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長野県 奥蓼科温泉郷 渋の湯温泉 渋御殿湯  

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2022/07/05 (Tue) 08:19:19

長野県 奥蓼科温泉郷 渋の湯温泉 渋御殿湯  


長野県 茅野市北山5520-3奥蓼科温泉郷

感動的、素晴らしい 足元湧出、源泉浴槽

渋の湯ホテルの隣は渋御殿湯である。この宿泊者用浴室は古い木造の浴舎で建築が素晴らしい,床も壁も小屋裏も木肌で良い雰囲気を出している。さらに湯が良い。

30.6度と26.3度の2本の源泉があり窓際に冷たい方の源泉掛け流し浴槽、そして圧巻の30.6度の足元湧出源泉浴槽の2つがそのまま加工されることなく流されていた。片隅に加熱浴槽があるがこの配置は完全に源泉が主役である。すばらしい見識であると思う。

一面に炭酸の気泡が湧出しつづけ、弱いジャグジー状態になった足元湧出浴槽は見るだけでも木枠の清楚な造りと相俟ってすばらしい存在である。隙間の多いすのこの床は薄く白濁している湯の奥に見えて、蔵王の白眉である川原湯旅館に似ている。入浴していると気泡の流れる感触がくすぐったいほどである。

特記成分は炭酸の783mgと硫化水素(H2S)の20.5mgである。この浴槽が非常に気に入った。ほとんど水風呂となったもうひとつの源泉浴槽は内部は完全に白くコーティングされているが源泉は透明である。どちらの源泉も透明、炭酸苦味+少酸味、硫黄臭である。炭酸味が際立つ印象の湯であった。加熱浴槽は弱く白濁し硫黄の感触が強くなり渋の湯ホテルと同じである。もっとも新鮮な時には炭酸が表現し、次に硫黄が前面に出てくるという変化は温泉一般のものであるが足元湧出や源泉直なので時間経過による変容が観察することができる。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20040104A/index.htm


奥蓼科のどん詰まり、渋御殿湯が手前、奥に渋の湯ホテル(冬季休業)が並んで建っている。古い絵図ではそれぞれ「殿様湯」「姥湯」となっている。渋御殿湯のほうが大きくて立派だが、古い本館側は東北の湯治宿風で素朴。新館は鉄筋コンクリで味気ない。同地に建っていた木造3階の旧館の写真があるが小谷の山田旅館そっくりで、これが現存していれば秘湯の鄙び宿として大人気だろうと思うともったいなかった。

立ち寄り入浴は新館側(西の湯)のみが可で、本館と同じ総木製の浴舎ながら真湯の浴槽(清水の加熱循環)と冷たい御殿湯の小浴槽があるきりだから全然面白くない。こちらのみシャワーと石鹸が使えるので登山客の利用を考慮したものだろう。部屋休憩込み(2000円)だと両方の浴舎が利用できる。

本館側(東の湯)は総木製浴舎で、手前から加熱湯・長寿湯・御殿湯の3つの浴槽がある。昔は混浴だったのを仕切ったようで、女湯側も同じく3浴槽だが、長寿湯が引き込みになっているから不利。

加熱湯は循環濾過で身体を温めて冷浴に備えるもの。適当に温まったら気合いを入れて冷たい御殿湯にそろそろと身を沈める。たちまち全身鳥肌状態になるが、背筋から電気がぞぞっと伝わり脳天の蓋がぱかっと開く感じ。ぴりぴり射すような刺激と酸っぱい硫黄臭が心地よい。

長寿湯は坪湯のような深い浴槽の底がすのこになっていて、下から生温い源泉が湧き出してきている。ガス気泡を大量に伴うので湯面はボコボコ沸騰しているように見える。浴槽壁のなかほどに空いた排水口への溢流は20 L/minほど。ほかに槽内に女湯側へ通じるパイプ口がある。静止状態の湯は淡青緑色に澄みきってたいへん美しい。


底にさらさら粉末状の白い湯花が大量に溜まっているから、人が漬かると舞い上がって白濁湯になる。レモン様の酸味と炭酸味が明瞭で明礬系の渋味がなく、柑橘系炭酸飲料のようでとても美味しい。サラサラとした絹をなでるような軽い浴感が特徴的で、濃い酸性泉のような締め付けるような厳しさはなく長湯が楽しい。

浴後はほとんど温まらないから速攻で部屋の炬燵に飛び込んでしまうが、しばらくするとまた漬かりたくなる不思議な魅力をもった湯だ。(2002.12.26-28宿泊)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_nirasaki/yamasemi_nirasaki_4.htm#sibu


その存在を知って以来是非とも入ってみたいと思っていました渋御殿湯にようやく浸かることができました。今回は家族に休みをもらい?一人でのプチ湯治です。ここの目玉は足元自噴の浴槽です。しかしお目当ての浴槽は基本的に宿泊者専用とのことでしたので万難を排して宿泊し、思い切りお湯を楽しむことにしました。渋御殿湯は民営の国民宿舎ということで、建物の造りは企画どおりの実にシンプルなものです。


新館と旧館がありお目当てのお風呂は旧館の奥のほうにあります。新館には日帰客用の浴室があります。まずは早速この宿自慢の宿泊者専用の浴室へ向かいます。浴室へ一歩足を踏み入れて「おおっ」と思います。全てが年季の入った木でできた浴室・浴槽でとてもいい感じです。お風呂は内湯×3があります。一番手前側が加熱槽で7~8人は入れる広さがあり、普通は冷めないように蓋がしてあります。真ん中が足元自噴の浴槽で4人くらいが入れる広さがあります。一番奥が別源泉が張られた2~3人が入れる浴槽があります。

まずは加熱湯に入ります。蓋を一人分だけとって、ゆっくり浸かります。白濁した硫黄臭のするお湯で、なかなか入り心地は良いです。白い湯花が湯面に浮いています。肌触りはやわらかな感じでピリピリ感はなくとても入りやすいお湯です。浸かるとふうーっと溜息が出てしまいます。

足元自噴の浴槽がやはり素晴らしいです。ぷくぷくと源泉がひっきりなしに湧いてくるのが上から見てもわかります。浴槽は浴室の床から少しだけ下がったところに作ってあります。浴槽の底にはすのこ状になっており、その間からピュアな源泉が勢いよく湧き出ています。とにかくこの湯玉がすごいんです。大き目の湯玉が勢いよく駆け上ってくるのです。しかも間欠泉的ではなくあちこちから頻繁に出てきますので天然のジャグジーにつかっているような気さえしてしまいます。


とっぷりお湯に身を沈めていると次から次へと下から湯玉が身体を伝って駆け登ってきます。これがたまらなく気持ちがいいんだなあ。特にお尻の○や男性特有の○の後ろを湯玉にコロコロと駆け登られてしまうとくすぐったいたらありゃしません。(笑)これまで数多くの足元自噴浴槽に浸かっていますが、これほど湯玉がひっきりなしに駆け上ってくるところは初めてです。普通は小さな湯玉がゆっくりとぽろぽろーんと上がってくるのですが、ここはそんなに急いでどこへ行くの?言いたくらい早いのです。

お湯はかなりぬるめで一旦浸かってしまうとなかなか出ることができません。しかし浸かっているとほんのり暖かみも感じられ、次第に心地よさが増してきます。酸性泉ですが蔵王の川原湯ほどのピリピリ感はないですが、優しく身体を包み込んでくれる、新鮮さ極まりないお湯に感動してしまいます。これはいいです。堪りません。わざわざ家族を置いてプチ湯治に来た甲斐があろうかというものです。

あまりの気持ちのよさに1時間うとうとしながら浸かり続けてしまいました。こっくりこっくりしながら浸かりましたので何度か顔をお湯にどぶんと着けしまいました。残念ながらトドにはなれませんが、足元から湧き出てくるお湯に抱かれながらまどろむのはシアワセとしか言いようがありません。まさに至福の一浴!と言ったところでしょうか。

もう一つの源泉はかなり冷たいもので、加熱湯と交互に入ると気持ちがいいです。この源泉はかなり酸味が強く苦味もあり、何ともいえない入浴感があります。これはこれでとてもよい湯だと思います。


日帰りでも入浴できる浴室は源泉槽×1と上がり湯が1つあります。源泉槽は4~5人が入れる広さのもので、冷たい渋御殿湯源泉が張られています。最初かなり冷たく感じますが、ゆっくりじっくり浸かっているとそうでもなく少しだけ暖まる感じがします。底の方に白い粉のような湯花が大量に沈んでおり、まぜまぜするとたちまち見事に白濁します。

冷たい白濁のお湯というと赤川温泉を思い出しますが、赤川が硫黄臭が強いのに対してこちらは明礬臭が強いように感じます。見た目の効果もありとても気持ちよく浸かることができます。上がり湯は天然水を加熱し循環ろ過した最低のものですが、源泉槽からこちらに移ると不思議なほど気持ちがいいのが不思議です。暖かければお湯は何でもいいんですかね。

とにかくここの足元自噴の浴槽には参りました!浴室があいている間中ほとんど独占して入っていました。ここのお客さんは登山が目当てなので、ほとんど源泉槽には入らないんです。この素晴らしいお湯がいつまで湧き続けてくれるかわかりませんが、温泉好きならここのお湯はマスト!と言ってもいいでしょう。早めに訪れることをお勧めします。(2005/07/08/Hot& Cool Midnight)
http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/nagano/sibugotenyu.html


足元湧出の湯船があるという渋御殿湯は、湯みち街道と名づけられた県道191
号線のほぼ突き当たりにあります。浴室は東西にあり、立ち寄りで入れるのは新館にある「西の湯」だけです。

足元湧出風呂のある「東の湯」は、休憩(\2,000)しないと入れません。
「東の湯」は全体が木で作られ年季の入った渋い浴室です。
源泉温度26.3度の「渋御殿湯」、31.1度の「渋長寿湯」、それに渋御殿湯を加熱した大きい浴槽と湯船が3つあります。

足元湧出浴槽は「渋長寿湯」で1x1.5m程の浴槽底に敷かれたすのこの下から
ぷくぷくと湧いています。透明なきれいな水色の湯です。
七里田温泉下湯ほどではありませんが、浸かっていると天然ジャグジーです。
残念ながら、これは男性用の浴室で、女性用の「渋長寿湯」は男性用からの
引き湯で足元湧出浴槽ではありません。

湯船では30度ぐらいとぬるいものの、冷たいという感じではなく気持ちが良いです。  この「渋長寿湯」は昭和28年に発掘(?)されたものです。

もう一方の「渋御殿湯」は、白濁し湯船で26度で、ややひんやり。
飲むと喉にひっかかるような強いえぐみがあり大変まずいです。
  
加熱浴槽はかなり大きく、気持ちの良い浴槽です。
この湯はせっけんの泡立つようですが、この浴室では湯をじっくり楽しみたいです。
http://www14.plala.or.jp/yaa/onsen/gotenyu.html


宿泊者専用の浴室がとにかくスバラシイです。
男湯が特に素晴らしいですが、お客さんが少ない時は混浴扱いになるみたいです。というわけで、今回はちょこっとこちらにもお邪魔しました。

じゃ~~~~~ん!またしても足下自噴っ!
ごぼごぼいってますよ。白濁する暇もないくらい湧いています。
これはこの宿のハイライト、「渋長寿湯」という浴槽です。
酸性の単純硫黄泉でございます。体温よりちょっと冷たいくらい。
レモン味。強硫黄臭、も~~~たまりませんです。

ここでちょっと体が冷えたなあと思ったら、加熱浴槽へ。
で、ここでちょっとのぼせたなあと思ったら。。。

「渋御殿湯」という浴槽へ向かいます。
ここはぞくぞくしてくるくらい、かな~り冷た~いです。
大分の赤川荘よりはちょっとあったかいかな?
ここもレモン味強硫黄臭でございます。
足下自噴じゃないですが、これもなかなかすばらしいのであります。


女湯も一応同じような浴槽があるのですが、ごぼごぼいっているのは男湯のみです。一応「渋長寿湯」(写真中央)は男湯とつながっています。

渋長寿湯→加熱→渋御殿湯→渋長寿湯→加熱→渋御殿湯→・・・・

と「ゴールデン・デルタライン」をエンドレスでぐるぐる回ります。
気持ちよすぎて、どこで打ち止めにしたらいいか分からないんです。
贅沢の極み!!

東北には蔵王の河原湯、山陰には千原温泉、九州には湯川内温泉と
それぞれ極上の足下自噴泉があるわけですが、
関東甲信越にだって渋御殿湯があるのですぞ~~~~!
ココが関東でホントに良かった。。。

人気の宿のようですので、平日が狙い目です。
http://relaxation.seesaa.net/archives/20060714.html
2:777 :

2022/08/10 (Wed) 08:25:53

あげ015

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