800 V と高いものの、フィラメントが 7.2 V 1.1 A で 7.9 W なのに対して出力 10 W と、非常に効率が良い球です。グリッド・バイアスも -70 ~ -80 V とちょうど良いレベルで、価格も Ed や Da などのポスト・チューブや AD1 系の球に比べれば安く、とても実用的です。
R は真空管を、V は増幅器を表しますので、RV は増幅器用の真空管という意味になります。RS237 などの RS が通信用の真空管なのに対し、RV が本来のオーディオ管というのは使っていて気分が良いものです。じっさい、211系などの送信管よりも素性の良さを感じます。
300Bが実際のオーディオ用途でそれほど使われなかったのに対し、プロ用の大出力アンプで大成功を納めた RV258/RV239 は、戦前・戦中のドイツ球にしては数多く現存していますが、さすがに最近は入手が難しくなってきました。
RV258 の音は一言でいうとニュートラルです。初期の直熱3極管全般の明るく澄んだ音色に通じるところがり、特別にドイツの音だ!というほどの個性はありません。パワーに余裕があることもあって、音楽のジャンルを選ばない万能選手といえる球です。
AD1 や Ed のように暗いフィラメントの球とはちがって、明るいトリア・コートのタングステン・フィラメントなのが良いのかもしれません。いっぽう、パワーがあっても大型送信管のような鈍い音ではなく、210/VT25 のように古風な音でもありません。ニュートラルなのですが、RV258 を聴いたあとだと、ほかの球はつまらない音に感じてしまうことが多いから不思議です。
試聴は新年会と同じ 6SN7 パラレル+結合トランスのバラック・アンプに EUROPA JUNIOR で行いました。
初めはシリーズIの球で1930年4月の製造でした。TELEFUNKEN のこの系統の球には、エッチングで製造月年の表示があるので、正確な年月がわかります。最古のシリーズという先入観のためか、みなさんは少し渋めの音に感じたようです。もちろん、同じ RV258 の音のなかでの微妙な差ですし、こちらのほうが柔らかくてシリーズIII以後の球より聴きやすいという感想もありました。
2本目はシリーズIIで、1930年10月の製造でした。シリーズIIはIとほぼ同じ構造で、プレートもこの2本は同じ茶色で、シリーズIII以降の灰色とは異なります。また、電極の支持方法が少しだけ改良されています。このプレートの茶色は、純粋なニッケルを高温炉で酸化させたときの色ですので、コーティングなども無い単純なニッケルのプレートかもしれません。音もシリーズIとほとんど同じでした。
3本目はシリーズIIIで、1931年8月の製造でした。プレートの色が変わったということは、材質か表面仕上げが変わったということです。そのせいか音も変わって、非常に良いバランスです。これといった癖もなく、ニュートラルに感じました。
4本目はシリーズIVで、1932年9月の製造でした。ここまでの製造年月はわずか2年ほどで、ごく短期間に改良が進められたことになります。シリーズIIIとの違いはやはり電極の支持方法で、頂部に大きなマイカが使われるようになりました。正直なところ、わたしにはシリーズIIIとIVの間には、ほとんど音の差が無いように感じられました。
プッシュプル用に4本揃えるのは困難になりつつある RV258IV
5本目もシリーズIVですが、ベースが黒から白に変わっています。1934年7月の製造でした。シリーズIVは長期間製造されていて現存する本数も多いので、これがメジャーなモデルということになります。黒ベースのシリーズIIIとIVの差がほとんど無かったのに反して、同じシリーズIVどうしなのに、黒ベースと白ベースでは明らかな差がありました。1本だけでは個体差かも?ということになりますが、写真の物も含めて黒白ともに4本づつあって、この差は明らかでした。ベースの色のように、少し現代的でワイドレンジに感じました。ベースの材質は黒が真鍮、白がアルミです。
6本目はシリーズVで、1940年5月の製造でした。シリーズVになってようやく、1920年代の名残をとどめるトップシールから普通の形状に変わります。ここから戦中の球になりますが、作りはしっかりしており、けっして粗悪品ではありません。音も白ベースのシリーズIVに少しだけ艶を乗せた印象で魅力的でした。
7本目はシリーズVIで、1943年4月の製造でした。大戦が激化したこのころになると、わずかに品質が落ちているように見えますが、シリーズVの音にしっとりとした落ち着きを加えた聴きやすい音で、けっして悪くありませんでした。人によってはもう少しスッキリしたほうが良いと思うかもしれませんが、個人的には一番好きな音かもしれません。
8本目はシリーズVIIで、1952年9月の製造でした。これだけが戦後の球で、構造もかなり変わっています。とくに、プレートの断面が楕円形から8角形になっていて、かなり異なる印象を受ける外観です。品質は非常に高く見えます。音もガラリとちがう雰囲気で、ちょうど新型 Ed の音が旧型 Ed や AD1 よりも良くいえば明瞭で鮮やか、悪くいえば硬くて上ずり気味なのと同様でした。わたしたちの言葉では「新しい球の音」ということになりますが、もちろん微妙な差ですので、この新型管の個性がちょうど良いスパイスになることも多いでしょう。
最後はタングスラム製の RV258 である Tungsram P41/800でした。概観は金色の真鍮ベースに大きな ST管が乗ったような独特の形です。また、この球は普通の酸化物コート・フィラメントで(トリアも酸化トリウムですが)、プレートの形状も含めてナス管の PX25 に近い構造のせいか、音も普通の真空管に近い印象でした。
点灯中の RV258IV(抵抗はヒーターON時のラッシュ・カレント防止用)
以上の結果から、RV258 はどのシリーズも優れた球であって、300B のように製造年代が古いほうが良いということもなく、どれを購入しても損は無いといえます。
シリーズIとII、およびIIIとIVは見た目も音も差が小さいので、ペアで使っても良いと思います。また、シリーズVとVIのペアも許容範囲だと思いますが、シリーズVIIをVI以前とペアにするのは厳しい気がします。
その後、II、IV、VIと偶数シリーズの RV239 も聴きましたが、同じシリーズの RV258 と共通する特徴が聞き取れました。もっとも、同じシリーズなら構造や材質が同じで、ちがうのはグリッド巻き線のピッチだけですから、当然の結果といえます。
また、RV239 は RV258 よりも内部抵抗が若干低いことが音にも表れますが、PX25 と DA30 のような明らかな優劣はなく、-150 ~ -180 V とバイアスの深い RV239 で増幅段が1段増えるばあいには、かえって RV258 のほうが良い音になってしまうかもしれません。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212
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6:777
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2023/07/17 (Mon) 18:49:26
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UX-12Aシングル・アンプ / 小出力でも澄んだ奇麗な音・・・
2022年07月17日
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12753836875.html
一昨日はCOVID-19(新型コロナ)の4回目のワクチン接種を行いました。
1回、2回目はファイザー、3回目はモデルナ、今回は仕事の関係で予約が取れにくかったのですが、ファイザーの予約が取れたので接種しました。1回目、2回目は、全く副反応はなかったのですが、3回目のモデルナでは微熱が出ました。
今回はというと、副反応は出ないと思っていたら肩から手首まで痛みがかなり出て、手が思うように上がらないほどでした。昨日までは軽い頭痛もあり、1日中何もせずにゴロゴロしていました。
今日になって腕の痛みはやわらぎ、ほとんど痛みは消えてきました。頭痛は消えました。
早く感染が収まってほしいですね・・・
さて、ブロ友の「梅天神」さんが欧州球の電池管で小出力のアンプを製作、また「Yさん」もUX-12Aを使った単段アンプを完成させました。
最近はUV-211シングル・アンプで聴くことが多いのですが、久しぶりに小出力のUX-12Aアンプでも聴いてみようと引っ張り出しました。暫くの間、約1年間このアンプを友人に貸し出ししていたのですが、最近戻ってきたのであらためて聴き直すことに・・・
このアンプは元々71Aシングル・アンプとして今から約40年くらい前に製作したもので、その後2014年8月にドライブ管の6AV6を6Z-DH3Aに変更、オールST管のアンプとしたものです。 さらにB電圧の切り替えスイッチ等を追加し、12Aも挿し換えできる71A/12Aコンパチブル・アンプに改造したアンプです。
久しぶりに聴いてみる。
出力管のUX-12Aは、今では入手困難な国産の松下製(ナショナル)です。6Z-DH3Aも松下製です。
71Aだと最大出力は0.7W位、12Aだと0.2W~0.3Wというかなりの小出力ですが、能率の高いスピーカーで聴くならば十分な出力です。
12Aは昔、並三ラジオや並四ラジオの出力管としてマグネチック・スピーカーを鳴らした球ですが、今聴いてみると非常に澄んだ奇麗な音です。トランス結合でも作ったことがありますが、トランス結合だと小出力でも力感が増して音が力強くなります。機会をみて再度、トランス結合の小出力アンプを作ってみたいとは思っています。
このアンプの回路図です。
以前にも投稿していますが再度掲載します。
(回路図訂正)
整流管のフィラメント電圧を下げるための抵抗が、0.33Ωと0.3Ωになっていますが、両方とも0.33Ωの5Wセメント抵抗です。
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12753836875.html
UX-12A(112A)、UX-71A(171A)兼用シングル・アンプの製作①
2022年09月27日
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12766500297.html
古典真空管のUX-71A(171A)と、UX-12A(112A)ですが、71Aの最大出力は、約0.7W、12Aは約0.2~0.3Wという、とても小さな出力の直熱パワー管ですが、清々しい音がする大好きな真空管。40年以上前から、これらの球の収集や、度々、アンプを作ってきました。壊したものを含めると10台以上は作っています。
現在でも、壊さずに残してある71Aアンプと12Aアンプは合わせて、「シングル」、「パラ・シングル」、「プッシュプル」などの7台、回路もCR結合や、ロフチン・ホワイト回路の直結やトランス結合など、様々な回路のアンプです。
その他、71Aや、12AなどUXベースの直熱出力管用のテスト用アンプ2台(CR結合1台、トランス結合1台)があります。
さて、最近、「常陸管球の会」の仲間でもあり、ブロ友の「Yさん」が112Aシングル・アンプを製作している投稿記事を見て、再び12Aのアンプを作りたくなり、製作することにしました。
製作と言っても、新たにシャーシ加工から作るのも大変なので、使わなくなった71A/12A/31兼用のテスト・アンプを壊した残骸を利用して、12Aと71Aの兼用のシングル・アンプを新たに作り直すことにしました。12Aと、71Aでは、かなり特性が異なるのですが、B電源部の電圧切り替えなどの工夫により、兼用にすることができます。
使わなくなって部品取りなどに使っている残骸アンプです。(残骸というほどではないのですが・・)
電源トランス(山水のプリアンプ用のPV-60A)、チョークトランス(東栄変成器の小型のバンド型50mA10H)が残っているので、そのまま使用します。
シャーシ裏側ですが、電源部は不良になったケミコンの一部交換や、回路等の変更が必要です。
元々は、こんなアンプでした・・・
このアンプに使用していたノグチの出力トランス(PMF-5WS)2個と、シャーシ裏に取り付けていた2個のヒーター・トランスは、ちゃんと残してあります。この出力トランスは1次側5KΩで70mA、7KΩで60mAの電流を流すことができ、ULタップもついています。そのうち何かのシングル・アンプに使いたいと思っています。
電源トランスはそのまま使うとして、出力管用の5Vの巻き線がありません。71A、12Aともフィラメントの規格は5V/0.25Aです。家の中のトランスの入った箱を見たら5V/0.3Aが2巻あるミニ・トランスがあったので、これをシャーシ裏に取り付けることにします。
出力トランスですが、ノグチのPMF-5WSを使用しても良いのですが、今回は数年前に購入しておいた新品の東栄変成器の小型出力トランスT-1200を使うことにしました。ほかにもラジオ用の小型出力トランスは何個かあるのですが、このT-1200は、1次側の許容電流が25mAくらいまでのトランスですが、非常に音のバランスが良く、『こんな小さなトランスなのに何故、こんなに良い音がするのだろうか・・?』と、思うほど良い音がするトランスで非常に気にいっています。(今では、このトランスも結構な値段がしますが、ひと昔前までは、多分1,200円位で、OPT-5Sなども2,000円以下で1,800円位だったと思います)
今回、製作する小出力のアンプにはピッタリの出力トランスです。通常、71Aだと1次側は5KΩ、12Aの場合には10KΩ位が良いのですが、コンパチブルにするので、今回はお互いの中間をとって7KΩで使うことにします。(5KΩとし、2次側の4Ωに8Ωのスピーカーをつなげば、1次側は10KΩにはなるのですが、今回は7KΩでやってみます)
次の仕事の休みの時にでも作り上げたいと思っています。
さて、どんなアンプに仕上がるのか、お楽しみに・・・
なお、12A(112A)と、71A(171A)真空管については、以前にも紹介していますが、ご参考に、あらためて手持ちの球を紹介します。(この中には実際に現在、アンプに使用中の球も一部あります)
古いタイプの各社(RCAなど)のナス管UX-112Aです。
マツダ製(現東芝)のUX-12Aです。
昭和18年?製造と書いてあったように記憶していますが、今では薄くて読めません。ちゃんと音が出る正常品です。
新品の松下製(ナショナル)のUX-12Aです。
箱底には「正價260円」のスタンプが押してあります。
中身です。ピッカピカ!・・特性も揃っているようです。
こちらは古いタイプの各社(RCA、シルヴァニア、シルヴァートーン、ナショナルユニオンなど)のナス管UX-171Aです。171Aは、写真の他にも何本かあります。
RCAと、ケンラッドのUX-71Aです。
これは軍用のJAN規格のUX-71A、たくさん持っていたのですが、譲ったりして今は、たくさんはありません。
UNITED ELECTRON と表記されていますが、中身はRCAのように見えます。
前述のブロ友の「Yさん」のブログは、こちらです。
Yさんの好きなもの (ameblo.jp)
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12766500297.html
UX -12A/UX-71A兼用シングル・アンプの製作 ② 完成しました。
2022年10月02日
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12767312590.html
UX-71A(171A)と、UX-12A(112A)の兼用シングル・アンプが完成しました。
■12A使用時
■71A使用時
今回のアンプは、使わなくなって壊した実験用アンプの残骸を再利用して、作り直したアンプです。
まずは取り去った出力トランス(PMF-5W)に変わり、東栄変成器の小型OPT、T-1200を取り付けました。
実験用のアンプで使用していた、シャーシ裏のフィラメント電圧切り替え用ヒーター・トランス2個を取り外し、5V/0.3A×2巻線の小型トランスを取り付けます。(トランスの隣のスイッチは、実験用アンプではフィラメント電圧切り替えに使用していたものですが、今回はB電圧切り替え用として使います。)
配線ですが、そのまま生きている配線で、使えるところは生かして回路定数などの変更で作り変えました。なお、B電源部のケミコンに不良があったので交換しました。チョーク・トランス後のケミコン容量は、できればもう少し大きな容量にしたかったのですが、66μFで良しとしました。完成後のシャーシ裏の配線の様子です。何度も出力管のカソード・バイアス抵抗やB電源部の抵抗値(最終的には1.1KΩ)をいろいろと変えて交換し、調整したので、半田付けが団子状態などで汚くなってしまいました。
71Aと12A兼用のアンプ回路は、結構面倒・・・
今回は71Aと12A兼用のコンパチブル・アンプとして作ったのですが、71Aと12Aは特性がかなり異なります。71Aはバイアス電圧がかなり深く、プレート電流は20mAくらい流すのに対し、12Aはバイアス電圧が浅く、プレート電流も8mAくらいと少ないため、71Aと12Aの出力管を自己バイアスで動作させる場合、特性がかなり異なるので適正な動作となるためには、各々のカソード・バイアス抵抗と、B電圧を変えないと、適正な動作となりません。
下記の図は71Aと12Aのプレート特性です。
12Aは、規格表の動作例となかなか同じようにならない?
今回のアンプの回路を決定する際、コンパチなので71Aを中心に回路定数等を決めるのか、12Aを中心に決めるのか、あるいは妥協する両者の中間的な回路定数とするのか迷うところです。
12Aは、かなり小出力なので、まずは12Aの規格表の動作例に従い、回路定数を検討しました。
12Aの規格表での動作例
Ep:90V、Ip:5mA、-Eg:-4.5V、RL:5KΩ、Po:0.035W
Ep:135V、Ip:6.2mA、-Eg:-9V、RL:9KΩ、Po:0.13W
Ep:180V、Ip:7.7mA、-Eg:-13.5V、RL:10.65KΩ
Po:0.285W
と、言うように非常に出力が小さいので、Ep180Vでの動作とすることにしました。
(別の規格表を見てみると、Ep180Vの場合には-Eg:-15VでIp:8mAとか、自己バイアスでのRk(カソード抵抗)は2KΩと書かれているものもあります)
上記のEp180Vでの動作例からみると、自己バイアスでのRkは、計算上、13.5V÷7.7mA=1.75KΩになり、供給する電圧は13.5V+180=193.5Vとなるのですが、Rkを1.8KΩ、供給電圧を190Vにしても-Egは-13.5Vにならず-17Vくらいになってしまいます。Rkを1.5KΩにすると-Egは-13~-14Vになるのですが、その場合Epは130Vくらいにしないといけません。どちらもプレート特性からみた-Egの動作点と一致しません。
Rkを1.5KΩ、1.8KΩ、2KΩで供給電圧を変えながら調整しても規格表の動作例にはなりませんでした。(何本かの12Aと交換しても同じでした)
そんなことで、最終的に決定した回路は下記のとおりです。71Aの場合には、ほぼ規格表の動作例と同じですが、12Aの場合、71Aと同じRk:2KΩとした結果、回路図のような電圧配分となり、動作は次のようになりました。なお、B電圧の切り替えは整流管84の整流後の1.1KΩのON/OFFで切り替えます。(ここでの電源トランスですが、元々B電源はブリッジ整流用のトランスですが、今回は半波整流として使用しています。また、出力管のフィラメントのハムバランサーは省略し、24Ω2個の中点からバイアス抵抗を付けています)
出力トランスの1次側は71Aの時の通常値5KΩと、12Aの10KΩの約中間の7KΩとしました。
ドライブ管は7ピンMT管の2極3極管6AV6を使用しましましたが、見た目はMT管なのでバランスは良くないですね。なお、6AV6の3極部はμ=100で12AX7の片ユニット(1/2)と同じです。
■12A使用時
Ep:164.5V(180V-15.5V)、Ip:7.75mA(15.5V÷2KΩ)
-Eg:-15.5V(Rk:2KΩ)、RL:7KΩ、出力:約0.2W
Pd:164.5V×7.75mA=1.27W
■71A使用時
Ep:169V(210V-41V)、Ip:20.5mA(41V÷2KΩ)
-Eg:-41V(Rk:2KΩ)、RL:7KΩ、 出力:約0.7W
Pd:169V×20.5mA=3.46W
12Aの場合、前述のように12Aのプレート電圧(Ep)、プレート電流(Ip)の特性曲線から見たグリッド電圧(-Eg)の動作点は適正電圧になっていませんが、動作でのプレート損失(Pd)は最大定格動作例より低くなっているので、良しとしました。
なお、71Aの場合の動作は、ほぼ規格とおりになっています。
オシロスコープが壊れてしまったので入出力の特性を測定することができませんが、各電圧、電流値から12Aは約0.2W~0.25W、71Aは約0.7W位の出力と推測しました。
音について
完成したばかりで十分に試聴していませんが、ハムバランサーを省略し、しかも半波整流ですが、まったくハムは聴こえません。古いナス管の112Aや171Aにすると若干ハムは聴こえますが、それでもスピーカーによほど耳を近づけない限りハムはほとんど聞こえません。これならハムバランサーは必要ありません。
音ですが、12Aも71Aも同じような傾向の音で、小出力ですが非常に素直で清々しい音と言えます。UX-12Aの代わりにさらに古いナス管のUX-112Aや、UX-71Aの代わりにナス管のUX-171Aを使用すると、また少し違った音になりますが、近いうちにあらためて、音の違い等については投稿したいと思います。
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12767312590.html
12A/71A兼用シングル・アンプ/112A・171Aのナス管に挿し換えてみた&トランスケース
2022年10月08日
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12768325895.html
先日、完成した12A/71A兼用のシングル・アンプですが、出力トランスとチョーク・トランスにカバー(ケース)を被せてみました。出力トランス用カバーは100円ショップで購入した透明のプラスチック(アクリル)製のものですが、黒の艶消しスプレーし、塗装しました。
チョーク・トランスに被せたものは、家に転がっていたもので、出力トランスのカバーより背が低くなっています。
真空管自体、あまり放熱しないのでプラスチック製でも全く問題ありません。トランスカバーを被せた時のアンプの写真です。(出力管は71A)
だいぶアンプの見た目が変わりました・・・
今回は、12Aに更に古いナス管のUX-112Aを、71Aもナス管のUX-171Aに挿し換えてみました。ドライブ管がMT管なので見た目にはあまり良くありませんし、時代的に合っていませんが・・前のアンプのシャーシをそのまま使ったので、仕方ありません。できればここもST管ですね。
UX-112AはRCAの刻印のものです。
UX-171AもRCAの刻印のものです。球に貼ってあった紙は放熱も少ないので、剥がさずそのままにしてあります。(剥がさない方が価値が高いか?)
ナス管に挿し換えた時の音の違いは?
ナス管にすると112A、171A共に若干ハムが出ますが、スピーカーによほど耳を近づけなければ聞こえない程度なので全く気にすることはありません。
12Aも71Aも同じような傾向の音の小出力管ですが、112Aや、171Aの古いタイプのナス管にすると12Aや、71A同様、繊細で清々しい音なのですが、それに柔らかさや臨場感が増した音に聞こえます。また、意外とパワー感もあります。これはUX-45をナス管のUX-245に挿し換えた時の音の変化と同じく感じました。
共に小出力ですが、能率の高いスピーカーを使えば十分な音量で聴くことができます。ただし、クラシックなどではフルオーケストラの部分では、やはり物足りなさを感じることがありますが、ピアノやヴァイオリンの独奏曲、室内曲、声楽の独唱曲などにはピッタリのアンプと言えるでしょう。
なお、ナス管は古い球なので171Aは、B電圧を下げて使用することも貴重な球の寿命を延ばすのには良いかもしれません。(112Aも多少、電圧を下げると良いのですが、なにせ小出力なので、ほんの少しだけ考慮すれば良いと思います)
実験的にB電圧の切り替えを12Aと同じにして、電圧を下げ171Aを挿してみた時の各部の電圧は、下記のようになりました。プレート電圧(Ep)は115V、プレート電流(Ip)は12.5mAとなりますが、それでも出力は0.3~0.4W位はでますので、12A(112A)と同じくらいの出力になります。
小出力で聴くならナス管の171Aを使う場合には、球の寿命を考え、この方が良いかもしれません。
B電圧を下げてナス管のUX-171Aを使用した時の各部電圧
なお、今回製作した通常の12A/71A兼用のコンパチブル・アンプの電源部を含む全回路図は、前回投稿した下記のとおりです。
↓
UX -12A/UX-71A兼用シングル・アンプの製作 ② 完成しました。
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12767312590.html
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。(^^♪
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12768325895.html
コメント(2)
2
>トニーさん
コメントありがとうございます。
このところ送信管の211アンプを聴きくことが常ですが、家では大音量は必要ないので、71Aや、12Aでも十分に楽しめます。
ナス管は112A、171Aともすべて中古品で40年くらい前にすべて1本3,000円位で購入した記憶があるのですが、よく覚えていません。今では結構入手困難だと思いますし、あっても高価だと思います。ナス管の寿命は良くわかりませんが、別のアンプに使っているものを交換したりして使っているので予備としてのストックはありませんので大切にしています。幸い球の特性は大体揃っています。
トランスカバーは金属製が良いのですが、放熱が少ないので、単に塗装したプラ箱を被せているだけで固定はしていません。
hirochan-amp2022-10-10 13:07:03
1
ナス管は柔らかさと臨場感が増す、とのことでナス管が欲しくなりました。ヒロちゃんさんのように、シングルで低電圧駆動。今後の省エネ生活にも適合しますね。ナス管の寿命はどんなものでしょう。余分なストックが必要でしょうか。入手難かも。
トランスカバーはプラ製なのですね。スッキリして締まった印象です。
https://ameblo.jp/hirochan-amp/entry-12768325895.html
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7:777
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2023/08/05 (Sat) 14:09:16
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Kubo Lab
https://kaudio.thebase.in/
<受注製作例>71Aシングルステレオアンプ 約0.7W 真空管アンプ
https://kaudio.thebase.in/items/64048365
残り1点
¥20,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
別途送料がかかります。送料を確認する
直熱3極管71Aと日本製トランスを組み合わせた製作例になります。
<概要>
本アンプはシングルアンプとなり、古い真空管からはとても綺麗な澄んだ音色が流れます。フィラメント用に専用電源トランスを配置したとてもこだわった設計です。
入力切り替えスイッチが付いており2chのソースに対応しております。またボリュームも付いておりますのでCDプレイヤーなどのライン出力を直接接続することもできます。
<回路のご説明>
市販されているアンプの多くは、負帰還というスピーカーから入力に信号を戻し電気的性能を向上する回路構成をとったものが多いです。いくつかの理由がありここでは詳しくは書きませんが、音質に拘ったハイエンドパーツを使用することや回路を工夫するで負帰還をなくすまたは減らしても十分な電気特性が得られます。
いきいきとした音や広がり感のある立体的な音を目指すと、負帰還をなくすことは一つの方法として考えられます。そのためこちらのアンプでも負帰還を止めています。
また音質に拘った電気部品の採用だけでなく、その部品の性能を十分に生かすためにシャーシ構成や組み立て部品の細部に拘って組み立てております。
前段には6AQ8を使い入手性や交換をしての音の変化を楽しめるよう設計いたしました。
当社はカスタム製作メインのため部品のご指定や支給をしていただくことが可能です。シャーシについては、入手性の関係から当社指定工場にて加工が可能な範囲でのご対応をさせていただきます。
<仕様>
最大出力:約0.7W
<ご注文について>
製作納期は1.5〜2ヶ月となり、金額は仕様によりますが類似のアンプについては約8万円(出力管支給)から作成いたします。トランスを別メーカーやグレードの高いものへの変更、またボリューム/抵抗/コンデンサーの指定などが可能です。真空管は71A以外に45などで作成することも可能です。
https://kaudio.thebase.in/items/64048365