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フルオーケストラの名指揮者とその歴史的名盤

1:777 :

2022/07/22 (Fri) 09:42:09

フルオーケストラの名指揮者とその歴史的名盤


アルトゥール・ニキシュ(1855年10月12日 - 1922年1月23日)指揮者
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フランツ・シャルク(1863年5月27日 - 1931年9月3日)指揮者
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フェリックス・ワインガルトナー(1863年6月2日 - 1942年5月7日) 指揮者
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リヒャルト・シュトラウス(1864年6月11日 - 1949年9月8日)作曲家・指揮者
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アルトゥーロ・トスカニーニ(1867年3月25日 - 1957年1月16日)指揮者
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ハンス・プフィッツナー(1869年5月5日 – 1949年5月22日)作曲家・指揮者
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ウィレム・メンゲルベルク(1871年3月28日 - 1951年3月22日)指揮者
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ピエール・モントゥー(1875年4月4日 - 1964年7月1日)指揮者
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ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
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トーマス・ビーチャム(1879年4月29日 - 1961年3月8日)指揮者
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カール・シューリヒト(1880年7月3日 - 1967年1月7日)指揮者
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デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880年9月17日 - 1965年2月14日) 指揮者
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レオポルド・ストコフスキー(1882年4月18日 - 1977年9月13日)指揮者
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ヘルマン・アーベントロート(1883年1月19日 - 1956年5月29日)指揮者
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ヴァーツラフ・ターリヒ(1883年5月28日 - 1961年3月16日)指揮者
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エルネスト・アンセルメ(1883年11月11日 - 1969年2月20日)指揮者
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アントン・ヴェーベルン(1883年12月3日 - 1945年9月15日)作曲家・指揮者
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オットー・クレンペラー(1885年5月14日 - 1973年7月6日)指揮者
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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) 指揮者
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ハンス・クナッパーツブッシュ(1888年3月12日 - 1965年10月25日)指揮者
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エイドリアン・ボールト(1889年4月8日 - 1983年2月22日)指揮者
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エーリヒ・クライバー(1890年8月5日 - 1956年1月27日)指揮者
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ヘルマン・シェルヘン(1891年6月21日 - 1966年6月12日)指揮者
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シャルル・ミュンシュ(1891年9月26日 - 1968年11月6日)指揮者
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ヴィクトル・デ・サバタ(1892年4月10日 - 1967年12月11日)指揮者・作曲家
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クレメンス・クラウス(1893年3月31日 - 1954年5月16日)指揮者
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カール・ベーム(1894年8月28日 - 1981年8月14日)指揮者
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ジョージ・セル(1897年6月7日 - 1970年7月30日)指揮者
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ロヴロ・フォン・マタチッチ(1899年2月14日 – 1985年1月4日)指揮者
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ジョン・バルビローリ(1899年12月2日 - 1970年7月29日)指揮者
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エフゲニー・ムラヴィンスキー (1903年6月4日 - 1988年1月19日)指揮者
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アンドレ・クリュイタンス(1905年3月26日 - 1967年6月3日)指揮者
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ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908年4月5日 - 1989年7月16日)指揮者
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朝比奈 隆(1908年7月9日 - 2001年12月29日)指揮者
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ギュンター・ヴァント(1912年1月7日 - 2002年2月14日)指揮者
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セルジュ・チェリビダッケ(1912年7月11日 - 1996年8月14日)指揮者
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クルト・ザンデルリング(1912年9月19日 - 2011年9月18日)指揮者
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ゲオルク・ショルティ(1912年10月21日 - 1997年9月5日)指揮者
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ラファエル・クーベリック(1914年6月29日 - 1996年8月11日)指揮者・作曲家
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フェレンツ・フリッチャイ(1914年8月9日 - 1963年2月20日)指揮者
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レナード・バーンスタイン (1918年8月25日 - 1990年10月14日)指揮者・作曲家
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ヴァーツラフ・ノイマン (1920年9月29日 - 1995年9月2日)指揮者
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ピエール・ブーレーズ(1925年3月26日 - 2016年1月5日)作曲家・指揮者
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コリン・デイヴィス(Colin Davis, 1927年9月25日 - 2013年4月14日)指揮者
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パーヴォ・ベルグルンド(Paavo Berglund, 1929年4月14日 - 2012年1月25日)指揮者
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イシュトヴァン・ケルテス(1929年8月28日 - 1973年4月16日)指揮者
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カルロス・クライバー(1930年7月3日 - 2004年7月13日)指揮者
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小澤征爾(1935年9月1日 - )
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シャルル・デュトワ(Charles Dutoit、1936年10月7日 - )指揮者
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井上道義(1946年12月23日 - )指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14025589

ヴァレリー・ゲルギエフ (1953年5月2日 - )指揮者
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キリル・ペトレンコ(1972年2月11日 - )指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14025746


2:777 :

2022/07/22 (Fri) 09:44:53


作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?_宇野功芳 樂に寄す
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html

宇野功芳 ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)と我が音楽人生
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/529.html

宇野功芳の音盤棚 unauの無能日記
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1080.html
3:777 :

2022/07/22 (Fri) 09:46:39

クラシック音楽 _ バロックと古典派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009420

クラシック音楽 _ ロマン派の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009578

クラシック音楽 _ 世紀末の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009494

クラシック音楽 _ 20世紀の音楽
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009496


△▽


SP時代の演奏家はこんなに凄かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009733

手回し蓄音機はオーディオではない。楽器だ!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14004305

手廻し蓄音機 と Sogaphon で聴くSP録音の CD復刻盤
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/433.html
4:777 :

2022/07/22 (Fri) 20:08:52

20世紀の指揮者のランキング

1.ニキシュ
2.マーラー
3.クナッパーツブッシュ
4.フルトヴェングラー
5.ムラヴィンスキー
6.ブルーノ・ワルター
7.メンゲルベルク
8.ワインガルトナー
9.トスカニーニ
10.ストコフスキー
11.シャルク
12.カール・シューリヒト
13.オットー・クレンペラー
14.カール・リヒター
15.アーベントロート
16.クレメンス・クラウス
17.アンゲルブレシュト
18.チェリビダッケ
19.ピエール・モントゥー
20.カール・べーム
21.カラヤン
22.バーンスタイン


日本の指揮者は

29. 朝比奈隆
99. 渡邉暁雄
100.小澤征爾
199.岩城宏之
200.井上道義

という感じかな
5:777 :

2022/07/22 (Fri) 20:36:31

22名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:02:29.46ID:aioiL07Q
チェリダッケが、カラヤンのことを
「音は美しいが中身がない」
と言って、インタビューアーが
「でもカラヤンは世界中で知られていますよ」
と言ったら
「コカ・コーラだって世界中で知られているさ」
と言った話は有名です。
チェリビダッケは他にも
「トスカニーニは一流の演奏家だが音楽家として二流だ」
「オーマンディのような凡庸な指揮者がよくストコフスキーの後を継いでフィラデルフィア管の常任指揮者になれたものだ」
「人は水だけでもしばらくは生きていけるが、アバドの退屈な演奏を2時間聴いたら心筋梗塞を起こすだろう」
「ムーティは素晴らしい才能の持ち主だが、トスカニーニと同じで無学だ」
「ベームは音楽の解らないジャガイモ袋」
等、マスコミが喜びそうなことを言ってました

クナッパーツブッシュ
「(私がカラヤンみたいに暗譜で指揮をしないのはカラヤンと違って)楽譜が読めるからだ」

カラヤンがモーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」を演奏していたときのこと。その上演になぜか立ち会っていたクレンペラーが突然大音声を発した。
「いいぞ カラヤン、いいぞ、決して皆が言うほど悪くない!」
カラヤンは、それ以後決してクレンペラーを許さなかった、という。

23名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:06:11.55ID:aioiL07Q
チェリビダッケ語録

「(マゼールは)カントについて語る二歳児」

「(クナッパーツブッシュは)スキャンダルそのもの」

「(ムーティは)才能はある、おそろしく無知だが」

「(アドルノは)世界史のなかでいちばんの大言壮語野郎」

「(ムターは)彼女は自分の弾き方に自信を持っている。だが彼女のやること全てには真に偉大な音楽性はない。彼女には視野がない」

「シェーンベルクはまったくどうしようもない愚鈍な作曲家である」

「イーゴリ・ストラヴィンスキーはディレッタントの天才に過ぎない。彼は生まれつき忍耐力に欠けていた。そしてこの欠陥をいつも、
新しい様式で補った。だから彼の音楽は様式感に欠けるところもあるわけだ」

「私の見るところ、サヴァリッシュは高校の校長といったところ。彼は音楽家ではない。メゾフォルテの男だ」

「リズムが機械的なものと理解すれば、それがブーレーズだ」

「(ムターに対して)さてと、あなたがヘルベルト・フォン・カラヤン氏のところで学んだことをすべて忘れなさい」

(とあるマスタークラスにて、若き日のインバルに向って)
「ちゃんと勉強しないと、バーンスタインみたいな指揮者になってしまうぞ!」

24名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:06:21.09ID:aioiL07Q
「ハイフェッツは哀れな楽譜運搬業者だ」

「人間は何も食わずとも3週間くらいは生きられる。だがアバドのコンサートを3時間聴いたら心筋梗塞を起こす」

「ベートーヴェンの交響曲第5番は失敗作、特に終楽章は」

「(カルロス・クライバーは)あんな常軌を逸したテンポでは何も分からない。
彼は音楽がなんであるか、 経験したことがない」

私が独裁者だって?モーツァルトこそ独裁者だ!」

評論家など寄生虫だ」

「フランス人くらいドビュッシーやラヴェルを下手糞に演奏する連中はいない」

「(ショルティは)ピアニストとしては傑出している。指揮者としては凡庸な耳しかない。テクニックはお粗末」

「チャイコフスキーは、真の交響曲作曲家であり、ドイツでは未知の偉大な男である」

「ベートーヴェンの《第九》の終楽章の合唱もサラダ以外のなにものでもない。ぞっとするサラダだ」

「(カラヤン時代の)ベルリンフィルには、世界最高のコントラバス奏者がいます。だから、ベルリンフィルのコンサートは、今、すべてがオーケストラ伴奏付きのコントラバス協奏曲なのです」

「(ハスキルは)すばらしいコンサート・ピアニスト。機知に富み、魅力的で、徹頭徹尾、音楽的。 ユーモアと生きる歓びに充ちている」

25名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:13:04.12ID:aioiL07Q
指揮者チェリビダッケの音楽語録~ 2008年04月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c2454e666c6de0a509d1ca7dcd889015

先日(4月5日)、我が家での試聴にjmc音楽研究所長のO君が持ってきたCD盤の「シェラザード」がすっかり気に入って、いまのところ愛聴盤として活躍中。(4月8日付けのブログで紹介)

オーケストラの音の響かせ方やテンポ、調和のとれたハーモニー、独奏ヴァイオリンの歌わせ方などによく練りこまれた独特の味わいが感じられる。

こうなると自然にその指揮者に関心が向く。

セルジュ・チェリビダッケ(1912~1996:ルーマニア)

「私が独裁者?モーツァルトこそ!~チェリビダッケ音楽語録~」(シュテファン・ピーンドルほか著、音楽の友社刊)に略歴や人となり、音楽の考え方などが詳しく記載されている。

哲学と数学を専攻する中、音楽に目覚め24歳のときにベルリンに移住して作曲、指揮、音楽学を修めた。1945年にはベルリン放送交響楽団の指揮者コンクールに入賞。

当時、ベルリン・フィルハーモニーの常任指揮者だったフルトヴェングラーが非ナチ化裁判のため指揮を許されなかった1945年から1947年にかけてベルリン・フィルを任されたほどの逸材。

フルトヴェングラー死去後、誰もが世界の名門オーケストラのベルリン・フィル常任指揮者に就任するものと思ったが、楽団員達が択んだのはなんとヘルベルト・フォン・カラヤンだった。

以後、チェリビダッケは国際的な指揮活動に集中せざるを得なくなり、イタリア、デンマーク、スウェーデン、フランスなどで指揮棒を振るが、晩年はミュンヘン・フィルハーモニーの音楽総監督として12年間に亘り蜜月時代が続く。

彼がとくに関心を抱いていたのが、若い指揮者を育てることで、自由になる時間のほとんどすべてを後輩の育成に捧げた。

彼がカラヤンに代わって当時のベルリン・フィルの常任指揮者に納まっていたら、その後、世界のクラシック音楽の動向も変わっていただろうといわれるほどの超大物指揮者だ。

26名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:13:39.94ID:aioiL07Q
チェリビダッケは言う。

「わたしがベルリン・フィルをさらに指揮し続けたら、このオーケストラは別の道を歩んだことだろう。カラヤンはアメリカ流に艶っぽく磨きぬかれたオーケストラに変えてしまった。わたしならそれをドイツ的なひびきを持つオーケストラに育て、その結果フルトヴェングラーの伝統を受け継いだことだろう。」

彼には指揮者から演奏者までさまざまな「歯に衣をきせない」発言がなかなか面白い。ここでは指揮者に限定して抜粋してみよう。

☆フルトヴェングラー

師として仰いだので次のように賞賛の言葉が続く。

「私はフルトヴェングラーの後継者になることを望まなかった。彼の後継者になれるものなどいない」

『私は彼にこう訊ねたことがある。「先生、ここのテンポはどうすればよいのでしょう。」答えは「そうだね、それがどんなひびきを出すかによるね」。まさに啓示だった。テンポとはメトロノームで測れるような物理的なものではない。結局、テンポが豊かなひびきを出し、多様性を十分に得るのに私はかなりの期間を必要とした。』

※通常、作曲家は楽譜にいかなるテンポで演奏するかを指定していないという。つまり、これは完全に指揮者任せということで、テンポ次第で音楽から受ける印象がすっかり変わる。しかし、速いテンポでも遅いテンポでも違和感がなく自然に聴ける唯一の音楽がベートーヴェンの作品!

☆クラウディオ・アバド

「まったく才能のない男。災厄だね。私は3週間何も食べなくても生きていける。だが演奏会に3時間もいれば~心臓発作を起こしかねない。その相手が彼なら怒り心頭」

☆カール・ベーム

「彼の演奏を聴けば聴くほど、彼が心の中で音楽と思い込んでいるものと、彼という人間のあいだの距離が目に見えてどんどん開いてゆくばかりだ。」

「ベーム・・・・・、これまでのキャリアのなかで、まだ一小節たりとも音楽というものを指揮したことのない男」

27名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:13:59.76ID:aioiL07Q
☆ヘルベルト・フォン・カラヤン

「彼は天才ではない。すべての若い音楽家にとってひどい毒となる実例である」

「彼は大衆を夢中にさせるやり方を知っている。コカ・コーラもしかり。」

☆ユージン・オーマンディ

「あんな凡庸な楽長がどうしてストコフスキーの後継者になることができたのか」


☆ヴォルフガング・サバリッシュ

「私の見るところ、彼は高校の校長といったところ。彼は音楽家ではない。メゾフォルテの男だ。イタリアでは長距離専門アスリートをメゾフォルテと呼ぶ」

☆ゲオルグ・ショルティ

「ピアニストとしては傑出している。指揮者としては凡庸な耳しかない。テクニックはお粗末。」

☆アルトゥーロ・トスカニーニ

「トスカニーニは楽譜どおりに演奏した唯一の指揮者だといわれてきた。といっても彼はそもそも音楽などまったくひびかせず、音符だけを鳴らした唯一の指揮者だった。彼は純粋な音符工場だった。」

以上、かっての名指揮者たちもチェリビダッケにかかってはかたなしというところ。

最後に、最近HMVから取り寄せた3枚のチェリブダッケが指揮するCD盤を試聴してみた。

28名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:14:26.37ID:aioiL07Q
☆ベートーヴェン交響曲第6番「田園」

以前、このブログで田園の11枚の試聴を行って、およその演奏レベルを把握しているつもりだが、これは、ベストだったマリナー、ワルター指揮と十分比肩しうる名盤。
嵐のあとの感謝の歌の神々しいまでの荘厳さといい、全体的に細かいところに手を抜かず、重厚かつ深々としたひびきに”チェリビダッケは凄い”と感心した。

☆ベートーヴェン交響曲「第九番」

何だかフルトヴェングラーの最新ステレオ録音を聴いている思いがした。第一楽章から第四楽章まで時を忘れて聴き耽った。

☆シューマン交響曲「第2番」

仲間のMさんによるとチェリビダッケはシューマンとかブルックナーといったあまり陽のあたらない作品に光を当てて、見直させるのが得意な指揮者だという。たしかにこのひびきは人を飽きさせず作品に没入させる何かを持っている。

以上3曲(ライブ録音)についてとにかく重厚なひびきに圧倒された。これがドイツ的なひびきというものだろうか。ミュンヘン・フィルでこのくらいだから、彼がベルリン・フィルを引き継いでいたらもの凄かっただろう。本人が言うようにフルトヴェングラーの伝統を引き継ぐ資格に太鼓判を押したい。

ただし、自分が思うところフルトヴェングラー、チェリビダッケともにひびきを重視していることに変わりはないが、前者はいったん演奏に入るとひびきを忘れて演奏に深く没入するが、後者は常にひびきを念頭において(そのひびきを)冷静に第三者の目で観察しているところに違いがある。

29名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:24:23.73ID:aioiL07Q
チェリビダッケがどんな言葉を放ったか?価値観をよく表しているものとして、例えば、

あなたが音楽で美しいものを体験しようとしても無理なのである。音楽では真実が問題なのだ。美は疑似餌にすぎない

テンポについては、

音楽に接して長すぎるとか、短すぎるといった感じを抱けば、その人は音楽のなかに入っていない。音楽はその意味で長い短いの問題ではない

フルトヴェングラーはどんなテンポでも、間違ったテンポでさえ、納得させることのできた唯一の指揮者である

他にも、テンポについては幾つも言葉が出て来ます。

同僚に対しては、褒め言葉もあるのですが、概して口が悪いのです!!

(ピエール・ブーレーズについて)リズムが機械的なものの作動と理解すれば、それがブーレーズだ

(カラヤンについて)わたしは彼のなしたことの全部は評価しない。彼にはエゴがありすぎる。そんなエゴが働くときには彼の自由な精神はひどく濁ったものになりやすい。

(カルロス・クライバーについて)彼はわたしにとって我慢のならない指揮者だ。彼の気違いじみたテンポでは音楽的な体験などできはしない。

もっとひどいものもあって、これが笑ってしまうのですが、ぜひ本書でお確かめを。。。

この最後にやり玉に挙げられているカルロス・クライバーが実はチェリビダッケのファンだったそうで、あまりに暴言が多いのをこらしめ半分、ふざけ半分になした投書が嬉しいことに全文載っております。

30名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:26:58.57ID:aioiL07Q
チェリビダッケ語録
7月25日(月)

„Hugendubel“(書店)で、チェリビダッケの『語録集』を買った。(Hg. von S. Piendl u. Th. Otto; „Stenographische Umarmung - Sergiu Celibidache beim Wort genommen“, ConBrio, 2002 )。
ちょっとした一言に、音楽に対する考えかたが現れていて、とても興味深い。

私は、この指揮者の日本公演にいくことができた。最初に聴いたのは、たしか、東京文化会館。このとき、ミュンヘン・フィルというオーケストラも知った。合計で、3回か4回の実演に接することができたが、いずれも、私の音楽観を根本から揺るがすものだった。

「藝術とはなにか?」と聴かれると、多くの人は、おそらく、「美をもとめる行為」と答えるだろう。古来、藝術と美は密接に結びついている。だが、チェリビダッケにとって、藝術は単に美しさに奉仕するものではない。もし、藝術が美だけを追究するなら、「美しければなんでもよい」ということにもなりかねない。極端なことをいえば、「嘘で固めた世界であっても、美しければかまわない」という人だって出てくる。美しいけれど倫理的には最悪、ということだってありうるのだ。

「Musik ist nicht schön, Musik ist wahr. (S. 20) 音楽は美しいのではない。音楽は真理なのだ」(以下、原文に適当訳をそえる。カッコ内 S. = Seite はページ数)

チェリビダッケの音楽は真理をめざす。単に美しいだけでは不充分。美に甘んじていてはいけない。感覚的に心地よいだけなら、藝術とはいえないのだ。

「Der Klang bringt die Schönheit zur Wahrheit(S. 79) 響きは美を真理へともたらす」

真理という言葉で、チェリビダッケがなにを考えていたのか、いまひとつはっきりしないが、真理は、ふつう、「なにかほんとうのこと」を意味する。真理と嘘は相容れない。さらに、嘘が「実際にはないこと」であるのに対し、真理のほうは、「現実にあること」だろう。つまり、チェリビダッケのめざしていた藝術というのは、「『これこそ現実』といえるなにか」ということになる。

31名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:27:48.24ID:aioiL07Q
「Ich bin sehr gegen diese Idee, daß Kunst Genuß sei. Kunst ist auch Genuß, sonst würden die Menschen das gar nicht machen. Aber das Wesen der Kunst ist nicht der Genuß. Es ist das Erleben(S. 21) 私は、藝術が享楽であるという考えに断固反対する。たしかに藝術は享楽でもある。そうでなければ、人間は藝術活動などしないだろう。しかし、藝術の本質は享楽ではない。藝術の本質は体験することである」

これ以外にはありえないなにかを「体験すること」。いいかえると、真理にふれること、人生や世界、あるいは宇宙の真相を垣間見ること、これこそが、藝術なのだ。私は、チェリビダッケの演奏に接したとき、ある種、宗教的な催しに参加したような錯覚を覚えたが、あの経験は、こうした考えと無縁ではあるまい。

そんなチェリビダッケが他の音楽家を観る目はきびしい。

たとえば、カラヤンについてはこう。

「Ich weiß, er begeistert die Massen. Coca Cola auch(S. 40) かれが大衆を興奮させることは知っている。コカ・コーラのように」

そういわれてみると、カラヤンの音楽はたしかにコカ・コーラに似ている。レガートを多用し、オーケストラの心地よい響きで、多くの人に歓迎された。まるで喉ごしのよいコーラのよう。クラシック音楽をひとつの産業としたのもかれ。世界企業となったコカ・コーラと、カラヤン・ブランドは似ている。カラヤンがクラシック音楽の大衆化にはたした功績はみとめられなければならない。だが、その音楽に、はたして真理を開示する力があったかどうか・・・。「響きの流麗さ、かっこよさ以上のなにかがあるのか? 」と、チェリビダッケはいっている。

マゼールについてはこう。

「Ein zweijähriges Kind, das von Kant redet.(S.42) カントについて語る二歳児」

難しいことを器用にこなすが、まだまだ子どもだといいたいのだろうか。わかるようでわからない。でも、マゼールの本質をいいあてているような気がする。

32名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:28:08.87ID:aioiL07Q
おなじ時期にミュンヘンで人気を二分したクライバーに対しても手厳しい。

「Er ist für mich ein unmöglicher Dirigent. Kein Mensch kann bei seinem wahnsinnigen Tempo etwas erfahren. Kleiber geht vorbei am heiligen Klang. Das finde ich tragisch. Er hat niemals erfahren, was Musik sei(S. 41) クライバーは私にとってはとんでもない指揮者だ。あんな常軌を逸したテンポでなにかを経験できる人なんていない。クライバーは聖なる響きのかたわらを通りすぎている。これは悲劇だ。かれは、音楽がなんであるか、経験したことがない」

毒舌だが、これもまたクライバーの性格にせまっている。というか、私には、クライバー評よりも、チェリビダッケにとって、「響き」がいかに重要なものだったかがわかって、興味深かった。音楽をどのように響かせるかということこそが、この指揮者にとっては、いちばん大事だったのだ。

33名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:32:24.66ID:aioiL07Q
「後年チェリビダッケはフルトヴェングラーから音楽の深遠な洞察のすべてを学んだと語っている。
あるとき指揮者がフルトヴェングラーにある曲のテンポ設定について質問したところ、フルトヴェングラーは「それは音がどう響くかによる」と答え、ホールなどの音響を無視してメトロノームの数字だけを元に決められたようなテンポ設定は無意味だということを悟ったという」。
はたして、フルトヴェングラーの回答が、彼の思った通りの回答だったかは、少々疑問が残るものだ。
フルトヴェングラーの音楽に対する根本的な関心は、即興の法則なるものの獲得に集中(だからいつも即興の源泉であろう作曲家の精神の話ばかりしているのである)していて、音について詳しい話は稀であるから、この回答はむしろ、チェリビダッケの頭の中で勝手に噴出した思想だったのかもしれないのである。
曖昧な回答をしたところ、チェリビダッケの合点の言った顔があらわれて、フルトヴェングラーは心ひそかに驚いていたのかも知れない。
天才は、天才らしく間違えるものである。テンポに対する疑問は、音がどう響くかという問題にすり替わり、彼の生涯の問題となった。
天才は問題を解決するのではない、むしろ問題を創造するのである。

34名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:36:55.64ID:aioiL07Q
セルジュ・チェリビダッケ(1912~1996)
晩年の彼はもはや伝説の指揮者などではなかったことが白日の下に晒された。
自分のために大金を積んでくれる日本へ毎年のように演奏旅行へ出かけ、自らの恍惚とした表情をせっせと映像に残す様は、彼がカラヤンを軽蔑する際に使う「金の亡者」そのものの姿であった。当時の日本の聴衆は愚かだった。
それでもこの老巨匠が他の指揮者を罵れば歓喜し、その極端に遅いテンポからは忘れられたドイツ・ロマン派の香りがする本物だと広言した。
かなり毒のある書き方をしたが、チェリビダッケが雄弁に物事を語るときは常にこのような感じである。
そもそもフルトヴェングラーは自らの後継者にはルーマニア出身のセルジュ・チェリビダッケをと考え、非ナチ化の影響により多くの指揮者がその演奏機会を失ってる中、四百を超えるベルリン・フィルの公演を任されていた。
彼はカラヤンと違いフルトヴェングラーのために汗を流し、そしてまたその恩恵を受けていた。一方のカラヤンは録音や演奏旅行等を通じてウィ-ン、ロンドン、ミラノ、ルツェルン、バイロイト等で高い評価を得ていた。
この間ベルリン・フィルはフルトヴェングラーの妨害によりわずか10回の公演程度であったが、聴衆や批評家には高い評価を得ていた。この頃のベルリンにとってはむしろカラヤンの方が伝説の人物だったのである。
そしてカラヤンは、-彼は後に事ある度に巧みにそれを利用するのであるが、ベルリンの人間にとってスカラ座や楽友協会に取られるのは耐え難い存在であった。
両者の違いはそのプローベからも明らかである。

35名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:37:05.90ID:aioiL07Q
カラヤンは効率を求め、特に難しいと思われる箇所を各パートに別け練習するのに対し、チェリビダッケは指揮台で激高し楽団員を無能と罵り、解雇を匂わせ脅した。
(しかし何もこれはチェリビダッケだけに言えたことではなく、一昔前の指揮者は殆ど皆がそうであった。)
こうしてチェリビダッケは楽団員と聴衆の支持を失った。
彼はここで大きく見誤っていた。確かにチェリビダッケの後ろには絶対なるフルトヴェングラーが存在したが、彼がオーケストラと決定的に対立した数日後にフルトヴェングラーは深い眠りについたのである。
その後、ハイデルベルクにあるフルトヴェングラーの墓のそばに寄り添ったチェリビダッケは次のように述べた。
「フルトヴェングラーはよい時に死んだ、耳が聞こえなくなっていたのだから」

36名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:37:52.56ID:aioiL07Q
彼はそれでも連邦功労大十字勲章を授与したこともあり、呼び出しが掛かるのを待っていた。しかし呼び出しが掛かったのはカラヤンの方でありチェリビダッケを多いに失望させた。その後チェリビダッケは再三に渡りカラヤンとベルリン・フィルを口撃することになる。

チェリビダッケ「カラヤン?身の毛がよだつ。彼は才能ある商売人、でなければ耳が聞こえないんだ。」「ハンス・クナッパーツブッシュ?スキャンダルだ。非音楽か、それ以下だ。」「アルトゥーロ・トスカニーニ?あれはただの楽譜工場。」「カール・ベーム?あれはただのジャガイモ袋。生きている間に、ただの一小節も音楽を指揮なんかしていない。」「レナード・バーンスタイン?ズビン・メータ?私の世界ではそんな名は聞いたことない。」「リッカルド・ムーティ?才能はあるが、途方もなく無知なやつ。」「クラウディオ・アバド?全く才能のないやつだ。三週間くらい何も食べなくても私は生きのびられるが、彼のコンサートに三時間でも付き合わされた日にゃ、心筋梗塞だ。」

37名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:39:19.26ID:aioiL07Q
天国のトスカニーニ(クライバー)「ジャガイモ袋のカーリはぶつぶつ文句をいってました。
でもクナと私が、あの批難は間違っている。おまえさんが音楽的だったのは事実だ、といったのでやっと文句をいうのをやめました。
ヴィルヘルムが突然言い出すには、あなたの名前はこれまで聞いたこともないそうです。
またヨーゼフ、ヴィルフガング、ルートヴィッヒ、ヨハネス、それにアントンがいうには、第二ヴァイオリンは右側のほうがよいそうです。
また、あなたのテンポは全て間違っているそうです…。
私の住まいの隣には禅の老師が住んでいますが、彼がいうには、あなたは禅を全く間違って理解しているそうです。
ブルーノはあなたの私たちのこきおろし記事を読んで、死ぬほど笑い転げていました。
私は、私とカーリにたいするあなたの批判の出所はブルーノではないかと疑っています。
…こんなことをお伝えするのは、お言葉を返すようですが、実はここ天国に住むもの皆がヘルベルトに首ったけなのです。
指揮者だったものには、嫉妬心もおぼえる程の存在です。
でも彼があと15年か20年後にここに来て、私達が歓迎の挨拶ができるなど、殆ど誰も信じていません。
あなたがその場に居合わせられないのは残念です。
でも聞くところによりますと、あなたの行くところでは煮炊きもずっとうまくできると言いますし、オーケストラは永遠にリハーサルに付き合ってくれるといいます。
それどころかオーケストラは小さなミスを故意にしてくれて、あなたに永遠にやり直しをさせてくれるそうです。
ここ天国ではエンジェルが直接作曲者の眼から読み取って演奏してくれ、私達指揮者は、ただそれを聴いていればよいのです。
どうやって私がここへ来られたのか、それは神様だけが知っていることです…」


38名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 09:53:35.18ID:aioiL07Q
という事で、日本のクラシックファンが大指揮者だと信じていた二流指揮者のリスト

1.カール・ベーム
2.カラヤン
3.バーンスタイン
4.ヴァント
5.マタチッチ
6.朝比奈隆

特にヴァントと朝比奈隆とバーンスタインは酷かった
指揮者というより宇野功芳に騙されたんだね

41名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 20:56:22.90ID:s4QGfL8c
フルトヴェングラーの振った現代曲なんて
メニューヒンとのバルトークVn協を聞く限りダメだと思ってたら
RIAS録音集のフォルトナー、ブラッハー、ヒンデミットなど聴くと
しっかりザッハリッヒに決めている。
同じ日の演目が、ブラ3、ベト3といずれも名演ぞろいなので
フルヴェンらしくないなんて断じるのは間違ってる。

42名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 21:27:19.22ID:P8LAMRde
R.シュトラウスも当時の現代曲だよ
ブルックナーやブラームスやシベリウスも若い時は現代曲だよ

43名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 21:52:10.40ID:P8LAMRde
無調音楽や十二音階に馴染めなかっただけだろ、頭が古いから

44名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 22:04:06.31ID:P8LAMRde
ベルクやウェーベルンは今でも現代音楽だからね
フルトヴェングラーには現代音楽は理解できなかったんだ

45名無しの笛の踊り2022/01/28(金) 22:24:50.94ID:kxhMV9hc
21世紀の聴衆からしたら20世紀の一部楽派の曲がレパートリーにあったかどうかなんてどうでもいい

47名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 06:18:40.90ID:ypZ0L9o3
チャップリンと撮ったフルトヴェングラーの写真(1929)
すごいね。

48名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 06:28:35.08ID:ypZ0L9o3
55CDのリマスター箱に入ってる本に出ている写真。イギリスからオランダまで旅行したとあります。(フェースブックの同じ写真の記事より)

49名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 07:28:18.44ID:GMBeMPiP
どう凄い

50名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 08:05:31.88ID:GnowKPQA
チャップリンとルーズベルトは共産主義者で反ウォール街、反ファシズム、反ヒトラーでスターリンや毛沢東の支援者
フルトヴェングラーはゲルマン主義、反共、親ナチス、反ユダヤだからロマ(ジプシー)出身の共産主義者のチャップリンと合う訳ないんだよ

51名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 08:18:42.58ID:GMBeMPiP
お前はマッカーシーか

52名無しの笛の踊り2022/01/29(土) 08:35:46.25ID:GnowKPQA
ドイツ人は全員 反ユダヤ、反共、親ナチス
ウォール街は反共、親ファシズム、でヒトラーを支援していたんだ
ロックフェラーやフォードはヒトラーに多額の援助をしていた。
ナチスの優生思想はロックフェラーの優生思想をそのまま実行しただけだ。
ナチス残党を南米に亡命させて支援したのもウォール街だよ

ウォール街はなんとかチャップリンとルーズベルトを潰そうと画策していたんだ
ルーズベルトのニューディール政策はスターリンの五か年計画を真似した共産主義計画経済だよ。

フルトヴェングラーはチャップリンと敵対する人間なんだ

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1643251651/
6:777 :

2022/07/24 (Sun) 14:09:23

有名な指揮者ランキングTOP10!世界最高のマエストロはだれ?
2020年7月23日
https://www.kappa-viola.com/entry/conductor-ranking

世界一の指揮者が知りたい!

現役で活躍している最高の指揮者を決めます!
こんにちは!都内の音大でバイオリンを勉強している筆者のあずさです。

指揮者を目指して音楽の道に進んでも、実際に指揮者として活躍できる人はほんの一握り。しかも世界一流の指揮者ともなると、クラシック音楽界の頂点に君臨する存在となります。

そんな指揮者のなかで世界最高のマエストロはだれなのでしょうか?

そこでこの記事では超一流の指揮者をランキング形式で紹介します!今回は2019年7月現在存命の指揮者に限定しました。


有名な指揮者ランキングTOP10

評価の基準
①実績…一流オーケストラへの客演経験がある
②音楽…唯一無二の音楽を作り上げている
③人気…熱心なファンが多い


第10位 パーヴォ・ヤルヴィ
パーヴォ・ヤルヴィはエストニア出身の指揮者で、世界各地の一流オーケストラと共演を重ねています。日本でもNHK交響楽団の首席指揮者として、人気を博していますね。

音楽作りは非常に緻密で正統派な印象。特別に奇をてらうことなく、オーケストラの実力を最大限引き出すことに長けています。


個人的にお気に入りの録音は、ショスタコーヴィチのオラトリオ「森の歌」。かなりマイナーな曲ですが耳に残る旋律が多く、エストニア国立交響楽団も上手です。

ショスタコーヴィチ:カンタータ「森の歌」他


第9位 ヘルベルト・ブロムシュテット
ヘルベルト・ブロムシュテットは御年92歳ながら、生命力あふれる音楽を作り上げているマエストロ。

NHK交響楽団の桂冠名誉指揮者をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレなど世界最高のオーケストラと共演し続けています。

ブロムシュテットの懐の深い音楽は味わいがあり、何度聴いても新しい発見があります。お気に入りの録音は、モーツァルトの交響曲40番&41番。

バイエルン放送交響楽団の上手さを存分に引き出したモーツァルトです。

Mozart: Symphonien Nr. 40 & 41



第8位 マリス・ヤンソンス
往年の巨匠ムラヴィンスキーの助手として経験を積んだマリス・ヤンソンスは、現在76歳。手兵のロイヤルコンセルトヘボウ、バイエルン放送交響楽団からは絶大な信頼を得ています。

毎年のように来日公演もしてくれて、日本でもかなり多くのファンがいますね。フレーズやアーティキュレーションなど独自の”ヤンソンス節”も聴いていて面白いです。


ヤンソンスの演奏はどれも外れがありません。私がよく聴くのはロイヤルコンセルトヘボウとのマーラー交響曲第2番です。


マーラー:交響曲第2番「復活」


第7位 キリル・ペトレンコ
ロシア出身のキリル・ペトレンコは、2019年からベルリン・フィルの首席指揮者に就任した、いま最も話題の指揮者です。

47歳と中堅の年齢ながら、これまでバイロイト音楽祭での指環を担当、バイエルン国立歌劇場の音楽監督就任、そしてベルリン・フィルと輝かしい経歴です。


ドイツ音楽の伝統と歴史を牽引するベルリン・フィルがロシアの指揮者を選んだことからも、ペトレンコの実力の高さがうかがえます。

ダイナミックな指揮ぶりながら、表現は繊細で音色の幅も広いのが特徴です。


チャイコフスキー : 交響曲第6番 ロ短調≪悲愴≫作品74 / キリル・ペトレンコ | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (Tchaikovsky : Symphony No.6 “Pathetique” / Kirill Garrievich Petrenko | Berliner Philharmoniker) [SACD Hybrid] [Import] [日本語帯・解説付]



第6位 小澤征爾
日本が世界に誇る指揮者と言えば、小澤征爾さんでしょう。現在は見ることが少なくなりましたが、黄金期はベルリン・フィルへ客演、ウィーン国立歌劇場の音楽監督など、第一線で活躍してきました。

硬派でダイナミックな演奏は多くの観客を魅了し、国内外に熱心なファンを持っています。

日本ではサイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団との共演が有名で、演奏会のたびにクラシック業界に反響をもたらします。


ベルリオーズ:幻想交響曲



第5位 グスターボ・ドゥダメル
ベネズエラの指揮者であるドゥダメルは、2004年に開かれた第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクリートで優勝し一躍有名となりました。

今ではベルリン・フィルやウィーン・フィルといった世界最高のオーケストラに何度も招聘され、次世代の巨匠候補として人気を高めています。

ドゥダメルの音楽はとにかく美しさにこだわっている印象。彼のリハーサル映像を見ればよくわかりますが、1つの音を突き詰めて仕上げる姿は感嘆の一言。

LA Phil Rehearsal with Gustavo Dudamel: Felix Mendelssohn's Symphony No. 3
お気に入りの演奏はロサンゼルス・フィルとのマーラー交響曲第1番。非常にテンポの遅い部分でも、違和感なく音楽の流れを作っていて見事です。


Mahler: Symphony No.1 – From The Inaugural Concert (DG Concerts 2009/2010 LA 1)



第4位 ワレリー・ゲルギエフ
ロシア出身の指揮者ゲルギエフは、ロシアが誇る至宝とも言うべき音楽家。これまで客演してきたオーケストラはどこも超一流で、レパートリーもロシア、ドイツ、フランス、イタリアなど幅広いです。

迫力のある風貌とは相反して繊細な音楽作りが魅力。美しい旋律をゲルギエフが指揮すると絶品になりますね。

ペトレンコやドゥダメルと共に、間違いなく10年後に巨匠として活躍している指揮者でしょう。


ラフマニノフ:交響曲第2番(完全全曲盤)


第3位 サイモン・ラトル
イギリス出身のサイモン・ラトルは、2002年から2018年までベルリン・フィルの首席指揮者を務めた巨匠です。

古典やドイツものはもちろん、現代音楽も豊富に取り上げる意欲的な指揮者ですね。個人的には、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーといった王道の曲が素晴らしく、密度が極めて濃い音楽を作り上げています。

私はラトルとベルリン・フィルの来日公演を2回聴きに行きましたが、特にベートーヴェンの第九は圧巻でした。オーケストラと合唱の手綱さばきが本当に上手です。


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン : 交響曲全集 (Ludwig Van Beethoven : Symphonien 1–9 / Berliner Philharmoniker & Sir Simon Rattle) [5SACD Hybrid] [Live Recording] [輸入盤] [日本語帯・解説付]


第2位 ベルナルト・ハイティンク
オランダの名指揮者ハイティンクは、90歳を迎えた現代の巨匠。長年にわたり、ベルリン・フィルやウィーン・フィルと関係を築き、クラシック音楽界を牽引してきました。

そんなハイティンクは2019年9月6日にルツェルン音楽祭で行われるウィーン・フィルとの公演で引退する予定。

当日演奏するブルックナーの7番が楽しみです。個人的にお気に入りなのは、シカゴ交響楽団と演奏したマーラー交響曲第3番。終楽章がきれいすぎてまさに天国です。


Symphony 3



第1位 クリスティアン・ティーレマン
数々の巨匠たちを差し置いて1位に輝いたのは、ドイツの指揮者ティーレマン。熱狂的なファンを持つティーレマンの音楽はとにかくダイナミックです。

特にワーグナーのオペラでは音楽のうねりを巧みに表現し、音楽祭で客演するたびに大絶賛されています。

レパートリーはドイツ音楽が中心に限定されますが、堅実な音楽作りと、ティーレマンにしかできない世界観は唯一無二。日本でも来日公演が即日完売するほど人気です。

私はウィーン・フィルとの第九を聴きましたが、歓喜の歌で泣きそうになりました。力強い箇所は極限までダイナミックに、美しい旋律は天にも昇るように、最上の音楽を魅せてくれます。


ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」


世界的な有名指揮者まとめ
順位 指揮者名

1位 クリスティアン・ティーレマン
2位 ベルナルト・ハイティンク
3位 サイモン・ラトル
4位 ワレリー・ゲルギエフ
5位 グスターボ・ドゥダメル
6位 小澤征爾
7位 キリル・ペトレンコ
8位 マリス・ヤンソンス
9位 ヘルベルト・ブロムシュテット
10位 パーヴォ・ヤルヴィ

https://www.kappa-viola.com/entry/conductor-ranking
7:777 :

2022/07/24 (Sun) 14:58:26

世界の指揮者地図も変わって__
2015年09月29日 | 指揮者あれやこれ
https://blog.goo.ne.jp/jsbach2005/e/84a90b55f83ad718c92bc3ac59f7b444

左上写真は、ベルリン・フィルの次期首席指揮者・芸術監督に内定したキリル・ペトレンコ。 右上はチョン・ミョンフン。 左下はリニューアルしたロームシアター京都 (京都会館) のメインホールで指揮を執る小澤。 右下はアンドリス・ネルソンス。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
20世紀末に大物指揮者 (ベーム/カラヤン/バーンスタイン/ショルティ など) が相次いで亡くなり、かつてのようなカリスマやマエストロといわれる大指揮者は、払い底状態になってきています。 オペラの世界もかつては、歌手の時代から、指揮者の時代、そして今は演出家の時代といわれるように、オペラの世界では指揮者よりは演出家が注目されるようになってきました。

それだけ 相対的に、指揮者の影響力が減ってきたともいえます。 (19世紀以前の) 歌手の時代は、歌手が強く 受けがいいと同じアリアを指揮を無視して歌っていたらしい。 20世紀の指揮者の時代は、例えば カラヤンがウィーン歌劇場の監督をしている頃は カラヤン指揮のオペラで歌っただけで歌手がスター扱いされることもあったという。 今は指揮するだけで客が集まるというケースは少ないでしょう。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
「独名門楽団に36歳指揮者 過去150年で最年少」(9月10日 ベルリン共同) __ ※追加1へ
「ソウル市響・鄭明勲芸術監督が辞意表明」(8月28日 朝鮮日報) __ ※追加2へ

ウィキペディアから__チョン・ミョンフンは、2005年 ソウル市長李明博 (当時) からの「ソウル・フィルをアジア一のオーケストラに」との要請を受けてソウル市立交響楽団の音楽監督に就任 (※追加3へ)。

「ベルリン・フィルが選んだ “無名” の指揮者、キリル・ペトレンコ 」(8月2日 池田卓夫/日経) __ ※追加4へ
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今 カリスマやマエストロといわれる指揮者の中に、小澤は間違いなく入っているでしょう。 けれど 80歳と高齢で病気がちとなると、いつも聴衆の期待に応えて登場、というわけにはいきません。 どうしても健康な60代以前の指揮者の活躍が期待されてしまうのは避けられないでしょう。

その意味で60代のチョン・ミョンフンは、実績もあり マエストロの仲間入りしていると想像しますが、ソウル市響の監督職を退くという上記記事によれば 市響代表とミョンフンの不和が原因のようです。

こういうことは実は珍しくありません。 カラヤンもベルリン・フィルの全ての歴代支配人といつも良好な関係とはいえなかったし、ウィーン歌劇場の監督時代もそういうことがありました。

ただ ソウル市響はミョンフンあっての存在だったでしょうから、彼が去ってしまったら 人気の継続、名門 DG との CD 録音継続は難しいのではと想像します。
…………………………………………………………
アンドリス・ネルソンスについては、情報が少ないので何ともいえません。 手持ち CD には、ブラームスのピアノ協奏曲1番と2番を指揮したものがありますが、どちらもよかったですよ __ 独奏はエレーヌ・グリモー (P)、オケはバイエルン放響 (1番 ライヴ録音) とウィーン・フィル (2番) で、2012年 DG 録音。

ただ 名門楽団とはいっても、ゲバントハウス管のランクはどのあたりなのでしょうか。 ドイツはベルリン・フィルを筆頭に、ドレスデン、バイエルン、ハンブルクがAクラス、フランクフルト、バンベルク、フンガリカ、ゲバントハウス、南西ドイツ、北西ドイツあたりがBクラスと認識していますが。
…………………………………………………………
キリル・ペトレンコについては、全く情報なしですね。 殆どの日本人も知らないんじゃないでしょうか。

思い起こせば カラヤンを選んだベルリン・フィルの選択眼は当り、ベルリン・フィルの名声は更に上昇、レコードも世界の隅々に行き渡り、世界のトップオーケストラの名を欲しいままにしますが、カラヤンの晩年には仲違いしてしまいます。

跡を継いだイタリア人のアバドは、直前のブラームスの指揮が評価されたと記憶しています。 しかし 肝心要のベートーヴェンの交響曲全集録音は、室内学的なものに聴こえ、あまり評価は高くないように思います。 ウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲全集録音は良かったと思いますが。

その跡を継いだイギリス人のラットルは古楽演奏を取り込んだ解釈が評価されたらしいですが、ベルリン・フィルとはベートーヴェンの録音は残しませんでした。 もっとも まだ3年も任期を残していますから、録音するかも知れません。

ペトレンコはどんなベートーヴェンを聴かせてくれるのでしょうか。
…………………………………………………………
一時 病気で指揮から遠ざかっていた小澤が京都の新ホールで、(予定していなかった指揮を?) 促されて、久しぶりに指揮を披露しました。 動画映像を見て、大丈夫かなと心配しましたが、危なげなく指揮を終えていました。 それはそれで良かったのですが、もし指揮台でこけていたりしたらオオゴトになっていたはずです。 私はもっとマエストロを大事にしてもらいたい、と思う心境です。
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「小澤征爾さん 復活する京都会館ホールで力強い指揮披露」(9月13日 The Page) __ ※追加4へ
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以上


※追加1_ ドイツ東部ライプチヒを拠点とする世界屈指のオーケストラ、ゲバントハウス管弦楽団は9日、カペルマイスター (常任指揮者) のリッカルド・シャイー氏 (62) の後任に、米ボストン交響楽団のアンドリス・ネルソンス音楽監督 (36) を迎えると発表した。 2017年に就任する。

ゲバントハウス管弦楽団は270年以上の歴史を誇る世界最古の市民楽団とされ、歴代常任指揮者にはドイツの作曲家メンデルスゾーンも名を連ねる。 ネルソンス氏は、過去150年間では最年少の常任指揮者となる。

ラトビア出身で、ラトビア国立歌劇場の音楽監督などを歴任。
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※追加2_ 2006年以来10年間 ソウル市立交響楽団 (ソウル市響) を率いてきた鄭明勲 (チョン・ミョンフン) 芸術監督 (62) が、27日「監督の職を退く」と表明した。 鄭氏は本紙とのインタビューで、「ソウル市響と聴衆たちが望むのであれば、すでに約束した公演での指揮は続けるが、指揮料は私のためには 1銭 も使わず、ソウル市響の発展や、国連児童基金 (ユニセフ) への支援など人道的な事業に役立てていく」と述べた。

鄭氏は、昨年12月 ソウル市響の一部の職員が、パク・ヒョンジョン代表 (当時) から暴言やセクハラ発言を浴びせられたと暴露した直後、職員たちの姿勢を支持し、パク前代表と対立した。 このような事態はパク代表が辞任することで一段落したが、一部の市民団体は鄭氏を、業務費や (海外出張時の) 飛行機代の横領容疑で告訴し、現在も警察の捜査が行われている。

鄭氏は、2005年 ソウル市響に芸術顧問として迎えられた後、ソウル市響をアジアでもトップクラスのオーケストラに成長させたと評価されている。 昨年夏 英国ロンドンで行われたクラシック音楽コンサート・シリーズ「ザ・プロムス」で指揮者を務めた際には、現地メディアから好評を得た。 だが 高額の年俸をめぐって論議を呼び、横領などの疑惑も相次いで浮上したことで、芸術監督としての契約更改が話題になっていた。
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※追加3_ 世界各地でオーディションを行い、団員の約1/3を入れ替えるという大改革を実施した。 2009年 同団はアジアのオーケストラとして初めて、ドイツ・グラモフォンとの長期専属契約を結んだ。

鄭監督の改革は一定の成功を収め、それまで 40% を下回っていたチケット販売率が、2014年には 92.8% まで引き上げるなどの成果を上げた。 一方で 2014年の初めに、ソウル市立交響楽団は、ソウル市が行った経営に関する評価で最下位となった。

また 2014年12月8日には、人事考課なしで昇進人事が行われていた事が発覚し、行政監査では、鄭明勲が海外活動のため、楽団の日程をいくつかキャンセルした事も明らかとなった。 また 楽団の朴ヒョン貞代表の暴言・セクハラしていると楽団職員が暴露した問題に対して、鄭は「容認できない人権蹂躙」と批判したが、朴は自身の疑惑を否定して、逆に鄭を批判して「鄭明勲氏が私を追いだそうとしている」と批判を展開した。

朴代表は辞任したが、この時に「鄭監督がソウル市響の人事や予算などに対し独断的に権力を行使している」と暴露した。 韓国の監査院は調査を行い、朴代表の発言が事実であることを確認した。

具体的には、鄭の息子のピアノレッスンを担当した者 (鄭の義姉の友人) を、職制にない職位を作ってソウル市響に就職させたことや、鄭監督の兄が代表の会社で課長を務めた職員がソウル市響に採用されたこと、マネジャーに支給されるべき航空券の一部が鄭の息子など家族に渡ったことなどである。
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※追加4_ 世界最高峰のオーケストラの1つ、ドイツのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (以下 BPO) は今年6月下旬 2018年に退任するサイモン・ラトルの後任の首席指揮者・芸術監督を全楽員の合議により、キリル・ペトレンコと決めた。

■10代からオーストリアで育つ

ロシア生まれのオーストリア育ち。 ドイツ語圏のオペラ界でキャリアを積み、傑出した力量を評価されているが、CD や DVD だけでなく メディアへの登場機会は限られ、英語圏や日本では「無名の指揮者を選んだ」と、驚きの声が上がった。

最初にペトレンコの経歴に触れておこう。 ユダヤ系ロシア人。 1972年2月11日 シベリア第2の都市オムスクでヴァイオリニストの父、音楽学者の母の間に生まれた。 まずはピアノの才能を伸ばし、11歳で地元のオーケストラと共演してデビュー。 東西冷戦の終結を受けて父親がオーストリア連邦最西端のフォアアールベルク州の交響楽団へ転職、一家で旧ソ連を出た時は18歳。 最初は同州立音楽院でピアノの勉強を続け、後にウィーン国立音楽大学でウロス・ラヨヴィッチに師事し、指揮法を本格的に学んだ。

プロとしてのデビューは95年。 第2の故郷フォアアールベルクの歌劇場で、ブリテンの「オペラをつくろう」を指揮した。 97~99年にはウィーン・フォルクスオーパーでカペルマイスター (常任指揮者) を務め、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」原典版に挑むなどの成果を上げた。 99~2002年はドイツ最年少の音楽総監督 (GMD) としてマイニンゲン宮廷劇場を率いた。 ここで01年 クリスティーネ・ミーリッツ演出によるワーグナーの「ニーベルングの指輪」4部作で2組のオーケストラを振り分け、4日連続の上演を実現した時点で、ドイツ語圏の音楽メディアがこぞってペトレンコの存在をマークした。

■オペラ指揮者として高い評価

「同世代で最も優れたオペラ指揮者」の評価は02~07年 ベルリン・コーミッシェオーパ―の GMD だった時期に固まった。 どの国のオペラも原則ドイツ語で上演するコーミッシェオーパーはペーター・コンヴィチュニー、カリスト・ビエイトら一筋縄ではいかない演出家たちが原作の「読み替え」も辞さず、挑発的な舞台をつくるムジークテアーター (音楽劇場) の最先端。 ペトレンコは海千山千の演出家と実りある音楽の共同作業をなし遂げ、「オペルンヴェルト」誌の「今年のベスト指揮者」に07、09年の2度選ばれた。 初めてランク入りした05年もいきなりの2位で、巨匠ピエール・ブーレーズの次につけた。

ベルリンで完全燃焼したのか、GMD 辞任後しばらくはフリーだったが、客演先はウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場など一流ぞろい。 10年5月には病を得た音楽監督、小澤征爾の代役でチャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」をウィーンで指揮している。 BPO とは06年に初共演し、09年と12年にも客演したが、ドイツ・オーストリアの古典の交響曲は慎重に避けてきた。 昨年末にもマーラーの「交響曲第6番《悲劇的》」を指揮する予定だったが、リハーサル途中で降板し「自発的に後継者レースから降りたのではないか」と、うわさされた。

13年9月にはケント・ナガノの後任としてバイエルン州立歌劇場の GMD を引き受け、現在もその職責にある。 13~15年は作曲家自身が創設したワーグナー上演の聖地、バイロイト音楽祭に招かれ、フランク・カストロフ演出の「指輪」全曲の指揮を委ねられた。 演出の評判は芳しくないが、ペトレンコの指揮は「明晰 (めいせき) かつ均質に練り上げられニュアンス豊かな響きが16時間にわたり、緑の丘 (バイロイト) に鳴り続けることは近来まれだった。

多くのワーグナー・ファンは、心からの大歓声を送った」(「シュピーゲル」誌)、「早くから『天才ではないか』と臆測を呼んでいたが、バイロイトの『リング (指輪)』で輝く星となった。 後期ロマン派音楽においては向かうところ敵なしの優れた指揮者である」(「ツァイト」紙) などなど、ドイツ・メディアの絶賛に包まれている。

もう一つ 全メディアの意見が異論なく一致するのはペトレンコの「アンチ・マエストロ (非巨匠)」ぶりだ。「ターゲスシュピーゲル」紙は、「世界のクラシック音楽界きっての無口な指揮者」とし、ペトレンコが「もう何年も単独インタビューに応じない」うえ、バイエルン州立歌劇場の年次記者会見に GMD として出席しなければならない場面でも「ほとんどシャイともいえる態度で作品への畏怖の念をこめ、誠実に、言葉すくなに答える」との姿を詳しく伝えている。 BPO からの第一報がバイロイトでリハーサル中のペトレンコに届いた瞬間も、ただ一言、「私はあなたたちのオーケストラを抱きしめる」と短いながら、心のこもったコメントを発しただけだった。

クリスティアン・ティーレマン (ドレスデン州立歌劇場 GMD)、アンドリス・ネルソンズ (ボストン交響楽団音楽監督)、グスターヴォ・ドゥダメル (ロサンゼルス・フィルハーモニック音楽監督)、ヤニック・ネゼ=セガン (フィラデルフィア管弦楽団音楽監督) ら、ラトルの後任人事で有力候補とされた指揮者の多くは BPO とも関係が深い名門レーベル、ドイツ・グラモフォン (DG) とすでに契約し、世界各地で演奏活動を展開している。

ペトレンコはほぼ唯一の、DG と関係ない指揮者だった。 クラシック音楽の有力市場とされる日本にもまだ、姿を現していない。 オスロ・フィルやロイヤル・リヴァプール・フィルとのツアー、あるいは NHK 交響楽団の演奏会などを日本で頻繁に指揮してきたのは1976年サンクトペテルブルク生まれのロシア人、ワシリー・ペトレンコである。 キリルとは親戚でも何でもない、という。

■ベルリン・フィルの精神風土とベルリンの街の力学

BPO はなぜ、「後継者を一人に絞れなかった」と発表した後、わずか1カ月あまりで国際サーキットに背を向けたアンチ・マエストロ、しかも 交響楽演奏会よりオペラで実績を積んできたロシア人に未来を託したのか?

キーワードは2つ。 第一はもちろん、名声に甘んじることなく人材発掘と演奏能力、メディア戦略のあらゆる部分で「世界最先端のオーケストラであろう」と努める BPO 自体に備わった精神風土。 第二は、19世紀末から20世紀半ばにかけて何度も栄光と挫折を繰り返した都市ベルリンの「創造と破壊」の摩訶 (まか) 不思議な力学だろう。

BPO と並び称される名門 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は基本的にウィーン国立音楽大学の師弟関係に基づいて楽員を補充し、同質の響きを保ってきた。 これに対し ベルリンは第2次世界大戦中、ナチス政権の干渉でユダヤ系楽員を失う一方、ドイツ人楽員にも多くの戦死者を出し、伝統が分断された。「帝王」として君臨した指揮者 ヘルベルト・フォン・カラヤンは世界最高のアンサンブルを目指してドイツ語圏外からの採用にも力を入れ、日本人や女性に門戸を開いた。

続くクラウディオ・アバドの時代は終戦直後の大量採用世代の引退期と重なった。 アバドはヨーロッパ室内管弦楽団、グスタフ・マーラー室内管弦楽団など自身が育成に携わった若手集団からの入団を積極的に促す一方、最新の音楽学の成果を採り入れ、演奏様式のリフレッシュに成功した。 ヨーロッパ大陸の外から招いた初めてのシェフ 英国人サイモン・ラトルの下には20以上の国籍を異にする楽員が集まり、世界最高のヴィルトゥオーゾ (名人) 集団の様相を呈している。

2003年にはベルリン特別市の管理下を離れ、完全民営の独立法人に移行した。 楽員の合議制による運営が一段と進み、インターネットで世界に最高音質・画質のライヴ映像を配信する「デジタルコンサートホール」などのメディア戦略を担う子会社でも、楽員代表が代表取締役を兼ねる。

DG など外部のレコード会社の思惑に左右されず、独自の音楽ソフトを販売するためにも、ペトレンコの「無色」には魅力があった。 若い時期から GMD として劇場の運営に携わり、大勢の音楽家やスタッフと根気よく心を通わせ、入念かつ情熱的なリハーサルで音楽の質を高めてきた実績は、合議制チームにもフィットするはずだ。

ベルリンの近代史を振り返ってみよう。「鉄の宰相」のオットー・フォン・ビスマルクが推進したドイツ統一を受けて生まれたプロイセン王国~ドイツ帝国の流れは第1次世界大戦で挫折、欧州の文化的な首都として栄えた黄金の1920年代 (ローリング・トゥエンティーズ) はアドルフ・ヒトラー率いるナチス政権の台頭で消え去り、ヒトラーが夢見た第三帝国の栄光も第2次大戦の敗戦で無に帰した。

ある時期、ある分野で世界を制覇しかけては崩れ去る ……。 滅びの構図を何度も体験しても、あるいは体験したからこそ、ベルリナー (ベルリン市民) の不屈の精神は時として、すさまじく激しい創造のエネルギーへと昇華する。

西のドイツと日本が同時に享受した戦後の高度成長期、音楽の世界でもテレビ放送や長時間収録 (LP) レコード、ステレオ録音、ビデオソフトといった新しいテクノロジーが大量に投入された。 技術マニアだったカラヤンはクラシック音楽のメディア戦略を徹底して主導したし、後任のアバドもラトルもカラヤンほど強烈なカリスマ性、商業主義の匂いはなかったにせよ、BPO のシェフに選ばれた時点で大量のディスコグラフィー (盤歴) を蓄えていた。

カラヤンからラトル (退任時点) までの63年間はある意味、同質の指揮者との共同作業が続いたわけで、ベルリンの一角にそろそろ「破壊」への危険な誘惑が充満していたとしても何ら不思議はない。 ゼロからの創造にはゼロから勝負できる指揮者 ……。 2度目の投票で、そんな機運が一気に盛り上がってしまったのではないか?

ペトレンコも含め、BPO の歴代指揮者10人が常任指揮者、首席指揮者、芸術監督に就いた時点の年齢を点検すると30代が2人、40代が6人、50代が2人。 就任時点で46歳のペトレンコは意外にも「多数派」に入る。 カラヤンだけは終身指揮者の称号を与えられたが、晩年に悪化した健康状態とスキャンダルの表面化で急死の直前に退任。 亡くなるまで BPO の指揮者を務めた、つまり「在職死亡」扱いのシェフはアルトゥール・ニキシュ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、レオ・ボルヒャルトの3人にとどまる。

ボルヒャルトはペトレンコに先立つロシア人で戦後の混乱期、ベルリンに駐留した旧ソ連軍の意向で君臨したのもつかの間、米国兵の誤射によって3カ月後に落命した。 ボルヒャルトを除く9人の平均在任期間は15年あまり。 ラトルの16年間が極端に短いわけでもない。 BPO 人事の実態は、マエストロ神話と無縁のところに位置する。

興味深いのは、本国ドイツを上回る勢いで BPO を神格化し、豪華なキャストや舞台演出を伴う海外オペラ団体の引っ越し公演にも匹敵する高額入場料 (2013年日本公演のS席は 4万円) もいとわなかった日本市場の反応だろう。 高額が暴利というわけではない。

一人一人の楽員が独奏家 (ソリスト) の力量を備え、オーケストラ全体のツアーがない年にも単独や室内楽チームでの演奏会、音楽祭や音楽大学でのマスタークラスの指導などで頻繁に日本を訪れるうちに相場が上がり、指揮者以前に BPO 自体のコストが驚くほど高いのである。 

あるテレビ局のニュースはペトレンコをあっさり「無名の指揮者」と報じたが、ラトルからペトレンコにシェフが替わったとしても、入場料金の値下がりは期待できない。 興行の主催者にとっても、BPO のファンにとっても、かなり悩ましい決定が下されたものだ。
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※追加4_ 京都市民や国内外のアーティストに愛された「京都会館」(京都市左京区) が来年1月に「ロームシアター京都」として新たなスタートを切ることになり、13日に竣工式が行われた。 この式にあわせ、同会館のメインホールで初演奏が行われ、世界的指揮者、小澤征爾さんが自らの音楽塾メンバーのオーケストラ演奏を指揮し、会場中が大興奮に包まれた。

リニューアルしたホールでパワフルな指揮

同会館は1960年に開館し、様々なアーティストにも親しまれていたが、老朽化のため音響の低下なども叫ばれ2012年3月に一時閉館。 その後 様々な工事などが行われ、来年1月に「ロームシアター京都」として新たなスタートを切ることになった。

今回はその来年のスタートを前に、リニューアルしたメインホールが披露され、最新技術によって甦ったホールで、小澤さんが主宰する音楽塾のメンバーが演奏を行った。

小澤さんは演奏前は客席に座ってオーケストラメンバー紹介を見守っていたが、途中から舞台に向かって歩き出し、司会者からマイクを引き継ぐと自らメンバーらを紹介。 そして、曲が始まると自らも激しい動きで指揮を執り 新たなホールに迫力のある音を響かせ、会場中から盛大な拍手をおくられた。

客席の女性「指揮と演奏に涙が出た」

今回のお披露目に招待された京都市の女性 (59) は、「こんなにすばらしい会館が復活してうれしい。 下のカーペットとかもほんまにきれいで、これはまた、いろいろと楽しむことができそう。 それよりも、小澤さんの指揮と音楽塾の演奏に涙が出てもうた。やっぱり世界の小澤さんやね」などと、興奮した様子で話していた。

同会館は来年1月10日に「ロームシアター京都」としてオープンする。

以上
https://blog.goo.ne.jp/jsbach2005/e/84a90b55f83ad718c92bc3ac59f7b444
8:777 :

2023/07/08 (Sat) 09:39:10

徳岡直樹 フルトヴェングラー1945年1月のブラームス第一番の演奏データが間違いだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14127013

徳岡直樹 Naoki Tokuoka Music Life - YouTube
https://www.youtube.com/@atm-naokimusic/videos

フルトヴェングラーATM解説動画 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLroSoWVs050DqbnNFQIazH3P3KqrS0-UE

徳岡直樹 ATM音楽解説シリーズ - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLroSoWVs050CD5zwh6IGifpW7_127VgSQ

9:777 :

2023/07/17 (Mon) 09:42:55

真空管アンプの自作/クラシック音楽 /家庭菜園/自然(雑草の花)/鉄道写真
https://ameblo.jp/hirochan-amp/theme-10110600886.html
10:777 :

2023/07/23 (Sun) 04:18:32


語るのは矢部達哉氏(1968年~ )。

90年に22歳の若さで東京都交響楽団のソロコンンサートマスターに就任して大きな話題を集めた現役のヴァイオリニストである。97年NHK連続テレビ小説「あぐり」のあの美しいテーマ音楽を演奏した方といえば思い出す人もあるかもしれない。

 

この本の第4章「指揮者はオーケストラを超えていたら勝ち」に対談形式で述べられていた内容である。

☆ 指揮者とオーケストラが仲良し友だちみたいだと奇跡的な名演は生まれにくいのですか?

生まれにくいと思う。結果的には練習のときに僕が指揮者から怒鳴られて嫌な気持ちはしたけど、その演奏会を思い出すと幸せなんです。

その指揮者をものすごく尊敬するし、尊敬の気持ちって一生消えない。仲良く和気あいあいとやった場合に、芸術的な深みのある演奏をした記憶がないんです、残念ながら。

ものすごくいい演奏ができるのは一年に一度か、運がいいと二度、三度かもしれない、そういうときはある種のストレスとか、負荷がかかって舞台にいるんです。

すごい緊張かもしれないし、このメロディを綺麗に吹くことができるかどうかっていう瀬戸際かもしれない、そういうことを感じながらみんなが次々にクリアすることが積み重なって奇跡が起こることがある。

ある意味で、そういうストレスとか負荷を与えてくれる指揮者でないと、名演はできない。みんながご機嫌で全然ストレスがなくて、いい指揮者だな、この人はなにか居心地がいいよなっていうときはそこそこしか、いかないです。

だから、今まで僕が経験した、素晴らしかった演奏というのはいい意味でのストレスは沢山ありましたよ。指揮者からの音楽的な要求が高くて、自分やオーケストラがそこまで行かれるかどうかを考えているときは精神的にプレッシャーがかかるけど、それを乗り越えたときにいい演奏ができる。

☆ コンサートマスターにとって、指揮者とはどのような存在なのですか?

指揮者って本当にミステリー。指揮者がいなくても演奏はできるがレベルをもっと高いところまで持っていくためには、やっぱり指揮者は絶対に必要。

レベルの高いオーケストラには、音楽に対する確固たる信念と個性を持った一流の器楽奏者が沢山集まっています。だから、指揮者はオーケストラの存在を超えているんじゃないかと思わせる人が勝ちなんです。

それはおそらく勉強とか経験とか、耳がいいとかスコアがよく読めるとか、そんなことではダメかもしれない、というのが僕の意見。

「生まれたときからそういう資質がある人じゃないと指揮者にはなれない」と、ある人が言っていますが、指揮者になれないのになっちゃっている人が意外に多いんです。「この指揮者は本物だ」と思える人はひと握り。

本物の指揮者だったら、音楽を離れたときにどんな人なんかあまり気にしない。音楽がものすごく出来て、しかも人間的にもバランスが取れている指揮者なんて、ほとんど聞いたことないです。

本物の指揮者は人並み外れているっていうのが僕の考え。そういう能力があって我々やお客さんに喜びとか幸せを与えられる指揮者なら意地悪だろうとお金に汚い人だろうとかまわないんです。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/696689d9f92f6d45b9cb86d26acecf5c
11:777 :

2023/09/29 (Fri) 18:41:08

ぽおお

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