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2022/08/06 (Sat) 07:18:01
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ウェスタン・エレクトリック最高の出力管 VT52 を使ったアンプ
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キット屋倶楽部 キット屋コラム「私のオーディオ人生」第37回門外不出!二管流アンプ武蔵誕生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037
大変大げさな表題ですが今まで沢山の真空管アンプを作ってきましたがこのアンプは最後のフィナーレを飾る相応しいアンプになります。
今回は私が名付けた二刀流または二管流アンプ「武蔵アンプ」は門外不出の秘伝アンプでこのコラムを読んで頂ける方だけの本邦初公開の真空管アンプになる。
製作に当たり今後のことを考えてもしお金が必要なことに出くわしたらそれなりの価格で売れるのではと思い妥協せずに作ることにしました、
このアンプがヤフオクに出品されることがありましたら是非入札に参加してくださいね、「Y下が金銭的に困っているから入札してあげよう」と云う気持ちがあるだけで感謝です。
二管流アンプ「武蔵」
WE-300BとVT52刻印の二刀流アンプ
WE-300Bは巷では最高に人気がありますがVT52は300Bの陰に隠れて評価はイマイチですがWEのVT52刻印は上手く設計して良いパーツを使えば300B以上の音と云われています。
音でVT52とよく似た球は同じウェスタンの300A、205Dがあります。
この3種類の球こそウェスタンサウンドの象徴と云えるかも知れません。
近年VT52はヨーロッパ、中国、ロシアでは生産されていませんからこの球を使った既成アンプはほとんど見かけないのと自作マニアでも300Bは製作してもVT52は作ったこともなくVT52のサウンドはほとんどの方は聴いていないと思います。
今回は300BとVT52との直接対決できるようにそのように設計を行いました。球の聴き比べであれば同一回路と同一のパーツを使わないとまったくと云って意味も持ちません。アンプや回路、パーツが違えばおのずと音は違ってくる。またスピーカーとの相性もありますからこちらのが良いとは一概にも云えません。
確かにメーカーの違う同等管の球の聴き比べならその違いはありますが真空管アンプは球よりもトランスの変化の方のが大きいですから球の聴き比べに固守するよりトランスの聴き比べをした方のが遥かにその差はでますから是非挑戦してください。
今まで沢山のアンプを作ってきましたが良いパーツは価格に比例して良い音がします。上級のマニアならどれが良いパーツか熟知しています。今回は長年の経験から良い音のするパーツを選別して使用しました、
今回の製作に関して真空管アンプの音はトランスが最大のキーパーソンを握っています。出力管の交換は同等管の場合大きな変化はありませんがトランスを交換しますと劇的な変化が認められますが最近は良いトランスがあっても価格が高く手に入れるのは至難の業かも、
長い間自作マニアをやってこられた方はこの部分に非常に拘りを持っていますから良い音の出るアンプを作るのを知っています。面白い事にトランスにもお国柄がありこの部分の比較も面白いのではと思います。
WE-300BとVT52の特性を比較しますと共通点が多く見られますから回路を変更すれば簡単に差し替えは可能で300BもVT52もソケットは同じですがプレート電圧、プレート電流、ヒーター電圧、ヒーター電流などの違いがありますから一つ間違えると大切な出力管を駄目にしますから一般的にはお薦めできない上級者向けになります。
今回は製作途中でVT52と300Bも切り換えて聴けるように改造を施しましたがこれが大変な作業でした。完成後にVT52の音と300Bの音の違いがどのように現れるのか未体験ですから私も含めて皆さんも興味津々ではないでしょうか、
ウェスタンのVT52の謎
ウェスタンのVT52は1940年代の初めごろ軍用機の通信管として開発されたらしくこの球に関しての特性表がありませんが規格の値を守れば超寿命の球の一つです。またヒーター電圧が6,3Vと7,0Vの2種類の規格がありますがどちらも正しいと思われます。
一説によると航空機で飛行している時は7,0V、地上で待機している時は6,3Vで使われていたと云われていますがヒーター電圧が6,3Vと7,0Vでは必ず音は違うはずです、この部分での比較も考えて報告したいと思います。
VT52は1940年代の初めの頃軍用機の通信システムに搭載されていた、太平洋戦争中に米軍が日本を爆撃する時B-29が無線送信していたのなら好きになれない球ですが多分ヨーロッパ戦線で使用したのでは・・・・・
自作マニアで特に音に拘りを持っているオーディオの達人なら300BよりVT52のが音は良いといいます。300A、205Dに良く似た音色はVT52と云われこの球も今後は手の届かない価格になると思いますから安く手に入るようであれば購入すべきですが回路図も読めないまともに組み立ても出来ない方は購入しても使いこなせないがコレクションとして持っていればいずれ高価になりますから買っても損はしない、
近いうちにこの球も手の届かない高価格になるのは間違いありません、測定器をお持ちの方で自作に自信のある中級以上の方はお薦めします。またVT52のウェスタン球のプリントタイプもよく見かけますがどうも偽物臭い感じがあります。
特にウェスタン球のトップマイカはおむすび型ですからすぐに見分けることが出来ます。VT52の刻印タイプは音が良いと云われますから刻印タイプを求めれば間違いありません。同じVT52もシルバニアや他メーカーでも出ていますがやはり本家のVT52刻印を聴きますと他メーカーのVT52は残念ながら音もさることながら価値観や魅力に欠けるがヴィンテージ管をヤフオクなどで購入される場合は特に注意しないと後で痛い目に合いますから気を付けてください。
真空管アンプのルックスとワイヤリング
自作の真空管アンプこそ芸術であるこれが私のコンセプトです。今回は最後のアンプですから特にパーツと外観には拘りを持って作りました、シャーシーは1.6tの鋼板にステンレスの鏡面パネルを乗せました、真空管アンプのキーパーソンは出力トランスですからこの部分には特に拘る必要があります。ましてや使用球がWE製VT52ですから本来はウェスタンを使いますが今回はドイツのシングルトランスを使いましたこのトランスもほとんど市場に出てこない大変レアなトランスでメーカー名はENGELでテレフンケン、ノイマン、シーメンスに納入している実績のあるトランスメーカーです。
今回私も初めて使いますがドイツのサウンドはゲルマン民族らしい真面目で几帳面な音が特徴ですがその点米国のトランスはアメリカ人らしい豪快さがあり多少雑なところを持ち合わせている。
また日本のトランスはビールで云うならコクとキレが薄い、やはりビールもトランスもドイツに限ります。
これはトランスに使用してあるコアと巻き線技術の差だと思う、
その点ヨーロッパ系のトランスは質の良い鉄鉱石が採掘されていますから鉄鉱石の違いかも、WEのトランスは音が良いと云われていますがこのトランスもひょっとしたらヨーロッパのコア材を使っているのではと思いますが詳細は不明です。 トランスもお国柄がありどれが最高とは云えませんが自分がどんな音が好みなのか色々試して聴くのも面白い、
使用パーツと回路構成
今回は最後の自作アンプですから自分なりに拘ったパーツを採用しました、
出力トランス ドイツENGEL社シングル10W
チョークコイル ヒューレットパッカード社の5H250mmH
抵抗 リケンオーディオ抵抗
コンデンサー カップリング スプラグ ブラックビューティー
カソードパスコン スプラグ 銀タンタルコンデンサー
ヒーター整流 東芝ショットキーバリアダイオード
スイッチ類 日本開閉器 トグルスイッチ
ボリューム アーレンブラッドレー
真空管 初段はテレフンケンダイヤマーク ECC-802S
ドライバー管 NEC 12BH7A
出力管 WE-VT52刻印
整流管 WE-274B刻印
回路構成は簡単なCR結合3段増幅でNFBは5dBの低帰還になります。NFBなしでもテストしましたが無しの場合は低域が多少ボン付く傾向がありますからここは多少でもNFBを掛ける必要があります。
アンプ内部はラグ板を一斉使わず自分で設計を施したパターン化した自作基板を製作しました、本来はラグ板にCR類を並べてオール手配線で製作しますが「武蔵アンプは」プリント基板がメインでラグ板は一斉使っていません。
難易度はオール手配線を遥かにしのぎます。写真を見てわかると思いますが内部引き回し配線は3D方式の立体配線です。内部レイアウトと基板が出来れば回路を頭に入れれば後は鼻歌交じりでの組み立てです。製作日数は約1か月を要しました、
アンプの出力は3.5W×3.5Wです。
もう少しIpを上げればPOWERが取れますが球の寿命を考えて低めに抑えて使用、
ヒーター電圧VT52は7V、1.18A,300Bは5V,1.2Aの直流点火にしました、
交流点火も考えたのですが7Vの交流点火ではハムが取れません。
また300Bは私の作ったSV-91Bタイプに交流点火がありますからあえて交流点火にはしませんでした、直流点火にしたWE-300Bは本来の300Bの音とは違いますが今回のメインはVT52が主役です。遊び心で300Bも使えるようにしただけと金銭的に困った時にWE-300Bを予備球として付属してやればそれなりの価格で売れるのではないか、
一度ヤフオクに出品すると果たしてどれくらいの価格で落札されるのか興味はあります。だいぶ前になりますが私の製作したLUXのSQ-38のパネルを使ったプリアンプをヤフオクに出品したところ本家のSQ-38より高い価格で落札された記憶があります、最近のヤフオクの真空管アンプは人気のある球を使用した自作アンプの場合予想以上の価格で落札されています。また自作の真空管アンプは外観だけでなく内部配線や使用パーツに拘ったアンプでないと評価が低い傾向になる。
武蔵アンプの外観と内部の写真を沢山載せましたが自作マニアには参考にならないかも知れませんがその点をご了承下さい。
武蔵のリアパネル、リアパネルは真鍮をあしらいすべて彫刻での刻印
VT52とWE-300Bの切り換えモードで操作ミスを防ぐためロック式のトグルスイッチを採用、これで不用意にスイッチの切り換えが出来なくなっている。
内部配線及び部品レイアウト、左上のボードはショットキーバリアダイオードを採用した直流点火ボードで下側はB電圧整流ボード、右側は信号回路ボード
少しピンボケですがWE-300Bを実装
ウェスタンの刻印VT52を実装
ウェスタンのVT52とWE300Bの比較VT52は一回り小さい
幻の整流管WE-274B刻印
試聴用システムの紹介
今回はアナログでの試聴にしました、
アナログ
フォノモーター ヤマハGT-1000
アーム GRACE G-565F
カートリッジ オルトフォン SL-15E
昇圧トランス ウェスタンエレクトリック WE-618B
AWA オーストラリア
ブリアンプ マランツ#7
スピーカー ヴァイタボックス 30cmフルレンジ
試聴用アナログ キースジャレット ケルンコンサート、バッハ、無伴奏チェロの1番
比較アンプ PP5/400シングルアンプ
キースジャレット ケルンコンサート
すべてのセッティングが終了して早速VT52シングルアンプの電源を立ち上げた、調整中にハムバランサーは最少の位置に設定してありますからスピーカーからはほとんどハムは聞えません。
最初にキースジャレットのケルンコンサートの試聴から開始、出てきた音に愕然、ピアノの粒立ち奥行感を伴ったホールトーンの響きとスピーカーの存在感が消える素晴らしい空気感のある音、音色もこれがウェスタンを強調するようなサウンドには参った!これは使ってあるVT52だけでなくトランスがドイツ製だからアメリカ的な明るいサウンドを抑えて伸びやかに音楽を聞かせてくれる。
このような音になるのは勿論昇圧トランスのWE-618B、テレフンケンECC-802S高信頼管とWE-274B刻印が寄与しているのは間違いない、次に試聴したマイスキーの無伴奏チェロも奥行感を伴った小ホールで聴く雰囲気たっぷりのあるサウンドになった、
WE-VT52は凄い!
ウェスタンマニアがウェスタンは最高と云っていますがまんざら嘘ではない、
このVT52に対抗できるのは205Dか300Aしかないのでは、
それだけ素晴らしい球なのに情報量が少ないのか音を聴いたことがないのかわからないのか一度体感してみるとその良さがわかるのではないだろうか、
この球こそコクとキレに音楽性をプラスしたサウンドには偽りはない、VT52恐るべき!
VT52とWE-300Bの対決
「知らぬが仏」と云うことわざがあります。これをオーディオに当てはめると「聴かぬが仏」つまり良いアンプを聴いてしまうと悪いアンプは聴けなくなる。自分のアンプに満足しているのならば聴かない方のが自分の為と思う、
最初に書きましたように同等管なら差し替えて比較できますが球の種類が違う場合同じ回路同じパーツを使ってこそ球の比較が出来るのですが残念ながらアンプも違えば使ってある出力トランス、回路が別の場合は比較としての意味は持ちません。やはりここは同一パーツと同じ回路を使わない限り正確な答えにはなりません。
WE-300Bは巷では最高峰の真空管として君臨していますがではVT52と比較したらどんな結果になるのか、今回は私個人の比較試聴とこのアンプを大阪の今田氏宅に持ち込んで聴いて頂いた、
早速VT52を接続しての試聴です。スピーカーはRCAのLS12フルレンジを使用、このスピーカーは30cmタイプなのに高域が良く伸びています。出てきた音は空気感を伴った懐の深いサウンド、長時間聴いても疲れにくくトップクラスの音だ、RCAはアルテック、JBLとは異なる大変渋いサウンドで私が愛用しているヴァイタボックスとは少し表現力が違いますがジャズもボーカルもOKだ、
VT52を堪能した後300Bに交換して10分後に同じトラックからの試聴開始、
出てきた音は300Bマニアには申し訳ないがVT52と比較しますと300Bは先ほどの深みとコクが薄くなり少し派手やかな明るいサウンドが特徴で音の渋さが後退してしまう、
それに対してVT52は絵画で例えるなら水彩画を見るようなイメージとしっとり感とシルクの肌触りがありオールド的な雰囲気を持ち合わせている。
WE-300Bも決して悪くない球だがVT52を聴いてしまうと興味が薄れてしまう、
VT52を聴かずに300Bだけで聴いていますとまったく不満がなくさすが300Bは最高の球だと頷けます。これこそ「知らぬが仏」になります。
ウェスタンフリークは300Bには関心を示さず205Dや300Aしか興味湧か湧かないのが理解できる。
同聴して頂いた今田氏も300Bにはガッカリ、二回と300Bを聴こうとしなかったのが印象に残こった、
今田氏も大変ショックを受けオーディオ仲間に今回のVT52の良さを話したら仲間曰く300Bでは勝ち目がなく対抗できる球は205Dしかないと云っていた、
PP5/400とVT52武蔵との対決
PP5/400シングルアンプは今田氏に譲ったアンプで回路、パーツ類はほぼ同じものを使っていますがトランスだけは台湾のジェームスです。
ジェームスは台湾のメーカーでトランスのコアは日本製のオリエントHi-Bコアを使ったトランスで大変知名度があり自作マニアが良く使うトランスです。
早速比較の為に接続を変えて試聴開始、出てきた音は甲高なサウンドであまりにもVT52とは違いなさ過ぎて私もショックだった、英国の名出力管がこんなはずではない、
違うのはトランスと整流管だけですからトランスを変えれば違った意味での良さが出るはずだがこのアンプをVT52に改造するのは簡単ですが肝心の出力トランスがありませんからこのアンプはこれで良しにすべきと思う、
このPP5/400も以前有名なメーカーの845PPと鳴き比べした時、圧倒的な表現力の差が出た良いアンプであったがVT52と比較すると残念ながらその差歴然だ、
PP5/400は自分が作ったアンプですからどちらが良くても不満はないがメーカー製のアンプや自作アンプとの鳴き比べはご法度であるのとモラルの問題ですから今後は門外不出にして道場破り、他流試合はやらないことにした、
私が製作した名出力管PP5/400とVT52武蔵アンプ
6.3Vと7.0Vのヒーター電圧の比較
VT52のヒーター電圧の違いを比較しました、6.3Vでは多少音の潤い感とハリがなくなり7.0Vにしますと「これがウェスタンだ」と云えるサウンドになりました、今後は変更せずに7.0Vで使い切りますが今は武蔵を聴くのがもったいなくて外野席でお休み中です。
グッドアイデア
これからは試聴に来られるマニアにはWE-300Bと5U4GBの組み合わせで聴かそう、帰った後こっそりとVT52,274B刻印に戻して自分だけで良いサウンドを楽しもう、マニアには申し訳ないが極上の組み合わせを聴かせるのがもったいない、こんなこと書くとあいつは性格が悪すぎる!汚ねぇ男だ、」性格の悪さを通り越して悪趣味なマニアだ、あんな性格だから病気も逃げて元気なはずだ!都合が悪くなると認知症になる。本当にあいつはタチが悪い、どおりでいつまでも長生きできるはず!何時までもこのように言われたい、
あとがき
VT52の実力を堪能した、世の中知らないだけでもっと良い球はあるはずです。お金をかけずに良いアンプを作りたいのだがもう自作アンプは卒業してこれからは製作の楽なキットアンプに挑戦しょう、自作アンプは部品集めから始まり穴加工して製作するのだがこの作業は大変でこれからは失敗のないキットアンプのが遥かに楽しく作れます。もう一度初心に帰ってキットアンプの製作の醍醐味を味わいたい、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037
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VT-52 「薔薇 Ⅲ」 完成 | 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/?no=61
パワーは小さいけど音質では個人的に300Bや50よりも音が良いと思います この名球を一度は聞いて下さい 新しい1ページが始まります これまでのノウハウをすべて取り入れた電源回路やこだわり配線でチャンネルセパレーションも良いです、アウトトランスがルンダー製に成ります 交流点火で動作させ存在感有るフラットな音質です。
交流点火が可能でバージョンアップしました。
図面
http://www.cattlea.jp/up_img/amp/61/f_01.pdf
http://www.cattlea.jp/up_img/amp/61/f_02.pdf
価 格 348,000円
サイズ W385*D250*H190
回路構成 カソホロドライブCR結合
入力感度 1,3V
出 力 2.5W+2.5W
使用真空管 6SL7 VT-52 GZ-34
シャーシー カリン材
B電源回路 高圧2回路別電源
NFB回路 ナシ
納 期 1ヶ月
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VT-52 Ⅱ 復活 交流点火シングル | 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/?no=13
オリジナル部品を贅沢に使用し最高の音質を作りました。出力管はVT-52(スーパー45)を6SL7のSRPPで強力にドライブしています。音質は折り紙付です。出力は2.5Wと小さいけど、音質では最高です。シングル直熱三極管の世界を楽しんで下さい。タンゴトランスが復活すしたのでXE-20トランス仕様の交流点火で再販です。特注でボリームと2入力セレクター付(プラス12.000円)
価 格 295,000円
サイズ W330 x D300
回路構成 SRPPドライブ
入力感度 1V 100KΩ
出 力 3W + 3W
使用真空管 6SL7 VT-52 5U4G
シャーシー アルミ
B電源回路 一回路
NFB回路 ナシ
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VT52/PX4シングル 2013/9/6
http://www.iamp.jp/vt52s.html
VT52/PX4シングルアンプです。
UX-UF両用ソケット(山本音響工芸製)を使うことによりPX4も使えるように作りました。PX4/VT52を使えるよう
バイアス抵抗の代わりに43mAの定電流回路を使ってあります
今は私の手元にはありませんが使っている方の感想をいただきました。
先ず色んな球が使える得がたいアンプですが、音の方はそれぞれの球の特質を引っ張り出せる素晴らしいアンプと思います。
PX4はのびのびとした円熟した艶の乗った音で、私が聴いた範囲ではPX25より数段良いと思いました。
VT2は電球のように煌々と輝くのにビックリしましたが、輪郭がはっきりしたスケールの大きい音でした。
短時間は良いのですが、長く聴いていると一寸疲れます。WEのVT2とは全く違うストレートな音でした。
VT52はVT52SEPPの強さと速さはありませんが、端正の中にもコクがありシングルで十分と感じました。
その後PX4とVT52を何度も取り替えて聴き直しましたが、PX4の方が肩肘張らずに気楽に楽しめるようです。
回路図
http://www.iamp.jp/vt52s.html
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山本音響工芸株式会社
Western Electricの隠れた銘球 VT-52の魅力を最大限に引き出した
VT-52 シングルステレオアンプ A-010
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-010-j.html
● Western Electricの隠れた銘球VT-52を使用したシングルステレオアンプ
¥480,000(出力管別売) ¥620,000(Western Electric VT-52付属)いずれも税別本体価格
写真左からWEVT-52, 同刻印ベース部分, ヒーターのフック吊り部分
いずれも全盛時のWesternElectricの真空管製造技術が結晶しています。
VT-52はウエスタンエレクトリックが軍用として開発した三極出力管です。一般的な民生用の2A3などと異なりウエスタンエレクトリック以外のメーカーであまり製造されていなかったために知名度が低くまた正式な規格表もほとんど残っていないため幻の三極管と言われてきました。しかし、そのVT-52はすばらしい音質を持った三極管としてマニアの間で隠れた銘球として語り継がれてきました。
VT-52の真空管の構造・材質はウエスタンエレクトリックの真空管の中でももっとも評価の高いWE300Bの刻印タイプと非常に似ておりその音質もWE300B刻印タイプと共通点が多く見られます。WE VT-52はベース部分が刻印によってVT-52と表示されておりこのことからもそれをうかがわせます。
またVT-52のヒーター電力は7V, 1.1Aとあの300Bよりも大きな値を持っています。これはその出力に対する音のゆとりとして現れます。
VT-52はその特性が45真空管に似ていることからスーパー45とも呼ばれます。しかしその実力は45を遙かに超えたパフォーマンスを示し、数ある三極管の中でも最高レベルの音質を持っていると言っても過言ではありません。
本機はそのようなVT-52の性能を最大限に発揮させることを目的に設計しました。
● 整流管に80を4本使用し、増幅管1本に付き整流管1本を使用することによって大きく音質向上を果たしました。
A-010の整流管は80を4本採用しました。これには二つの理由があります。一つはドライバー管、出力管をそれぞれ他の増幅部と分離して最高の状態で働かせるためです。大きな音楽信号が入力されたとき出力管には大きな電流変化が生じます。電源が一つの場合、その電流変化がドライバー管に影響を与えます。本機はA級シングルアンプのためその影響はそれほど大きな値ではないかもしれません。しかし、ドライバー管の電流変化は出力管の1/10以下という小さなレベルのため影響していることは確実です。整流管以降の電源部をそれぞれ分離するとその影響はほとんど無くなります。これによって各段の真空管は他の真空管からほとんど影響を受けず理想的な増幅動作をすることができます。もう一つの理由は、電源の応答速度を速くするためです。
通常、ドライバー管のプレート回路の電源部は抵抗器とケミカルコンデンサーを使用したRCフィルターで構成されます。その場合、小さな電流変化はケミカルコンデンサーに蓄えた電荷からの電流でまかなわれます。一方大きな電流変化は整流管からの電流で消費されます。ケミカルコンデンサーは一般的に充放電の動作速度が遅いため音楽信号の素早い変化に追従できないことがあります。そのため弊社ではドライバー管にも従来から小容量のフィルムコンデンサーを採用してきました。 A-010ではこの考え方を推し進め、ドライバー管ではわずか2μFという小さな値のフィルムコンデンサーのみでこの80整流管の入力コンデンサーを構成しています。そして米国イクシス社の高性能カレントレギュレーターを採用してクリヤーで応答速度の優れた電源部としています。また同じ理由から出力回路のチョークコイルを廃してRCのみによるフィルター回路を構成しました。これらの電源部の構成によってアンプ自身の動作速度が向上しよりスピード感にあふれるクリヤーなサウンドを得ることに成功しました。
● ドライバー管としてドイツ製高性能五極管C3mを採用し音質向上と長期安定を図りました。
A-010はドライバー管としてドイツ製の高性能5極管C3mを採用しました。C3mはドイツの電話会社用に使用された高信頼、高性能な真空管です。音質も弊社はテストした中では最も優れ、10,000時間の寿命が保証され、長期の安定した使用が期待できます。
●すべての真空管のヒーター回路にのDC点火と定電流回路を採用、クリーンでエネルギッシュなサウンドを得ています。
C3m, VT-52真空管のヒーター回路はノイズを最小に抑えるため両波整流でDC点火とし、MOSFETを利用した定電流回路を採用してクリーンで応答速度の速いヒーター電源としました。整流器と定電流素子にはすべて米国イクシス社の素子を採用しました。イクシス社は業務用の高性能な半導体を製造しているメーカーで、その整流器やMOSFETなどは一般品とは大きく異なり性能、音質ともに大変優れています。
●レギュレーションに優れた2個のRコア電源トランスとハイビータイプのカットコア出力トランスを採用し優れた音を実現しました。
本機の電源トランスには、2個のRコアトランスを採用しました。電源トランス部で高圧部とヒーター回路のトランスを分離してお互いが影響し合わないように配慮しました。プレート電源回路の電流変化がヒーター回路に影響しないように配慮しました。また、出力トランス、チョークコイルにはレギュレーションに優れたハイビータイプのカットコアトランスを採用しています。特に出力トランスにはA-08Sなどと同様、特注の100ミクロン厚のコア材を採用して、テフロンの絶縁紙を使用してコイルを巻き、音質を向上させました。
●世界中から集めた高音質パーツ、カスタムパーツを要所に採用して最高の音質を目指しました。
本機のに使用しているコンデンサー・抵抗器は世界各国から試聴によって選び出された最高の音質のパーツを厳選して採用しています。主要部のコンデンサーは音質の優れたポリプロピレン型をさらに黒檀ケースにエポキシ樹脂で含浸して使用しています。フィルムコンデンサーは電極が振動しやすいため、この含浸効果により大きな音質向上を果たしました。A-010に使用している電源を含めた大部分のコンデンサーはこれらの特別製のフィルムコンデンサーとして、音質的に劣るケミカルコンデンサーの使用を極力減らしています。また抵抗器も音質の良いことで定評のある米国DALE社の巻線抵抗やメタルクラッド抵抗、大容量表面実装抵抗など高音質パーツを厳選使用しています。
● A-010規格
形式:WE VT-52シングルステレオパワーアンプ
使用真空管:WE VT-52 2本、C3m 2本、80 4本
最大出力:3W+3W
周波数特性:20-22kHz(1W出力時)
入力感度:0.4V入力時、3W出力/ゲイン:24.5dB/残留ノイズ:約1mV
入力インピーダンス:200kΩ
外形寸法:400(W)314(D)211(H)
重量:16.3kg
価格:¥480,000(出力管別売)¥620,000(WE VT-52付属)共に税別本体価格
VT-52に関する詳しい情報の掲載されているサイト(英文)
http://www.vt52.com/
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-010-j.html
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山本音響工芸株式会社の真空管アンプ
Yamamoto Sound Craft. Amplifier
https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html
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2022/08/06 (Sat) 07:39:47
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VT-52 シングルアンプは昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカー向けです。
1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
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昔のイギリスやドイツの高能率フルレンジスピーカーはバッフル板か後面解放箱に取り付けるのが基本です:
1. 平面バッフル
平面バッフル 製作いたします 五加音響研究所のオーディオ修理と製作
https://otoyas.exblog.jp/22515940/
竹集成材のスピーカー平面バッフル板
材木商店【無垢材・積層材・化粧貼り・白ポリの木材メーカー通販サイト】
https://zaimoku-shouten.jp/works/%E7%AB%B9%E9%9B%86%E6%88%90%E6%9D%90%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB%E6%9D%BF%E3%80%80201452/
http://www.mokuzaikako.com/
ヤフオク! -「平面バッフル」の落札相場・落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=%E5%B9%B3%E9%9D%A2%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB&x=0&y=0
2. 後面解放箱
真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50
3. スピーカーのエンクロージャー製造メーカー
Hasehiro Audio (ハセヒロオーディオ) 奇跡の音質「バックロードホーンスピーカー」の製造・販売
http://www.hasehiro.co.jp/
スピーカーエンクロジュア(BOX) ユートピア製品一覧
http://www.utopianet.co.jp/product/enclosure.html
Lowtherの正規エンクロジュア ユートピア輸入製品一覧
http://www.utopianet.co.jp/product/import.html
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スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/385.html
平面バッフル実験工房
平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤。
https://ameblo.jp/iserim/
オーディオ空間 幸せ日記:SSブログ
https://801a-4242a.blog.ss-blog.jp/archive/c2304761631-1
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オーディオ懐古録掲示板
フルレンジSPに戻った方(悟りを開いて)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1267522956/l50
フルレンジSPに戻った方 Part2
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1345370313/l50
フルレンジSPに戻った方 Part3
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1417941619/l50
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イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004079
酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html
AXIOM80 の先駆けとなった英SOUNDSALES社のスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/448.html
グッドマン・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1079.html
グッドマンの最上位機種 Axiom 22
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1075.html
グッドマン MAXIMスピーカーシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1076.html
グッドマン 8インチ フルレンジ スピーカーユニット AXIETTE
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1078.html
Goodmans Axiom80 については
オーディオマエストロ 是枝アンプ
https://www.audio-maestro.com/about.html
オーディオマエストロ Speaker System
https://www.audio-maestro.com/products1.html
「音楽&オーディオ」の小部屋 「オーディオ談義」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/c/efca4d25974b323a3217e344a4edabfa
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ワーフェデール・スピーカーの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1084.html
ワーフェデール 後方開放・無指向性フロア型スピーカー SFB/3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1091.html
ワーフェデール エアデール(1950年発売 オリジナルモデル)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1092.html
ワーフェデール スーパー3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1093.html
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魔性の歌姫 Lowther
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html
LOWTHERの商品一覧 - 中古オーディオ 高価買取・販売 ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/sold/?KW=LOWTHER&G=2&LNG=J&OD=0&L=50
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カリスマ音楽評論家 宇野功芳が50年間使っていた装置
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004322
ドイツのスピーカーは田舎臭く鈍重、いかにもドイツ臭く、リズム音痴
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004083
能率 95dB 以下の低能率スピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004063
口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004040
ウレタンエッジのコーン型ユニットを使ったスピーカーは買ってはいけない。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004076
手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305
ソナス ファベールはスピーカーではない。楽器だ!
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ウェスタン・エレクトリック伝説 _ オーディオのパラレルワールド
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004149
アメリカのスピーカーはスカッと抜けきっていて、人生バラ色、悩みなんて一切ありません。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004096
JBL のスピーカーは買ってはいけない
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アルテックのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004026
B&W のスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004028
タンノイのスピーカーは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004027
日本のオーディオ製品が欧米のオーディオファイルから相手にされない理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004429
アンティーク・オーディオ機器の修理ができる店 _ ヤフオクで買った中古品の9割は不良品
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004547
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2022/08/06 (Sat) 07:47:38
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ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプは買ってはいけない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004441
欧州最高の出力管 PX4 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029910
イギリスの大出力三極管 PX25・DA30 を使ったアンプ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14030285
WE350B _ ウエスタン・エレクトリックの真空管の中でも特に濃厚な音がするビーム管の最高傑作
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/132.html
Western electric 124 amplifier _ すべてのアンプの中で最も艶やかな音の WE350B プッシュプルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/133.html
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真空管アンプでは次の順で音が悪くなります
1.小出力三極管シングルアンプ
2.大出力三極管シングルアンプ
3.小出力三極管パラレルシングルアンプ
4.大出力三極管パラレルシングルアンプ
5.小出力三極管プッシュプルアンプ
6.大出力三極管プッシュプルアンプ
7.小出力多極管プッシュプルアンプ
8.大出力多極管プッシュプルアンプ
9.パラレルプッシュプルアンプ
10.OTLアンプ
三極管シングルの方が五極管のシングル結合より音が良い
三極管シングルアンプでも
トランスを沢山使う程 音が良くなる
トランス結合は CR結合より音がいい
交流点火は直流点火より音がいい
最高出力が小さい程 音が良くなる
つまり、
トランス結合、交流点火の小出力三極管シングルアンプが一番音が良くなります。
EL34 や KT88 のプッシュプルアンプは音楽鑑賞には適しません。
300Bは三極管の中では大出力で、丈夫で何十年でも壊れないで使えるが音は大味で鈍い
三極管シングルアンプの出力
WE101D 0.6W
71A 0.79W
WE205D 1.3W
45 2W
VT52 2.5W
2A3 3.5W
50 4W
PX4 4W
PX25 7W
300B 8W
RV258 9W
三極管シングルアンプでは
WE101D が一番音がいい。
300Bが一番音が悪い。
しかし、出力管よりケーブルの方が大事です。
アンプの音色は電源ケーブルで殆ど決まってしまう。
アンプの音質は接続ケーブルとハンダとトランスで殆ど決まってしまう。
従って、自作アンプで良い音が出る可能性は完全にゼロです。
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4:777
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2022/08/06 (Sat) 08:06:05
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出力管は出力が小さい程 音が良い
真空管最初期の電圧増幅用直熱三極管 WE101D・WE205D は出力は非常に小さいですが、音はあらゆる出力管の中で断然 No.1 です:
2021.08.01
最初期の真空管 WE VT-2, WE 3Aの展示
1920年にアメリカで世界初の公共ラジオ放送が始まりUV-201A(GE)などのラジオ用の真空管が多数開発されましたが、それに先立って1913年からWE(Western Electric)は電話中継器用として真空管を開発しました。第1次世界大戦にける過酷な現場にも対応するため、1918年に真空管205Bを軍用に改良したVT-2が誕生しました。
また、第1次世界大戦が終了した1920年代中頃には映画ブームが到来し、映画用に光電管が生産されました。1925年にWEは光電管1A,2Aを開発し、1926年には1Aを改良した3Aが誕生しました。
左側の真空管が光電管WE 3Aで、下のつまみを回して照射光量を上げると3Aから出力される電圧も高くなります。真ん中の真空管がWE VT-2でその中心部に電球のような赤く輝くヒーターが見えます。右側の普通の電球と比べると真空管が電球によく似ていることが分かります。
真ん中に光っているのがカソード(ヒーター)、そのすぐ近くにある梯子のような櫛形の金属がグリッド、そして、一番外にある金属板がプレート
https://tzwrd.co.jp/nsh/news/20210801/592/
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アメリカの真空管(Western Electric 丸球)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/we-ball.htm
電話用汎用増幅管の101Dです。画像のものは初期のテニスボールチューブですが、ゲッターがあるタイプなので、初期と言っても少し後の時代です。管壁にエッチングで型式が記載されています。また、ピン先には金のチップが埋め込まれていて、「さすが!業務用」の造りです。最大プレート電圧は190Vです。最近の製作記事を見ますと、いろんな理屈をつけて300V近くで使っているものがありますが、素人の浅知恵は止めた方がよいです。すべてが同じように使える補償などなく、短命に終わらせてしまうのが落ちです。メーカーの規格とは厳格な試験の上で成立しているものであり、守るべきものです。
その101DのST管です。画像のものは軍に納められたもので、JAN-CW-101Dとなっています。
STCの4101Dです。これは、ウエスタンの101D同等ですが、ベースの作りなどはこちらの方が丁寧に思えます。板状の電極をガラス棒で巧みに保持した職人技が冴える真空管です。ベースは、ウエスタンのような継ぎ目はなくシームレスで絞り込んでいます。
日本電気の101Fです。ウエスタンの101Fと瓜二つです。日本電気では、この後STタイプも作りますが、こちらはウエスタンと異なった電極になります。ウエスタンではありませんが、技術提携の関係もあってこちらに掲載します。
101ファミリーの101Lです。
101の民生用に該当する216Aです。堅牢な造りのノーゲッター管です。フィラメント電圧は6Vで、通常の酸化皮膜タイプです。
ウエスタンの100番台真空管の中で、唯一の出力管の104Dのメタルベース、ゲッターありです。これより古いタイプはゲッターが有りません。いわゆるノーゲッター管になります。設計プレート電圧は190V最大ですが、バイアスが深いため供給電圧が250V程度になって、使いやすいです。ただし、出力は1W未満です。この真空管の製作記事にも、プレートに300V近くかけた無謀な製作記事があります。真空管愛好者としては、差し控えていただきたいです。
後期型になるガラスプリント、ゲッターありの104Dです。この後のタイプが刻印になります。
日本電気の104Dです。1948年製でゲッターはベースに隠れて見えにくいですが、側面に有ります。ラダーグリッドでゲッターの位置を除いて、ウエスタンそっくりです。
104Dの高耐圧版のD86327(刻印)です。プレートへのリード線がステムの脇から引き出されています。104Dは後にST管になりましたが、こちらはどうなったのか解りません。出力管ということで人気があります。
その104DのST管です。
VT番号の1番目にあたるWEのVT1です。ノーゲッターの堅牢な作りです。フィラメントは白金線の撚り合わせで、長寿命が測られています。ピン先に金チップがあるはずですが、このサンプルには有りません。電圧増幅管に該当しますが、どちらかと言うとコレクションアイテムです。
WEのVT2です。205Bと同等といわれていますが、205Dの規格がそのまま使えます。フィラメントは白金線の撚り合わせで、長寿命が図られています。そんなことも有って、この真空管は中古で管壁が着色していますが動作は良好です。また、ピン先には金のチップが埋め込まれています。
有名なテニスボールチューブの205D(刻印)です。初期の板極管で「良い音がする」とのもっぱらに評判です。ゲッターのないタイプやメタルベースのものなどがあります。最近では、状態の良いものはほとんどなく、高価になってしまいました。
205のST管バージョンと言われていますが、「F」の文字が示すとおり立ち上がりの早いタイプです。このサンプルはトップマークと呼ばれる管頂に型式が記載されているタイプです。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/we-ball.htm
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2019年10月12日
いよいよ真空管VT2を
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973281478&owner_id=8290003
愚娘が生まれる前に当時ドイツから真空管などを個人輸入されていたM田氏から購入したWestern Electricの1910年代開発のもうすぐ100年前になろうかという、戦前の軍用通信真空管、VT2です。
この真空管周辺の歴史経緯はこちらのリンク先に詳しいです。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/26872acc79d03d17110596219d53587a
長年、ただの棚の肥やしになってきました。
偶然、山本音響工芸さんのこちらのアンプ写真をネットで目にしました。
試聴したことはありませんが、他の300Bシングルアンプなどはかなり昔から聴いたことはあります。
というか、市販品でVT2 WE101 WE205D WE104あたりの1W未満の出力の出力管を使ったアンプなんてまずありませんよね。
今のスピーカーなんてこんなミニ出力では実用にならず、能率100dB前後のホーンスピーカーにして初めて実用になるからでしょう。
これとてシンフォニーやビッグバンドを朗々と鳴らすには不足することもあるとか。
地元オーディオ仲間2名がWE205Dシングルアンプを使っていて、WE300Bを超える透明感のある音質を知っている立場からは、いつかはこのVT2をアンプとして仕上げたい気持ちが消えないまま来ました。
オーディオ仲間複数から、ソナス・ファベール/アマティ・トラディションがあれば、ホーンスピーカーなんて撤去していいんじゃないの?と言われます。
自分でもホーンスピーカーの限界はよく呟いてきて、そのアドバイスはとてもよくわかります。
逆に言えば、あえてホーンスピーカーを残す意義とすれば、こういう今のスピーカーでは実用にならない真空管の音を聴くための道具にもあるかもしれませんね。
調べると、VT2、205D、101、104といったWestern Electricの初期ボール球真空管は皆親族で、VT2あたりを発祥にして発展したもののようです。
VT2や205Dを使ったオリジナルのWestern Electricアンプに通称行灯などの25アンプもありますが、マグネチックスピーカーやヘッドホンを念頭に置いたもので、ナロー過ぎて現代では実用になりません。
3ヶ月ほど待ってもらえれば、山本音響工芸さんにVT2そのものを送って、既存の前記アンプをモディファイ出来るそうです。
自作も当然可能ですが、初段、前段が近時各社の真空管アンプで採用されているシーメンス社のC3m真空管であること、シャーシにこういったウッドベースのは一台もないこと、何より料理慣れた人に頼むのが失敗が少ないことからさらに前向きになっています。
ただ他人には勧められません。真空管アンプそのものも。
最近新先生がフォノイコライザーアンプ~パワーアンプまで半導体、デジタルアンプに傾倒されている意味をよく知っているからです。
先生開発のマークオーディオのステレオ誌付属フルレンジユニットなどを使った、いなば猫かつおスピーカーですら、WE300Bなどシングルアンプではまともに鳴らず、6L6など近代ビーム管のプッシュプルアンプから。
こうなると真空管代、トランス代などで20万~の部品代は覚悟。
今どき1万もあれば、同じようにこのスピーカーを鳴らせる中華デジアンが揃ってしまいます。
いわんや、0.5Wなんていう出力のアンプに30数万のアンプなんて、狂気の沙汰で音キチしか手を出しませんでしょう。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973281478&owner_id=8290003
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山本音響工芸株式会社
A-08S-205Dバージョン改良受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-205D-amp-j.html
弊社では一昨年A-08パワーアンプのWE-205Dを使用したタイプを発売いたし、御好評を得てきました。
一昨年から今年までの間、2度に渡ってステレオサウンド社、管球王国誌に記事として掲載され多くのお方に注目されました。
その間、弊社の他のアンプで効果のあったアンプ回路や部品の採用によって更に音質向上が果たせることがわかりましたのでこの205Dアンプを改良、再発売することとなりました。
WE205Dは大変優れたアンプですがその出力は約1W強しかありません。そのため使用するスピーカーが限られます。アルティックやJBL,ラウザーなどの高能率なスピーカーが適合します。それらのスピーカーは変換効率が高く、能率が良いためアンプの出力は小さくてすみます。しかしその反面、アンプのノイズもそれに応じて大きくでてきます。WE205Dは一般的には交流点火でもノイズレベルはかなり少なく抑えることは可能ですが、真空管のばらつきやその他の理由で交流点火ではその出力ノイズにばらつきがでることが多いようです。そこで弊社ではWE205Dの点火方式を、A-09で好結果を得た、両波整流によるショットキーダイオード使用の直流点火方式に変更いたしました。回路のシンプル化のため定電圧回路は採用せず、ダイオードとコンデンサーのみを使用しました。これによって残留ノイズは0.4-0.6mVに低く押さえることができました。WE205Dに供給する電圧も少し上げ、最大出力は約1.3Wになりました。整流管は5U4Gよりも音の明瞭な80に変更しております。その他、前段回路の直流点火、弊社特製の黒檀ケースに封入したコンデンサーの採用、出力トランスの改良など、各部材にも最高品質な部品を採用しました。
また、シャーシー上には電流計を配置し、出力管の電流を常時チェックできるように致しました。貴重なWE205D真空管の動作状態が確認でき、その真空管のおおよその寿命が、この電流計で判断することができます。
これらの改良によってそのサウンドはより躍動感に富み、力強いものとなりました。弊社の大型の3ウエイスピーカーシステムや、ALTEC605Aで聞きますと300Bよりも遙かに力強く、くっきりしたサウンドを得られました。
本製品も受注生産にて受け賜りますが、出力管のWE205D込みでご注文いただきますとWE205Dを含めて1年間の動作保証をさせていただいております。もちろん、お手持ちのWE205Dをご使用いただくことも可能ですが、その場合は出力管を除く部材のみの保障となります。2005年7月現在、弊社では数セットのWE205Dを在庫しております。価格等は弊社まで直接お問い合わせください。
以下にこのアンプの仕様を記します。
出力管:WE-205D(丸形別売)
ドライバー管:WE-717A
整流管:80
最大出力:1.3W/8Ω
周波数特性:22Hz-30kHz(-3dB)
残留ノイズ:0.4-0.6mV
WE-205Dの動作条件
Plate Voltage: 380V
Plate Current: 25mA
プレート損失: 約9.5W
Rp: 5k ohms
Rk: 1.25k ohms
ドライブ方式:CR結合自己バイアス方式
価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-205D-amp-j.html
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山本音響工芸株式会社
A-08S WE101D/WE104Dバージョン 受注開始
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html
弊社では一昨年にウエスタンエレクトリックのWE205Dを採用しましたアンプをA-08Sの姉妹機として販売を始めまして多くのお方にご注目いただき、またご高い評価を頂きました。
WE205Dはウエスタンエレクトリックの真空管の中でもその形状のみならず、音の良い真空管としても多くのお方に知られています。弊社でアンプを製造しての感想としてもそれは変わりません。しかし、出力はもっと小さいですがWE101D,WE104Dもそれに劣らず音が良いというご意見も良く聞きます。弊社としましてもそれらのご意見は気になっておりましたが何しろ出力が1Wに満たない大きさでは実際の使用には十分な音圧が得られないのではないかと危惧して今まで実験をしていませんでした。
最近になってそれらのサンプルの真空管が揃いましたので試作機を製造してみました。その結果、期待した以上の音質が得られ、またその出力も十分に実用に耐えることがわかりましたので正式に商品化することに致しました。
WE101DはWEの資料では定格電圧、電流で動作させた場合には約0.25Wの出力であると表示されています。この出力では余りにも小さすぎると思われますので少し高めの電圧をかけることにしました。このWE101Dの使用状態のテストはラジオ技術誌にて新先生などが実験をされ、少し高めの電圧で動作させても問題がないことを報告されています。元来、WE101,104,205シリーズは電話用の真空管として開発され、通常の使用状態で約50,000時間以上の寿命があるように製造されています。これはその真空管の作りやプレートの大きさなどからしても十分過ぎるほどの余裕を取ってあるように見受けられます。民生用の真空管の寿命が約3,000時間前後といわれるのに比べますと極端な差があります。実際、WE101Dのプレートの面積は10Wの損失を持った45真空管よりも大きくなっています。
私たちはこれらの点からWE101Dにはプレート電圧として約250V負荷し、13.5mAを流しました。これで消費電力は約3.5Wとなりました。このときの負荷インピーダンスは5kオームとして約0.6Wの出力が得られました。
一方、WE104Dは規格表での最大出力はプレート電圧190Vで約0.8Wの出力が得られるとされていますのでそのままの状態を採用しました。いずれのタイプでもプレート電流の値はカソード抵抗を微調整して最適値を求め、WE104Dにおいても規格値通りの約0.8Wの出力が得られました。
そして、WE101DとWE104Dはカソード抵抗を切り替えることによって両方が使用できるように致しました。WE101DとWE104Dは外観はほとんど違わないくらいよく似ていますがその特性や音は大きく異なり、全く性格の違う真空管であることがよくわかりました。
それらは下の表を見ていただくとよくわかります。また、その音質も非常に違いが大きくWE101Dが男性的な力強くエネルギッシュなサウンドを特徴とするのに比べ。WE104Dは女性的で優しく柔らかな音という印象です。これは45のサウンドとどこか似ているように感じました。この違いはおそらくそのGmの値が大きく異なることが影響しているように感じます。下の表からもWE101DとWE104Dのゲインの違いが大きいことがおわかりになると思います。そのため両者を比較する場合プリアンプのボリュームの位置を大幅に変えないといけません。同じ位置で聞くと音量が違いすぎてWE104Dが迫力がないように聞こえます。印象としてはWE104Dは少しゲインが少なすぎるため出力トランスに2.5kオームくらいの物を使用する方が結果は良さそうに思えます。
WE101Dを使用したアンプの印象は、大音量を出したとき以外は弊社のWE205D、45、300B等全てのアンプの中で最も躍動感があり、くっきりした明瞭なサウンドであると感じました。これはこの出力を抜きにしても奇跡的なことです。これはこのアンプで初めて採用したノンチョーク式の電源の影響も大きいと思います。通常のアンプでは出力段のB電源のリップルを除去するためにチョークコイルを使用しますが、このアンプは使用電流が小さいためチョークコイルを使用出ずCRのみでフィルターを形成してB電圧を供給しています。以前からチョークコイルが音質に大きな影響を持っていることはわかっていましたが今回実験してみてその差の大きいことに驚いた次第です。使用電流の大きなアンプではこの方法の採用は難しいですが、我が社の今後のアンプには採用してみたいものです。また、出力段のカソードバイパスコンデンサーには米国デアボーン社のラグ端子型のポリプロピレンコンデンサーを弊社似てベークライトのケースに高強度エポキシ樹脂で封入したタイプを使用していることも音質的に大きく寄与しています。また、本機にはドライバー管としてシーメンスのC3mという真空管を採用しています。C3mは1968年頃に発売された比較的新しい設計の5極管で、ドイツの電話用として使用されていた真空管です。非常に特性が良く、きれいな音がしてノイズなども少ない、優れた真空管です。弊社では今後のアンプに積極的に採用していきたいと考えています。
WE101DとWE104Dは共にST型とテニスボール型をテストしましたが、ST型は良く締まったタイトなサウンド、テニスボール型はおおらかなゆったりしたサウンドと感じました。テニスボール型は形がおもしろく見て楽しいですが、高価ですので音質から選べばST型で十分ではないかと感じました。また、両者ともに古いDナンバーの真空管やメタルベースの真空管がありますがサンプルが揃わず、試聴しておりません。ひょっとすると後期の真空管よりも音がよいかもしれません。もしお持ちのお方はお試しください。
弊社としましては出力管が多くあれば積極的に販売していきたいところですが、真空管が稀少で入手が難しいため当面は出力管なしでの販売と致します。もし出力管付きでご希望の場合はご連絡いただけばお探しいたします。本製品は受注生産ですので納期などはお電話などでご確認ください。
A-08S WE101D/104Dバージョン規格
出力管:WE-101DまたはWE104D
ドライバー管:C3m(シールドケースを取り去って使用)
整流管:80
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω
周波数特性:22Hz-28kHz(-3dB)
残留ノイズ:0.4-0.8mV
出力トランスのインピーダンス:1次側5kΩ、2次側:8Ω
ドライブ方式:CR結合、自己バイアス方式
価格:390,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
https://userweb.117.ne.jp/y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html
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山本音響工芸株式会社の真空管アンプ
Yamamoto Sound Craft. Amplifier
https://userweb.117.ne.jp/y-s/amp-j.html
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電圧増幅用直熱三極管 WE101D・WE205D は出力は小さいですが、音はあらゆる出力管の中で断然 No.1 です:
WE101Dプリアンプ+300Bモノラルアンプ×2のサウンド 2021年01月05日
15年程前に鳴らしていたプリ+パワーアンプ。このアンプの組み合わせは「幻想的」な音色を奏でていました。この時のWE101Dの球の音色が忘れられなくて、今でも2台のWE101Dppパワーアンプを使っています。
当時は、「万能型」のサウンドを目指していたので手放してしまったが、今思い返すと、勿体ない事をしたと反省しています。WE101D球を使ったプリアンプは独特の音色(官能的)で、言葉ではなかなか言い表せない質感でした。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9c929b527038ecc4a573fba6f2a23a33
自宅システムは、管球プリに2台のWE101Dppパワーアンプの「音色」の世界です。独特の「音色」の世界かも知れません。ご近所のNさんも「宝石みたいな音」と云われていました。
WE101D球との出会いは、WE101D球を使ったプリアンプの「音色」を聴いてびっくりしました。「妖艶な」と云う表現が似合う球の「音色」でした。周波数特性がどうとかいう前の「独特の音色」には魔力が有ります。それから、WE101Dを使ったアンプを集め始めました。同じWEでも101D球系統の球でないと出ない「音色」なのだと思います。
英国STC4033Lシングルアンプも非常に良い音色とサウンドですが、WE101Dppパワーアンプの「妖艶な音色」には及びません。この辺は好きか?嫌いか?好みの分かれる処でしょうが、「魔力」に取りつかれた私にはWE101Dのアンプを選択します。折角2台も持っているのですから、自宅システムで使いたくなるのも無理からぬ事です。
管球の球の種類は非常にたくさんあります。私とて、すべての球を聴き比べをする事はまず無理でしょう。他にもWEやSTC、欧州の古典管がいっぱいあります。「ほれ込む」様な「出会い」が無ければ、絶対に手を出せない世界です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/32847e8e74c771e6b4ecbb62cf978552
詳細は
今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html
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必要十分なアンプの出力は?
市販されているアンプの出力は,
半導体アンプが20w~数100w,
真空管アンプはキットを含めると1w~数10w
と言ったところでしょう.
ここでは真空管アンプに限定すると,何wあれば良いのであろうか.
もちろん組み合わせるスピーカの能率により大きく異なります.
そこで,真空管アンプを使っている場合のスピーカはどのような物かを検討することが先決となります.
例えば,所長の場合は main がタンノイ GRF Memory と クオード ESLです.
サブには,アルティック 409-D(F),三菱P610,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB:W3-582SB,計画中にはテクニクス20PW09などがあります.このうち,エレボイ 205,テクニクス10F10,TB W3-582SB の3種はサラウンド用で,時々,いやしょっちゅうかな,つけたまま寝てしまうので,市販の半導体アンプで使っています.
従って,真空管アンプで鳴らすのはmainと409-D(F),P610,20PW09となります.
この中で,最も能率が悪いのは,ESL です.ただしこれは弦楽器専用のため,さほど大きな音量は必要としません.
註:
① QUAD ESL-57
許容入力:定格15W
出力音圧レベル:100dB-70~7,000Hz
93dB-50~10,000Hz
② QUAD ESL-63・ESL-63 pro
許容入力 100W(Peak)
出力音圧レベル 86dB/W/m
③ QUAD ESL-2805・ESL-989
出力音圧レベル 86dB/W/m
④ QUAD ESL-2812・2912
出力音圧レベル 86dB/W/m
後のスピーカはすべて93dB/w-m以上です.
これらに必要な出力は,15~6畳程度の部屋であれば,1w あればもう十分でしょう.
どこまで小さいアンプ出力にできるかは,主観的であり難しい問題です,が,実感でいけば,0.2~0.3wあれば,何とかなります.
6畳程度ならば,0.2~0.3wで問題ないでしょう.
6畳間においてP610をUX12As,出力0.3wで鳴らすと結構でかい音が出ます.
無論夜間はひんしゅくものとなる音量です.
12AU7sの0.1w出力では,さすがに苦しい.
戦前の日本では,UX12A がパワー管に多用されていたそうですが,確かにこれでも実用になると思います.
http://triodeamp.web5.jp/talk/power.html
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2022/08/06 (Sat) 08:57:01
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真空管アンプの世界
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html
マイナー真空管を使った真空管アンプは、その真空管が手に入らなくなったら不燃ゴミになる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/961.html
1W(ワット)アンプで 38㎝ウーハーは無理
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html
口径38センチ(15インチ)のユニットではまともな音は出ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004040
昔の軽量高能率スピーカーにはドライブ力が強い最新のトランジスタアンプは合わない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1102.html
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