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2022/07/20 (Wed) 04:21:08
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クラシック音楽の作曲家の主要作品とその評価
クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com/
クラシック音楽の名曲と歴史的名盤
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14145400
クラシック音楽の名演奏家の録音への youtube リンク
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ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
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【Windows 10・11】ブルーライトカットの設定方法!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16832096
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フジコ・ヘミング(Georgii-Hemming Ingrid Fuzjko、1931年12月5日 - 2024年4月21日)ピアニスト
ラ・カンパネラ フジコ・ヘミング - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%A9+++%E3%83%95%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
フジ子・ヘミング - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Fujiko+Hemming+
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%95%E3%82%B8%E5%AD%90%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
ふじこヘミング あるピアニストの軌跡 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=OyJD-EaTuAk
ドラマ「フジ子・へミングの軌跡」- YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%95%E3%82%B8%E5%AD%90%E3%83%BB%E3%81%B8%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1
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2005.06.11
大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。
◆フジ子・ヘミングが上手い、と思う方。他のピアニストの演奏も聴いてみましょう。
このピアニストを最初に取り上げたのは、てっきりフジテレビのバカかいずれにせよ、民放だとおもっていたのだが、そうではなくて、NHKだと知って唖然とした。
結論から述べるが、この人物はプロの演奏家として、十分な音楽性も、テクニックも持っていない。特異な経歴と風変わりの容貌は、テレビ屋にとっては、格好の数字を稼げるキャラクターであろうが、何が「魂のピアニスト」だ。
日本人は浪花節が好きだから、「心で歌う」というと珍重され、「テクニック」というと「冷たさ」を連想するようだ。
芸術は、確かに精神活動だが、表現するに必要なテクニック、しかも、素人とは次元の違うテクニックを持っているようでなければ、プロフェッショナルとはいえない。
ジュリアード音楽院で数々の名ヴァイオリニストを育てた鬼教師、イワン・ガラミアン教授の"Cry now. Play later."(今泣いて、後で弾け)とは、そういう意味である。
◆あんなトロいのは、「ラ・カンパネラ」ではない。
他人がどんな音楽のどんな演奏を好もうが、私がとやかく言うべきでないことぐらいは、私とて承知しているが、このオバサンばかりは我慢がならん。
リストのピアノ曲などというものは、テクニックを「見せる」ためにある。音楽的な価値という点では、ショパンや、シューマンや、ましてやモーツァルトやバッハと比べるのも失礼な作曲家なのだ。
ラ・カンパネラはもともと、ヴァイオリンの奇才、パガニーニのヴァイオリンコンチェルトの主題をそのまま使って書いたピアノ曲だ。それに、リストがさまざまな修飾を施して、ピアノ独奏用の曲にした。
とにかく難しいテクニックのてんこ盛りである。それを如何に、スピード感を維持して弾ききるか、というのがピアニストのうでの見せ所なのだ。
ところが、フジ子・ヘミングのテンポ設定は遅すぎる。早く弾けるのに独自の解釈で遅く弾いているのではない。本来のテンポでは弾けないから、遅く弾いているのだ。彼女がチェコのオーケストラ(天下のチェコ・フィルではない、2流どころ)とチャイコフスキーのコンチェルトを合わせるのを聴いて、良く分かった。
絶対的なテクニックが不足しているのである。
プロのピアニストたるもの、「カンパネラ」に限らず、楽譜に指定された、本来のテンポで弾けないのなら、その曲を客の前で弾いて、或いは録音をして、カネを取るべきではない。
そういう人物が、マスコミに乗せられて、自分が上手くなったつもりでいる。他のピアニストで「カンパネラ」を聴いたことがない人はそれでだませるだろう。
しかし、他の音楽家や長く音楽を聴いている聴衆はあきれている。私は、演奏家をこれほど酷評するのは初めてだ。それほど、許せないほど、ヘタクソなのである。
◆【追加】コメントを書き込む前に。
このエントリー(記事)をアップしてから5年が経ちますが、当ブログで最もアクセスが多い記事なのです。
コメントを書いて下さるのは、原則的に有難いのですが、あまにも幼稚で、ただ罵詈雑言が羅列してあるようなものは、レスをするのもアホ臭いので、IPアドレスがわかりますから永久にコメント書き込み不可にさせていただきます。
そして、フジ子・ヘミングさんのピアノがヘタクソだといわれて、反論なさるのは結構ですが、その前に、比較的最近(2010年2月)書いた、自分と他人の区別が付かない人々。
という文章をご一読頂きたいと思います。これは、
自分が良い演奏だと思うのなら、「それが分からないJIROはバカだ」と思っていればいいではないか。という趣旨です。ご参考までに。
◆【追加】本物のラ・カンパネラを聴いてご覧なさい。
Salvatore Accardo plays La Campanella by Paganini - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YaxHZxvmSwQ
Evgeny Kissin - La Campanella (Liszt) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0FbQZCsYXVg
Arthur Rubinstein plays La campanella - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hQULyGMhhWs
Wilhelm Backhaus - La Campanella (1908) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MQKsCJyclp0
Liszt La Campanella Godowsky Rec 1913 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Cn_J-5EDKqI
BUSONI PLAYS Liszt LA-CAMPANELLA - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MGp6Hs6Yro0
ときどき、テレビで思い出したように「フジ子・ヘミング」を放送すると、このエントリーへのアクセスが増える。
今日(2007年07月01日(日))も何かやったらしいですね。
折角だから、本物の「ラ・カンパネラ」をお聴かせしましょう。
これが、本来のテンポと、ダイナミックス(音の強さ)なのです。
お分かりになったでしょうか。
◆Enpitu経由で届いたメール。
こういうことを書いても仕方がない、という見本です。
「だから、所詮、フジ子・ヘミングファンは・・・・」という私の偏見を強めるだけです。
2010年10月03日(日)に届いたメールです。
名前:愚者に気付く凡人 ( a@ezweb.ne.jp )
件名:あんた弾けんの?
あれ以上のピアノをあんたが弾けるってんなら公開してみろよ。
聞いて批評するだけならこんな文を公にする意味ねーだろ。
良いか悪いかってんならともかく、ヘタクソと言ったからにはもちろん弾く側なんだろうな?
日本語わかって載せてるんだろうから、公開してみろよ。
聴いて判断してやるよ。本当にヘタクソだったかどうか。
他の名演奏者を並べて誤魔化すなよ。
ヘタクソといえるのはあんたが挙げた演奏者自身だろ?
お前は言う資格ねーだろ!
まず日本語から学べ! ドアホ!!
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2005/06/post-1fc5.html
「フジ子・ヘミング現象」の何が問題なのか? 冷泉彰彦 2011年09月28日
ピアニストのフジ子・ヘミング女史のリサイタルを聞く機会がありました。場所は、ニューヨークのリンカーンセンター内のアリス・タリー・ホール。東日本大震災のチャリティーという主旨もあって、多くの聴衆が集まっていました。その聴衆ですが、ザッと見渡したところ95%は日本人のようで、場内のアナウンスも日本語だけであったり、在米日本人コミュニティーのイベントということは明らかでした。改めて日本でのフジ子人気の凄さを感じさせられました。
リサイタルの内容ですが、一部で言われているような「超スローテンポ+旋律の濃厚な味付け」のユニークな演奏というのではなく、端正でロマンチックな普通の演奏でした。確かにテンポに変化をつける部分はありましたが、一小節内のリズムは良くも悪くもメトロノームを刻むような正確さがあり、節度を崩した演奏という印象はありませんでした。
メカニックにしても解釈にしても最近のピアノ界の様々な「技術革新」や「研究成果」とは無縁のものでしたが、メロディー偏重の味付けは古き良きピアノ演奏スタイルであり、どこか懐かしさを感じさせる演奏だったと思います。中でもスタインウェイの中高音をブリリアントにしっかり鳴らしている「音」は、十分に印象に残るものであり、ご本人の人懐っこいステージマナーと共に、一晩のピアノ・リサイタルとしては満足の行くものでした。
ですが、このリサイタルを聞いて、またヘミング女史に関する過去の日本のTV番組のクリップなどを見て、また一方でネット上に溢れている賛否両論に触れてみて、私は考えこんでしまいました。というのは、この「フジ子・ヘミング現象」というのは、日本の音楽界における専門家グループ、つまり「国内演奏家+音楽教育者+音大生」からも、そして愛好家グループ、つまり「新旧の海外演奏家のファン+文学的な印象批評の読者」の双方からほぼ全否定されているようだからです。
実は日本のクラシック音楽界では、昔からこの「ドメスティックな専門家」と「音楽ファン」は仲が悪いのです。ベルリン・フィルやメットオペラの来日公演に一枚3万円とか6万円といったカネをはたく音楽ファンの多くは、国内の演奏家には見向きもしません。ただ、日本人が海外のコンクールで優勝したり、海外のオーケストラで常任指揮者になったりすると、突然「外タレと同レベル」に見なして応援を始めるわけで、そんな音楽ファンの存在は、国内の専門家には遠い存在でしかありませんでした。
では、その犬猿の仲である両者がどうして「フジ子批判」ではタッグが組めているのでしょうか? 一つには、ヘミング女史の演奏スタイルが、現代の基準からは外れているということがあります。まず現代のピアノ演奏は、メカニックの面での技術革新が進んでいます。これは1970年代に「ポリーニ、アルヘリチ、ベルマン」といったピアニスト達がプロに要求される技巧的な水準を一段引き上げてしまい、現在はそうした「上手い」演奏を当然のように聞いて育った若手が、更にメカニカルな安定度を競っているわけです。
そうした時代的な視点から見ると、60年代以前の香りのするヘミング女史の演奏は「許せない」ということになるのだと思います。右手がメロディーを歌っているときに、左手の伴奏がどう動くのかというのは、現代の演奏では意図して設計して立体感を出すのは当たり前ですが、フジ子流の即興的なスタイルでは、完全に意識が右手に集中してしまっているようなことがあり、これは「断じて許せない」ことになります。また「譜面の進行上に多少曖昧な部分がある」などというのは「あってはならないこと」なのでしょう。
演奏解釈も同様で、70年代以降こちらも精密な表現技法がどんどん進む中、メロディーに耽溺するようなスタイルは、現代では嫌われます。そうした問題に加えて、長引く不況の中で、クラシック音楽界も大きな影響を受けているという環境では、ヘミング女史のリサイタルだけが突出して大勢の聴衆を集め、CDにしても百万単位で売れているというのは、嫉妬心を越えて業界全体の構造的な問題になっているのも分からなくはありません。
では、このまま専門家や音楽ファンからは「下手」とか「許せない」などとボロクソを言われる一方で、「現象」は続くという対立構図が続いてもいいのでしょうか?
私はこの妙な対立の背後には深刻な問題があるように思うのです。それは、結局のところ専門家や音楽ファンは「フジ子・ヘミングの演奏に感動している人」をバカにしているという問題です。例えば、ヘミング女史の演奏を聞いて初めてショパンの魅力を知った人に対して、「ノクターンだけでなく、マズルカやバラードも聞いてみれば?」とか「エチュードは全部で12曲のものが2セットあって、有名なものをバラバラに聞くのもいいけど、続けて聞くと全体の構成がカッコ良いんですよ」というようなアドバイスならまだ分かります。
ですが、「アノ人の演奏はダメ。例えばショパンなら、ポリーニとか、ピレシュとか、ブレハッチを聞きなさい」という言い方では、折角ヘミング女史の演奏を聞いて「初めてピアノの音楽で感動した」人に対して、その感動の体験を否定してしまうことになります。それは、その人の人格を否定していると言っても構わないでしょう。そのように人を見下した姿勢がその世界の「敷居を高くしている」ということに反省がなくては、「フジ子現象」をクラシック音楽愛好家の裾野の拡大に結びつけることはできないと思います。
無国籍者として貧困と孤独の半生を送ったとか、今も天涯孤独でネコ9匹と暮らしているといった、音楽と無関係なファンタジックな人生物語が付随している、その点をバカにする人も多いようです。ですが、そもそもクラシックの音楽というのは過剰なまでの情報量を持っていて、何らかの人生観なり世界観に絡めて理解しないと受け止められない性質があるわけです。
そう考えると、ピアニストのキャラクターに興味を持つことから音楽に親しみを持つというのは、一種の必然とも言えます。その点で言えば「ブレンデル引退コンサートに巨匠の人生が凝縮されている」とか、「革命と恋に生きたショパン」などという音楽ファンの言い方にしても、人生物語のファンタジーということでは変わらないように思うのです。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/09/post-346.php
詳細は
フジコ・ヘミング (1932年12月5日 - )名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/300.html
「フジ子・ヘミング現象」の何が問題なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/772.html
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フジコ・ヘミング - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0#
フジコ・ヘミング(本名:ゲオルギー=ヘミング・イングリッド・フジコ(Georgii-Hemming Ingrid Fuzjko、1931年12月5日 - 2024年4月21日)は、日本、ヨーロッパ、アメリカ合衆国で活躍したピアニストである。
父親はスウェーデン人で画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング(スウェーデン語版)(1986年死去)、母親は日本人でピアニストの大月投網子(wikidata)(1903年[4] - 1993年)、俳優の大月ウルフは弟、歌手の橋本潮は従姪にあたる。
経歴
幼少期
1931年6月にスウェーデン人画家の父とピアノ留学中の母が結婚[10]して12月5日にヴァイマル共和政下のドイツベルリンでフジコが誕生する。スウェーデン国籍の前に長らく無国籍の状態が続いた[注釈 2]。
生後日本へ移住のため両親とともに横浜港へ向かう安国丸に乗船し、1932年7月27日に東京に到着した[11][12][13]。父は同年11月に東京朝日ギャラリーでレオニード・クロイツァー独奏会のポスターや奥田良三、井口基成ら音楽家の肖像画で個展[14]を催すなど画家として活動したが、日本に馴染めず家族3人を残して単身で1938年にスウェーデンへ帰国する[13][注釈 3]。以来、母と弟とともに渋谷区穏田に居住し[15]、幼少期から母の手ほどきでピアノを始める[16]。
父の友人でドイツで母がピアノを師事した、ロシア生まれのドイツ系ピアニストのレオニード・クロイツァーに、10歳から師事する。以後、東京藝術大学在学時を含め、長年の間クロイツァーの薫陶を受ける。
学生
青山学院緑岡尋常小学校3年生でNHKラジオに生出演[15]して天才少女と話題になり、小学校を卒業する[17]。
1945年2月に家族と岡山県総社市日羽へ疎開し[18][19]、4月に岡山県の高等女学校へ入学し、そのまま学徒動員される。
終戦後に青山学院高等女学院へ転校し、5年次を修了して新制青山学院高等部3年へ進級する。高等部在学中に17歳でデビューコンサートを催し、高等部を卒業する[20]。
東京藝術大学音楽学部在学中の1953年に新人音楽家の登竜門である第22回NHK毎日コンクール入選、1954年に第2位[21]、文化放送音楽賞、など多数受賞した。藝大を卒業して[注釈 4]本格的に音楽活動を始め、日本フィルハーモニー交響楽団など多数のオーケストラと共演する。ピアノ留学を切望するが、パスポート申請時に無国籍と判明する。
国立ベルリン音楽大学へ留学
留学の機会を探しつつピアニストとして音楽活動を継続し、1961年にウィルヘルム・ハース(英語版)駐日西ドイツ大使の尽力で、西ドイツ赤十字社に認定された難民として国立ベルリン音楽大学へ留学した。
卒業後にヨーロッパ各地で音楽活動を継続するが、母からのわずかな仕送りと奨学金で凌ぐ生活が長く続き、「この地球上に私の居場所はどこにもない……天国に行けば私の居場所はきっとある。」と信じた。
ヨーロッパでピアニスト
ウィーンで後見人のパウル・バドゥラ=スコダに師事した。作曲家で指揮者のブルーノ・マデルナに才能を認められて彼のソリストとして契約したが、貧困で真冬に自室で暖を得られずに風邪を悪化させ、リサイタル直前に失聴した。
16歳の頃に中耳炎が悪化して右の聴力を失っていたが、この時の風邪で左も失聴し、音楽活動を一時中断した。失意してストックホルムへ移住する。耳を治療しつつ音楽学校の教師の資格を得て、以後はピアノ教師を務めつつ欧州各地でコンサートを続ける。のちに左の聴力が40%まで回復した[22]。
日本帰国
母の死後、1995年に日本へ帰国し、母校東京藝術大学の旧:奏楽堂などでコンサート活動を行う。
1999年2月11日にNHKのドキュメント番組『ETV特集』「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」が放映され、大きな反響を呼び、フジコブームが起こった。その後、発売されたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』は、発売後3ヶ月で30万枚のセールスを記録し、日本のクラシック界では異例の大ヒットとなった。第14回日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」他各賞を受賞した。
やがて、1999年10月15日の東京オペラシティコンサートホールでの復活リサイタルを皮切りに、本格的な音楽活動を再開し、国内外で活躍することとなる。2001年6月7日には、ニューヨーク カーネギー・ホールでのリサイタルを披露する。現在、ソロ活動に加え、海外の有名オーケストラ、室内楽奏者との共演と活躍は続く。
晩年
2003年10月17日に、フジテレビ系で波瀾万丈の半生がテレビドラマ化された。スペシャルドラマ『フジ子・ヘミングの軌跡』でフジ子役を菅野美穂が演じて、20.1%の高視聴率を記録した。
2013年に自身のCDレーベル「ダギーレーベル」を発足。アルバム第1作「フジコヘミング スペインカメラータ21オーケストラ」を国内外でリリース。Catalunya(CatMusica/CatalunyaRadio)でリスナーの支持により1位に選ばれた。
毎年、世界各地でコンサートを行っているが、2019年3月8日にはパリの有名コンサートホール「Salle Gaveau」でリサイタルを開く。
2021年12月、ポートレート写真や折々に描いた絵画が元になった郵便切手が発売された[23]。
2023年11月、自宅階段で転倒して脊髄損傷の大怪我を負い、治療とリハビリに努めていたが膵臓がんも発覚した[24]。
死去
2024年4月21日、膵臓がんのため死去。92歳没。訃報は5月2日にフジコ・ヘミング財団より発表された[25][26][27]。
人物
趣味・特技
絵画、裁縫、書、水泳などで、バレエや映画の鑑賞も好んでいる。絵に関しては画家であった父の影響もあり幼少時から得意としており、現在までに書き溜めた絵は本やCDのジャケットで使われている。個展を開くこともある(2001年2月5日 - 2001年2月24日「幻の素描展」より)。
嗜好
菜食主義者[1]。食物の中で特に好むのはジャガイモであるとされる[注釈 5]。
家族
曽祖父は、戦前動物病院の院長だった[28]。
母方の祖父母は、岡山県出身[19]。母は、大阪市中津生まれ[3]で東京音楽学校 (旧制)卒業後にベルリンに留学して父と出会う[7]。ピアノ講師をしていた[3]。
猫や犬を愛する[1]。東京都の自宅では複数の保護猫と暮らす[8][28]。
エピソード
東京育ちであるが、母の影響で言葉の端々に関西弁が出ることがある。
クリスチャン。母は仏教徒であったが、幼い頃から母に言われて日曜日に近くのカトリック教会に通う。司祭の歌声に惹かれて受洗[15]。
岡山県総社市へ疎開していた女学生の頃は、ピアノを練習できる環境が整っていなかった。近所の総社市立日美小学校(現:昭和小学校)[29]にはピアノが置いてあったため、小学生が帰った放課後、一人学校に行っては練習を繰り返していた。ピアノは現在も小学校の体育館で使われている[30]。ドキュメンタリー映画製作の一環で、2022年5月20日には77年ぶりに小学校を訪れ演奏会を開いた[31]。
『さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル』(2020年1月13日放送)で、フジコが弾く『ラ・カンパネラ』に出会った一般男性(徳永義昭)の妹からの「兄の弾くピアノを聴いてほしい」という依頼に応えた[32]。番組をきっかけに、2021年4月16日には北九州で[33]。2022年4月28日には徳永の地元・佐賀県で行われたフジコのコンサートのフロントアクトでも徳永が演奏した[34][35]。また、その徳永がラ・カンパネラを弾くようになった物語を描いた映画『ら・かんぱねら』が制作され、2024年冬頃に公開が予定されている[36][37]。
20歳から愛煙家だったが、89歳で禁煙した[38]、
語録
「技術的に私よりうまい人はたくさんいる。でも、私の音は私にしか出せない」
「私はミスタッチが多い。直そうとは思わない。批判する方が愚かしい」
「ぶっ壊れそうな鐘があったっていいじゃない、機械じゃないんだから」(『ラ・カンパネラ』について)
「私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を最優先させること。自分より困っている誰かを助けたり、野良一匹でも救うために人は命を授かっているのよ。」
「一つ一つの音に色をつけるように弾いている」
大好きなピアニストに、「サンソン・フランソワ」と答えている[注釈 6]。
(「あなたにとってピアノとは?」と訊かれて)「猫達を食わせていくための道具ね」
「それでも私は、永遠に、永遠に生きて永遠に、弾くことは出来るわよ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
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2024/05/03 (Fri) 19:02:53
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フジコ・ヘミングが急逝...聴力を失った晩年や残した遺産額に驚愕!『奇蹟のカンパネラ』で有名なピアニストが結婚しなかった理由...20人との同棲生活に言葉を失う!
2024/05/02
https://www.youtube.com/watch?v=Zxr750DUr38
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2024/12/05 (Thu) 18:32:12
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モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K 467 フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ W.A.Mozart/Piano Concerto No. 21 in C Major, K. 467,
横須賀芸術劇場 YOKOSUKA ARTS THEATRE 2020/12/28
https://www.youtube.com/watch?v=8tx7ImWWg74
12/1によこすか芸術劇場で行われた「フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ」の様子を特別公開!
■出演
ピアノ:フジコ・ヘミング
指揮:マリオ・コシック
管弦楽:東京ニューシティ室内管弦楽団
■動画情報
公演日時:2020年12月1日
場 所:よこすか芸術劇場
公 演:フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ
曲 目:モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K 467
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2024/12/05 (Thu) 18:41:05
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リスト/ラ・カンパネラ フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ F.Liszt/La campanella
横須賀芸術劇場 YOKOSUKA ARTS THEATRE 2020/12/28
https://www.youtube.com/watch?v=z9gRGa5eXhs
12/1によこすか芸術劇場で行われた「フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ」の様子を特別公開!
■出演
ピアノ:フジコ・ヘミング
指揮:マリオ・コシック
管弦楽:東京ニューシティ室内管弦楽団
■動画情報
公演日時:2020年12月1日
場 所:よこすか芸術劇場
公 演:フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ
曲 目:リスト/ラ・カンパネラ
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2024/12/05 (Thu) 18:42:51
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[NHKスペシャル] 92歳で亡くなったピアニストが音楽に込めた想い | 魂のピアニスト、逝く 〜フジコ・ヘミング その壮絶な人生〜 | NHK
NHK 2024/05/31
https://www.youtube.com/watch?v=O5xuKwM4z_E
“魂のピアニスト”と呼ばれ、90代になっても世界中で演奏活動を続けてきたフジコ・ヘミングが4月に亡くなった。脊髄損傷の大けがに加え、すい臓がんが見つかった後も闘病生活を続けていた。NHKはこの5年、彼女に密着、ピアノへの執念と演奏活動を記録してきた。病室にピアノを持ち込み、死の直前までピアニストであろうとしたフジコ。彼女のピアノはなぜ観衆の心を打つのか?その壮絶な人生を貴重な映像記録とともに見つめる。
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2024/12/05 (Thu) 18:44:03
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ショパン/夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2 フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ F.Chopin/Nocturne Op. 9, No. 2
横須賀芸術劇場 YOKOSUKA ARTS THEATRE 2020/12/28
https://www.youtube.com/watch?v=DGFuKcS0Fa8
12/1によこすか芸術劇場で行われた「フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ」の様子を特別公開!
■出演
ピアノ:フジコ・ヘミング
指揮:マリオ・コシック
管弦楽:東京ニューシティ室内管弦楽団
■動画情報
公演日時:2020年12月1日
場 所:よこすか芸術劇場
公 演:フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ
曲 目:ショパン/夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2
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2024/12/05 (Thu) 18:44:41
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翔け!フジ子・ヘミング 35年目の世界初挑戦 ~奇蹟のピアニスト独占密着
https://www.youtube.com/watch?v=Pml46Vk2ejo
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2024/12/05 (Thu) 18:46:28
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フジコ・ヘミング
Ingrid Fuzjko Hemming - Solo Piano Concert in Bratislava 2022
2022/03/10 CHURCH OF THE ELEVATION OF THE HOLY CROSS
https://www.youtube.com/watch?v=ZayeMdzYf1k
Schubert, Scarlatti, Chopin, Debussy, Ravel, Liszt, Schumann, Mozart.
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2024/12/05 (Thu) 18:49:24
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永遠のカンパネラ ~フジコ・ヘミング 愛と魂の200日~:スペシャルゲスト 美輪明宏
2007年7月1日(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Smhr3lV0re4