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安倍暗殺の真相を闇に葬る人々

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2022/07/27 (Wed) 06:54:16

安倍総理激怒 官邸を7年間欺し続けた財務省の卑劣な手口 [2022 7 25放送]
週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qbqtsUj58Ko

総理を欺いてまで実現させた?!財務省の欺瞞工作とは(三橋貴明)
2022/07/23
https://www.youtube.com/watch?v=aJ-6mR6Lshc

【大スクープ】自民党・積極財政派が暴いた財務省のスキャンダル〜PB黒字化目標に隠された罠(城内実議員・中村裕之議員・三橋貴明) - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=Q9O7Q_3iIbY

ホントに財務省主権国家だったという驚くべき真実
2022-07-05
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12751811990.html

安倍晋三は何と闘っていたのか?9割以上の国民が知らない永田町大闘争(西田昌司×藤井聡×柴山桂太)
2022/07/28
https://www.youtube.com/watch?v=BO9nN1lWqIk&t=61s

安倍晋三からの教訓〜日本の政治システムの重大欠陥(西田昌司×藤井聡×柴山桂太)
2022/07/29
https://www.youtube.com/watch?v=EIrmWsLz1zM&t=233s


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安倍氏が銃撃される決定的瞬間のツイッター画像
https://twitter.com/spd6JqgruGQ2qeg/status/1545406301924392960


【Ch桜大学 #59】田布施町の3総理、「暗殺」されたのは?
2022/08/10
https://www.youtube.com/watch?v=zlt3qQeeiFc

2022/07/24
【Ch桜大学 #56】元総理の暗殺〜右首を撃ったのは誰か? - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XPWAklqrKSg&t=60s


【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第41回
「警備も捜査も報道も何もかもが不自然な安倍元総理暗殺事件、ロシアと西側の橋渡し役が居なくなった世界の行方は?」[桜R4/7/28]- YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hfCb4zAtxdE

出演:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)・水島総(日本文化チャンネル桜代表)


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2022年07月26日
要人暗殺の真相は闇に消える / 表と裏の物語
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905022.html

  地上波テレビや全国紙といった主流メディアは、何らかの“意向”が働いているのか、安倍元総理の暗殺事件を毎日のように取り上げても、殺害方法の科学的検証を扱うことはない。もっぱら、「統一教会と精神錯乱者による犯行」という路線へ誘導したいようだ。たぶん、警察も事件の真相を深追いせず、山上徹也による“単独犯”説で幕引きにするつもりなのかも知れない。一方、地上波のワイドショーはいつもの通り、情報貧困層を相手にした洗脳教育ばかり。カルト宗教の話題に飽きれば、国葬への反対論や「そんなに安倍が偉いのか?」といった人格攻撃に論点を移すつもりなんだろう。

  筆者は安倍氏の暗殺報道を聴いた時、「どうして現職総理ではなく、役職に就いていない元総理なんだ?」と疑問に思った。しかし、例の録画映像、すなわち暗殺シーンを的確に収めた謎の動画を観た時、「もしかしたら、別の狙撃手がいるのかも・・・」と思ってしまった。これは単なる個人的な憶測になってしまうけど、映像をスローモーションで観てしまうと、どうしても奇妙な違和感を抱いてしまうのだ。


安倍元総理の暗殺は誰が実行したのか?

  だいぶ前置きが長くなってしまったが、要人暗殺というのは、単なる気違いが思いつきで実行できる犯罪じゃない。必ず、前もって入念な計画を練り、色々な場面を想定して決行するものだ。マスコミは山上の単独犯行を全く疑わず、毎日報道するのは専ら、統一教会のスキャンダルと政治家が如何に係わっていたか、というゴシップばかり。「もしかすると組織的犯罪なんじゃないか?」という角度の報道は一切無い。もう「山上による殺人」で一件落着だ。

  しかし、本当にそうなのか? ベテラン刑事なら奇妙に思うけど、捕まった山上は取り調べを受けると、抵抗もせずペラペラと犯行の動機を喋り始めた。いくら確信犯とはいえ、あんなに直ぐ本音を吐くのか? 組織対策班や殺人課の刑事なら、あんなゲロ(告白)は信じないだろう。だいたい、どうして暗殺を決行する前に統一教会の施設へ赴き、手製の銃で弾丸を撃ち込んだのか? 夜中にあんな轟音を響かせたら、近所の住民が警察に通報するし、何らかの偶然で捕まることも有り得る。執念の殺人計画を立てる者が、本番前にヤバいことをするとは思えない。安倍総理を撃つ前の山上は、動揺せずに安倍氏を見つめていた。短気で衝動的な奴が、何食わぬ顔で武器を取り出し、殺害が終わると抵抗もせずに捕まるなんて考えられない。

  もう一つ重要な点は、遺体の傷と弾丸の軌道が合わないことだ。安倍氏の手術を執刀した、奈良県立医科大学付属病院の福島英賢教授は、銃弾による傷口や死亡の原因について記者に語っていた。安倍元首相が死亡した時、ニュース番組を観た国民は、どのような要因が致命傷となったかを聞いたはずだ。以下、記者会見での応答を抜粋する。

(読売新聞)首…傷…2か所…どのあたり…具体的に教えていただけます?
(福島教授)場所は(首の付け根を指さしながら)、真ん中の所と少し右の2箇所ですね。大きさは非常に小さいものです。

  ここで不可解なのは、安倍氏の背後から発射された弾丸が、右斜め前から喉に入ってきたという点だ。なぜなら、1発目の爆音の後、安倍氏は左向きで後ろを振り返った訳だから、銃弾が右方向から飛んできたというのは、現実的には考えにくい。それに、傷口が小さかったことも気になる。加えて、銃弾による損傷についても疑問が湧き上がってくる。

(NHK)心臓に到達したということなんですけども、臓器であるとか、何か手術されていて、臓器の損傷、何かの損傷というのは激しいものでしたか?
(福島教授)心臓の傷自体は大きなもんがありました。

(NHK)具体的に言うと、その傷というのはどういった形の傷…。
(福島教授)たぶん、弾丸による心損傷、大きな穴ですね、心臓の壁にあいた穴です。

  もし、安倍氏が背後から撃たれていれば、背中から弾丸が入って心臓を貫くか、心臓の箇所で留まるかのどちらかだろう。しかし、映像を見る限り、左胸から銃弾は飛び出していない。体内で留まったと考えるべきだろう。しかし、喉から入った弾丸が心臓に達したとなれば、やはり前方斜め前、しかも高い場所から鋭角に弾が発射されたと考えなければ筋が通らない。福島教授は射出口についても語っていた。

(中日新聞)心臓にその内部まで到達していて、傷跡があるのは首に2箇所だと。弾丸、なんか見つからなかったというこですけれども、貫通したような背面の、反対側の傷とかいうのはあったんでしょうか?
(福島教授)1つだけ左の肩に別の傷があったんで、そこを射出口といわれるとこだったんじゃないかというふうに考えてます。

(NHK)それは左肩に1つ。
(福島教授)はい、そうです。

(NHK)片方はそこから貫通したのではないかと思われるということで。
(福島教授)はい。

(NHK)もう1個に関しては、そういう貫通したような傷はないということで。
(福島教授)ないです、見受けられなかった。

(関西テレビ)傷の深さみたいなのは教えていただけますでしょうか?
(福島教授)深さというのは、その心臓にまで到達する深さという理解いただいたらいいと思います。

(NHK)…2発のうちどちらが致命傷になったのか?
(福島教授)それはわかりかねます。わかっているのは、銃創と思われる傷が2つあったということだけですね。

(NHK)その傷によってお亡くなりになったということしかわからない・・・。
(福島教授)その傷が、先ほどお伝えしたように、胸部に心臓大血管に辿り着いたため、その心臓大血管が損傷されたために出血をされた、というふうなことでございます。

(日経新聞)頸部に2発あって心臓が損傷してたって…。
(福島教授)(右鎖骨上から左下心臓方向を指差して)方向がそっち方向に向かってたんだと思います。

  この遣り取りを聞いていると、一体どんな弾道で安倍氏の体に弾丸が“のめり込んだ”のか、が判らない。左の肩に射出口があるとすれば、弾はどこか右前方から飛んできて、左肩を撃ち抜いた、と考えるのが普通だ。背後から飛んできた弾が左肩を貫くというのはおかしい。

  更に不思議なのは、体内に留まったはずの銃弾が発見されていない事だ。

(朝日新聞)弾は体内に残っていたのでしょうか?
(福島教授)手術しているときに弾丸の方は確認できませんでした。その後はちょっと、今後の経過でわかることがあるかもしれませんが、手術中にはわかっていません。

  記者会見では、担当した福島教授と吉川公彦院長がいたのに、そのどちらも弾丸を確認していないというのは、一体どういう了簡なのか? 普通、心臓に当たった弾丸が体内に残っていれば、必ず摘出して、それを警察の鑑識に渡すはずだ。致命傷を与えた弾丸と使用された銃の一致を調べなければ、警察は山上を殺人犯とは断定できない。大勢の観客が目撃したからという理由で、山上を「犯人」と決めつけるのは軽率である。

  通常、狙撃事件の場合、兇弾の弾道検査をするものだ。例えば、殺害現場に安倍氏と同じ体型のダミーを置き、弾丸の傷口に串か細い棒を刺す。そして、その先端にレーザー・ビームを放射する「Laser Trajectory Pointer」を装着する。この丸い筒から赤や緑の光線が発せられると、弾道の角度が判り、狙撃手がどの位置に居たのかを推測できる。だから、人形の首や喉に棒を刺して、ポインターの光線を放射すれば、どこから兇弾が飛んできたのかも判るはず。

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( 左 : レイザーを放射して、壁にのめり込んだ弾丸が何処から発射されたのかを確認する作業 / 右 : 自動車に撃ち込まれた銃弾の軌道をレーザー・ポインターを使って測定する )

  しかし、駅前の犯行現場で、警官や鑑識がレーザー・ポインターを使って科学的な捜査をしたとの情報はない。もしかすると、極秘にしたのかもしれないが、あのような360度丸見えの場所で検証作業をすれば、誰か一人くらいは気づくはずだ。大手メディアの取材記者は殺人現場に赴いて、いったい何をしていたのか? どうして、地上波テレビは弾丸の入射角度を検証する番組を制作しないのか? 統一教会の霊感商法なんて、一般国民にとったらどうでもいいスキャンダルだ。それよりも、我々は科学捜査に基づく正確な情報が欲しい。

  テレビのワイドショーや週刊誌は、統一教会の被害者や騙し取られた金額、あるいは山上の暗い過去や私生活に焦点を当てるばかりで、重要な弾道検査や共犯者の捜索は悉く無視。これじゃあ、意図的な隠蔽報道じゃないか ! おそらく、警察(サツ)回りのベテラン記者なら次のように考える。

  (1) 山上の背後関係や資金の流れ。
  (2) 検死報告と現場検証との矛盾点や疑問。
  (3) 誰がスケジュールを急に変えて奈良での演説にしたのか?
  (4) 高市早苗議員の選挙区と襲撃現場には、何らかの関係があるのか?
  (5) どんな理由で誰がいつ、警護官の配置を決め、演説会場を設定したのか?
  (6) どうして安倍氏にだけ弾丸が命中したのか?
  (7) 1回の発砲で6発が発射されたのであれば、他の人にも弾丸が当たっていたはず。なぜか?
(8) 本当に手製銃の弾が安倍氏に当たったのか?

  少なくとも、以上のことを警察は調べるはずだ。もしかすると、警察庁は意図的に単独説をマスコミに流し、その裏で共犯者の洗い出しに務めているのかも知れない。つまり、重要な情報を隠して、共犯者を炙り出したり、不安や油断を引き出すために、わざと宗教絡みのネタを流している可能性もあるのだ。

  しかし、政治家の暗殺には深い闇が付きものなので、警察が核心に近づくと、官邸や自民党からストップが掛かる虞(おそれ)がある。なぜなら、物凄い有力組織の犯行だと、岸田内閣や自民党本部にまで被害が及ぶ場合もあるし、外国勢力による犯行だと、買収された政治家や官僚が動き出すから、警察機構の何処かで妨害が入る。たとえ、現場の警官がたくさんの状況証拠やチクリ情報を得たとしても、それらが決定的な証拠とならなければ、自民党や警察の幹部は動かない。もしかすると、警察の内部に腐敗官僚や協力者がいるのかも知れないし、有事になると急に目覚めるモグラが潜んでいる可能性もある。こうした連中は、誰かの命令で密かに証拠の隠滅、あるいは情報の握りつぶしを画策するはずだ。

  とにかく、暗殺事件の捜査がどう展開するのか判らない。もしかすると、「単独犯説」で幕引きになるかも知れないし、山上の刑罰も精神鑑定に左右される危険性もある。「責任能力が無かった」ということで死刑にならず、病院などの施設でセラピー治療という処分になるのかも知れない。ただ、ほとぼりが冷めた頃、山上がヒンクリーのように釈放されたら大変だ。そんなのは悔しいし、第一、赦せない。そもそも、山上が逮捕されて直ぐ自供したのはなぜか? もし、「精神錯乱」による減刑を狙っているとしたら、誰かが山上に智慧を授けたのかも知れない。また、彼の背後に闇組織が存在した場合、人権派の弁護士が用意される可能性もある。日本の警察を信じたいけど、何となく「真相が闇に葬られてしまうのでは?」といった予感がする。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905022.html

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2022年07月31日
兇弾の行方 / 不可解な説明と弾道
元警察官の苦しい解説
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905582.html

  既に「下火」となった安倍元総理の暗殺事件だが、その死因や捜査には多くの謎が残っている。警察やマスコミの報道では、統一教会に恨みを抱いた山上徹也による殺害とされているが、本当に彼の「単独犯行」なのか? これは筆者の勝手な推測なんだが、警察の捜査は何となく怪しい。なぜならば、山上の手製銃が放った弾丸と安倍氏を殺した弾丸が一致するのかどうかが判っていないからだ。本来、警察は司法解剖や物的証拠に基づいて捜査を行うはずなんだが、幾つかの点で常識外れの行動を取っているから信用できない。

  先ず、警察が再度の現場検証をしたことだ。警察は襲撃事件後、犯行現場となった近鉄大和西大寺駅前を捜索したはずなのに、5日後の7月13日、再び銃弾を探し始めたというから驚きだ。一般国民もテレビのニュース番組で目にしたと思うが、県警の鑑識課50名が横に並んで、附近の路面に何か落ちていないかを約3時間に亙って探していたという。(林みづき、小坂春乃「安倍元首相襲撃で現場検証」毎日新聞、2022年7月13日) この捜査はおそらく、司法解剖の時、安倍氏の体から死因となった弾丸が見つからなかったので、焦った警察が貫通した弾丸を発見しようと努めたのかも知れない。

  でも、この捜査って「後の祭り」なんじゃないか? 普通の殺人事件でも、警官が駆けつければ現場一帯は立ち入り禁止とされ、鑑識が来るまで遺体や遺留品に手を附けない。そして、遺体周辺に何か落ちていないか、と入念に探し、髪の毛や塵、砂粒に至るまで全ての物的証拠を持ち帰り、科学的な分析を行うものだ。それなのに、今回の事件に至っては、犯行当日、形式的な捜査で終了し、5日後に再び現場検証なんだから呆れてモノが言えまい。5日も経っているのに、小さな金属片が路上に残っているのか?

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(左 : 兇弾に倒れた安倍元総理 / 右 : 弾丸を必死で探す鑑識の人々 )

  末端の警察官を責める気はないが、警察庁の幹部に対しては強い不満がある。言うまでもなく、安倍氏は元首相で、現役の岸田総理よりも遙かに影響力のある派閥の領袖だ。亡くなった安倍氏は、単に狂った通り魔による一般の被害者じゃない。しかも、「岸田総理の次に総理・総裁になるんじゃないか?」と噂されるレベルの人物だ ! 本来なら、辞職してもおかしくはない警察庁長官が、最前線に立って陣頭指揮をすべきだろう。

  ところが、警察には深刻な失態をやらかした、という意識が無い。どこか他人事の雰囲気がある。安倍氏のような重要人物であれば、いつ外国勢力や犯罪組織の標的になってもおかしくはない。それなのに、警察庁には必死さが無く、「弾が見つからないのかぁ~、どうしようかなぁ~」と5日も考え、「じゃあ、もういっぺん探してみるか !」という態度であった。これじゃあ、「警察は本当に真実を追究する気があるのか?」と言いたくなる。

  次に問題なのは、奈良県警の警護体制があまりにも杜撰であったことだ。普通の要人警護なら、あのようなSPの配置は考えられない。ただし、県警の方にも言い分があるのだろう。何しろ、警察庁から派遣される専属のSPが1名だけで、あとは奈良県警の人員を適当に配置するだけ、という従来通りの警備体制だったから、「不意」を突かれたのも致し方ない。奈良県警の上層部だって普通の役人と同じく、まさか白昼堂々の銃撃事件が起こるとは思っていなかったから、部外者が「360度丸見えの場所で、手薄な警備とは何事だ !!」と非難しても、空しさだけが残る。

  安倍氏が襲撃された後、様々な評論家やジャーナリストも警察への非難を投げかけていたが、国家の防衛に関しても日本人は脳天気なんだから、今更目くじらを立てても無駄である。元刑事の小川泰平が評したように、奈良県警は狙撃を予想していなかったのかも知れない。もし、商業ビルや駐車場からの狙撃、あるいは駅前を通過する自動車からの銃撃を予想していたら、前方だけを睨み付ける警護なんてしないだろう。必ず、後方にも監視の目を光らせていたはずだ。

  それに、普通なら山上を取り押さえた時、直ちに現場を封鎖し、近隣のビルにも警官を動員して、怪しい人物が居ないかどうかを確かめるべきだった。歐米の警官なら、「他にも狙撃手が居るんじゃないか?」と推察する方が自然である。ところが、奈良県警は第二・第三の狙撃手が居るとは考えなかった。もし、犯罪組織が存在するなら、予め山上の「口封じ」を画策していたはずだ。例えば、道路を走ってきたクルマから、いきなり手榴弾が投げつけられる場合だって有り得る。この場合、おそらく爆発の威力で山上と警官は、一瞬で両者とも「あの世行き」になっていただろう。

  事件当時、筆者は山上が拘束された映像を目にしたが、演説会場の直ぐ近くで一般人が自転車やバイクに乗っていたのには驚いた。さらに、平然とクルマが道路を走っていたので本当にビックリ。もし、クルマに乗ったギャングやテロリストが安倍しの背後に廻り、サブ・マシンガンで乱射したらどうなるんだ? まぁ、「日本では有事は起こらない」というのが国民と議員の「常識(外国では非常識)」だ。まさか、ショットガンを持った狂人が、警官の前で政治家を狙うとは考えない。しかし、暴力団でもライフルや機関銃を持っているから、何らかのテロリストが密輸拳銃で襲ってくる可能性は充分にある。

  第三に、警察が発表した銃弾の貫通にも納得できない。たぶん、これは山上が放ったとされる銃弾が安倍氏の遺体から見つからなかったので、何とかして世間を欺こうとする「カバー・ストーリー」なんだろう。しかし、警察を辞めた元通訳捜査官の坂東忠信までが、警察の苦しい言い訳に同調するのは解せない。(普段なら、筆者は坂東氏の言論や見解に賛同するところが多い。しかし、今回の解説には納得できない。)

Bandou 88821(左 / 坂東忠信 )

  坂東氏は神谷宗幣・参院議員が主催するYouTube番組『ChGrandStrategy』(第237回、7月22日放送)に出演し、安倍氏がどのように射殺されたのかを解説した。坂東氏は警察の発表を補足するような形で、安倍氏の体を貫いた銃弾を説明していたが、筆者には全く賛同できなかった。なぜならば、彼の解釈と推測は非現実的であるからだ。坂東氏によると、左腕または左肩から入った弾丸は、鎖骨などの骨に当たって二つに砕け、その進行方向が妙な具合に変化し、頸部から射出された、というのだ。つまり、左腕から入った弾丸は、肉体の中で弾道を変え、血管を破裂させると、喉仏下の部分から外へ飛び出した、という解釈である。

  しかし、坂東氏の推測には奇妙な疑問が纏わり付く。もし、彼の推論が正しければ、手製の銃から発射された弾丸は、物凄いスピードで安倍氏を直撃し、その勢いを保ったまま、首の部分2箇所から吹きでた事になる。しかし、これはおかしい。坂東氏が述べたように、もし手製銃の兇弾に物凄い破壊力があり、90mか100m先のビルに届くほどの勢いがあって、建物の壁に小さなに“のめり込む”程の威力があるならば、安倍氏の左肩には物凄い傷口が出来ていたはずだ。坂東氏は言及していなかったが、安倍氏の背広にはどのような「穴」が空いていたのか? もし、散弾銃の弾がジャケットの繊維を貫いたとすれば、録画映像でも必ず確認できるし、肩や腕からは大量の出血が見られたはず。それなのに、安倍氏からの出血は驚くほど少なかった。

Abe assassination 001233  また、いくら10mmの弾丸が二つに砕けたとはいえ、それが勢いよく喉仏下の部分から飛び出れば、その傷口(射出口)はグチャグチャになり、これまた多くの鮮血が吹き出たに違いない。もし、坂東氏が言うように、左肩から入った兇弾が鎖骨下の大動脈を傷つけ、そのまま外に飛び出たのなら、小さな傷だけでは済まない。もっと大きな傷口になっていはずだ。青山繁晴議員が警察から得た情報によれば、兇弾は正露丸のような大きさで10mmくらいというから、もしかすると機械に用いるベアリングみたいな弾だったのかも知れない。フルメタルジャケットの9mm弾でも傷口は酷くなるのに、丸い銃弾が背広を貫通すれば、その衝撃は凄まじいものとなる。

  ところが、倒れ込んだ安倍の体からは大量の血は流れず、血だまりと言えば、背中の方だけだった。ドクター・ヘリの中で安倍氏を救おうとした、南奈良総合医療センターの植山徹・医師によれば、銃創は首の前に2箇所と左肩に1箇所であったという。意外なことに、背中からの出血は無く、傷口も見つからなかったそうだ。これは治療に当たった医師の見解と符合する。

  一方、損傷した動脈からの血は体内、おそらく肺の中に流れ込んだと考えられる。安倍氏を担当した奈良県立医科大学の福島英資(ふくしま・ひでただ)教授によれば、首の部分に2つの小さな入射口があり、左腕の部分に射出口らしき傷があったという。となれば、兇弾は安倍氏の背広を突き破ったことになる。では、肉体を貫通した銃弾は、何処に飛び散ってしまったのか? 現場の道路に落ちたのか、それとも突き抜けて遠くの壁にのめり込んだのか? そもそも、司法解剖で銃弾が見つからないとは、一体どういう理由なのか?

  ちなみに、福島教授の専門はドクター・ヘリで運ばれてくる患者の緊急処置で、色々な重傷患者の処置や治療には慣れているはず。しかも、安倍氏の胸部を切り開いて心臓の損傷具合を確かめた人物だ。その専門医が全国放送の記者会見で「いい加減な説明」をするとは思えない。当日、緊急処置に携わった医師は約20名も居たというから、福島教授が曖昧な判断を下したとは思えないし、仮に見当違いな所見を述べたら、同僚の医師から反論が出ていたはずだ。ところが、坂東氏は専門医の見識に疑問を抱いた。曰わく、日本の医者は拳銃による負傷者に慣れていないから、射出口と入射口を間違えてしまうそうだ。しかし、坂東氏は搬送された安倍氏を見ていないし、傷口の検証すら行っていないから、福島教授の意見を撥ねつけるだけの資格はない。少なくとも、検視くらいは立ち会うべぎたった。

  陸上自衛官や警察官を除いて、日本人のほとんどは銃器を触ったことがない。狙撃訓練を受けた日本人なんて極僅かだから、実際に標的がどのように破壊され、銃弾にどんな威力があるのかさえ判らない。坂東氏は神谷氏との対談で、現役時代、拳銃特練を受け、射撃検定の上級者になったそうだ。しかし、普通の警官よりも射撃回数が多いからといって、それが狙撃に関する知識に結びつくとは限らない。銃社会のアメリカだと、高校生や大学生の女の子でも射撃場で何百発も撃つし、父親の指導で警官並みの腕前になるとこもある。

  ちなみに、坂東氏は神谷氏との対談の中で射撃訓練のことを話していたが、どんな種類の拳銃で、どれくらいの口径であるかを覚えていないと語っていた。これは驚きで、普通、自分が使っていた拳銃はもちろんのこと、狙撃用のライフルに関する知識だって多少はあるはずだ。それなのに、銃の口径と弾丸に関する知識が無いなんて。銃を扱ったことがある人なら、5.56 x 45 mm NATO弾とか7.62 x 51 mm弾、9 x 19 mm Parabellum 弾などを識別できるだろう。スミス&ウエッソンの38口径拳銃やコルトやグロックの45口径の拳銃などは一般的だ。

  狙撃訓練を受けていない普通の日本国民は、元警官の坂東氏が銃弾の威力や軌道について語ると、「そうなのかぁ~」と納得してしまうだろう。しかし、彼の説明にはトリックがあった。坂東氏は散弾銃の弾道を拳銃自殺のケースで説明したからおかしい。確かに、拳銃を口にくわえ、そのまま引き金を引けば、銃弾が後頭部じゃなく、目玉から飛び出てくることもあるだろう。しかし、安倍氏の場合、発射されたのは手製銃からの弾丸で、工場で製造された正式な銃弾ではない。山上が発射した弾丸は、パチンコ玉みたいな「金属」だから、正確に真っ直ぐ飛ぶとは限らないし、どんな殺傷能力があるのかも不明である。坂東氏は安倍氏のシャツの右襟が動いたのは、射出した弾丸によるものと語っていたが、本当に飛び出した弾丸の風圧だったのか?

Ballistic Dummy 222Ballistic gelatin 1
(左 : 発射実験用の人形 / 右 : ゼラチンの塊)

  また、元警察官の坂東氏が弾丸の軌道を述べる際、「Ballistic gelatin(弾丸の威力を調べるためのゼラチン)」や 「Ballistic Dummy(体内での弾丸軌道を検証するための人形)」に言及しなかったのも奇妙だ。歐米の警察なら、兇弾の威力や軌道を調べるために、ゼラチンで作られた胸像を用いる。この人形を使えば、撃ち込まれた弾丸が体内でどんな経路を辿るのか、そして、どんな傷が出来るのかを推測することが出来る。もし、警察が手製銃の検証実験を行ったのであれば、必ずやこの種の人形を使うはずだし、場合によったら、精肉業者から豚肉や牛肉を購入し、それに銃弾を撃ち込むこともある。いずれにせよ、警察は事件当時の状況を再現し、銃弾の軌道や破壊力を調べるべきだ。

スパイの浸透に鈍感な政治家

Nishida 2133(左 / 西田昌司 )  

今回の暗殺事件には、一般国民からも共犯者の疑いが出ていた。しかし、参議院議員の西田昌司は山上の単独犯説を信じているようで、別の狙撃手がいたのかも知れない、という可能性を否定している。その否定論の根底には、別の狙撃手が手製銃の爆音に合わせて撃つことが困難であるから、というアホらしい理由がある。もし、何処かに潜んでいた狙撃手がサプレッサー(消音器)を用いれば、発射時の銃声を消すことくらい出来るじゃないか。実際、「Barrett MRAD」とか「Heckler & Koch M110 A1」といったスナイパー・ライフルを用いる時、消音器を付けて撃つことはよくある。(安倍氏に向けて発射された弾丸は、たぶん4mm程度の代物で、貫通しにくい弾頭にしていた可能性がある。もちろん、スナイパーが居たらという前提なんだが・・・。)

  また、西田議員はジョン・F・ケネディー大統領が、CIAによって暗殺されたという説にも触れていた。西田氏曰わく、米国ならこうした陰謀は有り得るが、CIAのような組織が無い日本では有り得ない、と述べていた。これも日本人特有の甘い認識で、防諜組織を持たない日本だからこそ、犯罪組織の破壊工作が容易に出来てしまうのだ。もし、安倍氏の暗殺が、何らかの闇組織か外国勢力による計画であれば、選挙演説の急な変更は可能だし、手抜き警備の仕掛けも難しくはないだろう。国会議員の秘書や霞ヶ関の省庁には、北京政府から派遣された元留学生秘書とか、帰化した朝鮮人、あるいは帰化鮮人の子孫といった草(世襲の工作員)が潜り込んでいる。たとえ、こうした外人が直接資金を流さなくても、日本人の協力者を介すれば、自民党の内部を操ることも可能だ。利用された日本人が気づかない場合だって有り得る。

  西田議員は急に決まった演説予定に合わせて狙撃手を配置するのは無理だ、と述べていたが、暗殺組織が自民党や奈良県の有力者を動かせば、計画通りの暗殺は可能となる。奈良県警が周辺ビルの所有者や地元の有力議員、彼らに献金する怪しい人物を調べたのかどうか判らないけど、一般的に暗殺組織は、標的を殺す地域のボスを抱き込む。ケネディー暗殺の時、エルム街を通るよう、急遽リムジンのルートが変更されたのも、ダラスの有力者を一味に加えたからだろう。実際、ダラスの市長はチャールズ・カベル将軍(Genral Charles Cabell)の弟であるアール・カベル(Earle Cabell)であった。ということは、暗殺組織が自分の縄張り(turf)で計画を実行したと考えてもおかしくはない。確かに、市長を仲間にしておけば、色々なトラブルが起きた時に役に立つ。市長の権能で地元の警察を動かせるし、捜査に干渉して証拠を握り潰すことも可能だ。

Allen Dulles 7732Charles Cabell elder brother 111Earle Cabell 82Gerald Ford 0021
(左 : アレン・ダレス / チャールズ・カベル / アール・カベル / 右 : ジェラルド・フォード )

  ちなみに、チャールズ・カベル将軍は元々空軍大将であったが、アレン・ダレス(Allen Dulles)長官のもとで働くCIAの副長官でもあった。しかし、ピッグス湾侵攻を実行に移した時、ケネディー大統領が空爆の要請を拒絶したから、ダレスとカベルの作戦は大失敗。面子を潰された長官と副長官は、殺したいほどケネディーを恨んでいたという。もし、この怒れる空軍大将が弟を引き込んだとすれば、暗殺計画はだいぶ楽になる。やはり、標的のカモを撃ち殺すには、自分の裏庭が最適だ。副大統領のリンドン・ジョンソンが組織に加わったのも、色々な後始末に便利であったからだろう。後に大統領となるジェラルド・フォードもアレン・ダレスと一緒に「ウォーレン委員会」のメンバーになっていたんだから、あまりにも出来すぎている。ちなみに、1963年11月29日、下院議員だったフォードをメンバーにしたのはジョンソン大統領であった。(Conversation Number K 6311.01, PNO1)

  安倍氏の暗殺が山上による単独犯行じゃなく、組織的な計画犯罪と仮定すれば、幾つかの謎や疑問が解けてくる。例えば、瀕死の重傷を負った安倍氏は、50分もかけて奈良県立医科大学附属病院へと運ばれたが、どうしてもっと近くの病院に搬送されなかったのか? 大阪赤十字病院や大阪大学医学部附属病院でも良かったはずだ。普通、命が懸かっている「緊急事態」の場合、一番近い病院を選び、とにかく迅速な対応を優先する。それなのに、救急車で搬送するのかと思いきや、わざわざドクター・ヘリへと移し替え、50分後に遠くの奈良医大に運ぶなんて馬鹿げている。「奈良県内で負傷した患者は、奈良県の病院で治療する」という考えは、役所の面子を優先した愚行に過ぎない。

  これは筆者の妄想になるけど、奈良医大へ搬送するのは、暗殺計画の一部であったんじゃないか? もし、配置されたスナイパーが失敗した場合、あるいは急所を外した狙撃になった場合、救急車かドクター・ヘリの中で「手遅れ」にするしかない。つまり、緊急搬送に時間をかけることで治療を不可能にすれば、致命傷にならなかった場合のバックアップになる。もし、銃弾が心臓を破壊せず、肩か腹をかすめた場合、安倍氏が助かる可能性は充分あったし、救助隊員の止血が成功していれば、病院での治療で何とか助かる場合も出てくる。それゆえ、犯罪組織が暗殺を確実にするためには、緊急搬送に関する「根回し」が必要だ。たぶん、暗殺グループは予めこれを計算に入れていたのかも知れない。

Kishida 113(左 / 安倍氏の死亡で利益を得た岸田総理)
  色々と憶測を述べてしまったが、筆者には警察がどのような極秘捜査をしているのか判らないし、どのような方向で決着をつけるのかも判らない。ただ、警察は作り上げた「筋書き」を補強するために、無茶な理屈を捏ねているように思える。兇弾が見つからなかった件についても、曖昧な方向へ持って行く虞がある。もしかすると、「安倍氏の介護中に血液と一緒に外へ流れ出てしまった」、あるいは「病院での治療中、不覚にも弾と気づかず、何処かに棄ててしまった」という言い訳で幕引きにするのかも知れない。

  だいたい、安倍氏の遺体をさっさと焼いてしまうのが異常である。たぶん、司法解剖の様子は録画されていると思うが、警察がその映像を公開することはないし、詳細な検視報告書を国民に見せることもないだろう。岸田総理の魂胆は、盛大な国葬にして世間の関心を逸らすことにある。日本人は1ヶ月もすれば事件の真相に興味がなくなり、国葬の準備や来賓の名簿といった話題に夢中となる。もし、暗殺の真相が騒がれるとしたら、10年後か20年後の週刊誌記事くらいだろう。あの世へ旅立った安倍氏も、永田町の体質に理解があるから、「しょうがないなぁ~」と諦めているんじゃないか?
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905582.html

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2022年08月02日
坂東忠信への疑問 / 元警察官の解説と銃の実験
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905944.html

元警察官の奇妙な解説

  前回のブログに関し、ちょっとだけ補足したい。元警察官の坂東忠信が神谷宗幣の番組に出演し、山上徹也の手製銃に関する解説をしていた。しかし、筆者には坂東氏の説明がどうしても腑に落ちず、「無茶なこじつけじゃないのか」と思えてならない。そもそも、あの手製銃から発射された弾丸が、本当に安倍元総理の体を直撃し、体内の血管や筋肉を傷つけ、骨に当たって砕けたのか? そして、骨に当たった金属片が、角度を変えて首元から噴出した、という説明には納得できない。坂東氏は警察の発表を補足する形で推測を述べていたが、もし彼の意見が正しくても、鑑識の人々が首から射出した兇弾を5日後に捜索するなんて異常だ。普段は真面目な捜査をする警察が、国家規模の重大事件に直面したら、こんな馬鹿げた事をするなんて信じられない。

Brandon Herrera 288(左 / ブランドン・ヘレーラ )
  筆者は山上の手製拳銃を調べた訳じゃないので何とも言えないが、ブランドン・ヘレーラ(Brandon Herrera)という銃器の専門家(「The AK Guy ,Inc.」の経営者)が、YouTubeに流した自作動画は大変参考になった。アメリカ人のヘレーラ氏は、歐米諸国で報道された安倍氏の銃撃事件を知り、山上の銃に興味を持ったらしい。そこで、銃の製造に詳しいヘレヘラ氏は、独自に火薬や鉄パイプを買ってきて、山上の手製銃を再現してみた。

  もちろん、ヘレーラ氏は山上の銃を直接見た訳じゃない。しかし、色々な銃器を造ってきた経験から、だいたいの構造は想像できたので、ハードウェア・ショップに赴いて同じくらいのパイプを購入し、ついでに火薬も自前で製造したそうだ。弾丸には部品メーカーが使う普通のベアリングを用い、様々な大きさのベアリングを選んで鉄パイプの中に詰めた。この製造過程は彼の動画(「Testing the Pipe Gun That Killed the Japanese Prime Minister」というタイトル)で紹介されている。(しかし、彼の動画はYouTubeの規約に違反したそうで、7月30日に消されてしまった。それでも、「VK.com」や「rumble」といった動画サイトに残っていて、誰でも観ることができる。)

  ヘレーラ氏は完成したパイプ銃を手にし、野原で発射実験することにした。ただし、その銃を直接、自分で発砲するのはかなり危険なので、銃を台の上に固定し、長い電線を使って離れた位置から点火することにした。彼は銃の側にドラム缶を設置して、その背後に隠れて銃の発射実験を行うことにした。いざ、点火をしてみると、轟音を伴った爆発が起きてしまい、銃はほぼ木っ端微塵に。おそらく、ヘレーラ氏は結果を予想していたのかも知れない。危険を察知してドラム缶の陰に隠れていた方が無難である。それにしても、この爆発は凄まじく、もし彼が直接引き金を引いていたら、即死か重傷を負っていたに違いない。

Brandon Herrera 11Brandon Herrera 22
(左 : 山上の銃を再現したヘレーラ氏 / 右 : 第1回目の発射実験)

  この大爆発を目にしたヘレーラ氏は、火薬の量を減らして再度の実験に挑むことにした。そして、今回もドラム缶の陰に隠れての点火となったが、やはり凄まじい爆風となった。しかも、片方の鉄パイプが後方に飛んでしまい、栓が弾丸のようになってしまったから危険だ。もし、ヘレーラ氏が銃を握っていたら、胸や腹に大きな傷ができてしまうだろう。たとえ火薬の量を減らしても、鉄パイプ銃は火薬の威力に耐えられない。したがって、よほど頑丈な銃身にしないと、あの威力を封殺することはできないんじゃないか? 第1発目で爆発なら、第2発目の射撃なんて絶対に無理だろう。

Brandon Herrera 33
(上写真 / 第2回目の発射実験による爆発)

  坂東氏は趣味で鎧兜などを造っているから、山上の手製銃を得意げに解説していたが、本当に彼は銃に詳しいのか? 一般人は坂東氏を信じてしまうが、銃器に詳しいアメリカ人や日本の拳銃マニアなら、坂東氏の説明に疑問を抱いてしまうだろう。彼の推測では、山上が市販の薬莢を使い、その中に金属の弾丸を詰め、さらに、この「銃弾」を鉄パイプの中に込めて発射したという。

  しかし、この説明だと色々な疑問が湧いてくる。もし、坂東氏が言うように、山上の弾丸が90mないし100mの壁にのめり込む程の威力があったなら、それなりの火薬を用いたはずで、ヘレーラ氏の実験と同じ爆発が起こったはずだ。ところが、山上の銃は轟音を立てたものの、パイプ銃の爆発は起こらず、第2発目を発射することができた。しかも、山上の手や胴体には傷が無かった。もし、発砲の爆発が起きていれば、山上は即死か重態だ。たぶん、安倍氏よりも多量の出血で大惨事になっていたことだろう。また、市販の薬莢が隙間無く鉄パイプにフィットしたのか? この薬莢に詰め込まれた火薬の量は、一体どれくらいだったのか? もし、暴発しない程度の量で、丸い金属が100m先の建物に食い込む勢いだとしたら、山上の手製銃は結構「完成度」が高い。

  山上の手製銃を現場で押収した警察は、必ずや発射実験、すなわち銃の検証作業を行っているはずだ。何処か別の場所で殺害現場を再現し、山上の銃を数回、あるいは数十回、試し撃ちを行ったはずである。おそらく、警察庁も前回述べたゼラチン製の人形を用いて、10mmの弾丸がどのように飛び散り、人形の体内を移動したのかを確かめたはず。坂東氏が述べたように、もし山上の弾丸が体内で角度を変え、骨に当たって砕け、その破片が首から噴出したのなら、その映像をカメラに収めているに違いない。警察はインターネット界隈で駆け巡る「陰謀論」を打ち消すためにも、その実験映像を公開すべきだ。

Yamagami gun 1111Yamagami 77111
(左 : 現場で使われた山上の手製銃 / 右 : 警察が山上の自宅を捜索して押収した手製の銃器)

  しかし、ここで問題が一つある。誰が山上の手製銃を持って、引き金を引くのか、だ。いくら下っ端の警察官といえども、いつ大爆発を起こすか判らぬ銃を手にするなんて厭だろう。もし、火薬の量を間違えて発砲すれば、指や手首が吹っ飛ぶし、場合によっては血塗れの重傷になる。(実験で「殉職」となれば、更なるスキャンダルになるから、警察のトップは戦々恐々だ。) でも、離れた場所から引き金を引いたら再現実験にはならない。だが、パイプ銃に弾丸を詰めて、それを100mくらい飛ばすには、ある程度の火薬が必要だから、危険を承知で誰かが直接引き金を引くべきだろう。

  となると、警察組織における「責任者」が挑むしかなく、奈良県警を代表して県警本部長、あるいは警察庁の長官が「最高責任者」として「狙撃手」になるしかない。危険な実験では両名が死亡か、負傷する場合もある。それゆえ、警察のお偉方10人くらいを「予備役」として確保することも必要だ。本来なら、30回くらい試し撃ちをして平均値を出さねばならぬから、30名くらいの上級職警官を犠牲にする覚悟も必要である。なぜなら、発砲に成功しても、標的に当たるとは限らないし、当たったとしても、説明通りの弾道を描くとは限らない。もし、30回発射して、1回しか標的に当たらなかったら、それを何回か再現しなくてはならないら、場合によっては100名くらいの警官が殉職する事態になる。

 とにかく、安倍元総理が白昼、堂々と殺害されるという事件が起きたのだから、警察は厳密な科学的捜査を行うべきだ。山上による「単独犯説」で一件落着なんて赦せない。警察は面目をかけて真相を追究すべし。そして、捜査の全貌を一般国民に知らせることは無理でも、せめて国会議員にだけは具体的に幾つか報告すべきなんじゃないか。首相官邸にだけ持ち込んで終わり、なんていう幕引きは危険である。なぜなら、岸田総理や側近の者が握り潰して隠匿すれば、事件の真相は闇に葬られるからだ。捜査報告書や検証映像、司法解剖のレポートなどは、少なくとも安倍派議員の手に渡されなければならない。

Bandou 88821( 左 / 坂東忠信)
  坂東氏がブランドン・ヘレーラ氏の動画を観たかどうか判らないが、国会議員となった神谷氏は、削除された動画を坂東氏に提示し、その感想を訊くべきだ。また、坂東氏はYouTubeの文化人放送局にも度々出演しているから、山岡鉄秀や山口敬之の前で堂々と自分の意見を述べたらいい。日本の一般国民は「元警察官」という肩書きを目にすれば、即座に「銃や暗殺に詳しい」と思いがちだ。しかし、いくら射撃訓練を受けていたとしても、坂東氏は警察官として銃の訓練をしていただけで、戦争や破壊工作で銃を使う特殊部隊の軍人ではない。警官は犯人を逮捕する時に銃を使うだけである。外国の要人や犯罪者を抹殺するために訓練されたスナイパーではない。したがって、暗殺の可能性を語る専門家としては役不足である。まぁ、坂東氏も実際に山上の銃を見たわけじゃないから、推測を述べただけだろう。元警察官でも一般人と同じく、想像で語ってしまうこともある、ということだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68905944.html


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アジア記者クラブ(APC)
手製銃の爆発音だけが大きく火薬煙が立ち込めたのはダミーで高所からの狙撃弾が貫通したとするツイートは海外でエマニュエル・パストリッチなどが寧ろ引用している。これはこれで検証が必要ですね。

安倍を銃撃した弾丸が体内では発見されていないと奈良県立医科大学福島教授が発表している。一方、郷原信郎氏は「一部には、『山上容疑者の銃撃と同時に、別方向から狙撃された可能性』を唱える極端な見方もある」と指摘している。この事件は意外に根が深いのかもしれない。
11:39 PM · Jul 26, 2022·Twitter Web App


Replying to
@2018_apc
参考にひとつ添付しておきますね。

Replying to
@2018_apc
高所からではなく、至近距離からと言ってる人もいて可能性は無きにしも非ずと感じました。
https://twitter.com/2018_apc/status/1551940193460301825?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1551945261135839232%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=http%3A%2F%2Fwww.asyura2.com%2F22%2Fsenkyo287%2Fmsg%2F421.html
2:777 :

2022/07/27 (Wed) 07:36:04

アメリカに逆らった政治家の運命
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14018205

伊藤貫 Terror Tuesday『オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003152

CIA の犯罪
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1042.html

日本の政治家や官僚はエマニュエル駐日アメリカ大使に脅されて言う事を聞かされている
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020338

大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14018037

小沢一郎先生を襲った恐怖とは
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html

安倍政権下で自殺・不審死した人物
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/542.html
3:777 :

2022/08/27 (Sat) 16:11:15

統一教会は清和会(安倍派)の重要な存立基盤となっていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006897
4:777 :

2022/09/28 (Wed) 14:54:54

安倍事務所がついに落城 もともと著しかった基盤衰退 図に乗った者震えて待っとれ 本紙記者座談会
2022年9月27日
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/24570

 安倍晋三元首相が統一教会に恨みを持つ信者二世から銃殺され、2カ月以上が経過した。巷ではその国葬開催に世論の6割以上が反対しているなかで、岸田政府は「丁寧に説明する」をくり返すばかりで“馬の耳に念仏”の態度を続け、そうやって国民を弄んでいるうちに内閣支持率は30%そこらまで急落するなど、統一教会と心中するように政権与党の基盤が揺らいでいる。10月に県民葬を開催しようとしている山口県および下関市では、お爺さんの代から地元政界のトップに君臨してきた安倍家が、ここにきて予期せぬ形でお家断絶の危機に瀕しており、栄枯盛衰に思いを馳せて悲しむ者あり、逆に「天網恢々(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」などといって大喜びしている者あり、さまざまな思惑がうごめくもとで政治構造の再編をよぎなくされている。全国の読者や在京メディア関係者たちから「山口県はどうなっているのか?」「安倍事務所解散って本当ですか?」等々の問い合わせも多いことから、記者たちで論議し、地元の状況をまとめてみた。



祇園精舎の鐘の声……噛みしめ



 A コラム狙撃兵で「安倍事務所終了のお知らせ」を紙面に掲載したのが9月前半。これは地元でも安倍派以外の事情を知らない一般の人々のなかでは驚きを持って受け止められた。亡くなって2カ月ほどであっけなく安倍事務所の撤収、安倍後援会の解散に向けてことが動き始めた。荷物整理のなかで懐かしい写真が見つかったといって秘書が支持者のもとに持って行ったりしている。思い出回顧モードに入っている。そのなかで12月をもって看板を下げることを縷々説明している。




安倍晋三と配川博之秘書(右、2020年)

 行き場を失った秘書たちは就職活動も必死みたいだ。なかには林事務所に「働かせてください」と頭を下げに行った者までいるというから、安倍晋三への忠誠などあったもんじゃない。なりふり構っておれないのだろう。他の仕事をしたことがないからつぶしが効かないのだ。事務所ナンバー2の畑村は大分の自民党衆院議員の秘書に転職が決まったという。あと、死んだ直後から秘書たちは給料をもらえなくなったと支持者のなかではまことしやかに囁かれ、「さすがケチな安倍家」と悪口をいう人もいる。秘書稼業を今後とも続けるのは畑村くらいだろう。役所上がりの爺ちゃん秘書たちは年金暮らしで安泰だろうが、大変なのは現役世代の私設秘書たちだろう。とはいえ、元々がみな地元の人間だから、人脈でどうにかなるとは思うが…。



 C 筆頭秘書の配川についても“ただの人”になったのだから、下関界隈で威張ることもない。地元の美祢市に帰って農業でもすればいい(40代までは美祢の農協職員だったのが安倍事務所の秘書になり、今では前田晋太郎・下関市長よりも目上の存在である)。後ろ盾だった「安倍先生の意向だ」が通用しなくなれば、誰も相手にしないのだ。保守系のなかでも意地汚いてのひら返しが始まるなかで、これまでのように権力を振るうことなどまず不可能だし、すっぱり縁を切って田舎で暮らした方が無難だろう。逆に安倍亡き後のドロドロの政争に絡むというならそれもよし。身の振り方はあくまで本人が決めることだ。



 「おごる平家久しからず」ではないが、平家だって盛者必衰の理(ことわり)によって落人となり、最後は宮崎県の椎葉村とか日本全国の秘境に逃避して慎ましく暮らしたのだ。源氏と平家がたたかった時代は、仇討ちを恐れて一族郎党や残党に至るもどこまでも追いかけて殲滅するなど徹底していた。現代はそんな野蛮な時代とは異なるが、「政敵を徹底的に潰す」はまさに安倍晋三がやってきたことだ。その反動が跳ね返ってくることは容易に想像がつく。だから、今のうちに逃げておとなしくしときな! というのはむしろ親切なアドバイスだと思う。安倍晋三もろとも安倍事務所は落城したのだ。



 B 安倍晋三には子どもがいないことから、以前から後継者を誰にするのかを巡って選挙区では話題になってきた。三菱商事の幹部をしている実兄の子が候補なのだとか、否、本人は政治家になることを固辞していて安倍洋子の思うようにはならないとか、さまざまなことが取り沙汰されてきた。最近では、岸信夫のところの信千世とは別のもう一人の子どもを安倍家の養子にして選挙区を継がせるか? というのもあった。まあ、子どもたちが政治家になることを固辞しているというのを聞くと、統一教会との関係も含めて一族の政治的遺産を引き継がされ、なんなら銃殺されなければならないような立場に身を置きたくないという心理が働いてもおかしくないと思う。



 いずれにせよ、安倍事務所終了、後援会解散が動き始めたということは、それらすべてがおじゃんになり、引き続き下関なり山口4区で地盤を維持していくのは困難という結論に至ったことがわかる。八方ふさがりで必然的に選挙区撤収に追い込まれたのだ。いくら岸信介から連なる政治権力や金力を誇ろうが、安倍家の願望だけで世の中は動いていない。下関なり山口4区の現実を重ね合わせたときに、衆院の選挙区再編も動くなかで保守系同士の軋轢も相当なものがある。いきなり安倍家四代目が選挙区を継ぐといっても、なに勝手なこといってんだ! という力も働く。生前から既に安倍後援会自体の基盤崩壊も甚だしいものがあったが、なんの力もない者が勝手なこといってんじゃねえぞ! という反動もすごいのだ。「安倍晋三の意向」という印籠が効力を失い、その睨みが効かなくなった以上、まとまるわけがないのだ。しかも、選挙区を一族が私物化していくことへの批判もある。なるべくして事務所撤収、後援会解散にたどり着いたといえる。強面で抑えてきたとはいえ、意外に脆かったことだけが浮き彫りになっている。



 C 後援会も高齢化が著しく、後援会長の伊藤氏といっても90歳近い。引き際について幹部たちは頭を悩ませていたのだろうが、かといって成り代わって安倍派を統率するような人材・後継者がいないのも現実だ。今回の事件が辞める絶好のタイミングだったのかもしれない。この幹部たちが県民葬をもって引退となると、以後に派内をまとめあげて、あるいは睨みを効かせて、選挙で10万票を固めていくような実力を持ったリーダーは見当たらない。事務所もしかり。秘書についても後継者といえるほどの実力を備えた人材が育っていない。



 昨年の衆院選では前回選挙より2万4000票も減らして弱体化が浮き彫りになったが、モリカケ桜など私物化政治がこれでもかとやられるなかで、地元でも「安倍晋三はやり過ぎだ」と批判は強まっていた。支持者離れが凄まじいことになっていたのだ。そこに安倍家四代目といったら、ますます「いい加減にしろ!」の世論が強まることは必至だった。解散に追い込まれるのも無理はない。実にあっけない幕引きとなったが、そうならざるを得ない事情があるのだ。経年劣化していたようにも見える。



山口4区補選、新3区は…



 B 目下、跡目争いがどうなるのかは確定していない。しかし、とりあえず山口4区の補選が来年4月以降におこなわれることになっている。そして、その次の衆院選では4区は消滅し、選挙区再編によって下関・長門は山陽小野田、萩、美祢と合体して新3区になる。この新3区に林芳正が戻るのが自民党としては順当なのだろうが、現在の3区(萩、美祢、宇部、山陽小野田)に林芳正は住民票まで移して下関から出て行った。林事務所も本部を宇部(新1区)に移している。今さら10年以上かけて築いてきた宇部の後援会の人々に「安倍晋三が死んだからやっぱりボクは地元の下関に戻ります」なんていったら不義理を怒られる話でもある。その辺りをどう整理するのだろうか? といわれている。




安倍晋三(衆院4区)、岸信夫(2区)、林芳正(3区)、高村正大(1区)

 自民党としては、4区補選に適当なヤツを担ぎ上げておいて、新3区は林芳正というのがもっとも収まりのいい話なのだろう。生前は度胸がなくイジイジしていたのが、「安倍晋三が死んだから地元に戻る」というのも情けない話ではあるが、これが林派なのだ。そして、下関では林派の面々が「これからは林派の天下になる」と勘違いしている。顔が緩み過ぎだ。これらが県民葬で泣いたりしていたら、「この嘘つきが!」とみんなが思うに違いない。



 D 兎にも角にも、安倍晋三という抑えになっていた蓋が吹っ飛んで、下関では安倍事務所を頂点にした一極支配の構造が音を立てて崩れ始めている。この30年近く、安倍晋太郎から晋三への代替わりの過程というのは、それこそ古賀敬章という政敵を叩きつぶし、その支援者たちには血なまぐさい制裁が加えられ、ときには「ケチって火焔瓶」みたくヤクザまで登場し、きわめて暴力的な形で権力を握ったといっても過言ではない。そうやって安倍―江島ラインで抑えてしまい、これに林派も持ちつ持たれつの関係を築いてきた。鬼籍に入ったとはいえ、ゴリゴリに安倍事務所を仕切っていた筆頭秘書やナンバー2は警察上がりで、安倍事務所の抑え、睨みが効くとはそういうことだった。安倍内閣で警察官僚が権力を振るっていたのが問題にされるが、下関では30年前からその原形がある。最近では、それに倣ってなのか林事務所も警察上がりを秘書として雇ったくらいだ。



 B 下関では、市長が安倍派なら、議長は林派というように昔は棲み分けていた時期もあった。ところが安倍晋三が首相になったあたりから歯車は狂いはじめ、林派が冷や飯を食わされる場面も目立つようになった。子飼いの江島が市長から引きずり降ろされたのは、あまりにも官製談合疑惑や巨額見積もりが指摘される公共事業があいつぎ、代議士出身企業である神戸製鋼所が利権を独り占めにしたり、はたまた実兄の三菱商事が60億円余りの公共施設建設を落札したり、安倍絡みでやりたい放題が横行するようになり、その遊び癖も含めて批判世論が高まったためだ。




統一教会の韓鶴子総裁に花束を渡す江島潔(2019年)

 直系のくせに江島批判が安倍批判に向いてはたまらないという理由で江島に市長選出馬を辞退させたのは安倍晋三だ。だから江島はその後は加計学園傘下の倉敷の大学でポストを得て、なおかつ参議院議員になれた。市長時代によほど貢献したのだろう。だからこそ、安倍晋三からポストを与えられたと見なすのが自然だ。世話しないではおれない腐れ縁だったことを思わせる。林派としては市民運動に乗っかる形で江島から市長ポストをもぎとり、8年間は天下をとったものの、第二次安倍内閣でブイブイいわせ始めた状況下ではそれも許されず、前田晋太郎に市長ポストを奪われて今に至る。



 林派としては忸怩(じくじ)たる思いもあるが、一方で肝心の林芳正は宇部に転出していく始末で、「下関を捨てていった…」と冷めていたところに今回の事件が起きた。「やっぱりボク、下関に戻る」といい始めたとき、これまたどう気持ちを整理すればよいのかわからず複雑な面もあるようだ。一概に喜んでいる人ばかりではない。「意気地なしが大概にせい!」という意見だってある。



 A 県政についても村岡を知事にねじ込んだのは安倍晋三で、北村経夫や江島潔、杉田水脈といった人材を国会議員にしたのもそうだ。ずいぶんと実権を握って、岸信夫とあわせて衆院議員の2枠を兄弟で握り、その他の清和会の頭数も稼いでいた。



 しかし、こちらも潮目がいっきに変化している。県政といっても安倍晋三の生前から村岡の好きにできる訳ではなく、実権を握っているのは県議会議長の柳居俊学だともっぱらだった。いくら安倍派の友田有(下関選出県議)が安倍晋三に頼み込んで議長になろうとしても無理だったくらい、県議会の自民党議員たちを従えている。林派の影響力も強い。県民葬といって自民党県連の面々が泣いて見せたりするのかもしれないが、腹に一物持っている者も少なくないわけで、パワーバランスは確実に変化していくと見られている。どんな展開になっていくのかは見物だ。



 統一教会問題については、今のところ県連の会長が岸信夫、幹事長が同じく統一教会に選挙応援してもらっている友田有だから、自民党県連が統一教会調査をするわけがないといわれている。県連副会長の新谷(萩選出県議)も日韓トンネル推進の会の会長をしていたくらいだ。



「虎の衣」失った議員たちの行方




下関市長選で前田陣営の壇上にあがる自民党議員ら(2021年3月、下関市)

 C 下関で慌てているのが図に乗ってきた子飼いたちで、調子が狂っているようにも見える。これまでなんでもかんでも「安倍事務所の意向」「安倍先生の意向」といって周囲を抑えてきたのが、突然後ろ盾を失ったのだ。迷子の迷子の子猫ちゃんか! と思うほど、どうしていいのかわからずたじろいでいる風だ。おうちを聞いてもわからない、泣いてばかりいる子猫ちゃんにでもなるというのだろうか。前田晋太郎(下関市長)のように、統一教会問題を追及されてイライラを募らせている者あり、やけに周囲に気を遣いへりくだった対応をはじめる者あり、明らかに逆流になりかけている今の空気を察知している。



 親玉が吹っ飛んで、しかも安倍事務所終了までくると、どうしていいのかわからないのだろう。「配川(筆頭秘書、現顧問)さんにいいつけるぞ!」みたいな必殺技も使えないし、虎の威を借る狐はできない。若手で調子に乗ってきた者も、覚悟せいよとは思う。「安倍派の系統を守らなければ!」と一部に鼻息を荒くしているのもいるが、そんなのに限って誰がついていくのだろうか? と疑問符がつくような存在なのも現実だ。あえて誰とはいわないが、人望って大切だよねと個人的には思う。



 B 例えば下関市長の前田晋太郎については「震えて待っとけ!」と思っている人も多いように感じる。若くして市長になれたのも「安倍晋三のおかげ」であり、もともと本人の実力で市長になったという代物でもない。無理矢理に林派の中尾友昭を引きずり降ろして、安倍晋三夫妻が直接応援に乗り込んだ選挙で3000票差程度で勝利しただけだ。



 前田は大学を卒業した後、当初は友田有(安倍派県議)の運転手をしていた。宗教好きの友田は統一教会とも関わりが深いといわれ、日韓トンネルにも関わっていたし、選挙で安倍派のなかで統一教会の組織票を回してもらっていたことは地元保守系市議なら誰でも知っている。その関係もあってか、前田晋太郎も何度か統一教会の会合に出席していたことがわかっている。9月議会ではムキになっていい返していたが、後ろ盾がなくなって焦っているのかイライラがMAXのようだ。環境の変化が著し過ぎてついて行けないのか、感情が制御できないような印象だ。



 D 下関市議会では副議長の井川典子(元市長の娘)が壺議員といわれ、選挙で丸抱えしてもらっていることは有名だ。取材に対して無言で逃亡する態度を貫いているが、やましいことがないならはっきりと「関係ありません」といえばよいのだ。それなのに逃げる。自民党議員の仲間内では「私と統一教会のことをしゃべらないで!」と必死だそうだ。



 来年2月には市議選が待っているが、井川については統一教会の組織票が見込めないとなると、当選はおぼつかないのではないか。前回選挙でも余りに票数が足りないものだから、最終的に安岡方面の大きな病院グループの組織票を数百票回してもらった経緯がある。おかげで割を食ったのが福田市議だが、この度の選挙でも票数が足りないといって安倍事務所が世話し、某運送会社(安倍派)の組織票を井川に追加で回すとかいわれていた。しかし、丸抱えしてもらい組織票まで工面してくれていた安倍事務所は12月でもって解散。秘書たちもちりぢりばらばらになって、誰が2月の市議選で井川の得票の世話をするのだろうか?



 あと、安倍事務所プロデュースといって丸抱えなのは井川に加えて、これまた若くして市議会副議長経験者となった吉田真次。この男についても、安倍事務所が解散した後の選挙でどれだけの票数を叩き出すのか、みなが注目している。「偉そうな講釈を垂れる前に、オマエは飲み会帰りに使い放題だった公用タクシーチケット代(議長、副議長の特権)を返金しろ!」と方々で話題だ。川棚で飲んだ帰りに田耕まで友人を乗せて遠回りした代金まで市が税金で支払っているのだが、安倍派主流会派はこんなことも許されるのかだ。タクシーチケットの不正使用は明らかなのに、まず第一に「ごめんなさい」をいえないのがいけない。教育でも「ありがとう」と「ごめんなさい」を素直にいえる子にしないといけないのだが、日ごろから道徳とか教育について議会で講釈垂れる割になってない。



 A 井川といってもまだ2期目で、「創世下関(安倍事務所直系の会派)のお茶くみ」と揶揄(やゆ)されていたのがいきなり副議長にのし上がって周囲を驚かせた。吉田真次が副議長になれたのも、「安倍事務所のおかげ」と誰もが思っている。「10年は吉田でいく」という天の声もあったという。保守系で何期も当選を重ねてきた年配議員もいるが、それらが逆らったら大変とばかりにおとなしくしているのも、安倍事務所なり安倍晋三の意向を気にしてのことだ。第2次安倍内閣の発足からこの方、前田晋太郎の出身会派である創世下関が幅を利かせてきたのも特徴で、要するに安倍事務所直結でなんでもかんでも押し通していく体制が出来上がった。



待ち構える統一地方選



 C しかし、その死後、早速揺さぶる動きが顕在化している。安倍晋三が銃撃された後の8月末、冷や飯組だった保守系会派の「みらい下関」が同じく冷や飯組だった「自民下関(旧志誠会)」を吸収して、最大会派を結成する動きを見せた。同じ自民党会派で大差はないし、はっきりいってろくでもないのも多いのだが、創世下関があまりにも跋扈(ばっこ)して行政にまつわる情報を独り占めしたりするため、「オレたちをなんだと思っているんだ」という鬱憤もあって、挙に及んだようだ。安倍晋三がいなくなり、安倍事務所も解散というなかでチャンスと見ているのだろう。背後でそそのかしているのが林派の塩満県議といわれ、「県議会議長の柳居俊学がバックにいる」と創世下関側は警戒している。



 柳居すなわち林派が仕掛けているといっても特段驚かないが、こうした逆流が今から次々と顕在化していくのだろう。議会の多勢に無勢の構造も大いに変化するだろうし、次の市長選には林派はここぞとばかりにぶつけるのだろう。そのとき、前田晋太郎には後ろ盾となる安倍晋三も安倍事務所もなく、配川もただの人となり、誰が選挙をとりまとめるの? となる。取り巻きの同世代が跳ねたところでたかが知れている。



 A  統一地方選、さらに4区補選と選挙が待ち構えているが、自民党内の暗闘も含めて、ガラリと山口県なり下関の政治風景は変化していく兆しを見せている。つっかえがとれたような空気感がある。自民党内の争いはどっちもどっちの身内喧嘩ではあるが、大いに「赤勝て、白勝て」で囃し立てて、両者ともにつぶし合ったらよいし、安倍派でいい気になってきた者が冷や飯に転落していく過程を見ることになるのだろう。それをとくに可哀想とは思わない。むしろ、「天網恢々疎にして漏らさず」とはよくいったものだとつくづく思う。押しとどめることのできない政治的再編、山上某によって突如もたらされたこの逆流のビッグウェーブのなかで、押し流される者もいれば、乗りこなす者もいるのだろう。
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/24570
5:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/01/14 (Sat) 06:49:52

あげrr
6:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/01/14 (Sat) 06:54:45

「困窮で死ぬ前に銃撃決意」安倍氏銃撃の被告、犯行5日前から行動日程調べる
2023/01/13 21:30産経新聞

奈良市で昨年7月、参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は13日、殺人と銃刀法違反の罪で、山上徹也容疑者(42)を起訴した。母親が入信する旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への恨みから、つながりのある安倍氏を狙ったが、実際に犯行を決意したのは事件5日前とみられ、「(困窮で)死ぬ前に銃撃を決意した」と供述していた。歴代最長政権を担った元首相をターゲットにした未曾有の事件。真相解明の舞台は余罪の捜査を残して法廷に移る。

「個別の事件の中身、証拠関係に触れることになるので、回答は差し控える」

13日午後、山上被告の起訴について説明した奈良地検の山崎英司次席検事は、記者からの質問にほとんど答えなかった。起訴を告げた際の被告の反応も「差し控える」とだけ述べた。

捜査関係者によると、山上被告が銃の製作を始めたのは令和3年春ごろ。火薬の乾燥などに使うため、奈良市内のハイツを契約した。被告は当時、京都府内の工場に派遣社員として勤務しており、月給は約20万円。原材料はホームセンターやインターネット通販で調達し、月に2万円台だったハイツの賃料を含め、銃の製造に収入の大半を費やしていたとみられる。

昨年5月に京都府内の工場を退職。直後に働き始めた大阪府内の会社もすぐに辞め、貯金を切り崩す生活を送っていた。預金の残高は減り続け、消費者金融やカードローンなどで数十万円の負債も抱えていた。

山上被告は当初、旧統一教会トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の殺害を画策していた。令和元年10月に総裁が来日した際には「火炎瓶で殺害しようとしたが、近づけずに断念した」と供述。その後、新型コロナウイルスの影響もあって総裁の来日が見通せず、狙いを安倍氏に切り替えたと説明した。

ただ、山上被告は「金がなくなり、(昨年)7月中には死ぬことになると思い、銃撃を決意した」と供述。奈良県警が押収したスマートフォンを解析したところ、事件5日前の昨年7月3日から、参院選の応援で全国各地でマイクを握っていた安倍氏の演説日程を調べ始めていた。

事件前日には、岡山市の演説会にも別の手製銃を隠し持って足を運んだが警備が厳しく断念。岡山から奈良に戻る途中で安倍氏の奈良入りを知り、銃撃を改めて決めたとみられる。

山上被告は法廷でどこまで事件の詳細を語るのか。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-_affairs_crime_Q66BOLOKYZIGDDUU3SUBQYATBU.html
7:保守保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/30 (Thu) 18:36:23

中国・韓国による日本人拘束と強制結婚
2023.03.30

安倍首相は中国珊瑚漁船団による離島包囲を見逃し中国による日本人拘束も見逃し、統一教会に捜査が及ばないよう圧力をかけていた


画像引用:https://jp.wsj.com/articles/SB12342273157179233952604580271700359398966 中国船のサンゴ密漁、安倍首相が習主席に対応を直訴 – WSJ
加担したのはまた安倍首相

北朝鮮による日本人拉致は一向に進展がないまま時間だけが過ぎていき、日本政府はなにかやっている演技だけはするが実際には放置している

10年ほど前から深刻になっているのが中国政府による日本人拘束で、中国政府が公表しただけで20人近くいて、行方不明者になった人が何人いるのか分からない

日本政府は中国で行方不明になった日本人が何人いるのか調査すらしておらず実態は不明、数十人や数百人が中国で失踪している可能性がある

欧米など外国人が中国で行方不明になる例も頻繁に発生していて、中には両親が中国で調査したところ北朝鮮に連れ去られていたというケースもあった

2014年に中国で反スパイ法が施行されてから23年2月までに17人の日本人が拘束されたが、これは中国政府が発表した人数だけで日本政府は調査もしていない

この問題が一気に深刻化したのは安倍政権下の珊瑚密漁漁船からで、小笠原諸島や沖縄諸島で500隻から1000隻もの中国漁船団が離島を包囲した

民間の珊瑚漁船を偽装していたが欧米メディアの取材では中国海軍が漁船を高速化する改造資金を出し、漁船には軍人が乗り込んで船団を指揮していた

愛国者を標榜して当選した安倍首相は一斉逮捕するかと思いきや、「絶対に中国漁船を逮捕するな」と言い台風が接近すると「中国漁船を港で保護しろ」と命令した

そして北京に行って習近平と会談し一言も抗議せず過去の日本の戦争などで謝罪して「許してもらい」帰国してきた

その日を境に中国漁船団は日本近海から姿を消したが、同時に中国を訪問中の日本人が次々に拘束されたり行方不明になる事件が始まった

17人は中国政府がスパイ罪で逮捕したのを公表した人数に過ぎず、本当は何十人何百人が中国で拘束されているのか不明です

安倍首相在任中から日本人が行方不明になっている事や何人かがスパイ容疑で拘束されたと報道されていたが、安倍首相は一切反応せず無視しつづけ一度たりとも中国に抗議や返還要求をしませんでした



統一教会による強制結婚
安倍首相は22年7月に統一教会信者の息子におそわれて亡くなったが、その後明らかになったのは安倍氏が統一教会による日本人強制結婚に加担していたという事実でした

統一教会は韓国男性の希望に応じて日本人女性信者をマッチングし強制結婚させ、教団の支配によって逆らえないようにしている

日本人女性には過去に日本が酷いことをしたと教え込んで逆らわないようにし、安倍氏と自民党議員らは統一教会に警察の捜査が及ばないよう圧力をかけていた

そして安倍氏らは統一教会から選挙協力を受けてポスター張りや選挙スタッフなどをしてもらい、統一教会の推薦によって当選したのが判明している

安倍氏は子飼いの新人議員を統一教会に「よろしく頼むよ」などと推薦し、推薦された議員は夫婦で教団施設に泊まり込んで研修を受け教祖一族を「親愛なるお父様」などと呼ぶようになっていた

選挙のたびに「自分は愛国者である」と言って勇ましい事を言っていたが、実際には統一教会が日本人女性を連れ去る手伝いをしていた

統一協会はリクエストに応じて養子縁組をする行為もしてたが、 これも日本国では違法行為の筈なのにあそらく安倍氏と自民党の圧力で捜査を逃れていた

中国政府による日本人拘束と統一教会による強制結婚と養子縁組にはいずれも安倍晋三氏が加担していた

そして現在の自民党・日本政府も中国政府に抗議すらしておらず拘束された日本人を解放させる努力もせず、強制結婚させられた日本人女性を救済しようともしていない

https://www.thutmosev.com/archives/2582194.html
8:保守保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/03/30 (Thu) 18:43:31

安倍首相は韓国のスパイだったか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027690

売国政治家列伝 _ 安倍晋三
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html

統一教会被害者救済法、安倍派汚染議員と公明党が反対し骨抜き
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14078434

オウム真理教は一皮むくと創価学会、もう一回むくと統一教会だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006897

統一教会は清和会(安倍派)の重要な存立基盤となっていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

安倍元首相と統一教会の「原点」を示す文書を発見
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14044230

「改憲」の黒幕は統一教会とアメリカの支配層だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016721

統一教会は清和会(安倍派)の重要な存立基盤となっていた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14020597

安倍元総理の暗殺は財務省関係者が実行したのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026630

安倍首相辞任の裏に「CSISと朝鮮・田布施システム」! 米に見捨てられ実は逮捕寸前だった…暴かれた二階と今井の親中政治とは!?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1149.html

小泉純一郎、安倍晋三の様な自称保守の政治家は選挙の時だけ愛国者、選挙が終わると売国者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14026772

田布施は李氏朝鮮の王族や両班階級が逃げてきた場所で、岸信介は李氏朝鮮の王の末裔
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/357.html

日本の有名政治家の出自が集中する「田布施」_ 戦後の総理大臣の75%が世襲政治家
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14071870

ジェームズ斉藤 : 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14014958
9:保守や右翼には馬鹿しかいない :

2023/04/28 (Fri) 14:13:17


週刊女性PRIME
安倍元首相銃撃に「3つの矛盾」医師の齟齬、弾道、消えた銃弾、関係者が明かす“答え”
週刊女性PRIME [シュージョプライム] によるストーリー • 3 時間前
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%E9%8A%83%E6%92%83%E3%81%AB-3%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%9F%9B%E7%9B%BE-%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%AE%E9%BD%9F%E9%BD%AC-%E5%BC%BE%E9%81%93-%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E9%8A%83%E5%BC%BE-%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-%E7%AD%94%E3%81%88/ar-AA1arZXn?ocid=Peregrine&cvid=d473bb65db9b43fe9cae96a01fdd76c9&ei=25


 和歌山県の漁港を選挙応援のため訪れていた岸田文雄首相を狙い、爆発物が投げ込まれる事件が発生したのは、4月15日のこと。

 威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された男は、木村隆二容疑者(24)。

「木村容疑者は昨年行われた参議院選挙で立候補できず精神的苦痛を受けたとして、国を相手に損害賠償請求を求める裁判を起こしていました。立候補するには300万円の供託金が必要になるのですが、その金を用意できなかった。これが事件の動機と関連しているのではないかと見られています」(全国紙社会部記者)

 幸いなことに死者や重傷者は出なかったが、事件を巡り、ある“疑惑”が持ち上がる。

「事件直後に各マスコミが行った岸田政権の支持率調査が発表されたのですが、多くの調査で先月よりも支持率が上昇していたのです。この結果が不自然だとして“岸田首相襲撃事件は自作自演”だとする陰謀論が、SNSを中心に語られているのです」(WEBメディア編集者)

関係者が指摘する“矛盾点”
 こうした“陰謀論”は、昨年7月に発生した安倍晋三元首相の暗殺事件直後も噴出していた。

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「暗殺事件は“安倍元首相が総理大臣に返り咲くための自作自演だ”とするデマがSNSなどで拡散されました。ほかにも聴衆の中に犯行に加担している人がいたのではないかといった話や人種差別的な投稿も見受けられました」(同・WEBメディア編集者)

 ありもしないデマが拡散されたが、この事件についてさまざまな“矛盾点”があると声をあげる人物がいる。

「自作自演なワケがない。誰が好んで殺されるのでしょう」

 そう話すのは安倍元首相を師と仰ぐ自民党の高鳥修一衆議院議員だ。

「私が話すことは決して陰謀論ではありません。この事件には辻褄の合わないところがいくつもあるのです」(高鳥議員)

 その“矛盾点”を説明する前に、まずは事件について振り返りたい。

 事件は'22年7月8日の午前11時半ごろ、近鉄大和西大寺駅前の路上で安倍元首相の街頭演説中に発生した。背後から近づいた山上徹也被告が安倍元首相に向けて2度発砲。このとき撃った弾丸が安倍氏を直撃したのだ。

「銃撃から約50分後に奈良県立医科大学附属病院に運ばれ緊急手術が行われましたが、同日午後5時3分に死亡が確認されました。その後、大学病院は安倍氏の受けた傷について説明する会見を行いました。そこで救命医は“首には2か所の銃創があった。おそらく首の付け根の右前(=右前頸部)から体内に入った弾丸が心臓に穴をあけ致命傷となった。左上腕部には射出口が認められた”と説明をしたのです」(前出・社会部記者)

 しかし、同大学病院で行われた司法解剖の結果は、まったく違う内容だった。

「解剖結果では、左上腕部から体内に入った弾丸が左右の鎖骨下動脈を傷つけ失血死に至る致命傷を与えた。首には2か所の銃創があり、1か所は銃弾による傷だが、もう1か所は原因を特定できなかったと発表されたのです」(同・社会部記者)

 だが、この銃創の詳細が明らかになる。'22年9月30日に奈良県議会で奈良県警本部長がこんな説明をしたのだ。

「首の銃創は右前頸部の1か所で、その近くに擦過傷、つまり“かすり傷”があったと明らかにしたのです。そして“右前頸部が射入口となり体内に入った弾丸は右上腕骨に至っていた。心臓には銃による傷はなかった”と説明がなされました」(同・記者)

なぜ説明に齟齬が生じたのか
 この経緯から浮かび上がるのは3つの“矛盾点”だ。

 第1の矛盾は『救命医の所見と解剖結果の食い違い』。

 救命医は右前頸部から銃弾が入り、弾が心臓に達したことで穴があき致命傷となった、と説明するが、警察は左上腕部から入った弾丸が左右の鎖骨下動脈を傷つけ致命傷となったと話し、心臓の穴もなかったとした。なぜ、このような齟齬が生まれるのか?

 法医学の権威で、千葉大学大学院法医学教室の岩瀬博太郎教授は、

「救命医は傷の鑑定に不慣れですから、私たちが行った解剖結果とまったく違うということはよくあること。なにより救命医は命を救うことが仕事です。われわれが証拠保全のため解剖をする前に、弾丸がどこから入り、何が致命傷になったのかなど、会見を開かせ救命医に聞くことが間違いなのです。私は解剖結果が間違っているとは思いません」

 心臓の傷の有無についても食い違うが、ここにはある情報が追加される。

 自民党の青山繁晴参議院議員が安倍元首相の心臓の傷について警察庁幹部に問いただしたところ、

「挫滅(ざめつ)があった」

 との回答を受けたことを自身のユーチューブチャンネルで明かしている。

 挫滅とは外部からの強い圧力などによって、その組織が破壊されることをいう。つまり、安倍元首相の心臓に外部からの圧力が加わり傷ついていたということ。ただ、銃弾による傷ではないことも青山議員は明らかにしている。

 銃弾による傷でないのであれば、何が原因だったのか。

 銃創治療に詳しく、救命救急医療の第一人者である二宮宣文医師は、

「治療を行う中で開胸をして直接心臓マッサージをする際に医師が傷つけてしまうことは確かにある。ただ、今回の件では救命医がつけた傷だとは思いません。銃弾を受けるとその衝撃波が全身に広がり、心臓に穴をあけることがあるのです。私は、その衝撃波によって穴があいた可能性があると考えている」

 第2、第3の“矛盾点”は、安倍元首相の暗殺事件を巡り『週刊文春』でも検証がなされた『弾道』と『消えた銃弾』についてだ。

 前出の高鳥議員が話す。

「私が訴えているのは、山上被告が放った銃弾の弾道と安倍元首相が受けた銃創の位置が一致しない可能性があるという物理的な問題です」

 どういうことなのか。

「山上被告は安倍元首相のほぼ真後ろから銃を撃っているのですが、安倍元首相が自然に振り向いた状態では、喉仏の下にかすり傷を負わせることはできても、右前頸部を目視することはできない。つまり右前頸部に弾を当てることは不可能なのです。かすり傷よりも手前に射入したなら首の左側に当たらなければおかしいでしょう」(同・高鳥議員、以下同)

専門家の見解
 仮に安倍元首相が大きく振り返ったならば、確かに右前頸部に弾は当たるが、今度は擦過傷をつけた弾丸も体内に射入してしまう。

「さらに説明がつかないのは右前頸部から入った弾丸が右上腕骨で発見されている点です。演台に乗っている安倍元首相に向けて下から撃った弾が仮に右前頸部に当たったとしても下に向かって動くことはありえない」

 高鳥議員は真相究明のため、さまざまな専門家に意見を求めてきた。

「銃創に詳しい医療関係者は“頸椎に当たって下に向かう弾道を描いたのではないか”と話しました。そうなると弾丸は射入口と頸椎を結んだ延長線上から飛んできたということになる。安倍元首相が大きく振り返った場合には起こりえるが、そうなると致命傷となった左上腕部に当たった弾丸が鎖骨下動脈の方向へと向かう弾道を描かない。つまり、すべての条件を満たす解はないのです」

 海外で銃器の試射や対物実験を行う銃器研究家の高倉総一郎氏は、こんな見解を示す。

「北側を向き、足を組み替えず自然に振り返った状態だと、真後ろにいた山上被告に対して上半身は垂直に近い状態になっていたと考えられます。その状態で、右前頸部に弾丸が射入することはありえません。ただ、それは右前頸部の銃創が本当に射入口であれば、の話です」

 そう話し、高倉氏はこんな仮説を立てたと続ける。

「頸部に擦過傷をつけた傷が射入口であり、右前頸部の銃創を射出口であると仮定したならば、すべてに矛盾しない説明が可能です。擦過傷の位置と右前頸部の銃創の高さが違っていますが、後ろに振り返った状態だとその高低差はなくなるのです」

 しかし、弾丸が貫通したとなれば首に穴があくのではないだろうか。擦過傷ができている状況と矛盾する。

「浅い角度で弾丸が貫通すると、皮膚表面の剥離や欠損を伴う銃創ができることがあります。実際にそのような状況で、一見すると擦過傷にしか見えない傷が射入口である例も存在します」(同・高倉氏)

『消えた銃弾』の答え
 高倉氏の仮説どおり、擦過傷が射入口であり、右前頸部の銃創が射出口という1発の弾丸により負った傷というのであれば説明がつく。

 致命傷となった左上腕部から入った『消えた銃弾』についても答えが出る。

「単純に左上腕部から入った銃弾が左右の鎖骨下動脈を損傷させ、右上腕骨に至ったと考えれば矛盾はありません」(同・高倉氏)

 右前頸部の射出口から体外に出た弾丸は、現場付近で落ちたのだろう。現場検証が行われたのは、事件の5日後だから銃弾の行方がわからなくなっても違和感はない。これらはあくまで仮説だが、前出の高鳥議員もこう話す。

「私も仮説として左上腕部から入った弾丸が、右上腕骨に至った可能性について考えました。しかし、警察は右前頸部の銃創が射入口であり、その弾が右上腕骨にあったと話している。これではどうしても説明がつきません。医療関係者は“どこか前提が間違っているのではないか”と話していましたが……」

 すでに安倍元首相の遺体は荼毘に付され、再検証することは叶わない。裁判ではこうした疑問点が解消されるのだろうか─。

 2年続けて政府要人を狙った犯行が続くが、テロ対策に詳しい公共政策調査会の板橋功氏はこう警鐘を鳴らす。

「国民の安全を担う日本の行政庁の長が殺害されれば、行政が停滞したり安全保障や外交上の問題に発展したりする可能性がある。だからこそ今回の事態を重く受け止め、今後の首相および現職閣僚の選挙遊説は、屋内で手荷物検査ができる状況を確立するべきだ」

 2度と同じ悲劇を繰り返してはいけない。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%E9%8A%83%E6%92%83%E3%81%AB-3%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%9F%9B%E7%9B%BE-%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%AE%E9%BD%9F%E9%BD%AC-%E5%BC%BE%E9%81%93-%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E9%8A%83%E5%BC%BE-%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-%E7%AD%94%E3%81%88/ar-AA1arZXn?ocid=Peregrine&cvid=d473bb65db9b43fe9cae96a01fdd76c9&ei=25
10:777 :

2023/06/12 (Mon) 17:10:37

 1900年前後から日本が事実上統治して、韓国の身分制度=奴隷制をやめさせたのだが、これによって自分たちの特権的地位を奪われた李朝官僚=両班階級が逆恨みして、日本に移住した両班階級が、今度は日本を乗っ取る陰謀を企て始めた。
 彼らの多くが、秀吉が連れ帰った陶工の里である、加世田や田布施に移住し、土地の権力者となり、日本人の戸籍を背乗りして、事実上、日本の政界を乗っ取っている。

 田布施(システム)の核心である岸信介も、両班階級が日本に移住した子らしいが、地元の資料を探しても失われてしまっているので確認できない。
 岸家は田布施や山口市を転々と移住し、養子を繰り返して本籍や姓名まで頻繁に変えてしまっているので、元姓が不明だ。
 岸グループである、児玉誉士夫や笹川良一は、元の朝鮮名まで暴露されている。小泉純一郎実父も、加世田の名家、鮫島を乗っ取っていながら、養子によって氏姓を小泉に変えている。小泉(鮫島)純也の義務教育記録が、なぜか出てこないのだ。
 次に記録に現れるのが、岸信介の経営した武器麻薬密売巨大商社=昭和通商で、ここに小泉純也、文鮮明、笹川良一(文堯)、児玉誉士夫ら、戦後、日本政界のフィクサーといわれた超有力者がずらりと登場する。全員、朝鮮両班階級出身が疑われている。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5995717.html

 岸は、戦前、梨本宮方子を李朝最後の王、李垠に娶せ、長子の普が両班残党に毒殺されたため、第二子を安倍寛に養子に出し、安倍晋太郎を政治家にした。そして娘洋子と娶せ、安倍晋三を生ませた。安倍は統一教会の支援によって長命政権を作り出した。
 戦後歴代首相の75%が、岸の田布施システム関係者であり、つまり本質は親韓国=親統一教会政権である。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5954564.html

 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5996029.html

 今の岸田文雄政権も、田布施システムであり、統一教会や両班残党と関係が強い。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6029308.html

 だから、韓国の意向を受けて、日韓スワップ協定を再開させると報道されはじめた。
 https://jp.reuters.com/article/japan-suzuki-idJPKBN2XV013

 当然のことだ。田布施システムの政権は、結局、韓国に奉仕するために作られた政権なのである。背後には、両班階級の残党がいる。
 日韓スワップによって、韓国を支配する両班残党の巨大な利権を日本国民の税金で守る仕組みである。スワップによって、日本国民の資産数百兆円が韓国に流れて、韓国民の借金の穴埋めに使われ、韓国両班財閥企業を救命することになる。
 日本人が、韓国民の失敗を一人あたり数十万円も肩代わりさせられるのだ。

 これほど日本を激しく見下して根拠のない誹謗中傷とウリナラファンタジーを続ける韓国民だが、日本の自民党政権が、結局、彼らの尻拭いを喜んで行い、文鮮明のビジョンである、「日本の娘たちを韓国の貧村に送り込む」こと、つまり統一教会で洗脳した日本女性を「合同結婚式」で、韓国の貧しいDV男たちに嫁がせるわけだ。
 安倍晋三は、合同結婚式を支援し、毎回のように祝辞を送っていた。
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-07-18/2022071801_03_0.html

 これも当然のことで、安倍晋三は、李朝王李垠の孫であり、韓日大帝国の王になる予定だったのだから。
 ほとんどの人は、このことを「陰謀論ファンタジー」としか理解できていない。
 かつて、2000年ころ、私が、 中国で法輪功の大量臓器抜き取り殺人が行われていると何度も書いたが、誰一人信じる人がいなかったのと同じだ。

 みんなメディアに洗脳されきっていて、ワクチンが人口削減計画だと指摘しても、いまだに陰謀論扱いで、ほとんどの人が信じていない。
 そんなに愚かだと、私は戦国時代ポルトガル奴隷商人が50万人の日本娘を海外に叩き売ったのと同じことが起きると、繰り返し書いているのだが。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6034604.html

https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12807337544.html
11:777 :

2023/08/30 (Wed) 18:09:48

2023年08月30日
安倍暗殺の真相を闇に葬る人々
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68940194.html

暗殺事件を惑わす専門家

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  安倍晋三・元総理の暗殺事件は未だに解明されていない。それどころか、政府と警察が必死に真相を隠そうとしている。普段ならテレビ以上に騒ぐ『週刊文春』や『週刊新潮』も、奇妙なくらいこの暗殺事件には触れようとせず、亀や狸のように沈黙を守っている。正常な日本人なら、「警察から何らかの圧力を受けているのか?」と怪しんでしまうだろう。

  では、一応“保守派言論誌”と呼ばれる『正論』や『WiLL』、『月刊HANADA』 はどうかと言えば、こちらも情けなく、まともな記事はほんのちょっぴり。大島信三が編集長を務めていた頃の『正論』なら、暗殺事件の闇を剔るような執筆者を起用したと思うが、今の『正論』じゃ期待できない。それどころか、逆の記事を載せているのだ。誰の企画か判らないけど、『正論』の編集部は自民党衆院議員の松本尚(まつもと・ひさし)が書いた論文を掲載し、真相究明を妨害している。たぶん、産経新聞の路線に合わせたのだろう。かつて『正論』は保守派の“オピニオン・リーダー”であった。しかし、今や産経新聞と共に老人用メディアへと落ちぶれ、『朝日ジャーナル』の姉妹雑誌になっている。教養の浅い田北真樹子や凡庸な有元隆志が編集員になっているくらいだから、『正論』の凋落が加速してもおかしくはない。

  松本議員が投稿した「救命救急のプロが正す安倍晋三暗殺『陰謀説』」は、批判するほどの価値を持たないから、下痢の暇人が便所で読むくらいの代物である。厄介なのは照井資規(てるい・もとき)の方で、彼が『月刊HANADA』に投稿した論文は、一部正しい情報を含むから普通の国民は騙されるが、本質的には“鵺(ぬえ)”的論文だ。照井氏は衛生官を務めていた元自衛官で、退官後は軍事・有事医療ジャーナリストになっているから、一般読者は銃器や負傷に詳しい専門家と思ってしまうだろう。事実、照井氏は山上徹也が用いたとされる黒色火薬が入手困難である状況や、爆破物に詳しい支援者がいた可能性を示唆している。筆者はこの推測に異論はない。

  だが、照井氏の論文には納得出来ない点が幾つかある。一つは、彼が山上の“パイプ銃”を実際の武器と考えていることだ。警察の検証報告を読んでいないので明確には断言できないが、山上の手製銃は散弾銃ではなく、聴衆の目を惹きつけるための玩具であろう。つまり、大きな爆発音を鳴らすが、弾丸は飛ばない“空砲銃”ということだ。通常の殺人事件であれば、奈良県警は山上の手製銃を使って銃殺の再現を試みるはずなんだが、実際に検証したのかどうか疑わしい。もし、警察が本気で捜査するつもりなら、裁判で証拠にするためにも、豚肉か牛肉を人体代わりにし、あの手製銃で撃つくらいのことはするだろう。科学捜査を基本とする警官なら、弾丸の軌道や威力、精密度を調べたくなるはず。だが、奈良県警が本当に実験したのかどうか、本当に怪しい。

  「元自衛官」を看板にする照井氏は、山上の手製銃を“本物”と考え、実際に殺傷能力があるパイプ銃という前提で議論を進めていた。照井氏は素人の山上には銃の製造は無理。爆薬に詳しい過激派かプロの協力者がいたんじゃないかと推測する。曰く、「製造にはプロフェッショナルが関与し、産業用の黒色鉱山火薬や狩猟用黒色火薬が使用された可能性が高い」と。(照井資規 「安倍元総理はこうして殺された」『月刊HANADA』10月号、pp.42-43.)

  照井氏が言うように、プロが協力した「手製散弾銃」とはいえ、殺害現場の映像を観る限り、実弾を飛ばすほどの銃には思えない。「狙撃説」を否定する照井氏は、山上が用いた球形の弾丸で安倍晋三が死んだと説明するが、あの手製銃から人を殺すような弾丸が発射されたとは考えにくい。警察が青山繁晴議員に述べたけど、遺体から摘出された「弾丸」は、直径約10mmの球で、征露丸みたいな代物だったという。照井氏はこの「散弾銃」から発射された6発のうち、4発が当たったと説明する。その4発は、

 (1) 左襟の議員を破壊して喉の全面に擦過傷(推定)。
 (2) 左上腕に入射し、上腕骨で跳弾となり入射口より跳出して消失(推定)。
 (3) 右上腕に入射銃弾は発見。
 (4) 致命傷となる心室への入射(推定)。(上掲論文p.45の図解より。)

  照井氏の推測を読んだ人なら、「この人は銃の構造や殺人捜査に詳しいのか?」と疑ってしまうだろう。なぜなら、このパイプ銃から1回目に発射された弾丸は、約90m先の駐車場の壁や選挙カーの看板にのめり込んでいたから、相当な威力があったはず。もし、こんな弾丸(ベアリングみたいな球)が安倍氏の肉体を貫通したら、射入口の肉は鋭く剔られるし、射出口の傷はもっと大きくなるはずだ。しかし、照井氏が推測する飛び散った弾丸は、人体に小さな穴を開ける程度。飛び散った弾丸は「左胸に一発射入し、この弾丸が心室に穴を開け、頸(くび)の右側へと抜けた」そうである。(上掲論文、p.44.)

  かなり無理筋の解釈に思えてしまうが、照井氏の説明によると、パイプ銃の弾丸が安倍氏の左胸に命中し、それが心臓の壁を突き破り、勢いを保ちながら体内を上昇すると、頸の右側から外へ抜け出た、という推測になるのだ。奈良医大の福島英資(ふくしま・ひでただ)教授は、記者会見の席で、安倍氏の首に二つの傷(射入口)があったと述べていたけど、この見解の方が警察の嘘よりも納得が行く。福島教授は頸の傷を「入射口」と考え、一つの弾丸が左腕から突き抜けたと推測したが、たぶん、こちらの方が素直な解釈だろう。

  照井氏によると、もう一つの傷は別の弾丸による“かすり傷”であるそうだ。発射された弾丸は安倍元総理の議員バッジに当たり、その弾は安倍氏の喉を擦っていたから、小さな傷をつけたそうである。警察が遺族に渡した「議員バッジ」というのは、弾丸により6つに割れていたというが、あの頑丈なバッジがベアリング程度の球で破壊され、留め金を吹き飛ばすほどの威力があったとは、とうてい思えない。確かに、銃撃で倒れた安倍氏の背広には、議員バッチが無かったが、銃弾によって粉砕されたという説明には無理がある。

  また、照井氏の推測によれば、別の弾丸は安倍氏の左腕から入り、上腕骨に当たって消失したというが、それなら福島教授達が緊急治療にあたった際、何処かに入射した球が見つかるはず。まともな医者なら、左腕から入った弾丸が何処に隠れているのか確かめたくなるし、大病院ならレントゲンやCTスキャンの設備くらいはあるだろう。そもそも、パイプ銃から発射された弾は、ベアリング程度の球か、散弾ペレットもどきの球でしかない。これはライフル銃から発射される先の鋭い弾丸じゃないのに、背広を突き抜け、肉体へと進み、煙みたいに消失するなんて考えられない。もし、腕や胸に銃創があるとしたら、ライフル銃による傷と考えた方が納得できる。

  警察は絶対に公表しないが、捜査班は病院側が撮影した治療の録画映像を持っているはずだ。当然、奈良医大にも詳細なデータが残っているだろう。病院は医療ミスの裁判に備えて、外科手術の模様を撮影したりするから、元総理の緊急措置となれば、証拠映像として入念に記録を残すはず。それに、物的証拠を大切にする警察が、あっさりと火葬を許すなんて異常だ。通常の捜査では考えられない。第一、致命傷をもたらした弾丸が見つからないのに、遺体を荼毘に付すなんて素人でも驚くぞ。警察は証拠隠滅のために、わざと火葬を許したんじゃないのか?

  銃による犯罪や銃創に詳しいと称する照井氏は、弾丸の射入口を見つけることは難しい、と述べている。だが、本当に医者が発見できぬほど「小さな傷」であったのか? 照井氏は、救急隊が認めた「左胸の皮下出血」に着目し、これが胸の射入口であったと説明する。しかし、緊急治療に当たった福島教授や同僚の医者達もプロだろう。それなのに、左胸の傷に誰も気づかないなんてあるのか? 経験豊富な医者が何人も綿密に調べたのに、それでも「小さすぎて気づきませんでした!」と謝罪すれば、こっちの方が驚きだ。実際、何名の医者が救命治療に当たったのか知らないけが、たぶん優秀な医者が担当したはずで、もし、心臓の穴を発見したのであれば、弾丸の入射口を探したはずだ。となれば、安倍氏の胸や腹、背中、腰などを隈なく確認したはず。それでも、左胸の小さな穴を見逃していたら、本当に“明き盲(めくら)”であろう。

  もう一つ疑問なのは、福島教授達は弾丸を探す際、安倍氏が着ていた白シャツや背広を調べなかったのか、という点である。演説中に銃弾を受けた際、安倍氏の背広はちゃんとボタンで前が閉じられていた。それゆえ、もし、弾丸が貫通したのであれば、シャツと背広に穴が開いているはずだ。そもそも、山上の手製銃(散弾銃?)は、背広の繊維を貫通するほど強力な弾丸を発射できたのか? 背広の生地を貫き、人体の肉を突き抜け、首から飛び出る弾丸の威力はどれほどなのか? もし、照井氏が述べるような弾丸が発射されたというのであれば、頸から噴出した弾丸は、頸の肉を激しく剔って飛び出したずである。でも、実際は小さな穴だけしか開いていなかった。繰り返すが、奈良県警は人体ほどの牛肉に背広をかぶせて、散弾銃の威力を検証したのか? それに本来なら、事件発生直後に現場一帯を封鎖し、綿密な現場検証を行うはずなのに、奈良県警は道路や駅の封鎖すらしなかった。どうして警察は“まとも”な捜査をしなかったのか?

  照井氏の説明は、警察の報告を肯定するため、“こじつけ”としか言いようのない推論に基づいている。彼は色々と自分の“専門知識”や“経験”を披露し、“もっともらしい解釈”を述べているが、丹念に読めば“漫画的想像”に過ぎないと解る。以前の記事で触れたけど、元警察官の坂東忠信も奈良県警の説明を肯定し、山上の手製銃が安倍氏の命を奪ったと述べていた。彼は神谷宗幣・参議院議員が主催するYouTube 番組「Ch Grand Strategy」に出演し、パイプ銃による殺害を解説していたが、その見識には疑問が多い。筆者は当ブログで板東氏の説明を批判したが、数日後、板東氏が出演した動画は削除されていた。どうして神谷氏は、この番組だけ直ぐに消したのか? (過去記事参照)

  『HANADA』の花田紀凱・編集長は、照井氏の論文を「独占スプープ!」と評して雑誌の“目玉”にしていたが、同雑誌で連載を持つ山口敬之に反論文を書かせるのか? 花田氏は照井氏の知識に敬服していたが、照井氏が論を進める前提には疑問を抱いていないようだ。ジャーナリストの山口氏は、親しかった安倍氏の抹殺を哀しみ、真相を隠そうとする警察とマスコミに憤慨している。照井氏とは違い、山口氏は「狙撃説」を肯定する少数派だ。彼は『安倍暗殺の謎』という連載の第三回で「松本尚論文」を批判したが、次回の号で照井氏の論文を批判できるのか? というより、花田編集長は山口氏に照井論文を批判する記事を許すのか? もし、山口氏に反論が許されれば、彼は鋭い批判を展開するはすだ。

  しかし、雑誌の“安全”と“存続”を優先する花田編集長は、警察との全面対決を挑む人物じゃない。それに、もし、照井論文の批判を許せば、雑誌内部の喧嘩となるだろう。読者の注目を集めて販売部数を伸ばすことが花田氏の役目だから、内乱となる反論記事は避けるしんじゃないか。恩義がある山口氏も敢えて反論はしないだろう。まぁ、『HANADA』の読者は「ちょっとマシな文春読者」程度だから、安倍晋三を称賛する追悼文章だけ読んでれば満足なのかもね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68940194.htmlhttp://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68940194.html
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2024/04/21 (Sun) 22:10:19

山上は操り人形である!?山口敬之×加藤清隆【4/20ウィークエンドライブ④】
2024/04/21
https://www.youtube.com/watch?v=ffMBp9jxpCY

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